1 :
あるケミストさん :
2009/10/11(日) 02:46:55
2 :
あるケミストさん :2009/10/11(日) 04:15:39
1 乙
3 :
あるケミストさん :2009/10/11(日) 21:52:16
4 :
あるケミストさん :2009/10/11(日) 21:56:43
役に立たないスレを立ててくださってありがとうございます
また頑張ってネタ解答しないとな
7 :
あるケミストさん :2009/10/15(木) 08:08:15
フェニルアラニンを合成したのですが、どうもナトリウム塩になっているらしいのです。 ナトリウムを除いて純粋なフェニルアラニンにするにはどうすればいいのでしょうか? あと、異性体分離はどうすればいいのでしょうか? 高校生でも出来る方法を教えてください。
8 :
あるケミストさん :2009/10/15(木) 09:24:19
どなたか糖鎖の合成を行っているかたはいますでしょうか? 行っている方がいたら教えていただきたいのですが、グリコシル化(イミデートもしくは フッ化糖がドナー)を行う場合は当然アルゴンもしくは窒素置換したほうがいいのでしょ うか(アクセプターはウンベリフェロンです)? あと溶媒はDMFを使っても反応は進みますでしょうか?
>>7 酢酸Na→酢酸にするケースを考えてみるといい。
光学異性体分離なんか高校の設備じゃ無理。結晶化で頑張るのなら止めないが。
>>8 当然不活性ガス下完全禁水で。
DMFおk。
>>7 酸性条件で抽出。
異性体分離は神でも無理。
12 :
11 :2009/10/16(金) 20:51:36
神は言いすぎたな。
13 :
あるケミストさん :2009/10/17(土) 10:28:03
>>7 水に溶かして、中和する。アミノ酸は等電点付近で溶解性が最小になり、結晶が沈殿してくる。
さらに精製したければ、熱水から再結晶すればよい。
>>8 不活性ガス置換が無難だが、モレキュラーシーブを共存させることで空気中でも不可能とは
言い切れない。
なお、ルイス酸条件であるグリコシル化でDMFを使う例を私は知らない。
>>10 は是非、根拠を示して欲しい。
14 :
あるケミストさん :2009/10/17(土) 10:30:17
光学活性なアミンとか入れれば分離できるんじゃないか?
いい具合にネタレスが混じってるな
17 :
あるケミストさん :2009/10/18(日) 01:23:20
不斉補助基(Evans aldol)についてなのですが、オキサゾリジン骨格を有する補助基とピロリジン骨格を有する補助基では何か反応性が異なるのでしょうか? 何か違いがあったら教えてください。
18 :
11 :2009/10/18(日) 15:12:32
酸性条件じゃアミンが4級塩になってまずいのか・・・こまったな
21 :
10 :2009/10/18(日) 17:09:26
>>13 グリコシル化で酸を徹底的に使わない方法ですよ。
やってみればわかります。利点があるんですがこれ以上は言えません。
22 :
あるケミストさん :2009/10/18(日) 17:18:19
言えないなら書くな、答えるな 無能が
理由があるけど言えないっていうのは嘘を教えてるのと同じ。 だから無能って言われるんだ。 わかった?お馬鹿さん?
無能対低能の争いが勃発しました
>>23 ,24
お前らが争うから、うんこみたいな奴も沸いてくるんだ。
27 :
あるケミストさん :2009/10/18(日) 18:09:50
自己紹介乙
キチガイの特徴がそのまま出てるな 言われた事をそのまま返す キチガイだから仕方ない
29 :
あるケミストさん :2009/10/18(日) 19:54:04
グリコシル化でルイス酸を使わない条件は、1位のアルコキシドをアルキル化する方法
しか私は知らん。もちろん
>>8 の様にフェノールの場合には使えないし、あまり汎用性のある
方法ではない。
>>21 はちゃんと説明して欲しい。
めんどくせーな これ以上はおしえらんねーって言ってんだよ
教えれなかったら書き込むな 無能が
はいはい 無能です すいませんでしたー
33 :
あるケミストさん :2009/10/18(日) 21:30:00
馬脚
どーでもいい 死ね
35 :
あるケミストさん :2009/10/19(月) 00:06:34
どうでもいいんじゃないだろ。 あんたの有機化学の力が足らないんだよ。
36 :
あるケミストさん :2009/10/19(月) 00:30:18
知ってる反応条件を言ってみたが 適用できない事がわかり あげくの果てに逆切れ 氏ね
糖をやってる人ってみんなこんななの?
>>35 口を慎めカス。
立体選択性が上がるんだよ。
具体的には教えないけどな。お前ムカツクから
>>36 お前が死ね。クズ
実験できねえ化学音痴が。本でも読んでろや
40 :
あるケミストさん :2009/10/19(月) 01:11:34
理由が言えない時点で科学的な説明になっとらん 死ね
41 :
あるケミストさん :2009/10/19(月) 01:13:10
具体的な事が言えない→適当な事を言ったから→後に引けず押し通す→逆切れ 死ね
ちょっと有機化学をかじった程度にも関わらずスレで答えようとすると
>>38 ,39のようになる。
お、おちつこうぜ!
44 :
あるケミストさん :2009/10/19(月) 01:30:02
糖がアノマー位にくっつくんですね
×糖 ○DMF
46 :
あるケミストさん :2009/10/19(月) 02:29:10
すみません、質問があります。有機酸(塩基)と水相に存在する塩基(酸)の中和反応が起こり難い理由がしりたいのですが教えてください
混ざらないから
48 :
あるケミストさん :2009/10/19(月) 02:33:40
マルチには答えられない
50 :
あるケミストさん :2009/10/19(月) 07:52:00
有機化学っていうのは、総合力なんだよ。 ちょっと聞きかじったことを他人に自慢げに話して感心してもらえるほど 甘い世界じゃない。 グリコシル化、SN2で行くって最初はみんなそう思う。
51 :
あるケミストさん :2009/10/19(月) 08:22:18
御託はいいからDMFを使うと立体選択的に反応する理由を言いな!
で?
かぶったスマソ
54 :
あるケミストさん :2009/10/19(月) 08:34:11
意味は似たようなもんだから無問題
55 :
あるケミストさん :2009/10/20(火) 02:10:09
エバポレータでは除去できないような沸点の高い有機溶媒はどーやって除去するの?
1.水との親和性が高いものは分液する。 2.目的物と極性が違う場合はカラムで分ける。テーリングに注意。 3.加熱と減圧を併用する。目的物が分解したり蒸発しないか確認しておく。 4.再沈澱or再結晶でどうにかする。 ほかに何があるかなあ?
57 :
あるケミストさん :2009/10/20(火) 04:20:34
ジメチルアニリンに塩酸をくわえるとジメチルアニリン塩酸塩になるとあるんですが ジメチルアニリン塩酸塩の構造がわかりません。どなたかおしえてくれませんか?
58 :
あるケミストさん :2009/10/20(火) 09:18:29
>>55 非プロトン性極性溶媒は基本的に分液して落とす。
有機層にエーテル使うのが便利。ハロゲン系溶媒は何故か全然ダメ。
DMFだったら、真空ポンプを繋げて濃縮すれば結構いける。
DMSOは水入れて凍結乾燥する。NMRの測定溶媒はこの方法が便利。
逆にDiels Alder反応で使うような低極性高沸点溶媒は、太くて短いカラムを
何度か通して抜くしかない。なお、むやみに熱をかけなければいかないような
分子内DA反応は、反応設計が間違っている場合がほとんど。取り除くことを
考えるより、使わないことを考えた方がいいw
DA反応は高沸点エステルで反応できるよ。 塩基性にできるなら分解も可能
DMFは希塩酸で洗えばサクッとなくなる。
61 :
あるケミストさん :2009/10/20(火) 22:13:22
化学や各種資格試験向けのサイトが揃っています。見て損はないと思われます。 勉強法の研究サイト・理系必須TOEICや理系大学生向け参考書ショップ・尊敬すべき京大生のホームページなどもありますよ。 物理化学の参考書選びや中古の値段の参考に、ここのいろいろなサイトを参考にしました。 金欠貧乏、要領の悪い自分は色々参考にさせていただきました。研究法とか色々オヌヌメ h t t p://s a t u r i.a l i n k 7.u i c.t o / (↑空間を埋めてアクセスしてみて下さい) おしゃれにも敏感なので(靴集めとか大好き)、ブーツショップやヘアケア、癖毛対策のページもあるんで紹介。 h t t p://m o m o t a r o.a l i n k 7.u i c.t o /
62 :
あるケミストさん :2009/10/21(水) 15:18:33
55です!みなさんありがとうございます!!! 今回の場合はピリジンだったのですがDMSOなんかもよく使うので全体的に参考になりました(^ω^)
63 :
あるケミストさん :2009/10/21(水) 16:02:21
何だよ、ピリジンか。あんなもん高沸点のうちに入らん。 トルエン入れてかっ飛ばせばいいじゃんか。
お前の基準で語るなw
いやピリジンは普通の溶媒と同じ沸点じゃね? エバポで飛ばそうとすると嫌われるだろうが
ピリジンなら塩安か希塩酸入れて分液するときれいに水に行くんじゃないかな
67 :
あるケミストさん :2009/10/22(木) 01:45:05
55です。 トルエンは試したんですが飛ばすのにどーも時間がかかってしまい…エバポ長い間占領したうえピリジンとトルエン臭でたしかに嫌な顔されました(・ω・;)(;・ω・)カラムは一度やりましたが面倒で楽な道を探し出しましたすみません(^ω^;) 希塩酸での分液試してみます!これができれば誰にも迷惑かけず楽にとりのぞけますよね!ありがとうございます!
68 :
あるケミストさん :2009/10/22(木) 07:47:24
希塩酸で分液しても、すかっとは抜けないんだよなあ。 硫酸銅の水溶液で振る人もいるけど、おいらはそれでモノが壊れたことがあるので 好きじゃない。 昔だったらベンゼンで共沸したんだが、泡立ちやすいし毒性がいやなのでちょっと やめておきたい。 モノの濃度が低いんだったら、ヘキサンやシクロヘキサンも共沸溶媒としては 悪くない。溶解性が悪いから、分離しやすく(突沸しやすく)なるが。
69 :
あるケミストさん :2009/10/22(木) 07:53:38
ピリジンのような高沸点の溶媒を使うような反応計画を立てない これでOK
70 :
あるケミストさん :2009/10/22(木) 10:32:02
最近の学生はエバポを含めて、実験器具の整備をしない。 エバポでピリジンやトルエンが飛ばないなんて、どうかしている。ちゃんと整備すれば、 きちんと真空度は出る。 パッキンやガスケットをはずして掃除しろ。減圧調整器の内部を掃除して、劣化した チューブを交換し、パッキンを点検しろ。電磁弁の動作を確認しろ。 冷却液を交換して詰まった澱を掃除しろ。 その作業に2〜3時間かけても、実験効率の向上ですぐにその時間は取り戻せる。
71 :
学生 :2009/10/22(木) 17:14:10
真空度?はあ? そんなもん適当にエバポで飛ばしておけばいいんだよ
硫酸銅で振るとどうしてピリジンが抜けるの?錯形成?
こんなん常識だろ。 無水酢酸、DMAP、ピリジン、硫酸銅で分液。 馬鹿な俺にも教えてくれ。なんで?錯形成だとは思うが。
ピリジンは塩酸加えて分液で大まかにのぞいて その後トルエンと共沸させれば除去できると思うよ。
75 :
あるケミストさん :2009/11/02(月) 13:22:18
専門じゃないから知らないんだけど例えば天然物とか合成したり、なんか誘導体作れそうな反応見つけたとして、 どうやって有益な天然物とか誘導体を知るの?なんかデータベース的なのがあるん?
76 :
あるケミストさん :2009/11/02(月) 14:52:48
何が聞きたいのかわからない
77 :
あるケミストさん :2009/11/02(月) 15:50:55
>>75 アホにもわかるように書かないといけないよ
現在は無目的に反応を検討することは少なくて、 有用な化合物・天然物Aがすでに報告されていて、 その合成を目的として反応を検討することが多い。 構造で物質を検索するサービスはあるから、 ある部分構造を作る反応ができたら、その部分構造を持つ物質を検索することはできる。
79 :
あるケミストさん :2009/11/03(火) 14:19:03
質問です。 X線結晶構造解析用に、結晶を作りたいのですが 基質をかなり綺麗にしてもなかなかいいものが出来ず、かなり細い針状になってしまいます。 化学構造は全て芳香環から構成されているのですが、、、 現在ヘキサン、エタノール、トルエン-酢酸エチルでためしたのですが全て測定に持ち込めるような ものではありませんでした。 どのような溶媒がうまく結晶化出来るでしょうか。 やはり手探りしかないのでしょうか。 よろしくお願いします
80 :
あるケミストさん :2009/11/03(火) 16:36:10
ggrks
ググって出てくるとも思えんがなw 結晶化は気合だと思う とりあえずハロゲン系やってみ
ggrks
日本語でok
ググれカス
>>79 結晶化は気合だぜw
水/エタでキャピ静置を推奨する
86 :
あるケミストさん :2009/11/04(水) 13:39:30
stilleカップリングは脱水溶媒を用いて反応させた方がいいのですか?
87 :
あるケミストさん :2009/11/04(水) 13:40:44
88 :
あるケミストさん :2009/11/04(水) 21:28:25
>>86 脱水じゃなくてもほとんど問題無いけど、脱気は念入りにしたほうがいい。
酸素でパラジウムが死ぬので。
普通の溶媒を予めアルゴンとかで脱気して使えばおk
89 :
あるケミストさん :2009/11/06(金) 15:45:34
>>79 結晶化には時間がかかる。この技術は、どこの研究室でも最近ものすごく落ちた。
モノの溶解性がどれだけのもんかしらないが、含水エタノールに溶かして放置とか、
ピリジンの濃厚溶液を放置するとか、いろいろある。Vapor Diffusionとかは
有機物ではあんまりうまく行かない。
基本、3日ぐらいずつ様子を見れ。
90 :
あるケミストさん :2009/11/08(日) 20:06:15
91 :
あるケミストさん :2009/11/12(木) 22:33:53
>> 先っぽの尖ったサンプル管を使うと大きな結晶が析出し易いらしい。 結晶の性質だから、どの溶媒が良いのかという質問はおかしいだろ。
いや・・・結晶は溶媒に依存すると思うよ
×結晶は ○結晶化は
94 :
あるケミストさん :2009/11/12(木) 23:48:29
すれ違いかもしれませんが、論文をDLし印刷すると論文の一部ですが 文字化けしているのがありました。 JACS、等のACS関連紙は大丈夫ですがAnge(勿論インター ナショナルエディション。)に限っての症状です。ラボの他の人間は知 らないといているんですが 私だけMacを使っているからなのでしょうか?Nicoloau先生が よくAngeに出され、頻繁に印刷するので困っております。 どなたかご存じでしょうか?お手数をおかけします。有機合成の論文という共通点のみで書き込みさせていただきました。 *Macの環境については多少調べましたが原因不明、アドビのアプリ 設定ヴァージョン関連については今調べ中。
95 :
あるケミストさん :2009/11/13(金) 04:11:37
>>94 そおいや2,3日前にDLした奴文字化けしてた
当方もMacで、Angeではなかったと思う
多分OLかJACSだったような
印刷はしなかったけど、画面上で文字化けというより文字が滲んだ感じでぼやけて見えないレベルだった
それ以来そういったことはないけどね
96 :
95 :2009/11/13(金) 11:37:09
OLでもJACSでもなくTLでした
97 :
あるケミストさん :2009/11/13(金) 11:55:29
皆さんは化合物のNMRデータをどのように管理されていますか? 私は今まで印刷して日付ごとにファイリングしていたのですが 場所をとるため、PC上での保存を計画したのですが NMRのデータ(alsという拡張子)をPCで見るには 専用で高価なソフトウェアが必要なため挫折しました。
99 :
あるケミストさん :2009/11/13(金) 17:58:37
>>95 私の方は、PC上では問題ないのですが、印刷すると一文字や二文字が 総て文字化けするという症状です。総てのKが文字化け・・・という。ふうにです。
100 :
あるケミストさん :2009/11/13(金) 22:02:12
Office 2008のデモ版をインストールしてみたら?フォントのせいのような気がする。 アプリケーションそのものは使わなくとも、削除してもよい。
>>97 pdfに変換しなさい。
tagをつけて整理するのがいいよ。
gmailで添付ファイルにしてキーワードを入れなさい。
保存をGoogleに任せるのはどうかと思うなぁ
文献中でwet SiO2という記述があったんですが、これってシリカゲルに水を含ませたものということでいいんでしょうか??
