1 :
あるケミストさん :
2006/10/15(日) 18:46:35
2 :
あるケミストさん :2006/10/15(日) 19:35:08
意地悪オジサン貴様さぁ 頭のいい人頭の悪い人に教える スレ作れよ。眠い時も頑張った俺様に詫び入れとけ
oおよびpニトロアセトアニリドの性質と溶解度について知りたいんですけど……文献やとかぐぐってみてもなかなか載ってなくて…
8 :
あるケミストさん :2006/10/16(月) 18:04:36
抽出の実験で、クロロホルムの層にヨウ素とか混ぜると ピンクになったんですが、どういう反応が起こったか教えて!
9 :
あるケミストさん :2006/10/16(月) 18:27:15
10 :
あるケミストさん :2006/10/16(月) 18:35:29
ヨウ素がクロロホルムに包まれるとピンク色になるってこと?
12 :
あるケミストさん :2006/10/16(月) 19:01:38
詳しくいうと、塩酸、クロロホルム、ヨウ化カリウムを入れた 分液ロートに過酸化水素入れたら、水層が黄色になって、 そのあと全体を激しく振った有機層がピンクになったんですよ。 ちなみにそのとき水層の黄色は淡くなった。
照れてるんじゃない?
腰を激しく振ったからじゃね?
>>12 沃素の標準的な色じゃない。ピンクから赤紫。
16 :
あるケミストさん :2006/10/18(水) 00:30:23
17 :
あるケミストさん :2006/10/18(水) 01:45:45
シリカゲルカラムでものを単離するとき、単離したいものといらないもの がTLCで上げたときにスポットが近いとするじゃないですか。けっこう かぶりそうなぐらいに近いとするじゃないですか。 そういう場合、展開比を下げてゆっくりものをだしたほうが分けることが できるのか?べつにそんなに展開比を変えてもかわらないのかどうなので しょうか?Rf値はどのくらいがベストなのでしょうか? みなさんの経験から知識をお貸しください。。
やってみたら?
19 :
17 :2006/10/18(水) 01:59:49
>>18 レスありがとうございます。
カラムのスレッドがあるのを知らずにこちらに書き込んでしまいますた。
すみません。上記のレスをカラムスレに転記します。
なので、うえのスレはなかったことにしてください。ごめんなさい。
>>17 無かったことに、とは言われてるけど。
はっきり言って、カラムは早すぎても遅すぎても分かれない。
早ければ分かれる前に出ちゃうし、
遅ければ、分かれたもののバンドが広がって、重なる部分が増える。
Rfは0.3〜0.5あたりがいんじゃね?
カラムの中での拡散具合は、流速と溶媒の種類で決まる気がする。 加圧して早く出した方が分かれやすい。 溶媒は、例えば「ヘキサン−エーテル」よりも「ヘキサン−酢エチ」のがいいし、 それよりも「ベンゼン−酢エチ」が良かったりする。 ベンゼンカラムは、最近じゃできないのかもしれないけど、良く分かれるぞw
>>21 例のJ. Org. Chem. の論文によれば流速にも最適値があるそうだけど。
ベンゼンカラムをやらせるとは(やるとは)、底辺な研究室だな
23 :
21 :2006/10/18(水) 20:49:13
>>22 まぁまぁ、やったのはもう10年近く前だ。
ジアステレオマー分けるのに苦労してなぁ……
24 :
あるケミストさん :2006/10/18(水) 22:23:58
10年前でも十分怖かったです ><;;
25 :
あるケミストさん :2006/10/18(水) 22:48:23
ちょい高校の問題で質問があるんですが。。
有機合成化学が役にたちそうなのならどうぞ?
27 :
あるケミストさん :2006/10/18(水) 23:03:25
単純に書き方の問題なのですが、 CH3 H3C-CH2-C-O-C-ベンゼン CH3 =O を、 CH2 =O CH2-CH3-C-O-C-ベンゼン CH3 って描いても減点されませんよね??
絵が崩れてて正確にはわからん。 エステル結合を書く方向なんかはどうだっていいんだが、下の方の CH2-CH3-Cってつながりかたは明らかに変。 減点対象だと思うぞ。 炭素−水素結合も省略せずに全部かいてみろ 必ず、炭素からは4本、水素からは1本、酸素からは2本の 結合が出ているようにするんだ。
t-BuOHと安息香酸のエステルを書きたいらしいぞ で、結論から言えば >27 ダメに決まってんだろ。減点どころか1点もやれんわ
30 :
あるケミストさん :2006/10/19(木) 00:06:20
>>21 カラムの長さ、幅、充填物、、均一に充填されているか、表面が歪んでないか。
31 :
21 :2006/10/19(木) 00:23:51
>>30 まぁ、そりゃそうなんだが
しょっちゅうやってると、その辺は一定だろ?
例えばカラムの長さは、いつでも10〜12センチくらいだったし、
カラムの径は、モノの量でコレって経験的に決まってくるし、
充填物は、研究室で大量に買ってある「いつものヤツ」だったし、
充填の均一性やら表面がどうとかも、いつもやってればいつもと一緒だ。
だけど、展開溶媒をRfが同じに調整しても、溶媒系が変われば変わる。
TLC打ちとかをもたもたして溶出に時間をかけると、これも変わる。
成功のために注意すべきところはそこだけだったな〜って言いたいわけ。
そんなに分離したいならHPLCの前に寝袋持ってきて、1ヶ月泊り込んで分取すればよい。 なんか文句あっか?
>>27 なんだかよく分からんが。
末端のメチル基を CH3- と書いても H3C- とかいてもどちらでもおk。
それから、カルボニルの酸素を上に書いても下に書いてもおk
お前は何を言ってるんだ
35 :
3のつくひと ◆XX.dqnMOLw :2006/10/19(木) 00:50:51 BE:31701942-2BP(618)
カラムの長さを変えないのは正しい。 サンプルの量が増えると必然的に充填剤の量も増えるが そのときにカラム長を変えるとおかしなことになる。 このとき変えるのはカラム径の方だ カラム径を大きくすることで「カラムを束ねたかのように」同じように分離できる。 一番難しいのは、サンプルがどれくらい溶けるかが判らない時。 しかも溶媒を増やしていって、ギリギリ溶けた状態でチャージすると 純度が上がった時にカラム内で結晶が析出したりする。 目的物より後ろに不純物があるときは、はいそれまでよ。
きもい消えろ
>>31 なんか言いたいことがよく分からんが、
そもそもベンゼンを使うこと自体、君の研究室は致命的にやばい。
ドラフト使っている?エバポレーターはトラップつけている?冷却は水?
水封式真空ポンプやアスピレーターは使ってないよね。
ベンゼンは排水規制物質、君の研究室のレベルが分かるよ。
面白そうな話題なので、馬のケツ。 オレの場合もカラム高さは15cm程度。分けるモノの量でカラム径を 変えている。シリカゲルの重さはチャージ量に対して20倍から100倍。 Rfが近い場合はシリカの量を多くしたほうが分離は一般にはいい。 展開液はカラム前にTLCで確認。分離が悪い化合物の場合、何通りか 組成を試す。Hexane/AcOEt, Hexane/Et2O, Hexane/CH2Cl2など。 芳香環化合物の場合、ベンゼン(トルエン)などを使うと分離がいい ことが時々ある。3の人の言う結晶性の良い・難溶性化合物の場合、 予めシリカゲルに吸着させてチャージするなどの方法もある。
39 :
21 :2006/10/19(木) 01:12:36
だ〜から、んなことやったのは10年前だっての。 今なら、中圧やら、分取液クロやらつかうってば。 当時はそういう便利な機械は(ウチの研究室には)なかったんだ。 10年前だってよっぽどの理由がない限りやってねぇ。 まぁ、レベルが低いとかは否定できんがな(苦笑
>>37 昔はね、ベンゼンカラムも普通にやってたんだよ。
だから、HPLCの前に寝袋持ってきて1ヶ月泊り込んで分取しろ。
42 :
あるケミストさん :2006/10/20(金) 22:38:50
横からすみません。 論文読んでいて反応試薬のところに「sealed tube」って書いてあるのですが、 これって何でしょうか?
43 :
あるケミストさん :2006/10/20(金) 22:42:20
>>33 HC3-ってCH3-って書いていいんですか??
ありがとうございます。
あとまた質問が・・・手間になりそう。。
αグルコースの、一番右と、そこから時計回りに2番目の2つの不斉炭素原子による鏡像異性体ってどうなるんでしょうか…?
1つの不斉炭素原子による異性体は、そこを中心として裏返すんですよね?さらにそこから裏返す…?よくわからない。戻るんでは?
>>42 完全密閉した耐圧試験管みたいな器具
反応溶媒の沸点以上の温度で反応をさせたいときなどに用いる。
>>45 試薬だからアンプル管かと思っていたが、、
空気と触れると分解するものを密閉して保存するアンプルではないかい?
>42 シールするって言わん? >43 そんなことより俺には>27の上と下で同じ化合物に見えないんだが。
48 :
あるケミストさん :2006/10/20(金) 23:27:41
>>42 封管だよ。試薬の入っているアンプルも封管だが
反応するときにも使える。
(アンプルは割れやすいように作ってるから、空のアンプルでやるなよ)
42です。 皆さんありがとうございます。 Deals-Alder反応とClaisen転位をやります。 加熱条件なので、45さんのことかもしれません。 ためになりました。みなさん、ありがとうございます。
50 :
あるケミストさん :2006/10/21(土) 01:02:17
>>43 おまいは頭だけで理解しようとせずに、分子模型で遊んでみなさい。
>>43 HC3-とCH3-は別物だぞー
H3C-と間違えるなー
52 :
あるケミストさん :2006/10/22(日) 00:09:00
大学2年のものですが将来有機系に進みたいのですが、今無機の勉強もおろそか にしないほうがいいですか?気がつくと有機ばっかりやってしまうもので…
勉強しとけ。なんでも知っておくに越したことはない。
54 :
あるケミストさん :2006/10/22(日) 00:24:15
>>52 余裕があるのならやっとけ。
でも、有機により近い分野ってことなら有機金属化学とかの方がいいかもな。
あと、量子化学とか。
>>52 錯体化学や分光学もよろしく。高分子や界面化学もあるぞ
いやいや化学工学勉強しとこうぜ。
まじめにやりたいんなら化学全般に勉強しとくべきだと思う。
58 :
あるケミストさん :2006/10/22(日) 01:57:13
化学だけじゃなく物理も勉強しておこうぜ 古典力学、波動、光・電磁気、古典量子学、電気回路 それと数学 確率論、統計(情報処理)、微積分
神秘学もやっとけ カバラとかやっとくとまた違った視点で見れる
有機化学なら生化学もやっといた方がいい。 あと化学賞でノーベル賞取った分子生物学も忘れずに。
61 :
あるケミストさん :2006/10/22(日) 02:38:23
おまいら
>>52 を神にする気ですかwwwww
まあ個人的にマジレスさせてもらうと、
不斉合成に使う触媒は、キラルな錯体であることが多いから、
錯体化学・有機金属化学がオススメかなあ。
でも興味があることをやったほうがいいんじゃないか?
62 :
チオフェン :2006/10/22(日) 03:26:38
導電性高分子の合成についてです @電解重合直後のポリチオフェン膜の抵抗値と、脱ドープした ポリチオフェン膜の抵抗値とを比べると、後者の方が大きいが、 それはなぜか? A電解重合直後のポリチオフェン膜はp型である。なぜか? よろしくお願いします!
宿題乙
64 :
日テレ :2006/10/22(日) 04:24:04
の今やってるアナウンサー二人とも恐いよ、純日本人には思えない目付きをしてる。アンドロダだな!アサヒに優しくキリンに冷たい ユウキリンも有機?
>>52 有機合成で飯食いたいのなら、
有機化学、錯体化学、有機金属化学・・・ガチでやるべき。
数学(教養レベルで結構)、化学工学、量子力学、分子生物学などは
さわりだけでもいいから履修すべき。あの本のどこに何が書いてあったか、
レベルでいいから。ある程度の素養がある人間と、何も知識がない人間とは、
後々大きな差が出てくる。まあ、時間と脳味噌は限られてるので、
深くやるとこと浅く広くやることの配分を上手にね。ガンガレ。
>>65 英語がいるでしょ?
英会話ができればなおよし
という俺はNOVAのレベル3WW
>>66 そうだそうだ。英語はきっちりできないとねえ。NOVAのレベル3って
どんくらいなの?あとはドイツ語もなんとなくできるといいよね。
Chem. Ber.とかAnn.とか読むときに困るw
68 :
あるケミストさん :2006/10/23(月) 09:21:00
質問です。 ベンズアルデヒドとニトロメタンを反応させてニトロスチレンを合成する 反応で、酢酸アンモニウムを使うんですけど、これってどんな働きをして るんでしょうか?
69 :
あるケミストさん :2006/10/23(月) 16:01:53
有機金属触媒(特にパラジウム)を使ったカルボ環化反応で よい総説や本があれば、至急教えていただけないでしょうか? グラントを書いているのですが、畑違いなものでして…
71 :
あるケミストさん :2006/10/23(月) 22:05:00
>>50 どっかで見れませんかね。サイトで。
頼むし教えて下さい。
分子模型が家にないーー
αグルコースの、一番右と、そこから時計回りに2番目の2つの不斉炭素原子による鏡像異性体ってどうなるんでしょうか…?
1つの不斉炭素原子による異性体は、そこを中心として裏返すんですよね?さらにそこから裏返す…?よくわからない。戻るんでは?
72 :
あるケミストさん :2006/10/23(月) 22:08:10
>>71 粘土と割り箸で模型組むぐらいの努力をしろ。
74 :
あるケミストさん :2006/10/23(月) 23:19:28
>>73 いや、てかかりに作ったとしてもわからない。
そこまでの作業するぐらいなら頭の中でやったほーが。教えて下さいどうなるのか。
頭の中でやれてないから組めと言ってるんだろうが
>>74 75の言うとおり。モマエはもう逝っていいぞ。 αβοοη..._〆(゚▽゚*)
77 :
あるケミストさん :2006/10/24(火) 00:33:37
>>68 ニトロメタンの水素原子は酸性度が非常に高いから、(ry
78 :
あるケミストさん :2006/10/24(火) 02:43:03
>>74 環状のグルコースじゃなくて、鎖状のグルコースで考えろ。
それから立体化学、でググって調べろ。
分液したら水槽にもモノが・・・ 飽和食塩水使ったほうがモノが水槽に逃げにくいの? つか飽和食塩水に何かを溶かすと食塩が析出するんだっけ?
NaoBrとアミドの反応ってなにが起こるのでしょうか?
んなわけねーだろw 飽和食塩水に砂糖解けるでしょ
あれでも飽和砂糖水に食塩とかしたらどうなんだろ?
>>83 普通に溶けるよ。
塩化物イオンとナトリウムイオンは電離出来ないから
塩化カルシウムとかは溶けなくなった気がする。でも試した事ない。
分液で飽和食塩水使うのは比重を重くして有機層との分離が起こりやすくするってのが 大きいと思う。 だからクロロホルムとの分液では使わない。
86 :
69 :2006/10/24(火) 14:26:19
>>70 Thanks. 別の大御所が居たので、辻先生は最後まで登場しませんでした。
SciFinderバンザイ!
>>72 What did you mean?
>>85 そんなことが主な理由じゃないぞ。
食塩などの塩を溶かす事により水分子の集合体の大きさを大きくする
(石けんで言うところのミセルを連想していただきたい。)効果がある。
有機層の脱水、比重の増大ぐらいじゃ? >87 それ分液でどういう効果出るの?
不飽和カルボン酸を塩化白金触媒を使ってヒドロシリル化したいのですが、 カルボキシル基は保護しなければまずいでしょうか?
カルボキシ基をカルボキシル基と呼んでもまかり通る日本の化学会はマジ終わってるな。
carboxyl group の検索結果 約 4,100,000 件中 1 - 10 件目 (0.16 秒) carboxy group の検索結果 約 2,940,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒) カルボキシル基 の検索結果 約 80,900 件中 1 - 10 件目 (0.38 秒) カルボキシ基 の検索結果 約 2,530 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
ついでに言うと、ヒドロキシ基をヒドロキシル基と呼んでもまかり通る日本の化学界、逝った。
96 :
あるケミストさん :2006/10/26(木) 23:37:22
Ar-NH2を酸化してAr-NO2にするいい方法ありますかね? スワン酸化みたいに超綺麗な反応がいいんだが。(スワンの臭いは別として)
>>93 >>95 これはどっちがIUPAC名的には正しいんだろ。
ラジカルのIUPAC名はヒドロキシル、カルボキシルが正しい。
化合物名の中での置換基の命名はヒドロキシ、カルボキシが正しい。
置換基はラジカルではないのだからヒドロキシ、カルボキシの方が正式と考えて
いいのだろうか。
東京化学同人の化学辞典では carboxyl group で、カルボキシル基になってるね。 接頭辞として命名するときの名称がカルボキシだってさ。 同様に、hydroxyl group で、ヒドロキシル基となってる。 化合物中の特性基OHを接頭辞として命名するときの名称がヒドロキシ。 また、アルクの辞書でも、末尾の「l」(エル)を含めると、〜キシル。ないと〜キシ となってる。 てことで、基そのものを言うときは〜キシル基で、〜キシ基というのは日本語的にも間違いじゃないか? ルを抜かすと、あくまで接頭辞的に使うというルールがあるんじゃね?
99 :
あるケミストさん :2006/10/27(金) 00:15:14
二価のアルコール 2.3ブタンジオールを酸化するとどうなります? 片方だけがアルデヒドになるみたいなんですが・・・・
100 :
あるケミストさん :2006/10/27(金) 00:35:44
>>92 その反応やったことはないけど、したほうがいいと思うな。
カルボン酸の酸素に白金が配位したり、変な副反応起きそうな気がする。
うーむ、今までの話をまとめると、 93=95は進歩性のない頭ガチガチの昔語り好きってことでおk?
カラムでシリカに展開溶媒としてメタノールを使うと、 シリカが溶けて出てくるというのはマジですか?
マジです。
>>97 >>98 1979年のIUPAC勧告のアルコールの部分を見ると以下のように書かれている。
201.2 - Hydroxyl groups are indicated by the prefix "hydroxy-" when a group having ・・・
ということは1979年勧告ではヒドロキシル基が正式だった。
これが1993年勧告だと
R-5.5.1.1 ・・・When a group having priority for citation as the principal characteristic
group is also present, hydroxy groups are indicated by the prefix "hydroxy-".
となっていてヒドロキシ基に代わっている。ヒドロキシルの名称を持つのはOHラジカルだけに
なっている。
HC(OEt)3 + H^+ → HC^+(OEt)2 + EtOH RNH2 + HC^+(OEt)2 → RNHCH(OEt)2 + H^+ RNHCH(OEt)2 → RN=CHOEt + EtOH 見にくいけどわかるかな。 トシル酸のプロトンで、オルトエステルからの脱エタノールで炭素カチオンが生成。 んで、それにアミンが攻撃 さらに脱エタノール
107 :
105 :2006/10/27(金) 23:48:39
どうも丁寧にありがとうございました。1段目はどうにか理解できそうです。 ありがとうございました。
109 :
105 :2006/10/28(土) 21:43:08
反応の形式としては、塩基性条件だから ベンジル位の水素が引き抜かれ、C=Nに攻撃するんだろう。 溶媒系やら試薬が多少特殊だが、その理由まではわからん。
111 :
105 :2006/10/29(日) 00:53:17
どうも。親切にありがとうございました。
酸の強さってアルコール、フェノール、カルボン酸、スルホン酸の順に強くなるよと教わったのですが、 塩基の強さの目安ってありますか?
社会人になってから10年ぶりぐらいに合成屋さんの集まるミニ学会に参加してみたのだが、 いまだに化学系はMacが使われているんだね。参加した学会では先生がMacで作った資料を元に 事務局がWinで配布資料を作っているらしく、資料が文字化けしてたり、レイアウトが激しく狂ってたりで、 なんだこりゃ?って感じ。ま、それだけの話だが、ここにいる人はみんなMacなの?
>>113 部分的にMacなのですが、それで論文投稿した場合
レイアウトが狂いまくったグラフィックアブストラクトが掲載されたりしたら
泣きそうです。
>>112 アニオン使う研究室だと結構あるよ。
LDAやブチルリチウム系が強くて、
NaHやt-BuOKは弱め、とかな。
細かくは忘れた。
116 :
112 :2006/10/29(日) 19:43:04
ありがとうございます!
どなたがご教授下さい。 保護基は基本的に1文字目が大文字で2文字目以降は小文字、というのを良く見かけるのですが(Troc、Ts、Ms、etc.)、 TFA(R-C(=O)CF3)はTfaでなくTFAと標記される場合がほとんどであるような印象を受けました。これには理由はあるのでしょうか? BocをBOCと海外の人は標記する人が多いようですが、、、
単語の頭文字を並べたTFAと、単語中から文字を抜き出したTsって考えればいいんじゃまいか
ナトリウムアセチリドがケトンに付加してアルコールを合成する反応を利用して、イソプレンを合成する方法って分かりますか?
ピリジンを用いてアルケンにアルキル基を付加させる、その反応機構を教えてください。
>>119 アセトンに付加させれば、一応基本骨格はできると思うが。
でも、その後脱水してアルケン作って、さらに三重結合を二重結合に還元・・・
めんどくせえな。
有機合成スレ落ちてるのでここで質問させてください DMFを水層中に残して、ものを有機層にある程度もってこれる抽出溶媒を 探しております。今までベンゼンだったのですが大量使用禁止令がでて 困ってます。減圧蒸留での分離の試みもしましたが、長時間熱かけると分解して しまい、ものの収率が激減します。今、ヘキサン、ジエチルエーテルの混合溶媒でため してはいるもののジエチルエーテルの水の混和性が少し生じて、ベンゼンほどの 良い結果が得られません。どなたか詳しい方いましたらアドバイスを お願いします。
(゚Д゚)ハァ?
有機合成の雑誌なんかに毎号毎号新しい合成法とか載ってるけど、ああいうのは一括で調べられるとこなんかがあるの?
あるよ
>>123 突っ込みどころ大杉。
とりあえずトルエン使え
>>123 そりゃヌルーされるわな。イってよし!( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
129 :
あるケミストさん :2006/11/01(水) 08:57:28
フェノールをベンゼンまで還元してそこで止める方法ありますか? 水素化ナトリウムとかじゃダメかしら? 厨房でスマソ
130 :
あるケミストさん :2006/11/01(水) 13:39:35
4月に入ってきた4回生に超童顔のメガネッ子が居て、 しかも俺の下につくという奇跡が起こった。 メシは日に2回一緒にいくが(他の連中も一緒だが)、 ストレートに「彼氏いるの?」とも聞けず、 日常会話からそのあたりを伺おうとするもなかなか隙を見せない。 もうあと2ヶ月でクリスマスだし勝負をかけないと、と思っていたある日、 その子がCVをとることになった。 しかしウチのCVは壊れてるので、俺がつきそいで別の研究室に借りに行くことになった。 部屋に入るなり鼻を突く臭い。これは・・・ピペリジンだ・・・・・・・ 気まずいなぁと思いつつも臭いのことは話題に出さないように、 さっさと用件を済ませようと思っていたところ、彼女の口から 「何のにおいだっけこれ」 どこかで嗅いだことがあることを含んだニュアンス。 俺オワタ\(^o^)/
>>130 別に終わってないだろ。
始まってないんだから。
>>129 Jingxi Huagong, 22(5), 369-372; 2005
133 :
あるケミストさん :2006/11/01(水) 19:56:00
鈴木宮浦カップリングとウルマンカップリング以外で ビフェニルを構築する方法ってありますか?
