前スレは549レス目で512K超えて書き込み不可になったので、次スレ立てました。
3 :
名無電力14001:2008/07/17(木) 05:53:15
「原発の街」窮地 仮設なお2531人 中越沖地震1年
http://www.asahi.com/national/update/0717/TKY200807160359.html 16日で発生から1年を迎えた新潟県中越沖地震では、東京電力柏崎刈羽原子力発電所で火災が発生、
風評被害もあった。仮設住宅で暮らす住民は2500人を超える。原発の長期停止により、東電は赤字に転落し、
同県柏崎市など東電に税収を頼った自治体財政は窮地に追い込まれるなど影響は今も続いている。
柏崎刈羽原発は地震発生以来、7基すべてが停止し、再開のめどは立っていない。東京電力の08年3月期の
決算は、損失が1501億円となり、第2次石油危機直後の80年以来、28年ぶりの赤字に転落した。
同原発の電力を火力発電に切り替えざるを得ず、燃料購入や他社からの電力購入で4200億円の費用が発生。
原発の点検や補修に加え、休止中の火力発電所の立ち上げなどで1925億円の特別損失も生じ、
経常損益は当初予想の4千億円からマイナス220億円へと激減した。
現在実施中の耐震補強の工事費用は算定中だが、電力関係者の間では、原発1基の建設費に相当する
数千億円規模との見方もある。
原発の発電量を補おうと火力発電を稼働させたため、昨年度の二酸化炭素(CO2)排出量は
約1億2650万トン。前年比30%増。日本全体の排出量を2%押し上げたと見られている。
東電の赤字転落で東電の原発立地市町村は大幅な税収減に直面した。
市税収入のピークは95年度。柏崎刈羽原発の1〜5号機で運転が始まった時期で、巨額な電源三法交付金で潤い、
同年度の前後には郷土玩具を集めた柏崎コレクションビレッジや市立図書館などの公共施設が次々と建った。
(一部抜粋)
【地域経済】『原発の街』窮地--中越沖地震1年、東電の赤字転落で原発立地自治体が大幅な税収減に [07/17]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1216235990/
4 :
名無電力14001:2008/07/17(木) 06:02:22
5 :
名無電力14001:2008/07/17(木) 12:18:44
6 :
名無電力14001:2008/07/17(木) 20:03:36
7 :
名無電力14001:2008/07/17(木) 20:08:35
大飯原発3号機 配管ひび消えず削る方針
関西電力は16日、大飯原発3号機(定期検査中)の原子炉容器の配管内部に生じているひび
について、ひびが消えないため、さらに表面を削るための工事計画認可を月内にも国に申請する
と発表した。もともとは70ミリとしていた強度上必要な厚さを53ミリにする方針。関電は
「それでも余裕のある強度が確保できる」としている。
関電の説明によると、管の元の厚さは74・6ミリ。ひびの発見後、表面を削ってもひびが消
えないことから、5月に必要な厚さを64ミリに変更。計10・5ミリ分を削ったが、それでも
ひびは消えないため、さらに変更して対応することにした。ひびの長さは最長時で13ミリあっ
たが、現在は約5・5ミリ。小さく途切れ途切れになっているという。
2008年07月17日
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000140807170001
8 :
名無電力14001:2008/07/18(金) 18:34:18
9 :
名無電力14001:2008/07/18(金) 19:05:21
高レベル放射性廃棄物処分場:公募、全市町村長「応募しない」/岐阜
◇3市民団体アンケート
原子力発電環境整備機構が公募している高レベル放射性廃棄物最終処分場について、
「放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜」(兼松秀代代表)などの3市民団体は17日、
県内42市町村の首長に公募に対する姿勢を尋ねたアンケートの結果を公表した。全首長が
「応募しない」と回答した。3団体は「不安は残るものの全首長から回答を得たことは大きい成果。
今後の取り組みに生かしたい」としている。
「国から立地申し入れがあったらどうするか」との問いに、41人が「受け入れない」と答えた。
唯一、飛騨市長が無回答で、「現在は応募しないが、将来については考える必要もありうる」との
意見を付けた。
国が開く処分事業の説明会には、35人が「参加しない」とし、各務原市長、多治見市長、岐南
町長、養老町長の4人が「参加する」と回答。3人は無回答だった。「各自治体での説明会開催を
求められたら」との設問には、38人が「受け入れない」と答え、「受け入れる」と回答したのは
各務原市長と岐南町長の2人だけだった。2人は無回答だった。
市民団体側は「全首長が応募しないと答えたのは評価できるが、飛騨市など危惧(きぐ)する点
もある」と話している。
毎日新聞 2008年7月18日 地方版
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20080718ddlk21040027000c.html
10 :
名無電力14001:2008/07/18(金) 19:43:33
11 :
名無電力14001:2008/07/18(金) 20:37:51
>>10 もんじゅ 大変だな。 プルトニウムのリサイクルの将来を担ってるしなw
ちなみに日本はフリープルトニウムの最大保有国だそうだ。
おー怖い〜〜
13 :
名無電力14001:2008/07/19(土) 00:42:36
14 :
名無電力14001:2008/07/19(土) 16:05:48
15 :
名無電力14001:2008/07/19(土) 16:34:15
16 :
名無電力14001:2008/07/19(土) 21:27:37
もんじゅMOX燃料を搬入
2008年07月19日
敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」に18日朝、プルトニウムを含む核燃料の集合体14体が
搬入された。95年のナトリウム漏れ事故後、運転を停止中のもんじゅでは原子炉内で核燃
料の劣化が進み、核分裂連鎖反応が続く「臨界」状態にするのが難しくなっていた。5月と
今回の2回の未使用の燃料の搬入で臨界状態にできる見通しとなった。
搬入されたのは、茨城県東海村の核燃料加工施設で製造後、日本原子力研究開発機構の東
海研究開発センターで保管されていたプルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料。
7基のステンレス製の輸送容器に収め、3台のトラックに積まれて17日午後に出発、18
日午前6時半ごろ「もんじゅ」に到着した。
施設周辺では、市街地を通る核燃料の輸送や「もんじゅ」の運転再開に反対する約40人
の市民が「猛毒プルトニウム輸送反対」などとシュプレヒコールを繰り返して抗議した。現
場での抗議集会では「原子力発電に反対する県民会議」の小木曽美和子事務局長が「10月
の運転再開は、プルトニウムが劣化し臨界に達する力を失う前に動かしたいという無理なス
ケジュール。このまま動かせば13年前と同じ重大な事故を起こすと危惧(きぐ)せざるを
得ない」と訴えた。
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000140807190002
17 :
名無電力14001:2008/07/19(土) 22:09:50
もんじゅ安全委 再開時期見直しの意見
2008年07月19日
敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」に18日朝、プルトニウムを含む核燃料の集合体14体が
日本原子力研究開発機構が高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)の安全性を外部の専門家に
検討してもらうためにつくった「もんじゅ安全委員会」(委員長=西原英晃・京大名誉教授)
が18日、同機構敦賀本部で開かれた。ナトリウム漏れ検出器の誤作動や通報遅れ問題に対
して同機構の組織体質や職員の安全意識を不安視する意見が相次いだ。
特に原子力安全・保安院から運転再開前の実施を指示されていた腐食配管の交換をしてい
なかった点について、電力中央研究所の土屋智子・上席研究員(リスクコミュニケーション
研究)が「運転再開に向けてやらなければいけないことをやっていない。こんな状況で大丈
夫か。検出器の点検や交換で過大な作業が追加されていて、現場は大変。(運転再開時期の)
スケジュールを見直すことも考えてもらう必要がある」と述べた。
土屋氏は委員会終了後、「現場に負担がかかり過ぎるとミスが起きやすくなる。どんな原
発でも忙しいと事故が起こるのは、リスク管理の専門家の常識だ」と説明した。
原子力機構は「スケジュールありきではないが、現在のところ当初の目標を目指し、準備
を進めていきたい」としている。
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000140807190001
18 :
名無電力14001:2008/07/20(日) 05:21:26
スイスで28年ぶり原発新設へ、来年にも認可の方向
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080719-OYT1T00144.htm スイスでは今年6月、大手電力会社が原子力発電所の新設を申請、政府は来年にも認可する方向になってきた。
政府が認めると、約28年ぶりとなる。原油価格の高騰などで原発を見直す動きが建設を後押ししている。
原発5基が消費電力の約40%を生産するスイスで、政府が最後に原発建設を認めたのは1981年10月。
旧ソ連でのチェルノブイリ事故(86年)などの影響で原発アレルギーが強まったことから電力会社は
新設を自粛。認可されても結局、着工されないなど、原発は長年、敬遠されてきた。
しかし、今年に入って、大手電力会社ATELが、中部の町、ダニケンにある既存施設の隣の用地に
1600メガ・ワット級の原発を建設したいと申請。別の2社も既存原発の改修を申請した。
これに対し、スイス政府は、「2020年には深刻な電力不足が起きる」との予測を踏まえ、
いずれの申請も来年前半には認める方向だ。
ATELのジャクリーヌ・エルブ広報課長は「需要増から、必ず電力不足になる。風力、水力より安定し
安価な原発は合理的だ」と指摘。さらに、「原発が好きという人はいないだろうが、
環境のために必要と考える人は確実に増えている。原油価格高騰も人々の意識を変えた」と強調する。
同社が2001年以降、委託して行っている世論調査で、「原発は必要」と答えた人は、
開始時の63%(01年)から70%(07年)に増加、「クリーンエネルギー」として原発を
受け入れる世相を映し出した。ダニケンのゲリ・マイヤー町議会議長は、新たな雇用への期待感だけでなく、
「これまで原発に一度も問題はなかった。何の心配もない」と手放しで歓迎する。
(後略)
19 :
名無電力14001:2008/07/20(日) 05:22:34
20 :
名無電力14001:2008/07/20(日) 05:51:00
仏核燃料工場、放射性物質が長期間漏れ
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080719AT2M1902219072008.html フランス南東部の核燃料製造工場で18日、放射性物質が長期間にわたり地下に漏出していた
ことが確認された。配管の劣化が原因とみられる。仏政府は環境への影響はないとしているが
国内の施設の一斉点検を指示した。仏は世界に先駆けて原子力の民生利用を進めてきたため、
初期に建設した施設では老朽化が進み、対策強化が求められている。
放射性廃液の漏出があったのは、仏南東部ドローム県の核燃料製造工場。放射性廃液を流す
地下配管が経年劣化して損傷し、廃液が漏れ出した。損傷の発生は数年前とみられるが、仏核
安全局によると漏れ出た放射性物質は微量のため環境や人体への影響はないとみられるという。
これに先立つ7日には、ドローム県に接するボークリューズ県の核廃棄物処理施設で、放射
性廃液が貯蔵タンクから外部に漏出する事故が発生。相次ぐ事故を受けジャンルイ・ボルロー
・エコロジー・持続的開発相は18日、秋までに各施設の再点検を終え、安全対策を強化するよ
う関係機関に指示した。
21 :
名無電力14001:2008/07/20(日) 08:51:49
原子力空母配備撤回求める 横須賀で1万人が集会
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008071901000504.html 米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)への原子力空母ジョージ・ワシントン配備に反対す
る市民団体などの集会が19日、基地に隣接する公園で開かれ「事故が起きれば首都圏住民に
被害が予想される原子力空母の母港化を決して許さない」とのアピールを採択した。
全国から約1万人が参加。市民団体の共同代表の呉東正彦弁護士は「横須賀配備は東京湾に
原発ができるのと同じで、首都圏の住民は事故の恐怖と同居することになる」と指摘。空母で
発生した5月の火災に関し「原因はいまだに不明で危険な状態での配備を許すべきではない。
日本政府や米軍に配備の見直しを求めたい」と訴えた。
社民党の福島瑞穂党首は「日本の原発なら国会議員が調査できるが、米軍の空母は治外法権
で日本が調査することができない」と述べた。
22 :
名無電力14001:2008/07/20(日) 10:14:17
23 :
名無電力14001:2008/07/20(日) 11:39:50
仏アレバの原子力施設、ウラン漏れ相次ぐ 情報隠しの声
http://www.asahi.com/international/update/0719/TKY200807190082.html フランスの原子力企業アレバの関連施設で今月、ウランが漏れる事故が相次ぎ、安全性への
信頼が大きく揺らいでいる。当局は「環境への影響はなかった」と説明するものの、実態解明
を要求する声が高まっている。
最初の事故は、南仏トリカスタンのウラン濃縮工場から出る廃液処理施設で8日に発生。天
然ウラン約74キロを含む廃液がタンクからあふれ、地表や周辺の川に流れ出た。政府は、地
下水の使用や周辺の川や湖での遊泳、釣りなどを禁止した。
反核団体のネットワーク「核からの脱却」は「アレバは情報公開を遅らせた結果、住民を危
険にさらした」と批判。アレバは施設経営陣の更迭を決めた。ボルロー環境相はパリジャン紙
に「もっと透明性が必要だ」と言明。国内すべての原発周辺の地下水の汚染調査に乗り出した。
一方、民間研究機関は、同施設周辺でここ30年間に770トンの放射性廃棄物が漏れ出し
たと指摘。騒ぎが広がっている。
また、18日には南仏ロマンシュルイゼールの研究炉用核燃料製造工場で配管が破れ、ウラ
ン数百グラムを含む放射性物質が漏れ出したことが発覚。数年前から破れていた可能性がある
という。
いずれの事故も、国際原子力事象評価尺度(INES、8段階)で低い方から2番目のレベ
ル1にあたると、仏当局は暫定値を公表。しかし、不信感は強まっており、野党は政府に事件
の徹底究明を申し入れた。
24 :
名無電力14001:2008/07/20(日) 12:40:26
核廃棄物の漏出相次ぐ 仏政府、全施設調査へ
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008071801000997.html フランス原子力安全庁は18日、同国南部ドローム県の核燃料工場で核廃棄
物の漏れが確認されたと発表した。フランス公共ラジオが伝えた。フランスで
は今月上旬にも別の核関連施設でウラン溶液が漏出。相次ぐ事故を深刻視する
政府は、すべての核関連施設周辺で地下水を調べ、同様の事故が起きていない
かを調査する意向を明らかにした。
事故があったのは2カ所ともフランスの原子力企業、アレバの関連施設。原
子力トラブル・事故の評価尺度ではいずれも軽い方から2番目のレベル1と評
価された。
ドローム県では原発用核燃料の製造工場で配管損傷によりウラン数百グラム
を含む核廃棄物が周囲に漏れた。配管損傷の時期は数年前にさかのぼるが、環
境への影響はないとみられるという。
25 :
名無電力14001:2008/07/20(日) 13:50:04
仏核廃棄物漏出事故、「緑のエネルギー」原発に冷水
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080719/erp0807192058008-n1.htm 「原発王国」フランスの2カ所の核関連施設で、8日と18日に相次いで放射性廃液の漏出事故
が発生したことで、新しい「緑のエネルギー」として注目を集めている原発が冷や水を浴びせられ
る結果となった。
19日付の仏紙はいっせいに事故を1面で報道。政府と施設の親会社である原子力産業大手アレ
バに事故原因の究明や情報の透明性を迫った。
ボルロー環境エネルギー相は18日、核施設の「監査強化」を命じ、アレバのロベルジョン社長
も同日の記者会見で「2007年に評価尺度1の事故が7回あった」ことを指摘。今回の2カ所の
漏出事故は仏核安全局(ASN)が汚染地域の土壌などの検査の結果、0〜7まで8段階の評価で
下から2番目の1と評価されたところから「事故が軽度である」ことを強調した。しかし、19日
付のフィガロは、評価尺度1の事故は1年に約100回発生していると報じ、事故は氷山の一角で
あるとの見方を伝えた。
フランスは1970年代初頭の石油危機で「エネルギーの独立」を掲げ、石油に依存しない原発
に力を入た結果、電力の78%を原発に依存している。サルコジ大統領は7月初めに、アレバとド
イツ企業シーメンスの共同製造による2基目の新型原発の建設を発表し、今後も原発産業に力を入
れる方針を示した矢先の事故だった。
原発の寿命は約40年といわれるが、8日に事故が発生した仏南部ボークリューズ県トリカスタ
ン核施設センター内のウラン溶液処理施設は74年建造。18日に事故が起きた仏東南部ドローム
県の核廃棄物工場などの施設も同様に劣化を起こす時期に来ていたとされる。
フランスは86年のチェルノブイリ事故で放射性物質が飛散した際、イタリアなどが野菜の汚染
を国民に警告したのに対し、仏国境内には流入していないと発表、数年後に訂正した経緯がある。
今回はボークリューズ県選出の与党・国民運動連合(UMP)と社会党の議員が18日、共同声明
を発表し、事故調査委員会の設置を要請するなど国民の関心も高まっており、政府も本腰を入れて
安全対策を講じざるをえない情勢だ。
26 :
名無電力14001:2008/07/20(日) 14:22:00
27 :
名無電力14001:2008/07/20(日) 16:11:54
もんじゅ:「10月再開、見直すべき」 連絡ミス厳しく指摘−−安全委 /福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080719ddlk18040682000c.html 日本原子力研究開発機構の諮問機関「もんじゅ安全委員会」が18日敦賀市であり、高速
増殖炉「もんじゅ」で6、7月に再び連絡ミスが起きたことに、委員から「スケジュールを
見直すべきだ」とする異例の厳しい指摘が出された。
原子力機構の早瀬佑一敦賀本部長は「3月末の通報遅れを受け改善に取り組んできたが
(連絡ミスが)2回も起きた。まだまだ至らない点があり深く反省している」と陳謝した。
委員長の西原英晃・京都大名誉教授は「情報と価値観の二つが組織で共有されておらず、
組織内部に大変な問題がある」と批判。土屋智子・電力中央研究所上席研究員は、配管の腐
食放置が発覚したことについて「こんな状況で試運転して大丈夫なのか。10月再開という
スケジュールを見直すことも考える必要がある」と述べた。
◇23日から敷地内ボーリング調査
原子力機構はこの日、接触式ナトリウム漏えい検出器の施工ミスが全252個中98個に
上ったことも報告。一方、国の耐震安全性審査での指摘を受けた敷地内のボーリング調査は
23日から始め、計8本を予定している。約2カ月かかる見込みで、10月の運転再開への
影響も予想される。
28 :
名無電力14001:2008/07/20(日) 23:18:02
ロシア原子力産業の「安全」は?(全5ページ)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080720/erp0807201537002-n1.htm −−使用済み核燃料はどこに、どれくらいあるのか
ニキチン「原子力発電において、ロシアのみならず、日本を含む世界で解決されていない
のが使用済み核燃料の問題だ。ロシアには1万8000トン〜2万トンの使用済み核燃料が
あり、しかもそれは全土に散在している。原子力発電所や原子力潜水艦のある至る所にだ。
大量に存在するのは、クラスノヤルスク州のジェレズノゴルスクとチェリャビンスク州のマ
ヤークと呼ばれる核施設だ。40年前に建てられたマヤークは使用済み燃料の再処理を行っ
ている唯一の施設だが、老朽化のために再処理は計画量の年間200トンに対して約60ト
ンにとどまっている。再処理されるのは、原潜と一部の原子炉での使用済み燃料だけで、し
かもマヤークでの再処理技術はひどいものだ。1トンの燃料を再処理するのに公式データで
7トン、非公式データでは20〜30トンもの放射性廃棄物が出される。これをまともな技
術と呼ぶことはできない」
ニキチン「ロシアには使用済み燃料を長期貯蔵するための施設もない。ジェレズノゴルス
クやマヤーク、あるいは各原発にあるのは短期貯蔵のための冷却プールだ。ロシアには少な
くとも100〜150年間の貯蔵施設が必要だが、それはなく、建設もされていない。使用
済み燃料は一定の技術に基づいて貯蔵しなくてはならないが、ロシアにはそうした技術もな
い。使用済み燃料の問題はロシアにとって喫緊のものだ」(一部抜粋)
原子力で覇権狙うロシア 「核のごみ箱」の懸念
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/159058/
29 :
名無電力14001:2008/07/21(月) 01:47:50
【グローバル・インタビュー】ロシア原子力産業の「安全」は?
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/162708/ −−日本はロシアとの原子力平和利用協定(原子力協定)を締結し、ロシアとともに
核燃料サイクルを形成しようとしている。ロシアは信頼できるパートナーといえるだろうか
コベツ「いかなる場合にも廃棄物の問題は解決しなくてはならない。しかも、ロシアに
はテロの危険性があり、ロシアの廃棄物貯蔵技術は日本よりも低い。しかも、ロシアでは
仕事に対する怠慢という人的要因がある。ロシアはこの10年間、最も汚職にまみれた国だ。
人々は(社会が)公正でないと見るとき、仕事に対しても良心的に取り組まない。もしロシ
アが民主主義の道を歩み、市民社会が発展する方向に進んでいたなら、問題はそこまで深刻
でないといえるかもしれない。しかし、貧富の格差がこれだけあり、多数の国民が自己実現
の可能性を失っている状況では“社会的爆発”が起き得る。このことは高度技術、とりわけ原
子力にとってきわめて危険なことだ」
30 :
名無電力14001:2008/07/21(月) 13:17:01
ふた閉まらぬ固化体 ガラス押し込み密閉/原燃、6月に
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080719102420.asp 六ケ所再処理工場のアクティブ試験(試運転)第四ステップで行ったガラス固化体(高レ
ベル放射性廃棄物)製造試験で、容器の縁を越えてガラスが盛り上がるなどしたため、ふた
を閉められないでいた固化体三本について、日本原燃がガラスを押し込むなどして密閉を終
えていたことが、十八日分かった。
原燃によると、六月十九、二十の二日間で三本のふたの溶接を行い、その後貯蔵ピットへ
納めた。
第四ステップでのガラス固化試験は昨年十一月から実施。計六十本の容器へ溶融ガラスの
流し込みが行われたが、うち三本はガラスの粘性の高まりなどで、うまく流し込むことがで
きず、容器からガラスが盛り上がったり、十分に入らない不具合が出た。
処置に約半年を要したことについて、原燃は「どのようにガラスを容器内に納めるか−な
どの検討に時間がかかった」としている。
ガラス固化試験は今月二日に半年ぶりに再開し、三日から中断している。
31 :
名無電力14001:2008/07/22(火) 14:56:19
柏崎刈羽原発でぼや=1、2号機で出火−約30分後に鎮火確認・新潟
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008072200437 東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市、刈羽村)は22日、
新潟県中越沖地震の影響で点検、停止中の1、2号機のサービス建屋で、
放射線監視用設備の電源から煙が出たと発表した。午前10時50分ごろ、
発見した作業員が柏崎市消防署に通報し、電源を切断。消防が約30分後に
鎮火を確認したという。
東電によると、けが人はなく、原因は調査中。なお、空気中の放射能を測定する
設備の電送自体は止まっているものの、測定は続けられており、放射能による
影響はないという。(2008/07/22-13:15)
32 :
名無電力14001:2008/07/22(火) 14:58:36
33 :
名無電力14001:2008/07/23(水) 00:22:50
受注した原発メーカー自らが米原発建設の電力会社へ投資
日本政府が米国内の原発建設を支援 原発メーカーの進出を後押しするため
今春米原発の建設を受注した東芝は自ら3億ドル(約300億円)の投資を決定し、米電力
会社のリスクを減らすことによって初めて受注を勝ち取った。
米国で原発の新規立地や増設のラッシュが起こるかのような日本のマスコミによる大々的な
報道とは裏腹に、米国の電力会社は膨大な原発建設費用という投資リスクによって原発の建
設を躊躇しているのである。
原発建設費用が急激に上昇したため、ブッシュ政権によって様々な原発への手厚い支援策が
あるにもかかわらず、建設にかかる経済性問題が原発建設を左右する問題となっている。
既に建設計画撤退を決めた電力会社もあり、支援策の一環である債務保証(税金投入)問題
を切り口として、米国で反対運動が広がっている。
日本政府は、原子力メーカーの海外進出を後押しするため、米政府の行う原発新規建設への
債務保証を支援しようとしている。
5月29日付の原子力産業新聞によれば、第2回日米原子力エネルギー運営委員会が5月2
3日に開かれ、米政府の原発新規建設への債務保証に対し、日本が補完することで同意した。
34 :
名無電力14001:2008/07/23(水) 03:42:13
日本政策金融公庫、原子力発電所建設プロジェクトに限って先進国向け融資を認める
政府は23日、国際協力銀行の国際金融部門や国民生活金融公庫などが統合して発足する日
本政策金融公庫に、原子力発電所建設プロジェクトに限って先進国向け融資を認める方針を固
めた。前身となる国際協力銀行は先進国のプロジェクトに融資できなかったが、国内原子力産
業の振興を図るために解禁する。同公庫が発足する10月1日までの政令制定を目指す。
融資は米国のプロジェクトを想定。米国では原発建設のために特別目的会社(SPC)が設
立されることが多く、日本政策金融公庫はこのSPCに直接融資したり、SPCに出資したり
する日本の原子炉メーカーや商社などに出資金を融資する。
地球温暖化対策の観点などから、発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しない原発は欧米だ
けでなく、アジアや中東諸国でも急速に新規建設計画が浮上。米国だけでも30基以上の新規
建設が計画され、新規建設ラッシュが見込まれる。
しかし、1979年のスリーマイル島の原発事故以降、米国が新規建設をストップするなど、
欧米では新規建設を凍結していた国が多い。米国内の金融機関でさえ原発建設への融資経験が
乏しくなり、「新規建設計画への資金が集まりにくい状態」(資源エネルギー庁)にある。
米国は原発向けに180億ドル(約2兆円)の債務保証制度を設けたが、1基の建設に40
億ドル程度かかる原発を30基建設するには足りない。日本の資金で原発建設を促し、日本企
業の参画につなげたい考えだ。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080623/fnc0806231942010-n1.htm
35 :
名無電力14001:2008/07/23(水) 23:39:51
もんじゅ誤警報などで 制裁などを県や国に要請
7月23日午前10時00分
県原子力環境安全管理協議会は22日、福井県敦賀市の福井原子力センターで開かれた。
高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム検出器の誤作動や地元への通報が遅れた問題で、
委員は国、県に対し、日本原子力研究開発機構に制裁などの具体的措置を取るよう求めた。
特別な保安検査の結果、腐食配管の取り換え工事が未着手だったことが判明した報告などを受け、
委員が「原子力機構は国に指摘された改善点について、自らの判断で大丈夫とする姿勢が見える」
と指摘。交換を指示した経済産業省原子力安全・保安院に対しても「(指導などの)かかわり方が弱い」
と批判した。
保安院は「原子力機構が、しっかりとした対応策を立案し、実施することを確認する」と述べるに
とどまった。
委員はさらに県に対し「安全協定に基づいて原子力機構への制裁は取れないのか、できないのなら
見直しを含めてやるべきだ」と指摘。県は「原子力機構にはその都度厳重に注意し、国にも厳正指導
をお願いしている。同機構には、まず具体的な成果を示してもらう」と答えた。
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=4570
36 :
名無電力14001:2008/07/24(木) 06:40:28
もんじゅ地質調査開始
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20080723-OYT8T00773.htm 「破砕帯」のデータ採取
日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市白木)で23日、敷地内の
地質構造を調べるためのボーリングが始まった。もんじゅの耐震安全性を評価している経
済産業省原子力安全・保安院の審議会の指摘を受けて調査を追加した。約1か月半かけて
地質データを採取し、審議会へ提出する。
国の原発耐震設計審査指針改訂に伴い、同機構が3月、新指針に対応したもんじゅの耐
震安全性の評価結果を保安院に報告。審議会が5月、もんじゅで現地調査した結果、断層
が動いた時などにできる「破砕帯」と呼ばれる地質構造が敷地内にあったため、「活断層
ではないと言えるデータの補強が必要」と指摘していた。
今回の調査では、敷地内の8か所で30〜150メートルの深さでボーリングを実施し、
地質試料を採取する。
同機構によると、破砕帯が形成された時期は少なくとも100万年以上も前で、地震を
起こすとして耐震安全性を考慮しなければならない活断層には当たらないとみている。
(2008年7月24日 読売新聞)
37 :
名無電力14001:2008/07/24(木) 11:23:29
38 :
名無電力14001:2008/07/24(木) 19:37:22
仏原発事故、100人が放射能汚染 2週間で4度目 2008.7.24 10:05
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080724/erp0807241003002-n1.htm 【パリ=山口昌子】フランスで23日、原発施設で放射能漏出事故が発生し、100人が軽度の放射能を
浴びたことが判明した。漏出事故はこの2週間で4度目だ。
事故が発生したのは仏南東部ドーム県のトリカスタンの原発施設センター内にある仏電力公社(EDF)の施設。
センター所長が同日、説明したところによると、原子炉がある建物でメンテナンスの作業中にパイプから放射能塵が
漏出した。仏核安全局(ASN)によると漏出の程度は0〜7段階の0で、「人体や環境には影響ない」という。
事故発生当時、建物内でEDFの従業員97人が作業していたほか、センターの従業員32人が建物の前を横断した。
うち100人が検査の結果、微量の放射能を浴びたことが判明した。
同センターでは今月8日にも事故が発生。その10日後の18日は同県の他の施設でも事故が発生。両事故とも
漏出程度は1だった。さらに、18日には東南部イゼール県の原発施設でも事故が発生したが、非常に軽度だったため、
公式には事故と分類されなかった。
39 :
名無電力14001:2008/07/24(木) 22:50:07
仏原発:放射性物資漏れ従業員ら100人被ばく
http://mainichi.jp/select/world/news/20080725k0000m030087000c.html AFP通信によると、フランス南部にある仏電力公社(EDF)のトリカスタン原発で23日、
放射性物資が漏れる事故があり、EDFや下請け会社の従業員ら100人が被ばくした。
従業員の健康や環境への影響はないと説明しているが、フランスでは今月上旬にも原子力事故が
相次いで起き、安全性への信頼が揺らいでいる。
トリカスタン原発のアラン・ペクル所長によると、事故は23日朝、第4号原子炉の保守点検
作業中に発生。建物内部の配管に亀裂が入り、放射性物質が漏れたという。事故当時、建物内に
いた従業員らは避難し、健康診断を受けた。
原発の報道担当官は、23日の事故での被ばくは、法律で定められた年間制限値の「40分の1」
にあたると説明。仏原子力安全庁は、この事故を、「0」から「7」まで8段階に分かれている
原子力事故の国際評価尺度で、最も軽度の「0」に位置付けた。
フランスでは▽トリカスタンにある核廃棄物処理施設からのウラン廃液流出(今月7日)
▽南仏ロマンシュルイゼールの核燃料工場での核廃棄物漏出(18日)−−などが発生。
欧州のテレビ局ユーロニューズによると、原子力事故は過去2週間で4度目。
環境保護団体は原発の危険性について議論を深めるよう促している。
40 :
名無電力14001:2008/07/25(金) 07:38:36
敦賀原発:2号機、ポンプ故障 試運転で弁開かず あすの再起動延期 /福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080724ddlk18040636000c.html 日本原子力発電は23日、定検中の敦賀原発2号機(敦賀市、加圧水型、116万
キロワット)の非常用補助給水ポンプで、駆動用の蒸気を送り込む弁が開かなくなった、
と発表した。弁を動かすモーターが故障していた。原電は25日に予定していた再起動
を延期し、原因を調べる。
原電によると、ポンプ試運転で21日夜に二つある弁を開いたところ、一つが途中で
開かなくなった。モーター内部にこすれて変形した跡があり、配電盤が焼け焦げていた。
2号機は07年8月に始まった定検で蒸気発生器管台に応力腐食割れが見つかり、定検期
間を延長している。
41 :
名無電力14001:2008/07/25(金) 08:09:17
仏原発で放射能漏れ、100人が被曝
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200807240029.html パリ(AP) フランス電力公社(EDF)は、南部トリカスタンの原子力発電施設で
放射能漏れが発生し、従業員100人が被曝(ひばく)したと発表した。被曝の程度は
軽いとしている。
EDF広報によると、停止中の原子炉の配管から漏れ出した放射性物質を従業員が浴びた。
被曝線量は許容限度をはるかに下回っており、従業員はそのまま帰宅。いずれ検査を受
ける予定だという。
フランスの原発では過去数週間で3件の放射性物質漏出事故が相次いでいる。トリカス
タンでは別の施設でもウラン溶液の流出事故が起きたばかりで、周辺を流れる2つの川
でウォータースポーツと釣りの禁止措置が解除された矢先だった。
42 :
名無電力14001:2008/07/25(金) 08:47:58
原発と同名のフランスワイン、名称変更を検討
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2422076/3161121 【7月24日 AFP】フランス南部のアビニョン(Avignon)を産地とするワイン「コトー・
デュ・トリカスタン(Coteaux du Tricastin)」が、09年の収穫期までに名称を変更する
見通しだ。同名の原子力発電所で最近発生した放射能漏れ事故を、消費者に連想してほしく
ないからだという。
同銘柄のアンリ・ブール(Henri Bour)社長は、名称変更の理由は「イメージの問題だ」
と説明。アビニョンの50キロ郊外には原子炉4基を備える世界最大級のトリカスタン原発が
あるが、この原発を連想させることはワインにとってよくないだろうと付け加えた。
同原発は今月11日に放射能漏れ事故を起こしたことが、世界で大々的に報じられた。同原
発の幹部は事故後、健康や環境への被害はないと発表している。
ブール社長によると、約10年前に同原発側の名称変更問題が議論に上がったが、同原発を
運営する仏原子力大手アレバ(AREVA)グループは関心を示さなかった。
原産地呼称統制(appellation d’origine controlee、AOC)の管理に関する会議が来月5日
に開かれ、名称変更について話し合われる。地元の村の名前である「グリニャン(Grignan)」
が候補に挙がっているという。
43 :
名無電力14001:2008/07/25(金) 09:36:46
44 :
名無電力14001:2008/07/25(金) 10:58:32
女川原発:1号機の配管内側にひび 交換など対応検討
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20080724ddlk04040254000c.html 東北電力は23日、女川原発(女川町、石巻市)1号機の原子炉冷却水を通す配管内側に、
長さ27ミリ、深さ3・8ミリのひびが見つかったと発表した。
2月から実施中の定期検査で見つかった。同社によると、ひびが発見されたのは原子炉圧
力容器内から吸い上げた冷却水を、再び容器内に戻す「再循環系配管」の溶接部分。金属の
腐食と引っ張られる力などが組み合わされて発生する「応力腐食割れ」の可能性が高いといい、
配管の交換も含め対応を検討する。
同様のひびは02〜03年に実施した定期検査でも9カ所で見つかっている。
46 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 07:54:05
もんじゅ モーター6台停止
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20080725-OYT8T00841.htm 部品取り付けミス 設備、環境影響なし
日本原子力研究開発機構は25日、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市白木、運転停止中)で
1次、2次冷却系のナトリウム循環ポンプを動かすモーター全6台が停止するトラブルがあった
と発表した。補助用モーターが直ちに作動し、設備や周辺環境への影響はないとしている。
同機構によると、動作が不安定だった2次冷却系ポンプの部品1個を23日に交換した際、
電圧の規格が異なる部品を誤って取り付けてしまった。このため、24日早朝に電流が部品交換
個所を流れた瞬間に回路が切れ、連動していた全系統のモーターが停止した。
もんじゅでは運転再開に向けた全141項目の最終試験を実施中だが、このトラブルによって
3項目の試験が中断した。同機構では「全体の試験工程に影響は生じない」としている。
47 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 08:32:58
●中核派活動家3人を逮捕=法大キャンパス
法政大学(東京都千代田区)の敷地内に無断で侵入したとして、警視庁公安部などは
25日までに、建造物侵入容疑で、住所不詳、中核派全学連活動家内田晶理容疑者(29)ら
同派活動家3人を逮捕した。いずれも、黙秘しているという。
調べによると、3人は3日午前11時20分ごろ、千代田区の法政大学市ケ谷キャンパス
敷地内に、大学関係者ではないのに無断で侵入した疑い。
同容疑者らは、仲間の退学処分に抗議するためキャンパス内に侵入。大学側が警視庁に
通報した。(了)
時事通信 2008年07月25日11時00分
http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20080725-2
48 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 11:07:51
49 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 13:38:19
50 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 14:40:04
51 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 22:13:22
福井 美浜原発:2号機、ポンプ軸封部欠損 冷却水漏れ増える
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080726ddlk18040525000c.html 関西電力は25日、定検中の美浜原発2号機(美浜町、加圧水型、50万キロワット)で、
2系統ある余熱除去ポンプ1台の軸封部から水漏れ量が増えたため、軸封部を取り換えたと発表した。
1次冷却水137リットルが通常以上に漏れた。微量の放射能を含むが外部への漏れはないという。
関電によると、増加は21日昼に始まり、軸封部の固定リング(外径92ミリ)の外周部に欠損
(長さ22ミリ)が見つかった。製造不良と見られ、リングを押さえる力が不均一になり、水漏れが
増えた。
2号機は28日に再起動する。蒸気発生器管台に応力腐食割れが見つかったため定検を延長していた。
運転停止期間は375日になり、同機では91年の蒸気発生器細管破断事故の1223日についで
2番目に長い。
52 :
1:2008/07/26(土) 22:15:02
【朝日新聞】竹島問題(2008年7月24日 )
★韓国民のデモ、韓国駐日大使の帰国は日本側に責任があるのではないか?
★竹島を日本の領土だと教科書に書かせる日本政府のやり方は無責任
★これで日本の学校では竹島を日本固有の領土だと教える事になる
★竹島が日本の領土だという事を授業で教えて良いのだろうか?
★竹島が日本の領土だというのは日本側の主張を認めなさいという一方的な押し付け
★日本側は竹島について教科書には記述せずに韓国側に話し合いを求めるべきだろう
【朝日新聞】
>>>>論説委員の清水建宇は朝鮮系だと週刊文春が暴露。
>>>>論説主幹は若宮啓文、こいつもすごい「竹島を韓国に譲歩して 友情の島にしよう」と提案。
>>>>編集局長は木村伊量(北朝鮮系?) こいつ、朝鮮擁護の記事ばっか。←←←←最近、社長付きになったとか。
53 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 22:18:30
54 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 23:41:10
最終処分場阻止へ守る会/青森県鯵ケ沢町
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080726163153.asp 医療施設や研究所などから出る低レベル放射性廃棄物(RI・研究所等廃棄物)最終処分場
の誘致に反対する鯵ケ沢町の住民たちが二十五日、「鯵ケ沢の海と大地を守る会」の結成大
会を開いた。約二百人の町民が参加し「安全で平和な郷土を守るため、処分場誘致を阻止する」
との大会決議を採択、運動の第一歩を踏み出した。
舞戸公民館で開いた大会では、同会の瀧澤光樹会長が「未来に責任を持てない最終処分場は
絶対阻止しないといけない。この問題は、町長や町議会の判断ではなく、町民一人一人の意思
によって決定されることであり、粘り強く運動を展開していく」とあいさつ。発起人の一人、
三橋啓克さんが大会決議を読み上げ、満場の拍手で採択した。来賓の下田敦子参院議員(民主党)
は「どこの自治体もだめと言っているのに、それをなぜ鯵ケ沢が受けなければならないのか。
これは鯵ケ沢町単独の問題ではなく、津軽全域、青森県、日本の問題だ」と訴えた。
55 :
名無電力14001:2008/07/27(日) 00:04:26
>>52 最近のマルチポストは質が悪い。勝手に 1 を名乗るなー。
57 :
貼り漏れ:2008/07/27(日) 05:57:35
58 :
名無電力14001:2008/07/27(日) 11:17:45
7/29サクラ異常記者会見のご案内<たんぽぽ舎>
http://chikyuza.net/modules/news4/article.php?storyid=1273 たんぽぽ舎に連絡先住所を置いている「サクラ調査ネットワーク」よりご案内です。
新潟県・柏崎刈羽原発付近のサクラ汚染・異変についての重大な内容に関して、サクラ記者会見が下記要領で行われます。
メディア以外の方の一般参加も受け付けています。ご連絡下さい。
サクラ記者会見・お知らせ 新潟・原発周辺でサクラの大異常・発見
日 時:7月29日(火) 午後3時〜4時 説明4人×10分、質問20分位
会 場:参議院議員会館第6会議室(開場2時30分) (50人室)
内 容
1.柏崎刈羽のサクラの異常・地図と写真・・現地(新潟県)から 近藤ゆき子(刈羽村生命を守る女性の会)
2.全国のサクラの状況・数字 司会 柳田 真(サクラ調査ネットワーク)
奥田智子( 〃 )
3.柏崎刈羽原発の事故時の放射能 槌田 敦(元理化学研究所、元名城大学教授)
4.米国スリーマイル島原発事故での植物の異常 菅井益郎(國學院大教授、市民エネルギー研究所)
※資料を用意します(サクラパンフ5集)カラー含む40頁の小冊子。
趣旨
2.5年間、全国各地で「サクラと環境、原発」を調査してきましたところ、
今年、新潟柏崎刈羽原発周辺で「サクラの大異常」が発見されました。
サクラの正常形は花ビラ5枚、ガク5枚ですが、そうでないものが多数みつかったのです。
それは、花ビラの変形、重なり、矮小化、花ビラ4枚や6枚、ガクの異常などなど・・・。
変形の数量は、昨年は5本の木、4609花を調べて異常は143、異常花率は3.1%でしたが、
今年は4本の木、4000花を調べて、異常は912、異常花率は22.8%とグーンとはね上がりました。
全国平均は2.89%です。
59 :
名無電力14001:2008/07/28(月) 07:53:23
柏崎PRに東電懸命
雑誌に見開き広告 社員ら12万人来県
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20080727-OYT8T00532.htm 柏崎市では、中越沖地震で原発敷地内の変圧器で火災が発生し、ごく微量の放射性物質が
海に漏れたことが報じられたことから、他県からの海水浴客が激減。昨年度、市内の海水浴
場を訪れた人は約16万8000人と、例年の約100万人を大きく割り込んだ。
今シーズンも、市内の旅館には「原発は大丈夫か」との問い合わせが寄せられており、宿
泊客が例年の1割にも満たない旅館もある。市観光交流課の担当者は「例年並みの入れ込み
は期待できそうにない」と話す。
こうした中で、目を引くのが東電による柏崎エリアの観光PR活動だ。
東電グループを挙げて、社員に新潟県への旅行を奨励。福利厚生の旅費の補助額を引き上
げたり、社員研修先に本県を選ぶなどした。昨年度末までに、社員や家族延べ約12万人が
本県を訪れた。
60 :
名無電力14001:2008/07/28(月) 08:03:25
上関原発 賛否に割れる住民
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080725-OYT8T00014.htm 予定地の3・5キロ沖に浮かぶ祝島。21日夜、島民約100人がデモ行進し、シュプレヒ
コールを上げた。デモは25年前から週に1回続いており、1000回を超える。原発立地に
よる環境への悪影響などを危惧する声は根強い。
島にUターンし、循環型農業を進める氏本長一さん(58)は「原発から出る大量の温排水
が、周辺の生態系に影響を与えるのは明らか。農業や漁業で暮らす人たちのことが置き去りに
されている」と指摘する。
賛否が渦巻く中、中電は6月、原発敷地造成のため、公有水面の埋め立て免許を県に申請。
県は今月15日から関係書類の縦覧を始めた。今後、上関町議会の議決を経た町長の意見を聞く。
町議会は9月議会で内容を話し合う予定だ。
「上関原発を建てさせない祝島島民の会」代表で、漁師の山戸貞夫町議(58)は「我々は
遊びで運動を続けているわけではない。生活がかかっている。漁業被害が出たら誰が責任を取
るのか。申請は認めない」と言い切った。
61 :
名無電力14001:2008/07/28(月) 13:58:16
62 :
名無電力14001:2008/07/29(火) 09:00:43
核燃料再処理工場、年内の操業開始困難に
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080729-OYT1T00046.htm 日本原燃は28日、青森県六ヶ所村で最終試運転中の使用済み核燃料再処理工場
について、7月中に予定されていた完工時期を4か月延期し、11月に変更する方
針を決めた。
同工場は、全国の原子力発電所から出る使用済み核燃料を化学処理し、ウランと
プルトニウムを抽出する国内初の商業用施設。今秋にも本格操業するはずだったが、
今回の延期により、年内操業開始は困難になった。
同工場では2006年3月に最終試運転を開始。ところが、昨年12月、再処理
工程で出た放射性廃液をガラスに混ぜて固める「ガラス固化体」の製造工程で、廃
液中のルテニウムなど白金族の元素が炉内にたまり、ガラスの粘度を高める不具合
が発生した。今月2日に試運転を再開したが、今度は炉の出口付近にあるノズルが
詰まる不具合が発生。再開からわずか1日で再中断に追い込まれた。
原燃は今後、ノズル付近の部品を取り外して原因を分析するが、部品の再装着や
試運転の期間などを考え、4か月の延期幅が必要と判断した。完工後は、青森県や
六ヶ所村との安全協定締結に向けた手続きなどがあり、本格操業は年明けまでずれ
込む見通しだ。
完工時期の延期は、政府に事業指定申請をした1989年から数えると、今回が
14回目。申請当時の完工時期は、97年12月だった。
63 :
名無電力14001:2008/07/29(火) 20:33:20
東京電力:経常赤字4250億円 料金改定、原発停止ツケ消費者に−−決算見通し
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080729ddm008020013000c.html 電気料金の見直しには「本格改定」と、四半期ごとの燃料価格を半年後の電気料金に自動的に
反映させる「燃料費調整制度」がある。原油高が続いたため東電は今年7〜9月まで4四半期連
続で燃調制度による値上げを実施。「標準家庭」(月290キロワット時を使用)の料金は現在、
月6797円と1年前より453円値上がりした。
しかし、急激な原油価格の高騰で燃調制度に基づく値上げは限界に達していた。さらに東電で
は原発が停止し、原油を多く使う火力発電を代替稼働させていることから、原油高の直撃を受け
やすい収支構造に陥っていた。そこで東電は28日、本格改定で料金を決定する際の計算式を見
直し、従来以上に原油高の影響を転嫁できるよう変更した。
この結果、標準家庭の上限料金は従来より1125円も高い月7977円に上昇。同じく本格
改定をする関西電力の上限料金の引き上げ幅(513円)の2倍強に達し、他電力と比べても東
電が突出する見通しだ。(一部抜粋)
64 :
名無電力14001:2008/07/30(水) 09:30:43
65 :
名無電力14001:2008/07/30(水) 09:44:20
電力6社業績、悪化鮮明に 今期、3社最終赤字転落へ
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080730AT1D2908J29072008.html 東北電力など電力6社の業績悪化が鮮明だ。相次いで2009年3月期の業績見通しを下方修正。
原油高で燃料費がかさみ、6社中3社が09年3月期は最終赤字に転落する見通しだ。
東北電力は09年3月期の連結最終損益が630億円の赤字に転落する見通し。想定原油価格を
1バレル90ドルから125ドルに引き上げ、燃料費負担が900億円程度増えることが響く。最終
赤字となるのは29年ぶり。中国電力も想定原油価格の見直しで燃料費などが650億円程度増える。
電力会社は火力発電所で使う燃料として原油などを利用する。
四国電力と沖縄電力は通期業績を下方修正したものの、最終損益は黒字にとどまる。「原子力
発電所の利用率が(他の電力会社に比べ)高く、原油高の影響を受けにくい」(四国電力)ためだ。
東京、関西電力も最終赤字に陥るとの業績見通しを28日に発表済み。
66 :
名無電力14001:2008/07/30(水) 13:24:05
67 :
名無電力14001:2008/07/30(水) 20:35:03
もんじゅ新燃料 国が製造許可
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000140807290001 2008年07月29日
経済産業省原子力安全・保安院は、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)の初装荷燃料に関する
「設計及び工事の方法の変更申請」などを25日付で認可した。これを受け、日本原子力研究開
発機構は、新しいウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の製造に着手した。
もんじゅは、現在の炉心の核燃料では核分裂連鎖反応が続く「臨界」状態に達しないため燃料
交換が必要だ。このため、燃料の一部を交換し、炉内にある燃料(1型)▽保管中の未使用燃料
(2型)▽新たに製造する燃料(3型)――の3種類を組み合わせて燃焼させる。この燃料交換
は国が2月に許可し、県と敦賀市は4月に事前了解していた。
今回の認可で、3型の製造が可能になった。新たに製造される燃料は81体。3型は原子力機
構が目指す10月段階の運転再開時には使用しないが、来年以降に予定されている「40%出力
プラント確認試験」から使われるという。
68 :
名無電力14001:2008/07/30(水) 20:42:00
濃縮工場遠心機交換へ計画書提出
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080729202109.asp 日本原燃は二十九日、六ケ所ウラン濃縮工場での新型遠心分離機導入に向けた既存遠心機の
一部撤去や建屋新設などの計画書を、安全協定に基づき、県と六ケ所村に提出した。遠心機更
新の第一弾で、二〇一〇年度末の新型遠心機による生産開始を目指す。県と同村の事前了解、
国の事業変更許可などを受けた上で着手する。
計画では停止している生産ライン「RE−2A」系統(生産能力・年間百五十トンSWU=分離作
業単位)のうち半数の遠心機を〇九年度から撤去し、新型遠心機群に置き換える。
また撤去した遠心機を収納・保管する建屋(鉄骨造り、床面積約七千平方メートル)を工場南
側に建設。一一年ごろの完成を目指す。
このほか濃縮作業に伴って生じるビニールシートや布、紙などの放射性廃棄物を入れたドラム缶
(二百リットル入り)を貯蔵するスペースを、現在の六千七百本規模から一万本弱規模に広げる。
原燃は新型遠心機への置き換えを順次進め、十年ほどかけて生産能力を年間千五百トンSWUに
する計画だ。
ウラン濃縮工場は一九九二年に操業を開始。生産ラインを七系統まで増やしたものの、今年二月
までに六系統が停止している。
新型遠心機は現行機よりも大きく、濃縮性能は五倍程度高いとされる。原燃は昨年十一月から、
連結した新型機に実際にウランを供給し、性能を確かめる「ホット試験」を行っている。
69 :
名無電力14001:2008/07/30(水) 20:46:48
70 :
名無電力14001:2008/07/31(木) 11:23:48
MOX燃料、仏で完成―九電 国に検査結果提出 (08年7月29日)
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1066&mode=0&classId=3&blockId=1011005&newsMode=article 玄海原子力発電所3号機(東松浦郡玄海町)のプルサーマル計画で九州電力は28日、フランスで製造して
いたウラン・プルトニウム混合酸化物燃料(MOX燃料)が完成したと発表した。工程や品質に問題がないこ
とを確認し同日、国に検査結果を提出した。今後、国が約1カ月かけて審査し、輸送の準備に入る。
完成したのは燃料集合体16体(1体は264本の燃料棒で構成)で、九電がフランスに保有する使用済み
核燃料から抽出したプルトニウム約1・6トンの半分を使い製造した。
九電は2007年9月、国に製造を始めるための手続きとなる輸入燃料体検査申請を行い、同10月にフラ
ンスの燃料加工会社・メロックス社で製造開始。社員3人が常駐し、工程ごとに放射性物質の含有量や形状検
査のほか、品質保証の監査などを実施してきた。
計画では、3号機で使う燃料体193体のうち、最大で約4分の1となる48体をMOX燃料に切り替える
予定。残りはこれまでと同じウラン燃料を使う。16体すべてを開始時に使うかどうかは決まっていない。
国の審査終了後、放射性輸送物の安全性や運搬に関する責任の確認などを経て、玄海原発に向けて輸送する
が、九電は「輸送方法や時期など具体的なスケジュールは、国の規制で安全管理上公表できない」と説明した。
玄海原発に到着後、輸送の影響で燃料体に損傷がないかなどを国と九電がチェックし、使用前に燃料の配置や
制御棒の効きを確認する。
71 :
名無電力14001:2008/07/31(木) 14:13:13
大飯原発1号機、運転10年継続へ
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000140807310001 関西電力は30日、運転開始から来年で30年を迎える大飯原発1号機(おおい町)について、
さらに10年間、運転継続する方針を県と同町に報告した。安全を最優先に保全策を継続してい
くとしている。営業運転から30年を過ぎた長期運転は県内では7基目。
関電は国の指針をもとに運転期間を60年と想定している。1号機が来年30年になるのを前に、
向こう10年間の機器の耐久性など老朽化対策をまとめた「高経年化技術評価等報告書」を今年3月に
経済産業省原子力安全・保安院へ提出し、今月25日に妥当との結論を受けていた。
県は、安全最優先で高経年化対策に万全を期し、県民の理解を得られる活動に取り組むよう要請した。
関電は、来年12月に営業運転30年を迎える2号機についても報告書を提出、国の審査が始まっている。
72 :
名無電力14001:2008/07/31(木) 14:19:14
73 :
名無電力14001:2008/07/31(木) 18:55:36
上関原発でボーリング追加 '08/7/31
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807310093.html 中国電力は30日、山口県上関町で進めている原発建設計画の詳細調査で、光市の牛島沖で
追加の海域ボーリング調査を始めた。音波探査などで、断層がある可能性が出たため、
さらに詳しく調べる。調査は、牛島の南方約2キロ、建設予定地から北に約6キロの地点。
水深約35メートルの海底から地下90メートルまで掘り進める。このほか上関町沖でも1カ所を
予定しており、計2カ所の調査を11月末までに終える予定。
74 :
名無電力14001:2008/07/31(木) 19:03:02
原発の国際支援 経産省が積極姿勢に転換
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080731/env0807311748000-n1.htm 経済産業省は、アジアにおける原子力発電所の新設需要の高まりを受け、
安全分野における国際支援の基本方針を策定する。相手国の要請を前提
としたこれまでの支援姿勢を転換、日本への安全上の影響を基準として
積極的な支援に乗り出す。
1日に「国際原子力安全ワーキンググループ(WG)」の第1回会合を開催し、
人材派遣などの支援対象国や方法について10月にも報告書を取りまとめる。
WGは原発の建設計画を持つ国に対して、事故が起きた場合の日本への
安全上の影響や相手国の技術水準といった支援の条件を議論する。必要な
国には、人材派遣や安全規制の情報提供などに乗り出す。
アジア地域では旺盛なエネルギー需要を受け、中国が30基の原発建設を
予定するほか、インドネシアが導入を検討しており、事故発生時の日本への
影響が懸念されている。
経産省はこれまで、原発の新設を計画する中国やベトナム、カザフスタンなどの
要請に応じ、技術者派遣や人材研修を実施。また、国際原子力機関(IAEA)
への資金拠出や人材派遣を通じ、国際安全基準の策定などの支援を展開してきた。
【政治】”原発の国際支援”経産省が積極姿勢に転換 人材派遣など…アジア地域が対象、事故発生リスクを懸念か
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1217496644/
75 :
名無電力14001:2008/08/01(金) 00:32:24
高浜原発で冷却水漏れ 間に合わせのパッキン不具合
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080731/env0807311936002-n1.htm 関西電力は31日、定期検査中の高浜原発3号機(福井県高浜町田ノ浦)で、1次冷却水を
冷ます余熱除去系配管の接合部に通常使用しない形式のパッキンが使われ、7月3日に微量の
放射能を含んだ1次冷却水が約1・8リットル漏れたと発表した。冷却水はすべてタンクに回
収されており、周辺への影響はない。
関電によると、今年1月に配管を改造した際、配管の取り付けミスがあり、やり直そうとし
たが、正規のパッキンがなかったため、作業責任者の三菱重工社員が別仕様のパッキンを加工
して取り付けた。このため芯がずれ、すき間から漏れたという。取り付けミスの報告がなかっ
たため関電は三菱重工に厳重注意を行った。
関電は、同3号機と定期検査中の大飯原発1号機(同県おおい町大島)の原子炉をいずれも
1日に起動する予定。
76 :
名無電力14001:2008/08/01(金) 04:14:51
柏崎刈羽原発:設計ミスか タービン動翼329枚破損
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080801k0000m040128000c.html 東京電力は31日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発6、7号機の低圧タービン6基で
動翼2枚の付け根部分が折れていたほか、329枚(動翼総数の約7%)に肉眼では見えない微小な
ひびが見つかったと発表した。ひびの断面にさびがあったため、地震発生前に起きた金属疲労が
原因と推定。設計不良の可能性もあるとみている。
同社によると、タービンの損傷は新潟県中越沖地震による被害の点検作業で見つかった。電子
顕微鏡で断面を調べた結果、小さな力が繰り返しかかることで金属が破損する「高サイクル疲労」に
特徴的な模様が確認された。6号機は96年、7号機は97年に運転開始しているが、より古い
1〜5号機では同様の損傷は見つかっていないという。
タービンの損傷は、中部電力浜岡原発5号機、北陸電力志賀原発2号機でも見つかっている。
浜岡と志賀は日立製作所製、柏崎刈羽6、7号機は米ゼネラル・エレクトリック社製だが、いずれも
改良型沸騰水型軽水炉という共通点があり、経済産業省原子力安全・保安院は「出力を大きくし、
発電効率を高めた同型炉に共通の問題の可能性もあるのではないか」と注目している。
【社会】柏崎刈羽原発でタービン動翼に破損 2枚折れ、329枚にマイクロクラック…東京電力
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1217516556/
78 :
名無電力14001:2008/08/02(土) 09:53:53
79 :
名無電力14001:2008/08/02(土) 16:41:49
サパテロ・スペイン首相:「脱原発」路線を継続−−表明
http://mainichi.jp/select/world/news/20080731ddm007030015000c.html スペインのサパテロ首相は、地元紙との会見で既存原発を刷新しない方針を表明した。英国が原発の
新規建設を表明、「脱原発」を目指していたイタリアが原発建設に意欲を示すなど、欧州連合(EU)
の中で原発推進の風潮が強まっているが、サパテロ政権は従来の方針を堅持し、風力・太陽光など再生
可能エネルギーをより重視していく。
首相は会見で「原発は短期的には現実的な選択だが、長期的には最良の選択ではない。原発に比重を
置き過ぎれば代替エネルギー開発が遅れる」としたうえで「公約通り段階的廃止を進め新規投資はしな
い」と述べた。
運転中の8基の運転許可は11年で終わる。スペインは、80年代の左派政権時代に新規建設停止を
決定していた。
スペインの総発電量に占める原発の割合は20%程度。
80 :
名無電力14001:2008/08/02(土) 17:42:12
81 :
名無電力14001:2008/08/03(日) 07:41:26
敦賀原発2号機 あす再起動
停止最長の340日
日本原子力発電は1日、定期検査中の敦賀原発2号機(敦賀市明神町)の原子炉を3日に
再起動すると発表した。蒸気発生器下部の配管溶接部で「応力腐食割れ」と呼ばれる傷が生じ、
配管を切断して溶接し直す作業などを行ったため、当初は昨年12月中旬の予定だった再起動は
7か月以上遅れた。今回の定検は同年8月26日から行われており、原子炉の停止期間は約340日と、
同機では過去最長になるという。
原電によると、応力腐食割れは溶接部などに生じやすく、今回の定検では、原子炉容器の上ぶ
たや蒸気タービンを応力腐食割れの生じにくい材質や形状のものに交換する工事も実施した。
原電はまた、非常時に蒸気発生器へ給水する系統で弁が開かなくなったトラブルについて、
弁を開閉するモーターの部品が外れ、内部で絡まったことが原因だったとした。
(2008年8月2日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20080801-OYT8T00814.htm
82 :
名無電力14001:2008/08/04(月) 00:52:56
原発冷却装置に不具合 松江 '08/8/4
中国電力は3日、島根原子力発電所1号機(松江市鹿島町、46万キロワット)で、
定期試験中の緊急炉心冷却装置の一つ、高圧注水ポンプが自動停止した、と発表した。
7月の定期試験でも同じポンプが自動停止しており、中電は詳しい原因を調べている。
中電によると、自動停止はポンプを動かすタービンへ原子炉の蒸気を送り込む配管
で破損を示す信号が出たため。配管周辺の放射線モニターなどに異常はなく、配管の
破損もないとしている。計器の不具合などが考えられる、という。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200808040024.html
83 :
原発とは核種が違うけど一応:2008/08/04(月) 17:33:14
84 :
名無電力14001:2008/08/04(月) 19:55:49
反原発団体が公開討論申し入れ
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=112391 柏崎刈羽原発反対地元3団体は4日、柏崎市の経済産業省原子力安全・保安院柏崎刈羽原子力保安検査官事務所の
今井俊博所長に対し、中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発に関する公開討論会を開催するよう申し入れた。
3団体の矢部忠夫柏崎市議らは、地震後に開かれた保安院の住民説明会について「質問時間も限られ、
運転再開に向けたアリバイ作りの形式的な説明会だ」と批判。また国の作業部会で動いていないと評価された
真殿坂断層についても矛盾点を指摘して国独自の調査を求めた。
これに対し、今井所長は「住民代表と東電、国が参加する『地域の会』が公開討論会的な役割を果たしているが、
よりよい形になるよう検討したい」と答えた。
果たして米原潜の放射能漏れや原爆による被曝線量の推定がどれだけ原発と関係してんのかね。
んで、循環ポンプを動かすモーター全6台停止だのの訂正まだ。
ついでに反原発団体の動きは書いて推進団体のそれは書かないのは公平性に反するんじゃないんかね。
あと意見・雑談・議論スレには来い。
86 :
名無電力14001:2008/08/04(月) 21:19:07
別にたった1人が書き込んでるわけじゃないしな。
87 :
名無電力14001:2008/08/04(月) 22:13:32
島根原発:1号機、高圧注水ポンプが自動停止 放射能漏れなし
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20080804ddlk32040365000c.html 中国電力は3日、松江市鹿島町の島根原発1号機(沸騰水型、46万キロワット)の
定期試験中に、緊急炉心冷却系の一つで、事故時に原子炉に冷却水を注入する高圧注水
ポンプが自動停止したと発表した。現場確認や放射線モニターで、放射能漏れがないこ
とを確認。同じ冷却機能を持つ他の設備は正常に起動しているといい、運転を続けなが
ら原因を調べている。
中電によると、3日午後2時ごろに「蒸気管破断」の信号で、高圧注水ポンプを動か
すタービンが自動停止した。7月11日にも同じ事象が発生、破断の目安となる、管の
中の水圧差を計る差圧計の記録を始めた。現場確認や放射線モニターで破断は確認され
ていないが、通常の約3倍の水圧差が確認された。中電は保安規定で定められている
10日以内に、差圧計などを調べ、原因究明と復旧をするという。
88 :
名無電力14001:2008/08/04(月) 22:29:08
>>85 反原発派の質を考慮せずとにかく量で埋め尽くすという戦術は
niftyのfenv時代からの伝統だから。
もっともこんなの通じるの小学生位までだけどね。
90 :
名無電力14001:2008/08/04(月) 23:00:15
なんでここで文句いってんの?