『行政刷新会議事業仕分け対象事業についてご意見をお寄せください
戦前に世界最高水準だった日本の航空産業は、戦後のGHQ占領下において、
わずか八年間、研究開発が止まっただけで、ほぼ壊滅しました。
現在に至るも、未だにそのときの遅れを取り戻せていないのは、ご存知の通り。
また、技術開発投資をおろそかにし、自動車ローンの金利で食っていたアメリカのビッグスリーが、最終的にどうなったか。
ttp://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/sassin/1286925.htm 現在、政府の行政刷新会議は「事業仕分け」を行っており、文部科学省関係の事業についても以下の表のとおり対象となっております。
この事業仕分けを契機として、多くの国民の皆様の声を予算編成に生かしていく観点から、
今回行政刷新会議の事業仕分けの対象となった事業について、広く国民の皆様からご意見を募集いたします。
予算編成にいたる12月15日までに下記のアドレスまでメールにてお送りください
(様式自由、必ず「件名(タイトル)」に事業番号、事業名を記入してください。)。
なお、下記区分で宛先が不明な場合は大臣官房会計課(
[email protected] )までご送付願います。 (後略)』
特に注目して欲しいのは、【11月13日】 及び 【11月17日】の科学技術に関する部分です。
(教育関連も相当酷いですが、科学分野に比べれば、まだ取り返しはつきます。)
【11月13日】の方では、ご存知「スーパーコンピューター」「バイオ関連」「海洋研究開発」など、
将来の日本の競争力を露骨に左右する部分について、ばっさりと予算削減されています。
さらに 【11月17日】 の方では、宇宙関連が軒並みやられました。
文部科学省のページをご覧頂くと分かりますが、
きちんと「意見提出先」としてご担当の方の氏名が明記されています。
これは危機感を持った「中の人たち」が、助けを求められているということなのだと思います。
事態はそこまで逼迫しています。
ほんの数行でも構いません。
皆さんの「意見」を、掲載されたご担当者のメールアドレス宛に送って下さい。
人々が動けば、充分に社会を変えられるのです。
何卒、よろしくお願い致します。m(_ _)m
ttp://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10396287981.html
>>103 懐かしいっス。
俺もわからなくて結局、シリカゲルに水加えて30分くらいかくはんして使ったな。
自分の時はちゃんと反応は進行してくれました。
あと、文献中に水の質量比の記載はあったけどシリカゲルの種類について記載が無かったからカラム様の使いました。
神様仏様カラム様
108 :
あるケミストさん :2009/12/02(水) 07:50:42
規制で書き込めなかった。 シリカゲルに水を含ませるときは、ナスフラで必要量の水を入れてエバポにセットし、 減圧しないで回転させるとよい。1時間ぐらいか。 水を飽和させたいときは、完全にジャブジャブに水をくわえ、濾過して一昼夜風乾させる。 シリカはカラム用でいい。
普通はくさびの細いほうが 不斉点から出るように書くよ。
111 :
109 :2009/12/03(木) 20:36:55
>110 自分で書くのは確かにそう書きますが。。 他人の書いた構造式のチェックの過程で出てきました。
この表記がおかしいだろ
113 :
109 :2009/12/03(木) 22:04:28
表記がおかしいと言うことには同意します。 (ISIS Drawだとこの表記は許されません) ただ、人間が見て解釈できない訳ではないし、 Chemdrawも受け入れているので、困ったものです。
114 :
あるケミストさん :2009/12/03(木) 22:39:59
115 :
109 :2009/12/03(木) 22:58:24
ありがとうございます。 おかげで、書き方自体がおかしい、と言える自信がつきました。
116 :
あるケミストさん :2009/12/06(日) 18:25:22
0.5MくらいのLDA/THF溶液を作りたいのですが、室温でLDAをTHFに溶解させると危険でしょうか? 当方普段は無機専門でして、装置上禁水下で低温にさせることができないのですが・・・
禁水下で低温にさせる事が出来る装置を買う
119 :
116 :2009/12/06(日) 19:12:53
>>117 >>118 ありがとうございます。
装置を買うのは予算上少し厳しいかと・・・
市販のはヘキサンやらが入っているのが少し問題かなぁと思っております。
10ml程度あればよく、また室温でも小スケールならある程度はいける??
というお話を聞いたことがあり、(私の聞き違いかもしれませんが)お聞きした次第です。
室温で危険?そうなら諦めて市販のを使いますかねぇ・・。
ちなみに、TCIの溶液を見ますと冷所保存になっていないようですが溶解させてからだと室温でも大丈夫なのでしょうか?
逆に質問があるんだけど ・ヘキサンが入らない調製方法を知っているか ・ヘキサンが入るとまずいのか ・低温にする方法はどのようなものを考えているか これらによっては回答も変わるので、答えられる範囲でお願い。
121 :
116 :2009/12/06(日) 19:49:40
>>120 ヘキサンが入らない調整方法は存じておりません。勉強不足で申し訳ありません。
ヘキサンが入るとまずいというより、できるだけ純THFの溶液を求めております。
市販の溶液の組成を見ますと、詳しい値は確認できませんでしたが、THF以外の割合が多いかな、という印象を受けました。
低温にする方法はドライアイス/エタノール浴等でしょうか・・・。
純粋なTHFが必要な理由は?
123 :
116 :2009/12/06(日) 20:02:47
>>122 その点に関してはは少し答えかねます。
申し訳ございません。
124 :
あるケミストさん :2009/12/06(日) 20:09:35
有機の研究室に試薬を持って行って作ってもらえ 一番楽で確実だ
なら、手っ取り早そうなのは 市販のものを溶媒留去→純THF加える じゃないかな? BuLiから作ってもいいとは思うけど、ハンドリングに難がありそうな気がする。
127 :
あるケミストさん :2009/12/06(日) 20:21:29
>>124 >>125 了解しました。ありがとうございました。
長々と申し訳ありませんが、最後にあと二つだけ質問させてください。
・試薬を持っていきさえすれば、低温で混ぜるだけでできるものなのでしょうか?
(当方大学の機関ではなく、操作方法が面倒だと申し訳ないので)
・純THFによって得た溶液は、室温で不安定でしょうか?
市販品で進まないような反応を企業がやる価値があるんだろうか?
129 :
あるケミストさん :2009/12/06(日) 21:33:37
>>127 ・だいたいの反応はある温度で試薬を混ぜるだけで反応する。
・純THF中のLDAはたぶんそこそこ安定だろう。だけどBuLiがTHF溶液ではもたないので
必然的に混合溶媒になる。
今でもあるかどうか知らないが、その昔、あるメーカーでWittigのインスタントイリドなる試薬が
販売されていた。これはホスホニウム塩とナトリウムアミドの混合物で、THFをくわえると
イリドが発生するというお手軽な代物である。
THFにナトリウムアミドは確かそんなに溶けなかったと思うが、そういうやり方もある。
130 :
あるケミストさん :2009/12/08(火) 01:03:53
>>109 マイナーではあるが、このように描く流儀も確かに存在する。
そして、このように描いている人の多くはそれにこだわりを持っている。
131 :
あるケミストさん :2009/12/08(火) 03:03:26
>>130 ちょくちょく出てくるよな
昔の論文に良く出てくる気がする
わかりにくいからやめてほしいけど
どういうこだわりなんだろう? 遠近法を意識して、紙面の向こう側に行けば行くほど細くなっていくってこと?
133 :
あるケミストさん :2009/12/23(水) 23:28:06
LDAの認識がおかしくないですか? 有機リチウムなので不活性な溶媒中(水はもちろんプロトンを抜けるようなものが含まれない)でなければつぶれてしまう不安定な物質ですよ。 試薬が有るならそれを使うのが一番確実だと思います。 自分で作る場合、蒸留DIPAにBuLiを加える方法が一般的だと思いますが、この場合必ずヘキサンが入ります(BuLiがヘキサン溶液のため)。 いずれにしても反応性が高い危険な物質なので取扱いには十分注意してください。
136 :
あるケミストさん :2009/12/24(木) 07:46:03
>>133 みんなそのぐらいはわかって言っているんだよ。
なおLDAは一応結晶も溶液も売られている。あんまり使っている人を見たことがないが。
結晶って売ってんのか。 知らんかったな。普通作るか溶液使うよね。
ブチルリチウムを自分で作るとか、粉末のやつ使うとか、水素化リチウムつかうとか、そのほかいろいろ考えられるけど、質問者の用途がわからないので、妥協点が分からない。
139 :
あるケミストさん :2009/12/24(木) 20:51:18
無能乙
普通は作るけど作ってたらヘキサンが混ざって困りそう・・・という話だろ。読め。
無能乙
なんだ133か
まあそもそも有機屋じゃないみたいだし 何がやりたいかわからんのじゃどうしようもないな。 研究のある程度の詳細まで相談できる知り合いの合成屋とかに 相談するしかないだろう。
皆さん何才ですか? ちなみに私は27才です
148 :
あるケミストさん :2009/12/25(金) 21:20:03
ヘキサンが混ざっていて困る理由って何だろう?
無機だと結晶に入ったりして回折像が劣化するとか
THFといっしょに飛ぶだろ
>>151 THFよりヘキサンが残るというのは、相当まれだと思う。
>>151 簡単な化合物しか取った事無いでしょ?w
154 :
あるケミストさん :2009/12/26(土) 21:16:00
よくわかんないんだけど、有機リチウム入りの結晶を作るの?
結晶構造解析のプロみたいだし
ベンジルエステルから直接活性エステルにできる反応ってあります? 横着せずにベンジルはずしてカルボキシル基から活性エステルにするしかないですかね。
159 :
あるケミストさん :2010/01/06(水) 07:52:23
活性エステルってのは、脱離しやすいから活性なんだろう。 ベンジルエステルより安定だったら、活性エステルになんねーよ。 あえて言うなら、ヒドラジンと処理してヒドラジドにしてから(この反応は直接行く)、 亜硝酸で酸アジドにすればいい。
160 :
あるケミストさん :2010/01/06(水) 22:48:02
どなたかメシル化の方法を教えてください。 2級アルコール、メタンスルホニルクロリド、トリエチルアミン、ジクロロメタンで0℃で一晩撹拌で 反応は進むと思うのですが・・・塩基はピリジンの方いいのでしょうか? あと、メシル化したらする前と比べると極性は上がりますよね?
マルチうんこ
やったことあるから書いてみたんだが マルチなんで潰した
かわいそうなんで教えてあげよう。トリメチルアミン。
LDA
HClトラップするために塩基加える反応は多いけど ピリジンとアルキルアミンで優劣あるのか?
特に優劣は無い。2級アミンを使うと一番効率がいい。
168 :
あるケミストさん :2010/01/10(日) 04:44:17
お前ら、嘘教えんなよ。
>>166 あるに決まってんだろ。最近、こういう知識がある奴が本当に減った。
副反応や副生成物から反応性を理解しない。試薬の性能や反応条件の作りやすさが向上して、
目的物の収率さえよければそれでいい、という考え方が支配している。
だからうまく行かないときに工夫する、という有機化学本来の面白さ・難しさを知らない。
169 :
あるケミストさん :2010/01/10(日) 04:57:21
誰でもやっている事を偉そうに言うなよw
ピリジンとトリエチルアミンの使い分けを教えてくれよ。
反応系に依存する
172 :
あるケミストさん :2010/01/10(日) 08:04:37
>>169 それがさ、みんな「自分はちゃんとやっている」って言うんだよ。
お前の大学なら仕方ない
Fラン学生が上奏申し上げます MsCl/Et3Nでは活性中間体が発生するということですが 実際にやってみるとpyridineの方が良かった。 RSO2Py・X型の方が反応性が良かった(アシル化も同じ) これは活性が比較的高く立体障害の影響が若干少ない 漏れはスルホニルアミド化で使ったんだが TsCl/Et3N(at r.t)はpri./sec.アミンを見分ける TsCl/pyridine(at r.t)は選択性に乏しい とりあえず反応させたかったらpyridineかDMAP使えよ 逝くのわかったらEt3Nも検討して使いやすい方使えば?
Fランだと教科書レベル以上のキモの部分は教えて貰えないのか・・・
>>160 メチルアミン添加するか、TMEDA。
>>169 いく反応の条件検討なんか、やっちゃいないよ。
MsCl使うなら、DMAP添加は無意味。
>>176 DMAP添加ではMsPyCl型を経由するから早くなることがある。
178 :
あるケミストさん :2010/01/10(日) 13:06:59
>>176 TMEDAだぁ〜?
お前、どういう指導受けてんだよ。
174にあるように、ピリジンの場合はRSO2Py型の活性中間体を経由するので、
反応性は高くなる。ただ、Msを受けた生成物がピリジンや塩素で置換される反応が
行きやすい。これを防ぐためには2,6-ルチジンという手もあるが、反応後の除去に
問題があるのでめったに使わない。
アルキルアミンの場合は、そういう活性中間体は経由しないので反応性の向上は
期待できないが、塩基性が高いのでアルコキシドが出やすくなるという効果がある。
ただ、トリエチルアミンでは求核性が結構あるのでジイソプロピルエチルアミンの
方が推奨できる。ただその分、β脱離や塩素置換の危険性は残る。
両方の効果を期待したければDIEAにDMAPを加えればいいだろうが、その場合でも
over reactionの危険性は残る。
だから、総合的に判断してやってみるしかない。私もファーストチョイスは塩メチ中、
ピリジンだと思うよ。
TMEDAが三級アミンだから、TEAと同じような効果は期待できる。だけど四級化の
危険性はずっと高くなる。そもそもTMEDAはそういう目的の試薬ではないから、
反応性が似ているからといって流用すれば、指導者が力量を問われる。
メチルアミンは釣りだと信じたい。
メシル化ってとりあえずMsCl/Et3N/CH2Cl2が一番スタンダードだと思ってた。 あとTMEDAよりメチレンが一個長いジアミン使うと Clによる置換を結構抑制できるって聞いたけど、 TMEDAの添加も多少その意味はあるんじゃないかね。
180 :
176 :2010/01/10(日) 15:34:21
訂正 ☓メチルアミン → ○トリメチルアミン
メシル化でトリメチルアミンを加えるのはわりと普通だと思ってた。 ここじゃ違うんだね。
182 :
あるケミストさん :2010/01/10(日) 16:54:57
本当にトリメチル? トリエチルじゃなくって??
>>182 正確には触媒量のトリメチルアミンだけどね。
MsNMe3?Clができているらしい。
184 :
176 :2010/01/10(日) 21:04:16
MsCl/Et3N系の活性酒はCH2=SO2, sulfeneじゃなかったけ MsCl + Et3N → MsNEt3・Cl → CH2=SO2 + Et3N・HCl
186 :
あるケミストさん :2010/01/10(日) 22:33:12
MsClは
>>178 が言うようにDIEA+DMAPが一番いい。
この時溶媒はAcOEtやTHFも使える。(塩が出る時があるから気をつける)
なお、DIEAは分解してIEAが出来ていることがあるので新鮮なものを使うこと。
反応するかどうかを見るなら2,6-ルチジンで良いと思うよ。
ピリジンがあると分解を受けることがあるからね。
187 :
あるケミストさん :2010/01/11(月) 02:29:30
そうか?
私も
>>178 がいうようにDMAPが最強だと思う。
189 :
178 :2010/01/11(月) 09:48:03
DMAPによるアシル化の加速効果は、ピリジニウム型活性エステルであると言われているが、 はっきりしない。NMRで中間体を捕捉したとかいう研究もあったはずだが、明確な中間体を 経由せずに多中心の静電相互作用で加速効果があると言う説もある。 反応機構はよくわからないが、5%当量も加えれば十分。DMAPの塩基性は予想以上に大きいので 最初からたくさん入れない方がいいだろう。 私自身は179のCl置換抑制効果については不勉強で知らなかった。文献があったら教えて欲しい。 Cl置換が問題になる場合はMs2Oを使った方がいいと思う。 185のsulfene説はたぶん違うと思う。ylide-ylene構造を取れるほど、スルホンのアニオン 安定化効果は大きくない。塩化アセチル-トリエチルアミン系との混同ではないか。
190 :
176 :2010/01/11(月) 09:55:41
DMAPの加速効果は、酸塩化物によるアシル化の場合もラボ伝説
>>189 Cl置換抑制のアミンは
Tanabe's amineっていうらしいから
適当に探してくれ。あとでなら貼れるけど。
sulfene説って違うの?
俺はそう教わったんだが。
まだ色々よくわかってない段階なのか?
カチオン重合について質問です 末端アルケンの光カチオン重合を行っているのですが重合が遅く、未重合物残留が問題となっています 今回は基質は固定で重合条件もあまり大きくは変えてはいけない制限付きです 推奨の重合開始剤、促進剤などはありませんでしょうか? また他アイデアありましたらよろしくおねがいします
困った時の超音波。
COOMeとNH2から直接アミド合成ってできますか? エステル交換で平衡をアミド側ってのが普通ですか?
195 :
あるケミストさん :2010/01/29(金) 07:56:09
フェノールからm‐ヒドロキシ安息香酸を合成することは可能ですか?
196 :
あるケミストさん :2010/01/29(金) 09:18:33
>>194 できる。ただしNH3。
溶媒は含水系では遅いので、メタノールにアンモニアを吹き込むとよい。
>>195 できなくはないが、面倒。
>>194 COOMeの隣による。嵩高いなら高圧条件が必要。
198 :
あるケミストさん :2010/01/29(金) 16:44:49
もしよろしければ、その方法を教えて頂けませんか?
>>196
199 :
あるケミストさん :2010/01/29(金) 16:50:31
だが断る
200 :
あるケミストさん :2010/01/29(金) 21:58:16
なら答えるなカス
知ってるが、お前の態度が気にくわない(AA略
まあ配向性間違ってる合成ルートなんか 立てるのが間違ってるからなあ。
たぶんRI標識化合物の合成だろ。
>>202 原料と目的物が決まっている分野もあるんだよ。
質問 トルエンをスルホン化すると トルエンのメチル基はオルトパラ配向性を示すから o-トルエンスルホン酸とp-トルエンスルホン酸が合成されますよね? で本を読むと高温だとp-トルエンスルホン酸が多く生成されるって書いてあるんですか これは何でなんでしょう? なんかオルトだと沸点が上がると聞いたけど関係あんのかなあ・・・?
立体的に空いているからに決まってんだろ。
え?空いてるのならオルトでも問題ない気がしますけど・・・ つまり温度が高いと多く合成されるってのはパラの方が反応性高いから?
問題ないこと無いよ。 この反応は平衡反応でしょ。 そうすると、熱力学的に安定な方に、最終的には偏る。 反応性の高さは、電子的な要因と立体的な要因があるから、 一概には言えない。
安定な方に偏る! なるほどありがとうございます (まだちょっとよくわからないですがヒントに勉強してみます)
209 :
あるケミストさん :2010/01/30(土) 14:44:27
intramolecular Diels-Alder反応の立体選択性についてなんですが、 ひとつ分からないことがあって困っています。 Zhen Yang et al. OL, 2009, 11, 4770-4773. この文献のキーリアクションである分子内Diels-Alder反応で、 ortho-quinol acetate 6aと6bから生成物7aと7bがそれぞれ立体選択的に得られています。 このとき、endo則で付加していることは分かるんですが、反応の遷移状態において シクロヘキサノンのカルボニル基とortho-quinolのカルボニル基が同一方向を向かないとこの 7a,7bは得られませんよね? いくら考えても、カルボニル基同士はdipole反発を避けて逆向きに配置されたほうが より安定だと思うんですが、そうしたら生成物の立体が異なってしまうんです。。 どなたか、考えがあればご教授いただきたいのですが… よろしくお願いします。
210 :
あるケミストさん :2010/01/30(土) 16:20:13
シクロヘキサノン環とシクロヘキサジエノン環を結ぶC-C結合に軸不斉ライクの 回転障壁があって、立体障害で決まってんじゃないの?