どこからのコピペか示せ
138 :
あるケミストさん :2006/11/02(木) 00:33:20
140 :
あるケミストさん :2006/11/02(木) 12:23:23
クロスカップリング反応以外でビフェニルを構築する方法って ありますか?
141 :
あるケミストさん :2006/11/02(木) 13:45:21
ジシクロヘキサンの脱水素 アセチレンとジアセチレンからの付加環化
142 :
あるケミストさん :2006/11/02(木) 19:50:43
カルボン酸R-COOHに、BOC保護されたβアラニンをくっ付けて R-CONH-CH2CH2COO-tBuを合成したいと考えています。 R-COOHとDCCとヒドロキシスクシンイミド(HOSu)で活性エステルR-COOSuを合成して、 これにH-β-Ala-OtBu・HClとトリエチルアミンを加えて一晩撹拌しましたが、 TLCを見たところ活性エステルと同じ位置にスポットが出て反応が進んでいないようです。 この方法では合成できないのでしょうか? どこか、反応経路に問題があるでしょうか…?
いや、BOC保護って、Nの上にかかるモノでしょう? つまり、「BOC保護されたβアラニン」の構造って NH2-CH2CH2COO-tBuじゃなくて tBuOCONHCH2CH2COOH なんじゃないかと…
144 :
あるケミストさん :2006/11/02(木) 20:07:22
>>143 お前天才だな
でも
>>142 はboc保護と言いながらブチルエステル塩酸塩を使ってるかもしれない。
まあ手法的には間違いようが無いわけで、試薬が生きているかもう一度確かめろ
>>140 スチレンとブタジエンから作る。
Fenton系でベンゼンをラジカルを発生させてくっ付ける。
146 :
142 :2006/11/03(金) 16:15:12
>>143-144 うあ、失礼しました。BOC保護は別の試薬の話でした。
これはβアラニンブチルエステル塩酸塩で合ってます。
試薬はみな新しいものを使っているのですが、トリエチルアミンだけは古かったかも…。
新品を買うか蒸留するかして反応させてみます。
147 :
あるケミストさん :2006/11/03(金) 21:14:08
トリエチルアミンよりもジイソプロピルエチルアミンの方がいい。 中和剤は2当量加える。 ニンヒドリンでβアラニンの消費をモニター汁。
酸を使わずに-COOH基に戻せる保護基ってありますか? ・・・・・・ないですよねぇ
149 :
あるケミストさん :2006/11/04(土) 15:10:46
CN→CO2H CO2Bn→CO2H
>>149 ありがとうございます。ベンジル基で保護という方法があるのですね。
パラジウム炭素を用いるのですか。ううむ、許可が下りるだろうか。
再結晶を試みて粉末が出てきた場合、 純度の良いものができてるとは言えないのでしょうか? いろいろ試しているのですが、どうしても大きな結晶が出てきません。
死ねよ
153 :
あるケミストさん :2006/11/04(土) 17:55:59
154 :
あるケミストさん :2006/11/05(日) 20:41:26
塩化カルシウムと硝酸銀の化学反応式おしえてください おねがいします
55 名前:あるケミストさん New! 投稿日:2006/11/05(日) 20:51:17 塩化バリウムと硝酸銀の化学反応式教えてください お願いします バリウムからカルシウムになったの?
156 :
あるケミストさん :2006/11/05(日) 21:49:58
もういいから 塩化カルシウムと硫酸ナトリウムに教えてください
物質に何を教えればいいの?
なんでもいいんだが、 最低でも炭素が入ってないと 有機合成関係じゃないんだがなぁ…
いや、アルカリ土類の硫酸塩は水にはとけねぇ
新規不斉触媒の合成研究をしているものです 出発原料として(S)-N-Isopropyl-2-butylamineが大量に必要なので 多少乱暴なのですが (S)-sec-ButylamineとIodopropaneを直接反応させて合成しようと考えています Iodopropaneを当量程度用いれば 立体傷害が大きいのでトリアルキルアミンの生成はあまりないだろうなどと希望的観測をしているのですが この場合、溶媒は最初に何を選択するのが良いでしょうか? 詳しい方 どうか教えていただけませんでしょうか よろしくお願いします
163 :
あるケミストさん :2006/11/06(月) 18:41:48
キノンの分液の仕方を教えてください。 扱っているのは2,6-Dimethoxy-[1,4]benzoquinoneです。
164 :
あるケミストさん :2006/11/06(月) 18:46:22
>>162 DMFとかの極性の高い溶媒+無機塩基(炭カリとか)
>>163 良(よ)く溶(と)ける有機(ゆうき)溶媒(ようばい)と水(みず)を使(つか)えば分液(ぶんえき)できるよ
>>163 ハイドロサルファイト水溶液と酢エチとか?
エステルを加水分解するときになんで希塩酸中か教えてください。
エステルの加水分解は平衡反応だから 反応機構書いたらよく解るよ
なるほど。ありがとうございます。
169 :
162 :2006/11/07(火) 23:03:35
171 :
163 :2006/11/08(水) 10:58:11
もしかして、キノンって水にも溶けるの? 分液処理したら、有機層にほとんど出てこないんだけど。。。 ちなみに、水層と有機層を見間違っているということはない。
173 :
あるケミストさん :2006/11/08(水) 15:25:19
CH3CSSH(ジチオ酢酸)って不安定ですか?
>170 無知乙 >173 不安定
ニトリル基をエステルにする方法を教えてください
>>176 直接もしくは一回の操作でエステル化する方法はありますか?
>>177 ここはお前の検索マシーンじゃねえ
提案された反応の何が問題かを言わないと話にならん
179 :
あるケミストさん :2006/11/09(木) 18:18:58
酸性条件下、アルコール中で煮込む。
180 :
あるケミストさん :2006/11/09(木) 19:24:24
ベンゼン環に直接OH基を導入する方法ってありますか? 研究室で出来る反応で…
181 :
あるケミストさん :2006/11/09(木) 20:05:24
もしかしないと思うが、ベンゼン環と言っただけでベンゼンにじゃありませんよとか・・・
>>180 (化合物の一部の)ベンゼン環に導入したいってことだよね?
一度ハロゲン化しないと無理だと思うが
185 :
あるケミストさん :2006/11/10(金) 07:59:15
>>180 これは結構難しい。
水酸基は先に入れておくべきで、ルート設計のセンスが試される。
あえて言うなら、
・フリクラでアシル化して、Baeyer-Villiger+加水分解
・ニトロ化して還元してからSandmeyer
だが、どちらも収率が悪そうだ。
ハロゲン化→ホウ素化→過酸化水素で処理 これで簡単にいけるんだがな
187 :
あるケミストさん :2006/11/10(金) 18:01:13
188 :
あるケミストさん :2006/11/10(金) 18:05:16
高校生?
センセー、ココにマグネシウムがアルカリ土類金属だと思っているゆとりが居ます
>かつては第2族元素全体をアルカリ土類金属と呼ぶ場合もあったが、 >今日では、ベリリウムとマグネシウムは含めないのが一般的である。 こういうところを訂正してからリンクした方が良いんじゃないかww?
>>194 みんなそれが正しいと思ってるから誰も訂正してないんだよ
>>194 スマン、俺は第2族=アルカリ土類金属って「教わった」世代なんでな。
現在の定義がどんなになってるか何て知らんのす。
つーか、呼称の定義ってどこで誰が決めてんのかねえ。
>197 IUPAC
199 :
あるケミストさん :2006/11/13(月) 16:16:30
ドミノ反応の反応機構を教えて下さい。
ドミノは固有反応名じゃない
201 :
199 :2006/11/14(火) 13:11:35
202 :
あるケミストさん :2006/11/14(火) 18:35:15
フェノールの保護基は何かいいのありますか? ただし、カルボン酸エステルがあるので、加水分解で外れるのはナシ。 あと、シリル系保護基はすでに使ってしまったのでナシ。
203 :
あるケミストさん :2006/11/14(火) 18:41:49
>>202 メチルエーテル。最強。
ってか、どういう条件に耐えてほしいかわからないと、答えようがない。
窒素についてるカルボン酸の脱炭酸や、t―ブチルエステルの脱炭酸は5員環遷移状態を経由するのでしょうか?
>>202 ベンジルやメトキシベンジルがあるじゃないか
>>204 O
||
R-N-C-O-H
:H-O:
|
H
6員環じゃない?
207 :
206 :2006/11/14(火) 23:11:21
加熱するだけでなくて、水が共存しないと脱炭酸しないのでしょうか?
208 :
あるケミストさん :2006/11/15(水) 05:14:27
こわい TCP PCBよりヤバい テロ
209 :
あるケミストさん :2006/11/15(水) 17:07:53
Q:ベンゾキノンの水素がホウ酸に置換された化合物って作れないですか?
210 :
技術の面汚しに教育願います :2006/11/15(水) 20:18:07
(R)-1,6-dibromoocotaneと1当量のNaCNのSN2反応で長時間反応させると、 生成物はラセミ体の(±)-6-bromooctanenitrileでいいんでしょうか?
212 :
あるケミストさん :2006/11/16(木) 01:05:36
oxytocinの合成法をおしえてください。
214 :
あるケミストさん :2006/11/16(木) 07:37:09
>>213 一週間しらべましたがどうにもできなかったのです。
まず(R)-1,6-dibromoocotane+NaCN→(R)-6-bromooctanenitrile+NaBrの反応が起き、 (R)-6-bromooctanenitrile+NaBr→(S)-6-bromooctanenitrile+NaBrと (S)-6-bromooctanenitrile+NaBr→(R)-6-bromooctanenitrile+NaBrの反応が繰り返し起き、 長時間反応させると、S体とR体が1:1に生成し、結果生成物が(±)-6-bromooctanenitrileになると考えています。 違いますでしょうか?
>>215 生成物が(±)-1,6-dibromooctaneにならない理由は?
書いてから気付いた 1当量ねorz
ああああああああ
全てがむちゃくちゃになってる
>>216-217 は無視してくれ、連投スマソ
219 :
あるケミストさん :2006/11/16(木) 08:41:34
>>214 化学やってたらわからないはずないけど・・・
ペプチドの合成なんかだれでもできるから。
220 :
215 :2006/11/16(木) 09:09:24
炭素数がひとつ増えるので(±)-6-bromooctanenitrileでなく(±)-7-bromononanenitrileですねorz
溶媒の留去に関してご質問します。 沸点が100℃以上と比較的高い溶媒を反応に用いて、 その後エバポをかけるもネトネトした溶液になってしまい 上手く溶媒を除ききれません。 (かといって-78℃にまで冷やしても再結晶できません) 上手く溶媒を除くコツみたいなものはありますでしょうか。
222 :
あるケミストさん :2006/11/16(木) 23:33:36
>>209 これはかなり難しいと思う。ヒドロホウ素化なんてのは使えない。
トランスメタル化を経た反応も難しい。
最近のJACSに(ネットでアメリカ化学会のHPを見給え)、イリジウム錯体を使った
インドールの保護基を使わないベンゼン環水素の直接ホウ素化が報告されていた。
詳細は見てないんで、なんともいえないのが、これを応用すると、合成できるかもしれない。
うまくいけば、OLぐらいには論文が出せそうな気がする。
224 :
あるケミストさん :2006/11/16(木) 23:41:52
>>221 再沈殿→濾過→乾燥が一番簡単。
共沸させるってのも悪くない。
昇華精製もいいかもしれない。
基本は、クルードはカラムクロマト。極性や酸塩基耐性に応じてシリカ、アルミナ、フロリジル等を使うとよい。
225 :
224 :2006/11/16(木) 23:46:02
あと、分液なんかも簡単な割りにかなり使える。 個人的には、ホコリが入らないようにして、一日ぐらい風乾するのが好きだ。大抵のものなら、とぶ
226 :
あるケミストさん :2006/11/16(木) 23:57:10
一級アルコールを Jones 酸化でカルボン酸にしたのですが,原料アルコールとのエステル体が 3, 4 割生成してしまいました。 室温で 30 分程度攪拌という条件です。 この副反応を押さえる方法はないでしょうか? 水酸基から数えて炭素 5 つは飽和直鎖です。 他の酸化反応もありますが,出来れば Jones 酸化で行いたいと思っています。 よろしくお願いします。
>>223-225 ありがとうございます。
反応そのものは若干経験があっても、
きちんと作って単離するというのはなかなか難しいですね。
229 :
226 :2006/11/17(金) 00:37:37
>>228 あ,なるほど。
そういう方法もあるのですね。
やってみます。
231 :
あるケミストさん :2006/11/17(金) 13:24:28
至急答えて下さい。 THFはリガンドとして働きますか?
232 :
あるケミストさん :2006/11/17(金) 13:42:33
はたらく 例えば、グリニャール試薬のTHF溶液なんかは、THFがマグネシウムに配位している。
233 :
231 :2006/11/17(金) 20:39:28
>>232 ありがとうございます。おかげで助かりました。
234 :
あるケミストさん :2006/11/17(金) 22:57:45
中和滴定です。@濃度未知の塩酸を炭酸ナトリウムに滴下し、その中和点までの滴下量から塩酸濃度を求める。Aそして濃度既知の塩酸に水酸化ナトリウムを滴下していき、その中和点までの滴下量より水酸化ナトリウムの濃度を明確にする。 この実験で、塩酸は@ではビュレット、Aではコニカルビーカーに入れられます。なぜ、@とAで塩酸を入れ換えるのですか??
235 :
226 :2006/11/18(土) 00:12:34
末端がオレフィン、もう片方の末端が-OHとなっている直鎖アルカン(炭素数10)の-OHを、NaHを用いて-ONaにしたいのですがうまく行きません。 溶媒にトルエンを用い常温で攪拌してます。 末端がオレフィンでなくメチルの場合は、同条件では10分程でスラリー状となり反応が進行します。 アドバイスお願いします… ちなみに、末端がオレフィンのかわりに臭素の場合も同様に、反応しませんでした… 置換基があるとだめなのかな…
>>237 保護でもするのか?
普通にできるはずだが
239 :
237 :2006/11/18(土) 12:25:45
>>238 HO(CH2)8CH=CH2→NaO(CH2)8CH=CH2、続いて、R-Cl(Rはピラジン誘導体)と反応させてR-O(CH2)8CH=CH2を作りたいんですが…
なぜかオレフィンやブロモだとナトリウム塩とならずくっつかないんですよね…
メチルならナトリウム塩にもなるし、ピラジンにもくっつきます。
何ででしょう…?
全く同じ条件なのに、置換基によってこうまで変わるんですか?
240 :
あるケミストさん :2006/11/18(土) 14:18:21
良スレあげ
>>237 t-BuONaでは駄目ですか?
NaHだと還元剤として機能して上手く行かない気がするのですが。
>>239 ブロモはわからんがオレフィンで逝かないのは異常
単純に腕が悪いか反応温度が足りないだけかと
243 :
237 :2006/11/18(土) 16:54:35
>>241 検討して見ます。
ありがとうございます。
>>242 >腕が悪いか反応温度が〜
同様に操作したメチルの場合は反応行ってます。
反応温度は、メチルは室温でいったのですがオレフィンはだめだったので70℃で加熱も試しましたが無理でした
取りあえず
>>241 を試して見たいと思います。
そもそもNa塩をどうやって確認したのかと
>>244 メチルの場合は
>>239 の反応が進行してる事で、途中でナトリウム塩ができていると考え、オレフィンの場合は
>>239 でいうR-Clが未反応で回収されたのでナトリウム塩になってないと判断しました。
また経験上ナトリウム塩になるとスラリー状になるのですが、そうなってなったからできてないのでは?と考えております。
>>245 アルコール入れたらブクブク泡出るはずだが、それは出てたの?
少しは出てました。
それでNaHが死んでるのでは?と考えて流しに微量落とすと、勢い良く反応してましたしそれはないです。
溶媒に含まれた水分にNaHが食われたかと思いましたが、同じ溶媒でもメチルの方は反応してるんですよね〜
なんだか
>>241 さんの言うとおり還元剤として働いてる気がして来た…
>>241 溶媒をTHFとかDMFに変えてみたら?
あとは混媒にするとか。
>>247 還元剤として反応してるんだったら水と反応しないでしょ。
>>247 還元剤として働くなら何を還元するのかと
脱プロトンのほうが早いからほとんど無いでしょうに
>R-Clが未反応で回収されたので 還元が進行してないってことでしょ。 >脱プロトンのほうが早いからほとんど無いでしょうに そっちが進行しないならあり得なくは無いと思って書いたんだけど 上記の通りだそうで。 なんで脱プロトンが行かないんだろう。
>>250 すまん。誤爆した。R-Clが回収されたか。失礼。
分子内で環化したってことはないか?
>>239 以下のことをチェックしたかね。
1)原料(9-デセン-1-オール)はちゃんとしてるか。
古かったらNMR等で純度チェック。もしくは新品買って試す。
2)他のアルキル化試薬(ベンジルクロリド、ヨードメタン等)で反応するか。
しないなら、原料がおかしいか、アルコラートができてない。
また、ブロモデカノールの場合、できたアルコラートが自分自身と先に反応しちゃう可能性もあるな…
なお、こういう反応では相間移動触媒(テトラブチルアンモニウムブロミド)を0.05eq.くらい入れると良い事もある。
何となく、最終目的物が分かるような気がする…w
>>253 まさか…知り合いじゃないですよね?
9-デセン-1-オールは市販の試薬で新しいですし、NMRもとってみました。大丈夫です。
相間移動触媒ですか…
>>254 >>253 氏に同意です。まずはナトリウムアルコキシドが出来ているか確認すること。
適切な求電子試薬と反応させてみること。また、溶媒がトルエンとあるけど、
本当に適切かな?できたアルコキシドの溶解性が確保できないために反応が
進行していない場合もある。THFなどをすすめたいところです。いずれにしても、
ブロモデカノールではオリゴマー/ポリマーなどの生成が優先しそうなので、
9-デセン-1-オールに特化して検討したほうがよいかと思う。前者の場合は、
過剰のジブロモデカンに対してアルコキシドを反応させることを考えたほうが
いいかも。
あと、今ひとつやりたいことがわからないんだけど、クロロピラジン誘導体を
エーテル化したいのか、ピラジン環を分子構造中に含むアルキルハライドを
エーテル化したいのか、どちらなんだろう。後者は普通のSN2型置換反応だけど、
前者はハロゲン原子が置換されたピラジン環炭素に対する求核付加−ハロゲン原子の
脱離機構となるので、反応条件が違ってくるはず。例えば、2-フェノキシピリジンなどは、
古典的にはフェノールと2-ハロピリジンと炭酸カリを無溶媒で200℃くらいに
加熱して作る(と思った)。なので、直鎖アルコールで本当に反応が進行しているのか、
再確認したほうがいいですよ。
>>254 大雑把に問題点をまとめると
(1)アルコキシドが生成しているか?
(2)R-Clへの攻撃が進行しているか?
まず、(1)の段階を風船とかでチェックする
多少原料多めで3回ほど試せば分かるでしょ
膨張がメチル>オレフィンなら、塩基を変える
メチル=オレフィンなら、Rをエチルとかに変えてみる
目的物が得られたら、(2)の条件が不適
温度を上げたり、DMF・DMSOあたりに変える
それでもダメなら15-Crown-5の添加
こんなチェックでどうだろ?
>相間移動触媒(テトラブチルアンモニウムブロミド) 広義には触媒かもしれんが、ただの界面活性剤 >(1)の段階を風船とかでチェックする まじですか。 アルゴンキャリア使ってGC-TCDかMSに打つべし。
カルボキシル基を持つ化合物とKIなどの塩を水中で混合して ドライアップすると一部-COOKなどになってしまうでしょうか? COOHのプロトンってNMRであまり見えないからどう調べればいいのか イマイチ分かりません。
>>259 HIとカルボン酸の酸性度考えたらわかるんじゃね?
>>254 もう面倒だからベンジルブロマイドと反応させてみろよ
それで行かなきゃオマイの腕が悪いだけだよ
262 :
259 :2006/11/19(日) 18:04:17
>>260 一応その点から考えれば大丈夫だとは思うのですが、
一部なっていたりするのかなと。
ありがとうございました。
>>258 どっちについて書いてんのか知らんけど
自分辞書は困ります。
触媒屋から見るとそんなんで触媒なんていわれると、
じゃあ電解合成の支持電解質も触媒か?
Catalysisってものをなめてんのか?って感じなんですよ。
それとガス分析ならGC-TCDくらい使ってきちんと定量するのは当たり前の話。
基質大量に使って風船の膨らみがああだこうだなんて定性的で非効率です。
頭悪そうなレスですね
>>264 つまんねぇ横槍入れてんじゃねぇぞ。
ほっとけ。
関西大の石井先生の 「ヘテロポリ酸と4級アンモニウム塩から調製される ペルオキソタングストリン酸塩(PCWP)が、過酸化水素を酸化剤として、 オレフィンの選択的なエポキシ化反応の良好な触媒になることを見出した。」 (ペルオキソ錯体は有機相に溶けるが、オキソ錯体は水相に溶けて 効率的にエポキシ化が進行) くらいのことをやらないと相関移動触媒と名乗るのは正直恥ずかしいと思う。
>>266 その反応のペロキソ錯体は反応に直接関与(消費)して
なおかつ反応系中で再生されるので明らかに触媒だろ
TBABは反応に直接関与しない
(臭化物イオンはハロゲン交換に関与しているかも)
>>257 >>263 >>266 しばらく黙ってみてたけど、あなたの主観で言葉の定義にイチイチ
ケチつけなさんな。それこそ自分辞書ってやつじゃないのかね?
長鎖アルキルアンモニウム塩だのクラウンエーテルだのも一般的には
Phase Transfer Catalystとして認識されているでしょうよ。
あなたが挙げた石井先生の仕事なり、他で言えば丸岡先生あたりの
相間移動触媒に関する研究は本当に素晴らしいよ。だけど、それを
あなたが引用して、他の人間の言うことややることを否定したり
貶めるのは下品極まりないね。そういうのを、虎の威を借りる狐っていうの。
こんなところで引用される石井先生だっていい迷惑だろう。
あとね、ガス分析の件にしたって、問題の本質じゃなかろうよ。もともとの
話が、エーテル化がいかないって話なのに、なんでガス生成量の厳密な定量分析が
必要なわけ?どの研究室にも測定装置があるわけでもなかろうに。だから、
他の塩基試したらどう?とか、ベンクロで潰して確認したら?とか、それこそ
風船のふくらみでおおまかに見てみたら?と明日にでもすぐに試せるアイデアを
みんな出してるわけじゃない。あなたの言ってることは目的と手段が入れ替わってるよ。
だから、
>>258 って言われるんじゃないのかね?
