このスレは妹萌え萌えな虹板文士さんと虹板読者さんが集うスレです。
虹板絵師さんも常時 щ(゚Д゚щ) カモーン!! で、降臨して頂けますと即時ネ申決定です。
「兄攻妹受」、「兄受妹攻」、どちらでも萌えればヽ(*´ 3`*)人(*´ε`*)ノ ベリギュー!。
さらに愛のある妹系SSなら何でもアリ!幼なじみ、従兄妹、御近所のお兄ちゃん欲しいっ子、
幼少時別離数十年ぶり再会娘、果てはドジ性格プログラムド妹メイドロボットまで何でもどんと恋!
基礎ルール
1:煽り&荒しは放置もしくはネタ化の方向でシクヨロ。
2:基本はsage進行で。メール欄にsage・孕age・不age等の記載をお願いシクヨロ。
3:SSの途中放棄は厳禁。最後まで責任をもって(;´Д`)ハァハァシクヨロ。
4:
>>950者が次スレを立てます。と言うか責任押しつけますw
但しスクリプトによる広告や荒氏が当たった場合はその次のカキコさんに一任。
SS書きにトライする際のコツなど。(文責:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ)
・誰でも初めは初心者です。上手く書こうとばかり考えているとなかなか先には進めません。
まずは自分の本能の赴くままに書いてみましょう。
・そして推敲しましょう。でもほどほどにしとかないといつまで経ってもポスト出来ません。
・本を読みましょう。他人の技術を真似するのはスキル向上のために重要です。
オリジナリティはそこから生まれます。と思います。
・ぶっつけ本番ポストも面白いですが、まずはテキストエディタ使用を推奨しておきます。
本スレでの公式ソフトはマイクロソフト謹製WinOS添付のメモ帳です(笑)
・というわけで書きたくなったら即トライです。
どんな話を書けばいいのかって? それは貴方だけが知り得ることです。
・あくまでどの作品もフィクションです。妄想は妄想の中だけにしといた方が吉です。
でもどうせ妄想なんですから思いっきり膨らませたほうが皆さんに愛されます。
注意事項
1:一作品を投下終了後はロダに一括纏めzipをきぼん
2:保守ageをするよりも、むしろsageで書き込む頻度を上げよう。理想は12時間周期?
3:新規参入乱入、試作案、実話、妹関係ならなんでもщ(゚Д゚щ)カモォォォン
4:パスは生殺し妹文学館
5:生殺し上等
|_
l ヽ-、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|ノノ))) \ | ボクたちみんな…
l ー゚ノ人 < お兄ちゃんが…
⊂)] | 大好きなんだよ…?
|」〉 \________
|'
>>1乙。
マターリ・・・
l ヽ-、
|ノノ))) \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
l ー゚ノ人 < 喰い殺してしまいたいぐらいにね☆
⊂)] \______________
|」〉
|'
>>1さん乙です。(´д`)ノ
では即死回避逝きまーす
(1/4)
カツーン…カツーン…
まるで照明のない、コンクリートと思しき建材の硬質な階段を、さほど苦もなく
下っていく人影がある。
…その表現は、様々な意味において正確であるとは言えなかった。それは、ここ
─いまこの文章で語られているところの場所─がほぼ漆黒の暗闇と呼べるもので
あって…
…そう説明を挿れている内にもその人影は立ち止まり、そしてやはりこの闇黒を
ものともせずに恐らくドアであろう構造物を適切に操作する。解錠、そして開扉。
意外にもその扉はごく軽い音を立てた。
この時点で「まるで照明のない」「ほぼ漆黒の暗闇」といった形容がいささか
大袈裟であったのが判明する。より内側に向かって影が伸びたので。しかしその、
より暗い方向に向かうにもかかわらず、足取りには何らの躊躇いも乱れも感じられ
ない。むしろ、この場において「乱れ」と呼ぶに相応しいであろう事象は、この
人影が向かっている先の方から沸き起こった。
(2/4)
それは多分に「抗議」ないしは「強い遺憾の意」を表す音声であったことを
記しておこう。具体的な表現については、まあ勘弁させて頂く。ただ付け加えると
するなら、複数人の若い女、というところか。全くの罵声ではあったが。
「…で、何?今さら無事に出れると思ってるの?バカじゃない?今まで付き合って
あげてただけでも感謝して欲しいわねー家出かなんか知らないけどさぁー」
豚かニワトリの叫び程度にしか感慨を覚えなかったようなその台詞は、しかし
犠牲者と同じくらいか、もしかすると若いのかもしれないような声質でもって
放たれた。女性であることにほぼ間違いはないだろう。
「ぶっちゃけ、もう飽きたから。そろそろお仕舞いにしようかなーって」
パチン。小気味よく指を鳴らした音が響く。やはりここは部屋、なのだろうか。
(3/5)
「どう?これで動けるでしょ?あたしってば優しいからさー、んーそおねー、
一人だけ、そう一人だけ…ってこら最後まで人のはな、ぅわっ!」
冷酷そうな印象ではあったが、実は意外と間の抜けた存在なのかもしれない。
身が自由になり、そして敵の注意力が散漫になったところを突いて不意打ちで
脱出を試みた娘がいたのである。敵と、そしてかつての同僚を派手に突き飛ばし
ながら。
# ごめんなさい、規制で連番がずれたよ orz
,
(4/5)
「…くそったれあンのアマー、ふざけやがってよー覚えてなー」
一人勝者となった小娘が何故か幸いにも取り上げられなかった所持品の一つ、
携帯電話を手にしつつ疾走後の息切れと独創性に乏しい悪態を吐いていた。
星明りしかない山中の夜陰の下、最新機種のバックライトが無駄に明るく灯る。
「サツにたれこむか、それともどっか…ってあん、けんが…」
ぽんぽん。肩を叩かれ半ば反射的に振り向き、そして頬に誰かの指が突き刺さる。
「残念でしたー、圏外ー♪」
その宣告にまたしても非独創的な悲鳴がかぶさる。手を置かれた肩と人差指の
触れた頬が生温く不気味に濡れているのにさて気付いたかどうか。
「まったく家畜のくせしてさー、なにふざけてんの?まーいいけどさー、もう
お仕舞いだしー」
その哀れな犠牲者にはまるで、人里離れた闇と悪意とが渾然一体となって我が
身に覆い被さったかのごとく感じられた。ただ抱擁されただけにもかかわらず。
(5/5)
「実はねーあたし、あんたのこと、いちばんむかついてたから。そゆこと。
さよなら♪」
たちまち頚動脈が粉砕され、その道具たる整った造形の口唇を、そして太陽が
支配している時間帯ならば可愛いと呼ばれる部類に入るであろう眉目を生命の
迸りが豊潤に重ね重ね彩る。他人のそれで以て。
「…ぅえ…不味っ…」
──人ならぬ、幼き愛妹の安寧を自ら勝ち取ったかつての兄。しかしその巨大な
代償は今なお兄妹をくびいて止むことがない──
「まっててね、おにいちゃん…」
努めて自らの容量を超える「生気」を貪り、結果、反復する嘔吐の発作を堪え
ながらも、うら若き吸血妹は愛しき兄の下へ帰参すべくその歩みを進める。
その行方を知る者は誰ぞ。
とりあえずここまで。
・"朝まで起きてた"ら何か閃きが降りてキタ━━(゚∀゚)━━!!ので書きますた。ヽ(゚∀゚)ノ
・全然エロくないです。むしろグロい。 orz
・妹出てくるの最後の方だけぢゃん。生殺し。 orz
…古傷の癒えない兄を必死に「看病」する吸血妹に(;´Д`)ハァハァ
「おにいちゃんが元気になれるんだったら、{妹の名前}、いくらでも狩ってくるよ♪」
「{妹の名前}、もう子供じゃないよ…おにいちゃんが助けてくれた頃より、ずっと
年上なんだから♪」
さて、兄妹の名前とかどうするか。つーか続き書く気あるのか漏れ?
>>16 お?新人さん参戦ですね。ようこそです。
私も以前、短編で吸血鬼妹を書いた事ありましたが何か?(w
続きはぜひ書いて下さい。
‥‥吸い取った血を兄に与えるために唇を重ね、口の端からこぼれ落ちる深紅の血。
流れる血を拭う事も忘れ、いつしか兄は妹の唾液を貪る。
その望みに答えるように妹は、自らの舌を兄に差し込み、与え続ける‥‥
ついそんなシチュを想像してしまいました。
>>1 乙〜
>>16 新人さん、いっらっしゃーい!(゚∀゚)
食人鬼な妹ちゃんですか(;´Д`) 生気の受け渡しはやっぱり…でしょうか。
続きがあれば期待です。
乙妹。タイトル萌え。
「ううっ…う…」
こよりは、しゃくり上げて泣き始めていた。
その姿を見て、僕はあらためて気付く。
傷つけまい…傷つけまいと、思い続けて行動したがゆえに、彼女を傷つけてしまっていた。
僕は…なんて浅薄なんだろう。
「ごめん…」
僕もこうべを垂れる。
気持ちを偽っていたのは、他でもなく、自分。
いろいろ考えすぎるんだ。
こよりは…違う。僕なんかより、もっと立派な自分の考えを持っている。
いや、"考え"なんてものじゃなくて、それこそ"気持ち"。
「あやまらないでよ…」
妹が続けた。
「でも…」
「わたしだって…お兄ちゃん喜んでくれるかなって思って…
かんちがい…してたんだから…」
「そ、それは…」
「バ…バカはわたしのほうだよね…よく考えると…。
ううん、よっく考えなくっても…」
ぐす、ぐす。
すすり泣きしながら、妹はがんばっていた。
がんばって、自分の気持ちを伝えようとしていた。
その姿は、やっぱり愛しい。
僕が…守ってあげなくちゃ…ならないんだ。
「あはは…わたしほんとにバカだよね…いつまでたっても…お兄ちゃんに迷惑かけてばっかり…」
そして、投げ捨てられた服に、手を伸ばした。
僕も…もう素直になろう。
本心を伝えるべきは、今しかないと思った。
きゅ。
僕の手が、こよりの腕を握っていた。
「おにい…」
驚いた顔で、僕を見上げる。
「こより…僕…」
僕も彼女を見つめ返す。
「僕も…やっぱり…こよりが…」
「…うん」
「好きだった…ずっと前から」
「…」
じわり、じわりと涙は溢れ続ける。
僕は左手の指で、その目の端からこぼれる涙を、そっと…すくい取ってあげた。
「あ…」
「僕も…自分に嘘ついてたんだ。本当はこよりが…すごく好きなのに…」
「うん…」
「でも、そういう感情はやっぱりダメなことなんだって…自分に言い聞かせてきて…」
「…」
「…我慢してた」
そう言って僕は、ゆっくりと、今度はもう片方の目の端に、唇を近付けた。
拒まれるかと思った。けど、妹はわずかにも、身を引こうとはしなかった。
それどころか、自分から僕の唇に、顔を寄せてきた。
そして、目を閉じた。
僕はそのまま、妹の目の端にキスをした。
妹の涙で、唇を潤した。
ちゅ。
「ん…」
くすぐったがるこより。
ゆっくり離すと、こよりは目を開けて、また僕を見つめた。
妹の目の中に、僕が映っている。
にっこりと笑ってくれている。恥ずかしがりながら。
僕も、照れる。
くすくす、くすくす。
いつの間にか、微笑んでいる僕ら。
「ちょっと…しょっぱいかな…」
照れ隠しに、そうふざけてみせる。
「やだ…もう…」
妹も照れていた。下を向く。
「ちょっと…うれしい…」
か細く、そう言った。でも僕の耳には、しっかりと届いた。
「そ、そうか?」
僕もうわずった声で応えた。
心臓がドキドキしていたけれど、頭は妙に冴えていた。
今なら…。
「ねえ…こより」
「…なあに」
「その…きちんと…キスして…いいか?」
「…」
刹那の沈黙のあと、彼女は僕の期待通りの言葉をくれた。
「…うん」
今なら…拒まれたりしないだろう。
29 :
三国@携帯:04/11/23 03:18:32 ID:GEi5Y3UQ
.
こよりは目をゆっくりと閉じ、そっと…顔を上げた。
僕も目を閉じ、唇を近付ける。
ふにゅ…。
こよりの、柔らかく、温かい唇が触れる。
その感触に、何となく、懐かしさがこみ上げてくる。
そして僕は、突然、思い出した。
こよりとのキスは、これが初めてなんかじゃ…ないってことを。
まだ…"コドモ"ですらなかった頃に…。
たしか…お風呂場で?
夜のドラマ。
居間で、この部屋で。
テレビに映し出される、大人のドラマ。
他愛のないものだったろう。
けれど、そんな番組が始まると、母さんは決まって、
「ほら、もうお風呂に入る時間よ。早く早く」
そう言って、僕ら兄妹を急かした。
僕らは裸になって、二人一緒にお風呂に入った。
さて即死回避は30レスでケテーイ とどっかのスレで読んだ気がするので
これにて 糸冬 です。イェーイ生殺し上等。
次回はちょっとばかし ょぅι゙ょ? な感じになりそうですw
そういう趣味のある方には喜ばれるかもですw
では激しく眠いのでこれにて。2,3日後にはお届けできるかと思いますです。
ケータイから支援の三国殿に感謝。あっそーいや三国さんにも「帰郷」には登場頂こうかと構想中だったりします。
ヾ(´д`)
三文dキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ついに告白しちゃいましたねこの兄は。
そして遠い昔一体何があったのか次回に続く生殺し
_,.べヽ
'´ ヽ )〉 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i i」」亙Lj ´ ∠
>>1 のお兄ちゃん、スレ立てお疲…
〈yノi!゚ ヮ゚ノi! / \______________
(y) {つ<!と 彡 シュッ
{><} ゞ/ /
,バ/ /
/ /
/、/// /
. / ´冂` / だ
/ ノ ゚。ヽ、/ ば
/ (::. ゚ ::/j゚ あ
>16
をぉココに新たな文士が…しかし吸血妹ですか…怪しさ満点の
序章…次回が楽しみですな。そんな俺も密かにこのテーマで
書きたいと思う時が有るのですが。
>34
手堅く即死回避に駆けつける老舗文土殿・乙です!
萌え萌えの次はロリロリの予告付き…恐るべし!
夜勤上がりだってのに…寝れんぞクソォ…orz
三文氏、乙〜。支援した後泥のように寝てましたw
「帰郷」登場ですか・・・どんなやつになるのやら・・・とりあえず人間だといいなぁw
>>38 おいらなんて『北の地方の架空の町』なんですけど……
>>36のピシドリンカ氏のAAにすこぶる笑ってしまった三文です。(´д`)ノ
スンマセン投下はありません。ただの雑談です。
いや即死ホントに大丈夫なのだろうかと。たださえ過疎化スレなので。
>>三国さん。イヤ人間ですけどほんのチョイ役の予定でw たぶん一行しか名前が出ないw
主人公の楠斗君が従事する師匠、っていう役ですね。楠斗君、東京で何をしたいんでしょうねいったい。
孕嬰児氏にはまったく申し訳なく…w まさに「地名」なだけですからね。
でも、「上弦と〜」の続き(まだ構想だけですスマンコ)で、あの兄妹がのちに暮らす町、というパラレルティックな設定にも
使用させて頂くつもりだったりします。ちなみにその続きの主人公は兄妹以外のキャラで書くつもりなんですが。
いやはや、まだ書きもしないのにただの設定厨ですんません。でも設定やら構想してる時が一番楽しいかもw
中途になってる作品だけが溜まってゆく…。ひたすらダメ文士へとデフレスパイラルな様相を呈してますねw
ではうまくいけば明日あたり。ヾ(´д`)
絵師殿のみなさんもそろそろ御帰還願いたいものです。ゼヒヨロシコ。
(1/4)
…むかしむかし、ある村の近くにの、童子の兄妹が住んでおったそうな。
ただのう、童子と言ってもの、人ではないんじゃ。鬼の兄妹じゃったんじゃ…
O県中南部。水田と休耕地の合間に新興住宅地が散在する、ごく典型的な地方の
郊外に今も残る、とりあえず寂れてはいない程度の一小神社。その一角に佇む、
苔むした御影の石碑がかつての、人と人外が相克しつつも共生していた頃の伝説を
現代に伝えている。
(2/4)
冒頭にもあったように、童子と言えども人外であるからして、たかが農民風情が
乏しい知恵と力を絞ったところで被害が軽減されるはずもなく、その村の衆は鬼童子
兄妹の気紛れ─主に兄の─に翻弄される日々を送っていた。その外見は黙って立って
おればそこらの子供と変わりがない、いやむしろ麗しい位であったと当時の文献は
畏れと妬みを込めて綴っている。
そんな状況に変化が訪れる。祖母・娘もろとも一家四人を殺害、めぼしい代物を
強奪…その鬼童子の狼藉に村人は衝撃を受ける。今まである意味紳士的であった
だけになおさら。程なくして鬼妖折伏に定評のあった高僧が招かれ、小規模・限局的
ながらも人妖対決の火蓋が切って落とされる。
(3/4)
警戒を強めて村に降りてこない鬼兄を引きずり出すべく、志願者による決死隊が
組織される。すなわち、別の地域に出払った頃を見計らって鬼妹を誘拐・監禁。その
鬼妹は兄に、殺害された娘の祭着と玩具を与えられていた。何と、鬼の身であって
しても兄妹間の愛情は発露されるのだと。そして、その当然の帰結である鬼兄の
怒りと彼の愛すべき鬼妹の救出に掛ける意気込みは相当なものであった。
自らの身など顧みず、幾重もの罠を突破し野武士を撃ち伏せ、続く高僧との一騎
打ちに雪崩れ込む。そして幾度かの攻防の末、ついに高僧は鬼兄の鬼性を封ずる
ことに成功した。但しそれは、相手の最後の鬼としての攻撃を自らに受けることと
引換えになされたのであった…
(4/4)
双方の間で終戦処理が行われる。妹を解放する代償としてこの地方から無期限に
追放されることを誓約させられた鬼兄は愛妹を引き連れ何処へと姿を消す。僧籍
ゆえ鬼妖なれども殺す能わず、ではあったが功績甚大であった高僧は当地で好意的に
迎えられ、暫く静養していたが結局、鬼兄に与えられた傷が元で命を落とした。
…この寺社と石碑はその高僧の功績を永久に称えるべく建立されたものであり、
物質文明全盛の平成の世であっても鬼憑きや霊障に悩む人々の足は今なお絶える
ことがない。
そしてこの寺社と石碑を始め、人々にあまねく膾炙される鬼童子伝説や昔話の類、
果ては史跡案内やインターネット上のblog観光日記に至るまで、これら全てが
彼ら鬼兄妹、特に鬼兄の能力を強固に制約し続けているのであった。
とりあえずここまで。
・をぃトリプググったら掛かるぢゃん orz
てな訳でコテつけまつ。ヽ(゚∀゚)ノ
・漏れはここでは新人でつが自サイトでは兄妹小説とか書いてまつ。ヽ(゚∀゚)ノ
ってゆーか正体ばれてませんねー ヽ(゚∀゚)ノ
最近自サイト更新してないけどねー orz
・はっはっはー、今回も生殺しどころか全然萌えポイントないぞー ヽ(゚∀゚)ノ
いつになったらモエバナ進行になるのかなー orz
乙っす。何やら面白くなりそうですね。
何かね。書いても書いても終わらねぇんですよ。
現時点で16kb超えって、俺の中ではドえらく大長編です。
しかもまだ「ちゅ〜」してる真っ最中です。服着てます。夜は深くありません。親がそろそろ帰ってきます。
そんな展開です。
終わるのかコレw
あまりにスレ違いどころか板違いな気がしますが、気にせず投下。
・・・・・・・・・ロダにあげました。
49 小物用 24714 パスは俺の名前(除トリップ)
批判は甘んじて受けますが、あまりボロクソ言わないで下さい。凹みますw
開かないよ〜?
あ、名前か。トリップと勘違いしてた。
>>45 異聞奇譚ってジャンルを専門にしてる人は未だこのスレにはいない
ので密かに続きが楽しみです。
あとソコまで言ったなら自サイトを晒すのは…駄目ですかそうですか。
>>47 頂きますた。出勤時間が近いので後ほど読ませて貰います。
いまさっき仕事から帰ってきますた。
さて適当に続き考えるかー ヽ(゚∀゚)ノ
>>50 なるほど、こーゆーのを異聞奇譚つーんですか。知らんかたよ orz
自サイトは兄妹小説でググれば掛かりまつ。適当に探して下さい ヽ(゚∀゚)ノ
>>45 とりあえず鳥ップググってみた。
……ハン板??
>>47 ○騎かい!!
(´д`)ノ ミッドナイトランナウェイ三文です。老人徘徊癖です。近所迷惑です。
今日ポストする分を全部手直ししてたらこんな時間になっちまいました。明日休みだからいいや。
>>ジョーカムさん(早くも馴れ馴れしく呼ぶ俺ハハハ) これは…なんちゅーか…不思議な作品ですね…。
思わず某ゲーム思い出してしまいました。リーフのアレです四姉妹出てくる古典名作。
今後の展開に期待してます。エロはあるんですよね?w
>>三国さん。ということはもうすぐ三国殿の 萌 エ ロ 小 説 が 読 め る の で す ね w
体育座りで待ってま(ry) というかとっととパート投下しろやゴ(ry) マチクタビレターチ(ry)
では深夜ポストと参ります。たしかに ょぅι゙ょ 風味ですがw あまし期待せんといてください。
>>32から続きです。
かぽーん。ばしゃ、ざばばば。
こよりをおふろにいれてあげるのは、ぼくのやくわり。
このひも、いまも。
いつもどおりの、よる。
「ねー、おにいちゃ」
「なに?」
いもうとをせっけんだらけにしながら、ぼくはこたえた。
「どーしてママ、テレミみせてくれないのかなあ」
「…しらないよぼく」
ななさいのぼくと、まださんさいになったばかりのこより。
「こよみテレミみたーい」
「…かあさんがだめだっていってるんだから、だめだよ。
ほら、そんなことよりあっちむいて。せなかあらってあげるから」
「…こよみ、テレミみたいの」
ごしごしごし。
「はいはい。じゃあおふろあがったらね」
「いまみたいの…」
「…なんで?」
「つぎはシャンプーな。めをつぶって」
「…」
こよりがしたをむく。
しゃわしゃわしゃわしゃわ。
「おめめ、いたーい…」
「だから、めをつぶってろっていったのに…」
はやめに、おゆをかけてあげる。
ざばばばばば…。
ぷるぷると、くびをふるこより。まるで…かいいぬのモモみたいだ。
ぼくはそんなふうにおもって、こえにださずに、わらった。
「おにいちゃ…」
「なに?」
「おにいちゃ…ちゅーしたことある?」
「え?ちゅー…う?」
「うん。ちゅー」
「ないけど…」
ちゅー…っていったら、あれだよね、オトナのオトコのヒトと、オンナのヒトが、する…。
それぐらいは、ぼくでもしってる。え、えっちなこと、なんだよね。
「…おにいちゃ、ちゅーして」
とつぜん、そんなことをいいはじめる。
「な、なにいってんだ…ばか」
「こよみ、ちゅーしてみたいの…」
くびをひねって、ぼくをみあげている。
「な、なんでさ…」
いもうとの、いがいなげんどうに、ぼくはちょっとだけあわてている。
「だって…」
しゅん、とする。
「テレミでやってたもん…」
「…テ、テレビでやってたからって…なんでそんなこと」
「こよみ、テレミとおなじことしたい…」
「だ、だから、どうしてさ…」
スポンジをにぎったまま、ぼくはたじろぎつづける。
「テレミで…すきなひととすきなひとで…いっしょに…ちゅーしてたもん…」
「…」
ぼくはりかいした。
こよりは…テレビのまねごとがしたいんだ。
「そ、そういうのは…オトナになってからさ…」
「こよみ…いましたいの」
「で、でも…」
「こよみ、おにいちゃと…ちゅーしたい」
「え?え?」
「こよみ、おにいちゃ…だいすきだもん…」
…えええ?
ぼくのあたまのなかが、ぐるぐるとまわってる。
え…きょうだいで…すきとかそういうのって…。
「え、ええとさ、こよりのことは、ぼくも、その、す、すきだけど…
でもそういうのは…た、たにんどおしでするものだし…」
「こよみ…おにいちゃしか…すきにならないもん」
「そ、そんなこと…」
くるり。
いすのうえで、いもうとはちいさなからだをいっかいてんさせて、ぼくのほうへとむきなおった。
「えい。ちゅーう」
そのまませすじをのばし、ぼくのくちへと…。
極ロリ(;´Д`)ハァハァ
ふにゅ。
「…」
ぼくはなにもいえないまま、ただおどろいて、めをつぶってしまった。
ほんのいっしゅんの、きす。
「えっへへ、ちゅーしちゃった」
そういってから、こよりはまた、くるりとせなかをむけた。
「…おにいちゃと、ちゅーしちゃった…」
「ば、ばか…」
ぼくはそうつぶやくのが、せいいっぱいだった。
「ねーおにいちゃ、こよみもうおふろあがるー」
「あ、うん…」
なにもなかったかのように、こよりはたちあがった。
くったくのないえがおを、ぼくにいっしゅんむけてから、ふろばのとをガラガラガラとあけた。
「おかあちゃ、おふろあがったー」
そしてじぶんだけ、ちゃのまへとかけていった。
しずくを、いっぱいふりまきながら。
とてとてとてとて…。
からだに、ばすたおるもまかずに。
「こら!こよみ、またそんな格好で走り回って…」
かあさんの、おこるこえがきこえてくる。
↑訂正↓ orz …
「こら!こより、またそんな格好で走り回って…」
かあさんの、おこるこえがきこえてくる。
あとにのこされたぼくは…。
いましがたおこったことがなんだったのか、ひっしになってかんがえをめぐらせている。
「…」
あけはなたれたとびらから、ふろばのゆげがにげてゆく。
かわりに、かすかにはだざむいれいきが、こちらにながれこんでくる。
「あ、あいつ…」
いもうとにふりまわされている、じぶん。
でも…。
ふしぎと、わるいきぶんは、しないなあ…。
思い出した。
僕はあの時から…こよりに恋をしていたんだ。
ちゅっ。
軽い音を立てて、僕らは唇を離した。
「…」
「…」
そのまま見つめ合った。
「ふ…う…」
止めていた息を、戻す。
「こより…僕…」
「お兄ちゃん…」
こよりが、トン、と自分の額を、僕の胸に押しつけてきた。
僕は受け入れ、彼女の頭を優しく抱いた。
「わたしね…わたし…」
話すたびに、妹の軽微な振動が、僕の身体に伝わってくる。
「おにいちゃんとキスするの…これが初めてじゃなかったよ…」
記憶。
重なる記憶。思い。
こよりも…おなじことを、思い出してたんだ。
「わかってるさ…」
きゅう、と、ちょっとだけ力を入れて抱きしめる。
妹の両腕が、僕の背中に回される。
妹の背中が、汗で湿っていた。
たぶん僕もだろう。
妹を抱きかかえるようにして、ゆっくりと、再び寝かせる。
こよりは、僕に身を任せ続けた。
そのまま、僕は抱きしめたまま、こよりに再びキスをした。
彼女もまた、僕の唇にフィットするように、自分から顎を小刻みに動かし続けた。
ちゅ…ちゅ…ちゅ…。
窄めた唇を動かすだけの、ぎこちないキス。
こよりの唇は例えようもなく柔らかく、そして温かかった。
微かに漏れた唾液が口の中に流れてくるたび、僕はますます思考が痺れていった。
そして惜しむように、また唇を離す。
「は…あ…」
こよみが吐息を漏らした。温かく、湿った息。
僕は、ある行為を試してみることにした。
「こより…舌を出して…」
「した…?」
「うん。こう…ペロッと」
自分で舌を出して見せる。
「こ、こう…」
おずおずと、真似して妹も。
可愛い、ピンク色の舌。
僕は顔を寄せ。その妹の器官を、ついばむように…
僕の唇で。
ここで 糸冬 宣言。生殺しですハイ。
こんな感じの ょぅι゙ょ 風味はいかがだったでしょーか。これはなんか感想などお聞きしたいですw
途中支援の孕嬰児殿に感謝。でもょぅι゙ょで(;´Д`)ハァハァしちゃダメですよw
でもやぱし歳なんでしょうかね。誤字出しちまいましたし。
>>65に続いてラスト投下の
>>72でも発生。
もう五時近いだけあって誤字かよハハハ。 ;y=ー(´д`)・∵. ターン
ではしばし練ってからまたお邪魔しよかと思います。今回はせっかくなんで、妹オクチ攻めなんぞに挑戦…
という方向性で考えちょります。結局ハード路線突っ走りw
みなさんもっとエロを書きましょうw ヾ(´д`)
こんな深夜にキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
>でもょぅι゙ょで(;´Д`)ハァハァしちゃダメですよw
工エエェェ(´д`)ェェエエ工 そういうの、書いてる、のに……orz
ああ癒されるなぁここは。
まったくハン板ジョークスレは地獄だぜウェー(ry
>>73 おにいちゃー ヽ(゚∀゚)ノ テレミー ヽ(゚∀゚)ノ ちゅーう ヽ(*´ 3`*)ノ
ぅゎ・・・ょぅι゙ょっょぃ・・・
| みなさんもっとエロを書きましょうw ヾ(´д`)
え、えっ、えっちなのはいけないと
思 っ て ま せ ん ヽ(゚∀゚)ノ
ちっちゃい妹にやさしくえっちな事する話なんてどうですか?
いくら回想でも全文ひらがなはちょっと
台詞だけにしといた方が
個人的に
スランプというか何というか、良い感じの作品が出来なくて(´・ω・`)になってます。今日は。
>>Joke氏
遅ばせながら初めまして。短編厨こと向230でございます。以後お見知りおきを。
作品の傾向が何というか、その…某エログロスレを彷彿と…いえ、何でもないですよ?(・ω・)
>>73 >みなさんもっとエロを書きましょうw
いやぁ、三文氏も面白いジョークがお好きですなぁ'`,、('∀`) '`,、
=□●_
あれもこれもと試行錯誤しているうちに80作品越えちゃったーよ(゚∀゚)
>73
>ょぅι゙ょ 風味
美味しく頂いております…(;´Д`)ハァハァ
>74
( ´∀`)σ)∀`)
>>73 ょぅι゙ょの無邪気さは時として恐ろしいまでに破壊力抜群w
これ以上遅らせると三文氏にスナイプされる恐れがあるのでw
冒頭部分投下しますね。
@ 幸広
朝起きて、支度して、満員電車に揺られながら会社に向かう。
上司に怒られたり、たまに褒められたりしながら仕事をこなし、家に帰る。
夕食は、自分で作ることが増えたけど、やっぱりコンビニ弁当が多い。
風呂に入って一日の疲れを落とし、次の日の仕事の確認をして、眠りにつく。
ただひたすら、同じようなことを繰り返す日常は、働き始めたころから変わっていない。
いや。ただ一つ、変わったことがある。それは・・・・・
「矢野君、お昼一緒にどう?午後の会議の打ち合わせも兼ねて」
声を掛けてきたのは、現在の上司である石井貴子。まだ30になったばかりなのに、実力で課長の地位を勝ち取った人だ。
だからといって、いかにもキャリアウーマン、といった感じは無く、むしろ「頼れるお姉さん」という言い方がしっくりくる。
「あ、はい。俺でよければ」
実際のところ、結構嬉しかったりする。相手が美人だというのもあるが、
こういう『出来る』人に目を掛けてもらっている、というのが素直に嬉しい。
必要な書類を持ち、俺は石井さん(課長と呼ばず名前で呼べ、と部下に厳命しているあたりも高ポイント)と2人で会社を出る。
道すがら、彼女がふいに切り出す。
「ねぇ矢野君・・・最近・・・・・彼女でも出来たの?」
「は?」
てっきり仕事のことを聞かれると思ってたのに、・・・予想していなかった質問に、つい間抜けな声で返事をしてしまう。
「ごめんなさい。でも、ここ最近の矢野君って何だか私がここに来た時と全然違うから・・・・・」
クスクスと笑いながら彼女は話を続ける。
「初めてあなたを見た時は、正直キツイかなって。あんまりやる気が感じられなかったし。
でも、今のあなたは目の輝きが違う。顔もシャキっとしてるし。で、その原因は単純だけど本気の彼女が出来たからかなーって。」
・・・・・女って鋭いなー、おい。
そう・・・俺が変わったとすれば、それは間違いなく『本気の彼女』のおかげだ。
事務的に、流されるように生きているだけだった俺に力を与えてくれた、あいつのおかげ。
メールして、電話して、たまにデートして。
あいつの声を聞くこと。あいつの笑顔を見ること。あいつと触れ合うこと。
その全てが俺にとって何よりもよく効く栄養剤だった。
だから、今の俺は
「はい、いますよ。世界で一番大切な人が」
そんな台詞を言える自分が誇らしかった。
続く〜
ここに投下したものと、全て投下した後まとめてうpする(予定)のものでは
加筆修正があるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。
ちなみに、このSSは、前スレ608からの続きみたいなものと思っていただければ、とw
直打ちアタックでもいってみようかな ↓
世界が廻る。
君を乗せて、どこまでも。
オルガニートの旋律に身を任せて。
僕は知らない。
君が何を望んでいるかなんて。
だからずっと、歯車を廻し続ける。
音色が止まぬように。
―――お兄ちゃん。
僕を呼ぶ声が聴こえる。
でも無視する。
繰り返される呼びかけから、意識を遮断した。
応じたら、全てが壊れる予感がして。
君を触れば、我慢できなくなりそうで。
寂しげな表情で。
旋律と共に流れる少女。
騎手のいない哀れな白馬なのに。
その姿はどこか綺麗で。
少女を乗せた煌びやかな馬車は。
どれほど滑稽なことか。
声の次は、涙の音。
僕を求め続けるその声は。
ついにこの旋律を止めた。
君の小さな震える手を握りながら。
動かぬ馬車で、愛の契りを。
夜は、更に深さを増して…。
…以上です。久しぶりなのにいきなり直打ちです。もうだめぽ=□●_
メリーゴーランドというか、何というか…そういうイメージです。シンデレラとは違います。
執筆中のBGMはorange rounge「Les Filles Balancent」です。穏やかな良い曲です。
凄く眠いので、もう寝ちゃいます。Zipうぷはまた今度ね(*´∀`)ノ
切ない思いが叶う夜・・・・・
氏ななくてよかったw
・・・ん、BGMは実地で直録り?
をぉ、短編のプロが二人並んで投下ですか。
じゃあ俺も…って言っても前スレ997のコピペですが。果たして230氏
以外に読んでくれたか判らないのであえて再投下しておきます。
ほら、目をそらさないの!さぁ…見えるでしょ?妹に縛られて、触られてココを
こぉんなに大きくしちゃって…お兄ちゃんったらロリコン?変態?マゾ??答えて!
恥ずかしがらないで。ボク…それでもイイんだ…大好きなお兄ちゃんが…ボクで
感じてくれるってやっぱり嬉しいな…。
さぁ…お兄ちゃん…暴れないで…ほら…見えるでしょ?ボクのココがどんどん
大事な所を飲みこんでいくの…あぁ…やっぱりボク達…兄妹なのね…ぴったり
だ…判るでしょ?子宮が先っちょに当たってる…んぅ…ちょっとキツいけど…ボク
平気だよ。
あはは…お兄ちゃんのよがり声、その顔、何か可愛いな…
ねぇ素直になろうよ、ねぇ気持ちイイんでしょ?直ぐにイきたいんでしょ??あっ…
来た…暖かいのが…ふふ…とうとう出しちゃったね…そんなに良かったの???
>>PC・Drinker氏
前スレ976で書いてみてほしい
保守代わりに投下
>>84から
A アキ
青い空。白い雲。眺めながら 「ハァ・・・」 一つため息をつく。
「何ボケーっとしてんのよ」
隣の席の志保が声を掛けてきた。
「別に〜・・・まったりしてるだけ・・・ハァ」
「アキ、ひょっとして恋の悩み?もしかして片思い中とか?だったら私が相談にのって・・」
「片思いじゃないも〜ん・・・・・両想いだも〜ん」
「・・・・・ホントに?」
「うん。」
さすがに、あいてがお兄ちゃんだとは言えないけど。
「ねぇねぇ、どんな人?いくつ?背ぇ高い?かっこいい?」
「そんないっぺんに聞かれても・・・んとね、歳は8コ上。背は、そこそこ。顔は、まぁまぁ・・かな」
「へぇ〜。いいなぁー・・・羨ましいな〜」
「いいでしょ〜(ゴメンねお兄ちゃん、顔はまぁまぁ、とか言って)」
こうやってお兄ちゃんのことを話すのが、すごく楽しい。もちろん、恋人はお兄ちゃんです、なんて言えないけど。
「お〜い建山ー、先生が呼んでるぞー。」
「あ、うん分かった、すぐ行くー・・・・・じゃね、アキ」
「うん」
志保を見送って、アタシはまた空を眺める。もう頭の中はお兄ちゃんでいっぱいになっている。
(明日は土曜日。お兄ちゃんに逢える日だ・・・
早くお兄ちゃんに抱きしめて欲しい。お兄ちゃんにキスして欲しい。そして、そして・・・お兄ちゃんと・・・愛し合いたい)
多分、アタシの顔は真っ赤っ赤になってるんだろうな・・・・・
早く逢いたいな・・・・・逢いたい・・・・・土曜が待ちきれない・・・・・
・・・・・・・決めた。もう今日はアタシだけ学校終わり!今すぐお兄ちゃんのとこに行く!決定!
朝からボケっとしてたせいで、『風邪気味で早退』作戦はあっさりと成功した。
そうだ・・・どうせだったらお兄ちゃんの会社に行っちゃおう!社会見学の宿題とか言って。
お兄ちゃん、びっくりするだろうな〜。ふふふ。
そしてアタシは、オフィス街行きの地下鉄に乗り込んだ。
続く
アヒャ ヽ(゚∀゚)ノ
もっとщ(゚Д゚щ)カモォォォン
もっとщ(゚Д゚щ)カモネコー!!!
>>100 アキたんのきまぐれな思いつきで一悶着ありそう
スイマセンいま人工ニュータイプの反動みたいな頭痛がしてて… 書けない=□○__
>>99より
「いいなぁ〜、羨ましい。私も『世界で一番大切な人です』なんて言われてみたい。」
改めて石井さんにそう言われて、何だか少し照れくさい。
「何言ってんですか、石井さんがその気になったらそんな男の一人や二人・・・」
「矢野君・・・私のこと何だと思ってるわけ?」
・・・怒られてしまった。まぁ、笑いながら、ではあるが。
「そういう風に思ってくれる人って、案外いないものなのよねぇ」
「まぁ、俺も今の彼女以外には、そんなこと思いもしなかったですね、確かに」
「そんな簡単な感情じゃないからね。だから、余計に羨ましいの、その彼女が」
石井さんは、優しい笑顔で語っている。そんな彼女がアイツのことを羨ましいなんて言ってくれている。
そのことが、俺にはたまらなく嬉しかった。
「あーあ、私にも現れないかしらね、そんな素敵な人が」
「見つかるに決まってるじゃないですか。神様はちゃんと見てますって・・・・・俺は別に素敵でも何でもないですけどね」
言って、二人で笑いあう。・・・まるで姉と弟だなこりゃ。
「大事にしなさいよ、彼女」
「当たり前じゃないですか・・・本当に、本気なんですから」
あいつを幸せにしてやりたいんですよ。兄として、男として。
続く〜
実際に書いたものとは順番を入れ替えてたりするのは内緒
ついでに前回100げとオメデトウ、俺w
まったりでエエのぉ(*´Д`)
この後、どんな展開になるのやら楽しみ〜(・∀・)
保守
また夜にでも来ますね。
壁|-`).。oO(先走り支援w)
わおwんでは、
>>105から
駅の改札を出ると、そこはまるで異世界のようだった。
何重にも重なって聞こえる人の声と足音。信じられないくらいたくさんの車と、それ以上の人の数。
見渡す限りのビル郡は、油断するとすぐに迷ってしまいそうなくらい。
お兄ちゃんの会社、何処だろう・・・一応住所は分かるし、地図で場所は調べてきたけど、何だかどこを見ても同じに見える。
それでも何とか会社のビルの近くまでたどり着けたのは、お兄ちゃんに逢いたいアタシの執念・・・かな?
「・・・て言うか、どうやって聞けばいいんだろ。受付の人に聞けば教えてくれるのかな・・・
・・・・・あ、あれだ。はぁ、やっと着いた〜、何かもうこれだけでちょっと疲れちゃった・・・・あ、お兄・・・」
入り口から出てきたお兄ちゃんを見つけ、駆け出そうとして足が止まる。
「お兄ちゃん、と・・・・・誰だろ、あの人・・・」
お兄ちゃんは一人じゃなかった。隣には、女の人がいた。
アタシの知らない、キレイな女の人。お兄ちゃん、ニコニコしながら何かその人と喋っている。
仲良さそう・・・・・お兄ちゃんも女の人も、楽しそうに笑ってるし・・・・・
あの人って、やっぱり・・・・・お兄ちゃんの、彼女さん・・・なのかな・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうだよね・・・いくらお兄ちゃんでも、いつまでも彼女がいないなんてこと、ないよね・・・
アタシが聞かなかったから話さなかっただけで、ちゃんと・・・・・
・・・何てバカなんだろ、アタシって。
お兄ちゃんは、アタシのことを心配して守ってくれてただけなのに。あの日だって、アタシのワガママ聞いてくれただけだったんだ、きっと・・・
なのに、アタシは・・・・・両想いなんて勝手に勘違いして、お兄ちゃんの迷惑も考えずにベタベタくっついて。
挙句の果てに、学校サボって会社にまで押しかけて・・・・・最悪だよね、アタシって・・・
並んで歩くお兄ちゃんたちに背を向けて、アタシは歩き出した。
何も考えられなかった。ただ、涙を流すのだけは何とか我慢できた。
泣いたら・・・もう立ち直れないような気がしたから・・・
つづく
ありきたり?wでも気にしない・・・・・ほんとはチョット気にナリマスw
アーラミテタノネー
つっかからないのね、プチ家出ですね、青姦ですね(・∀・)
……当たってたらゴメン
壁|-`).。oO(気の強い妹が見てみたい)
先走り支援までしたのに、ここぞと言うとき居ない俺orz
てか妹勘違いキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
続きが禿しく気になるところ・・・
>96
良さげなシチュなので検討中。
>113
妹側の視点で書くのって意外と難しいんですよね…って俺だけ?
しかしイイ感じに話が進んでますな…続きが気になる。
○ b
</V グッジョブ
ノ>
夜来るよ・・・・・・・回文w
ドラクエ・飯・ドラクエ・買い物・飯・ドラクエ・飯・風呂・TV・ネット・就寝。
なんてだらけた休みの過ごし方w
三国氏はドラクエにでもハマってるのだろうか……
ドラクエ…そんなに楽しいのかねぇ。
俺に言わすと、妹に萌えてる方がよっぽど楽しいのだがw
>>112より
5時。
仕事も終わり、家路につく。
明日はアキが来るんだし、準備・・・・・と思ったのだが、ふとあることを思いつく。
・・・そうだ、どうせなら・・・・・
改札手前で方向転換。自宅とは全く違う方面の電車に乗り込む。行き先は・・・・・
結局お兄ちゃんの家には行かなかった。行きたくなかった。
あの後、家に帰るまでの道中の記憶があまりない。気がつけば自分の部屋にいた感じだった。
荷物を放り出し、ベッドの上に横たわり、ただただ天井を見つめる。
「・・・はぁ」
何度も何度もため息をつく。
学校の教室で空を眺めていた時と、今自分の部屋で天井を見ているこの時。
お兄ちゃんを思っている、ということ自体は同じなのに、ついて出るため息の重さはまるで違っていた。
「キレイな人だったなぁ、あの人・・・スタイルもいいし、頭も良さそうだったし・・・」
昼間の出来事を思い出す。楽しそうに話していた、お兄ちゃんと女の人。
「はぁ・・・アタシが勝てそうなトコなんて、ひとつもなさそう・・・」
悲しい気持ちと、それより大きな寂しい気持ち。
お兄ちゃんは、自分だけの大切な人だと思ってた。けどそれは、アタシの自分勝手な勘違い・・・
電話も、メールも、月に2回の週末デートも。
全部、アタシのことを心配して、アタシの不安や寂しさを紛らわせるためにしてくれたことなんだよね・・・
お兄ちゃんは、アタシのことを『守ってくれている』だけで。それは、兄として当たり前のこと。
アタシを優しい愛情で包んでくれるお兄ちゃん。でも・・・お兄ちゃんに『愛』されないのなら、そんな優しさは・・・もう欲しくない。
明日は土曜日、デートの日。いつもなら、ウキウキしながら明日の準備をしてるはず。
けど、今日はそんな気になれない。もう、行きたくない。お兄ちゃんの顔も見たくない・・・
『明日は行けません』ってメールだけしておこう。電話、したくない。何か・・・声も聞きたくない気分・・・
きっと、こういうのを【失恋】っていうんだろうな・・・何ていうか、泣きたいとか通り過ぎちゃった感じ。
でも・・・やっぱり頭の中はお兄ちゃんのことでいっぱい。
甘えちゃいけないのに。心配かけちゃいけないのに。お兄ちゃんのことを好きだっていう感情なんか、忘れなきゃいけないのに・・・
アタシ・・・・・もう、どうしたらいいのか分かんない・・・
ピンポ〜ン ピンポ〜ン
玄関のチャイムが鳴ったのは、そんなことを考えていた黄昏時だった。
タタン、タタン タタン、タタン・・・・
車窓を流れる風景は、いつもとは違う、しかし懐かしい景色。
退社後俺が乗り込んだ電車の行き先は、自宅がある街行きではなく実家がある街行き。
母にも、もちろん妹にも、今日俺が実家に帰ることは知らせていない。
あいつ、どんな顔するだろう。まぁ、びっくりするだろうな。んで・・・笑顔で迎えてくれるんだよ、きっと。
それが見たいがために、一時間以上かけてでも、疲れた体引きずってでも実家へ行くことにしたわけで。
・・・ちゅーか、何やってんだ俺は。ホントにバカだよな〜俺って。
・・・ああ、バカだよ。そうまでしてでも、俺は一秒でも早くあいつに会いたいんだよ。悪いか!
