1 :
あるケミストさん :
2005/11/01(火) 23:26:17 燃料、太陽電池とあるのにリチウム電池がないのでたてました。 リチウム金属では問題あり、リチウムイオンが主流か? といったところで住友電工が問題点を解決した リチウム金属二次電池を開発! 第46回電池討論会 2C-17 硫化物系固体電解質薄膜を用いたLi2次電池用薄膜負極の開発 (住友電工) ゜奥田伸之,太田進啓,江村勝治 2C-18 硫化物系固体電解質薄膜形成および薄膜電池の試作 (住友電工) ゜小川光靖,太田進啓,江村勝治 流れはどうなるのでしょうかね?
2 :
ボルタ :2005/11/02(水) 00:27:55
うんこ
これ、まじでデンドライト析出を抑えているの? つーか、まじでリチウム金属負極?
4 :
あるケミストさん :2005/11/06(日) 23:33:33
>>3 10/27の日刊工業新聞or化学工業日報のどちらかにのってたよ。
ちなみにnet版では記述なし。
固体電解質では金属リチウムを問題なく使えることは 何年も前からわかってることですよ。
7 :
Nya ◆fgvp4aQI4Y :2005/11/07(月) 00:15:06
>6 デンドライトで短絡ってのは無かったと思う、 有機電解液の系とは析出の機構が違うし。 >1で挙がってる講演は全固体電池の特性が生かしやすい薄膜電池に 硫化物系の固体電解質を使ってみましたって講演でしょう。単に これが画期的な革新ってわけではまったく無い。
容量がでかい正極って全然でてこないね これだけ金つぎ込まれて人も裂かれてるのに成果が出ないってことは、 今の開発コンセプトがもう限界なのかな… みんなやってることは基本的には同じだしね。
>>8 構造中にLiがイパーイあるような正極はサイクル特性がよくないのでは。
よいのができたら表彰物だが。
>今の開発コンセプトがもう限界なのかな… >みんなやってることは基本的には同じだしね。 なんかどの企業&研究室も流行りものに 飛びついているようにしか見えないです。
>10 それは事実。流行物やっとけば金が動くからね。 でも、その中でも面白い仕事やってるところは確かにある。
12 :
あるケミストさん :2005/11/17(木) 23:38:51
電池討論会も二日目終了 面白かった講演とかあったのかな?
13 :
あるケミストさん :2005/11/20(日) 01:13:51
>>12 行ってないが、
結局既存の材料の組成比を変えたら
こんな結果に・・・
という目新しいもの無かったんでないかい?
14 :
あるケミストさん :2005/11/20(日) 20:13:04
プログラム見てても面白そうなのは一件も無かったしな このまま下火になっていくのかね、この分野も
ある意味、電池って実験結果を出すのに時間がかかるからなあ。だから みんなはやりものに飛びつき→目新しい結果は短くても4〜5年ごとにしか見つからない →ネタがないのでしょうがなくはやりものに・・・・ っていう悪循環になってしまうと思われ。 お金もあると思うけどね。
16 :
あるケミストさん :2005/11/20(日) 21:07:20
どこだっけか、2年前くらいの話で覚えてないのだが、一つの電池の負極がもう一つの電池になる…みたいな研究をしているトコがあったね。負極自体でも電気が発生するために起電力が高まるとかって…誰か詳細知らない?
>16 高校生? とても化学やってる人間の表現とは思えん。
18 :
あるケミストさん :2005/11/26(土) 01:30:25
今年の電池討論会は本当にひどかった。 大学でや研究機関ですら目新しい成果なしで続報みたいなのばっかり。 エネルギー、エコ、材料関係で予算が大量に注入されたにもかかわらずこの体たらく… 日本の電池研究者は屑ばかりだな。
19 :
あるケミストさん :2005/11/26(土) 01:37:46
電池の著しい発展は燃料電池で止まってしまった気がする。やはりこれからはエコパワーなのか。
>19 燃料電池では大した発展は何も無かった。 燃料電池自体古いもので原型からほとんど進化してないし、 古典的な電気化学プロセスの組み合わせでしかない。 最近のブームは、流行のナノとか材料のテクニックを取り込んだだけ。
21 :
あるケミストさん :2005/11/26(土) 23:55:09
今主に研究されてて関連研究が盛ん(だった)な正極材料ってこのくらい? LiCoO2 LiNiO2 LiMnO2 Li2MnO3 LiNi0.5Mn0.5O2 LiNi1-xCoxO2 (1-3)Li2MnO3・xLiMO2 LiMn2O4 LiFePO4 MnO2
現時点で実用に耐えられるのは LiCoO2とその固溶系。 LiNi0.5Mn0.5O2とその固溶系。 LiFePO4 ぐらいだろうな
23 :
あるケミストさん :2005/11/27(日) 15:25:17
>22 LiFePO4ってグラファイトを負極にした電池だと 高温で容量劣化するんじゃなかったっけ?
summerkitchen 2005
>>23 それはLiMn2O4。
LiFePO4は無問題。
26 :
あるケミストさん :2005/11/29(火) 00:27:52
>25 んなことはない。 確かアルゴン○のグループが負極にFe析出して、 LiFePO4/graphiteのセルは55℃で充放電試験したときには 容量が減少したって論文が出てたはず。 LiMn2O4は正極材料そのものが特に高温で溶解して容量劣化する。 Mnのグラファイト上への析出による容量劣化は ほかの遷移金属に比べて深刻だという報告もあったきがするが、 Feであろうと表面に析出して負極を劣化させることには変わりないだろう。 LiFePO4の容量保持率を盲信しないほうがいいよ。
27 :
25 :2005/12/01(木) 21:42:36
28 :
あるケミストさん :2005/12/11(日) 13:07:42
リチウムイオン二次電池にはNi-MH, Ni-Cdみたいなメモリー効果は無いんですか?
>>28 原理的にはない。といってもメモリー効果の原因もよく分かってないけど。
でも回路の設定上の問題で、似たような現象が起こることがあるとは
聞いたことがあるような。
>29 スレ違いかもしれんが、メモリー効果ってのはたしか正極材料のNiOOH の問題だったはず、中途半端な放電状態だと構造転移するとかいう報告を見た気がする。 強制的に電流流して充放電するともとに戻るんだよね
31 :
あるケミストさん :2006/05/31(水) 23:58:08
将来、二次電池の開発に携わりたいと考えているんですが、この分野の将来性ってどうですか?