議論スレでいっても、ここで張ってるのは読みも反論もしに来ないんで。
92 :
>>85-91 続きは議論スレで:2008/08/05(火) 00:04:21
93 :
名無電力14001:2008/08/05(火) 09:45:20
もんじゅ 保安規定違反また2件
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000140808050001 経済産業省原子力安全・保安院は4日、敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」で、運転管理に責任
を持つプラント1課長が上司の了解を得ずに原子炉から核燃料を取り出すなど保安規定や規則に
反した行為2件を新たに確認した、と発表した。日本原子力研究開発機構に改善を指示し、今秋
の特別保安検査などで状況を確認するという。
保安院によると、95年の運転停止以来原子炉内に装荷されたままだった核燃料の健全性を調
べようと、今年3月に原子炉から核燃料を取り出す際、規定の手続きを踏まなかったという。規
定では、補修管理を担当するプラント2課長からの通知を受けて、プラント1課長は関連設備の
機能を確認し、上司の開発部長の承認を得て、所長にも報告が義務づけられている。だが1課長
は承認を得ずに取り出し作業を開始。承認は事後になったという。
保安検査官の事情聴取に対し、「もんじゅ」の関係者は「規定や社内の下部規則の読み違えが
あった」などと釈明しているという。
また昨年11月、落雷で日本原子力発電敦賀原発と関西電力美浜原発から「もんじゅ」への2
系統の送電が同時に停止し、「通常の運転状態(制限)からの逸脱」が起きた際には、プラント
1課長は組織内で情報を共有する「不適合管理票」と呼ばれる書類を発行しなかったという。
保安院は、この2件を「保安規定などのルールを守っていない」とし、規定違反の中の「要監
視」に認定した。
一方、日本原子力発電の敦賀原発2号機でも今年5月、非常用炉心冷却システム(ECCS)
の冷却水を注入する系統の弁の開き具合が規定より小さくなって流量が減り、「要監視」に認定
された。
94 :
名無電力14001:2008/08/05(火) 23:47:12
96 :
1:2008/08/06(水) 00:25:22
主な反捕鯨団体は反原発団体を兼ねています。
捕鯨と原発は密接な関係があるといえますので、
遠慮なく書き込んでくださいな。
97 :
名無電力14001:2008/08/06(水) 00:35:24
どこの団体とも何の関係もないおれには
捕鯨と原発に密接な関係がある言われても
戯言にしか聞こえません 以上
98 :
●:2008/08/06(水) 01:45:18
99 :
名無電力14001:2008/08/06(水) 13:26:19
柏崎刈羽原発、中越沖地震・放射能漏れでサクラに異変か
http://www.news.janjan.jp/living/0808/0808050831/1.php 中越沖地震で環境に大量の放射性ヨウ素を排出した柏崎刈羽原発。周辺のソメイヨシノの花に多数
の異変が見つかったと、7月29日、市民団体「サクラ調査ネットワーク」らが東京の参議院議員
会館で記者発表を行った。
(中略)
中越沖地震で大きな被害を受けた柏崎刈羽原子力発電所は、2007年の7月16、17日、ヨウ
素だけで約7億ベクレル(※)と考えられる大量の放射能を環境に出してしまった(※ 槌田敦さん
の推計値)。このヨウ素量は、原子力発電所が通常運転で排出する1年分の、約700倍にあたる。
その他にも、測れただけで、200万ベクレルの放射性の塵、9万ベクレルの放射性の水を環境に
出した。1991年2月の美浜原発2号機の配管破断事故の際と同じくらいの量なのだ。
これら、中越沖地震の際に出た放射能がソメイヨシノの花の遺伝子に何らかの影響を与えた可能性
が高い。東京電力も(ソメイヨシノの異常花が2割も出たことは)「放射能の影響で無いと証明す
るのは大変に難しい」とコメントしている(6月8日、東京新聞)。刈羽村「生命を守る女性の会」
の近藤ゆき子さんによれば、この夏は原発周辺で、柏の葉、アジサイの花などにも異常に大きいも
のが目立つという。鉱山のカナリヤが空気の汚染を警告するように、原発周辺の植物は放射能の悪
影響を警告しているのかもしれない。
100 :
名無電力14001:2008/08/06(水) 23:21:16
福島第二3号機手動停止へ 軸封部内で圧力上昇
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008080601001069.html 東京電力は6日、通常運転中の福島第二原発3号機(福島県富岡町、110万キロワット)で、
再循環ポンプの水が漏れないようにする軸封部内の圧力が上昇したため、9日に原子炉を手動停止
すると発表した。外部への放射能の影響はないという。
同社によると、圧力は7月18日から緩やかに上昇した。軸封部内は2つの部屋に分かれているが、
一方の部屋で異物による傷が発生。この傷の部分から、水が通常より多くもう一方の部屋に流れ、
圧力が高まったとみられる。
同社は今後、軸封部を取り換える予定で、再起動の時期は未定。東電は「ほかの発電所が稼働して
いるので(必要な)供給量は確保できる」としている。
101 :
名無電力14001:2008/08/07(木) 11:51:16
102 :
名無電力14001:2008/08/08(金) 12:29:59
茨城・東海第2原発:原子炉補助設備、鋳物製の弁脱落
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080808ddm041040089000c.html 日本原子力発電は7日、東海第2原発(茨城県東海村)の原子炉補助設備の一つ「原子炉隔離時
冷却系」の排気ラインにある鋳物製の弁(直径36センチ)が脱落したと発表した。同原発は調整
運転中で同日にも定期検査を終えて営業運転を再開する予定だったが、修理を終えるまで延期する。
調整運転は継続する。外部への放射性物質漏れはないという。
原電によると、弁を支える炭素鋼のボルト(同7ミリ)が折れたことが原因。ボルトは78年の
建設時から交換しておらず、直近の検査は7年前だった。4日夜に原子炉内の窒素圧力が想定外に
低下し、点検の結果、7日正午に弁が落下していたことが分かった。
103 :
名無電力14001:2008/08/08(金) 17:08:50
横須賀の核燃料工場でまた被ばく事故
先月、被ばく事故があったばかりの神奈川県横須賀市の核燃料製造工場で、ウラン溶液が飛び散り、
作業員1人が微量の被ばくをする事故がありました。周辺地域への放射能漏れはないということです。
事故があったのは、神奈川県横須賀市の核燃料製造会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」です。
連絡を受けた原子力安全・保安院などによりますと、8日午前9時半頃、核燃料の製造過程で使うタンクの
清掃作業中に警報装置が鳴ったため調べたところ、ウラン溶液が飛び散っていたことが確認されたということです。
この事故で、男性作業員1人が微量の被ばくをしています。周辺への放射能漏れはなかったということですが、
この会社では先月10日にも、作業員が被ばくする事故があったばかりです。(08日14:34)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20080808/20080808-00000053-jnn-soci.html
104 :
名無電力14001:2008/08/08(金) 17:46:52
105 :
名無電力14001:2008/08/10(日) 00:35:54
基準地震動を見直しへ、東電
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=112479 経済産業省原子力安全・保安院が、東京電力柏崎刈羽原発が被災した中越沖地震の震源断層とされる
「F―B断層」を東電の評価より2キロ長い約36キロと判断したことを受け、同原発の高橋明男所長は7日の
定例会見で「国の判断を真摯(しんし)に受け止めて適切に反映させる」と述べ、原発周辺で将来起こり得る
最大地震の揺れの強さを示す基準地震動を再計算する方針を明らかにした。
東電は5月に同原発沖にあるF―B断層を約34キロと評価し、基準地震動を従来の約5倍に当たる
最大2280ガルに設定したが、再計算により数値は大きくなる見通しだ。
高橋所長は再計算による基準地震動の変動幅について「これから計算するが、感覚的にそれほど大きく変わらない」と
説明。1000ガルの揺れに耐えられるように進めている耐震補強工事への影響に関しては
「基準地震動を上回る値で工事を行っており、現時点では見直しの必要はないと思う」と語った。
また保安院が原発の定期検査の間隔延長を決めたことについては「コメントする状況にない」と答えるにとどめた。
106 :
名無電力14001:2008/08/10(日) 00:52:27
作業員ら2人 また被ばく 微量のウラン溶液 直後、小学生ら見学
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008080902000096.html 七月にウラン粉末飛散による被ばく事故を起こした神奈川県横須賀市の原発燃料の製造会社
「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」(GNF−J)工場内で八日午前九時半ごろ、
微量のウランを含む溶液が飛散し、男性作業員(57)と放射線管理担当者の男性(52)が被ばくした。
被ばく量は国の安全基準以下で、健康や外部環境への影響はないという。
事故直後の同十時ごろ、福島県内の小学校二校の六年生児童と保護者ら五十四人が夏休みの社会科見学で
工場を訪れたが、同社によると、見学コースが事故現場とは別の区域だったため、工場を案内していたという。
見学終了後に事故発生を伝えていた。
同社によると、過酸化水素水入りのタンクを清掃しようとした作業員二人が、タンク内が空になったと思い込み、
ふたを開けたところ、残っていた過酸化水素水約三十リットルが突然流出。配管で結ばれたウランを含んだ
雑排水入りの別のタンクに混入して急激な化学反応が起き、噴霧状のウラン溶液が配管のすき間から飛散した。
作業員のうち一人と、警報で駆けつけた放射線管理担当者が被ばく。被ばく量はそれぞれ一・八七ミリシーベルトと
〇・三二ミリシーベルト。国は年間五〇ミリシーベルト未満の被ばく量を安全基準に定めている。
同社では七月九日、ウラン粉末が飛散し、作業員一人が被ばくしたばかり。同社によると、
その後、工場見学を自粛していたが、強い希望があれば受け入れていたという。
この日は経済産業省原子力安全・保安院の検査日で、事故直後に保安官が同社を訪れていた。
107 :
名無電力14001:2008/08/10(日) 01:46:59
108 :
名無電力14001:2008/08/16(土) 17:08:59
大飯原発の配管にヒビ 15ミリ以上、関電「現時点で問題なし」
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080816/env0808161234000-n1.htm 関西電力は16日までに、定期検査中の大飯原発3号機(福井県おおい町)の
原子炉容器につながる配管の溶接部にひびが見つかり、配管を削って調べた
結果、深さが15ミリを上回ることが分かったと発表した。関電は「現時点で
安全上の問題はない」としている。
関電によると、原子炉容器につながる配管溶接部で15ミリ以上のひびが見つ
かったのは国内初という。
関電によると、溶接部の肉厚は約74・6ミリで、運転時に原子炉で熱せられた
高熱の1次冷却水が流れる。3月に同配管の内部にひびがあるのを確認。
この部分を約15・5ミリ削ったがまだひびが残っており、これ以上に深いという。
関電は「さらに削って深さの特定を急ぐ。その後の対応は検討中」としている。
ひびは、引っ張る力がかかることで腐食する「応力腐食割れ」が原因とみられる。
大飯3号機は2月から約4カ月の予定で定検を始めたが、この問題を受け期間を延長している。
109 :
名無電力14001:2008/08/17(日) 22:55:08
世界で原発ラッシュ 温暖化対策や原油高騰背景に
http://mainichi.jp/life/ecology/select/news/20080815ddm008020094000c.html 地球温暖化や原油高を背景に、先進国が原子力発電に回帰したり、発展途上国や産油国が新規導入する動きが
加速している。世界の原発は435基(発電電力量2兆7000億キロワット時)から将来的に現在の1・8倍の
800基に近づくとの推計もある。一方、原発事故や核兵器への転用は世界的に重大な影響を及ぼすため、
安全性や平和的利用の確保などの課題がより一層重みを増している。
米国は、約30年ぶりに原発の増設を打ち出し、約35基の新設を計画している。ブッシュ大統領は01年に
既存原子炉の出力強化などによる発電量増大を公表。さらに米エネルギー省は02年に2010年までに
新規建設を目的とした「原子力2010」プログラムを発表した。
チェルノブイリの事故以来、ほとんど原発を新設しなかったロシアも約40基を計画。電力需要がウナギ登りの
中国は、約30基の新設を予定している。欧州も、英国は今年1月、約20年ぶりに原発建設の凍結解除を決定。
原発に否定的だったイタリアも、増設に向けた機運が高まっている。慎重な姿勢を見せているのはドイツだけだ。
新興国は経済成長に応じたエネルギーの安定確保を狙い、産油国も原油による外貨獲得を優先して
積極的な姿勢に転じ始めた。
日本は、総発電量の約3割を原発が占める。新設は、建設中の3基を含む13基を計画している。
政府は「低炭素社会づくり行動計画」で、原発を「地球温暖化対策を進める上で極めて重要な位置を占める」と、
次世代型軽水炉の技術開発などを打ち出している。
一方では、世界で新しく原発導入を目指す国々は、日本やフランスなどに原発技術の協力を打診している。
現在こうした動きがあるのは中東やアフリカ、アジアなどの20カ国以上。この中には政情が不安定な国もあり、
専門家からは「パンドラの箱を開けることになりかねない」と危惧(きぐ)する声もあがっている。
核拡散防止条約(NPT)で米国やロシアなど5大国以外の途上国の国々は、核の平和利用にまで
干渉されることに警戒感もあり、原発技術の移転について国際的な規制の枠組み作りが課題だ。
(一部抜粋)
原発反対の専門家w
111 :
名無電力14001:2008/08/20(水) 19:21:04
もんじゅ再開を2月に延期 原子力機構、確認試験遅れ
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082001000743.html 日本原子力研究開発機構は20日、1995年に冷却材のナトリウム漏れ事故を
起こして以来、長期停止中の高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の
運転再開時期について、施設全体の安全性を確認する試験の遅れを理由に、
予定していた10月から来年2月に延期すると発表した。
原子力機構の岡崎俊雄理事長らが同日午後、福井県庁と敦賀市役所を訪れ、
延期を伝えた。延期は今回が3度目で、当初の計画からは1年遅れとなる。応対
した旭信昭副知事は「度重なる再開延期は県民に不信感を抱かせる。確実に
作業を進めてほしい」と述べた。
もんじゅは昨年5月のナトリウム再注入以降、施工ミスによる漏えい検出器の
誤警報が多発。同機構によると、検出器の点検などに時間がかかったため、
8月末までに終える予定だった「プラント確認試験」が10月末までずれ込む
見通しになったという。
運転再開には安全協定に基づき、福井県や敦賀市の事前了解が必要。
【社会】”もんじゅ”再開を2月に延期 確認試験に遅れ…原子力機構
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1219227476/
112 :
名無電力14001:2008/08/22(金) 17:36:35
もんじゅ:再開2月に延期 原子力機構理事長、改めて県と敦賀市に協力求める /福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080821ddlk18040466000c.html ◇「変更3度、県民に不信感」体制強化を県が指摘
敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開時期が10月から来年2月に延期されたことについて、
日本原子力研究開発機構の岡崎俊雄理事長が20日、県と敦賀市を訪れ、経緯を報告した。
岡崎理事長は「(10月という)期待に応えられなかったことは残念」としながらも、
「何としても早期再開を目指し、機構を挙げて取り組みたい」と述べ、改めて協力を求めた。
これに対し、旭信昭副知事は「今回で3度目の工程変更で、県民が不信感を抱くのではないか。
原子力機構の組織推進体制を強化・変更することが必要不可欠だ」と指摘。今回の延期について、
文部科学省と原子力安全・保安院に見解を求める考えを示した。
その上で、旭副知事は、岡崎理事長に「初装荷燃料の使用や耐震安全性についても、
県民に分かりやすく説明してほしい」と求めた。また、河瀬一治敦賀市長は
「安全確保のための延期と考えている。施工ミスなどの反省をし、しっかり足元を固めてほしい」と要望した。
原子力機構は当初、ナトリウム漏えい検出器の全数点検について「プラント確認試験の工程を組み替えれば
対応が可能で、10月の再開に変更はない」と説明していた。だが、国の指示に基づき点検していた
約1300個の検出器に加え、別の約3000個の同様機器を新たに点検する必要が生じ、予定が大幅に狂った。
8月末に完了するはずだったプラント試験は14日現在で141項目中98項目しか終えていない。
このため確認試験の終了は10月に延期される。また、原子力機構はこの日、当初は6月末の予定だった
検出器を含むすべてのナトリウム漏えい関連機器の総点検結果の国への報告を、9月下旬にする見通しも明らかにした。
113 :
名無電力14001:2008/08/22(金) 19:48:36
114 :
名無電力14001:2008/08/23(土) 14:29:31
六ケ所村の核燃再処理工場:ガラス個化体製造試験中断 依然原因特定できず
◇再開のめど立たず
日本原燃(六ケ所村)の使用済み核燃料再処理工場で、ガラス固化体の製造試験が7月3日から
中断している問題で、原燃は19日、1カ月以上経過した現在も原因究明が終わらず、試験再開の
めどが立たないことを明らかにした。
固化体の製造試験は7月2日に再開されたが、高レベル放射性廃液が交じったガラスの流下がう
まくいかず、翌3日から中断。原燃によると、流下ノズルの温度が前回の製造試験時より低かった
ことや、ノズルを暖めて流下しやすくする加熱コイルとノズルの間にガラスが付着しているのが確
認された。
現在、付着したガラスの除去作業を進める一方、ノズルの温度が低くなった原因などを洗い出し、
実物大のモデルによる試験などで影響評価などを進めている。しかし、原因の特定と対策の取りま
とめがいつ終わるかは未定という。
毎日新聞 2008年8月20日 地方版
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20080820ddlk02040036000c.html
115 :
名無電力14001:2008/08/24(日) 11:59:43
南仏でまたウラン溶液流出=1カ月半で4回、安全性に懸念
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008082300406 フランスの原子力大手アレバは22日、南部ドローム県ピエールラットにある同社の
子会社コミュレックスのウラン転換プラントで、地中の導管に欠陥があり、微量のウラ
ン溶液が漏出していることが21日に確認されたとの声明を発表した。
フランス南部での放射能漏れ事故は過去1カ月半で4回に及んでおり、安全性を懸念
する声が出ている。(2008/08/23-22:45)
116 :
名無電力14001:2008/08/24(日) 19:38:11
反原発地元3団体が申し入れ
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=112838 柏崎刈羽原発反対地元3団体は22日、東京電力柏崎刈羽原発の敷地内を通る「真殿坂断層」に
ついて、「(地震を起こし得る)活動性がある」とする独自の現地調査結果を経済産業省原子力
安全・保安院に伝え、同原発周辺の地質地盤の実態解明を申し入れた。
東電は地下の地層に段差がなくほぼ水平だったとする同社の調査結果を基に、真殿坂断層の活
動性を否定。国も東電の評価を妥当としている。
3団体は、東電が調べた地層よりもさらに地表面に近い地層で、真殿坂断層を境に約40メート
ルの段差があったとする調査結果を提示。「真殿坂断層は中越沖地震で動いており、活動性はあ
る」と指摘した。
また、同原発近くの岬の沖には北前船を係留する石柱や井戸、階段などの遺跡が水没している
と説明。「江戸時代の遺構が海底に沈んでいることは、最近でも地殻構造が動いていることを示
している。そうした動きはないとする東電の主張は誤りだ」と主張した。
保安院は「今回指摘された内容は国の作業部会に報告し、専門家の意見を聞く。その上で必要
があれば東電に追加調査を求める」としている。
新潟日報2008年8月23日
117 :
名無電力14001:2008/08/25(月) 00:55:16
★社民、2けた議席獲得に危機感 次期衆院選
社民党が次期衆院選で掲げる「2けた議席」獲得に危機感を強めている。候補者
擁立が進まない上、自民と民主の2大政党の対決ムードに埋没気味だからだ。
福島瑞穂党首は「目標実現に全力を挙げる」と選挙準備や政策面の取り組みを
進める構えだが、どこまで党のアピールにつながるかは未知数だ。
衆院の現有議席が7の社民党は、小選挙区中心に約50人の候補者を擁立する
方針。一部で民主党と選挙協力を行い、10議席以上を獲得したい考え。しかし、
これまでに決まった公認候補者は22人。民主党と候補者が競合する東京6、
神奈川12、沖縄3各区の調整も先送りしている。
国会では存在感の発揮に苦戦。先の通常国会での後期高齢者医療制度廃止
法案の野党4党共同提出は、社民党の働き掛けで実現した面もあるが、脚光を
浴びたのは論戦の場が多い民主党。道路特定財源問題でも陰に隠れ、共同通信
の世論調査で社民党支持率は1%台に低迷している。
>>>
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082401000393.html
118 :
名無電力14001:2008/08/25(月) 20:45:58
国内最後の反日・反捕鯨・反原発政党の社民も
ついに年貢の納め時か。
119 :
名無電力14001:2008/08/25(月) 23:47:31
NYの原発も地震の危険に
2008.8.25 17:56
【パリセーズ(ニューヨーク州)=USA TODAY(ジェーン・ラーナー)】コロンビア大ラ
モント・ドハーティ地震観測所がこのほど、「ニューヨーク州のインディアンポイント原発は活断層
の上にあり、大地震があれば危険」との調査結果を公表。原発反対派が認可期限切れ後の原子炉休止
を求めている。
ラモント観測所のリン・サイクス研究員は「ニューヨーク地域は地震の頻発地帯ではない。だが、
インディアンポイント周辺は人口が多く、原発を含めて重要なインフラがあるため、大地震が起きれ
ばその被害は計り知れない」と指摘する。
ニューヨーク地域での最後の大地震は1884年にブルックリンからニュージャージー州サンディ
フックにかけて起きたもの。マグニチュード(M)5以上の発生は100年に1度、6以上は670
年に1度、7以上は3400年に1度の確率といわれる。
サイクス研究員らは1677−2007年までの383件の地震を調査。その結果、インディアン
ポイントから1・6キロ以内の場所をラマポ地震帯が走っており、原発への影響が懸念されることが
分かった。
原発に反対している環境保護団体、リバーキーパーのフィリップ・ミュージガス代表は「ラモント
の調査結果を踏まえ、13年と15年に認可期限が切れるインディアンポイントの2基の使用延長は
すべきではない」と主張している。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080825/amr0808251758007-n1.htm
120 :
名無電力14001:2008/08/26(火) 05:05:02
柏崎刈羽原発周辺で花の大異変発生
http://www.jimmin.com/doc/0978.htm 7月29日(火)午後、国会内(参議院議員会館会議室)で、サクラ調査5年目の全国結果について、
発表する会がおこなわれました。
全国で市民が連携して5年間調べてきた結果、今年初めて新潟県内の柏崎刈羽原発の付近で
サクラの大量の異変が発見されました。その原因も含めて、関心を呼んで、当日は報道関係12社
(うちテレビ局2社)と関心を持つ人など50名弱の参加で盛況でした。
中味も新潟現地からの報告も含め、4名の方から発表があり、充実した内容だと好評でした。
資料として配布されたのは次の3点。
@サクラの調査結果の発表(A4判、6頁)、A柏崎刈羽原発7号機の放出したヨウ素─槌田敦(A4判、2頁)、
B『サクラと環境・原発調査報告集 第5集』(カラー4頁含む40頁の小冊子─有料)
はじめに「サクラ調査ネットワーク」の世話人の柳田が、記者会見の趣旨を話しました。
@5年間、全国各地で「サクラと環境・原発」を調査してきたところ、今年、新潟柏崎刈羽原発周辺で
「サクラの大異常」が発見されました。サクラの正常形は、花ビラ5枚、ガク5枚ですが、そうでないものが
多数みつかったのです。それは、花ビラの変形、重なり、矮小化、花ビラ4枚や6枚、ガクの異常などなど…。
変形の数量は、昨年は5本の樹、4609花を調べて、異常は143、異常花率は3・1%でしたが、
今年は4本の樹、4000花を調べて、異常は912、異常花率は22・8%とはね上がりました。全国平均は2・89%です。
A5年間、全国を調べて、今年、新潟柏崎刈羽のみが異常に高い異変サクラを検出した原因は何でしょうか。
サクラの芽が育つといわれている昨年の6月〜8月頃のできごととしては、新潟県中越沖地震と柏崎刈羽原発の
重大事故(火災、放射能放出)があります。東京電力の発表でも通常時を上回る、かなり大量の放射能(ヨウ素など)を
出しました。サクラの大異変と原発事故との関連を考えざるをえません。本日の4人の発表によって内容が具体化し、
鮮明になると思います。
柏崎刈羽原発周辺で花の異常が多数見つかる
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/news/1219694579/
121 :
名無電力14001:2008/08/26(火) 16:13:00
青森・六ケ所村の核燃再処理工場:渡辺・東洋大教授が講演会−−31日、石巻 /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20080817ddlk04040149000c.html 日本原燃原子燃料サイクル施設(青森県六ケ所村)の直下に、大地震を引き起こす活断層があるとの調査結果を
まとめた東洋大の渡辺満久教授(変動地形学)が31日、石巻市で講演会「活断層見逃しの現場をみる」を開く。
実行委員会の日下郁郎さんは「活断層について、分かりやすく説明してもらえる。
施設に賛成、反対を問わず大勢の人に来てもらい、全国的に議論を深める契機になれば」と話している。
渡辺教授は今年5月、広島工大の中田高教授(地形学)らとともに、施設直下にマグニチュード8クラスの
地震を起こす活断層があるとの調査結果を公表した。岩手・宮城内陸地震と同じ「逆断層型地震」の痕跡が
施設近くにあり、日本原燃が集めたデータからも活断層が存在する可能性が高いとしている。
同施設は、原子力発電所から出た使用済み燃料を再利用するための「再処理工場」や、再処理後に残った廃棄物を
保管する「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」などを備えている。日本原燃側は渡辺教授らの指摘に対し、
「施設の半径5キロ以内はすべて、人工的に地震を起こすなど徹底的に調査し、
設計上考慮すべき活断層はないことを確認している」と説明している。
122 :
名無電力14001:2008/08/27(水) 02:21:19
東芝、韓国の原発大手と提携…国際的建設ラッシュに対応
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080826-OYT1T00427.htm 東芝と造船重機大手IHI(旧石川島播磨重工業)、韓国最大の重工業メーカー、ドゥーサン
(斗山重工業)の3社が原子炉製造で提携することで合意したことが26日、明らかになった。
東芝は米原子力大手・ウェスチングハウス(WH)を買収したが、IHI、ドゥーサンという
有力な原子力関連企業も陣営に取り込み、大量受注をこなす生産体制を整える。
各国で建設増が見込まれる原子力発電所の受注を優位に進める。
東芝―WHグループはすでに米国と中国で計12基の加圧水型原子炉(PWR)を受注、
2015年までに世界で33基の原子炉を受注する目標を掲げる。しかし、沸騰水型原子炉(BWR)を
手がけてきた東芝にはPWRの技術がなく、WHもPWRのの設計、開発技術はあるものの、
長く米国で原発建設が凍結されたため生産設備を持っていないことが課題となっていた。
今回の提携で、東芝はドゥーサンからPWRの製造ノウハウを提供してもらい、東芝と関係が
深いIHIがPWRの主要機器である蒸気発生器などを新たに製造できるように体制を整備する。
東芝はIHIと原発事業を含むエネルギー・プラント事業の包括提携を検討していたが、
原発の受注ペースが速いため、第1段階として原子炉製造で、ドゥーサンも含めた提携を優先することにした。
中国の原子炉はドゥーサンが、米国はIHIが製造する見通し。東芝とIHIはすでに、受注を
生産につなげる3社提携の具体的な内容について協議を進めている。
ドゥーサンは韓国最大手の重工業メーカーで、原子力プラントなどを製造し、2007年12月期の
売上高は4兆900億ウォン(約4090億円)に上る。
日本原子力産業協会によると、世界38カ国・地域で運転中の原発(2008年1月現在)は435基に
上り、建設中は43基、計画中も53基ある。温暖化防止の観点から原子力発電所の需要は
高まっており、今後20年間で計150基以上の建設が見込まれている。
123 :
名無電力14001:2008/08/27(水) 02:21:38
124 :
名無電力14001:2008/08/27(水) 05:41:31
麻生幹事長、柏崎刈羽原発「一刻も早い再開が必要」
http://www.asahi.com/business/update/0826/TKY200808260301.html 自民党の麻生太郎幹事長は26日、新潟県中越沖地震で昨夏から停止している東京電力の柏崎刈羽原子力発電所に
ついて、東電の経費が膨れあがっていることを理由に、「一刻も早い再開が必要ではないか」との考えを示した。
日本経団連と自民党首脳の懇談会で、経団連の御手洗冨士夫会長とのやりとりで述べた。
東電が今年5月に算出し報告した新基準地震動に対する国の審査は終わっておらず、耐震補強工事も始まったばかり。
国による安全のお墨付きが出る前に、運転再開論を口にしたことで、地元の反発を招く可能性がある。
経団連によると、御手洗会長は「地震直後と現状を見ると非常に素晴らしく復旧していた。
原子炉の中心まで入って見せてもらったが、まったく被害がない。本当に安全ですばらしい」と話した。
麻生幹事長は「自分も見学した。(原発が)動かないために5千億から6千億円の経費増になっているのは、
普通の会社なら考えられないことだ。一刻も早い再開が必要ではないか」と応じたという。
東電の清水正孝社長は26日、「大変ありがたいコメントをいただいた。引き続き、立地地域をはじめ社会の
みなさまからのご理解とご信頼をいただきながら安全を第一に、一つ一つ着実に取り組みたい」との談話を出した。
125 :
名無電力14001:2008/08/27(水) 09:38:19
フランス・アレバ社の関連施設で相次ぐ放射能漏れ事故
アレバ社の安全管理のずさんさが表面化
http://www.jca.apc.org/mihama/world/areva_accident.htm 事故を受けて、フランスのバルロー環境大臣は、原発周辺の環境影響、とりわけ地下水の
汚染について調査を命じた。しかし、データは事業者が発表したもので信頼性が薄く、さらに、
原発とは桁違いの放射能を放出する再処理工場が対象に含まれていない。再処理工場周辺での放
射能汚染を調査している独立機関ACRO(Association pour le Controle de la Radioactivite de l'Ouest)
はこの点を批判し、全ての核施設について、独立した調査を要請する文書を環境大臣に送っている。
放射性処理水で、コンクリート(モルタル?スラブ?)枡の話が以前あって、漏れないようになっていると言っていたが、コンクリートも多孔性物質、水は通すからな。
128 :
名無電力14001:2008/08/28(木) 03:13:59
柏崎刈羽原発:78機器で「異常あり」 東電報告書案
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080828k0000m040080000c.html 東京電力は27日、昨年7月の新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発7号機の設備点検報告書案を経済産業省の
調査会に提出した。約1360機器のうち主要機器を含む88%の点検を終え、78機器を「異常あり」と判定した。
しかし、放射能漏れにつながる安全上重要な設備の異常は、地震では起きなかったと結論づけた。
報告書案によると、地震が原因と考えられる異常は蒸気タービンの翼の接触痕や変形、燃料取り換え機のボルトの
折損など、29機器で確認された。うち9機器は交換などの対策が必要とした。残る49機器の異常は施工不良や
運転による劣化など、地震以外が原因としている。原子炉圧力容器を固定するボルトの一部で固定力が弱まっていたほか、
非常用発電機の基礎コンクリートでひび割れが見つかるなど、安全上重要な設備で問題点が見つかったが、
強度などに影響はなく、重大な損傷は確認されていないとしている。
運転再開に向けて、同原発1〜6号機でも同様の点検をしており、今後、報告書案をまとめていく。
【社会】柏崎刈羽原発、78機器で「異常あり」 東電報告書案
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1219847151/
129 :
名無電力14001:2008/08/28(木) 16:09:13
大飯原発3号機 配管に過去最大の傷
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080827/env0808272035005-n1.htm 定期検査中の大飯原発3号機(福井県おおい町)の原子炉容器につながる1次冷却水配管の
溶接部で深さ15ミリ以上の傷が国内で初めて見つかった問題で、関西電力は27日、傷の
深さは20・3ミリだったと発表した。関電の原発で見つかった配管の傷としては過去最大の深さ。
定期検査は4月下旬までの予定だったが、運転再開のめどはたっていない。
傷は4月上旬に見つかったが、予想よりも深いため、関電は安全上必要な配管肉厚を70ミリ
から64ミリに変更し、深さ10・5ミリ(肉厚64・1ミリ)まで削ったが傷は消えなかった。
このため7月末、傷周辺の必要肉厚を53ミリに変更し、国の確認を経て研削を続けた結果、
傷の深さが判明した。
130 :
名無電力14001:2008/08/28(木) 20:28:34
大飯原発:3号機の亀裂は深さ20ミリ 応力腐食と断定
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080828k0000m040042000c.html 関西電力大飯原発3号機(福井県おおい町、加圧水型、118万キロワット)の1次冷却水配管
とつながる原子炉容器管台の溶接部で見つかった亀裂は、深さ20.3ミリだったと、関電が27日
発表した。配管の残る肉厚(53.6ミリ)は国が認可した必要な厚さ(53ミリ)を上回り、
強度を確保しているという。
関電は亀裂の原因を製造時の加工などが影響した応力腐食と断定。4月に発見した時は「微小なもの」
としたが、予想以上に進行しており、深さの確定までに約4カ月を要した。関電は「当時の知見では
精いっぱいだった。この事象を分析し、今後精度向上に取り組む」としている。
131 :
名無電力14001:2008/08/29(金) 14:27:10
川内原発1号機原子炉容器 上ふた交換開始
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=12445 九州電力は27日、定期検査中の川内原子力発電所1号機(加圧水型、89万キロワット)の原子炉容器の
上部ふたの取り換え作業を開始、新しい上部ふたの陸揚げ作業などを公開した。1号機の上部ふた交換は、
1984(昭和59)年の運転開始以来初めて。交換は10月中旬に行われる。
フランスの原発で、同型のふたの管台と呼ばれる部分の溶接個所から一次冷却水が漏れる事例が発生。川内
原発では特に異常はなかったが、予防保全の観点から交換することにした。
新しい上部ふたは、高さ約8メートル、直径約4.7メートル、重さ約70トン。管台と溶接部の材質を強
化し、耐食性を向上させたという。兵庫県明石市の製造メーカーの工場から船で運ばれ、同日午前に川内原発
敷地内の港に陸揚げ。輸送車で原子炉格納容器近くの仮置き場まで移動した。
2号機も上部ふたを11月から実施する定期検査で取り換える。これまで使用した上部ふたはいずれも、発
電所敷地内の固体廃棄物貯蔵庫で保管する。
1号機は今回の定期検査中に蒸気発生器の交換も行う。11月中旬に発電を再開し、12月上旬には通常運
転に復帰する見込み。
132 :
名無電力14001:2008/08/30(土) 06:30:10
ベルギーで放射性ガス漏れ レベル3、環境汚染も
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082901000902.html 欧州連合(EU)欧州委員会は29日、ベルギー南部フルリュスの国立放射性
物質研究所で26日に放射性物質を含むガスが漏れ、原子力施設の事故規模
を示す国際評価尺度(INES)で8段階のうち軽い方から4番目のレベル3(重大
な異常事象)と評価されたと発表した。
フルリュスは農村部にある人口約2万人の町。施設規模などが異なるものの、
レベル3は1997年に茨城県東海村で起きた旧動燃アスファルト固化施設の
火災爆発事故などに相当。過去にベルギーで起きた事故としては最悪という。
研究所は医療用などに使う放射性ヨウ素を含むガスを取り扱っており、誤って
施設外にガスが漏れた。ベルギー政府は「外部の環境に影響はない」と発表
したが、28日に周辺の雑草などが汚染されたことが分かった。今後、住民に
健康被害などが出た場合、対応の遅れが問題となる可能性もある。
【国際】ベルギー:施設外に放射性ガス漏れ 重大な異常事象示す”レベル3”…雑草の環境汚染も確認
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1220018672/
133 :
名無電力14001:2008/08/30(土) 23:11:29
日本原子力研究開発機構の那珂核融合研究所(茨城県那珂市)の大型臨界
プラズマ試験装置「JT60」が29日、大規模改修のために運転を停止した。
新エネルギー開発に役立てようと、日本の核融合研究の中核施設として約23
年間、実験を続けてきた。
中心装置を入れ替えて性能を向上させ、2014年度に国際熱核融合実験炉
(ITER)の関連施設として実験を再開する予定。
燃料の重水素を超高温に熱して、核融合が起きるプラズマ状態にする研究施設。
太陽で起きているような核融合を地上で再現し、未来のエネルギー研究として
注目されていた。
1996年にはセ氏5億2000万度を記録し、当時「世界最高温度」としてギネス
ブックに登録された。
同機構の牛草健吉研究主席は「JT60は核融合の分野で世界的に評価される
日本独自の研究を支えてきた。改修後もITERに必要な人材と技術を育てる施設
として活用していきたい」と話した。
>>>
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082901000673.html
交換はいいのだが、交換作業に伴う被曝、
更に、被曝した交換物品は、外に持ち出すのか
というところが肝心だな。
総量では自然界の線量を超えるが砕いてばらばらにすれば、ごまかせる
という屁理屈ではだめだな。
135 :
名無電力14001:2008/08/30(土) 23:56:59
136 :
恵也 ◆o4NEPA8feA :2008/08/31(日) 00:39:27 BE:475574887-2BP(0)
>>122 >売上高は4兆900億ウォン(約4090億円)に上る。
4000億円といえば、日本で原発1基を作る値段程度だろう。
それで韓国最大重工業メーカなのかね。
そんな程度で、PWRで一番難しい蒸気発生器が安心して作れる技術があるとは思えん。
まあ、最初から穴が開いても、栓で塞ぐつもりでやるのならわかるけど・・・
−−−−−(引用開始)−−−−−
蒸気発生器という部分がこれまでもしばしば故障を起こしている型である。損傷した
蒸気発生器の細管には栓がされ(=施栓)運転が強行されているが、高浜2号炉の細管
損傷率は群を抜いて悪く、46%がすでに施栓あるいはスリーブ補修されている(関西電力発表)。
9月17日には通産省が高浜2号炉の施栓率を18%から25%に引き上げる許可を下した。
もはやボロボロの高浜2号炉であるが、12回目の定期点検を終える十月の下旬には、
再び運転を再開すると関西電力はいっている。
http://eprc.kyoto-u.ac.jp/~miz/green/g01.htm
137 :
恵也 ◆o4NEPA8feA :2008/08/31(日) 00:40:39 BE:611453489-2BP(0)
>>130 >配管の残る肉厚(53.6ミリ)は国が認可した必要な厚さ(53ミリ)を上回り、
>強度を確保しているという。
事実ではあるが、これだけではデマというべき。
必要な厚さ53mmとは、今回仕方なしにレベルを下げたもので最初の厚さは74.6mm
その時にはたとえヒビがあっても70mmが必要な厚さだった。
ところがヒビが深くて削ったら70mmをきってたので、70mmから64mmに変更。
それでもヒビが深かったのでマタマタ変更して、53mmに変更。
それでやっと強度(?)をクリアしたんだよ。
基準がドンドン変更になるという怪しげな強度なんだぜ。
だからこの毎日のニュースはデマという言うべきで、サンケイの方が正しい。
原発に関しては、毎日新聞は当てにならない!
139 :
名無電力14001:2008/08/31(日) 04:26:15
ベルギー研究所放射性ガス漏れ、周辺の牛乳など消費禁止
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20080829D2M2903929.html 欧州連合(EU)の欧州委員会は29日、ベルギー南部にある国立放射性物質研究所で26日に
起きた放射性物質を含むガス漏れが、国際評価尺度(INES)でレベル3の「重大な異常事象」
に評価されたと発表した。評価は8段階(0―7)で、レベル7が最も深刻な事故に相当する。
周辺の雑草が放射性物質で汚染されたことが28日に確認されたため、ベルギー政府は研究所から
半径5キロ以内で生産された牛乳や野菜について消費を禁止する安全措置を取った。
レベル3の評価は茨城県東海村で1997年に起きたアスファルト固化処理施設爆発事故などに
相当する。
140 :
恵也 ◆o4NEPA8feA :2008/08/31(日) 11:30:50 BE:101909434-2BP(0)
>>133 >1996年にはセ氏5億2000万度を記録し、当時「世界最高温度」としてギネスブックに登録された。
燃えもしない水素で温度だけ上げたと威張っても屁みたいな実験。
税金をドブに捨てるような、実験のための実験に過ぎん。
本当にITERが成功したら、たった1000秒間の間に中性子がばら撒かれて周りはえらい迷惑だ。
−−−−−(引用開始)−−−−−
水素は核融合を起こさない。最も核融合を起こしやすいのは、重水素と三重水素の組み合わ
せであり、海水中から無尽蔵に得られるとのふれ込みだから使っても良さそうなものだが、
核融合反応を起こす、つまり燃やすことはしなかった。
反応が起これば、ヘリウムと中性子が大量に発生する。「原子力材料工学」にはプラズマを
収容する真空容器の材料が、中性子の照射でぼろぼろになる様子が掲載されている。
「600℃の照射によって顕著に膨張(容積でほぼ2.5倍)することがわかります。透過型電
子顕微鏡で内部観察した結果、中性子照射によって、V-5%Fe合金は穴だらけのスポンジ状に
なっていることが判明しました」
ぼろぼろになるだけでなく、高い放射能を帯びることにもなる。現在の実験装置はこれに
対処する手だてがなく、もしも、重水素と三重水素を入れて反応させようものなら、瞬く間
に装置は使用不能になり、それどころか高度の放射化のゆえに何週間も近辺へ人の立ち入り
すら出来なくなる。
http://dandoweb.com/backno/981029.htm
141 :
恵也 ◆o4NEPA8feA :2008/08/31(日) 11:35:23 BE:178341337-2BP(0)
>>138 >コメントしたい方は、それぞれの記事のスレか下のスレにどぞ。
原発関係のニュースは、いろんな人間が国民を洗脳しようという目的もあるの。
怪しげな表現で、一方的偏見を原発関連ニュースで洗脳されてたまるか!!!!
142 :
名無電力14001:2008/09/01(月) 09:49:14
アレバ社製のMOX燃料試験が失敗--米国
日本のプルサーマル計画では、MOX燃料の製造をアレバ社に委託している
http://www.jca.apc.org/mihama/world/ucs080804.htm 米国では、核兵器解体に伴う余剰プルトニウムをMOX燃料にして通常の原発で使用するという
計画がある。いくつかの原発で、先行試験が2005年から開始されている。その先行試験の一つ
が失敗したことが明らかになった。
サウスカロライナ州のカトーバ原発1号機(デューク・エナジー社)では、4体のMOX燃料集
合体を装荷して2005年から先行試験を行っていた。カトーバ原発1号機では3サイクル(1サ
イクルは18ヶ月運転)でMOX燃料を使用する予定であったが、2サイクルが終了した今年6月、
予定を早めてMOX燃料を炉心から取り除いた。デューク・エナジー社はNRC(原子力規制委員
会)に、「集合体の過大な膨張のため、炉心からMOX燃料をとりださなければならなくなった」
と述べている。
米国の「憂慮する科学者同盟」は、アレバ社が製造したMOX燃料集合体の設計に問題があり、
制御棒案内管が想定以上に膨張し、燃料棒の損傷、事故の危険があると発表している。
「憂慮する科学者同盟」は、この先行試験の失敗によって、米国での本格的なMOX燃料使用が
大幅に延期されると述べ、安全性と経済性の問題からMOX燃料使用を中止するよう訴えている。
MOX燃料集合体の中にある制御棒案内管の膨張については、今後原因調査が進められるが、アレ
バ社のこのMOX燃料集合体の安全性が大きな問題となっていくに違いない。日本のプルサーマル
計画では、MOX燃料の製造をアレバ社に委託している。今回のカトーバ原発の問題は、単に米国
のみの問題ではなく、日本のプルサーマル計画にも関連してくる可能性もある。(以下略)
>>141 都合の悪い記事をログの彼方に流して衆人の目から遠ざけたいんだろ。
隠蔽体質の原発推進派がやりそうなことだ。
144 :
名無電力14001:2008/09/01(月) 10:49:34
【DVD】「誰が電気自動車を殺したか?」 これぞ反骨ドキュメンタリー
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/080901/gam0809010831000-n1.htm 車社会で知られる米西海岸で大いに話題を呼んだドキュメンタリー作品が、日本でようやくDVD化された。
「誰が電気自動車を殺したか?」(クリス・ペイン監督)。2006年、米公開時にロサンゼルスで見たが、
日本公開は絶対無理だと思っていた。それだけにDVDの発売は驚き。これぞ真の反骨ドキュメンタリーだ。
舞台はロスを中心としたカリフォルニア州。米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が1990年に発表した
画期的な電気自動車「EV1」がさまざまな理由で、この世から葬り去られるまでを克明に描いている。
当初、高性能で環境にも優しいEV1は羨望(せんぼう)の的だった。「とにかくスピードが速いから、
反則切符(きっぷ)切られるよ!」(俳優トム・ハンクス)とセレブも大絶賛。ところが石油業界から
「石炭火力発電だって大気汚染の原因」との声が上がってから風向きが変わってくる。
低公害車の販売を義務づける法律も骨抜きに。トラブルも重なり、GMはリース中のEV1を回収し始める。
もともと販売はなくリースだけで市場に出回ったEV1は2005年3月、同州から完全に姿を消した。
そのころGMが大々的に販売していた車の一つが大排気量の装甲車のようなハマーというのがまた皮肉だ。
ちなみに、そのハマーで環境問題を訴える催しに颯爽(さっそう)と
登場するのがアーノルド・シュワルツェネッガー同州知事。まるで笑い話だ。
EV1自体にもトラブルがあったり、技術的に未熟な面があったのも事実だが、作品は地球温暖化の恐ろしさを
訴えた「不都合な真実」(2006年)に勝るとも劣らぬ衝撃的な内容。映像作品としても優れている。
【話題】「誰が電気自動車を殺したか?」
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1220228191/
145 :
名無電力14001:2008/09/01(月) 13:34:51
>>136 >そんな程度で、PWRで一番難しい蒸気発生器が安心して作れる技術があるとは思えん。
売上高と技術力が比例すると思ってんなら、単なるバカとしかいいようがない。
斗山重工は昔の韓国重工(韓国政府資本の重工メーカー)だ。
韓国内の原発を含む発電所は殆どここが作っている。
製造技術は日本の重工メーカーと遜色ない。
BWRしか製造実績のない東芝&IHIが頼るのは世界でも斗山ぐらいしか頼るところはない。
(三菱重工は絶対に断るからね)
>141
これだから、圧力を気圧でしか理解できない原発を見学したからプロだと自慢している素人は困る。
中性子束検出器は地震計の震度と比例している訳じゃないんだよ(w
147 :
名無電力14001:2008/09/02(火) 14:02:20
柏崎原発3号機から水漏れ
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=113064 東京電力は1日、柏崎刈羽原発3号機の原子炉建屋格納容器内で8月29日、
残留熱除去系の排水ラインからごく微量の放射性物質を含む水が漏れたと発表した。
排水弁の閉め忘れが原因。外部への放射能の影響はないという。
東電よると、原子炉停止後に炉心を冷やす残留熱除去系配管の点検を終えて
配管に水を張った際、開いていた排水弁から水が流れ出た。一部が排水口から
あふれて金網状の床を通じて階下に漏れ、約98リットルの水たまりができた。
付近にいた作業員四人に垂れた水が付着したが、放射性物質による汚染は
確認されなかった。漏れた水は排水設備などで処理された。
148 :
名無電力14001:2008/09/02(火) 21:43:26
149 :
名無電力14001:2008/09/03(水) 04:53:33
「結合装置」の取り外し開始/再処理
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080902125024.asp http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/imags2008/0902k.jpg 六ケ所再処理工場のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験が中断している問題で、
日本原燃は一日、ガラス溶融炉と固化体容器とをつなぐ「結合装置」の取り外しを八月三十一日
夜から始めた−と発表した。
溶融炉の入ったセル(コンクリート製の部屋)内は強い放射線を発しているため、遠隔操作で
装置を外す。その上で、溶融ガラスの流下が止まる不具合の起きた炉底部のノズル周辺をカメラ
で詳しく調べる。
原燃は「もともと取り外しできる装置」とし、順調に調査が終われば、再び取り付けるまで一週
間程度で済むとしている。
ただ流下ノズルなどに付着ガラスが残っている場合は、さらに除去作業を行う必要があり、再装
着がいつごろになるかは不透明。製造試験再開の見通しも依然立っていない。
結合装置はステンレス製で、高さ約一メートル、直径約四十センチの円筒形の装置。溶融炉から
の流下ガラスは、この中を通って固化体容器へと注がれる。ノズル周辺の部品交換などをする予定
はなく、原燃は「取り外しは(ガラス流下停止の)原因究明のため」としている。
原燃はガラスの流下が止まった原因について、流下ノズルや高周波加熱コイルに付着したガラス
が悪影響を与えたとみている。また、これまでの運転の影響で、炉を形作る耐火れんがにすき間が
生じ、そこから炉の熱が逃げた可能性もあるとみて、絞り込みを急いでいる。
150 :
名無電力14001:2008/09/03(水) 05:14:14
プルサーマルの安全性を議論 泊村でシンポジウム(09/01 07:09)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/114984.html 経済産業省資源エネルギー庁は三十一日、北海道電力が泊原発3号機(後志管内泊村)で実施を
目指す使用済み核燃料を再利用するプルサーマル計画について、同村でシンポジウムを開いた。同
計画の必要性や安全性をめぐり、推進・反対の立場の専門家四人が初めて道内の公の場で議論を交
わした。
シンポジウムは約四時間半行われ、三百二十五人が参加。資源エネルギー庁や北電の担当者が、
プルサーマルの国策上の必要性や実施計画の概要を説明し、専門家がパネル討議した。
プルサーマルの必要性では、斉藤武一・岩内原発問題研究会代表が「再処理には四十年間で十九
兆円もの費用がかかるとの試算もある」と経済性を疑問視した一方、出光一哉・九大大学院教授は
「一キロワット時あたりに換算すると〇・六円の上昇にとどまり、高騰する石油を使うのに比べ格
段に安い」と反論した。
安全性については、山名元・京大原子炉実験所教授が「原子炉は何重もの安全装置で守られ、万
が一の事故時でもプルトニウムが飛散することはない」と強調。伴英幸・原子力資料情報室共同代
表は「外に漏れない確率はゼロではない。その場合の被害はウラン燃料だけの時の二倍以上」と指
摘した。
プルサーマル計画は、使用済み燃料から取り出したプルトニウムとウランを混合したMOX燃料
として再利用するもの。北電は泊原発3号機で二〇一〇年度の実施を目指して今年四月、道と地元
四町村に事前協議の申し入れを行った。
151 :
名無電力14001:2008/09/03(水) 05:17:37
「推進」「反対」両派主張 プルサーマル検討会議、識者から意見聴取(09/03 00:22)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/115337.html 使用済み核燃料を再利用する北電泊原発(後志管内泊村)のプルサーマル計画について、道と
泊村など地元四町村が設置した有識者検討会議の第五回会合が二日、札幌市内で開かれ、推進、
反対双方の専門家から意見を聴取した。同計画の安全性や必要性について主張は最後まで平行線
をたどった。
「検討会議に原発慎重派がいない」との批判を受け、同会議がこの日、両派の意見表明の場を
設けた。
大橋弘士北大名誉教授は「世界でも新燃料の使用実績がある」と同計画の必要性を強調。出光
一哉九州大大学院教授も「事故時の放射性物質の外部への放出は、現行の燃料と同様に抑制でき
る」と述べ、安全性が確保できるとした。
これらの推進意見に対し、伴英幸原子力資料情報室共同代表は「使用済みの新燃料は処理方法
が決まっておらず、行き先がないまま原発内に長期間、留め置かれてしまう」と同計画を批判。
舘野淳核・エネルギー問題情報センター事務局長も「新燃料の再処理技術が確立されてなく、プ
ルサーマルは技術的な困難を持ち込むだけだ」と指摘した。
同会議は、この日の会合で同計画についての論点整理を終え、一定の方向性を出すため「中間
まとめ」の策定作業に入る。
152 :
名無電力14001:2008/09/03(水) 05:34:10
停止2機対象 和解案も 浜岡原発訴訟で東京高裁
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008090302000083.html 東海地震の被害による被ばくの危険を理由に、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)1−4号
機の運転差し止めを地元住民らが求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(富越和厚裁判長)が、19
日の第1回口頭弁論で、現在停止中の1、2号機について和解案を出す可能性を示していたこと
が分かった。
住民側の弁護士は「高裁から8月に『和解の打診をするかもしれない。事前に検討してほしい』
と言われた」と説明。1、2号機の停止期間を取り決めることで、稼働中の3、4号機に絞って
審理を進めたいとの意向が高裁にあるとみている。
一方、中部電力は「高裁から和解打診の事実はない。控訴審でも原発の安全性、耐震性を理解
してもらえると確信している」との談話を出した。
中部電力によると、浜岡原発では配管破断事故などのため、1号機は2001年11月から、
2号機は04年2月から停止。定期検査を実施し、11年の運転再開を目指している。昨年10
月の静岡地裁判決は、国の新旧耐震指針を妥当として安全性を認定。住民側が控訴していた。
153 :
名無電力14001:2008/09/03(水) 05:38:58
154 :
名無電力14001:2008/09/05(金) 05:46:42
155 :
名無電力14001:2008/09/05(金) 23:06:46
敦賀原発:1号機のポンプから水、油漏れ−−3年前のトラブル再発
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080905ddlk18040684000c.html 日本原子力発電は4日、運転中の敦賀原発1号機(敦賀市、沸騰水型、35・7万キロワット)
の給水ポンプの軸封部から水が漏れ、さらに別のポンプで油漏れが起きた、と発表した。点検修理
のため、1号機は出力を半分に落として運転する。環境への影響はないという。
原電によると、3台ある原子炉給水ポンプのうち1台の水漏れ量が8月中旬から増加。社内基準
(1分間で0・2リットル)に近くなったため、このポンプを停止して待機中の別の1台に切り替
えたところ、待機ポンプに潤滑油を送る油ポンプ軸封部から油漏れ(同・40ミリリットル)が起
きているのが4日見つかった。
1号機は05年9月にも同じ個所で水漏れと油漏れのトラブルを起こし、改善のため軸封部の取
り付け方を変更していた。再発の原因について原電は「詳しく調査する」としている。
156 :
名無電力14001:2008/09/06(土) 23:48:10
原発長期運転で2億円交付 経産省、立地自治体へ
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090601000147.html 原発を長期間連続運転できるようにする新検査制度が来年導入されるのに合わせ、経済産業省は
6日までに、新制度の適用対象となる原発の立地自治体に新たな交付金を出す方針を決めた。
1カ所当たり道県と市町村にそれぞれ総額2億円とする方向で調整している。
新検査制度では、運転を止めて設備点検する定期検査の間隔が長くなるため、電力会社にとっては
原発の稼働率が上がる利点がある。しかし、安全性への不安や作業員の雇用減少、
消費落ち込みなど地元経済への影響を懸念する立地自治体や住民が反発、導入がいったん見送られた。
新たな交付金は、安全性に関する住民への広報活動や地域の経済支援に充ててもらうのが目的だが、
不安や批判が依然ある中、交付金によって制度定着を目指す方法の妥当性を問う声もある。
新制度適用を受けたい電力会社は、個々の原発について、設備の劣化状況や安全対策をまとめた
保全計画を国に提出することが必要。計画提出段階で、電源3法交付金制度に基づく
「電源立地地域対策交付金」の1つとして道県と市町村にそれぞれ年4000万円を5年間交付、
複数基あっても1カ所につき1回限りにする見込み。
【政治】原発長期運転で2億円交付 経産省、立地自治体へ
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1220695239/
157 :
名無電力14001:2008/09/06(土) 23:49:04
ロシアとの原子力協定、撤回の可能性 米関係筋
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200809060008.html ブッシュ米政権はグルジア紛争を受け、ロシアへの制裁措置として同国との原子力
協定(通称123協定)を撤回する姿勢にある。米国務省関係筋が5日明らかにした。
123協定は原子力関連物資やサービス、技術の貿易に道を開く内容。米ロ両国は既に合意し、現在米議会の
承認待ちの段階にある。しかしブッシュ大統領は来週明けにも協定を凍結し、議会の審議から外す可能性がある。
戦略国際問題研究所(CSIS)のロシア研究者によると、米議会の審議が難航し、年内に123協定が承認される
可能性は極めて低かったため、米政権は審議項目から落とす方向に傾いている。米政権はグルジアへの対応が
受け入れ難いことをロシアに示す一方、イラン核問題やテロ対策でロシアとの連携を継続する必要があるため、
研究者は米国が慎重に行動する必要性を指摘した。
ライス米国務長官は先月25日、ロシアとの123協定についての質問に対し、「対ロシア関係の様々な
要素について引き続き対応を見直す」と述べるにとどまっていた。
こうしたなか、グルジア向け人道支援物資を積んだ米海軍の旗艦「マウント・ホイットニー」が5日、ロシア軍が
依然駐留しているグルジアのポチ沖に停泊した。米軍艦はこれまでポチへの接近を避けていたことから、
米ロ間には新たな緊張が生じている。
【国際】米国:ロシアとの原子力協定”撤回”の可能性 米国務省関係筋
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1220698318/
158 :
名無電力14001:2008/09/06(土) 23:49:54
159 :
名無電力14001:2008/09/07(日) 03:56:23
発信箱:宇宙からの怖い話=広岩近広(編集局)
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20080907k0000m070112000c.html 核兵器廃絶は「ヒロシマ・ナガサキの思想」である。広島市と長崎市が1982年に提唱した
「核兵器廃絶に向けた都市連帯推進計画」もその一環だ。国境を超えた非核平和連帯都市の形成を目指しており、
「平和市長会議」への加盟は2410都市と増加を続けている。
「核の戦争抑止論」に対抗する「平和都市の論理」が世界に浸透してきたといえるだろう。ところが、
この論理だけでは「大いに不足であり疑問だ」との指摘が出てきた。広島アジア友好学院の山田忠文理事長が
「東北アジア情報センター」の会報にこう書いている。
「世界に430余の原発が稼働し、『地球温暖化防止?』をもたらす新たなビジネスチャンスとして
今後50年間に2000以上の原発が世界中に建設されるという予測がある。核物質の世界蔓延(まんえん)化が
進行し核施設−原発を人工衛星で査察しピンポイントミサイルで破壊すれば同じ軍事的効果をもたらすというのだ」
仮に核兵器が廃絶されても、原子力発電所を宇宙からミサイルで爆撃すれば事足りるとなれば、核被害の恐怖は
消えない。SFもどきだが、宇宙の軍拡が進んでいるだけに、よもやと思っても背筋が冷える。怖い話である。
折しも、内閣に「宇宙開発戦略本部」が発足した。これまでの「非軍事」による研究開発の重視から、
国の安全保障や産業開発に軸足を移した点に懸念が残る。
世界各国が宇宙を利用して、互いの原発を狙うミサイルの開発競争などに猛進してはならないし、
あくまで私の空想だけに終わってほしい。
160 :
名無電力14001:2008/09/07(日) 17:20:10
もんじゅのナトリウム検出器 また誤警報
9月7日午前11時51分
6日午後10時50分ごろ、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)の
Aループ2次冷却系オーバーフロータンク室のナトリウム検出器で、ナトリウムの漏えいを示す
警報が作動した。現場に煙やにおいがないことや、検出器を点検してもナトリウムが付着してい
ないことから、同機構は誤警報と判断した。
ナトリウム検出器の誤警報は昨年5月のナトリウム充てん以来、8回目。施工ミスによる変形
が見つかった形式の検出器での誤作動は今年3月以来2回目だが、前回とは製造会社が異なり、
同機構で原因を調べている。
2次系に計224台ある同じ形式の検出器は、総点検に伴ってすべて調査ずみ。誤作動した検
出器も5月に抜き取って外観を確認したが、異常はなかった。今回の誤作動後にあらためて行っ
た目視点検でも、異常は見つかっていないという。
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=5029
161 :
恵也 ◆o4NEPA8feA :2008/09/08(月) 08:40:34 BE:178341337-2BP(0)
>>159 >互いの原発を狙うミサイルの開発競争などに猛進してはならないし、
今のミサイルはそのくらいまで精度が上がってるのじゃないかね。
敵の飛んでくるミサイルを、迎撃ミサイルで打ち落とす研究までしてるんだ。
たとえれば鉄砲の弾を鉄砲の弾で打ち落とすようなもの。
それだけの研究を見ると相手が動かない原発という大きな目標なら、簡単なものだと思うぜ。
ーーーーー(引用開始)−−−−−
対米関係と国内世論の間で揺れていたカナダ政府が、最終的にミサイル防衛計画からの
離脱を決めた要因の一つは、ミサイル防衛システムが使いものにならないことが分かっ
てきたことだろう。
http://tanakanews.com/f0317canada.htm
まともなレスないし、現実で利用するためにここでたとえ話の練習してない?