211 :
あるケミストさん :2010/01/30(土) 18:39:47
>>210 おおっ!!回転障壁!
確かにそうですね、周辺が結構込み合ってるのでそれなら納得のいく説明が出来そうです。
分子模型ぐるぐるまわして一晩中考えてましたがやっと解決しました。
ありがとうございます(^ω^)
>>196 酸アミドではなくてNH2基を持ってるものとくっつけたいんです。
>>197 COOMeの横は比較的嵩高いです。
反応としてはやはりエステル交換でしょうか?
>>212 アミンが安く大量に入手できるなら、大過剰入れて混ぜてみるのが吉
214 :
あるケミストさん :2010/01/31(日) 17:47:08
>>212 そのアミド化反応は立体障害に激弱い。理由は自分で考えなさい。
>>212 言葉が足らなさ過ぎじゃね?
一体何を作りたいのかわからん。
216 :
あるケミストさん :2010/01/31(日) 20:39:40
>>216 分子軌道計算して、軸の角度ごとにエネルギーを求める
>>217 そうじゃなくって、構造式を見て何が反応性に影響するのか、どうやったらわかるのかってこと。
219 :
あるケミストさん :2010/02/01(月) 00:35:55
教科書や参考書読んで勉強する とにかく章末問題をとく 多くの論文に目を通す ググる ウォーレン有機化学読破→Advanced Organic Chemistry Part A, B読む きっとこれでだいぶわかるようになるはず・・・
Advancedは間違いが多いよな…。
反応物を通していないけど溶媒を含んでるシリカゲルの余りって 少量なら流しに捨てても問題ないですか?
産廃問題以前に、流しが詰まります。
あんなので詰まらんから普通
一般的な縦S字のやつならいつか詰まるだろ・・・
詰まらないよ。 それ以前に、溶媒を下水に流すな。
226 :
あるケミストさん :2010/02/04(木) 22:32:21
シリカゲルは植木鉢に入れろ
227 :
あるケミストさん :2010/02/05(金) 00:24:07
シリカを流しに捨てるっていう思考がわからんw あれ処理すると意外に高かった気が・・・ だからうちの研究室では集めたシリカを焼いて溶媒や化合物をとばして 安く回収して貰ったよ。
10年20年前ならいざ知らず、いまどき廃棄物処理が杜撰な研究室や企業って何なんだよwww 正規の処理ルートが無いなら減圧乾燥とか焼くとかしてから、廃ガラスと一緒に捨てなせ
あれ 先輩に言われて普通に燃えないゴミですててるんだけどwww 今までに20キロは埋め立てに向かったのか・・・・
230 :
あるケミストさん :2010/02/05(金) 21:08:23
>>229 それ、どんな物が含まれているかによってはコンプライアンス的にもまずいんじゃないかと思うぞ。
この前の日本新薬のドラム缶事件もひどかったけど229の会社もひどいよw
231 :
あるケミストさん :2010/02/05(金) 22:33:18
中性アミノ酸を酸を使わず非プロトン性溶媒に溶かしたいんですが、 何かいい方法は無いでしょうか? 塩基は使えるんですが、COOH基と塩を形成して、有機溶媒に溶けるような ものって何かありませんかね。TEA入れて煮たけど溶けませんでした。
233 :
あるケミストさん :2010/02/05(金) 22:49:35
>>232 その非プロトン性溶媒ってのが何かによる。
それにアミノ酸はものによって溶解性は全然違う。一概にはわからん
234 :
229 :2010/02/05(金) 22:56:51
>>230 ほんとすいません。大学なんです。乾燥はさせたけど
極性高めの物質は全部くっつけたまま出してました・・・
そういやキノリンとかカラムでわけてたな ^o^;
オープンカラムは廃棄物の処理の問題があるので、そうする理由がない場合以外はお勧めしない。 中圧カラムの方が、必要な溶媒量も洗浄を考えても少なくてすむし、廃棄物も主に液体になる。
236 :
あるケミストさん :2010/02/05(金) 23:08:20
といっても高価じゃないの?
237 :
229 :2010/02/05(金) 23:12:40
うちはフラッシュでやってます。溶媒は一日で斗間越えした事が何度か・・ 確かに溶媒で洗浄すればましですね。しかしキロ単位のシリカつめてる場合 は厳しいな〜
シリカゲルの粒度が細かいから、より少ないシリカゲル、溶媒量で同じものを分離できる。 確かに、ポンプはそれなりの値段するが、短時間で分離できるので数人でシェア可能。
>>233 アミノ酸はグリシン、アラニンあたりです。
非プロトン性であれば極性が高くても低くても良いです。
DMSO,DMFからCHCl3等々。
高圧圧縮空気に水分が混入すると爆発すると聞きましたが本当ですか 事実なら摂氏何度位で爆発しますか。教えを乞う。
そこでイオン性液体ですよ
>>241 NaHですか・・・。
COONaになったら余計に溶媒に溶けなくなる気がしなくもないです。
>>242 イオン性液体はいけるかもしれませんね。
値段が若干ネックですが。
244 :
あるケミストさん :2010/02/06(土) 10:43:42
何でそんなことしたいかにもよるよね。 含水かアルコール系溶媒でトリエチルアミン塩にしておいてから、溶媒を除いて それを目的の溶媒に溶かし直せば結構いけるような気がするけどなー
245 :
あるケミストさん :2010/02/06(土) 10:45:37
追加。あとジシクロヘキシルアミン(DCHA)塩にするとかな。
よく高校の授業なんかで出てくるアジピン酸クロリドとヘキサメチレンジアミンの ナイロンの合成って、分子量どれくらいまで上がってるんですかね? 今違うモノでポリアミド作ろうとしてるんだけど、分子量が上がらん。 やっぱり純度が命ですよね。
>>246 確かにありふれた学生実験だけど、普通分子量まで測らないしな
>>246 重合反応を開始させる点を少なくするとか
重合が止まる要素を排除するとか
>>247 ですね。数十万まで行ってるんだろうか。
関係ないけど論文って新規ポリマー合成しましたとか言っても数万だったりしますよねぇ。
そんなのポリマー物性出ないだろっていうのがほとんど。
>>248 開始点を少なくする・・・。
今考えてるのはCOOHとNH2の縮合か、COClとNH2のアミド形成なので・・・。
ポリアミドで開始点減らすというとどういう方法がありますか?
止まる要素というと、重縮合の場合、仕込み比と副反応、これらに影響する
純度ですよね。
250 :
有機初心者 :2010/02/06(土) 22:47:39
すみません。 溶液成長は融液成長に比べて成長速度が遅いので大型の結晶を育成するのは難しいという記述が有るのですが、 1、なぜ成長速度が遅いのでしょうか?徐冷速度を速くすれば良いのではないでしょうか?徐冷速度を早くすると結晶品質が低下するというのを聞いたことが有るのですが、それは融液成長法でも同じではないのでしょうか? 2、成長速度が遅いと、なぜ大型の結晶成長ができないのでしょうか?長い時間待てば、速度は遅くとも大型の結晶になるとおもうのですが? どなたかご教授お願いいたします。
有機合成と何の関係があるの?
>>232 というか、DMFになら、普通に溶けるだろ?
アミノ酸の塩酸塩を使ってるならTEA塩にした方が溶解度上がるけど。
ニートのTEAに溶かそうとしてるなら、そりゃ無理だわ。
それでも溶けないとか言うならTEAの代わりに
長鎖(C10以上?)のトリアルキルアミン塩にするとかかな。
ほんと
>>244 じゃないけど、溶かして何がしたいのか
言えばもうちょっとアドバイスしようもあるんだが。
酸クロ使いたいときは、溶媒がかなり限定されるな。DMAとかがいいかな。
254 :
あるケミストさん :2010/02/07(日) 12:32:54
グリシンは水以外の溶媒には溶けにくい
イオン性の化合物を水中でカチオン交換して沈殿させたいんですが、 疎水性カチオンって言うと何がありますか? アニオンはPF6やBF4なんかに水中でイオン交換すれば落ちてきまよね。 テトラブチルアンモニウム使ってみたけど落ちて来なかった・・・。
SharplessのAEをやりたいんですが、文献ではTBHPのジクロロメタン溶液を使用しておりその通りにやろうかと思ったらTBHPジクロロメタン溶液って売ってませんよね? どうやって調整するんでようか? デカン溶液から置換するとかですか?
溶媒飛ばしてジクロロメタン入れれば?
>>257 Sharpless AEはTBHPデカン溶液で反応うまくいく。
どうしてもCH2Cl2がいいなら、水溶液をCH2Cl2で抽出して、予備乾燥、ディーンスタークで共沸脱水、MS3A乾燥。
自製する場合も、アルカン溶媒よりもCH2Cl2溶液の方がつぶれやすいのでお勧めしない。
アセトンだと1715にC=Oの強い吸収が出ますが アセトフェノンのIRスペクトルだと少し小さい位置(1691)に吸収を示すのは何でなんでしょうか? メチル基の方に電子が行っててC=Oの結合がのびてるのかなあ?
逆です
え?縮んでるの? でもアセトアニリドのC=OがアセトンのC=Oより小さく出るのは 二種類の状態を行き来してC-O^-とC=Oの状態があるから結合が弱まってるんですよね?
263 :
あるケミストさん :2010/02/14(日) 20:25:56
C=O結合の長さというより、電子密度が減ることによってバネ定数が小さくなったと 考えた方がわかりやすいですかね。波数はエネルギーに比例する。 結合が弱まったという表現でもいいけど、別に機械的に弱くはないよね。
フェニル基のH-NMRが7.4(m, 6H), 8.1(m, 2H)に出るのですが、 どのような部分構造が考えられると思いますか?
265 :
あるケミストさん :2010/02/17(水) 07:48:41
>>264 わしらは超能力者ではない。それだけでわかるか、アホ。
266 :
あるケミストさん :2010/02/17(水) 19:51:06
>>264 俺のうちの周りに、一人でブツブツ言ってるやつが居るんだが、
どの様な人物が考えられますか?
268 :
あるケミストさん :2010/02/18(木) 03:52:56
ChemDraw12にしたらhash spaceが直らなくて気持ち悪いんだが直し方知ってる人いる?
またなおるとかなおらないとか訳の分からないことを
270 :
あるケミストさん :2010/02/18(木) 13:32:52
教科書でソロモンの新有機化学を買わなくては行けないんですが7版、9版は内容はほとんど同じですか? アマゾンで買おうと思うのですが
エステルの加水分解ってなんでLiOH使うの?
>>270 基本的には同じだけど図や表記が違うところがある
自習用に使うならどっちでも問題ないが、教科書なら手間でも指定された版を買った方がいい
273 :
あるケミストさん :2010/02/18(木) 16:01:27
一般に、別に金属イオンは何でもいい。 ただ、ものによってはカルボン酸が不溶性の金属塩を作ることがある。 安価なナトリウムやカリウムでうまく行かなかったら、これを防ぐために 水酸化リチウムを使ってみたりすることがある。 近頃の金満研究室では最初から水酸化リチウムしか使わないことがあるが、 これはただのバカである。 アルカリの有機溶媒への溶解性は金属によって多少違うが、どうせ加水分解では 含水系でやるのであんまり関係ない。
274 :
あるケミストさん :2010/02/18(木) 16:06:43
275 :
あるケミストさん :2010/02/19(金) 01:31:07
276 :
あるケミストさん :2010/02/19(金) 15:15:47
ピロールのトリフロロ基の付いたカルボニルを水酸基に還元したいんだけど NaBH4だと反応しなかった LAHを使いたいところだが反対側にメチル基のついたカルボニル基があるため使えない(´・ω・`) どんな薬品使えばいいんだろ
277 :
あるケミストさん :2010/02/19(金) 15:38:37
>>276 やってみる価値があるのは酸性条件下でシアノボロだが、たぶんいかねーだろうな。
ってか、メチルケトンだってボロハイで還元されるだろうが。
278 :
あるケミストさん :2010/02/20(土) 00:56:25
宮浦カップリングやるとき、 トルエン・水系で相間移動触媒使うならTBABが無難なのかな? ちなみに臭素とボロン酸との反応です。
279 :
おいおい :2010/02/23(火) 19:32:50
共沸しない二成分ってどんなもの?水以外で
280 :
あるケミストさん :2010/02/23(火) 19:40:12
719 名前:おいおい[] 投稿日:2010/02/23(火) 19:34:32 共沸しない二成分はどんなもの?水以外で
どうでもいいかもだけどボロン酸体ってどんなのでもクサイ? うちでよくつくるボロン酸のやつは臭くて臭くて。
それボロン酸ちゃう!体臭や!
283 :
あるケミストさん :2010/02/28(日) 03:29:34
>>281 アリールボロン酸は別に臭くない。
ボロン酸じゃない所が臭ってるんじゃないの?
オキサゾリンとかまあなんでもいいんですけどBuLiで引っこ抜いてPPh2Clとかとくっつける反応、うまくいったためしがないんですけどコツとかありますか? BuLiがわるいのかな…温度コントロールがイマイチとかぐらいしか思いつかないのですが、ペーパーどおりやってるのに全くうまくいく気配すらないのはなぜ…
まずはD化してみたら?
うまくいかないでは、原料が変化しないのか、収率が低いのか、複雑な混合物になるのか、単離がうまくいかないのか、それともそれ以外なのかがわからない。
原料が変化しなかったり、単離がうまくいかなかったりです。収率は低くてもいいんですけど。 D化、やってみます…
288 :
あるケミストさん :2010/03/03(水) 02:12:52
D化するのか
アクリドン→アクリダンの還元なのですが @LiAlH4のジエチルエーテル溶液を作成 A@に、アクリドンのトルエン溶液を添加 B0℃にし、水滴下 CNaOHaqを滴下 Q1... AlLiH4の粉末は普通にドラフト中で金属スパチュラで秤量しても大丈夫ですか?また、こぼしたりしたときはどう処理すれば大丈夫ですか? Q2... Ar置換下で行うべき反応だと思うのですが、@BにおいてH2が発生すると思われますが除去の必要はないでしょうか? ご存知の方、よろしくお願いします。
290 :
あるケミストさん :2010/03/03(水) 12:50:35
LAHは普通に手早く量れば大丈夫。万一こぼしたら、少量ならそのまましばらく放置すると 空気中の水分で分解する。最後は固く絞ったペーパータオルで拭けばよろし。 LAHはエーテルに溶けるようで溶けない。懸濁させて撹拌しながら(氷冷するのがお勧め)、 基質のトルエン溶液を入れないさいな。 反応中に水素は発生しないけど(但し、溶媒や基質の微量水分で軽く泡が出ることはある)、 アルゴン置換下がいいでしょう。 なお、NaOHで反応を止めるときは空気中で構いません。
LAHは、古くなって固まると処分が難しくなるので、使う予定がなくなったら早めに処分した方がいい。固まったやつを砕こうとすると、火柱をあげることになる。
292 :
あるケミストさん :2010/03/03(水) 13:51:55
米 BE:830880746-2BP(3435)
有機合成と精密合成で研究室がわかれてるとこあるけど、 やってる内容ってどういう所で違うの?
293 :
あるケミストさん :2010/03/03(水) 18:05:52
>LAHは、古くなって固まると処分が難しくなるので、 純度の悪いLAHは爆発性があって、結晶でしか買えなかった昔はよく爆発したって聞く。 今売っているやつは、顆粒状のがほとんどなので、多少固まっても崩れる。 但し、無理は禁物だ。 >有機合成と精密合成で研究室がわかれてるとこあるけど、 研究室の名称だけで内容はわからない。ただし、おそらく一方は地雷研究室だろう。
>289 >290 >293 ありがとうございます。おかげでバッチリしこめました。
クエンチはロッシェル塩がオススメだけどなー
296 :
あるケミストさん :2010/03/04(木) 07:35:22
ロッシェル塩は強酸やアルカリが使えないときに有効。処理に時間がかかるのが 難点だ。この例では酸が使えないので水酸化ナトリウムで処理しているんだな。 私は芒硝十水塩で潰してそのままカラムというのが好き。ただし、こいつも時間はかかる。
>>297 うちの会社のエロい人が、テフロンスパーテルでも発火するから気をつけろって言ってた
4-フェニル-1-ブテンのアリル位ではなくベンジル位だけを 反応させて、Br化とか何か反応させることは可能でしょうか。
300 :
あるケミストさん :2010/03/07(日) 13:03:11
>>299 人名反応であったような。NBSとラジカル開始剤あたりで。
アリル位が重合しちゃうかもだけど…
それがあまり綺麗にできるとは思えないなあ。 かなり条件検討する必要あるんじゃね。
>>303 二酸化セレンが触媒で回る場合はお手軽だよ
そもそもセレン酸化ってアリルベンジルの選択性でるの?
>>299-300 NBSでやったことあるけどアリル位が転移してしまう
ラジカルが発生するとどうしてもそうなるみたい
他の方法でやる方がいいよ
307 :
あるケミストさん :2010/03/07(日) 22:00:08
ブロモ化するんだったら、その先があるんだろ? いくつか反応条件を試してみてうまく行かなければ、 ベンジル位とアリル位を区別しなければならないような合成経路を見直すべきだ。
アルコールのアルキル化って難しいかな R-OH→R-O-R の反応だけど アルキル化剤が弱いか塩基が弱いのか反応しません 普通のハロゲン化アルキル使って反応しない
>>308 KH, cat. imidazole は試したか?
310 :
あるケミストさん :2010/03/09(火) 09:21:08
>>308 まずアルコールの反応性が悪いのか、ハライドの反応性が足らないのか、切り分けろ。
条件検討はそれからやんなさい。
>>310 アミドについてるOHだから反応性は悪くない
アルキルハライドはヨウ化したのを使ってるからこっちも悪くないと思う
>>308 ピリジンとかはダメだった
マイルドな奴で行きたいからアルコキシド使おうと思ってる
多分、炭カリでも無理
カリウムtertブトキシドでも無理
結局、塩基が弱いと思う
短時間でハライドが失活してたらどうしよう
>>311 > アミドについてるOHだから反応性は悪くない
ヒドロキム酸ってことか?
