【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part946
1 :
日出づる処の名無し:
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/asia/1138784046/315 日朝協議 生存者帰国など要求 NHK 02/06 00:01
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/06/d20060205000172.html 日本と北朝鮮の政府間協議は2日目の5日、拉致問題の協議が行われ、日本側は北
朝鮮に対し生存者の帰国やシン・グァンス元工作員ら容疑者の引き渡しを求めまし
た。しかし結論は出ず、日本側は今後の協議であらためて拉致問題を取り上げてい
くことにしています。
中国の北京で行われている日朝の政府間協議は、2日目の5日、拉致問題に関する
協議が日本時間の午前10時半から始まり、昼食などの休憩を挟んで日本時間の夜
10時過ぎに終了しました。協議終了後、日本側の担当者で外務省アジア大洋州局
の梅田邦夫参事官は、記者団に対し「拉致の解決なくして、国交正常化はない」と
いう日本側の主張を北朝鮮にあらためて伝えたうえで、事件の全容解明と生存者の
帰国、それに、シン・グァンス元工作員ら容疑者の引き渡しを求めたことを明らか
にしました。そのうえで、梅田参事官は「きょうは双方が互いの立場を詳しく説明
しあった。あす以降も継続して協議は行われる」と述べ、協議の結論が出なかった
ため、今後あらためて拉致問題を取り上げていく考えを示しました。一方、北朝鮮
の担当をつとめるキム・チョルホ外務省副局長は、記者団に対し「われわれはすで
に、拉致問題について誠意と努力を重ねてきた。きょうの協議で、日本側もそれを
評価した。ただ、双方の立場の開きは大きく、その他のことについては、今後、双
方が、お互いの主張を検討しあうことになった」と述べました。また、キム・チョ
ルホ副局長は、北朝鮮側が横田めぐみさんの遺骨だとして提出した骨を日本側が別
人のものと鑑定したことについて、「日本側の鑑定結果について、われわれの立場
を明らかにした」と述べ、日本側の鑑定に反論したことを示唆しました。
>>2 生存者帰国を要求 拉致問題で日朝 共同 02月06日 00:02
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20060206/20060206a1310.html 【北京5日共同】日本と北朝鮮は政府間協議2日目の5日、北京市内のホテルで
拉致問題に関する協議を行った。日本は拉致問題の具体的進展を目指して生存者の
帰国や、拉致実行犯とされる北朝鮮元工作員辛光洙(シングァンス)容疑者らの引
き渡しなどを要求。北朝鮮側はこれらに反発し、議論は平行線をたどった。協議は
昼の休憩を挟み計約9時間に及び、今回の期間中に拉致協議を再度行うことで基本
的に合意した。
拉致協議の日本代表を務める梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官は協議終了後
、記者団に対し「拉致問題が国交正常化にとって非常に重要だと伝えた。基本的に
双方の立場を詳しく説明し合った」と述べた。
「さらにすべきこと検討」 北朝鮮代表 共同 02月06日 0時8分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060206-00000000-kyodo-int 【北京5日共同】北朝鮮の金哲虎外務省アジア局副局長は5日、日朝拉致問題協
議の終了後、報道陣に「拉致問題解決について、さらにすべきことがあるかどうか
、もう少し検討してみなければならない」と述べ「拉致問題は解決済み」とした従
来の主張からやや軟化した姿勢を示した。
金副局長は「われわれは拉致問題解決で、あらゆる誠意ある努力を尽くした。日
本も評価した」と話したが「依然として拉致問題解決についての見解と立場には大
きな差がある」と主張、5日の協議で日本側との主張の隔たりは埋められず、厳し
いやりとりがあったことを示唆した。
>>3 日朝政府間協議2日目 拉致問題について協議も北朝鮮側から新たな情報などは示されず
FNN HEADLINES 02/06 00:05
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084771.html 中国・北京で開かれている日本と北朝鮮の政府間協議は5日、拉致問題についての
協議が行われたが、北朝鮮側から新たな情報などは示されず、再度、拉致問題で協
議する方向で調整が行われることになった。
ほぼ12時間にわたって、休憩を挟んで行われた協議のくわしい内容は明らかになっ
ていないが、お互いの主張に終始し、実りは乏しかったもよう。
北朝鮮外務省アジア局の金哲虎副局長は「(誠意は尽くした)これ以上についてはも
っと研究しなければならない。拉致問題解決に対する見解と立場に大きな隔たりが
ある」と述べた。
外務省アジア大洋州局の梅田参事官・大使は「進展については、基本的には従来の
双方の立場をくわしく説明しあった」と述べた。
協議は午前中、主に日本側が発言し、「生存者の帰国」、「真相究明」に加え、辛
光洙(シン・ガンス)元工作員ら実行犯の引き渡しをあらためて求めた。
午後は、北朝鮮が、偽物と判明した横田 めぐみさんとされた遺骨の鑑定内容の説
明などを求めたのに加え、これまでの国内調査の正当性を強く主張し、これに日本
側が反論したものとみられている。
また、日本側が求めた容疑者の引き渡しに対し北朝鮮側は、日本からも引き渡しを
受けなければならない容疑者がいるなどと反論し、協議は平行線をたどったもよう。
これまでのところ、目に見える成果は、北朝鮮側が、「拉致は解決済み」の立場か
ら、「これから何をするか研究しなければならない」と述べて、協議の継続に合意
しただけといった形で、今回、拉致問題で再協議を行う方向で調整を行うことになった。
6日は、北朝鮮が過去の清算を求める国交正常化交渉が3年3カ月ぶりに開かれる。
>>4 両国間の溝埋まらず協議2日目終了 TBS 02月06日 00時33分(y0:23)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3219732.html 北京で行われている日本と北朝鮮の政府間協議は、焦点の拉致問題について9時
間あまりにわたって協議しましたが、両国の主張の溝は埋まらず、3日目以降も協
議を続けることになりました。
「まだ拉致問題では見解と立場に大きな食い違いがある」(外務省アジア局 キ
ム・チョルホ副局長)
「従来の双方の立場を詳しく説明しあった。それに対してコメントを述べ合った
と」(外務省アジア大洋州局長 梅田邦夫参事官)
2日目の協議で日本側は、「拉致問題は解決済み」とする北朝鮮の主張を撤回さ
せ、具体的に協議を進める環境を整えることが最優先課題と位置付けていましたが
、北朝鮮側の姿勢に目に見える変化はありませんでした。
日本側は、生存者全員の帰国や拉致実行犯3人の引渡しを強く求め、これに対し
北朝鮮側は、横田めぐみさんのものと北朝鮮が主張する「遺骨」をニセモノと結論
づけた日本の鑑定結果について強く抗議するなど激しい議論の応酬となりました。
6日月曜日は3年3カ月ぶりに国交正常化交渉が行われます。(05日23:45)
>>5 日朝協議終了後の発言要旨 共同 02/06 00:33
ttp://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2006020501003195&genre=detail 【北京5日共同】拉致問題に関する日朝政府間協議終了後の出席者の主な発言は
次の通り。
▽日本側
梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官 午前中から午後の初めにかけて日本側が
拉致問題について立場を説明し、北朝鮮側が反論した。午後は北朝鮮側から立場の
説明があり、日本側がコメントした。
日本は生存者の生還、真相究明、容疑者の引き渡し(の要求)を具体的に伝え、
拉致問題が国交正常化にとって非常に重要だと伝えた。基本的に双方の立場を詳し
く説明し合った。
明日以降も(拉致問題の協議を)継続する。(今後の進展については)まだ協議
は続くので、今後どうなるかやってみたい。
▽北朝鮮側
金哲虎外務省アジア局副局長 われわれは拉致問題解決であらゆる誠意ある努力
を尽くした。日本も評価した。拉致問題解決について、さらにすべきことがあるか
どうか、もう少し検討してみなければならない。
依然として拉致問題解決についての見解と立場には大きな差がある。(横田めぐみ
さんの遺骨問題と容疑者の引き渡し要求について)われわれの立場を明らかにした。
われわれも日本から引き渡しを受けるべき(日本の)犯罪者がいることを話した。
>>6 拉致問題、双方主張は平行線 日朝2日目は進展なし ANN 02/05 24:11(y0:42)
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/poli_news.html?now=20060205260334 日朝政府間協議の2日目は、日本側が最優先の議題としている拉致問題について
、解決に向けた具体的な進展はなく、改めて話し合われることになりました。
アジア大洋州局・梅田邦夫参事官:「従来の双方の立場を詳しく説明し合い、コ
メントを述べ合った。まだ、協議は続きますので…」
外務省アジア局・金哲虎(キム・チョルホ)副局長:「我々は、拉致問題解決の
ために誠意と努力を尽くした。日本と北朝鮮の見解と立場には大きな食い違いがあ
ると言える」
5日の話し合いでは、まず日本側が、拉致された生存者の帰国と真相究明、そし
て拉致実行犯とされる辛光洙(シン・グァンス)容疑者らの引き渡しなどを強く求
めました。「拉致問題について、我々が言いたいことはたくさんある」としていた
北朝鮮側は、横田めぐみさんのものとして提出した遺骨を別人とした日本のDNA鑑
定について反論しました。話し合いは、午前3時間、午後6時間の合わせて9時間に
わたり、激しいやり取りもありました。北朝鮮側は昼の休憩時間に、いったん会場
を離れましたが、日本側は終了までの間、一歩も外に出ませんでした。
今回の協議期間中、拉致問題について再び話し合いが行われる予定です。3日目
の協議は、国交正常化問題がテーマとなります。
>>7 拉致めぐり9時間応酬 日朝双方が詳細に主張 共同 02月06日 0時48分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060206-00000008-kyodo-int 【北京5日共同】日朝政府間協議は2日目の5日、日本側が最重要課題とする拉
致問題について双方が従来の主張を詳細に述べ合ったことから、昼の休憩を挟んで
計約9時間にわたる異例の長時間協議となった。
協議は午前9時半(日本時間同10時半)から、日本側は梅田邦夫外務省アジア
大洋州局参事官、北朝鮮側は金哲虎外務省アジア局副局長らが出席して始まった。
日本は午前の協議から主張を始め、さらに午後の再開後も続けた。
この中で、生存している拉致被害者の帰国、真相究明、容疑者引き渡しなど従来
の要求に加え、政府認定拉致被害者以外の「特定失踪(しっそう)者」についても
、細かく情報提供を求めた。
拉致実行犯引き渡しを要求=交渉9時間、北朝鮮応ぜず−日朝協議2日目
時事通信 2月6日 1時1分 3時0分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060206-00000008-jij-pol 【北京5日時事】日朝間の懸案を並行的に話し合う政府間協議は5日、北京市内の
ホテルで2日目の交渉を行い、日本が最優先とする拉致問題を協議した。拉致解決
が国交正常化の前提とする日本側は、生存者の帰国や真相究明、元工作員の辛光洙
容疑者ら実行犯の引き渡しなどを強く要求した。しかし北朝鮮側は応ぜず、一連の
並行協議の中で拉致問題を再協議する方向で調整に入った。
並行協議は予定通り6日も継続し、2002年10月以来となる国交正常化交渉を再開
する。
拉致問題をめぐる協議は約9時間に及んだ。日朝がそれぞれの立場と見解を表明
。日本側によると「激しく厳しい応酬もあった」としている。ただ、北朝鮮側代表
の金哲虎外務省アジア局副局長は協議終了後、「日本側もわれわれの努力と誠意を
評価した」と記者団に説明した。
>>8 日朝、拉致問題で平行線・日本、実行犯引き渡し要求 日経 02月06日 01:08
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060205AT1E0501305022006.html 【北京=天野豊文】北京で開催中の日本と北朝鮮の政府間対話は5日、同市内の
ホテルで日本人拉致問題に関する協議を開いた。休憩を挟んで計9時間にわたった
協議で日本側は生存者の帰国や事件の真相究明のほか、拉致実行犯の北朝鮮元工作
員辛光洙(シン・グァンス)容疑者らの引き渡しを要求した。しかし北朝鮮はいず
れも拒否したため平行線をたどり、今回の対話期間中に拉致問題の協議を再度開く
方向で調整することになった。
北朝鮮代表の金哲虎(キム・チョルホ)外務省アジア局副局長は協議終了後、記
者団に「我々は拉致問題を解決するため誠意と努力を尽くした。日本側も評価した
が、問題解決に対する見解と立場に大きな差がある」と指摘した。
金副局長は協議で、北朝鮮が拉致被害者の横田めぐみさんの「遺骨」として提供
した物証を日本が偽物と鑑定したことに異論を展開。鑑定の経緯の説明や、専門家
会合の新設を検討するよう求めた。
↓
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/asia/1138784046/311-312の「てにをは」更新ぽい
拉致問題は平行線、再協議へ向け調整 日朝協議2日目 朝日 02月06日 01:18
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060206/K2006020501430.html 日朝包括並行協議は2日目の5日、北京市内のホテルで拉致問題について議論し
た。日本側は(1)生存している拉致被害者全員の帰国(2)真相の究明(3)北
朝鮮の元工作員、辛光洙(シン・グァンス)容疑者らの引き渡しの3点を要求。北
朝鮮側は横田めぐみさんのものとして提出した遺骨を「別人」のものとした日本側
のDNA鑑定に反論、協議は平行線をたどった。双方は北京滞在中に拉致問題を再
度協議することで合意し、日程を調整することにした。
協議には、日本側から梅田邦夫・外務省アジア大洋州局参事官ら、北朝鮮側から
金哲虎(キム・チョルホ)外務省アジア局副局長らが出席し、午前9時半(日本時
間同10時半)に開始。休憩をはさんで午後9時(同10時)すぎまで計約9時間
続けられた。 (つづく
>>9 協議で梅田参事官は金副局長に「拉致問題の解決は国交正常化にとって非常に重
要だ」と述べ、この問題が解決しない限り、国交正常化の実現はないとする日本側
の姿勢を改めて強調した。
一方、金副局長は協議後、記者団に「拉致解決への見解と立場にはまだ大きな差
がある」と述べた。また「我々は横田めぐみさんの遺骨鑑定結果に対する我々の立
場を話した」とも語り、日本側の主張に反論したことを明らかにした。
日本側は協議で拉致被害者の横田めぐみさんや有本恵子さんら11人の早期帰国
と、拉致の経緯などの真相究明を求めた。
さらに、拉致の実行犯として辛容疑者のほか、金世鎬(キム・セホ)、よど号ハ
イジャック犯でもある魚本(旧姓・安部)公博両容疑者の身柄の引き渡しを要求し
た。辛容疑者は地村保志さんと富貴恵さん夫妻、横田めぐみさんの拉致に関与した
、との証言が得られている。金容疑者は久米裕さん、魚本容疑者は有本さんの拉致
にそれぞれ関与した疑いがもたれている。
また、日本側は、よど号ハイジャック犯の小西隆裕、若林盛亮、赤木志郎3容疑
者の身柄も引き渡すよう要求した。若林容疑者の妻(旧姓・黒田)佐喜子容疑者と
、よど号グループの故田宮高麿元幹部の妻森順子容疑者についても、80年に欧州
で失踪(しっそう)した石岡亨さんと松木薫さんの拉致の経緯を知っている可能性
があるとして、引き渡しを求めた模様だ。
これらの要求に対し、北朝鮮の金副局長は協議後、「我々も日本から引き渡しを
受ける犯罪者がいる」と話したが、具体名は明かさなかった。
日本側は、政府が認定した以外でも拉致の疑いが特に濃いとされる「特定失踪(
しっそう)者」約40人の安否情報の提供を要求した。また70年代にタイで起き
たタイ人拉致事件でも、北朝鮮が関与した疑いがあるとして情報の提供を求めたと
みられる。
日朝両政府は6日には国交正常化交渉、7日は安保問題を協議する。拉致の再協
議は8日以降になる見通しだ。
>>9-10 日朝協議2日目終了 拉致問題をめぐり双方の主張に大きな隔たり NNN 2/6 1:25(y1:49)
ttp://www.news24.jp/52033.html 日本と北朝鮮の政府間協議は5日、2日目を終えた。拉致問題に絞って話し合わ
れたが、日朝双方がそれぞれの主張を述べ合うにとどまった。
5日の協議は、約9時間に及んだ。去年行われた日朝協議が、一日最大で5時間
程度だったことを考えると、異例の長さと言える。日朝双方は協議期間中、引き続
き拉致問題について話し合いを続けることで合意した。
外務省・梅田邦夫参事官は「基本的には、従来の双方の立場を詳しく説明し合っ
た。それに対して、コメントを述べ合ったという状況」と述べた。一方、北朝鮮外
務省・金哲虎副局長は「まだ拉致問題解決について、見解と立場には大きな差があ
る」と話した。
日本が最優先課題と位置づける、拉致問題をテーマにした5日の協議で、日本側
は「拉致問題が解決しなければ、国交正常化はない」と繰り返し伝えた上で、安否
不明の拉致被害者の帰国、真相究明と辛光洙容疑者らの引き渡しなどを強く求めた。
一方、北朝鮮側は横田めぐみさんとは別人のものとされた遺骨の鑑定結果に反論
した。外務省幹部によると、時には激しいやりとりもあったという。
5日の段階では、日朝双方の主張は大きく隔たったままで、6日以降の協議で果
たして進展が図れるかどうかは不透明。
>>11 実行犯引き渡し要求 日朝、拉致問題を個別協議 西日本朝刊 02/06 02:43
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/seiji/20060206/20060206_news_001-nnp.html 【北京5日傍示文昭】日本と北朝鮮の政府間協議は二日目の五日、北京市内のホ
テルで、日本が「最重要課題」と位置付ける日本人拉致問題に関する協議を行った
。日本は同問題の解決に向けて具体的な進展を図るため、横田めぐみさん拉致事件
への関与が新たに明らかになった元工作員、辛光洙(シングアンス)容疑者(76
)ら拉致実行犯の引き渡しなどを要求したとみられる。
拉致問題の日本代表を務める梅田邦夫・外務省アジア大洋州局参事官は協議前、
記者団に対し「拉致問題はわが国にとって最大の関心事であり、真剣な検討と誠実
かつ具体的な措置を求めたい」と強調した。北朝鮮代表の金哲虎(キムチヨルホ)
・外務省アジア局副局長は「拉致問題解決に対するお互いの見解には大きな食い違
いがある。われわれの立場を明らかにする」と述べた。
協議は午前九時半(日本時間同十時半)に始まり、昼食、休憩を挟みながら夜ま
で続いた。日本は、政府認定の拉致被害者十六人のうち、横田さんら安否不明の十
一人について(1)再調査と生存者の帰国(2)真相究明(3)辛容疑者ら実行犯
の引き渡し―を重ねて要求。拉致された疑いが強い特定失踪(しっそう)者三十四
人に関する情報提供も求めたもようだ。
これに対し、北朝鮮は「拉致問題は解決済み」との立場をあらためて主張し、横
田さんの「遺骨」を別人と判断した日本のDNA鑑定を批判したとみられる。
>>12 拉致問題きょうにも再度協議 日朝交渉、北朝鮮「大きな食い違い」 中日朝刊 02月06日
ttp://www.chunichi.co.jp/00/kok/20060206/mng_____kok_____001.shtml 【北京=渡辺隆治】日朝両国政府は五日、日本人拉致問題に関する協議を、北京
市のホテルで行った。日本側は、生存している拉致被害者の帰国などを要求。これ
に対し、北朝鮮側は拉致被害者、横田めぐみさんの「ニセ遺骨」問題などについて
、日本側の見解に反論した。
約九時間に及んだ協議後、梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官は、拉致問題に
関する協議を六日以降、北京滞在中に再度行うことで合意した、と明らかにした。
北朝鮮の金哲虎(キム・チョルホ)外務省アジア局副局長は「拉致解決のため誠意
と努力を尽くした。まだ大きな食い違いがある」と記者団に述べた。
日本側は協議の中で、生存者の帰国のほかに、真相の究明と辛光洙(シン・グァ
ンス)容疑者ら実行犯の引き渡しを要求。日本政府が認定した被害者以外で、拉致
された疑いの濃い特定失踪(しっそう)者三十四人の安否情報の提供も求め「拉致
問題の解決が国交正常化にとって非常に重要だ」と主張した。これに対し北朝鮮側
は、横田めぐみさんの遺骨として提供した骨を、日本がめぐみさんのものではない
と断定した根拠を示すように求めたとみられる。
金副局長は協議前、記者団に「今回は、われわれの原則的な見解と立場を明らか
にする」との意向を表明した。六日は約三年三カ月ぶりとなる正常化交渉を行い、
七日は安保問題を協議する予定。
14 :
再掲:2006/02/06(月) 12:44:21 ID:0hqsLTS2
>>13 http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/asia/1138784046/287-288 日朝協議 北「拉致、見解の差」 生存者帰国要求に反論 産経朝刊 02月06日 02:58
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20060206/m20060206000.html 【北京=大谷次郎、野口東秀】日本と北朝鮮による政府間の並行協議は五日、北
京市内のホテルで、拉致事件の協議を約九時間にわたって行った。日本側は(1)
生存者の早期帰国(2)真相究明(3)元工作員の辛光洙容疑者ら実行犯の引き渡
し−を強く求めたが、具体的進展はなく、論議は平行線をたどった。並行協議は六
日午前、国交正常化交渉を予定通り行うが、今回の並行協議の期間内に再度、拉致
事件の協議を行うことで調整する。
拉致事件の協議は、日本側が梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官、北朝鮮側が
金哲虎外務省アジア局副局長がそれぞれ代表を務めた。
協議で日本側は、「拉致問題の解決が国交正常化に非常に重要だ」(梅田参事官
)と繰り返し主張。生存者の早期帰国などのほか、拉致された疑いの濃い特定失踪
(しっそう)者に関する情報開示など「誠意ある具体的な対応」を強く要求した。
これに対し北朝鮮側は、日本側の主張や要求にそれぞれ反論。横田めぐみさんの
「遺骨」問題では、「別人のもの」との日本側の鑑定結果に「疑問点がある」など
と反発した。専門家による検証の場を設置するよう求めたとみられる。
また、金副局長は「日本が(北朝鮮に)引き渡しをすべき犯罪者がいるという話
をした」と指摘。日本側の拉致実行犯の引き渡し要求に対抗したが、日本側は「そ
うしたことを検討中ということで、何のことをいっているのか分からなかった」(
交渉筋)としている。 (つづく
15 :
再掲:2006/02/06(月) 12:45:08 ID:0hqsLTS2
>>14 協議終了後、金副局長は「拉致問題解決のためわれわれが行ってきた誠意と努力
について話した」と述べながらも「拉致問題解決に関する見解と立場に大きな差が
ある」と論議が平行線に終わったことを認めた。その上で「これから(北朝鮮側が
)何をするかもう少し研究する」と述べた。
結局、今回の協議でも拉致事件をめぐって双方が激しく応酬したにとどまり、再
協議で北朝鮮側が誠意ある対応を示す可能性は低そうだ。
◇
【用語解説】めぐみさんの「遺骨」問題
平成16年11月の日朝実務者協議で北朝鮮は、横田めぐみさんのものとする「
遺骨」を提出。埋葬された約2年半後にめぐみさんの夫が火葬、骨つぼに保管して
いたと説明した。しかし、帝京大法医学教室の鑑定で、骨から2人の人物のものと
判断されるDNAが検出され、めぐみさんのDNAと一致しなかったため日本政府
は偽物と発表。北朝鮮は「でっち上げ」と反発し「遺骨」返還を要求。日朝協議は
約1年間中断した。
16 :
再掲:2006/02/06(月) 12:49:27 ID:0hqsLTS2
>>24>5>6
>>7>>8>>9-10>>11>>12>>13>>14-15 http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/asia/1138784046/289-290 日朝並行協議 正常化交渉のみ突出も 北「拉致」幕引き図る狙い 産経朝刊 02月06日
ttp://www.sankei.co.jp/news/060206/morning/06pol002.htm 拉致事件に関する日朝協議は、北朝鮮が従来の姿勢を変えず、国交正常化交渉を
誘い水にして北朝鮮側から少しでも前向きな回答を引き出そうとした日本側の思惑
は、大きく外れた。日本側は、並行協議という政府間対話のスタイルについて「拉
致問題で成果をあげるために並行協議を提案した。残りの期間、拉致を最重要視し
て臨む。結果で判断すべきだ」(交渉筋)としているが、進展の可能性は薄く、北
朝鮮を利するだけの結果に終わる懸念も出ている。(北京 大谷次郎)
拉致事件の解決は、横田めぐみさんの偽遺骨問題もあって暗礁に乗り上げている
。日本側は事態打開のために、北朝鮮が大きな期待を寄せる経済協力がテーマとな
る国交正常化交渉のテーブルに着くことで拉致事件で前向きな対応を引き出したい
考えだった。
日本側交渉筋は、「並行協議は今回が初めてで成果をいきなり引き出すのは困難
。だが、協議を続ければ、打開の道を探れる」としており、梅田邦夫外務省アジア
大洋州局参事官も「まだ協議は続くので、どうなるかやってみたい」と述べ、今後
に期待感を示した。
しかし、北朝鮮側代表の金哲虎外務省アジア局副局長は「誠意と努力を尽くした
」と述べており、「拉致事件の幕引きを図りたい態度を強くにじませた」(関係筋)。
北朝鮮は平成十四年九月の日朝首脳会談で、金正日総書記が初めて拉致事件を認
めて謝罪。その後、被害者とその家族が帰国したが、横田めぐみさんら安否不明者
に関しては「死亡」「未入国」という説明を変えようとしていない。
17 :
再掲:2006/02/06(月) 12:50:24 ID:0hqsLTS2
>>16 つづき
日本政府は「最重要課題である拉致問題の解決を目指し、しっかり交渉しなけれ
ばならない」(安倍晋三官房長官)としており、拉致事件を置き去りにしたまま、
国交正常化に踏み切ることはないと再三、言明している。しかし、今回の協議を見
る限り、並行協議合意時の「国交正常化交渉だけが突出するのではないか」との疑
念がさらに深まったといえよう。
◇
■被害者家族、「要求水準にほど遠い」
拉致事件に関する日朝協議で、依然として拉致実行犯の引き渡しなどに応じない
北朝鮮側の対応に、拉致被害者家族会のメンバーらは「論評に値しない」といらだ
ちを募らせた。
家族会副代表の飯塚繁雄さん(67)は、「北朝鮮側の回答はわれわれの要求水
準に程遠い」と批判。北朝鮮側の「もう少し研究する」との発言について、「決裂
を避けて、国交正常化交渉に入ることだけが狙いだ」と指摘し、代表団の帰国後、
政府の制裁発動の意思を改めて確認する考えだ。
家族会事務局長の増元照明さん(50)も「この態度を変えさせるには、経済制
裁など大きなインパクトが必要だ。日本政府は『北朝鮮の真意を見極める』と言っ
てきたが、これ以上の引き延ばしに付き合う必要はない」と主張。今後の日程で国
交正常化交渉に入らず、拉致問題を徹底追及するよう求めた。
横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(69)は「今まで何度
(協議を)やってもむだだった。日本政府はもう少しピシッとして」とくぎを刺した。
>>16-17 北京で相対する日朝、意見の相違だけが表出 東亞日報 02/06 03:45
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006020693868 北朝鮮と日本が5日、政府間協議を開き、日本人拉致問題を協議した。
これに先立ち両国は4日、全体会議を開き、5日から7日まで、△日本人拉致、
△国交正常化、△北朝鮮の核とミサイルなどの安保問題を、議題別に1日に一つず
つ協議することで合意した。
日本側は5日、拉致問題協議で、生存者の早期帰国、真相究明、実行犯の引き渡
しなどを要求する一方、同問題が解決されない限り、国交正常化は難しいという立
場を明らかにした。
拉致問題交渉の日本側代表である梅田邦夫外務省アジア大平州局参事官は同日午
前、「日本の最大の関心事は拉致問題だ」とし、「日本は具体的措置を強く求める
」と述べた。
しかし、北朝鮮代表の金哲虎(キム・チョルホ)外務省アジア局副局長は、「拉
致問題の解決において、互いの見解と立場に大きな相違が存在する」とし、交渉の
難航を予告した。
北朝鮮は4日の全体会議で、「過去の清算が重視されなければならない」とし、
拉致問題よりも国交正常化交渉に重点を置くという立場を明らかにしている。
>>18 朝鮮に誠意ある対応促す NHK 02/06 04:35
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/06/d20060206000021.html 日本と北朝鮮の政府間協議は、3日目の6日、3年3か月ぶりに国交正常化交渉
が行われます。5日の拉致問題に関する協議では具体的な進展はなく、日本側は「
拉致問題の解決がなければ、国交正常化はありえない」ことをあらためて伝え、北
朝鮮側に誠意ある対応を促していく方針です。
北京で開かれている日朝の政府間協議は、5日、拉致問題に関する議論がおよそ
9時間行われ、日本側は、事件の全容解明と、生存者の帰国、それに、シン・グァ
ンス元工作員ら容疑者の引き渡しを求めました。これに対して、北朝鮮側は、「わ
れわれも日本にいる容疑者の引き渡しを求めたい」などと述べ、日本の過去の植民
地支配を念頭に日本側も当時の責任者を引き渡すよう主張し、議論は平行線をたど
りました。また、北朝鮮側は、横田めぐみさんの遺骨だとして提出した骨を日本側
が別人のものと鑑定したことについても異論を唱えるなど、拉致問題の解決に向け
た具体的な進展はなく、今回の政府間協議の期間中にあらためて拉致問題の協議を
行うことになりました。政府間協議3日目の6日は、平成14年10月以来、3年
3か月ぶりとなる国交正常化交渉が開かれます。北朝鮮側は、日本の経済協力を念
頭に、国交正常化に強い関心を寄せています。このため、日本側は6日の協議でも
「拉致問題の解決がなければ、国交正常化はありえない」ことをあらためて伝える
とともに、北朝鮮側の対応によっては経済協力を行うこともあり得ることを示し、
北朝鮮側に拉致問題での誠意ある対応を促していく方針です。
>>19 北朝鮮 国交正常化交渉に全力 NHK 02/06 04:35
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/06/d20060206000024.html 日本と北朝鮮の政府間協議で北朝鮮側は、拉致問題で日本側に誠意を示したとし
たうえで、6日は、最も重視する国交正常化交渉の進展に向け、日本から少しでも
多くの譲歩を勝ち取りたい考えとみられます。
5日の拉致問題をめぐる協議のあと、北朝鮮のキム・チョルホ外務省副局長は、
「われわれはすでに、拉致問題について誠意と努力を重ね、日本側もそれを評価し
た」と強調しました。そのうえで、横田めぐみさんのものとして提出した遺骨をめ
ぐる問題について、偽物だとする日本側の鑑定結果に疑問を示しました。一方で、
キム副局長は、「拉致問題についての双方の立場には大きな開きがある」とだけ述
べ、「問題はすでに解決済み」という直接的な言及は避けたうえで、「今後、何が
行えるかについてはもう少し研究する必要がある」として、拉致問題について引き
続き話し合う用意があるとの姿勢も示しました。北朝鮮のこうした対応は、将来の
大規模な経済支援につながることから、最も重視している国交正常化交渉が6日行
われるのを前に、日本側を刺激するのは得策ではないとの判断があったものと受け
止められています。北朝鮮としては、5日の協議で、ひとまず日本側に誠意を示し
たとして、6日は、国交正常化交渉の進展に向け、日本側から少しでも多くの譲歩
を勝ち取ろうとするものとみられます。
>>20 3年ぶりに国交正常化交渉 「過去の清算」を議論 共同 02月06日 6時14分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060206-00000020-kyodo-int 【北京6日共同】日本と北朝鮮は政府間協議3日目の6日午前、北京市内のホテ
ルで、北朝鮮が強く求める植民地支配など「過去の清算」を含む国交正常化交渉を
行う。日朝国交正常化交渉は2002年10月にクアラルンプールで開かれた第1
2回交渉以来、約3年3カ月ぶり。
日本からは原口幸市日朝国交正常化交渉政府代表(大使)、北朝鮮側は宋日昊(
ソンイルホ)同交渉担当大使が出席。
日本側は「拉致、核・ミサイル問題の解決がなければ国交正常化はない」との基
本姿勢を堅持した上で、02年9月の日朝平壌宣言で合意した経済協力方式による
「過去の清算」について日本の方針を説明する意向だ。
これに対し北朝鮮は、過去の清算を最優先すべきだとの立場を主張。平壌宣言で
示された無償資金協力や円借款などの経済協力について、具体的規模や内容に関す
る実質的な協議を迫るとみられる。
日朝政府間協議で拉致問題の進展なし 増元さん「国交正常化交渉をする意味がない」
FNN HEADLINES 02/06 06:42(y7:40)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084777.html 中国・北京で開かれている日本と北朝鮮の政府間協議は5日、拉致問題についての
協議が行われたが、北朝鮮側から新たな情報などは示されず、再度、拉致問題で協
議する方向で調整が行われることになった。
これを受け、拉致被害者家族会の増元照明事務局長は、「北朝鮮は誠意ある対応を
していないのは時間稼ぎではないか。このような状況で国交正常化交渉をする意味
がない。机をけって帰ってきてほしい」とコメントしている。
22 :
日本鬼子:2006/02/06(月) 12:57:51 ID:cD6u2jps
>>1〜
>>21キモ過ぎる レスが長い 誰も読んでねエよ〜〜〜〜〜〜〜〜
馬鹿な日本人がいつもこういう無駄な事をやる 死ねや日本人
>>21 日朝政府間協議2日目 拉致問題について協議も北朝鮮側から新たな情報などは示されず
FNN HEADLINES 02/06 06:43(y7:40)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084778.html 中国・北京で開かれている政府間協議で、日本と北朝鮮の代表団は5日、拉致問題
について話し合った。
しかし、北朝鮮から新たな情報などは示されず、この問題を再び協議する方向で調
整することになった。
休憩を挟んで、12時間にわたって行われた協議は、ほぼこれまでの主張に終始し、
実りは乏しかったもよう。
北朝鮮外務省アジア局の金哲虎(キム・チョルホ)副局長は「(誠意は尽くした)これ
以上についてはもっと研究しなければならない。拉致問題解決に対する見解と立場
に大きな隔たりがある」と述べた。
外務省アジア大洋州局の梅田参事官・大使は「進展については、基本的には従来の
双方の立場をくわしく説明しあった」と述べた。
協議は午前中、日本側が発言し、生存者の帰国、真相究明に加え、辛光洙(シン・
ガンス)元工作員ら実行犯の引き渡しをあらためて求めた。
午後は、北朝鮮側が、偽物と判明した横田 めぐみさんとされた遺骨の鑑定内容の
説明などを求めたのに加え、これまでの国内調査の正当性を強く主張し、これに日
本側が反論した。
5日の成果は、北朝鮮側が、拉致は解決済みとの立場から、協議の継続に合意した
だけとも言え、今回、拉致問題で再協議を行う方向で調整することになった。
6日は、北朝鮮が過去の清算を求める国交正常化交渉が3年3カ月ぶりに開かれる。
拉致での対応を見て、正常化交渉に臨むとの日本側の思惑は、北朝鮮側が次回まで
カードをオープンにしない姿勢を示し、まずは肩すかしにあった格好となった。
24 :
日本鬼子:2006/02/06(月) 13:00:54 ID:cD6u2jps
>>23 死ねやお前 レスが長ゲエ〜〜〜〜〜〜〜んだよ。 バ〜〜カ
2CH馬鹿な報告するお前がなんとも哀れw
まあ日本人は馬鹿だから仕方ないかw 死ねや日本人
>>23 北朝鮮、メディア対応変化か・日朝交渉 日経 02月06日 07:02
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060206AT1E0500K05022006.html 日朝政府間対話は5日、並行協議の初日をすべて日本人拉致問題に充てた。4日の
北京入り以降、北朝鮮は日に数回、立ち止まって記者団の質問に答える機会を設け
るなどメディア対応もわずかに改善。関係改善のカギを握る日本の世論や最重点の
対米交渉への影響を意識しているようだ。
宋日昊大使に代わって5日、カメラの前に立ったのは、拉致協議の担当者を務め
る金哲虎氏。外務省日本課長などを歴任した対日交渉のベテランだが、これまで日
本メディアに肉声がほとんど聞かれなかった。協議の合間に「日本側の見解を聞い
た。まだ終わっていない」と記者団に説明するなど真剣に取り組む姿勢をアピール
した。
3年ぶりに国交正常化交渉 日朝協議3日目 共同 02月06日 07:31
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20060206/20060206a3570.html 【北京6日共同】日本と北朝鮮は政府間協議3日目の6日午前、北京市内のホテ
ルで、北朝鮮が強く求める植民地支配など「過去の清算」を含む国交正常化交渉を
行う。日朝国交正常化交渉は2002年10月にクアラルンプールで開かれた第1
2回交渉以来、約3年3カ月ぶり。
日本からは原口幸市日朝国交正常化交渉政府代表(大使)、北朝鮮側は宋日昊(
ソンイルホ)同交渉担当大使が出席。
日本側は「拉致、核・ミサイル問題の解決がなければ国交正常化はない」との基
本姿勢を堅持した上で、02年9月の日朝平壌宣言で合意した経済協力方式による
「過去の清算」について日本の方針を説明する意向だ。
>>25 拉致問題協議 日本、生存者の帰国要求 北朝鮮、「解決済み」崩さず 道新 02/06 07:44
ttp://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060205&j=0023&k=200602052507 【北京5日山本武史】国交正常化と拉致、核・ミサイルなど安全保障問題を並
行協議する日本と北朝鮮の政府間協議は二日目の五日、北京市内のホテルで日本が
最優先課題と位置付ける拉致問題に関する協議を行った。日本側が生存者の早期帰
国や拉致実行犯とされる元工作員の辛光洙(シングァンス)容疑者の引き渡しなど
を求めたのに対し、北朝鮮側は「誠意ある努力をすべてした」と述べ、「拉致は解
決済み」との従来の主張を繰り返し、協議は平行線をたどった。六日以降、期間中
に再び拉致協議を行う方向で調整している。
協議は同日朝から休憩を挟んで午後九時すぎ(日本時間同十時すぎ)まで約九時
間に及んだ。日本側は《1》生存者の帰国《2》真相究明《3》容疑者の身柄引き
渡し−を求めるとともに、「拉致問題解決が国交正常化にとって非常に重要だ」と
繰り返し強調。拉致された疑いが濃い「特定失踪(しっそう)者」三十四人の情報
提供と、よど号ハイジャック事件メンバーの身柄引き渡しも求めた。
これに対し北朝鮮側は拉致被害者横田めぐみさんのものとして提出した「遺骨」
を別人のものと断定した日本の鑑定結果にあらためて不満を表明。日本が辛容疑者
の引き渡しを求めたことに対しては「日本にも(北朝鮮が)引き渡しを受けるべき
犯罪者がいる」と述べた。戦争犯罪者について指摘した発言とみられる。
協議終了後、日本代表を務めた梅田邦夫・外務省アジア大洋州局参事官は記者団
に「基本的には従来の双方の立場を詳しく説明した」と述べ、協議が平行線だった
ことを認めた。
北朝鮮代表の金哲虎(キムチョルホ)外務省アジア局副局長は「まだ拉致問題解
決に関する見解と立場に大きな違いがある」と述べる一方、「さらにやるべきこと
があるかどうかもう少し検討してみる」と今後の協議に含みをもたせた。
六日は二○○二年十月以来、約三年三カ月ぶりに日朝国交正常化交渉を行う。
>>26 実行犯引き渡し要求 日朝『拉致』協議 北朝鮮、反論し平行線 東京朝刊 02月06日
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20060206/mng_____sei_____003.shtml 【北京=渡辺隆治】日朝両国政府は五日、日本人拉致事件をめぐる協議を、北京
市のホテルで行った。日本側は生存している被害者の帰国、拉致実行犯の引き渡し
などを要求。北朝鮮側は、拉致被害者横田めぐみさんの「ニセ遺骨」問題などで日
本側に反論し、双方の主張は平行線をたどった。ただ、北京滞在中に拉致問題の協
議を再度行うことで合意し、日程を調整することになった。
約九時間にわたって行われた協議には、日本側から梅田邦夫外務省アジア大洋州
局参事官、北朝鮮側から金哲虎(キム・チョルホ)外務省アジア局副局長らが出席した。
梅田参事官は協議で、生存者の帰国のほか、真相の究明と辛光洙(シン・グァン
ス)容疑者ら実行犯の引き渡しを要求。日本政府が認定した被害者以外で、拉致さ
れた疑いの濃い特定失踪(しっそう)者三十四人の安否情報の提供も求め「拉致問
題の解決は、国交正常化にとって、非常に重要だ」と主張した。
これに対し、金副局長は、横田めぐみさんの遺骨として日本側に提供した遺骨を
別人のものだと断定した経緯などについて説明を求めた。
金副局長は協議終了後、記者団に「拉致問題解決のために、われわれがやってき
た誠意と努力について話した」と説明。その上で、「拉致問題解決に関する見解と
立場に大きな違いがある。お互いに、もう少し研究することにした」と述べた。
28 :
日本鬼子:2006/02/06(月) 13:05:12 ID:cD6u2jps
早く死ねや馬鹿日本人 ゴミの様な日本人を連れ去るか ボケ
>>16-17>>18>>19>>20>>21>>23>>25>>26>>27 【日朝協議】日本、辛光洙容疑者の身柄引き渡し要求 朝鮮日報 02/06 09:00
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/02/06/20060206000012.html 中国・北京で開かれている日本と北朝鮮の2国間協議は二日目の5日、日本人拉致
問題についての本格的な交渉に入った。
日本側はこの日の交渉で、生存している日本人拉致被害者の帰国と真相究明、日
本人拉致の実行犯として国際手配されている辛光洙(シン・グァンス/76)ら拉致
容疑者の身柄の引き渡しや、拉致された可能性が高い「特定失踪者」34人について
の情報提供を要求したことがわかった。同日の協議では、改めてタイ人女性の拉致
疑惑も提起されたと伝えられる。
拉致問題の日本側交渉代表を務める外務省の梅田邦夫アジア大洋州局参事官は、
同日午前会談場に入る前に、「北朝鮮側に誠実かつ具体的な措置を強く要求する」
と述べた。
これに対して北朝鮮側の交渉代表を務める金哲虎(キム・チョルホ)外務省アジ
ア局副局長は同日午前、協議を終えた後、記者らに「拉致問題に対する日本側の立
場を聞いた。これからわれわれの立場を明らかにする」とし、交渉が難航している
ことを示唆した。
一方、日朝協議に先立ってNHKや読売新聞などは、北朝鮮政府による日本人拉致
は、金正日(キム・ジョンイル)総書記の指示によるものだと報道した。
NHKと読売新聞は、日本人拉致の実行犯で北朝鮮の元工作員である辛光洙は、198
5年に韓国で逮捕された後、国家安全企画部の調査で「(当時、北朝鮮労動党の書
記だった金正日総書記が)『日本人を拉致して身分を偽装せよ』と直接指示した」
と供述したと当時の安全企画部調査官と安全企画部の資料を引用して報道した。
辛光洙は当時の安全企画部の調査で1980年6月に大阪で日本人の板前を拉致した
と供述している。その後、辛光洙は死刑判決を受けて服役していたが、2000年南北
首脳会談直後、非転向長期囚らと共に北朝鮮に送還された。
拉致問題解決訴え 救う会徳島が講演会、強硬姿勢が必要 徳島新聞 02/06 10:49
ttp://www.topics.or.jp/News/news2006020604.html 北朝鮮による日本人拉致問題の解決を目指す徳島ネットワーク(救う会徳島)は
五日、徳島市内の県護国神社で、特定失踪(しっそう)者問題調査会の荒木和博代
表らを招いて講演会を開いた。市民約五十人が拉致解決の訴えに耳を傾けた。
荒木代表は「拉致問題の全体像と私たちの安全」と題し講演。旅券法違反で国際
手配中の元工作員辛(シン)光洙(グァンス)容疑者(76)が、横田めぐみさん
ら日本人拉致の実行犯として急浮上したことに懐疑的な見方を示し「辛容疑者だけ
でできる事件ではない。日朝間で、一人に責任を押し付けて幕を引こうと話がつい
たのでは」と指摘。「被害者が全員帰らなければ報復も辞さないという強硬姿勢で
臨まなければ、問題解決も、新たな被害防止もない」と訴えた。
また、救う会兵庫の長瀬猛会長は「本当の問題は、かかわった人間が日本人を含
めて国内に多数いること。日朝関係が悪化した際、その人間が何をするのか、それ
を警察は把握しているのか不安だ」と危機感を表した。
講演の合間には、同調査会が特定失踪者に認定している秋田美輪さん=八五年十
二月失踪、当時(21)=の父正一郎さん(73)=同市北常三島町一=ら県関係
四人が経済制裁発動の必要性を訴えた。
>>30 北朝鮮・拉致問題:支援集会、県関係の家族ら出席 経済制裁など求めアピール /徳島
毎日徳島 2月6日
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokushima/news/20060206ddlk36040294000c.html ◇救う会徳島
日本と北朝鮮による、拉致問題や安全保障などを協議する初の包括協議が北京で
開かれている中、北朝鮮による拉致の疑いが持たれている県関連の「特定失踪(し
っそう)者」を支援する集会が5日、徳島市雑賀町の県護国神社であった。85年
に行方不明となった秋田美輪さん(当時21歳)ら県関係の特定失踪者6人のうち
4人の家族も出席し、政府に対して経済制裁実施などを求めるアピールを行った。
拉致問題の完全解決に向けて支援しようと、救う会徳島(北朝鮮による日本人拉
致問題の解決を目指す徳島ネットワーク)が主催。約50人が参加した。美輪さん
の父、正一郎さん(73)は「行方不明になって20年が経過したが、何も進展が
ない。拉致問題を解決するには経済制裁しかない」などと訴えた。
集会では、救う会兵庫の長瀬猛会長が、昨年4月に拉致認定された元飲食店店員
、田中実さん(行方不明当時28歳)の事件の経緯を説明。特定失踪者問題調査会
の荒木和博代表は「拉致問題の全体像と私たちの安全」をテーマに講演した。【津
島史人】
>>29 拉致問題 北朝鮮は政治決断を NHK 02/06 12:11
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/06/d20060206000056.html 安倍官房長官は記者会見で、北京で開かれている日朝の政府間協議について、拉致
問題が解決しなければ、国交正常化はないとしたうえで、「拉致問題では、北朝鮮
側の政治的な決断が必要だ」と述べました。
この中で、安倍官房長官は「『拉致問題の解決なくして、国交正常化なし』という
ことを、5日の協議でもしっかりと伝えている。今回の協議期間中に、もう一度、
拉致問題に関する協議を行うことで調整している。北朝鮮が誠意ある対応を示し、
わたしたちが『拉致問題について進展した』と納得できる成果を出してもらいたい
」と述べました。そのうえで、安倍長官は「この問題については、北朝鮮側の政治
的な決断が必要で、これまでの対応を変えてもらいたい。生存者全員の帰還と真相
の究明、それに実行犯の引き渡しで、それなりの進展がなければ、交渉で進展があ
ったとは言えないのではないか」と述べました。
日朝協議、拉致問題進展と納得できる成果を期待=安倍官房長官 ロイター 02/06 12:20
ttp://news.goo.ne.jp/news/reuters/keizai/20060206/JAPAN-202216.html [東京 6日 ロイター] 安倍官房長官は、北京で開催中の日本と北朝鮮の包括
並行協議で、拉致問題が進展したと納得できる成果を出してもらいたい、と述べた。
6日午前の定例記者会見で発言した。
拉致問題に関する5日の協議は平行線のまま終わった。安倍官房長官は、今回の
協議期間中に「もう一度協議を行うことで調整中だ」と語り、拉致問題についての
交渉は継続中だとした。
また、北朝鮮側には、拉致問題の解決なくして国交正常化はないとの方針を繰り
返し伝えたと述べ、「拉致問題について、北朝鮮が誠実な対応を示し、われわれが
拉致問題について進展したと納得できる成果を出してもらいたい」とした。
>>25 北関係者、対日メディア対応に変化 中央日報 02.06 12:37
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72427&servcode=500§code=500 北京で開かれている朝日政府間対話に出席している北朝鮮側関係者らのマスコミ
に対する態度がこれまでと変わったと日本経済新聞が6日評価した。
同紙によると北朝鮮側出席者らは4日、北京に到着後、1日数回ずつ立ち止まっ
て記者たちの質問に答えるなど、過去とは違う姿を見せているという。
拉致問題交渉北朝鮮側代表である金哲虎(キム・チョルホ)外務省アジア局日本
課長は5日、協議の中間で「日本側の見解を聞いた。協議はまだ終わっていない」
と説明するなど、真剣に取り組む姿勢を見せたという。北朝鮮のこのような姿勢の
変化は朝日関係改善の鍵を握っている日本の世論と対米交渉に及ぶ影響などを意識
したものとみられると分析する。
しかし北朝鮮側関係者の真剣な姿勢にもかかわらず、発言自体は形式的な内容に
止まっていると伝えている。
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/asia/1138784046/301 相変わらず高い国家危険度韓国速報 韓国世界日報 2/6
ttp://www.worldtimes.co.jp/kansok/kan/kita/060206-1.html 北朝鮮の国家危険度が外国投資専門機関の評価で、もっとも危険度が高いことに
変わりがないことが明らかになった。
5日、韓国輸出入銀行が発行する「北朝鮮経済」冬期号によれば、ニューヨーク
ウォール街の投資ガイドブックである「インターナショナルインベスト」をはじめ
として、「ピアレス(PRS)」「ユーロマネー」経済協力開発機構(OECD)等が実施し
た国家危険度評価で、北朝鮮は危険度の高い国と評価された。
インターナショナルインベストが世界173カ国を対象に2005年下半期の国家危険
度を評価した結果、北朝鮮は最下位の173位だった。一方、韓国は28位だった。
また北朝鮮は米国のPRSが作成した2005年下半期国家危険度順位(ICRG)で140カ国
中109位、上半期107位から2階段落ちた。
北朝鮮は英国の経済専門紙のユーロマネー評価でも昨年上半期に続き下半期にも1
85カ国中184位で、OECD事務局の分類でも全体8等級(0〜7等級)中2000年以後5年連続
7等級に留まった。
国家危険度は各国の経済改革と政策透明性、資本流入、財政・国際収支などを総
合的に考慮した数値で、外国企業の投資に主要指標として活用されている。
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/asia/1138784046/133-135 独裁者の秘密を徹底検証 ドキュメンタリー金正日 第13回 BNN 02/06 00:00
ttp://www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_genre=17&news_cd=H20021023021 金日成が金貞淑に与えたといわれる指輪(『朝鮮の母金正淑』より)
文: 惠谷 治
第1部 金正日の出生の秘密を暴く
第1章 抗日パルチザン時代の金正日の母親の活躍
金日成が金貞淑に与えた金の指輪
1938年4月28日、通化省臨江縣で展開された「双山子戦闘」は、王八☆子密営襲
撃事件の「熾烈な復讐戦となった」と伝記作家は書いている。その戦闘での金貞淑
の活躍について、金日成は次のように回想している。
「4月、六道溝の敵を討っての帰途、双山子という地点で戦闘があったときのこ
とです。戦闘があまりにも熾烈だったので、わたしは機関銃を手にして一線で戦わ
なければならないくらいでした。四方八方から敵が攻めてくるので、抜け出るすき
も、一息入れて食事をとるひまもありませんでした。ところが、急に脇腹にぬくも
りを感じました。ポケットを探ってみると、なんとマントー〔饅頭〕が入っている
ではありませんか。あたりを見回すと、金正淑が戦場をぬって戦友たちにマントー
を配っていました。われわれはそれを一つずつ取り出して口に入れながら戦闘を続
けました。炊事場は崖の下の泉のそばにありました。彼女がマントーを盛った容器
を持って、その急斜面をどのように登ってきたのか解せませんでした」(『世紀と
ともに』第8巻・平壌版165頁)
似たような話がもうひとつある。
「いつだったか、われわれが食糧を切らし、何食も抜いた状態で戦闘をつづけて
いたときのことです。戦闘指揮の最中に誰かがわたしのポケットに何かを入れてく
(つづく
>>38 れるのでした。振り返ってみると金正淑でした。戦闘が終わってからそれを取り出
してみると、松の実を一粒一粒割って紙につつんだものでした。わたしは彼女にど
こで手に入れたのかと尋ねました。しかし、彼女はただ微笑をたたえるだけでした
。後日、他の女子隊員が言うには、彼女が自分で木に登って取ったものだったとの
ことでした」(『世紀とともに』第8巻・平壌版168頁)
金日成は「双山子戦闘」での金貞淑の活躍を大いに評価し、彼女に金の指輪を与
え、次のように語ったと伝記は伝えている。
「これは私のオモニ〔母〕の形見で、いちばん大切なときに使って欲しいと戴い
たものです。これからも正淑トンム〔同志〕とは、祖国解放の日まで一緒に闘わな
ければなりません。この指輪を正淑トンムが嵌めてくれれば、亡くなったオモニも
きっと満足するでしょう」(『白あんずの花のように』150頁)
伝記『白あんずの花のように』が描写する場面は、あたかも金日成が婚約指輪を
与えているかのようである。このころまでに、2人は深い関係になっていたのだろう。
射撃の名手であり、秘密工作員としての能力を高く評価していた金日成は、金貞
淑に3度目の国内潜入の任務を与えた。金日成回顧録によれば、1938年9月下旬、金
貞淑は咸鏡南道豊山郡まで深く潜入し、豊山地区革命委員会に所属していた李仁模
たちと再び会って、地下活動を展開する対策を協議したという(『世紀とともに』
第6巻255頁)。
金正日の生母は、射撃が得意で有能な女スパイだったのである。(つづく)
☆は目へんに「勃」の左側
【正論】国際教養大学学長・中嶋嶺雄 閉じてはいない日本の東アジア外交
産経朝刊 02月06日
ttp://www.sankei.co.jp/news/060206/morning/seiron.htm 中韓への迎合こそ未来を閉ざす
≪疑問だらけの中曽根見解≫
小泉政権への意見や注文が、後継者問題とともに、このところしきりに論じられ
、報じられている。
そのなかで、中国や韓国との首脳会談が開催できず、わが国の対東アジア外交が
閉塞(へいそく)状況にあるのは、小泉首相の靖国神社参拝にあるのだから、後継
首相は参拝をとりやめるべきで、この際、「A級戦犯」の靖国合祀(ごうし)もと
りやめるべきだ、といった意見が依然として散見される。
その典型は、中曽根康弘元首相の「内政・外交3つの課題」と題する一月二十九
日付読売新聞の「地球を読む」欄のものだ。このコラムは、日頃私も愛読しており
、中曽根氏の意見にも聞くべきところがあるのだが、靖国問題に関連した対東アジ
ア外交に関しては、ご自身の責任を全く省みない暴論であって、いかに政界のご長
老とはいえ、看過できないものである。中曽根氏は、こう述べている。
