こんにちは。生分解性プラスチックについて、知ってること教えて下さい。
けっ。
腐るようなプラスチックが使い物になるかってんだっ!
え!?知らないんですか??
4 :
あるケミストさん:02/05/15 16:00
土に入れておくと、数ヶ月で土に返る。作り方を知らないです。
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7 :
あるケミストさん:02/05/15 16:48
>>5 ポリプロピレンを、
ベンゼンに浸して
60Vの電圧を24hかけ続けると、
生分解性プラスチックが出来る。
うちの生ゴミ処理機に入れてみたけど
あんまり分解しなかったなぁ
10 :
あるケミストさん:02/05/15 20:43
>2
1じゃないけど
SUNなんかのWS買うと(SUNだったかな?US製の機械)、
生物分解性のビニール(表現正しくないが外見ではビニール袋)に
ポップコーン(見た目はカール@明治製菓みたい)を詰めた
「緩衝材」が機械の周りに詰め込まれて納品されるよ。
袋の表示には「生物分解性だから気にしなくて捨てていいよ」みたいな
説明があったような・・・・
なんか、話によると、キトサンでもできるって話を聞いたんですが・・・・・・。
このスレはネタですか?もしかしてマジレス希望?
ネタじゃなくて、マジレス希望!!
自動車のバンパーとか内装のプラスチックに生物分解性のものを
使うのが、これからの流行らしいが・・・・
雨ざらしの駐車場においておいて、しかも梅雨時期に車内に持ち込んで
窓締め切って炎天下に駐車しておくと・・・・
あっという間に腐るわなぁ〜 また、車買わせるメーカの罠か?
>しかも梅雨時期に車内に持ち込んで
失礼!
「しかも梅雨時期に濡れた傘など、水分を車内に持ち込んで」
言葉足らずでした。
それにしても、未来は(金属抜いて?)自動車は土に埋めるのが
正しい廃棄方なのか?
16 :
あるケミストさん:02/05/22 12:21
(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
age
ポリ乳酸
うん、頑張ります!
24 :
あるケミストさん:02/05/28 00:42
あるケミストさんでない私が「生分解性プラスチック」に似た物を調べていた
のは 10年以上も前の事。(泡がはじける前・・・)
某証券マンのをっさんに ゛印刷ができ かつ 海水で溶けるシートはないか? "と
調べさせられましたよ。それがク〇レのポリビニルアルコールだった。
釣具関係で何かやってみたかったのだろうか? と思ったりしてみた。
今の 証券マンは何を考えているのだろうか?
ところで「生分解性プラスチック」の研究って実用化に向けてはいつ頃からやって
いるのだろうか? 。
25 :
あるケミストさん:02/05/28 21:04
普通のプラスチックを焼却処分できるようになった昨今、
生分解プラスチックの利点って何?
>>25 うーむ。
例)
プラスチックを作るにも二酸化炭素が発生するし、焼却処分するにも二酸化炭素
が発生するよ。『温室効果ガス』とまで呼ばれる二酸化炭素、地球温暖化問題は
どうなるの?
生分解性プラスチックなら、将来リサイクルも可能になるよ。
27 :
あるケミストさん:02/05/28 22:49
>>26 生分解性プラスチックを製造するにも、
エネルギーを使う以上、二酸化炭素が発生すると思うが。。。
微生物に食われるプラスチックだあ?
馬鹿野郎!そんなもんが役に立つか!
人類はな、絶対に腐食しないし光劣化もしない超高性能高分子だけ作ってりゃいいんだ!
ふざけたもの作りやがると叩きのめすぞ!
>>27 はい、発生しますね。けれど 26 では減らせることが云いたかっただけです。
30 :
もと業界の人:02/05/28 23:36
まぢれすです。
>>25 生分解性プラスチックを使えば燃焼温度を下げることができます。
したがって燃焼炉が傷まないのでイイ!のです。
>>26 アメリカの某社では二酸化炭素を原料にした生分解性樹脂も作られていした。
ただしコストは日本の乳酸系の10倍以上していました。
そんな商売を今でもやっているかどうかはわかりませんが。
31 :
あるケミストさん:02/05/29 00:39
廃棄物である生ごみを発酵させて堆肥などを生産しようとした場合、生ごみを入れる
容器として有効です。
容器ごと発酵・分解してしまい、堆肥中に異物として残留しにくいからです。
また、生ごみを基質としてバイオリアクターで乳酸を製造し、ポリ乳酸系生分解性プラ
スチックを製造する方法が検討されています。うまくいけば、完全リサイクル・・・
というわけで。
32 :
あるケミストさん:02/05/29 01:19
あと、農作業なんかで、使うって聞いたなあ。
土の上に敷いたあと、捨てる手間が省けるって。
33 :
あるケミストさん:02/05/29 04:11
生ごみからポリ乳酸を作るのは実用化まで行っているのかな?
北九州?だったかでプラントが稼動していると思うのですが、実際はどうなのかな?
本当に200\/kgいけるのかな?
34 :
あるケミストさん:02/05/29 04:47
>>27 PLA系なら合成に要するトータルエネルギーが少ないと言われている
が、原料の澱粉植物を栽培するコストが入っているかは不明。
>>33 通常原料でも、現状ではその倍以上するな、 再生品のコストはどうだろか?
上記の方々、ご意見ありがとうございます。
現状では生分解性プラスチックは微生物に頼るものが主ですね。
26では あえて微生物との関係をさけて、地球温暖化・酸性雨等から生分解
性プラスチックはどのようなものが理想とされるのか、考えてみたかったです。
身の回りのプラスチックは大概が 消耗品→ゴミになりますね。(けれども欠く
ことのできないプラスチック製品 )
昨今の百円均一ショップとか 玩具屋さんのプラスチックの塊を見ると゛ゾッ"
とします。
新たな 着眼点はないものかなぁ〜と思ってみたものでした。
>>35 訂正スマソ
あえて微生物との関係をさけて、地球温暖化・酸性雨等から生分解 性プラスチック
はどのようなものが理想とされるのか、考えてみたかったです。
↑
微生物との関係を絶ったら「生分解性プラスチック」とはいえませんね。スマソ
何とかしてプラスチックをゴミとして処理したくないのです。
※スレのタイトルから逸れてますね。スマソデス。
私は、数ヶ月前まで工業高校の化学科の生徒でした。
そのときの課題研究で、私は、生分解性プラスチックの研究をやってました。
実際の生分解性試験では、PVA、PVAc、カゼイン、PEをプランタ内の土中に埋めて
試験をしてみました所、カゼインの重合体が一番重量変化が著しかったので
カゼインは、良いと思われ。
(所詮は、高校の実習レベル程度の事なので信用しないで下さい)
その結果自体はそうなんだと思うが,カゼインの
正体をわかって逝ってるのだろうか...
牛乳中の蛋白質。
>>38 と、言うか
なぜ、樹脂の略称にカゼインが混ざってるの?
カゼインを要する樹脂名にすれば・・・・・・・・・って(解だから?
41 :
あるケミストさん:02/05/29 19:55
プラスチック類を廃棄することで生じる環境負荷の大部分は、焼却による二酸化炭素の
の発生であると思われます。
合成樹脂の製造原料として原油ではなく、バイオマスや有機性廃棄物を利用できたなら、
二酸化炭素の増加を抑制できると考えられます。
適当な炭素源からアルカンを生成するバクテリアの存在も知られていますので、この合成
に関係する遺伝子が特定されたら、ごみから石油や合成樹脂が生産できるようになる
・・・・かもしれないです。
ちょっと板ちがいでした。
42 :
あるケミストさん:02/05/30 17:32
ということで、現状ではではコスト面とモロモロこし等(先物取引みたい)の収穫・価格変動
が問題点なのでしょうか。成形技術の問題はその次でしょうか。
では 汎用性プラスチックのどれくらいが生分解性プラスチックに代替できるのでしょうか。
農業用はガイシュツの通り土と接するものは始まってますね。
家庭にあるワケワカランプラスチックのケースとか、お風呂周りの桶とか、携帯マスコット等
身の回り品のどこまでというラインはあるのでしょうか?
>>28エンプラ、超エンプラ等ですか?
それこそゴミにはできませんね。
壊すになかなか壊せない。焼却処分にもまた多大なコストが掛かりそうですね。
43 :
あるケミストさん:02/05/30 18:25
>>42 やっぱ耐熱性や成形性に劣るよ>芳香族鎖を入れないと
PLAを押し進めている現状では、包装材・封筒の窓フィルム、熱のかからない容器等が限界でしょう。
ソニーのMD容器もだっけか?
>>25 >>普通のプラスチックを焼却処分できるようになった昨今、
>>生分解プラスチックの利点って何?
今までの議論の他に、「不法投棄」等の社会的な問題に対する
対応もあるのでは?
山中における不法投棄・海洋への不法投棄など、、、、、
45 :
あるケミストさん:02/05/30 23:48
ポリ乳酸系は、そもそも生分解性能が主たる特徴でありますので、耐久性・
耐候性を要求される材料には不向きではないかと。適当な修飾や架橋構造の導
入、ポリマーアロイ等で改善される可能性もありますが、使う人がいるかどう
かは???
生産から廃棄までの製品寿命の短い製品への使用がもっとも適切であると思わ
れますが。
例えば、レジ袋。ポリ乳酸製レジ袋には「レジ袋税」がかかりません!なんて
のもいいかも。(w
ちょっと思いつきですが、発泡ポリ乳酸なんてものがあったら、用途が拡大す
るかも!!(すでにあったりして)
46 :
あるケミストさん:02/05/31 00:33
つーか、コスト的につかえんよ>生分解性樹脂
汎用樹脂の代替えなんて、現状では夢のまた夢
>45
アロイにしちゃったら、生分解性樹脂の意味が無くなるんじゃ?
>46
まったくおっしゃるとおりで。
実は私、ごみ処理場に勤めておりまして。生物資源由来の機能性樹脂
が普及したら、プラスチック廃棄物の焼却処理が環境負荷にならなく
ていいのになー、と日ごろ思っておりまして。ポリ乳酸等にいたって
は焼却すら必要ないなあ、などとも。
すこしSFじみた夢を語っておりました。
48 :
あるケミストさん:02/05/31 10:01
49 :
あるケミストさん:02/06/04 23:46
農作業で使う土の上に被せるビニィール、生分解性とそうでないものとの値段の
差は約2倍だそうな。
使うと高いけど手間が省けるor安いが手間が掛かるかの選択だそうです。
50 :
あるケミストさん:02/06/05 00:00
最近は農作業ビニールも使い回しだよ
つまり、何シーズンも使うんだよ
そうなると。ますますコストに差がでるね
51 :
わたし作ってました:02/06/05 00:25
埋めてなんぼのもんです、生分解性樹脂って。
そこらに放り出しておいても、分解なんてしません。
そのくせ、耐久性は悪いです(破れるとか)。
使われている理由の大半は、企業や自治体の
イメージアップです。
それから、みなさん、実際に使用される品物の分解に
目を向けがちですが、たとえば製品を作るときに発生する
くずがあります。このくずの量が半端じゃありません。
このくずを埋めたりもしてるわけです。
>>45 ポリ乳酸系ではないが、梱包用の物はありますね。
生分解性発泡プラスチック「グリーンブロック」・・・・・
*それでもって最近のニュースでは
カネボウ合繊は、生分解性繊維「ラクトロン」を使用した衣料シリーズを
「カネボウ環境倶楽部」ブランドとして1日から発売した。このほどラクトロン
そのものに弱酸性および穏やかな抗菌性の機能があることを実証テストで確認。
生分解性という地球環境に優しい特性に加え、肌に優しい機能を訴求。
アトピー性皮膚炎など肌のデリケートな人向けに下着、Tシャツ、タオルなど売り込む。
かな?
けど 手っ取り早いのは ヤパーリ農業関係かな?
でも 生分解性プラスチックを手がけている化学メーカーって「マテリアルリサイクル」
とかいって廃プラの油化とかガス化の方が力入っているみたいに思うけど・・・
あるケミストさんでないから詳しくは言えませんが・・・・・
53 :
あるケミストさん:02/06/05 15:34
>>33 生ごみからポリ乳酸プラスチック、九州工業大学の教授が
やってるYO!
いろんな企業や機関から引っ張りだこらしいYO!
54 :
あるケミストさん:02/06/20 02:15
>>48 ポリ乳酸の発泡体はまだ市販されてるのを見たことないが、
特許では発泡体結構出願されてるよ。
生分解プラスチックあまり賛成ではないけどね。
ポリ乳酸、分解速度遅いから、捨ててるとゴミの山ができてしまう。
ゴミの山になると、微生物や水、熱がかかりにくくなるといつまでも
ほとんど分解しない。
セルロースや澱粉の誘導体ではいかんのですか?
水で溶けるのはチョット…
てゆうか材料としてプラスチック使うときは大抵混ぜ物するから単純なリサイクルは出来ないと思う。
まだ値段が高いし。
今は生分解性ではなくてリサイクル可能な点から「グリーンプラ」と言いたいようだけどね。
ポリ乳酸は環境リサイクルではなく化学リサイクルを考えていると思われ
60 :
あるケミストさん:02/06/29 00:41
カニとか。
水に溶けるコンドーム ウマー
62 :
あるケミストさん:02/06/29 20:04
>>61 ビョーキ貰ったうえにガキまで出来てマズー
63 :
あるケミストさん:02/06/30 10:56
俺がプラスチックやってたの10年も前だったんだけど
そのときはビオノーレとかマタービーとかあったんだけど
疑問に思ったのは、
あれってセグメントで分解されてオリゴマーになるじゃない
その分解された後の分子量ってどのくらいなんだろう?
