▼△▼[45時間録音] Hi-MD [リニアPCM]▽▲▽3枚目

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833655
1分のomaファイルを変換する方法は、ファイル数が多く作業があまりに面倒なため、
1分ごとにトラックを切らないで、時間がかかっても楽に変換したいのが正直なところだと思います。
以下にGraphEditを使ったリアルタイムキャプチャーの方法を書きます。
必要なものはGraphEditだけです。マトリョーシカも使いません。

TotalRecorderやそのほかのソフトでもリアルタイムキャプチャーはできます。
TotalRecorderは独自ドライバをインストールすることDefault DirectSound Deviceに成り代わるのです。
安定性に問題はないようですし、きちんと設定をしてキャプチャーすればバイナリ一致します。
ですがシェアウェアなので、タダでできて安定性も十分のGraphEditを使う方法がいいのではないでしょうか。
834655:04/08/24 13:58 ID:SJ8/rgxv
GraphEditをダウンロードしてください。
http://www.digital-digest.com/dvd/downloads/graphedit.html

GraphEditを実行して、omaファイルをドラッグ&ドロップするかFile-Render Media Fileで開きます。
すると「omaファイル」→「OMG TRANSFORM」→「Default DirectSound Device」のグラフが描かれると思います。
「OMG TRANSFORM」と「Default DirectSound Device」をつなぐ矢印をクリックしてください。選択すると色が変わります。
選択したらDeleteを押してその矢印を削除してください。

Graph-Insert Filtersでフィルター選択画面を開き、DirectShow Filters-Infinite Pin Tee Filterをダブルクリックし
反映させます。次にSonyWavWriterをダブルクリックします。ファイルを保存先を選ぶ(ボタンは「開く」となっていますが)
ウィンドウが出てくるので、保存する場所を選びファイル名を入力します。拡張子は.wavにしてください。
するとそのwavファイル名のフィルターがGraphEditに反映され現れます。

GraphEdit上で「OMG TRANSFORM」から「Infinite Pin Tee Filter」に矢印をつなぎます。
「Infinite Pin Tee Filter」のOutput1から「wavファイル」に矢印をつなぎます。
「Infinite Pin Tee Filter」のOutput2から「Default DirectSound Device」に矢印をつなぎます。

再生ボタンかGraph-Playをクリックして再生を開始します。同時にwavファイルの作成が始まります。
このとき音を出したくなかったら、「Default DirectSound Device」の代わりに「Null Renderer」をつなげることで
音を出さずにリアルタイムキャプチャーできます。
wavファイルの作成は実時間かかります。GraphEditで変換しているので、その間メディアプレーヤーで音を
再生してもまったくかまいません。

これでできるwavファイルは、Infinite Pin Tee Filterの特性からか末尾に無音部分が0.1秒分くらい付加されてしまいます。
ですがそれ以外はバイナリ一致するので、実用上問題はないと思います。
835655:04/08/24 14:26 ID:SJ8/rgxv
>>811-812の1分ごとに細切れにしてwavファイルにする方法と、
>>833-834のリアルタイムキャプチャーを組み合わせると
実時間よりも短い時間で変換でき、なおかつ作業の負担も少ない方法が
編み出されます。この方法をぜひやっていただきたいです。

この方法は、任意の長さでトラック分けされた生録のomaファイルを、
早く変換したい用途に最も向いていると思われます。
Hi-MDでオートトラックマークを10分おきに設定して録音した、連続したomaファイル
でもいいですし、内容がばらばらだけれど一括して変換したい場合でもかまいません。
836名無しさん┃】【┃Dolby:04/08/24 14:50 ID:k0S+t79f
>>835 (655)
重ねて乙
おいらもやってみる
837名無しさん┃】【┃Dolby:04/08/24 14:53 ID:SJ8/rgxv
>>811のツールをダウンロードします。

GraphEditを実行したらGraph-Insert Filtersをクリックしフィルター選択画面を開き、
DirectShow Filers-Matroska Muxerをダブルクリックして反映させます。
次にOpenMG Async. File Source又はOpenMG omgSource Filterでomaファイルを開きます。
このomaファイルは1分以上のもので全くかまいません。
それをMatroska MuxerのTrack1につなげ、次のomaファイルを開いてTrack2につなげ・・・
を行っていくのは>>812と同じです。

今回違うのは、この作業で変換したいomaファイルの中で、最も再生時間の長いomaファイル
の取り扱いが違うからです。一番時間の長いomaファイルをOpenMG Async. File Source又は
OpenMG omgSource Filterで開いたら、Infinite Pen Tee Filterをフィルター選択画面で
ダブルクリックして反映させ、Matroska Muxerにつなげる代わりにInfinite Pen Tee Filterに
つなげます。そして、Infinite Pen Tee FilterのOutput1からMatroska Muxerにつなげます。
フィルター選択画面のAudio Renderers-Default DirectSound Device又は(音を出したくない場合)
DirectShow Filters-Null Rendererをダブルクリックして反映させ、Infinite Pen Tee Filterの
Output2からそれにつなげます。

違う点はここだけです。他のomaファイルは普通にMatroska Muxerにつなげてください。

すべてのomaファイルをつなげ終わったら、フィルター選択画面でFile Writerをダブルクリックして
保存する場所とファイル名(拡張子は.mkvにすること)を選択・入力し、Matroska Muxerからそれへ
矢印をつなぎます。

