★ 核廃棄物の最終処分地

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215事情通
>>203
結局、下の仮説
「3核種が、一定の比率で、同時に外部に流出すれば、放射能比は変わらない」
ことを否定するものではない。岩石から地下水への溶解度が大きく異なるにも
かかわらず放射能比が1であれば納得できるのだが、全く示されていない。

以下、>>207の引用にも関係することだが、

>トリウムの崩壊系列ではトロンより前に水溶性の元素が
>できないっていうところにあります。ウラン系列ではウラン自身や
>ラジウムが水溶性なので、岩石から温泉水に溶解して濃集してきますが、
>トリウム系列では源の岩石にとどまったまま崩壊がすすんでいくので、

を読むと、一見ウランが水溶性でトリウムが不溶性と思えるかもしれない。
しかし、それは酸素を含む表層水での話だ。ウランは主に4価と6価のイオンとなる。
酸素の多い環境では6価のウラニルイオン(UO2^2+)となり、溶解度が大きくなる。
ウラン系列のラジウムはトリウム系列のものよりも半減期が比較的長いので、
ラドン温泉ができやすいのだろう。