269 :
あるケミストさん :2006/11/20(月) 00:44:30
反応屋と合成屋の考え方の違いだろ モノの数作る奴らからしたら、いちいちガス解析するようなことは馬鹿馬鹿しく感じるだけ 反応屋からしたら反応の詳細命だから手間暇かけても当たり前 こんなくだらない事で言い合っても時間の無駄
相関移動触媒って「相関移動」を触媒するものであって、 反応を触媒する必要性は無いんじゃなかったっけ? 相関移動しやすくすることで反応性あげるのが本来の目的では? 違ってたらゴメンナサイ
>>269 元々の話題がエーテル化における基質依存性で、素反応の開発でもなきゃ触媒開発でも
なんでもないわけ。もちろん、反応の速度論解析であるとか、定量性が問われる部分で
あれば、きちんと分析しろ、装置なければどこぞに依頼しなさいなと俺も言いますわ。
反応屋と合成屋(ちなみに俺は両方やってるが)の対立の問題ではなく、目の前の問題において
何が適切な回答か考えましょう、筋違いのことを言ってるだけならいざしらず、
石井先生のような権威まで借り出して他人を貶すのはいかがなものか?ってことですよ。
だから、
>>258 だの
>>264 (一言煽りはどうかと思うがね)ってことになっちゃうのよ。
>>270 相間移動触媒については、その認識のほうが一般的かと思います。例えば、
水溶性の求核剤を、アニオン交換によって有機層に移送することなどですね。
それを、相間移動触媒=界面活性剤と言われましても(
>>257 )困りますよね・・・
そんなら、陰イオン性界面活性剤なども相間移動触媒になるのか、ってことに
なりますので。
272 :
269 :2006/11/20(月) 01:19:05
>>271 何で俺に反応してるのかわからんが
質問者が合成屋っぽいからそう言ったまでだ
皆が自分の立場でしかモノを言ってないように感じたのでな
ちなみにI先生の話出したの俺じゃないから
-----------------終了-------------------- -----------------再開--------------------
274 :
253 :2006/11/20(月) 02:00:02
>>253 ですが。
「相間移動触媒」って言葉だしただけでこんな荒れるとは思わなんだ…
認識的には
>>270 、
>>271 のおっしゃる通り。
でも界面活性剤ってのも間違いではないと思う。
ま、定義なんてIUPACにでも決めてもらえば良くね?w
>>271 の言う通り、今はそんなことどうでも良くて、
>>239 の反応が進行する事が大事なのです。
TBAB使う前に、2)のベンジルクロリド試してみておくれ。
ベンジルブロミドでも良いけど……俺は目にしみるのでオススメしないw
275 :
253 :2006/11/20(月) 02:01:32
言い忘れた。 みんな! 「関」じゃないんだ! 「間」なんだー!
>>275 な、なんだっt(ry
確かにいわれてみないと気付かない怖さがあるなw
濃度濃いめにしてアルキルか剤をいれといて最後にNaHゆっくりぶち込めば?
>>277 濃度濃い目ってことはやはり分子内反応を気にしているな
当然行くと思われた反応が何故かいかないという不可思議な現象に直面している以上 明らかにできることは明らかにしておいたほうが要らぬ心配しなくて良いですし かえって無駄に時間を費やさないことにも繋がることが多いです。 試し実験としては風船でも良いですが、ちゃんと定量しているのとでは説得力が違うのも確かです。 実は水素が量論量程度出てました、となったら話が変わってしまいますから。 いずれにしても反応が行くことが目的なのだから、 239ができる範囲でやれば良いことです。
ガスクロを手間暇掛けてと書かれる方が複数いらっしゃいますけれど これ設備さえ整っていればポンと打つだけなのでNMR取ったりするより遥かに楽です。 オレフィンの還元や分子内環化に関しても、精製もしないで 原料およびノナノールなどと混ぜてGC-FIDに打てば一発で分かりますし、定量も容易です。 便利なツールだと思うんですが。
281 :
あるケミストさん :2006/11/20(月) 22:52:51
カルボン酸てスルホン酸を比べて、酸性度が高いのはスルホン酸なのに、安定性はカルボン酸の方が高いのはどうしてですか??矛盾してますよね??
>>280 >設備さえ整っていれば
整ってなくてもできる事を考えようね
誰もが恵まれた環境であるとは限らないんだから
てか、設備整ってたらとっくにやってる罠
>>282 >誰もが恵まれた環境であるとは限らないんだから
ガスクロなんて100万あれば買えるのに何故か無いところが結構ありますよね。
むしろNMRなんて高くて高くて。
>>281 >安定性はカルボン酸の方が高いのはどうしてですか?
熱安定性? それとも加水分解のしやすさとか?
酸性度が高い方が安定と考える根拠が全然分からない。
100万のガスクロなんてしょぼすぎて使えなくね? ウチは来期に300万のガスクロ買うらしい。
286 :
あるケミストさん :2006/11/20(月) 23:24:49
>>284 酸の強さは、共役塩基の安定性に依存する。正確に言えば、解離前の系と解離後の系の自由エネルギーを比較しなければならない。
参考
ブレンステッドローリーの定義
脱プロトンした時の安定性の問題だろ 化合物自体の安定性考えてどーすんだよ
ちょっと脱線するけどおまいらの普段使うNMRって何Hz? うち400だけど他と比べてどうなんだろう
>>285 GC-14Aを100万くらいで買ったような。
これみたいに新しい型が出ても何故かカタログにしばらく残っているものが良いです。
>>286 いやこちらに振られましても。
アニオン生成時の僭どうこうという話ではなさそうですし。
291 :
あるケミストさん :2006/11/21(火) 00:08:16
オキシトシンの合成方法を最初から最後まで素人にわかるように教えてください。
>>285 測定したいモノにもよるけどね。
きったないモノを打ちたいときは安いヤツの方が安心だし、使いやすい。
ちゃんと素性がわかってて、そこそこきれいなモノを定量するなら、
まぁ、高いモノの方が正確だろうけど、
そこまでの精度が要求されない場合も多々あるね。
>>287 その考え方は、同じ置換基がベンゼン環のompどこに付くのが「安定」なのか、とか、
同じ化合物の中のどの水素の酸性度が高いか、とかを考えるのには役にたつけど、
カルボン酸とスルホン酸の安定性を議論することはできないと思う。(中心元素が違うから)
つか、
カルボン酸の共鳴構造の数>スルホン酸の共鳴構造の数
なのか?マジで?
>>289 ウチは300
>>291 何かと思って調べてみたら、オリゴペプチドじゃないか。
ペプチド自動合成装置にシークエンスを打ち込んでポンだろ、多分。
295 :
292 :2006/11/21(火) 00:22:08
>>293 >>294 わたしはいま32歳です。
いままで一度も付き合ったことないんです。
そんなおれでも一生に一度は女の子と付き合ってみたいんです。
オキシトシンという物質を鼻から嗅いだら惚れてくれるというじゃないですか
でもこちとら素人なんですよ。
自動合成装置なんかないんですよ。
なんとか自分で作らないといけないんですよ・・・
僕の人生がかかってるんです・・・・
お願いです。
だれかおしえてください。
296 :
292 :2006/11/21(火) 00:24:47
こっちは人生かかってるんですよ! 簡単にあきらめるわけにはいかないんです! あなたたちからみたら私なんか虫けらでしょう。 否定しませんよ! でもわたしにだって魂はあるんです・・・ どうか神様おしえてください・・・・
298 :
292 :2006/11/21(火) 00:35:08
>>297 知らないからってそんないいかたないんじゃないの?
>>298 他人の名前を騙る奴に言われたくはないね
300 :
292 :2006/11/21(火) 00:38:28
>>299 だれかと勘違いしてるんじゃないですか?
>>295 そうやって何事も他人任せにしてきたツケが回ってきただけだ
302 :
292 :2006/11/21(火) 00:44:08
>>301 自分ではどうにもできないからおねがいしてるんですよ。
なんでもたにんまかせにはしてません。
ですので英知をかしてください。
303 :
292 :2006/11/21(火) 00:48:06
ここの住人さんは賢そうです。 ほかの2ちゃんねらとはなにかちがいます。 2ちゃんで頼れそうなのはここしかない・・・・
マトモに書けば本1冊になるものをなんで2chで解説してやらないといけないんだ
305 :
292 :2006/11/21(火) 00:53:42
>>304 そうなんですか・・・・
それはもうしわけない・・・・・
そんなにすごいものだったとは・・・・・
307 :
292 :2006/11/21(火) 01:03:21
自力ではむりだな・・・・ こんなんここの人できるの? むりやろ?
努力して理論と技術を身につけた人間にとっては簡単
訂正。簡単と言うのはやめておこうかな
構造異性体の質問なんですが 炭化水素の異性体を作るときは基本的に一番長い炭素の鎖から 一つの炭素ずつでしか枝分かれできないのでしょうか? 例えばヘキサンの構造異性体だと炭素4つの主鎖から 炭素2つを枝分かれさせてエチル基をブタンに付けるみたいなのはダメらしいんです レベルの低い質問で申し訳ございません
スレ違い
>>312 どういう溶媒で実験しましたか?
反応に関わる何かをちゃんと溶かすためかなと予想しますが…
酸塩化物の中で、ビニル基を有しているもの(アクリル酸塩化物、メタクリル酸塩化物など) とアルコールを用いてエステルを合成したい場合、何か良い方法はありませんでしょうか? なるべく副生成物として重合体(オリゴマーも不可)を出したくないため室温程度での反応が望ましいです。 重合禁止剤の添加を薦めていただける場合は禁止剤の選択についてもお願いいたします。 室温での反応を優先的に進めたいですが、禁止剤の添加でもかまいません。 何か良い方法(案)を提起してくれる方がいましたらお願いいたします。
>>314 無水フタル酸の固体をすりつぶしたものに、レゾルシノールを直接いれました。
そしてその後に濃硫酸を少量加えました。
溶媒ですか?
あと、無水フタル酸とフェノールからフェノールフタレインを合成する際っていうのは
濃硫酸を触媒にするとプロトン酸はもちろん再生される、と考えていいのでしょうか?
317 :
あるケミストさん :2006/11/21(火) 18:56:09
>>316 釣りじゃなければ、自殺行為だな。
ここで質問する前に、有機化学の専門家のところに行ってから実験することを
強く勧める。
事故が起こってからでは遅い!
318 :
あるケミストさん :2006/11/21(火) 19:16:59
6,10-ナイロンを作る実験をして、誤ってガラス棒でかき混ぜたところ、糸状ではなくかたまりになってしまいました。 なぜガラス棒でかき混ぜたらいけないのですか? 教えて下さると嬉しいです。
>318 糸をごちゃまぜにしたらグッチャグチャになるだろ?
321 :
316 :2006/11/21(火) 20:15:38
>>318 すりつぶした無水フタル酸+レゾルシノール3滴
濃硫酸2滴、をいれて加熱しました。
赤くなった暗赤褐色になったら1分間反応させました。
すみません。
さらにそのあと、エタノール1mlと水3ml、そしてポリエチレングリコールを5滴ほどいれました。
そして最後に2N NaOHを2滴加えて蛍光を観察しました。
このときのポリエチレングリコールの役目がわかりません。
この操作も危ないものでしょうか?
試薬の役割を知りたかったら、それを入れない実験もやってみればいいよ。 できれば、同時にやって、蛍光の強さの差なんかを見てみると良い。 それで差があれば、少なくとも必要だってことはわかるわけだ。 エタノールと水を加えた時点で、モノは溶けているか? 溶けていないとすれば、PEGは相間移動触媒みたいな役割かもしれないな。 おそらく、脱プロトン化されているモノは水にある程度は溶けるだろうが、 プロトン化されているモノは水に溶けないと思われる。 界面活性剤のようなものがないと、NaOHとモノはスムーズに反応しないかもしれない。 これが答えだなんて思ってくれるなよ? あくまで可能性の一つだ。
あ〜ちなみに、 反応基質どうしを、溶媒で希釈せずに混ぜ合わせた上に、 反応を促進する濃硫酸みたいなのを直で加えるような操作は、 オレならやりたくない。 教科書や参考書にそうしろと書いてあるのなら、 その反応が「安全である」とわかってるんだろうな。 未知の反応では、そういうことは絶対にやってはならない、 というのは覚えておいた方が良い。
>>321 PEGは、非イオン性の洗剤の分子構造知っているかい?
エチレングリコールとかプロピレングリコールのポリマーは
界面活性剤というか相間移動触媒というかになるから反応を促進するのだろう。
しかし、相間移動触媒……なんでプロモーターでなく触媒と名づけたんだろうなぁ。
今からでも遅くない 少なくとも2ちゃんねるでは「相間移動促進剤/増進剤」と呼ぼう
326 :
316 :2006/11/21(火) 23:28:20
>>322-324 なるほど、理工系なら少なくともそういう思考ができないとだめですよね、
大変参考になりました。
実験に今まで以上に興味がわきました。ありがとうございました
327 :
あるケミストさん :2006/11/21(火) 23:44:00
t-ブチルエステルは酸性条件化で外れるらしいのですが、どういう反応機構で外れるのですか? 試薬はBF3-OEt2で、溶媒は塩化メチレンです。
329 :
328 :2006/11/22(水) 22:55:46
エーテルがプロトンを引き抜くことは出来るのですか?
プロトン引き抜いて何がしたいんだw カチオンの安定性考えてみ
332 :
328 :2006/11/22(水) 23:38:27
>>330-331 反応を詳しく申し上げると、
まずは反応化合物のエポキシ部分の酸素原子にBF3が配位し、
続いて、t-ブチルエステル部分のt-ブチル基の水素が何物かに引き抜かれて、t-Buはイソブテンとして脱離、
t-ブチルエステル部分はカルボン酸イオンになり、それがエポキシ部分の炭素を攻撃してエポキシを開環します。
(全体的にヨードエステル化反応?に近い反応機構です)
で、最初のt-Buの水素を何が引き抜くのかを知りたいわけです。
>>332 系中にわずかに存在する水でも良いし、ジエチルエーテルでも良いのではないか?
>>332 引き抜かなくてもかってにイソブテンがでるんだよ。
t-Buエステルの脱離はプロトン酸で考えた方が理解しやすいと思うのだ。
Bocの脱保護と同じだよね。
RCOO-tBu + H^+ →(RCOHO-tBu)^+ → RCOOH + tBu^+ → RCOOH + CH2C(CH3)2 + H^+
tBuカチオンが中間体だな。
んで、
>>332 の場合だが、最初のエステルに付加するモノがプロトンではなく、
エポキシ由来の炭素カチオンなんじゃないかと。
つまり、オレの感じでは以下のように進行する気がする。
1,エポキシの酸素にBF3が配位
2,エポキシの開環が起こり炭素カチオンが発生
3,その炭素カチオンがエステルカルボニルに付加
4,tBuカチオンが脱離
5,tBuカチオンから、水素が脱離
337 :
336 :2006/11/23(木) 00:33:04
ついでにちょっとしたコメントなんだが、
酸塩基での、イオンが主体となる通常の反応では、
反応系がカチオン性なら、活性なアニオン中間体は存在し得ない。
同様にアニオン性なら、活性なカチオン中間体は考えてはいけない。
>>332 の間違いは、ルイス酸条件なのに
RCOO^- を考慮している点。
最近、礼すら言えない奴が出てきてるな >332はまだ解決してないみたいだから良いんだが、 NaHがどうこう言ってた奴はどうなったんだ?
339 :
あるケミストさん :2006/11/23(木) 07:49:28
>エポキシの酸素にBF3が配位 って、言うな。 酸素(の孤立電子対)が、BF3(の空軌道)に配位、だ。 主客関係を間違えないように。
細かいけど、tBuカチオン出る前にイソブテンでてるだろうよ C=O・・BF3とかEt2O・・BF3のFはデルタマイナスだから、引き抜かないまでも脱離促進しうる > 反応系がカチオン性なら、活性なアニオン中間体は存在し得ない。 > 同様にアニオン性なら、活性なカチオン中間体は考えてはいけない。 「存在し得ない」「考えてはいけない」ってのは頭堅すぎ。 存在はしても実質意味無し、って程度だろう。
341 :
336 :2006/11/23(木) 12:47:30
細かいことをいうなら、
>>336 の2〜3で、カチオンが出ているSn1機構を提案しているが
Sn2かもしれないし、それらが混ざってるかもしれないな。
わかりやすくするために、カチオン中間体を想定した。
>>340 だから、わざわざ「活性な」って付けてるんですよ。
活性種として考慮してはいけないってことで、
存在はしても実質意味無しの成分は、
「活性な中間体」じゃない。
それ以外の指摘は、
>>339 のものとあわせて
甘んじてお受けする。
> 存在はしても実質意味無しの成分は、 > 「活性な中間体」じゃない。 それはどうかな。 反応経路は結構いいかげんで、いくつかのパスがある。 すべての分子が最低エネルギー準位の遷移状態を経由しているわけではない。 計算化学やってると嫌と言う程おもいしらされる。 以上自戒を込めて。
343 :
あるケミストさん :2006/11/23(木) 14:25:58
>>340 >BF3のFはデルタマイナスだから、引き抜かないまでも脱離促進しうる
意味がわかんない。BF3で反応の主体はホウ素の空軌道にある。
>「存在し得ない」「考えてはいけない」ってのは頭堅すぎ。
頭柔らかい堅いの問題でないでしょ。
「実質意味がない」けど存在するなら、それなりの理由が必要だ。
そうじゃなければ、考える(考慮する)べきではない。
> >BF3のFはデルタマイナスだから、引き抜かないまでも脱離促進しうる > 意味がわかんない。BF3で反応の主体はホウ素の空軌道にある。 あたま柔らかくして考えようぜw > >「存在し得ない」「考えてはいけない」ってのは頭堅すぎ。 > 頭柔らかい堅いの問題でないでしょ。 > 「実質意味がない」けど存在するなら、それなりの理由が必要だ。 > そうじゃなければ、考える(考慮する)べきではない。 例えば、95%の主生成物に対して1%の副生成物をお前は「考慮すべきではない」といって無視するのか? 見捨ててもさし支えない程度の仕事しかしていないってこと?
余計なお世話: >C=O-H (カルボニルにプロトンが付加している) + (←酸素原子に+) と一般的に表記するが、 実際に酸素は(デルタ)プラスになっているか?ならないだろ。 BF3のFはデルタマイナス?本当か? C=O-BF3のFではどうか? 確認だけど、もともとは > で、最初のt-Buの水素を何が引き抜くのかを知りたいわけです。 に対するレスね。
見てて思うんだけどさ、回答者も幅広い目を持たないといけないと思うよ。 これにしろ相間移動触媒にしても。
>>344 お前も頭柔らかくして考えろよw
細かい話までしたいのかアバウトな話をしたいのか統一汁
同感だな。お前ら厳密に考え過ぎ。
有機反応のルートは、あくまで「主に考えられるもの」だ。
それ以外のルートもあり得ない訳じゃない。
ただ、少なすぎるとか、もしくは結果が同じため分からないだけなんじゃないか。
>>345 それちょっと誤解するんじゃ…
引き抜こうとしてるのは、 -CO-O-C(CH3)2-CH2-H ←ここだろ?
「炭素上の水素を引き抜ける程強い塩基が系中に存在するか」って話の方が分かるよ。
349 :
328 :2006/11/23(木) 20:15:55
>>336 ありがとうございます。
たいへん勉強になりました。これで助かりました。
350 :
328 :2006/11/23(木) 20:29:29
ええっと、t-Buの水素を引き抜くのは形式的には「BF3のF」が有力ということでOKですよね?
351 :
あるケミストさん :2006/11/23(木) 20:45:01
>>350 いや、その解釈で正しい。
351は気にしないように。
いや違うだろ・・・
>>347 おれは初め(>340)から「細かいけど」といってるだろ
>>348 E2脱離に塩基性の強さはそれほど重要ではない。
「きっかけ」があればいい。
それが、O-BF3のFとなりうる、というのが
>>340 >>352 俺の代わりにレスサンクス
自演は一切しておりません
念のため
有機電子論信者は矢印で書けるメカしか考えようとしないからな
↑これに対して、「頭柔らかくしろよ」と忠告しているわけだ
もちろん、自戒をこめて
>>353 では何ですか。
否定するなら対案を提示しよう
質問者が困るだろ
べつに煽ってるのではなく、議論がしたいだけ
引き抜くのがFでいいなら新しくできるアルコールのOでもいいんじゃね?
必死な人がいるようですねw
358 :
あるケミストさん :2006/11/23(木) 22:05:55
Fが引き抜いたら、Fはどうなんだよ。 対案とか議論じゃなくて、おまえ、すこし考えろよ。
>>340 を良く読め。
「引き抜かないまでも」だ。
「きっかけ」だ。
>>357 きょうから4連休だからな。
暇つぶしだよ
>>361 では、一般的なtBuエステルの場合は?
365 :
あるケミストさん :2006/11/23(木) 22:14:21
>>346 F2B-F(+)-H
かよ??
勉強し直せ!
>>363 いや、そもそも俺はイソブテンが出来るの初めて知ったし
今までtブタノールできると思ってたし
今回の反応もエポキシの活性化起きて、
隣接基関与みたいにエステルが攻撃すると思ってた
TMSOTf + BF3 -> BF2OTf + TMSF ↑ってしってるか?w
>>367 それはシリコンとフッ素が作用しやすいから起きるだけじゃね?
>>365 でなくて、
C=O-BF2-F(d-)・・・(略)・・・・H(+)
↑この辺適当
矢印もかけない(かかない)
こんなのは大学院レベルの教科書にも載ってないよ・・・
だから頭やわらかくしろよ、って言ってんの
>>368 HとFもアフィニティーつよいぜ
Siほどじゃないから、「ひきぬく」ほどではないけどね
>>372 まじでわからんからおかしい所を説明してくれよ
せっかく勉強になるんだから納得したいんだ
374 :
あるケミストさん :2006/11/23(木) 22:29:59
最近盛り上がってるね。 変な方向に行きがちだけど。
C(=O)-O-C(CH3)3 -> C(=O-BF2-F(d-))-O-C(CH3)2-CH2-H -> C-OBF2-F(D-)(=O) + (CH3)2C=CH2 + H(+) ・・(略)・・F(d-)
そもそも何でエステルにホウ素くっつけてるんだ? 質問者はエポキシの活性化って言ってなかったっけ?
>>332 は、
「tBuの水素を何が引き抜くのかを知りたい」んだそうだ。
それに対する回答は他にあったか?
>>335 が
「引き抜かなくても勝手にイソブテンが出る」
と。
(そりゃいくらなんでも勝手すぎるだろ)
>>336 は
「tBuカチオンが出る」
と。
>>376 375は一般的なtBuエステルの場合のつもりでかいたのだが。
良く読め
ぶっちゃけ332に375みたいな難しいこと書いてもわかんないんじゃね?
