山岡士郎、将棋を語る　２

前スレ
山岡士郎、将棋を語る
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/bgame/1092811516/

あれ　前スレ落ちたの？

3

かなり下がってますけど、落ちてないです。
でも、新スレ新スレという人が多いので立てちゃいました。

参考
2ｃｈ漫画板美味しんぼスレッドまとめページ
ttp://oishi2ch.hp.infoseek.co.jp/

http://www.geocities.jp/ultimate_shogi/

>>6
山岡士郎、将棋を語る　まとめサイト
忘れてた。

山岡「そんな無茶な！
　　　『日本全棋士棋譜巡り』
　　　　究極の棋譜と至高の棋譜の対決を
　　　　今度の月曜日からはじめたいなんて！」

栗田「取材には私の代わりに千葉さんが同行するからいいけど」
山岡「取材の最中で出産に立ち会えなくなったらどうするんだ！」

団「じつは海原先生のご要望なんだ」
山岡「何だって！」

栗田「海原さんは私とあなたを試してるんだわ
　　　私の出産日が近いことを理由にあなたが
　　　今回の申し出を断るかどうか、それが
　　　試験の課題なんだわ」

谷村「うむ。君たちを励まし、教育するのが
　　　海原雄山氏の目的なんだ」

山岡「みんなどうかしてるぜ！」
栗田「逃げるのね」
山岡「なに！？」

栗田「戦わずして海原さんに白旗を揚げるというわけね」

山岡「うがががっ・・・
　　　奴に言ってくれ！奴の望む日程で『日本全棋士棋譜巡り』
　　　対決をやってやるってな！」

栗田「千葉さん、今度の取材、私の代打をおねがいね
从｀ш´ﾉ「栗田さんには及びませんが精一杯頑張ります。ｹｹｹ」
栗田「その前にどの棋士を取り上げるかを決めないと」
山岡「雄山の奴、下調べをする暇もない無茶な日程を決めやがって」

チヨ「荒川の室岡さんから最新の研究が届きましたよ」
山岡「おお、ありがたい！棋譜並べに最高」
从｀ш´ﾉ「室岡さんって誰ですｹ？」

山岡「研究家で知られるプロ棋士だ
　　　俺の知り合いの劇画原作者がお宅を訪ねた時
　　　部屋中に研究課題の局面を書いた用紙がびっしり
　　　と散りばめられていて驚いたそうだ
　　　特に藤井システムに関する研究はプロの中でも
　　　トップレベルだ」

山岡「・・・ああ！藤井猛だ！！
　　　今度の『日本全棋士棋譜巡り』は藤井猛にしよう！！
　　　室岡さんは藤井システムに精通している。
　　　知恵を借りれば下調べできずに取材をしても、
　　　十分な成果があがるはずだ」

栗田「そうか！」
从｀ш´ﾉ「なんだか光明が見えてきましたね！」
山岡「おう！」

从｀ш´ﾉ.｡oO（室岡を取り上げれば話は簡単じゃね？）

室岡「やあ、山岡君、久しぶり」
山岡「何から何までお世話いただいてすみません」
室岡「藤井猛の全てを取材できるように段取りをしておきましたよ」
室岡「今日用意したのは藤井の矢倉です　まずはデビュー戦」
開始日時：1991/04/03(水) 00:00:00
先手：藤井　猛
後手：山口英夫
棋戦：棋聖戦
戦型：矢倉
▲７六歩　　△３四歩　　▲２六歩　　△４四歩　　▲４八銀　　△４二銀　　
▲５六歩　　△５四歩　　▲５八金右　△６二銀　　▲７八銀　　△５二金右　
▲６六歩　　△４三金　　▲７七銀　　△３三銀　　▲６八玉　　△４二玉　　
▲７八玉　　△３二玉　　▲６七金　　△３一角　　▲７九角　　△７四歩　　
▲３六歩　　△７三銀　　▲３七銀　　△２二玉　　▲８八玉　　△３二金　　
▲７八金　　△９四歩　　▲３五歩　　△同　歩　　▲同　角　　△７五歩　　
▲同　歩　　△同　角　　▲４六角　　△６四角　　▲２五歩　　△３四歩　　
▲３六銀　　△８四歩　　▲６四角　　△同　銀　　▲６一角　　△５五歩　　
▲同　歩　　△同　銀　　▲５六歩　　△６四銀　　▲７二歩　　△５四角　　
▲２六飛　　△９三桂　　▲６五歩　　△７五銀　　▲５五歩　　△６五角　　
▲６六銀　　△同　銀　　▲同　金　　△９二角　　▲４一銀　　△３一銀　　
▲３二銀成　△同　銀　　▲３五歩　　△同　歩　　▲同　銀　　△４七角成　
▲３四歩　　△４二銀　　▲２四歩　　△２五銀　　▲２三歩成　△同　銀　　
▲２四歩　　△３二銀　　▲２三金　　△同　銀　　▲同歩成　　△同　玉　　
▲４三角成　△同　銀　　▲２四銀打　△３二玉　　▲２五飛　　
　まで、89手で先手勝ち

山岡「実に見事な駒捌きだ」
富井「これを本カヤ6寸盤で並べたらたまらんだろうなあ」
山岡「副部長・・よだれ！よだれ！」

室岡「これは矢倉の本家南との一戦」
開始日時：1998/07/03(金) 00:00:00
先手：南　芳一
後手：藤井　猛
棋戦：勝ち抜き戦
戦型：矢倉
▲７六歩　　△３四歩　　▲４八銀　　△８四歩　　▲６六歩　　△８五歩　　
▲７七角　　△３二銀　　▲７八金　　△５四歩　　▲５八金　　△６二銀　　
▲６七金右　△３一角　　▲８八銀　　△３三銀　　▲６九玉　　△３二金　　
▲５六歩　　△４一玉　　▲５七銀　　△５二金　　▲４六銀　　△４四歩　　
▲５五歩　　△５三銀　　▲５八飛　　△４三金右　▲７九玉　　△５五歩　　
▲同　銀　　△４五歩　　▲６五歩　　△５四歩　　▲６六銀　　△６二飛　　
▲５六金　　△４四銀左　▲５五歩　　△６四歩　　▲５四歩　　△同　銀　　
▲５五銀　　△５七歩　　▲同　飛　　△５五銀左　▲同　金　　△４二角　　
▲５六飛　　△２四角　　▲５七歩　　△４六歩　　▲５四金　　△４七歩成　
▲５二銀　　△同　飛　　▲５三銀　　△同　金　　▲同　金　　△同　飛　　
▲同飛成　　△５二銀　　▲４四竜　　△４三歩　　▲４七竜　　△４六銀　　
▲同　竜　　△同　角　　▲６八金打　△４九飛　　▲６九銀　　△５九金　　
▲７一飛　　△４二玉　　▲１一角成　△６九金　　▲同　金　　△５八銀　　
▲６八金打　△６九銀成　▲同　金　　△５七角成　▲６八金寄　△６九飛成　
▲同　玉　　△５九金　　▲７八玉　　△６九銀　　▲７七玉　　△７八金　　
　まで、90手で後手勝ち
山岡「うーん室岡さんが藤井将棋に精通してるのはよく知ってますが
　　　やはり藤井といえば振り飛車、四間飛車ですからねえ」
富井「ほんとだねえ『日本全棋士棋譜巡り』はその棋士の
　　　　特色がある戦法でないと困るんです」
室岡「あれ、わかってないね。藤井の矢倉の勝率は8割を超えてるんだよ」
山岡「え！！いや、不勉強でお恥ずかしい」
富井「ばかもん！お前のせいで私まで恥をかいたわい！」

