1 :
宇宙の野球 ◆sPACEWAk :
好きな野球関連の本(フィクション小説、ノンフィクション小説、技術書、自伝など)で、
良かったものを教えて下さい。
漫画・週ベ・Number・野球小僧など、すでにスレッドが立っているものに関してはそちらでどうぞ。
今んとこ思い出せる範囲内での俺のベスト5。
1位・モンゴル野球青春記(今日読み終えた)
2位・マウンドの記憶
3位・みんなジャイアンツを愛していた
4位・Number列伝シリーズ
5位・監督
さ〜て、これから『野球術』読むぞ〜
2 :
代打名無し:01/12/23 00:44 ID:FaVjjNrF
江川卓
「メンフラハップの使用上の注意」
\(^▽^)/<新スレおめでとうございまーす♪
4 :
:01/12/23 00:55 ID:oUt/rut0
あさのあつこ著「バッテリー」 児童文学だけど名作です!
5 :
:01/12/23 01:04 ID:7/bipRcL
スカウト
マウンドの心理学 江川卓著
古田式
投手革命(読んでる途中)
ストッパー毒島
6 :
座右の書:01/12/23 01:09 ID:arhPiWG6
ベースボール・レコードブック ベースボールマガジン社
7 :
代打名無し:01/12/23 01:18 ID:BDOhmZ0p
まあええことよ辞典 ウヒョスレ同好会著 赤貧出版
9 :
代打名無し:01/12/23 04:09 ID:G3nWjSKj
age
10 :
Tigers Is Dead ◆5PhG/k/s :01/12/23 06:48 ID:Y6vax/VQ
スローカーブをもう一球 山際淳司著
これ最強。
11 :
宇宙の野球 ◆sPACEWAk :01/12/23 12:14 ID:wObfwgW4
んーageとこう
12 :
代打名無し:01/12/23 12:19 ID:mFkCpgGc
プロ野球騒動その舞台裏 近藤唯之著 新潮文庫
13 :
代打名無し:01/12/23 12:27 ID:xGJW35lT
「魔術師 三原脩と西鉄ライオンズ」
「監督たちの戦い」
14 :
代打名無し:01/12/23 12:33 ID:BWLzcK95
「野球に憑かれた男」 岡邦行
大学野球好きな人向け・・・
15 :
宇宙の野球 ◆sPACEWAk :01/12/23 12:36 ID:wObfwgW4
『監督たちの戦い』は、今下巻の途中まで読んでるな。
上田・西本・三原が良かったかな、今のところ。
16 :
代打名無し:01/12/23 12:42 ID:HEfIo512
プロ野球 引退そのドラマ(?) 近藤唯之著 新潮文庫
木俣達彦(中日)のエピソードは鳥肌が立ったよ。
17 :
代打名無し:01/12/23 13:00 ID:RGcTKOtV
・後藤正治『スカウト』講談社 1998
名スカウト、木庭教の物語。
スカウト・野球にまつわる事柄は勿論のこと、
人生についても考えさせられる。
野球ノンフィクションでは出色の出来。
定番だがあげておく。
18 :
代打名無し:01/12/23 13:06 ID:LJJQCVzH
高橋源一郎『優雅で感傷的な日本野球』
小説。
ものすごくヘンテコな本だけど、野球ヘの愛が伝わってくるよ。
19 :
_:01/12/23 13:07 ID:UDDSH1zb
落合博満「不敗人生」
「プロフェッショナル」
20 :
_:01/12/23 13:10 ID:UDDSH1zb
クロマティ「さらばサムライ野球」
バース「バースの日記」
80年代のプロ野球の内情がこれで分かる
21 :
代打名無し:01/12/23 13:14 ID:Tn2e/4hY
「シューレス・ジョー」W・P・キンセラ著(文春文庫)
ベタだけど。映画「フィールド・オブ・ドリームス」の原作。
『スカウト』はノーマークだった。今度読んどこう。
俺も一冊紹介。
『モンゴル野球青春記』関根淳 太田出版
モンゴルに単身乗り込み野球指導を行なった著者自身の体験を記したもの。
文化の違いでスポーツの有り様はこんなに差ができるのね、と思った。
あと、安易にお涙頂戴報道をするマスコミにもちょとうんざりする。
23 :
ななし:01/12/23 14:15 ID:DXcj8yiu
「二死満塁(ツーダンフルベース)」
児童書。
知ってる人おらんやろな〜
24 :
代打名無し:01/12/23 14:23 ID:/bMAbWhk
『タイ・カッブ自伝』ベースボールマガジン社
タイ・カッブは「最高の技術と最低の人格」というありがたくないレッテル
を貼られているが、この本を読むとその多くが悪意の篭った風評であったり
誤解に基づくものではないかとさえ思える。かれは飛び抜けた才能を持つ者の
常として、単にまわりから理解されなかっただけではないか?と思うのだ。
かれは「確かにスパイクをやすりで研いで相手に歯をむけたことはあるが
それは2回限りのことで、それも相手に同じような目に遭ったことに対する
警告の意味を含めた報復に過ぎない」と言っている。しかし1度そのような
行為を働くと「あいつは常習だ」とされ、敵対するニューヨークほかのマスコミ
にいいように情報操作されてしまい、結局それが「定説」となって語り継がれ
てしまう。しかもカッブは決してひるんだりはしなかったから、さらに憎しみ
が倍増するという悪循環に陥っていったようにも思う。
この本は、ほかの誰の自伝よりも多くを割いて、野球の本質と技術についての
見解が書かれている。その多くはまさに野球の真髄を究めた者にしか語れない
内容だ。また同時代にプレーした選手の紹介も貴重な資料となっている。
カッブのすぐれた選手を評する態度は公平であり、不倶戴天の敵とまで言われた
ベーブ・ルースには「私は、ルースによって、野球が科学の野球から長打全盛の
野球へと変えられたことを、にがにがしいことだと思っている。決して感心は
していない。しかし個人としてのルースは私の知るかぎり、最も飾り気のない
素直な男だった。最も多くの人生を楽しみ、最も大きな夢を青少年に与えたルース
かれのすばらしい才能に対して、私は心からの敬意を表するものである」との
賛辞を送っているほどだ。おれは野球ファン必読の書として、この本を第一にあげます。
25 :
代打名無し:01/12/23 14:34 ID:/mdfw+ye
ロジャー・カーン著「ボーイズサマー」
26 :
:01/12/23 18:07 ID:I1B85bvG
「ベースボールと日本野球」
ちなみに定期購読してる野球雑誌は
「スラッガー」
「野球小僧」
「報知高校野球」
27 :
:01/12/23 19:22 ID:xohpQBqb
輝け甲子園の★
28 :
:01/12/24 03:17 ID:kj1rOm57
29 :
代打名無し:01/12/24 04:40 ID:VhMSomZy
「燃えた!打った!走った!」
30 :
代打名無し:01/12/24 04:45 ID:AS+q6tPq
ロバート・ホワイティング著、玉木正之訳の
「和をもって日本となす」(89年)
これ、70年代から80年代にかけての外国人選手がいかに日本に対処したか?
日本プロ野球をアメリカへ紹介した書物としても知られている。
原著「You got have wa」
31 :
宇宙の野球 ◆sPACEWAk :01/12/24 17:47 ID:gGaqb7+g
あげてく
32 :
代打名無し:01/12/24 18:08 ID:nSb4f/ao
・「監督」海老原泰久著…広岡が頑張る話。これで「肩が強い奴はライトに」というわけを知った。
・「イエローサブマリン」山際淳二著…大リーグに挑戦する若者の話。野茂が行く前に書かれてたりする。
意外と為になる小説。
33 :
代打名無し:01/12/24 18:11 ID:KWPJucKW
>>23 知ってるよ!出てくるのがチビ六だっけ?野球を題材にしたいじめはいけないよ
的な話でしょ?
チビ六がわざとミスをして試合に負けたという感じで因縁つけられ云々という話
じゃなかったか?
34 :
代打名無し:01/12/24 22:28 ID:cy5Y9cXE
>>33 私も知ってる。
小学校の時の指定課題図書だった。
苛めというより、子供が高校生に八百長に近いことをやらされて、それで悩
む話だったと思う。嘘をついたり,人を裏切ったりしては駄目みたいな話。
ただその過程でチビ六が無視されるような苛めっぽい場面はあったと思う。
八百長の渡しをしたのが、リトルリ−グのとき可愛がってもらった中学生。
ヤンキ−になってたけど、最後は改心して高校生に殴られてたんだよね。
チビ六も監督に最後殴られるんだけど、それが最高に格好良くてね。
幼心に「男の子っていいな-」なんて思ってしまった。
絶体絶命の状態を二死満塁というタイトルに例えた作者のセンスは◎。
このチャンスをものにするのかしないのかは自分次第みたいな終わり
方だったよね(間違えていたらごめん)。
35 :
23:01/12/24 22:32 ID:zt0FRFsv
36 :
:01/12/24 22:35 ID:v8IDHL1c
すでにいくつか出てるけど近藤唯之氏の本はどれも面白い
37 :
代打名無し:01/12/24 22:44 ID:i17zLpNl
パンチョ 野球は言葉のスポーツ(中公新書)
38 :
代打名無し:01/12/24 22:45 ID:kVxm/Zjc
39 :
8まん:01/12/24 22:48 ID:MQH4Z0xA
『元・巨人』矢崎良一著…巨人からトレードされた人たちの話がインタビュー形式で綴られている。
特に大森選手のくだりはジャイアンツファンならずとも感涙します。
巨人軍戦士の誇りそして葛藤。小林繁、石毛などの話もあり。
ぜひ読んで欲しい一冊ですね。
40 :
:01/12/24 23:25 ID:femdsRLJ
↑読んだ。
長嶋は選手の気持ち(特に投手)何一つ理解してないのがよくわかる。
ドリームんグベイビー 新庄剛志著 光文社
誰も分からん
僕も分からん
新庄剛志
正しくはドリーミングベイビーだぜ
ちっ 間違えるとはな やれやれだぜ
43 :
代打名無し:01/12/25 08:50 ID:b60hdeEj
>>36 トレード光と影だっけ?あれでトレードを肯定視できるようになった。
44 :
代打名無し:01/12/25 10:04 ID:wW2VZmNs
井上ひさし「野球盲導犬チビの告白」
全盲の天才打者、田中一郎が盲導犬チビと一緒に日本球界に旋風を巻き起こす。
大洋ファン限定でどうぞ。
45 :
宇宙の野球 ◆sPACEWAk :01/12/25 23:20 ID:Tog82C63
あげましょう
by関根勤
46 :
8まん:01/12/25 23:35 ID:+VNhW3UI
『原辰徳は巨人軍最強の四番打者だった』
原辰徳の真実スレでも引用したけど、原世代のぼくには涙なしにはよめなかったよ。
番記者の人たちが数々のエピソードの内側を静かに綴ってるんだけど、原さんの人柄が
にじみ出てくるようで…。特にあの有名な代打吉村のくだりなんか…。泣かずにいれません。
ジャイアンツファンは必見ですね。
47 :
代打名無し:01/12/25 23:38 ID:P8437pwz
まだ出てないのでは
森祇晶 「覇道」 ベースボール・マガジン社
西武監督時代の回顧録。横浜ファンにもお勧め。
海老沢泰久 「ヴェテラン」 文芸春秋
西本、平野、牛島、古屋、石嶺、高橋慶彦のノンフィクション集。
井上一馬 「巨人日記」 文芸春秋
Numberに連載されていた92年シーズンの巨人帯同日記。
プロ野球の興行的側面がよく分かるし、アンチさんにもお薦め。
48 :
代打名無し:01/12/25 23:42 ID:mA4TQEZo
沢木耕太郎「敗れざる者達」の榎本喜八について書かれた部分。
49 :
代打名無し:01/12/25 23:46 ID:P8437pwz
単行本ではないけど、Number 353、362、364、380、388各号掲載の
海老沢泰久による広岡達朗プロ野球改造計画シリーズもお薦め。
ノンフィクションではなくエンタテイメントとして。
50 :
代打名無し:01/12/25 23:55 ID:lMlyhsXB
イチロー本っていっぱい出てるけど面白いのある?
51 :
32:01/12/26 00:16 ID:lTLj+KX0
うわあ。
海老原でなく海老沢ね。
>>47 あー、『ヴェテラン』よかったね。古屋がよかった。
そして、慶彦の章で山本浩二を嫌いになる人がいやしないかどうかが心配。
53 :
代打名無し:01/12/27 00:03 ID:aW5eiUta
「ベースボールマガジン社」から出版された「野球殿堂」シリーズ。
鶴岡、三原、水原、藤本、川上、別所、稲尾らの自著がいいかも。
54 :
代打名無し:01/12/27 00:16 ID:ZkN2QXLD
「遥かなる甲子園」戸部良也、双葉社
沖縄の聾学校高等部生徒たちが野球部を結成し、
周囲の反対と応援を受けつつ、
やがて全国高校野球地方大会に出場を果たす、
というノンフィクション。映画化もされた。
文庫にもなってるが、出版社が出版社ゆえに見つけるのは極めて困難。
55 :
shiro:01/12/27 00:23 ID:B5OUPcFM
高根 文隆 「プロ野球の王道 史上最強王座決定戦」出版研
1995年発行 フィールド・オブ・ドリームス+スーパーロボット大戦な本
黄金時代のチームがトーナメント式に戦う。つい、ベスプレで再現したくなる内容。
阪神・江夏と広島・江夏の扱いが180度違う。
>>23 二死満塁 アニメ版放映時、本編開始直前に長島が推薦の挨拶してた。
56 :
宇宙の野球 ◆sPACEWAk :01/12/27 23:05 ID:/1G2BvmQ
やっぱこうやって名著を持ち寄ってもらうと、どれもこれも読みたくなるな(笑)
57 :
代打名無し:01/12/27 23:12 ID:bPD6y2GD
去年買った星野監督の『Hard Play Hard』を最初から読み直している。
昨日大阪梅田の本屋に行ったけど、やっぱりたくさん置いてあった。
58 :
南倍南:01/12/27 23:23 ID:I5rMslH6
「地球の裏側にもうひとつの違う野球があった」ボブ・ホーナ―著
59 :
:01/12/27 23:39 ID:PkHEju64
永谷脩「小さな村の分校野球部」
日高中津分校について綴るノンフィクション。
「おらが村のチーム」の素晴らしさに触れることができます。
60 :
代打名無し:01/12/28 00:40 ID:AUmIkRFb
野球小説
ポール・モロイ『ペナントはモスクワへ』恒文社
とつじょソ連政府の所有物になってしまったシカゴ・ホワイトソックス。
ユーモアたっぷりに描くドタバタと、イデオロギーを超えた男の友情物語。
61 :
代打名無し:01/12/28 22:18 ID:AUmIkRFb
『監督』の評判いいみたいね。
ただ、広岡達朗スレで、この人が人間としての長所も短所も併せ持った、きわめて
人間くさい魅力的な人間であることを知ったうえで改めてこの本読み返すと……
どうも主人公が平板でものたりない。
広岡信者による広岡像だから、仕方ないといえば仕方ないか。
62 :
代打名無し:01/12/28 22:24 ID:n/pI3gtp
川崎徳次『戦争と野球 兵隊にされたプロ野球選手』ベースボールマガジン社
川崎徳次は、南海・巨人・西鉄で活躍した投手で、南海に在籍した42年に応召、
その後、マレー、ビルマと転戦して、日本の降伏でビルマに抑留されたこともある。
戦場にはプロ野球選手が数多く出征したが、プロ野球選手のこういう戦争書物は
これが唯一の書物かもしれない。
63 :
代打名無し:01/12/28 22:26 ID:IHb/dc5v
>>62 この人って、完投して3ホーマー打った人だよね。
64 :
代打名無し:01/12/28 22:28 ID:IHb/dc5v
>>59 これって、さだまさし「吾亦紅」の題材のチーム?
65 :
代打名無し:01/12/28 22:49 ID:C0dVihUZ
織田淳太郎の「巨人軍に葬られた男たち」が面白い。
湯口事件より城之内の話に感動した。枚数少ないけど中学時代幾ら練習してもレギュラー
になれず普段サボってるチームメイトに簡単にレギュラー取られたり、高校時代
最上学年になっても後輩がレギュラーになり城之内は控えだった。
その後輩が練習に出なくなり自動的にエースになった後にわかに目覚めいつのまに
佐倉一高の名実ともにエースにのし上る。
その後日本ビールから巨人に入り5年間で101勝した。
中学でもレギュラーになれなかった人がプロで大活躍するのって凄いよね。
誰か城之内の本とか知らない?他にもこんな人いる?
66 :
代打名無し:01/12/29 01:07 ID:DAiWanLp
プロ野球明日のために 平凡社
選手達の言い分を聞いてあげましょう
ただこれだと一方的に球団が悪く書かれてるんで、球団側の意見も聞いてみたい
67 :
代打名無し:01/12/29 01:53 ID:MIQMVxns
>>64 日高中津村分校が甲子園に出場したのは、吾亦紅より後だったと思うけど。
でも永谷氏の著書が甲子園出場を題材にしたものかどうかは、読んだこと
ないから知らない。
68 :
65:01/12/29 14:09 ID:sSCsN4WW
そういえば日高中津が甲子園出たときサンデーとかで読みきりだけど出てたよね。
69 :
62:01/12/29 21:43 ID:qrp7bOyP
>63
そのとおりです。
ついでに西鉄関連の著書をあげるなら、西鉄投手だった河村英文が書いた
「西鉄ライオンズ」もおススメです。この本は河村が入団した53年から
3連覇を果たした58年までのネタですが、選手達の赤裸々なエピソード満載です。
70 :
代打名無し:01/12/30 01:13 ID:mK2aCEQY
「ストッパー毒島」は面白い。
津田の闘病記「最後のストライク」は泣ける、マジ泣いた。
71 :
代打名無し:01/12/30 01:49 ID:JzC2xxK1
最後のストライクは泣くしかないよね
監督と古田式が面白そうだなシーズンオフの間にここで紹介された本図書館で借り
まくるか
72 :
:01/12/30 02:23 ID:q5Zo+wcu
玉木正之「プロ野球大辞典」
玉木の名前に拒否反応がない人はどうぞ。
10年前の本なのでネタが古いのが難ですが。
73 :
代打名無し:01/12/31 02:58 ID:quV17w+e
「イチロー取材ノート」白夜ムック
イチローに取材してないところがいい
74 :
代打名無し:01/12/31 03:35 ID:kemHJZRx
「プロ野球 知らなきゃ損する」
「プロ野球 これだけ知ったらクビになる」
共に板東英二著・青春出版社刊
江本の「プロ野球を10倍楽しく見る方法」の二番煎じと言われればそれまでだけど
板東のやつは、ライターの手が入ってない自分自身の文章って雰囲気がありありと
出てて、折れにとってはこっちの方が面白かった。
現役時代の中日の話、森徹だの河村保彦だのと当時消防の折れには全く馴染みのない
選手がバリバリ出てきてても、それでも面白く読めたのは板東の文才でしょうな。
ちなみに上記の本はおそらく全部絶版。けどブクオフの新書版コーナーに逝けば
たぶん100円程度で買えると思う。
75 :
代打名無し:01/12/31 03:40 ID://f4EIQA
坂東は文才というよりもしゃべってないと生きていられないらしいぞ
星野が今度さんまとゴルフするけど、それが坂東に誘われたからだと
いう話になって、選手のころから今のようにおしゃべりだったと
いうことをいっとった。しかし、坂東・さんま・星野って
いったいどんなメンツなんだ。うるさくてかなわんぞ
76 :
代打名無し:01/12/31 03:50 ID:iR+btDtL
>>74 このシリーズは全部で何作だろう?