少なからずあります。 他に ・燃料電池 ・太陽電池 ・キャパシタ などが有望です
>31 大学での研究では少々飽和気味 でも修士まで大学で勉強して 就職するならすごく良いかも
34 :
あるケミストさん :2006/07/01(土) 23:58:32
研究関係のリチウムイオン二次電池景気はおわりになって エネルギー関係は水素系のウェイトが増してきてるけど、 正極とか固体系でいろいろ遊んでた研究者たちは やっぱり水素吸蔵とかプロトン導電体に流れるのかな。 電気化学系のところは燃料電池関係で行くだろうけど…
35 :
あるケミストさん :2006/08/15(火) 13:39:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060815-00000020-jij-int 米デル、ソニー製電池を回収=PC関連では過去最大規模
【シリコンバレー14日時事】米コンピューター大手デルは14日、
ノート型パソコン約410万台に搭載されたソニー製充電池のリコール(回収・無償交換)に乗り出した。過熱し、発火する恐れがあるという。
米消費者製品安全委員会(CPSC)によると、同委員会に報告されたパソコン関連のリコールでは過去最大規模。
充電池は、ソニーが日本や中国で製造した。デルのノート型パソコン「Latitude(ラティチュード)」「Precision(プレシジョン)」「XPS」に搭載され、
2004年4月から06年7月にかけ、米国内で270万個、米国外で140万個出荷された。
充電池単品の販売価格は1個60−180ドル(約7000−2万1000円)。
やっちまいやがった
36 :
あるケミストさん :2006/08/15(火) 13:42:00
日本はやらかさないと思ってたのに… 糞ニーはやっぱりもうだめだ
これも法則か・・・
38 :
あるケミストさん :2006/08/16(水) 04:52:56
リチウムメコス次電池
40 :
あるケミストさん :2006/08/16(水) 16:04:45
>35 なんかいろいろ記事読んでると Dellの充電器が悪いような気がしてきた。 危うい設計してる糞ニーもどうかとおもうけど 時代の流れ出し…
いや日本製に限らず、現状のリチウムイオン電池は基本は危険物だと思うよ。 容量なんかでもかなり無理が出て来つつあるし。 別にソニーの関係者ではない(普段はソニータイマーに辟易させられている)が、 こういう事故ばかりは仕方がないと思う。むしろ正直に公表した姿勢はよかった。 リチウム系を凌ぐような性能と安全性を両立した電池系の候補がない現状では、 性能アップのための電極材料の検討は必要不可欠だな。
43 :
あるケミストさん :2006/08/19(土) 14:17:06
>日本製に限らず、現状のリチウムイオン電池は基本は危険物 そんなことわかってるよ そんな危険物でも安全に使える仕様にしておくのが常識でしょ。 そして危険物だからこそ、事故の可能性が低いメーカーの信用に対価が支払われる。 どこのメーカーも安全性の試験や発火対策等にかなりの投資をしてきてるはず。 それがきっちり行われていないかもしれないという疑念を 多くの人間に抱かせてしまったのが問題。 それに今回公表して回収に踏み切ったのはデルでしょ
44 :
あるケミストさん :2006/08/19(土) 19:57:54
リチウムの代わりにナトリウムは使えんものかな? 時々100℃まで加熱して陰極を溶融させてリフレッシュするとか。 従来からあるやつではなくて、小型バッテリの代替としてだが・・・
46 :
あるケミストさん :2006/08/31(木) 22:11:50
>45 重い
47 :
あるケミストさん :2006/09/01(金) 00:41:59
>>46 意味わからん?確かナトリウムは水に浮くよな。
ナトリウムより「比重の大きい」陰極材料を使う既存のバッテリーはいくらでもあるな。
ひょっとしてリチウム電池以外のバッテリーを認めていないのかな?
#仮にも化学畑の人間が「重い」なんて言葉を使うものか?
だけど上で紹介されている電池は電池自体を常に高温に保っていないと機能しないし、 リチウム電池で使われているような有機電解質では、金属ナトリウムには使えないと思う。
>>45 リチウムイオン電池は負極表面に電解液の初期分解生成物が堆積して
保護膜として機能している。
ナトリウムイオンに代えると、保護膜として有効に働く膜ができない。
53 :
50 :2006/09/01(金) 20:29:13
でえーーーーーーーーーーーっ! よく見たら、上のデータはチオ硫酸ナトリウム水和物のデータでしたorz ・・・出直してきます。
54 :
51 :2006/09/01(金) 20:31:21
名前を訂正します × 50 ○ 51
55 :
52 :2006/09/01(金) 20:38:29
>>51 さんごめん、気づかなかったorz orz orz
おいおいwwwww
なんか勘違いしてるやつがいるようだが 電極活物質の比重は大きい方が良いぞ 大事なのは質量および体積当たりの容量密度だ
58 :
あるケミストさん :2006/09/02(土) 00:41:12
>>45 では小型電池の代替としてってかいてるから
質量エネルギー密度が低いナトリウムに対して
重いってのは至極真っ当な突っ込みだな
そもそもこのケースで比重なんて(ry
60 :
あるケミストさん :2006/12/08(金) 20:11:41
松下製携帯も充電池破裂6件、「不具合」は否定
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061208i106.htm?from=main1 松下電器産業グループの「パナソニックモバイルコミュニケーションズ」(横浜市)は8日、同社製の携帯電話で使用されている充電池が破裂したケースが少なくとも6件あったことを明らかにした。
同社は、破裂したすべての電池を回収して分析し、「ストーブで高熱を受けたりへこんだりしたのが原因。電池に不具合はなかった」と判断している。
同社によると、問題があったのは2005年2月に発売されたNTTドコモの「P901i」など8機種に使われているリチウムイオン電池「P―06」。充電中や、乗用車のダッシュボードに携帯電話を置いている途中、破裂するケースがあったという。
「P―06」を巡っては、1日に何回も充電したり充電しながらゲームをしたりした場合、ふたが閉まらなくなるほど電池パックが膨らむことがあるとして、NTTドコモが昨年10月以降、電池の無償交換に応じていた。
61 :
あるケミストさん :2006/12/08(金) 20:15:10
>>60 の最後のケース以外は外因性のトラブルみたいだけど
後者のは危ないな
最近高出力化について行けてないんじゃないか?
62 :
あるケミストさん :2006/12/08(金) 22:15:50
シェーバーに使ってるリチウム電池は大丈夫か? 以前、浸水して無償修理とき会社に問い合わせたらシカトされた。www
>>82 リチウムイオン電池自体空気にさらせない電池だから
ちょっと水に浸かったぐらいじゃどうということも無いはず。
もともとが爆発してもおかしくない危険な物だけに安全だとは言えんが
自分なら様子を見つつ使い続ける。
64 :
あるケミストさん :2006/12/08(金) 22:25:42
>>63 そんならいいけどね。
偉そうに防水とか言ってる某メーカーのリチウム搭載製品で、
今年の5月に内部回路に浸水してスイッチ回路がいかれたんだけど、
その時リチウム電池の安全性についてもHP上から問い合わせたんだよ。
で、シカト。気持ち悪いから他社のニッケル水素採用機種に買い換えたけど。
浸水してもリチウムイオン電池充電制御回路は大丈夫かどうかも問い合わせたけど、
これもシカトされた。つーか、問い合わせたらほとんどシカト。w
ちなみにぶっ壊れたのは買って半年経過程度、
それも風呂場とかで使用したんじゃないよ。
65 :
あるケミストさん :2006/12/11(月) 11:27:51
中国製だったから、という方便が通用しなくなりつつある。 リチウムイオン電池の危険性が一般に周知されつつあるようだ。
不燃性電解質の開発が加速するか、 ニッケル水素電池への揺れ戻しになるか… 個人的に疑問なんだけどポリマー電解質ってやる意味あるのかな? 燃えるでしょ?
>>66 > 個人的に疑問なんだけどポリマー電解質ってやる意味あるのかな?
> 燃えるでしょ?
