２３２３バトルロワイヤルルール　2本目

『２３２３バトルロワイヤルルール』

精神をヴァーチャル空間にダイブさせて行われるバトロワ。
参加者は互いに戦い、ＨＰ（ヘア・ポイント）を削り合う。
１．ＨＰ＝頭髪の本数。
２．ＨＰが０で脱落。
３．戦闘で受けたダメージは全て現実世界の毛根へと送られる。
４．相手に与えたダメージの1/10を自分のＨＰとして吸収できる。
５．上記の方法で元々の最大ＨＰより増加した場合、現実世界では増毛効果となって現れる。
６．刺客にＨＰは存在しない（無敵状態）。
７．規定時間（７２時間）が経過するか、生き残りが１人になった時点で試合終了。

※追加参加者募集中（２３ＢＲ運営委員会・山下大輔まで）※


なお、本編中は「薄い」などの語がNGワードとなり、
自動的に「2323」などに置き換えられる仕様となっております。
例：「薄々感づいてはいたが」→「2323感づいてはいたが」



前スレ　２３２３バトルロワイヤル
ttp://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1172941102/
保管庫　
ttp://2323.hagewasi.com/

2323？

ごめんスレタイミスった・・
ルールってなんだよorz

ハゲヅラ板でやれよ

>>１乙カレーありがとな
スレタイはご愛嬌ｗ

>>1乙！
知らぬ間に前スレ500kb超えてたのね

ところで今日、初めてちゃんとカープの長谷川を見たが
これはとてもよい餌ですねｗ
ttp://hiroshima.nikkansports.com/baseball/professional/carp/r-hc-070428sat-0402-ns-big.jpg

>>1
乙ｶﾚｰ
タイトルはご愛敬ｗｗ
きっといい材料になってくれると思いますよ！ｗ

>>1乙でした！ありがとうございました！

前スレのラスト書いたものです。
携帯では容量わからなかったのであんな駄文で終わらせてしまってすいません…。

そして>>1乙。

容量だったのか
>1乙です

前スレがdat落ちになる前に一見さんのためにどなたか詳細なルールをまとめて下さい。

・参加者(求毛者) …HP10万以上で生き残り
石井裕也　　投手　中日ドラゴンズ
岩隈久志　　投手　東北楽天ゴールデンイーグルス
川上憲伸　　投手　中日ドラゴンズ
川村丈夫　　投手　横浜ベイスターズ
木村拓也　　外野　読売ジャイアンツ
久保康友　　投手　千葉ロッテマリーンズ
黒田博樹　　投手　広島東洋カープ
田中賢介　　内野　北海道日本ハムファイターズ
東出輝裕　　内野　広島東洋カープ
福浦和也　　内野　千葉ロッテマリーンズ
福留孝介　　外野　中日ドラゴンズ
松中信彦　　内野　福岡ソフトバンクホークス
的場直樹　　捕手　福岡ソフトバンクホークス
宮本慎也　　内野　東京ヤクルトスワローズ
山崎健　　　投手　千葉ロッテマリーンズ 　(失格)
吉野誠　　　投手　阪神タイガース 　(失格)
和田一浩　　外野　西武ライオンズ
ラロッカ　　内野　オリックスバファローズ

・特別参加者(餌) …各人の課題をクリアすればその段階で23出可能。
井川慶　　　投手　ニューヨークヤンキース
大沼幸二　　投手　西武ライオンズ
小笠原道大　内野　読売ジャイアンツ
川崎宗則　　内野　福岡ソフトバンクホークス
小林宏之　　投手　千葉ロッテマリーンズ
実松一成　　捕手　読売ジャイアンツ 　(失格)
下柳剛　　　投手　阪神タイガース 　(失格)
多村仁　　　外野　福岡ソフトバンクホークス
三浦大輔　　投手　横浜ベイスターズ
長谷川昌幸　投手　広島東洋カープ
塩崎真　内野　オリックスバファローズ

・運営側の刺客
森本稀哲　　外野　北海道日本ハムファイターズ
緒方孝市　　外野　広島東洋カープ

☆バーチャル世界で支給されるもの
・武器(主にバリカン)
･フサウター(ログアウトや索敵、HP確認に使用)
･補助アイテム(いろんなもの)

☆刈ったとき
まずは刈られた選手が他人から奪ったHPストックが実数で加算されます。
刈られた選手の元のHPに達すると、刈ったHPの1/10が加算されます。

☆フサウターの機能まとめ
・上のボタンで相手のHPを計測
・下のボタンで自分のHPを計測
・中央部のボタンでバーチャル世界からログアウト
・求毛者のフサウターは餌のフサウターに比べて索敵範囲が広い
･岩隈のフサウターは特別製

☆ログアウトのイメージ
　　　　　 　　＿ _　
　　　　　　/＿Shヽ＿
　　　　　彡　´ー｀）　　 ←機内に戻る
　　　　　と(　６　）っ
　　 　　　 ﾉ 　ノ
　　　　　（　（　
　　　　　　）ノ
　 　　　 　＿ _　　
　　　　　/＿Shヽ＿
⊂⌒~⊃彡 ﾟーﾟ） 　　　←バーチャル世界に残る

☆失格になったら
強制ログアウトの上全裸にされてＳＨＡＴ(Saving Hair Assault Team)によって牢屋に連れて行かれます。
バーチャル世界に残った遺体や装備品の扱いについては毛ん討中。
(前827より　強制でもログアウトするのは変わらないから、死(？)後５分程度で
体だけ大ちゃんが消して｢遺体｣が残らないようにするのはどうだろう。リュック
の中身に入ってたもの(武器･フサウター･青い袋の中身)はそれまでに奪えば残って、
放置されたら消えるとか。)

☆エリアの配置
毛ん討中。

>>11-15乙。
今のところ「毛ん討中」となっている所をなんとかして早い内に正式なテンプレ作っておきましょう。

後禁止ブロックの設定もうやむやになってしまったから矛盾が起きないうちにそこも早めに決めておきましょう。

☆エリアについて
・強い日差しと猛獣が毛根を虐める[サバンナエリア]
・昼夜の温度差と乾燥で毛根を虐める[砂漠エリア]
・高温と高湿度で毛根を虐める[密林エリア]
・低酸素と強烈な日差しと寒さで毛根を虐める[山岳エリア]
・強烈な冷気とオゾンホールによる有害紫外線で毛根を虐める[南極エリア]
・スモッグや酸性雨で毛根を虐める[都市エリア]

この６つのエリアが３×４の１２ブロックに分けられ、計７２のブロックが存在する。
また、６つのエリアは隣り合っており、その境界線を越えると一瞬で違う世界へと移動してしまう。

>>14の支給品に追加
･各エリアの地図

他バトロワ保管庫

讀賣巨人軍バトルロワイアル
ttp://www.geocities.co.jp/Athlete-Crete/5499/
横浜ベイスターズバトルロワイアル
ttp://www003.upp.so-net.ne.jp/takonori/
ttp://doubleplay.hp.infoseek.co.jp/ybbr05/ (2005年版保管庫)
広島東洋カープバトルロワイアル
ttp://brm64.s12.xrea.com/
ttp://www6.atwiki.jp/moriizou/ (2005年版保管庫)
中日ドラゴンズバトルロワイアル
ttp://dra-btr.hoops.jp/ (2001年版保管サイト)
ttp://dragons-br.hoops.ne.jp/ (2001年版・2002年版保管サイト)
ttp://mypage.naver.co.jp/drabr2/ (2002年版保管サイト)
ttp://cdbr2.at.infoseek.co.jp/ (中日ドラゴンズバトルロワイアル2　第三保管庫)
ttp://qdr.mydns.jp/drbr2004/(中日ドラゴンズバトルロワイアル2004保管庫)
阪神タイガースバトルロワイアル
ttp://kobe.cool.ne.jp/htbr/
ttp://homepage2.nifty.com/sorasouyo/ (旧虎バト保管庫・若虎BR紅白戦進行中)
ヤクルトスワローズバトルロワイアル
ttp://f56.aaa.livedoor.jp/~swbr/
プロ野球12球団オールスターバトルロワイヤル
ttp://www.geocities.jp/allstar12br/

福岡ダイエーホークスバトルロワイアル
ttp://www3.to/fdh-br/　(ｓ氏作)
ソフトバンクホークスバトルロワイアル
ttp://sbh.kill.jp/
アテネ五輪日本代表バトルロワイアル
ttp://athensbr.fc2web.com/
東北楽天ゴールデンイーグルスバトルロワイアル
ttp://www.geocities.jp/trgebr/
ビリオネア・バトルロワイヤル
ttp://tokyo.cool.ne.jp/birioneabr/index.html
西武ライオンズ　バトルロワイアル
ttp://web-box.jp/lions_br/
オリックスバファローズバトルロワイアル
ttp://sbh.kill.jp/bs/
千葉マリーンズバトルロワイアル
ttp://www.age.cx/~marines/cmbr/
2ch野球板 バトルロワイアル 参加者名簿
ttp://www4.atwiki.jp/basebr/
マーダー名鑑
ttp://www.geocities.jp/murder_file_3bbr/
見守るスレ　バトロワまとめ
ttp://sports.geocities.jp/mimamoru_br/

広島東洋カープバトルロワイアル第三章
ttp://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1173442331/l50
オリックスバファローズバトルロワイアル第3章
ttp://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1176382428/
阪神タイガースバトルロワイアル第八章
ttp://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1166020643/l50
一億円プレーヤーバトルロワイアル第六章
ttp://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1164444259/l50

各球団のバトルロワイアルスレを見守るスレ10
ttp://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1169219164/l50
野球バトルロワイアル総合雑談所3
ttp://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1172928243/l50

バトロワＳＳリレーのガイドライン

第１条／キャラの死、扱いは皆平等
第２条／リアルタイムで書きながら投下しない
第３条／これまでの流れをしっかり頭に叩き込んでから続きを書く
第４条／日本語は正しく使う。文法や用法がひどすぎる場合ＮＧ。
第５条／前後と矛盾した話をかかない
第６条／他人の名を騙らない
第７条／レッテル貼り、決め付けはほどほどに(問題作の擁護＝作者)など
第８条／総ツッコミには耳をかたむける。
第９条／上記を持ち出し大暴れしない。ネタスレではこれを参考にしない。
第１０条／ガイドラインを悪用しないこと。
(第１条を盾に空気の読めない無意味な殺しをしたり、第７条を盾に自作自演をしないこと)

>>1おつ
ハムバト保管庫が２３てる
http://fsbr.no.land.to/

↓ここの原点といえるネタの載ってるスレ

各球団のバトルロワイアルスレを見守るスレ８
http://search.mimizun.com:82/perl/dattohtml.pl?http://mimizun.com:81/log/2ch/base/ex13.2ch.net/base/kako/1147/11473/1147360492.dat

「ったく、折角出口に出たってのにコレかよ･･････」
恨めしそうに、厚い雲に覆われた23暗い空を睨んだ。

サーーー

霧の様な雨が、洞窟の出口に、23くカーテンを引いていた。
腕を伸ばし、左手だけそのカーテンに触れると、あっと言う間に左手がビショビショに濡れてしまった。
細かく静かなこの雨は、見た目以上の雨量のようだ。
「バーチャルって言っても風邪とか引くのか？」
暗い空に比例して、心までもが暗く重くなっていく。
雨の日によくある、億劫で気だるい雰囲気。
「はぁ･･････」
濡れてない方の手で、ボリボリと首の後ろを掻く。
雨が治まるまで、久保や宏之を探すのは中断せざるおえない。
「何処にいるんだよお前等･･････」
見上げても青い空は見える訳も無く、急に先程までいた砂漠エリアが恋しくなってしまう。
「いくら見てても止まないよなぁ」
もう一度タメ息をつき、絶対に雨の当たらない位置まで下がり、固い岩肌に腰を下ろす。
「どうして･･････」
こんなゲームが？
俺達が？
刈り合いなど？
突然の足止めで与えられた時間と沈んだ気持は、答えの出ない疑問ばかりを溢れさせ、その疑問が更に心を重くしていく。
無意味な疑問を止めたくて、頭にかぶせている帽子をズラして、視界を塞いでしまう。

サーーー

静かな雨音だけが、自分の世界を占める。
瞼の裏に浮かんだ姿は、ピッチャーの背中。
真後ろからではない、少し斜めからの背中。
見えた背番号は『４１』と『１６』
二人の姿は重なり、マウンドに立っていた。
どちらも右腕。
一塁手の自分からは背番号が良く見えた。
投球はまだ始まらない。
（早く）
ピクリとも体は動かない。
（早く･･････）
相手チームの応援も聞こえない。
ただ、雨音だけが聞こえていた。
（お前が投げなきゃ始まらないんだ）
小さな白球は、お前がソコから投げるからおもい一球になる。
でもな、打ち返されても安心しろ。
ライナーなら飛びついて取ってやる。
ホームランなら次の回に打ってやる。
――打てない時もあるが、まぁそれは許せ。
その白球を投げるのはお前一人だが、その白球を守ってるのは９人もいる。
（だから、安心して投げろ）
肩が少しだけ下がったのが解った。
（力を抜け、気持で投げろ、その一球一球に魂をこめろ）

かつて自分も投手であった。
しかし、夢となる前に現実に打たれ、打者へと転向した。
投手への憧れはいまだにある。
だが、ココだって悪いところじゃ無い。
失うことは不幸ではない、失ったと嘆く心が不幸なのだ。
重心が移動していくのがユックリと見て取れる。
一球を握り締めたグローブが体によっていく。
（始まる）
自分の重心が下がっていくのが解る。
（野球が･･････）
もう雨音さえ聞こえない。
（プロ野球が！！）

ドンッ！！！！

地面が微かに揺れた。
突然の爆音に、慌てて帽子を上げて立ち上がろうとするが、慌てた体ではそれもうまく行かず、
足をバタつかせ、座っていた位置からお尻がズレただけだった。
「な、何が起こったんだ？」
顔を左右に振り、状況を確認しようとする。

ゴロゴロ･･････

外の雨は随分と収まっていたが、かわりに真っ黒な雲の中から、不機嫌そうな音が聞こえた。
「何処かに落ちたのか？」
先程の音は雷が落ちた音だったのだろう。
「よっと」
ズレた体を直して、改めて立ち上がる。
雨脚は随分と弱くはなっている、しかし･･････
「雷かぁ」

ゴロゴロ･･････

存在をアピールするように、再び雲の中から音がした。
パッと辺りを見回した所、建物の姿も高い木の姿も確認できない。
地図にもロッジや観測塔の姿は無かった。
もし、外に出て雷にでも打たれたら･･････
「痛いんだろうなぁ」
そんな所では無い、下手をすれば･･････
「下手すればどうなるんだ？」
ココはバーチャル。
うっかりと忘れてしまうのだが、ココはバーチャルなのだ。
「やっぱり"コレ"が減るのか？」
後頭部に残った僅かな毛に触る。
オフという事もあって、シーズン中よりはフワフワと長めの毛が、後頭部で風に揺れていた。
（この世界での命＝ＨＰ･･････十分考えられるな)
考えるように下を俯くと、視界に入る見慣れたユニフォーム。
白の生地に、細い黒の縦じま。
左胸にはデカイ『Ｍ』のロゴ、左腕には球団ロゴ。
右腕には･･････２００５年アジア制覇のロゴ。

ビュウッ！！

強めの風が、福浦の背中を押す様に吹いた。
強い風にはためく幾つもの旗。
あの場所に、あの栄光の場所へ･･････
「また、行くんだろ？」
左胸を拳で軽く叩く。
まるでノックするかの様に。
帽子をもう一度しっかりとかぶりなおす。
少しだけ口角を上げ、いまだに雨の振る洞窟の外へと足を進める。
「神様、仏様、雅英様ってか」
己のチームの守護神の名を口にすると、ピンチを凌いでマウンド上で『あぶねぇ』と呟く姿が思い浮かんだ。
「―――何か心配になってきた」
それでも福浦の足は止まらなかった。
仲間は既に、一人失ってしまった。
決して、決して毛一人失う訳には行かない。
福浦は霧雨の中に消えていった。
不機嫌な音は、少しだけ遠のいていた。


【残り26人】

>>25-29乙。
>>25の「ズラして」は「23して」に変えるべきだと思うが、「ズラ」はNGワードだっけ？

>>25-29
乙です。なんか最近シリアスな流れになってきたな…

>>30
「ヅラ」ならNGだろうけど「ズラ」はセーフじゃない？
自分が気になってるのは「脱」はNGかなぁという点ですがどうなんでしょう？

字面→字９６って変換されてたので、
ズラして→９６してって変換したらどうでしょう？

乙です。
「毛一人」ってｗ

ﾌｸｰﾗのやけにｼﾘｱｽなところが好き。


ていうか、実際に毛の狩り合いしたらどうなるんだろうか…

ついでに。

前スレにあったまとめをテンプレとして書いてくれ。
もちろん更新付。

>>34
保管庫に収録されてるからわざわざ貼らなくてもいいんじゃないか？

＞ピンチを凌いでマウンド上で『あぶねぇ』と呟く姿が思い浮かんだ。

ｗｗｗ

なんで>>34はそんな偉そうなんだwww

>>35
700あたりにあった一人一人に詳細にまとめられたレス群を指すんじゃない？
あれは保管庫になかったと思うけど

>>38
保管庫にまとめありますよ。

>>38
保管庫にまとめありますよ。

二重カキコｽﾏｿ

ルールは保管庫のほうにあるこっちの方がいいのかな？
０１．ＨＰが０で脱落。薬剤の染み込んだ毛根を採取されます。
０２．戦闘で受けたダメージは全て現実世界の毛根へと送られる。
０３．相手に与えたダメージの1/10を自分のＨＰとして吸収できる。
０４．上記の方法で元々の最大ＨＰより増加した場合、現実世界では増毛効果となって現れる。
　　　植毛はゲーム終了後に行われる。
０５．刺客にＨＰは存在しない（無敵状態）
０６．規定時間が経過しても、２人以上残っていた場合は、全ての選手のＨＰが０になる。
０７．バーチャルから現実へと帰るのは自由。しかし、その間はバーチャルでの体は無防備となる。
０８．全選手に地図・支給武器・補助アイテム・フサウター・
　　　方位磁石・懐中電灯・参加者表が入ったデイバックが配布される。
０９．餌は各自に決められた脱出条件をクリアーすると、無事のまま脱出できる。
１０．餌には脱出条件の書いた手書きの手紙が配布される。
１１．現実でヘッドギアを外そうとすると、ＨＰが０がされる。
１２．禁止エリアに入ると、ＨＰが０になる。

※ルールには変動・追加があり※
06.については
＞両者 ＝７２時間経過前に最後の１人となること。
＞求毛者＝７２時間経過後ＨＰが10万以上になっていること 。
＞　餌　＝個々の課題をクリア。
＞　　　　72時間経過後までＨＰ１０万以上を守ること。
＞
＞※72時間経過時点でＨＰ１０万以下のプレイヤーは全員アウトで０になる。
に差し替えた方がいいとは思いますが…

「色々」に入っていた…
正直、flashとか見れないんで、そのままスルーしてた…ｽﾏｿ

とりあえず前スレから引っ張っていた問題点

・エリア配置
・失格になった時の遺体（？）や装備品の扱い
・禁止ブロックについて
他にあったら追加ﾖﾛ

刈り取ったＨＰがバーチャルでも反映されないとなると、
元々２３い選手が刈り取った場合、刈れる毛がないから
他の選手が取り返しようがなくなると思うんだが…

バーチャルなんだから反映されても良くない？
そのほうが絵的にもおもろいっしょ

毛打爆発の和田さんとかなww

「さて、どうしましょうか。スポーツ刈りじゃつまらないから、ノリさんみたいな５分刈りにしちゃいましょうか？」
「それはちょっと……」
「じゃあ、両サイドだけ刈っちゃいますか？カッコ良くないですか？迫力も出て、アメリカ行ってもナメられないですよ！」
「いや、だから刈っちゃうのはちょっと…」

全く賛同しない的場に、石井は不満そうな表情を見せる。
しかし的場は、先程まで鳥越、田口、柴原に城島といった諸先輩たちの９６９６な頭を思い出して、石井を刈(や)ってしまおうと思っていたのに、そんな感情はすっかり失せてしまっていた。
石井の手首に掛かっている、数珠が嫌でも目に入るからだ。

(住職がなんだ。２３がなんだ。俺には野球も仏教もあるんだ。)

「早く決めないと、井川さん起きちゃいます」
「……石井くん、『心頭滅却すれば火もまた涼し』って言葉は聞いたことない？」
「『心頭滅却すれば』…？」
「火が回った寺に追いつめられた高僧が、弟子に言った言葉なんだ。信じる心さえあれば、熱いはずの火でも涼しく感じる。つまり、周りがどんな状況にあっても、自分の信念は貫けってこと」

不意に、井川が呻いた。
石井には聞こえなかったようだが、瞼の僅かな動きは見逃さなかったらしい。

「だから何だって言うんです！井川さん起きちゃいます！」
「構わないよ。起きてから、きちんと説明したらいい」
「でも……」
「もし君が井川くんを手にかけたら、俺が川上さんに合わせる顔がない」

井川は確か新婚だったはずだ、と的場は思い出した。
自分にも新妻がいる。
２３でも、自分を誰よりも愛してくれる女性だ。

(井川くんが２３になって戻ったら、奥さんはさぞ驚くだろう。それよりは俺の方が……なあ、サヤカ…)

愛する妻の顔がちらつく。
完全に２３になった自分のことも、彼女は愛してくれるだろうか。
しかし、もう決めたことだ。

「井川くんを起こして、早く川上さんを探しに行こう」

石井の腕にかかっていた数珠が、じゃらりと音を立てて地面に落ちた。

>>48-49
新作乙。
最後【残り26人】が23ていたが
忘れてたら訂正しとく？

>>44
遺体（？）の扱いについては第４話と第５３話で描写がまるきり食い違ってるんだよな
前スレ>>827では
＞死(？)後５分程度で体だけ大ちゃんが消して｢遺体｣が残らないようにするのはどうだろう。
とあるらしいが自分としては第４話のように遺体が全部刈られると同時に消えて
髪だけ残るのを前提として今まで書いてただけに
第４話の方に合わせたいと思っているんだが…

>>51
間をとって遺体はすぐに消えるけど、
アイテムは五分以内に身に着ければ手元に残るってのは？

こんばんは、保管庫です。
何時も爆笑しながら、職人さん達の作品を読んでます。

今回の用件は前ｽﾚの>>820-821「prison」内の台詞で
「良いんですよ、日本一も経験できたし…」
と、言う台詞があるのですが、阪神は'03年'05年とも日本一になっていない、
という指摘が保管庫のＢＢＳに書き込まれました。
台詞のニュアンスなどもありますので
できれば職人さんから直接修正の指示をいただきたいので、
保管庫のＢＢＳまでお願いします。
長々と失礼しました。

>>51-52
「つじつまのあわないことは全部大ちゃんのせいにする」というスピリットに則ると、
遺体とかアイテムは残る、それを消す操作は大ちゃんが手動でやってるのでバラつきがある
あたりが落としどころかと

>>54にｲﾋﾟｮｰｳ
大ちゃんだものは魔法の合言葉

それに甘えて適当に話を書かれても困るけどね。
読む側はそれで良くても、他の職人さん達が話を進める上で問題になったら、
続きを読めなくなってしまう。
まあ、あんまり問題がある場合だけ差し戻しすれば良いか。

大ちゃんだもの
はどうしても話に整合性がつかないって時に限定の方がいい気がするけどね。

そうだな。
完全に手詰まりになる前から大ちゃんのせいにしていたら書く方も大変だろう。
問題点は修正した方がいいだろ。

問題点といえばフサウターのプラス表示は
本来の分と別に表記されるでよかった？

吉野のフサウターは、生前（？）に奪われたことにしちゃ駄目かなあ？
失格後に装備が残ると、色々矛盾する気がする。

23232323232323232323

脱落者の身体が消えるまでのタイムラグは大ちゃん次第ってのもありかもなーと
ちょっと思った。ずっと残ってたら困るけどｗ
アイテム（フサウター及び支給品）はそのタイムラグの間に第三者が手に入れると
その人が『保持』している間は大ちゃんからは消せなくなってしまうとかね。
フォルダを削除した時の『ほかの人またはプログラムで使用されています』みたいな感じで。

脱落者発生→このシウマイを口に放り込んでから消そうっと→あ、フサウターとられちゃったよ　みたいな

>>62
>>54でも出てるけど、それがいいと思う

話の流れ断ち切って悪いけど、このスレでのNGワードも考えなきゃならないから、リスト作成して

そこまでルール作らないとならんの？
ご自身の裁量でどうぞ

的場住職

ぽまえらがまじめに議論しているのはわかる


だが笑ってしまうのは俺だけ？ｗ

下らん事をクソ真面目に語ることこそ一番楽しいという言葉があってだな

無駄な事こそ実は大事なことって言葉もあってな。

選手や他の住人への思いやり、
ﾏﾀｰﾘの精神は失ってはいけないよ。

>>67
安心しろ、俺もだ
でも、楽しいよなｗｗ

保守

「ああん、もう！」
湯飲みを乗せたお盆を持った佐野が司令室に戻って来ると、山下は管理者用モニターに向かいながら
不機嫌そうにマウスをカチカチいわせている最中で、ディスプレイにはエラー音と共にいくつものウィンドウが表示されていた。
「どうしたんですか？」
「ああ、佐野くんお帰り」
佐野から湯飲みを受け取ると、ひと口すすって山下は忌々しそうに息を吐いた。
「やられたよ、大沼くんに吉野くんのフサウターを持ってかれた」
「えっ」
この毛゛ー無では、客観的数字を反映しただけのプレイヤーのデータと、恣意的な要素を多く含む所持品のデータとは
別系統になっている。プレイヤーのデータはHPゼロとなった時点で強制ログアウトとなり自動的に削除されるが、
所持品のデータは緊急性が低いため司令室から手動でひとつひとつ消去していくことになっていた。
「ちょっと目を離してたら…ほんとに油断も隙もないね」
「大沼って、それはまずいんじゃないですか？ただでさえ大沼はかなり強力な武器を持っているのに」
「そうだね、こちらも手を打たないと」
お茶を飲み干して湯飲みを置くと、山下は傍らに置いてあったインカムを装着し、スイッチを入れた。
「デニーくん、聞こえる？」
『…―――はい、マスター』
山下の忠実なしもべが応答する。
「あのねぇ、今その近くに大沼って選手がいてね。ちょーっと調子乗ってるみたいだから、かるーく脅してきてもらえる？」
『かるく、とはどの程度でしょう？』
デニーの声はあくまで無機質だ。
「そうだな、とりあえずHPを半分くらいに削ってやってよ」
『了解しました』
その返答に満足そうに頷くと、山下はインカムをはずし、椅子をくるりと回して向き直った。

「とりあえずこれで様子を見てみようか」
「あ、あの、デニーで大丈夫なんですか？デニーはかつて西武にいたことがあるんですよ？！」
「それが何か？」
山下のきょとんとした表情に、佐野は言葉を失った。
「佐野くん、このデニーくんはバーチャルなんだよ。ベイスターズ最強の投手として作ったんだから
西武時代のデータは使ってないし、大沼くんを元チームメイトと認識するようなこともない。何も問題は無いよ」
山下は無邪気な笑顔さえ浮かべてそう語る。
確かにあのデニーはバーチャルで、単なるプログラムの一つに過ぎない。それに、あの木村拓也だって
元はといえば山崎とはチームメイトだったというのに、ああも非情に毛を刈ってのけた。
森本や緒方と違って自分の意志さえ持たず、完全に山下の言いなりに動く駒でしかないデニーならばなおさら、
元チームメイトなんてことを心配する必要は無いだろう。
そしてこの場合、強力な武器を持つ大沼が、索敵範囲の広いフサウターを手にしたことで、“餌”のくせに
圧倒的優位に立ちそうな状況であり、それを牽制するために同じエリアにいるデニーを使うのは妥当な判断といえる。
しかし、佐野は言い様の無い不吉な予感にかられていた。“餌”である大沼が“求毛者”の持つフサウターを手にしている、
という時点で彼はこのゲーム上でイレギュラーな存在なのに、そこにもう一つのイレギュラーと言える“造られた”デニーが
近づいているのだ。この毛゛ー無の詳しいシステムは佐野には解らないが、バグったりフリーズしたりする可能性は無いのだろうか？
「佐野くん」
急に名前を呼ばれ、佐野の心臓は跳ね上がった。
「な、何でしょう！？」
「お茶もう一杯もらえる？」
山下が笑顔で湯飲みを差し出している。
「はっ、はい、ただいま」
あたふたと湯飲みを受け取って、佐野はふと動きを止めた。

「あの、そういえば先ほどデニーが下柳から刈ったHPの処遇が決まってませんが、どうなさるおつもりで？」
「あれ、そうだっけ？」
言われて初めて気付いた、というように山下は頭を掻き、再び管理者用モニターへと向き直った。
「じゃあ、ボーナスタイムを設けることにしようか」
「ボーナスタイム？」
「うん。毛゛−無が膠着状態に陥ったとき用にいくつか隠しプログラムが用意してあってね。
　そのうちの一つを発動させることにするよ」
山下がぎこちなくマウスを操作すると、ディスプレイにはパスワード入力画面があらわれた。
両手の人差し指で一文字づつ慎重にパスワードを入力し、山下は＜OK＞ボタンをクリックする。
新たなウインドウが立ち上がり、『プログラム：01を起動します...』という文字と砂時計のマークが表示された。
「これ少し時間がかかるんだよねー。ああ、そういえばもうすぐ定時放送の時間じゃない？」
「え？あ、そうですね。あと20分てとこでしょうか」
「よし、そのときまでにはプログラムが起動するから、次の定時放送でみんなには発表しよう。楽しみだなぁ」
山下は微笑みを浮かべ、椅子へと深く身を沈めた。

【残り26人】

乙です！
隠しプログラムｋｔｋｒ

乙！

何が始まるんだ？wktkwktk
フサウター問題解決してくれてありがとー

そういえば設定で曖昧なところは、先に書いた人優先ってダメ？
あまりにも無茶苦茶だった場合だけここで議論した上で変更するとか。

職人乙です！うまくまとめたなぁGJ！

＞両手の人差し指で一文字づつ慎重にパスワードを入力し、山下は＜OK＞ボタンをクリックする。

リアルでやってそうだな。

大ちゃんが設定したパスワードも気になる

大ちゃんの事だからさぞ面白いんだろうｗ

ケケケケケ

>>83
kkkkk

かも？

このスレ読み出してから
興味なかった選手だったのに
もの凄く気になるようになった。

毛゛ー無の虜だよ。

今まで（保管された分）の選手登場話まとめ

・参加者(求毛者) …HP10万以上で生き残り
石井裕也（Ｄ）　　　　　【25/49/57/61/67】　　
岩隈久志（Ｅ）　　　　　【19/33/50】　　　
川上憲伸（Ｄ）　　　　　【9/42/62/64】　　
川村丈夫（ＹＢ）　　　　【3/43】　　　
木村拓也（Ｇ）　　　　　【4】　　
久保康友（Ｍ）　　　　　【1/14/35/47】　　
黒田博樹（Ｃ）　　　　　【27/31/39/51/63】　
田中賢介（Ｆ）　　　　　【11/29/62/64】　　
東出輝裕（Ｃ）　　　　　【20/30/65】　　
福浦和也（Ｍ）　　　　　【1/10/13/24/38/52/66】
福留孝介（Ｄ）　　　　　【7/36/46】　
松中信彦（ＳＨ）　　　　【2/8/29/40/54】　　　
的場直樹（ＳＨ）　　　　【25/49/57/61/67】　
宮本慎也（ＹＳ）　　　　【37/45/58】　　　　
山崎健（Ｍ）　　　　　　【4×/5/61】　　
吉野誠（Ｔ）　　　　　　【28/55/59×/61】　　
和田一浩（Ｌ）　　　　　【18/34】　
ラロッカ（Ｂｓ）　　　　【21/26/36/46】　　

・特別参加者(餌) …各人の課題をクリアすればその段階で23出可能。
井川慶（ＮＹ）　　　　　【プ/57/67】　
大沼幸二（Ｌ）　　　　　【48/59】　
小笠原道大（Ｇ）　　　　【34】
川崎宗則（ＳＨ）　　　　【37/45/58】　　
小林宏之（Ｍ）　　　　　【16/33/50/56/58】　
実松一成（Ｇ）　　　　　【12/18/34×/61】　
下柳剛（Ｔ）　　　　　　【23/44×/61】
多村仁（ＳＨ）　　　　　【2/8/29/40/54】
三浦大輔（ＹＢ）　　　　【21/26/36/46】　
長谷川昌幸（Ｃ）　　　　【6/30/39/51/63】　
塩崎真（Ｂｓ）　　　　　【32/65】
　
・運営側の刺客
森本稀哲（Ｆ）　　　　　【8/38/64】
緒方孝市（Ｃ）　　　　　【17/40/54/55】
バーチャルデニー（ＹＢ）【23/44/53/68】