そして、それはいいのか??残ったオリゴマーは別にそのままで良いの?
ビオノーレはPBSだしマタービーはデンプン+PVAでしょ。
だから
自然環境に放置
↓
酵素により分解
↓
オリゴマー
↓
微生物により二酸化炭素と水に分解
↓
(゚д゚)ウマー
なんじゃない?
そうなんだ。ありがと。
オリゴマーと言えど分解には時間がかかるのかな?
問題ないのかな?って思ってたんだ。
66 :
あるケミストさん:02/07/05 17:59
生分解性ポリマー作ろうって最初に考えたヤシはひねくれ者だな。
ガンダムで言えばカイ。
加水分解されやすくて物性の悪いポリマーが
ただ単に見直されただけ。
68 :
あるケミストさん:02/07/06 21:09
BIOPOL(バイオポール)はPHBとPHVでできていて、
生分解性に優れていることはわかりました。
このバイオポールというものは、何に使われているのですか?
69 :
あるケミストさん:02/07/06 21:56
>>68 企業が「環境保全に力を入れてますヨ」という時のアピール
バイオポール=バイオポリマーで、
ポリマーの代わりに使われている。
これであってますか?
71 :
あるケミストさん:02/07/07 12:54
いまさら無駄
72 :
あるケミストさん:02/07/07 13:02
わざわざ弱いもんつかうかいな?
緩衝材だったらポップコーンでいい
74 :
バイオポール:02/07/11 18:35
>>68,70
シャンプー容器、ヒゲ剃り、ゴミ袋などに使われてます。
β-ヒドロキシ酪酸とβ-ヒドロキシ吉草酸の組成比で物性がコントロールできるので
いろいろなものに使われているようです。
>>73 油分のにじみと砕けが無ければ採用したい。
76 :
あるケミストさん:02/07/24 11:17
やっぱり物性的に商品化が期待できそうなのはPCLなのかなー
そういやトヨタのポリ乳酸プラントはどうなったんだ。
77 :
あるケミストさん:02/07/25 00:44
78 :
あるケミストさん:02/07/25 01:05
PCL?あんなに融点低いのに?
PLAの間違いじゃないの?
79 :
あるケミストさん:02/07/25 02:34
80 :
あるケミストさん:02/07/25 12:54
PCLは架橋構造を作ると150℃ぐらいまで融点が上がるよ。
問題はコストだな。
PLAは固くてもろいのが問題か。
BB弾には結構前から生分解性プラスチック使ってたような
>>80 SEBSでも混ぜれ・・・ってそれじゃ生分解性ウマミがなくなるね。
83 :
あるケミストさん:02/07/26 11:55
生分解性のある可塑剤を添加すればいいんだろうけど…
なんかあるか?
84 :
あるケミストさん:02/07/27 21:10
>>83
ポリ乳酸は堅いからなーー
分子量のひくーいポリ乳酸系を添加したったら?
相溶性もありそうやし。
85 :
あるケミストさん:02/07/31 16:45
>>84 やっぱそれかな〜。
生分解性とリサイクル性を考えるとそれが一番なんだろうな。
この辺研究してるとこってどこかある?
87 :
あるケミストさん:02/08/06 12:25
88 :
あるケミストさん:02/08/20 23:13
聞きたい?
89 :
あるケミストさん:02/08/21 13:02
聞きたいねぇ
90 :
あるケミストさん:02/08/30 13:19
91 :
あるケミストさん:02/09/02 14:10
味の素ってカビから乳酸作ってるらしいんですけど
カビからどうやってつくるんですか 教えてください
92 :
あるケミストさん:02/09/02 14:57
>92さん
早速ありがとうございました。
自分たちの研究室は、菌を使ってるんですけど
カビ使っている研究室の人いたら、何か情報を
下さい。
94 :
あるケミストさん:02/10/02 17:26
上げ
95 :
あるケミストさん:02/10/03 15:26
カーギル・ダウにでも就職するかぁ
バス釣りのソフトルアーで生分解性プラスチック使ってるのあるそうな。
バス釣りで従来使用されてる素材は酢酸ビニルだけどこれは水に
溶けないのでいつまで経っても水の中に残っているとのこと。生分解性
プラスチック使えばいずれ消えてなくなるのでルアーが水の中に残る問題が
これで解決できるとのこと。(^∀^)
>96
戸売れのですよね
水中でも分解すんですかね?土中でもなかなか分解しないのに
>>97 え?そうなんですか?(^^;)A
10年経ってやっと分解する・・では困りますよね。
ところでだれか生分解性プラスチックの成分と分解する仕組み、教えて!(^∀^)
>>98. ちょぼ焼きさん
過去ログ嫁かな。
>>22 なんか。
あとは ポリ乳酸 と 微生物 がキーワードみたい。
うあっ!空レスしてしまつた。しかも100ゲット空振りっ!失礼・・・
カラブリズザー!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
>>99 サンキューです。読んでみました。微生物が分解して二酸化炭素と
水になるわけね。「土中や水中では各種条件や生分解性プラスチック
の種類によってかなり異なります。」、とのこと。
東レのルアーはどうなんだろうか?(^∀^)
昨日いったスーパーの持ち帰りようの袋が
生分解性プラだったようだ
土中で3年で水と二酸化炭素になると書いてあった
ものはなんなんだろうか
105 :
Alchemistさん:02/10/29 12:35
ダイカポリマー、生分解性プラ製品に参入だって。
とおもったらPLAの成型加工か。
106 :
あるケミストさん:02/11/06 12:47
窓付き封筒に生分解性フィルム――三菱信託が銀行業界で初の採用
だそうで。
三菱樹脂のPLA「エコロージュ」
こうやって少しずつでも変化していけば…
107 :
あるケミストさん:02/11/21 12:22
108 :
あるケミストさん:02/11/21 18:35
生分解性プラスチックといえば慶大M村でしょう。
これ最強
110 :
あるケミストさん:02/11/27 23:54
>>24 その証券マンって、実は北朝鮮の工作員なんじゃないの?
ブラスチックを食べて飢えをしのごうてか?
112 :
あるケミストさん:02/12/13 13:06
お約束:ポリ乳酸系プラウマー
113 :
あるケミストさん:02/12/13 20:51
サイエンスとしては非常に興味深いけど、実際どうだろうね。
結局は使う人間次第なんだから、リサイクルに向いてるポリマー
を開発した方がいいと思うんだけど。
114 :
あるケミストさん:02/12/14 14:35
生物に食わして熱捨てるより、燃やして熱回収した方がイクない?
115 :
あるケミストさん:02/12/14 16:58
熱回収の初期投資って結構かかるんじゃない?
だったら土に埋めて分解させた方が処理ラクだと思うが。
116 :
あるケミストさん:02/12/15 05:04
そお?
結構多くの自治体が持ってると思うけど。
廃熱回収する焼却炉。
エネルギー源として一日に10kg以上の石油を燃やす生活をしながら、平均一日数グラム(くらい?)しか消費しないプラのリサイクルの研究するのは労力の無駄使いだと思うんだけど。
10kg以上の石油の足しにして、そっちをいかに節約するかの話をするほうがよいと思う。
廃プラの問題は、リサイクルの問題ではなくて、ゴミ問題。
ゴミ捨て場をどうするかという問題。
生物に食わすメリットははいと思うが。
117 :
あるケミストさん:02/12/16 20:10
ゴミ捨て場が無くなってるし、そこからの地下水汚染とかが
問題だから、生分解性のを作ろうとしてんじゃないの?
118 :
あるケミストさん:02/12/16 21:35
いや、燃やせばいいのでは?という話。
燃やしても生物に食わしても、出る炭酸ガスの量は同じ。
管理して燃やして熱を回収するのと生物の中で燃やして熱は捨てるのとどっちが得かなというお話です。
現状の「そのまま埋める」という野蛮な方法よりは、生分解の方が数段いいのはおっしゃる通りだと思います。
119 :
あるケミストさん:02/12/16 23:07
>>107 >島津の生分解性プラ部門がトヨタへ
ノーベル賞田中耕一氏の出現で、超有名企業になった島津って、試験分析
装置分野の精密機械メーカーと思っていたが、石油系プラスチックに代わる
次世代生物系プラスチックの量産化研究も、多額の研究費を費してやっていたのか。
それにしても、売却先が国内総合化学メーカじゃなくて、何でトヨタなんだ?
120 :
あるケミストさん:02/12/17 00:11
熱回収うんぬんよりも、自然環境に排出された時に
ちゃんと分解するというのが、生分解性プラスチックの
大きな目的だと思うが。
やはり何だかんだいっても、すべてのプラスチックを
回収し、焼却とか再利用とかするのは不可能だしね。
121 :
あるケミストさん:02/12/17 01:25
>>120 >熱回収うんぬんよりも、自然環境に排出された時に
>ちゃんと分解するというのが、生分解性プラスチックの
>大きな目的だと思うが。
いや、言いたいのは、何のためにそんなことするの?ということ。
環境に排出されたときに分解されたほうがよいのは当然なんだけど、それがそれほど力をいれて研究するほどのものか?という話です。
もちろん、この辺は最終的には見解の相違ということになるんでしょうけど。
「生分解とは言っても基本は回収で、回収できなかったものは自然界で分解される」
というのは一つの理想型であるだろうけど、私などはそれよりは、強度を持たせて長持ちするようにするとかほうが全体としては問題の解決につながる気がするのです。
ほぼ100%近いプラスチックは回収できると思いますし(全部燃やすという前提。分別などはしない。)、ポイ捨てゴミとして自然界に排出されるゴミは、人間が拾えばよい。
生分解性プラスチックの研究もありえるとは思いますが、それほどカネと人をさく分野のようにはどうしても思えないのです。
何を目指していて、それが達成されたら現在のどの問題が解決されるのかがいまいちわからない。
げ、そう言われるとそんな気もしないでもないな。
俺って何で生分解性やろうと思ってたんだろうか、
うーん、もしかしたら研究室の選択間違えたか(鬱
>>119 車内の樹脂を生分解性の物にするかららしいよ。
ポリ乳酸系でいくらしいねー。
123 :
あるケミストさん:02/12/17 20:10
海辺に流れ着いているシャンプーの容器、釣り糸に絡まって死ぬ鳥、、、、、などのためにというのはわかりますが、それらは(ゴミ捨て場がなくなるといいう意味での)ゴミ問題でもないですし、エネルギーの問題でもないですよね。
生分解性プラスチック自体は必要ではあると思うのですが、ゴミ問題とかエネルギー問題とかリサイクルの話とか、あらゆる問題がごちゃまぜになっていて、今ひとつ目的が明確に示されていないような気がします。
124 :
あるケミストさん:02/12/17 20:29
ゴミ問題、エネルギー問題、リサイクルの話って言うのは「資源利用の問題」というのでくくれると思います。
125 :
あるケミストさん:02/12/18 01:20
そうくくった時に、生物に食べさせてしまうことのメリットは何だろう?と言っているのではないでしょうか?
マテリアルリサイクルをしないのなら、可燃ゴミと一緒に燃やして熱を回収したほうが、「資源利用の問題」につながると私も思います。
そこで疑問なんですが、将来的に自然エネルギーや省エネ等で
化石燃料に頼らない事が可能になったとしたら、可燃ゴミも
プラスティックも生物に分解してもらって、有機物として農地に
還元するとかっていうのは、可能なんでしょうかね?その辺を
考えると、生分解性があるのも有意義だとは思うのですが。
勿論、こんなの夢物語かもしれませんけど。
127 :
あるケミストさん:02/12/18 19:26
>>125 熱の回収が問題なのではなくて炭素・窒素化合物等の回収の問題だと思います。
燃やしてしまった場合、これらの元素は気体として大気中に放出され、無限大希釈されてしまうので、そこからの回収・利用が困難になると思います。
大気中に放出された気体(二酸化炭素・窒素酸化物等)の一部は大気中の水分中に溶け込み地上に戻ってきますが、それらを回収するのも困難でしょう。
>>126さんのいっている有機物として農地に還元するためにも、ガスにしてしまっては効率が悪いのではないでしょうか?
東農大の何とか先生のところでは、微生物をりようして可燃ごみから肥料を作るシステムを研究していたと思います。(家庭用のサイズで生ゴミから肥料を作るものが市販されています)
128 :
あるケミストさん:02/12/18 20:24
129 :
あるケミストさん:02/12/18 21:29
ガス状になった無機態炭素を固定するのは、光合成のできる植物など。
植生に乏しい地域はますます固定能が低減して砂漠化。
温帯の都市部には有機性の廃棄物がどんどん集積していく。
地域格差が広がるのは、植物の炭素固定能より廃棄物の焼却による
炭素放出のスピードが速すぎるから。
130 :
あるケミストさん:02/12/18 21:57
それは生物の体内で燃やしても同じですね。
ほんの少しは生物の体内に残るけど。
焼却炉で燃やすか、生物のおなかの中で燃やすかの違いだけのような気がするのですが。
「窒素化合物」を使用していて、現在構造材として一般に使われているプラスチックとはなんでしょう?
最近では、ほぼCHOのみになっていると思います。
塩ビはまだまだ残っていますが、塩ビのだいたい材料を目指している生分解性プラスチックはあるでしょうか?