「最近の日本外交の不振の一因に靖国問題が指摘されている。私は以前より靖国
神社に合祀されている戦争責任者の分祀(ぶんし)を主張している。……この方策
は予算も法律も不要で、神主の裁断で可能なことなのである。……いずれにせよ、
東アジア外交は対米外交と共に日本の死命を決する重大な政策であり、現状を打開
して日本の活路を開くことは現代日本の政治家の重大責務であると確信する」
私自身は特に靖国神社にコミットしたこともなく、一市民としての宗教感覚しか
持ち合わせていないけれど、いかに元首相とはいえ、「神主の裁断で…」といった
表現は信教の自由に対する冒涜(ぼうとく)ではないかと思われるが、ここでその
ことは問わない。 (つづく
>>40 ≪高くつく政治決着の対価≫
問題は、中曽根元首相こそ靖国問題を日本の対中国外交のトゲにした張本人であ
り、中国の外交戦略に屈して「A級戦犯」問題を造り出したご本人であるのに、そ
のことをいっさい棚上げして、よくも右のような見解を表明できるものだという点
である。
周知のように、中曽根元首相は、すでに「戦争責任者」つまり「A級戦犯」が合
祀された一九七八年秋以降も靖国問題は日中外交上の問題になっていなかったにも
かかわらず、一九八五年八月十五日にあえて大見えをきって公式参拝し、ひとたび
中国側の非難に出合うや、同年秋の例大祭への参拝を中止して、ある種の政治決着
を図ろうとしたのであった。
そのような政治決着のために動いたのは、中曽根氏をはじめ自民党の二階堂副総
裁、金丸幹事長、それに桜内元外相ら当時の大物政治家であった。それだけに中国
側は日中外交における靖国問題、とくに「A級戦犯」問題での対日戦術の有効性を
大いに満喫することとなったのである。
中曽根首相は当時、一九八三年秋に来日した胡耀邦総書記が約束した、三千人も
の日本人青年が中国に招かれた日中友好青年大交流や、中曽根ブレーンの学者らが
関与した日中二十一世紀委員会を重視していた。
また、改革派の胡耀邦氏が中国内部で保守派に攻撃されるのを避けるためにも、
靖国参拝を中止したのだと後にあちこちで述べているが、そのような期待は通じず
、胡耀邦氏はやがて失脚し、「A級戦犯」問題と日中外交上の靖国問題が残ったの
であった。中国に迎合して政治決着することの代価が、いかに高くつくかを、教訓
として学ぶべきであったのである。 (つづく
>>41 さいご
こうして中国側は、一九八五年後半以降、「抗日戦争勝利四十周年」という名目
で、「抗日」から「反日」へ、そして「愛国主義」へと進んでいった。まさに二十
年後の今日と変わらぬパターンをすでに形造ってしまったのであるが、そのような
日中関係へと誘ったのが中曽根元首相であり、そのような悪循環をぜひ断ち切ろう
としているのが小泉首相なのである。
≪長期的評価得る外交とは≫
私が本欄でもしばしば指摘したように、いまや北朝鮮とも一体化しようとしてい
る盧武鉉政権下の韓国は所詮中国に追随しているのであり、このような中国や韓国
を相手に自由と民主主義を国是とする日本が迎合する余地はないのである。また、
そのことによってわが国の外交はいささかも損失を被らないばかりか、長期的には
国際社会で高い評価を得るのではなかろうか。
東アジアを中国と韓国のみでなく、もっと広域的に見れば、開発独裁体制の反映
としての軍拡と道義なき外交を繰り返しつつある中国の脅威を、日米の揺るぎない
同盟関係が封じ込めることこそ、広く期待されている日本の対東アジア外交だと私
は考えている。(なかじま みねお)
>>45 日朝協議:国交正常化交渉を開始 3年3カ月ぶり 毎日 02月06日 11:04
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20060206k0000e010039000c.html 【北京・中田卓二】日本と北朝鮮の包括並行協議は3日目の6日午前、北京市内
のホテルで国交正常化交渉を開始した。両政府の国交正常化交渉は02年10月に
マレーシアで開かれて以来、約3年3カ月ぶり。北朝鮮が重視する「過去の清算」
について、両国が相互に財産・請求権を放棄し、経済協力を実施することを明記し
た02年9月の日朝平壌宣言を再確認したうえで、経済協力の際の実施原則など具
体的な議論に入る。
会合を前に、日本側代表の原口幸市日朝国交正常化交渉担当大使は記者団に対し
「国交正常化は拉致問題などの解決がなければ難しいことに先方の理解が深まれば
、間接的に拉致問題の解決に好ましい影響が生じると期待している」と述べた。
一方、北朝鮮側代表の宋日昊(ソンイルホ)大使は「日本は過去の清算をすると
言ってきたし、日朝平壌宣言でも言及されている。歴史的なざんしを解決する意思
があるのかないのか見極めたい」と記者団に語り、過去の清算への日本の取り組み
を注視する姿勢を示した。
ただ5日の拉致問題協議が平行線のまま終わったことは、国交正常化交渉にも影
響しそうだ。(最終更新時間 2月6日 11時50分)
>>46 日朝正常化交渉、3年3か月ぶり再開 読売 02月06日 11:12
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20060206/20060206it04-yol.html 【北京=吉山隆晴】日朝政府間協議は、3日目の6日午前、北京市内のホテルで
、前日の拉致問題の協議に引き続き、国交正常化交渉を行った。
同交渉は2002年10月末にクアラルンプールで行われて以来、約3年3か月
ぶりの再開で、通算で13回目。「過去の清算」についての協議を重視する北朝鮮
が、強く再開を求めていた。
原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使は、6日午前、協議を前に記者団に、「
日朝平壌宣言に提起された(拉致、ミサイル問題などの)一括解決と、経済協力方
式について、日朝双方の共通認識を確認したい。(北朝鮮は)過去の清算を期待し
ているが、国交正常化は拉致問題の解決がなければ難しい」と述べた。
一方、北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)日朝交渉担当大使は記者団に、「過去の
清算というのは、一時的にあった事件に関係するものではなく、歴史的、道徳的に
、解決しなければならない問題だ。(日朝)平壌宣言で指摘された経済協力問題、
在日朝鮮人の地位問題、文化財返還問題を論議する」と語った。
両者は交渉で、こうした主張をそれぞれ述べ合っているものと見られる。
これに関連し、安倍官房長官は6日午前の記者会見で、日本人拉致問題の協議に
ついて、「生存者の帰国や真相究明、容疑者の引き渡しなどを求めている。北朝鮮
の政治的決断が必要で、しっかりと対応を変えて欲しい」と述べた。
>>47 3年ぶり国交正常化交渉 日朝協議3日目 産経(共同) 02/06 11:18
ttp://www.sankei.co.jp/news/060206/sei041.htm 日本と北朝鮮は政府間協議3日目の6日午前、北京市内のホテルで、北朝鮮が強
く求める植民地支配など「過去の清算」を含む国交正常化交渉をスタートさせた。
日朝国交正常化交渉は2002年10月にクアラルンプールで開かれた第12回交
渉以来、約3年3カ月ぶり。
日本の原口幸市日朝国交正常化交渉政府代表(大使)は、交渉開始前に「日朝平
壌宣言に提示されている一括解決(のための)経済協力方式について双方の共通認
識確認に努めたい。国交正常化そのものは拉致問題などの解決がなければ難しいと
伝える」と記者団に対し強調した。
北朝鮮代表の宋日昊(ソンイルホ)同交渉担当大使も「日本側が歴史的に残され
た問題を清算する意思があるのかないのか確認してみようと思う。日本の経済協力
問題、在日朝鮮人の(法的)地位問題、文化財返還問題が基本事項として議論され
ると思う」と述べた。
日本側は「拉致、核・ミサイル問題の解決がなければ国交正常化はない」との基
本姿勢を堅持した上で、02年9月の日朝平壌宣言で合意した経済協力方式による
「過去の清算」について日本の方針を説明する意向だ。
これに対し北朝鮮は、過去の清算を最優先すべきだとの立場を主張。平壌宣言で
示された無償資金協力や円借款などの経済協力について、具体的規模や内容に関す
る実質的な協議を迫るとみられる。
日朝国交正常化交渉始まる 「過去の清算」を議論 共同 02月06日 11:19
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20060206/20060206a1350.html (ry:"基本事項として議論されると思う」と述べた。"まで上記事に同じ。
>>48 日朝、3年ぶりに国交正常化交渉を再開・政府間対話 日経 02月06日 11:25
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060206AT1E0600206022006.html 【北京=天野豊文】日本と北朝鮮は6日午前、3年3カ月ぶりに国交正常化交渉を
再開した。4日から北京で開催中の政府間対話の一環で、日本の植民地支配をどう
清算するかが焦点となる。日本から経済協力を引き出したい北朝鮮はこの交渉を最
重視。「不幸な過去の清算」を明記した2002年の平壌宣言を再確認する見通しだ。
交渉には両国代表団の団長である原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使と宋日
昊(ソン・イルホ)大使が出席。会合に先立ち原口氏は記者団に「国交正常化は拉
致問題などの解決がなければ難しい」と表明。宋氏は「日本が清算する意思がある
のかないのか見極めたい」と述べた。
1991年に始まった正常化交渉は、拉致問題を巡る対立などにより、2002年10月に
クアラルンプールで開いた12回目の協議を最後に途絶えていた。
>>49 日朝国交正常化交渉 始まる NHK 02/06 11:42
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/06/d20060206000052.html 日本と北朝鮮の政府間協議は3日目の6日、国交正常化交渉が行われています。日
本からの経済協力を念頭に交渉を前に進めたい北朝鮮側に対し、日本側は「拉致問
題などの解決なくしては、正常化はありえない」という考えを改めて伝えているも
のとみられます。
北京で行われている日朝の政府間協議は3日目の6日、平成14年の10月以来、
3年3か月ぶりとなる国交正常化交渉が日本時間の午前10時半から始まりました
。協議に先立ち、日本側の原口幸市日朝国交正常化交渉担当大使は記者団に対し、
「過去の清算を中心とした国交正常化について、日朝双方の考え方を議論する。ま
た、国交正常化後に、経済協力を行う場合の方法についての考え方を示すが、国交
正常化は拉致問題などの解決なくしては難しいということも十分に伝えたい」と述
べました。一方、北朝鮮のソン・イルホ大使は記者団に対し、「日本が過去の清算
を行う意思があるのかを確認したい。具体的には、経済協力や、在日朝鮮人の地位
に関する問題、それに文化財の返還などについて議論する」と述べました。今回の
協議で、北朝鮮側は、日本からの経済協力を念頭に国交正常化交渉を前に進めたい
としており、6日の協議でも、過去の植民地支配を清算し、早期に国交正常化を行
うべきだという考えを示しているものとみられます。これに対して、日本側は、平
成14年の日朝ピョンヤン宣言に基づいて、この問題を誠実に協議する考えを示し
ているものとみられます。そのうえで、5日の拉致問題の協議で日本側が要求した
、生存者の帰国や容疑者の引き渡しなどに、北朝鮮側が具体的な回答を示さなかっ
たことから、「拉致問題などの解決なくしては、国交正常化はありえない」という
考えを改めて伝え、北朝鮮側に拉致問題での誠意ある対応を促しているものとみら
れます。
>>50 日朝、3年ぶりに国交正常化交渉を再開・政府間対話 日経 02月06日 12:01
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060206NTE2INK0106022006.html (ry:
>>49記事とほぼ同文
3年ぶり、日朝正常化交渉始まる TBS 02月06日 12時19分 (y12:33)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3220000.html 3日目を迎えた日朝協議は、3年3ヶ月ぶりとなる日朝国交正常化交渉が、6日
午前から始まっています。
6日午前に始まった協議に先立って取材に応じた原口大使は、5日の拉致の協議
で目に見える進展がなかった事から、国交正常化交渉に前向きな北朝鮮側を強くけ
ん制しました。
「国交正常化そのものは、拉致問題等の解決がなければ難しい」(原口幸市国交
正常化交渉担当大使)
「過去の清算は、一時的なある事件や、一般的な義務に関する問題ではない」(
ソン・イルホ日朝交渉担当大使)
植民地支配に対する賠償問題を核とする過去の精算問題については、2002年
の平壌宣言で「経済協力方式による一括解決を目指す」ことで、日朝両政府が大筋
で合意しています。このため北朝鮮側は、経済協力の具体的な内容について、突っ
込んだ話し合いを求めてくるものと見られています。
これに対し日本側は6日の協議で、「拉致問題の解決が経済協力の大前提である
」と繰り返すことで、今回の包括協議の期間中にもう一度行われる事になった拉致
問題の協議の前に、主導権を握る事を狙っています。(06日 11:31)
>>51 日朝協議、国交正常化交渉を開始 拉致は8日以降に 朝日 02月06日 12:34
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060206/K2006020601220.html 日朝両政府間の包括並行協議は6日午前、2テーマ目となる国交正常化交渉を開
始した。02年10月以来、13回目となる今回の交渉では、日本の植民地支配な
ど「過去の清算」のあり方について双方の立場を述べ合うとみられる。正常化交渉
を重視する北朝鮮側は「過去の清算」としての補償などを迫るとみられ、正常化後
の経済協力の実施を確認したい日本側との溝が埋まるかどうかが焦点だ。
6日の交渉に先立ち、北朝鮮代表の宋日昊(ソン・イルホ)大使は記者団に対し
、「過去の清算は歴史的、道徳的に必ず解決されなければならない問題だ。今日、
日本側がこうした歴史的残滓(ざんし)を清算する意思があるのかないのか確認し
ようと思う。日本の経済協力問題、在日朝鮮人地位問題、文化財返還問題が論議さ
れると信じている」と述べた。
一方、日本代表の原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使は記者団に、「経済協
力方式に双方の共通認識を確立することを目指したい。過去の清算は先方が強く期
待しているが、それは国交正常化の枠内でしかできず、国交正常化は拉致問題など
の解決がなければ難しい」と語った。
北朝鮮側は交渉で、(1)日本の植民地支配に対する謝罪(2)「過去の清算」
としての補償(3)在日朝鮮人の法的地位の改善を求めるとみられる。
日本側は交渉で、02年9月の日朝平壌宣言の中で「痛切な反省と心からのおわ
びの気持ちを表明した」としたうえで、戦前に生じた損害などについては「すべて
の財産及び請求権を相互に放棄するとの基本原則」に従って両国が国交を正常化す
ることを明記した点を指摘。正常化後、無償資金協力や低金利の長期借款など経済
協力を行うことを主張する方針だ。
その後、国交正常化に向けた基本関係条約と経済協力に関する協定、文化財に関
する協定など具体的な法的側面の話し合いに入りたい考えだ。
>>52 日朝が国交正常化交渉を再開=3年3カ月ぶり、平壌宣言再確認へ
時事通信 2月6日 13時0分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060206-00000040-jij-pol 【北京6日時事】日本と北朝鮮の国交正常化交渉が6日午前、北京市内のホテルで
開かれた。拉致問題など日朝間の懸案を話し合う並行協議の一環としての位置付け
だが、本格的な正常化交渉は約3年3カ月ぶり。日本代表の原口幸市日朝国交正常化
交渉担当大使は交渉の冒頭で、「平壌宣言によって、われわれ交渉担当者に最も現
実的かつ効果的な解決方法が明確に指示されるに至った」と述べ、拉致問題など日
朝間の懸案を解決した上で国交正常化を目指すとした同宣言を再確認する考えを示
した。
>>45>>46>>47>>48>>49>>50>>51>>52>>53 日朝協議3日目 およそ3年3カ月ぶりの国交正常化交渉
FNN HEADLINES 02/06 13:01(y14:6)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084782.html 中国・北京で開かれている日朝協議は3日目の6日、日本と北朝鮮の代表団がおよそ
3年3カ月ぶりとなる国交正常化交渉に臨んでいる。
拉致については進展がなく、再協議という形で北朝鮮にうまくかわされた日本側は
、6日は経済協力などをめぐり、厳しい要求を突きつけられることになる。
宋日昊(ソン・イルホ)大使は「(日本側が過去を)清算する意思があるかどうか確認
しようと思う」と述べた。
原口幸市大使は「間接的にせよ、拉致問題の解決などに好ましい影響が生ずるので
はないかというふうに期待している」と述べた。
3年3カ月ぶりとなる国交正常化交渉は、日本時間の6日午前10時半ごろから行われ
ている。
日本側は、日朝ピョンヤン宣言にある経済協力をちらつかせて、拉致の進展をもく
ろんでいたが、5日の協議では、横田 めぐみさんのものと北朝鮮が主張する遺骨に
ついて、北朝鮮側が日朝共同の再鑑定を提案したとみられるなど対立し、目立った
成果はなかった。
一方、経済の建て直しに迫られている北朝鮮側は、この国交正常化交渉を最も重視
しており、過去の清算や経済協力を強く求めるものとみられる。
しかし、正常化交渉で強硬な出方をすれば、拉致問題に影響することも予想され、
日本側は探りを入れながらの交渉になるとみられる。
また、北京での日朝協議のうち、拉致問題について、日本政府筋は、早ければ6日
夜にも再度話し合いが行われるとの見通しを明らかにした。
>>54 日朝協議3日目のテーマは「国交正常化問題」 ANN 02/06 12:01(y13:15)
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/poli_news2.html?now=20060206125258 北京で開かれている日本と北朝鮮の政府間協議は、3日目を迎えました。拉致問
題で目立った進展がないなかで、6日は国交正常化問題が話し合われています。
北朝鮮は、関係正常化で多くの経済協力を得たいところですが、日本は、協議す
るテーマにかかわらず、拉致解決をすべてに絡めていく方針です。
日朝国交正常化担当・原口幸市大使:「国交正常化そのものは、拉致問題の解決
がなければ難しい」
北朝鮮・宋日昊(ソン・イルホ)担当大使:「歴史的残滓(ざんし)を取り除く
意思があるかどうか見極めたい」
9時間あまりにわたった5日の協議では、日本と北朝鮮双方が、拉致問題に対する
スタンスを明らかにしました。特に日本側は、拉致被害者で生存している人の帰国
や、容疑者の引き渡しなど、細かく要求を突きつけました。これに対し、北朝鮮は
「大きな認識の違いがある」と、これまでの姿勢を崩していないものとみられます
。6日は、北朝鮮が最もやりたがっている国交正常化交渉ですが、日本が主張する
「拉致問題の解決がすべての基本である」ということを、北朝鮮側に認識・納得さ
せることができるかどうかが焦点です。
こうしたなか、安倍官房長官は、生存者の帰国や拉致実行犯の引き渡しなど、日
本側の要求に北朝鮮が前向きに対応するよう、改めて強く求めました。
安倍官房長官:「拉致問題について、『進展した』と納得できる成果を出しても
らいたい。我々は、生存者全員の帰還と、真相の究明と、実行犯の引き渡しを要求
しています。私たちの要求にしっかりと耳を傾け、それなりの進展がなければ、拉
致問題の交渉において進展があったとはいえないのではないか」。
>>55 日朝、『過去の清算』議論 3年3カ月ぶり正常化交渉 東京夕刊 02月06日
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20060206/eve_____sei_____001.shtml 【北京=渡辺隆治】日本と北朝鮮の両国政府による国交正常化交渉が六日午前、
北京市内のホテルで始まった。正常化交渉は十三回目で、二〇〇二年十月にクアラ
ルンプールで開かれて以来、約三年三カ月ぶり。北朝鮮が強く主張している植民地
支配などの「過去の清算」が主な議題となる。
交渉には、日本側から原口幸市、北朝鮮側から宋日昊(ソン・イルホ)の両国交
正常化交渉担当大使らが出席した。
協議開始前、原口大使は記者団に「日朝平壌宣言で提起された一括解決(のため
の)経済協力方式について、共通認識を確立したい。ただ、経済協力は正常化の枠
内でしか実現できず、拉致などの問題が解決しなければ正常化は難しい」との考え
を強調した。
宋大使は「過去の清算は歴史的、道徳的に必ず解決しなければならない問題だ。
今日は、本当に日本政府に清算する意思があるのかないのかを確認したい」と述べ
た。
交渉で、日本側は「拉致、核・ミサイル問題の解決がなければ国交正常化はない
」との基本方針を堅持した上で、植民地支配の補償に代わる経済協力に関する考え
方を表明する。北朝鮮側は経済協力の規模や内容の具体的議論に入るよう促すとみ
られる。
>>56 日朝協議3日目 3年3か月ぶりに国交正常化交渉が始まる NNN 2/6 13:46(y13:49)
ttp://www.news24.jp/52056.html 日本と北朝鮮の政府間協議は3日目の6日、国交正常化交渉が始まった。
マレーシアでの協議が最後となっていた国交正常化交渉は、3年3か月ぶりに6
日午前から始まった。協議に先立ち、北朝鮮・宋日昊大使は「今日は日本側が実際
に歴史的残留物を清算する意思があるか確認したい」と述べた。これに対し、原口
日朝国交正常化交渉担当大使は「国交正常化は拉致問題の解決なくしては難しい」
と述べている。
6日の協議は、日本よりもむしろ北朝鮮にとって重要な場となる。北朝鮮は、か
ねてから国交正常化の前提となる過去の清算を最重要課題としてきた。過去の精算
に伴う日本からのばく大な経済協力が、経済立て直しの弾みともなるためだ。
一方、日本側が国交正常化交渉に応じているのは、最重要課題である拉致問題に
ついての協議を継続させるためという目的がある。
6日の協議では、北朝鮮側が日本の植民地支配で受けた被害というものをどうと
らえているのか、原則的な立場をあらためて主張し、広範にわたる要求を示す場と
なりそうだ。
>>57 日朝、3年ぶりに正常化交渉・「経済協力」など協議 日経 02月06日 13:50
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060206NTE2INK0306022006.html 【北京=天野豊文】日本と北朝鮮は6日午前、3年3カ月ぶりに国交正常化交渉を
再開した。4日から北京で開催中の政府間対話の一環で、日本の植民地支配をどう
清算するかが焦点となる。日本から経済協力を引き出したい北朝鮮はこの交渉を最
重視。「不幸な過去の清算」を明記した2002年の平壌宣言を再確認する見通しだ。
交渉には両国代表団の団長である原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使と宋日
昊(ソン・イルホ)大使が出席。午前の協議後、宋氏は記者団に経済協力の進め方
、在日朝鮮人の地位、文化財の返還を話し合ったことを明らかにした。日本側は拉
致問題の解決が不可欠との立場を重ねて示すとともに「過去の清算は必ずする」と
伝えた。
1991年に始まった正常化交渉は、拉致問題を巡る対立などにより、2002年10月に
クアラルンプールで開いた12回目の協議を最後に途絶えていた。
>>58 日朝協議3日目 3年3か月ぶりに国交正常化交渉が始まる NNN 2/6 14:33(y14:35)
ttp://www.news24.jp/52061.html 日本と北朝鮮の政府間協議は3日目の6日、国交正常化交渉が始まった。
マレーシアでの協議が最後となっていた国交正常化交渉は、3年3か月ぶりに6
日午前から始まった。協議に先立ち、北朝鮮・宋日昊大使は「今日は日本側が実際
に歴史的残留物を清算する意思があるか確認したい」と述べた。これに対し、原口
日朝国交正常化交渉担当大使は「国交正常化は拉致問題の解決なくしては難しい」
と述べている。
6日の協議は、日本よりもむしろ北朝鮮にとって重要な場となる。北朝鮮は、か
ねてから国交正常化の前提となる過去の清算を最重要課題としてきた。過去の精算
に伴う日本からのばく大な経済協力が、経済立て直しの弾みともなるためだ。
一方、日本側が国交正常化交渉に応じているのは、最重要課題である拉致問題に
ついての協議を継続させるためという目的がある。
6日の協議では、北朝鮮側が日本の植民地支配で受けた被害というものをどうと
らえているのか、原則的な立場をあらためて主張し、広範にわたる要求を示す場と
なりそうだ。
>>59 日朝交渉 過去と拉致で応酬 NHK 02/06 14:52
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/06/d20060206000072.html 日本と北朝鮮の政府間協議は3日目の6日、国交正常化交渉が行われており、北朝
鮮側は「日本は過去の清算を何一つ実行していない」などと述べ、平成14年の日
朝ピョンャン宣言に基づいて、国交正常化交渉を加速させるべきだという考えを示
しました。
北京で行われている日朝の政府間協議は3日目の6日、平成14年の10月以来、
3年3か月ぶりとなる国交正常化交渉が行われています。協議は、日本時間の午前
10時半からおよそ2時間半にわたって行われたあと、現在、休憩に入っており、
日本時間の午後4時に再開される見通しです。午前の協議のあと、北朝鮮側のソン
・イルホ大使は記者団に対し、「日本側は、日朝ピョンャン宣言に基づいて過去の
清算を行う考えを示しているが、現在まで何一つ実行されていない。われわれはこ
うした問題を提起した」と述べ、国交正常化交渉を加速させるべきだという考えを
示したことを明らかにしました。一方、協議に先立ち、日本側の原口幸市日朝国交
正常化交渉担当大使は記者団に対し、「協議では、国交正常化後に経済協力を行う
場合の方法について、考え方を示すが、国交正常化は拉致問題などの解決なくして
は難しいということも十分に伝えたい」と述べており、日本側は「拉致問題などの
解決なくして、国交正常化はありえない」という立場を、あらためて伝えたものと
見られます。
>>60 日朝正常化交渉始まる 過去の清算論議 日本側 拉致解決が前提14:56
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/kokusai/20060206/20060206_evn_002-nnp.html 【北京6日傍示文昭】日本と北朝鮮の政府間協議は三日目の六日午前、北京市内
のホテルで、日本の植民地時代の補償など「過去の清算」を含む国交正常化交渉を
行った。同交渉は二〇〇二年十月にマレーシアで開かれて以来、約三年三カ月ぶり
。北朝鮮の宋日昊(ソンイルホ)・日朝国交正常化交渉担当大使は同日朝、日本の
経済協力問題、在日朝鮮人の法的地位問題、文化財返還問題が議論されるとの見通
しを示した。
協議は午前九時半(日本時間同十時半)すぎに始まり、日本からは原口幸市・日
朝国交正常化交渉政府代表ら十四人、北朝鮮からは宋大使ら九人が出席した。
協議開始前、原口代表は記者団に対し「日朝平壌宣言に提示されている一括経済
協力方式について双方の共通認識を確立したい」とした上で、「過去の清算は先方
(北朝鮮)が強く期待していることだが、国交正常化は拉致問題の解決なしには難
しいと伝え、先方の理解が深まれば拉致問題の解決にも好ましい影響が生じると期
待している」と強調。あくまで拉致問題解決を優先して国交正常化交渉を進めると
の方針をあらためて示した。
一方、北朝鮮の宋大使は「過去の清算は六十年たっても解決できていない。きょ
うは日本が本当に過去の歴史的障害物を清算する意思があるのか確認したい」と述
べた。
>>61 日朝正常化交渉が再開 産経夕刊 02月06日 16:03
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20060206/e20060206002.html 【北京=大谷次郎】日本と北朝鮮による政府間並行協議は六日午前、三日目の日
程に入り、北京のホテルで国交正常化交渉を開始した。本格的正常化交渉は、平成
十四年十月のマレーシア以来、約三年三カ月ぶり。
日本側代表の原口幸市日朝国交正常化交渉担当大使は交渉直前、記者団に「過去
の清算は先方が強く期待しているが、国交正常化の枠内でしか実現できず、国交正
常化は拉致問題などの解決がなければ難しいことを十分に先方に伝える」と述べた
。日本側は、五日の拉致問題協議が平行線だったため、国交正常化後の経済協力な
ど具体的な話には踏み込まず、拉致や核・ミサイル問題などを解決して国交正常化
を図るとした、日朝平壌宣言の精神を確認する構えだ。
一方、北朝鮮側は経済協力を引き出す狙いから正常化交渉を重視。宋日昊担当大
使は、記者団に「過去の清算は戦後六十年たっても解決できていない。日本側が解
決する意思があるか確認したい」と語った。
日朝協議3日目 北朝鮮は日本の経済協力などについて見解述べる NNN 2/6 16:47(y16:51)
ttp://www.news24.jp/52072.html 中国・北京で行われている日本と北朝鮮の政府間協議で、3日目の6日は、3年
3か月ぶりとなる国交正常化交渉が行われ、過去の清算をめぐる議論が中心になっ
たとみられる。
北朝鮮・宋日昊大使によると、6日午前の協議で北朝鮮側は、日本が経済協力を
すること、在日朝鮮人の地位を向上させること、植民地時代に北朝鮮から奪ったと
する文化財を返還することなどの問題について見解を述べた。これに対し日本側か
らは、過去の清算の仕方として平壌宣言にうたわれた経済協力方式についての見解
が示されたという。
原口大使は、協議に先立ち「国交正常化は拉致問題等の解決がなければ難しい」
と述べて、この場でも拉致問題の解決を強く求めていく考えを示している。
>>54>>55>>56>>57>>58>>59>>60>>61>>62 日朝協議 「基本原則」伝える NHK 02/06 17:17
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/06/d20060206000103.html 日本と北朝鮮の政府間協議は3日目の6日、国交正常化交渉が行われており、日本
の経済協力を念頭に国交正常化交渉を加速させるべきだとする北朝鮮側に対し、日
本側は「拉致問題などの解決なくして、国交正常化はありえない」とする基本原則
を伝えているものと見られます。
北京で行われている日朝の政府間協議は3日目の6日、平成14年の10月以来、
3年3か月ぶりとなる国交正常化交渉が行われています。協議は、日本時間の午前
10時半からおよそ2時間半にわたって行われたあと、昼食などの休憩を挟んで、
日本時間の午後4時に再開されました。今回の協議で、北朝鮮側は、日本からの経
済協力を念頭に、国交正常化交渉を少しでも前に進めたいとしており、協議の中で
も、平成14年の日朝ピョンヤン宣言に基づいて、交渉を加速させるべきだという
考えを示しました。これに関連して、北朝鮮側のソン・イルホ大使は記者団に対し
、「日本側は、日朝ピョンヤン宣言に基づいて過去の清算を行う考えを示している
が、現在まで何一つ実行されていない」と述べ、日本側の姿勢を批判しました。こ
れに対し、日本の原口幸市日朝国交正常化交渉担当大使は協議に先立って、記者団
に対し、「協議では、国交正常化後に経済協力を行う場合の方法について考え方を
示すが、国交正常化は拉致問題などの解決がなければ、難しいことも十分に伝えた
い」と述べており、協議の中でも「拉致問題などの解決なくして、国交正常化はあ
りえない」という日本側の基本方針を改めて伝え、北朝鮮側に拉致問題での誠意あ
る対応を求めているものと見られます。
いったん、おち。前々スレは埋めますた。
>>44 どもです。
横田夫妻を襲った「厳しい冬」 TBS 02月06日 19時35分(y19:39)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3220154.html 日朝政府間協議が続く中、横田滋さん・早紀江さん夫妻は、この冬、予想もしなかった
滋さんの入院や「シン・ガンス元工作員がめぐみさんを拉致した」という証言の公表など
で揺れました。横田夫妻を襲った「厳しい冬」を追いました。
去年12月はじめ、横田早紀江さんと友人達は札幌で、めぐみさん救出の祈り会を開い
ていました。その1週間後、JNNが日朝政府間の極秘会談を報じた去年12月9日。
横田滋さんも来るはずだった岩手県遠野市で、私たちは、滋さんの異変を知らされました。
「(滋さんに電話をするが・・・)検査が長引いてるのかな・・・。いない・・・。何かがあっ
たのかな・・・。(Q.滋さんは何時から病院に?)朝から」(横田早紀江さん・去年12月9日)
毎月、病院で健康診断を受け体調管理には人一倍気を遣っている滋さんが、病院へ
検査を受けに行ったというのです。
(マンション住民の人に電話――)
「主人がちょっと今日検査に行って、朝病院に行ってたんですけど帰ってきてないの
か、電話かけても全然出ないんでね」
「『(部屋に)電気がついていない』って、まだ病院にいるのかも・・・。『検査でまだしば
らく入院』なんてなったら大変だから」(横田早紀江さん)
しかし、早紀江さんの不安は的中。その日から1カ月半、滋さんは入院することにな
ったのです。 (つづく
>>65 「めぐみさんもシン・ガンスが連れて来たということでしたよってちらっと(曽我さんが)
おっしゃってびっくりしたんですけども、このことはまだ外交的な問題もあるのでいろん
な『(外交)カード』として使われることもあるかもしれないので、いますぐにはこのこと
を言わないで下さいと」(横田早紀江さん・今年1月)
年が明け、早紀江さんが明らかにした「シン・ガンス元工作員によるめぐみさん拉致」
の証言。実は曽我ひとみさんは、おととし横田さん一家に話していました。年末に明ら
かになった地村保志さん夫妻の「シン元工作員に拉致された」との証言を受け、今明
らかにすべきだと早紀江さんは考えたのです。
入院中の滋さんの看病のかたわら、めぐみさんたちの救出を訴え続けた早紀江さん。
先月、ようやく病気の原因が明らかになりました。
「(医師から)『こういうお薬を飲んでませんか?』と言われて・・・『これだ!』って、
『やっぱり飲んでたんですか』と」(横田早紀江さん)
滋さんは、入院する1カ月前から血液が固まらないよう予防する薬を飲んでいました
が、その薬が4万人に1人の確率で、血栓性血小板減少性紫斑病−血小板が減り、
重篤な症状に陥るという副作用を招いたのでした。
「(主人は)ちょっと細くなりましたけどね、前より。以前はいていたズボンがはける
ようになって良かったねって言ってるんですけども」(横田早紀江さん)
滋さんは、今年1月末に無事退院。そして日朝政府間協議が始まった4日、早紀江
さんは70歳の誕生日を迎えました。
「この拉致問題がこのままにされたままで、日朝国交正常化がなされた時、子供た
ちは、もうみんな葬られてしまうんです。どんなことがあっても子供たちを、ボロボロ
になっていても、この国に帰してもらいたい。抱きしめてあげたい」(横田早紀江さん)
(06日18:10)
>>63 過去清算は経済協力で 日朝国交正常化交渉 共同 02月06日 17:33
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20060206/20060206a1370.html 【北京6日共同】日本と北朝鮮は6日午後、北京市内のホテルで国交正常化交渉
を続け、日本側は北朝鮮が強く求める植民地支配など「過去の清算」について、2
002年9月の日朝平壌宣言に基づき経済協力方式で実施する方針を説明した。北
朝鮮側は在日朝鮮人の法的地位、文化財返還問題について見解を表明した。
北朝鮮代表の宋日昊(ソンイルホ)同交渉担当大使は、昼の休憩時に記者団に対
し「日本の方から植民地時代に朝鮮人民に多大な被害と損害を与えたことは、不幸
なことであり間違いであるとあらためて話があった」と説明。経済協力方式による
過去の清算で合意した日朝平壌宣言に沿って、日本側から「必ず過去の清算をする
と話があった」と強調した。
宋氏によると、交渉で日本側は過去の清算に関し、長期低金利の円借款や無償資
金協力など日本の政府開発援助(ODA)の仕組み、実績を説明した。
過去清算は経済協力で 日本、平壌宣言に基づき 日朝国交正常化交渉
中日(共同) 02月06日 ??:??
ttp://www.chunichi.co.jp/00/detail/20060206/top_____detail__003.shtml (ry:上共同記事と同文
これに対し、北朝鮮側は「今日まで何1つ実行されないままきたのが朝日関係の
現状だ」と早期の清算実施を要求。在日朝鮮人の法的地位に関連し、植民地時代の
朝鮮人強制連行などの問題にも言及したもようだ。
>>67 3年3カ月ぶり、日朝正常化交渉続く TBS 02月06日 19時25分(y18:57)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3220147.html 日朝協議は、3日目となる6日、3年3ヶ月ぶりとなる国交正常化交渉が、日本
時間の午前10時半から始まり、現在も続いています。
午前中の協議では、主に植民地支配の償いの中心となる日本からの経済協力につ
いて、双方が意見を述べ合いました。昼の休憩時に記者団に囲まれたソン・イルホ
代表は、いつになくじょう舌でした。
「日本側は、植民地時代に朝鮮人民に対して、多大な被害と損害を与えたことに
対し遺憾の意を表明した」(ソン・イルホ 日朝交渉担当大使)
5日の拉致問題の協議では、日本側が生存者の返還や真相究明を厳しく求めたの
に対し、6日は北朝鮮側が最大の関心をよせる経済協力について、日本側が考え方
を説明するという流れで進んでいるため、攻守ところを変えた格好です。
もともと国交正常化交渉については、両国が2002年の平壌宣言で過去の精算
のあり方については大筋で合意しています。そのため、具体的な内容が協議の中心
となるわけで、いわば出口の議論となります。
これに対し、拉致問題は日本側が最重要課題と位置付けているにも関わらず、北
朝鮮側は「拉致問題は解決済み」とするこれまでの主張を撤回しておらず、まだ入
り口でつまずいている状態です。
日本側代表団の狙いは、「経済協力」というニンジンをぶら下げる事で、8日に
も行われる拉致問題の協議の場で、北朝鮮側の誠意ある対応を引き出すところにあ
りますが、この戦略は、結果として、国交正常化交渉だけが進展してしまうという
危険性をはらんでいます。(06日17:17)
>>68 北朝鮮が辛光洙容疑者の身柄引き渡し要求拒否の姿勢で日朝協議に臨んでいたことが判明
FNN HEADLINES 02/06 18:41(y19:15)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084804.html 北京で開かれている日本と北朝鮮の政府間協議で、日本人拉致事件の実行犯とみら
れる辛光洙(シン・ガンス)容疑者の身柄引き渡し要求に対し、北朝鮮は拒否する姿
勢で臨んでいたことが明らかになった。
日朝政府間協議は3日目の6日、国交正常化交渉が行われているが、関係者によると
、これに先立って5日に行われた拉致問題の協議で、北朝鮮側は「拉致事件の調査
はすでにやり尽くしており、もうこれ以上新たに情報はない」と述べた。
また、日本側が拉致事件の実行犯とみられる辛光洙容疑者の身柄の引き渡しを要求
していることについて、北朝鮮側は、身柄は引き渡せないとしている。
さらに、横田 めぐみさんのものとされる遺骨の問題について、北朝鮮側は「日本の
DNA鑑定結果を受け入れない」と反論した。
日本側は、6日夜にも拉致問題の協議を再開したい意向だが、北朝鮮側は協議再開
には消極的で、拉致問題の進展は期待できない。
>>70 朝・日政府間協議の3日目...国交正常化を論議2006.02.06 19:18
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72449&servcode=500§code=500 北朝鮮と日本の政府間協議は3日目の6日午前、北京で論議を続けた。国交正常化
問題について話し合う同協議では、北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)朝・日交渉担当大
使と日本の原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使が、それぞれ代表に臨んだ。
国交正常化に向けて先決すべき課題として、北朝鮮は、日本の植民地時代(1910
〜45)の補償など「過去の清算」を求めているのに対し、日本は日本人拉致(らち)被
害者問題の解決が必すとの立場を繰り返していることから、難航する見込みだ。宋大
使は午前の協議が終わった後、記者らに会い「日本側が、経済協力方式と他国に適
用した事例などを説明した」とし「経済協力の方式は今後続けて協議すべき」と話した。
この日の協議に先立ち、宋大使は「過去の清算は歴史的かつ道徳的に必ず解決さ
れるべき問題」とし「日本に過去を清算しようとする意思があるのかを確認したい。日本
の経済協力問題、在日朝鮮人の地位問題、文化財の返還問題について協議できる
ものと信じている」と話した。
半面、原口大使は、記者団に「経済協力方式について双方の共通認識を確立したい
」とし「過去の清算は、北朝鮮側が強力に期待しているが、それは国交正常化の枠組
みの中でのみ可能であり、国交正常化は拉致問題などの解決なしではむずかしい」と
指摘した。双方は、協議4日目の7日、核・ミサイルなど安保問題を取り扱う分科委を
開いた後、8日に全体会議を再開して5日間の交渉を締めくくる予定だ。
>>63>>67>>68>>69>>70>>71 日朝協議:互いに譲れず、神経戦の様相 毎日 02月06日 19:55
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20060207k0000m010082000c.html 3年3カ月ぶりとなった6日の日朝国交正常化交渉は、北朝鮮が強く期待する「過去の
清算」問題が重点的に話し合われた。日本側は経済協力の有効性を説く一方で「拉致
問題の解決が前提」と改めて強調。北朝鮮側は過去の清算と拉致とは切り離すべきだ
との基本姿勢を重ねて示し、植民地支配に対する謝罪など求めた模様だ。互いに譲れ
ない協議は「次の一手」をにらんだ神経戦の様相を呈してきた。
過去の清算は、最も核心部分とされる財産・請求権の相互放棄はすでに日朝平壌宣
言に明記されており、拉致問題に比べて論点の対立は少ないとされる。国交正常化交
渉に臨むにあたり、両国それぞれの思惑があった。
日本は過去の清算の協議だけが先行することを懸念した。首相官邸は5日の拉致問
題協議会の最中、国交正常化交渉に臨む条件として、6日以降に拉致問題を再協議す
ることで合意するよう指示していた。拉致問題に対する国内世論は厳しく、対応を誤れ
ば政権批判にもつながりかねない中、「拉致で進展がないのに正常化交渉を進展させ
るわけにはいかない」(政府筋)との判断だった。 (つづく
>>72 これに対し、北朝鮮は「日本が拉致解決を正常化の条件とするのは加害者が被害者
に『和解の条件』を提示するような論理」(03年9月外務省報道官談話)と主張している。
拉致で厳しい要求を突きつけられた中、植民地支配の謝罪などを求めることで、包括
協議全体の形勢逆転をはかる狙いもあったとみられる。
日本政府内には「北朝鮮が拉致問題で何か出してくるとしても、もうサインができる
段階だと判断できるまで国交正常化交渉が進んだ時だろう」(外務省幹部)との見方も
ある。拉致解決最優先を掲げながら、今後、厳しい判断を迫られる局面が予想される。
一方、国交正常化交渉担当の宋日昊(ソンイルホ)大使は午前中の協議を終えた後、
記者団の前に姿を現し、「日本側が『必ず過去の清算をするという考えだ』と言及した」
と余裕の表情で語り、交渉の主導権を握っていることを強調した。しかし、国交正常化
の道筋がはっきりしない中、北朝鮮もまたジレンマに悩まされているとみられる。【北京
・中田卓二、西岡省二】
>>63>>67>>68>>69>>70>>71>>72-73 日朝協議:経済協力による「過去の清算」に、北が不合意 毎日 02月06日 20:24
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20060207k0000m010097000c.html 【北京・中田卓二】日本、北朝鮮両政府は包括並行協議3日目の6日、北京市内
のホテルで国交正常化交渉の協議会を開いた。「過去の清算」について、相互に財
産・請求権を放棄したうえで経済協力を実施すると明記した日朝平壌宣言の確認を
日本側が求めたが、北朝鮮側は「それだけではだめだ」と反論。日本側が国交正常
化する場合の原則としてきた経済協力による「過去の清算」では合意できなかった。
日朝国交正常化交渉は02年10月にマレーシアで12回目が開かれて以来約3年
3カ月ぶり。協議は休憩をはさんで約5時間半行われた。
日本側代表の原口幸市日朝国交正常化交渉担当大使は協議後、記者団に「私から
は過去の清算と懸案問題の解決の関連を指摘した」と語り、国交正常化の前提とし
て拉致問題の解決を求めたことを強調。日本側は5日の拉致協議で進展がなかった
ことを踏まえ、経済協力を呼び水に拉致問題での誠意ある対応を迫ったが、北朝鮮
側の歩み寄りはなかった模様だ。
一方、北朝鮮の宋日昊(ソンイルホ)大使は協議後、「過去の清算問題を乗り越
えずに前には進めない」と拉致問題より過去の清算協議を優先する姿勢を強調。植
民地時代に日本に流出した文化財の補償や在日朝鮮人の地位改善を要求したことも
明らかにした。
7日は核・ミサイル開発など安全保障問題の協議会を開く。
◇ことば…日朝平壌宣言
02年9月17日に訪朝した小泉純一郎首相と金正日総書記が署名。日本が植民
地支配について「痛切な反省と心からのおわび」を表明。国交正常化にあたっては
財産・請求権を相互に放棄し、正常化後に日本が無償資金協力などによる経済協力
を実施すると明記した。拉致問題には「日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題
」との表現で言及、北朝鮮が再発防止を約束した。核問題解決の必要性、ミサイル
発射凍結を03年以降も延長することなども盛り込んだ。
>>75 経済協力で一括解決を 「過去清算」で日本 産経(共同) 02/06 21:02
ttp://www.sankei.co.jp/news/060206/sei080.htm 日本と北朝鮮は政府間協議3日目の6日、北京市内のホテルで、約3年3カ月ぶ
りに国交正常化交渉を行った。日本側は、北朝鮮が強く求める植民地支配など「過
去の清算」について、一括解決するため経済協力方式で実施する方針を説明。しか
し北朝鮮側は、在日朝鮮人の法的地位、文化財返還問題などの議論を求めることに
終始し合意には至らなかった。
日朝国交正常化交渉は2002年10月にクアラルンプールで開かれた第12回
交渉以来。
日本の原口幸市日朝国交正常化交渉政府代表(大使)は交渉終了後、記者団に対
し「(経済協力方式で)必ずしも完全な合意にはならなかった。共通認識を得るよ
う今後も努力することになった」と述べた。
北朝鮮代表の宋日昊(ソンイルホ)同交渉担当大使も終了後、経済協力方式につ
いて「われわれはその方法だけでは駄目だ。さまざまな問題があるので合意はされ
なかった」と明らかにした。
交渉で日本側は、02年九月の日朝平壌宣言により経済協力方式で過去の清算を
行うことで合意したことに言及。さらに過去の清算に関し、長期低金利の円借款や
無償資金協力など日本の政府開発援助(ODA)の仕組みや、ほかのアジア諸国に
対し戦後行ってきた実績を説明した。
>>76 日朝政府間協議3日目 国交正常化交渉で過去の清算問題を話し合うも合意に至らず
FNN HEADLINES 02/06 20:56(y21:32)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084813.html 北京で開かれている日本と北朝鮮の政府間協議は3日目の6日、国交正常化交渉を行
い、過去の清算問題を話し合ったが、合意には至らなかった。
3年3カ月ぶりとなる国交正常化交渉では、日本側が植民地時代の被害について、経
済協力で一括して解決する方法を提案したが、北朝鮮側は「例外が生じる」として
、受け入れなかった。
協議終了後、日朝国交正常化交渉担当の原口幸市大使は「完全に合意があったとい
うことではありません」と述べた。
また、北朝鮮外務省の宋日昊(ソン・イルホ)大使は「(日本側は過去の清算を)『一
括妥結経済協力方式』でと。われわれは、その方法1つでは駄目だと(いう立場を表
明した)」と述べた。
また、交渉で北朝鮮側は、早期に過去の清算を行うよう求めたのに対し、日本側は
、過去清算のためには、拉致問題解決が必要であることをあらためて強調し、この
部分でも双方の溝は埋まらなかった。
日朝政府間協議4日目となる7日は、北朝鮮の核やミサイルなど、安全保障問題が話
し合われる。
>>77 経済協力のあり方を協議し3日目終了 TBS 02月06日 21時04分(y21:7)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3220162.html 北京で開かれている日朝包括協議で、3年3カ月ぶりとなる国交正常化交渉が行
われ、主に日本から北朝鮮への経済協力のあり方を協議し、日本時間の午後7時過
ぎに終了しました。
協議では、日本側が2002年の平壌宣言に基づき過去の清算を経済協力方式で
行うことを前提に、これまでのアジア諸国へのODAなどを例に挙げ、日本側の考
え方を示しました。
これに対し北朝鮮側は、具体的内容についてはさらに協議を重ねる必要があると
して、在日朝鮮人の地位向上や日本にある北朝鮮の文化財の返還などを求めました。
7日は、核やミサイルなど、安全保障問題についての協議が予定されています。
(06日20:19)
>>78 国交正常化交渉 継続協議へ NHK 02/06 21:05
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/06/d20060206000130.html 日本と北朝鮮の政府間協議は3日目の6日、国交正常化交渉が行われ、北朝鮮側が
日本の経済協力を念頭に早期の国交正常化を求めたのに対し、日本側は「拉致問題
などの解決なくして、国交正常化はありえない」とする基本原則を伝え、引き続き
協議していくことになりました。
北京で行われている日朝の政府間協議は3日目の6日、平成14年の10月以来、
3年3か月ぶりとなる国交正常化交渉が、日本時間の午前10時半から始まりまし
た。協議は休憩を挟んで断続的に行われ、日本時間の6日午後7時過ぎに終わりま
した。交渉の詳しい内容は明らかになっていませんが、協議終了後、日本側の原口
幸市日朝国交正常化交渉担当大使は記者団に対し、「北朝鮮側より、過去の清算を
早期に行うことの重要性が強調された。日本側からは、日朝ピョンヤン宣言に盛り
込まれた国交正常化後の経済協力の方法などについて説明した。必ずしも完全な合
意には至らなかった」と述べました。そのうえで原口大使は、「日本側の考えとし
て、過去の清算と日朝間にまたがる懸案の解決の重要性を指摘した」と述べ、国交
正常化交渉の中で北朝鮮側に「拉致問題の解決なくして、国交正常化はあり得ない
」とする日本側の方針を強調したことを明らかにしました。一方、北朝鮮のソン・
イルホ大使は記者団に対し、「双方が、率直に意見を述べあい、今後どのように両
国の関係を進めていくかという観点から協議した。日本側からは、正常化後の過去
の清算を経済協力方式で行いたいという説明があったが、われわれとしてはそれだ
けでは不十分で、問題が起きる可能性があるという立場を示した。今後も継続して
協議していく」と述べました。
>>79 日朝協議3日目、「過去の清算」で溝埋まらず 読売 02月06日 21:10
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20060206/20060206it13-yol.html 【北京=福島恭二、岡崎哲】日朝政府間協議は3日目の6日、北京市内のホテルで国交
正常化交渉が行われ、日本の植民地支配時代の「過去の清算」について協議した。
日本側は、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核・ミサイル問題などを包括的に解決した上で、
経済協力を行う方針を改めて提案したが、北朝鮮側は「その方式では難しい。『過去の清算』
の問題を乗り越えずに前には進めない」とし、経済協力などの具体化を最優先課題とするよ
う主張、合意には至らなかった。
日朝国交正常化交渉は、2002年10月末にクアラルンプールで行われて以来、約3年3か
月ぶりの再開で、通算では13回目となる。日本側からは原口幸市・日朝国交正常化交渉
担当大使ら、北朝鮮側からは宋日昊(ソン・イルホ)日朝交渉担当大使らが出席した。
北朝鮮側は「過去の清算」について、「歴史的、道徳的に必ず解決されなければならない
問題だ」としたうえで、経済協力だけでなく、<1>在日朝鮮人の地位向上<2>戦前、戦
中に現在の北朝鮮の地域から日本に持ち込まれた文化財の返還と補償――などを求めた。
このうち、在日朝鮮人の地位問題では、「政治、社会、文化の面で差別的処遇を受けてい
る」とし、文化財に関しては、「原状復旧が必要だが、痕跡がなくなった文化財は補償すべき
だ」と訴えた。
これに対し、日本側は過去の植民地支配について改めて遺憾の意を表明した。戦後、日
本が韓国、フィリピンなどに実施した経済協力や賠償などの具体例を引き、各国の経済発展
に日本からの資金が大きく貢献したことも説明した。
北朝鮮側は、整理回収機構が在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)を相手取り、破たんし
た在日朝鮮人系の朝銀信用組合から引き継いだ不良債権の返還を求める訴訟を起こした
ことなどにも触れ、「日本政府は適切に処理すべきだ」と要請した。
>>80 日朝国交正常化交渉 経済協力、合意せず 朝日 02月06日 21:20
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060206/K2006020603570.html 日朝両政府間の国交正常化交渉が6日、北京市内のホテルで開かれた。北朝鮮が
求める日本の植民地支配など「過去の清算」について、日本の原口幸市・日朝国交
正常化交渉担当大使は、無償資金協力などによる経済協力で一括して解決する方式
を主張した。これに対し、北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)外務省大使は「その方
法だけではだめだ」と応じず、合意には至らなかった。北朝鮮側は経済協力方式以
外でも「補償」を強く求めたとみられる。
国交正常化交渉は02年10月以来で、13回目。休憩を挟み、約5時間半行われた。
日本側は、小泉首相が02年9月の訪朝時に金正日(キム・ジョンイル)総書記
と合意した日朝平壌宣言に基づき、植民地支配時代などに生じた損害への「過去の
清算」について無償資金協力や低金利の長期借款供与、国際機関を通じた人道主義
的支援などの経済協力を行う方針を説明した。
これに対し、宋大使は経済協力そのものは否定しなかったものの、「その方法で
はだめだ。いろいろな例外問題が起こる可能性がある」などと述べ、経済協力以外
の「補償」が必要だとの認識を示した。
宋大使は6日昼、記者団に「日本側は過去の清算をする考えがあると前から聞い
ていたが、一つも実現されずに今まで来たのが今日の朝日関係の結果だ」と述べ、
これまでの日本側の対応に強い不満も表明した。
一方、原口大使は協議に先立ち、記者団に「過去の清算の問題は先方が強く期待
していることだが、それは国交正常化の枠内でしか実現できず、国交正常化そのも
のは拉致問題の解決がなければ難しい」と述べた。
5日行われた拉致問題の協議は双方の主張が平行線に終わり、北京滞在中の8日
以降に再協議する方向で調整することになった。6日の協議で日本は北朝鮮に、拉
致問題の再協議では具体的な対応を示すよう強く求めたとみられる。
>>75>>76>>77>>78>>79>>80>>81 経済協力で一括解決を 国交正常化交渉 共同 02月06日 21:24