「ポリマー電解質」がいわゆるゲル電解質を指すのなら、仰せの通り。
溶媒を全く含まないドライのポリマーだったら・・・
個人的には貴方と同様「燃える」ような気がするが、揮発分が出るわけではないので
安全性は確かに向上するとのこと。
この系は実用にはならんと思うけどね。
>>67 ドライポリマーで、熱安定性に優れる難燃性の電解質が作れれば最高なんでしょうね。
導電率がどこまで上がるか疑問ですが。
現在いろいろあるポリマー電解質も高温作動のリチウムイオン二次電池としては実用性がありそう。
言い換えれば高温でしか使い道がなさそう。
安全性の向上には、やっぱりイオン液体か無機固体電解質が有望ですかね。
>>68 イオン液体...最近の事故連発でにわかに期待が集まるようになったけど、どうだろね。
最近ではD工業製薬のFSIが一押しっぽいが、実用化までにはまだいくつか山がありそう。
万が一FSIがポシャれば、コストの面もあるから後は混ぜ物するしかないよな。
無機固体...硫化物系はかなり期待できそうだったんだが、M下での実用化の取り組みは
どうなったんだろうね。
硫化物系の関係者なんで詳しいことは伏せますが、 こりゃ不味いだろって問題も山積みだとはおもいます。 それでも、導電率に関しては目標を達成するのも時間の問題で、 メリットも多いんで、電池としての最適化がさしあたっての課題でしょうかね。 電解質だけじゃなくて、 電極材料も固体電解質向けにチューニングが必要なんですよね。 もうちょっと裾野が広がれば…
71 :
あるケミストさん :2006/12/25(月) 19:03:27
72 :
あるケミストさん :2007/03/17(土) 17:28:10
春電化 個人的な注目講演 1H07 LixFePO4の相関係における粒子サイズ効果 (東工大,電中研,戸田工業) ○小林玄器,西村真一,山田淳夫,菅野了次,関 志朗,大野泰孝,小林陽,宮代 一,三島祐司,片元 勉,荻須謙二 1H18 CaFe2O4型LiMn2O4の合成と電気化学特性(産総研,東理大) ○秋本順二,阿波加淳司,木嶋倫人,高橋靖彦,田渕光春,辰巳国昭,田村隆治,常盤和靖,渡辺恒夫 1H19 ホランダイト型マンガン酸化物におけるトンネル内鋳型種および局所構造の電気化学的特性への影響 (岩手大) ○門磨義浩,忍足 暁,宇井幸一,熊谷直昭 1H21 電子エネルギー損失分光によるFe含有Li2MnO3正極材料の原子価状態分析(産総研) ○吉川 純,秋田知樹,田渕光春,鹿野昌弘,辰巳国昭,香山正憲 1H22 電気化学的酸化に伴うNi(OH)2へのアルカリカチオン挿入(I) (豊田中研)小林哲郎,○近藤康仁,松尾秀仁,伊藤勇一,佐々木厳,長谷川円,右京良雄 1H23 電気化学的酸化に伴うNi(OH)2へのアルカリカチオン挿入(II) (豊田中研) ○小林哲郎,近藤康仁,松尾秀仁,伊藤勇一,佐々木厳,長谷川円,右京良雄,野崎 洋,妹尾与志木 1H27 Cathode properties of the mechanochemical synthesized NaMF3 (九大) ○Irina D.Gocheva,西嶋 学,土井貴之,岡田重人,山木準一 1H28 β・-Li2CoSiO4の電極特性(東工大,東レダウコーニング) ○早瀬章吾,藤田善岐,西村真一,山田淳夫,菅野了次,立川守,日野賢一,原崎 崇
73 :
あるケミストさん :2007/03/17(土) 17:30:27
3H01 黒鉛負極/電解液間のリチウムイオン移動 (京大) 山田裕貴,嵯峨根史洋,入山恭寿,○安部武志,小久見善八 3H02 黒鉛層間リチウムの面内拡散機構に関する理論計算 (京大) ○豊浦和明,東後篤史,桑原彰秀,大場史康,田中 功 3H05 Li4Ti5O12単結晶への電気化学的リチウム挿入脱離挙動(産総研,筑波大) ○片岡邦光,木嶋倫人,高橋靖彦,秋本順二,大嶋建一 3H06 Depth Profiling of Surface Materials on Positive Electrodes of Degraded Lithium-ion Batteries by FT-IR-ATR (産総研) ○MD. Khalilur Rahman,齋藤喜康 3H08 X線反射率法によるリチウム電池正極表面挙動の解明 (東工大,名工大,原研) ○平山雅章,坂本和幸,Martin Jean-Frederic,小西宏明,森 大輔,園山範之,山田淳夫,菅野了次,田村和久,水木純一郎 3H09 エピタキシャル薄膜によるリチウム電池正極材料のリチウム拡散機構の検討 (東工大,名工大,原研) ○坂本和幸,平山雅章,Martin Jean-Frederic,小西宏明,森 大輔,園山範之,山田淳夫,菅野了次,田村和久,水木純一郎
強いてあげるならT工大のK先生のところのやつかな
1H18 CaFe2O4型LiMn2O4の合成と電気化学特性 これが個人的には面白かったな。 これとかアメリカのT先生の研究とか見てるとMn系は 容量300 mAhg-1位でいいものが作れそうだな… どこかMn系で実用化とか考えないのかな?
77 :
あるケミストさん :2007/07/22(日) 19:01:53
まだまだ絶えない発火事故… リチウムポリマー電池が発火とかあるけど、 電解質がポリマーの電池なんだとしたら 製品化されてることが驚き… 電池メーカーとしてポリマーにしたことによるメリットってなんかあるの? ポリマーにすること自体は容量下げることになりそうだし… 結局燃えてるし… コストが抑えられるのかな?
78 :
あるケミストさん :2007/07/26(木) 07:40:32
負極材料の開発はどうな状況なんですかね? 学会でも目新しいもの無いし。
>>78 実用ではまだしばらくカーボン系が続くだろうね
Si系は容量はでかいが可逆性とかが駄目だし
酸化物系も容量や電位が今ひとつ
Sn系はそれなりな気もするけどカーボンと比較すると優位性が微妙
もうちょっとメーカが努力すれば金属Liも使えるようになるだろうけど…
負極側は材料開発よりもその周辺の最適化技術に注力した方が良さそう
80 :
64 :2007/08/24(金) 23:59:30
なぜシカトされたのか、今月になってよーくわかった。www
82 :
あるケミストさん :2007/09/18(火) 22:56:16
明日から電気化学会 でもみんな電池討論会に出すから もりあがらないのかね?
BFReでもそうだったんだが 高度の情報が把握しづらいな 影の位置が把握できればある程度はできるけど なんとかならんもんか…
84 :
あるケミストさん :2007/10/04(木) 00:47:34
電池討論会プログラム公開age 今年はInternational Symposiumが結構豪華
85 :
あるケミストさん :2007/11/05(月) 17:57:39
初心者で今LiNi0.5Mn0.5O2の論文読んでるんですが 充電容量におけるサイクル特性のところで1サイクル目に大きく容量が 減少しているのですがこの現象が起こる原因は何なのでしょうか? 教えてください
>>85 おそらく、初回充電のことを言っているのだろうが、
その段階で、非可逆の構造の変化がおこっているという考え方が主流。
酸素が欠損する反応だとして説明する人もいるが、
説得力は今ひとつ…
今のところ、決定的で明快な説明は誰も出来ていない。
とにかく、その材料は合成の条件などによって様々に
構造が変化し、それによって特性も大きく変化する。
その機構を完全に明らかにすることに今焦点が当てられている。
Thackeray, Ceder, Grey, Shao-Horn
あたりの論文をまずは片っ端から読んでみることをおすすめする。
日本でこの材料について良い研究が出来ているところは
残念ながら無い。この分野では間違いなく世界をリードしてるんだが…
87 :
あるケミストさん :2007/11/06(火) 00:52:07
電池討論会での注目の発表ってある?
1A19 Li2MnO3 を基本とする層状マンガン酸化物の構造と電気化学特性 (東工大院総理工)○丁元一、落合章浩、長尾美紀、山田淳夫、菅野了次 1A20 分析電子顕微鏡にみるLi1.2Mn0.4Fe0.4O2 正極の初期充電過程 (産総研)○吉川純、秋田知樹、田渕光春、鹿野昌弘、辰巳国昭、香山正憲 1A21 膜厚・表面を制御したLiMn2O4 薄膜の電気化学特性 (三重大院工)○松村忠朗、今西誠之、平野敦、武田保雄 1A22 LiMn2O4 薄膜中のLi+イオンの化学拡散 (三重大院工)○田中輝之、謝健、松村忠朗、今西誠之、平野敦、武田保雄、山本治 2A01 LiFePO4/polymer-IL-FSI+LiFSI/Graphite technology for cleaner transportation (Hydro-Quebec, CRIEPI*)○A. Guerfi, S. Duchesne, P. Charest, Y. Kobayashi*, A. Vijh 2A06 LiFePO4 の二相反応領域精密解析−dE/dT 測定と熱量測定結果の差異について― (電中研、東工大*)○小林陽、山田淳夫*、小林玄器*、西村真一*、菅野了次*、 関志朗、大野泰孝、三田裕一、宮代一 2A11 空気曝露がLiFePO4 に与える影響 (東工大総理工、IMN-CNRS*)○山田淳夫、J. F. Martin*、小林玄器、西村真一、 菅野了次、D. Guyomard*、N. Dupre*
2A19 LiFeBO3 の合成と高容量正極特性 (東工大院総理工)○西村真一、小西宏明、山田淳夫、菅野了次 1F04* Solid Solution Considerations in Olivines and Layered Lithium Iron Fluorophosphates. (University of Waterloo, Canada)○L. Nazar, B. Ellis, M. Makahnouk and D. Ryan 1F08* Lithium deintercalation/intercalation in LiFePO4 nano-particules: the domino-cascade model (ICMCB-CNRS, France, CEA DRT/LITEN/DTN/LCE*, France)○C. Delmas, M. Maccario, L. Croguennec, A. Wattiaux, F. LeCras* and F. Weill 1F17 Li-ion diffusion kinetics in LiCoO2 thin film with different orientations prepared by RF magnetron spattering (Mie University, Japan)○J. Xie, N. Imanishi, T. Tanaka, T. Matsumura, A. Hirano, Y. Takeda and O. Yamamoto 2F01* Electrodes-solutions interactions in Li ion batteries: new insights (Bar-llan University, Israel, Merck KgaA*, Germany)○D. Aurbach, E. Markevich, V. Baranchugov, M. Schmidt* and G. Semrau* 2F13* Benefits of charge/storage materials in nanometric forms for Li-based batteries (Universite de Picardie Jules Verne)○J-M Tarascon 極めて個人的な興味によるものなのであしからず…
90 :
85 :2007/11/06(火) 11:05:28
>>86 そうなんですか。わかってないんですね。
最初の質問に関連してなんですがなぜオフ電圧を高く設定するほど
サイクル回数を重ねるたびの容量の減少が大きくなるかっていうことは
わかってないんでしょうか?