いいかげんさぁ、自分本位にレスに意味持たすのやめたら?
雑談なら雑談スレでやりなよ
163 :
名無電力14001:2008/09/08(月) 23:42:45
164 :
名無電力14001:2008/09/10(水) 03:20:11
165 :
名無電力14001:2008/09/10(水) 03:23:11
166 :
名無電力14001:2008/09/10(水) 22:53:27
【神奈川】原発の電気が流れる駅コンセントで携帯充電の女子大生摘発 「3銭分でも盗みは盗みです」-JR相模原駅★2
携帯電話充電のために駅構内のコンセントから3銭分の電気を盗んだとして、
神奈川県警相模原署が女子大生(20)を窃盗容疑で摘発した。
調べでは、8月19日未明、JR相模原駅構内でコンセントに充電器を差し込み
電気0.015ワット時を盗んだ疑いがある。通行人が110番。
女子大生は友人と待ち合わせをしていたという。
警察官に事情を聴かれ、「悪いことだと分かりました」と反省。厳重注意し、
通常の書類送検もしない「微罪処分」として処理した。
署幹部は「3銭分でも盗みは盗みです」。
http://www.asahi.com/national/update/0910/TKY200809100213.html
167 :
名無電力14001:2008/09/11(木) 16:57:33
上関原発建設計画:反対の祝島住民が県庁訪れ、申請状況説明求める /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080906ddlk35040446000c.html 上関町への原発計画に反対している祝島の島民らが5日、県庁を訪れ、中国電力が申請している
公有水面埋立免許の審査状況などを島民側に説明するよう求めた。約1時間の面談は平行線に終わり、
島民らは10日にも再び訪問し、原発反対の署名を二井関成知事に直接手渡すとしている。
「原発に反対する上関町民の会」など4団体の15人が参加。説明会の実施や二井知事との面談を
求めたが、県商工労働部の鶴岡則道理事らは「賛成と反対がいろいろあるものは地元議会での意見集
約を尊重する」と従来の見解を繰り返した。
また、同免許の許可を巡って県は上関町長に文書で意見照会しているが、島民側は周辺市町にも照
会するよう要請した。
しかし県は照会予定はないと回答したため、島民らでつくる「県平和運動フォーラム」は6日か
ら2市4町(光市、柳井市、田布施町、平生町、上関町、周防大島町)の7万2000世帯を対象に
署名活動を実施。近隣自治体住民の意思を踏まえた判断や、祝島住民の同意、生物の生息環境の維持
などを二井知事に求めるという。
168 :
名無電力14001:2008/09/11(木) 19:14:25
中部電力、日立を提訴へ 原発タービン損傷で数百億円
http://www.asahi.com/national/update/0909/NGY200809090008.html 中部電力は9日、06年に発電用タービンの損傷事故で停止した浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)を巡る問題で、
タービンを設計・製造した日立製作所を相手取り、原発停止中に割高な火力発電を代替運転することで生じた
「逸失利益」の支払いを求める損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こす方針を固めた。
電力会社が発電トラブルで重電メーカーに法的措置を取るのは初めて。
中部電の三田敏雄社長が10日、記者会見して正式に表明する。請求額は数百億円規模となる見通し。
電力会社と重電メーカーは原発の技術開発や施設運営で密接な協力関係を築いてきただけに、中部電が訴訟に
踏み切るのは異例の事態。重電メーカーにとっては原発停止に伴う二次損失の補填(ほてん)まで求められる
リスクを抱えていることを意味し、訴訟の行方次第では日立の経営に影響を与えそうだ。
浜岡原発5号機は06年6月にタービンの羽根が破損して緊急停止し、07年3月に営業運転を再開した。
中部電と日立の調査で事故原因は設計不良による金属疲労と特定され、同年10月には、
日立がタービンの復旧にかかる直接的な費用(金額は非公表)を負担することで合意した。
しかし、停止期間中に火力発電を使用したことに伴う燃料代などの間接的な「逸失利益」を巡る交渉は決裂。
中部電は「損失の規模があまりにも大きく、株主に対する説明責任が果たせない」(幹部)と判断し、
提訴に踏み切ることにした。(宮崎健)
【社会】中部電力、日立を提訴へ 原発タービン損傷で数百億円
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1220999299/
169 :
名無電力14001:2008/09/13(土) 02:16:34
170 :
名無電力14001:2008/09/14(日) 15:10:08
171 :
名無電力14001:2008/09/15(月) 14:56:40
県、核燃料取扱税延長へ―財政難や安全対策で
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/topnews.htm 来年3月で課税期間が切れる核燃料等取扱税について、茨城県(以下「県」)は13日までに、期間を延長する方針を
固めた。原子力関連事業者を対象とした県独自の課税だが、厳しい県財政の中で安全対策などの県民ニーズは高まっており、
「課税期間を終了する環境にない」と判断。税率・税額の見直しも含めて今後、事業者との協議、調整に乗り出す考えだ。
核燃料等取扱税は県が課税自主権を活用した法定外普通税で、現在の課税対象
は11事業者。県のほか12道県が同じような税を設定している。
県では1999年4月に創設し、2004年4月に5年間延長した。延長は今回で2度目。前回の延長時には
税率を引き上げ、さらに、新たな課税項目を追加した。原子力安全対策費(環境放射線監視、原子力関連警備など)や
民生安定対策費(避難用道路、港湾整備など)、市町村事業費補助(立地・周辺市町村への補助)などの行政需要が
課税根拠となっている。
先の県議会財政再建等調査特別委員会で、県は課税対象事業者や総務省と協議の上、
12月県議会に関係条例を提案する意向を示した。
現在の課税項目と税率・税額は以下の通り。
▽原子炉に挿入する核燃料の価格の10%
▽使用済み核燃料の受け入れ1キログラム当たり3万5400円
▽ガラス固化体の保管1本当たり93万8000円
▽放射性廃棄物の発生1立方メートル当たり6万2400円
▽放射性廃棄物の保管1立方メートル当たり3000円
税収は創設時から5年間が50億2000円で、前回延長後から本年度いっぱいで72億4300円(見込み)に上っている。
【地域政策/茨城】県、核燃料取扱税延長へ―財政難や安全対策で[08/09/14]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1221408035/
172 :
名無電力14001:2008/09/17(水) 09:12:11
福井・敦賀原発:2号機、蒸気漏れ
16日午前11時45分ごろ、調整運転中の日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市、加圧
水型、116万キロワット)の高圧タービン入り口の配管付近から、微量の2次系高温蒸気(60気
圧、280度)が漏れているのを、パトロール中の運転員が見つけた。2号機は点検のため同日夜、
手動で原子炉を停止した。原電によると、環境に影響はない。2号機は昨年8月からの定期検査で高
圧1基、低圧3基のタービンをすべて交換。同日朝から出力を95%に落とし、タービン入り口に四
つある弁の開閉試験をしていた。
毎日新聞 2008年9月17日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080917ddm003040176000c.html
173 :
名無電力14001:2008/09/18(木) 22:35:04
174 :
名無電力14001:2008/09/19(金) 07:43:01
ガラス固化トラブル原因究明は「不十分」と指摘
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080918122858.asp 元大阪府立大講師で、反原発団体「美浜の会」(大阪市)代表の小山英之さん(68)が十七日、
県庁内で会見し、六ケ所再処理工場のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験のトラ
ブルについて、「日本原燃は原因をきちんと解明していない」などと訴えた。
小山さんは、昨年十一月から行った最初の製造試験で溶融炉の底にたまった金属(白金族元素)
を原燃が工具で除去したことに触れ、「すべて取り切れていない可能性がある。かなりの粉じん
も出たのでは」と指摘。この白金族が今年七月の試験再開の際に炉底部の流下ノズルに多量に流
れ込み、高周波コイルによる加熱を邪魔した可能性がある−との見方を示した。
その上でコイルへの付着物をトラブルの主原因と考える原燃の姿勢を問題視し、「ノズルの中
の白金族を調べてから、溶融炉の熱上げなどを始めるべきだ」と批判した。
175 :
名無電力14001:2008/09/19(金) 10:12:36
176 :
名無電力14001:2008/09/20(土) 21:13:26
177 :
名無電力14001:2008/09/21(日) 11:43:53
178 :
名無電力14001:2008/09/21(日) 21:28:53
伸びないからって言われりゃそれまでだが
ニュース系板で原発問題スレは立たないね〜
179 :
名無電力14001:2008/09/21(日) 22:40:36
長い眠りへ“超粗大ゴミ”−−蒸気発生器と原子炉ふた
発電所では運転に伴い、放射性物質を含んださまざまな廃棄物が発生し、使用済み燃料を再処理する
過程で出る「高レベル」と、交換部品や洗浄水などの「低レベル」の二つに分けられる。蒸気発生器、
上部ふたは原発から出る廃棄物の大半である後者に当たるという。
このため、これらの“超粗大ゴミ”も、作業で使った布や交換部品くずなどの焼却灰や、作業着洗濯後
の排水などを加熱処理した濃縮廃液入りの密閉ドラム缶同様、敷地内にある固体廃棄物貯蔵庫に保管する。
だが、蒸気発生器は高さ21メートル、重さ330トンと巨大だ。運転開始以来使っている平屋建て
の貯蔵庫には、この24年間で約1万4000本のドラム缶が運び込まれ、4〜5年内で満杯になる。
このため九電は今年3月、2階建て貯蔵庫を増設。高さ12メートル、床面積7400平方メートルで
約2万本のドラム缶が収容可能で、古い蒸気発生器3基と上部ふたは、解体せず、この1階で保管される。
蒸気発生器の放射線量は、九電が搬出前に測定したところ、表面で1時間当たり一般の胃のエックス線
集団検診の約2回分。一方、1次冷却水とじかに接してきた上部ふたは23日に保管されるが、特殊容器
に入れることで「それより低くなると予測される」(九電)としている。
1万4000本もたまったドラム缶だが、実はまだ1本も同原発から出ていない。佐賀県にある玄海原
発は、15年前から7000本近く青森県六ケ所村へ運んでいる。古城(こじょう)悟・川内原発次長は
「時期は未定だが、いずれ運び出す」と話す。
では、蒸気発生器や上部ふたはどうか。九電は玄海1、2号機で交換済みだが、今も現地の貯蔵庫に
入ったまま。そして、九電はおろか、全国の原発の貯蔵庫で“超粗大ゴミ”は眠り続けている。国の原子力
政策長期計画で処理方針が確定していないためだ。「処分の方向性が決まってないから、当分このままで
しょう」と古城次長。
眠りはまだ長くなりそうだ。
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080921ddlk46040365000c.html
180 :
名無電力14001:2008/09/22(月) 23:56:08
事故−欧州原子核研
欧州合同原子核研究所(CERN)は20日、物質の質量解明などを目指す「大型
ハドロン衝突型加速器(LHC)」での実験が2カ月以上中断する可能性があると
発表した。実験を進める地下トンネル内で、19日に電気接続の障害からヘリウム
ガスが漏れる事故が発生したため。
CERNは今月10日、日米、ロシアなどの協力を得て14年かけて完成させたLHCで陽
子ビームを初めて周回させる実験を開始したばかり。年内に陽子ビームの衝突実験に
入り、物質に質量があることを解明するカギとなる「ヒッグス粒子」などの発見を目指す
計画だった。
>>>
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2008092100022
181 :
名無電力14001:2008/09/23(火) 04:18:34
支局長評論:山口 祝島の声聞いて /山口
ttp://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080922ddlk35070194000c.html 上関原子力発電所用地の一部になる海の埋め立てに同意する議案に、町議会が19日、同意しました。
原発建設に向けて、また一つ関門をクリアしたということでしょう。
それにしても、この問題をめぐって県庁で繰り広げられた異様な光景が頭を離れません。原発と向き
合うことになる祝島島民が県庁に行き、二井知事との面会ができず、庁内のデモ行進にまで発展したことです。
10日夕のテレビで、この様子を見て、もう少しどうにかならなかったものか、と。
18日の知事記者会見では、弊社の記者の質問に面会しなかった理由をこう答えています。
「皆さんの会社の中で『どうしてもこういう問題があるから、社長に会わしてほしい』と言ってこられて、
庁内で座り込みをされた場合に『はい、わかりました。社長おりますから会わしましょう』というふうに
なるかどうかですね」
「今回は(埋め立て反対の)署名を手渡したいということなのですけれども、公有水面埋立法の手続き上、
署名をというのは一つの要件にもなっていないわけですから、私としてはこの問題は担当部局で対応すべき
だと判断したということです」
一つ目については、会社の社長は用件によりますし、いきなり来られたら難しいでしょう。
二つ目は、確かに法的には地元自治体の判断を求めているわけですけど、生活の危機に直面している住民が
署名まで集めて知事を頼ってきているのに「私は会いません」と言い切れますか。
「埋め立てで、漁業に大きな影響がでて生活できなくなる」という切実な声には説明が必要でしょうし、
埋め立てを判断する材料の一つです。
「安全確保を大前提に原発建設推進の必要性は認め得る」が知事の考え方として示されていますが、負の
影響を直接受ける住民には丁寧な説明が必要ではないですか。
182 :
名無電力14001:2008/09/23(火) 18:21:30
183 :
名無電力14001:2008/09/23(火) 21:22:50
もう動かさないで。
また大地震きたら何が起こるか分からんのに。
変わりに風力発電をいっぱい作ればいいだろ。
184 :
名無電力14001:2008/09/24(水) 03:14:57
六ケ所沖「活断層」、新方式調査で判明/30年前は見落とす
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080923101146.asp 二十二日明らかになった六ケ所再処理工場東方沖の「活断層の可能性がある地層の傾き」は、一九八一年に
行われたアナログ式の海上音波探査では見つからず、昨年十一月にあらためて実施した精度の高いデジタル式
探査で初めて判明した。結果的に施設の耐震安全性には影響ないとされるが、これまで日本原燃が「近辺の海
底に活断層はない」との見解の根拠としていた約三十年前の調査で、重要な地形の変化を見落としていたこと
になる。
これまで原燃が採用していたデータは、海上保安庁が実施したアナログ式の音波探査結果。デジタル式は
データをコンピューター処理してノイズ(雑音)を除くため結果を判読しやすく、微妙な地層の傾きの発見に
つながった。
今回の調査は、新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原発(新潟県)の被災を受け、「念のため」(原燃)実施
された。調査結果について原燃は「明らかな活断層が見つかったわけではなく、過去の調査を否定するもので
はない」とし、見逃しではないと強調している。
原燃は、昨年十一月に国に報告した再処理工場の耐震安全性の再評価結果に今回の調査結果を反映させる。
再処理工場東方沖の海底のうち、今回調査したのは南側。北側は一九九五年に東通原発の立地調査としてデ
ジタル式音波探査が行われ、活断層がないことが確認されている。
185 :
名無電力14001:2008/09/26(金) 04:01:04
福井・高浜原発で伝熱管に傷みつかる
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000140809240001 定期検査中で運転を停止している関西電力の高浜原発4号機(高浜町)で、蒸気発生器の伝熱管の
表面に傷が入っているのがわかった。22日、県原子力安全対策課が発表した。放射能漏れなど周辺
環境への影響はなく、関電が原因を調べる。
3台ある蒸気発生器の伝熱管9758本に電流を使った検査をすると、1本で傷があることを示す
反応があった。管の肉厚は約1.3ミリで、中を高温の1次冷却水が流れ、2次冷却水に熱を伝え蒸
気を発生させる役割がある。
設置、固定する際に管を内側から器具で押し広げるため、管にひずみが残ることがあるという。
今回はその固定部付近で反応があったことから、応力腐食割れとみられるという。
186 :
名無電力14001:2008/09/27(土) 06:29:22
バフェット氏、原発業界の勢力図塗り替える可能性も
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCKC7340.html ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)著名投資家のウォーレン・バフェット氏が米国最大の
電力卸売会社コンステレーション・エナジー・グループの救済を決めたことにより、原子力発電業界に対して
最も懐疑的な人物の1人である同氏が、同業界の将来を左右する大きな影響力を持つことになった。
バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイは、メリーランド州ボルティモアに本社を置くコ
ンステレーションを現金約47億ドルで買収することにより、3つの原子力発電プラントの経営権を取得する。
また、米仏の企業連合による原子力プラント建設会社、ユニスター・ニュークリア・エナジーの半分も手中に
収めることになる。ユニスターは米国内で次世代原子力発電所の建設促進を図っている。
バークシャー傘下のエネルギー会社、ミッドアメリカン・エナジー・ホールディングスを通じて電気・ガス
事業に巨額投資を行うバフェット氏は、以前、原子力発電所には建設費用がかかりすぎる、と述べていた。
ミッドアメリカンのグレッグ・アベル最高経営責任者は25日、「われわれは新たな原子力にコミットする」
と、原子力発電技術についてより熱心な口調で語った。一方で、建設費用を妥当な額に抑える必要があること
も認めた。それでも、建設費がかさみ過ぎるとバフェット氏が判断する可能性もある。そうなれば原子力業界
全体に激震が走るだろう。(以下略)
187 :
名無電力14001:2008/09/27(土) 06:34:35
188 :
名無電力14001:2008/09/27(土) 11:38:05
使用済み核燃料58トン搬入/再処理工場
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080926104850.asp 日本原燃は25日、国内三カ所の原発から運んだ使用済み核燃料計約58トンを
六ケ所再処理工場へ搬入した−と発表した。
使用済み核燃料の搬入は本年度5回目。
搬出元は、北海道電力・泊原発(約17トン)、中国電力・島根原発(約19トン)、
日本原子力発電・敦賀原発(約22トン)。輸送船「六栄丸」は24日午前、六ケ所村の
むつ小川原港に到着し、陸送作業は25日午後4時前に終わった。六ケ所再処理工場に
搬入された使用済み核燃料は、累計で約2692トンになった。
189 :
名無電力14001:2008/09/27(土) 14:35:32
190 :
名無電力14001:2008/09/27(土) 14:36:07
191 :
名無電力14001:2008/09/29(月) 08:29:12
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008092801000566.html 柏崎刈羽原発「運転再開急ぐな」 科学者らが声明
昨年7月の新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発(同県)に対し、技術者や地震研
究者らでつくる「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」が28日、東京都内で発足1周年
集会を開き、十分な調査をしないまま運転再開を急ぐのは危険だとする声明を出した。
声明は、設備の損傷や過小評価されていた活断層の検証が不十分なのに、東電は被害が少なかったと
みられる7号機などの運転再開を急ぎ、経済産業省原子力安全・保安院も黙認していると指摘。被災の
全容を明らかにし再開を安易に認めないよう、保安院や国の原子力安全委員会に求めた。
同会は、石橋克彦神戸大名誉教授(地震学)や山口幸夫原子力資料情報室共同代表らが「周辺で再び
大地震が発生するかもしれない」として昨年8月に結成した。会員は約30人。
192 :
名無電力14001:2008/09/29(月) 22:58:24
193 :
名無電力14001:2008/09/30(火) 06:19:39
都内で柏崎原発地盤の現状報告
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=113683 中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発の閉鎖を主張している科学者らが28日、
東京都内で集会を開き、柏崎刈羽原発反対地元3団体の武本和幸・元刈羽村議が同原発周辺の
地盤問題の論点を報告した。
集会は「同原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」主催。会の結成1年を機に、同原発の
地質・地盤や設備の問題点を報告しあった。
同原発敷地を通る真殿坂(まどのさか)断層について、東電が中越沖地震では動いていないと
主張していることに対し、武本さんは「断層近くにある排水路は損傷している。断層は動いた」
と指摘。
国と東電は7号機では原発の機器や建屋の「健全性は保たれている」と結論を出したが、
武本さんは「機器が健全でも機器が載っている地盤が動けば、原発は動かしてはならない。今後も
『県原発安全管理に関する技術委員会』の議論に注目していく」と語った。
新潟日報2008年9月29日
194 :
名無電力14001:2008/10/01(水) 06:06:17
195 :
名無電力14001:2008/10/01(水) 06:08:04
敦賀原発2号機蒸気漏れ 新たに5カ所の傷 福井
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/fukui/081001/fki0810010317000-n1.htm 調整運転中の敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の高圧タービン入り口付近の溶接部の傷から蒸気が漏れて
原子炉を手動停止した問題で、日本原子力発電は30日、新たに5カ所の傷が見つかったと発表した。運転
再開の予定は立っていない。
原電によると、新たに傷が見つかったのは前回と同様、同タービン内の気流調整用の羽を固定するピンの
溶接部で、すき間から蒸気が漏れるのを防いでいる。保温材をはがして調べたところ、前回と別のピン2本
の溶接部から計3本の傷(最長約73ミリ)が見つかった。傷周辺の保温材が変色していることから、いず
れもタービン内部まで貫通している可能性が高いという。26日にはタービン入り口近くにある空気抜き穴
の栓の溶接部から、さらに2カ所の傷(最長約8ミリ)が見つかった。
また、前回見つかった傷を詳しく調べたところ、傷は溶接部内部で広がっていることが分かった。同ター
ビンは4月に交換したばかりで、原電ではタービンの各溶接部について同様の傷がないかを調べるとともに、
傷が認められたピンについて調査を進める。
196 :
名無電力14001:2008/10/01(水) 06:09:19
将来的に原発を建設と、輸入原油への依存削減で カンボジア
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200809270011.html プノンペン――カンボジアのフン・セン首相は26日、輸入原油への依存度を下げるため将来的に
原子力発電所を建設する計画を明らかにした。具体的な建設時期については言及しなかった。AP通信が報じた。
ただ、あくまで長期的な目標として、当面は水力、石炭火力の発電所建設に重点を置く考えを示した。
同国政府は既に、新たな水力発電所の建設予定地として14カ所を指定、一部については中国企業と契約している。
同首相は、今年7月の下院選を受け、25日に連立新内閣を発足させたばかり。首相の在任期間は20年以上に及
んでいる。原発建設計画は、新たな国家ビジョンに盛り込んだ。東南アジア諸国では、
ベトナム、インドネシアなどが将来のエネルギー需給計画をにらみ原発計画を進めている。
世界銀行によると、カンボジアは電気料金が世界で最も高い国の一つ。総人口約1400万人のうち、
約15%のみが電気供給を受けている。
【カンボジア】将来的に原発を建設、輸入原油への依存削減で[09/27]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1222709948/
197 :
名無電力14001:2008/10/01(水) 06:10:45
インド原発に仏も触手 米に対抗、商機狙う
http://www.asahi.com/international/update/0930/TKY200809290353.html インドのシン首相が29日、欧州連合(EU)議長国フランスを訪問し、サルコジ大統領と会談した。
両首脳は30日にも会談し、仏印間の原子力協力協定締結を目指す。同様の協定の発効を控える米国に遅れまいとする
仏が攻勢に出た形。核不拡散条約(NPT)弱体化への懸念が広がる中、対インド原子力ビジネスが大手を振り始めた。
両首脳は29日、マルセイユでEUインド・サミットに臨んだ。会談後の会見で、サルコジ大統領はインドの
原子力開発支援の必要性を強調。「世界一の人口を将来持つであろう国が原子力なくして温暖化とどう戦えるか。
原子力開発に取り組もうとするインドを称賛する」と述べた。同席したバローゾ欧州委員長も、
インドの原子力施設の安全性確保などのために欧州原子力共同体(EURATOM)との協力を進める方針を示した。
EUとインドは双方が貿易や投資の拡大を望むものの、NPT未加盟のインドの核開発への懸念が障害となっていた。
しかし、原子力供給国グループ(NSG)臨時総会が6日、米仏などの強い働きかけでインドへの原子力関連技術の
輸出解禁を承認。仏大統領府高官は「これまで核問題がネックとなって停滞してきたが、ようやく打開した」と述べ、
今回の合意による関係強化に期待を表明した。
両首脳は30日、パリに場所を移して原子力協力を中心に仏印の二国間問題を協議。早ければこの日にも
原子力協力協定に調印するが、細部の詰めが残り、調印まで日数を要する可能性もあるという。(後略)
【インド】インド原発にフランスも触手…米に対抗、商機狙う[9/30]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1222774350/
198 :
名無電力14001:2008/10/01(水) 16:24:05
「臨界事故風化させない」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20080928-OYT8T00660.htm 9周年集会に300人参加
東海村のJCO臨界事故から30日で9年がたつのを前に、「JCO臨界事故9周年集会」が28日、
石神コミュニティーセンター(石神内宿)で開かれ、村民ら約300人が参加した。
集会には、臨界事故で被曝(ひばく)し、JCOなどを相手に、健康被害に対する慰謝料や治療費などを求めて
裁判を起こし、現在も東京高裁で係争中の大泉昭一さん(80)(日立市久慈町)も出席した。
大泉さんは、「事故から9年がたつ。生まれた子どもが9歳になるということだから、やはり長いなと実感する。
日本で初めての臨界事故をどうしても風化させてはならないという思いで、控訴審も戦っている」と語った。
集会後、参加者らは、「JCO臨界事故を忘れないぞ」などと書かれた横断幕やのぼりを手に、
コミュニティーセンターから東海駅までの約2・4キロをデモ行進した。
199 :
名無電力14001:2008/10/01(水) 17:25:12
廃炉のふげん、定期検査実施
2008年10月01日
日本原子力研究開発機構は30日、廃炉中の新型転換炉「ふげん」(原子炉廃止措置研究開発センター、敦賀市)で
1日から定期検査を始める、と発表した。ふげんは03年に運転を終え、今年2月から廃炉作業を始めているが、施設
内に466体の使用済み核燃料が残るなど放射性管理区域があるため、原子炉等規制法に基づく定期検査の対象になる。
廃炉作業中の定検は初めて。
検査は来年3月末までの約6カ月間で、使用済み燃料プールや非常用ディーゼル発電機の機能確認など計14項目。
原子力機構によると、発電中の定検では約100項目あったという。ふげんの定検は原子炉などの解体が進み同管理区
域が解除される約20年後まで繰り返される。
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000140810010002
200 :
名無電力14001:2008/10/03(金) 07:13:13
青森・六ケ所村の核燃再処理工場:ガラス固化体製造試験中断 原因究明求め要望書
青森県六ケ所村にある日本原燃の使用済み核燃料再処理工場で、ガラス固化体の製造試験
が中断している問題で、全国の反核161団体が2日、原因の徹底調査などを求める要望書
を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。
試験は昨年11月に始まったが、廃液を混ぜたガラス溶融炉の底に金属がたまるトラブル
で12月に中断した。要望書は、炉を解体してたまった金属の実態を調べることを求めた。
会見した「美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会」の小山英之代表は「原因究明に不可
欠なデータの説明がなく、きちんと調べていない印象を受ける」と批判した。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081003ddm012040037000c.html
201 :
名無電力14001:2008/10/04(土) 00:18:52
火災:ウラン燃料工場で装置の一部焼く 茨城・東海村
3日午後1時35分ごろ茨城県東海村舟石川の原発用燃料製造会社「三菱原子燃料」で、
ウラン燃料の製造工場にある金属切断装置から出火、装置の一部を焼いた。近くにいた作業員が
消火器で消し止め、村消防本部が約50分後に鎮火を確認。放射線管理区域内だが、放射能漏れ
やけが人はなかった。消防本部への通報が出火の約30分後だったことから、県は同社に非常時
の通報体制の再確認を指導した。
県と同社によると、出火した装置は燃料棒溶接室内にあり、ペレット状にしたウラン燃料を
詰め込むジルコニウム合金製の管(長さ3.8メートル、直径9.5ミリ)の端を切断、研磨す
る作業をしていた。何らかの原因で切り粉に着火し、管の切り口を覆うステンレス製のカバー
(縦40センチ、横18センチ、高さ30センチ)内部の配線などに燃え移ったらしい。この装
置ではウランペレットを取り扱っていなかったが、室内の鉄製容器に密封されたペレットがあった。
同社は消防への通報の遅れについて、職員のミスが理由だと説明しており「大きな問題で、
深くおわび申し上げます」と謝罪した。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081004k0000m040113000c.html
202 :
名無電力14001:2008/10/04(土) 08:48:27
三菱原子燃料で火災 東海村 通報は発生から30分後
2008年10月4日
三日午後一時三十五分ごろ、東海村舟石川の核燃料加工会社「三菱原子燃料」で、ウラン固形物
(ペレット)成型工場の装置から出火。社員が消火器で間もなく消し止めたが、金属粉などが燃えた。
同社は、負傷者はなく、放射性物質の漏えいもないとしている。
消防への通報は発生から約三十分後で、県は速やかに通報するよう指導した。
同社によると、火災はウランペレットを合金管に詰めて燃料棒を作る工程のうち、合金管を高速
回転の刃で切断・研磨する工程で発生。近くには装置を監視中の二人を含め男性社員十人がいた。
装置から約十メートル離れた場所にはむき出しでウランペレットが置かれており、引火して長時
間燃えれば、放射性物質が飛散する可能性もあったという。
出火原因は不明だが、切断装置の刃がよく切れないと、摩擦熱で金属粉に引火する可能性がある
という。
同社は「火災が起きたこと自体や、通報が遅れたことに問題があったと認識している」としている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20081004/CK2008100402000121.html
203 :
名無電力14001:2008/10/04(土) 20:34:47
悪性リンパ腫 原発労災
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081004-OYT8T00455.htm 厚労省 被曝と因果関係認定へ
原子力発電所で働いた後、悪性リンパ腫で死亡した男性について、厚生労働省の検討会は原発での
被曝(ひばく)との因果関係を認める方針を固めた。
これを受け、厚労省は近く、この男性の労災を認定する見通し。原発労働者の労災認定は、白血病や
多発性骨髄腫で認められたケースはあるが、悪性リンパ腫では初めて。
この男性は、2005年3月に悪性リンパ腫で亡くなった沖縄県うるま市の喜友名(きゆな)正さん(当時53歳)。
喜友名さんは1997年から04年まで全国各地の原発で検査業務に従事していたことから、05年10月、
遺族が大阪市の淀川労働基準監督署に労災申請した。しかし、労災認定基準の対象疾患に悪性リンパ腫が
含まれていないことを理由に申請が認められなかったため、大阪労働局に不服を申し立てていた。
これについて、厚労省は「慎重に検討する必要がある」と判断し、昨年秋から本省の検討会で協議を重ねていた。
204 :
名無電力14001:2008/10/05(日) 17:45:32
ガラス固化国産は原子力委の意向
旧動燃(動力炉・核燃料開発事業団)理事で、財団法人「原子力研究バックエンド推進センター」理事長
の菊池三郎氏(67)は、二日までに本紙取材に応じ、六ケ所再処理工場のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)
製造工程に国産技術が採用された経緯について「自主技術で行きたい−という国の原子力委員会の姿勢が大き
な影響を与えた」などと証言した。一方、現行のガラス固化技術については「まだ開発途上にある」とし、
「技術を完成させるのが六ケ所工場の使命」との認識を示した。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081003111535.asp
不十分な状態で既に埋めたって事か?
非常に問題だな、原子力保安院
207 :
名無電力14001:2008/10/07(火) 18:20:56
耐震性 国に再検討申し入れ/国会議員有志
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080925105305.asp 超党派の国会議員でつくる原子力政策「転換」議員懇談会(代表世話人・金田誠一衆院議員)は二十四日、
経済産業省と原子力安全委員会に対し、六ケ所再処理工場や大間原発の耐震安全性の再検討などを求める
要請を行った。
要請には、金田議員や世話人の近藤正道参院議員ら五議員が参加。要請書の中で同懇談会は、
渡辺満久・東洋大教授らが六ケ所再処理工場の直下に活断層のある可能性を指摘していることなどを取り上げ、
「事業者の調査、評価が不十分な可能性がある。渡辺教授らからのヒアリングを行い、審議で取り上げるべきだ」
などと主張。
また「青森県民の間に強い懸念がある」として、耐震性再評価に関する国での審議状況などを県民に報告
することや、審議する委員会などを青森県内で開くことを求めた。
208 :
名無電力14001:2008/10/07(火) 18:21:16
地盤隆起の力解明を 国は下北半島調査へ/原子力耐震WG
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081001101636.asp 総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)の原子力安全・保安部会耐震・構造設計小委員会の
ワーキンググループ(WG)は三十日、同省で会合を開き、六ケ所再処理工場、東通原発などの耐震性に
関する事業者側の評価を検討した。委員からは、下北半島の地盤を隆起させる力の解明を求める意見が
出され、原子力安全・保安院は地形などを調査する意向を示した。
会合では、東北電力の担当者が東通原発の耐震性評価をめぐり、施設に近い横浜断層の追加調査結果
を報告。活動性は否定できないものの、想定される地震動は、耐震設計で考慮済みの範囲内に収まると
結論付けた。
再処理工場については、日本原燃が、施設東方沖の海底地層内に発見した、活断層の疑いがある傾斜
を対象に、地震動を評価した結果を報告し、想定済みの他の活断層による地震動の大きさを上回らない
とした。
また、原燃が提出した、再処理工場北方の出戸西方断層に関する再検討の結果について国が報告し、
地震動や活動性の評価は、従来の枠内に収まるとの結論に理解を示した。
原燃による一連の調査結果は、「施設直下に活断層が存在する可能性がある」とする渡辺満久・東洋
大教授の指摘を否定する格好になった。
これらの結果に対し、委員の今泉俊文・東北大教授(地形学)は、断層の活動性を測る目安となる、
海岸段丘の分類の精査が必要と指摘。「この地域の地殻変動をどう理解したらいいのか言及した
方がいい」と提起した。
209 :
名無電力14001:2008/10/07(火) 18:44:05
仏印、原子力協力協定に調印
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-AFP019530.html フランスを訪問中のインドのシン首相は30日、サルコジ同国大統領との間で両国間の原子力協力
協定に調印した。これにより、インドに対する民生用の原子力技術・機器の輸出禁止は事実上解除
されたことになる。
同禁輸措置は、1974年のインドの核実験を機に実施された。協定調印後、両首脳はコメントを発表
しなかったが、仏大統領顧問は「きょう、われわれの関係は政府間の段階になった。この後は企業
家が協力を開始する」と語った。フランスは米国に次ぐ世界2位の原子力生産国で、地球温暖化や
エネルギー価格高騰を追い風に、原子力産業の復活を主導したい考えだ。インドは経済の急成長
で、深刻なエネルギー不足に陥っている。
仏原子力大手のアレバは29日、インドへの原子炉2基や核燃料の供給について交渉したいと表明
した。インドは向こう15年で1000億ユーロ(約15兆円)と見込まれる原子力市場を持つ。インドは現在、
原子炉を22基保有している。シン首相は訪仏に先立って米国を訪問した。米国では米印原子力協力
協定の発効に向けて議会で手続きが進められている。
【インド/フランス/アメリカ】 仏印が原子力協力協定調印・米印原子力協定法案も米上院通過、近く発行へ [08/10/02]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1222953689/
210 :
名無電力14001:2008/10/07(火) 18:49:36
211 :
名無電力14001:2008/10/07(火) 18:50:53
[劣化ウラン弾]国連が初報告 ボスニア「がん死亡率4倍」
http://news.livedoor.com/article/detail/3843899/ 国連の潘基文(バンギムン)事務総長が、「人体への悪影響」も指摘される劣化ウラン弾について、「使用の影響」に
関する初めての報告をまとめたことが2日、分かった。19カ国と国連機関の意見を列記する形で、国連本部として
現状認識を初めてまとめた。近く国連総会に提出する。毎日新聞が入手した報告によると「がんの死亡率が通常の
4倍になった」「使用は国際人道法違反」との厳しい意見があった。総会での規制議論のたたき台になるとみられる。
報告は「劣化ウラン弾使用の影響」と題し、昨年末の国連総会で劣化ウラン弾の影響調査を求める決議が採択された
ことを受け、国連軍縮局が作成した。国連の求めに応じ意見を提出したのは日本、ドイツ、イタリア、ボスニア・
ヘルツェゴビナなどと、国際原子力機関(IAEA)、国連環境計画(UNEP)、世界保健機関(WHO)など。
米国など安保理常任理事国やインド、パキスタンなどの核保有国、イラク、クウェートなど被害が疑われる国の意見はなかった。
報告によると、ボスニアは、ボスニア紛争中の94年、米軍が劣化ウラン弾を使用した地域で住民を調査した結果、他
の地域の住民に比べ「がんの死亡率が4倍になった」とし「調査が必要」と主張した。アルゼンチンは
「使用一時中止を」、カタールは「禁止すべきだ」としたほか、セルビアは「使用は国際人道法違反」と批判した。
一方、ドイツやスペインなど旧ユーゴスラビア連邦の平和維持に派兵した国は「帰還兵への調査の結果、
健康への影響は認められない」と主張。日本は国際機関を通じた調査を注意深く見守るとの姿勢を示した。
また、IAEAは、放置された劣化ウラン弾に住民が直接触れないよう規制すべきだと指摘。WHOは、報告件数が
少なく結論が出せないとしたうえで、放置された劣化ウラン弾に子どもが触れて被ばくする危険に言及し、対策を求めている。
【国連】]国連、ボスニアでは劣化ウラン弾の影響で「がん死亡率4倍」と発表[10/3]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1223029384/
212 :
名無電力14001:2008/10/10(金) 12:54:59
213 :
名無電力14001:2008/10/10(金) 15:10:26
原発のごみ処理施設で発煙 東海第二、放射能漏れなし
http://www.asahi.com/national/update/1010/TKY200810100156.html 10日午前6時35分ごろ、茨城県東海村にある日本原子力発電の東海第二発電所の雑固体
減容処理設備冷却室で、煙が充満しているのを運転員が見つけ、消防に通報した。放射能漏れ
はなく、原子炉は運転を続けている。煙は午前10時前に消えたが、午後1時をすぎても室内
が高温のため、消防が入れない状態だという。
日本原電によると、冷却室は、原発から出た金属やビニール類など低レベル放射性廃棄物を
高周波で1500度に溶かして容器に入れ、自然冷却させる設備。作業員が遠隔操作で容器を
移動させていた際、何らかの原因で溶かした金属が飛び散ったという。
原発:関連施設で煙 放射能漏れなし…茨城・東海第2
http://mainichi.jp/select/science/news/20081010k0000e040056000c.html 10日午前6時35分ごろ、茨城県東海村白方の日本原子力発電東海第2原発(沸騰水型、
出力110万キロワット)で、敷地内の廃棄物処理建屋にある低レベル放射性廃棄物を固体化
する施設が自動停止し、冷却室から煙が出ているのを遠隔監視していた作業員が発見した。作
業員が「炎らしきものが出ていた」と話しており、日本原電と消防が、出火があったか確認し
ている。放射能漏れなど外部への影響はないといい、原発は通常の運転を続けている。
消防などによると、鉄くずなどの放射性廃棄物を溶かした液体約150リットルを溶融炉か
ら冷却室に遠隔操作で無人の室内に運んだ際、容器から約1500度の液体が周囲にちらばり、
白い煙が室内に一時、充満したという。室内には消火施設がなく、煙は収まったが高温で中に
入れない状態が続いている。
廃棄物処理建屋は原子炉がある原子炉建屋から約15メートル離れた所にある。
214 :
名無電力14001:2008/10/11(土) 15:55:30
MOX燃料工場 15日から準備工事
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081010204855.asp 日本原燃は十日、六ケ所村に建設を計画しているMOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料工場について、
十五日から着工に向けた準備工事を始める−と発表した。
MOX燃料工場は、隣接する六ケ所再処理工場で取り出したMOX粉末を燃料集合体に加工する施設。
国内でのプルサーマル計画(軽水炉でのプルトニウム利用)上、重要な施設となる。
現在も国の安全審査が続いているため、着工時期は定まっていないが、原燃は「本格着工に速やかに対応できるよう、
今から準備を進めることにした。来春には着工できる態勢を整えたい」としている。
準備工事では、着工後の基礎掘削工事に利用する二百トンクレーンや大型ダンプが通行できる仮設道路や、
鋼材の仮置き場などを、約二カ月間かけて整備する。降雪期を迎えるまでに終わらせる予定。
MOX燃料工場の操業開始は二〇一二年十月を予定していたが、安全審査の長期化で着工が大幅に遅れており、
原燃は「建設工程について慎重に検討を重ねている」としている。このため操業開始時期は繰り延べられる可能性が高い。
【プルサーマル】日本原燃、六ヶ所村に計画中のMOX燃料工場着工に向けて準備工事を開始すると発表
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1223690348/
215 :
名無電力14001:2008/10/13(月) 13:27:50
東海第2原発:関連施設で発煙 なぜ溶けた金属飛散 原因究明が焦点に /茨城
◇日本原電が内部調査
10日早朝に日本原子力発電東海第2原発(東海村白方)の放射性廃棄物処理施設内から発
煙したトラブル。高温で溶けた金属の放射性廃棄物がなぜ床に飛散したのか。原因究明が焦点
になるが、村消防本部が火災ではないと判断したため、日本原電の内部調査に委ねられる。県
や村も立ち入り調査などは行わない方針。
日本原電によると、施設は06年3月に稼働した。1年前の点検では正常を確認していた。
一時煙が充満した室内の床にはただれたような跡が確認され、高温で溶かした金属の低レベル
放射性廃棄物が容器から床に飛散したことが原因とみている。
容量150リットルの容器には約110リットルの廃棄物が入っていた。作業員は、建屋2
階の溶融炉から1階の冷却室へ向かって、容器を乗せた昇降機が通常より速く降りたことを確
認しており、反動で容器から廃棄物があふれ出たとみられる。昇降機は高さ2・5メートル。
通常は1分50秒かけて1階に降り、速度調整はできないという。
日本原電は、10日中は室内を立ち入り禁止とし、温度が下がるのを待って現場確認をする。
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20081011ddlk08040123000c.html
216 :
名無電力14001:2008/10/13(月) 18:07:34
白金族対策の妥当性焦点/ガラス固化再開
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081011110921.asp 十日未明に再開した六ケ所再処理工場のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験で、
日本原燃は同日午後、固化体容器への溶融ガラスの流し込みを始め、製造作業を本格化させた。
再開した試験では、七月の試験時に確かめることができなかった白金族元素堆積(たいせき)
の防止策が妥当かどうかが焦点となる。
溶融ガラスの流し込みは午後二時すぎに始まり、同五時に一本目の充てんが終了した。流下
は順調だったという。原燃は一日二本程度のペースで、二系統合わせて数十本の固化体をつくり、
国の使用前検査を受ける計画。試験期間は一カ月程度で、十一月中の試運転終了(完工)を目指す。
昨年十一月に始めた最初の固化試験では、溶融炉内のガラス温度が安定しなかったことから、
廃液に含まれる白金族が沈んで底にたまり、ガラスが流れなくなった。原燃は温度を安定させる
ための対策として、(1)廃液に調整液を加える(2)廃液供給の速度を速める−などの新たな
運転方法を発表。七月の二度目の試験で確認することにしていた。
しかし二度目の試験は、一本の固化体もつくることなく、一日で中断。このため今回の試験が、
改善策の有効性を証明する仕切り直しの場となった。
ただ七月の試験時は、炉の出口に当たる流下ノズルにこそ詰まりが生じたものの、炉内のガラ
ス温度自体は安定していたという。このため、原燃は「今回も(改善した運転方法については)
自信がある」としている。
一方、反核燃派は固化試験の再開を批判している。
市民団体「核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会」の澤口進共同代表(野辺地町)は「七月のガラ
ス流下停止のトラブルは、溶液の中に含まれる白金族の影響が指摘されているが、原燃は十分に
調べないまま再開した。このままでは、同じような不具合が再び出るはずだ」と語った。
217 :
名無電力14001:2008/10/14(火) 20:38:18
218 :
名無電力14001:2008/10/15(水) 04:49:30
219 :
名無電力14001:2008/10/16(木) 13:09:36
大飯原発3号機 確実な補修注文へ
2008年10月15日
県原子力安全専門委員会(委員長、中川英之福井大副学長)が13日、県庁で開かれた。原子炉容器の出
口管台溶接部のひびが見つかった関西電力大飯原発3号機(おおい町、118万キロワット)について、配
管内表面が研削でくぼんだままでの運転再開を了承したが、委員会からは「(来年秋にも)計画している補
修が確実に実行されることが重要」と注文がついた。
配管溶接部(厚さ74.6ミリ)で見つかったひびの原因は応力腐食割れとみられ、ひびを消すため内表
面を21ミリ削り、くぼんだ最薄部は53.6ミリ(国の認可は周辺70ミリ、最薄部53ミリ)になった。
委員側からの「強度上はどの程度まで削ることが可能だったのか」との問いに関電側は独自の非公式試算
として「47ミリぐらいまでは許容応力を保てる」と答えた。中川委員長は「くぼみがある状態でいつまで
も運転するわけにはいかない」と来秋に予定する補修工事の確実な実行や、作業員の被曝(ひばく)低減へ
の配慮を念押しした。
来秋の補修工事は、くぼみを埋め、さらにより耐食性が高い合金で溶接部の内側全周を肉盛りする。作業
員の被曝防止のため原子炉容器内部の水を部分的に抜くなど国内で前例のない工事となる。
この問題について、京都市の環境NPO「グリーン・アクション」(アイリーン・美緒子・スミス代表)
と、大阪市の「美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会」(小山英之代表)が運転再開を認めないよう、
県知事と県原子力安全専門委員会に要望書を送付していた。
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000140810150001
220 :
名無電力14001:2008/10/16(木) 22:29:26
大飯原発:3号機、ひび意外に深く 県の原子力安全専門委で関電が陳謝 /福井
県の原子力安全専門委員会(委員長、中川英之福井大副学長)が13日、県庁で開かれ、
関西電力大飯原発3号機(おおい町)の原子炉容器管台でひびが見つかったトラブルを中心に審議した。
3号機の管台肉厚(74・6ミリ)は、ひびの深さを調べるため現在21ミリ削っており、その部分で
くぼみができているが、委員からは「くぼみのせいで浸食が起きるのではないか」との質問が上がった。
これに対し、関電の担当者は「影響はない」と回答した。
また、別の委員は「あと該当部を何ミリ削ることができるのか」と質問。担当者は「内部調査の結果、
あと約6ミリ削れる」との認識を示した上で、「傷は浅いと思っていた。こんなに傷が深かったという
ことは反省している」と陳謝した。
敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」で9月、原子炉補助建物屋上にある排気ダクトに腐食穴が見つかった
トラブルも議題に上がった。委員が「(穴は)外からの目視検査で防げるのではないか」と指摘すると、
日本原子力研究開発機構の担当者は、99年に該当部位が腐食していることを認識したまま塗装したこと
を明らかにし、「外観検査を十分やっておけば(穴を)見つけることは可能だった。他にもさびている部
分があり、減肉していないか調べている」と述べた。
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20081015ddlk18040708000c.html
221 :
名無電力14001:2008/10/17(金) 23:00:53
大間原発:周辺海域でM7級大地震が過去2回
Jパワー(電源開発)が青森県大間町に建設中の「大間原発」周辺海域で、マグニチュード(M)7級の
大地震が6000年前以後に少なくとも2回発生した可能性が高いことを、東洋大の渡辺満久教授(変動地
形学)らが突き止めた。11月に東京都内で開催される日本活断層学会で発表する。
渡辺教授らは9月と10月に現地を調査。下北半島最北端の大間崎の北約600メートル沖にある弁天島
の海岸線の地表に、2回の地震によるとみられる地形の隆起を確認した。一つ目の隆起は標高約6メートル、
二つ目の隆起は標高2〜3メートルのところにあり、海面上昇による地形変化などから、いずれの隆起も
6000年前以後のものとみられるという。また、半島西部の海岸線でも隆起が見つかっており、半島の北
と西の沿岸の海底に、二つの活断層がある可能性を指摘している。
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20081018k0000m040038000c.html
222 :
名無電力14001:2008/10/18(土) 13:27:34
寄付事業継続を電事連に要請 / 青森県市長会・町村会
2008年10月18日(土)
電気事業連合会が県内市町村に助成金を寄付する「原子燃料サイクル事業推進特別対策事業」が
本年度で終了することから、県市長会(会長・佐々木誠造青森市長)と県町村会(会長・工藤祐直
南部町長)は17日、電事連に対し、2009年度以降の事業の継続を正式に要望した。
佐々木市長と工藤町長が東京・大手町の電事連を訪ね、森本宜久副会長に要望書を手渡した。県
エネルギー総合対策局の佐々木郁夫局長らも同行した。
森本副会長は「電気事業を取り巻く環境は大変厳しいが、再処理の操業は間近であり、県民の理
解と協力があってこそなし得るものと認識している。要請を受けとめる」などと述べたが、対応に
ついては明言を避けた。
原子燃料サイクル事業推進特別対策事業は、原子力施設立地に伴う国の交付金が配分されない県
内25市町村を対象にしており、1994年度から続いている。電事連が「むつ小川原地域・産業
振興財団」に寄付し、同財団が市町村に助成金を配分する形で、5年ごとに延長されてきた。04
年度から08年度までの5年間では、約32億5千万円が助成されている。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081018103506.asp
223 :
名無電力14001:2008/10/20(月) 23:18:19
山口県提訴 漁業者に危機感
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810210036.html 「海の埋め立てで漁業を営む島の生活が壊される」―。中国電力が申請した上関原発建設に伴う公有水
面埋め立てに、県が免許を与えないよう求めて提訴した上関町祝島の住民。20日、山口地裁で手続きを済
ませた原告側は山口市内で記者会見に臨み、危機感をにじませた。
原告代表の山戸貞夫さん(58)は「埋め立てで汚れが出ると実質上、漁業ができなくなる」と強調。漁業
正本英一さん(72)は「工事は音がするし、海に濁りが出る」と語気を強めた。
6月に中電の免許申請が出て以降、祝島住民らは反対運動を強めてきた。申請書の縦覧では、約8割の
371人が反対の意見書を提出した。9月には二井関成知事への「直談判」を求め、県庁で抗議の座り込みも。
原告代理人の一人、本田兆司弁護士は「裁判所に現地を見てもらいたい」と、法廷で漁業者の意見陳述
を展開する考えだ。
一方、被告の県は免許の可否について「総合的に判断する」と説明。県の定める89日間の標準処理期間
は既に経過し、地元の上関町の「同意」も得た。
224 :
名無電力14001:2008/10/21(火) 00:07:49
225 :
名無電力14001:2008/10/21(火) 23:59:25
島根原発:1号機の水漏れの復水昇圧ポンプ、予備に切り替え /島根
中国電力は20日、松江市鹿島町の島根原発1号機(沸騰水型、46万キロワット)で、復水昇圧ポン
プ内の水が流れ出すのを防ぐメカニカルシールからごく微量の放射性物質を含む水漏れが続いているため、
ポンプを予備に切り替えたと発表した。漏れた水はタンクにためて処理されるため、外部へ漏れ出すこと
はなく、原子炉の運転にも影響はない。シールは今週中に交換する。
中国電力によると、復水昇圧ポンプは、タービンを回した蒸気が復水器で水に戻り、その水を再び原子
炉に送るポンプ。ある程度の水漏れは想定されているが、8月中旬から始まった水漏れが増え続けたため
17日に予備のポンプに切り替えた。
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20081021ddlk32040618000c.html
226 :
名無電力14001:2008/10/22(水) 00:01:47
上関原発建設計画:漁民が県提訴 「祝島の生活壊される」 /山口
◇埋め立て域は大事な漁場
中国電力が上関町で進める原発計画を巡り、同町祝島の漁民が20日、県を相手取り山口地裁に提訴した公有
水面埋立免許差し止め請求訴訟。原告74人は、主にタイやハマチの一本釣りで漁をし、埋め立て予定の海域は
秋から冬にかけて一番大事な漁場になるという。提訴後の会見で「埋め立てにより、島民の生活が壊されてしま
う」と強調した。
原発計画を進める中電は00年、地元8漁協を対象に漁業補償契約(総額約125億円)を締結。漁協側に補
償金の半額が支払われたが、当時の祝島漁協(現・県漁協祝島支店)だけは受け取りを拒否。埋め立て免許が出
れば、補償金の残りが各漁協に支払われる。
原告団代表の山戸貞夫さん(58)は会見で「原発計画自体に反対だが、埋め立てが一番の問題。埋め立ての
汚水が海に出てくると漁ができなくなる。今でも厳しい島の生活に大きなダメージを与える」と訴えた。
代理人の弁護士は「裁判所に現地を見てほしい」と話した。判決前に県が免許を許可した場合は、免許を取り
消すよう求める訴訟に切り替えるという。
今回の訴訟は埋め立ての可否を判断する県を相手取ったが、漁業補償契約の無効と漁業権確認の訴訟が最高裁
で係争中であることから、原告側は「漁業権者の同意がないのに中国電力が免許を申請した違法性」を問題視し
ている。それに対し中電は「島民の多くが(漁協権放棄に)同意していないことを承知し、最高裁でも争ってい
るが、(主張が認められた)高裁の判断に照らせば申請は適法と考えている」と話した。
二井関成知事は「現段階では、訴状の内容がよく分からないのでコメントできない」とし、免許申請を受理し
た県港湾課は「(免許の可否に)係争中の裁判がどこまで関係するか、検討することはある」と話している。
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20081021ddlk35040439000c.html
227 :
名無電力14001:2008/10/22(水) 15:04:56
上関原発予定地、山口県が埋め立て許可
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/ckei081021_1.htm 中国電力(広島市)が山口県上関町で建設を計画している原子力発電所を巡り、同県の二井関成
知事は22日、用地造成のための公有水面埋め立て免許を許可し、同社の山下隆社長に免許を交付した。
上関原発は計画から四半世紀を経て、着工に向けて大きく前進することになった。
公有水面は、国が所有する公共用の水面(海域など)で、埋め立てには県知事の許可が必要。
発電所用地約33万平方メートルのうち公有水面は約14万平方メートルで、中電は今年6月に埋め立
て免許を申請した。県から意見照会を受けた地元の上関町長は9月、同意する意見書を県に提出、県は
環境への影響などを審査していた。
陸域についても、中電は森林法に基づく林地開発などの許認可を県に申請している。上関町長は異議
を唱えず、県の審議会も「適当」と答申していることから、県は認める公算が大きい。
これまで建設予定地の買収難航などで、2001年度着工の当初予定は、7回の延期を繰り返した。
中電は今後、一連の許認可を得て、来春にも埋め立て工事に入り、原発2基を建設する。1号機は
10年度着工、15年度の運転開始を目指す。
一方、予定地近くの同町祝島の住民は漁業に悪影響が及ぶなどとして、県を相手取り、埋め立て免許
の差し止めを求める訴訟を山口地裁に起こしている。
228 :
名無電力14001:2008/10/22(水) 17:26:32
「核のゴミ」北米の状況は(朝日新聞青森版)
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000810200004 原発から出た使用済み核燃料という「ごみ」を、どこでどう処分するのか。原子力エネルギー推
進国を悩ませる共通の課題だ。国内では、六ケ所村で再処理した後の高レベル放射性廃棄物の最終
処分地が決まっていない。17日まで青森市で開かれた環太平洋原子力会議に出席した米国とカナ
ダの専門家に、「核のごみ」を取り巻く北米での状況を聞いた。
現在、カナダでは約20基の原発が稼働している。これらの原発から出た使用済み核燃料は再処
理しない方針だ。
同国の放射性廃棄物管理機構(NWMO)顧問で、ニューブランズウィック大学名誉教授(原子
力安全)のデレク・リスターさんによると、当初、カナダでは使用済み核燃料を地中深く埋める地
層処分をする方針だった。
しかし、98年、環境影響評価委員会から「広く国民の支持を得ていない」と勧告を受け、全面
的に事業を見直すことになった。
リスターさんはこう説明する。「技術面の妥当性しか見ておらず、社会的な影響をきちんと考慮
しなかった。社会との対話が不十分だったため、肯定的に受け止めてもらえなかった」
同委の勧告には専門機関の創設や、処分法の代替案の検討が盛り込まれた。02年、事業主体と
なるNWMOが設立された。そして05年、最終的には地層処分をするものの、引き続き一時貯蔵