よく読み返したら、
いま読み返してたら、
>>336 > tBuカチオンが中間体だな。
↑これだけじゃなく
> んで、
>>332 の場合だが、最初のエステルに付加するモノがプロトンではなく、
> エポキシ由来の炭素カチオンなんじゃないかと。
↑こっちにも突っ込むべきだったw
380 :
あるケミストさん :2006/11/23(木) 22:45:03
必 死 杉 w
381 :
あるケミストさん :2006/11/23(木) 22:51:24
>>369 だと酸素の上にカチオンが乗る極限構造式になる。
フッ素の上にδーが乗って、H+になるのはどういう電子授受だか説明してほしい。
頭柔らかくするとかそういう問題じゃなくて、オクテットを作りながら
中間体を探していくのは反応機構を考えるときの基礎の基礎。
もちろんcurly arrowによる電子移動は考える手段に過ぎないが、原則を
破ってはいけない。
>>370 にあるHとFのアフィニティーはケイ素・フッ素とはまったく意味が違う。
>>335 にいうように勝手にイソブテンが出るので、間違っていない。勝手でもない。
おれ、こんな学生が研究室にいたらイヤだな。
>>381 「原則を破ってはいけない。」
頭堅すぎww
お前国民年金払ってる(た)か?
>>381 > フッ素の上にδーが乗って、H+になるのはどういう電子授受だか説明してほしい。
電子「対」授受じゃないんだよ。
(↑原則守れよw)
矢印でかかないんだって。
>>367 黙って見てれば詭弁並べくさってからに・・・
(CH3)3Si(OTf)+BF3→(CH3)3SiF+BF2(OTf)の反応は、Si-F及びB-OTfの相互作用に
よって四員環遷移状態をとって進行してると思いますが。五配位シリカートが
安定ですから。形式的な話をすれば、脱離しようとしているOTfにたいして、
Bが相互作用していることになるわけですね。あなたのご高説によれば、この反応と
Fによるアルカン上水素引き抜きが同様の議論ができるわけだが、この場合は
脱離しようとしているHに対してFが相互作用しているということになって、
正反対の話になりますね(C側が相互作用というならまだわかるが)。それが、
Si-Fほどではないが、H-Fのアフィニティーも高いと同列に論じられているのは
なかなか興味深いですね。もう一点言わせてもらいますと、その仮説が正しいと
すれば、遷移状態はエネルギー的に不安定な八員環になりますね。更にいえば、
同様の議論がエチルエステルに対しても可能なはずですが、それはどうご説明
されますか?
それとですね、有機電子論信者云々とおっしゃっていますけど、あなたが先ほど
から展開されてる議論はまさに有機電子論そのものでしょう?そこまで言うなら、
関連文献を提示するか、まさにこの反応を計算された上でアウトプットファイルでも
皆さんに示すべきではないでしょうか?
ぜひ来年の春季年会などでご高説賜りたいものですわ。ボコボコにしてやるから。
じゃあ聞くけど、メチクロ程度の低極性溶媒中で、プロトンが中ぶらりんで存在してるの?
387 :
あるケミストさん :2006/11/23(木) 23:10:42
さあ盛り上がってまいりました
>>385 > すれば、遷移状態はエネルギー的に不安定な八員環になりますね。
どんな八員環?環状とは言えない状態になっていると想定していたが?
> から展開されてる議論はまさに有機電子論そのものでしょう?
だから、矢印で書かないんだって。
389 :
385 :2006/11/23(木) 23:12:41
>>386 人の質問に対して質問で返すのが議論だとと教わってきたのでしょうか・・・
それこそが詭弁というんですよ。
>>340 =342=344=345はかまってちゃん認定ですね。
相”関”移動触媒厨といい、なんで最近はこの手の連中が増えたのだろうか・・・
火病ってるやつがいるwww ワロチwwwwww
>>389 386はお前に限定した質問じゃないから安心しろw
393 :
385 :2006/11/23(木) 23:15:17
>>387 まあ、分子内八員環でも、鎖上でもかまいませんけど、根拠を示してくださいよ。
それと、Si-F相互作用と、H-F相互作用を同列に論じられたことについては
いかがお考えでしょうか?
>>393 > HとFもアフィニティーつよいぜ
> Siほどじゃないから、「ひきぬく」ほどではないけどね
これがなにか?
396 :
あるケミストさん :2006/11/23(木) 23:21:15
もう、ほっときなよ。 BF3のフッ素上の電子対から矢印出して、平気なバカは。 それで、「矢印で書かない」んだってさ。
397 :
あるケミストさん :2006/11/23(木) 23:22:01
大学で、いいお師匠さんについて良質の指導を受けることって、大事。
4:主観で決め付ける 5:資料を示さず自論が支持されていると思わせる 6:一見関係ありそうで関係ない話を始める 8:知能障害を起こす 9:自分の見解を述べずに人格批判をする 12:決着した話を経緯を無視して蒸し返す 15:新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
> 形式的な話をすれば、脱離しようとしているOTfにたいして、 > Bが相互作用していることになるわけですね。 Et2O--BF2-F---Si---OTf -> Et2O--BF2 F-Si OTf > あなたのご高説によれば、この反応と > Fによるアルカン上水素引き抜きが同様の議論ができるわけだが、この場合は > 脱離しようとしているHに対してFが相互作用しているということになって、 > 正反対の話になりますね C=O-BF2-F----H---CH2C(CH3)2 -> C=O-BF2-F----H + CH2=C(CH3)2 なにが正反対なのかわからない
>>396 でた、有機電子論信者w
non-bonding interactionってしってるか?
溶媒の極性が反応に影響することについてどう思う?
矢印がかけるのか?
401 :
385 :2006/11/23(木) 23:25:13
>>392 たいへんわかりやすい図ですね。わざわざアップしてくれたのでしょうか。
お疲れ様です。
>>394 ,395
荒らすためにわざとやっているのか、釣りなのか、天然なのか、白痴なのか
判断に困るところだが・・・前者の場合は、脱離しようとしているOTfに
対して”B”が相互作用しているのに対して、後者では脱離しようとしている
Hに対して”F”が相互作用している、ということで、現象的には全く正反対の
ことを同列に論じて、あなたの議論の根拠とされたことに関してどのように
正当性を述べるんですか、ということですよ。ほんと疲れますね・・・
402 :
385 :2006/11/23(木) 23:26:23
>>399 ドライビングフォースが違うじゃないか
上はF- とTfO-の離脱能
下はBの空軌道とカルボカチオンの安定性
404 :
385 :2006/11/23(木) 23:30:43
>>399 ほんとにわかっていないようだから学生さんにも優しく説明しますと、
上記(TMSOTfのほうですね)の反応で、あなたのご高説の通りに反応が
進行しますと、生成物はTMSFではなくFOTfになるんですよ。それが
どうして下の反応と同列に説明できるのですか?と聞いているのです。
若いのだろうから、間違うのはかまわないのですけれど、自分の
意見を通すために周りをミスリードする習慣はあらためましょうね。
>>402 煽りでなく、マジで君の言いたい事を分かりやすく書いてくれ
煽りでわざと分かりにくく書いているんだろうが
>403
上は・・と、下は以降がつながらない
>>404 > 生成物はTMSFではなくFOTfになるんですよ。
だれがそんなこといったの?
おれは、TMSFとBF2OTfができる、ってのを文献でみたから367でそう書いたんだけど
>>398 > 4:主観で決め付ける
> 5:資料を示さず自論が支持されていると思わせる
> 6:一見関係ありそうで関係ない話を始める
> 8:知能障害を起こす
> 9:自分の見解を述べずに人格批判をする
> 12:決着した話を経緯を無視して蒸し返す
> 15:新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
・古い概念を有り難がる
・見た事ない事をあたかも見てきた様にはなす(イソブテンが勝手にでる)
・決着した、と思考停止
・自分の知らない、比較的新しい概念を受け入れない
「有機電子論は、今では多くの場合で正しくないことがわかっているが、それでも便利なので利用することにする」
ってのを何かの本でみたなぁ
今日は皆やさしいですね('∀`)
「407は変人」って何かの本で見たなぁ
もう一度質問(ここは質問スレだよな?) メチクロ程度の低極性溶媒中で、プロトンが中ぶらりんで存在してるの?
>>409 > 「407は変人」って何かの本で見たなぁ
> 9:自分の見解を述べずに人格批判をする
412 :
385 :2006/11/23(木) 23:47:08
>>406 このスレッドをプリントアウトして学校に持って行って指導教官や同級生に
見てもらってください。あなたがもし企業の研究者であれば、上司や同期に
見てもらってください。もしくは学会などのフリーディスカッションでも
かまいませんよ。あなたのご高説が正しいならば、2chの専門板の連中を
軽く論破してきたと、さぞかし議論が盛り上がるでしょうし、皆さん絶賛すると
思いますよ。ぜひ結果を聞かせていただきたいと思います。
5:資料を示さず自論が支持されていると思わせる これで終了
>>412 それ面白いね。
おまいらが次行く学会何よ?
何なら俺が持っていって酒でも飲みながら現場で語る?
R1OH + NaH + R2-X -> R1OR2 の反応がTHF中よりもDMF中の方が速いのはどうして?
417 :
385 :2006/11/24(金) 00:00:04
>>415 日本化学会の春季年会だったら(来年は関西大学ですね、吹田の)人も多く
集まりますし、講演申し込みも12/6までですから、
>>340 さんが上記反応に
おけるH-F相互作用−有機電子論からのパラダイムシフト−などと題して
講演することも可能ですね。ポスターセッションならば、フリーディスカッションの
時間も多くとれますし。これは楽しみになってきましたね。三月末は
仕事の都合をつけねば・・・
>>416 形勢ヤバいから話題変えようとしてる?
本当に知りたきゃ明日にした方が良いと思われ
反応したあとカルボン酸なりアルコールなりになればいいじゃない どうしてフッ化物イオンが遊離するのよ
>>418 > 形勢ヤバいから話題変えようとしてる?
いやいや、してないよ。
矢印でかけない反応への関与ってのを確認したいだけ。
無関係ではないでしょ。
>>419 だから、Fは脱離してないって
良くみろ
あと、8員環がどうのこうの言ってたけど、どうして分子内反応に限定しちゃうの?
>>420 それならそうと言えば言いのに
名前消すから怪しく見えるんだよw
1.メチクロ程度の低極性溶媒中で、プロトンが中ぶらりん(単独)で存在してるの? 脱離したプロトンはそのあとどうなるの? 2.R1OH + NaH + R2-X -> R1OR2 の反応がTHF中よりもDMF中の方が速いのはどうして? 矢印でかけるようなメカニズムがあるの? ↑この質問は有機電子論厨はかえって誤解しそうだな・・・
>>422 他スレに書き込んでたからw
片手間にお前らの相手してるだけだからw
(相手してるのはこっちだ、って?w)
>>423 >メチクロ程度の低極性溶媒中で、プロトンが中ぶらりん(単独)で存在してるの?
>脱離したプロトンはそのあとどうなるの?
相変わらずバカだな
>>419 が答えてるじゃないか
それじゃ、 メチクロ程度の低極性溶媒中で、プロトンが中ぶらりん(単独)で存在してるの?
>>386 から尋ねてるんだけど、何のレスもないんだが・・・
酸素にくっついてりゃいいじゃん
相変わらずバカだな
>>419 が答えてるじゃないか。
それに対して
>>340 ,342,344,345は答えを出せずに居る
Olahが何でノーベル賞もらったかおぼえてる? プロトンをほぼ中ぶらりんで存在させることに成功したからだよ(それだけじゃないけど) BF3OEt2ごときが、メチクロ程度の低極性溶媒中で、プロトンが中ぶらりんになってイソブテンが勝手に出るの?ホント?
>>428 > 酸素にくっついてりゃいいじゃん
酸素にくっついているってことは、酸素がイソブテンの生成をアシストしてるってこと?
>>429 おれは、C=O-BF2-F(d-)のF(d-)がアシストしうる、と初めから回答している
こいつは嵐と似たようなもんだな 最初は相手してても楽しいがだんだん飽きてくるな
435 :
あるケミストさん :2006/11/24(金) 00:29:19
>>431 アシストするとは言ってないよ
可能性としては捨てがたいかなと思っただけ
どこをどう読んだら勝利宣言になるのやら… このスレは屁理屈で1000を目指すスレに改名したほうが良くね?
>>435 アシストしうる、ってことね。
1.勝手にプロトンが脱離する
2.O-BF3のデルタマイナス性のFがアシストする
3.酸素(どの酸素かは特定されてないが)アシストする
>>328 以上3つの回答がいまのところ出ています。
きっと、どれか一つが正解、というのではなく、
どれも正解に近いとおもう
しかし正確ではない
O-BF2-F(d-)と書いたのが誤解を生んだのかなぁ
>>436 > このスレは屁理屈で1000を目指すスレに改名したほうが良くね?
改名よろしく頼む。
めでたしめでたし
>O-BF2-F(d-)と書いた その酸素はどうしてフッ素よりも塩基性が弱いの? O-B間に結合ができないならOに電荷を書こう O-B間に結合ができるならBに形式電荷を書こう で、デルタマイナスの電荷をもつフッ素原子はプロトンをどうにかできるわけ?
さあ、次にこの濁流に飲み込まれる質問は何だ
>>417 >>340 さんが上記反応に
> おけるH-F相互作用−有機電子論からのパラダイムシフト−などと題して
> 講演することも可能ですね。
おもしろい事言ったつもりかもしれないけど、
F-Hだけでなく、F- C=O(pi*)相互作用とかもnon-bonding interactionとして普通に知られてるよ。
これがパラダイムシフトといってしまうほど頭堅いのか・・・
>>440 > >O-BF2-F(d-)と書いた
> その酸素はどうしてフッ素よりも塩基性が弱いの?
電気陰性度
> O-B間に結合ができないならOに電荷を書こう
> O-B間に結合ができるならBに形式電荷を書こう
有機電子論厨乙
>で、デルタマイナスの電荷をもつフッ素原子はプロトンをどうにかできるわけ?
442参照
また濁流があああああ(((⊂⌒~⊃。Д。)⊃
> で、デルタマイナスの電荷をもつフッ素原子はプロトンをどうにかできるわけ? C-F --- C(d+)=O(d-)相互作用ってのは普通に知られてる (442を書き換えただけ) ソース?アンゲバンテの2005か2006に載ってたのは覚えてる それから類推してくれ 電気陰性度ってのはちょっと違ったかも・・・ でもだいたいわかってもらえると。
>べつに煽ってるのではなく、議論がしたいだけ なんだ、ベータか。
> O-B間に結合ができないならOに電荷を書こう > O-B間に結合ができるならBに形式電荷を書こう 「イオン結合性40%、共有結合性60%」とかいうの知ってる? C(d+)=O(d-)-B(d+)F3(d-)のほうがまだましだが、マンドクセ
BF3OEt2ごときが、メチクロ程度の低極性溶媒中で、プロトンが中ぶらりんになってイソブテンが勝手に出るの?ホント? ↑これに対する回答よろしく。
そもそも(おそらく)矢印で描けってモノに対してノンボンディングを出したのが間違いではないかと
>>428 >>334 > 系中にわずかに存在する水でも良いし、ジエチルエーテルでも良いのではないか?
酸素ってこれのこと?可能性としては、ありかな
>>452 そう書くと、理解しやすいよね。紙の上では。
反論クルー?
452に完全否定されたかってにイソブテンがでる厨とtBuカチオン厨はどう思うの?
>>445 > C-F --- C(d+)=O(d-)相互作用ってのは普通に知られてる
それはあたりまえだろ
というかそれから類推して何で
> C=O-BF2-F----H---CH2C(CH3)2
こうなるんだ?
>>455 てめーで話デカくしたんだから自分でケツ拭けよwww
みんな呆れて見てないってのw
>>458 みんなってだれ?
お前以外?
>>456 ならないか。そうか。
BF3にカルボニルに配位したらtBuのプロトンの酸性度が高まるってのはわかる?
>>457 俺は、それもあり、と思うが。
あと、よい暇つぶしになったと思ってるよ。
>>450 > そもそも(おそらく)矢印で描けってモノに対してノンボンディングを出したのが間違いではないかと
暇だから有機電子論厨にいちゃもんつけたかったのよ
こういうのがハラスメント起こすんだろうね
パワハラできる立場なのかねぇ むしろパワハラの被害者でたまったストレスを発散しているだけじゃないかと
1.勝手にプロトンが脱離する(→回答者逃亡中w)
2.O-BF3のデルタマイナス性のFがアシストする(ボロクソに叩かれているが、支持者もいる)
3.酸素(分子内カルボニルあるいは、エーテルか水の)アシストする
>>328 以上3つの回答があり。
どれも正解に近いと思うが、どれも正確ではない
4.tBuカチオンってのもあった(→回答者逃亡中)
>>463 > 2.O-BF3のデルタマイナス性のFがアシストする(ボロクソに叩かれているが、支持者もいる→逃亡中(寝る))
次の質問ドゾ-
支持者なんかいたっけ?
>>340 =342=344=345
「FがきっかけとなってH+が脱離する」についてだが、
「電子密度の高い原子が近づく事によって、電子密度の低い原子が若干引き寄せられ、脱離の引き金になる」と変換しても良いだろうか?
また、この引き寄せ(電気的相互作用)は、矢印が書けないほど微小であるということも良いかな?
確かに厳密には考えられなくもないだろうが、俺は以下の前提が必要であると思う。
「非常に微量な電磁気力相互作用でも脱離してしまう程、その原子の状態が不安定である」
BF3触媒存在下におけるt-Buエステルの分解反応ではどうか。
BF3がカルボニル酸素に配位した場合、+R効果でもう一つの酸素上の電子密度が減少する。
それに付随し、σ結合を介して電子が引き寄せられ、確かに末端メチル基のC−Hも減少するだろう。
だが、それは上記のような切羽詰まった状況なのだろうか。
そんな不安定な状況では、Fだけでなく、どんな電子密度の高い原子(塩メチのCl、エステルのO等)でもH+脱離は起こりうることになる。
また、そんな不安定な状況に、分子自体は、他の原子は耐えられるだろうか。
自然は非常にものぐさだ。 放っておけば、楽をしたがる。 電荷を持った状態ではいられない。 切っても大丈夫な手(結合)から切って行く。 その系内で一番反応性の低い状態になるまで、各分子は反応し続ける。
470 :
336 :2006/11/24(金) 03:23:24
オレは濁流の発端の一つかもしれない336だが。
確かにtBuカチオンやら、エポキシ開環で炭素カチオン出るだとか書いた。
だけど、そんなもんが系中で安定に存在する状態であると書いたつもりもないし、
炭素カチオンの存在状態を正確に記述しようなんて最初から思ってなかった。
特にエポキシ開環でカチオンが生成するという部分は、
機構を説明する際の便宜的なモノで、本当にあるかどうかはわからない。
(その辺のことは
>>341 に書いた)
個人的な意見は一連のレスを見ても変わりはない。
tBuエステルの酸による分解はtBuカチオンを経て起こる(短寿命ではあるだろうが)。
tBuカチオンからH+が脱離する際に、何らかのアシストを受けることは
充分に考えられるが、それがBF3のFであるかどうかまではわからない。
最終的に脱離したH+は、最初にエポキシの上にのったBF3と入れ替わって、
アルコールになるんだろう。
カチオンからプロトンなどが脱離する反応の速度は
溶媒や添加剤で変わるだろうが、カチオン状態が存在しない(つまり、協奏的である)
ところまで速くなるかどうかは、個人的にはそこまでは行かないだろうと思うし、
実際に確かめたという速度論的なデータでも出てこない限り、
こんな所で言い合っていても結論は出ないだろう。
そう思ったから、
>>340 の前半にも特に反論しなかった。
実際の反応はそれらのどの極限でもなく、中間的だろうし、
本来の質問者である
>>332 にもそこまでは必要ないところだろう。
>>464 に逃亡中とか書かれたんで、一応な。
もうやめとくよ。←これ、勝利宣言じゃなくて敗北宣言だから、誤解しないようにね。
471 :
あるケミストさん :2006/11/24(金) 08:05:09
>1.メチクロ程度の低極性溶媒中で、プロトンが中ぶらりん(単独)で存在してるの? 脱離したプロトンはそのあとどうなるの? 例えばトシル酸は非極性溶媒中(厳密に水を除く)ではまったく電離していない。 これは電気伝導度を計ればわかる。 って、このぐらい常識ではないの? もちろん、同時に基質が存在すればそこにプロトネーションして電離する。
ディール・アルダー反応に関する質問です。 ジエンと親ジエンが反応してできた6員環にも2重結合はありますが、それがジエンと反応するということは起きないんでしょうか? 授業では、詳しいことは難しいので省きます、と省かれてしまったので・・・
473 :
あるケミストさん :2006/11/24(金) 13:15:02
C /| O-O のエポキシっぽい3員環とアルケンを反応させて、 アルケンからエポキシができる反応機構を教えください。
>>472 厳密には、反応してもおかしくない。
ただ、Diels-Alder反応は、ジエンが電子豊富で、ジエノフィルが電子欠乏性であるときに良い反応性を示す。
この反応で得られた環化付加体の二重結合は電子豊富であることが多い(元がジエンだから)ため、同じ電子豊富なジエンとは反応し辛い。
加熱・加圧条件下や分子内反応なら行くかもね。
反応やるときには、ジエノフィルの方を小過剰〜数倍にする場合が多い。
これにより、収率向上と副反応を抑えたりしている。
>>473 過酸化物(mCPBA等)とオレフィンの反応から考えるとわかると思う
>474 ありです。
>>471 余談だけど
>例えばトシル酸は非極性溶媒中(厳密に水を除く)ではまったく電離していない。
>これは電気伝導度を計ればわかる。
ほぼ完全に電離していないことには全くもって同意だけど
後半は誤解を招きそうな発言だなといつも思う。
電解質溶液は電気伝導性があるっていう嘘をなんで義務教育から教えるんだろうな。
(wikipedia電気分解 参照)
>>474 おおむね同意
じつはジエンが電子不足で、ジエノフィルが電子豊富なDiels-Alder反応も知られている。
その場合、シクロペンタジエンとアセチレンのDiels-Alder生成物であるノルボルナジエンが
さらに電子不足なジエンと反応する例がある。
>>478 inverse electron demandのDAか
480 :
336 :2006/11/26(日) 01:37:25
オレは濁流の発端の一つかもしれない336だが。
確かにtBuカチオンやら、エポキシ開環で炭素カチオン出るだとか書いた。
だけど、そんなもんが系中で安定に存在する状態であると書いたつもりもないし、
炭素カチオンの存在状態を正確に記述しようなんて最初から思ってなかった。
特にエポキシ開環でカチオンが生成するという部分は、
機構を説明する際の便宜的なモノで、本当にあるかどうかはわからない。
(その辺のことは
>>341 に書いた)
個人的な意見は一連のレスを見ても変わりはない。
tBuエステルの酸による分解はtBuカチオンを経て起こる(短寿命ではあるだろうが)。
tBuカチオンからH+が脱離する際に、何らかのアシストを受けることは
充分に考えられるが、それがBF3のFであるかどうかまではわからない。
最終的に脱離したH+は、最初にエポキシの上にのったBF3と入れ替わって、
アルコールになるんだろう。
カチオンからプロトンなどが脱離する反応の速度は
溶媒や添加剤で変わるだろうが、カチオン状態が存在しない(つまり、協奏的である)
ところまで速くなるかどうかは、個人的にはそこまでは行かないだろうと思うし、
実際に確かめたという速度論的なデータでも出てこない限り、
こんな所で言い合っていても結論は出ないだろう。
そう思ったから、
>>340 の前半にも特に反論しなかった。
実際の反応はそれらのどの極限でもなく、中間的だろうし、
本来の質問者である
>>332 にもそこまでは必要ないところだろう。
481 :
あるケミストさん :2006/11/26(日) 08:26:01
tBuカチオンって、条件次第で結構安定に存在する。 NMRでも確認されているはずだが、イソブチレンとの平衡下にある。 では外れたプロトンがどこに行ってしまうかということだが、BF3のフッ素の上に 乗っかっている、というのは非常に怪しい。また溶媒の塩メチの塩素の上に乗ると いうのも怪しい(短寿命ではあり得るだろうが)。 基本的には、試薬や基質の電子過剰な部分に乗りながら平衡を繰り返して 触媒サイクルを回すというのが自然だと思う。
>>477 電気伝導度測定は二重層の充放電を交流測定で見ているから、
いわえるファラデー電流を見ているわけではない、と言ってみるテスト。
483 :
あるケミストさん :2006/11/26(日) 12:32:19
教えてください。 クエン酸と水酸化ナトリウムの反応により 生成する物質名を化学式で2つ記せ。 例)HCl+NaOH→NaCl+H2O
>>483 まず、クエン酸の構造式を書いて、それが一般に何と言われるか考えてみ。
(例、エタノール→アルコール、トリエチルアミン→アミン 等)
ベンゾフラン(フラン環が横を向いたもの)の シクロヘキサジエン部の4πはDAの際にジエンとして働きますか?