从｀ш´ﾉ「今日は藤井のvs急戦を楽しみます
こちら、データで見るNHK杯でもおなじみの鈴木さんです」
鈴木「観戦記者の鈴木です
　　　藤井さんには将棋世界の連載でお世話になってます
　　　藤井さんは2005年6月16日現在、623局の対局数となっていますが
　　　　私のデータベースには公式・非公式をあわせ553局の棋譜があります
　　　　おもなvs急戦の成績は次の通りです
　　　　vs棒銀　　　　　　9勝7敗
　　　　vs斜め棒銀　　　5勝3敗
　　　　vs右銀急戦　　　13勝11敗
　　　　vs早仕掛け　　　10勝7敗
　　　　vs鷺宮定跡　　　3勝2敗
　　　　vs山田定跡　　　6勝3敗

山岡「目立って勝ってるってわけじゃないな」

鈴木「vs羽生戦の数字が大きいですね
　　　　vs羽生戦では居飛穴・左美濃・ミレニアムといった
　　　　持久戦に対しては互角以上の成績を残しています
　　　　しかし急戦に関しては2勝11敗と大きく負け越しています」

富井「ひええ、そいつはひどいな」

山岡「逆に言えば持久戦では分が悪いとみた羽生がなりふりかまわず
　　　勝ちにいった結果ともいえるな」

从｀ш´ﾉ「最近では相振り飛車戦も増えて羽生先生の4勝0敗です
　　　　　　ぞっとしませんねえ」

鈴木「それではvs急戦における藤井新手▲６七角を
　　　　紹介しましょう」
開始日時：1998/07/29(水) 00:00:00
先手：藤井　猛
後手：屋敷伸之
棋戦：棋王戦
戦型：四間vs右銀急戦

▲７六歩　　△３四歩　　▲６六歩　　△８四歩　　▲１六歩　　△６二銀　　
▲１五歩　　△５四歩　　▲７八銀　　△４二玉　　▲６八飛　　△３二玉　　
▲３八銀　　△５三銀　　▲６七銀　　△５二金右　▲５八金左　△３三角　　
▲４六歩　　△８五歩　　▲７七角　　△７四歩　　▲４八玉　　△６四銀　　
▲３九玉　　△７五歩　　▲７八飛　　△７六歩　　▲同　銀　　△７二飛　　
▲６五歩　　△７七角成　▲同　飛　　△５五銀　　▲６七銀　　△７七飛成　
▲同　桂　　△７六歩　　▲同　銀　　△７九飛　　▲７一飛　　△７七飛成　
▲６七角　　△４六銀　　▲７八歩　　△８八竜　　▲３四角　　△５一桂　　
▲８一飛成　△９九竜　　▲４七歩　　△３五銀　　▲６四歩　　△５五角　　
▲６三歩成　△同　金　　▲６四歩　　△６二金　　▲４六桂　　△６九竜　　
▲９一竜　　△６四竜　　▲９二竜　　△５二金寄　▲５六角　　△７三竜　　
▲６五銀　　△８八角成　▲５四銀　　△５三歩　　▲４五銀　　△５五馬　　
▲３六香　　△同　銀　　▲同　銀　　△３三香　　▲８三角成　△６三竜　　
▲７二馬　　△６九竜　　▲５九金寄　△７八竜　　▲６三歩　　△６五馬　　
▲８一竜　　△７六馬　　▲６八金寄　△８九竜　　▲７九歩　　△６四香　　
▲７八金　　△７七歩　　▲６二歩成　△７八歩成　▲５二と　　△同　金　　
▲６一馬　　△７九竜　　▲５二馬　　△５九竜　　▲２八玉　　△４一金　　
▲２二金　　△同　銀　　▲４二金　　△同　金　　▲同　馬　　△同　玉　　
▲７二竜　　
　まで、109手で先手勝ち

山岡「▲7六銀にひもをつけ次に▲8一飛成もあり、
　　　　いいタイミングで▲3四角と出る手もある、
　　　　非常に味の良い一着だ」

富井「普通は桂馬を取られて悪いとされてる局面だが
　　　　その定説を覆そうという精神が素晴らしいじゃないか」

山岡「よし、これで藤井猛の取材は完了
　　　　至高の棋譜との対決に勝つぞ」

　　　「おーー」　

団「では究極の棋譜から始めていただきます」
从｀ш´ﾉ「まずはこれからご覧ください」

開始日時：1995/12/22(金) 00:00:00
先手：藤井　猛
後手：井上慶太
棋戦：順位戦B2
戦型：四間vs居飛穴

▲７六歩　　△８四歩　　▲６八飛　　△３四歩　　▲６六歩　　△６二銀　　
▲３八銀　　△４二玉　　▲４六歩　　△３二玉　　▲３六歩　　△３三角　　
▲１六歩　　△８五歩　　▲７七角　　△２二玉　　▲７八銀　　△５四歩　　
▲６七銀　　△５二金右　▲３七桂　　△１二香　　▲５六銀　　△５五歩　　
▲４五銀　　△８四飛　　▲３五歩　　△同　歩　　▲２五桂　　△４四角　　
▲６五歩　　△２四歩　　▲６四歩　　△２五歩　　▲４四銀　　△同　歩　　
▲５五角　　△３二桂　　▲３三歩　　△同　玉　　▲４五角　　△５四歩　　
▲６六角　　△２二玉　　▲８四角　　△４五歩　　▲６三歩成　
　まで、47手で先手勝ち

山岡「藤井と言えばやはり藤井システム
　　　　その記念すべき第一号局です
　　　　あまりにも有名な棋譜で今更という感もありますが
　　　　やはり藤井の原点とも言えるこの棋譜をはずすわけ
　　　　にはいきません」

唐山「いや何度見ても痛快な棋譜じゃな
　　　居玉で攻め倒すこの迫力は藤井システムならではじゃ」

審査員A「相手の井上はさぞや驚いたことだろうな
　　　　　　まさに将棋の歴史を変えた戦法といえるだろう」

山岡「将棋の歴史を変えた一局の次は
　　　藤井の棋士人生を変えた一局です」

開始日時：1998/11/18(水) 00:00:00
先手：藤井　猛
後手：谷川浩司
棋戦：第12期竜王戦7番勝負第4局
戦型：四間vs右四間

▲７六歩　　△３四歩　　▲６六歩　　△６二銀　　▲６八飛　　△４二玉　　
▲１六歩　　△１四歩　　▲７八銀　　△３二玉　　▲３八銀　　△５二金右　
▲６七銀　　△６四歩　　▲４八玉　　△６三銀　　▲３九玉　　△５四銀　　
▲５八金左　△６二飛　　▲７五歩　　△４二金寄　▲２八玉　　△３三角　　
▲９六歩　　△２二玉　　▲７八飛　　△６五歩　　▲同　歩　　△８八角成　
▲同　飛　　△３三角　　▲７七角　　△６五銀　　▲６六歩　　△５四銀　　
▲８六歩　　△３二金上　▲８五歩　　△６四飛　　▲８四歩　　△同　歩　　
▲５六銀　　△９四歩　　▲６五歩　　△同　銀　　▲３三角成　△同金右　　
▲５五銀　　△６一飛　　▲８四飛　　△８八歩　　▲７二角　　△６二飛　　
▲８一飛成　△８九歩成　▲６一角成　△同　飛　　▲同　竜　　△５四銀　　
▲同　銀　　△同　歩　　▲８一飛　　△５五角　　▲４六歩　　△４二銀打　
▲６三歩　　△９九と　　▲６二歩成　△４六角　　▲４七銀打　
　まで、71手で先手勝ち