を続ける方針をまとめた。
事業を段階的に進め、今後も柔軟な対応が取れるような方法だという。
失敗の教訓から、NWMOは国民への情報提供や対話を重視する。処分場の安全性や使用済み核
燃料の輸送方法などをテーマに3年間、各地で開いた説明会は約120回に達した。参加者は、先
住民2500人を含む約1万8千人だったという。
最終処分の候補地探しはこれから。同国の原子力関連施設などがある州は、候補になる可能性が
高いとの見方もある。だが、リスターさんは「候補地選びは白紙状態。これらの州以外から選ばれ
る可能性ももちろんある」。(つづく)
229 :
名無電力14001:2008/10/23(木) 11:53:12
浜岡原発5号機 30リットル油が漏れる
2008年10月23日
中部電力は22日、定期検査中の浜岡原発(御前崎市)5号機のタービン建屋で計30リットルの油漏れがあったと発表した。
中電によると、発電機内部に入っている水素が運転中に漏れ出すことがないことを確認するために、水素の代わりに圧縮空気を
送って調べる作業を行っていた。その際、発電機内部の圧力が十分に下がっていないうちに弁を開けたため、油が逆流して軸受け
部の周辺に約20リットル漏れた。さらに、空気抜け配管を通って建屋屋上にも10リットルの油漏れがあった。弁を元の状態に
戻したところ、流出は止まったという。
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000810230001
230 :
名無電力14001:2008/10/23(木) 16:00:53
仏エレベーター:オーチス社ボタンから放射性物質、被ばく
http://mainichi.jp/select/world/news/20081023k0000e040024000c.html フランス原子力安全機関(ASN)は、エレベーター製造大手オーチス社の子会社が仏国内でエレベー
ター補修に使用した昇降ボタンから、放射性物質のコバルト60が検出され、ボタンを取り扱った作業員
30人が被ばくしたと発表した。オーチス社は22日、8月から10月にかけ補修したエレベーター約2
500機のうち、500〜600機のボタンを取り換えると明らかにした。
ASNによると、30人のうち20人は1〜3ミリシーベルトの放射線を浴びていた。ASNは事故を
8段階の国際基準のうち「法定年間被ばく量を超える従業員被ばく」に当たるレベル2と認定。原子力業
界以外でレベル2の事故が起きるのはまれという。
オーチス社によると、ボタンはインドにある下請け6社から仏国内の系列会社の工場に納入されたもの
で、製造過程で使用された金属が放射性物質を含んだリサイクル品だったとみられる。
オーチス社のボタンとは別に、スウェーデン当局は22日までに、「インドから輸入された工業部品か
らコバルト60が検出され、一部はスウェーデン国内4カ所の工場に運ばれていた」と発表。仏政府と共
にインド側と連絡を取っている。
◇日本オーチス社「至急確認したい」
日本オーチス社カスタマーセンター広報室は「米国のオーチス社から連絡を受けておらず、事実関係を
把握していない。インドからボタンスイッチを納入しているかも分からない。至急確認したい」と話した。
クロ現見たが
玄界灘から海水引っ張ってきて、海水淡水化で夏場の水不足対策
原発の排水の混入大丈夫かよ
もともと海への垂れ流しは、希釈されるからとか大丈夫という理由なんだろ
>>230 恐いねコレ。 放射性物質の混じったクルマとか造ってそう インド。
233 :
名無電力14001:2008/10/24(金) 12:00:34
>>231 原発の排水には放射能入ってないんじゃないですか。事故でもない限り。
234 :
名無電力14001:2008/10/24(金) 12:28:24
放射性物質濃度上昇 原因は燃料棒の穴
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20081023-OYT8T00756.htm 大飯4号 営業運転再開に遅れ
関西電力大飯原発4号機(おおい町大島)で1次冷却水中の放射性物質濃度が上昇した問題で、
関電は23日、原子炉内の核燃料集合体を構成する燃料棒1本に微細な穴が空き、放射性物質が
漏れ出したのが原因と発表した。周辺環境への影響はないとしている。現在行っている定期検査で
燃料交換作業などを追加するため、12月中旬に予定していた営業運転の再開は来年1月上旬に
ずれ込む見通し。
関電によると、定検で燃料集合体全193体を調べたところ、1体で漏えいを確認。超音波検査
で放射性物質が漏れ出した燃料棒を特定した。
問題の燃料集合体は原子炉から取り出して約1年かけて冷却した後、研究機関に送り、穴が
空いた個所や原因を調べる。
235 :
名無電力14001:2008/10/24(金) 22:37:49
原子炉の安全つかさどる制御棒に亀裂が…! 2008年10月24日21時13分
http://news.livedoor.com/article/detail/3872828/ 新華社ストックホルム(スウェーデン):スウェーデン政府関係者は21日、
原子炉の中の制御棒に亀裂が入ったため、別の原子炉の運転を、安全検査を行うため一時ストップしたと発表した。
今月、オスカーシャム原子力発電所のメンテナンスを行ったところ、
原子炉内の制御棒90本のうち少なくとも5本に亀裂が入っているのが確認された。
この原子炉は直ちに運転を取りやめ、現在補修作業が行われている。
運転はまだ再開されていない。
政府関係者によると、首都ストックホルムの北にあるフォルスマルク原子力発電所も
オスカーシャム原子力発電所と同じタイプの原子炉を持っているため、
フォルスマルク原発の運転も10日間停止し、安全検査を行うとしている。
スウェーデンの原子力安全監督局スポークスマンは、
「原子炉内の核の分裂を制御する制御棒に亀裂が入っていたのは深刻な問題。
原子炉の安全を確保する重要な部分であるため、亀裂が入った原因を明らかにする必要がある」と述べている。
スウェーデンの原子力管理部門は、国内にある3つの原発に対し、制御棒の状況を報告するよう求めている。
スウェーデンにはフォルスマルク、オスカーシャム、リングハルスの3つの原発がある。
この3つの原発には計10の原子炉があり、スウェーデン国内の電力の約半分がここから供給されている。
236 :
名無電力14001:2008/10/25(土) 11:44:59
原発解説マンガ 佐賀県また全戸配布
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000810250005 原子力発電への理解を促そうと県は、マンガで発電や安全対策を解説する一般家庭向けの
「げんしりょく読本」(A4判、20ページ)=写真=を30万2千部作り、来週にも県内
全戸への配布を始める。制作は昨年に続き2回目で、来月中には行き渡る見込み。
読本は、主人公の女子中学生スズカが、原発先進国であるフランスの友人と出会ったのを
機に、理解を深めていくという「入門編」的内容。原子力発電が地球温暖化抑止に役立つこ
とやプルサーマルの仕組みなども解説している。
安全性への疑問を口にするスズカに、母親が「誰かが『心配』って言ったら、あなたもそ
う思うの?」「ちゃんと勉強してから『スズカ自身の意見』を言えるようになりなさい」と、
たたみかける場面もある。
制作費は687万円で、県のプルサーマル計画同意に伴い国から支給される「電源立地地
域対策交付金」(年間2千万円)が充てられている。
県原子力安全対策課は「原子力発電やプルサーマルについて、少しでも考えてもらうきっ
かけになれば」。一方、県の原子力行政に反対する「プルサーマルと佐賀県の100年を考
える会」事務局の清流裕子さんは「放射性廃棄物処理の問題には触れていないし、原子力発
電はまるでリスクが無いかのような一方的な内容で、問題がある」と反発している。
読本を巡っては、昨年発行した際に同会のメンバーらが住民監査請求をしたが、県監査委
員が却下している。
237 :
名無電力14001:2008/10/25(土) 21:35:42
「六ヶ所村ラプソディー」DVD 10/25(土)発売
『六ヶ所村ラプソディー』DVD
発売:グループ現代 販売:紀伊国屋書店
<監督:鎌仲ひとみ/製作・配給:グループ現代/2006年/119分>
http://www.rokkasho-rhapsody.com/ [DVD特典映像]
・「六ヶ所村ラプソディー」予告編
・「6ラプ日記」(「六ヶ所村ラプソディー」のその後を記録した
「六ヶ所村通信no.4」制作過程の映像)
238 :
名無電力14001:2008/10/26(日) 00:42:04
島根プルサーマル国が許可へ '08/10/25
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810250075.html 中国電力が島根原子力発電所2号機(松江市鹿島町、82万キロワット)で2010年度中の導入を目指す
プルサーマル計画で、経済産業省原子力安全・保安院は28日にも計画を許可する方針を固めたことが24日、分かった。
一般の原発でプルトニウムとウランの混合酸化物燃料(MOX燃料)を使うプルサーマル計画について、
中電は2006年10月、保安院に原子炉設置変更許可を申請した。保安院の一次審査は今年2月に終了。
今月20―21日、内閣府原子力安全委員会と同原子力委員会は「一次審査は妥当」と答申した。
保安院は文部科学省の同意を得た後、28日にも中電に許可書を交付するとみられる。導入の地元判断は
中電と安全協定を結ぶ松江市にゆだねられており、今後は同市の判断が焦点となる。
市はプルサーマル導入には耐震性の確保を条件としている。
【原発行政】松江市の中電島根原子力発電所2号機のプルサーマル導入に関し、経済産業省が許可する方針を固める。
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1224945027/
239 :
名無電力14001:2008/10/26(日) 12:47:51
希少生物を反原発の原告に '08/10/26
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810260046.html 山口県上関町の原発建設計画に伴い県が中国電力に交付した公有水面埋め立て免許について、
住民グループ「長島の自然を守る会」(高島美登里代表)は来月下旬にも、建設地周辺海域で
見つかった国の天然記念物カンムリウミスズメなどを原告に加えた免許取り消し訴訟を、山口
地裁に起こす。25日、同町であった反対団体の集いで明らかにした。
原告にはスナメリ、希少な貝類ヤシマイシン近似種、ナメクジウオ、海藻のスギモクも名を
連ねる。埋め立てで生存権を侵害されるとして、県に免許取り消しを求めるという。高島代表
は「賛同者を募っており原告は30人を超えると思う。生態系を守るために自然の権利を訴えた
い」と話している。
240 :
名無電力14001:2008/10/27(月) 13:44:51
上関原発建設計画:県の埋め立て許可に反発 漁民らが抗議集会 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20081026ddlk35040290000c.html 中国電力(広島市)による上関町の原発計画で「上関原発のための埋め立てを許さない人々の集い」が
25日、同町室津の町中央公民館であった。同町祝島の漁民や反原発の住民グループら約250人が参加
した。参加者は県が22日、中電に公有水面埋立免許を許可したことに反発。28日、県に抗議に行くこ
とを決めた。
例年、原子力の日(10月26日)の近くに開いている抗議集会で、今年は埋め立て免許の許可直後の
開催となった。
主催した「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の山戸貞夫代表が「(二井関成)知事が許可し、離
島の切り捨てを認めた。生活と命を守るため、妥協のない反対運動を続ける。大きな波を皆さんと作って
いきたい」とあいさつ。続いて、原水禁県民会議の岡本博之議長が「祝島だけの問題ではない。計画が撤
回されるまで行動を共にする」と訴えた。
県を相手取り20日に提訴した公有水面埋立免許差し止め請求について、代理人の弁護士は「訴えを免
許取り消し請求に切り替え、漁業者の権利を守っていく」と報告。さらに「長島の自然を守る会」(高島
美登里代表)は、これとは別に新たな免許取り消し請求訴訟を起こす方針を報告した。
新たな訴訟では、自然生態系に固有の価値を認める「自然の権利」を主張する考え。原告には建設予定
地周辺の海域で見つかった国の天然記念物「カンムリウミスズメ」など希少な動植物5種と、同会メンバ
ーや漁業者以外の祝島島民らを予定している。
241 :
名無電力14001:2008/10/31(金) 01:25:23
原発ごみに“不良品” 固化体に想定外の化合物
試運転中の日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で製造した高レベル
放射性廃棄物の「ガラス固化体」に、想定していなかった化合物を含む“不良品”があること
が30日、分かった。製造の際に温度管理に失敗したのが原因という。
固化体は、地下の最終処分場に埋め捨てる計画で現在、候補地を公募中。この化合物は水
に溶けやすいが、原燃は「周辺に影響はない。普通の固化体と同じ」としている。ただ、埋
設した際の環境影響評価を日本原子力学会に委託した。
原燃によると昨年11月に始めた固化体製造で、溶融炉で通常より粘り気がない「低粘性
流体」ができた。モリブデンや硫黄、ナトリウムを主成分とする化合物で、ガラスより重く、
容器へ最初に流れ落ちやすい。最大で固化体重量(約500キロ)の約0・1%。10月上
旬までの調査で、固化体60本のうち35本に含まれると判明した。
埋設する固化体の中身に関する国の安全基準は現在はない。
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008103001000422.html
242 :
名無電力14001:2008/10/31(金) 16:46:49
中国電力島根原発2号機、配管交換で費用300億円
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081031/biz0810311251010-n1.htm 中国電力は31日、定期検査中の島根原発2号機でひび割れが見つかった配管を取り換える必
要があることが分かり、工事のため発電停止期間を約4カ月延長すると発表した。
火力発電量を増やして不足分を補う方針で、約300億円の追加費用がかかる見通し。
同社によると、冷却水が流れる配管の溶接部分に2カ所のひび(長さ最大約120ミリ、深さ
約3・6ミリ)が14日に見つかり、同じ配管で新たに1カ所のひび割れが見つかったという。
溶接部に受ける圧力による「応力腐食割れ」が原因とみられる。
2号機は定期検査に伴い今年9月から11月まで発電を停止する予定だったが、来年3月下
旬まで再開を先送りする。
243 :
名無電力14001:2008/11/02(日) 10:45:44
あげ
245 :
名無電力14001:2008/11/03(月) 22:48:36
再処理試運転 月内終了厳しく
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081101091801.asp 日本原燃の兒島伊佐美社長は三十一日、青森市内で開いた定例会見で、十一月中を予定している六ケ所再処理工
場のアクティブ試験(試運転)の終了について、「厳しくなってきた」と語り、終了時期の延期を示唆した。
実施中のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験で、国に追加報告する必要が出てきたため。国による
試運転全体の評価などを含めると、年内の終了も微妙な状況だが、兒島社長は「全力で頑張る」と強調した。
また兒島社長は、着工が遅れているMOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料工場について、来春には着工
できるとの見通しを示した一方、「運転開始時期は、着工許可が出た段階で報告したい」とも語り、二〇一二年十
月の操業開始予定も延期する可能性が高いことを示唆した。
原燃は十月十日、約三カ月ぶりにガラス固化試験を再開。二十七日には「安定した運転状態を維持できるのを確
かめた」と国に報告した。しかし、終盤に行った不溶解残さ(使用済み燃料の溶解時に溶け残った金属など)を混
ぜた固化テストで、急激に溶融炉内の状況が悪化。現在も炉内をかき回すなどの対策に追われている。
国の原子力安全・保安院は二十七日の報告書を「中途半端だ」とし、原燃に再検証と追加報告を求めていた。
兒島社長は、不溶解残さを入れた場合の運転方法を見極めるため、さらに十数本の固化体をつくる必要があると
の見通しを示した。二十七日の報告については「一つのまとめ。経過報告だった」と語った。
固化試験は、運転中の溶融炉での結果について国の了解を得た後、もう一つの炉でさらに二週間ほどテストする
必要がある。また固化試験が終わっても、次に保安院と原子力安全委員会による試運転全体の評価が控えており、
その上で試運転終了(完工)となるため、年内の完工は微妙な状況。本格操業開始は、〇九年にずれ込むのが確実
となっている。
246 :
名無電力14001:2008/11/05(水) 13:02:21
東電、柏崎刈羽原発の補強費用 1基150億、総額1050億円規模
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200811050008a.nwc 東京電力は4日、昨年7月の新潟県中越沖地震で被災し全7基が運転停止している柏崎刈羽
原子力発電所(新潟県)の耐震補強工事の総額が、1050億円となる見通しを明らかにした。
今年6月から先行的に耐震補強工事に着手した7号機の補強工事で、1基当たりの補強費用が、
150億円にのぼることが判明したため。ただ、耐震補強の工事費用は経費でなく設備投資額に
計上するため、収支への影響は限定的にとどまる見込みだ。
柏崎刈羽原発の出力は821万キロワットで東電の総発電量の2割を担う。同社は同原発の
停止で不足した電力を補うために、代替として重油や天然ガスを燃料とする火力発電の稼働を
拡大。しかし、昨年夏場から原油価格が高騰に転じたことで燃料費負担が急上昇し、2009年
3月期連結業績は、最終損益が2200億円の赤字となり2期連続の赤字となる見通しだ。
清水正孝社長は柏崎刈羽原発の再開の見通しについて、「運転計画を示せる状態にはない」
と繰り返し説明している。ただ、早期の運転再開に向け、耐震補強工事を7号機を手始めに
順次進める計画としている。
一方、東電は、足元の燃料費負担の増加などを受け、09年3月期に予定していた社債の発行を
当初計画の6000億円から7000億円に増額することも決めた。
増額分は設備投資資金などに充当する予定だ。(後略)
【電力】東電、柏崎刈羽原発の補強費用 1基150億、総額1050億円規模[08/11/05]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1225856478/
247 :
名無電力14001:2008/11/05(水) 13:13:57
アジアの原子力研究者ら、機構などで研修
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=5510 東南アジア諸国の原子力研究者や行政担当者らが、原発の安全対策について学ぶ研修が
4日、福井県敦賀市の日本原子力研究開発機構施設で始まった。28日まで、講義や
嶺南の各原発見学を通し、安全設計や保守技術などについて理解を深める。
一行は中国やインドネシア、タイなど7カ国の計10人で、文部科学省の国際事業で訪れた。
開講式で同機構国際原子力情報・研修センターの西田優顕センター長は「地球温暖化
対策の一環として各国で原発の増設や新規建設が進んでいるが、放射線のリスク回避
のためにはまず、人材の育成が大切。学んだ成果を母国で役立て、立地地域との信頼
関係についても学んでください」とあいさつした。
初日は、日本の原発の原子炉の構造や特徴について学習。今後は原子炉の安全設計や
対策、評価方法など17項目の講義を受講するほか、同機構のFBRサイクル総合研修
施設などでの実習を進める。
同事業は今年で3年目。来年1月にも10人が研修に訪れる予定。
248 :
名無電力14001:2008/11/05(水) 19:58:35
連載【原発自治体の未来】2)プルマーサル
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000811050004 ●静岡県御前崎市
静岡県御前崎市にある中部電力浜岡原子力発電所。10年夏からプルサーマルの導入が決定し
た4号機に入ると、核燃料置き場のそばにA3サイズの穴が見えた。「この穴にMOX燃料(プ
ルトニウム・ウラン混合酸化物)を入れ、カメラで傷がないかどうか確認します」。広報グルー
プの西田勘二専門部長が説明した。
原子炉でウランを核分裂させると、毒性の強いプルトニウムができる。これをMOX燃料に変
え、再び原発の燃料として使うのがプルサーマルだ。ウランはすぐそばまで作業員が近寄れるが、
MOX燃料は放射能が強いため、ビデオカメラでの点検が必要になる。工事は完了し、現場は、
この「新型燃料」の到着を待つばかりになっている。
□ □
御前崎市がプルサーマルの導入を認めたのは今年2月。浜岡原発関連の固定資産税が減少し、
市財政が悪化していた。市の税収ピークは5号機が稼働した翌年(06年)の115億円。減価
償却が進むにつれて固定資産税が年約5億円ずつ減り、10年度には93億円となる。
76年の1号機稼働以降、原発が増設される度、国から多額の原発関連交付金を受け取ってき
た。しかし、敷地はすでに満杯で、これ以上の原発は建てられない。そんな中、市が選んだのが
プルサーマルだった。
□ □
プルサーマルの導入で、地元経済は活性化するのか――。市商工会の原田旭会長は「そんなこ
とはありません」と笑った。導入にあたって原発の大規模な工事は必要ない。中部電力によると、
必要なのは検査台の改造のみ。地元企業への発注が大幅に増えることはないという。
249 :
名無電力14001:2008/11/05(水) 19:59:20
(
>>248からの続き)
それなのに、全国で五つの自治体が導入に同意しているのは、国がプルサーマルの実施自治体
に「核燃料サイクル交付金」を出すからだ。御前崎市には今後、計41億円の交付金が新たに入
る見通しだ。
これらの交付金が財政の立て直しにどれだけ貢献するのかは不透明だ。市総務課の小川佳孝課
長補佐は「税収の減少スピードを遅らせる効果はあるが、財政の先細りには一時的な効果しかな
い」と見通す。今後も固定資産税の減少は確実に続くとし、「企業誘致などに力を入れ、原発に
頼らない税収入を確保していく必要がある」と危機感を募らせている。
◆◆◆
●柏崎の現状は
柏崎市に入る東京電力柏崎刈羽原発の固定資産税も減り続けている。95年のピーク時は
127億円だったが、08年には3分の1の44億円。その影響で、市税収入も244億円
(95年)から160億円(08年)にまで減る。同原発へのプルサーマル導入をめぐっては、
01年に刈羽村の住民投票で反対が賛成を上回り、02年にはトラブル隠しも発覚して頓挫した。
柏崎市長選に立候補を表明している現職の会田洋市長は「プルサーマルを論じる段階ではない。
(導入の判断には)住民投票や市民アンケートなどを踏まえる」との考え。新顔の
桜井雅浩・元市議会副議長は導入に前向きで、「導入については市長と議会で決める」としている。
250 :
名無電力14001:2008/11/06(木) 10:09:49
251 :
名無電力14001:2008/11/07(金) 21:02:07
敦賀原発:2号機の配管弁、21年逆向き 原電、総点検へ−−逆流防止の6台
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20081107ddlk18040482000c.html 日本原子力発電は6日、敦賀原発2号機(敦賀市、加圧水型、116万キロワット)で、
給水ポンプ系統の配管にある逆流防止弁6台を、運転開始(87年)以来誤って逆向きに取り
付けたまま運転していたと発表した。原電は「過去にこの弁を使用したことはなく、運転に
影響はなかった」としているが、他のこれまで使っていなかった弁三百数十台の向きを全て点検する。
この弁はポンプ内の圧力を逃す系統の配管にあり、高温水がポンプへ逆流するのを防ぐ。原電によ
ると、建設時の図面には弁の向きが指示されておらず、作業員が誤ったとみられる。今年8月にあった
ポンプ水漏れでパッキンを交換する際、弁の取り付けミスが発覚した。
また運転中の敦賀原発1号機(沸騰水型、35・7万キロワット)では10月28日、配管切断中に、
使用済み燃料を冷やす放射能を含んだ水が1リットル漏れ、作業員2人の顔や体に微量の水滴がかかる
トラブルもあった。配管内部の水抜きを誤ったのが原因。作業員の被ばくや汚染はなく、漏れた放射能
は基準値の約500分の1だった。
252 :
名無電力14001:2008/11/08(土) 13:59:11
福島第二3号機:制御棒1本が誤作動 東京電力
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081108k0000e040038000c.html 東京電力は8日、定期検査で停止中の福島第2原発3号機(福島県富岡町)で制御棒の動
作試験中に、操作していない制御棒1本が誤作動し、定位置より約4センチ深く挿入される
トラブルがあったと発表した。放射能漏れは起きていない。緊急時に原子炉を止める制御棒
が意図しない動きをしたことは重大な問題として、経済産業省原子力安全・保安院が立ち入
り検査している。
東電によると7日午後6時7分ごろ、制御棒185本をすべて挿入した状態で1本ずつ抜
き、再挿入する試験をしていたところ、既に試験を終えた制御棒が動いたことを知らせる警
報が鳴った。約5時間後、操作していない制御棒が勝手に挿入され、制御棒を動かす装置内
の歯止めに当たって停止していたことが判明した。なんらかの機械的なトラブルが起きたと
みて、東電が原因を調べている。
制御棒は長さ約4メートル。原子炉の緊急停止時に、水圧によって燃料棒の間にすべてを
挿入し、核分裂を止める。
制御棒をめぐるトラブルでは、78年11月、福島第1原発3号機で制御棒5本が抜け落
ちて臨界事故が起きたほか、福島第2原発3号機で93年6月、制御棒2本が抜け落ちた。
過挿入は05年4月、柏崎刈羽原発3号機(新潟県)で17本同時に起きた。
253 :
名無電力14001:2008/11/08(土) 22:49:53
英からのガラス固化体返還延期
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081107212232.asp 日本原燃は七日、本年度中を予定していた英国からの初の返還ガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)
の受け入れが、二〇〇九年度に繰り延べになった−と発表した。固化体二十一本(キャスク一基)を、
六ケ所村の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターに搬入する予定だった。
固化体の荷主である電気事業連合会によると、出荷検査などを行う英国の施設の試運転が長引き、
搬出するめどが立たないためだという。英からの返還固化体の輸送延期は、〇七年度から〇八年度への
繰り延べに続き二度目。〇九年度の輸送量は確定していない。
日本の電力会社は、英仏の再処理工場に使用済み核燃料約七千百トンの処理を委託。固化体の返還は
これに伴うもので、フランスからは計千三百十本の輸送が〇七年で終了している。
英国からは最終的に約八百五十本が返還される計画。固化体は六ケ所村で三十−五十年間貯蔵した後、
最終処分地(未定)に地層処分されることになる。
返還ガラス固化体は、六ケ所村で一年間貯蔵した場合、一本につき七十二万八千七百円の核燃料物質
等取扱税が課せられるが、県税務課は「英国からの固化体は〇九年一−三月の搬入予定で、その場合核
燃税の納付は五月になることから、当初から〇八年度の税収として見込んでいなかった」としている。
254 :
名無電力14001:2008/11/09(日) 23:25:05
太平洋の真ん中6000mの深海に沈めるってのはだめなの?あとテロリス
トが勝手に持っていかないように自衛隊が警備するってことで。放射能がど
れぐらい広がるのかはしらんけど。
255 :
名無電力14001:2008/11/10(月) 19:55:01
かすむ試験完了「ガラス固化」再開後もトラブル
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081109t23018.htm 使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で進む高レベル放射性廃棄物のガラス固化試験は、
10日で再開から1カ月たつ。事業者の日本原燃は、試験を中断に追い込んだガラス溶融炉下部の
ノズルの詰まりを克服したものの、炉底に希少金属がたまる中断前からの不具合に、また足を取ら
れている。事態は半月を費やしても好転しておらず、このままでは国産技術の根幹に「黄信号」が
ともりかねない。
<宣言した直後に>
「11月末に試運転完了とお話ししてきたが、厳しくなってきた。もう少し続けないとならない
試験項目がある」
原燃の児島伊佐美社長は10月31日の定例記者会見で、唐突にこう語り始めた。原燃は4日前
に「炉の性能確認は終えた」と宣言し、国に報告書を出したばかり。再処理工程で唯一、国産技術
が導入されたガラス溶融炉に、いったい何が起きているのか。
トラブルの原因は、「不溶解残さ」と呼ばれる使用済み核燃料のせん断で出る金属かすや、核燃
料の溶け残り。発生量が少ないためこれまで炉に入れてこなかったが、投入し始めた後の10月2
6日から希少金属のたまりがひどくなり、溶融ガラスの粘り気が増大。ノズルから専用容器に流れ
にくくなった。
256 :
名無電力14001:2008/11/10(月) 19:56:11
>>255の後半
<2週間そのまま>
希少金属は核燃料に含まれており、燃料を溶かして固化体を造る上では必ず炉の底にたまる。原
燃は国への報告で、希少金属が一定量に達した際は炉にガラスだけを入れたり、炉内を棒でかき混
ぜたりする「回復運転」で対処できる、と説明していた。
しかし、どの方法でもたまりは取り切れず、もう2週間もそのままだ。不溶解残さ投入前は3日
ほどで解消されており、深刻さは際立つ。さらに、かくはん棒を入れる炉上部の窓が開かなくなる
不具合にも見舞われ、回復運転の選択肢まで減ってしまった。
<「対策中途半端」>
「原燃にはきっちりと不溶解残さを分析し、追加報告書を出すように指示している」と経済産業
省原子力安全・保安院。原燃は試運転完了時期を年末に延期して事態を打開しようともくろむが、
当局の監視の目が厳しさを増す中、すんなりゴーサインとはいきそうもない。
核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会共同代表の鹿内博青森県議は「炉の技術的問題が解消されてい
ないと言ってよく、再開自体が間違い。原燃の対策は、いつも中途半端だ」と批判している。
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081109t23018.htm
257 :
名無電力14001:2008/11/11(火) 17:59:22
もんじゅ、取水ポンプで津波対策工事へ
2008年11月08日
日本原子力研究開発機構は7日、敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」の冷却用海水取水ポンプについて、
地震で発生した津波が流れ込むのを防ぐ対策工事に今月中旬から取りかかる、と発表した。工期は約1カ月
としている。
もんじゅには、発電タービンを回した後の蒸気を冷やす「復水器」用や非常用のディーゼル発電機用など
の海水取水ポンプが計7基ある。設置場所は海面から約5メートルで、3月末に国へ提出した耐震安全性評
価では、寄せ波が来ても高さは3.5メートル程度にとどまり問題ないとしていたが、より余裕を持たせる
という。
ポンプ7基の周囲に高さ1.2メートル、延長約100メートルのプラスチック製防水壁を設置する。
ポンプは、海水などが流れ込んで浸水すると、モーターがショートするなどの恐れがある。
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000140811080001
258 :
名無電力14001:2008/11/12(水) 02:58:45
259 :
名無電力14001:2008/11/12(水) 19:20:09
上関原発補償の残金支払いへ '08/11/12
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811120084.html 中国電力が山口県上関町で計画する原発建設に伴う漁業補償で、中電が20日にも、
予定地周辺に共同漁業権を持つ県漁協8支店の共同漁業権管理委員会などに対する
補償金約125億円のうち、未払いの半額を支払うことが11日分かった。計画に反対
する県漁協祝島支店(上関町祝島)は受け取りを拒否するとみられる。
祝島漁協(現祝島支店)は配分金約5億4000万円の受け取りを拒んでいる。今回
の支払いについても、漁協組合員で上関原発を建てさせない祝島島民の会の山戸貞
夫代表は「建設に反対している以上、受け取ることにはならない」との見方を示した。
260 :
名無電力14001:2008/11/13(木) 01:21:20
471 名前: 名無電力14001 Mail: sage 投稿日: 2008/11/13(木) 00:51:29
米社、物置サイズの小型原子力発電機の営業活動を開始
http://www.technobahn.com/news/2008/200811121914.html ハイペリオン・パワー・モジュールの場合、商用原子力発電施設では必須の炉心冷却のため循環冷却系や発電
のためのタービン装置といった機構部分は組み込まれてはおらず、会社側ではまったくのメインテナンスフリー
で2万世帯分の電力消費量に相当する25MWの電力を5年間に渡って供給することができると述べている。
ハイペリオン・パワー・モジュールの価格は1基あたり2500万ドル(約25億円)。1万世帯を有する小規模な町が
導入した場合、1世帯あたり5年で2500ドル(約25万円)、1年換算では500ドル(約5万円)を支払うだけで必要な
電力の全てをまかなうことができる計算となり、ハイペリオン社では省エネで地球温暖化をもたらすCO2の排出し
ないエコなエネルギー手段としてこの小型原子力発電機の導入を積極的に売り込んでいる。
261 :
名無電力14001:2008/11/13(木) 16:53:02
262 :
名無電力14001:2008/11/14(金) 14:42:41
原発依存でCO2増
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-11-14/2008111404_02_0.html 日本共産党の市田忠義議員は十三日の参院環境委員会で、環境省が十二日に発表した二〇〇七年度の
二酸化炭素(CO2)排出量(速報値)が一九九〇年度比で14・1%も増加したことを示し、温室効果
ガス削減に向けた政府・産業界の姿勢の抜本的転換を求めました。
CO2増加の原因は、東京電力の柏崎刈羽原子力発電所の事故で原発の稼働率が低下し、火力発電電
力量が大幅に増えたことです。
市田氏は、二〇〇三年度にも原発の長期停止によってCO2の排出量が増えた資料(表)を示し、
「原発依存によって日本の総排出量が左右され、京都議定書の6%削減目標がますます困難になっている。
こうした事態を三度起こしてはならない」と迫りました。
斉藤鉄夫環境相は、「排出量増加が原発の長期停止のためというのは、その通り」と認める一方、
「原発に過度に依存しているとは思わない。(原発の割合は)もう少し高くていい」と述べました。
市田氏は「驚くべき発言だ」と批判。安全性が未確立の原発に依存しない自然エネルギーへの大幅な
転換を求めたのに対し、同相は「自然エネルギーの比率を飛躍的に伸ばさなくてはならない」といいつつも、
危険な原発に固執する発言を繰り返しました。
市田氏はまた、〇九年から試行される排出量取引制度について、その本格導入に反対する日本経団連・
産業界の自主行動計画を容認するものになっていると指摘。ただちに科学的知見に基づいた温室効果ガス
削減の中期目標を示すとともに、排出量取引制度の本格導入に踏み切るよう求めました。
263 :
名無電力14001:2008/11/15(土) 16:12:47
原子力:逆風にタッグ…3大メーカーが合同で就職説明会
http://mainichi.jp/select/today/news/20081114k0000e040075000c.html 不況風の中、原子力業界が求人活動に力を入れている。
12月13日、東京都内で開く合同企業説明会には、国内原子炉メーカーのトップ3が
初めてそろいぶみ。地球温暖化を背景に「原子力ルネッサンス」と呼ばれる原発増設の
動きが各国で起きており、業界は学生の気を引こうと懸命だ。
説明会は日本原子力産業協会(東京都港区)主催。3回目の今年は初年度の3倍の45社が
参加し、東芝、日立、三菱の3大グループが顔をそろえる。
海外大手の仏アレバ、露テネックスの日本法人も参加する。
告知ポスターは首都圏の大学などに7万5000枚を配布した。大学の就職窓口で他業界より
目立つことを狙って漫画調のデザインを採用した。
「学園祭のノリ。登場人物やコピーに特に意味はない」(同協会)
協会によると、原子力業界への就職は従来、大学の原子力関連学科が学生を企業に
推薦する方法が主流だった。
しかし近年、原子力への逆風で「原子力」を学科名から外す大学が増え、将来の人材難が
心配されている。協会は「建築や情報工学など、原子力になじみのない他の分野にもアピールしたい」という。
【雇用】原子力、逆風にタッグ…3大メーカーが合同で就職説明会[08/11/14]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1226646937/
264 :
名無電力14001:2008/11/15(土) 23:13:08
もんじゅ:「廃炉へ」関西集会 あす、浪速人権センターで /大阪
◇福井・高速増殖炉「もんじゅ」
95年12月のナトリウム漏れ火災事故から停止している日本原子力研究開発機構の
高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、関西の反原発市民グループが16日、
大阪市浪速区浪速東1の浪速人権センターで、「もんじゅを廃炉に関西集会!」を開く。
同機構は来年2月に運転再開しようと、機器の点検作業を進めている。
集会では、もんじゅについての著書もある小林圭二・元京大原子炉実験所講師が、世界
の高速増殖炉で起きた事故やトラブルを通じて特有の危険性を訴えるほか、実用化の道筋
が見えない世界各国の高速増殖炉開発の実状を紹介する。また「原発震災」という言葉を
考案した石橋克彦・神戸大学名誉教授(地震学)が、地震によって引き起こされる原発と
の複合災害の恐怖や、もんじゅのある敦賀半島の活断層について説明する。
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20081115ddlk27040434000c.html
265 :
名無電力14001:2008/11/18(火) 17:33:28
266 :
名無電力14001:2008/11/18(火) 21:44:02
再処理工場の故障挿入窓を交換
六ケ所再処理工場のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験で、日本原燃は十七日、
開かなくなっていたガラス溶融炉上の「挿入窓」を取り換えた―と発表した。交換で窓が開く
ようになったことから、原燃は近く、棒を炉の中に入れてかき回し、たまった金属(白金族元
素)を除去する「攪拌(かくはん)」を再開する。
窓が故障した原因は依然不明。故障への対応で試験が二週間ほど足踏みしたため、年内の試
運転終了は厳しさを増している。予定している十一月中の試運転終了も延期が確実で、原燃は
同月下旬に新たな試運転スケジュールを発表する見通し。
挿入窓の交換は十五日に遠隔作業で行った。窓は金属製で左右に開く形。大きさなどは「機
微情報に当たる」(原燃)として、明らかにしていない。原燃は一日の故障発生以降、新たな
挿入窓の製作を続けていた。
ガラス固化試験は、溶融炉内に白金族がたまったことを示す指標が出たため、十月下旬から
通常の製造テストをストップしている。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081117190641.asp
267 :
名無電力14001:2008/11/20(木) 23:47:37
美浜1、2号 落雷で原子炉自動停止 鉄塔倒壊事故が影響
関西電力から福井県に入った連絡によると、20日午前4時58分、美浜発電所から美浜町新庄の嶺南変
電所を結ぶ送電線に落雷があり、1分後に美浜原発1、2号機が原子炉を自動停止した。調整運転中の3号
機も一時送電できない状態になった。外部環境への影響はなかったという。
関電によると、落雷で送電線に異常な電圧がかかり、美浜発電所で起こした電気が瞬間的に送れない状態
になった。嶺南変電所まで2系統ある送電線のうち1系統は、9月に発生した鉄塔の倒壊事故で送電できな
い状態が続いている。今回は残る1系統に落雷した。
県原子力安全対策課は「もう1系統が送電できていたならば、原子炉の自動停止が起きなかった可能性は
高い」とみている。落雷が多発する冬場を迎え、鉄塔倒壊の影響が原発運転の不安定要素として現れた。
3号機は午前5時27分に送電を再開した。1、2号機は設備を点検し午後4時半ごろ再起動準備を終了、
同五時55分に2号機が再起動した。21日未明にも送電を再開する見込み。1号機の再起動は同日午後以
降になる予定。
落雷による原発の自動停止は過去にもあり、2003年12月には敦賀原発1号機が停止している。
美浜発電所の落雷事故と同時刻に、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)でも、
原子炉補助建屋内にあるナトリウム漏えい検出器32台のうち、22台が一斉に警報を発した。現場には異
常がなく、落雷で送電線の電圧が変動したことによる誤作動としている。
原子力機構によると、もんじゅは美浜発電所と嶺南変電所を結ぶ送電線を通して電気を受けているが、落
雷で電圧が急激に変動し、2次系の受電機器の電圧と周波数も変わった。ナトリウム配管と保温材のすき間
から空気を吸引している検出器のポンプの回転数が上昇し、空気流量が増えため誤作動したとみられている。
約15分後にリセットした。
もんじゅでは今年1月にも、外気圧と気温の変動により検出器が誤作動している。外部要因による検出器
の誤作動は2回目。
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=5638
268 :
名無電力14001:2008/11/21(金) 13:36:34
試運転終了1月に延期/再処理
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081120160351.asp 日本原燃は二十日までに、今月中を予定していた六ケ所再処理工場の試運転終了(完工)時期を二カ月
繰り延べ、二〇〇九年一月とする方針を固めた。十月から再開したガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)
製造試験が順調に進んでいないためで、工程をさらに精査した上で近く正式に決定する見通し。終了時期
の延期は十五回目となる。
〇九年一月に試運転を終えても、その後に県や六ケ所村と安全協定を結ぶ手続きなどがあるため、〇八
年度中の本格操業開始も微妙な情勢となってきた。
ガラス固化試験は十月十日に再開したが、廃液に不溶解残さ(使用済み核燃料の溶解時に溶け残った白
金族元素など)を混ぜた段階になって、溶融炉の底に白金族がたまる不具合が発生。原燃はガラスを炉に
追加投入して白金族を押し流す「洗浄運転」や、棒で底をかき回す作業を続けているが、状況は改善して
いない。
原燃は回復後に、残さを混ぜても順調に固化体を製造できるか再検証し、追加報告を国にする予定。さ
らに別の溶融炉でも製造テストを行う必要があるため、年内の終了は厳しくなっていた。
兒島伊佐美社長は十月末の定例会見で、十一月中の試運転終了について「厳しくなってきた」と語り、
延期を示唆していた。
試運転の越年により、六ケ所村と県は同工場の償却資産に関する〇九年度の固定資産税収入が見込めな
くなる。見込み額は村だけでも約二十億円に上るとされる。
269 :
名無電力14001:2008/11/22(土) 23:21:43
「再処理反対」署名3万人分を県に提出/弘前の市民団体
弘前市の市民団体「止めよう!再処理 市民ネット」(鳴海清彦代表)などは二十一日、
県内外から寄せられた六ケ所再処理工場の本格操業に反対する署名三万一千三百四十一人分
を、県に提出した。
提出は県議会内で行われ、鹿内博県議らが同席。県エネルギー総合対策局の担当者に署名
を手渡した鳴海代表は「アクティブ試験開始直後から多くの事故が繰り返され、私たちは不
安の日々を過ごしている」などと訴え、三村申吾知事が本格操業に向けた安全協定を事業者
と締結しないよう求めた。
署名は二〇〇七年十二月から、街頭活動や賛同団体を通じて集めた。三分の二が県外から
の署名だという。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081122102156.asp
270 :
名無電力14001:2008/11/23(日) 00:06:38
もんじゅ「2月再開」変えず
2008年11月22日
日本原子力研究開発機構は21日、腐食穴が見つかった高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の屋外排気ダク
トについて、当て板などによる暫定的な補修で運転を再開し、その後ダクトを取り換えて対応する方針を明らかに
した。また、設備の補修体制などを強化するための組織見直し案も発表。「来年2月」としている運転再開の目標
時期は変更しないとした。
ダクトは、原子炉建物内などの放射線管理区域の排気に使うため、鉄板が原子炉等規制法に基づく国の技術基準
(1.2ミリ以上)を満たしていないと、同区域内で核燃料を取り扱う「プラント確認試験」の一部ができない。
このため暫定補修で試験を続行し、運転再開後の40%出力プラント確認試験までに、約60メートルあるダクト
のうち腐食が多い約20メートルを交換する。ただ、暫定補修の詳細や工期は未定という。
一方、経済産業省原子力安全・保安院が今年5月から続ける特別保安検査で「保守管理体制が不十分」などの指
摘を受けたことから、補修を担当していた「プラント第2課」を四つの課に細分化して責任範囲を明確にする。
これらの報告を受けた県の品谷義雄・安全環境部長は「(最終報告がまとまっていない)ナトリウム漏れ検出器
の誤警報、排気ダクトの問題を早く詰めて頂かないと話が前に進まない。十分調査して、分析、補修計画をたてて
いただきたい」。敦賀市の木村学・企画政策部長は「工程にとらわれず、安全を一つ一つ確認しながら進めてほし
い」と述べた。
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000140811220001
271 :
名無電力14001:2008/11/24(月) 17:57:06
もんじゅ:ダクトに腐食穴 厚さ薄い個所も多数−−日本原研が中間報告 /福井
敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」の屋外排気ダクトに腐食穴が見つかった問題で、日本原子力研究
開発機構は21日、実施しているダクトの点検の中間結果を公表した。
ダクトには確認されている腐食穴2カ所のほか、設置時の肉厚(5・4ミリ)を下回る個所も多数
確認された。肉厚を下回る個所についても当て板をするか検討しているという。
原子力機構は、県などが求めていたもんじゅの組織人員の再編案も示した。従来のプラント2課を、
新たに保修計画▽機械保修▽電気保修▽施設保全−−の4課に再編する。新組織体制は年明けにもス
タートさせる。
原子力機構敦賀本部の早瀬佑一本部長はこの日県庁を訪れ、品谷義雄・安全環境部長に中間結果を
報告し、「ダクトの問題で県民に迷惑をかけ誠に申し訳ない」と陳謝。品谷部長は「原因究明をすみ
やかに実施し、本当の意味での総点検をしてほしい」と要請した。
また、報告後、報道陣の質問に早瀬本部長は「来年2月の運転再開の方針を変えるつもりはない」
と明言した。
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20081122ddlk18040694000c.html
272 :
名無電力14001:2008/11/25(火) 09:09:44
仁義なきキンタマ ウイルス情報 Part78
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/download/1226217981/389 >389 :[名無し]さん(bin+cue).rar :2008/11/25(火) 05:55:41 ID:YNJ0L4J40
>[殺人] Owner(20081123-083433)のキンタマ.zip 2,213,040,764 40568d66d3a7f470ca0d0db694ccf1a8746642ff
>[写真集][IV] Owner(20081123-083433)のアルバム.zip 74,499,136 304646e847eb672d0f6244e774b673c197b6ed3d
>2008/11/25 05:52 <DIR> 廃棄体製作状況調査
>2007/06/04 21:04 94,720 廃棄体製作状況調査・.doc
>2007/06/04 21:04 94,720 廃棄体製作状況調査・対応案.doc
>2007/06/04 21:04 59,904 廃液セメント固化物混合の廃棄体について.doc
>2007/06/04 21:04 72,704 廃液セメント固化物混合の廃棄体についてrev1.doc
>2007/06/04 21:04 6,549,504 敦1樹脂処理の成立性.xls
>2007/06/04 21:04 58,880 敦賀記録確認時コメント一覧Rev.1H17.9.15.xls
>2007/06/04 21:04 32,768 日本原燃殿への回答H170811.doc
>2007/06/04 21:04 27,648 日本原燃説明資料06年1月.doc
>2008/11/25 05:52 <DIR> 日本原燃(株)による埋設確認
>2007/06/04 21:04 33,280 日本原燃(株)による埋設確認・請に伴う製作記録類確認対応メモ.doc
>2008/11/25 05:52 <DIR> 日本原燃(株)埋設確認
>2007/06/04 21:04 20,992 日本原燃(株)埋設確認・請打ち合わせメモ(発電室).doc
>2007/06/04 21:04 23,040 泡立抑制剤へのAl添加効果について.doc
>2008/11/25 05:52 <DIR> 溶融固化体の放射
>2007/06/04 21:04 45,568 溶融固化体の放射・測定(JNES提出版).doc
>2007/06/04 21:04 31,232 難燃物処理に係わる年次拡大の考え方の整理.doc
273 :
名無電力14001:2008/11/25(火) 18:14:17
ロが劣化ウラン引き取りへ 日本向け核燃料の濃縮で
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112501000577.html ロシアが日本からの受注を狙っている原発用のウラン濃縮の長期契約について、濃縮後に残
る放射性廃棄物の劣化ウランをロシアが引き取り、国際原子力機関(IAEA)の査察下で保
管していくことを前提に、交渉を進めていることが25日までに分かった。
日本は昨年、カザフスタンのウラン鉱山の権益を確保。将来はウラン輸入量の3−4割をま
かなう見通しで、大量の劣化ウランの長期にわたる管理を強いられる。日ロ政府間で交渉中の
原子力協力の協定が結ばれれば、カザフのウランの濃縮はロシアに委託する可能性が高く、厄
介な管理問題を肩代わりしてもらう形となりそうだ。
ロシアが外国からのウラン濃縮の受注拡大に向けて東シベリア・アンガルスクの既存施設を
基盤に設立した「ウラン濃縮国際センター」のレベジェフ会長が明らかにした。
ロシアは劣化ウラン引き取りの見返りを求める方針。同施設にある劣化ウランの保管容器は
耐用期間が約100年とされ、最終的な処分方法は決まっていない。地元の環境団体は汚染を
懸念している。
274 :
名無電力14001:2008/11/26(水) 23:03:06
東海第2原発の出力を増強 国内初、安全上の懸念も
日本原子力発電は東海第2原発(沸騰水型、電気出力110万キロワット、茨城県東海村)で、
新しい核燃料を従来より多くするなどして原子炉の熱出力を上げ、発電量を約5%増やす計画を
26日までにまとめた。国への申請準備を進め、国の許可や地元の同意を得て2010年度にも
実施したいとしている。
既存原発の本格的な出力増強は国内初。新増設があまり進まない中、既存原発の効率的利用を
狙ったもので、実現すれば、他の原発に広がる可能性がある。
日本原電は「安全性は十分確保できる」としているが、熱出力を上げると原子炉内の熱量や配
管を流れる蒸気の量などが増える。東海第2原発は運転開始から30年経過し老朽化していると
の指摘もあり、安全面で論議を呼びそうだ。
東海第2で認められている熱出力は329万3000キロワット。原発では、熱出力の約3分
の1が電気出力になる。計画では、新燃料を従来より多く使うなどして熱出力を約5%上げて発
生する蒸気の量を増やし、この蒸気を使う高圧タービンの羽根の形を変える改造工事などをして、
電気出力も約5%向上させる。流量計などの調整、交換が必要になる可能性があるという。
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112601000093.html
275 :
名無電力14001:2008/11/26(水) 23:19:35
再処理工場竣工が2月に延期 年度内稼働厳しく
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/11/4417.html 日本原燃は25日、月内に予定している六ケ所再処理工場の竣工(しゅんこう)時期を3カ月延期し、
来年2月に変更すると発表した。ガラス固化体製造試験でガラス溶融炉内に白金族元素が堆積(たいせき)
する現象が顕在化。状況好転に向け、炉内かくはんと洗浄による回復運転を現在継続しているほか、別系統
で固化体製造試験を実施、最終的な国の確認を受ける期間などを勘案した。今回の延期で、年度内本格操業
も厳しい状況となった。
同日、原燃は取締役会で延期を決定、この後、青森市内で開いた会見で、児島伊佐美社長が明らかにした。
竣工延期は1992年12月の事業指定後で12回目。
固化体製造試験は昨年12月以降、装置の不具合などから2度にわたり中断。10月上旬の再開後、使
用済み核燃料せん断時に生じたかすや白金族元素を含む不溶解残渣(ざんさ)を溶融炉内に投入したところ、
白金族の堆積が顕著になった。白金族は溶融ガラスの粘性を高める原因となる。
また、かくはん用の棒を入れる溶融炉の窓が開かなくなる事象
も発生、補修後に溶融ガラスの動きが鈍くなる状態も発生している。
工場のアクティブ試験は固化体製造試験を現在のA系列、さらにB系列で行った後、放出放射能確認試験と
最終的な国の確認が必要となる。竣工後も原燃は県と六ケ所村とで安全協定を締結する手続きがあり、これに
は1カ月半程度を要するとみられる。
児島社長は会見で「溶融炉内の条件回復に若干手間取っている」と説明したが、現状に対しては「新たな知
見を得るチャンス。この状況を充分に生かし、一つの方法を習得したい」と前向きな姿勢を見せた。
今回の延期に伴い、原燃は使用済み核燃料の再処理量を見直したほか、今年度第4.4半期中の同燃料受け
入れは一部取りやめる。また、工場竣工に伴う県と村の固定資産税収入は、課税の基準日となる賦課期日が元
日という関係上、見込めず、来年度予算には組み込めなくなった。
276 :
名無電力14001:2008/11/27(木) 00:39:16
柏崎刈羽原発:機器に変形のおそれ、再開はいいのか 原子力資料情報室講演会 /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20081125ddlk15040045000c.html 昨年7月の中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発が抱える技術的な問題点や課題について、
県の技術委員会を傍聴してきた民間団体「原子力資料情報室」(東京都新宿区)の山口幸夫共同代表が24日、
新潟市内で講演した。
反原発団体で構成する「ストップ原発再開実行委員会」が主催し、約100人が参加した。山口さんは、
機材に大きな力が加わることでひずみなどが元に戻らなくなる「塑性変形」について、「配管などの機器が塑性変形し、
深刻なダメージを受けた可能性が高いのに東電は検証していない。そんな状態で運転再開していいのか」
と疑問を投げかけた。また技術委のあり方についても「もっと県民の目に触れるようにすべきだ」と主張した。
講演後、参加者ら約80人が市内をデモ行進し、同原発の運転再開反対を訴えた。
277 :
名無電力14001:2008/11/27(木) 14:22:59
【つこうた】敦賀原子力発電所が資料流出
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/news/1227762769/ [殺人] Owner(20081123-083433)のキンタマ.zip 2,213,040,764 40568d66d3a7f470ca0d0db694ccf1a8746642ff
[写真集][IV] Owner(20081123-083433)のアルバム.zip 74,499,136 304646e847eb672d0f6244e774b673c197b6ed3d
2008/11/25 05:52 <DIR> 廃棄体製作状況調査
2007/06/04 21:04 94,720 廃棄体製作状況調査・.doc
2007/06/04 21:04 94,720 廃棄体製作状況調査・対応案.doc
2007/06/04 21:04 59,904 廃液セメント固化物混合の廃棄体について.doc
2007/06/04 21:04 72,704 廃液セメント固化物混合の廃棄体についてrev1.doc
2007/06/04 21:04 6,549,504 敦1樹脂処理の成立性.xls
2007/06/04 21:04 58,880 敦賀記録確認時コメント一覧Rev.1H17.9.15.xls
2007/06/04 21:04 32,768 日本原燃殿への回答H170811.doc
2007/06/04 21:04 27,648 日本原燃説明資料06年1月.doc
2008/11/25 05:52 <DIR> 日本原燃(株)による埋設確認
2007/06/04 21:04 33,280 日本原燃(株)による埋設確認・請に伴う製作記録類確認対応メモ.doc
2008/11/25 05:52 <DIR> 日本原燃(株)埋設確認
2007/06/04 21:04 20,992 日本原燃(株)埋設確認・請打ち合わせメモ(発電室).doc
2007/06/04 21:04 23,040 泡立抑制剤へのAl添加効果について.doc
2008/11/25 05:52 <DIR> 溶融固化体の放射
2007/06/04 21:04 45,568 溶融固化体の放射・測定(JNES提出版).doc
2007/06/04 21:04 31,232 難燃物処理に係わる年次拡大の考え方の整理.doc
http://up2.viploader.net/upphp/src/vlphp237676.png http://up2.viploader.net/upphp/src/vlphp237677.png http://up2.viploader.net/upphp/src/vlphp237678.png http://up2.viploader.net/upphp/src/vlphp237679.png
278 :
名無電力14001:2008/11/27(木) 23:26:11
女川原発、原子炉建屋でぼや 10月以来、3度目の火災
http://www.asahi.com/national/update/1127/TKY200811270295.html 27日午後6時前、東北電力女川原子力発電所1号機(宮城県女川町、石巻市)の原子炉建屋で火災が発生した。
東北電力によると、火はすぐに消し止められ、周辺への放射能汚染などの影響はなかったという。同原発では、
10月3日と11月13日にも火災が起きており、防火対策を練り直したばかりだった。
東北電力によると、1号機は定期検査中。耐震工事中で、支柱をガスバーナーで溶断する際、防火シートを固定し
ていたアルミ製テープに火花が飛び、燃え移ったという。
279 :
名無電力14001:2008/11/27(木) 23:27:12
柏崎刈羽原発:7号機火災 「従業員教育、徹底を」 市消防本部が文書指導
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20081127ddlk15040011000c.html 柏崎市消防本部(前沢泰男消防長)は26日、東京電力柏崎刈羽原発7号機で22日に負傷者2人を出す火災が
起きたことなど、構内で火災が相次いでいるのを受け、東電に再発防止と従業員教育の徹底を求め、文書で行政指導した。
22日は点検中のタービンの洗浄剤に引火し、下請け会社の作業員2人が負傷した。市消防本部は、昨年3月にも、
3カ月間で3件の火災が起きたことを受け、東電を指導しており、「行政指導後にも火災が続き、負傷者まで出たこと
を重くみた」と説明している。
同原発では昨年7月の中越沖地震の際、3号機の変圧器で火災が発生。市は原発構内の軽油配管や消火設備など
55カ所に対し、現在も緊急使用停止命令を出している。
このほか地震後の昨年9月に1件▽12月に1件▽今年7月に2件−−の火災が発生している。
指導を受け、東電は26日、下請け会社とともに緊急の防火パトロールを実施したと説明した。
柏崎刈羽原発の高橋明男所長は「地域の皆さまにご心配をおかけし、おわび申し上げる」とのコメントを発表した。
280 :
名無電力14001:2008/11/28(金) 19:24:28
281 :
名無電力14001:2008/11/29(土) 15:56:31
282 :
名無電力14001:2008/11/29(土) 17:35:52
原発事業のおかげで、東芝はこれから20年近くは、堅実な優良企業として存続する。
世界的な趨勢は東芝と三菱重工の2社の加圧水型原子炉。(沸騰水型は効率性で劣る)。
長年、新規原発建設しなかった米国、欧州までも建設推進ムードになっている。
大きな宝の山をこの2社で山分け。
AREVA NP(仏)とGE(米)は、原発事業を中断していた影響で技術力が低下してしまった。
ウランもすでに資源危機状態なので、発電効率重視なら日本2社の原発導入しかない。
日本の稼働中の原発もロシアの核爆弾をバラしたウランも使われているかも。
米ソの冷戦で大量核爆弾保有時代、ウラン鉱山開発費には採算という考えはなかった。
しかし、今は、ウラン鉱山開発は、採算を考えるので、開発が進まない。
日経新聞に東芝原発事業関係のコラムが連載されてるよ
読んでみたら?