>地域格差が広がるのは、植物の炭素固定能より廃棄物の焼却による
>炭素放出のスピードが速すぎるから。
生分解プラスチックはそれに対する回答にはなり得ません。
生分解プラスチックも「燃やす」だけなのですから。
微生物の中に炭化水素として固定される量を期待しているのなら、焼け石に水です。
「生分解は燃焼ではない」という考え方は、間違いだと私は思います。
使用量が減らない限り、燃焼されるプラスチックの量はかわりません。
使用量を減らすためには、生分解プラスチックを使うよりも、強度のあるものを使う方が有利だと思います。
また、CO2の問題に結びつけるのは、あまり説得力を持たないと思います。
プラスチックを燃やすことによるCO2の増加などは、たかがしれています。
みなさんは、1日にどれだけのプラスチックを捨てて(燃やして)いますか?
1日に何kgのガソリンを燃やしていますか?
1日に使う電気を発電するために何十kgの石油が必要でしょうか?
131 :
あるケミストさん:02/12/19 01:32
>130
汎用プラスチックでないのなら結構NとかSとか入ってますよ。
ポリアミド(ナイロン)とか。Sが入ってるエンプラは何だっけか?
コンポストなんかがあるので、ゴミ袋などは生分解性があったほうが
いいでしょうね。(生ゴミなどは無理に燃やす必要はないと思う)
ただ、車の社内を生分解樹脂にするのはやりすぎですね。普通に
リサイクル(マテリアルとかケミカルとか)できるようにすれば十分ですね。
>>133 車内の樹脂って言っても、車の耐用年数迎える頃には
日光とかで酸化してたりしないんでしょうかね?
あと車メーカーによって化合物が異なってると、再利用
するのも結構難しくないですか?どうせ、メーカー側
としては使ってる材料を情報開示したがらないだろうし。
と考えると「これは生分解性です」として作った方が
有利だと判断したのではないでしょうかねえ。あとは
まあ「うちは環境にも熱心ですから」というアピール。
135 :
あるケミストさん:02/12/19 11:55
生分解性プラスチックの、今のところの一番の利点は
「良いイメージ」でしょうね。
これだけでも、作る価値アリじゃないですか。
それで、生産量が増加し、より安価になれば
さらに需要が伸びると思われます。
プラスチックも、樹脂の種類によって得手不得手があるわけで、
生分解性プラスチックが得意な分野もあります。
例えば農業資材。
今は高価なので需要は伸びませんが、プラスチックの容器ごと
田畑に植えられる苗なんかは、今でもありますよね。
あとは、耐久時間が少なくて良い場所に用いるとか。
ちなみに、生物が栄養源としてプラスチックを見るのなら、
その放出熱量はかなり小さくなります。
そのエネルギーで、各種有機物を生合成したり、
自身が動き回る運動エネルギーに利用したりしますからね。
確かに、苗を植える時のポットなんかをそのままに
放置できるのは助かるらしいですね、農家的には。
138 :
あるケミストさん:02/12/19 23:24
>>132 生分解プラスチックはそれらの代替品を目指しているでしょうか?
目指すことが可能でしょうか?
>>133 コンポストのための生ゴミ用袋というのはよく聞きますね。
それはあった方が便利だと思います。
>>134 >ちなみに、生物が栄養源としてプラスチックを見るのなら、
>その放出熱量はかなり小さくなります。
>そのエネルギーで、各種有機物を生合成したり、
>自身が動き回る運動エネルギーに利用したりしますからね。
その運動エネルギーはどこに行くのでしょう?
エネルギーは保存されます。
生分解プラスチックの利用が有用なところはもちろんあると思います。
ただ、それはちまたで言われている環境問題の解決とは別の話のような気がしてしようがないのです。
139 :
あるケミストさん:02/12/19 23:28
言いたいのは、
「全体の使用量を減らすことこそ目指すべき方向ではないのか?」
ということです。
そして生分解プラスチックはそちらを向いてはいないのではないか?ということ。
「燃やして捨てる」ことを容認しようという方向。
せめて、燃やしたのならば、熱だけでも回収しましょう。
そして、消費量を減らすために性能を上げましょう。
なんか、変ですか?
ボールが12個あって、その中の1つが重さが違うかって、天秤で3回だけで、重いか軽いかまでもわかる
方法の解答求む!!
zボールが12個あって、その中の1つが重さが違うかって、天秤で3回だけで、重いか軽いかまでもわかる
方法の解答求む!!
142 :
あるケミストさん:02/12/19 23:42
保存されたエネルギーはそのまま保存される場合もあります。
(有機物として、など)
あと、急激な熱量の放出は抑えられます。
嵐がきても、森林が洪水を押さえ込むように、
燃やされて急激に放出されるよりも、長い時間をかけて
生物が熱を放出する方が環境に対する負荷は小さいと考えられます。
熱の回収うんぬんも重要ですが、生分解性プラスチック
は自然状態での分解が売り。
上で、プラスチックの完全回収ができれば・・・ などとも
書いてありましたが、現実問題として不可能ですから。
現在の状況と人々の意識を見ていればわかりますよね。
実際として、プラスチックを熱として回収するよりも、
生分解させて低分子量の有機化合物を微生物に生合成させ
そこから取り出すほうが、エネルギー効率から考えても
良いのでは?
プラスチック>生分解でプラスチックの原料への転換>プラスチック
とかね。この時、プラスチックの分解にエネルギー(ATP)が
必要であるのなら、ただ燃やして熱を回収するよりエネルギーを
有効利用していますよね。
143 :
あるケミストさん:02/12/19 23:45
>>140 おもいっきり誤爆だけど
まず、6個づつにして計ります。
重かった方をさらに3つづつに分けて計ります。
重かった方を、3つのうち2つ、計ります。
天秤が傾いたら重い方のボール、つりあったら
計らなかったボールが重いボールになります。
保存則しか議論に持ち出せないDQN逝って良し。
緩衝能の説明から始めないと逝けないのか。
厨房以下だな。
>138
私も専門家ではないのではっきりとしたことは言えませんが、
耐薬品性とかが必要な用途は難しいのではないでしょうか。
そういう意味では塩ビなんかも用途しだいでは難しいかもしれませんね。
(土中のパイプが分解されても困りますからね)
逆にPPやPEなどのうち、袋などに使っているものなら生分解性が
あっても良いかもしれませんね。各家庭で土に埋めて処理してもいいですし。
146 :
あるケミストさん:02/12/20 02:16
>>144 うーん。DQN、厨房という言葉を持ち出すことしかできない人に言われると、なんだかな〜という感じですが。緩衝能?
私はただ、平衡状態での話をしているだけです。
そもそも、私は「運動に使われるから」というところにつっこんでいるのですが・・・
まあ、厨房以下でもDQNでもよいのですが、納得できる説明ができるのならお願いいたします。
>>142 その説明はわかる気がしますが、その場合は、生分解ということよりも埋めることに意味があるというわけですよね。
その上で、埋めたものが遠い将来分解されればよいという。
燃やして熱を回収するというのには、化石燃料の使用を押さえるという意味もあります。
新たに掘り出してそれを燃やすよりも、すでに掘り出したものを燃やす方が良いし、環境への一時的な負荷もどちらが大きいかは微妙なところだと思います。
「緩衝能」というのならそういう話もしないと片手落ちです。
もともと、プラスチックを燃やすことによる環境への負荷などは、全体から見ればとるに足らないものだと思うのですが、もし、それを考えるとするならば、「どうすると新たな化石燃料の消費を減らすことができるか?」という面からの見方もあると思います。
燃料としての利用をせずに捨てる(生物に食べさせる)方が化石燃料の使用量は増加する、すなわち中長期的には環境への負荷は高いと考えます。
*注意して頂きたいのは、あくまでも「生分解性プラスチック」の話をしています。もちろん、自然物由来の材料から生分解性プラスチックを作る場合は、状況は大きく変わります。
しかし、その場合は、「生分解」に意味があるのではなく、「自然物由来であること」に意味があるのだと思います。
要は、問題の切り分けが不明確なまま、「生分解」というイメージだけが先行しているのがおかしいと思うだけです。
>>145 でも、家庭内においては、ほぼオレフィン系のものに置き換わっていますよね。
まあ、本当のところは、タンパク質を平気で焼却炉で燃やしているのになぜプラスチックを燃やすことに躊躇するのだろう?と思うのですが。
排出されるガスの問題においての話です。
生物圏の炭素量分布
陸上
生物体・生物組織 830Gt
土壌有機物 1720Gt ←埋めたヤツはこれのソースになる
陸水・海洋(表層)
溶存有機物 25Gt
溶存無機物 700Gt
表層生物体 3Gt
大気 720Gt
コジェネはリサイクルしにくいプラスチックなどを処分するときの
最終手段。工学の香具師は目先のことしか見ないから・・・
148 :
あるケミストさん:02/12/20 13:39
なんかしばらく見ないうちにおもしろい事になってますね。
>>146 燃やして熱回収って言ってるけどエネルギー効率はそんなに良いの?
それからちょっと触れられてるけど用途によって生分解性の重要度は違うのだから
0か1みたいな話はどうかと思う。
例えば農業用のマルチングフィルム等は使用後の回収がとても難しく、
生分解性のものだと回収の必要が無くなる。
中国では生分解性の無い従来のPE製マルチングフィルム等が
使用後そのまま畑にすき込まれ、農地の不毛化が問題になってたりする。
もちろんより強度の高い、分解し難いエンプラが必要なところもあるわけで、
ポリマーの機能化の一つとして生分解性を考えれば良いのではないかと思います。
149 :
あるケミストさん:02/12/20 14:03
合併処理浄化槽で生成される難分解性のフミン物質(フミン酸、フルボ酸)が、気温が下がる冬には減少します。
どんな原因が考えられますか?
150 :
あるケミストさん:02/12/21 00:20
>>148 要は、生分解というよりも、「(遠い将来利用できる形態で)埋める」ことが重要ということですか?
そういうことならよくわかります。
>土壌有機物 1720Gt ←埋めたヤツはこれのソースになる
微々たるものでしょうけど、確かにそうでしょうね。
でも、無理してそんなことをするよりも、すでに埋まっている化石燃料を使わないようにするほうがてっとりばやい気がするんですけど。
埋めたものが化石燃料として利用できるようになるのは何千万年後なのかわからないし。
>最終手段。工学の香具師は目先のことしか見ないから・・・
そうかなぁ。廃プラスチックのことを力を入れて考えるのは、かなりバランスを欠いてると思うんだけど。
っていうか、私は工学の香具師じゃないけど。
っていうか、コジェ以上に効率的な再利用の仕方があるのなら教えてほしいんですけど。
回収にかかるコストも含めて。
みなさん、回収のために車で10km走れば1kgの石油を消費することを忘れていませんか?
再利用によって新たに燃やす石油の無駄があまりにも大きいと思うのですが。
>>148 熱効率は悪くないでしょう。
0か1かいう話はしていなくて、回収困難な部分に使うのは有用だと思います。
でも、それはエネルギー問題ではないですよね。
(もともと廃プラスチックの問題は、その量から考えるとエネルギー問題、環境問題にはなり得ないと思いますが。)
151 :
あるケミストさん:02/12/21 04:35
コンポストにして、大型タンカーで途上国に輸出。
あちらは肥料の需要も高いし、大型タンカー以外の輸送距離を
抑えれば、エネルギー的にも節約になる。
水道に流せる(浸透性)プラスチックだと、車で回収に奔走しなくても
下水処理場に勝手に集まってくる。
たとえば、ウェットティッシュや三角コーナー用の袋なんかは、
紙そっくりに作られてる。いまのものは下水に流すのはまずいと思うけど。
PLAなんかは植物由来というような話を聞いた気がするんですけど。
植物由来の場合でもプラスチック化する際のエネルギーも考えないと
いけないですね。どんな方法が効率的なのか?
いずれにしてもそのへんに捨てても大丈夫というメリットはありますね。
モラル的にはどうかとは思いますけど。
>>152 PLAは糖からの発酵によって得られる乳酸を原料として作る方法が主流になっているので
植物由来といってもいいと思う。
>>150 >>121はあなたの発言ですよね?
>>148で言っている事はそれに対する回答なんだけれども。
回収困難な部分に関して使用するために生分解性プラスチックはあると思います。
もう一つ事例を挙げましょうか。
PLAは元々生体内吸収性材料として医療用に開発されていました。(今でもですが。
骨を固定するボルトや縫合糸などです。
抜糸やボルトを抜くことのために切開しなくても良くなるからです。
それから、最近ではDDSのための除放剤として研究されたりしていますね。
エネルギー的視点から見ると燃やした方が効率的かも知れません。
しかしそういう視点だけでは見れない部分にこそ生分解性の重要さはあると思います。
環境問題という視点から考えると従来のプラスチックを燃やしたときにでる有害なガスは
とても問題だと思うんですが。
余談ですが最近は「生分解性プラスチック」という呼び方ではなくて
「グリーンプラ」という呼び方に変えようとしてるみたいですね。
理由はいくつか考えられると思うのですが…
>>153 >>148で言ってることにはほぼ同意してるんですけど・・・
回収困難な部分、回収しなくても良いようにした方がいい部分には有用だと思います。
生分解性プラスチックは私も普段さわっているので、発展過程などはよく存じております。
「生分解を一つの機能としてとらえる」と言うのはその通りだと思います。
ただ、世間的な論調はそうではないのでは?ということ。
>環境問題という視点から考えると従来のプラスチックを燃やしたときにでる有害なガスは
> とても問題だと思うんですが。
たとえば、どのような有毒ガスでしょうか?