京極「おお！竜王獲得の一番やな
　　　vs右四間に▲７五歩と位を取る構想
　　　２二玉の瞬間に▲７八飛とよる手なんか
　　　えらい勉強させてもろたで」

審査員B「まさにこれから藤井が竜王として大きく羽ばたいていく
　　　　　　そんな夢と希望に満ち溢れた棋譜だ」

山岡「そして最後にvs羽生戦を一局
　　　　藤井と言えば藤井システムに代表されるように
　　　　序盤の卓越した構想力と研究で知られているが
　　　　俺はむしろ終盤こそが藤井将棋の醍醐味であると思う」

開始日時：2000/11/23(木) 00:00:00
先手：羽生善治
後手：藤井　猛
棋戦：第13期竜王戦7番勝負第4局
戦型：四間vs左美濃
▲７六歩　　△３四歩　　▲２六歩　　△４四歩　　▲４八銀　　△３二銀　　
▲５六歩　　△４二飛　　▲６八玉　　△９四歩　　▲９六歩　　△７二銀　　
▲７八玉　　△４三銀　　▲５八金右　△６二玉　　▲５七銀　　△６四歩　　
▲２五歩　　△３三角　　▲８六歩　　△５二金左　▲８七玉　　△７一玉　　
▲７八銀　　△６三金　　▲６八銀　　△７四歩　　▲６六歩　　△３五歩　　
▲７七銀右　△３二飛　　▲１六歩　　△５一角　　▲２六飛　　△８四歩　　
▲１五歩　　△５四歩　　▲７九角　　△８二玉　　▲８八玉　　△４五歩　　
▲６七金　　△４四銀　　▲８七銀　　△３四飛　　▲７八金　　△６二角　　
▲９八香　　△３三桂　　▲４六歩　　△５五歩　　▲同　歩　　△３六歩　　
▲同　飛　　△３五銀　　▲１六飛　　△４六歩　　▲同　角　　△３六歩　　
▲３五角　　△同　角　　▲３六飛　　△５八角　　▲４三銀　　△７九角成　
▲同　玉　　△３六飛　　▲同　歩　　△６九飛　　▲８八玉　　△６七角成　
▲同　金　　△同飛成　　▲３四角　　△５八竜　　▲７八角打　△４四金　　
▲６七角引　△５九竜　　▲５四銀成　△同金上　　▲同　歩　　△４五桂　　
▲５八金　　△７九銀　　▲９九玉　　△５八竜　　▲同　角　　△５七桂成　
▲４九角　　△５五金　　▲３四角　　△６六金　　▲６一角成　△同　銀　　
▲７八金　　△６八金　　▲７九金　　△７七金　　▲同　桂　　△７九金　　
▲８八金　　△５六角　　▲７八銀打　△６八銀　　▲６七歩　　△同成桂　　
▲同　角　　△同角成　　▲８九桂　　△３四角　　▲３三飛　　△７二金　　
▲３四飛成　△同　馬　　▲３一飛　　△７七銀成　▲同　金　　△６五桂　　
▲３四飛成　△７七桂成　▲同　銀　　△６七金　　▲６八銀打　△８九金　　
▲同　玉　　△４九飛　　▲７九桂　　△６五桂　　▲８八角　　△７七桂成　
▲同　銀　　△同　金　　▲同　角　　△６七金　　▲３三角打　△６八銀　　
　まで、138手で後手勝ち

唐山「ひゃあああ
　　　　こりゃもうなにがなんだかわからん
　　　　なんちゅう終盤じゃ」

審査員C「ガジガジいう音がここまで聞こえてくるようだわ」

山岡「これが藤井将棋の真骨頂、ガジガジ流だ」

从｀ш´ﾉ「以上が究極の棋譜、藤井猛巡りの成果です」

団「それではひきつづいて至高の棋譜をお願いします」

雄山「さてさて、究極の棋譜側はどこをどう見て回ったか知らんが、
　　　藤井猛の肝心のつぼをはずしてくれたな」

山岡「なんだと！」

从｀ш´ﾉ「ﾓｹ！？」

雄山「究極の棋譜側は終盤こそが藤井将棋の醍醐味であるといった。
　　　　ところが実際出てきたのは『ガジガジ流』だけ
　　　　これでは藤井猛の将棋の本質をとらえ損なうことになる
　　　　なぜなら終盤こそが藤井猛の将棋を形作る根底だからだ
　　　　まずはこれをご覧いただこう」
開始日時：1999/08/20(金) 00:00:00
先手：藤井　猛
後手：塚田泰明
棋戦：順位戦B2
戦型：四間vs左美濃
▲７六歩　　△３四歩　　▲６六歩　　△８四歩　　▲１六歩　　△１四歩　　
▲６八飛　　△６二銀　　▲３八銀　　△４二玉　　▲７八銀　　△５四歩　　
▲４六歩　　△５二金右　▲５八金左　△３二玉　　▲４八玉　　△５三銀　　
▲３六歩　　△７四歩　　▲３九玉　　△８五歩　　▲７七角　　△７二飛　　
▲２八玉　　△２四歩　　▲２六歩　　△２三玉　　▲４七金　　△３二銀　　
▲５六歩　　△７五歩　　▲同　歩　　△同　飛　　▲６七銀　　△７六歩　　
▲８八角　　△６四歩　　▲７八飛　　△６五歩　　▲７六銀　　△７三飛　　
▲７五歩　　△６四銀　　▲６五歩　　△８八角成　▲同　飛　　△７五銀　　
▲８五銀　　△３三角　　▲５五歩　　△同　角　　▲７七歩　　△７六歩　　
▲５八飛　　△７七歩成　▲５五飛　　△同　歩　　▲７七桂　　△６六銀　　
▲７四歩　　△５三飛　　▲５四歩　　△６三飛　　▲６四歩　　△同　飛　　
▲８二角　　△５四飛　　▲４五角　　△５三飛　　▲９一角成　△５六歩　　
▲５八歩　　△４四歩　　▲８一角成　△５七歩成　▲同　歩　　△同銀成　　
▲５四歩　　△４七成銀　▲５三歩成　△３八成銀　▲同　金　　△５三金　　
▲８三飛　　△６三歩　　▲同　馬　　△同　金　　▲同飛成　　△５三歩　　
▲４五歩　　△５七飛　　▲４六馬　　△７七飛成　▲２四馬　　△２二玉　　
▲２三銀　　△同　銀　　▲同　馬　　△同　玉　　▲５三竜　　△３三金　　
▲２四銀　　△３二玉　　▲３三銀成　△同　桂▲４三金△３一玉　　▲２二金　　
　まで、109手で先手勝ち

京極「おほ！詰め将棋のような鮮やかな手順や」

審査員B「谷川のお株を奪うような光速の寄せだ」

雄山「左様、しかし、本局の見所は光速の寄せに非ず。
　　　　91手目の▲４五歩に注目してほしい
　　　　一見、馬筋を通しただけのぼんやりした手だが
　　　　すでに▲２四馬からの寄せが見えているのだ
　　　　いや、棋譜を見る限りかなり早い中盤の段階から
　　　　終盤の構図、寄せの型を描いていた節がみてとれる
　　　　既に優勢を築いていた先手がそのリードを守る指し方をせず、
　　　　わざわざ玉が薄くなり、左陣の銀桂香が遊び駒と化す大捌きに
　　　　でたのも、すべてこの一連の寄せを狙っていたからに他ならない」

