>>313 WBCにIBAFが協賛したことでWBCが正式にNO.1を決める
国際舞台になった。WBCの公認球がロゴが違うだけで
メジャー球と同じなのでメジャー球が世界基準になっている。
>>312 国際試合で戸惑わないようにという前提で作られた統一球だが
同じ感覚でプレーできるかというと、むしろメジャー球から遠ざかってる
ボールと言えるかもしれない。
打球音は何で決まるかというとボールとバットの接触時間で変わる
バットの硬さ、ボールの硬さで決まってくる。
金属バットのような固いバットだと接触時間は短く周波数が高いカキーンという音
プラスチックのバットだとボコッと接触時間が長く周波数が低くボコっと音がする。
軟式野球やテニスボールなどの柔らかいボールをバットで打つと
同じ硬式バットで打っても低い音しかしない。ボールが潰れて接触時間が長くなるためだ。
木製バットや硬式ボールはハイスピードカメラの映像でわかるように
潰れたりしなったりする材質で潰れ初めてからもとに戻る時間、
しなり始めてから元に戻る時間、バット、ボールそれぞれ材質で異なり
この時間の逆数をを固有振動数という。
バットとボールの固有振動数が大きく違うと反発力が弱くなる。
バットがしなってもとに戻るタイミング、ボールが潰れて元に戻るタイミングが
合えば反発力を大きくすることができる。
統一球は打球音が低くなっているので固有振動数がメジャー球や従来の日本のボールよりも
低くなっており、接触時間が長くなっているだろう。
接触時間が長くなればボールを飛ばすためには接触時間の長さを利用し
バットを加速させながらより押しこんでいく技術が必要になる。
(ビヨンドマックスもそういう打ち方が必要だ)強く叩きボールを潰すより
ソフトに接触させてバットを強く加速させる技術が必要になる。
バットもしなりやすい固有振動数を小さくして柔らかい材質やしなりやすい形状に
フィッティングした方がより統一球を飛ばしやすくなるだろう。
しかし統一球を導入後、メーカーはメープルやホワイトアッシュなどのより硬く
しなりにくい材質を推薦しており、メジャー球ならそれでいいが統一球の対応としては
真逆の行為だ。
バットとボールの固有振動数がズレれば衝撃がバットに加わり折れやすくなる。
統一球導入後、バットがよく折れるという場面を見るが大きく関係しているだろう。
統一球に対応できていない打者の多くは技術のズレだけでなくバットのフィッティングが
十分でない選手もまだまだいるのではないだろうか。技術サポートの少ない若手や無名選手は特に不利だろう。
固有振動数のマッチングの話はゴルフ界では常識になっている。
ドライバーヘッドは昔の柔らかいパーシモンからステンレス、ベータチタンへと
反発係数を大きいものに変遷しより固く固有振動数が高いものに変わっている。
それに合わせてゴルフはボールは糸巻きからツーピースのウレタンにより固い
固有振動数が大きいボールに変わっている。反発力を得るためだ。