いわゆる「日本国憲法」は憲法としては完全に無効だ!第五条
269 :
1:
>>264 >>ゆえに、このレベルの問題を新無効論にぶつけてもしょうがない。
>そのような日本の自立に関する対処をどうするかは大事な問題だと思うが、
>具体的な対処方針が新無効論には無い(or策定中)ということね。
他の手続論(改正論、廃止論)にないのと同じく無いと言ってるだけ。憲法論を超えた問題を憲法論
が背負えないと言ってる。
しかし、憲法論どうし比較した場合、改正論よりも圧倒的に新無効論の方が学問的に正しいし
現実的だといいたい。今、現在は(ある種の言論統制によって)広まっていない(知らない)だけ
の話(左右マスコミにとってもタブー)。
結局、敗戦占領などである国家が傷ついた(価値観・歴史観破壊)場合、その国家の基軸である
正統憲法を近まわりで回復するのが一番の自立の近道になるのだという言い方をすれば、
改正論(←ハッキリ言えば正統憲法の回復を放棄している)には実現性がないが新無効論にはあ
るから、新無効論自体が「日本の自立に関する具体的な対処方針」ということもできる。
270 :
1:2006/09/09(土) 15:44:15 ID:i2AjpmNR
>新無効論に対する危惧を表明して再考を促したい気持ちが半分、
ちょっと、このへんで整理しておこうと思って、貴殿の掲げた危惧?と思われるポイントを列挙してみた。
私との対話にかかわらず2つのスレッドの分をまとめてみたが「危惧」とは、貴殿のいうのは結局、改正
論と対立することを指しているのかもしれないね。
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/asia/1154788250/ 1、現実的ではない(
>>143)
2、歴史観を取り戻してから(
>>143)
3、無効論の政党を知らない(いない)(
>>145)
4、現実味を帯びているのは自民党が主導する形での現行憲法改正(
>>150)
5、対外的な危機に対応しなけらばならないのに無効論で改正論に反対していると間に合わない(
>>150)
6、現在の情勢的には、憲法改正して国防力の強化につなげていただきたい(
>>181)
7、かえって左翼運動方向に流れてしまうような国民も多数でるような恐れもありうるし、そういう心配
がある内は、現行憲法改正という手順でいくしかないんじゃないかと(
>>206)
271 :
1:2006/09/09(土) 15:45:34 ID:i2AjpmNR
272 :
1:2006/09/09(土) 15:59:01 ID:i2AjpmNR
16、講和条約群破棄に関し「安政条約の改正」並みの覚悟をしておく必要がある→国防力を高める努力が必要→要憲法改正(
>>101)
17、国会の半数とはいえ、無効確認の方が難しいという、現状認識(
>>104)
18、法律によって成り立っている国ではないので、法律よりも国民の歴史観の方が優先順位が上(
>>230)
上記も、以下の整理をしてみれば、どうなるかな・・・・今は、留保しておこう。
(あ)新無効論という個性に対する危惧なのか。
(い)他の手法(改正、廃止)に比べてどうなのか。
(う)憲法を超えた問題なのか。
273 :
1:2006/09/09(土) 16:03:23 ID:i2AjpmNR
>そして、憲法論議についての自分自身の勉強が半分でカキコミをしている。
私も、ネットと本で無効論を独学しただけだが、理論の説明ならわかる範囲でいくらでも説明するから、
対話の流れと関連なくとも疑問に思った時点で質問してください。理解してもらうのが一番の近道。
無効論というのは、名称からくるイメージが先に立っている(憲法学者が変なイメージづくりをやってるし)、
理論を理解すれば「無効論観」が大きく変わるかもしれませんよ。
>無効論と改正論などという対立軸を立てたくない(鮮明にしたくない)
理論が完全に対立(片方は有効論、片方は無効論!)しているのだから、無効論支持の私とどちらかといえば
改正論支持の貴殿とでは主張が対立してくるのは当然です。よって本当に対立している内容について理論的に
説明してもらえるのなら(対立点としても、改正を採る理由としても)こちらも納得が出来るのですが、改正、
無効確認どちらにも当てはまることや、どちらをとっても難しいものや、どちらをとっても早くやりさえすれば
