バトロワSSリレーのガイドライン
第1条/キャラの死、扱いは皆平等
第2条/リアルタイムで書きながら投下しない
第3条/これまでの流れをしっかり頭に叩き込んでから続きを書く
第4条/日本語は正しく使う。文法や用法がひどすぎる場合NG。
第5条/前後と矛盾した話をかかない
第6条/他人の名を騙らない
第7条/レッテル貼り、決め付けはほどほどに(問題作の擁護=作者)など
第8条/総ツッコミには耳をかたむける。
第9条/上記を持ち出し大暴れしない。ネタスレではこれを参考にしない。
第10条/ガイドラインを悪用しないこと。
(第1条を盾に空気の読めない無意味な殺しをしたり、第7条を盾に自作自演をしないこと)
リアルタイム書き投下のデメリット
1.推敲ができない
⇒表現・構成・演出を練れない(読み手への責任)
⇒誤字・誤用をする可能性がかなり上がる(読み手への責任)
⇒上記による矛盾した内容や低質な作品の発生(他書き手への責任)
2.複数レスの場合時間がかかる
⇒その間に他の書き手が投下できない(他書き手への責任)
⇒投下に遭遇した場合待つ事によってだれたり盛り上がらない危険がある。(読み手への責任)
3.バックアップがない
⇒鯖障害・ミスなどで書いた分が消えたとき全てご破算(読み手・他書き手への責任)
4.上記のデメリットに気づいていない
⇒思いついたままに書き込みするのは、考える力が弱いと取られる事も。
文章を見直す(推敲)事は考える事につながる。過去の作品を読み込まず、自分が書ければ
それでいいという人はリレー小説には向かないということを理解して欲しい。
>>1 _
, ^ `ヽ
イ fノノリ)ハ 乙…
リ(l|゚ -゚ノlリ
/ l 旦~~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
11 :
代打名無し@実況は実況板で:2006/12/19(火) 16:43:28 ID:7qRHzht10
OHMINE 1
平下に助演男優賞あげたいほしゅ
戸辺活躍祈願保守!楽天でも頑張れ戸畑!
他バトから出張ほしゅ
福澤さんは俺と同じ苗字捕手
お昼休み保守
ほ
20 :
代打名無し@実況は実況板で:2006/12/20(水) 23:50:08 ID:OLwkWFha0
古今東西
「名台詞を抜粋」
>>20 もうないんすよ…俺達のあの頃は…
ないものねだりしてたらあかんのです……
だったような……
>>20 飲め! 飲め! 今ここで! かきうち てーつーやー かきうち てーつー・・・
戸部と垣内の会話全部入れたいくらいだ。
ぼくわはつしばにな
>>20 将、起きろ!!お前がいなくなったら、俺…どこに投げたらいいんだよ…?
>>25 不謹慎ながら、
前スレのモナモナ言ってるAAを思いだした
>>20 くれるって言ってるんだから、もらえばいいんじゃねーの?
うろ覚えなんだがこれで何十分笑ったことか…。
>>26 あの「モナはどこに投げたらいいモナ…?」でも充分に泣けた自分は疲れているのかもしれない
_
▼^ `▼
イ fノノリ)ハ 保守…
リ(l|゚ .゚ノlリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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▼^ `▼
イ fノノリ)ハ 保守…
リ(l|゚ .゚ノlリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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イ fノノリ)ハ 保守…
リ(l|゚ .゚ノlリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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>>21 そこも良い
俺は
「どうしてひらしたさんないてるんですか?」
どうでもいいけど、ベニーがスンヨプやフランコから戸(ryと同等の扱いを受けている件
>>20 「和也、晋吾はまだ連れていくなよ…」
小野か大塚かどっちかは残るだろうと思ってたんだがな…結局、50年会で残ったのは平下だけか。
平下は52年会だよ。
「追いつけないよ……」
厳密にはセリフじゃないけど。
_
▼^ `▼
イ fノノリ)ハ 保守…
リ(l|゚ .゚ノlリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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イ fノノリ)ハ 保守…
リ(l|゚ .゚ノlリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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番外編だとどの話が好き?
>>39 「君を園様会から除名することが正式に決まったんだ。」
(訳:だから彼の名前はベニー・アズマンガだって!)
ほす
_
▼^ `▼
イ fノノリ)ハ 保守…
リ(l|゚ .゚ノlリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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45 :
代打名無し@実況は実況板で:2006/12/27(水) 14:47:55 ID:hu1131AB0
浮上しろロッテ
ほ
し
ゅ
保守代わりに一人のキャラについて思うところを語ってみてはどうかね
↓というわけで最初のお題を
戸部
お約束はともかく、マリバトにおいて戸部は一服の清涼剤だった
深くて殺伐とした内容が続くところで戸部に癒されたことは少なくない
>>52 まさに。
戸部を見ると、自然と笑みがこぼれてくるw
何もしないで生き残るというのは新機軸だよな、戸部
飛べ戸部
あけましておめでとう保守
あけおめ
_
▼^ `▼
イ fノノリ)ハ 保守…
リ(l|゚ .゚ノlリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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59 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/01/02(火) 17:05:31 ID:CVAKUKFj0
首位まで上げときます
小坂がかわいそうでかわいそうで…
「どうしたんですか、監督。こんなところでぼうっとして。」
監督と呼ばれた男は、福澤の呼びかけにゆっくりと振り返った。
「・・・いや、なんでもない。」
福澤はその視線の先にあるものを見つめて、思わずつぶやいた。
「あ、飛行機か・・・。」
「ん、なんだって?」
「ひいっ、な、何でもありません!!」
福澤は監督の一言に咄嗟に大きくかぶりを振ってごまかした。
すでにマリーンズの人間ではない福澤にとって、
これからは何気ない一言が自らの生命を脅かす可能性がある。
じっと息を潜めて、福澤は監督の様子を伺った。
「ちょっと昔のことを思い出したんだ。」
「そうですか・・・。」
監督がそれ以上追求する様子が見られないのを確かめると、福澤はそっと息を吐き、おそるおそる口を開いた。
「ところで、あいつはどうしましょう?」
福澤が指した先には、カラフルな頭髪に派手なメガネ、金ぴかの服を着た男がいびきをかきながら寝ていた。
監督は男を一瞥したものの、特に何を言うことも無く視線をそらした。
沈黙がしばらく続くと、福澤はこっそりとため息をつくいた。
そしてゆっくりと腰を上げると、寝ている男にゆっくりと近づき、一向に起きる様子が無いことを確かめると、思い切り蹴飛ばした。
「おい、いい加減に起きろ、アツシ!!」
【75 福澤 洋一 移籍のため不参加】
「やっとついたよー」
「うわっ、荘さんちょっと揺らさないで!」
日が傾きだしたころ、吉鶴たちはキャンプ地にたどり着いた。
昨日からからずっと挙動不審だった大谷も、ここにきてようやく落ち着きを取り戻したようだ。
ようやくキャンプに参加できると、大きな期待に胸を膨らませた吉鶴たちだが、すぐに奇妙な感覚に襲われた。
「何も無いねえ。」
「まあ、離島だから何も無いのは当然でしょうけど。」
「いや、そうじゃなくてさあ。」
園川は周囲をゆっくり見回した。
それにつられて吉鶴も辺りをじっくり見回した。
「あ、あれ・・・?」
よく見れば、島全体にマリーンズを歓迎する雰囲気が見られない上に、
練習場など施設への案内も見られず、何の変哲も無い離島としか思えない様子だった。
「ずいぶん手を抜いていますね。本当にキャンプやっているんですか?」
まったく秋季キャンプへの準備がなされていない事に吉鶴は呆れ顔だった。
「まあ、それもあるけどさ・・・。」
よく見るといくら離島とはいえ人がいそうなものなのに、見回す限り人の気配がしないのだ。
「いったいどうなっているんだろうね。」
荘たちも首をかしげていたが、このままいても埒があかないので、ほかに人がいないか探すことにした。
「のどかだねえ。」
「そうですね。」
吉鶴たちは、島の探索を始めた。
都会の喧騒とはかけ離れた静かさに、4人はつかの間の安らぎを味わっていた。
しかし、よく見てみるとなにやら分からない破片や、
不自然な形で傷つけられている木々や地面が目に付いた。
「なんていうか・・・、荒れていますね。」
「そうだね、もっと自然を大切にしないといけないよね。」
吉鶴の言葉に、もなかの包装紙をきちんとポケットにしまいながら、荘も大きくうなずいた。
これといった発見もできずに、4人は島の中央にたどり着いた。
そこには離島にはあまりにも似つかわしくない立派なスタジアムが建てられていた。
しかし、そばまで近づいてみると入り口に大きく「関係者以外立ち入り禁止」と書かれた張り紙が貼られていた。
「これは、入らないほうがよろしいのでは・・・?」
「いや、僕たちは関係者だから問題ないよ。」
大谷の制止も気に留めず、荘はずんずんと奥に入っていった。
「ひどいな、これは。」
グラウンドに出てみると、野球をするのに十分な広さがあるものの、状態は「ひどい」の一言に尽きた。
雑草が生い茂っているというわけではないが、
でこぼこにゆがんでいる地面、放り散らかされた練習機材、
散乱した椅子、廃材やら何やらの置き場と化しているブルペン、
その他もろもろを見ても、まともに野球を行える状態ではなかった。
「あれ、これは?」
黒い土のグラウンドの中、吉鶴が指し示したところだけはなぜか赤くなっていた。
「何だろうね、汚れ?」
荘は赤くなっているところを足で軽くならしてみたが、赤い色はなかなか消えなかった。
「まあ、いいか。」
これ以上深く考えることなく、吉鶴たちはスタジアムを後にした。
結局、島を一周してみても人の気配はみられなかった。
「そもそも、ほかの人たちはどこにいるんだよ?」
「そういえば・・・。」
思い返せば、キャンプをしに来たはずなのに、住民はおろか選手、スタッフがいないのでは話にならない。
4人が途方にくれていると、海の向こうから小さな船がやってきた。
「おおーい!!」
吉鶴たちは必死に手を振った。
そんな姿に気づいたのか、船はだんだんと近づいてきた。
しばらく待っている間に船が接岸すると、中から何人か出てきて、その中から一人のの男が慎重にゆっくりと吉鶴たちの元に近づいてきた。
「めずらしいな、こんな島に客が来るとは。」
荘が皆を代表して一歩前に進み出た。
「あの、僕たちキャンプにやってきたんですけど、ほかの人はどこにいるか知りませんか?」
しかし、男の返答は期待を裏切るものだった。
「キャンプ?なんのこと。」
「なんのことって・・・。」
男の言葉に4人は顔を見合わせた。
戸惑う顔を見て男は申し訳なさそうに補足した。
「いろいろあってここ一週間くらい島を出ていたんだ。申し訳ないけどここ数日のことはよく分からなくてね。」
「そうですか・・・。」
落胆の表情を隠せない吉鶴たちに対し、男は軽く手をたたき、できるだけの歓迎ムードでこたえた。
「まあ、せっかく来たんだし、せめて夕食でもどうですか。」
その言葉を聞き、園川が吉鶴と大谷の肩をつかみ、いつもの表情で話しかけた。
「よかったな。問題がひとつ解決したよ。」
「はあ、何がです?」
今の会話を聞く限り、何も解決したとは思えない。むしろ疑問が増えるばかりである。
しかし、園川はいつもどおり表情を崩さず、諭すように話した。
「今日の夕食だよ。」
【81 園川一美 不参加】
【77 吉鶴憲治 不参加】
【88 荘勝雄 不参加】
【95 大谷幸弘 不参加】
これにて園様編は終了です。
本編から大きく遅れてしまい申し訳ありません。
>>65 おつ。
結局何してたんだこの人達wwwwww
平和wwwwww
アツシって誰?
>>69 吉田篤史(05年〜ベイスターズ投手コーチ)。
最後まで誰だかわかりませんでした。職人様お疲れ様でした。
70 :
69:2007/01/03(水) 22:33:28 ID:2JO2XTtH0
アンカー間違えた…
>>68ね。
園様編38でYB関係者だろうと目星をつけていたけれど、彼のことはすっかり忘れてた…
職人さん乙ですー!
…誰か、分かりやすく園様編の概要を。何してたのかわからなくてわからなくて…
あ〜、吉田か!
73 :
69:2007/01/03(水) 23:28:32 ID:2JO2XTtH0
>>71 1.園川&吉鶴、館山で置いてけぼり(園川&吉鶴)
2.事故かと思いTVを見るもサッパリわからない。(園川&吉鶴)
3.事務所に電話するも、繋がらない。(園川&吉鶴)
4.繋がらなかった電話が繋がった。でも留守電になった。(吉鶴)
5.自宅で誰かに電話。荷造りをする。(福澤)
6.起床(園川)
7.ラジオ体操(園川)
8.海浜幕張の駅前で、福澤と待ち合わせ(吉鶴)
9.球団事務所へ乗り込むが、表札が「CMBR管理本部」(吉鶴)
10.マリンスタジアム到着。荘に殴られる(吉鶴)
つづく
74 :
2/5:2007/01/03(水) 23:29:15 ID:2JO2XTtH0
11.荘の勘違い。昼飯を食べることに(吉鶴)
12.3羽と出会う。荘さん大はしゃぎ(吉鶴)
13.昼食後、浦和へ向かうことに(吉鶴)
14.山本エカ児神社参拝(吉鶴)
15.老人と雑談(園川)
16.浦和球場のグラウンド整備(吉鶴)
17.飛び出してきた「何か」にぶつかり、意識を失う(吉鶴)
18.気がついたら大谷がいた(吉鶴)
19.大谷、部屋を飛び出す(吉鶴)
20.吉鶴・荘、寮へ移動。大谷、誰かに捕まる。(吉鶴)
まだつづく
75 :
3/5:2007/01/03(水) 23:29:53 ID:2JO2XTtH0
21.荘、電話をかける。(吉鶴)
22.暇をもてあます吉鶴(吉鶴)
23.高沢来訪、吉鶴失神(吉鶴)
24.吉鶴、気づく。高沢どこかへ出かける(吉鶴)
25.金ピカの男と高沢の追いかけっこ。福澤が戻ってきて、移動することに。(吉鶴)
26.老人と雑談(園川)
27.佐藤兼伊知に捕まった大谷(高沢)
28.車で移動することに。 (高沢)
29.福澤の新しい職場を思い出し、震える。(高沢)
30.事故を起こしそうになりながらも、マリンスタジアムに到着。(吉鶴)
さらにつづく
76 :
4/5:2007/01/03(水) 23:30:57 ID:2JO2XTtH0
31.グラウンドにたどり着いたら、マウンドに誰かいた。(吉鶴)
32.マウンドにいた園川と合流。誰かが現れる。(吉鶴)
33.誰か=高橋がグラウンドを後にする。金ピカ男が再び現れる。(吉鶴)
34.金ピカ男は逃亡。(吉鶴)
35.高橋に締め上げられる(こんなんばっか…/吉鶴)。
36.福澤・荘vs高橋・高沢・佐藤。ソフトバンクによるホークス買収が決定(福澤&荘)
37.福澤、キャンプ地へ(福澤&荘)
38.園川、グラウンドから駆けつける。金ピカ男もキャンプへ向かう。(園川)
39.夜が明ける。放置された吉鶴、携帯の電池切れ。駅前のコンビニへ向かう。(吉鶴)
40.プレナのハンバーガーショップで園川・壮と合流(吉鶴)
次でおしまい
77 :
5/5:2007/01/03(水) 23:32:01 ID:2JO2XTtH0
41.大谷も合流、キャンプへ向かう。(吉鶴)
42.沖縄へ向かう機中で見た荘の夢(荘)
43.キャンプ地での「監督」と福澤のやりとり。金ピカ男正体判明(福澤)
44.一行が「島」に到着。戻ってきた住人に出逢い、夕食をご馳走してもらうことに。(吉鶴)
こんなもんかな?