ま、それでも今までは大人しく自宅でアイツが来るのを待ってるのが楽しかったんだよ。ていうか今でもそれは変わらないんだが。
ところが、だ。今日に限って抑えが効かない。何でだ、と考えてみると・・・
やっぱ、昼に石井さんと話したアレだ。
あの時、俺は今どれだけアイツのことが好きか、熱っぽく語った。
『もう、好きとかそういうレベルじゃないですよ。愛ですよ、LOVEですよ。』
『時々頭の中がその子のことでいっぱいになるんですけどね。
何も手に付かなくなるんじゃなくて、その子を裏切らないように頑張らなきゃ、って思えるんですよ。』
『もうね、どんな絶世の美女が現れて俺に愛を告白しても関係ないですよ。アイツ以上の女なんて、俺にはありえないですよ』等々。
さすがに、『実は、その子って俺の妹なんですよ』とは言わなかったが、よくもまぁこんな恥ずかしいセリフが言えたもんだ。
そうやってあいつに会いたい気持ちが膨らんできたところに、石井さんが『羨ましいなぁ、その彼女』なんて言うもんだから・・・
リミッター壊れました、はい。
改札を出て、家へと向かう。もう一年弱も経つのに、全く違和感無く歩いてる自分がちょっと面白く感じる。
「ふぃ〜、到着ー」
チャイムを押す。顔がにやけてくる。
ガチャ
「はい・・・あ、お兄ちゃん・・・・・」
扉の向こうのアキの顔は、何だか少し悲しそうだった・・・・・
続きます。
両方の視点から書いてるので、内容が被ったり時間軸が見えにくかったりですね。
う〜む・・・・・・
:+* ゚GJ!!Σd(・ω・`)゚ *+:。
俺は、別段苦もなく読めましたよ〜
>>128 あなたと私の2人旅・・・・・・・(違w
速レスありがとうです。ドラクエはボチボチw
>128に同意
しかし三国氏もソノ気になれば長いのを書けるんじゃないですか
今まで出し惜しみしていたなんて…( ´∀`)σ)∀`)
さてこの後は萌え重視かゑ炉重視か…何れにしても楽しめそうな
予感。
すれ違い
妹妊娠
スレ違い
何だかんだ言って萌えた。萌えました
むう。
「自分の知らない兄の一面を見てショックに陥る妹」ネタが概出になって
しまいますた…
# 漏れ的構想だとリスカ直行(をぃ
なんだか納期が迫ってるわ閃きが降りてこないわで大変です ヽ(`Д´)ノウワァァン
>>Joke Comes True
既出でもいいじゃないか。書いてほしい
ついでにボク任スレからまたネタ投下
> お兄ちゃんが大好きなんだけど事に及ぶのはまだ怖い
>→過去の兄ならまだそう大きくないから痛くないだろう、と妹過去に行く事を決意
>→「お・・お姉ちゃん血が出てる!」「大丈夫・・だよ。お兄ちゃん」
>→お兄ちゃんと呼ばれる事を不可解に思いつつも少年兄の深層心理に残る
>→妹現代に戻る
>→服装やその乱れ具合があの頃のお姉ちゃんにそっくり
>→兄興奮
>→「今度はお兄ちゃんがボクを好きにして・・」
>→ギシアン
>→「お兄ちゃん!ボク妊娠しちゃうぅぅ!!!」
134 :
もうひとつ:04/12/03 00:22:38 ID:RygR9go1
>妹はお兄ちゃん大好きなのだが、兄は年上好みで妹は全く眼中にナシ。
>↓
>ところが、ひょんな出来事で妹タイムスリップ。子供の頃の兄と遭遇。
>これはチャンス!と、子供のお兄ちゃんに「妹を大事にしてね!」と刷り込みを試みる。
>しかしあまり好感触は得られない。
>↓
>そうこうしているうちに、ひょんなことから子供のお兄ちゃんと行為に至ってしまう。
>↓
>その後、妹は現代に戻る。兄の年上好きの原因を作ったのが自分自身と気づきショック。
>年端もいかぬ実の兄を襲ってしまった罪悪感も伴い後悔の嵐。
>↓
>ところが落ち込む妹に、兄の態度が急に優しくなる。
>兄は、今まで 好みのタイプ(=初体験の人)=年上 と思っていたが、
>成長した妹の姿を見て、好みのタイプ(=初体験の人)=妹 と理解したのだった。
>↓
>で、結果オーライ。「お兄ちゃん!ボク妊娠しちゃうぅぅ!!!」
>>132 リスカいやんw
ネタが被ってても書く内容は違うわけで。書いて書いて〜w
保守
どうも最近作品のネタが出ないので、中編「オルガニート」を投下します。
↓
「お兄ちゃん、遅いなぁ…」
雪の降りしきる夜。
一人の少女が、色鮮やかな照明灯に飾られた樅の樹の下で
小さなその肩を震わせながら立ち続けている。
街道を過ぎ行く人々の中に、彼女が待ち望む人影はない。
黒いマフラーに触れた雪が、吐息に溶けて、また寒さに凍っていく。
広場の時計塔が九時の鐘を鳴らす。
街中に響き渡るその音色に、心の奥底に眠る想いを引き起こして
気持ちを暖めて、また彼の迎えを待ち続ける…。
「寒くない?」
ふと声をかけられ、少女は顔を上げた。
そこには、17,8といった感じの女性がいた。
彼女は微笑んで、少女の肩に積もる雪を払ってくれた。
「あんまり寒そうにしてたから、つい声をかけちゃったの」
「そうでしたか…ご心配ありがとうございます」
「こんな所に一人でいるって事は…誰かの迎え待ちね」
「はい。お兄ちゃんがそろそろ迎えに来てくれるはずなんですけど…」
雪は先程よりも深く降ってきた。
視界が、夜空の蒼黒と雪の純白に染まっている。
静かに沈む世界に、吐息だけが昇ってゆく。
「お兄さんは仕事?」
「ええ…九時には来るって言ってたのに…」
「…きっと忙しくて遅れてるのよ。わざとじゃないわ。
だからお兄さんが来ても責めないようにね。急いで来るはずだから」
「………」
それは、分かっているはずだった。
でも、こうやって他人に言われるまでは、憤りに囚われるままに
迎えが来た時に愚痴をこぼしていたかもしれない。
少女はふと、この女性と話がしたいと思った。
「昔ね、私もこの場所で兄さんを待ってたわ」
近くの自販機から購入したてのポタージュの缶を少女に手渡して
女性はコーヒーの缶を開けた。
「…待って、いた?」
「そう、過去形。
今はもう、どれだけ待っても逢うことは出来ない」
「それって…」
「死んじゃったんだ。二年前のこの日、そこの交差点で事故に逢ってね…」
「そんな…可哀想…」
広場に来る途中の交差点に、花束が置いてあったのを思い出した。
ガードレールは新調され、血の跡など残ってはいなかったが。
こうやって人の心に残された傷痕は、癒される事はないのだろう。
「あの日はデートの約束をしていて、あなたと同じようにここで待っていた。
でも、急ぎすぎた兄さんはバイクで車と衝突したんだ…」
「…ごめんなさい、嫌なことを思い出させてしまって…」
彼女は首を振って、少女の謝罪を否定した。
そうして、彼女は続ける。
「もし携帯があるなら、お兄さんにメールしてあげて。
―――『遅くなってもいいから、無事に来て』って。
お兄さん、きっと今頃走ってると思うから」
少女はカバンの中から携帯を取り出し、小さな指でキーを叩く。
その間に携帯の裏に貼ってあるプリクラを見て、女性が微笑む。
メールを打ち終えた少女は、女性に深く頭を下げた。
「ありがとうございます。わざわざ相手をしてもらって…」
「いいえ、最初は私の身勝手からだったから。気にしないで。
それに…あなたのお陰で、私の気分も少し晴れたから」
「……?」
女性が、雪空を見上げる。
「私が二年前にやれなかったこと…」
空になったスチール缶を投げると、見事に近くのゴミ箱に入った。
カンカラン…と、金属のぶつかり合う音が響いた。
「二年前、私はたった一言が言えなかった…。
時間よりも何よりも、大切なのは兄さんだったのに…。
急かしてしまった…あんなことをしなければ、兄さんは生きていたのに…私は……」
更に雪が降り始めて…。
雪に混じって、氷の粒が一滴。
「それじゃ、私はそろそろ行くわね」
少女の携帯に兄から連絡が入った。
仕事の終わりが遅れたこと。
今から仕事場を出ること。
それから―――安全に、かつ出来るだけ早く向かうこと。
それらを伝えて、電話は一旦切れた。
「お兄さんを大事にしてあげてね…大切な人だと思うなら、尚更」
「はい…お姉さんも、お元気で」
「ふふ…来年のこの日には、二人でいる所を見せてね」
ふわりひらりと、粉雪が舞い踊る。
広場の他の樹の下では。
若いカップルバンドが、弾き語りのラブ・ソングを奏でている。
つたない歌詞に込められた想いを乗せて―――。
アコーディオンの音色と共に、夜の雪を静かに震わせていく…。
…以上です。セミノネとは逆の季節のお話でしたが、いかがでしょうか?
以前(といっても大分と前ですが…)に発表した「導きの樹」とのリンク作品です。
結構悩んだりした割には、こざっぱりというか、何か抜けてる感じの作品になってしまいました(´・ω・`)
へたれなのは季節感を漂わせたかったということで勘弁して下さいorz
そろそろ寒い季節なので、風邪には気をつけて下さいませ。では今宵はこの辺りで(*´∀`)ノ
ずっと広場を広島だと思って読んでました。ごめんない
>148
疲れてるんだ。こんなときは音夢るのが一番。
さ、おまいも一緒に音夢るぞ。
>147
>リンク作品
いや、ついつい関連作品が書きたくなる事が多々有る筈(俺だけ?)。その
せいか、よく見ると作品数が少なくなってるかも
(過去キャラの作品は自分の中ではまとめてカウントしているので)
ところで…この季節にピッタリないい雰囲気の作品なのに…また頃(以下略
罰として“妹攻め”の課題を与え…くぁwせdrftgyぬるぽlp;@:
>149
そこで腹黒妹の当て字とは…真の妹好きがココに…
GJ! せつないねぇ
新作短編投下しにきますた!(`・ω・´) シャキーン
コメントもしたいけど割愛ってことで……(スイマセン
題『あともう一回だけ』
なんかこう… 抗い難い誘惑を表現したつもり。
あと三文dのスレタイ案 【カーテン一枚の】 生殺シ妹文学館 【隣部屋】 てのも
↓
「あぁ… お兄ちゃん……」
妹と僕の体が限りなく近づいている。
ここが妹のベッドなのか僕のベッドなのか、なんてのはさしたる問題ではない。
一番重要なのは二人の気持ちと、お互いがどれだけ気持ちよくなれたか。
「んん、もっと… もっとくっつこうよぅ……」
両親に過ちがあるとすれば、部屋を同じにしたことではない。
きっと、僕たちを兄と妹に産んでしまったことだ。
「お兄ちゃん、好き… 好きって、言って。」
「……好きだよ。大好きだ。 僕と、ずっと一緒にいような。」
「うん… うん…!」
お互いの変わらない気持ちを確認してから、眠りに就く二人だった。
僕と妹の部屋は、本来は敷居を作れば二つに分かれる一つの大部屋になっている。
つまり、今は部屋の真ん中には境も何もなくて
代わりに僕と妹のベッドがダブルベッドのようにして置いてあるが、
将来的に『自分一人の部屋が欲しい』となれば、そこに壁を作って
部屋を分割出来るようになっているのだ。(ドアも2つある)
しかし、そんな物は必要ない。 僕と妹の間に、壁も隔たりも、いらない。
こんなに近くにいるのに、なんで離れなければいけないんだ?
でも、
「ねえ… あなた達、部屋を分ける気とか無いの?」
と言われた時は、正直『来たな』と思った。
毎日部屋の片づけをしている母親が、妹と僕の関係に真っ先に気付かない筈はない。
「……そろそろ一人の部屋とか欲しいと思ってたんだ。」
潮時、なのかもしれない。そうとも思った。
「えぇ〜!? そんなことするのぉ!?」
「とりあえずこうやって…… このカーテンで壁代わりにするんだって。」
「……。」
後は収納されていた折り畳み式の壁が、完全にこの部屋を分断するわけだ。
「……やっぱり落ち着かないよ。」
「……母さん、絶対気付いてるぞ。 僕と別居させられるよりはマシだろ?」
「……。」
妹が薄いカーテン越しに抱きついてきた。そのまま布の継ぎ目から生身が出てこようとしている。
「……さ、片づけよう。 このベッドも移動させなきゃいけないし、全面模様替えだな。」
わざと妹の体を突き放して身辺整理を始める。
布から突き出された顔が、まるで見捨てられた子犬のように歪んでいた。
……わかってくれ妹よ。 ここで全て台無しにするわけにはいかないんだ。
僅か布一枚でも、二人の間に出来た隔たりが、何故か両者を遠くに感じさせていた。
……今日は冷える夜だ。
こういう日は、大抵お互い寄り添って眠る。…まあそうでなくても寄り添って寝てたけど。
けど…今日は、今日からは違う。 今日からは、これに慣れなければいけない。
「……、……。」
慣れない視点。 僕一人で寝てるのに広く感じているベッド。
妙に寝返りを繰り返してしまう。……カーテン越しに妹のベッドが見えた。
妹もやはり寝付けないのだろうか…… あちらも寝返りをして、僕と妹の目が合ってしまった。
「……お兄ちゃん?」
「……いや、眠れて無さそうだったから。」
「……大丈夫だよ。」
「……僕がいなくても、一人で寝れる、よな。」
「うん。 お兄ちゃんと一緒でも、家から追い出されたくはないもんね……」
つい心配になって妹の所に来てしまったが……思ってたよりも妹は理解出来てたようだ。
「じゃ、おやすみな。」
「うん… おやすみ…」
そう言って軽く…本当に軽く…キスをした。 それだけで、済ませた……
妹の方に背を向けて、眠ろうと努力する。
…………………………………………
「お兄ちゃん……」
遠くからではない。近くから聞こえた。 おいおい……今度は妹の方がこっちに来ている。
「……一人で寝れるんじゃなかったのか?」
「……だって、お兄ちゃんが……」
顔色は暗くて見えないが、手をお腹の辺りに当ててオシッコを我慢しているようにも見える。
「……お兄ちゃんとするの、絶対我慢しようって……
ずーっとウズウズしてたのに、キスなんかしてくるからぁ…」
あー… あれで逆に火が着いちゃったのか…
「お願い… もう一回だけ、キスして…… それで……我慢するから……」
お互いの顔が静かに近づいて、重なる。
「ちゅ、ん……」
我慢する… これだけで、絶対我慢する……
「んぁ… も…」
そう思っていても、自然と体に熱がこもって
「にぃ… んんん…」
舌の動きが早くなり、唾液の交換が追いつかなくなって口の端から垂れ落ちていく。
「ん、あ! ダ、ダメ…」
……手が愛撫を始めていた。パジャマの上からでもわかる程に立ち上がった乳首を攻める。
「ダメ… それ以上は…」
「……この後どうするんだよ。」
「……?」
「……一人で、スルんだろ?」
「……。」
静かに頷くのが見えた。 僕ももう、このまま眠れそうにない。
「だったら、二人でした方がいいじゃないか。」
「でも…それじゃ結局、いつもと同じ……」
「…………だったら、これを最後にしよう。」
「え……」
「いまからする分で、最後にするんだ。
悶々としたまま過ごすよりは、最後にパーッとしちゃった方が気が楽だろ?」
「…………うん。」
いつものように、妹の体が擦り寄ってきた。 しかし二人の精神はいつになく緊張をしている。
「……お互いイっちゃったら、それで終わりだからな。 あとは戻って寝るんだぞ。」
「うん…… じゃ、最後の一回……しよ。」
そしていつものように、二人の体が交わっていく。
「なんだ、こんなに濡らして…よっぽど寂しかったんだな。」
「お、お兄ちゃんだって…! 硬くて、熱い……」
こうして触りあっているだけで、肉体も精神も堪らなく興奮していく。
これが最後で、もう出来ないんだと思うとさらに。
「お、お兄ちゃん…… 入れて… 早く、したいよ…」
我慢できない。我慢なんてしたくない。
「あう、熱いよ… 熱いのでイッパイになる……」
妹の膣内に、思いっきり突き込んで、イッパイ動かして、
イッパイキスして、夜だけでも愛を確かめ合って、
「にゃあ、お兄ちゃん、お兄ちゃん……」
……妊娠させるほどに、射精してしまいたい。
でもそれは、危険で、誤った… 受け入れられない考えなんだ。
そのことにようやく気付いた僕は、絶頂の直前に引き抜いて、お腹にぶちまけていた。
僕と妹は、いつものように愛し合って……
それも今日までなんだ。 今日で、今ので、終わりなんだ……
「ね、ねえ…お兄ちゃん……」
「……なんだい?」
「……わ、私と、こういうこと、しなく、なっても……
お兄ちゃん、私の事……好きでいてくれるよね?」
「…当たり前だよ。 それとも、僕の気を惹きたくてしてたのかい?」
「ち、違うよ! ……お兄ちゃんのことが、本気で好きだから……してたんだよ。」
「……僕もだ。」
だから、もっとしたい。 これで、終わりになんかしたくない。
「さ、もう終わりだよ。早く戻って……」
「…………まだ、だよ。」
「…え?」
「……私まだ、イってない……」
明らかに嘘だとわかった。 それは長年付き合ってきた僕にしてみれば見え透いたものだった。
けど……
「まだ、イってないから…… もう一回、しよ。 お兄ちゃん、まだ出来るでしょ?」
「…………もう一回だけ、な……」
明らかに嘘だとわかっていても、もう一回だけ、したい… これが、最後だから……
愛し合う二人の『最後の一回』は、まだまだ終わりそうになかった……
西の空が明るみ始めている。 僕はもう、何回妹に射精しただろうか…
中だろうが外だろうが、もはや制御することが出来ずに出しまくっていた。
「お、お兄ちゃん…… もう…これで…終わりに…しよ…」
「ああ… そう… だな…」
そう思っていても、二人の体の動きは鈍ってはいても止まりはしていなかった。
「お兄ちゃん…… と、とめてぇ〜……」
「と、とまらない… もっと、したいんだ……」
「わ、わたしも、とめられない…… けど、もっとしたいけど、もう限界〜〜……」
その直後の絶頂で、ついに気絶してしまった二人だった。
「お、お兄ちゃ〜ん…」
「……うぁ?」
腫れ上がった頬のせいで上手く発音できない。
最後の一回…濃密な愛の時間の代償は、母者のビンタ百連発という重いものだった。
「コ、コレ……」
妹の手に乗せられたギザギザのある特徴的な袋。
「……買ったのか?」
「……買ってもらったって言うか、買わされたって言うか……」
「……避妊さえすれば、していいのかな?」
「……バカでも、可愛い息子と娘だから、って。」
今日は妹のベッドでする日になった。
「んん… お兄ちゃん、好きぃ…………愛してる。」
「…………僕もだ。 愛してる。」
近いうちに二人のベッドはまた一つになるのかもしれない。
愛し合う二人を引き裂くことはもう出来ない。
何かが間違っているのだとすれば、それは二人が兄妹であるということではなく、
兄妹が愛し合ってはいけないという概念の方なのかもしれない……
そう思うことにした。
終わり
以上です。
ろくに推敲してないのでヘタレてるのはご容赦を……
つーかガンダムvsZガンダムが気になうわなんだおまえらやめ(ry
書くから!書くからもう(ry
|Д`)フ コソーリ読んでました三文ですよフフフ。
グッジョブですよ孕嬰児さん。やっぱりあれだ、このネタ振っておくと誰か反応してくれるんではないかと…。
仕込んだかいがありましたw
ええと、やはりSSは書いてて自分で我慢汁が染み出るぐらいじゃないと真のSSではないッ!というかウケないッ!
というポリシーを待ち合わせるべきですみなさんw
というわけで萌エロマンセーw なわけですが、婿230殿の
>>138-146もすこぶる良かったですね。
しかし婿殿っていい文章書きますなあ。ワタクシなんぞより叙情ある文章力で…惚れるぜベイベー。 (*´д`*)ポッ
遅ればせながら三国殿もナイスッ!多視点描写は難しいですね。でもこれやるとベンキョになるんですウン。
さてこんな戯れ言書いてるヒマがあったらテメェこそ投下しやがれ、とか怒られそうですが…。
実はちと風邪のひどいのをやってしまいまして…あまし進んでなかったりします。
回復次第また投下に参りますので。ではでは。ヾ(´д`)
230氏、孕age氏、共にベリグ〜であります!
三文氏、風邪ですか。寒くなってきましたからね、早く治りますように。
とかいいつつちょいと投下
>>126から
玄関のチャイムが鳴っている。
こんな時間に誰だろう・・・お母さんは金曜の夜はいつも遅いのに。仕事が早く終わったのかな?
それとも、志保・・・・・が家に来る理由はないか。
もしかして、訪問販売の人とかかな?だったら、父も母もいません、って言って帰ってもらえばいいか。
などと考えながらドアを開ける。警戒しつつ、慎重に。
ガチャ・・・
そこにいたのは、ひょっとしたらアタシが今一番会いたくないかもしれない人。
「はい・・・あ、お兄ちゃん・・・・・」
一瞬アタシの顔が曇ったのを、お兄ちゃんは気付いただろうか・・・
「どうしたの?お兄ちゃん。何かあったの?」
「いや、別にコレといった理由はないけどさ。何か・・・ちょっとでも早く会いたくなって」
お兄ちゃん、ちょっと照れくさそうな顔してる。
昨日までのアタシだったら、そんなこと言われたらもうふにゃふにゃになって甘えてたはず。
だけど、今日のアタシは・・・・・もちろん嬉しいことに変わりはないんだけど・・・それ以上に、辛い。
でも・・・お兄ちゃんは、アタシのそんな気持ちなんて知る由も無い。
居間のソファに並んで座る・・・微妙に距離をとりながら。
気休めにもならないTV番組を見ながら、お兄ちゃんはいつものようにアタシに話しかける。
「母さんは?」
「仕事。金曜日はいつも遅いから。」
「え?じゃあ、お前一人で飯食ってんのか・・・寂しいだろ、それ。」
「ん〜、でもそれはそれでわりと気楽で楽しいよ。夕飯の支度はだいたいやっといてくれてるし」
「そうは言ってもなぁ・・・・・あ、そうか。俺が来ればいいんだ。さすがに毎週ってわけにはいかないけど・・・」
「いいよ、そんな無理しなくても。」
「別に無理してるわけじゃないよ。それに、夜一人で飯食うのって、何か無性に寂しく感じる時があるからな。」
「大丈夫だよ。アタシ、子供じゃないんだから。お兄ちゃんこそ大丈夫なの?彼女さん放っておいて・・・」
「・・・え?」
しまった、つい・・・
「何だよそれ。わけわかんねぇよ・・・彼女って、お前誰のこと言ってんだ?」
「・・・いるんでしょ、彼女。知ってるよ、アタシ・・・」
そう、お兄ちゃんには素敵な彼女がいる。そして、それはアタシじゃない。
だったら・・・そろそろお兄ちゃんから卒業しなくちゃ。いつまでもアタシがくっついてたら、お兄ちゃん、幸せになれない。
「知ってるって・・・ちゅーかそんな人・・・・・いるけど、でもそれは」
「お兄ちゃん、無理しなくていいよ。心配してくれるのは嬉しいけど、だからってこのままじゃお兄ちゃん、彼女さんに怒られるよ。
そんなの、絶対ダメ。だから・・・アタシは大丈夫だから、彼女さん、大事・・・にして・・・あげなきゃ・・・」
「アキ・・・・・」
心配かけちゃいけない。だから、精一杯笑顔で話しかける。それなのに・・・
アタシは、泣いていた。悲しくて・・・悲しくて・・・ポロポロと、涙がこぼれていた・・・
続く。
現時点で総計30kb超えてるのはなんでだろ〜w
>>166 「西の空が明るみ始めている」
・・・バカボンワールド全開ですね。
>>177 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴメン。きっとメカゴジラのせいです。(´・ω:;.:...
ヤリすぎて東も西もわからなくなっちゃったんだな、きっとw
バカボンワールドは誰もが一度は通る道。多分w
久々の短編。時期外れだけどキニシナイ(´ω`) ↓
夏の草原を吹き抜ける疾風は。
若草をたなびかせていく。
君の可愛らしい靴が、新緑に隠れる。
でも、君が走り出せばまた瞳に映る。
僕のほうへと。
笑いながら駆け寄ってくる。
太陽が純白の雲に飾られて。
心地良い影を落としてくる。
君を照らす光が遮られても。
その胸の輝きは消せない。
彼女の笑顔が。
僕の胸の鼓動を、激しくさせる。
僕に抱きつくようにして。
目の前でこけた彼女がのしかかってくる。
お兄ちゃん、ごめんなさい。
心配した顔が切なくて。
大丈夫だよ。
だから、泣かないでおくれ。
また風が吹き抜ける。
一段と強く、音を立てるほどに吹いた風。
君の綺麗な髪が。
風にさらわれていく。
放さないよ。
手を伸ばして、髪を引き寄せて。
君の唇も放さぬように。
…以上です。夏のこういうシーンが好みなのかぁ…と自己分析。いや確かに冬は寒くてキライですが(ry
似た系列の作品が多いせいで、自分では特にこれといった感想が…(´・ω・`)
短編では出来るだけフラッシュ感覚で気軽に見せるようイメージしてるんですが、他人にどう見えるか気になります。
今回のシチュは結構お気に入りです。胸枕とかキスとか色々。夢見すぎって言わないで。
>>176 私の作品では一番長い「フロンダルの休日」でぎりぎり30くらいなんですが…。
くっ…アレだ、長い作品書けなくたっていいんだ!ずっと短編厨でいてやるぅ!
チクショー ・゚・(ノД`)・゚・
エッチッチよりもギュ〜ってするほうが好みですが何か?
>>185 いやいや、俺も基本的には短いほうが書きやすいです。今書いてるのが異常なだけでw
ちゅーわけで、
>>175から
アキの様子がいつもと違う。
何となくだけど、微妙な壁のようなものを感じる。
あの日。
降りしきる雨と轟く雷の下、俺とアキは、唇を、体を、心を重ねあった。
それからは、タガが外れたかのようにお互いの体を求め合い・・・なんてことはないんだけど。
でも、触れ合うたびにその想いが体中に流れ込んでくるようで・・・
そして、傷ついた心を慰めあうだけだった『兄と妹』は、あの日を境に、愛し合う『男と女』になった・・・と俺は思っていたんだけど。
今日のアキは素っ気ない。
今までだったら、腕を組んできたり、抱きついてきたりしてきたのに、今日は僅かだが距離を置きたがる。
何だかあまり目もあわせようとしない。そもそも俺の顔をあまり見ようとしない。
なにより、俺を幸せにしてくれるあの天使のような笑顔が見られない。
何かあったんだろうか・・・寂しいのかな、やっぱり。
本人はそうとは言わないけど、しっかりしてるとはいえ多感な時期だし・・・と思っていたんだけど。
けどアキは、俺が思ってもみなかったことを口にした。
「・・・お兄ちゃんこそ大丈夫なの?彼女さん放っておいて・・・」
彼女?何言ってんだこいつ・・・
「お兄ちゃん、無理しなくていいよ。心配してくれるのは嬉しいけど、だからってこのままじゃお兄ちゃん、彼女さんに怒られるよ。
そんなの、絶対ダメ。だから・・・アタシは大丈夫だから、彼女さん、大事・・・にして・・・あげなきゃ・・・」
アキは泣いていた。無理矢理な微笑を浮かべながら、泣いていた。
「アキ。何を勘違いしてるか知らないけど、今の俺には付き合ってる人はいないよ。それに、俺は無理してお前と会ってるわけじゃない。
今日だって、お前に会いたいから・・・」
「隠さなくてもいいよ、お兄ちゃん。」
「いや、だから隠すような人なんていないって。」
「・・・今日ね、ホントはお昼頃にお兄ちゃんの会社に行ったの。アタシも、お兄ちゃんに会いたくて・・・
その時に、見たの。お兄ちゃんが、綺麗な女の人と一緒に仲良さそうに歩いてるところ。
あの人、お兄ちゃんの彼女さんなんでしょ?2人とも、すごく楽しそうだったし・・・」
「今日の昼・・・・・?あ!」
「やっぱりそうなんだ・・・」
一気にアキの表情が曇る。そうか、石井さんといるところをみたのか・・・
原因がわかってホッとする・・・と同時に、つくづく自分の情けなさが恨めしくなる。
「アタシがくっついてると、お兄ちゃん・・・彼女さんといっしょにいられない。だから、もうアタシにかまわなくていいから。だから・・・ッ!?」
唇で唇をふさぎ、話を強引にさえぎる。そして、ギュッ・・・とアキを抱きしめた。
「お兄・・・ちゃん・・・」
「・・・ゴメンな、アキ。俺、お前のこと守ってやる、とか偉そうなこと言ってるくせに・・・
守るどころか、お前のこと悲しませるようなことばっかりしてるよな・・・」
抱きしめていた腕を緩め、アキの顔を、目を見つめる。僅かに視線をずらしたアキに構わず、話し続ける。
「でも、あの人は別に俺の彼女じゃないから。ただの上司だから。尊敬はしてるけど、つきあうとかそういうのはないから。」
「・・・でも・・・・・」
「俺さ、あの人・・・石井さんっていうんだけど・・・石井さんに聞かれたんだよ。『彼女でもできたの?』って。
石井さんが言うには、最近の俺は随分変わったって。で、変わったのは彼女が出来たからじゃないの?って。
その時さ、すぐにアキの顔が浮かんだんだよ。」
「アタシの?」
「そ。お前の顔。」
アキも、視線を逸らすのを止めて俺の目を見る。いつになく真剣な表情。
「・・・・・で、何て答えたの、お兄ちゃん?」
茶化したり誤魔化したりせず、ありのままの自分の気持ちを、俺は素直に口にした。
「『世界で一番大切な人がいます』って。さすがに『妹です』とは言えなかったけどな。」
一瞬『え!?』という表情を浮かべたアキは、次の瞬間、顔を真っ赤にして俯くように俺の胸に額をくっつけてしまった。
「世界で・・・一番・・・アタシが?」
「うん。俺・・・アキのこと、妹として・・・それ以上に、一人の女の子として・・・好きなんだ。本当に、本気で。
だから・・・信じてほしい。石井さんとは何も無いし、他に付き合ってる彼女なんかいない。
あ、でも・・・もしかして、アキは俺の事・・・何とも思ってない・・・とか?」
アキの気持ちはわかってるつもりだけど、あえてそんなことを聞いてみる。
するとアキは、何度も首を左右に振り質問を否定する。そして、小さな声でポツリと一言、
「・・・・・スキ・・・・・」
ああ、何て可愛いんだコイツは・・・もう愛しくてしょうがない。それでも、顔を赤く染めて恥ずかしそうにしているアキを見ていると、ちょっと意地悪したくなる。
「え?何て言ったのか聞こえないよ。もっと大きな声で言ってくれないと。」
そう言ってニヤニヤ笑う俺を見て、ちょっと怒ったような顔をするアキ。が、俺は気にせず尋問を続行する。
「なぁ、何て言ったんだよ。ちゃんと言ってくれないとわかんないよ・・・な、アキ。何て言ったか、教えてよ。」
俺の執拗な追及に観念したのか、俺の耳に唇を寄せて、照れくさそうにアキが囁く。
「・・・・アタシも・・・お兄ちゃんのこと・・・・・大好き・・・」
言ってるそばからますます顔が赤くなったアキをもう一度抱き寄せ、頭を撫でる。
「もぉ・・・お兄ちゃんの、バカ・・・・・意地悪・・・・・アタシのことイジメて楽しんでるでしょ・・・」
ちょっと拗ねた顔で抗議するアキ。そんな仕草の全てが愛らしくてたまらない。
「あはは、ゴメンゴメン・・・・・でも・・・ありがとな、アキ。お前に好きって言ってもらえると、俺すごい嬉しいよ。」
「アタシも・・・すごく嬉しい。お兄ちゃんが『世界で一番』って言ってくれたから・・・」
見つめあい、どちらからともなくキスをする。抱きしめあい、お互いを感じあいながら、何度も何度もキスをする。
2人の間に確かに存在していたはずの見えない壁は、気が付けばキレイさっぱり消え去っていた。
|゚∀゚)
ちゅーわけで、続く。
−閑話休題−
妹「お兄ちゃん!IMFって『妹に ムラムラして フェラさせた』の略?」
兄「・・・・・・・・・阿呆」
アヒャ ヽ(゚∀゚)ノ
↓>195
|゚∀゚)…
|∀゚)
|゚)
|ミ
三国さまをはじめ230さま、孕ageさま、お見事です。
皆さんのスキルがあがるのとは逆に、どんどんヘタレになっていく私‥‥orz
…ネタハアッテモ、ブンショウガツヅカナインデス。
>199
のんびりとやればいいさ。にんげんだもの。
みつを
妹に萌えるってのは。 いいもんだなぁ。
みとぅを
お兄ちゃん・・・好きだよ・・・
いもをと
過疎ってますねw
年末だし、他の文士様方は忙しいんでしょうか。俺はあんまり変わりませんがw
>>194から
子供みたいにしがみついているアタシを、お兄ちゃんは抱きしめて、優しく頭を撫でてくれている。
あぁ、アタシってば・・・・・またお兄ちゃんに甘えちゃってる。
「ゴメンね、お兄ちゃん・・・」
何だか申し訳なくて、そう言わずにはいられなかった。
「え?何が?」
不思議そうな顔でお兄ちゃんが聞き返す。
「心配ばっかりかけて・・・迷惑ばっかりかけて・・・それに、甘えてばっかりで・・・」
「何言ってんだよ。俺にだったら、・・・たくさん心配かけろよ・・・たくさん迷惑かけろよ。
そんなことで、俺はお前を嫌いになったりしない。言っただろ・・・お前を守ってやる、って。」
「でも・・・」
「それにさ、甘えられるってのも結構気分いいもんだから。もちろん、相手によるけどな。
お前だったら、いくら甘えてもいいよ。ちゅーか甘えてくれ。それが・・・もっと俺を強くしてくれるから・・・」
「うん・・・わかった。じゃあ、こうしようよ・・・お兄ちゃんも、いっぱいいっぱい、アタシに甘えて。アタシも、お兄ちゃんのこと守ってあげるから。」
「ははは、ありがとな、アキ・・・じゃあ、お言葉に甘えて・・・・」
「え?・・・キャッ」
そう言って軽くキスしたかと思うと、お兄ちゃんはアタシをソファに押し倒し、覆いかぶさってきた。
「ちょっ・・・お兄ちゃん!?」
予想外の攻撃にアタシは成す術がない。軽くパニックに陥っているアタシに、真剣な顔でお兄ちゃんが話しかけてきた。
「アキ・・・・・愛してる・・・ずっとずっと・・・今この瞬間も、これから先も。
俺は、お前のことを何があっても信じる。だから・・・お前も、俺の事信じてほしい。」
嬉しい・・・嬉しすぎて泣いちゃいそう。でも、泣いてる場合じゃない。アタシの気持ちを、ちゃんとお兄ちゃんに伝えないと・・・
「アタシも・・・アタシもお兄ちゃんのこと愛してる。お兄ちゃんのこと信じてる。」
ありふれた言い方だけど、心の底から思ってることを口に出したらこうなったんだからしょうがない。
「ありがとう、アキ・・・」
お兄ちゃんは再びキスをする。
さっきまでの触れるだけのキスとは違う、すごく激しいキス・・・・・
お互いの唇を強く吸いあい、舌を絡ませあう。二人の唾液が混じりあい、口の端からわずかにこぼれる。
これが、大人のキスなのかな・・・何だか頭がポ〜ッとしてきちゃった・・・
ふっ、と唇が離れる。口と口の間で、つぅっ・・・と一本の糸が引いている。
「ふぁ・・・」
思わず漏らしたため息は、自分でもびっくりするくらいエッチな声・・・ぁぅ・・・・恥ずかしい・・・
どうか、お兄ちゃんの耳には届いていませんように・・・・・なんて願いも空しく。
「今の声、すっごい色っぽい声だったな〜。」
やっぱり聞かれてた・・・ていうか、そんなこと言われたらアタシの頭はますます白くなっていく。
「ヤ、違う・・・これは、その・・・えっと・・・」
しどろもどろになって言い訳するアタシに、お兄ちゃんはなおも追い討ちをかける。
「声だけじゃなくて、アキの顔もすごい色っぽいよ・・・」
はうぅ・・・
「お、お兄ちゃんのせいだからね。お兄ちゃんがあんなキスするから・・・」
「エッチな気分になっちゃった?」
・・・・・コクン、と頷く。アタシってば、ヤラシイ女だなぁ・・・
でも、この感じは恥ずかしいけど嫌じゃない。もっとキスしてほしい。キスだけじゃなくて、もっと触れてほしい。そして・・・・・
「お兄ちゃん・・・・・たくさん、たくさん・・・愛して・・・」
アタシの素直な気持ち・・・・・はしたなくなんか・・・ないよね。
続く〜
・・・・・楽しんでいただけてるんでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・まぁいいや、お兄さん今後も無理矢理続けちゃうぞ〜w
>楽しんでいただけてるんでしょうか?
ノシ
ちゃんと楽しんでますからご安心 |゚∀゚)ニヤニヤ
保守
投下したい…投下したいんだけど、今の状況だとちょっと躊躇…(´・ω・`)
孕age氏→三国氏→私→三国氏、と来てるから、そろそろ他の人の作品も読みたい頃合です。
…そう、そこでROMってる貴方、あなたですよ!さあお書きなさい!(・∀・)
(これで誰も書いてくれないのならZipにして作品集モッテキマス(`・ω・´) )
んじゃ俺も様子見。
引越しって疲れるねw
書いてはいるんですがねぇ…最近全然進まないなぁ…orz
215 :
道草:04/12/11 15:06:38 ID:ptA+eohq
督促されちゃったΣ( ̄□ ̄;)
思いついたネタはあるのですが…まだうまいことまとまらない…
え?つぎは寸止めするな…ですか?
エー…( ̄▽ ̄;)
皆さん、元気でしたか?
向こうのスレの惨状を見て、心配になって見に来た俺様が
作品も無いのに参上っ!(ェー
えっ?誰か分からない?
……ヒントを残して帰ろうw某スレで数日間連続で作品を上げたアフォです
覚えてる人がいたら、新作書こうかな|д゚)
|彡サッ
作品集挙げてきますた(゚д゚)
(´・ω・`)の小物、No15104でございます。パスはスレタイのあれ。分からない人はテンプレ嫁。
全部上げようかと思ったんだけど、今回は選別してみました。
過去の発表作を中心に、良い出来の未発表作品をぽこぽこと。あといつもの参考おまけ。
おまけの方にコメントがあっても収録してない作品がありますが、ご了承ください。
( ・ω・)<キボウガアレバアゲルヨ
過去の腐った作品も加えて、今で全89作…書きすぎの割に全体が軽いのは一体どういう(ry
>>217 作品集、頂きましたです。
しかし230氏とは元ネタが同じ作品が何作かあるんですよね。
(スノウ・スノウ/夏よ、光りと共に消えゆく/S.O.S)
改めて読み返して比べてみると、なんで私の話はこんなにヘタレなのかと‥‥orz
>>217 なんだか重くて・・・今、H”だからな〜
ADSLが復帰したら落とすつもりですが、ソレまでに消えてたら再うpリクエストさせてくださいね。
んじゃ、寝ますw
しょぼんもしかしてなくなってない?
>220
鯖移ったもより
まだ旧URLでつながるけど。
いずれにせよ、メニューが死んドルorz
しょぼんまだ繋がらない
>>222 ('A`)
作品集の中から一個引っ張り出して投下。 ↓
―――今。
この大聖堂を駆け抜けて。
十字架の君へ向かう。
磔にされた少女は最愛の人。
黒装束の邪魔者達が構えて立ち塞がる。
もう、あと少しなのに。
今更背を向けられない。
もとから退く気などない。
あの日、俺が置いていかなければ。
こんなことにはならなかったのに。
フラッシュバックで蘇る光景…。
『タスケテ、オニイチャン』
乾いた唇が震える。
静粛な講堂に響き渡る悲鳴。
涙が流れ落ちる。
喜びと助けを求める涙。
…貴様らのせいで彼女は!
全ての回路が切れる。
怒り狂う俺を、おまえら程度じゃ止められない!
飛び散る紅い粒。
血の海に木偶人形が崩れ落ちる。
アラームが鳴り響く。
建物が炎に包まれてゆく。
ステンドグラスの月陽炎。
怖がる彼女を抱きしめたまま。
燃え盛るドアを蹴り破って。
―――もう、怖くないから。
…以上です。大分と前に書いた「horizon」と同じく「ぅゎ兄さんっょぃ」系列の作品ですw
時々こういうのが書きたくなるんですが、いかんせん上手にまとまらなくて…(´・ω・)
>短編集
どうやらしょぼんロダがdjようですね…また後日、別の場所に上げようと思います。
でもまだ残ってると思うので、取れる方はそっちから取って下さいな。無くなってたらショックですが。
>>218 いやいや、同じテーマでも書き手によって違いが出るのが面白いんじゃないですか(*´∀`)
FXD氏の作品にはえちぃ要素が含まれてるし…ああ、私は非ゑ炉担当なんd(ry
兄貴最強ですな〜。ウチのアキちゃんの兄貴も見習ってほしいね、なんてなw
丸一日何もなしか〜・・・・・保守代わりに続き投下しますね
>>207から
お互いの素直な気持ちを、俺達は相手にぶつけ合った。
好き、という言葉だって勿論軽いものじゃないけど、もっともっと大事な言葉。
『愛してる』
今更ながらその言葉の大きさ、強さ、重さを、俺は感じていた。
俺にとって、アキはそれほどまでに大きな存在となっていた。
夢中になってキスを続ける。まるで貪るようにアキの口を吸い続ける。
段々潤んでいくアキの瞳が、『女』の色気を含んだ吐息と匂いが、俺の気持ちを高ぶらせていく・・・そして。
「ふぁ・・・」
長いキスからようやく開放され思わず漏らしたアキのため息は予想以上に艶っぽく、それを聞いた俺の理性はもはや崩壊寸前だった。
そんな俺に、さらに追い討ちをかけるようにアキが言う。
「お兄ちゃん・・・・・たくさん、たくさん・・・愛して・・・」
完 全 崩 壊 し ま し た
思いっきりアキの胸に顔をうずめる。深呼吸。アキの匂い・・・はぁ、幸せだー。
などと考えている頭とは関係なく、俺の手はアキの胸を揉んでいた。
「ん・・・なんかくすぐったい・・・」
言いつつ、アキは俺の頭をやさしく撫でてくれている。
「ふふふ・・・お兄ちゃん、赤ちゃんみたい。」
ふっふっふ、そんなこと言ってられるのも今のうちですぜお嬢さん・・・さ、攻撃開始。
「えへへ〜、いっぱい甘えていいからね、お兄ちゃ・・・んぁっ。」
きゅっ、と乳首を摘む。服の上からでも、硬くなっているのがはっきりわかる。
「甘えていいからねーなんて言って・・・結構アキってエッチな子だったんだな。」
「だ、だって・・・お兄ちゃんが・・・あん・・・触るから・・・っあぅ」
「ホントに俺だけのせいなのかぁ?・・・まぁいいや。それより・・・アキの胸、もっとよく見たいな。」
言いながらセーターとTシャツをいっぺんにまくりあげる。普段は白いであろうその肌は、薄くピンク色に染まっていた。
「やだ・・・恥ずかしいよ、明るいのに・・・」
「暗いと良く見えないだろ・・・あぁ、すっげーキレイだよ、アキ。」
「・・・ぁぅぅ・・・」
この、服はまくりあげつつブラは着けたまま、ってのが中々いいですな。
しっかり目に焼き付けて、下着もずらす。・・・・・手のひらサイズ、ってとこだな。
「あんまり胸大きくないから・・・ゴメンね。」
いじらしい奴・・・そんなこと言われたらますます燃える(萌える?)じゃないか!
「何で謝る?俺の手に丁度いいサイズなんて、最高じゃないか。大きさも柔らかさも、俺にジャストフィットだよ。」
「なんか・・・その言い方ヤラしい・・・」
「俺にそんな事を言わせるのはあなたですよ、お嬢さん。」
揉みながら、片方の手を下のほうへ・・・
「ぅぅ・・・・・お兄ちゃんの意地悪ぅ・・・・・はぅんっ」
股間への不意打ちに、アキはビクンッと反応する。
「んぁ・・・・・ぅ・・・んっ・・・・・」
悶えるように身をよじらせる。
「・・・・アキ・・・嫌ならやめるから、言えよ。」
返ってくる答えがわかっててわざと聞いてみる。
「んーん・・・・・嫌じゃない・・・その・・・・・・・・もっと、して・・・」
・・・・・プチ言葉攻めっていうのもいいもんですな。
「じゃあ、ソファに座って・・・そ。で、足も上に乗せて・・・」
M字に開脚させ丸見えになったアキの股間をじっくりと眺める。
「いやぁ・・・ホントにアキは白い下着が良く似合うよ。何ちゅーか、清純な感じがして、いいなぁ。」
「ぅぅ・・・あんまり見つめたら恥ずかしいよ、お兄ちゃん。」
言いながらも足を閉じることは無いわけだが。
「恥ずかしがることないよ。キレイだよ、アキ。」
軽くフォローしつつ、下着の上から口づける。・・・濡れてる・・・感じてくれてるんだ・・・
「ヤ、ダメ・・・そんなことしたら・・・」
「あれ・・・気持ちよくない、のか?」
返ってくる答えが・・・以下同文。
「ん・・・え、と・・・えっと・・・・・・・キモチイイ・・・」
「よかったー・・・じゃあ、続けよ。」
アホか俺は・・・。
下着を剥ぎ取り、露になった秘所を攻める。だんだんと潤いを増していく。
「んぁう・・・・あっ・・・あぁっ・・・・・・・・ん・・・・・・はぅ・・・お兄、ちゃ・・・んんぅ・・・」
ピクピクと反応しつつ、控えめな声で喘ぐアキ。その声をもっと聞きたくて、俺はアキの秘所を触り、舐め続ける。
「ホント、アキって実はエッチでイヤラしいな女の子だったんだな。初めて知ったよ。」
「お兄・・ちゃん・・・・・こんなエッチではしたない子・・・嫌い?」
ちょっと不安そうにアキが聞いてくる。そんなの、答えは決まってるじゃないか。
真剣な顔でアキを見つめた後、笑いながら答える。
「・・・・・大好きだよ、アキ。」
パァッ、と明るくなるアキ。
「アタシも・・・・エッチなお兄ちゃん、大好き。」
・・・そうくるとは・・・・こりゃ俺の一本負け、だな。
「じゃあ、エッチな2人でエッチなこと・・・しよっか。」
「・・・・・・・うん。」
続く〜。
凹まない程度にw感想等お待ちしておりまする。
>>三国氏
GJ!
設定上当然なのだが、お兄ちゃんがオヤジ臭くてワラタw
エロエロな感じですのぉ(´д`*)ハァハァ
>>向こうの230氏
GJ!
思わず情景が目に浮かんでしまった・・凄いです。
てか、よくこんなに短くまとめられますね。
>>229 こういうの大好きです。このシチュをベースに長編を…って駄目ですか
そうですか。
ところで…( ´・ω・`)復旧、しかし肝心の短編集が…orz
まさにショボン…てなワケで今度は裏地味やしおからなんて安定供給可能な
ロダでお願いします。
>>239 エロ馬鹿モード突入…夜勤明けなのに(;´Д`)ハァハァ
今回は妹視点が無いのね…でも(・∀・)イイ!
>>239 いつの間にかお兄ちゃんがエロ星人に変身してますね。
私や230氏が書いた続編ではこんなお兄ちゃんではなかった気が‥‥w
まぁそんな事はさておき、常々待望していた三国さん作品が長編化のヨカーン。
楽しみです。
>>241 短くないとまとめられないんです=□●_
>>242 やっぱりアウトでしたか…(´・ω・`)ゴメンヨ
場所選んで後日上げ直すことにします。その時にゲトーしてくださいw
…で、ここ数日で作品が一気に増えてます(*´∀`)
その辺も追加で入れるかもしれないので、FXD氏には二度手間…orz
生存保守('A`)ノ
忘れないでね。
君の、最後の言葉。
どんな言葉よりも僕の心に響いたそれは。
もう、二度と聴こえることはない。
ネオンに包まれた街の中央で。
僕はまだ、箱のリボンの封を指でなぞって。
この雪すら暖かく感じるのは何故?
自分の心臓が鳴るたびに。
周りを探してしまうよ。
君の影は、二度と見えないというのに。
君に縛られ続ける僕は、愚かなのかい?
どうか答えを教えておくれよ。
兄さんは、本当に寒いのが苦手なんだね。
でも、私が一緒にいれば寒くないね。
右腕の温もりが懐かしくて。
歩道の左側に寄って歩くたびに。
視界がぼやけていく。
白い街灯が、七色に輝いて見える。
渡された君の想いは。
ロケットの中に、セピア色にして込めてある。
胸元のそれを眺めるたびに、誓う。
―――忘れない、絶対に。
こんな僕を初めて愛してくれた、大切な貴女へ。
『大好きだよ。』
…以上です。ああもう、涙で視界がにじんでキーボードが上手く打てません・゚・(ノД`)・゚・
雰囲気としては「無魂真言」と「オルガニート」が混じったような感じになりました。
フラッシュは虹板の某スレから引いてきたものです。ここまで強烈とは思ってなかった=□●_
そういえば、大分と前にもフラッシュ見て作品書いた記憶があります…こういうのに弱いんですね。
ちょっと枕を水浸しにしてきます。では今宵はこの辺りで。
うおぉ・・・切ないっす。超GJっす!