・その他
山下大輔　　　　　　　　【3/4/6/8/13/14/15/17/31/32/33/34/35/44/50/53/68】
佐野重樹　　　　　　　　【15/31/32/33/34/44/50/53/68】
高木大成　　　　　　　　【5】　
牛島和彦　　　　　　　　【22/41/60】
宮内義彦　　　　　　　　【32】
佐伯貴弘　　　　　　　　【22/60】
小宮山悟　　　　　　　　【41/60】
古木克明　　　　　　　　【41】
ＴＳＵＹＯＳＨＩ　　　　【60】
金子誠　　　　　　　　　【60】
石川雅規　　　　　　　　【60】

とりあえずざっと纏めてみた

おぉ、まとめ乙です。
これで非常に書きやすくなるね。
ありがとうございます。

　　

>>30の話題再燃。
「ズラして」は「23して」なのか「96して」なのかそのままなのか。
よろしく。

>>89
もともとウケ狙いで始めたことなんだから、そんな神経質にならなくてもよくね？
ただし読んで何のことかわからないのは勘弁

あげ

捕手

石井のキャラがよくわからん。
ボケのようで鋭くて、優しいようで残酷で。
的場とのコンビは意外だったが、これからどう動くか楽しみ。

ほす

☆

石井が意外と好きだ。
２３ロワ読むようになってから石井にも興味を持った。


竜投スレで中田はＴＤＮに襲われているが、石井は巻き添えにさせん！







石井って２３ってほどキてるか？
そうでもないような気がするんだが・・・。

俺は塩崎かな。
つい探さずにはおれなくなってしまった。

>>96
君はまだ石井のデコを見たことがないのだね･･･

俺の東出が塩崎と一緒にいるんだが
どうなってしまうんだろう

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/200704/CK2007042402011095.html

↑これと選手会のやつしか見たことない。
そんなにやばいのか･･･？

だれか写真うｐして！！

ttp://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/3b/11b83c3f55bb0575d82e24f26b12ae04.jpg

検索した中で１番２３２３に見えるのはこれかな。

>>101
ありがとう！

でもこれくらいなら普通にいそうな気がするけどな。
おっと、これ以上言ったら根幹が揺らぐな。

俺の石井がＭ中やＦ留ほどキてなくて良かった。

はじめてマトモにこの人の顔を見てなかなかイケメンだと思った

http://www.imgup.org/iup381728.jpg

>>103
石井は俺のモンだ。

>>104
大ちゃん・・・。
剃る毛はあったのかい？

>>105
お前の石井などいない。
いるのは(ry

>>106
いるのは？

　　　　＼　│　／　9696ですね・・・
　　　　　〆⌒ヽ
　　　─（；-Θ- ）─　　　ﾉ（（）））
　　　　 （ つ　つ　　　　　（・ﾍ・ ミ　ﾌｸｰﾗ頑張ﾚ保守
　　　　 ｜ ｜｜　　　　　⊂ ⊂）
　　　　 （＿（＿） 　　 　 　 し`Ｊ

hoshu

保守

なかなか新作投下してきませんね･･･。
職人さんも真剣なのかしら？

あげ

気長に待とうぜ。

その間に俺はAAでも作ってみるか。

AAにｗｋｔｋ

職人さんを待ちつつ保守

もう一度☆

☆

ほす

あ

【発毛】毛根から採取した細胞を移植し発毛させる実験に成功＝東大発ベンチャー
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1166965181/l50

鴎ネタスレで発見

>>120
現実が俺たちに追いついてきたな

ほしゅっとな

>>121
俺たちの啓毛思想も広めないとな

>>120
科学の進歩って、本当にス毛ーな。

保守

誰かの頭皮のように過疎ってるな

上げますよ

ほす

キャッチャー

おちないように捕手

最新エピから20日以上経っているのに新作投下してこないのはなんか不思議。
新作早く来ないかな･･･

まあﾏﾀｰﾘ待ちやしょう

このバッグの中に武器が入ってるらしいんだよね／
＿＿＿＿　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　∨
　　　　　　∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　　/l,,,,/l
　　　　　ヽ ゜,,J,,゜ﾉ　 　　　　　　　　　　　　　（・к･@）　ｿｳﾅﾝﾃﾞｽｶ?
　　　　　ｉ"∪　26つ(日　　　　　　　　　　　日)と、30∪i
　　　　　と＿)＿)　　　　　　　　　　　　　　　　(＿(＿つ　

ハズレかな?＿＿
￣￣￣∨　∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　　/l,,,,/l 　的場さんのはいいと思いますけど
　ﾎｶﾊ　　ヽ ゜,,J,,゜ﾉ　 　　　　　　　　　　　　　（・к･@）
　ｱﾙｶ？ｉ"∪　26つλ　　　　　　　　　　　　Ｔと、30∪i
　　　　　と＿）＿）（日　　　　　　　　　　　日）（＿（＿つ
※手動バリカンttp://tenant.depart.livedoor.com/t/tsuhanhasegawa/item_detail&id=1903076.html

こんなとこまで住職か？！
￣￣￣￣∨∧＿∧　○　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　ヽ#゜,,J,,゜ﾉ')　 　　　　　　　　　　　　　　/l,,,,/l 　？
　　　　　　と　　26 ﾉ　))　 　　　　　　　　　　　　（・к･@）　
　　　　　　/　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　 　と、30∪i
　　　　　（,_,/´i,_,ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　(＿(＿つ　

最後は
　　 /￣￣￣￣＼
　　|　　　　　　　　|　　　　　　　　
＿|＿＿＿_２６＿_| 　　　　　　　
　　|　　　　　　　　|　　///;ﾄ, 　　　
　　|　　　　^　　^　)　////ﾞlﾞl; 　祈れ
　　(.　　>ﾉ(､_, )ヽ､} l 　 .i .! |
　 ,,∧ヽ　!-=ﾆ=- | │　 　| .| 　
／＼..＼＼｀ﾆﾆ´ !,　{　　 .ﾉ.ﾉ 　
／　 ＼ ＼￣￣￣../　　 / .|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ってことじゃないですか？
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;' ':;,　　　　　.,;'':;,.　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　;'　　 ':;,.,.,.,.,.,,,;'　　';　
　　　　　　　　　　　　　　　　　,:'　　　　　　　　　　　｀:､
　　　　　　　　　　 　　　 　 　,:'　　　　　　　　　　　　 　',
　　　　　　　　　　 　　　 　　,:' 　　　　　　　　　　 　　　 ;'
　　　　　　　　　　　　　　 　 ;　●　　　　　　●　　　 　 ;',
　　　　　　　　　　　　　 　　 ';,　　　　　Ｋ　　　　＠　,.;:''
　 　　　　　　　　　　　　 　　 ｀:､ 　　　　　　　　　　,.;:'　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';　　　　　　　　　　　':　　

多分僧籍持ってて
あだ名が『住職』だからだと思うよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 ∧＿∧　 　　　　　　　　　　　　　/l,,,,/l 　あぁ･････
　　　ヽ ゜,,J,,゜ﾉ　　　　　　　　　　　　　（・к･@）　
　　　/ 　 つ○　　　　　　　　　　　　日)、30∪i
　　.（O＿＿)） *　　　＋　　　　　　　　 (＿(＿つ　

　 *　＋＿＿＿ ＋　
　 ＋,;f. .. . .. . ... .ヽ 　　
　　 i:. 　0ﾟ　 　　　.i
　　 |. 　　　　　　　.|
　　 |　　　　　　　　|　
　　 |　　　　^　　^　)　
　　 (.　　>ﾉ(､_, )ヽ､}
　　,,∧ヽ　!-=ﾆ=- | 　
／＼..＼＼｀ﾆﾆ´ !, 　
／　 ＼ ＼￣￣￣ﾉﾉ　　　　　　　　　　僕もいずれはああなるのか・・・。|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　○　　　;' ':;,　　　　　.,;'':;,.　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　゜。;'　　 ':;,.,.,.,.,.,,,;'　　';　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,:'　　　　　　　　　　　｀:､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:'　　　　　　　　　　　　 　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,:' 　　　　　　　　　　 　　　 ;'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;　●　　　　　　●　　　 　 ;',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　';,　　　　　Ｋ　　　　＠　,.;:''
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀:､ 　　　　　　　　　　,.;:'　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';　　　　　　　　　　　':　　

　　　 　　 ,, -''"　　　　　　　　　"'‐､ +　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,イ彡三三ミY彡彡ｲ三ﾐｋ
　　　 　　/　 　 ノﾉﾉﾉﾉﾉﾉヾヾﾉヾヽ ヽ　＋　　　　　　　　　　　　　　　yﾘﾊrf彡彡彡ﾘ从爪彡ｲ爪ﾐミk.
　　　 　 ,'　　 丿 　　　　　　　○o　', i +　 　　　　　　　　　　　　　　r勿ﾘr勿爪/爪/ﾊ从爪,�Yk从ﾆミk.
　　　 　 i　　 i　　　∠,,_''-,,_　 _,,,-'''ヽ,',　　　 　　　　　　　　　　　　f彡ｲ ///　///ノ　�Y从,�Yk从三ﾆﾐ.
　　　 　 ',　　|　　　　 ⌒"''┘└'''"⌒ ',　　　 　　　　　　　　　　　　j从━━ ソ , ' ━━━彡从�Yk从从ミk
　　　 　　i⌒'、　 ミ　-=・= ,　i､-=・=　i　 職 人 さ ん 降 臨 を　　`Y.＿＿〉 　 　＿＿､ﾘ�Yk�Yk从彡ｲﾘ
　　　 　　',/( ヽ　　　　⌒,c。__),⌒ 　　〉 　　　　　　　　　　　　　　　　:　◎ ,r' 　 　◎　　　　　川ﾐk�Y从ﾐｲくﾊ.
　　　 　　 'i､__ﾉヾ　 　イェェｪｪェｧ　　/　 w k t k し な が ら　　j＾｢'/　／|　　 　＼　　　　　　 �Yﾐk�Yﾐ彡ｲﾘﾉ
　　　 　　 　い',丶丶　ヽニニﾆノ　 .,'　　　　 　　　　　　　　　　 ﾊ| .| {.　　（　　　）　 　　　　　,ｲ::'寸从�Yﾐﾆ‐く.
　　　 　　 　 i　',　ヽヽ　 　　　　　 /　　　　　待　　　機　　　　〈　| .| j!.　　　 ⌒　　　　　　　　:: 　 ,り川ﾘ ﾘﾘ从ﾉ
　　　 　　 　 i　　ヽ　丶　　 ⌒　　,'　　　　　 　　　　　　　　　　　|　;. ! j!. 　とﾆ二ﾝ､　 　 　 　 /ﾘ川ﾘ升くハﾘ
　　　 　 　　ﾉヽ._　　｀` ‐----‐'"i´　　　　　 　 　　　　　　　　　 |　i 　 j!　　|┴┴┴|　　　　 /　勿Yミ从彡ﾞ
　　　　_,;-'"´´｀ヽ､ ｀ - ､, ￣　ﾉ｀`-;,_　　 　　　　　　　　　　　　 |　　　:∧　ﾞｉ　／￣|　　　 ,ｲ 　"川kヾﾂヾﾐ､
　_,;-'"´　　 r‐-‐-‐/⌒ヽ　'"´ 　　　 ｀`-､_　　　 　　　　　　　　 |　　　　 ヽ､ Y　　　| ,　＜'　　 　ﾄﾐ辷彡ｲ
//　　ヽ､　　|_,|_,|_,h(￣.ﾉヽ　　　　　　ヽ　　ヽ　　　 　　　　　　　|　　　　 　 と二二ﾝ　　 　 :　　　 　 ﾘ'＜ﾐ
| |　　ー-ヽノ| ｀~`".｀´ ´"⌒⌒) 　　　　',　　 i　　 　　　　　　　 ﾊ　 　 　 　 |.:.:.:.:∧:: 　 　 :　　 　 　 　 　.＞‐- .､

>>139
予想GUYだｗ

右の人誰ですかwww

　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣＼　
　　　　　 ／　　　　　 　┌─　 ＼
　　　　／　　　　　　　　└─　 　ヽ
　　 　/　 　　　　　　//三三三￣＼
　 　 .|.　 　 　 　 ／／　　　 　 ＼　 ＼
　　　| 　 　 　 ／／　　　 　 　 　 ＼__)）
　　　|　　 　／／　 　 　 　 　 　 　　|
　　　|＿___//. 　━━━丶 ソ ━━ |　　
　　　|||||||||　　　　＿＿　 　 〈＿＿. |　　
　　　|||||||||　　　　　　●　 　 ヽ ●　〉　　←カープの黒田の左向きバージョン
　 　(⌒､||||　　　　　　／　 　　|＼　｜　
　　 ヽ　 l||　　　　　　　　（　　　）　　/　　
　　 　|　 ｌ|　　　　　　　　　　⌒　　　|　　
　　　　し|　　　　　　　　 ∠二ﾆつ 　| 　　
　　　　　 |ヽ　　　　　　　|┴┴┴|　/　　
　　　　　|　　＼　　　　　|￣＼　/ /　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　|　　　 ＼　　 　|　　　Y / 　　　
　 　 　　|　　　　 　＼　 く二二つ 　　　　　　
　　　　　　　　　　　　 ＼＿＿/ 　
それをＥＮＹＡのＡＡに押し込めば完成。

ＡＡ職人さんもす毛ー！！

ほすほす

>>133->>139
石井かわいいよ、石井ｗ

あ

住職とサイレントKの登場章を書いた者です。
>>133-139のAAを作成して下さった職人様、GJすぎです！
ありがとうございます。

ほす

捕手

毛ん透け

保守

ほ

し

どこまでも続くと思われるような洞窟の中を、多村仁（Ｈ６）はひたすらに進んでいた。
奇妙に２３明るい岩壁は、ぬるぬると生物の内臓の様に躍動したかと思うと、次の瞬間には安手のポリゴンのようにのっぺ

りと現実感を失くす。
奥へ向かっているのか、それとも出口を目指しているのか、そもそも自分は何故こんな所に居るのか。
それすらもわからぬまま、とにかく「立ち止まってはならない」という思いに動かされ、彼は早足で歩を進める。
その足が、ぴたりと止まる。行く手の坑道が、１メートルほど陥没して段差が出来ていた。
気をつければ子供でも危険なく降りる事が可能と思われる程度のものにも関わらず、多村はその場に立ち尽くす。
（俺はここで何かひどいめに遭った気がする）
具体的にどんな災難だったのかは何故か思い出せなかった。
（そんなに昔のことじゃ無い気がするんだけど…）
首をひねって段差を見つめていたその時、彼の背後、それも明かに天井付近からしゃがれた声が洞窟内にこだました。
『たぁああむぅううらあああかぁああ？』
「えっ…？ひぃいっ！」
振り仰いだ多村の口から悲鳴がほとばしる。
視線の先、天井からぶら下がっていたのは、奇妙奇天烈な生物の群れだった。
ボディの形そのものは肉色のコウモリに似ているが、そのサイズは１メートル半から２メートル近く、頭部は人間の顔を備

えている。
しかも、その顔は、見覚えのあるプロ選手達のものだった。
西武の和田、中日の皮髪、日ハムの田中（賢）、巨人の木村…。
それらがご丁寧に各球団のユニをまとって天井からぶら下がり、逆さまになって揃ってこちらを向いている。
わざわざ記述する必要もないほどに、完全無欠に妖怪変化のたぐいである。
逆さまになることで、頭部の毛のボショボショとした寂しさが一層際立って、見ようによってはかなり笑いを誘う光景だっ

たのだが、
「ち、ちょっ…あう、あう」
そんな余裕があるはずも無く、酸欠の金魚のように口をパクパクさせる多村。

『へぇあぽいんつ おいてけぇええええ』
人面２３コウモリの誰の声かもわからないほど見事に唱和した呼びかけが、壁に乱反射しまくってエコーを奏でる。
次の瞬間、２３妖怪たちが多村に向かって一斉にバッサバッサと飛び立った。
『むぅしぃるぅぞおおお』
「ぎゃぁああああああ！！！！！」
人面２３コウモリにも負けない多村の絶叫が響き渡る。
「来るなッ！！来るなあああッ！！！」
パニックになった多村は思わず、先ほど躊躇していた段差を一気に飛び降りて――
グキッ。とおかしな音が体内から聞こえた。
「あっ」
全身に痺れるような衝撃が走る。
「や、やっちゃった…」
そこで、ようやく多村は『自分がここで遭ったひどいめ』が何であったのかを記憶から呼び覚ます事に成功した。
多分に時は遅かったのだが。
多村の意識はﾌﾜｰﾘと宙に浮いて急速に遠くなり、視界が暗転する。
たんたたんたらんららんららんっらんっらん♪
底知れない墨汁で出来た海のような闇の中で、どこか人をおちょくるようなメロディの電子音が流れた。
そして、浮かび上がる文字――『GAME OVER』

「ううぅ…俺の残機…俺の残機が…ざ　ん　き」
「…むらっ、多村、しっかりしろっ！」
耳元で、呼ぶ声がする。ぱっと視界が開け――飛び込んできた色は、緑だった。
「う…ぇ…？」
それも日本ではあまり目にする機会の少ない、過剰なまでに濃いビビットカラーの緑。
そして、その緑を背景にして、視界の大半を覆う形で自分の上にかぶさる影。
「ま、つなか…さん」
『松中土建』と印字された黄色いヘルメットの縁の下で、小さくてタレ気味の目が多村の顔を気遣わしげに覗き込んでいた

。
「気が付いたか、うなされていたみたいだが」
「あ、あ………そうか」
多村は、２、３度頭を軽く振ってから、柔らかな緑の下生えの上にゆっくりと慎重に身を起こす。
偏っていた血液が全身に均等に巡り始めたようだった。脳裏に、失神直前までの記憶がリピートした。
「俺、ビルの段差でやっちゃったんですね」
「ああ。……はァ、スマン」
多村の言葉に頷いて、松中はそのままがっくりと肩を落として溜息を付いた。
「お前があれで怪我するとは思わなかったんだ…俺がもう少し注意してれば…仲間ひとり守れない俺はやっぱりリーダーと

して…Ｋ久保さん…」
「いや、別に松中さんのせいじゃないですよ、俺が虚弱だっただけですから…」
苦悩反省モードに入ろうとする松中の言葉を遮って多村はなだめる。
死の淵の悪夢より目覚めた矢先から、目の前でひたすらネガられても、鬱陶しいだけで面白いことは何も無い。
「あ、あの、ところでここ、密林エリアってやつですよね。市街地から移動したんですか？俺が死んでる間に、色々あった

んじゃないんですか？」
話題を変えるためと、純粋な疑問から、多村は周りを見回しながら問いかける。
「ああ、そうだな。何から話せばいいか…」
水を向けられ、松中はこれまでの事をかいつまんで説明を始めた。
――実松の呼びかけ。彼の髪を奪った何者かの存在。
――山下から告げられた突然のルール変更。
――緒方との遭遇。

「なるほど、マジで色々あったんすね」
首の関節がいまだコキコキ鳴る事を気にしながらも、ふむふむと頷く多村。
「取り合えずは下手に動かないでここに居た方が良いと思うんだ…で、あのな、悪いが多村、俺、一度便所に出たいんだが、いいか？」
松中が親指を立て、頭上を指して言う。
すでにこのゲームにダイブして３時間半以上が経過している。多村も軽い尿意をおぼえていた。
「いいですよ、じゃあ、松中さん出てもどってきたら俺も一回出ます。交代で見張りましょう」
「解った、ちょっと時間がかかるかも知れん」
「ウ○コっすか」
「…ああ、すまん。なるべく早く戻ってくるから」
ごろりと地面に横になってそういい残したきり、松中のヘルメットを被った頭が、横にがくりとうなだれる。
ゲーム中でなければ、突然死でも心配したくなるアウトの仕方である。

「…さて、と」
多村は、横たわる松中から少し離れた比較的見通しの良い位置に座り込み、周囲を警戒しながらも軽く頭の整理を始めた。
先ほど得た情報で、確実に朗報と言えるのは、実に山下らしい行き当たりばったりさで告げられたらしい『ルール変更』だ。
生え残りが一名に限定されないのなら、グループで手を組んで行動してもデメリットはぐんと減る。
（少なくとも、松中さんは完全に信用できそうだし…）
松中の顔を見ながら、多村は大きく安堵の溜息を付く。
松中が緒方にそそのかされて多村の髪を狙い、小久保（幻影）に制止された事実を、彼は知らない。
冷静に考えれば、残機をこれまで２度破壊した原因も全て松中が作っているのだが、その事実にも今の所思い至っていなかった。
（…この人にはだいぶ世話になっちゃったなぁ、恩返ししないとなぁ）
幸せとも言える思考回路で、多村はいまや全幅の信頼を松中に置きつつあった。
高温多湿の気候の中、じっとしているのも気分が悪く、軽く首を回してストレッチしてみる。
体は動ける程度に回復はしたもののまだ本調子とは到底言えない状態だった。
頭の方もまだ混沌の中につま先くらいは浸っているようで、完全に明瞭な働きはしていないように思える。
それとも、この狂った毛゛−無を現実と認めないことで平常を保とうという一種の心の防衛本能か。

（マジでいるのかよ、こんなゲームに本気で乗ってる奴。…大ちゃん主催のドッキリじゃないのかよ）
テカテカに光るかつての山下の頭（と、ありえない状態の現在の９６９６頭）を思い出しながら多村は苦笑する。
松中の話から、既にマーダー（MARUHAGE Destroyer）が実際に動き出していると知っても、未だこのゲームをいまいち真剣

に受け取れない原因の一端は、
間違いなく、あの元上司の極楽とんぼな福顔のせいだった。
（あの人采配もドッキリカメラみたいなもんだったし）
散々大騒ぎした挙句に、最後は『だましてやった、だましてやった』とでも書いたプラカードを持ち出して、
「みんな、ゴメンネ！」
などと言いながら、小首を傾げる姿が容易に想像できるのだ。
（そんなオチだったらオチだったで、スネにガムテープ貼って一気に剥がすけどなー）
ガムテープで取れたスネ毛は松中さんにでもプレゼントしようかな、と多村はひとりで想像を巡らし、含み笑いをした。
（ドッキリと言えば、さっきの夢も酷かったな…）
そのとき、後ろの茂みがカサリ、とわずかに動く音が多村の耳をかすめた。
瞬時に、綿のようにとりとめの無かった思考回路が、針の様に収束する。
風の起こす葉擦れに紛れ込みそうな音。だが、それはあきらかに何者か生物の動作によってたてられた音だ。
振り返る間すら惜しみ、ほとんど本能的に多村はその場に伏せる。
「ッ！」
ガサッと今度は遠慮のない物音に続き、ザッとスパイクが地面を蹴る音がする。
右側頭部近くでビュンッとうなる風音、そして――誰かの発したチッと小さな舌打ち。
わずか１、２秒の間に、それだけの音が一気に多村の頭上スレスレをかすめていった。
「完璧に不意をついたと思ったんですが」
非常に冷静な声が前方上から降ってくる。特別むき出しの悪意は感じないが、他の感情も読み取れない。
這いつくばるような姿勢の地面に近い多村の視点から、電動バリカンを握ってだらりと下げられた右手がちらりと見えた。
「反応いいですね、流石に」
多村が改めて上体を上げて見た先には、クリムゾンレッドと白のユニを身に着けた長身の男が、軽く体を折り曲げた姿勢で

立っていた。
「……岩隈」

岩隈久志。
東北楽天ゴールデンイーグルスの初代エース。
アテネ五輪選抜メンバーにも選ばれた実力者、最近は故障に悩まされる。ウィークポイントは歯ぐきと頭髪。
多村にとっては去年までは他リーグのピッチャーに過ぎず、交流の２３い相手で、彼に対する知識はその程度しか持ち合わせていない。
「…いきなり喧嘩売られてるみたいだけど、俺、お前になんかした？」
傍のバッグの中から自分の得物を探り当てて取り出しながら、なるべく軽い風を装い問う多村。
ちゃちなサイズの眉毛剃り（カラー：パステルイエロー）は、岩隈のバリカンと比べると笑えるほどに頼りない。
「別に、お二人に恨みは無いです」
岩隈はさらりと答えて右手の電動バリカンを２、３度軽く振る。
「僕のＨＰを早く確保したかった所に、無防備にあなた達がいたことと…」
バリカンが発するジャキン、ジャキンという金属音が、多村には死神の鎌の研ぎ音のように聞こえた。
「ホークスの主砲二人が２３っ２３になれば、少しは女性ファンがうちに流れるんじゃないかなって」
微かに、本当に微かに、岩隈の唇が片端だけ吊りあがる。
「お前、おかしいだろ…」
多村の表情も、口元だけがぎこちなく歪む。
笑いかけたつもりだが、表情筋が脳の指令どおりに機能しない。
「何がですか」
岩隈が端整な顔を軽く横に傾ける。
「多村さんこそおかしいですよ。フサウターも身に着けないでぼーっとしてるから、生え残る気がないかと思いましたけど」
「信じたくなかったんだよ、髪の刈りあいなんて馬鹿みてぇなゲーム、リアルだなんて」
「随分マイペースですね。もう２３落者が出てるの知らない訳じゃないでしょ……で、あまり話し込むのも何ですから、そろそろいいですか？」
岩隈が幾分呆れた口調で肩をすくめ、それから一歩前に出る。２人の間は距離にして３メートル弱。一瞬で踏み込める間合いだ。
「待てよ、俺は刈り合う気なんて無いつってんだろ」
「そっちに無くても俺はありますよ。多村さんが選べるのは、その小さなカミソリで俺と戦うか、松中さんの体を残して逃げるか、です」

「逃げるとかは無いだろ、逃げるとか」
『逃げる』という言葉に反応し、多村の顔がぴくっと強張る。
「俺の着てるもん見ろよ」
多村はユニの上着――『HAWKS』と書かれた辺りを人差し指でトントンと軽く叩いて見せた。
「トレード組、馬鹿にすんなよ？」
「…そうですね、すいません」
岩隈は死球を当てた投手がするように、ぺこっと軽く頭を下げる。
「本当は逃げてくれるならそれで良かったんですけど…本気で抵抗する相手はけっこう面倒ですし」
「……お前、リアルで対戦したらマジでフルボッコにするからな、シーズン出て来いよ？」
「それはローテ次第ですからうちの監督に言って下さいよ」
打席に立ったときのような緊張感で、言葉と言葉の対決が続く。カウントは、武器の差の分投手側に圧倒的に優位だ。
「なめんな…」
多村は低い姿勢からゆっくりと身を起コキッ。
「くあっ」
…起こしかけた体が、奇妙な悲鳴と共に再び地面に伏せられる。
「？」
怪訝そうに眉を顰める岩隈の前で、多村はじりっじりっとトカゲのような姿勢で身を低くしたまま、松中の側に寄った。
（うぐぅ…）
そろそろと移動するだけでも、思わず声を漏らしそうになる。
『コキッ』のあとに多村を襲った、めまいがするほどの痛みと、立ち上がることすら出来ない脱力感。
（このタイミングで腰やるかよ…俺）
――ぎっくり腰だった。
（やべ…立てねー…さっきいきなり動いたツケか…）
岩隈の第一撃をかわせたのは、多村にとっては幸運と優れた運動センスがもたらしたファインプレーだった。
だが、そのファインプレーは多村の体に思わぬ代償を強いていたのだ。
（岩隈にバレたら…終りだ）

松中の傍は木の陰になっている。少しでも光の届かない所に居る必要があった。
多村の表情が激痛に蒼白になっていることや、じわじわと髪の生え際からにじみ出ている脂汗を岩隈に見咎められないために。
（松中さんっ、俺とあんたの気持ちが通っているのなら…！何らかのサインがあっちにも届くはず…！！頼む！！）
岩隈から死角になる位置から手を伸ばし、強い祈りを込めて松中の頬の肉をつまんで、くぃくぃっと引っ張る。
だが、松中は腹のつかえが降りたような、ひどくさっぱりとした表情で寝転がるばかりである。
（くっそ！呑気すぎるだろっ…うんこしてる場合じゃないってのに！あんたが戻らなきゃ俺たち…！！）
「……多村さん、立たないんですか？」
何かを疑うような岩隈の声に多村はハッして顔を上げる。
岩隈は、値踏みするように目を細め、じろじろと多村を眺めていた。
図りかねているようだった。
地面に這いつくばったままの多村の体勢が、隙を誘うための策なのか、それとも――
「もしかして……立てないんですか？」
（おい、起きてくれ！さっぱりした顔してんじゃねぇ！このままじゃ、もうすぐ俺とあんたの頭がさっぱりってレベルじゃねーぞ！！）
岩隈の言葉に焦燥をかき立てられ、思わず松中のムチムチのほっぺを顔が変形するほど力いっぱいつねる多村。
だがしかし。
グキッ。
「あ…ぃ」
力みすぎた多村の指関節は、負荷に耐え切れず脱臼を起す。あまりに立て続けの負傷に、もはややせ我慢する余裕もなかった。
「痛ってぇぇえええええええ！」
絶叫が、緑の密林に響き渡る――

一方そのころ、機内のトイレ内部で松中は。
「ふぅ…Ｋ久保さん、今なにしてるかなぁ」
便座の上でズボンとパンツを下ろしたままほっと一息。
ペーパーロールをカラカラと引き出しながら、遠い目で想い人に心を馳せていた。
【残り26人】

おおおおおおおお投下キター！！職人さん乙であります！！
23妖怪怖いよ23妖怪
違和隈怖いよ違和隈
そしてＭ中のんきすぎるｗｗｗ

新作キター！

なんつう夢見てんだタヌラｗ

新作超乙です！
スペランカーの世界の夢ﾜﾛｽｗｗｗ
今度は松中が意識無くてﾀﾇﾗが戦う番なんだな

新作乙です！！
皮髪だの２３コウモリだのに笑ってたらタヌラ一気に大ピンチか！
絶体絶命のこの状況を果たして乗り切れるのだろうか……

職人さん激乙です！！
ﾀﾇﾗもM中もﾊﾞﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗ

新作乙です！！！

Ｍ中の能天気さに２３ワロスｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

的場

＞　『むぅしぃるぅぞおおお』

もうだめｗｗｗｗｗ死ぬｗｗｗｗｗｗｗ

hoshu

このまま月1にならないように職人さん方の健闘を祈りますっ!
今までの充電期間をばねにして皆さん大量生産してください!