>>73-77 68じゃないけど、GJ!
29の福澤の新しい職場の意味がよく分かってなかったんだけど
今回投下分で分かったw あの方だったのか…w
職人さんも、長いことお疲れさんでした
園様編お疲れ様でした!
エピローグについて若干相談したい事がありますので
職人さんでもうちょっと書こうかなという方いたら、打ち合わせ板までお願いします。
>>73-77 わざわざありがとうございます!なんとわかりやすいことか…。
忘れてる所も多いのでこれを参考にしてまた園様編最初から読みたいと思います。
ありがとうございました!
あと、エピローグすごく楽しみなので職人さん頑張ってください!!
保守
保守
>73-77
非常にわかりやすかった。よくわかりました。
………で、この人達何してたのwwww
干し柿
11月も中盤に入り、外を吹く風はすこし冷たさを帯びてきている。
秋晴れの下、都内のとあるビルの非常階段の踊り場に2つの男のシルエットがあった。
柵の隙間から突き出た超望遠レンズの長い筒を、しゃがみ込んだままじっと覗き込むカメラマン。
その傍らで同じ体勢のまま、双眼鏡を覗き込むもう一人の男は某新聞の記者だ。名をFという。
2人の男がじっとしたまま観察しているのは、ビルから公園を挟んだ向こうに佇む総合病院の一部屋だ。
「いた。上から3つめの階、左から4つめの窓」
双眼鏡を覗き込んでいるFが呟く。その声に合わせてカメラマンがレンズの向きを変えた。
窓の向こうには病院の大部屋があり、ベッドが向かい合わせに並べられている。
その窓際のベッドの左側の男は、起き上がって窓の外を見つめていた。
右側の男は右足を釣られて仰向けに寝ているのが見えた。
「向かって左は……初芝、右が……」
「里崎だな。よし、撮ってくれ」
シャッターを切る小気味良い音が連続して響く。
その音を聞きながらFは双眼鏡を下ろすと、手帳を探してジャケットの胸元に手を入れる。
と、軽やかなメロディが胸元から発された。Fは胸元に入れた手でそのまま携帯電話を取り出した。
「もしもし、Fですが。あ、江尻さん。
丁度良かった!見つけましたよ、千葉ロッテの生存者の収容されている病院」
弾んだ声で携帯電話に向かって喋りだしたFだったが、電話の向こうの男はすぐに大声でがなり出した。
「え?は?いやそう言われても、ちょっと江尻さん……ありゃ」
「どうしました」
「今すぐ帰って来いだと。冗談じゃねえや!」
舌打ちをしながらFは携帯電話を胸にしまった。
「やっぱり報道規制を破ってるのはマズイんじゃないすかねぇ」
カメラマンが困ったような顔をしながら呟く。
それを聞いてFの顔色が変わった。眉間に皺が寄る。
「なんだなんだ? 今さらそんなんに臆して何がジャーナリズムよ。
お前だってこの事故の真相、気になるだろ?」
「それは、まあ」
「10日前に起きた千葉ロッテマリーンズ選手関係者を乗せたチャーター機の墜落事故。
キャンプ地の沖大東島に到着寸前で、島に突っ込むように墜落。
選手、監督、コーチ、OB関係者ほとんどが死亡。同乗していた重光オーナーまで巻き込まれた。
生存者はわずか十余名。プロ野球史上、いや航空事故史上にも残る大惨事だ」
「本当、大事件すよねぇ」
「それがどうだ? 航空会社も千葉ロッテ側もプロ野球機構も最低限の報告の後はダンマリだ。
原因究明とか今後の対応策を検討中とか言うが、まるでやってるように見えねえ。
そして何より、事故直後に発動した全マスコミへの超報道規制。事故に関する取材は一切禁止。
超ど級の圧力がかかった。何も報道できん。あの江尻さんですら聞く耳持たん」
熱っぽく額に血管を軽く浮かせて喋るFだったが疲れたらしく、後ろの階段に腰を下ろす。
取り出そうとしていた手帳を今度こそ胸ポケットから出すとペンを走らせた。
それを横目に、カメラマンはやれやれと言った様子で再びファインダーを覗く。
彼もまた、この事件が気にならないわけではない。
数日前に公開された航空写真、小さな島の中腹に飛行機が突っ込んでいるのを撮ったものだ。
機体はバラバラに砕け、発生した火災で近くの樹木や建物は焼き払われていた。
乗っていた選手のほとんどは焼死らしい。さすがにその写真だけでは分からなかった。
島は現在入港禁止になっており、そして妙なことに航空機やヘリも管制が敷かれ近づけないのだ。
だとしたらあの墜落の写真は何のために撮影し、公開したのか?
Fはその写真を「宣材」と言い切る。
確かに、この事故には何か、あの写真には写っていない秘密があるのかもしれないと彼は考えていた。
そのとき、今度はカメラマンのバッグから軽やかなメロディが流れた。
携帯電話を取ると、さきほどFの電話の通話口から聞こえたのと同じがなり声が聞こえてきた。
一しきり嵐が過ぎ去るのを待ち、彼は電話を切る。
「江尻さんか」
「ええ、他の仕事が入ったからそっちに行ってくれと」
と言いつつ、彼はケースバッグを開きカメラをバラし始めた。
「おいおい。なんだよ、行くのかよ」
「仕方ないですよ。業務命令に逆らうとクビだってんですもん。Fさんも言われませんでした?」
「バカヤロウ! 目の前に隠された真実がある。大衆はそれを求めてる。
それを追求せずして何がジャーナリストだ!お前それでも報道の人間か!!」
あっという間にカメラをケースに収めると、紐を肩にかけてカメラマンは立ち上がる。
「それと同時にサラリーマンですからねえ。Fさんも行った方がいいですよ」
階段を駆け降りる音が響く。晩秋の冷たい風がFを通り過ぎて階段を吹き下ろした。
Fは一人震える歯を食いしばりながら、暮れる夕日の中で病院を監視し続けた。
気づいた時には夜も遅く、病院の外来も終わる時間になっていた。
張り込んでいれば誰か関係者が来るはずだ。そこへ突撃取材を敢行するという当てがあった。
それがどうやら見事に外れた今、Fはやっと重い腰を上げ家路に着くことにする。
電車を乗り継ぎ、自宅の最寄りで降りたFはいつも通りの小さなバス停に立つ。
都心から1時間半、通うには遠いが住むにはのどかでいい街。ここが彼の暮らす所だ。
もうすっかり夜が暮れている。益々冷え込みが厳しく、季節外れの冷え込みをFに思い知らせる。
こういうときは温まるに限る。近くにある自販機でワンカップの酒を買うと一気に煽る。
心持ちポカポカした気分が身体を包み、Fはその日の悔しさを改めて愚痴り始める。
一しきり愚痴り終わった頃、彼の待っていたバスが到着した。
乗客は彼一人だった。それをいいことに彼はバスの一番後ろの席に座り、声を張り上げた。
「ちくしょー……俺だけはこの事件に徹底的に、てってーてきにー、食らいついちゃる。
悪魔がいるか鬼がいるか、こんなときこそ名を上げるチャンスだぜ、いえーい!!」
バスの運転手が小声で何かをマイクに呟く。鋭い眼光が後ろにいるFをちらりと向いた。
彼を乗せたバスが運行表に乗っていないことにFは気づいていなかった。
表示された目的地に向かう予定がないことにも。
F記者の消息は、その後一切が不明となっている。
この時期、全国でゴシップ誌所属あるいはフリーの記者などが何人か消息を絶った。
これらの一連の件についても、マスコミ各社で報道されることはなかった。
数日後、千葉ロッテマリーンズは日本プロ野球機構と共同で記者会見を行った。
オーナー会議で来季以降のマリーンズに関する特例事項が正式に承認されたのだ。
『外国人選手枠を一時的に拡大。また他球団からの無償でのトレードの実施。
但しこれらはロッテ在籍経験のある選手に限る』
時を同じくして仙台にも新規参入球団が誕生する中、この優遇措置を非難するものはいなかった。
世間は圧倒的に同情と応援の視線でマリーンズを見ていたし、ロッテ以外の他球団は――
ロッテ本社が今回の事件によって得た莫大な額の金銭が裏で働いたため、この措置を快諾したのだ。
ロッテグループの新しい総帥にしてマリーンズ新オーナー重光昭夫はまだ胃の痛い日々を過ごしている。
彼の腹にあった爆弾は胃を破り、臓器と血管の間を縦横無尽に走り回っていて手が出せない状態である。
外国人も含め生き残った選手達からの丁寧な脅迫。彼らの要望は重光昭夫を通し、この特別措置で叶えられた。
千葉ロッテマリーンズは、存続されたのである。
乙です!エピローグ"1"と書いてあるということは、2,3もあると期待していいんですかね?
乙です〜!
さあ、物語はいよいよフィナーレへ…
ホ・シュ
ほ
93 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/01/09(火) 11:57:04 ID:78S4Sl1C0
福浦VSズレータ
千葉マリンスタジアムの正面、チケット売り場の前辺りに誰かが花を置いた。
その花が片付けられる前にまた一つ、また一つと誰かが花を置いた。
時にはグローブを、ボールを、手紙を、ユニフォームを、酒を、タバコを置く者もいた。
あの事故が起きて以来、千葉マリンの正面には悲しみに暮れる人からのたむけが積まれる。
それを見て球団側がそこに正式に献花台を設置し、定期的に供物は片付けられるようになった。
それでもなお、途切れることなく今日も花が置かれる。
事故の発表から二週間、夜も暮れるとさすがにそこは今までの人通りのない場所に戻る。
肌寒い潮風に供えられた花が揺れている。
コツコツとコンクリートの地面を歩いてくる二つの足音がある。
一人が献花台の前で花を供えると、少しそこに佇んだ後、すぐに踵を返す。
「おい、もう行くんか」
「いつまでおってもしゃーない」
足早に駅の方向へと歩き始めた西岡剛を、花を供えていた今江敏晃が慌てて追いかける。
木に挟まれた入り口を抜け右へ。まだ足早に。
「おい、西岡」
追いついた今江がすこし非難めいた口調で呼ぶが、西岡は答えない。
歩道橋の真っすぐなスロープを更に早足で、まるで逃げるみたいに上って行く。
「もっとゆっくり歩けや。どうしたんや?」
ついに走って追いついた今江が西岡の肩を掴む。
うつむき加減、前傾姿勢で早歩きだった西岡は少しバランスを崩し、振り向きながら立て直す。
「あんなのは自己満足ですわ。俺らが今さら花なんか供えて。
成仏してくんなはれ〜とか? どのツラ下げて」
キッと睨む西岡の目が丁度よく街灯の光を反射して、今江は少し見入ってしまう。驚きもあった。
その様子を見て西岡はハッとする。
「すいません」
うつむいて呟く。今度は街灯の光のせいで、顔全体が影に包まれた。
「あれから、たまになるんです。時々、我を忘れるっていうか、俺がどうにもならなくなる。
さっき俺が花添えたとこ。誰が置いたんやろ、晋吾さんのユニ」
そう言ったまま下を向いて押し黙る。所在無さげにそこに佇んでいる。
今江もまた何も言うこともできず、ゆっくりと西岡の横を歩く。
もうスロープは終わりかけ、歩道橋の上の方まで来ていた。
「俺、死なれへん。こんなヤツ死んだらええと今でも思うてます。
けど死なれへんのや。あんな約束してもうたから。生きてく自信ないのに、死なれへん」
下を向きながら西岡は吐き捨てるように言い立てる。周りには誰もいない。
スロープの床の細かい凸凹が光と闇のコントラストで模様を作る。
それに見入ってしまったのか、頭が熱っぽくなって思いが止め処なく溢れてくる。
「死ぬ前にマリーンズの誇りがどうとか言われたけど、俺は信じらん。
俺にやれ言うんや。俺に……そんなん……そんなことできる奴やないんや!