でもって、やっぱり氏ぬんですね・・・w
ノシ
>>251 ‥‥あのフラッシュと、この作品は反則ですよ(つД`)
リハビリ代わりにヘタレな短編を投下します。
冬も近いこの時期になると思い出す、小学生の頃の記憶。
引っぱり出されたコタツにもぐり込むお兄ちゃん。そして、その膝の上にもぐり込む私。
そこは誰にも譲れない、私だけの指定席。
大きな胸に寄りかかると、お兄ちゃんはいつも後ろから大きな手で優しく抱きしめてくれた。
背中から伝わる温かさと、抱きしめられる喜びを知ってしまった幼い私は
いつでもこうしてもらえる事を、いつまでも一緒にいられる事を信じて疑わなかった‥‥
でも歳の差は残酷で、時の流れは私から大切な人を奪っていった。
私の装いがランドセルがセーラー服に変わった頃、お兄ちゃんは大学に進み、家を出た。
新しい制服。新しい世界。新しい知識。学んでいったのは勉強だけじゃなかった。
セーラ服を突き上げる膨らみが徐々に大きくなるにつれ、耳年増だけど『男と女』の間の事も知った。
それを一つずづ知る度に想いは募る‥‥月日を過ぎるに連れ、私の想いはいつしか
兄としての『好き』を越えて、『男の人』としての兄を愛するようになっていた‥‥
早く大人になりたかった。抱きしめられ、肌を重ねる感覚を知りたかった。愛されたかった。
そうしていつの間にか、私は一人で気持ちよくなる術を覚え、それに溺れていった。
夜のベッドの中‥‥淫らな妄想の中の相手は、もちろんお兄ちゃん。
座った恰好で繋がった私たち。その状態で後ろから胸を揉まれ、首筋にキスをされて悶え、
背中に伝わる体温まで想像しながら、自分の指を濡らしてひとときの快楽に果てる私。
でも、一瞬の気持ちよさの後に訪れるのは決まって虚しさと寂しさ。
(‥‥寂しいよ。逢いたいよ‥‥お兄ちゃん)
そうやって何百回、一人で声を押し殺して泣いたんだろう。
そうやってずっと大人になるのを待ち望んでいた。
そうやってずっと、高校を卒業するまで六年間待ち続けた。想い続けた。
そして今、ようやく願いが叶い、あの頃のように後ろから抱きしめてもらえる私がここにいる。
「‥‥あの頃は、ホントに寂しかったんだよ」
「そうだったんだ‥‥鈍くてゴメンな‥‥」
「ううん、もういいの‥‥今はいつでも、こうしてもらえるから‥‥」
親元を離れた二人暮らしのアパート。その浴室の中に二人の声が谺する。
一緒に湯船に浸かり、後ろから抱かれながら交わす会話。
耳元で囁かれる低く通る声。項を伝う吐息。背中を走る甘い疼き。
そしてイタズラな手が、すっかり固くなった乳首に刺激を与え続ける。
「あっ‥‥イヤっ‥‥ぁ‥‥」
‥‥あの頃のように後ろから抱っこされても、今の私たちは幼い頃の私たちと同じじゃない。
今の私たちは兄妹で‥‥そして恋人同士。いけない事だとわかっていても、それでも愛し合う。
「あぁ‥‥はぁん‥‥お兄ちゃん、好き‥‥大好き‥‥」
ベッドの上に座り、裸のまま後ろから抱かれ、繋がり、下から突き上げられて快感に身を委ねる。
「ハァ‥‥ハァ‥‥愛してるよ‥‥おまえを一生、離さないから‥‥」
私の後ろから聞こえる甘い囁き。胸やアソコを優しく撫でる指。
顔が見えないのがちょっと不満だけど、こうして後ろから抱かれるのが私は一番好き。
背中に感じる熱い体温に包まれ、繋がった体の奥をかき混ぜられて、私は何度も幸せに体を震わせる。
「イヤ‥‥またイッちゃう‥‥ダメ‥‥あ‥‥ああん‥‥」
あまりの快感に力が抜けて、崩れ落ちる体。
そして、そんな私を後ろからしっかりと受け止めてくれる逞しい胸。
体に廻された腕と、背中に伝わる温もり‥‥それは私だけが味わえる特権。
「私‥‥お兄ちゃんに後ろから抱っこされるの、大好き‥‥」
「そっか。だったらいつでも‥‥いつだって、こうしてあげるよ」
‥‥お兄ちゃんの膝の上、そこは私だけの特等席。
後ろから守られるように、包まれるように抱っこされるのが、私は大好き。
そして、いつだって優しく私の想いに答えてくれるこの人が‥‥大好き。
私、お兄ちゃんの妹に生まれてよかった。好きになってよかった‥‥
END
以上で『後ろから抱っこ』、おしまいです。
スレとは関係ない話ですが昨日、本屋で嫁にいった従妹と久々に会いました。
明るい笑顔は元気そうで、とりあえず『楠人兄ちゃん』は安心しました。
‥‥でもまだ彼女の腐女子っ気は抜けていないようですw
それにしても、他の皆さんはどうしたんでしょう?
今は充電中なのでしょうかね?
>>向こうの230氏
なんてこったぁ・゚・(つД`)・゚・ 。
>>FXD氏
ほんわかとしててええのぉ( ´∀`)
いいですね〜、あったかほんわかで。こういうの好きです、俺。
え〜、SSの続き自体はそこそこ書きためてるので、適当に放流したいと思います。
では、とりあえず
>>238から続き
ダメだ・・・可愛すぎる。ていうか俺興奮しすぎ。これ以上我慢してると別の意味でヤバイ。あんまり本能のままに突き進むわけにいかないからな。
俺の理性のカケラが残ってるうちに・・・いっぱいいっぱい、愛してあげたいしな・・・
再びアキをソファに横たえる。ちょっと緊張気味のアキに、出来るだけ優しくキスし、話かける。
「アキ・・・一緒に、気持ちよくなろうな・・・」
「・・・・・・・・・・エッチ。」
「・・・・・・・・お前もな。」
他人に聞かれたら恥ずかしくて死にたくなるような言葉を交わしつつ、カチャカチャとベルトを外す。
傍らにベルトを投げ捨て、ジーンズを脱ごうとしたその時・・・
「 た だ い ま ー 」
ビクゥゥゥゥゥゥゥゥゥウッ!!!!!!!
ヤバイ!母さんのことすっかり忘れてた!
『ど、どうしよお兄ちゃん!お母さん帰ってきちゃった!』
『お、お、落ち着け、アキ。』
「あれ、何よー、幸広来てるのー?まったく来るなら来るで電話ぐらいしなさいよねー。」
『どうしよどうしよ!こんなとこ見られたらー!』
『とりあえずパンツはけ!んで服直せ!早く!』
『はうぅー、なんでこんな目に・・・』
『いいから早くしろって!見つかったら言い訳できないから!』
『あうー、間に合わないよぉー!』
「ただいま・・・・・って、何してんのアンタたち。」
「別に、何でもないよ、何でも。ね、お兄ちゃん。」
「おう、兄妹で仲良くお喋りしてただけだよ。積もる話もあるし。」
ソファの端と端に座り、必要以上にさわやかな笑みを浮かべる2人。アキの乱れた服装は、なんとか元通りになっている。
「そぅ・・・・・晩御飯は?」
「あぁ、せっかくだから3人で食おうかと思って・・・」
「あら、そうなの?何だ・・・じゃあ支度するわ。」
「アタシも手伝うよ、お母さん。」
「そう?じゃお願いしようかしらね。」
・・・・・・・・ふぅ、ギリギリ間に合った〜。危ない危ない・・・
この家でするのは危険だな・・・しょうがない、我慢しよう。その分明日は・・・・・ぐへへ。
「何ニヤニヤしてんのよアンタは・・・気持ち悪い。」
「・・・いえ、何でもありません・・・」
母さんのツッコミが入ってしまうほどニヤケてたとは・・・いかんいかん。自制せねば・・・
気を落ち着かせ、久しぶりに3人での夕飯。・・・・・味、あんま覚えてない・・・
続く〜
安直でゴメンネw
|д`)ゞ 三文です。お久しぶりです。
思春期特有の身体の変化に惑う少女、なんていう心理なんかを織り交ぜながら描写してるところがさすがFXD殿。
いや炉が入ってるかな?やっぱりかな?などと無粋な事は申しませイテイテテヤメテー (*`Д´)c<´д`)
何はともあれ楠斗兄ちゃんランドセルグジョーブです。 (o^-')b
とかFXD殿宛のレス書いてたら三国氏の乱入だあッ!
このオチは…先にやられたか…マズイ。すこぶるマズイ。
あのー、「夏残り」のオチもこんなの考えてたんですけど…_| ̄|○
ていうかあなたは俺ですか?w
長くなっちまったので2レス。
えーとワタクシは充電中というよりも仕事が年末進行で禿しく過労です。
今月はまだ二日しか休んでない…(ノд`)
けっこうここ見てはいるんですけども、投下が無いのにカキコするのもずうずうしいかなとか思いまして。
それでも毎日時間を捻出してはちびっとずつ書き続けております。
「夏残り」をなんとかケリつけられるようにと、あともう一つ、軽く読める中編の新作を書き始めてました。
ちなみにタイトルだけネタばらしw 「萌える晩ごはん」というものです。
キーワードは「わかめ」とだけ言っておきましょう。その単語だけで予想つくかもネw
今度はきっちり仕上げて、三晩くらい連続爆撃投下してみよかなとか。おっと宣言かよ俺w
そのうち狼少年とか言われちまいそうなので、このぐらいにしておこうw
ではまたです。ヾ(´д`)
少しでも疲れが取れるように黒魔術の儀式で三文氏に良い呪いをかけておきますね
作品集再うぷ(*´∀`)
裏路地のup0038です。裏地味じゃないよ、裏路地だよ。1rkの下の方にあるやつね。
前回上げたものに後から書いた作品も加えて、丁度50作品になってます。
お手数ですが、前回落としてくれた方も再ゲトしてくれると嬉しいです、はい(´・ω・`)
>>261 いやあゑ炉ぃですよね。ほんの少し分けてくd(ry
>>267 何やら過去のトラウマがフラッシュバックして参りました(´・ω・`)
>>269 一日20時間労働とか言わないでくださいよ?(知人が二人そういう状況)
>>271 アクセス権がありません。
--------------------------------------------------------------------------------
残念ながら、ファイルまたはディレクトリにアクセスが拒否されました。
ファイルやディレクトリの設定をお確かめの上、もう一度接続し直してみてください。
今、裏路地行って来ましたが同じ結果が‥‥(´・ω・`)
んでもってよく見てみたらこんな一文が。
--------------------------------------------------------------------------------------------
どうやらzipファイルはAAACAFEではUPできないようですのであぷろだ改にどうぞ。
--------------------------------------------------------------------------------------------
もしかしてこれが原因なのかな?
230さま、これあげますから別のところでうpお願いできませんでしょうか?
つ【エロの素】
…もしかして呪われてる?(;´Д`)
こくれんの一番軽いところにうぷし直しますた。
ファイル番号は1066、受信用パスは「imouto」です。受信用パスなんて初めて見たーよ。
これで取れなかったらもう泣きます。そして年末進行の旧仕事先へワープ。肩凝りますから!ヽ(`Д´)ノ
>>274 おかげさまで取れました。けど‥‥
私がマカーだからかファイル名が文字化けw でもSSは無事です。
した
頂けましたw
ええのぉ・・・・・こんなに書けることがまずスゴイw中身もイイ!のがもっとスゴイ。
俺もガンバリマス。
連続カキコですいません、業務連絡w
ファイル文字化けは違うバージョンのスタフィット・エキスパンダー使用で無事解決。
私以外でマカーの方もお試し下さい。
>>274 無事入手しますたのでお知らせしておきます。
それから…あのフラッシュと同時投下は卑怯です…。
>>261 あぁ…こんな妹視点で巧くまとめられるとは…俺はちょっと(?)暴走気味な
妹ばかり書いてるからなぁ…orz
>>267 安直でも良し(*`Д´)b続き待ってます。
>向こうの230氏
頂きました。
すごいなぁ…
フラッシュと同時投下は反則…胸が痛い…うああ…
二晩続けて顔出し三文です。(´д`)ノ
オイラも婿230殿の作品群、頂きましたー。
まだ全部は読んでいないですけど、この量はすごいッスね。前回(?)は頂き損ねてたので、ゲト出来て嬉しいです。
あらためて230殿がどれだけ文章書くことが好きなのかすこし解った気がしますハイ。
今後も楽しみにしちょりますハイ。
>>270さんのブラックマジック効果も頂いたのでw オイラもSS書きにまたリキ入れたいと思います。
ていうかアレ?なんか身体がゾンビ化しているような…まさか黒魔術ではなくブゥードゥー…( ゚Д゚)ハッ!
ではまたです。オイラも妹SS書きためてるもの、総データ量1.2MB超えてました。
つくづくアホですねw
なんだか今日は人が居ますね。っつーわけで孕ageたんしずしずと復活です。
いや別に何か大事があったというわけでもなくてさ、なんとなくボーッとしてただけ。
(バカボンとかあったし'`,、('∀`) '`,、)
まあただボーッとしてたわけじゃないですよ、新作短編投下します。
題『お兄ちゃんの起こし方』
↓
日の昇った朝の時間。誰もが目覚める1日の始まりの時間。
「藍ちゃ〜ん、お兄ちゃん起こしてきて〜」
「は〜い。」
一人の少女が母に言われて二階の兄の部屋に向かう。 それは少女の日課とも言える行動だった。
「お兄ちゃ〜ん、起きて起きて〜」
少女は元気良く兄の部屋に飛び込み、布団をひっぺがす。
「……。」
しかし兄は寒そうに体を丸めた後、また眠り込んでしまった。
「お兄ちゃん、もう朝だよ〜〜 遅刻しちゃうよ〜〜」
そう言って大きな兄の体を揺さぶって体を仰向けにさせる。
「……。」
だが依然として兄はまだ目覚めようとしていなかった。
「もう、お兄ちゃんのねぼすけ。 やっぱりこうしないとダメか……」
何かを振り切るようにため息を付いた後、藍の手が兄の寝間着のズボンへと向かう。
「んしょ… うわ。」
パンツを脱がせると、朝一番で凝縮していた男の匂いが鼻をつく。
しかし藍は特にそれに怯む様子もなく兄の一物に手をさしのべる。
「んしょ、んしょ…」
少女の手にまだ余るモノを手で擦り立てていく藍。
兄のペニスは朝勃ちと相まってか、すぐに勃起して存在を主張していく。
「これぐらいじゃあ、まだ起きてくれないんだよね……」
再び今度は何かを諦めるようにため息をつくと、藍はその小さな口を兄のペニスに這わせ始めた。
「んん… ん…」
まずは茎の部分を全体的に舐め、次にカリの下のカスが溜まっている所を掃除するように舐めあげる。
その間も手は袋を揉み込んだり全体を扱くようにして休ませない。
そして滲んできた先走りを啜るように吸いこみ、そのまま先端をくわえ込んで舌を絡ませる。
それはにわか仕込みや本での知識ではなく、まさに何度となく繰り返されてきた実績によるテクニック
であった。
そんな妹の熱い愛撫を受けて、兄のペニスはますます臨戦態勢になっていく。
しかしそんな刺激を受けていても、兄の目は未だ閉じられたままだった。
「……またパンツ汚しちゃった。」
兄のペニスから口を離した後、愚痴るように呟いて立ち上がる藍。
すでに藍の性器からは愛液が溢れ、ショーツに染みこみきれない液が足を伝い落ち始めていた。
「最初から脱いでおけばよかった……」
ショーツを脱ぎ捨てた藍が兄の体の上に跨る。性器と性器が密着するようにして。
「んふ… ん…」
そしてそのまま擦り合わせるように腰を動かしていく。
お互いの性器から分泌される粘液が、にちゃにちゃという音を立てて混ざり合い
動きに合わせて飛び散る汗の滴が、周囲の空間を濃厚な空気に変えていく。
「あぅ… お兄ちゃん、早く起きてよぅ…」
しかし藍の頑張りも空しく、兄は一向に目覚めようとしない。
藍の動きが一瞬止まる。
「…………こ、これをすれば、絶対に起きるはずだもんね!」
ついに藍の腰が浮いて、兄のペニスを受け入れ始める。
「うあぁ… なかなか入んないよぅ……」
藍の小さな入り口が、目一杯広がって兄を受け入れ続けている。
しかし藍は自ら腰を捻るように動かして全体を飲み込もうと努力する。
そして全てを藍の膣内に入り込ませると、動きが再びゆっくりと、しかし激しく加速していく。
ぐちゃぐちゃという音が部屋全体に響き渡る。お互いの荒い息が温度と湿度をさらに上げていた。
|
|
|゚∀)
| )
|
そしてそのまま何分かが経過していたが、兄はまだ起きようとしていなかった。
「おに、お兄ちゃん… 早く起きてよぉ… も、もうこんな時間なんだよ、遅刻しちゃうよぉ…」
切ない吐息を吐きながら、兄の胸に心臓マッサージをするように手を当てて体全体を動かす藍。
「早く、早く起きて、一緒に学校行こうよぉ… 一緒に、一緒に、イこうよぉ…」
自分の言葉が支離滅裂になって別の意味になっているのにも気付かない藍。
そしていつの間にか、自らを突き上げている兄の腰が動き出していることにも。
「おにいちゃ、早く、早く、いっしょ、いっしょにぃぃ……」
絞り上げるように膣に力を入れて締め上げ、激しく擦り立てる藍。
「あ、藍……」
ついに観念したように兄が声を上げて、藍の膣内に精を放つ。
「んぁあああ! お兄ちゃぁん!!」
その大量になだれ込む熱い感触に、藍も絶頂していた。
「はぁ、はぁ… お兄ちゃん、やっと起きたぁ…」
惚けた表情で兄に覆い被さったままで脱力している藍。
「……藍、毎朝起こしてくれてありがとうな。」
「えへへ……」
その汗まみれの顔が、兄に撫でられて満面の笑顔になる。
「で、起きれたのはいいんだが…… お兄ちゃん元気になり過ぎちゃったよ。」
「ふぇ!?」
いきなり兄が身を起こして今度は逆に藍を組み敷くように押し倒す。
「ついでだから、な。」
「ダ、ダメダメ!! ホントに時間無いんだって!!絶対遅刻しちゃうぅぅ!!!」
そう言いつつも兄の動きに合わせて腰をくねらせてしまう藍だった。
ギシギシと響く家鳴りが階下にも響いている。
「……今日も元気ねぇ。」
弁当と朝食を作り終えた母は、いつ仲裁に入るかを見極めようとしていた。
終わり
以上です。PC・Drinkerd支援乙です。
今回ちと思うところがあって…まあそれはアッチの方で。
さて、俺のSS季節感ねーなぁと思って思いついた短編を書くか、それとも書きかけ長編を書くか…
とりあえずα外伝の資金溜めが止まらない。
エロ馬鹿兄妹(;´Д`)ハァハァ
しかし…最後は親バレ・親公認のどちらにも読み取れるのだが…(((((((( ;゚Д゚)))))))
こんな夜中にエロいなぁw(;´Д`)ハァハァ
つーかオイ兄貴、お前本当は起きてるだろw
294を少し訂正
誤:親バレ・親公認
正:その後親バレ・または既に親公認
>>293 あっちの方も読みましたです。どっちもエロエロな朝の風景ですねw
こういったライト感覚の話って、私はどうにも書けないんですよね、なぜか。
ましてやPC氏お得意の暴走妹なんてどうしたら出来るやら‥‥底が浅いなぁ orz
保守孕
部屋に戻り、ベッドに倒れこむ。時計の針は、もうすぐ日付が変わる時間を示している。
はぁ〜・・・何してたんだろ、今日のアタシは。
・・・ていうか、アタシが勝手にバタバタしてただけのような・・・・・
ま、いいや。アタシはお兄ちゃんのことを信じるだけ。
でも・・・やっぱりちょっと不安だなぁ。お兄ちゃん、誘惑されたら弱そうだし・・・
・・・ハッ!いけないいけない・・・アタシがしっかりしないからお兄ちゃんが心配するんだよね。
・・・・・・・・うん、そうだよ・・・お兄ちゃんは、今まで一度もアタシを裏切ってないじゃない。
・・・決めた。例え不安になる時があったとしても、アタシはもう迷わない。
そう・・・愛して愛されて、アタシ達は2人一緒に強くなるんだから・・・!
とはいえ。
今日は大人しくしてないと。お母さんもいるし。夕飯が終わった後、お兄ちゃんにも
「今日は我慢、な。」
って言われちゃったし。・・・・・我慢するのは、どっちかっていうとお兄ちゃんの方だと思うんだけど。
まぁ、そうは言ってもあんなことされた(した)後、一人で眠れるほどアタシもお子ちゃまじゃないし。
・・・そうだ、いいこと思いついた。名付けて!
『寝る時は一人だったのに起きたら隣でアキちゃんが寝てました大作戦』!!
・・・・・・・・そのまんまじゃん、アタシ・・・
と、とにかく作戦決行〜!
続く〜
妹者年末年始帰省で帰ってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
あ、ゴメン、三国氏来てたのね
夜しっぽりですね(*´Д`)ハァハァ
「はー・・・疲れた。」
久しぶりに横たわるベッドの感触。何となく懐かしい感じだ。
「これで横にアキがいれば文句なしなんだけどな・・・」
・・・いたらいたで暴走してしまいそうだけど・・・・・
それにしても、さっきはヤバかったな。あと一分でも遅かったら・・・・・
まぁ、そう考えればタイミングは良かったんだろうけど・・・これじゃ生殺しだよ、まったく。
・・・・・いかんいかん。このままだとアキのこと襲ってしまいそうだ。いくらなんでも実家にいる間は抑えないと・・・
コンビニでも行って頭冷やしてこよう。そういうケジメはちゃんとしとかないとな。
日付も変わった。そろそろお兄ちゃんも寝てる頃だろう。さて、と・・・ふふふ、作戦開始〜。
足音を立てないようにしてお兄ちゃんの部屋の前へ。ドアノブを回してみる。・・・よし、鍵はかかってない。
ゆっくりゆっくりドアを開ける。
『お兄ちゃ〜ん、寝てますか〜。可愛い可愛いアキちゃんが添い寝しに来ましたよ〜・・・ってアレ?』
お兄ちゃんは寝ていなかった。というかそもそも部屋にいなかった。
「ドコいったんだろ・・・下かな?」
一階のリビングには、お母さんがまだ起きていた。
「お母さん、お兄ちゃんドコ行ったか知らない?」
「寝付けないから散歩してくるって。まぁ行くって言ってもコンビニか公園くらいしか行く所なんてないだろうけどね。
あんたは家にいなさいよ。こんな夜中に女の子一人外出させられないんだから。」
「わかってる。」
でも、ホントにどこ行ったんだろ・・・とりあえず携帯に電話してみる。すると・・・
♪〜♪〜〜♪♪〜〜〜
・・・アキです・・・・お兄ちゃんの部屋から、お兄ちゃんの携帯の着メロが聞こえてくるとです・・・・・
何て言ってる場合じゃない。どうしよう・・・探しに行きたいけど、お母さんに心配かけるわけには・・・
でも・・・・・でも・・・・・・・どうしよう・・・・・・・
・・・・・決めた・・・・・お母さん、ゴメンナサイ。アキは・・・・・悪い子です。
でも、会いたいの。一緒にいたいの。お兄ちゃんと・・・
「う〜、さむ・・・」
そろそろ本格的な冬がやってくる。そういや、クリスマスも近いんだよな・・・
今年は、恋人同士で過ごせる・・・かな。・・・今のうちに有給願出しとこ。
「ぃらっしゃいませ〜」
もうとっくに日付も変わってるっていうのに、昼間のように明るいコンビニはわりと賑わっている。
ラックに並べられている雑誌には、どれもこれも
『クリスマスお勧めデートスポット』とか『ホテルでディナー』とか『恋人にあげたい、一味違うプレゼント』とか・・・
マニュアル世代にふさわしく、事細かに解説してくれている。・・・・・・・いやぁ、参考になりますなぁ。
そうだよな〜。せっかくだから、ロマンチックなひとときを過ごさせてやりたいよな。
アキを喜ばせてあげたい。アキの嬉しそうな顔が見たい。それは、俺にとっての最高のクリスマスプレゼント・・・なんてな。
自然と顔がほころぶ。・・・・・重病だな、俺。
そんな事を考えてた俺に、ふいに誰かが声をかける。
「あれ?ヒロちゃんやん。」
振り返ると、そこには見覚えのある女の顔が・・・・・
「あ・・・・・・真由美・・・」
佐伯真由美。一つ下の彼女とは、大学時代に知り合って・・・まぁその・・・付き合ってたわけで。
「久しぶりやん、いつ帰ってきたん?」
「今日の夕方。」
大阪生まれ大阪育ちの彼女は、はじめてあった時から何故だか気が合った。
仲良くしてるうちに、何度かデートして・・・んで、そういう関係になって・・・ぶっちゃけ、俺の初めての人だったりするわけで。
俺も彼女も、就職が決まってこの街を離れて、忙しくしているうちにだんだん疎遠になっていって・・・
別れたのは、両親の離婚話の直前くらいだった。あの時はさすがにヘコんだな・・・
そう、もう彼女とは終わったんだ。なのに・・・何だろう、このモヤモヤ感は。
「なぁ。ちょっと散歩でもせーへん?」
「・・・あぁ、いいけど。」
妙にドキドキする。何でだ・・・
最近は街灯が増えたおかげで真夜中なのに意外と明るい。
それでも用心のために防犯ブザーをポケットに忍ばせつつ、アタシはまずコンビニへ向かった。
店に入り店内を見渡す。う〜ん・・・ここにはいないみたい。公園のほうかな・・・行ってみよう。
そそくさと店を出ようとした時。
「あれ、アキちゃんじゃない。」
クラスメートの子に声を掛けられた。
「あ、金子さん。」
「珍しいね、アキちゃんとこんな時間にこんな場所で会うなんて。・・・分かった、お兄さん迎えに来たんでしょ?惜しかったね」
「え?惜しかったって、どういうこと?」
「5分くらい前までいたよ、お兄さん。もう行っちゃったけど。」
「どこにいったか分か・・・・・るわけないか。」
「あ、でも・・・散歩でもしようか、って言って女の人と一緒に出て行ったから、公園でも行ったんじゃない?」
一瞬、心臓が止まりそうになる。女の人と・・・一緒に・・・?
「アキちゃん・・・どうしたの?」
「え?・・・ううん、何でもない。ありがと、教えてくれて。ちょっと探しに行ってくるよ。」
「どういたしまして。・・・気をつけてね。」
金子さんと別れ、公園へ向かう。歩くスピードが自然に早まっていく。
大丈夫。お兄ちゃんは、信じろって言った。アタシも、お兄ちゃんを信じるって言った。だから、大丈夫・・・
辿り着いた公園で目にしたのは、アタシじゃない女の人と抱きしめ合っているお兄ちゃんだった・・・
2人並んで歩きながら、お互いの近況を報告しあう。
「そっか〜、ヒロちゃん頑張ってるんや〜。偉いなぁ、私仕事辞めてもうたし。」
「大阪には帰らなかったのか?」
「別に・・・帰る理由もないし。」
しばらく歩き続け、辿り着いたのは少し大きめの公園。
入り口に近づいた時、ふっ・・・と思い出す。あぁ、確かここは・・・・・
「ヒロちゃん、覚えてる?私らの初デートの場所。」
「覚えてるよ。・・・何か懐かしいな。そんな昔のことでもないのに。」
「この公園は、私にとって思い出の場所やから。 初めてヒロちゃんと2人でデートして、初めてヒロちゃんとキスして・・・・・
夏休みにここでお祭りがあった日、初めてヒロちゃんが私の家に来て・・・初めてヒロちゃんとエッチした。」
言葉が出ない。何か喋ってないと押しつぶされそうな気さえするのに。
ほのかな明かりの下を2人並んで歩く。まるで愛し合う恋人同士みたいに、俺と真由美の距離は限りなくゼロに近くなっている。
「何か・・・こうやって歩いてると、付き合ってた頃に戻ったみたいやね・・・」
腕を絡ませ、手を握り、頭を俺の肩にくっつける。そんな彼女を、俺は何故拒めないんだろう。
きれいさっぱり別れた。もう未練はない。何より、今の俺には大切な『彼女』がいる。それなのに・・・・・
「ヒロちゃん、彼女おるん?」
不意に真由美が聞いてくる。
「いや、それは・・・ちゅーか真由美はどうなんだよ。」
「私は・・・おれへんよ、今は。・・・ていうか、ヒロちゃんと別れてからは、付き合っても長続きせぇへん。」
「何だよそれ。まるで俺のせいみたいじゃないか。」
微妙に重くなっていく空気を紛らわせようと、あえて軽い口調で言ってみたのだが。
「うん・・・ヒロちゃんのせい・・・・・」
余計に重くなってしまった。
「俺のせいって・・・何でそうなるんだよ。」
俺の問いに、真由美がゆっくりと口を開く。
「私な・・・後悔してるねん、ヒロちゃんと別れたこと。
あの時は、これでもうシンドイ思いすることもなくなる、スッキリした・・・って思てた。でも・・・違うねん。」
「違う?」
「何人か別の人と付き合ったりしたけど、違うねん。ただ一緒におる、それだけやねん。
ヒロちゃんと付き合ってたときは、そんなんと違った。ドキドキして、フワフワして、めっちゃ楽しかった。」
俺の手を握る真由美の手に、力がこもる。
「私、まだヒロちゃんのこと好きやねん。忘れられへんねん。
今日たまたまヒロちゃん見つけた時、最初は声かけんと帰ろうと思たんやけど・・・このチャンス逃がしたら絶対後悔する、って思って。」
立ち止まり、わずかに涙に濡れた目で見つめながら、真由美は俺への想いを打ち明ける。
「ヒロちゃん・・・・・・私のこと、暖めて・・・」
胸の中に身体を寄せる彼女を、俺は拒むことが出来なかった・・・・・
続く〜
連投規制も何とかくぐり抜けました。支援なくても何とかなるもんだw
…えっと、竹槍持ってカプールを血祭りにあげる日ですよね、今日と明日って。
まぁそんな本音(?!)は置いといて。
24日と25日の間に、一つ作品をあげようと考えてます(まだ書いてません)
話のベースとかは決まってて、丁度2回分になりそうな内容だと思います。
私にしては珍しく10レス以上使いそうな作品なので、先に断りの挨拶をば。
>>317 バリバリ書いてますねー。師匠もびっくりですよw
お兄ちゃん血祭りの悪寒?!(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
それでは、いってみます。↓
舞台の上の君を見つめて。
普段と違う君を見つめて。
美しく笑う君を見つめて。
ただ、君のことだけを見つめて。
「兄さん、ちょっと手伝ってくれない?」
それは、夏休みの終わる一週間ほど前まで遡る。
俺は自室に篭ってオンラインゲームをやっていた。
リアルタイムで繰り広げられる意見の交流というのは、想像以上に面白いものである。
要は同じ趣味を持つものが集まって、一つのことに取り組んでいるわけだ。
常に祭りのようなその世界に巻き込まれているうちに、時はただ颯爽と過ぎていく。
そんな時、ノックと共に俺の部屋のドアが開き、妹が顔を出した。
名前は冬華(とうか)という。クリスマス生まれの、俺の二つ下の妹だ。
彼女が俺の部屋を訪れるときの理由は、主に二つ。
親からの言付を伝えにくるか、頼み事があるとき。
「…ん、何を手伝えっていうんだ?」
そう聞くと、彼女は後手に持っていた紙束を見せてきた。
「これ。文化祭の脚本の添削」
「お前、それくらい自分でやれよ」
「自分で書いたやつなんだから、他人が見て修正しないと駄目だよ」
今回の理由は、どうやら後者のようだ。
「…でもな、受験生にそれを頼むのは何か間違ってないか?」
「いいじゃない。どうせ遊んでるだけでしょ」
俺は高校三年生で、冬華は同じ高校の一年生だ。
同じ高校に通っているのは、単純に家から近いという理由だけである。
この高校では九月から二学期が始まり、十月の初旬に文化祭が行われる。
学年毎に何を催すかが決まっており、その準備は夏休みの直前から始まっており
夏休みの数日は学校に足を運び、二学期から本番までは猛ラッシュとなる。
一年生の課題は『演劇』。
脚本作りから舞台演出まで、全てをクラス全体で考えなければいけない。
皆で協力して悩むことで、意見交流を活発にするのが目的だそうだ。
「ん、ちょっと見せてみな」
何だかんだと言っても、妹がどんな劇をするのかは興味がある。
俺は冬華から脚本を受け取り、ペン立てから赤のボールペンを取り出した。
「うわー…なんか適当っぽく作業してない?」
「そんな事ねぇよ。違和感のあるところを直してるだけ」
「そんなに変なところあった?」
「なかったら修正してねぇ」
パラパラと片手でページを捲りながら、ペンで指しながら内容を確認していく。
違和感を感じたところはチェックをいれたり線を引いたりして、作業を続けていった。
そうして、ページを捲り続ける手が丁度メインシーンに差し掛かった。
雪の降る深夜の街路で、彼女が振られた男を抱きしめて慰める。
彼女は男のことが以前から好きで、この時にようやく想いを告白する。
そして二人は、クリスマスツリーの下で恋に落ちる…。
「…メインシーンとしちゃ悪くないが…ここが一番変に感じる」
「えー、それでも一生懸命ひねって書いたんだよ」
「考えなしなのもあれだが、考えすぎなのも逆効果だ」
違和感の原因は分かっていた。
俺は、脚本の一部分から先に線を引いた。
「状況説明みたい台詞が多すぎる」
特に露骨に感じる部分をマークしながらそう言うと、
「でもそれは仕方ないじゃない。ほら、こことかこことか」
「そうじゃなくてな、ナレーションみたいな台詞だって言ってるんだ」
例えば「君が好き」という台詞があったとしよう。
文章なら別として、会話の際には「僕は君のことが前から好きだったんだ」などと長々という必要はない。
何故なら―――恋愛に過去の感情を持ち出す事ほど無粋なことはないからだ。
ボールペンで指しながら、細かく指示を与えていく。
彼女はふんふんと頷いたり意見を返したりしてくる。
それに対応するうちに、時間は黙々と過ぎていった。
「うーん…前より断然良くなった、うん」
そうやって討論を重ねること二時間弱で、ようやく脚本の修正が完了した。
冬華の手には、赤文字だらけの紙束がバサバサと振られている。
「ふぅー、これでやっと休める…」
「お疲れ様っ」
「お前なぁ…ちょっとは報酬くらいよこせっての」
パソコン用の少し硬いイスを離れ、俺はベッドの縁に腰掛けた。
すると、冬華も俺の横に座ってきた。
orz
普段はこんなことしない奴なのに―――。
この時感じた違和感が、まさかこの後の展開を物語っていたというのに。
「兄さん…ご褒美が欲しいって?」
「これだけやったんだから、褒美の一つや二つくらいくれよ」
「そうだね…じゃあ…」
最後の一言で、冬華の声のトーンが突然変化したかと思った瞬間。
俺の両頬に手が当てられて、そして強引に振り向かされて。
冬華が唇を重ねてきた。
…以上です。
>>330の三国氏の支援が支援芸にならなくてよかったと思いますw
普段から一人だけ甘い話を書いてないのに、こんな日にまで書かないとなると
文士様一同から『カミカゼアタック』とかいって竹槍で刺されそうなので必死で執筆してみますた(|| ゚Д゚)
ちなみにここまでで前編です。明日は後編です。独りなんだねって言うなヽ(`Д´)ノ
…明日の投稿の活力にするためにも、今回ばかりは激しく感想キボン=□●_
いやいや、某野球ゲームのマイライフモードで「友人の妹」にコケた俺はダメ人間ですかそうですか
こんな日のこんな時間にリアルタイム支援してる時点で俺の状況は分かってもらえるはず。
orz
愚痴ばっかで感想書いてないやw
甘々な話になりそうですね。妹ちゃんのお芝居がうまくいったら
こんどは兄上がご褒美を・・・・・・・
‥‥私もいますよw
脚本を添削する兄の傍に、徐々に近づく妹の顔。
なんか微妙な間合いが感じられていいなぁと思ってたらいきなりのキス。
230さんにしては珍しいパターンですね。
私なんかだと10レスもあれば、すぐエロモードに入ってしまうんですが‥‥orz
明日はさらに意外性を感じさせてくれるのでしょうか? 期待してますw
>>向こうの230氏
おお、ストレートな作品で来ましたか
…このあとは(ry
と、ともかくGJです〜
明日会社休みなら必死で書いてるんですが…
一応、ちょこちょこと今書いてます(汗
明日投下できますかどうか。
そして後半部分をポストしにやって参りました。
もうあれですね、ここまで開き直ると気にもならないものですね'`,、('∀`) '`,、
orz
…それではいきます。↓
「…どういうつもりだ、一体」
俺は冬華をベットの方に突き飛ばした。
そうして立ち上がり、部屋の外に出て行こうとする。
「っ…兄さん、待ってよ」
「じゃあ何でこんなことしたか説明しろ!」
俺は彼女に背を向けたまま怒鳴った。
冗談じゃない。
ファーストキスの相手が―――よりにもよって妹だなんて。
少し身内自慢になるが、冬華は男子に人気が高い。
「私甘いもの苦手なのに…」と言いながら、ホワイトデーに山ほど菓子を貰ってくるほどだ。
(ちなみに、バレンタインには義理も本命もあげてないそうな)
可愛くない、と言えば嘘になる。
だがしかし、彼女は恋愛の対象ではない。
彼女は女性である以前に妹であって、家族なのだから。
俺としても、非常識な快楽を求める気などさらさらない。
「そ、それは…」
「言葉に詰まるようなことをして、俺が喜ぶと思ったのか?」
「違うよ…違うけど…っく、くすん…」
あまりの激に、冬華はついに泣き始めた。
「だって…兄さんとキスしたいなって…」
「…はあ?」
「脚本直してたら…ドキドキしてきて…我慢できなくって…」
―――ちょっと待て。
その言葉、裏を返せば『前から好きだったのに我慢してた』と取れるのだが。
あまりにありえない展開に、俺の怒りが急激に沈んでゆくのが分かる。
先程も言ったが、俺は妹と恋愛する気などさらさらないのだ。
だから、逆に惚れられるなんて事態は予想だにしていなかった。
「だって…っく…私、兄さんのこと…ずっと前から好きなんだもん…。
でも兄さん、私のことなんて見てくれないんだもん…」
「…だから脚本を口実にしたのか?」
彼女は一瞬ビクッとしたが、恐る恐る口を開いた。
「うん…。ごめんなさい…ごめんなさい……」
「…まったく、このバカ妹が」
大きく一つ溜息を吐き、俺は冬華のいるベッドへ振り向いた。
そこには、タオルケットを引き寄せたまま泣きじゃくる少女がいる。
洗濯したての布地に、水が染みてうっすらと透けて色が変わっている部分がある。
ちょっと言い過ぎたかな…と、ふと思った。
「俺はお前には恋をしない。家族だから」
「うぅ…」
「でもな、冬華」
先程と同じように、俺はベットの縁に腰を下ろした。
そうして顔を隠したままの彼女を、肩から抱き寄せる。
「お前が望む分には、俺はお前の好きな人でいてやる」
「……え?」
言葉を頭の中でまとめて、また一つ溜息を吐く。
「だからな、お前の片思いのままなら許すって言ってるんだよ。
俺とお前は、それ以上の関係にはならない。それが俺にできる限界のスタンスだ」
「うぅん…それでもいいよ」
うつむいていた彼女が、顔を上げた。
…まったく、こんなに泣きはらすまで俺を想ってたのかよ。
(鈍感な兄貴だよな、全く)
(その通りでございますよ)
心の中で、そんな皮肉を自分自身に吹っかけながら。
頬に触れ、こちらを向かせて。
乾いた唇に愛を注いで。
文化祭、当日。
俺は体育館に設けられた客席に座っていた。
薄暗い館内を、他の客が席を探してうろついている。
次の演劇の開始時間まで、残すところ三分を切った。
彼女はあの日以来、毎朝顔を出すようになった。
「目覚まし代わりになってあげる」と言って、俺の安眠を妨害する。
―――まぁ、無機質な電子音に起こされるよりは数十倍マシだと考えておこう。
『…只今より、次の演劇が行われます。お立ちのお客様は…』
ナレーションが入り、館内の照明が全て落とされる。
俺は、スポットライトに照らされた冬華を見つめていた。
舞台の上の君を見つめて。
普段と違う君を見つめて。
美しく笑う君を見つめて。
ただ、君のことだけを見つめて。
片思いの少女が演ずる、恋人の女性。
まるで道化師のようだと思ってみる。
そんな彼女に恋をしている、賢者の振りした道化師のくせに。
|゚∀゚)
…以上です。クリスマス書き下ろし作『サーカスライト』はいかがでしたでしょうか?
今回のテーマは「お決まりの想い」と「常識的な兄」といったところです。
決して非常識に溺れることなく、けれど知らぬ間に恋に落ちていく兄を描こうとしてみました。
自己反省:全然そんなの描けてねぇよ(゚Д゚)ゴルァ!!
甘い甘い展開じゃなくてゴメンナサイ。ゑ炉くもなくてもっとゴメンナサイ。
…詩しか書けない私にえちぃのを期待するほうが間違ってますから!ざんn(ry ;y=ー( ゚∀゚)・∵.
それでは今宵はこの辺りで。これからリネってきます。DEっょぃょDEあははー(゚∀。)
…そして伝統キチャッター…
>>346の中の人ゴメンナサイorz
>>向こうの230氏
おおう、常識的な兄で来ましたか
…やっぱり建前では人は生きられないのデスヨ?
かく言う私の方は…すんません帰宅11時ではムリです…
また練り直して別の時投下します…
この兄貴が、自分を抑えられなくなる日がくるんでしょうか・・・?
とか言いつつ直打ちアタック!w
愛さないことは 残酷なのだろうか
報われない愛を 拒絶しないことは
ただ 君を傷つけるだけなのだろうか
君の涙は 僕の心に零れ落ち
染み込むことはなく はじかれ 空に還る
君は妹 僕は兄
その先に 別の未来は 待っているのだろうか
思いっきり影響受けながら書いてみました。
230師匠、ご容赦くださいw
>>347 いや別にエチなしでもかまわないんですがw
そういったふいんき(ry を醸し出せるのが230さんの持ち味ですから。
例えば私なら、強引に話をつないでエチシーンに軽々とになだれ込んでしまうんでしょうねw
と自分にツッコミを入れる orz
>>352 チャレンジャーだなぁ‥‥やるな、お主w
いやぁ…短編の老舗の230&三国両氏がココまで…。素晴らしいぜコン畜生!
素晴らしいクリスマスプレゼントです…ってこんな時期にこんな所に潜り込んで
いる俺って一体…orz
>353
>軽々と…
そんな時こそ“妹攻め”ですよ…
夜中のハイテンション、再び。
>>351の文章の改行部分に、1行ずつ入れるようにして読んでください。↓
その答えは一つだけではないというのに。
未だ目覚めぬ想いを暖めてゆく行為。
そんな自分こそが、傷を抉る刃。
速度を増しながら、輝きを増したとしても。
決してそれは受け入れられない。
分かっている。分かっているのに。
想いの先に光を感じるのは、何故―――?
…うーん、噛み合わせって結構難しいなぁ…出来悪くてゴメンナサイ(´・ω・)
言うことないなぁ…あー、これも直打ちアタックです。
やっぱり1レスに収めようとするときついですね…まぁ、これも練習だと思っておきます。
…で、いい加減眠たいので寝ますw
やばかった…1レスなのに支援準備してた。
負けじと新作を投下します。
何故あんな事を…後悔先に立たずとは…この事か。
「お兄ちゃんが悪いんだからね…ちゃんと…ねぇ聞いてる?答えて!」
いっそ怒り狂ってくれた方が楽だ。しかし妹は非常に嬉しそうな口調で
俺に問いかけている。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「うぅ〜すっきり・さっぱりぃ〜!」
「早いな…こんな時間に風呂か?」
帰宅後、ちょうど風呂上がりだった妹との何気ない会話が何時ものよう
に続く。
「試合の後だからね。」
「あぁ…そうだったな…で、結果は?」
「後で報告…それよりお兄ちゃんも早く入ったら?冷めちゃうよ。」
促されるまま脱衣所に向かう。
「また…おぉい!脱ぎ散らかすなぁ!!」
「イイじゃない、どうせ洗濯するんだからぁ〜!」
遠くからぶっきらぼうに返事するだけ。
渋々俺は大きな塊と化したソレを洗濯機に放り込む為に解す。
「全く…ん?何だアイツめ…こんな所ばかり大人びて…」
一枚ずつ放り込んでいたのはいいが、何故か俺は妹の少し派手な柄の
下着に注目してしまう。
イイ歳になれば恥ずかしがって父親や兄の目に付かない場所に隠す
ようにしている女の子も多いというのに、あいつには全くその兆候が
見あたらない。
そして…よせばイイのに俺はしげしげとパンツを眺め引き延ばす。
「女って生き物は判らん…こんなの履いても…窮屈なだけだろ?」
コレが俺の過ちだった。
「激写ぁ〜!!!」
唐突に扉の影から現れた妹が手に持っていたのはカメラ付き携帯電話。
「ぬぉおぉ!!コラッ…まさか…あっ待てぇ!!!」
「待てと言われて待つと思うの〜?」
「下らねぇ屁理屈は…あぁ開けろコラ!!!」
俺の抵抗も意味が無くあっさり部屋に逃げられた。
しばし施錠された扉の前で俺は格闘するがそれも虚しく、次に聞こえた
のは妹の高らかな歓喜の声だった。
「アップロード…完了♪」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「ふふん…ちょっと…優越感♪」
「で?その画像ファイルで俺を脅す気か??言っておくが…」
「説教出来る立場じゃないでしょ〜?」
「う、うるせぇ!とにかく…金欠の俺に何か強請ろうとしたって…え?」
妹が唐突に俺に抱きついてきた。
顔を埋めグリグリと全身を擦り寄せる仕草・見た目だけなら甘える子供
のようだが、表情が先程と違い明らかに不機嫌だ。
「うぅ〜…ボクがそんなセコい事すると思ったの?」
「おいおい…で、今度は何だぁ?もう子供じゃないんだからそんな甘え…
あぁ痛…ひ…てて!」
今度は俺の両頬をグイグイ引っ張り睨みつける。
「ボクはそんな事言う大人になりたくないなぁ〜。ずるいよ…その場に
合わせて“もう子供じゃない”と“まだ子供”を使い分けるなんて…卑怯
じゃない?ねぇ…お兄ちゃんもそう思わない??答えて!」
コラ…返事してほしいなら早く手を離さんかぁ!
今晩はココまでにします。
果たして巧くアレを組み込めるか…
感想・リクエストお待ちしています。
お、日本妹攻め連盟会長のどりんか氏じゃないですかw
こんな行為でしか想いを伝えられない妹者・・・・・
この後は、甘々なエチーが待っているはずだ、間違いない!
※孕ageたんからヘタレのお知らせ
クリスマスまでに間に合わせようかなとか思いましたが、全然ダメでした。
せめて年内には……∧||∧
なんか猛烈に視力が落ちてるのを感じるんでしばらく禁ゲーして療養します。(そしてSSを書く
・・・・・・・・・・・・・ここでSS書くと視力が奪われるんですか?
ともあれ孕ageさん、無理しないように。
(´д`)ノ 日本妹攻め連盟の末席を低血圧で暖めてます三文です。
いえ末席で結構ですw
さて年の瀬ですがみなさんいかがおすごしでしょーか。あっしは変わらず仕事で(ry
♪まーいーにーちーまーいーにーちーぼくらはてっぱんのー♪ 。・゚・(ノд`)・゚・。
そんな「人生がビジーです」な皆さんの心を温められるかどうかわからない新作を持ってきました。
さてその前に、作品投下の方々、具っ丈夫です(o^-')b
全体的にクオリティ高くなっちょるのでここ読むのが楽しみですな。ただ欲を言えば萌エロ成分が足り(ry
誰とは言いませんが「おおっとうとうエロ成分投薬か!?」と期待させつつ無しの方向で終わらせてしまっているアナタ!