91 :
87 :2007/11/06(火) 22:07:03
>>88-89 菅野・山田研が目立ちますね。
負極なども何かないかと探したけど、
ケイ素系ので少し聞きたいのがあるくらいですかね、
二日目の午後に。
やはり面白そうなのは正極に集中してる感じですね、今回は。
参考にさせていただきます。
>>90 解ってないで片付けて思考停止するな
せっかく、いろんな解釈や仮説が提唱されて、
みんながコンセンサスを作り上げているところなのに
思考停止してどうするんだ
君みたいな奴に答えを与えても碌なことにならんな
93 :
あるケミストさん :2007/11/15(木) 18:46:14
電池討論会のB会場、狭すぎだったよ。 壁際全部が立ち見で埋まるなんて。
三日目のC会場もすごい状態だったな どこの企業も情報を欲しがってるんだな…
2008年3月 電化 山梨 2008年9月(?) 電化 ハワイ? 2008年11月 電討 大阪 山梨は遊び場所がなさそうだな。 ハワイなんて行かないよ… というとこが多そうだから 電池討論会が混むのかな?
96 :
あるケミストさん :2007/11/18(日) 18:23:31
写真撮影禁止だけど、 撮ってた場合に何か罰っせられたりとかするの? F会場で皮ジャンきた韓国人が撮ってたけど。
知的所有権とか権利関係なんじゃなかったか。 そして、そういう概念が存在しない国の(ry
韓国と中国の奴らはいくら言われようが平気で撮るな 他の国の奴らでは見たこと無い 権利意識以前の民度の問題だよ
99 :
とどかつ :2007/11/29(木) 23:19:50
韓国で、「リチウム電池」で、死亡事故が発生した。携帯電話機器の「軽薄短小」への馬鹿げた人為的事故 今年五月から「携帯電話用充放電機器」が販売され、日本より「海外」で「安全・安価、簡便」で、一次電池 など全く使わず、2分充電、40分通話、7000回繰返し充電可能で、ただ極端な「軽薄短小」では無いが、 携帯電話以外、端子ジャックを変えれば、携帯小型電子機器用にも使用可能。日本人の知恵から生まれた 「世界初、日本発」のこれからのIT電源「グッズ」。BRICSはじめ低開発国、非常にもてはやされているようだ。 携帯電話の電池で「死亡事故」これは全く冴えないぜ! 大手の松下、三洋、ソニー等の電機メーカーの「技術屋」一寸、金儲け主義無く、電池使用者の安全性を考えよ! 冒頭のメーカーのURL:www.d-e-f.co.jpで、大変まじめな企業だ。
責任を放棄する気は無いが、 安全性を無視した要求をし、 設計方針の採択をしているのは 経営者の人間だよ
101 :
あるケミストさん :2007/11/30(金) 00:42:01
だれか充放電特性低下のメカニズムを教えてください。 電解液の分解で発生した炭酸リチウムやフッ化リチウムが悪さするの? なんか論文か文献ないかね? 助けてくれ
102 :
あるケミストさん :2007/11/30(金) 00:42:46
SEI
104 :
あるケミストさん :2007/12/12(水) 00:34:07
>102 SEIの形態観察とか論文知らんかね?
>>103 チョンは黙っていろ、爆発した携帯の残骸を見たやつは騙されない。
爆発した事実は隠せない。どろどろに溶けた携帯の電池部分と
潰れてもいない携帯の残りの部分。さらに作業服は潰されたような
跡すらない。
106 :
あるケミストさん :2008/03/31(月) 20:36:43
電気化学会で何か面白い発表あった?
107 :
あるケミストさん :2008/04/01(火) 01:48:10
リチウム電池が爆発した(笑)
108 :
あるケミストさん :2008/04/11(金) 22:51:35
柳ばか梓ね
109 :
あるケミストさん :2008/04/17(木) 01:55:09
>>104 最近、オーム社から出たリチウム二次電池の本に載ってた。
IMLBで中国に行ってから 中国語で電話が掛かって来るようになった 滅茶苦茶ウザイ
112 :
ある似非ケミストさん :2008/07/24(木) 13:45:13
ラミセル試作するのに塗布電極(アルミ箔または銅箔)と タブ(アルミまたはニッケル)を接合するのに好適な市販の器具ってないでしょうか? (1)針で貫通してできた穴のささくれを叩き潰し(カシメ)てつなぐ (2)超音波溶接 が考えられますが、 (1)は市販品なさそう(図面書いて作ってもらう) (2)もドライボックス内に納まって安いものはなさそう で困ってます。
>>113 ふーんって感じしかしないな
一番問題抱えてる正極はほぼそのままだし
当然、電圧も低くなってるから互換性もないし
取り立てて良いところは何も無いんじゃないか?
東芝は4年ぐらいまえにも 錫系負極で大々的にアピールしてたけど 結局まともには普及しなかったねw
116 :
あるケミストさん :2008/08/31(日) 09:00:54
>>116 これ、NovakとかBruceが既に明らかにしてるよね。
ThackerayとかDahnも昔から言ってる。
何を今更…
118 :
あるケミストさん :2008/09/21(日) 02:35:46
リチウム二次電池正極の研究するとき どんな結晶構造が良いか?とか考えて合成すると思うけど、 その際に普通シミュレーションってやるのでしょうか? やらずに研究するのって無謀ですよね?
>>118 無謀ではない。
それどころか完全なシミュレーションはまだ不可能。
既に有る物質の構造と特性を深く考察して次の材料を模索するのが
今日のこの分野の化学です。
Cederとかがこの分野での材料のシミュレーションを
開拓しているけど、今のところは全て実験の後追いだよ。
計算だからこそわかった知見をうまくピックアップして
提供してきているから評価は高いけどね。
120 :
118 :2008/09/21(日) 20:18:29
>>119 ありがとうございました。
分析装置もほとんどなく(他研究室に借りる)、
知識も技術もないのに今研究が活発だから
やれば結果でるでしょ
といった感じでやらされそうなんで不安になって
質問させていただきました。
テーマに文句つけるんじゃなく、 その枠の中で何が出来るのか考えてみたら? 他にやりたいのがあるなら、 自分で十分下調べした上で進言すればいい。
122 :
あるケミストさん :2008/10/25(土) 21:40:42
電池討論会での注目の発表ってある?