無理や。こんな俺が……そう思いませんか?」
しばしの静寂。返事がない。きっと今江も答えに逡巡しているのだろうと西岡は思った。
少し後ろ、今江の居る方からガッと何かを蹴る音がした。それに思わず振り向く。
「うお?」
思わず素っ頓狂な声を上げた西岡の前にあった光景。
街頭の光を背に、歩道橋の欄干の上に片足だけで立つ今江の姿。
大きな体を小刻みに振り、両手を広げてバランスを取り続ける。
「おっととと」
「何してん、アンタ?」
どうにか重心が落ち着き、今江は両足を縦に欄干の上に置きピタリと静止する。
両手は横に真っすぐ広げたままだ。顔だけが西岡のほうへ向いてる。
街灯を背にして顔はほとんど影だったが、どうも今江は微笑んでいるようだった。
「左と右、どっちに行ったらええかな?」
そう言う今江を見て西岡は目を白黒させる。
今江の右は歩道橋の床である。1mほどの高さしかない。
だが左といえば3階はあるかという高さで、下を自動車が駆け抜けている。
「言うまでもないやろ。右や。何ふざけて」
「俺はどっちも行けないと思うんや」
今江は少し上空を見る。そして少し身体を揺らしながら左腕をわずかに振る。
「こっちは死の世界。飛び込もうと思ったら、簡単に飛び込める」
左腕を止めると、今度は右腕を振る。
「こっちは死ぬなんてことのない安全な世界。生きようとか死のうとか考えなくてもいい。
ここにいれば、ただそれだけ。のほほんと普通に生きてる。今までの俺たちや」
右腕の振りを止める。そして今江はゆっくりと、両腕を下ろし欄干の上で直立して見せた。
「死のう思うて右から左へ、ここを飛び越えようとしても行かれへん。
それはそうする理由と一緒に、死ねん理由があるからや。だからここ、俺たちはここにいる」
欄干の上で、今江は西岡を見下ろして話す。
「俺も自分のこと信じられん。生きてくのに自信なんかない。
でも託されたから。お前より多くな。
それでここに居るしかないんやったら、この上を歩いていこうと思う」
「その上に乗って歩いてって、どうなるっていうんですか?」
問う西岡に、今江は分からないといった風に首を振る。西岡はそれを見てまた顔を曇らした。
今江はそれを見て、西岡のほうに手をスッと伸ばした。
「なんならお前も上ってみろ」
「えー?」
渋々と、しかし身軽に西岡も歩道橋の欄干に登る。今江よりも早くピタリと立ってみせる。
西岡は周りを見渡した。
先ほどまで見上げていたはずの光景はなくなり、歩道橋も街も、全てが光に照らされて見える。
弱い風が吹き抜ける。遮るものがなく、それを肌で全て感じる。
「……見晴らしはいいすね」
「そうやな、たぶん、上がってみんと一生気付かんと思う」
「歩いていけるんすか、こんなとこ」
「綱渡りや。スリルだけはあるな」
「歩いて何があるんすか」
「気にしてもしゃーない。ここしか歩けるとこなんてないし」
「何が悲しくてこんな危ないとこ歩かんと」
「あの人らのせいや。俺に言うな」
ビュン。
「おおっ!?」
突然吹き上げた風に、二人の身体が大きく揺れる。
西岡は慌てて今江の肩を掴む。両腕を回していた今江はやめろと叫びながら片足を上げた。
二人の男の悲鳴と、大きな音。
わずか1mの高さ、歩道橋の床に並んで尻餅をつく二人の男がいた。
「いてて。西岡、お前いきなり掴むなよ」
「上らしたのはゴリさんでしょ。しっかり立って手すりになってくださいよ」
「お前の方が身軽やろ。人を頼んな!」
「身軽から風で煽られてん。浮くんや!」
「あ、なるほど」
どちらから吹き出したのだろう。二人はいつの間にか声を上げて笑っていた。
心の底から笑いがこみ上げてきた。笑いが止まらない。
目に映るのは幕張の夜空ときらめく街灯だけだ。
西岡がふと横を見ると、歩道橋の欄干が目のすぐ脇から、遠くまで遠くまで伸びている。
まだ歩き出すには時間がかかるかもしれない。また迷うかもしれない。
だがこの道を、真っすぐ伸びる細いこの道を、歩いて行くのは自分一人ではない。
落ちそうになれば肩を掴んで支え合える。たぶん、次からは。
顔を手の平で拭うと、街灯の光に合わせて腕時計をちらりと見た。
「ゴリさん」
「なんや」
「今日まだ時間あります? ちょっと飲み行きませんか」
「なんや、オゴってくれんのか」
「あほか。ワリカンに決まってるやないですか」
晋吾のユニフォームのところでぐっと来た
自分のレプリカも29番だから余計に…
乙です!
そっか…、みんなもういないのか…(´;ω;`)
職人さん乙です。
切ないねえ
乙です。
そうか…ワリカンか…
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イ fノノリ)ハ 保守…
リ(l|゚ .゚ノlリ
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イ fノノリ)ハ 保守…
リ(l|゚ .゚ノlリ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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閉鎖される前に、せめてマリバトだけは最後まで見たい…
1月に入り、木々から色づいた葉が残らず散った。近くの風景は一様に寂しげだ。
ただ一つだけ季節の中で変わらないものもある。冷たい風に乗って運ばれてくる甘い匂い。
ロッテ浦和工場のほどなく近く、のどかな住宅街をロッテ浦和球場へと向かう一人の男がいた。
大き目のスポーツバッグもトレーニングとばかりに両肩に紐をかけ早足で小気味よく歩く。
時折、背中の右の辺りをさすっては、周囲の風景を確かめるように立ち止まる。
ふとすぐそばの家の庭に生えている梅の木が目に止まった。
帽子を被った彼は、その影から木の枝を穏やかな目で見つめている。
遠くから車がやってくる音が聞こえた。男は後ろを振り向かず道の脇へ身体を寄せる。
しばらくして近づいてきた車の音はなぜか小さくなり、彼の横でブレーキの音がした。
なんだろう?とそちらを向くと、タクシーの後部座席から彼の知った顔が降りてきた。
「平下、こっちに来てたんか! 奥さんに聞いたで」
「薮田さん?」
タクシーから降りてきた薮田安彦の肩が、寒さで思わず震える。コートの襟を首回りに寄せた。
それを呆けた顔で、口から白い息が漏れ続けるのも気に留めず、平下は見つめていた。
お釣りはいらないと言われたタクシーの運転手はニコニコし、車は去っていった。
後に残されたのは二人だけ。冬の平日の昼間、住宅街に人の通りはほとんどない。
薮田の表情が少しこわばっていて、平下は少したじろぐ。
しかしすぐに、彼の視線から何か察したか、平下は穏やかな表情に戻った。
「どうしたんすか、薮田さん?」
「瀬戸山さんに聞いたんや、お前……」
「ええ、仙台に行きます。新球団に」
薮田の目が少し大きく、顔が仰け反ったのが分かった。絶句しているのも。
それを見て平下は少しすまなそうに、しかし穏やかな表情のまま口を開く。
「昨日、正式に決まりました。今日の夕方には発表されます。
代わりに誰がこっちに来るかまでは知りませんけど」
「なんでや、どうしてお前だけトレードなんか」
「志願したんですよ、俺から」
平下は真っすぐに薮田を、更に困ったような顔に変わった薮田を見つめていた。
その予想通りの表情。とはいえ、できれば見たくなかったのが本音だ。
平下は少しうつむき、頭をかいて、また薮田に顔を向ける。
「マリーンズは残る。生き残ったもんで力を合わせてやっていきましょってときに、ね。
やっぱり何人も進んで殺したヤツが居ったら、難しいでしょう。せやから」
「そんなことないっ! お前は仲間や!」
薮田が叫ぶ。冬の冷たい空気が張り詰める。
頬にまでその声が、衝撃波のように当たる感触がして平下は思わず圧倒された。
しかし平下は一つ白い息を吐くと、目は少し寂しそうにニコリと笑った。
「うん、そんな薮田さんやから大丈夫やね」
「おい、何を言って」
「もう決まったことです。俺が決めたことです。せやから、見送ってください」
平下の笑顔に薮田はまた驚いた。平下は迷いのない、本当に穏やかな目をしているのだ。
薮田は、心から自分仲間だと思ってくれているだろうと平下は思う。
だけど、生き残った全員はそうは思わない。きっと、自分を快く思わない者はいる。
当然だ。自分はそれだけのことをしてしまったのだから。
そんなとき、板ばさみで一番辛い思いをするのは薮田だろう。
自分をかばいさえするかも知れない。
そういう人間だからこそ、自分のわがままで残って迷惑かけたくないと平下は思う。
この人と優勝を目指したい。そんなわがままで。
だがそれだけではない。自分の胸に浮かんだ希望を平下は叶えに行くのだ。
それは傷も癒え退院し、虚無の中で日々過ごしていた平下にある日浮かんだ夢。
「俺は仙台で、新しいチームで優勝目指します。
あそこには、俺みたいなあぶれもんと、そして藤井寺での仲間もおります。
新しく、俺の居る場所も一から全部、これから作りたい思うてます」
「平下……」
「それが俺の夢です。いや、ずっと夢やった。
それってきっと自分の力で叶えるもんや。せやから、薮田さんの力は借りません」
薮田の顔が少しほころんだ。少し呆れた様子でもある。
コートのポケットに手を突っ込んだまま、肩を上げて首をすくめる。
「お前って人間は自分で何でもやろうとして、強いやっちゃなあ。疲れへんのかい?」
「俺なんか強くありませんよ。ずっと、今も今までも自分のことで手一杯や。
自分のことばっか考えてる。本当に強いってのは……」
平下が言いかけて少し吹き出す。どことなく照れているようだった。
「何笑ってるんや」
「すいません、はは」
笑いながら目の前の男を、不思議そうな困ったような顔で立つその男を、少し横目に見つめる。
「来年は千葉も仙台も似たようなもんです。優勝どっちが先か、競争すね」
「負けへんで。ワイらは必ず優勝する。そんで死んだヤツらが…」
一瞬、薮田が言葉に詰まる。地面を見据えて、平下に顔を覗かせない。
「ここに居ったんやと。みんなが居ったマリーンズは最高のチームやって。
ワイらは野球で証明したる。みんなのマリーンズはここに在るって証明するんや」
平下はしばし無言だった。うつむき、しかし固く拳を握る彼を見つめていた。
死んだ者にまで彼らの居た場所を、彼らの居た意味を案じる。それを背負うことを厭わない。
もし自分がもっと早くこの男にと、思いかけて平下は自ら首を振った。
「やっぱりアンタには敵わん」と小さく呟いて、浦和球場へ歩き出そうとおもむろに身を翻す。
顔を上げた薮田の目に、背を向けて手を振っている平下が映る。
と、平下が何か思い出したように首だけをクルッと回して振り返った。
「あ、そうや。イイこと教えましょ」
「ん、何や?」
少し距離を離れ、また二人が目を合わせた。
「戸塚さんに酒飲んでマウンド立たしてみてください。面白いもん見れますよ」
「……戸塚?」
そう薮田が問い返す前には、平下はもう薮田に背を向けていた。背中は徐々に遠ざかって行く。
すぐそばにある梅の木の枝には、ちらほらとつぼみが膨らみ始めている。
薮田は頭をかいて、また困ったような顔をして平下の背中を見つめていた。
※注 エピローグの時系列は前後するかも知れません。
おぉ、久々にリアルタイム投下に遭遇した!