>>468 > 「非常に微量な電磁気力相互作用でも脱離してしまう程、その原子の状態が不安定である」
基底状態の安定性と遷移エネルギーの高さと混同してないか?
>>481 > tBuカチオンって、条件次第で結構安定に存在する
その「条件」って、BF3OEt2 in メチクロも含む?
> BF3のフッ素の上に
乗っかっている、というのは非常に怪しい。また溶媒の塩メチの塩素の上に乗ると
いうのも怪しい(短寿命ではあり得るだろうが)。
「THFもベンゼンがルイス塩基」って言ったらまた叩く?
溶媒効果についてどう考える?
487 :
あるケミストさん :2006/11/26(日) 22:54:39
>>486 >その「条件」って、BF3OEt2 in メチクロも含む?
含む。
>「THFもベンゼンがルイス塩基」って言ったらまた叩く?
叩かない。
エーテルやπ電子を持つベンゼンは、まったく事情が異なる。
>溶媒効果についてどう考える?
「溶媒効果」というのは一般には別の現象を指す術語。
この場合、何を指しているのかはっきりさせなさい。
488 :
あるケミストさん :2006/11/26(日) 23:05:17
また猿がわいてたのかww 無視しておけよ
まずはtBuカチオンでもいいや (暇なひとはB3LYPあたりでSCFでしらべてみては?そこそこの仕事になるかもしれん) では、カウンターアニオンはなに? > では外れたプロトンがどこに行ってしまうかということだが、BF3のフッ素の上に 乗っかっている、というのは非常に怪しい。また溶媒の塩メチの塩素の上に乗ると いうのも怪しい(短寿命ではあり得るだろうが)。 基本的には、試薬や基質の電子過剰な部分に乗りながら平衡を繰り返して 触媒サイクルを回すというのが自然だと思う。 もともとの質問は、「初めにtBuのプロトンを引き抜くのは何か」 外れたプロトンがどうこうではなく、どうやって外れるか。 これについては? 溶媒効果→溶媒和と誘導したかったのだが、面倒だからもういいや
はいはい終了終了 ↓次ドゾー
>>490 私は触媒屋なので適当なことを言いますが
反応器がガラス製なら表面がプロトン受容体として効いてしまうかも知れません。
系中のわずかな水やエーテルやカルボニルなどの方が可能性が高い気はしますが。
引き抜くといっても、BF3のホウ素がエステル結合部のいずれかの酸素の非共有電子対に引っ付いて
電子を引っ張る方が主要な作用の気がしますが。
リアクターなどの実験器具に汚れがこびりついておとせないんですけど、 みなさんはどうやっておとしてますか? アセトン、ジクロロ、塩酸、水酸化ナトリウム、超音波、など試したの ですが落ちません。 どうすればがんこ汚れがおちますか?
494 :
あるケミストさん :2006/11/28(火) 12:43:06
掃除のおばちゃんに頼むとなぜか きれいになって返ってくる。
>>493 100℃のDMFに漬ける
薄い苛性ソーダ、濃硫酸、濃硝酸に漬ける
激落ちクンでこする
496 :
あるケミストさん :2006/11/28(火) 14:21:38
環境にはすこぶる悪いが、クロム混酸に浸けるのが最高 m9(^д^)
497 :
あるケミストさん :2006/11/28(火) 14:42:54
合成でgem-diol(CH(OH)2)をCO(C2H5)2に変換しようと考えているのですが、いい方法が思いつきません。何かいい方法はありませんか? ちなみに、別の部位にOHがついていて、これは変換したくないのですが。 何かいい方法ありませんか?
ケタール( R2C(OEt)2 )にしたいのか? 原料の炭素原子も、生成物の炭素や酸素原子も中途半端な書き方でよくわ 普通はオルトギ酸エチルと酸触媒
499 :
あるケミストさん :2006/11/28(火) 18:40:22
>>493 使い古しのモレキュラーシーブとクレンザーの粉、少量の水を加えてフタをし、
激しく振れ。とりあえず、それで落ちる。
それでもダメな場合、5倍くらいに希釈したフッ化水素酸で洗う。
この濃度だったら、そんなに簡単にはガラスは溶けないよ。
>>499 白くならね?
付着部以外が先にやられるかも。
モノによるけど、ポリマー系付着ならガスバーナーって手もある。
(あと塩酸より硫酸がいいよ。揮発しないし、粘度もある。)
502 :
あるケミストさん :2006/11/28(火) 23:31:18
499の前半、大丈夫、別に白くなんね。
ウチはアルカリバス(KOHとEtOH-水1:1液)に一晩漬ける。 KOHをバケツの底が見えなくなるくらいばら撒いて、半分の 水で溶かしてEtOHで薄める。有機物なら大概落ちる。無機塩 の一部には溶けないものもある。 留学先の研究室でも同じようなバスがあった。 あちらはKOH/iPrOH-水だった。 ちなみにKOHが無いときに「NaOHでも変わんないだろう」と NaOHでやったら、真っ白な粉をふきまくって大変だった。 なんかシランが、KOHがいいらしい。
>>492 > 反応器がガラス製なら表面がプロトン受容体として効いてしまうかも知れません。
!
ガラスが反応に関与するとな!
いままで考えた事もなかった。
バックグラウンドが違えば視点もがらりとかわるもんだねぇ
ガラスが反応に関与した(と推測された)具体的な例を挙げてもらえればご教示ください。
シリカとか
>>504 ハイシリカゼオライト(例:気相ベックマン転移)は勿論のこと
MCM-41という高表面積(アモルファス)シリカでも
何故か酸触媒反応が進行してしまうという例が知られています。
あと酸塩基ではないですが、これはまさに反応器で
空気酸化のラジカル連鎖反応でガラス表面がラジカルトラップ(アンチオートオキシダント)
として効いてしまい、表面積率を変えていく、もしくはリアクターにテフロンを用いると
反応成績が変化してしまったという例があります。
そしてやはり高純度のシリカを500度くらいで焼くと
何故かC-C結合活性化の触媒活性が出たりするらしいです。
(これは聞きかじっただけなので良く知りません)
シリカ(担体)というのは触媒の世界でも比較的余計なことをしないものとして知られていますが、
このようにたまに変な活性が出るようです。
>>503 便利そうですね
試してみたいんですが、共通スリ合わせ部が溶けたりしないのでしょうか?
508 :
あるケミストさん :2006/11/30(木) 23:26:09
学部生なので、すごく基本的な質問だと思うのですが… 試薬で「〜塩酸塩」って売ってますよね。 この塩酸塩をはずすにはどうすればよいのでしょうか? 塩基性で液液すれば取れるのかなと思ったのですが、 塩じゃなくなった状態も水に溶けそうな感じなのです… よろしくお願いします。
>>508 じゃあ食塩ぶち込んで飽和にすればいいよ
イオン性かつカルボキシル基を持つ化合物を合成したのですが、 極性の低い溶媒はもちろんですが、水やメタノールにも満足に溶けません。 水などへの溶解性を高めたい場合、どのような置換基を導入するのが 良いでしょうか?
>>510 基本はスルホン酸だけど
両性イオンになるアリファティックなアミノ基がいいかな
アロマティックだと結晶性が良すぎる
水酸基もいいよ
>>507 1週間程度、漬けっぱなしでも溶けませんでした。
(単に出すのを忘れていただけですが…)
1ヶ月以上漬けっぱなしだと溶けるという話を聞いたことが
ありますが、溶けたことがないので良く分かりません。
ウチでは主にオイルバスに使用したガラス器具などを、
軽くヘキサン+キムタオルで拭ってアルカリバスに漬けて
いました。
有機物なら「大概」落ちやすくなりますが完璧ではないので、
アルカリバス−再ブラシ−酸−(それでもダメなら)捨てる、
という手順でした。
どうしてもという場合には、煮るなり焼くなりという手段も
あるでしょうが、通常のガラス器具ならば強アルカリ−酸の
両方で落ちなければ、買い換える方が効率はいいかもしれません。
#手間もそうですが、目視で薄汚れたフラスコを使って
#触媒毒などで変なデータが出たら実験時間の無駄ですから
>>512 そういう失敗からすごい発明が出るんだけどな
宝くじ当てようとして買うようなもんだな
PEG末端の反応をするときにTsClを用いてるんですけど、これってどういう反応機構なんですか? 反応はPEG末端をTs化して、その後フェノールにくっつけてます。 お願いします。
PEG-OHの酸素がTs-ClのスルホンをアタックしてCl-が抜ける トシル酸エステルは良好な離脱基なのでフェノールの酸素がアタックして抜ける
普通の有機化学じゃねーか そんな事もわからないなら実験しない方がいい とんでもない事やらかしそうだから
>>493 うちは王水が主だね。
あとは水酸化ナトリウム-洗剤-水で超音波とかもたまにやる。ガラス表面を溶かして強制的に落とすというか
スリの部分にはアルカリはなるべく付けないようにしている。
触媒毒といえば、そういう処理でフラスコ表面の状態が変わって
反応成績に影響が出ます。
王水で処理すると表面にClやNOxがわずかに残ったり、
塩基で処理すればSi-ONaみたいのが残ったりするんだろう。
>>506 ありがとう。
ラジカルトラップってのはちょっと驚いた。
ためになったよ。
490の質問に関しては、逃げられた感が。
521 :
あるケミストさん :2006/12/02(土) 16:25:50
ヒドロホウ素化の反応においてアルケンにボランとTHFを加えた後、水を少量加えてから 過酸化水素と水酸化ナトリウムを加えましたが、水を加える理由がわかりません。 また水を加えた際かなりの量の気体が発生しましたが、その気体が何かもわかりません。 教えてくださいお願いします。
未反応のボランを潰したんじゃないの?
やり方を教えてくれた人に聞け。
524 :
あるケミストさん :2006/12/03(日) 00:16:21
>>521 >水を加える理由がわかりません。
水酸化ナトリウム溶かすため
>その気体が何かもわかりません。
酸素
wwwwwwwwwwwwww
>>525 シッ
Airを読めば”自分で考えろ”だろ。
しかし、このレベルでボランを使用するほはヤバいぞ?
トラップとかつけてるんだろうか。
in situかexternalかは知らんが、自分で使う試薬ぐらいは理解しないと
勉強にも実験にもならんぞ。
就職先が有機系の研究職に決まったM2です しかし、分析化学専攻なので有機を勉強しているところです とりあえず『大学院講義有機化学』を読んでいますが 他にどんな勉強をしておいた方がよいでしょうか? 有機合成もやっているので、基礎的な知識と経験はあると思います
大学時代の専攻と就職してからの業務内容が一致することなど稀だ。 リーマン研究員歴10年の漏れから言わせてもらうと、会社入ってから勉強すればよい。 それより今与えてるテーマをとことん探求する「研究力」を身につけておくほうが学生には重要。 そもそも実際の有機合成は 教科書に載ってる有機化学の内容じゃ大して役に立たんぞ。 JACSとかJOCとか読んでるほうがよっぽど役に立つ。 もまえなら短いOrganic Lettersでも十分かと思われ。 ま、教科書も読まないよりは読んでおいたほうが良いのだがな。
530 :
ゆう :2006/12/04(月) 18:03:03
次の化学反応式を教えて下さい。 1)ヘキサメチレンジアミンとセバシン酸との縮合重合反応 2)テレフタル酸とエチレングリコールからポリエチレンテレフタレート 3)酢酸ビニルの付加重合反応にてポリ酢酸ビニルを合成 4)ポリ酢酸ビニルを加水分解してポリビニルアルコールを合成
カルボン酸にアセトン中でスクシンイミドを反応させて活性エステルにしたいんですが、 このとき使う縮合剤はDCCとEDCのどちらがいいんでしょうか? 過去の論文ではDCCを使っているんですけど、調べてみたら水溶性のEDCの方が良いようなことが書かれていて…。
後処理の問題だけだ。好きなほうを使ったらヨロシ。
>>531 N-ヒドロキシスクシンイミドだよな?
結論から言えばどちらでも合成できる。
EDC(WSC)はメタノール/水系で使うことが多いので
原料がそれに溶けやすければ問題ない。
534 :
531 :2006/12/04(月) 19:11:06
>>532-533 ありがとうございます。N-ヒドロキシスクシンイミドです。
原料のカルボン酸は水溶性が悪いので、DCCを使うことにします。
活性エステルの話が出てるので便乗。 活性エステルにアミノ酸をくっつけるときに、 そのアミノ酸が塩酸塩の状態でも問題なく反応進みますかね? もちろんトリエチルアミンも一緒に加えますが。
トリエチ入れれば大概大丈夫だろ EDCだって塩酸塩だし
>そもそも実際の有機合成は 教科書に載ってる有機化学の内容じゃ大して役に立たんぞ。 どんな教科書使ってるんだろう。www 教科書に書いてある反応を使いこなせたら、大概のものは作れるよ。 というか、釣りか?
始まるか?
>反応を使いこなせたら お前は本を読むだけで使いこなせるのか そりゃすごい成果も出せるわけだ
しかし、教科書に載ってるような基本な反応を わかってないで、論文ばっかり読んでも あまり意味はないと思う。 やっぱり、基本は大切でしょ
うわー・・・・
>>535 です。ありがとうございました。
ところでふと思ったんですけど、アミノ酸のアミンじゃなくてトリエチルアミンの方が、
活性エステルにくっついてしまったりしないんですかね?
>>544 ゼロじゃないだろうけど
一級と三級アミンじゃ全然速度が違うよ
>>544 EDCの構造式知ってるか?
三級アミンが付いてるんだが…
DMAPのように、酸クロに付加して活性中間体のようになり
他の求核種の攻撃を促進する可能性のほうが高い。
547 :
535 :2006/12/07(木) 13:41:17
なるほど。ありがとうございました。 さっそく活性エステルとアミノ酸とアミンで反応を行ってみたところ、 反応生成物ができたようでした。 ただその後5%クエン酸水溶液で洗浄したら、TLCの位置が変わってしまいましたけど…。
ディールスアルダーでアルケンとアルキンではどちらが活性なジエンなのでしょうか?
>>547 > 5%クエン酸水溶液
どうしてそんなもの使うかな
でもお手軽二段階反応に成功してオメ。
550 :
535 :2006/12/07(木) 19:15:09
クエン酸は過去の論文でも使われていて、アミンを除くのにいいのかなと思いまして…。 次は純水と塩化ナトリウム水でやってみます。 どうもありがとうございました。
551 :
あるケミストさん :2006/12/08(金) 10:13:04
後処理後の洗浄は、5%硫酸水素カリウムと飽和重曹水で順に分液し、最後に飽和食塩水で洗うとよい。
活性エステル化剤のカスは重曹水でかなり除くことが出来る。重曹水は使用寸前に作ること。
クエン酸水溶液も、どうしてそんなもの使うかなと
>>549 がほざくほど、変なことではないので安心しなさい。
TLCが変化したといっても、トリエチルアミンとかが除かれた結果、きれいに展開されただけという
可能性の方がずっと高い。つまり、「気のせい」と。
552 :
535 :2006/12/08(金) 11:32:29
分液したらTLCスポットが上の方に上がってしまったんですが、 そういう考え方もあったんですね。 ありがとうございます、いろいろ試行錯誤してみます。
>>551 後処理でいつも悩むのですが
硫酸水素カリウムと重曹はどのような働きをするのですか?
前者・酸、後者、塩基 後は自分で考えなはれ
555 :
あるケミストさん :2006/12/08(金) 22:57:10
同一の一級アルコール二分子から、その一級アルコール由来のエーテルを合成したいです。 @酸触媒(硫酸等)を使わない Aハロゲン化水素やPBr3や塩化チオニル等を使ったり、トシル化を経由したWilliamson反応を使わない という二条件を満たした上でエーテルを合成する方法はありますでしょうか? あるのでしたら、ご教授ねがえませんでしょうか? よろしくお願いいたします
>>555 貴金属錯体触媒(Irあたりとか)を使えば遅い反応は進行しそうな気もするが
定量的にとなるときついそうだな。
Pt/Cの上を300℃くらいで通したらいかないかな。
γアルミナの上を通せばまず間違いなくエーテルに行くと思うけれど
これは表面酸点が触媒として効いているだろうから却下?
何の目的かわからないと今ひとつ答えにくいな。
558 :
あるケミストさん :2006/12/09(土) 11:25:29
>>556 高周期金属を使うと、脱水素反応が起こって、アルデヒドが
生成しませんでしょうか?
アルミナも出来れば使用を避けたいです。
>>557 反応基質には、ビニル基、アミノ基が入っておりまして(官能基位置はいろいろです)、
エーテル化の後に重合させて、ポリマーを合成することが目的です。
559 :
556 :2006/12/09(土) 16:16:59
>>558 >高周期金属を使うと、脱水素反応が起こって
水素発生型のアルコール酸化は比較的鈍いから抑えられる可能性はあると思うけれど
ビニル基が入っているとそれが水素食うから不活性ガス中でも行きそう。
560 :
あるケミストさん :2006/12/10(日) 10:17:29
タンパク質内のアミノ酸(例えばシステインのSH基やヒスチジンのイミダゾール環等) をアジドで修飾することはできるでしょうか?よろしくお願いいたします。
561 :
あるケミストさん :2006/12/10(日) 10:49:11
>>560 教科書を読み直してこい、と言いたいとこだが、この種の質問は生化やさんからは
よく受ける。
直接アジドで修飾することやアジドに変換することは出来ない。
何らかのアジドが結合した修飾基を結合させることは出来る。
周囲の有機化学屋さんに恥ずかしがらずに相談してみなさい。
アルデヒドの保護で良い方法は何かありませんか? 今のところ、エチレングリコールでアセタール化する予定です。
563 :
あるケミストさん :2006/12/13(水) 21:05:33
>>562 どういう条件に保たせたいかと、脱保護条件をどうするかがないと、答えようがない。
>>563-564 出発物質はベンゼン骨格に-Brと-OAcと-OMeと-CHOが付いています。
まずは-CHOを保護して、隣の-Brを次の段階でn-BuLiとB(OiPr)3で-B(OH)3に変える予定です。
エチレングリコールで-CHOを保護するとカサ高くなって、次のホウ酸化が起こりにくくならないか心配しています。
で、今、エチレングリコールで-CHOをアセタール化しようとしてるのですが、
リフラックス時にディーンスタークを付けて、生成するH2Oを系外に出すように参考文献には書いてありますが、
この器具は結構な大量合成用のサイズしか持っていませんので、今やっている少量実験では使用できません。
仕方が無いので、モレキュラーシーブを入れてリフラックスしてますが、途中で水分を吸って固まってしまい、
スターラーが全く回転しなくなってしまうため、反応効率が激悪です。
何か良い解決法はございませんか?
566 :
あるケミストさん :2006/12/14(木) 05:37:36
まあ、その反応をやるんだったらOAcを何とかした方がいいようにも思えるが。 ジメチルアセタールをオルトギ酸メチルで入れるとか、いろいろあるでよ。
567 :
560 :2006/12/14(木) 08:34:39
>>561 ありがとうございます。大学を移動したところであまり有機化学屋さんに知り合いがいないので、
こちらで質問させていただきました。詳しそうな人を見つけて聞いてみます。
>>566 ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
フェニルアラニンのジペプチドを再結晶したいのですが、うまく行きません。 加熱はラセミ化が起こるおそれがあるため、できません。 何か良い手法があればご教授下さい。
570 :
あるケミストさん :2006/12/14(木) 15:22:05
あげ
>>569 加熱できないなら、低温で溶けない溶媒を探せば?
どんなことして上手くいかない?
572 :
あるケミストさん :2006/12/15(金) 03:49:18
脂肪族の第一級アミンから第一級アルコールを高収率で得たいのですが、何か良い反応ないでしょうか? ジアゾ化を用いると副生成物が多いようなので他の方法を探しております。 どなたかご教授ください。
573 :
あるケミストさん :2006/12/15(金) 03:50:53
あ
光延反転を応用出来ないか?
575 :
あるケミストさん :2006/12/15(金) 17:09:20
>>572 ホフマン脱離ー水ホウ素化って収率低いかな?
577 :
あるケミストさん :2006/12/16(土) 22:45:05
Wolff-Kishner還元反応においてアルデヒドやケトンを塩基性条件下でヒドラジンと反応させてから 中間体のヒドラゾンができるまでの詳しい反応機構をご存知の方、教えてください! どの本でもその先の反応機構は詳細に書かれていますが、そこまでの反応機構は省略されているので わかりません・・・・。
>>577 ヒドラジンの窒素ローンペアがカルボニルを攻撃→プロトン移動→水が抜ける
579 :
あるケミストさん :2006/12/17(日) 00:15:26
>>578 プロトン移動という現象が未だにしっくりきません。
これは電子対の移動を表す曲がった矢印で表現できる現象なのでしょうか?