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20060206/20060206a3700.html 【北京6日共同】日本と北朝鮮は6日午後、北京市内のホテルで国交正常化交渉を続け、
日本側は北朝鮮が強く求める植民地支配など「過去の清算」について、一括解決するため
経済協力方式で実施する方針を説明した。しかし北朝鮮側は、在日朝鮮人の法的地位、
文化財返還問題などの議論も重視する姿勢を見せ、合意には至らなかった。
日本の原口幸市日朝国交正常化交渉政府代表(大使)は交渉終了後、記者団に対し「(
経済協力方式で)必ずしも完全な合意にはならなかった。共通認識を得るよう今後も努力
することになった」と述べた。
北朝鮮代表の宋日昊(ソンイルホ)同交渉担当大使も終了後、経済協力方式について「
われわれはその方法だけでは駄目だ。さまざまな問題があるので合意はされなかった」と
明らかにした。
日朝協議3日目 過去の清算で合意には至らず NNN 2/6 21:52
ttp://www.news24.jp/52087.html 中国・北京で行われている日本と北朝鮮の政府間協議で3日目となる6日は、日本と北
朝鮮の3年3か月ぶりとなる国交正常化交渉が行われた。過去の清算について、北朝鮮
は一括経済協力方式だけでは不十分だと主張し、合意には至らなかった。
北朝鮮・宋日昊大使は「日本側は一括的に経済協力方式を求めている。その方法一つ
だけでは受け入れられない」と述べた。また、原口大使は「共通認識を得るよう、今後とも
努力していこうと」と述べた。
6日の協議は約6時間にわたって行われた。過去の清算を早期に行うよう求める北朝鮮
に対し、日本側は拉致問題を解決した上で一括して経済協力を行うとして、これまでの経
済協力の例などを挙げて説明した。
これに対し北朝鮮は、一つの方法だけでは不十分だと主張し、合意には至らなかった。
しかし、双方ともこの問題の重要性については認識が一致し、今後も協議を続けることを
確認した。
オチ
84 :
日出づる処の名無し:2006/02/07(火) 03:44:35 ID:D5IkLMvn
密入国寄生者在日朝鮮人の帰国マダー?(´・ω・`)
85 :
日出づる処の名無し:2006/02/07(火) 04:11:43 ID:ZX6hIQr3
>84
だって帰りたいって誰も言わないんだもん
86 :
日出づる処の名無し:2006/02/07(火) 04:44:23 ID:FIjBIdwG
「その方法だけではだめだ」というなら、
戦前日本が整備してやった有形無形のインフラも
金銭評価して払ってもらおうか。
>>75>>76>>77>>78>>79>>80>>81>>82 国交正常化交渉 「過去の清算」で対立 北、日本一括案を拒否 産経朝刊 02月07日 02:51
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20060207/m20060207004.html 【北京=大谷次郎、野口東秀】日本と北朝鮮は六日、北京市内のホテルで国交正常化交渉
を行った。日朝平壌宣言(平成十四年)に基づき、拉致事件などを解決し国交を正常化したうえ
で、「過去の清算」を経済協力によって一括解決する方針を提示した。北朝鮮側はしかし、「そ
の方法だけでは難しい」と拒否し、合意には至らなかった。双方の思惑の隔たりを改めて浮き
彫りにした格好で、今後の交渉も容易でなさそうだ。
平成十四年十月以来、約三年三カ月ぶりとなるこの日の国交正常化交渉で日本側は、平壌
宣言に基づく「経済協力方式が唯一の現実的な方法だ」と主張し、これによって「過去の清算」
に対応する考えを表明。だが、北朝鮮側は「『過去の清算』を早期に行うことが重要だ」と反論
した。
協議は、日本から具体的な資金援助を早期に引き出し、正常化交渉を少しでも先に進めたい、
との北朝鮮側の思惑が色濃いものとなった。しかし、「過去の清算」を先行させようとの一連の
要求は、国交正常化後の経済協力実施を明記した日朝平壌宣言を逸脱している可能性もある。
しかも、宣言に明記された「財産および請求権の放棄」は終戦時までのもので、今後、北朝鮮
側が「『戦後補償』の問題を改めて提起してくる可能性もある」(政府関係者)ともみられる。
◇
≪主なやりとり≫
【交渉の進め方】
原口幸市大使 拉致問題を含む諸懸案の解決なくして国交正常化はない。
宋日昊大使 日朝平壌宣言に従い過去の清算を早期に行うことが重要だ。 (つづく
>>88 原口氏 平壌宣言を踏まえ交渉を行う用意がある。昨年十二月の政府間協議で「拉致、
安全保障問題の解決のため誠意を持って具体的措置を講じる」と合意した。これが大前提
だ。北朝鮮は拉致を含めた諸懸案に誠意を持って対応する必要がある。経済協力方式が
唯一の現実的な方法だ。
宋氏 その方法一つだけでは駄目だ。さまざまな例外問題が提起されることもあり得る。
【在日朝鮮人の法的地位】
宋氏 在日朝鮮人は現在も差別的待遇を受けている。これは植民地(支配)全体から生
まれた問題であり、過去の清算と絶対に切り離すことはできない。これがわれわれの立場
だ。(在日朝鮮人系の信用組合の不良債権問題をめぐり)整理回収機構が担当している問
題について日本政府に適切な措置を要求する。
【文化財返還問題】
宋氏 原状回復が基本だ。破壊されたり損傷しているものは復旧が必要。損失したものは、
どのような形態であれ、補償しなければならない。
原口氏 仮に北朝鮮由来の文化財が(日本に)あるとしても、合法的、正当に入手したものだ。
【その他】
原口氏 北朝鮮の対日貿易債務は問題解決のため返済すべきだ。コメ支援への利子を
支払い平成十四年十二月に茨城県日立港で座礁した北朝鮮船籍の貨物船の油流出で県
が支払った費用も弁済すべきだ。(北京 共同)
-----
関連記事はのちほど一括うp。
90 :
参考:2006/02/07(火) 06:41:19 ID:qKDyX4OA
北朝鮮、豆満江国境で襲撃事件 東亞日報 02/07 04:10
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006020707668 旧正月の直前、北朝鮮北部の国境地域で、国境警備隊員に対する正体不明の同時
多発襲撃事件が発生した。特に、襲撃を行なった武装した不審者の一部は、自動火器
まで所持し、組織的に行動した形跡があるなど、背景に関心が集まっている。
▲格闘後、追撃戦〓北朝鮮の消息筋によると、先月28日夕方、咸境北道穏城郡南洋
(ハムギョンプクト・ウンソングン・ナムヤン)労働者区の国境警備隊員1名が、中国の開
山屯地域から豆満江を渡って北朝鮮に進入してきた数人の男を発見し、逮捕しようとした。
しかし、警備隊員と不審者がもみ合いとなり、警備隊員は不審者が持っていたナイフで
38ヵ所を刺され、死亡した。国境勤務には2名つくのが原則だが、上級隊員は民家に酒
を飲みにいき、死亡した隊員1人でいたところ、事件が起こったという。
もみ合いになって騒がしくなり、数百m離れた近くの警戒所から兵士が駆けつけ、不審
者を追いかけた。慌てた不審者たちは、かばんを捨てて、中国の方向に逃走した。
彼らが捨てたかばんから、分解された小銃3丁と弾薬、カムコーダー、中国製の携帯電
話などが発見された。銃器の種類などはわかっていない。
同じ時間、ここから約40km離れた会寧(フェリョン)市でも、正体不明の人物が豆満江
を渡り、市内や警備隊の宿所に向かって発砲し、急いで中国に引き返した。この過程で、
特に交戦はなかったもようだ。 (つづく
91 :
参考:2006/02/07(火) 06:42:11 ID:qKDyX4OA
>>90 同日、近隣の茂山郡(ムサングン)と他の1ヵ所でも、類似の事件が発生した。
▲脱北者組職の闘争か〓これまで、銃を携帯した北朝鮮の軍人が、国境を越えて中国
に行き、強盗行為をしたケースは度々あった。先月17日にも、武装した北朝鮮軍人8人が、
延辺朝鮮族自治州図們市の?水鎮炭鉱を襲撃し、1人が射殺され、3人が逮捕される事件
が発生した。しかし、国境の警戒が厳しい北朝鮮の土地に不審者がしのび込み、銃撃事
件を起こしたことは前例がなく、今回の事件の影響は大きいものと見える。
北朝鮮関係当局はひとまず、脱北者による反体制団体が、1937年6月の普天堡戦闘
をまね、自分たちの存在を誇示した事件だと推定していると、消息筋は伝えた。
金日成(キム・イルソン)主席は、回顧録『世紀とともに』で、「普天堡戦闘は、国内で銃
声を響き渡らせ、武装闘争の存在を国内の人民に知らせることが目的だった」と書いている。
北朝鮮ではすでに、「南朝鮮に行った脱北者たちの仕業」といううわさが広まっている。
韓国で裕福に暮せないため、北朝鮮で銃声を鳴らし、これを録音し映像まで作って、米国
に売ろうとしているという話だ。また、金正日(キム・ジョンイル)総書記の中国訪問を機に、
朝中関係を悪化させようとする勢力が背後で操っている事件だといううわさも流れている。
>>88-89 日朝国交正常化交渉、拉致解決前提に経済協力を提案 日経 02月06日 22:00
ttp://www.nikkei.co.jp/news/main/im20060206AS1E0600T06022006.html (ry:
>>75日経記事と同文
国交正常化交渉を担当する北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)大使は記者団に「日
本は(懸案の)一括妥結の中で経済協力を考えているが、我々はその方法1つだけ
では駄目だ。いろいろ提起している」と語った。北朝鮮は協議で在日朝鮮人の地位
の向上なども要求した。国交正常化交渉は拉致問題、核・ミサイル問題を個別に話
し合う並行協議の一環。第12回の交渉を開いた2002年10月以来となった。
経済協力で一括解決を 国交正常化交渉 共同 02月06日 22:33
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20060206/20060206a3720.html 【北京6日共同】日本と北朝鮮は6日午後、北京市内のホテルで国交正常化交渉
を続け、日本側は北朝鮮が強く求める植民地支配など「過去の清算」について、経
済協力により一括解決する方式を提示した。しかし北朝鮮側は、早期の清算実施を
要請した上で、在日朝鮮人の法的地位、文化財返還問題などの議論も重視する姿勢
を見せ、合意には至らなかった。
日本の原口幸市日朝国交正常化交渉政府代表(大使)は交渉冒頭で「拉致問題を
含む諸懸案の解決なくして国交正常化はない」と主張した。02年9月の日朝平壌
宣言で合意した経済協力方式による過去の清算に関し、長期低金利の円借款や無償
資金協力など日本の政府開発援助(ODA)の仕組みを説明。ほかのアジア諸国に
対し戦後行ってきた実績も強調した。
>>92 国交正常化交渉 継続協議へ NHK 02/06 22:34
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/06/d20060206000157.html 日本と北朝鮮の政府間協議は3日目の6日、国交正常化交渉が行われ、北朝鮮側
が日本の経済協力を念頭に早期の国交正常化を求めたのに対し、日本側は、拉致問
題などの解決なくして国交正常化はありえないとする基本原則を伝え、引き続き協
議していくことになりました。
北京で行われている日朝の政府間協議は、平成14年10月以来、3年3か月ぶ
りとなる国交正常化交渉が、日本時間の6日午前10時半から始まりました。協議
は、休憩を挟んで断続的に行われ、日本時間の午後7時過ぎに終わりました。この
中で、日本の原口幸市日朝国交正常化交渉担当大使と北朝鮮のソン・イルホ大使は
、国交正常化交渉の進め方について、平成14年に小泉総理大臣と北朝鮮のキム・
ジョンイル総書記との間で合意した日朝ピョンャン宣言に基づいて協議していくこ
とで一致しました。そのうえでソン・イルホ大使は、「日本は、日朝ピョンヤン宣
言に盛り込まれている過去の清算を何一つ実現していない」などと述べ、日本のこ
れまでの対応を批判し、交渉を加速させるべきだという考えを示しました。これに
対して原口大使は、5日の拉致問題の協議で、日本側が要求した生存者の帰国や、
容疑者の引き渡しなどに北朝鮮側が具体的な回答を示さなかったことも踏まえ、拉
致問題などの解決なくして国交正常化はありえないという基本原則を、あらためて
伝え、国交正常化交渉を前に進めるためには、拉致問題の解決が不可欠だという考
えを強調しました。そして、今回の協議では国交正常化の実現に向けた意見の隔た
りは埋まらず、あらためて協議することになりました。
>>93 日朝国交正常化交渉、「過去の清算」めぐり物別れ 日経 02月06日 23:35
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060206AT1E0601P06022006.html 【北京=天野豊文】日本と北朝鮮が6日、北京のホテルで開催した国交正常化交
渉は、日本の植民地支配の「過去の清算」をめぐって物別れに終わった。日朝平壌
宣言に明記した国交正常化後の経済協力の解釈に食い違いがあり、日本も経済協力
の具体的な規模には言及しなかった。
北朝鮮側は「平壌宣言に従って過去の清算を早期に行うことが重要だ」と主張。
日本側は財産・請求権を相互に放棄して経済協力で一括解決する方式を「平壌宣言
に基づくもので唯一、現実的」と指摘したものの、北朝鮮側が「その方法だけでは
だめだ。いろいろ例外の問題が起きる可能性がある」と反発した。
植民地時代に日本に流出した文化財の返還を北朝鮮が求めたことには、日本側が
経済協力で対応する用意があることを伝えたが、北朝鮮側は個別に対応すべき問題
として応じなかった。北朝鮮側は在日朝鮮人の地位問題も取り上げたが、進展はな
かった。
>>94 国交正常化交渉、5時間半の駆け引き TBS 02月06日 23時58分(y0:11)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3220369.html 4日土曜日から始まった日朝政府間協議ですが、3日目の6日は3年3カ月ぶり
となる国交正常化に関する交渉が行われました。北京からの報告です。
6日の国交正常化交渉では、日本からより多くの援助や補償を引き出そうとする
北朝鮮側と、拉致問題をたてにブレーキをかけようとする日本側が5時間半に渡っ
て駆け引きを繰り広げました。
日本側は2002年のピョンヤン宣言に基づき、植民地支配に関する全ての賠償
問題を一括して経済協力方式で解決する方針を示しましたが、北朝鮮側は在日朝鮮
人の被った差別などを例にあげ、経済協力方式のほかにも新たに保証金を求める構
えをみせました。
そもそも「拉致問題は解決済」としてきた北朝鮮の態度を変えない限り、問題の
前進はありえません。そこで、今回、日本側が用意したカードはシン・ガンス容疑
者でした。「数々の拉致事件で主導的な役割を果たした」との拉致被害者の新たな
証言を突きつけ、日朝首脳会談で金正日総書記が「拉致に関わったものは処分した
」と述べた事との矛盾点を指摘する戦略でした。しかし、5日の9時間に渡った協
議でも結局、北朝鮮側は拉致が未解決の問題だとは認めませんでした。
そこで、6日の国交正常化交渉で日本側は、これまでアジア諸国に対して実施し
たODAの実績を時間をかけてつぶさに説明しました。今度は「巨額の経済協力」
というニンジンを目の前にぶら下げて、北朝鮮を揺さぶろうというわけです。
今回の日替わり協議方式を最大限に利用して、アメとムチを交互に繰り出した日
本側ですが、北朝鮮がどう反応するか、7日ないし8日に行われるとされる拉致問
題の再度の協議を見ないと結果はわかりません。(06日23:01)
>>95 日朝協議、攻め手と守り手が交互に TBS 02月07日 00時04分(y0:10)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3220370.html テーマごとに日替わりで協議をしている今回の日朝交渉では、攻め手と守り手も
交互になっています。
拉致、国交正常化など3つのテーマを別々に話し合うことにした今回の日朝政府
間協議。
「拉致問題の解決に少しでも前進が見られるように最善の努力を尽くしたいと思
います」(日朝国交正常化担当 原口幸市 大使)
「過去の清算は我が国だけでなく全世界が注目している。拉致問題に関しては我
々も言いたい事がたくさんある」(北朝鮮 ソン・イルホ 日朝交渉担当大使)
拉致問題の解決を最重要課題と位置付ける日本側と、国交正常化にともなって日
本からもたらされる巨額の経済協力が狙いの北朝鮮。初日の全体会合の結果、両国
はまず、拉致問題から協議することで合意しました。
9時間に渡った拉致の協議で、日本側は、生存者全員の帰国、真相の究明、拉致
時実行犯の引渡しを繰り返し求めました。
「まだ、拉致問題では見解と立場に大きな食い違いがある」(北朝鮮外務省アジ
ア局 キム・チョルホ 副局長)
日本側は数々の拉致事件に関与したシン・ガンス容疑者の例を挙げ、北朝鮮の譲
歩を求めましたが、北朝鮮は拉致問題は解決済みとする従来の主張を撤回しません
でした。
そして3日目の6日、午前の協議が終わって出てきた北朝鮮側代表の表情は極め
て明るく、記者団の取材にもいつになくじょう舌でした。
「(今日は満足だったか?)満足、満足、満足。まあまあです」(ソン・イルホ
日朝交渉大使)
日本側の最大の狙いは巨額の経済協力というニンジンをぶら下げて、北朝鮮に拉
致問題の解決を迫ること。しかし、6日までの協議で北朝鮮に変化の兆候は見られ
ません。
「北朝鮮の政治的決断が必要だろうと」(安倍晋三 官房長官)
(06日23:00)
>>96 辛光洙容疑者の身柄引き渡しを拒否 日朝協議3日目 ANN 02/06 22:57(y0:23)
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/poli_news.html?now=20060206260212 北京で開かれている日本と北朝鮮の協議は3日目の6日、国交正常化問題について
話し合われました。日本側は拉致問題の解決がすべての前提としていますが、北朝
鮮が辛光洙(シン・グァンス)容疑者の身柄の引き渡しを拒否していたことが分か
りました。
4日の全体会議、5日の拉致問題に続き、6日は国交正常化問題の協議が行われま
した。日本の植民地時代の清算などを求める北朝鮮に対し、日本側は平壌宣言に基
づいて、経済協力方式での解決方法を提示しました。
北朝鮮・宋日昊(ソン・イルホ)担当大使:「我々は、その方式(経済協力方式
)だけではだめだという立場を表明しました。合意には至りませんでした」
日本が最大の課題とする拉致に関しては5日、9時間あまりに渡って協議が行われ
ました。生存者の帰国や、辛容疑者ら拉致実行犯の引き渡しを求める日本に対し、
北朝鮮はこれまで通りのかたくなな姿勢を崩しませんでした。そして、辛容疑者の
引き渡しを拒否したということです。
日朝協議3日目 植民地時代などの“過去の清算”で合意に至らず NNN 2/6 23:36(y0:39)
ttp://www.news24.jp/52092.html 日本と北朝鮮の政府間協議は3日目の6日、国交正常化について話し合われたが
、「過去の清算」について合意に至らなかった。
北朝鮮・宋日昊大使は「日本側は一括的な経済協力方式を求めている。その方法
一つだけでは受け入れられない」と述べた。日本は植民地時代などの「過去の清算
」について「経済協力方式」での解決が、唯一の現実的な方法だとして経済協力の
実績などを詳しく説明した。しかし、北朝鮮側はこの方式では不十分だとして、合
意に至らなかった。
一方、外務省関係者によると、北朝鮮側は5日の協議で辛光洙容疑者の身柄引き
渡しについて拒否する姿勢を示したという。
>>97 日朝協議3日目 国交正常化交渉で過去の清算問題話し合うも合意に至らず
FNN HEADLINES 02/06 23:41(y1:27)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084816.html 中国・北京で行われている日朝協議は3日目の6日、3年3カ月ぶりとなる国交正常化
交渉が行われた。両者は過去の清算問題を話し合ったが、合意には至らなかった。
両国の主張は、終始かみ合わないままだった。
日朝国交正常化交渉担当の原口幸市大使は「完全に合意があったということではあ
りません」と述べた。
また、北朝鮮外務省の宋日昊(ソン・イルホ)大使は「(日本側は過去の清算を)『一
括妥結経済協力方式』でと。われわれは、その方法1つでは駄目だと(いう立場を表
明した)」と述べた。
協議では、日本側が植民地時代の被害について、経済協力で一括して解決する方法
を提案したが、北朝鮮側は「例外が生じる」と主張し、受け入れなかった。
また北朝鮮側は、過去の清算の早期実施を求めたが、日本側は、まず拉致問題の解
決が必要とあらためて強調し、早ければ7日にも行われる拉致問題での再協議を重
視する姿勢を示した。
過去の清算で対立=北朝鮮は個人補償も要求−日朝国交正常化交渉
時事通信 2月7日 1時0分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000003-jij-pol 【北京6日時事】日本、北朝鮮両政府は6日午後も、北京のホテルで国交正常化交
渉を続けた。この中で、日本側は、2002年9月の日朝平壌宣言に基づき、拉致と核
・ミサイル問題を包括的に解決した上で、国交正常化を実現し、経済協力を行うと
の基本的立場を説明した。しかし、北朝鮮側は「その方法だけではだめだ」と異論
を唱えるなど、協議は前進しないまま終わった。
日朝関係筋によると、北朝鮮側は「経済協力方式では、人道上の罪に対応できな
い」として、国家間の経済協力のほか、元従軍慰安婦や強制連行者などを対象に個
人補償を求めたもようだ。交渉終了後、北朝鮮代表の宋日昊大使は「過去の清算を
乗り越えずには前には進めない」と述べ、経済協力の具体化も含め「過去の清算」
の議論を優先的に進めるよう主張した。
>>98 日朝正常化交渉「過去の清算」合意至らず 北朝鮮、経済協力に難色
中日朝刊 02月07日
ttp://www.chunichi.co.jp/00/kok/20060207/mng_____kok_____000.shtml 【北京=渡辺隆治】日本と北朝鮮の両政府は六日、国交正常化交渉を北京市内の
ホテルで行った。北朝鮮側が求めている植民地支配など「過去の清算」に関し、日本
側は一括解決するため経済協力方式で実施する方針を説明。しかし、北朝鮮側は「
その方法一つだけでは駄目だ」として、合意には至らなかった。
正常化交渉は通算十三回目で、二〇〇二年十月以来、約三年三カ月ぶり。交渉に
は日本の原口幸市、北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)の両国交正常化交渉担当大使
らが出席した。
交渉で、原口大使は小泉純一郎首相と金正日総書記が署名した日朝平壌宣言で、
北朝鮮が植民地支配の請求権を放棄する一方、日本が国交正常化の後に経済協力
を行うことを明記していることを指摘。その上で、経済協力は一括で行うことについて
確認を求めた。これに対し、宋大使が難色を示したため、協議は平行線をたどった。
交渉後、宋大使は記者団に「いろいろな問題を提起することにした」と述べ、個別問
題で補償を求めることを検討していることを明らかにした。
宋大使は、在日朝鮮人の法的地位の改善、植民地時代に日本が破壊するなどした
文化財の原状復帰を要求。また、在日朝鮮人系の信用組合の不良債権処理について
、整理回収機構の「適切な対応」も求めた。
◆経済協力方式 日本は1965年の日韓国交正常化に伴い、韓国が対日請求権
を放棄する代わりに5億ドル(無償3億ドル、有償2億ドル)の経済協力を実施した。
現在の貨幣価値では100億ドル(約1兆2千億円)前後に相当する。2002年9月の
日朝平壌宣言はこの方式を念頭に、日本が国交正常化後に無償資金協力などの経
済協力を行う一方、戦前に起因する財産、請求権を相互に放棄すると明記。経済協
力の規模などは、正常化交渉で協議する。
>>99 日朝国交正常化交渉始まる「過去清算に経済協力」日本側説明 西日本 02/07 02:13
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/kokusai/20060207/20060207_news_006-nnp.html 【北京6日傍示文昭】日本と北朝鮮の政府間協議は三日目の六日、北京市内のホテルで、
約三年三カ月ぶりとなる国交正常化交渉を行った。日本は、北朝鮮が強く求める植民地支配
の「過去の清算」について、二〇〇二年九月の「日朝平壌宣言」に基づき、国交正常化後に
経済協力方式で実施する方針を説明した。これに対し、北朝鮮は「ほかにもやり方がある」と
の認識を示し、経済協力方式以外の方法も検討するべきだとの考えを示した。
日朝国交正常化交渉は、二〇〇二年十月にマレーシアで開かれて以来で、十三回目。
協議は午前九時半(日本時間同十時半)すぎに始まり、日本から原口幸市・日朝国交正常
化交渉政府代表ら十四人、北朝鮮からは宋日昊(ソンイルホ)・日朝国交正常化交渉担当大
使ら九人が出席。原口代表は協議の冒頭、「日朝平壌宣言によって、われわれ交渉担当者
に最も現実的かつ効果的な解決方法が明確に提示されている」と述べ、同宣言の合意に基
づいて国交正常化交渉を進める意向を強調した。
協議終了後、記者団の取材に応じた宋大使の説明によると、原口代表は日本の植民地支
配について「不幸なことであり誤りだった」と述べ、遺憾の意を表明した上で、経済協力方式
の基本方針を説明。長期低金利円借款や政府開発援助(ODA)の仕組みと現状、アジア諸
国への実績などを時間をかけて紹介したという。
原口代表はさらに、「日朝平壌宣言の精神に基づいて必ず過去の清算をする」と述べたという。
これに対し、宋大使は「日本は過去を清算するとしながら、きょうまで何一つ実施されない
ままなのが今日の朝日関係の現状だ」と述べ、早期の過去清算を要求。日本が示した経済
協力方式による過去の清算に対しても、「ほかにもやり方がある」と指摘した。具体的な方法
については言及しなかった。 (つづく
>>100 協議では、在日朝鮮人の法的地位問題、植民地時代に日本に流出した文化財の返還問題
についても意見を交換した。
協議四日目の七日は、核・ミサイルなど安全保障問題の協議が行われる。
▽日朝平壌宣言の経済協力合意事項
小泉純一郎首相が2002年9月に北朝鮮を訪問した際、金正日総書記との間で合意し発表
した「日朝平壌宣言」では、過去の植民地支配に伴う補償問題について「財産および請求権
を互いに放棄」することを確認。双方は国交正常化後に経済協力を行う「日韓方式」を基本に
することで合意している。北朝鮮に対する無償資金協力、低利子長期借款の供与など、具体
的な内容、規模については、国交正常化交渉の中で協議するとしている。
国交正常化交渉 「過去の清算」で対立 北、日本一括案を拒否 産経朝刊 02月07日 02:51
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20060207/m20060207004.html >>88-89
>>100-101 日朝協議 核・ミサイル議題に NHK 02/07 04:27
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/07/d20060207000013.html 日本と北朝鮮の政府間協議は7日、北朝鮮の核やミサイル開発など安全保障をめ
ぐる協議が行われ、日本側は、国交正常化には拉致に加え、核問題などの解決が必
要だという考えを伝え、北朝鮮に対して核を無条件で放棄するよう求める方針です。
今月4日から北京で開かれている日朝の政府間協議は、拉致問題に関する協議や
国交正常化交渉が行われたのに続いて、7日は北朝鮮の核やミサイル開発など安全
保障をめぐる協議が行われます。この中で日本側は、北朝鮮が最も関心を寄せる国
交正常化を実現するには、拉致問題に加え、核やミサイル開発などの懸案を解決す
る必要があるという考えを伝えることにしています。このうち核開発問題について
は、去年9月に開かれた、この問題をめぐる6か国協議の共同声明に基づいて、北
朝鮮が無条件で核を放棄するよう求める方針です。また、北朝鮮がアメリカの金融
制裁を理由に6か国協議の開催を拒んでいることについて、「金融制裁と6か国協
議は別の問題だ」として、速やかに協議に応じるよう働きかけることにしています
。また北朝鮮のミサイル開発について日本側は、平成14年の日朝ピャンヤン宣言
で合意している発射の凍結をあらためて確認したうえで、日本の安全を脅かすこと
がないよう、ミサイル開発や製造の中止を求めていくことにしています。ただ北朝
鮮側は、「こうした問題は日本と直接、議論する問題ではない」などという姿勢を
示すものと見られ、どこまで具体的な議論を行えるかは不透明な情勢となっていま
す。
>>102 過去の清算、日朝に深い溝 国交正常化交渉 朝日朝刊政治面 02月07日
ttp://www.asahi.com/paper/politics.html 日朝国交正常化交渉を巡る動き
http://www.asahi.com/full/morning/20060207/photo/TKY200602060529.jpg ●入り口論で長期化か
3年3カ月ぶりに再開された日朝国交正常化交渉では、「過去の清算」をめぐる両国の
立場の隔たりが改めてあらわになった。韓国との国交正常化と同様の「経済協力方式」
を主張する日本に対し、北朝鮮はその方式を否定はしないものの、あわせて別の「補償」
も求める姿勢を示した。91年に始まった正常化交渉は13回目となるが、今後の道のり
は平坦(へいたん)ではない。(北京=倉重奈苗、高槻忠尚、津川章久)
原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使 「過去の清算は経済協力方式で行いたい」
宋日昊(ソンイルホ)・北朝鮮外務省大使 「我々はその方法だけではだめだ」
6日の協議で両代表は認識の違いを見せた。
国交正常化とは相手を国として認め、大使などを派遣しあう関係になることだ。国連加
盟191国のうち日本と正式な外交関係がないのは、北朝鮮とモナコ、ソマリア3カ国しか
ない。
北朝鮮との正常化までには、様々な論点で合意が必要だ。協議では北朝鮮が重視
する「過去の清算」が中心議題となり、日本側は日朝平壌宣言に盛り込まれた財産・
請求権の相互放棄の基本原則を基に、経済協力方式を主張した。
これに対し、宋大使は「もう少し協議してみる」と語り、経済協力方式を前提にした協
議を拒否しなかった。ただ、同時に経済協力方式だけでは不十分だとの考えを示した。
在日朝鮮人の地位改善や文化財返還なども強調した。 (つづく
>>103 この日、日朝両政府は平壌宣言に従って交渉を進める方針を確認。同宣言には財
産・請求権の相互放棄の基本原則を確認し、日本が北朝鮮に経済協力をすることが
盛り込まれている。
だが、宣言の合意後も北朝鮮は「謝罪と補償」を繰り返し要求してきた。6日の交渉
で「補償」の具体的な中身は明らかではないが、北朝鮮は官営メディアなどを通じ慰
安婦や強制連行の被害を取り上げ「被害者であるわれわれは加害者である日本に
被害補償を求める権利がある」(労働新聞)などと、日本に補償を要求している。
北朝鮮としては、最高指導者、金正日(キムジョンイル)総書記が署名した平壌宣言
に盛られた経済協力を白紙に戻すことは考えにくい。「補償」への言及は、今後の交
渉を有利に進めるための戦術の一つである可能性が大きい。
日本側は韓国と正常化した時の経緯もふまえ、「補償」には応じない構えだ。北朝
鮮があくまで「補償」にこだわれば、日朝間の基本関係条約や経済協力に関する協
定の具体的な議論に入ることは難しい、としている。
5日の拉致問題に関する協議では、日本にとって具体的進展を得られなかったこ
ともあり、正常化の交渉も入り口論で長引く、との見方も日本政府内に出ている。
◇ ◇ (つづく
>>104 さいご
◆国交正常化交渉の主な論点
◎「過去の清算」のあり方
・日本の主張=経済協力(無償資金協力、低金利の長期借款供与、国際機関を通じ
た人道主義的支援など)の実施
・北朝鮮の主張=経済協力にとどまらない、過去の植民地支配に対する補償
・「財産及び請求権」の扱い=日朝平壌宣言の「1945年8月15日以前に生じた事
由に基づく両国及びその国民のすべての財産及び請求権を相互に放棄する」との基
本原則確認
・経済協力=韓国とは無償3億ドル、有償2億ドルで決着
◎基本条約の締結
・日韓併合条約など過去の条約との関係=北朝鮮は過去の交渉で「強圧的に締結し
たので当初から無効」、日本側は「当時は合法的に締結され、有効」と主張。日韓
国交正常化交渉でも取り上げられ、「もはや無効」との文言で決着
◎在日朝鮮人の法的地位の問題
・北朝鮮の過去の交渉での主張=在日朝鮮人に対する民族的差別政策の撤廃、
その法的地位と北朝鮮の国籍を認めることなどを要求
・日本の過去の交渉での主張=待遇改善に取り組んできた
◎北朝鮮由来の文化財引き渡しの問題
・北朝鮮は過去の交渉では返還要求。韓国には文化財に関する日韓協定に基づき
引き渡し。不法取得を前提とする返還はなく、国交正常化後、友好と学術研究のた
め寄贈
>>103-105 国交正常化交渉、立場の違い浮き彫りに TBS 02月07日 06時16分(y6:30)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3220397.html 北京で行われている日朝協議は3日目の6日、国交正常化交渉が行われました。
しかし、経済協力方式で過去の諸問題を一括清算するという日本側の提案に対し北
朝鮮側が難色を示し、ここでも日朝双方の立場の違いが浮き彫りとなりました。
3年3カ月ぶりとなる国交正常化交渉は、6日、北朝鮮側が最大の関心を寄せる
過去の清算のあり方を中心に5時間半に渡って議論しました。
日本側は2002年の平壌宣言に基づき、植民地支配に関するすべての賠償・補
償問題を経済協力方式で一括解決する方針を示しました。
これに対し北朝鮮側は、在日朝鮮人の被った差別等を例に挙げ、経済協力以外に
補償金も求める構えを見せ、合意には至りませんでした。
7日は核やミサイル、マネーロンダリングなどの問題を話し合う「安全保障協議
会」が開催されます。(07日01:25)
6カ国協議への復帰要請 日朝が核・ミサイル協議 共同 02月07日 6時19分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000011-kyodo-pol 【北京7日共同】日本と北朝鮮は政府間協議4日目の7日午前、北京市内のホテ
ルで、核・ミサイル問題など安全保障に関する協議を行う。核、ミサイル問題にテ
ーマを絞った日朝間の正式協議は初めて。日本は北朝鮮に対し、核問題をめぐる6
カ国協議への無条件復帰などを求める方針だ。
日本からは山本忠通北朝鮮核問題担当大使、北朝鮮側は鄭泰洋(チョンテヤン)
外務省米州局副局長が出席。
日本は、北朝鮮の核開発をはじめとする安全保障上の問題に懸念を表明し、段階
的核放棄などを要請。ミサイル開発、配備の自制と配備済みミサイルの廃棄も要求
する方針。マネーロンダリング(資金洗浄)や麻薬密売、通貨偽造などの不法行為
疑惑についても問題解決を求める考えだ。
これに対し北朝鮮は、核、ミサイル開発についての原則的立場をあらためて主張
。その上で、日本の自衛力増強や日米同盟によるミサイル防衛(MD)構想なども
取り上げ、日本側を批判するとみられる。
北朝鮮との交渉「強い姿勢で」71%に上昇・本社世論調査 日経 02月07日 07:03
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060207AT1E0600Q06022006.html 日本経済新聞社が2―5日に実施した世論調査で、今後の北朝鮮との交渉について
「経済制裁も含め強い姿勢で臨むべきだ」とする意見が71%だった。2004年12月に
実施した前回調査に比べ4ポイント上昇。北朝鮮に対して強硬な姿勢を取るべきだ
という考えがより強まっている。
「対話や人道支援で軟化を促していくべきだ」は18%で、前回に比べ2ポイント
低下している。
>>106 日朝国交正常化交渉、「過去の清算」めぐり物別れ 日経 02月07日 07:03
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060207AT1E0601Q06022006.html 【北京=天野豊文】日本と北朝鮮が6日、北京のホテルで開催した国交正常化交
渉で、日本側は植民地支配をめぐる「過去の清算」について国交正常化後の経済協
力で一括解決する方式を提案した。北朝鮮側は「その方式だけではだめだ」などと
主張。日朝平壌宣言に明記した経済協力の解釈に食い違いがあり、協議は物別れに
終わった。
日本は拉致問題の解決が国交正常化の前提と強調。そのうえで植民地時代の財産
・請求権を相互に放棄して、無償資金など経済協力によって一括解決する方式を「
平壌宣言に基づく、唯一、現実的なもの」と主張した。
北朝鮮は「平壌宣言に従って過去の清算を早期に行うことが重要」としつつも、
日本が提案した経済協力方式では「(過去の新事実の判明など)例外の問題が起き
る可能性がある」と反論。双方の認識に隔たりがあるため、日本側は経済協力の規
模には言及しなかった。
>>88-8993>94>95>96>97
>>98>>99>>100-101>>103-105>>106>>107 『過去の清算』一括解決合意できず 東京朝刊 02月07日
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20060207/mng_____kok_____003.shtml 【北京=渡辺隆治】日本と北朝鮮の両政府は六日、国交正常化交渉を北京市内の
ホテルで行った。北朝鮮側が求めている「過去の清算」に関し、日本側は一括で解
決するため、経済協力方式で対応する方針を提示。しかし、北朝鮮側は「その方法
一つでは駄目だ」として、合意に至らなかった。
交渉には日本の原口幸市、北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)の両国交正常化交渉
担当大使らが出席した。
交渉で、原口大使は小泉純一郎首相と金正日総書記が署名した日朝平壌宣言で、
北朝鮮が植民地支配の請求権を放棄する一方、日本が国交正常化の後に経済協力を
行うことを明記していることを指摘。日本の政府開発援助(ODA)の仕組みや実
績を説明した上で、経済協力は一括で行うことについて確認を求めた。
これに対し、宋大使が難色を示したため、協議は平行線をたどった。
北朝鮮側は在日朝鮮人の地位改善、在日朝鮮人系の信用組合に対する整理回収機
構(RCC)の対応をめぐって「適切な対応」も求めた。植民地時代の文化財問題
に関しては、日本が破壊した文化財は補償、日本に持ち込まれたものは返還するよ
う求めた。
日本側は、対日貿易債務や、二〇〇二年に茨城県日立港で座礁した北朝鮮船から
流出した油の処理費用、コメ支援の利子払いなどの弁済を求めた。
正常化交渉は通算十三回目で、〇二年十月以来、約三年三カ月ぶりに再開された。
109 :
参考:2006/02/07(火) 08:57:36 ID:qKDyX4OA
産経抄 02月07日
ttp://www.sankei.co.jp/news/060207/morning/column.htm 久しぶりに角さんの「よっしゃ、よっしゃ」というダミ声が聞こえたような気がした。韓国政府
が公開した昭和四十八年の田中角栄首相と金鍾泌韓国首相との金大中事件をめぐるやり
とりは、日韓関係の一断面を鮮明に蘇(よみがえ)らせた。
▼東京のど真ん中で韓国の野党指導者が拉致された事件は、韓国中央情報部(KCIA)
の関与が濃厚で世論は沸騰した。閣議でも「手ぬるい」と反発する大臣もいたようだが、公
開文書によれば田中首相は「もうこの問題はパーにしよう」と即断即決、窮地に陥っていた
朴正煕政権を助けた。
▼冷戦下の国際情勢をふまえた「清濁併せのむ」角さんならではの決断だったが、国家
にとってもっとも大事な主権の侵害を「なれあい決着」ですませた禍根は残った。数年後、
北朝鮮による拉致事件が公然と、日本国内で頻発したのと金大中事件の手ぬるい処理と
は決して無縁ではない。
▼この会談記録はもちろん日本側も残しているが、公開基準である三十年を経過しても
非公開のまま。これに限らずロッキード事件の端緒とされる昭和四十七年の田中−ニクソ
ン会談の核心部分など、戦後外交史の重要資料は軒並み封印されている。
▼これでは「情報非公開」が原則の共産国並みだ。何でも隠したがるのが役人の習性と
はいえ、ひどすぎる。きょうは「北方領土の日」だが、国民に情報を隠し続けて外交が成功
したためしはない。日朝交渉も同じだ。
▼外国の公文書は当然、その国家の視点で書かれている。中曽根康弘元首相は「政治
家は歴史法廷の被告だ」と喝破するが、被告にも「弁護資料」が必要だ。泉下の角さんも
きっと「オレはそんなこと言っていない」と反論したいところだろう。外務省は何を怖がって
いるのか。
オチ
111 :
日出づる処の名無し:2006/02/07(火) 09:41:16 ID:eGdKLLHQ
実況おちた?
スレ保持数削減されたっぽいな
113 :
日出づる処の名無し:2006/02/07(火) 11:51:53 ID:aWTikD7Z BE:126657735-
「金正日総書記、糖尿病・腎不全か」 朝鮮日報 02/07 11:29
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/02/07/20060207000028.html (ビフォアー&アフター ディテール写真)
ttp://japanese.chosun.com/site/data/img_dir/2006/02/07/200602070000281insert_1.jpg 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記(64)が、先月中国を訪問した際、憔悴(しょ
うすい)した姿を見せ注目を浴びている。2000年南北首脳会談の当時との違いが目に
つき、健康異状説が浮上している。
本紙は、高麗(コリョ)大学病院と亞洲(アジュ)大学病院の家庭医学科、眼科、皮膚科、
腎臓内科の教授らと整形外科専門医など各分野の専門医9人に2000年と今回の中国
訪問の際の写真、およそ20枚を見せて金総書記の健康状態分析を依頼した。
◆特別な兆候
専門医らによると、金総書記はまず体重が減少した。体重の減少幅は金総書記の身
長が163センチメートルから165センチメートルと推定した場合、肩と腹の肉が減少した
ことを考慮し、少なくとも5キログラムから6キログラムに及ぶと推定した。
体重の減少はダイエットによるものではないと推定される。最近、金総書記のあごの
下にある横のしわが減り、皮膚のまん中が垂れてしまった。これは皮膚が内部組織と
自然に癒着していないため見られる現象で、急激に体重が減ったことを物語る。
袖から覗く金総書記の手はかなり腫れていた。一般人の場合、いかに太っても手の
甲と指をつなぐ関節は突出するものだが、金総書記の場合、手の関節の輪郭が見え
ないほどだった。手首もひどく腫れており、手首の曲線がなくなって腕と手が円筒状に
見える。 (つづく
>>114 脱毛も2000年に比べてかなり早く進んでいる。髪の毛の先がくねくねと曲がっており、
枝毛ができている状態だ。これは毛根から毛髪の先まで栄養素がきちんと行き通って
いないため見られる症状だ。脱毛の程度は7段階のうち2〜3段階と判断される。7段
階が完全脱毛状態だ。
◆ 腎不全
こういった症状は典型的な慢性腎不全のためだと専門医らは診断した。腎不全では、
腎臓が毒素をろ過して尿として排出する機能が衰えるとともに、足と腕が腫れる。その
反面、エネルギーの代謝効率は悪化し、たんぱく質を尿に排出してしまう。病状が悪化
すれば、体重が早いスピードで減少する。皮膚も栄養素の不均衡で張りを失う。腎不
全による体重の減少と栄養の不均衡は脱毛を伴なうのが一般的だ。
◆糖尿合併症
慢性腎不全の原因は、糖尿合併症と推定される。運動量が少なく、飲み過ぎを繰り
返す金総書記の普段の生活パターンを考慮すれば、かねてから糖尿病と高血圧があ
ったものと見られる。
以前にも糖尿病を病んでいるという見方はときおり提起されていた。
故金日成(キム・イルソン)主席も糖尿と高血圧、心臓病を病んでいたと伝えられる。
これらの疾病は家族歴を持つ。金総書記は血糖をきちんと管理しないまま、20〜30年
が経過したと見られる。高血糖は腎臓の微細血管を損なう。その結局、合併症として
腎不全が発生したものと見られる。
糖尿合併症段階では、網膜の血管にも影響し、視野が暗くなり、色を区別する感覚
が衰える。この場合、薄い色のついた眼鏡は不便で使えなくなる。金総書記は室内
では薄い色のついた眼鏡と透明な眼鏡を交互に使っていた。しかし、今回の中国訪
問中は透明な眼鏡のみを使った。高麗大学病院の眼科教授は、「糖尿網膜症が進ん
でいたり、その理由でレーザー治療を受けた場合、視野が暗くなって透明な眼鏡をか
けるようになる」と述べた。 (つづく
>>115 さいご
◆老化の進行速度
金総書記の額の右側にあるしみ(老人性脂漏性角化症)は、半径1.5センチから2セ
ンチメートルほどで、5年前に比べて目立って大きくなった。右頬の真中にもいくつか
のしみができた。
まぶたが下がって視野を遮る眼瞼下垂症も悪化した。金総書記は視野を確保する
ため無意識に目を吊り上げるようになり、額のしわはさらに目立つようになった。まぶ
たの脂肪も減ってまぶたがさらに垂れたような印象を与える。鼻の両側面の「八」の
しわもさらに深くなり、頬も垂れ下がった。
視力も悪化して眼鏡の度数も強くなった。眼鏡のレンズで拡大されて見える目の大
きさは、2000年に比べ2006年では大きくなった。家庭医学科教授は、「韓国の64歳
の男性より10年は老けて見える」とし、「ストレスに悩まされている慢性疾病患者の
姿」と述べた。
「金正日総書記、訪中時に腎臓移植の事前検査か」 朝鮮日報 02/07 11:42
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/02/07/20060207000031.html 金正日総書記は最近、持病の糖尿病と慢性腎不全が悪化しているようだ。慢性腎不全
は腎臓の機能が徐々に低下し、20年ほど過ぎた後に急激に悪化する。金総書記の病歴
を考えれば、最近になって急激に悪化しているものと考えられる。酒豪の金総書記が最
近酒を断ったという情報があるが、これも持病との関連で主治医からの強い警告があっ
たためではないかと見られている。
高麗大学病院腎臓内科のある教授は「今回の中国訪問の目的は、万が一に備えて腎
臓移植手術を受けるための事前検査をするという理由もあったのだろう」との見方を示し
た。中国は腎臓移植の件数が世界一多い国で、金総書記が今度の中国訪問で主要な
視察地とした広東省のほか、上海、天津、北京などで移植手術が盛んに行われている。
腎臓移植を受けるためには、事前に組織適合検査、免疫反応検査などを受ける必要
がある。これは半日あれば可能だが、北朝鮮はこうした検査を行うだけの医療水準に
達していないものと見られている。
在韓米大使、人権フォーラムに参加 東亞日報 02/07 04:10
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006020708038 6日、高麗(コリョ)大学国際館で開かれた第1回アジア人権フォーラムの開会
式に参加したアレクサンダー・バーシュボウ在韓米大使が開会の挨拶を聞いている
。アジア人権センター(ユン・ヒョン理事長)は創立を記念して、「アジア地域の
児童労働と人身売買」をテーマにしたフォーラムを開催した。7日まで続けられる
このフォーラムには、ビティッ・ムンタッホン国連北朝鮮人権特別報告官らアジア
人権専門家や、市民団体の活動家、大学生ら約200人が参加した。
脱北女性400〜1万元で人身売買 韓国世界日報 2/7
ttp://www.worldtimes.co.jp/kansok/kan/kita/060207-3.html 中国に脱出した北朝鮮女性が400〜1万元(50〜1千300ドル)で人身売買されている
という実態が報告された。
英国の国際人権団体である「国際反奴隷連帯」は6日午前、高麗大国際大学院で
開催された「第1回アジア人権フォーラム」(アジア人権センター主催)に参加し、
人身売買と労働搾取されている北朝鮮女性と児童の状況を説明した。
同センターは「貧困と年令、結婚歴、障害のために、中国女性と結婚できない中
国人農夫に脱北女性や少女の大部分が売られている」と語った。
大部分の人身売買は「強制結婚」形式でなされるとし、「中国で強制結婚現象は
、政府の一人っ子政策と農村地域での男子選好思想、農村女性の都市流入などで性
比が不均衡となり発生する」と主張した。現在、中国農村の男女性比は13対10程度
と推定されるという。
同センターは「平壌(ピョンヤン)出身の15歳の脱北少女が1997年、黒龍江省で中
国人家庭に居住していたが、人身売買にあった」として、4千元(480ドル)で田舎の
村で暮らす男性に売られたと主張した。
一方、基調演説者として立ったムンタボーン国連北朝鮮人権特別報告官は「最近
、世界化の否定的側面の一部として、人身売買が広がっている」とし、「特に児童
売買は当然一つの犯罪として扱われなければならない」と指摘した。
>>108 日朝協議 日本と北朝鮮の議論は平行線たどる ANN 02/07 08:16(y8:54)
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/poli_news.html?now=20060207110826 北京で開かれている日朝協議は4日目の7日、安全保障問題を協議します。すべて
の協議に拉致解決を絡ませたい日本と、北朝鮮の間では、平行線の議論が続いてい
ます。
初日の全体会議、5日の拉致問題に引き続き、6日は国交正常化について話し合わ
れました。日本の植民地時代の歴史的清算などを求める北朝鮮に対し、日本側は平
壌宣言に基づいて、経済協力方式での問題解決方法を提示しました。
北朝鮮・宋日昊(ソン・イルホ)担当大使:「我々は経済協力方式だけではダメ
だという立場を表明しました。合意には至りませんでした」
日本側が最大の課題とする拉致に関しては、今回、9時間あまりにわたって協議
が行われました。しかし、生存者の帰国や、辛光洙(シン・グァンス)容疑者など
拉致実行犯の引き渡しを求める日本に対し、北朝鮮は引き渡しを拒否し、これまで
通りのかたくなな姿勢を崩さなかったということです。日本側は、一連の協議のな
かで再び拉致問題を取り上げ、北朝鮮側の誠意ある対応を求めていく方針です。
>>118 6カ国協議への復帰要請 日朝が核・ミサイル協議 共同 02月07日 10:42
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20060207/20060207a1470.html 【北京7日共同】日本と北朝鮮は政府間協議4日目の7日午前、北京市内のホテ
ルで、核・ミサイル問題など安全保障に関する協議を行った。核、ミサイル問題に
テーマを絞った日朝間の正式協議は初めて。日本は北朝鮮に対し、核問題をめぐる
6カ国協議への無条件復帰などを求める方針だ。
日本からは山本忠通北朝鮮核問題担当大使、北朝鮮側は鄭泰洋(チョンテヤン)
外務省米州局副局長が出席。
日本は、北朝鮮の核開発をはじめとする安全保障上の問題に懸念を表明し、段階
的核放棄などを要請。ミサイル開発、配備の自制と配備済みミサイルの廃棄も要求
する方針。マネーロンダリング(資金洗浄)や麻薬密売、通貨偽造などの不法行為
疑惑についても問題解決を求める考えだ。
日朝協議:核・ミサイルなど安全保障問題の協議開始 毎日 02月07日 11:04
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/sokuhou/news/20060207k0000e010038000c.html 【北京・中田卓二】日本と北朝鮮による包括並行協議は4日目の7日午前、北京
市内のホテルで核・ミサイルなどの安全保障問題の協議を開始した。日本は、マネ
ーロンダリング(資金洗浄)問題で米国に反発している北朝鮮に対し、核開発に関
する6カ国協議への早期復帰を促すとともに、ミサイルの開発中止や廃棄、不拡散
を求める方針だ。
協議を前に、日本側代表の山本忠通北朝鮮核問題担当公使は記者団に対し「日朝
国交正常化のためには拉致問題と並んで核の問題、ミサイルの問題の解決が不可欠
だ。日本の立場をきちっと先方に伝えて、解決を目指して交渉したい」と述べた。
北朝鮮側代表の鄭泰洋(チョンテヤン)外務省米国局副局長は、協議の冒頭「北東
アジアの安全のために率直な意見交換を行いたい」と語った。
包括並行協議はこの日で(1)国交正常化交渉(2)拉致問題(3)安全保障−
−の議論が一巡するが、両政府は期間中に再度、拉致問題の協議を行う方向で調整
している。
>>119 6カ国協議への復帰要請 日朝核・ミサイル協議 共同 02月07日 11:16
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20060207/20060207a3870.html 【北京7日共同】日本と北朝鮮は政府間協議4日目の7日午前、北京市内のホテ
ルで、核・ミサイル問題など安全保障に関する協議を行った。核、ミサイル問題に
テーマを絞った日朝間の正式協議は初めて。日本は北朝鮮に対し、核問題をめぐる
6カ国協議への早期、無条件での復帰などを求める方針だ。
安保協議の日本代表を務める山本忠通北朝鮮核問題担当大使は、協議前に「核問
題解決のため6カ国協議に早く復帰するよう求めたい。日本の安全保障を脅かすミ
サイルの廃棄も求め交渉したい」と記者団に強調した。
北朝鮮代表の鄭泰洋(チョンテヤン)外務省米州局副局長は協議冒頭で「日朝平
壌宣言に基づき北東アジアの安全のため率直に意見交換したい」と表明した。
6カ国協議復帰など求める 日朝協議4日目 産経(共同) 02/07 11:20
ttp://www.sankei.co.jp/news/060207/sei032.htm (ry:上共同記事と同文
日本は、北朝鮮の核開発をはじめとする安全保障上の問題に懸念を表明し、段階
的核放棄などを要請。ミサイル開発、配備の自制と配備済みミサイルの廃棄も要求
するほか、マネーロンダリング(資金洗浄)や麻薬密売、通貨偽造などの不法行為
疑惑についても問題解決を求める考えだ。
これに対し北朝鮮は、核、ミサイル開発についての原則的立場をあらためて主張
。その上で、日本の自衛力増強や日米同盟によるミサイル防衛(MD)構想なども
取り上げ、日本側を批判するとみられる。
>>120 6者協議へ無条件復帰呼びかけ 日朝、安全保障巡り協議 朝日 02月07日 11:34
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060207/K2006020701810.html 日朝両政府間の包括並行協議は4日目の7日午前、三つ目の議題である核・ミサイル
などの安全保障をめぐり協議を始めた。日本側は北朝鮮に6者協議への早期・無条件復
帰とミサイル廃棄を促す。北朝鮮側はマネーロンダリング(資金洗浄)問題をめぐる米国
の金融制裁措置に反発し、解除されない限り応じないとの姿勢を改めて示すとみられる。
また、同日午後には拉致問題の再協議に入る見通しとなった。
協議は日本側から山本忠通・外務省北朝鮮核問題担当特命全権公使ら、北朝鮮側
から鄭泰洋(チョン・テヤン)・外務省米州局副局長らが出席。協議に先立ち、山本氏は
「国交正常化のためには拉致と並び核・ミサイルの問題の解決が不可欠との日本の立
場をきちんと伝える」と述べた。
日本側は、北朝鮮に配備されているミサイルが日本の安全保障に脅威を与えるとし
て廃棄や開発中止などを強く要求。ミサイル移転中止に関連して兵器や兵器に転用で
きる部品の輸出規制などを定めた国際協定「ミサイル関連技術輸出規制(MTCR)」へ
の加盟呼びかけも検討している。
さらに北朝鮮の資金洗浄問題や麻薬などの不法行為をやめるよう呼びかける考えだ。
北朝鮮側は、米国が昨年9月にマカオの銀行を資金洗浄の疑いがある金融機関に
指定し、北朝鮮関連口座が凍結されたことを非難。制裁解除が6者協議復帰の条件と
の主張を繰り返す一方、日本のミサイル防衛(MD)構想の中止を求めるとみられる。
>>122 日朝協議、4日目は「安全保障協議会」 TBS 02月07日 12時24分(y12:38)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3220641.html 中国の北京で行われている日朝協議は4日目を迎え、北朝鮮の核開発やミサイル
の問題を話し合う「安全保障協議会」が開かれています。
安全保障をめぐる日本と北朝鮮の実質的な協議は、今回が初めてのことです。こ
の中で日本側は、北朝鮮に「核開発を無条件で放棄すること」と、「ノドンなどの
弾道ミサイルの廃棄」を求めることにしています。
「日朝国交正常化のためには、拉致問題と並んで、核の問題、それからミサイル
の問題の解決が不可欠です」(山本忠通北朝鮮核問題担当大臣)
(会談に臨む立場は?)