質問。
作成者は「毛゛ー無」と「ゲーム」、どっちかに統一したほうがいいじゃないですか?
>>158を見ていると、少し違和感を感じて･･･。

毛゛ー無の方が２３ロワの本質を表している気がする。

そんなにきっちり決めなくもいいと思うんだが……

そういや細かい指摘が入り始めた頃から
職人が激減したような気もする。

大量生産って言い方もどうかと思うけど、
たくさん投下してほしいなら細かいことを言うべきじゃないと思う

空気読まずに>>155〜のＧＪ作品に思わずイラストを作らさせてもらいましたｗ最後の方ですが
（しかも和式便所ですがｗ）

　　　　　　|:::::::::::::::::....
　　　　　　　　 γ⌒ヽ::::::::::::: 。oO（｀皿´）
　　　＿　　　　〔´ー｀*〕:::::::::::::
　　彡ﾟーﾟ）　　/　 ""　　＼:::::::::::::::::::::
　　　|　 |　　(⌒) (⌒二　)::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　~~~　　／⌒ヽ(￣､　 ヽ＿＿＿
　　　　　　/　　　　Lヽ ＼ノ＿__
　　　　　　ﾞー―――（＿_）---'
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣○￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｏ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾟ
（（（（　::::⊂ ´⌒つ彡l||l；´ー）つ＜＜＜´ー｀*]⌒｀つ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
　　＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　""Ｕ
　/　毛ヽ＿
　ﾘ　*’ー）
　と　　　つ目
　/　 　　|.
（,_,/ヽ,_,）:

正直、そういう細かい設定は適当に言ってることだから
わ　ざ　と　無　視　ってのもアリだと思う

一番下にありますた

２３２３
評価：低★★★★★★☆☆☆☆高

>>172
毛゛ー無の変換は途中で忘れていた。
次からは統一します。

>>177
ＧＪw素晴らしいww

>>177
髪がt(ry www

2323

捕手るぞー

http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1179653455/709-712

＞「…いきなり喧嘩売られてるみたいだけど、俺、お前になんかした？」
＞傍のバッグの中から自分の得物を探り当てて取り出しながら、なるべく軽い風を装い問う多村。
この辺とか「タヌラかっけーｗｗ」とか思えたのにその後･･････ｗｗ

期待を裏切らないよなｗｗ

「なんだハズレか」
唐突に変化した視界に広がるのは、ゴツゴツとした岩が転がる山岳エリア。
「まぁ、そんなに直ぐには、辿り着かないよなぁ」
エリアの変り目から姿を隠せる場所を探して、ソコへ隠れる。
移動の合間に久保は、自らのフサウターの、重大な欠点に気がついたのだった。
広いフサウティング機能を備え付けた久保のフサウターだったが、その広いフサウティング画面は固定されていたのだ。
まるで昔のＴＶゲームの様に、画面の端に行き着くまで次の画面が表示される事は無い。

ピッ

フサウターの画面には、端の方に『Ｍ１６ ＨＰ：８６０００』と表示されているだけで、敵の存在は表示されていなかった。
（フサウターか）
久保はふと思案をめぐらす。この毛ー無は"誰か"もしくは"何か"の為に行われている。
もし、２３２３の為だけに行われていたとしたら、山崎さんが23落するような事態はなかっただろうし、
９６９６達に個々のクリアー条件が課せられる事もなかっただろう。
参加者はあくまで参加者なのである。毛ー無と言う箱の中で"何か"を楽しませる為に存在している。
しかしソコには多少の優劣がある気がする。大きくは２３２３か９６９６とか。
立場、役割、それから･･････
（所属チームとか）
もう一度、参加者一覧表を拡げ、連なる３０人の名前を目で追っていく。
セ・リーグの参加選手はそうでもないのだが、パ・リーグの参加選手にどうしても引っかかりを覚える。
参加メンバーではない、チーム毎の参加人数だ。マリーンズとホークスに偏っているのだ。
（怪しいよな。マリーンズとホークスだけ４人も参加してる）
後のチームは２名か１名程度である。２チームだけで他の４チームより多いなんて、どう考えてもおかしい。
（平等じゃない）
この毛ー無は偏っている。
（武器も）
明らかに、久保自身に向けられた補助アイテム等を見て、武器も全て作為的に選ばれている可能性がある。
「フサウターも」

ピッ

再度、フサウターの画面を確かめる。敵の存在は表示されていない。
全員が自分と同じ様な機能のついたフサウターを、持っているとは考えにくいだろう。
優劣が付くから毛ー無は面白くなるのだ。
拡げていた参加者一覧表を、デイバッグの中にしまい、辺りを見回す。
自分のフサウターは敵の有無を知るにはもってこいだが、移動を始めると途端に、危険度が跳ね上がるのだ。
だから、常に警戒する心を忘れるわけにはいかなかった。
フサウティングが出来るからって油断していて、背後から襲われてはいお終い！ って事になりかねない。
「もう一度戻るか、それともこのエリアを突っ切るか」
地図をジッと見つめる。四角いブロックに四角い地図。
「エリアの繋がり位教えといてくれよ。ソッチには関係ない事かも知んないけど、コッチには行きたいエリアとかあるかもしんないだろ」
虚空に話しかけてみるが、もちろん答えなど帰ってくるはずも無い。
「大体、繋がってるエリアは５つなのに、境界線は４面じゃん。
　それとも、１つのエリアから全部のエリアへは行けないのか？」
再び頭の中で思案しようとしたが、何も浮かぶ事はなかった。
（考える為の情報がないんじゃ無理か）
そこ等に落ちていた小さな石ころを、地面に６つ置いてみるが、やはり頭の中には何も涌いてこない。
「バーチャルだし、あんまり常識的に考えない方がいいよな。耳の中でモジャモジャ言われるような世界だし」
まだ記憶に新しい、山下の９６９６姿と能天気な声を思い出し、一気に肩の力が抜けてしまった。
考査のし過ぎか、軽い頭痛を感じた。
「あー甘い物食べたい。一回戻ろうかな」
戻ろうか戻らないでおこうか、地図を指で弾いて迷っていると、１ブロックだけ赤い文字が書かれているのに気が付いた。
あまりにも23い文字だったので、今の今まで気が付かなかった。
地図に書かれた赤い文字を、目を凝らしてよく見てみると『18：00』と書かれていた。

「あ、もしかしてコレって」
先程しまった参加者一覧表を再び拡げ、直ぐさま裏むける。
裏には６時間分の禁止エリアが書かれていた。
「へぇ、自動で禁止エリアが書かれるのか。
　まぁそうしないと、エリア移動した先で、うっかり禁止エリアに入っちゃうかもしんないし」
フムフムと、新しい発見を頭の中で砕いていく。
この毛ー無は、山下のとんでもないうっかり具合の為か、随分と発見が多い気がする。
「何時か、そのうっかりのせいで、23落者が出そう。」
その可哀相な23落者にならない為にも、精々気をつけなければいけない。
「都市エリアに行けさえすれば、後は待つだけなんだけどなぁ」
山下の23け具合と、肝心の都市エリアに行きつけない自分に対して、タメ息を吐く

ピッ

一番下のボタンを押す。
オレンジ色の画面には『ＨＰ：８６０００』と表示されている。
己の刈らなければいけない毛量は実に１４万。９６９６を一人刈り上げたとしても、１０万には乗らないだろう。
時間は７２時間。
焦ってはいけないと自分に言い聞かす。
フサウターがある限り、７２時間までに最後の一人になる事はまず無いだろう。
もし、福浦がこのゲームを壊す気でいるなら、まずは福浦を信用させて自分の仲間に引き入れ、更に別の人物も仲間にする。
山下の23具合と、このゲーム特有の何ともいえない、緊迫感の無さから、ゲームを壊そうとする者はそれなりにいるだろう。
一見、ゲームを壊そうと動く様に見せておいて、十分な毛量が集まった所で一気に刈ればいい。
「後は、７２時間経過を待てばいい」
逆に、福浦が毛刈りに積極的だったら･･････

「えーっと、福浦さんが･･････」
一生懸命、福浦がバリカンを持って、毛を刈る姿を想像してみるのだが、どうも迫力に欠けた。
なんだか、子供がピストルの玩具で遊ぶような感じしか想像ができなかった。
「そう言えば、ロッテって昔、ファン感で散髪屋した事あるんだっけ？」
緊張感の無い想像をしてしまった為か、久保の思考は脱線を始めてしまう。

ピピッ

脱線していた久保の思考が、一つの電子音で急速に現実へと戻る。
（フサウターに反応？）
注意深く画面を見つめたが、画面には何の反応も無い。
「故障とかだったら洒落になんないな」
もう一度自分のＨＰを表示させてみる。
『ＨＰ：８９０００』
ちゃんと表示されている。画面をフサウティング画面に戻すが、久保以外の存在は表示されていない。
「空耳？」
暫く、無意味にフサウターを弄ってみたものの、故障ではなさそうなので、ボンヤリしていた自分の空耳だったと片付ける事にした。
「コレは本当に、一度戻って、甘い物でも食べた方がいいのかも」
頭痛はまだ、久保を苦しめていた。
「よし、一回南極エリアに戻って、安全を確かめてから、あっちに戻ろう」
立ち上がり、身を隠していた岩場からユックリと出て、エリアの境界線に向かっていく。
この時の思案で久保は、この毛ー無を楽しむ"何か"について、少し近づいていたのだが、
それは彼にとってどうでもよい事だったので、それ以上近づく事はなかった。


【残り26人】

またまた新作ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
禁止エリアは自動で記入されるのか、便利だな。

職人さん乙です！

新作乙！
宏之に久保と、ロッテ勢はステルスマーダーが多いな…
電子音が何なのかも気になる…

新作乙です！
さすがクレバーな怪物(98年ごろの熱○甲子園で言ってた)だ。
でもどこか抜けてるんだような気が…

で、ちょっと気になったんだけど、10万まで残り14万じゃなくて1万4000じゃないか？
それから、HPが途中で3000増えてるんだけど…

>>193
とりあえずもちついて>>1を読み直そうなｗ

>>194
あぁしまった、NGワード設定するの23てたよ。

『考える人』を書いた者です。
最後のＨＰが89000になってますね･･･
保管の際、訂正お願いします。

新作乙です！！！

乙です

保守age

保守

ほしゅ

捕手

tanisige

>>195
194が言いたいのは、NGワードじゃなくて>>1の4番のことだと思うけど
つまり14万でおｋ

ほしゅ

>>203
あぁそういうことか…。
つくづく23てるなぁ俺…

（　´ｗ｀）＜23毛るな！ﾅﾝﾁﾃ

　　　　　　　　はいはい、まとめてかりますよー
　　　　　　　　　 _, ._　　（.＠）, ´ｗ｀´w｀
　　　　　　　　[ー。ー］／　　 ','´ｗ｀',´ｗ｀´w
　　　　　　　　γ○=｛=｝O,　　　　,w ',´ｗ｀ ', ´
　　　　　　　 　|:::::::::::|　　　　　　　,´ｗ｀, ', ´ｗ｀´
　　_＿＿＿＿し `∪＿＿＿＿, ', ´, w'´ｗ｀´, ', ´

エースであり続けたい。隔年なんて言われたくない。
川上憲伸（Ｄ１１）は足をゆるめつつ扉の向こうで叫び続けている
田中賢介（Ｆ３）の元へと向かっていた。
森本稀哲（Ｆ１）からもらったバリカンをしっかりと握りながら。
川上の頭の中で夢は広がる・・・。
試合中、ピンチを乗り切り豊かな髪を激しく揺らしながらいつものガッツポーズをとる自分。
福留は無言でベンチへと戻る。
ヒーローインタビュー、帽子を取り、豊かな髪をかき上げながら観客の声援に応える自分。
打のヒーロー福留は、帽子を取らずにうらめしそうに見ている。
遂に叶ったメジャー挑戦、豊かな髪を前面に押し出すピッチングでメジャーの強打者を次々となぎ倒していく自分。
福留を三振に切ってとる。
「もうすぐッス、もうすぐ・・・ッス。」
今まで状況を把握しながらも、これはおでこだと自分に言い聞かせ続けた。
でも、もう現実頭皮しなくてもいい。考えただけで笑みが漏れてくる。
早く欲しい、早くよこせ。田中賢介、君の髪は、僕のものッス。
扉の前に到着すると、相変わらず田中は叫んでいるだけだった。
時々体が扉に当たるのか、バンッという音が鳴り響く。
川上はバリカンをポケットにしまい、田中に気づかれないように静かに鍵を開けた。
そしてそっと呟いた。
「プレイボール。」

川上は小さく呟き、ドアノブをゆっくり回した。
そして思いっきり扉を開いた。
―ガンッ―
鉄製のドアが田中の顔面を直撃した。
田中はよろめきながら後ろに下がり、尻餅をついて倒れた。
起き上がろうとするものの、当たった時の衝撃が大きかったのか、うまく立ち上がれないようであった。
それを見た川上はすかさず田中の体にまたがり、膝で腕を押さえ、胸をつける形で胴を押さえた。
レスリングのようで、顔が近い。何だか変な気持ちになったが、悪い気はしなかった。
「アッー！２３毛んな川髪ぃ！！退け！退けぇ！！」
必死に体をゆすって抵抗するものの、川上の鍛え上げられた肉体に成す術はなかった。
「田中君、先輩に対して川髪とは失礼ッス。川神さんと呼ぶべきッス。
・・・とにかく、田中君にはアウトになってもらうッスよ。」
川上はそう言うとバリカンをポケットから取り出し、田中が装着していたサンバイザーをひっぺがした。
儚い額がその姿を露わにした。汗と雨で髪が濡れているため、その額はよけいに脆く見えた。
もっとも、川上よりは危な気はないのだが。
汗と酸性雨にさらされた田中の髪はこの仕打ちに泣いているかのように濡れていて、
川上に助けを求めるかのごとく輝いていた。
「もう安心するッス。これからは僕が君達を護るッスから。だから安心して僕のところに―」
川上はバリカンのスイッチを入れた。

「これで終わりッス・・・あ、あれ？」
バリカンが作動しない。一瞬押し間違えたのかと思ったが、スイッチは１つしかない。
「え・・・あれ？」
川上は出っ張ったスイッチを引っぱったり横に動かそうとしたりしたがやはりバリカンは作動しない。
「なんで？どうしてッスか！？」
川上はしばらく俯き、何かを考えていたが、ハッとしながら叫んだ。
「もしかして、森本君に・・・だまされたッスか！？」
川上は呆然としながら視線をバリカンから田中に向けると、
目をギラギラさせながらこちらを睨みつけている。川上は耐えきれずに目を反らした。
「あわわわわわわ・・・、まずい、まず―」
「退けっつってんだろ川髪ぃ！！」
「わっ！」
退けという声と同時に景色がひっくり返った。下にいたはずの田中が上に立っている。
動揺からか、田中を押さえつける力が散漫になっていたようだ。
しかし、田中はさっきまでろくに動けない状態だったのに、
なぜ川上を押しのけるまでに回復したのか、これはバーチャル世界の賜物なのか、
川上はわけのわからないまま呆然と田中を見つめていた。
すると、突然田中が覆いかぶさってきた。その時の衝撃で川上は我に返った。
（・・・バリカンは持ってないようッスね。なら髪は大丈夫ッス。）
川上は顔を横に向けると、バリカンがぽつんと横たわっていた。
そんなに遠い距離ではないが、明らかに手足は届かない場所にある。
バリカンが無ければ髪を刈ることも出来まい。田中がバリカンを拾いにいく隙になんとかしよ―
―ブチブチッ―
「ぎゃああああああ！！」
川上の頭皮に激痛が走った。
目を見開いて田中の手を見ると、その指の間から黒いものがはみ出していた。
川上の毛髪だった。
「ちょっ、ちょっ、うわ、あ、あ・・・」
「髪髪髪髪ぃぃぃぃ！！」
「うわぁぁぁ！！」
川上の悲鳴がビルに木霊した。

・
・
・
「髪髪髪髪髪髪髪髪・・・」
田中は草むしりをするかのように川上の髪を毟っていく。
すでに川上の頭の一部は更地になっていた。
「ちょっ、や・・・やめるッス！！」
川上は力を振り絞って何とか田中の体をどけることに成功した。
しかし髪の被害は大きく、額がヒリヒリと痛む。
血でも出ているんじゃないかと、額に手を当てるが、
それはすぐに落ちているバリカンへと伸びていった。
（よし、これで戦況を整えるッス。ぬるぽ。）
「ん？・・・ぬるぽ？」
―ガッ―
川上の手がバリカンに届く前に、田中の手が川上の手を掴んでいた。
田中は更にもう片方の手を川上の後ろ髪に回し、思いきり引っ張った。
「うわっ！」
川上の首がガクンと後ろに垂れた。田中は力の限りを尽くして髪を引き抜こうとするが、
後ろ髪はまだ、量も多く、なかなか抜くことはできない。
「やめろぉ！！」
川上は見えない位置にいる田中の腹を狙って左腕を後ろに振った。
運良く川上の拳は田中の鳩尾をとらえた。
小さなうめき声と同時に田中の手が離れた。
すぐに川上はバリカンを拾い上げ、スイッチを入れた。
正常に作動するのを確認し、田中の方へと向きを変えた。
田中は背を丸め、片手で腹押さえながらこちらを睨んでいた。
【残り26人】　
ＨＰ：川上憲伸（Ｄ１１）57000→49000　　田中賢介（Ｆ３）79900→80700

田中賢介（Ｆ３）のＨＰの表記が見当たらなかったので、勝手にＨＰを設定
させてもらいました。
初期：ＨＰ 79500→79900→80700

新作乙っス。

現実頭皮て…

>>213
あぁ、これはマジで変換ミスです。orz
保管庫に保管する際は修正をお願いします。

いや、これはこれで…ｗｗ

新作乙ですwwww哀しい戦いだw
ハムファンからすると、川上より毛ん透けの方が危ない気がするんだけどなw

>>214
現実頭皮で爆笑したのでこのままにしておいて欲しいww

>>216
笑ってくれたならやっぱりそのままでいいです。
これぞ毛我の功名。

新作乙！
ついに毛ッ闘が始まったな
俺も現実頭皮で牛乳噴いたｗｗｗｗｗ

>>208乙！
現実頭皮ﾜﾛｽｗ　どう見ても23用語です本当に（ｒｙ

＞豊かな髪を前面に押し出すピッチング

どういうピッチングだよｗｗｗｗｗ

>>220
番長みたいに、ツルーンを嫉妬に追い込むピッチングだろｗｗｗｗｗ

新作きてたー
いつも乙です

ぬるぽ？
がっ
にもﾜﾛﾀwwwww

新作乙です！！

現実頭皮ワロタｗｗｗ

髪の毛を保守

頭皮マッサージ

保守

おでこが広いだけだよ保守

保守

この世でもっとも見つけ難いもの。　砂漠に落した髪一本？

この世でもっとも見つけ難いもの。　闇夜に落とした９６の鬘？

この世でもっとも見つけ難いのは。　自分自身の思い違い。


　　　　　　＊　　　　　　　＊　　　　　　　＊


「それじゃ、頼むよ」
「任せて下さいよ」
緩やかな風が吹く中、ログアウトを行おうとする塩崎に対し２３笑いを崩さずに東出は受けあう。
彼の脳内は天の髪から授かった使命感で満たされていた。
己の欲望のために醜悪な毛の強奪をするのではなく、悪の９６９６の罪を暴き正しき道を示す。
自分に与えられた役割を思うと、柄にもなくボルテージが上がっていくのを感じる。
そう、自分はこれからこの世界での髪として君臨するのだ。もはや恐れるものなど何もないのだ。
（ふっ、ははは、はははははは！）
今にも２３笑いが高笑いに変わりそうになるのを東出は必死に堪える。
この楽観主義者は自分が考えてることなんて想像もつかないだろうなと目の前でフサウターを構える塩崎を見やりながら思うと、さらにお
かしさがこみ上げてくる。

「何かあったらすぐ呼び戻してくれよ。君一人だけでは毛を守りきれないかもしれないからな。
　あ、あと、念のため言っとくけど…………俺の毛、刈っちゃ“嫌だよ”？」
刹那、東出は悪寒を感じた。最後に塩崎が“嫌だよ”というセリフを発した瞬間、塩崎の目に強烈な違和感を感じたのだ。
そう、その目はまさに、鋭い光が輝く冷徹な２３鷹の目。
しかし、愚かなことに東出はその違和感をすぐに振り払ってしまう。
（落ち着け、新世界の髪がこんな簡単に動揺してしまってどうする……。塩崎さんはただびびってるだけだ。
　もう一度よく見てみろ、あの顔のどこに気味の悪いところがあるというんだ……）
再び塩崎の顔をよく見据えてみる。その顔は先程とは変わらぬ気のいい兄貴分のもので、どこにも不思議な点は見当たらない。

「やだなあ、変な冗談は止めてくださいよ。俺が刈るなんて、そんなことあるわけないじゃないですか」
先程の悪寒はやはり見間違いによるものだと確信して、東出はおどけた調子で返した。
その様子に安心したのか、塩崎は安心した表情を浮かべ、やがてゆっくりとフサウターのボタンに手を被せていく。
「はは、ごめんな。そう言ってもらえると助かるよ。……それじゃ、ちょっと待っててくれよ」
そして、この言葉を最後に、塩崎は目を閉じた。

横たわる塩崎をしばらく傍観していた東出は、やがて周りに誰も来ていないことを確認すると、徐に塩崎の体をつねり始める。
塩崎はほんの少しだけ苦悶の表情を浮かべたものの、起き上がる様子はない。
思い切って腹の上にのしかかってみたが、やはりウホッとうめき声を上げただけだった。
確かに塩崎は今この世界を離脱しているようだ。そのことを確認した東出は、ついに高笑いが堪え切れなくなったのを悟った。
「くっくっくっ……あはははははははははははははははは」
今にも処刑されようとしているのに、この男は何も知らずに眠り込んでいる！
敵かも知れないこの自分を信じ込んで！　穏やかな寝顔ですやすやと！
ハングリー精神のかけらも無い！　なんと罪深きことであろうか！
ポケットからバリカンを取り出しつつ、東出は無邪気な小悪魔の形相で笑い続ける。まるで天の髪に送り届けるかのように。
もしこの場に梵辺りが居ればこう言っていたことだろう、『東出調子乗ってんな』と。
だが、生憎な事に彼にツッコめる者はこの場には居なかった。
そして、笑い声がぴたりと止むと同時に、東出は左手で塩崎の帽子を掴み、バリカンを持った右腕をゆっくりと振りかぶる。
（恨むならダメダメな自分を恨んでくださいね）
一瞬、先程の２３鷹の目が頭を過ぎる。しかし、すぐにその記憶を捨てた。
最初の狙いは長谷川の時と同じ、生え際３センチ。帽子を剥ぎ、右腕を振り下ろして――！

・

・

・
　

――確かに東出は、塩崎をそのま○ま化するための第一歩を踏み出した、はずだった。
しかし、華麗にバリカンを振り下ろした東出に走ったのは、２っ３らとした違和感のみだった。
今度東出の頭に浮かんだのは、次のような疑問。

――な　ぜ　刈　れ　て　な　い　？

自分は確かに、塩崎から生え際の曖昧３センチ分を奪ったはずだった。
だが、バリカンを見てみても、刈ったはずの髪の毛が付いていない。とにかく、彼の髪を刈れたという手応えが無いのだ。
（どうして、何で？）
もしかして文字通りに髪隠しにでも遭ったのだろうか。わけが分からない。
（ま、まさか。塩崎さん、気持ち悪いですよ）
不安を振り払おうとぎこちない笑みを作りつつ、バリカンから塩崎に目を戻す。
次の瞬間、五臓六腑が爆発したかのような衝撃を、東出は受けた。

眠っているはずだった塩崎の眼が、これでもかとばかりに見開かれていたのだ。

血液が一気に凝固する。
体内を寒気がほとばしっていく。
毛が２３ていく感触がするのも気のせいではないのかもしれない。
東出は混乱に陥った。
（な、何故だっ！？　どうしてこんな……）
目の前の塩崎の目は、先ほど一瞬だけ見せた２３鷹の目。
お気楽さが完全に吹き飛んだその目に押されるように、東出は思わず腰を浮かせる。
それを見逃さずに塩崎は身体を起こし、徐に口を開いた。
「何笑ってんだよお前……」
「えっ？」
「何笑ってんだよっつってんだよ！！」
塩崎の怒声が髪ナリのように響き渡る。
それを聞いて、東出はようやく自らの顔が笑ったまま引きつっていたことに気づいた。

慌てて顔を引き締めつつ、混乱の中真っ先に浮かんだ疑問を口にする。
「何で……何でこんなに早く目を――」
「ああ？　そんなの簡単だよ。俺はフサウターのボタンを押した振りをしただけさ。
　念を押したときのお前の態度がおかしかったからな。カマを掛けてみたんだよ」
押した振り！　そんな簡単な手に騙されるとは！
東出は悔しがる一方で、確かにあの時は顔色が少し変わっていたかもしれないが、そこまでされる筋合いは無かったはずだとも思う。
しかし考える間もなく塩崎はさらに畳み掛ける。
「東出……お前、毛゛ー無に乗ったんだな……」
先ほどまでの良い兄貴分っぽい口調はどこへやら、まるで８９３みたいな声色で塩崎は迫ってくる。
呼称もいつの間にか君付けから呼び捨て、君からお前に変わってたが、窮地に陥っている東出にそのことを気にする余裕は無かった。
東出はおっかなびっくりしたような様子で答える。
「い、いえ、そういうわけでは……」
嘘ではない。自分はただ９６９６に反省を促しているだけで髪を求めているわけじゃないのだ。
決して毛゛ー無に乗っているとは言えないはず――

「嘘だッ！！！！」

塩崎の叫びが風に乗って運ばれ、砂漠に響き渡る。
東出は息の根を止められたかのようなショックに襲われた。
嘘？　嘘だって？　嘘……まさか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「見え透いた嘘をつくんじゃねえよ！　お前思いっきり俺の髪を奪おうとしてただろうが！
　しかもあんな楽しそうに笑いながら！　悪ふざけってレベルじゃねーぞ！！」
続けざまに浴びせられる塩崎の罵声の一つ一つが、東出の心に刺さっていく。
息苦しささえ感じながらも、東出はようやく彼自身の思い違いに気づき始めていた。
自分では毛゛ー無に乗っているという自覚は無かった。
自分の中では、自分の行為は立派に正当化されていたのだから。
だが、そんな自分を客観的に見てみたらどうだろうか？　

生え際だけとはいえ、チームメイトの長谷川から騙し討ちで髪を奪った。
そして、今度は塩崎がログアウトしている隙を狙って、髪を奪おうとしていた。
何のことは無い。もしこの場に傍観者が居れば、当然のようにこう判断していたことだろう。
東出は毛゛ー無に乗っている、と。
考えてみれば、刈れる選手を天秤に掛けていた毛゛ー無開始当初から、自分は毛゛ー無に乗っていたといえるかもしれない。
今さら気づいた真実に、東出は心中で泣き笑いの表情を浮かべる。
いくら自分は髪だといきがっても、他人の目にはただのマーダーにしか映ってなかったのだ。
真実を知った今の自分は、さしずめ堕天の髪といったところか？

「２３２３怪しいとは思ってたんだよ。バリカンについていた髪の毛といい、人を食ったようなお前の２３笑いといい……。
　それでもな、一人で心細い中お前が最初に会えた仲間だったんだ。だからこそ信じてた。なのにお前は裏切ったんだ！！」
尚も続く塩崎の罵倒に、東出は後悔と自嘲を噛みしめつつじっと項垂れる。
しかしその一方で、東出は強烈な違和感を感じ始めていた。
塩崎の口ぶりはいかにも裏切られて純粋にショックを感じているといった様子のものだ。
しかし、何かがおかしい。先ほど見た鋭く光る２３鷹の目。言葉の裏で蠢く塩崎が醸し出す雰囲気。
そして何より、何故か刈れなかった生え際部分の髪。
これらの不思議な事実が、塩崎の言葉との奇妙な不一致を映し出す。
一体何なんだ？　何か自分が見落としている部分でもあるのだろうか？
そんなものはないはずだ。塩崎はただの餌であり、平和主義者であるはず……
考えがまとまらない。９６９６、そのま○ま、謎の液体……どれもピンとこない。
混乱が復活した一方で、塩崎の口も再び開く。彼の口からはさらなる非難が紡がれ――


その時、静かだった砂漠に、一陣の風が吹いた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
この戦いが始まってから、このエリアでこれほど強烈な風が吹いたのは初めてだった。

そしてその風は、前に垂らされた塩崎の髪をかき上げ、肌色の広がる額を露にした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
東出は驚愕した。まさか、こんなことがあっていいのか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　
震えだしそうな手つきでバッグの中に手を突っ込む。
取り出したのはフサウター。髪の量にこだわりの無かった東出は、今までこれを使う機会が無かったのだ。
ためらいを見せつつ、ボタンをぎゅっと押す。
フサウターに映し出された文字は、『Ｂｓ３１ ＨＰ：６６０００』。
それを見た東出は、ついに自らの致命的な思い違いに気が付くことが出来た。
塩崎の生え際を刈れなかった理由、そして、塩崎の本当の意図に。

全てフェイクだったんだ。
塩崎は本当は２３２３だった。
そして、塩崎の人の良さそうな顔、頼りない言動、あの豊富に見える後ろ髪は、全て２３をごまかし俺を欺くための偽りの姿だったんだ。
今なら分かる。塩崎はお人よしの仮面の裏に、邪悪なエネルギーに満ちた素顔を隠し、虎視眈々と俺を狙っていたのだ。
俺に簡単に身を任せたのも、愚かだったからではなかった。
俺が何時襲い掛かっても、すぐに取り返す自信があったからだ――！

フサウターを凝視する東出を見て、彼がようやく真実に気づいたことを悟った塩崎は表情を変えた。
だが、それは真実を知られたことによる焦りからではなかった。
塩崎は、笑みを作っていたのだ。あたかも、惑う東出の姿を楽しみ、いたぶるかのように。
実際に塩崎は楽しんでいた。
騙すものとしての楽しみ。それを腹いっぱいに味わった塩崎の心は嗜虐心に満ちていた。
彼の正体に気づいた瞬間の東出の顔は、一生忘れられないだろう。
もはや正体は割れた。出来ればもうちょっと言葉責めにしてからにしたかったがまあいい。こうなればやることは一つだ。
さりげなくバリカンを取り出しながらゆっくりと東出に近づきつつ、塩崎は腹の底から言葉を吐き出す。
「……お前は俺を裏切った。お前は毛゛ー無に乗った。
　……だったら、自分が髪を奪われても文句は言えないはずだよなああああああああ！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２８
叫ぶと同時に、塩崎は毛烈な勢いで東出に飛び掛った。
突然の攻撃を東出は避けきることが出来ず、ビィィィンという音と共に側頭部を刈られつつ尻餅をつく。
「くそっ！」
刈られたことに悔しさを表しつつ、何とか逃れるために東出は身体をよじって起き上がろうとする。
しかし、塩崎はその隙を与えず、まるで瞬間移動のようなスピードで東出の腹の上にのしかかった。
その勢いのまま塩崎はバリカンを振り上げる。
「ひゃあああああああアッー！！！　一撃で奪い去ってやるぜええええええええッツ！！！！！」
まるで肉食獣が牙を振り下ろすかのように塩崎はバリカンを振り下ろす！
（やべえっ！！！）
もはや遊ばせる時間はない。少しでも時間を稼がなければ。
咄嗟に東出は傍らに置いてあったベースを盾代わりにして、塩崎の腕をブロックする。
そしてクロスカウンターの要領で塩崎の顔面にパンチを叩き込んだ。
「うぐっ……！？」
倒れこんだ姿勢からのパンチだけにそこまで強いダメージは与えられなかったが、それでも隙を作ることは出来た。
すぐに塩崎を押しのけ、バッグを掴んで東出は逃げ出そうとする。
（今はまず、少しでも、少しでも大きく、こいつから離れなければ――！）

だが、１０メートル程走り出した頃、不意に、超音波のような不気味な唸り声が聞こえてきて、東出は足を止めた。
もちろん足を止めるつもりは無かった。だがまるで足が石化したかの様にすくんでしまったのだ。
（どうして、何で動かない！？）
走り出したい。早くこの場から逃げ出したい。
なのに逃げられない。あの唸り声という魔術に引き付けられてしまう。
吸い寄せられるかのように東出は振り返る――！！

「……っく、……っく、……。…く毛毛毛毛毛毛
　毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛
　毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛
　毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛
　毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛
　毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛
　毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛
　毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛」


東出の目に映ったもの、もはやそれは塩崎真と呼べるものではなかった。
それは、そう、まさに、鬼。
先程までの好青年のような顔はもはや見る影も無く、おどろおどろしい奪毛鬼が東出の視線の先に存在していた。
「あぅ、あぅあぅ……」
ついに東出の身体がガタガタ震えだし、ガチガチと歯を鳴らし始める。
股間の辺りが生暖かくなっている感触さえしてきた。
東出の脳裏に浮かぶのは、未知の恐怖、そして、決して仕掛けてはならない者に仕掛けてしまったという後悔。
なぜ塩崎を狙ってしまったのか。
そもそも、何故塩崎と会ってしまったのか。
それらが入り混じったドロドロした何かが腹の底から滲み出てくる。
だが、今さら後悔しても、もはや手遅れだ。
「毛毛毛毛毛毛毛毛」
塩崎は双眸に禍々しい光を湛え、幽鬼のごとくふらりと立ち上がる。
そして次の瞬間、東出に向かってスタートを切った。
「うわあああっっっ！！」
この期に及んで漸く東出の足も活動を再開する。
恐怖をパワーに変え、東出の足は毛スピードで逃亡を図った。