いや独り言ですから独り言。ねえ二三〇殿?w
それでは久々に投下と参ります。
「萌える晩ごはん――本日開店、妹小料理屋さん――」
お父さんとお母さんが新婚旅行に行ってしまいました。
というわけで今日からわたしがお兄ちゃんのごはんをつくるのです。
ちょっとサービスなんかもしちゃおうかなあっておもってます。えへへ。
お兄ちゃん、よろこんでくれるかなあ…。
「ただいまー。あー寒い寒い」
餅夫がそう呟きながら玄関でコートを脱いでいると、
妹で○学生のきな子が、パタパタパタとスリッパを鳴らしながらやってきた。
「おかえりなさいお兄ちゃん。今日もおしごとごくろうさまでした」
屈託無く笑う彼女。ふと兄の目が、その純白のエプロン姿にゆく。
「あれ、どしたの?そのカッコ」
兄が聞いてみる。
「えへへ、今日はわたしがごはんをつくってるのです」
持っていたおたまをふりふりと動かしながら、快活に答えるきな子さん。
「御飯って…あれ?庵子さんは?」
「お母さんとお父さん、今日から旅行だっていってたじゃない」
「あれ、今日からだっけ…」
「もう。ずっとまえから決まってたし、きのうの夜だってそのはなし、してたんだよ」
「あー…そうだっけ」
「ぜんぜん聞いてないんだから、お兄ちゃんたら…」
ちょっと怒ったふうと、困った表情を入り混ぜながら、彼女は言った。
「ごめんごめん。で、きな子さんが一生懸命御飯を作ってくれてると」
「そのとおりです」
「庵子さんのエプロンまで借りて」
「はい。かたちから入るのも、わるくないとおもうんです」
「なるほど」
「…にあってるかなあ?」
身長が30センチ以上も違う兄を見上げて、どことなく物欲しそうに問う彼女。
(きっと、「似合う」って言って欲しいんだろうな…)
「うん。すごい似合ってる。可愛いな」
兄は察してすぐに答える。
「えへへ…うれしいです」
きな子は頬を赤らめながら呟いた。
「そうかそうか…。じゃ、楽しみにしてるからね」
ぽんぽんと妹の頭を軽く撫でてあげるサービスも忘れない、優しい兄であった。
「はい!お兄ちゃんのためにがんばるのであります」
なぜか敬礼で応えるきな子さん。
「じゃ、俺は部屋に荷物置いてくるから」
そう告げて玄関からすぐの、二階への階段を上がってゆく餅夫。
「お兄ちゃん、すぐおりてきてねー。そのままねむったりしないでねー」
背後で妹の声がした。
はいはい。
そう無言で答える餅夫の腹が、ぐう…と鳴った。
茶の間のテーブルには、すでに様々な料理が鎮座していた。
「これ…全部きな子さんが作ったの?」
兄はそれらを目の前にして、嘘偽りなく驚いていた。
「はい。ぜんぶ正真正銘わたしがつくりました。けっこう時間がかかっちゃいましたけど、
でもそれほど大変でもなかったきぶんです」
あぐらをかいて座る兄の傍らに、きちんと正座姿のきな子さん。
「いや…これはすごいな。大したもんだよ」
「そんなことないです…」
「いやいやすごいって。ええと、一、二、三…」
指を差して皿の数を数えてゆく兄。
「…大小取り混ぜて、十品ぐらいあるぞ。これ全部、本当に一人で?きな子さんが作ったの?」
「はい…。ひょっとして、作りすぎだった?お兄ちゃん…」
「いやいやいやいやそんなことないよ、俺なら全部食べられるよ、うん」
「きな子もがんばって食べます」
「おし。じゃあ二人で食べようか」
「はい!いますぐごはんを盛りますね」
立ち上がって、炊飯ジャーへと向かうきな子さんだった。
「お、この鰤の煮付け、すごく美味いぞ」
ほぐした身を箸で口に運びながら、餅夫が言った。
「あ、それはですね、おだしとあじつけに、ひとくふうしてあるんです。…わかります?」
「うんうん、言われてみればあっさりとした後味の中に…なんていうかふくよかな香りがするね。
柚の香りかな?」
「正解です。お兄ちゃんの舌はさすがですね」
ぱくぱくぱく。
「こっちのは…おっ、これは海老の春巻きだね」
「はい。皮ははるまき用じゃなくて、ライスペーパーをつかいました」
「うんうん透けてる透けてる。中に海老もたくさん入って…ボリューム満点だね」
|゚∀゚)
「タレはですね、中華風にゴマを多めにつかってみました」
「うんうん。香りも酸っぱさもちょうどいいね。疲れてるからなおさら…」
「おしごと…たいへんだもんね、お兄ちゃん」
兄を気遣う妹。健気だ。
「まあね。でも、きな子さんが作ってくれた御飯食べてると、また明日からがんばれるって気がするな」
「うれしいです…」
本当に嬉しがっている様子。はにかんで餅夫を見つめている。
「さあ、きな子も食べなって」
「はい。わたしもいただきます」
ぱくぱくぱく。
二人で仲良く会話を弾ませながら、箸を進めてゆく。
たまにはこんな夕食もいいなと、餅夫は思っていた。
両親抜きで、可愛い妹と二人だけの食事。
御飯を美味しくしてくれるものは…何より愛情なんだろう。
大皿に一品、という簡素な料理でなく、いろんな料理が小皿にたくさん。
これは酒飲みの食卓だな…。
餅夫はそんなことをふと思った。そして左党でもある彼の身体が、アルコールを欲したのは当然の事だった。
美味しい料理にこそ、酒がよく似合うというものだろう。
何気なく口にしてみる。
「これだけ美味い料理ばかりだと…お酒が欲しくなるね」
すると、きな子さんは箸を休めてこう言った。
「あっお酒ですね?こんなこともあろうかと…」
「?」
兄が妹の挙動を眺めていると、きな子さんは突然、着ているセーターの襟口から手を入れて…
ごそごそごそ。
「な、何してんの?」
「じゃーん!」
すぐに一本の瓶を取り出した。
「こういうものをあらかじめ用意しておきましたです」
そう言ってその瓶を差し出した。
「これ…」
兄はそれを受け取り、しげしげと眺めた。
そして次の瞬間…。
「こ、これは…」
兄の目の色が変わる。
「これは…これはッ!
とある東北の山中に現存する冬ともなれば雪に阻まれて隣町に行くことすらかなわない言ってみれば陸の孤島、
寒風に鍛えられゆったりと時間をかけて熟成されるがためにその真似できない美味さを芳醇に湛える幻の美酒、
ど、怒井中蔵元酒造(どいなかくらもとしゅぞう)謹製の限定濁り酒、『霜焼けいもうと』じゃ…ないかッ!
どこで!どこでこんなものを手に入れられたんだ!?」
「あのお…インターネット通販で買いました」
饒舌すぎるほどの蘊蓄で語気険しく述べられた兄の言葉とは対照的に、きな子さんはあっさりと答えた。
「インター…ネット」
「はい。通販で…。
あの、お兄ちゃん、ひょっとして…わたしなにか怒らせちゃうこと…した?」
はっ。
我に返る兄だった。
「いや!いやいやいやいやいやいや、ううう嬉しいんだよ!まさか…この酒が飲めるとは…」
「あの…じつはですね、お兄ちゃんの部屋のおかたづけをして…」
「この…さりげない昔風田舎娘みたいなイラストのラベルも実に、実に良い…。
早く…早く飲みたいなあ(;´Д`)ハァハァ…」
人の話を全然聞いてない兄だった。
「お兄ちゃんの部屋にあった『2004年度版日本の隠れた銘酒100選』っていう本のなかに…」
「じゅ、じゅるるるる(ヨダレの音)飲みてえ…あああ」
「赤いまるじるし付いてたのを見て、それで…お兄ちゃん、聞いてる?」
「は、はい?」
「だから…お兄ちゃんの部屋にかってに入っちゃって…」
|Д`)
|彡サッ
二人で顔を見合わせる。けれどすぐにまた兄は我に返って答えた。
「な、なんだよそんなの全然…」
「…よかった。てっきりお兄ちゃん、そのことで怒っちゃうんじゃないかって」
「…そんなことで、きな子さんを怒ったりしないよ。ありがとな、片付けしてくれて。
おまけに、こんな良いものまで…」
ほっ、と一息つくきな子さん。
「でもさあ…高かったろ、この酒。お金…間に合った?」
「あっそれはぜんぜんだいじょうぶです。じつはお父さんからいただいちゃいました」
「…親父から?」
ふと、怪訝に眉に皺寄せる餅夫。
「はい。お父さんが、もちお…お兄ちゃんはお酒がだいすきだから、これでいいのを買ってやってくれって…。
それから、お兄ちゃんとなかよくしてやってね、きな子ちゃん、って言われちゃいました。えへへ」
顔をほころばせながら、きな子は喋り続けた。
「あの親父が?そんなこと言ってたの?怪しいなあ…どうにも」
餅夫の眉間の皺は消えない。
「お父さん、いい人だと思いますけど…」
「そうか?。何か下心でもあるんじゃないか?」
「そんなことないですよ。あっでも、ひょっとしたら、その、
お、お兄ちゃんと…わたしと、ほんとうになかよくしてほしいんじゃないでしょうか…」
俯き加減になって、きな子はそう言った。
「…んなこと、言われなくたって」
ふと考える餅夫であった。
片親のいないお隣どうし、けっこう前からまるで家族ぐるみの付き合いみたいにやってきてた。
その結果が、これ。餅夫の父と、きな子の母の再婚。
それはそれで良い事ではあった。
社会人になって数年が経つ餅夫にとって、いまさら父親が再婚したところで、どうということでも無かったのだけれど。
まるで兄妹のように仲良くしてきた隣の家の女の子が、ある日突然、本当に妹になってしまったことは、
それはそれでなにやらこそばゆいことではあった。
けれど、嬉しい感情の方が大きかったのが、事実でもあった。
結果として、今はこんなふうに同じ屋根の下で、一緒になって料理をつついている。
それも、可愛い妹の手料理ときたものだ。
「ええっと、まあそういうことだし、早速これ…飲んでいい?」
餅夫が聞いてみる。
「もちろんですよ。いま、コップを持ってきますね」
「あ、日本酒だから御猪口のほうがいいかも…」
「りょうかいですっ」
またも敬礼しつつ、台所にトテテテテ…と駆けてゆく。
やっぱり可愛いなあ…きな子ちゃんは。
妹って…いいなあ。つくづくそう思うよ。
一人鼻の下を伸ばす餅夫なのだった。
「さ、どうぞめしあがれ」
冷やでいいよ、との餅夫の言葉に、
(きな子が…人肌であっためてくれたしね)
きな子は瓶から直接、餅夫の持つ御猪口に注ぎ始める。
「きな子さんからお酌してもらうなんて…なんて言うか、照れるね」
「わたしもじつは照れます。っていうか、『さん』づけなんかしなくていいよ、お兄ちゃん。
わたしのこと、よびすてで…」
「そ、そうか。じゃ…遠慮無く。
きな子、注いでくれたまえ」
「りょうかいですっ」
こぼさないように気遣いながら、なみなみに満たす。
「おっとっと…」
「はいっ」
タイミング良く瓶の口を上げてくれる。餅夫はそのまま、御猪口を口へと運んだ。
キューッ。
「うう…美味い!」
舌の上を軽やかに転がるような香り。それでいて濃厚な味が、口の中いっぱいに拡がる。
「これは美味いなっ。美味すぎて…言葉が出ないよ」
「よろこんでいただいて、さいわいです」
きな子もニコニコと笑っている。
「さあ、もうひとついかがです?」
左手を瓶の首に可愛く添えて、また促す。
「うん。じゃあ遠慮せずに…」
言葉通りに、餅夫も盃を重ねる。
こんなところで第一幕 糸冬 です。
えー展開としてはこのあと突然数人の強盗が押し入り兄は拘束され目の前できな子さんがあらん限りの陵辱を受ける…
といったことはまったくありませんハハハ。最後までコメディです。
軽めで安心して読んでもらえる作品に仕上げるつもりでござんす。
なんか書いてて久しぶりに気分の良い兄妹だったりします。一応今後この二人はシリーズで書いていこうかなと。
血が繋がってない設定で書くのはたぶん初めて(!)なので気が楽。中で出(ry)とかw
とりあえず2/3ぐらいは書き上がってますね。途中でほったらかし(悪癖w)は無いと…いや努力しますw
下戸のオイラには珍しく、お酒ネタで書いてますね。あとワタシのSSに食事シーンが多いのは、わざとですw
支援モードFXD殿に感謝です。
では第二幕投下に御期待頂ければ幸いです。
珍しく早い時間に投下終了できたので、また続きを書いて今日は早く寝よw ヾ(´д`)
>>364 やはり少々ボケた受け兄・策士の攻め妹はPC氏の独壇場だw
ところで‥‥
>果たして巧くアレを組み込めるか…
『アレ』とは一体なんだ?謎が謎呼ぶ次回の展開。
>>366 孕ageさん、無理しないでくださいね。
なんか各コテさんが次々と目を悪くしていくなぁ。
まぁモニターの前で黙々とSS書いていればそうなるのかな?
そういや私も最近、近いものが見えづらい‥‥もしや老眼か?(ヲイヲイ…)
>>392 なんかちょこまかと『お兄ちゃんをお世話します!』って感じで動き回る
きな子ちゃんに萌え。でも個人的には和服に割烹着で、ちょっとませた感じにしたら
もっといいのにと勝手な事をほざいてみるテストw
あぁ、想像したら悶えそうなくらい萌えましたw
三文さん、相変わらずグッジョブ!
あとでこっそり投下しに来ますw
(`・ω・´) シャキーン
>>367>>393 いや禁ネットするわけではなくて、激しいゲームプレイは止めようかなと(ネットしてればあまり変わりないか…?
ご心配かけたようでスイマセン。
>>392 三文dキタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y!!!
お世話焼きな義妹すか… (*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
妹者、俺が第九に弱いからって直に歌うな
「ハァ・・・ヒロちゃん、めっちゃあったかい・・・・・」
つぶやく真由美の声は、泣いている様な、そんな声。
「あの時は、会えなくて・・・寂しくて・・・だから、辛くて・・・ でも、別れてしばらくしたら・・・その何倍も寂しくなって・・・
何でもっとヒロちゃんのこと分かってあげようとせーへんかったんやろう、って・・・辛いのは、私だけとちゃうのに、って・・・」
・・・何てことだろう。俺は知らず知らずのうちに真由美のことを傷つけていたのか・・・
俺の弱さのせいで、彼女のことを・・・・・俺のせいで・・・
何も言わず、彼女を優しく抱きしめる。今の俺に出来る償いは、それしかなかった。
「ヒロちゃん・・・・・キスして・・・」
言って、真由美は目を閉じる。唇がゆっくり近づいてくる。その時、俺の頭にアキの顔が浮かんだ。ハッと我に返り、彼女の肩を掴む。
「ゴメン・・・・・」
唇が触れる直前、真由美の動きが止まる。目を開き一瞬怪訝そうな顔をした後、俺の目を見つめながら彼女が聞いてくる。
「なぁヒロちゃん・・・そのゴメン、って・・・どういう意味なん?」
・・・正直な話、心が揺れる部分もある。俺のせいで彼女が辛い思いをしたのなら、その傷を癒してやりたい気持ちもある。
でも、今の俺には大切な人がいる。真由美には申し訳ないけど、でも・・・あいつを悲しませるわけにはいかない。
「俺・・・好きな人、いるから・・・裏切りたくないから・・・だから・・・・・・・ゴメン。」
・・・沈黙が、2人の間を支配する。真由美は、視線を落としたまま動かない。
「本音言うと、嬉しいんだよ。慰めとかそんなんじゃなくて、ホントに。前の俺だったら、多分OKしてると思う。
けどさ・・・今の彼女のこと、本当に本気なんだ。だから・・・」
「変わってへんなぁ、ヒロちゃん・・・」
「え・・・?」
思わず素で聞き返す。
「もっとはっきり、お前とは付き合えない、って言うてもええのに。ホンマ優しいな、ヒロちゃん。」
「いや、別にそんなことは・・・」
「でも、ちょっとズルイわ・・・ヒロちゃん、優しすぎや・・・そんなん言われたら、嫌いになられへんやん・・・」
「・・・・・ゴメン。」
「謝らんといてよ・・・私のほうこそゴメンな、無理言うて。・・・なぁ、最後に一つワガママ言うてええ?」
「え・・・何?」
「おでこにチューして・・・初デートの時みたいに・・・・・・」
「・・・・・あぁ。」
微笑みながら目を閉じた真由美の額に、俺はそっ・・・とキスをした。
「ほな、ここでお別れしよ。」
公園の入り口まで来たところで真由美が俺から離れる。
「家まで送ってくって・・・」
「ええよ、一人で帰れるから。それに・・・一緒におったら、別れられへんようになってまうから・・・」
「そっか・・・わかった。じゃあ、気をつけてな・・・」
「うん、ありがとう・・・・・バイバイ。」
笑顔で別れることが出来たのが、せめてもの救いのような気がした。
「は〜あ・・・頭冷やすつもりだったのに、余計眠れなくなったかも・・・」
う〜、寒・・・帰ろ帰ろ・・・・と、歩き出そうとした時。
「お兄ちゃん。」
・・・・・え?この声は、まさか・・・・・・・
振り返ったその先に・・・・・
「あ・・・・アキ・・・・・!?」
俺の元へ駆け寄ってきたアキは、そのまま勢いよく俺の胸に飛び込んできた。
2人から少し離れた木の陰に潜み、耳を澄ます。
あの人、見たことある。確か・・・お兄ちゃんが、前に付き合ってた人だ。佐伯さん・・・だったっけ。
何で一緒にいるんだろ・・・ひょっとして、お兄ちゃん・・・・・あの人のこと忘れられないのかな・・・
どんどん不安になっていく・・・・・そんなアタシの耳に、彼女の言葉が飛び込んでくる。
「私・・・まだヒロちゃんのこと好きやねん・・・」
佐伯さん・・・・・お兄ちゃんのことが・・・・・・・
どうしよう・・・どうしよう・・・・・・お兄ちゃん、優しいから・・・あの人のところに行っちゃうかも・・・
信じるって決めたけど、でも・・・もしそうなっちゃったら・・・アタシ、身を引かなきゃいけないよね・・・
アタシは、妹だから・・・だから・・・・・・・
・・・・・・・・・・やっぱりイヤだ、そんなの。せっかくお兄ちゃんと両想いだってわかったのに・・・!
お兄ちゃんを取られたくない・・・渡したくない・・・そんなの、絶対イヤなんだから!
あの人の、お兄ちゃんを好きな気持ちになんて、絶対に負けない・・・アタシが、一番お兄ちゃんのこと好きなんだもん!
・・・って、ああっ!キスしようとしてる!ダメ・・・そんなの絶対ダメッ!
・・・・・こうなったら、さりげなく邪魔しちゃおう。そう思って木の陰から歩き出そうとしたその時。
「ゴメン・・・俺、好きな人いるから・・・本当に本気だから・・・彼女のこと裏切りたくないから・・・・・だから、ゴメン。」
お兄ちゃん・・・・・
何だか体の力が抜けそうな感じがする。嬉しいのと、ホッとしたのと・・・佐伯さんに少し申し訳ないのと・・・
でもよかった・・・お兄ちゃん、アタシがいないところでもアタシのこと思ってくれてる・・・愛してくれてる・・・
ありがとう、お兄ちゃん・・・アタシも、お兄ちゃんのこと愛してるからね。
「お兄ちゃん。」
公園の入り口で佐伯さんと別れたお兄ちゃんに声をかける。
「あ・・・・・・・アキ・・・!?」
驚いた顔をしているお兄ちゃんの胸に、アタシは駆け寄り、飛び込んでいった。
|∀・)<ナゼェ(ry
続くでありんす〜
そろそろストックも残り少ない・・・・・書かんと・・・・・
支援芸アタッターヽ(・∀・)ノ
…しかし一歩間違えば刃傷沙汰に成りかねないなこりゃ
眠いよ
(´д`)ノ 三文です。本日は深夜徘徊です。
三国殿グジョービ。しかしあらためてムズイ描写にチャレンジしてますね。
こういう人物視点が変わる作品をサラッと書けるスキルはあっしも喉から手が出るほどホスイです。
で、次のエロスィーンはそろそろですかね?w
>>FXD殿
ええとですね、オイラも当初きな子さんの出で立ちを着物設定にしてたんですけど、これがどうも脱がせにくいw
なので普通にセーターとスカート着衣という簡素な設定に直しました。その辺は第三幕以降で。
性格は…まあ今後をお楽しみ下さいってことで。
さて、投下できる時に投下しておきましょう。
第二幕、
>>391から続きです。
「ひっく」
料理にも箸を伸ばしているつもりの餅夫だったけれど、酔いは予想以外に回りが早い様子だった。
「お兄ちゃんのかお、もう赤いですよ」
うふふ、と笑いながらきな子が言った。
「そう?俺はこう見えても、強いほうなんだけどな」
「赤ちゃんみたいにほっぺた真っ赤です」
なおもクスクスと笑う。
「か、からかうなって」
照れ隠しに、もう一口あおる。
「…」
その様子を、きな子はじっと見ていた。箸の先を口にくわえたまま。
すぐに餅夫も気付く。
「ん…どしたの?」
「あの…」
おずおずと口を開くきな子さん。そしてこう切り出した。
「おさけって…おいしいですか?」
「まあ…」
妹の意表をついた問いかけに、餅夫はちょっと驚く。
「俺みたいな酒好きはね、やっぱり美味しいと思っちゃうだろうね」
「そうなんですか…」
きな子は何か考えているようでもある。
「庵子さんは…飲まないんだっけ?」
庵子さん、と呼ぶ女性は、餅夫の新しい母親、
つまり父親の再婚相手で、きな子の実の母。
「おかあさんは…飲みません。でも、亡くなったお父さんは、いっぱい飲む人だったって、聞いてます…」
「…」
ふと、黙り込んでしまう。
「あー…ごめんな。いやなこと、思い出させちゃったかな…」
餅夫はボリボリと後ろ頭を掻きながら、詫びの言葉を述べた。
「いえ、いいんです。どっちみち、わたしはお父さんの思い出、ほとんど無いし…」
若くして身体を悪くして亡くなった。そう聞いていた。
「えっと、でもわたしにはもう、新しいお父さんがいるんですよ。
それに、お兄ちゃんだって…」
「…うん」
お兄ちゃん、と呼ばれることに嬉しさを感じつつも、餅夫は少し複雑な心境でいた。
庵子さんだって、大変だったんだろうな…。
ずっと、庵子さんときな子は…母娘二人だけで生きてきたんだ。
ちょっと重い空気。
話題を逸らさなきゃな。
そう思った餅夫は、こんな事を切り出してみた。
「あっでもさ、ひょっとすると、きな子も…お酒強い体質だったりするかもね」
「…そうなんですか?」
「うん。結局こういうのって遺伝だし。でも、庵子さんが飲めないのなら、そうでもないかも…」
「あっお母さんはべつに飲めないってわけでもないみたいです。
でも、おさけを飲んでるすがたは…みたことないです」
それはたぶん、きな子に気を使って…。
そう言いかけて、餅夫はすぐに言葉を引っ込めた。
あまり良い方向に向かうとは、言えなさそうな話題を繋いでしまうことになる。
替わりに、
「じゃあ、ちょっと…飲んでみよっか?」
そんなことを言いだしてしまう。
「え…?」
きな子はきょとんとした顔つきで応えた。
○学生に酒を勧めるなど、とんでもない話ではあるけれど、
「きな子に酒を飲ませたらどうなるか」という、ささやかな(?)知的好奇心が、
餅夫の心にグツグツと沸き出し始めていたのだ。
「いや、ほんの少し。舐めてみるぐらいで…」
本当にその程度のつもりだった。
いきなり大量に飲ませて、急性アルコール中毒にでもしてしまったら、
母親の庵子さんに何と言われてしまうか常識以前の話だし、
何より親父と庵子さんの、せっかく始まった新しい夫婦の関係を、
いきなりブッ壊してしまうことにもなりかねない。不肖息子のせいで。
ほんの悪戯心のつもりだった。
|∀・)
まあ、きな子は、たぶん他の同じ年頃の友達なんかと比べても、もともとちょっと大人びた考え方をする娘だろうし…。
そんなわけで、
「ダメですそんなの」
「○成年の飲酒はいくないと思います」
「いけませんわたしまだ○学生なんですから」
「そんなわるいことすすめるお兄ちゃんなんかきらいです」
ぐらいに、拒まれるのが関の山だろうと考えていたのだった。
けれど。
きな子さんのリアクションは、餅夫の予想に大きく反していた。
「ええと、あの…いいんですか?」
多少なりとも、笑顔をほころばせながら。
「…え、本気?」
餅夫も、きょとんとした顔色で応えた。
「お兄ちゃんがすすめたんじゃないですか…」
続けて悪戯っぽく笑う。
その時、餅夫はこう思った。
もしかして、きな子って俺が思っている以上に…。
こ、小悪魔系?
いやいや、そんなふうに考えるのはやめておこう。
「じゃ、じゃあ、御猪口に…ほんのちびっとだけな」
その場の空気を取り繕うように、腰を上げかける。妹の分の器を取りに行くためだ。
「あの、もう用意してあります…」
きな子はそう言って、エプロンのポケットから、自分用の御猪口を取り出した。
「…」
ちゃ、ちゃっかり準備してたのかよ…。
「…じゃ、お一つ」
あまりツッ込まない方がいいな、などと考えつつ、今度は餅夫が酌をする。
こぽこぽこぽ…。
少なめなところで、注ぐのをやめる。
それからくい、と顎で促した。
「どぞ」
「じゃあ…いただきます」
舐める程度だからね…
そう餅夫が言いかける前に、きな子は、
きゅうっ。
一気に御猪口を傾けた。
「お、おい」
慌て気味に餅夫が声をかける。
「ぷはぁっ」
しかしきな子は即座に飲み干し、息を吐いてこう言った。
「おいしい…ですう」
目を細めてにこにこ笑っている。
「え、大丈夫…なの?」
「ぜぇんぜんだいじょうぶですよ…」
「…」
意外すぎる妹の言動に、兄の思考が一瞬固まる。
本当に、文字通りに「舐める」程度に飲ませるつもりだったのだけれど。
「き、気持ち悪くなったり、してないよな?」
「そんなことないです。あ、でも、なんかぽっかぽかしてきました」
「ぐるぐる回ったりしてない?こう、目の前とか…」
「いいえちっとも。でもちょっと…きもちよくなってきた気にもなってます。
あの…お兄ちゃん、もういっぱい、だめですか…?」
おずおずとそう聞いてくる。
「…」
これ以上飲ませると、どうなるんだろうな…。
知的探求心(?)に、際限は無いのだった。
「じゃ、じゃあ気持ち悪くなるなら、なる前にちゃんと言ってよ?
いいか?そうなってからじゃ済まないんだぞ?そこんとこ考えてよ?」
「はい。じこせきにんでがんばります」
いや、がんばるとかじゃなくてな。
「…じゃあもう一献」
とくとくとく。
再び、きゅうっ。
「…ぷはっ。いくら飲んでも、おいしいですね…」
こいつは間違いなく…酒飲み遺伝だよな。
なんとなく、地雷でも踏んでしまった気になった餅夫だった。
第二幕 糸冬 。
○学生に酒飲ますとんでもないバカチン兄貴なのでした。
ええと断っておきますと、○に入るのは「大」ですからね「厨」とかではありませんからw
そういうことにしておいてください頼みますからくれぐれも。
ああインモラルな文士ですw
さて、次回の第三幕ではいよいよエロ風味(微)と相成ります。
しだいにバカチン兄貴も暴走気味になる予定です。いや一番暴走なのはいわずとも妹ですがw
支援のピシドリンカ殿に感謝です。深夜徘徊老人同志ですねw
ではまたポストに参ります。おやすむなさい。 ヾ(´д`)
きっとこれも予想の範疇なんだが言わずにはいられない。
えっ○の中身「消」じゃなかったの!?
しかし丁寧語の妹良いな・・・
(・∀・)おはようございマス!!
うん、大学生は未成年デスYO
そして酒乱妹…(;´Д`)ハァハァ
いよいよ兄者と妹者のリミッターが外れかけてますね。
さ、コミケ行ってこよ。雨降ってるけどw
431 :
名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/12/29 21:33:51 ID:HtcOXJcp
test
>>ALL
(・∀・)GJ!!
ぬがあ!今日投下しなければ今年中にならんではないか!!
^^^^^^^
つーわけでなんとかなったんで12月31日だというのに新作投下〜
題『SO SWEET CAKE』
↓もー今回ダメだ_| ̄|○
12/26 02:28
俺の目の前で、一枚、また一枚と、身に纏っているものを脱いでいく少女。
邪魔な衣服が取り払われ、
その触れるもの全てを弾き返すかのような瑞々しさに溢れた肌がその下から表れた。
少女が俺を受け入れるように手を伸ばす。
「はい。 これがあたしからのクリスマスプレゼントだよ。」
「……本当に、いいのか……?」
「……うん。 あたしのこと、好きにしていいんだよ。
あたしは、ずっと、待ってたんだから……」
少女の名前は瑞季。 俺の…妹だ。
2/20 10:56
俺は駅に向かっていた。 年末に俺を実家へ帰省させる為に妹の瑞季が来るからだ。
もう瑞季の乗った新幹線はもう着いていたらしく、俺はすぐに瑞季と合流できた。
「や〜、久しぶりだね。」
「そうだな。」
……色気のない挨拶だ。
「しばらくこっちに居るんだろ。 ホテル代とかあるのか?」
「そんなの、『お兄ちゃんの部屋に泊まれ』って言ってくれなかった。」
「……散らかってるし、そんなに広くないぞ。」
しばらく俺の寝床は冷たい床になりそうだ。
12/21 23:30
ようやく帰宅できた。瑞季はもう眠っている。
俺の仕事はいわゆるケーキ職人ってやつだ。
年末のこの時期はクリスマスに向けて書き入れ時になる。
俺のような若い下っ端は、まさしく朝から晩まで働かされているわけだ。
(もしかしたら労働基準法違反なんだろうが、
そんなこと言ってたら働けないしちゃんと金はくれてるのでマシなほうだ。)
最初の頃は材料の運搬やゴミ捨てぐらいしかさせてもらえなかったが、
今ではちゃんと製作工程に入れてもらってるし、売り物も作らせてくれる。
なにより一種芸術を作っているとも言えるこの職業を、俺は好いていた。
12/22 06:30
朝御飯は売れ残ったケーキを食べる。
ケーキが嫌いな女の子なんて存在しない。 例によって瑞季もケーキが大好物になった。
「これ、お兄ちゃんが作ったの?」
「いいや。 俺なんてショートケーキぐらいしか作らせてくれないよ。」
「ふーん。 でもさ、なんかテレビに出てるみたいな飾り付けとかは出来るんでしょ?」
「そりゃ、これでも職人なんでな。」
実を言うと帰ってから時間のある時はケーキの制作を練習している。
と言ってもスポンジケーキを焼けるようなでかいオーブンがあるわけでもなく、
もっぱらデザインや材料の研究だったが。
でも一応クリームの容器とチューブはあって、デコレートの練習もしていた。
12/22 12:45
今日は大きめのケーキを作れることになった。
まずは薄いスポンジケーキにクリームを塗ったくる。
そうしてできた土台にカットしたフルーツをちりばめ、その上にまたスポンジを乗せる。
コレが三層ぐらいになると周りをクリームで固めていく。
中身が出来たらその上に見栄え良く盛りつけをして、さらにクリームでデコレートをする。
これを手早く、正確にすれば見事なワンホールケーキのできあがりになるわけだ。
(この製作工程は全て作者のテキトーな空想であり、詳しくツッコまれると言い訳すら出来ません。)
途中、何度も先輩から手直しがあったが、なんとか合格できたらしい。
俺の作ったケーキがウィンドウに並べられ、客がそれを買って食べてもらえるのだ。
これに勝る喜びはない。
12/23 19:36
今日は1日休みを貰っていた。
クリスマス商戦を前にして休息があるのは実にありがたい。
きっと職場では俺と同じような下っ端がこき使われているのだろう。
俺は瑞季と外食に出た。
「いつもいつもケーキみたいな甘ったるいものを食べているから、さっぱりしたものが食べたい。」
とのリクエストで寿司になった。 …回転寿司だが。
目の前を大量生産品のケーキが流れていく。
「うえ〜、ココにもケーキがあるよ〜〜」
瑞季が愚痴る。いくら好きでも連日ケーキ三昧だと飽きが来るみたいだ。
12/23 22:04
風呂上がりの妹が話しかけてきた。
「お兄ちゃん、明日…」
「24、25はダメだぞ。 一年で一番忙しい時なんだから。」
「そ、そうだったね…」
「……ねえ、お兄ちゃんは、知ってるよね。」
「何を。」
「あたしの、気持ち……」
「……。」
その一言で、寒い部屋の温度が少しだけ上昇した。
二年ほど前…ちょうど俺が実家を出る前日…俺は瑞季から告白を受けていた。
それは、ただ妹が兄に対して思う感情以上のものを、瑞季が抱いているということだった。
瑞季は俺が実家を出ることを知って募る思いが爆発したらしい。
しかし俺はその返答を避け、まるで瑞季から逃げるように上京した。
……兄妹で愛し合うなんて、許されない事だからだ……
「だから、その……」
「瑞季… お前、まだ…」
「クリスマスの夜… あたし、プレゼント用意して、待ってるから……」
寝室へ消えていく瑞季。
俺は、どうすべきなのだろうか…
12/25 23:56
この2日間は…とにかく働いてる間の記憶しかなかった。
いつ家に帰って、いつ出勤したかも覚えていない。
俺はその時きっとケーキを作るマシーンの歯車と化していたのだ。
そしてクリスマスが終わり、その歯車から解放された俺は
へろへろの体でようやく家へとたどり着いたのだった。
「きゃ…!」
ベッドに倒れ込んだ俺の体の下から小さな悲鳴が上がる。
あ、そうだった。 瑞季がいたんだった。
「お、お兄ちゃん……」
「ゴメン… いま、出てく…」
起き上がろうと持ち上げた重たい頭が、温かい瑞季の体に抱かれる。
「……いいよ。ココで寝てて。」
そう言われて瑞季に頭を撫でられると、俺はもの凄い睡魔に襲われてそのまま意識を失っていた。
12/26 02:25
……何かが、何か重要なことがあった気がする…… なんだっけ……
……瑞季だ。 瑞季は、俺を見ながら……
……今日は、クリスマスの夜…… ……瑞季……
「お兄ちゃん… 好き…いまでも…」
俺の頭を抱いたままで瑞季が言う。 その目は恍惚としながらも、どこか寂しげだった。
「……それがお前のクリスマスプレゼントか?」
「!!」
二時間ほどしか眠っていないのに、今の瑞季の一言ですっかり目が覚めた。
「……起きてた、の?」
「起きたんだよ。 で、いまのが瑞季のクリスマスプレゼント?」
「ち、違うよ! とっておきのプレゼント、用意してるんだから……」
12/26 02:28
俺の目の前で、一枚、また一枚と、身に纏っているものを脱いでいく瑞季。
邪魔な衣服が取り払われ、
その触れるもの全てを弾き返すかのような瑞々しさに溢れた肌がその下から表れた。
瑞季が俺を受け入れるように手を伸ばす。
「はい。 これがあたしからのクリスマスプレゼントだよ。」
「……本当に、いいのか……?」
「……うん。 あたしのこと、好きにしていいんだよ。
あたしは、ずっと、待ってたんだから……」
糸売
お、444だ 不吉?
Σ (゚Д゚;)ここで止めるのか!
時間が表示されてると分かりやすくてイイね!!
続き期待〜
おおう!ぐっじょぶ!!
生クリームプレイは部屋が汚れますよ〜、と余計なことを言ってみるw
と、ここで気付いたことが一つ。
>>435 >2/20 10:56
2ヶ月先の未来になってますよ孕ageさん・・・・・
そして大晦日の昼間っからこっそり投下!w
>>404から
「アキ・・・・お前、何でこんな所にいるんだよ。」
もう日付も変わってるっていうのに。
「何でって・・・お兄ちゃんのこと探しにきたんじゃない。」
「探しにって・・・・・ダメじゃないか、夜遅くに一人で外を出歩くなんて。」
「だって・・・だって、お兄ちゃんと一緒にいたいのに部屋にいないんだもん・・・
あのね・・・お兄ちゃんが寝てる間にベッドの中に潜り込もうと思ったの・・・ちょっと驚かしてやろうと思って。
それで、そろそろ寝たかな〜っていう時間にお兄ちゃんの部屋に行ったら、いなくて。
そしたら、何か急に寂しくなって・・・お母さんには悪いと思ったけど、お兄ちゃんのこと探しに行こう、って・・・」
体の中が熱くなるような嬉しさと、胸を締め付けられるような切なさが、俺の心を支配していた。
「とにかく、帰ろう。母さんも心配してるだろうし。」
「うん・・・・・怒ってるだろうな、お母さん・・・」
「多分な・・・・・まぁ、その時は一緒に怒られてやるって。俺のせいでもあるわけだしな。」
コンビニで買ったホットココアを飲みながら、夜道を帰途に着く。
「寒いし、ちょっと怖かったけど・・・でも探しにきてよかった。」
「ん?何で?」
「アタシね、実は・・・・・お兄ちゃんが佐伯さんといるトコ見てたの。」
「え・・・!?あ・・・いや、あれは・・・」
ヤバイ・・・今日の昼間だって、誤解されても仕方のない場面を見られてるっていうのに・・・まったく、何で俺はこう間が悪いんだ。
等と、思いっきり動揺している俺を知ってか知らずか、アキは話を続ける。
「でね・・・・・2人が話してることも聞いたの。ていうか、周りが静かだから聞こえてきたんだけどね。」
「え・・・あ、そう・・・」
なんともマヌケな返事しか返せないのが我ながら情けない。
「ホント言うと、お兄ちゃん誘惑に負けちゃうんじゃないかなって思ったの。
というより、お兄ちゃん優しいから『忘れられない』って言われたら断れないんじゃないかな、って。」
8つも年下の妹に心の内を見透かされてる兄の俺って・・・・・
「でもね・・・アタシ、お兄ちゃんのこと信じてるから、愛してるから・・・だから、大丈夫だって思ってたの。
だから、嬉しかった。『好きな人がいるから』って、『本当に本気だから』って、『裏切りたくないから』って・・・
体中の力が抜けちゃいそうになるくらい嬉しかった。だから、探しに来てよかった。」
ホント、【男冥利】ってのはこういうことを言うんだろうな。
「別に・・・本当のことだから。」
何だか妙に照れくさくて・・・でも気持ちを誤魔化す気にはなれなくて。何なんだろう、この感じは・・・・・
そんな俺の気持ちを、アキの一言が明快すぎる答えへと導いてくれた。
「あのね・・・・・アタシ、またお兄ちゃんのこと好きな気持ちが増えちゃった。」
そうだ・・・そうなんだ。俺は、アキのことをどんどん好きになっていってるんだ。
「俺もだよ。アキのこと好きな気持ちがすごく増えてって、自分でもびっくりしてる。」
ホント、驚くくらいアキへの想いが増えていく。何だか・・・幸せだなぁ・・・・・
「ねぇ、お兄ちゃん。」
玄関前に到着したところでアキに呼び止められた。
「ん?何だよ。早く家に入らないとホントに風邪引くぞ。」
「んーとね・・・お願いが、あるんだけど・・・・・・・」
見ると、アキはもじもじとしながらうつむいている。
「お願い?・・・・・何だよ、お願いって。」
「ん〜と・・・・・その・・・・・キス・・・して欲しい、な〜・・・・・なんて。・・・ダメ?」
「・・・キス?」
「うん・・・おでこにチューじゃなくて、ちゃんとしたキス。家の中じゃ、お母さんもいるし・・・だから、ここで。・・・ダメ?」
そりゃもちろん、俺の答えは決まってる。
何も言わず、アキを抱き寄せる。微笑みあい、見つめあう。顔と顔が近づく・・・目を閉じる・・・・・そして・・・・・
「ン・・・・・・・・」
お互いの気持ちを改めて確かめ合うように、俺たちはずっとずっと唇を重ねあっていた。
その後、家に入った俺たちは・・・・・並んで正座させられ、延々母さんのお説教を喰らいました・・・
続きます〜
いや〜、たかが半日の出来事を長々と・・・w
今年はもう作品投下しないょ( ´ω`)
年明けの新作に期待あれ…多分良い出来。確証はないけど個人的にはいい感じ。
今からお出かけです。それでは皆様、良いお年をー。
>>447 …一応
>>436で修正したつもり_| ̄|○
>生クリームプレイ
(・∀・)バレタ!
>>453 アキたんの微妙な嫉妬(;´Д`)ハァハァ
続き投下するならイマノウチ...
↓
2/26 02:29
「そ、その前にさ… お兄ちゃんは、どうなの?
あたしのこと…好き?」
「……好きだよ。妹として。 でもそれじゃダメなんだろ?」
「うん……」
「いいよ。今だけお前を愛してやるよ。 今だけ…兄妹であることを忘れて愛してやるよ。」
「今だけ…… でも、仕方ないよね。」
瑞季の顔が少し曇った後に笑顔になる。 俺はその瑞季の唇にキスをした。
「あ、そうだ。 俺一度やってみたかった事があるんだよね。ちょっと待ってな。」
「…? え、それって……」
俺は冷蔵庫からケーキのデコレート用のチューブを持ってきていた。
「ふっふっふ…… これで瑞季をクリスマスケーキにしてやるよ。」
「……お兄ちゃん、意外にムッツリ?」
「…かもしんない。」
今まで冷蔵庫で冷やされていたクリームが瑞季の肌に鮮やかに盛られていく。
「う…冷た。」
「我慢しろ。 キレイに飾り付けてやるから。」
まずは胸の周りに塗り拡げて土台を作る。
ソフトクリームのように渦巻き状に盛りつけて、乳首の所だけピンとはねつける。
…こうやって強調すると少しはあるように見えるなぁ。
ヘソも埋めるように塗ってはみたが、フルーツ系がないのでイマイチ淋しい。
「…なんか文字でも書くか?」
「…すぐ食べちゃうんだから意味無いよ。」
「そ、そうだな。」
「うう… ソコもするの?」
「勿論。」
瑞季の温かい秘穴を指で解して、チューブの金具の先端を潜り込ませる。
そして瑞季の体内にチューブの中身を注入していく。
「うあぁ… なんか入ってるよぉ…」
「我慢我慢。 あとで暖かいのも入れてやるから。」
言葉の意味に気付いた瑞季の顔が真っ赤に燃え上がる。…言ってる俺も結構恥ずかしいんだが。
ちょうど一本使い切ったところで飾り付けが終わった。
クリームで白くデコレーションされた、見事な瑞季ケーキの完成だ。
12/26 02:38
見れば見るほど綺麗に盛りつけられている瑞季ケーキ。
作ったのは俺だが、食べるのももちろん俺だけなんだなぁ……
「お、お兄ちゃん、寒いんだけど… は、早く温めて…」
「おお。じゃ早速いただくとするか。」
ピンと立ち上がっているクリームの先端にかぶりついて、中に入っているチェリーを探し出す。
「うん。美味しいチェリーだ。」
「やぁん…」
反対側の山にもかぶりついて小さなチェリーを晒し出させる。
ぷるん、と現れたチェリーは、冷えたクリームから暖かい舌への温度差に硬くなっていた。
ヘソにまでしゃぶりついている俺を見ながら瑞季が言う。
「お、お兄ちゃん… 美味しいの?」
「うん、美味しいよ瑞季味のケーキ。 ほら、お前も食べてみろよ。」
指で一口クリームを掬って瑞季の口に運ぶ。
「どうだ? 美味しいだろ?」
「うん… 美味しい…」
「クク… もっと食べろよ。瑞季味のケーキ。」
とろんとした目の瑞季は、おかわりをし続ける俺の指をしゃぶり続けていた。
「さて、メインディッシュだな。」
瑞季の足をM字に開かせてクリームの固まりに顔を突っ込む。
「ん? なんだ、クリームがもうとろとろに溶けてるじゃないか。」
長い時間を掛けて食べていたせいか、そこのクリームは流れ落ち始めていた。
もちろん体温が移ったせいだけではなく、内側から熱い液体が混ざったからであろう。
「いただきまーす。」
じゅるじゅるじゅる、と音を立てて液状になったクリームを啜る。
「お、音立てちゃイヤぁ…」
しかし俺はそんな声を無視して瑞季を味わい続ける。
「うぐ、くぅ… くぅん…」
瑞季が子犬みたいな声を出して身をよじる。
俺の舌にはもうクリームの甘い味は感じなくなっていたが、
それでもまだ奥の方にあるかもしれないクリームを掻き出すように舌を潜り込ませていた。
「はぁ… はひぁぁ…」
「ふぅ…だいたい食べちゃったかな。 瑞季、クリスマスケーキになった感想は?」
「……お腹冷えちゃった。」
「ははは、そうか。」
瑞季の体からはクリームの白い色は消えて、代わりに俺の唾液と瑞季自身の汗にまみれていた。
「お兄ちゃん、…まだ食べてないのがあるよ。」
「……何をだ?」
わざととぼけるように聞いてみる。
「あ、あたし…… お兄ちゃんに、あたし自身を……食べて欲しい……」
「ふーん…… どうやって。」
瑞季は相当恥ずかしいのか、燃え上がりそうな程に顔を赤くさせている。
「こ、ここに、お兄ちゃんのオチンチン入れて、あたしの冷えたお腹を、暖めて欲しい……
さっき、暖かいのを入れてくれるって、言ったでしょ?」
「……ああ、そうだったな。」
なぜかニヤニヤとする表情が止まらない。
いまから兄妹でSEXするという禁忌を犯そうとしているのに…
「あ、ケーキの残りが付いてる。」
瑞季が俺の口の周りを舐め始めた。
俺もその瑞季の舌を舐めるように舌を出して、そのままお互いを絡めるようにキスをし続ける。
甘いキスをし続ける瑞季の体に、俺は一物を押し込んだ。
「…!!」
瑞季はいきなり挿入された違和感に身を震わせて一物を締めつけていたが、
先ほどのケーキプレイですでにとろけきっていた体は、なんの抵抗もなく俺を受け入れていた。
「あふぁあ! そ、そんないきなり、激し…!」
瑞季が嫌がる素振りを少し見せたが、
「どうした? 痛いのか?」
「う、ううん…… うぁは!」
すかさず一物を動かすと、すぐに甘い声を上げて何も言わなくなった。
「……お前処女じゃなかったんだな。 誰とヤったんだ?」
こうして挿れてみて改めて確認できたが、瑞季の処女膜はすでに失われていた。
それに激しい抜き刺しをしても痛みどころか快感に甘い声を上げているのだから、
その膣内はかなり開発されていると見ていいだろう。
「……誰にもされてない。 お兄ちゃんとするのが初めてだよ……」
「じゃあなんでこんなに気持ちよさそうにしてるんだ?」
「そ、それは…… 自分で、してたから……」
「……どんな風に?」
「お、お兄ちゃんにフられた次の日に、自分の指で……」
瑞季が泣きそうな顔で告白する。 だが俺はさらに質問を続けた。
「バイブも入れてたんだろ?」
「う、うん……」
「俺のこと想いながらしてた?」
「うん……」
「よかったな。おかげで痛い思いをせずに出来て。」
「……イジワル。」
( ´∀`)σ)Д`)
12/26 03:20
「……二年間、ずっと俺のことを想ってたのか?」
「うん。 ……だって、忘れられないんだもん。
あたし妹だけど、お兄ちゃんのことが好きなんだって、
いけない事だってわかってても、全然止まらなかった。
今あたし、すっごく幸せ。 お兄ちゃんに抱かれてて、すごく……
だから、もっとあたしのこと愛して。お兄ちゃん……」
「瑞季……」
俺はもはや禁忌と思う理性などかなぐり捨てて瑞季に向かっていた。
熱くたぎる怒張を肉の凶器として、ただひたすらに妹の体に突き込む。
瑞季も俺の動きに耐えるように、応えるように、俺の体を抱きしめ、唇を合わせ続けている。
「瑞季、瑞季ぃ…… イきそうだ……」
「お、お兄ちゃん、ちょうだい…! お兄ちゃんの熱いクリーム、あたしにぃ……」
びゅくん、びゅくん…!
瑞季の膣内で俺のモノが熱い精子を噴射していく。
そして瑞季の中から抜き出して体の表面にも吹きかけた。
「あ、あふ… お兄ちゃんのクリーム…… 熱くて、美味しい……」
再び白くデコレートされた瑞季。 その体についた精液クリームを、瑞季は味わい続けていた。
「美味しかったよ、瑞季のケーキ。 最高のクリスマスプレゼントだった。
ありがとう、瑞季。」
「お兄ちゃん……」
そして俺はそのまま瑞季と抱き合って眠った。
来年に糸売
>>466 FXD氏支援乙です。
いや〜ケーキプレイしたいがためにケーキ職人にしてしまったよ……
そういえば氏の作品にカブってたか……
では良いお年を(・∀・)ノ
>365
>妹攻め連盟
だ…誰の事ですか?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
>393
>『アレ』とは
気になりますか…気になりますか…(・∀・)ニヤニヤ
>427
>○に入るのは
ソレは読者が“好みの応じて合わせる”なんてのがイイのでは?場合によっては
“消”なんてのも - .∵・(゚Д゚) ーt( ̄♯) フッ
>469
思っくそ被ってますね…でも(・∀・)イイ!もし俺が書いたら…やっぱりお兄ちゃんを
縛ってパティシェ志願の妹がデコレート…すんません何でも無いですorz
駄文はコレ位にして…皆様、良いお年を!