284 :
名無電力14001:2008/11/30(日) 07:55:10
http://sss.mri.co.jp/SSUHP/old_data/colum/vol161.html これまでは、原子炉メーカーは、フランスのアレバ社を中心とする欧州勢と、加圧水型原子炉(PWR)
メーカーとして英国のBNFLが保有する米国ウエスチングハウス・エレクトリック社(以下、W社)、
沸騰水型原子炉(BWR)メーカーとして米国のゼネラル・エレクトリック社(以下、GE)の三社を核に、
W社と三菱重工業、GE社と日立・東芝が提携する、という三極構造であった。しかし、今年の2月に、
東芝が約6400億円でBNFLからW社を買収することを正式決定したことにより、この構造は大きく変
化した。三菱重工業が単独で米国市場進出を目指すことになり、世界の原子炉メーカーは、
アレバ社、東芝−W社、GE―日立、三菱重工の四極となることが明らかとなった。 2006年8月
しかしながら東芝-WHは加圧水型原子力発電所の最重要機器であり且つ加圧水型原子力発電所
を成立させる蒸気発生器を製作する技術は無いため、自力でプラントを成立させることはできず
製作実績のあるメーカーに頼らざるを得ない。
285 :
名無電力14001:2008/11/30(日) 08:42:07
286 :
名無電力14001:2008/11/30(日) 13:06:23
もんじゅ:ダクト腐食、敦賀市原発懇談会で批判続出「運転再開を見直せ」
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20081129ddlk18040515000c.html 敦賀市原子力発電所懇談会が28日、同市役所であり、高速増殖炉「もんじゅ」で9月にダクト腐食と
ナトリウム漏えい検出器の不具合が続けて発覚したことに対し、「来年2月の運転再開を見直すべきだ」
とする批判が相次いだ。
石黒順二委員(県原子力平和利用協議会)は「予定が何回も変わると、もんじゅに対する市民の不信感
が募る。臨界の時期にこだわらず、まず原子力安全・保安院の指摘にしっかり応えるべきだ」と指摘。
吉村清委員(高速増殖炉など建設に反対する敦賀市民の会)は「2月というスケジュールを優先するから、
ダクトのような問題が出てくる。一度目標を消して、プラント確認試験を徹底してやらなければいけない」
と苦言を呈した。
これに対し、原子力機構の伊藤和元・理事は「ダクトの問題がいつ完了するかが見えていない。現時点
では、2月の再開を目指して検討を進めている」と答えた。
委員はその後、溶接の不具合で蒸気漏れが起きた敦賀原発2号機の高圧タービンと、増設中の敦賀原発
3、4号機(改良加圧水型)建設現場を視察した。3、4号機は国が安全審査を行っており、27万平方
メートルある敷地造成の進ちょく率は89%(10月末現在)。運転開始は3号機が16年3月、4号機
が17年3月を予定している。
287 :
名無電力14001:2008/12/02(火) 10:41:09
288 :
名無電力14001:2008/12/02(火) 14:30:17
289 :
名無電力14001:2008/12/02(火) 15:20:59
「勘違いです、勘違いです、確かに私は在日朝鮮人で家族全員創価学会員ですけど
パトロール隊に入ったんだからもう創価学会は関係ありません」が合い言葉のw
創価学会員が通り魔から子供を守るパトロールだといって集団でうろついてるんですが
創価学会員がいつカマを持った通り魔に変身しないかとかえって怖いんですけどwww
なんでも通行人をつかまえての誹謗中傷行為や人権侵害行為も
生活安全課の創価警官の●お願い●でやってあげてるんだとか言ってますけどwwwww
熊本隆談www
290 :
名無電力14001:2008/12/03(水) 09:28:49
再処理工場ガラス固化体製造試験が3度目中断 竣工へ影響必至
六ケ所再処理工場のガラス溶融炉内をかき混ぜる「かくはん棒」の動きが鈍化した問題で、原燃は1日、
ガラス固化体の製造を中断した上で炉内に工業用カメラを挿入し、棒の状況を観察すると発表した。固化
体製造中断は7月に続き3度目。カメラ挿入用の空間を確保するため、既に溶融ガラスの一部を抜き出し
ている。今後、炉内の熱下げ、内部観察、熱上げなどの手順に1カ月程度要すると見られ、来年2月の工
場竣工予定に影響を与えるのは必至だ。
現在行っているガラス固化体製造試験では、溶融ガラスの粘性を高める白金族元素の炉内堆積を防ぐた
め、棒を使ってかくはんしている。
しかし先月下旬に棒を抜き出そうとした際、炉内の気相(空間)部分まで引き上げた時点で棒の動きが
鈍化。周囲の機器に与える影響を考慮し、棒はそのままに、かくはん作業も中断した。
原燃では対応策として、先月末に炉内溶融ガラスの約5分の2を抜き出した。今後、2つある間接加熱
装置の1つを取り外し、新たに確保した気相部分にカメラを入れ、棒の状況を観察する。
カメラが使用できる環境を確保するため、今後2週間ほどかけ気相部分の熱を数十度まで下げる必要が
あり、その後の観察に要する期間は未定。観察終了後は再び2週間ほどかけて加熱し、固化体製造を再開
できる環境に戻す予定。
このため炉内確認には最低でも1カ月程度は必要で、さらに熱を下げて以降は固化体製造が中断される。
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/12/4494.html http://www.mutusinpou.co.jp/wp-content/uploads/image/2008-1202-3.jpg
>>282 沸騰水型の方が効率はよいが、加圧水型の方が安全性が高いのではなかったか?
ソース教えて
292 :
名無電力14001:2008/12/04(木) 22:09:32
293 :
名無電力14001:2008/12/04(木) 22:11:20
柏崎刈羽原発:14年、弁開いたまま…放射性廃棄物漏れる
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081205k0000m040112000c.html 東京電力は4日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発1号機(新潟県)のタービン建屋の床下から、
放射性廃棄物の樹脂約0.82立方メートルが見つかったと発表した。
94年に廃棄槽へ流した際、途中の配管の排水弁が開いていたため漏れたらしい。14年後に発見された時
も弁は開いたままで、ずさんな管理が明らかになった。
樹脂は原子炉に戻される冷却水のろ過用で直径約1ミリのビーズ状。3日午後3時ごろ、配管類の耐震補強
が必要かどうかを確認するため、通常、人が立ち入らない地下2階の床下パイプスペースを開けると、樹脂が
深さ最大約9センチ、面積約20平方メートルに広がっていた。放射能量は約1800万ベクレル。室内の放
射線は検出限界値以下で、作業員や外部への影響はないという。
東電によると、排水弁は隣接する他の弁とコックの操作方向が逆で、閉めたつもりで開けてしまったらしい。
管理記録はなく、いつから開いていたかは不明という。東電は「地震がなければ今後も見逃されていた可能性
が高い」と認めている。
294 :
名無電力14001:2008/12/05(金) 16:41:51
敦賀原発:1号機、原子炉格納容器内側の配管変形 /福井
日本原子力発電は4日、定期検査中の敦賀原発1号機(敦賀市)で、原子炉格納容器上ぶたのすぐ内側に
ある配管が変形しているのが見つかったと発表した。外部環境への影響はない。
原電によると、配管は、原子炉を停止させる際に原子炉圧力容器の上ぶたを冷やす系統にあり、内部は放
射能を含んだ蒸気が流れている。先月10日、配管が変形し格納容器上ぶたに接触しているのを作業員が見
つけた。
原電によると、この配管は07年2月に取り付けられた。その際、メーカーの作業員が本来の寸法より約
20センチ長い配管を誤って設置。その後、内部を流れる蒸気の熱によって配管が膨張し、2センチほどゆ
がんだとみられる。
原電は今回の定検で配管を交換し、配管のルートを変更。原子炉の再起動は来年5月下旬になる見込み。
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20081205ddlk18040556000c.html
295 :
名無電力14001:2008/12/05(金) 17:20:23
美浜原発1号機 補助ポンプの不具合発見
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000140812040002 運転中の美浜原発1号機(美浜町、34万キロワット)で、蒸気発生器を冷やすために
給水する補助ポンプを試験したところ、給水の圧力が十分に上がらないことがわかったと、
3日、関西電力から報告を受けた県原子力安全対策課が発表した。保安規定で定める運転
上の制限を逸脱したとして、10日間以内に修理するという。10日以上かかる場合は、
原子炉を停止する。
不具合があったのは、通常の給水ポンプやその配管に問題があったときに予備として使
用する補助ポンプの一つで、タービンの蒸気を利用して動く。3日午前の定期試験で、通
常の半分までしか水圧が上がらず十分に給水できなかった。電動のほかの2台の補助ポン
プは正常に動いているという。
296 :
名無電力14001:2008/12/05(金) 21:49:32
【速報】放射能漏れ
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/news/1228480630/ 東京電力は4日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発1号機(新潟県)の
タービン建屋の床下から、放射性廃棄物の樹脂約0.82立方メートルが見つかったと発表した。
94年に廃棄槽へ流した際、途中の配管の排水弁が開いていたため漏れたらしい。
14年後に発見された時も弁は開いたままで、ずさんな管理が明らかになった。
樹脂は原子炉に戻される冷却水のろ過用で直径約1ミリのビーズ状。
3日午後3時ごろ、配管類の耐震補強が必要かどうかを確認するため、
通常、人が立ち入らない地下2階の床下パイプスペースを開けると、
樹脂が深さ最大約9センチ、面積約20平方メートルに広がっていた。
放射能量は約1800万ベクレル。
室内の放射線は検出限界値以下で、作業員や外部への影響はないという。
東電によると、排水弁は隣接する他の弁とコックの操作方向が逆で、
閉めたつもりで開けてしまったらしい。
管理記録はなく、いつから開いていたかは不明という。
東電は「地震がなければ今後も見逃されていた可能性が高い」と認めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081204-00000136-mai-soci
297 :
名無電力14001:2008/12/06(土) 11:39:54
もんじゅ運転再開中止を要望 6市民団体の代表ら
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/fukui/081206/fki0812060238000-n1.htm 「原子力発電に反対する県民会議」の小木曽美和子事務局長を含め6つの市民団体の代表ら12人
が5日、福井県敦賀市役所を訪れ、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)の
運転再開を認めないよう求める申し入れ書を多田清太郎副市長に手渡した。
申し入れ書では、ナトリウム漏えい検出器誤警報問題での通報連絡遅れや組織の体質、もんじゅの
敷地内に活断層があることなどから、同市に運転再開を同意しないよう求めている。
同会議の吉村清さんは、「もんじゅは軽水炉とは異質の原子炉。地元が毅然(きぜん)として動か
さないようにしてほしい」と訴えた。また、ほかの参加者からも「もんじゅを動かして敦賀にメリッ
トはあるのか。事故が起きた場合は大きなデメリットがある」「排気ダクトを直さずに不完全な状態
で動かすのは認めるべきではない」などの意見が上がった。
申し入れ書を受けた多田副市長は、「もんじゅは国の重要な研究施設だが、住民の安全が最優先。
みなさまの申し入れを十分参考にしたい」と話していた。
298 :
名無電力14001:2008/12/06(土) 11:49:36
原発耐震 想定ミス再発防げ 住民運動センター 電事連に申し入れ
原発問題住民運動全国連絡センター(伊東達也・筆頭代表委員)は五日、電力十社でつくる
電気事業連合会(会長・森詳介関西電力社長)に申し入れをしました。柏崎刈羽原発被災で明
らかになった耐震基準の想定ミスへの根本的反省と再発防止、住民運動との事故情報共有など
を求めました。
対応した電事連の担当者は「柏崎の地層を正確に把握していなかったのは事実。(地震の揺
れが)設計基準を大きく超えたことは、非常に反省するところだ」と述べ、全国の原発で、最
新の知見を反映させて新しい基準で耐震安全性を見直していると答えました。
住民側は「柏崎の教訓を全国の原発に反映させる立場なら、柏崎での独自調査と同レベル同
規模の調査をして初めて見直したといえるが、そうなっていない」と批判。再処理工場や複数
の原発をかかえる下北半島で、長大な活断層の可能性が専門家から指摘されている例をあげ、
「電力側がきちんとこたえられるのかが、国民的に試されている」と指摘しました。
申し入れでは、電力会社が「安全優先」を掲げるのであれば、原発の危険に反対する住民運
動と同じ立場に立つべきだとして、原発事故の再発防止のために、電力会社や国だけでなく住
民運動とも、事故情報を共有するべきだと求めました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-12-06/2008120615_01_0.html
299 :
名無電力14001:2008/12/07(日) 16:45:21
中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発周辺の地盤について学ぶ講演会が6日、柏崎
市産業文化会館で開かれた。
震源断層とされる「F―B断層」が北側に延びていると主張する東洋大の渡辺満久教授
(変動地形学)が「地震が起こる可能性が否定できなければ、より慎重な断層評価が必要だ」
と訴えた。
講演会は同原発反対地元三団体が主催し、約80人が参加した。
東電や国はF―B断層を約36キロと評価しているのに対し、渡辺教授は同原発沖の新たな
断層とF―B断層が地下深部でつながり、長さ50―60キロに及んでいると主張。県の技術委
員会でも見解が分かれている。
講演で渡辺教授は、国や東電が断層の長さを短く評価してきた過去の経緯を批判。地形から
断層の存在を確認する手法を説明し、「地下の浅い部分だけを確かめる音波探査では断層構造
が見えないが、地形の特徴から断層の存在を想定すべきだ」と述べた。
原発反対派が地盤を学ぶ講演会
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=155855
300 :
名無電力14001:2008/12/08(月) 17:59:19
活断層:「六ケ所断層」東洋大教授が命名−−青森でシンポ /青森
六ケ所村の日本原燃・原子燃料サイクル施設直下にマグニチュード8級の大地震を起こす活断層があ
るとの調査結果を公表している東洋大社会学部の渡辺満久教授(変動地形学)が7日、青森市堤町1の
市文化会館であったシンポジウムに参加した。渡辺教授は活断層を「六ケ所断層」と命名し、「かなり
の確率で活断層の可能性があるので、施設は動かすべきだ」と主張した。
シンポジウムは県内の反核団体などで構成された実行委員会が主催。渡辺教授のほか、近藤正道・参
院議員と石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)も出席した。近藤氏は「すべて国任せではなく、県民の
見ている前で(相反する)二つの意見が堂々と議論されるべきだ」と話し、石橋氏は「安全議論だけを
いくらやっていてもダメ。地域経済を原発依存から脱却することも考えていかないといけない」と述べ
た。
「核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団」代表の浅石紘爾(こうじ)弁護士は「今日のシンポジウムは
極めて時宜を得た開催であった。我々も、今までの主張が正しかったということを確認できたことが最
大の収穫だ」と話した。
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20081208ddlk02040021000c.html
301 :
名無電力14001:2008/12/09(火) 17:09:51
火災で異例の立ち入り検査=柏崎刈羽原発−保安院
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008120900662 火災や事故が相次いでいる東京電力の柏崎刈羽原発(新潟県)で8日、ぼやがあり、経済産業
省原子力安全・保安院は9日、同原発の立ち入り検査を行った。同原発は昨年7月の新潟県中越
沖地震で被災し運転を停止している。個別の火災で保安院本院が立ち入り検査をするのは異例。
東電によると、8日午前10時40分ごろ、6号機タービン建屋地下1階で溶接作業中に火災が発生。
すぐ消し止められたが、火災と認識するまで時間がかかり、消防への通報が約50分後になった。
事態を重く見た保安院は9日、通報が遅れた理由や作業の管理状況などについて、関係者から
聞き取り調査した。
302 :
名無電力14001:2008/12/11(木) 14:11:50
原発に向き合い四半世紀 アイリーン・美緒子・スミスさんに聞く
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20081211/CK2008121102000001.html 環境ジャーナリストのアイリーン・美緒子・スミスさん(58)=京都市左京区=は、原発に反対す
る市民団体「グリーン・アクション」代表などとして福井県に入り、四半世紀になる。息の長い活動の
原動力となるのは、夫の著名な写真家ユージン・スミスさん(1918−78年)とカメラで水俣病を
追った3年余りの熊本県での体験だ。「関西に住む者は福井の人々の健康と安全に責任がある」。原発
に向かう理由をあらためて語った。
水俣病にかかわったきっかけは
1970年、広告の仕事で通訳として米ニューヨークでユージンに出会いました。水俣病の惨状を知
り、翌年に結婚、水俣市へ。患者の写真を撮る一方で、72年には、チッソ五井工場(千葉県)で暴力
を受け、ユージンは大けがを負いました。企業に責任を認めさせた73年の判決は忘れられません。人
とつながることで、勝てないはずのことも勝てると教えられた。水俣でともされた希望の灯は、原発問
題も絶対にあきらめないパワーになっています。
83年から福井県に入っています
福井には14基の原発施設が集積しています。山を越えた京都で電力だけもらうのはおかしい。関西
の住民にとって、電力供給地の福井の人々の健康と安全への責任は大きい。91年にグリーン・アクシ
ョンを立ち上げ、99年には、関西電力高浜原発のウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の
データ捏造(ねつぞう)問題に直面。燃料供給国のイギリスの団体と関西、福井、東京の市民が手をつ
なぎ、追及しました。
95年のナトリウム漏れ事故以来、止まったままの高速増殖原型炉「もんじゅ」の補修計画が難航し、
2009年2月を予定している運転再開がさらに遅れそうです
原発が危険を回避してきたのは、地元団体が何十年も原発問題を取り上げてきた成果です。しかし、
原発施設が老朽化する中、危険性は高まっています。点検の基準を緩め、検査方法も十分ではありませ
ん。原発を主体的にコントロールするために、県などの財政基盤が確立されるよう願っています。
303 :
名無電力14001:2008/12/11(木) 18:57:59
金属棒がL字型に変形=試験中断、延期の可能性−日本原燃の再処理工場
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008121100707 日本原燃は11日、使用済み核燃料再処理工場で高レベル放射性廃棄物とガラスを混ぜる
ガラス溶融炉内に挿入したかくはん棒の動きが鈍くなった問題で、炉内にある金属棒がほぼ
L字型に曲がっていたと発表した。ガラス固化体製造試験は3度目の中断。同社は2009
年2月に予定する試運転の完了時期について、「厳しくなっていることは事実」と述べ、延
期の可能性を示唆した。(2008/12/11-17:13)
304 :
名無電力14001:2008/12/11(木) 19:03:16
日本原燃、炉内に不具合 外部への放射能影響はなし
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008121101000548.html 日本原燃は11日、試運転中の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で、高レベル放射性
廃液のガラス固化体を製造する溶融炉内をかき回す棒が動きにくくなる不具合を受け、テレビカメラ
を炉内に入れて調べた結果、棒がL字形に曲がっていたと発表した。
炉内に損傷を与えた可能性が考えられるとして、原燃は同日、国に報告した。外部への放射能の影
響はないとしている。
原燃は今後、棒を引き抜く方法を検討。抜いた後に炉内の損傷の程度を調べ、原因を究明する方針。
来年2月に延期された試運転終了時期はさらに遅れが予想される。
原燃によると、炉の底にたまった金属を押し流すため、棒を差し込んで炉内をかくはんしたが、先
月23日に棒を抜く際に引っかかりがあった。
2008/12/11 17:40
305 :
名無電力14001:2008/12/11(木) 19:25:03
停止規模は非公表/ウラン濃縮遠心機群 六ケ所ウラン濃縮工場
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081210112036.asp 六ケ所ウラン濃縮工場の生産ラインの一部停止について、日本原燃は九日、今回止める遠心分離
機群の規模などを「核不拡散上の機微情報に当たる」として明らかにしなかった。ただ、公表され
ているRE−2B系統の遠心機の累積停止台数は九月末時点で三千台を超えており、反核燃派は「他の
系統は二千−四千台でラインを止めている。ほとんど工場が止まっているのに近い」との見方を示
している。
遠心機の停止は、内部にウランが付着することで回転軸がぶれ、回転が悪くなることから起こる。
この遠心機について、日本原燃サービス(現・日本原燃)元社長の豊田正敏氏が昨年、「全くの
欠陥商品」とする手記を発表して波紋を広げたが、原燃は「そもそも十年程度の運転を想定してい
たものだ」として、指摘を否定している。
同工場は本年度約十八トンの製品ウランの生産を予定しているが、今回の停止でも「目標は達成
できる」(原燃)という。
原燃は残るRE−2B系統について、新型遠心機の導入時期である二〇一〇年度ごろまで運転できる
と見込んでいるが、原子力資料情報室(東京)の澤井正子さんは「全系統停止は避けたい−という
メンツだけで動かしている状態。運転中の遠心機が止まるのは時間の問題だ」と話している。
さらに遠心機群が停止することになった六ケ所ウラン濃縮工場。2月から1系統のみの運転となって
いる。
306 :
名無電力14001:2008/12/12(金) 12:00:33
307 :
名無電力14001:2008/12/12(金) 12:04:14
金属棒L字形に変形 青森・再処理工場
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081212t23034.htm 使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の高レベル放射性廃棄物のガラス固化試験をめぐり、
ガラス溶融炉をかき混ぜる金属棒が動作不良を起こしていた問題で、事業者の日本原燃は11日、
金属棒をビデオカメラで観察した結果、先端部分がほぼ90度に曲がっていた、と発表した。金属
棒を抜き取るには炉の一部を解体するなどしなければならないという。固化試験の長期中断は避け
られず、来年2月の試運転完了(完工)は延期が濃厚となった。
原燃は1000度以上ある炉内温度が下がるのを待ち、10日午後6時ごろから炉内に差し込ん
だビデオカメラで観察を開始。映像解析の結果、金属棒がL字形に曲がっていることが判明した。
曲がった部分が炉内を傷つけた可能性もあるという。
金属棒は耐熱性に優れた素材でできているが、炉内をかき混ぜた後に炉下部のノズルに通すため
に先端が細くなっており、その部分が曲がっていた。粘り気の強い溶融ガラスをかき混ぜた際か、
ノズルに通した際に曲がった可能性が想定されるが、はっきりした原因は分かっていない。
原燃は今後、金属棒を抜き取って原因を分析する方針。曲がった部分が金属棒の挿入口の直径よ
りも長いとみられるため、抜き取りには特殊耐火れんが製の炉の上部の解体などが必要となる。れ
んがの復元や、約2週間かけて炉を再加熱する作業もあり、復旧の見通しは全く立っていない。
このトラブルによる放射能漏れや、けが人はないという。(以下略)
308 :
名無電力14001:2008/12/15(月) 20:20:30
309 :
名無電力14001:2008/12/17(水) 16:50:25
もんじゅの新製造燃料6体搬入 装荷時期は未定
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=5850 日本原子力研究開発機構は16日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)に、取り換え用のプル
トニウム・ウラン混合酸化物燃料(MOX燃料)六体を搬入した。新たに製造した燃料で、来年2月を
目指す運転再開前に装荷する。ただ、取り換えの前提となる腐食した屋外排気ダクトの補修はめどが
立っておらず、装荷時期は未定という。
1995年12月のナトリウム事故後の燃料輸送は、今年5、7月に続き3回目。3基の輸送容器を
積んだ大型トラック1台が同日未明、茨城県東海村の核燃料サイクル工学研究所を出発。午後にもん
じゅへ到着した。
搬入した6体は7月に国の設工認(設計および工事の方法に関する認可)を受け、同研究所で製造し
ていた。11月21日に国の燃料体検査に合格した。
燃料取り換えは、事故後の長期停止で装荷してある燃料が劣化し、現状では臨界させることが難しい
ための措置。当初は、もんじゅと東海村の原子力機構施設で保管していた78体を交換する計画だった
が、工程の遅れで新燃料の追加交換が必要になった。
輸送に合わせ、県内外の反対派約40人が美浜町内の沿道やもんじゅのゲート前で抗議活動を行った。
310 :
名無電力14001:2008/12/17(水) 20:23:19
新潟中越沖地震、断層読み取れず 海上音波探査で
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008121701000767.html 昨年の新潟県中越沖地震の震源となった海底の地下深くにある活断層は、海上音波探査の記録から
読み取ることができないとの分析結果を、石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)が17日、新潟県の
委員会で発表した。
この断層は、東京電力柏崎刈羽原発沖にある。石橋氏は「音波探査だけで活断層の存在を否定する
のは誤り。ほかの原発でも同じように説明されているが、問題だ」と強調した。
国や東電は、音波探査で確認できた36キロの「F−B断層」を海底に現れた震源断層の延長部分
としている。石橋氏らは地形の特徴などから、陸側に向けて深く傾斜した全長約60キロの「佐渡海
盆東縁断層」があり、一部が中越沖地震を起こしたと指摘。F−B断層は、本体である東縁断層から
地下数キロで枝分かれしたもので、複数の研究機関の震源モデルや余震分布から、F−B断層よりも
陸側に震源断層面があることは、研究者間でほぼ共通認識となっているという。
経済産業省原子力安全・保安院は今年8月に音波探査を実施。海面から約6キロの深さまでをとら
え、F−B断層の存在は認定したが、震源断層面が想定される場所では、音波探査の記録では断層が
見えないとし、東縁断層の存在も否定している。
311 :
名無電力14001:2008/12/18(木) 16:41:48
荷重・高熱の複合要因か/攪拌棒変形
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081217113413.asp 六ケ所再処理工場のガラス溶融炉に差し込んだ攪拌(かくはん)用の棒が折れ曲がった問題で、
日本原燃は、力をかけて動かしていた棒が炉底に当たったことと、高温で棒の強度が落ちていた
ことが複合して曲がった可能性がある−と見方を強めている。原燃は十九日に国に報告する予定
だが、棒の抜き出しなどに手間取っており、経過報告にとどまるもようだ。
攪拌用の棒は、インコネルと呼ばれる耐熱性の高い金属でできている。サイズは公表されてい
ないが、関係者によると、炉の下にある流下ノズルに差し込めるようにするため、先端から六十
センチほどが細くなっている。太さは先の方が二センチ弱、後ろが三センチ弱。棒は細い部分と
太い部分のほぼ境目で曲がっていた。
棒は、炉底の中心にある穴からノズルに入れるため、荷重をかけて動かしていたという。また
炉内の溶融ガラスは、加熱時には千度以上の高温となる。
十一日に都内で開かれた総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)の検討会で、原
燃の峰松昭義副社長は「調査しないと分からないが」と断った上で、「高温だったため通常より
も(棒が)軟らかくなっていた。これが底部に当たって曲がった」との見方を示していた。
原燃は棒を抜き出した上で、炉内に損傷がないかを調べ、原因究明を進める。炉内を確認する
ためには、残っている溶融ガラスをすべて抜き取る必要があるため、ガラス固化試験の長期中断
は避けられない見通しだ。
312 :
名無電力14001:2008/12/18(木) 17:02:36
ウラン濃縮工場の事業変更申請
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081216212642.asp 日本原燃は十六日、六ケ所ウラン濃縮工場に新型遠心分離機を導入するための事業変更許可を国に申請した。
新型遠心機による生産開始は二〇一〇年度ごろの予定。
計画では、停止している生産ライン「RE−2A」系統(生産能力・年間百五十トンSWU=分離作業単位)
のうち、半数の遠心機を撤去し、新型機に置き換える。また撤去した遠心機を収納・保管する建屋(鉄骨造り、
床面積約七千二百平方メートル)を工場南側に新設。このほか濃縮作業に伴って出るビニールシートや布、
紙などの放射性廃棄物を入れたドラム缶を貯蔵するスペースを、現在の六千七百本規模から一万本規模に広げる。
新型遠心機への置き換えを順次進め、十年ほどかけて生産能力を年間千五百トンSWUに引き上げる。
新型機は現行機よりも大きく、濃縮性能は五倍程度高いとされる。
原燃は七月に県と六ケ所村に計画の事前了解願を提出。県と村は十一月、「作業安全を確保した上で適切に
工事がなされ、保安規定を守った運転が行われることで、安全性は十分確保される」などとして了解した。
313 :
名無電力14001:2008/12/18(木) 18:16:44
ガラス溶融炉の上部解体 再処理工場、原燃検討
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081218t21001.htm http://www.kahoku.co.jp/img/news/200812/20081218_a30_001.jpg 使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の高レベル放射性廃棄物のガラス固化試験をめぐ
り、ガラス溶融炉内をかき混ぜる金属棒がL字形に曲がったトラブルで、事業者の日本原燃は17
日、金属棒を抜き取るために炉の上部を解体する方向で検討に入ったことを明らかにした。
固化試験の長期中断は確定的となり、来年2月まで延期したばかりの試運転完了も絶望的となった。
原燃によると、金属棒の屈曲部分は炉上部にある挿入口の幅よりも長く、そのままでは引き抜け
ない状態。このため、原燃は特殊耐火れんがでできた炉の挿入口周辺を解体して取り出すしかない、
と判断した。
原燃は炉内で屈曲部分を切断する方策も検討したが、切断で発生する金属かすが、炉底に希少金
属がたまる不具合に悪影響を及ぼすことを避けるため、見送った。
原燃は今後、金属棒を引き抜くための専用工具を製作し、工場内にある炉の実物大模型を使って、
解体、抜き取り実験を行う方針だ。
トラブルは11日に発覚。希少金属のたまりを解消しようと、金属棒で炉内をかき混ぜた後に動
作不良が起き、先端がほぼ90度に曲がっていることが分かった。高熱の炉内で金属棒が底に当た
り、押し曲げられた可能性があるとみられている。
314 :
名無電力14001:2008/12/20(土) 02:35:51
柏崎刈羽原発:タービン復旧、来月に 7号機火災、作業が大幅遅れ /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20081219ddlk15040016000c.html 中越沖地震で停止している東京電力柏崎刈羽原発の運転再開問題は、越年が確実な
情勢となった。東電は18日、火災の影響で遅れていた7号機低圧タービンの翼の組
み立てを19日中に終えると発表した。しかし、タービンの回転軸の調整などに時間
がかかり、一連のタービン復旧作業の終了時期は、早くとも1月半ばにずれこむ見通
し。
東電は当初、タービンの復旧を年内をめどに終えたいとしていたが、地震後の点検
でひび割れが見つかった低圧タービン動翼の原因究明に9月までかかった上、11月
にはタービン洗浄作業中に火災が起き、原因と対策を今月12日に国へ報告したばか
り。この間、工程が大幅に遅れていた。
タービンの復旧後、消防法に基づく緊急使用停止命令解除に向けた柏崎市消防本部
の立ち入り検査を受ける予定だが、東電は「スケジュールは未定」と説明している。
315 :
名無電力14001:2008/12/20(土) 14:04:09
東海第2原発:保安院「断層の再調査を」 日本原電、最終報告を延期 /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20081220ddlk08040086000c.html 経済産業省原子力安全・保安院の委員会は、日本原子力発電から提出された東海
第2原発(東海村白方)の耐震安全性に関する中間報告を審議した結果、敷地から
半径30キロ以内にある2本の断層などについて、再調査の必要性があると指摘した。
これを受けて、日本原電は19日、最終報告書の提出時期を、来年夏ごろに延期す
ると発表した。当初は今月中の提出を予定していた。「指摘を踏まえてより詳細な調
査をしたい」としている。
保安院の委員会が指摘した断層について、日本原電は過去の調査結果で、耐震設
計上考慮すべき活断層ではないと判断していた。同社は今後、航空レーザー測量や地質
調査をする。また、新潟県中越沖地震(07年)で、地層が複雑に変形した「しゅう
曲構造」の存在が東京電力・柏崎刈羽原発のトラブルに影響したとみられることを受け、
敷地周辺の地下構造の特性についても調べ直す。
再調査は来年3月までに終える方針で、その後、取得したデータに基づき安全性を評
価する。東海第2原発と同様に、全国の商用炉55基のうち約3分の1が最終報告書
の提出期限を延期した。
316 :
名無電力14001:2008/12/20(土) 16:27:51
核燃再処理工場 棒切断、抜き出しへ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20081219-OYT8T00910.htm 使用済み核燃料再処理工場(六ヶ所村)で実施している高レベル放射性廃棄物「ガラ
ス固化体」の製造試験で、炉内を攪拌(かくはん)する棒が曲がって抜けなくなっていた
問題で、日本原燃は19日、棒の一部を切断して抜く手順を決め、経済産業省原子力安
全・保安院に報告した。棒を抜き出した後に炉内の調査、点検をするため、これら一連
の作業は少なくとも1か月以上かかるとみられ、来年2月の完工予定は大幅にずれ込む
見通し。
製造試験は10月の再開後、炉内に白金族系物質がたまり、溶融ガラスが流れにくく
なる不具合が発生。このため、炉内を棒を入れ、攪拌作業を行ってきた。ところが、先
月23日から棒が抜けない状態が続いたため、今月10日、炉内にカメラを入れ、炉内
を調べた結果、棒がほぼ直角に曲がっていることが判明した。
原燃は棒を抜くため、炉外に出ている棒上部を切断し、棒を短くしたうえで棒の挿入
口を広げ、クレーンで引き上げる。その後、炉底部を調査して炉内に損傷がないか確認
するが、これには、炉内に残る溶融ガラスを抜き出さなければならず、熱上げ作業など
の一連の作業に少なくとも1か月以上はかかるという。
棒が曲がった原因については、高温の炉内で何らかの力が加わり、変形したとみられ
るが、炉内調査を終えなければ確定できないため、国への報告は見送った。
317 :
名無電力14001:2008/12/21(日) 00:01:24
原子力防災セミナー:過去の原発事故、スライドで説明−−県 /福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20081220ddlk18040609000c.html 自治体の防災担当職員らを対象に、原子力災害時の対応を学んでもらう県主催の原子力防
災セミナーが19日、福井市手寄1のアオッサで開かれた。県内各地域の消防関係者や市町
の危機管理部門を担当する職員ら約20人が参加。県原子力安全対策課の職員ら5人の専門
家から講義を受けた。
このうち、県立病院救命救急センターの前田重信医長は、86年のチェルノブイリ原発事
故や、04年の関電美浜原発高温蒸気噴出事故をスライドを使って説明し、「緊急時には気
道の状態や呼吸確認などを最優先に行うべきだ」と話した。
また、県原子力安全対策課の岩永幹夫参事は「原子力発電所と防災の基礎」と題して講義
し、県内に最も多い加圧水型軽水炉の仕組みなどを分かりやすく解説。参加者はメモを取る
などして熱心に聞いていた。
318 :
名無電力14001:2008/12/21(日) 01:21:20
女川原発:プルサーマル計画 4市民団体が質問状 /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20081220ddlk04040157000c.html 東北電力が県などに事前協議開始を申し入れた女川原発のプルサーマル計画について、
4市民団体が19日、東北電力に「事前協議申し入れをいったん撤回すべきではないか」
などとする公開質問状を共同提出した。
提出したのは▽原子力発電を考える石巻市民の会▽みやぎ脱原発・風の会▽三陸・宮
城の海を放射能から守る仙台の会▽NPO地球とともに。同社のパンフレット内容への
疑問などを指摘。会見も行い、この日の再発防止策提出に関し「早過ぎる。本当にきち
んと検証したのか。火災とプルサーマル問題は別次元の問題ではない」と批判した。
319 :
名無電力14001:2008/12/21(日) 14:45:47
もんじゅ運転再開阻止など方針確認
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20081220-OYT8T00863.htm 市民団体「原子力発電に反対する県民会議」は20日、敦賀市内で総会を開いた=写真=。
約60人が参加し、▽原子力機構の高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開を阻止する
▽「活断層銀座」と言える敦賀半島沿いの原発の耐震安全性について、国の調査報告を厳し
く見守る▽関西電力高浜原発3、4号機(高浜町田ノ浦)のプルサーマル計画をやめさせる――
などの来年の活動方針を確認した。
小木曽美和子・事務局長は総会で、「もんじゅは計画から40年かけても実用化の見通し
が立たない。これ以上の税金投入をやめさせるという世論を全国に広げたい」と述べた。
320 :
名無電力14001:2008/12/21(日) 16:48:06
浜岡原発廃炉・新設、22日正式決定 中電
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20081221000000000028.htm 中部電力が22日の取締役会で浜岡原発(御前崎市佐倉)1、2号機の廃炉と6号機の
新設を正式決定し、同日のうちに地元に申し入れを行う方針を地元関係者に伝えたことが
20日、分かった。廃炉と並行して新設などを検討する「リプレース(置き換え)計画」
の申し入れは原発としては国内初となる見込み。
正式決定すれば、中電の三田敏雄社長らが22日のうちに御前崎市や県、地元漁協など
を訪問し、市長や知事らに計画を申し入れる見通し。廃炉にする2基を合わせた出力は浜
岡原発5号機など最新型原発1基分に相当する計138万キロワット。商用軽水炉として
は国内初の規模といえる廃炉計画が本格的に動き出す。
関係者によると、中電は長期停止で発電所の設備利用率を下げている1、2号機の廃炉
を2035年ごろをめどに完了し、並行して18年以降の運転開始を目指して廃炉分と同
等出力が得られる6号機を新設するなどの計画を検討している。
1号機(54万キロワット)は1976年、2号機(84万キロワット)は78年にそ
れぞれ運転を開始。1号機は非常用炉心冷却系関係の配管破断事故で2001年11月か
ら、2号機は定期点検で04年2月から長期停止していて、耐震工事やシュラウド(炉心
隔壁)交換を経て11年3月までの運転再開を目指していた。
321 :
名無電力14001:2008/12/22(月) 19:12:32
322 :
名無電力14001:2008/12/22(月) 23:06:22
浜岡原発:1、2号機を廃炉、6号機新設 中部電力が決定
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081222k0000e020029000c.html 中部電力は22日午前、運転停止中の浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)1、2号機(出力計
138万キロワット)を廃炉にし、6号機を新設する計画を取締役会で正式決定した。1、2号機
は今年度中解体手続きに入り、6号機は15年に着工、18年以降の早い時期の運転開始を目指す。
複数原子炉の同時廃炉と、同じ原発で廃炉と新設を同時に進める計画(リプレース計画)はともに
国内初。中部電力の三田敏雄社長は同日、地元の御前崎市に計画を申し入れた。
1、2号機の運転終了に伴い、中電は09年3月期決算で約1550億円の特別損失を計上する
ため、同期の最終(当期)損益予想を従来の220億円の黒字から780億円の赤字に下方修正し
た。同社の最終赤字は80年3月期以来29年ぶりとなる。
浜岡原発は1〜5号機があり、合計出力は488.4万キロワット。1号機(出力54万キロ
ワット)は01年の配管破断事故後、2号機(出力84万キロワット)は04年の定期点検から運
転を停止している。
同社は1、2号機について耐震補強を施した後、11年度に運転再開する計画だった。しかし、
運転開始から30年以上が経過し、主要部品の交換などで耐震工事費用が約3000億円、工事期
間も約10年間と原発新設レベルに達する見通しになったため、最新型の原子炉を建設した方が経
済的と判断した。
6号機は同原発東側の隣接地に用地を取得し、新設する。原子炉は5号機と同じ出力140万キ
ロワット級の改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)とし、15年に着工する予定。発電能力は1、2
号機の合計出力と同規模となる。
また、同原発内に中電初の使用済み核燃料貯蔵施設(ウラン貯蔵能力約700トン)を建設し、
16年度に使用を開始する。専用容器(金属キャスク)に収納した使用済み燃料を再処理施設に搬
出するまでの間貯蔵する。
323 :
名無電力14001:2008/12/22(月) 23:23:30
324 :
名無電力14001:2008/12/23(火) 13:14:56
川内原発3号機増設、九州電力が申し入れへ
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20081223-OYS1T00179.htm 九州電力は22日、川内原子力発電所3号機(鹿児島県薩摩川内市)の増設について、
年明けに地元の鹿児島県と薩摩川内市に申し入れる方針を固めた。2010年代後半の
稼働を目指しており、環境調査がまとまり次第、正式決定する。
川内原発は現在、加圧水型軽水炉(PWR)の1号機(1984年稼働、
89万キロ・ワット)と2号機(85年稼働、同)が運転している。3号機は
既存設備の北側に建設。改良型PWRで、出力は国内最大級の
150万キロ・ワットを予定している。事業費は4000億〜5000億円規模に
のぼる見込み。
325 :
名無電力14001:2008/12/23(火) 20:26:23
静岡・浜岡原発:廃炉・新設計画 続く「浜岡頼み」 新規の立地めど立たず
http://mainichi.jp/chubu/archive/news/2008/12/23/20081223ddq008040004000c.html 中電は05年に耐震設計の基準となる地震動を自主的に600ガルから1000ガルに引き上げ、
3〜5号機は07年度に耐震補強を完了した。一方、1、2号機は運転開始から30年以上が経過
しており、1000ガルの目標達成には免震工事が必要だった。同社の試算では運転再開費用は
3000億円、工事期間は10年間以上で、浜岡5号機の建設費3600億円、建設期間6年に匹
敵する規模になる見通しとなった。
また、76年稼働の1号機は改良が重なり「運転開始時の面影をとどめていない状態」(中電幹部)。
国内商用炉で10年近い運転停止後に再稼働した例はなく、再稼働後の安定性への懸念を解消でき
なかったことも廃炉の決断を後押しした。
一方、中電の原子力発電比率は電力9社で2番目に低く、発電電力量当たりのCO2排出量が多い。
中電は京都議定書の第1約束期間(08〜12年)にCO2削減の自主目標を掲げているが、原子
力発電比率を向上させる以外に排出量を大幅削減する手段はなかった。
中電は6号機の新設により、安定稼働が期待できる原子力電源を確保する。しかし、6号機(出力
140万キロワット級)は1、2号機(出力計138万キロワット)の代替でしかなく、原子力発電
比率を向上させるには、さらなる原発新設が必要となる。1、2号機跡地への新設も将来的に検討さ
れる見通しだが、浜岡以外での新規立地のめどは立っていない。
浜岡原発への集中は、東海地震が発生した際、中電の原発全面停止も予想されるなど“集積リスク”
を伴う。昨年7月の新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発が停止した東京電力は28年ぶりの赤字に転落、
1年半後の今も復旧の見通しは立っていない。原発が浜岡にしかない中電の場合、全面停止の影響は、
柏崎刈羽以外にも原発を持つ東電以上に大きくなるとみられる。
326 :
名無電力14001:2008/12/24(水) 11:38:28
浜岡原発:廃炉・新設計画 6号機新設、地元に多額交付金 計画賛否に影響も /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081224ddlk22040091000c.html 中部電力が正式決定した浜岡原発(御前崎市)の1、2号機の廃炉と6号機新設計画。御前崎市など
の地元は今後、計画の賛否の意見集約を図ることになるが、新設となると、地元には交付金など巨額の
「原発マネー」が流れ込むことになる。さらに諸工事の受注や新規雇用、飲食店などへの経済効果もあ
り、賛否にも影響しそうだ。
5号機の建設で、95〜06年度に御前崎市に渡った交付金は計約131億円。6号機は5号機と出
力がほぼ同じため、同程度の交付金が出る可能性が高い。1、2号機が運転開始から30年以上経過し
たことに伴い、今年度から5年間で約17億円の交付金が市に入る予定だったが、新設の方が収入増に
なる。
また、中電が同市に納める固定資産税(償却施設分)は今年度約46億円の見込みで、うち5号機が
28億円。同税は施設が古くなると税額が下がるため、新設で増収になる。同市の今年度予算では、原
発関連交付金と固定資産税の合計は約63億円と、一般会計の約3分の1を占める。
また、県も核燃料の補充に伴って課税しており、現在は年間10億円程度の税収がある。6号機が稼
働すれば税収は増える見込みだ。
327 :
名無電力14001:2008/12/24(水) 22:33:37
328 :
名無電力14001:2008/12/25(木) 21:24:52
浜岡原発:3号機の非常用発電機が故障 中電の通報、2日遅れ /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081225ddlk22040137000c.html 中部電力は24日、浜岡原発3号機の非常用ディーゼル発電機が故障したと発表した。
外部への放射能の影響はなく通常運転を続けている。だが安全協定に基づき県と地元4市に
通報したのは発生から2日遅れだった。
中電によると、22日午後4時ごろ、同発電機の試験運転中にコントロールスイッチが
操作できなくなった。10月24日にも3号機で同じ故障が発生したがその後回復、
「一過性の不良」と判断していた。
当初中電は、安全協定に基づく自治体への通報対象ではないと判断したが、24日正午、
国の原子力安全・保安院から指摘され取り扱いを変更。放射能の影響評価を行った後、
同日午後1時過ぎ、通報した。
同社浜岡地域事務所の広報グループは「故障情報は(通常連絡ルートで)22日に地元
自治体に知らせた」と説明している。
同発電機は外部電源が遮断された場合、非常用炉心冷却系ポンプに電力を送る。
329 :
名無電力14001:2008/12/31(水) 11:52:53
330 :
名無電力14001:2009/01/02(金) 22:48:39
トラブル続発、技術に「?」 青森・再処理工場
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081229t21007.htm 日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の試運転完了時期が、相次ぐトラブルで越年する。
2008年元旦に起きた装置の油漏れから始まり、肝心のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)の製造試験は、
ガラス溶融炉の底に希少金属がたまる不具合でストップしたまま。今度は溶融炉をかき混ぜる金属棒がL字形に
曲がる想定外の問題も発生した。その都度、試運転完了時期を繰り延べにしてきただけに、反対派住民だけでな
く推進派の首長からも国産技術へ疑問の声が上がっている。(青森総局・桜田賢一)
「度重なる延期とトラブルは施設の健全性に不安と不信を引き起こしかねず、極めて残念だ。原燃にはあらん
限りの努力をするよう申し上げた」。12月9日、六ケ所村議会12月定例会。古川健治村長が議員からの一般
質問に答えた。
再処理工場の立地村長による異例の苦言。村幹部は、原燃がこの半月前に試運転完了時期を09年2月に延期
したことをとらえ、「06年3月に試運転が始まってから延期はもう6回目。村長だってちくりと言いたくなる」
と解説してみせた。
今年に入っての延期の原因は、ガラス溶融炉の底に希少金属がたまり、溶融ガラスの粘り気が強くなる不具合だ。
ガラスで固めて専用容器に詰めれば、放射能レベルが高くても安定した状態で処分できるが、粘り気が強いと炉か
ら容器に流下しなくなる。
原燃は金属棒で炉底をかき混ぜて押し流す回復運転を実施したが、村長答弁の2日後には金属棒が炉内で曲がる
という想定外のトラブルが発覚し、炉内上面からは傷まで見つかった。
炉底に損傷がないかどうか、ビデオカメラによる調査を行うため、固化試験は09年1月末ごろまで中断する
予定で、今や来年2月の試運転完了さえ絶望的だ。
331 :
名無電力14001:2009/01/03(土) 13:46:01
西松建設、1億円超の見せかけ融資か 原発施設に絡み
http://www.asahi.com/national/update/1231/TKY200812310162.html ゼネコン準大手「西松建設」の関連会社から福島県の建設会社に融資された1億数千万円が、その後、
金利を含めて全く返済されず、事実上の資金提供だった疑いがあることが関係者の話でわかった。建設
会社は原子力発電所関連工事の地元対策に絡むゼネコン側からの資金の受け皿だったとされ、今回の資
金の流れを把握した東京地検特捜部は建設会社を捜索、関係者からの事情聴取を進めている。
特捜部は、西松建設の東北支店幹部が、別の関係会社を絡ませて青森県の原発関連施設の立地工作に
関与していたことも把握。西松側から建設会社への不明朗な資金が、裏金として東北地方での原発関連
施設をめぐる西松建設の受注工作費などに使われた疑いがあるとみて全容解明を目指す方針だ。
西松建設総務部はこれまでの朝日新聞の取材に「捜査中なのでコメントを控えたい」としている。
電力業界関係者によると、原発関連施設を建設する場合には、立地・建設に向けた地元の利害調整が
難しく、ゼネコン側には早い段階から電力会社側に貢献することで、その後の建設工事の受注を有利に
する狙いがあるという。
332 :
名無電力14001:2009/01/03(土) 13:47:17
>>331 特捜部は、西松建設が海外で作った裏金約1億円の一部が流れた疑いで、福島県の建設会社を捜索。
この調べで、見せかけ融資の疑いを把握したとみられる。
関係者によると、建設会社は02年ごろ、西松建設の関連会社から数回にわけて計1億数千万円の融
資を受けた。しかし、返済せずに、借入残高の確認書を毎年交わす不自然な取引を続けているという。
それまで両社はほとんど取引がなかったとされる。
一方、西松建設と原発関連施設をめぐっては、支店幹部が00年ごろ、当時、青森県むつ市に計画さ
れていた使用済み核燃料中間貯蔵施設(現在、準備工事中)の土地の先行取得に関与していたという。
この土地は、当時の市長(故人)の後援企業が西松建設OBが経営する会社から5千万円の融資を受け
て取得したが、その後、支店幹部の要請で所有権は都内の建築資材会社に移されていた。
関係者によると、支店幹部は、当時はまだ表面化していなかった貯蔵施設の建設計画を熟知していた
という。
http://www.asahi.com/national/update/1231/TKY200812310162.html
333 :
名無電力14001:2009/01/04(日) 15:37:30
原発の廃炉 寿命尽きても課題山積(12月29日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/137934_all.html 中部電力は浜岡原子力発電所(静岡県)の1、2号機を廃炉にし、隣接地に新しい原発一基をつくることを決めた。
廃炉と新設を同時に行うリプレース(置き換え)方式の実施は、国内で初めてとなる。
原発にも寿命がある。放射能に汚染されている原子炉や周辺施設の後かたづけは、手間も金もかかるやっかいな問題だ。
浜岡原発は巨大地震の震源域にあり、原発立地の適否そのものが問われている場所でもある。周辺住民が中部電力に
運転差し止めを求め、東京高裁で係争中だ。
廃炉となる1、2号機は一九七〇年代後半に稼働した。国が七八年に旧耐震指針を策定する以前の設計で、二〇〇六年
に改定された新指針に適合する耐震性を備えるには巨額の改修費用がかかる。
中部電力は、出力の大きな新しい原発をつくったほうが安上がりと判断したようだ。
国内にある五十五基の原発のうち、運転開始から三十年以上経過したものは浜岡1、2号機を含めて十七基ある。
北電の泊原発1、2号機もすでに二十年近く稼働している。
原発の寿命は四十年から六十年程度といわれる。いずれ多くの原発が廃炉時期を迎えることになる。
先行事例となるのが、日本初の商業用原発として六六年に運転を開始し、九八年に運転終了した日本原子力発電の
東海発電所(茨城県)の廃炉措置だ。二〇〇一年から作業が始まり、措置完了まで十七年間もかかるとみられている。
解体廃材の12%は、厳重な管理が必要な放射性廃棄物だ。そのうち放射性レベルが比較的高い原子炉部分などの廃材は、
地下五十〜百メートル程度の人工構築物の中に埋設処分しなければならない。
だが、それをどこに埋設するのかまだ決まっていないのが実情だ。「トイレなきマンション」と呼ばれる原発の廃棄物
問題は、廃炉措置でも未解決のまま横たわる。
電気事業連合会の昨年の試算では、国内にある原発の廃炉費用は二兆九千百億円に達する。廃炉時代が本格到来すると、
こうしたコスト負担も課題となる。
将来のエネルギー供給のあり方について、リスクとコストの十分な議論が必要だ。太陽光発電など再生可能エネルギー
の活用度合いを一層高めることも忘れてはならない。
334 :
名無電力14001:2009/01/07(水) 18:23:03
335 :
名無電力14001:2009/01/09(金) 00:39:39
もんじゅ再開延期 4度目 安全確認試験遅れで
2
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009010802000239.html 日本原子力研究開発機構は八日までに、一九九五年のナトリウム漏れ事故以来、長期停止中の高
速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の運転再開時期を、予定していた二月から数カ月先延ば
しする方針を固めた。施設全体の安全確認試験の遅れが理由で、延期は今回で四度目。原子力機構
は近く、安全協定に基づき、福井県と敦賀市に報告する。
もんじゅは昨年九月、排気ダクトで長期放置されていたとみられる傷が見つかり、点検作業のた
め確認試験を中断。ダクト補修工事に着手できていないことなどから、燃料交換など確認試験の残
り項目が実施できず、試験終了がずれ込む見通しとなった。
もんじゅは二〇〇七年五月のナトリウム再注入以降、漏えい検出器の誤作動が多発したことなど
が原因で、昨年八月に三度目の運転再開延期を決定していた。
336 :
名無電力14001:2009/01/09(金) 18:27:56
東国原知事:「原発建設の打診ない」 一部報道受け、会見で /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090109ddlk45010615000c.html 東国原英夫知事は8日の会見で、九州電力宮崎支店職員から「原子力発電の割合を今後増やす見込み」と
の説明を受けたことを明らかにした。原子力施設を巡っては、一部で「九電が新規原発を建設予定。宮崎県