（……こんな、こんな筈じゃなかった……）
混乱の中、東出は思う。
自分は新世界の髪として、この世界を支配するはずだった。
だが実際にはどうだ？　一度は断罪の対象としたはずの男から、無様な形で逃げ回っている。
情けなかった。自分は髪なんかではなかった。ただの愚かな人間だった。
それでも、諦めるわけにはいかなかった。
人間には人間なりのプライドがある。
あんな形で長谷川を挑発してしまった以上、自分には何としてでも彼の行く末を知る権利がある。
あんな大見得を切っておいて、最初の放送まで持たずに脱落するようでは顔向けが出来ない。
だから、何としてでもこのピンチを乗り切らなければならない。
（落ち着け……。毛得るに、じゃなくてクールになれ東出輝裕！）
そう、ピンチを切り抜けるには、まずはクールになることが大切だ。
はっきり言えば今はかなり厳しい状況だ。
毛毛毛と連呼しながら追ってくる塩崎は本当に恐ろしい存在だ。
東出は足が速い方であるにもかかわらず、塩崎は遅れる気配がまるで無い。
むしろ徐々に距離が近づいているように思えるくらいだ。
だが、だからこそ怯えてばかりではだめだ。どこかで反撃の必要がある。
塩崎を出し抜くための反撃が――！


夕闇が近づきつつある空の下、鬼ごっこが続く。
追うのは狂気に塗れた奪毛鬼、そして逃げるのは髪の座から失墜した哀れな小悪魔。
しかし小悪魔は諦めない。人の形をした鬼に追われながらも、生き延びるための知恵を振り絞り続ける。
東出輝裕、果たして彼は惨劇を免れることが出来るのだろうか。

【残り26人】
ＨＰ：東出輝裕（Ｃ２）72700→72100　　塩崎真（Ｂｓ３１）66000→66600

タイトルにもあるように、今回の話はプロ野球板にも専用スレがあった某ゲームのパロディが所々で混じってます。
元ネタ知らない人はごめんなさい。
あと、東出のＨＰも決めさせてもらいました。
元のＨＰが72000で、長谷川から奪った分の700が追加されてます。

職人様乙です！
塩崎恐すぎwwww

ホラーのはずなのに噴いたｗｗ
職人さん乙です

職人さん乙です！
塩崎koeeeeewwwwww

新作乙
少しずつ読んだから途中マジで怖くなったｗ
携帯で読んだからディスプレイが毛だらけになってﾜﾛﾀｗｗｗｗｗ

サスペンス劇場キター！！
塩崎コワイヨーｗ
小悪魔は奪毛鬼から逃げ切れるか？

タイトル見て吹いた。

｢嘘だっ！！｣

新作乙です！！

塩崎こええええ！！！！！！！！！！！！！

乙です。塩崎、ついに素の額、いや顔が・・・
東出逃げきってくれ〜ｗ

保守毛毛毛

新作乙です

元ﾈﾀは２っ３らとしか知らないけど
「嘘だッ！！！！」と 153個の毛に笑ったｗｗ
がんがれ東出超がんがれｗ

面白すぎるｗｗｗｗｗもう塩崎から目を離せないｗｗｗｗｗ
もう最狂ｗｗｗｗ

職人さん乙！

＞生え際の曖昧３センチ分
２３★すたですかいｗｗｗｗｗｗｗｗ

私の記憶が確かならば、刈った量の10分の1がポイントとして追加されるから、
塩崎のHPが600増えてるなら東出は6000減るわけだから、
東出：72700→66700ではなかろうか

>>251
長谷川から奪った700のうちの600と考えれば無問題

ほしゅ

>>251
>>252だけでは分からんかも知れんから俺も言わせてもらう

何のために>>238で補足されてるのかわかってないようだね
>>14をよく見ろ

e

驚いた　東出だけ？　長髪フェイクな塩崎「毛毛毛毛毛ー！！！」

>>254にツンデレを感じる

ゆっくりと目を開く。
まず視界に入ってきたのは座席のモニター、そして無機質な機内の風景だった。
現実に戻ってきたのだ。小林宏之は大きく背伸びをして、ひとつ息を吐いた。
小林が宮本・川崎と合流してすぐ、三人も集まったから休憩を取ろうと宮本が言い出した。
宮本と川崎の、明らかに自分に気を使っている様子に、小林はまた少しばかり傷付いたが、
ここはとりあえず有難く二人の厚意を受け、最初に休憩を取らせてもらうことにしたのだ。
ふと、小林は隣の座席に目をやった。しかし隣には誰もいない。
出発前、そこには山崎健がいたはずなのに。
（ん？）
違和感を感じ、小林はもう一度隣の座席を注意深く見た。確かに、そこには誰もいなかった。
しかしよく見ると、椅子の上にはきちんと畳まれた衣服や腕時計などの所持品一式が置かれていたのだ。
それは、出発前、山崎健が身につけていたものに違いなかった。
小林の背中をサーッと冷たいものが駆け下りる。
山崎健脱落の知らせが入ったのはゲームが始まってすぐの頃だ。
その後の山崎健がどうなったのか、今まで考えもしなかったが、あちらでアウトになったからといって、
お役御免です、あとは帰っていいですよ、なんてことになるはずがない。おそらく、脱落した選手は
生え残っているプレイヤーと接触しないように、どこかに隔離されているのだろう。全裸で。
冗談じゃない、と小林は思った。山崎健がどこに連れて行かれたかは気になるが、
ガチムチの野球選手が全裸で狭い密室に詰め込まれている光景なんて、あまり想像したくない。
もちろん自分がそんなところに行くのもまっぴらだ。絶対に、脱落するわけにはいかない。
そのためにもまず、腹ごしらえである。小林はさっそく添乗員を呼びとめ、食事を頼んだ。
「皆様お急ぎのようですので、ゼリー飲料タイプやシウマイ弁当ならすぐご用意できますが、
　いかがなさいますか？」
「んー…普通の機内食でいいです。肉がいいな。あと食後にコーヒーください」
「かしこまりました」
いかにも慇懃な態度で頭を下げ、添乗員はキャビンへと戻っていく。

（まぁ別に、よく考えたらそれほど急ぐことも無いんだよな）
宮本と川崎の二人なら、無防備なあちら側の身体を預けておいても心配は無いし、
もし何者かに襲撃を受けても、きっと見捨てずに守ってくれるだろう。
つくづくいい相手に巡り合ったものだ。声を出して笑い出したい気持ちを、小林はこらえる。
そしてトイレに向かおうとして、おもむろに客室内を見回してみた。
添乗員とは明らかに違う、野球選手と比べてもガタイのいい男達が何人か、室内を見張っている。
ここからの脱出や反乱は不可能だろう。しかし、ゲームから脱落しない限りは、ゲーム内で何をしようと、
今ここにあるプレイヤーの身体の無事は保証されるというわけだ。
後ろの座席には久保と福浦が並んで座っていた。福浦はなぜか半裸で、何かを握り締めている。
自分の隣は山崎健だったから、たぶん同じチームの人間はまとまって座っているのだろう。
一人で座っている人間も何人か居るが、ヘッドギアを付けているので顔は判らない。
（今ここで俺と会わなくてラッキーだったな、岩隈）
自分の髪を奪った憎い相手の名を胸の内で呟き、小林はトイレへと消えた。


一方、仮想空間内の宮本と川崎は、森が少し開けた川のそばに落ち着き場所を定めていた。
前方は簡単には渡れそうにない、広くて深そうな川が流れていて、敵の急襲を受ける可能性は低い。
左右は樹木がまばらになっていて見通しがよく、敵の接近も目視で確認できる。
二人は小林の身体を木の葉や枝などで隠し、さらに自分たちの身体の後ろに隠すようにして、
残る一方の森の方を見張っていた。
「あれ？」
自分のポケットをまさぐっていた川崎が小さな声を上げる。
「どうした？」
「あの、僕さっき、武器にしようと思って、山岳エリアで石を拾って入れとったんですけど…
　無くなってるんです」
川崎は首を傾げた。
「おかしいな、別にポケットに穴とかあいてないのに」

「ひとつも無いんか？」
「一個も無いです。全部無くなってます」
「ふむ…」
「変ですよね」
「…もしかしたら、あるエリアの物はそのエリア外には持ち出せないようになってるのかもしれへんな」
「エリアをまたいでは持ち歩けん、ちゅうことですか？」
「データの容量の都合か、プログラムの都合か何かで…確証は無いけどな」
「じゃぁ、実験してみましょうか」
川崎は手近に生えている花を摘むと、クルクルと器用に手首に巻きつけた。
「また別のエリアに行ったときに、この花が残ってるかどうか。これなら判りやすいですよね」
「ああ、ええなそれ。俺もやろう」
宮本も同じように手近に生えていた草を23り、手首に巻きつける。
「思うんやけど、このゲーム、武器はともかく補助武器なんかはかなり、作為的に配られとる
　感じがせぇへん？その辺で結構ムダにデータの容量つこてるような気がするんよ」
そうですね、と同意しかけて、川崎はあることに気が付いた。
「そういえば、宮本さんの補助武器ってなんだったんですか？」
一瞬困ったような顔をして、宮本は顎をかいた。
「そんなに見たい？」
「え、差し支えなければ…」
「そうやなぁ、ムネのは見せてもらったのに俺のは秘密ってのは、不公平だよなぁ…」
ブツブツ言いながら宮本がしぶしぶディパックから取り出したのは、七色に光る23い円盤状の物体だった。
「ＣＤですか？」
「…ＤＶＤや。ちなみにジャケットはこれ」
「うわ、これは…」
「他にも何本かあるけど、どう見ても意図的です。ありがとうございました、や。
こんなんどう使えってなぁ」
「…そ、そうですねぇ、投げて使うとか、光を反射させて敵を撹乱するとか…」
「そういう本来の用途から離れた使い方はあまりしたないなぁ」
大事そうにディスクをケースにしまいながら、宮本は溜め息をついた。

【残り２６人】

DVDｗｗｗｗｗｗ
乙です

ID宮本記念真紀子
乙ですw

新作乙！
DVD何に使うんだｗプレーヤーは付いてないんかｗ
>262
おめ(*´-_-｀)つ◎

新作乙です！
意図的と言えば……そりゃあ、アレしかないですよねｗ

新作乙！
DVDの用途・・・まさか、脱出フラグ！？

http://7naomi15.blog.ocn.ne.jp/remymartin/2007/06/__19ec.html

http://7naomi15.blog.ocn.ne.jp/remymartin/2006/08/21_2524.html

新作乙です！

ＤＶＤって映画やドラマとかいろんなジャンルがあるのに、
「宮本」「意図的」「うわ、これは」でジャンルがバレる宮本ワロスｗ
プレイヤーがなくて残念だったなｗｗｗ

捕手

突然だが質問。
「髪を刈られるとＨＰが減る」ということらしいが、
どれくらいの長さを切れば「刈った」と判定されるんだろう?
全部1mmずつ切っても丸坊主となるのは不思議だと思うが。。。

鋏とかなら、もとの長さの７０〜８０％くらい刈ればＯＫじゃない？
バリカンや剃刀なら根元から丸刈りか丸剃りにするだろうけど。
流石に先っちょをちょっと切られたくらいなら大丈夫だと思う。

一ドット１cmじゃないの？
多分

そら薄らハゲだったのが一目ハゲになったら十分刈ったと言えるんちゃう

>>272
ちょっと解像度低すぎないか？

「〇〇の毛先をかすめた」
みたいな書き方じゃないかぎり刈ったと判断していいんじゃ？

>>229-237　　　　　　　 　　＿　
　　　　　　　/　　　　　/ ））））.＿]　　　　　　　　　　　　　　　　　|　ヽヽ　　
　　　　　　/　　　　／＿ ⊂ﾉ　　　　　　　　　　 　　　　　|　ヽヽ　|＼
　　　　　/　　　／ ／　　　　　 　　　　 　　i 、、　| ヽヽ　|＼　 　|　　＼
　　　　/　／　＼　＼　　Λ＿Λ　　ﾄﾞ 　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　/ ／　　　　＼　＼ヽ‘＝’*）　 .＜　毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛
　　　／ ／　　　　　ヽ　　　　　 ⌒＼　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　　　　ﾉ　　　 　　／>　>
　　　　　　　 　　　/　 　　　／　6三ﾉ 　　　　
　　　　　　　　 　/　　/ ＼　＼ `￣ 　　　　　　　　
　　　―　　　　/　　ん、　 ＼　＼ 　　　　　　
　　　――　　（＿＿　（　　　>　 ） 　　　　　　　 　
　　　⌒ヽ　　　'　・`し'　　／　／.. 　　　　　　　　　　Λ＿Λ
　　　　　人,　'　',　　　(￣　／ 　　　.　　　　　＿　_（； ε ；　）　そ　　　　　ｺﾜｲﾖｰ
　　　Y⌒ヽ）⌒ヽ､　　）　　|　　　　　　　　　/　.＿＿　　　゛　＼　　　∩　　　　 　　　　
　　　　　　　　　　　　　＼＿つ　　　　　　　/　/　　/　　　 /＼ ＼／／

>>276
誕生日おめでとうございます塩様。

.>>276
乙ww

保守しとこう

松中の23バトでの運勢

…おみくじの方法うろ覚えだが出るかな？

orz
すまない信彦…

>>279-280
ｗｗｗｗｗｗｗｗ

ついでに大吉よりなら今月の展開は安定
大凶よりなら大波乱

参考まで

名前欄に「!omikuji」と打てば結果出ます

だったと思うんだが
>>282
信頼するぞ!

皆に忘れられた井川の運勢

hoshu

岩隈に狙われてる多村の運勢

あ、やり方間違えたorz
逝ってきまつ...

>>286-287
サネ乙

保守

捕手

保守

46．走馬灯
福留は光に包まれていた。優しい、暖かな光。
　／∧　∧　／　　｜　　＼
／［…ε…］　ボー･･･　　　＼
　（⊃　へへ　　　　｜　　　　　＼
　　ヽ 人___）__）　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（｀ε´）ヴォー

（コレは・・・？今までの・・・俺の記憶？）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ＿ﾊ;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （［ε…∩お父さーん！！
　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　 （　　　;;;;;　ﾀﾂﾅﾐ選手ｲﾀﾖ!!
　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∪~;;;;;
　　　　　　∧＿∧　　　
　／　　　 [　　　　 ]　　
　　　　 （＾i　　１　i＾）
　　　　　 ヽ＿_＿ノ

（考えてみれば・・・今まで良い事なんて・・・）

　　　　　 ∧＿∧　　　 　　　　　　　　　　ﾊ＿ﾊ□
ﾄﾞﾒﾊﾟﾊﾟ （ …з…）　ﾏﾁﾅｻｲ　　　　　　（［ε…∩　サインﾓﾗｯﾀﾉ！
　　→　(　　　　 )　　　　　　　　　　　　　（　　　;;;;;　
　　　　　( 　ヽ　;;; ∧＿∧　　　　　　　　　∪~;;;;;
　　　　　し(＿;;;;　[　　　…]　　　
　　　　　　　　　（＾i　　１　i＾）
　　　　　　　　　　ヽ＿_＿ノ

（父さん・・・）
　　　　　　　　　∧＿∧　　　　　　　　　　　ﾊ＿ﾊ□
　　　　　　　　 ;（ …з…）　ﾖｶｯﾀﾅ　　　　（［ε…∩　 僕、胸の中がドキドキワクワクしてるよ。
　　　　　　　　;;;（　　　　)　　　　　　　　　　（　　　;;;;;　　野球ってこんなに胸が熱くなるものなの？
　　　　　　　　;; ｜ ｜｜　 ∧＿∧　　　　　∪~;;;;;
　　　　　　　　　;;;; 　)　)　 […　　　]　
　　　　　　　　　　　　　 （＾i　　１　i＾）
　　　　　　　　　　　　　　 ヽ＿_＿ノ


「孝介、オマエには力がある。脚も強い肩もある。大きくなったら、きっと人に夢を与える選手になれるぞ。」

　　　　　　　 ∧ 　 　　　　　 　∧
　　　　　　 /　ヽ 　 　　　　　/ 　ヽ
　　　　　　/　　　ヽ＿＿＿/　　　ヽ
　　　 ／　　　　　ﾄﾞﾒﾊﾟﾊﾟのｱｯﾌﾟ　　ヽ
　 　 l:::::::::● ● ●　　　● ● ●　　l
　　 .|:::::::::: 　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　|::::::::::::::::: 　　　　⌒)　　　　　　　|　　
　 　 ヽ:::::::::::::::::::.　　　⌒)　　　　　　ノ
　　　　　　　　　　　 　￣

　　　　　 　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　;;;;;;＿∧　　　　　　　　　　　ﾊ＿ﾊ□　ﾎﾝﾄ?!
　　　　　 ;;;;;;з…）ｱｱ　　　　　　　（［ε…∩　;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　;　; ;;;;;　　)　ｶﾞﾝﾊﾞﾚﾖ　　　　（　　;;;;;;;;;　;;;;;;;;;;;　
　　　　　;;;; ;;; ｜｜　 　　　　　　　　　∪;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　;;;; 　)　)　　　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧　　
　　　　　　　　　　　　　　　[　　　　]　　　懐かしいな
　　　　　　　　　　　　　 （＾i 　 １　i＾）
　　　　　　　　　　　　　　 ヽ＿_＿ノ

（T浪さん・・・）
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　　　　
;;;;;;;;;;;;;;;;　　 ∧　∧　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;　　　 (⇔ヽ⇔);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;　　　 （つ　＠） ;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;　　　　　 |　｜｜　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;　　　　（＿）＿） ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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新人の福留です！よろしくお願いします！


　 　∧　∧　　　　 　　　　　
　　(⇔ヽ⇔)″　　
　　（つ　＠）
　　　|　｜｜
　　 （＿）＿）
＿＿＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「新人か・・・どうりで下手だと思った。」


「え・・・どうして？」

　　　 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　;;;だって球際に弱い弱いｗ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　;;; こんな下手なショートをいったい誰が獲得したんだ？ ;;;;;
　;;;;;;　　　　∧＿∧　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;　：, -‐ (_)(⇔ヽ⇔)；ﾌﾟｹﾞﾗ　;;;;;;;　
;;;;;　：ｌ_ｊ_ｊ_ｊ と)　　　〈：　　;;;;;;;;;;
;;;;;;;　　　　：ヽ　　3：i　）： ;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;　　 　：/　　：⊂;;;;;;;;;;;
　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

（Y本さん、I上さん・・・）

　　　
;　　　　　∧＿∧　　　　　　　　　　　　∧＿∧;
;;　　　　（ ´昌｀ ） 　　　　　　　　 　　{{{{{}}}}}}}} ;
;　　　　⊂　　　　つ　　　　　　　　　 と_　　と ）　;
;　　　　　人　 Ｙ 　　　　　　　　　　　　/　〉 　〉　;;;
;　　　　　し（＿）　　　　　　　　　　　 （＿（＿_）　;;;;;;;;

　「愚劣なことを言う。」

　　　 　 　 ∧ 　 　　　　　　 　∧
　 　 　 　 /　ヽ 　 　　　　　　/ .∧
　　　　　/　　　￣￣￣￣￣￣　　⌒ヽ
　　　　（＿＿＿＿＿＿点ﾄﾚﾖ　　　＿ ）＿＿__　
　　　 ／:::::::　　　　＼ 　 ┌──┐　／ ヽ 　　お肌の手入れもせずに、生の２３１９を晒すようでは、
　　 /:::::::::: 　 　　 　 　 　├──┤　　　　| 　プレーで玄人を唸らせても、ミーハーギャルには通じんな！
　　 |:::::::::　　　　 　 　　　└──┘　　　　|
　　 |::::::::: 　 　　 　 　 ┌────┐　　　|
　　 |::::::::::　　　　　　　├────┤　　　|
　　　ヽ:::::::::　　　　　　└────┘　　丿


外見ばかりで実力を大事にしない球界を作って、何になるんです！？」

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;　　　　　　　　　　　∧＿∧　
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　　　　　　 　　 {{{{{}}}}}}}} 　　　∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　　　　　　　　／,　　/　　　＜　野球が上手いだけの２３１９共に何が出来た！？　　∧∧∧∧∧∧∧∧
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　 　　　　　(ぃ９　　| 　　　＜常にお客さんの脚を球場に向かわせたのは、我々一握りのイケメンだ！＞
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　　　　　　/　　　 /、 　　　∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　　　　　 /　　　∧_二つ ;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　　　　　/　　　/ 　　　　
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　　　　 /　　　 ＼　　　　;;;;
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　　　 /　 /　　　>　 ）　　;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 　　／　ノ　 　 /　／　　;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　　/　／ 　 .　 / ./　　　
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　 / ./　　　　 （　ヽ､　 　;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; （　 _)　　　　　 ＼__つ　

　　　　違うっ！（少なくとも、I上さん・・・アナタは・・・っ！）

（A木・・・）

　　　　　 　　/　　　⌒￣￣　　⌒ヽ
　　　　＿＿（＿＿CD＿＿＿＿_）
　　　　　　　/ 　　　駄馬　　　　　::::ヽ
　　　　　　　|:::　＼　　　　／　 　 :::::|　　　自分は２３１９だって気づけないほど愚かなのか？
　　　　　　　|::::　　　　　　　 　　　:::::::|
　　　　　　　ヽ::::　　＿　　　 ::::::::. ノ
　　　.／￣＼:　　　　　　　　　:::::::::::::ヽ　
　　,┤　　　 ト:: 　　　　　　　　:::::::::::::::::::ヽ
　 |　 ＼＿／　 ヽ
　|　　　＿_（￣　
　　ヽ＿＿＿） ノ

　　　　　　　　オマエだって馬づｒ（ｒｙ）

K上さん・・・
　　　 　　　　 　 ,,.. -―--,,.―-,,　　+　＋　
　　　 　　 /　 　 ノ　　　　　　　ヽ ヽ　＋
　　　 　　,'　　 丿 　　　　　　　○o　', i +　
　　　 　 .i　　 ﾐ　ヽ　 ,,,,,　　　 　　　゜ i/　
　　　 　 i　　 i　　　∠,,_''-,,_　 _,,,-'''ヽ,',　　　 ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
　　　 　 ',　　|　　　　 ⌒"''┘└'''"⌒ ',　　 ＜　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　 　　i⌒'、　 ミ　-=・= ,　i､-=・=　i　　　＜　この２３が・・・っ！ 　　＞
　　　 　　',/( ヽ　　　　⌒,c。__),⌒ 　　〉 　　＜　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　 　　 'i､__ﾉヾ　 　イェェｪｪェｧ　　/　　　 　∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
　　　 　　 　い',丶丶　ヽニニﾆノ　 .,'　　　　
　　　 　　 　 i　',　ヽヽ　 　　　　　 /　　　　　
　　　 　　 　 i　　ヽ　丶　　 ⌒　　,'　　　　　
　　　 　 　　ﾉヽ._　　｀` ‐----‐'"i´　　　　　 　
　　　　_,;-'"´´｀ヽ､ ｀ - ､, ￣　ﾉ｀`-;,_　　
　_,;-'"´　　 r‐-‐-‐/⌒ヽ　'"´ 　　　 ｀`-､_　　　
//　　ヽ､　　|_,|_,|_,h(￣.ﾉヽ　　　　　　ヽ　　ヽ　　　
| |　　ー-ヽノ| ｀~`".｀´ ´"⌒⌒) 　　　　',　　 i　　
| ヽ､／／ ﾉ |ヽ､＿入＿ノ|´￣　 　　　 ﾉ　　　|　　　
ヽ 　/　／　　＼ ＿ ,/　　|　　　　 _ , ｲ y　　　|　
　ﾄ､l　ｲ 　　　　　　 /R A G O N S　 /|＿＿__|　　
　　 ヽ､　　　　　　ノ　　　 |　　　　　　/ |＿＿_,,ゝ　
　　　　＼＿＿／　　　　　|　 　11　|　|　　　　|

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　ちょｗｗｗ

　　　社長・・・

　＜どうしてアップしてくれないんです！？私の成績の何が不足なんですか！？＞
　＜私は・・・もうベンツを買ってしまったんですよ！　＞
　　∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
　　　　　 ∧,,,_∧
　　　　　 [#…ε…]')　　　　　　　　　　　∧∧
　　　　　 と　　　 ﾉ　　　　　　　　　　　　（西川 ）
　　　　　 /　　　 |　　 　　　　　　　　　　　/　　| 　
　　　　 （,_,/´i,_,ﾉ　　　　　　　　　　　　〜（　　 |


　　　　∧∧　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　（西川 ） <それは君の勝手じゃないか。
　　　　/　　| 　 　＼君は・・・自分のグッズが女性ファンにどれくらい売り上げがあるか知っているのかね・・・？
　　〜（　　 |　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣


　　　　　え・・・？


　　　　∧∧　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　（西川 ）＜　くだらん・・・全くもってくだらん売り上げだ。
　　　　/　　| 　 　＼　・・・君もプロなんだ、成績を上げるだけでは・・・わかるだろう？
　　〜（　　 |　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

23

　　　　　　　ぁぁぁっぁあぁああああっー！！！

2323232232323232323232323232323232323 2319　　　　　　　　.　　　.　　
2319231923192::∧＿∧:　31923192319231923192319
2323232323232:[∩ ∩|||].23232323232323232323
231923192319::（´　ﾉ ノ::　231923192319231923192319
232323232323::（￣__）__）::232323232323232323232323

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;' ':;,　　　　　.,;'':;,.　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　;'　　 ':;,.,.,.,.,.,,,;'　　';　
職人さんの投下を　　　　　　,:'　　　　　　　　　　　｀:､
お待ちしております 　 　 　,:'　　　　　　　　　　　　 　',
　　　　　　　　　　 　　　　　,:' 　　　　　　　　　　 　　　 ;'
　　　　　　　　　　　　　　 　 ;　●　　　　　　●　　　 　 ;',
　　　　　　　　　　　　　 　　 ';,　　　　　Ｋ　　　　＠　,.;:''
　 　　　　　　　　　　　　 　　 ｀:､ 　　　　　　　　　　,.;:'　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';　　　　　　　　　　　':　　前回好評だったので
　　　　　　　　　　　　　　　　　;　　　　　　　CD３０　　 ' ;　出してみました。　　

おおおおおお乙です！！！ＧＪっす！！！
こうしてＡＡになると改めてドメカワイソス（´；ω；｀）

誰かドメに髪くれてやれよ…ｗ

AAおもろいドメパパのアップﾜﾛﾀ

ｳﾞｫｹ志さんｗ
ドメパパとドメそっくりﾜﾛﾀｗｗｗ

AAGJ!
ъ( ﾟー´ ) 　夢に出てきそうだ・・・・

ageますよ

ほす

保守

捕手

380 ：どうですか解説の名無しさん：2007/07/09(月) 09:14:02.59 ID:/KJKEw5J
沼者・・・2323の人を敵に・・・

ttp://baseball.fan-site.net/uhyo/tan/img/1175.jpg

>>314
流石だな、沼者

>>314
これ、コラじゃないの？wwwマジかww

なかなか味わいの有る字を書くな、沼者。

>>314
沼者刈り上げフラグ成立

保守

猫更新
役所組に動きが出てからいよいよ面白くなってきた

捕手

保守がてら

717 名前： どうですか解説の名無しさん 投稿日： 2007/07/12(木) 21:29:00.10 ID:vmJK96H+
http://upp.sakura.ne.jp/src/upp9049.jpg
http://upp.sakura.ne.jp/src/upp9051.jpg
http://upp.sakura.ne.jp/src/upp9052.jpg

>>322
　〆⌒ヽ
（l||l‘ ε ’）見たモナね〜〜〜〜〜〜〜〜〜

>>322
モナさんとアキヒロの刈り合いが見たい

体格でモナさん、知恵でアキヒロにそれぞれ分があるな
面白そう

☆ゅ

>>322
藤川は餌にいれても良い感じだな

>>327
９２･･･

モナはつるまずに1人で刈りに出そう。

モナが毛゛ー無に乗る動機はリエリンに怒られないためだな

｢２３たらリエリンに嫌われちゃうモナ！だからお前のポイントをよこせモナ！｣とか。

彡´ー｀）＜ほしゅ

彡 ﾟーﾟ）

t(ry

hosyu

キャッチャー　
　　　　　　　　　実
　　　　　　　　　　松

保守

保守

hosyu

http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/keiba/1184769716/

保守

ｇうぇらｇ

２３２３ＢＲオールスター・パ

１：森本（中）
２：川�ｱ（遊）
３：和田（左）
４：松中（ＤＨ）
５：ラロッカ（三）
６：多村（右）
７：田中賢（二）
８：塩崎 （一）
９：的場（捕）
投：久保


……ポジション・打順が被ってる面子を、強引に押し込めたから微妙な感じだ。

野球ゲームで相手が↑のオーダー使ってきたら
笑ってしまいそうだ…
ふつーにオールスターオーダーなのに、わかるひとには破壊力抜群…

>>342
阿呆、2323と9696に分けなきゃ話にならんだろ

>>344
最初パリーグの求毛者組でくんだら人数足りなかったのよ。
セパ対抗じゃなく、2323VS9696オールスターのオーダーの方が（見た目的に）面白いかも知れないけど。


そんなことより>>342に福浦を忘れていた…orz

上手い一塁手の条件は２３２３であることだよな
大豊とか
福浦とか
松中とか

じゃあ今すぐ栗原を餌として供出しますｗ

保守

2323軍
1(遊) 宮本
2(中) 木村
3(左) 和田
4(一) 松中
5(三) ラロッカ
6(右) 福留
7(DH) 福浦
8(二) 田中
9(捕) 的場
P(投) 川上

9696軍(+運営陣)
1(中) 森本
2(三) 川崎
3(右) 多村
4(一) 小笠原
5(左) 緒方
6(遊) 塩崎
7(捕) 実松
8(遊) 山下
9(DH) 井川
P(投) 小林

運営陣を入れても人数がとても足りない為打力のある井川をDHに据えておきました。

しむらーセカンドセカンド

間違えますた。
塩崎が二塁に入ります。

捕手實松かよｗｗｗと思ったらもう片方も大概だった

>>349-350
9696（＋運営）軍の下位打線が、2323軍に比べてちょっと厳しいな（上位は強そうだが）。
「大ちゃんを全盛に若返らせている」という特例が使えるなら、ＤＨ高木大成とかどうだろう

2323軍強すぎw
9696軍のエースに三浦を加えては？　DHにも入れるぞ

>>354
SHATについては全容が良く分からなかったので入れてなかったのですが、下部組織だったらそれも有りですね。
>>355
DH三浦ですか。なかなかいい所に目をつけましたね。
φ(..) ﾒﾓﾒﾓ...