うちには7冊あるけど。以下続刊は
「殺られても書かずにはいられない」
「ここを喋る奴はウチから出ていけ」
「この秘密事項を知ったら100倍面白い」
「とても言えなかった機密事項」
「ことしは黙ってられないぞ」
最初の5作はどこのブックオフでも売ってます。
この本と「プロ野球を10倍楽しく見る方法」を
置いていないブックオフを俺は見たことがない。
最後の2冊は発行部数がそれほどでもなかったのか
ブックオフでもあったりなかったりする。
77 :
代打名無し:01/12/31 04:24 ID:O+pxzuFF
「スカウト トニー・ルカデロ最後の夏」東京書籍
10年ぐらい読んで非常に面白かったんだが古本屋に売ってしまって
またここ1年ぐらい探している。最後のほうでハイスクール時代の
ケン・グリフィーJrが出てきます。
あと小学館文庫で矢島裕紀彦が手掛けた野球花伝書シリーズ「打つ 掛布雅之」
「投げる 山田久志」「横浜ベイスターズの真実」はお勧め、打撃技術、投球技術
野球采配がわかりやすくインタビューで説明されてます。自分はこれで野球本に目覚めた
今年の野球本大賞はなにかな?ほとんどの人は「野球術」だろうけど元版が出たの
97年だしなぁ(自分も元版は定価が高く今年やっと文庫で読めた)自分は書評等
でまったく無視された。「男、清原、どこへ行く」中田潤を挙げときます。
78 :
64ページ:01/12/31 05:42 ID:ThIHlT1U
「レベル5デス」
レベルが5の倍数の敵にデス!
79 :
:01/12/31 06:13 ID:MoCJvuz8
三原 脩 著
ミハラ オサム B6 324頁 本体価格(税別):\1,505
野球殿堂シリーズ
風雲の軌跡
フウウンノキセキ
わが野球人生の実記
C-CODE 2075 1983年
ISBN 4-583-02344-8 ベースボール・マガジン社
>>10 俺もその本はオススメの一冊だよ。
角川の文庫本には、「江夏の21球」なども一緒に収録されているし、
野球以外にも味の有る短編が含まれていて価値有る一冊といえるでしょう。
山際 淳司 著
ヤマギワ ジュンジ 文庫 254頁 本体価格(税別):\460
角川文庫 や-10-1
スローカーブを、もう一球
スローカーブヲモウイッキュウ
C-CODE 0193 1985年
ISBN 4-04-154002-X 角川書店
80 :
代打名無し:01/12/31 06:23 ID:d5OZDX4B
81 :
代打名無し:02/01/01 03:52 ID:3tBA7xwd
スポニチ西部本社の記者、4人のリレーで書かれた「記者達の平和台」は、
ライオンズが福岡にいた50年から78年の歴史が詳しく書かれてありますので
西鉄が何故栄えて、滅んだか、太平洋・クラウンライターのありかたを
知るにはお勧めの一冊です。
82 :
代打名無し:02/01/02 00:54 ID:cd1VKyrd
2ちゃんねる宣言―挑発するメディア
ISBN:4163580506
331p 19cm(B6)
文芸春秋 (2001-12-10出版)
・井上 トシユキ・神宮前.org【著】
[B6 判] NDC分類:547.48 販売価:\1,476(税別)
「バブル後世代」の若者たちが作った世界最大のインターネット掲示板。
「みなさんが知りたいことは、すべてここに書いてあります」
第1章 ネット上に巣食うカキコミュニティ―インターネット掲示板「2ちゃんねる」ってなんなのよ?
第2章 「2ちゃんねる」前史―彼らはどこからやってきたのか?
第3章 ひろゆき@管理人って、どうよ?―「便所の落書き」管理人、八万字インタビュー
第4章 不機嫌なコンテンツが革命を起こす―匿名は本当に無責任なのか?
第5章 事件とネット時代のメディアリテラシー―電子コミュニティ生成のプロセス
第6章 インターネットはモナーの夢を見るか?―モナー、その愛される理由
第7章 「2ちゃんねる」、閉鎖!―そのとき、何が起こっていたのか?
第8章 「2ちゃんねる」売ります!―夏休みの思い出
第9章 ひろゆきに聞いてみよう!―対談 田原総一朗・糸井重里・山形浩生・宮台真司
83 :
代打名無し:02/01/02 01:25 ID:vZq+9kJq
野球小説
YB(W) 井上ひさし『野球盲導犬チビの告白』
G 五味康佑『一刀斎は背番号6』
S 海老沢泰久『監督』
C 村上龍『走れ!タカハシ』
D 梅田香子『勝利投手』
セ・リーグって、確かもう一球団あったはずだが……?
84 :
代打名無し:02/01/02 12:04 ID:XG0Oqs4C
佐藤義則の本。
どこかの新書で今立ち読みしてきたけどマジおすすめ。
結構正直に書いてるから。
85 :
代打名無し:02/01/03 21:48 ID:b/ogtAxU
坂井保之著「波乱興亡の球譜」ベースボールマガジン社
この本は、73年から78年までの太平洋・クラウンライターの
苦闘ぶりを描かれた書物で、西鉄以降のライオンズを知るのに
お勧めの一冊。坂井保之は当時の球団代表だった。
86 :
黒木最高:02/01/03 21:49 ID:yu6tHi4X
マウンドの記憶サイコー。
87 :
代打名無し:02/01/03 23:36 ID:+kzO5D0B
>>24 坊や、映画「タイ・カップ」観たかい?
まさしく、その「タイ・カップ自伝」を口述筆記させられたときの、ライターとカッブ自身
の、野球殿堂入り受賞式へ行く珍道中を描いた映画さ。
24の本の原書は「My life in baseball 」 Ty Cobb 、Al Stump共著っていうんだけど、
カッブの死後Al Stumpが個人名義で発表した「Cobb a biography」っていう
もう一つの伝記があるんだよ。こっちは未だ邦訳なし。
これはねー、カッブがどんだけ変な奴だったか悪人だったかということを包み隠さず
書いた本だから。ライター、無茶苦茶脅されながら最初の「タイ・カッブ自伝」を
書いたそうだよ。それで、真実を明かすためにカッブの死後本物の伝記を出版
したってわけ。
88 :
代打名無し:02/01/03 23:55 ID:qZYyekQ7
「権藤語録(横浜優勝への軌跡)」
KSS出版 Group21著
横浜ファン・権藤ファンにお薦めの一冊です。
89 :
ななし:02/01/04 00:04 ID:/ZD7MdGc
赤瀬川隼の野球小説は面白いぞ。
「球は転々宇宙間」は傑作だし、
キャッチャー高見山!の「さすらいのビヤ樽球団」も。
90 :
代打名無し:02/01/04 00:58 ID:3ZaiYG0Z
>>89 ケンカ売ってるんじゃなくて、マジで聞きたいんだけど、
「球は転々宇宙間」って一体どこが面白いの?
筆者の主張をナマのまま出すのは、志賀直哉の言うところの「主人持ちの芸術」……
って、そんな大した話じゃないか。
91 :
代打名無し:02/01/04 01:37 ID:rVghK0fN
草野進編
「プロ野球批評宣言」
92 :
【参考】:02/01/04 05:23 ID:r9ZK9Max
93 :
代打名無し:02/01/05 00:19 ID:RhQP8KA0
去年ベストセラーになった『十二番目の天使』だけど、
どこが面白いのかサパーリ分からなかった。
あんな駄本読んで「感動した」なんて言ってるやつとは近づきたくないと
マジで思った。
94 :
代打ななし:02/01/05 01:15 ID:I9+6vY34
D・ハルバースタムの野球ノンフィクション。
「男たちの大リーグ」宝島文庫と「さらばヤンキース」新潮文庫。
前者は1949年のアメリカンリーグの一年を。後者は1964年シーズンを両リーグ
優勝した2チームを題材に丹念なエピソードの積み重ねで追っている。
野球選手だけでなく、フロント、記者、ファンと周りを取り囲むすべてを
取り上げている。
後者のほうがちょっと社会的。圧倒的人気と強さの中で黒人選手という新
たな風を取り入れることを拒んだヤンキースとアメリカンリーグの退潮と中
西部という環境の中にありながら黒人選手たちを受け入れたカーディナルス
の隆盛を題材にしているので。
95 :
:02/01/05 01:42 ID:AR9cgMgF
「スカウト」ガイシュツ。これはいい。
「敗け組甲子園」島津愛介
宇部商・古谷のエピソードがヨイ。故蔦監督のも。
「海峡を越えたホームラン」関川夏央
純粋な野球ノンフィクションとは言い難いが、切り口が(読んだ)
当時新鮮だった。
・・・・・・・・
「われらブレーブス人間」大倉徹也・田中正恭
コレもってるやつは一体何人いるのか・・・?
96 :
代打名無し:02/01/06 02:17 ID:XrOQxDIO
「Number」を発行している文藝春秋社から出している野球本「列伝」シリーズ。
80年代後半から90年代前半にかけて出版されたが、これもお勧めである。
97 :
代打名無し:02/01/06 03:14 ID:cwXIOZm4
>95
「われらブレ―ブス人間」・「ブレ―ブス人間の遺書」両方持ってます。
その田中さん御本人と想われる方が、以前阪急ブレーブスのスレがあった頃に何度
か書き込まれてました。
阪急ファンとしては密かに嬉しかったです。
98 :
代打名無し:02/01/06 07:01 ID:HPEbTd6z
99 :
代打名無し:02/01/06 07:02 ID:HPEbTd6z
100
101 :
たまご:02/01/06 20:35 ID:EkVLSwhg
剄文社「空に舞った藤井ハリー ダイエー・藤井将雄物語」
これ、書いた人が藤井選手の娘さんとお母さんで、
家族が書いた本だし、「お涙プリーズ」的な話かな〜と思ったら
けっこう泣けます。いやかなり。ぜひ一読すべし。
102 :
代打名無し:02/01/07 23:58 ID:uOjj7O93
ベースボールマガジン社から出している「スポーツ伝説」シリーズも、
バラエティー豊富でおすすめです。
103 :
:02/01/08 00:14 ID:yDBNTR/A
泣かせ系なら沢木耕太郎の「さらば、宝石」と
その二番煎じの上前淳一郎「巨人軍 陰のベストナイン」が良いよ。
あと、海老沢の本で「ヤクルトが79年勝てなかった理由=故障者が多かったから」
の一行で片付けてたのは笑った。マニエル切ったからだろうがよ。
どうもこの人も信用できん。
でも、マニエルは俺でも切るな。
105 :
代打名無し:02/01/08 00:30 ID:52yGSlxO
>>103 海老沢ですか。あの人『赤毛のサウスポーPART2』で解説書いてんだけど、
「日本の野球は世界に目を向けるべきだという意見もあるが、そんなことはない。
日本人は日本の野球を楽しめばそれでいいのだ」なんて書いてましたな。
今、日本球界はそのツケを払わされているんだけど、この人は自分の過去については
どう思ってんだろう。
>>105 それっていつごろ発売された本?
赤毛のサウスポー読みてー。
107 :
代打名無し:02/01/08 01:14 ID:wbHVIX2a
川上哲治の息子が書いた本。
川上の伝記としては最も優れてる(つーかそんなに数無いけど)
108 :
代打名無し:02/01/09 10:00 ID:eWWRNv5r
不定期刊行だが、日本スポーツ出版社から発行されている
「〜の100人」シリーズも、昔の選手から今の選手までを
知るのに充分優れた本である。
109 :
代打名無し:02/01/09 10:32 ID:TTovoG/U
『ユニヴァーサル野球協会』 カードで試合をやる架空の野球リーグの運営に没入する男。
最近の『早稲田文学』 イチローの件でここでも話題になった渡辺直巳と吉田義男が対談。
110 :
代打名無し:02/01/10 15:04 ID:twyqKo7S
洋書ではアメリカのスポーティング・ニュース社から毎年出している
「Baseball Guide」、「Baseball Register」も記録好きには
たまらない本である。ついでにこれのNFL版、NBA版、NHL版も出ています。
111 :
代打名無し:02/01/11 02:10 ID:IMqo1m3R
小林信彦『素晴らしい日本野球』
アメリカの雑誌に載った、日本野球に関するレポート。その日本語訳。
1980年当時、日本の野球に関してアメリカ人がどの程度の理解をしていたかを知る上での
貴重な資料。
優れた選手が、需要に応じて、二つの球団をかけもちするのは、人材にとぼしい日本では、
ごく、ふつうのことであり、ファンも、そのようなことを咎めたりはしない。合衆国では
考えられないことだが、極東の神秘的な国では、しごく日常的なのが、この選手のかけもちである。
──たとえば、コージ・ヤマモトは広島東洋カープの四番打者であり、王とならぶほどの
ヒーローでありながら、時として、読売ジャイアンツの野手をつとめたりする。また、
読売ジャイアンツの投手であるスミは、ヤクルトスワローズの打者として優れたバッティング技術を
披露するのを惜しまない。
他の職業の人間が〈助っ人〉にくることもある。広島東洋カープ(シンシナティ・レッズの
それに似た赤いヘルメットとCのイニシャルがわれわれを驚かす)のエナツ投手が、
スモウ・レスラーであることは、日本の野球ファンなら、だれでも知っている。たとえ
アメリカ人でも、スモウ好きの人が見るならば、エナツが真のスモウ・レスラーであることに
容易に気づくにちがいない。彼はつねに八回ぐらいで登場する〈火消し役〉であるが、
登場のさいにゆっくり塩をまき、さらに〈シコ〉を踏んでみせる。その上、マウンドに立ってからの
〈シキリ〉が長い。これらはスモウ・レスラーの特徴である。
架空の人物が現実の存在となることもある。『鉄腕アトム(アストロボーイ)』で知られた
オサム・テヅカのヒットしたTVアニメーション『巨人の星』の主人公タブチクンがそうである。
『巨人の星』は、阪神タイガースのリキイシ投手とジャイアンツの若き打者タブチクンの
死闘を描いて、日本の少年たちをソニーのカラーテレビ受像機の前に釘づけにした。タブチ人形、
タブチ・バット、タブチTシャツといったキャラクター商品が続々と生まれ、遂には、みずから
タブチと名乗る選手が登場するに至った。このような在り方さえ許容するほど、日本の
プロ野球ファンは寛大なのである。
113 :
代打名無し:02/01/12 00:08 ID:+LC0P88q
「マダックス スタイル」
レオ・マゾーニー著(ザ・マサダ)
アトランタ投手コーチで、マダックス・グラビン・スモルツら90年代から
現在にかけて、メジャー屈指の投手陣を育て上げた氏の投手指導法である。
投手をやっている人、指導者必須の書物だろう。
114 :
代打名無し:02/01/12 23:18 ID:VsMmuQ0g
「プロ野球人名辞典」
森岡浩 著、日外アソシエーツ
88年に初版を刊行して、以後改訂を続けている。
115 :
代打名無し:02/01/13 22:50 ID:6zyo5xCe
青田昇「サムライ達のプロ野球」(文春文庫)
この本、昔の選手を知るのにはいいのかも知れないが、
読者によっては、「昔の選手が多すぎる」きらいがあるかもしれない。
116 :
代打名無し:02/01/14 22:25 ID:p/UPuETj
昨年4月に発売された「プロ野球データ事典」(坂本邦夫著、PHP)
この本は1950年から2000年までの日本プロ野球球団の主力選手の
変遷が書かれてあって、なかなか面白いです。
118 :
代打名無し:02/01/14 22:58 ID:BUoL4ntE
>>116 ただスタメンと控え選手の簡易成績が
羅列されているだけなのに、とても面白い本だよね。
119 :
:02/01/15 13:09 ID:lymRUx5+
120 :
代打名無し:02/01/16 00:48 ID:L/57xVNo
「日本プロ野球記録大百科」(ベースボールマガジン社発行)
日本野球機構とIBM BISの共同制作の力作で、36年から現在まで
日本プロ野球に1軍試合出場した全選手の各年度ごとの記録が
もらさず掲載されてある、マニアにはたまらない一冊である。
91年に第1版、94年に第2版、97年に第3版が発行されているが
第4版の発行が待たれるところだ。
122 :
代打名無し:02/01/17 01:01 ID:igU70j66
「季刊ベースボールマガジン」
年4回発行されるが、特集によっては買う価値があります。
過去には「新人特集」、「外国人特集」、「監督特集」、「野球場特集」etc。
123 :
代打名無し:02/01/17 02:49 ID:OLE9Elsc
「阪神タイガースの正体」井上章一・著
124 :
情熱大陸:02/01/17 02:51 ID:dPZAtUPV
ホチイ(プ
125 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/01/17 21:19 ID:eCOqksFV
すまんが、一時ageさせていただく
126 :
代打名無し:02/01/18 22:26 ID:7WeQgcPv
日本プロ野球関連の雑学を知りたいなら
「20世紀プロ野球事件簿」ベル・スズカワ著、ありあけ出版、2001年5月
この本は、日本プロ野球で起きた事件、事故、不祥事、熱愛、スキャンダル
騒動、罰金、災難などあらゆるものが詰まってます。
127 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/01/18 22:28 ID:XTRMI/zR
128 :
代打名無し:02/01/19 22:35 ID:svaJo29e
プロ野球選手が、兵隊になりその体験談として
陸軍に召集された川崎徳次(南海−巨人−西鉄)
>>62の書物の他に
陸軍パイロットに志願した青田昇が、軍隊時代の体験を描いた
「青田昇の空ゆかば戦陣物語」(光人社・1984/5)
川崎にしても青田にしてもそれぞれオチがあり、川崎は「負けに逝ったんだな」で
青田の場合、8月15日当日に復員して実家の兄の家にたどりついたが、
着いた早々「白米のメシ炊いて食わしてくれや」と逝ったが、とたんに兄から
「バカモン、いま時、内地で白米食ってる奴なんか、一人もおらんぞ」。
129 :
代打名無し:02/01/21 10:33 ID:jNck1aaO
「監督」シリーズだと、日経記者の浜田昭八氏が書いた
「監督たちの戦い」(日本経済新聞社、97年11月)、その続編の
「ベンチ裏の人間学」(99年7月)も外すことはできないでしょう。
なお、「監督たちの戦い」は文庫版(上・下巻)も発売されています。
130 :
代打名無し:02/01/22 17:50 ID:6D4iIacz
「球界のガン・野村家の人々−ID野球という名のスパイ野球」
鹿砦社編集部・編著、97年8月発売。
「野村マンセー」一色にあふれた当時の世論に一石を投じた書物と
してひそかに注目された本である。
131 :
子供の頃からエースで名無し:02/01/22 21:01 ID:4phQQYka
海老沢泰久の本はどれも好き。(・∀・)イイ!
でも、既出みたいなので洋モノのフィクション2冊。
○「大リーグ・ドレフュス事件・二遊間の恋」 P・レフコート著 (文春文庫)
モーホーのメジャーリーガーの話だけど感動するよん。
○「最後の一球」 マイクル・シャーラ著 (早川書房)
偉大な投手の最終試合を描いたさわやかで抒情的な物語だよん。
132 :
代打名無し:02/01/23 21:28 ID:UPYBVP2W
俺の中では
>>10が一番だけど、あえて挙げるなら
「青い空、白い雲 甲子園高校野球放送42年」 植草貞夫・著かな
元ABCの名物アナウンサー植草貞夫が自らの高校野球中継を
振り返った本。興味のある人は読んでみて下さい。
ちなみに出版社は講談社。文庫本も出てるかも。
133 :
代打名無し:02/01/25 15:15 ID:lxn6y+5G
「神宮へ行こう」(松尾俊治著・00年慶應義塾大学出版会)
東京六大学リーグ結成75周年に向けて発売された一冊。
これを読めば、六大学野球の全てがわかる。
134 :
代打名無し:02/01/26 19:19 ID:2d3LI/bi
135 :
代打名無し:02/01/28 12:44 ID:uPSSTCs2
監督の人間像をえがいたのには、越智正典の「ひとり淋しき名監督」がある。
奥さんと愛娘を亡くした鶴岡一人、名寮長だった武宮敏明、三原、野村、藤田ら
のエピソード満載である。
136 :
代打名無し:02/01/29 10:47 ID:oRAPvZWg
良スレ
137 :
:02/01/29 11:34 ID:MwXKtPtf
たぶんこの2冊はまだ出てないな・・・
「ドジャーズ、ブルックリンへ還る」
文才のある方はぜひ一読し、「ホークス、ミナミへ還る」を著してほしい。
「星野君の二塁打」
監督がバンドの指示を出したらちゃんとバンドしましょう。
決勝の二塁打なんか打っちゃダメですよという
貴重な小学生道徳教材。
まーた読みたい本が増えた…(笑)
139 :
代打名無し:02/01/31 00:00 ID:SKXpDgnc
「風雲録 西鉄ライオンズの栄光と終末」豊田泰光著(85年9月・葦書房)
これ、
>>69の河村英文のと内容は同じだが、河村のが58年で終わっているのに
対して、この本は59年以降の西鉄が何故衰退していったか、駆け足ではあるが
選手サイドから赤裸々に語っているのと、85年当時の西鉄OBの住所録も掲載
されていて、時代を感じさせます(現在は個人の住所録はまず記載されない)。
140 :
代打名無し:02/01/31 00:21 ID:Lly4tdSN
「スカウト」「野球術」これは文句無しにオススメだね。
あと「大下弘・虹の生涯」これも面白いので是非読んでみて欲しい。
大下氏のパーソナリティは勿論だが、戦後直後のプロ野球界の雰囲気を知る事が出来るよ。
141 :
代打名無し:02/01/31 02:01 ID:8OepTlhC
「スカウト」は日米両方あるからもし東京書籍(米板)のヤツをブクオフや図書館とかで
見つけたらぜひ読んで!主人公のトニー・ルカデロが僻地に居てなかなかチーム練習が出来ない
子供に個人練習を教えるとこが感動するから。自分の洋物ベスト3は「コンダクト・オブ・ゲーム」
「男達の大リーグ」「スカウト トニー・ルカデロ最後の旅」です。
今日書店に行ったら別冊宝島「黄金のバッテリー」を発見。今日はこれ読みながら寝ます。
参考 野球関係の古書、雑誌を扱ってる古書店サイト
ビブリオ
http://www.biblio.co.jp/ ブックパワーRB
http://www2u.biglobe.ne.jp/~rb_/
142 :
代打名無し:02/01/31 05:04 ID:sbH4hVN0
質問です。大下弘の「球道徒然草」ってのは現在入手可能なんでしょうか?
