Y染色体論:神武の血は、男系男子にのみ引き継がれており(正確にはY染色体の一部として)、
愛子には引き継がれていない。
これへの反論:それは歴史資料が正しいという前提だろ?
まさか、Y染色体論を云々すれば、万世一系が完全に証明されると言ってるの?
Y染色体論:もちろん、「歴史資料が正しいなら」という前提で言ってるわけで、
歴史を証明する気もないし、できようはずがない。Y染色体論の意義とは、
女系で「血が引き継がれている」といった場合に、それが嘘だと否定される状況において、
「ところが、男系(に固執していた)故に、否定されない」と言えることである。
そもそも、これは一種の神話なんだから、証明する必要など無く、
ただ、反証されない地位に置いておけさえいればいいわけだ。
これへの反論:了解。確かに歴史資料が正しければ、男系男子にそのような「血(Y染色体の一部)」が
引き継がれているのは確実であろう。しかし、確実に言えるってだけで、
日本人の多数派は神武の子孫であると推測されるので、それを有り難がる理由はない。
Y染色体論:いや、多数派なんてことはあり得ない。Y染色体だけでなく、全ての染色体を考慮に入れても、
神武由来の染色体を持ってる者、つまり、「真性子孫」の概算は「46×人口増加率」であり、
多く見積もっても、数千人から数万人にしかならない(
>>330)。