思いつかないのですが・・・
とりあえず、構造材として使われているプラスチック(PE,PP,PET、、、、、)を生分解で置き換えようと思っている人はいないということなのでしょうか?
それなら、ただ単に私の思いこみなわけで申し訳ないです。
>>154 あ、そうでしたか…スイマセン、勘違いしていました。
有害なガスと言うより有害と思われる物質と言った方がいいのかな?
巷でよく言われている環境ホルモンと呼ばれるものが代表ではないでしょうか。
ダイオキシン、ビスフェノールA、スチレンダイマー、可塑剤や難燃剤由来の物質等
ちょっとこのへんは正しく理解しているわけではないので間違っていたら申し訳ないです。
構造材として使われているプラスチックを生分解性プラで置き換えようと考えている人は結構いると思いますよ。
現にトヨタはPLAを車の内装に使おうとしてるわけだし。
個人的にはこの方向性は間違っていると思うんですけどね。
有害なガスというと一番簡単なのは塩素系のものですね。
塩化水素になるのか塩素酸系になるのかどっちにしても有害ですね。
S系のものだと硫黄酸化物がでるでしょうし。
ビスAとかスチレンダイマーとかは燃やせればむしろ大丈夫じゃないかとも
思いますけど、不飽和結合が多いと不完全燃焼してダイオキシンとかが
できるかもしれませんね。
ダイオキシンはともかく他のものは焼却炉中で安定であるとは思えないですね。
ダイオキシンもほぼ対策は終わりつつあるのではないでしょうか?
現在燃やされるプラスチックの大部分はCHOのみからなるものではないでしょうか。
たとえば、そこからダイオキシンが発生するとき、塩素原子はどこからくるのでしょう。
ダイオキシンの生成過程はいまいち明らかになってないのかもしれませんが、ゴミの中で塩素原子を含んでいるものの方をむしろ排除(分別)すべきだという考えも成り立つと思います。
ダイオキシン類に関して言うならば、プラスチックの燃焼が悪者にされたのはあくまでも、「中途半端に高温を作り出すから」だと思っていたのですが間違いでしょうか?成分的な主犯も(CHOだけからなる)プラスチックですか?
#私の市では、いわゆるプラスチックは燃やさないゴミなのに、ナイロンで出来た服は燃やすゴミだったりするのはおもしろいです。(これは高温を作り出して炉を傷めるものは燃やさないという選択なのだと思いますが)
焼却炉の対策が進みつつある(ほぼ終わりつつある)今の段階でプラスチックを有毒物質発生の犯人とする理由はあるのでしょうか?
もちろん、塩ビなどは別です。
>現にトヨタはPLAを車の内装に使おうとしてるわけだし。
>個人的にはこの方向性は間違っていると思うんですけどね。
最終的にはどう廃棄することを想定してるんでしょうね。私も疑問です。
車が作られてから廃棄されるまでに消費されるエネルギー量と比較すると、私にとっては滑稽ですらあります。
トヨタはそんな研究よりも車のエネルギー効率を上げる研究に人をさいたほうがよほど環境のためになる。
材料屋から見ると、「自動車が使う」と言うインパクトは大きくて、どこかで良い波及効果もあるかもしれないけど。
トヨタのHPでも見にいってみよっと。
CHOだけからなるプラスチックを燃やしてもなんら問題は無いでしょうね。
問題は被覆剤や可塑剤、難燃剤などだと思うのですが。
この辺からでる有害物質って無いんでしょうか?
まぁこれは生分解性プラスチックの物性を調整するために混入されないとも限らないのですが。
>ゴミの中で塩素原子を含んでいるものの方をむしろ排除(分別)すべきだという考えも成り立つと思います。
これには全面的に同意なのですが、その分別の方法をどうするかと言うのは問題ですよね。
分別自動化技術ってどうなんでしょうね。ここをクリアしないと人件費が相当かかりそうですよね…
>トヨタはそんな研究よりも車のエネルギー効率を上げる研究に人をさいたほうがよほど環境のためになる。
私もそう思います。でもトヨタのような大資本が興味を持って研究してくれれば
この分野の研究に良い影響があると思うので今のところは歓迎です。
…でも実際内装にPLAを使った車が出たら熱い夏の日とかにものすごいクレームが来そうだなw
160 :
あるケミストさん:02/12/27 10:40
生分解性プラスチックなんていらない、プラスチックは燃やして熱回収した方がいいって言ってる人がいるみたいだけど、プラスチックを焼却したあとの灰はどうするの?
焼却灰は元量の15〜20%ほど出るということだけれどもこれは最終的にどのように処理されるの?埋め立て?
161 :
あるケミストさん:02/12/27 13:05
ポリ乳酸は生分解というより、植物由来という、イメージ商品で売ろうとしている
ようです。生分解って包装材のコンポストとか、農業用マルチシートくらいでしか
利用価値はないようです。
最近、ポリ乳酸繊維を使った水着なんかも出ましたが、サウナの高温・高湿下では
すぐにボロボロになりそう。ちょっと興味あるけどね。
>焼却灰は元量の15〜20%ほど出る
すいません。どう考えても理解できないのですが。
ソースを教えていただけないでしょうか?
163 :
あるケミストさん:02/12/27 20:48
164 :
あるケミストさん:02/12/27 20:55
>>158 サランラップにポリ塩化ビニルを含んでいるのでゴミとして大量
に発生するラップゴミはダイオキシン発生の諸悪の根源であるとも
考えられます。
ラップは分別回収にするとか、塩素系の高分子はPEやPPとは別に
回収されるべきでしょう。
>>164 サランラップはビニリデンですね。
ラップゴミは燃やさないにこしたことはないですが、「諸悪の根元」というには量が少なすぎる気がします。
それに、すでにほとんどの焼却炉ではダイオキシン対策はなされていると思われます。
あと、すべてのラップがポリ塩化ビニリデンというわけではなく、ポリエチレン製などの塩素を含まないものも結構あります。
(この辺は、分光測定用の試料支持フィルムに使えないかと思って探したことがあるので)
>ラップは分別回収にするとか、塩素系の高分子はPEやPPとは別に回収されるべきでしょう。
そうですね。可能な限り。
そうすることによって、達成される環境への負荷の低減と分別回収することによって消費されるエネルギー(環境への負荷)とのバランスを考えても、分別回収する方がよいと判断される場合は。
通常、製品を運ぶ車は運んだ帰りは荷台を空にして走っている訳だから、うまくシステムを組めば、回収のための環境的コストはかなり減らすことができるとは思いますが、現状は「分別すること」が目的となってしまっていて、トータルの環境コストは考えられていません。
私は、ラップゴミは非塩素系のものにシフトすれば良いだけだと思います(消費者が分別の手間をいとわないほど賢いのであるならば、非塩素系のラップを使うことなど簡単なはずなのに、なぜ塩素系のラップを使いながら分別について悩むのかが私にはわかりません)。
でも、現状はそれが出来ていないわけですが、では、分別回収することはどうかというと、私はデメリットの方が多いように想像します。単なる想像です。適当に、「そうじゃないかな〜」と思ってるだけなので、実際はわかりません。
とりあえず、「使わない」という選択が可能なものまで、分別で悩むのはどうかしている(分別が目的化している)と思うのですが・・・
166 :
あるケミストさん:02/12/28 00:24
並里文佳
168 :
あるケミストさん:03/01/03 00:18
個体の燃料って、運ぶコストが以上に高いし、
密度が低ければ量あたりの発熱量も上がってこないし、
かといって一度圧縮すれば、効率下がるし大変よ。
しかも、利便性も低いから(石炭が利用しにくい理由の一端)、
燃料としては使いにくいよ。
>>168 微生物に分解させる(燃やして発生する熱を捨てる)よりはましなのではないかという話では?
170 :
あるケミストさん:03/01/08 12:52
乳酸自体は溶出しても人体に害がないから
食品の容器に使用できると土肥さんか誰かの本で読んだことあります。
濃縮、ポリマー化の段階で乳酸の他に人体に有害な薬品を使用しなければ
大丈夫なんじゃないでしょうか。
172 :
あるケミストさん:03/01/08 19:40
でも、量産体制に入った時、だれが生分解プラスチック用のトウモロコシをつくるんだろう。
どうせ1本数十円のトウモロコシから何銭分のプラスチックが作れるだろうか。
競争相手は、現在の汎用プラスチックだけではなくて、「食料としての利用」というのもあると思う。
そしてこの競争相手には永久に勝てないであろう。
植物生物由来の原料の値段が1リットルの原油の値段に勝てるほどの値段にまで下がるだろうか。もし下がったときに、わざわざプラスチックの原料用に作物を作る人がいるだろうか。
百円ショップで買える食器。
あれと同じ物を作るためにどれだけの量の作物が必要だろうか。作物の重さの半分以上は水ではないのだろうか。
必要な原料をそろえることが100円以下でできるだろうか。
将来、地球的規模では食糧不足は免れない状況で、原料の供給はみたされるのだろうか。
この手の話はスケールを無視したいい加減な議論が多いのはなぜだろう。
「量産体制に入れば安くなる」
政府がこんな単細胞な考えをしているかぎり、環境問題に関してまともな議論は起こらないであろう。
173 :
あるケミストさん:03/01/08 19:44
「小学校の食器は木製にしよう」
という主張が勝らないのはなぜなのだろう。
木の方が高いからだろ。
175 :
あるケミストさん:03/01/08 20:51
生分解プラスチックよりは確実に安いよね。
店に行って見てごらんよ。
176 :
あるケミストさん:03/01/08 23:34
植物の糖を原料にしているようだから、
別にコーンに特化する必要は無いと思われる。
それこそ、植物由来の産廃などから回収できれば、
原材料としてのコストはかなりダウンできるし。
その後の問題は、必要成分の分離コストか。
177 :
あるケミストさん:03/01/09 00:16
植物由来の産廃ってなに?
あと、指摘なさっているように、「産廃」というのは通常のゴミよりも処理が難しいものが多いわけで、分離がもっとも大変な部類に入るのではないでしょうか。
コーンに特化する必要はないと思うけど、現時点ではコーンが一番現実味が高いから話題になってるわけだと思うけど。
もっとも実現性が高い物以外の例を挙げても説得力持たないと思う。
具体的にはどうしますか?
どうしてそんなに「リサイクル」したいのですか?
使わなくてもいい物をわざわざ使ってリサイクル。
なんか間違ってないか?
学校の食器なんて木製で良い。
「値段が高くても使うことに意味がある」とまでいうのなら、陶器か何かにすればよい。
実際、陶器の食器使ってる学校あるしね。(以外と経費はかからないらしい)
ペットボトルだってそうだよ。
1リットル未満のボトルは禁止にすりゃいいだけじゃん。
「ここまで普及したらもう戻れない」
なんていういのは言い訳でしかない。
たかだか10年前に戻ればいいだけ。
効率的なリサイクルを考えるよりは格段に簡単。
なぜそんなに、「リサイクル」して大量消費に向かおうとするのだ。
企業は儲かるから「リサイクル」をやるんだよ(別に悪いことではないけど)。
環境に良いからではなく。
念のため言っておくと、別に生分解プラを否定してるわけじゃないよ。
ただ、原材料費が圧倒的に高い現在において、また、安くなる見通しがたっていない段階において、学校給食の容器という付加価値の小さな物から攻めるというのは、いかにもお役人の考えそうなことだなー、とあきれてるってのが一番大きい。
「コスト意識のなさ」
の最たるものだろう。
こんな効果の薄い作戦のために税金つかってほしくないよ。ほんとに。
179 :
あるケミストさん:03/01/09 01:18
>>177 実は、外国におされて少量PETボトルの許可が下りたんだよね。
エビアンとかの水ね。
ついでに言うと、プラスチックの中でPETてかなりリサイクル
容易な材料ですよ。他プラスチックと分離が出来ますし、
再びボトルの形状にすることも出来ます。
直接スレとは関係ないけどさ。
あと、値段が高いから使っている(使おうとしている)
んじゃなくて、大量消費を促して低コスト化を狙ってるんでしょ?
ちょっと論点がずれてしまった感があるね。
あと、植物由来の産廃って、じつは結構あるよ。
例えば籾殻や刈り取った稲。ほとんど使い道ナシ。
あとは食品会社のロスとか。パン屋、粉屋なんかは植物由来やね。
あとは廃材もだね。
使えるかどうかはかなり疑問だけど、出来ないとは言い切れないよ。
生分解性プラスチックの工業利用は、そんなに古いテーマではなく
研究の余地は十分残されていると思われます。
>>179 ペットボトルの話は有名な話。
正確には、禁止されてたことはないんだよ。
単なる業界の自主規制。
自主規制を守らない(守るわけもない)輸入品が入ってきて自主規制がなくなっちゃっただけだよね。
だから、禁止すればいいと思ってるのですが。
>プラスチックの中でPETてかなりリサイクル
>容易な材料ですよ。他プラスチックと分離が出来ますし、
>再びボトルの形状にすることも出来ます。
常識ですね。
私が言いたいのは、「そんなことする必要あるの?」ということ。
リサイクルの前に、「使わない」選択が可能かどうかの検討が先に来るべきでは?ということ。
>値段が高いから使っている(使おうとしている)んじゃなくて、
私はそんなこと書いてませんが。
「値段が高くてもあえて使うのは理解できるが、なぜそんな付加価値の低い製品からはじめるのか?」
ということ。
>あと、植物由来の産廃って、じつは結構あるよ。
>例えば籾殻や刈り取った稲。ほとんど使い道ナシ。
当方新潟在住でその辺の話も非常によく聞かされます。
でも、それが原料として使えますか?