1B05 酸化鉄超微粒子の微細構造と二次電池電極特性 10:00 (東理大理)○三雲崇史、椎橋絵美子、尾形 敦、駒場慎一、山田康洋、吉田寛美 1B16 Lix(MnyFe1-y)PO4における電位シフトと分極挙動 14:40 (東工大院総理工、電中研*)○小林玄器、夏井竜一、西村真一、山田淳夫、菅野了次、 大野泰孝*、関 志朗*、小林 陽*、宮代 一* 1B21 PF6−挿入型グラファイトとLiMn2O4の複合電極の正極特性に及ぼす混合効果 16:20 (九大院工*、九大未来化学セ**)○西面和希、横山友嗣*、松本広重*,**、石原達己*,** 1B24 リチウムマンガンスピネル酸化物活物質の表面構造と相間イオン移動 17:20 (京大院人環、同志社大院工*)○松本圭佑、奥村豊旗、福塚友和、内本喜晴、稲葉 稔*、 田坂明政* 1B25 リチウム電池電極の表面構造変化と反応機構の検討 17:40 (東工大総理工、名古屋工業大*、日本原子力研究開発機構**)○平山雅章、W. Cho、 當寺ヶ盛健志、鈴木耕太、園山範之*、山田淳夫、菅野了次、田村和久**、水木純一郎** 1B26 リチウムイオン伝導性無機固体電解質を被覆した正極材料の充放電特性 18:00 (群馬大院工、トヨタ自動車*)○森本英行、粟野宏基*、染野祐耶、新井康仁、鳶島真一
2B03 リチウムイオン二次電池のためのフーリエ解析による金、チタン、アルミニウム正極集電体 9:20 /炭素導電材界面の内部抵抗比較 (山形大院理工)○西川幸秀、立花和宏、仁科辰夫、遠藤孝志 2B04 層状Li2MnO3置換体の合成、構造と電気化学特性 9:40 (東工大院総理工)○落合章浩、丁 元一、長尾美紀、山田淳夫、菅野了次 2B05 第一原理計算によるLi2MnO3の充電機構の検討 10:00 (京大院工、東工大院総理工*)○小山幸典、田中 功、長尾美紀、菅野了次* 2B07 Electrochemical activities in Li2MnO3 10:40 (三洋電機)○D.Y.W. Yu、斉藤元治、藤本正久、中村 宏 2B14 in-situ XAFS測定を用いたLi-Co-Ni-Mn系酸化物の反応解析 14:00 (ジーエス・ユアサコーポレーション)○遠藤大輔、片山禎弘、温田敏之、村田利雄
3B05 有機バインダー被覆LiCoO2正極表面における電解液の酸化分解挙動の解析 10:00 (首都大院都市環境)○瀬川 翠、峰 良行、棟方裕一、金村聖志 3B06 表面修飾したリチウム電池正極の特性評価 10:20 (群馬大院工)○星 賢匠、相澤美幸、森本英行、鳶島真一 3B07 有効媒質近似によるリチウムイオン電池正極表面被膜の構造解析 10:40 (産総研)○モハメド・ラーマン、齋藤喜康 3B08 活物質単粒子の電気化学的評価と多孔性電極の特性シミュレーションへの応用T(シミュレ 11:00 ーションモデルの最適化) (首都大院都市環境)森田 雄、中田奈都子、下地伸明、棟方裕一、○金村聖志 3B09 活物質単粒子の電気化学的評価と多孔性電極の特性シミュレーションへの応用U(活物質単 11:20 粒子の測定) (首都大院都市環境)○森田 雄、中田奈都子、下地伸明、棟方裕一、金村聖志 3B10 活物質単粒子の電気化学的評価と多孔性電極の特性シミュレーションへの応用V(多孔性電 11:40 極の特性シミュレーション) (首都大院都市環境)○中田奈都子、森田 雄、下地伸明、棟方裕一、金村聖志 3B12 高出力リチウムイオン電池の内部抵抗分離手法の開発 13:20 (日産自動車)○斉藤崇実、三浦 環、渡邉恭一、堀江英明、宮本丈司 3B13 リチウムイオン電池における電極の導電性に関する考察(その2) 13:40 (パナソニック)○武野光弘、金田真由美、渡邉耕三、嶋田幹也
個人的スケジュールです 特定されかねんな
追加。三日目どうしよう… 3G05* Reactivity and Stability of LixNi0.5Mn0.5O2 10:00 (Massachusetts Institute of Technology, USA) N. Yabuuchi, T. Kawaguchi, Y-C. Lu and ○Y. Shao-Horn 3G06* In- and Ex-situ NMR and Diffraction Studies of Electrode Materials for Lithium Ion Batteries: 10:30 Applications to Lithium Nickel Manganese Cobaltates and Silicon Anodes for Advanced Lithium-ion Batteries (Stony Brook Univ., USA, Univ. de Picardie Jules Verne, France) B. Key, R. Bhattacharya, D. Zeng, J. Cabana and ○C.P. Grey 3G11* Optimizing the Performance of Iron Silicate Based Cathodes for Upscaled Li-Ion Battery 13:50 Applications (Uppsala Univ., Sweden) K. Edstrom, D. Ensling, T. Gustafsson, K. Kam, A. Liivat and ○J. Thomas 3G14 Electrochemical performances of some transition metal fluorides as new cathodes in 15:20 rechargeable batteries (Kyushu Univ., Japan) ○I.D. Gocheva, M. Nishijima, Y. Tanaka, I. Tanaka, T. Doi, S. Okada and J. Yamaki 3G15 Study on charge-transfer process of PLD electrode of lithium manganese spinel 15:40 (Mie Univ., Japan) ○N. Imanishi, T. Sakakibara, A. Hirano and Y. Takeda 3G16 Synthesis and Electrochemical Properties of Li2-xMSi1-xPxO4 (M=Fe, Mn) Positive Active 16:00 Materials for Li-ion Cells (GS Yuasa Corporation, Japan) ○M. Yasutomi, D. Endo, Y. Katayama, T. Nukuda and T. Murata
128 :
あるケミストさん :2008/11/07(金) 00:11:49
毎年いるけど、 ラフすぎる私服で、名札をつけず、撮影禁止なのに写真をとる 韓国人(中国人かな?)はなんなんだろう? どこの会社(or大学)の奴らなの?
131 :
あるケミストさん :2008/11/20(木) 00:03:29
>>129 中国、韓国の会社なら
ということですね。
133 :
あるケミストさん :2008/11/26(水) 00:49:13
134 :
あるケミストさん :2008/12/07(日) 14:32:54
界面修飾ってどうなんよ? LiCoO2にみんないろいろ付けてるけど抵抗とかにならんの?
なったとしても、ある程度薄いうちは メリットもあるってことだ。 バルクの特性が一番重要ではあるけど、 界面の抵抗成分もちゃんとケアしてやる必要がある。 俺は、 多くの表面修飾の研究は、 材料をとりあえずナノ化してるだけの研究と並んで ゴミだと思ってるけどな。
春の電気化学会必聴講演 O会場 1O11 カルシウムフェライト型構造を有するLiMn2O4の電気化学特性 (産総研,東理大) ○秋本順二,阿波加淳司,早川 博,木嶋倫人,松倉啓介,笠原俊介,常盤和靖,渡辺恒夫 1O25 LiFePO4エピタキシャル薄膜の作製と電極挙動の検討(東工大,名工大,原研)○鈴木耕太,Woosuk Cho,平山雅章,当寺ヶ盛健志,園山範之,山田淳夫,菅野了次,田村和久,水木純一郎 1O26 Avramiモデルに基づく粒径制御されたLixFePO4における相境界移動現象の解析(東工大)○夏井竜一,小林玄器,西村真一,山田淳夫,菅野了次 1O30 Li2FeSiO4の水熱合成と電気化学特性 (東理大) ○山川勇人,三雲崇史,吉井一洋,駒場慎一 1O31 第一原理計算によるLi2-xFeSiO4リチウムイオン電池正極材料の相平衡に関する研究(東工大,トヨタ自動車) ○中山将伸,白澤 淳,斎藤俊哉 1O32 LiFeBO3の第一原理計算 (京大,東工大) ○小山幸典,田中 功,岩根伸之,西村真一,山田淳夫,菅野了次 2O18 ナノサイズ電極におけるリチウムイオン拡散現象の解析 (中央大,産総研) ○大久保將史,工藤徹一,本間 格 2O19 深さ分解X線吸収分光法による電極/固体電解質へテロ界面の局所構造解析 (京大,静岡大,JASRI,東北大) ○奥村豊旗,福塚友和,入山恭寿,宇留賀朋哉,谷田 肇,寺田靖子,高垣昌史,豊川秀訓,雨澤浩史,内本喜晴 2O20 電解液中におけるリチウム二次電池用コンポジット電極及び薄膜電極のin situ FTIR界面挙動解析 (首都大東京) ○瀬川 翠,峰 良行,棟方裕一,金村聖志 3O20 電解液中における各種イオンの動的挙動に関する電場印加NMR研究 (産総研) ○梅木辰也,齋藤唯理亜,松本 一
P会場 1P17 電気化学的にLiを挿入したTiO2(B)の電子・局所構造とリチウム挿入反応機構の解明 (京大,同志社大) 柳原明日輝,○和田好平,奥村豊旗,福塚友和,稲葉 稔,田坂明政,内本喜晴 1P18 ナノサイズ制御TiO2(B)の構造解析と空間電荷層へのリチウム挿入反応機構の解明(京大,同志社大) ○和田好平,柳原明日輝,奥村豊旗,福塚友和,稲葉 稔,田坂明政,内本喜晴 1P22 剥離ナノシートをもちいたポーラス・チタニアの合成と電気化学特性 (産総研) ○木嶋倫人,阿波加淳司,早川 博,秋本順二 1P23 ソフト化学的手法によるLi2Ti6O13の合成と電気化学特性 (産総研,筑波大) ○秋本順二,片岡邦光,早川 博,木嶋倫人 1P24 層状チタン酸ナノ粒子の部分窒化とそのリチウムイオン電池電極特性 (大分大,産総研,北大) ○清 建樹,津村朋樹,豊田昌宏,棚池修,清野 肇,嶋田志郎 1P34 第一原理計算によるリチウム−黒鉛層間化合物の電子状態 (阪大) ○窪田善之,中西 寛,笠井秀明
おまけ (モノにはならんが金のにおいはする) 3P21 リチウム空気電池用カーボン正極の電気化学特性 (NTT) ○蓑輪浩伸,林政彦,高橋雅也,正代尊久 3P22 リチウム空気電池用カーボン正極の酸素還元活性とカーボンの諸特性との相関(NTT) ○林 政彦,蓑輪浩伸,高橋雅也,正代尊久 3P23 Li-Air Rechargeable Batteries Using MnO2-C Electrode (九大) ○Thapa Arjun Kumar,Kazuki Saimen,Hiroshige Matsumoto,Tatsumi Ishihara 3P24 La-Ni系ペロブスカイト型酸化物を担体とした金属空気二次電池空気極の検討 (九大) ○西田正利,湯浅雅賀,木田徹也,山添 昇,島ノ江憲剛 3P25 アルミニウム−空気二次電池用負極の電極特性 (京大) 岸本尚也,○奥村豊旗,福塚友和,内本喜
139 :
あるケミストさん :2009/03/20(金) 17:28:10
140 :
あるケミストさん :2009/03/21(土) 18:30:08
うれしい、自分の名前が必聴講演にのっとる。
リチウム電池関連は発表件数は多いが 良い研究してるところが限られてるな…
リチウムイオン電池関連の 研究開発している会社の人って 電気化学会に行くの?