580 :
あるケミストさん :2006/12/17(日) 00:20:16
プロトンが分子内で移動する訳じゃない。 通常は溶媒が関与する。 非極性溶媒の場合は、副生物や共存させるプロトンアクセプターがプロトン移動の 担い手になる。
581 :
あるケミストさん :2006/12/17(日) 01:13:26
ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)を合成しています。 現在、GPC(カラムは東ソーのG4000Hです)でRIを検出器に、溶媒はTHFで、ポリスチレン換算の 平均分子量を求めようとしています。 合成したポリマーは粘土もそこそこあり、高分子量のものが得られている と思うのですが、GPCの溶出時間は分子量480の標準ポリスチレンよりも 遅いという結果になります。 測定方法に何か問題があるのでしょうか??ポリマーがカラムの中で 相互作用したりしているのでしょうか?? ご意見いただけるとありがたいです。。
>>581 専門じゃないからわかんないけど思い込みほど恐ろしいものはないよ
とだけ言っておく
583 :
エクソン :2006/12/17(日) 13:55:58
ポリフェノールってフェノールが縮合重合したものなんですか?教えて下さい!
釣れますか?
>>583 フェノール性水酸基がたくさん付いていればポリフェノール
586 :
あるケミストさん :2006/12/17(日) 14:29:46
ポリフェノールになるとフェノールの毒性はなくなってしまうんですか?
フェノールじゃないし
588 :
まりお :2006/12/20(水) 14:03:26
N−ブロモスクシンイミドで二級水酸基のみを酸化してるのですがどんな機構ですか?教えてください。
>>588 マジで!?
本当にNBSしか反応剤はないのかな?
ラジカル水素引き抜きかなって気がするが…
591 :
あるケミストさん :2006/12/21(木) 23:32:06
すいません某国立大の2年生で有機化学を将来やろうと思っています。 有機は自分でウォーレンをやってみたりしてるんですが、無機とか環境 などはあまりやる気が沸かないのですがそれらも真剣にやる必要はやは りありますか? あと東大や東工大の大学院にいくメリットってありますか?
592 :
あるケミストさん :2006/12/21(木) 23:38:49
わりこたいわね。無機とか環境もきちんと勉強しておけ。 あと、熱力学。 大学院のことを考えるのは、まだあとでいい。
実験室だけの合成マシーンで居たければ 有機以外勉強しなくて良いよ 工業的に有機合成したいなら色々勉強しろ
594 :
あるケミストさん :2006/12/22(金) 01:14:07
なるほど…環境的、産業的な視野ですね。でもまだピンと来ないですね。ありがとうございました。
>>594 小スケールだと上手く行く反応が工業スケールになると行かなかったり、
反応に使う触媒が有毒だったり高価すぎたりすると、そもそも使えなかったりする。
フラスコの中だけじゃなく、ベルトコンベヤみたいに連続的に化合物を得たいときもある。
そんなときに豆知識が役に立つ。かもしれない。
596 :
あるケミストさん :2006/12/22(金) 14:45:56
E体はトランス体 Z体はシス体 このEやZは、ドイツ語のある単語の頭文字からきているらしいのですけど、 何の単語の由来か教えて下さい
>>596 E:entgegen(向こう側にある)
Z:zusammen(同じ側にいる)
>>597 すごい適当な訳だなw
entgegen:逆に、逆向きに
zusammen:一緒に
本来はどちらも動詞。
> 本来はどちらも動詞。
>>599 うちの辞書は動詞で載ってたぞ。ちゃんと格変化する(らしい)ぜw
まあ、598の訳もすごく適当だけどなw
601 :
あるケミストさん :2006/12/26(火) 00:32:30
Friedel-Craftsアシル化の酸ハロゲン化物+ルイス酸触媒の後に、 酸を加える理由が思いつかないのですが、何かヒントになる文献とかありますか? HClが発生するので酸が必要ならそのまま、むしろ中和した方が良いような気がするのですが…
>>601 いつ加えてるのか知らないが後処理ならメタルが溶けないからじゃね?
塩基は触媒と反応してしまうので最初から酸性にしておくのです
>601 酸触媒を潰す、金属と生成物をひっぺがす
カルボニル基とケトン基って何か違いがあるのでしょうか
そもそもケトン基ってなんだ?
カルボニルも「基」と呼ぶか微妙なラインだな。
>>606 カルボニル>ケトン
カルボニルに付いている原子の片方がHならケトンではなくアルデヒド(ホルミル基)。
何その頭悪そうな書き方(笑)
611 :
606 :2006/12/27(水) 14:49:35
回答どもです。 授業ではカルボニル基と習っていたのですが、某問題集にはケトン基と表記されていて、 どちらと読んでもいいのか、明確な違いがあるのかわからず書き込んだ次第であります。 どちらも炭素と酸素間に二重結合となっています。
612 :
あるケミストさん :2006/12/27(水) 16:44:16
教えてください! デンプンはグルコースで出来た多糖なのに、なんでグルコース と同じくらい甘くないんですか?還元末端の有無が関係しているのかなぁ と思ったんですけど、非還元糖も甘いからそれは関係ないですよね…
お前バカだろ
>>612 エチレンとポリエチレンが同じ性質がどうかが分かれば解決
>>606 エステル中のC=Oであってもカルボニル基であるがケト基ではない。
ちなみに過去にはケトン性カルボニル基はケトン基ではなく、ケト基と
呼び習わされていたが、現在では廃止されている。
β−ケトカルボン酸みたいな化合物群の呼び名としてはまだ使われて
いるけれども。
616 :
606 :2006/12/27(水) 23:11:51
ありがとうございました。
617 :
612 :2006/12/28(木) 00:09:15
>>614 あ!ちがいますよね!ありがとうございましたっ(><)
His judgement cometh and that right soon
男性諸君、結婚すると不幸になる。女の外面は綺麗で清潔で良い人、内面はずるくて汚いため、口も悪い+嘘つき+女同士も上辺仲良し裏では悪口三昧
女の成分はA(性悪陰湿残忍+損得自己中感情)+B(良い女演技+体形+整形化粧+ファッション)
↑良い女演技は好きな男>>異次元>>男集団>他人の順に良くなる。年齢とともにBのメッキがはがれ内外ともに醜くなる(Aの良い女は極少数)
女は「人生の不良債権、北朝鮮、金メッキを施したゴキブリ」
社会的に男女は対等で平等。男が女を養ったり守る必要はない「見切れ!見切り千両!私不幸なの?嘘!泣いてます?演技!情けは不要!つけこまれるぞ」
女は社会的優遇、過剰な法的保護、仕事と家庭の二束のわらじを得て、女尊男卑〜結婚しようとする君を彼女は陰で小馬鹿にしている事でしょう〜
★結婚は保留し、沢山の女性と自由に恋愛(sex)を楽しめ♪★避妊必須
★捨てた女は優しい真面目男が結婚(残飯処理)してくれるさw★
それでも結婚する君へ究極護身法→[夫婦財産契約登記]
夫婦財産契約により、自分の稼いだ財産はすべて自分の物
離婚時に財産の半分を配偶者に取られない
弱い者いじめは最低と言いつつ、赤ちゃんを殺す母親(そして無罪判決(笑
狙撃は女子のほうが強い。男は、ノイローゼになってやめてしまうが
女は何人殺してもノイローゼにならない。そして、骨盤が安定しているため
ナチスの拷問で、女の拷問の残虐非道さを見て、拷問をしていた男達もひいたという
拷問しながら楽しそうに笑みをうかべていたそうだ。罪悪感や引け目が無い
・有史以前が女尊男卑の時代だったことを指摘したのは、スイスの学者バッハオーフィン
アマゾン女族の女王は、法律を定め、男達には卑しい奴隷の仕事を課した
男児が生まれたら、生き埋めにするか、脚と腕を不自由にして、戦えなくし奴隷とした
・王位継承権が女性にだけあった古代エジプトでは女性権力が非常に大きかった
・日本でも卑弥呼が女王
http://kr.img.dc.yahoo.com/b1/data/dci_etc/76.wmv ←女集団が、女一人をリンチしている動画(執拗に蹴り続けながら皆楽しんでる
女は虐げられてきた?父系社会など人類の歴史から見ればほんのわずかな期間に過ぎない。むしろ・・
619 :
あるケミストさん :2006/12/28(木) 02:38:19
トルエンの甲乙丙の差はなんですかね
620 :
あるケミストさん :2006/12/28(木) 03:04:34
質問です。分かる方がいらっしゃたら教えてください。 Diels-Alder反応は、ジエンの最低空軌道(LUMO)と ジエノフィルの最高被占軌道(HOMO)の重なりにより、反応が進行する。 ○×問題なんですが、解答では×になってるんです。どうしてでしょうか?私は○だと思うのですが。
教科書読め
622 :
620 :2006/12/28(木) 03:55:09
お願いします。おしえてください。多分ですが、出題者は普通のディールス・アルダー反応を想定してると思うんですが、 ディールス・アルダー反応には、逆電子要請型ディールス・アルダー反応もありますよね? そしたら、この記述は間違いだと思うんですが・・・。
だからてめーの使ってる教科書にはなんて書いてあるか見てみろよ それでも違うってなら教授あたりにでも聞いてこい 呆れて溜息つかれるだろうから
624 :
あるケミストさん :2006/12/28(木) 04:05:58
あってんじゃないの?
625 :
620 :2006/12/28(木) 04:15:26
ジエノフィルのHOMOとジエンのLUMO、ジエンのHOMOとジエノフィルのLUMOが重なるって同じことではないんですか?
626 :
あるケミストさん :2006/12/28(木) 12:48:00
>625 それは違う。同じことではない。 記述の問題の答えは〇だけどな。ようは、アルケンとジエンのホモルモのエネルギーレベル の多寡とアルケンジエン間のエネルギーギャップの問題だ。教授も間違うことはあるし、 そもそも能無しの教授もいるのだから、気にするな
いやどうみても×だろw
逆電子要請型ディールス・アルダー反応について聞かれているのでなければ ×じゃね ?
どちらもあるんだから片方に完全に限定してる時点で×
問題に不備があるので△
テスト問題の正否なんてのはここでいくら愚痴たれてもしょうがないので問題作成者に問いただすのが一番。
先日実験で「アルミナ処理」というものがされている試薬を初めて使ったのですが この処理にはどのような意味があるのでしょうか? その仕組みとかもわかると幸いです。
アルミナで処理するんです
634 :
あるケミストさん :2006/12/28(木) 21:47:23
水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)という試薬があるのですが、 この試薬はSN2経路でメタノールとトリメチルアミンに分解したりはしないのでしょうか?
自分の言ってること見直してこい そして氏ね
>>633 アルミナっていうのはAl2O3のことですよね?
それで処理すると何が起こるのでしょうか?
ラジカル反応を起こす前に用いたのですが、阻害剤を取り除くというような意味あいなのでしょうか?
詳しいのでしたら御願いします。
どんな反応でどんな試薬を使ったくらい書いた方が親切なのでは? 聞く方の最低限の礼儀だよ
>>637 失礼しました。
ポリスチレンの合成において、アルミナ処理をしたスチレンにAIBNを加えよくふり
その後沸騰水にて15分間加熱を行いました。
これらの操作を行って、スチレンのラジカル重合でポリスチレンを合成しました。
639 :
あるケミストさん :2006/12/29(金) 01:48:20
液々で抽出するとき、弱酸性にするためによくクエン酸水溶液を使いますが、 これは酢酸で代用できないでしょうか。 試薬屋さんが休みなのに、クエン酸を切らしてしまって、 何かで代用しなければ実験が進まなくなってしまいました… どうかよろしくお願いします。
640 :
あるケミストさん :2006/12/29(金) 01:55:01
アルミナの層(短いカラム)を通過させる。 目的はスチレンオリゴマーの除去。
スチレンのアルミナ処理ね。 それなら、ヒドロキノンを取り除いてるんだよ。 蒸留するより楽だからよくつかう手法。
642 :
あるケミストさん :2006/12/29(金) 07:01:36
>639 酢酸だと、緩衝能をもちにくいので、ダメかも。 (酢酸の濃度に依ります。それに、酢酸は、有機層に移りますよ。 濃縮したら、高濃度になってしまって、目的化合物が、その酢酸で壊れるかも!) そもそも、Work-Upでクエン酸を使うのは、Boc基など酸に弱い官能基を 持った塩基性化合物を弱酸性下で有機層に抽出(Work-Up)したい時に使って いるのでしょ? 私だったら、試薬待ちしますね。 酢酸臭いって、いやん! でも、すぐ壊れやすい目的化合物、合成しなおしの大変な化合物でしたら、 酢酸ナトリウムに塩酸を加えてPH4ぐらいの 酢酸系緩衝液にして使うかリン酸緩衝液を使うかかな。 PH4ぐらいの市販緩衝液(PHメーターの調整液)で代替する方が 安全かもです。その場合PH試験紙でPHを確認しながら、行って下さい。 この場合も、よく有機層を水で洗って、緩衝剤を残さないように! あと、これらの緩衝液を用いてのWorkUP私自身したことがないので、 自己責任で行って下さい。
>>642 そんな面倒な調整しなくても
酢酸と酢酸ソーダを1:1で混ぜれば緩衝液だ
644 :
あるケミストさん :2006/12/29(金) 08:50:57
>643 お、そうだね!GOOD ANSWERです。 酢酸の濃度と酢酸ナトリウムの濃度は等濃度でしたっけね? 大学3年の分析化学の講義でよく計算させられたなぁ!
>>634 実際に四級アンモニウム塩は分解して三級アミンを生じる。
この三級アミンの副生が結構問題になるんだな。実際。
646 :
あるケミストさん :2006/12/29(金) 09:57:14
>634 水酸化テトラメチルアンモニウムって有機合成に使う試薬なのですか? 知りませんでした。半導体の表面処理剤に使うらしいけど、もし、有機反応に 使えるなら、使う反応とか教えて下さい。
>>640-541 わかりやすい説明をありがとうございます。
つまり、これら両方の目的があるってことでいいのでしょうか?
ヒドロキノンがラジカル重合の阻害剤になるってことですよね?
ディールスアルダー反応が進まないので強力なジエノフィルを探しています。 どなたか良いものご存じですか?
抽出のときの酸性溶液でクエン酸なんて使うんだね うちではずっと塩化アンモニウムだったから意外だ
DMADだろ、常識的に考えて
651 :
あるケミストさん :2006/12/29(金) 14:34:14
>649 塩化アンモニウムってどのくらいの濃度で使用するのでしょうか? また、どのくらいのPHになっているのでしょうか? お教えいただけるとうれしいです。
652 :
649 :2006/12/29(金) 14:37:30
濃度とか気にしないで試薬瓶に水入れて常に飽和状態で使ってるよ pHは飽和溶液のそれだと思うけど気にしたことはないかな
>>647 市販のスチレンモノマーには、重合禁止剤として
ヒトロキノンが混ぜてあるんだよ。
654 :
あるケミストさん :2006/12/29(金) 14:59:37
>手軽でいいのは、ジメチルアセチレンジカルボキシラート(DMAD) かな。 もう検討ずみで、もっと強力なものっていうのなら、 もっと強力な電子吸引基があるものをデザインしてみて合成してみたら? ちなみに、ジエンの方は、電子供与基を付けるといいですよ。
655 :
648 :2006/12/29(金) 16:06:12
無水マレイン酸は検討したのですが・・・ DMADと無水マレイン酸だとどちらが活性なのでしょうか? >もっと強力な電子吸引基があるものをデザインしてみて合成してみたら? -PhSO とか -CN とかでしょうか?
656 :
あるケミストさん :2006/12/29(金) 18:52:29
>DMADと無水マレイン酸だとどちらが活性なのでしょうか? DMADの方が活性高そうかな? o−ベンザインのように3重結合の方が。。。。 無水マレイン酸は、実は私は使ったことありません。N-maleinmideはあるのですけど。 それと、失礼ですけど、ジエンの方は、どのような化合物?キチンとできてます? >-PhSO とか -CN とかでしょうか? ですね。4−NO2-PhSO2-とか、2−NO2-PhSO2-とかどうでしょう? それでもって、アセチレンで。合成できて、安定に存在するか、どうかわかりませんが><。 検索して新規化合物なら、特許化できるかも! ピンチこそチャンス!頑張ってください。
ありがとうございます!
658 :
あるケミストさん :2006/12/29(金) 21:09:55
>>647 酸素も重要な重合禁止剤
でも使うと爆発限界に入る諸刃の剣
659 :
あるケミストさん :2006/12/30(土) 06:06:45
カルボン酸をアミンに変える方法で、 まず、カルボン酸をWeinreb amide(カルボン酸アミド) とし、 その後アミンに変換する方法について反応条件と反応機構について 教えてください。 これもHoffmann転移反応でしょうか?Weinreb amideにまず変換した方 が良いらしいのですが、なぜでしょう?
660 :
あるケミストさん :2006/12/30(土) 12:08:25
>>653 ,658
なるほど、よくわかりましたありがとうございました!
661 :
あるケミストさん :2007/01/02(火) 17:43:07
TLCプレートって作れないのかな… 分取したいだけだから、Rf値がちゃんとでなくても構わないんだけど…
>>661 ギブス入りシリカゲルが売ってる。
分取用ガラス板(20cm)も売ってる
ガイドとスプレッダーがチョット高いが、バンバン分取すればすぐに元は取れる
Rfがちゃんと出ないのはともかく、たいていは分離能がいまいち
>>661 実験の手引きとかに作り方から書いてなかったっけ?
カッターで切り取れるカラムってのも売ってるぞ。
665 :
あるケミストさん :2007/01/05(金) 14:19:00
DABCOって あるでしょう。ピペラジン環で、NN間をエチレンで結合 した3級アミン化合物だっけ。それって、どんな時に使うのでしょうか? お教えください。
667 :
あるケミストさん :2007/01/05(金) 18:26:59
なんでもSciFinder検索すればいいってもんじゃねぇ! まず教科書や参考書を読んで調べろ。 それで網羅的な検索をしたければ、オンライン検索を使え。
668 :
あるケミストさん :2007/01/05(金) 18:50:25
ポリウレタン職人の俺からすると、だぶこは触媒だね
SciFinderって2ちゃんみたいなものだよね
・お金を出さないとログを見れない ・データが多すぎ ・玉石混合 ・たまに間違っている
でかい化合物の化学式が見にくいから困る
>>665 試薬で調べるなら、
Fieser and Fieser "Reagents for Organic Synthesis"
がオススメ
なんていう私はもう古い人間なのかねぇ…
673 :
あるケミストさん :2007/01/05(金) 23:47:22
今は L. A. Paquette(俺の師匠の師匠w)が書いている “Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis” 通称EROSがオヌヌメ
674 :
あるケミストさん :2007/01/07(日) 04:11:35
SciFinderとか、CrossFireて、家で見れないんだよね. 家に欲しいっす。家庭使用なら1検索1円とか、ホームユーザー仕様って ないのかしら。 "Reagents for Organic Synthesis" も、もう捨てちゃったのよね。 重いし、場所とるし。 EROSか〜。どっかの大学図書館にでも行ってみてみようかしら。
675 :
あるケミストさん :2007/01/07(日) 09:39:23
Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis(EROS) って調べてみたら、 Wiley InterScienceって出てきた。 このログイン検索って無料なのでしょうか?
今、論文書いてるんですけど、実験項のデータの所のテンプレってどこかにないですか?
677 :
あるケミストさん :2007/01/08(月) 14:03:42
自分とこの研究室の人に頼むのが、確かですよ。装置も一緒だろうし。 実験項って一番書きやすいですからね。 それと投稿予定の雑誌によって、書き方(NMR)、フォントなど違いますから、 投稿予定雑誌を参考に!
>677 ありがと 明日学校に行ったら聞いてみます
おまえら、俺に 3-amino-5-formylbenzoic acid 合成の上手いスキーム考えておしえてくらさい(´Д`;)もうだめぽ
680 :
あるケミストさん :2007/01/12(金) 18:57:27
>679 なにから合成するの? 3-amino-5-formylbenzoic acidって、売ってない?
681 :
680 :2007/01/12(金) 19:29:36
3-amino-5-formylbenzoic acidって、売ってない?って、言っちゃった けど、分子間でイミンつくちゃうかな。
682 :
あるケミストさん :2007/01/12(金) 22:29:05
うぜえ
683 :
あるケミストさん :2007/01/12(金) 23:28:27
高校の実験室でもできる、合成して面白い有機化合物ってなにかないっすか?
684 :
あるケミストさん :2007/01/12(金) 23:30:27
タミフルの全合成でもやればいいよ
685 :
あるケミストさん :2007/01/12(金) 23:34:10
すいません。 CH4にOHの4が置換するコトってあるのでしょうか?? あったら名前も教えて下さい
>>685 Methanetetraol
International Journal of Quantum Chemistry
Volume 62, Issue 3 , Pages 315 - 322
687 :
あるケミストさん :2007/01/13(土) 03:59:23
>685 メタンテトラオール てか、名前は、根本的にどんな化合物でも、IUPAC規則によって 命名できちゃうけど。。。 どうして、そのような化合物に疑問もったかが、興味深い
688 :
あるケミストさん :2007/01/13(土) 04:05:29
>683 ウレタンの発泡させたやつ。 電子レンジでチンして作るの。 なんか、大学院生のとき、科学博物館で、おもしろ化学って 特集かなんかで実演させられたような。 あと、有機とはいえないかも知れないが、BZ反応。
>>683 酢酸エステル類や酪酸エステル類は、良いにおいで楽しいよ。合成も簡単だし。
分解反応なら、是非ルミノールを勧めたい。暗室が必要なのが難点だが。
>>686 2個置換して取り出せたら、有機合成としては神。
電子数が合えば存在できるってわけでもないよ。
4つ置換できたらなんて呼べばいいのやら。(合成したと主張する人間を)
691 :
あるケミストさん :2007/01/13(土) 14:07:33
692 :
あるケミストさん :2007/01/13(土) 14:15:02
>>685 蟻酸 HO-C(=O)-OHが水和したものだけれど
脱水反応が圧倒的に有利で通常の条件では水と蟻酸になってしまうけど
強酸性下ではわずかには存在するんじゃないかな。
693 :
あるケミストさん :2007/01/13(土) 14:15:40
>>680 売ってます?一応、東京化成、関東化学、ナカライ、和光、
アルドリッチ、メルクはチェックしたんですが・・・。
合成は何から作ろうかいろいろ考えたんですが、上手いスキームが
立てられなくて。ホルミル基の合成は何から変換するのがいいで
すかねー。
ニトロ安息香酸メチルエステルの水添を利用するのだと ホルミル基まで還元されちゃうだろうな。 ついでにもし旨く合成できたとしても、 680の言うとおり-NH2 + -CHO → -N=CH-で一部はポリメってしまうだろうから 保護基をつけるとか、もう一段階先まで合成を進めるとかしないと現実的に無理だろな。
3-aminobenzoic acidからNH2をBoc保護して、Duff法でCHO基をつけようと 思ったのですが、それだとTFAを使うのでBocがはずれてしまうだろうなと 考え断念しました。 3-nitro-5-formylbenzoic acidなどを合成し、次のステップでCHO基は なくなるので、そこからNO2→NH2などにしようかと考えたのですが、 現実的でしょうか?
697 :
あるケミストさん :2007/01/13(土) 19:53:29
作るだけならアセタールかけてからニトロを還元して 脱保護して塩酸塩として取り出す。 次の反応でどうなるかは判らん。 ホルミル基がなくなっても、その誘導体が還元に耐えられるかどうかは不明 まあ鉄粉か亜鉛末を使えばニトロだけ還元できるかな?