> 使えるかどうかはかなり疑問だけど、出来ないとは言い切れないよ。
それを言ったら何でもそうでしょう。
どんなことでも、出来ないとは言い切れない。
資源の配分は、可能となったら効果の大きい物、実現可能性が高い物に向けられるべきだといいう主張です。
より良い方法があり得るのに、なぜわざわざ難しい「リサイクル」を選択するのか?ということです。
>生分解性プラスチックの工業利用は、そんなに古いテーマではなく
>研究の余地は十分残されていると思われます。
もちろんです。私もやってますし。
力のいれどころが間違っていると言うことです。
182 :
あるケミストさん:03/01/09 01:31
>>181 そういや、竹使った高分子の商品化なんてニュースあったな。
あれって、どうなん?
竹でOKなら稲でもいけそうだけど
木材も「植物由来」でかつ「生分解性」です。
植物をわざわざ合成高分子に変えて使わないといけないのはなぜですか?
そうしたほうが良い場面もありえるかもしれませんが、食器に関しては「植物由来」をそのまま使えば良いだけなのでは?
現在ある汎用プラスチックを可能ならより環境への負荷の小さいものへ置き換えたい。
それに異論がある人はいないでしょう。
その時、置き換える物として合成高分子にこだわるのでしょうか?
>>182 聞いたことある気がしますけど、あれは竹を竹のまま使ってるんじゃなかったですか?
竹の繊維を利用してたような。
FRPの繊維を竹の繊維にするみたいな物かな?
そうであるなら、ちょっと違うと思う。
違う話?
185 :
あるケミストさん:03/01/09 10:27
おお、こういうニュースがあると活気がでてくるな〜
って
>>170のアドレスでは見れなくなってるので貼りなおし。
http://www.sankei.co.jp/news/030108/morning/08iti001.htm >>183 > 植物をわざわざ合成高分子に変えて使わないといけないのはなぜですか?
複雑な形に成形できないからでしょ
今回の食器の話に関しては当てはまらないけど。
> 「値段が高くてもあえて使うのは理解できるが、なぜそんな付加価値の低い製品からはじめるのか?」
付加価値の高いものに使われてたけど普及しなかったからでしょ
今回の狙いは「国が率先使用することで民間普及を促す」ってことだから
コストをかけずに生産できそうで大量に需要があるものを選んでみたと言う感じじゃないかな。
…そういえば生分解性プラスチックはそのクリーンなイメージを出すために
デモ製品として食器を出してるとこが多いんだよね。
それに小泉が乗せられたのかな?
186 :
bloom:03/01/09 11:00
>>172 > 作物の重さの半分以上は水ではないのだろうか。
PLAの原料乳酸は糖の乳酸発酵で作られるからある程度水分がないと逆に大変。
あと疑問に思ったんだがトウモロコシの生産コストって1本数十円もかかるの?
>>177 > 「産廃」というのは通常のゴミよりも処理が難しいものが多いわけで、
>>179がせっかく食品会社のロスって言う良い例を挙げてるのにそれをスルーってのはどうかと。
パン粉なんかはほぼ糖分だから乳酸化には最適。むしろ水分が少なくて困るぐらい。
> どうしてそんなに「リサイクル」したいのですか?
有限な資源はできる限り有効利用しないとね。
> なぜそんなに、「リサイクル」して大量消費に向かおうとするのだ。
社会は「消費」しないと発展しないでしょう。大量消費はいいんですよ。
問題なのは大量廃棄であって、これをできる限り抑えようとするのが「リサイクル」じゃないですか
> 現在ある汎用プラスチックを可能ならより環境への負荷の小さいものへ置き換えたい。 〜
PLAは生分解性という機能だけじゃなくて、優秀なケミカルリサイクル性という機能もあるから置き換えようとしてると思う。
PLAは分解によってモノマーに還元する事ができるからね。
資源の再利用と言う点に関してはかなり優秀なんじゃないかな。
すれ違いですんません
『リサイクル』の言葉に引かれて
富士写の 「写るんです」は画期的だったね
使用後、戻る場所のある物(ごみ)なんかはリサイクルや生分解性プラに向くのかな
素人ですみません。
189 :
あるケミストさん:03/01/09 12:54
>>172 とうもろこしの生産量は膨大ですので、その少しの部分をPLAにすることは
可能でしょう。ただし、価格的には大規模量産時で100〜200円/kg程度とカーギル・ダウ
社は説明しておりPPやPETなどと比較すると高めです。
ただ、最近は生ゴミなどを原料にする方法や、176さんのような廃棄物とか
排泄物などからも作ることも提案されています。効率良く原料を集める事が
できれば結構易くできるかもしれません。
もしかすると、近い将来食品容器のラベルを見ると、
原料:大阪府下水道中の排泄物
なんてこともあるかも。
>> 「値段が高くてもあえて使うのは理解できるが、なぜそんな付加価値の低い製品からはじめるのか?」
>付加価値の高いものに使われてたけど普及しなかったからでしょ
付加価値の高い物ですら普及しなかったものを付加価値の低い物に普及させるためには何か仕掛けがいると思いますが、どういう仕掛けを施した上での今回の導入なのでしょう?
「国が使って生産量が増えれば安くなる」という理屈がこの事例で本当に成り立ちますか?
>今回の狙いは「国が率先使用することで民間普及を促す」
食器に生分解プラを普及させる必要が見えないのですが。
>あと疑問に思ったんだがトウモロコシの生産コストって1本数十円もかかるの?
かからないのですか?いくらくらい?
>食品会社のロスって言う良い例を挙げてるのにそれをスルーってのはどうかと。
それって、そんなに処理が楽なものですか?
どのような処理をすればモノマーまでたどり着くでしょうか?
>> どうしてそんなに「リサイクル」したいのですか?
>有限な資源はできる限り有効利用しないとね。
私は、「有限な資源は、まず「使わない」ことから考え始めるべきだ」と主張しているのですが。
使わないこと以上の有効利用は私には思いつきません。
>社会は「消費」しないと発展しないでしょう。大量消費はいいんですよ。
物質の消費は発展の必要条件ではありません。
今の場合、「生分解プラの代わりに木製のものをつかう」という選択が社会の発展を阻害するでしょうか?
>PLAは生分解性という機能だけじゃなくて、優秀なケミカルリサイクル性という機能も
>あるから置き換えようとしてると思う。
それは別の話ですね。
>価格的には大規模量産時で100〜200円/kg程度
これはトウモロコシの重さですか?糖質の重さですか?
あと、長期的に見た場合、食料をプラスチック用に回すことはできるのでしょうか。
今現在でも、餓死者が出ている一方で日本などでは平気で食品を捨てることができるわけだから、もしかしたら、将来も地球規模では食糧難でも先進国では食料をプラスチックにまわすことが出来るのかもしれないけど。
でも、その時には食料の値段って上がるでしょうね。
原油の値段も上がるかな。
どっちが得になるだろう。
>ただ、最近は生ゴミなどを原料にする方法や、176さんのような廃棄物とか
>排泄物などからも作ることも提案されています。効率良く原料を集める事が
>できれば結構易くできるかもしれません。
もちろん、どんな物からでも作ることは可能だと思います。原理的には。
問題は、「それによって、環境への負荷を低減することが出来るのか?」「出来るようになる見通しが立っているのか」ではないですか?
「最終的にはPE、PPを置き換えるつもりでやらないと」という目標は良いとしても、現段階で食器(汎用プラ&木材)に挑戦するのは、無謀ではないですか?
生分解プラスチックの生産費用の内訳ってどんなかんじなのでしょう。
上にどなたかが書いておられたように量的な関係を考えると、いくら普及しても、それが食料品の価格を下げる効果を生むことは期待できそうもない気がします。
生産コストのしめる割合が大きいのでしょうか。
だからこそ「産廃」からなのかもしれませんが、今は産廃から作ってるわけではないですよね。産廃から作るプラが実用化(本当に環境のためになるという意味で)されるのは、いつ頃なのでしょうか。
なんか連続で書いて、言いたいポイントがわかりにくいですね。すいません。
194 :
あるケミストさん:03/01/09 21:18
\ /
(⌒)
/ ̄ ̄| ∩_∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ||. | 旦 (-∀- ) <
http://digikei.kir.jp/ \__| ======== \ \______________
| | /※※※※ゞノ ,_)
195 :
あるケミストさん:03/01/09 23:18
196 :
あるケミストさん:03/01/09 23:45
「アメリカと中国の4%」と言う記述を見て絶望的な気持ちになった。
197 :
あるケミストさん:03/01/10 12:32
>>191 食品会社の産廃利用ってことですが、
セルロースの利用ならば結構容易だと思いますよ。
なんたって、植物の主要構成物質の1つですからね。
前出の稲でもいいし、建築廃材でもいいしね。
ただ、セルロースの生分解性って実はそんなに高くないから
その点は問題になってしまうが。
198 :
あるケミストさん:03/01/10 12:52
「一晩で堆肥ができあがる装置です」とか言い出すもんな。
少し話を戻すようで悪いのですが、大学の講義で教授が
何度も何度も口を酸っぱくして話す事のまとめ。
ダイオキシンは、原料の塩素(食塩から出る)と酸素と
触媒となる重金属と適度な温度さえあれば生成する。
燃焼温度を上げると、芳香族NOx(内分泌撹乱物質と
考えられている)が発生してこれはこれで良くない。
だから、埋立地の残り少なさも考えると、有機物は
出来る限り堆肥化して、畑に投入すべき。海外から
飼料や化学肥料買って、窒素の過剰輸入状態は避けるべき。
200 :
あるケミストさん:03/01/10 17:49
>>199 NOxではなくNOだと思われる。
空気中で用意にNO2などへ変化するから、
窒素化合物によるプラスチックの燃焼反対論は
成り立たないと考えられる。
さらに、埋立地の問題を出してくると、やはり
燃やしちゃうのが手っ取り早いと思われる。
ついでに突っ込むと、窒素の(おそらく窒素肥料の意と思われる)
輸入が行われるのは安いから。
輸入規制したところで、国内生産の多少割高なものが
使われるだけだよ。しかも、有機物の話をしながら窒素の輸入なんたら
って、話がかみ合ってないし。
その教授様は、多少ダメ教授の匂いがしますな。
201 :
あるケミストさん:03/01/10 17:52
こら、そこのボンクラ。
自作自演するな。
202 :
bloom:03/01/10 17:57
NO2だって十分ろくでもないと思うが
204 :
あるケミストさん:03/01/10 23:17
>埋立地の残り少なさも考えると、有機物は
>出来る限り堆肥化して、畑に投入すべき。
生ゴミは燃やしてプラスチックは堆肥化ですか?
生ゴミは堆肥化、プラスチックも堆肥化ですか?
生ゴミの堆肥化の方法すら確立してないのに、微々たる量のプラスチックの堆肥化に情熱を燃やしてどうする。
>ダイオキシンは、原料の塩素(食塩から出る)と酸素と
>触媒となる重金属と適度な温度さえあれば生成する。
重金属ってたとえば?
205 :
あるケミストさん:03/01/11 00:16
>>200 あんたがぜんぜんわかってない(w
>>204 「有機物」って、「有機化合物」とは違うんじゃない。
この場合の「有機物」って、生ゴミとか木くずとかそういうのでしょ。
206 :
あるケミストさん:03/01/11 00:48
「有機物」と「有機化合物」はどう違うの?(w
プラスチックは有機物ではない?(w
とうか、ここで言われている「有機物」ってプラスチックのことを言ってるんでしょ?
>>199は「プラスチックは燃やすべき」に対する反論をしてるんだから。
ここで、堆肥の話をしてるとでも?
(^^)
208 :
あるケミストさん:03/01/11 17:56
>>199 コンポストは作るだけ作って余ってるのが現状だぞ。
大体廃棄物からつくるコンポストなんて夾雑物多くて品質悪いわりに手間かかるから値段高い。
実際使うほうの農家にしてみれば高い金払ってまで品質悪いものなんて使うわけ無いから余る。
それにコンポストが作られるところはゴミの多い都市部。
実際使われるのは農地のある地方だ。輸送費がかかるからさらに値段があがると。
209 :
あるケミストさん:03/01/11 19:06
現時点でコスト的に見合うリサイクルってあるの?
「コスト的」っていうのは、経済的コストと環境コスト。
リサイクルによって資源の節約、環境負荷の低減に結びつくとされてるリサイクルを知ってる人がいたら教えてください。
たぶんまったくないってわけじゃないと思うけど、世間で話題になってるものの多くはアウトですよね。
210 :
あるケミストさん:03/01/13 02:14
>>209 プラスチックでない話でよければ。
ビン(ガラス)およびカン(アルミ、鉄)は、新規生産よりも
リサイクルのほうが断然安い。
コスト的にも、環境負荷に対しても。
プラスチックでいうと、PETは上手く回収さえ出来れば、
かなり良いと思われる。
分離回収も容易だし、再加工も可能である点からそう考えられる。
>>205 どこがどう分かっていないのか、教えて欲しいかも。
211 :
ある物性屋さん:03/01/13 09:06
在米15年になりますが、此方ではどの州もPETボトル回収以外はゴミ分別は殆ど
コスト面から失敗に終わり何でもかんでも埋め立てで埋め立て地の確保に汲々と
している状態ですが、ならば何故生分解性プラスチックの巨大市場にならないのか
不思議です。コストで太刀打ちできれば日本企業の独壇場にって訳にはいかないの?