「終わったときお話します」(チョン・テヤン外務省米州局副局長)
北朝鮮の核開発をめぐっては、中国やアメリカを交えた6か国協議の場で、核を
廃棄するとの共同声明が採択されています。しかし、北朝鮮はアメリカの金融制裁
を理由に、具体的な話し合いを拒んでおり、日本はこの問題を取り上げるとともに
、6か国協議への復帰を求めます。
また、弾道ミサイルについては、日本が廃棄を求める国際法上の根拠はなく、実
質的な前進は難しい情勢です。協議は経済協力を取り付けたい北朝鮮との間で、双
方の主張が続いていますが、継続協議となった拉致問題の解決に、日本側がこの後
、どう踏み込んでいくか、応酬が続きます。(07日11:34)
>>123 日朝が核、ミサイルで協議開始・6カ国協議復帰を促す 日経 02月07日 11:14
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060207AT1E0700107022006.html 【北京=天野豊文】北京で開催中の日朝の政府間対話は4日目の7日午前、核・ミ
サイル問題に関する協議に入った。日本は、米国による金融制裁に反発して北朝鮮
が再開を拒んでいる6カ国協議への無条件復帰を促した。北朝鮮は強硬姿勢を変え
ておらず、日本が求める弾道ミサイルの開発中止や廃棄に応じない見通しだ。
山本忠通・国際テロ対策担当兼北朝鮮核問題担当公使と鄭泰洋(チョン・テヤン
)外務省米国局副局長が出席した。
協議に先立ち山本氏は記者団に「国交正常化のためには拉致問題と並んで核・ミ
サイル問題の解決は不可欠だ」と表明。鄭氏は協議の冒頭、「北東アジアの安全の
ため、率直に意見交換したい」と話した。
米国が北朝鮮と取引のあるマカオの銀行に科した金融制裁に関連して、日本はマ
ネーロンダリング(資金洗浄)や麻薬密売など不法行為を指摘し、問題解決を迫る
方針。2002年9月の日朝平壌宣言が明記したミサイル発射の凍結継続も確認したい
考えだ。
>>124 日朝 安全保障協議始まる NHK 02/07 12:06
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/07/d20060207000074.html 日本と北朝鮮の政府間協議は、4日目の7日、北朝鮮の核開発問題など安全保障を
めぐる協議が行われています。日本側は、国交を正常化するには、拉致に加え核問
題の解決も必要だという考えを伝え、北朝鮮に対し、この問題を話し合う6か国協
議に復帰するよう求めているものとみられます。
北京で開かれている日朝の政府間協議は、4日目の7日、日本時間の午前10時半
から北朝鮮の核やミサイル開発など、安全保障をめぐる協議が行われています。協
議に先立ち、日本側の山本忠通北朝鮮核問題担当大使は、「日朝の国交正常化のた
めには拉致とともに、核やミサイル問題の解決が必要だ。7日の協議では、こうし
た日本側の立場を説明し問題の解決に貢献したい」と述べました。一方、北朝鮮の
チョン・テヤン外務省アメリカ局副局長は、協議の冒頭、「日朝ピョンヤン宣言に
盛り込まれた北東アジア地域の安全のため、率直な意見交換をしたい」と述べまし
た。日本側は、協議の中で、北朝鮮に対しアメリカや中国なども加わった6か国協
議の共同声明に基づき、北朝鮮が無条件で核を放棄するよう求めているものとみら
れます。また、北朝鮮が、アメリカによる金融制裁を理由に6か国協議の開催を拒
んでいることについて、「金融制裁と6か国協議は別の問題だ」として、速やかに
協議に応じるよう働きかけることにしていますが、北朝鮮側は、「核開発問題は、
日本と2国間で議論する問題ではない」という姿勢を示しており、協議は難航する
ことが予想されます。
>>125 核・ミサイルに続き再び拉致問題を 日朝協議4日目 ANN 02/07 12:13(y13:5)
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/poli_news.html?now=20060207133008 北京で開かれている日本と北朝鮮の政府間協議は、4日目に入りました。7日は、
核・ミサイル問題に続いて、午後には再び拉致問題を取り上げる予定です。
「すべての協議の前提」と日本側が掲げる拉致に関して、午後に再度、話し合わ
れることになりました。日本側は、改めて厳しい姿勢で拉致の解決を迫ることにな
ります。
北朝鮮核問題担当・山本忠通大使:「国交正常化には、拉致問題と核・ミサイル
問題の解決が不可欠。日本の立場をきちっと伝えて、解決方法を目指して交渉した
い」
午前の協議では、核やミサイルなどの安全保障の問題について、話し合いが進め
られています。日本は、北朝鮮が、核問題などを話し合う6カ国協議に無条件で早
期に復帰することなどを強く促すことにしています。これまでの協議のなかで、日
本側は、拉致問題の解決をすべての交渉の大前提と位置づけ、辛光洙(シン・グァ
ンス)容疑者の引き渡しなどを求めました。しかし、北朝鮮はこれを拒否し、平行
線の議論が続いています。そのため、7日午後にも再び拉致を取り上げ、北朝鮮側
の前向きな対応を引き出したい構えです。日本側の強い要望で実現したとみられる
7日の拉致協議ですが、問題解決は北朝鮮側の意思にかかっています。
>>108>>118>>119>>120>>121>>122>>123>>124>>125>>126 日朝協議4日目 核やミサイル問題のほかにマネーロンダリングなどへの姿勢が焦点
FNN HEADLINES 02/07 12:45
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084840.html 中国の北京で開かれている日本と北朝鮮の政府間協議は、4日目の協議が行われて
いる。
7日の協議では、核やミサイルの問題のほかに、6カ国協議の中断理由となっている
北朝鮮のマネーロンダリングなどについて、北朝鮮が新たな姿勢を示すかどうかが
大きな焦点となっている。
山本忠通大使は「日朝国交正常化のためには、拉致問題と並び、核・ミサイル問題
の解決が不可欠」と述べた。
鄭泰洋(チョン・テヤン)副局長は「ピョンヤン宣言の通り、北東アジア地域の平和
と安全のための意見交換をしたい」と述べた。
日朝国交正常化のためには「拉致問題」と並んで「核の問題」、それから「ミサイ
ルの問題」の解決が不可欠となる。
協議で、日本側は、北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議に、無条件で早期に復帰
するように働きかけるほか、北朝鮮のミサイル配備の現状は日本の安全の脅威にな
るとして、ミサイルの開発中止と廃棄を強く求める方針。
6カ国協議は、北朝鮮がマカオの銀行で行っていたマネーロンダリングに対するア
メリカの金融制裁を理由に中断していて、制裁は北朝鮮に大きな影響を与えている
もよう。
日本側は、マネーロンダリングや偽札など不法行為を追及することにしているが、
北朝鮮側はアメリカと情報交換を進めている日本を通じて、アメリカの意向を探る
狙いがあるものとみられている。
>>127 6カ国協議の早期再開要求へ=安保で初の本格交渉−日朝
時事通信 2月7日 13時1分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000060-jij-pol 【北京7日時事】日本と北朝鮮は7日午前、核・ミサイル問題に関する協議を北京
市内のホテルで行った。拉致問題と国交正常化交渉と併せた並行協議の4日目で、
安全保障をめぐる本格的な交渉は初めて。日本は北朝鮮に対し、核問題に関する6
カ国協議の早期再開に無条件で応じるよう要求する。
安保協議には、日本は山本忠通北朝鮮核問題担当大使、北朝鮮は鄭泰洋外務省米
州局副局長がそれぞれ出席した。
日朝協議4日目、初の本格的な安全保障協議 読売 02月07日 13:05
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20060207/20060207it05-yol.html 【北京=吉山隆晴、福島恭二】日朝政府間協議は4日目の7日午前、北京市内の
ホテルで核・ミサイル問題など安全保障の協議に入った。
両国間の安全保障を巡る本格的な協議は初めて。日本は、北朝鮮に対して核問題
をめぐる6か国協議に無条件で早期に復帰するよう求める方針だ。
安全保障協議の交渉責任者は、日本側が山本忠通・北朝鮮核問題担当大使、北朝
鮮側は鄭泰洋(チョン・テヤン)外務省米国局副局長。協議の冒頭、山本氏は「核
・ミサイル問題の協議が行われることになったのを歓迎したい」と述べ、鄭氏は「
北東アジアの安全のため、率直に意見交換したい」と応じた。
日本側は2002年の日朝平壌宣言に明記されているミサイル発射実験のモラト
リアム(凍結)の継続を確認した上で、ミサイル開発、配備、輸出などの停止や、
情報公開を強く求める。
また、北朝鮮による資金洗浄(マネーロンダリング)や通貨偽造の問題も取り上
げる方針だ。
>>127>>128 北に『6カ国』復帰促す 日朝安保協議始まる 東京夕刊 02月07日
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20060207/eve_____kok_____002.shtml 【北京=渡辺隆治】北朝鮮の核や弾道ミサイルなど安全保障問題をめぐる日朝政
府間協議が七日午前、北京市内のホテルで行われた。核、ミサイルに議題を絞った
日朝間の協議は初めて。
協議には、日本側から山本忠通北朝鮮核問題担当大使、北朝鮮側から鄭泰洋(チ
ョン・テヤン)外務省米国局副局長らが出席した。
山本大使は協議前、記者団に「国交正常化のためには、拉致問題と並んで核、ミ
サイル問題の解決が不可欠だ。こうした立場を伝えて、解決を目指して交渉したい
」と述べた。日本側は、北朝鮮が米国の金融制裁に反発し、核問題に関する六カ国
協議への出席を拒否している問題を取り上げ、北朝鮮に無条件で六カ国協議に復帰
して、核放棄を実現するように促す。
「国交正常化には拉致と並び核・ミサイルの解決不可欠」日朝協議 NNN 2/7 13:35(y13:39)
ttp://www.news24.jp/52120.html 中国・北京で開かれている日本と北朝鮮の政府間協議は4日目となる7日、北朝
鮮の核開発やミサイルなど安全保障問題が話し合われている。
北朝鮮の核・ミサイルの問題は、日本としては拉致問題と同様に重要な問題であ
ると位置づけている。北朝鮮の核問題を担当する山本忠通大使は「すべてが解決さ
れない限り、国交正常化はあり得ない」との立場をあらためて強調した。日本と北
朝鮮との間で、安全保障問題に絞った本格的な協議が行われるのは初めて。
北朝鮮の核問題について、日本としては去年11月以来、再開のメドが立ってい
ない6か国協議への早期復帰を促したい考え。北朝鮮が6か国協議への復帰を拒ん
でいる理由の一つは、マネー・ロンダリングに絡むアメリカによる金融制裁で、こ
の問題に関しても話し合いが行われる見通し。
さらに日本は、北朝鮮に対し、ミサイルの開発中止や廃棄を強く求めることにし
ている。
131 :
日出づる処の名無し:2006/02/07(火) 16:43:50 ID:dINy/xTB
富山朝鮮会館、減免措置取り消し要望 北日本放送N 02/07 14:12
ttp://www2.knb.ne.jp/news/20060207_6073.htm 朝鮮総連・在日本朝鮮人総連合会の関連施設の「富山朝鮮会館」が税金の一部を
免除されているとして市民団体のメンバーがこれを取り消すよう求める要望書を7日、
富山市に提出しました。
要望書を提出したのは、拉致被害者支援の活動をしている「救う会富山」の浜谷会
長代行ら2人です。
救う会富山は、富山朝鮮会館に公益性があるとは思えないなどとして富山市に税金
の免除を取り消すよう求めています。
富山市は富山朝鮮会館を公民館的施設として認め、民間企業が入居しているスペ
ースを除いて固定資産税と都市計画税を免除しており、今年度の免税額はおよそ30
万円です。
朝鮮会館を巡っては今月2日、福岡高等裁判所が朝鮮会館に公益性はなく税金免
除は違法とする判決を言い渡していて、要望書を受取った富山市は、新年度分につ
いては判決内容なども考慮しながらこれから検討したいとしています。
一方、富山朝鮮会館の職員は以前から集会所として使用しており、公益性がないと
いうのはおかしいと話しています。
北朝鮮関係の建物、税減免の取り消し求める チューリップテレビT 02月07日
ttp://www.tulip-tv.co.jp/news/index.html 北朝鮮の拉致問題に取り組む民間グループ「救う会富山」は7日、固定資産税など
が減免されている北朝鮮関係の建物について、減免措置を取り消すよう富山市に求
めました。
富山市役所を訪れた救う会富山のメンバーは、富山市内にある北朝鮮関係の建物
の一部を対象に、富山市が固定資産税や都市計画税を減免していることについて、
建物は税が減免されるような公益性はないとして、減免を取り消すよう求めました。
富山市は、昭和58年から建物の一部を対象に税を減免していますが、福岡高裁で
今月2日、減免を違法とする判決が出たことなどから、今後検討するとしています。
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/asia/1138784046/262 大阪:北朝鮮脱北者の証言集会、「たくさんの悲劇があった」 大紀元日本 02/07 13:32
ttp://www.epochtimes.jp/jp/2006/02/html/d72590.html 【大紀元日本2月7日】「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」主催の北朝鮮女性
の人権侵害を訴える証言集会が2月4日、大阪社会福祉会館で開かれ、脱北女性らが
自らの体験を証言した。また、救援団体の金尚哲氏(元ソウル市長)やトリハナ宣
教会のチョン・ギォン代表らが、北朝鮮から中国へ脱北する人たちの人権被害の実
態、及び東アジアの将来について講演を行い、韓国政府の太陽政策を批判しながら
、東アジアの平和のためには、北朝鮮の日本人拉致問題だけでなく、各国が正義と
良知を持ち、このような悲劇を生み出した共産主義国家を一日も早く終息させよう
と、会場を埋め尽くした来場者に支援を呼び掛けた。
証言では、脱北者女性の朴ウンミさんが、1997年に脱北した後、2003年に中国国
内での脱北者集中取締りによって逮捕され、北朝鮮に強制送還された。清津集結所
という脱北者収容施設に入れられ、そこで様々な悲惨な事件を目の当たりにした。
食事はわずかなトウモロコシだけで、栄養失調や伝染病で死んでいく人々、そして
、脱北女性から生まれた赤子たちは、直ちにビニ−ル袋に入れられ殺された。彼女
は運良くその集結所を釈放された後、再度脱北に成功し、中国からミャンマーを越
え、現在韓国に在住することができた。
また、もう一人の脱北者の李明子さんは、1980年に生まれ、1999年に脱北したが
、国境を超えた直後、脱北を支援してくれた人物に、そのまま40代の男性宅に連れ
て行かれて、結婚生活を強制された。自分自身、どのような経緯で、いくらで身売
りされたのかも分からない。しかし、脱北女性ではこのようなケ−スは、日常茶飯
事のように多かったという。一緒に脱北した母や妹とも離れ離れになり、妹を助け
られない不甲斐なさに身を切られる悔しい思いをしたという。現在は、6歳から始
めた歌で、韓国で歌手活動を行っている。 (つづく
>>133 トリハナ宣教会のチョン・ギォン代表は、脱北の後中国で身売りされた人の多く
を買い戻し、危険をおかし韓国まで保護していることについて語った。彼は、講演
の中で、韓国が好きとか、韓国に行きたいという北朝鮮の人には一度も出会ったこ
とはなかったという。ただ食べ物を求めに中国に来た人ばかりであり、同じ民族が
他国で売られていることを見過ごすことが出来なかった。北朝鮮の人は、韓国に亡
命申請するが韓国政府に断られ、韓国政府が「人権より平和を重視する」ことにつ
いて批判し、人権を無視しながら経済大国になろうとする中国に対しても危惧すべ
きことであると語った。
脱北難民保護運動本部代表・元ソウル市長の金尚哲氏は、人権擁護と民主主義の
立場から、金正日政権に対する厳しい批判と対決姿勢を鮮明にしながら、北朝鮮の
解放を目指し、2001年には韓国で署名活動を行い、1千万人以上の書名を国連人権
委員会(UNCHR)に提出した。しかし、現在の韓国政府は、北朝鮮を支持する
方向にあり、メディアでも脱北者やそれを支援する者は詐欺師よばわりされている
と語った。また、金氏は、これは人類の良心と良知・正義の問題であり、自分だけ
の幸せだけを重視すれば、いずれ北朝鮮は中国の属国になり、韓国や日本にとって
脅威となるだろう。日本と韓国が力をあわせて、マスコミや政府に働きかけること
が必要であり、正義に国境はないと語った。
最後に、「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の山田文明教授は、「たくさん
の悲劇があった」と述べ、北朝鮮は存在を許されない政権であり、一日も早く終息
させ、国際社会の協力により被害者を救出することが大切であると語った。また日
本には100人近くの脱北者の方がおり、日本政府がしなければならないことは、教
育と経済の保障、身分を隠さないといけないような生活状況を作らないようにする
ことが大切であると語った。
(記者・澤莉)
>>133-134 鳩山氏 脱北者の支援強化必要 NHK 02/07 16:55
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/07/d20060207000122.html 民主党の鳩山幹事長は、北朝鮮から脱出したいわゆる脱北者と会談し、日本政府
が、脱北者の保護や支援に積極的に取り組むよう政府に働きかけていく考えを伝え
ました。
会談には、北朝鮮の強制収容所で過ごした体験を持ち、現在は、韓国で新聞記者
をしているカン・チョルファン氏ら脱北者3が出席しました。この中で、カン氏ら
は、「北朝鮮で行われている人権侵害は、一刻を争うようなひどい状態だ。日本も
、脱北者の受け入れの門戸を広げ、日本にいる脱北者への支援も強化してもらいた
い」と述べ、民主党の協力を求めました。これに対して、鳩山氏は「政府は、北朝
鮮との国交正常化を急ぐのではなく、人権侵害の問題にもしっかり取り組むことが
重要だ。われわれとしても最大限努力したい」と述べ、日本政府が脱北者の保護や
支援に積極的に取り組むよう政府に働きかけていく考えを伝えました。
米、北「不法金融」へ制裁強調 予算教書 産経夕刊 02月07日 16:02
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20060207/e20060207007.html 【ワシントン=有元隆志】ブッシュ米政権は六日、議会に同日提出した二〇〇七
会計年度予算教書で、財務省テロ・金融情報室が過去一年間に挙げた「成果」とし
て、「北朝鮮の不法金融ネットワークに大きな打撃を与えた」と強調した。
予算教書で北朝鮮の不法行為に触れるのは極めて異例。「大きな打撃」について
の具体的な言及はなかったが、ブッシュ政権として制裁の成果を強調することで、
北朝鮮の偽ドル問題を徹底的に取り締まる姿勢を明確にしたものといえる。
また、大量破壊兵器拡散に関与していたとして、北朝鮮やイラン、シリアの企業
に金融制裁を科したと説明した。
教書では、こうした企業に対する監視の継続などに新たな予算を振り分けるとし
ている。
財務省は昨年九月、北朝鮮がマカオの「バンコ・デルタ・アジア」銀行を使って
、マネーロンダリング(資金洗浄)などを行っているとして、同銀行を「マネーロ
ンダリングの主要懸念先」に指定、米金融機関による同行との取引を禁止した。
北朝鮮は昨年十一月の六カ国協議で、制裁に強く反発した。
>>115-116 金総書記は糖尿病の合併症―韓国紙 世界日報 2/7 13:59
ttp://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/060207-135923.html 韓国専門医が写真から分析
先月訪中で「腎臓移植の事前検査」か
【ソウル7日上田勇実】北朝鮮の最高指導者である金正日総書記が持病とされる
糖尿病の合併症に見舞われているとの指摘が韓国の専門医によりなされ、関心を集
めている。
韓国紙・朝鮮日報は7日付で、2000年の南北首脳会談時と先月の中国訪問時
の写真をもとに韓国の専門委9人に金総書記の健康状態について比較分析を依頼し
た結果、金総書記は糖尿病の合併症として慢性的な腎不全を患っているとみられる
と報じた。
同紙によると、金総書記の体重が最低5〜6キロ減っている兆候がみられるのを
はじめ、顎下皮膚の変化や手の腫れ方、脱毛の進行状況や頭髪の先端部分の縮れ具
合などから、専門医らの意見は「典型的な慢性心不全」との見方で一致。血糖値の
管理をしないまま20〜30年が過ぎ、その結果として腎不全を引き起こしている
ようだと報じた。
糖尿病は遺伝性があることで知られ、父親の故金日成主席も糖尿病であったと伝
えられている。脱北者などの証言からは、運動不足や過度の飲酒など金総書記の不
摂生な生活実態も浮き彫りになっており、同紙は金総書記が長く糖尿病を抱えてき
たとの見方を示している。 (つづく
>>137 分析の対象となった先月の訪中については、一部韓国マスコミが「持病の治療を
受けるため」と報じるなど、「治療説」も浮上していた。これと関連し同紙は、今
回の分析に加わった高麗大学病院の内科教授の発言として、「腎臓移植を受けるた
めの事前検査を行う目的もあったのでは」とする見方を紹介している。
「金正日総書記は慢性腎不全か」専門医が写真を分析〜韓国紙 NNN 2/7 16:13
ttp://www.news24.jp/52140.html 北朝鮮・金正日総書記は、慢性の腎不全との分析が行われた。
これは、韓国の有力紙「朝鮮日報」が7日、伝えたもの。各分野の専門医9人が金
総書記の6年前の写真と先月の写真を比較・分析した結果、体重の減り方や肌の
状態、脱毛などの症状から、慢性腎不全とみられると報じた。
原因については、糖尿病の合併症ではないかとしている。
139 :
参考:2006/02/07(火) 17:48:15 ID:mjs47Jdv
「国会情報委に機密報告すれば直ちに漏れる」…国情院、公式問題提起
中央日報 02.07 09:25
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72462&servcode=200§code=200 国家安全保障会議(NSC)文件流出をめぐる論争が起こっている中、国家情報
院が情報流出に対して「議員たちに重要情報を報告すれば直ちにマスコミに漏れて
しまう」と問題を提起した。
国情院は2日、国会情報委会議を前に与・野党委員全員に「17代国会に入って
マスコミに流出された国情院情報事例集」を配布した。国情院関係者は「委員らに
情報をマスコミに流すなと公式的に圧迫したもの」と伝えた。情報委史上初のこと
で金昇圭(キム・スンギュ)院長の意志が反映されたものだ。
国情院は31件の事例をメディア別に分類した。記事の内容と記者の名前を指摘
した後「○月 ○日○○○委員に書面報告(または対面報告)した内容」と明らか
にした。その後「国会事務処に保安監査要請」など対応措置内容まで公開した。
中央日報が報道した記事も5件が含まれている。一例が「北朝鮮核心人物30人
」記事(2005年6月14日付)。当時、本紙は6.15首脳会談5周年を控え
、政府当局が把握した北朝鮮の党、政、軍の関係者30人名簿と履歴を入手し、深
層報道した。事例集にはこのように北朝鮮関連と国情院内部の動きの報道が大部分
だ。
国情院高位関係者は「現在の南北状況において外国の情報機関に先立って正確な
情報を生産するのに多くの努力が必要だ」とし「公開されてはいけない情報まで公
開されれば、今後知らせたくても知らせることができない」と話している。
国情院は主要国議会の秘密漏洩防止システムも委員たちに紹介した。
キム・ジョンウク記者
>>140 米、ミサイル防衛用レーダーを日本で8月までに稼働へ 日経 02月07日 12:50
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060207AT2M0700O07022006.html 【ワシントン=秋田浩之】米国防総省高官は6日、ミサイル防衛(MD)用の移
動式早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」を今年8月までに日本国内に設置した
い意向を示した。レーダー本体として1億3000万ドル、通信設備などを含めると2億5
000万―3億ドルの費用を見込んでいる。
日本に設置する早期警戒レーダーは、飛来する弾道ミサイルを早期に発見し、M
Dシステムで迎撃するのが目的。ミサイル防衛局によると、日本も含め、全世界4
カ所に設置する計画だ。
国防総省高官は日本へのレーダー設置について「米国と日本の防衛の両方に貢献
するものだ」と強調。MDシステムの研究・開発を急ぐため、日本以外にも英国、
オーストラリアとの協力を強化していく考えも示した。
全体の国防予算案では特殊部隊に前年度よりも10億ドル多い、51億ドルを振り向
ける。対テロ戦に対応するのが目的で、特殊部隊の人員を現在の約5万人から2011
年までに6万4000人に増員するとしている。
ミサイル防衛レーダー、日本配備半年内に…米政府 読売 02月07日 13:52
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20060207/20060207it06-yol.html 【ワシントン=五十嵐文】米ミサイル防衛庁高官は6日、日米両政府が日本国内
への配備で合意している米軍の移動式早期警戒レーダー(Xバンド・レーダー)を
「今後6か月以内に配備したい」と明言した。
2007会計年度(06年10月〜07年9月)国防総省予算のミサイル防衛関
連費を説明する中で明らかにしたもの。
同高官によると、レーダー本体の費用は約1億3000万ドル(約154億円)
だが、実戦配備に向けた実地調査費などを含めると、総額2億5000万〜3億ド
ルに達する見込みだという。 (つづく
>>141 Xバンド・レーダーは、米軍が弾道ミサイル迎撃用の警戒網を構築するため開発
。昨年10月に日米両政府が発表した在日米軍再編に関する中間報告で、弾道ミサ
イル攻撃を抑止するため、「Xバンド・レーダー・システムの日本における最適な
展開地を検討」と明記された。
米国のXバンド・レーダーや早期警戒衛星、イージス艦などと、日本側のレーダ
ー情報や指揮命令システムなどの情報ネットワークとを連結させれば、日米が弾道
ミサイル発射情報を瞬時に共有したり、事前に監視地域を調整したりすることが可
能になり、迎撃能力の向上につながるという。
ミサイル防衛庁は6日に配布した予算資料で、Xバンド・レーダーの日本配備に
ついて、「日米双方の防衛に貢献し、政府間の情報共有の機会を促進する」と意義
を強調している。レーダー本体は現在、カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基
地にあるという。
日本では、青森県の航空自衛隊車力分屯基地が有力候補地として浮上しているが
、ミサイル防衛庁高官は配備場所については言及しなかった。
一方、同高官は、2007会計年度のミサイル防衛関連費が、前年度実績見込み
比18%増の104億ドル(約1兆2400億円)に達することを明らかにした。
北朝鮮による弾道ミサイルの脅威などに加え、テロリストなどによる米本土へのミ
サイル攻撃への備えを強化する狙いがある。
◇
米政府が、米軍のXバンド・レーダーを日本に半年以内に配備する方針を示した
ことについて、防衛庁は7日、「配備時期まで明確に聞いていなかったが、日本で
ミサイル防衛(MD)システムの配備が始まる2006年度末までに、レーダーを
機能させたいということだろう」(幹部)との見方を示した。
>>140>>141-142 最新型レーダー 日本配備へ NHK 02/07 15:34
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/07/d20060207000113.html アメリカ国防総省の高官は、6日、記者団に対し、北朝鮮による弾道ミサイルの
発射を想定して青森県への配備に向けて影響調査を進めている最新型のレーダーに
ついて、半年以内に配備したいとの意向を示しました。
日米両政府は、在日アメリカ軍の再編をめぐる中間報告で、北朝鮮による弾道ミ
サイルの発射を想定してアメリカが開発した移動式のXバンドレーダーを日本に配
備することで合意し、候補地の青森県の自衛隊基地で影響調査を始めています。こ
れについて、アメリカ国防総省でミサイル防衛システムを担当する高官は6日、記
者団に対して、「Xバンドレーダーはアメリカ本土の防衛だけでなく、日本の防衛
にもつながる。日本とも情報を共有する」と述べたうえで、青森県を念頭に半年以
内に配備したいとの意向を示しました。また、この高官は、Xバンドレーダーやレ
ーダーで探知した情報をアメリカ本土に直ちに伝送するための通信施設などで、あ
わせて2億5000万ドルから3億ドル、日本円でおよそ300億円から360億
円の経費を予定していることを明らかにしました。Xバンドレーダーは、レーダー
部分だけで全長13メートル、幅と高さが2.5メートルの大型トレーラーのよう
な車両3台で構成され、通信施設などの関連施設もあわせて配備される予定になっ
ています。
>>127>>128>>129 強制連行 従軍慰安婦 北、別途補償を要求 東京夕刊 02月07日
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20060207/eve_____kok_____003.shtml 【北京=五味洋治】在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙、朝鮮新報(電
子版)は七日、北京で開催中の日朝政府間協議で北朝鮮側が、国交正常化には日本
が提示している一括解決、経済協力方式に加え、日本統治時代の「強制連行」と「
従軍慰安婦」問題についても別途補償を行うべきだ、との考えを日本側に表明した
と報じた。協議関係者の話としている。
二〇〇二年九月に署名された日朝平壌宣言は「一九四五年八月十五日以前に生じ
た事由に基づく両国と、その国民のすべての財産および請求権を放棄する」ことを
盛り込み、「国交正常化交渉で、経済協力の具体的な規模や内容を誠実に協議する
」としている。
同紙によれば、北朝鮮側は六日に行われた国交正常化をめぐる協議の中で、経済
協力方式に不満を表明、「強制連行と従軍慰安婦問題は(日本の)植民地時代に起
きた特大の人権蹂躙(じゅうりん)事件であり、財産および請求権と別に取り扱わ
れるべきだ」と主張したといい、今後の協議の争点となりそうだ。
北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)国交正常化担当大使は六日の協議後記者団に対
し、「日本側が主張する一括解決経済協力方式だけでは駄目で、問題が起きる可能
性がある」と語っていた。
>>144 日朝協議 日本側が求めていた拉致問題についての再協議が午後4時から行われることに
FNN HEADLINES 02/07 14:15(y14:45)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084850.html 中国・北京で開かれている日本と北朝鮮の政府間協議は、日本側が求めていた拉致
問題についての再協議が7日午後に行われることになった。
4日目の協議は、午前から安全保障に関する協議が行われ、日本側から「国交正常
化のためには、北朝鮮の核・ミサイル問題の解決が不可欠」として、6カ国協議へ
の早期復帰などを求めた。
このあと、日本時間の午後4時から、拉致問題に関する再協議を開き、日本側はあ
らためて新たな情報提供や実行犯の引き渡しなどを強く求める方針。
今のところ、北朝鮮側は否定的な姿勢を崩していないが、8日に再び全体会合を開
いて、閉幕する予定の日程については、なお流動的な要素も残っている。
北朝鮮、6カ国協議への早期復帰要請に応じず 日経 02月07日 14:20
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060207NTE2INK0207022006.html 【北京=天野豊文】日本と北朝鮮の政府間対話の、7日の核・ミサイルに関する
協議で、日本側が北朝鮮核問題を巡る6ヶ国協議への早期復帰を求めたのに対し、
北朝鮮側は応じなかった。山本忠通担当公使が明らかにした。
>>145 核・ミサイル 日朝交渉開始 午後に拉致再協議も 西日本夕刊 02/07 14:37
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/kokusai/20060207/20060207_evn_002-nnp.html 【北京7日傍示文昭】日本と北朝鮮の政府間協議は七日午前、四日目の日程に入
り、北京市内のホテルで、核・ミサイルなど安全保障問題に関する交渉をスタート
させた。日本は、米国による金融制裁を理由に六カ国協議への復帰を拒んでいる北
朝鮮に対し、無条件での早期復帰を促したとみられる。
また、日本外務省筋は「安保協議が早めに終われば、午後にも拉致協議を再開し
たい」としており、北朝鮮が合意すれば、同日中に再び拉致問題に関する協議が開
かれる見通し。
協議は午前九時半(日本時間同十時半)すぎに始まった。日本の山本忠通・北朝
鮮核問題担当大使は協議前、記者団に「日朝国交正常化のためには、拉致問題と並
んで核・ミサイル問題の解決が不可欠との立場に立ち、日本の立場をきちんと先方
(北朝鮮)に伝えて解決を目指したい」と強調。具体的には(1)六カ国協議への
早期復帰(2)日本の安全を脅かすようなミサイルの廃棄―を求めて交渉を進める
考えを示した。
一方、北朝鮮の鄭泰洋(チヨンテヤン)・外務省米州局副局長は「協議が終わっ
てから話をする」とだけ述べた。
>>32>>33>>34>>87>>130 日朝安全保障協議は進展なし、懸念を伝えることでき有益だった=官房長官
ロイター 02/07 17:14
ttp://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20060207/JAPAN-202410.html [東京 7日 ロイター] 安倍官房長官は、北京で開催中の日朝政府間対話で
、核・ミサイル問題など安全保障に関する協議では双方の隔たりは大きく具体的進
展はなかったが、日本の懸念を伝えることが出来て有益だった、と述べた。
午後の定例記者会見で述べた。
日本時間の7日昼過ぎまで行われた日朝政府間対話では、核・ミサイル問題など
安全保障に関する協議が行われた。
安倍官房長官によると、日本は北朝鮮に対して6カ国協議への無条件早期復帰を
強く求めたが、北朝鮮側からは直ちに復帰するとの言明はなかった。「双方の隔た
りは大きく、今回の協議で具体的な進展を得ることはできなかった。しかし、日本
の懸念を直接伝達できた意味で、今回の協議は有益だった」と評価した。
日本時間午後4時過ぎからは拉致問題について再協議が行われている。
>>147 実行犯引き渡し再び迫る 日朝、2回目の拉致協議 共同 02月07日 17:35
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20060207/20060207a3970.html 【北京7日共同】日本と北朝鮮は政府間協議4日目の7日午後、北京市内のホテ
ルで拉致問題をめぐる2回目の協議を行った。日本は生存者の帰国、拉致実行犯と
される北朝鮮元工作員辛光洙(シングァンス)容疑者らの引き渡しなどをあらため
て要求。これに先立つ核・ミサイルなどの安全保障協議で、北朝鮮は核問題をめぐ
る6カ国協議の重要性は認めたが、日本が求めた早期復帰に関し回答を避けた。
拉致協議の日本代表を務める梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官は協議前に「
生存者などについて早急に具体的措置を取るようあらためて求める。厳しい話にな
るが、被害者、家族の気持ちを胸に強い姿勢で臨む」と記者団に対し強調した。北
朝鮮側は金哲虎(キムチョルホ)外務省アジア局副局長が代表として出席した。
>>127>>128>>129>>144>>145>>146>>147>>148 日朝 拉致問題協議が再開 NHK 02/07 17:45
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/07/d20060207000126.html 日本と北朝鮮の政府間協議は、4日目の7日、北朝鮮の核開発問題など安全保障
をめぐる協議が行われたのに続いて、日本時間の夕方から、拉致問題に関する協議
が、再開しました。
北京で開かれている日朝の政府間協議は、4日目の7日、北朝鮮の核やミサイル
開発など安全保障をめぐる協議が日本時間の午前10時半から、およそ3時間にわ
たって行われました。この中で、日本側の山本忠通・北朝鮮核問題担当大使は、日
朝間の国交を正常化するには拉致に加え核問題の解決も必要だという考えを伝え、
北朝鮮に対し、アメリカや中国なども加わった6か国協議の共同声明に基づき無条
件で核を放棄するよう求めました。また、日本側は、北朝鮮が、アメリカによる金
融制裁を理由に6か国協議の開催を拒んでいることについても、「金融制裁と6か
国協議は別の問題だ」として、速やかに協議に応じるよう促しました。これに対し
、北朝鮮側は、「6か国協議の重要性は理解している」と述べましたが、直ちに復
帰する姿勢は示さなかったということです。このあと、日本時間の午後4時すぎか
ら、拉致問題に関する協議が行われています。これは、5日の拉致問題での協議で
進展がなかったことから、日本側の強い要請によって、再開しました。協議に先立
ち、外務省アジア大洋州局の梅田邦夫参事官は、記者団に対し、「協議では、生存
者の帰国と事件の全容解明、それに、容疑者の引き渡しについて、北朝鮮側から、
早急に回答と具体的な措置を示すよう求めたい。厳しい交渉になるが、拉致被害者
や、その家族の気持ちを胸に強い姿勢で臨みたい」と述べました。
いったん、おち。
米国務省、脱北者支援などに2000万ドル策定 中央日報 02.07 18:05
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72484&servcode=500§code=500 米国務省は、2007会計年度の予算案に、北朝鮮を含めて東アジア地域の難民・移民
への支援資金として2040万5000ドル(約24億円)を策定し、6日(現地時間)、議会に
提出した。
米国務省は、同資金の用途について「北朝鮮(国境の)外のぜい弱な北朝鮮の人々に
対する人道レベルの支援・保護と東アジア全域に対する国連難民高等弁務官事務所
(UNHCR)および赤十字国際委員会(ICRC)の支援」、そして「非政府組織(NGO)の
タイ内ミャンマー難民への援助」としている。
国務省はまた、ラジオ・テレビ・インターネットの媒体などの海外放送への支援金として、
昨年の会計年度の支出推定値6億3326万ドルよりやや少ない6億1700万ドルを策定
した。
>>87:聯合ニュース
北韓ら致被害者家族に生活費支援 政府が推進 KBS韓国国営 02-07 17:30
ttp://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_detail.htm?No=21031 政府は、北韓にら致された被害者の家族に対して、生活費、医療保障などを支援す
る内容の「ら致被害者支援特別法」の立法を進めていると、与党議員が6日、明ら
かにしました。ウリ党の辛鶴用議員は6日、明らかにしたところによりますと、統
一部は2000人から3000人と見込まれる北韓にら致された被害者の家族に対
して、生活費の支援、就職保護対象者としての指定、医療保障などの支援を盛り込
んだ特別法の立法を進めているということです。支援内容には、北韓にら致された
被害者の所在把握、生死の確認、手紙の交換、再会推進なども含まれており、支援
に必要な資金は、全額政府予算でまかなう方針だということです。政府が進めてい
るこの法案は、これまで使っていた「ら北者」や「国軍捕虜」という表現の代わり
に、「北韓所在行方不明者」、「戦争行方不明者」という呼び名を使うことにして
います。これについて統一部は、 「統一部は、こうした法案の必要性について前
から検討を進めてきたが、支援内容や対象、財源などについてはまだ具体的には決
まっていない。 国軍捕虜は、基本的にこの法案の対象ではない」としています。
>>132 救う会富山〜朝鮮総連施設 税減免措置中止求める 富山テレビF 2/7 21:10
ttp://www.bbt.co.jp/news/news/supernews060207.html 北朝鮮による拉致被害者を支援する「救う会富山」は、富山市に対し、市内の朝
鮮総連施設への税減免措置を中止するよう申し入れた。
申し入れは、今月2日、福岡高等裁判所が熊本市内の朝鮮総連施設に公益性がな
いとして税減免措置を取り消す判決を言い渡したことを受けたもので、「救う会富
山」の浜谷隆平さんら2人が富山市役所を訪れ要望書を手渡した。
要望では、富山市神通町の朝鮮会館が、昭和58年から固定資産税などの一部を減
免されているとして、措置を取り消すよう求めている。
要望に対し、市財務部の浦山次長は「判決内容などを踏まえて、対応を検討した
い」とした。
「救う会」の申し入れについて朝鮮総連富山県本部は「公益性がないとする不当
な判決を受けた今回の行動は納得できず、富山市は、慎重に判断してほしい」と話
している。
朝鮮総連の地方本部に対しては、拉致問題などを背景に、水戸市や和歌山市など
が税の減免を取りやめている。
>>36>>130>>136 資金洗浄・偽札…米の握る「証拠」、北朝鮮が関心 朝日 02月07日 18:49
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060207/K2006020705200.html 資金洗浄や偽ドル札づくりなどを理由とした米国の一連の金融制裁問題で、制裁
解除を6者協議再開の条件としていた北朝鮮の姿勢に変化が出てきた。北朝鮮は、
米側が持つ不法活動の「証拠」に関心を示しており、米国の提案する実務レベルの
「説明会」が開催されれば、6者協議再開に向けた動きにつながる可能性もある。
北朝鮮はこれまで、制裁解除を話し合う米朝協議の必要性を強く主張し、米側が
制裁の理由を説明するだけとする「説明会」には応じない姿勢をみせていた。
米朝関係筋によると、先月31日にニューヨークで開かれた朝鮮半島問題専門家
による非公式会合に北朝鮮当局者が出席。この当局者は不法活動への政府レベルの
関与を否定した上で「政権外の人物が関与したかもしれない」とし、「米国がどん
な証拠を持っているのか知りたい。はっきりした証拠なら関係者を処罰する」と述
べたという。
会合には米政府当局者は出席していなかったという。ただ、米側には「政府の外
で勝手に行われていたという説明は受け入れられない」(政府当局者)との考えも
根強く、北朝鮮の主張のままでは米側が納得しない可能性もある。
この問題をめぐっては、6者協議の北朝鮮首席代表の金桂寛(キム・ゲグァン)
外務次官が昨年末、訪中して中国の武大偉(ウー・ターウェイ)外務次官と協議し
た際、米国が主張する不法行為の証拠が確実なら、関与した北朝鮮の人物を調査し
、「一定の措置」を取ることも可能との考えを示していた。
米国務次官「対北金融制裁が『6カ国』成功高める」 中央日報 02.07 19:08
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72489&servcode=500§code=500 ジョセフ米国務次官(軍縮国際安保担当)は、6日(現地時間)、北朝鮮の核問題
に触れ、紙幣偽造などを理由にした一連の金融制裁措置が「6カ国協議が成功する
可能性を高める、と信じている」と話した。
ジョジフ次官はこの日、ナショナルプレスセンターで行ったイランの核問題について
の記者会見で「米政府は外交(6カ国協議)を進展させると同時に、自らを保護する
措置を取る必要がある」とし、北朝鮮に対する金融制裁が自衛措置だとしながらも、
北朝鮮に圧力を加えていることへの期待感を示した。同氏は「6カ国協議が順調に
進まない場合」イランにも同じ措置を取る考えか、との質問に「外交がわれわれの
最初の選択」だとした。
訪朝のインドネシア特使「6カ国協議復帰は不明」 聯合ニュース 02/07 20:55
ttp://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=432006020702900 【ソウル7日聯合】インドネシア大統領特使として4日から平壌を訪問していた
ナナ・ストレスナ大統領外交顧問は、「北朝鮮は6カ国協議復帰について何も明示
しなかった」と明らかにした。7日に北京を経て仁川空港に到着し、聯合ニュース
記者のインタビューに答えたもの。
ストレスナ外交顧問は、「北朝鮮はこれまで同様、朝鮮半島非核化の意思を強
調した」と語った。今回の訪朝はインドネシアと北朝鮮の関係増進に向けた生産的
なもので、両国は朝鮮半島の平和と安定はもちろん、両国民の暮らしをより豊かに
する考えで一致したという。ただ、6カ国協議と北朝鮮のドル紙幣偽造問題に対す
る北朝鮮側の具体的な反応については言及を避けた。
また金正日(キム・ジョンイル)総書記には会っていないが、最高人民会議の
金永南(キム・ヨンナム)常任委員会委員長と会談したことを明らかにした。
ストレスナ外交顧問はまた、今回の訪朝目的は「南北国防長官会談のインドネ
シア開催案調整」と明らかにしていたことから、その結果も注目されている。8日
午前に国防部の尹光雄(ユン・グァンウン)長官、午後には外交通商部の潘基文(
パン・ギムン)長官と会談し、訪朝結果を説明する予定。
>>127>>128>>129>>144>>145>>146>>147>>148>>149 日本の求めで2度目の拉致協議 おとといに続き NNN 2/7 18:02(y18:6)
ttp://www.news24.jp/52143.html 日本と北朝鮮の政府間協議は4日目となる7日、両国は午前中に核やミサイルな
ど安全保障問題について協議し、午後は拉致問題についての協議を行った。
安全保障の協議は3時間にわたって行われ、日本側は、拉致問題と同じように安
全保障問題の解決なくして国交正常化はないとの立場で会合に臨んだ。
また、北朝鮮が参加を拒んでいるために再開のメドが立っていない6か国協議に
ついて、北朝鮮側は、重要性は認識しているものの今すぐに復帰する意思は示さな
かったという。
午後は、5日に引き続き、再び拉致問題についての協議を行った。北朝鮮側関係
者によると、拉致問題の協議は、日本側の要求に北朝鮮側が応えたものだという。
>>159 北朝鮮「めぐみさんの"遺骨"返還」要求 日朝協議 ANN 02/07 18:24(y18:47)
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/poli_news.html?now=20060207194509 4日目に入った日本と北朝鮮の政府間協議は7日、午前中の核・ミサイル協議に続
き、午後からは再び拉致問題の協議が行われました。
協議後、報道陣のインタビューに応じた北朝鮮の金哲虎(キム・チョルホ)副局
長は「今回の会談を通じて、日朝の間には見解の違いが激しいということを確認し
た」とコメントしました。さらに、横田めぐみさんのものとされる遺骨の問題で、
遺骨が偽物であれば速やかに返還するように求めたということです。また、北朝鮮
側は日本に対して、脱北支援団体の7人のメンバーの身柄引き渡しを要求してきま
した。日本側は辛光洙(シン・グァンス)容疑者らの身柄引き渡しを求めています
が、これに対抗する措置とみられます。ほかのテーマに比べ、拉致に関しては突出
して長い時間を割いたことになりますが、北朝鮮側のコメントをみると、日本側に
はかなり厳しい結果だったことがうかがえます。8日の午前中には全体会合を開き
、今回の協議は閉幕する見込みです。
>>160 日朝協議4日目、拉致問題を再協議 TBS 02月07日 20時24分(y19:21)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3220767.html 拉致、国交正常化、安全保障という3つのテーマを個別に話し合っている日朝交
渉は4日目の7日、今回2回目となる拉致問題の協議が行われました。
これまでに協議時間は合計20時間を超しています。しかし、すべてのテーマに
おいて具体的な進展は全くなく、両国の立場の違いばかりが目立っています。
日本時間7日午後4時から始まった拉致の協議の前、日本側代表の梅田参事官は
見通しを次のように語っていました。
「厳しい話になると思います」(外務省アジア大洋州局 梅田邦夫 参事官)
Q.経済制裁については?
「この交渉の結果は予断できないと思います」(梅田邦夫参事官)
つい先ほど終了した協議の後、北朝鮮側代表のキム・チョルホ副局長は「2回の
拉致協議を通じて両国の立場の違いが深刻であることが確認された」と述べました。
日本側は2回目の協議でも、生存者全員の帰国と真相の究明、さらにシン・ガン
ス容疑者ら拉致実行犯3人の引き渡しを改めて強く求めました。
これに対し、北朝鮮側は横田めぐみさんのものと北朝鮮が主張する、いわゆる遺
骨問題について、日本側の鑑定結果に再び強い不服を表明したほか、さらには日本
側にも北朝鮮から拉致された人がいるなど、拉致問題は解決済みとしてきた従来の
主張を変えなかったばかりか、全く関係ない問題を持ち出すなど誠意のある対応は
見られませんでした。
今回、アメとムチの両方を繰り出して北朝鮮を揺すぶった日本側ですが、結局、
北朝鮮の強硬な姿勢には全く変化がなかったと言わざるを得ません。(07日18:01)
>>161 日朝 拉致問題協議は平行線 NHK 02/07 19:30
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/07/d20060207000162.html 日本と北朝鮮の政府間協議は、日本時間の7日夕方、拉致問題に関する協議が再開
されましたが、生存者の帰国などを求める日本側の要求に、北朝鮮側は応じず、協
議は平行線のまま終わりました。
日朝の政府間協議は、4日目の7日、北朝鮮の核開発問題など安全保障をめぐる協
議が行われたのに続いて、日本時間の午後4時すぎから、拉致問題に関する協議が
1時間半にわたって行われました。この中で、日本側は、「拉致問題の解決なしに
、国交正常化はありえない」という基本方針を重ねて示し、5日の協議に続いて、
北朝鮮側に生存者の帰国や、事件の全容解明、それに、容疑者の引き渡しなどを求
めました。北朝鮮側は、日本側の要求に応じず、拉致被害者の横田めぐみさんの遺
骨として提出した骨を日本側が別人のものと鑑定したことについて、「鑑定には疑
問がある。日本側が偽物だというのなら、速やかに返還すべきだ」と求めたほか、
北朝鮮から脱出した人を支援した日本人7人の引き渡しを要求するなど、協議は平
行線のまま終わりました。協議のあと、外務省アジア大洋州局の梅田邦夫参事官は
、記者団に対し、「日本側の要求に北朝鮮側から納得の行く説明がなく、立場の違
いは狭まらなかった。非常に遺憾だ」と述べました。一方、北朝鮮のキム・チョル
ホ外務省副局長は「拉致問題をめぐる日朝の主張には大きな隔たりがある。双方が
疑念をもったままでは問題は解決しない。お互いに理解を深め、問題解決に向けた
実質的な対応を考えなくてはならない」と述べました。
>>162 日朝協議:拉致、またも進展せず 6カ国協議復帰も応じず 毎日 02月07日 19:34
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20060208k0000m010065000c.html 【北京・中田卓二】日本、北朝鮮両政府は包括並行協議4日目の7日、北京市内の
ホテルで核・ミサイル開発など安全保障問題と拉致問題の各協議会を開いた。拉致
問題では、平行線に終わった5日の協議に続き日本側が(1)生存者の帰国(2)真相
究明(3)拉致容疑者の引き渡し−−などの具体的措置を強く迫ったが、進展はなか
った。安全保障協議で北朝鮮側は核問題に関する6カ国協議の重要性は認めたが、
日本側が求めた同協議への早期・無条件の復帰に応じる姿勢はみせなかった。
5日の拉致問題協議は約9時間に及んだが、7日の再協議は約1時間半で終了した。
北朝鮮側は横田めぐみさんの「ニセ遺骨」問題で遺骨の返還を求めたほか、北朝鮮
と中国の国境地域で脱北者を支援している日本人7人を「誘拐・拉致」容疑で引き渡
すよう要求。日本側は拒否した。
日本側代表の梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官は協議後、記者団に「先方か
ら納得いく答えはなく、溝が狭まることはなかった。非常に遺憾だ」と北朝鮮の対応を
批判。北朝鮮側代表の金哲虎(キムチョルホ)外務省アジア局副局長は「見解上の差
が深刻なことが確認された」と語った。
安全保障協議は日本側から山本忠通北朝鮮核問題担当公使、北朝鮮側から鄭泰洋
(チョンテヤン)外務省米国局副局長らが出席し、約3時間15分行われた。北朝鮮側
はマネーロンダリング(資金洗浄)に対する米国の金融制裁を批判し、「制裁が解除
されなければ6カ国協議には復帰できない」と強調。日本側はミサイルの開発中止と
廃棄も求めたが、北朝鮮側は応じなかった。
>>163 拉致・核問題進展せず 日朝政府間協議 共同 02月07日 20:06
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20060207/20060207a1610.html 【北京7日共同】日本と北朝鮮は7日午後、北京市内のホテルで拉致問題をめぐ
る2回目の協議を行った。日本が生存者の帰国、拉致実行犯の引き渡しなどをあら
ためて要求。北朝鮮は拉致被害者横田めぐみさんのものとした「遺骨」の返還や、
日本の脱北者支援関係者の引き渡しを求め、双方の溝が埋まらないまま終了した。
これに先立つ核・ミサイルなどの安全保障協議でも実質的進展はなかった。
日本代表の梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官は協議終了後、記者団に「(北
朝鮮から)納得いく答えはなく、溝は狭まらなかった。非常に遺憾だ」と述べた。
北朝鮮代表の金哲虎(キムチョルホ)外務省アジア局副局長は「遺骨」について「
日本が(DNA鑑定で)別人のものだとしたのだから、直ちに遺族に戻すよう要求
した」と表明した。
拉致・核問題進展せず 北朝鮮「遺骨」返還要求 産経(共同) 02/07 20:26
ttp://www.sankei.co.jp/news/060207/sei087.htm (ry:上共同記事と同文
日本は5日の1回目の協議に続き、政府認定の拉致被害者に関し(1)安否不明
の11人の再調査と生存者の早期帰国(2)真相究明(3)容疑者の引き渡し―を
重ねて要請した。
これに対し北朝鮮は、北朝鮮難民救援基金の加藤博事務局長ら7人について、北
朝鮮の刑法に違反した犯罪者として身柄を引き渡すよう要求。植民地時代に行方不
明となった朝鮮人などの消息調査なども求め対立した。
安保協議では、北朝鮮は核問題をめぐる6カ国協議の重要性は認めたが、日本が
求めた同協議への早期復帰に関しては回答を避けた。
同時に日本は北朝鮮に対し安全保障上の懸念を表明し、段階的核放棄や配備済み
ミサイルの廃棄などを要求。北朝鮮は日本の自衛力増強や日米同盟によるミサイル
防衛(MD)構想など批判し平行線をたどった。
>>164 拉致問題、日朝の溝埋まらず…北が脱北支援関係者非難 読売 02月07日 20:57
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20060207/20060207i213-yol.html 【北京=吉山隆晴、福島恭二】日本と北朝鮮の政府間協議が7日、北京市のホテ
ルで行われ、午後には北朝鮮による日本人拉致問題が再び取り上げられた。
日本側は拉致被害者の帰国と真相究明、元工作員辛光洙(シン・グァンス)容疑
者ら実行犯の引き渡しについて、早急に具体的な措置をとるよう強く要求したが、
北朝鮮側は応じなかった。
この日は4日目の協議で、5日に続いて拉致問題が議題となった。同日に進展が
なかったことから、日本側が再協議を求めたためで、日本側は梅田邦夫外務省アジ
ア大洋州局参事官ら、北朝鮮側は金哲虎(キム・チョルホ)外務省アジア局副局長
らが出席した。
日本の要求に対し、北朝鮮側は横田めぐみさんのニセ遺骨問題で、日本側のDN
A鑑定結果に改めて疑問を提起し、遺骨の速やかな返還を求めた。
さらに、「中朝国境地域で北朝鮮人が誘拐・拉致されている」として、脱北者を
支援しているNGO(民間活動団体)関係者らを非難した。特に、北朝鮮難民救援
基金の加藤博事務局長、「救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク(RENK
)」代表の李英和関西大教授ら7人のNGO関係者らを名指しし、北朝鮮刑法に違
反したとして引き渡しを求めた。 (つづく
>>165 めぐみさんの遺骨の問題では、日本側は、<1>遺骨を持ってきた夫と称する人
の身元が不確かだ<2>複数のDNAが出た原因の証明は北朝鮮側がすべきだ――
と反論した。NGO関係者の引き渡しは拒否した。協議終了後、梅田参事官は記者
団に、「納得のいく答えはなく、溝は狭まることはなかった。非常に遺憾だ」と北
朝鮮の対応を批判した。
7日午前には、核・ミサイル問題など安全保障をめぐる初めての本格的な協議を
行った。
日本側は核問題をめぐる6か国協議に無条件で早期に復帰するよう求めた。ミサ
イル問題でも、2002年の日朝平壌宣言に明記されている発射実験のモラトリア
ム(凍結)の継続を求めたうえで、開発中止と廃棄を要請した。北朝鮮側は6か国
協議の重要性は認めたが、「米国による経済制裁が解除されなければ復帰できない
」と主張した。
>>159>>160>>161>>162>>163>>164>>165-166 新たな情報、一切出さず 拉致巡り再び平行線 日朝協議 朝日 02月07日 21:38
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060207/K2006020705590.html 日朝包括並行協議は7日、北京市内のホテルで、北朝鮮による拉致問題をめぐって
2回目の協議が開かれた。日本側は(1)生存者の早期帰国(2)真相究明(3)容疑者
引き渡しの3点を改めて求めたが、北朝鮮側は新しい情報を一切出さず、横田めぐみ
さんのものとして提供した「遺骨」の返還や日本の市民団体関係者の引き渡しを要求。
再び平行線をたどった。
拉致問題の協議は午後3時(日本時間同4時)から約2時間45分行われた。協議後、
日本側の梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官は記者団に「北朝鮮から納得のいく
答えはなかった。非常に遺憾だ」と語った。
北朝鮮の金哲虎(キム・チョルホ)外務省アジア局副局長は協議後、記者団に「朝日
の間に、拉致問題に関連して見解の違いが激しいことが確認できた」と語った。横田
めぐみさんの遺骨とされるものから別人のDNAを検出したとの日本の鑑定結果をめぐ
っては、問題解明を要求し、「偽物と主張するのであれば遺族に返還すべきだ」と主張
したことを明らかにした。
これに対し梅田氏は、協議のなかで(1)遺骨を持ってきた横田さんの元夫と称する
人の身元が怪しい(2)複数のDNAが検出されたことについて北朝鮮側の証明が必
要だ、と指摘した。
また北朝鮮側は、脱北者支援などで北朝鮮の民主化を支援する市民団体「救え!