− − =癶(癶゚∀゚)癶カサカサ
年末になって、皆さん一気に煩悩を爆発させてますね。
>>427 ○学生に酒飲ませてこの先一体どうしようというのだ貴様はコラ白状せんかいw
ところで‥‥
>ああインモラルな文士ですw
まぁそれはお互いさまということで。
>>453 肝心の部分はどうしたって長くなるもんですよw
>>469 いや、ネタはかぶったっていいですよね。私も以前孕ageさんのネタで
一本書きましたしね。
さて、今年もあと一時間ちょっと。
スレ住人の皆様にはお世話になりました。それでは皆さん、良いお年を。
おけましておめでとうございマス!!(・∀・)
今年もヨロシクお願いしますm(_ _)m
孕おめ・ことよろ・そして続きを投下します。
癶(゚∀゚癶)癶 =−−
「ひて…は…はな…ふぇ…」
間抜けな声で必死に指さし伝える。ようやく指が離れた。
「うぅ〜…ちょっと予定変更する!」
「なぁ…いい加減にしてくれないか?一体何をすれば…」
「お金もモノもいらないから…制限時間まででイイから…ボクの言う事を
聞くの!」
「了解…ソレが条件だな?じゃあ先ず何をすればいいんだ?」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「か…完了…。」
「ご苦労…でわでわ…次に…」
「少しは休ませろぉ!!!」
「疲れを感じ取る前に終わらせないと…動きが鈍くなるでしょ?はい早く
外に出て!」
「そ…そんなぁ〜。」
皿洗い・洗濯・家の掃除
大凡俺には無縁な日常の行為・一つずつなら苦にならないが休むこと無く
続けるとなるとさすがにキツい。しかし構う事無く命令は続く。
「で、今度は…」
「親孝行。」
「はぁ?」
ガレージにて妹が指さした方角には親父の車のタイヤ。
そしてその横には出張の為置きっぱなしになった親父の愛車。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「くそぉ…あの痔主め…自分で手入れ出来ない車…おっとっと…。」
「お兄ちゃん、口より手を動かす!」
下準備の為並べておいたタイヤを弄りながら妹は悠長にハシャいでいる。
「何で俺が…こんな…あぁくそ重い…。」
「だ〜か〜ら〜…親孝行だってばぁ〜♪」
「あぁ判ったから!あっソッチは逆だ。」
「えぇ〜何で?どっちも同じじゃないの??」
「摩耗の度合いに合わせてローテーションするのが普通だ。」
「へぇ〜そんなの初めて聞いた。」
幸いにも妹は微力ながら先程から全て手伝いをしてくれている。
だが徐々に腕が利かなくなっているのが判る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「あぁ〜…もう…あかん…。」
最後の締めくくりに妹へのマッサージ。
終了の合図と同時に両腕を投げ出し仰向けに倒れ込む。
「はぁい、良く出来ましたぁ〜♪」
「どういたしまし…はぅ!!」
一呼吸置いて俺に飛びつく妹。
「うふふ…久し振りだなぁ〜こんなの…。」
「え?」
「お兄ちゃんと二人で一緒に何かするなんて…長い間…」
「あ…あぁ…そういえば…あぅ!き…効く…」
今度は抱きついたまま腕をグニグニと揉んでくる。
「ありゃ?もう限界かなぁ??」
「あ…当たり前だ!休憩無しなんて…」
「うふふ…もうイイかな…じゃあ今度こそ…」
「お…おい…コレ以上…」
「大丈夫…次は…何もしなくてイイの。」
何やら嫌な予感がする。だが未だ俺は解放されたワケではない。
「何だかキリが無いな…お前…このままズルズルと…」
「うぅ〜…また疑うの?大丈夫!約束は守るよ!!」
「ほ…本当だな…?」
返事は無くただニッコリと微笑み妹が動き出した。
「先ずは…こうやって…」
「え?おい…ちょっと…」
俺の上着のボタンが丁寧に外される。
「言ったでしょ?お兄ちゃんは…“何もしない”事!」
「だからって…あ…わ…」
そのままTシャツの中に腕を潜り込ませてきた。
初支援
「お兄ちゃん…けっこう…筋肉有るなぁ…。」
「あ…コ…コラ!何をする…あぁ…止め…」
「見ぃつけた♪」
乳首を摘まれ俺は軽く仰け反る。
ソコを狙って妹は俺のTシャツを剥ぎ胸と腹を露わにする。
「ちょっと…先っちょが固くなってるね。」
「馬鹿な真似は…うわぁ!!!」
起きあがろうと腕を動かすがソレを弾かれ再び俺は倒れ込む。
「未だ力が入らないでしょ?」
「お前…ソレを狙って…」
「ちょっと気付くのが遅かったね♪」
てなワケで今回はココまでにします。
えちぃシーンはもうちょっとと言う事で…それから孕age氏、新年初支援
感謝します。
感想・リクエストお待ちしています。
初支援芸にならんでよかった…
やっぱりあなたは妹攻めのエロイ人だ(・∀・)
ともかく今年もよろしくm(_ _)m
あけましておめでとうございまーす。
妹「おにいちゃん、初詣いこっ♪」
兄「…馬子にも衣装だな」
昨日も仕事してたし今日もこれから仕事がある〜
まったく零細企業は地獄だぜーウェ(ry
あけましておめでとうございます。某声優さんのCDL行ってたので今ものスゴ眠いですw
>孕ageさん
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイお願いですから新年早々孕まさないでくださいw
>どりんかさん
策士の妹ちゃん(;´Д`)ハァハァ この後はノゲヒョー並みのナイスファイト希望w
>JCTさん
初詣のあとはもちろん悪代官プレイ→姫始めのコンボですね?w
お仕事お疲れ様です。頑張ってください。
妹「お兄ちゃん知ってる?着物とか着る時パンツ穿くのは邪道なんだよ」
兄「ふ〜ん」
妹「さ、初詣行こっか」
兄「で、何でここにお前のパンツが放ったらかしになってるん・・・・・」
妹「・・・・・・・・・・うふふ♥」
兄「何か微妙に温かいんですが・・・・・」
妹「・・・・・・・・・・さ、初詣行k」
兄「今すぐ着替えろ」
あけおめことよろでございます。
思えば去年の正月、このスレを見たのが妹萌になったきっかけでした。
皆様のご健康と妹萌をお祈りいたします。
絵無しでスマソ。
エ初さんあけま(ry
今年も悶えるような萌エロ絵をひっそりと期待してます。
んでは
>>452から
カチャ・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・ょι。」
「何が『よし』なんだよ。」
「キャアッ!・・・・・・あれ、何で起きてるのよ、もぉ。」
「まさかと思って起きてたらホントに来るとは・・・単純なやつだな〜。」
「ちぇ〜、つまんないの。」
お母さんのお説教からようやく解放されたのは夜中の2時。
その上、もう1時間待ってから例の作戦を実行に移したのに・・・・・お兄ちゃん、起きてるなんて・・・悔しい。
「あ〜あ、作戦失敗か・・・せっかく頑張って起きてたのに・・・ふぁ〜ぁ、はぁ・・・寝よ・・・オヤスミ、お兄ちゃん。」
くるっ、とお兄ちゃんに背を向けて部屋から出ようとした時・・・
「何だよ、帰っちゃうのか?」
「・・・はぇ?」
あくびしながら返事したら、すごい間抜けな声になっちゃった・・・ちょっと恥ずかしい。
振り返ってみると、お兄ちゃんはちょっと照れくさそうに笑ってる。
「せっかく来たんだから・・・・一緒に寝ようよ。」
「え・・・?」
思いもかけないお兄ちゃんの一言。・・・ぅゎ、アタシってば、すっごいドキドキしてる。
「嫌か?」
そんなわけないじゃない・・・自分でも可笑しくなるくらいニコニコしながらお兄ちゃんのベッドに潜り込む。
「えへへへ〜、お邪魔しま〜す・・・ん〜っ、あったか〜い。」
「・・・今日は一緒に寝るだけな。」
「わかってる・・・こうやってるだけで十分幸せだから。」
「ああ、俺もだよ。」
「お兄ちゃん・・・無理してない?」
「・・・・・・・・・・・ちょっと。でも今日は、ちゅーかこの家ではしない。そう決めた。」
そうだよね・・・ちゃんとケジメはつけないと。だって、アタシたちは・・・
「そんな顔すんな。」
お兄ちゃんは、アタシの頭を優しく撫でてくれている。アタシの不安な気持ちを取り除くように・・・
「色々辛いこととかあるかもしれないけどさ・・・お互い愛し合っていくことに変わりはないんだから・・・
心配すんな・・・何度も言ってるだろ?お前のこと守ってやる、って。だから・・・・・そんな顔すんな。」
「うん・・・・・ありがと、お兄ちゃん。」
その日、アタシはお兄ちゃんに抱きしめられながら眠った。
続く〜
ノシ
明けましてオメでとう御座います。三文です。(´д`)ノ
昨年(*´ 3`*)チュウは住民のみなさんにいろいろエロエロとお世話にな(ry) 長いので省略させて頂きますw
昨日元旦は休みをもらってましてよーし投下だゴルアとか息巻いておりましたが、
第三幕読み返してたら矛盾がポコポコ見当たりましてげんなりしてふて寝しておった次第で御座います。
おまけに東京の兄貴が突然帰ってきて寝耳に水というか鬼の霍乱と言いますか青天の霹靂でマズー( ゚Д゚)な状況で。
ということで続きはそのうちということでカソベソしてください。いやこんなん日々書いてることがヴァレたらホントにある意味進退問題。
ということで恒例の賛辞のアナタ。
>>孕嬰児殿グッジョブ! クリーム妹体盛りは全国甘党お兄ちゃんの究極の夢ですw 日本妹攻連盟職人代表そのものです。
>>三国殿グッジョブ! すっかりこのスレの色に染まってしまいましたねw 日本妹攻連盟特攻一番切込番長に任命です。
>>ピシドリンカ殿グッジョブ!アナタこそ日本妹攻連盟僕妊中出名誉会長にふさわしい方です。
新年一番早々本文長杉キックもらっちゃったので2レスです。(´д`)ゞ
>>エロゑ初心者殿お久しぶりです!オミヤゲ無いんですかオミヤゲw つうかときどき来てくださいよいやホント。
>>ジョーカムトルーさん久しぶりです。つーかアナタはコテハン登録時点ですでにこのスレ住人認定なんでなんか早く書いてくださいw
>>FXD殿ゴメソ。アナタが主人公の例のヤツ、な、なんとかケリつけますからもーちっと待っててください。いや気長にw
>>428さん。あっそうか「消」っていう手もありましたねw あーもう各自好きなように当てはめてくださいなw
さてでは今年もよろしくお願いします。今年はこのスレからぜひプロの人を排出できるようにガムバリましょーね。ヾ(´д`)
電○男に続けーw
皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
>>482@PCさま
あなたの書く妹はなぜそんなにエチいのか‥‥w
好奇心満々の妹に乾杯!
>>484@JCTさま
(つД`)ヽ(´д` ) …ガンガレ!
>>487@エロ絵初心者さま
新作発売おめでとうです。絵はもちろんドタバタなエチ話も楽しませて頂きました。
おまけ絵の制服デザイン、けっこう私のツボでしたw
>>492@三国さま
なんかどんどん甘々なバカップル化してるw
でもこういうのってけっこう好きですね、私。
>>494@三文さま
私が主人公(?)のあの話、ゆっくりとお待ちしてます。
でもあまり重度ロリ患者にはしないで下さい(って言うかもう手遅れ? w)
ということで、新作短編『白の現実』前編を投下します。
「やっぱり、ダメだよ‥‥俺たち、兄妹なんだよ‥‥」
世界の景色が一瞬で崩れ落ち、真っ白に変わる。
私の『真実』を消してしまう残酷な、絶望の白。
「このままじゃお互い、幸せになれないよ‥‥だから、離れよう‥‥」
そういって背を向けて、一人歩き去っていく大切な人。
(やだ、待って‥‥置いてっちゃ、やだ!!)
叫びたくても声にならない。追いかけたくても動けない。
遠ざかる背中。何もなくなった世界に一人、取り残され、埋もれていく。
そして、私の声なき絶望の叫びで白い世界が崩壊する。
「‥‥どう‥‥した?」
夢と現実の狭間。いつもの寝ぼけた声が私を現実の世界へ引き戻す。
「何でも、ない‥‥」
ベッドの中。裸で抱き合う体をさらに密着させて、今が夢じゃないことを確かめる。
抱き合ってるからこそ感じられる肌の温もり。
初めてお兄ちゃんを迎え入れ、いまだに体の奥に残る微かな痛みと異物感。
そして私の中にまだ残っている、ぬめる液体の感覚。
私たちは兄妹なのに愛し合い、セックスをした。お互いそれを望んだ。
そうして私の奥深くに、お兄ちゃんの真っ白な男の印が注ぎ込まれた。
避妊なんかしなかった。したくなかった。本気だった。そう、これが昨日の現実。
「‥‥大丈夫か?」
「うん、平気‥‥嫌な夢、見ただけだから」
「夢‥‥?」
「お兄ちゃんが‥‥私から離れていく夢。すごく‥‥怖かった‥‥」
心配させたくないのに、涙が勝手にこぼれ、泣き出してしまう私。
「離れないよ‥‥離れる訳ないだろ。何があっても、俺は傍にいるから」
私の髪を撫で、おデコやほっぺたに何度も優しいキスをしてくれる愛しい人。
「遊びだったら、抱いたり‥‥ゴム無しでなんてしないよ‥‥」
「うん、わかってる。私、お兄ちゃんにいっぱい愛してもらえて、嬉しかった‥‥」
そう、これが二人の真実。
「‥‥昨日は、痛かったろ。ごめんな、ヘタで‥‥」
白い光が差し込む朝のベッドで抱き合ったまま、私の下腹部に温かな大きな掌が添えられる。
「ううん、そんな事ない‥‥お兄ちゃんの恋人になれて、嬉しかったよ」
掌を通して体の奥まで伝わる優しい温もり。そして思い出す昨日のあの感覚‥‥
‥‥昨日の夜、私たちはようやく結ばれた。
舌を絡め合うキス。口の中を貪る舌に興奮を憶え、混じり合う唾液を味わう。
太い指は私の体を奏でるように動き、時折訪れる疼くような快感に、私はたまらず声を漏らす。
そして今度は乳首を吸われ、なめられる。何ともいえない舌の感触に、思わず背中がのけぞる。
そんな中、ふとお兄ちゃんを覗き見ると、とても幸せそうな顔で私の小さな胸をついばんでいる。
‥‥お兄ちゃんが嬉しいと、私も嬉しくなってくる。
大好きな人から求められる喜びと、与えられる幸せに、私はさらに淫らになっていった。
男の人に初めて吸われ、舐められて固くなる乳首。
未体験の快感に、私の『女』が恥ずかしい程に潤っていくのが自分でもはっきりとわかる。
だから、閉じた脚の付け根にいきなり差し込まれた手に驚いて、反射的に閉じてしまう。
「ほら‥‥力、抜いて」
「‥‥イヤ、恥ずかしい」
大きな掌を太ももで挟んだまま、腰をくねらせる私。
「もっと気持ちよくしてあげるから‥‥力、抜いて」
初めてのセックスに緊張して私は固くなっていた‥‥お兄ちゃんに全てを任せよう。きっと優しくしてくれる。
そう考えて、締めた太股の力を抜くと、するりと掌が割り込んでいやらしく濡れた『女』の部分を
温かい指がゆっくりと往復する。そして敏感な場所に触れられて、体が勝手に感じてしまう。
何度も乳首を吸われ、くすぐられ、敏感なあそこをなでられて息も絶え絶えになる私。
それでもお兄ちゃんは容赦なく私を責め立てる。
「‥‥お兄ちゃん‥‥気持ち‥‥いいよぉ」
指と唇で与えられる快感に悶え、勝手に暴れ出す体を『男の人』の逞しい力に押さえ込まれ、
意識の底から湧き上がる白い光に包まれて、私はイってしまった‥‥
‥‥でもイった後、気持ちよさの余韻にひたりながら私は泣いていた。
お兄ちゃんの前であんなに乱れるなんて‥‥今思うと恥ずかしかった。悲しかった。
こんなにいやらしく乱れる私を、お兄ちゃんはどう思ったろう。こんな私に幻滅したかもしれない。
やらしく乱れる私。
淫乱な女。
‥‥軽蔑されたかもしれない。顔を見られたくない。だから私はお兄ちゃんに背を向けた。
「‥‥どうした?」
背を向けたままの私を、後ろからそっと抱きしめてくれる。
「‥‥こんなエッチな女の子‥‥お兄ちゃん、嫌い‥‥だよね」
「え? なんで‥‥?」
「あんなに‥‥恥ずかしい声出して‥‥エッチな私‥‥お兄ちゃん、嫌い‥‥だよね」
勝手に涙があふれて、うまく喋れない。やだよ‥‥嫌われたくないよ。
「嫌いになる訳ないだろ‥‥大好きだよ」
髪を優しく撫でながら、耳元で囁くお兄ちゃん。
「俺でいっぱい気持ちよくなっていいんだよ。お前が喜んでくれたら、俺も嬉しいんだから」
髪をかきあげられ、うなじにキスされると、えも知れぬ快感が背筋を走り、体が喜びに震える。
優しい言葉。優しい声。優しいキス。お兄ちゃんは何もかもが優しい。
‥‥やっぱり顔を見たい。見つめられたい。あたしだけを見つめて欲しい。
寝返りをうって仰向けになると、お兄ちゃんは私に覆い被さって、黙って涙を拭ってくれた。
「うん‥‥もう、ガマンしない。私も‥‥お兄ちゃんに‥‥もっと、気持ち良くして欲しい」
私を黙って見つめ、頷くお兄ちゃん。そしてまた唇を重ね合う。もつれあう。
そうしてお兄ちゃんの舌と手は、私のいろんなところにその跡を残していく。
全身の肌を撫でられ、舐められていくうちに、頭の中は白く染まっていく‥‥
気がつくとお兄ちゃんは、毛の薄い私のアソコに顔を埋めていた。
自分でさえよく見た事のない大事な女の子の部分。恥ずかしさが先に立つ。
「やっ‥‥ダメ、汚いよ。見ちゃヤダ‥‥」
反射的にお兄ちゃんの頭を押さえたけど、びくともしない。
「汚くなんてないよ‥‥お前の大切なところが、汚い訳ないだろ?」
それどころか一番敏感な部分をいきなり舌先でつつかれ、つい気持ちよさに身悶えてしまう。
さっき指で撫でられた感じとはまた違った気持ちよさ。
舌で舐められ、転がされて受ける刺激は一瞬で恥ずかしさを消し去ってしまう‥‥
くすぐったいような、それでいて気持ちいい刺激。もっとこれが欲しいくせに、腰が勝手に逃げようとする。
でもしっかりと太腿を押さえ込まれて、私は白いシーツの上で悶え続ける。
「いやぁ‥‥あぁ‥‥だめ、ダメぇ‥‥気持ちい‥‥いぃよぉ‥‥」
そして私は快感に果てる。岩に打ち付けられた大きな波が白く、激しく弾けるような‥‥そんな感じ‥‥
‥‥次回に続く。
以上、『白の現実』前編はここまでです。
後編は2〜3日中に投下できると思います。
それと申し訳ありませんが、前スレで書いていた『奪って欲しい』は
ちょっと構成に行き詰まってしまったので、後日纏めなおして書き直します。
それでは皆さん、おやすみなさい。
ええのぉ、甘〜いエッチな展開ですのぉ(*´д`*)
>バカップル化
この先さらに病状は進行します アヒャ ヽ(゚∀゚)ノ
文士さんガンバレー。
にしてもビックリするほどコテハン率が高いですな。
翌朝。
ピピピピピピピピピピピ・・・・・・・・・・・・・・カチ。
「・・・ん〜、もう朝か〜・・・お兄ちゃん、おはよ・・・・・・って、あれ?お兄・・・ちゃん?」
隣で寝てたはずのお兄ちゃんが・・・いない。
心に不安が膨らんでいく・・・お兄ちゃん、何でいないの・・・・・
「お兄ちゃ〜ん・・・・・ドコ行ったの〜?」
半泣きになりながら部屋を出ようとすると・・・
「おはよう、アキ。」
ハッ、と横を見ると、そこには机の椅子に座りながら部屋の隅でニヤニヤしてるお兄ちゃんが・・・
「ふぇ・・・お兄・・・・ちゃん・・・え?・・・あれ?」
「おはよう。よく寝てたな〜アキ。もう昼前だぞ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「幸せそうな顔で寝てたぞ、アキ。しかしまぁ、お前の寝顔見てるとこっちまで幸せになるよ。ホント、ずっと見てても飽きないよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・驚いた?・・・まぁ、俺を驚かそうなんて百年早いってこった。」
やられた・・・・・・・・・・・・・・
アタシの作戦を見破られたばかりか、逆にお兄ちゃんの作戦にひっかかるなんて・・・悔しいー!
・・・でもよかった・・・お兄ちゃん、ずっといてくれたんだ・・・・・嬉しいな・・・
でも、やっぱりちょっと悔しい・・・・・反撃してやるもんね〜。
ベッドに引き返し、倒れこむ。
「お兄ちゃんのバカ・・・・・キライ。」
拗ねたように言い放つ。いかにもご機嫌ナナメ風に。
「はは、ゴメンゴメン。」
「許さないもん・・・・・すっごい心配したんだから。」
「わかったよ。俺が悪かったから・・・な?」
「ダメ。」
「だから、ゴメンって。な、もう機嫌直してくれよ。」
「ヤダ。」
10分後。
気が付けば、いつの間にか攻守がすっかり入れ替わっている。拗ねるアタシ、謝るお兄ちゃん。
あんまりしつこくするのも可哀想だし、そろそろ許してあげよう。
「ホントに反省してる?」
「してます。」
「じゃあ・・・今日のデート、アタシのワガママ聞いてくれる?」
「・・・・・資金には限度がありますが・・・」
「ふっふっふ、しょうがないな〜・・・じゃあ許してあげましょう。」
「(まったく、このワガママ姫は・・・)」
「・・・何か言った?お兄ちゃん。」
「いえ、別に・・・」
「よろしい。じゃあ、ご飯食べて準備したら早速デート行こ。」
ちょっとかわいそうだったかな・・・・・ワガママは控えめにしておこう。
朝。
隣には、アキの寝顔。それは少女のような、しかし紛れもなく女の顔。
そんな表情を、俺は独り占めしている。そのことがたまらなく嬉しかった。
「もう9時か・・・」
アキのほっぺにキスした後、そっとベッドを抜け出し、リビングへと降りていった。
「おはよう、母さん。」
「ん、おはよう・・・アキは?」
「まだ寝てるよ。」
「そ・・・」
「・・・昨日は、ゴメン。」
「いいわよ、もう。済んだことグダグダいってもしょうがないし。」
何か、こういう風に言われると逆に申し訳ない気分になる。
「ねぇ幸広・・・・・アンタこれからどうすんの?」
「どうって・・・・・何が?」
「何って、アキのこと。アンタあの子のことどうするつもりなの?」
予想だにしなかった話題を振られ、一気に心拍数が上がる。
「どうするって・・・そんな話は俺じゃなくてアキにしろよ。」
「アキは聞かなくてもわかってるわよ。あの子は・・・アンタにくっついていくでしょ。あの子が一番懐いてるのはアンタなんだから。」
「それは・・・そうかもしれないけど。」
「あの子、アンタのこと本気で好きみたいよ。ホント、見てて笑っちゃうくらい。で・・・アンタも好きなんでしょ、アキのこと。」
「何言ってんだよ・・・アキは妹だぞ、そんなことあるわけないだろ。」
俺の動揺を、母さんは見逃してはいないだろう。
「・・・・・そう、まぁいいわ。」
それでも、何事も無いような素振りで母さんは話を続ける。
「ま、この先どうするかはアンタとアキで決めればいいわ。アンタ達の人生だからね。」
「俺、アキと約束したんだ。お前のこと守ってやるって。だからまぁ、アイツが『いらない』って言うまでは一緒にいてやるさ。」
俺としては、それが一生続くことを祈ってるわけだが。
「好きにしなさい。・・・何かあったら相談してくれればいいわ、これでも親なんだから。」
「あぁ・・・・・俺はともかく、アキのことに関しては頼りにさせてもらうよ。」
今まで何にも言わなかったけど、母さんはとっくに気付いてたんだな・・・・さすがに、もうHまでしちゃってるとは思ってないだろうけど。
部屋に戻ると、まだアキは眠っていた。椅子に腰掛け、寝顔を見つめる。
は〜・・・この寝顔見てると、不安なんてどっかいっちまうな。ホント、幸せだ・・・
と、ここでムクムクと悪戯心が・・・・・そういやアイツ、俺のこと驚かそうとして俺の部屋に来たんだったな。
それなら、逆に俺が・・・・・
部屋の隅に移動、ちょっとカーテンに隠れるようにして再びアキの寝顔を観察。そして・・・
「あれ?・・・あれ?・・・・・お兄ちゃ〜ん・・・ドコいったの〜?」
あ、ちょっと泣きそうになってる・・・このへんにしとこう、ホントに泣かれると困るし。
「おはよう、アキ。」
作戦は成功した。が、しかし・・・・・
「なぁアキ・・・いいかげん機嫌直してくれよ・・・」
「ヤダ」
同時にアキの機嫌を損ねてしまい、許してもらうためにドえらく苦労する羽目になってしまった・・・
続く
516ちょっと改行ミスったw
(´д`)ノ 三文です。正月なんてあっという間なわけで。
しかし仕事ばっかりしてたのも、事実なわけで。る〜る〜るるるるる〜(北の国ry
というわけでFXD殿グッジョブ!日本妹攻連盟中出職人ですなフフフw
さりげなく貧乳な描写あたりが氏の煩悩を映し出してるといったところでしょーか。裏読みするなっつの俺w
続きを体育座りで待ってます。
三国殿もグッジョブ!
あのー自白しますとワタクシ不肖三文としては、三国殿の書くバカっぽい(失礼)妹さんが嗜好的ですハハハ。
やぱし妹は「ちょっとバカ」に限りますね(;´д`)ハァハァ
完結したらまとめて読みたいのでぜひファイル形式でうpよろしくです。
ではワタクシも
>>426より続き投下いってみますこ。
そして一時間ほどのち。
「あっはっはっは」
「うふふふふふ…」
すっかり出来上がってしまった兄妹がいた。
銘酒「霜焼けいもうと」の中身は半分ほどまで減っていた。
「いやしかしだなきな子さん、キミはなかなかいけるクチだったんだな。
こりゃお兄さん一本とられたよ。ははははは」
実は笑い上戸の兄だった。
「うふふふふふじつはわたしもじぶんじしんはじめて知りましたうふふふふふ」
負けじと笑う妹なのだった。
「はあ…からだがすっかりあついです…」
エプロンはすでに脱いで、傍らにきちんと四つにたたんで置いてあった。
今はセーターの胸元を、パタパタと拡げて風を送り込んでいる。
そのたびにちらりちらりと、胸元の白い肌が姿を見せる。
けれど兄は全く気付いてない。
「さあさあさあ。もう一杯どうですかきな子さん、ははははは」
懲りずに酒を勧める。目の前の妹が○学生だということなど、すっかり忘却の彼方だった。
「うふふふふいただきますのです」
こぽこぽこぽ、きゅうっ、ぷはぁっ。
「おいしいです…」
うっとりとした表情。すでに餅夫と同じく、その顔は赤い。
「はあ…お兄ちゃん…」
ピンクに色が付いてそうな吐息とともに、きな子が呟いた。
「ふが?なんですかーきな子さんー」
丁寧に小さなリボンまで施された骨付き一口唐揚げを頬張りながら、餅夫は応えた。
「からだが…とってもあついので…セーターを…ぬいでもいいですか…」
↓
「どーぞどーぞ」
骨から鶏肉をこそげ落とすのに夢中で、大して意にも介してない兄だった。
「じゃあ…おことばにあまえてしつれいします…」
「いえいえ」兄はまた酒をぐびりと一口。
きな子さんがもぞもぞとセーターの裾をつまみ、そのまま引き上げる。
ところが。
ぺろり。
下に着ていたキャミトップも、見事に一緒に捲り上がってしまった。
当然の事ながら、ブラとその白い肌の、胸全体も露わに。
ぶっ!
瞬時に、口に含んでいた酒を鼻から吹き出してしまう兄だった。
「が、がはっごほっげへっ」
にも関わらず、(一瞬)その妹の姿を、目に焼き付けてしまうのは男の性だろう。
(おっ!おおー!)
しかしその愉悦の時間も刹那の間、すぐにキャミソールは元通りに…
ぱさりと音を立てて、妹の白いおなかまで、再び覆った。
ちっ。
心の中で舌打ちし、餅夫は顔を逸らす。
「ぐふっ、ぐふっぐふっ」
しかし咳き込みは止まらない。
「んしょ、んしょ」
きな子は袖から腕を抜いて、エプロンと同じようにきれいにたたんでから、
その上に丁寧に片づけて、こう言った。
「…どうしたんですか?」
「いや…ちょっとむせて…ぐふっ」
「もう…。ゆっくりのんでくださいね」
そう言って、きな子が身体を寄せてきた。手には、台拭きを携えている。
「あ、い、いや、いいよ」
「だめですよ…。じっとしててくださいね…」
餅夫の着ているパーカーの胸に出来た、黒い染みを拭き始める。
「もう…お兄ちゃんは手がかかるおっきなこどもみたいですね…」
文句を言いつつも、どこか嬉しそうに笑っている。
「わ、悪い…」
妹からもたれ掛かられ、餅夫はわずかに身を引く。
「もうっ…にげないでください…」
ますます体重をかけてくる。
「あ、ああ…」
後ろ手を突っ張らかせ、兄は傾いだ体勢で耐える。
「あーあ…こんなにこぼしちゃって…。もったいないですよ…」
「す、すまん」
ほどなく、きな子さんの酒香混じりの甘い匂いがしてくる。
それは、大きく開いたキャミの胸元から香り立っていた。
餅夫の視線もそこにゆく。
(むっ、むむっ…これは!)
○学生にしては、ちょっと育ちすぎと言えるかもしれないほどの、胸の豊かなふくらみ。
それが、きな子が手を動かすたびにゆさゆさと、薄い下着同然の布の下で、揺れていた。
「…まったくお兄ちゃんてば…」
餅夫の耳に、妹の言葉はすでに届いていなかった。
ただ魅力的な光景に、心を奪われていた。
「はい、おわりましたよ…」
きな子が、ふい、と身体を離して、餅夫はようやく我に返る。
「きをつけてくださいね。お兄ちゃんのだいすきなおさけなんですから…」
「はっ?」
「もうっ…。聞いてるの…?お兄ちゃんたら…」
「はははい、ああ、ありがと、サンキュ…」
自分も身体を起こし、そう応えた。
「これは…あとでせんたくせんたくっと…」
台拭きはテーブルの端に。
「…」
なおも鼻を押さえながら、餅夫はこんな事を考えていた。
うーん、事故というかなんというか…いいものを見せてもらったけど…。
きな子のやつ、ひょっとして…わざとやってないか?
過剰なスキンシップ、そんな気がしてならない。
「…」
つい押し黙ってしまう。
「あれれ…お兄ちゃん、どうかしましたか…?」
「い、いや…」
何とも言葉が出ない。
ちりちりちりちり…。
餅夫の心の中のどこかが、ざわつき始めていた。
うーん…解ってるよな?俺。
きな子はさ、妹なんだよ、い・も・う・と。
血が繋がってないって言ってもさ…。
ついこの前、戸籍上の妹になったばっかりって言っても。
だからさ、ヘンな気起こすなよな、間違っても。
「あっ…そうだ」
手の平をこぶしでポン、と叩き、きな子さんが言った。
「ど、どしたの?」
ティッシュで鼻を拭きながら、餅夫も反応する。
「あの、お兄ちゃん、じつはもうひとつ…」
「もう一つ…?」
とろん、としている、きな子の目。
潤んでいて、もはや焦点がずれまくりな様子にも見える。
今は両足を楽な姿勢で崩し、おしりをぺたんとついていた。
何故か両手をスカートの間に挟み、猫背になって兄を見上げる形で。
ちょっとオーバーサイズ気味に思えるキャミトップ全体には、くしゃくしゃと皺が寄っている。
ブラの肩ひもが、片方だけ僅かに覗いている。
意識してしまう。
まったく、無防備なんだから…。
妹の、こんな姿に関心が行ってしまうのは…果たして"兄貴"としての愛情なんだろうか?
ちゃんとしろよ…とかさ。
それとも…?
そんなことを、ぼんやりと考える。
「もうひとつ…お出しするものがあるのでした」
餅夫の目が泳いでいる。でもこれ以上ヘンに思われたくなくて、きちんと答える。
「う、うん?もう一つ?料理が?」
黍魚子と胡瓜の酢の物の小鉢に手を伸ばしながら、、餅夫は聞き返した。
「ちょっと、取ってきますね…」
そう言って立ち上がり、台所へと向かうきな子さん。
ふら…。
ふらら…。
ふらふらふら…。
「あれえ…おうちがゆれてる気がします…地震でしょうかあ…」
やば…だいぶ足にもキテる様子だな…。
「だ、大丈夫?」
立派に酔っぱらってんじゃないかよ…などと思いつつ、その背中を見送る。
「だいじょおぶですよお…わたしはぜんぜぇんよってませんからぁ…」
…酔っぱらいの"酔ってない"が一番危ない。
これ定説だよな…。
そして暖簾のあちら側にきな子の姿が消えて、ほどなく、
ガンッ!
「い…いたいですう…」
そんな音と声が響いてきた。
「茶ダンスのかどにこゆびをぶつけてしまいましたあ…」
…言わんこっちゃない。
笑っちゃいけない。解ってるけど、笑っちゃ…。
「だ、だいじょうぶかい…ぷふふ」
餅夫は小さく吹き出しつつ、ドジッ子な妹が戻ってくるのを待った。
↓
第三幕 糸冬 。
お約束通り「微エロ」でしたw しかしこのあとは…御想像しててくださいフヒヒ。
さて「エロだよエロ!もっとエロを!」とかいつも言ってるワタクシですが(言ってません)
オイラぐらいのオヤヂになると即物的なエロ描写よりこーゆー「日常的な微エロ(チラリあり)がいっちゃん萌えますねえ。
ていうかワタクシ最近めっきりチラリなシチュエーションしか書いてない気がw
まあいいかオヤヂだから orz
支援の三国殿に感謝。しかしなぜこの時間にゴミ捨てなぞw
ではまたポストに参上いたします。 ヾ(´д`)
あっ支援芸だw
orz
新年明けましておめでとうございます ←時期を逃した香具師(1)
いや帰省してただけなんですが。
でも元旦からTales of Rebirthやってるなんて言えない。
;y=ー( ゚∀゚)・∵.
そんなこんなで、本年も宜しくお願い致します。
(…今年こそはゑ炉いの書けるようになりたいなぁw)
>>538 感想書いてなかったw
酔いに任せてお兄ちゃん好き好きビームを発射するんですね。
で、お兄ちゃん撃沈、とw
ホントに人いないな〜・・・・・
んじゃ、保守ついでに投下しますね。
>>519から
映画を見て。ご飯を食べて。買い物をして。
特別変わったことをしてるわけじゃないんだけど、楽しくてしょうがない。
もちろん、友達と一緒の時だって楽しいんだけど、同じ事しててもお兄ちゃんと一緒だと何倍も楽しい。
大好きな人と一緒にいられる。
何気ないことかもしれないけど、そんな幸せを、いったいどれ位の人が手に入れることができるんだろう。
アタシは、ホントに幸せ者だよね。
大好きな人に、お兄ちゃんに巡り合えて・・・そして、お兄ちゃんもアタシのことを愛してくれているんだから。
不安がないわけじゃない。
アタシ達は、血のつながった実の兄妹。普通に考えれば、こんなこと認められるはずがない。
これから先、ずっとずっとアタシ達の本当の関係を隠し続けなければいけない。
それは多分、アタシが考えてる以上に辛いことなのかもしれない。それは、お兄ちゃんも同じなんだと思う。
でも。
それでもアタシは、お兄ちゃんの事を愛してる。
だから、辛い事だって乗り越えられるって信じてる。
自分で言うのも何だけど、アタシは凄く強くなった。・・・・・愛の力、かな?
つくづく、楽しい時間ほど早く過ぎ去っていくもので。
映画見て、飯食って、買い物して。
他愛もないそんなことも、アキと一緒だとあっという間に時間が経ってしまう。
本当にこれでいいのか、と思う時もある。
妹を本気で愛してしまっているなんて、我ながらどうかしてると思う。
だからこそ、アキの気持ちを知った時、最初は受け入れるつもりはなかった。それこそが愛情だと思ったから。
けど・・・やっぱり自分の気持ちを誤魔化せなくなった。
大事な妹を守りたいという気持ちは、大事な女の子を守りたいという気持ちへと変わっていった。
非常識かな・・・間違ってるかな・・・不安になる時もあったけど。
やっぱり、俺はアキを愛しているから・・・アキを幸せにしてあげたいから・・・
そんな気持ちが心を満たした時、俺の中から迷いは消えた。
続く・・・あ、間違った。
>>548の名前は「アキ」じゃなくて「幸広」です。
ま、まさか二重人格(・∀・)!?
間違いだっつーのw
う〜む・・・書いてる順番と、実際にココに投下してる順番が微妙に違うんですよね〜俺。
今のうちに「実書版」と「投下版」2つ作っておいたほうがいいかもな〜
皆ドコいったんだろうw
おい、投下版まとめたら現時点で51.5kbもありやがりますよ・・・・・
;y=ー( ゚∀゚)・∵.
皆どこいったんだろ…って?
エログロスレとこっちのリンク作品書いてる真っ最中ですが何か?w
投下は明後日くらいかな、多分…_| ̄|○
そこそこ楽しみに待ってて…あ、いや、やっぱ待たなくていいです。しょぼい作品ですから('∀`)
(´д`)ノ 三文です。サタデーナイトライブです(嘘)
今このスレには俺しかいない悪寒です。
>>三国殿
マメなポスト乙彼さまです。51KBですか。まだまだですw
つうかレス無いとだんだん「俺こんなもん書いてポストしてていーんだろうか?独りよがり(まあエッチな言葉だw)
なんじゃなかろうか?アローンインザダークなんじゃなかろうか?とか世界の片隅で愛を叫びたくなりますね。
なりませんかそうですか。 (´д`)
では保守がてら投下と参りましょう。なんかこの話もまた長くなっちまいやがってますね。
>>538より。
ほんのちょっと足を引き擦る感じで、きな子はすぐに戻ってきた。
手には小鉢を一つ、持っている。
「…大丈夫?」
彼女はよろよろと座ると、履いている白いソックスの上から、足の指をさすり始めた。
「いたいです…」
「まったく、おっちょこちょいなんだから…。どれ、見せてみな」
そう呟いて餅夫は手を伸ばし、きな子の小指に触れた。
「お兄ちゃん…」
「ん、爪割れたりはしてないな。大丈夫大丈夫」
痛みを助長させたりしないよう、かるく揉んであげる。
きな子は力を抜き、伸ばし気味にして、兄の手に我が足を委ねた。
「…」
「まだ痛い?」
「う、ううん、もうぜんぜんいたくないです…」
「大事にならなくて、良かったな」
餅夫が手を離すと、きな子は足を戻して、また自分でさすり続ける。
立て膝のままで。
そしてスカートの奥に、ちらちらと白いものが見え隠れする。
「…きな子」
「はぁい…」
涙目。本当は、まだ痛いんだろう。
「あの、その…見えてるぞ」
目を逸らしながら、餅夫はさりげなく指差した。
「えっ、えっ?あああっ!」
慌ててスカートを押さえ込み、きちんと正座し直す、きな子さん。
それからこんな事を言い出す。
「お兄ちゃん、えっちです…」
ちょっとだけ恨めしそうに、睨みながら。
「き、きな子が自分から見せたんだぞ…」
兄も反論してみせる。
「ううう…。たしかにそうですけど…」
ほんのちょっと、ふくれっ面。けれど、こう続ける。
「でも…お兄ちゃんならべつにいいです…」
「え…?どうして俺なら…良いのさ」
つい脊髄反射してしまう、兄。
「だって…しらないだれかに見られるより…ずっといいですもの…」
「…」
何と応えていいのか解らず、餅夫は下を向く。
「…」
「…」
突然訪れる、静かな空気。
「…」
「…」
…きな子も、やっぱり俺のこと…意識してるみたいな気が…。
「あの…」
「えと…」
タイミングが良いのか悪いのか、今度は二人で和音を奏でて切り出した。
「あ、別に…。えっと、なに?」
先にと促してあげる、優しい兄だった。
「あ、あの…さっき言ってたものを…」
小鉢を兄に差し出す妹。
「あ…うん」
適当な相づちを打って、きな子の手にしているものに目をやる。
「あ、あのですね、これ…お兄ちゃんによろこんでもらいたくって、さいごに出そうっておもってたんです」
「へえ…なんだろう」
先ほどまでの雰囲気を払拭させるつもりで、餅夫はその小鉢に、さも感心ありげに身を乗り出した。
ちらりと中が見える。
何か、黒々としたものが、目に飛び込んでくる。
「あの、これで完成ではないんです…」
…なにそれ?
そう餅夫が問う前に、きな子が先を続けた。
「あの、おさけ…借りますね。いいですか?」
「え?酒?」
何が何やら解らないままに、餅夫は「霜焼けいもうと」の瓶を手渡した。
すると。
とくとくとくとく…
きな子は、その小鉢に酒を注ぎ始めた。
「…」
餅夫は黙ってその行為を眺め続ける。
骨酒…みたいなものかな?にしては、ホネ…なんかじゃなかったような。
ずいぶんな量を注ぎ込んでから、きな子は瓶をテーブルの上に戻した。
それから、料理用の長箸を手に取り…
ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ。
中を混ぜ始めた。
餅夫の見間違いなんかではなく、器の端から時折見え隠れする…黒っぽい物体。
「…」
何かしら不吉な予感を胸に秘めながら、餅夫はとりあえず、きな子の動向を見守り続けた。
そして一通りの攪拌を終えると、
「はい…できました」
そう呟いて、小鉢を餅夫に差し出した。
「あ、ありがと…」
餅夫は受け取り、中を覗き込む。
その中には…。
「黒っぽい物体」
そう餅夫が思った食材は、見誤ることもあろうはずがない、おびただしい量の…ワカメだった。
「…」
餅夫の目が点と化す。
「どうぞ…たべてください」
ちょっと恥ずかしそうに、きな子さんは続けた。
「…」
固まり続けている餅夫君。
「あ、あのさ、これ…」
半ば絶句しつつ、餅夫は妹に問いかけようとしていた。
けれど頭がまともに働かない。
な、なんだこれ…。
「…おとこのひとが、よろこぶお料理です」
どこか照れた顔色で、きな子さんは静かに言った。
「な…んて料理?」
口をギギギと開き、どうにか餅夫が問う。
すると、きな子さんは…。
「あの…『ワカメ酒』です…」
そう言った。
初支援
やっぱり俺しかいない土管の中で第四幕 糸冬 。
なんだかわけワカメな話になってきちょりますが、伏線なんですハハハ。
まあカンの良い方はたぶんもうこのあとの展開、想像つくと思いますが…。
まあベタな話しか書かない文士ですからw
つうか人いないのはひょっとして、どっか別のスレででも盛り上がってるんでしょかね。
とするとそうかとうとうこのスレも見放されつつあるのか…というわけでもないか別に。
ではまたそのうちに。ヾ(´д`)
>>565さん あっ支援芸ですねw お初ということなのにw
でも感謝です。今度またお願いします。
>>566 0.67[/day]前後の頻度で見てる人が1名。
た・・・橘さんがぁああああああああああああああっ!!!
すみません、取り乱しましたw
>>三文さん
>〜独りよがり〜
ぶっちゃけ思ってます。いやんエッチな言葉♥とは思ってませんがw
まぁ、開き直って書きますよ、ええ・・・
次回の「真・若布酒」を楽しみに待っておりますw
>>三国さま
>何気ないことかもしれないけど、そんな幸せを、いったいどれ位の人が手に入れることができるんだろう。
>>546のこの台詞、なんとなくいいなぁと思ってしまいましたよ。
>>566@三文さま
顔も出さんと申し訳ないです。
ただ筆が進まないだけですから‥‥( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
ちなみに私はワカメのないワカメ酒の方が ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
俺もなかなか進んでいません_| ̄|○
>>506 駄々甘でイイ感じ…本当は俺もこういう部分を強調したいんです
けど気が付くと…orz
>>566 こうも幸せな展開が続くと…この後は…三国氏、信じてますから。
>>552 ワカメ…まさか…(;´Д`)ハァハァ
んじゃま、続きでも。
>>548から
すっかり辺りが暗くなった頃、ようやくお兄ちゃんの部屋に到着した。
「ふぅ〜、疲れた〜〜」
「そりゃ、あれだけはしゃいだら疲れるよ。」
床にペタンと座り込んだアタシを見て、お兄ちゃんは苦笑いを浮かべている。
「またそうやって子供扱いするんだから。」
「今日に限って言えば、子供としか言いようがないな。」
・・・・・・・・・・確かにそうだけど。
「ま、楽しんでくれたんなら何よりだよ。」
「えへへ〜、すっごく楽しかった。アリガトね、お兄ちゃん。・・・あ、でもアタシばっかり楽しいんじゃダメだよね。」
「何言ってんだよ。アキが楽しい顔してくれるのが俺の幸せなんだから。」
「ダメだよ、そんなの・・・・何かお礼しないと。何がいい?」
「いいよ、別にそんなの・・・」
「ダメッ!アタシだって、お兄ちゃんに何かしてあげたいんだもん。」
「う〜ん・・・・・」
そして、ちょっと考え込んだお兄ちゃんは、アタシの耳元で・・・
「じゃあ・・・カラダで払ってもらいましょうかねぇ・・・」
え・・?それって・・・・
「おや?アキちゃん、顔が真っ赤ですよ?」
「もぉ!お兄ちゃんのバカ・・・エッチ!」
お兄ちゃんってば、まったくもう・・・・・
「あー、まぁその・・・・・嫌だったら嫌でいいから。」
「ん〜・・・・・・・・いいよ、それで。」
「え・・・マジっすか?」
言った本人が動揺してる。何だかカワイイなぁ・・・8つも上のお兄ちゃんに言うのは変だけど。
「うん。昨日の続き、っていうのもおかしいけど・・・お兄ちゃんと、エッチしたい。」
心も体も、愛して愛されて・・・・・今日は、ずっとお兄ちゃんと一緒にいたかった。
|゚∀゚)
つづく バカップル炸裂中w
>570 FXDさん
お褒めいただき光栄です・・・・・全然意識してなかったですけどねw
>571 どりんかさん
大丈夫です、頃したりなんかしませんw
正直今回の作品は思い入れが強いので不幸エンドは絶対にないですね。
一瞬、アキちゃんが実は白血病で・・・・・とか考えたのは内緒w
それより兄貴・・・俺と三文さんのレス番が逆ですぜw
>>576 すまねぇ・・・・・w
今度からはメル欄にでも(今回はココまで)とか書いたほうがいいですね。
|∀゚)<最近は狙ってるかもっ
|ミ
|0M0)
>>580 ( 0w0)<橘さん!こんな所にいたんですか!!
スレタイ見たとき妹が殺されて犯られてるスレなのかと勘違いしたさ
出勤前に保守…ってよく見たら…
>>577 Σ (゚Д゚;)
お…お兄ちゃん…ボクのあの帽子…どうしたんでしょうねぇ…
(只今現実逃避中)
>>582 約一名、皆殺しの富野の如く死人が出る作家さんがいますが
>>584 ・・・・・・・・・師匠のことかなぁ…( ´Д`)?w
風邪引きましたhhh
仕方がないので直打ち。↓
深く、更に深く。
沈むように昇っていく。
月は朧、星は闇。
雑草のざわめきが聞こえる。
蒼褪めた夜の境界。
青銅の鐘の音が聞こえる。
速く、更に速く。
耳鳴りの鼓動が鳴り響く。
影と光、岸と海。
小雨が流れつく先。
葉に滴るは灰色。
三色の混ぜ合わせ。
君は未だ遠く。
いい気味だ、なんて自嘲。
十七年もの時の無駄遣い。
空が近くなっていく。
地が遠くなっていく。
現世に別れを告げて。
本当のアナタに逢うために―――。
…以上です。ぁー、咳のしすぎで喉が痛い…ヴィッ○スのど飴(゚д゚)ウマー。
連休中から風邪を引いてしまいました。
SS書かなきゃ…と思ってPCの前に座るも、あまりに吐きそうだったのでベットに帰還。
38,7とかALIENWORLD=□●_
そんなこんなで直打ちです。いつも以上に訳の分からない文章ですな(・ω・`)
…今度はちゃんとした作品モッテキマス。とりあえず生存してるっていう報告だけw
あ、富野さんだ
乙
>>584-586 ‥‥タイミング良すぎですw
それにしても、風邪引いたと言いつつ直打ちアタックとは恐るべし。
しかもそれでいてしっかりと詩的表現が出来ているし‥‥失語症ならぬ失文症の私に
その才能、分けてください‥‥orz
>>590 ・・・・・ちゅーか、やっぱり頃して・・・・・・・
まぁいいやw
お大事に
復活(`・ω・´) シャキーン
つーかさ、6日に投下しようと思ってたらアクセス規制されちゃってさ…
一週間も遅れるとわ。・゚・(ノД`)・゚・。
返レスするよりは作品投下
>>468から
↓
新年1/5 20:30
「あふ…」
「んん…」
俺は実家の寒い廊下で瑞季と抱き合ってキスしていた。
お互い少し酒に酔っていて、いつもより顔も体も火照っている。
まだ両親とも眠りには就いていないだろう。
もしここへ両親が通りかかったりしたら、兄妹の怪しい関係に気付くかもしれない。
それでも、俺達は抱き合っていた。
「ん、お兄ちゃん……」
口を離しても、俺の胸に顔を埋めて甘える瑞季。 さすがに実家に帰ってからは抑えていたのだが、
明日俺が帰る事を意識すると、お互い我慢が出来なくなってしまったのだった。
ただでさえ母親から「あんた達やけに仲良くなったわねぇ」
とまで言われてしまう程に俺達はイチャついていた。
……二人の間にあまりそういう危険の自覚はなかった。
もちろん兄妹の関係がバレてはいけないと注意はしていたのだが、
俺も、瑞季も、もう一時も離れたくないと思う程に惹かれあってしまっていた。
あの時、一度だけなんてカッコつけていたはずなのに、気付いてみればこうして妹と愛し合っている。
俺は相当いいかげんな男なのかもしれない。
しかしそれも、明日俺が家を離れれば終わらざるを得ない…
だから俺達は、気兼ねなくSEXをできる場所を探していた。
1/5 20:59
「や、やっぱりココしかないか……」
「そりゃあなあ… 家じゃ出来ないなら、ココしかないだろ。」
俺達はこっそり家から抜け出し、少し派手なネオンの輝く建物の前にいた。
「…………。」
「…………。」
お互いの手が、そろそろとお互いの敏感な器官へと伸びていく。
兄の器官はすでに硬く盛り上がっており、妹の器官は受け入れるための液を流していた。
二人の行為を邪魔するものは、いまは何もない。
1/5 22:50
寒い空気の流れる公園を二人で歩く。しかしまったく寒くはなかった。
繋いでいる手が、お互いのまだ熱い体温を伝えあっていたから。
言い訳は「コンビニに行ってた。」とでも言えばいいだろうか。
だったら途中でコンビニに寄らないとな…
「お兄ちゃん…」
「ん?」
「今度はいつ帰って来れるの?」
「さあ… 意外に忙しい仕事だからな…」
こうして一緒に歩けるのも、またいつになるかわからない。
「あたし、また行くからね。 お兄ちゃんのケーキ食べに。」
「ああ、いつでも来いよ。」
「……また食べさせてね。 お兄ちゃんの特製ケーキ。」
「…………ああ。わかった。」
愛し合う者達の顔がまた近づく。それを見ているものは、冷たく笑う三日月のみだった。
終わり
以上です。
だからこれだけが投下したいのに規制とかやめて。・゚・(ノД`)・゚・。
書きたいものが埃のように溜まっているのに眠くて書けない〜〜=□○__
あぁ、堕ちちまった・・・・・・・・・
壁っちゅうのは、一旦崩れてしまえば止まらないですからねぇ。
ともあれグッジョブ!