か熊本県が有力」との報道があった。ただ、「県に立地予定」との具体的打診はなかったという。
知事によると、九電側が報道後の5日に県庁を来訪。3月にも同社が取りまとめる20〜30年の経営の
方向性を示す長期経営ビジョンについての説明をした。このなかで「九電の発電全体に占める原子力の割合
を高める必要がある」との言及があった。しかし、報じられている「宮崎への立地」の打診はなかった。
知事は受け入れの可否について「打診もないので仮定の問題。答えられない」としたうえで「経済・雇用
効果といった街づくり、環境問題、安全問題の議論が必要」と述べた。
337 :
名無電力14001:2009/01/09(金) 18:29:32
338 :
名無電力14001:2009/01/09(金) 18:32:32
川内原発増設に市民団体抗議、公開質問状巡り混乱
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090109-OYS1T00193.htm 九州電力が、川内原発3号機増設を鹿児島県と地元の薩摩川内市に申し入れた8日、県庁や同市役
所では、増設に反対する市民団体「反原発・かごしまネット」(橋爪健郎代表)が抗議した。
同団体は7日から県庁前で座り込み活動を展開。8日午後、県庁の知事室近くで、九電の真部利応
社長に公開質問状を渡そうとした際、阻止する県職員と押し問答になった。
また、真部社長が同日午後6時ごろ、薩摩川内市役所を訪れると、県庁から追いかけてきた同団体
メンバーが1階ロビーで「社長は帰れ」「原発はいらない」などと連呼。真部社長はメンバーや市職
員らの間でもみくちゃになりながら先に進み、岩切秀雄市長と面会した。
橋爪代表は「原発増設という重要な問題で、どうして県民の声を聞かないのか。ルール違反だ」と
憤っていた。
339 :
名無電力14001:2009/01/09(金) 18:34:57
08年県内商業炉 発電量、13基体制で最低
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=6027 福井県は8日、2008年の県内原発の運転実績を発表した。商業炉13基(合計出力1128・5万キ
ロワット)の総発電電力量は608・0億キロワット時で、07年の740・4億キロワット時を大きく下
回り、13基体制となった1993年以降で最低となった。日本原電敦賀2号機や関西電力大飯3号機など
出力の大きいプラントが、定期検査中のトラブルで停止期間が長期化したことが要因。運転実績の低迷は装
荷される核燃料の減少につながり、県の核燃料税収にも影響しそうだ。
プラントが運転していた時間を示す時間稼働率(61・5%)と、プラントの発電能力に対する実際の発
電電力量の割合を示す設備利用率(61・3%)も、93年以降で最も低かった。3項目とも最高だった2
003年(総発電電力量881・9億キロワット時、時間稼働率87・9%、設備利用率89・2%)から
低下傾向が続いている。
プラントごとの設備利用率をみると、敦賀2号機が蒸気発生器の管台溶接部に傷が見つかったことや高圧
タービン車室の蒸気漏れなどのため、1987年の営業運転開始以来最低の10・5%となった。大飯3号
機も原子炉容器の管台溶接部に傷が見つかり、23・7%にとどまった。
逆に最高は大飯2号機の101・2%で、大飯1号機(83・8%)、美浜3号機(83・1%)が続いた。
安全協定に基づいて県に連絡のあった異常事象は23件で、07年の29件に比べ6件減った。このうち
出力抑制が3件、発電停止が4件あった。
関係法令に基づき国への報告対象になった事象は9件で、07年より3件増えた。主なものでは▽大飯2
号機の制御棒滑落(3月)▽敦賀2号機の補助給水ポンプ弁動作不良(7月)▽高浜4号機蒸気発生器の細
管損傷(9月)▽敦賀1号機の中央制御室空調系ダクト腐食(12月)―などがあった。
340 :
名無電力14001:2009/01/09(金) 18:37:17
電源3法交付金:205億円、5年連続最高更新−−07年度 /福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090108ddlk18010539000c.html ◇おおい町34億円、高浜町17億円
07年度に県内自治体に交付された電源3法交付金の総額は、前年度比8億6317万円増の
205億2295万円で過去最高を5年連続で更新したことが、県が昨年末に発行した「県電源三
法交付金制度等の手引き」で分かった。県によると、07年度の算定基準となる05年度発電電力
量の伸びにより、電力移出県等交付金枠が増額したことなどが要因。
1974年に制度が始まった電源3法交付金は、交付条件や期間、手続きなどによりさまざまな
交付金に細分化されている。このうち公共施設整備や福祉対策に使われる電力移出県等交付金枠は
62億9865万円で約4億4000万円の増加。使途は、「県子ども家族館」(おおい町)整備
事業に18億818万円のほか、若者の就業支援を行う「ふくいジョブカフェ」(福井市など)事
業費にも5515万円が充当された。
一方、原発災害時の防災施設整備費に交付される原子力発電施設等緊急時安全対策交付金は約3
億3000万円増の10億3097万円で、ほとんどが敦賀半島を東西に横断する「馬背トンネル」
建設費に充てられた。
団体別の交付実績では、県に113億5325万円、市町に90億9500万円、その他団体に
7469万円が交付された。市町ではおおい町(旧大飯町分)が最多で34億3111万円。高浜
町の17億3518万円が続き、原発立地4市町全体では80億1698万円。嶺南地方全体では
84億4518万円だった。
341 :
名無電力14001:2009/01/09(金) 18:39:52
「もんじゅ」再開、今秋以降に 原研機構、明確な時期示さず
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090109AT1G0900Z09012009.html 日本原子力研究開発機構は9日、1995年のナトリウム漏れ事故以降、運転を停止している高
速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の運転再開時期の延期について、運転再開の目標時期
を示さないまま大幅に延期する方針を国や福井県に伝えた。再開は今秋以降にずれ込む見通しだ。
延期は今回で4度目。
同機構の岡崎俊雄理事長は同日午前、福井県庁に西川一誠知事を訪ねて2月に予定していた
運転再開の延期を報告。会談後の記者会見で「今の段階で、再開の見通しを申し上げるに至って
いない。確定したうえで報告したい」と語った。
もんじゅは昨年9月に排気ダクトに腐食穴が見つかり、プラントの健全性を確認する最終試験
が中断している。同機構は9日、腐食穴の原因究明と再発防止策を経済産業省原子力安全・保安
院に報告した。それによると、排気ダクト補修工事が5月末までかかる。8月に最終試験を終えた
後に耐震安全性についても確認する方針。
342 :
名無電力14001:2009/01/10(土) 23:04:16
343 :
名無電力14001:2009/01/10(土) 23:07:01
新潟で産廃から放射性廃棄物缶/環境影響なしと日本原電
http://www.shikoku-np.co.jp/national/science_environmental/article.aspx?id=20090110000286 日本原子力発電は10日、「日本原子力発電(株)東海発電所」「放射性廃棄物」の文字と放射性物
質を示すマークが記載されたドラム缶1本が、新潟市西蒲区の産業廃棄物処理施設で投棄されているの
が見つかったと発表した。
中に赤っぽい液体状の物質が入っていたが、放射線測定の結果、周辺環境への影響はなかったという。
同社は捨てられた経緯や物質などを調べている。
日本原電などによると、新潟市でドラム缶が発見されたのは昨年12月19日だったが、同市が経済
産業省原子力安全・保安院に連絡したのは今月9日。保安院は9日、日本原電に伝えた。
茨城県東海村の東海原発で放射性廃棄物を入れる同型のドラム缶は黄色だが、見つかったのは緑色。
日本原電は以前に緑色のものを発注したことがあるか調査している。
ドラム缶には廃棄物を入れる際に記載する7けたの管理番号が書かれておらず、同社は中身が放射性
廃棄物である可能性は低いとみている。
344 :
名無電力14001:2009/01/11(日) 15:26:14
345 :
名無電力14001:2009/01/12(月) 00:32:00
もんじゅ:運転再開また延期、迷走続く 揺らぐ信頼、安全最優先で /福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090110ddlk18040453000c.html ◇見通し不透明
原子力機構はこの日、腐食が見つかった排気ダクトの原因と対策を原子力安全・保安院に
提出し、補修工事の認可を申請した。機構によると、今回はダクトの裏側から板を当てる暫
定的な補修にとどめ、運転再開後にダクト全部を取り換える予定だ。ただ今回の補修も、国
の審査に通常1〜2カ月かかり、その後の工事に約3カ月が必要。このためダクトの補修完
了は5月末ごろになる。
現在中断しているプラント確認試験のうち運転再開に必要な燃料交換など8項目は、ダク
トの補修が終わらないと着手できない。このため確認試験は、計画より約10カ月遅れの8
月末ごろに完了する見込み。さらに制御棒の動作確認などの点検作業に約4カ月が必要で、
運転再開は12月以降になるとみられる。
一方で、昨年相次いで施工ミスや不具合が見つかったナトリウム漏えい検出器の総点検報
告や、同年3月にまとめた耐震安全性最終報告の国の審査も、現時点ではめどが立っていな
い。岡崎理事長はこれらの問題を挙げた上で、運転再開について「関係省庁との相談も必要
になる。なるべく早い時期に今後の見通しを示したい」と述べるにとどまった。具体的な時
期は「原子力安全・保安院がまとめる耐震安全性の中間報告を見極めた後に確定したい」と
説明した。
346 :
名無電力14001:2009/01/14(水) 05:36:28
もんじゅ、検出器誤作動 07年5月以降10回目
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20090113-OYT8T00806.htm 13日午後2時30分頃、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市白木)で、
原子炉補助建物地下1階の2次冷却系配管室にある冷却材ナトリウム漏えい検出器が作動した。
約10分後、運転員が漏えいがないことを現場で確認し、誤作動と判明した。検出器の誤作動は、
2007年5月に2次冷却系にナトリウムを再注入して以降、落雷によるものも含めて今回で10回目となる。
機構が原因を調べている。
機構によると、誤作動を起こした検出器は、ナトリウム漏れによる空気中の成分の変化を感知するタイプ。
同型検出器は、回路の接触不良などによって誤作動が続いたため、全32台を08年2月までに改良型に交換。
同6月までには性能点検も終えていた。
国や県など地元自治体への連絡は、発生から30分以内に行われた。
347 :
名無電力14001:2009/01/14(水) 17:09:30
もんじゅ10度目の誤警報 昨年に機器交換したばかり 2009年1月14日
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090114/CK2009011402000015.html 「心機一転を誓った直後なのに、またか」。敦賀市の高速増殖原型炉もんじゅで13日に起き
たナトリウム漏れ検出器の誤警報。日本原子力研究開発機構(原子力機構)が運転再開延期を表
明してから初の業務日に、防止策を練ってきたはずのトラブルが再発し、関係者に衝撃が走った。
今回誤作動した検出器は2007年8月に誤作動したものと同型。当時は製造時の接触不良が
原因で、昨年2月に全器を対策品に交換していた。原子力機構によると、今回も検出器自体の異
常の可能性があるという。
07年5月のナトリウム再注入以来、検出器の誤警報はこれで10回目。誤警報問題への対応
の遅れが3度目の延期につながった経緯もあり、原子力機構は検出器の総点検を実施し、報告書
を取りまとめている最中だった。
「タイミングが悪すぎる…」。9日には岡崎俊雄理事長が来県して延期への理解を求めたばかり。
原子力機構の担当者は、県庁で報道陣にトラブルの概要を説明し終えた後、疲れた表情で話した。
県原子力安全対策課の桜本宏課長は原子力機構幹部に「対策品に交換して健全性も確認してい
たはずの機器だ。早急に原因を究明して報告書に盛り込むように」と要請した。
348 :
名無電力14001:2009/01/15(木) 06:28:11
昨年の福井県内原発 設備利用率最低61% 1993年以来 発電量全国一の座譲る
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20090114-OYT8T00826.htm 県内にある原発は2008年、設備利用率が61・3%、発電電力量が計608億キロ・ワット時と
なり、県内の商用原発が13基になった1993年以来、ともに最も低い値になったことが、県原子力
安全対策課のまとめた昨年の原発稼働実績で明らかになった。加圧水型軽水炉の蒸気発生器や原子炉容
器の溶接部に傷が見つかった問題が続出し、運転停止期間が長引いたことが主な要因とみている。
設備利用率は、2003年の89・2%をピークに、その後は5年連続で減少。08年は前年比13
・6ポイント減と、大幅に下回った。発電電力量も同様の傾向にあり、同年は前年より132・4億キ
ロ・ワット時減った。
安全協定に基づき県や市町に報告されたトラブル件数は、前年比6件減の23件。このうち、設備の
安全上、深刻なケースとして法律に基づき国への報告対象となったのは、日本原子力研究開発機構の高
速増殖炉「もんじゅ」を含めて9件あった。
主なトラブルでは、定期検査中の関電高浜3、4号機で蒸気発生器下部の配管溶接部に、同大飯3号
機で原子炉容器と1次冷却系配管の溶接部にそれぞれ傷を確認。07年に同様の傷が蒸気発生器配管溶
接部で見つかった日本原子力発電敦賀2号機とともに、傷の点検と補修によって定期検査が長期に及ん
だ。敦賀2号機では調整運転中に高圧タービン溶接部でも傷が見つかったため、さらに定検が長引き、
設備利用率はわずか10・5%にとどまった。
また、経済産業省原子力安全・保安院が公表した08年の全国の原発における発電電力量は計251
7・4億キロ・ワット時で、道県別は、福井県は全国の24%を占めたが、福島県に抜かれて2番目と
なり、93年以来続けていた全国一の座を譲った。
349 :
名無電力14001:2009/01/15(木) 09:45:45
六ケ所再処理工場 耐火れんが穴開け作業中断/原燃
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090113191632.asp 六ケ所再処理工場のガラス溶融炉の耐火れんがが抜け落ちたトラブルで、日本原燃は十三日、
九日に始めたドリルによる耐火れんがへの穴開け作業をいったん中止したことを明らかにした。
入り口の流下ノズル内にガラスが残っており、無理にドリルを入れるとノズルを傷付ける恐れ
があるという。
現在、模擬装置でノズル内のガラスを削る練習をしており、作業再開までには数日かかると
している。溶融炉内に残るガラスを抜き取る決定をしてから間もなく一カ月になるが、いまだ
に炉を再加熱する見通しすら立たない状況。遠隔操作による作業の難しさがまたもネックに
なっている。
原燃は九日に、炉の下からドリルを入れ、炉の底に落ちたれんがを削る作業に入った。
しかしドリルを入れる前に計測用の棒をノズルに差し込んだところ、溶け残ったガラスが内側に
付着しているのが分かったため、作業をストップした。原燃は「付着ガラスは炉内の落下れんが
と違い、慎重に削らなくてはならない。ドリルを改良することもあり得る」としている。
ノズル内のガラスを溶かし落とす作業は昨年十二月に行ったが、その後加熱装置を取り外した
ため、現在はガラスを溶かすことができないという。
>>348 10%とは太陽光や風力以下どころか
お笑いレベルだね
お笑いレベルなのは比較対象のおかしい350だとおもうが
ハイハイ、よそでやれカス兄弟。
353 :
名無電力14001:2009/01/16(金) 04:45:35
プルサーマル計画:2市民団体、受け入れ中止を申し入れ 原発協会長に要望書 /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090115ddlk07040184000c.html 市民グループ「脱原発福島ネットワーク」と「プルサーマルに反対する双葉住民会議」
は14日、原発立地4町で作る「原発所在町協議会」にプルサーマル計画の受け入れ中止
を申し入れた。2団体の代表5人が富岡町役場を訪れ、同協議会会長の遠藤勝也町長に
要望書を手渡した。同協議会は28日の臨時総会で、受け入れに向けた結論を出す方針。
要望書は、青森県六ケ所村の再処理工場稼働の遅れなどを挙げ、「国の核燃料サイク
ル計画が行き詰まり、(福島第1原発の)老朽化の進行と耐震安全性が不透明な中、
プルサーマルを推進する必要性も緊急性もなく、現状では安全を犠牲にするもの」と、
プルサーマル計画を受け入れないよう求めた。ネットワーク世話人の佐藤和良・いわき市
議は「拙速な議論では県民を不安に陥れる」と訴えた。
遠藤町長は「皆さんの意見を臨時総会にも報告し、議論したい」と述べるにとどまった。
報道陣に対しては「勉強会などを経て、協議会で状況が整いつつある。安全性も、国の説明
や先進地の視察を経て理解が進んでいる」と述べ、受け入れに前向きな姿勢を改めて示した。
354 :
名無電力14001:2009/01/18(日) 06:30:05
島根原発プルサーマル国が説明会
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20090117-OYT8T00782.htm 安全性強調 住民は地震に不安
中国電力の島根原発2号機(松江市)のプルサーマル計画や同原発の耐震安全性について国が説明す
る住民説明会が17日、松江市学園南のくにびきメッセで開かれ、約400人が参加した。安全性を強
調する国に対し、参加者からは「阪神大震災並みの地震が起きたらどうなるのか」など不安の声が上が
っていた。
冒頭、資源エネルギー庁の西山英彦電力・ガス事業部長が「プルサーマル計画は国にとって必要な施
策。安全確保を大前提に住民に理解を深めてもらえるよう努力したい」とあいさつ。
その後、同庁や原子力安全・保安院などの担当者が、島根原発のプルサーマル計画に許可を出した理
由などについて説明した。
質疑応答では、耐震安全性に質問が集中。「島根原発は基準地震動600ガルで安全というが、阪神
大震災は800ガルだった」という問いに、国は「地域によって設定すべき基準は違う。島根原発の場
合は地形から600ガルが妥当だと評価した」と説明。「活断層が8キロ、10キロ、22キロと延び
ていき不安。地震動がどれだけなら危険なのか」との質問には、国は「600ガルなら安全と審査して
おり、限度については調査していない。常に最新の知見に基づいてやっており、今後も新たな取り入れ
るべき知見が出れば、検討する」とした。
会場内には警備員が配置され、物々しい雰囲気。参加した松江市鹿島町の自営業、石橋宏さん(72)
は「少し難しかったが、専門家が大丈夫と言っているのだから、安全だと信じている」と話し、同市矢
田町の契約社員、後藤健太さん(25)は「国の説明は資料を読んでいるだけ。聞けば聞くほどわから
なかった」と困惑気味だった。
終了後、松浦正敬・松江市長は「率直な説明で良かった」とし、プルサーマル計画を市が受け入れる
かどうかの判断については、「今後、専門家の意見を聞き、出来るだけ早くしたい」と述べ、国の核燃
料サイクル交付金(限度額60億円)の受給期限である今年度末までに判断する考えを改めて示した。
355 :
名無電力14001:2009/01/20(火) 08:55:09
『ふげん』解体進む 原発、廃炉の時代へ 2009年1月20日
http://www.chunichi.co.jp/article/technology/science/CK2009012002000156.html 撤去まで20年
日本海に面した敦賀半島にある「ふげん」は出力十六万五千キロワット。一九七九年に運転開始、
二〇〇三年に停止した。〇八年からは「原子炉廃止措置研究開発センター」に正式名称を変更。二八年
度まで使用済み燃料搬出、原子炉周辺設備の解体撤去、原子炉本体の解体撤去、建屋解体−のステップ
を踏んで廃止措置を終える。
ふげんは一般的な百万キロワット級の原発に比べ小型。普通の原発が熱を取り出す冷却材に水(軽水)
を使っているのに対し、重水を使用。原子炉の構造も、軽水炉にあるお釜のような「圧力容器」がなく、
圧力管という二百二十四本の管が林立し、中に一体ずつ燃料がある。
同センター技術開発課長の森下喜嗣さんは「軽水炉はお釜の中の燃料をごそっと取り出せば、あとは
お釜だけが残る。ふげんは燃料を運び出してもまだ管があるから、炉心がややこしい構造のまま残る」
と、ふげん廃炉の特徴を話す。
材料も、軽水炉は主にステンレス鋼だが、ふげんはジルコニウム合金を使用。酸化しやすい、つまり燃
えやすいため解体時の切断作業では軽水炉以上に注意が必要だという。
国内での廃止措置は、ふげんが初めてではない。原子力機構の前身・日本原子力研究所の動力試験炉
(茨城県東海村)が一九九六年三月に解体撤去を完了。日本原子力発電の東海発電所(同)が二〇〇一年
に作業を始め、一七年に完了する。
ふげんは三例目になるが、副所長の渋谷進さんは「ほかの炉は規模がもっと小さかったり、運転期間が
短く放射能の蓄積が少なかったりする。東海はガス炉で、水炉とは構造や原理がまるで違う」と説明。今
後の原発廃止措置には、ふげんでの知見がより役立つのでは、と話す。
356 :
名無電力14001:2009/01/20(火) 09:01:29
>>355の続き
リサイクルも
気になるのは、廃炉で出てくる放射性廃棄物。ふげんの廃炉で発生する廃棄物の量は36万1800トン。
このうち35万2000トンは産業廃棄物として処分したり、送電鉄塔や路盤材(道路)などにリサイクル
したりする。残り1万トン程度を低レベル放射性廃棄物として処分する。「普通の原発でも同じで、発生量
全体の2〜5%が埋設処分する必要がある低レベル放射性廃棄物です」(森下さん)
日本は、使用済み核燃料を再利用するため化学処理する過程で発生する燃料の残りかすや溶液が「高レ
ベル」放射性廃棄物で、それ以外はすべて「低レベル」扱い。ふげんでは炉心タンクの放射能レベルは高
くて人が近づけない。周りを囲って水を張り、水中に沈めて遠隔操作のロボットで切断する。
低レベル放射性廃棄物は、放射能レベルで三つに区分する。最も低いレベル3は地下数メートルに埋める。
比較的低いレベル2は地下数メートルにコンクリートピットを設けて埋設。高いレベル1は地下50〜
100メートルに空間を設けて搬入し、埋設する。どこに処分するかはまだ決まっておらず、今後、公募す
ることになるという。
ソフトが大事
廃炉措置で重要なのは「放射能レベルごとにきちんと区分けし、作業のシステム管理をうまくやるとい
うソフトの部分です」と渋谷さんは話す。解体作業は既存の技術でできるが「放射能レベルが高い炉心を
切り刻むのは未体験になる」。
廃止措置の費用は750億円。管理課技術主幹の磯村和利さんは「炉心部分以外は改造工事と同じで
特殊な技術はいらない。放射線管理技術のある企業なら対応できる。ふげんでも多くの地元企業が仕事を
している」と説明する。
http://www.chunichi.co.jp/article/technology/science/CK2009012002000156.html
357 :
名無電力14001:2009/01/20(火) 18:02:51
ガラス流路確保/六ケ所再処理工場 再処理トラブル
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090119201035.asp 六ケ所再処理工場のガラス溶融炉内の耐火れんがが抜け落ちたトラブルで、日本原燃は十九日、
溶融炉のガラスを抜き取るため、炉底の穴をふさいだガラスなどをドリルで削る作業を、十八日
までに終えたと発表した。炉を再加熱してガラスを抜き取るだけでも早くて三週間ほどかかる見
通しで、二月中の試運転完了(完工)は絶望的な状況だ。
今回のトラブルでは、抜け落ちたれんがが溶けたガラスの中に落ちたままガラスが固まり、
れんがが炉底の穴をふさいでいる可能性が高い。このため、原燃は炉の下からドリルを入れ、
ガラスやれんがを削って流路を確保することにした。
しかし、炉底の手前にある流下ノズル内にも溶け残ったガラスが付着していて、除去しなければ
ならないことが判明。十三日にいったん作業を中止した。
その後、十五日にノズル内のガラスを削り、十八日には炉底部のガラスを下から、流下作業に
支障がない深さまで掘り込んだ。
ただ、れんがが実際に穴をふさいでいたか否かの結論は、削った物質の分析待ちという。
今後、一週間かけて作業のために外した部品を取り付け、その後、約二週間かけてガラスを再加熱する。
358 :
名無電力14001:2009/01/20(火) 18:57:11
ところで・・電気料金が異常に跳ね上がってんだけど。
いったいどーいうシステムでこれだけ上がるんだ?
月1万以上値上げって、ほとんど2倍じゃんか?
原油価格の影響って言ってるけど、もう下がってんだろ?
給料が1万円下がったようで結構痛いね。
この不景気に何やってんだ関西電力は!
359 :
名無電力14001:2009/01/21(水) 15:30:14
専門家と精査 プルサーマル '09/1/21
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901210037.html http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn20090121003701.jpg 中国電力島根原子力発電所2号機(松江市鹿島町)のプルサーマル計画で、
松江市と市議会は20日、立場の異なる専門家を招いた勉強会をスタートさせた。
国と中電から受けた安全性と耐震性に関する回答を精査するためで、計7人の専門家から意見を聞く。
この日午前中に開かれた市と市議会の合同学習会には、いずれも原発に慎重派の
元京都大原子炉実験所講師の小林圭二氏、特定非営利活動法人(NPO法人)原子力資料情報室
事務局長の伴英幸氏を招いた。
小林氏は、市の21項目の質問に対する国の回答を「質問はクリアなのに回答は雑」と指摘。
混合酸化物燃料(MOX燃料)の各国の安全評価基準の設定経緯について
原子力安全委員会が「承知していない」と回答したことを「質問に直接答えていない」と批判した。
伴氏は、国が示す高速増殖炉実用化の見通しが不透明な点や、使用済みMOX燃料の処理方法が
白紙であることを問題視。「回答は今までの計画を示しただけで誠意に欠ける」と小林氏に同調した。
360 :
名無電力14001:2009/01/22(木) 03:51:41
361 :
名無電力14001:2009/01/22(木) 08:30:20
Nuclear's Comeback: Still No Energy Panacea(Panacea 万能薬・あらゆる問題の解決策)
http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1869203,00.html 原子力には表面的には追い風ばかりが目立つ。米議会にもかつてのような反原発派はみられなく
なったし、米国のエネルギー需要も2030年まで3割も増加するという見通しもあるし、なにより
CO2を直接排出しないので地球温暖化に役立つという主張もあるのだ。
しかし、その原子力エネルギーに暗雲が立ちはじめているというのだ。それは開発のコスト。
以前から高いといわれていたが、非常に高いどころか、メチャクチヤに高いとわかってきたのだ。
マケイン氏の主張するように2030年までに45の原発を新設すると、1兆ドル以上ものコストが
かかるという。しかも、それすらこれから廃炉を迎える原発の代替にも間に合わないのだ。
こんな状況を見て、ウォール街の機関投資家たちは原発への投資にすでにそっぽを向いている。
さらに悪いことに、原発ルネッサンスは地球温暖化防止にも当面役立たない。なぜなら原発は建
設までのリードタイムが長く、米国で最初に新規原発が稼動するのは2016年以降であり、ここ
10年のCO2削減が勝負と言われる地球温暖化防止対策にも全く間に合わないのだ。
ではどうするか? 風力などの自然エネルギーの大幅増強、CO2の排出が少ない石炭や天然ガス
の活用法の開発なども即効性は期待できない。最後はやはり需要の抑制と既存のエネルギーの効
率的な活用しかないのかもしれない。
原子力のコスト問題が僕たちに突きつけているのは、いかに需要を減らし、効率的に今ある資源
を活用するかという至極当然な命題なのだ。そして誰にでも始められる解決策でもあるのだ。
362 :
名無電力14001:2009/01/22(木) 17:45:49
363 :
名無電力14001:2009/01/22(木) 19:17:17
高レベル放射性廃液漏れる 六ケ所・再処理工場 2009年01月22日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090122t23048.htm 日本原燃は22日、試運転中の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)のガラス固化体を
製造する建屋内にある密閉された小部屋で、高レベル放射性廃液が配管から漏れるトラブルがあった
と発表した。漏れた廃液は既に回収され、周辺への影響はないという。
ガラス固化体製造試験は、溶融炉内をかき混ぜる棒が曲がるトラブルで昨年から中断しているが、
廃液が漏れた原因調査のため、試運転終了時期がさらに遅れるのは確実とみられる。
原燃によると、今月21日、配管の下にある受け皿に約20リットルの廃液がたまっているのが
見つかり、配管の先端に取り付けたステンレス製の金具のふたがゆるんで廃液がこぼれているのが
確認された。
廃液は配管から「原料供給器」という装置を通じて炉内に注入される。原燃はかき混ぜ棒が変形
したトラブルによる炉内の損傷を調べるため、昨年12月にこの供給器を取り外し、配管にふたを
していた。
364 :
名無電力14001:2009/01/23(金) 08:40:10
ガラス固化再開遅れる見通し
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090122212418.asp 日本原燃は二十二日、六ケ所再処理工場の高レベル廃液ガラス固化建屋で、
配管から高レベル放射性廃液が漏れるトラブルがあった―と発表した。漏れた場所は、
セル(コンクリートで密閉した部屋)内で、外部への放射能漏れなどはないという。
原燃は約二十リットルの廃液を回収し、漏れた量に相当するかどうか確認している。
二十一日午後に、配管を閉じている金具部分から廃液が滴っているのを発見。
遠隔操作で金具のボルトを締め直したところ、漏れは止まったという。原因調査のため、
中断中のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験の再開は、さらに遅れる見通し。
年度内のアクティブ試験終了(完工)も厳しい状況になってきた。
365 :
名無電力14001:2009/01/23(金) 16:25:29
再処理工場で廃液21リットル漏れる 基盤焦げ跡は「火災」
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/01/5131.html 日本原燃は22日、六ケ所再処理工場高レベル廃液ガラス固化建屋内で、放射能濃度が高い
廃液が配管のつなぎ目2カ所から約21リットル漏れたと発表した。廃液は受け皿などにたま
り、外部への影響はない。原燃はガラス溶融炉に関するトラブル調査のため、炉の周辺機器を
取り外した後、元に戻す作業をしていた。配管は先端部をふさいでいたが、留めるために使っ
ていたボルトが緩んでいたという。溶融炉の稼働再開時期にも影響を与えそうだ。
原燃はトラブル等対応要領に基づき、2番目に重要度が高いB情報として発表した。
原燃によると、21日午後3時ごろ、受け皿に廃液がたまったことを示す警報が鳴り、調べ
たところ同6時30分すぎ、配管のつなぎ目で滴下を確認。約3時間後、もう一つの配管のつ
なぎ目でも滴下を発見した。配管はガラス溶融炉に原料供給器を通して廃液を送り込むライン。
炉内耐火レンガ欠落など一連のトラブルを受け、廃液供給は停止しており、供給器取り外しに
伴って配管は閉止させていた。
廃液は配管下部のトレー受け皿に計約20リットルたまっており、分析の結果、放射能濃度
は最高で1ミリリットル当たり1.6×10の10乗ベクレルと高い値を示した。原燃は炉の
周辺機器取り付け後に炉を加熱、内部のガラスを抜き出し再度炉内を調べる予定だった。しか
し今回の滴下で原料供給器の取り付けが当面できず炉の加熱もできない状況だ。
日本原燃再処理事業所=六ケ所村尾駮=構内のモニタリングポスト電源基盤の一部に焦げ跡
が発見された問題で、地元の六ケ所消防署は22日までに火災と判断した。これを受け、原燃
はトラブル等対応要領で最も程度が高いA情報の扱いとした。
原燃などによると、21日午後6時45分ごろ、同事業所構内のモニタリングポストで、空
間放射線量率が観測できなくなり、社員がポスト基盤の一部に約3センチ四方の焦げ跡を発見。
通報を受けた同署が鎮火を確認し火災と判断した。施設内外への放射線などの影響はない。
ポストは部品を交換、同日深夜に復旧した。
366 :
名無電力14001:2009/01/24(土) 08:13:50
最大29キロ先へ避難 原発事故想定し防災訓練
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090124t13037.htm 東北電力女川原発の事故を想定した原子力防災訓練(宮城県など主催)が22、23の両日、
女川町、石巻市であり、68機関、約3000人が参加した。
訓練の重点の一つは、住民避難対応の充実。石巻市は、合併に伴い昨年策定した「退避・避
難措置計画」に基づき、避難対象になった荻浜地区、牡鹿地区の住民らが、原発から最大29
キロ離れた避難所に移動する訓練を実施した。
市域が広がった利点を生かし、原発からより遠くに避難所を設定した計画策定後、初の訓練。
原発から22キロ離れた石巻市成田のビッグバンには、荻浜地区の住民や保育所の園児ら約50
人がバス2台で避難した。約1時間20分かけて避難所に到着した住民らは、緊張した様子で放
射線レベルの測定を受けた。
参加した荻浜地区行政委員連合会長の高橋孝司さん(71)は「ちょっと遠い感じがした。
時間をかけずに安全に避難する方法もあってもいいのでは」と話した。
原発から29キロ離れた同市北村の遊楽館には、牡鹿地区の住民約30人がバスで避難。
女川町でも、原発に近い塚浜、小屋取の両地区住民ら約120人がバスで町中心部の
女川二小に避難した。
バスで遠くの避難所に移動し、放射性物質汚染検査を受ける住民=石巻市のビッグバン
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2009/20090124005jd.jpg
367 :
名無電力14001:2009/01/24(土) 09:16:49
むつ小川原地域・産業振興財団、 電気事業連合会から32億5000万円 /青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090123ddlk02010009000c.html ◇来年度から5年間、25市町村に配布予定
県は22日、県が100%出資するむつ小川原地域・産業振興財団(青森市)が
電気事業連合会(東京都)から、09年度からの5年間で計32億5000万円の寄付を
受けると発表した。原子燃料サイクル施設立地に伴う電源三法交付金の対象外となる
県内25市町村に配分される見込み。
県原子力立地対策課によると、支援制度は94年度に始まり、5年おきに更新されてきた。
今回は昨年8月28日に、県市長会と町村会が三村申吾知事に継続を要望し、同10月に
県などが電事連に要請していた。各自治体への具体的な配分については財団と県が協議する。
三村知事は「対象市町村には効果的に活用してもらい、産業振興や地域住民の福祉の
向上などに役立ててほしい」とコメントした。
368 :
名無電力14001:2009/01/24(土) 12:04:49
電源3法交付金205億円:福井 2009年1月24日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20090123-OYT8T01050.htm 県内昨年度 5年連続で過去最高
2007年度に県内の自治体などに交付された電源3法交付金の総額は、前年度より約9億円多い
205億2295万円で、5年連続で過去最高を更新したことが県のまとめでわかった。県地域づくり
支援課は「県外へ供給した電力量に応じて額の決まる交付金が増えたことが大きな要因」としている。
1974年度に同交付金制度が制定されて以降の交付総額は2824億4636万円となった。
電源3法交付金は、電力事業者が国に納めた税金を、発電施設の立地や周辺の自治体に交付金や
補助金の形で還元し、地域振興を進める制度。県内では08年4月1日現在で、商業用原発13基に加え、
水力29基、火力3基、風力2基の各発電所が稼働している。
交付金のうち、県内の発電量と消費電力量の差を示す「移出電力量」で決まる「電力移出県等交付金
相当分」は、07年度分の算定基準となる05年度の発電量が多かったことから、06年度分より
約4億円増え、63億円となった。
原発の運転年数が15年、30年を超えるごとに手厚く交付される「原子力発電施設等立地地域長期
発展対策交付金相当分」は、関西電力大飯原発3号機(おおい町大島)が91年12月の運転開始以来
15年過ぎたことなどから、前年度約1億円増の47億8670万円となった。
自治体別の内訳は、県が113億5325万円で、各市町では、▽おおい町35億2371万円
▽高浜町17億3518万円▽敦賀市16億2935万円▽美浜町11億2873万円――など。
あわら、鯖江両市には交付されなかった。
使途別では、▽児童館「県子ども家族館」(おおい町成海)の建設費18億818万円▽杉田玄白記
念公立小浜病院(小浜市大手町)の整備事業費4億9934万円▽県の若者就職支援センター「ふくい
ジョブカフェ」の事業費5515万円――など。自治体以外では、若狭湾観光連盟(小浜市小浜白鬚)
に7469万円が文部科学省から補助金として交付された。
369 :
名無電力14001:2009/01/24(土) 18:29:17
ふげん解体20年の道 複雑な炉心、燃えやすい材料
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090124/CK2009012402000003.html 国内55基の原子力発電所中17基は運転開始から30年を超す。このうち浜岡原発1、2号機につ
いて中部電力は昨年末、廃炉を決めたが、古い原発をどうするかが大きな課題だ。日本原子力研究開発
機構の新型転換炉「ふげん」(敦賀市)では昨年2月から廃止措置を開始。“廃炉の時代”に備え、安全
に使用済み核燃料を運び出し、設備・機器を解体撤去する技術開発に取り組んでいる。
日本海に面した敦賀半島にある「ふげん」は出力16万5千キロワット。1979(昭和54)年に
運転開始、2003年に停止した。08年からは「原子炉廃止措置研究開発センター」に正式名称を変
更。28年度まで使用済み燃料搬出、原子炉周辺設備の解体撤去、原子炉本体の解体撤去、建屋解体−
のステップを踏んで廃止措置を終える。
ふげんは一般的な100万キロワット級の原発に比べ小型。普通の原発が熱を取り出す冷却材に水
(軽水)を使っているのに対し、重水を使用。原子炉の構造も、軽水炉にあるお釜のような「圧力容器」
がなく、圧力管という224本の管が林立し、中に一体ずつ燃料がある。
同センター技術開発課長の森下喜嗣さんは「軽水炉はお釜の中の燃料をごそっと取り出せば、あとは
お釜だけが残る。ふげんは燃料を運び出してもまだ管があるから、炉心がややこしい構造のまま残る」
と、ふげん廃炉の特徴を話す。
材料も、軽水炉は主にステンレス鋼だが、ふげんはジルコニウム合金を使用。酸化しやすい、つまり
燃えやすいため解体時の切断作業では軽水炉以上に注意が必要だという。
国内での廃止措置は、ふげんが初めてではない。原子力機構の前身・日本原子力研究所の動力試験炉
(茨城県東海村)が1996年3月に解体撤去を完了。日本原子力発電の東海発電所(同)が2001
年に作業を始め、17年に完了する。
370 :
名無電力14001:2009/01/24(土) 19:22:15
371 :
(o_ _)o.。oOO:2009/01/24(土) 23:27:30
>>369 ふげんは三例目になるが、副所長の渋谷進さんは「ほかの炉は規模がもっと小さかったり、運転期間
が短く放射能の蓄積が少なかったりする。東海はガス炉で、水炉とは構造や原理がまるで違う」と説明。
今後の原発廃止措置には、ふげんでの知見がより役立つのでは、と話す。
気になるのは、廃炉で出てくる放射性廃棄物。ふげんの廃炉で発生する廃棄物の量は36万1800
トン。このうち35万2000トンは産業廃棄物として処分したり、送電鉄塔や路盤材(道路)などに
リサイクルしたりする。残り1万トン程度を低レベル放射性廃棄物として処分する。「普通の原発でも
同じで、発生量全体の2−5%が埋設処分する必要がある低レベル放射性廃棄物です」(森下さん)
日本は、使用済み核燃料を再利用するため化学処理する過程で発生する燃料の残りかすや溶液が「高
レベル」放射性廃棄物で、それ以外はすべて「低レベル」扱い。ふげんでは炉心タンクの放射能レベル
は高くて人が近づけない。周りを囲って水を張り、水中に沈めて遠隔操作のロボットで切断する。
低レベル放射性廃棄物は、放射能レベルで三つに区分する。最も低いレベル3は地下数メートルに埋
める。比較的低いレベル2は地下数メートルにコンクリートピットを設けて埋設。高いレベル1は地下
50−100メートルに空間を設けて搬入し、埋設する。どこに処分するかはまだ決まっておらず、今
後、公募することになるという。
廃炉措置で重要なのは「放射能レベルごとにきちんと区分けし、作業のシステム管理をうまくやると
いうソフトの部分です」と渋谷さんは話す。解体作業は既存の技術でできるが「放射能レベルが高い炉
心を切り刻むのは未体験になる」。
廃止措置の費用は750億円。管理課技術主幹の磯村和利さんは「炉心部分以外は改造工事と同じで
特殊な技術はいらない。放射線管理技術のある企業なら対応できる。ふげんでも多くの地元企業が仕事
をしている」と説明する。
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090124/CK2009012402000003.html
372 :
名無電力14001:2009/01/26(月) 19:36:17
川内原発増設 薩摩川内市で「脱原発講座」
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=14923 川内原子力発電所(薩摩川内市)の3号機増設計画に関し、川内原発建設反対連絡協議会
(鳥原良子会長)は25日、同市内で「脱原発講座」を開いた。市民や議員ら約210人が
参加し、原発の仕組みや日本の電力事情などを学んだ。
原子力資料情報室(東京)核燃料サイクル問題担当の澤井正子さんが「原発増設は本当に
必要か」と題して講演。「原発は、処理を次世代にまで負わせる高レベル放射性廃棄物を生
み出す。電力会社には、省エネやエネルギー転換率の効率化など増設よりも先に取り組むべ
き課題がある」と訴えた。
参加者からは、3号機で採用される予定の改良型加圧水型軽水炉の安全性や、原発を廃炉
にする際に発生する廃棄物に関する質問があった。
鳥原会長は「原発やそれを取り巻く状況を学ぶ勉強会を重ね、反対の意見を広げられるよ
うにしたい」と話した。
373 :
名無電力14001:2009/01/27(火) 09:33:02
旧型原発の出力向上 改良工事、経産省が容認へ
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090127AT2G2600E26012009.html 経済産業省原子力安全・保安院は既存の原子力発電所を改良し、発電能力を引き
上げる工事を容認する方針だ。タービン交換など出力向上に関する安全規制のルールを
年内をメドにつくる。エネルギーの安定供給や地球温暖化対策のため、電力各社は
原発利用の拡大を進めているが、新設のハードルは高い。30年以上経過した古い原発でも、
出力を高めれば利用効率が上がり、二酸化炭素(CO2)削減につながる。
原発は火力発電所などに比べて燃料コストが安定しており、CO2を出さない。
100万キロワット級1基の出力を1%向上させるだけで、CO2排出量を年約5万トン抑制できる
という試算がある。
374 :
名無電力14001:2009/01/28(水) 09:44:38
375 :
名無電力14001:2009/01/28(水) 13:00:02
「県は厳しい対応を」反核団体 相次ぎ要望 六ケ所再処理工場
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090127113016.asp 六ケ所再処理工場で高レベル放射性廃液が漏れたトラブルを受け、県内外の反核燃団体が
二十六日、相次いで県庁を訪ね、日本原燃に厳しい対応を取るよう要望した。
このうち市民団体「花とハーブの里」(六ケ所村)の菊川慶子代表や「三陸の海を放射能
から守る岩手の会」(盛岡市)の永田文夫世話人らは、「もし大きな地震が来て、危険な高
レベル廃液が外に漏れれば、取り返しのつかない汚染になってしまう」と主張。原燃や国に、
廃液管理の徹底を促すよう求めた。
一方、社民党県連の渡辺英彦代表や原水禁県民会議の今村修代表らは「漏れてはいけない
ものが漏れた。たるんでいる。これで工場を動かして良いのか」と、県の積極的な対応を求
めた。県エネルギー総合対策局の担当者は、原燃からの原因報告を待つ考えを示した。
376 :
名無電力14001:2009/01/28(水) 23:04:06
使用済み核燃料、3月にも仏から海上輸送 電力3社
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090128AT1G2802K28012009.html 中部電力と四国電力、九州電力は28日、原子力発電所から出た使用済み核燃料を加工した
ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)を共同で海上輸送すると発表した。早ければ
3月にもフランスを出港し日本へ輸送する見通し。使用済み核燃料の海上輸送は2001年以来、
8年ぶりになる。
四国電と九州電は同日、MOX燃料を利用する原発がある地元自治体に輸送計画を提出した。
中部電は浜岡原発(静岡県御前崎市)、四国電は伊方原発(愛媛県伊方町)、九州電は玄海原
発(佐賀県玄海町)でそれぞれ燃料を使う。
輸送計画の詳しい内容はテロなど安全上の問題から非公開としたが、2隻の武装輸送船で
フランスを出発し、約2カ月かけて各社の原発まで運ぶとみられる。玄海原発では準備が整え
ば今秋にもMOX燃料を使用する見通しだ。
377 :
名無電力14001:2009/01/29(木) 11:35:55
温暖化ガス排出量がさらに増加、原発停止分は電気利用者が負担
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090126/323465/ 排出枠の費用は利用者が負担
京都議定書の目標達成の成否は、電力10社で作る電気事業連合会の自主行動計画にかかっている。
各業界が策定する温暖化対策の自主行動計画、とりわけ電力業界と鉄鋼業界の計画は、政府との事
実上の協定となっている。電事連は、2008〜12年度の平均で使用電力量1kWh当たりのCO2排出量
を90年度比で20%「程度」減らす。しかし2007年度は、逆に8.6%増となった。
非化石エネルギーの利用や設備の改善を進めても達成が難しいため、電力各社は2012年度までに
合計1億9000万t分の排出枠を調達する契約を済ませている(2008年9月時点)。京都議定書の
CDM(クリーン開発メカニズム)の排出枠は1t当たり約3000円。痛い出費だ。
とりわけ東京電力は、柏崎刈羽原発の停止によって年間約3000万tのCO2が余計に出る。これを
排出枠で相殺しようとすると、新たに年間1000億円程度かかることになる。
原発の復旧の時期は依然不透明だ。東京電力は他社同様、現時点で保有する排出枠の総量を明ら
かにしていないが、原発の停止が長引けば、2012年度までに用意すべき排出枠は、1社単独で1億t
に迫る恐れもある。排出枠の購入費用を電力料金に転嫁せざるを得ない情勢だ。
自主行動計画を守るために排出枠を購入して政府に譲渡すると、発電原価への算入が認められる
ため、購入費用を電力料金に含めて利用者に請求できるようになる。東京電力は排出枠の譲渡の
時期や量は、今後検討するとしている。経済産業省は譲渡を急ぐよう電力各社に求める方針だ。
原発停止によるCO2増は、電気利用者の負担で補うことになる。
原子力は温暖化政策の重要な位置を占めているが、停止した際のリスクも極めて大きいことが実
証された。電力料金に上乗せして消費者がコスト負担すべき対策が、排出枠なのか、太陽電池など
分散型の自然エネルギーなのか、改めて議論すべきだ。
378 :
名無電力14001:2009/01/29(木) 16:21:57
玄海原発プルサーマル計画:「住民不在のままだ」 反発強める市民団体 /佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090129ddlk41010612000c.html 市民団体・玄海原発対策住民会議の仲秋喜道副会長(79)=玄海町=は「プルサーマルの
是非を問う住民投票をせず、県も町も住民不在のまま計画を進めている」と批判。「耐震対策
や最終処分場の問題が解決しないのに、プルサーマルだけが実現したら、住民の不安が増大す
るだけだ」と指摘した。
また、からつ環境ネットワーク共同代表の三浦正之さん(34)=唐津市=も「輸送容器の
安全性確認も十分でなく、そのような状況で県は輸送の事前了解をすべきでない」と訴えた。
これに対し、県くらし環境本部の城野正則本部長は「初めて扱うMOX燃料だが、通常の
ウラン燃料と同様に安全が確保されているかどうか予断なく判断する」と話した。
また、玄海町の岸本英雄町長は「もう少し時間をもらい勉強してから(九電に)返事をしたい」。
プルサーマルが今秋にも始まる公算が大きくなったことについては「安全性が確保されるなら
いいが、予定通り10年度に実施してほしいという思いはある」と複雑な胸中をのぞかせた。
◇日程、ルート公表せず 「国ピリピリ」−−MOX燃料輸送計画
28日発表されたMOX燃料の輸送計画は、原子炉等規制法の核物質防護規定を理由に日程
やルートなど、ほとんどがこの日は公表されなかった。
この日会見した九州電力によると、01年に起きた米同時多発テロを受け、99、01年に
東京電力など2社が輸送した時に事前公表していた出発日や輸送船の名称などが事後発表とさ
れた。
県は「県民に説明するのが原則」との立場で、九電に対しても「できる限り情報提供に努め
るよう求めている」(原子力安全対策課)という。
そうした点から見れば情報公開が後退した感は否めないが、ある県幹部は「国がピリピリし
ている」と、国の姿勢が強く反映された結果と打ち明ける。
379 :
名無電力14001:2009/01/30(金) 03:18:44
原子力機構の組織体制は「改善途上」 もんじゅ特別検査の結果報告
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090130/CK2009013002000005.html 経済産業省原子力安全・保安院は29日、敦賀市の高速増殖原型炉もんじゅで昨年11、
12月に行った特別保安検査の結果を県と市に報告した。日本原子力研究開発機構(原子力
機構)が取り組んでいる組織や保守管理体制の改善について一定の評価をしつつも「実施途
上だ」と、さらなる充実を求めた。
四度目の運転再開延期の原因となった屋外排気口の腐食を受け、「設備の健全性が網羅的
に問題ないか、劣化の確認に漏れがないか、妥当性を確認する必要がある」とした。
ナトリウム漏れ検出器の誤警報問題に関して、今後の点検体制や通報遅れを生んだ組織体
質の改善の面で、十分な対応を求めた。
これらの問題を受けて、原子力機構が2月中に実施する組織改編計画については、「引き
続き充実させる必要がある」と結論づけた。
検査は、もんじゅでナトリウム漏れ検出器の誤警報の通報遅れがあったことなどを受け、
本年度中に計四回実施。3月に最後の検査を行う。
380 :
名無電力14001:2009/01/30(金) 03:21:58
>>379 ◆「きっちり調べて」 国への不信感も表す
国も検査をしているのに、なぜ何度も不具合が出るのか−。もんじゅの特別保安検査の結
果報告を受け、福井県安全環境部の品谷義雄部長は原子力安全・保安院の担当者に厳しい注
文を連発。もんじゅの安全性について、原子力機構だけでなく、国に対しても地元の不信感
が高まっている実態が裏付けられた。
「ここに問題があって直したらここも問題だ、追っ掛けごっこのようだ」
県庁で保安院の原山正明・地域原子力安全統括管理官から説明を受けた品谷部長は、もん
じゅの現状をこう表現し、地元の不安を代弁した。
その上で「特別保安検査というくらいだから、もっと人員を強化し、これ以上問題はない
というところまできっちり調べてほしい」と要請。保安院と原子力機構、推進官庁の文部科
学省との間で十分な連携を取り、再開計画を着実に進めるよう求めた。
もんじゅの改善状況について、保安院は結果報告書で「実施途上」との文言を多用。品谷
部長は「いつ解決されるのかあやふやだ」と、保安院が原子力機構に解決時期を明示するよ
う求めた。
原山管理官は「ご指摘の点も踏まえ、必要な事項を原子力機構に示していく」と応えた。
県は近く保安院長にも諸課題への見解を聞く方針。
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090130/CK2009013002000005.html
381 :
名無電力14001:2009/01/30(金) 20:31:22
「原発はクリーン」不適切と裁定 電事連広告にJARO裁定
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009013001000993.html 電気事業連合会(電事連)が雑誌に掲載した「原子力発電はクリーンな電気のつくり方」とい
う広告のコピーについて、日本広告審査機構(JARO)が「原子力発電にクリーンという表現
を使うことはなじまない」と裁定し、電事連に表現の再考を促していたことが30日、分かった。
裁定は昨年11月25日付。JAROが原発の広告について、再考を求めるのは異例という。
JAROは神奈川県の男性の苦情申し立てを受け、学識経験者7人でつくる審査委員会で審議。
「安全性について十分な説明なしに、発電時に二酸化炭素(CO2)を出さないことだけをとら
えて『クリーン』と表現すべきではない」と結論づけ、電事連に通知した。
申し立てによると、広告は昨年4月発行の雑誌に掲載された。男性は翌月、JAROに「事故
時の放射能汚染の危険性があり、到底クリーンとは言えない」と申し立て。電事連は「発電の際
にCO2を出さないという特長をクリーンと表現した」と説明していた。
裁定には法的拘束力はなく、広告内容を変更するかは広告主の判断に任される。電事連は「裁
定を受けたのは事実だが、中身についてはコメントできない」としている。
382 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 02:52:37
「MOX燃料輸送了承しないで」 反対派団体 玄海町に要望書
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/74272 九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)のプルサーマル計画で使用されるプルトニウム・
ウラン混合酸化物(MOX)燃料をめぐり、計画に反対する市民団体「プルサーマルと佐賀県の
100年を考える会」が30日午前、同原発へのMOX燃料の輸送を了承しないよう求める要望
書を同町に提出した。同日午後には県と九電佐賀支店にも同様の要望書を渡す。
九電はフランスで製造したMOX燃料を4月にも海上輸送する計画で、28日、安全協定に基
づき同県と玄海町に輸送の事前了解願いを提出していた。これに対し、要望書は「燃料の輸送容
器の落下試験が不十分であり、安全性が不足している」と指摘。現状では「輸送中に臨界事故の
危険性がある」としている。
この日、同会の村山俊子共同代表ら4人が同町役場を訪れ、今村盛史副町長に要望書を渡した。
村山代表は2月6日までの回答を求め、「疑義が払拭(ふっしょく)されるまで輸送を許すべき
でない」と主張。今村副町長は「まずは九電から安全に関する説明を聞かせてもらい、検討する」
と答えた。
383 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 03:04:11
384 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 12:29:46
385 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 12:52:26
浜岡原発:1、2号機運転終了 廃止措置計画の策定へ /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090131ddlk22040166000c.html 中部電力は30日、浜岡原発1、2号機が同日午前0時に運転を終了したと発表した。
昨年12月に発表した廃炉計画に基づき、国に保安規定の変更許可を申請していた。
今後は原子炉施設の安全管理を行うとともに、施設撤去の手順などを定めた廃止措置計画
の策定に移る。
1号機(沸騰水型軽水炉、出力54万キロワット)は76年3月、2号機(同型、同
84万キロワット)は78年11月に運転開始。1号機は配管破断事故で01年から、
2号機は定期検査で04年から長期休止が続いていた。
中電は廃炉に伴い6号機新設などを計画しているが、地元4市(御前崎、掛川、菊川、
牧之原)で構成する浜岡原発安全等対策協議会での説明会は開かれていない。4市間には
プルサーマル交付金の配分率をめぐり感情的対立があるとされ、同協議会の開催はめどが
立っていない。
386 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 13:32:10
高レベル廃液対応厳格化へ 使用済み核燃料再処理工場(六ヶ所村)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090131-OYT8T00048.htm 規制法解釈見直し検討