143 :
代打名無し:02/02/01 00:40 ID:LqArHEXD
小林至「ボクの落第野球人生」
ボビー・バレンタイン「1000本ノックを超えて」
松本匡史「塁間の青い稲妻」
栗山英樹「夢を追いかけて」
若林?「巨人軍の最高機密」
あと辻野臣保「Fの奇跡」
144 :
代打名無し:02/02/02 21:17 ID:FuASsdVN
牛島秀彦「消えた春」
名古屋軍の投手として活躍しながら、学徒出陣で出征し特攻隊で戦死した
石丸進一の24歳の生涯をえがいた書物。なお牛島秀彦は石丸進一のおいにあたる。
145 :
:02/02/04 14:59 ID:LFaHKSkl
あげ
146 :
代打名無し:02/02/06 10:36 ID:a2Rh/1J0
「消えた男たちードラフト20年ー」石川泰司著(86/8)
湯口敏彦、中野誠征ら、プロ入団時に将来を大きく期待されて
いながら、大成せず球界から去って行った選手達のその後を
追った力作である。
147 :
代打名無し:02/02/06 20:58 ID:AcJUV+PZ
今日神保町の書泉ブックマートに行ったら
「牙 江夏豊とその時代」後藤正治(講談社)が出てたので
買っちゃった(B・B・MOOKのリリーフ投手列伝も)
後藤氏は沢木耕太郎が沈んで行った今一番好きなノンフィクション作家
どうやら阪神時代がメインに書かれているので今夜じっくり読みたいと
思います。後藤氏は月刊現代に連載していた野村の人生を子供時代から
取材していたやつはまだ本にならないのかな?
148 :
age:02/02/08 01:11 ID:QoPzMC+1
age
149 :
:02/02/08 01:12 ID:5Yls9F71
150 :
代打名無し:02/02/09 01:19 ID:0gmM+Ymz
「最新野球場大事典」沢柳政義著(99年・大空社)
90年に出した「野球場大事典」のパート2。
日本全国の野球場データが記載されているので、
重い(31cm)・高い(2万円)かもしれないが、買う価値は
ある本だろう。
>>150 んんんんんんんん…
確かに(・∀・)ホチイ!
しかし確かに(V´д`)タカイ…
152 :
代打名無し:02/02/11 23:37 ID:HZWWn4Wv
ベースボールマガジン社から出ている
「オールスターゲームの軌跡」(01年7月刊)、「日本シリーズの軌跡」(01年10月刊)
オールスター戦は51年〜00年、日本シリーズは50年〜00年までの全試合の
詳細なテーブルスコアと個人打撃成績、個人投手成績、写真、ゲームの流れなど
あらゆるデータが入っているので、過去の試合を知りたい人にはお勧めです。
153 :
代打名無し:02/02/11 23:51 ID:f/oMP11J
111さん、「素晴らしき日本野球」は総て小林信彦氏の創作ですよ。これ常識。
154 :
代打名無し:02/02/11 23:58 ID:f/oMP11J
デヴィット・スルバーマンの「男たちの大リーグ」
「ロジャー・カーンの「ひと夏の冒険」
ロバート・クーヴァー「ユニバーサル野球協会」
グッドウィン女史「来年があるさ」
ジョン・ハウ・ジュニア「コンダクト・オブ・ザ・ゲーム」
どれも読んでいてベースボールが恋しくなる作品です。
ロジャー・エンジェルは有名だけど、ちょっと詩情すぎるかな。
日本のでは、やはり玉木正之氏のものでしょう。
155 :
代打名無し:02/02/12 01:54 ID:BsTd0HUU
>>154 「ユニバーサル野球協会」って絶版なのね...ヨミタイ
156 :
154:02/02/12 02:39 ID:eIING2kU
>>155 そうなんですか。日本では絶対書かれない作品です。
文化の違いというえば、それまでだけど、ああいう小説が
生まれるアメリカはやはりすごい。34年前の作品なんですよね。
文庫はすぐに絶版になるのかな・・・「アンパイアの逆襲」や
「12人の指名打者」も?
むむう。ホスィ
158 :
書店員:02/02/12 02:51 ID:vY/e36kg
159 :
代打名無し:02/02/14 03:51 ID:9/Niwm6v
160 :
代打名無し:02/02/14 04:18 ID:PR7J3IB2
ところでロジャー・エンジェルって本当に読んで楽しい?
161 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/02/14 23:09 ID:KHRRBHYn
『古田式』
『球界地図を変えた男・根本陸夫』
『哀愁のストレート』
『赤毛のサウスポー』
『スカウト』
『イエロー・サブマリン』
『プロ野球データ事典』
買ったYO
↑情報くれた方々ありがd
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 23:14 ID:nTJTOuuM
>>160 「憧れの大リーガーたち」読んだけど、いやー読みにくい読みにくい。
訳者がヘボなのか、それとも元からああいう文体なのか。
何れにせよ面白くない、むしろつまらん部類に入った。
164 :
160:02/02/15 01:47 ID:yHkEzk3S
>>163 僕も読みました。ちょっとしんどいですよね。牧歌的な魅力が
いいと言う人もいるけど・・・・
そもそもいま読めるエンジェルの作品って70年代のシーズンを
書いたものが多いでしょ。昔からのメジャーマニアには、懐かしい
名前が出るだけで嬉しいんだけど、一般の読者には受けないわな。
|
| ∧
|∀・) ROM…
⊂)
| /
|´
166 :
代打名無し:02/02/16 04:32 ID:8n6w/ZBP
初めて草野シンを読んだときは腰を抜かしたけど、
あれって、ひとつのお遊びだったんだね。
167 :
代打名無し:02/02/16 23:13 ID:QM870BJ5
『古田式』
面白かったでしょ?>宇宙の野球 ◆KMvSPACE
170 :
代打名無し:02/02/18 23:19 ID:EpjCsa0t
「投手教書」藤本定義著(94年、新評論)
沢村から江夏まで、球界を代表する投手を育てた
名伯楽の藤本定義の遺作となった、投手の指導本。
なおこれは死後13年たってから、元報知新聞の南記者によって
世に出ることとなった。
171 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/02/21 00:22 ID:KrLX65Cc
>168
いやあ、面白かった。読了しました。
小坂―松井の盗塁王争いに怒ってましたな。
で、『ファンは西武と日本ハムの試合をボイコットすべき』と言ってたのはワラタ。
無意味にハムに対して厳しい周防監督萌え。
去年のシーズン前に取材したものだったんですね〜。優勝時の喜びようといったらなかったでしょうな。
それはそうと、そのうち野球映画撮ってくんないかな。
野球映画不毛の地・日本で、金字塔をうち立ててホスィ。
日本野球映画NO.1は、今んとこ『ダイナマイトどんどん』。俺的には。
172 :
代打名無し:02/02/23 02:39 ID:gyRyG0zK
大昔、大和球士が「プロ野球三国史」を書いたが
これの現在版を誰かに書いて欲しい。
有本義明、小川勝、田口雅生、高田実彦あたりなら
ベテランなんで、こういうネタを書けそうだが…。
173 :
代打名無し:02/02/25 22:15 ID:9hKW1vny
近藤貞雄「退場がこわくて野球ができるか」(00年8月・ドリームクエスト)
この人物は、戦前からプロ野球にいて巨人OBにも関わらず、
「昔より現在の選手が実力がある」、「巨人だけが強ければ野球は衰退する」など
結構切れ味ある主張なんで、おすすめかも知れない。
174 :
代打名無し:02/02/25 23:23 ID:wINkUhSn
ありそうでないのが和物フィクションの野球小説。
川上健一の野球小説はなかなか面白いのが多い。
「監督と野郎ども」「パパ野球場に連れてってよ」
前者は架空チームもの。
後者は短編集だけど、設定が抱腹もの。引き分け制度や野球中継放送時間の
打ち切りをネタにしたやつはほんまにおもろい。
意外なところでは朝日ソノラマにも野球小説が。
「殺意の1球」(絶版)左利きの捕手がテーマ
「コンビネーション」
野球ファンにとっては理想の選手。ひたむきで強肩強打俊足で無類の勝負強
さをもつショートを取り囲む人たち(ライバル、同期入団の選手、ポジション
の競争相手となるベテラン、チームメイト)を主役としたシリーズ短編。
ちなみに中心となるショートの選手は主役ではありません。
今、マダックススタイル買ってきた
さあ読むぞ!
176 :
代打名無し:02/02/27 23:50 ID:C35oeD8z
>>171 「遥かなる甲子園」も原作・映画ともいいかも知れない。
メモメモ
178 :
代打名無し:02/02/28 00:25 ID:X+8NBgsj
今日「誤解だらけの大リーグ神話」読売新聞運動部 中公新書ラクレ
を三省堂で買った。内容はまだ読んでないんで判りません。新聞連載を
まとめた物のようです。
179 :
139:02/02/28 00:34 ID:jpawWC+w
誰が書いたか忘れちゃったけど「ベースボールの力学」なるほどって感じだよ。
今じゃちょっと古くなってるけどね。
180 :
代打名無し:02/03/02 01:12 ID:ggjPRbSk
「わが青春の平和台」森山真二著(海鳥社)
稲尾、中西、豊田ら当時の選手、ウグイズ嬢、実況アナ、ファンが
語る今は亡き平和台球場の思い出話。筆者は、西部スポニチ・西部日刊スポーツ
の記者として活躍した、西鉄からダイエーに至る福岡野球界の生き字引的存在だ。
これも西鉄を知るのにお勧めの一冊である。
181 :
代打名無し:02/03/03 12:35 ID:TPj2YBL1
182 :
代打名無し:02/03/04 04:09 ID:5C4PctyX
ドリス・カーンズ・グッドウィン女史の「来年があるさ」
野球が恋しくなる一冊です。
183 :
代打名無し:02/03/04 12:20 ID:jDM0Ub+N
嫌いなはずの小関の「問題だらけ〜
結局今年も買ってしまった。
184 :
代打名無し:02/03/05 10:24 ID:aroxKrTM
「12人の指名打者」なくしちゃったよ。
「新米審判」とか面白かったのに……
あと「THE BASEBALL ENCYCLOPEDIA」は確かにいい。
チーム成績、個人成績とも年度ごとに網羅してあるので、
調べ物するときにすごく役立つ。
98年以降はとりあえず
「ベースボールレコードブック」でフォローするということで。
185 :
代打名無し:02/03/05 17:22 ID:EFEuo4rp
186 :
代打名無し:02/03/06 18:08 ID:3rJ96IuG
187 :
代打名無し:02/03/06 20:45 ID:tYK9FHZj
a
188 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/03/06 22:22 ID:1Qc9fu7P
別にパクリだワショーイとかいう意味ではなく、
川原泉・著『メイプル戦記』が海老沢泰久・著『監督』を教科書にしていたのには驚いた。
どっちも面白い!
189 :
代打名無し:02/03/08 22:27 ID:tSzL08Yy
最新のだと稲尾和久著「神様、仏様、稲尾様 私の履歴書」(日本経済新聞社)
この本のキャッチコピーは、「あのクレージーな連投の日々がプロとは何かを教えてくれた」
190 :
代打名無し:02/03/11 02:27 ID:yyxF8P0j
王貞治の「回想」。
これ、学校の推薦図書になった記憶がある。
192 :
代打名無し:02/03/13 00:13 ID:NBggJ31q
阪神の戦跡をスポーツ新聞縮小版でまとめた書物。
今までは、大阪スポニチの縮小版だったが、今年売られている奴は
デイリースポーツの縮小版である。
阪神ファンにはおすすめでしょう。
193 :
182:02/03/13 02:37 ID:T/K5TKTO
>>185 あらら、知らなかった。同一人物ですよ。なんかショック。
>>192 デイリーより、やっぱりスポニチでしょ。
194 :
代打名無し:02/03/14 02:09 ID:J+KyKCg4
「野球は阪神 私は独身」遥洋子著
単なる阪神の話題にとどまらず
選手達の孤独な一面をうかがわせる描写が面白い
195 :
代打名無し:02/03/14 02:12 ID:pV7KZtoa
196 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/03/15 08:25 ID:T6Qy4jmn
次は、『野球食』でも買うか
197 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/03/16 19:11 ID:CM1tcU/w
AGE
198 :
代打名無し:02/03/16 19:31 ID:PBEfURHj
「捕手論」 織田淳太郎 光文社新書 (680円+税)
表紙カバー裏の紹介文より
−勢い急いで飛び込んだテレビ新広島のロビーに、なぜか達川氏の姿はなかった。
ソファに腰掛けて待つことにしたが、達川氏が現れたもはそれから約10分後。これまた
間が悪く、ちょうど私のトイレタイムの時間帯だった(中略)
一時間数十分後、インタビューは終わった。達川氏がふと漏らしたのは、私がお礼の言葉を
口にして、立ち上がったときである
「実はあなたのこと、わざと待たせたんよ」
「はぁ・・・・」
「試してみたんよ、どれだけ熱心か。どういうふうにするのかな、と」
(プロローグより)
ちょっとおもしろそうでしょ。作者は「巨人軍に葬られた男たち」という好著を
出した人。まだ夕方に買ったばっかりで導入部しか読んでないが、かなり面白そう
今年の野球本ベスト3に入るかも?
(・∀・)ホチイ・・・
200
201 :
代打名無し:02/03/17 23:24 ID:sVE3g8gC
三村敏之「超二流のススメ。」
この本のサイドコピーにこう書かれてある。
「超二流」とは、誰にでも手の届く、一流をもしのぐ究極の人材である。
運の出会いと多少の工夫
特別な才能に恵まれなくても、
自分を活かせる−。
このサンプルとして巨人の大森剛と元木大介がとりあげられているのが印象的だ。
202 :
代打名無し:02/03/20 00:03 ID:I6O/oXOl
『カープ50年―夢を追って』(中国新聞社・2000年)
この本も感動する一冊である。
203 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/03/21 20:38 ID:9krWuhD+
下がりすぎなんで、手前味噌感ありありだが良スレage
204 :
:02/03/21 20:43 ID:uNXb+TDr
「のむさんのひとりごと」が最強だろ
205 :
代打名無し:02/03/22 23:42 ID:tk0md2M5
三村の本面白そう
206 :
代打名無し:02/03/23 00:43 ID:Tgb7SQhe
そういえば江本の「プロ野球これを言ったら・・」の2001版が出てたな
ブクオフに出回ったら買おうかな
207 :
代打名無し:02/03/23 17:53 ID:DxDafWRi
江本って毎年なんか出すな
208 :
代打名無し:02/03/23 20:26 ID:zJAj4Idz
江本、どうも好きになれない。
野球を利用しているだけ。あの手の本は、
ここで語る必要もないと思われます。
209 :
:02/03/23 20:29 ID:w8jazDGe
スレ違いかもしれんが、今年は「江川卓のスカウティングレポート」って、出ないんでしょうか?
毎年今の時期には本屋で見かけた気がするんですが。
データ本として重宝してたんだけど…。
210 :
代打名無し:02/03/25 00:11 ID:Ae4cFR0o
>209
そういえば、この本を製作しているザ・マサダ。
ここ最近、とんと聞かないな。
長谷川シゲの本は面白くて一気に読める。
212 :
代打名無し:02/03/26 23:00 ID:REjGi77b
「記者たちの平和台」スポーツニッポン新聞西部本社(葦書房・1993年)
西鉄・太平洋・クラウンライター・福岡ダイエーの担当をしていた
スポニチ西部の番記者4名のリレー形式での回顧録。
これもライオンズのエピソードてんこ盛りだが、稲尾監督就任時からの
エピソードは、ライオンズの悲哀が淡々と語られている。
213 :
代打名無し:02/03/26 23:03 ID:hf1H2/EH
>>212 漏れも読んだが、感動したね。
だけど、編集元が「スポーツニッポン新聞」の西部(セイブ)本社という
名がライオンズに限っては複雑な名前だ。
214 :
代打名無し:02/03/28 01:56 ID:xKgsckFw
215 :
代打名無し:02/03/30 01:18 ID:JzMF4sLX
>214
この本に出ていた主な選手。(カッコ内は最終球団)
柴田保光(日本ハム)・香川伸行(ダイエー)・郭源治(中日)・安仁屋宗八(広島)など。
>214
マヂ(・∀・)ホチイ
217 :
代打名無し:02/03/31 03:36 ID:Psv7CCIL
「スポーツ版裏町人生」寺山修司著(83年・角川文庫)
この本は、スポーツの世界で華やかに活躍しながら
その後の人生で転落していった選手達にスポットライトを当てている。
野球では、森昌彦にレギュラーを奪われて、V9を前に球界を去った藤尾茂(巨人)
ドラフト1位で入団しながら、活躍できずに犯罪に手を染めた岡正光(大洋)などが掲載されている。
218 :
代打名無し:02/03/31 11:35 ID:Ao+pMsQi
『球は転々宇宙間』赤瀬川準著('84・文春文庫)
少し古い本だし絶版だが、ブックオフ等で見つけたら「即買い」オススメ本。
〜裏表紙より
1980年代終わり、日本のプロ野球は3リーグ18チームの時代を迎えていた。
原は横浜、江川は浦和、掛布は千葉へとそれぞれにトレードされていく。それは
日本の真の地方の時代の幕開けでもあった。吉川英治文学新人賞を受賞し、野球
ファンからも熱烈に歓迎された、走者一掃の三塁打的後味爽やか近未来野球小説。
マジで(・∀・)イイ!!っすよ。返品保証してもいいくらい。
219 :
代打名無し:02/04/01 02:03 ID:k5u9ec9c
「よみがえれ!プロ野球―原点からの改革宣言」
豊田泰光著、海風書房・1994
豊田泰光の健在ぶりを発揮した書物。この発売の時期と併行して
「週刊ベースボール」のコラムを持つようになり、ついでに文化放送と
テレビ東京の「スポーツTODAY」の一コーナー担当だったのが
元いたフジテレビにも復帰した。
220 :
代打名無し:02/04/02 01:24 ID:q22iAPfI
「巨人軍の息子たちへ」木戸美摸著(98、TOKYOFM出版)
巨人の選手・コーチ・寮長などを務めて、その眼からみた
選手達のエピソードと自身の巨人入団時の生活状況など描かれている。
221 :
代打名無し:02/04/02 01:59 ID:OoDX7iyB
>>218 面白そうだね。こういう妄想系好きだし。
地元の図書館においてあるみたいなんで借りてみるよ。
222 :
218:02/04/02 02:24 ID:6+ezDIH5
お、是非借りてみて。
感想もうpしてくれると嬉しーヨ
図書館か…そういう探し方しなかったな。してみるか。
そーいや渋谷だか新宿だかに、野球図書専門の古本屋さんが出来たってな。
逝ってみっか。
224 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/04/02 23:49 ID:IqNdLTM6
保守ageだゴルァ!
落ちるの早すぎんぞ!