保守

夏になるとムダ毛の処理がめんどくさいわぁ

>>356
コバヒロも野手として使える人よ。

>>358のムダ毛を23の頭に移植してやりたい…。

これって大ちゃんのバックにいる企業の狙い？！ムダ毛の毛根はタフそうだから、真夏の紫外線やら汗やらにも強そうだし。

>>360
KAT-TUN田中を意識したヘアスタイルになり女性にモテモテ

正体がバレなければの話だが

静かに降りしきる雨は、緩やかに世界のすべてを、濡らしていく。
帽子に収まりきらない豊かで力強い黒髪も、ヒゲの剃り跡が青い顎も。
「バリカンを下ろしてください」
ジリリ。と間合いをあけたくて、少しずつ足を擦る。
「コレはそう言うゲームだよ」

ヴィィィィィィィィィィ

バリカンの耳障りな音が、二人の間合いに響く。
「アナタも乗ってしまったと言うのか、このゲームに」
悲しそうに眉を寄せるその顔。それでもまだ信じられないと表情が語っている。
その表情を見て、緒方の口元は自然と笑みの形をとった。
「君も武器をだしたらどうだい？ 無抵抗の相手を狩るの程つまらないものはない。逃げるなり、僕を罵倒するぐらいしたらどうだい」
向かいの相手が動く事は無い。ただジッとこちらの瞳を見据えている。
「バリカンを降ろしてください。緒方さん」
その力強い目は、悲しみと正義感みたいな物が、目的と言う形を得て、より一層、頭なんかよりずっと輝いていた。
「福浦君。君は毛が欲しくないのか？ ベンチに帰って、黒くて豊かな髪を濡らす汗を、タオルで拭ったり、
　頭皮から存分に生えた髪を風になびかせたくはないのか？毛さえあれば人から頭を見られる事も笑われる事も無い」
誘惑の台詞と共に、雨に濡れて重くなった帽子を取る。
帽子の下からは、同じく雨に塗れ、しっとりとその黒を輝かせている豊かな髪。
「自分に嘘をつくのはいけないよね」
見せ付けるかのように、頭を左右に振り、髪に纏わりついている水分を払う。
このゲーム内にいる２３達にとって、その光景はまるで、空腹時に目の前に置かれたご馳走、契約更改時に詰まれる札束の様に魅力的で、人間の理性を奪い、本能をむき出しにさせるだろう。
緒方は注意深く、対する福浦の反応をうかがった。

「それは、そこまでして手に入れる程、価値ある物でしょうか」
福浦は緒方に対して、構える事を止めた。
屈めた腰を上げ、その足を緒方に向かって、強く踏み出した。
「仲間を襲い、他人の毛を奪い、今ある立場も、プライドもかなぐり捨てるほど」
２３を嘲笑う言葉、態度は好戦的。それでも福浦は、緒方がゲームに乗ってしまった人間には見えなかった。
セ・リーグとパ・リーグ、広島と千葉。交流戦が始まったと言っても、二人に共通点はなく、福浦は緒方の事を殆ど知らないし、緒方も福浦の事など殆ど知らない。
しかし、緒方からは何処となく、悲壮感のような物が感じ取れた。このゲームで被害者に当たる餌達は、怒りこそ抱いてはいても悲壮感とはかけ離れている気がする。
一歩、二歩。福浦は躊躇う事も無く、緒方に近づいていく。緒方の手の中のバリカンはいまだに、耳障りな音を発している。
「緒方さんは本当に、ゲームに乗ったんですか？」
福浦の目は、自分に襲い掛かってくるかもしれないバリカンに移る事も無く、ただ真っ直ぐに緒方の黒い瞳を見つめていた。
「―――ここまでしても乗ってこないと言う事は、意思は硬いって事か」
時間にして三秒ほど、体感時間は一分ほど、沈黙を共有すると、緒方はスイッチが切れたかの様に、優しげな面立ちに変わった。
それまで発していた、異様な威圧感も消えうせ、目の前にはただの人がいた。
「それじゃあ」
態度の変化に、大喜びで緒方に向かって駆け寄っていく。
「やっぱり、緒方さんは！？」

ヴィィィィィィィィィィ

緊張感から解放され、力が抜けた体を喜びで動かし、緒方の傍まで近づいた福浦の鼻先に突きつけられたのは、非情な死髪の鎌。
「え？」
「僕は味方じゃないし敵じゃない。君がどっち側か見ただけだよ」
バリカンは福浦の鼻先からピクリとも動かない。
「鼻毛がＨＰに含まれてなくてよかったね。君を試すような行動を取った事は謝ろう」

ヴィッ

それが謝罪かの様に、鼻先で振動を続けていたバリカンのスイッチが切られた。

「もしかして緒方さんは、主催者側の……」
『敵でも味方でもない』
その言葉は少し前にも、別の人間から聞いた言葉だった。
「もしかして君はもう、森本君に会ったのかい？」
「ええ、彼は自分の意思で主催者側の人間になったと。アナタもなんですか？」
ふむ。と少し考える。同じ扇動者の森本は、このゲームを盛り上げる事に意欲的だった。
その彼に会ったはずの福浦は、今も毛者とならずにいる。どうやら緒方の目に狂いは無かったようだ。
「そうだ。僕も自らの意思で主催者側の人間になった。裏切り者って奴だよ。
　君に少しでもやる気が見出せたら、バリカンをプレゼントしようと思ったんだけど。
　ほら、君の武器は蜂蜜だろ。それは“君にとっては”何の役にも立たない」
一部の言葉におかしな強弱が付いていた。まるで何かに気付いて欲しそうな。
「君にとって？」
緒方の言葉の中で一番おかしく感じた所を口にする。
君にとって役に立たないは、誰かにとっては役に立つって事だ。
（蜂蜜が必要な人なんているのか？）
カバンの中から蜂蜜を取り出し、それをよく観察する。柔らかなプラッチック容器に、先のとんがった赤い蓋がしてある。
ラベルには蜂のマーク。それと『１ＵＰ』と変な印刷がされていた。
「このゲームを円滑に進めるのが僕の役目、ゲームを壊そうなどと考えない事だ。
　それとココはバーチャル世界だと言う事を忘れるな。皆、監視されている」
少し影を秘めた表情だった。
「皆ね……そう自由には動けないよ」
怒りを殺した悲しい目だった。
（緒方さんは何故、運営者側にいるんだろう）
それはゲームを楽しむ者でも、ゲームを動かす者でも、ましてや裏切り者がする目ではなかった。

ザーーーーーーーーーーーーー！！！！

「ブルータスお前もか」

ザーーーーーーーーーーーーー！！！！

雨は再び激しさを取り戻し、緒方の表情を、呟いた言葉を霞ませた。
「ブルータス？」
呟いた言葉は何とか福浦の耳に届いた。自分の言葉が届いたのを確認したからか、緒方は背を向け雨粒の森に姿を隠した。
「ジュリアス・シーザーの言葉だよ。
　裏切りは信用が基盤となりソレを利用する行為だ。安易に人を信じない事だ」
雨粒で霞んでゆく緒方の背中に、福浦は大きな声で問うた。
「Ｋから始まる隠れ言葉をジュリアス・シーザーは何度回した！？」
偶然かもしれない緒方の言葉に、希望を見ようと必死の問いだった。
「なんだいそれは」
「『ＢＥＪＪＵ』多分暗号だ。解き方を知らないか」
隠されているという事は、それだけの価値があるはずだ。
さすがに運営側に害があるものではないだろうが、それでも希望を抱かずにはいられなかった。
「さぁ、僕は探偵じゃ無いし」
「じゃ、じゃあ。久保か宏之をしらないか？ 運営者側なんだろ」
今でもまだ耳の奥に残っている。
『ついでだから言うね〜山崎 健が脱落だよ』あの軽い声で告げられた信じたくなかった真実。
飛行機の中にいなかった、それでも信じたくなかった。頭皮の道さえも閉ざされた。

「教えてください。あいつ等は何処に」
「探偵じゃ無いと言ってるだろ」
異様な威圧感が再び福浦の体を襲った。
「あいつ等を、見つけなきゃいけないんです。これ以上……」
諦めるわけに行かなかった。刃物みたいな威圧感に晒されても、望みをかなえる可能性が消えるまで。
「―――僕は運営者側だけど、全てを把握してるわけじゃ無い。久保君の居場所も小林君の居場所も知らない」
しょうがないとばかりに、タメ息交じりで告げられた。
「そうですか」
結局、何一つ手がかりは得られなかった。緒方が“敵では”ない事が解った事が唯一の救いだった。
「君は一度ログアウトすべきだと思うよ。あまりこの世界に居過ぎるのも良くない」
乱れた髪を整えて、帽子を被りなおす。緒方はこの場から去るようだった。
「機内に帰れば温かいコーヒーも飲める。誰かにも会えるかもしれない」
雨はゆるゆるとその勢いを弱らせていた。殆ど見えなかった緒方の姿も今はかなり見えている。
「真実が真実と嘘が嘘と、何処の正直者が言ってるんだろうね？」
謎々の様な言葉を残して、緒方は歩き始めた。緒方の、煙の様な言葉達から、緒方の真意を探ろうと奮闘している福浦を残して。
「君の健闘を祈ってるよ」
赤い球団帽をかぶった鬼は、小さく誰にも聞こえないように呟いた。

『泣かない赤鬼』を書いた者です。
【残り26人】を入れ忘れました。
実際、緒方の事は戦うｽﾚぐらいでしか知らないので、
何かおかしな点が有れば、指摘してもらえると助かります。
果たしてこのままシリアスでいいのか、正直悩んでますｗｗｗ

>>363-366乙。
「プラッチック」と言う単語が出たが「プラスチック」の誤記でいいのか？

久し振りに新作ｷﾀｰ!!
毛の奪い合いということを忘れてしまう
シリアスなミステリー仕立てですなあ

新作キター！！
緒方もふっくらもカッコイイ
同じ方が書いておられるんだと思うけど、福浦シリーズは伏線が多くて明かされる日が楽しみだ。

新作乙！
独特の雰囲気がイイ！
てか蜂蜜ってタヌラ用のものだったのかよｗｗ

とある雑居ビルの中、二人は向き合っていた。
外はしとしとと雨が降りしきる。天から舞い落ちる線状の水滴は、この戦いの中で無惨に頭皮から散っていく同胞達と重なる。

「三浦、福留に何が起きたというのだ？」
「わからない・・・だが、あの時の奴はあまりに危険だった。ここ５試合で５割のアベレージを残している程の絶好調で、投げるところが無くなった時のような・・・いや、それ以上の威圧感が。」
「・・・彼には現実がそれほど重いものだったのだろうか？」
「福留も心配だが・・・ラッカル、俺にはオマエの事も気になる。」
「またか。オマエもしつこい奴だな。俺に気でもあるのか？」
「茶化すなラッカル。オマエの言う日本球界への復讐とは何だ？オマエ個人の感情を超えうる"目的を含んだ復讐"とは何だ？」
「オマエには関係のない事だ。」
「無関係ではない。」
「何？」

この不毛な争い、そう、文字通り不毛な争いは憎しみと哀しみしか生み出さない。
三浦はこのゲーム中だけでなく、この後に訪れる悲劇までも想像していた。
数々の悲劇を乗り越え、このゲームに生き残った者は果たして勝者になりうるだろうか？奪われた敗者達のその後は？
すでに訪れたはずのその人の運命・歴史を捻じ曲げたとして、人はその後成長しうるのだろうか？
護るために奪う者。彼等はその為に遺した数々の犠牲を背負って生き続けなければならない。
人生にリセットボタンなどない。無理矢理にリセットをかけたにしても、それまで歩んだ時は二度と戻らないのだ。
その先に輝く未来が果たして・・・
三浦はそれをラロッカに伝えたかった。全員を説得するにはあまりに時間は少ない。
それなら、せめて、出来うる限りの人間を憎しみの連鎖から外さなければならない。
ならば、あの指令書に書かれていた男とのこの出会いは運命であろう。
三浦は意を決して、正直に指令書の内容を明かす決心をした。

「ふふふ、なるほど。オマエが俺にあの様な接し方をしてきたのはそういう事か。」
「そうだ、だから無関係ではない。話してくれ、オマエの目的は何だ？」
「ふ・・・いいだろう。"復讐"というと語弊があったかもしれないな。日本球界でのストレスが俺の頭髪に与えた影響が少なからずあったのは事実だが。」
そう言うと、ラロッカは帽子を取り、頭頂部を触り始めた。
ラロッカが頭頂部を弄くっていると、パチン、パチン、と不自然な音がする。
「見るがいい。」
ラロッカが後ろを振り向くと、ソコには見事な肌色が顕れた。
それはまさしく、日本人のほぼ全員が学生時代に見た事のあるもの。
日本に渡り、初めてキリスト教を布教し、日本史上にその名を刻み込んだあの偉大な人物のソレであった。
「・・・えぇっ！！？」
三浦の反応をふっと笑い、ラロッカはゆっくりと話し始める。
「俺の球団がファイナンスカンパニーな事は知っているだろう。このカツラは今年の契約に含まれていてな。」
「契約って・・・？」
「リース契約だ。俺は今シーズンの１年間、この屈辱の"被り物"を被り続けねばならん。月額２９８００円のリース契約だ。」
「せこ・・・・・・！！！、そうか、それでオマエはこのゲームを無茶苦茶にしてＯ●ＩＸに恥をかかせて、●ＲＩＸの球界での立場を不味く・・・それが復讐！？」
「まぁ、それもないとは言わない。だが、それよりも・・・」
「それよりも・・・？」
「日本球界は２３２３に、あまりに冷たすぎるのだ・・・」
「え・・・そ、そうだろうか？」
ラロッカは三浦の返答に仕方ないか、という諦めの表情を見せる。
わかるはずがない。わかろうはずもない。
彼は間違いなく持っているのだ。持つ者は持たざる者の気持ちなど考える必要などないのだから。
ラロッカのその表情に気づき、少しむっとして三浦は問う。
「だが、オマエは自分の頭髪について執着はないと言った。」
「あぁ・・・ステイツでは日本ほど２３２３に冷たくはないからな。俺は個人はそれほど傷つきはしない。」
「ならどうして？」

ラロッカは近くにあった椅子に腰掛ける。
そして、ゆっくりと顔を上げ、ぼんやりと輝く蛍光灯を眺めながら続ける。
「ＷＢＣを覚えているか？準決勝・・・ＪＡＰＡＮ　対　ＫＯＲＩＡだ。」
「忘れるはずがないさ！自分が出ていない試合でアレほどこうした試合はないぜ！俺だって再び日の丸を背負って、あのマウンドに立ちたかったさ！」
「素晴らしいゲームだった。あの７回・・・松中の気迫と福留の執念が日本を一つにしたのだ。あの大会で、あの試合で初めて日本チームは一つになった。」
「あぁ！その通りだな！」
「松中、福留・・・彼等は日本に大きな栄誉をもたらした。」
「あぁ。あいつらはすげぇよ！あんなとてつもないプレッシャーの中で・・・あいつ等は間違いなく英雄だったな！」
「そう、彼等は英雄になるはずだった・・・」
「だった？あいつらそれなりに称えられていただろう？松中のベース殴りや福留のホームランは何度も・・・」
「それなりにな・・・だが、英雄は映像のみで語られ、その本質に迫られる事はなかった。そして・・・華やかな少年達によって、英雄の活躍は闇に葬り去られた。」
「え・・・？」


「　つ　よ　ポ　ン　と　ム　ネ　り　ん　の　ド　ッ　キ　ド　キ　二　遊　間　」


「！！！」

三浦は初めて何かがわかったような気がした。
偏見と商売主義に塗れる日本球界の闇。否、球界のみならず日本スポーツ界を覆う巨大な闇を。
その闇が人々の目を曇らせ、本来見つめるべき戦いと競技の本質を見えなくしている。
自分が幼い頃にはそれほど顕著ではなかった風潮。それが今、日本球界を狂わせている事に。


雨脚が少し強くなる。ぴしゃぴしゃとアスファルトを撥ねる雨音が大きくなる。
あまりの精巧さに、男達はココが仮想現実の世界である事を忘れているだろう。
いや、ある意味でココは現実でもあった。この世界での悲劇は、現実に繋がっているのだから。
そして正に今、男達がこの世界で悲劇の連鎖を繰り広げている。

>>372-374新作乙。
最後に【残り26人】を入れ忘れてたが
入れとく？

おお、新作ラッシュですなぁ！職人様乙ですよ
ラッカル…アンタやっぱほんとはいいやつだったんだな…（´；ω；｀）

>>375
あ、すみません。
よろしくお願いします。

新作乙！
＞　つ　よ　ポ　ン　と　ム　ネ　り　ん　の　ド　ッ　キ　ド　キ　二　遊　間
何じゃそのアイドルのCDみたいなネーミングはｗｗ

もひとつ訂正。
韓国の英語表記は「KORIA」ではなく「KOREA」ですよ。

>>378
WBCの頃そんなスレがあった気がする

殺伐としたスレになったな

新作乙です！！

そして保管庫さんの更新早っ！！
ドメの名前が久しぶりに出てきたので・・・

┌──────────────┐
│　　　　　　　　,　ﾉ）　　　　　　　　......│
│　　　　　　　ﾉ)ノ,(ノi　　　　　　　 　 .│
│　　　　　　 (　　　　(ノし　　　　　 　 │
│　　　　　　)　∧ ∧ 　ﾉ　　　　　　.....│
│　　　　　..( ［…ε… ］（　　　　　 　 │
│　　　　　　へへ　⊂） )　　　　　　.....│
│　　　　　（_（＿人　ノ (　　　　　　......│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│　　　もう少々お待ち下さい。　　　.│
└──────────────┘

復活したら八墓村状態になるのかなぁ、と思ってみたり。
福浦のＫから始まる隠れ言葉がいまだに何のことか分からない俺はアホなのだろうか？

>>382

お…おれもわからない！！
やばい…

しかし、どっきどきってw

職人さん乙！

ラッカルはやっぱりラッカルやな

捕手

hoshu

おれらははげる〜
はげふくうら〜はげふくら〜
もうこんぬけて〜
はげふくうら〜はげふくうら〜〜あ〜〜

とうひをつかめ〜

てす

どーこまでもとばーせ
けんすーけガッツだゴーゴゴー
ぼーくーらーはまーつよー
かがやーくしゅんかーん（頭が）

2828

頭皮のー夢をかーけて
９６いーあたまめーざし
そーしてー願いはーひとつだ
かーみをー増やせー（Bs塩崎）

>>382

ドメ、今期絶望ってマジか！？

せめて23バト内では昇華してほしいぞな

2828

tesu

これでいいのかな？

>>391　こんな感じか？

　　　　 *'``・* 。
　　　　 |　　　　 `*。
　　　 ,｡∩∧_∧　 　* 　　　住人みんな２３２３にな〜れ！！
　　 +　 […ε…］　*｡+ﾟ
　　 `*｡ ヽ、　 つ *ﾟ*
　　　　`・+｡*・' ﾟ⊃ +ﾟ,;'':;,
　　　　☆　　 ∪~ ｡*ﾟ　　';,
　　　,:'　`・+｡*・ ﾟ 　　　　　｀:､
　　,:'　　　　　　　　　　∪ 　　',
　 ,:'　●　　　　　●　　　∪　 ;'　　　　　　　　　　　　　　　　　召　還　！　！
　 ;　　　　Ｋ　　　　　　　　　　;'　　　　　　　　　　　　　　　　　 *'``・* 。
　 ';,　　　　　　　　　　　　　　 ;'　　　　　　　　　　　 彡 ⌒ ミ/ 　　　　　　`*。
　　｀:､ 　　　　　　　　　　　,;:''　　　　　　　　　　　　（* ﾟー´∩ 　,｡　　　　 　*
　　　 ';　　　　　　　　　　　':;,　　　　　　　　　　　　（つ　　丿 +　　∧∧　*｡+ﾟ
　　　 ';　　　　　　　　　　　　 ':;,　　 ;`;,　　　　　　　（　ヽノ 　 `*｡ （ヽ´_｀）ﾟ*
　　　 ';　　　　　　　　　　　　　　':;,丿 ;'　　　　　　　し（＿）　　 `・ / ⊃　⊃ +ﾟ
　　　 ';　　　　　　　　　　　　　　　;:_,;''　　　　　　　　　　　　　　☆（　⊃ ⊃｡*ﾟ
　　　（.,.,.,.,..,）.,.,.,..,.,.,.（,..,.,.,.,..,.）,.,.,,..;'　　　　　　　　　　　　　　　　`・+｡*・ ﾟ
　　　　　　http://baseball.fan-site.net/uhyo/tan/img/1220.jpg

末尾はいくらなんでも下がりすぎだろ・・・　あげ

２３２３

前スレのミラーです。>>24のと一緒にまとめサイトにでも追加ﾖﾛ。

http://mimizun.com/search/perl/dattohtml.pl?http://mimizun.com:81/log/2ch/base/ex20.2ch.net/base/kako/1172/11729/1172941102.dat

僕は2323やからね　嫁さん
もらわれへんのやと泣いた
男の子の前髪の先はとがりながらふるえている

23の癖にとネタにされて　選手達の毛が年を取る
悔しさを受け止めすぎた　額の上視線突き刺さる

僕　ほんとは目撃したんです
いつかヤ○ードームのロッカーに　置き忘れたワックスを
つけまくった男の23笑い
僕は驚いてしまって　近寄りもせず叫びもしなかった
ただ怖くて　逃げました
2323の敵は　2323です

ファイト！
戦う君の髪を　戦いに乗る奴らが狙うだろう
ファイト！
危険な3日間を　震えながら生き23てゆけ

長い後ろ髪なびかせながら
塩崎が笑っている
髪を伸ばせば本当の
23りかけた自分　隠せるから
いっそ23るがままに身を任せ
開き直ってしまえば楽なのにね
毛毛毛毛毛 毛毛毛毛　毛毛毛毛毛
塩崎が笑っている

勝つか負けるかそれはわからない
それでもとにかく支給品の
特大メガホン抱きしめて
あいつはゼロになりました

ファイト！
戦う君の髪を　戦いに乗る奴らが狙うだろう
ファイト！
危険な3日間を　震えながら生き23てゆけ

薄情者が札幌の街に　後足で砂かけるんでないって言われてさ
出てくならお前の呼び名も「しまえび」にしたるって言われてさ
うっかり漏らしたことにして　やっぱり燃やせなかったこの本音
いつか言えるとき　くるだろうか
落とした髭　巨人ゆき

ファイト！
戦う君の髪を　戦いに乗る奴らが狙うだろう
ファイト！
危険な3日間を　震えながら生き23てゆけ

俺2319だったらよかったな
力づくで球団の思うままに
ならずに済んだかもしれないだけ
俺2319に生まれればよかったな

ああ 参加者たちの群れ2323と
バーチャルの国境を越えてゆく
髪の毛という名の鎖を
身をよじってほどいてゆく

ファイト！
タヌラは君の残機　戦いもせずに減らすだろう
ファイト！
危険な3日間を　スペりながら生き23てゆけ

ファイト！
戦う君の髪を　戦いに乗る奴らが狙うだろう
ファイト！
危険な3日間を　震えながら生き23てゆけ

ファイト！


元ネタは中島みゆき「ファイト！」
歌い出しはすぐに思いついたが完成するまでに時間がかかったｗ
職人さん待ちながらマターリと支援。

投下したあとでミスに気づいたorz

>400
やっぱり燃やせなかった→漏らせなかった
です。

>>399-401
乙！

すげぇ名曲だ！マジ乙ｗｗｗ

>>399-401
最高www
ハムファンだが、しまえびのくだりで爆笑した
小笠原のネタで笑ったの久しぶりだww

518 代打名無し＠実況は実況板で sage 2007/08/03(金) 23:58:57 ID:kqIJ3JA/0
http://www.nikkansports.com/baseball/f-bb-tp0-20070803-236551.html

超２３２３ｗ

なんだこれは・・・・？？？？？

>>399-401
おもわず歌っちまった…



ｻﾈのところで泣きそうになったのはﾅｲｼｮw

>>406

竜の2323はスーパーサイヤ人だからなw

今朝のズームインサタデーで、キムタクが散髪はどこに行くか質問されていた
美容院ではなく床屋派だと言っていたのでなんだか安心した
しかしなんちゅーことをキムタクにきくんだｗｗｗ

個人的には失格して隔離室に入れられた直後の実松の様子と小笠原のその後
が気になってたり。例えばその後実松がどうなったのかを確認しようと機内に
出て、そこに衣服が残されてるのを見て実松の様子を察し、背筋が寒くなるとか
（>>258のように）。んで、そこから救出方法ｏｒ事態打開に動くとか。

http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1186153387/l35-136

>>410
だから先の予想を書くなよ、職人さんが書きづらくなるだろ
そういう展開にしたいんなら自分で書きなさいよ

実松が目を覚ますと、そこは橙色の僅かな灯に照らされた薄暗い部屋の中だった。
（ん…ここは…）
ボンヤリとした頭で記憶をたぐり寄せる。
（そうだ、拡声器使って仲間集めようとしてた時に誰かに襲われて…誰かはよくわからなかっ
　たけど…確か西武のユニ着てたような…）
そこまで考えて、ふと気づく。あの時、遠のく意識の奥でかすかに聞こえた鋏の音。
（まさか… !? 俺、刈られちゃった… !? ）
ふと見ると、壁際に誰かうずくまって何やらブツブツ呟いている。暗くてよくわからないが、目を
凝らしてみて実松はその姿に仰天した。
その男は一糸まとわぬ素っ裸だったのだ。しかも頭は一本の毛もない見事なまでのつるっ２３。
そして程なく、自分もまたその男と同じく素っ裸である事に気づいた。
（これって、まさか、まさか…！）
間違いない。その男は、さっき失格になったという男だ。そしておそるおそる自分の頭に手をやる。
その感触は…２３２３した地肌の感触だった。あの２３る心配のない豊かな髪は、一本残らず
彼の頭から消え失せていた。
（う、嘘だろ、これ…！これもバーチャルなんだろ !? 夢なら覚めてくれっ！）
ひどく狼狽しつつ頭をなで回したり頬をつねったり。しかし、現実はあまりにも残酷だった。
力が抜けきったようにその場にへたり込む実松。
（どうして…どうしてこんな事に…。俺、なんか人を怒らせるような事言っちゃったかな…）
今思えば、この毛゛ー無でも自分は空振りばっかりだった。武器はハズレ、放送を聞き逃し、訴え
も空振り。一通り三球三振した所で失格なんて、あまりにもハマりすぎではないか。
そしてその脳裏に、走馬燈の如く親しい人々の姿が浮かぶ。まず浮かんだのは打撃の師匠の姿。
（すみません、ガッツさん…俺、あなたを守れなかった…）
続いて妻と息子の姿が浮かぶ。
（紀子…海翔…もうお前たちに顔向けできないよ…）

披露宴も済ませたばかりで、まだこれからだったというのに。こんな見事なまでの２３２３になって
しまって、自分はこれからどう生きていけばいいのか。
次第に深い絶望感が心を支配する。実松はこの部屋の先客と同じように、壁際に座り込んだ。
その精神が壊れるまで、それほど時間はかからなかった。

一方小笠原は、その後もしばしその場に立ち尽くしていた。あの断末魔の鋏の音が、頭の奥に
焼きついて離れなかったのだ。が、やがてある考えに行き着く。
（失格した奴は、一体どうなるんだろう？）
それを確かめるべく、一旦ログアウトしてみる事にした。
実松の席に行ってみるとそこには彼の姿はなく、椅子の上にはきちんと畳まれた衣服や所持品
だけが残されていた。しかもよく見ると下着まである。
（これは…）
その状況から、実松の様子を想像してみる。恐らく彼はこの機内のどこかに隔離されているの
だろう。しかも全裸＋２３頭というこの上ない恥辱的な姿で。
みるみる全身が凍りつくような感覚に襲われる。今この場にいる以上、自分だってそうなってしまう
かも知れないのだ。
（こうしちゃいられない…戻ろう）
そこまで考えて、小笠原は自分の席に戻っていった。
毛゛ー無の中に戻り、しばし考える。取りあえずあのような悲惨な状況だけはなんとしても避けたい。
生え残らなければ。愛する妻子の元へ、無事戻らなければ―。

では一体どうするべきか。脱出条件にあるように、他のセ・リーグ５球団の選手の内の２人の選手
の髪を奪うべきなのか。あるいは規定の時間まで逃げ続けるべきなのか。それとも―。
そして彼は決断した。きっとどこかに、この毛゛ー無をつぶそうと動いている者がいるに違いない。
彼らを捜そう。彼らと力を合わせよう。そして生え残って、この機内のどこかに閉じこめられているで
あろう後輩を助けなければ。髭こそなくなったが、「侍」の魂は変わらない。彼はこの毛゛ー無に
立ち向かう道を選んだのだ。自分が生え残るために他人を犠牲にしたり、襲い来る敵に背を向け
続ける行為を、「侍」の魂が許さなかったのだ。敢えて茨の道を行く―そういう強い意志を持った
彼は、まさしく「侍」であった。
おもむろに荷物を背負い、小笠原は部屋を後にした。その瞳には強い決意の色が浮かんでいた。
「待ってろサネ…必ず助け出してやるからな」

>>410ですが、お言葉に従って投下してみます。短いですけど。長文規制で
中途半端な区切りになっちゃったｏｒｚ

>>413-415乙。
【残り26人】が23てます。
ここ最近多いので、職人さん方は気を付けて下さい。

連投だけど
サネは一応連番61.に出ていましたが、
その前日談と考えてかまいませんか？
後の展開に影響がでるかもなので…

>>417　そうですね、そういう事で。あと残り人数の表示、忘れちゃって
すみませんｏｒｚ後の展開がちょっと楽しみですな。隔離された者たちの
反乱はあるのか？

>>417
書き手さんじゃないけど、おそらく山健しかまだ居ない事から、精神崩壊前っぽいね。

>>413-415ですが、近いうちにちょこちょこ修正して保管庫の掲示板に書こうと
思いますので、保管はそっちに書いた方をお願いしまーす。

これからに関わる事なのでちょっと。今ゲームをつぶそうと動いてる人は
どれくらいるんでしょうか？で>>413-415ですが、とにかく小笠原をかっこよく
描きたかったもので。そういや見守るスレにも出てたけど、彼ってどのロワ
でもほぼ同じキャラになってるようなｗあと58．の「時には修道士のように」
だけど、コバヒロは頭頂部だけでなく右側頭部も刈られてるはず。

というわけで、保管庫の修正依頼スレに書き込んできました。
>>421　コバヒロ、確かに50．で右側頭部も刈られてますね。
33．で94000、50．で87000に減ってるので。
作者の方、修正したいなら修正依頼スレの方によろしくお願いします。

夏休みだねえ

>>410=>>413-415=>>418=>>421？
何で単発IDにする必要あんの？

>>424　当方はダイヤルアップでやってるので、回線切るたびにＩＤ変わっちゃう
んですね。トリップつけた方がいいですかね？

>>421
＞今ゲームをつぶそうと動いてる人はどれくらいるんでしょうか？

保管庫にある分を全部読めばわかるだろ、常識的に考えて…

>>426
ラッカルの判断がちょっと難しいよな…


ゲームには乗っているが、ラッカルは日本球界そのものを荒野にすると言っているからな…

＝毛ー無デストロイヤー＝
福浦・緒方・三浦・小笠原・綺麗な長谷川・黒田・宮本

＝その他＝
川崎・松中・多村・井川・的場・石川・福留・川村・ラッカル

＝マーダー＝

無差別マーダー
木村拓・川上・田中賢・和田

ステルスマーダー
塩崎・久保・東出・大沼

限定マーダー
小林宏・岩隈

扇動者
森本

近いうちにまとめたいと思っていたので、
コレを機会にまとめてみました。
自分の記憶が頼りなので、間違っている所もあるかもしれません。
その他は、まだ方針が不明だったり確定してない人たち、
自分の23出条件クリアを目指す人たちです

>>428
まとめ乙。
けっこうよくまとめられてるけどもうちょい修正しなきゃならないかな。
とりあえず発見したのは「石井」が「石川」になってた。

>>428
お疲れサマー
組長も愉快な仲間たち（組長、小宮山、ＴＳＵＴＡＹＡ、金子誠、イシカーさん）も入れて欲しいな。

>>430
佐伯いなかったっけ？

ガトームソンて2323だったっけ？

今週の週ベの「第２ワードで読み解く福留孝介」のコーナー、検索第２ワードの上位
「結婚」「彼女」「年俸」「契約更改」って…
なんとなくこのスレを思い出した…

>>431
失礼。佐伯を忘れてた。

>>432
マスゴミからも同じ質問が
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/sports/pro/news/20070811k0000m050058000c.html
ガトームソンもリース契約してたりしてな

あと西武って２３２３推進なんだと思った
ttp://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2007/07/06/02.html
涌井も候補だったのか？

発毛剤、２年前から飲んでるんだっけ？効果あったのかな？
とにかく、合掌　-人-

◇「確かに薄かった」関係者が証言
ttp://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20070811-OHT1T00083.htm

「確かに23かった」なんて、追い討ちかけてやるなよ…（-人-；）

ひ、ひでえｗｗ

今後本編にガトームソンを登場させるのはアリ？
ネタ的には申し分ないが、問題が問題だけに…

さすがに笑い話にはならないんじゃないかと…

見守るスレの過去ログのミラー持ってきましたー。

http://request2.2ch-library.com/07/0808.html

保守

とあるスレにあったのですが、保守代わりに置いておきますね

ttp://janchan.iza.ne.jp/images/user/20060917/11053.jpg
ttp://www.phiten.com/blog/images/matsunaka_060726.jpg
ttp://www.jcb-mep.com/04award/images/kawakami1.jpg
ttp://takeo806.hp.infoseek.co.jp/P1030347.jpg
ttp://k-hotaru.raindrop.jp/photo/DSCF0005.jpg

保守

ほす

一応保守

捕手実松がキリバンゲット

>>447
サネってるぞ。
俺がキリ番ゲットだ!