北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク」(RENK)の李英和(リ・ヨンファ)代表や北朝
鮮難民救援基金の加藤博事務局長ら7人について、北朝鮮人を「拉致・誘拐した」と
主張。同国の刑法に違反したとして、日本側に引き渡しを求めた。
一方、7日午前の核・ミサイルなどの安全保障協議では、日本側が北朝鮮側に対し
6者協議への早期・無条件復帰を求めたが、北朝鮮側は6者協議の重要性を認めた
ものの、復帰にはマネーロンダリング(資金洗浄)問題をめぐる米国による金融制裁
解除が条件との従来の主張を繰り返した。
>>167 中国、日朝間対話に便宜を提供 CRI中国国際放送 02-07 19:35
ttp://jp.chinabroadcast.cn/151/2006/02/07/[email protected] 中国外務省の孔泉スポークスマンは7日北京での記者会見で、中国側は日本と朝
鮮との対話と交渉に便宜を提供したいとの姿勢を表明しました。
日朝双方はいま北京で対話を行っていますが、孔泉スポークスマンはその際、「
中国側は日朝双方が対話と交渉を通じて歴史が残した問題を含む二国間問題を解決
するよう望んでいる。中国側は、もし双方が対話と交渉を通じて関係を改善させれ
ば、それは東北アジア地区情勢全般の緩和にプラスとなると見ており、日朝双方が
問題解決を目的とした対話を継続していくよう願っている」と述べました。
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余計なオセワ。。。
>>167 日朝協議4日目 拉致問題について再度協議 具体的進展なし NNN 2/7 21:48(y21:55)
ttp://www.news24.jp/52157.html 日本と北朝鮮の政府高官協議は7日、4日目を迎えた。午後に今回2回目の拉致問題
の協議が行われたが、具体的進展はなかった。
日本側の強い要求で行われることになった2回目の拉致問題の協議だが、約1時間半
で終了し、進展はなかった。北朝鮮側は歩み寄りを見せるどころか、日本側に新たな要
求を突きつけた。
7日の協議で日本側は、安否不明の拉致被害者の帰国や真相究明、辛光洙容疑者
らの引き渡しなどをあらためて強く求めた。北朝鮮側はすでに5日の1回目の協議で辛
光洙容疑者の引き渡しを拒否しているが、7日はさらに、脱北を支援したとして日本人ら
7人の引き渡しを求めた。
また、横田めぐみさんとは別人のものとされた遺骨について、北朝鮮側は日本側に、
偽物と主張するならば遺骨を返還するよう求めた。これに対して日本側は「そもそも、
遺骨を持ってきた横田めぐみさんの夫と称する人物の身元が怪しい」などと反論した。
5日と同様、7日の協議も平行線に終わった形。
「拉致問題での進展が今回の協議の最大の目的」としていた日本政府だが、全く進展
が得られなかったことになる。
たぶん、おち。
>>132>>155 朝鮮会館の税減免措置取り消しを 救う会富山が富山市に要望 富山新聞 02月08日
ttp://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20060208005.htm 救う会富山は七日、富山市に対して、朝鮮総連の関連施設である朝鮮会館(同市
神通町)の税減免措置の取り消しを求める要望書を提出した。
同市は、固定資産税と都市計画税の一部を一九八三(昭和五十八)年から減免し
ている。「熊本朝鮮会館」の減免措置の取り消しなどを求めた控訴審で、福岡高裁
が二日に税減免を取り消す判決を言い渡している。
浜谷隆平会長代行と岡崎功事務局長が市役所を訪れ、森雅志市長あての文書を提
出した。文書では県内に拉致関連事案が多発し、特定失踪者が多数存在すると指摘
。県民感情から施設に公益性はあるとは思えず、これまでの減免額を返却するよう
求めることなどを要望している。
朝鮮会館の減免取り消しを富山市に要望 読売富山 02月08日
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news007.htm 「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための富山県民会議」(救う会富山)は
7日、富山朝鮮会館(富山市神通町)に対する税の減免措置を取り消すよう、富山
市に要望書を提出した。
要望は今月2日、福岡高裁で、熊本市にある熊本朝鮮会館に対する固定資産税と
都市計画税の減免措置を「公益性がなく違法」とした逆転判決が出たことを受けたもの。
救う会富山は「県内には拉致関連事案が多発しており、施設に公益性があるとは
県民感情から断じて思われない」として、富山市が現在行っている減免措置を取り
消し、そのほかに優遇措置がないかを精査するよう求めた。
富山市では1983年度から、富山朝鮮会館の鉄筋コンクリート造り4階建ての
建物と敷地に対し、企業が入居している1階分の一部を除き、「公民館のように使
われ、公益性がある」として、固定資産税と都市計画税を減免している。減免額は
2005年度で約30万円。
同市は「裁判の推移や他自治体の動向を見ながら検討していきたい」と話している。
>>159>>160>>161>>162>>163>>164>>165-166>>167>>169 日朝並行協議 拉致・核進展なし 北、脱北支援者引き渡し要求 産経朝刊 02月08日 02:50
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20060208/m20060208006.html 【北京=大谷次郎、野口東秀】日本と北朝鮮は並行協議四日目の七日午後、北京市内の
ホテルで拉致事件の再協議を行った。日本側は生存する拉致被害者の早期帰国や実行犯
の引き渡しを求めたが、北朝鮮側は北朝鮮を脱出(脱北)して帰国した日本人妻や家族を支
援した七人の引き渡しを要求、平行線をたどった。同日午前には核・ミサイル問題の協議が
行われ、日本側は核問題に関する六カ国協議への無条件復帰を促したが、北朝鮮側は「米
国の金融制裁解除がなければ六カ国協議には復帰できない」と応じなかった。
拉致事件の再協議で、梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官は(1)生存者の早期帰国
(2)事件の真相究明(3)元工作員の辛光洙容疑者らの引き渡し−などを再度求めた。
しかし、北朝鮮側は、脱北を支援する非政府組織(NGO)の活動を「誘拐、拉致だ」とし、「
北朝鮮難民救援基金」の加藤博事務局長ら七人の引き渡しを要求。日本側は「問題外だ」
(交渉筋)と、拒否した。また横田めぐみさんの偽遺骨問題についても「偽物というなら本人の
遺族に返さないといけない」と返還を求めたため、日本側と激しい応酬が続いた。
梅田氏は協議後、記者団に「先方から納得のいく答えはなく、溝が狭まることはなかった。
非常に遺憾だ」と述べた。
今回の並行協議は八日午前の全体会合で、今後の協議継続を確認し、終了する見通し。
安倍晋三官房長官は七日午後の記者会見で、拉致事件の協議について「北朝鮮がしっか
りとした誠意ある対応を示せば、われわれも評価できる今回の協議だったといえる」と述べ
ていた。進展がなかったことで、北朝鮮に対する経済制裁を求める世論が高まることは確実。
日本側はそうした状況も説明した。
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関連記事はのちほど一括うp。
>>140>>141-142>>143 米2007会計年度、国防予算案 ミサイル防衛に104億ドル 産経朝刊 02月08日 02:50
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20060208/m20060208010.html 対テロ戦争 特殊部隊の増強盛る
【ワシントン=有元隆志】米国防総省は六日、二〇〇七会計年度(〇六年十月−
〇七年九月)の国防予算案を発表し、このうちミサイル防衛向上のため百四億ドル
(約一兆二千億円)を計上した。また、イラクなど対テロ戦争に対応するための特
殊部隊増強なども盛り込んだ。テロとの戦いが「長期戦」になるとの見通しを踏ま
え、本土防衛やテロ対策に力点を置いた予算となった。
国防費の総額は四千三百九十三億ドル(約五十二兆円)。前年度比6.9%の伸
びで、緊縮型の予算全体のなかで突出している。しかも、イラクとアフガニスタン
での戦費計千二百億ドルは含まれていない。
今秋の中間選挙を控え、議会少数派民主党も含め、議会側から本土防衛やテロ対
策に及び腰といわれないためにも国防予算の削減はしづらいとの事情も、増額の背
景にあるとみられる。
ミサイル防衛費は〇六年度の八十八億ドルから十六億ドルの増額となった。陸上
・海上配備型迎撃ミサイルや前線配置移動式レーダーの生産などに振り分ける。
さらに、宇宙設置型早期警戒システム向上のため一一年度までに四十億ドルを充
てた。
ジョナス国防次官(財政担当)は「(ミサイル防衛の)対象範囲を広げ、早期警
戒能力を高めたい」と述べた。 (つづく
>>173 また、国防総省当局者は、昨年十月の在日米軍再編に関する中間報告で、日本配
備が明記された米軍の新型早期警戒レーダー「Xバンド」を半年以内に日本に配備
したいとの考えを示した。具体的な配備場所は触れなかったが、航空自衛隊車力(
しゃりき)分屯基地(青森県つがる市)に配備されるとみられる。
「Xバンド」は北朝鮮のテポドンなど弾道ミサイルの探知を目的としており、同
省は日本配備について、「両国の防衛に貢献するとともに、情報は共有される」と
説明している。
一方、テロ対策としては特殊部隊を〇七年度約四千人、一一年度までに計一万四
千人増員する。アラビア語などの言語習得や現地の文化を理解するプログラムに一
億八千万ドルを計上した。
プレデターなど無人偵察機百三十二機購入のため十六億ドルを充てた。バイオテ
ロなど大量破壊兵器による攻撃に備えるための費用としては十七億ドルを投じた。
このほか、イラクで米兵が被害を受けている路上爆弾に対処するため、三千台の
装甲車両ハンビー購入代として五億八千万ドルを充てた。
イラン、北朝鮮と軍事協力も・米政府高官が指摘 日経 02月08日 07:01
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060208AT2M2800U07022006.html 【ワシントン=秋田浩之】米政府内でイランと北朝鮮の軍事協力が進行しつつあ
るとの見方が強まっている。ミサイルが中心とみられるが、核開発協力の懸念も出
ているという。イランの核問題が国連安保理に付託される中、ブッシュ政権内で強
硬論が勢いづく可能性がある。
米政府高官が日本経済新聞のインタビューで語った。同高官は「北朝鮮はニセ札
と麻薬、ミサイル以外には他国に売れるモノがない。何らかの核物質も(売却品目
に)含まれるかもしれない」と指摘。ミサイルに加え、核分野の協力が進んでいる
可能性にも懸念を示した。
脅威から国民守れ 国民保護講演会 テロ問題や「北朝鮮」解説求 産経茨城 02月08日
ttp://www.sankei.co.jp/edit/kenban/ibaraki/060208/kiji01.html 武力攻撃から国民を保護するための国民保護法に基づく県国民保護計画案が閣議決定
されたことを受け、県は七日、県内全自治体や関係機関などを対象とした「国民保護講演会」
を水戸市千波町の県総合福祉会館で開催した。
会場には警察、消防、自衛隊、原子力関係、各交通機関や指定地方公共機関などから約
三百人が出席。基調講演で総務省消防庁国民保護・防災部国民保護室の西野聰課長補佐
は国民保護の仕組みなどを説明し、「9・11事件前のアメリカも本土が襲われるとは誰も思わ
なかった。日本でテロ攻撃などに関心が薄いことは平和の裏返しで健全なことだが、テロの
標的になる可能性がある以上、できるだけ国民が安心できる国づくりにすることが大切だ」
と述べた。
また、帝京大教授で安全保障・危機管理分野のアナリストとして活躍している志方俊之氏
が「新しい脅威への対応と、今私たちに求められていること」と題して講演。世界各国のテロ
の現状、国の危機管理指揮系統や法体系などを紹介したほか、直近の危機として後継者問
題に揺れる北朝鮮情勢について解説した。
東京都で災害対策担当を務めている立場から都内でテロが起きた場合のシミュレーション
なども行い、「日ごろから警察・消防・自治体・医療機関の四者の協働が必要」「国より国民
に身近な市町村の対応の方が重要」などと強調した。
>>172 >>164産経(共同)記事の更新:
拉致・核問題進展せず 北朝鮮、脱北支援者の引き渡し要求 産経(共同) 02/07 22:24
ttp://www.sankei.co.jp/news/060207/sei087.htm (ry:
>>164産経(共同)記事と同文
◇
北朝鮮外務省の金哲虎(キム・チョルホ)アジア局副局長は7日、日本との拉致問題協議
後、記者団に対し、北朝鮮を脱出(脱北)して帰国した日本人妻や家族の問題に言及し「中
朝国境でわが国の公民を誘拐、拉致した犯罪者の引き渡しを求めた」と明らかにした。引き
渡しを求めたのは脱北者支援団体「北朝鮮難民救援基金」の加藤博(かとう・ひろし)事務
局長ら7人だと述べ、北朝鮮の「刑法59条(国家転覆陰謀罪)に違反した」と主張した。
また、横田めぐみさんの「遺骨」問題について「必ず解明されねばならない。日本が別人の
ものだとしたのだから、直ちに遺族に戻すよう要求した」と述べ、日本の鑑定結果を「でっち
上げ」とするこれまでの主張に変わりがないことを示唆した。
さらに「朝鮮人の行方不明者の消息、調査問題を日本に提起した」ことを明らかにした。
日本の植民地時代に行方不明となった朝鮮人の遺骨調査を指すとみられる。
金副局長は「(拉致問題での)見解の差は大きかった。今回は双方の懸念事項を確認し
た」とし、議論が平行線に終わったことを認める一方で「互いに疑問点だけを提起していて
は解決できない。相互理解の立場、協調的な姿勢で実質的な方法を探らなくてはならない
ということも伝えた」と話した。(共同)
◇
拉致問題をめぐる日朝協議で7日、北朝鮮側から同国刑法に違反したとして名指しで身
柄引き渡しを求められた脱北者支援関係者らは、一様にあきれ顔を見せた。「将軍さま(
金正日総書記)ご乱心か」「『拉致には拉致を』とでも言うべきひきょうなやり方」。痛烈な
批判も飛び出した。 (つづく
>>176 「総書記の身柄と引き換えなら引き渡しに応じてもいい」。きっぱりとそう話すのは、北朝
鮮側から「犯罪者」とされた脱北者支援団体「RENK」代表の李英和(リ・ヨンファ)関西大
教授。
「大量の脱北者をつくり出したのは金正日(総書記)自身なのに、日本人拉致問題を協
議する場でわれわれの活動を『犯罪』と決めつけ、持ち出すのは非常識」と憤り「『将軍さ
まご乱心』の一語に尽きる」と切り捨てた。
北朝鮮難民救援基金の加藤博(かとう・ひろし )事務局長は、報道機関の取材で自分
の身柄引き渡し要求を知った。「そんなことを言うから国際社会の信頼を失う。北朝鮮の
常識は世界の非常識」。同事務局長は2002年に脱北者支援活動中に中国で拘束され
強制退去処分を受けた経験がある。
同基金は脱北者支援のほか、北朝鮮に200トン以上の食糧も送ってきた。加藤事務
局長は「われわれの活動を犯罪視し、政治の道具に使うとは、北朝鮮政権の精神の貧し
さだ」と語気を荒らげた。
北朝鮮問題に詳しく、日本人妻らの帰国支援をしたこともある高世仁(たかせ・ひとし)
ジン・ネット代表は「『拉致には拉致を』の条件闘争を挑んできた。拉致問題について正
面から取り組めない証拠」と北朝鮮側の手詰まりを指摘。「日本の対北朝鮮感情は悪
化する。北朝鮮はかえって追い込まれるのでは」と話した。(共同)
>>176-177 拉致・核問題進展せず 北朝鮮「遺骨」返還要求 共同 02月07日 23:08
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20060207/20060207a1620.html 【北京7日共同】日本と北朝鮮は7日午後、北京市内のホテルで拉致問題をめぐ
る2回目の協議を行った。日本が生存者の帰国、拉致実行犯の引き渡しなどをあら
ためて要求。北朝鮮は拉致被害者横田めぐみさんのものとした「遺骨」の返還や、
日本の脱北者支援の非政府組織(NGO)関係者7人の引き渡しを求め、双方の溝
は埋まらなかった。これに先立つ核・ミサイルなどの安全保障協議でも実質的進展
はなかった。
日朝は今後も政府間協議を継続する方針を確認。8日は午前から全体会合を再び
開き、一連の協議を終える見通しだ。
日本代表の梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官は協議終了後、記者団に「(北
朝鮮から)納得いく答えはなく、溝は狭まらなかった。非常に遺憾だ」と述べた。
北朝鮮代表の金哲虎(キムチョルホ)外務省アジア局副局長は「遺骨」について「
日本が(DNA鑑定で)別人のものだとしたのだから、直ちに遺族に戻すよう要求
した」と強調した。
日朝政府間対話、拉致問題で溝埋まらず 日経 02月07日 23:26
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060207AT1E0701907022006.html 【北京=天野豊文】日本と北朝鮮の政府間対話は7日、北京市内のホテルで、5日
に続いて日本人拉致問題に関する2度目の協議を開いた。日本は拉致実行犯の北朝
鮮元工作員、辛光洙(シン・グァンス)容疑者らの引き渡しなどを改めて迫ったが
、北朝鮮は拒否。平行線に終わった。
これに先立って実施した核・ミサイル問題に関する協議では、日本は核問題を巡
る6カ国協議への早期復帰を求めた。北朝鮮は米国による金融制裁問題を理由に応
じなかった。
拉致問題協議を担当する梅田邦夫・外務省アジア大洋州局参事官は協議終了後、
記者団に「納得いく答えはなく、溝は狭まることはなかった。非常に遺憾だ」と批
判。北朝鮮代表の金哲虎(キム・チョルホ)外務省アジア局副局長は「今回の会談
過程を通じて日朝間には拉致問題に関して見解の違いが大きいことを確認すること
になった」と語った。
>>178 日朝協議 拉致問題、進展なし 北朝鮮、6カ国復帰明言せず 道新 02/07 23:44
ttp://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060207&j=0023&k=200602073048 【北京7日山本武史】日本と北朝鮮の政府間協議は四日目の七日午後、拉致問題
に関する再協議を行った。日本側が生存者の早期帰国などを重ねて求めたのに対し
、北朝鮮は横田めぐみさんのものとして提供した「遺骨」の返還や脱北者支援者の
引き渡しを要求、双方の溝は最後まで埋まらなかった。これに先立ち行われた核・
ミサイル問題など安全保障に関する協議で、北朝鮮は核開発をめぐる六カ国協議の
重要性は認めたものの、早期復帰は明言しなかった。
拉致協議は五日に続いて二回目。日本側は前回同様《1》生存者の早期帰国《2
》真相究明《3》容疑者引き渡し−を要求。これに対し北朝鮮側は「中朝国境地帯
での誘拐、拉致問題」(金哲虎(キムチョルホ)外務省アジア局副局長)との表現
で脱北者問題を提起、支援の非政府組織(NGO)メンバーら七人について「誘拐
、拉致犯罪者」として引き渡しを求めた。
また、北朝鮮側は拉致被害者横田めぐみさんのものとして提出した「遺骨」につ
いて、「(偽物だというのなら)遺族に返さなければいけない」と返還を要求した
。日本側は元夫とされるキム・チョルジュン氏の身元が疑わしいと指摘するととも
に、「遺骨」から複数の人物のDNAが検出された理由について、北朝鮮側の説明
を求めた。
協議終了後、日本側代表の梅田邦夫・外務省アジア大洋州局参事官は記者団に「
溝は狭まることはなかった。非常に遺憾だ」と不満を表明。金副局長は「意見の差
が大きいことを確認した。疑問点ばかり話していては解決できない」と述べ、日本
側の姿勢を批判した。
八日は全体会合を開き、国交正常化、拉致、核・ミサイル問題について引き続き
並行協議を行っていくことを確認、全日程を終える見通し。
>>179 日朝、2回目の「拉致」協議も平行線 TBS 02月08日 00時14分(y23:57)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3221141.html 日朝協議4日目の7日は、午前の安全保障協議に続き、午後は2回目となる拉致
問題についての話し合いが行われましたが、議論は平行線のままでした。
日本側は、2回目の拉致協議でも生存者の帰国や拉致実行犯の引き渡しを繰り返
し求めましたが、北朝鮮側は、日本の要求をことごとく拒絶しました。
その上で、北朝鮮側が横田めぐみさんのものと主張する、いわゆる「遺骨問題」
を蒸し返すなど、誠意のある対応は全く見られませんでした。
「(今回の会談を通じ)確実に朝日間の拉致問題に関する見解の違いが深刻であ
ることを確認した」(北朝鮮外務省アジア局 キム・チョルホ副局長)
「先方からは納得いく答えはなく、溝は狭まることはなかった。非常に遺憾なこ
と」(外務省アジア大洋州局 梅田邦夫 参事官)
北朝鮮はさらに、脱北者支援をしたとして日本人ら7人の引き渡しを求めるなど
、拉致問題とは全く関係のない新たな問題を持ち出しました。
これについて外務省内には、「次回協議での交渉カードを増やそうという北朝鮮
側の準備作業」と分析する意見もあり、日朝双方は、協議継続を前提に今回のやり
とりの検証をする方針です。
しかし、政府・与党内では、「これ以上、北朝鮮の時間稼ぎには応じられない」
という意見が大勢で、経済制裁などより厳しい対応を迫る声が強まりそうです。(0
7日21:31)
>>180 日朝 拉致協議は平行線で終了 NHK 02/08 00:22
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/08/d20060207000194.html 日本と北朝鮮の政府間協議は、日本時間の7日夕方、拉致問題に関する協議が再
開されましたが、生存者の帰国などを求める日本側の要求に北朝鮮側は応じず、協
議は平行線のまま終わりました。
日朝の政府間協議は、4日目の7日、北朝鮮の核開発問題など安全保障をめぐる
協議が行われたのに続いて、日本時間の午後4時すぎから拉致問題に関する協議が
1時間半にわたって行われました。この中で、日本側は、「拉致問題の解決なしに
国交正常化はありえない」という基本方針を重ねて示し、5日の協議に続いて、北
朝鮮側に、生存者の帰国や事件の全容解明それに容疑者の引き渡しなどを求めまし
た。北朝鮮側は、日本側の要求に応じず、拉致被害者の横田めぐみさんの遺骨とし
て提出した骨を日本側が別人のものと鑑定したことについて、「鑑定には疑問があ
る。日本側が偽物だというのなら速やかに返還すべきだ」と求めたほか、北朝鮮か
ら脱出したいわゆる脱北者に対し日本で支援活動を行っている7人の引き渡しを要
求するなど、協議は平行線のまま終わりました。このあと、日朝の代表団は、北京
市内のレストランで夕食会を開き、今後の政府間協議の日程などについて協議しま
した。夕食会のあと、北朝鮮の代表を務めるソン・イルホ大使は、8日午前に全体
会合が開かれて今回の政府間協議を終えるという見通しを示したうえで、「日本側
とは今後も協議を続けていくことで一致した」と述べ、次回の協議の開催に向けて
調整を進めていく考えを示しました。
>>181 >>167記事の改変:
新たな情報、一切出さず 拉致巡り再び平行線 日朝協議 朝日 02月08日 00:25
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060208/K2006020705590.html 日朝包括並行協議は7日、北京市内のホテルで、北朝鮮による拉致問題をめぐっ
て2回目の協議が開かれた。日本側は(1)生存者の早期帰国(2)真相究明(3
)容疑者引き渡しの3点を改めて求めたが、北朝鮮側は新しい情報を一切出さず、
横田めぐみさんのものとして提供した「遺骨」の返還や日本の市民団体関係者の引
き渡しを要求。再び平行線をたどった。
拉致問題の協議は午後3時(日本時間同4時)から約1時間半行われた。日本側
は北朝鮮に対し、経済制裁を求める声が高まっていることなどを踏まえ、「このま
まいくと、厳しい措置を講じる可能性がますます高まる」と伝えたが、具体的な進
展はなかった。協議後、日本側の梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官は記者団に
「北朝鮮から納得のいく答えはなかった。非常に遺憾だ」と語った。
北朝鮮の金哲虎(キム・チョルホ)外務省アジア局副局長は協議後、記者団に「
朝日の間に、拉致問題に関連して見解の違いが激しいことが確認できた」と語った
。横田めぐみさんの遺骨とされるものから別人のDNAを検出したとの日本の鑑定
結果をめぐっては、問題解明を要求し、「偽物と主張するのであれば遺族に返還す
べきだ」と主張したことを明らかにした。
これに対し梅田氏は、協議のなかで(1)遺骨を持ってきた横田さんの元夫と称
する人の身元が怪しい(2)複数のDNAが検出されたことについて北朝鮮側の証
明が必要だ、と指摘した。 (つづく
>>182 また北朝鮮側は、脱北者支援などで北朝鮮の民主化を支援する市民団体「救え!
北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク」(RENK)の李英和(リ・ヨンファ)代
表や北朝鮮難民救援基金の加藤博事務局長ら7人について、北朝鮮住民を「拉致・
誘拐した」と主張。同国の刑法に違反したとして、日本側に引き渡しを求めた。
これに対し日本側は、脱北者の支援活動を「拉致と同様に論じることはおかしい
」と、応じない姿勢を明確にした。
一方、7日午前の核・ミサイルなどの安全保障協議では、日本側が北朝鮮側に対
し6者協議への早期・無条件復帰を求めたが、北朝鮮側は6者協議の重要性を認め
たものの、復帰にはマネーロンダリング(資金洗浄)問題をめぐる米国による金融
制裁解除が条件との従来の主張を繰り返した。
8日は全体会合が開かれる。
>>182-183 日朝政府間協議 拉致問題に関する再協議が行われるも議論は平行線のまま終了
FNN HEADLINES 02/08 01:05(y1:39)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084867.html 日本と北朝鮮との政府間協議は、7日午後、拉致問題に関する協議があらためて行われた。
日本側は、生存者の帰国などを求めたが、北朝鮮側は応じず、議論は平行線のまま終わった。
日本側が強く求めた再協議は、またしても北朝鮮の言いがかりとも言える反論に終始し、
わずか1時間半で物別れに終わった。
梅田邦夫大使は「先方(北朝鮮)からは納得のいく答えはなく、溝は狭まることはありません
でした。非常に遺憾なことと思います」と話した。
北朝鮮の金哲虎副局長は「『横田 めぐみ』の遺骨問題は、必ず解明されるべきだ」と話した。
拉致問題の解決を強く迫られた北朝鮮側は、横田 めぐみさんの偽の遺骨の鑑定結果に、
あらためて反発して返還を求めたほか、脱北者を支援する関係者を「誘拐犯」などと名指
しして、引き渡しまで求めた。
新情報は提供せず、中身はともかく反論だけ重ねる北朝鮮だが、日本側の出席者はFNNに、
「『拉致は解決済み』とは決して言わなかった」と明かしており、かろうじて協議継続の芽は
残したいとみられている。
両国代表は、協議の前後にマイクの前に立つようになり、駆け引きが激しくなった。
7日も、日本側が強い姿勢で臨む中、北朝鮮側があえて日朝夕食会の予定をリークして
イメージダウンを狙うと、日本側はすかさずインタビューで「今後の協議の在り方を夕食会
で話し合う」と切り返す一幕があった。
閉幕まで北朝鮮の不誠実ぶりが続けば、日本国内での強硬論の高まりは避けられない
ものとみられる。
>>184 拉致で進展なし=日本「厳しい措置」に言及−日朝並行協議8日終了
時事通信 2月8日 1時1分 5時0分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000006-jij-pol 【北京7日時事】日本と北朝鮮は7日午後、北京市内のホテルで約1時間半、拉致
問題についての再協議を行った。日本側は「このまま行くと国内で厳しい措置を講
じる圧力がますます強まる」と経済制裁論のある政府や国会の情勢などを説明。生
存者の帰国や真相究明、実行犯の引き渡しなど「誠意ある措置」を重ねて求めた。
しかし、北朝鮮側から「納得のいく回答」はなく、具体的な進展はなかった。
これを受け、同日夜の夕食会では、8日午前に全体会合を開催し、今回の並行協
議は終了することを確認した。日本側は全体会合で、改めて拉致問題での誠意ある
措置を求める。夕食会の席上、北朝鮮側代表の宋日昊大使は「(並行協議は)これ
からも続けるのが良い」と表明した。
>>185 日朝協議:拉致問題、こう着 対話路線批判や経済制裁論も 毎日 02月08日 1:33
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20060208k0000m010170000c.html 日朝両政府は7日、日本が最優先課題に掲げる拉致問題について、期間中2回目
の協議を行ったが溝は埋まらなかった。日本は最終日の8日も全体会合で拉致問題
を提起するが、こう着状態が続けば、日本国内で対話路線への批判や経済制裁論が
高まるのは確実だ。
協議終了後、北朝鮮の金哲虎(キムチョルホ)外務省アジア局副局長は、「朝鮮
語のことわざに『疑心は病気』というのがある。疑問を持てば、何も信じないとい
うことだ。互いの疑問点を提起するだけでは解決できない」と記者団に淡々と語り
、「協力的な姿勢で問題を解決するため実質的な方策」を模索すべきだとの考えを
示した。「拉致問題はすでに解決済み」であり、逆に不信感をあおっているのは日
本という従来の主張を繰り返したものだ。
一方の梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官は疲れ切った表情で「非常に遺憾」
と言葉少なに語った。日本は協議の中で、与党内で経済制裁の検討が進んでいるこ
とにも言及した。拉致問題で北朝鮮が譲歩しなければ、国交正常化交渉も容易に進
めることができず、包括並行協議の枠組み自体が揺らぎかねない。日本側にはそん
な危機感がにじんだ。
協議では、日本が生存者の帰国や容疑者の引き渡しなどで早急に「具体的な措置
」を取るよう「相当激しく」(外務省幹部)求めたのに対し、北朝鮮は事実上の「
ゼロ回答」に終始。逆に横田めぐみさんのものとして提示した「遺骨」の返還に加
えて、「脱北者の支援者7人の引き渡し」というクセ球まで持ち出してきた。「北
朝鮮難民救援基金」の加藤博事務局長らも指し、「刑法59条(国家転覆陰謀罪)
に違反した」と主張した。
協議終了後、日朝交渉団は北京市内のレストランで食事をともにしながら意見交
換した。今回、拉致問題を話し合うテーブルはできたが、2回で計10時間半に及
んだ協議でも解決の糸口はつかめないままだった。【北京・中田卓二、西岡省二】
(最終更新時間 2月8日 1時34分)
>>186 「脱北支援者の引き渡しを」 北朝鮮側が要求 中日朝刊 02月08日
ttp://www.chunichi.co.jp/00/kok/20060208/mng_____kok_____000.shtml 【北京=渡辺隆治】日本と北朝鮮の両国政府は七日午後、拉致問題の再協議を北
京市のホテルで行った。日本側は生存している被害者の帰国などをあらためて求め
た。北朝鮮側は脱北支援関係者七人を「わが国国民の拉致誘拐犯罪者だ」として引
き渡すよう求めたほか、拉致被害者横田めぐみさんの遺骨として提供した骨の返還
を要求。協議は平行線をたどった。
四日に始まった日朝政府間協議は、日本が最優先課題に位置付ける拉致問題でも
進展のないまま、八日午前の全体会合で終了する。
日本側は再協議で、真相の究明や辛光洙(シン・グァンス)容疑者ら実行犯の引
き渡しを要求。日本政府が認定した被害者以外で、拉致された疑いの濃い特定失踪
(しっそう)者三十四人の安否情報の提供も求めた。
北朝鮮側は、北朝鮮難民救援基金の加藤博事務局長ら脱北支援関係者七人が北朝
鮮の刑法に違反したと主張し、引き渡しを求めた。横田めぐみさんのものとした遺
骨については「日本側が(DNA鑑定の結果)別人のものだと言うのだから、本人
の遺族に直ちに返さないといけない」とした。
協議には、日本側から梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官、北朝鮮側から金哲
虎(キム・チョルホ)外務省アジア局副局長らが出席した。
>>187 日朝 「拉致」再協議進展なし 北朝鮮「遺骨」返還要求 西日本 02/08 02:16
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/seiji/20060208/20060208_news_001-nnp.html 【北京7日傍示文昭】日本と北朝鮮の政府間協議は四日目の七日午後、北京市内
のホテルで、拉致問題をめぐる二度目の協議を行った。日本は拉致問題の解決に向
け、早急に具体的措置を取るよう迫り、警察庁が国際手配している辛光洙(シング
アンス)容疑者(76)ら拉致実行犯三人の引き渡しや生存者の早期帰国などをあ
らためて要求した。北朝鮮から具体的な回答はなく、五日の一回目の協議に続く再
協議も議論は平行線をたどった。
拉致問題の再協議に先立ち、七日午前には核・ミサイルなど安全保障問題に関す
る協議を行った。日本は、米国による金融制裁を理由に六カ国協議への復帰を拒ん
でいる北朝鮮に対し、無条件での早期復帰を要請。北朝鮮は「六カ国協議の重要性
は十分理解している」と述べたが、早期復帰には言及しなかった。
この日で分野別の並行協議は終了。八日午前、全体会合を開き、次回協議の開催
時期や協議の進め方などについて議論し閉会する見込み。
二度目の拉致協議は午後三時(日本時間同四時)すぎに始まり、約二時間で終わ
った。日本の梅田邦夫・外務省アジア大洋州局参事官は協議終了後、記者団に「先
方に誠意ある措置を強く要請したが、納得いく答えはなかった。溝は埋まらず非常
に遺憾だ」と述べた。
一方、北朝鮮の金哲虎(キムチヨルホ)・外務省アジア局副局長は、記者団に「
意見の隔たりはなお大きい」と指摘。日本がDNA鑑定で別人のものと判断した拉
致被害者、横田めぐみさんの「遺骨」を北朝鮮に返還するよう要求し、朝鮮人の行
方不明者の消息調査問題を提起したことを明らかにした。
>>188 拉致協議11時間 今回もゼロ回答 西日本 02/08 02:16
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/seiji/20060208/20060208_news_003-nnp.html 【北京7日傍示文昭】七日、拉致問題をはじめとする日朝の並行協議は、平行線
のまま実質的な議論を終えた。特に拉致問題は、五日の一回目の協議と合わせ、協
議時間は計十一時間に及んだが、双方の溝は全く埋まらなかった。「対話」を重視
する政府の姿勢に反発する声が大きくなる可能性がある。
「早急に具体的措置を取るよう求める。厳しい話になると思う」「(拉致)被害
者と家族の気持ちを胸に置いて強い姿勢で臨む」―。七日午後、二度目の拉致協議
前、外務省の梅田邦夫アジア大洋州局参事官は、記者団に対し決意をこう語った。
その険しい表情には「このままゼロ回答では終われない」との悲壮感さえにじんだ。
一方、北朝鮮側は協議開始直前、四日の全体会合以降、毎回応じてきた報道陣の
冒頭撮影を初めて拒否。渋々、二度目の拉致協議に応じたのは明らかだった。
さらに、協議では逆に横田めぐみさんの「遺骨」の返還を要求したり、脱北者支
援者の名前を挙げて引き渡しを求めたりするなど、駆け引きに終始。ゼロ回答どこ
ろか、マイナス回答とも受け取れる交渉に終わった。
「国交正常化にサイン(合意)するところまで行ってから、ようやく(新たな拉
致関連)情報を出してくるのでは」。外務省幹部は国交正常化後の経済援助という
実利だけを重視する北朝鮮の出方をこう分析。「対話」路線の継続こそ重要とみて
いるが、北朝鮮の不誠実な対応が続けば、国内世論が経済制裁の発動も辞さない「
圧力」路線に傾くのは避けられそうにない。
>>189 日朝、すべてに「溝」 並行協議3分野・議論終える 西日本 02/08 02:16
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/seiji/20060208/20060208_news_007-nnp.html 【北京7日傍示文昭】日朝の政府間協議は七日午前、核・ミサイルなど安全保障
問題の協議を行い、拉致問題、国交正常化交渉を含む三分野の並行協議が一巡。午
後には二度目となる拉致問題の協議も行われ、実質的な議論を終えた。各分野で突
っ込んだ議論が行われたが、「未解決か解決済みか」という拉致問題の基本原則だ
けでなく、「過去の清算」の実施方法でも認識の違いが明らかになるなど、双方の
溝の深さがより鮮明になった。
■拉致問題
「拉致問題の解決なくして国交正常化はない」。日本は、一貫した基本原則を前
提に(1)生存者の帰国(2)真相究明(3)拉致実行犯の引き渡し―を要求した
が、北朝鮮は「われわれは拉致問題解決のため、あらゆる誠意と努力を尽くした」
として過去の実績を強調。「拉致問題は解決済み」とする立場を崩さなかった。
実行犯の引き渡しに関しては、逆に「われわれも日本から引き渡してもらう犯罪
者がいる」と反論。北朝鮮難民救援基金の加藤博事務局長ら七人の名前を挙げて、
脱北者支援者の引き渡しを要求した。さらに、朝鮮人の行方不明者の消息調査を行
うよう日本に要請して対抗した。
横田めぐみさんの「遺骨」問題でも、別人のものと判断した日本のDNA鑑定を
あらためて非難。「日本が別人のものと判断したのであれば、速やかに返還すべき
だ」と迫った。 (つづく
>>190 ■国交交渉
日本は、二〇〇二年九月の「日朝平壌宣言」に基づき、国交正常化後に一括解決
による経済協力方式によって「過去の清算」を実施すると強調した。
これに対し、北朝鮮は「六十年たっても何一つ実施されていない」として早急な
過去清算を要求。さらに、経済協力方式についても「その方法だけではだめだ。さ
まざまな例外問題が起こる可能性がある」と主張し、日朝平壌宣言の合意を覆し、
他の補償も検討すべきだとの考えを示した。
また、在日朝鮮人の法的地位問題に関連して、在日朝鮮人系の信用金庫の不良債
権問題をめぐり、整理回収機構が担当している問題について日本政府に適切な対応
を要求。植民地支配時代に日本が持ち帰った文化財返還問題では「原状復帰が基本
。破壊されたり、破損したりしているものは復旧が必要」と述べた。
■安全保障
日本は「国交正常化は、拉致問題だけでなく、核・ミサイル問題の解決も不可欠
」との立場を強調。中断している六カ国協議への早期復帰を促した。北朝鮮は「六
カ国協議の重要性は十分理解している」と述べたが、早期復帰に関しては明言を避
けた。
さらに、日本は弾道ミサイルの開発・生産・配備・輸出の停止を要求。ミサイル
の開発・配備に関する情報公開を求めたが、北朝鮮は日本の自衛隊増強、日米同盟
によるミサイル防衛構想などを批判したとみられる。
日朝並行協議 拉致・核進展なし 北、脱北支援者引き渡し要求 産経朝刊 02月08日 02:50
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20060208/m20060208006.html >>172
>>190-191 日朝協議:北朝鮮、強制連行と従軍慰安婦で別途補償を要求 毎日 02月08日 3:00
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20060208k0000m010171000c.html 北朝鮮が、6日に北京で開いた日本との国交正常化交渉の協議会で、植民地支配
に対する過去の清算に関し、「強制連行」と「従軍慰安婦」問題について「経済協
力とは別に補償すべきだ」と別途の補償を要求していたことが7日分かった。
6日の協議で、日本は日朝双方が財産・請求権を放棄したうえで経済協力を実施
する方式を主張。協議後、北朝鮮側代表の宋日昊(ソンイルホ)大使は記者団に「
その方式だけではだめだ」と述べたが、詳しい内容は明らかにしていなかった。【
大貫智子】
日朝協議 拉致問題で進展なし NHK 02/08 06:52
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/08/d20060208000011.html 今月4日から始まった日本と北朝鮮の政府間協議は、8日に全体会合を開いて、
すべての日程を終えます。7日までの協議で懸案の拉致問題などで解決に向けた進
展がなかったことから、政府は次の協議に向けて戦略の練り直しを迫られることに
なります。
日朝の政府間協議は、7日、拉致と安全保障をめぐる協議を行い、実質的な議論
を終えました。日本側は、北朝鮮が関心を寄せる国交正常化については「拉致問題
などの解決なくしてはありえない」という方針で協議に臨み、拉致問題の協議は延
べ11時間に及びました。しかし、生存者の帰国や、「横田めぐみさんを拉致した
のは自分だ」と関係者に話していることが明らかになったシン・グァンス元工作員
ら容疑者を引き渡すよう求める日本側の要求に対し、北朝鮮側は、「引き渡しには
応じられない」としたうえで、逆に横田めぐみさんの遺骨として提出した骨の返還
(つづく
>>192 を求め、議論は平行線をたどりました。また、核開発問題など安全保障をめぐる協
議でも、北朝鮮側は「アメリカが金融制裁を解除しない限り、6か国協議への復帰
はない」と述べるなど、前向きな回答はありませんでした。日朝の政府間協議は、
8日に全体会合を開き、今後の協議の進め方などを話し合って、いったん終了しま
す。今回、拉致や核問題で具体的な進展がなかったことについて、政府関係者は「
ねばり強く協議を続けることが大事だ」と述べていますが、このまま協議を続けて
も北朝鮮側に対応の変化を促すことは難しいのではないかという見方も出ており、
政府は次の協議に向けた戦略の練り直しを迫られることになります。
全体会合を開催、終了へ 日朝政府間協議 共同 02月08日 6時47分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000011-kyodo-pol 【北京8日共同】日本と北朝鮮は8日、政府間協議の総括的な全体会合を開く。
前日までの拉致問題、国交正常化交渉、核・ミサイルなどの安全保障問題の3テー
マの協議で具体的進展がなかったことを受け、論点を整理し今後も並行方式での協
議を継続することを確認して一連の協議を終える見通しだ。
日本からは原口幸市日朝国交正常化交渉政府代表(大使)や梅田邦夫外務省アジ
ア大洋州局参事官ら、北朝鮮側からは宋日昊(ソンイルホ)日朝国交正常化交渉担
当大使、金哲虎(キムチョルホ)外務省アジア局副局長らが出席。
日本は拉致問題について、生存者帰国や真相究明、容疑者引き渡しなどをあらた
めて要求。今回の北朝鮮の対応では日本国内で経済制裁を求める世論が高まりかね
ないこと強調した上で、具体的な措置を重ねて求める。
全体会合を開催、終了へ 日朝政府間協議 共同 02月08日 07:14
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20060208/20060208a1640.html (ry:"容疑者引き渡しなどをあらためて要求。"まで上記事に同じ。
>>192-193 日朝政府間協議 拉致問題の再協議を行うも進展なし 8日に再び全体会合を開き閉幕へ
FNN HEADLINES 02/08 06:52(y7:33)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084879.html 中国・北京で開かれている日本と北朝鮮の政府間協議は4日目となる7日、拉致問題
の再協議を行ったが進展はなく、8日午前、再び全体会合を開いて閉幕する。
日本側が強く求めた再協議は、またしても北朝鮮側の言いがかりともいえる反論に
終始し、わずか1時間半で物別れに終わった。
梅田邦夫大使は「先方(北朝鮮)からは納得のいく答えはなく、溝は狭まることはあ
りませんでした。非常に遺憾なことと思います」と話した。
日本側が拉致問題の解決を強く求めると、北朝鮮側は、横田 めぐみさんの偽の遺
骨の鑑定結果にあらためて反発して返還を求めたほか、脱北者を支援する関係者を
「誘拐犯」などと名指しして、引き渡しまで求めた。
新情報は提供せず、中身はともかく反論だけ重ねる北朝鮮だが、日本側の出席者は
FNNに、「『拉致は解決済み』とは決して言わなかった」と明かしており、かろう
じて協議継続の芽は残したいとみられている。
北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)大使は「協議はこれからも、続けるのがいいだろう
」と話した。
日本では、外務省幹部が7日夜、「深い失望を持っている」と漏らしており、閉幕
まで北朝鮮の不誠実ぶりが続けば、日本国内での強硬論の高まりは避けられないも
のとみられる。
>>194 4日目の日朝政府間協議 拉致問題で再協議も進展なし NNN 2/8 7:49(y7:55)
ttp://www.news24.jp/52171.html 日本と北朝鮮の政府間協議は7日、4日目を迎えた。午後に今回2回目となる拉
致問題の協議が行われたが、進展はなかった。一連の協議は、8日の全体会合をも
って終了する見通し。
拉致問題の協議は、日本側の強い要求で行われた。この中で日本側は、安否不明
の拉致被害者の帰国や真相究明、辛光洙容疑者らの引き渡しなどをあらためて強く
求めた。
しかし、北朝鮮側はこれに応じず、逆に脱北者を支援している日本人ら7人の引
き渡しを求めた。さらに、北朝鮮側は横田めぐみさんとは別人のものとされた遺骨
の返還をあらためて要求し、またしても話し合いは平行線に終わった。
一連の協議は、8日の全体会合をもって終了する見通し。
北朝鮮 脱北支援者引き渡し要求 東京朝刊 02月08日
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20060208/mng_____kok_____002.shtml (ry
北朝鮮側は、北朝鮮難民救援基金の加藤博事務局長ら七人が北朝鮮の刑法に違反
したと主張し、引き渡しを求めたが、日本側は拒否した。
北朝鮮側は、横田めぐみさんのものとした遺骨について「日本側が(DNA鑑定
の結果)別人のものだと言うのだから、本人の遺族に直ちに返さないといけない」
と返還を求める理由を説明。日本側は(1)複数のDNAが検出された経緯を北朝
鮮が説明するのが先決(2)めぐみさんの夫とされる人物の身元が不確かだ−と反
論した。
日本側は、真相の究明や辛光洙(シン・グァンス)容疑者ら実行犯の引き渡しも
要求。「このままでは、より厳しい措置を求める圧力が日本国内で強まる」と、経
済制裁発動に含みをもたせながら前向きの対応を求めた。
(ry
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(ry:
>>187中日朝刊と同じ。
>>172>>176-177179>180>181>182-183>184>185>186>187>188>189>190-191
>192-193>194>195
日朝協議きょう最終日 拉致問題平行線で進展なし ANN 02/08 07:55(y8:45)
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/poli_news.html?now=20060208084445 北京で行われている日本と北朝鮮の政府間協議は、拉致問題でまったく進展がな
いまま、8日に締めくくりの協議を行い、終了します。
日朝の外務省担当者は、テーマ別の分科会を中心に4日間、話し合いを続けてき
ましたが、8日午前の全体会議で、一連の協議を終了します。拉致問題では、合計1
2時間あまり費やしましたが、まったく進展しませんでした。7日午後から再び行わ
れた拉致問題の協議で、日本側は、生存者の全員の帰国や、実行犯とされる辛光洙
(シン・グァンス)容疑者らの身柄の引き渡しを改めて求めました。これに対して
、北朝鮮側は新たな情報を出さず、身柄の引き渡しも拒否したということです。ま
た、横田めぐみさんのものとして渡した遺骨について、「偽物と言うのであれば、
すぐに北朝鮮に戻すべきだ」と主張しました。さらに、北朝鮮側は、脱北者を支援
する市民団体の加藤博さんら7人の名前を挙げて、引き渡しを求めました。
>>117 北朝鮮の子ども、毎年4万人が栄養失調で死亡 アジア人権フォーラム
東亞日報 02/08 04:30
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006020822188 アジア人権センターの許万鎬(ホ・マンホ)所長は、開会のあいさつで、「いま
だに人権を西欧的なものと批判し、アジア的価値だけを強調するきらいがある」と
し、「アジアにおける人権保護システムをつくらなければならない」と述べた。
ムンタホン報告官は基調演説で、「グローバル化の影で人身売買が急増している
」とし、「司法機関や非政府機構(NGO)、地域社会が能動的に、人身売買を監
視しなければならない」と強調した。
▲人身売買、労働搾取…危機の北朝鮮の子どもたち〓ムンタホン報告官の司会で
進行した第2セッションで、国際反奴隷連帯のノマ・カン・ミューコ教育担当者は
、「北朝鮮の飢餓と経済危機が、子どもたちに破壊的な影響を及ぼし、毎年4万人
の子どもたちが、栄養失調やこれに伴う疾病で死亡している」ことを明らかにした。
そして、「飢餓は、(北朝鮮住民の)中国への大移動を呼び、家族解体が日常化
している」としつつ、「中国にいる北朝鮮の子どもたちは、いつ送還されるかわか
らない恐怖の中で、正常な生活ができない」と説明した。
強制結婚の形で売りとばされる北朝鮮の少女たちの問題も取り上げられた。彼は
、「脱北女性たちが、400〜1万元(約5万〜120万ウォン)で、中国の農村
男性に売られている。これも一種の人身売買だ」と強調した。
そして、「これらの惨状への国際社会の認識は、不十分なのが実情だ」とし、△
強制送還の中止、△送還者に対する処罰の緩和、△国連特別報告官の北朝鮮入国の
許可、△国際社会の持続的な問題提起などを求めた。 (つづく
>>197 ▲人身売買撲滅のための連帯が必要〓第1セッションは、タイ、フィリピン、ネ
パール、インドの各国のNGO代表および実務者たちが、児童労働の実態と問題点
を報告した。
インドのセイブ・ザ・チャイルド・フード財団のプワン・リブ代表は、「人身売
買被害者の強制労働の価値は、316億ドル(約31兆6000億ウォン)にのぼ
る」とし、「安価で、搾取に組織的に反抗できないため、児童労働に対する需要が
増えている」と指摘した。
第3セッションでは、児童と女性の人身売買防止対策が論議され、東南アジア人
身売買被害者の救出および社会復帰プログラムの成果が紹介された。
フィリピンのセベリノ・ガーナ・ジュニア検察次長は、「03年の反人身売買法
の制定後、特別対応チームが構成され、人身売買の犯罪者には無期懲役が宣告され
ている」と紹介した。
メコン川流域の人身売買被害者救出プログラムを運営するカンボジア受難女性支
援行動のアティ・カプオ代表は、「一回限りの支援活動よりも、『予防・救出・社
会復帰』の全過程を通して持続的に支援してこそ、成果をおさめることができる」
と強調した。
▲韓国がリードすべき〓参加者たちは、歴史に足をつかまれた日本や人権後進国
の中国と違い、国際的信頼を得ることができる韓国が、アジアの人権問題をリード
すべきだと指摘した。
アジア財団のリド代表は、「韓国には、アジアの人権問題に積極的に連帯する義
務がある」と強調した。
国際反奴隷連帯のジョナサン児童労働プログラム担当は、「今回のフォーラムを
通じて、韓国はアジアの人権擁護に向けて活動できることを示した」と話した。
これに対し、許人権センター所長は、「フォーラムに参加した各国市民団体と協
力ネットワークを構成し、白書の発刊などを推進する」と述べた。
200 :
参考:2006/02/08(水) 09:32:15 ID:eKIImiWp
「ES細胞捏造」黄前教授 “愛国熱狂”続く 抗議の自殺、支持デモ活発
産経朝刊 02/08 08:54
ttp://www.sankei.co.jp/news/060208/kok020.htm 【ソウル=黒田勝弘】夢の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)は捏造(ねつぞう)
と判定され、検察当局によって詐欺容疑などの捜査が進められている黄禹錫・前ソ
ウル大教授に対し、韓国では依然、熱狂的な支持運動が続いている。すでに支持者
2人が抗議の焼身・服毒自殺を図ったほか、ソウルの都心では週末に数千人が「黄
教授を守れ」とデモを繰り返している。
支持団体は若者層を中心に全国で50以上もあり、インターネットを舞台にした
最大組織「アイ・ラブ・黄禹錫」の会員は10万人以上におよぶ。黄教授支持運動
の特徴は強烈な愛国ムードで、デモや集会では参加者が国旗で体を包み、国旗の小
旗を打ち振りながら「ああ、大韓民国!」など愛国ソングを歌うといった風景にな
っている。
一般のマスコミはソウル大調査委員会が捏造と結論付けた後は黄教授批判に落ち
着き、検察捜査や監査院調査による予算流用問題などの報道がもっぱらだが、ネッ
ト世界では依然、支持・批判の大論争が続いている。とくに支持派の動きが活発で
「黄教授追い落としは陰謀」とする主張が盛んに流されている。
陰謀論はさまざまで、黄教授の研究成果には米国が嫉妬(しっと)し妨害してい
るという“米国陰謀論”や黄教授に対する批判・告発グループの宗教色に注目した
“カトリック陰謀論”、さらに黄教授が北朝鮮との共同研究を拒否したため親北勢
力に政治的に抹殺されたとする保守派サイドからの“北朝鮮陰謀論”もある。