どれか1つって言うなら電池討論会に行くだろうけど、 日化よりは電化に行く。
次は電池討論会、また京都か。
腕時計用二次電池って、今どこまで小型・大容量化が進んでんのか…
腕時計ようなんて 消費エネルギー少な過ぎて あまり進歩もしてないんじゃね?
147 :
あるケミストさん :2009/09/07(月) 13:05:46
すまんそ リチウムと金て電位差最大だから最強の電池できるんでね?
ちょっと 物理化学の教科書読み直した方が良いんじゃないか?
今年の電池討論会必聴講演(正極系厳選) 1A16.固溶体系正極(Li2MnO3-LiMO2)の構造と反応(1) (日産自動車総研、日産アーク、神奈川大工、東大人工物工学研究セ)○伊藤淳史、大澤康彦、荒尾正純、佐藤祐一、渡邉 学、秦野正治、堀 江英明 1A17.固溶体系正極(Li2MnO3-LiMO2)の構造と反応(2) (日産自動車総研、日産アーク、神奈川大工、東大人工物工学研究セ)○大澤康彦、伊藤淳史、上口憲陽、佐藤祐一、渡邉 学、秦野正治、堀 江英明 1A18.Li2MXO4の電気化学特性 (東工大院総理工、東大院工)○原田 優、西村真一、菅野了次、山田淳夫 1A19.LiMn2O4における 2 相共存領域へのナノサイズ効果の解析 (産総研)○大久保將史、水野善文、細野英司、周 豪慎、工藤徹一、本間 格 1A24.フッ素化ポリアニオン正極の合成と電気化学特性 (九大院総理工、九大先導研)○水田秀樹、與田 晃、土井貴之、岡田重人、山木準一 1A25.ペロブスカイト型フッ化物正極活物質の充放電過程における局所構造解析 (九大先導研、九大院総理工、近大産業理工)○田中一郎、田中 鷹、IrinaD.Gocheva、土井貴之、岡田重人、山木準一、西田哲明 1A27.リチウムイオン二次電池の性能変化と反応速度パラメータとの相関 (宇宙航空研究開発機構、長岡技科大)○曽根理嗣、梅田 実
正極系続き 1A27.リチウムイオン二次電池の性能変化と反応速度パラメータとの相関 (宇宙航空研究開発機構、長岡技科大)○曽根理嗣、梅田 実 2B05.アモルファス Li-M-P-B-O(M:Fe,Mn)正極活物質の合成および特性評価 (トヨタ自動車、九大先導研)○磯野基史、岡田重人、山木準一 2B06.第一原理計算によるLiFeBO3の電極特性評価 (京大院工、東工大院工、東大院工)○小山幸典、田中 功、岩根伸之、西村真一、山田淳夫 2B09.水熱合成したLi2MeSiO4(Me = Fe, Mn)の結晶構造と電気化学特性 (東理大)○山川勇人、藪内直明、吉井一洋、駒場慎一 2B13.鉄系フッ化物の結晶構造と電気化学特性 (東理大、日産自動車)○菅野雅恵、藪内直明、駒場慎一、坂本和幸、村松宏信 2B14.In situ XAFS 法によるリチウム電池電極界面の検出 (東工大総理工、原子力機構、京大院人・環、JASRI/SPring-8)○平山雅章、Woosuk Cho、鈴木耕太、Kim Kyungsu、田村和久、中尾孝之、折笠 有基、内本喜晴、谷田 肇、宇留賀朋哉、菅野了次 2B16.第一原理計算による正極リチウム移動解析 (トヨタ自動車)○信原邦啓
国際セッション 1I09*.An overview of the behavior of layered oxides in lithium-ion batteries (Université Bordeaux 1, France)Claude Delmas 1I10*.Advanced High Energy Cathodes for Plug in Hybrid Vehicles (Argonne National Laboratory, USA)Khalil Amine 2I04*.On the use of nano-materials for energy storage & conversion (Bar-Ilan University, Israel)Doron Aurbach 2I05*.Lithium Batteries Beyond the Horizon: Nanostructured Electrodes and the Lithium-air Cell (University of St Andrews, UK)Peter Bruce 2I06*.New electrode materials for safer and long life lithium ion batteries (Zentrum für Sonnenenergie-und Wasserstoff-Forschung, Germany)Margret Wohlfahrt-Mehrens 2I10*.Interface problems of positive electrodes of lithium-ion batteries (Université de Nantes, France)Dominique Guyomard 2I11*.Charge and Discharge Kinetics in Li-ion Batteries (U. S. Army Research Laboratory, USA )T. Richard Jow 2I12*.Interfacial phenomena of lithium battery electrodes studied by in-situ X-ray scattering methods (Tokyo Institute of Technology, Japan)Ryoji Kanno 2I13*.Studies of Local Interfacial Phenomena in Li-ion Batteries(Lawrence Berkeley National Laboratory, USA)Robert Kostecki
その他 2C23.Li4Ti5O12電極の表面・バルク構造変化のその場観察 (東工大総理工、原子力機構)○Woosuk Cho、平山雅章、鈴木耕太、Kim Kyungsu、田村和久、水木純一郎、菅野了次 3C12.LiFePO4スパッタリング電極とPEO固体電解質における界面抵抗の研究 (三重大院工)○草河孝一、花井一真、平野 敦、今西誠之、武田保雄 3C23.正極活物質/硫化物固体電解質の反応解析 (トヨタ自動車、物質・材料研究機構)○土田 靖、長瀬 浩、川本浩二、横石章司、高田和典 3C24.硫化物固体電解質におけるリチウム伝導パス解析 (トヨタ自動車電池研究部)○山崎久嗣、白澤 淳、西野典明 1D11.水素吸蔵合金を用いる空気二次電池の構造と充放電特性 (同志社大院工、九州電力総研、同志社大理工)○近藤貴仁、土永悠貴、長田尚己、高野浩二、盛満正嗣 1D12.リチウム空気二次電池用空気極の電気化学特性 (日本電信電話NTT環境エネルギー研究所)○蓑輪浩伸、林 政彦、高橋雅也、正代尊久 1D13.リチウム空気二次電池用空気極のキャラクタリゼーション (日本電信電話NTT環境エネルギー研究所)○林 政彦、蓑輪浩伸、高橋雅也、正代尊久 1D18.リチウム空気二次電池の反応解析 (トヨタ自動車電池研究部)○水野史教、中西真二、小谷幸成、横石章司、射場英紀 1D19.空気極の分極に及ぼす酸素透過性の解析 (九州工大院工)○古我紘一、百相俊秀、松永守央 1D22.5V級リチウムイオン蓄電池に関する基礎研究(阪市大院工)○有吉欽吾、関谷智仁、小槻 勉 3D12.高電位領域におけるリチウムイオン2次電池正極材料のその場ラマン分光 (東北大学際科学国際高等研究セ)○伊藤 隆、粕谷厚生 3D13.深さ分解 XAFS 測定によるリチウム二次電池電極/固体電解質界面層の分析 (京大院人・環、高輝度光科学研究セ、静岡大工、東北大院環境)○福塚友和、奥村豊旗、寺田靖子、谷田 肇、宇留賀朋哉、高垣昌史、豊川 秀訓、入山恭寿、雨澤浩史、内本喜晴
153 :
あるケミストさん :2009/09/13(日) 02:33:37
なんか退屈しそうだな
157 :
あるケミストさん :2009/09/30(水) 20:36:54
>>153 聴きたいものにもよると思うが
私は2日目に集中しているので全部行くか迷ってる。
ところで安いビジネスホテルがないね。数も少ないし。
調べるサイトが悪いのだろうか…
春の電化みたいに宿がなくて
大阪方面に宿泊する人が出ないことにこしたことはないけど。
ホテルはやたらとたくさんあるはずだが 時期的に厳しいのかねぇ…
>>158 時期的というか、うちの場合は
出張自粛状態なんですよ。
イオン液体が安全性で優位性がないのに 未だに学会発表で堂々と安全な電解質だから重要なんです! とかいってるのはどうなんだ? なんか別の根拠があるのか? それ聴いて知識の足りないメーカが無駄に開発資金を投資したら どうするんだよ バーナーで炙って 「燃えません!」 っていまだにやってるぞ?