審査員C「これほどまで見事に左美濃の弱点をついた棋譜は見たことないわね」

雄山「尚、補足しておくと投了図以下は
　　　△同玉▲３三金△３一玉▲４三桂△２一玉▲２五香以下の詰みとなる。
　　　続いては歴史に残る名勝負となった藤井ー羽生の第13期竜王戦
　　　7番勝負、その第7局だ

開始日時：2000/12/25(月) 00:00:00
先手：藤井　猛
後手：羽生善治
棋戦：第13期竜王戦7番勝負第7局
戦型：四間vs左美濃
手合割：平手

▲７六歩　　△３四歩　　▲６六歩　　△８四歩　　▲６八飛　　△６二銀　　
▲１六歩　　△１四歩　　▲３八銀　　△４二玉　　▲７八銀　　△３二玉　　
▲６七銀　　△５二金右　▲４八玉　　△５四歩　　▲３九玉　　△５三銀　　
▲４六歩　　△７四歩　　▲２八玉　　△８五歩　　▲７七角　　△２四歩　　
▲５八金左　△２三玉　　▲３六歩　　△３二銀　　▲２六歩　　△７二飛　　
▲７八飛　　△４四歩　　▲４七金　　△４三金　　▲３七桂　　△４二銀　　
▲８八飛　　△７三桂　　▲５六銀　　△３三銀右　▲２七銀　　△３一角　　
▲３八金　　△９四歩　　▲６五歩　　△５五歩　　▲同　角　　△５四金　　
▲４五歩　　△同　歩　　▲６六角　　△４四銀　　▲４六歩　　△２二角　　
▲４五歩　　△５五銀　　▲同　銀　　△同　金　　▲同　角　　△同　角　　
▲９八飛　　△８六歩　　▲２五歩　　△同　歩　　▲５六金　　△２二角　　
▲４四歩　　△同　角　　▲４五金　　△４二飛　　▲３四金　　△同　玉　　
▲４五銀　　△２三玉　　▲２四歩　　△１二玉　　▲２三金　　△同　銀　　
▲同歩成　　△同　玉　　▲４三歩　　△５二飛　　▲４四銀　　△５七飛成　
▲２四銀　　△３四玉　　▲３五銀右　△２三玉　　▲４二角　　△同　金　　
▲同歩成　　△６六角　　▲８六歩　　△１二玉　　▲２四歩　　△２二金　　
▲４三銀不成△３七竜　　▲同　金　　△３九角打　▲２九玉　　
　まで、101手で先手勝ち

京極「おーおーおー
　　　　全国の藤井ヲタが涙を流しながら並べるっちゅう
　　　　伝説の棋譜やがな」

唐山「角取り放置の▲４五歩！それに対する羽生も平然と
　　　　△同歩！虚々実々の応酬じゃわい」

雄山「角金交換の駒損の上、あたりになっている飛車を逃げて
　　　後手を踏むあたり、羽生圧倒的優勢を思わせる。
　　　しかしここから玉の堅さを頼りに薄い玉頭めがけて細い攻めを
　　　つなげていく、非常に見ごたえのある終盤だ
　　　そして極めつけは93手目▲８六歩だ。当時のBS放送で
　　　誰も気がつかなかった絶妙手だ。まさに一歩千金、
　　　竜王位防衛を決定づける一手となった。」

審査員A「最強の羽生を倒して防衛したというところにこの棋譜の価値がある」

雄山「そして最後もvs羽生戦。
　　　第14期竜王戦第2局だ」

開始日時：2001/10/31(水) 00:00:00
先手：藤井　猛
後手：羽生善治
棋戦：第14期竜王戦7番勝負第2局
戦型：四間vs左美濃
▲７六歩　　△３四歩　　▲６六歩　　△８四歩　　▲６八飛　　△６二銀　　
▲１六歩　　△４二玉　　▲１五歩　　△３二玉　　▲７八銀　　△５四歩　　
▲６七銀　　△５三銀　　▲３八銀　　△７四歩　　▲４八玉　　△３三角　　
▲３九玉　　△２二玉　　▲４六歩　　△８五歩　　▲７七角　　△５二金右　
▲２八玉　　△４四歩　　▲７八飛　　△２四角　　▲６八角　　△４六角　　
▲７五歩　　△同　歩　　▲同　飛　　△６二銀　　▲６五歩　　△３二銀　　
▲５八金左　△２四角　　▲７七角　　△４二角　　▲７四飛　　△７三歩　　
▲５四飛　　△５三銀　　▲５六飛　　△４三金　　▲７六飛　　△５四銀　　
▲６六銀　　△８六歩　　▲同　歩　　△８八歩　　▲７四歩　　△同　歩　　
▲５五銀　　△６五銀　　▲４六飛　　△８九歩成　▲４四銀　　△同　金　　
▲同　角　　△３三銀打　▲７一角成　△８六飛　　▲同　飛　　△同　角　　
▲８一馬　　△４六桂　　▲６三馬　　△８八飛　　▲７八歩　　△同飛成　　
▲６八歩　　△５八桂成　▲同　金　　△６八角成　▲同　金　　△同　竜　　
▲３九金　　△４七金　　▲６九歩　　△５八竜　　▲６八飛　　△同　竜　　
▲同　歩　　△５八飛　　▲４一馬　　△同　銀　　▲４九金打　△５七飛成　
▲６二飛　　△５二金　　▲６一飛成　△５一金　　▲同　竜　　△３八金　　
▲同金左　　△５一竜　　▲３一角　　△同　玉　　▲４三桂　　△２二玉　　
▲５一桂成　△３二銀　　▲４五桂　　△６六角　　▲３三桂成　△同　角　　
▲５二成桂　△７五角　　▲６二飛　　△４六桂　　▲４二金　　△３八桂成　
▲同　金　　△３九銀　　▲同　金　　△同角成　　▲同　玉　　△６六角　　
▲２八玉　　△５八飛　　▲４八歩　　△同飛成　　▲１七玉　　△２五金　　
▲３二金　　△１二玉　　▲２八桂　　△４四角　　▲１八玉　　△３八金　　
▲３九銀　　△同　金　　▲５三成桂　
　まで、135手で先手勝ち

審査員B「▲５一竜から▲３一角の只捨て！」

審査員C「成桂を寄れるところを重く▲４二金！」

从｀ш´ﾉ「▲３九銀の只捨てにしゃっきりぽん！」

雄山「棋界随一の終盤力を誇る羽生に対し一歩も引かぬ
　　　　指しっぷり。誠に見事としかいいようのない名局だ。
　　　　最近藤井の終盤力を森下や田中寅彦などと一緒くたに
　　　　過小評価するたわけ者が増えているがこの棋譜を見れば
　　　　それが間違いであるということがわかるだろう」

唐山「たしかに田中寅彦ではこんな棋譜は残せぬ」

雄山「はじめに戻るが「ガジガジ流」というのは藤井の終盤における
　　　　個性の一片を表したものに過ぎぬ。
　　　　卓越した大局観に基づく正確に組み立てられた終盤こそが
　　　　藤井将棋の醍醐味なのだ
　　　　以上で至高の棋譜の発表を終わる

審査員A「それでは結果を発表いたします。
　　　　　　藤井猛の将棋全般を考えたときに、たしかに
　　　　　　至高の棋譜側が言うように終盤術の問題は重大です。
　　　　　　そこのところを軽く扱った究極の棋譜側は、配慮が
　　　　　　足りなかったようです」