314 :
あるケミストさん :2010/03/09(火) 21:26:47
>>311 どういう基質だかわからないが、アミドのNHが先に引き抜かれるとアルコキシドが
異常にエネルギー的に不安定になるという説がある。
N保護アスパラギンのメチルエステルのアルカリ加水分解で、カルボニルの立ち上がった
アニオン中間体が異様に不安定になって反応が進行しなくなる例を聞いたことがある。
>>311 リチウム使え
炭酸リチウムで良いだろ。
>>311 水酸化アルカリ、相間移動触媒、トルエン
ベンジルアミンのBOC化してるんですが BOC体が得られず、代わりにわけのわからない水溶性白色個体が大量に発生して困ってます。 触媒はDMAP、溶媒はアセトニトリルで室温反応ですが、何が悪いんでしょうか・・・
溶けなくなってスラリーになるのか・・ てことはまさかビス体とか・・ 塩メチとかじゃだめなの?
結局オルトリチオ化うまくいかなかったので平尾カップリングで乗り切りました。市販品まであるってことはできるんでしょうけどほんと謎。やってる人います?
どうやらジBOCの滴下速度が早すぎたみたいで、ゆっくり入れてたら発生してもすぐに消えました カルバミン酸塩かなにかですかね?
>>319 市販のは知らないけどtBuLi使ってみたらいいんじゃ?
322 :
あるケミストさん :2010/03/19(金) 23:24:55
>>317 何でもかんでも無水化してDMAP突っ込んで反応性上げればいいってもんじゃない。
私だったらその反応はSottenbauman(スペル合ってるかな)条件の含水系でやるな。
2当量の水酸化ナトリウム水溶液とエーテルの二相系でかき混ぜる。
>>322 Schotten-Baumannだろ
それなら俺はメチクロと3当量のNaOH水溶液の二層系でやってたな。俺の場合はCbzだったけど
>>317 その条件だとビスBoc体が得られる例があるっぽい。
普通にメチクロ‐TEA(量論)でいいと思うが。
初心者です。 1置換ベンゼンのパラ位を酸化したいのですが、どのような反応がありますでしょうか。
>>325 酸化というとハロゲン置換も入る
教科書の配向性の部分を読め
327 :
あるケミストさん :2010/03/31(水) 00:05:17
α-D-glucoseとβ-D-glucoseはどちらが安定ですか? アノマー効果のせいでαが安定だとか聞きますが、 wikipediaによると 「水中において平衡状態に達したとき、グルコースはほぼ α-グルコース(α-ピラノース、38%、上図左)と β-グルコース(β-ピラノース、62%、上図右)の形で存在しており」 となっており、βの存在確率が高い(=安定)なようです。 どうなってんの?
>>327 アノマー効果のおかげで、α体が38%も存在できる
329 :
あるケミストさん :2010/03/31(水) 00:44:47
そんじゃ、1,3ジアキシャル相互作用の方が影響大ということですね。 ゴーシュ効果では立体障害を凌駕するけど、glucoseでのアノマー効果はそうでもないと。 いやまて。 wikipediaによると、 「ピラノースのような2位にヘテロ原子置換基Xを持つテトラヒドロピラン誘導体においては、その環内の酸素原子を炭素原子に置き換えたシクロヘキサン誘導体に比べるとα-アノマーがβ-アノマーに対して著しく安定であるという特徴がある。 これをアノマー効果という。」 と、ありますぜ。 やっぱ、おかしくね?
お前の読解力がおかしい
331 :
あるケミストさん :2010/03/31(水) 01:23:30
そうそうグルコースが特殊なの。終了。 あとここ合成専用スレだから続きがあるなら他でやって。
333 :
あるケミストさん :2010/03/31(水) 01:40:45
わからねえなら出てくるなよな。 つきあって損した。。
>>331 >α-アノマーがβ-アノマーに対して著しく安定
ではなく、
>その環内の酸素原子を炭素原子に置き換えたシクロヘキサン誘導体に比べるとα-アノマーがβ-アノマーに対して著しく安定
要するにシクロヘキサンの場合はβ>>>>αなのが、アノマー効果があるとβ>α
335 :
あるケミストさん :2010/03/31(水) 01:58:55
>>334 wikiの文章はβ>αとも解釈できますが、
>>331 はどうなるのでしょう。
glucoseはアノマー以外の全水酸基がエカトリアルなので、特殊な例外とは思えないのですけれど。。
>>333 付き合ってるのは回答者だろ?
ゆとりは死ねよ
>>335 「グリコシド化反応」と「水溶液中のグルコースの異性体分布」では話が全く違う。
前者は速度論的なことも絡んでいるだろうし、
水溶液中で熱力学的な平衡状態になれば同様にβ体が生じるかもしれない。
338 :
あるケミストさん :2010/03/31(水) 02:06:44
ひ、ひどい。。 せめて「氏ね」と言うのが礼儀だぞ。
339 :
あるケミストさん :2010/03/31(水) 02:14:48
>>337 アノマー効果による安定性は熱力学的な安定性ですので、
もし前者に速度論的要素が重要だとすれば、むしろβの生成方向に進行しやすくなるんじゃないかと思います。
ま、ケースバイケースでしょうけど。
むしろ水の効果があやしいんじゃないでしょうか。
340 :
339 :2010/03/31(水) 02:28:25
今手持ちの荒っぽいソフトで安定性を計算してみたら、αが15.7kcal/molに対してβが14.9とちょっぴり安定だった。 でもMM以下の近似なのでまるっきり当てにならないです。 元気があったら量子化学計算してみます。
341 :
あるケミストさん :2010/03/31(水) 03:29:36
342 :
あるケミストさん :2010/03/31(水) 09:32:24
>>329 そのwiki(立体電子効果の項)はいい加減なことが書いてあるな。
アノマー効果そのものは2位の置換基の影響は副次的だし、α体がβ体に対して「著しく安定」と
いうのは嘘っぱちだ。
後半の記述にあるように、アノマー効果の本質は環内酸素の孤立電子対がアキシアル結合のσ*に
供与されることによって起こるが、「共役」っていうのかなあ。
共役っていうと、被占軌道同士が相互作用をすることによってエネルギーの安定化をするって
イメージがあるけど。誰か正確な定義を調べて下さいな。
もちろんアキシアル置換基はエクアトリアル置換基よりも熱力学的に不安定だから、
その効果が相殺されて38:62という比率になって表れると私は解釈しているけどね。
なお、軌道概念が提出される前は酸素の双極子を相殺するのがアノマー効果の本質と理解されて
いたけど、これは間違いじゃないけど正確でもない。未だにそうやって解説している本もあるので注意。
>>340 アノマー効果はこういう軌道相互作用が原因だから、MM計算ぐらいじゃ近似になんないんだよ。
d軌道の関与が不可欠だから、それなりの規模の量子化学計算が必要。MM計算でも補正項が
入っているけどね。
>>332 >あとここ合成専用スレだから続きがあるなら他でやって。
こういうことを理解しないと、合成はできない。最近はこういう学生が本当に増えたのは嘆かわしい。
343 :
340 :2010/03/31(水) 20:47:23
>>342 >d軌道の関与が不可欠だから、それなりの規模の量子化学計算が必要。
HF631G*はd軌道を考慮しているから適切ですか?
電子相関を考慮しているMP以上の計算が必要ですか?
DFTはどういう扱いでしょうか。
量子化学スレだと相手にされないんで、こちらで聞いてみる。
>こういうことを理解しないと、合成はできない。最近はこういう学生が本当に増えたのは嘆かわしい。
私も見ていて痛々しかったです。
日本の科学界は大丈夫なんだろうか・・
344 :
340 :2010/03/31(水) 20:51:42
ちなみに、AM1だと数kcal/molほどαが安定、PMだと逆にβが安定でした。 半経験的軌道計算ではアノマー効果は評価できないのかな?
345 :
342 :2010/04/01(木) 07:55:46
計算についてはそれほど詳しくないので判定しかねますが、6-31G*だったら それなりの計算ができると思います。量子化学計算の極意は「やり過ぎないこと」です。 有機化学者は頭が悪いので、難しい計算の解釈ができません。無駄に基底を上げても その意味はわからない。だけど、そこそこの計算結果を実験結果と突き合わせながら 解釈していくことは計算の専門家にはできない。必要だったら初めて規模の大きい計算をすればいい。 試薬の性能が上がりすぎて合成経路の工夫をしなくなったのを憂うのと同様に、 計算機の性能が上がりすぎて量子化学の世界でも計算手段の検討をしなくなっていくのは 嘆かわしいことです。 なお、MNDO系ではd軌道の計算はできなかったと思います。
346 :
340 :2010/04/02(金) 02:35:53
なるほど、ご回答ありがとうございます。 d軌道を評価できる半経験的手法は限られているようですね。 ところで、有機化学者は頭が悪いので、などと卑下されていますが私はそうは思いません。 (私は有機化学者でも計算科学者でもありませんけど) 例えば、ほとんどの医者は難しい計算を評価できませんが、自分を頭が悪いなどとは思っていないようです。 (私はお医者さんでもございませんけど、近くにはいます) 専門性の違いでしょう。 蛇足でした。
スレ違いを承知で低レベルの質問させてください。他スレでも聞いてみたのですが反応して貰えなかったです。 仕事でなく趣味で(というか個人的研究として)以下のようなことを考えています。 木材の日光による変質を画像処理によって計りたいと思っています。 ところが、短期間では変化が少なく、可視光で画像をとっても変化がとれません。 そこで、蛍光染料で染色して紫外線を照射して観察すれば材質変化が大きく見れるのではということを考えました。 それが正しいかどうか、どういう原理でそうなるか、はともかくまずはやってみようと思います。 ところが、蛍光染料、蛍光色素、蛍光試薬でぐぐっても個人で買うには恐ろしく高価なものしか出てきません。 厳密な実験をしようとしているわけではありませんので、もう少し簡易的で安価なものは無いかと思っています。 できれば身近で安価なもので実は蛍光染料として使えるものがあれば教えていただければ嬉しいです。 全くの門外漢ですので、質問自体が支離滅裂な内容かもしれませんが、専門の方のアドバイスをいただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
>>347 やりたいことは、蛍光ではなく染色ではないのか
350 :
347 :2010/04/05(月) 00:28:34
351 :
あるケミストさん :2010/04/08(木) 23:41:28
ああ
おかしな質問ですが、みなさんどうやって有機化学を身につけていきました? 自分はウォーレンで勉強しているのですが、どうも勉強の仕方が見つからず四苦八苦しています。
353 :
あるケミストさん :2010/04/11(日) 22:37:04
>>352 どんな教科書でもいいから、一度は教科書を通読するといい。
それから、研究室で専門分野を勉強しなさい。
近頃の学生(特にトップレベル校)は本当に基礎を飛ばして、最先端の論文を読んで
ご託を垂れる。これはよくない。
有機化学は総合力であるということを知った方がいいです。
>>352 1年生は教科書読め
2年からは問題集などをする。大学院用の教科書もお勧め。
3年生から英語の論文(Journal,letter)を読む。
自分の専門分野以外も読め。
4年は自分の専門を重点的に読め。
>>353 ,354
アドバイスありがとうございます。ですが、何を勉強というよりは教科書の進め方のほうでして・・・
今年から学部4年生なのですが、これまでずっと教科書をまとめるという勉強をやってきました。
ですがこの方法はいかんせんものすごく時間がかかり、何回も繰り返すということが困難な状況です。
なのでこの状況を打開するためにいろいろ考えてみてはいるのですが、いかんせんうまくイメージできないというか・・・
今考えているのは、ノートにまとめるということをせず普通に読み進め、反応機構だけ書いて何回か回そうか・・・ということですが、
皆さんはどのようにやっていったのかを参考にしたいと思って質問しました。
現在使っているところはウォーレンで、専門は一般的な全合成ではないためバリバリ有機合成という感じではないです
>>352 教科書の内容を覚えようとするだけだから苦しいのでは?
例えば、教科書読めば「Grignard試薬はカルボニルと反応する」ということは当然分かるけど、
「なぜそういう反応が起こるか」を考えながら、体系的に知識を積み重ねていくのが大事。
個人的には、教科書を一通り読んで
・分子の構造と物性、エネルギー、異性体比などの関係
・分子の結合(σ、π)の切れやすい部分とその理由
・反応試薬の特性、標的とする原子や結合とその理由
あたりを押さえれば基礎の反応は説明できるようになると思う。
その先はひたすら実験と論文で自然に身につける。
357 :
あるケミストさん :2010/04/12(月) 09:13:48
考えているヒマがあれば、まず教科書を一回読め。あれだけ厚い本なんだから、章によって 重軽はそもそも発生するもんだと思え。4年生からでも遅くない。 大体において354みたいにうまく行くわけないだろ。 1年生はレポート書いて授業についていくだけで精一杯、2年生はちょっと興味が出てくる。 ここまでに遊んで、友達を増やして、いろいろな価値観を身につけた方がよっぽど気が効いている。 できれば彼女作ってちゃんとエッチしておけ。 3年になって、専門の勉強を始めて、課題で論文を読ませられるのを丁寧にこなせ。 4年になればいやでも専門の論文を読まなければならなくなる。そのときに何が必要になるか 考えて、基礎の勉強をし直せばいい。ポリシーのあるなしで雲泥の差がつく。
358 :
あるケミストさん :2010/04/12(月) 22:30:48
学生のうちにどこかのタイミングで一度は基本的な教科書の読み込み(ボトムアップ)が必要になる。 それをどのタイミングに持ってくるかはひとそれぞれで、最初からやってもいいし、 ある程度専門分野に入って論文等から深める(トップダウン)作業をしてからのほうが 教科書の内容が入って来やすいという人もいる。おれは後者。 B4で研究室配属されてわからないままに実験→院試の勉強っていう流れを踏むとだいたい後者になるけどね。 大切なのは順番ではなくておのおののステップで本気になることかな。
>できれば彼女作ってちゃんとエッチしておけ。 涙で前が見えない
>できれば彼女作ってちゃんとエッチしておけ。 研究者としてはそれなりに頑張ってきたつもりだったが、 やはり基礎がなってない半人前だったんだな、俺.....
361 :
あるケミストさん :2010/04/13(火) 13:32:05
米 BE:415440443-PLT(12303)
逆アルドール反応ってなんで起こるんですか? α位水素があるのにβヒドロキシ基の水素が引き抜かれるのが腑に落ちません
362 :
あるケミストさん :2010/04/13(火) 16:06:01
水酸基のプロトンの方が抜けやすい。ものには順序というものがある。 こんな事も学部生のうちにエッチしていれば簡単にわかるはず。
363 :
あるケミストさん :2010/04/13(火) 20:23:39
米 BE:1384800285-PLT(12303)
・・・(;^ω^)
あらゆるでは無い。
367 :
あるケミストさん :2010/04/13(火) 20:51:40
米 BE:2804220599-PLT(12303)
ペリ環状化
ラジカル反応も、平衡ではないんじゃない?
369 :
あるケミストさん :2010/04/13(火) 20:57:19
米 BE:2492640689-PLT(12303)
塩酸の電離などはボルツマン分布に従って必ず逆反応が存在してしまうのになんで平衡とは呼ばれないんですか?
平衡定数が∞または0の反応なんてあるの?
373 :
あるケミストさん :2010/04/13(火) 21:14:00
米 BE:2492640498-PLT(12303)
そうだとしたら物理化学で不可逆過程を考える必要なくなるよね
375 :
あるケミストさん :2010/04/13(火) 21:17:04
米 BE:1869480296-PLT(12303)
377 :
あるケミストさん :2010/04/13(火) 21:22:31
米 BE:207720432-PLT(12303)
>>376 なんでα水素をシカトできるの?
平衡効果のほうがでかい、としか言えないの??
379 :
あるケミストさん :2010/04/13(火) 21:32:15
米 BE:1661760386-PLT(12303)
>>378 うぐぅ(´A')
オフィスアワーで教授に聞きに行くにはレベル低すぎるかと思って・・・
聞くは一時の恥
>>379 教授に聞いてもここと同じような答えが返ってくるだけだと思うが。
>>356 返信ありがとうございます。確かにいろいろ覚えようとしていた部分は多かったと思います。
特に最近記憶力が低下してて辛いものがありました。アドバイスいただいた点を意識してやっていきたいと思います。
>>357 返信ありがとうございます。研究室に配属される前にも一応チマチマやっていたつもりでしたが、いざ入ってみて自分のレベルの低さを思い知りました。
今から頑張って(というかもう初めていますが)勉強していきます。
>>358 返信ありがとうございます。俺も後者です。
これまでの成績は下から数えた方が早いくらいなので本気で追い抜いていきます
383 :
あるケミストさん :2010/04/15(木) 16:19:23
米 BE:415440162-PLT(12303)
>>361 を質問しにいってきたよ
α水素が取れても反応機構書いていったら結局ヒドロキシ基プロトンが取れる構造に行き着いたw
めちゃすっきりしました
384 :
あるケミストさん :2010/04/15(木) 18:04:28
H2O+やH2O-といった状態はどんな反応でみる事ができるのでしょうか?
385 :
あるケミストさん :2010/04/15(木) 19:06:35
386 :
あるケミストさん :2010/04/17(土) 22:46:02
果実臭のするカルボン酸エステルを作りたいんですが 作りやすいものにはどのようなものがありますか?
387 :
あるケミストさん :2010/04/18(日) 02:09:26
酢酸ブチル
イソ吉草酸
くだもののおうさま(笑)
家庭でも作れる酢酸エチル
過酸化アセトン
ホスフィンオキシド除く簡便な方法教えてください。 ヘキサンで洗って濾過しても残ってました。。。 やはりカラムなのでしょうか。
393 :
ぷぴ :2010/04/25(日) 05:53:07
メチルフェニデート作れる???
394 :
あるケミストさん :2010/04/25(日) 08:51:34
ハロゲン化第二水銀をメチル化して、ハロゲン化メチル水銀またはジメチル水銀を生成する時、 ・臭化第二水銀とヨウ化第二水銀はメチル化剤(例:CH3MgBr)と1:1で反応させた場合にはハロゲン化メチル水銀になり、 1:2で反応させた場合はジメチル水銀になる。 ・塩化第二水銀はメチル化剤と1:2で反応させた場合ジメチル水銀になるが、 1:1の反応による塩化メチル水銀の生成は不可能である。 ・フッ化第二水銀では上記いずれの反応も不可能である との解釈で正しいでしょうか? また、この理由は何でしょうか?