698 :
あるケミストさん :2007/01/13(土) 22:26:46
で、次のCHOが無くなるステップって何なのさ?
699 :
あるケミストさん :2007/01/14(日) 01:24:35
Friedel-Craftsのアシル化反応について質問があります。 三つ口フラスコに塩化アルミニウムとベンゼンを入れ攪拌(液体は白色)、そこへ無水酢酸を徐々に加えていきます。 すると黄色→橙色と変わり、攪拌後加熱し、 加熱終了後、室温冷却すると溶液が茶色になりました。 次にこの溶液を氷水へ入れると氷水全体が白色になりました。 反応機構から考えると茶色→白色になったのは合成されたアセトヘフェンに配位していた塩化アルミニウムが切れたからだと思うんですけど 急冷しただけで配位結合は切れるものなんでしょうか? 無知ですいませんがレスお願いします
701 :
あるケミストさん :2007/01/14(日) 01:48:03
メラミンのスポンジって、口に入れたら危ないですか?
702 :
あるケミストさん :2007/01/14(日) 01:56:33
>>700 ということは塩化アルミニウム6水和物ができたわけですか
>>697 3-nitro-5-formylbenzoic acidのCHOをアセタールで保護して、
NO2をNH2に還元後、脱保護という流れですか。ふむふむ。
3-nitro-5-formylbenzoic acidの合成を考えてみたのですが、
なかなかいい原料がないorz 5位にCH3とかOHがあるものが
あればよかったのですが・・・。
3-nitrobenzoic acidのDuff法でCHOが生えるかはかなり
微妙ですよねぇ。うーむ。
確かに次の誘導体が還元に耐えられるかは謎ですね。
ちなみにアルミをつぶすときに水の量を理論量にすると、 ゲルゲルにならずに濾過が楽になると聞いたことがあるが本当かね?
俺がやったときは無理だった
3-amino-5-formylbenzoic acid 合成の話の流れだが、-NH2 + -CHO → -N=CH- の逆反応って可能? イミン開裂ってのができるならNH2かCHOの保護&脱保護で何とかならなくも無いと思うが。
708 :
あるケミストさん :2007/01/14(日) 22:31:45
>696 3-aminobenzoic acidからNH2をBoc保護して、Duff法でCHO基をつけようと 思ったのですが、それだとTFAを使うのでBocがはずれてしまうだろうなと 考え断念しました。 Nbs(ニトロベンゼンスルホニル)保護基って、ありますよ。福山先生のとこの。 でも、Duff法の制限って、よく知らないけど、フィルスマイヤーホルミル化と同じで、 ベンゼン環に電子供与基が必要で、ホルミルの入る位置は、その電子供与基に対して o.p配向でなかったでしたっけ。ホルミル基つけたいとこに、Br基あれなど、つけれれば DMFで1)BuLiで引き抜き、2)DMFでホルミル化かな?Duff法って詳しく教えてくらはい。
>>705 普通にいつもそうしてるよ。
ゲルゲルになったあとの分けにくさを考えたら始めから必要量見積もって
水を少しずつ入れて方がずっと楽だ。
710 :
あるケミストさん :2007/01/14(日) 23:48:03
おいらが好きなのは、芒硝の水和物(反応を待っている間、乾燥用の芒硝に水を入れて ぐちゃぐちゃにかき回しておく。放っておくと固まるので注意)でつぶすってやつだな。 こいつを反応系中に突っ込んで、濃縮してショートカラム。
711 :
あるケミストさん :2007/01/15(月) 00:09:56
>696 TCI製品番号(N0676) 1位カルボン酸3位ニトロ5位カルボン酸エチルエステル 1)1位カルボン酸を2-Alkyl1.3-Oxazolineで保護(LAH,MnO2に安定) 2)3位カルボン酸エチルエステルをLAHでアルコールにした後、MnO2で酸化し、アルデヒドにする (LAHでニトロ基はもつかどうか心配。調べて!) 3)得られた3位ホルミル基をアセタール保護 4)1位ニトロ基を還元。(1位カルボン酸が脱保護されるかもしれない) 5)アセタールをアルデヒドに脱保護、2-Alkyl-1.3-Oxazolineをカルボン酸に脱保護 (還元の仕方で、5)が同時に進行するかも。)
712 :
あるケミストさん :2007/01/15(月) 00:14:08
>710 うん。うん。いいねぇ。LAHを潰すときもいいねぇ。 水酸化アルミにして、アルミを落とすんだよね。 フリクラに使うことなかったけど、いいかもねぇ。
713 :
あるケミストさん :2007/01/15(月) 00:53:06
>>711 結局アセタール保護が外れた瞬間に、イミンになるだろよ。
アルデヒドとアミノ基の反応って結構簡単に逝っちゃうよ。
アミノ基を塩酸塩とかにしておけばある程度は防げたと思うが、それでも十分ではない。
>>710 それいいねぇ。
教科書には絶対に載ってない合成屋ならではの技だね。
ついでに芒硝って響きもオジサンには懐かしくていいねぇ。
716 :
711 :2007/01/15(月) 13:16:52
>>714 うん、イミンは、すぐ行くね。酢酸1滴2滴たらせば、即だね。
加水分解できるけど、まぁ。質問者の判断に任せますよ。
こちとら、合成した化合物をどう使うか判らないから、反応性の高いアルデヒドを
先に次の反応にかけることをお勧めしますね。
717 :
716 :2007/01/15(月) 13:25:05
接触還元するとき、塩酸/酢エチを溶媒に使うと、ニトロ基がアミン 塩酸塩になりますよね。そのうえ、アミンが触媒毒になることも防げる。
>>707 イミンの加水分解は割と簡単だと教科書的に思っていたのですが、
すぐにイミンになってしまうということは面倒ということなのかも
しれないですね。
>>708 仰せの通り、電子供与性基でないとほとんど反応が進行しない可能性が
高いです。それから考えてもDuff法では元々微妙なんですよね。
>>711 詳しいスキームありがとうございます。
合成の知識があまりないのでとても助かりました。
ニトロの基の還元は次のステップで行おうかと考えています。
719 :
あるケミストさん :2007/01/15(月) 23:15:36
アセトアニリドの合成で無水酢酸とアニリンを反応させたんですけど、急に合成させると褐色の不純物がでるらしいんです。これは発熱によって何かの二量体ができると思われるのですが、その何かがわかりません。ヒントだけでもよろしいので下さい
うんこ
アゾベンゼンかね?
722 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 00:22:30
>>721 レスありがとうございます。
アゾベンゼンですか
しかし教授に聞いたところ二量体といわれんですが、二量体の定義は同じ分子が二つ結合
している状態ですよね?
アニリン×2でC16H18N2O2にはならないんですか?
723 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 00:32:13
ペンチルアミンがホフマン脱離で1-ペンテンを与える時の中間体の構造と、 容易に脱離を受ける理由をダレカ教えてくれ。
>723 MOPACで計算してみな。簡単だべ。
725 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 16:15:30
DMSOとTBDPSって相性悪い??原料がDMFに溶けにくくてDMSOでやったら 収率ごっそり落ちたんだが@@
726 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 18:24:20
有機合成に関しては、研究室は東大と京大はどちらがいいでしょうか? 施設は京大のほうがいいみたいですが・・・
727 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 19:07:40
質問おねがいします。 メルクリニウムイオンってスペルどう書けばいいんでしょうか?
728 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 19:37:01
>>719 アニリンにカルボン酸を作用させて得たアミド(アニリド)のNHって、
まだ、塩基性のこっているのよね。このアニリドって、Boc化できるし、
あるいは、アルキル化もできちゃう。
だから、アニリンに酢酸無水物を急激に作用させると、アセトキシ基が
2つ入る可能性があると思うな。
2量体でした?元素分析、NMR,MASSは見てみました?
だから、720の「うんこ」が正解かな。
アシル化という簡単な合成でも、面倒でも、氷冷下でする習慣つけとく
方がいいようですよ。ウレア化(DCCウレア化)、ラセミ化など、
簡単な反応でも、いろいろなトラブルが。。。
729 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 20:09:04
730 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 21:17:22
海外で有機合成でポスドクした方〜。苦労話聞かせて〜。 1年で終わって即帰国の方多いですけど、なじぇ?結構生活苦しい?
731 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 21:22:24
週末はパーティーだった
732 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 21:23:20
>>730 1、研究室で
私:そこのマジック取ってくれー
相手:魔法?
私:@@
相手;????
(マーカーが正解!)
2.ダウンタウンで、小さな子供が
小さな子供;紙くれー (Give me a paper)
私;Sure! (ポケットティシュを渡す。)
小さな子供;もういいよ。
(paperって、紙幣だったみたいw)
733 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 21:26:48
海外製薬ベンチャーの年収っていくらぐらいでしょうか? 年功序列ってないなら、40歳のポスドクも30歳のポスドクも同じ給料?
734 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 21:59:19
メチルエステルって発音するの難しかいくない?
735 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 22:46:29
1atmでトルエン中に溶ける水の量ってどの位でしょうか? すみませんが教えて下さい。 出処もあると助かります。
736 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 23:59:29
アルドール反応の時まず塩基がα水素攻撃するじゃないですか、んで質問なんですが、このとき塩基がダイレクトにケトンの炭素を攻撃してカルボニルが立ち上がるって反応はありえないんですか?
738 :
あるケミストさん :2007/01/17(水) 00:51:47
739 :
あるケミストさん :2007/01/17(水) 00:55:54
アルドール縮合はテストに間違いなく出る
無水マレイン酸はカラム通しても加水分解されませぬか?
741 :
あるケミストさん :2007/01/17(水) 01:24:22
>>737 用いる塩基が問題。
ピロリジンとか用いると、ピロリジン上のNのローンペアが、ケトンの
炭素を攻撃して、得られたイミニウム塩が活性メチレンを攻撃。
これをKnoevenagel縮合という(アルドール型縮合反応)。
742 :
あるケミストさん :2007/01/17(水) 01:39:28
>>737 塩基にNaOHを用いたとき、そのOHがダイレクトにケトン炭素を攻撃して
カルボニルが立ち上がるか?っていう質問?
馬鹿な回答者もいたものだな 化学じゃなくて日本語から勉強しろよ
744 :
あるケミストさん :2007/01/17(水) 09:36:23
分子式がC4H10であるアルコールについて、第一級、第二級、第三級アルコールであるものの構造式を示し、名前を答えよ。 よろしくお願いします。
>>741 Knoevenagelだとイミン作る必要無いからちょっと違わないか?
746 :
あるケミストさん :2007/01/17(水) 13:12:57
>>744 OH OH2 OH3
/ / /
C─C C─C C─C
│ │ │ │ │ │
C─C C─C C─C
一級 二級 三級
アルコール アルアルコール アルアルアルコール
747 :
737 :2007/01/17(水) 19:55:57
答えてくださった方々ありがとうございます! >塩基にNaOHを用いたとき、そのOHがダイレクトにケトン炭素を攻撃して >カルボニルが立ち上がるか?っていう質問? まさにこのような事がわからなくて…。 たとえばプロパナールにOH-・水で反応をかけたときに、答えではα水素を攻撃して反応が進んでるようなんですが、なんで直でカルボニルに攻撃がいかないのかな〜?って感じです。 α水素が酸性度が高いってのはよくわかってますが、どうも納得いきません。
>>747 OH-が直でカルボニルに攻撃したとき何が取れるか考えてみ。単離できるか?
それと塩基がα水素を攻撃って言い方は今まで聞いたことない。塩基がα水素を引き抜きって言ったほうがいいぜ。
>>747 それができてるとして何か問題でも?
アルドールの方が圧倒的に進行しやすいから反応するとは考えないの?
まあ、カルボニルへの攻撃はほとんど起こらないと思うけど
750 :
あるケミストさん :2007/01/17(水) 21:59:24
751 :
741 :2007/01/17(水) 23:52:41
>>741 >>743 イミニウム塩ってないよね。イミニウムイオンと書いたつもりだった。
失礼。
アロープッシングで、お、いい本でたなぁ!って本あって
「演習で学ぶ有機反応機構」(化学同人)
福山先生とこの横島さんらが、頑張って書いたんだ。見てくんろ。
752 :
あるケミストさん :2007/01/18(木) 00:32:17
>>748 単離できるかどうかってのは、答えになっていないと思うな。
反応機構を考える場合すべての中間体が単離できるわけないからね。
ただ、アロープッシシングで実際書いてみて、きちんと、ルールに従っても書けない
なら、そのルートは、少なくとも間違っているかもね。書けても、実際そういう
反応が起こってるかどうかは、熱力学的(平衡論的考察)、速度論的考察を
しなくては、ならないからね。
塩基っていったって、いろいろあって、それぞれの塩基性、求核性とかの
強さって、すこしずつ覚えていくしかないかな。pKaとかもね。
ピロリジンとか、ピペリジンとかのアミンは、だいたい、
カルボニルに作用し、OH-(NaOH)は、α水素引き抜きって覚えてたけど、
プロトンスポンジ(DMANなど)とかの3級アミンみないなものでも
プロトン引き抜く力は大変強いからね。
DBU や DBN などはアミジンは求核性の低い強塩基だし、そうかといって、
同じアミジン類?であるイミダゾールは、塩基性低いしね。
反応に用いる塩基は、それぞれ、だいたい決まってるから、すぐ覚えられるよ。
753 :
741 :2007/01/18(木) 01:03:35
日本語すまん。きちんと回答できてなくてごめんね。 塩基がダイレクトにケトンの炭素を攻撃してカルボニルが立ち上がるって 反応はあるのですか?って言う一例として Knoevenagel縮合をあげたまでのこと。 でも、おかしいな?って思って、742で、質問しなおしたのよ。混乱させちゃったね。 本当にごめん。
754 :
741 :2007/01/18(木) 01:08:59
あ、752のカキコで、プッシシングって書いちゃった。 プッシング。日本語ミス。ごめん。
755 :
澤鑞 :2007/01/18(木) 01:41:40
形而上学とかどう考えますか
756 :
あるケミストさん :2007/01/18(木) 09:21:33
形而上学@@ あう。そのとおりですね。科学で解明できることなんて、僅か。 考えて判らん場合は、覚えておく。そしたら、いつでも、どこでも 引き出せるしね。
>>741 お前が何を言いたいのかわかり辛杉
>得られたイミニウム塩が活性メチレンを攻撃
なんて言ってる時点で怪しいと思わないのか?
あと、人の名前出すときは考えようぜ
本人も自分の知らないところで2chに名前出されて喜ぶとは思えないし
758 :
初心者 :2007/01/18(木) 11:28:39
皆さんには簡単だと思うのですが、酢酸ビニルの構造式教えて下さい。特に酢酸イオンの所がわかりません。Cの価標が二本しかならないのですが…(OCOの部分)お願いします(>_<)
760 :
初心者 :2007/01/18(木) 11:45:28
OCOの部分はO-C-Oでいいのですか?そうするとCの価標が4本じゃないのでルールに反しますよね。だけど、これしかないような気がするのですが違いますか?違うのなら他の方法を考えます。教えて下さい。
761 :
初心者 :2007/01/18(木) 11:53:30
解明しました。Cの上にOとの価標二本と左のCとの価標一本と右のOとの価標一本で規則に当てはまりました。すみませんでしたm(__)m
762 :
あるケミストさん :2007/01/18(木) 12:08:51
教科書に思いっきりのってるよね(笑)
763 :
初心者 :2007/01/18(木) 12:15:24
すみませんm(__)m自分で考えるなんて効率悪いですよね。肝にめいじておきます。
764 :
あるケミストさん :2007/01/18(木) 13:51:00
基本的なことは暗記した上で自分で考えるのも大事 どこが基本かは人による
765 :
741 :2007/01/18(木) 15:31:26
766 :
あるケミストさん :2007/01/18(木) 20:11:41
>>736 ありがとう。
ちょろっと分析に使えるかどうかと思いまして。
767 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 11:17:37
シクロブタジエンの合成って難しいの?
768 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 11:19:03
「有機化学のモナ=リザ」らしい
769 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 11:26:24
>>757 なにがわからないの?
イミニウムって言い直しているし。
私は、741さん。正しいかと思います。
770 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 11:38:34
攻撃、というのが気に食わない。 活性メチレンに攻撃したらプロトンが抜かれるだけ 活性メチレンが攻撃したらC-C結合が形成される こういうことを書くと今度は「電子が対になって移動していると思ってるのか」とか書く馬鹿が沸く↓
771 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 11:48:07
あっ。なるほどです。 活性メチレンがエノラート(電子供与側)としてイミニウム(求核側)に 攻撃する って書くべきだ。っていうことですね?
772 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 11:50:14
>こういうことを書くと今度は「電子が対になって移動していると 思ってるのか」とか書く馬鹿が沸く↓ アロープッシングは、電子が対になって移動している反応の様子を 表しているものだから、それでいいのであ?
773 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 13:47:28
Friedel craftsアシル化で、アシル化が行く位置がわからん。 求電子反応だから、電子richなところだろうが、 複素環とかなると、どこの位置が電子richな炭素なのか? わかりません。 簡単にわかる方法あれば、教えてください。
774 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 15:06:41
グアニン+デオキシリボース=? パソコンで調べても分からなかったので、誰か教えていただけますか?
775 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 16:09:01
グアニン+デオキシリボース=? パソコンで調べても分からなかったので、誰か教えていただけますか?
>>773 複素環ってそもそもFriesel Crafts反応って進行する?
なんかルイス酸つぶしそうに見えるんだが・・・・
777 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 17:00:06
>>776 進行しないのですか?知りませんでした。
インドールだと3位(エナミンB位)にBr化されるから、そこにもアシル
化されるかなって、思ったのですけどね。
いままでは、ベンゼン環に飽和環が組み合わさったものばかりで、反応
仕込んでいたので、どうなるかなって。
>>774-775 マルチ乙。
558 名前:あるケミストさん 投稿日:2007/01/19(金) 11:15:31
グアニン+デオキシリボース=?
パソコンで調べても分からなかったので、誰か教えていただけますか?
779 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 18:55:00
780 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 19:02:41
GMP, GDP, GTP?
781 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 19:03:40
グアノシン
782 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 19:04:53
780-781が答えだと、パソコンで調べられるから、答えでないだろう.
783 :
775 :2007/01/19(金) 20:18:13
グアニンとデオキシリボースで、何が生成されるのかが知りたいです!
>>783 グアニンとデオキシリボースがくっついたもの
二つ混ぜただけでくっつくなら、の話だが
785 :
783 :2007/01/19(金) 21:04:54
なんて名前のモノが生成されるんですか?
>776 ヘテロ原子にルイス酸が配位、電子求引性基となって反応性が落ちて反応しないという感じでしょうか?
> 複素環のFC たとえばフランやピロールはめちゃ電子リッチ FCも無問題 ピリジンはめちゃ電子プアで大問題 AM1あたりで計算して、後付けで理由をかんがえてみ
カルボン酸エステルを合成についてですが カルボン酸エステルの合成はこれでいいんですか? RCOOH+R'OH→RCOOR'+H2O 代表的な例を求められているのですが以下の三つくらいはどうでしょうか? 1硫酸エステル HOSOOH+ROH →HOSOR+H2O 2硝酸エステル よくわからなかった 具体例を教えてください 3リン酸エステル よくわからなかった 具体例を教えてください
789 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 22:01:54
>>787 >AM1あたりで計算して、後付けで理由をかんがえてみ
そりゃ、あんまり好ましい研究態度とは言えないな。
簡単な分子軌道計算で「平衡」って考慮されないし。
その前に正しい活性種は何だか、自分で考えましょう。
質問内容が有機合成じゃないかな? すれ違いならよそへイキマス(´・ω・`)
>>788 問題を勘違いしてね?
カルボン酸エステルの代表例聞かれてるのに、何で硫酸エステルとか出てくるんだ?
酢酸とメタノールの反応とかそういうのを聞かれてるんじゃないの?
>>786 吸引基になるかどうかまでは定かではないけど、その過程で反応性が落ちるのは間違いないと思う。
ピリジンなら間違いないと思うんだけど・・・・・・。
インドールみたいなのはちょっとどうともいえない。
>791 各種のエステルの代表例を出せってことじゃね
795 :
788 :2007/01/19(金) 23:57:10
788ですが言い方を間違えました 正しくはカルボン酸エステルの合成法を知りたいのです 硫酸+アルコール→硫酸エステル 硝酸+アルコール→硝酸エステル リン酸+アルコール→リン酸エステル このパターンで具体的な有機物を使った合成法を知りたかったのです 調べましたが他にもクライゼン縮合屋マロン酸エステル合成にアセト酢酸エステル合成があるようでした
とりあえず硫酸エステルとカルボン酸エステルを検索してみようか
797 :
791 :2007/01/20(土) 00:02:32
>>795 だーかーらー
意味わかんねーっての
最終的に作りたいのは「カルボン酸エステル部分」の合成法なんだろ?
各種エステル作るのはいいけど、それを経由した方法を知りたいのか?
あと、縮合はC-C結合形成するものだろ
もともとエステルだから関係ないんじゃないのか?
その辺を混同されて質問されてもワカンネ
>>795 クライゼン縮合は、エステルのアルコキシを脱離基に使う縮合反応だから関係ねぇよ
>>797 すみませんそうです カルボン酸エステル部分を具体的な有機化合物を利用して反応機構を考えているのです
勘違いかも知れませんが今硫酸オレイルを調べましたがHOSO2OH+C18H35OH→C18H35OSO2OH+H2O は硫酸エステル結合でいい? (C18H35OSO2OH)はカルボン酸エステルだよね?
>>799 ちがう
カルボン酸エステルは、「カルボン」酸のエステル
硫酸エステルは「硫」酸のエステル
801 :
791 :2007/01/20(土) 00:36:23
>>799 おまいさんは凄い勘違いしてないか?
アルコールと酸からできるものが全部カルボン酸エステルだと思ってない?
硫酸とアルコールからできるものは硫酸エステル
カルボン酸とアルコールからできるものはカルボン酸エステル
それぞれ違うものだぞ
教科書読みなおしてこい
??? 要するにカルボン酸+アルコールで合成されるカルボン酸がカルボン酸エステルということ わかりやすい例あれば合成過程教えてください
803 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 00:54:09
答えだけ欲しけりゃ丸なげスレ池 ココでやるなら、少し教科書読めば会話が噛み合うんだから調べろ
806 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 01:06:56
>802 エステルの合成法なんて、教科書に載ってるよ。くさるほどある。 カルボン酸を酸クロにして、アルコールませてもできるし。 カルボン酸とアルコールの混合物に硫酸をちょこっと入れて加熱 してやってもいいし。 ベタな方法だと、縮合剤でカップリングもできるだろうし、金属塩 を作ってカップリングも可能でしょう。
なぁ、最近はこんな変なのでも合成やってんの・・・?
どう考えても学部1年か高校生の宿題だろ
809 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 01:24:36
ヒドロキシ基(OH)をアミノ基に変える官能基変換は、 たくさんあるのに、その逆は、どんな方法がありますか? ザンドマイヤーあるけど、あれって実は芳香族だけでなく、 脂肪族のアミンを水酸基に変換可能でしたよね?