161 :
日本を憂う士 :2009/10/24(土) 21:13:59
こんにちは、 何だか、今頃、大学でリチウムカソードやアノードのごちゃごちゃした研究したって、 実際に実用化されて役にたったなんていう話は聞いたことのない。 そんな研究は企業に任せておけばいいのだ。 研究費ばかり目当ての亡者が満ちている。 基本の発想がオリジナリティに欠けた研究ばかりではないですか? 真の一流とはオリジナリティの有る研究者です。 改良主義者は一流に列せられないのです。 一体、見る目を養ってほしい・・イオン液体、硫化物とか聞いて呆れる。筋がわるい・・実用化になりっこない。 自己満足の世界。 次世代とかはやされているリチウム空気電池にしても、外国の真似事ではないの。 有る意味古い。 目先のことではなく、大学の研究とは何か良く良く考えて、 ブームや人の集まるテーマではなく、 人と逆を行くこと、あるいは基礎や独創性を大切にして、 研究者や技術者として育ってほしいものですね。 人を見る目も、偉い先生も流行の先生も、自分の先生も、 元の発想が誰で、誰かの考えたことの改良主義者と見る、 そして何してきた、何を作ってきたか、 胆の据わった目で見なきゃ・・・ね。 有名なほど、日本では改良主義者の典型・・とっても悲しいことだが・・ それから、リチウム二次電池は必要かな・・でも、高所からいろいろと 経験を積んだ専門家の立場で そのあり方に哲学的ともいえる懐疑感が沸いているのも事実。
>>160 その時はそのメーカーの無知さが明らかになるだけだ
163 :
あるケミストさん :2009/10/25(日) 21:28:41
基礎的質問であれですが、セパレータって 直列につなぐときに仕切りのことでOK?
164 :
あるケミストさん :2009/11/01(日) 01:20:48
>160 >161 学会で質問よろしく。 あんたらオリジナリティーないぞ。それって単なる改良研究だよ。とか、 イオン液体なんて三菱化学の研究で否定されているのになんでやってるの馬鹿みたい。 ってさ。
165 :
あるケミストさん :2009/11/07(土) 02:24:04
三菱化学の研究で否定されているからやらないという 研究態度もいかがなものかと 否定されている要因を解消するのが研究だ
166 :
あるケミストさん :2009/11/11(水) 12:52:36
転職板に書き込むには内容が細か過ぎるような気がしたので かなり場違いかとは思いましたがお尋ねします。 当方修士卒、過去に某メーカーで電気化学デバイスの研究をしておりました。 電池・キャパシタ関連の民間企業の研究職 (なるべく基礎・材料寄り、それなりの年収)の口を 関西エリアで探しているのですが、以下のところってどうでしょう? ・パナソニック 今後は三洋にお任せ?すぐに工場に飛ばされる? ・KRI 大して技術持ってない?メーカーでないと資金や材料の調達で苦労する? ・サムスン横浜研究所 (大阪分所) 売国奴と呼ばれても自分さえ良ければ?
知らんがな
>>166 ここに書くより、大学のOBに聞いてみたほうがいいよ。
なぜか横浜も入ってるし・・・
>>168 サムスン横浜研究所の大阪分所って書いてあるよ。
170 :
あるケミストさん :2009/11/15(日) 22:30:04
>>167 ですよね。すみません。
>>168 アドバイスありがとうございます。
知り合いが少ないので、業界の方に客観的なコメントをいただければ、
と思ったもので。企業の研究所スレでも聞いてみます。
171 :
あるケミストさん :2009/11/16(月) 23:39:49
パナソニックに行けるんなら、そのほかのところより パナソニックにしとけばいいじゃんと思うの俺だけか?
172 :
あるケミストさん :2009/11/17(火) 23:06:19
リチウムメコス次電池
174 :
あるケミストさん :2009/11/22(日) 14:02:07
今年も電池討論会で写真を撮る 韓国人か中国人かわからんが居るのかな?
175 :
あるケミストさん :2009/11/23(月) 00:39:24
あのちょっと思った疑問ですが リチウムイオン電池の正極材料の実験をするときって 負極には何を使うのが普通ですか? 金属リチウム?通常のリチウムイオン電池の負極? どっちでもいいのか??
176 :
あるケミストさん :2009/11/23(月) 00:56:01
普通って 普通の何の実験かによるよな 自分が職場で実験するときは金属リチウムのハーフセル作ることもあるし 負極をカウンターにあてることもある。 正極だけの容量とりたいなら金属リチウム相手のハーフセル作ればとれるな だがそれだとサイクル劣化についてはは負極が劣化してんだか正極が劣化してんだかわけがわからなくなる
177 :
あるケミストさん :2009/11/23(月) 21:10:49
金属リチウムのハーフセル? カウンターに金属リチウムを使うことっすか? それとも隔膜とか塩橋とかで負極(リチウム)と正極を分けること?