225 :
宇宙の野球:02/04/04 00:21 ID:e6j5XrrF
週べの落合連載おもしろage
226 :
代打名無し:02/04/04 03:33 ID:0EV9VDq3
『球は転々宇宙間』……マジですんげーつまんなかったんですけど。
神戸出身というだけの理由でオリックスの監督に就任したあの人がイチローに何をやったか、
そーゆーこと考えながら読んだもんでね。
227 :
代打名無し:02/04/05 00:57 ID:AjVioMuH
「猛牛一代」千葉茂著
巨人の第1期黄金時代・第2期黄金時代の名セカンドとして
活躍した千葉茂の自伝。この本のエピソードとして、戦前は
全てデーゲームだったので、夜は自由行動になっていて
セクースはスタルヒンから、ファッションは水原茂から教わったなど
野球同様、遊びも夢中になり、ついでに麻雀にはまって
試合を忘れてやって監督に怒鳴られたこと、
同期生の川上哲治とは一緒に飲んだり遊びに行くことはなかったが
唯一、一緒にやったことはゴルフで、大雨の中カッパを着てラウンド
したことなどエピソードが面白い。
228 :
代打名無し:02/04/06 03:15 ID:oeA9OWTf
「投球論」(99年9月刊、講談社現代新書)
「反逆の左腕」(01年8月刊、ネコ・パブリッシング)
広島・巨人のサウスポーとして活躍した川口和久の書物。
両方とも広島・巨人の練習の比較、投手とはどういう人種か?というのが
詳細に書かれていて面白い。
229 :
代打名無し:02/04/07 04:25 ID:PVk+t5P1
「プロ野球応援団長」松本真一著、98年デポルテ/星雲社
55年の毎日オリオンズからずっとオリオンズ・マリーンズの
応援リーダーをやってきた自叙伝。
ファンと球団とのやりとり、応援団メンバーが優勝パレードに
参加したなどのエピソード、巻末にオリオンズ・マリーンズの
全在籍者一覧もあって、千葉ロッテファンには必読の本である。
果たして、松本氏が現在の千葉ロッテの応援を見たらどう思うか、
どっかのコラムなどで書いて面白いかもしれないが…。
230 :
代打名無し:02/04/07 04:28 ID:e9PWHP/f
231 :
かめ子:02/04/07 04:50 ID:lrzVZISX
「最強のプロ野球論」 二宮清純 講談社現代新書
二宮本は面白いよ。かなり緻密でありながら愉しみの部分も多い。
インタビュアーとしてはかなり凄腕?
「全力投球」 大野豊 宝島社文庫
出雲信金時代の大野の思いでが結構イケる。大野ってカッコいいな。
異色どころでは「カープ誕生物語」(たぶん汐文社)
知ってる人は知っている「はだしのゲン」の中沢啓治氏がオノレの
ファン根性をとことん発揮して描き倒した「中沢版・プロジェクトX」。
玉木の「プロ野球大辞典」愛読書です。
「もう一度投げたかった」今もよく読み返してます。
あと、小学校のときによんだ、砂田弘という作家(「さらばハイウエイ」
などの児童文学をかいてたひと)による、高校野球ドキュメント風の
本のタイトルがどうしても思い出せない。学研か福音館だったと思うけど。
「板東=村椿」対決、「ジャンボ尾崎の高校生時代」「江川卓の作新学院」
「ジャンボ仲根(ファンレター書いて返事もらった。近鉄で辛かったころ)」
「太田幸司」のファンになったのもこの本のおかげ。
てか、わたしが近鉄ファンになったのもこの本のおかげ。(スマソ当時はガキ
だったから。いまは大人の近鉄ファン。カプもスキ。)
とにかくすんげー高校野球のハイライトを講談風に書いたもので夢中に
なって読んだよ。また読みたい。
それと〜「大人の野球」 佐藤義則 コレ面白かったね。
今、人に貸してて手元にないけど。選手と監督との葛藤って辛いんだ、と
しみじみ思った。社会人には結構身につまされる部分があると思うな。
雑誌なら、「野球小僧」が面白いね。
232 :
代打名無し:02/04/07 04:54 ID:0qtcKZWU
大和球士は「プロ野球三国志」が有名だが、その後、全10巻に及ぶ大著「真説・日本野球史」を書いている。
これは、プロ野球のみならず、明治時代に日本に野球が伝来してからの日本の野球の歴史が事細かに描かれていて、野球ファンなら絶対に楽しめる。
明治初年〜昭和33年頃までの野球の歴史が書かれた本だが、後半に方になると、やや駆け足で書かれてしまっているのが少し残念だが、それでもかなり面白いよ。
大和球士の本はどれも面白いね。読んでいて野球に対する愛情が伝わって来るよ。
233 :
代打名無し:02/04/07 05:01 ID:0qtcKZWU
>>231 砂田弘は、このスレでも前に話題になっていた「二死満塁」と、地方の弱小野球部が快進撃して甲子園に初出場してしまうというストーリーの「母さん甲子園に行く」っていうのを読んだ事があるけど、どっちも面白かった。
「二死満塁」は有名だけど、「母さん甲子園に行く」の方はあまり知られてないだろうね。
てゆーか、読んだ事あるのは俺だけか?(w
ガキの頃に読んだ
「おまえは、風か」長田渚左 著 角川文庫
当時は野球のとこしか読んでなかったが、今調べると赤井英和の話もあったのか。
以下、紹介されてたとこから引用。
10年ほど前に読んだ本の再読。当時は山際淳司をはじめとした「スポーツライター」
が当時は流行ってた時期で、読み返してみると、人物の幼い頃からの描写と並行して、
事件を徐々に描写していくスポーツ・ノンフィクションの手法は懐かしいと思う。
(最近、そういった手法のスポーツ・ノンフィクションはあまり見当たらないような気がする)
そして、本書に登場する人々も懐かしい。元阪急の野中、ボクシングの大和田・赤井英和、
レスリングの高田祐司などなど。
特に赤井英和が、そういえば世界挑戦に敗れた後の大和田との試合で意識不明の昏睡状態となり、
危篤状態になったという事をこの本を読み返すまですっかりと忘れていた。
当時からTVのボクシング中継やボクシングマガジンは欠かさずに観ていたぐらいだから、
そのニュースを聞いた当時はなんらかのショックを受けていたはずなんだけれど。
CMに数え切れないほど出演している赤井英和の現在のイメージのためなのか、
当時からあまり好きなキャラクターではなかったのかと思ったりする。
235 :
代打名無し:02/04/08 00:28 ID:0lcchUbd
236 :
235:02/04/08 01:46 ID:0lcchUbd
ついでにこの本の作画は武本サブローだが、
「ゴルゴ13」のさいとう・たかをと画が似ているのも
237 :
代打名無し:02/04/08 01:50 ID:Icj4yuoe
そいや〜江川の選手の分析してある本は今年はださないのかな?
はたまたもう出てるとか?
238 :
代打名無し:02/04/08 01:51 ID:izpHxnyl
煽るつもりじゃないけど、日本の野球本はどうもねえ。
二宮は玉木のミニチュア版だと思う。
それまで大和球士や鈴木教授の真面目な野球本読んでた俺には
20歳代の時読んだ草野心の本にはひっくり返った。
でもまあ、いまから思うと、あれも一種の遊びだったんだなあ。
239 :
無名草子さん:02/04/08 02:06 ID:nkMz46kI
>>237 どっかのスレにも書いたけど、版元に聞いたら一応「4月上旬」の予定とのことでした。
つーか、今現在まさに4月上旬なんですけど…相変わらず何の音沙汰もないですな。
だいたいこのコメント聞いたのが3月の20日頃。その時点で「4月上旬」なんて言いながら
「正確には何日発売ですか?」って聞いたら「わかりません」なんて抜かしてたから、予定通りになんて出るわけがない。
まぁ当初の予定なんて耳半分に理解しておいて、だいたいどんなに早くても5月頃でしょうな。
出版社はご存じの方もいると思いますがザ・マサダ。
書店員なら知る人ぞ知る悪名高きいい加減な出版社です。
ある時、電話注文した客注品(お客からの注文品)がいつまで経っても入荷しないので
仕方なく再注文したら、それもすっぽかし。10日経っても半月経っても入ってこない。
お客からの催促の電話に平謝りしながらもいい加減キレて、その電話を切った後すぐさまマサダに電話し
「もう取次通さないで宅急便で今すぐ直送しろゴルァ!」と電話口でマジ怒鳴った。
相手は「すみませんすみません」と繰り返したものの、翌日になっても翌々日になっても届かない
(宅急便なら届いて当たり前の日にち)ので
まさにストーカー並みに1日3回催促の電話掛けたら、掛け始めて3日後にやっと届いたよ。
それくらいいい加減な出版社です。とっとと潰れて欲しい。
最悪の場合、出版されないかもしれません。一応覚悟はしておいてください。長文スマソ。
>>239 いやいや、情報さんくす。
しかしそこまでして欲しいところを見ると、239さんも江川の観点には一目置いてますね?
江川のしゃべり方は気に食わないが、あの本の分析力は凄い。
ついついテレビみながら見比べてしまう。
大矢明彦的「捕手」論 大矢明彦 二見書房 1400円+税
前に織田淳太郎の「捕手論」レスしたものだけどまた捕手についての本がでてたので
買った。こっちは織田の本に比べて(自分には大変為になるエピソード満載で超オモロ本だった)
大矢自身が書いた物を多分ライターがリライトしたもので(そんなに手を加えてない感じ)ちょっと初著作の感が
あって読みづらいがなかなか内容があって実践的で捕手入門には良い本だと思う。まだ途中までしか読んでないんで
*投手をリードする
*打者を攻める
*相手チームの戦術に対応する
*走者を刺す
*人が変われば配球も変わる
*「捕手を育てる/捕手になる」ために
*古田を解析する
の章に分かれてます
読んでいて惜しいなと思うのは、審判の錯覚を利用するキャッチングの技術や内野フォーメーションの解説のとこに
図解があればいいなと思った。なかなかこういうのはTVの解説で聞けないので
雑感
こういう本を読んでいて思うのは野球のファン層がここ2〜3年ぐらいで変わり始めているんじゃないかということ
(小関の「問題だらけ・・」の2002版ももう第2版だと)今までTVで巨人戦を暇つぶしがわりに見ているライトユーザー
から、スカパーに入り特定球団も見るが他球団の野球もチェックして「こういう野球をうちもやれないもんかな?」「もしこの
選手をうちに加えたら?」と考えてみたり。野球を深く考えてみたいと野球関係の研究書籍を買うコアな層が増え始めていると
感じる
(ただ書き散らしたんで推古してません。乱文すまそ)
(・∀・)イイ!
243 :
代打名無し:02/04/08 11:35 ID:wpU5ynoT
捕手論面白そう
244 :
代打名無し:02/04/09 02:45 ID:5Skph/8s
>>240 この本、江川だけじゃなく二宮・小関も編集協力してなかったっけ?
してる
新入団選手の寸評なんて小関の文章そのまま
246 :
代打名無し:02/04/09 03:24 ID:fSJLpFCG
「野球ができてありがとう」関根潤三 小学館文庫
おもいきり野球人生が長い人の本だけに、
すごいタイムスパンでその人生をおおざっぱに振り返っている。
とくに昔話が超オモロイ。
戦後のどさくさで何となく近鉄入団。
しかし遊びまくり+怠け癖のせいで肩こわす。
でも天才だったので打者転向。
なんとなく活躍。
これを読んでも、何一つ勉強にはなりませんでしたが、
新庄や石井一久などユカイな天才たちの今後の人生が見えた気がしました。
…けっこう仕事あるじゃん。
>246
あーそれ欲しい
>>246 タイトルがいいね。めちゃくちゃ読みたい。
249 :
代打名無し:02/04/09 04:25 ID:oIlDSK7D
まだあがってないようなので
「ドジャースと結婚した男」 生原 喜美子 著
ドジャースに身を捧げた日本人、アイク生原さんの生涯をである妻・喜美子さんが
振り返る、という内容です
淡々とした文体ではあるが、野球を愛する人たちの素晴らしさがつまってます。
山本昌や長島茂のエピソードもあり、メジャーに詳しくなくても充分読める。
とりあえず、ナベ常くんと久万くんは読むように。
250 :
代打名無し:02/04/10 01:41 ID:R9ArkxqE
>246
漏れも立ち読みで読破しましたが、法大時代は食料難の時代で
食料を求めて別府でキャンプをしたがいいが、帰りの際にもらった米を
売り払って豪遊して、翌日マネジャーにこっぴどく叱られたこと。
(米がなければ帰りの船に乗せてもらえなかった)
そして49年に来日したシールズ相手に延長13回の好投して、慶大生しか
相手にしてもらえなかった銀座でえらくモテたことetc。
プロ入りした要因が、高校・大学の恩師である藤田省三氏が近鉄就任するに
あたり、成り行き上プロ入りしたことなど。
251 :
代打名無し:02/04/11 15:05 ID:Nrus9F55
>>241 好評だったら、また出すと思われ。
(今度は図解付きで)
253 :
代打名無し:02/04/13 02:40 ID:SGwHLusn
大沢啓二「球道無頼―こんな野球をやってきた」(96年5月・集英社)
大沢の自伝で、「週刊プレイボーイ」に掲載されたのを書籍化したやつ
だが、立大の入試に遅刻しながら合格したことや、後輩の長嶋・杉浦を
南海入りへ誘うも、寸前で長嶋が裏切ったことなどエピソード満載だが
漏れ的に一番印象に残っている台詞は、92年オフに土橋監督を1年限りで
クビにして、球団常務の大沢は後任監督に上田利治を推したが、フロントは
「上田じゃ客を呼べない」と難色を示したことで、
大沢はキレて「だったら宮沢りえ(当時、人気絶頂のアイドル)に監督をやらせればいい」
関根さんの本探したけど見つかんないや
255 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/04/14 01:14 ID:eep90EPQ
渋谷だかどこだかに野球図書専門の古本屋があるってよ
256 :
代打名無し:02/04/14 01:25 ID:fjD6AIwx
「タイガースの闇―ある名スカウト"自殺"の謎」
渡辺 直子 (著)
単行本 - 223 p (2002/04/01)
鹿砦社 ; ISBN: 4846304485 ; サイズ(cm): 19
http://www.rokusaisha.com/akuseku.html ざっと見たところ、渡辺省三スカウトの娘さん、猫の死体を
送り付けられたり、いろいろあったようだけど、結局真相は
「薮の中」 かなあ。
257 :
241:02/04/14 04:29 ID:uhVXBvq4
今日黒江ヘッドの「泥をかぶるのも人生」って本を買ったが駄本っぽい(鬱
もうちょっと中身検討して買えば良かった・・(時間が無かった)
様は功を成した人の自慢したい本。やっぱこういうクセのある人物は難しいね
259 :
代打名無し:02/04/15 00:16 ID:1YU/wbOD
>256
鹿砦社、久しぶりに野球ネタの本出したな。
260 :
代打名無し:02/04/15 23:32 ID:JNQo0lMf
>260
こんなとこで教えて良いものか・・・悩むッ悩むッ
『野球小僧』最新刊P222に情報が載っている。
店名は『ピブリオ(渋谷店)』。ネット通販もやってるらしいから検索してみるといい。
ちなみに火曜木曜は定休日。
俺も近いうち逝ってみたいと思う。
262 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/04/15 23:43 ID:BX0Tacgd
>260
ごめん『ビブリオ』だった
263 :
代打名無し:02/04/16 00:03 ID:tb4kKzLW
素晴らしい
ありがとうございます>263
265 :
代打名無し:02/04/16 00:16 ID:tb4kKzLW
266 :
260:02/04/16 00:19 ID:KxYhnrty
267 :
モーレツ打線:02/04/16 21:16 ID:jBnF/tZo
阿部牧郎「焦土の野球連盟」双葉社
国民リーグ大塚(のち金星)オーナーの大塚幸之助の半生を描いたノンフィクション。
268 :
shin:02/04/16 21:26 ID:EdowVP3F
ロスワイラー『赤毛のサウスポー』集英社文庫
女性が投手になって大活躍、の元祖本。この手の本でリアリティを感じるものはまずないが、この本だけは著者が半端でなく野球に詳しいのでリアリティがある。原題は『官能のサウスポー』。題名の由来は…、読んでみてください。
久々に鹿砦社が来たか!買うぜ。
>>241=257
黒江自体が面白いんで保存しとけ。スペースが許せば。
(まともなゴーストがつけば面白いと思うんだが…3球団のヘッドで優勝した男)
270 :
241:02/04/16 22:23 ID:CRUg8egx
今週の週ベ特集「最強の監督論」面白い。リニューアル後は落合江夏のコラム
など読むとこ増えて嬉しい。明日は18日発売の「野球小僧No.11」を
手に入れに某所に出撃
271 :
代打名無し:02/04/16 23:44 ID:RQ18lPzF
野球小僧もう発売か
今回は選手名鑑なんだよね
272 :
代打名無し:02/04/17 00:50 ID:vVJdiRX0
>>254 オンライン書店「アマゾン」では売っていますが。
273 :
代打名無し:02/04/17 22:36 ID:NfdDt3Fs
AGE
274 :
代打名無し:02/04/18 13:52 ID:vYuiVToU
黒江、本を出すタイミングが早まったかな…。
(評論家時点で出版するならともかく)
江川のスカウティングレポートは、昨日電話でザ・マサダに聞いたところ、
5月中旬に延びたそうです。
ですんで、おそらく本当に発売になるのだとすればオールスター前頃ではないかと。
マジで今年は出ないかもしれません。
もう氏ねよ、マサダ。
276 :
代打名無し:02/04/18 23:38 ID:gfVon2sG
早よ給料出んかな。今月は良い携帯ラジオ買ったので金欠で
野球小僧の新刊買えない。書店でちらっと立ち読みしたけど
もっと小さいコラムがいっぱい欲しかったな
あと今月のレコードコレクターズの「コレクター訪問」で
野球音盤コレクターの中嶋勇二(公ファン)って人が紹介されてて
珍しい野球関係の音源が紹介されてるんで興味ある人は立ち読みでもどうぞ
277 :
代打名無し:02/04/19 14:20 ID:IAo/9HhR
278 :
代打名無し:02/04/19 14:51 ID:2U6iwe3J
戦国甲子園。
279 :
代打名無し:02/04/20 03:18 ID:9oAsJuf2
>275
ザ・マサダ、ひょっとしたらあぼーんの可能性あるんじゃないか?
HP見ても、今年になって出版した本はないし…。
281 :
代打名無し:02/04/21 00:39 ID:qUoB6DFE
ベースボールマガジン社から「猛虎大鑑」が発売されました。
これ、阪神歴代在籍選手の成績上位、打者200人・投手100人の写真カタログ
のみならず、球団創立からのチーム成績・個人成績、在籍全選手のリストも掲載されてます。
阪神ファンのみならず、野球に関心を持っているならば買っておいて損はないです。
282 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/04/21 15:56 ID:hTP8d+P6
『そうだったのか、野球!』(知球会・編/数研出版)という本を買ったのだが、
ハッキリ言ってここで紹介するほどの本じゃあ無かった。
しかし、週刊ベースボール4.29号の野球本紹介コーナーで変な褒め方していてワロタので、
ここにも記しておきます。
283 :
代打名無し:02/04/21 16:42 ID:whWlDLgG
284 :
バチョン:02/04/22 03:28 ID:zOeehJpN
ちょっと古い話題ですが、キンセラがイチローの本を書いたとか?