黄教授支持派は親政府派と反政府派、左派と右派、親北派と反北派といった違い
はなく、政治的には幅広い。このため支持団体の間で「黄教授支持運動から手を引
け」とお互い非難、攻撃し合う場面もある。 (つづく
201 :
参考:2006/02/08(水) 09:33:07 ID:eKIImiWp
>>200 熱狂的な黄教授支持に対しては「“黄禹錫教”の信者」とか「偏狭な愛国主義」
といった批判の声も出ているが、こうした熱狂を生んだ背景には、黄教授のカリス
マ的な愛国発言があるといわれている。黄教授はこれまで「科学には国境はないが
科学者には祖国が必要だ」とか「大韓民国は技術のみならず精神においても世界に
そびえ立つだろう」など愛国心を刺激する発言をしてきた。
また若者をはじめネット世界では、政府やソウル大の公式発表や既成のマスコミ
報道を信用しない反権威ムードが根強い。こうした“愛国熱狂”の政治的影響に注
目する向きもあるが、今のところ政権や与野党とも得失を判断しかねており静観の
立場だ。
【2006/02/08 東京朝刊から】
オチ
ジェンキンスさん「曽我さんが拉致前ビデオ撮影され、背が高いため狙われた可能性」
FNN HEADLINES 02/08 12:27(y12:44)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084885.html 拉致被害者の曽我ひとみさんの夫、チャールズ・ジェンキンスさんが、新潟・佐渡
市でFNNの取材に応じ、「曽我さんが拉致の前、ビデオ撮影され、北朝鮮にいる外
国人と結婚させるために、背が高い曽我さんが狙われた可能性が高い」と話した。
ジェンキンスさんは「ひとみたちをいつも追っているビデオがあった。それは何の
ためか。彼ら(北朝鮮)は、背の高い人を探していた。ひとみが狙われていたと確信
している」と話した。
ジェンキンスさんによると、北朝鮮は、国内にいる外国人と結婚させるために、背
が高い女性を物色し、曽我さんが狙われた可能性が高いという。
また、ジェンキンスさんは、曽我ひとみさんと知り合った直後、ピョンヤン市内で
女性工作員と話す機会があり、「曽我さんは彼らが拉致した中で捕まえるのが一番
難しかった」と聞かされたという。
ジェンキンスさんは「当時、ひとみは看護学生で、家に帰らず、学校に泊まり試験
勉強をしていた」と話した。
さらに、2人は軍の「519部隊」に所属していて、それぞれ英語と日本語を4人程度
のクラスで集中的に教え、スパイ養成講座の一部を受け持っていたことも明らかに
した。
ジェンキンスさんは「わたしは午前中に英語、ひとみは午後に日本語を教えた。わ
たしたちは(北朝鮮の)スパイ養成学校にいた」と話した。
一方、今後の生活については 中型バイクの免許取得に意欲を見せていて、「夏に
は佐渡を訪れる外国人向けのツアーガイドをできれば」と話している。
タイ外相“拉致問題も協議” NHK 02/08 14:03
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/08/d20060208000106.html タイのカンタティ外相は、来月予定している日本訪問の際に、タイ人女性が北朝
鮮によって拉致されていた可能性がある問題についても協議することになるという
考えを示しました。
これはカンタティ外相が、タイ北部のチェンマイで7日、報道陣に対して述べた
ものです。この中でカンタティ外相は、来月上旬に予定している日本訪問の際には
タイ人の女性、アノーチェ・パンジョイさんが30年近く前に北朝鮮によって拉致
されていたと指摘されている問題についても日本側と話しあうことになるだろうと
いう考えを示しました。しかし、北朝鮮政府がタイからの情報提供の要請に対して
、拉致を全面的に否定していることから、カンタティ外相は「アノーチェさんが現
在、北朝鮮にいるのかどうかもわからず、解決はたやすいことではない」と述べま
した。アノーチェさんをめぐっては、曽我ひとみさんの夫、ジェンキンスさんが著
書の中で、北朝鮮によって拉致されたと指摘しました。去年12月にはアノーチェ
さんの兄らが日本を訪れ、拉致被害者の家族や支援者の集会にも参加しています。
207 :
参考:2006/02/08(水) 18:16:58 ID:eKIImiWp
208 :
参考:2006/02/08(水) 18:17:59 ID:eKIImiWp
>>207 米世論調査 イランが最大脅威 NHK 02/08 15:05
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/08/d20060208000114.html 核開発問題をめぐってイランと欧米各国との対立が深まる中、アメリカでは、イ
ランを最も危険な国だとみる人が、中国やイラクを上回って最も多くなったという
調査結果がまとまり、イラン脅威論の広がりをうかがわせています。
これはアメリカの世論調査機関、ピュー・リサーチ・センターが7日、公表した
ものです。それによりますと「アメリカにとって最も危険な国はどこか」という質
問に対して、イランと答えた人が27%で、中国の20%、イラクの17%を上回
って最も多くなりました。4か月前の前回の調査では、イランをあげた人は9%で
、イランを脅威と見る人が急速に増えたことを示しています。また、アメリカにと
っての具体的な脅威としては「イランの核開発」が最も多く65%で、続いて「北
朝鮮の核開発」が60%「中国の台頭」が47%でした。アメリカ国民の間では、
イランで1979年にアメリカ大使館が占拠され、外交官が1年以上にわたって人
質となった事件以来、イランの体制に対する根強い不信感が残っています。今回の
世論調査は、核開発問題をめぐるイランと欧米各国との対立や強硬派のアフマディ
ネジャド大統領の過激な発言によって、アメリカ国内でイラン脅威論が再び広がっ
ていることをうかがわせています。
中国が近く再開日程提示か 6カ国協議で米次官補 産経(共同) 02/08 09:25
ttp://www.sankei.co.jp/news/060208/kok021.htm 北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補は7日、休会中
の第5回協議再開の見通しについて「近いうちに(議長国の)中国から何か聞ける
のを楽しみにしている」と述べ、具体的な日程提示が近く行われるとの認識を示し
た。議会内で記者団の質問に答えた。
次官補は、昨年9月の第4回協議で採択した共同声明に盛り込まれた北朝鮮の核
放棄履行は「早ければ早いほど、全当事者の利益になる」として、可能な限り早期
に協議を再開すべきだと強調。2月中の再開の可能性については「悲観的でも楽観
的でもない」と話すにとどめた。
また、北京での日朝政府間協議で、北朝鮮側が示した対応全般について、日本側
の見解を聞く方針を示した。
6者協議、近く日程提示か 米代表が可能性示唆 朝日 02月08日 10:35
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060208/K2006020801280.html 北朝鮮の核問題をめぐる6者協議で米首席代表を務めるヒル国務次官補は7日、
「近いうちに議長国の中国から再開に向けてどう進めるのか聞くのを楽しみにして
いる」と述べ、再開の日程が近く提示される可能性を示唆した。議会内で記者団に
語った。
ヒル氏は2月中の再開について「悲観的でも楽観的でもない」とし、「我々はい
つでも再開の準備は出来ている」と強調した。
また、北朝鮮への事実上の「金融制裁」については、「何が問題か北朝鮮に説明
する用意はある」と改めて述べた。北朝鮮は不法活動への関与についての米側の証
拠開示に関心を示し始めているとされている。
>>209 ヒル次官補、制裁で北朝鮮に説明の用意 TBS 02月08日 11時59分
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3221429.html アメリカのヒル国務次官補は、北朝鮮がアメリカによる金融制裁に反発して、6
か国協議の再開に応じていないことに対し、金融制裁について「北朝鮮に説明する
用意がある」と改めて強調しました。
「我々は本当に何が問題かについて、北朝鮮に説明する準備は出来ている。そし
て、それらの措置は制裁ではないし、いかなる口座も凍結はしていない」(ヒル国
務次官補)
ヒル次官補は7日に行われた議会での公聴会の後、このように述べ、マカオにあ
る北朝鮮系の銀行に対しアメリカが取った措置について、北朝鮮に説明する用意が
あることを改めて強調しました。
また、ヒル次官補は6か国協議の再開については、「悲観も楽観もしてない」と
述べました。北朝鮮はアメリカの金融制裁に強く反発していて、今のところ、6か
国協議の再開に応じる姿勢は見せていません。(08日10:42)
李駐米大使「北朝鮮の違法活動は認められない」 聯合ニュース 02/08 08:58
ttp://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=092006020802000 【ワシントン7日聯合】李泰植(イ・テシク)駐米大使は7日、北朝鮮の偽造
紙幣製造問題に関し「北朝鮮の違法活動を認めることはできない。北朝鮮は違法活
動を明確、断固とした態度で中断し、この問題を解決すべき」と強調した。
李大使は韓米経済研究所(KEI)に招かれた席で演説し、韓国政府は同問題
に対する確固たる姿勢を北朝鮮にも伝えてあると述べた。ただ、北朝鮮核問題をマ
カオのバンコデルタアジア銀行の問題と結び付けてはならないとした。
また、北朝鮮に6カ国協議への復帰を促すと同時に、第4回協議の共同声明で
合意した通り核兵器廃棄措置を取るよう求めた。核問題は時間を十分にかけるほど
の余裕はないと強調した。
今回の発言は、北朝鮮政権の違法行為問題をめぐる米行政府側の立場を大幅に
受け入れたものととらえられる。韓国政府側が最近示した公式的立場としては最も
トーンが強いとして注目を集める。
>>211 北、紙幣偽造者処罰…米「具体的措置は歓迎」 中央日報 02.08 11:55
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72508&servcode=500§code=500 米国務省はドル紙幣偽造に関与した実務者を処罰する用意があるというハン・ソ
ンリョル国連駐在北朝鮮次席大使の発言に対し、6日「北朝鮮が具体的措置を取れ
ば歓迎する」と明らかにした。
国務省関係者は本紙との通話で「ハン次席大使が先月30日、ニューヨークのあ
る集まりで紙幣偽造関連者を処罰する用意があると言ったという共同通信の報道を
聞いた」と話した。
先立って金桂寛(キム・ゲグァン)北朝鮮6カ国協議首席代表は先月11日、中
国北京でクリストファー・ヒル米国務省東アジア太平洋次官補と武大偉中国外交部
副部長に会った席で「(紙幣偽造問題に関し)国際規範を守る用意がある」と述べ
ている。これに対して米国側は「言葉よりは行動で示さなければならない」という
反応を見せてきた。
米国が今回「歓迎」という表現を使ったのは米国が北朝鮮の方針を肯定的に評価
していることを示唆する。これで紙幣偽造問題が整理されれば6カ国協議再開に青
信号が灯る見通しだ。
ドナルド・グレッグ元在韓米国大使も「北朝鮮が6カ国協議に復帰するというシ
グナルを送っている」と述べている。
ワシントン=姜賛昊(カン・チャンホ)特派員
新たな対北朝鮮食糧援助、WFPが北朝鮮と協議 聯合ニュース 02/08 11:17
ttp://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=092006020802700 【ワシントン7日聯合】世界食糧計画(WFP)は7日、北朝鮮政府が非常食
糧援助を開発援助として提供するよう要求したことを受け、昨年12月に約600
万人分の食糧支援事業を中断し、1億ドル規模の新たな対北朝鮮支援事業について
北朝鮮側と協議していると明らかにした。
国連の財政担当最高責任者で対北朝鮮食料支援のWFP責任者を務めたキャサ
リン・バーティニ氏は、米平和研究所主宰のセミナーに参加し「WFPは北朝鮮側
に対し、総人口2700万人のうち190万人分の食糧約15万トンを提供するこ
とを提案した」と述べた。非常食糧援助の名目変更を求める北朝鮮の立場と、提供
した食糧が異なる用途に使われてはならないとする食糧提供国の懸念を同時に反映
させたと説明している。
北朝鮮、米国は6カ国協議再開の環境整備を 日経 02月08日 14:01
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060208AT1E0800B08022006.html 【北京=峯岸博】北京で開催した日朝政府間対話の7日の核・ミサイル問題に関
する協議で、北朝鮮側が核問題をめぐる米国の対応を批判し、6カ国協議再開に向
けた環境整備を米国に要求すべきだと日本側に伝えていたことが8日、分かった。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙、朝鮮新報(電子版)が8日に同協議
関係者の話として報じた。
同紙によると、北朝鮮は6カ国協議への復帰を繰り返し求める日本に対して「核
問題解決への難関を作っている米国に『協議再開の条件を整備しろ』との要求を突
き付けてこそ正しい」と反論したという。北朝鮮によるマネーロンダリング(資金
洗浄)などの不法取引疑惑で米国が発動している金融制裁の解除が念頭にあるとみ
られる。
日本側はこれまで米朝関係に絡んで北朝鮮から日本への働きかけはなかったと説
明していた。
北朝鮮、韓国が米国との軍事演習中止しなければ協議打ち切ると警告
ロイター 02/08 15:56
ttp://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20060208/JAPAN-202560.html [ソウル 8日 ロイター] 北朝鮮の労働新聞は、韓国が米軍との合同軍事演
習を中止しなければ韓国との交渉を打ち切る可能性があると示唆した。北朝鮮は、
合同軍事演習を侵略の準備とみなしている。
韓国と北朝鮮は、これまで広範囲な問題について多くの議論を重ねており、先週
には、2004年6月以来行われていなかった軍幹部間の協議を再開することなど
で合意している。
朝鮮中央通信社(KCNA)によると労働新聞は、「韓国がわれわれと対話を行
っている時に米国と軍事演習を行うことは間違っている。これは対話相手への挑戦
であり、侮辱だ」と述べた。
>>196 つづき
日朝対話、協議継続を確認 日経 02月08日 11:05
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060208AT1E0800208022006.html 【北京=天野豊文】日本と北朝鮮の政府間対話は8日午前、北京市内のホテルで
全体会合を開き、5日間の全日程を終えた。国交正常化、日本人拉致、核・ミサイ
ルの3つのテーマを個別に話し合う並行協議方式による対話継続を確認したものの
、具体的な進展はなかった。
日本は全体会合で、改めて「拉致、核・ミサイル問題の解決なくして国交正常化
なし」との基本方針を伝え、今後も拉致問題などの解決へ具体的措置を強く要求し
ていく考えを表明した。
北朝鮮代表の宋日昊(ソン・イルホ)大使は全体会合後、記者団に「双方の距離
があまりにも大きい。意見の食い違いを狭めるためこのような協議が今後も必要と
の見解を共有した」と述べた。
約3年3カ月ぶりに再開した6日の国交正常化交渉で日本は、日朝平壌宣言に基づ
いて「過去の清算」を経済協力で一括して解決する案を提案したが、北朝鮮が難色
を示した。日本が最優先した拉致問題は2回に分けて計10時間以上議論したが平行
線に終わった。
日朝協議:論議5日間、進展なく閉幕 交渉継続を確認 毎日 02月08日 11:11
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20060208k0000e010048000c.html 【北京・中田卓二】日本と北朝鮮の包括並行協議は8日午前、北京市のホテルで
全体会合を約30分間開き、5日間の日程を終え閉幕した。一連の協議は3分野と
も基本的に平行線に終わったが、両政府は交渉継続を確認、今後の日程を外交ルー
トで調整することになった。焦点の拉致問題では、日本は生存者帰国、真相究明、
容疑者の引き渡しを改めて要求した。
閉幕後、日本側団長の原口幸市日朝国交正常化交渉担当大使は記者会見し「北朝
鮮から進展が示されなかったことは遺憾。どこに誠意ある努力があったのか、今は
疑問を抱かざるを得ない」と表明。北朝鮮側団長の宋日昊(ソンイルホ)大使は「
意見の違いを縮め朝日関係を発展させれば、今後、早い時期の協議も互いに必要で
はないかという見解を持った」と記者団に語った。(13時09分更新)
>>215 日朝協議、全体会合開き終了 協議継続で一致 朝日 02月08日 11:41
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060208/K2006020801200.html 日朝両政府間の包括並行協議は8日午前、北京市内のホテルで全体会合を開き、
今回の協議を終了した。双方は(1)拉致(2)核・ミサイルなど安全保障(3)
国交正常化交渉の3分野を個別に話し合う今回の協議方式を、今後も継続すること
を確認した。ただ拉致問題で進展がなかったため、日本側はこのままでは経済制裁
を含む厳しい対応を取らざるを得ない、との姿勢を北朝鮮側に示したとみられる。
全体会合は日本の原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使ら、北朝鮮の宋日昊(
ソン・イルホ)外務省大使ら両政府代表団全員が出席。午前9時(日本時間同10
時)から始まり、約40分ほどで終えた。
宋大使は終了後、「双方の立場が分かっただけに、双方の間には大きな距離があ
ることをともに認識した。互いの意見の違いを縮め、朝日関係を進展させようとす
るにはこうした協議が必要ではないかとの大体の見解を持っている」と語り、協議
を継続する意向を示した。
日本側は「拉致問題、安全保障問題の解決なくして国交正常化なし」との基本姿
勢を改めて示し、包括並行協議を継続する意向を表明した模様だ。
また、昨年12月の日朝政府間交渉で北朝鮮側が「(拉致などの)懸案の解決の
ため誠意をもって努力し、具体的措置を講じる」と合意した点を強調し、今後の協
議で拉致問題を進展させるよう強く求めたとみられる。
>>216 並行方式継続を確認 日朝協議が終了 共同 02月08日 11:49
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20060208/20060208a1660.html 【北京8日共同】日本と北朝鮮は8日、政府間協議の全体会合を開き、今後も国
交正常化交渉と拉致、核・ミサイルなどの安全保障問題の並行方式による協議を継
続することを確認し、一連の協議を終えた。全体会合では、前日までの3分野協議
で具体的進展がなかったことを受け論点を整理、次回協議の日程については早期に
開催する方向で調整することを決めた。
日本からは原口幸市日朝国交正常化交渉政府代表(大使)、北朝鮮側からは宋日
昊(ソンイルホ)日朝国交正常化交渉担当大使らが出席した。
宋氏は協議終了後、記者団に「双方の間には距離もある。お互いの意見の差を狭
め、朝日関係を少しでも進展させようとするならこれからもこのような交渉が必要
ではないか」と指摘した。
日朝協議、並行方式継続を確認 次回は早期開催で調整 産経(共同) 02/08 12:10
ttp://www.sankei.co.jp/news/060208/sei041.htm (ry:上共同記事と同文
日本は4日からの協議で拉致問題について、生存者帰国や真相究明、容疑者引き
渡しなどを要求。今回の北朝鮮の対応では日本国内で経済制裁を求める世論が高ま
りかねないことを強調した上で、具体的な措置を求めた。
国交正常化については日本が提起した経済協力による一括解決方式への理解を要
請。核問題をめぐる6カ国協議への早期、無条件復帰も訴えた。
これに対し、北朝鮮は植民地支配など「過去の清算」に関し、経済協力とは別に
朝鮮人の“強制連行”や従軍慰安婦問題などに対する補償も行うよう主張。拉致問
題では「解決済み」との基本姿勢を崩さず、日本の脱北支援者の引き渡しを重ねて
要求した。
>>217 日朝協議進展なく終了、拉致など交渉継続は確認 読売 02月08日 12:10
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20060208/20060208it04-yol.html 【北京=吉山隆晴、福島恭二】日本と北朝鮮の政府間協議は8日午前、北京市内
のホテルで全体会合を開き、今後も協議を継続することなどを確認し、約30分間
で終了した。
協議は、日本側が最重要課題と位置づけた日本人拉致問題などで具体的な進展が
ないまま、5日間で閉幕した。
北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)日朝交渉担当大使は8日の会合後、「日朝双方
の間には、あまりに距離がある、という点で共通の認識を持った。今後も交渉が必
要ではないかという見解を持っている」と記者団に語った。
次回の協議については、「外交ルートを通じて連絡することになった」と述べた
。日本側が会合で「楽観も失望もしない」と発言した、とも語った。
全体会合には、日本側からは原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使ら、北朝鮮
側から宋大使らが参加した。
今回の協議は、〈1〉拉致問題などの懸案事項〈2〉核・ミサイルなどの安全保
障〈3〉国交正常化――の3分野に関する初の並行協議形式で行われた。5日と7
日の拉致問題で日本側は、生存者の帰国、真相究明、拉致実行犯の引き渡しの3点
について具体的措置を要求した。
しかし、北朝鮮は、これに応じないうえ、脱北者を支援しているNGO(民間活
動団体)関係者7人の引き渡しなどを逆に求め、議論は並行線をたどった。
>>218 日朝政府間協議はすべての日程を終了 TBS 02月08日 12時12分 (y12:17)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3221418.html 北京で行われていた日朝の政府間協議は、5日目の8日、まとめの全体会合を行
い閉幕しました。「拉致」「安全保障」「国交正常化交渉」を日替わりで協議する
という今回の協議方式で、成果が出たのでしょうか。
日本時間の午前10時から始まった全体会合では、「拉致」や「安全保障」など
、日替わりで協議するという今回の協議方式を継続する事で合意し、閉幕しました。
「今後もこのような協議が必要なのではないかという点では、(日本と)大体同
じ見解を持っています」(北朝鮮・ソン・イルホ日朝交渉担当大使)
日本側は、事前の調整を通じて、今回、北朝鮮側が拉致問題について譲歩する可
能性は低いと見て、国交正常化交渉だけが先行する展開を警戒していました。
しかし、蓋を開けてみれば、北朝鮮側は拉致問題に置ける日本側の要求をことご
とく拒絶した上で、国交正常化交渉の場ですら、新たに補償金を求めるなど、議論
を継続する構えを見せました。
外務省内部には、「北朝鮮側は少なくとも対話を継続する姿勢は示した」として
、前向きに評価する見方もありますが、政府・与党内では、「これ以上、北朝鮮の
時間稼ぎに付き合うわけにはいかない」とし、経済制裁など、より強い圧力を求め
る声が大勢です。
アメとムチを交互に繰り出して北朝鮮側を揺さぶった日本側ですが、協議は終始
、北朝鮮ペースで進みました。今回の協議形式を継続するにしても、日本側は戦略
の根本的な見直しを迫られることになります。(08日11:34)
>>219 日朝協議 継続確認して閉会 NHK 02/08 12:25
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/08/d20060208000091.html 4日から北京で開かれていた日本と北朝鮮の政府間協議は8日午前、全体会合が
開かれ、日朝双方の代表が締めくくりの演説を行ったあと、今後も協議を継続して
いくことを確認して一連の日程を終えました。
日朝の政府間協議は最終日の8日、日本時間の午前10時から、締めくくりの全
体会合が開かれ、およそ30分で終了して一連の日程を終えました。協議のあと北
朝鮮のソン・イルホ大使は、記者団に対し、「虚心たんかいに話し合いを行った。
双方の立場に距離があることをはっきり認識したが、日朝両国関係の進展のため、
今後も交渉が必要だという見解に至った」と述べ、今後も協議を継続していくこと
を確認したことを明らかにしました。8日の会合では、まず日朝双方の代表が締め
くくりの演説を行い、この中で原口大使は、最優先の課題の拉致問題をめぐって、
生存者の帰国や容疑者の引き渡しなど日本側の要求に北朝鮮が誠実な回答を行わな
かったとして、「遺憾の意」を表明し、北朝鮮がこうした対応を続ければ、日本国
内からより厳しい対応を求める意見が高まりかねないことを伝えたものと見られま
す。そして「拉致問題などの解決なくして、国交正常化はありえない」とあらため
て強調し、北朝鮮に誠意ある対応を示すよう求めました。一方、北朝鮮のソン・イ
ルホ大使は、日本の植民地支配に対する補償、いわゆる「過去の清算」についての
議論を加速させ、国交正常化を早期に実現すべきだという考えを示しました。日本
側は、原口大使らが記者会見して、協議の結果を説明することにしています。
>>220 拉致問題に具体的進展なく終了 日朝政府間協議 ANN 02/08 12:06(y12:49)
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/poli_news.html?now=20060208154606 拉致問題解決への期待は、またも打ち砕かれました。5日間にわたった日本と北
朝鮮の政府間協議は、拉致問題で具体的な進展がないまま終了しました。
拉致問題の協議は、合わせて10時間半かけて行われましたが、解決に向けた糸口
は見いだせませんでした。次回の協議日程も、結局、決まりませんでした。拉致問
題について、日本側は、国内で経済制裁を求める声が高まっていることを示しなが
ら、生存者の帰国や拉致容疑者の身柄引き渡しなどを強く求めました。しかし、北
朝鮮側は要求を拒否し、新しい情報を出さなかったばかりか、脱北者支援団体関係
者の引き渡しまで求めてきました。結局、今回、北朝鮮は、日本から示された「経
済協力」にも「経済制裁」にも、かたくなな姿勢を崩さず、譲歩することはありま
せんでした。協議は今後も継続される見通しですが、議論が平行線をたどる今の状
況が続くようであれば、日本は戦略の見直しを迫られることにもなりかねません。
北朝鮮、交渉継続の意向=「拉致」成果なく閉幕−日朝並行協議 時事 02/08 13時1分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000054-jij-pol 【北京8日時事】拉致問題、国交正常化、核・ミサイルの3分野を議題とする日本
と北朝鮮による並行協議は8日午前、北京市内のホテルで全体会合を開き、5日間の
日程を終えて閉幕した。北朝鮮代表の宋日昊大使は会合後、記者団に「今後も交渉
が必要ではないかとの見解は持っている。今後どうするかは外交ルートを通じて連
絡する」と述べ、協議を継続する考えを示した。
今回の並行協議では、3年3カ月ぶりに国交正常化交渉が再開した。日本は、国交
正常化後の経済協力と絡め、重視する拉致問題の進展を目指したが、3分野で両国
の主張は平行線をたどり、成果は得られなかった。
>>221 日朝協議 一連の協議を総括する全体会合も懸案事項の進展ないまま閉幕
FNN HEADLINES 02/08 13:02
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084895.html 中国・北京で行われていた日本と北朝鮮の政府間協議は、一連の協議を総括する全
体会合が行われ、結局、拉致など懸案事項の進展がまったくないまま閉幕した。
協議の成果が乏しかったことを象徴するかのように、5日間を締めくくる全体会合
はわずか30分程度で終了した。
北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)大使は「互いの立場を知るほどに、相互間の距離が
あるとの共通認識を持った」と述べた。
「拉致」、「国交正常化」など3つのテーマを別々に取り上げ、進展を図ろうとし
た今回の協議だったが、ふたを開けばすべて物別れという結果に終わった。
特に、日本側が最重要課題とする拉致について、北朝鮮は日本の要求には1つも応
えないばかりか、脱北支援をした関係者7人の引き渡しを逆に要求する思わぬ展開
に、日本側が振り回された感がある。
日本側は8日の全体会合で、「拉致問題解決なしでは国交正常化はない」という基
本的立場をあらためて訴えるのが精いっぱいだったようで、早くもこの枠組みでの
協議は行き詰まりを見せることになったもよう。
経済協力を餌に拉致の進展を狙った日本側だが、今後は、いよいよ経済制裁を含む
強硬な手段で圧力をかけるべきとの声がさらに強まるのは、必至の情勢となってい
る。
>>222 日朝政府間対話が閉幕、交渉継続を確認 日経 02月08日 13:11
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060208AT1E0800E08022006.html 【北京=天野豊文】日本と北朝鮮は8日午前、北京市内のホテルで政府間対話の
全体会合を開き、5日間の日程を終了した。日本は改めて「日本人拉致問題や核・
ミサイル問題の解決なくして国交正常化なし」との基本方針を伝えたが、具体的進
展はなかった。双方は国交正常化、拉致、核・ミサイルの3つのテーマの並行協議
による対話継続は確認した。
日本代表団の団長を務める原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使は全体会合後
の記者会見で「北朝鮮から進展が示されなかったのは遺憾。どこに誠意ある努力が
あったのか疑問を抱かざるを得ない」と批判。そのうえで「互いに大きな隔たりが
あり、1回の協議で期待に沿う結果を得るのは容易ではないのも事実だ」と指摘した。
北朝鮮側団長の宋日昊(ソン・イルホ)大使は全体会合後、記者団に「双方の距
離があまりにも大きい。意見の違いを狭めるため、このような協議が今後も必要と
の見解を共有した」と述べた。
次回の並行協議の時期については、改めて調整することになった。
並行方式継続を確認 日朝政府間協議が終了 共同 02月08日 13時14分 13時38分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000125-kyodo-pol 【北京8日共同】日本と北朝鮮は八日、政府間協議の全体会合を開催、今後も国
交正常化交渉と拉致、核・ミサイルなどの安全保障問題の並行方式による協議を継
続することを確認し、五日間の協議を終えた。次回協議の日程については今後調整
するとして具体的には確定できなかった。
日本の原口幸市日朝国交正常化交渉政府代表(大使)は、協議終了後の記者会見
で「(北朝鮮に対し)『拉致問題で進展が得られなければ、情勢は厳しくなる』と
伝えた。日本の考え方は対話と圧力だ。圧力はどのようなタイミング、方法で実施
すれば最も大きな効果が得られるかがポイントだ」と強調。経済制裁の可能性も示
唆しながら今回協議の北朝鮮の対応を批判した。
>>223 並行方式の継続確認 日朝協議、進展なく終了 東京夕刊 02月08日
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20060208/eve_____sei_____001.shtml 【北京=渡辺隆治】日本と北朝鮮の両国政府は八日午前、四日から行っている包
括並行協議の総括的な全体会合を北京市内のホテルで開いた。拉致問題、核などの
安全保障、国交正常化交渉の三協議会とも進展がなかったのを受けて、それぞれの
協議の論点を整理し、並行方式による協議の継続を確認して一連の協議を終えた。
次回の会合について、今後調整する。
全体会合には、日本の原口幸市、北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)の両国交正常
化交渉担当大使らが出席した。
一連の協議で、日本側は拉致問題に関して、生存している被害者の帰国と真相究
明、容疑者の引き渡しをあらためて要求し、具体的な措置を取るよう促した。正常
化については、「過去の清算」を一括解決するための経済協力方式への理解を求め
た。
これに対し、北朝鮮側は、拉致問題では、日本の脱北支援関係者が北朝鮮の刑法
に違反したとして引き渡しを要求。正常化については、経済協力とは別に、日本統
治時代の「強制連行」や「従軍慰安婦」問題で補償を行うよう主張した。
>>224 日朝協議 継続を確認し閉会 NHK 02/08 14:03
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/08/d20060208000109.html 今月4日から北京で開かれていた日本と北朝鮮の政府間協議は8日午前、全体会
合が開かれ、日朝双方の代表が締めくくりの演説を行ったあと、今後も協議を継続
していくことを確認して、一連の日程を終えました。
日朝の政府間協議は8日午前中、締めくくりの全体会合が開かれ、およそ30分
で終了して、一連の日程を終えました。会合では、まず日朝双方の代表が締めくく
りの演説を行い、この中で原口大使は、最優先の課題の拉致問題をめぐって、生存
者の帰国や容疑者の引き渡しなど日本側の要求に北朝鮮が誠実な回答を行わなかっ
たとして「遺憾の意」を表明しました。そして「拉致問題や核・ミサイル問題の解
決なくして、国交正常化はありえない」とあらためて強調し、北朝鮮に誠意ある対
応を示すよう求めました。一方、北朝鮮のソン・イルホ大使は、日本の植民地支配
に対する補償、いわゆる「過去の清算」についての議論を加速させ、国交正常化を
早期に実現すべきだという考えを示しました。演説のあと日朝双方の代表団は、今
後も協議を継続していくことを確認し、事務レベルで日程の調整を進めていくこと
で一致しました。協議のあと原口大使らは、記者会見し「北朝鮮側から、拉致問題
などで具体的な回答がなかったことはまことに遺憾だ。ただ、協議を継続していく
意義については確認したので、今後とも『対話と圧力』という方針の下、北朝鮮に
誠意ある対応を求めていく」と述べました。そのうえで、記者団が「北朝鮮に経済
制裁を求める意見が日本国内で高まるのではないか」と質問したのに対し、原口大
使は「帰国後、政府部内で相談したい」と述べました。一方、ソン・イルホ大使は
、記者団に対し「虚心たんかいに話し合いを行った。双方の立場に距離があること
をはっきり認識したが、日朝両国関係の進展のため、今後も交渉が必要だ」と述べ
ました。
>>225 日朝協議、並行方式継続を確認 日本、経済制裁も示唆 産経(共同) 02/08 14:06
ttp://www.sankei.co.jp/news/060208/sei041.htm (ry:
>>223下共同記事と同文
北朝鮮の宋日昊(ソンイルホ)日朝国交正常化交渉担当大使は「双方の間には距
離もある。お互いの意見の差を狭め、朝日関係を少しでも進展させようとするなら
これからもこのような交渉が必要ではないか」と記者団に述べた。
日本は4日からの協議で拉致問題について、生存者帰国や真相究明、容疑者引き
渡しなどを要求。国交正常化については日本が提起した経済協力による一括解決方
式への理解を要請。核問題をめぐる6カ国協議への早期、無条件復帰も訴えた。
これに対し、北朝鮮は植民地支配など「過去の清算」に関し、経済協力とは別に
朝鮮人の“強制連行”や従軍慰安婦問題などに対する補償も行うよう主張。拉致問
題では「解決済み」との基本姿勢を崩さず、日本の脱北支援者の引き渡しを重ねて
要求した。
日朝協議 進展のないまま5日間の日程終える 日本側、北朝鮮側の対応に強い不満を表明
FNN HEADLINES 02/08 14:1614時27(y21:5)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084898.html 中国・北京で行われていた日朝政府間協議は8日、進展のないまま5日間の日程を終
えた。日本側の代表団は記者会見で、北朝鮮側の対応に強い不満を表明した。
原口大使は会見で「協議を終えた今、どこに誠意ある努力があったのか、いつ具体
的な措置を講ずるのか、疑問を抱かざるを得ない」と述べた。
原口大使は、北朝鮮側に対し、8日の全体会合で、「協議の結果がわかるにつれ、
国内での国民の態度が硬化している」と伝えたものの、北朝鮮側から具体的な反応
はなかったことを明かした。
一方で、延べ20時間に及ぶ対話の意義を強調し、「長い間の中断のあとに再開され
た1回の協議で、期待に沿う結果を得るのは容易ではない」とも述べ、「原則とし
て、今後も協議を継続し、対話と圧力の一環として利用していくべき」との考えを
示した。
>>226 日朝協議が終了 拉致問題で進展全くなし 協議継続だけ確認 NNN 2/8 14:32(y14:34)
ttp://www.news24.jp/52186.html 日本と北朝鮮の政府間協議は8日午前、全体会合が行われ、終了した。日朝双方
は、今後も協議を継続していくことを確認した。
2回にわたり、合計10時間行われた拉致問題の協議で、日本側は北朝鮮側に誠
実な対応を繰り返し強く迫った。しかし、北朝鮮側は逆に脱北支援者の引き渡しと
いった要求を日本に突きつけ、進展は全く得られなかった。結局、国交正常化交渉
をテコに拉致問題を動かすという作戦はうまく機能しなかったことになる。ただ、
日朝双方は協議を継続することは確認した。
外務省幹部は「今回の結果は想定内」としており、日本政府としては対話を続け
ていくことでなんとか拉致問題の進展を図りたい考えだが、今後「対話より圧力を
」との声が高まることも予想される。
>>227 日朝が協議継続確認 日程終了 西日本夕刊 02/08 15:06
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/kokusai/20060208/20060208_evn_009-nnp.html 【北京8日傍示文昭】日本と北朝鮮の政府間協議は五日目の八日午前、北京市内
のホテルで全体会合を開いた。七日までの三日間、テーマ別に開いた「拉致問題」
「国交正常化交渉」「核・ミサイルなどの安全保障問題」の三分野の協議で、具体
的な進展がなかったことを踏まえ、分野別に論点を整理。今後も並行方式で協議を
継続することを確認して一連の協議を終えた。次回協議の開催日程は今後、外交ル
ートを通じて調整する。
全体会合は午前九時(日本時間同十時)に始まり、日本からは原口幸市・日朝国
交正常化交渉政府代表(大使)ら二十人、北朝鮮からは宋日昊(ソンイルホ)・同
交渉担当大使ら十二人が出席。会合は約四十五分で終わった。
終了後、記者会見した原口代表は「拉致問題をはじめ北朝鮮側から誠意ある対応
が示されなかったことは遺憾だ」と述べた上で、「協議は継続するが、今後も進展
が得られなければ情勢は厳しくなる」として経済制裁にも言及。「どのタイミング
、方法で実施すれば大きな効果が得られるか、見極めるのが重要になる」との認識
を示した。
宋大使は、記者団に対し「お互いの立場が分かり、距離のあることが分かったこ
とが、双方の共通認識だ」と協議を振り返った上で、今後の協議で「意見の違いを
狭め、朝日関係を少しでも進展させていきたい」と語った。
日本側は全体会合であらためて生存者の早期帰国や真相究明、拉致実行犯の引き
渡しを要求。「拉致問題は解決済み」との基本姿勢を崩さない北朝鮮に対し「拉致
問題、安保問題の解決なくして国交正常化はない」との立場を重ねて強調した。
>>228 日朝、交渉継続を確認 「拉致」「正常化」進展なく終了 産経夕刊 02月08日 16:07
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20060208/e20060208005.html 【北京=大谷次郎】日本と北朝鮮の政府間協議は八日午前、北京市内のホテルで
全体会合を行った。双方は日朝平壌宣言にもとづき並行協議を継続することを確認
し、全日程を終えた。四日に始まった並行協議では拉致事件、国交正常化交渉、核
・ミサイル問題の三分野に関する個別協議を行ったが、いずれも具体的な進展はみ
られなかった。
全体会合終了後、日本側の代表を務める原口幸市日朝国交正常化担当大使は記者
会見し、「協議を終えたいま、(北朝鮮側の)どこに誠意ある努力があったのか疑
問を抱かざるをえない」と述べ、北朝鮮側の対応に不快感を表明。そのうえで「一
回の協議でわれわれの期待に沿う結果を生むのは容易ではないことも事実。引き続
き努力していく」と語った。
日本側は拉致事件について、誠意ある対応がないままでは経済制裁を求める世論
が高まりかねないことを改めて指摘し、生存する拉致被害者の早期帰国や真相究明
、実行犯の引き渡しなどを重ねて要求してきた。
しかし北朝鮮側は、北朝鮮を脱出した人々を支援する非政府組織(NGO)幹部
ら七人の引き渡しを要求。横田めぐみさんの「遺骨」問題でも日本側のDNA鑑定
結果に反論するなど、協議は終始平行線をたどった。
>>229 「並行方式」継続を確認 日朝協議が終了 中日夕刊 02月08日
ttp://www.chunichi.co.jp/00/kok/20060208/eve_____kok_____003.shtml 【北京=渡辺隆治】日本と北朝鮮の両国政府は8日午前、4日から行っている包
括並行協議の総括的な全体会合を北京市内のホテルで開き、同方式による協議を継
続することを確認して一連の協議を終えた。次回の日程は今後調整する。
今回の協議は、拉致問題と安全保障、国交正常化の3分野を議題とし、初めて包
括並行方式で行われた。だが、いずれも双方の主張が平行線をたどり進展はなかっ
た。
日本側の原口幸市国交正常化交渉担当大使は会合終了後、日本大使館で会見し、
拉致問題に関する北朝鮮側の対応について「どこに誠意ある対応があったのか、い
つ具体的措置を講じるのか、疑念を抱かざるを得ない。進展がなかったのは極めて
遺憾だ」と批判した。
一方、北朝鮮側の宋日昊(ソン・イルホ)国交正常化交渉担当大使は記者団に「
お互いの考えを明確に知ることができたが、それだけに双方の立場に距離があるこ
とが分かった」と述べた。
>>196216>217>218>219>220>221>222>223>224>225>226>227>228>229>230
日朝協議、前進なく閉幕=鋭い対立残る [AFP=時事] 02/08 16:10
ttp://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20060208/060208040638.udwagwj6.html 【北京8日】北京で続いていた日本と北朝鮮の協議は8日、国交正常化で前進を達成で
きないまま5日間の話し合いを終了した。拉致問題、核・ミサイルなどの安全保障問題、
過去の歴史問題でも鋭い対立が残った。北朝鮮代表の宋日昊(ソン・イルホ)大使は記者
団に対し、「これらの話し合いで我々は互いの立場をもっとよく分かり合えた。しかし、その
一方で両国の相違が大きいことも分かった」と述べた。(写真は日朝の5日目の協議の
もよう。左端が原口幸市日朝国交正常化担当大使)
協議では広範な議題が取り上げられたが、日本は1970−80年代の日本人拉致問題
に北朝鮮が誠意ある対応をしなければ、どの問題でも進展はないだろうとの姿勢を終始
貫いた。これに対し北朝鮮は、5人が帰国したことにより拉致問題は解決したと2002年
に表明した立場を譲らなかったもようだ。
北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議への北朝鮮の復帰問題では、日本は何の約束も取り
つけられなかった。6カ国協議は昨年11月以来行き詰まっている。北朝鮮は米国が北朝
鮮に加えた金融制裁を解除するまで同協議に復帰しないと主張している。
宋日昊大使は、次回の日朝協議の日程は設定されなかったが、双方の間に接触が維
持される見通しだと語った。
>>32>>33>>34>>87>>130>>148 官房長官、対北朝鮮に新たな圧力策を検討 日経 02月08日 12:30
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060208AT1E0800C08022006.html 安倍晋三官房長官は8日午前の記者会見で、日朝政府間対話で具体的な進展がな
かったことに関して「新たにどういう圧力を掛けていくかは代表団から話を聞いて
判断していきたい」と述べ、協議内容を精査したうえで新たな圧力策を検討する考
えを示した。同時に「対話をするのが目的ではなく、対話を通じて拉致問題を解決
したい。対話と圧力をどう組み合わせるかということになる」と語り、厳しい姿勢
で臨む方針を強調した。
対話の結果については「日本側の懸念をしっかりと伝えることができたのは一つ
の成果だが、拉致問題は我々の要求に応えておらず、大変残念だ」と指摘。日本の
脱北者支援の非政府組織(NGO)関係者7人の引き渡しを求めた北朝鮮の主張に
は「まさに問題外で、そういう要求をすること自体が国際社会から非難されること
につながる」と批判した。
北朝鮮への「新たな圧力」検討=安倍官房長官 時事 02/08 13時1分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000060-jij-pol 安倍晋三官房長官は8日午前の記者会見で、日朝並行協議が拉致問題などで進展
のないまま終了したことについて「対話をわたしたちから閉じることは考えていな
いが、新たにどういう圧力を議論し実施すべきかは(協議に出席した)代表団から
よく話を聞いて判断したい」と述べ、政府として今後、北朝鮮に対する具体的な圧
力の手段を検討していく考えを示した。
>>231 日朝協議閉幕 北朝鮮の宋日昊大使、拉致問題への対応について釈明
FNN HEADLINES 02/08 17:31(y18:0)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084901.html 日朝政府間協議が8日、拉致問題などで進展のないまま終了したことについて、北
朝鮮代表の宋日昊(ソンイルホ)大使が、北京で記者会見を開き、拉致問題への対応
について釈明した。
宋大使は「(拉致問題では)われわれは、能力の限り、努力と誠意を尽くしてきた」
と述べた。
冒頭、宋大使は、拉致問題をめぐる経緯を説明し、「拉致には特殊機関が関与して
おり、解明などには限界がある」とする従来の主張を繰り返した。
また、横田 めぐみさんとされた遺骨の鑑定結果について、「日本の鑑定はめちゃ
くちゃだ」などと非難し、遺骨の返還を強く求めた。
一方、安倍官房長官は8日の会見で、日朝協議で日本側の要求などをしっかりと伝
えたのは1つの成果だとしたうえで、拉致問題で北朝鮮側が要求に応えていないこ
とについて、「大変残念だ」と述べた。
>>233 めぐみさんの遺骨鑑定を非難 北朝鮮が緊急会見 ANN 02/08 18:15(y18:22)
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/inte_news.html?now=20060208182117 北京で開かれていた日朝協議の北朝鮮代表が8日、異例の緊急会見を開き、「横
田めぐみさんの遺骨をめぐるDNA鑑定は納得できない」と日本側を非難しました。
北朝鮮・宋日昊(ソン・イルホ)大使:「(遺骨鑑定を)我々の専門家らと一緒
に話し合って、科学的に解明されるべきだと提案した」
北朝鮮の宋日昊大使は、横田めぐみさんの遺骨とされる骨の鑑定結果について、
「日本側のDNA鑑定は納得できない」などと、延々とこれまでの主張を繰り返しま
した。また、いわゆる脱北者を支援している日本の市民団体メンバーなどの名前を
具体的に挙げ、身柄の引き渡しを日本側に要求したことを改めて明らかにしています。
一方、日本側は、一連の協議を通じた北朝鮮側の態度を「誠に遺憾だ」としたう
えで、「どこに誠意があったのか、疑問を抱かざるを得ない」などと厳しく非難し
ています。日朝両国は、今回の協議の内容をそれぞれ本国で検討したうえで、今後
の日程について詰めていくということです。拉致の解決がすべての入り口だとする
日本側ですが、今回も具体的な成果が得られませんでした。
>>231 日朝政府間協議閉幕、協議方式は継続 TBS 02月08日 18時47分(y19:9)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3221631.html 日朝政府間協議は、5日目の8日、今回の協議方式を継続することで事実上合意
し、閉幕しました。
終了後の両国の代表の表情は対照的でした。
「我々が今までできる限りのすべての努力と誠意を尽くしました」(ソン・イル
ホ日朝交渉担当大使)
「協議を終えた今、どこに誠意ある努力があったのか、疑問を抱かざるを得ない
」(原口幸市 日朝国交正常化交渉担当大使)
日本側は事前の調整を通じて、今回、北朝鮮側が拉致問題について譲歩する可能
性は低いとみて、国交正常化交渉だけが先行する展開を警戒していました。
ところが、ふたを開けて見れば、北朝鮮側は、拉致問題について日本側の要求を
ことごとく拒絶したうえ、国交正常化の場でも経済協力以外に新たに補償金を求め
るなど、議論を複雑化させる構えすら見せました。
この結果を受け、政府与党内では、北朝鮮の不誠実な対応は時間稼ぎ以外の何物
でもないとして、経済制裁の検討を求める声が高まっています。
今回、日本側は日替わり協議方式を最大限活用してアメとムチを交互に繰り出し
ましたが、成果は全く出せませんでした。
政府内には、もはや対話では進展は望めないという声もあり、日本側は戦略の根
本的な見直しを迫られることになります。(08日18:04)
>>158>>199 ユドヨノ大統領の訪朝要請 金総書記招請に北朝鮮 共同 02月08日 19時4分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000228-kyodo-int 【ジャカルタ8日共同】インドネシア大統領報道官は8日、ユドヨノ大統領の特
使として北朝鮮を訪問したナナ・ストレスナ元駐英大使が金正日総書記のインドネ
シア訪問を提案し、北朝鮮側は招請を「歓迎」した上でユドヨノ大統領の訪朝を要
請したと述べた。具体的な日程などは今後協議するという。
特使は4日から7日まで平壌を訪れ、金永南・最高人民会議常任委員長や白南淳
外相と会談。両国関係強化を望み、北朝鮮と韓国の対話に側面協力したいとするユ
ドヨノ大統領の親書を渡した。
金総書記は1955年、アジア・アフリカ会議(バンドン会議)に出席した父の
故金日成主席とともにインドネシアを訪れたことがあるが、今回の招請を真剣に検
討するかどうかは不明。
いったん、おち。
240 :
参考:2006/02/08(水) 20:17:34 ID:eKIImiWp
米政権内で足並みの乱れ 北朝鮮問題で元調整官 共同 02月08日 19時52分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000271-kyodo-int クリントン米政権時代に対北朝鮮交渉のトップだったウエンディ・シャーマン元
政策調整官は8日、都内で記者団に対し「北朝鮮に対する姿勢について、政権内で
意見の一致が見られない」と述べ、米政府側の足並みの乱れを指摘した。
また6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補について「政権内で、必要な全面
的な支援を受けられておらず(交渉のための)十分なアメとムチも与えられていな
い」と述べた。
北朝鮮が反発しているマカオの銀行に対する金融制裁に関しては「交渉を成功に
導くためには、むしろ逆効果で、政権内で戦略的に調整されたやり方とは言えない
」と批判した。
>>235 経済制裁論の高まりも 政府、北朝鮮対応検討へ 共同 02月08日 19時21分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000245-kyodo-int 【北京8日共同】政府は8日、北京で行われた日朝政府間協議で北朝鮮が原則的
主張を繰り返したことを踏まえ、今後の対応の検討に入った。しかし、拉致問題、
国交正常化交渉、核・ミサイル問題のいずれも具体的進展がなかったことから、国
内で経済制裁を求める声が一層高まることも予想される。
原口幸市日朝国交正常化交渉政府代表ら日本代表団は同日午後、北京空港から帰
国。原口氏はこれに先立つ記者会見で「北朝鮮はこれまで同様の説明を繰り返すば
かりだった。どこに誠意ある努力があったのか疑問を抱かざるを得ない」と表明。
拉致問題解決を求める日本に対し、脱北支援者の引き渡し要求などで対抗した北朝
鮮側の交渉姿勢を厳しく批判した。
「思わしくない」 首相、日朝協議終了で 共同 02月08日 19時32分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000254-kyodo-pol 小泉純一郎首相は8日夜、終了した日朝政府間協議に関し「思わしくない。やは
り立場の開きは大きい」と述べた。その上で、今後の対応について「粘り強くやっ
ていかなければいけない」と強調した。
拉致問題に絡め、北朝鮮側が脱北者支援の非政府組織(NGO)関係者の引き渡
しを要求したことについて「見解、立場の開きが大きい」と拒否する考えを示した
。官邸で記者団の質問に答えた。
拉致」平行線で終了の日朝政府間協議 今後 政府は「圧力」かけるのか?