男はひたすら走っていた。
圧倒的な力による殺戮を目の当たりにした恐怖は、男をあざ笑うかのように、ゲームに身を投げた決心に揺さぶりをかける。
とにかく今は走るしかなかった。その強大な力の及ばない所まで。
狂気のゲームの口火を切った男は走り続けた。
そして、走り続けた結果、いつの間にか彼の眼前には灼熱の砂漠ではなく、雄大な山岳が現れていた。

「はぁはぁ・・・ココは山岳エリア？」
ココまで来ればひとまずの所は安心といったところか。
木村は座るのにちょうどいい岩を見つけ、そこに腰をかける。
そして、先ほど眼前で起きた殺戮劇を思い返す。
(聞いてないぞあんなの！あんな奴からどうやって刈取れってんだ！)
吉野を紅蓮の業火で焼き尽くした金色の髪を持つ悪魔。
自らの武器である電動バリカンと、奴の持つ火炎放射器でははなから勝負にならないのは明白であった。
(アイツとは遭遇しないように気をつけながら行動するしかないな。)
「仕方ない。あのボリュームは惜しいが、次の獲物を・・・」
立ち上がり、歩き出そうとした瞬間だった。
木村の２３ウターが反応する。同時に木村は背後に冷たい感覚を覚える。
「っ！誰だ！？」
振り返ると、すぐ後ろに同リーグの見覚えのあるユニフォームに身を包む男が立っている。
「ふ、福留！貴様っ！」
木村はすぐさま反応し距離をとる。
「くっ、貴様、俺の背後をうかがっていやがったのか・・・っ！」
突然の遭遇にもかろうじて平静を保ち、素早く臨戦態勢を取る。
決して傑出した能力に恵まれないながらも、粘り強く球界で一線を生き抜いてきた大ベテランのしたたかさがそこにはあった。
「貴様っ！」
「・・・」

しかし、突如現れた福留に仕掛けてくる様子がない。
「不意打ちが失敗して面食らっているのか？ふん、舐めるなよ。俺は貴様のように恵まれた才能に頼ることなくこの球界をずっと生き抜いてきたんだ。」
「・・・」
「そう簡単にはやらせんぞ。このゲームを生き抜くのは俺なんだ。」
「・・・」
「このゲームを生き抜いて、ロン毛のイケメンプレイヤーとして有終の美を飾るんだ。そして引退した後は・・・俺は『真・木村拓也』としてＳ●ＡＰに加わるんだ！」
木村の執念が、二人の間に触れたら弾けそうな程の張りつめた空間を作る。
それでも福留は黙ったまま。うつむきながらただそこに立ち尽くしている。
痺れをきらせた木村は、語気を荒げて問い詰める。
「おい、何とか言ってみたらどうだ？やるのか！それとも怖気づいたか！？」
山崎を葬った凶刃を持つ手に力が入る。過剰な緊張はない。戦闘の程よい緊張感がバリカンと掌の間に程よい湿り気を与える。
心身に冷たい熱が巡る。正に戦闘において最上のコンディション。
怪物揃いの球界において、彼のような男が生き抜けてきた所以ともいえる精神力が為せる業であった。
そして、身をかがめ飛びかかる前の豹の如き体勢が整ったそのときだった。
それまで一言も発しなかった福留の口が開いた。

「イケメンプレイヤー・・・」
「ん？」
落ち着いた福留の口調に思わず面を食らう。しかし集中は切らせない。
「おいオマエ・・・この世で一ば・・・くしいプロ野球選し・・・言ってみろ。」
「何？」


「この世で一番・・・美しいプロ野球選手の名を・・・言ってみろ。」

【残り２６人】

薄々感づいてはいたが

おっ、久々の投下キテター

＞俺は『真・木村拓也』としてＳ●ＡＰに加わるんだ！」
＞「この世で一番・・・美しいプロ野球選手の名を・・・言ってみろ。」

あーあ…ふたりとも壊れちゃった（ﾉ∀｀）www

おー、新作乙です
キムタク久々に出番来たと思ったらてめえ何言い出しやがるんだよｗｗｗ
ドメも２３しく変な方向に吹っ切れたようだしｗｗ

あとキムタクのバリカンは電動じゃなくて手動ですよ

ドメ…流石このバトルでだけは、昇華する意気込み好し！

友人は美しいのはダルだと言っておったが
（個人的には美しいはいないんだけどなぁ）

キムタクはなんて答えるんだろうなw

新作乙です！
俺は美しいのは矢野さん（Ｔ）だと思う。

あれ？後ろから聞こえてくる「ヴィイイイ」って音って・・・

ドメのプレーは美しいと思うよ、うん…
職人様乙です

>>455
自分も矢野は男前だと信じていたが、とある番組で明石家さんまに「顔がフナみたいやね」と
言われて以来、矢野を男前だと思えなくなった。もうフナにしか見えない…orz

正捕手にイケメンなし、これが真理。

嶋なんか、ちょっと今時のイケメンなんじゃないか

>>459
今時ではないと思う、むしろ昭和初期のイケメンぽい感じじゃね？

>>460

小金本にしか見えないわしがいる。

粗いさん乙

hage

捕手

実松と的場

i⌒'、　 ミ　-=・= ,　i､-=・=　i 　保守

実松と的場

毛

はっするしようよ
げんきに

あげ

ほしゅっとな

保守

大沼泥沼底なし沼

ほしゅ

保守

じっと保守

ほしゅ

hosu

ほす

俺も保守。

みんな、オリジナルのバトルロワイヤル、読むとか観るとかした？
俺、オリジナルはぜんぜん知らないんだ。
23バトを知らない人（ネットしない人）に教えてあげたら
その人がオリジナル（映画）のことを教えてくれて、
拡声器でみんなに呼びかけるシーンとか、
23バトとかぶるシーンがいくつかあったんだよね。

今更なんだけど、オリジナルを知ってるほうが
いろんな創作バトロワを楽しめるんだろうなと思った。

>>479
バトロワは原作も読んだし映画も見たけど、
拡声器のシーンは何故か原作とは結びつかなかったな。

プロ野球板のバトロワも、最初の方は原作と対応したようなキャラ設定だったり
したけど、既に原作とはかなり別物になってきてると思うんですよ。
特に23バトは人も死なないしｗ

オリジナルを知っている方が創作バトを楽しめるってことについては同感です。
映画も小説もそれぞれ良いところがあって、どっちがお勧めとは自分からは断言出来ないんだが、
>>479さんも機会があったら原作読んでみるといいよ。

>>479
小説は一応読んでみたが、外部から助けが来るとか、いわゆる「運営側の刺客」とか、そういう要素が
小説には無かったので驚いた。他板のバトを見たことは無いんだけど、これって野球バト独自の要素なのかな？
そしてYGBRのｷｬｽﾃｨﾝｸﾞの絶妙さに吹いたw

>481
野球バト…と言うよりも、三大ロワの一つで草分け的な感じだった葉鍵ロワが
その辺の要素をプラスしてストーリーを展開していったことで、結果的に
他のバトロワパロにも取り入れられるようになったんじゃないかと思ってる。
それでもやっぱり、野球バトは一風変わったシステムや舞台設定が多いと思うけどｗ
あんまり他板のロワと交流が無いのが影響してるのかもね。

バーチャルロワって世界を確立してるのは画期的だよな

捕手

479だけど、みんなレスありがとう。
自分は野球板のバトロワしか知らないんで、
ちょっと変わった設定になってるとは気づかなかった。

原作本と映画とどっちが先になるか分からないけど
図書館で見かけたら借りてみよう。

ほんと、23バトは人が死なないから安心して読めるね。

職人さんたち、応援してるよ！

>>485
照り返しのキツい頭になるから夏の応援は大変になりそうだけどなｗ

じゃあ、蒸れを避けるためにメッシュの帽子でもかぶっておこうかな。
帽子かぶったままで、つつしんで応援続行します。

そうだよ、むやみに豊かな髪を見せつけるとやつらに刈られてしまうからね。
え？やつらって誰かって？
それは…

ビィィィン


ジョリッジョリッジョリッ


………

塩崎が再び23ﾊﾞﾄ住民達を恐怖のどん底に
落とす活躍を期待しています…毛毛けけけ

>>488ィィ！！！！！！

夏が終わったから、2323どもは堂々と帽子をかぶれるなｗ



ちょっ…、髪ひっぱるのやめて…

閲覧者の髪を毟るのはらめぇぇぇ！！

深められ延長されゆく２３２３の恐怖…

かわいそうに、488ﾀﾝ・・・

「それで、これから俺達は、どうするんですか？」
腹ごしらえを済ました６人は、これからの方針を牛島に仰いだ。
「今はまだ、情報待ちの部分が多いですので。皆さんには、行方不明者の共通点を探してもらいましょう」
片付けられたテーブルに、リストとは別の紙が置かれていく。
「簡単にですが、行方不明者のプロフィールを書いた紙を作りました。
　小宮山君・西岡君・金子君はコチラを、佐伯君と石川君はコチラ」
セ・リーグチームにセ・リーグの行方不明選手のプロフィール用紙の束を、
パ・リーグチームにパ・リーグの行方不明選手のプロフィール用紙の束を手渡す。
「量が多いと絞りにくいでしょうから、まずはそれだけから共通点を探してください。」
紙の束をそれぞれに渡すと、小宮山は綺麗に机に並べ始め、西岡と金子が横からソレを無遠慮に取っていった。
石川は丁寧に一枚一枚を読んでいき、佐伯はリストアップされた選手名をジッと見つめていた。
「私は少し出てきます」
各自、共通点探しを始めたのを見届けると、牛島はポケットから携帯を取り出して部屋から出て行った。

「さて、共通点探しといってもな…こらツヨシ。油が付いた手で紙に触るな」
カレーパンを頬張りながら、プロフィール用紙を触る西岡から紙を取り上げる。
「これじゃ、共通点さがせんやないすか」
取り上げた紙は、西岡の手に付いた油を吸収して、端の方が少し色を変えていた
「カレーパンを食う事を止めろ」
カレーパンを口いっぱいに詰めながら、器用に喋る西岡からカレーパンを取り上げるが。
「無理すわ」
西岡は懐からもう一つカレーパンを出してきて、再び頬張り始めた。
「何でだよ！」
もう一度カレーパンを取り上げると、三度懐からカレーパンが出てきた。
「カレーパンだからな」
隣を見ると、何故か金子までカレーパンを食べている。辺りにはカレー臭が充満している。
「俺、イエローやったみたいっすわ。赤が好きやったのに」
何故か不満顔の西岡。
「うっ」
石川は手で口を押さえ、カレーパンを貪る二人から目を逸らしている。
「石川大丈夫か？」
佐伯はそんな石川の背中を、カレーパンを食べながら擦っている。

「だから、カレーパンを食べるのを止めろ」
予想以上の、フリーダム具合に、小宮山の頭痛は更に強まっていた。
「そ、そうですよ。みなさん食べるのは中断して、共通点を探しましょう！
　僕達が共通点を探し出せば、それだけ行方不明の人たちを、探し出しやすくなるんですよ。
　コレは、この事態を知ってる僕達にしか出来ない事なんです」

その時、全員に衝撃が走った。石川が小さな体でイイ事を言ったのだ。

高速でカレーパンを食べ切り、作業を開始する西岡。
じゅっくりとではなく、ユルっくりと作業を始めなくも無い金子。
今わかってる共通点は皆、野球選手ってことやな。と素なのかボケなのか解らない事を言う佐伯。
一応、メモに“皆、野球選手”とメモしてあげる石川。
室内なのにサングラスをかける小宮山

窓の外からﾄﾞﾊﾞｼｭｯｼｭｯと聞こえた気がした。


「もしもし。牛島です」
部屋の中がカレー臭で満たされている事も知らず、牛島は静かな廊下で、電話をかけていた。
「はい、こちらはそれなりに順調です。全員協力してくれるようです」
ジジジ。と弱くなった蛍光灯の光が揺れた。
「そちらは…そうですか、もう少し時間がかかりそうなんですか。
　そうそうヘマは打ちませんよ。それでは失礼します」
少しだけ頭を下げると、電話の通話を切った。
そして直ぐに、別のところに電話をかける。

トゥルルルルル。トゥルルルルル。トゥルルルルル。トゥルルルルル。トゥルルルルル。

『は……』
間髪いれずに、喋り始める。
「出前の電話は３コール以内に出るべきですね」
『え？』
電話の向こうからは、当惑が感じられる声。
「ウィンナーラーメンを一つ。出前は３０分以内にです。出前先は牛島 和彦。いいですね」

ピッ

返答も疑問も聞く必要はなかった。出前に来るか、出前を来るかしかないのだ。
「コレは強制ですよ。古木君」
パタリ。と携帯が折りたたまれた。


「１０年、８年、２０年」
「選手年数は共通点じゃ無いみたいやな」
思いつく限り書かれた、共通点の可能性にまた一つ線が引かれる。
「無作為という可能性も有るが、メジャー派遣を断った宏之が、再度雑誌の取材でおびき出されているのを見ると、
　何かの目的で集められた。と考えるしかないな？」
小宮山は頭の中で考えた事を声にし、いまいちやる気を見出せない二人に意見を求めるが。
「何してんすか？金子さん」
「んーちょっとな」
当の二人は、やはりマイペースというか、ここまでくると本当にやる気があるのか疑わしくなってくる。
金子なんか、ブラインドが閉まった窓の方に、一枚の紙を光に透かすように掲げている。

「あ、金子さんの持ってるの、小笠原さんの紙でしょ？」
「そうだけど」
何でもない様に言った。
「一応、小笠原さんはセ・リーグの方に入ってるんですけど」
今期、ＦＡでの移籍が決まった小笠原の、元チームメイトに配慮してか、申し訳なさそうな声だった。
「だってさ。ヒゲ剃ったガッツって若くない？ 童顔って言うか」
だってさ。の意味がまったく解らない。石川の顔にはそう書いてあった。
もちろん、小宮山の顔にもだ。
「いやな。オフにもたまになくなってるんだけど、何回見てもツルッとしてるよな」
小笠原の素性の書かれたその紙には、ヒゲを剃り、真新しい巨人のユニフォームをぎこちなく着ている、小笠原の写真が貼られていた。
「石川、佐伯、共通点探しは俺達だけでやろう」
「ちょっ！ なんで俺はいってないんすか」
先程の買出しで貰ったレシートで、鶴を折っていた西岡は、小宮山の発言に唇を尖らせて反論した。
何故、メンバーから外れたかは、右手で握り締めている、降り方の間違った鶴が物語っていた。
「どうせなら、頭も丸刈りにすれば、真のツルラーになれたのになぁ。
　あ、でもそんな事したら、娘さんに恐がられるか」
金子の大きな独り言は、誰の気にも止まらなかった。

>>493-496
いきなり新作ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!久々の牛島組に23しく乙です！
毎度ながら、また【残り26人】が23けてるね。今度から職人さんは気を付けておく所ですね

投下乙です。
タイトルでもう吹いたのに
内容ヤバスwww西岡マジ大物www
職人さんは本当に野球板のこと
知っていてすごいっす。

おおおおお、新作キテター！
地味にヤクルトネタスレの流れがつかわれていてワロタww
救出組みもそれぞれのキャラが立ってて面白いなあ

新作乙です！
もう、吹きっぱなし・・・。
ただちょっと気になった所を・・・
金子が小笠原を”ガッツ”って呼んでるけど、小笠原のほうが年上で
金子は”ガッツさん”て呼んでるはず。
あと鶴の”降り方”ではなく、”折り方”では？
細かくてスマソ。

「雨の中、どこへ行く気ですか？」
「！」
歩き出した途端、背後から何者かに声をかけられ、小笠原は動きを止めた。
この声には聞き覚えがある。去年までチームメイトだった男。自分も可愛がっていた後輩。
「…稀哲…！？」
振り返った先、すなわち、小笠原が先ほどまでいた部屋の中に、ファイターズのユニフォームを着た
森本稀哲が立っていた。
「お前、なんでそこにっ……どうやって…！」
小笠原の頭は混乱した。今の今まで自分がそこにいたのに、誰の気配も感じなかった。
確かにこの部屋には自分しかいなかったはずなのに。
「僕はこの毛"−無の進行役ですから、どこでも自由に出現できるんですよ」
「なに？」
「ありていに言えば、僕は主催者の手先ってことです」
「なんだと！？」
驚く小笠原をよそに、森本は腕組みをして小笠原の顔をしげしげと眺めている。
「うーん、やっぱりヒゲがないとどっか物足りないですよね」
尻のポケットから携帯電話のようなものを取り出し、慣れた手つきで素早くボタンを押す。
「おい稀哲、お前どういう―――」
「森本です。…ええ、ちょっと仕様の変更をお願いしたいんですよ。
　ほら、余ってたＨＰがあるじゃないですか。あれを少し回してもらえませんか？
　…そこをなんとか。そのほうが面白くなると思うんですよ。
　……そうですか！お願いします！んじゃ失礼しまーす」
通話を切って、森本はパチンと音を立てて携帯電話（？）をたたんだ。
「ガッツさん、いま運営の人に頼んでヒゲ生やしてもらうことにしましたから！」
森本が笑顔でそう言った直後、小笠原は猛烈に顔がむずがゆいような感覚に陥った。
「な、なんだ！？」
思わず顎のあたりに触れると、そこにはザラリとした感触があった。
そう、そこには確かにヒゲが生えていた。しかも現在進行形で。まるで超早送りの映像のように、
小笠原の顎から鼻の下、こめかみにかけて、猛烈な勢いでヒゲがモサモサと「生えてきている」のだ！
「うわああっ！！！」

「どうです？すっかり元通りになったでしょ？あ、鏡ありますよ」
何処から出したのか、森本は手鏡を小笠原に手渡す。
鏡に映る小笠原の顔は、確かに去年までの「北のサムライ」と呼ばれていた頃の風貌に戻っているのだった。
「どういうつもりだ！？稀哲！」
まったく悪びれた様子もなく、しれっと森本は答える。
「僕は純粋に、この毛"−無がより面白くなるようにと考えているだけですよ。
　ガッツさんにヒゲがあれば、ヒゲ無しの状態より狙われやすくなるでしょう？」
呆然として小笠原は森本の顔を見つめた。その表情に悪意はひとかけらも感じられない。
それが帰って底知れぬ恐ろしさを醸し出していた。
「稀哲、お前は…お前は、そんなに、俺が出て行ったことを―――恨んでいるのか？」
肩を落とし俯く小笠原の姿に、森本はきょとんとした表情を浮かべる。
「やだなぁ、別に気にしてませんよ。僕そんな暗い奴じゃありませんから。
　今ちょっと毛"−無が停滞気味なんで、僕がこうしてあちこちで働く必要があるってだけです」
「何故だ！お前はさっきのサネの言葉を聞いてないのか！？サネはお前の親友じゃないか！
　そのサネがあんな無残な刈られ方をしたっていうのに、お前はどうして平気でいられるんだ！？」
実松の名前が出た瞬間、森本はわずかに表情を歪め、目を伏せた。
「……毛を失う恐ろしさは、僕もよく知っています。いや、もしかしたらこの毛"−無に参加している
　他の誰よりも、僕が一番骨身に染みてよーく知ってるんじゃないですかね」
「……。」
「だから僕は、このお話を頂いたとき、迷いはしませんでした。このプログラムが成功すれば
　救われるかもしれない人達がいる…。このプログラムが完遂されること、それは僕の願いでもあります」
「どういうことだ？このプログラムは、一体何のために」
「でもね、僕もそれほど万能じゃないんですよ」
小笠原の言葉を遮るように、森本は話し続ける。
「僕のほうはプレイヤーに直接手出しはできないし、HPの管理にアクセスする権限も無い。
　なので、あなたの行動に多少の制限をつけさせてもらうことぐらいしかできないんです。
　あなたのことだ、恐らくサネと同じような行動をとる可能性が高いでしょうからね」
「稀哲…お前は…、何を考えてる…？」

「あなたの信じる正義と、僕の信じる正義は違うってとこですかね。
　そうそう、今このへんを賢介がうろちょろしてますから気をつけたほうがいいですよ。
　あいつ、僕が焚きつけるまでもなく、オカシクなってましたから。それじゃ」
そう言い終わるか終わらないかのうちに、森本の体は足元からスーッと消えていった。
小笠原は改めて、彼が"プレイヤー"ではないことを思い知った。
「…賢介が？」
田中賢介がこの近くにいるという、今の言葉は本当だろうか。それに『おかしくなってた』とは
どういう意味だろうか。田中は既に毛"−無に乗ってしまったということだろうか？
（…どのみちここでこうしていても仕方がない）
森本の言葉が本当か嘘か、はたまた何かの策略なのか、それはこの際置いておいて、
いま大事なのはとにかく行動を起こすことだ。田中がいるというなら探してみよう。
森本と道を違えてしまったのは残念だが、森本には森本の信念らしきものがあるのだろう。
あの男は愉快犯になりきれるような男ではないはずだ。
小笠原は今度こそ、建物を出て、雨にけぶる街の中へと一歩を踏み出した。


「あ！しまった」
ヘッドギアを外しながら、森本は思わず呟いた。それを聞きつけたのか、客室乗務員が寄ってくる。
「森本様、いかがなさいました？」
「あ、大丈夫です、何でもないです。それより、なんか飲み物下さい」
「かしこまりました」
客室乗務員の後ろ姿を眺めながら、森本は大きく伸びをする。森本はプレイヤ―達と同じ機内の、
ファーストクラスに座っていた。ここには森本ともう一人以外は客室乗務員しかいない。

>>500
金子ファンですが。
トークで何回か「ガッツ」って呼び捨てにしてたのを聞いたので、それほどおかしくはないと思う。
デフォは「さん」付けだけど。

（ガッツさんにサネを刈った犯人を教えてあげれば良かったかなぁ。そのほうがもっと盛り上がったかも）
運ばれてきたカフェラテを飲みながら、森本はぼんやりとそんなことを考える。
しかし、もう一度小笠原に接触することは不可能だった。先ほど小笠原に語ったように、森本は
それほど万能ではなかった。バーチャル世界で起こっている全てのことについての情報を把握できるし、
どこにでも自由に現れることも、武器や所持品のデータを無限に複製することも可能ではあったが、
プレイヤーに直接接触することは、各プレイヤー毎に１回しか許可されていないのだった。
あまり自由に動き回られても、運営側にとっては不都合だということだろう。
森本達の存在は毛"−無を進めるためのカンフル剤のようなものであって、森本達によって毛"−無の
方向性が決まってしまうようなことがあってはいけないのだ。
（でなきゃ賭けにはならないもんな）
ふと森本は自分と通路を挟んで隣の席に座っている人物―――緒方耕市に目をやった。
（そういやこの人、ちゃんと仕事してんのかなぁ。なんかおればっかり働いてるみたいだけど）
緒方にはまだ、バーチャル世界からログアウトした様子も、ログアウトしそうな気配もなかった。

【残り26人】

ぎゃーageてしまったorz
あとナンバリングおかしくてすいませんorz

生投下ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
久々だなひちょり！
でもってヒゲをHPってありなのか!?

>>504
あ、そうなんですか。自分は呼び捨てにしてるのは聞いた事ないもんで。
トークショー・・・いいなぁ、当方関東人。

やっぱりこのスレ面白い、続きが２３しく楽しみ。
あと、見守るスレ落ちてる？圧縮に引っ掛かったかな。
>507
余りHPの上手い処理方法じゃないかな。
使い方次第で確かに「おもしろい」事になりそう。

>>502-503,505
投下乙です！邪魔してゴメンorz

おー。
２つも新作が来てる！
カレーパンネタワロタ。

ほしゅっとな

ひちょりの機能にも
ややこしい制限があるんだな。
ログアウトできるとは思っていなかったけど
たまには休憩しないと疲れるよな。

ヒチョリはログアウトするときに体隠さなくても
狙われないからいいな。

緒方　孝市　な。ファンとしては気になるんだ。
新作乙。

>>515
申し訳ありませんでしたorz
書いてて違和感を感じたものの確認しませんでした…
以後気をつけます。

>>505
次から気をつけてくれれば良いよ。
そして確認して緒方に興味を持ってファンになってくれればもっと良（ry

〈｀◇´〉＜保守

hoshu

ほ

　つζ
　　　　ﾌﾟﾁッ　　

ひでー！

>>521よ……>>488の最期を知らぬ訳ではあるまいに…恐ろしいことを

保守

http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1188567714/441

http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1186678865/356
http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1187098781/114
http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1189270678/17-19
http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1188095755/550
http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1190327703/

http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1179569364/669

太陽がさんさんと照りつける乾いた大地を、大沼は未だに23出せずにいた。
つい先程まで南極にいた身に、この暑さと乾燥はなかなか堪える。
（一度バーチャルから出て何か飲んでこようかなぁ）
そんなことを考え、どこか安全な場所はないかと辺りを見回しているとき、
フサウタ−が短い警告音を発し、大沼は立ち止まった。
画面の右下から自分に近づいてくる光点がある。しかし、その脇に
表示されているのは、『YB41』という短い文字だけだ。
（YBってことは横浜？41って誰だ？そんな奴参加してたか？）
大沼が考える間にも、光点は止まることなく一直線にこちらへ向かってくる。
（ってか速っ！！）
大沼は振り返った。土煙を上げながらこちらへ走ってくる何者かの姿が見える。
「誰だっ！？」
大沼は叫んだ。聞こえないのか、相手は答えない。止まりもしない。
信じがたいスピードだ。わずか10秒ほどの間に100メートルは移動している。
まるで獲物を狙い定め、トップスピードで一心不乱に駆ける豹のようだ。
こんな接近のしかたをする相手が味方のはずがない、大沼はそう感じた。
どのみち、この重いタンクを背負っていてはこの場から逃れようとしても
追いつかれてしまうだろう。大沼は火炎放射器を構えた。
「止まれ！でないと燃やすぞ！！」
これまでの使用経験から、大沼はこの火炎放射器の射程を約20メートル、
放射時間を10秒程度と割り出していた。
相手が残り30メートルほどの距離に迫ったとき、威嚇のつもりで
大沼はスイッチを押した。
火のついたガソリンが勢いよく噴き出し、黒煙を上げて燃え上がる。
しかし数秒後、大沼は目を疑った。周辺の草木は燃えているのに、、
そこにいたはずの人間がいない。
「な…」
次の瞬間、大沼の体に何かが横からぶち当たってきた。
「うあ゛っ！！」
ゴツいランナーにタックルされたキャッチャーのように大沼はふっ飛んだ。

「…標的〈ﾀｰｹﾞｯﾄ〉に接触成功。任務を遂行する」
機械的に呟くその声に、大沼は聞き覚えがあるような気がした。そして、
一歩一歩近づいてくるその人間の顔を認識して、驚愕した。
「デニー、さん…！？」
そう呼ばれて、相手は足を止めた。
地面に尻餅をついている大沼をじっと見下ろす。
「お前も、知っているのか？"デニー"を」
「し…ってるもなにも、同じチームだったじゃないですか！
　何言ってんですかデニーさん！俺のこと、覚えてないですか？」
「知らない」
デニーは無表情のままそう告げた。
「そのようなデータは与えられていない。
　…教えろ。デニーとは　どういう人間だ」
「どういう、って…。ライオンズにいて、そんで横浜に行って…
あ、最初ホエールズにいたらしいから古巣に戻ったっていうのかな？
んでアメリカ行って、確か今年からドラゴンズに…」
不思議と饒舌になる自分の口に驚きながら、大沼の胸のうちでは
違和感が広がっていく。どうやら、このデニーの姿をしたヒトは、
デニー当人の意識、記憶を持ってはいないようだった。
洗脳でもされて操られているのか、それとも。
（デニーさんじゃない、のか？）
それならこの驚異的なスピードにも納得がいく。世代の差なのか、
それともチームメイトだったからなのか、大沼は下柳よりも早く
『目の前の現実』を受け入れることができた。すなわち、
このデニーは『リアル』のデニーではない、という結論に達したのだ。
「…そうか。把握した」
「あんた、なんなんだ？なんで俺を攻撃する？」
「―――任務〈ﾐｯｼｮﾝ〉だ」
冷たい声音に、大沼の背筋にぞわっと悪寒が走った。
デニーは一気に距離を詰めると慌てて立ち上がろうとした大沼の
足を払い地面に組み伏せた。

「ぐあッ！！」
その衝撃で大沼が装着していた、吉野のフサウタ−が外れて落ちた。
デニーは僅かに逡巡した後、片手を伸ばしてそのフサウタ−を拾い上げ、
それを握りつぶした。
ぱきぺきと乾いた音を立ててフサウタ−は粉々に砕かれていく。
（まじかよ…）
固い地面にうつぶせに抑えつけられながら、大沼はその音を聞いた。
そして、異変が起こったのはそのときだった。
容赦無く大沼を抑え付けていたデニーの力が、弱まった。
それだけではない、デニーの動き自体が止まった。何事かと、大沼は
恐る恐る首だけを動かして、自分にのしかかっているデニーの様子を伺った。
デニーは困惑し、そして苦悶の表情を浮かべていた。
その体は小刻みに震えている。どうやらデニーは動かないのではなく、
動けなくなったようだった。大沼がもぞもぞと動いても制止する素振りを見せない。
うつぶせの体勢のまま、大沼はタンクを背負う肩紐から慎重に腕を抜き、意を決して
思いっきり勢い良く寝返りをうった。デニーの体は無抵抗にそのまま横へ転がった。
火炎放射器のタンクが、重石のようにその腹の上に乗った。
「ウー、ア゛−……ゥ、グゥッ…」
唸り声を上げながら、デニーは懸命に動こうとしているようだったが、
その動きはひどく緩慢でぎこちなく、止まりかけのオルゴールのような、
あるいはデニーの周りだけ重力が変わってしまったかのようだった。

大沼はそんなデニーに一瞥をくれると、バッグだけを拾い上げて一目散に
逃げ出した。砕かれたフサウタ−の残骸と、火炎放射器と、
殺虫剤を噴射された虫のようにもがくデニーだけがそこに残された。

「デニーくん！？デニーくんどうしちゃったの！？」
監視室では山下が半狂乱になって喚いていた。
「応答してよ！デニーくん！何があったの！？」
モニターに駆けより、監視員の椅子をガクガクと揺さぶる。
悲痛な声を上げる山下を尻目に、やっぱりね、と佐野はこっそり溜め息をついた。
「…ええと、先程の吉野のフサウタ−の消去処理が続行状態になってまして、
それをデニーが強制消去しようとしたものですから、処理が追いつかず、
デニーのプログラムに影響が出てフリーズした模様です」
「デニーくんは！デニーくんは大丈夫なの！？」
「システム全体と隠しプログラムのロードには問題無いようですが…
　…デニーは一度プログラムを止めて、再起動する必要がありますね」
答えながら、監視員は冷静にキーボードを叩いた。

プログラムをシャットダウンする、という信号が届き、デニーは動こうと
あがくのをやめ、これまでに得たデータを極力保存しようと努めた。
"ゲンジツ"のデニーの情報。そして自らの思考内容。
『あんた、なんなんだ？』
先程の大沼の声が意識の中に甦る。
その問いに回答を用意しようとして、デニーの思考はそこで停止した。

【残り26人】

>>528-531
おつです！
ちょｗｗｗ総帥すげーｗｗｗ
つうかデニーｗｗｗ

御無沙汰してるうちに新作来てた！
沼者が火炎放射器を捨てたのか…。

デニーが拾ったら面白そうだなｗ

新作乙です！

デニーの今後が気になります。
そして久々に出てきた大ちゃんwww

hoshu

ほしゅっとく

2323

捕手

保守

捕手

虎バト落ちちゃったよ保守

保守

hosyu

前に、奪ったHPの分だけバーチャルで髪増えたら面白いんじゃね？って話あったけど、
増えて欲しい所じゃない所だけ増えたらどうだろう。

例えば、後ろ髪だけ長髪９６９６な和田さんとかｗ


……しまった、それじゃ落ち武ｓ

> 増えて欲しい所じゃない所だけ増えたらどうだろう

魅惑のお尻にびっしり毛の生えた福浦さんなんてやだー｡・ﾟ（ﾟ´д｀ﾟ）ﾟ・｡



でも、ケツ毛なら、痛みのわかる23同士でも大した罪悪感なく
刈れるかも？と思ってしまった

>>545-546
餅付け、それで話が出来たらどうするｗ

…でも小笠原さんがいるしなぁ。下柳さんの事例から考えて、頭以外の毛はHP対象外かな？

>>545
でもそれだとステルスマーダーが成立しなくなっちゃうからなぁ
>>546
ケツ毛ってどうやって刈るんだよ…
>>547
頭は2323でも腕とか脚とか胸とかはけっこう剛毛、って人もいるからね
やはり頭部に限られるんじゃないかな

髪の毛・・・・・女性ホルモン
腋・腕・足・胸などのいわゆるムダ毛・・・・男性ホルモン

男性が23になりやすい一番の理由

ほしゅほしゅ

>>548
てかステルスマーダーって、フサウターでHP見られたら分かっちゃうんじゃない？
奪ったHPって、自分のHPと別に表示されるんだったような。
まあ、でも餌の中にはフサウター使ってない人も居るしなぁ。