使用済み核燃料再処理工場(六ヶ所村)で21日、ガラス固化体を製造する建屋内の配管か
ら高レベル廃液が漏れた問題を受け、経済産業省原子力安全・保安院は30日、高レベル廃液
の漏えいに厳格に対応するため、原子炉等規制法の再処理規則の解釈を見直す検討を始めた。
これまでの解釈では、放射線管理区域内で起きた想定内の漏えいは法令報告の対象外だったが、
高レベルの放射性物質を含む廃液は別扱いとし、法令報告の対象とする方向で調整している。
日本原燃は、21日午後に廃液の漏えいを把握していたが、管理区域のセル内の漏えいとし
て、法令報告の必要がない「B情報」と判断し、翌22日午後まで発表しなかった。原燃の児
島伊佐美社長は30日の記者会見で、「漏れた廃液が高レベル廃液であったことを厳粛に受け
止めている」と述べた。
しかし、法令報告が必要な緊急性の高い「A情報」としなかった理由について、「漏れるこ
ともあるべしとして、受け皿も、回収装置も付いている。セル内で密封された中のもので、高
レベル廃液が出たというところだけとらえて判断するのは違うのではないかと思う」と説明した。
これに対し、保安院は「ただちに環境に影響がないにしても、ほかの廃液とは違い、高レベ
ル廃液の漏えいは重大なトラブルだ」とし、原燃に原因の究明と再発防止策を講じるよう異例
の指示を出していた。
一方、原燃は30日、保安院に廃液漏えいに関する報告書を提出。報告書は、本来は配管に
流れるはずのない廃液が誤って配管に流れ込んだことや、配管の先端に取り付けた板状の閉止
ふたの締め付けが緩かったことが原因であると推定した。
また、当初、漏えいを確認した廃液は約21リットルと発表していたが、その後の調査で、
漏れたのは約150リットルと判明。この大半が蒸発し、16リットルを回収したことを明ら
かにした。
387 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 14:09:44
高レベル廃液対応厳格化へ 使用済み核燃料再処理工場
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090131-OYT8T00048.htm 日本原燃は30日、2月としていた再処理工場の完工時期を6か月延期し、8月中とする工事計
画変更届を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。
原燃の児島伊佐美社長は同日、青森市内で記者会見を開いて延期を正式に発表。6か月の延期幅
とした理由を、「トラブルの原因を究明し、試験を再開するのが5月頃。その後の試験項目を考慮
すると8月までかかる」と説明。ガラス固化体製造関連のトラブルが延期の原因になったことにつ
いて、「スケジュール通りにいっていないことは残念。県民の期待に沿えずに申し訳ないと思う」
と謝罪した。
同工場は2006年3月に最終試運転を開始し、07年11月からガラス固化体の製造試験を始
めた。しかし、同12月には炉内のトラブルで試験を中断し、08年7月に再開後も、別のトラブ
ルで再び中断。さらに同10月に再開すると炉内を攪拌(かくはん)する棒が抜けなくなり、現在も試
験を中断している。
今後、炉内のガラスを抜き出して内部の損傷状況を調べ、炉底部の点検作業、安全確認を経て試
験を再開する方針。
一方、完工延期に伴い、原燃は昨年11月に公表した使用済み核燃料の受け入れ計画を変更した。
変更後は、09年度が380トンから331トン、10年度が520トンから290トン、11年
度が560トンから430トン、12年度は720トンから560トンに減少する。
388 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 14:50:31
MOX燃料輸送 「不安解消されない」 反対市民団体 県、玄海町に要望書
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/74428 九州電力玄海原子力発電所(玄海町)のプルサーマル計画で使用されるプルトニウム・ウラン
混合酸化物(MOX)燃料の輸送に反対している市民団体「プルサーマルと佐賀県の100年を
考える会」は30日、県と同町に要望書を提出した後、県庁で記者会見して計画の危険性を強調
した。一方、県は「県民の不安を払拭(ふっしょく)するよう広報に努めたい」としている。
同会は、MOX燃料を運ぶ容器の安全性試験が300度の高温や落下の角度を想定していない
点を問題視し、「輸送中に臨界事故が起きる危険性もある」と主張。県が責任を持って独自の解
析をするよう求めている。
会見で同会の武富泰毅さんは「県は関与をほとんど放棄しており、これでは県民の不安は解消
されない」と強調。同席した太田記代子県議は「疑わしきは使用せずではないか」と訴えた。
県は要望書について、「期限の2月6日には間に合わないかもしれないが、確認して回答する」
としている。
389 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 15:39:27
柏崎刈羽原発:保安院・審議官「試験後、炉止める必要なし」発言に、県が抗議 /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090131ddlk15040033000c.html ◇県が抗議「安全確認してるの?」
柏崎刈羽原発の再開に関し、経済産業省原子力安全・保安院の加藤重治審議官が「(起動試験後、
原子炉を)止める必要性は感じていない」と発言したことについて、県の渡辺博文防災局長は30日、
「安全性について審議している過程で、営業運転に言及するのは、驚きを禁じ得ない」との抗議を
保安院の薦田康久院長に申し入れた。
発言があったのは、29日の柏崎市議会全員協議会。加藤審議官が、東電から提出された起動試験
計画案について説明した際、市議から「起動試験後、原子炉を止めた上で地元の意向を尋ねるべきで
はないか」などとただされたのに対し、「技術的には、止める必要性は感じていない。定期検査を終
えるための基準を満たせば、定検終了証を与える」と答弁した。
渡辺局長は申し入れで「原発の安全を確認する立場にありながら、保安院が安全確認を十分行って
いるのか疑念を抱かざるを得ない」などと激しい表現で抗議している。
県の抗議について、保安院の加藤洋一・企画調整課長は「質問に対し、制度上の手続きについて
答えたと認識している。しっかり安全確認していくことで信頼を得ていきたい」と話している。
390 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 16:27:39
391 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 17:02:04
六ケ所村の核燃再処理工場:試運転終了、延びる 本格操業は今秋に /青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090131ddlk02040042000c.html ◇不溶解残渣で試験が停滞、原因解明に時間かかり
日本原燃(六ケ所村)の使用済み核燃料再処理工場の試運転終了時期がまた、大幅に先送りされた。
終了時期を2月から8月に半年延期し、本格操業が今秋にずれ込むことは確実となった。30日に記者会
見した原燃の児島伊佐美社長は「極めて大事なプロジェクトで、竣工(しゅんこう)への決意はいささか
も変わらない。全員が一つとなって何としても竣工を果たしたい」と語った。
原燃によると、ガラス固化体の製造試験で不溶解残渣(ざんさ)(せん断した燃料を溶かした際に溶けず
に残る、粒子状の金属や燃料被覆管の切りくず)を入れてから試験が停滞しており、その原因解明に時間が
かかるほか、炉内で一部損壊したレンガの回収作業をする必要もあり、再開は5月ごろになるという。
その後、2系統でガラス固化体の製造試験をし、8月の試運転終了を目指すとしている。児島社長は「い
くつかのトラブルは、安全運転の基盤を作っていくためのもの。与えられたチャンスと思い、取り組む」と
述べた。
一方、コンクリートで仕切られた部屋「セル」内で配管から高レベル放射性廃液が漏れた問題で、原燃は、
廃液を供給していない状況で1時間あたり20リットルの圧縮空気を配管に送るべきところを、約65リッ
トル送っていたと特定。管内の異物がたまたま除去されたか、セルの外にいた作業員が偶然、空気調節用の
器具に触れ、設定値が変わってしまったことなどが考えられるとしている。
原燃は30日、国に調査報告書を提出した。今後、設定値が動かないよう器具にカバーを付けたり、廃液
を止める配管のふたの取り付け方法などを見直すことにしている。
392 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 17:31:23
高レベル廃液漏れ 149リットル 六ケ所再処理工場
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090130205956.asp (
>>383の続き)
今回の廃液漏れは、高レベル廃液ガラス建屋内の「セル」(コンクリートで密閉した部屋)内にある、
ガラス溶融炉に高レベル廃液を供給する配管で起きた。
原燃によると、配管は二系統あり、二〇〇八年十二月に溶融炉から取り外して、末端をフランジと呼
ばれる円盤状部品でふさいでいた。
また、本来なら廃液の移送に使う圧縮空気を、移送時より緩やかに配管内に通気させ、放射能を帯び
た空気が流出しないようにしていた。
しかし、一月九日までに、何らかの理由で圧縮空気の通気量が標準の三倍以上に増え、二十一日まで
の間に、百二十六リットルの廃液を配管に押し出した。フランジは液体の閉じ込めを想定せず固定して
いたため、すき間から廃液が漏れ出した。この漏えいは一分間に十二ミリリットル程度の量で、廃液は
漏れながら蒸発したとみられ、セル内の受け皿にたまらず、計器も反応しなかった。
これとは別に、一月十五日には点検中のミスで設備内の圧力が急変し、集中的に二十三リットルが漏
れた。その後、受け皿に液体がたまり、警報が再三鳴ったにもかかわらず、原因を検討せずに、この液
体を「シール水」と呼ばれる設備内の水や、冷却装置に凝縮した水だと判断。二十一日にようやく液体
を分析し、廃液の漏えいであると確認、十六リットルを回収している。
この間、廃液をためたタンク内の液面も低下したが、変化が緩やかで、漏えいと認識できなかった。
圧縮空気が増えた理由は不明だが、作業員が何らかの形で操作機器に接触したか、配管内に詰まって
いた異物が偶発的に除去された可能性があるという。
393 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 17:51:55
遠隔操作の難しさ障害に/再処理ガラス固化
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090127112908.asp (
>>374の続き)
二基あるガラス溶融炉は、高レベル廃液ガラス固化建屋のセル(コンクリートで密閉した部屋)
内に収まっている。
関係者によると、セル内は「ちょっとした体育館ぐらいの広さ」だが、現在は強い放射線を発し
ており、人が立ち入ることはできない。
クレーンやマニピュレーター(マジックハンドの一種)を使って行われる内部の補修には慎重さ
が求められ、トラブルで新たな対応が必要となる場合、専用工具の製作や操作方法の練習などに時
間がかかってしまう状況となっている。
昨年十月に再開したガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験では、炉底に金属粒子
(白金族元素)がたまったことから、攪拌(かくはん)棒を炉に入れ、遠隔でかき回す作業をした。
しかし途中で、棒を差し込む窓が開かなくなる故障が発生。窓の交換までに半月を要し、その間攪
拌できなかった。
十二月には棒自体が炉内で曲がっていることが判明。棒をクレーンで引き抜き、監視カメラで中
のれんがが抜け落ちているのを確認するまで、二週間近くがかかっている。
相次ぐトラブルへの対応を遠隔操作で行わざるを得ず、試験の長期化を招いていることについて、
原燃の兒島伊佐美社長も「少しずつしかできない。原状に戻すのに時間がかかるから、新しく(試験に)
チャレンジするまでにも時間がかかってしまう」と会見で認めている。
一方、元大阪府立大講師で反原発団体「美浜の会」(大阪市)代表の小山英之さんは、耐火れん
が欠落が攪拌棒の曲がりによって起きた可能性に触れ、「遠隔操作でトラブルを解消しようとして、
別のトラブルを引き起こしている。工場に致命傷をもたらす恐れがある」と懸念する。
今月二十二日には、配管から高レベル廃液が漏れるトラブルが発覚。配管に“ふた”をしている金具
のボルトが緩んでいたことが分かり、またも遠隔操作ミスが原因である可能性が浮上している。
原水禁県民会議の今村修代表は「ガラス固化工程は当初すべて自動で行えるとしていたはず。
人の“手”を使わなければ運転できない現状はおかしい。本格操業は見合わせるべきだ」と訴えている。
394 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 18:24:34
延期に驚き・懸念も/六ケ所再処理
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090131104558.asp 六ケ所再処理工場の試運転終了(完工)時期が三十日、またも延びた。六カ月の繰り延べは、
二〇〇六年三月の試運転開始以降最も長い延期幅だが、日本原燃の兒島伊佐美社長は三十日の
会見で、「今の溶融炉できちんと運転できると考える」と語り、ガラス固化体(高レベル放射
性廃棄物)の製造方式を変える考えがないことを強調した。しかし固化試験は、いまだ再開の
見通しすら立たない状況。反核燃派は「製造をスムーズに行えると確かめていない段階での延
期だ。さらに延びる可能性がある」と指摘する。
395 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 18:50:03
>>394 「半年間の延期と聞いて驚いた。試験は深刻な状況にあるのではないか…」。
市民団体「核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団」代表の浅石弁護士=八戸市=は、こう述べた上で
「再処理技術は未完成だ。試運転を無期限延期とし、基本設計から見直すべきだ」と訴えた。
原燃は、溶融炉内の耐火れんが欠落や攪拌(かくはん)棒が曲がった原因を突き止め、炉を復旧さ
せるまでに三カ月ほど要すると判断。再開後の固化試験と国の審査などにさらに三カ月程度かかると
考え、半年延期した。
この中では、廃液に不溶解残さ(使用済み核燃料の溶解時に溶け残った金属粒子)を混ぜても順調
に固化体を製造できる方法を確立することが焦点となるが、兒島社長は「もう少しのところまで来て
いる。頑張りたい」と力を込めた。一方で「県民の皆さんの期待に沿えていないことは申し訳ない」
とも述べた。
試運転は四年目に入ることが確実となったが、県は静観の構え。蝦名武副知事は「スケジュールあ
りきでなく、不溶解残さの対策をしっかり行うことが大事だ。県としては待つしかない。“忍”の一字
だ」と語った。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090131104558.asp
396 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 20:13:49
高レベル処分場触れず/東通・議員有志 勉強会
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090131105114.asp 核燃料サイクル事業など原子力関連全般を学ぶ東通村議会の「議員有志勉強会」(座長・南川誠一議長)
が三十日、組織会から一年ぶりに会合を開いた。実質的に初めての勉強会で内容は核燃料税や核燃料サイ
クル交付金、原発の新検査に対応した交付金制度、低レベル放射性廃棄物にかかわる処理処分−など。
高レベル放射性廃棄物の最終処分については取り上げなかった。
勉強会は村議会委員会室で非公開で行われ、議員十六人中十人が出席した。村の笹竹重則原子力対策課
長と田中政明経営企画課長が、十三道県にある核燃料税の創設経緯や市町村配分の有無、プルトニウム・
ウラン混合酸化物(MOX)燃料を燃やす大間原発をめぐる交付金、プルサーマル計画の全国の状況などを
説明した。
議員からは「核燃料税の市町村配分を県に求めていくため、関係市町村と連携していくべきだ」などの
意見が出たという。勉強会終了後、南川議長は「村の財政が厳しい中で、原発立地自治体として県にア
ピールしていきたい」と述べた。高レベル放射性廃棄物の最終処分については「これから先の話」とのみ
答えた。
勉強会は、越善靖夫村長が二〇〇六年十二月、本紙取材に最終処分場の受け入れへの意欲を示した後、
議員有志の呼び掛けで〇八年一月に発足した。次回の開催は未定。
397 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 22:31:11
核燃税:県が更新、13%に引き上げ−−来年度から /佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090131ddlk41010638000c.html 県は30日、九州電力玄海原発の核燃料に掛けられる核燃料税の更新に、
国が同日付で同意したと発表した。税率を現行の10%から13%に引き上
げる。
同税の適用期間は5年間で、次期は09年度から。今期より60億円多い
計143億円の税収を見込んでいる。プルサーマルで使用されるMOX燃料
も税率などは通常のウラン燃料と変わらない。
核燃料税は79年度に設けられた県税で、原発から10キロ圏内の安全対
策のため避難道路や施設を造ったり、地域の産業振興費に充てたりする。
税率の引き上げは、同税が「市町への交付金」にも使われるようになり、
増額が必要となったため。
398 :
名無電力14001:2009/01/31(土) 22:52:37
試運転の終了時期 大幅延期へ NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013862911000.html 青森県六ヶ所村に建設された使用済み核燃料の再処理工場で行われている試運転の作業が
相次ぐトラブルで中断し、再開する見通しが立っていないことから、事業者の日本原燃は、
試運転の終了時期を、これまで予定していた2月から、半年後の8月に大幅に延期する方
針を固めました。
この再処理工場は、原子力発電所から出る使用済み核燃料を再処理し、燃料として利用す
るプルトニウムを取り出す施設で、3年前に試運転が始まり、現在、放射性レベルの高い
廃液を炉の中でガラスと混ぜて固める最終段階の作業に入っています。ところが、去年
12月、炉の底にたまった金属を中に棒を入れて取り除く作業を行ったあと、炉の中に傷
があるのが見つかったほか、ことし1月21日には放射性レベルの高い廃液が配管から漏
れているのが見つかるなど、相次ぐトラブルで試運転の作業が中断し、再開の見通しは立
っていません。このため、日本原燃は試運転の終了時期を、これまで予定していた2月か
ら、半年後の8月に大幅に延期する方針を固めました。日本原燃は、30日、延期を正式
に発表し、国に届け出ることにしています。試運転の終了時期が延期されたのはこれで7
回目ですが、半年間に上る大幅な延期はこれが初めてです。
399 :
名無電力14001:2009/02/01(日) 03:01:09
「溶融炉」を改良型に 日本原燃の六ケ所再処理工場
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009013101000371.html 試運転中の日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)でトラブルが続い
ている高レベル放射性廃棄物の処理設備「溶融炉」について、経済産業省は31日までに、
原燃と共同で改良型を開発し、2012年度にも導入することを決めた。
まだ本格操業前だが、溶融炉が約5年の寿命を迎える際に改良型にすると早くも決定。
開発費は140億円以上で国は70億円を補助する。
溶融炉では、再処理過程で出た高レベル放射性廃液をガラス原料と混ぜ、最終的に地中
に埋め捨てる「ガラス固化体」を製造する。試運転の最終段階で、廃液に含まれる白金族
という金属が溶融炉の底にたまり、溶液が固化体の容器に流れ落ちにくくなった。
改良型は底の傾斜を大きくし、底から加熱する装置のほか、かき混ぜる装置を設置、白
金族が底に沈んでたまるのを抑える。
試運転中に、一部のガラス固化体に「低粘性流体」という想定外の化合物が含まれる不
具合が発生したが、対策として、廃液を取り込みやすいガラス原料を開発する。白金族の
堆積を抑える効果も期待できるという。
400 :
名無電力14001:2009/02/01(日) 03:28:46
廃液漏れは150リットル=核燃料再処理工場−日本原燃
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2009013001108 青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で高レベル放射性廃液が配管から漏れた
問題で、日本原燃は30日、漏れた廃液は約150リットルなどとする報告書を国に提
出した。環境や人への影響はないという。
同社によると、漏れたのは供給槽からガラス溶融炉へ廃液を送るための配管。
配管は同炉内の調査のため炉側が外されていたが、供給槽から配管へ廃液を送る機器
に何らかの原因で過度に空気が流入したことや、作業ミスで槽内の空気圧が変動したこ
となどから、配管に廃液が入り、ふさいでいた先端部から漏れたという。
回収した16リットルの廃液の放射能濃度は通常の約4倍だった。多くは室内で蒸発
したとみられるが、回収できるという。
401 :
名無電力14001:2009/02/01(日) 04:28:43
完工8月以降に延期/再処理工場
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090130090101.asp 日本原燃が、二月中を予定していた六ケ所再処理工場の試運転終了(完工)時期を
六カ月繰り延べ、八月にする方向で最終調整を進めていることが、二十九日分かった。
実施中のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験が、溶融炉の耐火れんが落
下などで難航しているためで、本年度中の完工を断念した。完工時期の延期は十六回
目。試運転最終段階の第五ステップに入ってからでも五回目となる。
八月中に試運転を終えても、その後に県や六ケ所村と安全協定を結ぶ手続きなどが
あるため、本格操業の開始は秋以降となるもようだ。
原燃は近く国に工事計画の変更を届け出る予定だが、最終的な決定はまだ行ってい
ないため、さらに完工時期が動く可能性もある。
ガラス固化試験は昨年十月に再開したが、溶融炉に差し込んでいた攪拌(かくはん)
用の金属棒が曲がり、抜けなくなるトラブルが十一月に発生。その後、炉内の耐火れ
んがが抜け落ちていることも判明し、試験再開の見通しが立たない状況となっている。
原燃は今後、炉を再加熱して中に残っている溶融ガラスを抜き出し、内部を観察する
ことにしているが、観察までに少なくとも一カ月かかる見通しで、今年二月の試運転終
了は絶望的となっていた。
原燃の兒島伊佐美社長は昨年十二月の定例会見で、二月中の試運転終了について「厳
しい状況になっていることは否めない」と語り、延期を示唆していた。
402 :
名無電力14001:2009/02/01(日) 04:36:36
403 :
名無電力14001:2009/02/01(日) 14:21:50
完工8月延期を発表/再処理工場
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090130130445.asp 日本原燃の兒島伊佐美社長は三十日、二月中を予定していた六ケ所再処理工場の試運転
終了(完工)時期を半年繰り延べ、八月にすると正式に発表した。中断しているガラス固
化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験の再開に長い時間がかかると判断したためで、完
工時期の延期は十六回目となる。本格操業の開始は秋以降の見通しとなった。
同日午前、青森市のアップルパレス青森で開いた定例記者会見で発表した。
兒島社長は「天井れんが損傷の原因究明などを進めているが、これまでの実績からみて
ガラス固化試験の再開は五月ごろになる。その後の試験、国の審議に三カ月程度要すると
考えた」などと理由を説明した。
また、試運転終了予定時期より一カ月早く延期を決めたことについては「総合的に考え、
現時点で二月(の終了)は無理と判断できたので」と述べた。二〇〇六年三月に始まった
試運転は四年目に入ることになる。
原燃は同日、国に工事計画の変更を届け出た。総工費(約二兆一千九百三十億円)はす
でに建物などが完成しているため変更はない。
また兒島社長は、今月二十一日に発覚した高レベル廃液ガラス固化建屋での廃液漏れに
ついて「セル(コンクリートで密閉した部屋)内とはいえ、高レベル廃液が漏れたことを
厳粛に受け止める」と述べた。
再処理工場のガラス固化試験は、昨年十月に約三カ月ぶりに再開したが、溶融炉内に金
属粒子(白金族元素)がたまる不具合が同月下旬に発生。十二月には、炉に差し込んだ攪
拌(かくはん)用の金属棒が曲がるトラブルと炉内の耐火れんがの欠落が相次いで判明し、
三度目の長期中断に入っている。
404 :
名無電力14001:2009/02/01(日) 18:58:49
“原発フィクサー”X氏
昨年11月。
高原容疑者が逮捕された2日後、東京・新橋の古びたビルに入居する複数の会社に、特捜部の係官たちが
踏み込んだ。
いずれも西松事件の関連先としての捜索対象である。それらはいずれも、都内の元会社役員X氏(63)
がかつて経営に関係していた会社群。実はこのX氏こそが、特捜部が狙う第3の疑惑ルートなのだ。
「元会社役員のX氏は政界や電力業界、マスコミに幅広い人脈を持ち、“フィクサー”と呼ばれ、業界では
有名人だ」
永田町関係者はそう説明するが、X氏の関係先が捜索されるのは今回が初めてではない。政界汚職に目を
光らせる特捜部の捜査線上にはこれまでX氏は何度も浮上しており、「長年の懸案」として常に特捜部から
動向を監視されてきた人物のようなのだ。
X氏とはどんな人物なのか。
知人などによれば、大手電機メーカーに就職後、数年で退社して20歳代で会社を設立するなど、やり手
の実業家だったという。
政界との接点は「清和会」(現町村派)元会長だった故・三塚博元蔵相の秘書を務めたことだといわれる。
有力議員らに人脈を広げ、特に親密だったとされるのが、元警察官僚の大物議員Y氏だった。(亀井静香?)
X氏は、兄がY議員と大学時代の友人だったこともあり、実業家としてY議員を資金面で支援し続けたと
いう。X、Y両氏の親密度を示すのが「ジェイ・エス・エス」(東京)という成田空港などの警備を行う会
社だ。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090201/crm0902011419009-n3.htm
405 :
名無電力14001:2009/02/01(日) 19:05:46
政治力と切り離せない「原発利権」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090201/crm0902011419009-n4.htm ジェイ社は昭和63年、日本航空と元会社役員が代表だった「日本安全保障警備(現ニューテック)」
が資本金1億円を折半して設立された。
初代社長はY議員の官僚時代の先輩だった元警視総監。取締役にも学生時代の友人が就いた。さらに、
その子会社の警備会社の監査役には、Y議員の妻が名を連ねているのだ。
ジェイ社は平成6年、関西空港の運営会社から警備業務を受注。これが当時、国会で取り上げられ、
Y議員はジェイ社について「私が生みの親」と答弁している。Y議員はジェイ社から顧問料を受け取って
いたこともあった。
この直前に非自民党政権の細川護煕元首相が突然辞任、Y議員はその後の村山富市内閣で初入閣するの
だが、永田町ではその裏事情がこんなふうにささやかれているのだ。
「細川氏辞任のきっかけは、マスコミ界に顔が広い元会社役員のX氏が細川氏のスキャンダル情報を
Y議員に提供したからだといわれている」(元議員秘書)
そのX氏は政界を足がかりに電力業界にも太いパイプを作り、原発関連事業にも関わるようになって
いったという。
ジェイ社設立に出資した日本安全保障警備が、青森県六ヶ所村の使用済み核燃料再処理施設の警備業
務を請け負うなど、X氏の関係する会社が原発関連事業を複数受注している。
X氏が「原発フィクサー」と呼ばれる理由は、原発関連事業に絡み、不透明な取引が何度も取りざた
されてきたからだ。
例えば、平成10年。
関西電力珠洲原発(石川県)の予定地の地上げに絡み、ゼネコン側の資金がX氏経由で政界に流れた
のではないかとの疑いが浮上した。
18年には福島第2原発(福島県)の残土処理事業をめぐり、ゼネコン側からX氏の関係する建設会
社側に数億円のリベートが流れていたことが発覚している。
いずれも特捜部が“政界ルート”を視野に捜査に乗り出したが、解明には至らなかった。
406 :
名無電力14001:2009/02/01(日) 23:09:34
>>405 「X氏はやり方が巧妙で、なかなか尻尾をつかませない」
検察OBはそう振り返るのだ。
そのX氏が、今回の西松事件とはどう関係してくるのだろうか。検察関係者はこう指摘する。
「X氏は青森の原発関連事業受注のため、施設予定地の先行取得で連携したり、福島第2原発の
残土処理事業でも、西松側からX氏と関係がある会社にダミー会社を通じ約2億円を融資するなど、
接点があります」
またX氏は昨年、都内の高級住宅街に数十億円ともいわれる豪邸を建てたが、これを施工したのは西松。
原発絡みでは西松側から多額の融資を受けている−との情報もあるのだ。
「タイ」「献金」「原発利権」−。この3つのキーワードをはらみながら、西松建設事件の捜査は
潜行していくことになりそうである。
407 :
名無電力14001:2009/02/02(月) 01:07:35
>>389 柏崎刈羽原発:保安院長、県の抗議に戸惑い 「運転再開は営業運転時」 /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090201ddlk15040063000c.html 柏崎刈羽原発の運転再開に絡み「起動試験後、原子炉を止める必要はない」と発言した経済
産業省原子力安全・保安院幹部の発言に、県が抗議したことが波紋を広げている。
保安院は30日、柏崎市で住民説明会を開いたが、その場で薦田康久院長は「真意が伝わら
ず、残念」と困惑の色を隠さず、「県としての思いは受け止めなければならない。ただそれだ
け」と述べるのにとどまった。
県の申し入れは「起動の可否について判断されていない段階で、営業運転に言及したことは、
驚きを禁じ得ない」と激しい文言が並ぶ。泉田裕彦知事は運転再開に絡む発言を一切控えてい
るが、保安院、東京電力とも知事の意向が色濃く反映した文面との見方を強めている。
説明会で、問題の発言をした加藤重治審議官は「制度上の手続きを説明したものだった」と
釈明。その後の会見で、薦田院長は「運転再開」が起動試験時を指すのか、営業運転を意味す
るのか質問が出たのに対し「地元からみれば、最初に制御棒を抜く(起動試験)時と、とらえ
るのかなと思う。法的には(起動試験後、営業運転前の)定期検査終了証を与えるタイミング
になる」と語った。
一方、市議会で加藤審議官に質問した反原発派の矢部忠夫柏崎市議は、思わぬ反響に苦笑し
つつ「国の立場としては出過ぎた発言。県の抗議は真っ当だと思う」と県の対応を支持した。
408 :
名無電力14001:2009/02/02(月) 02:59:13
もんじゅ・再処理 大幅遅れ/組織に問題、技術課題も
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090201104824.asp 原発の使用済み核燃料を再処理し、取り出したプルトニウムを燃料に使う
「核燃料サイクル」。その中核施設の運転に向けた作業が大幅に遅れ、計画先
送りが繰り返されている。国は「時間はかかっても路線変更はしない」とする
が、運営組織の問題や技術課題が表面化、影を落としている。
日本原子力研究開発機構が運営する福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」
について昨年十月、経済産業省で開かれた有識者検討会。運転再開準備終盤で、
ナトリウム漏えい検出器の取り付けミスや腐食で排気ダクトに開いた穴が判明、
原子力機構の対応も不適切だったと、批判が相次いだ。
高速増殖炉は運転中にできるプルトニウム量が多く、将来の核燃料サイクル
の中心とされる。もんじゅは開発段階の原型炉だが、一九九五年のナトリウム
漏れ事故で停止。高速増殖炉開発は長年足踏み状態だ。
経産省原子力安全・保安院は原子力機構に組織風土の改善を要求。保安院幹
部は「長期間停止し、士気の低下や停滞があるのかも」と懸念する。
原子力資料情報室の西尾漠共同代表は「早く見切りをつけるべきだった。
失敗を取り繕い、格好をつけるためだけの無駄遣いだ」とみる。
409 :
名無電力14001:2009/02/02(月) 03:34:17
最終段階で再三壁に(もんじゅ・再処理)
06年に試運転を始めた日本原燃の六ケ所再処理工場は、日本初の商業用。
高レベル放射性廃液とガラスを混ぜてガラス固化体にする溶融炉で、溶液が流
れにくくなるトラブルが発生。中に棒を入れてかき混ぜたが、棒が曲がり炉の
レンガが破損するなど最終段階で再三中断、壁に突き当たっている。配管から
の高レベル廃液漏洩も発覚した。
大半の技術はフランスから導入したが、国産技術を採用した溶融炉で今回、
微妙な温度管理が重要とあらためて分かり、「研究開発が必要な部分が残って
いたと痛感した」と原燃の関係者。
この工場は、高速増殖炉実現までのつなぎにプルトニウム・ウラン混合酸化
物(MOX)燃料を普通の原発で燃やすプルサーマル用。電力業界は二兆円以上
を投入したが、建設開始時の計画から既に九年遅れている。
溶融炉の寿命は約五年。本格操業前だが、経産省は原燃と共同で改良型を開
発すると決めた。
もんじゅ再開、再処理工場本格操業には耐震安全性確認を含め、現在の課題
を解決し、国の最終的な了承や地元の了解を受けなければならず、時期は見通
せない状態だ。
もんじゅ・再処理 大幅遅れ/組織に問題、技術課題も
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090201104824.asp
410 :
名無電力14001:2009/02/02(月) 04:42:21
再処理せずに廃棄する直接処分も選択肢
こうした中、フランスで製造したMOX燃料が今年、九州、四国、中部の各
電力の原発に到着し、プルサーマルが始まる可能性がある。だが電力業界が掲
げる「10年度までに16〜18基で実施」は絶望的。公募開始から6年以上、
候補地が決まらないガラス固化体最終処分場問題もある。
国の原子力委員会による中長期計画の策定はほぼ5年ごとで、順当なら次は
来年。前年から検討を進めるのが通例だが、近藤駿介委員長は「状況に不透明
感がある」と、今年議論を始めるかどうかに慎重な姿勢を示す。
鈴木達治郎東京大客員教授(原子力政策)は「米国は民主党政権になり、プ
ルトニウムを取り出す核燃料サイクルに否定的な政策を打ち出す可能性もある。
日本も使用済み燃料を一時的に保管する中間貯蔵施設をまず確保し、長期的に
は再処理せずに廃棄する直接処分も選択肢として考えるべきだ」と話す。
もんじゅ・再処理 大幅遅れ/組織に問題、技術課題も
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090201104824.asp
411 :
名無電力14001:2009/02/02(月) 17:08:19
412 :
名無電力14001:2009/02/02(月) 17:44:26
上関原発計画問い直す 京大・小出助教、事故発生時の危険指摘 /広島
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20090202ddlk34040361000c.html ◇「太陽エネルギー利用促進を」
山口県上関町に計画されている上関原子力発電所を問い直す講演会が1日、中区の原爆資料館で
あった。京都大原子炉実験所の小出裕章助教が「山口県・上関原発…あまりに愚かな選択〜原子力
とプルサーマル問題〜」と題して講演し、約130人が参加した。県保険医協会の主催。
小出助教は、欧米は原子力から撤退を始めており、新たに計画中の原発はフィンランドに1基あ
るだけだと説明。事故が起きた際の危険性などを指摘した。
原発は二酸化炭素を出さない「環境に優しい」発電方法として宣伝されているが、実際は発電所
建設や運転の際に二酸化炭素を放出すると指摘。また、発電過程で発生する核分裂生成物は、1発
電所が1年間運転した場合、広島原爆の約1000倍にもなるとのデータを示し、「二酸化炭素を
生まない点だけを強調し、死の灰に目をつぶる議論は正しくない」と話した。
また、もし上関原発で事故が起これば、東京が風下になった場合、がんによる死者は120万人
を超え、強制避難する地域は北海道まで及ぶとのシミュレーションを示した。さらに、日本に55
基ある原発は年間1000億トンの温排水を海に流し、生態系のバランスを崩していると指摘。
小出助教は、太陽が地球に届けるエネルギーは石油などの化石燃料に比べて膨大だとし、「太陽
エネルギーの利用に向け、かじを切るべきだ」と訴えた。
413 :
名無電力14001:2009/02/02(月) 23:08:42
改良型溶融炉 12年度にも導入/再処理工場
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090201104434.asp 試運転中の六ケ所再処理工場でトラブルが続いている高レベル放射性廃棄物の処理設備
「溶融炉」について、経済産業省は三十一日までに、日本原燃と共同で改良型を開発し、
二〇一二年度にも導入することを決めた。
まだ本格操業前だが、溶融炉が約五年の寿命を迎える際に改良型にすると早くも決定。
開発費は百四十億円以上で国は七十億円を補助する。
溶融炉では、再処理過程で出た高レベル放射性廃液をガラス原料と混ぜ、最終的に地中
に埋め捨てる「ガラス固化体」を製造する。試運転の最終段階で、廃液に含まれる白金族
という金属が溶融炉の底にたまり、溶液が固化体の容器に流れ落ちにくくなった。
改良型は底の傾斜を大きくし、底から加熱する装置のほか、かき混ぜる装置を設置、白
金族が底に沈んでたまるのを抑える。試運転中に、一部のガラス固化体に「低粘性流体」
という想定外の化合物が含まれる不具合が発生したが、対策として、廃液を取り込みやす
いガラス原料を開発する。白金族の堆積(たいせき)を抑える効果も期待できるという。
414 :
名無電力14001:2009/02/03(火) 13:12:46
高レベル廃液 施設内漏れも法令報告対象に
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090203104733.asp 六ケ所再処理工場での高レベル放射性廃液漏れを受け、国の原子力安全・保安院は
二日までに、原子炉等規制法の再処理に関する規則の解釈を見直し、同廃液が工場の
セル(コンクリートで密閉した部屋)内で漏えいした場合でも、法令報告対象にする
方針を固めた。今後、解釈を変える旨の通達を出す予定。
法令報告対象になると、県や六ケ所村とのトラブル等対応要領でも、重要性・緊急
性の最も高い「A情報」に該当することになる。保安院は「そもそも配管から高レベル
廃液が漏れないように(工場は)設計されている。重大なトラブルとして扱う必要が
ある」としている。
再処理工場では、一月に配管から同廃液約百五十リットルが漏れるトラブルが発生。
今月一日にも、同じ配管部分で再び廃液漏れが見つかった。日本原燃は、漏えいがセ
ル内にとどまったことなどを受け、どちらもトラブル発生後の次の平日に公表する
「B情報」扱いとしている。
415 :
名無電力14001:2009/02/03(火) 14:22:51
六ケ所村の核燃再処理工場:放射性廃液漏れ 廃液、さらに流出 /青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090203ddlk02040326000c.html 日本原燃(六ケ所村)の使用済み核燃料再処理工場のセル(コンクリートで仕切
られた部屋)内で先月21日、配管から高レベル放射性廃液が漏れた問題で、原燃
は2日、同じ配管内に残っていた廃液がさらに約100〜200ミリリットル流出
したと発表した。1日に配管から微量の廃液が漏れていたため、観察作業のために
配管の継ぎ手(フランジ)部分を外したところ、管内に残っていた固形物や粘度の
高い廃液が流出したという。
原燃によると、28、29日に配管内に残っていた廃液を抜き出す作業を行った
が、中の固形物がふたの役目をし、一部廃液が抜き出しきれなかったと見られると
いう。固形物と廃液は回収されており、配管内の洗浄を行っている。
416 :
名無電力14001:2009/02/03(火) 17:00:26
再処理工場で再び廃液漏れ 前回と同じ配管から
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/02/5284.html 高レベル放射性廃液漏れがあった日本原燃六ケ所再処理工場高レベル廃液ガラス固化建屋で、
再び液漏れが発生した上、廃液を通す配管内で液が固形化していたことが2日、分かった。
原燃は同日、トラブル等対応要領に基づき、2番目に程度が高いB情報として発表、原因を調
べている。液の固形化は想定外という。外部への影響はない。
原燃によると、最初の液漏れはガラス溶融炉から取り外した配管に「フランジ」という部品
で栓をし、ボルトで固定した部分2カ所で1月に発生したが、再発したのはこのうちの一つ。
1日午前8時45分ごろ、液が滴下しているのを監視カメラで発見した。
その後、フランジを取り外して配管を調べたところ、固形物と廃液が混ざり合った状態で内
部をふさいでいる様子を確認。固形物と廃液はやがて配管から自然に流出した。
フランジからの滴下は同日早朝時点では確認されず、1時間余の間、2分間に1滴のペース
で滴下したらしい。
推定滴下量は計1シーシー程度。固形物と液体の合計量は多くとも約200シーシーとみら
れる。滴下した分はトレーにたまらず、蒸発した。
原燃は1月の廃液漏れを受け、同月末に配管内の廃液抜き取り作業を実施。フランジのボル
トを緩めて抜き取ったため、配管内に固形物と液体が混ざり合った状態で残っているのを確認
できないまま作業を終了した。
5月に予定しているガラス固化設備の復旧作業終了に対する影響は「何とも言えない」(原
燃)という。
417 :
名無電力14001:2009/02/03(火) 22:25:36
また高レベル廃液漏れ 六ケ所・再処理工場
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2009/kn090203a.htm 六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で、高レベル放射性廃液が配管の接合部から漏れた
トラブルについて、日本原燃は二日、同じ個所から再び微量の廃液が漏れたことを明らかに
した。回収したはずの廃液が配管内に残っており、前回の漏えい後も密閉性が不十分なまま
で放置していた接合部から漏れた。接合部のボルトを強く締めると止まった。漏れた先が密
閉された部屋内のため、外部環境への影響はないとしている。
原燃によると、一日朝、再漏えいに備えて設置したカメラで漏えいを確認。二分間に一滴
ほどのペースで漏れており、約一時間半後に止めた。一ミリリットルほど漏れたとみられる。
配管はガラス固化体を製造する溶融炉に、タンクから廃液を供給する。接合部では炉の点
検のために炉側の配管を取り外し、タンク側には代わりに円盤状のふたを取り付けていた。
一月二十一日に明らかとなった廃液漏れは、誤ってタンクから配管に廃液が供給されたの
が原因。点検中は配管内に廃液が流れないのが前提で、ふたにはもともと液体を密閉する性
能がなかった。
原燃は二十八、二十九日、ふたを緩めて配管内に残る廃液の抜き取り作業を行った。だが、
ふたを取らずに済ませたため、固体状になっていた廃液成分が配管内にとどまった。これに
せき止められる格好で、液体状の廃液も完全には抜き出せなかったとみられる。
ふたのボルトを強く締めると漏えいはいったん止まるが、いずれ再び漏れるという。原燃
は一度目の漏えいを受け、ふたを密閉性のあるものに付け替えることにしていた。
密閉性が不十分なふたを使い続けたことについて、原燃は「すぐにふたを換えなかったの
は、交換手順の検討と準備に時間が必要だった上、配管内には廃液が残っていないという認
識だった」としている。
418 :
名無電力14001:2009/02/03(火) 22:30:12
反省生かせずすぐ再発 予期せぬ事故への懸念も
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2009/kn090203b.htm 六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で一日、極めて放射能レベルの高い廃液が再び配管
から漏れた。密閉された部屋内とはいえ、日本原燃は一度目の漏えいについて「看過できな
い事象が発生した」と反省したばかりだった。短期間での再発は、初歩的なミスで足踏みす
る原燃の基礎的な技術力と、安全性への認識にあらためて疑問符を突き付けた。
一度目の漏えい発覚は、漏れ始めてから十二日後。その間、供給タンク内の廃液量が減り、
漏えい部では注意報が鳴っていたにもかかわらず、原燃は双方を関連付けて考えなかったた
め、漏えいに気付かなかった。
配管に廃液が供給されたのも一つの原因ではない。異なる二つの原因によって、それぞれ
廃液が流れた。さらに、配管に付けられたふたは、液体に対する密閉性を有せず、想定外に
供給された廃液の漏えいを防ぐのに用をなさなかった。
二度目の漏えいは、配管から廃液を抜き取る際、ふたを緩めるだけで済ませたため、廃液
が配管に残ったのが原因。作業後には、液体を密閉できないと分かっているふたのボルトを
再び締めた。
原燃は二度目の漏えいが発覚した一日、慌ててふたを外して廃液を完全に抜き取り、密閉
性のあるふたへの付け替え作業を始めた。最初から実施していれば、二度目の漏えいは防げ
たとみられる。
原燃は「漏えいも想定して備えを用意している」と安全性ばかりを強調するが、回収設備
などはあくまで万が一の備えであり、廃液は本来、漏れてはならないものだ。トラブルが頻
発する現状では、それぞれが複合して、予期せぬ事故につながる懸念も強まる。
経済産業省原子力安全・保安院は「部屋内は廃液の貯蔵タンクでも配管でもないのだから、
そこに放射能レベルが高い廃液があってはならない。原燃は漏えいに対する認識が甘い」と
指摘している。
419 :
名無電力14001:2009/02/04(水) 18:21:40
低レベル放射性廃棄物処分場:大月町、「受け入れ」不採択−−議会産業建設委 /高知
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20090204ddlk39010734000c.html ◆全会一致「メリットは少ない」
大月町議会の産業建設常任委員会(長山誠久委員長)が3日開かれ、低レベル放射性
廃棄物処分場設置調査受け入れの陳情書について、全会一致で不採択とした。委員から
「安全面や風評被害などを考えると、町としてメリットは少ない」と判断した。4日に
開く臨時町議会で報告される。不採択を受け、誘致の動きは沈静化しそうだ。
委員会には委員6人と市原泰議長が出席。長山委員長が「勉強してきた素直な意見を
聞かせてほしい」とあいさつ。委員から「安全性について資料では万全といっているが、
何をもって安全かわからない」「魚や作物が低レベル放射能の町のものとのレッテルが
張られる」「自然豊かな町で売っているのに300年間も立ち入り禁止という場所を町
内に作るべきではない」「原子力より風力発電の方が地球環境に優しい」などの意見が
出された。最後に採決を行い、全員一致で不採択を決めた。
陳情書は昨年12月1日に町民6人から出された。6人は「町が赤字再建団体に近づ
いている。(誘致に伴う)交付金で町の財政を立て直し、町の活性化を図れる」などと
訴え、廃棄物処理場誘致の準備として「設置調査受け入れの研究・勉強会を設け、広く
町民の意見を聞いてほしい」と陳情していた。
420 :
名無電力14001:2009/02/05(木) 22:55:19
原発トラブル、3件がレベル1 「安全文化が欠如」
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020501000940.html 経済産業省の小委員会は5日、長期停止中の高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県)
の排気ダクトで昨年9月見つかった腐食による穴など3件を、原子力事故・トラブル
の国際評価尺度(INES)で8段階のうち下から2番目の「レベル1」と評価した。
ほかの2件は、中部電力浜岡原発5号機(静岡県)で昨年11月、気体廃棄物処理
系統の温度が上昇し原子炉を手動で緊急停止したトラブルと、東京電力柏崎刈羽原発
6号機(新潟県)で昨年6月、制御棒1本が駆動機構と結合していないのが見つかっ
た不具合。それぞれ「安全文化が欠如している」と判断した。
小委員会は、もんじゅでは安全上重要な排気ダクトの定期的な点検を計画していな
かったと指摘。浜岡5号機では手順書に違反する操作をし、柏崎刈羽6号機では結合
不良をチェックできる作業手順になっていなかったとした。
421 :
名無電力14001:2009/02/06(金) 02:52:04
422 :
名無電力14001:2009/02/06(金) 04:55:20
スウェーデン、原発全廃から政策転換へ-新規建設も求める
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090206/28582.html スウェーデン政府は5日、地球温暖化対策の一環として、1980年から続けてきた
脱原発政策を転換し、現在稼動している原発10基の稼動終了後には新規建設した原
発に原子力発電作業を引き継がせたい意向を示した。3月に法案を提出し、議会の承
認を求めることになる。
同国政府が発表した声明では「(原発の)段階的撤廃法と、核技術法における新規建
設禁止の条項を廃止する」との方針が示された。同国では脱原発政策の下、原発12基
の全廃を進めてきており、1999年にバーシェベック原発1号機を停止し、2005年に
は同2号機を停止していた。
スウェーデンの電力は、水力発電と原子力発電がほぼ二分して担っている。政府は
「地球温暖化問題が現在注目されており、原子力発電は当面、スウェーデン国内発電
の重要な部分として残るだろう」と述べた。
同声明では、2020年までにスウェーデンでの再生可能エネルギー使用量を50%に
すること、温室効果ガスの放出量を最大40%削減すること、化石燃料の使用を禁止す
ることなども示された。2030年までに同国内の全自動車を化石燃料から独立させる
との計画も明らかにされた。
423 :
名無電力14001:2009/02/06(金) 12:54:44
424 :
名無電力14001:2009/02/06(金) 13:38:02
プルサーマル事前了解の白紙撤回継続を要望
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200902058 プルサーマルに反対する双葉住民会議(関友幸代表)、脱原発福島ネットワーク
(佐藤和良代表)などは4日、東電福島第一原発3号機で計画されているプルサー
マルを受け入れないよう県に要望した。
関代表、佐藤代表らが県庁で内堀雅雄副知事に要望書を提出した。
「プルサーマルの受け入れは県民の安全を犠牲にする」などとして、計画に対す
る事前了解の白紙撤回を継続するよう求めた。
内堀副知事は「安全・安心を最優先に慎重に対応するという軸はぶれていない」
と述べた。
425 :
名無電力14001:2009/02/06(金) 13:53:16
日本原電:廃炉作業中の東海原発、原子炉着手遅れ示唆 /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090205ddlk08040049000c.html 日本原子力発電は3日、廃炉作業中の東海原発(東海村白方)を報道陣に公開した。
日本原電は一部の放射性廃棄物の埋設処分先が決まっていないことを理由に、11年度
以降に予定している原子炉本体の解体着手がずれ込む可能性を示唆した。
日本原電によると、東海原発は66年に国内初の商用炉として運転を開始。廃炉作業
の工期は01〜17年度で、費用は885億円。既に発電用タービンなどの撤去を終え、
熱交換器周辺を解体している。
解体で出る廃棄物は合計19万トン以上で、約12%が低レベル放射性廃棄物だ。
このうち、炉内構造物の一部などの廃棄物の処分先は決まっていない。原子炉本体は
約10年間冷却した後に解体を始める予定だが、処分地が決まらない限りは着工できな
いという。
426 :
名無電力14001:2009/02/06(金) 15:06:40
四国電力の伊方原発耐震評価に県がやり直し要請
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090205/news20090205358.html 県は4日、四国電力が2日に経済産業省原子力安全・保安院へ提出した伊方原発
3号機(西宇和郡伊方町)の耐震安全性評価結果で、県伊方原発環境安全管理委員
会での意見が反映されていないとして、現在の知見より大きい地震の発生を想定す
る「不確かさの考慮」の評価をやり直すよう文書で要請。県が四電の自己評価に
ノーを突きつけた格好だ。
県の門野利之原子力安全対策推進監は「アスペリティ(強い揺れを発する部分)
が伊方原発に最も近い位置に100パーセントないと言えるのか。不確かさを考慮
して、より厳しいものを検討しなければならない」と説明した。四電は「県から指
摘された不確かさは考慮する必要のないケースと判断した。要請には適切に対応す
る」とのコメントを発表。評価結果は適切と判断しており、再評価結果は国には提
出しないという。
427 :
名無電力14001:2009/02/06(金) 16:35:34
『原発全廃』を転換 スウェーデン 温暖化対策で更新検討
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009020602000061.html スウェーデン政府は五日、一九八〇年の国民投票で決めた原子力発電所の全廃方針を
見直し、新規建設を進める計画を決めた。AP通信などが伝えた。脱原発の流れをリー
ドしてきた同国の路線転換は、温暖化対策としての原発推進論議に一石を投じそうだ。
スウェーデンは八〇年に、十二基の原子炉を二〇一〇年までに全廃することを決定し
たが、一九九七年に期限を撤廃。あらためて二〇〇〇年に、二十年以内に残る十一基を
閉鎖することを決めており、現在は十基が稼働中だ。
今回、脱原発路線が見直されたのは、温暖化対策で石油依存の低減が急がれる中、世
論が原発容認へと変化したためとされ、政府は議会の承認が得られれば、稼働中の原子
炉を更新していくという。
経済協力開発機構・原子力機関(OECD・NEA)によると、脱原発路線にもかか
わらず、一九八〇年に28%だった同国の原発依存率が二〇〇八年には47・4%にま
で高まっていた。
今回の方針転換について、スウェーデンの野党・緑の党報道官は本紙に「今回の決定
は、風力や太陽光など代替エネルギー開発の動きを止めることになりかねず、未来志向
の方針ではない。世論調査でも実際は八割が風力発電などの増加を支持しており、原発
増設を求める声は少数だ」と述べた。
428 :
名無電力14001:2009/02/06(金) 17:15:20
429 :
名無電力14001:2009/02/06(金) 17:48:15
浜岡原発:1、2号機廃炉 廃棄物60万トン発生か
地中に埋設処分検討
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090206ddlk22040171000c.html 中部電力は5日、御前崎市の浜岡原発1、2号機の廃炉に伴い約60万トンの廃棄物が発生す
るとの見通しを明らかにした。水谷良亮・浜岡原子力総合事務所長が同市議会の全員協議会で説
明した。放射性廃棄物はうち「3%以下」で地中に埋設処分することを検討している。
中電によると、出力110万キロワット級の沸騰水型軽水炉を廃炉にした場合、1基当たり約
50万〜約55万トンの廃棄物が出るとの国の試算がある。同型の1号機(出力54万キロワッ
ト)と2号機(同84万キロワット)に換算すると合計で約60万トン。「3%」とすると約1
万8000トンの放射性廃棄物が出る計算になる。
中電は汚染度により3ランクに区分した上、コンクリートで固めるなどして地中に埋める考え。
埋設場所については明示しなかった。残りは一般廃棄物として処分するとしている。
430 :
名無電力14001:2009/02/07(土) 04:22:59
たんぽぽ舎:柏崎刈羽原発の運転再開に反対!
http://www.labornetjp.org/news/2009/1233929898003staff01 東京電力柏崎刈羽原発7号機(出力135万6000Kw)の営業運転が4月といわれる。
私たちは、この間の東電のテレビ広告(電気料金を使って運転再開ムード作り)も含めて、
柏崎刈羽原発の運転再開に強く反対する。
・理由の第1は、地震で傷だらけの原発(東電発表で1〜7号機の損傷は 約3600個所以上)、
しかも、診ることのできない検査できない個所も一定数ある原発の運転再開は世界のどこにも
先例はない。再開してもし原発大惨事がおきたら、一体誰が責任をとるのか。とれるのか?
・第2は、神戸大学名誉教授石橋克彦氏がいうように、東電も国も基準地震動を過小評価してい
ることです。今後発生する地震を小さく見積もる企みです。具体的には、原発の地震影響が小さ
い、沖合の「F−B」 断層のみをとり上げ、もっと大きい地震をおこす大断層=「佐渡海盆東縁
断層」を無視していることです。地震動を正当に評価すれば、原発耐震性が不足し、巨額の耐震
費用がかかるから、又は原発廃止を迫られるからでしょう。
・第3は、東電はウソをつき続けてきたこと。
たとえば今回の地震の原因のF−B断層を東電は「存在すら否定」してきた歴史があります
(1975年の建設時)。それが6→8→20→30→36(81年→85年→03年→08年3月→08年8月)と増え
ました。6回もウソと変更の歴史です。あなたは東電発表を信用出来ますか?