同じ程度のことや、憲法論を超えた範疇のものを取り上げてくるから、本当の対立にもなっていないと思いますね。
>南出氏の「新無効論」と「旧無効論」(これは提唱者がいるわけじゃないよね)
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/asia/1154788250/178-180 実は、私の知っている限りでは、南出氏が現実対処をどういう具体的手順でやるのかをハッキリ表明されたのは、
ネット上に公開された平成18年1月7日付の論文「条約考」が最初だとみています。
http://www.meix-net.or.jp/~minsen/kako/bunko/kokutai/kokutai6/kokutai6.htm の「復原改正への道」
どの本を読んでも書いてなかったのです。論理体系が幅広いからかそれまでは最終的にどんな手続になるのか、
具体的手順にはふれてこられなかったのですが、
私なりに、南出氏の既発表の理論で法的安定を保ったまま具体的に処理するならこういう手順になるのではない
かなあと、勝手に以前から2chに書いていたのが
http://oncon.seesaa.net/article/16288333.html 188 :法の下の名無し :2006/01/15(日) 21:27:02 ID:CsVjdTyk
などの書き込みです。ただし「日本国憲法」を帝国憲法下の下位規範とし有効と扱うことは理解していても、この頃は
<占領基本法たる「日本国憲法」>と誤記しているように南出氏の論が講和条約有効論であることを自覚的に理解して
いなかったのです。これに修正(占領基本法→講和条約)したものが、「こちらの構想」(
>>16-17)【三、新無効論に
基づく現実対処法】です。
274 :
1:2006/09/09(土) 16:05:12 ID:i2AjpmNR
憲法無効論関連書籍はこれくらいあります。
ところが講和条約有効論(新無効論)は南出氏のみです。
他はだいたい旧無効論と言っていいでしょう。
旧無効論の元祖(提唱者)は井上孚麿氏ではなかったでしょうか。この方の圧倒的な理論(以下の憲法研究)があったからこそ、
現在でも小山氏の無効論にしろ、南出氏の新無効論にしろ、生き延びてきているのだと勝手に納得しています。
今日までの憲法無効論関連書籍です。■がおすすめです。
■憲法研究 井上孚麿 神社新報社 昭和34.6.20発行 昭和46.3.20第15刷発行 1500円
■日本国憲法失効論 菅原裕 国書刊行会 1200円 昭和36.11.10初版発行
(著者は明治27年生まれ・昭和54年逝去)「東京裁判」弁護人
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4336044759 憲法調査会報告書付属文書第10号
憲法無効論に関する報告書 憲法調査会 大蔵省印刷局 昭和39.7.25発行 70円
日本を思ふ 福田恆存 文春文庫 514円(「当用憲法論」は昭和40年「潮」8月号)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167258048 日本国憲法について―若い人々のために― 渡辺正廣 昭和42.8.20発行 洋販出版梶@ 200円
http://noz.hp.infoseek.co.jp/kenpo/NihonkokukenpoYohan.html 憲法開眼 マッカァーサー憲法の足跡 森三十郎 昭和43.11.20発行 明玄書房刊 700円
真説・新憲法制定の由来 三枝茂智 憲法史研究会 昭和43.12.26発行 2000円
史料・日本再建法案大綱 <全三巻>片岡駿 8000円 (昭和45年6月発行分の再版あり)
マッカーサーと吉田茂を斬る ―真説・新憲法制定の由来・補遺― 三枝茂智 憲法史研究会 昭和47.5.10発行 1800円
メイドインUSA 日本国憲法 渡邊正廣 新人物往来社 780円 昭和48.12.10発行
275 :
1:2006/09/09(土) 16:09:29 ID:i2AjpmNR
276 :
1:2006/09/09(土) 16:16:39 ID:i2AjpmNR
>以上のようなことから、方法論についての議論よりも、無効論をどうやって広め
>るかという議論を期待したい、というのが私の本音かな。
>(もちろん、方法論も大いに議論していただきたいのだけども。)
了解しました。