395 :
あるケミストさん :2010/04/25(日) 19:44:57
さっきカラム中に,ちょっとした操作ミスで, 目的物の中に可塑剤が入ってしまったようです… もう一度カラムして除きたいのですが, Rf値的に同じくらいの物質なので,分けるのが難しそうで困っています。 これはやり直すしか方法はないのでしょうか?
>>395 溶媒条件は一通り検討した?再結晶は無理?
どうしても無理で、かつその段階で精製する必要があるなら
やり直した方がいいんじゃね。
それを作る手間にもよるけど。
397 :
あるケミストさん :2010/04/25(日) 20:40:24
>>395 可塑剤って極性低くて無茶苦茶流れるイメージだったが、
それとRf同じってそもそもカラムけること自体が無謀じゃね?
リサイクルHPLCとかないの?
可塑剤はヘキサンが良溶媒だったようなイメージが
400 :
あるケミストさん :2010/04/25(日) 21:07:58
>>395 分子量が違っていれば、ゲル濾過。
極性で分離することに行き詰まったら、自分は迷わずゲル濾過する。
ちょっと前のホスフィンオキシドも同様だが、大量の場合にはあまり使えない。
401 :
あるケミストさん :2010/04/26(月) 22:34:05
ゲル濾過に一票。 それにしても、どうして可塑剤なんて入ってしまったのか。 ちょっと想像できない。
ゲルろ過ってどうやるの?? これまで一度もしたことない。
>>402 基本的にシリカカラムと同じ。
カラムに詰めて流す。
充填剤(担体、固定相)はセファデックスとか。移動相は水
セファデックスLH-20は有機溶剤も使える。
移動相に良く懸濁させて空気を抜いてカラムに充填するだけ。
分離モードはサイズ排除。
小さい分子ほどゲルの迷路にはまってカラムから出るのに時間がかかる。
吸着とは全く違うモードだから、高分子と可塑剤とかなら成分を聞かなくても分けられる。
404 :
あるケミストさん :2010/04/27(火) 07:44:41
ただ、ゲル濾過は大量に分けるには向かないのと、基本、自然流出なので時間がかかる。 100gのレジンで最大500mg、フラコレ必須で4時間くらい。 ただ、吸着系のレジンと違って全量確実に帰ってくるので、同じカラムで2〜3mgを乗せる ことができる。テーリングもしないので、シャープにフラクションチューブに回収される。 脱保護後のカルボン酸の精製に使うと、手放せなくなる。
ほうほう、なるほど。 俺、これまでに反応系のラボを経験してきたけど、 そんな分離法使った事無かった。 全合成系で使ってるの??
406 :
あるケミストさん :2010/04/27(火) 18:19:25
>そんな分離法使った事無かった。 それはあなたが無知か、指導教員が無能だからです。
可塑剤ってフタル酸オクチルとかだろ? ゲルろ過で分かれるとは思うけど、条件次第ではまざるかも。
化学初心者です。 アクリル酸のラジカル重合で、ラジカルは何故カルボン酸の=Oに 攻撃せず、ビニル基の二重結合に攻撃するのですか?
homolumo
>>404 使ったことなかったが結構便利そうだなあ。
時間がかかるのがめんどくさそうだけど
どうしてもってときはよさそうだな。
411 :
あるケミストさん :2010/04/28(水) 04:21:16
シリカゲルもゲルなんだがなあ。
412 :
あるケミストさん :2010/04/28(水) 07:38:27
>>406 反応系ではトップクラスのラボなんだけど。。。
ゲルろ過は使わないが、知っておくべき知識ではある。超高純度のものがほしいときにHPLCで使うと〇。
416 :
あるケミストさん :2010/04/28(水) 19:13:37
>>413 トップクラスのラボだろうと、教育がなってないところは沢山ある。
その時の現場指導者(助教クラス)の能力にもよるからね。
「トップラボの自分が知らないんだから、知らなくても当たり前」と居直るのは論外で、
自ら問題解決能力がないことを露呈している。最近多いけど。
>>411 そう!
GPCやGFCといったサイズ排除クロマト(SEC)はもともとシリカゲルで発見された。
つまりシリカゲルでクロマト分離すると極性以外の何かのパラメータによる分離モードが存在する。
それがサイズ排除で、今のきちんとしたシリカゲルは細孔径を精密に設計している。
極性を持たないゲルで分離するのがSEC。
>>405 天然物の合成で、最終段階に使ったことがあるよ。
加水分解で脱保護して、ちょっと濃縮してカラムに乗せるだけ。
目的物の極性が高くても酢酸やメタノールが入ってても一番最初に出てくるから超お勧め。
他にも複雑な金属錯体で、配位子の違いを分けるのにも使える。
どっちもシリカゲルじゃ吸着されて終了なわけで。
リビングラジカル重合について質問です。 MMA→スチレンのブロック重合したいのですがうまくいきません。 銅触媒のATRPでやっているのですが、他にお勧めの条件ありますか?
419 :
あるケミストさん :2010/05/03(月) 01:52:03
RAFT
ルテニ…いやなんでもない 銅でいかない訳ないだろ、配位子変えるとかSET-LRPとか色々試せ。 うまくいかないって事は分布が広いとか肩が残るとかってことですか
>>419 RAFTのが難しいって聞いたんですが簡単ですか?
>>420 溶液の色がスチレン入れた後変わって、ほとんど十号が進まないです・・・
422 :
あるケミストさん :2010/05/05(水) 00:27:07
米 BE:415440162-PLT(12303)
C-C結合が切れて中間体として炭素アニオンが生成する逆反応が 一見不安定になってそうでものすごくパッとこないのです どうすればいいすか(´;ω;`)
423 :
あるケミストさん :2010/05/05(水) 03:28:25
>>419 RAFT剤を合成する技術があるなら、メタルフリーだしATRPよりラクかな。
ポリマー屋さんは有機合成嫌いだからRAFTとか好きじゃないかもしれないけど。
>>421 重禁剤とってないか、脱気できてないとか…?
いずれにしても基本的なブロックだしATRPでうまくいかない訳ないでしょ
426 :
あるケミストさん :2010/05/10(月) 18:50:38
米 BE:1038600465-PLT(12303)
化学分野で有機合成を専門にやってる人ってすごく多いと思うのですが、 まだ発展の余地がある領域って残されてるんでしょうか?
実際にやってみれば、こんなこともできないということがいくらである。 基本的なエステル化反応でさえいまだに新発見がある。 トンスケールでキロ数ドルでできる反応っも限られている。
合成初心者ですが質問させてください。
アセトフェノンをアルデヒドと交差アルドールさせたいのですが、
アセトフェノンから生じたエノラートの自己縮合を抑えるにはどのような塩基がよいでしょうか?
今のところLDAを用いようかと思っています。
またLDAの調整方法が文献に載っていましたのでこれで調整しようと思います。
>>116 さんに対するレスを読んだのですが、これはよろしいでしょうか?
以下文献より
乾燥フラスコ中、窒素雰囲気下、0℃
ジイソプロピルアミン25mmolのdryエーテル25ml溶液に
メチルリチウム25mmolのエーテル溶液を混合する。
ご意見をお聞かせください。
429 :
あるケミストさん :2010/05/11(火) 23:17:37
アセトン溶媒にして、プロリンでもぶちこんでみたら?w
初心者ですが質問です。 NaBH4が安定に存在でき、かつ溶解性に優れた溶媒ってTHF、アルコール系以外に何かありますか?
有機化合物のシリカゲル分離について質問です。 イソフタルアルデヒドを用いて還元的アミノ化を行ったのですが、 カラム分離で最適な溶媒(混合溶媒)は何を選んだらいいのでしょうか? もちろんいろいろトライすればいいのですが、貧乏研究室なので 溶媒を間違えたくなく、これなら分けられるかもというアドバイスを いただけると助かります。 合成したジアミンは窒素原子にアルキル鎖を挟んで両末端がエステルまたは アミドである物質です。メタノールには溶けてジクロロメタンには溶けませんでした。 また、両末端がエステルの物質はオイル状なのにアミドは固体なのは なぜなのでしょうか?
よくわからんけどTLCみろよ アミドだと結晶性いいからね。固体になるでしょ。再結晶とかのが楽なんじゃない
433 :
あるケミストさん :2010/05/12(水) 10:26:55
434 :
あるケミストさん :2010/05/12(水) 14:31:13
日本語が読めないゆとり・・・
>>431 ゆとり世代が参入してきてから回答者の質が一気に落ちたから
他で質問した方がいい。
または文献を調べるか参考書に載っている方法を一通り試せ。
>>429 回答ありがとうございます
一度関連した論文を読んでみようと思います
438 :
あるケミストさん :2010/05/12(水) 20:46:48
グリニャール反応のコスト削減に取り組んでいます。 現在、CH3MgBr(\5000/mol)を購入で済ませているのですが、 自製化で数分の1のコストで調達可能になると見込んでいます。 現在の案としては、メタノール+三臭化リンでCH3Brを発生させ、 Mgと反応させる方法であれば、\900/molで製造可能と思われますが、 なにぶん沸点4℃なので扱いが面倒そうな気がします。 なお最終生成物はCH3MgBr以外にもCH3MgClやCH3MgIでも問題ありません。 CH3Iであれば沸点の面で比較的利用しやすいですが、最終コストが\2000/mol程度になる見込みです。 何かよい方法はないでしょうか? あとは素人考えですが、ジメチルエーテルとメタノールとマグネシウムをあらかじめ反応容器に入れておき、 三臭化リンを滴下するという方法は無理があるのでしょうか?
439 :
あるケミストさん :2010/05/12(水) 20:48:42
上のジメチルエーテルはジエチルエーテルの間違いです。 失礼しました。
>>438 工業的にGrignard試薬を作るのは活性化の制御が難しい。
Grignard試薬を作ることができるということを強みとしている会社があるぐらいなのに・・・
441 :
438 :2010/05/12(水) 21:55:06
というと、マグネシウムの反応性でしょうか? 例えば最初に既存のグリニャール試薬を入れておいて自己触媒させるとか、 ヨウ素とかで活性化するとかの古典的な方法ではダメなんでしょうか? あとスケールはトンスケールというわけではなく、20リットルほどの容器での反応を繰り返し行うという感じです。
>>438 アイデアがあるなら試してみれば
仮に小スケで上手くいっても、すんなりスケールアップできるとは思えないが・・・
grignard試薬は何故か反応が進行しないことが多々あるしね
新人のころ、一気に発熱が始まって釜を吹かせたことあるぜw
>>441 そのスケールでエーテル溶媒というのも考え物。もっと安全な溶媒を使えないか検討すべき。
444 :
438 :2010/05/12(水) 23:23:37
アドバイスありがとうございます。 CH3Br合成+グリニャール試薬合成を同じ容器内で同時に進行させる場合、 三臭化リンを滴下すべきかメタノールを滴下すべきかでも悩んでいます。 やはり反応がすぐ起きず、後になってから起きると危ないので、事前検討が肝心ですね。 なお反応容器はグローブボックスに入れて窒素かアルゴンの雰囲気下で行う予定なので、 溶媒はエーテルでも大丈夫かと思います。 一番情報が豊富なようですし。
445 :
あるケミストさん :2010/05/14(金) 03:40:58
>>443 東京化成の市販試薬だと、エチルエーテル溶剤のは35%、テトラヒドロフラン溶剤のは12%と3倍も差があります。
おそらくエーテルはグリニャール反応がしやすく、また少量の溶媒で大量の試薬を保てるようです。
他にもっと引火性が少なくてエーテル並みの能力を持つ溶媒は存在するのでしょうか?
446 :
あるケミストさん :2010/05/14(金) 09:32:07
グリニヤ試薬が買えるんだったら、買ったほうがいいぞ。 自前で調製しようとすると「お金で解決できることのありがたさ」が身に染みる。 なお、東京化成みたいな大手から買う必要は全然ない。グリニヤ試薬を得意にしている 化学会社が沢山あるので調べてみるといい。 蛇足だが、メチルブロミドは農業用の燻蒸剤として使われている(但し規制フロンなので 流通量は減少の傾向)くらいなので、作るより買うほうが安いことだけは断言できる。
最近はグリニヤを買う時代になったのか。
448 :
あるケミストさん :2010/05/14(金) 14:02:52
ナカライで横断検索したら最安がシグマのメチブロで3M×18Lで27万か。 確かに純度気にしなければもっと安い工業グレードのがあってもいいね。 原料は安いんだしさ。
449 :
あるケミストさん :2010/05/14(金) 14:08:58
>>447 いつも思うんだけど、溶媒なしのグリニャール試薬って物があるんなら買っておきたいよ。
使うとき不活性ガス化で脱水溶媒入れれば場所もとらないしね。
っていうか溶媒乾固蒸発させるとどうなるんだろう?
アルカンのガスが出て分解?
有機リチウムは粉のものが売られている。Mgは高濃度では不均一化する。析出すると再均一化困難なので冷蔵庫で保管する場合は気を付ける。
451 :
あるケミストさん :2010/05/14(金) 14:30:19
え? 結晶化してたらもうダメなのか? 知らなかった……
452 :
あるケミストさん :2010/05/14(金) 14:34:01
米 BE:2492640689-PLT(12303)
「ベンゼンから〜を合成する方法を示せ」って練習問題がよくあるけど、 実際に実験室でベンゼンから合成することってあるの??
453 :
あるケミストさん :2010/05/14(金) 15:00:42
454 :
あるケミストさん :2010/05/14(金) 15:04:11
米 BE:865500555-PLT(12303)
>>453 ベンゼンは発ガン性があるみたいなことをどこかで読みましたが・・・
455 :
あるケミストさん :2010/05/14(金) 15:07:33
昔、サンダルにベンゼンゴムのりを塗って作っていた家庭の人たちが白血病になったという問題があった。 毎日職業的に触れればそうなる。 が、ドラフトと手袋あるんならまったくと言っていいほど無関係。 タバコを1本吸うのと比べれば誤差の範囲。
456 :
あるケミストさん :2010/05/14(金) 17:57:24
>>450 CH3MgBrに相当するCH3Liは液体だけじゃない?
MeMgBrもBuLiも価格は1KG換算で数千円の下の方。 MeBrの管理が面倒なので、今はMeMgClへシフトしている。
>>450 ウィキペディアには冷却して析出した写真が載っているが・・・
あれは悪い例なのか?
>>444 溶媒にエーテル使う時点で\900/molは無理では?
エーテルを1Lあたり数百円なんて、どんなバルクでも流通していない。
ちなみに工業品価格はTHF:\500/kg, MeOH\100/kg程度。
>>458 それは溶媒含まずグリニャール試薬本体の重量のみで?
だとしたら随分安いな。
>MeBrの管理が面倒なので、今はMeMgClへシフトしている。 とは、グリニャール試薬を自社製造して自社反応に使う企業が、 塩化メチルでの製造にシフトしてるって意味?
>>462 エーテルの工業価格はどんなに安く見積もっても数千円/kg。
2M溶液を\900/molで作るには溶媒だけで500mL=400g>=1000円/kg
100mLスケールで回収繰り返すなら、「原料コストは」達成できるかもな。
ところで大学の研究室なんかでよく見るドラム缶は18L=14kgで5,6万だったっけ?
465 :
あるケミストさん :2010/05/14(金) 21:49:27
ナカライだと500mlで2千円だな。
ジエチルエーテルは特殊引火物だから、 50Lを超えると輸送・使用・保管その他で様々な制限がかかるためバルクにしてもコストが下がらない。 コストダウンをしようとしているならTHF溶媒を勧める。
>>464 試薬売る場合は別として、内部で使うんなら溶媒はほぼ回収で可かと。
100mLスケールというのがよく分からんが、大量でも話は同じだと思う。
>>466 >トンスケールというわけではなく、20リットルほどの容器での反応を繰り返し行う
>>461 そうだよ。
>>463 MeBrはフロン規制がかかっているので、できれば使いたくないようです。
というか
>>438 が、
大学の研究室で原料上げにかかってる学生なのか、
企業の研究員で
製品合成のプロセス開発なのか、グリニヤそのものを製品として安く合成して売ろうとしているのか
いつまでに何g作らないといけないのか
によって答え変わるだろ
THFなら3倍必要だがな
474 :
あるケミストさん :2010/05/14(金) 22:30:05
>MeMgBrもBuLiも価格は1KG換算で数千円の下の方。 これが溶媒なしの値段だとすると、35%製品なら3リットルになるわけで、 1リットル1000円ちょっとで溶媒込みで買えるわけか。 ジエチルエーテルなら安すぎるからテトラヒドロフラン? それでも安すぎるような? よく知らないので勘違いしていたらすまんが、業務用のグリって溶液じゃなくて固体で取引されるのか?
>グリニヤそのものを製品として安く合成して売ろうとしているのか 販売目的なら「現在、CH3MgBr(\5000/mol)を購入で済ませているのですが、」はないだろう。 小分けで高校とかに高く売ってるなら別だが。
>>469 考えてみれば変な話だ。
大気中に放出するんじゃなく全量消費するのに、一律に規制するとは文系らしい立法だ。
分からないんならどこが分からないのかを書かないと無意味。
>>451 ,459
んなこたーない。
2Mで結晶化するグリニヤなんていくらでもある。
結晶が析出した時、母液の濃度は当てにならないってだけ。
んー、なら窒素パージ下で結晶状で保管できるのかな? ガスチャンバーがない施設なら瓶から出すとき一苦労だが。
>グリニヤ試薬を得意にしている化学会社 北興化学とか日東化成とか東ソーファインケミカルとか?