>>549
いつぞやうｐられてた湯煙画像で、2323和田さんは体毛が立派だった
男性ホルモンが濃ゆくて女性ホルモンが薄い典型なんだろうね

つまり２３２３は漢の中の漢！！

保守サネ

別の世界では大ちゃん退任、ヤマケンは戦力外のようだね
まだまだ色々動くだろうけど…

落合監督の談話（ｶﾞｯﾂﾅｲﾀｰ携帯ｻｲﾄ）
10月4日（木）
下にいる選手を含めて、誰が使えて誰が使えないか、（残した試合は）こういう使い方をしないと。
それを見越して場数を踏ませてる。下に行った奴が、どういう気持ちで野球をやってるか知らないが、
気持ちを切らしたら終わりだ。良い形で13日（ｸﾗｲﾏｯｸｽｼﾘｰｽﾞ初戦）に入っていかなきゃいけないから、
代わりがいるならそれを使う。（Ｖ逸で長男・福嗣くんとの約束どおり頭を丸めたことについて）
髪？親子の約束破っちゃダメだろ。親子と夫婦の約束は破っちゃいかん。まして、全国の人が（報道で）
約束聞いてんだから。勝ちゃ、こんな頭にする事は無かった。負けたから・・・。
髪の毛は戻ってくる。でも今年のシーズンは戻ってこないんだよ。

＞髪の毛は戻ってくる。
＞髪の毛は戻ってくる。

＞髪の毛は戻ってくる。


　 __,冖__　,､　 __冖__　　 /　／/　　　　　 ,. - ―-　､
　`,-.　-､'ヽ' └ｧ --'､　〔／　/　　 ＿／　　　　 　　 ヽ
　ヽ_'_ﾉ)_ﾉ　 　 `r＝_ﾉ　　　 /　／　　　　　　,.ﾌ^''''ー- j
　 __,冖__　,､　　　,へ　　　 /　 ,ｨ　　　　　／　　　　　　＼
　`,-.　-､'ヽ' 　 く <´　　　7_／/　　　　 / 　　　 _／^　　､`､
　ヽ_'_ﾉ)_ﾉ　　　　＼>　　 　　/ 　 　 　 /　　　／ 　　､,.;j ヽ|
　　　n　　　　　「 |　　　　 　/. 　 　　　|　　　　 ・・・=-{_…{
　　　ｌｌ　　　　　|｜ .,ﾍ 　　/　　 ,-､　　|　 　,r' ／￣''''‐-..,ﾌ!
　　　ｌl　　　　　ヽ二ノ__　 ｛　　/ ﾊ `l／ 　 i'　i 　　 ＿ 　　｀ヽ
　　　ｌ|　　　　　　 　 _| ﾞっ　￣フ.rｿ　　　　 i' l　　r'　,..二''ｧ ,ﾉ
　　　|l　　　　　　　 (,･_,ﾞ> 　／ { '　ﾉ　　　　 l　 /''"´　〈/ /
　　　ｌl　　　　　__,冖__　,､　 >　 >-' 　　　 ;:　|　 !　　　　i　{
　　　ｌ|　　　 　`,-.　-､'ヽ' 　＼ l　　 l 　 　 ;. ｌ ｜ 　 　　|　!
　　　|ｌ　　　　 ヽ_'_ﾉ)_ﾉ 　　ﾄー-.　　 !. 　　 ; |. | ,. -､,...､| :l
　　　ｌl　　　　　__,冖__　,､　|＼/　　　 ｌ　 　 ; l　ｉ　　 i　 | l
　　　ｌｌ　　　 　`,-.　-､'ヽ' iヾ 　l　　 　 l　 　;: ｌ ｜　　{　j {
　　　|ｌ　　　　 ヽ_'_ﾉ)_ﾉ　 {　　 |. 　 　　 ゝ　 ;:i'　｀''''ｰ‐-'　}
.　ｎ.　ｎ.　ｎ　　　　　　　　l　　|　　　::.　　 ＼ ヽ､__ 　　　 ﾉ
　 |!　 |! 　|!　　　　　　　　 l　 |　　　 ::. 　 　　`ー-｀ニ''ﾌﾞ
　 o　 o 　o　　　　　　,へ　l　　　　　 :.　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　／　　 ヽ 　　　　　:

＞髪の毛は戻ってくる。

この言葉がきっかけで、福留はメジャー行きを決意した・・・

落合監督も充分２３だけどな。

２３って坊主にしたら逆に目立つんだなって思った

まあ、落合は歳も歳だし、あのくらいでも不思議は無い。
若いのに落合級に頭さみしい連中はアワレwwwwww


……あれ、なんか窓の外からジィィィって音が（ｒｙ

ごっ…>>561ー―――！！

>>561
2(ry

今更だが　ttp://f14.aaa.livedoor.jp/~bluewave/upp/img/469.jpg
なんで誰も気づかなかったんだろ

>>564
毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛・・・・

>564
ウホッ！いいおでこ！

保守サネ

塩崎アワレ・・・

保守

保守

保守

hoshu

hohsu

ＨＡＧＥ！

ttp://sports.yahoo.co.jp/news/photo?a=20071014-00000001-jijp-spo.view-000
これは・・・・あんまりだ

>>575
やべえええええええええええええええええええええｗｗ

>>575
よくこの一瞬を撮れたものだ…(；・∀・)

>>575
あ…あんまりドゥ！！よりによってなんでこの写真を使うんだ…

rondon

hosyu

DBF

ふっさふさになーれ

ふっさふさになーれ

保守

保守

462 名前：代打名無し＠実況は実況板で[sage] 投稿日：2007/10/19(金) 07:32:55 ID:CtpOIpSz0
>>460
(；Rﾟ一ﾟ)＜実はこの人も・・・・・・
566 ：代打名無し＠実況は実況板で ：2007/10/19(金) 04:30:42 ID:FeZZFE490
ひそかににダルの髪がやばい件について
まぁ、オヤジがオヤジだからいつかああなるのかもしれないが…

47 名前：名無しさん＠恐縮です[] 投稿日：2007/10/18(木) 22:21:53 ID:zl0e4DZuO
ダルの生え際…

http://2.suk2.tok2.com/user/tadarin/img/2005-01-25-9.JPG
↓↓↓
http://www.sponichi.co.jp/baseball/special/2007npb/2007fightersv/images/KPhotoNormal20070930004_l.jpg

はえぎわを保守せよ！

スレ乱立につき保守

ほっしゅ

hoshu

毛を保守

保守

保守

あの後、一度機内に帰り。ロッテのチョコを食べた後。１時間ほどかけて辿り着いた次のエリアは、目的の『都市エリア』だった。
それから暫く後の事だ、このゲームが始まってから、初めてフサウターの画面に、自分以外の人物が表示されたのは。
（誰だ！）
とりあえず、目に付いた場所に隠れ、画面を確認する。
表示されたのは『Ｆ３ ＨＰ：80700』という文字。
それと、直ぐに画面の端に消えてしまった為、誰なのか確認できなかったもう一人。
辛うじて、背番号に『１』が入っている事だけは解ったが、それが解ったも仕方が無い事だった。
最初から懸念していた『フサウティング画面の変り目による、急な敵の出現』が、今まさに起こったのだ。
（それなりに距離はある、焦るな）
激しく波打つ己の心臓と、精神に言い聞かせる。
田中は、画面真ん中より自分寄りだが、相手が追ってこれば軽く逃げられる距離。逃げていったもう一名も、自分とは反対の方向に行った。
（つまりは、まだ安全）
逆に、ビクついてこのまま、変り目の近くにいる方が危険。

ピッ

フサウターの画面を、もう一度ジックリと見る。
自分がココに来るまでいた、田中と『１』
田中は、いまだにピクリとも動かずに、画面の真ん中より左側に存在している。
『１』は、あの猛烈なスピードから見て、逃げたと考えるのがいいだろう。
エリアを移動するのに、あんなにスピードを出す馬鹿など居ない。
（問題は何故逃げたか）
田中と接触せずに逃げた。と、田中と接触してから逃げた。では自分の取るべき行動は違ってくる。
いまだに、田中は動かない。久保の中で、後者での想像が固まる。
（近づくか？）
再び、心臓が走り出す。冷たい汗がジットリと手の平を湿らす。
いくら経っても動かないと言う事は、田中は気絶をしている可能性が高い。
少なくとも、動けない状況に陥っているだろう。そうでなければ、道端でジッとしている理由にならない。
また、道端に居るという事は、ログアウトの可能性も低くなる。もしログアウトするなら、少しでも身を隠そうとする筈だ。
（気絶してる、と考えて良さそうだな）

薄暗い路地裏に、その場には似合わない、ユニフォーム姿の男が一人。
「当たってたみたいだな」
ホッと、息を吐く。少し体の力が抜けた、確信は持ってても、確率は１００ではなかった。
だから、路地裏に寝転がる田中を見たとき、キリキリと自分の首を絞める様な緊張の糸が、弛んだのが解った。
念の為に、武器を構え、ユックリと近づいて、その顔を覗く込む。
「うっ」
覗き込んだその顔は、想像して居たモノとはかけ離れていた。
倒れていた田中の顔は、少し目が開いており、隙間から白目が見えており、口の端からは唾液の様なものが流れ出ていた。
そしてその液体に、誰の物か解らない髪の毛が、数本へばりついていた。
（はっきり言って、恐すぎる）
その上、両手には大量の髪の毛が、呪いの様に絡みついているのだ。何処からどう見てもホラー映画のワンシーンだ。
（さっさと刈って、移動しよう）

ジャキ

うつ伏せに倒れる田中の背中を跨ぎ、フサウターをチェックしながら、丁寧に田中の後髪をすいていく。
さながら、美容師さん気分だ。相手はホラー映画の住人だが。
80608…80492…80215…80120…80050
しかし、どんなに頑張っても、すきバサミではなかなか毛を減らすことが出来ない。
目標としては＋3000ぐらいなる様に、ＨＰを頂きたいのだが、コレではあまりにも時間がかかりすぎる。
田中は何か武器を持ってなかったのか？ 辺りを見回すと、何故か２つも電動バリカンが転がっているのだ。
１つは田中の、もう１つは『１』のだろうか。自らの武器を置いていく程の死闘だったのだろうか？ それとも田中が誰かから奪ったものかもしれない。
すきバサミをベルトに挿し、落ちていたバリカンの片方を拾い、スイッチを入れると、ヴィィィィと機械音を上げで、バリカンが動き出す。
近くに落ちていたもう一つのバリカンも拾っておく、武器は多いに越した事は無い。

「コレで断然スピードアップだな」
毛刈りに戻る前に、もう一度フサウティングを行う。
「あ、あれ？」
画面に表示された二人のＨＰを見て、不思議に思う。
『Ｍ１６ ＨＰ：86650　Ｆ３ ＨＰ：80150』
当初の説明では、刈ったＨＰは１０分の１になって、自分のＨＰになるはずだ。
だから、本当なら自分のＨＰは『86065』と表示される筈だ。説明されたのとは違うＨＰ移動に困惑していると……
「うぅ…」
その呻きを聞き取れたのは、カカオの力かもしれない。
微かに聞こえた、背後からの呻き声。それは、田中の意識が覚醒に近づいている事を示していた。
（まだ650しか増えてないのに！）
呻き声をあげた田中を見る。先程の呻きは嘘だったのではないかと思うほど、ピクリとも動いていない。
両手に握られた、バリカンを見る。
（もっと、毛が欲しい。バリカンがあればもっと刈れるんだ）
しかし、田中がもし起きてしまったら。ＨＰが減った状態で、自分の姿を感知されたら、間違いなく疑われるのは自分。
（クールになれ康友。クール康友、今はどれが最善だ！？）
もう一度、田中の姿を見てから、両手のバリカンを見る。
（武器を手に入れ、田中に姿を確認されずにこの場を去る。それが最善The cool）
確認されない為には、余裕を持ってこの場から離れなければならない。そうと決れば、直ぐにこの場を立ち去る事にした。
バリカンのスイッチを切り、脱兎のごとくその場から逃げ去る。
後に残ったのは、後頭部を軽くすいてもらった、田中だけだった。

バンッ！

「っはぁ…はぁ、はぁ」
逃走の終わりに安堵した足から力が抜け、半ば倒れるかの様に、地面に座り込む。
肩を大きく上下させ、空気中の酸素を取り込んでは吐き出していく。
「っ…っはぁ、カギ」
帽子を脱ぎ、おでこから流れ落ちる汗を袖で拭う。
気絶した田中から離れる為に、全力で走り続けたのだ。
田中が自分と同じ、もしくはそれ以上の高機能フサウターを、持っている可能性を考え、変り目を過ぎても走り続けた。

ガチャ

一度止まると、ソコに座り込んでしまいそうで、安全に休憩が取れそうな場所が見つかるまで、走る事を止めなかった。
そして見つけたのが、体を休ませるのに丁度良さそうな、こじんまりとしたこの事務所だった。
入ってきた裏口にカギをかけ、そのまま床に寝転ぶ。
「あーしんど」
冷えた床は気持ちがいいが、積もった埃が鼻の奥をむず痒くさせた。
寝転んだ状態のまま、入り込んだ事務所の様子を観察する。
（何ていうか、手が込んでるっていうか…暇って言うか）
元は事務所だったのだろう。その名残は人の名前が多数貼り付けられホワイトボードや、擦りガラスの扉の近くにあるカウンターなどで解る。
ただ、何が有ったのかと言うほど、室内は荒れていた。
殆どの机はひっくり返っており、そこいらに紙や物が散乱しており、椅子がめり込んでいる壁も有る。
何処かのゴーストタウンならいざ知らず、ここはバーチャルの世界、コレは作られているのだ。
（こんな細かくしなくても）
多分、見える部分には全部入る事が出来るのだろう。
「はぁ、疲れた」
やっと呼吸が落ち着き、埃が積もった床から顔を離す。
「あつー」

ユニフォームを引っ張って風を入れながら立ち上がる、体の熱はまだ、額にジットリと汗を浮かべさせるぐらい、篭っていた。
何か、体を冷やす手段は無いかと、ノロノロとした動きで辺りを探る。
「ん？ 給湯室かな」
ビニールカーテンで仕切られた先には、比較的無事な小型のキッチンがあった。
何故、壁にまな板が刺さっているかが気になるが、作製者の遊び心かもしれない。

キュッ

蛇口を捻ると、なんとか水が出た。それで、火照る顔を洗うと、少しは熱が冷まされて気持ちが良かった。
「っぷぁ！ はー生き返る」
顔にかけた水が、アゴまで落ちて、首や服を濡らす。
何か拭くものは無いかと、辺りを見回すと、鏡があるのが目に留まった、割れてしまい小さな破片が壁にすがり付いている。
（髪…増えてるのかな）
実際に髪が手に入るのは、ゲームを終えてからだが、もしかしたらバーチャルでは、直ぐにでも反映されているかもしれない。
（増えたのはちょっとだけど、生え際が少し降りてきてるかもしれない）
期待に胸を膨らませ、壁に縋り付く鏡の破片に近づいていく。
少し生えた自分を見る為に、ユニフォームの袖で顔を拭く。
（増えたのはちょっとだけなんだし、あんまり期待せずに）
浮つく自分の心を押さえつけつつ、鏡を覗き込む。
口、鼻、目。生え際が見える様に、膝を曲げて体を縮めていく。
「あ…」
やがて見えた生え際が、思ってたような変化は無く、いつも通り、少し危険を感じさせるＭ字が鏡に映っていた。
「そもそも、直ぐに反映されないのかも」
少し沈んだ心を慰め様と呟く。曲げた膝を戻しながら、髪の汗を拭う様に、手で髪を撫でていくと…

モフ

頭頂部だがド真ん中ではない場所から、柔らかな感触がした。
（ええ！？）

驚きに声が出なかった。念の為に、感触があった箇所をもう一度触ってみる。

モフ、モフモフ

「な、何だこれ」
慌ててもう一度膝を曲げ、鏡を覗き込む。
細く癖の少し癖のある髪の毛。その頭頂部から生えている突起物が二つ。
突起物と表現するのは、少しおかしいかもしれない、何せそれは紛れも無く自分の髪で有るのだから。
押せば簡単に他の髪の毛と一緒になる。綺麗にねじりながら立ち上がり、鬼の角の様に頭から生えている髪の毛。
「う、嘘だ！！」
目の前の映像が受け入れられなくて、目をつぶって頭を抱える。
このまま１０まで数えて、再び目を開ければ、この悪い冗談は消えてくれているのではないか？
そんな、淡すぎる希望を胸に、１０まで数えてみる。
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10！」
目を開け、髪を押さえつけていた手を離す。変わらず頭には角が２本。
「なんじゃこりゃー！！！」
一生懸命、手で梳いてみたり、髪をかき混ぜたり、水を付けてみるが、角は寝る事は無かった。
（何か、整髪料とかムースとかないのか！？）
必死に辺りを見回すが、そんなものが都合よく転がっている訳がない。
（まずい…まずい）
水に濡れても、立ち続ける頭の角。
もし、視覚的に髪が増えても、少しの増量ならバレはしないと思っていたのに、こんな物が生えてしまっては、色々とまずい。

（隠さなきゃ！！）
慌てて、給湯室から飛び出し、裏口の前に置いていった帽子を深く、深く被る。
棚ぼたの思わぬ収穫には、とんでもないお返しがついてきた。
田中の呪いか？高機能フサウターの代償か？とにかく久保は帽子を脱ぐ事ができなくなってしまった。
立派に生えるこの角を見られる訳にはいかない、誰であろうとこの姿を見ればおかしく思う。
バーチャル世界での反映を知っていれば、自分が誰かの髪を刈った事がバレる。
久保は、常に頭に爆弾を抱えながら、このゲームを戦っていかなければならなくなった。
（これって、刈れば刈るほど伸びていくのか）
鹿の様に、立派な髪の角が生えた自分を想像して、少し毛を刈る事が嫌になった久保は、深くため息を吐いた。
（あ、でも人ごみの中でも直ぐに見つけてもらえるな）
イイ事１個見つけたとばかりに、顔を輝かせる久保が、このゲームで人ごみなど発生しない事に気付くのは、暫く後の事だった。




【残り26人】田中賢介（Ｆ３）79900→80700→80050 　　久保康友（Ｍ１６）86000→86650

乙です！

乙
それってピカ耳ｗｗｗ

乙です。
クボチューwww
ピカ耳www

新作乙です！　
そうか、ピカ耳かｗｗｗ

新作乙です！

うおぉ、「増えて欲しい所じゃない所だけ云々」と書いたのは自分だが、
こんなネタ髪型になるとは…！
職人様素晴らしいです。
他の刈りうど達はどんな風になっているのかwktk

>>605
和田→ライオン
とか？

>>606
もちろん、後ろ髪中心に立派なたてがみのように伸びるんだなｗ

9696

読み返したらナベＱは出ていないんだね
意外だよな

>>609
「渡辺」って名前だけなら割と序盤で出てるんだけどね、ナベQかはわからんが

保守

ナベＱに出て欲しいと願うのは私だけでいい

ここ、職人も住人もひぐらし好きだなｗ

まあ、ネタにしやすいというのはあるんだろうな。

ほす

hoshu

保守しますよ

スレ乱立中につき

9696保守しまーす

2323保守しますよ

怪我無くあかるく

毛を保守

ほしゅ

　　　　　　 ∧
　　モフ　 {_入　 　 　 　 ,ィ ￣ ７　　　　
　　　　彡 | 　 !＿_＿__／　＼／モフ
　　　　　　 ＞'´　　　　丶 __／　ミ　,-‐┐
　 　 　 　 /　● 　　 ●　　ヽ　　／　　 |　どうにかならないの？これ。
　　　　　人　 　＿　　　 ◯r┴＜　 　__」
　 　 　 〈　 ヽ　　　　　 　ノ　　_ﾉ　／
　　　　　＼/　　　　　　　　　/ ＼ ＼
　 　 　 　 /　　　　 Ｍ１６　 i‐'￣ ／
　　　　 i⌒ヽ　　　　　　　　 |>､　 ＼
　　　 　 ＼__）　　　　　　　/-‐'´￣
　　　　　　　 ￣｀~ヽ---r'
　　　　　　　　　　　ヽ__ノ

保守がてら

母とテレビを見ていたら、スポーツニュースでナベＱ登場。
私：「昔のトレンディｗな久信知ってるから、この頭はちょっと衝撃だわ…」
母：「お母さんは大ちゃんの方が衝撃だったな。知ってる？何年か前に大洋の監督してた人。
　　　お母さんが娘時代は、大ちゃんが爽やかイケメンで有名だったのよ。
　　　現役のころはそりゃもう、甘いマスクにフサフサの髪で。
　　　大洋の監督になったときのニュース見て、それはもう驚いたわーｗ」

なぜ現役時代の頭髪まで引き合いに出すのか、母よ…
そして、大洋ホエールズが横浜ベイスターズになったことは記憶に刻まれていないが
サワヤカイケメンで鳴らした大ちゃんの変貌は、母の心に深く刻まれていたようだ。

十数年後あたりに
『大ちゃん』を『ムネリン』に置き換えてもしっくりきそうな…

2323ほしゅ

十数年後あたりに
『大ちゃん』を『ダルビッシュ』に（ry

「昔イケメンだったのに今は…」な人の系譜
50年代生まれ：大ちゃん
60年代生まれ：ナベQ
70年代生まれ：川上
80年代生まれ：ダルか岩クマーかムネリンか、はたまた…

辻本と今年のドラフトは90年生まれ？

>>629
89年
一部は90年

ほす

各球団のバトルロワイアルスレを見守るスレ11
http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1194538810/l50

保守

ほす

707 名前： 代打名無し＠実況は実況板で [sage] 投稿日： 2007/10/17(水) 01:19:01 ID:4oyWS+h90
　　　　　　　　　　　　｜ 秋の北海道を
　　　　　　　　　　　　｜ 　　堪能する旅に出ました
　　　　　 　 　　　　　 ＼＿＿＿＿_　＿＿＿＿＿＿
　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿.Ｖ＿＿＿＿＿
　　 　 |　 | | 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　 　 |　 | | 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　 　 |　 | | 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　 　 |増| | 　　　　∧∧
　　 　 |　 | | 　　　（‐＿‐）☆　　　 　.　 ┏━━━━┓.
　　 　 |毛| | 　　　⊂　　つ　　　..　　 　 ┃ま し け　┃
　　 　 |　 | | 　　　　|　 　|〜　.　　　.　　┣━━━━┫
　　 　 |　 | | 　　　　.し｀Ｊ 　　　　　 　.　┃　　　　　　┃
　　 丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁

>>635
ほう…23達の聖地・増毛をご存じで？

福留ｹｺｰﾝを祝いつつ保守

福留でさえ毛コーンできたのに川髪ときたら

このスレで独身なのは憲伸と誰？
今年年鑑買ってないから分からんのよ。

>>639
毛んすけ、森本、宗リン、ヤマケン、(TSUTAYA)、皮髪、石井(D)ってところかな。
23てたらすまない。

保守

>>641
ありがとう。

野球選手には「23だとモテない」っていうことは無いみたいだな。

保守

しもやなぎ

いがわ

ふっさふさにになーれ

2323ほしゅ

保守ほしゅ

hoshu

hoshu

ふぅ、今日も保守、保守
さすがに、ここまで間隔が開くと待ちくたびれるなぁ…
ふくどめの事も気になるし、もう直ぐしたら新しいのが来ると信じるしかないか
さーそれまでしっかり保守するぞ！！



ﾋﾟﾛ

保守。

もはや月一の楽しみになってしまった。
完結まで何年かかるんだか。

職人さんが複数人いるバトルスレではよくあること。
気長に待とうぜ！

このことを気付かれてはならない。
このことを気付かせなければならない。
信頼できる人間を集めなければならない。
やはり最後に重要なのは「数」だ。
誰かが裏切ればその時点でこの計画は崩壊する。
誰も裏切らなくて初めて五分、いやもっと可能性は低いか。
できるだけ多くの選手に会わねばならない。
見極めなければならない。
そして見誤ってはならない。

この企画に参加しなければならなくなった時は辛かった。
しかし、参加を拒むことはできなかった。
拒めばそのときは全てが終わりになってしまう。
それだけは嫌だった。
そして心に誓った。

「鬼となる」と。

誰に対して鬼となるのか。
こんな下らない企画を計画した人間に対してなのか。
そんな下らない企画に参加をさせた人間に対してなのか。
それとも

こんな企画に参加してしまった自分自身に対してなのか。


自分が運営側についていることを知っているのは、
勿論運営側の人間だけだ。
そして自分が運営側に楯突こうとしていることを知っているのは、
自分だけだ。

この企画には大きな不備がある。
しかし恐らくはどの選手もそのことに気付いてはいない。
あるいは気付くことはできないか、気付いても実行はできないだろう。
独りでは無理なのだ。
独りでは確実に潰される。
だから「数」が必要になる。
しかし既にこの企画に参加してしまっている選手がいる。
すでに他の選手は疑心暗鬼の沼に足を取られていることだろう。
だから、少しでも早く信頼できる人間を集めなくてはならない。

既に狩人になっている選手に対しては遠慮しない。
刈る覚悟をした選手には刈られる恐怖を味合わせる必要がある。
信頼できないならばその選手にはこの企画から「引退」してもらう。
「ノイズ」になられては困る。
そう、運営から見た自分のように。

鞄から携帯ゲーム機のようなものを出す。
見た目はＰ○Ｐとそっくりだ。
説明書には同エリア内にいる選手の所在地が分かる、と書いてあった。
運営側が有利になるための道具だろう。
電源を入れる。
今いるエリアは都市エリアだ。
そこには各チームのイニシャルの文字と背番号が併記された光の点が、
いくつか散らばっていた。
動いているもの、殆ど動かないもの、複数の点が重なっているものがあった。
その一番端の位置、恐らく他のエリアとの接点に新しい点が二つ増えた。
C15とC42。

一緒にいるのか。
自分のチームの後輩が一緒に行動していることに少し安心してしまう。
会ってみるか。
彼らがどう考えているのかを確認しておいて損はない。
そして、彼ならきっと信頼に値するだろう。
緒方孝市（C9）はその光点に向かい歩き始めた。

【残り26人】

職人さんｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
緒方と黒田・長谷川の邂逅が楽しみだ！

ほす

新作乙！
謎だった緒方のスタンスが徐々に明らかになってきて続きがwktkです。

371 名前： 代打名無し＠実況は実況板で [sage] 投稿日： 2007/11/23(金) 03:47:43 ID:BB0a/hJB0
スラィリー毒はスラィトックス（slyly-toxin）法という特殊な発毛療法に用いられる
毛母細胞にスラィリー毒による刺激を与えることで活性化させ、発毛をうながす
１００％の発毛率を誇るが、７０％の確率で毛の色が青くなるという欠点を持つ
372 名前： 代打名無し＠実況は実況板で [sage] 投稿日： 2007/11/23(金) 06:39:55 ID:TJtFTXvN0
その70％の副作用さえ無ければ黒田は真っ先に手を出してただろうが…。
373 名前： 代打名無し＠実況は実況板で [sage] 投稿日： 2007/11/23(金) 07:58:33 ID:hTxlgwmn0
>372
一度試したらしいが、やっぱり青くなって染めたけど染料が効かなくて泣く泣く剃ったら余計に…
この事がトラウマになって今回のFAのきっかけになったってスラィリー串焼屋のおっちゃんから聞いた
374 名前： 代打名無し＠実況は実況板で [sage] 投稿日： 2007/11/23(金) 08:56:02 ID:Uc8i7RuTO
極稀にピンクの毛が生えるらしいね


>>655-658
職人さん乙です〜そうか、緒方が探知機持ってるのか
企画の「大きな不備」ってなんだろう、ｗｋｔｋ

保守

『Hair Lisk』を書いた者です。
非常に今更なんですが…
先日、読み直しをしていたら、23け落ちている部分があったので
保管庫での修正お願いします。
多分、コピペしてる時にミスったんだと思います・・・orz

『Ｈａｉｒ Ｌｉｓｋ』１と２の間に

空腹時に、皿に盛られ『どうぞ食べてください』と言わんばかりの料理に、口をつけない者が居るだろうか？
よっぽど怪しくなければ、誰もが料理を口にするだろう。
（相手がやる気であろうと、逃げ腰であろうと、気絶していれば関係ない）
もしその後に出会っても、気絶していれば自分が刈った事を、告げられる心配も無い。
（全部は刈らずに、少しだけ刈ろう。福浦さんに会うまでに、１０万を超えたら不味い）
８０７０ものＨＰはおしいものの、長期戦を考え、自分を押さえ込む。
「そうと決まれば、前は急げだ」
腰に挟んだ、すきバサミを握り。出来る限りのスピードで田中に向かっていく。

と、言う文章を追加してください。

『Ｈａｉｒ Ｌｉｓｋ』６の７行目
細く癖の少し癖のある髪の毛。　→　細く、少し癖の有る髪の毛。
と、修正お願いします。
お手数かけてしまい、本当にすいません。

何となく最近スレが
また活性化してきてるような気がして嬉しい

これって石井？
ttp://baseball.fan-site.net/uhyo/tan/img/1434.jpg
ttp://baseball.fan-site.net/uhyo/tan/img/1435.jpg

笑顔がステキだ、ということを付け加えておく（泣

>>667

ドアラの一気飲みにも目がいってしまったよ
ビールかけのときも2323たちは気を抜いちゃだめなんだね

hOshu

>>668
憲伸は帽子の下に水泳帽かぶってちゃんと予防してたぞ
そこまで２３２３なのかと悲しくなったがな

参加者(脱落はしてしまったが)吉野がオリ移籍してしまいました

保守

オリックスでも頑張れよ、吉野！


リー〇21！！

ほしゅ2323

保守

ほす

ほす

これの7：19頃に夢の共演が
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1669565

「渡辺さん、これを」
そう声をかけられて渡辺久信（元L)は見ていた書類から顔を上げた。
「山下さんからの差し入れです」
青年が差し出した皿の上には、いかにも蒸したてというように白い湯気を上げるシウマイが乗っていた。
「ああ、皆でありがたくいただくと山下さんに伝えてくれ」
皿を受け取って、渡辺は伝令役の青年に笑みを見せた。青年は会釈してその場を辞した。
ここは山下達のいる管理室とはまた別の部屋で、渡辺のほか10人程度のスタッフが
監視カメラから集められた映像の編集・配信作業に追われていた。
スタッフ達にシウマイを勧めながら、渡辺は数ヶ月前に初めて山下に呼び出されたときのことを思い出していた。


「ささ、渡辺くん、ジャンジャン食べてね！シウマイに飽きたら牛タンも笹かまもあるよ！」
「あ、ありがとうございます、いただきます」
2006年のペナントも終わり、オフに入って間もなくの頃、上京していた山下に突然都内某所に呼び出された渡辺は、
そこで今回の計画の一端を聞かされたのだった。
「…というわけで、しかし、あえて強いストレスを与え続けることが、ヒトの頭髪にどんな影響を及ぼすのか、
　それを徹底的に調べてみようという実験なのさ。君にもぜひ協力してもらいたいんだ」
「はぁ、まぁ、主旨はわかりましたが…。しかしずいぶん大掛かりな実験なんですねぇ。
　費用とかはどうなってるんですか？」
「それは心配には及ばないよ」
山下はニヤリと笑った。

「この実験は育毛業界のみならず、医療分野や美容業界、ＩＴ業界からも注目されていてね。
　いろんな企業が資金面、技術面で協力してくれてるのさ。
　実用化されればノーベル賞ものだって23ましてくれてるんだ」
「はぁ…」
そう言われても、どこまで本気なのか、渡辺にはいまいちピンと来ない。
「それでね。システムの都合上、参加人数は30人程度が限度だっていうのさ」
山下は大仰に肩をすくめてみせる。
「そこで考えたんだ。30人程度の参加者に、手っ取り早く過酷なストレスを与えるにはどうしたら良いだろうかとね」
いぶかしげな表情を浮かべる渡辺の顔を覗き込み、山下は笑みを浮かべて告げた。
「30人の参加者達に、毛の奪い合いをさせるのさ」
「な…！」
「2323にとって一番のストレスは、毛髪を失うことだ。それは君も良くわかるだろう？」
「しかし」
「それに、ごく普通の人間同士の毛髪の奪い合いなんて、見ててたいして面白いものでもないだろう？
　どうせなら面白さが無いとね」
「面白さなど…求める必要があるのですか？」
渡辺は憮然とした表情で質した。山下は動じる様子もなく、
「それが必要あるんだ。僕はこの実験の様子を、ネットで配信しようと考えている」
そう告げると傍らの封筒から、ダブルクリップで留められた分厚い書類の束を取り出し、唖然としている渡辺に手渡した。

「これだけ大掛かりなものを、ただの実験で終わらせるのは勿体無いと思わないかい？渡辺君」
渡辺は震える手で書類をめくった。読み進めるうち、渡辺は23しい胸の高鳴りを感じ始めていた。
2323が9696と毛を奪い合う。そんな血沸き肉踊る光景を見てみたい、という興奮が腹の底から湧き起こってくるのを渡辺は抑えきれなくなっていた。
「我々はこの有料配信事業でも資金を得られるというわけさ。　渡辺君にはこの動画配信事業を担当してほしい」
渡辺は一も二も無く頷いた。

その後、まずは「2323動画」なる動画配信サイトが立ち上げられた。これは会員制の動画サイトで、育毛やカツラ関係の企業の
メルマガでひっそり宣伝して会員を募り、その後は既に入会している人間からの招待が必要、という方式で会員を増やした。
普段は毛髪関係の情報番組や通販番組などを配信しているが、有料会員になると裏チャンネルにログインできるようになり、
そこで配信されている2323バトルロワイアル動画にコメントをつけながら、ご贔屓の選手を応援できるというわけだ。
そして更に、ひと口1000円からトトカルチョにも参加できる。
バーチャル世界の出来事はあちこちに仕掛けてある監視カメラから管理室のメインサーバーを通じてここへ送られてきており、
ここで若干の編集を加えて、2323動画で配信しているのだった。
予算の都合上フサウターに盗聴器はつけられなかったので、選手の声を拾えないのが難点と言えば難点だが、
視聴者のほうで勝手にセリフを想像してコメントをつけていたりして、それほど不満は出ていないようだ。
そして編集作業の合間にMADを作り、無料サイトのほうで時間限定で配信しているのだが、それを見た一般会員が
ライブでの23バト見たさに続々と有料会員に入会してきている。山下の目論見どおりだった。
渡辺は手元のモニターに流れている動画に目をやった。それは現在アクセス数トップの人気MADだ。

♪２３２３にさせんがために育ててる〜
　８万本切った頃からちょっと苦しくなった〜
　１万と２千本切ったら諦める〜
　君が23けたその日から次の毛根の育成は絶えない〜♪

無数の弾幕で埋め尽くされたその映像を見ていると、とうに捨て去ったはずの感傷が呼び起こされて、渡辺はそっと目頭を押さえた。

【残り26人】

新作乙です。
2323動画噴いたぞコノヤローｗ

2323動画ワロスwwwww
他にも
「バーチャルデニーが倒せない」
「タヌラのスペで人類滅亡」
「塩崎は大変な毛を盗んで毛毛毛毛毛」
とかありそうだなwwww

じゃあ２３２３が毛゛ー無に勝って９６９６になったとしても
世間からは「自分のためなら手段を選ばないヤツ」として
どっちみち白い目で見られるんだな

23動のユーザーじたいが隠れ2323な人達が多いってことだから、意外と生温かく見守られるかもよ

おまいら









ナベＱの登場には喜ばないんだな

保守

hosu

保守

hoshu

oshu

osu

hosyu

和田中日移籍決定保守

激動のオフですなぁ

23率高くなったなぁ。。と思ったけどドメが移籍するんだよな。

ttp://www.buffaloes.co.jp/check_players/index.asp

塩崎きてるー!!