福井放送N、A 02月08日 19:30
ttp://www.fbc.jp/news/20060208_04.htm “溝”は狭まるどころか、むしろ深まったともいえる5日間でした。
日朝の政府間協議は議論は平行線のまま終わり、北朝鮮側の強硬な態度も際立ち
ました。
今後日本政府はどうすべきか。今回の交渉を検証します。
□日本側代表の梅田 邦夫・外務省アジア大洋州局参事官のコメント
「先方からは納得のいく答えはなく、溝は狭まる事はありませんでした。非常に遺
憾な事と思います」
およそ1年ぶりに北朝鮮がテーブルについた協議で、日本側は他の拉致被害者の
帰国や実行犯の辛光洙容疑者らの引渡しなどを強く求めたものの、北朝鮮側は逆に
脱北者を支援した関係者の身柄の引き渡しを求めるなど、延べ10時間に及ぶ議論
は全くかみ合いませんでした。
平行線に終わった協議を巡り、北朝鮮情勢に詳しい県立大学の島田洋一教授は、
日本は今こそ経済制裁をかけるべきだと強調しています。
□県立大学経済学部・島田 洋一教授のコメント
「『対話と圧力』という事を小泉さん(首相)が言って、今回これだけ対話の場を
日本側も協力して作りながら全く不誠実な対応をしてきたと、これは小泉さん(首
相)の戦略からいっても圧力を上げないといけない局面になるはずなんですね」
さらにアメリカの経済制裁で北朝鮮が拒否する「6か国協議」には日本の圧力は
影響しないとして、交渉を強める圧力が必要だと分析します。 (つづく
>>242 □島田 洋一教授のコメント
「交渉の外での圧力が今足らないのが問題であって、6者協議への悪影響なんて事
を口実に相手に使われる事を恐れずに淡々と圧力を強めていくという、そういう場
面ですよね」
一方拉致被害者の家族は、物別れに終わった今回の結果に苛立ちを隠せません。
□拉致被害者・地村 保志さんの父・保さんのコメント
「反対にやり込められたような交渉やから被害者家族としては」
「弱腰やとわしは思うてイライラしとる」
日朝両政府は協議の継続を確認しましたが、今後の交渉がこう着すれば「対話よ
りも圧力を」との世論が高まることも必至で、拉致問題はまさに正念場を迎えてい
ます。
また、いったん、おち。
245 :
参考:2006/02/08(水) 21:27:27 ID:eKIImiWp
>>240 元米国務省顧問:ブッシュ政権の北朝鮮政策を批判 毎日 02月08日 20:23
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20060209k0000m030082000c.html 来日中のウェンディ・シャーマン元米国務省顧問は8日、東京都内のホテルで記
者会見し、ブッシュ政権の北朝鮮政策について「明確な戦略がないため北朝鮮との
交渉進ちょくが遅れている」と批判した。
シャーマン氏は北朝鮮の核能力について「ブッシュ政権誕生当初は一つか二つの
核兵器を作れる核物質を保有する程度だったが、現在では四つ〜六つ相当に拡大し
ている」と指摘、「米国の国家安全政策の大きな失敗」と位置付けた。また、北朝
鮮の核問題を巡る6カ国協議の米首席代表のヒル国務次官補が「政権内部から必要
な支援を得ていない」と述べた。
また、北朝鮮の偽米ドル疑惑問題で米国が昨年から金融制裁を続け、先月末には
財務省調査団を韓国に派遣するなど強硬姿勢を取っている点について「北朝鮮に『
6カ国協議に応じない』と言わせる口実を与えた」と批判。「制裁措置は交渉のカ
ードとして使えたはずだ」と指摘した上で「北朝鮮が体面を失うことなく交渉に戻
れるようにすることが必要だ」と語った。【大治朋子】
>>233>>234>>236 日朝対話の北朝鮮大使、「遺骨」問題で専門家協議を提案 日経 02月08日 21:00
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060208AT1E0801D08022006.html 【北京=峯岸博】日朝政府対話の北朝鮮側団長を務めた宋日昊大使は8日の協議
終了後、北京市内の北朝鮮大使館で記者会見し、日本人拉致問題で焦点となってい
る「遺骨」問題について専門家協議を提案したものの、日本側が回答しなかったと
明らかにした。拉致問題で誠意ある対応がなかったとする日本側の主張について「
あらゆる努力と誠意を果たしてきた」と反論。拉致、国交正常化、核・ミサイル問
題を個別に議論する並行協議に関しては「従来より問題を具体的に協議することが
できた」と評価した。
制裁解除なら6カ国復帰 「遺骨」で専門家協議提案 共同 02月08日 21時23分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000293-kyodo-int 【北京8日共同】北朝鮮の宋日昊・日朝国交正常化交渉担当大使は8日午後、北
京の北朝鮮大使館で会見し、同国の核問題をめぐる6カ国協議に復帰する条件につ
いて「(米国による)金融制裁の解除だ」と述べ、米国に対し復帰の条件を整える
よう伝えることを日本に要請したと表明した。要請の理由に関しては「日米は同盟
関係にある」からだと語った。
拉致問題については、横田めぐみさんのものとして北朝鮮が提供した「遺骨」を
別人とした日本の鑑定結果をめぐる対立が最大の課題との立場を強調。「(日朝の
)専門家協議を日本に提案した。日本は回答しなかった」と言明した。
>>233>>234>>236>>246 北朝鮮・宋日昊大使、「遺骨」問題の解決なしに「拉致問題で進展は望めない」と主張
FNN HEADLINES 02/08 21:07(y21:28)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084910.html 日朝政府間協議の北朝鮮代表、宋日昊(ソン・イルホ)大使は記者会見で、横田 め
ぐみさんとされる遺骨の問題が解決しない限り、拉致問題で進展は望めないと主張
した。
宋大使は「解明すべきは2つ。1つは鑑定結果。2つ目は遺骨返還。この問題(解決)
なくしては何も動かない」と述べた。
宋大使は、北朝鮮がこれまで、拉致問題で能力の及ぶ限りの努力を尽くしたにもか
かわらず、日本側が遺骨を偽物と鑑定したと非難し、日朝の専門家による再鑑定を
要求したことを明らかにした。
また、拉致実行犯の引き渡しなど日本側の要求については、問題解決につながるの
かよく考えてみなければならないとして、具体的な対応は示さなかった。
日本代表の原口大使は「北朝鮮の対応は遺憾」と語り、北朝鮮への圧力にも言及し
ているが、宋大使は、日本の世論が硬化した場合は「日本の態度を見て対処する」
と述べた。
>>242-243 日朝対話、拉致問題進展なく憤りあらわ・家族会 日経 02月08日 21:00
ttp://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060208AT1G0802T08022006.html 北朝鮮による拉致問題で、家族会メンバーは8日、進展がないまま終わった日朝
政府間対話について不満の声を上げた。
拉致被害者家族会の横田滋代表(73)は「5日間も協議して何一つ進展がなく、
がっかりだ」と憤りを見せた。さらに「話し合いを続けるだけでは北朝鮮の時間稼
ぎに付き合わされるだけ。日本政府には経済制裁を発動してほしい」と訴えた。
北朝鮮が、横田めぐみさん(失跡当時13)のものとして2004年に提出した「遺骨
」の返還を求めたことなどについて、増元照明事務局長(50)は「骨は偽物と判明
している。いまさらそんな話をしている場合ではない。このままでは被害者が今年
中に帰ってこられるのか心配」と話した。
飯塚繁雄副代表(67)も「この調子では何度協議を繰り返しても同じ。(『拉致
問題は解決済み』という)北朝鮮の態度が変わらない限り、対話だけでは進展は望
めない」と述べた。
オチ
>>231>>235>>241>>242-243>>248>>247>>232 日朝包括並行協議:8日閉幕 日本、戦略練り直し迫られ 毎日 02月08日 21:51
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060209k0000m010113000c.html 日本と北朝鮮の初めての包括並行協議が8日、閉幕した。国交正常化、拉致問題、核・
ミサイルについて5日間、延べ20時間以上にわたる交渉だったが、3分野とも進展はなく、
双方の立場の違いばかりが際立った。両政府は協議継続で一致したが、拉致被害者の
家族からは「もう何度協議をやっても同じ。決断すべき時だ」と経済制裁論が高まっており、
日本政府は交渉戦略の再検討に着手する方針だ。
「いつ再開するかを合意する状態ではなかったが、こういうチャンネルを維持していく意
義については先方とも理解の一致があった」
閉幕後の会見で、日本側団長の原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使はこう評価
するのが精いっぱいだった。
協議前には北朝鮮元工作員の辛光洙(シンガンス)容疑者らの拉致への新たな関与の
疑いを指摘する証言が明るみに出て、圧力が強まったことで、北朝鮮が「よど号」犯の引き
渡しなどに応じるのではないかという期待感が政府の一部にはあった。
しかしフタを開けてみれば、北朝鮮は脱北支援者7人の引き渡しを求めたり、過去の清算
で「従軍慰安婦や強制連行に対する補償」を持ち出した。政府内からは「予想された失望」
を超えて、「むしろ後退」(外務省幹部)との厳しい見方まで出ている。
政府間対話が約1年間も途絶えた反省から実現した並行協議方式だったが、北朝鮮が
いずれの分野でも「ゼロ回答」に終始し、効果が十分に発揮されなかった。ただ、日本政府
は「各分野で突っ込んだやり取りができた」(外務省幹部)と評価しており、同方式での対
話を進めていく考えだ。 (つづく
>>250 だが北朝鮮が小泉純一郎首相の任期中に国交正常化に道筋をつけたがっているとの
見方は政府内に依然、根強い。政府は、北朝鮮が6カ国協議などもにらみながら日朝協議
を進めていくと予測。中韓の協力が得られないまま、日本が単独で経済制裁に踏み切る
選択肢も事実上ないとみられ、今後は圧力を高めながら協議を継続し、譲歩を促す「王道
しかない」(外務省幹部)のが現実だ。
「先方に伝達した事項が政府の中枢に正確に伝わり、諸懸案の解決に向けた具体的な
行為につながることを期待する」。原口大使は、対話路線が実を結ぶためには北朝鮮の
政治的判断が必要だとの認識を強調した。【北京・中田卓二】
◇「対日」は米中にらみ
北朝鮮側代表の宋日昊(ソンイルホ)大使は8日午後、北京の北朝鮮大使館で記者会
見を開き、拉致問題を明らかにした時から現時点までの北朝鮮側の対応を、約1時間に
わたって説明した。宋代表は「拉致被害家族の心情はよく分かっている。誠意ある努力を
尽くした」などと改めて表明したが、北朝鮮側は今回の協議期間中、記者団の前に積極的
に姿を現し、協力姿勢をアピールする「メディア戦術」を展開した。
今回、北朝鮮は拉致問題協議の際、予想通り、争点を遺骨問題に集中させ、さらに性質
の異なる脱北支援団体代表者らの引き渡しまでも提起し、協議を複雑化させた。ただ、こ
れは「無理な要求を突きつけ、双方が同時に要求を取り下げることで妥結に持ち込むため
の交渉戦術」(中国の北朝鮮専門家)との見方も出ており、国交正常化交渉の進展によっ
ては取り下げる可能性もある。 (つづく
>>251 北朝鮮が今回の協議を6カ国協議の行方をにらみながら進めたのはほぼ間違いない。
国際政治の構図では、金融制裁をする米国が強く求める核・ミサイル問題の解決がなけ
れば正常化も実現しないからだ。金正日(キムジョンイル)総書記が先月訪中し、胡錦涛
国家主席と会談した際、胡主席は6カ国協議が前進するよう主導する用意があると表明、
北朝鮮側にも協力を求めた。北朝鮮への影響力を外交カードと位置づける中国は、今年
4月の胡主席訪米までに6カ国協議のプロセスを前進させたい考えで、友好国の北朝鮮
としても協力せざるを得ない。今後、北朝鮮は米中両国をにらみながら、硬軟両様で日朝
関係のかじをとるとみられる。【北京・西岡省二】
▽小此木政夫・慶応大教授(国際政治)の話 北朝鮮の対応は開き直りとも言える予想
以上に厳しい対応だった。6カ国協議の展望が開けない中、現段階で日朝交渉で譲歩す
ると、6カ国協議で弱みを見せることになる、と懸念しているのではないか。
ただ今回協議に応じたのは、北朝鮮としても6カ国協議を断念したわけではないため、
次につなげたかったのだと思う。中国の胡錦涛国家主席が訪米する4月から、小泉純一郎
首相の自民党総裁任期切れの9月までが一番重要なタイミング。4月ごろまで6カ国協議
が開催されないかもしれず、そうすると日朝協議も当面開かれないかもしれない。北朝鮮
はカードは温存しており、まだ前哨戦という認識なのだろう。本格的な攻防は4月以降だ
と思う。(最終更新時間 2月8日 22時29分)
>>250-252 日朝協議が終了 原口大使は圧力を行使していくことを示唆 NNN 2/9 0:30(y0:33)
ttp://www.news24.jp/52233.html 日本と北朝鮮の政府間協議は8日、日本が最重要課題としていた拉致問題で進展
がないまま5日間の協議を終えた。
日本側は国交正常化交渉を盾に拉致問題の進展を狙ったが、その思惑は外れた。
日本の原口大使は今後、対話だけでなく圧力を行使していくことを示唆し、北朝
鮮の宋日昊大使も「圧力には圧力で対抗する」との考えを示している。
>>253 日朝が協議継続確認 日程終了 政府、経済制裁も言及 西日本朝刊 02月09日 01:51
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/kokusai/20060209/20060209_news_001-nnp.html 【北京8日傍示文昭】日本と北朝鮮の政府間協議は五日目の八日、北京市内のホテルで
全体会合を開いた。七日までの三日間、テーマ別に開いた「拉致問題」「国交正常化交渉」
「核・ミサイルなどの安全保障問題」の三分野の協議で、具体的な進展がなかったことを踏
まえ、分野別に論点を整理。今後も並行方式で協議を継続することを確認して一連の協議
を終えた。次回協議の日程は「今後調整する」として、具体的には確定しなかった。
原口幸市・日朝国交正常化交渉政府代表(大使)は、協議終了後の記者会見で「拉致問
題をはじめ北朝鮮が誠意ある対応が全く示されなかったことは遺憾だ」と述べた上で、「協
議は継続するが、(北朝鮮に)『今後も進展が得られなければ情勢は厳しくなる』と伝えた」
として、経済制裁を含む「圧力」の強化にも言及したことを明らかにした。
これに対し、北朝鮮の宋日昊(ソンイルホ)・同交渉担当大使は記者会見で「拉致問題の
解決に向け、われわれは良心的に対応し、出せるもの、できることは最大の誠意を尽くして
きた」と強調。横田めぐみさんの「遺骨」を別人とした日本のDNA鑑定結果をめぐる見解の
違いが最大の課題だとの認識を示し、「鑑定した専門家による協議を提案したが、日本は回
答しなかった」と述べた。
日本側は全体会合で、あらためて生存者の早期帰国や真相究明、拉致実行犯の引き渡
しを要求。「拉致問題は解決済み」との基本姿勢を崩さない北朝鮮に対し、「拉致問題、安保
問題の解決なくして国交正常化はない」との立場を重ねて強調した。
>>254 北朝鮮のペース崩せず 並行協議、迫られる戦略見直し 産経朝刊 02月09日 02:56
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20060209/m20060209004.html 日本と北朝鮮による拉致事件や国交正常化交渉、核・ミサイル問題に関する並行協議は
八日、全体会合を終え、閉幕した。日本側が最優先課題と位置づける拉致事件で進展はな
く、北朝鮮ペースともいえる並行協議を疑問視する声もあり、政府は対北交渉戦略の練り
直しを迫られた。(北京 大谷次郎、野口東秀)
≪平行線≫
「納得のいく答えはなく、非常に遺憾だ」
七日夕、二度目の拉致事件協議を終えた梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官の憮然
(ぶぜん)とした表情が今回の協議の不毛さを物語っていた。
拉致事件に関する協議は二日間、のべ十時間半以上も行われたが、横田めぐみさんの
偽遺骨問題を北朝鮮側が蒸し返し、成果は何一つなかった。
それどころか、北朝鮮側は想定外の「クセ球」を投げた。北朝鮮を脱出(脱北)した日本人
妻らを支援する非政府組織(NGO)幹部ら七人を「誘拐犯、拉致犯」と非難、身柄の引き
渡しを求めてきたのだ。
北朝鮮の宋日昊大使は八日、北京の北朝鮮大使館で記者会見し、「拉致問題を解決し
ようというのに(日本は)拉致をしてはいけない」と非難。「われわれの拉致も悪いが対応
は良かった。非人間的な対応ではなかった」と開き直った。さらに「拉致問題を解決しよう
というのは経済支援を受けたいというのではなく、拉致が悪いことだからだ。被害者家族
の気持ちも理解する」とソフトムードまで装った。 (つづく
>>255 これに対し八日昼、日本側代表団の団長を務めた原口幸市・日朝国交正常化担当大使
は、「(北朝鮮側の)どこに誠意ある努力があったのか。疑問を抱かざるをえない」と切って
捨てた。
≪停滞≫
並行協議は、膠着(こうちゃく)状態にある拉致事件を前進させるため、経済協力という
「あめ玉」をちらつかせて、北朝鮮を対話のテーブルにつかせる狙いがあった。外務省幹
部は「全体で二十時間のうち七割は拉致、安全保障にあてて、詳細に意見交換したこと
は意義がある」と一定の評価をする。
しかし、拉致事件の前進はなく、北朝鮮への経済制裁を求める世論が高まるのは必至。
並行協議による対話路線の意義すら問われかねず、早くも「安全保障を並行協議に組み
込んだのが間違いだ」(外交筋)との批判も出ている。
拉致事件と国交正常化は日朝二国間の懸案事項だが、核・ミサイル問題は多国間の
問題。実際に六カ国で協議が行われており、「日本が経済制裁に踏み切れば、北朝鮮
は『多国間で協議中なのに、日本だけそういう行動に出るのはおかしい』と六カ国協議
からの除名を求めるはず。拉致と安全保障を同列に置いたため状況は複雑になった」
(同)というのだ。
外務省は並行協議と六カ国協議を「車の両輪」と位置づけ、両協議を包括的に前進さ
せたい考えだったが、すべては停滞したままだ。
>>231>>235>>241>>242-243>>248>>250-252>>253>>254>>255-256 北朝鮮の動き分析し対応検討 NHK 02/09 04:34
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/09/d20060209000017.html 日本と北朝鮮の政府間協議で拉致問題に進展がなかったことを受けて、与野党や政府内
から経済制裁を求める意見が強まることが予想される一方、制裁を行えば問題の解決が遠
のくという見方も出ており、政府は北朝鮮の出方をさらに分析し、具体的な対応を検討する
ことにしています。
中国の北京で開かれた日朝の政府間協議は最終日の8日、双方の代表が今後も協議を
続けていくことで合意し、5日間の日程を終えました。今回の協議に、日本側は拉致問題の
解決を最優先の課題として臨み、生存者の帰国と事件の全容解明、それに、容疑者の引き
渡しを求めましたが、北朝鮮側は前向きな回答を示さず、逆に横田めぐみさんの遺骨として
提出した骨の返還を求めるなど、協議は平行線に終わりました。これを受けて、与野党や
政府内から、北朝鮮の対応は不誠実だとして、拉致問題の解決には経済制裁が必要だと
いう意見が高まることが予想されます。しかし、その一方で、政府内には、日本が単独で経
済制裁に踏み切っても必ずしも効力が見込めず、北朝鮮が態度を硬化させれば協議の道
が閉ざされ、かえって解決が遠のくという見方も出ています。このため、政府は北朝鮮側の
出方をさらに分析し、次の協議に向けて具体的な対応を検討していく方針です。
>>257 読売朝刊コラム:編集手帳 02月09日
ttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060208ig15.htm ソ連の共産党大会でフルシチョフ第一書記が演説し、亡きスターリンの専横を数えあげて
批判した。会場から声が上がった。「その時、あなたは何をしていたのか」◆壇上のフルシ
チョフは「いま発言したのは誰か。挙手を願いたい」と切り返した。手を挙げる者がいないの
を見て、つづけた。「いまのあなたと同じように私も黙っていた」◆ロシア文学者、川崎浹(
とおる)さんの「ロシアのユーモア」(講談社選書)によれば、当時の非合法雑誌が伝える
挿話という。スターリン批判の演説がなされたのは1956年2月25日、まもなく50年にな
る◆日朝の政府間協議が終わった。拉致問題で北朝鮮は「決着済み」の立場を譲らず、
真相の究明や容疑者の引き渡しなど日本の要求をことごとく退けた。一片の誠意も見え
ない◆その対応が自国に益するとは北朝鮮の人々も思ってはいないはずだが、独裁的
な指導者の前に黙するほかないのだろう。演説から半世紀、専横を沈黙が取り巻く悪弊
は日本の隣人に受け継がれている◆「人は自分の選んだ隣人のみならず、神が送って
よこした隣人とも住まねばならない」。冷戦下の英国を訪問したフルシチョフが演説で語っ
た言葉である。その心で協議に臨む日本をあざ笑うように、不実に不実を重ねる隣人が
いる。堪忍袋にもおのずと限界はあろう。
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/asia/1138784046/332-333 読売社説:[日朝協議]「これでは『圧力』も考えなければ」
ttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060208ig91.htm 拉致問題をはじめとする懸案に、何の進展もないまま日朝政府間協議は終わった。
北朝鮮側は昨年末、今回の協議を行うことで合意した際、「拉致問題を含め、未解決の
問題に誠意を持って努力し、具体的な措置を講じていく」と言明していた。
だが、北朝鮮側からは、「具体的な措置」の提示などは一切なかった。極めて不誠実な
態度である。
5日間に及んだ今回の協議は、日本側の提案で、拉致問題、国交正常化交渉、核・ミサ
イル問題の三つの分野ごとに行われた。日本側には、北朝鮮が期待する経済協力につな
がる国交正常化交渉をてこに、拉致や核・ミサイル問題などの進展を図る狙いもあったの
だろう。
日本側は拉致問題を最重要課題とし、生存者の帰国や真相究明、横田めぐみさんらの
拉致に関与した辛光洙(シン・グァンス)容疑者らの引き渡しを迫った。だが、北朝鮮は一
切応えず、逆に脱北者を支援する日本の市民団体関係者の引き渡しを求めた。
拉致という国家犯罪と、自由を求める人たちに対する人道的立場からの支援を同列に
論じること自体が、論外だ。
北朝鮮の核兵器やミサイルは日本の安全保障にとって深刻な脅威だ。安全保障問題
に関する協議を行うことは、2002年の日朝平壌宣言に明記されている。日本側は再三、
開催を求めてきたが、これまで北朝鮮は応じてこなかった。 (つづく
>>259 今回、初めて協議が行われたこと自体は一見、前進と映る。だが、北朝鮮は、核廃棄
やミサイルの開発中止など、日本側の要請にはまったく応えなかった。6か国協議にも、
米国が資金洗浄問題での金融制裁を解除しない限り復帰しない、との主張を繰り返すだ
けだった。
北朝鮮がかたくなな態度を取り続ける限り、日朝国交正常化はありえない。日本として
は、拉致と核・ミサイルの問題の包括解決が国交正常化の前提だ、という基本姿勢を貫
くことが大事だ。
政府間協議は今後も継続することで合意したというが、“対話”だけで事態を打開でき
るのかどうか、疑問だ。協議を続けても、時間稼ぎに利用されるだけになる恐れがある。
政府は、北朝鮮に「誠意」と「具体的な措置」を迫る“圧力”についても検討していく必
要があるのではないか。
日本は、北朝鮮船舶の入港を規制できる法律や、北朝鮮への送金を停止できる外為
法改正などの法整備をしてきた。いつでも発動できるようにしておくべきだ。大量破壊兵
器拡散阻止構想(PSI)の推進など、国際社会の連携の強化にも努める必要がある。
>>259-260 毎日社説:日朝協議 「疑心」解く責任は北朝鮮に 02月09日
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20060209k0000m070139000c.html 北京で5日間行われた日本と北朝鮮の包括協議は具体的成果がなく、協議継続だけを
確認して終わった。北朝鮮の不誠実な態度は遺憾である。
拉致、安全保障、国交正常化交渉の三つの懸案を並行協議する新方式には、正常化
交渉の再開で拉致問題を少しでも前進させようという日本側の狙いがあった。だが、計算
通りにはいかなかった。
拉致問題で日本は、生存者の帰国、真相究明、容疑者引き渡しを求めた。しかし、北朝
鮮は「誠意ある努力をすべて行った」とし、「拉致は解決済み」との姿勢を変えなかった。
それどころか、横田めぐみさんのものとして日本に引き渡した「遺骨」の返還を迫り、脱北
者の支援活動を行っている日本の非政府組織(NGO)関係者らの引き渡しを求めてきた。
筋違いの要求である。
国交正常化交渉でも、双方が財産・請求権を放棄したうえで経済協力方式で「過去の
清算」を行うという日本の主張に対し、北朝鮮は異を唱えた。日本統治時代の「強制連行」
や「従軍慰安婦」の問題は経済協力とは別の補償が必要との主張である。
安全保障問題でも6カ国協議への早期復帰を促した日本に対し、資金洗浄(マネーロン
ダリング)に対する米国の金融制裁が解除されなければ復帰出来ない、と突っぱねた。
日本の主張にことごとく異を唱える北朝鮮の姿勢からは、日朝協議を「時間稼ぎ」に利用
しているとしか見て取れない。拉致問題で「誠意ある努力をすべて行った」と言うが、拉致
被害者について北朝鮮が示した資料は信ぴょう性に著しく欠けている。金正日(キムジョ
ンイル)総書記が約束した「白紙に戻しての再調査」はどうなったのか。日本は、今回北
朝鮮が提案しためぐみさんの「遺骨」に関するDNA鑑定の専門家会合開催に応じ、そこ
で黒白をはっきりさせたらいい。 (つづく
>>261 「過去の清算」に関しては、国交正常化後の「経済協力」方式が日朝平壌宣言に明記さ
れている。「強制連行」や「従軍慰安婦」などに関連する問題についても、同宣言は「194
5年8月15日以前に生じた事由に基づく両国及びその国民のすべての財産及び請求権
を相互に放棄する」ことを盛り込んでいる。
さらに、今回の協議に当たっては、双方が日朝平壌宣言の精神、基本原則に従うこと
で合意しているのだ。北朝鮮の言い分は「反論」になっていない。6カ国協議への復帰問
題にしても、自らの不法行為をタナに上げての身勝手なものとしか映らない。
北朝鮮の拉致問題担当者は記者団に、「疑心は病気」という朝鮮語のことわざを引用し、
「疑問点を提起するだけでは解決出来ない」と語ったという。そう言うなら、疑心を解かせ
るための誠意をまず北朝鮮が示すのが先決ではないか。不誠実な態度を取り続ければ、
経済制裁を含む「圧力」強化論が日本で高まるのは避けられない。北朝鮮はそのことを
しっかり認識しなければならない。
>>261-262 中日社説:目に余る「拉致」先送り 日朝協議 02月09日
ttp://www.chunichi.co.jp/00/sha/20060209/col_____sha_____000.shtml 拉致問題の解決は、かえって遠のいたという印象を受ける。北朝鮮が言いがかりとしか
思えないような問題を持ち出し、先送りを図ったからだ。これでは反北感情を刺激するば
かりだ。
「どこに誠意ある努力があったのか。進展がないのは極めて遺憾だ」
北京で五日間にわたって開かれた日朝政府間協議のあと、原口幸市・国交正常化交
渉担当大使は、厳しい口調で北朝鮮を批判した。
今回は包括並行方式による初の顔合わせだった。拉致、国交正常化、核・ミサイルに
分け、双方が関心を持つテーマを同時に話し合うところに特徴がある。
これで、北朝鮮をテーブルに着かせることはできたが、結果的には同じ方式での協議
継続が決まっただけだ。協議の内容をみると、大きく失望せざるをえない。
特に、日本側は最優先と位置づける拉致事件について、生存する被害者全員の帰国、
拉致実行犯の引き渡しなどを求めた。しかし、北朝鮮は「基本的に解決済み」
という対応を崩さず、全く進展はなかった。
反対に、北側は脱北者支援団体の代表ら七人を「わが国民の拉致誘拐犯罪者」として
引き渡すよう求めた。脱北の原因は、北朝鮮の経済失政と人権抑圧の独裁体制にある。
政治難民は国際条約で守られている。問題をはぐらかす要求に、北朝鮮の誠意のなさ
がよく表れている。 (つづく
>>263 過去の清算については、二〇〇二年の日朝平壌宣言で「経済協力方式」で行うことで
合意している。それにもかかわらず北朝鮮は今回「それだけではだめだ」と、強制連行な
どについては個別の「補償」が必要と、振り出しに戻してしまった。
こんな対応では、北朝鮮に対する日本の世論を硬化させ、反発を招くだけだ。北朝鮮
はこのことをよく認識してほしい。
政府は「拉致問題の解決なくして国交正常化はあり得ない」と繰り返してきた。拉致問
題でまず解決すべきは、被害者の原状回復、生存者の早期帰国である。
次回協議も包括並行協議方式で行われるようだが、重点の置き方にメリハリを利かせ
た方がいい。
また、今回の協議で北朝鮮のかたくなな姿勢が一層はっきりした。難問解決には、周
辺国とくに北朝鮮と深い利害関係を持つ米国、中国、韓国の理解と協力が不可欠だ。
それなのに中韓両国とは首脳同士の対話が途絶えている。北朝鮮の思うつぼだ。両
国との関係改善が対北外交のためにも緊要である。小泉首相はあらためて認識して
ほしい。
>>263-264 朝日社説:日朝協議 次の一歩を注視する 02月09日
ttp://www.asahi.com/paper/editorial20060209.html#syasetu2 北京で4日から続いていた日本と北朝鮮の政府間協議はきのう、さしたる成果もなく終わ
った。協議を続けていくことで一致しただけだ。
「北朝鮮から進展が示されなかったことは遺憾だ」「誠意が見られない」。交渉に当たった
原口幸市大使が憤るのも無理はない。
拉致の真相と容疑者の引き渡しを迫る日本に対し、北朝鮮はまともに答えようとしない。
逆に脱北者を支援する日本のNGO関係者らを「引き渡せ」と、突拍子もないことを言い出
す始末だ。
対話と圧力の両面作戦でというのが日本の基本方針だが、こんな振る舞いを北朝鮮が
続けていては「圧力」を求める世論が高まるのは避けられない。このマイナスを北朝鮮は
真剣に考えるべきだ。
あらゆる面で行き詰まっている日朝関係を解きほぐす糸口がみつからないか。そんな期
待は裏切られた。
進展がなかったのは拉致問題だけではない。安全保障の分野で日本は、核兵器とミサ
イルに強い懸念を伝え、偽札づくりや資金洗浄の疑惑もただした。だが北朝鮮は聞き置く
態度に終始した。核問題をめぐる6者協議にいつ戻るかについても何も語らなかった。
国交正常化の交渉は3年3カ月ぶりの再開だった。日朝両首脳が署名した平壌宣言は、
植民地支配などの「過去の清算」について経済協力方式で解決させるとうたっている。だが、
北朝鮮はそれだけでは不十分だとして「強制連行や従軍慰安婦に対する補償」を求めた。
進展とは言い難いが、「過去」に何が含まれるのか、日朝間で考え方に大きな差がある
ことはわかった。 (つづく
>>265 もともと半世紀以上もまともな付き合いがなかった両国である。一朝一夕にことが片づく
はずもない。それが厳しい現実だ。辛(つら)くとも粘り強く、地道に交渉を続けていくしか
ないだろう。
5日間の協議で「虚心坦懐(きょしんたんかい)に意見を交換し、互いの立場をより鮮明
に知ることができた」と北朝鮮代表は語った。実質的な実りはなかったとはいえ、今回の
協議を外交用語で評価すればそういうことなのだろう。
確かに、率直な意見を直接伝え合った意味はある。正常化への道筋を描いた平壌宣
言が確認されたのもよかった。協議の最低限の役割は果たしたとも言える。
暗礁から抜け出せない「日朝」を動かすためにも、ここは6者協議の再開と進展を目指
して知恵を絞りたい。北朝鮮の核問題が前に進み出せば、日朝間の懸案を解く促進剤
になるからだ。
この時期に北朝鮮が日本との協議に応じたのは、6者協議も含めて対話を続ける意思
を米国と中国に見せる狙いがあってのことだろう。時間稼ぎをしているように見える北朝
鮮だが、最近は金正日総書記が訪中したのをはじめ、米国とも水面下で接触を重ねている。
そうした探り合いがどんな形で現れるか、北朝鮮の次の一歩を注視したい。
読売社説:
>>259-260 毎日社説:
>>261-262 中日社説:
>>263-264 朝日社説:
>>265-266 北國新聞社説:北朝鮮の要求 「引き渡し」は非道の証明 02月09日
ttp://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm 日朝協議で北朝鮮が日本の非政府組織(NGO)の関係者を「犯罪者」として引き渡しを
求めたことは、国際社会からみて非常識極まりないものである。日本政府は要求の背景
分析などを進めているが、非道国家の現実を示す象徴的な出来事として強く抗議し、要求
を排除すべきである。
北朝鮮による日本人拉致は既に国連で非難決議されている。偽札造りや覚せい剤密造
など国家の犯罪が許されないのと同様、世界の常識を北朝鮮にしらしめ、理不尽な要求が
外交カードにはならないことを示していかねばなるまい。
北朝鮮側の要求は「中朝国境でわが国の公民を誘拐、拉致した犯罪者」であるとして「北
朝鮮難民救援基金」の事務局長ら七人を名指しして引き渡しを求めたものだった。日本側
はその場で拒否したが、北朝鮮側は「刑法(国家転覆陰謀罪)に違反した」と記者団に説明
するほどであり、相当力を込めていることをうかがわせる。争点をずらすための「クセ球」と
分析されているが、圧政から逃れ出る難民の救済に当たる人々を誘拐・拉致の犯罪者と
決めつけたのである。国際感覚欠如の独善的かつ特異な要求と言えよう。 (つづく
>>267 北朝鮮による日本人拉致に関しては、国連総会が昨年末、「組織的、広範囲、かつ重大
な人権侵害」として非難決議をし、自由な人道支援活動を認めるように要求した。こうした
国際的圧力が北朝鮮にとっては何でもないことなのか、それとも逆に追いつめられている
からこそ投げた変化球の一つなのか、見極めも必要だろう。
今回の協議で日本側は拉致問題の解決に向けて拉致実行犯を特定した上で引き渡しを
求めるなど、これまでになかった具体的な要求を突きつけた。偽ドル札やマネーロンダリン
グの疑惑でも、北朝鮮は米国の経済制裁に追いつめられている。こうした複数の圧力が
影響していると見ることも可能である。
だが、協議全体にまったく具体的進展がなかった上、理不尽な要求が出されると日本側
の今度の対応は厳しくならざるを得ない。「過去の清算」として経済協力を狙う北朝鮮にと
っても、「難題」ふっかけは得策でないことを知らねばなるまい。
>>257 日朝協議閉幕 拉致問題など懸案で進展なく、協議継続方針を確認するにとどまる
FNN HEADLINES 02/09 06:32
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084928.html 5日間の日程を終え、8日に閉幕した日朝政府間協議は結局、拉致問題など懸案で進展
はなく、協議継続の方針を確認するにとどまった。
「拉致」、「安全保障」、「国交正常化」の3つの協議が並行する初の協議で、成果として
強調されたのは、延べ20時間に及ぶ対話の長さだけだった。
原口大使は会見で「協議を終えた今、(北朝鮮の)どこに誠意ある努力があったのか、いつ
具体的な措置を講ずるのか、今はこうした疑問を抱かざるを得ない」と述べた。
一方、北朝鮮代表、宋日昊(ソン・イルホ)大使は「われわれは拉致問題で、できる限りの
ことをすべて行った」と述べた。
協議後、会見した北朝鮮代表は、拉致問題で従来の主張に終始し、交渉にあたり新たな
カードを何ら渡されていなかったことをあらわにした。
両国は最終日、協議の継続では一致したものの、時期のめどなどは立っていない。
安倍官房長官は「対話のスタイルとしては、これしかなかった」とする一方、経済制裁など
「圧力」についても、「よく話を聞いて判断したい」と含みを残した。
3つの協議すべてで物別れが続けば、過去の清算を希望する北朝鮮にとっても「ゼロ回答」
が続くことになる。
日本側は、「今回は北朝鮮の時間稼ぎ」と事実上認め、「次回も同じことにならぬよう、事
前にさまざまなチャンネルで働きかけを行う必要がある」と水面下の交渉を模索する構え。
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/asia/1138228568/206 金正日の秘書室長、中国公安に一時逮捕 東亞日報 02/09 04:30
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006020941798 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の書記室長(秘書室長)で最側近の
カン・サンチュン(66)労働党組織指導部副部長がマカオで不動産の名義を不法
転換した疑いで先月、中国公安(警察)に逮捕され、翌日釈放されたことが8日確
認された。
複数の北朝鮮消息筋によると、金総書記の中国訪問(1月10〜18日)直前、
マカオを訪問したカン副部長は、3〜4年前に同地域で保有した土地の名義を不法
転換した事実が明らかとなって、中国公安に検挙された。政府も最近、このような
事実を確認した模様だ。
当初、カン副部長は金総書記の中国訪問期間に逮捕されたことが分かり、その背
景をめぐって多くの観測が提起された。中国公安は、通常の不動産取引を調査して
いたところ、偶然カン副部長の疑いを確認したものと見られる。
ある消息筋は、「中国公安が金総書記の訪中を控えてカン副部長を処罰すれば、
北朝鮮を刺激しかねないことを懸念し、検挙した翌日釈放した」と述べた。
政府はカン副部長が金総書記と金日成(キム・イルソン)総合大学同期で、金総
書記の儀典と身辺警護担当秘書として活動しているものと把握している。カン副部
長は一時、世界中を回りながら金総書記に必要な高価な物品を購入し供給していた
が、今回のマカオ訪問前の3〜4年間は外国へ行っていなかったことが分かった。
パキスタンがミサイル技術でイラン、北朝鮮に協力―米情報筋 世界日報 2/8 20:14
ttp://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/060208-201456.html 【ロサンゼルス7日宮城武文】米ウェブ紙「ジオステラテジー・ダイレクト」が
このほど、西側情報機関の情報として報じたところによると、パキスタンがイラン
と北朝鮮に対し、米ミサイル技術に関する協力を行ったことがあり、米情報機関が
慎重な調査を行っているという。
報道によると、イランは技術協力の見返りとして数億ドルをパキスタンに支払っ
た。協力の形は、パキスタン、イラン、北朝鮮の3カ国がミサイルの共同開発を行
い、パキスタンが提供した米ミサイル技術情報をもとに短距離、中距離、大陸間弾
道ミサイルの技術がイラン側に転移されたという。こうした情報は反イラン政府系
グループから、かつてもたらされたことがあったが、最近になって西側情報機関も
この事実を確認している。
協力の中で、パキスタンは携帯式地対空スティンガーミサイルを北朝鮮に提供、
北朝鮮は同ミサイルを解体して得た情報で、独自のミサイル作成に成功したという
。また、パキスタンから提供された米製巡航ミサイルも同様に北朝鮮は解体し、そ
れをもとにして得た技術情報で、数年以内に独自の巡航ミサイルを作成する可能性
が指摘されている。
こうした技術がイラン側に転移されたことで、イランは固体燃料による高度なミ
サイル開発プログラムを推進、到達距離2千`以上のミサイル・システムも開発中
だという。
イランの核開発に関しては、国連安保理の検討がなされるなど国際的圧力が掛け
られているが、ミサイル開発問題に関し、米国の同盟国パキスタンの関与の可能性
が指摘され、米国としては慎重な姿勢を取らざるを得ない状況にあるという。
>>211 李駐米大使、「北朝鮮、偽ドル札製造を中止せよ」 東亞日報 02/09 04:30
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006020941168 李泰植(イ・テシク)駐米大使は7日、北朝鮮の偽ドル札製造問題について、「
北朝鮮の不法活動は容認されない」とし、「北朝鮮はきっぱりと同問題に関係して
はならない」と述べた。
李大使は昨年10月13日の赴任後初めて、米ワシントン市内のセイントレジス
・ホテルで開かれた韓米経済研究所(KEI)の招請演説で、このような見解を明
らかにした。同日の行事には、約150人の韓半島専門家や関係者が出席した。
李大使は、「韓国政府は同問題に対して確固たる立場を堅持しており、これを北
朝鮮に明確に伝えた」としつつ、「北朝鮮核問題をバンコ・デルタ・アジア(BD
A)銀行問題と結びつけてはならない」と線を引いた。
北朝鮮の偽ドル札製造問題に関する李大使の発言は、韓国政府がこれまで公式に
明らかにしてきた立場とは多少異なるものであり、米政府の立場を大幅に受け入れ
たものと解釈される。
李大使は、北朝鮮核問題については、「北朝鮮は9・19北京共同声明で、核兵
器開発を放棄するという意志を明確にした」とし、「北朝鮮は、共同声明で合意し
たとおり、核兵器廃棄のための措置を取らなければならない」と強調した。
李大使は、「北朝鮮の不法活動問題は新しいものではなく、国際社会が適切な手
続きを通じて解決できると信じるが、核問題は長く待つ余裕はない」とし、核問題
の優先的な解決を力説した。
韓米同盟関係に関しては、「最近、動揺と調整期を経て、安定状態に入った」と
主張した。そして、「韓米関係に本当に問題があるなら、韓国軍のイラク派兵も、
3000万ドルにものぼるハリケーン・カトリーナ被害者への救援金も、韓米間の
戦略対話の開始もなかっただろう」と指摘した。
北朝鮮の大量破壊兵器密輸、完全阻止は困難・元米高官 日経 02月09日 07:00
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060209AT2M0801W08022006.html 来日中の米戦略国際問題研究所(CSIS)のロバート・アインホーン上級顧問
(元米国務次官補)は8日、北朝鮮が大量破壊兵器などの密輸出をする場合「これ
を完全に阻止するのは困難」と指摘、日米主導で臨検などを実施する拡散防止構想
(PSI)の取り組み強化が急務との認識を示した。
都内で日本経済新聞記者に語った。北朝鮮は米国による経済制裁で外貨収入が減
少しており、大量破壊兵器の密輸出に傾斜するとの見方が出ている。
>>257>>269 北朝鮮、「対米優先」鮮明に・日朝対話進展なく閉幕 日経 02月09日 07:02
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060209AT1E0801B08022006.html 北京で開催していた日朝政府間対話は8日、実質的な進展がなく終わった。北朝
鮮は日本人拉致や植民地支配の過去の清算問題で終始、強硬な姿勢を崩さず、核・
ミサイル問題では6カ国協議再開に向け金融制裁解除を米国に要求すべきだと日本
に迫った。計5日間、22時間に及んだ初の並行協議を通じて明らかになったのは北
朝鮮の対米優先姿勢だ。
8日、北京の北朝鮮大使館での記者会見。6カ国協議復帰の「条件」を聞かれた宋
日昊(ソン・イルホ)大使は「金融制裁の解除」と即答した。7日の協議で米国へ
の仲介を日本に促したことを認め、「だって米国人はわれわれより日本人の言葉を
よく聞くでしょ」と制裁解除へのこだわりを隠さなかった。(北京=峯岸博、天野
豊文)
オチ
国際手配中の“朴”工作員 蓮池さん家族を帰国直前まで担当 NNN 2/9 12:43(y12:50)
ttp://www.news24.jp/52253.html 国際手配中の「朴」と名乗る工作員が、蓮池薫さん・祐木子さん夫妻が日本に帰
国する直前まで、蓮池さん家族の担当者としてかかわっていたことが新たにわかっ
た。朴と名乗る工作員は、現在も北朝鮮にいるとみられている。
朴と名乗る工作員は78年に蓮池さん夫妻が拉致された後、一時期、夫妻の教育
係をしていたことがわかっている。さらに、02年10月に蓮池さん夫妻が帰国す
る前には、朴と名乗る工作員と蓮池さん家族は一緒に食事をするなど担当者として
かかわっていたことが新たにわかった。
夫妻が日本に帰国した後も、朴と名乗る工作員は蓮池さんの2人の子供の教育係
だったということで、現在も北朝鮮にいるとみられている。
>>205 ジェンキンスさん「ヨーロッパからも拉致し、ハーフの子どもをスパイに仕立てる工作」
FNN HEADLINES 02/09 12:47(y13:47)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084938.html 北朝鮮の拉致問題で、新事実が明らかになった。
北朝鮮では、韓国に大量のスパイを送り込むため、ヨーロッパからも複数の人間を
拉致し、アジア系の人と結婚させて、韓国などに潜り込ませるスパイに仕立てる工
作が行われていたことが、ジェンキンスさんの証言で明らかになった。
ジェンキンスさんは「(北朝鮮)はヨーロッパ中から人を拉致している。ドナはイタ
リアで拉致された。シーハンも同じように連れてこられた。ハーフ顔なら、韓国社
会に容易に溶け込みやすい。父親がアメリカ人なら家族の歴史がないことになる。
(混血で)母親が死ぬとパスポートもなく、自分を証明するものは何もない。(ハー
フの人たちはスパイになるためにいる?)そうです」などと話した。
北朝鮮は、イタリアやドイツをはじめとするヨーロッパ各国でも拉致を行い、北朝
鮮人、あるいは拉致してきたアジア系の人と結婚させ、産まれた子どもたちをスパ
イとして育てる指示を出していたという。
ジェンキンスさんは、その目的について、「北朝鮮は韓国に大量のスパイを送り込
む意図があった。アメリカ軍基地のある国々では、ハーフの方が現地に溶け込みや
すく、誰からもとがめられないと考えられていた」と話している。
警察当局もこの証言に注目し、北朝鮮のスパイ工作の実態解明を進めている。
>>132>>155>>171 千葉市が朝鮮総連施設への課税を検討 基準作成に着手 産経千葉 02月09日
ttp://www.sankei.co.jp/edit/kenban/chiba/060209/kiji01.html 現在、固定資産税などが減免されている千葉市内の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮
総連)の関連施設について、千葉市が減免の見直しを検討していることが八日分か
った。市は、福岡高裁が二日、熊本市による熊本朝鮮会館に対する減免措置を取り
消した判決を重視し、千葉市内三カ所の総連関連施設の課税に向け、施設の実態を
把握するための基準作成に着手した。最終的に優遇措置の見直しは鶴岡啓一市長の
政治判断に委ねられる。
千葉市では中央区都町の「千葉朝鮮会館」の固定資産税と都市計画税を平成四年
度から全額免除。中央区と花見川区の総連関連二施設でも減免措置をとっている。
固定資産税などの減免は、市の市税条例に基づき市長が決定。総連関連施設につ
いては条例で減免対象となる「公益上その他の事由」に該当するとされてきた。二
年一月に新築された千葉朝鮮会館は三年度に一度課税されたが、四年度以降、総連
側が減免を申請し、「公民館類似施設」として課税を免除されている。
しかし、市は福岡高裁が二日の判決で、朝鮮会館の公益性を否定する判断を示し
たことを重視。千葉市内の総連関連施設の総連関係者以外の利用の有無など公益性
を精査するため「踏み込んだ基準」を作成し、四月中旬の納税通知書送付に間に合
わせる予定だ。 (つづく
>>280 課税免除されている千葉朝鮮会館は、延べ床面積約七百九十三平方メートルの鉄
骨三階建て(土地約四百九十七平方メートル)で、同所の有限会社が所有している。
福岡高裁の判決では熊本朝鮮会館について「公益性のために利用された形跡は全
く認められない」とし、朝鮮総連についても「北朝鮮と一体の関係にあり、わが国
社会一般の利益のための組織ではない」と指摘している。
総務省が昨年、計四十九自治体に対して実施した調査では、水戸、和歌山、松山
の三市が最近、減免措置を取りやめたと答えた一方、三十市で減免を実施。このう
ち千葉市など十九市で全額免除していた。
◇
千葉市の課税減免措置見直しの動きについて、朝鮮総連県本部は産経新聞の取材
に対し「産経新聞の取材には答えない」としている。
282 :
参考:2006/02/09(木) 17:04:19 ID:qkAQlReg
<兵庫>姫路市の信用組合で不審火 朝日放送A 2/9 12:2112時33
ttp://webnews.asahi.co.jp/abc_2_003_200602090501005.html 8日夜、兵庫県姫路市の兵庫ひまわり信用組合姫路支店の玄関シャッター付近が燃
える火事がありました。
8日午後10時55分頃、兵庫ひまわり信用組合姫路支店のシャッター付近が燃え
ていると、近くを通りがかった男性が119番通報しました。消防がかけつけたと
ころ、火はすでに消えていましたが、近くから油のような臭いがし、液体がまかれ
た痕があったということです。職員は火事の30分ほど前に店を出ていて、けが人
はありませんでした。警察によりますと、店をめぐるトラブルの話はないというこ
とですが、放火の疑いもあるとみて調べています。兵庫ひまわり信用組合は、在日
朝鮮人の生活支援のために、2002年に作られた銀行です。
信組支店の玄関焼く 姫路 神戸新聞 02月09日
ttp://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00048026sg200603091400.shtml 八日午後十時五十五分ごろ、姫路市東延末一の兵庫ひまわり信用組合姫路支店の
正面玄関付近で炎が上がっているのを通行人が見つけ一一九番した。約五分後に消
えたが、正面玄関のガラスドアの一部のほか、東側通用口と西側の職員専用口付近
の床の一部を焦がした。
姫路署によると、三カ所ともシンナーのような液体をまいた跡があり、東側通用
口前には、新聞紙の燃えかすが残っていた。同署は何者かが火を付けたとみて器物
損壊容疑で捜査している。
同支店は同日午後十時半ごろから無人だったという。
>>270 金正日総書記の側近、逮捕翌日に釈放されていた 聯合ニュース 02/09 12:50
ttp://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=432006020901300 【ソウル9日聯合】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の側近で、中
国当局に先月マカオで逮捕されたと報じられた姜尚春(カン・サンチュン)労働党
組織指導部副部長が、逮捕の翌日に釈放されていたことが分かった。対北朝鮮消息
筋が9日に明らかにした。
姜副部長の釈放は、金総書記の中国訪問を前に両国の関係悪化を懸念した措置
だったとみられる。逮捕容疑は明らかになっていないが、不動産の名義変更の際に
不正が発覚したか、金融口座を通じたマネーロンダリング(資金洗浄)に関連して
いるのではとの観測もある。
これに関し韓国政府関係者は、「確認はとれない」とコメントしてる。
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/asia/1138784046/297 キム総書記義弟復権か 訪中へ NHK 02/09 10:53
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/09/d20060209000092.html 北朝鮮のキム・ジョンイル総書記の義理の弟で、側近として知られていたチャン
・ソンテク朝鮮労働党第一副部長が、今月中にも中国を訪問して経済視察を行うこ
とが明らかになり、失脚したとも伝えられていたチャン第一副部長が復権したとい
う見方を裏づけています。
中朝関係筋によりますと、チャン第一副部長は、今月中にも中国を訪問し、先月
のキム総書記の訪中とほぼ同じルートで南部の都市などを回って、経済視察を行う
ということで、北朝鮮の経済の専門家ら20人から30人程度が同行するというこ
とです。チャン第一副部長は、キム・ジョンイル総書記の妹の夫で、総書記の側近
として知られていましたが、最近、動向が伝えられず、謹慎させられている、ある
いは失脚したという見方が出て、総書記の後継者問題とも絡んで、関心を集めてい
ました。しかし、先月、およそ2年半ぶりに動向が伝えられ、チャン第一副部長が
復権したという見方が出ていますが、今回、中国を訪問することが明らかになった
ことで、これを裏づける形となっています。北朝鮮としては、キム総書記に続くチ
ャン第一副部長の訪中で、中国から経済を学ぶ姿勢を強調し、中国の支援を獲得し
ようというねらいがあるものと見られます。
>>38-39 独裁者の秘密を徹底検証 ドキュメンタリー金正日 第14回 BNN 02/09 00:00
ttp://www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_genre=17&news_cd=H20021023028 「苦難の行軍」ルート図(原図製作・惠谷治、デザイン・鍵本博子)
ttp://www.bnn-s.com/bnn/bnnImg?pho_nm=H20021023028001.gif 文: 惠谷 治
第1部 金正日の出生の秘密を暴く
第1章 抗日パルチザン時代の金正日の母親の活躍
「苦難の行軍」に参加した金正日の母
1938年11月25日、中共東北抗日連軍第1路軍総司令の楊靖宇は通化省濛江縣の南
牌子密営で、金日成と初めて対面した。この会談で楊靖宇は、7月に決定した「方
面軍」への改編を伝えた。
前年の6月、楊靖宇がもっとも信頼していた第1路軍第1師の「師長」だった程斌
が、部下を連れて関東軍に投降するという衝撃的な事件が起こり、第1路軍の軍事
機密が日本側に漏洩したために、楊靖宇は、急遽、第1路軍の編成替えをおこなっ
たのだった。第1路軍の第1から第6師までを解消し、第1路軍を警衛旅団1個と第1か
ら第3までの3個方面軍とし、第1路軍第6師の「師長」だった金日成は、改めて「第
1路軍第2方面軍」の「指揮」に任命された。
第2方面軍の参謀長は、ひき続き林水山が務め、金日成を護衛する警護中隊が新
設され、呉白龍がその中隊長となった。この時点で、金貞淑は警護中隊に転属させ
られたと思われる。第2方面軍は、第7連隊(呉仲洽)、第8連隊(孫長祥)、第9連
隊(馬徳全)、第10連隊(徐学忠)の4個連隊で構成された。
その直後の12月初旬、金日成は濛江縣南牌子から、警護中隊、第7連隊、第8連隊
を率いて、北朝鮮で有名な「苦難の行軍」を開始した。
「苦難の行軍の内容を一言で要約すれば、厳酷な自然とのたたかい、ひどい食糧
難と疲労とのたたかい、恐ろしい病魔とのたたかい、奸悪な敵とのたたかいが一つ
にからみあったものであったといえます」(『世紀とともに』第7巻・平壌版147頁)
(つづく
>>285 さいご
以上は金日成の解説である。「檀の木も裂ける」といわれる満洲の酷寒の冬季行
軍に参加した金貞淑について、戦友の金明花は次のように回想する。
「苦難の行軍の時にも、かの女が釜をかついで歩きながら、敵との激しい戦闘の
あいまあいまに、戦友たちのために湯を沸かしたり、食事を保障したりした」(金
明花「金貞淑同志を回想して」『朝鮮人民の自由と解放』362頁)
金貞淑は児童団指導員や潜入工作員としてだけではなく、炊事隊員としての任務
も忠実に果たしていたのである。
満洲の関東軍は、猛烈な攻撃と執拗な追撃を組み合わせた「猛攻長追戦術」で抗
日パルチザンたちを苦しめたが、壁蝨のように執拗に喰い下がる日満軍警の戦法を
、金日成たちは「ダニ戦術」と呼んでいた。
「われわれの部隊は雪中行軍をつづけ、1939年の1月初には、ついに長白県七道
溝の奥地に至りました。〈略〉結局われわれは、〔第2〕方面軍を3つの方向に分散
することにしました。司令部は警護中隊と機関銃小隊を率いて青峰密営を経て佳在
水方面に向かい、呉仲洽の第7連隊は長白県上崗区一帯に進出して活動し、第8連隊
と独立大隊は撫松県東崗区一帯で活動することにしました」(『世紀とともに』第
7巻・平壌版153、155頁)
金日成と行動することになった警護中隊と機関銃小隊には、古参隊員は少なく、
少年中隊出身の若い隊員がほとんどだった。
このときの若い隊員たちが、現在の朝鮮人民軍のきらめく将星になっている。判
明している隊員は、伝令長の金鳳錫、伝令兵の池鳳孫と全文燮、李乙雪、李斗益、
白鶴林、李五松、金成国、姜渭龍、金龍淵、崔仁徳、韓千秋、金基洙、金元逸など
である。そして、警護中隊長の呉白龍、金日成と同年の韓益洙も常に行動をともに
した。(つづく)
中国と北朝鮮は永遠の同志なのか? 大紀元日本 02/09 14:23
ttp://www.epochtimes.jp/jp/2006/02/html/d93285.html 【大紀元日本2月9日】ブリュッセルに本部を置く研究機構『国際危機グループ』
は、このほど発表した「中国と朝鮮は永遠の同志なのか?」という報告の中で、北
朝鮮の核問題で、中国の北朝鮮当局に対する影響は、外界が想像するより弱いと指
摘した。北朝鮮に圧力を加えようとしても、中国に頼ることはできない。しかし、
人知れず進む北朝鮮に対する中国の経済的浸透は、平壌当局の転換を促す良いプロ
セスであるといえる。ドイチェ・ベレが伝えた。
国際危機グループの報告は、中国の北朝鮮に対する影響力は北京当局が承認する
より大きいが、人々の多くの認識よりずっと小さいと指摘。そのため、国際社会は
中国の利益から鑑み、外交方面における達成度には限度があることを認識する必要
があると指摘している。
多くの西洋人の目に中国と北朝鮮は、親密な同盟関係であるように映っている。
しかし、時が経って状況は変わり、戦争時分に献血により固い絆を結んだ友情は過
去のものとなってしまった。国際危機グループ東北アジア・プロジェクトの責任者
、ピーター・ベーカー氏は「中朝両国の指導者間には、決して特別な好感はなく、
もし、もっと良い選択があるのなら、中国は朝鮮を核保有国にはしたくないだろう
。なぜなら、日本と台湾に核防衛プロジェクトを発展させる口実を与えるから。中
国は北朝鮮を支持しているが、北朝鮮を安定もさせたくなく、南北双方の政局に抵
触しない立場を採っている」と指摘した。
中国は、喜んで仲介役を演じる。それは東アジア地域と国際上で積極的に非核武
装化を推進するという名誉を勝ち取ることができるだけではなく、更に対米関係に
おいてもプラスになる。しかし、ベーカー氏は「中国の北朝鮮に対する影響力は限
られている。たとえ、中国が圧力を強化しようとしても、本当に効き目のあるもの
は経済手段だけだ。中国と北朝鮮の政治関係は、決して表面上で感じるような緊密
な関係ではない。しかし、経済上中国は北朝鮮の生命線とも言えるだろう。もし、
(つづく
>>287 中国が朝鮮との協力を停止するとなると北朝鮮の経済は混乱を起こすだろう。しか
し、これはリスクが余りにも大きすぎて、北朝鮮は政局の不安定が現われ、甚だし
きに至っては政権が崩壊する恐れさえ考えられる。中国はこのリスクを冒したくな
いだろう」と述べている。
グループの専門家は「中国は米国と同様に、即北朝鮮半島の非核化を実現すると
いう目標がある」と述べた。しかし、中国にとって北朝鮮の情勢の安定、政権の存
続はなにより重要なことである。中国は、まず北朝鮮の政治崩壊がもたらす難民ブ
ームと経済負担から免れ、そして、朝鮮半島の軍事緊迫を阻止することである。長
期的に見て、朝鮮半島全体に対する米国主導の局面を防止しなければならない。そ
のため、中国に朝鮮を説得して国際社会と協力するように期待することは時間の無
駄であり、平壌当局の核兵器発展に時間的猶予を与えることになるだろう。
報告では、長期的な視野に立って、中朝間の経済交流が北朝鮮体制の改革と開放
につながる最も良い道だとみている。中国は、まず一方的な経済援助を二国間の貿
易と投資に転化することを望んでいる。同時に、中国はまた隣国の北朝鮮の経済開
発を推進し、経済力が脆弱な東北部3省を安定させようとしている。
北朝鮮が2002年から開始した経済改革は、進展が緩慢で政策は前後している。し
かし、何とか人々にかすかな希望を与えている。金正日総書記はこのほど、中国南
方の経済開放特別区を訪問、外部はこれに熱く注目、北朝鮮の指導者が中国の発展
を視察後、国内の改革を加速させると期待した。
報告では、「中国の指導者は北朝鮮指導者が改革の意欲に欠けていることに非常
に失望して、改革を更に深めるのは難しいと感じている。中国の最低線は、北朝鮮
に不安定ひいては動乱を発生させないこと。もう一つの選択肢は、核兵器を持たせ
ても妨げないこと」と述べている。
危機グループ報告の推測ではまた、中国は朝鮮半島分裂の政局維持を望んでおり
、双方に対する影響力を維持したい意向。その他、台湾問題で米国との対立が発生
した時、北朝鮮問題は中国の「対米カード」の一つになるという。
289 :
参考:2006/02/09(木) 17:29:54 ID:qkAQlReg
ニューライト版「解放戦後史」出版 中央日報 02.09 13:12
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72549&servcode=400§code=400 ttp://japanese.joins.com/upload/images/2006/02/20060209131116-1.jpg 「2004年初秋、『解放戦後史の認識』を読んで『血が逆に流れた』という盧
武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の言及を紙面を通じて接し、韓国社会の歴史認識をこ
のままにしておくということは歴史学者の職務遺棄という気がした」(「解放戦後
史の再認識」巻頭言)−−。
『解放戦後史の再認識』(チェクセサン刊、以下「再認識」)が8日出版された
。『再認識』は『解放戦後史の認識』(ハンギルサ刊、以下「解戦史」)を批判す
る必要性に共感した国内外学者28人が1年以上かけて準備してきた本だ。彼らが
批判しようとした『解戦史』は1979年に出版された進歩・左派的視覚の歴史論
文集で、進歩的性向の386世代たちが歴史の教科書のように重視した本だ。
『再認識』出版に乗り出した学者は保守・右派知識人の集まりであるニューライ
トネットワーク所属イ・ヨンフン(ソウル大)、キム・イルヨン(成均館大)教授
、脱民族主義理論家であるパク・チヒャン(ソウル大)教授らだ。
イ・ヨンフン教授は総論格である1番目に論文「どうして再び解放戦後史か」で
『解戦史』式歴史認識を強く批判した。イ教授は『解戦史』を80年代左派運動圏
と主体思想派誕生の背景だと診断している。『解戦史』を読んだ80年代進歩勢力
たちが李承晩(イ・スンマン)大統領によって樹立された韓国政権を「反革命勢力
」と規定し、反対に金日成(キム・イルソン)がソ連にけしかけられて作った北朝
鮮政権を、民族統一のための「民主基地」と考えたという指摘だ。進歩勢力が『解
戦史』式歴史認識によって民主基地(北朝鮮)と連帯して反革命勢力(韓国)を追
い出す「人民民主主義革命」をはかったという結論だ。 (つづく
290 :
参考:2006/02/09(木) 17:30:58 ID:qkAQlReg
>>289 巻頭言を書いたパク・チヒャン教授は過去20年間、学界の不断の研究で『解戦
史』で提起した主張などの誤りが指摘され、修正されてきたのにその事実が一般大
衆には知られていない」とし『再認識』出版の必要性について述べた。
パク教授は「『再認識』は『解戦史』の民族至上注意と民衆革命必然論が国史解
釈に及ぼした弊害に対する憂慮をつづっている」と付け加えた。
最近創立されたニューレフト(新進歩)シンクタンクである「良い政策フォーラ
ム」のキム・ヒョンギ(慶北大教授、労動経済学)共同代表は「『解戦史』に偏向
があれば本格論争を通じてそれを解消しながらより発展した代案を模索するきっか