あぁ・・・・・今書いてるのが完結してないのについつい別の書いちゃった。
5 . 4 K B も _| ̄|○
・・・・・・・・まぁいいや、レッツゴ―!
きーんこーんかーんこーん♪
「じゃあ、今日の授業はここまで。ちゃんと予習復習しておくように。」
「ふぅ、授業終わり〜・・・・・あ〜、残業片付けないとなぁ・・・・はぁ」
ホント、教師ってのは気が休まらないよ。これでクラス担任とか持ったら・・・死ぬな、俺。
・・・愚痴っててもしょうがない。手を動かさないことには仕事が終わらない。
まったく、教師の仕事がこれほど忙しいとは・・・・・生徒にちゃんと気が回らない先生がいるのも納得だよ。
これでこの給料なんて、割に合わないよ。・・・・・偉いよな、先輩の先生方は。
『公務員は安定してていいよなぁ』・・・そんなこと言ってる奴に限ってすぐ音を上げるんだよ。
『何かカッコいいよな、「先生」って呼ばれるの』・・・最初だけだよ、そんなもん。
『女子校生って・・・・・いいよなぁ(萌)』・・・女子校生って・・・・・怖い。
・・・・・・・いかん、考えすぎると落ち込みそうだ・・・仕事仕事。
コンコンコン
「・・・?どうぞ、開いてますよ。」
ガラガラガラ・・・
「失礼しま〜す。」
「・・・なんだ、千恵か。」
「なんだとは何よ〜、それが女房に対して言う言葉?」
「・・・・・誰が女房だって?」
「わ・た・し♥」
「・・・用がないなら早く帰れよ、こっちは忙しいんだから。」
「じゃあ終わるまで待ってる。」
「何バカなこと言ってんだよ・・・おばさんに怒られるぞ。」
「お兄ちゃんと一緒だったら怒られないもん。むしろ応援されてるし。」
「・・・・・・・何考えてんだ、お前の両親は。」
「さっさとお兄ちゃんと既成事実を作っちゃえ、ってさ。」
「・・・・・・・・・・・帰る気はないわけか・・・」
「うん」
「・・・仕事の邪魔はするなよ・・・・・あと、学校にいるときは『先生』って言えっていっただろ。」
「はいはい、わかってますよ、安藤先生。」
はぁ、まったく・・・・・何が既成事実作っちゃえ、だよ。
そんなこと言われたら・・・ますます意識しちまうだろうが。
幼馴染、か・・・確かに千恵のことは好きだし、ゆくゆくは・・・とか考えないこともないけど。
けど・・・・やっぱりまだちょっと早すぎるよな・・・
しかし、初めての赴任先が千恵の通ってる学校だなんて・・・出来すぎだよホント。
千恵は『やっぱり、私とお兄ちゃんは運命の赤い糸で結ばれてるんだぁ♥』とか言ってたけどな。
赤い糸、か・・・う〜む・・・・・
っと、いかんいかん。仕事せんと・・・
・
・
・
・
・
・
ふぅ・・・・ま、こんなもんかな。
やれやれ、気が付いてみたら外はもう真っ暗じゃないか・・・あ、千恵は・・・・・・
「寝てるよ、おい。」
備え付けのソファで気持ち良さそうに眠っている。そういえばやけに静かだと思ったら・・・
「まったく、しょうがないやつだな・・・・・」
言いつつ頬が少し緩んでいる自分に気付く。・・・まぁ、こういうのも悪くない・・かな。
コンコンコン
「はい、開いてますよ。」
ガラガラガラ・・・
「あ、川原先生。お疲れ様です。」
「安藤先生でしたか・・・・・ひょっとしてお邪魔でしたか?」
「いえ、一区切りついたんでそろそろ帰ろうかと・・・」
「いやぁ、そうじゃなくて・・・そっち。」
川原先生の視線の先には・・・・・制服姿の女子校生が一人・・・
「ああっ!いや、これは・・・そういうんじゃなくてですね・・・ ほら、彼女とは幼馴染で家も近いんで、たまには一緒に帰・・・
いや!千恵・・・じゃなくて彼女が言うもんでですね、じゃあ仕事が片付くまで待ってろという話になりまして、そしたらどうやら眠ってしまったようで・・・」
「わかりましたから、そう興奮なさらずに・・・」
・・・・・川原先生は、笑いをこらえるのに必死のようだ。
「どうやら残っているのは我々だけのようですから、早々に引き上げるとしましょう。」
「あ、はい・・・そうですね。・・・お〜い、湯前ぇ起きろ〜」
起きない。
「湯前〜、起きないと置いてくぞ〜」
千恵に近づき、ペシペシと額を叩く。
「ん〜〜・・・うにゅ・・・」
やっと起きた・・・と思ったのもつかの間。
目を覚ました千恵は、俺の顔を見るなり首に腕を回す。そして、そのまま俺達は熱すぎるキスを交わした。
「えへへ〜。おはよ、お兄ちゃん。」
「お前・・・いきなり何てことすんだよ・・・」
「何って、おはようのチューじゃない。いいじゃん、減るもんじゃなし、誰が見てるわけでも・・・」
言いかけて、川原先生の存在にやっと気付く。
「あ、あれ?川原・・・せんせ・・・あは、あはははは・・・・・」
さすがの千恵も、これには顔を真っ赤にしてしおらしくなってしまった。
「本当に仲がいいんですねぇ、君たちは・・・ま、今回は見なかったことにしておきましょう。」
「申し訳ありません・・・」
「安藤先生・・・・一つだけ忠告しておきます。」
「は、はい・・・何でしょうか・・・・・」
「・・・・・・・・・学校内でSEXしてはいけませんよ。」
「な・・・!何言ってるんですか!校内でそんなことするわけないじゃないですか!」
「ほう、では校内以外ではするんですね。」
「いや、そうじゃなくて・・・」
「冗談ですよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
からかう川原先生。必要以上に言い訳する俺。恥ずかしそうに俯く千恵。
微妙な空気を醸し出しつつ、それぞれの帰途についた。
「ふぅ・・・まったく、かかなくていい恥かいたよ」
「ゴメンね、お兄ちゃん・・・まさか他の人がいるとは思わなくて・・・」
「・・・・・・・・・・はぁ・・・・・」
「ぅぅ、ゴメンナサイ・・・・・・・お兄ちゃん、私のことキライになった・・・?」
その質問に答える前に・・・
「千恵・・・・・」
「何?・・・ッ!」
こちらを向いた千恵の唇をすばやく奪う。
「お兄・・・ちゃん・・・・・」
「俺は、千恵のこと大好きだよ。嫌いになるわけないだろ。」
ギュッ・・・と肩を抱き寄せる。
「まぁ、そうかといって今は大っぴらにはできないけどさ。その辺は我慢しないとな。」
「うん・・・・・じゃあ・・・お兄ちゃんの家でセッ・・」
「しません。」
「じゃあ・・・どこかのラブホで・・」
「しないっつってんだろ。」
「それじゃあ・・・私の家で・・」
「針のむしろじゃねぇか!」
「えー、何でー!?」
「何でー、じゃない!・・・・・・・・・卒業するまで待ちなさい。」
「む――・・・絶対だからね!」
千恵の猛攻から逃げ切れるのか、ちょっと不安な俺だった・・・・・
|∀・)
いえ〜い、連投規制をくぐり抜けつつ投下終了。
ちゅーか、俺は「バカップル病」ですか?w
え〜、ちなみに。
川原先生はオッサンです。湯前は「ゆのまえ」と読みます。
さらに!3人とも笠松競馬の騎手から苗字を頂きましたw
>>614 生殺しスレ伝統(?)の支援芸、お疲れ様ですw
まさか他に人がいるなんて、思いもしませんでしたよw
狙ってない、狙ってないんだよ。・゚・(ノД`)・゚・。
保守
支援名人sage
寝付けない→ルーズリーフに色々書く→薬飲んで体調良くなった→PCに打ち込む。
そんなこんなで、100作品突破とかいうトンデモな事態にw
…で、丁度良いのが出来上がったので投下。↓
君が僕の服のすそを掴むときは。
決まって下の名前で僕を呼ぶ。
普段は「お兄ちゃん」としか言わないくせに。
この時だけは下の名前。
悪い気はしないのだけれど。
何かが胸の中で渦巻くんだ。
嫌なことや悲しいことがあると。
決まって君は僕のもとへ来る。
夜も更け、家族が寝静まった頃に。
僕に出来ることは、話を聞くことだけなのに。
服を掴んだ手は離れない。
震えが止まらぬ手は、あまりにも小さく。
独りは、やだよ…。
いつか聞こえた、彼女の本音。
そばに、いてよ…。
僕はここに。いつだってそう。
抱きしめてほしい…。
―――どうして僕なんかを求めるの?
.
理由なんていらない。
好きなものは好きなんだから。
そう思えることを、僕は君から教わった気がする。
名を呼ぶことは信頼の証。
誰よりも信頼できるあなたへ。
名前で呼ばれるたびに感じていたのは。
多分きっと、君と触れ合える喜び。
運命なんて誰にも分からない。
でも、いいんだ。
君に名を呼ばれて。
君に求められて。
君に好かれているこの時間を、僕は愛しているのだから。
.
…以上です。病床に伏しながら書いた遺作(?!)こと「NAME」はいかがでしょうか?
過去の短編を読み返すと「ああ、これはこう言ったほうが良いんじゃないか」と思うことが多々あります。
―――いや、これは作品だけに限った話ではないのだけれども。
名前を呼ばれ、認識される「今」に満足すること。
『死んで幽霊になったらどんな思いなんだろー』とか思ってたら、こういうテーマに着きました。
…一日中横になってると、こういう変なことも考え付くものなのですねw
>>623 ちっ、あと一歩だったというのにw
相変わらず、沁みますねぇ・・・
俺の脳にも何か降りてこないかなぁ〜w
629 :
名無したん(;´Д`)ハァハァ:05/01/15 15:54:08 ID:t6hpx5dK
すみません。このトピに書き込むのは初めてなんですが、保管庫みたいなものってありますか?
同じ妹を愛する者としてぜひお教えください・・・・
とりあえずsageれー
保管庫は無い にくちゃんねるあたりで漁れ
つってもzipはいまさら拾えないだろうが…
631 :
名無したん(;´Д`)ハァハァ:05/01/15 20:20:50 ID:t6hpx5dK
____ ________ ________
|書き込む| 名前: | | E-mail(省略可): |sage |
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ 。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ゚Д゚) / < ここに「sage」(半角)と
⊂ つ | 入れるとスレがあがらない。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \_____________
| |
| |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
ここは
>>1に書いてある通りsage進行やでー
>>632 とりあえず従いますが、それになんの効果があるんですか?
……まさかまたagesage論じゃなかろうな……
(*ノω・`)こんなスレ奥底に隠れてるのが一番なのですよー
sageがいやなら孕ageで 専ブラも用意しとけー
635 :
名無したん(;´Д`)ハァハァ:05/01/15 21:00:40 ID:t6hpx5dK
>>634 こんなスレっていってもどこのスレもみんな一緒ですよ。
636 :
sage:05/01/15 21:01:34 ID:t6hpx5dK
すみません、sageを忘れてました
638 :
名無したん(;´Д`)ハァハァ:05/01/15 21:34:56 ID:t6hpx5dK
>>637 また?私はここに来たのは初めてだと思うのですが・・・・
ちと補足するけどメール欄に無記入、又はageと入れるとスレッドの順番が上がってしまう。
IEなんかで見ると上位スレッドは各板のトップページに表示されてしまうんで
目立ってしまい、荒らしたがる連中の目を引いてしまい荒らしの目標にされてしまう場合が多い。
一方、sageと記入した場合スレの順番は上がらず、他スレの順番がなんらかの理由で
上がることによって、自スレの順番が下がって目立たなくなり、荒らしの被害を防ぎやすくなる。
そのためほとんどのスレではsage進行を推奨している。
こういう理由なんでなんとか納得して欲しい。議論は一切受けませんのであしからず。
レス番が進んでるから誰かが投下したのかと思ったんですが違うみたいですね。
とりあえず様子見しときますね。
642 :
名無したん(;´Д`)ハァハァ:05/01/15 22:16:38 ID:t6hpx5dK
>>639 >IEなんかで見ると上位スレッドは各板のトップページに表示されてしまうんで
>目立ってしまい、荒らしたがる連中の目を引いてしまい荒らしの目標にされてしまう場合が多い。
その根拠は?ageただけで荒らしの標的にされたスレなんてみたことないです。
>>627 そして、妹はシックスセンスの持ち主というわけですかね
>>642 んー、晒しageする方がいるのをご存知で?
わざと目立たせる為、晒して荒らしを引き込もうとしてそういうことをやってます。
>その根拠は?ageただけで荒らしの標的にされたスレなんてみたことないです。
そりゃ、もともとスレを見ただけではageたの分かりにくいだけでしょ。
そもそも「ageただけで標的にされたスレの根拠」なんてどうやって出せとw
比較的共通性の強い話題であれば標的にはされにくいでしょうが
「○○の〜が好き」のような少数になりがちなスレは標的にされやすいですよ。
少し来なかっただけで、こんなに読むの溜まってた(*゚∀゚)=3ムッハー
職人さん方GJ!!
ぶっちゃけ、このタイミングで投下するのは怖いですw
あの日以来、俺たちは指折り数えられるくらいの回数しかエッチしてない。・・・いやホントに。
もちろん、したくないわけじゃない。
アキとエッチすると、身体だけじゃなく心まで気持ちよくなれる。
まぁ、お互い自制してる部分もあるし、そもそも会える日自体が少なかったりするのだが。
ただ、今日は・・・・・
いやほら、昨日は色々あったし。誤解とか、愛情の確認のし合いとか、生殺しとか。
何かもう、アキとエッチしたくてたまらない。
なもんで、アキが
「デートでワガママ聞いてくれたお礼がしたいの。何がいい?」
なんて聞いてきた時、冗談半分で
「じゃあ、身体で払って・・・」
とか言ってしまったですよ。そしたらアキのやつ
「・・・いいよ、それで」
って・・・本気かよオイ。
「アタシも、お兄ちゃんとエッチしたい。」
俺もアキも、お互いを求め合っていた・・・ってことかな?
続く
>>645 さっぱり意味わかめですね。共通性?なんですか?それ。
>>649 イイヨー感じでてるよー。ハァハァ
いやーもうすっかりパンツまでぐしょ濡れで腰(((( ;゚Д゚)))ガクブルな日曜だった三文です。
というのも豪雪で三時間ほど雪かきしてますた。駐車場で「俺の車ドコー!」(´д`三´д`)
今度生まれる時は南国にしよう。そしてフルーティなお嬢さんとウェヘヘヘヘヘorz
さてしばらく見てないうちにみなさんの投下がゴッサリと。はしょってすまませんがオールグッジョブ!です。
三国さんの先生ネタは爆笑小ネタでおもしろかったです。これもう少し膨らませてぜひエロ方面へとw
二三〇殿の直打ちアタック、何もキャラだけでなく自分の命もそこまで縮めんでも…。といった感じですw
孕嬰児殿は相変わらず規制だらけですか。つかそんなに何を悪いことをしているのでし(ry)w
読者さんもちらほら来店しているようですね。文士さんの応援シクヨロです。
さて全然エロ描写無しで展開してますけど (´д`) 懲りずに続きと参ります。
>>564より。
「…あの、お兄ちゃん?」
小鉢を持ったまま硬化している兄を、上目で覗き込む、きな子さん。
「あ、ああ…」
餅夫はその視線に気付き、手の小鉢の中身を、あらためて睨む。
…どこからどう見てもワカメ以外の何者でもない群影。
それらが、銘酒「霜焼けいもうと」の白い濁りの中で、つやつやと黒光りを放っている。
お世辞にも…美味そうとは言えない。
「あ、あの…ね、わたし、お兄ちゃんによろこんでほしくって…」
「え?」
妹の言葉に耳を傾ける。
「イ、インターネットで…いろいろしらべたんです。それで、キーワードで、
『男の人』『喜ぶ』『お酒』って入れて…。
お兄ちゃん、おさけ好きだから…」
「……」
「それで、でてきたことばが…『わかめざけ』っていうものだったんです…」
「………」
「だ、だから…このお料理をつくってあげたら、お兄ちゃんもきっとよろこんでくれるかなって…そうおもって…」
「…………」
なんてこった。
「…」
餅夫は何もコメントできず、ただ押し黙っていた。
妹の浅薄な知識に、兄としてどう対応すべきなのか…。
いい意味でも悪い意味でも(?)きな子は…ちょっと世間知らずなところがある。
育ちがいい…と言ってしまえば、そうなのだけれど。
その分、一途な性格でもあることは、これまでの家族ぐるみの付き合いの中で、そこそこ解っていた。
「…」
間違いを…正してあげるべきだろうか。
けれどその事で、きな子も傷ついてしまうかもしれない。
心底、俺に気を使ってくれてるのに…。
それに、その「ワカメ酒」なる単語の、本当の意味も教えてあげなくちゃならなくなってしまう。
…おいおい、それはマズイだろさすがにいくらなんでも。
アルコールによってじんじんと痺れる脳で、そんなことを考え続ける。
すると、きな子がついにこんな事を言いだした。
「あの…お兄ちゃん」
「う?え?」
焦点が元に戻って、餅夫は物思いから抜け出す。
「やっぱり、こんなの…たべられないかなあ?」
|・∀)ニヤニヤ
「え?」
「だって…」
きな子も視線を落とした。
「わたし…『おとこのひとがよろこぶお料理』なんてしらべてみたけど…
でもこんなのほんとうに…お兄ちゃんよろこぶの?って思ったの…」
「…」
「だってこんなの…お料理なんて…とても呼べないもの…」
「…」
餅夫の目の前で、妹はただこうべを垂れ、ぽつぽつと話し続けた。
「でも…わたし…ほんとうにお兄ちゃんによろこんでもらいたくって…それで…」
「…」
「わ、わたし、まいあがってたんだよね。う、うん、きっとそう。
お母さんとお兄ちゃんのお父さんと、それから…お兄ちゃんと、
ほんとうの…『家族』になることができて…。わ、わたし、ほんとうにうれしくて…。
いままでは、お母さんとだけのごはんで、それはそれで、ぜんぜんさびしくなんかなかったけど、
でも…やっぱり家族って、いいなあって…」
ポタリ。
俯いたきな子さんの顔から、水滴が落ちた。
え、泣いて…。
ちょっとショックを受ける餅夫だった。
「お、おい…どうしたのさ。何も泣くことは…」
…先ほどまでの、兄妹の団らんの食卓。
それが、こんな展開になってしまうとは…。
予想もしていない成り行きだった。
「た、食べるよ、俺…」
妹の心傷ませる姿に、餅夫はついそんなことを口走ってしまう。
「ううん、いい…」
ぷるぷるとかぶりを振るきな子さん。
今や両手を顔に当てて、めそめそと泣き始めていた。
その姿を目にすることが、兄にとって一番辛いことだった。
ゆえに、こう続けた。
「き…きな子がさ、一生懸命作ってくれたんだから…俺は食べるよ、うん」
そう言って箸を取る。
「いいの…お兄ちゃん、無理しなくたって…いいの。
それに、そんなの食べたら、やっぱり、おなかこわしちゃったりするかもしれないし…」
ひっく。
「い、いいんだ。俺が食べたいから食べるんだよ。う、うん、よく見ると…美味そうだな」
しつこいがとてもそうは思えない。
けれど、可愛い妹にこのまま泣き続けられるほうが、どう考えても、精神衛生上よろしくない。
兄としての、立派なところも見せたい。
…"酒漬けのワカメ"を食べることが、何故"立派なところ"になるのかは…
自分でも解らないけれど。
兄は気付いてはいなかった。
目の前の妹が、「泣き上戸」の素質も持ち合わせている事を。
妹の泣く姿に絆され、兄はそんな言葉が世の中にあることをすっかり忘却していた。
きな子にそのつもりは毛頭無かったけれど、彼女の言動が、全て、
「酔っぱらった」からである事に…
兄は微塵も気付いてはいなかった。
「じゃ、じゃあ…食べるからな。よし…いただきます」
「お兄ちゃん…むりしないで…」
「い、いや無理なんかしてないぞ。せっかくきな子が俺のために作ってくれたんだ。
う、うん、よく見ればこれ、美味しそうにも見えるよな」
箸でつまみ上げたワカメが、きらきらと光沢を放っている。
滴る濁り酒が、怪しく誘っている。
「…」
や、やっぱり勇気…いるよな。
「よし、食べるぞ、食べるからな」
しつこく自分に言い聞かせ、奮い立たせる。
ぱくり。
妹の目を気にして、心もち多めに口の中に放り込んで見せる。
むぐ…。
噛み合わせたくなかった。咀嚼したくなかった。
その兄の雄志を、潤んだ目で見つめるきな子さん。
視線が合う。
何かを訴えているかのような…妹の瞳。
(;´Д`)ゴクリ
ええい!ままよっ!
むぐ…むぐむぐむぐむぐむぐ。
そして沸き上がる、口内の…粘る感覚。
そこに、本来なら美味なるはずの貴重な酒の香りが、渾然一体となって、舌と…鼻腔に…充満する。
むおっ!(心の叫び)
あがっ!(心の叫び)
くああああああっっっ…!(しつこいですが心の叫びです)
海草…臭ッ!
…お兄ちゃん?」
タイミングよろしく、問いかける妹。
「…おいしい?」
「…」
「…」
「…うまい!」
…わけないだろうッ!
ていうかッ!ワカメは…ワカメは…
酢の物と…味噌汁だけにしてくれ…。
餅夫がきな子と"兄妹"になって、約半年。
問題なのはその数字的な値ではなく、いかに高いスキルであるべきか。
では「兄としてのスキル」とは何か?
それは、決して妹に嫌われないこと。
心強い兄貴であること。
時にそれらの要素は、「兄として」だけではなく、一人の男性として…と、
妹から見てもらえることに、繋がるかもしれない可能性を秘めている。
…本人達の本意不本意に関わらず。
|Д`)
ああ…もう味わかんないや…。
ある種、恍惚の表情を浮かべながら、餅夫は目の前の――と言うより口の前――
妹の手料理を、がむしゃらに腹に収めていった。
兄も涙目なのは言うまでもない。
「お?これはアレだ、お酒も一緒にすすりながら食べると、かなり乙だよなーハハハ…」
そんなことを口走りつつ、半ばやけっぱちになりながら、がふがふと掻き込む。
むしゃむしゃ、がぶがぶ、ごくり。
箸が小鉢に当たるカチャカチャ音が、妙なリズムを奏でている。
「お、お兄ちゃん…」
心配そうに見つめ続けるきな子さん。
手には台拭きを、無意識にきつく握りしめている。
絞り汁がだらだらと垂れていることに気付きもしない。
そして兄の姿を心配しながらも、反面、感動の気持ちが沸き上がりつつあった。
お兄ちゃん、ぜったい無理してるのに…。
でも、きっと、わたしのことを、きづかってくれてるから、あんなに…。
胸の奥が、きゅんきゅんと締めつけられる。
お兄ちゃん…やっぱり…やさしい。
わたしのだいすきな…おにいちゃん…。
これにて第五幕 糸冬 。
コメデーチックな感じで書いてるわけですが、きちんと伝わってますのかどうか。(´д`)
ていうかこの作品もバカップル然としてきてますねw まあいいか。
さて今後の展開はみなさん御期待(かどーか果たして)通りにコトが運ぶ予定でありますフフフ。
支援の孕嬰児殿とFXD殿にサムクスコ。そうそうFXD殿、
>>570のレスで、
>ちなみに私はワカメのないワカメ酒の方が ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
それは任せてください。もともとそのつもりなのでw
住民のみなさまの嗜好を知り尽くしているつもりでありますあっはっは。
てか自分で書きたいだけではorz
そりではまたそのうち参ります。ヾ(´д`)
あっそうそう、同時進行でカナーリ鬼畜な変化球的妹短編も書いてますので、それもそのうち。
泣き上戸コエー
つーか酒浸しワカメって……自分が食ってみりゃわかるだろうにw
眠いけどSS書こうかな… ああでもコタツ寝の誘惑が俺を襲う……
>>672 >それは任せてください。
何も私のアホなコメントに答えてくれなくたってw
でもこのバカップル振りはほのぼのしてていいです。
‥‥もう少し。もう少しで私も続きが投下できそう‥‥できたら‥‥いいなぁ‥‥_| ̄|○
いっつもバカばっかやって、無愛想で、スケベな本ばっか買ってきて・・・でも、ときどきすっごく優しくて、悲しい時はぎゅっ、てしてくれて・・・それがあったかくて・・・お兄ちゃん、今まで、ほんとに、ありがとう。
いっつもバカばっかやって、無愛想で、スケベな本ばっか買ってきて・・・でも、ときどきすっごく優しくて、悲しい時はぎゅっ、てしてくれて・・・それがあったかくて・・・お兄ちゃん、今まで、ほんとに、ありがとう。
↑二重投稿スマソ
>>672 きな子かわいいよきな子・・・(;´Д`)ハァハァ
俺はこういう健気な娘さんが好みでねぇ・・・・・w
先生ネタにつきましては
「寝起きのチュ〜」→「あ〜ら見〜てた〜のね〜」
なんてのを思いついたのでちょいと膨らましつつ萌え方面で書いてみました。ええ、エロじゃないですw
>今度生まれる時は南国にしよう。そしてフルーティなお嬢さんとウェヘヘヘヘヘ
冷えた手を『はぁ〜』って暖めてる妹さんも萌えますよ?w
>>675 何だかほんのり切なくて、いいですねぇ。
続きあるなら待ってますよ〜
さ、三国氏にレス頂けるとは思わなんだ・・・ これからもちょくちょくケータイから直打ち投下をしていきたいと思いますw
どうぞよろしく。
すみません。675はあれで終わりです。
>>679 直打ち、しかも携帯からとは・・・w
次回以降もひっそりと待ってますね〜
携帯からとか熱いですね…どうも今晩は。皆殺しの富野こと向こうの230ですw
風邪引いてると物書くことしかすることがないです(´・ω・`) ↓
歩こうよ。
ほら、手をつないで。
行き先なんて決まってないよ。
気の向くままに進むだけ。
何も気にすることなんてない。
二人きりの、ないしょの旅。
しきりに休みたがるお父さんも。
小うるさいお母さんもいないよ。
だから、マイペースに。
君と一緒に、ね。
ひだりてみぎて。
同じリズムで、前後に揺れて。
いろんな風景を見ようよ。
季節と人の心に飾られた風景を。
おいしいものを食べようよ。
好きなものを心ゆくまで。
思い出を作ろうよ。
一生、大事にできるような。
朝もいっしょ。夜もいっしょ。
ずっといっしょだよ。
離さないでね。
結んだままの、ひだりてみぎて。
もう片方の手を添えて。
そっと、静かな眠りに落ちてゆく。
また明日、ね。
…以上です。そろそろ頭の中が平和になってくれてもいい頃だと信じたいです=□●_
「あんた…これ、殺りすぎよ?」と、同じ物書きの友人に言われてしまいました。
「お前のもメカものばっかじゃん!」「てへ♪」「てへ♪じゃねーよ!あんた男だろ!」
―――などという会話もありましたが、気にしない方向でいこうと思います。
>>679 携帯職人GJ!
…しかし、私の作品は携帯からじゃ凄く読みにk(ry;y=ー( ゚∀゚)・∵.
皆殺しの富野230さん
眠りに落ちた場所が非常に気になります
まさか線路の上とか崖の下とか
>>687 ほんわかしてていいなぁ・・・
手をつなぐのって、何だかいいですよね。
>>688 >眠りに落ちた場所は
『やわらかな風がふく 小高い丘の草原』
だと信じたいw
690 :
菱奴 梨花:05/01/18 15:21:23 ID:+8RMIgC4
, --ー 、 お兄ちゃん…また…アクセス制限だよ…
/:::::::::::::::::::::'''::::ー-....、
/::::∧::::::,へ、\''-、ミ ""'''''丶- 、
i::::::::し::::::i , "'ヾヽ 丶 , _, - "ヽ
i:::::::::::::::::/ ./ / ./ i
i:::::::::::::::/ /、_ ,. - ..,,_i/ .:i :|
.|:::::::::::::/ / .|:::::::! / ::/ ::!
|:/i:::::::::i /|| i::::::i / _ ´ :!
" >ー' 、,/_|,,,,,,,/:::::/,,.i , ´ "",,_ ~''-..、__
:::::::::::::::`"::::´:::::::::::::::::::::::::::::::ヾ,,_ ..., - " '"~ ヾ 、 ヽ 、
"''' ´ー―-- -''゛ー "
本能のままにアキを抱きしめ、むさぼる様にキスをする。
「ん・・・・・・・・ハァ・・お兄ちゃん、ちょっと待って。アタシ、先にお風呂入りたい・・・」
「え・・・あ・あぁ、そうだな。すまん、つい・・・」
ちゅーか、俺興奮しすぎ。俺がリードしてあげなきゃいけないのに・・・
「帰ってきてすぐに沸かしといたから、もう入れると思うぞ。」
「うん。じゃあ・・・行ってきます。」
「あぁ・・・行ってらっしゃい。」
言い合って、2人とも吹きだしてしまった。
はぁ・・・またもや軽い生殺しだよ・・・・・・だがしかし!
ここは実家ではなく俺の家。誰に遠慮することもない。
そして、アキが先に一人で風呂に入ってる。ということは、俺がとるべき行動はただ一つ・・・ふっふっふ。
・・・・・・・何か最近、自分の行動や思考の随所に『オッサン』的なものが増えてきたような・・・まぁいいや、突撃ー!
続くよ
また夜に来ますね〜
ちゅーか菱戸梨花ガンバレw
何となく投下↓
「お兄ちゃん、あそこのアイス、美味しいんだよー。私、キャラメルがいいな♪」
「なぁ」
「どうしてそんな顔してるんだよ。」
「?どうしてって?」
「母さんが死んだのに・・・何でそんな笑顔でいるんだよ!」
妹は答えない。
「何でそんなに笑ってるんだよ。何があったんだよ!」
こっちを見てる顔が少し曇り、そしてまた笑顔になった。
「何もないよ。ただ・・・」
そう言って妹は歩き出した。
「ねぇお兄ちゃん、ここ、覚えてる?」
俺は黙ったまま妹についていく。
「幼稚園の頃、私がここでいじめられてる時に、お兄ちゃんが助けてくれたんだよ。あの時、お兄ちゃんたらボコボコのくせに、お兄ちゃんは強いんだぞって。」
妹は懐かしそうに笑った。
「その時から、お兄ちゃんは、私のヒーローなんだよ。」
「それがなんの関係が」
「でも、お兄ちゃんの心は、ほんとは弱いんだ。」
風が吹く。今、初めて気付く。桜が舞っている。
「私も、ほんとは泣きそうだったんだよ。確かに、泣けばラクになれるよね。でも。泣きたくなかった。だって、お兄ちゃんがいるから。」
一言一言が涙腺に訴えかける。
「お兄ちゃんのためなら私、いつでも笑顔でいられるから。いつでもお兄ちゃんを慰められる。頭、撫でてあげられるから。」
「バカ・・・お兄ちゃんは・・・強いん・・・だぞ。」
声にならない。自分でも情けない。
妹は、にっこり笑ってこちらを見つめている。
「大丈夫。涙も受け止めてあげるから。」
「・・・志保・・・ゴメ・・・」
「いい子・・・」
視界が滲む。暖かいものに包まれる。何だか、救われた気がした。
俺はもう、泣かないでいられるだろうか。
「はいっ。お兄ちゃん、チョコで良かったよね。」
「おう、悪い。」
「うんっ。おいしっ。あ、お兄ちゃん、ほっぺについてる。かわいー。」
「あ、止せよ。人が見てるだろ。」
「えへへ〜」
「なあ、志保。」
「なに?」
「これからも、よろしくな。」
「・・・こちらこそ。」
妹はまた、にっこりと笑った。
衝動的に書いたので。許してください。
消しゴムさん、GJ!!
健気だ・・・・・お兄ちゃんはうれしいよw
泣いた数だけ、強く・優しくなれる・・・・・そんな人間でいたいですね。
>>693より
脱衣所
ガラス戸の向こうのアキの姿を想像しつつ、音を立てないようにしながら服を脱ぐ。そして、
「おじゃましま〜す。」
カラカラカラ〜・・・っと戸を開け、中に入る。
「キャアッ!ちょっ・・・お兄ちゃん、入ってきちゃダメェ!」
気持ち良さそうに目を閉じて湯船に浸かっていたアキは、自分の腕と脚で前を隠す。
「あ〜、気にしなくていいから。」
言いつつ掛け湯を済ませ、湯船に入る。
「気にするに決まってるでしょ、も〜・・・って、アタシまだ入・・」
「いいんだよ。こうやってアキと一緒に入りたいんだ。俺ん家じゃなきゃ出来ないんだから。」
後ろから、アキを抱きかかえるようにして浴槽に身を沈める。
「まったくもぉ・・・・エッチだなぁお兄ちゃんは。」
「あのな、男だったらみんな好きな女の子と一緒に風呂に入りたいもんなんだよ。」
「え〜・・・ホントにぃ?」
「ホントだって。こうやって恋人と一緒に湯船に浸かってると、普段の何倍も癒されるんだよなぁ。」
「・・・・・・恋、人?」
何気なく放った『恋人』という言葉にアキが反応する。
「そ。アキは俺の大事な大事な恋人だよ。」
「ん〜〜〜・・・もぅ、しょうがないなぁ・・エロエロなお兄ちゃんには困ったもんだ。」
後ろからでも、アキがニコニコしてるのが分かる。・・・・・あぁ、かわいいなぁ。
さて、このままただじっとしてるだけじゃ勿体ない。そぉ〜っと手を伸ばしたその先は・・・
「お兄ちゃんって、たまに子供みたい・・ぁうんっ・・・ゃ、もぅ・・・お兄ちゃん・・・」
俺の手にジャストフィットサイズのアキの胸を、お湯の中でモミモミモミ・・・
「お兄ちゃんってば・・・ぁん・・・これが目的・・はぅ・・だった・・・んっ・・でしょ。」
「いやいや、そんなことは・・・・・・・あるけど。でも、アキだって気持ちいいんだろ?」
甘く可愛い喘ぎ声と、刺激に反応して硬くなった乳首が何よりの証拠。
「それは・・・・・・・そうだけど。」
さらに手を下のほうへ・・・
「ひゃんっ!」
秘所にある突起物へのピンポイント爆撃に、アキはさらに敏感に反応する。同時に、アキの耳元や首筋に口づける。
「はぁ・・・ぁ・・・・ぁぅ・・・んんっ・・・」
アキの秘所には、明らかに湯船のお湯とは違う熱い液体が溢れ始めていた。
「何だよ、俺のことエッチだとかエロエロだとか言っといて・・・アキだって人のこと言えないじゃないか。」
「ん・・・だってぇ・・・・・お風呂場で、お兄・・・ちゃんに・・・おっぱいとか・・・触られたりしてるって思うと・・・何か、余計に気持ちよくなって・・・」
「嬉しいなぁ、アキがそんなに喜んでくれて。」
「でも・・・アタシ・・・んっ・・ばっかり・・・気持ちよくさせら・・ぁんっ・・・のは悔しい。だから・・・・・えい!」
「ぉうっ!?」
不意にアキが反撃に転じる。一瞬腰を浮かせたかと思うと、俺の下腹部にお尻を乗せる。この体制は・・・ほぼ『素股』。
もちろんアキがそんな『技』を知るわけがない。だがしかし。
「はぁ、はぁっ・・・アタシばっかり・・じゃ・・・なくて、お兄ちゃ・・・も気持ちよく・・ならなくちゃ・・・ダメ。」
俺のモノを両手で握り上下に擦る、ただそれだけ。だが、それをアキがやってくれてるのだと思うと・・・・・たまりません。
俺もアキも、お互いが加える刺激のせいで息遣いが荒くなってきている。あぁ、もう・・・・
「うぁ、ヤバ・・・・・イキそう・・・・・っ!」
「ア・・アン・・はぅ・・・ア、アタシも・・・イク・・・・・ッ!」
結局、2人ともそのまま湯船の中で果ててしまった・・・・・ちゅーか、俺達興奮しすぎ。
続きます〜
「バカップル」が、「エロバカップル」に進化しましたw
……コタツ寝保守orz
>>三国氏 ムヒョハ、エロバカ兄妹(・∀・)イイ!!
>>消しゴムの恋人氏 携帯直打ち萌え文士ですか… 普段は鉛筆で作品を書き留めていると見た!m9(・∀・)
>>菱奴 梨花 今度はああたがアク禁ですか(-人-) 改名…?
朝昼型人間になると深夜に作品が書けないぜ ウェーハ(ry
三国氏のあまあまばかっぷるが大好物です。
孕age改め孕嬰児殿
鋭いですな。時々発作的に書いてます。
これからも萌え萌えな文章、期待してまする。
妹「お兄ちゃ〜ん、お布団敷いといたよ〜」
兄「おー、サンキュー・・・・・さ、寝るか・・・・・
・・・・・・・・・・・・・何やってんすか?」
妹「何って、先にお布団入って暖めてあげてるんじゃない♥」
兄「・・・・・・それはまぁいいとして・・・・・・・何で下着姿なんだ?」
妹「何でって・・・・・・・・肉布団♥」
兄「・・・・・・・・・・・・・阿呆。」
>>687@230さま
ほのぼのしてて、暖かな日差しが似合いそうな優しい話だなぁ。
手をつなぐだけで、何よりもうれしかった日々。そんな時代は既に遠い‥‥orz
>>700@消しゴムさま
こういうの、私弱いんです‥‥(つД`)
衝動的に書いたと言いつつ、読みやすくてしっかりまとまってていいです。
またのお越しをお待ちしてます。
>>711 ホントに最近エロ度がうpしてますね。
かつてエロが書けないと言ってたのが嘘みたいだw
それではレスはこの程度にして
>>505からの続き、投下します。
‥‥体が、熱い‥‥そして‥‥震えてる。
一番敏感なアソコを舌で弄ばれ、何度もイカされ続け、私の意識は何度もベッドと天国を往復した。
「もう‥‥らめぇ‥‥ひゃめてぇ‥‥ひんじゃう‥‥」
感じ過ぎて、イキ過ぎて舌が回らない。腰が砕けて寝返りも打てない。
お兄ちゃんはそんな私からようやく唇を離し、上から覆い被さるように私の顔を覗き込んでくる。
「‥‥お兄ちゃぁ‥‥ん」
私は愛する人を求めて、やっとの思いで力の入らない腕を伸ばす。
そして白い雪のようにフワリと優しく、まるで私を埋め尽くすみたいに覆い被さる温かな体。
「お兄ちゃんのバカ‥‥私、おかしくなっちゃう‥‥あんなにされたら」
「ごめん‥‥すごいかわいい声だったから、つい‥‥な」
私、そんなに声出してたなんて‥‥なんだかとても恥ずかしい。
「お兄ちゃんの、エッチ‥‥」
「でも、気持ち良かった?」
「‥‥うん」
優しい声に、つい素直に返事を返してしまう。顔を見られるのが恥ずかしくて、
力なく体に廻した腕で、なんとかお兄ちゃんの体を下に引き寄せ肩のあたりの顔を埋める。
「お、おい‥‥重くないか?」
もちろん重い。潰されそうで、息が苦しくなってくる。だけどその重さが心地よい。
「‥‥大丈夫」
「ほら、無理するなって‥‥」
苦しそうな私の声にそう答え、密着したまま体を少し浮かせて体重を抜いてくれた。
圧迫感が消えても、触れたままの肌の温もりはそのまま。
「お兄ちゃん‥‥あったかい」
「‥‥柔かくて、気持ちいいよ‥‥ずっと、このままでいたいな‥‥」
まるでお互いが溶けて、ひとつになってしまったような心地良さ。
だけど、これだけじゃまだ足りない‥‥
こんなのじゃ満足できないって、体の奥が疼いて叫んでる。
今までみたいに甘えて、じゃれつくだけの『妹』でなんか、もういたくない。
心も体もお兄ちゃんに愛されたい、抱かれたい‥‥本当の恋人になりたい。
そして私は勇気を振り絞る。
「お兄ちゃん‥‥私の初めての人に‥‥なって、下さい‥‥」
「‥‥本当に、いいんだね?」
「うん‥‥」
かたく抱き合った体をほどき、身を起こすお兄ちゃん。私の膝を大きく開いてもぞもぞと動き出し、
私の入り口に男の人の『アレ』をあてがう。
いよいよ訪れたその瞬間。つい不安に襲われてお兄ちゃんを見つめてしまう。
「‥‥怖い? 怖かったら、今じゃなくてもいいよ」
私の視線に気づき、あくまでも優しく声をかけてくれる。この人は、どこまでも優しい‥‥
「ううん。お兄ちゃんだから‥‥怖くない」
強がってそう答えるけど、初めてのセックスだからやっぱり怖い‥‥そしてその相手が実のお兄ちゃんだから。
全てを受け入れたくてゴムは使わないって言ったけど、もしかしたら妊娠ってことだってあり得る‥‥
でも、私はお兄ちゃんに愛されたい。愛して欲しい。どんな事だって受け入れる覚悟は出来ている。
だから恥ずかしいけど、自分から膝をかかえ、脚を大きく開いてお兄ちゃんを誘ってみる。
「私‥‥お兄ちゃんが好き。おにいちゃんのものになりたい‥‥だから、お願い。来て‥‥」
声がうわずっている。それに何故か体が震えてる‥‥やっぱり怖くて思わず目をつぶってしまった‥‥
‥‥シーツの衣擦れの音。お兄ちゃんが動く音‥‥そしていきなりのキス。
「んっ‥‥!」
突然でびっくりしたけど、唇を割って忍び込こんでくる舌に、私も我を忘れて絡め合う。
キスは‥‥好き。
口の中をたくさん舐められ、舌が絡み合う気持ちよさが、私の心をもっとエッチにする。
キスだけでこんなに気持ちいいのなら、本当のセックスはもっと気持ちいいんだろうなと
思いながら、自分からもお兄ちゃんの舌を吸ってみる。
口の端からよだれが溢れるけど気にもかけない。もっとキスを、お兄ちゃんを味わいたい‥‥
貪り合うキスに心を奪われ、溺れている隙にそれはいきなり来た。
私の体を割って中に入ってこようとする熱くて、固い何か‥‥
唇を重ねたままで、それは私をこじあけて少しずつ、ゆっくりと入ってくる。
驚いてうめいた私の声は、お兄ちゃんの口の中に吸い込まれ、消えていく。
入ってる‥‥私の中にお兄ちゃんが入ってくる‥‥どんどん奥まで‥‥‥
そしていきなり息が詰まった。繋がった部分に激しい痛みが走る。
私を裂くように入ってくる堅くて、太くて、熱い物。大声で叫びたくなるような痛み。
痛みに耐え、呻く声にお兄ちゃんは私の中からアレを抜く。途中まで私の中に入っていた物の感覚が消える。
「痛かったら、やめよう‥‥俺、しなくてもいいから。お前の痛そうな顔見るの、嫌だしさ‥‥」
お兄ちゃんの辛そうな顔。そんな顔は見たくない。
「やだ、私‥‥お兄ちゃんが欲しい。お兄ちゃんのものになりたい。だから、ガマンしないで‥‥来て」
自ら膝の裏をかかえ、大きく脚を広げて、あえて恥ずかしいカッコをして誘ってみる。
私の本気を知って欲しかった。本気でお兄ちゃんを欲しがっているのを知って欲しかった。
「わかった‥‥それじゃ、いくよ」
黙って頷く私。そして私の入り口にあてがわれるお兄ちゃんの先っちょ。また少しずつ入って来る‥‥
もうじき一つになれる‥‥お兄ちゃんのものになれる。そう思った瞬間、それは一気に私の中にやってきた。
熱く、大きい塊が‥‥引き裂かれるような痛みが‥‥
気づいたら、あまりの痛みに私は泣いていた。ズキズキと脈打つ度に痛みが体を走る。
でもしがみついて耐えた。お兄ちゃんだからガマンした。お兄ちゃんが欲しかったから耐えられた。
「‥‥ほら、全部入ったよ」
体の奥に感じる強烈な異物感と痛み。それはお兄ちゃんを受け入れ、一つになった証。
「‥‥大丈夫か? 痛かったら、すぐ抜くから」
顔をしかめる私を、心配そうに見つめる優しい人。
「大丈夫‥‥このままで、いて」
私の中で感じる初めての痛みと、私の中にいるお兄ちゃんの熱の心地良さ。
初めてのセックス。その実感をもっと感じたくて、自分からさらにぎゅっと抱きついてみる。
私の腕で包み込んだ大きな上半身。私の『女』に包み込まれた熱くて、大きなアレ。
今、私は自分の体全てでお兄ちゃんを抱きしめている‥‥
‥‥次回に続く
なんか書いてたらまた長くなってしまいました‥‥悪い癖だ。
多分、次回で終わると思います。おまけに話にまとまりがなくなってきてるし‥‥orz
あと忘れてたけど
>>690@PCさま
楠人「梨花、悪禁って‥‥お前またなんかしでかしたのか?(w」
とりあえず……耐エロw
ちくしょう、いつのまに移転しやがったんだこの野郎・・・w
まぁ見つかってよかったですよ。
>>720 優しさは 強さと愛の 裏返し by三国
移転保守ー
●
(゚∀゚)) 移転キタ-!
(ヽ )へ
く ●
●
((゚∀゚) そしてアクセス制限解除もキター!
( /)
く ● >
● ●
((゚∀゚)ノ 続きを投下〜!
