>>154 つづきです
不良債権比率が急増すれば、輸出入銀行の信用等級にも悪影響が予想される。国策銀行である輸出入
銀行は現在、国家信用等級と同じ信用等級を適用されている。金融当局関係者は“不良債権比率が急騰
すれば、輸出入銀行の表面的な金利は国家信用等級を適用されても、信用評価機関が内部的に算定する
等級は落ちると予想される”として、“この場合輸出入銀行が発行する外債の金利が上がることになる”と
話した。
この傾向ならば、輸出入銀行のBIS比率も10%未満に落ちる展望だ。3月末現在の輸出入銀行の自己資本は
9兆1000億ウォン、危険加重資産は86兆7000億ウォンでBIS比率は約10.5%だ。国内銀行のBIS比率平均は
14%で、国内18行では輸出入銀行の比率が最も低い。BIS比率は自己資本を危険加重資産で割った数値で、
この比率が高いほど銀行が健全だという意だ。
輸出入銀行関係者は“引当金を積み立てすれば、それだけ利益余剰金が減り自己資本も減少するので、
BIS比率が減ることになる”と話した。したがって他の条件が同じ前提ならば、引当金を1兆ウォン積むことに
なれば自己資本が8兆1000億ウォンに減り、BIS比率は9.4%に減ることになる。
企業構造調整が順調に進行されれば、年末には輸出入銀行のBIS比率が再び上がって、不良債権比率も
低くなる可能性がある。金融当局関係者は“債権団出資転換等で企業財務構造が改善され、収益モデルを
備えることになれば、不良債権を再び正常債権に変えることができる”として、“正常債権になれば債権団の
健全性も多少改善されるだろう”と話した。
(2/2) 以上です
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <貯蓄銀行と違い、国際業務を行う輸出入銀行はBIS自己資本比率8%以上が
必要なはずですが…