山岡「うぬ・・・」

審査員A「しかしながら、至高の棋譜側は藤井の終盤に逆に
　　　　　　捉われすぎたきらいがある。
　　　　　　その点、さまざまな棋譜を用いた究極の棋譜側のほうが、
　　　　　　藤井猛の将棋の将来にあたえるところが大きいと判断した。
　　　　　　よって今回は究極の棋譜側の勝ちとします！」

从｀ш´ﾉ「やったわ！！」
富井「勝ったあ」

ピピピ

山岡「はい、あ、おチヨか
　　　　何！栗田さんがいよいよ！！
　　　　お先に失礼しまーす！子供が生まれるんだーー！！」

谷村「千葉くん、一緒に行ってやってくれたまえ」

从｀ш´ﾉ「はい！ﾓｹｹｹｹｰｰｰｰ」　　　　　　　完

GJ
新機軸ですかね。

GJ！
新スレを飾るにふさわしい力作ですね

ﾁﾊﾞﾘｮｰのキャラ作りﾜﾛｽｗ
でも「ﾓｹｰｯ」なんて奇声を発した事あるのか？

いやあ、鰻ヲタには堪らん力作だね。
それにケチョミチョに言われてる旦那の終盤力を顕彰してくれるなんて...涙でしょ、これは！

面白かったー。
＞審査員C「ガジガジいう音がここまで聞こえてくるようだわ」
ﾜﾗﾀw

それにしてもこの話の元になった回、
山岡は出産に立ち会いたいし、栗田のことも心配だったのに
「戦わずして海原さんに白旗を揚げるというわけね」って
ちょっとひどくね？w　山岡が可哀想w

>審査員C「成桂を寄れるところを重く▲４二金！」

どうでもいいけど、これ寄れるの？

新スレおめでとうございます
そしてごめんなさい

从｀ш´ﾉ「ﾓｹ！？」
に爆笑してしまいました

すんばらしい

>>32
うっ！
いろいろと、あらはあるかもしれません
ふんいきをたのしんでいただければ・・

保守

こちらも保守

栗田「やったー！瀬○君が一緒にプロでやってくれるってさ！」
蛭魔「ヒャッハーーーーーーッ!!!!!!」

保守

趣向を変えて雄山のカワイイところ、
例えば、孫にまとわりつかれるところとか、栗田にやりこめられるところとか。
もしくは、栗田の悪党ぶり（お土産強奪とか）ネタにならんかなー。

>>40
最近の美味しんぼ読んでなかったがそんなことになってるのかｗ

>>41

はい、これ。
>>5

現行のまとめページは
ttp://oishinbo2ch.hp.infoseek.co.jp/
である。わーはっはっはっはっ。

うくっ、ぐぬぬぬぬっ。

流石は>>43先生ね。

42、おまえはlinkの基本である確認を怠った。
お前のような下種な人間に2ｃｈをやる資格は無い！！


・・・・・・・orz

将棋のほーのネタ。
人物編：升田センセ。阪田センセ。内藤センセ
戦法編：上記センセの戦法とか、あるいは鬼殺しあたり（？）

こういうのはネタとか書かれると、むしろ書きにくくなるもんだがな。
そういうことする神経はわからん。

美味しんぼは、雄山の屈折した愛情表現の発露である。
ってことで、「愛の劇場」なる棋譜。
ttp://home.att.ne.jp/aqua/DAIJIN/joseki/majimaji1.html

もうだめぽ？


ぬるぽ！

海原「士郎、ではｶﾞｯﾁｬﾝ銀のｶﾞｯﾁｬﾝとは何のことだ？」

クピポ

既に落ちそう

雄山「鬼殺しで勝ったくらいで奇襲戦法を極めただと。この愚かものがっ」
士郎「ぐぬぬ」

２４で鬼殺しで負けてるワシ。

どうもアイディアが浮かばないんですよ
すいません

変な粘着が沸いたり、まとめサイトが変なとこにさらされたりしたし、
むしろ当分は作んないで良いんでね？

＞まとめサイトが変なとこにさらされたりしたし

くわしく

俺が知ってるとこだと、もず山さんとかで紹介されてたような
変なとこっていうから違うとは思うが。

ネタはあるけど書き上げる気力がない・・

焦らずゆっくり書いてください。
私にはどうがんばっても造れそうにないので、
職人さんが書きあげるまで保守して待ってます。

もうすぐ一番下に・・・

浮上

保守

保守にageる必要はなし。
つーか、まだ当分dat落ちは来ない。

良スレなだけにみんな心配なんですよ。

週１で保守しときゃ大丈夫だよ

大作が多いし、それはおもしろいけど、
普通のネタスレと考えて軽いのも書いてもいいんじゃない？
「こんな○○はいやだ」スレ的に
>>38>>49>>52ぐらいの感じで

保全

保守のお時間です

エライ人「山岡、どうしてこの将棋が素人だとわかったんだ？」
山岡「玉と金は家出をさせちゃいけない・・・」

一話「豆腐と水」より

ﾜﾗﾀ

雄山「馬鹿どもに持ち時間をあたえるなっ!!」
米長「ははっ。」

91巻より
飛沢「局次長、将棋欄は
　東西新聞社でも一番大事な所です！（机をバン！）
　みんなを今までの倍働くようにさせてください！」
谷村「たはっ」

究極ほ

まったりとしていてそれでいてしつこく保守

test

何じゃ、この糞スレ

「野菜は土から抜くと死ぬんです

　板山さん、おたくの大根は
　土もきれいに洗い落としていました

　棋士でいえばﾌﾘｸﾗ落ちも同然」

保守

ほ

　

前スレで瀬川ネタに噛み付いてた人は今どう思ってるんだろう

噛み付いて然るべきだったと思うぞ。
瀬川個人がプロにふさわしい強さかは別にして、
権威や既得権を守る側の山岡って…

いや、あれは権威とか既得権とかっていうよりホンモノを守るという視点だったのでは？
なんというか、その、発泡酒をビールとは認めないというか・・・
いや、別に瀬川氏が発泡酒だとは言わんが・・・ｗ
プロの中にも発泡酒っぽいのは混ざってるし・・・

山岡的には旨(強)けりゃ偽物でも構わんと思うぞ。

幻の鯖　ex10　ほ

副部長「この田村康介は私の親友の甥っ子でね。私も自分の甥同様に
　　　　かわいがってきたんだ」
栗田「それで田村さんのご用件というのは？」
副部長「実は康介には困った癖があってな。そのおかげでもうすぐ30だというのににまだ
　　　　Cクラスからぬけられない・・・」
山岡「ははぁ。二歩をよく指すとか？」
田村「ばかな！誰が二歩なんか！」
副部長「康介の癖というのは早指しの癖なんだ」
栗田「はあ？早指し？」
田村「早指しで何が悪いんです。長考派の棋士は腹に一物あって、何か悪いことを
　　　企んでいる陰険な人間なんだ。早指しの棋士は正直一途、第一感一本槍の
　　　正しい人間です」
副部長「山岡。なんとかこいつの早指しを治す方法は無いものか考えてくれよ。」
山岡「それじゃあ田村さんがどれだけ早指しか一度見る必要がありますね」
副部長「このスレの1を見てくれ。http://game9.2ch.net/test/read.cgi/bgame
　　　　　/1011799215/l50」
栗田「ひ・・・・・」
山岡「こりゃ本当になんとかしなきゃな・・・・」

山岡「田村さんてのは勝敗に全く無頓着なわけじゃないんでしょう？」
副部長「ああ。あれで将棋に負けると悔しがるからまた腹が立つんだ。」
山岡「ふうん。それなら脈があるかな。」

