もっとも、638馬力という常軌を逸した破壊力も、けして伊達や酔狂でこしらえたのではなさそうだ。
というのも、その激烈パワーは丁寧に調教されているのだ。
スーパーチャージャーの常で、極低回転からトルクの山が立ち上がる。その山は、
地殻ごとと押されるような圧倒的な力強さなのだが、ある回転で唐突に爆発するわけではないからコントロールしやすい。
2800rpmでエキゾーストサウンドが一段と華やかになり高揚感は頂点に達するものの、
パワーはフラットに盛り上がりドライバーが紅潮するのをよそに、扱い辛さはないのだ。
調教は操縦性にも行き届いており、そのパワーをトラクションに置き換えることにも成功している。
さすがにトラコンスイッチをオフにするときには指が震えたが、怯える右足に力を込めて床踏みしても、
コルベットは前に進む。タイヤサイズも拡大し、サスペンションセットも柔軟なようだ。それが証拠に乗り心地もいい。
詳細なアナウンスはないが、ボディにも手が加えられたのだろう。じゃじゃ馬が暴れるような横向きを覚悟していただけに、
造り込みの正しさには驚かされた。
実はもともとコルベットは、前後重量配分に優れているのだ。エンジンはフロントミッドシップに搭載され、
トランスアクスルでバランスを整える。335=25ZR20まで太くなったリアタイヤにたっぷりと荷重がかかる。
そして軽量だ乾燥重量は1431kg。骨格はオールアルミボディであり、カーボン等の軽量素材をふんだんにあてはめている。
俊敏なスポーツカーの素質をもともと備えているのだ。
そう、コルベットZR1は、たしかに獰猛なマシンには違いないけれど、檻に入れておかなければ
ならないほど狂犬ではない。それが証拠に、パワーだけでは攻略不能のニュルブルクリンクを”7分26秒・”で周回するのである。
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車を知らないアホと専門家の意見の違いに注目w
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>>264 >ZR1なんて馬力だけの車、素人じゃ危なくて運転できないよ