平下、行っちゃうのか…てか、最後になんつうセリフを残していくんだよw
乙です。
平下…行かないでよ(´;ω;`)
平下…(´・ω・`)
そして未だに名前間違われてるしwwww戸塚てwww
ヽ´_J`)<……
平下…なんかカッコいいぜ。
最初はあんな憎たらしかったのになぁ。
2人ともカッコイイな(つД`)
くそ…
BBHでマリバト仕様のロッテ…は無理そうだからマリバト仕様、ホセ・リック抜きで平下入りの楽天作りたくなっちまったじゃねーか…
コソーリ純もいれてやるからな…('A`)
俺ら〜は〜さ〜けぶ〜
打て福浦〜打て福浦〜
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イ fノノリ)ハ 保守…
リ(l|゚ .゚ノlリ
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イ fノノリ)ハ 保守…
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イ fノノリ)ハ 保守…
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123 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/01/18(木) 20:06:51 ID:irJiTnlG0
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イ fノノリ)ハ 保守…
リ(l|゚ .゚ノlリ
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声え〜ん〜う〜けて〜
打て福浦〜打て福浦あ〜ぁ〜
☆
☆
杉山
129 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/01/22(月) 11:24:24 ID:381IJAU9O
俺のレプユニ背番号93
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イ fノノリ)ハ 保守…
リ(l|゚ .゚ノlリ
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「…やっぱりしぶとい奴だな、お前は」
そのベッドの脇に佇み、メガネをかけた細身の男はうつむきながら呟いた。
自慢の髭は今日の朝、4日ぶりに整えたものだ。
小宮山悟はしばらく自分の前に眠る男を見つめていた。
ベッドに仰向けに体を埋める初芝清。腹部の銃創の手術が終わり、今は眠っている。
酸素マスクが数秒ごと、等間隔で曇る。その寝顔は安らかだった。
もう会えないものだと思っていた彼は、こうして目の前にいる。
小宮山は身を翻すと、革靴の底で病室の床を鳴らす。
几帳面な彼らしい規則正しい音が響く。その彼の両脇にもベッドは並ぶ。
彼のチームメイト達が、その傷をやっと癒しているところなのだ。
まだ集中治療室にいる者もいるという。
小宮山は右手をスーツの左袖に添える。そっと離すと、右手の五本の指を入念にほぐした。
脱出が成功し、船で近くの島へ行き着く前に彼らは救助された。
迎えが来たと言った方が正しいかも知れない。大きな船から知った顔が覗いたのだ。
ゲームは終わったのだと彼は言った。もっと早く来ていればと謝ってもいた。
その船に乗るやいなや、怪我人達はすぐにヘリで病院へと運ばれた。
大した怪我のない小宮山などはそのまま船で本土へと帰ったらしい。
らしい、というのは、救助されてすぐに小宮山は気を失って昏々と眠り続けたからだ。
目が覚めたときに彼がいたのはとあるホテルのベッドの上だ。
起き上がった小宮山の傍らには、船の上から彼に謝っていた男がいた。
「起きたかい?」と李承■が尋ねると、少し放心の間を置いて小宮山は頷く。
「頼みがある」
起き抜けで髭もざんばらに伸びた小宮山の目が一瞬で覚めるほどの目つき。
その目つきが意味する重さが否応にも量られて、小宮山は沈黙して次の言葉を待った。
「チャンスは一度しかない」
病院を出た小宮山を待っていたのは黒塗りの外車だった。運転手がドアを開けていた。
いかにも金持ちの、そして悪どいことをやり果たした人間の乗りそうな黒塗りの窓。
車に乗り込むと車はすぐさま動き出す。小宮山はまた左袖に手を当てた。
袖につけられたカフスボタンは何故か一つだけだった。その小さな感触を何度も確認していた。
「やあ。ささ、入りたまえ」
何層ものドアをくぐり、案内された部屋は少し薄暗い。
三度のボディチェックは、小宮山が全身に武器をまとっていないことを念入りに確かめた。
それだけの警戒を払いながら、なおも彼に会おうとする人間がそこにいた。
入った瞬間の音の反響でその部屋の広さが分かる。
奥に細長く伸びた部屋に、細長いテーブルがある。
その一番向こうに、大柄な男達に囲まれ老人が椅子についていた。
「ずいぶん身ぎれいじゃないか」
「一日の猶予をいただきましたから。失礼のないようにと」
上下のダークグレイのスーツ、そして整えられた髭と髪型。
一昨日まで熾烈な生存競争の渦中にいたはずの姿は見る影もない。
そんな小宮山の様子にその老人は少し不満げな様子だった。
「せっかく会うのを楽しみにしとったのに」
「泥と返り血を浴びたユニフォームで参じた方がよろしかったですか、ナベツネさん」
「くかか」
笑ったようだが、その眼鏡の奥の瞳までは見えない。だが渡辺恒雄の口の端は上がっていた。
「まあよい。生き残った者の中で怪我も軽く、年長者でもある君に来てもらったのは他でもない」
細長いテーブルを挟んで二人は動かない。渡辺は椅子に座ったままだ。
一方の小宮山はすぐ傍の椅子に目もくれず、そこに佇んでいる。
両者の距離はそのテーブルの奥行き分、およそ二十メートルほどである。
「マスコミは今回の件を飛行機事故として報道することになっておる。漏れることはない。
懸命な小宮山君なら分かるだろうが、マスコミだけでなく政府も抱き込んでおる。
即ち君達の犯した殺人の秘密は守られるというわけじゃ」
「あなた方が犯させた、でしょう?」
一瞬、沈黙が両者の間を駆け抜ける。しかし渡辺は悪びれることなく口に笑いを含んだ。
「どちらでも構わん。重要なのは今回の件を明らかにされるのは誰も望まんという話だ。
貴様らはただ黙っていればいい。暴露や、まして復讐などと馬鹿なことを考えるな。
それを生き残った奴らにも伝えておいてくれ。それが要件だ」
小宮山が左手の拳を握り、振り上げそうになるのを自らの右手で抑える。
力が拮抗して両腕が震えた。うつむいた顔から渡辺を見据える視線が突き刺さる。
渡辺は初めて満足げな顔を浮かべた。
「やはり死線をくぐるのは男を良い顔にさせるな。
だが武器もなくこの距離をどうにかできると思わんことだ」
それは小宮山も理解している。渡辺の周囲を囲むガードマンがずっと彼の動きを見張っていた。
おそらく渡辺に向かって走り出せば、テーブルの半分も行かない距離で彼は殺されるだろう。
「たかが選手ふぜいが大それたことを考えるな。なに、マリーンズは存続させてやる。
重光の倅が突然頼み込んできて、分け前を随分多めにくれたんでな。
貴様らはそれで満足なんだろう、うん?」
薄ら笑いを浮かべ、渡辺は眼鏡の奥で目を細める。
小宮山は左手を右手で押さえたままの体制で黙っていた。もう腕は震えていない。
「分かった。みんなに伝えておく。だが一つだけ条件がある」
「ほう、なんだ?」
「その分け前とやら、俺にだけでも入ってこないのか? 命をかけたってのによ」
小宮山が少しだけ微笑を浮かべていた。少し左肩を前に出し、半身で渡辺に向く。
渡辺はそれを聞いてしばし不思議そうな顔をしたあと、みるみるうちに顔が歪んでいった。
「くかかかっっ。こりゃあ傑作だな!
そうだな、所詮そうよな、金よな! 人間なんぞ、くかかか!!」
渡辺が目を細め、腹の底からの笑い声を上げる。大きく口を開けながら。
小宮山はその瞬間、左袖のカフスボタンを引きちぎる。一つだけの銀のカフスボタン。
いや、それはカフスボタンのように見えた、銀の小さな物体だった。
それを掴んだ右手はクイックモーションで、人間の目に止まらぬ速さで円い軌跡を描く。
その指先から放たれた銀は矢のように、一直線に渡辺の口に飛び込んだ。
渡辺の喉から空気を飲み込んだ大きな音がしたかと思うと、苦しそうに咳き込み始めた。
「きさ……がっ、何を……うげほっ! げほっ!」
間髪を入れずにガードマン達は銃を取り出す。ある者は小宮山を抑えようと走り出す。
だがそれよりも速く小宮山は内ポケットから携帯電話を取り出した。
「これは発信機爆弾のコントローラーだ」
ガードマン達の動きが止まる。同時にそれを聞いた渡辺の瞳孔が開く。
「なんだと……!」
「携帯にカモフラージュしているが、例の小型爆弾の爆発コントローラーだ。
そうナベツネさん、あなたが今飲み込んだね」
「そんな話を信じるとでも……」
「コントローラーは複数ある。私がここから帰らなければ仲間の手でスイッチオンだ。
重光さんの腹の中にあるのもついでに、な」
小宮山はコントローラーを高々と掲げ、そしてそのスイッチに手を触れる。
強がっていた渡辺の表情が崩れ、一瞬で青ざめる。小宮山はコントローラーごとポケットに手を突っ込んだ。
「その爆弾を腹に抱え込んでいくんだ。俺たちと同じにな。
もっとも俺たちの爆弾のコントロールシステムは壊れてるがな。
あなた達は一生あのゲームを味わうんだ。禁止エリアがないだけマシだが」
「な、何が目的なんだ、貴様」
「……生き残った者は、それぞれがそれぞれの目的を決める。
その自由が奪われないために俺はここに来た。ま、年長者なもんでね」
と、渡辺がうずくまり腹を抑える。激痛に顔が歪み始める。
「いた、うぐぁ……いたたた… 医者だ、すぐに医者を呼べ。
そうだ、手術で取り出せば」
「その痛み、もう胃壁を発信機が破ったんだろう。そうしたらそいつは体内を動くそうだ。
医者が切っても切ってもすぐに動いて腹はズタズタになる。
まして精密機械だ。ヘタにショックを与えでもしたら……」
渡辺の顔がひきつった。そのまま眼球が震えたかと思うと、口から泡を吹き前に突っ伏す。
ガードマン達に抱えられ顔を上げると、白目を剥いていた。
その騒ぎを尻目に小宮山は部屋を出る。彼を止められるものはいなかった。
外まで続く廊下を歩く間、彼は右腕が今さら震え出すのに気付く。
あのとき、渡辺の口を狙って投げた発信機がもし外れていたらと思うと震えが止まらない。
右腕をじっと見る。しばらくして、ようやく震えが収まってきた。
ふと数日前、生き残るために引退を口にしたことを思い出す。遠い昔のような気がした。
右手を何度か開いては閉じ、最後に強く握り締める。
『精密機械』――それが彼の右腕についた名前だ。
【※■は火へんに華】
職人さん、そしてコミさん、乙です…!
職人さま乙です!
コミさん…かっこいいいいいい!!
職人さん乙です。
コミさんかっこいい…。俺の体の震えが止まらない…!
職人様本当に乙です。
コミさん…流石クレバーな男だ。
職人さんおつです。
コミさーん!あんた本物の男だよ!
>【※■は火へんに華】
どうしてもここで吹いてしまうwww
オー・ヤリチン
(訳:だから彼の名前はベニー・アズマンガだって!)
「監督ぅー、ちょっとよろしいですか?」
よく晴れた空の下、千葉マリンスタジアムにはいつもより一際強い風が吹いていた。
気温はずいぶん高くなってきているとはいえ、やや肌寒い風の中で悠然と佇む一人の男がいる。
慣れない呼び名に、それが自分のことだと気付いていない様子だった。
「もしもし? 聞こえてらっしゃいますか? 園川監督っ!」
「ああ? ああ俺か。なんだ?」
「なんだ、じゃなくて。明日の先発は誰にするんですか?」
「いつも通り」
「またですか!?」
オープン戦が始まっていた。今日はオフだが、明日はここ千葉マリンで試合が行われる。
一人グラウンドに立ちながら練習風景を見つめるのは新監督の園川一美である。
再出発を図るマリーンズの監督には彼が就任した。他に適任者がいなかったのである。
「本当にテキトーなんだから…」
ぶつくさと小声で文句を言いながら園川から離れて行く球団スタッフ。
しかし園川はそんな声も意に介さず、何事か考えているように腕組みをして立っている。
「コーチ、初芝コーチ!」
「はいはーい」
室内練習場に入ってきた先ほどの球団スタッフは入口に初芝清の姿を見つけた。
初芝は怪我の後遺症を理由に引退を決め、そのまま守備コーチに収まっていた。
「コミさん見なかった?」
「練習用ブルペンの方にいると思うよ」
球団スタッフがブルペンの方へと向かう道すがら、幾人かの選手とすれ違う。
新入団の久保康友と手嶌智が礼儀正しく挨拶をして行った。
ミンチー、セラフィニ、シコースキーが談笑している。
ブルペンには無償トレードで移籍してきた前田幸長や田中充が投げ込みを行っている。
それを受けるのは里崎智也や、新入団の青松敬鎔などである。
そして彼はブルペンの一番奥にやっと小宮山の姿を発見した。
「小宮山コーチ!探しましたよ」
「あのな」
小宮山がこちらを振り向く。と同時に不満そうな顔を向ける。
「俺はどっかの誰かさんと違って選手兼コーチなんだよ。普通に呼んでくれ」
「そんなことより明日の先発なんですが……」
「……またか」
そう、ここまで先発ローテーション含む投手起用は全て小宮山が決めていたのである。
園川からは一切指示なくオープン戦の投手起用はなされていた。
「ちょっと考える時間をくれ」
そう言って小宮山はブルペンを後にした。入れ替わりに初芝が入ってくるのを無視して。
「どっかの誰かさん登場!……って出てっちゃった」
「あ、はつしばさん!」
「おう、調子はどうだい」
初芝の登場に歓喜の声が上がる。彼はそれまで小宮山に見守られ黙々と投げていたのだ。
成瀬善久が跳ねるような仕草で初芝を出迎えた。
「こら成瀬、あと3球で終わりなんだから!」
「あ、ごめんなさい!」
向こうの方から声が聞こえた。復帰した椎木匠がミットを構えている。
成瀬はすぐにプレートに足をかけ構える。高く足を挙げたかと思うと鋭く腕が振られる。
空気が細かく震えるような小気味良い音がブルペンに響いた。
「ほう……」
初芝は久しぶりにじっくり見た成瀬の球に心を奪われた。
左腕の怪我は既に治っているが、なるべく負担の少ないフォームを追求した。
リハビリも兼ねてオフの間もトレーニングに人一倍時間を割いた。
一緒に自主トレを行った初芝のアドバイスでもあったが、キャンプでそれが実を結んだようだ。
驚くほどのキレのある直球は、速さ以上の打ちづらさがあることを初芝の経験が教える。
「どうですか?ぼくのとうきゅうは」
「素晴らしい球だね。充分に戦力になるよ」
「ほんと!? ……でも、このまえのしあいは、のっくあうとされました」
そう、これだけの球を持ちながら先日の試合でリリーフした成瀬は大炎上したのだ。
マウンドに上がるやいなや落ち着きのない様子で、終始腰の引けた投球内容だった。
あの死線をくぐったにもかかわらず、いや、くぐったからこその今の彼がある。
闘うには優しすぎる人間になってしまった。それが今の成瀬だった。
落ち込む成瀬を励ましながら、初芝は彼をどう勇気付けるか思案し続けていた。
ブルベンを後にして、初芝はグラウンドに戻った。
内外野の守備の連携を練習している最中だったのだ。
もっとも守備コーチのはずの彼を抜きに練習はサクサクと進んでいたが。
グラウンドには西岡剛や今江敏晃、トレードで戻ってきた酒井忠晴に立川隆史。
ベニーとマット・フランコ、フリオ・フランコにイ・スンヨプ。
新入団の竹原直隆と大松尚逸も、一際大きな声を上げている。
それにしても野手が少ない、と初芝は改めて思った。
特例として外国人枠は元ロッテ在籍選手ならば7人まで使えるとはいえ、まだ不十分だ。
頭数こそ足りているが、互いにまだ慣れない面子も多い。チームとして形を成していないのだ。
その結果はオープン戦のここまでの戦績に現れている。現在まで0勝5敗。
投手起用が固まらないことも手伝っていることもあるが、打線もイマイチだ。
コーチとして、この選手層の薄さと急造チームという問題は実に頭が痛かった。
そういえば先ほどの小宮山の顔色が曇りがちだったのを思い出す。
投手起用を決めさせられている彼ならば余計にこの戦績に責任を感じているだろう。
もっとも、実はそれは初芝も同じだったりするのだが。
「どうだ、調子は」
「うわあ!」
いきなり横から現れた声と気配に初芝はおののく。そこには園川監督がいつの間にかいた。
「驚かさないでくださいよ!」
「勝手に驚くのが悪いんだ」
「こんなところで何してるんですか?」
「小宮山に怒られた。もう投手起用を決めるのは腹が痛いから俺がやれだと」
園川が憂鬱そうに、肩を落としているのを横目に初芝はズルイと心の中で思った。
なぜならここまで全敗しているスタメンオーダーを決めさせられていたのは初芝だったのだから。
「実は僕も野手起用を決めるのはもう嫌なんですけど……」
「なんだと? お前まで! それじゃ、それじゃ……」
園川の表情がみるみるうちに曇り、頭を抱えているのが分かった。
「投手と野手の起用法を、全て私が考えにゃいかんではないか!!」
「それが仕事でしょうが!」
初芝が顔を赤くして、大声を上げた。それに園川が一瞬気圧される。
「くっ、貴様、覚えてろよ……」
そう言い残して園川はどこかへ歩いていった。
その恨みがましい表情に、初芝は嫌な予感を感じずにはいられなかった。
次の日、オープン戦の6試合目はデーゲームで行われた。
スタメンオーダーが発表されると同時に、初芝の目が点になる。
『四番ファースト初芝』
ベンチの方を振り向くと、奥に消えて行く園川の背中が見える。
「どうしたの? 初芝くん」
「荘さん、あああ、あれ、なぜ僕がスタメンに……引退したのに」
すぐそばにいた荘勝雄が、空いた口がふさがらないままの初芝に微笑む。
「ああそれね。引退ってことになってるけど初芝くんは選手登録したままだよ?