いくらマックが紙使ってもそれ以外の膨大な数のレストランでテ−クアウトにすると
こっちで言うポリスタイロフォーム(白いプラスチック)ですからね。
ヤフ辞書検索結果
ゆうきぶつ【有機物】
生物体を構成・組織する,炭素を主な成分とする物質。(新辞林 三省堂)
ゆうきかごうぶつ【有機化合物】
炭素を含む化合物(二酸化炭素や金属の炭酸塩などの少数の例外を除く)の総称。(新辞林 三省堂)
ぜんぜん違う用語だってば。PETやポリ塩化ビニルは通常の意味での「有機物」では無い。
「有機物」は生物の代謝系に乗って分解されやすい。(例外もあるだろうが)
「窒素」が輸入過剰になると、国内の「窒素」の量が異常に増え続ける。これが問題点。
国内でケミカルに合成したのを使えば同じ事だが。
やはり、堆肥化してリサイクルできれば理想的。ただコスト的には難。
あと、芳香族NOxというのは「二酸化窒素」+「一酸化窒素」のNOxとは違うと思われ。
高温での燃焼を副生物が生じないように完璧にコントロールするのは難しいというのが
教授サンの言いたいところなのではないかと。
213 :
あるケミストさん:03/01/13 12:37
>>211 米国は自分で石油を産出でき、尚かつ国土が広いが故に、
工業は環境負荷よりコストを優先させます。
また国民の環境意識も比較的低めです。
また生分解性プラは現状、臭気・色・透明度などで問題があり、
食品用に直接使うレベルには達していない。
+清涼飲料水とかで企業が容器を採用する上で風味とかえらい厳しい審査がある。
っていうか、使う意思が無さそうなのが一番の問題か。
EUだとPETボトルはビール瓶みたく洗ってもう一度使うくらいの市民のガッツがあるが。
214 :
あるケミストさん:03/01/13 12:43
>PETやポリ塩化ビニルは通常の意味での「有機物」では無い。
> 「有機物」は生物の代謝系に乗って分解されやすい。(例外もあるだろうが)
プ
教科書読めよ。
215 :
あるケミストさん:03/01/13 13:02
「有機物」を用語として理解してないのは、理学系や工学系の一部だろう。
地学・環境・資源系で「有機物」と言ったら、合成された有機化合物を含めることがあっても
例外的な扱いだろう。
216 :
あるケミストさん:03/01/13 13:45
こら。
地学、環境、資源系が馬鹿にされるようなことかくなよ。
この分野では、「有機物」が合成有機化合物が自ずと含まないような文脈が多いだけ。
あまり恥ずかしいことを書かないように。
217 :
あるケミストさん:03/01/13 15:33
それ、言い換えただけじゃないの?
218 :
あるケミストさん:03/01/13 15:34
土壌有機物=土壌に固有な暗色無定形の高分子有機化合物群(国際土壌学会)
>>213 にゃるほど、Thnx.でも此方でも新しい埋め立て地を巡っての醜さ丸出しの
住民の反対運動とか、人口増加で良い埋め立て地が見つからないとか起きて
るから、かなり将来性は有る様にみえるけどね。
220 :
あるケミストさん:03/01/13 19:10
生分解性て分解中の物質は大丈夫だろうか?
あとで大問題になったりして・・・
生化学の知識がない人は、この分野の研究はできません。
222 :
あるケミストさん:03/01/13 20:43
そうなんだよね。
でも、そうやって偏った研究分野の人しか研究しなかったら、「生分解プラスチックは出来たが、環境への負荷は高くなった」とういう結果になる恐れがあると思う。
多くの「リサイクル」はそうなってる。
223 :
あるケミストさん:03/01/13 20:46
いまの現状は逆。
工学系の連中は、生化学できない土久僧ばかり。
224 :
あるケミストさん:03/01/13 21:28
225 :
あるケミストさん:03/01/13 21:39
>>223 ちがうって。
現時点で、生化学がわかってないことが原因で間違った方向に研究がすすんでるか?
生化学をしる必要があるのは当然のことだけど、現状の問題はそうではないだろう。
「環境」やる人間の視野の狭さが大きな問題だと思うよ。現状は。
「生化学が出来ることが偉い」みたいに考えたり、「工学系の連中」という縄張り意識丸出しの
>>223みたいなヤツがその筆頭だと思うよ。
226 :
あるケミストさん:03/01/13 21:46
環境問題=化学ではないと思います。
経済とか人間心理とかもちろん化学とかいろんな認識をもった上で最善の
パターンを考えないといけないんではないかと。
コンピュータサイエンス=通信工学でもなく数学でもなく、論理学でもなく
だけどそれらの総体であるのと同じだと。
227 :
あるケミストさん:03/01/13 21:46
>現時点で、生化学がわかってないことが原因で間違った方向に研究がすすんでるか?
>>220氏が指摘しているけど・・・
>>225は自分のなわばりを荒らされたと思って、気に触ったのか。
工学系で生物をやらされる人間には、苦労するのが多いよ。
228 :
あるケミストさん:03/01/13 21:51
>
>>220氏が指摘しているけど・・・
なにも指摘してないように思われるが・・・
>
>>225は自分のなわばりを荒らされたと思って、気に触ったのか。
???
俺は、「工学系の連中は」とかいうオサーンみたいなこと言うなよってことだよ。
関係ねーじゃん。
ちなみに俺は、農学関係ね。
非生産的な揚げ足鳥だな。
とりあえず、生化学勉強してから出直して来い。
このテーマに無関係ではないぞ。
230 :
あるケミストさん:03/01/13 22:01
>>229 生化学でいいの?分子生物学ではないのね?
コーンスタンプ読んでるけど代謝の話が詳しいが。
>>229 で?問題点はなんなのよ。
生化学が必要となる問題点。
だれも生化学が不要なんて言ってないんだけど?
「現状は、リサイクルのシステム全体に対する視点の欠如から生じる問題点の方が大きい。」
と主張してるだけなんだけどな。
ちなみに、大学で生化学の講義もっていますがなにか?
232 :
あるケミストさん:03/01/13 22:06
環境中に放り出された物質の挙動を知るのが目的なら、まず生化学だろう。
そこから分子生物なり生態なりに知識を広げていくと良いと思われ。
233 :
あるケミストさん:03/01/13 22:11
>>232 それはそれで議論したらいいんではないですか?
他の人はリサイクルのシステム全体の問題点を話してるのです。
そこに君が入ってきて、いきなり「工学系の連中は」なんていうからややこしくなっているのです。
少なくとも、あなたは何も「生産的」な発言をしているようには見受けられませんが。
「生化学の知識がないと解けない問題がある。」と言っているだけ。
それに対しては誰も反対はしないでしょう。
どのような問題点があるのですか?
それとは別に、「それらが克服できたら本当に環境への負荷が小さくなるか?」という問題も確かにあるわけです。
そちらは、生化学の専門家が得意とする分野ではないでしょう。
あなたは何が言いたいのかよくわかりません。
234 :
あるケミストさん:03/01/13 22:16
化学板で社会工学の話を延々と議論するのもどうかと思うが。
別に板違いとまでいわんが。
なわばり意識まるだしじゃないか
>>233 俺は、分解の中間産物が有毒である可能性(
>>220)は、
生化学の知識を駆使しないと、予測できないと言ったまで。
235 :
あるケミストさん:03/01/14 11:35
では生化学の知識を有している方に生分解性プラの分解中に生じる中間生成物の有毒性を予測してもらいましょう。
化学合成系生分解性プラの代表的なものとして
ポリマー/モノマー
PBS(ポリブチレンサクシネート)/ブタンジオールと コハク酸
PLA(ポリラクティックアシッド)/乳酸
PCL(ポリカプロラクトン)/ε−カプロラクトン
てなとこですか。
微生物生産系と天然物系は除外しときましたが問題ないですよね?
まぁおそらく問題になってくるのはポリマー改質のための添加剤等だとは思いますが…
>>204 ええっと、銅とセレンとかが主で、銅は可燃ゴミに
混入する電線から供給されるみたいです。
>ALL
有機物ってのは、単にバイオマスって意味で書きました。
237 :
あるケミストさん:03/01/14 14:17
>>235は紙と鉛筆で代謝系の研究ができるそうだぞ。
238 :
あるケミストさん:03/01/14 22:05
>>235 コハク酸は炭素源にもなるくらいなんで、むしろOK
ブタンジオールも、構造的には簡単にもう少し小さい形にできそう。
乳酸はおおむね問題ナシとおもわれる。
当然、生体内には多く存在するが、ただこいつは光学異性であるから
DL双方ともが存在すると、少し問題かも。
普通、L−乳酸が代謝系に関係してくるんで、D−が蓄積される可能性はある。
ま、ラセマーゼ持ってれば問題ないが。
カプロラクトンはちょっとわかんないや。
普通はL乳酸しかつかわんよ
不純物や物性改質に入れる事もあるけどね
240 :
あるケミストさん:03/01/16 00:30
>>170 小泉総理得意の思いつきなんだろうが、残念ながら生分解プラスチックとか
食器のことを知るブレインを持たないのが悲しい。
大規模食堂ではどこも自動食器洗い装置が使用されているが、
80度以上の熱水洗浄が行われるため、現状での生分解プラでは
対応ができない。ポリ乳酸を含め、ほとんどの生分解プラは
高温多湿化ではすぐに加水分解してしまうのが特徴だから。
どうせなら役所のユニフォームを全部生分解繊維にしてしまったほうが
いいと思う。けど耐久性がなければ結局は資源とエネルギーの無駄か。
現行の生分解繊維は
乾燥機の温湿度に耐えられるのかな?
242 :
あるケミストさん:03/01/16 12:50
>>241 洗濯には耐えれるはずだが、
乾燥機に入れて高温多湿化の状態だとやばそうだ。
私は、乾燥機使わずに干してるから問題はない。
243 :
あるケミストさん:03/01/16 14:12
っていうか、役所の冷暖房の設定温度をもっと常識的な
ものにした方が早いと思うのだが、どうよ?
244 :
あるケミストさん:03/01/16 23:58
っていうか、役所の人間をもっと常識的にした方が
早いと思うのだが、どうよ。
245 :
あるケミストさん:03/01/17 23:56
>>239 へー、そうなんだ。
D−入るとダメなのか?
やっぱり、光学異性がランダムで入り込むと、一定の物性を保てないのか?
ってことは、L−乳酸のみが原料で必要ってことだから、
有機合成的に原料調達しようとすると、わりとコストがかさみそうだ。
(^^)
247 :
あるケミストさん:03/01/18 14:42
>245
原料はL乳酸を作る微生物を使って発酵法で作る
それでも、ポリマーレジンの数%はDが入ってるけどな
ランダム構造でなければ良い訳だから
実験レベルではある触媒を使って、DLを交互に入れた結晶性のものもある
248 :
あるケミストさん:03/01/18 15:24
249 :
あるケミストさん:03/01/19 16:42
250 :
あるケミストさん:03/01/19 16:53
252 :
あるケミストさん:03/01/20 12:08
俺、今、生分解性プラスチックの合成してるけど
なかなかうまくいかね〜!
じつはすごくうまくいってて,
できるそばから浮遊細菌が食い尽くしてるとか(w
254 :
あるケミストさん:03/01/20 16:27
256 :
あるケミストさん:03/01/23 12:01
上げ
257 :
あるケミストさん:03/01/23 13:42
分解するだけじゃなくて、原料合成から環境に配慮してないといけないのね
258 :
あるケミストさん:03/01/23 13:52
259 :
あるケミストさん:03/01/23 23:12
>>257 そりゃそうだ。そのためにBPSが一所懸命ポジティブリスト作ってるんだよ。
>>258 ケナフの繊維で物性が改善ってのは面白いね。どうなってるんだろう?
260 :
あるケミストさん:03/01/24 01:01
>259 鉄筋コンクリートというか、生分解性FRPみたいな感じなんでしょうか。
こういう発想って今まで無かったんでしょうかねえ?
261 :
あるケミストさん:03/01/24 10:41
>>260 ああなるほど、FRPみたいなもんか。
機械的性質の改善はわかるんだけど
耐熱性も大幅に上がってるのがなんだかよくわからないな。
詳しい方教えてください。
262 :
あるケミストさん:03/01/24 14:58
あぼーん
264 :
あるケミストさん:03/01/28 09:05
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003jan/25/CN2003012501000178C2Z10.html トウモロコシに抗がん物質
植物性グリコーゲン
「スイート種」と呼ばれるトウモロコシの一種に含まれる植物性グリコーゲン
に抗がん作用があることが、キユーピー研究所の木村守研究員と弘前大医学部の
佐々木甚一教授らの研究グループによる動物実験で分かった。成果は10月に横
浜市で開かれる日本生化学会で発表する。
研究グループは、抗がん剤として利用できないか期待している。グリコーゲ
ンは多糖類の一種で、動物のエネルギー源として蓄えられる物質。
佐々木教授らは、スイート種に約10%含まれる植物性グリコーゲンにも
同様作用があるのではと考え、マウスに1日1回、スイート種1ミリグラム
を1週間経口投与した後、がん細胞を移植した。その結果、与えなかった群
は3週後にすべてがん組織に成長したが、投与群でがん組織ができたのは
20%。繰り返し実験でも同じ結果だった。
265 :
あるケミストさん:03/01/29 13:22
>>265 メリケンの某社が本格的に出荷を始めたからだよ。
267 :
あるケミストさん:03/01/30 10:57
ポリアミドは?