810 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 01:28:02
>808 エステルって、中学生だろ? においを作る(エステルの合成) みかんから松茸の匂いまで。 ってあったよ!
中学生なら中二病くさいのも納得できる
812 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 01:42:13
二酸化マンガンと過酸化水素水から酸素を発生させる実験って、 おいらの頃、小学生でやったし。エステルは中学かなぁ
813 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 01:50:43
大理石に薄酸をぶっかけて、二酸化炭素を発生させた。(小学生理科) 塩酸とか、硫酸とか、過酸化水素水とか、今でも、小学生実験で 使っているのかなぁ?
814 :
808 :2007/01/20(土) 02:05:08
反応機構とか言ってるからそう思っただけだ 変な方で盛り上げてしまってすまんかった
815 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 02:24:01
816 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 02:48:33
エステルには、代表的に下記の4種類のエステルがある。 カルボン酸+アルコール→カルボン酸エステル 硫酸+アルコール→硫酸エステル 硝酸+アルコール→硝酸エステル リン酸+アルコール→リン酸エステル この4つのうちの一つのカルボン酸エステルについて、 具体的な合成例を3つ挙げなさい。 ていうのが、宿題でない?
817 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 02:51:43
それとも、カルボン酸エステル、硫酸エステル、硝酸エステル、リン 酸エステル、それぞれの合成例を挙げなさい。 ってのが、宿題? どっち?
カルボン酸エステルの合成法を3つあげ 具体的な有機化合物を用いてそれぞれの反応機構を示しなさい という課題です 調べたところ酢酸アミルや安息香酸メチル,酪酸メチルが該当すると思いました 上記の化合物が何と言う合成なのか名前かわかりません
なんと言う合成も何も、ただのエステル合成じゃね?
連投で悪いがファボルスキー転移を経由する反応があったな、そういえば。
821 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 03:19:06
>>818 うん。了解。反応機構は、難しいから、まず、化学反応式を示すね。
反応名は、エステル化反応
酢酸アミル
酢酸 アミルアルコール 酢酸アミル
CH3COOH + CH3(CH2)4OH → CH3COO(CH2)4CH3
安息香酸メチル
安息香酸 メチルアルコール 安息香酸メチル
Ph-COOH + CH3OH → Ph-COOCH3
(Phは、ベンゼン環)
酪酸メチル
酪酸 メチルアルコール 酪酸メチル
CH3(CH2)2COOH + CH3OH → CH3(CH2)2COOCH3
822 :
821 :2007/01/20(土) 03:21:51
あ、 あっ、 H2Oを右式に加えて。
823 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 03:33:52
どうもありがとうです。勉強になりました 一応他の合成法も調べました 硝酸エステル合成 CHOH(CH2OH)2+HONO2→(CH2ONO2)3+3H2O 硫酸エステル合成 HOSO3H+C18H35OH→C18H35OSO2OH+H2O でいいでしょうか? リン酸エステル合成の例だけはわからなかったので教えてほしいです
825 :
821 :2007/01/20(土) 03:39:20
>>カルボン酸エステルの合成法を3つあげ 具体的な有機化合物を用いてそれぞれの反応機構を示しなさい という課題です っていうのが、問題なの?マジ?
826 :
821 :2007/01/20(土) 04:16:49
<<818 ごめん。マジに、学年教えて。もし、825のとおりの問題だと、 大学初級の問題になってしまうよ。 それに答えは806になってしまうよ。 さらにアロープッシングを用いての反応機構が書けないと@@ そのうえ <<824 硝酸エステル間違ってない?右辺 O2NOCH(CH2ONO2)2 じゃねぇ? リン酸エステルなら、 O=P(OH)3 + 3ROH → O=P(OR)3 + 3H2O Rは、適当なアルキル鎖入れて。 ちょい、眠たいので、寝るよ、スマン。
827 :
821 :2007/01/20(土) 04:42:35
まじで、825のとおりの問題で、821や824の答えを書くと、0点だよ。
828 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 04:51:22
留学生の方?
先に国語の勉強しる
寝てる間にエステルっ子が戻ってきてたのかよ('A`) エステルの区別はできるようになったみたいだから由とするか 反応機構だったら確かに0点だわな 合成「法」を三つなのかどうかってのも引っ掛かるし 確かに学年わからんと何とも言えんね
831 :
818 :2007/01/20(土) 09:16:57
818ですが大学一年生です 問題は818の通りです 模範的な回答例を教えていただければ幸いです
833 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 11:54:28
学部は?
>831 その前にお前はカルボン酸エステルと硫酸エステルの何が違うかを調べて来いってんだよ カルボン酸エステルの合成法って言われてるのに硫酸エステルやら硝酸エステルやら答えるバカがどこにいるんだ
>>789 >
>>787 > >AM1あたりで計算して、後付けで理由をかんがえてみ
> そりゃ、あんまり好ましい研究態度とは言えないな。
化学とくに有機化学なんてほとんど後付けだろ
> 簡単な分子軌道計算で「平衡」って考慮されないし。
HOMOを調べるのになんで平衡が関係あんの?
836 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 12:09:48
この板じゃ、アロープッシング書きにくいし、どうしたもんだろう。 学校の友達とかにさ、教えてもらったら? その友達もわからなかったら、みんなで、先生とこに行って教えてもらいに 行ったら?一人で行ったら、馬鹿にされるだけで、単位ももらえない上に、 教えてもらえないかもよ。頑張って。
837 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 12:42:59
AM1計算って、個人ユーザーで、 無償で入手できるソフト(フリーソフトウェア)ございますか? たとえば。ISIS DRAWとかは無償で手にはいりますよね?
>>837 WinmostarにMOPACのフリーVer.が入っている。
>>837 あと、Chem3Dが使えるのなら,それについてるMOPACで
840 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 22:15:52
>>839 ありがとうございます。早速インストして遊んでみます
841 :
あるケミストさん :2007/01/20(土) 22:18:23
暇だな。だれか遊びにこないかな
突然すみません サリチル酸と無水酢酸、そして濃硫酸触媒を用いてアセチルサリチル酸を合成したのですが 90〜100度に加熱して13分ぐらいたってから試料溶液が黄色になっていました これは一体どういうことなのでしょうか? アセチルサリチル酸は濃硫酸中で黄色になるのでしょうか?
843 :
あるケミストさん :2007/01/21(日) 04:31:22
色なんて気にしないでいいよ。まったく。 TLCで反応確認して、原料消えてたら、 Work-upして濃縮して結晶化。 色が気になるんだったら、カラムかけて。 活性炭通したらどう? サクサクとドンドン合成していこう!。
844 :
あるケミストさん :2007/01/21(日) 04:33:08
エステルばっかだな。もう。
845 :
あるケミストさん :2007/01/21(日) 05:29:17
マイナス60℃で反応させたいんですが どんな冷媒を使えばいいですか?
847 :
あるケミストさん :2007/01/21(日) 11:41:52
ZnCL 101に氷100で-62℃ (氷晶点) だけど、ここまで下げるのしんどいかな 実用的にはドライアイスーエタノールやアセトンかな。
848 :
あるケミストさん :2007/01/22(月) 20:11:54
すいません、 1,2-dideuterioetheneってアルケンですか? 当方大学受験生です。 センターでもっとも分子量が小さい幾何異性体をもつアルケンはC4H8とあったのですが、 私はこの化合物もアルケンだと思い1,2-dideuterioetheneにしたんですけど、 これってアルケンじゃないのでしょうか? どなたさまか教えて下さい。 2007年センター化学第4問2です。
849 :
あるケミストさん :2007/01/22(月) 21:08:30
こういう頭でっかちな受験生って、ある面で困ったもんだと思う。
851 :
あるケミストさん :2007/01/22(月) 21:18:40
はい聞いてます。 だれか教えて下さい。
>>851 アルケンの定義式はあくまでCnH2n
H≠D
よってアルケンではない。
853 :
あるケミストさん :2007/01/22(月) 21:38:22
>>852 嘘教えんな。
そんなこと言ったら、11C2D2H2が最小の分子量と言うことになる。
通常は同位体を考えることはない。シストランスが存在すれば物性が違うことが
前提だからだ。
そういうつまんねー予備校教育を受けたやつが、大学に入って来られないように
この問題は出題されているんだ。わかったか。
854 :
あるケミストさん :2007/01/22(月) 21:38:44
そういう言われてしまう可能性が高いですよね ボルハルト・ショアーには上記の化合物がアルケンの1例として紹介されてますが、 厳しそうですよね。
855 :
あるケミストさん :2007/01/22(月) 21:40:35
えっと混乱中。
856 :
あるケミストさん :2007/01/22(月) 21:45:01
まとめると C2H2D2はアルケンor notアルケン?
857 :
あるケミストさん :2007/01/22(月) 21:53:30
アルケンだけど幾何異性体は存在しない
858 :
あるケミストさん :2007/01/22(月) 21:55:06
cis-1,2-dideuterioethene trans-1,2-dideuterioethene と2種類ありますけど、駄目ですか?
859 :
あるケミストさん :2007/01/22(月) 21:55:47
ちなみに400℃〜500℃で熱異性化するみたいです。
860 :
あるケミストさん :2007/01/22(月) 21:59:31
有機層(クロロホルム)と水層(硫酸水素カリウム)で分液をしたら、 ちゃんと分離しなくてエマルジョンみたいになってしまいました。 分離した状態に戻すにはどうしたらいいでしょうか…?
CaClとかてきとーなので水を抜く
862 :
あるケミストさん :2007/01/22(月) 22:06:06
飽和食塩水たらしこむ
863 :
あるケミストさん :2007/01/22(月) 22:16:14
>>860 水を加える。
つーか、水層の塩濃度が高くて、クロホと比重が同じになってんだから。
比重変える操作ならなんでもいいわな。
エーテルで抽出してもいいし。
おまえの力量ならエバポってクロホとばして酢エチで抽出しなおすのがよかろう。
866 :
あるケミストさん :2007/01/23(火) 00:10:58
もう、そろそろ、大学でもさ〜 ジクロロメタンやクロロホルムも使用禁止にしようよ。
867 :
あるケミストさん :2007/01/23(火) 00:13:04
俺は、真っ黒になってて、界面がわからなくなってそうな 感じになっていると、予想してる。
868 :
あるケミストさん :2007/01/23(火) 00:23:14
研究室入ってからジクロロメタンが水にとってカワリマスタ
869 :
sage :2007/01/23(火) 00:51:24
ああ。マイクのテスト中
870 :
マイクのテスト者 :2007/01/23(火) 00:52:21
あら、どうしたら、名前欄に紫色のアルケミストになるの?
>>858 何か分かってなさそうだから、流れを読まずに余計なおせっかいをば。
DとTはHの同位体だから、通常は「H」に含めて特に区別しないんですよ。
Cだって12Cと13Cがあるのに区別してないでしょ。
だから、CH2D2はC2H4(エチレン)と判断するんです。
まあ、「アルケンか否か」ってことなら、立派なアルケン(エテン、エチレン)ですよ。
センター試験は、基本的な知識を問うものだから、素直に行った方が正解しやすい。
872 :
あるケミストさん :2007/01/23(火) 02:08:59
873 :
860 :2007/01/23(火) 11:19:33
どうもありがとうございます。 水を多量に加えたら分離はしそうですが、もやもやのゾルみたいなものが析出してしまい、 何だかもうどうにもならないような感じですね…。
874 :
あるケミストさん :2007/01/23(火) 11:26:59
>>873 そういう状況だったら、分液の中身ごとセライト使って濾過しなさい。
その「もやもや」は重さはほとんど無いので、捨てちゃってもいいです。
875 :
あるケミストさん :2007/01/23(火) 11:33:44
よくあることです。
>>874 にあるように、セライト除去か、桐山で除去。
モヤモヤが合成目的化合物であったことは、
一度もない。
876 :
875 :2007/01/23(火) 11:37:23
でも、一応とっとけよ。
877 :
860 :2007/01/23(火) 13:38:47
何とか目的の有機層だけを回収することができました。 収率は少し下がってしまったかもしれませんが…。 度々ありがとうございました。
878 :
あるケミストさん :2007/01/23(火) 20:52:16
名前を紫色にするのには、どうすれば、なるの?
専ブラ使ってると緑のままだよ。
名前欄が、紫色になると、なんか、特典ある?
882 :
紫色 :2007/01/24(水) 08:15:38
これでいいのか?
いいいいいいいっ!!
大学1年生です。 ハロゲン化アルカリの反応性(N-アルキル化)について教えてください。 反応性の高さは、 R-I> R-Br > R-Cl > R-F (R:アルキル鎖) とあるのですが、電気陰性度の高さは(F > Cl > Br> I) で、電気陰性度によるとα炭素がより陰性になっているのは、F -R ですよね。求電子剤(Nu-)(たとえば、アミンとか、マロン酸のα 炭素)の攻撃を受けやすいのは、F-RよりI-Rの方だと思うのですが、 実際は、I -Rが高いですよね。なぜでしょうか? (つづく)
(つづき) 自分で、調べてみたところ、 Iが最も弱い塩基で安定している。だから脱離しやすく 反応性が高いとありました。 弱い塩基で安定している?という意味がわかりません。 どなたか、親切にお教え頂ける方いらしゃいませんでしょうか?
886 :
884 :2007/01/24(水) 17:07:08
ハロゲン化アルカリでなくて、アルキルの誤字です。 申しわけありません。
887 :
884 :2007/01/24(水) 17:09:04
あ、ミスばっかりだ。 書き直します。 ハロゲン化アルカリの反応性(N-アルキル化)について教えてください。 反応性の高さは、 R-I> R-Br > R-Cl > R-F (R:アルキル鎖) とあるのですが、電気陰性度の高さは(F > Cl > Br> I) で、電気陰性度によるとα炭素がより陰性になっているのは、F -R ですよね。求電子剤(Nu-)(たとえば、アミンとか、マロン酸のα 炭素)の攻撃を受けやすいのは、I-RよりF-Rの方だと思うのですが、 実際は、I -Rが高いですよね。なぜでしょうか? (つづく)
888 :
884 :2007/01/24(水) 17:10:19
ハロゲン化アルキルの反応性(N-アルキル化)について教えてください。 反応性の高さは、 R-I> R-Br > R-Cl > R-F (R:アルキル鎖) とあるのですが、電気陰性度の高さは(F > Cl > Br> I) で、電気陰性度によるとα炭素がより陰性になっているのは、F -R ですよね。求電子剤(Nu-)(たとえば、アミンとか、マロン酸のα 炭素)の攻撃を受けやすいのは、I-RよりF-Rの方だと思うのですが、 実際は、I -Rが高いですよね。なぜでしょうか?
889 :
884 :2007/01/24(水) 17:12:44
あら、ミスしてる>< 884-888消して。
890 :
884 :2007/01/24(水) 17:14:36
大学1年生です。 ハロゲン化アルキルの反応性(N-アルキル化)について教えてください。 反応性の高さは、 R-I> R-Br > R-Cl > R-F (R:アルキル鎖) とあるのですが、電気陰性度の高さは(F > Cl > Br> I) で、電気陰性度によるとα炭素がより陽性になっているのは、F -R ですよね。求電子剤(Nu-)(たとえば、アミンとか、マロン酸のα 炭素)の攻撃を受けやすいのは、I-RよりF-Rの方だと思うのですが、 実際は、I -Rが高いですよね。なぜでしょうか? 自分で、調べてみたところ、 Iが最も弱い塩基で安定している。だから脱離しやすく 反応性が高いとありました。 弱い塩基で安定している?という意味がわかりません。 どなたか、親切にお教え頂ける方いらしゃいませんでしょうか?
891 :
884 :2007/01/24(水) 17:17:36
ああ、求電子剤であない。またまた、質問ミス。 大学1年生です。 ハロゲン化アルキルの反応性(N-アルキル化)について教えてください。 反応性の高さは、 R-I> R-Br > R-Cl > R-F (R:アルキル鎖) とあるのですが、電気陰性度の高さは(F > Cl > Br> I) で、電気陰性度によるとα炭素がより陽性になっているのは、F -R ですよね。求核剤(Nu-)(たとえば、アミンとか、マロン酸のα 炭素)の攻撃を受けやすいのは、I-RよりF-Rの方だと思うのですが、 実際は、I -Rが高いですよね。なぜでしょうか? 自分で、調べてみたところ、 Iが最も弱い塩基で安定している。だから脱離しやすく 反応性が高いとありました。 弱い塩基で安定している?という意味がわかりません。 どなたか、親切にお教え頂ける方いらしゃいませんでしょうか?
892 :
あるケミストさん :2007/01/24(水) 17:36:07
求核置換反応は、実は求電子剤のLUMOであるσ*へ求核剤の電子が供与される 反応である。決して「核を求めて反応する」訳ではない。 σ*の反応性は、空軌道のエネルギーの低さと空間的な広がりで決まる。 後は自分で考えなさい。
893 :
884 :2007/01/24(水) 23:28:59
もう少し、詳しい説明お願いします。だれかーーー
大学生にもなって自分で調べることも出来ないのかカス
895 :
884 :2007/01/24(水) 23:53:20
周期表の下に行く原子の方がイオン半径が大きくなり、、、、、、????
便乗して、質問 C-C bond formationとして、マロン酸α炭素がハロゲン化アルキル に反応するがごとく、アルキル鎖をマロン酸α炭素に導入する反応系で ハロゲン化アルキル以外で、いい試薬知りませんか? つまり、アルキル鎖が求電子剤と働くようにするには、どのような試薬 がありますか?この地球上には存在しない?
897 :
あるケミストさん :2007/01/25(木) 00:08:46
898 :
896 :2007/01/25(木) 00:18:33
あ、しかも、異性体をコントロールできるなんて、ないでしょうかね
899 :
897 :2007/01/25(木) 00:19:52
トリフレートとかなし。金属を使ってはない?
900 :
896 :2007/01/25(木) 00:22:57
↑ミス(899)
>>897 トリフレートとか、他の脱離基は、結局ハロゲンとおんなじぽいので
なし。
金属をつかってなんかないかなぁって
901 :
あるケミストさん :2007/01/25(木) 00:30:48
>>900 勝手に条件を追加するんじゃねぇ
ハロゲンだと何がまずいのか書けよ
ハロゲンとトリフレートは微妙に反応性が違うぞ
902 :
あるケミストさん :2007/01/25(木) 00:32:16
調べろカス
あい。
904 :
あるケミストさん :2007/01/27(土) 03:23:57
参考書ないんで教えてくらはい 1-メチルシクロペンテンから1.2ジメチルシクロペンテンをつくるにはどうしたらええの?
E2脱離させて塩素化
ごめん嘘wっうぇw
907 :
あるケミストさん :2007/01/27(土) 20:28:01
>>904 意外に難しいよコレ。
収率度外視なら、
1)NBS/AIBN(アリル位(5-位)ブロモ化)
2)BuLi(臭素引き抜き&リチオ化)
3)CH3I(SN2)
4)Δ(熱異性化)
の4段階で少しは何とか取れるんジャマイカ。
どなたかもっと良い合成法をドゾー
↓
>>904 1-メチルシクロペンテンを窓から投げ捨てる
1.2ジメチルシクロペンテンを試薬会社に発注
エポキシにしてメチル入れて脱水したらいいんじゃねーの? メチル入れる段階がうまく行くかは知らないけど
911 :
あるケミストさん :2007/01/28(日) 00:55:22
臭素でオレフィンをアルコキシブロモ化 メチルキュプラートでブロモ基をメチル基に 脱水 ではどうかな?
過酸でエポキシ化、メチルグリニアか銅試薬でメチル付加、脱水でいけなくない? グリニアも1位からよりも2位からの方がアタックしやすそうだし 脱水時には多置換オレフィンがとれてきそう
914 :
912 :2007/01/28(日) 02:15:10
おおう、ほんとだ
さすがだねみんな。
916 :
あるケミストさん :2007/01/28(日) 02:43:47
テストの問題とかじゃなくて実際に作るの? 原料はボスの指定?
ラネーニッケル以外に炭素―硫黄結合切る試薬教えてください…
919 :
あるケミストさん :2007/01/28(日) 14:31:17
>>918 ラネーのような脱硫機能がある試薬・触媒は、あまりないです。
硫黄(特に二価)は、反応性高すぎるからねえ。
ラネーは調整法(展開、という)によって、いろいろ活性が異なるものが
できるから、ラネーでもうちょっと頑張ってみたら?
920 :
あるケミストさん :2007/01/28(日) 20:00:14
>>918 Mo or Ni / Al2O3を触媒にして
なるべく高温高圧で水素を通す
921 :
あるケミストさん :2007/01/29(月) 02:10:24
>>918 何をしたいのかに依るがジチアン外すなら高原子価ヨウ素使ったりするな
923 :
あるケミストさん :2007/01/30(火) 13:50:11
synのジメチルができるから脱水は酸でやるべきだよな?
>>922 だから910と912は同じだってのに
refひく時にそれやったら怒られるぞw
>>924 違うとは言ってないが何か?
ちゃんと銅使えってところまで書いてあるから>912だって書いただけ。
UCSBにその手の反応の大御所がいるだろ。
お前はもっと頭使え。w
927 :
あるケミストさん :2007/01/30(火) 21:58:32
よくある光景だなw
すまん。 >924->926は俺の自演。w
929 :
あるケミストさん :2007/01/31(水) 00:41:09
和んだw
鈴木カップリングを、10%DMSO・glycerol、80%水中で行おうとしております。 ボロン酸とPd(AcO)2触媒を、それぞれヨードフェニルに対して20等量加えております。 すると、パラジウムの還元剤が全く入れなくても反応が進行するんですがどうしてなんでしょう?? Pd触媒は10mMのDMSOストックを冷蔵保存していつも使ってます。
ヨードフェニルは50μMです。
>>931 そりゃ20eqも触媒入れてるからじゃん。www
222のビシクロ環の外にフラン環が導入されたものは構造に無理がかかるでしょうか?
>>934 質問するときはもっと分かりやすい日本語にしてくれ。
「構造に無理」なんていってたら馬鹿丸出しだぞ。
歪みが大きいのでしょうか?
コハク酸無水物のリチウムエノラートを用いたいのですが、塩基はLDAでよいのでしょうか?
938 :
あるケミストさん :2007/02/10(土) 00:28:33
ジフェニルアミンからフェノチアジンを合成したいのですが、、 Sと触媒量のI2を使って架橋する反応の反応機構がわかりません。 Webや文献で勉強できるものがあったら教えてください。
939 :
あるケミストさん :2007/02/10(土) 03:13:11
凄い恥ずかしいんだが 誰かおらに「ナスフラスコ」の英訳を教えてくれ
940 :
あるケミストさん :2007/02/10(土) 07:40:18
941 :
あるケミストさん :2007/02/10(土) 15:55:27
>>940 その用語を使うのは殆ど日本人だと思う。
942 :
あるケミストさん :2007/02/10(土) 20:15:31
聞いた話だと、外国ではナス型は一般的じゃないらしい。 普通は丸底なので、エバポで慣れるまでは突沸しやすくて苦労したとか。