・第4は、柏崎刈羽原発7号機は(07年7月)地震の時、大量の放射能(ヨー素)を出しました。
それが2008年サクラ調査で、柏崎刈羽のサクラに大異変をもたらしたことが発見されました。
(約4000の花ビラで900弱の異変)大量の放射能を放出した7号機の先行運転再開に反対します。
431 :
名無電力14001:2009/02/07(土) 05:34:45
使用済み核燃料貯蔵 玄海原発 4割増強へ 九電計画
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/75855 九州電力が玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の使用済み核燃料の貯蔵能力増強を計画
していることが6日、分かった。現在の2400体分から約4割増の3400体に増やし、
貯蔵可能期間を10年程度に延ばす。九電は川内原発(鹿児島県薩摩川内市)で同様の貯
蔵能力増強を順次進めているが、玄海原発では初めてとなる。
具体的な計画を策定し次第、佐賀県と玄海町に事前了解願いを提出。国にも原子炉設置
変更許可申請を提出し、地元了解と国の認可が得られれば、来年にも着工する。
貯蔵能力を増強するのは玄海原発3号機(加圧水型軽水炉、出力118万キロワット)。
同機施設内の貯蔵プールで、使用済み核燃料(燃料集合体)を一体ずつ収納する「ラック」
と呼ばれる設備の間隔を詰めることで、現在の貯蔵能力(約1000体)を2倍の
約2000体に増やす。
玄海原発の1号機から4号機までの貯蔵能力は現在約2400体で、既に約7割に当た
る約1700体分が埋まっている。玄海原発からは年間約210体の使用済み核燃料は発
生するため、単純計算で余力は3‐4年分。
九電は青森県六ケ所村にある日本原燃の使用済み核燃料貯蔵施設に多くの同燃料を搬送
しており、計画通りに搬送が続けば、現状の玄海原発の貯蔵能力でも2030年まで持つ
計算。しかし、貯蔵した使用済み核燃料を再処理する日本原燃の工場はトラブル続きで稼
働延期が続いており、計画通りに使用済み核燃料の搬送が続かない恐れも出ている。
432 :
名無電力14001:2009/02/07(土) 07:28:07
放射性輸送物のボルトに緩み
http://www.nhk.or.jp/news/k10014029881000.html 東北電力が宮城県の女川原子力発電所から青森県の処理施設まで運んだ低レベル放射性
廃棄物が入ったコンテナに、ふたのボルトが緩んでいたものが見つかり、国土交通省は、
作業に問題があったとして、東北電力などに原因究明と再発防止策を講じるよう指示し
ました。
国土交通省によりますと、問題が見つかったのは、原子力発電所の作業員が着ていた服
を洗ったあとに出る廃液などを、コンクリート詰めにした低レベル放射性廃棄物のコン
テナです。去年12月、東北電力が宮城県の女川原子力発電所から青森県六ヶ所村の処
理施設まで船舶などで運びましたが、4日になって、処理施設の職員が、120個ある
コンテナのうち1個にふたを固定するボルトが緩んでいるのを見つけたということです。
東北電力などで運搬作業に当たった作業員72人を調べた結果、放射線の影響は確認さ
れなかったということです。国土交通省では、作業に問題があったとして、東北電力と
運搬に当たった「原燃輸送」に、原因究明と再発防止策を講じるよう指示しました。
433 :
名無電力14001:2009/02/07(土) 07:29:18
434 :
名無電力14001:2009/02/07(土) 07:30:31
>>433(続き)
一九六〇年代に原発が建設され始めたころは現代地震学の誕生前夜だったとされ、
近年は各地の原発で想定を超える揺れが観測されている。二〇〇七年七月の新潟県中越
沖地震でも、東京電力柏崎刈羽原発が想定を超える揺れで大きな被害を受けた。
〇六年九月に原発の耐震設計審査指針を本格改定していた国は、さらに中越沖地震の
知見をまとめ、原発の耐震安全性評価に反映するよう各電力会社に求めていた。
四電はこれを受け、伊方原発沖八キロの海底断層(延長四十二キロ)で想定される最
大地震の揺れ「基準地震動」を計算。昨年三月に国に中間報告した五七〇ガルを上回ら
ないとして、今回据え置いた。
しかし、納得しにくい点がある。例えば、断層内で強い揺れを発する部分(アスペリ
ティ)は、原発に最も近い八キロの位置には存在しないと判断した。
また、想定される最大地震動を中間報告の一・五倍に再設定したものの、地震規模は
マグニチュード(M)7・1となり、中間報告のM7・6を下回った。
一見すると奇妙な結果だが、中間報告では地震規模が大きくなる断層面の傾斜(三〇
度)の可能性を考慮していたのに対し、今回は断層面が垂直な「基本ケース」だけで計
算したためだ。
アスペリティの位置については、県伊方原発環境安全管理委員会の技術専門部会でも
「最悪のケースは発電所に一番近いところや一番都合の悪いところにある場合」などと
指摘されていた。
ただ、伊方原発に最も近い位置付近は断層の切れ目があり、一般論として揺れが小さ
くなるという。このため四電は評価に反映させなかったようだ。が、揺れが小さい確証
はないのだから、より安全につながるように検証すべきで、県の要請は当然だ。
断層面については中央構造線の断面が「垂直」と考えられているのを踏まえたとされ
るが、こちらも傾斜を含めて評価すべきだろう。
原発の揺れについて「一〇〇〇ガル程度は見込むべきだ」との専門家の指摘が多く、
伊方についても最大限厳しい想定が必要だ。四電は納得のいく再評価を行い、県民に十
分説明しなければならない。
435 :
名無電力14001:2009/02/07(土) 14:24:55
437 :
名無電力14001:2009/02/08(日) 07:36:51
7号機起動了承へ、柏崎刈羽原発 地元は受け入れ議論、地震後初
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020701000170.html 2007年の新潟県中越沖地震後、停止中の柏崎刈羽原発7基のうち、東京電力が
計画している7号機の原子炉起動について、経済産業省原子力安全・保安院は7日ま
でに、了承する方針を決めた。
東電は停止状態での試験などを終了し、地震後初の起動ができる状態をほぼ整えて
いる。ただ地元の新潟県、柏崎市、刈羽村は、起動前に地元了解が必要とし、協議を
始めたばかり。東電も了解を得るまで起動を待つ考えで、時期は未定。
東電は起動、運転は設備の機能や安全確認などの試験としているが、順調ならその
まま営業運転入りするとみられ、夏の電力需要ピーク期までに営業運転を再開する可
能性がある。
計画では起動後、出力を段階的に100%まで上げ、配管などからの漏えいの有無
や原子炉圧力、蒸気流量、タービンの性能などを確認する。漏えいや設備の変形など
の異常があれば停止する。起動、運転の試験結果は国が評価する。
東電は「試験は40−50日程度と思うが、点検項目は詳細には決まっていない」
としている。
保安院は、地震の影響を確かめる点検が盛り込まれ、出力を通常より慎重に上げる
など長期停止を考慮しているとして計画は適切と判断した。
だが同原発で起き得ると東電が想定した地震は過小評価で、耐震強化は不十分と指
摘する専門家もいる。新潟県の委員会でも、中越沖地震の震源とされる海底断層の評
価は意見が分かれている。
438 :
名無電力14001:2009/02/08(日) 07:45:52
防げたトラブル、安全への甘さ浮き彫り
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090207104606.asp 六ケ所再処理工場で立て続けに起こった高レベル放射性廃液漏れは、日本原燃の安全管理体
制の甘さを浮き彫りにした。二度の漏えいは「配管の中に廃液があるはずがない」といった思
い込みがなければ、防ぎ得たトラブル。システムそのものの課題も透けて見える。県は原燃の
対応を見守る構えだが、県議会内からは「起こしてはいけないことを繰り返している。県議会
全員協議会や県民説明会を開き、原燃の安全体制を検証するべきだ」との声も出ている。
使用済み核燃料を再処理し、プルトニウムとウランを取り出した後に残る廃液。核分裂生成
物を含み、放射能レベルが極めて高いため、ほかの廃液とは区分し、ガラスに溶け込ませて金
属容器(キャニスター)に封入するガラス固化処理をする。県によると、六ケ所再処理工場に
は現在、およそ二百四十立方メートルが貯留されている。
約百五十リットルの廃液が、セル(コンクリートで密閉した部屋)内に漏れた最初のトラブ
ルの発覚から二週間が過ぎたが、原燃は依然原因を突き止められていない。
二つの配管からの漏えいは、誤って通常の三倍以上の圧縮空気がタンクに入り、廃液が配管
に流れ出したことが直接の要因。だが「なぜ空気の量が増えたのか」は不明のままだ。原燃は
(1)作業員が何らかの形で操作機器に触れた(2)配管内に詰まっていた異物が偶発的に取
れた−可能性を挙げる。
仮に(1)なら、猛毒の高レベル廃液を扱う工場として大きな問題。(2)でも構造上の欠
陥が疑われる。ほかに装置そのものが誤作動したことも考えられる。
警報に対する反応の鈍さも表面化した。一月中旬にはセル床面の受け皿に廃液がたまり始め、
再三警報が鳴ったにもかかわらず、原燃は結露水などと思い込み、直ちに成分を調べることを
しなかった。「ここには日常的に水がよくたまる」との弁解は、高濃度の放射能を扱う事業者
としての資質を疑わせる。
439 :
名無電力14001:2009/02/08(日) 07:51:06
>>438(続き)
「明らかな事故隠し」
原子力資料情報室(東京)の澤井正子さんは「二十二日のトラブル発表の時点で、タンクの
液位低下が受け皿の回収量(約十六リットル)を上回っていることは把握できていたはず。同
日時点でそのことを公表しなかったのは、明らかな事故隠しと言える」と批判する。
配管の末端に取り付けた「フランジ」と呼ばれる金具についても、形だけ配管をふさぐこと
で済ませ、液漏れを防ぐ十分な機能を持たせていなかった。「配管に廃液が入ってくる」とい
う想定まではしていなかったためで、このことは原燃も「反省事項だ」(青柳春樹・再処理工
場技術部長)としている。
一連のトラブルからは、設備の設計に関する課題も見えてくる。
廃液をためておくタンクは、廃液を押し出す時以外も一定の空気が流れ込んでいるため、廃
液は少しずつ蒸発しているという。蒸発に伴う液位の変動はモニターで監視。しかし監視シス
テムは、今回のようなゆっくりとした早さでの漏えいを想定していなかったため、液面の低下
に気付くのが遅れたという。さらに受け皿の警報が鳴っても、作業員は液位の低下と関連付け
て考えようとしなかった。
そもそも配管を含む設備全体が、廃液の量や所在、蒸発量を正確に把握できる構造になって
いないのも、疑問の一つだ。「原燃は蒸発したとされる約百三十リットルの廃液の行方をちゃ
んと突き止めなければならない。フィルターの調査など、膨大な放射能がどこへ行ったか明ら
かにするまで、原燃には試運転をさせるべきではない」と、澤井さんは指摘する。
440 :
名無電力14001:2009/02/09(月) 00:28:17
核燃料に頼らない社会へ 映画「六ケ所村―」サミット
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090208_7 青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場を考える「六ケ所村ラプソディー東日本サミット」
(三陸・宮城の海を放射能から守る仙台の会主催)は7日、盛岡市中央通3丁目のいわて共済ビル
で2日間の日程で始まった。
東日本を中心に全国から約170人が参加。映画「六ケ所村ラプソディー」の鎌仲ひとみ監督が
「エネルギーの問題は日本に住む1人1人の問題。みんなが共有したいと思う新しいビジョンを
市民の手でつくろう」とあいさつ。「三陸の海を放射能から守る岩手の会」の永田文夫世話人(盛
岡市)は再処理工場直下の活断層と、高レベル放射性廃液の問題などについて解説した。
参加者は、核燃料に頼らないエネルギー社会の実現に向けた行動プランについて分科会で活発に
意見交換。神奈川県逗子市から参加したフードコーディネーター根本きこさん(34)は「工場が
本格稼働したら三陸の海産物は買えない。今できることをしたい」と熱心に耳を傾けていた。
441 :
名無電力14001:2009/02/09(月) 05:55:55
134リットルの高レベル核廃棄物が蒸発?行方不明 再処理工場内で放射能漏れ発生
http://www.news.janjan.jp/living/0902/0902076966/1.php 「高レベル放射性廃液が漏れる」という重大事故が、六ヶ所再処理工場(青森県六ヶ所村)で起きている。
タンクなどから漏れた134リットルの濃縮した高レベル廃液が行方不明で、環境中への放出も疑われる。
51年前の旧ソ連で起きた高レベル核廃棄物が環境中に大量放出された爆発事故「ウラルの核惨事」の恐
怖を思い起こさせる。
最初の事故は1月21日、高レベル廃液ガラス固化建屋のセル(コンクリートで密閉した部屋)内に漏
れた液体を調べたところ、放射能濃度が高かったことをきっかけに、高レベル廃液の配管からの漏れを監
視カメラで発見した。(写真 高レベル廃液ガラス固化施設のガラス固化セル全景 出典・日本源燃)
http://www.news.janjan.jp/living/0902/0902076966/img/photo173690.jpg 日本原燃は「高レベル廃液の滴下という看過してはならない事象」が起きたとして、1月30日に原子
力安全・保安院に調査報告書を提出し、同日の社長記者会見で発表した。しかし、地元紙の報道では2回
目の漏れが2月1日にも起き、前回と同じ箇所から約1ミリリットル漏れたと伝えた。
「看過し得ない」と自ら重大視する一方で、短期間に単純な漏洩を繰り返す原燃の技術力や安全配慮に、
地元メディアや市民は不信の念をあらわにし、青森県庁に厳しい対応を要請したという。
「蒸発しました」ですむ話ではない。報告書では、高レベル廃液のタンクと配管からセル内に実際に漏
れた高レベル廃液の量は全部で150リットルとしている。回収した16リットル以外の134リットル
の大半は蒸発したと原燃はいっているが、「『蒸発しました』ですむ話ではない」と、原子力資料情室の
澤井正子さんは憤る。
442 :
名無電力14001:2009/02/09(月) 05:57:11
>>441(続き)
「150リットルの廃液がセル内に漂ったわけですから、そこから排気フィルターに大量に入ったと思
います。ある程度の量が(フィルターを通り抜け)排気塔から出ている可能性は大きい」と懸念する。
「作った高レベル廃液は全部管理するのが常識です。放射能はなくならないので、漏れたのがどこに行っ
たか全部究明すべきなんです。(報告書を読む限り)それを全然やっていない。それを把握し明らかにし
ない限り、アクティブ試験の続行などあり得ない」と澤井さん。
完工延期の発表は事故隠しのため
漏れた放射能は、密閉された室内にとどまっているから「放射性物質による環境及び人への影響はな
かった」と日本原燃は国に報告している。「美浜の会」は、これを「事故によって放射能が外部に一切出
ていないかのような」印象を与えると問題視している。実際には、「漏洩事故が起きたセル内の空気中に
は放射性の希ガスが含まれ、これが主排気塔から放出されている」として、「主排気塔で測定している放
射能レベルを等を公表し、どれだけの放射能が放出されたのか明らかにすべきだ」という。
日本原燃は、試験運転の終了を2月から8月にする、16回目(1989年の事業申請から)の延期を
社長記者会見で発表した。高レベル廃液漏れが延期の理由なのは明らかだが、「社長会見で漏れた廃液
150リットルには一言も触れず、8月に延期すると言うだけの発表は完全に事故隠しです。完工できる
技術的根拠もなく、段取りの具体的な裏付けもないのに延期だけを発表するのは、情報隠しのためです」。
日本原燃が明らかにしていないことを調べるために、原子力安全・保安院に対してヒヤリングする予定だ
と澤井さんは言う。
443 :
名無電力14001:2009/02/09(月) 13:37:20
新型原子炉の安全性に疑義
http://news.nna.jp/free_eu/news/20090209frf001A.html フランス電力公社(EDF)がノルマンディーとフィンランドで建設中の原子炉が産出する放射能
は旧式の原子炉の数倍であり、漏えいがあれば深刻な事故を引き起こす――。8日付のインディペ
ンデント日曜版が衝撃的なレポートを発表した。
レポートは原子力関連各社による文書や、専門家による研究結果などをもとに構成されており、
欧州加圧水型炉(EPR)の安全性に対して疑問が呈されている。
EPRは次世代加圧水型炉で、特に安全性と経済効率の向上に重点を置いた設計が特徴とされる。
EDFは現在、同型の原子炉をフランスのノルマンディーとフィンランドで建設中だ。英国では老朽
化が進んでいる原子力発電の代替施設として、4カ所での建設が検討されている。
EPRは原子力燃料を従来の原子炉より2倍近く燃焼させるため、それに伴って産出される放射性
元素も増える。EDFなどが発表した資料では、EPRが算出する放射性ヨウ素などは従来型の原子炉
に比べて4倍、長寿命放射性物質のセシウム137は11倍。前者は被ばく者に甲状腺がんなどを発症
し、後者は大地に長期間残存する。ある専門家は、ノルマンディーのEPRで放射線物質の漏えいが
起こった場合、同地で稼働中の旧型原子炉で同規模の漏えいが起こった場合と比較して、死者数は
1万6,000〜2万8,000人増えると試算している。
EDFは、原子炉の建設と運営が安全に行われることに自信を示しており、デザインを手掛けた仏
国営原子力会社のアレバも、新型原子炉は特に放射能漏えい防止に注意を払って設計されたと主張
している。しかし同紙は、完璧なシステムはあり得ないし、核廃棄物輸送中に起こりうるリスクは
依然として残っていると指摘している。
原子炉の安全性に関する重大な疑義は、周辺住民に不安を与えるだけでなく、地域の農業・漁業
などを含めた経済活動へ有形・無形の影響を与える。今後この問題が広範に議論されることになれ
ば、政府とEDFをはじめとした関連各社がより詳細な説明を求められると予想される。
444 :
名無電力14001:2009/02/10(火) 08:29:54
445 :
名無電力14001:2009/02/11(水) 01:50:53
東電・東芝・国際協力銀3社 カナダのウラン生産会社に共同出資
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090210/biz0902102204010-n1.htm 東京電力と東芝などは10日、ウラン生産で世界10位というカナダの「ウラニウム・ワン」
に共同出資すると発表した。第三者割当増資を引き受け約19・95%の株式を取得し、筆頭
株主となる。取得金額は約202億円。今回の出資を通じてウラニウム・ワンとの関係を強化
し、原子力発電の燃料となるウランの安定確保や原子力事業の強化を図る考えだ。
出資するのは東電、東芝のほかに日本政策金融公庫の国際部門である国際協力銀行(JBIC)。
取得する株式は、3社が出資してカナダに設立した受け皿会社が引き受ける。
受け皿会社には東電、東芝がそれぞれ40%、JBICが20%出資する予定。東電、東芝は
受け皿会社への出資比率に応じてウラニウム・ワンからウランの供給を受ける。東電は同社の
ウランの年間使用量4000トンの1割程度の供給を見込んでいる。東芝はウラン供給から原発
の建設・運営まで一貫した態勢を整え、原子力事業を強化する。
446 :
名無電力14001:2009/02/11(水) 02:36:30
原発燃料 安定調達の基盤整う 東電出資
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/090210/env0902102210000-n1.htm 東電が出資するのは、世界的に資源の獲得競争が激しくなるなか、原子力発電所用の
燃料となるウランを安定的に調達するためだ。
世界的に原発の評価が高まる中、需給逼迫(ひつぱく)懸念が高まった平成19年6月、
ウラン価格は1ポンド=136ドルと最高値を更新。その後は世界的な景気減速の影響で、
足元は55ドルまで下落した。しかし中国やインド、中東で相次ぎ原発の新設計画が打ち
出される中、再び高騰に転じる可能性もある。
こうしたなか東電は、金融危機の余波でウラニウム・ワンの株価がピーク時から、5分
の1となる2ドルまで下落しているのを好機ととらえ出資を決断した。
東電は権益を持つウラン鉱山からのウラン調達量を同社の年間使用量に対し30%まで
引き上げることを目標にしていた。現在、カザフスタンとカナダに権益を持ち、調達量は
1040トンと年間使用量の26%に相当する。
東電は今回の出資により400トンを調達できる。これで権益を持つウラン鉱山からの
調達量は計1440トンとなり、年間使用量の36%と目標を上回り、安定調達の基盤が
整うことになる。
447 :
名無電力14001:2009/02/11(水) 02:38:02
浜岡原発:静岡・御前崎市長が「原発交付金」の継続要請
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090211k0000m040044000c.html 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の1、2号機が廃炉に向け先月30日で運転を終了したこ
とを受け、同市の石原茂雄市長は10日、東京・霞が関に二階俊博経済産業相を訪れ、国から地元
自治体への交付金を新年度以降も継続するよう要請した。
2基の運転中止で、運転開始後30年以上経過した原発のある県に支払われる「立地地域共生交
付金」と、原発立地市に交付される「長期発展対策交付金」が新年度から打ち切られる見通しに
なった。これに伴い、同市の年間収入は8億〜9億円減少する。財政への影響が大きいため、市は
1、2号機を撤去しても更地になるまで交付を続けるよう求めた。
448 :
名無電力14001:2009/02/11(水) 02:43:38
原発反対団体が市長に申し入れ
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=157193 東京電力柏崎刈羽原発7号機の運転再開問題をめぐり、同原発反対地元3団体は10日、
柏崎市の会田洋市長に対し、核燃料を臨界させる起動試験前に県技術委員会での議論を
尽くすことや、コミュニティセンター単位での住民説明会開催などを求め、申し入れた。
3団体の矢部忠夫同市議は「そもそも設計を大きく超える地震動に揺られた原発の運
転再開は危険だ」と主張。活断層評価などで議論が続く県技術委に関し、「両論併記で
は安全性の判断ができない」として、徹底した議論を求めるよう要請。また、安全性に
ついて見解が分かれる専門家を集めた公開討論会の実施など5項目を申し入れた。
これに対し、会田市長は「まだ安全確認の途上。国や県技術委の議論のまとまりを見
ながら、検討したい」と語った。しかし、専門家による公開討論会については「専門家
でも意見が分かれることを市民が判断できるかという問題が残る」と否定的な認識を示した。
449 :
名無電力14001:2009/02/11(水) 03:14:22
450 :
名無電力14001:2009/02/11(水) 07:23:24
温暖化対策、原発稼働率9割に向上 自民が基本法素案
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090211AT3S1000W10022009.html 温暖化ガス排出削減に向けて自民党が検討している「低炭素社会づくり推進基本法」(仮称)の
素案が10日、明らかになった。10年間を排出削減の「特別行動期間」と明記。原子力発電所の稼働
率を現在の6割から欧米並みの約9割に上げる目標を掲げるとともに、太陽光発電など自然エネル
ギーの一定価格での購入を電力会社に義務付ける制度の導入を盛った。今国会に議員立法での提出を
目指す。
次期衆院選を控え与野党は対決色を強めているが、民主党が昨年提出した地球温暖化対策基本法案
は自然エネルギーの購入制度など自民党案と重なる部分が多く、協調を探る動きが出る可能性がある。
451 :
名無電力14001:2009/02/11(水) 07:36:24
残留廃液の回収不十分 「高レベル」漏れ原燃が報告書
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090210-OYT8T01026.htm 使用済み核燃料再処理工場(六ヶ所村)の高レベル廃液ガラス固化建屋で廃液が漏れた問題で、
日本原燃は10日、配管内の残留廃液の回収が不十分だった上、閉止ふたの締め付けが弱かった
のが原因とする報告書をまとめた。
高レベル廃液は1月21日、配管から約150リットルが漏えいした。原燃は廃液を回収する
とともに、原因は配管の閉止ふたの締め付けが不十分だったなどとする報告書を同30日に経済
産業省原子力安全・保安院に提出した。しかし、2月1日、再び同じ配管で2分間に1滴程度の
割合で廃液が漏れていることが見つかり、原燃は原因を調査していた。
この結果、1回目の廃液漏れの際、配管内に固体と液体が混在した廃液100〜200ccが
残っていることを発見できず、さらに、閉止ふたの締め付けがまた十分でなかったことが原因と
推定した。
原燃は「1回目の廃液漏えいの対応が十分でなかったことが原因。少し考えれば防げたかもし
れなかった」とし、近く、組織的な問題点などの分析も含め、再発防止策をとりまとめる予定。
452 :
名無電力14001:2009/02/11(水) 10:44:09
廃炉撤回を検討 敦賀原発1号機
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009021102000151.html 日本原子力発電(原電)が2010年中の運転停止を表明していた敦賀原発1号機(福井県敦賀市、
出力35・7万キロワット)について、11年以降の運転継続を検討していることが分かった。関係
者が明らかにした。
敦賀1号機は1970年に稼働し、来年3月に運転開始から満40年を迎える。原発の新規立地が
難しい中で40年を超える例は国内になく、継続となれば他の長期運転原発の存廃議論にも影響を与
える可能性がある。
ほかに2号機(出力116万キロワット、87年運転開始)があるが、原電はより出力が大きい3、
4号機(ともに出力153・8万キロワット)の増設を計画。福井県に対し02年、10年度中に予
定していた3号機の運転開始と引き換えに、1号機を廃炉にする方針を伝えた。
だが原電が04年に3、4号機の増設を申請したのに対し、国は原発の耐震安全性の基準強化を前
に05年、活断層など地質の再調査を原電に求め、原電の評価結果を審査中。原電は国に1号機の廃
炉をまだ申請しておらず、当面1号機の運転を延長して、発電の出力を確保しようとの狙いがあると
みられる。
運転開始から30年を過ぎる原発は、国に廃止措置を申請するまでは10年ごとに技術評価するこ
とが義務づけられ、原電も1号機をすでに評価。近く結果を国に報告する。
1号機は定期検査中で、10年中に廃炉となれば次が最後の運転となるが、原電は今月から新たな
耐震補強工事にも着手している。
453 :
名無電力14001:2009/02/12(木) 09:01:06
判断ミス」と国に報告/再処理工場廃液漏れ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090211092750.asp 六ケ所再処理工場で今月一日に起きた二度目の高レベル放射性廃液漏れについて、
日本原燃は十日、配管からの廃液の抜き取り作業で判断ミスがあったとする内容の原因
報告を国に行った。また二度の廃液漏れで汚れたガラス溶融炉の表面や配管を約一週間
かけて洗浄することも明らかにした。原燃は「月内には溶融炉の再加熱に入りたい」と
している。
二度目の漏えいは、「中の廃液はすべて抜き取ったはず」との判断から、配管をフラ
ンジと呼ばれる金具で十分に密閉しなかったことが原因。一月に起きた最初の廃液漏れ
の後の廃液抜き取り時に、フランジを外して配管内を確認しなかったため、中に残って
いた固形物と廃液百−二百ミリリットルの存在を見落とし、約一ミリリットルが漏れた。
原燃は、一度目の廃液漏れで見られたタンクへの圧縮空気の誤流入などはなかった−
とした上で、判断ミスが原因であることを認めた。固形物は、廃液に含まれる使用済み
核燃料の溶け残った成分だという。
また滴り落ちた廃液で汚染した溶融炉の表面や配管、トレー、床面にある受け皿など
を水で洗浄することも報告した。洗浄には一週間ほどかかる見通し。必要な装置を溶融
炉に付け直す作業なども含めると、炉内のガラスを抜き取るための加熱再開は今月下旬
になるもようだ。
約百五十リットルが漏れた一度目の廃液漏れの原因や再発防止策をまとめた追加報告
書も、今月中に国へ提出する方針。
454 :
名無電力14001:2009/02/12(木) 13:56:33
スウェーデン政府、地球温暖化対策で脱原発政策を転換 再生可能エネルギーの普及を加速
http://www.ecool.jp/foreign/2009/02/sepost-51.html スウェーデン政府は5日、地球温暖化対策の一環として、1980年以来続けてきた脱原発の政策を転換し、
現在稼動している10基の原発が寿命を迎えるにしたがって、新規に建設する原発に原子力発電作業を引き
継がせるとの発表をおこなった。3月に法案を提出し、議会の承認を求める。
今回の発表では、2020年までに再生可能エネルギー使用量を50%にすること、温室効果ガスの放出量
を40%削減すること、化石燃料の使用を段階的に廃止すること、年間生産量30テラワットの風力発電を
実現できる枠組みの計画なども示された。また、2030年までに同国内のすべての自動車を、ハイブリッ
ド車や電気自動車、バイオ燃料の開発を通して、化石燃料から独立させるとの計画も明らかにした。
455 :
名無電力14001:2009/02/12(木) 14:45:01
美浜原発:町民、1号機の運転方針に質問−−関電との懇談会 /福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090212ddlk18020189000c.html 関西電力首脳と美浜町民が直接話し合う原子力懇談会がこのほど、同町郷市の関電原子力
事業本部であった。来年11月に運転開始から40年を迎える美浜原発1号機の運転方針に
関する質問が相次いだ。
町側から住民やオブザーバー18人が出席し、関電の森詳介社長は冒頭あいさつで1号機
の運転に触れ、「できるだけ早い時期に方針を示したい」と述べた。その後は非公開だった
が、関電が作成した議事録や出席者によると、「古いものへの怖さは否定できない」「中部
電力が(浜岡原発の)スクラップ・アンド・ビルドをするのはいい方法。関電もそういう形
でやってほしい」など運転が40年を超すことに否定的な見方が出た。一方で「廃炉ととも
に増設となると不安」「美浜4号、5号の工事が始まっておらず、運転を延長すると私は判
断している」と話す住民もいた。
森社長は「浜岡は止まっているが、美浜は現在も運転しており、そこが一番違う。廃炉に
する場合は皆さんに十分説明し、地域に影響が出ないようにする」と述べた。
懇談会は04年8月の美浜原発3号機事故をきっかけに毎年開いており、4回目。
456 :
名無電力14001:2009/02/12(木) 16:26:27
原発電力量:昨年の県内、93年以降最低 設備利用率もダウン /福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090212ddlk18020175000c.html 県内に立地する原子力発電所の昨年1年間の発電電力量は608億キロワット時と、
前年の740億キロワット時を大きく下回り、商用原発13基体制となった93年以
降最低だったことが、県のまとめで分かった。全国の原発発電量(2517・4億キ
ロワット時)に占める県内の比率は24・2%で、福島県に次いで2位だった。
運転停止中の高速増殖炉「もんじゅ」と、廃炉中の旧「ふげん」を除く原発13基
の運転実績をまとめた。定期検査中にトラブルが発生した日本原子力発電敦賀2号機
や、関西電力大飯3号機などの停止期間の長期化を受け、設備利用率の平均は前年
(74・9%)を大きく下回る61・3%にとどまった。利用率が最も高かったのは
大飯2号機の101・2%、最低は管台溶接部にひびが見つかるトラブルが起きた敦
賀2号機の10・5%だった。
一方、安全協定に基づき事業者から県に報告されたトラブルは23件で、うち4件
が発電停止になった。
457 :
名無電力14001:2009/02/13(金) 07:33:39
原発再開で市民団体申し入れ
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=157218 中越沖地震で停止中の東京電力柏崎刈羽原発7号機の運転再開問題で、共産党柏崎市議団
などでつくる「原発問題を考える柏崎刈羽地域連絡センター」は12日、柏崎市に再開前に
アンケートなど市民の意向を確認するよう申し入れた。
同センターの持田繁義市議は「運転再開が国や3首長の合意によって淡々と進められるこ
とに市民は危機感を抱いている」と述べ、住民投票やアンケートの実施を求めた。また、
県技術委員会で議論を尽くすことや、原子力安全・保安院の経済産業省からの分離・独立を
求めることなどを要請した。
対応した山田哲治副市長は「国や県技術委の議論の推移を見守りたい」と述べるにとどまった。
458 :
名無電力14001:2009/02/13(金) 08:16:57
柏崎刈羽原発:7号機起動試験後「炉止めぬ」と東電方針 反対意見も /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090211ddlk15040022000c.html ◇技術小委で反対意見も
東京電力柏崎刈羽原発の安全性について県に助言する県技術委員会の「設備健全性、耐震安全性に
関する小委員会」が10日、新潟市内で開かれた。東電の担当者は原発7号機について、起動試験後も
原子炉を止めないまま営業運転につなげる方針を表明し、委員からは「いったん止めるべきだ」との声
が上がった。
会合では、東電中越沖地震対策センターの山下和彦所長が起動試験の手順を説明、「(起動試験後)
プラントに異常がなければシャットダウンの必要はない」と述べ、100%出力を続けたまま国などの
評価を待つ方針を示した。委員で日本原子力研究開発機構燃料安全評価研究グループの鈴木元衛研究主
幹は「出力を止める『過渡試験』を行い、機器の反応を確かめるべきだ」と主張。山下所長は国との議
論でも過渡試験の話は出なかったとしながらも「これから検討したい」と話した。
起動試験後の対応を巡っては1月、経済産業省原子力安全・保安院の加藤重治審議官が柏崎市議会で
「(炉を)止める必要性は感じていない」と述べ、県が抗議している。
次回は23日の予定で、委員長の北村正晴・東北大名誉教授は「小委では(起動試験の地元了解につ
いて)判断できるよう、議論を取りまとめたい」と話した。
459 :
名無電力14001:2009/02/13(金) 08:17:42
460 :
名無電力14001:2009/02/13(金) 12:15:56
敦賀原発2号機 屋外ダクトに腐食穴
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20090212-OYT8T01045.htm 日本原子力発電は12日、定期検査中の敦賀原発2号機(敦賀市明神町)で、サービス建屋と
原子炉補助建屋を換気する屋外ダクトに、腐食による穴が複数見つかったと発表した。両建屋内
は放射線管理区域だが、原電が穴周辺の放射能を測定した結果、周辺環境に影響はなかったとし
ている。穴は鋼板をあてて補修し、13日に原子炉を再起動する。3月中旬に営業運転を再開す
る予定。
昨年12月、敦賀1号機のダクトで腐食による穴が見つかったことから、原電が敦賀2号機で
も調べていた。発表によると、穴の開いていたダクトは亜鉛鋼板製(厚さ1・6ミリ)と炭素鋼
製(同2・3ミリ)の2種類があり、いずれもステンレス製保温材などで覆われていたが、雨水
が内部にしみ込み、腐食が生じたとみられる。
敦賀2号機は2007年8月下旬から定検に入り、昨年8月にいったん原子炉を再起動したが、
高圧タービン溶接部で損傷が見つかるなどしたため、さらに約半年間、運転を停止した。定検期
間は、同機で過去最長となる約1年7か月になる見込み。
461 :
名無電力14001:2009/02/14(土) 02:30:08
462 :
名無電力14001:2009/02/14(土) 02:45:08
http://mainichi.jp/select/science/news/20090214k0000m040137000c.html 原発:稼働率58% 29年ぶり低水準
昨年の商業用原発55基の設備利用率(稼働率)が58%(暫定値)にとどまることが
13日、経済産業省の調査で明らかになった。点検記録の不正で定期検査が前倒しされた
03年の57.4%に次いで低い。新潟県中越沖地震で停止した柏崎刈羽原発(新潟県)
の再稼働が遅れる中、年度ベースでは、原発建設が本格化して間もない1979年度の
54.6%以来、29年ぶりの低率にとどまる見通しだ。
経産省は、火力発電で電力供給を補うため、08年度には燃料費など約6000億円の
追加コストが発生し、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量も年間約
3000万トン増えると試算した。
米国や韓国の稼働率は90%前後で、他国と比べて日本の設備利用率の低さが際立っている。
463 :
名無電力14001:2009/02/14(土) 05:40:55
敦賀原発1号機 運転継続へ
ttp://www.nhk.or.jp/news/k10014165381000.html 来年で営業運転を終えて廃炉となることが決まっていた日本原子力発電の敦賀原子力発電所
1号機について、日本原電は、敦賀原発の3号機と4号機の建設が遅れていることなどから、
運転を継続する方針を固め、来週にも福井県に報告することになりました。
敦賀原発1号機は、運転中の商業用の原発としては国内で最も古く、来年の3月で運転開始
から40年を迎えますが、日本原電は、その前に運転を終了して廃炉とする方針を7年前に
示していました。しかし、日本原電と福井県によりますと、新たに増設する予定の敦賀原発
の3号機と4号機の建設が遅れていることなどから、日本原電が1号機の運転を継続する方
針を固めたものです。国内の原発が40年を超える運転を続けるのは前例がありませんが、
日本原電では、国のガイドラインに従って安全性の評価を行い、長期的な機器や設備の保守
計画も見直して、安全性を確保したとしています。日本原電はこの方針について来週にも福
井県に報告することにしていて、福井県は、今後、安全性などの面から運転継続の是非を検
討することにしています。
464 :
名無電力14001:2009/02/15(日) 07:50:46
福井・敦賀原発:1号機、5年延長へ 原発初の40年超え
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090215ddm041040076000c.html 日本原子力発電は、2010年12月の廃炉を予定している敦賀原発1号機(福井県敦賀市、
沸騰水型、35・7万キロワット)について、運転を約5年間延長する方針を固めた。16日
以降、福井県や敦賀市へ伝える。国内で運転が40年を超える原発は初めて。
1号機は1970年3月に運転を始め、運転中の商用炉では国内最古。原電は02年、3、
4号機の増設と引き換えに廃炉にする方針を福井県などへ伝えた。ところが、原子力安全・保
安院から活断層の追加調査を求められたことなどが影響し、3号機の運転開始時期が15年度
末(4号機は16年度末)へ延期された。
465 :
名無電力14001:2009/02/15(日) 07:52:02
466 :
名無電力14001:2009/02/15(日) 07:57:14
祝島支店が漁業補償金拒否 '09/2/15
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902150017.html 中国電力の上関原発建設計画に伴う漁業補償で、山口県漁協祝島支店(旧祝島漁協)は、
あらためて補償金の受け取り拒否を決めた。12日夜の組合員全体集会で無記名投票し、受
け取り反対票が賛成票を2票上回った。
関係者によると、祝島公民館であった集会には組合員69人が参加。県漁協幹部が、来年
5月までに補償金の分配金を受け取らないと、供託金は国庫に収納されると説明した。同
支店運営委員長を除く68人による無記名投票の結果、受け取り賛成33票、反対35票となり
拒否を決めた。
補償金をめぐっては、建設地周辺に漁業権を持つ8漁協の共同漁業権管理委員会が2000年
4月、旧祝島漁協を除く7漁協の賛成で総額約125億円余の漁業補償条件に同意し、中電と
の契約に調印した。旧祝島漁協は分配金約5億4000万円の受け取りを拒否。分配金は法務局
に供託されていた。
467 :
名無電力14001:2009/02/15(日) 18:38:43
プルサーマル反対集会 松江 '09/2/15
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902150038.html 松江市が受け入れの可否判断を迫られている中国電力島根原子力発電所2号機(松江市鹿島町)の
プルサーマル計画で、全国の労組や反原発団体などによる反対集会が14日、市内であった。国の核燃
料サイクルに異論を唱え、市中心部をデモ行進した。
約60団体の約600人が集まった会では、放射性廃棄物処分施設の誘致問題を抱える岡山県、中電が
上関原発の建設計画を進める山口県など全国の団体が、それぞれの反対運動を報告した。
島根原発でのプルサーマル計画の受け入れ可否について、松江市が近く態度表明することを踏まえ
県内の反原発団体が主催。参加者は集会後、中電島根支社前など約2キロを行進し、計画反対のシュ
プレヒコールを上げた。
468 :
名無電力14001:2009/02/16(月) 07:36:45
68%がプルサーマルを知らず '09/2/16
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902160010.html 中国電力島根原子力発電所2号機(松江市鹿島町)のプルサーマル計画で、市民団体
「フォーラム『平和・人権・環境』しまね」と自治労島根県本部は、市民約700人の意
識調査結果を公表した。約68%が同計画を「知らない」と回答し、島根原発の耐震性は
約44%が「信頼できない」と答えた。両団体は「住民の理解は進んでいない」と松江市
や島根県に慎重な対応を求める。
アンケートは無作為抽出した市民3000人を対象に実施、697人から回答を得た。プル
サーマル計画を「知っている」と回答した人は約31%だった一方で「あまり知らない」
は約51%、「まったく知らない」が約17%と計約68%だった。また、「安全」「どちら
かといえば安全」は計約17%だったのに対し、「どちらかといえば安全でない」「安全
でない」は計約38%だった。
両団体は「自由意見では安全性確保や民意の把握を求める声が多かった。住民投票で
賛否を問うべきだ」と訴えている。
469 :
名無電力14001:2009/02/16(月) 07:50:09
ドイツから日本に転換か パキスタン核開発の調達先 '09/2/16
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200902160087.html パキスタンの核開発はカーン博士主導で一九七〇年代に本格化、九八年に初の核実験に成功した。
資機材の調達先は当初ドイツ企業が中心だったが、核開発疑惑が欧米で報じられ始めた八〇年代以
降、日本企業に転換した可能性もある。
パキスタンと絶えず緊張関係にある隣国インドは七四年、核実験に成功。以降、核開発がパキス
タンの最優先課題となった。その後、欧州の企業でひそかにウラン濃縮技術を取得したカーン博士
が帰国、開発は急速に進展した。パキスタンの核専門家によると、博士は当初ドイツ企業から核関
連部品を多く購入した。
ドイツはナチス政権下で原爆開発を推進。パキスタンの核開発関係者によると、戦後もドイツの
技術は他の欧州諸国に比べてレベルが高く、初期段階で使用されたウラン濃縮用の遠心分離機のプ
ラントなど、核開発目的で輸入した資機材の約五割がドイツ製だという。
だが、欧州メディアが八〇年代に入り、パキスタンの核開発疑惑を相次いで報道。調達先の企業
名も報じられ、欧州からの輸出が困難になった。
日本も第二次大戦中に原爆研究を進め、戦後は世界一流の原子力技術を誇る。博士はドイツの一
部企業との取引を継続する一方、訪日した七七年前後から日本の輸出規制が強まる九〇年代以降も、
日本企業との取引を続けたとみられる。
博士は米国や英国、フランス、スイスなども調達先に挙げている。
470 :
名無電力14001:2009/02/16(月) 15:18:22
柏崎刈羽原発:再開断念を求め署名を提出 東電と保安院に県民共闘会議 /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090216ddlk15040043000c.html 県内の労働団体などで構成する「柏崎刈羽原発設置反対新潟県民共闘会議」(代表、斎藤正美・
県平和運動センター議長)は、東京電力と経済産業省原子力安全・保安院に対し、同原発の運転再
開断念と、設置許可の取り消しを求める全国からの署名約60万人分を提出した。
このうち、柏崎刈羽原子力保安検査官事務所では、斎藤代表や地元反原発3団体の柏崎市議らが
署名簿を手に、「保安院は電力業界の追認団体のようだ。中立な対応に見えない」と批判。応対し
た今井俊博所長は「業界におもねる気持ちはない。誤解だ」と理解を求めた。
471 :
名無電力14001:2009/02/17(火) 11:31:42
http://www.business-i.jp/news/special-page/jidai/200902170001o.nwc ただ、2014年以降は「ウランの供給量は大変になる」(小阪)という見方が一般的だ。
世界の消費量は年間約7万トンで、うち約4万トンが鉱山から生産される「1次供給」。
残り3万トンは旧ソ連の核兵器の解体物から再利用するなどした「2次供給」で賄われる。
鉱山だけでなく、核解体などを加えたウラン生産量が先細りすることは確実視されている。
原発を推進する資源小国・日本にはウランが存在しない。このため住商では当時「石炭と
同じように、権益獲得にも乗り出そう」(降旗(ふりはた)亨・執行役員資源第二本部長)
という社内方針も明確になりつつあった。この流れに乗って、25年間にわたり原子力関連
ビジネス一筋を歩んできた小阪が動いた。目をつけたのは世界3位のウラン生産国、カザフ
スタンだ。
小阪の熱意が届き、06年1月にカザフスタンでは日本初のウラン開発事業「APPAK
(アパック)」の契約がまとまった。同国の国有原子力会社、カザトムプロム社が65%、
住商が25%、関西電力が10%出資し事業参画を果たした。08年6月には生産設備が稼
働。09年に入り、同国から日本へ初めてとなるウラン調達を無事終えた。
事業では、年間生産量の全量(1000トン)が日本向けに供給される。これは日本のウ
ラン消費量(8000〜9000トン)の1割強に相当する。鉱山寿命は約22年。日本に
とっては、カナダや豪州に偏るウラン調達の多様化につながる。
472 :
名無電力14001:2009/02/17(火) 12:20:46
高レベル放射性廃棄物最終処分場、PR・研究施設 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20090215ddlk01040168000c.html ◇住民説明会から1週間後の17日着工、「処分場建設」に警戒感−−幌延町
留萌管内幌延町に高レベル放射性廃棄物最終処分場のPR・研究施設を建設する「地層処分実規
模設備整備事業」が、17日の仮設建屋着工で本格的に始まる。内容を住民に初めて示した10日
の説明会から、わずか1週間後の着工。「処分場建設につながるのでは」と住民からは不信感も生
まれ始めている。
◇進まない情報公開−−協定の当事者、道も厳しいチェックを
◇なぜ幌延か
リサイクル可能で資源の有効活用ができるとされる原子力。しかし、使用済み核燃料からプルト
ニウムやウラン抽出後に残る高レベル放射性廃棄物をどうするのか。国は、ガラスに溶かして金属
製容器内に固め地下300〜1000メートルの地層に埋める方針だが、処分場は処分実施主体
「原子力発電環境整備機構(NUMO)」が02年に候補地公募を始めたものの、いまだにメドす
ら立っていない。
状況を打開するため本格的なPR・研究施設を設置するのが今回の事業。新施設はPRのため実
際の処分場と同じ地層展示を基本とするが、新規立地は難しい。既存施設を利用する場合、日本原
子力研究開発機構の幌延深地層研究センター(幌延町)と瑞浪超深地層研究所(岐阜県瑞浪市)が
あるが、後者は目的を地層科学研究に限定しており、残された選択肢は、処分研究開発も目的に含
んでいた幌延しかなかった。
473 :
名無電力14001:2009/02/17(火) 12:22:43
>>472 だが、これは幌延町には渡りに船。深地層研究センター事業の交付金は年間約1億3000万〜
1億5000万円。当初目指した処分場の数十分の1だが、関連の仕事で約100人が移り住み、
年間最高で10億円近い仕事の受注や延べ5000〜1万人が宿泊する経済効果は魅力だった。
目立つ産業は酪農だけで、人口が2700人弱とピーク時の約3分の1に減った過疎の町は08
年7月、議会に相談せず新施設誘致の要請書を国に提出した。今回の事業では新たな交付金支出は
ないが、雇用や飲食・宿泊などの効果に期待する。
◇募る疑問
00年。道と町、核燃料サイクル開発機構(旧動燃、現日本原子力研究開発機構)は深地層研を
処分場にしない担保として、放射性廃棄物は持ち込まない▽研究終了後は地下施設を埋め戻す▽積
極的な情報公開に努める−−などの三者協定を結んだ。だが、今回は事業主体が原子力環境整備促
進・資金管理センター(原環センター)になったことも不透明さにつながっている。センターは日
本原子力研究開発機構と別組織で、最終処分場の資金管理や処分体制の確立を目指す財団法人。む
しろ、処分場建設を推進する立場のNUMOとのつながりが指摘されているからだ。
10日に行われた初めての住民説明会。協定については、原環センターとともに事業主体となっ
た深地層研が「順守する」と強調したが、他にも質問が相次いだ。都市部から離れた場所に整備す
る効果もその一つ。札幌からは約300キロの距離があり既にPR施設もあるが、原環センターは
「両施設を組み合わせればよりPRできる」と強調した。
474 :
名無電力14001:2009/02/17(火) 12:24:17
>>473 最も問題視されたのは、原環センターが08年8月に町と道に説明した計画と、住民説明会で示
した全体計画が大きく変わった点。8月の計画では「15年度に施設撤去」としていたが、全体計
画では13年度までしか示さず、原環センターは「(8月の説明は)勝手な解釈だった。13年度
以降は未定」と釈明。撤去も「施設は国の財産」として明言を避け、その後は「国の事業だから分
からない」などはっきりしない回答が続き、「説明になっていない」と出席者の怒声が飛んだ。
◇根強い不信
「2回も文書で説明会開催を求めてきたが、一切連絡はなく新聞で開催を知った」。酪農家らで
作る住民団体「核廃棄物施設誘致に反対する道北連絡協議会」の代表委員、久世薫嗣さんは“反対派
外し”に憤る。賛成派の間でも情報不足への不満がくすぶっており、これでは信頼関係は生まれてこ
ない。
高レベル放射性廃棄物は、燃料ウランの100万倍の放射能があり、100万年の管理が必要と
も言われる。それでいて処分技術は実証されておらず、処分場の安全評価基準も決まっていない。
原環センターが海外の参考例として挙げるフランスでは、「PR施設周辺に処分場を作ることが
既定路線」との指摘もあり、反対派は将来的に幌延も処分場につながるのではと警戒感を募らせる。
処分事業への理解が深まらない根本原因はPR不足ではない。マイナス面も含めた情報公開の徹
底と説明責任を軽視する国と原子力業界の体質だ。事業主体と国に「道民の合意形成」という厳し
い条件を課した道には、協定の当事者としてチェック機能を果たすことが求められている。
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20090215ddlk01040168000c.html
475 :
名無電力14001:2009/02/17(火) 19:41:14
反原発NPOが県などに要請 新潟
ttp://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=157318 脱原発を訴えるNPO法人「原子力資料情報室」(東京)は17日、新潟県と柏崎市、
刈羽村を訪れ、中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発7号機の安全性の議論は不
十分として、地元自治体が運転再開を認めないよう文書で要請した。
要請書は泉田裕彦知事、会田洋柏崎市長、品田宏夫刈羽村長あて。中越沖地震の震源
断層とされる「F―B断層」がさらに北方に延びている可能性が否定できず、設備機器
類の小さなひずみの有無も判定できないなどとして、「県民の安全と安心は保障されて
いない」と指摘。
その上で、県技術委員会の小委員会で科学的な結論を出し、県民の誰もが分かる言葉
で説明することや、委員と住民が直接対話できる機会を複数回設けることなどを求めた。
476 :
名無電力14001:2009/02/17(火) 22:36:33
477 :
名無電力14001:2009/02/18(水) 21:35:26
新規の原発、「飛行機テロ」対応の設計が必須に 米国
ttp://www.cnn.co.jp/usa/CNN200902180016.html 米原子力規制委員会(NRC)は17日、今後新たに建設される原子力発電所の設計基準に、
「商用ジェット機によるテロ攻撃にも耐えられる」ことを盛り込むことを決定した。現在稼働
中の原子力発電所に関しては、この基準は適用されない。
原発の設計基準については、2001年9月11日に発生した米同時多発テロを受け、原発
が標的になると壊滅的な状況に陥る恐れがあるとして、変更が検討されていた。
478 :
名無電力14001:2009/02/18(水) 22:19:06
上関原発で国から交付金 '09/2/19
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902190038.html 中国電力が山口県上関町で進めている原発建設計画を受けて、国から特別交付金1億1500万円
が県に交付されることになり、県商工労働部は18日、新年度予算に盛り込んだと発表した。交付
金は、県を通じてそのまま上関町に交付、建設される温泉施設などに充てるという。
資源エネルギー庁や同部によると、交付されるのは「原子力発電施設等立地地域特別交付金」
で、2009〜12年度にかけ、最高で25億円。
原発計画から運転期間中にかけて交付される「電源立地地域対策交付金」とは別に、町が立て
た地域振興計画に対して交付される。同庁によると、県で初めての原発計画だったため認められ
たという。
479 :
名無電力14001:2009/02/19(木) 15:00:43
原発ごみ処分場の審査、100万年後まで考慮 米規制委
http://www.asahi.com/science/update/0219/TKY200902190050.html 米原子力規制委員会(NRC)は17日、ネバダ州ヤッカマウンテンに計画されている高レベル
放射性廃棄物最終処分場について、100万年後の放射線レベルまで考慮して計画を審査すると発
表した。これまでは1万年後までの周辺の放射線レベル(線量当量)を一定値以下にするという環
境保護局(EPA)の基準で審査する方針だった。
ワシントン連邦高裁が04年にEPAの基準を認めないと判断し、EPAが昨年、100万年後
までを想定した新基準を定めていた。NRCはこの新基準で審査する。
同処分場は、丘陵地の地下数百メートルに、原子力発電所から出る使用済み核燃料などの高レベ
ル廃棄物7万トンを運び込み、埋設処分する施設。エネルギー省が昨年6月、NRCに正式に建設
を申請した。
高レベル廃棄物は極めて長期間、高い放射能を保つ。日本や米国、フィンランドなどが地下に埋
設処分する計画をもっているが、実際の処分はどの国でも始まっていない。
480 :
名無電力14001:2009/02/19(木) 15:05:40
東芝が連日安値、原発人気がウソのよう 気になる信用買残の膨張
http://www.asahi.com/business/toyo/kabuto/TKZ200902180008.html 東芝(6502)が、12日以降、1日だけ変わらずを挟んで4日続落、今朝は10円安の238円
と連日昨年来安値を更新している。つい最近まで原子力関連で人気となっていたことがウソのようで、
07年7月の高値1185円から8割下げ。特に、2002年10月の安値292円を割り込んだこと
で下値支えがなくなり下げ足がきつくなっている。気になるのは「信用買い残」の多いこと。これまで
のピーク、04年夏と06年春水準を大きく上回り、最高水準に達している。戻り狙いで増加したが、
見込み違いとなっているため見切り売りが出れば一段安も避けられない。
481 :
名無電力14001:2009/02/19(木) 15:08:07
再処理工場早期完工へ施設改良
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090219-OYT8T00137.htm 六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場で高レベル放射性廃棄物「ガラス固化体」の製造試験
を行っている日本原燃は18日、製造工程で炉内にたまる白金族系物質の洗浄を円滑にするため、
洗浄用の設備を新たに整備すると発表した。製造試験の長期化の原因にもなった白金族系物質に
関し、洗浄方法を改良することで早期完工につなげたい考えだ。
ガラス固化体を連続で製造した場合、白金族系物質が炉内に沈殿することがある。過剰に沈殿
するとガラスの流下速度が遅くなり、これがもとで試験中断するトラブルにもなった。沈殿した
場合、ガラスと混ぜた廃液を投入し洗浄してきたが、沈殿の初期段階では、廃液だけの方が炉内
の環境が安定することがわかり、新設備導入を検討してきた。
新たに整備する設備は、洗浄用の廃液をためる貯蔵庫などで、現在の「高レベル廃液ガラス固
化建屋」に併設して建設する施設内に設置する。原燃は「白金族系物質の沈殿の状況に応じて、
洗浄運転の方法を使い分けることができる」と話す。
工期は約2か月の予定。製造試験は現在、炉内の棒が抜けなくなるトラブル後の処理で5月ま
で中断する見通し。原燃は、この中断期間を利用しトラブル要因を減らす改良に踏み切った。
482 :
名無電力14001:2009/02/19(木) 15:10:07
高レベル廃液漏れ「技術稚拙」と抗議
ttp://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090219094216.asp 六ケ所再処理工場で高レベル放射性廃液が二度にわたり漏れた問題で、六ケ所村の「花とハー
ブの里」など県内外の反核燃団体は十八日、日本原燃に抗議文を提出し、再処理事業からの撤退
を求めた。
菊川代表ら八人が六ケ所村の原燃PRセンターを訪れた。抗議文では、相次ぐ廃液漏れについて
「(原燃は)技術が稚拙。危険な放射能を扱う資格がないのではないか」と指摘。漏れた廃液か
ら気体となって放出された放射性物質の量を公表するよう求めた。原燃側は「放射性物質はフィ
ルターで回収しているので、環境への放出はほとんどない」と答えた。
483 :
名無電力14001:2009/02/20(金) 12:13:16
484 :
名無電力14001:2009/02/20(金) 12:25:42
485 :
名無電力14001:2009/02/20(金) 12:30:57
ガラス溶融炉外観など再処理工場の内部写真をHPで初公開/原燃
ttp://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/02/5498.html 日本原燃はこれまで核物質防護の観点などから公開してこなかった六ケ所再処理工場内部の
写真を19日までに、自社ホームページ(HP)上で掲載、公開した。工場内の主要部分を原
燃が公開したのは初めて。昨秋、同工場に関する経済産業省の会議に提供した写真を一部加工
したもので、同省は会議後の昨年10月に省HPで既に公開していた。
原燃はこれまでガラス固化体製造に関する機器・設備など工場内部の主要部分については、
(1)核物質防護の観点(2)商業機密―を理由に公開していなかった。
しかし、昨年10月に経産省が会議用資料添付用に原燃から提供を受けた写真をHP上に掲
載することになり、原燃は公開不能部分を隠して修正することで(1)、(2)いずれにも該
当しないと判断、省HP公開を了解した。
このため、事実上同月から原燃による写真公開は可能だったが、原燃広報は「18日まで、
写真は出せないという認識でいた」とし、報道機関など外部への写真提供について共通認識が
なく、社内部での連携ミスがあったことを明らかにした上で「今後、公開制限がないものは公
開するという立場でいきたい」と語った。
日本原燃がHP上で公開したガラス固化セル(上)とガラス溶融炉外観の写真
ttp://www.mutusinpou.co.jp/wp-content/uploads/image/2009-0220-7.jpg
486 :
名無電力14001:2009/02/20(金) 13:11:44
原燃の非公開写真が経産省HPに
ttp://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090218090702.asp 日本原燃が、商業機密などの理由で地元マスコミに公開してこなかった六ケ所再処理工場のガラ
ス溶融炉の外観写真が、経済産業省のホームページ(HP)上で複数公開されている。原燃が国に提
出した資料の中の写真で、セル(コンクリートで密閉した部屋)内や二台の炉が鮮明に写っている。
原燃は「写真は公開されても支障がないもの」としているが、自社HPへの掲載などはしておらず、
情報公開に対する姿勢が問われかねない状況だ。
写真が載っているのは、二〇〇八年十月一日に開かれた総合資源エネルギー調査会(経産相の諮
問機関)の非公開ワーキンググループ(WG)に提出した資料。同年七月に起きた溶融ガラスの流下
停止トラブルへの対応などの報告で、資料はWG後に経産省のHPに掲載された。写真では、セル内
の各設備の位置を矢印付きで説明するなどしている。
経産省原子力安全・保安院は「企業秘密に当たる情報などが伏せられており、事業者が『公開し
てもよい』と判断して提出しているものなので、掲載した」としている。
一方、原燃が十月八日に公表し、報道陣にも配った同じトラブルに関する報告資料には、炉の外
観写真はなかった。
溶融炉を使ったガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験では、炉の底に金属(白金族元
素)がたまるなど、トラブルが続発。本紙はこれまで溶融炉の写真提供を原燃に要望してきたが、
同社は「機微情報に当たる」などとして拒んできた。原燃は「われわれ広報が『セル内の写真なの
で出せない』との認識で対応していた。認識不足だった。会社としては情報公開は前向きに行って
いる」と釈明している。
これに対し、原子力資料情報室(東京)の澤井正子さんは「国にだけ(写真を)こそこそ出して、
プレスを介して市民に見せないやり方が問題。国に提出した資料はすべて自社HPでも公開するべき
だ」と批判している。
487 :
名無電力14001:2009/02/20(金) 20:05:47
ガラス固化に新設備 洗浄運転で模擬廃液投入 六ケ所再処理工場
ttp://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090219094205.asp 難航している六ケ所再処理工場のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造工程について、
日本原燃は十八日、製造をよりスムーズに行うため設備を追加する−と発表した。新設するの
は、ガラス溶融炉に金属粒子(白金族元素)がたまった際の対策である「洗浄運転」時に、炉
に模擬廃液を直接流し込むための設備。同日、国に設計と工事方法の変更認可を申請した。
原燃によると、ガラス固化建屋内に模擬廃液の供給槽やポンプを設置するほか、同建屋北隣
に模擬廃液の貯蔵庫を建てる。模擬廃液は高レベル廃液に似せて作られているが、放射性物質
は含まない。
工事費は非公表だが、再処理工場の総工費(約二兆一千九百億円)に変更はない。工期は約
二カ月で、原燃は「(五月ごろを予定している)固化体製造試験の再開に間に合わせたい」と
している。
洗浄運転は、炉内の溶融ガラスに含まれる白金族を薄め、炉外へ押し流す作業。これまでの
試験でも行っているが、ガラスビースを追加して薄める方法のみだった。模擬廃液の流し込み
は、炉内温度の変化などが少ないため通常運転に戻しやすい利点があるという。
白金族がたまる不具合は、昨年十月に再開した試験でも発生。洗浄運転を行ったが、十分効
果が出ないため、棒で炉をかき回す対策に移行した。しかし、棒が曲がるトラブルが起き、試
験が中断した。原燃は「模擬廃液の投入は昨年六月の時点で検討していた。十月以降の試験結
果を受けたものではない」としている。
488 :
名無電力14001:2009/02/20(金) 22:13:14
放射能含む水漏れる 女川原発1号機
操作ミスで緊急炉心冷却装置作動 地元自治体へも報告遅れ
ttp://www.sanriku-kahoku.com/news/2009_02/i/090221i-genpatu.html 十九日午後十一時三十五分ごろ、定期検査中の女川原発1号機で、非常時に原子炉圧力容器
内に注水する緊急炉心冷却装置(ECCS)が、作業員の操作ミスで作動し、原子炉圧力容器
外に放射能を含む水約六リットルがあふれ出た。東北電力が二十日の記者会見で明らかにした。
水は原子炉格納容器内の床に漏れたため、外部への放射能の影響はないという。
東北電力によると、女川原発でのECCSのトラブルは初めて。
トラブルは、配管の耐圧試験の終了後に起きた。弁を開けて配管内の圧力を低下させる予定
だったが、東北電力社員が誤って別の配管の弁を開けたのが原因。配管内の圧力が下がらず、
原子炉内の水位が低下したという誤った信号が流れ、ECCSが作動した。一分後に手動で停
止した。
満水だった原子炉からは配管を通じて水があふれた。配管の先にある排水受け皿(八リット
ル)を満たした上、原子炉格納容器内の床に約六リットルこぼれた。床の水は布で拭きとった。
作業手順書には、作業工程などが記されてあったが、開けるべき配管の弁を具体的に指示し
ていない不備もあった。
ECCSのトラブルは、東北電力と地元自治体との安全協定に基づく報告事項。自治体には、
トラブルがあった一時間後となる二十日午前零時三十八分にファクスで報告があった。東北電
力は「原子炉の状態や、システムの機器を確認していたため遅れた」としている。
489 :
名無電力14001:2009/02/21(土) 13:02:51
女川原発:放射能帯びた水、ミスであふれる−−1号機 /宮城
ttp://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090221ddlk04040237000c.html 東北電力は20日、女川原発(女川町、石巻市)1号機の「非常用炉心冷却系」を誤作
動させたため、放射能を帯びた水が原子炉格納容器内にあふれ出たと発表した。1号機は
定期検査中で、作業していた社員の操作ミスが原因という。外部への放射能漏れはなく、
同社は「当初の予定通り、4月中旬には1号機の本格運転を開始したい」としている。
同社によると、誤作動が起きたのは19日午後11時40分ごろ。非常用炉心冷却系は
緊急時に炉心を冷却する装置で、当時は配管接合部で見つかった水漏れの補修を終え、配
管内の圧力を下げる作業中だった。社員が本来開く弁とは別の弁を操作し、機器が炉内の
水位低下を知らせる信号を誤発信。冷却水が炉内に注入され、約1分後に中央制御室が手
動停止するまで、冷却水約6リットルが原子炉格納容器内にあふれ出たという。
社員は作業会社の従業員7人と作業していたが、複数人での確認は行っていなかった。
同社は「本人の理解が不十分だった。今後は手順書を充実させるなどの対応を取りたい」
としている。
女川原発では昨年10〜11月、いずれも人為的ミスによる火災が3件発生している。
490 :
名無電力14001:2009/02/21(土) 13:16:40
作業管理見直しを 女川原発水漏れ
ttp://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090221t13047.htm 東北電力女川原発1号機(宮城県女川町、石巻市)で19日発生した水漏れトラブルは、複数
の目による確認がないまま作業員の操作ミスで緊急炉心冷却装置(ECCS)が作動して起き
た。昨年、同原発で連続した火災でも作業管理上の問題が指摘された。関係者からは「作業の在
り方を根本的に見直すべきだ」との声が上がった。
安住宣孝女川町長は「外部への影響がなかったとはいえ、運転中であればECCSの作動は大
変な事態。チェックをしているはずなのに、なぜ誤作動が起きたのか」といぶかった。
県環境生活部の安斎文雄次長は「多くの弁が密集するところにあるなど、ミスが起きる可能性
が高い部分もあった」と述べ、同社にミスを防ぐ実効性ある再発防止対策を求める。
20日は、同原発の環境影響などについて評価する環境保全監視協議会が仙台市内で開かれ
た。東北電力は急きょ水漏れの発生を報告した。出席した委員からは「火災の時と同じヒューマ
ンエラーだ。エラーを防ぐ対策をやってもらいたい」と注文が付いた。
「原子力発電を考える石巻市民の会」事務局の日下郁郎さんは「連続火災もそうだが、東北電
力は原発の品質保証体制に不備がある。作業方法を総点検しないとミスが続く可能性があり、安
易に運転再開させるべきでない」としている。
491 :
名無電力14001:2009/02/21(土) 15:32:39
福井県:09年度当初予算案 重点は1万4000人の雇用創出・維持 /福井
ttp://mainichi.jp/area/fukui/news/20090221ddlk18010567000c.html ◆…歳入…◆
県税は前年度当初比21・7%減の906億円にとどまった。景気後退による企業収益の悪
化で、法人2税が同比約164億円減収したことが影響している。
◆…原発関連…◆
原発関連の歳入は、県税97億円と電源3法交付金127億円の計224億円を計上した。
県税のうち、不特定の事業に使える法定外普通税の核燃料税は前年度当初比33億円減の
約40億円にとどまる。同税は燃料を原子炉に装てんした時点で課税されるもので、今回の
減額は、定期検査中にトラブルが起きた敦賀原発や、大飯原発の停止期間の長期化が影響した。
このほか、寄付金は2億円を見込んでおり、JR北陸・湖西線直流化事業費の返済に充てら
れる。寄付者名は公表されていないが、電力会社からの寄付とみられ、県は05年以降に同様
の寄付をこれで計30億円受け取ることになる。
492 :
名無電力14001:2009/02/21(土) 17:54:54
浜岡原発運転差し止め訴訟:裁判長「そろそろ判決に」−−東京高裁控訴審 /静岡
ttp://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090221ddlk22040196000c.html ◇住民側は反発
中部電力浜岡原発(御前崎市)の周辺住民らが1〜4号機の運転差し止めを求めた訴訟の控訴
審第3回口頭弁論が20日、東京高裁(富越和厚裁判長)であった。富越裁判長は「そろそろ判
決に(機が)熟している」と結審が近いことを示唆する発言をしたが、住民側は「1審結審後に
起きた中越沖地震で出た新事実の調査結果が少しずつ出てきている。審理を切らないでもう少し
待つべきだ」などと反発した。
住民側は、中電側が1審で1〜2号機は大地震でも安全だと主張していたのに、廃炉を決めた
理由を納得いくよう説明するよう求めた。ただ、1〜2号機の廃炉を国が認可した場合は、住民
側は訴訟対象から外す意向を示した。
弁論の最後で、富越裁判長は「新たに興味深い点はあるが、慎重にやると終わらない。すでに
出ている(資料の)範囲で何らかの決断をするしかない」と述べ、早期結審を示唆した。住民側
代理人の海渡雄一弁護士は「中電が示した3、4号機の安全性の報告を調べている原子力安全・
保安院の中間取りまとめも出ていない。途中の幕引きは許されない」と指摘した。