読まれた方います?よければ感想よろしく。
285 :
代打名無し:02/04/22 03:56 ID:AZpdNTaX
こんな夜中だけど、俺読んだよ。このスレかなりレスしてるけど読んだ事
忘れてた(w。買ったきっかけはナンバーにキンセラがイチローについて寄稿
していた文章がよかったので買ったんだが、外国人の書いた野球本としては
中の中かな?でもアメリカ人の野球に関する文章には基準が上がるからな
本はキンセラがイチローの発言を(日本にいた頃含めて)考察する内容
自分にはキンセラ独特の青臭いとこがちょっと苦手なんでそこが鼻についた
野球小説じゃキンセラのやつより同じ青臭いやつでも「コンダクトオブゲーム」
のほうが好きだな
>>246 新庄も五十年後あんな感じになるのかなー
イチローはメジャーの川上哲治になってるかもな
287 :
代打名無し:02/04/22 05:20 ID:AAd1VDFV
ひさびさの9回まで完封記念ということで
・投手 桑田真澄の青春 石川好著 社会思想者(現代教養文庫) ※入手可
・桑田真澄 シャドウピッチング 石川好著 ※絶版、版元も現在店をたたんでる。
(↑古本屋にてゲット)
上記どちらも大昔にサンデー毎日に連載されていた、桑田の1年目・2年目を追ったエッセイ。
野球人・桑田というより、少年から青年に移行する過程の桑田を知る貴重な資料。
「シャドウピッチング」の方は、挿絵を安永水丸が書いていて驚いた。
288 :
バチョン:02/04/23 01:52 ID:lZ8ecC2Y
>>285 ありがとうございます。
ン〜、読もうかどうか迷うところですね。
「コンダクト・オブ・ザ・ゲーム」は私も好きな野球小説です。
60年代が舞台ってのも良かった。人種差別、同性愛といろいろな
当時の問題を含んでいたけど、紛れもなくいい野球小説だった。
289 :
代打名無し:02/04/23 20:26 ID:iGAhcrAW
重松清「熱球」。
イイ!
小説です。
291 :
代打名無し:02/04/25 00:39 ID:I7FYgkbx
ベースボールマガジン社から出している「野球殿堂シリーズ」。
最近、新たな発売がご無沙汰だな。
(米田・小山・山内・鈴木・福本etc)
292 :
代打名無し:02/04/25 00:51 ID:gA6LRCx4
今日書泉ブックマートに行ったら小関たんのMSNとベースボールジャンキー
文春のコラムまとめた本が出てた。たしかタイトルは「やっぱり野球観戦は楽しい」
だったかな?自分はほとんど読んでいたので見送り。二宮清純の野球関係のコラム
をまとめた本も出てたけどこちらはじっくり中身を吟味してから。
神保町の古本屋の100円均一で池井優の「ハロー、スタンカ、元気かい(プロ野球外人選手列伝)」
ってあまり見かけない(1986発行)文庫本を拾ったのが今日の収穫
293 :
バチョン:02/04/25 01:05 ID:jovZoCXX
「ハロー、スタンカ」は資料としては貴重ですね。
そういう「あの外国人選手はいま」って本では牛込さんのが
楽しい。まあ大洋限定ですが。
それに池井氏の野球本ってどうも大人しいというか
歯ごたえがない気がするんですよねえ。
294 :
代打名無し:02/04/26 01:45 ID:xXtBGYtK
age
295 :
代打名無し:02/04/26 13:51 ID:w7evlGYj
「カツラー」をカミングアウトした小林信也さんの野球本は
高品質だ。「長嶋はバカじゃない」とか。
今度大リーグの新刊が出るらしい。楽しみだ。
296 :
代打名無し:02/04/27 04:11 ID:NOJ+TTFc
>293
池井氏は、著書でもあまり人のことを悪く言わないから
歯ごたえがないと思っても仕方がない。
297 :
代打名無し:02/04/28 02:08 ID:nDoBI58N
この野球関係者が出した本なら読んでみたいというのはある?
(例をあげるならば牛島、渡辺久、大久保、達川、堀内etc)
298 :
宇宙の野球:02/04/28 12:31 ID:YuW0gYze
>297
@石井丈、渡辺久らの共著で台湾野球の詳しいところを書いた本。
A牛島和彦、田尾安志のスカウティング・レポート。
B正力松太郎の『球界イタコ放談』
299 :
夏の中年:02/04/28 13:48 ID:LZqEJ7ah
@台湾、韓国の旧植民地野球を詳しく書いた本
Aカープ前田自身が書いた打撃論の本
Bこれまで出た野球本についての案内本(硬軟含めて)
300 :
代打名無し:02/04/28 14:42 ID:h2n1/UvG
301 :
代打名無し:02/04/29 14:30 ID:K+pKKQ8q
そういえば一タイガースファンが、99年から01年までの
戦績などをメールでやりとりしたのを出版化したのは驚いた。
その他、この著者は海外駐在経験のある商社マンで、85年優勝時に
北京に駐在していて、北京で阪神ファン同士で集まって「六甲おろし」を
高らかにうたったそうな。
302 :
代打名無し:02/04/30 12:37 ID:5Zokjklm
日本サッカー協会から「日本のサッカースタジアム」という本が
出ていますが、これは北海道から沖縄までの陸上競技場・球技場を
カラー写真で詳細に掲載されてますが、これの野球場パターンが
あればぜひ買いたい。
303 :
夏の中年:02/04/30 15:06 ID:TxCJ3tDO
>>302 野球場大辞典 (大空社) 沢柳政義著
最新野球場大辞典 (大空社) 沢柳政義著 1999年発行
って本が出ている。自分は持って無いんで詳しい内容はわからないが
グラウンドの大きさなどのデータ重視の本みたいらしい。最初の本は
無くなった球場も掲載しており。最新版のほうは西武ドームまでの現行球場
を日米含めて(日本の地方球場も)掲載してるらしい。
304 :
代打名無し:02/05/01 21:51 ID:bRQhRLmb
越智正典氏が「神宮ガイドブック」に寄稿している
「神宮球場から翔び立ったプロ野球のスターたち」を
単行本化して欲しいな。
305 :
shin:02/05/01 22:02 ID:7C0AVv0u
文春文庫のスポーツグラフィックはどれも面白い。まだ刊行してるのかな?
306 :
代打名無し:02/05/03 00:32 ID:ZO9aYCkl
>305
最近、野球ネタは刊行してないような。
307 :
代打名無し:02/05/03 00:47 ID:3NKNsd48
田尾の書き下ろし文庫の星野本はかなり面白いし、相当売れているらしい。
星野と阪神・中日を知っている男ならではで、読み応えあり。
星野マンセー一辺倒ではなく、人間として観察し描写しているし
阪神についてもつっこんである。ナゴヤ気質にも言及。
小学館文庫です。
わたしゃ買わずに、昼休み使って立ち読みしちゃいましたが。
308 :
代打名無し:02/05/04 00:44 ID:5MO/eHaP
>297
これに便乗して、野球の全日本代表のことを詳細に取り上げたデータ本も欲しい。
内容は、50年代の六大学選抜・社会人選抜の全日本から現在のプロ併用の全日本代表まで
の国際大会結果、代表選手リストetcに山中・鈴木・山中・川島・太田垣と五輪代表監督の
エピソードもあったらうれしい。
310 :
代打名無し:02/05/05 01:32 ID:1rEq6dOZ
>>303 この本、90年に出た奴を読んだのですが、野球場の作り方から球場紹介まで
書いてありましたが、欲を言えば、カラー写真をもう少し欲しかった。
311 :
代打名無し:02/05/05 22:35 ID:AXig3hu3
長嶋ネタだと、長嶋の側近で長嶋を大洋監督へと画策した
元ニッポン放送アナの深澤弘が出した「わが友長嶋茂雄」(徳間書店)が面白い。
>>311 ちょっと自慢話(長嶋は友達だよ、という)ぽいのが鼻についた。
313 :
311:02/05/06 22:23 ID:YoI2MJ2Z
>312
「長嶋の側近」を自認してるからな。ついでにこれ、「アサヒ芸能」の
コラムに加筆・修正して単行本にまとめた本と言ってもいい。
314 :
代打名無し:02/05/07 00:28 ID:eIrFINGZ
「激ペンです−泣いて笑って2017試合−」
白取晋著、93年・報知新聞社
これは報知の名巨人番記者だった白取晋のコラム、
「激ペンです」(80年〜93年の巨人ウオッチング)を
怒・喜・激・泣の4章に分けてまとめた奴。
これを読むと巨人に強い愛着をもっていたことがうかがえる。
315 :
代打名無し:02/05/07 22:22 ID:u6j8KUML
「お笑い野球殿堂−ダメ監督列伝」(96年史輝出版)
「プロ野球殿堂ダメ監督列伝−怒涛編」(01年メディアワークス)
両方ともテリー伊藤が書いた本で、両冊とも選手・コーチとして活躍
しながら監督として結果を残せなかった人物を紹介している。
96年版では青田昇・別所毅彦・根本睦夫・関根潤三・有藤道世・村山実・田淵幸一ら、
01年版では近藤昭仁・達川晃豊・藤田平・高田繁らを取り上げている。
テリー伊藤に違和感を感じない人には、おすすめだろう。
316 :
代打名無し:02/05/07 22:29 ID:ndv25WQO
>>314 読んだことあるけど、その単純君ぶりに吐き気がしたよん。
ああいう巨人ファンこそ死ぬべきだと思う。
317 :
314:02/05/07 22:36 ID:u6j8KUML
>315
アンチ巨人に「殺すリストNo.1」にあげられてこともあり、
もし今、生きていたら徳光・中居・テリー伊藤以上の
DQN記者として、ネット上でさらし者になってただろう。
93年に亡くなったが、ある意味いい時期に氏んだかと思われ。
318 :
代打名無し:02/05/09 00:09 ID:t3Ak0pnL
新聞記者が書いた本として、85年当時に大阪サンスポの阪神番記者だった
田所龍一が書いた「阪神タイガースの軌跡」(2002年・2月刊、講談社)がある。
これ新聞記者が書いているので、裏事情もあって生々しいです。
319 :
代打名無し:02/05/10 01:42 ID:ZPxBMoKu
>>299 打撃論なら、秋山・佐々木・鈴木尚らを育てた長池徳士の
打撃理論の本があったら読んでみたい。
320 :
代打名無し:02/05/11 00:57 ID:/XfUmPte
近藤唯之さんの書物、何十年も野球を見ていて知識のあるファンと
今だけしか興味のないファンとじゃ、視点が全く違うんだろうな…。
(出す本の数々が、結構クセのある書物だ。)
321 :
土井正三:02/05/11 01:00 ID:N2RDLlS2
イチローの打撃を見抜けなかったわけ
322 :
森:02/05/11 01:02 ID:N2RDLlS2
さらばベイスターズよ
横浜の星クズ 森マサアキ
323 :
ファン:02/05/11 01:03 ID:N2RDLlS2
権藤 森 権藤
324 :
shin:02/05/11 21:40 ID:hAv8FK5l
>320
近藤唯之の本はほとんど持ってるけど、球界とサラリーマン社会を重ね過ぎ。
プロ野球がサラリーマン社会と同じだったら(本当はそうなのかも知れないが)
夢も希望もない。
明治大の御大島岡監督が「あのアカを殴って来い」と言って星野や高田に
スト破りを命じた話など、本人は自分の政治的立場で共感できるんだろうが、
俺にしてみりゃ幻滅以外の何ものでもなかった。
325 :
代打名無し:02/05/11 21:44 ID:HJVCu+7e
近藤唯之の本は消防の時は貪るように読んだけど、今読むと頭が痛くなる。
「だが男の人生なんて〜〜石を絹糸一本でつるしているようなものだ」(細かい表現は失念)
「プロ野球〜〜年の歴史をひもといて〜〜したのはこの〜〜しかいない」
「男の人生、燃え尽きてボロボロになるまでやるか、パッと咲いてパッと散るのとどちらが〜〜」
(↑毎回結論が変わる)
同じ表現が繰り返し繰り返し出てくる。
中年過ぎたくたびれたサラリーマンが喜びそうな本だ。
327 :
shin:02/05/12 13:24 ID:j7kGJsV+
中日新聞社運動部『時代の疾走者たち』
は野球だけじゃないけど絶対面白い。
>>324 同意だな、俺も結構読んだけど。
何かエピソードを膨張してるような気がする。
329 :
shin:02/05/12 14:05 ID:j7kGJsV+
>328
「〜しかいない。」はほとんどウソだしな。
どうせウソなら大和球士の大ボラの方が講談師みたいで面白い。
330 :
代打名無し:02/05/13 01:24 ID:cqLLUVcL
>326
だって、近藤の本はビジネスマン向けを対象にしているのだからな…。
(消防・厨房・女性対象の本じゃない)
331 :
代打名無し:02/05/13 17:52 ID:kq7R+aEV
>>324-330 近藤の本に付いての胡散臭さ、すべて同意。
うそくさいしワンパターン。
でも彼の著書が文庫の点数が「野球本」のなかで一番多く、
最も入手しやすいという罠。
332 :
代打名無し:02/05/13 17:53 ID:zuSVbS7n
「紳士と浮浪者の定義」 著・関東G―BOY
333 :
代打名無し:02/05/13 18:03 ID:JK44/0O0
>>331 同意。どうもあの文体は好きじゃないんだよね…
俺が読んだ本は自書伝みたいなのが多いんだけど、その中でも
結構面白かった本
野球殿堂シリーズ
鉄腕一代…稲尾和久
炎のエース…村山実
華麗なる波乱…水原茂
海老沢の「ただ栄光のために-堀内恒夫物語」
334 :
代打名無し:02/05/13 21:47 ID:dBChpwAG
>>295 これだな。
「大リーグは本当にすごいのか? 日本野球の底力」
小林信也/著
草思社
2002年4月発行
253P 19cm
ISBN: 4-7942-1103-1
価格: 1,500円(税別)
335 :
shin:02/05/13 21:50 ID:Z4rs3WdG
>333
野球殿堂シリーズはただの自慢話集かと思ったら、全然違うんだよな。
剛球ナントカ‐別所毅彦なんかも普段の外見と違う繊細な一面が随所に
ちりばめられてるし。
じゃじゃ馬ナントカ‐青田昇
なんかも面白かった。
336 :
代打名無し:02/05/13 23:07 ID:7jG/OfQO
>>334 ざっと立ち読みしたところでは、日本人の安易な大リーグ信仰を戒めている、
力作のように思えた。
337 :
代打名無し:02/05/13 23:08 ID:pzJIYM50
狭いニッチを確実にこじ開ける商売人<小林信也
338 :
代打名無し:02/05/14 01:51 ID:TT3In9Qa
プロ野球選手の自伝って本人が書いてる割合はどれくらいなんだろう?
本人が執筆していなくても口述筆記までなら許されるが、選手が名前だけ
貸してるケースも多いだろうに。一部例外はあるにせよ、もともと野球
選手に文章を書く力があるとは思えないし、オフシーズンにしてもそこまで
暇とはとても思えないんだが。
今、何かと話題の森さんの「悪役の正論」はガイシュツかな?
個人的になるほど、と唸らされた部分が多かった。
別に森信者ではないけど(w
340 :
shin:02/05/14 21:55 ID:P4zHKcD4
>338
まあほとんどないだろうね。
間違いなく自分で書いた本は大下弘
(青バット:セネタース‐フライヤーズ‐ライオンズ)
の『球道徒然草』。
ほとんどは口述筆記だろうが、本人が中身を読んでチェック
しないということはありえない。
シューレス・ジョーの時代の米国じゃないんだから。
「おいおい、俺ってこんな立派な人物か?」って照れながらも、
事実(と本人が思っていること)と違うことが書いてあれば
訂正を求めるんじゃない?
341 :
338:02/05/15 02:21 ID:vNsYwAGq
>>340 >ほとんどは口述筆記だろうが、本人が中身を読んでチェック
>しないということはありえない。
それがそうとも言えないんだ。
俺が読んだ中で例をあげると、元巨人の堀内の本がそうだった。
引退した年にベースボールマガジン社から「おれは悪太郎」、
その2年後ぐらいに読売新聞社から「オレの野球、巨人の野球」
って本を出したけど、2冊を読み比べると内容の食い違いが
数箇所あった。
しかも「オレの野球、巨人の野球」の冒頭部では堀内が「ガラ
にもなく本を書くことになった。今までマジメに文章など書いた
ことがないが・・・」みたいなことが書いてあって、じゃあ
1冊目は何?って感じだった。
私見では「俺は悪太郎」の方が本当っぽい。「オレの野球、巨人の
野球」は発行が読売なだけにゴーストライターがいたのかな。
342 :
代打名無し:02/05/15 10:54 ID:DzAnB4Af
広岡達郎の勝者の条件
343 :
東武:02/05/15 10:58 ID:NnFPcLQL
小島慎一郎 死ね 小島慎一郎 死ね 小島慎一郎 死ね 小島慎一郎 死ね 小島慎一郎 死ね
344 :
代打名無し:02/05/15 12:24 ID:gN2LfLH7
石井琢朗の「失踪!琢朗主義」は本人が本当に書いたらしい。
345 :
shin:02/05/15 20:26 ID:2npgRxTb
>341
そうなのか?
現役のときの本だったら本業だの副業だの遊びだの女だのに忙しくて
読めないっていうのはありうるが。
暇があるのに自分について書いてある本を一冊ちゃんと読めないっていうのは
「人として」問題だぞ。
346 :
代打名無し:02/05/15 20:31 ID:1lCgZkzI
ホワイティングといえば、名作「菊とバット」だろう。
今読んでも最高におもしろい。
347 :
代打名無し:02/05/16 00:44 ID:3woQuZ3g
>>345 長島茂雄が自分の書いた本の出版パーティーか何かで
「まだ読んでいませんがきっと面白いと思います」
って言ったらしいけど本当かね
348 :
代打名無し:02/05/16 12:35 ID:y5T2w+OL
>>347 「ネバーギブアップ」だっけ。
一度目の監督を辞めてから出した本。
350 :
代打名無し:02/05/16 21:15 ID:LwWeiFJK
「スローカーブをもう一球」
群馬の高校の話・・・。
すごくいい
351 :
代打名無し:02/05/17 00:59 ID:IRU+dD+G
今日書泉行ったら日経の関連会社からアメリカの野球博物館のムックが
出ていた。(「AMERICAN BASEBALL」)
かなりいい写真が多いし、バック・オニールやジョン・グリシャム
など寄稿者もすごい。ちょっと高めだったので(たしか¥2800)
給料出たら買おう
353 :
代打名無し:02/05/17 21:18 ID:AlB72xA9
>>333 「野球殿堂」シリーズだと千葉茂、浜崎真二が出した本が面白かった。
354 :
代打名無し:02/05/18 00:46 ID:bWuPyolD
>>348 「絶対にネバーギブアップしてはいけない」じゃないの?(w
355 :
無名草子さん:02/05/18 01:04 ID:R8iT98vW
江川スカウティングレポート続報。
昨日版元ザ・マサダに聞いたところによれば5月下旬に延期。
つーかもうすぐ5月下旬。にもかかわらず発売日もハッキリしてない。
よってマジでオールスター前までかかるに10000マサダ。
でも結局出ないに50000マサダ。
マサダ、マジで氏ね。オレ書店員だけど、入荷しても即返品してやる。
356 :
代打名無し:02/05/18 15:08 ID:lSduh/su
石田雄太の「イチロー聖地へ」って買った人いない?
イチローのインタビューであれだけ分量がある本は初めてだと思うけど
イチローって自分に取ってはなんか距離のある選手で買おうかどうか迷ってる。
>>355 江川のスカウティングレポートってデータスタジアムとか小関という野球小僧関係の
人が関わっているから、野球小僧も選手名鑑出したりして遅れているんじゃないかな?
出ても野球小僧と内容が被っててたり、執筆者が変更になってつまらなくなりそう
357 :
代打名無し:02/05/18 22:18 ID:FPvNwDQD
保守age
358 :
代打名無し:02/05/19 16:16 ID:chp9kJ/w
「パソコンが野球を変える!」アソボウズ代表・片山宗臣 講談社現代新書(1497)
ノムさんはもちろん、プロ10球団やアマ、報道機関など、野球で使われているデータバンクの元祖的存在。
ソフト作成までの苦労話や球団のデータに対する考えなどもおもしろい。
PCの専門的な話はほとんど無いので、PC詳しくなくても全然面白い。
個人的には95年薬がデータで檻を丸裸にしてたのに対し、その檻はデータを使わなかった
なんていう裏話も。
359 :
代打名無し:02/05/19 16:20 ID:PHwpOJaW
360 :
代打名無し:02/05/19 16:22 ID:PHwpOJaW
361 :
代打名無し:02/05/20 11:38 ID:m8izlWMh
363 :
代打名無し:02/05/21 01:29 ID:QxjqG+p/
Number列伝シリーズ、「豪打」・「豪球」・「魔球」・「巧守巧走」
「魔球」・「名勝負」・「暴れん坊」の平成バージョンを出して欲しいな。
364 :
shin:02/05/21 21:45 ID:baUGtE3J
申し訳ないが珍しい写真とかなくて文字だけの野球本は萎えるな。
>>364 それはお気の毒。人生の半分損してるみたいで
366 :
代打名無し:02/05/22 05:35 ID:I045pc4F
>>341 そうか! 道理で!
