>>350 まず、四間vs居飛車の場合、居飛車が急戦か持久戦かで指し方が違う。
居飛車が急戦なら、普通に囲い、居飛車が攻めてくるのを待つが、
持久戦の場合、四間が何もしないと居飛車はどんどん固めてくるので、
固められる前に少しは動かないといけない。そこでどうするかだが、
@急戦か持久戦かを判断する(今回は15手目57銀で持久戦とわかる)
→急戦なら32銀のまま玉を囲う
A持久戦の場合、穴熊か左美濃か判断する(21手目98香で穴熊とわかる)
→左美濃なら居飛車の角道が止まったら45歩・44銀とする
穴熊(66歩とせず98香)→32銀型で45歩
穴熊(66歩としてから98香)→色々ある
・今回は66歩とせず98香とする穴熊なので、22手目で45歩。
・73桂の頭が薄く、78飛から狙われてしまった。30手目から64歩〜63金
〜84歩(〜83銀〜72金)と、まずは玉を囲う。
・攻める前に74歩を取り除く。46手目で73歩同歩成同銀。
穴熊に対しては、@藤井システムA相穴熊B美濃で戦うの3つがある。
どれでもいいが、Aは難しいので@かBがお薦め。
藤井システムは、初めの数手を見ただけで穴熊を諦める人も居るぐらい有力。
ただし、ある程度しっかり勉強しないと指せないかもしれない。
美濃vs居飛車穴熊は、玉の固さの分、穴熊が勝ちやすいかもしれない。
ある程度勉強が必要かも。渡辺本が詳しい。