登録枠なんていっっっぱい余ってるからね!」
「そういえば任意引退の公示に出ないなと思ってたら……」
「頑張ってね! あ、もなか食べる?」
青ざめた小太りの眼鏡の男が一人、肌寒い風の中、冷や汗を流していた。この日の先発は成瀬である。
成瀬は心臓に胸を当てては、高鳴る鼓動を何とか抑え込もうとしていた。
何度も落ち着けと自分に呟くが、落ち着かない。
手に人という字を書こうとしたが、漢字が思い出せない。余計に焦った。
そうこうしている間に試合開始の時間になり、トボトボとマウンドの上へ歩いて行く。
不安で両手が震えている。前回の登板の大炎上の記憶が甦ってきた。
「成瀬選手ー、ボールちょうだい」
ハッと成瀬は顔を上げる。目の前には10歳ぐらいの少年が立っている。
レプリカユニに使い込んだグローブ、マリーンズの帽子は少しブカブカだ。
始球式に呼ばれた少年だった。彼はその為のボールを成瀬から受け取ることになっていた。
「ごめんごめん。はい、これ」
「ありがとうございます!」
ボールを渡すと嬉しそうに受け取る。そしてマウンドの上に立つと大きく振りかぶる。
きっと初めての経験だろう。プロのマウンドに立ってボールを投げるのは。
山なりのボールは、しかしうまい具合にノーバウンドで捕手のミットに届く。
大きな拍手に包まれ、頬を赤くしながら少年は成瀬に深々と礼をした。
「今日ずっと見てますから、頑張ってください!」
そう声を張り上げて少年は駆け出そうとする。
「まって!」
「何ですか?」
「きみは……ぷろになりたい?」
「もちろんです!」
捕手から返ってきたボールを受け取り、成瀬はそれをじっと見ていた。
審判に促され投球練習を開始しようとして、成瀬はマウンドの上で構える。足を上げる。
「あ、はつしばさん!?」
右足を上げたその先に、一塁ベースの傍に立つ初芝の姿があった。
しきりに身体を動かし、全体をほぐしている。腰を回す仕草をしてみる。
「おっかしいなあ、ちょっと前までお腹の傷がすぐ痛んだんだけどなあ。
今日は全然痛くないや。普通にプレーできそうだなあ」
自分自身に対して怪訝そうな様子の初芝だったが、意を決したように頬をはたく。
「仕方ない、復帰するかあ」
「はつしばさんと、いっしょにできるんだ」
プレイボールの声が聞こえた。球場内のざわめきが徐々に小さくなっていく。
成瀬はボールの握りを確かめると、一つ深呼吸をして捕手のサインを確認した。
少し上に視線を移すと、バックネット裏に先ほどの少年を見つけた。
きっと彼にとって、今日は一生の思い出になる試合になるだろう。
成瀬は更に観客席を見た。さっきの彼のような子供たちが大勢、成瀬を見ているのを感じる。
目を輝かせて見ている。彼らには、プロ野球選手達が輝いて見えるのだろう。
(ぼくと、おなじだ)
成瀬は高々と足を上げた。いつの間にか、あの不安感はどこかへ消し飛んでいた。
初芝の姿が一瞬だけ視界の中に入る。
成瀬は心から思った。今から投げる一球がとても素晴らしい一球であって欲しい。
自分の姿が、プレーが、野球の好きな子供たちにとって大切になって欲しい。
今こうしてプロ野球選手である自分のできること。彼らにとっての夢になりたい。
大きな罪を背負っても、やり直せると言ってくれた目の前の人のように。
「……なりたい」
徐々に加速する体の動きの中で、誰に誓うでもなくそっと成瀬は呟く。
「ぼくわ、僕は初芝になりたい」
快晴の青空に向かってどこまでも響いていきそうな、甲高いミットの音が球場にこだました。
なんだか…このメンバーのチームのほうがいいなと思ってしまったのはイケナイことだろうかw
あぁ、コミさん、初様、そして成瀬…。
さわやかに泣ける。
職人様、お疲れ様です。
成瀬……(つД`)ヨカッタナ
職人さんお疲れ様です。
なんだこの監督は!!格がない!!!
なるせわ、ずっとあのままなのかなあ…
って心配だったけど、漢字で喋れる様になった(・∀・)!ヨカタヨー
成瀬のあの状態は回収されないまま終わってしまうのか?と
ちょっと気になっていたので
泣ける…
とってもいい話なのに…
「園川監督」の響きだけで笑いが止まりません
本当に(ry
( ゚┐◎┌゚ ) < 監督になるにも格というものが(ry
初芝の守備コーチ(笑)就任には異論なしですか?
球団職員が吉鶴に見えて仕方ないです。
園川監督・・・w
成瀬…よかったね…本当によかったね…
園様と荘さんはゆかいな〜の流れのままでワロタwww
久々に来てみたらなんちゅう布陣だよ・・・
厨臭いけど組まずにいれなかった。
2005年OP戦オーダー
1遊.西岡
2三.今江
3指.李
4一.初芝
5中.ベニー
6左.フランコ
7捕.里崎
8右.立川
9二.酒井
控え:椎木・青松・大松・竹原
先発:セラフィニ・久保・手島・ミンチー・成瀬・小宮山
中継:シコースキー・前田・田中充・戸田
抑え:薮田
監督:園川
投手:小宮山
守備:初芝
職員:吉鶴
なんてことだ・・・
僕は初芝になりたい
先輩を呼び捨てですかw
職人さん本当に乙です!
園川監督で爆笑→もなかでも爆笑→成瀬に涙
もう訳ワカラン\(^o^)/
―シュッ。
スパッ。
ブルペンで内の球を受けていた椎木が「ナイスボール!」と声をかけた。
内は小さく頷き、手応えを掴んだような表情を見せた。
―CMBRの後、チームは各選手の頑張りは勿論、熱狂的な支持にも後押しされ、プレーオフ進出が
手に届く位置にまで来ていた。
内はデビューした年に先発をしていたが、チーム事情などから今は中継ぎに回っていた。
同期で先発の成瀬と共に、若いながらも必死にチームのために投げていた。
「内、行くぞ!」
連絡をもらった小宮山が、内に声をかける。
「はい!」
そしてブルペンを出るためにゆっくりと歩き始めた。
その途中、内は少し前の―あのことを思い出していた。
「…俺は志し半ばだったが…。お前は若いんだ。頑張れ。―ただ、俺や他のピッチャーの命までは
背負わなくていい。それは重すぎるし、そうする必要はない。約束してくれ」
「はい」
夢の中で黒木と交わしたあの約束。
自分や、CMBRで命を失った他のピッチャーの命を背負うなと、彼は言った。
内はその言葉に、しっかりと頷いたのだった。
「―よし、任せたぞ!」
「はいっ」
試合は3回に竹原、大松のホームランで2点を奪ったマリーンズが7回に1点を返され接戦であった。
そして8回表、三振、ヒット、四球と初芝のこの試合3つめのエラーで一死満塁のピンチを迎えていた。
マリンスタジアムに響き渡る、「ピッチャー、久保に代わりまして、内。背番号21」というアナウンス。
ライトスタンドが、そして球場全体が歓声に包まれる。
リリーフカーに乗るため、ブルペンから出るドアの前で薮田と小宮山が内を送り出す。
内はふたりのことをまっすぐに見つめながら、出されていた拳に自分の拳を軽く当て、力強く頷く。
そして内は被っていた帽子を一度脱ぎ、帽子の内側に書いたたくさんの字を見つめた。
『11 T.KANDA 12 S.FUJITA 13 K.ASAMA…』
そこには、CMBRで命を失ったピッチャーの名前が書かれていた。
(ジョニーさん、ごめんなさい。僕は、約束を破ってしまいました)
きゅっと帽子を被り直し、薮田が開けていたドアを出てリリーフカーに乗る。
ライトスタンドのファンが、頭上から声援を送る。
「内くん頑張って!」
「頼むぞ!」
「抑えてくれー!」
その声援を背中に受けながら、内はマウンドへ向かった。
―内は、黒木と交わした約束を破っていた。
彼や他のピッチャーの命を、自分で背負っていくことを決めたのだ。
過去の愚かな自分に対する罪滅ぼしでもあったのかもしれない。
しかし、それだけではなかった。
(僕の背中なんかじゃ、小さすぎて皆の命を背負えきれないかもしれない…。でも…)
―自分を諦めるな―
黒木の声が、思い出される。
(ジョニーさんの言った通り、僕は自分を諦めたくない。今はまだ頼りないけど、いつか皆の命を
背負って生きられるくらい、強い人間になろうと思う。僕が皆に対してできることは、それしかないから…)
そう、僕は生かされている。
家族に、友達に、チームの仲間に、ファンの人達に。
その人達のために、僕が何をしてあげられるだろうか。
あまりいい答えはまだ出ていない。
でも、ひとつだけしっかりと意識している。
自分を諦めないで、野球をやること。
(僕や他の皆がチームを…マリーンズを強くしていくこと。僕が今、皆のためにできることだ)
マウンドの上で何度がピョンピョンと跳ねて、スパイクの土をとる。
そしてすうっと大きく息を吸って、バッターと対峙する。
(8回表一点差、一死満塁。なかなかいい場面だよな)
気持ちが入りすぎてボールが先行してしまったものの、その後はツーストライク
まで追い込み、フルカウントになった。
(よし)
里崎が構えたミットめがけて、内は全力でスライダーを投げた。
バッターはひっかけるのに精一杯で、打球はショートの西岡のところへ飛んだ。
4−6−3のダブルプレー。
ライトスタンドから歓声が、レフトスタンドから悲鳴が聞こえた。
大歓声の中、内はベンチへ引き揚げる。
「ナイスピッチ!」
守りについていたチームメイト達が、ぽんと肩を叩きながら内の横を通りすぎていく。
ベンチへ戻り、内は帽子を取り汗を拭いた。
帽子の内側を見た初芝が、ほんの一瞬だけ悲しそうな表情を見せてから、彼の
投球内容を褒め称えるように内の頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
内は嬉しそうに微笑んだ。
―彼は、少しずつ、少しずつ、前へと歩み始めていた。
…帽子にたくさん書いてある名前の中で、「54 T.KUROKI」のところだけ文字がとても
滲んでいるのは、油性ペンで書いたせいだけではなかった。……
お疲れです!
内………。
そういえば平下に推薦してもらった戸田さんはどうなったんだ?
>>163 >初芝のこの試合3つめのエラーで
ガーナチョコ吹いたw守備コーチww
内君…ウッ………頑張れ…
乙であります!