27日にあったトヨタのポリ乳酸・生分解性プラスチック戦略のセミナーに行った人いる?
どんな話だったか聞きたいな
あと今日はカーギルとか三菱樹脂とか筑波大の人とかのセミナーもあるみたいだね。
これの話も聞きたいなー。
特に生ゴミからポリ乳酸を製造する研究について。
カーギルのもあったんですね
だれかいったひといますか〜?
270 :
あるケミストさん:03/01/31 16:31
age
271 :
あるケミストさん:03/02/04 12:22
>>266 ニュースに載ってました。
大手合繊メーカー、生分解性素材事業を強化
大手合繊メーカーが生分解性素材事業の強化に乗り出している。
02年4月に米カーギル・ダウ社が原料となるポリ乳酸の年産14万トン規模の本格プラントを稼働、
原料調達の増大が見込めるためだ。
環境対応素材として需要拡大も見込め、ユニチカ、カネボウ合繊、クラレは同素材の用途開拓を進める。
03年度からは新たに東レが繊維素材分野で本格参入するなど、市場拡大への期待が膨らんでいる。
ポリ乳酸はトウモロコシなどから作られる生分解性樹脂原料。
合繊メーカーではユニチカ、クラレ、カネボウ合繊が米カーギル・ダウ社から同樹脂を調達、繊維や
機能性樹脂、フィルムなどに製品化している。
東レも03年度から繊維製品で参入。各社が自社ブランド製品を展開する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030203-00000024-nkn-ind この分野、もう大学でやることなさそうに見えたり・・
今アカデミックではどんなネタが熱いんですか?
272 :
あるケミストさん:03/02/04 14:42
そりゃあ、素材開発はカネになるから企業がやりたがるよな。
生分解メカニズムの解明なんて、企業は見向きもしない。
273 :
あるケミストさん:03/02/05 00:11
だね。
環境負荷が低いかどうかもどうでもいいんだよ。
印象よくて儲かればね。
274 :
あるケミストさん:03/02/07 13:44
あぼーん
あぼーん
277 :
あるケミストさん:03/02/14 19:35
278 :
あるケミストさん:03/02/14 21:53
ところで、バイオマス関連のスレを立てたいんだけど、
どの板が良いのかな?農学板は殆ど大学別のスレで
埋まってるし、農林水産業板は農家板と化してるし。
化学板になるのかな?
279 :
あるケミストさん:03/02/15 01:56
280 :
あるケミストさん:03/02/16 21:13
あっちにします。
281 :
あるケミストさん:03/02/21 10:53
最近生分解性プラ関連のニュースは多いけどこっちは盛り上がってないね
ダイニックは、軟質発泡タイプの生分解性樹脂シートを開発した。脂肪族ポ
リエステルとでん粉系樹脂が原料で、加工段階の耐熱性といった課題を克服する
ことで軟質発泡シート化に成功した。軟質塩化ビニル樹脂やオレフィン製発泡シ
ートの風合いを実現したほか、ウェルダー加工性に優れるといった特徴を持たせた。
現在、サンプル評価を進めており、5月から本格的な営業活動に乗り出す。手帳
の表紙やカバー・ケースといった用途を中心に売り込む。生分解性樹脂の発泡製
品は緩衝材などとして投入されているが、軟質発泡シートの製品化は同社が初めて。
ダイニックは、1999年から生分解性軟質シート「オーペル・コーンシート」
の受託生産を開始、三菱商事など3社で販売している。これに続き、塩ビ樹脂製と
同等の柔軟性を持たせた超軟質タイプ、立体成形印刷が可能な半硬質タイプ、繊維
基布の両面に樹脂を皮膜した繊維強化タイプの生分解性樹脂シート3技術を開発、
自社ブランドの「ECONIC Eシリーズ」として昨年5月から本格販売に着手
している。手帳・カバー・ケースなどのほか、ラベルやワッペン、看板、垂れ幕と
いった印刷・印字メディア向けに提案活動を行っている。
新たに開発した生分解性樹脂製の軟質発泡シートは、同シリーズの超軟質シート
「Eコーンシート」の発泡タイプ。加工工程を工夫することで、発泡段階における
耐熱性などの課題を克服した。軟質塩ビ発泡シートやオレフィン発泡シートの風合い
を持ち、高いウェルダー加工性、手の脂に強いといった特徴を持つほか、加工度が高
くコスト優位性があるという
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200302/21/01401_0000.html
283 :
あるケミストさん:03/02/28 12:06
age
284 :
あるケミストさん:03/02/28 13:24
今週の火曜日ぐらいのNHK教育のETV2003とかいう番組で、
麹菌の特集だったのですが、その中で、麹菌が生分解性の
プラスティックをモノマーへ分解する能力がある、との
話がありました。結構面白いですよね、因みにポリ乳酸系
に関してだったと思います。
285 :
あるケミストさん:03/03/02 23:38
ポリエステルは生分解性があると聞いたことがあります。
PETなんかも分解する酵素があると聞いたことがあります
PTFEなんかも、海洋中の微生物に分解酵素を持つ奴がいると聞いたことがあります。
整形困難だけど、ポリセルロースは、理想的ですな。
建造物の時は、1000年もち、解体されれば分解されるところがイイ。
加工性の良い生分解性ポリマーはセルロースで決まり。
削りだし整形され、古来より使われる高分子。
286 :
あるケミストさん:03/03/03 11:50
生分解性の定義をどこに持ってくるかということなんだろうけどね。
そりゃ長い目で見れば何でも分解するって。
287 :
あるケミストさん:03/03/05 21:35
発想を変えて、生分解性のポリマーを開発するのではなく、目的のポリマーを分解する生物なり酵素なりを作ってみることにする。
違った、ポリ乳酸なんて全く言ってなかった、ビデオ見直したら。
東北大農学部分子酵素学第二研究室って所が出てて、モノマーに
分解した時の残りは医薬品などに応用できるかもしれないそうです。
あるケミストさん逝ってよし
違いました、ポリ乳酸なんて全く言ってなかったです、ビデオ見直したら。
東北大農学部分子酵素学第二研究室って所が出てて、プラスチックを
モノマーに分解した時の残りは医薬品などに応用できるかもしれないそうです。
291 :
あるケミストさん:03/03/07 15:03
終末のプロメテウスなるSFを読んだ。
タンカーからの流出原油を分解する菌をバラ撒いたら、人々が使ってる石油合成品を
悉く食いつくし文明が崩壊するお話。
タンク内のガソリンやら機械の潤滑油やプラスチックやら全部…オイオイ
乾燥したところに保存すりゃ紙だって千年保つっちゅうねん!
293 :
あるケミストさん:03/03/08 16:51
(^^)
295 :
あるケミストさん:03/03/20 07:58
あげ
296 :
あるケミストさん:03/04/06 12:40
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
299 :
あるケミストさん:03/05/13 21:55
300 :
あるケミストさん:03/05/13 22:00
301 :
あるケミストさん:03/05/13 23:06
ニュー速+にトウモロコシ生産減少てなスレがあったけど
カーギルダウは大丈夫なのか?
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
あぼーん
305 :
あるケミストさん:03/06/14 10:19
貝殻から生分解性プラスチックはできない?
306 :
あるケミストさん:03/06/15 00:38
PCLを知ってる人いる?
307 :
あるケミストさん:03/06/15 06:40
>>300 あそこは赤字決算が連続して事業をトヨタに売却した
だいたいだね機械屋が化学品に参入すること自体
ばかげているな
否、そこから安定しないGPC装置買ったわが社も
もっと馬鹿
308 :
あるケミストさん:03/06/15 07:55
マジレス希望します
わがスーパーで生分解プラをレジ袋に採用する計画ですが、
いろんな会社がいいこと言って、化学系がいない我々では
もうお手上げです。
一回採用してすぐ破れるようでは、数千万円の損害になり
かといって経営陣は判断を強要してます。
種類や会社名でもお願いします。
309 :
あるケミストさん:03/06/15 12:14
>>308 ポリエチレンがいいんじゃね?
レジ袋って、帰った後客がどう使うかわかんないでしょ。
ゴミ袋に使うくらいなら問題ないけど、なんかの保存とか、苗木の風よけとか。
そこに生分解プラを使うのは、用途としては向かないと思うが。
すいません。質問と違う答えで。
>308
どれでも構わないのでは?ひどい言い方だけど、生分解性を
重要視しているわけでは(おそらく)ないですよね。そうすると
単純にレジ袋としての適性があるかどうかになりますよね。
レジ袋だと折り曲げでの強度(ピンホールとか)や引き裂き強度、
引っ張り強度、突き刺し強度あたりがひつようなのかな?
その辺のデータを各袋屋に提出させて比較してみたら
いかがでしょうか?PLAなんかだと固すぎてキツいかなー?
311 :
あるケミストさん:03/06/16 23:31
>>308 >スーパー...プラレジ袋...
って、四国の何とかってメーカが、全国の6,7割のシェアを占めてるって
以前、TV東京で取り上げていた記憶が。何ていう会社名だったかな。
312 :
あるケミストさん:03/06/16 23:36
大倉工業です、常識です。
樹脂シート屋なのに、ちゃんと研究所も持ってます。
オレフィンメーカーに噛み付いて、結構優秀です。
313 :
あるケミストさん:03/06/24 18:31
>308
レジ袋を生分解性にしてもPPのごみ袋でまとめて捨てるんだから
意味ないよ
あぼーん
315 :
あるケミストさん:03/06/28 03:06
最近はレジ袋もほとんど輸入物だから、
国内品限定でいえば大倉工業のシェアが高いって感じかなぁ。
317 :
あるケミストさん:03/06/29 00:19
よしはるタンとこのH研究員はクソ
318 :
あるケミストさん:03/06/29 15:21
あぼーん
320 :
あるケミストさん:03/07/03 00:21
>>299 >「バイオテックカラー」 大日精化工業...
色材メーカの大日精化が、何で生分解プラスチック開発なんだ?
>>320 生分解プラを開発してるわけじゃないでしょ
生分解性樹脂を使用したグラビアインキ及びコート剤なんだよ
つまり生分解性プラで製品を作っても
着色やコート剤に非生分解性のものをつかってちゃ意味無いだろ?ってこと
あぼーん
あぼーん
324 :
あるケミストさん:03/07/22 08:14
最近は、生分解プラスチックでも植物系が売れるらしい。
植物系という響きが受けがいいようだ。
ちなみに生分解という性質はどうでもいいらしい。
変に地中に埋めると、地中の菌が異常増殖し、
生態系のバランスを壊す恐れがある。
325 :
あるケミストさん:03/07/23 11:02
今欲しいものは実際の機能よりもイメージだけなんだろうな
このままイメージだけが先行して問題を指摘されてイメージがた落ち→消え去る
なんてのはさけたいところだ
>>324 生分解性プラを地中に埋める事で
菌の増殖が局地的に増えると言う事は前から言われていたけど
それを具体的にデータ出してるソースってあるのかな?
実際どの程度増えるものなんだろうか
あぼーん
あぼーん
328 :
あるケミストさん:03/08/09 22:51
>>325 菌の増殖は確認したことあります。
おおよそ1桁変わるくらいは増えますね。
特に真菌の類が。
でも、えさ(生プラ)がなくなるとすぐに元通り。
でも、連続的に与え続けると増加し続け、同じプラでもめちゃ分解早くなります。
馴化とか個人的に言ってますが・・・。
329 :
あるケミストさん:03/08/11 14:26
>>328 ほー、一桁もあがるんだ。結構増えるもんですね。
その生プラって何を使ったんですか?
ポリ乳酸は一般に生分解しにくいって言われてるけど
それは菌が増え難いからとかなのかなぁなどと思っているんですよ。
どうなんでしょうか?
330 :
あるケミストさん:03/09/13 02:26
331 :
あるケミストさん:03/09/20 19:04
>>316 >最近はレジ袋もほとんど輸入物...
材料が東南アジア材ってこと?、それとも成形までってこと?
332 :
あるケミストさん:03/09/25 21:32
333 :
あるケミストさん:03/09/29 14:53
基本的にはコスト面で問題あったグリーンプラだが
今後カーギルが価格破壊してくるよ
中国は発泡スチロール全面使用禁止だから現在は葦やケナフとか使ってるけど
生分解性プラの工場も最近じゃかなり増えてる
今後が楽しみだ。つかEAAってグリーンプラでは認められてないんだな
334 :
あるケミストさん:03/09/29 15:50
グリーンプラの正会員になるのはむづいのかな?
EAAはPEと同じようなものだから分解しないんだよね?(確認?)
台湾のメーカーが樹脂を作ってて、東京とか大阪で袋を売ってるよね?(確認?)
336 :
あるケミストさん:03/10/11 08:43
>>335 >EAAはPEと同じようなもの...
PEの通気性を改良したのがEAAでしたっけ?
337 :
あるケミストさん:03/10/27 16:16
ハロプロ以外のスレが好き
ハンターハンターとかドラクエとかWANDSとか松屋とか
だからってそれ専用の板に行ってもつまらんのよね
338 :
あるケミストさん:03/11/06 23:26
339 :
名無しさん:03/11/07 18:52
>>338 小原さん、いい選択だね
そりゃ業績もずっと低迷して古い体質の会社より
研究開発費も底なしの豊田のほうが人生楽しいのー
340 :
あるケミストさん:03/11/08 00:18
341 :
あるケミストさん:03/11/12 15:05
>>333 EAAって変性ポリエチレンだっけか
昔は60%分解でも生分解性プラに認められていたけど
現在では100%に近い分解をグレードが上がってきたから無理なんだよね
協会でもタブーだし、暗黙の了解でEAAは認めていないみたい
342 :
あるケミストさん :03/11/13 22:31
>340
オイラは京都出身やけど就活もせんかったわ
くらーい社風やからね・・・
ド素人ですが、質問させてください。
カーボンニュートラルという考え方は、生分解性樹脂の場合、本当に当てはまるのでしょうか?