宣伝不要
487 :
あるケミストさん :2010/05/15(土) 13:12:00
>>486 あのな、ここで社名が出たぐらいで宣伝になるほど専門化学会社の世界は甘くねえんだよ。
「15710の化学商品」(毎年思うんだがこのタイトル、何とかなんねえのか)でも
見に行くといいぞ。
488 :
あるケミストさん :2010/05/15(土) 13:23:19
15710の化学商品ってグリニャールも載ってるのか? ついに商品にまでなったか・・・
489 :
あるケミストさん :2010/05/15(土) 20:19:32
グリニヤか。 あれ、ちょっと高濃度にするとすぐ固まるよね。w 確かTHFとの溶媒和結晶を千葉大の人がX線取ってたような気がする。 活性種もシュレンクが論文出してたハズ。
490 :
あるケミストさん :2010/05/15(土) 22:14:11
溶媒和結晶ってのは、液体がなく結晶状だけど、その中に溶媒が含まれてるって意味? 例えば水和物みたいなもんか? ・・・とすれば、結晶化してもそれは不活化ではないってことになる。 じゃあなんでメーカーは固形で売らないんだろう?
>>490 包接分子が外れちゃうんじゃないの?
溶媒中なら包接分子は交換可能だが
結晶から空気中に放出されたら戻ってこないだろ。
492 :
あるケミストさん :2010/05/16(日) 01:41:37
>>492 このスレでも、シュレンク平衡って出てきただろ。
復活するはずだけど、一度析出するとそう簡単には溶けない。
494 :
あるケミストさん :2010/05/16(日) 13:12:04
米 BE:1557900959-PLT(12303)
>>494 問題の書き間違いだと思われ
1.NaOH / H2O reflux (COOMe→COONa)
2.aq. HCl (COONa→COOH)
が正解。あんたは悪くない。
496 :
あるケミストさん :2010/05/16(日) 13:37:28
米 BE:519300353-PLT(12303)
>>495 よかった・・・
ありがとうございますッ
497 :
あるケミストさん :2010/05/16(日) 13:46:24
| このスレでも、シュレンク平衡って出てきただろ。 |  ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /ヘ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ < 先生! そんな言葉見当たりません! ___/ ヘ (´∀` ) (´∀` ) (´∀` ) (´∀` ) \_____________ \ ∧_∧ ) ∧_∧ ) ∧_∧ )∧_∧ ) / |. (´∀` ) .(´∀` ) (´∀` ). (´∀` )/| ; \_| (____) (____) (____) (____) \| / ./|./ /|./ /|/ /| / | ̄ ̄ ̄|/| ̄ ̄ ̄|/| ̄ ̄ ̄|/| ̄ ̄ ̄|/| / || ̄ ̄ ̄|| || ̄ ̄ ̄|| || ̄ ̄ ̄|| || ̄ ̄ ̄|| 二二二ー―-,-、 / \
>>495-496 セミコロン;で区切ったら
一般に同時じゃなくて
順番に処理するって意味だよ。
そうじゃないなら条件はカンマで区切る。
過去スレにあるんじゃないの?
シュレンク平衡のことは、東京化成のGrignard試薬に付属している紙にも書いてある。
502 :
あるケミストさん :2010/05/16(日) 17:53:27
そういえばクロロメタン、クロロエタン、ブロモメタンで調整するとき、 滴下は通常どうやるんだろう? 特にクロロエタンは滴下漏斗使うか微妙な沸点じゃない?
503 :
あるケミストさん :2010/05/16(日) 17:55:13
1,4-diphenyl-1,3-butadieneと無水マレイン酸をDiels-Alder反応で合成して 得られる生成物の名前って何になりますか?
505 :
あるケミストさん :2010/05/16(日) 19:19:22
ジメチルマグネシウムが生成した場合でも、金属ハライドのアルキル化反応には支障出ないんじゃ?
>>498 初耳です。お恥ずかしい。
勉強になります
そういえば食塩ってグリニャールと反応するんだっけ?
508 :
あるケミストさん :2010/05/17(月) 09:59:16
>>506 ってか、見りゃわかるだろう。
>>507 しないが、反応性(立体選択性)に影響を与える可能性は大いにある。
このスレでのシュレンク平衡の議論を聞いていると、最近の大学院生のレベルが
すごく落ちていることを痛感する。
ナトリウムメトキシドはメタノール中38%(だったかな?飽和濃厚溶液)で売ってるけど、
濃縮して乾燥させたものをメタノールに溶かそうとしても、ウンともスンとも溶けない。
そういう研究室での試薬の取り扱いのちょっとしたノウハウだったら、こういう掲示板で
議論すると楽しいんだけどなあ。
509 :
430 :2010/05/17(月) 11:31:25
510 :
あるケミストさん :2010/05/17(月) 12:02:46
>>509 水酸化ナトリウムなどのアルカリ性水溶液。
ジメトキシエタン(溶解性はそれほどよくないが)、ジグリム(高価)。
一般にボロハイはプロトン性溶媒の方が、反応性は高い。
催促すんなら何らかの手土産が必要だ モノ扱いすんな。カス 学生実験(笑)でNaBH4アルカリ性水溶液条件で還元やったな ボロハイはカウンターや添加物で反応性を強くする事ができる LiBH4 + cat. B(OMe)3 はエステルも還元できるようになる >507 メトキシド、固体の格子エネルギーが高いのかな 座学で恐縮だけど、 KMnO4/18C6/benzeneは完全無水だと溶けなくて 極微量の水が存在し、格子を破壊できないとパープルベンゼンにならないそうな
512 :
あるケミストさん :2010/05/17(月) 15:00:26
グリニヤもめちゃくちゃ厳密に無水化すると反応速度が低下するという「伝説」がある。 古い薬学の先生なんかはそういう話を喜んでするけど、真偽不明。
513 :
あるケミストさん :2010/05/17(月) 17:45:38
>濃縮して乾燥させたものをメタノールに溶かそうとしても、ウンともスンとも溶けない。 まるで接着剤みたいだな。 乾燥後に溶剤加えてもまず元通りに溶けない。
514 :
あるケミストさん :2010/05/17(月) 18:03:51
愚問
516 :
あるケミストさん :2010/05/17(月) 18:28:49
↑誤答
そもそも粉のMeONaをメタノールになんかに入れようとは思いません。
思うだろ、普通。
え? そんなことするならはじめから、メタノール溶液使うよ。粉のアルコキシドはすぐつぶれて、粉が舞って、くしゃみが出て扱いにくいので、できれば使用を避けたい。
520 :
438 :2010/05/17(月) 23:19:31
>MeMgBrもBuLiも価格は1KG換算で数千円の下の方。
教えていただきありがとうございます。
今までの10分の1以下ですので、業者を探してみます。
>>460 エーテルは冷却管を通し、液化して再使用するため、計算に入れていません。
(グリニャール反応でエーテルは消費しないですよね?)
しかしグリニャールの価格がこんなに下がると、まさかエーテルの値段が大部分を占めるとは・・・
>>471 零細事業で、研究員なんてハイソな立場ではありませんが、時々依頼された製造を行うだけです。
(受託合成というと聞こえはいいですが)
>>475 これどうなんでしょう、溶媒抜き1キロで数千円、溶媒込みで販売ということなら安すぎる気もします。
とりあえずメタノールや農業用臭化メチルからの合成より、購入の方向で考えます。
521 :
あるケミストさん :2010/05/18(火) 01:27:28
522 :
あるケミストさん :2010/05/18(火) 01:50:34
シアノアクリレート以外でも?
>>512 ジジイの寝言と笑わずに、調べてみたらいいんじゃないかな。
会合状態の変化、M-O-Mの存在、など、いろいろ理由はありそうだ。
MAO(メチルアルモキサン)が重合速度に大きく影響を与える、なんて話を
若かりし頃の相田先生から聞いた気がするし。
受託合成なのに自由にやれと言われるのか・・・ その受託合成に委託するプロセス検討をやってる 神戸天然なんちゃらに委託してるけどね 大体原価見積もりで先に出さないととんでもないことになるよ
525 :
あるケミストさん :2010/05/19(水) 01:11:54
そもそもグリニャール試薬とメタノールは反応しないのか、グリニャール試薬と三臭化リンは(ry という突っ込みがまだないな。
526 :
あるケミストさん :2010/05/19(水) 15:51:11
文献検索等試してみたんですが、接触水素化によるベンジル基の脱保護の反応機構がわかりません。 親切な方教えていただけると助かります。
数十キロスケールで汎用品なのに、自製した方が安上がりかもと思うところは素人。
528 :
あるケミストさん :2010/05/19(水) 16:53:11
あまり誹謗中傷すると裁判所に訴えるぞ
@・・・素人ならまず欲しい物が売っているかどうかを探す
A・・・脱素人したばかりの自称達人は自分で作ろうとする
B・・・ベテランの域に達した奴は安い材料を買って経験だと言って他人に作らせる
>>527 ・・・10gあれば十分なのに1kgの試薬を買う奴
530 :
あるケミストさん :2010/05/19(水) 18:06:29
C・・・そして別な化合物ができているのにもかかわらず、自分で使って事故起こす
531 :
あるケミストさん :2010/05/19(水) 18:12:12
それはないw
532 :
あるケミストさん :2010/05/19(水) 18:27:06
試薬買ってもメタノールとエタノールが取り違えられてることあるからな。 試薬スレ(旧スレ)参照。
>>525 お前は何をいっているのだ?
サッパリ理解できないが。
>>534 詳しく説明してくれない?
マジで分からないんだけど。
ああ。
ようやく分かった。
>>525 はメタとPBr3からMeBrを作って、後処理をせずにグリニヤを作ろうと
いう話をしてるっていうことね。
>>525 が想像の斜め上いってて、把握に時間がかかった。w
ナトリウムメトキシドは固体で売ってるけどなぁ・・・ ナトリウムエトキシドはEtOH aq.で売ってるけど てか何の話?
539 :
あるケミストさん :2010/05/19(水) 22:38:56
チオフェノールってなんであんなに臭いんだ 亀虫をひねり潰して瓶詰めにした以上に臭い 死ぬかと思った
>>541 瓶詰めって・・・おま、なんだその例えはw
最近のゆとり(俺含むorz)はカメムシの臭さを知らないやつ多いぞ
とにかく、硫黄化合物は結構強烈な臭気あるの多いからねぇ(硫化水素とか)
543 :
あるケミストさん :2010/05/20(木) 19:54:26
6フッ化イオウなんてのは、立体傷害かなんかで例外的に不活性なんだっけ?
SF6に限らず、6価の硫黄は臭わないし安定。
545 :
あるケミストさん :2010/05/21(金) 07:29:38
電気陰性度の高い原子が中央原子を取り囲んでオクテットを満足する構造で、 負電荷が分散しているのでアニオンであるにもかかわらず求核力が異常に小さい。 同様のものにBF4-, ClO4-がある。
546 :
あるケミストさん :2010/05/21(金) 17:28:03
>>545 それ六フッ化硫黄のこと?
周期表下の六フッ化セレンと六フッ化テルルは反応性高い説明にならないんじゃ?
547 :
あるケミストさん :2010/05/22(土) 17:35:10
だから三臭化リン滴下じゃなくてメタノール滴下に変えたらってはなしになるのでは?
p-bromobenzaldehydeと4-ethynyl benzaldehydeを使ってカップリング反応をしようと思います。 皆さんなら上記の試薬を購入して反応させますか? (Triisopropylsilyl)acetyleneとp-bromobenzaldehydeで4-ethynyl benzaldehydeを作りますか? 時間と手間を金で買うという感じですが、どちらがいいんでしょうか? 予算はそこそこあります。
シクロヘキサンとヘキサンではヘキサンの方が安定なのでしょうか? 根拠はシクロヘキサンには3組のゴーシュがあるからです
どういう安定性を求めているんだ?
ポテンシャルエネルギーです
552 :
あるケミストさん :2010/05/24(月) 00:24:42
米 BE:1938720678-PLT(12303)
いわゆる反応屋って合成屋ほど企業には必要とされてないの?? 反応の研究続けるには大学に残るしかない?
SN2反応で塩基としてt-BuOKを用いる場合、溶媒としてt-BuOHがよく使われますがこれはどうしてですか? 溶媒としてはDMSOやDMFの方が反応性が高くていいような気がしますが。 それとも勝手にE2反応をさせないために使われているんでしょうか?
推測だが ・後処理の問題。特に沸点差。DMSO/DMFは留去が面倒 ・塩基の塩基性が高くなると、DMSO/DMF自体が反応する事がある 第一選択としてt-BuOHを用い 問題があるようならDMSO/DMF/HMPAを試す
555 :
あるケミストさん :2010/05/24(月) 07:30:01
>>552 大学でたった2〜5年やった研究を続けさせてくれるほど、企業は甘くない。
企業にどれだけ優秀な人がいるのか学んできて、それでも反応の研究がしたかったら
大学に戻ってくることを勧める。
新反応開発して、合成をお願いされるような商売をしたいというのが本音だけど、 お客さんに頭を下げて合成させていただくのが現実。 でも、製薬は反応屋はいらないかもね。
>>552 企業に行って聞かれるのは、
・どれだけの種類の反応(クラシックなものから遷移金属まで何でも)をやったことがあるか
・最大スケールはどのくらいか
反応屋でも、配位子合成や原料合成などでいろいろ手広くやってる人なら歓迎される。
反応の研究やりたいなら企業に行くメリットも意味もない。
558 :
あるケミストさん :2010/05/24(月) 22:00:11
反応屋は企業の研究をすぐにバカにするので困る。 大学でも頭硬くて、オナニー研究に陥りがちだ。独立したとたんに論文出なくなるし。 合成屋はその点、打たれ強い。プロセス化学も丹念に追っていくと、大学人でも企業の 研究の難しさを知る。
確かに企業、特にメディシナルとかで使える人材を育てるって意味では 全合成系は強いよなあ。
自宅で固形燃料を製造しようとしているのですが、
1・メタノール(orエタノール)
2・酢酸カルシウム
3・精製水
を材料に考えています。
しかし、酢酸カルシウムが入手し辛いようなので
この代用として
4・ライン引き専用炭酸カルシウム
http://item.rakuten.co.jp/xhome/te-groundline/ 5・食酢
を考えているのですが、危険性はあるのでしょうか。
また、4(または炭酸カルシウム100%)と5の理想的な混合比率わかりましたら
教えて頂けると幸いです。宜しくお願い致します。
>>554 ありがとうございます。
案外単純な理由だったんですね。
料理のコゲって酸性なんですか?
563 :
あるケミストさん :2010/05/26(水) 02:44:38
米 BE:276960342-PLT(12303)
564 :
あるケミストさん :2010/05/26(水) 16:21:02
アルコールをTBS保護する際にイミダゾール中に触媒量のDMAPを加える意味は何で しょうか?
565 :
あるケミストさん :2010/05/26(水) 16:23:58
何となく
566 :
あるケミストさん :2010/05/26(水) 16:55:12
>>565 先にDMAPとTBSClがくっつき。、その後アルコールと反応するというのは不自然で
すかね?
お前、求核触媒ってのを知らないのか??
568 :
あるケミストさん :2010/05/26(水) 17:28:53
569 :
あるケミストさん :2010/05/26(水) 18:20:25
>>568 合ってない。
この中で一番正しい答えは、
>>565 だ。
シリルクロリドはイミダゾールと反応してイミダゾリドを形成するが、実はこいつは
活性種ではない。これがさらにDMFと反応してVilsmeier型のシリルイミニウムエーテルを
形成する。なんとこいつが活性種だ。
このイミニウム塩のLUMOはπ*のような気がするんだが、酸素アニオンが接近した場合に
O-Si結合のσ*と軌道相互作用して、ケイ素原子上でSN2反応をする。
(なお電荷のない窒素ローンペアとはπ*で反応するから、ホルミルアミドができる)
アルコキシドの濃度を高めるために、塩基性の強いDMAPを入れると多少反応が加速されるが、
DMAPの活性エステルを経由するアシル化ほどには加速効果はない。
>>569 DMF溶媒とは限らないだろう。
そう書いてないし。
571 :
564 :2010/05/26(水) 23:35:56
>569 活性酒がシリルイミニウムエーテルだとしたら 仮に溶媒がCH2Cl2だとしても 触媒〜等量のDMFをDMAPの代わりに添加れば 加速効果は大きいかな 塩化チオニルで酸クロ作る時にはDMFいれています
OHを選択的に保護したい
どうぞどうぞ
実験後の器具洗浄について質問が。 今有機系のとこにお邪魔して実験してるんだけど、教えられた洗浄が 酸洗浄、水道水ですすぎ、エタorアセトンすすぎ、乾燥って感じです。 この洗浄法って、普通なんですか? 自分無機屋で、実験後は酸洗浄、超音波洗浄、酸付け置き、精製水すすぎ、 乾燥って感じでいつもやってるので、少し不安を感じるのですが…。 どーなんでしょうか?
使った試薬、合成した試料によって洗い方を変えるのが普通だと思っていたが・・・
こびりついていない限り、水洗、アセトン濯ぎだけだな。
579 :
あるケミストさん :2010/05/28(金) 07:29:12
まず、洗剤で洗え。酸洗いは不要だ。
580 :
あるケミストさん :2010/05/28(金) 07:32:16
>>575 反応機構、ウソ書いてあるな〜
こいつ、HSAB則を勉強し直した方がいいな。
場合によるかね 通常は水洗→アセトン置換で終了。 金属錯体使ったり、ガッツリこびり付いてるのは酸+超音波 反応系で容器由来の微量金属の影響を排除したい場合には EDTA洗いを加えたりする 例えば、臭素でベンジル位臭素化を試みた事があるのだが をテキトーに洗った器具(水洗: 水道水のみ)で行うと 微量の金属(鉄?)触媒で環への臭素化体のみが得られた EDTA/蒸留水で十分に予備洗浄した結果、目的物が得られた
582 :
あるケミストさん :2010/05/28(金) 11:35:24
>微量の金属(鉄?)触媒で環への臭素化体のみが得られた >EDTA/蒸留水で十分に予備洗浄した結果、目的物が得られた ん?逆じゃね?