プロ野球選手・元プロ野球選手の本を読んでて
「なんでこんなに品性下劣なやつが多いんだろう。自分の自慢話をクドクドと」と
あきれることが多かったのだが、
そうか、自分で書きもせずゴーストの原稿をチェックもしないんじゃ無理ねーな。
367 :
代打名無し:02/05/22 18:49 ID:Q+LvOWSJ
ゴーストは一流大学出の人間なので文章の組み立て
はしっかりしている、品性下劣とは寧ろ正反対
くどくど書くのは口述の場合であろう
368 :
代打名無し:02/05/22 18:51 ID:T/3FRpdm
369 :
代打名無し:02/05/23 10:01 ID:Jn88hma0
k
370 :
shin:02/05/23 20:27 ID:qPVW3Wzn
ベースボールマガジン社 昭和スポーツ史「高校野球編上下」「プロ野球編上下」
「大学野球編」「社会人野球編」は珍しい写真が満載。
371 :
代打名無し:02/05/23 21:22 ID:YiNPD/Bh
>一流大学出の人間なので文章の組み立てはしっかりしている
あんた面白いわあ。
372 :
代打名無し:02/05/23 22:28 ID:cix0mmLS
何処がおかしいんや
373 :
代打名無し:02/05/24 04:20 ID:uwO0IHCm
374 :
shin:02/05/24 20:08 ID:XEDnf7cj
>371.372
どこの大学出てるかより文章力があるかないかだろう。
でも、選手にしたらいいゴーストライターを見つけられたら
話も弾んで本が売れるだろうし、
ゴーストライターの方も選手がいい奴だったら気合を入れて書くだろうし、
野球本って「出会いもん」ですなあ。
375 :
代打名無し:02/05/24 20:19 ID:BX7BO5NI
>>370 興味あるので、
・いつごろ出版された本か
・どんな内容なのか
・いくらなのか
の情報希望。写真集なんすか?
376 :
shin:02/05/24 21:21 ID:CTE797fb
>375
写真集。
昭和に現れた投手や打者のほとんどの写真が載っている。
プロ入りしたけど活躍できなかったウチの親戚の写真まで載ってたのはビックリ!
古本の検索サイト「スーパー紫式部」(名前うろ覚え)で検索すると
全国の古本屋のどこかにある。
結構高いと思う。
たいていの県立図書館にはあると思うが。
借りてコピーすれば。俺は全×(著作権の関係で伏字)コピーしてる。
377 :
代打名無し:02/05/24 21:30 ID:pTR5YIUj
ベーマガ社の野球史なら「日本プロ野球60年史」っていうのもある。
全854ページ、税込み25000円。
内容は
>>370とほぼ同じだが、あっちは昭和までなのに対し(当然か)、こちらは94年まで。
ただカラー写真は少ない。
378 :
代打名無し:02/05/24 21:31 ID:UiO7sJS6
>375
>>370の内容だと、89年ごろに刊行したと思われ。
379 :
代打名無し:02/05/24 21:47 ID:pTR5YIUj
>>378 その通り。
因みにプロ野球の方は上巻が昭和前史(1920年代)から39年(1964年)まで、下巻が昭和40年から63年まで。
上巻は全194ページ、下巻はどっか逝ってもうたんでワカランが上巻くらいのボリューム。
プロ野球の方しか持っとらんので他は知らん。
因みに上下各2500円ですた。
381 :
375:02/05/24 23:11 ID:BX7BO5NI
皆さんどうもありがとう。
探してみます。
382 :
代打名無し:02/05/25 19:46 ID:M8bDE1ZJ
>370に関連して、ベースボールマガジン社は昭和60年から61年にかけて
「1945〜1985、激動のスポーツ40年史」を刊行していて、野球関連だと「プロ野球」編
「高校野球」編、「大学・社会人野球」編の3冊があるが、こちらは白黒写真のほうが多い。
383 :
shin:02/05/25 19:52 ID:TYfP6lyw
>383
それも古い選手の写真が多くて面白そうだな。
384 :
shin:02/05/26 19:35 ID:ySDifGCt
技術書で「生まれ変わる野球」だったっけか(ウロ覚え)
模範のフォームがいまだに稲尾なのに驚いた。
俺は昔の野球好きだけど、技術書でこれはないだろ。
技術書が必要なのはどう考えても稲尾の孫くらいの世代だぞ?
385 :
代打名無し:02/05/28 00:19 ID:pOVUVM4V
>384
その本、いつ刊行されたの?
THE BASEBALL ENCYCLOPEDIAって新刊いつ出るの?
387 :
shin:02/05/28 19:52 ID:cyPdKCi9
>385
つい最近だと思う。書店に並んでる。
>>386 昔は重宝した。
いい本だけど、正直言ってインターネットがある現在は
わざわざ買うまでもないかな、という気がする。
高いし重いし。
390 :
代打名無し:02/05/29 18:59 ID:GAHDVFwW
>386
この本、同一人物でも投手・打撃・オールスター・日本シリーズと項目別
に掲載されているので、ちょっと見づらい。まあ一ヶ所にまとめて欲しいと
思っているのは漏れだけか?
391 :
389:02/05/29 19:38 ID:KG02id8v
ああ、日本プロ野球のほうのことだったのか。
メジャーのほうかと思った。
日本プロ野球は全選手の通算成績が検索できるサイトなんてないから、
本は貴重だよ。勘違い逝ってきます
392 :
代打名無し:02/05/30 12:57 ID:WvD1OptT
>>390 俺は守備記録が欲しい。
今まで生涯打撃成績が載った本や文献は数多いが、守備記録をまとめた物ってないから。
個人ごとにまとめると複数のポジションのある選手は見づらくなるから年度ごとにチーム別で載せて欲しいな。
393 :
代打名無し:02/05/31 12:40 ID:Wc4fNw0l
高校野球関連だと、各地方の新聞社(埼玉・神奈川etc)が出している
選手権予選の写真集も意外と面白い。
394 :
shin:02/05/31 21:09 ID:pr7luJOe
>393
確かに。
昔の奴だと今プロでスカしてる奴が負けて顔クシャクシャにして泣いてたり、
デブってる奴がヒョロヒョロだったり、
ひげ面がツルンとしてたり、
高校時代って野球選手に限らず恥ずかしいよな。
395 :
代打名無し:02/06/01 15:08 ID:R0sGPWb4
>>361 元中日の今中慎二が書いた「悔いはあります」が、ザ・マサダから
刊行も、HPは全く更新なし。
396 :
代打名無し:02/06/01 18:30 ID:3iacC2c1
age
397 :
代打名無し:02/06/02 03:14 ID:H/Mj/Zkq
「野球小僧」と「GRAND SLAM」。
この雑誌、意外と長持ちしている印象があるのは漏れだけか?
398 :
shin:02/06/02 10:22 ID:+8bZpSWu
>397
「野球小僧」は1号限りで終わると思ってた。
ドラフト中心にもっていったのがよかったのかなあ。
野球小僧が無くなったら哀しいズラ
400 :
代打名無し:02/06/03 00:06 ID:K+xZrL56
>>377 この本、36年から94年までの全球団の登録メンバーが掲載されているのがいいです。
401 :
代打名無し:02/06/03 02:05 ID:tuPGgH3K
野球小僧の第1巻の発売当時に立ち読みしたけど全然面白いとは思わなかった。
今でもここや他のスレで絶賛するほどのないものだと思っているんだけど。
ま、古本屋で安く売ってれば買おうかな、って言う程度だな。
402 :
代打名無し:02/06/03 13:17 ID:w1cHYS0X
アマ野球に興味がないとつらい>小僧
403 :
shin:02/06/03 20:54 ID:FxdvjXyH
>402
俺も郷土周辺の選手以外ほとんど興味ないけど、「へー、こんな奴いるんだ」
っていう発見があるよ。
もっとも、本より灰田勝彦の同名の歌の方が好きだけど。
>>397 グランドスラムは本当に採算とれてるんだろうか
やっぱ連盟から補助でも出てるのかな
405 :
代打名無し:02/06/04 00:39 ID:WQN85tk1
江川スカウティングレポート続報
6/20予定だそうです。
「これ以上は絶対に延ばさない」とのお返事でしたが、信用しない方がいいでしょう。
そんな時期に出してどうするんだ。
開幕後の結果をふまえた記述になってるんだろうか?
408 :
代打名無し:02/06/05 01:08 ID:neAjcWD5
後楽園球場が壊される年に発行された「サヨナラ後楽園」(87年)、
ナゴヤ球場が中日の本拠地で無くなった年に刊行されたナゴヤ球場の歴史本
など球場のサヨナラ本が出ていますが、西宮球場の追悼本も出して欲しいな。
410 :
代打名無し:02/06/06 00:13 ID:keFk9DhY
>406
今中の本を出したのだから、きっちり出すのは間違いないと思われ。
>407
見てのお楽しみだな。
411 :
代打名無し:02/06/07 10:31 ID:LVYmX5s9
>404
トントンかな。だからこそ1000円以上でも高いと思わない。
412 :
:02/06/07 11:48 ID:AwlAyY3J
球界に咲いた月見草
413 :
代打名無し:02/06/08 11:42 ID:Mmd3o/ts
大阪スポニチHP内の上山乃栄のコラム、単行本化したら面白いな。
414 :
shin:02/06/08 19:36 ID:mPhD65rY
名著とは思わんけど
宇佐美徹也『プロ野球データブック』は重宝するなあ。
>413
HPだから書けるだけのことだと思うが
やっと出たザ・マサダの「メジャーリーグプレーヤーズガイド」。
例年以上に分厚くてよい。
ボストンのガーセスの体重の話など、寸評も面白い。
417 :
shin:02/06/10 21:00 ID:lZyzcg4w
『ホームラン』て雑誌なくなったのかな?
418 :
代打名無し:02/06/11 19:39 ID:XLpG/7fj
>417
「NIPPON SPORTS MOOK」として刊行している
419 :
shin:02/06/11 21:35 ID:jWBb/N0m
>418
あれって定期刊行なの?
ホームランの出版社っていうのは知ってるけど。
420 :
代打名無し:02/06/12 23:18 ID:c3DEkBjm
ちまたで往年に活躍したアイドルを追う近況本などがあるが、
これの野球版で、太田・島本・荒木・榎田・水野・中川などの
甲子園で活躍したアイドル選手の近況本なども刊行してみたら面白い。
421 :
shin:02/06/13 21:29 ID:bR16H9Wd
>420
現役時代アブナかったヤツがどうなってるかというのも見てみたい。
フライヤーズの暴れん坊軍団とか。
落ち着いててればホッとするし、塀の中ならまた納得。
423 :
代打名無し:02/06/14 21:37 ID:VWuN5yum
昔、一定の活躍をしていた選手をまるまるとりあげる
「ベースボールアルバム」(ベースボールマガジン社)
なるものを出していたが、最近は全く発売していないな。
>>423 「ベースボールアルバム」→「スポーツアルバム(野球に限らず)」に変わった
425 :
代打名無し:02/06/15 02:03 ID:CMbvudsN
ベースボールアルバムって最初は実績のある選手しか扱わなかったけど、
恒文社からベースボールマガジン社に代わってから乱発するようになったな。
426 :
代打名無し:02/06/16 02:27 ID:nhxRwOpf
>>414 宇佐美徹也の本だと、実業之日本社から毎年刊行する「プロ野球全記録」がいい。
これ選手名鑑も兼ねているので初心者にも読み応えがある。
427 :
shin:02/06/16 10:02 ID:p1iCoKfL
>426
それって身長も載ってる?
戦前の選手でどうしても身長のわからん人がいるんだわ。
428 :
代打名無し:02/06/16 19:07 ID:KylTvnnO
このスレの最初の方を見て、
『森祇晶「覇道」ベースボール・マガジン社』を購入した者ですが、
返品は可能でしょうか?
覇道・・・
連載中も毎週楽しみに読んだし,野球本の中ではいい本だと思うがなあ・・・
とマジレスしてみる。
429を読んで,著書のなかの著者と現在の著者は分けておくのが吉
のような気がした。
私の好きな本は,「覇道」と「闘魂のバット」だから。
431 :
代打名無し:02/06/17 01:10 ID:iGUTeW6U
>>429 いい本だろ。
俺的には「3連戦は2勝1敗のペースでいい。そのためには初戦を取らなければいけない。
なぜなら初戦を落とすと3連敗の可能性が出てくるからだ。初戦を取れば最低でも1勝2敗。
1勝2敗だと次の3連戦を2勝1敗で帳消しにできるが、3連敗だと2勝1敗のペースで
勝っても帳消しにするために9連戦も費やす。ペナントレースは130試合だからこの差は
大きい」の部分(うる覚えなので細かいミスは勘弁)に感銘を受けた。
当時は常勝西武の監督ということもあってすごい説得力があった。
ただ、今は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下自粛)。
432 :
代打名無し:02/06/18 02:22 ID:0k89ti1V
今年の4月にデイリースポーツから刊行した野球指導書。
この本はデイリースポーツで連載したものを単行本化したもので
投手部門は佐藤義則、打撃部門は宇野勝、走塁部門は岡義明、守備部門は鎌田実が
担当して、モデル選手としてオリックスの山口・庄司・佐竹が載っている。
433 :
代打名無し:02/06/18 23:36 ID:GmF8f4Jw
>431の逆バージョンである関根潤三が書いた
「1勝2敗の勝者論」(90年・佼成出版社)。
弱小チームを率いた関根の野球感が伺える本である。
434 :
shin:02/06/19 21:35 ID:pXdmGnce
>433
関根潤三『野球ができてありがとう』
面白かった。
>>431 角コーチ時代のヤクルトは、
二戦目にエースを持ってきて「三連敗をしない」ローテーションをとってたらしい。
事実、優勝。
436 :
代打名無し:02/06/20 17:35 ID:jM1evJuV
>>426 この本、最後のほうにある「通算打撃成績ランキング(打率順)」、
「通算投手成績ランキング(100勝以上・勝利順)」があるのがいい。
なお打撃部門では「4000打席以上」、「2000打席以上4000打席未満」、
「2000打席未満で1000試合以上出場」、「2000打席未満で100本塁打以上(本塁打順)」と
4種類に分類しているが、欲をいうならば投手部門も100勝以上の他に
「100勝未満で50セーブ以上」、「100勝未満で400登板以上」などの分類が欲しい。
437 :
:02/06/20 17:53 ID:M+7bguRR
近くの古本屋に東京書籍のスポーツノンフィクションシリーズ
「シーズン・チケット」(ロジャー・エンジェル)500円
「アメリカプロ野球珍記録」800円
があるんだけど買いかなあ? 前者は割と見つけにくい
438 :
shin:02/06/20 20:50 ID:FcK5YP6v
>437
「アメリカプロ野球珍記録」は抱腹絶倒。
439 :
代打名無し:02/06/21 01:21 ID:jASq2dDX
>436
メジャーがこんなに一般的になる前は、マニアの間では
ロジャー・エンジェルって一種の伝説だったね。
確かに面白いけど、ある程度、当時の大リーグのことを
知っていないと面白さ半分だよ。
そのシリーズでは、ボズウエルの「人生はワールドシリーズ」の
方がいい。
「−珍記録」はカバーからして笑えるね。
あとメジャー関連では、ハルバースタムの「男たちの大リーグ」
グッドウインの「来年があるさ」ロジャー・カーン「ひと夏の冒険」が
圧倒的にいい。
441 :
shin:02/06/21 21:25 ID:G23FLJbi
>439
「ひと夏の冒険」てうらやましいよなあ。
442 :
代打名無し:02/06/22 12:33 ID:71RPaTS8
>>430 張本は、もう現場復帰する機会がないのだからこのままで
いいが、森は横浜監督を辞めたら何か本をだして欲しい。(敗戦紀)
443 :
shin:02/06/23 20:15 ID:Tk2BoYAc
>441
知らない人に誤解されそうな表現なので自己レス。
もちろん中身読んだよ。
444 :
名無しさん:02/06/23 20:17 ID:45BeqtpH
TBSラジオで韓国野球の特集やってる!
445 :
代打名無し:02/06/24 00:15 ID:+Tk/gWHe
>444
韓国っていうか世界の野球のだろ?伊集院光の日曜日の秘密基地っていう
番組の特番。今日は全国30局以上にネットされたらしい。
伊集院はいいええ。野球に愛を感じさせる。
ただし関西地区は放送なし。阪神ネタの番組があって・・・板違いスマソ
446 :
千葉ロッテ勝率12位:02/06/24 00:18 ID:l3+1oLLr
とうとう横浜に抜かれた・
447 :
代打名無し:02/06/24 21:32 ID:rf9E5W16
「球界の勢力地図を変えた男・根本陸夫」
西武やダイエーが優勝した陰にこの男の存在があった。
「ピンチはチャンス、チャンスはピンチ」の言葉が印象的
またまた江川スカウティングレポート続報
6/20に絶対出すとの約束を平気で破り7月上旬に延期。正確な日にちは未定。
オレは春先から「どうせオールスター前頃じゃネーノ?」と予想してたが、
どうやらそれも外れそうな気配。
お客からは度々催促の電話が入るが、出ねぇもんは仕方ねえべ。書店の責任やない。
何度でも言う。マサダ氏ね
449 :
代打名無し:02/06/26 02:41 ID:8NL16YGE
鉄道路線の寸評本を出している川島令三本みたいに
各野球場の寸評本(見やすさ・アクセスなど)が出たら果たしてどうなるか?
まあナゴヤドームあたりが酷評されるのかも知れないが…。
450 :
代打名無し:02/06/27 22:03 ID:KHbvPkFk
週刊ベースボールに掲載されている「想い出球人」の単行本を出して欲しい。
451 :
代打名無し:02/06/29 02:41 ID:GD6msPJh
>448
締め切りに遅れて出版ができないor経営難で出版化がおぼつかないetc。
452 :
代打名無し:02/06/30 10:53 ID:TLUlKg5l
「プロ野球全外国人助っ人大事典」
松下茂典著、2002-5 東京堂出版
この本は、記録も掲載されているが主要選手のエピソードも面白い。
453 :
shin:02/06/30 20:39 ID:nbkG8bQK
毎日ムック『日米野球100年』
は日米の差がどうやって縮んでいったかわかって面白い。
454 :
代打名無し:02/07/01 03:49 ID:r/0KS8Kh
>453
それ、オレも持ってるけど5年ほど前に出たやつだろ。
今は入手困難だろうなあ。確かに面白いけどね。
455 :
代打名無し:02/07/01 18:56 ID:6R7p6x10
季刊ベースボール・マガジン背番号ユニフォーム特集は
みんな読んだかい?
456 :
shin:02/07/01 21:22 ID:ne9svdrK
>454
『日米野球100年』
にはほかに野球映画、野球漫画の特集もある。これも重宝する。
野球映画のほうは『野球映画王』っていうのが別に出たが。
457 :
代打名無し:02/07/02 04:51 ID:Q1yMAI3s
ボビー・バレンタイン「1000本ノックを超えて」。
やっぱり広岡が悪い。
458 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/07/02 05:21 ID:OTiVf5q0
1997年から1999年まで(だったと思う)のホークスを追った写真集を買おうと思うんだけど、
持ってる人いるかな?
>455
買ったよ。綱島理友のユニフォーム探索記が素敵。
以前週ベへの懸賞はがきの片隅に『ユニフォーム物語の単行本化希望!』って書いたことがあるんだけど、
なんだか願いがかなったような気になって嬉しかった。
あと編集後記によると、同棲だけはやめた方がいいらしいです。
460 :
代打名無し:02/07/03 01:41 ID:nM4pvIlN
age
461 :
代打名無し:02/07/03 12:11 ID:eQMvPKBV
うん、同棲はやめよう!
462 :
代打名無し:02/07/04 01:42 ID:Jej+Cohx
今年、東邦出版から出した豊田泰光の本はどうよ?
