皇居           

このエントリーをはてなブックマークに追加
18名無電力14001
<皇居ラン>若い女性中心に人気急上昇 シャワー施設も登場
11月17日12時54分配信 毎日新聞

皇居の周囲でランニングを楽しむ人たちが急増している。特に目立つのが若い女性たち。
最近ではランナーのためのシャワー施設まで登場した。どうして「皇居ラン」は人気なのか。【坂巻士朗】

●シャワー施設
午後7時。皇居から500メートルにある「ランナーズステーション」(千代田区神田神保町3)がにぎわい始めた。
近くの会社に勤める石井敦さん(46)は、スーツからTシャツに着替え、「走った後で飲むビールが楽しみ」と同僚3人と皇居に向かった。
シャワー室やロッカーを備えたこの施設はマラソン雑誌社が10月に作った。利用料金700円だが、会員なら500円。平日は午前7時から午後10時。
野平修社長(43)は「出勤前や仕事帰りのサラリーマンが利用しやすいようにした」と話す。

今月9日には同区有楽町1にロッカーやシャワーを併設した「ランニングオアシス日比谷店」も開店。
また、マラソンランナー、谷川真理さんが経営する施設「ハイテククラブ」(同区神田神保町1)もシャワーなどを設置し、23日にオープンの予定だ。

皇居の外周は約5キロ。五輪銀メダリスト、有森裕子さん(40)は「信号がなく距離の目安がつけやすい。適度なアップダウンもいい。
周囲の景色も楽しめる」。一周20分を切る人から、1時間近くかけてウオーキングする人まで、さまざまだ。千代田区の昼間人口は約85万人。
丸の内や霞が関で働く人たちにとって「職走近接」も人気の理由だ。
19名無電力14001:2007/11/22(木) 09:24:06
>>18つづき
●東京マラソン
ランナーが急激に増えたきっかけの一つが、約3万人が参加した今年2月の東京マラソンだ。

品川区の会社員、木村香寿絵さん(30)は「東京マラソンに参加して都心を走る楽しさを知った」。
皇居そばの銭湯「バン・ドゥーシュ」(千代田区麹町1)は、東京マラソンの出場者が決まった昨年暮れから1日に100人前後のランナーが利用するようになった。
経営する橋富和子さん(72)は「それまでは2、3人だったから驚いている」と言う。

スポーツ用品メーカー「ニューバランス ジャパン」の調査によると、昨年8月に午後7時からの2時間で皇居の外周を走っていたのは延べ343人(男231人、女112人)だが、今年は714人(男463人、女251人)。
同社商品企画課の植木誠さん(33)は「一昔前は中高年の方が多かったが、最近目立つのは30〜40歳ぐらいの若い女性グループです」と指摘する。

●女性グループ
女性誌「Hanako」は5月、「東京を走る! カッコよく走る!」と題して、初心者向けのマラソン特集をした。
太田亜矢子編集長(40)は「都会で仕事をする女性たちへのアンケートでは、8割以上が健康に関心を持っている。誰でも気軽に始められるランニングは、そんな健康志向に合う」と説明する。

来年2月の第2回東京マラソンに向け、皇居周辺は今後、一層にぎわいそうだ。有森さんは「周辺の施設の充実は、特に女性が日常的にスポーツをするために歓迎したいですね。
ただ、健康につながるよう、走る人は無理をしないで続けてほしい」とアドバイスする。

最終更新:11月17日12時54分