モスクワにあるロシア科学アカデミーの軍事史の長であるオレグ・レシェフスキー教授が
BBCで言うには、これらは、文書証拠によらない重大な告発(非難)である。教授はビーバ
ー氏の書物の抜粋を読んだにすぎなく、本のソースは見ていないことは言及している。彼が
言うには、レイプの数、女性を殺害した情報は、犠牲者や目撃者の数、インタビューやその
他そのようなソースの抜粋に基づいている。彼はビーバー氏の言いまわし、「ベルリンの記
憶」「レイプされたドイツ人女性の体験」は、科学的研究というより三文雑誌のフィクションが
適していると言う。ドイツ軍がソ連でやったことを考えれば、復讐の殺到を予期できただろう。
しかし、それは起こらなかったし、ソビエト軍の多くの将兵、同盟軍は、管理下の人々を人間
的に扱った。4148人の赤軍将兵は残虐行為をやったことで罰せられた。グラスゴーの
歴史家・マドスレイ教授は、このこと(赤軍のレイプ)が、女性が肉欲の戦利品になった最初
ではないと言う。ロンドンのキングスカレッジの歴史家。リチャード・オバリー教授は、ロシア
人は決して赤軍がやった残虐行為を直視しないであろうと言う。一面ではロシア人がそれら
の残虐行為の多くが、もっと悪いことをした敵に対する正当化された復讐だと感じている。
もう一方の面では、彼らが「勝利の歴史」を書いているから(認めない)である。アンソニー・
ビーバーはBBCの「ベルリンのための戦い」というドキュメンタリー番組で大きく取り上げら
れた。
Antony Beevor 『Stalingrad 』 及び、関連著書
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/250-9369040-6901015 ソ連軍が満州やドイツで行なった強姦、輪姦【2】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1059505046/741-742 738