田村「なんでも今日は僕に見せたい棋譜があるとか。」
山岡「ああ。これだ
　　開始日時：2005/09/02
棋戦：順位戦
戦型：角換腰掛銀同型
先手：青野照市
後手：堀口一史座

▲７六歩 △８四歩 ▲２六歩 △３二金 ▲７八金 △８五歩
▲７七角 △３四歩 ▲８八銀 △７七角成 ▲同　銀 △４二銀
▲３八銀 △７二銀 ▲９六歩 △９四歩 ▲４六歩 △６四歩
▲４七銀 △６三銀 ▲１六歩 △１四歩 ▲６八玉 △５二金
▲５八金 △５四銀 ▲５六銀 △４四歩 ▲３六歩 △４一玉
▲３七桂 △３一玉 ▲７九玉 △７四歩 ▲６六歩 △７三桂
▲２五歩 △３三銀 ▲４五歩 △同　歩 ▲３五歩 △４四銀
▲１五歩 △同　歩 ▲７五歩 △同　歩 ▲２四歩 △同　歩
▲同　飛 △２三歩 ▲２六飛 △６三金 ▲７四歩 △同　金
▲３四歩 △７六歩 ▲同　銀 △４九角 ▲６七金右 △７五歩
▲２二歩 △同　金 ▲４五銀 △同銀右 ▲同　桂 △７六歩
▲７一角 △８六歩 ▲８二角成 △６七角成 ▲７三馬 △８八銀
▲同　玉 △７七銀 ▲９七玉 △７三金
まで76手で後手の勝ち

副部長「何だ。いたって普通な定石系の角換わりの将棋じゃないか」
山岡「注目すべきは消費時間です。後手は56手目の7六歩に5時間24分
　　　を費やしている。加藤一二三九段でもこんなに長考したことはありません」
副部長「へえー。そんなに考えられるもんなんだね。うん？康介どうした？」
田村「僕はもう早指しをやめます」
副部長「え・・・ええっ！？」
栗田「どうして！？」
田村「僕が今まで長考に対して無神経というか敬意を払ってこなかったことに
　　　気づいたんです。今僕はこの棋譜を見て初めて長考に畏敬の念を抱いた。
　　　もっと正確に言うと長考した棋士に畏敬の念を抱いたんです。いい棋譜を
　　　作って将棋ファンに喜んでもらおうという熱意と誠意と工夫がこの棋譜には
　　　こめられている。こんな素晴らしいものをパチパチ指し散らかしたらバチが
　　　あたる」
副部長「康介の口からそん言葉が出るなんてなぁ」
山岡「それじゃあ記念に一局指しますか」
田村「よし！それじゃあ10秒将棋で！」
山岡・副部長　（ジロッ）
田村「・・・・・一時間でいいです。」
一同　「はははははは」

>山岡「それじゃあ田村さんがどれだけ早指しか一度見る必要がありますね」
>副部長「このスレの1を見てくれ。http://game9.2ch.net/test/read.cgi/bgame/1011799215/l50」

原作だと結構長いシーンなのに、思いっきり省略ててﾜﾗﾀｗ

ひさびさのネタだけど、タメがないぞ。
次作に期待。

ホント、久し振りのネタだったな。お疲れでした。

まあこういう（悪い意味でなく）軽作品も悪くないでしょ　乙でし

俺はかなり好きだぞ。GJ！

これって大食いのやつ？
GJ

しかしこの将棋はどっちかつーと
長考批判の結論になりそうな。

http://bogusnews.seesaa.net/article/7694012.html
■ 新聞社社員が家電会社に便宜強制

期待保守age

相撲取りには相撲取りに、将棋指しには将棋指しに合った食事というものがある。　　　　

＞８７
加藤一二三九段は昔６時間３０分位の長考したことなかったでしょうか。

そう言えば、加藤一二三九段伝説のサイトには
「一手に七時間を掛けたこともある」って書いてあるな。

http://hifumide.gozaru.jp/kato.html#longtime
↑ここによると、二日制の終了後自室で考えた時間を含めた話のようだ。

大原「何だと！？今度の『究極の棋譜と『至高の棋譜』の対決の題材は
　　　初手にしたいだと！？」
小泉「初手ってただの初手かね！？」
山岡「そうです。ただの初手です」
大原「な、何と・・・・」

海原「何！？初手で勝負だと！」
三河「は。はい。なにやら『究極の棋譜』側には初手に対して思い込みがあるようでして」
峰山「しかし、初手とはまた・・・・」
海原「ふうむ・・・。何を考えているのか知らぬが、向こうが初手を題材にして勝負をしたい、
　　　と言うからにはこちらとしては断る理由がない。よかろう。受けてたってやろう」
峰山「先生、よろしいのでしょうか？向こうには何か企みがあるようですが・・・・」
海原「ふ、どんな企みか、見せてもらおうではないか。
　　　初手は根元にして究極。その初手を題材にしたいと言うからには・・・・」

大原「初手なんかが、対決の材料になるというのか？」
谷村「この二人には考えがあるようです」
栗田「私たち、最近初手に対する鈍感さを痛感する経験をしました。
　　　初手は7六歩や2六歩としておけば無難ではありますが、そのままノータイムで指す状態に
　　　なっています。初手はすべての基本です。それに鈍感であるということは、初手は何が最
　　　善手なのかというところまで極めたいという棋士が本来持っているはずの情熱を失ってし
　　　まっているという証拠ではないでしょうか？」
大原「わかった、やるが良い。これはなかなか意義のあることだ。
　　　今回はこちらから初手で勝負しようと提案したんだ。きれいに勝ってもらわんとな」
山岡「もちろんです。圧倒的大勝利です」
大原「確かなんだろうな？今までそのせりふに何度だまされてきたことか」
山岡「ま、今度の初手対決は指しなおし対決ってことにしてもらいましょう」

三河「今回の『究極の棋譜』と『至高の棋譜』の対決の題材は初手です。
　　　いったい初手でどんな勝負ができるのか？非常に興味津々というところです」
審査員A「まったく初手とは思いもよらぬ題材ですな」
京極「一見単純に見えるが、これは難しいで」
唐山「どんな棋譜が出てくるかわからんが、長考の心配だけはないじゃろうて」

三河「それでは『究極の棋譜』から、発表して頂きましょう」
栗田「初手は将棋にとって根源的なものです。
　　　にもかかわらず現代将棋では研究が進み、序盤の質が非常に洗練された結果、序盤は
　　　定石をなぞるだけになっています。私たちの『究極の棋譜』作成の目的は現代将棋の
　　　粋を極めて、それを後世に文化遺産として残すことです。しかし今の初手の問題をそ
　　　のままにしておいては、『究極の棋譜』を後世に残してもむなしいことです。そこで
　　　私たちは初手の可能性を求めてそれを『究極の棋譜』に取り入れて残すことにしました。」
山岡「では、われわれの棋譜を見ていただきます」