( )
く ω >
_
__|警|
( ) (∀゚ )
( )V( )
ノ | ノ |
「く…くそぉ…あぅ!」
妹が俺の乳首に吸い付いてきた。
「ん…何か…不思議な…味が…」
「た…頼む…馬鹿な…はぁ…真似は…」
再び抵抗するがあっさり両腕を組み伏せられる。
「聞き分けのない子には…お仕置きが必要かな〜♪」
「もう充分に罰…う…」
馬乗りのまま目で合図する先には先程の携帯電話とノートパソコン。
「ボクがキーボードを一つ押すだけで…世界中に…」
「や…止めてくれぇ!!!」
「じゃあ…ちゃんと言うことを聞いてくれるね?」
「し…仕方がな…あがが…」
また両頬を引っ張られた。
「お兄ちゃ〜ん…もっと素直に返事出来ないのぉ〜?」
「ひ…ひは…だから…はな…ふぇ…」
先程の繰り返し・今度は直ぐに離してくれたが…前回以上に痛み
が後に残る。
「痛てて…判った…判りましたから…」
「本当?」
「あ…あぁ…もちろん…んぅ!」
妹と俺の唇が触れあう。
挨拶代わりの軽いキスではなかった。愛し合う男女のように激しく
舌先が俺に侵入してくる。
「う…お…おい…んぅ…ぐ…」
さすがに一瞬抵抗したが直ぐに先程の約束を思い出した。
戸惑いは有るが何故か俺はソレを深く味わい気が付くと疲れ切っている
筈の両腕で妹の背中を引き寄せていた。
「ん…うふふ…お兄ちゃん…その気になってきたんだ…。」
「その気って…何を言って…ぐ…」
再び妹が俺の口を塞ぐ。
「せっかく…コレで許してあげようと思ったのに…また変なこと言ったら
許さないんだから。」
「コレでって…じゃあ…アレは消して…」
「違うよ。今のはお兄ちゃんが口答えした分だけ!まだペナルティは
しっかり残ってるんだから!!」
「た…頼む…もういい加減に…」
「じゃあ…今度こそ“何もしない”って約束して!」
「誓う…何をするつもりか知らんが…早く済ませてくれ。」
暫く不機嫌な顔つきで黙って見つめていたが、ゆっくりと俺の上から
退きベルトに手を伸ばす。
「今度こそぉ〜♪」
「あぁ!まさか…」
「お兄ちゃん、今言ったばかりでしょ!!!」
一喝され抵抗を止める。だが身体はやはり拒否しているせいで身悶え
して動きを阻止しようとしている。
「あぁん…だからぁ…」
「知るか…どうしても…身体が…」
「う〜ん…じゃあ…ソコはおまけしといて…おぉ!出てきたぁ!!」
未だ柔らかい俺のモノを引きずり出し妹は大喜びだ。
「う〜ん…もっと単純な形だと思っていたけど…まぁイイかぁ…。」
一通り眺めてから先端に唇が近づく。
「ま…待て…ソコは汚いんだぞ!」
「え〜そんな事ないでしょ?お兄ちゃん毎日洗って…」
「さ…さっきまで重労働させられてたんだ!蒸れて不衛生になってる
のは一目瞭然だろ?」
苦しい言い訳。抵抗すれば何をされるか判らないが…妹を安易に汚す
真似はしたくない。
「うぇっとてっしゅ〜♪」
「何でドラ○も○みたいなアクセント…いや、何でもない。」
迂闊にも突っ込みを入れそうになった自分の口を何とか抑え込む。
「でわでわ…コレで…」
「あ…あぁ…くそぉ…」
「残念でしたぁ〜、コレで綺麗になるね〜お兄ちゃんも一安心だぁ〜♪」
いや…もっと不安なんですけど…。
今度は口に出さずに心の中で突っ込みを入れる。
「うふふ…早く…大きく…な〜ぁれ〜♪」
「ひゃ…冷た…あぅ…はぅ…あ…」
「まぁ〜だぁ〜かぁ〜なぁ〜?」
「そ…そう易々と…おぉ…んう…」
絶妙な力加減と細かい仕草で満遍なく拭かれ俺は頭を抱え悶える。
普段ならこんな冷たいモノで弄っても縮こまるのがオチだ。だが残念な
事に心と身体が今回に限っては正反対な反応をみせる。
「わぁ…凄い…脈打ってる…」
「頼むからもう…んぉおぉ!!!」
柔らかく暖かい滑りが襲い俺は硬直する。
悪い予感は現実になった。妹にフェラチオされるなんて…。
「ん…う…こう…かな?」
「お…お前…やってる事の重大さが判って…んんぅおぉ!!!」
言葉を遮るように往復運動が開始される。
出来すぎた事に含んだ唾液の量も時折内部でまさぐる舌先の動きも無駄
なく俺の感じる場所を捕らえてくる。
そして口を離したかと思えば嬉しそうに微笑んでコチラを見つめる。
「やっぱり…ボク達兄妹なんだね…」
「な…何が言いたいん…んぁあぁ!」
「ほら…今の…凄く気持ち良かったでしょ?」
「そんなワケな…あっあぁあぁ!!」
「うふふ…今更嘘吐くのぉ?」
「嘘なんか…はあぁあぁ!!!」
まるで挑発するかのように俺が反論すると銜え直し激しく動く。
「だって…判るの…お兄ちゃんの何処が気持ちイイ所が…今度は…ココ
がイイのかな?」
「あ…駄目…え…あぁ…ん…んあぁ!!!!」
「ビンゴ〜♪」
「く…くっそぉ〜!」
|゚∀)
今晩はココまでにします。
>消しゴムの恋人氏
お初です。携帯直打ち文士ですか。萌え&変態が盛りだくさんな当スレへ
ようこそ。貴方は前者のようですが楽しい作品期待しています。当然俺は
後者になるのでしょうが…orz
感想・リクエストお待ちしています。
>734
あぁ!コメントに時間が掛かりすぎて…大変失礼しました orz
移転後初支援&支援芸なんてイヤソ…orz
>736
スマソ、本来ならメル欄に“ココまで”と記載しておけばよかったのですが
迂闊にも今回は…孕age氏は悪くないです。
改めてお詫び申し上げます。_| ̄|○
いやいや、孕ageさんのはもう持ち芸ですからw
>>735 世界妹攻連盟会長の面目躍如ですね。
いやはや、策士な妹ですなぁ。世間ではそれを脅迫と言うのだがw
>萌え&変態
俺は、前者・・・ってことでいいのかな?(草加汁)
>>723-724 わかったから落ち着けw
・・・・・・・・・・ぁぅ。
2人してお風呂の中でイッちゃうなんて・・・・何やってんだろこのエロ兄妹は。
何か・・・すごく気持ちよかった・・・はぅぅ、もうお兄ちゃんに「エロエロだ〜」とか言えないよ・・・
でも、お兄ちゃんの方も凄く興奮してるみたい。まだ大っきいまんまだし・・・・
「ね・・・気持ち・・・よかった?」
半分蕩けた頭で聞いてみる。もし、余計なことしてたら・・・どうしよ。
「あ〜・・・もう、気持ちよすぎ。蕩けるかと思った。」
「よかった、2人で一緒に気持ちよくなれて。」
「ふっふっふ・・・この後はもっともっと気持ちよくさせてやるからな。」
「ヤダもう・・・お兄ちゃんのエッチ・・・・って、え、ちょっ・・お兄ちゃん・・・まさか、ここで!?」
「俺はもう・・・ベッドまで我慢できません!」
後ろ向きに抱きかかえられたまま、お兄ちゃんのモノがアタシのアソコに入ってきた。
「んぁああああっ・・・!」
我ながら何ていやらしい声出してるんだろ。
「アキ・・・・痛く・・ないか?」
ゆっくり突き上げながら、お兄ちゃんが聞いてきた。
「ん・・・平・・気・・・あぁ・・・あ・・・・あん・・・」
今まで・・・何回かエッチしたけど・・・する度に・・・気持ちよく・・・なってる・・・
「そ、か・・・じゃあ、もっと・・・!」
お兄ちゃんは、アタシの腰の辺りを掴み、さらに激しく上下に揺り動かす。
「あうっ!・・・ヤ・・・はぅんっ・・・・・ぁぅ・・んっ、んんぅっ・・・」
「うぁ・・・ぉ・・すげ・・・・締まる・・・」
お兄ちゃんのモノが出入りするたびに、バシャバシャと水面が音を立てる。
そして気が付けば、お兄ちゃんの動きにあわせてアタシもお尻を上下に動かしていた。
「自分から、動くなんて・・・・アキも・・・すっかり、エッチに・・・なっちゃった・・・な・・・」
「だって・・・勝手にぃッ・・・身体、がぁ・・・動・・・くん、だもん・・・」
あぁもう・・・気持ちよすぎて・・・・・変になりそう。
「あぁっ・・・さっき、イったのにぃっ・・・・ふぁぁ・・っ・・・また・・・・・ィ・・・クゥッ!」
「くぁ・・・俺も・・・もうダメ・・・っ・・・ああっ、出る・・・・っ!!」
あ・・・中に出したら・・・・・赤ちゃん・・・出来ちゃう・・・・・
そう思った刹那、お兄ちゃんのモノが引き抜かれる。
それはビクッビクッと脈打ちながら、お湯の中に白い液を何度も吐き出していた。
「ハァッ・・・・・ハァ・・・ハァ。・・・ギリギリセーフ。」
「ふぁ・・・・・ハァ、ハァ、ハァ・・・ふぅ・・・」
「・・・えーと・・・ゴメン、アキ。こんなとこで無理矢理・・・」
「うぅん、いいの・・・・・気持ちよかったから・・・ていうか・・・お兄ちゃん、まだ元気だよ?」
もう2回も出したのに・・・・・やっぱり昨日お預けした分・・・かな?
「あ〜・・・ははは・・・・・もう一回したいな〜、なんて。」
「もう、しょうがないですね〜この子は。・・・・・でも、次はベッドでして欲しい。」
「わかってるって・・・・・たっぷり可愛がってあげましょう。」
「・・・・・やっぱりエロエロだぁ〜」
続く〜
幸広お兄ちゃん、頑張ってますw
|
|
|゚∀)
| )
|
・・・・・・・もう掛ける言葉が見当たりませんw
膣内射精の危機回避…って…あぁ…
。。
。 。 + ヽヽ
゜ 。・ 。 +゜ 。・゚ (;゚`Дフ。<久し振りにやっちゃったよ、 うわぁぁぁん
ノ( /
/ >
妹「お兄ちゃ〜ん、今日習ったところ復習したいんだけど、分からないところ教えて。」
兄「いいけど・・・何習ったんだ?」
妹「性教育。」
兄「・・・・・何だって?」
妹「だからぁ、『性教育』だよ。」
兄「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
妹「せーk」
兄「謹んでお断りいたします。」
保守孕
アマイアマイな進行の中、空気を読まずに作品投下。
なんていうかもう、富野でいいです。いくらでも呼ぶがいいさウワァァァンヽ(`Д´)ノ
仕事が鬼忙しいですが、ちゃんとスレは毎日見てますよ(・∀・)
それではいってみましょうか ↓
月の無い空に向けて。
花の無い地へ向けて。
想いを込めて。
終わりの無い円舞曲を聴きながら。
踊り続けている。
空と大地と目の前へ。
手を差し伸べたまま。
待たなくてもいい。
僕の事は忘れて。
君は君の、新しい幸せを見つけて欲しい。
私にとって、貴方の存在が幸せ。
何故気付かない。
遠ざかる見慣れた背中。
右手に剣を、左手に血族の証を。
他の男と肌を触れ合わせて。
貴方を忘れようとしても。
心の中は塞がったまま。
温もりが違う。
微かな期待を胸に。
果て無き地平線を眺めては。
虚しく日は過ぎて。
そして、貴方は帰ってきた。
破れた旗を手に握ったまま。
終わりを告げるために。
争いは、兄の命と共に終わった。
鴉が腐肉を眺めている。
炎で焼かなければならない。
これ以上傷つけないために。
炎は、全てを塵へと帰していく。
魂の重さだけ、炎は大きくなっていく。
どこに手を差し伸べても。
踊り続けよう。
貴方のために、貴方のためだけに。
この終わり無き円舞曲と共に。
誰もいなくなっても、手を差し伸べたまま―――。
…以上です。相変わらず頃しました。しかも火葬です。跡形も残りませんが何か?
(#゚Д゚)つ)'A`)
モチーフは鬼塚ちひろ「月光」「私とワルツを」と宇多田ヒカル「Deep River」の三曲です。
疲れた時とかにこういう陰鬱な曲を聴くと、なんだか癒される気がします。私だけですかそうd(ry
他の作品もちゃんと全部読んでますよ(*´∀`)
個人的には三国氏の作品の進行っぷりに驚きです。あの作品がここまで続くとは…w
ではでは今日はこの辺で。今から寝ます。そして夜に仕事。不規則マンセーとは言いませんから!(゚д゚)
あいかわらず『お兄ちゃんブチコロシ連盟』略して『兄コ連(あにこれん)』ですなぁw
>夜に仕事
大変ですねぇ。俺もずっと夜勤でしたから。明るいところで寝るの慣れちゃったw
あの作品は、多分もうちょっとで終わり のつもりです。ヽ(゚∀゚)ノ
>>737 おまえは去れ!
二 度 と 来 る な
なんで や ねん
>>758 止めてくれ
あの人のを一番楽しみにしてるんだから
皆さん、僕の悩みを聞いてください。
最近、妹にいじめられるんです。
例えば……
この間、妹がお弁当を作ってくれたんです。
それ自体は別にいいんです。むしろ有難いくらいです。ホントに。
ただ……妹の味覚は・・・何というか、個性的で……「正直スマンカッタ」って感じで。
あと……
家にいるときの服装なんですけど。
スカートがやけに短かったり、何だかスキマの多い上着を着たり。
夏場ならともかく、冬のこの時期でも何だか薄着で……
そのくせ、ちょっと長めに視線が止まると
『見たでしょ………エッチ』
とか言うんです……
いくら兄妹とはいえ、そこは僕も男だし妹は女なわけで…………いや、欲情はしませんけど。
それに……
僕が働き出してからは「アレ買ってコレ買って」って言うようになって。
そりゃ、僕だって妹が可愛くないわけじゃないですから、多少のことなら聞いてあげたいですけど。
買って買って言うわりにはバイトする気はあまりなさそうで……
だから「自分でお金稼いで買ったほうが達成感もあっていいぞ」って言ったんです。
そしたら………睨まれました…………
何で僕がこんな目にあわなきゃいけないんでしょう。
今後どんな兄イジメがまっているか………ん?
・・・・・何だか妹が呼んでます。何でしょうか………不安です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どうやら『修斗』のビデオを一緒に見たいそうです。
…………実は、僕格闘技好きなんですよね。見る専門ですけど。
今まで興味なさそうだったのに一緒に見ようだなんて………
うちの妹もようやく格闘技の面白さがわかってきたようです。
じゃあ、すみません。行ってきますね。
『ちょっとお兄ちゃーん、大丈夫ですかー?スリーパーくらいで落ちるなんて、男らしくないぞー』
すみません、マジで助けてください……………
以上です〜。
以前書いたSSの裏バージョンだったりします。
49 小物用 36654.zip
2つ一緒にうpってみたりしましたんで、暇な方は見てやってください。
>>765 支援感謝。今回は例の伝統芸が炸裂しなくて良かったですw
ほんのり暖かい作品なのはイイとして…何だか三国氏も時々妹に虐げられてる
お兄ちゃんを書く事が多いな…。
まさか…
妹攻めに目覚めましたか?
>>769 三国氏はともかく
お 前 は 消 え ろ
なんで や ねん
理由がわからん
1次曲線的ではなかろうが、知名度に応じてノイズも増えるらしい。
その結果こうして顕在する奴が出始めると。
よくある話だな。私怨にしてもアホらしい。
粘着のゴミは放置しておけ。
770氏がどりんか氏の何がそんなに気に入らないのかはともかくとして、続き投下します。
どうしても気に入らないんなら、ここでそんなレス書くよりNGネームだかにしたほうがいいですよ。
お互いの精神衛生的にも。
何だか偉そうですね、俺。すいません。
>>743より
「のぼせたりとかしてないか?」
「うん、大丈夫。」
「ふぅ、汗を流しにきたつもりが逆に汗かいちまったな。」
「お兄ちゃんが悪いんだからね。」
「ゴメンゴメン。いや、昨日からずっと我慢してたからつい・・・」
「それは・・・・・アタシもだけど。」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・(風呂場か・・・・・・またやろうかな・・・)」
「お兄ちゃん、またエッチなこと考えてるでしょ。」
「あ〜、いやその・・・・・ちゅーか『また』って何だよ『また』って」
風呂から上がり身体を拭きつつ、脱衣所ではバカップル丸出しの会話が展開されている。
「お兄ちゃん、早く服着ないと風邪ひいちゃうよ。」
「あ、アキ。ストップストップ。」
すっかり拭き終わり下着に手を掛けたアキを制止する。
「服なんか着なくていいよ、どうせすぐ脱がすんだから。」
・・・我ながらおっさん全開なセリフだな。
「お兄ちゃんの…エッチ。」
はい、その通りです・・・
「さて、じゃあそろそろベッドに行きましょうか、お姫様・・・っと」
バスタオルを身体に巻いたアキを抱えあげる。
「きゃ・・・えへへ、『お姫様抱っこ』だ〜」
首に腕を回し、頬擦りをしてくる。ニコニコと微笑むその表情は、俺にとってはお姫様そのものだ。
しかし、アキを抱えてベッドまで歩きながら、俺は一つの事実に気付く。それは・・・・・
「アキ・・・・・・・・重いな・・」
一瞬の間の後、アキは顔を真っ赤にしながら反論する。
「ア・・アタシ太ってないもん!えっと・・・そう!成長してるの!幼児体型じゃなくて大人の身体に」
「ほほう・・・じゃ、確かめてみますか。」
辿り着いたベッドにアキを横たえ、バスタオルを剥ぎ取る。だが、アキは裸のままベッドの中に潜り込んでしまった。
「隠したらダメじゃないか、アキの成長っぷりを確認できないだろ?」
「うぅ、だって・・・恥ずかしい・・・・・」
「大丈夫だって、俺しかいないんだからさ・・・ほら、布団除けるぞ。」
何が大丈夫なんだか分からんが・・・とにかく、俺の目の前にようやくアキの裸身が現れた。
「どれどれ?・・・・・ふむふむ、確かに成長してるなぁ。」
言いながら胸を揉む。
「(モミモミモミ)大きすぎず小さすぎず・・・・いい仕事してますなぁ。」
「ん・・・・・・・・ハァ」
「次は・・・」
「あ、ダメ・・・お腹は・・・その・・・・・ダイエット中だから・・・」
「気にすることないよ、別に。明らかに太ってるならともかく、俺は、どっちかっていうとこういうちょっとぷにぷにしてるほうが好みっていうか・・」
「うぅ・・・ぷにぷにしてるんだ・・・・・・・」
「いやいや、いい意味で、だよ。気にすることないって・・・これ以上肉付きがよくなるとマズイけどな。」
「・・・・・努力します。」
「まぁ、女の子はちょっとぷにっとしてるくらいでちょうどいいんだよ。抱き心地いいし。・・・はい、回転〜」
アキをうつ伏せにさせる。そこには、ほんのりピンク色に染まったアキのお尻・・・これは・・・・・たまらん。
「あぁ〜、いい眺め・・・・・柔らかくてすべすべしてて・・・・・はぁ〜、最高。」
「ちょ・・お兄ちゃ・・・ん・・・・・くすぐった・・・ぁ・・・」
さ、確認作業はこれくらいにして・・・俺もバスタオルを放り投げ、アキを抱きしめる。
「・・・あ〜、こうやって裸で抱きあってると柔らかくてすっごい気持ちいいな〜。」
「あの〜、お兄ちゃん・・・お尻に何か当たってるんですけど・・・」
「あはは・・・いや〜アキの身体が想像以上に成長してたもんで・・・」
「・・・エッチ・・・・・ひゃんっ」
もう一度アキを仰向けにして、脚を大きく開かせる。恥ずかしそうにはしているが、嫌がる素振りは見せない。
「こっちも確認・・・・・あれ?もう濡れてるじゃないか。」
「だって・・・さっき、したから・・・何か・・・・ジンジンするっていうか・・・」
「そっか・・・・・・・エッチだな、アキ。」
「ぅぅ・・・・・お兄ちゃんのイジワル・・・・・ん・・」
キスをする。何だか無性に可愛い・・・
「ん・・・・はぁ・・・あぅ、ん・・・あ・・・・・・・やん!うぁっ、んぅぅ・・」
キスをする。その唇に、その耳元に、その胸に、そのお腹に、そして、その秘所に・・・
「アキ・・・凄い濡れてる・・・もう準備OK、かな?」
「うん・・・・・あ、でもその前に・・・お兄ちゃん、ちょっと仰向けになって。」
「え、何で・・・」
「いいから、ほら」
促されるままに横になる。するとアキは俺のモノを握り、その口を近づける。
「ちょっ・・・アキ、何やってんの!」
慌てて後ずさりするが、アキは俺のモノを掴んで離さない。
「アタシばっかりしてもらってるから、アタシもお兄ちゃんにしてあげるの。」
「いいってそんなの・・・・無理しなくていいから」
「無理なんかしてないよ・・・」
予想に反し、アキは穏やかに微笑んでいる。緊張はしているみたいだけど、表情は硬くない。
「お兄ちゃんだから・・・お兄ちゃんのだから・・・してあげたいの。」
とりあえずここまで。
続きは、また夜にでも。
メチャクチャ嬉しい・・・・・そして、メチャクチャ興奮する。
「ん・・・・・はぁ・・・・(チュッ)ん・・・ふぅ・・ん・・・」
亀頭や棹を、チロチロと舐めたりキスしたり。たどたどしい手つきが逆に刺激的だったりする。
「(チュッ)・・ん・・・お兄ちゃん、どんな感じ?」
「すっげー気持ちいい・・・ぉぅ・・」
「えへへ、よかった・・・もっと気持ちよくしてあげるからね(チュッ)・・・はむ・・・ん・・・・」
亀頭部分をすっぽりと口に含む。咥えながら舌を動かし舐めまわす。
「うあ・・・・・おぉぅ・・・アキ・・・い・・・っあぁ・・」
「(チュプッ)・ん・・・ゴメンね、初めてするからあんまり上手くないけど・・・」
「そんなことないよ・・・アキがしてくれてるっていうだけで蕩けそうなくらい気持ちいいから。
ちゅーか、初めてなのに上手かったら困るって。」
動きはぎこちないし、技術があるわけでもない。けど、気持ちいい。確実に頂点は近づいている。
「ん・・・ぁふ・・・・・ハァ・・・・・んふぁ・・」
一生懸命俺のモノをしゃぶってくれているアキの頭を撫で・・・気が付けば、俺はその頭を前後に動かしていた。
ジュプッ・・・ジュプッ・・・・・クチュ・・・・・
淫らな音、吐息、感触・・・そして何より、アキがしてくれているという事実。我慢・・・できない・・・
「あぁ、もう・・・アキ、口・・離して・・・出る、から・・・」
このままじゃ、口ん中に出しちまう・・・けど、俺が頭を動かしていた手を離してもアキは咥えたまま離れない。
むしろその動きは、滑らか且つリズムよく、激しくなっている。
「うあ・・もう、ダメ・・・だ・・・・アキ・・・アキぃっ・・・!」
ドクッドクッ・・・アキに咥えられたまま脈打つ。結局、俺はアキの口の中で射精してしまった。
「んんっ!・・・・・・・・・ん・・・(チュゥッ)・・」
出したものを全て吸い出し、ようやくアキの口が離れた。
「ゴメン、アキ。その・・・離してくれないから・・・ほら、これに出・・・」
箱からティッシュを数枚取り出しアキに渡そうとしたのだが・・・・・
「ん〜・・・・・・・・・(ゴクリ)・・・・はぁ・・・」
アキは、口に出された精液をそのまま飲み込んでしまった。
「お、おい・・・そんなの飲み込まないで吐き出しちまえばよかったのに・・・」
「だって、お兄ちゃんのだもん。ちょっと変な感じだったけど、何かこのまま捨てちゃうの勿体ないって思って・・・
それより・・・アタシの口でちゃんとイってくれてよかった・・・ひょっとしたら余計なお世話かな、って思ったけど」
「いや・・・すっごい気持ちよかった。アキにしゃぶってもらえて、コイツも喜んでるし・・・」
「あ、ホント・・・まだまだ元気だ。」
もう三回も出したっちゅーのに・・・
とりあえずココまで。
眠〜〜〜
>788
'´⌒⌒、ヽ
.i レノノリ) リ
l ノ ヮ ノl お兄ちゃんって…変態だね♪
ノ⊂) !つ (一応褒め言葉です)
'´(( く/_l| リ
し'ノ
ちょっと間を空けてたら誰もいない‥‥
そして今頃になってようやく鯖移転に気づいた私は間抜けです‥‥orz
>>788@三国さま
何があなたをそこまで変えたのか‥‥w
最近のエロ度全開振りに乾杯。
妹捕手。
>>791 学内人気トップで成績優秀な剣戟部所属の二年(17)
男子からの注目最も集め、かつ実力もエースのピッチャー(16)
高嶺の花と謳われる二人で、いつかこの二人はくっつくのだろうと皆噂していた。
そしてそんなピッチャーとバッテリーを組むのが妹(16)
それなりに仲の良い二人を見て少し愕然としてるのはお約束。
妹本人は知らないが、彼女も学内ランキング3位だったりするので
可能性は少なからずあるのもお約束。
っていうかそもそも兄は妹大好きなのもやっぱりお約束。
あの子にも実は学外に(略
・・・って感じで
>>791に意味を持たせてみようと思ったんだがこれで良いのか?
「さて、じゃあ俺のこと気持ちよくしてくれたお礼に・・・」
「え・・・あっ」
アキの後ろに回り四つん這いにさせる。そして、未だ潤いを保っているアキの秘所へ一気にモノを突き入れる。
「んあああぁっ・・・!・・あっ・・・あん・・・はぁんっ・・・ぁ、は・・・ふぁあああん!」
完全にスイッチが入ってしまった俺は、少し乱暴にアキを突きまくる。
アキも、さっきのフェラチオで自分にも火がついてしまったのか、恍惚としたような表情になってきている。
突く度に揺れる胸と、波打つお尻。シーツを掴む手、あえぎ声。全てが俺の燃料になり、動きを一段と激しくさせる。
「はぅ…っ・・・おに…ちゃ・・・ちょ・・・激……し、すぎ・・・・・」
「何だ、アキは・・・こういうのは…嫌なのか………じゃ……止めよっか…」
そう言って動きを止める。
「ャぁ……ちが・・・ダメぇ………」
こちらを振り向いたアキの表情は、切なげで悩ましげで。
あぁもぅ、こんなかわいい顔されたら・・・・・
「ん?ダメ、って………何が?」
ついついイジワルしたくなるじゃないか。
「ダメ………止めちゃ…ダメ………もっと…して…………ほしい…」
………最高ッス!
「アキにお願いされたら断れないなぁ……よし、お兄ちゃんもっと頑張っちゃおうかな。」
「ぅぅ……お兄ちゃん、またアタシのことイジメて楽しんでるでしょ。」
「いやぁ、そんなこと・・・あるかな……っ」
などと言いつつ、アキを貫くモノを引き抜く。
「ん……何で…止めるの?」
「止めるんじゃなくてさ・・・アキ、上になってよ。」
「え……上?」
「そ。俺の上に跨って、アキが自分で入れるの。」
「自分……で……」
「ほら、アキ……」
仰向けに寝転がり促す。
ぎこちない動きで、アキが俺の上に跨る。
「恥ずかしいなぁ……何かすごくエッチな格好してるよね、アタシ……」
モノを掴み、自らの入り口へ導く。
「ん……んぁ…あ…ああっ……」
とうとう俺のモノは根元まで飲み込まれてしまった。
「ふぁぁああああっ………全部……入っちゃった……」
「アキ、自分で動いてごらん」
「うん……」
ゆっくりとアキが腰を動かし始める。
「はぁぁ………ぅぁ……奥、まで…っ……気持ち、いい…ょ…」
クチュッ、クチュッ……と卑猥な音を立てながらモノが出入りする様子は何ともいやらしい。
(そろそろ、ラストスパートといきますか)
少し控えめに動くアキの腰を掴み、下から激しく突き上げる。
「うぁぁぁあああぁん……やぁっ……深…すぎるぅ…」
アキの方も、さらに激しく腰を上下させる。
「あ・・・あぅ・・・んぅっ・・・・お・・お兄・・・ちゃ・・・・き・・・大好き・・・」
「お・・れも・・・・・はぁ・・・んぉ・・・・・好き・・だよ・・・・アキ・・・っ」
快感が急速に高まっていく。俺もアキも、そろそろ・・・・・
「ああっ・・・もう・・・ダメぇ・・・イク・・・イっちゃ・・・・・・ふぁああああっ!!」
「アキ・・・・アキッ・・・・・・・・一緒に・・・・・イ・・・ッ・・・・・くあぁっ!!」
寸前、モノを引き抜きアキのお尻から太腿の辺りに精を解き放つ。
まるで糸が切れた操り人形のように俺の上に倒れこむアキ。
その身体を受け止めるように、俺はアキをギュッと抱きしめた。
「はぁっ・・・はぁっ・・・さすがに・・・もう・・・ダメだ・・・・はぁっ」
「はぁ・・・・んっ・・・・・はぁっ・・・・・・お兄ちゃん・・・・・・気持ちよかった・・・?」
「はぁっ・・・・・・・お前と一緒だよ」
「ふふふ・・・じゃあ・・・気持ち・・・よかったんだ・・・・・」
抱き合ったまま、何度も何度もキスをする。何かもう、動きたくない。このまま、ずっとこうしていたい。
・・・・まぁ、そういうわけにもいかないかな・・・
「シャワー・・・浴びてこいよ、アキ。」
そうアキに促すと、
「いい・・・・・今日は、ずっとこうしていたい・・・・・」
・・・・・どうやら、アキも同じことを考えてたようだ。
温もりを、幸せを、片時も手放したくなくて・・・・・
生まれたままの姿で抱きあいながら、俺達は眠りについた・・・
続く。
エッチッチはここまでです。
>>789 お褒め頂き(ry
ほとんど自己陶酔に近いですな今作はw
>>790 ホントにねぇ……w
何でこうなったんだろう……他文士様が「エロ書け」ってプレッシャー掛けたからでわ?w
>791-792
学園モノ…ココはFXD氏の出番かな?
>800
>ここまで
工エエェェ(´д`;)ェェエエ工 先に聞いてしまうとちょっと残念。しかしそう
なると次回はエンディングですか…楽しみですな。
さて俺も少なめながら続きを投下します。
完全に手玉に取られている自分が情けない。
「お兄ちゃん…下手に足掻くより楽しんだ方がイイんじゃない?」
「この…お…あぁ…くっ…んぅ…ふ…」
理性が吹っ飛びそうだが…屈するワケにはいかない。幾ら脅されて
いるとはいえ…仮にも大事な妹だ。俺の身体で汚したくはない。
「ん…ふふ…そろそろかな…。」
「何を…あぁ…ソコまで…はっ…あぁ!」
挑発するかのように大きく根本から舐め回してから銜え直す。それと
共にまた動きが激しくなった。しかも今度は玉袋を指先で弄くっている。
しかし…言われた通りだ。もう限界が近い。
「ん…そ…そんなの…だ…駄目だぁ!!!」
「ん…きゃあぁあぁ!!!」
幸いにも理性が打ち勝った。
俺は妹を振り解き廊下に飛び出す。
「うわっ!」
「ちょっと…お兄ちゃん…。」
「お前を汚すのは…あぁあぁ!」
足下がふらつき転倒する。立ち上がる間も惜しみ床を這い蹲りながら
トイレに向かう。
「一度…出してしまえば…鎮まれば…」
「そんなの許さない!」
「うわぁあぁ!!は…離せ!!」
間に合わなかった。
襟首を掴まれ上半身を持ち上げられる。
「うふふ…何でやせ我慢するの?ほら…出したいんでしょ??
ねぇ…答えて!ほら…ほら…ほらぁ!!」
妹のもう片方の手が俺の付け根を握りしめ問いかけに連動
しながら激しく扱く。
「や…止め…あ…あぁあぁあぁ!!!」
止(とど)めの一撃は俺に強烈な快楽を与えた。
安易な抵抗のおかげで俺は今までにない快感と羞恥を同時に味わい
ながら廊下に盛大な勢いで射精した。
「うわぁ…凄い!」
「う…く…くそぉ…そんな…」
俺は虚しく蹲り小さく低い声で呻くのが精一杯だ。
「うふふ…お兄ちゃん…そんなに気持ちよかったんだ…。」
若干の手違いは有ったが、目的を達成した妹は大はしゃぎだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「あぁん…ネバネバして…取れにくいなぁ…。」
俺を尻目に妹は廊下を拭いて事後処理をしている。
「さぁ…続けましょ〜♪」
再び襟首を掴まれ俺は激しい勢いで妹の部屋に引きずり戻された。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「さぁ〜てぇ〜とぉ〜…ん?お兄ちゃん?」
さすがにココまで来ると怒りも込み上げてきた。妹もいち早くソレ
に感づいたようだ。
「く…く…くそぉ!舐めやがってぇ!!」
「え…きゃあぁ!」
今度は俺が妹を掴み腕を振り上げる。
だが…
「う…く…く…くそぉ!」
「殴るの?そうよね…こんな事されたら…当然…」
「く…う…うぅ…あぁ!!!」
駄目だ…出来ない。
「やっぱり…お兄ちゃんって…虫も殺せない位…」
「言うなぁ!」
気弱な者に対する比喩なんかではない。妹以外にも知られている
事実。俺は昔から暴力が苦手だ。
「だから…みんな勘違いしてるのよね。」
「そんな事…うぅ…ぐ…」
再び唇を塞がれた。しかし今度は直ぐに離れる。
「でもボクは知ってるよ…お兄ちゃんは臆病じゃないの…本当は
優しすぎるの。」
「お褒め頂いて光栄だな。」
「でも…ソレとコレは別だよ。ちゃんと最後まで付き合ってくれなきゃ
本当に…」
「わ…判ったから…。」
「じゃあ…今逃げた分ね。」
そう言うと妹は使い古した椅子に勢いよく腰掛ける。やや大きめな
軋み音が止むと同時にゆっくりと片膝を立てる。
「やっぱり…お兄ちゃんだけ気持ちイイなんて…ズルいよね。」
「お…お前…」
気付いた俺は直ぐに目を反らすが…
「ちゃんとコッチを見て!」
「見て…ってお前…い…何時の間に…」
「さっきシャワーを浴びた時からよ。」
捲れ上がった短めのスカートの下。当然ながら見える筈の妹のパンツ
が見あたらない。
「今度は…ボクの番でしょ?」
「い…一体…俺に何をしろと…」
「さぁ…お兄ちゃん…今度はボクのココ、気持ち良くしてくれるよね?」
今夜はココまでにします。
実は今作品は二つのノルマが有りましたが…
第一ノルマ達成したぁあqwせdrftgyぬるぽlp;@
(只今狂喜乱舞中)
感想・リクエストお待ちしています。
いやぁ、いつもながら妹の攻めっぷりが良いですな。
「一回出したから本番は長持ち」なのか、それとも「一回出したのにぃぃぃぃっ!」なのか・・・
何はともあれ続きが楽しみです。
>>812 もう良いだろ?言っちゃいなよ、本当は大好きなんだってさ。
>>800@三国さま
>温もりを、幸せを、片時も手放したくなくて・・・・・
この台詞が全てを物語る‥‥エチーが全てじゃないのがミソですね。
でもやっぱりここじゃエロは必須w
>>810@PCさま
ノルマって最後のあの台詞ですか?
それにしてもかなりキワドイポーズで言わせてますね〜w
しかし私だと、どうしたってあの台詞は出てこない展開しか書けない‥‥orz
ところで
>>801で私の出番って言われても‥‥
実は野球ってよく知らないんですよ。スノーボードならいくらでも語れるんですがw
お久しぶりです三文です。実は病み上がりだったりします。(´д`)ヘーチョ
毎年この季節になると風邪を引いてしまうお約束野郎なんですが、
ティッシュの中の青い鼻水を見るたびに、あー俺の白血球さんたちが今日も戦っているのだな、とw
そんなわけでこのところはウォーキングデッド状態でバイオハザードミラジョボビッチな日々でした。謎。
とかしばらくお休みしてる間に、あっという間にスレ800台ですね。みなさんコンスタントに投下ナイスです。
FXD殿も復活してるし新人文士さんも来店で賑わってていー感じです。>>消しゴムの恋人さん 今後ともよろしくです。
さて常々「エロだよゴルゴルゴルア!」と叫んでいるワタクシですが、よくよく考えてみると実はエロ分が僅少な文士だったりw
というわけでエロに行きそで行かない生殺しSS、2週間ぶりに投下と参りましょーか。
つか風邪ならおとなしく寝てろとw
>>671から。あーもうたぶん皆さんあらすじ忘れてますねきっと。
やっと小鉢の底が見え、残った白濁酒を、最後にず、ず、ず…と啜り飲み終えると、
餅夫は一息ついて、こう言った。
「か…完食!ごちそうさまでした…うっぷ」
口を慌てて押さえる。
「お兄ちゃん…」
「う、美味かったよ」
食道に詰まりかけの内容物を落とし込むために背筋を伸ばし、ふくらんだ腹を撫でて見せる餅夫。
それから妹を見やる。
きな子さんは、ひどく申し訳なさそうな表情でいた。
「いや、本当に美味しかったよ」
嘘だけど。って言うか、美味しいとか不味いとかの次元じゃないけど…さ。
でも俺は食った。我ながら立派だ。
だから、せっかく完食したんだから、いまさらどうこう言って、あえてきな子を…可愛い妹を、
自己嫌悪に陥らせることなんか、無いしな。
「うそです…」
けれど妹はそう呟くのだった。
「いや、嘘じゃないって」
嘘だけど。
「最初口に入れた時、変わった味だなーとか思ったけどさ、案外いける感じだったって」
それも嘘。真っ赤な嘘。これ以上無い、嘘。
だけど、嘘で他人を幸せに出来ることも…世の中には、ある。たぶん…。
「今度作る時は…そうだな、ちょっと砂糖か味醂でも…入れてもらえると」
ちらり。きな子さんが兄を見る。
わわ、嫌味とか皮肉に思われたかな。
「なんてな、ハハハ…」
ボリボリと後ろ頭を掻く。
「うっぷ、おっと…」
突然またげっぷがこみ上げてきて、餅夫は照れ笑いを繰り返す。
↓
「お兄ちゃんって、やさしいんですね…」
突然、きな子さんが言った。
「ん?俺?俺は…やさしいよ。はっはっはっ」
妹からそんなふうに言われての照れ隠しに、餅夫はバカ笑いを演じてみせる。
すると、きな子が
「それは…わたしが…いもうと…だからですか…?」
そんなことを言い出した。
「う、うん?いや、その、まあね」
曖昧に答える。
「もし…いもうとじゃなかったら…やさしくしてくれましたか…?」
ぽそぽそと、静かに話す。
「それは…」
うーん…。
どうだろう…。
自問自答を繰り返す餅夫。
もし、俺たちの両親が再婚してなければ…。
もし、あのまま、"近所付き合い"だけの関係だったら…。
果たして、どうだったろう。
たぶん…いや間違いなく、きな子は、"お隣の可愛い子"以外のなんでもなくて、
こうして自分のために食事を作ってくれることなど…無かっただろうし、
ましてやこんなふうにお酒を一緒に飲む…ことなど有り得なかったまま、
互いに別々の人生を歩んでゆく、だけだったろう。
そうかもしれなかった"現実"を思い浮かべてみる。
途端に、餅夫の胸がキリリと痛みを生み出す。
そしてこう考える。
こうなって良かったと。
心の底から、そう思う。
「きな子はさ…」
今度は餅夫が逆に問う。
「もし庵子さんと、俺の親父が再婚しなかったら…どうだったかな?」
「え…?」
「もし、それが本当の現実だったとしたら、きな子は…どうだった?」
「…」
妹は目を伏せて考えた。
「…」
餅夫は静かに、答えを待った。
自分よりも、ずっと小さな存在。
背も低くて、ちんまりしてて、ドジで、聞きかじった知識をそのまま鵜呑みにする。
でも、一生懸命だ。いつも。
社会に出て、いつの間にかスレた大人になってしまっていた自分とは違い、
目の前の妹は…純真で素朴。
それは、かけがえのないことなのかもしれない。
"そうならなかった可能性"などではなく、
"そうなるはずだった運命"の事だけ、考えてゆきたい。
「そんなこと…」
きな子さんが口を開いた。
「そんなこと…かんがえたく…ないです…」
|゚∀)
「俺、きな子のこと好きだよ」
そう言ってしまってから、照れる。
「え…?」
思わず餅夫を見上げてしまうきな子さん。
「も…もちろん兄貴としてもだけどさ。
でも、まあ、なんて言うか、それ以外でも…」
その妹の視線から、目を逸らす餅夫だった。
「う…」
そしてまた泣き始めてしまった。
「お…おい、なんだよ、泣くなよ…」
「ふえ…え…」
今度は嗚咽も交えて泣く。
「あらららら…」
こ、困ったな。泣かせるつもりなんか俺には…これっぽっちも無いのにな。
ふと餅夫は思う。
世の中の、全ての「兄」という立場にある者は、こうやって…
妹から泣かれたり、あるいは拗ねられたりしながら、兄妹の愛情を深めてゆくものなんだろうな、と。
これまでの自分は、喩えようも無く一人っ子で。
兄や姉から虐められる機会も、かまってもらう経験も、無かった。
替わりに、自分が誰かを守ってあげる事も…無かった。
"やっかいだな"
"めんどうくさいな"
そんなふうに思うことも…正直あるかもしれないけれど、
でもそう思えた回数分だけ、自分の中に、今まで存在しなかった"何か"が、
確実に生まれてく。
だから。
「…ほら、顔上げて」
泣いてる妹の髪を撫でてあげる。
さらさらしてて、そのくせふわふわ。
「ほら泣くなよ、いい子だから…」
ほんの少し驚いた表情を浮かべて、再び兄を見上げるきな子さん。
「う…お兄ちゃ…」
そしてしずしずと、兄の言う通りにする。泣きやむ。
赤い目。赤い顔。真っ赤なほっぺた。
それら全部の、"妹要素"が、餅夫の目に映る。
一途な性格そのままに、自分を見つめている。
か、可愛い…。
突然、このまま抱きしめてあげたい衝動に駆られる。
い、一回だけ…ならいいかな?
そんな不遜なことも考えてしまう。
きょ、兄妹の軽いスキンシップだって言えば…きな子も怒らないだろ?
いや…やっぱり怒るかな…。
そ、そうだよな、もしそれで「お兄ちゃんヘンタイ!」とか言われて怒鳴られて…
い、いんや、あるいは引っぱたかれたりでもしたら…
正直、メゲるな、俺。
し、しかし…。
「…」
「…」
見つめ合ったまま、無言の二人。
つつつ…と、汗が兄の背中を伝う。
あああ…抱きしめてあげたいなあああああ…。
すると、兄の煩悩が伝わってしまったのかどうか、きな子さんが、
自分から、そっ…と身体を寄せてきた。
「き、きな子ぉ!?」
思わず素っ頓狂な声を上げてしまう兄だった。
「お兄ちゃん…」
胸に顔をうずめて、兄の背中に腕を回して。
「きききききな子ななななななにしてんのさ」
予想外の展開に、声が裏返る。
|M0)
「…」
無言のまま、兄に抱きつくきな子さん。
「おいおいおい、はな…離れてさ…」
つい先ほどまでの衝動もどこへやら、ずい、ずい、ずい、と少しずつ後ずさる兄だった。
そのたびに、妹がどんどん兄の身体にもたれ掛かる形になる。
「ど…どうしたの?や、やっぱり…気持ち悪くなっちゃったのか?」
不安に駆られて、餅夫が聞いた。
「うう…ん…」
首をゆっくりと振って、否定の意。
それから、
「わたしも…お兄ちゃんが…だいすき…です…」
絞り出すように呟いた。
きちんと兄の耳に届いた。
「そ…そりゃあさ…俺、俺も…好きだけど…きな子が…」
そう言いながら気付く。
妹は今や、自分の股間に…
つまるところ、ナニの部分に…
鼻先と唇の辺りを、押しつけていることを。
い…いかんぞこれは…。
いやまずいっつうの…このシチュエーションは…。
きな子さんの吐き出す熱い吐息が、ジーンズの生地を通して、染みこんでくる。
「ききききききな子…それダメだって…」
「お兄ちゃあん…」
唇の振動も、合わせて股間に。
「ちょちょちょちょっと、おい、おい…ってば…」
ずるずると、まるで脱皮の抜け殻のように、兄の太腿にしがみつづけるきな子さん。
…自分がしようとしていたことを逆に妹にされ、餅夫は本当のところ、びびっていた。
まさかこんな展開になるとは…。
どこまでもヘタレな兄ではあった。
そして餅夫は、その妹の様子が変なことに気付く。
脱力しきっているように見える。
「これはひょっとしたら…まずい」
体勢を直して、妹の両肩を掴む。
「おい…おいおいきな子ったら。ほんとは…酔っぱらっちゃってるんだろ?」
妹の身体も起こしてやる。すると、彼女の首が力無く、カクリ…と仰け反った。
「あうう…きな子はよってないです…」
瞼は重そうに閉じたまま。
「あちゃちゃ、こりゃ本格的にマズいな。おいおいしかっかりしなさい。俺の声聞こえる?」
「うー…」
聞こえてない。
ちょっと…飲ませすぎたかな。悪戯が過ぎてたようだ。
ここにきて、餅夫はあらためて、妹がまだ○学生であったことを思い出した。
とにかく…楽にしてあげよう。
もはやぐにゃぐにゃに力の入らなくなった妹の上半身を抱きとめ、仰向けにする。
「うにゃ…お兄ちゃん…」
ところがまたも兄に抱きついてくるきな子さん。
「こらこらきな子、や、やめなさいって。いいか、寝かせてあげるからな。楽にして…」
片手で座布団を二つ折りにして簡易枕を作り、そこに頭を載せてあげる。
するときな子さんがうっすらと目を開けた。
「あれれ…お兄ちゃんがてんじょうでまわってますう…」
「…俺も天井も回ってないけどその通りだ。いいか、楽にしとけよ。
それから吐きたくなったらすぐ言うんだぞ?どっしても我慢できなかったら吐いてもいいから」
「あうー…のむならはくな…はくならのむなです…」
「…そうか。じゃ良かった…いいからもう喋らないで、おとなしくしてなさい。
今すぐ水を持ってきてあげるから」
「おみず…おみず飲みたいです…」
典型的な泥酔状態である。
「あ、ああ、すぐ持ってくるからな」
餅夫は立ち上がり、台所へと駆けていった。
接続切れたー
ここで第六幕 糸冬 。
なんじゃこの展開は素直にエロスィーンに逝きやがれテメコラサンモーン!
といった声が聞こえてきますアハハハハハ。だから生殺しなんですってばw
そうイーズィーにコトが運ぶと思うなかれです。しかしこのあといよいよです。いやホントはもーちっと。
さてまたまた大道支援芸w のピシドリンカ殿と三国殿に感謝しつつまた今度と参ります。
えー三国殿、エロをマスターしたら今度はじらすテクニックも試してみましょうw
スキル上がること請け合いです。ただし住民の皆さんから別な意味で可愛がられてしまうかもしれないのも請け合いですw
ではまた病床に就くとします。コホコホ(´д`)、カーペッ お休みなさい。
また支援芸…
NO! おいらはドリンカーdじゃありませんYO!! ○| ̄|_ orz ...
素でごめんなさいw >>孕嬰児殿
なんせ病み上がりでフラフラでポストしてたので…
(*´д`*)ハズカチー
ああんホントもう寝ます
>>840 オニイチャンスキーが故に泥酔しちゃったきなこさん……カワイイねぇ。
って…じらしですか、う〜む……いや、エロもマスターしてないですけどねw
ちゅーか、孕age氏とドリンカ氏を間違えるほど病状が深刻なのか?…無理しなさんな
>>841 プロ支援芸人の面目躍如ですね。
>>840@三文さま
酔って頬を紅に染め、瞳を潤わせてふにゃーんとなったきな子タン萌え(w
なんかそれだけでご飯おかわりできそうなシチュエーションです。
それにしても病み上がりの上に、この寒波でさぞ辛い事でしょう。今更ですがゆっくりお休み下さい。
>>841@孕ageさん
これが伝説の支援芸か‥‥流石だ(w
ちゅーわけでラスト投下しに来ました。
>>799からGo!
「・・・・・ん〜・・・・・ふぁ〜・・・・・」
カーテン越しに窓から入ってくる朝の光でアタシは目を覚ました。
「・・・・・あれ・・?・・何で、着てない・・・・・・・・・あぁ、そっか・・・」
昨夜の出来事を思い返す。いっぱいいっぱい愛し合って・・・・・そのまま寝ちゃったんだ・・・
「・・・・・・・・・・・・・・お兄・・・・・ちゃん・・・・?」
またお兄ちゃんいない・・・お風呂、かな?
毛布を身体に巻き付けベッドを出る。と、テーブルの上に書置きが一通。
『 朝ご飯 買ってきます 30分くらいで戻ります 8:35 兄 』
お買い物か・・・・今9時だから、そろそろ戻ってくるかな?