463 :
代打名無し:02/07/05 01:32 ID:sAiMOzLX
伊東一雄氏が昨日亡くなりましたが、彼が監修したメジャーの選手名鑑は良かった。
464 :
代打名無し:02/07/05 19:25 ID:zmsAjQGs
「メジャー・リーグ紳士録」も面白いよ。
465 :
:02/07/06 17:26 ID:iIzpGhCa
466 :
代打名無し:02/07/06 22:59 ID:2S5Q9YWE
age
467 :
代打名無し:02/07/07 17:53 ID:VxkJJqnX
宇野勝「ヘディング男のハチャメチャ人生」
ヘディング事件その他の珍プレー、離婚話、原稿用紙の前で頭を抱えるウーヤンの写真など、
呆れるほどの名著。
468 :
代打名無し:02/07/08 23:59 ID:fymaIQ4A
オークラ出版(デポルテ)から「野球評論」なる本が出ました。
これ立ち読みしたところ、ドラフトネタを抜かした「野球小僧」みたいな感じがする。
469 :
代打名無し:02/07/09 21:05 ID:GkCksxQ1
>>468 「野球批評」が正しいタイトル。
オレも「野球小僧」の二番煎じって印象だな。
表紙がダサすぎる。
470 :
468:02/07/10 21:58 ID:DwyNm+nJ
>469
指摘サンクス。まあ表紙はおいといて、この「野球批評」が
いったい何号まで続くか見ものだ。
471 :
代打名無し:02/07/11 14:54 ID:pO80T+sh
>「野球批評」
タイトルと同じでかさで「サッカーはガキが見るもんだ」。なんだかな
「野球批評」はメジャー関連のところはまあまあだったかな。
それ以外はつまらんかった。
473 :
代打名無し:02/07/12 12:40 ID:js0MANRy
「野球小僧」と「野球批評」の関係、「Number」と「Sport year」の
図式と似ているから、「Sports year」が今でもあるように
当分はもつかも…。
「野球小僧」、嫌い。掲示板もキモイ。
なんか「自分たちは特別なファンだ」という特権意識が強い人が多く、
他のマスコミに勝手に優越感を抱いている。
単なるドラフト情報誌のくせに。
475 :
代打名無し:02/07/13 14:14 ID:/jjnp88b
図書委員
476 :
代打名無し:02/07/14 03:35 ID:LQEVNinI
>474
HPで色々あるとはいえ、高校・大学・社会人を一まとめに
紹介する雑誌は貴重である。
477 :
掛布:02/07/14 03:47 ID:tRkaLg+I
ひじょうにこう、松山のヘルスはいい子が揃ってますね、えぇ
478 :
代打名無し:02/07/14 04:05 ID:3anV3Jmg
野球本で「暴露本の代名詞」というべき本って何でしょう?
479 :
代打名無し:02/07/14 04:23 ID:fi09Ti38
>>299 台湾の高校野球史については、兵庫県のアマチュア研究家の人が一冊の本にまとめたという記事が
何年か前スポニチに載ってたけど。
480 :
掛布:02/07/14 12:39 ID:tRkaLg+I
ひじょうにこう、髪は本数じゃなく太さです、えぇ
>>474 漏れも好きではないが、
476氏も言うように、貴重なことは貴重である。
なくなってほしいとまでは思わない。
482 :
掛布:02/07/14 20:09 ID:tRkaLg+I
ひじょうにこう、hageときます。えぇ
483 :
代打名無し:02/07/15 03:40 ID:VOVW2SQn
大リーグで面白い本出てないですか?
なんか最近は、日本選手がらみの物ばかりでつまらんです
484 :
夏の中年:02/07/15 12:03 ID:WitNE7iY
私見だけど
大リーグ物だとノンフィクションは
「男たちの大リーグ」デヴィット・ハルバースタム 宝島社文庫
〜第二期黄金期のヤンキースと最後の4割打者テッド・ウィリアムスを擁するボストン・レッドソックス
の伝説的な戦いを描いた名著。500pを超える大著だが自分はあまりにも面白くて1日半で読み終えた
その後のヤンキース王国の没落を描いた「さらばヤンキース」(新潮文庫)も気が向いたら〜
フィクションは
「コンダクト・オブ・ゲーム」作者名失念(なんとかハフジュニア?) 早川書房ハードカバー
〜もう十年以上前に読んだんで細かいストーリーは忘れたが、大リーグの審判を目指す青年の話
非常に良く出来たビルドゥングスロマン(成長物語)だと思う。もう手に入れるの難しいかも
しれないから図書館で借りてください〜
>>479 どもサンクスです。
東京ドームの野球博物館にあるかな?今度調べに行ってみよう
485 :
代打名無し:02/07/15 16:14 ID:o6of6v5t
「さらばヤンキース」は新刊時に買ったけど
いつの間にか無くなってしまった。
あれもう新刊じゃ売ってないんだよな。悔しい。
486 :
2:02/07/15 20:01 ID:uAjmtyJf
山際さんのスローカーブを、もう1球はマジ最高
>483
夏の中年さんと同意見。「男たちの大リーグ」はまちがいなし。
関係者へのインタビューを丹念に積み上げてあるから、登場する人物たち
がものすごく身近に感じられる。そして当時の社会の移り変わりと野球のか
かわりなんかもきっちりと追っている(ラジオからテレビ時代への影響とか)
「さらばヤンキース」の方が人種問題とのかかわりを主題にしてる分、ちょ
っと硬い。でも面白いことには変わりなし。
どちらも読んだ後にかならずひいきの選手ができますよ。
私からは文春文庫の「アンパイアの逆襲」を薦めたいですね。オーバー
アクションでならしたロン・ルチアーノ氏の審判生活の回想録です。
ところで夏の中年さんはひいきの選手ができましたか?私はボストンの
「酒戦」投手エリス・キンダー。それとヤンキースのヘンリックですが。
488 :
夏の中年:02/07/16 00:53 ID:1InWLGQ7
もう細かい部分は忘れちゃったけど「さらばヤンキース」に出て来た
カーディナルスのエースピッチャーのボブ・ギブソンのキャラクターに強烈な印象が残ってますね。
「ベース板の外側は自分の物、そこに踏み込んでくるヤツはいつでもやってやる」って考え方は
びっくりさせられました。文庫本の上巻には投球中のギブソンの写真が載ってるんだけど
ワインドアップし上げた左足からマウンドの砂が「サー」と落ちてまるでマンガみたいでカッコイイ
この写真の大きなパネル欲しいなあ。
489 :
483:02/07/16 03:58 ID:A8cB7hJB
レスありがとうございます。
みなさんが上げている本、確かにいいですね。
申し訳ないですが、私も全部読みました。みんな5年
以上前に出ているんですよね。「男たちの大リーグ」なんて
ハードカバーは10年近く前に出版されてるし。
あと「ディマジオの奇跡」もよいですよ。
しかし改めて思いました。最近そういう良質な大リーグ物が
出版されていないと。
490 :
487:02/07/16 07:56 ID:Fh00bTo7
>夏の中年さん
お返事恐縮です。
なんてったって同じチームでの同僚だったビル・ホワイトにすらぶつけたそう
ですから。
大リーググッズをあつかってる店でワールドシリーズの総集編が年度ごとに
販売されてるのはご存知ですか?私は1949と1964は持ってます。
>483
ちょっと新しい大リーグものでバウトンの「ストライク・ゾーン」は?
492 :
代打名無し:02/07/17 09:36 ID:audHH3yO
>491
宝島社か。まあチェックだな。
493 :
代打名無し:02/07/17 12:50 ID:moBSpErl
未読だが、小林至に何が語れるというのか……。
球界の菊川怜ってとこか=小林至
>494
菊川に失礼ですよ!(w
496 :
代打名無し:02/07/18 00:02 ID:jVEhShhn
>493
アメリカで勉学・就労した経験を生かしてのアメリカ批判がウリかな?
ただ無根拠にサッカー批判をして大分叩かれていることは有名だ。
小林至といえば、野球の本ではないが、
「僕はアメリカに幻滅した」は珍著。
在米日本人から失笑を買っている。
自分が適合できなくてつらかったからって米国社会を悪者にしている
(自分の責任としないところが高学歴者によくあるパターン)。
ただ、ロッテを引退してすぐに出した
「ボクの落第野球人生」は面白かった。
「ロッテ本」自体があまり世の中にないからかもしれんが。
499 :
代打名無し:02/07/18 22:58 ID:4uSYEfNn
近鉄応援団として活躍した佐野正幸氏。
「1988年・10・19の真実」、「1989年、嗚呼!G戦上のバリア」、
「もうひとつの江夏の21球」を出しているが、こういうタイプも貴重である。
500 :
代打名無し:02/07/19 02:30 ID:pjlWbJRc
>>488 ボブ・ギブソンってもしかして、後にヤクルトでプレーして、
いきなり呂にホームラン打たれた、あのギブソン投手のことですか?
>500
違う違う。1960年代から70年代にかけての大投手。少なくとも戦後
のナショナルリーグの投手では5本の指に入ると思う。
「さらばヤンキース」は登場する選手の人格や人間性も生い立ちやその時
代背景をふくめて追っているからそれぞれの選手たちがよくわかる。
ボブ・ギブソンなんか「プロとはかくあるべき」の1つの究極形みたいな
感じ。
戦後のナ・リーグに限定すれば、
NO・1と言ってもいいと思ふ>ボブ・ギブソン
あー、このスレ読んでて「さらばヤンキース」読みたくなった。
わずか6年前に発売の本なのに新刊で手に入らないなんて…。
505 :
代打名無し:02/07/20 03:47 ID:ncsk5RRZ
≫504
それが問題だねえ。メジャー関係はすぐに書店で手に入らなくなる。
私の場合、メジャーへの興味が浮き沈みしながら30年過ごしましたが、
興味の薄い時期も、面白そうなメジャー本出たら、
一応は買っておくことにしています。
506 :
502:02/07/20 07:41 ID:AMzY59+K
ハルバースタムのノンフィクションを読んでたら「こんな選手がうちのチーム
にいたら・・」と思う。
ディマジオ、ウィリアムス、ブロックとはいいません。
ヘンリック、ボビー・ドウワー、ケン・ボイヤーみたいな野手が。
ギブソン、コーファックスとはいいません。
ローパットやエリス・キンダーみたいな投手が・・・
508 :
代打名無し:02/07/21 04:21 ID:FLO85nI0
>>478 暴露本でいうと82年に出した江本孟紀の「プロ野球を10倍楽しく見る方法」が
その先駆けかな。(後に板東英二もこれに類似する本を出してました)
>>508 江本が先駆者で板東が続き、
いまやもうジャンルとして確立されましたね。
最近では引退後の金村、駒田あたりの本もこれに入るのでしょうか。
510 :
代打名無し:02/07/21 23:37 ID:cly4nq/T
500レス超えてるけどまだこの本出てないですよね?
平出隆『白球礼賛〜ベースボールよ永遠に〜』(岩波新書)
この本読み終えると、もうカラダが野球を求めて止みません。
すぐにでも草野球したくなります。てゆうか漏れはこの本が
日本の野球本のうち絶対5本の指に入ると思う!ブクオフなんかでも
比較的ラクに入手可能なんで、興味ある方はぜひ。
511 :
代打名無し:02/07/22 00:19 ID:2RaTd+I8
個人的に監督経験ある人の暴露本を読んでみたい気がする。
(コーチ経験のある角が出した本も、暴露本の性格がある)
512 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/07/22 12:52 ID:exsaHKx0
>501
それ読みてーわ。月末買ってみる
513 :
代打名無し:02/07/22 18:23 ID:Ico5W65K
古本屋で近藤唯之の「拝啓オーナー殿 こうすれば勝てるのです」を
買ったけど、作者の時期的な勘違いが多くてひどい。
川上がV9時代に数多くのベテランを入団させた話では張本勲が入っているし、
89年の巨人vs近鉄の日本シリーズでの話では、不振の原に対して
「スタメンから外すべき」の部分で王助監督、牧野守備コーチも進言した、
って書かれてる。
個人的には近藤の本は嫌いじゃないのだが(近藤スレで賛否両論あるけどさ)、
これ読んでがっくり。今までの本に書いてあったようなことも多いし。
514 :
代打名無し:02/07/22 19:53 ID:xfuDf6TH
>511
メチャクチャ古いけど「プロ野球再発掘史」はある意味暴露本。
単行本は今でも出てるはずだけど、昭和40年代の企画モノで創世記から
20年代〜30年代前半までの現場に携わった人たちの座談会方式。
主な登場人物はレギュラーとしてセリーグ会長だった鈴木龍二と評論家
大和球士。ゲストとしては選手・監督として別所、川上、千葉、別当、小鶴
白石、与那嶺、三原、水原、杉下、天知他。
フロントとしては広島、大洋、西鉄、国鉄の立ち上げ時の球団代表や1リ
ーグ時代の球団代表。スカウトとしては赤嶺他、審判としては二手川、島。
戦中の野球中断、そして復活とチーム再建、無協約時代の選手移動、2リーグ
制へのきっかけとそれに伴う新チームの結成と引き抜き合戦。自由競争時代の
選手獲得にともなうさまざまなかけひきと裏話。その他いろいろ。
516 :
代打名無し:02/07/23 03:53 ID:YTlDKfr9
「大下弘 虹の生涯」って読んだことある?先週たまたま本屋で文庫版買って
よんだんだけど、感動した。大下 弘の現役時代のエピソードはもとより、実は
酒がほとんど飲めないことや、(女狂いや異常な金遣いの荒さ)が原因で「精神病者」
扱いされていたこと、心不全で亡くなったのではなく(当時公にしなかったが)睡眠薬過剰投与
による自殺(遺書あり)だったことなど、かなりコアな内容。600ページ位のボリュームで
読み応えあり!!買って読むべし!
517 :
代打名無し:02/07/23 13:44 ID:aaoTQ+vj
>>513 その場合、編集者のチェックが甘すぎる(野球を知らない)のか
場合によってはゴーストライターによる適当再編集かもしれないね。
近藤は今も現役記者として取材しているわけではなさそうなので、
新刊でもどこかで見たことあるネタばかりでしょう。
>>516 持ってる、持ってる。面白い本だよ。
ちゃんと真面目に取材して、
大下弘と言う史上屈指の大打者の人生を記録してくれて、
本当によかったと思う。
518 :
代打名無し:02/07/24 01:44 ID:D5vuY8Lh
>>517 でしょ?かなりいい本だよね。普通、大下の話って対川上に偏りがちで、
「もうそれは聞き飽きた!」レベルのもの(特に近藤唯之著に顕著)が多い
んだけど、これは全然違う。もういいよっていう位詳細なわりには、読んでいて
飽きない文体・構成。とにかくすばらしい。
ここ数年での野球本では3本指に入るよ(漏れ的にはだけど)。
辺見じゅん、とかいう女だろ、それ
昭和礼賛のアナクロ女
いかにも高田馬場あたりの物書きくずれが書きそうだな
520 :
代打名無し:02/07/24 23:49 ID:vl8UOU52
今年の7月に刊行された阪神タイガースの写真集。
内容は阪神主力選手のユニフォーム姿と私服姿…。
辺見じゅんは角川のお姉さんで、
物書きくずれという表現は適当ではないと思われ。
重厚なノンフィクションをしばしば上梓してる
522 :
あ:02/07/25 02:05 ID:EDEeWs/p
にっぽん野球の系譜学 坂上康博著 青弓社
甲子園野球と日本人
有山輝雄著 吉川弘文館
共にまじめな歴史本(大学の教授が書いたものなので)玉木氏が書くでたらめで根拠のない野球史を信じてる人にはおすすめできませんが昭和五十年代うまれの私としては野球史の勉強のためにかいました
後者には昭和二十年十一月六日の朝日新聞の社説 スポーツを民間に還せ
が紹介されています
戦前都市名を名乗ったチームが戦後企業名名乗った理由は個人的にはなぞだったのですが図書館でその社説の全文を読んでわかりました
ただともに否定的な史観です
523 :
あ:02/07/25 20:29 ID:3v5AeZ3N
あと
サッカー株式会社
クレイグ・マクギル文芸春秋
を読んだ後和をもって日本となすを読むと当時の日本とヨーロッパの共通項があっておもしろい
フーリガンの誕生時期とかね(日本のは右翼と結び付かなかったけど)
ある意味野球の国際性?を実感できやす
524 :
傘:02/07/26 00:38 ID:OTekMXFk
.age
525 :
夏の中年:02/07/26 00:52 ID:bXnbm55H
昨日書店に行ったらT〜G投手コーチの宮田八時半の本が出てた
(「投手を育てる」だったかな?)給料前で買えなかったので
購入したら感想うpします
526 :
代打名無し:02/07/26 22:58 ID:fxs+mTHx
近藤唯之が「小説新潮」に書いているコラムは、焼き直し度が少ないので
これを加筆・修正して単行本化したら面白いと思われ。
528 :
代打名無し:02/07/27 23:51 ID:FrQomRuo
槙原寛己が書いた本が光文社文庫から発売されたそうな。
529 :
代打名無し:02/07/28 01:21 ID:ndJFKyNU
「阪神タイガースの正体」井上章一著(太田出版)
530 :
代打名無し:02/07/29 10:29 ID:VZTtgTvT
>528
詳しくはカッパ・ブックス(光文社)の
「パーフェクトとKOのあいだ〜ここ一番の投球心理」
ただし「野球小僧」No.12の槙原インタビューにこれと重複あり。
532 :
代打名無し:02/07/30 11:43 ID:C8PsfiuK
そういえばメジャーリーグの選手・関係者の人名辞典(日本語)が売られてました。
(森岡浩・日外アソシエーツではない)
533 :
代打名無し:02/07/31 13:00 ID:5SGkHfVS
534 :
あ:02/07/31 13:22 ID:qBPnxJJq
個人的には玉木氏の電波ぶりにいらだっていますが
ぜひ玉木ファンの方に玉木ぎらいが直せる一冊というのを
教えて欲しいです。そうじゃないと彼のせいで野球本自体がきらになりそうで・・・・・
玉木氏の本で最も面白いのは「プロ野球大事典」だと思う。
536 :
あ:02/08/01 00:09 ID:iZ5mY656
初期玉木は面白いって聞くが最近の電波全開ぶりを
見てるので正直ブクオフとかで見かけても手が出ない。
あのTBSの番組とか出ないほうが良かったな
538 :
代打名無し:02/08/02 00:32 ID:gqC8+3Bs
>535
この本、初期玉木の頃(80年代)ですな。
ある意味玉木の場合は、長嶋が巨人監督復帰してから変わったと思われ。
そうなんですか、いま、玉木ってそういう扱いを
受けているのか。知らなかったなあ。
彼が登場した頃は熱心に読んだけどね。もっとも内容は
草野進や鈴木武樹教授の焼き直しの感はあったが、その
語り口が面白かった。
日本では珍しく真面目な面白い野球の本を書く人だったよ。
当時は江本とかのバカ本しかなかったからなあ。
だからどうも二宮某とかが出てきても、玉木の亜流のような
気がする。
今の玉木はよく知らないけど、
80年代から90年代初頭ぐらいまでの氏の著作は本当に面白い。
パロディーものとかのうまさは日本人離れしていた。
542 :
代打名無し:02/08/03 02:28 ID:zJL4v+uM
江川の「スカウティング・レポート」(ザ・マサダ)、今年は発売されましたか?
マサダのサイト見れなくなってるの俺だけ?まさかアボーンしちゃった??
544 :
代打名無し:02/08/04 15:21 ID:EqWtzE38
>543
漏れもだ。
ところで近年、定期的に刊行している野球雑誌の性格はこんな感じかな。
ベースボールマガジン社…ベースボールマガジン、ムックとも企画物の特集・データが豊富。
日本スポーツ出版社(ムック)…現在の日本プロ野球界の問題を鋭くえぐるコラム・対談が特徴。
野球小僧…ドラフト・選手の技術論が特徴
545 :
代打名無し:02/08/05 11:17 ID:Wazsklgo
546 :
代打名無し:02/08/06 01:55 ID:GPRi9sF/
宮田の本、立ち読みしたけれど結構面白かった。
とくにカバーをかけたテニスラケットを選手達に振らせるよう教えたことと、
タオルでシャドウピッチングは役に立たない、カットボールは肘を痛める諸刃の刃などなど。
あとは野球のボールを握ったことがない菊川怜を始球式でまともなボールを投げさせる為に
ワルツのリズムで投げることと、ラケットを振ることを教えて、菊川はホームまで
ノーバウンドで投げたそうな。ついでに宮田曰く「あと1週間時間があればストライクゾーン
までは投げられた」とのこと。
547 :
代打名無し:02/08/06 21:39 ID:/qhyNJKu
age
548 :
代打名無し:02/08/08 00:02 ID:uKfdDNDj
「バンドの神様−川相昌弘と巨人軍の物語」を読んだ人いる?