583 :
あるケミストさん :2010/05/28(金) 11:50:20
うち(有機合成系研究室)は有機溶媒洗浄→アルカリのアルコール溶液洗浄→ 水洗→乾燥機140〜150度で2時間ほどかけて乾燥かな 有機溶媒は、カラムしたときのHexane/AcOEt混合溶液(ヘキサク)のあまりや、 ヘキサク使ったカラムのフラクションをエバポで飛ばしたときに得られるヘキサク それでダメならアセトン使う アルカリは水酸化ナトリウムや水酸化カリウム、 アルコールは組織脱水溶液の名前で売られているやつ この方法はぶっちゃけガラスにはかなり負担かかる・・・ おかげで総じて割れやすくなっている(叩いた音からして危険な香りがする) これですらどうしようもなかったら、最終手段で王水使うよ それでもダメなら、よほどのことが無い限り素直に廃棄する
>582 逆じゃないですよ 教科書的には等量の金属塩(FeX3)が要る反応だけど 水道水由来の謎の金属触媒Xで環臭素化が逝くと認識した瞬間。 水道水テキトー洗浄: 環臭素化体 EDTA処理: ベンジル臭素化体
585 :
あるケミストさん :2010/05/28(金) 23:32:31
>>580 管理人は
>博士(工学)。専門は有機化学。主に有機合成化学。Chem-Station代表。現在某国立大学教員として日夜研究に没頭している。
だけど専門外なのかな?
>>585 反応で有名な若手の有名教授の研究室の助教。
>>575 の反応機構が本当に正しいかは知らぬが、普通に言われている機構と同じのが書いてあるね。
587 :
580 :2010/05/29(土) 08:05:05
むしろ有名研究室の連中の方がこういう基礎的なことに弱い。 すぐに最先端の知識を積みたがるからな。ちょっとした基本的なところにボロが出る。 それと「普通に言われている」から正しい、と思ったら大間違いだ。
>>587 そういう統計があるんですか?
有名ラボの方が基礎に弱いって。
凄く気になるんです。。。
是非データ公開をお願いします!
590 :
580 :2010/05/29(土) 13:07:48
>そういう統計があるんですか? ある訳ねえだろ。
煽る訳じゃないけど、反応機構が間違っていると思うならどこがどう間違っているのか指摘すべきじゃないかな。 間違ってる!間違ってる!というだけなら誰でも言えるだろ。
ここの住人のレベルが低いのは昔から
有益な情報を便所に垂れ流すなんてことがあるのか? トドのつまり2ちゃんねるの存在意義が既に崩壊しているんだよ。
このスレは、上から目線で間違ったことをカキコするやつが一人張り付いている。 そいつもアカデミックらしい。
教科書を信じて正答を誤答と判断します(キリッ
シリル化の反応機構が(意外にも?)SN2であるとか教科書に載ってるかなあ?
>>596 SN2なら機構的にはsilicate経由とは思うが、立体障害の関係があるから、
嵩高いシリル化剤と小さなシリル化剤で、同じ機構で進んでいるかどうか、
興味はあるね。
フレミングやデンマークが昔から研究してるから、総説かなんかあるんじゃね?
あとは超絶優秀な
>>580 に教えて貰うとか。
>>597 取れやすさが全く違うじゃん。
それを利用して選択的に保護・脱離するスキームもあるんだし。
アニオンになってからアタックしているのでなく、中性のまま5配位になって、ベースによってSE2-likeに抜けるという機構は、それなりに根拠がないとなかなか書けないと思うけどね。
システムエンジニア2のようなぁ〜♪
SE2-likeな反応機構に一票
どうやら投票が行われるようです
SE2-likeに一票
604 :
あるケミストさん :2010/05/29(土) 22:46:55
SE2-likeの方がしっくりくるな
自信を持って間違ってるという
>>580 が
浅はかな俺たちのためにソースはってくれるんだろう。
606 :
あるケミストさん :2010/05/29(土) 23:00:14
607 :
あるケミストさん :2010/05/29(土) 23:05:43
>>598 外れやすさの違いは単にシリルカチオン生成へのエネルギー差じゃないのかな。
シリルのかかりやすさ、反応機構とはまた違った議論になると思ふ。
想像で言われても・・・
>>610 酸での脱保護に関しては、教科書レベルの話なんだけど…。
612 :
あるケミストさん :2010/05/30(日) 01:30:35
613 :
あるケミストさん :2010/05/30(日) 01:34:12
想像で言われても・・・
614 :
あるケミストさん :2010/05/30(日) 05:40:31
想像で考えて ジッさい フラスコを振る!!
615 :
あるケミストさん :2010/05/30(日) 05:41:12
ほれほれ!!
616 :
あるケミストさん :2010/05/30(日) 06:04:26
SE2-likeに一票!!
617 :
580 :2010/05/30(日) 08:27:02
この反応機構が決定的に間違っているところは、アルコキシドアニオンではなく ローンペアが反応していると書いてある点だ。 世間にはこの二つを混同している人が本当に多い。アニオンはクーロン力、 ローンペアは軌道相互作用で反応する。言い換えると、前者はhard、後者はsoftだ。 ケイ素の反応はもちろんhard-hardの反応で選択性を出す。だからケイ素上の置換基である dimethylだのtBuだのPhだのの立体障害に鈍感なんだよ。これを書いた人はそこがわかってない。 569を書いたのも実は私で、これは少し言い切りすぎたと反省している(もちろんDMFで なければイミダゾリドが反応活性種だし、DMFを使う理由はアニオンの安定化が第一義だ)けど、 アニオンとローンペアでは反応性はそのぐらい違う。 もちろんケイ素原子上の擬回転とかなんとかについては問題がない。
SE2-likeは分かりやすい アルコールの配位能をどの程度主体的に見積もるか。 イミダゾール共存での反応が 水酸基への水素結合を伴うpush-pul的共奏反応なのか それとも明確にオキソニウム経由なのか興味はある もちろん、NaH等でアルコラートを出してやれば SN2的に逝ってるだろうとは想像がつく 酸素親和性、F親和性、NaI or I2共存で反応が加速する(Si-I弱)から HSAB的にはハードである事は理解できる
>617 無知でごめん。 HSAB的な解釈は分かった。 でも擬回転を伴う以上、イオン反応ではなく 軌道相互作用がある事は間違い無いのだよな いわゆるワルデン反転・背面攻撃はσ*への相互作用だから
SE2-like
この辺のことは誰か突き詰めてそうだけど、どうなのかね。
>>617 を読む限り、アルコキシドでいってるほうがそれっぽいけど、
あくまでそれっぽいってだけで、実験的にどうなんだろう。
使う塩基の強弱にもかなり依存しそうに思えるんだけど。
速度論的な実験とかで区別できないのかな?
>アニオンはクーロン力、ローンペアは軌道相互作用で反応する。 この辺が良くわからないな。 どちらも同じ軌道に電子が入っていて、それが結合に使われているか否かの 違いではなくって? つまりアニオンとローンペアでは求核性に差があるだけで、本質的な反応性 (反応機構)の差とはならないんじゃない? どっちもケイ素の同じ空軌道に電子が入るだけだし。 単に言葉遊びをしてるだけのように見える。
623 :
580 :2010/05/31(月) 00:10:54
>この辺が良くわからないな。
わからないんだったら、勉強して下さい。
あなたは酢酸エチルの加水分解を酸条件とアルカリ条件を書き分けることができますか?
揚げ足取られないように一応釘を刺しておきますが、もちろんhard-softはどちらが
支配的か、という意味であって、それだけでおこる反応というのはほとんど無いです。
>>619 ケイ素原子上の置換反応でWalden反転ではなく、5配位アニオンと擬回転で
説明しているのには理由があるはずです。
625 :
あるケミストさん :2010/05/31(月) 00:17:32
626 :
あるケミストさん :2010/05/31(月) 00:22:21
NaHとかの強塩基使った場合とかならともかく 弱い塩基使った場合にアルコキシドがメジャーな反応種になる ほどアルコキシドが存在するものなの? そりゃちょっとでも出てればそれが反応するのかもしれないけど、 アルコキシドからの反応がメジャーになるには アルコキシドからの反応速度がアルコールからの反応速度にたいして 10^6とか10^7倍くらいは速い必要があるんじゃないの?そんなに速いの?
それだけの条件では何も言えんよ
629 :
580 :2010/05/31(月) 00:57:59
>そんなに速いの? そういうことでしょう。 アルコールがそんなに反応性があるんだったら、シリル化をエーテル中でやったとすれば、 シリル化剤との接近はアルコールとエーテルの競争ということになり、異常に反応速度が 遅くなるはずです。
630 :
605 :2010/05/31(月) 02:09:47
結局決定的なソースはないんじゃねーか。 重要なのは実験かせめて計算に基づく事実だろ。
参考書・論文が正しいって思っている屑が多いって事だよ
632 :
580 :2010/05/31(月) 12:52:01
>>630 実験データ、まだ十分じゃないですか?私はこれだけの材料があれば、反応経路を
推定するのは十分だと思いますが。
答えが書いてあるソース・論文が必要だったら、自分で調べて下さい。しかし、論文にも
答えは書いてあるとは限りませんし、間違っているかもしれません。
自分で考えて問題を解決してみたらいかがですか?それでも納得できなければ、このスレで
またお会いしましょう。
だが断る
推定をもってウソだと断言したのか・・・
>>623 エステルの加水分解がどうとか、子供っぽいですよ。w
シリルの話にどう関係があるのか知りませんが。
ローンペアもアニオンも、シリケート中間体の形成においては同一の空軌道に入る。
違いはそれぞれの電子密度(HOMO)、あなたの言い方でいえばHSABが違うだけで、
基本的には同じ反応機構。アルコールで付加して水素が抜ける、いや、水素が
抜けてアルコキシドで付加する、というのは単に用いる試薬のbasicityの問題であり、
さほど重要な意味を持つとは思えません。
嘘だと思うのなら、1級アルコールにTMS-OTfあたりを入れてみればいい。
塩基なしでも反応は進行するでしょう。
一般に、反応条件や基質により反応機構は一義ではありません。
複数のpathが存在し、その反応系で最もmajorな経路で進行している。
それは立体障害、求核性・求電子性、脱離能、などで左右される。
学生さんなら、まずは最も基本的な機構を学習し、そこからケースバイ
ケースを学んでいけば良いだけのこと。
先にDMF溶媒とは限らないのでは、とコメントしたのは私ですが、
一般式にケチをつけてみたり、どうもあなたは視野が狭窄なように感じます。
アニオンはクーロン、ローンペアは軌道相互作用など生徒さんに教えないようにね。w
どんな反応も軌道相互作用はしてるわけですから。
補足。
>>580 さんの名誉のためにですが、彼の主張は、”ほぼ正しい”。
もっとも反応性の高いpathを主張している。
問題は、それ以外の可能性を全て「誤り」と断じているところ。
シリル化のDMFが良い例。DMFなしでも反応するのに。w
今回の議論でも、アルコキシドを経由しない経路もある。
どちらのpathがMajorなのかを議論するときに、1 pathしか見ていない
のでは話にならない。
>>627 さんのような質問に対して、
>>629 の答えには疑問を持つ人は
多いの思います。エーテル化したら、立体障害がまるで違うじゃないか、と。
また(どういう定義で用いているか興味があったので訊いたのですが)、
反応をアルコキシドとアルコールで別物のように表現している点(
>>617 )。
彼の言うクーロン力とは、例えば
アニオンはσ*に入り、SN2的に進行(クーロン)
ローンペアは一度dに入り5配位シリケート経由(軌道相互作用)
ということを言いたいのか…。
そういう話なら面白いと思ったのですがね。
(軌道相互作用ではない、という表現の是非はおいておくとしても)
そんな事よりDMAPを加える理由を言おうぜ、うんこちゃん
580は、メシル化にトリメチルアミンではなくDMAP入れろと言ったおバカちゃんでないか?
639 :
あるケミストさん :2010/05/31(月) 23:21:05
メシル化にトリエチルアミンwww
モノが取れりゃ何だっていいんだよ え、だめですか・・・
641 :
あるケミストさん :2010/06/01(火) 00:49:10
収率が低くてもいいならどうぞどうぞ
642 :
あるケミストさん :2010/06/01(火) 02:32:13
収率がマイナスになります
>>639 MsClなら系中でスルフェンを発生させる条件
644 :
580 :2010/06/01(火) 09:32:55
潤一郎さん、何を興奮しているのやら・・・ 何がお気に召さないんだか、よくわかんねーし。それから、学生を生徒って呼ぶな。 >ローンペアもアニオンも、シリケート中間体の形成においては同一の空軌道に入る。 >違いはそれぞれの電子密度(HOMO)、あなたの言い方でいえばHSABが違うだけで、 ここの記述はよくわからん。中間体のモデルは同じになんないし、後半の意味はさらにわからん。 私の言っているのは、もちろん反応の駆動力driving forceの話だ。クーロン力は 距離の二乗に反比例するが、軌道相互作用は距離の六乗に反比例すると言われている。 (但し、この六乗という数字にはあんまり根拠がないんだが) 従って、ローンペアであろうとも分極によるクーロン引力なしに反応は進行しない。 もちろん、おっしゃるように軌道相互作用なしの結合形成なんかあり得ない。 しかし、アニオン経由の反応の駆動力はクーロン力が支配的だし、ローンペアを介した 反応では軌道相互作用が支配的です。この駆動力で反応の選択性(速度論)を理解することは 意味のあることだと思いますけどね。 なお、DMF中の活性種の話は私の知る限りで明記された論文はないです。 ただ、違う反応でそれを裏付けるデータがあるので、興味があれば調べてみるといい。
645 :
あるケミストさん :2010/06/01(火) 14:07:16
酢酸の末端炭素側の水素原子を1個または2個のみ重水素に置換した試薬を調整する場合、 どうすればよいでしょうか? クロロ酢酸やジクロロ酢酸を重水素化還元剤で水素化するというのがベターでしょうか?
Reformatsky試薬を作って、重水で潰せ。
648 :
あるケミストさん :2010/06/01(火) 23:43:56
>>644 十分に証拠もなくて、議論の余地があることを
決めつけてるのが問題だっていわれてるんじゃないの?
証拠があるならせめてソース貼ってよ。
それを自分で探せじゃ説得力ねーよ。
649 :
580 :2010/06/02(水) 09:43:13
>決めつけてるのが問題だっていわれてるんじゃないの? それは反応機構の話ですか。それとも軌道概念の話でしょうか。 反応機構の話については既に617で書いた通り、反応条件によって活性種は異なります。 確かに言い切りすぎるのもどうかとは思いますが、もし溶液中でエネルギー的に有利な活性種が 存在すれば、その反応機構が支配的になるでしょう。 文献については、是非自分で調べて下さいな。ネット(しかも2ch)に答えがころがっていると いうのは、勉強する姿勢としてどうかと思いますよ。文献には時々、異常反応の報告があります。 それを元に反応機構を考えるのも楽しいですよ。これもそんな一例です。探すのはそれほど難しく ないと思います。(文献を挙げても、「これはそうとは言ってない!」って揚げ足を取られるのが いやだ、ってのもあるんですがw) 軌道概念については635を読み返してみて、「この人、よくわかってないんじゃないかなあ」と 思いました。軌道概念って、軌道「学」でも軌道「論」と違って、体系づけられていませんから 人によって言っていることは結構まちまちです。だけど、それぞれにそれなりの整合性があります。 だけどこの人はそこまで至っていないんじゃないか、って感じがするんですよ。あくまで主観ですけどね。 「彼の言うクーロン力とは〜」ってあたり、自分でも何言ってるかわかってないかも。
かっこいいとおもってそんなこといっているのかもしれないが、普通に言われている反応機構(提唱されたのは相当昔のようなので間違っていても不思議ではない)を否定しているのだから、ソースなり、実験データを出すなり、理論的裏付けを出すなりすべきだ。 できないなら、クソ認定。
651 :
580 :2010/06/02(水) 10:57:49
何度も言いますが、決して否定しているわけではありません。 実験データに代わるものは、既に何度も提示したはずです。 文献の紹介についてはお断りします。クソ認定でもなんでも勝手にして下さい。
580は糞認定。 これまでも、いろいろ間違った内容の書き込みしているのも、こいつ。
こんな文章書いておいて、決して否定しているわけではない、って
日本語もろくに書けないアホか。
580 名前:あるケミストさん 投稿日:2010/05/28(金) 07:32:16
>>575 反応機構、ウソ書いてあるな〜
こいつ、HSAB則を勉強し直した方がいいな。
654 :
580 :2010/06/02(水) 13:13:08
>>653 ああ、それを指しているなら、否定。
だけど、これ「普通に言われている」ものじゃないと私は認識しているけどね。
もうこの件では来ないです。では。
>もうこの件では来ないです。では。 どうでもいい
正直、ついて行けませんでした。
>>654 今度別件で来る時は、名前を580にしといてくれ
そういう目で見るから。
658 :
あるケミストさん :2010/06/03(木) 02:04:18
全然化学教育を受けたことのない俺に三行でまとめてくれ。
化学を知らない奴が このスレに来ても 意味がない
ちょっと質問なのですが抽出するとき気泡みたいのがでて全然分かれないって経験ありますか? 自分はしょっちゅうあるのですがどうしようか困ってます…
エマルジョンか 抽出溶媒を振ってみないと分からん ジクロロメタン、クロロホルム、酢エチ、ヘキサン、トルエンetc
気泡で困っているときは、上の穴からアスピ(か、ポンプ)で引く。 泡が大きくなって、はじける。 これは小手先のワザなので、それでダメなら次の手を打つ。
エマルジョンなら飽和食塩水を加えて塩析をしてみれば?
エマルジョンで乳化かい? 一種の平衡状態なので崩してやるといい 時間おいてもダメなら 同一の抽出溶媒をすこし足してごらんなさい(ふりまぜない!) 上手くいくと見る見る分離する
遠心分離は確実
逆にメタノールを少し入れてみるという手もある。 だけど、セライト濾過するのが割と確実な解決策。しかし、これが大変。 とにかく、すぐに詰まる。濾過するだけで1時間ぐらい平気でかかる。 この濾過を少しスムーズにするためには、分液に少量のセライトを加えて 一度振っておくといい。不溶物が凝集して多少、濾過が楽になる。
いろいろとありがとうございます!とりあえず全部試してみます エマルジョンって界面活性剤以外でもよくなるものなんでしょうか?
