'中国輸出ショック'で韓国経済に赤信号、さらなる低成長招く 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/08/12/2012081200905.html 中国の7月輸出増加率が1%台まで急落し、中国発景気鈍化リスクが最前線に浮上するのではないかという憂慮が
大きくなっている。世界経済の長期低迷によって中国経済の成長エンジンである輸出が急冷され、我が国の経済も
核心動力である輸出が長期不振に陥り、経済全般の低成長を加速化しかねないということだ。ユーロ圏財政危機と
米国の景気回復遅延、中国の景気低迷という対外経済不安要因が三方から我が国の経済を襲うのではないかという
憂慮だ。これは、今年の成長率が政府と韓国銀行の展望値より低い2%台後半に終わるという展望を後押ししている。
一部の専門家は輸出不振に刺激された中国が、積極的な内需浮揚措置を取る可能性に注目している。景気浮揚に
煮え切らない態度の中国当局が積極的な浮揚措置を出せば、内需部門を中心に回復傾向が現れることになるためだ。
◆“輸出鈍化などで中国8%成長に‘赤信号’、韓国の3%成長も難しくなって”
中国海関叢書(関税庁)によれば、中国の7月の輸出額は1769億ドルと昨年同月比で1%増に終わり、6ヶ月ぶりに最低
値を記録した。6月の増加率11.3%から急減しただけでなく、専門家の予想値8.6%も大きく下回った。一言で‘ショック’の
水準だ。
中国の輸出増加率鈍化はすでに予想されていたが、鈍化が急激だ。景気低迷に対応するために断行された金利
引き下げなど景気浮揚措置の効果がまだ現れていないまま、輸出鈍化が予想より速く進むことになれば、中国の景気
低迷は当初予想より深刻化することになる。
さらに大きな問題は、中国の輸出鈍化は我が国の輸出景気にも脅威を与える要因だという点だ。中国は我が国の
最大輸出国(輸出率23.8%)だ。特に対中国輸出のうち、部品などを供給する加工輸出の比率は48.9%に達する。中国の
輸出が鈍化すれば、韓国の輸出も鈍化する構造だ。したがって中国の景気低迷局面は、我が国の経済にも成長を
大きく鈍化させる結果を産む。IMF(国際通貨基金)は中国の投資増加率が1%ポイント低くなれば、我が国の経済成長
率が0.6%ポイント下落するという研究結果を出している。
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>>352 つづきです
専門家は、中国の8%成長の達成が難しくなれば、今年の韓国経済の成長率も2%台に落ちることは避けられないと
見通している。政府と韓銀は今年の経済成長率展望値として3.3%と3.0%を導き出したが、中国経済の8%成長が可能だと
いう展望を前提条件としていることが分かった。
◆ “輸出不振によって当局は景気浮揚に力をいれる”
しかし一部では中国政府の政策対応によって、このような憂慮は現実化されないという展望も出している。輸出不振が
予想より早く進行しているという憂慮が、中国政府に積極的な景気浮揚政策を出させることになるという展望だ。
中国人民銀行はユーロ圏の財政危機による不安が再点火された5月以降、二回にわたって基準金利を引き下げた。
今月も支払準備率引き下げや金利引き下げなどの措置が取られると予想される。
このような景気浮揚措置をめぐって市場専門家は、中国政府が今年の8%成長目標を達成するという意志を強く現わした
と見ている。専門家は、予想できなかった輸出指標不振が、中国政府の景気浮揚対策を強める要因になり得ると見て
いる。基準金利引き下げや支払準備率引き下げなどにとどまらず、直接的な財政投入による内需浮揚策が出てくる
こともあるという観測もある。
オ・ソクテ韓国SC銀行常務は、“中国政府が予想より深刻な輸出不振によって、強くなっている景気浮揚要求を受け
入れて景気浮揚速度と強度を高める場合、下半期の景気急落が相当部分緩衝されるだろう”とながら、“しかし最近の
中国政府の立場には景気浮揚に慎重と見られる側面もあって、市場の期待どおりに景気浮揚に出るかは不確実だ”と
話した。
(2/2) 以上です
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <韓国にショック緩和装置は無いと。