一気に半減、イラン産原油輸入縮小本格化 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/3/01/20120423/45742869/1 先月66万8700t、昨年三月の半分以下に
北海ブレント油などに代替、需給には問題なし
米国のイラン産原油輸入制限措置を受けて、3月のイラン産原油輸入量が大幅減ったことが分かった。
精油会社が本格的にイラン産原油輸入を減らしていると見られる。
22日関税庁によれば、3月のイラン産原油輸入量は重量基準66万8700tで、昨年3月の134万9000tに
比べ半分以上減った。イラン産原油輸入量は、1月97万6000t、2月81万8500tに続いて3ヶ月連続で前年
同月比で減少した。米国のイラン産原油輸入制限措置が発表された昨年12月以降の縮小幅が目立つ。
米国政府は金融制裁法(国防授権法)により、各国にイラン産原油輸入量を昨年より15〜22%減らすよう
に求めている。今年第1四半期のイラン産原油輸入量は総246万3200tで、昨年同期(343万8900t)の71.6%
に過ぎず、第1四半期だけで米国の基準を充足させた状態だ。
すでにイラン産原油輸入を縮小してきているだけに、韓国も今年6月28日予定されている国防授権法の
適用を、ヨーロッパ10ヶ国や日本と同じく完全に免除される可能性が大きくなった。わが政府は2月の非
石油部門金融制裁と関連して例外措置を認められたのち、石油部門で交渉を続けてきた。これと関連して
最近、パク・ジェワン企画財政部長官も“米国との交渉が円満に進行している”として、“(イラン産原油輸入)
縮小はある程度するべきだが、それにともなう代替輸入先も十分に確保している状態”と話した。
政府は、精油会社が韓-ヨーロッパ連合(EU)自由貿易協定(FTA)を活用して、北海産ブレント油と、他の
中東国家など輸入代替先を確保していて、国内原油需給に問題がないと見ている。実際に3月の全原油
輸入量は1001万tほどで、例年とほぼ同じ水準だ。
しかし精油会社は、イラン側取引先との関係維持のため、イラン産原油輸入縮小を対外的には否定して
いる。ある精油会社関係者は“石油製品取り引きは大部分が6ヶ月以上の長期契約なので、イラン制裁の
影響で輸入量を減らしたのではない”と主張した。
>>433 あちがとうございます