よくあるよ。 ペプチドなんかを扱っていると、頻繁に起こる。 ごく微量の不溶物(主に副生物や試薬由来)が生成して、それが水で膨潤してゲル状に なったものが主な原因だけど(常にそうという訳じゃないですが)、収率に影響するほどの量で あることもまず無いので安心して濾別しちゃっていいです。
極性基と無極性基があると 液性変化で計らずしも界面活性剤になってしまう事がある 精製時に発覚し大変困る。 焦って捨てたり、エバポ不能な程大量の溶媒を加えたりしないこと せめて1/2量の初期段階品を残す アミン/酸性で逆性石けん カルボン酸・スルホン酸/塩基性で石けん
>>668 エマルジョンが生成しやすい条件も後で探っておいた方がいいかもね。
自分の物質はフルオロが6個ついているのですが極性自体はヘキサンでカラムするくらいなので低いです。 塩酸加えると泡消えるのですが抽出後だいぶ酸性なので心配になり質問しました。セライトろ過やってみます。
>>669 まあ中二病的発想だろうね
三年生ともなれば経済ってもんが大まかにでも分かって来て個々人が自分自身の為に精一杯頑張る事が
最も社会(彼らは地球・世界・市民といった表現が好きなようだが)の為になるって事に気付くもんだけど
俺もそう思ってた
意味がわからん
神の見えざる手ってことだろ 誤爆だろうけど
677 :
あるケミストさん :2010/06/10(木) 00:25:30
>>660 気泡なのかエマルジョンなのかで対応が変わりますね。
気泡なら発泡が終わっていない可能性も。
エマっているなら、水層に食塩入れたりpHコントロールしたり。
satNaHCO3とメチクロの組み合わせが 妙にエマり安い気がするんだけど気のせいかな。
ま、比重が近いからね。
比重じゃなくて大きさじゃないんですか?
681 :
あるケミストさん :2010/06/11(金) 14:49:41
AlCl3ってアセトンと反応しますか? Friedel Crafts でAlCl3のクエンチにアセトンぶっこんでる人がいるんですけど… 反応性について調べ方がわからなかったので質問させていただきます。
682 :
あるケミストさん :2010/06/13(日) 14:59:39
>>681 アセトン中の水でクエンチさせているのだろう。
684 :
あるケミストさん :2010/06/13(日) 17:52:51
>>682 系中にクロロシランがあるんで含水アセトンではないです。
わざわざdryを使ってるみたいです。
説明が足りなくてすんません。
>>683 なるほどー、こういうcomplexを作ったりするんですね。
知らなかったです。
勉強になりました^^
ありがとうございました(・ω・)ノ
>>684 フリーデル-クラフツアシル化反応ではなぜ等量触媒が必要なのかで教わらなかったか?
>>684 「Aluminum chloride acetone」でググる位の事はやってくれよ・・・
俺も知らなかったんだけどさ。
で、アセトンで塩化アルミをクエンチして次どうすんの? 水は使えないだっけ
結局水使うなら はじめっから氷水にでもぶっこむのが楽だよな。
ろ過でつまるから、できれば塩酸で溶かしたい
690 :
あるケミストさん :2010/06/14(月) 15:04:23
>>685 知識として当量必要ってことは知ってましたけど、理論までは知らなかったですね。
勉強不足ですんません。
>>687 不溶物がでてくる(多分塩化アルミcomplex)はずなので、それを濾取してから、
クロロシランに対してEt3N存在下アルコールをぶっこみます。
とりあえずやってみます。
691 :
あるケミストさん :2010/06/15(火) 02:36:08
イソブチレンをフッ素化剤でフッ素化したら猛毒のペルフルオロイソブチレンが生成するんでしょうか? 理論どおりに行くかは分かりませんが。
692 :
あるケミストさん :2010/06/16(水) 06:29:49
ブロモベンゼンとTMSアセチレンをカップリングした後に TMSを外そうと思って、文献の通りにメタノール/K2CO3 中で撹拌して溶媒を飛ばしました。 その後固体からジクロロメタンで生成物を抽出しようと 思ったのですが、文献通り(多分透明~黄色)に行かず溶液が赤くなりました。 これは何が起こっているのでしょうか?TMSが外れていないのでしょうか? 外れたかどうかわかる方法があるのでしょうか? またTMSが外れたらジクロロメタンに溶けないのでしょうか? まだ有機実験に慣れていないので基本的な質問をしていると思いますが よろしくお願いします。
693 :
あるケミストさん :2010/06/17(木) 02:11:05
研究室でメタクリル酸トリチルの合成が出来なくて困ってるんですが 合成方法が分かりません。 B4で新しいテーマなので先輩も分からないとのことです・ ウイリアムソンなどの反応式は紙には書けますが実際に合成となると 条件などどうしたらよいか・・・・・
>>693 メタクリル酸は重合しやすく強い条件が使えない。またトリチルエステルの調製には
無水条件が必要。文献を引け。
695 :
あるケミストさん :2010/06/17(木) 10:27:13
文献は探してみたのですが八島先生の論文が見つかったのですが どの論文にも具体的な合成方法が載っておらず苦戦しています。 1979年あたりの論文は見れないので。。。。
>>692 薗頭で反応溶液が赤〜黒になるのはよくある事。
原因はPdの析出、ハロゲンの酸化など。
TMS残ることはまずないし、フェニルアセチレンはメチクロに易溶。
蒸留かカラムで精製すればOK
昔、砂糖と塩の混合物をどう分離するか? というのが高校生の入学テストで出たと思います。 これってなかなか難しくないですか? カラム、溶解度差、融点、電気分解・・etc 色々考えたけど上手くいくとは思えません 誰か正解を知ってますか?
>>698 このスレ住人なら水-メチクロ抽出・濃縮で終了だろ
高校生なら、火であぶって黒い所を除けば塩は取れる。
いや、カラメルになって砂糖が・・
704 :
あるケミストさん :2010/06/22(火) 07:42:03
2-メチルフラン(沸点69℃)とベンジルアルコール(沸点200℃)をトルエン(沸点110℃)溶媒中で反応させるとします。 この場合、反応温度はどのくらいまで上げていいのでしょうか? 加熱還流しても大丈夫ですか?
封管でいけ。 基質の濃度や仕込み量にも依るが、トルエン溶媒ではそんなに圧はかからない。 沸点までだったら、蓋付き試験管で十分。
フラン類って結構爆発する可能性がある気がするけど 大丈夫なのかね。
酸存在下でフラン類は爆発的に反応することがある 逆にいえば、additiveの工夫で温度かけなくても済むかも 最適化の範疇と思われる 漏れなら様子見ながら室温, 50, 70, 90, reflux
アルデヒド
710 :
708 :2010/07/01(木) 10:09:34
ああ、開環してビニルエーテルにしといてからクライゼンか。 気持ちはわかるが、中間体を押さえろ。
精製出来んわ このフローくるしすぎる まったく時間の無駄
時間の無駄アアアアアアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああ
713 :
あるケミストさん :2010/07/06(火) 02:55:25
湿度高いと合成はつらいなぁ いつもは使わないヒートガンとか使っちゃう アセトン置換してドライヤー当てると水滴がついて意味ない 吸引ろ過してると水でべとべとになる
714 :
あるケミストさん :2010/07/06(火) 20:56:13
ヒートガンで思い出したが 無水条件で反応かける際、反応容器を真空ポンプに繋いで 減圧しながらヒートガンで水気とってたなそういやw あとどうでもいいけど 外人ドクターがシリコンオイルを200度以上まで熱して真っ茶色にしてたの思い出したwwww
シリコンオイルは200℃長時間(あるいは200℃超)でダメになるものと 250℃まで大丈夫なものがある。 200℃でダメになるやつは、長時間使用で引火する危険があるから注意な。 ちなみに水と混和するPEG400は 100℃を超えると引火する可能性がある。 気をつけろ!
火をつけろ!
717 :
あるケミストさん :2010/07/13(火) 02:01:23
PEG400は使用温度100℃までな それ以上で特に古いモノは蒸気が相当出ている バスから湯気が出たり 口の中が乾いたり甘味を感じるようなら要注意! 謎の低分子グリコール類がコンニチハ
C6H6っていったら、普通ベンゼンを思い浮かべちゃいますが、
ttp://fx.104ban.com/up/src/up24613.jpg (グロとかじゃないから安心して!)
これもありえますよね?
これって作れますか?
15年ほど前、大学一年の時に准教授に「俺4年かけてこれ作ります!」って言ったら
「ウチの大学はそんなことに金は出せない」って断られました。
大学は一年でやめちゃったんで、作れるのかどうかだけ知りたいです。
719 :
あるケミストさん :2010/07/14(水) 16:43:24
大学1年のときに准教授に研究提案する機会なんてないよ。 それに15年前なら助教授。
今に合わせて准教授って書いたんだけど。 うちの大学、助教授が有機物質化学だか何だかって授業普通に講義してたぞ。 その時、半分冗談で言ってみたら上に書いたように断られた。 理論的に作れるのかどうかは聞かなかったんで、ずっと心残り。
722 :
あるケミストさん :2010/07/14(水) 19:56:10
一番近いのはプリズマンだね。三角柱型だけど 飽和でシクロプロパン構造を考えると、平面の上下に結合手が出るわけで これを加味すると、一番上の三角は構築出来ても 下の三角を繋ぐことが出来ない事がわかる 従って、三角形に基づく最も合理的な形状は 三角柱のプリズマンといういう事になる ベンゼンの異性体各種に関しては たしかネームゲームの上巻が詳しかった筈
詳しくありがとうございます。 長年の心残りが解消された気がします。 1年で辞めたから化学力が大学入試に毛が生えたレベルで止まっちゃったから、自己解決できずにいました。 うまく表現できないけど、平面的に三角形を4つ合わせたような形は結合手やら立体構造の関係でできないんですね。 その時、日本はそういう無駄そうな研究はやらせてもらえない。 アメリカはそういうことに金かけて全力でやるから どうしてもやりたいならアメリカ行きな、とマジレスされました。 どっちみちできなかったのか。あの助教授め・・・
>>721 分子構造模型で作ってみようとしたらボンドが折れたぞww
構造的に無理がありすぎる。
>>723 この手の高ひずみ分子の合成は、日本でもやっている人はいる。アメリカより多いかもしれん。実現した時の評価も高い。
そもそも何を作るかよりも、どうやって作るかが重要。合成戦略をまともに考えられないようでは相手にされない。
transの5-5縮環系も簡単にはできないのに、3-3をやりますっていう時点で考えが浅すぎる。
その時、案外そういう無駄にみえる研究も、その過程で本来の方向とは違う新しい発見なんかがあって 無駄にならない場合があるんだよね、でも日本はそういう偶然には消極的って言われました。 ハイレベルなスレに素人がスレ汚しして申し訳ありませんでした。
この化合物、確か計算化学的に存在不可能という結論が得られていたはず。
728 :
あるケミストさん :2010/07/15(木) 18:46:50
リグニンスルホン酸と塩化カルシウムでできるものはリグニンスルホン酸カルシウムで合ってますでしょうか? リグニンスルホン酸がどういったものかよくわからないので、わかりません。
シクロプロパンでクリセン作るようなものか。
730 :
あるケミストさん :2010/07/16(金) 12:27:44
誰か[71012-24-3]を売っている試薬メーカーを知らないか。 どこかで買えるという話をきいたんだが… スレ違いならスマソ
実験で水銀をこぼしたときに、亜鉛をまいて処理をしたんだが、どうして亜鉛で処理したんだ? 亜鉛アマルガムを形成すると思ったんだが、亜鉛アマルガムになると、処理する上で、水銀をそのまま処理する場合よりどういう利点があるんだ? ぐぐりまくったんだが、でてこなくて、、、だれか教えて
733 :
あるケミストさん :2010/07/19(月) 22:12:08
そりゃあ、液体より固体の方が処理しやすいからだろ
734 :
あるケミストさん :2010/07/19(月) 22:22:29
蒸気圧が低下するんじゃないか?
ドライアイスとかで固めると処理しやすいって本に書いてあった
毒性も下がるはず。自分の口の中にもアマルガム入っていたりする。
なるほど。 参考になった! ありがとう!
よーし、パパ、金で処理しちゃうぞー!
水銀をこぼすと、ころころ転がって集めることができない。 いじればいじるほど粒が小さくなって、どこかに消えていく。 だから亜鉛でアマルガムにするのがいいと言われているんだが、 アマルガムを作るのに結構時間がかかるし、回収した水銀は捨てるしかない。 だからドライアイスで固めて回収した方がいい。 普通の用途だったら、回収した水銀は洗えばまた使える。 濾紙に針でピンホールを開けてそこを通せばいい。私もそんなことできれいに なるのか半信半疑だったけど、やればわかる。
質問です。 没食子酸イソアミル、又は安息香酸イソアミルの合成方法を教えてください。 イソアミルって合成過程で水が出るから除去がめんどくさいと聞いたのですが、 なんか准教がふつーに作れるとか言ってたけど半信半疑。
>>740 平衡反応だから、イソアミルアルコールを大量に使えば普通に行く。
あるいはDean-Stark使うか。
>>740 普通というのが何を意味するのかわからんが、縮合剤使えば簡単にできるだろ。
>>742 安息香酸イソアミルを作るのに、縮合剤を使って副生物が等モルできるような反応を
設計してはいけません。
エステル交換に1票
イソアミルアルコール、安息香酸 をトルエンに放り込んで、硫酸かトシル酸でも入れて Dean-Starkで煮れば出来るんじゃね。 あとはモレシーとかに水吸わせるとか。
>>743 実験室でそんなこと言ってんの? 馬鹿じゃない?
安息香酸のアミドなら、塩化ベンゾイル使うのが簡単。
物理的脱水は、アミンの沸点が低い場合は全く効率良くない。
>>746 イソアミルをアミンだと思ってるのかなw
馬鹿はおまえだププ
没食子酸だったら酸クロはないよ。
目的にもよるけど、酸とアルコールでエステル作る汎用条件を持ってた方がいいに決まっている。
>>746 これはひどい。
縮合剤って安くないよね…
>>748 こんな単純なものなら、TsClでいける。
ち〜ん
740です。
いろんな知恵絞ってくれてありがとう。
没食子酸イソアミルを作る際に没食子酸にイソアミルアルコール投与すれば
水でないのですが?
>>741 の言い方だとそう聞こえるので・・・。
それと没食子酸イソアミルは油に溶けるのですか?
重ね重ねすみませんがもう少し知恵を貸してください。
>>752 すまん何をいってるかわからんw
そこまで素人ならちゃんとした有機屋に投げるか
スタッフに実験の手順全部聞いてそのままやったほうがいい。
カルボン酸+アルコール→エステル+水で平衡なんだから
アルコールを大過剰量入れたり、水を系中からDean-Starkとかで
追い出してやれば最終的にはエステルがある程度良好な収率で出来るだろう。
>それと没食子酸イソアミルは油に溶けるのですか?
適当にいうけど、ヘキサンにはあんま溶けんかもしれんが、
酢エチとかメチクロには溶けるだろうから
普通に分液とかは可能だろう。(あまり塩基性にするとモノが水にいくだろうけど)
740は合成始めたばっかの4年だろw
既知物質の合成だから、こんなところで聞く前に図書かSciFinderへ行け。
756 :
あるケミストさん :2010/08/04(水) 19:55:10
お願いいたします。 ゴム製品工場で使用している物質で「キシロール」という 製品のものがあります。 調べてみるとこれは別名「ジメチルベンゼン」とも 言うようなのですが、 土壌汚染対策法や水質汚濁防止法による有害物質の中に、 「ベンゼン」が挙げられているのですが、 「ジメチルベンゼン」も同一視したほうがよいのでしょうか?
>>756 ベンゼンとはまったく別物です。
同一視しないでください。
「キシレン」で調べた方がいいかと
上のほうに水銀の集め方に液体窒素で固める方法があるけど、 たいてい自分の場合は水銀温度計とか割っちゃうのは夜だから、デュワー瓶は既に空に・・・ 質問です。 悪臭のある酸クロ使ったフリクラ反応の後処理で、 冷水へゆっくり反応液をパージしてクエンチしてるのですが ドラフト内でやっても室内に悪臭が満ちてしまいます。何かよい手はありますか? 反応中もアルカリトラップやり方が悪いのかやや臭いするし、 クエンチに水滴下しようとすると発熱パネーってなるし(´・ω・`)ショボーン
水銀はドライアイスで固めろとしか書いてないぞ。 液窒で固めようとすると、ころころ転がる液窒のせいでますます散らばる。 ドライアイスは粉末にして周囲から撒け。 酸クロは実は水の中で結構安定で、なかなか分解されない。 また低分子の脂肪酸の場合、生成した酸そのものが悪臭を放つ。 分解するときは、希アンモニア水を使うとよい。但し、発熱に注意だ。
酸無水物が曲者
762 :
759 :2010/08/07(土) 22:58:31
>>760 C4くらいのカルボン酸だと数ppmでも敏感にかぎつける人の能力を恨んでいますw
なぜ開けていない試薬瓶から既ににおいがするんだ!!
なるほど、カルボン酸でなくアミドにして悪臭を抑えるという事ですかな?
なぜ思いつかない私の馬鹿。
ただこの方法だとクエンチでできたアミドが分液で有機層に残りそうだから
注意してやってみますね。ありがとうございました
>>762 アミド云々じゃなくカルボン酸を中和してにおい消すって事じゃない?
ん、それだったらアンモニア使わずアルカリで洗えばーって話でもあるか?違うか?
規制で書けなかった。
>>762 分液はクロホで振らないこと。クロホで振ると低級アミドは有機層に来やすい。
酢エチで振れば、運がよければかなりの部分は水層に落ちる。
低級カルボン酸やその酸クロのにおい、人によって感受性にすごく差がある。
要するにこれは体臭成分だから、進化の過程で受容体を残している人といない人がいるから。
転んでもただでは起きるな。
反応でフェニル酢酸が必要なんだが、これって作ったらだめなんでしょうか?
>>765 何をしたいのかは知らぬが、酸塩化物は売っている。
TEMPO酸化について質問させてください TEMPOと次亜塩素酸ナトリウムで1級アルコールがアルデヒド基とカルボキシル基に酸化されるとのことですが、 アルデヒド基をより選択的に得る事は可能でしょうか?
768 :
あるケミストさん :2010/09/04(土) 10:55:02
769 :
あるケミストさん :2010/09/04(土) 14:53:54
質問です エタノールはジエチルエーテルには溶けますか? よろしくお願いします
TCIの試薬に重合禁止剤が入ってて純度90%ってなっているんだけど、これはwt%だよね? GCで分析とあるんだけどいまいち分からない・・・