けになればと思う」と話している。「ただ『再認識』も特定理念にとらわれすぎて
批判するのなら、また新たな偏向に帰結される」と警戒した。
ペ・ヨンデ記者
>>213 韓中の対北食糧支援を批判=ほとんど監視せず−米報告書 時事 02/09 11時1分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060209-00000027-jij-int 【ワシントン8日時事】米議会調査局は8日までに、北朝鮮支援に関する報告書を
まとめ、韓国と中国がほとんど配給監視を行わず食糧支援を行っていると批判した
。また、北朝鮮が昨年8月、世界食糧計画(WFP)の支援を拒否したのは、両国が監
視不要の支援を行っていることが背景にあるとの見方を示した。
報告書によると、2001年以降、韓国が北朝鮮の主要食糧支援国となったが、約9
割が2国間支援で行われている。韓国は昨年、北朝鮮の食糧配給センターに当局者が
20回出向いて監視を行うにとどまったという。中国は配給監視を実施していないと
される。
北朝鮮の朝鮮赤十字社、肥料15万トンを要求 聯合ニュース 02/09 16:04
ttp://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=432006020902300 【ソウル9日聯合】統一部の李鳳朝(イ・ボンジョ)次官が9日の定例会見で
明らかにしたところによると、北朝鮮が電話通知文を通じ、今春に必要な肥料とし
て15万トンの支援を要請した。電話通知は、朝鮮赤十字会の張在彦 (チャン・
ジェオン)委員長が1日に大韓赤十字社の韓完相(ハン・ワンサン)総裁あてに送
ったもの。具体的な提供日程は明らかにされていないが、北朝鮮は今年も例年水準
での支援を求めているという。李次官は、例年水準は30万トンとみている。
政府はこれまで、2000年に30万トン、2001年に20万トン、200
2〜2004年も毎年30万トン提供したほか、昨年は35万トンを支援している
。1トン当たりにかかる費用は40万ウォン前後になるとみられ、15万トンの支
援に必要な費用は最大で600億ウォンになる見通しだ。
李次官は「総合的に状況を検討し、支援を決定する方針だ」と話している。
>>270>>283>>292 <ニュース分析>北、偽造紙幣「北朝鮮の意志によって解決可能な問題」
中央日報 02.09 11:54
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72547&servcode=500§code=500 米国情報当局は北朝鮮が製造したと推定される偽造ドルが精巧で本物の一部問題
点の修正までしており、集中調査した結果、偽造事実を明らかにしたことが8日、
確認された。
またこれを根拠として偽札製造が個人や企業ではなく北朝鮮政権レベルで行われ
た可能性が高いという結論を下したが、対話で解決策を模索することができるとい
う立場を決めたということだ。
◆ 紙幣偽造規模は5千万〜6千万ドル=ソウルのある外交消息筋はこの日「米
情報当局はこれまで北朝鮮が製造したと推定される5千万〜6千万ドルの偽造紙幣
を確認したものと把握している」とし「米側はこの規模が思ったより大きくないこ
とから、北朝鮮側の意志によっていくらでも解決できる問題と判断している」と述
べた。
この消息筋は「紙幣偽造は鑑識サインペンでは判別できず、銀行の専門偽札判別
機で区別が可能だ」とし「この紙幣偽造は本物で欠陥として指摘されてきた部分ま
で変えており、このため、逆に米政府が紙幣偽造だと確認することができたという
ことだ」と説明した。この消息筋によると米情報当局は最近、米国を訪れた韓国学
術分野関係者にもこの事実を公開した。
米情報当局は彼らに「紙幣偽造問題は水に流すには重すぎる問題」とし「北朝鮮
が会談に出て紙幣偽造に関する疑惑を認め、再発防止などの措置を取ると乗り越え
られる問題だ」と明らかにしたということだ。また「紙幣偽造問題は迅速に静かに
処理するのが北朝鮮側にも有利だ」とも述べている。 (つづく
>>293 これについて、イ・テシク駐米韓国大使は7日、ワシントン韓米経済研究所(K
EI)の招請演説で、北朝鮮紙幣偽造問題について「北朝鮮の不法活動は許されな
い」とし「北朝鮮は不法行為に明確にきっぱりと区切りをつけることでこの問題を
解決させなければならない」と強調した。
◆ 紙幣偽造内部取り締まりに苦心する北朝鮮=先月、金正日(キム・ジョンイ
ル)国防委員長の中国訪問期間(10〜18日)中、カン・サンチュン労動党書記
室長(秘書室長)がマカオ政府に逮捕されたという説は事実であると確認された。
政府高位当局者は8日「カン・サンチュンが金融問題に関して1日かけて公安政
府の取調べを受け、その後釈放された」とし「最側近が逮捕され、中国政府に説得
されると北朝鮮指導部は事案の深刻性を悟ったようだ」としている。
また別の情報当局者は「北朝鮮中央銀行が最近平壌(ピョンヤン)と主要都市の
銀行に新型紙幣偽造感知器を設置した」とし「北朝鮮・中国境地帯と清津(チョン
ジン)など港湾都市を中心に偽札と中国元が出回ると判別にかける方針を決めたよ
うに見える」と伝えた。
北朝鮮はこれとともに最近、外貨調達に拍車をかけているということだ。
パク・スンヒ記者
イ・ヨンジョン記者
295 :
参考:2006/02/09(木) 17:45:27 ID:qkAQlReg
米国「開城製品を韓国産と認めるのは難しい」 中央日報 02.08 19:26
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72533&servcode=200§code=200 米国は早ければ5月から進行される韓米自由貿易協定(FTA)交渉で、開城工
業団地での生産製品を韓国産と認めることはできないという立場を明らかにした。
駐韓米大使館の関係者は8日、「韓米FTA交渉では、開城工業団地製品の韓国
産認定問題で論点がそれないことを望む」と明らかにした。
この関係者は「韓米FTAは韓国と米国間の交渉」とし、「韓国・北朝鮮(南北
)間の経済協力は支持するが、FTAは韓米両国の領土で生産された商品だけに適
用するものだ」と述べた。
この関係者は「韓国政府の牛肉輸入再開決定は歓迎するが、問題が完全に解決さ
れたわけではない」とし、「カルビなど他の部位の輸入再開のために両国間に持続
的な議論がなければならない」と語った。
韓国政府のスクリーンクオータ(韓国映画義務上映制)縮小(73日)の発表に
ついては、「韓国映画の競争力が高まったため、もはやスクリーンクオータは必要
でないと考える」とし、「しかしまだスクリーンクオータをもっと減らしたり廃止
しなければならないという指針は受けていない」と付け加えた。
金融サービス分野に関しては、「新規金融商品の認許可過程が不透明で、郵便局
など金融当局の規制を受けない金融機関が残っているなど、改善の余地がある部分
が、今後の交渉で論議されるだろう」と明らかにした。
ビザ免除問題についても「FTAで扱う問題ではないが、すでに両国首脳間でこ
の問題を改善することにしただけに、別の協議を通じてFTAと同時に進行される
はず」と説明した。
洪炳基(ホン・ビョンギ)記者
>>291 北韓 肥料45万トンを韓国に要請 KBS韓国国営 02-09 17:32
ttp://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_detail.htm?No=21067 北韓の朝鮮赤十字会が、肥料45万トンの支援を要請する電話通知文を、1日、大
韓赤十字社に送ってきたことが、9日分かりました。李鳳朝統一部次官が9日、定
例記者会見で明らかにしたところによりますと、北韓は春先に必要な肥料として1
5万トン、その後、さらに30万トンを送ってくれるよう韓国に要請してきていま
す。韓国から北韓への肥料支援は、2000年に30万トン、2001年に20万
トン、2002年から2004年までは30万トンずつ、そして去年は35万トン
を送っています。統一部は今年の南北協力基金で、北韓への肥料支援の費用として
、1082億ウォンを用意していますが、北韓が要請してきた45万トンを全部支
援した場合、この予算を上回る1,800億ウォン程度がかかるものとみています。
北朝鮮:韓国に15万トンの肥料支援を要請 毎日(共同) 02/09 17:35
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20060210k0000m030018000c.html 韓国の李鳳朝統一次官は9日の定例会見で、北朝鮮が韓国に対し15万トンの肥
料支援を要請してきたと発表した。
韓国政府は00年以降、毎年20万〜35万トンの肥料支援を実行。今回の要請
について李次官は「例年の水準」とし、政府の検討を経て最終決定するという。
また、李次官は靖国神社から韓国に返還された「北関大捷碑」の北朝鮮への引き
渡しに関する南北協議を13日に北朝鮮の開城で行うと述べた。(ソウル共同)
(最終更新時間 2月9日 17時38分)
>>32>>33>>34>>87>>130>>148>>232>>279 安倍官房長官「拉致問題の結果を出すためには圧力も必要」 NNN 2/9 16:50(y16:53)
ttp://www.news24.jp/52276.html 日本と北朝鮮による政府間協議で拉致問題に進展がなかったことについて、安倍
官房長官は9日、「場合によっては北朝鮮への圧力が必要になる」との考えを示し
た。
9日午前の会見で安倍官房長官は「拉致問題について引き延ばしはさせない」と
強調した上で、「結果を出すために、場合によっては圧力も必要になる」と指摘し
た。
その一方で、安倍官房長官は「北朝鮮と対話をしなければ問題は解決できない。
今後も北朝鮮と協議を続けていく」との考えを示した。
朝鮮の新聞、歴史歪曲の停止を日本に要求 CRI中国国際放送 02-09 14:44
ttp://jp.chinabroadcast.cn/151/2006/02/09/[email protected] 朝鮮労働党中央機関紙「労働新聞」は9日、歴史の歪曲を停止するよう、日本に
求めました。
「歪曲と否定は二重の罪悪」と題する論評は「日本が朝鮮に対して植民地支配を
した当時、840万人の朝鮮人を連行し、戦場と工場に強制的に送った。現在、日本
はこれを『朝鮮人の願ったこと』だとしている。また、日本は強制的または誘拐し
て、20万人の朝鮮の女性を従軍慰安婦にしていたが、日本はこうした女性たちを娼
妓だと侮辱し、日本政府はこれに対し、法律的責任がなく、賠償を避けている」と
述べた上、「日本は良心に背いた、歴史歪曲の行為を直ちに改めるべきである。日
本が過去犯した罪に対し、朝鮮人民は謝罪と賠償を求める法律的権利をもつ」とし
ています。
>>298 北朝鮮:日朝協議の内容を報道 「戦争賠償は別計算で」 毎日 02月09日 18:23
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20060210k0000m030033000c.html 【北京・西岡省二】朝鮮中央通信は9日、北京で開かれていた日朝包括並行協議の内容を
初めて報じ、北朝鮮が提起した主張を明らかにした。
5日間の協議中、過去の清算問題では、北朝鮮は日朝平壌宣言に基づき日本が経済協力
を実施したうえで、「八百四十余万人の朝鮮人強制連行、百余万人の虐殺、20万人の日本
軍『慰安婦』に対し、経済協力とは別に計算しなければならない」と主張。一方で、在日朝鮮
人の地位問題を「過去の清算問題のひとつ」と位置づけた措置を要求した。
また、安全保障問題では「ミサイル発射は我々の自主権に属する問題」と強調する一方、
日本での憲法改正論議や衛星打ち上げなどを批判し、「宇宙の軍事化など、地域の平和と
安定で深刻な憂慮をもたらす行動を取らないよう指摘した」と表明した。
朝日協議交渉、具体的な進展なく終了 CRI中国国際放送 02-09 14:41
ttp://jp.chinabroadcast.cn/151/2006/02/09/[email protected] 5日間にわたる朝日国交正常化をめぐる政府間協議が8日北京で終了しました。政府間の
協議として3年ぶりに開かれた今回の協議では、日本の侵略問題などで意見の食い違いが
依然として多いため、具体的な進展は見られませんでした。
今回の協議は3つの作業グループからなっており、拉致問題、国交正常化交渉、安全保障
問題の三分野にわたって個別協議を行いました。意見の食い違いが大きいため、これら問
題について一致に達しませんでした。朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担
当代表は8日協議後に「今回の協議を通じて、われわれは互いの立場をさらに理解したが、
互いに理解できない考えも抱えている。この結果について、朝鮮はネガティブにならないが
楽観視もしていない」と述べました。
日本政府の原口幸市代表は、協議の結果について「協議が終わった今、どこに誠意ある
努力があったのか、いつ具体的措置を講じるのか、今はこうした疑問を抱かざるを得ないわ
(つづく
>>299 けである。しかし、同時に今回の協議は長い間の中断の後に再開された第1回の協議であ
り、互いの立場に大きな隔たりがあり、1回の協議でわれわれの期待に沿うような結果を生
むのはよくないと思う」と述べました。
朝日両国は1991年1月から2002年10月にかけて12回にわたって国交正常化に向けて
協議を行いました。しかし、日本侵略問題の処理問題で大きな意見の食い違いがあるため、
意見の一致に達しませんでした。今回の協議で朝日双方が異なるところに重点を置いてい
ることには、各界から注目が集まっています。朝鮮側は、日本の朝鮮に対する植民地支配
問題と国交正常化問題の解決を重んじています。宋日昊(ソン・イルホ)代表は「歴史問題
の解決は、短い期間で実現できないものだ。歴史や道徳の面から捉えなければならない」
と強調しました。日本側は、歴史問題を経済的援助問題に持ち込もうとしていますが、朝鮮
側は、それを不十分な解決だと見ています。また、関係筋では、協議の中で朝鮮側は、在
日朝鮮人の地位や文化財の返還などの問題を解決するよう日本側に求めました。
一方、日本は、拉致問題の解決を国交正常化実現の前提条件にすることを主張していま
す。これについて、原口幸市代表は「歴史問題の解決は拉致問題の解決を前提としなけれ
ばならない」としています。また、協議では、日本側は拉致問題の真相を究明するよう要求
しましたが、朝鮮側は「拉致問題はすでに解決された」との立場を堅持してきました。
日本側の拉致問題交渉担当の梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官は7日「こちらから
三点について先方の誠意ある措置を強く要請したが、先方からは納得のいく答えはなく、
溝は狭まることができなかった。非常に遺憾なことだ」と語りました。
8日協議が終わった後、宋日昊(ソン・イルホ)代表は交渉継続の意向を示し、「両国関係
のために、双方は素直に意見を交換し、このような協議を続ける必要がある」と述べました。
米国アトランタ:大紀元グループ技術総監、自宅で襲われ重傷 大紀元日本 02/09 15:33
ttp://www.epochtimes.jp/jp/2006/02/html/d55785.html 【大紀元日本2月9日】グローバル大紀元時報グループの技術総監・李淵氏は、2月
8日正午米国アトランタの自宅で、複数のアジア系男性に襲撃され、重傷を負った
。襲撃者は李氏の仕事用のパソコン2台だけを持ち去り、金や貴重品などには手を
つけなかったという。大紀元時報は中国国内の真相を報道し続けているため、中共
政権による情報封鎖の対象となっている。同氏はこうした情報封鎖を突破する技術
を開発する専門家で、大紀元時報の技術総監を務めている。関係者らは、今回の襲
撃事件には中共政権が関与しているとみている。
同氏によると、8日正午12時ごろ、アジア系の男性2人が配達員を装って、それ
ぞれ拳銃とナイフを持って自宅に突入した。2人が李氏にひどい暴力を振り、そし
てガムテープで口、目、耳を封じ、手足も縛った。その2人は韓国語を話していた
。その後李氏の聴力判断によれば、さらに2人の男が現れ、そのうち1人が中国語で
、金庫の居場所を聞いてきた。 男たちは家中を引っくり返し、探し続けて約30分、李
氏をそのまま放置して逃げた。
結局、同氏は自力で足のロープを解き、隣人の助けで警察に通報した。現場を調
べた結果。仕事用のパソコン2台だけが持ち去られ、現金やビデオカメラなどの貴
重品は盗まれなかった。辺りの住宅街は非常に治安が良いため、いままでこのよう
な犯罪はなかったという。警察や病院関係者も驚いた様子。李氏は顔に15針を縫う
けがを負った。 (つづく
>>301 事件後、大紀元グループの副総裁・王学科氏は、「犯人らは白昼堂々に犯行を及
んだことから、李氏の家庭状況を熟知し、自宅で1人にいるところを狙ったのであ
ろう。それにパソコンと外部のハードディスクしか盗まなかったことから、犯行の
目的は金目当てではないと考えられる。李氏は法輪功学習者であり、大紀元グルー
プ全体の技術総監を務めている。一連の状況から判断すると、今回の犯行には中共
政権が関与している可能性が非常に高い。彼らの目的はまず大紀元のネット封鎖を
突破する技術を破壊し、同時に関係者を脅迫するためでもあろう」と見解を示した。
大紀元グループの総編集長・郭軍氏は、「大紀元は中国国内の脱党運動や、人権
活動、法輪功への集団迫害など様々な真相を報道するし、さらに中共のネット封鎖
を突破する技術も開発した。大勢の国内の民衆は、ネット封鎖を乗り越え、脱党の
声明文や、各種の情報を大紀元に寄せ、そして大紀元の報道を通じ、国内外の真相
を了解している。この事は報道自由を封殺し、詐欺宣伝を繰り広げる中共政権にと
って、最強の脅威である」と中共の関与を示唆し、国内各界の方々と国際社会がこ
の事件に深く関心を示すよう呼びかけた。
李氏本人は事件後、「これはヒステリックな報復劇だ。しかし、私のパソコンは
高レベルにセキュリティ化されており、犯人の目的は達成できないはず。それにこ
のような脅迫手段で私を止めようとしたら、誤算である。これからも今まで同様に
中共政権の邪悪を暴露し、その罪悪を世界の人々に伝えていく」と固い意志を語った。
(記者・王珍)
>>299-300 日朝協議、立場の差だけ確認 韓国世界日報 2/9
ttp://www.worldtimes.co.jp/kansok/kan/kita/060209-1.html 北朝鮮と日本の国交正常化協議が合意点を見出せないまま8日、終わった。
4日から5日間、中国北京で開かれた今回の会談で、北朝鮮は植民地支配にともな
う過去の歴史清算と損害賠償を先に議論することを主張したのに対して、日本は過
去の歴史清算と損害賠償、日本人拉致問題、北朝鮮の核・ミサイル脅威を一括的に
議論することを求め、立場の違いを表わした。
宋日昊(ソン・イルホ)北朝鮮側交渉大使はこの日、チャイナワールドホテルで日
本と30分間の短い全体会議を終えた後に行った記者会見で、「双方の立場に互いに
距離があることが明確になった」と明らかにした。
彼はすでに伝えられた過去の歴史清算と日本人拉致問題など、協議内容を簡単に
明らかにしただけで、双方の合意内容があったかに対しては言及しなかった。
宋大使は「5日間にわたり、国交正常化、拉致問題など相互関心事と核・ミサイ
ルなど安全保障問題に対して虚心坦懐に率直に話した」として、「全体的に楽観も
失望もしない」と語った。
また「互いに意見の差を狭めて、朝鮮と日本の関係改善のためにこういう対話が
必要だということを確認した」と付け加えた。
今回の会談で意味のある結果が出てくるのは難しいという点はある程度予見され
ていた。日本人拉致問題と過去の歴史清算など核心の争点に対する双方の異見があ
まりにも大きかったためだ。
しかし日朝両国は対話ずっと継続するものと見られる。両国とも国交正常化の必
要性を強く感じているからだ。
経済難に苦しめられる北朝鮮としては日本の経済支援が切実な状態で、小泉純一
郎首相は任期内に「日朝正常化」という政治的功績を上げることに強い意欲を見せ
ている。
>>296 拉致疑惑で新たに男女2人の失踪者の名前を公開 ANN 02/09 18:10(y18:59)
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/soci_news2.html?now=20060209182723 特定失踪者問題調査会は、北朝鮮に拉致された可能性を否定できないとして、新
たに千葉県出身の男女2人の名前を公開しました。
名前が公開されたのは、千葉市出身の遠山常子さん(当時17)と峰島英雄さん(
当時21)です。調査会によると、2人は1974年7月、千葉市内の飲食店で目撃された
のを最後に、行方が分からなくなっています。この時、一緒にいた遠山さんの同級
生・関谷俊子さん(当時17)については、去年の段階で、調査会が北朝鮮による拉
致の疑いがあるとして名前を発表しています。今回、2人の家族は、広く情報を求
めるために名前の公開に踏みきりました。
オチ
>>277 拉致 元工作員は北朝鮮にいた NHK 02/09 19:23
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/09/d20060209000186.html 蓮池薫さん夫妻を拉致したとされる北朝鮮の元工作員が、蓮池さん夫妻の子ども
たちが帰国した少なくとも今から2年前まで、北朝鮮にいたことがわかりました。
警察は、この元工作員が現在も北朝鮮にいる可能性が高いとして、今後、拉致容疑
で国際手配し身柄の引き渡しを求める方針です。
蓮池さん夫妻は、昭和53年7月、4人組の男に拉致されたもので、警察の調べ
に対し「実行犯の1人はパクと名のる元工作員だった」と話しています。これまで
の調べによりますと、パク元工作員は、拉致の実行だけでなく、ピョンヤン市内の
施設で蓮池さん夫妻の監視役をしていたことも明らかになっています。警察のその
後の調べで、蓮池さん夫妻は「拉致されてから10年前後たったあとに、パク元工
作員が北朝鮮に戻ってきて、帰国するまでずっとすぐ近くで生活するようになった
。自分たちが帰国したあとは、残された子どもたちのそばにいたと聞いている」と
話していることがわかりました。パク元工作員は、昭和58年に日本からマレーシ
アに向けて出国して以降、所在がわかっていませんでしたが、蓮池さん夫妻の子ど
もたちが帰国した少なくとも今から2年前まで、北朝鮮にいたことが明らかになり
ました。警察は、パク元工作員が現在も北朝鮮にいる可能性が高いとして、今後、
拉致容疑で国際手配したうえで、外交ルートを通じて身柄の引き渡しを求める方針
です。
日朝協議の結果を説明 政府が拉致被害者家族に 共同 02月09日 19:08
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20060209/20060209a4180.html 拉致被害者横田めぐみさん=失跡当時(13)=の父滋さん(73)ら家族会の
メンバーが9日、北京で行われた日朝政府間協議の内容について、内閣府で日本政
府代表団から説明を受けた。
家族会代表の滋さんのほかに参加したのは、妻早紀江さん(70)、田口八重子
さん=失跡当時(22)=の兄飯塚繁雄さん(67)、増元るみ子さん=同(24
)=の弟で家族会事務局長の照明さん(50)。
政府側は、拉致協議の日本代表を務めた外務省の梅田邦夫アジア大洋州局参事官
らが出席。北朝鮮がめぐみさんの「遺骨」とした骨のDNA鑑定結果をめぐる協議
でのやりとりなどについて、説明した。
ほんとに、おち。
高村氏、北朝鮮への制裁検討を促す
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3222596.html 自民党高村派の高村・元外務大臣は、北京で行われた日本と北朝鮮との政府間協議で
拉致問題などに進展がみられなかったことを受け、北朝鮮に対する経済制裁を真剣に検討
するべきだと述べました。
「伝家の宝刀というのはめったに抜くものではありませんが、相手が、あれは竹光だ、錆
びて抜けないだろうとタカをくくっているような時は、実際に抜いてみせなければいけない場
合もある」(高村正彦元外相)
高村元外務大臣は高村派の総会で挨拶し、8日まで北京で行われていた日朝政府間協
議について「何の進展もなかったことはたいへん残念なことだ」と北朝鮮の姿勢を批判しまし
た。
その上で高村氏は「日本は、北朝鮮船舶の入港禁止と北朝鮮への送金停止という伝家の
宝刀を持っている」として、これらの経済制裁の発動を真剣に検討すべきだという考えを示
しました。(09日18:42)
---
高村どうしたんだろ?
>>308 いつも乙!
>>296>>304 拉致可能性のある男女を新たに公開 TBS 02月09日 20時21分
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3222739.html 特定失踪者問題調査会は、74年に千葉県で失踪した女子高校生と男性の2人を
「拉致された可能性が高い」として新たに公開しました。
新たに公開されたのは、74年の7月千葉県・市原市で失踪した女子高校生遠山
常子さん(当時17才)と、遠山さんの友人の親戚峰島英雄さんさんの2人です。
峰島さんは、先月、調査会がすでに公開した関谷俊子さんの親戚で、3人は千葉
市の飲食店で一緒に食事をした後、峰島さんが「車で遠山さん・関谷さん2人を家
まで送る」と言い残したのを最後に行方がわからなくなっています。
調査会が面会した「特定失踪者・藤田進さんの拉致に関わった」と話す日本人男
性が、「2人の女性の拉致を手伝わされた。1人は背が高く、1人が低かった」と
話し、遠山さん・関谷さんの特徴と一致していることから拉致の可能性があると判
断したものです。
会見した峰島さんの姉・恵子さんは「誰かに騙されて連れて行かれたのかと長年
、複雑な思いを持っていた。3人の家族が団結して救出に取り組みたい」と話して
います。(09日19:29)
>>312 「拉致の可能性」 千葉の男女、70年代 読売千葉 02月10日
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news002.htm 北朝鮮による拉致の疑いがある行方不明者を調べている「特定失踪(しっそう)
者問題調査会」は9日、東京都内で会見し、1970年代に行方不明になり、当時
は千葉市内に住んでいた男女について、「拉致の可能性を否定できない」として氏
名などを公表した。
スーパー従業員だった遠山常子さん(当時17歳)と電話工事会社員だった峰島
英雄さん(当時21歳)。
同会などによると、2人は74年7月11日、同じく拉致の可能性を否定できな
いとして氏名などが公表されている当時スーパー従業員の関谷俊子さん(当時17
歳)と、峰島さんの乗用車に乗って同市中央区の飲食店を出発したまま行方がわか
らなくなった。峰島さんは飲食店に「2人を家まで送ってくるから食事を用意して
いてほしい」と話していた。
関谷さんと遠山さんは市原市出身の幼なじみで、同じ県立夜間高校に通っていた
。関谷さんと峰島さんは親類だった。
76年に行方不明になった埼玉県川口市の男性の拉致にかかわったとされる男が
「78年ごろ、女性2人の拉致に手を貸した」と証言。拉致された2人は関谷さん
と遠山さんの可能性があるとして同会などが調査していた。
3人の失踪と男の証言には時期の開きがあるが、「袋詰めにされていた」とされ
る女性2人の身体的な特徴が、関谷さん、遠山さんと似ているという。
会見には3人の家族も同席し、峰島さんの姉、恵子さん(64)は「1日も早く
3人が無事に帰ってきてくれることを祈ってます」と訴えた。
不明の男女を失踪者問題調査会が公表 西日本朝刊 02月10日
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/morning_news011.html (ry:"写真などを公表した。"まで
>>296共同記事に同じ。
>>296>>304>>312>>313 「拉致可能性」新たに2人 千葉の失跡、女子高生ら 調査会公表
産経朝刊 02月10日 02:48
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20060210/m20060210021.html 昭和四十九年に失跡した千葉県市原市の女子高生、関谷俊子さん=当時(17)
=らが、警視庁などの捜査で北朝鮮に拉致された疑いが浮上した問題で、「特定失
踪(しつそう)者問題調査会」は九日会見し、「拉致の可能性が否定できない」と
して、関谷さんと一緒に消息を絶った友人ら二人の氏名を新たに公表した。
公表されたのは、関谷さんの友人の遠山常子さん=同(17)=と、関谷さんの
親類の峰島英雄さん=同(21)。遠山さんは当時、関谷さんと同じ県立千葉商業
高校の定時制に通学、峰島さんは千葉市内の電話工事会社に勤務していた。
調査会によると、関谷さんら三人は四十九年七月十一日、千葉市内の飲食店で食
事をした後、峰島さんが二人を「家まで送る」と言い残し、車で店を出たまま失跡した。
関谷さんと遠山さんについては、埼玉県川口市の藤田進さん=同(19)=失跡
への関与を認めた男が女子高生二人の拉致についても証言。警視庁などが捜査を進
めている。
この日の会見で遠山さんの姉、小川正子さん(54)は「(三人のうち)妹だけ
公表しないのはおかしいと思い、頑張ることにした」。峰島さんの姉、峰島恵子さ
ん(64)は「一日も早くみんなが無事で帰ってくることを祈っている」と話した。
同会が公表している特定失踪者はこれで二百五十四人。うち藤田さんら三十四人
が「拉致濃厚」とされる。
>>280-281 朝鮮総連関連施設 千葉市長、税免除見直し前向き 産経千葉 02月10日
ttp://www.sankei.co.jp/edit/kenban/chiba/060210/kiji01.html 千葉市内の「千葉朝鮮会館」など在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関連施設の
固定資産税などが全額免除されている問題で、同市の鶴岡啓一市長は九日の記者会
見で、免除の理由となっている施設の公益性について「利用実態を厳しくチェック
する」と述べ、免除の見直しに前向きな姿勢を示した。市では、熊本市の朝鮮会館
の公益性を否定した二日の福岡高裁判決を重視し、総連関連施設の利用実態を把握
するための基準の作成を進めている。
鶴岡市長は会見で、平成十八年度の総連関連施設の課税について「(総連側から
)減免申請が出れば、厳密に利用実態を調査する」とした上で、「減免しないか、
(減免率を)何割にするか、今まで以上に踏み込んだ判断をする」と述べた。
千葉朝鮮会館など総連関連施設はこれまで、市からの納税通知に対し、減免を申
請。市では現地調査を行った上で「在日朝鮮人の集会や文化活動に利用されている
」などとして「公益性」を認め、固定資産税などを免除していた。
しかし、今月二日、福岡高裁判決で熊本市の熊本朝鮮会館について「会館が公益
のために利用された形跡は全く認められない」と指摘。これを受けて、千葉市も千
葉朝鮮会館など市内三カ所の固定資産税などの全額免除の見直しを視野に、これま
では実施してこなかった施設周辺住民からの聞き取り調査など、より詳細な現地調
査に踏み切る準備を進めている。
市内で固定資産税などを全額免除されているのは中央区都町の「千葉朝鮮会館」
建物(延べ床面積約七百九十三平方メートル)と土地(約四百九十七平方メートル
)▽同区栄町の鉄骨三階建て事務所(同約五百四平方メートル)と土地(約二百二
十七平方メートル)▽花見川区検見川町の木造二階建て住宅(同約八十七平方メー
トル)−の三カ所。
>>309 日朝協議打開で制裁を訴える NHK 02/09 21:38
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/09/d20060209000208.html 拉致被害者の家族らは、9日夜、政府の担当者から日朝の政府間協議の説明を受
けたあと記者会見し、こう着する協議を打開するためにはもはや経済制裁しかない
と訴えました。
拉致被害者の家族らは、9日夜、内閣府を訪れ、日朝の政府間協議に出席した外
務省アジア大洋州局の梅田邦夫参事官らから今回の協議について説明を受けました
。それによりますと、拉致問題について日本側が生存者の帰国や容疑者の引き渡し
を求めたのに対して、北朝鮮側はまったく応じず、横田めぐみさんのものとして提
出した遺骨の鑑定について「偽物だというのなら速やかに返還すべきだ」と主張す
るなど、協議は平行線のまま終わったということです。この後、家族は記者会見し
、家族会代表の横田滋さんは「いくら協議を繰り返しても時間かせぎが続くのでは
意味がなく、政府にはやはり経済制裁をお願いしたい。圧力がなければ北朝鮮との
協議は進まない」と話しました。また、事務局長の増元照明さんは「今後の北朝鮮
の対応に誠意はあるのか見極め、誠意がなければどう対応していくのか家族にはっ
きりと示してほしい」と訴えました。さらに横田早紀江さんは「北朝鮮との外交は
難しいと思いますが、『拉致問題の解決なくして国交正常化はない』という姿勢を
最後まで貫いてほしい。世界からみてもとんでもないことをやっているのだとはっ
きりと突きつけていただきたい」と話しました。
>>307>>309>>316 拉致問題協議:参事官、内容を家族会などに説明 毎日 02月09日 21:43
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060210k0000m040120000c.html 日朝包括平行協議の拉致問題協議で日本側代表を務めた外務省の梅田邦夫アジア
大洋州局参事官が9日、内閣府で内容を拉致被害者の家族会などに説明した。終了後
会見した家族会代表、横田滋さん(73)は「こういう協議を繰り返しても時間がたつばか
りで意味がない。経済制裁など圧力がなければ先に進まない」と語った。
家族会などによると、日本側が引き渡しを求めた辛光洙(シンガンス)容疑者(76)に
ついて、北朝鮮側は「政治的問題や健康上の問題で絶対不可能」と拒否。また、久米裕
さん拉致容疑で国際手配されている金世鎬(キムセホ)容疑者(77)については「そのよ
うな人物は承知していない」とし、今後、人物特定の調査をすると答えたという。
ただ「拉致濃厚」とされる特定失踪(しっそう)者については、日本側からの詳しい情報
提供を元に調査を行うと回答したという。
家族会副代表の飯塚繁雄さん(67)は「こういう協議が延々と続くと疲れを感じる。次回
はできるだけ早期に開催してほしい」と述べた。横田さんは難病指定されている「血栓性
血小板減少性紫斑病(TTP)」で昨年12月に入院し、公の場に姿を見せるのは先月29日
に退院して以来初めて。【西脇真一】
>>317 拉致問題進展せず「北朝鮮の制裁を」横田滋さんが会見 読売 02月09日 21:50
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20060209/20060209ic24-yol.html 北朝鮮による拉致被害者の家族連絡会は9日、今月4日から北京で行われていた
日朝政府間協議について政府代表団から説明を受けた。
この後、横田めぐみさんの父で同会代表の横田滋さん(73)は記者会見で、「
拉致問題を最優先で交渉してくれたことは評価したい。ただ成果はなかったわけで
、そろそろ北朝鮮への制裁をお願いしたいという気持ちだ」などと述べた。
説明をしたのは拉致協議の代表を務めた梅田邦夫アジア大洋州局参事官ら3人。
代表団は北朝鮮に対し、拉致実行犯の辛光洙(シン・グァンス)容疑者ら3人の身
柄引き渡しを求めたが、北朝鮮は「引き渡しは絶対不可能」などと回答したという。
また代表団は、拉致の疑いが濃厚な特定失踪者計36人についても名前を挙げ、
北朝鮮に所在確認を求めたことを明らかにした。北朝鮮は「もっと詳しい資料を提
出してくれれば調べる」などと回答したという。
>>309記事の更新:
「制裁を」と拉致家族=日朝協議で外務省説明 時事 02/09 20時2分 22時0分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060209-00000114-jij-soci 北朝鮮による拉致被害者の家族会は9日夜、北京で行われた日朝並行協議で拉致
問題を担当した外務省の梅田邦夫アジア大洋州局参事官らと面会し、協議内容の説
明を受けた。家族らは日本側代表団の姿勢を評価しながらも、「北朝鮮に誠意がな
ければ、経済制裁を発動してほしい」と改めて要請した。
>>318 「圧力強化」との声 日朝協議受け拉致被害家族 共同 02月09日 22:08
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20060209/20060209a4350.html 北朝鮮による拉致被害者家族会のメンバー4人が9日、北京で開かれた日朝政府
間協議について内閣府で説明を受け、都内で記者会見。拉致問題で具体的な進展が
なく、メンバーからは「さらに強い圧力を」「万景峰号を止めて」などの厳しい声
が出た。
横田めぐみさん=失跡当時(13)=の父で家族会代表の滋さん(73)は「結
果はともかく、主張すべきことは主張してくれたと思う。不満はない」としたが、
妻早紀江さん(70)は「米国による金融制裁で北朝鮮がびくついている今がチャ
ンス。万景峰号を止めるなど力強い姿勢を示してほしい」と政府に注文。
拉致解決進展なければ制裁を 新潟日報 02-09-22:25
ttp://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2006020930456 拉致問題などの日朝協議について北朝鮮による拉致被害者家族会(横田滋代表)
は9日、日本側の拉致問題代表を務めた梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官と都
内で面会し、協議の報告を受けた。面会後の会見では政府の対応に理解を示しなが
らも、進展がなければ北朝鮮の貨客船「万景峰号」に対する入港禁止などの経済制
裁が必要だとする声が相次いだ。
家族会によると、梅田参事官は「(協議では)拉致問題の解決なくして国交正常
化なし、とする日本側の原則を強調し、相手が言い逃れできないぐらい追い詰めた
」と説明した。また、北朝鮮側は新潟市で開かれた横田さんの写真展に触れるなど
日本の世論を気にしている様子だった、とした。
>>319 北朝鮮 特定失そう者の返答も NHK 02/09 22:29
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/09/d20060209000227.html 日本と北朝鮮の政府間協議に出席した外務省アジア大洋州局の梅田参事官は、拉致
被害者の家族らへの説明会で、北朝鮮側が詳細な資料が示されれば、日本政府が拉
致被害者と認定していないものの拉致された疑いのある行方不明者についても返答
すると述べていたことを明らかにしました。
8日まで北京で開かれていた日朝の政府間協議で、拉致問題を担当した梅田参事官
は、9日、拉致被害者の家族らへの説明会に出席し、協議の内容を報告しました。
この中で、梅田参事官は北朝鮮側が政府間協議の中で、日本政府が拉致被害者と認
定していないものの拉致された疑いのある行方不明者について「詳細な資料が示さ
れれば返答する」と述べていたことを明らかにしました。また、梅田参事官は「北
朝鮮側は国連総会で北朝鮮の人権状況を非難する決議が採択されたことを気にして
おり、国のイメージが傷つけられたと話していた」と述べたうえで、日本側は遅く
とも4月までには次の協議を行いたいという考えを伝えていたことを明らかにしました。
特定失踪者を調査 政府間協議で北朝鮮 共同 02月09日 22:36
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20060209/20060209a1920.html 北京で8日まで行われた日朝政府間協議で、北朝鮮側が拉致された疑いの強い「
特定失踪(しっそう)者」について、日本からの関連情報提供を条件に調査すると
答えていたことが9日、分かった。梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官が拉致被
害者家族会に説明した。
説明によると、日本は拉致問題をめぐる協議で、36人の特定失踪者の名前を挙
げて情報の提供を求めた。政府は関係省庁間で協議した上で、関連情報を北朝鮮に
提供する考えだ。
また、北朝鮮側は日本が引き渡しを求めている容疑者のうち工作員金世鎬(キム
セホ)容疑者について「このような人物は知らない」と述べたものの、関連情報の
提供を条件に人物特定のための調査を行うと答えた。
>>320 日朝協議の結果を説明 政府が拉致被害者家族に 産経(共同) 02/09 23:04
ttp://www.sankei.co.jp/news/060209/sha106.htm (ry:
>>307共同記事と同文
>>317記事の更新:
拉致問題協議:参事官、内容を家族会などに説明 毎日 02月09日 21:43
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060210k0000m040120000c.html 日朝包括並行協議の結果について外務省担当者から説明を受ける前にあいさつする
横田滋代表(左から2人目)ら拉致被害者家族会のメンバー=東京・霞が関の内閣
府で9日午後6時36分、佐藤賢二郎写す 日朝包括並行協議の拉致問題協議で拉
致に関与したとして、日本側が引き渡しを求めた辛光洙(シンガンス)容疑者(7
6)ら3人について、北朝鮮側は「絶対不可能」などと回答していたことが分かっ
た。外務省の梅田邦夫アジア大洋州局参事官から9日、内容の説明を受けた拉致被
害者の家族会などが明らかにした。
梅田参事官の説明では、辛容疑者について北朝鮮側は「引き渡しは政治問題であ
り絶対不可能。年齢や健康上の問題もある」と拒否。また、久米裕さん拉致で国際
手配されている金世鎬(キムセホ)容疑者(77)については「そのような人物は
承知していない」とし今後、日本側から関連情報が提供されれば、人物特定の調査
をすると答えた。
ただ「拉致濃厚」とされる特定失踪(しっそう)者34人らについては、日本側
からの詳しい情報提供を元に調査を行うと回答したという。
説明を受けた後、会見した家族会代表、横田滋さん(73)は「こういう協議を
繰り返しても時間がたつばかりで意味がない。経済制裁など圧力がなければ先に進
まない」と感想を述べた。【西脇真一】(最終更新時間 2月9日 23時10分)
>>321 >>318読売記事の更新:
「失踪36人の詳細、資料出せば調査」北朝鮮が回答 読売 02月09日 23時13分
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060209ic24.htm 今月4日から北京で行われていた日朝政府間協議で、拉致の疑いが濃厚な特定失
踪者について、北朝鮮が「調査する」などと回答していたことがわかった。
政府代表団が9日、北朝鮮による拉致被害者の家族連絡会に対して明らかにした。
それによると、代表団が特定失踪者36人の名前を挙げ、調査を求めたところ、
北朝鮮は「もう少し詳細な資料を出せば答える」などと回答したという。
また、拉致実行犯の辛光洙(シン・グァンス)、金世鎬(キム・セホ)、魚本(
旧姓・安部)公博の3容疑者の引き渡しを求めたのに対し、北朝鮮は、辛容疑者に
ついて「年齢と健康上の問題」、魚本容疑者は「政治亡命者であるから」、金容疑
者は「そのような人物は承知していない」などと、それぞれ拒否したという。
説明後、横田めぐみさんの父で同会代表の横田滋さん(73)は記者会見で、「
今回も具体的な成果はなかった。そろそろ北朝鮮への制裁をお願いしたい」などと
話した。
拉致被害者家族会、日朝協議で拉致問題に進展がなかったこと受け「経済制裁実施を」
FNN HEADLINES 02/09 23:4(y20:51)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084975.html 拉致被害者家族会は9日、中国・北京で行われた日朝政府間協議について、政府代
表団から説明を受けた。
拉致被害者の横田 滋代表は「(北朝鮮への)制裁をお願いしたいと思います」と話した。
拉致問題に具体的な進展がなかったことについて、家族会はあらためて「経済制裁
を早期に実施すべきだ」としている。
横田代表は、2005年12月に入院してから、公の場に姿を見せたのは2カ月ぶりとなる。
>>322 >>320NHK記事の更新:
北朝鮮 特定失そう者の返答も NHK 02/10 00:03
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/10/d20060209000227.html 日本と北朝鮮の政府間協議に出席した外務省アジア大洋州局の梅田参事官は、拉致
被害者の家族らへの説明会で、北朝鮮側が詳細な資料が示されれば、日本政府が拉
致被害者と認定していないものの拉致された疑いのある行方不明者についても返答
すると述べていたことを明らかにしました。
8日北京で開かれていた日朝の政府間協議で、拉致問題を担当した外務省アジア大
洋州局の梅田参事官は、9日、拉致被害者の家族らへの説明会に出席し、協議の内
容を報告しました。この中で、梅田参事官は、日本側が、拉致被害者と認定してい
ないものの拉致された疑いのある36人の行方不明者について情報提供を求めたの
に対し、北朝鮮側が「詳細な資料が示されれば返答する」と述べていたことを明ら
かにしました。また梅田参事官は、シン・グァンス元工作員ら容疑者の引き渡しを
求めたものの、北朝鮮側から「引き渡しはできない」と明確に拒否されたことも明
らかにしました。日本政府は、今回の拉致問題の協議では進展がなかったことから
、次回の会合を遅くとも4月には行いたいとして北朝鮮側と調整することにしています。
日朝協議の内容について外務省参事官らが拉致被害者の家族に説明 NNN 2/10 1:20(y1:23)
ttp://www.news24.jp/52308.html 先の日朝協議について拉致被害者の家族が9日夕方、内閣府を訪れ、外務省・梅
田邦夫参事官らから説明を受けた。
家族らによると、今回の協議について梅田参事官らは「目に見える進展はなかっ
たが、今後も対話と圧力を進めていきたい。拉致問題に進展がなければ国内世論が
厳しくなることを北朝鮮側に伝えた」などと話したという。
また、梅田参事官らは拉致の疑いがある特定失そう者ら36人について、北朝鮮
側が「詳細な資料を出せば調べる」と答えたことを明らかにしたという。
>>323 特定失者調査を回答 北朝鮮、情報提供条件に 西日本朝刊 02月10日
ttp://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/morning_news022.html (ry:
>>307共同記事と同文
北朝鮮「特定失踪者を調査」 政府間協議で回答 中日朝刊 02月10日
ttp://www.chunichi.co.jp/00/kok/20060210/mng_____kok_____000.shtml 北京で八日まで行われた日朝政府間協議で、北朝鮮側が拉致された疑いの強い「
特定失踪(しっそう)者」について、日本からの関連情報提供を条件に調査すると
答えていたことが九日、分かった。梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官が拉致被
害者家族会に説明した。
説明によると、日本は拉致問題をめぐる協議で、三十六人の特定失踪者の名前を
挙げて情報の提供を求めた。政府は関係省庁間で協議した上で、関連情報を北朝鮮
に提供する考えだ。
また、北朝鮮側は日本が引き渡しを求めている容疑者のうち工作員金世鎬(キム
・セホ)容疑者について「このような人物は知らない」と述べたものの、関連情報
の提供を条件に人物特定のための調査を行うと答えた。
ただ元工作員辛光洙(シン・グァンス)容疑者の引き渡しに関しては「政治的問
題であり絶対不可能だ。年齢、健康上の問題もある」と拒否。もう一人の容疑者で
よど号ハイジャック事件メンバーでもある魚本公博容疑者についても「政治亡命者
で、絶対に応じられない」と述べた。
日本側は政府認定の被害者のうち安否不明の十一人について、新たな証言や情報
などを示し早期帰国を求めたが、北朝鮮は「生存者はすべて帰国した」と強調。真
相究明のための再調査も約束しなかった。
特定失踪者に関しては、日本は昨年十一月の政府間協議で、三十四人分のリスト
を手渡し情報提供を要請していた。
>307>309>316>317
>>318>>319>>320>>321>>322>>323>>324 外務省参事官、家族会に協議内容説明 TBS 02月10日 06時30分(y6:33)
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3222839.html 北京で開かれた日朝政府間協議を終えた外務省の梅田邦夫参事官が、拉致被害者
家族会に協議内容を説明し、「北朝鮮側に拉致問題の進展を強く求めた」と述べま
した。
「日本側としては、拉致問題に進展がなければ、国内世論はさらに厳しくなると
いうことを相手に伝えておいたという説明だった」(横田滋さん)
今回の協議で梅田参事官は「北朝鮮側は『拉致は解決済み』という文言は使わな
かったが、日本の国内世論や拉致の国際的な広がりを非常に気にしていた」と述べ
、北朝鮮側には「拉致問題の進展がなければ国内世論がさらに厳しくなる」と伝え
たことを説明しました。
また、日本側が求めているシン・ガンス容疑者の身柄引き渡しについて、北朝鮮
側は「できない」と拒否しましたが、特定失踪者の安否確認については「日本が資
料を提供するなら調査する」と答えたということです。(09日23:37)
北朝鮮、特定失踪者の資料提示なら調査 日経 02月10日 07:03
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060210AT1E0900W09022006.html 先の日朝政府間対話で拉致の可能性が濃厚な特定失踪(しっそう)者をめぐり、
北朝鮮が詳細な資料を提示すれば調査の用意があると回答していたことが分かった
。拉致問題の協議を担当した外務省の梅田邦夫アジア大洋州局参事官が9日、拉致
被害者家族会への説明で明らかにした。
日本は政府間対話で特定失踪者の名前を北朝鮮に伝え、情報提供を要請。政府は
次回協議までに資料を北朝鮮に渡す方針だ。
>>257>>269>>275>>298>>299-300>>303>>325>>327 日朝協議、北朝鮮あの手この手 拒絶承知6者へ布石 朝日朝刊国際面 02月10日
ttp://www.asahi.com/paper/international.html 北朝鮮側の主な発言
ttp://www.asahi.com/full/morning/20060210/photo/TKY200602090544.jpg 【北京=高槻忠尚、ソウル=市川速水】突拍子もない脱北支援者の引き渡しや「
過去の清算」の補償要求……。8日終わった日朝の政府間包括並行協議で北朝鮮は
、周到に準備した「仕掛け」を次々に繰り出した。代表団の言動を振り返ると、「
6者協議など今後の対外折衝の布石としたい」との思いがにじむ。
「840万人余りの朝鮮人を強制連行し、100万人余りを虐殺、20万人余り
を慰安婦として連行した特大の反人倫犯罪については経済協力と別に計算しなけれ
ばならない」。朝鮮中央通信は9日、日朝協議で北朝鮮が主張した内容を伝えた。
●韓国を「利用」
02年の日朝平壌宣言で双方は、財産・請求権を放棄する代わりに日本が経済協
力を実施する「日韓方式」で合意した。にもかかわらず新たな「補償」を求めてき
た北朝鮮の念頭には、小泉首相の靖国神社参拝をめぐってぎくしゃくする日韓関係
があったとみられる。
昨年の植民地支配終結60年にあわせて韓国では日本の歴史認識批判や植民地支
配に対する個人補償要求が再燃した。歴史の見直し作業を急ぐ韓国の盧武鉉政権は
、日本への補償の再要求は否定しているが、政府内でも不満はくすぶる。
北朝鮮は、日本に補償を求めても韓国との関係上、受け入れられないことを承知
のうえで、民族として微妙な問題を取り上げ、日本からの経済協力のかさ上げを狙
って揺さぶりをかけたようだ。 (つづく
>>328 今回の協議では、北朝鮮代表団の積極的なメディア対応が目についた。北京入り
から8日まで報道陣の質問に、少なくとも12回応じた。共同声明をまとめた昨年
9月の6者協議で金桂寛(キムゲグァン)首席代表がほとんど報道陣の前に現れな
かったのとは対照的だ。
●米にアピール
6者協議などで北朝鮮が予定された会議をキャンセルするのは、本国からの指示
(訓令)を待っているためとされる。北朝鮮の交渉担当者は重要な問題で独自の判
断ができないためだ。今回の日朝協議は日程がほぼ予定通り進んだ。あらかじめ「
譲歩はせず、日本側の出方を瀬踏みする」(韓国政府関係者)との方針で臨んだ可
能性がある。
核問題をめぐる6者協議が進展しない限り、日朝協議が進んでも経済協力などは
得られない。北朝鮮はこう認識しながらも、日本と真剣に交渉している姿を、米国
はじめ他の6者協議参加国に印象づける狙いがあったのだろう。
北朝鮮は表向き、米国の金融制裁解除が6者協議再開の条件と訴えているが、一
方で明らかに態度を軟化させ始めた。朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官
は9日、「金融分野でのあらゆる不法行為に反対するのが我々の一貫した政策だ」
「国際的な資金洗浄の防止活動に合流する」と言明。資金洗浄に関して国際協調の
意思を示したのは初めてで、6者協議の再開に向け動き出す可能性が強まってきた。
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>6者協議の再開に向け動き出す可能性が強まってきた。
妄想ダロ>垢日の
北朝鮮人権法案 骨子まとまる NHK 02/09 21:38
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/09/d20060209000194.html 北朝鮮政策を検討している自民党の作業チームは、拉致事件の解決に向けた具体的
な前進がない場合には、経済制裁の発動を政府に義務づけることなどを盛り込んだ
「北朝鮮人権法案」の骨子をまとめました。
骨子によりますと、政府に対し北朝鮮による拉致事件の解決に向けた政府の取り組
みやほかの人権侵害の実態に関する報告書を作成し、毎年、国会に提出するよう義
務づけるとしています。また、北朝鮮による拉致の被害を受けているほかの国や国
際赤十字社など国際機関と連携するよう政府に求めるほか、北朝鮮の人権状況を非
難する初めての国連総会決議が去年の12月16日に採択されたのにちなんで、こ
の日を北朝鮮の人権侵害について考える日として制定するとしています。そのうえ
で骨子では、拉致事件の解決に向けた具体的な前進がない場合には、経済制裁の発
動を政府に義務づけるとしています。作業チームの会合のあと、座長をつとめる山
本一太参議院議員は記者団に対し「党の拉致対策本部で了承され次第、法案化の作
業を進め、今の国会への提出を目指したい」と述べました。
自民・対北朝鮮経済制裁シミュレーションチーム、「北朝鮮人権法案」の骨子まとめる
FNN HEADLINES 02/10 00:55(y1:28)
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00084980.html 自民党の対北朝鮮経済制裁シミュレーションチームは9日午後、拉致問題など、北朝鮮
の日本人に対する人権侵害改善につなげる「北朝鮮人権法案」の骨子をまとめた。
この法案は、北朝鮮による拉致問題などの人権侵害は国民的な課題であるとして、
世論を啓発するとともに、人権侵害の実態解明と抑止につなげることが目的。
法案では、「北朝鮮の人権侵害について考える日」を設けるほか、政府の取り組み
について、年次報告を作成することや、改善されない場合の経済制裁措置などが盛
り込まれている。
シミュレーションチームは、来週の拉致対策本部で骨子の了承が得られ次第、条文
化の作業を行う予定で、今国会で法案を成立させたい考え。
>>270>>283>>293-294 金正日秘書室長、中国で逮捕され解放さる North Korea Today 02月09日
ttp://news.pyongyangology.com/archives/2006/02/post_1430.html 北朝鮮金正日国防委員長の書記室長(秘書室長)であり、最側近である姜尚春(66)
労働党組織指導部副部長が、マカオで不動産の名義を不法転換した容疑で先月、中
国公安に逮捕され一日後に解放されたことが8日に確認された。
9日の東亜日報によれば、金委員長の中国訪問(1月10〜18日)直前にマカオを訪問
した姜副部長は、3〜4年前にマカオに保有した土地の名義を不法転換した事実が判
明し、中国公安に検挙されたと複数の対北消息筋が伝えた。
政府も最近この事実を確認したことが伝えられた。
当初、姜副部長は金委員長の中国訪問期間に逮捕されたことが伝えられ、その背
景をめぐり多くの観測が提起されたことがある。
中国公安は、通常の不動産取引調査を行っている途中、偶然に姜副部長の容疑を
確認したことが伝えられた。
ある消息筋は「中国公安が金委員長の訪中を控え、姜副部長を処罰すれば北側を
刺激することを憂慮し、検挙一日後に解放した」と語った、と記事は伝えた。
記事は「政府は姜副部長が金委員長と金日成総合大学の同期であり、金委員長の
儀典および身辺警護担当の秘書として活動していると把握している」と述べ「姜副
部長は一時、全世界を回りながら、金委員長に必要な高価な物品を購入し供給した
が、今回のマカオ訪問前の3〜4年間は海外に出ていなかったものと伝えられた」と
伝えた。
ttp://nk.chosun.co.kr/news/news.html?ACT=detail&res_id=76251
>>328-329 資金洗浄など阻止する国際協力に参加用意と、北朝鮮 CNN/AP 02.09 20:40 JST
ttp://www.cnn.co.jp/business/CNN200602090033.html ソウル――朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の朝鮮中央通信によると、北朝鮮
外務省スポークスマンは9日、資金洗浄などの経済犯罪の阻止に関する国際協力に
加わる用意がある、と述べた。AP通信によると、北朝鮮がこの種の立場を示した
のは初めて。
米国は、北朝鮮の偽造ドル紙幣、麻薬密輸や資金洗浄を非難し、北朝鮮と取引関
係があるマカオの銀行や北朝鮮企業に対し、制裁も科している。北朝鮮はこれに反
発し、核開発をめぐる6者協議の再開で、米国の金融制裁の解除を前提条件にもし
ているが、米国は経済犯罪は別問題として拒否している。
米国の制裁が、北朝鮮の資金づくりに大きな影響を与えた可能性があるとの見方
も出ていた。
北朝鮮外務省スポークスマンは、北朝鮮が偽造紙幣や資金洗浄に関与していると
の証拠はないと指摘した上で、これらの行為を防止する国際協力に積極的に加わる
用意がある、と述べた。
違法行為あれば厳格処罰 紙幣偽造などで北朝鮮表明 共同 02月09日 21:24
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20060209/20060209a3420.html 【北京9日共同】朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官は9日、米国が指
摘する紙幣偽造やマネーロンダリング(資金洗浄)の「証拠はない」とすると同時
に「違法行為があれば厳格に処罰している」との立場を表明した。
北朝鮮は米国の金融制裁解除を要求するとともに、中国や米国に対し「もし米国
が指摘する違法行為があれば、国内法で処罰することを検討する」との立場を昨年
末から非公式に伝えているが、公式に表明したのは初めて。
一方で、報道官は米国の金融制裁は「不当」と非難。「米国の政策変化がない限
り、対話を通じた核問題の平和的解決は、いつまでたっても難しい」と述べ、6カ
国協議の進展には制裁解除が必要との構えを示した。
>>333 違法行為あれば厳格処罰 紙幣偽造などで北朝鮮 共同 02月09日 21:44
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20060209/20060209a3430.html 【北京9日共同】北朝鮮外務省報道官は9日、米国が金融制裁の根拠としている
紙幣偽造やマネーロンダリング(資金洗浄)の「証拠はない」と述べると同時に「
わが国には違法行為を取り締まる法律や制度が完ぺきに整えられており、違法行為
があれば、これら法律に従い厳格に処罰している」と表明した。朝鮮中央通信が伝
えた。
また「金融分野のあらゆる違法行為に反対するのは、わが国の一貫した政策だ」
と主張し「今後も、国際的な反マネーロンダリング活動に積極的に合流していく」
と強調した。疑惑への国家的関与を否定し、末端の違法行為を処罰する姿勢を示す
ことで、金融制裁解除に向けた米国の姿勢軟化を引き出す狙いがあるとみられる。
北外務省「国際マネーロンダリング防止活動に合流」 朝鮮日報 02/10 07:37
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/02/10/20060210000007.html 北外務省のスポークスマンは9日、「金融分野のあらゆる不法行為に反対するの
は共和国の一貫した政策であり、今後も国際的な不法マネーロンダリング活動に積
極的に合流していく」とした。
北朝鮮がマネーロンダリングの問題と関連、国際的な防止活動への参加を公開的
に言及したのは今回が初めてのこと。これは北朝鮮が今後は不法活動をしないとい
う意を明らかにしたものと見られる。
外務省スポークスマンはこの日、朝鮮中央通信記者との会見の形式で「数か月間
行われた調査の結果は、北朝鮮が貨幣の偽造やマネーロンダリングをした証拠がな
いことをはっきり示している」と述べた。
また、「米国はねつ造された資料を北朝鮮と連結させ、不当な金融制裁を加えて
いる」とし、「韓国には貨幣偽造やマネーロンダリングのような不法行為を取り締
まる法律や制度が完璧に整っており、違法行為が見つかった場合は厳しく処罰して
いる」と主張した。
>>299-300 新華社、「拉致」取り上げ評論 「日本の強硬姿勢 日朝協議の障害」
西日本朝刊 2月10日 2時24分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060210-00000014-nnp-kyu 【北京9日傍示文昭】具体的な成果がないまま八日に一連の協議を終えた日本と
北朝鮮の政府間協議で、中国国営通信の新華社は九日、北京で行われた五日間の協
議を総括する評論を配信し、「日本側の拉致問題に対する強硬姿勢が交渉を妨げる
障害となった」と伝えた。小泉純一郎首相の靖国神社参拝などで冷え切った日中関
係を背景に、「日朝協議が進展しない原因も日本側にある」との世論を形成しよう
とする意図があるとみられる。
新華社は、今回の日朝協議で拉致問題、国交正常化交渉、核・ミサイル問題の協
議が「同時に行われた」と指摘。「日本側は、これまで拉致問題の解決が国交正常
化の前提条件となると主張していた」とした上で、今回の協議でも「拉致問題が解
決しない限り、その他の交渉には応じない姿勢を見せた」などと事実と違う内容を
強調した。
また、日本側は協議で、拉致問題に関して(1)生存者の帰国(2)真相究明(
3)拉致実行犯の引き渡し―の三点を要求。これに対し、北朝鮮は「拉致問題は解
決済み」として、北朝鮮の脱北者を支援している日本人の「犯罪者」を引き渡すよ
う求めたとしている。
さらに、三分野の並行協議方式については「日朝両国は、三分野を同時に交渉し
ても、拉致問題をめぐる協議が膠着(こうちゃく)状態の中では、他の課題も突っ
込んだ交渉はできないことを認識している」と伝えた。