開始日時：2000/2/22
棋戦：NHK杯予選
戦型：相振り飛車
先手：増田祐司
後手：小阪昇

▲8六歩！△3四歩▲7六歩△3五歩▲6六歩△3二飛　（以下略

峰山「何と！」
審査員B　「これは意外な！」
山岡「初手に8六歩とついたのは振り飛車党に対して居飛車でこいと挑発した手です。
　　　この将棋では後手はその挑発に乗りませんでしたが、無条件に1歩得させても
　　　振り飛車党に飛車を振らせなければ指せるというコンピュータにはない人間の
　　　棋風をついた作戦です。この棋譜を『究極の棋譜』に残すのは、この棋譜を目
　　　標としてこれから先、初手、序盤の可能性追及の努力をしてもらいたい、と思
　　　うからです。」
審査員A「なるほど！この棋譜の主役は人間なのですな」
審査員C「この棋譜のおかげで将棋を指す上で棋風がどんなに大切なものか、今更ながら
　　　　思い知らされました。これは非常に価値のある棋譜です」
大原「おお！審査員の方たちの反応がいいぞ！！」
小泉「このまま行けば大丈夫！勝てそうです」
三河「では次に『至高の棋譜』に発表して頂きましょう」
海原「これが今回『至高の棋譜』が用意した棋譜です」
栗田「ええ！？」
山岡「これが『至高の棋譜』の棋譜だって！」

開始日時：1937年2月5日
表題：南禅寺の決戦
先手：木村義雄八段
後手：阪田三吉

▲７六歩 △９四歩 ▲５六歩 △３四歩 ▲５五歩 △４四歩
▲４八銀 △３二銀 ▲５七銀 △４三銀 ▲２六歩 △３五歩
▲２五歩 △３三角 ▲６八玉 △２二飛 ▲４六歩 △３二金
▲５八金左 △３四銀 ▲７八玉 △６二金 ▲４七金 △６一玉
▲６八銀上 △２四歩 ▲同　歩 △同　角 ▲５四歩 △３三桂
▲３六歩 △２六歩 ▲３五歩 △同　角 ▲３六金 △７二玉
▲５三歩成 △同　金 ▲２五歩 △６二銀 ▲５九金 △１四歩
▲３五金 △同　銀 ▲３四歩 △２五桂 ▲４五歩 △２四飛
▲４四歩 △５五歩 ▲同　角 △４四金 ▲４六銀 △５五金
▲３五銀 △２一飛 ▲７七角 △４五金打 ▲５三歩 △５一歩
▲４六銀 △同金右 ▲３三歩成 △２四飛 ▲３二と △３四飛
▲４二と △７四歩 ▲２六飛 △３九飛成 ▲６一銀 △同　玉
▲８二金 △７一銀 ▲４六飛 △８二銀 ▲４五飛 △７二玉
▲５二と △７一銀打 ▲６二金 △７三玉 ▲２五飛 △５六金
▲６六金 △８四歩 ▲５六金 △４七角 ▲６五飛 △６二銀
▲同　と △５四銀 ▲７二金 △８三玉 ▲５五角

海原「この棋譜は説明するまでもなく、有名な南禅寺の決戦の棋譜だ。△9四歩は
　　　流石に二手目に指す棋士はいないが、現代将棋では相手の出方を伺う意味
　　　で序盤早いうちに端歩を突く作戦も有力と見られている。将棋というのは
　　　手得をすればいいというものではないということだ。今、後手一手損角換わり
　　　先方が流行しているが、坂田は後手から角を換える棋譜も残している。非常に
　　　先見的な棋士であったといえるだろう」
大原「待ってくれ！帝都新聞側の言うところはわかったが、これは初手と言えるのか？」
小泉「そうだ！！△9四歩は二手目じゃないか！」
審査員A「△9四歩は後手の初手です。初手という条件を満たしています」
峰山「当然だよ」
秀沢「初手は先手だけというわけじゃないんだ」
大原「ぐむ・・・・」
栗田「坂田の棋譜で見事にやられたという感じ。流石は海原雄山だわ」
山岡「くそ・・・」
審査員A「審査の結果を発表します。『究極の棋譜』『至高の棋譜』とも、これからの
　　　　将棋の序盤に対して、じつに意義ある提案をしてくれました。どちらも、非常
　　　　に重要な提案です。そこで、今回は・・・・・持将棋の引き分けといたします！」　　　

>無条件に1歩得させても

1歩手持ちになるだけで、1歩得にはならんよ。
まあネタは面白かった。

これはゆーざんの勝ちのような気が駿河
面白かったよ
乙

久々のネタの投下乙。

面白かった。

初手に目をつけたのは秀逸？

惜しむらくは、至高・究極がわともあと2品ぐらい欲しかった。
藤井の初手６六歩とか探せばネタありそうなので。

>>104
＞無条件に1歩得させても振り飛車党に飛車を振らせなければ指せるという

一歩得なんぞできないが

「初手」はさすがにハードル高いと思う。
完成度はともかく、チャレンジしたことに拍手だね。

ネタ乙。良かったよ！

一昨年だったか、ＮＨＫ杯で先崎が初手▲３七歩を指したのは新鮮だった。

神吉には、ＮＨＫ杯戦で初手６８飛車がある。

初手はお茶?!
http://hobby.nikkei.co.jp/shogi/news/index.cfm?i=20050203s1002s1

知る人ぞ知る関西将棋連盟Webマガジンの「初手特集」。
翌週には「二手目特集」もやっている。

ttp://www.kansai-shogi.com/webmagazine/2-2.htm

おお、久々のネタ！GJ

ネタおつかれさまでした。ずーっと待ってました。

初手が題材ってのはいい目の付け所ですね。
色んな初手が思い浮かんで、どの結果を採用するのか楽しみでした。
個人的には藤井の１六歩か６六歩を究極側に採用して欲しかったなあｗ

至高側の△９四歩は思いついた初手の中になくて、意表をつかれた結果でとてもよかったです。

森下が「志の低い手」と言いくさった羽生の△３二金とか

森下とはキャラが違うが「志の低い手」
なんて聞くと芹沢を思い出してしまう。
「将棋400年の歴史に無い手だ」とかｗ

まあ結局芹沢も森下も、一番どころか十番にもなれなかったがな。

森下は、名人挑戦者にはなってるけど。

森下クンはいまだにタイトルゼロでちゅからね

まあでもタイトル戦に出てるだけでも偉いがな

名人挑戦した頃は十番以内に入ってただろ・・・・多分

保守あげ

ネタ不足だな

良スレ

読売で森下卓が焼肉好きって記事があったYO!

それがどうしたんだYO!

今年もよろしく美味しんぼ

保守

良スレなんだがな

つまんね

続かない理由。
１．ネタが浮かばない
２．ネタが浮かんでも、うまく書けない＞＜

もうネタつきなのか・・・・・・・orz　　保守。

うーん、ネタは浮かぶけど、おいしんぼテンプレにならない。
かと言って「＊＊のネタ」だから、調理よろしくというわけにもいかないし。

Please
Give us neta!