・・・さ、帰ってくる前にシャワー浴びちゃおっと。
あ゛〜、寒ー・・・
しまったなぁ、昨日のうちに朝飯買っときゃよかった。
米と水以外何もないんじゃどうしようもないからな・・・
「ただいま〜、っと・・・まだ寝てるのかな?・・・・ま、いいや。出来たら起こしてやるか。」
・
・
・
・
・
ご飯、味噌汁、目玉焼き、納豆。・・・・・やっぱ日本人の朝はこれですな。
さ、眠り姫を起こしに行きますかね。
「お〜いアキぃ、朝だぞ〜。」
部屋に入る。まだ寝てるようだ・・・・・ちゅーか不自然にモゾモゾと動いているのだが。
「寝る子は育つって言うけど・・・・こんなに良く寝るわりには微妙な成長具合だな。」
アキは全身をすっぽりと布団で覆っている。
「アキ〜、起きなさ〜い。いつまで寝てるのよ、まったくもう・・」
母さんの声真似。・・・・・布団が小刻みに震えている。が、それでもアキは起きてこない。
しょうがない・・・こういう時、姫を起こすのは・・・王子様のキス、だよな。うん。
布団を剥ぎ取ると、やけにニヤニヤした寝顔のアキの頬にキスをする。
「・・・・・・・・ん〜・・・うふふ。おはよ、お兄ちゃん。」
爽やかすぎる目覚めのアキ。やっぱり・・・
「おはよ、じゃねぇよ。お前、俺が帰ってきたときからずっと起きてたろ。」
言いながら、キスした場所を指でつつく。
「ん〜?何のことかわかんないな〜。」
「まったく・・・さっさと起きてシャワー浴び・・・・た後か、もう。」
眠る時は裸だったはずのアキは、いつの間にかちゃんとパジャマを着ている。
「ちゃんと服着とかないと、またお兄ちゃんに襲われちゃうから。」
「襲わねぇよ(…多分)。」
いや、でも実際に起こしに来た時にアキが裸で寝てたら・・・・・・う〜む・・・
「・・・エッチなこと考えてるでしょ、お兄ちゃん。」
「な、何をいう!そんなわけないだろ。(汗)」
「ホントかなぁ〜?」
「・・・いいから朝飯食え。」
「ふふふ・・・・・お兄ちゃんってば、かわいいなぁ。」
ちくしょう・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・(もぐもぐ)」
「・・・・・・・・・・・・・・・(もぐもぐ)」
「・・・・・・・・お兄ちゃん、お醤油とって。」
「・・・・・・・・ん。」
「・・・・・・・・・・・・・・・(もぐもぐ)」
「・・・・・・・・・・・・・・・(もぐもぐ)」
・
・
・
・
・
「ごちそうさまでした。」
「お粗末さまでした。」
「・・・・・はい、お兄ちゃん。お茶。」
「おぅ、さんきゅ。」
「・・・・・(ずずぅ〜)・・・・・はぁ〜」
「・・・・・(ずずぅ〜)・・・・・ふぅ〜」
「・・・・・・・・(ニコニコ)」
「・・・・・何笑ってるんだよ、アキ。」
「ん〜・・・こうやってると、何か新婚夫婦みたいだな〜って。」
「・・・・・・・そうだな。」
「ふふふ・・・」
「・・・(微笑)」
「なぁアキ・・・・・進路って、もう決まってるのか?」
そうお兄ちゃんが話しかけてきたのは、2人並んでコタツに入りながら、まったりとTVを見ているときだった。
「え・・・・・・ん〜と、一応「○○大」と「××大」と「□□女子大」受けるつもり。」
実は、この3校を選んだのには理由がある。外資系企業に強いこと。それと、もっと大事な理由。それは・・・・・
「ふ〜ん・・・・でも結構家から遠いなぁ」
「うん。だから、一人暮らししようかと思ってるの。学費は、4年間は出してくれるってお父さんも言ってくれてるし。」
「・・・・・・・・・・・」
「これ以上お母さんに迷惑かけたくないし・・・そろそろアタシも自立しないといけないし・・・・・」
本音を隠しながら、アタシは喋り続ける。お兄ちゃんは、何も言わずにアタシの話を聞いている。
「・・・今だって、半分一人暮らしみたいなもんだし・・・・そういう経験もいいかな〜って・・・」
「俺は・・・」
話を遮るようにお兄ちゃんが切り出す。
「俺は・・・やっぱり心配だな、お前が一人暮らしするのは。俺だけじゃなくて、父さんも母さんもそれは同じだよ、多分。」
本当は、アタシだってそれは同じ・・・寂しいのは、もうイヤ・・・・・
「・・・・ん?・・・・ちゅーか・・・・・お前の受けるトコって、ここから近くないか?」
「ええっ?・・・・・・・あああああっ!ホントだぁ、そういえば3つとも近いよねっ!・・・偶然だなぁ〜」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
お兄ちゃん・・・・・視線が、痛いです・・・
「いやぁ、偶然偶然〜。こういうことってあるんだね〜・・・・・あは、あはははは・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
ちょっと呆れたようなお兄ちゃんの視線を感じつつ、話を続ける。
「う〜ん・・・家は出たいし、でも一人暮らしはお兄ちゃんが許してくれないし・・・・・どうしよっかなぁ・・・」
「なるほどね・・・そういうことだったのか・・・・・・・」
「え・・・な、何のことかなぁ・・・・・」
・・・とりあえず、とぼけたフリをしておく。お兄ちゃんはといえば『しょうがないなぁ』という顔をしている。
「母さんは何て言ってるんだ?」
「うん・・・好きにしなさい、って。」
「そっか・・・」
結局、一番大事な結論を切り出せないまま、話はそれで終わってしまった。
すみません、ここで一旦切ります。
次回で最終になります。
どうなることやら… 保守
眠
べつにどんでん返しなんてありませんよw
んじゃホントにラスト。
>>855〜
お互いしか見えない恋人同士のように、ずっと2人きりで過ごしていた。
昼夜兼用の食事の買出し以外は、家から出ることすらなかった。
昨日十分外でデートしたってこともあるけど。
ま、こうやって誰にも邪魔されずに2人のんびりするのも悪くないかな。
そして・・・・・夕方、駅の改札前。
「じゃあ、そろそろ行くね。」
「ああ、気をつけてな。」
「うん。」
「受験、もうすぐだな・・・頑張れよ。」
「うん。」
「・・・・・待ってるからな。」
「うん・・・・・え?」
クシャクシャッ・・・とアキの頭を撫でる。
「一人暮らしなんて、絶対許さないからな。」
「・・うん!」
ギュッと抱き締め合い、唇を重ねあう。周りの視線は、もう気にならなかった。
「・・・愛してるよ、アキ。」
「アタシも・・・愛してる。」
あきれるくらい、俺達はずっとキスしていた
心までとけあう、そんな口づけを・・・
お兄ちゃん・・・・・
「ん?」
これからも よろしくね
「こちらこそ。」
ずっとずっと 一緒にいられたら いいね・・・
「・・・一緒だよ、ずっと・・・」
お兄ちゃん・・・・・大好き・・・・・
終―――了―――。
長々とお付き合い頂きまして、ホントにありがとうございました。
まとめてうpった方がいいですかねぇ?
(||´д゜||)ノ みなさんこんにちは。ゾンビ三文です。
たぶんこの十日ほどでワタクシの垂れ流した鼻水はペットボトル(2g)1本分以上。
チンコ水だってこんなに出ないだろと(下品
追い打ちをかけるが如くまたこの雪と寒さがチクソー。ああ南国…いいなァ…(遠い目)
>>三国殿、長編お疲れ様でした。まとめて読ませて頂きたいのは言わずともなので、ぜひうpをお願いします。
愛があればバカップルも必然、という感じでしたがw ラストはほのぼのしてて良かったねって感じでした。
次作もリキ入れて萌え要素タップリで頼んます。
では前回よりはまだ少しマシな体調にて投下と参ります。いや誤字といい面目無かったっス。(||´д゜||)ゞ
>>838より。
立場逆転。今度は餅夫が世話をしてあげる番。
妹の傍らに座り込み、頭を上げてやって、口元へとコップをあてがう。
「ほら水だぞ、飲みなさい」
「あうう…おみず飲みます…」
唇に冷水の気配を感じ、きな子は目をつぶったまま一気に飲み始めた。
「んく…んく…んく…」
「あんまり慌てないで。ゆっくり飲みなさい」
「んく…んくく…んくくくく…」
身体が欲するままに、どんどん飲み続ける。
「ぷはあっ…」
やがて満足すると、口を離した。
「もういいか?」
ゆっくりと、頭を降ろしてあげる。きな子さんはその手に身を任せたまま、再び仰向けに。
「はあ…」
溜息をつく。瞼は閉じたまま。
「ほっとします…」
なんとなく、和んだ顔つきになっているきな子さん。
「まったく…」
餅夫も一息つく。
まあ…急性アルコール中毒とか、そんなこともないだろ…。
一時はどうなることかと驚いたものの、とりあえず一安心の餅夫だった。
|Д`)
「…」
仰向けのままで目をつぶっている、妹を眺める。
顔はまだ赤い。けれど、先ほどよりはずっと落ち着いた表情で…。
すう…すう…すう…。
すでに寝息を立てていた。
「…寝てるのかヨ」
疲れたんだろうな。
そう餅夫は悟る。苦笑しながら。
考えてみれば、今日はきな子にとって忙しい一日だったろう。
あれだけの料理を仕込むなんて(…しかも俺のためだけに)
さぞかし大変なことだったろう。
いつもの調子で、にこにこ笑っていたけれど、でもたぶん、大仕事だったんだ。
「…片づけぐらい、やってあげよかな」
餅夫は腰を上げた。そして妹を起こさないように気遣いながら、テーブルの上を片づけ始めた。
「ううん…お兄ちゃん…もうたべられませんです…」
テンプレートな妹の寝言に、餅夫は声無く笑った。
洗い物まで全て終わらせ、台所から戻ってくる。
すっかり片づいたテーブルの上には、「霜焼けいもうと」の瓶と飲みかけのグラスのみ、残してあった。
正直なところ、まだ飲み足りない餅夫だったが、すやすやと眠る妹を肴にして、飲み続けてもいいものか迷っていた。
とりあえず自分の座布団に腰掛ける。とりあえず目のやり場を、妹に。
何とは無しに。
「…」
きな子さんは中途半端なガッツポーズで
――餅夫はそれを見て当然のように吹き出してしまう――
いまだ眠り続けていた。
安らかな寝顔。安心しきった寝顔。
「…」
柔らかそうな生地のキャミソールの、裾がまくれ上がっていることに気付く。
キャミもさることながら、スカートも同じく。
○学生らしい、ちょっとぽっちゃりめのふとももが、すこし露わに。
「…ったく、寝相悪いなあ…」
顔は逸らしても目は留まらせたままで、兄は独り言を呟いてみる。
「しょうがないな…。俺だって…男なんだぞ…」
"血"の繋がってない、男ではあるけれど。
>>三国氏 完結おめー 感想は後ほど
「ちょっとは警戒しろよ…」
そしてゆっくりと手を伸ばし…
そっと…妹のスカートをつまむ。
す…す…す…す…す…。
そのまま、露わなふとももを隠してあげる。
次はキャミの裾。
可愛いおへそまで丸出しの、まくれ上がったそれを、同じようにゆっくりと、下ろしてあげる。
「は、腹なんか出してると、風邪引くぞ…」
当然ながら、無反応のきな子さん。
「…」
その寝顔を、じっと眺める。
「くう…すぴ…すぴ…ふしゅー…」
じゅ、熟睡してるの、か、な…。
目の前で無防備に眠っている妹。
その、先ほど目にした、妹の年齢にしては大きめと思える…
豊かなボリューム感のある胸が、キャミソールの下で、上下運動を繰り返している。
ゆっくりと。
ゴクリ…。
これは兄の、唾を飲み下す音。
仰向けになっても形の崩れないその胸に、兄の目がちら…ちらと届く。
"目が泳ぐ"というのは本当はこういう事かもしれない。
ちら…。
「すうー…すうー…すうー…」
ちらら…。
「すうー…ううん…ふしゅー…」
ちらららら。
「すうー…はふぅー…うう…ん…お兄ちゃん…」
俺は…。
史上最低の兄貴だ…たぶん…。
それとも…。
世の中の兄貴どもも…こういう光景に胸をときめかせたり…するんだろうか…。
妹が寝入っていることを確かめつつ、兄の目がその姿の上を這ってゆく。
よく見るとキャミの生地に、その下にある、ブラのステッチの形が、くっきりと浮いていた。
こんな何でも無いことでも、兄のリビドーを増長させる要素ではあった。
それは目の前の少女が、「妹」だからだろうか。
己に言い訳するかのように、独り言を呟く。
「なあ…きな子…」
無反応のきな子さん。
「きな子ってば…」
変わらず寝入っている。
「きな子さん…」
すう…すう…すう…。
柔らかな寝息。
ゴ…ク。
大きな唾の固まりをもう一度飲み下して、餅夫は両手を差し伸ばした。
心臓が高鳴り始める。
でも手は伸びてゆく。
き、きな子…。
その手が、妹の胸の直上で止まる。
まだ触れてはいない。
手の平に、妹の体温を感じる。
すう…すう…すう…。
可愛い寝息。
手は惑っている。
躊躇している。
|Д`)
しばらく迷ったあげく、その手はきな子さんの頬へと方向を変えた。
ほっぺたに触れて…それでもし目を覚ますようだったら…。
覚まして欲しくない、と思う。
覚めて欲しい、とも思う。
自分の望み―――考えたくないけど、これは立派な性欲だ―――が、
叶えられないほうが、いいのだと解りきっている。
これからも、きな子と正しい関係を築いてゆくのなら。
ずき…ずき…ずき…。
胸が痛んでいる。苦しい。
餅夫の手が、そっとその頬に触れた。
暖かかった。
すべすべして、ほんのり潤っていて、心地よかった。
ゆっくりと、そして微かに、撫でてみる。
すると、
「ん…お兄ちゃん…」
きな子さんは自分から兄の手に、頬ずりしてきた。
刹那に、ひときわ高く、餅夫の心臓が鳴る。
目を…覚ましたら、俺はなんて言い訳すればいい…?
けれどそうはならなかった。
きな子さんは幸せそうな笑顔を浮かべて、変わらず寝入ったままで。
とりあえず、安堵の息をつく。
そしてゆっくりと手を離して、こう思った。
俺の…夢でも見てんのかな…。
まさか…寝たふりなんかしてるわけじゃ…。
カチ、カチ、カチ…。
部屋に響く置き時計の針音が、やけに大きく感じられた。
そういえば…テレビも点けてなかったな…。
そんなことにもいまさら気付く。
雑音のない茶の間での食事。
雑音が無いことに気付かなかったのは、きな子との晩ごはんが、素晴らしく楽しかったからだ。
こんな楽しい食事の風景にも、しばらく出会ってなかった。
あらためて、きな子の…妹の大事さに気付く。
無邪気で、ドジで、でも俺は、そんなきな子が…大好きなんだ。
俯いて、手を引っ込める。
俺は…なんてとんでもないことを考えてたんだ…。
もう少しで、取り返しのつかないことをしでかしてしまうところだった。
そう自戒する。
俺はきな子の「兄貴」として生きるべきだ。
邪な考えなんて、持っちゃいけない。
俺は間違いなくきな子が好きで。
きな子もたぶん…俺を好きでいてくれてるだろう。
だから…。
「風呂でも、湧かしてあげとくか…」
疲れを取って、きな子にはもう休んでもらおう。
そんなことを考えて、餅夫は立ち上がりかけた。
すると。
「お兄ちゃん…」
か細く、きな子の声がした。
「え?」
その声のほうに、再び向き直る。
きな子さんは、同じ仰向けの姿勢を崩さないまま、ただ目だけ開いていた。
「あ、お、起きたのか…」
なんとなくバツが悪そうに、餅夫は呟いた。
「…」
黙ったまま、ただじっと、兄を見つめていた。
「い、いや、きな子が…眠っちゃってたみたいだからさ。
ふ、風呂でも沸かしておいてあげようかと思って…。
あ…片づけは、やっといたから…」
なんとなく妹に視線を合わせられない。
きょろきょろと、あちらこちらへと。
「…」
何も言わないきな子さん。
寝ぼけ、まなこ、なのかな…。
餅夫がそんなことをふと考える。
するときな子さんは、こう口を開いた。
|;´Д`)
「お兄ちゃん…」
「ん、な、何だい…?」
「どうして…わたしのこと…さわってくれないのですか…」
支援
第七幕 糸冬 。
いよいよデスカ?ってとこで生殺し定番w (||´д゜||)ゞ
余談ですが、ポストし始めて足かけ一年半、けっこう作品が溜まってきましたので、
今年はなんとかパゲでも立ち上げようかと思っちょります。
つーわけでホメパゲビルダVer9を購入してきた次第だったりします。
以前使ってたのはVer6.5だったのでなんかよくもうすでにわからんちん。
でも中途半端で完結してないSS載っけるのもどうかなあ…とか思案中だったり。
さてFXD殿孕嬰児殿支援感謝御礼でござました。孕殿は支援芸ニアミスでしたね。残念!(失礼な
最近は時代の流れと言いますか、このスレも寂れつつありますのでもーちっと活気が出るといいなあ。とか言ってみるテスト。
どうせ固定住民さんしか見てないでしょうから、もっと雑談なんかもしてもいいのかもしれませんね。
ネタをインスパイアされるかもしれませんし。
ではまたです。(||´д゜||)ノ
>>890 支援芸ヤター
>>863 最後まで甘々でしたねえ(*´∀`)
>まとめてうp
ぜひ
>>891 気のせーか寝たふりした妹にハァハァしてるお兄ちゃんが多いような…
>残念!
いつのまにか支援芸人にされてるorz
>>863@三国さん
初の長期連載おつかれさまでした。それにしてもこの話、短編→リレーSS→長編へと
ずいぶん変わった変遷を辿ってきましたねw
さて、次はどんなSSが来るか楽しみにしてます。
>>891@三文さま
無防備に眠る表情はけっこう萌えますw
>最近は時代の流れと言いますか、このスレも寂れつつ‥‥
まぁスレのバイオリズムで今は小休止と思いましょう。また時期がくればまた
賑わうでしょうから、それまでここでゆっくりとやっていきましょう。
>>891 相変わらず、心の機微と言うか揺らぎと言うか、そういうのが上手いですねぇ。
>>893 レス番がヤクザ!?w
「自分には無防備な姿を見せてくれている」というのは激しく萌えますね。
甘々バカップル書くのって結構楽しかったですw
ただ今校正中wなので、2〜3日中にうpしたいと思います。
走り続ける どんなに辛くても
走り続ける 光射す未来へ
風が吹き荒れ 草が 砂が舞い
行くべき道を 誰かが遮ろうとも
私は 諦めない
だって その先には
優しく微笑む あなたがいるのだから
兄さん
私の想いは あなたに届いていますか?
私は必ず あなたの元へ参ります
だから 待っててね 兄さん
以上、タイトル『Dance in the Mood』です。
ああっ、すみませんすみません。反省してますから豆投げないで…イタタタタ、イタイッス・・・
>>894 返事が抜けてました、ゴメンナサイ。
一番最初は孕ageさんのネタ提供からだったんですよね。
たしかに、かなり異色な経緯でした。
俺自身は、しばらくはまた妄想短編マンに戻るかと思われます。いや分かりませんけどw
コテ文士様はもちろん、名無しさんからのレスは大変嬉しいです。
読み返してニヤニヤしたりしてますw
一応生きてます。今仕事帰りです。でも明日も仕事なんでもう寝ます。
書いてる暇がないんです、本気で(;´Д`)
保守孕
風邪で寝込んでる間に…三国・三文両氏の作品が…
| |∧,,_∧
|_| ・ω・`)
||||||oキタ━!!o
| ̄|―u'
""""""""""
三国氏、完結乙です。そして次回作もがんがって下さい。
夜中に仕事→朝〜昼過ぎまで睡眠→夕方に家事片付ける→12時までに仕事整理→また仕事に出る。
順調にやせたり右ひじが痛くなったりしてますが、いかがお過ごしでしょうか。
明日は仕事休みです。一気に睡眠時間を稼ごうかと思ってます(*´∀`)
…で、間が空きすぎるのもあれなので直打ち(´・ω・`) ↓
君が妹でなかったら。
君と血が繋がっていなければ。
僕はきっと、君を。
分かっていないのかい?
どれほど自分が魅力的なのか。
どれほど僕の心を狂わせているのか。
手を繋いで歩きたがる君。
恥ずかしがりながらも、手を差し与えるのは。
やっぱり君と触れていたいから。
歌をよく歌う君。
からかいつつも、最後まで聴き続けているのは。
君の声に響いていたいから。
僕から手を差し伸べることは許されず。
僕から歌を求めることもまた許されず。
そう、決して求めてはいけない。
愛してはいけない。
愛してはいけない。
鉛色の呪縛は、決して一線を越えさせず。
…なら、愛されるのは?
どうか求めてください。
どうか愛してください。
願いだけ秘めて、君を見つめ続けて。
叶わぬ夢を見続ける案山子と、飛び回る鴉のよう。
君が妹でなかったら。
君と血が繋がっていなければ。
僕はきっと、君を―――君を、連れ去ってどこかへ。
…以上です。自分の作品「Exit」を読みながら直打ちに挑んでみたりしました。
(※:「Exit」は前スレ774-777に投稿済みです。あとは短編集にも入ってます)
どうにもこうにも、考え事をしている時間がないほど忙しいです。
当然ながら「次は何を書こうか…」などと悠長に考えている余裕も無かったわけで_| ̄|○
そんな状態で書いた作品ばっかりでゴメンナサイ(´・ω・`)
>>三国氏
忍 者 乙。
激しくまとめてうぷ希望です。っていうかゑ炉杉ですよ?w
>>支援芸の中の人
この書き込み書いてる間に来たらネ申。
実は覗いてたり…
後支援芸?
>>908 お疲れのご様子で…
密やかに想いつづける、というのは何も妹に限った話ではない、ということですかね。
ちゅーか『忍者』って何ですか師匠?・・・・・ジャニーズ?w
>>909 神認定。あとプロ認定w
おそようございます。というかこんにちはw
23時→翌日13時というアフォみたいな睡眠時間を取ってた230の中の人です(´・ω・`)
昨晩から2連続ですが、今度は中編の投下でございます。↓
流石は八月というべきか。
田舎…本当に田舎、それも町外れ。
日用品の買出しに車で二時間というこの田舎っぷり。
そんな不便で不憫な場所で、俺は生活している。
今年で十八になる。
中学の卒業式の壇上で、練習通りに卒業証書を貰いながら
「うちの校長ってこんな髪あったんだ…」などと考えていたのが先日のようだ。
高校には行ってない。
理由は色々ある。多すぎて一つずつ説明するのは面倒だ。
色々と浮かんできた過去の映像を掻き消すように頭を振った。
―――けほっ。
静かにしていなければ聞き逃すような、小さな咳。
俺は、急いで隣の部屋に続く襖を開けた。
「けほっ…ぁ、おにいちゃ…」
畳が敷かれた和室の中央で、布団から半身を起こす影があった。
「聞こえちゃっ……た…」
「いいから喋るな…ほら、これ飲んで」
「ん…んく、んくっ……」
枕元に置いてある盆のコップを取り、水を注ぐ。
それを飲ませながら、布団の周りをぱっと見渡す。
掛け布団のすそに、赤い染み。
「…ん、ふぅ」
「飲み終えたか。もう大丈夫か?」
「うん…もう、大丈夫……けほっ」
「大丈夫じゃねーだろ。素直に横になって寝てろ」
そう言って立ち上がろうとすると。
布団の傍から手が伸びて、ズボンの裾をつかまれた。
「お兄ちゃ…いないと……寝ない…」
「ふぅ…分かったよ」
俺の服の袖をつかんだまま、静かに瞳を閉じた。
そんな彼女の髪を漉きながら、うっすらと昔を思い出していた。
…そう、これが高校へ行っていない理由の一つ。
全身骨折の後遺症による、心肺機能の低下。
幼稚園の時に事故…そして、その時の後遺症が今でも残って妹を苦しめている。
妹は今年で十五になるが、義務教育は受けていない。
中学校はおろか、小学校にも行っていないというのはコンプレックスで
彼女の前で学校の話は禁句なのは暗黙の規約である。
(一応、通信教育の教材で勉強は教えてあるのだが…)
友達と呼べるものが誰も居ない。
遊ぶことはおろか、出掛けることもままならない。
病院にいても手の施しようがないという現実。
こんな妹を、都会に置いておきたくはなかった。
そして両親との相談の末に、二人でこの田舎に住むことにしたんだ。
―――それが、三年前の話。
中学校を卒業するのと同時にここへ来た。
…今回は以上です。長らく眠らせていた欠番作品「睡蓮」の前編部分です。
昔から話の筋は出来上がっていたんですが、異常な話の長さと展開とゑ炉技術不足に
腕を上げてからでないと無理と判断して、今の今まで封印してきました。
投稿ペースとしては「セミノネ」と同じように、数回に区切っての投下となりそうです。
あ、今回はちゃんとゑ炉ぃの入れようと思ってるんで!(`・ω・´)
それでは、また夜に来る…かもしれません。ではでは(*´∀`)ノ
やべぇ・・・・・すごく切なそうな展開・・・誰も氏にませんように(祈)
さて、矢野兄妹投下版まとめてうpしました。
49小物 38849.zip パスは当スレ共通のアレ
いつの間にやら『バカップル』と化してしまったこの兄妹。
今書いてるSS(実は
>>613の続き物だったりする)も、気が付けばバカップル全開です。
何で?w
恥はかかんと思うのですが
ところでtxtファイルになぜ3KBものThumbs.dbが必要なのかと聞きたいです
これはXPたんのおちゃめないたずら?
消してもいいものなのでせうか
三文@雑談バーヂョンです。( ゚冶゚)ノ ドモ
雑談なので投下はありません。
えー三国殿、いただきました〜。まとめて読むと、やぱし風情がありますね。
ところで三国殿の過去作品もついでに読み直してたんですけど、三国さんって関西圏の人ですよね?たぶん?
というわけで次の長編もしくは中編は、ぜひ関西圏言語兄妹の話でどうか。
オイラは北の地方人なので、萌える関西娘などはカナーリ読んでみたい気がするのです。よろすく。
いやいやムズイなどと言わずにぜひ挑戦して頂きたい。芸の幅を拡げる意味でも。(何の芸だ
さて…いよいよ婿二三〇氏の本領発揮、というか意欲作の投下が始まりましたね。
ゑ炉成分も入るとのことですし、これは期待するなというほうが無理ですなフヘヘ。
設定もかなり練られてる風です。しかし、これだけは個人的にお願いしたいです。
く れ ぐ れ も ハ ッ ピ ー エ ン ド で 。
いや、もうこれ以上何も申すまい…w
ではワタクシもそのうち。( ゚冶゚)ノ ドモ
>>関西圏の人
何でバレタ!?wヽ(゚∀゚)ノ
関西言語兄妹は以前やったことがあります。
その時はスレ投下ではなく ろだうpでしたが。
今書いてるのは標準語ですが。う〜む・・・・・検討しますw
そして仕事取りにいってきた帰り。今から風呂とか死んだらええねん('A`)
「睡蓮」に関して。
得意というかお決まりというか、掛詞と花言葉が入り混じった内容になりそうです。
ついでに言うと、童話「人魚姫」なんかもベースに入っていたりします。変ですかそうですか。
…ぁー、それと先に言っておくとですね、この作品は。
バ ッ ド エ ン ド 確 定
なお話です。生かせとか言われても頃します。イかせなら頑張ろうと思いますがw
>>関西圏の人
(*´∀`)人(・ω・`)
>>922 >バ ッ ド エ ン ド 確 定
ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━( ゚)━( )━(゚; )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
さすが生殺しスレの「RED RAM」だ・・・・・
ここは随分とCRIMZONかつ、MADにBLASTするインターネットですね。
何気に特定カテゴリーのワードが多いなこのスレ。
共にAbyssに堕ちる事になってもmore deepで狂わすような愛撫〜ですか。
>>922@230さま
やっぱり頃しますかw
しかし短編と中編では文章の感じがガラリと変わりますね。
短編は独特の詩的な文。中編ではかつての梟氏を彷彿とさせる冴えた筆致。
それにしても、ここの常連コテ衆は関西圏と雪国系に
見事に分かれてる気がするのは気のせいでしょうか?
>>923-924 私には何が何やら‥‥理解不能ですw
あと三国さま、うp頂きました。改めて通して読むと激甘ですね。
さて久々の投下です。それでは
>>719の続きから最後まで行きます。
「‥‥お兄ちゃん」
「どうした? まだ痛い?」
「ううん、もう痛くない‥‥私‥‥お兄ちゃんが好き‥‥大好き‥‥」
「俺も‥‥お前が好きだよ‥‥愛してる」
重ねる唇。絡む舌。息をするのも忘れる位お互いを求め、貪りあう。
お互いを固く抱きしめる腕。重なる肌。ひとつに繋がった二人‥‥
ゆっくりと動き出し、私の中を出入りするお兄ちゃん。そしてそれを受け止める私。
‥‥私たちは今、本当にセックスをしている。
そう思ったら興奮がどんどんと上回り、気が付いたらいつの間にか痛みを忘れていた。
‥‥私の中でお兄ちゃんが動いてるのがわかる。そして私の中がこすられている。
何かこそばゆいような感じが、少しずつ私の奥で湧きおこる。それは今まで感じた事のない感覚。
(‥‥この感じは何?)
私の奥をかき混ぜられる度に、微かに蠢く何かの兆し。それがどんどん大きくなっていく。
‥‥いつの間にか、こそばゆい感じは、気持ち良さに変わっていった。
そして押さえきれない何かがあふれだしてくる‥‥声が出たがっている。
「んんっ‥‥ん‥‥っ‥‥ん〜! んぅ! んっ!」
激しく突き上げられて与えられるセックスの快楽。
それはまるで深く白い霧の中、上下左右も判らないまま、まるで白い闇の中に
浮いてるような、それでいて落ちていくような快感。
頭の中はもう真っ白で、自分の体の感覚さえわからなくなってきている。
それでもはっきりと感じられるのはお兄ちゃんの激しい息遣いと、繋がった部分から伝わる気持ちいい波。
それがどんどん私に迫ってくる。そしていきなり飲み込まれる‥‥
白い波にもみくちゃにされ、大きな体に必死でしがみついて悶え喜ぶ私の心と体。
ほとんど同時にお兄ちゃんが私の中で強く、激しく何度も脈打つ。
そして私の体の奥に、温かさがたくさん注ぎ込まれ、広がっていく‥‥
|゚∀)
‥‥快感の波が引いていく。そして意識が目覚めていく。
それでも抱き合ったまま動かない。動きたくない。この肌の温もりを離したくない。
「‥‥しちゃったね、お兄ちゃん」
「ああ‥‥もう引き返せないぞ‥‥もう離さないからな」
「私も離れないよ‥‥お兄ちゃんだけだよ」
セックスの余韻を味わいながら、時折キスを交え、固く抱き合ったまま布団にくるまって
普段じゃ想像も出来ないような甘い会話を交わす。
「うん、だからね‥‥あ‥‥」
「ん?‥‥どうした?」
もぞもぞと布団の中で動いた途端、私の中からこぼれ落ちるものに、いきなり恥ずかしさが蘇ってきた。
‥‥お兄ちゃんのアレと‥‥中に出された精子。
「お兄ちゃん‥‥出ちゃった‥‥」
最初は不思議そうな顔で私を見つめていたけど、何の事だか
ようやく気づいたお兄ちゃんはちょっと意地悪な笑みを浮かべる。
「そっか、栓が抜けちゃったもんな」
「‥‥いじわる」
恥ずかしくて、ちょっと憎らしくて、肩に軽く噛み付いてみる。
「いてっ! わかったって‥‥ちゃんときれいにするから‥‥な?」
「ほら、じっとしてろよ。寝てていいから」
優しくそう言ってベッドから起き上がって、裸のままで私のアソコをきれいに、丁寧に拭う。
拭き取られるティッシュ越しでも感じられる、ヌルヌルになった股間。
今更ながら、私の中にたくさんお兄ちゃんが注ぎ込まれたのがよくわかった。
「お兄ちゃん、ありがと‥‥ゴメンね」
「気にしない、気にしない‥‥あらら、シーツ真っ赤だよ」
「えっ! 嘘!」
慌ててだるい体を起こして確かめる。白いシーツに染み付いた生々しい赤が目に飛び込んでくる。
あぁ、やっちゃった‥‥これ、どうしよう。
「シーツ、汚しちゃった‥‥ゴメンね‥‥」
ベッドの上にペタンと座り込んで、そう言ったら突然涙が溢れ出してしまった‥‥
「大丈夫だよ‥‥そんなに謝らなくてもいいよ。ほら、泣かなくたっていいから」
そっと髪を撫でられ、こぼれる涙を優しく舐められ、再びベッドの上で抱きしめられる。
「これはこのままにしておくよ‥‥これはその、なんだ‥‥大切な‥‥証拠だからな」
「今日は疲れたろ‥‥もうそろそろ寝ようか。一緒にさ‥‥」
そんな台詞に照れながらも、お兄ちゃんはしっかり私を抱きしめて布団にもぐりこむ。
うつぶせになったお兄ちゃんの上に、抱き合う形で乗せられてちょっとビックリした。
「きゃっ!‥‥お、重くない? 私」
「平気だよ‥‥それより、ずっとこうしていたいな」
「‥‥エッチ」
とは言うものの、こうして求められるのは何よりも嬉しい。
何にも遮られずにくっつく素肌が、こんなにも心地よい。
‥‥冬山で遭難した人が裸で抱き合って暖を取るって話を聞いたことがあるけど
なんとなく本当のような気がする。だって、お兄ちゃんはこんなに温かい‥‥
体にも、心にもに優しい温もりに、まぶたが自然と落ちてくる。
でもまだ寝たくない。この優しい人の肌をもっと感じていたい。
だけど‥‥初めてのセックスの緊張が解けたからなのか、とても眠い‥‥
頭の中がどんどん白くなって、もう何も考えられない‥‥眠い‥‥温かい‥‥
‥‥気がついたら、カーテンの隙間から白い朝日が差し込んでいる。
知らないうちに眠ってしまったみたい。とても気持ちのいい目覚め。
今まで言えなかった事。隠していた思い。叶わないと思っていた願い。
今まではそれが霧のように、心の中で白く深く立ちこめて一寸先さえ見えないでいた。
でもそんな日は終わり、今の私は霧が晴れたような清々しい空のような気分。
そんな混沌から救い出してくれた人をふと見ると、まだ穏やかな寝顔で夢の中。
私はその寝顔を眺めながら、昨日の出来事を思い出す。
(この人に抱かれて良かった‥‥やっぱり、女に生まれて良かった‥‥)
昨日までの私は、女であることが嫌だった。
スカートからのぞく脚や、ブラウスの胸をジロジロ見られる事。
電車の中で誰とも知らない男に体を触られる事。毎月来る生理で辛い思いをする事。
そして‥‥お兄ちゃんを好きになってしまった事。
私が女でなければ、こんなに苦しまなくてよかったのに‥‥ずっとそう思っていた。
でも今は、もうそんな事はどうでもいい。
好きな人に抱かれる温かさは、何物にも代え難い安らぎを与えてくれた。
私が女に生まれて幸せである理由を、お兄ちゃんは教えてくれた。
どこまでも、この人が愛おしくてたまらない、絶対離したくない‥‥
そんな思いを込めて、寝顔にそっとキスをする。一度だけじゃなく、何度も、何度も‥‥
爽やかな朝、何度目かのキスでようやく目を覚ますお兄ちゃん。
「ん‥‥んぁ‥‥おはよう」
「おはよう、お兄ちゃん‥‥」
白いシーツの上、白い朝の光の中でじゃれあいだす私たち。
「お兄ちゃん、私‥‥またお兄ちゃんが、欲しくなっちゃった‥‥いい?」
甘えるようにお兄ちゃんの乳首にキスをする。男の人も胸が感じるのか一瞬、体が震える。
「これから? 今日は一緒に買い物に行くんじゃなかったのか?」
「‥‥後でいい。今はお兄ちゃんが‥‥欲しい」
「俺も、お前が欲しい‥‥お前しか欲しくないよ‥‥」
後は言葉を交わす事なく重なるお互いの唇。そして私は目を閉じる。
愛する人に与えられる幸せに胸をときめかせながら‥‥
‥‥お兄ちゃんの手が、唇が、舌が私の肌を優しく撫でる。
全てが白く染まっていく。朝の光が差し込む部屋も、快感の波に飲み込まれる意識も。
そうして私の頭の中が幸せな白一色に染まったと同時に、私の中を泳ぐお兄ちゃんの
熱くて固い塊も、また私の奥底へと白い精を一気に爆発させた。
私の心も、体の奥も全て白で満たされる。幸せな白の現実。
ずっと、ずっとこんな幸せでいられたらいいなと、優しい温もりに抱かれながら、私は心から願った。
END
以上で『白の現実』終わりです。ハァ…
一応、『白』という言葉をキーワードとして書いたつもりなんですが‥‥
なんだかゴチャゴチャですね。エロシーンばっか多くてこれもどんなもんかと orz
それとPCさま、毎度の支援感謝です。それではおやすみなさい。
壁|-`).。oO(エロイナァ・・・・・
壁|-`).。oO(エロイシーン カクノ ムズカシイッスヨ・・・・・
l^丶
| '゙''"'''゙ y-―, 凄く甘口でよかったもさ!
ミ ´ ∀ ` ,:'
;:' ハ,_,ハ ミ
; ⊃;´∀` ;(ヽ, '; …ウン!。
; " ; ,;:' ' ミ
`:;,, "'''''" ,,,:'
"゙'''~"^''゙""
こうね、作業のしすぎで目が白慣れして視界が鬼姫みたいになってる訳ですよ。
仕事場ではStoicな感じで仕事して、家ではSweet Illusionに浸りながらキーボード打ってるんですよ。
時計に向かってPlease don't goとか言いたくなるのを抑えつつも起き続けたりして。
…うん、あれです。SP1185から上がりません。100sec黄B接続とか無理。
で、そんな話題に置いてけぼりなFXD氏をよそに続きを投下。↓
セピア色の風景。
障子張りの、置物が飾られた和室。
目の前の座布団に座る、大きな男は煙草を吸っている。
「…なに、新しい運動靴がいる?」
怒ったような、馬鹿にしたような口調で問う。
咥えていた煙草はまだ半分以上残っているのに、灰皿へ押し付けた。
そして大きな溜息と共に、一言。
「ああ、そうだな」
―――お前は御月と違って、よくすり減らすものな。
「うわあああああああっ!」
急激に全身が覚める感覚と共に目を開いた。
外は夕暮れの朱に染まり、陽は落ちようとしている。
電灯の付いていない部屋は薄暗く、かろうじて周りが見える程度。
傍では、まだ妹―――御月が静かに眠ったままでいる。
(お前は御月と違って、よくすり減らすものな)
…嫌な記憶を思い出した。
もうずっと昔の、思い出したくもない記憶。
実に十年以上も前の記憶だというのに。
俺はそっと立ち上がり、濡れたシャツを着替えに向かった。
家事というのは、やっていれば自然に覚えるものだ。
猫手だとか、調理のペースとか、味噌汁の味のつけ方とか。
時計は五時を差していた。
野菜を切り、鍋に水を張り、調味料の準備をする。
今日の夕食は野菜の煮物と白ご飯のつもりだ。
一通り準備を済ませると、御月を起こしに元の和室に戻った。
「御月、起きろ。ご飯だぞ」
「…ぁう…ごはん、だね」
目を覚ました彼女の肩を支え、引き起こした。
「やぁ、おにいちゃん、一人でいけるよ…」
「駄目だ。昼間咳してただろうに」
そしてそのまま、ゆっくりと居間まで連れていった。
長方形のテーブルに、椅子が四つ備え付けられている。
向かい合わせに二つずつ、計四つ。
だが、俺と御月は隣同士に座って食事をする―――。
「んー、今日もおいしいよ、おにいちゃん」
「そっか。喉に詰まらんように食えよ」
「はーい…ん、んー……」
一口を食べ切るのに、彼女は何度も咀嚼をする。
最も弱っているのが心肺機能なのだが、実際はそれだけではない。
全身骨折の折に傷めた筋肉神経の関係上、骨も相当に弱い。
一番よく使うであろう手足と顎の骨で、食事に難儀するほどなのだ。
それ以外は赤子といっても過言ではないかもしれない。
隣に座ることで、何かと世話をしやすい。
箸を落としたとしても、御月に自分から拾わせることはさせられない。
しゃがんで立つ。これだけの行為でも、妹には激しい負担なのだ。
「おにいちゃん」
「…あ、ああ。何だ?」
「ニンジンが硬い…のこしてもいい?」
そう言って、小皿にニンジンを戻してしまった。
輪切りになったそれに、半分あたりまで食い込んだ歯型が見える。
煮付けの皿から、新たに輪切りにされたニンジンを一つ取り出した。
そして箸で少し力を込めると、サクッという感じで半分に分かれた。
それをさらに半分にして、四つ割りの状態で差し出す。
「ほら、これならいけるだろ」
「うぅ…ニンジンかたい…」
「食べなかったら、明日散歩にいかないぞ?」
散歩、という言葉に反応して手が伸びてきた。
震える箸先でニンジンをつまみ、口へと運んだ。
目じりに少し涙が見える気もするが、食事に関して容赦する気はない。
ただでさえ体の弱い状態なのに、偏食や拒食は厳禁なのだから。
咀嚼に咀嚼を重ね、赤いかけらを食べ終わるのをじっと待っていた。
「……あふぅ、やっとたべられた…」
「ん、よしよし。食べられてるな」
くしゃくしゃと、軽く頭を撫でてやった。
気持ちが良いのか、少し頭をすりつけてきた。
「今度からもっとやわらかくしてほしいなー」
「これ以上柔らかくしたら煮崩れるっての」
七時に始めた夕食は、八時過ぎに終わった。
…今回は以上です。日常的な風景ほど描くのが難しいものだと再認識。頑張ります(`・ω・´)
他の文士さん達のように、直球でゑ炉ぃシーンに持っていくのは無理とです_| ̄|○
出来るだけ生殺しになるように努力はしていますが、ゑ炉ぃ生殺しは執筆タイプ的に無理くさいです。
「詩的にゑ炉ぃ」とか、そんな高等スキルは未だ持ち合わせておりませんhh
甘く甘く持ち上げて、さくっと頃す。それが230クオリティ。すいません嘘です。
昼夜逆転の仕事は慣れないときついですわ…それでは、今から寝ます@w@ノ
>>951 >さくっと頃す
Σ(゚Д゚)
正直読むのが辛いです。もちろん、読みにくいとかじゃなくて。
悲しい結末が待っているこの兄妹ですが、救いがあることを願って止みません。
>>FXD氏
甘いわぁ エロいわぁ (*´∀`)
>>婿230氏
さ、さくっと頃すて(((((((( ;゚Д゚)))))))
固いニンジンのこしてもいいですかァ―――キタ━━━(´д`)━━━!!
…すいません三文です。ちょっと取り乱してしまいましてアウ。
230氏の新作の続きがすっかり楽しみでしょうがありません。そんなわけで本日も投下無しの夜這いw
ヒロインの御月ちゃん、もうオイラの脳内ではすでに具象化してますね。オイオイw
未発達の華奢すぎる身体、白い肌とか、ほっそりとした頬とか。
各々方、これが萌ってもんですよw
230氏の持ち味、というか個性でいいと思うんですよハイ。その「さくっと頃ス」も含めて。
ただこの作品はただならぬ雰囲気をすでに充満させてます というか生殺しスレ史上の名作になる予感がひしひしと。
以前しつこいぐらいに言っちょりました「ストーリー性」に重きを置いた、他の方のSSがとにかく読みたいのです。
いやいやあまり応援レスしちゃうとUnderPressureかもなのでもう言わんです。
気長に書いてください。でもこだわって。
では早ければオイラも明日ぐらいになんとか。( ゚冶゚)ノ
自分の心根に潜むものを書いてると、何故かバカップルになります。
(゚Д゚)y─┛~~ 何でや?w
場繋ぎに短編投下。バカップルではないですが。
↓
お父さん ありがとう
お母さんと 結婚してくれて
お母さん ありがとう
お兄ちゃんと私を 産んでくれて
お兄ちゃん ありがとう
私の兄として 生まれてきてくれて
そして
こんな私を 愛してくれて
みんな みんな ありがとう
私は すごく 幸せでした
大好きなみんなへ
さよなら・・・・・・・・
orz
>951
>さくっと頃す
さてと…やはり文士の立場から言わせて貰うと…一度SSでお仕置きしなくては
いけないのかな?
>954
>「ストーリー性」に重きを置いた、他の方のSS
文士としては一度ソレを含めた感想をお願いしたい所ですが…うぬぬ…ちょっと(?)
攻めに特化しすぎてますか?
>955
上等じゃないですか…その調子で…と思っていたら…
>956-957
つい最近まで駄々甘なのを書いていたのに…orz
いやいや、改めて文章を書くというのは難しいですね。
中編SS一つ書き上げました。
できれば次スレの即死回避に貢献したいと思います。
次は・・・・・関西言語兄妹か!?w
950過ぎてるけど次スレは?
スレのルールからいくと230さんなんだけどね。
何か忙しいみたいだし。
そんなに慌てなくてもいいんじゃないでしょうか?
私個人的には980あたりでいいんじゃないかと思うんですが。
あまり早めのスレ立てで、残りのレスが埋め立てになるのも嫌ですしね。
関西言語兄妹(非血縁非家族)書いちゃった。てへw
とか言いつつ関係ない短編を投下
↓
「指きり……して下さい、お兄様」
差し出した白くか細い小指に、僕も指を絡める。
絡まりあったその指に、彼女の唇がそっと触れる。
「これで…例え指が離れてしまっても」
キャンドルライトに照らされている彼女は、月下に咲き誇る華のようで。
「私とお兄様の心は、決して離れることがないんですよ。」
指を絡めあったその手に、もう片方の手を重ねる。
確かな想いを、全て包み込むように。
「愛しています、お兄様・・・ずっと、ずっと・・・・・」
目を閉じた彼女の視界が、暗闇に包まれてゆく。
そして
キャンドルは その使命を終えた
だから、何で俺は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・orz
基本的に仕事はPC使用なんで、合間合間を縫ってちみちみ書いてます(´・ω・`)
「睡蓮」はちょっとオヤスミ。代わりに短編投下。 ↓
大好きだよ!
世界中の誰よりも。
お兄ちゃんが大好きなの。
ずっと一緒にいたいよ。
そして一緒になりたいよ。
叶わぬ願いなんて言わないで!
そう、何でもしてあげる。
嫌なことも、我慢するから。
私をずっと見て欲しい。
"I like you" なんて聞きたくない!
"I love you" を聞かせてよ!
そんなに私に魅力がないの?
嫌よ嫌よも好きのうちって。
大昔から言うけれど。
そんなの、いつまで信じ込めばいいの?
私からでもいいんだよ。
でも、受け止めてくれなかったら。
ガラスみたいに割れて泣いちゃうから。
夢見る少女でいたいから。
お兄ちゃんからのアプローチを待ってる。
もし何もしてくれなくても。
壊れてもいいから、私から動くもん。
何度でも、何度でも。
―――だから、叶わぬ願いだなんて言わないで!
…以上です。脳内は常時色ボケしてるような状態なのに文章がゑ炉くないのはどういう事か。
「叶わぬ願いなんて言わないで!」という台詞は、もともと「睡蓮」の執筆中に
思い浮かんだものなのですが、どうもイマイチという事で本文には入ってません。
(意味的に似た言葉は入ってるけど、また意味合いが違うんです)
で、言葉の響きがなんか良かったんで短編にしてみますた。
なんていうか、こう…「HEAVEN'S COCKTAIL」をぬるくしたような出来になりました(´・ω・)
『頃してないからOK』という事で、『睡蓮』のために生をチャージしておいて下さいw
今から寝ます。オヤスミナサイ。風邪気味だなんて知らない。
何ちゅーか、ジタバタしながら「ムキ――ッ!」とかいってる妹が想像されました。
文章は「乙女の切ない恋心」なのに。
みなさーん、健康第一ですよ〜
短編って、どうしてこんなに難しいんでしょうか‥‥
私が書こうとすると短編が中編に、中編が長編になってしまうのは何故なのでしょう?
ところで次スレのタイトルどうしましょうか?
とりあえず言い出しっぺなんでスレタイ案、出しておきます。
【兄妹でも】生殺し妹文学館【恋に堕ちる】第十二巻
スレ立て挑戦してみます。
このスレの
>>1-5あたりをコピペすればいいんですかね?
妹「お兄ちゃん!元気ハツラツ〜?」
兄「そこは、ち○こなんですけど。」
妹「またまたぁ〜ボクとお兄ちゃんの間に隠し事なんて…」
兄「朝なんだから仕方な…うわ離せ!」
妹「頂きまぁ〜す♪」
兄「止めろ!いや止めて下さ…くぁwせdrftgyhじklp;@:」
すんません出来心で>979の続きを直打ちしてみますた orz
それからスレタイ発案のFXD氏と新スレ立てた三国氏、両者共乙です。
なら私も調子にのって意味なし直打ちでw
休日に降る冬の氷雨をガラス越しに眺めながら、兄は小さく呟く。
「‥‥(バイクに)乗りてぇ〜」
「私に?乗り心地バツグンだよ♪」
「‥‥お と こ わ り だ‥‥ってかどこでそんな言葉憶えたんだおまいは‥‥orz」
「睡蓮」の続きは向こうに投げ込むとして、こちらには直打ちで投下。埋めって言うな。
↓
「ねぇ、兄貴」
「…ん、何だ?」
「暇だしどっか行かない?」
「俺は今から寝る」
「じゃあ私も寝る」
「一人で寝てる方が圧倒的に暇だぞ?」
「んー…」
「じゃあ一緒に寝ればいいんだね」
…とりあえず、三国氏やFXD氏に対抗してみましたがどうでしょうか。
へこいですか、そうですか。
えちぃくないですね、そうですね。
ダカラムリッテイッタノニ (・ω・`)
睡蓮も次で3回目のポストとなる訳ですが、まだ序盤です。
ぶっちゃけ全然話進んでません。まだ1日目です。遅すぎですかそうd(ry
…気長にお待ち下さい=□●_
それじゃ、新スレに投下してきます。
なんか1レス短編だと、以外と妄想が膨らみますねw
ならばもう一回直打ちしましょうか(ヲイ!)
「お兄ちゃん、冬って寝る前の布団が寒くて嫌だよね」
「ああ、だよな‥‥」
「だからお兄ちゃん、私の布団に先に入ってあっためてくれる?」
「何で俺がそんな事しなきゃならんのだ‥‥それに俺だって寒いのは嫌だ」
「いいでしょ〜、それくらい。だったら後であっためてあげるからさ‥‥私の裸で♪」
「‥‥ちょっと待て」
>>985@230さま
えちぃくなくても萌えは十分ありますよw
私も早く次を投下できるようにしなきゃな‥‥orz
妹「やだなーもう、お兄ちゃんのバイク、液漏れしてるー」
兄「いやもうホント許してくだ………ぁ...」