【wktk】韓国経済ﾜｸﾃｶスレ 408won【一揆倒鮮】

>>337　関連です

担保価値不足しても融資はじゃぶじゃぶ、10件に9件がLTV規制違反　【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2012/08/06/2012080600346.html
[放漫経営相変わらずの貯蓄銀]
政府対策も牛の耳に念仏
住宅担保貸し出し延滞8.2%、不良は市銀の9倍

　ソウル松坡区（ソンパグ）にアパートを所有するA氏は、昨年1月に家を担保にして貯蓄銀行から3億6000万ウォンを
借りた。担保価値が11億3000万ウォンであるA氏の家は、すでに他の金融機関が6億ウォンを貸しているために根抵当を
設定している状態だった。原則どおりならばLTV(住宅担保認定比率、担保価値と比較した貸し出し可能金額)が50%を
越えているため、A氏はアパートを担保に金を借りることはできない。しかし、貯蓄銀行では可能だった。

　A氏のように、貯蓄銀行がLTV限度規制を違反して融資を行っていた件数が、昨年だけで少なくとも1968件あったことが
明らかになった。貯蓄銀行8行が昨年に家を担保に行った融資2286件を、監査院が全て調査分析した結果だ。LTV基準
違反率は86%に達する。昨年住宅を担保に557件の融資が行われたB貯蓄銀行では、12件を除いた545件(98%)が規制に
違反した融資だった。

　金融当局は、住宅価格下落にともなう金融機関の不良化を防ぐためにLTV規制をしている。しかし貯蓄銀行には牛の
耳に念仏だった計算だ。放漫な貸し出しは不良につながるほかはない。4月末の時点で貯蓄銀行からの住宅担保融資
延滞率は8.2%に達する。都市銀行の住宅担保融資延滞率(0.9%)の9倍だ。

　貯蓄銀行の放漫な経営実態は、これらが保有している非業務用不動産からも見ることができる。監査院が最近、非業務
用不動産を多数保有する貯蓄銀行5行の実態を分析した。簿価9092億ウォン分の非業務用不動産を所有していたが、
監査院はこのうちおよそ3分の1(2891億ウォン)に不良可能性があると見た。不良融資を隠すために債権回収目的の競売を
申請した後、自ら高い価格を書いて出して落札する貯蓄銀行の、いわゆる'自分の落札'慣行のためだ。帳簿上では'正常'
であっても、潜在的には'不良'可能性が高い資産があちこちに地雷のように隠されているのだ。

　高額年俸を手にするオーナーの放漫な経営の中で、貯蓄銀行は重い病気にかかった。昨年7月から今年3月まで9ヶ月
の間に、20大貯蓄銀行は5616億ウォンの赤字を記録した。