【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part966

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325日出づる処の名無し
【日中】中国の「靖国」攻撃…日米の離反画策、アジア最優位に立つパワーを誇示したい
/糾弾には代償が伴うと知らしめるべき[5/19]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1148019308/

中国の「靖国」攻撃 東シナ海交渉を避ける口実

 【ワシントン=古森義久】米国務省の元中国分析部長で現ヘリテージ財団中国専門研究員
のジョン・タシック氏は十七日、産経新聞との会見で日中間の靖国問題や米国の対応につい
て語り、中国側がいま靖国問題を日米同盟へのくさびとして利用しつつあるという見解を明ら
かにした。
 同氏はさらに、中国は靖国問題での日本攻撃でアジアでの優位の誇示を狙い、日本側とは
東シナ海での資源開発などでの交渉を避けるためにもこの問題を利用している、と述べた。
 小泉純一郎首相やその後継者に靖国神社参拝の中止を強硬に要求する中国の動機につ
いて、タシック氏は「米国と、アジアでの日本のような同盟国とを離反させることは中国の年来
の政策だが、日本に対してはいまや靖国問題を操作し、利用して日米同盟にクサビを打ち込
もうと画策している」と指摘した。
 同氏は、中国は今米国各界に靖国問題で日本を批判することを促す動きをとっていると指摘
するとともに、クリントン政権時代には尖閣諸島問題を使って日米離反を図ったものの成功し
なかった、と説明した。
 タシック氏は中国指導部が靖国問題で小泉政権に対決的な圧力をかけることのほかの目標
として
 1.中国やアジア諸国の国民に、アジアでは中国こそが最優位に立つパワーあり、日本にい
くらでも屈辱を与えられることを誇示する
 2.中国が道義的にも民主主義の日本の上位に立つことを示し、自国の道義性を誇る
 3.靖国を理由とする首脳会談の拒否で東シナ海の資源開発や領有権などでの本格交渉を
避ける-ことなどをあげた。
 3.に関しては「中国は東シナ海での排他的経済水域(EEZ)や軍事問題をめぐる主張で日本
に対して分が悪いため、交渉はできるだけ避けたいのが本音で、靖国問題を口実にした会談
拒否をその目的に利用している」と説明した。 (つづく
326日出づる処の名無し:2006/06/10(土) 07:31:20 ID:WfcgqmAW
>>325
 日本の対応については「中国の靖国非難は日本弱化戦略の一端であり、小泉首相がたとえ
中国に折れて、参拝中止を言明しても、また中国側は歴史認識、教科書、政府開発援助(OD
A)問題、日米同盟強化策、台湾問題など次々に新たな非難材料を持ち出してくるというのが、
米国の中国専門家の大多数の見方だ」と述べ、「小泉首相は中国の圧力には断固として反撃
し、一定以上の日本糾弾には代償が伴うことを知らしめる一方、日本国内の異論には別個に
対応すべきだと思う」との見解を明らかにした。
 米国の対応に関して、タシック氏は「米国にとって日本は同盟国であり、中国は潜在敵性国
だから、靖国問題でも日本の立場を支持すべきだ。ブッシュ政権も基本的にそういう姿勢だとい
える。米国が日中間で中立の第三者として調停するなどというのは間違いだ」と語った。
 米国議会下院国際関係委員長のヘンリー・ハイド議員が、小泉首相の靖国参拝に批判を表
明したとされることについては「確かに米側で日本軍と実際に戦った世代には、靖国参拝への
反発はあるかもしれないが、小泉首相らは日本には戦犯とされた人でも死後はムチを打たず、
国を守ろうとしたほかの戦死者とともにその霊に弔意を表することに社会的、精神的、道義的
な深い理由や文化があることを説明して、理解を得ることができるだろう」と述べた。
 米ヘリテージ財団 ジョン・タシック研究員(中国専門)
ジョージタウン大学卒業後、1971年から米国務省の外交官となり、中国を専門とし、中国、香
港、台湾に通算15年余り駐在した。92年には国務省情報調査局中国分析部長。2001年か
らワシントンの大手シンクタンクのヘリテージ財団に入り、中国分析の専門研究員として現在に
至る。

ソース:産経新聞(東京版)5月19日14版3面(総合面)
依頼スレにてID:ySXg+0Zt様がテキスト化してくださったものを
記者が紙面を見ながら誤字脱字がないか確認し修正しました。