う、内………、頑張れよ……………
そして初様はもう少し守備を頑張ってください
「いよいよ、か」
ふうと大きく息を吐くと、男は薮田安彦から受け取った力水を一気に飲み干した。
いつも通り登板前の儀式を終え、彼はブルペンを後にする――
2005年10月8日、あの「事故」から、もう1年近くが過ぎようとしていた。
今日の天気は荒れ気味で雨こそ免れたものの、マリンスタジアムに吹く風は一段と強い。
スタンドはレフトを除いて一面真っ白に染まる。曇り空のせいで空までもが白い。
信じられない。守備位置についた里崎智也はその光景に思わず見とれた。
もう見慣れてしまった場所なのに、これほどまで白い光景はかつて見たことがあっただろうか。
野手が全員守備位置につけば、球場の期待感は一段と高まる。
今か今かという高揚に包まれる中、お馴染みのウグイス嬢のコールが響く。
「ピッチャー、戸部」
流れ出す入場曲とともに、一気に客席が沸いた。
グランドに姿を現した戸部浩を見つめながら、里崎はこれまでの日々に思いを馳せた。
――思い返せばシーズン開幕当初、千葉ロッテマリーンズは大方の予想通り、苦戦を強いられた。
繋がらない打線、打たれだしたら止まらない投手陣、繰り返される凡ミス……
そこには戦力不足という言葉だけでは片付けられない何かがあった。
各々に「みんなの分まで自分が」という気負いがあったのだろう。
気持ちだけが空回りして本来のプレーができない、そして気持ちはさらに焦るという悪循環に陥っていた。
里崎自身も例外ではなかった。
「俺が決める」という思いが強くなりすぎて振りが大きくなり、打撃を崩してしまったのだ。
その影響は守備にまで及び、さらには右ひざの痛みもあって前半戦は休み休みの出場となった。
もちろん、今日の先発投手戸部もそんな症状に苦しんだ一人であった。
投手不足から先発ローテーションに入ったものの、ゲーム中盤で急に崩れてしまうのだ。
立ち上がりは順調、コントロールも悪くない。なのにランナーが出ると痛打される。
そんな失敗を繰り返すうちにローテーションから外され、戸部はいつしか敗戦処理へと回された。
身体や技術の問題ではなく、精神的な弱さがあったのだろう。
もっとも、あれだけの出来事があったのだ。気負うなと言う方が難しかった。
そんな戸部を見るに見かね、声をかけた人物がいた。薮田である。
恐らく、先発をしていた頃の自分と今の戸部との間に共通するものを感じたに違いない。
「あのな戸部、平下が言うててんけどな、……」
「えぇっ! いいんすか、そんなこと!?」
「でもお前、このままやったらアカンで」
「……もう、どうなっても知りませんよ?」
里崎はそんな会話を盗み聞きしただけで、詳しい内容までは知らない。
だがその日から戸部は変わった。気弱な投球もピンチになるとすぐ崩れ出す悪癖も姿を消したのだ。
相手打者には鋭くガンを飛ばす、投球時に雄叫びを上げる、討ち取れば派手なガッツポーズをする、
仕舞いにはリードを取る走者に向かって、「チョロチョロすんじゃねぇ!」と怒鳴りつける始末だった。
しかしそれらはすべてマウンド上の姿であって、ひとたびグラウンドの外にでれば元の呑気な男に戻っていた。
そんな別人かと紛う投球から戸部は徐々に周囲の信頼を取り戻し、再び先発へと返り咲いていった。
薮田は戸部に一体何を言ったのか。里崎は不思議に思って一度尋ねてみたことがある。
しかし薮田は言葉を濁すばかりで結局分からずじまいだった。
ただ「まさか、ああいう意味とはなぁ……」と意味深な一言だけを残していった。
戸部本人に聞けば「東芝じゃ、ナオより俺の方が上だったんだ」と冗談なのか本気なのかわからない答えが返ってきた。
そういえば戸部と清水直行は大学・社会人と同じチームに在籍し、入団も同期という長い付き合いだったらしい。
直行を長く見てきた戸部だったからからこそ、エースというものについて思うところは人一倍強かったのだろう。
春先の乱調はきっとそこからくる重圧のせいだったのだ。それが薮田の助言によって吹っ切れ、
戸部本来の力が出せるようになったに違いない。里崎はそう勝手に解釈することにした。
そしてそんな戸部の変貌とともに、あの忌まわしい「事故」に縛り付けられていた選手たちが徐々に変わっていった。
チーム状態もどん底から抜け出し、シーズン中盤には勝率5割に手の届く位置にまで回復したのだった。
ペナントレースは新生福岡ソフトバンクホークスの独走だった。
だが、マリーンズにはこれが逆に幸いした。ゲーム差はともかく、3位以内に入れば優勝の望みはある。
1球団が跳び抜け、4球団がダンゴ状態。そして1球団が下位に沈むという状態が長く続いた。
首位と5ゲーム差以内という条件は厳しいにしても、3位以内を目指してプレーオフの切符を手にする、
その目標の元にマリーンズはチーム一丸となって戦いを進めた。
9月にはいると、チームは急激に上り調子となった。
チーム編成が大幅に変わろうとも、オリオンズ時代から続く伝統に何ら変わりはなかったのだ。
そのマリーンズの快進撃に勝率5割を行ったり来たりだったダンゴ状態から、1球団、また1球団とふるい落とされていった。
このシーズン終盤の怒涛の追い上げは「園川マジック」と呼ばれ、他球団の戦慄の的となった。
最後は西武ライオンズとの競り合いになったが、9月の凄まじい勢いをたてにマリーンズはレギュラーシーズン2位の座を掴み取った。
首位ソフトバンクに実に18.5ゲーム差という大差をつけられての2位であった――
長いようであっという間だった日々が矢継ぎ早に思い出され、里崎は身震いをする。
やっぱり信じられない。これまでの出来事は全て夢だったのではないかと疑ってしまう。
一度は死に掛けたマリーンズが、まさかこのプレーオフ1stステージにたどり着けるなんて。
2位も3位もプレーオフに出られるのは同じだが、一つ大きく違う点がある。主催権だ。
敵地と本拠地では大違いである。ましてやこの白い観衆、10m/sを越える風速、向こうからしてみればかなりの脅威だろう。
西武の先発投手は松坂大輔。手強い相手だが、この風を味方につければ勝機は十分にある。
そしてこちらの先発投手は戸部。大事な初戦を任され、多勢の信頼と期待を背に彼はマウンドに立つ。
今思えば、彼の変貌がマリーンズ上昇の契機だった。そして今、再び彼を中心として更なる高みを目指そうとしている。
投球練習の球を受けてもミットに伝わる感触は上々、キレもある。これなら大丈夫だ。
少し硬さが見られるのが気になるが、この緊張感の中ならそれも致し方ない。
ここからいかに本来の投球を引き出していくのか、この風をどう生かすのか、それが自分の仕事だ。
球審からプレーボールの合図がかかる。
左バッターボックスに立つのは西武の1番打者・栗山巧。
戸部が投じた初球、その行方は――
【エピローグ 完】
これで完全完結です
ちょwww戸田最強伝説wwwww
職人様方、お疲れさまでした!
>「園川マジック」
何この格がない言葉の響きwwwwww
職人様方、お疲れ様でした。
そうか…戸田もエースになったのか…
完結おめでとうございます。
職人様方、長い間お疲れ様でした。
職人様お疲れ様です
そして戸野川!!エースとして頑張れよ!!監督格ないぞ!!www
本当に職人の皆様方乙でした!
職人の皆様方、大変お疲れ様でした!
じーんとくるいい話なのに、なぜか笑いがこみ上げるのは…「園川マジック」のせいなんだろうか…
ちょww戸山がエースかいw
職人様お疲れ様でした。
最後まで笑いと涙が混在するマリバトらしいラストでしたね。
これまでのマリバトに携わった全ての職人様、お疲れ様&GJ!!
職人様、本当にお疲れさまでした、戸田すげーw
完結と聞いて飛んできました
お疲れさま!
職人様お疲れ様でした。
実はアキラがヒョッコリ帰って来るなんて思ってたんですが遺体もあがってないし…
何はともあれ完結(涙)
ああ、完結か…
ほぼリアルタイムで読み続けてた。
始まった2004年は、なんとか合併だけは免れたか、というくらい本当に先の見えない年で、
そんな中始まったバトロワだからリアリティがあってゾクゾクしてた。
その翌年に優勝しちまうなんて夢にも思わなかった頃だ。
この頃は西岡や今江も全国区でもなんでもなかったよな。
ひとつのバトロワが終わるまでに、リアルでもいろんなことがあったな、と涙が出そうなほどに感慨深いよ。
そして物語にも楽しませてもらった。どの話も読み始めると息つく間もなかった。
どの職人さんにもGJを捧げたい。本当にお疲れさま。
語りスマソ
あぁ…ついに完結ですか…。
俺もほぼリアルタイムで読ませてもらってたけど本当に職人様方、乙でした。
戸塚のジョニー化に泣き笑いw
タイミングが良かったせいでリアルとリンク(?)させられた辺り最後まで職人様に感服でした、ともかくご苦労さまでした。
本当に素晴らしい作品でした
途中から読ませていただきましたがワクワクしながら読んでました
やっと完結ですね…おめでとうございます
職人の方々お疲れ様でした
190 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/01/29(月) 18:43:38 ID:8icIS/lt0
堀vs根元
はい、もう戸辺の一言に尽きますねwww
途中から読んでいたのですが、めちゃくちゃ面白かったです!
長い間お疲れ様でしたっ!!!!
オー・ヤリチン!!!
職人の皆様本当に本当にお疲れ様でした。
殆ど一読者として泣いたり笑ったりの約2年でした。
先程保管庫に未収録だった分を最後までうpしました。
毎回気が狂いそうになりながらやってた更新ももうやらなくなるのか…と思うと
中々寂しかったりします…w
いつかスレ上か見守るスレかでお約束した人気投票やらPDF化やら
取り掛かりたいと思います。
(その前に鯖引越しかもしれませんが)
PDF化に際して、職人の皆様、読者の皆様、誤字脱字等発見されましたら
保管庫の掲示板までお知らせくださいませ。
♪BGMはサブローの登場曲で
栄光への架橋へと〜♪
おお、保管庫さん!
2年間も本当にお疲れ様でした!
保管庫さんも他の職人さん方もお疲れ様でした!
本当に長いけど楽しませて頂きました。
人気投票は戸根がぶっちぎりそうな予感w
まさか戸琶で締めくくられるとは……!
そのチョイス最高です。お疲れ様でした!
職人様も保管庫様もほんとうにお疲れ様でした!
ところで保管庫様、登場人物一覧なんですが、戸部の支給品が「不明」となってますけども
最後の最後で出てきましたよ、ステキな支給品がw
2年以上にも渡ってこの話の面倒を見てくれた保管庫さんには本当に頭が下がります。
オマケも色々とつけてくれましたし、打ち合わせ掲示板は本当に重宝いたしました。
大変感謝しております。まだ色々としていただけるようですがひとまずは「お疲れ様です」と。
職人の方々もお疲れ様でした。
他の方の作品に幾度となく刺激を受けましたし、また楽しませていただきました。
皆様と一つの物を作りきったというのは本当に嬉しいです。ありがとうございました。
最後になりますが多くの名無し方々。お褒めの言葉は本当に励みになりました。感謝しています。
作品を書くのは職人ですが、皆様の反応は色々な部分で作品に影響をもたらしました。
2chのマリバトは職人だけでなくスレ住人の皆様が作っていました。お疲れ様でした。
この作品の職人として最後までやれて良かったです。本当にお疲れ様でした。
保管庫様、本当にお疲れ様でした。
投下後に発覚した誤字脱字など、修正してくださったり大変お世話になりました。
書き手の皆様もお疲れ様でした。述べ何人がこのスレの話に関わったかは定かでは
ないのですが、リレー小説で「完結」というひとつの形を迎えられて良かったと思います。
話を書いているうちに、他の書き手の方の話を読んで設定を変えてみようかなと
思ったり、この設定を使わせてもらおうと思ったり、リレー小説ならではのやり方みたいな
ものが初めてでしたのでいろいろな経験をさせていただきました。
また名無しに戻って鴎を応援します。皆様の感想等のレス本当に嬉しかったです。
それでは失礼します。
私もこの流れに乗ります。
読み手さんも書き手さんも保管庫さんも、長い間お疲れ様でした。
保管庫さんのまとめは話を整理するのに大変役立ちました。
読み手さんの感想は書く上での活力になりました。
他職人さんの話は、大変楽しませていただきました。
初期職人さんの文章があったからこそ、自分も書いてみたいと思うようになりました。
色んな人たちの力があって一つの話ができたんだ思うと、感嘆の一言です。
書き手ならではの醍醐味も味わえました。色々ありましたが、参加してよかったです。
このスレに関わった全ての人に感謝します。みなさん、本当にありがとう。
おお、職人さん方が次々と…
みなさん本当にGJでした!!!!
>>199-201 本当に長い間お疲れ様でした!!
感動をありがとうございました!
できれば、いつかまたこういう話をまた書いてくれたら嬉しいです。
「また」を2回も書いてしまったorz
205 :
sage:2007/02/01(木) 20:32:57 ID:ebd6IEEI0
職人の皆様お疲れ様でした!
保管庫様も大変でした!
エピローグは特に今か今かと
待ち続けました。
その甲斐があり最後まで泣けました&笑いました。
ところで話に水を差すようですが
>165で
ショートの西岡が捕ったのなら4−6−3ではなく
6−4−3ではないでしょうか??
せっかく完結したのに横やり入れてすいません。
書き込み方間違えました。
許してください
オー・ヤリチン(訳 今回は許してあげるよ!)
マティー優しいなww
ほしゅ
業務連絡です
ひとつ提案があるので、まだお時間のある職人さんは
ちょっと打ち合わせ板を覗いてもらえないでしょうか
よろしくお願いします
211 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/02/05(月) 00:10:05 ID:ipI64/JE0
ここまで書いて下さった職人様、整理して下さった
保管庫様、本当にお疲れ様でした。
有難うございました!
お、何かまた企画があるのか?
ちょい期待しちゃう
「マーくんの中の人」っていうのはどうだ?
やっぱやーめた
保守!
ロッテの名称をスレタイに入れようよ。
食料管轄企業ロッテが全国の野球ファンを楽しませてるんだから。
一つの礼儀として感謝を表すのはどうだろう?
戸井さんと松坂では勝負は見えている……。
戸辺さんが勝つんだな?
キャラクター人気投票は保管庫様でやってくれるので、それまで保守がてらの企画。
「心に残った話ベスト3」を挙げて下さい。
1位3pt、2位2pt、3位1ptで集計します。
好きな理由とかコメントつけてくれると盛り上がるかな?
完結してホッとしたやら寂しいやら…
内容もだけど、音ゲーにTM西川、さらにはTM NETWORKと印象に残った題名も多いなあ…
ベスト3に絞るの難しいですねー
それではさっそく…
1.ないものねだり
代田が哀しすぎる…。「ひらしたさん、どうしてないてるんですか?」がたまらない。
2.ナイトキャップスペシャル
島内で最も温度差の激しい二人の激突第2R。戸ストラーデがカッコ良すぎる。
3.ぼくわ
好き。
保管庫さんで読み返そうとしたら以下の章が見れなかった…_| ̄|○
自分だけ?それとも職人さんが何かやってるからメンテ中?
本編:1,4,6,9,10,11,13,14,17,20-28,30-32,34-36,39-42,45,47,50,52,54,57-60,
64-69,71,73,74,77,79-82,84,85,87,88,90-92,94-98,101,102,104,108,109,
115,116,118-120,123,124,128,130-132,135,140,143,145-147,154,157,159,
164-166,169-172,175,177,181,184,185,189,199-201,203,205,210,211,213,
217,219,221,223,226,227,233,236,238,239,242,243,245-247,250,251,253,
254,257-264,266,270,272,273,275,279,281-284,286,288,289,291,295,297,
299-302,306-309,313,316-318,320,322,324,326,327,329,330,332,334-336,
338,340,344,345,350,352,358,363,367-368,371,374,375,379,380,383,387-396
エピローグ:2,3,5,6,7
番外:留守を預かる者,流れ星たち
その他:掲示板,壁紙,参加者一覧
>>221 こちらからは普通に開きます。(XP+IE6)
OSとブラウザをお知らせ下さい。
帰ったら調査してみます
>>222 IEの履歴と一時ファイル削除したら直りました
お騒がせしました
お仕事中に申し訳ありません
1.俺たちの誇り
この作品の明は最強。本当に凄い男だった。
2.李承■と愉快な同士たち 終 ※■は火へんに華
所々痺れるセリフが多かった。スンヨプかっこいいよスンヨプ。
3悪夢はもう見ない
晋吾・・・タイトルも晋吾にちなんでて凄いいい。.