>>695
今オフの23的大型移籍だと思う

竜　　out ドメ
　　　 in　 2323なワダサン
獅　　out 2323なワダサン
　　　 in　 人的補償　　　　　←　ここはやはり23補填？それとも監督inで帳消し？

>>696
毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛ｋ

ъ( ﾟー´ )

>>697
「23量保存の法則」にしたがって考えると、中日でドメ、ケンシン以外に2323な選手といえば…
まさか…なぁ…

（・к･@）←

保守

保守

Ｍ中とＫ久保はあやしいスレ復活記念カキコ

保守

ほす

保守

保守

ドメがデキ婚だったなんて…そんな前から彼女がいたなんて……　

嘘だッッ！！

俺もそれ信じたくねーわ。しかも信州美人ときた。

・・・きっと付き合い始めた頃のドメは心の綺麗な青年だったんだ。なんであんなゼニゲバなハコフグになってしまったんだ（´･ω･｀）

2323

hoshu

927 名前： 代打名無し＠実況は実況板で [sage] 投稿日： 2007/12/21(金) 08:03:13 ID:559KRVA40
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2007/12/21/02.html
宮城球場名称「毛スタ宮城」に

大ちゃんの置き土産か…？

捕手

古木も移籍か

保守

保守

盗んだ毛根で〜走り出す〜♪

抜け先も〜わからぬまま〜♪
まぶしい頭の〜上で〜♪

誰にも笑われた〜くないと〜♪
隠した〜この２３が〜♪
９６になれた気がした〜♪
２３ロワの夜〜♪

>>717-718
とにかくもう　カツラや育毛剤には　頼りた〜く〜ない〜♪
自分の運命がどうなるのかさえ　解らずに震えている　23たちの夜〜♪

♪アル23タ頭ニ　魔法以上の髪の毛
限りなく生え揃う　不可能じゃないわ〜
明日また会うとき　笑いながらバリカン
HPを集めよう
9696なんだよ　こ・ん・な・に
追いかけてね　つかまえてみて
豊かな髪＆髪　スキでしょう？♪

年末年始休みに職人さん降臨を期待しつつ保守

　　　∧∧
　　（･ω･）2323

保守

hoshu

保守

ハゲわた〜る日〜も風の日ぃも〜　浮かぶあの笑顔〜♪

意外にマッチした

今年最後？の保守
来年こそはいい作品ができますように…

ほしゅ

あけましておめでとう。

新年最初の保守

616 名前：代打名無し＠実況は実況板で[sage] 投稿日：2007/12/31(月) 23:23:23 ID:yeBUJeJn0
　　　　　　　♪ 　　　　　_,-,
　　　　　　　⊂iヾ､　且 / /　　232〜3〜
　　　　♪　　　 ＼（‐＿‐）☆　　　　 　232〜3〜
　　　　　　　　　　 ヽ　i' |,へ
　　　　　　　　　　　 ）人i　、ゝ
　　　　　　　　　　　 / /　　 ヽi
　　　　　　　　 　 ／／　　ﾟ∴　
　　　　　　　　　 (/ 　　　∵+
　　　　　　　　∵+
　　　　　♪　　　　
　　　　　　　　　 　　且　　　　ｺﾄｼｻｲｺﾞﾆ
　　　　　　♪　　　（‐＿‐）☆　　　232〜3〜
　　　　　　　　　 (_￣iつ ,---'､i
　　　　　　　( ((　　|人 (
　　　　　　　　　　　`/ /　　) ))
　　　　　　　　　　 　i _|ヽ
　　　　　　　　　　　　|_)'｡
　　　　　　　　　　　 　∵
　　　　　　　　　　　 ∴+
|　　　　 _/)
|　　　　/ / 且　　　　　ｶﾜﾑﾗｶﾞ
|　　　　＼（‐＿‐）☆_)⊃　 23:23:23ｦ ｵｼﾗｽｼﾏｽ
|　　　　　/ '　 （
|　　　　i⌒iヽ _, ゞ
|　　　　∪/ ,/　　　∴
|　　　　　 |_.i　+∵｡
|　　　　 　i_)'∵

ﾎﾟｯﾎﾟｰ　ﾎﾟｯﾎﾟｰ　ﾎﾟｯﾎﾟｰ　ポーン

今年は新展開を期待してますよ〜

ほしゅ

ほす

保守

干す

保守

2323ほしゅ

ほしゅ

こういう人たち↓は、途中参加者としてどうですかねえ？いずれも生え際が
結構ヤバいみたいなので。ダルなんか案外面白いかもｗ

http://www.23ch.info/test/read.cgi/base/1194930108/612
http://www.23ch.info/test/read.cgi/base/1194930108/625
http://sports11.2ch.net/test/read.cgi/base/1198935658/122-124

あと最近停滞気味なので、そろそろ次の失格者出す頃だと思うんですが
どうでしょ？コバヒロあたりがよさそうな気がするけど。

>>737
育毛枠てw

保管庫の「色々」の所にある各キャラの動向のまとめもそろそろ更新が必要かと
思いますが、どうでしょ？特に動きのあったキャラを中心にして。

>>738
そう思うんなら自分で書けばいいじゃない
別に打ち合わせとかは無いんだし

>>741　んじゃあ、禁止エリアも含めた話がいいかな？
じっくり考えてみますか。

あと禁止エリアについて、

・指定時間30分前に当該エリア内にのみ予告アナウンスが流される
・予告アナウンスは残り20分・10分と流れ、残り１分を切るとカウントダウンの
　アナウンスが流れる

てしたいんだけどどうですかね？ご意見ありましたらよろしくです。

73「髪の見えざる手」の続きですね。
================================================================
宮本と川崎が宮本に支給されたＤＶＤや何やらについて話をしていると、唐突にあの脳天気な声
で放送が流れてきた。
「密林エリアＤブロックにいるみんな！ここはあと30分で禁止エリアになっちゃうよ！禁止エリアに
　入るとその時点でＨＰが０になっちゃうから注意してね！」
「 !? 」
二人は顔を見合わせた。密林エリアＤブロックとは、紛れもなく今自分たちがいるエリアでは
ないか？このバーチャル世界にある６つのエリアはそれぞれ３×４の12ブロックに分けられ、
計72のブロックが存在している。そして各ブロックにはエリア単位でＡ〜Ｌの記号が振られ、１時間
ごとに禁止エリアが１つずつ増えていくのである。その禁止エリアは、支給品である地図に自動で
記入されるシステムになっていた。二人は慌ててそれぞれの地図を見る。そこには確かに、今いる
エリアが30分後に禁止エリアになる事が赤い文字で記されていた。
「ちょちょっと、ヤバいですよこれ！30分以内にここ出ないと三人とも失格ですよ！」
「あ、ああ！はよ移動せんと！」
二人は慌てて荷物をまとめ始める。
「で、宏之さんはどうします !? このままじゃ…」
「取りあえず連れてくしかないやろ。荷物は全部俺が持ってったるから」
「全く、いつまで休憩してるつもりなんやろ、この人は…」
ぶつくさ言いながら、川崎は小林の体を担ぎ上げ、おぶって歩き出した。

一方休憩中の小林は、バーチャル世界でそんな事件が起きているとはつゆ知らず、のんきに
機内食を頬張りつつにっくき相手を刈り上げる様を想像して楽しんでいた。
「フフフフ…川崎の坊ちゃん刈りに岩隈の波平カットか…楽しみだ、フフフ…」

その頃バーチャル世界内の宮本と川崎は、小林を連れてエリアを出るべく移動していた。残された
時間は30分。それまでにこのエリアを出なければ三人とも失格になってしまう。それはすなわち
現実世界で２３になってしまうという事なのだ。急がなければ―。
やがてエリアの境目に着いた頃には、残り時間は15分を切る所だった。そこで三人を待ち構えて
いたのは距離にして30ｍはあろうかという急な登り斜面。しかもその斜面はこのエリアの他の
場所と同様鬱蒼とした木々に覆われ、登るのは並大抵の事ではないと感じさせた。
「どうします？出るにはここ登るしかないみたいですよ」
「うーむ…」
しばし考え込む二人。しかしそうしている間にも時間は刻一刻と過ぎていくのだ。辺りを見回して
みても他に容易に出られそうな場所は見当たらない。二人は意を決し、斜面を登り始めた。
予想通り、斜面を登るのは相当難儀した。特に小林を背負っている川崎は苦戦の連続だった。
５ｍ進んでは３ｍずり落ちる、そんな事を繰り返しながら二人は助け合いつつ斜面を登っていった。
そしてようやく斜面を登り切ろうかという頃には、残り時間は３分強。そこでちょうど残り時間を
知らせるアナウンスが流れた。
「ふーやれやれ…どうにか脱出できそうですよ」
「やれやれやな。でも最後まで油断は禁物やで」
と宮本が言った矢先、川崎が足を滑らせた！

「うわっ！」
「川崎！」
慌てて宮本が川崎の手をつかみ、川崎はなんとか体勢を立て直した。だがその時の弾みで
小林の体は放り出され、そのまま勢いよく斜面を滑り落ちていってしまった。
「あ、あああぁぁぁぁぁ !!!! 」
それを見て川崎が大声を上げる。小林の体は20ｍほど滑り落ちた所でようやく止まった。
「ど、どうしましょう !? このままじゃあ…」
「せやけど、もう時間ないで！」
先ほど下から登る時に、既に10分強の時間を費やしていた。あと３分ほどの間に斜面の上
から20ｍの距離を降り、再び小林の体を担ぎ上げて戻ってくるのは不可能に等しいのだ。
小林が現実世界での休憩から戻ってきたのは、まさにそんな時だった。
「あ、宏之さん戻ってきましたよ！」
「ちょうどよかった！ここから呼びかけるんや！」
目を覚ますと、周りの光景は先ほどとは変わっている。そして遠くから何やら叫ぶ声が聞こえる。
「すまん宏之！ここが禁止エリアになるんでな、お前を連れて移動してたんやけどうっかり坂の上
　から落としてもうたんや！もう時間ないから急いで登ってきてくれ！」
「え…ええええぇぇぇぇぇぇ !? 」
バーチャル世界に戻ってきた途端の一大事に戸惑う小林だったが、自分の置かれた状況は
取りあえず飲み込めた。毛゛ー無開始時のルール説明で禁止エリアの事は聞いており、それが
１時間ごとに１つずつ増えていく事は知っていたのだ。そして今、自分のいる場が禁止エリアに
なろうとしている―。

「ヤバい！急がなきゃ！」
小林は無我夢中で斜面を登り始めた。先ほど岩隈を捜していた時と同様に泥まみれになり、
頭頂部と右側頭部だけがきれいに刈り取られた長い髪を振り乱し、手に小さな擦り傷をいくつも
作りながら。そう、こんな所で失格になる訳にはいかない。自分を小間使い同然に扱った
球団に、自分をさんざんコケにした岩隈に復讐するまでは。何より、球界で「イケメン」と称される
選手たちを刈り尽くし、恥辱を与え、自分の中に沈んだヘドロのような怒りを吐き出すまでは―。
しかしそうやって焦れば焦るほど、小林は深みにはまっていく。幾度となく登りかけては滑り落ち
る事を繰り返し、それによってユニフォームは所々が破れ、ズタボロになっていった。球界有数の
イケメンピッチャーの面影は、もうどこにもなかった。
「ちくしょう…ちくしょう…！」
いつしか涙が幾筋も頬を伝う。二人の待つ坂の上まではまだ15ｍはある。そんな中で残り時間
は１分を切り、カウントダウンの放送が始まった。
「残り１分だよ！59…58…57…」
次第に近づいてくるいわば「死の宣告」に、小林の心は絶望感に覆われ始めた。なおも必死で
もがき、斜面を登ろうとするが、その度に滑り落ちてしまう。

―嫌だ。こんな所で失格なんて絶対に嫌だ。あのにっくき岩隈に、球団に、イケメンどもに一矢も
　報いられずに終わってしまうなんて。何より、今まで様々なお洒落をして楽しんでいた髪を、
　一本残らず失ってしまうなんて―
「29…28…27…」
無情のカウントダウンは続く。「死の宣告」が近づく中、小林は思った。ひょっとしてこれは、他人に
害をなそうとした天罰なのか？それとも、これまでたびたび自分の髪の毛を弄び、痛めつけていた
事に対する「髪の神」の怒りなのか？
「ああ…もうダメですよ…」
「しゃあない、行こう！」
宮本と川崎は仕方なくその場を後にした。それを見送る小林はもがくのをやめて静かになった。
カウントダウンの放送を聴きながら最後にその脳裏に浮かんだのは、見事なスキンヘッドに
ペイントをしてお洒落を楽しむ自らの姿だった―。

【Ｍ41　小林宏之・失格　残り25人】

ところで、このバトロワでは原作みたく参加者に対する失格者の案内放送
とかはないんですかね？

>>749
新作乙です！コバヒロ、もう少し早く帰ってくれば…

次の定時放送でどうたらこうたら〜というようなことを大ちゃんが言っていた気がするんで、
その時に失格者の発表があるんじゃないですかね？

リクエストを上手く組み込んだ新作乙〜

しかし転んでもただでは起きないなｗ＞スキンヘッドにペイント

定時放送の件ですが、この時に参加者の前の空間にスクリーンみたいのが出て
隔離室の様子が映し出されるってどうでしょ？参加者の恐怖心を煽り、奪い合い
を加速させる効果があるんじゃないかと。あと禁止エリアって、原作じゃそこ
に入ると首輪が爆発して即死、なんだよね。どこかのパロロワ小説にもこんな
感じで、禁止エリアに取り残されたまま時間切れになって爆死したって人、
いるだろうな。

サネに娘が生まれたそーです。この中じゃもう失格になっちゃったけどね。

http://www.giants.jp/G/gnews/news_20080110_0001.html

保管庫さん仕事はぇぇぇぇぇぇ！もう「カウントダウン」まで保管されとる！

ひさびさの新作乙です！

＞スキンヘッドに ペイントをしてお洒落を楽しむ
ロリ前向きだなwwwww

>752
時間切れ失格は最近のオリバトであったよ。
ただこっちと違ってあっちの失格は…

保管庫の参加者名簿見てたんだけど、本来のバトロワじゃ「殺害記録」
「死因」となる所がここじゃ「刈り上げ」「刈られ方」なのねｗﾜﾛﾀｗ

>>752
うっかり以外では、重傷を負って脱出できなかったのがよくあるかも＞野球バト
虎バトでは自分から禁止エリアに残ることを選択したケースもあった

機械だらけの室内で、二人の男がぶつぶつ言いながら作業にいそしんでいた。
「だからこんな短期間でつくるのは無理だっつったんだよ！」
「突貫工事でつくったプログラムですからねぇ」
「ロクにテストもしてないし、どこにバグがあるかわかったもんじゃないんだ」
中年の男は苛立たしげにキーボードを叩く。
「だいたい設定数値がムチャクチャなんだよ。
　山崎武司のパワーと森谷のスピードと全盛期の山下大輔の敏捷性を兼ね備えろなんてさぁ」
「全盛期の山下大輔なんてわからなかったので、石井琢朗のデータで代用しましたけどね」
「パ○プロのな」
「プロ○ピにすれば良かったですかね」
頬のこけた青年もモニターを見つめ、溜め息をつく。
「しかしこれは、一度動かすたびに止めて、プログラムをチェックしてったほうがいいかもしれませんよ」


数分後、山下のもとに届いた、バーチャルデニーを開発したプログラマーからの報告は芳しいものではなかった。
それによれば、バーチャルデニーのプログラムにはバグがあり、またいつ止まるかわからない。
回避するには、ときどきプログラムを停止してデバッグ作業を行わなければならない。
つまり、バーチャルでニーは年中無休で動けるわけではなく、断続的にしか動かせない、というわけだ。
この報告を受けた山下は、子供のように喚き散らし、そしてすっかり落ち込んでしまった。
「佐野くん…ぼくもう疲れたよ。ちょっと休憩してくるから、その間ここを頼むね」
しょんぼりと告げられた佐野は慌てた。
「ま、待って下さいよ！さっき何か新しいプログラムを立ち上げたところじゃないですか！
　それにもうすぐ定時放送の時間ですよ！？」
「ああ、あれね…あの隠しプログラムのことなら、このファイルの96ページ詳しいことが書いてあるから
　よく読んで、皆に説明してね」
山下は『よくわかる！2323バトルロワイヤル実践編』という表紙のＡ４のファイルを佐野に手渡し、仮眠室へと姿を消した。
司令室には呆然とする佐野と、変わらず仕事を続ける監視員達が残された。

【残り25人】

お、また新作乙。しかし実践編ってｗｗｗｗで、この新しいプログラムとやらで
隔離室の様子が参加者に見せられるとか？個人的にはマーダー化した和田のその
後が見たかったり。誰をどう刈ってくんだろうね？

どう見てもおかしい、と岩隈は感じていた。
先程までの威勢の良さはどこへ行ったのか、多村は一瞬妙な声をあげて地面に這いつくばったまま動かない。
「もしかして……立てないんですか？」
多村の返事は無い。木の陰にいる多村の表情はここからはよく見えなかったが、
「あ…ぃ痛ってぇぇえええええええ！」
突如、絶叫が辺りに響き渡った。
岩隈は確信する。多村は動かないのではない、動けないのだ。
今の悲痛な声が演技であるはずがない。交流戦の頃、かつて横浜にいた福盛がよく言っていたものだ。
多村はすごい選手だけど、プレー中は怪我しないのに、何故かしょーもないところで怪我ばかりするんだよね、と。
しかし、岩隈にとってはチャンスだ。多村は動けず、松中の中身は今ここにいない。
うまくすれば、まるまる二人分の髪が刈れるではないか。
それでも岩隈は慎重に慎重を期すため、小石を拾い上げ、多村めがけて投げつけてみた。
「…！？」
肩に違和感を感じたのはその直後だった。
激痛というほどのものではないが、嫌な感覚が右肩から背中に広がっていく。
これ以上動かしたらまずい、と岩隈は感じた。そういえば、ろくに準備運動もしていない。
もしかしたら先程、小林宏之とやりあったときに、結構な負担が身体にかかっていたのかもしれなかった。
早く何らかの対処をとらなければ、症状が悪化するかもしれない。
そのとき、岩隈のフサウターが短い電子音を発した。

『YS6』と『H52』の文字が画面の端に現れ、岩隈は舌打ちした。
YS6-宮本慎也はともかく、H52-川崎宗則は厄介だ。
川崎はホークスの選手であるから、この状況を知ればまずまちがいなく多村と松中の味方につくだろう。
そうなれば４対１で、自分が圧倒的に不利になる。
「……仕方ない、今回は見逃してあげますよ、多村さん」
精一杯の捨て台詞を吐いて、岩隈はその場から立ち去った。


「宏之さん…もう５分早く帰ってきてくれれば…」
結果的に小林宏之を見捨てる形になってしまい、川崎と宮本は悔責の念にかられていた。
「せやな…。けど、俺達もできるだけのことはやった。こうなった以上は、
　いつまでも落ち込んでないで、宏之のぶんも俺らが頑張らな」
「そうですね。絶対にこんなゲームぶっ壊して、なんとかして皆の毛を取り戻さないと！」
宮本が振り返り、川崎が拳を握り締めたときだった。
「痛ってぇぇえええええええ！」
凄まじい悲鳴がどこからか聞こえてきて、バーチャルの鳥たちがギャァギャァ鳴きながらいっせいに飛び立った。
「なんや！？」
「あっちのほうですよ！」
宮本と川崎は駆け出した。
「誰かが襲われてるんですかね!?」
「あるいは、宏之みたいにガケから落ちたとか…！」
草木をかきわけながら声のした方向に進んでいると、宮本のフサウターに反応があった。

「『H3』…と『H6』や！」
「！　『H』って、うちの選手じゃないですか！」
川崎の進みが速くなる。宮本は川崎の背中に問いかけた。
「H3は松中やろ!?H6は、鳥越じゃなくて…」
「多村さんです！」
川崎のフサウターにも反応が出た。H3とH6と示された二つの光点は寄り添うように画面に表示されている。
「今の声は、松中の声じゃなかったよな？」
「そうですね、僕もそう思います」
そう口に出して、川崎は胸騒ぎを覚えた。今の悲鳴が、多村のあげたものだとしたら、
一緒にいるはずの松中は何をしているのだ？
（まさか、松中さんが多村さんを…？）
しかしその考えを川崎は即座に打ち消した。そりゃ松中は確かに多少2323だけど、
いくらなんでもチームメイトを襲うほどの外道ではないはずだ。
それにしても、こちらのフサウターが反応したということは、向こうもこちらに気付いたはずなのに、
何の音沙汰も無い。それが川崎の不安を煽った。
「多村さーん！松中さーん！ぶじですかー！？」
川崎は思わず叫んだ。
「多村さーん！松中さーん！」
「…――っちだー!!っくぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ」

前方の茂みから返事が一瞬あったが、その後半は意味不明なうめきに変わった。
宮本と川崎が慌てて茂みをかきわけると、地面に倒れている二人の男の背中が視界に飛び込んできた。
「多村！？」
「多村さん！！」
二人は多村のそばに駆け寄った。よく見ると多村は松中の頬に手を伸ばしたままの姿勢でピクピクと震えている。
「多村、どうした!？何があった!？」
「…こ、しと、ゆび……いわくま、が…」
虫の息でそれだけ告げると、多村はそのまま動かなくなった。
「多村さん!!多村さんしっかり!!」
「落ち着けムネ、呼吸はしとる。気絶しただけみたいや」
川崎を制止しながら、宮本は多村と松中を注意深くフサウティングする。
「どうやら、ふたりのHPは減ったりはしてへんみたいやな」
「そう…ですね…」
川崎も、二人の帽子を脱がせて毛髪の有無を確認し、その場にへたりこんだ。
「……けど、また、岩隈か」
宮本が苦々しげに呟いた。いま、確かに多村は「いわくま」と言った。
小林宏之に続き、多村も岩隈に襲われたということなのだろうか。川崎も黙り込んだ。
疲労感だけがが二人を包み込んでいた。

【残り25人】

多村と松中の元を去った後、岩隈はある巨木のそばでしばしの休憩を取っていた。
返す返すも、先ほどのチャンスを活かせなかったのが悔やまれる。
「ちっ、しくじったな…さっきあれこれ喋ってないでとっとと刈っちゃえばよかった」
先ほど感じた肩の違和感も気になる。なんでもいいから少し休んだ方がよさそうだ。
岩隈はおもむろにフサウターを外し、木に寄りかかって腰を下ろした。
定時放送が流れてきたのはそんな時だった。が、その声はいつもの脳天気な声ではない。
『えー、この時間までの新たな脱落者を発表する。Ｍ41・小林宏之…』
「なっ !? 」
そこで読み上げられたのは、紛れもなく今自分が狙っていた「獲物」の名前だった。
自分だけでなく自分のチームをも侮辱した憎むべき相手。彼だけは自分が倒さなければならない
と誓った相手。その相手があっけなく脱落したというのだ。思わず拳を堅く握り締め、声を絞り出す。
「くそ、なんて事だ…誰にやられたんだ、あいつ… !? 」
思いがけない形で目標を失ってしまったやるせなさに、怒りと悔しさがこみ上げる。
あいつだけはこの手で、もっとじわじわと苦しめ、辱めながら刈ってやりたかったのに。
「こうなったら…まずはあいつを刈った相手を捜そうか。そしてこの無念をぶちまけてやるんだ」
右手に電動バリカンを握り締めつつ呟く。今の彼がやり場のない怒りを収めるには、そうするしか
なかったのだ。そうしているうちに、さらなる放送が聞こえてきた。

『今回の放送からは脱落者の様子も見せる事にする。これが髪の奪い合いに敗れた者の末路
　だから、よく見ておくように』
その放送が終わるや否や、岩隈の前方の空間にスクリーンのような物が現れた。そこに映し出され
ているのは狭い密室らしき光景で、数人ほどの男たちが詰め込まれている。彼らは皆一糸まとわぬ
素っ裸、そして頭は皆見事なつるっ２３。その中に先ほどまで獲物としていた者の姿を見つけ、岩隈
は愕然とした。全身に震えが来て、歯がガチガチと鳴る。
「これが…敗者の末路…」
なんとおぞましい光景だろう。これから先、脱落者が出る度にあの空間は全裸の男たちで埋め尽く
されていくのだ。戦いに敗れれば、自分もそこへ送り込まれるのである。岩隈は頭をブルブルと振り、吐き捨てるように呟いた。
「絶対生き残ってやる。あんな所へ送られてたまるかよ」
そんな時、突然左前方の茂みがガサガサと大きく揺れ動き、そこから何かが飛びかかってきた！
「はははははははは、見つけたぞぉ！髪の毛よこせぇ！」
「うわっ！」
完全に不意を突かれる格好となった岩隈はたちまち押し倒され、その「何か」にのしかかられる。
今はフサウターを外していたため、他の参加者の接近にも気づかなかったのだ。
その「何か」は右手に鋏を持ち、今の拍子で帽子が落ちて露わになった岩隈の髪を刈ろうとする。

「あっくそ…な…やめろ…っ！」
「奪ってやる…うばってやる…ウバッテヤル……！」
なんとかしようと必死にもがくが、その相手は岩隈の頭を鷲づかみにし、無造作に髪を刈り取って
いく。

ジャキッ、ジャキッ、ジャキッ…

その音は岩隈の耳に、あたかも命を削り取る音のごとく聞こえる。彼の「命」を蹂躙している者―
ロン毛の鬘をかぶっているためわかりにくかったが、それは紛れもなく西武の和田一浩であった。
「わ、和田さんっ！何するんですか…！」
必死に紡ぎ出したその言葉も、目の前の和田には届いていないようだった。あの心優しく争い事
を好まない彼がこんなになってしまうとは―「髪」の魅力とは、人の魔性をも呼び覚ましてしまうものなのか。
とにかく、このままでは刈り尽くされ脱落者となってしまう。先ほど見せられた隔離室の光景が
脳裏をよぎる。あんな所へ送られるのだけは絶対に嫌だ。なんとかしなくては！岩隈はとっさに
和田の腹に膝を叩き込み、そのまま巴投げの要領で後ろへ投げ飛ばした。
「えええぇぇぇぇぇいっ！」
そして荷物と傍らに落ちていた帽子をひっつかみ、猛ダッシュでその場から逃げ出した。
和田もすかさず起き上がり、猛然と追いかけていく。さながら、先ほどサバンナエリアでライオン
の襲撃から逃げている時にも匹敵するくらいに。

「待ああああぁぁぁぁぁぁてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ !!!!!! 」
和田の怒号が背後に聞こえる。右手に帽子を握り締め、ジャングルの中を岩隈は必死に逃げる。
和田に刈られた髪は所々がまだらに２３たようになっていて、先ほどの小林の頭もかくやという
悲惨な様相になっていた。先ほど小林から逃げている時の高揚した気分とは打って変わって、
その表情はうっすらと涙さえ浮かべ恐怖に引きつっている。今の岩隈の頭からは、小林の事も
肩の違和感の事も消え失せていた。あるのはただ「刈られる」事に対する恐怖。今まで刈る立場
だった彼が、この時初めて刈られる恐怖と屈辱を味わう事になったのだ。
（間違いない…あれは『マーダー（マルハゲ・デストロイヤー）』だ…！）
バトルロワイヤルという虚構の世界にそういう物が存在する事は知ってはいた。だがそれが今
目の前に、しかも命でなく髪を奪い合う世界にいるとは…命の心配はないとはいえ、やはり
恐ろしい物である事に変わりはなかった。

一方、気絶中の多村と未だ現実世界から戻ってこない松中を見守る宮本と川崎にも、その
「マーダー」の狂気の叫びは聞こえていた。
「な、なんですかねあの声は？」
「たぶん誰か襲われとるんやろな。実際毛゛ー無に乗っとる奴がおるんやし、別におかしくはないやろ」
今「マーダー」に襲われている相手が岩隈である事を、二人はまだ知らない。

【残り25人】
【Ｌ５和田　ＨＰ55900→60200（刈った相手が他人から奪ったＨＰストック2000＋
　元々のＨＰ23000の１／10＝2300）　Ｅ21岩隈 ＨＰ91000→66000】

>>744-748
>>759
>>761-764
>>765-768
久々にこのスレ覗いたらいきなり4本も投下来てたよ！
皆さん２３しく乙だよ！

和田怖いよ和田
コバヒロ面白いよコバヒロ

森本との邂逅の後、小笠原道大（Ｇ２）は都市エリアの境界線付近にいた。地図によれば
ここから密林エリアに飛べるはずである。今行こうとしている所が禁止エリアになっていないか
慎重に確かめ、足を踏み出そうとした所でふと考える。
（あいつ…一体何をするつもりなんだろう？何か考えがある事は確かだが…）
田中の姿は、少なくともここにはなかった。となれば、別のエリアを当たってみた方がいいだろう。
そして次に思い浮かんだのは、先ほど定時放送と共に見せられた隔離室の様子。
彼の席を見て想像した通り、実松はそこに全裸に剥かれて監禁されていた。その時の彼の様子
に、小笠原は戦慄を覚えたものである。
（かわいそうに、あんな目に遭わされて心が壊れてしまったというのか…）
うつむいて小さく首を振る。あの実松の様子からして、相当ヤバい状態なのは確かだ。早く助け
出してその心を救ってやらなければ。そして可能ならば彼の髪を元通りにしてやらなければ―。
意を決し、小笠原は密林エリアに踏み込んだ。ここで初めてフサウターを装着し、慎重に辺りを
うかがう。ひょっとして、信用できる仲間になる者がいるかも知れない。当然敵も多くいるだろうが。
先ほど森本が言っていたように、自分が狙われる立場なのはよくわかっていた。その豊かな髪は、
求毛者たちの羨望の的に他ならないからだ。