森下センセ減棒喰らっちゃったorzほ

| ＼
|∀ﾟ)　ﾀﾞﾚﾓｲﾅｲ･･　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ　ｽﾙﾅﾗ ｲﾏﾉｳﾁ
|⊂
|


　　♪　　Å
♪　　　／ ＼　　　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ
　　　ヽ(ﾟ∀ﾟ　)ﾉ 　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ
　 　　　 (　 へ) 　　　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ
　 　 　　く 　　　　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ


♪　　　　Å
　　♪　／ ＼　　　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ
　　　ヽ(　ﾟ∀ﾟ)ﾉ　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ
　　　　(へ　 ) 　　　ｻ　ｲ　ｺ　ｳ　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ
　 　　　 　>　　　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ


　　♪　　Å
♪　　　／ ＼　　　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ
　　　ヽ(ﾟ∀ﾟ　)ﾉ 　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ
　 　　　 (　 へ) 　　　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ
　 　 　　く 　　　　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ


♪　　　　Å
　　♪　／ ＼　　　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ
　　　ヽ(　ﾟ∀ﾟ)ﾉ　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ
　　　　(へ　 ) 　　　ｻ　ｲ　ｺ　ｳ　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ
　 　　　 　>　　　ﾌﾞ　ﾝ　ｹﾞ　ｲ

先ちゃんB1からあぼーんorzほ

ﾀﾆｦﾀﾏﾝが前ｽﾚ>>1だという噂について

保守

保守

保守新党

将棋に勝つ秘訣「あわてないで、落ち着いて指す」

あれれ

＿　□□　　　 ＿　　　　　 ＿＿＿､､､
　 ／／＿ 　　[][]／／ 　 ,,-―''':::::::::::::::ヽヾヽ':::::/　　　誰　　作　　こ
／／ 　＼＼　 ／／　 ／::::::::::::::::::::::::::::::i l | l i:::::::ミ　　 だ　　っ　　の
￣　　　　 ￣　 ￣／ /:::::::::,,,-‐,／i/`'''￣￣￣ ｀i::;|　 ！！　た　　ざ
―`―--^--､＿_ 　 /:::::::::=ｿ　　 /　ヽ､ ／　　　,,|/ 　　　　　の　　る
/f ）,fヽ,-､ 　 　 ﾉ 　|　三　i　<ニ`-, ノ　/､-ﾆニ' 」'） 　　　　は　　そ
　 i'/　/^~i f-iノ 　　|三　彡　t￣ ｡` ｿ ﾊ_ﾞ'､￣｡,ﾌ | ）　 　　　　　　ば
,,,　　　　 l'ノ　j　 　 ﾉ::i⌒ヽ;;|　 ￣￣　/ _ヽ､￣ 　ﾞi　）　　 　　　　　を
　 ` '' -　　／　　　 ﾉ::|　ヽミ 　　`＿,(＿　　i＼_　 `i ヽ､　∧ ∧ ∧ ∧
　　　　　／／／　　|:::|　( ミ 　 /　＿＿ニ'＿＿｀i　|　　Ｙ　 Ｙ　Ｙ　Ｙ　Ｙ
　　　,-"　 　 　　 　,|:::ヽ　 ミ 　　/-───―-`l 　|　　／／　 　　 |
　　 |　　／／　　 　l::::::::l＼　　　 ||||||||||||||||||||||/　 |　　　　　／／ |
　　/　　　　 ＿＿__.|:::::::| 　　 ､ 　`ー-―――┴　/　　　 ＿＿,,..-'|
　/ﾞｰ､,-―'''ＸＸＸＸ `''l::,/|　　　　ｰ- ､＿＿￣＿,,-"､＿,-''XXXXX |
/XX/ XXXXXXXXXX|　|　　　　　　　　　＿,　　/ﾉXXXXXXXXXX|
　　　　　　　　　　　　　　　　タニー

この将棋の後手番は誰だ！！

と言いたくなっちゃったね、昨日の名人戦orz

>>148 じゃないけど、海老天しか話題にならんかったもんな……

保守します

hoshu
kono suremo owarikana-

スレ立てからもう1年経つのか

勝ったと思ったら、負けていた。
中原との名人戦、大山の△８一玉みたいので、よろしくできないか？

あげ

このスレまだあったのか
懐かしいな
もうネタ尽きて書いてないんだよね

いや、ネタはあるんだろうが、「おいしんぼ」風味に文章を書くのが
大変なんだと思われｗ

おいしんぼって不自然だな
結婚した嫁を栗田さんって呼ぶか？
普通山岡のせりふは、「ゆう子」、「ゆうちゃん」「嫁」あたりじゃないか？

栗田のほうも「山岡さん」じゃなく「あなた」「主人」「だんな」「やどろく」
っていうんじゃないか

次回のネタテーマは投了図にするよ

この漫画大嫌い、店の料理がまずかっても黙って帰れ。ことさら店主に
聞こえるように喋る女の腐ったやつ

一応初期の場合、がんばっても不味い料理しか作れない奴には助け船を出し、
怠慢が原因で不味くなってる奴には厳しい批判を浴びせるって言う
漫画の基本的な路線は守ってるしなあ。
現実的な考え方をすれば同じ感想だけど、シナリオとしては別にいいんじゃねって感じだね。

ついでに、漫画的にいいシナリオになってるからこそ、
将棋をネタにして改変版作っても面白いものができたりするってことさ。

おいしんぼって不自然だな
結婚した嫁を栗田さんって呼ぶか？
普通山岡のせりふは、「ゆう子」、「ゆうちゃん」「嫁」「かかあ」
あたりじゃないか？

栗田のほうも「山岡さん」じゃなく「あなた」「主人」「だんな」
「やどろく」「ぐずら」っていうんじゃないか

アニメの山岡はタッチの新田やZガンダムのジェリドと同じ声優ということはあまり知られていない

>>163
ドリフ大爆笑のコントで、志村けんとアイドル歌手の新婚夫婦のコントを思い出すな。

よし、新テーマは「亀田興毅」にちなんで「八百長」で行こう！！

>>164
NARUTOのカカシ先生や銀英のアッテンボローと一緒というのは最近知った

保守

保守。

保守

保守があってまったりしていて、それでいてdat落ちしない…

保守

保守

保守ピタル

保守

保守

保守

初めてこのスレに来たときは谷川が誰かも知らなかったが、
久しぶりにまとめページ読んでみたら改めてすごいと思った。

ﾀﾆｦﾀ好みの谷川将棋とか、よくこれだけのネタを自然な形で
入れこんだもんだと。
ていうか当時はこのスレを楽しむだけのものが自分になかった。

囲碁版に姉妹スレが出来ますた

海原雄山、至高の囲碁を語る
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamestones/1154751833/

>>179
情報ありりｗ

覗いてきたが、泉美ちゃんネタ以外見るべきものはなかった。
（ちなみにわたしは容姿を含め彼女の大ファンであった。
チラ裏だが、容姿で好みの女性をあげると、イルカ、新井素子、最近では臣籍降嫁された黒田さん＝サーヤ）

まぁ、ジジイ揃いの囲碁には、ムリだと思うが、このスレのように棋譜で勝負して欲しかった。
ネタは耳赤の一手を初め、ネタにはことかかないだろうに。

ほす



age

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ネタに仕立てるのが、むずかしいのかな？

初手の端歩もでてるし、
たぶん、角頭歩とかも、ガイシュツだろうし。

誰か、林葉の初手３七歩で書いてくれない？

それがなければ、このスレ落ちていいよ。

ぐは＞＜　　３七歩だし。

http://game12.2ch.net/test/read.cgi/bgame/1166169809/438

海原「本日は言うまでもない。王将戦を戦っておられる両名の労をねぎらいたく
　　　この雄山、至高の踊り食いを用意させてもらった。心置きなく堪能していただきたい」

巨大生簀が登場

海原「羽生、佐藤両名とも数あまたのタイトル戦において、全国各地で美味と
　　　称される料理を口にされてきたことであろう。もちろんその中には白魚や海老のような
　　　踊りを出されたこともあろう。しかし、今日は想像を絶する踊りを堪能していただきたい
　　　のだ。さあ思う存分食されよ」

羽生「あのぅ、何度試しても箸で取れないんですけど・・・」
海原「活きの良い証だと思って下され」

佐藤「うぎゃー、頭を噛まれてしまったーヽ(`Д´)ﾉｳﾜｧｧﾝ」
海原「もとい、それは大間の黒鮪だから、そういうこともあろう」

周囲「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



ば海原でｽﾏｿ