1キャッチボール
→アテネに続き、やっぱり報われない地味様
2疾風のごとく
→「僕は幸せかもしれない…」の辺りでとにかく泣いた
3白鳥の歌が聞こえる
→AA見て、後から記憶に残った
いずれも、誰かの死が他人に少なからず影響を与えた話。
そういう話が個人的には気に入っていました。
1.308章 鳥籠から
小林雅と福浦の対比がいい。
「俺たちの死に様、どこまでも見せてやるしかないだろう」
この台詞が妙に虚しくて悲しい。
2.第395章 俺たちの誇り
なんでそんなにかっこいいんだ、大塚。
3.第55章 キャッチボール
地味様の、エースの誇りが滲み出ていて好きだ。地味だけど。
登場回数は決して多くないのに、マリバトの地味様は何故か印象深い。
第82章 決別、離別、そして出発
地味様と正人の命を今江が背負った瞬間かな、と思う。
第360章 君はなんて言う?
親バカ(´Д⊂
誰かが死ぬ話が好きらしいです、自分。
長々と失礼しました。
章で絞れないので、一部エピソードで申し訳ない
1. 対スンスケの時の大塚の言葉と、対コバマサ後のメールを見てしまう流れ
彼らがマーダーに傾いた理由がともに「家族のため」であり、それを大塚は知らされている
そして大塚自身、その感情が全く理解できない立場でもない…のが印象深かった
2. ぼくわ
色んなバト見てるけど、ここまで2chネタをふんだんに盛り込んでるのってマリバトくらいのような…
で、ロッテと言えばこれだと思っていたセリフがシリアスなシーンでするっと出てきたのですごいなーと、感心した
疑心暗鬼に陥った将海さんのジサク(・∀・)ジエーン、既にマーダーだった金澤にぬるぽと言わせたのも
2chならではと言う意味で秀逸だと思う
3.友情
この2人はホント「なんでこんなことになっちゃったんだろう…?」な展開だった
最期は読んでて鼻と目から汁が出て止まらなかった
1 第378章 散々「ねえんだよ! もうそんなチームはなぁ!!」
上の台詞がすごく心に残ってます。平下…
これ読んでからエピローグを読むとなんだか感慨深いものがあります。
2 第367章 夢叶わず
この章含む西岡・浅間・金澤・早坂らの話。すれ違いが悲しすぎる…
同期の話は良いものが多いですよね…171章(明と福浦)と迷いましたがこちらに。
3 複数回答で…
第317章 ジョニーからの伝言
次の世代へ、っていうの好きです
第353章 Romanticist
里かっけぇえええええええ!! と思った章
第349章 『はなさないで』
内・成瀬の二人はなぜか和む
頑張って厳選してみましたが…たぶんこれ以上はきりがないので。
1 第354章 Fool
於保の嘘が暴かれていく過程がすごく鮮やかでしびれた。
これだけうまく伏線を回収できるのはすごい。
2 第217章 あの背中に
川井・・・ムカつく奴だったはずなのにすごく泣けた。
あと工藤の大ファンとしては工藤が出てきたことも嬉しかった。
ラスト3行は反則級。
3 第360章 君はなんて言う?
『うたれるな、ばかちん』が効いた。切なすぎる。
あとコバマサが殺す役を押し付けられなかったらどんなキャラになってたかが気になる。
(3)第380章 悪夢はもう見ない
タイトルといい、第44章で出てきたボールが土壇場になって再登場したことといい、
職人さんの粋な計らいが素敵だ。
231 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/02/11(日) 08:34:44 ID:SPnu7w2xO
久保vs成瀬
明のブログ見て、やっぱり西岡と明のコンビは
最強だと思ったw
そんなわけで、この二人のコンビ組んでる話が一番好きだ。
おい!絞れないんだがどうしたらいいんだ!
しかもレス読んでたらあの話も良かったなあとか思い出しちゃって候補ばっかり増えるぜコノヤロー
なんでもあげてみろって!
とにかく多すぎて絞りきれないって!
とりあえず職人さん乙ということですよ
絞りきるのは難しいよなぁ…
1.SS395「俺たちの誇り」 明がカッコよすぎた。
2.SS243「友情」 なんだか幕の引き方が綺麗だった。
3.SS235「NOT easy going」とSS236「戦場か惨状か」 2組の別れのシーンが連続して、凄く対照的だった。
平下対戸部
1.
第203章 ぼくわ
初様と成瀬の会話にじーんとして、最後の「ぼくわ…」に笑わされつつ、泣かされた。
ネタとシリアス、泣かせのバランスが、マリバトを象徴してると思う。
この後エピローグを読むと、更に泣ける。
2.
第258章 花火
視点の変更が映画のカット割りのように鮮やかで、スリリング。
大塚も西岡も雅もかっこえええ!と思いながら読んだ。
実物を思い出さないようにw
複数の視点という意味では第369章の「三巴」も良い。
3.
第217章 あの背中に
いやもうこれは反則。
その前の「いらない人間」「幻覚」からの流れがまた凄い。
第289章 ふらふら
これもある意味反則w 素晴らしい。
戸永さんは一服の清涼剤ですね。
第317章 ジョニーからの伝言
これも世代差のある2人の会話。
しかし、その直後に…という展開がショッキングで印象的。
綺麗にエピローグに繋がってますね。
頑張って選んでみましたが、難しい。晋吾の最期や代田と平下も入れたかった。
とりあえず泣きの話に弱いらしいです。
みんな読み返して更に悩んでるのか?
とりあえず保守
239 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/02/14(水) 07:50:53 ID:xRSByfZpO
バレンタインvs西村
ほ
1.第114章 不思議な奴
このマリバトでの大塚が好きなんだけど、その方向性を一気に決めた作品だと思う。
キャラの広がりかたがとにかく大好きだった。「マリーンズの誇り」って台詞が、あとで
「俺たちの誇り」に繋がってさらにじーんときた。
福浦との同期コンビの掛け合いも絶妙。
2.番外 李承■と愉快な同士たち 終
「助っ人外国人」の名台詞が大好きだ。
助っ人軍団の紆余曲折も楽しく読ませていただきました。
3.第308章 鳥籠から
今江が泣ける…
福浦の死に様にもぐっときた。
どの話も色々好きで迷うな。
242 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/02/15(木) 20:36:03 ID:2Jo3A44CO
小野vs小宮山
一位 尊き意思よ 189章
原井さんの泥臭い優しさや素直に自分の間違いを認めるところが人間として本当に美しいと思った。
二位 友情 243章
『絶望に立たされた人間にとって死はなんて魅力的なんだろう』というセリフが悲しすぎる。良平も結局青野を止められずに一緒に死んでしまうという悲しい結末に泣いた
三位 同じ顔 250章
線上のアリア 252章 ないものねだり 379章
同じ顔で「俺たち同じなんですよ」と言った平下が怖い。平下はマリバト1番のマーダーだと思った作品
うってかわってないものねだりでは代田に対して平下がどんどん人間らしく感情をあらわにしていくところが良かった
1.第235章 NOT easy going
曽我部が平下にやられた後で堰を切ったように曽我部の話をしだすユウゴーが切なかったなぁ
ユウゴーは平下に真っ向から対抗したのがかっこ良かった
あと戸口がなにげに高評価されてるw
2.第318章 私の声が聞こえますか
瀕死の堀さんにひたすら話し掛ける初様の姿に、二人の歩んできた歴史とか
職人さんのロッテへの愛を感じて地味に泣けた
3.第394章 照準の指す先に
正直、ラスボスを倒すのは西岡あたりかなと予想してたので、内がこんないい役を振られるとは思ってなかった
震える内の手にいろんな人が力を与えてくれるあたり、もうね…
そういや豪州キャンプで内と成瀬は同室なんだってね(ソース:地味様ラジオ)
1.396章 ないものねだり
代田ファンなので、真面目に泣いた。
平下と代田の会話全般が泣かせる。どの章も好きだが、あえてと言うならコレを選びます。
2.第342章 Honesty
於保の策略ネタは大好きなんですが「真実」だけを伝えてここまで、誘導するのは凄い。
ここから第354章 Foolまでの流れは読ませてくれます。
3.第355章 ナイトキャップスペシャル
戸野ワールド、平下の殺意を粉砕する。
番外編
第32章 泰然自若
球場で過ごす発想は無かった。初芝キャラを生かしていて上手いなぁと。初芝の方向性は
この章で上手く決まった気がする。
第304章 スポットライト・トゥ・エカ
山本功児、にスポットが当たるなんて!
246 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/02/16(金) 20:32:27 ID:WMkPjiBKO
小宮山まだいるの?
すみません、前に書いたけど、3位追加でお願いします。
第72章 ターゲット
戸田の方向性を決定付けた名作。平下ひどいよw
ログの方読み返してみてたら、これを書かれた職人さんって、
結構色んな選手のキャラ付けに関わってたんですねぇ。
1 第380章 悪夢はもう見ない
個人的には晋吾より西岡の堕ち方の方が印象深い。
序盤は自信満々だったのが雅英を殺した辺りから自問が始まり、金澤で大激震、そして晋吾で見事に崩壊。
前向きに成長していくキャラがいる反面、西岡のダークサイドへの変遷は逆に光る。
2 第299章 生きていてもいいですか
ボロボロの垣内がほんの少しでも生きる理由を見つけ出す。酔っ払いのおかげで。戸辺の癒しパワーを感じる。
3 第255章 蜃気楼
『まるで本当に死ぬみたいだ…。』
杉山の壊れっぷりは圧巻。
西岡は結構なマーダーだったね。
西岡と浅間、金澤はああいう結末になるように、それぞれの立ち位置が序盤から仕掛けられていたと思う。
今にしてみれば。
あそこで金澤に手を下すのは西岡以外有り得ないもんなあ、物語的に。
リレーって凄いね。
マリバトにおいて「世代」は割と重要なキーワードになってる
青野&良平、西岡&金澤&浅間、大塚&福浦&晋吾、内&成瀬などの同期間の確執とか
ジョニー&内、西岡&大塚、初様&成瀬みたいな上の世代から下に引き継がれて行くもの、とか
その辺りの話は概して名作が多い
そんな中で全く物語と関わらないまま生き延びた戸高はやっぱり偉大だと思います
自分も好きな話を挙げようと思って
最初から改めて読み直してみたんだけど
ダメだ…結末が分かってるとますます泣けてくるよ…
早々に退場してしまったけど、地味様かっこよかったなぁ。
小宮山も格好良かったなあ。
オープニングのナベツネが回収されないまま終わったらどうしようと思ってたんだが、
最後見事ににやってくれた。
首輪じゃなくて腹の中の爆弾というのも、ミソだったのかな。
どのへんまで最初から計算されていたのか、知りたいような、想像に留めた方が良いような。
一気にWordで読み込んで目次をつけたら1000ページ越えたので
あえなく4分割('A`)
PDF作成ソフトが動きませんでした('A`)('A`)('A`)
なんかすごいことになってますね…
まあのんびりやってください
>>253 保管庫様お疲れ様です。
改めて長いッスねw
ho
259 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/02/25(日) 12:50:07 ID:cqO/DJ7JO
ボビーちゃん頼むゼイ
保守代わりにチラ裏
マリーンズの選手の声とかあまり知らないもんだから
たとえば「ぼくわ」の話とかでは
初芝…山寺宏一
成瀬…入野自由
の声で脳内再生されるのは俺だけだろうな
俺等〜は〜さ〜けぶ〜♪
打て福浦〜打て福浦〜♪
262 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/02/27(火) 18:01:19 ID:Zc7Qc+n80
ほ
せいえ〜ん〜受〜けて〜♪
打て福浦〜打て福浦〜ぁ〜♪
>>263 モナモナ言ってる晋吾キターーーーー!
GJです。
「印象に残った話」集計結果発表〜。投票してくれた方ありがとうございました。
とはいえランキング自体にはさほど意味はないと思ってますが。
マリバト読者に聞くとこんな話が挙がってくる、という程度のものですかね。
合計ポイント 話名(話数)
8pt 俺たちの誇り(395)
7pt ないものねだり(379)
6pt ぼくわ(203)
5pt 友情(243) 君はなんて言う?(360) 悪夢はもう見ない(380)
4pt 李承■と愉快な同士たち(終) キャッチボール(55) 鳥籠から(308) NOT easy going(235)
3pt ナイトキャップスペシャル(355) 境界のこちら側(165) 散々(378)
あの背中に(217) Fool(354) 不思議な奴(114) 尊き意志よ(189)
2pt 疾風のごとく(210) 夢叶わず(367) ジョニーからの伝言(317) 花火(258)
私の声が聞こえますか(318) Honesty(342) 生きていてもいいですか(299)
1pt 白鳥の歌が聞こえる(275) 決別、離別、そして出発(82) Romanticist(353) 『はなさないで』(349)
戦場か惨状か(236) ふらふら(217) 同じ顔(250) 線上のアリア(252) 照準の指す先に(394)
泰然自若(32) スポットライト・トゥ・エカ(304) ターゲット(72) 蜃気楼(255)
>>267 集計乙です。
やっぱり誰かが死ぬ話が多いな…
ほ
り
271 :
:2007/03/03(土) 10:18:03 ID:iJS6hkBE0
おでかけ!パレット 「梅満開岐阜(秘)アユ料理」
3月3日(土) 19:30〜20:00
チバテレビ
はなわ, 羽田恵理香
突然のことで恐縮ですが、わたくし◆0Z3l12M4xMはネギまロワイアルスレにて
このロッテロワスレの内容の一部と内容を無断で書替え、投下したしたことに対しての
謝罪を行いに参りました。様々な人のご指摘により多大な迷惑をおかけしたことを深く謝罪させていただきます。
誠に申し訳ありません。
>>272 日本語でおk
ビリバトの人と言い、変な敬語が流行ってるのか?
その程度の文章力しかないから
切り貼り改変なんてしたんだろうね
それにしても事務的だな…
ここはもう完結してるから
職人さんがこれでやる気なくして続きを書かなくなるなんてことが無いのが不幸中の幸いだな
とにかく◆0Z3l12M4xMは雑談所の方に顔を出して欲しいね
こそーりまたマリバト読みたいなーなんて思ってたりして
鷹バトみたいなアナザーエンドとか…
申し訳ありませんが、2004年版マリバトでの更なる続きやアナザーエンドはないとお考えください。
打ち合わせ板でもそれに関して反対意見等ありませんでしたので、あれで完全に完結ということになっております。
なるほど、もうこれで完結なんですか…。
………ということは、今から次回作にwktkしても良いんですね!?