178 :
あるケミストさん :2009/11/23(月) 21:38:21
カウンターに金属リチウムのことだよ あれ?上司からハーフセルって呼ばれてたからそのままそうよんでたな・・・ ちなみにセパレータを介して注液して作るね
179 :
あるケミストさん :2009/11/23(月) 21:50:48
レスどうもです。 参照極は、セパレータのない液相部分につっこんどくんですか? 金属リチウム極使うのってやっぱりアルゴン雰囲気のグローブボックス下 ですよね。他の負極でも空気中でハンドリングできるのはないですよね。
180 :
あるケミストさん :2009/11/23(月) 21:54:26
うちはドライ雰囲気のドライボックスでやるよ 参照極も金属リチウムにするな カウンターとは別の 参照極もセパを巻く 他の負極もドライボックス中で真空乾燥してから使うね
181 :
あるケミストさん :2009/11/23(月) 21:58:11
あーなるほど、空気雰囲気のドライボックス? 書いちゃっていいのかあれだけど、 湿潤空気雰囲気だとリチウムは表面に窒化物を作るが、 乾燥空気雰囲気だと酸化物を作る。 邪魔になるのは窒化物で、酸化物は表面にできても問題ないから みたいな話でしたな。 ドライボックスはグローブボックスと違って手を動かしやすいんでしたっけ。
182 :
あるケミストさん :2009/11/23(月) 22:46:20
すまん正しい名称は知らないけど
>>181 の区分に従って説明すると
ドライボックスもグローブは付けてる
ただしドライボックスのグローブは手首の辺りでカットしてある
たしかに酸化皮膜はできないよりはある程度できてほしいから
空気雰囲気にしてるね
183 :
あるケミストさん :2009/11/24(火) 01:45:06
よくリチウムのイオン化傾向というか、酸化還元電位が一番低いから 高電圧が得られるっていう話を聞きます。 前から疑問に思っていて誰も明確に答えてくれないんだが、 酸化還元電位っていうのは水溶液中での話なので、 水和したリチウムイオンとリチウムとのGの差から出るのだと思う。 しかし、実際のリチウムイオン電池は有機溶媒に溶かしたLiPF6なんか を相手にしてますな。有機溶媒中では水溶液中と勝手が違うので、 電極電位は違ってくるし、Li以外にもっと電位が低いものがあるかも しれない。 有機溶媒でもやっぱりLiが最高ってのは何か根拠あるのか?という疑問
184 :
あるケミストさん :2009/11/25(水) 23:10:14
ボルンハーバーサイクルで考えたら分かる>Li最高
誰かアルミニウム・臭素二次電池の研究している人いない? 正極は臭素(耐蝕合金)、負極は金属アルミ、電解質は臭化アルミニウム(融点98C°) デンドライト析出対策としてインジウム、ガリウム添加 動作温度100C°以上 てな感じ
186 :
あるケミストさん :2009/11/30(月) 02:30:22
しらね
いや、検索エンジン使っても全然ヒットしないからね 亜鉛ハロゲン二次電池は色々問題ありでね。
188 :
あるケミストさん :2009/12/04(金) 22:58:56
今頃ガリウム合金負極を発表してるバカがいたな
190 :
あるケミストさん :2009/12/14(月) 02:12:42
>>161 日本を憂うってわりには
なんか日本語がメチャクチャだな
191 :
あるケミストさん :2009/12/25(金) 00:41:14
BF3のメーカが爆発したけど 原因わかる??
ガイアの夜明け見た 車1台作るのに14kg使うのね>Li
193 :
あるケミストさん :2010/04/24(土) 00:22:13
194 :
あるケミストさん :2010/04/24(土) 20:59:18
正極材料で次世代材料として有望なのは、 やはり固溶体(Li過剰層状化合物)かな? 負極はSiOとかもあるが、飛び越して合金系かな?
195 :
あるケミストさん :2010/05/03(月) 17:16:37
私は金属リチウム電池の正極に使用可能な、画期的な材料…というより、画期的な構造を考え付きました。 これにより正極の重量を大幅に小さくする事、リチウム電池自体の容量を、数倍大きくする事が可能です。 このアイデアを、検証してくれる方はいませんか? 一応、簡単な設備と、簡単な実験材料があれば、検証可能ですが。 もし興味のある方はメールで、研究機関名等や企業名を添えて、「リチウム電池共同開発希望」という題名でご連絡いただけると幸いです。 nq_fe@yahoo.co.jp 特許取得し次第、その時点までにメールしていただいた方のみに、出願番号を教えますので、 見込みのあるアイデアでしたら、検証等のご協力をしていただけると助かります。
196 :
あるケミストさん :2010/05/15(土) 00:09:07
容量が1.2倍になったとする。でも価格は2倍とか3倍じゃ話にならんよな。
>>195 なんかもう突っ込みどころ満載だな。あれだ。まずは特許の基本を勉強しろ。
198 :
あるケミストさん :2010/05/20(木) 23:11:44
>>196 PCのバッテリーや戦術兵器や宇宙開発など、重量あたりの性能でしのぎを削ってる分野でもそれでも需要はありますよ。
というか、5倍以上は確実、上手く行けば10倍も不可能ではないので、心配はご無用です。
>>197 どの辺が突っ込みどころなのでしょうか?
教えて頂けると幸いです。
199 :
あるケミストさん :2010/05/20(木) 23:28:50
ところで、科学のアイデアを考案する仕事って無いの? アイデアを考案するだけだから、報酬は、本当に使えるアイデア1つにつき300万もあれば十分だよ。
201 :
あるケミストさん :2010/05/21(金) 03:01:32
>>特許取得し次第、その時点までにメールしていただいた方のみに、出願番号を教えますので 特許取得すれば、特許の内容は全世界に公表される。 メールしてなくても、出願番号を知らなくても、内容を見ることができる。 アイデアだけで検証してないものは原則として特許にならない。 文面見るに、このような文章を書く輩が思いつくようなアイデアは すでに誰かが考えていると思われるのでたぶん新規性がなく 特許にならないと思われる。 そもそも特許出願してるのなら、ここにそのアイデアを書けばよい。
202 :
あるケミストさん :2010/06/19(土) 22:23:08
HEV/BEV 用の電池に詳しい方、 差し障りの無い範囲でご教示下さい。 正極活物質についてはどの材料が主流になるか という記事を良く目にしますが、 負極については当面カーボン(レート・寿命から非黒鉛?) で問題ないということでしょうか? また、負極のカーボンは集電体との密着性が弱い という話を聞いたことがありますが、 セルを組み立てるプロセスで問題にならなければ (圧力で集電体から離れないので) 実用上問題ないということでしょうか?
203 :
あるケミストさん :2010/06/20(日) 04:10:51
米国科学アカデミー・国際安全保障と軍備管理委員会(CISAC)1994
Management and Disposition of Excess Weapons Plutonium:
原爆に不発は無い!?
計算によれば、核物質が初めて連鎖反応維持可能な大きさまで圧縮された時点、
つまり設計上最悪の時点で早期発生が起きた場合でも、長崎型の比較的単純な装置で1ないし数キロトン
(kt:TNT火薬1000トンに相当する爆発力)程度の爆発力になる筈である。このような爆発力は
「fizzle yield」と呼ばれるが、1ktの爆弾は、破壊力の半径が広島爆弾の3分の1程度に及び、
潜在的に恐るべき爆発である。厄介なアイソトープの比率が如何に高くても、爆発力はそれ以上低下しない。
より高度の設計技術を適用すれば、原子炉級プルトニウムでもより高度の破壊力を持つものが生産可能である。
そして日本は10,000発分以上のプルトニウムを保有している。
http://www.cnfc.or.jp/j/proposal/reports/ (P (゜д゜) P)
\/| y |\/
( ゜д゜) (P)
(\/\/
>>202 >負極については当面カーボン(レート・寿命から非黒鉛?)で問題ないということでしょうか?
No.
>実用上問題ないということでしょうか?
No.
205 :
あるケミストさん :2010/06/20(日) 17:41:30
>>204 見解ありがとうございます。
負極については実用レベルの(ハードカーボンの)代替候補が無いので
正極のような比較記事を目にしないだけ、
ハードカーボンも集電体への密着性の改善が必要、ということですね。
負極の検討を待っている間に
一足飛びに固体電解質やリチウムイオン電池以外(リチウム空気電池?)
に行かれてしまう可能性もあるかもしれませんね。
206 :
あるケミストさん :2010/06/20(日) 22:32:39
電極より広電位窓電解液の開発が先だろjk
207 :
あるケミストさん :2010/06/20(日) 22:36:57
高電位より高容量だろ。 3V1000mAhよりも、1.5V3000mAhの方が優れている。
208 :
あるケミストさん :2010/06/20(日) 22:38:21
ああ、そうそう、リチウム-空気電池って言うけどさ、 軽量である事が、数少ない利点であるリチウム電池なのに、 使用後に空気の分だけ重くなるようなゴミに、果たしてどの程度の需要があるのかなw?
209 :
あるケミストさん :2010/06/21(月) 00:02:52
あのー2次電池なんですが?
>>206 6V程度までしかいけないから
あまり電圧にこだわってもねぇ…
211 :
あるケミストさん :2010/06/22(火) 00:05:14
もっと化学屋つーか、合成屋みたいな人間が増えないと根本的なブレークスルーにならないと思う