なお著書が日刊現代の記者なのですが…。
549 :
代打名無し:02/08/08 11:47 ID:FQD/EH8w
>>548 取材拒否の状態からどんなに苦労して取材したか、という
著者の自慢話が中心で
川相のことはメインではなかった。
551 :
代打名無し:02/08/09 02:22 ID:xE01s9an
552 :
代打名無し:02/08/09 23:42 ID:YEtTux6R
漏れはプロ野球チームの組織を企業に例えて
野球の戦略を経営戦略に例えるような
サラリーマンや中小企業の経営者向けの本って大嫌いだから
絶対に読まないんだけど、
>>551はその手の本?
「プレジデント」とか「週間ダイヤモンド」って
時々結構読める監督インタビューとかやってるんだよなあ
2週前にやってた原監督記事読みたかった
いま552さんが、いいことを言われました
556 :
代打名無し:02/08/10 21:02 ID:+SiH/ezI
「大矢明彦的捕手論」読みました。
いやぁおもしろい。野球の見方が変わったわ正直。
557 :
代打名無し:02/08/11 13:14 ID:Iu7klEvA
>552
>>551はまさにビジネスマン・経営者向けの本だろう。
こういう性格の本は、プロ野球ネタの他に陸軍・海軍ネタ、戦国ネタもある。
別スレで書いたけど(よってsage)、
今月の新刊、永沢光雄『強くて淋しい男たち』(ちくま文庫)。
スポーツ選手のノンフィクションなんだけど、野球関係者は
高橋慶彦、愛甲、宇野、竹田光訓、佐藤和弘という異色の顔ぶれ。
同日に宇佐見徹也『上原の悔し涙に何を見た』(文春文庫)も購入。
さすが、というところも勿論あったけど、今の野球も好きな
当年二十九歳の自分にはついていけないものも感じた。
559 :
代打名無し:02/08/11 23:45 ID:rJHfQGch
age
560 :
代打名無し:02/08/12 01:11 ID:7GExNu1U
井上ひさしが書いたやつ(だったと思う)。
大洋に入団して、無敵の成績をおさめたって話。
561 :
代打名無し:02/08/12 11:49 ID:+4Fi9w1+
>>560 「野球盲導犬チビの告白」!イイ!!
「フィクション部門」の中の「和モノ部門」ならば
間違いなく上位に入る傑作野球小説。
563 :
代打名無し:02/08/13 02:08 ID:nR5+P7+n
別冊宝島が出しているプロ野球の本も、テーマ別に色々あって面白い。
564 :
代打名無し:02/08/13 02:09 ID:zELMCJa0
┌─┐
|も.|
|う |
│来│
│ね│
│え .|
│よ .|
バカ ゴルァ │ !!.│
└─┤ プンプン
ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ (`Д´)ノ ( `Д)
| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□( ヽ┐U
〜 〜  ̄◎ ̄ . ̄◎ ̄  ̄◎ ̄ ◎−>┘◎
565 :
代打名無し:02/08/13 02:36 ID:HIyWyt3R
基本的に近藤唯之の本は、近藤唯之の本であるということ以外
何の価値もない
566 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/08/13 19:40 ID:vA0uWYux
567 :
代打名無し:02/08/14 12:46 ID:1YtJWc4n
報知で長年にわたり広島担当記者をしている駒沢悟の監修で
松永郁子が書いた宝島社からだしているカープ本。
『カープ 〜苦難を乗りこえた男たちの軌跡』
これ
>>202の中国新聞社から出している本と内容がもろにかぶっている感じがする。
568 :
代打名無し:02/08/15 00:34 ID:JK57M/2E
近藤唯之と水本義政の著書は、両者とも新聞記者出身で
基本的に中・高年のサラリーマン向けに書かれているのだが
近藤の場合は、自身の情感たっぷりに書かれているのに対して
水本はその時代の世相をまじえて書いている感じがする。
570 :
代打名無し:02/08/15 13:26 ID:bSn9h1mI
あくまで一部の高校だが、選抜・選手権に出場した高校が
学校関係者向けに作られる記念誌。これ選手のプレー、スタンドの
グラビアなどが豊富で、市販化されてもいい冊子かもしれない。
571 :
代打名無し:02/08/16 13:10 ID:m9VuSjRR
>558
永沢光雄、「野球小僧」にも毎回エッセイを書いていますな。
宇佐美徹也「上原の悔し涙に何を見た」読了。
いやあ、ほとんど
>>558氏と同じ感想。
ところどころ「なるほど」と唸る部分はあるものの、
全体的には「?」。
例えば稲尾の最多登板記録は内容の上でも
福間や菊地原と比べ物にならないのは同意だし、
抜かれなくて良かったとも同意できるのだが、
いちいち当時の監督に手紙を書いて
(しかも『新記録が作られたら記録の仕事をやめる』と勝手な脅迫まがい)
いるところが粘着質な感じで引くね。
自分のおかげで稲尾の記録が守られたと思ってるんだろうなー。
「稲尾>>>>>>>>>>>>>>>菊地原」とか
「真剣勝負>>>>>>>>>>>個人タイトルのために敬遠」
とか、考え方には同意できるのに。
573 :
代打名無し:02/08/16 23:27 ID:MM+/1yGs
宇佐美があれこれとやり玉にあげられているが、
千葉功は、あまり悪評は聞かれないなぁ。
575 :
代打名無し:02/08/17 00:17 ID:j1kcHTah
>>573 千葉エカは著書も少ないしね。
宇佐美と千葉の関係ってどうなんだろう。
友達?
ライバル?
先輩後輩?
577 :
代打名無し:02/08/17 23:29 ID:j1kcHTah
千葉功タン、ハァハァ……
578 :
代打名無し:02/08/18 13:34 ID:UXquDB0x
>575
千葉も宇佐美もパ・リーグ記録部で仕事をしていた同僚。
579 :
代打名無し:02/08/19 13:16 ID:k+iC5bhQ
そろそろネタがつきてきたかなぁ。
しかし、立てたときはこんな長寿スレになるとは思わんかったなあ
581 :
代打名無し:02/08/19 16:37 ID:KN3JfX23
まあ、何らかの新刊が出るたびに話題となり得るのだから、
ネタが完全に尽きることはなかろう。
野球がスローで退屈だと思う人、
それはその人が退屈な心の持ち主に過ぎないからだ
(「ニューヨーク・タイムズ」故レッド・スミス記者)
パンチョさんが亡くなってしばらく、久しぶりに
『野球は言葉のスポーツ』(中公新書)を読んでみたくなって紐解いてみた。
俺は日本の野球がたまらなく好きだけど、この本は本当に名著だと思う。
≫582
間違いなく名著です。
585 :
代打名無し:02/08/20 20:39 ID:y1l7bpaF
age
586 :
代打名無し:02/08/21 13:04 ID:tMvCrF+p
587 :
代打名無し:02/08/22 12:51 ID:3hsUivQN
>>553 このたぐいでは「日経ビジネス」の一コーナーで「敗軍の将、兵を語る」の
シリーズで、志半ばに退任したプロ野球監督の辞世の弁を読むのも面白い。
もっとも今年度はいないだろうが…。
588 :
代打名無し:02/08/22 13:35 ID:v9lswq0+
「大下弘 虹の生涯」
このスレで評判がいいので読んでみたが、いまいちだった。
極上の食材を凡庸なコックが調理して凡庸な料理ができたといった感じ。
589 :
代打名無し:02/08/23 00:56 ID:0AOx90yB
>>533の「メジャー・リーグ人名辞典」買ってきました。
6500円と値は張るが、1876年から2001年までに活躍した
メジャーリーグの選手、関係者を一定の基準で絞って
厳選した2692名の全ての経歴が詳細に書かれているので
メジャーに興味がある人には、おすすめかもしれません。
591 :
代打名無し:02/08/23 21:57 ID:gUhAGiEq
>>555 週刊ベースボールでもおすすめの一冊として掲載されていましたな。
592 :
代打名無し:02/08/24 14:48 ID:0XbUHbzm
593 :
代打名無し:02/08/25 02:38 ID:QTgfK9KK
『泥をかぶるも人生 〜強い組織は「ナンバー2」が作る〜』黒江透修著 洋伝社
>>552が指摘する
>野球の戦略を経営戦略に例えるような
>サラリーマンや中小企業の経営者向けの本
っぽいが、各章で野球の話をひとくさりした後、
「これはビジネスにもいえるのではないか」などと結ぶのだが、
ほとんど1〜2行ビジネスに置き換えて終わりw
ほとんど野球の話。
ダイエー時代危うく胴上げされそこなったとか、ロテ時代にウェスタン優勝のご褒美期待して
事務所に言ったら首を通告されたとかの裏話もそこそこ。
とりあえずこのサブタイトルで表紙のユニフォーム姿がベイなのが笑えるが。
595 :
代打名無し:02/08/26 00:18 ID:xj1gkWLl
本日、古本屋で買った本。
「プロ野球 【稼げる男(ヤツ)】はここが違う」
平成2年発行。著者はグループ隠し球、という団体? サブタイトルが
「90年代を戦い抜く! ビジネスマン必携の書 自己啓発のノウハウがこの1冊に!」
第9章まであり、それぞれのタイトルはビジネスで通用する格言だが、
内容は全部野球の話。サラリーマンじゃなくても十分楽しめる。
597 :
代打名無し:02/08/27 00:15 ID:cPzw9Fz6
最近、番記者グループが書く暴露本がほとんどなくなったなぁ。
598 :
代打名無し:02/08/27 14:23 ID:JVAonJMJ
保全
600 :
代打名無し:02/08/28 12:47 ID:qngzT5N6
>>558で出てきた永沢光雄『強くて淋しい男たち』(ちくま文庫)読了。
野球以外のスポーツのほうが多いのはしょうがないとして、
いちいち自分の私生活(前日に女と別れたとか)について
つまらないことを書いているのがウザかった。
他人が面白がるようなエピソードがあるわけでもないし。
601 :
代打名無し:02/08/29 13:03 ID:yWCBXuQS
>600
ということは
>>217に出た寺山修司の「スポーツ版裏町人生」とかぶっているな。
(寺山も自身の私生活を交えて書いていた)
大日本職業野球愛好貝スレ読んでて思い出したけど
確か平野謙のお姉さんが書いた本のタイトル覚えてる人居ないですかね?
(確かNHKでドラマ化された)
604 :
代打名無し:02/08/29 21:51 ID:Yxi0Ooxm
保守
606 :
代打名無し:02/08/30 23:11 ID:ZJXq4JyW
50歳を越してもなお140kmのストレートを投げる村田兆治の新作本、
「速球の流儀」(ワニブックス社)を読んだ人います?
読んでないけど保全
608 :
代打名無し:02/08/31 18:51 ID:XPbXyxBQ
「勝者の組織論」(広岡達朗・長嶋茂雄共著・講談社文庫)
広岡がNHK解説者、長嶋が浪人中だった89年に刊行された
本で、長嶋が結構まともなことを語っているのが印象的だ。
609 :
代打名無し:02/09/01 15:11 ID:d8Z7Xb8e
「週刊文春」で星野ネタをちょくちょく出しているが
鹿砦社あたりでこれを単行本化したら売れるだろうな。
610 :
代打名無し:02/09/02 14:41 ID:NbegUORj
秋山幸二、今年度限りで現役引退するが自著伝を出すかどうか・・・。
612 :
代打名無し:02/09/03 13:03 ID:/tjU0r6Y
東尾修も現役時代に自著伝を出したが、現役引退してから
西武監督を経ての自著伝も見てみたい。
東尾の場合は自叙伝というより永谷脩伝聞伝と思われ。
読書家の伊原は自ら筆を執って回顧録を書きそうで、それは読みたいな。
614 :
代打名無し:02/09/04 01:20 ID:HJEKXI7k
近藤唯之、昔は新潮社中心だったが今じゃPHPから良く出しているなぁ。
615 :
代打名無し:02/09/04 23:23 ID:SPjROtNv
616 :
代打名無し:02/09/05 23:44 ID:WQetLpOJ
巨人がもし優勝したら、原監督にまつわる本が発売されるかもしれない。
それは、また楽しみではある。
618 :
代打名無し:02/09/06 23:22 ID:7eT7XkQP
日本ハム、来年度限りで札幌に移転するので
それにあたって東京で活動してきた今までの活動を取り上げた
本もしくは写真集を出してもらいたいなぁ・・・。
619 :
代打名無し:02/09/07 22:47 ID:B5Yi9lU9
「日経ビジネス」の一コーナーである「敗軍の将、兵を語る」の
野球版で、鳴り物入りで監督・コーチになりながら失敗した
野球人の敗戦の言を集めた本を出版したら面白い。
今年でいったら石毛宏典(オリックス)、北別府学(広島)、山本功児(ロッテ)、
日野茂(湘南)、今成泰章(元阪神スカウト)、岡添裕(オリックス球団社長)などなど。
ほぜん
621 :
代打名無し:02/09/08 21:38 ID:IGiErXPu
99年に出した新宮正春著の「プロ野球を創った名選手・異色選手400人」(講談社文庫)
投手、捕手、一塁、二塁、三塁、遊撃、外野、監督、外国人のカテゴリーで
時代順に紹介されている。
>>621 読んでないが、
そのカテゴリー分けを見る限り、人種差別のにおいがプンプンするな
623 :
代打名無し:02/09/09 15:56 ID:CPq8hTKc
>621
さらにこの本は、選手をABCランク付けして
Aは2ページ、Bは1ページ、Cは1/2ページで紹介
していて投手を例にとれば江川卓は2ページ、西本聖は1ページ
加藤初は1/2ページで掲載されている。
624 :
代打名無し:02/09/10 15:04 ID:094uET9l
「週刊ベースボール」で掲載されている落合博満と江夏豊の
コーナーの単行本化きぼーん。
週ベといえば、「隠し球ガンさん」は一向に単行本化される気配がない・・・。
他誌掲載分(既刊)とのからみがあるのか、単に会社が単行本化に熱心じゃないのか。
単に読者からの要望がないのか。
BBM社の漫画単行本なんて売れるわけない。
っていうか出版ノウハウもないだろうな。
627 :
代打名無し:02/09/11 11:42 ID:W9lZoSm8
「ベースボールマガジン」、今回のテーマは「日本プロ野球事件史」
>>1 女性器はイヤラシイ形をしているが、個人的にはもっともっと
イヤラシイ形をしていてほしかったと思う。
一例を挙げると性的に興奮したら女性器から最長3mぐらい
まで伸びるような触手を出して男性器に絡み付き、膣内に引き
込むといった機能が備わっていてもよかったのではなかろうか。
もし実際に女性器にそうした機能があったとしたら、私は小学
6年生ぐらいの色白で髪が長くて大人しい、赤いリボンとフリフリ
フリルの可愛い服がトレードマークの学校一の人気者美少女小
学生に生まれ変わりたい。
そして学校で授業中エッチなことを考えたために、自分の意に
反して膣内から触手がうねうね出てきて、最初はスカートの上から
膣口を手で押さえ込もうとするが、押さえつけようとしている手の
脇から触手がはみ出してきて、ついにはスカートの裾まで進出し、
恥ずかしい粘液まみれの触手が生々しい臭気を周囲に漂わせな
がら斜め前の席に座っている好きな男子の股間に伸びてゆく場面を
クラスメイト全員に見られてしまい、赤面した顔を両手で押さえて泣き
じゃくったあげく、遠い街の学校に転校したい。
しかし、この子に限らず初潮を迎えた女の子の誰もが一度は経験
する、触手の試練。母親は娘と風呂に入りながら、自らの少し色素
沈着のすすんだ触手を見せ、「みおちゃんももう直ぐこんな風に触
手が出てくるようになるけど、驚いちゃダメよ。」と、微笑ましい
家庭の性教育がなされたりするものなのである
>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1
629 :
代打名無し:02/09/12 11:14 ID:nzFK1xgF
そろそろ新書がでないかなぁ・・・。
631 :
宇宙の野球 ◆KMvSPACE :02/09/13 08:32 ID:KAjO9SwF
こないだ知ったんだけど、やくみつるの漫画ってもう単行本化されてないんだね。
いつからそうなったか知ってる人いる?
632 :
代打名無し:02/09/13 08:38 ID:8TFlzmrN
小林至が小林よしのり編「わしズム」2号で米国批判してるよ
>>631 やくやくスポーツランド(竹書房)第5巻が最後。同社の単行本は、はた山名義含め今も発売している。
月刊パロ野球ニュースが、98年11月号でスポコミと名前を替え、連載作品の大半も入れ替えたものの、
末期症状から脱せず6号(99年4月号)で廃刊。その際やくの連載も終了。
(後継誌の『まんがクラブオリジナル』には『ササキ様に願いを』と、
『マツイ日記は知っている』のみが連載継続され、現在後者のみ)
竹書房とはその後も、竹書房漫画新人賞の審査員として名を連ねていたが、
1999年度分のコメント(2000年4月ごろ発表)の内容が酷く(前から酷かったが)、
2chで叩かれ、当時のスレでは竹にFAXで質問を送って事務的返答を得た参加者も。
さすがに2000年度(2001年4月ごろ発表)を最後に審査員を外されてる。
連載の割に漫画の単行本ではもう売れないけど、それ以外の本は新刊が出てるね。
>>633(自己レス)
雑誌名は『月刊まんがパロ野球ニュース』だった。スマソ。
やくの『パロ野球ニュース』を雑誌のタイトルにもしてたわけで、
最初は芳文社の『まんがスポーツ』と同じくトップ看板だったね。
野球4コマ雑誌自体は両誌ともに、やくがトップ外された時期から凋落期が始まったなあ。
要するにつまんなくなったからだけど、マスコミ的に有名になったのはそれと入れ替わりで。
>>633-634 ありがとうございます。
「月刊まんがパロ野球ニュース」買ってました。中山ラマダが好きだったなあ。
本屋で「やくみつるの4コママンガの単行本ないっすかね」って訊いたら、
「ほとんど絶版で…」という情報とともに変なお宝本(やく著)を持ってきてくれた。
店員さんありがとう。でもその本はいらない。
636 :
633:02/09/13 17:27 ID:6HSQmyz9
>>宇宙の野球さま
例のお宝本は立ち読みで済ませたものの、懐古ものでもどうもねえ。
特に昔の漫画・アニメ・特撮のブツとなると、40代が見ていたそれと、
こちら20代とではズレがあるから(グリコの懐古シリーズは前者向け)。
やくみつるに限らず、業界を動かしているのがちょうどその世代なんで、
DVDで出るアニメも巨人の星に限らず、モノクロ版版おそ松くんといった、
結構古いもののほうが出やすかったり。(それでも80年代でもロボットアニメだと、
意外と出そうに無かった物がDVDになったりして←今年念願のが出て凄く嬉しかった)
と、関係ない話題で引っ張って申し訳ない。
中山ラマダはネタの好き嫌いあったけど、まんがスポーツの方の、
『泣くな!イノマティ』が一番好きだった。一家でウルトラ一家コスネタとか。
現在、アクションで新連載が始まってます。漫画板から↓
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/comic/1031044213/
637 :
代打名無し:02/09/14 01:03 ID:1PYyP6Po
age
なんか夏枯れなのか宮田氏の本と川相の本出てから全然野球本出ないね
勤務先が神保町なんでほぼ毎日チェックしてるが「今日も無し・・」の繰り返し
昨日から後藤建生のサッカー本に浮気中
639 :
代打名無し:02/09/15 01:52 ID:RzDKXoUX
>638
10月ごろにいろいろと出しそうな感じがするが・・・。
640 :
代打名無し:02/09/15 19:13 ID:Sb3u0tXj
ageておく
641 :
代打名無し:02/09/15 19:22 ID:dls3Z/ml
642 :
代打名無し:
>>639>>641 原巨人に関する本はたくさん出るだろうね。
プロ野球OBやスポーツ新聞記者やその他の著名人とかいっぱい出そう。
ビジネスマン向けに「原監督に見る部下の使い方」みたいのとか。
かつての野村監督や仰木監督もこの手の本が多かったしね。
で、数年後にはブックオフの100円コーナーにイパーイ山積みされると(w