気が早いよw
そんな、2007verマリバトなんてそんなそんな
2006でもいいけどそんなそんな
一部選手だけで良いなら、23バトも鴎戦士の出番が結構多そうだよw
というのはともかく、すぐ始めると、どうしても2004の印象が強すぎるような気もするな。
職人さんによってストーリーもキャラ付けも変わるだろうし、読んでみたいのは同意だけど。
保管庫さんへ
携帯変えてからずっと見れなかった携帯版まとめサイトが、このまえ久しぶりに見られるようになりました。ありがとうございます!
ほ
>>280 もしやるなら一番キャラ付けが気になるのはやっぱり久保かな
23バトではマーダー(MARUHAGE Destroyer)になったが、
ガチの殺し合いならどうなるか
久保は支給武器に左右されそう
後は同期とかの仲いい人間が誰かによってマーダーか潰す側か変わりそう
竹原が澤井的ポジションになりそう…
.
澤井 澤井 澤井 もう迷うことはないよ
僕は 君を 応援するよ いつも君のために
根元のマーダーとか見てみたい。
2007版とかやるのであれば、2004とは完全に切り離してやればいいとオモ。
書きたい人も読みたい人もいるのであれば、だが。
個人的にはまだ余韻に浸りたいなあ・・・
保管庫さんがキャラクター人気投票やってくれるらしいから…(お忙しそうですけど)
なんならこの間の好きな話みたいにここでやりますが?>保管庫さん
保管庫さんもご多忙のようだし、
ここでキャラ投票やってもいいんじゃないかな?
じゃあ、やりますか
[キャラクター人気投票]
・好きなキャラクター、印象に残ったキャラクターを1〜3位まで挙げてください。
・1・2位は1人だけ、3位は複数人に投票可
・集計は1位5pt、2位3pt、3位1ptで行います。
・寸評などはご自由にどうぞ。
ポイントは形だけのものですが。集計はある程度集まったらやります。
1位:戸スクチ…何もしてないようで前半はかなり修羅場を潜っているタフガイ。彼の本質に迫った垣内・平下との絡みは秀逸だった。
2位:フランコ…前半のユーティリティーっぷりに惚れた。なんだかんだで薮田とフランコはマリバトのストーリーを決定づける重要な役割だったと思う。
3位:
成瀬…ぼくわ。
愛甲…柔らかかった。
代田…哀しすぎだろ・・・
平下…最悪のマーダーにして哀しい男。あんな役割になったのも意外(でも何故かハマってたな)なら、生き残ったのも意外だった。だがそれが良い。
すんよぷ…重光親子との最終決戦での台詞は痺れた。
ベニー…ハワイアンぱんち!
大塚…シリアスなストーリー展開では平下・代田に次いで彼が関わる話がかなり好きだった。
3位が絞りきれません…
1位 小野晋吾
→タスクを看取ったシーンといい、戦闘シーンといい、西岡に撃たれたシーンと言い…
どのシーンでも、葛藤しているのが読んでいて印象的だった。
2位 小宮山悟
→壊れることなく生き残り、常に仲間を引っ張り続けた姿に泣いた。
エピローグでナベツネに仕返しした時は、すかっとした。
3位 今江敏晃
→直行の最期を看取り、意志の弱さを後悔してから何となく印象に残っている。
番外 清水直行、渡辺俊介、小坂誠
→3人とも、壮絶だったので印象に残っている。
1.戸辺
話が進むにつれて辛辣な場面が増える中、戸辺のネタキャラっぷりには笑った。
最後にひとりだけ置いていかれるとか、絶対コイツにしかできない役だと思うw
2.青野
序盤の善人キャラから、小坂をきっかけにどんどん人が変わっていくところが好き。
川井を追い詰める迫力にはゾクゾクしたし、良平との皮肉な展開には泣けた。
3.於保
ゲームを心底楽しんでる感じがして、怖いし悪い奴なのに惹かれる。
今江・里崎を騙したり、成瀬を陥れたりする計算高さがたまらなく好き。
3.小野
序盤の慎重な行動から一転して、徐々に復讐に狂っていく姿が好き。
橋本の死によって小野が崩れ、その小野の死によって今度は西岡が崩れていくところに因果を感じた。
3.薮田
薮田仁王立ち!これは殺し合いに巻き込まれた仲間を救うために立ち上がった、1人の勇敢な男の物語である
……てな感じで2004年の話だし、自分は薮田が主人公だと思って読んでた。
ageない
298 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/03/19(月) 22:48:45 ID:pnT2Hzy50
1.今江
直行、福浦、晋吾と苛烈な死の間際に居合わせながら何もできない自分に苛立ち、
自らを情けなく思いつつも徐々に強くなっていく若者らしさが印象に残ってる。
於保の矛盾を突いたあたりなんかは、それまでの悔しさをぶつけるような激しさが凄みを感じる。
2.直行
最期まで、エースだったなあと。
3.平下
環境と力が生んだマーダー。応援したい気もするしそうでない気もする、哀しさが印象的。
番外
・小野
橋本の死後、狂う過程が凄い。最もリアルに感じたキャラかも。
・川井&青野
いらない人間〜の対決のシーンは何度読んでもゾクゾクする。
ageちまったすまん
あ げ ん じ ゃ ね ぇ
っていいつつ300getsage
>>299どんまい
1位・大塚
渋すぎるw
同じ名字の大塚明夫が声優のスネークのイメージがなぜか頭から離れない。
2位・平下
泣ける。
マジで平下入り楽天でゲームをプレイしてるのは俺だけの秘密だ。
3位・黒木
最期までジョニーらしく散っていった。・゚・(ノД`)・゚・。
無理矢理3位まで挙げたがやっぱみんなそれぞれに印象深くて決めがたがった。
それだけマリバトが名作だったんだろうなぁとしみじみ思い直した。
1位・大塚
マリバトで初めてこの選手を知って、当人のホームページ見てみたらネタの斜め上をいくやり手ぶりにびびった。
マリーンズファンの彼への思い入れが描写の端々からひしひしと伝わってきた。
2位・薮田
最初は頼りなかったのに、終盤の平下・代田との連戦のあたりは最高にカッコ良かった。
3位・西岡
意外と投票してる人が居ないので。
金澤、小野の件以降それまでのふてぶてしさが薄れていったのが印象的だった。
1位
●大塚:
頭がキレ、行動力もあり、同期との友情も厚い。それに加えてあの最期。そりゃかっこいいさ。
あとはリアル大塚のブログがあんなんじゃなければ最強だったのにw
2位
●西岡:
大塚と西岡を書いていた書き手さんの文章が好きだった。絶妙なコンビだったと思う。
後半の西岡の壊れ方も、ちょっと唐突ではあったけど好きだった。
3位
●今江:
作中の今江の成長が、リアルにだぶって感慨深い。
●青野と良平:
リレーバトロワの醍醐味!
●橋本:
橋本自身は金澤を逆撫でした後、熱出してぶっ倒れていただけだけどw、
小野や金澤などに大きな影響を与えてそれがストーリーに深く影響していたので…
彼の最期は切なかったナァ
●浅間:
あまりにも救われないキャラクターだったので投票。
●於保:
これほど腹黒いのにこれほど最期まで(死んでまで)かっこいいとは。
●平下:
前半ひたすらマーダーに徹していた彼が、代田や薮田との出会いで少しずつ、
本当に少しずつ改心していった様子が印象的。エピローグも切なかった。
●代田:
いかん、今思い返しても泣ける…
マリバト2004について語らせてもらうのもこれが最後かと思ったので、長文になってしまった。スマソ
1位 初芝
なかなか頼れる存在だった。
2位 藪田
冒険良かった。ナイスガッツ!!
3位 橋本・寺本・戸部・青野・良平・里崎・成瀬
こいつらみんな心に残った!
>>301 テレビ番組表を見てたら「大塚明」って書いてあったから
驚いてよく見たら「大塚明夫」だった
そんなところで改行すんなよw
、
1位…大塚
福浦・晋吾との友情と、西岡との共闘。加えてあの最期は反則級だった
2位…戸川
何もしないで生き残るというのは新機軸だった
3位…将海
前田と高木さんはかわいそうだったけど、最終的に堀さんに救われたカタチになったのが…
他にも印象に残った選手はいるけれど、とりあえずこの辺で。
(ずっと規制中で書けなかった…)
みんな好きなんで泣いた順
1、小野
2、平下
3、黒木・大塚・青野・良平・金澤・浅間・堀・福浦・於保・内・直行・川井
三位が絞れなかった
ほしゅ
考え過ぎて決まらない…
1、晋吾…ただただ泣けた
2、将海…弱くて人間臭くて悲しくて現実感があった
3、福浦…死のエピソードが反則的にかっこいい
3、西岡…中盤あたりの読みごたえがすごい
将海と堀さんとか、大塚と福浦と西岡とか、晋吾と橋本とか…
好きなエピソードが色々な人にリンクしていくから、一人を選ぶのは難しい
こいつのこのセリフが好きだ!とかの方がまだ選べそうなんだけど
1・代田
悲しかった。最初はサイボーグだったけど最後は人間に戻ってよかった
近鉄を思い出してるシーンが泣けた
2・平下
代田と同じく近鉄を思い出してる時はいままでにない感じでよかった
最凶のマーダーだったと思う。特にユウゴーとのシーンは怖かった
3・浅間
すごくかわいそうだった…
3・戸塚
すごいです。色んな意味で
3・吉鶴
何気に危険な目にあってるwカワイソス
3・園川
格がない
3・吉田
ちょっコーチなにやってんのwww
コーチがああゆう格好してるの想像したらふいたwww
>310
好きなセリフ投票も面白そうだな。
選択肢が多すぎて票がバラバラになりそうだけどw
>>312 まあそのへんになるとまとめなくてもいい気がする
。
1.西岡
中盤あたり一種恥ずかしくなるくらいカッコ良かった反面、環境に順応しすぎで、逆に怖くもあった。
それを自覚しだした終盤の暗黒っぷりが良かった。
2.青野
『いらない人間』『幻覚』での川井を追い詰める迫力に。
最初は正義漢だったのに、荒んでいく様が妙にリアルだった。
あのまま良平と会わなければ、マーダーになっていたのかもしれない。
良平との最期には涙…。
3.小野
とにかく切なかった。
3.薮田
薮田は裏主人公だと思ってる。
一旦逃げられたのに、また戻ってくる仲間思いの熱い男!
3.小宮山
頼りになるリーダー。初様とのやりとりでは和ませてもらいました。
絞れないけど、キリがないのでこの辺で。
316 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/04/02(月) 01:20:15 ID:Oc8KE/NM0
x
1・於保…あの条件下において、あのキャラ設定で、最後まで色褪せる事なく作中の存在意義を全うした於保(勿論、内・於保編の作家先生)の評価はバカ高い。ラストも納得の死。殺すとしたら誰が於保を殺すのか考えたが、矛盾なく殺せる納得の人選でした。
2・大塚…彼の関わる話には緊張感がある割に、息詰まらない。読んでいて文章に取り込まれる感覚が好きだった。
西岡が非現実的なカッコよさを展開する中、大塚のカッコよさは現実味が溢れていた。
スンスケ・雅英と、話の中心であり、チームの中心でもある二人を葬るシーンは筆者の大塚への愛が伝わって来た。ラストは…おぉ…もぅ…(ry
3・小坂…戦闘に参加する事なく、尚且つ終盤まで生き延びたのは、やはり筆者含むファンの小坂への愛なのだろうか?
死に際はハンドルを握ると性格が変わる…という設定で、等身大の小坂ではなくパロディの小坂が死んだイメージ。
これも小坂への愛(殺したくない→が、戦闘にも参加させたくない→どうする?→殺すしかない→どうやって?→別人にして殺そう。素の彼を殺すのは忍びない)がそうさせたのだろう。
そんなファンの視線を一身に浴び、マリーンズファンの温かさを垣間見せた小坂が3位。
>>317 西岡の非現実的なカッコよさというのは分かる気がするな。
実物を知ってるからかもしれないけどw
保守
青野は中盤までの出番の割に健闘してるね。
あの展開は皮肉すぎたよなあ…。
_,. -‐''' ~ヽ ,、 {~} {~} {~l
ヽ___,,. r-‐` {_,ニニJ .|,.ニニア ,,,_____ ムニ, ,ニア/~ ̄ ̄`ヽ
_ _l l_ __, n n n / __ `) ,‐一'└ーァ} 「~ ̄Zノ
{ `'''´_ _ ̄ ノ i'`ー'└‐'└‐'└─ァ `i l____」│ ` ヘヾ_フ√」 l ゞ>
`-'''´ l l  ̄  ̄L ニ' 'ニ ,」 ̄ | rー─i│ {_,ニ, ,ニア`! `'<
l l ムニニ' 'ニニフ l └ー‐┘! ムニ, ,ニア | l`ヽ、`ヽ、_
l l ノヽ│l ,‐-ッ し'´ ̄~`-' 、ノ ,! | l `ヽ '´
ヽ ' ヽ/ レ `''''′ ヽ/ ヽノ
「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
└‐────┘ └───ッ 丿
┌─‐┐ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄! / /
└ー┐ | └ー‐───┘ / \
| | ,,r'" / \ \
「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 「 ̄ ̄  ̄| \ / \ >
└‐──────┘  ̄ ̄ ̄ ̄ `' `'
!
322 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/04/07(土) 01:20:49 ID:7ds7LU9e0
あげ
hoshu
324 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/04/09(月) 01:13:45 ID:6v2rTnQB0
・
:
327 :
代打名無し@実況は実況板で:2007/04/13(金) 02:04:11 ID:fZvvyabq0
あ
お
の
330 :
ジョニー:2007/04/15(日) 09:05:52 ID:YKudQPdd0
1位:小野 将が死んでから狂っていくところが... 2位:大塚 「悪夢はもう見ない」からずっとよかった 3位:将海.代田.黒木 あかん涙が...
〇
●
雨天中止
義務感で捕手
○
〇
↑小宮山おめでとう
雨天中止
339 :
代打名無し@実況は実況板で:
風邪ひいた