後は再生ボタンを押すことで再生が始まり、mkvファイルが作成されていきます。
再生が終わったら、Matroska Muxerにつなげたすべてのomaファイルの変換が終了し、
mkvファイルに格納されています。>>812のように、mkvファイルの中のリニアPCMデータを
wavファイルとして取り出して、結合するものは結合します。

これで作業終了です。
838名無しさん┃】【┃Dolby:04/08/24 14:58 ID:SJ8/rgxv
>>837-838の方法がHi-MDで生録を行うユーザーの最適解だと思います。

Hi-MDの設定で例えば10分ごとにトラックを切るように設定したら、
90分録音したら9個のomaファイルが出来上がります。それを変換すればいいのです。
1分ごとに区切っていたら90個になるわけで、人間の行う作業量は格段に減ります。
ただ必ず10分の再生を行わなくてはいけません。

もっと早く変換したい&手作業が増えてもかまわないという人は、
例えば5分おきにトラックを切る設定で録音すればomaファイル数は18個になります。
GraphEditでの手作業の量は増えますが、再生は5分だけすればよいので
変換にかかる時間は少なくなると思います。
839655:04/08/24 15:06 ID:SJ8/rgxv
>>838>>835-837の間違いでした・・・



ところでGraphEditを用いたomaファイル変換ですが、この方法は
リニアPCMのomaファイルも、ATRAC3plusのomaファイルも、
SS2.1で作成したATRAC3のomaファイルの変換もできます。


SS2.1以前で作成したomgファイルの変換ですが、SS2.1英語版には
SonicStage File Conversion ToolというのがToolsメニューから選べるようになっており、
それの説明によるとomgファイルをomaファイルに変換するようなので、
それを使ってomaファイルにして上の変換手順を使えばいいと思います。
この変換は再圧縮するのか、単にファイルフォーマットを変えているだけなのか
わからないのですが・・


但しわかっているとは思いますが、圧縮形式のomaファイルだとどうしても音質劣化が
起こります。リニアPCMのomaファイルでないと、音質劣化なくwav編集などを行えません。
840655:04/08/24 15:23 ID:SJ8/rgxv
>>727>>729
自分もSuperπを走らせながらGraphEditで変換作業をしたんですが、
あまりに負荷が重かったせいか変換に実時間以上かかってしまいました。


GraphEditを用いてomaを変換することを思いついたきっかけとなった
このサイトで、こんなのが出ていますけど、どうでしょうかね。
http://www.faireal.net/articles/9/08/#d40617


>>838よりも早くできるのであればいいのですが・・・
841655:04/08/24 15:32 ID:SJ8/rgxv
今まで「バイナリ一致する」と書いていましたが、どうやって調べていたのかを
書きます。方法は>>809の通りです。


PC上のwavファイルをSS2.1を用いてomaファイルにします。そのomaファイルを
GraphEditでwavファイルに変換したものと、元のwavファイルを比較します。
これがバイナリ一致した場合、GraphEditによるoma→wav変換の作業で
データ改変が起こらなかったということになります。
そのため、Hi-MDでリニアPCM録音したomaファイルも、データの改変なく
wavファイルにできるということになります。


それで、実際にやるとバイナリ一致する、又はファイル末尾の無音部分を削除して
ヘッダを書き換えてやるとバイナリ一致するので、実用上のデータ改変=音質劣化が
起こらないということになるのです。
842655:04/08/24 15:47 ID:SJ8/rgxv
>>841の続き
それで、PC上のwavファイルをSS2.1でリニアPCMのomaファイルに変換する
方法が問題です。なぜなら、SS2.1でwavファイルを読み込んでもATRAC3/plus
形式のomaファイルしか作成できないからです。
音楽CDから読み込まないとリニアPCMのomaファイルは作成できません。


■wav→oma変換■
なにげにこれはNH-3Dユーザーにも役に立つかもしれません。音楽CDをSSで
読み込んでリッピングするより、EACでオフセットをきちんと設定してwavファイルで
リッピングし、それからomaにしたほうが元のCDに忠実なデータが手に入るからです。

・音楽CDを焼いて、SS2.1に読み込ませる方法が誰でも思いつきますが、
これはオフセットの問題があり、焼いた時点でリニアPCMデータの欠損又は
ゴミデータの付加が起こります。そこんとこはここのテンプレを。
●Exact Audio Copy β4●
http://pc5.2ch.net/test/read.cgi/software/1087809563/

・発想は同じですが、オフセットによるずれがなく、CDを焼く時間の無駄がない方法
があります。仮想CDを使うのです。CUEシートを書いて、それを仮想CDにマウントします。
仮想CDソフトはフリーソフトではDaemon Toolsがあります。
http://www.daemon-tools.cc/dtcc/portal/download.php?mode=ViewCategory&catid=5
DaemonUIも一緒に使うと便利です。日本語版が落とせます。
http://www.hbreitner.de/daemonui/download.htm

CUEシートの書き方はここを参考に。「■音楽CDを焼くときのCUE Sheetの例」だけでいいです。
http://homepage2.nifty.com/yss/cue/cue.htm
CUEシートはwavファイルと同じフォルダ内においておきます。
EACで実際に音楽CDをリッピングして、CUEシートを見るのが大変勉強になります。