生分解性樹脂メーカーの出す資料はいまいち信用できないんですよね…
344 :
あるケミストさん:03/11/15 11:57
age
普通 樹脂の処理→燃やす→CO2 の発生
生分解性樹脂の処理→バクテリアが分解→ H2Oと CO2
カーボンニュートラルって言っていいのかな?
>>345 いや、
普通 樹脂の処理→石油の形で地下に固定されていたCO2を燃やすことによって、大気中のCO2増加
生分解性樹脂の処理→原料が植物なので、燃やしても(1〜2年周期で見た場合)CO2の増加にならない(植物が育つ過程で吸ったCO2を放出するだけなので)。
という意味で(私は理解している)のカーボンニュートラルです
こちらも素人だけど
生分解性樹脂という単語からすると 燃やすでなく生分解性(バクテリア)処理の方が
前提では
348 :
あるケミストさん:03/11/16 14:57
349 :
あるケミストさん:03/11/17 17:14
350 :
あるケミストさん:03/11/24 19:01
カーギル・ダウやばいらしいよ。
年産14万tのプラント作って日本の企業に1〜2万tさばかそうとしてるらしいが実際は3000tくらいしか売れてないらしい。
トップの首も飛んじゃいそうだとか。
@300円前後で出していると思われるがおそらく原価われだな。
結局、早めに撤退した企業が勝ち組?
ユニチカさんは宣伝もおしゃれで頑張ってるんだけどねぇ。
351 :
あるケミストさん :03/12/01 00:09
素人@需要側
いやいや長ーい目で見たら、撤退することは無いよ
奴らの巨大さ、戦略のずるがしこさ、俺でもわかる
それより日本メーカーがちまちまと国内市場だけでやっているのが怖い
ユニチカ?昭和高分子?JSP?
うちに売り込みに来る企業の業績を見て判断汁!
352 :
あるケミストさん:04/05/08 17:14
>>351 >うちに売り込み...
のうちって、何屋さんのことですか?
353 :
あるケミストさん:04/05/08 20:07
354 :
あるケミストさん:04/06/02 14:10
そういや高分子学会で小原さんが発表してたな
サトウキビからPLAだっけ?
355 :
あるケミストさん:04/06/02 15:06
356 :
あるケミストさん:04/06/02 21:59
ぬるぽ
一応 ガッ しときますね・・・
358 :
あるケミストさん:04/06/04 15:36
PLA作るときって生物的処理とか生体触媒的処理ってしてるんですかね?
乳酸発酵の段階では微生物使うんだろうけど、その後の重合とかの段階ではどうなんでしょう?
359 :
あるケミストさん :04/06/04 22:54
>>353 やっぱこの事業は島津製作所が大赤字でやっていたのを
トヨタが買収して正解だったな
小さな機械屋が素材産業に手を出すことがそもそもの大失敗
360 :
あるケミストさん:04/07/25 12:22
361 :
あるケミストさん:04/08/18 10:57
愛知万博で使用するつもりのデポジット食器(戻すとお金が返ってくるシステム)を
三重県のある遊園地で実証試験している。
先日行って、返さずに持って帰った。
見るとポリ乳酸とあり、ややカラメル風の臭いがあった。30%NaOHを入れたら1時間で穴があいた。
樹脂以外にフィラーもかなり入っている。
そもそもデポジットと生分解性とは全く次元の異なる話で、デポジットならもっと耐久性がある材料を使うべきだ。
食器洗い機の洗剤には炭酸ナトリウムを含むものもある。
根本的におかしい。
362 :
あるケミストさん:04/08/24 15:55
>>361 フィラーってなにが入ってました?
ちょっと興味あります。あと色はついてたんだろうか?
フィラー入ってるんだったらついてそう。
それからデポジットに適するプラスチックって例えば何があるんでしょうか
いや、純粋に興味があるもので。
363 :
あるケミストさん:04/08/30 02:28
すいません、買ったばかりのプラスチックケースの中身が、洗うとぬるぬる
して泡立つんですが、抗菌とかしてあるのでしょうか
364 :
あるケミストさん:04/09/08 00:39
成型時の剥離材が残存しているのでは
>>361 デポジット=洗って再利用ではないのだが・・・
要は環境に優しければいいわけでは?
366 :
あるケミストさん:04/09/10 12:09
>>361 あのーデポジットは回収率を上げる手段の一つでしかないんですよ?
ポリ乳酸は化学的にリサイクルが可能なので回収率が上がるほどリサイクル率も高まる。
で、生分解性があるのでもしデポジットで回収できなくても自然環境中で分解されると。
いわば生分解性は保険のようなものでしょう。
367 :
あるケミストさん:04/10/21 08:31:50
>>363 抗菌仕様と書いてなければ抗菌ではありません。
プラスチックケースの素材は何でしょう?
成形時の離型材が残っているとしたら一回洗えば落ちると思います。
368 :
あるケミストさん:2005/04/15(金) 11:20:48
>>172 >>324 172の方が指摘された点を踏まえて植物産廃からの発酵技術開発に取り組んでいる者です。
この分野はまだ試みて半年ほどで幾つかお教えいただければ助かります。
現在の生分解性プラスチックの採算レベルに関してお教えいただけないでしょうか?
たとえばトヨタ自動車の場合、サツマイモに着目されていますが、
サツマイモは通常20%の澱粉を含みますので、1kgのサツマイモの
澱粉含量は200g。アミラーゼでそれが全てグルコース転換され、
グルコースからの乳酸発酵効率を22%(数年前のモンサントの数値)とすると
サツマイモ1kgから乳酸が44gしかとれない事になります。
現在は、この数値がどの程度改善されているのでしょうか?またどの程度なら
採算性にあうのでしょうか?発酵においては前処理としてアミラーゼ糖化を行う
訳ですが、酵素コストはどの程度になっているのでしょうか?
369 :
あるケミストさん:2005/04/15(金) 13:10:53
368です。
三井化学HPから乳酸理論収率が85%である事を先ほど確認しました。
と言う事は、サツマイモ1kgから乳酸が170gとれる計算になるか
と思うのですが、理論収率と実際の現場収率との違いはどの程度あるのか
お教えいただけないでしょうか?
また先ほども伺いましたが、乳酸発酵に必要な日数(45日?)および
アミラーゼのコストに関してもサツマイモ1kgに換算するとどの程度の
になるのか?お教えいただければありがたいです。
またこういった様々なコストを踏まえてポリ乳酸系生分解性プラスチックが
実際にはなかなか採算性が上げれていないというご指摘が中にはありましたが、
各種資料では生産高は毎年かなり上がっているようですが、
この差額の一部は農業のように政府の補助金から来ているのでしょうか?
それとも政府の補助金なしに何とか回っているのでしょうか?
トヨタ自動車が自動車事業に並ぶ事業に育てる方針という2年前の記事を
読みましたが、PLA事業自体は赤字覚悟といったような球団経営のような
イメージ戦略で、自社車の部品に取り入れるという方向性なのか、
それとも本当に将来的にこの業界が伸びていけるという将来予測がついた
のか、その辺りの市場分析に関してもご意見いただければ幸甚です。
370 :
あるケミストさん:2005/04/27(水) 03:26:58
サツマイモ1kgが百円とすると、
乳酸が170gなら、樹脂一キロ当たり、芋代は600円ぐらいですか、
樹脂にすると千数百円/キロぐらいにはなるのでしょうか。
イメージ重視ならそこそこの需要が期待できるのかな
371 :
あるケミストさん:2005/05/01(日) 12:41:05
372 :
あるケミストさん:2005/05/05(木) 17:41:01
373 :
あるケミストさん:2005/05/11(水) 08:47:07
374 :
あるケミストさん:2005/05/16(月) 12:27:02
375 :
あるケミストさん:2005/05/24(火) 20:43:17
1モルのグルコースを(自然界の光合成の逆反応で)完全に二酸化炭素と水
に転換した場合、1モルのグルコースから24モルの電子を取り出す事ができる。
電子1モル96500C(クーロン)であるから,96500×24クーロンを取り出す事
が可能である.そうなると,1Ah(1Aで1時間流したときの電気量)は
3600クーロンなので1モルのグルコースで96500×24÷3600=約643Ah。
つまり643Aを1時間取り出せる事になる。実際の電力はこのグルコース燃料極
と組み合わせる酸素極との兼ね合いで電圧が決まるので,先ほどの電気量に
取り出しうる電圧を掛け合わせれば,電力(Wh)となり、仮に0.7Vの場合、
643×0.7=約450 Whとなる。グルコースの分子量は180なのでこれを
グルコース1gあたりに換算すると2.50 Whとなる。その場合、一般家庭の
平均年間電力使用量3600 kWhは グルコース1.44トンからの発電量に相当する。
これをグルコースポリマーであるセルロースを45%含む稲藁に換算すると
稲藁3.20トンに相当する。一方、我が国の生物系廃棄物は年間3.20億トン。
これが全て稲藁と同程度のグルコースを含む場合、驚くべき事に年間
約1億世帯分の電力がグルコース燃料電池で賄える計算になる。一世帯4名
とした場合、日本の人口1億2000万人余の3倍以上が恩恵を受ける計算となる。
また、この計算はグルコースのみに限定して行われたものであるが、
グルコース量と同程度はあると推測されるキシロース等のC5糖も
電力転換可能なので、上数値の倍は電力生産が可能となる。従って、
現在の技術での実際効率は理論値の十数%程度に過ぎないとしても、
それでもやはり日本の人口1億2000万人余全員の年間家庭消費電力を賄える
計算になる。但し、生物系廃棄物の全てが稲藁と同程度の糖を含有している訳
ではなく、その点は補正が必要であるが、必要ならば雑草を刈り取って
発電に回せばよいだけなので、大きな問題にならない。
http://www.akita-pu.ac.jp/bioresource/dbe/naturaleco/ueda.html
376 :
あるケミストさん:2005/05/25(水) 00:35:53
パラジクロロベンゼンの法則だ
377 :
あるケミストさん:2005/09/07(水) 04:59:34
撮り貯めたサイエンスZEROを眞鍋編集しながら見てるんだが
廃木材、古紙、稲藁、生ゴミからも植物プラスチックが作れるんだそうだ
もうなんでもいいんだな すげーぜ
378 :
あるケミストさん:2005/10/24(月) 22:00:35
”ポリ乳酸を基にして高機能バイオプラスチック複合材を開発し、電子機器への
利用を開始している。ポリ乳酸へのケナフ繊維や安全な難燃剤(金属水酸化物)の
添加により高度な耐熱性と難燃性、さらに熱可逆結合の付与により新機能として
再形状記憶性を実現...”
計測展 2005 TOKYO 専門カンファレンス
高機能バイオプラスチックの開発と電子機器への応用
日本電気 基礎・環境研究所エコマテリアルTG 研究部長 位地正年氏
開催日 2005年11月9日(水) 13:30〜15:30
会 場 東京ビッグサイト・会議棟609会議室
http://expo.nikkeibp.co.jp/jemima/sen.html
379 :
あるケミストさん:2005/11/24(木) 07:02:59
生分解性プラスチックについてしらべているものです。
微生物生産系・天然高分子系・化学合成系の特徴について
おしていただきたいです。
特に微生物生産系のメリット・デメリット等も
教えていただきたいです。
よろしくおねがいいたします。
380 :
あるケミストさん:2005/11/26(土) 14:52:46
age
381 :
あるケミストさん:2005/11/30(水) 06:17:10
あぼーん
382 :
あるケミストさん:2006/01/17(火) 18:41:55
383 :
あるケミストさん:2006/01/17(火) 18:42:46
384 :
あるケミストさん:2006/01/23(月) 23:22:09
メリット ガチで生分解
デメリット 成形難しすぎ
PHBなんて プラスチックとはいえない
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
389 :
あるケミストさん :2006/03/32(土) 15:47:53
つい最近も武蔵野化学と帝人化成の共同でいいの出したね
昔はこの分野で先端走ってた昭和高分子はどうなったのかな??
390 :
あるケミストさん:2006/05/13(土) 08:07:56
ただのデンプン
391 :
あるケミストさん:2006/06/02(金) 04:31:57
子供が発泡スチロールを食ってしまったらしくて、後でそれを知って調べてみたらトウモロコシから作られてるということを教えてもらったんだけど、食べた場合に人体への影響は無いの?
392 :
あるケミストさん:2006/06/29(木) 23:37:48
キサマー!キサマー、命が欲しかったら偽造書類作成しろー! 羽田野社長の命令だ!
キサマー!俺は天下のCIPSの輪蚊間津だ。コンプライアンス担当の句堂も見方だ。
サリンは消毒液で証明書発行汁!テポドンの部品は家電製品で証明書発行汁!キサマー
命令に従わないと頃巣ぞー、軽罪参仰章の身寝御の公認貰ってるんだぞ、コラー、俺は
CIPSの輪蚊間津だー
輪蚊魔津智樹&駆動郁夫@元CIPS
393 :
あるケミストさん: