【二段ベッドの】生殺し妹文学館【上と下】第八巻

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1名無したん(;´Д`)ハァハァ
このスレは妹萌え萌えな虹板文士さんと虹板読者さんが集うスレです。
虹板絵師さんも常時 щ(゚Д゚щ) カモーン!! で、降臨して頂けますと即時ネ申決定です。
「兄攻妹受」、「兄受妹攻」、どちらでも萌えればヽ(*´ 3`*)人(*´ε`*)ノ ベリギュー!。
さらに愛のある妹系SSなら何でもアリ!幼なじみ、従兄妹、御近所のお兄ちゃん欲しいっ子、
幼少時別離数十年ぶり再会娘、果てはドジ性格プログラムド妹メイドロボットまで何でもどんと恋!
基礎ルール
1:煽り&荒しは放置もしくはネタ化の方向でシクヨロ。
2:基本はsage進行で。メール欄にsage・孕age・不age等の記載をお願いシクヨロ。
3:SSの途中放棄は厳禁。最後まで責任をもって(;´Д`)ハァハァシクヨロ。
4:>>950者が次スレを立てます。と言うか責任押しつけますw
  但しスクリプトによる広告や荒氏が当たった場合はその次のカキコさんに一任。
2名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/02 02:00 ID:2EXA2Fam
いとふゆ
3名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/02 02:00 ID:k0u/fWZe
SS書きにトライする際のコツなど。(文責:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ)
・誰でも初めは初心者です。上手く書こうとばかり考えているとなかなか先には進めません。
 まずは自分の本能の赴くままに書いてみましょう。
・そして推敲しましょう。でもほどほどにしとかないといつまで経ってもポスト出来ません。
・本を読みましょう。他人の技術を真似するのはスキル向上のために重要です。
 オリジナリティはそこから生まれます。と思います。
・ぶっつけ本番ポストも面白いですが、まずはテキストエディタ使用を推奨しておきます。
 本スレでの公式ソフトはマイクロソフト謹製WinOS添付のメモ帳です(笑)
・というわけで書きたくなったら即トライです。
 どんな話を書けばいいのかって? それは貴方だけが知り得ることです。
・あくまでどの作品もフィクションです。妄想は妄想の中だけにしといた方が吉です。
 でもどうせ妄想なんですから思いっきり膨らませたほうが皆さんに愛されます。
4名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/02 02:00 ID:Tun9BgHm
2げと
5名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/02 02:01 ID:k0u/fWZe
前スレ:【悔やむは】生殺し妹文学館【己が血】第七巻
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1082052669/
前々スレ:お兄様、【妄想】生殺し妹文学館【暴走】6ですわ…
http://peach.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1077813357/l50
前々々スレ:【妄想】生殺し妹文学館【暴走】5だよお兄ちゃん
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1071797016/
前々々々スレ:【流石】生殺し妹文学館【兄弟】その4ですが
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1061777592/l50
前々々々々スレ:【妄想活字】萌葱色文学館【煩悩加速】-流石兄妹3
http://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1059/10596/1059637102.html
前々々々々々スレ:【流石】何考え・・止め・・駄目だって俺達兄妹なんだぞ!2
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1049904257/l50
前々々々々々々スレ:何考え・・止め・・駄目だって俺達兄妹なんだぞ!
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1045604670/l50
6名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/02 02:02 ID:k0u/fWZe
・一作品完結ののち、できればファイル形式でロダに上げてもらえると幸いです。
7PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/02 02:19 ID:6Uj7VY9D


  |_
  l  ヽ-、    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |ノノ))) \   |   ボクたちみんな…
  l ー゚ノ人  <  お兄ちゃんが…
  ⊂)]      | 大好きなんだよ…♥
  |」〉       \________
  |'
8向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/06/02 04:00 ID:koKpU5q5
>>1
乙です。玄米茶と砂糖菓子で一緒にマターリしませんか?w(*´∀`)

即死回避という言い訳を振り回しながら、文士データを更新してみたり。


名前:向こうの230◆EldeW1Y/XY (むこうのにひゃくさんじゅう)
プロフィール:最近はすっかりこちらの住人に。でもコテは変えるのが面倒なのでこのままにw
         ギタドラ好きで、休みになればゲーセンばっかり逝っている廃人です(苦笑
代表作:無言真言(6スレ目、346-350 6の359氏を勧誘w)
     Sweet cookies(7スレ目、432-435)
     フロンダルの休日(7スレ目、472-482/531-544/848-861 現在執筆中)


「フロンダルの休日/序章」は、前スレが落ちてから上げる予定でございます。
9六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/02 14:12 ID:Wg3WDB2P
向こうの230先生に勧誘されちゃった人登場w

>>1殿、乙っす
即死回避を兼ねて、簡単に自己紹介。コテちょっと変えてみました。

名前:六野三国(6の359)◆jMOammQf8U
初登場:名前どおり、6スレの359レス
プロフィール:向こうの230氏の短編SSに釣られてのこのこ登場
芸風:エロくない&生殺してない&長文ダメw

とりあえず、今まで書いたSSをロダにあげてみました。
「苺は甘い?1」の5910 SS.zip パスはありませぬ。
読んでいただければ幸いです。
新スレキタ――――――(゚∀゚)―――――!!

そして二連続スレタイ案採用キチャッタ――――――(´・ω・`)―――――・・・・
ったくようしょーがねーよなー俺以外に立案者いねーんだもんな畜生め。くっそう。
もしかして俺、コピーライターのが向いてるんかなと本気で考えてみたw
11FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/02 23:28 ID:hXCh1+JG
>>9  今、苺に入れないです。読みたくても読めないですよ。

>>10  今後、スレタイ案やテンプレ案は900過ぎたあたりから皆さんで話し合いましょうかねぇ‥‥

という訳で、即死回避に新トリップ付けて前スレ927の続きを投下します。
12FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/02 23:30 ID:hXCh1+JG
「‥‥わかった‥‥じゃあ、一緒に‥‥寝よっか‥‥」


そうして邪魔な服を脱ぎ捨てて、一緒の布団に潜り込んで妹をしっかり抱きしめる。
たちまち膨れ上がる醜い俺の欲望。そして俺の胸に抱かれ、小さく震える妹。

「‥‥アキ、寒いのか?」
「ううん。お兄ちゃんとくっついてるから、あったかい‥‥だけど、やっぱり‥‥するのは、恐い‥‥」
「‥‥そうか‥‥だったら、何もしないから‥‥心配しなくていいよ」
「ごめんね、お兄ちゃん‥‥」

本当なら今すぐ、欲望の赴くままに妹を俺のものにしたい‥‥でも、嫌がるのをむりやりしたくはない。
だから、せめてこのまま肌を重ねて抱かれていたい。そんな気持ちにさせる妹の柔らかい肌の感触。
13FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/02 23:33 ID:hXCh1+JG
それは、うっすらと記憶にある優しくて、懐かしさを感じる温もり。
‥‥そうだ‥‥幼い頃、母に抱かれたような‥‥何もかもが幸せだったあの頃の懐かしい記憶‥‥

気が付くと、妹がびっくりしたような顔で俺を見つめていた。
‥‥いつの間にか、俺は涙を流していた‥‥そう、俺も寂しかったんだ‥‥
今までそれに気付かないフリをしていただけで‥‥家族が幸せに過ごせたあの日々は、もう戻ってこない。
「‥‥何で俺たち、離れて暮らさなきゃならないんだろうな‥‥やっぱり、こんなのは‥‥寂しいよ」

俺の弱気な言葉に、妹の目からも涙がぽろぽろとこぼれ落ちる。
こんな泣き言を妹に言うなんて情けないけど、失ったものはあまりにも大きすぎて‥‥
今はこうして妹にすがりついていないと、心が潰れてしまいそうだ。
14FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/02 23:37 ID:hXCh1+JG
「アキ‥‥頼むから、俺に抱きついていて‥‥何もしないから、このまま一緒に寝よう‥‥」
「‥‥‥」
妹は黙って俺に腕を廻して、抱きしめてくれた‥‥せめて今だけは、妹の温もりに包まれていたい。

布団の中で、二人抱き合う長い静寂の後、妹が唐突に口を開く。
「前に一緒に寝た時‥‥アタシを守ってやるって、お兄ちゃん言ってくれたよね」
黙って頷く俺。あの時の言葉に偽りはない。でも今は‥‥俺の方が壊れそうになっている。

「だったら‥‥アタシも、お兄ちゃんを守ってあげる‥‥心配しないで‥‥アタシが傍にいてあげるからね‥‥」
「‥‥ありがとう、アキ‥‥」
知らない間に、妹は心もこんなに大人になっていたんだな‥‥
15FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/02 23:40 ID:hXCh1+JG
「だから‥‥お兄ちゃんもアタシを‥‥離さないでね」
多くの家族や恋人たちが幸せに過ごすクリスマスの夜。そんな夜に俺たち兄妹は肌を重ねて抱き合う。
許される事じゃないけど、せめて今夜だけはこうして俺たちも幸せな夢を見ていたい‥‥

バラバラになってしまった家族‥‥壊れた絆は二度と元には戻らない。
だからこそ、妹だけは俺が守ってあげなきゃならない。たとえ遠くに離れていても‥‥

外では静かに雪が降り注ぎ、街のノイズをかき消していく。
まるで世界に誰もいないような錯覚すら憶えるこの部屋で、俺たちは抱き合って眠る。
そして二人っきりのクリスマスに願う‥‥せめて、この絆だけは壊れないようにと願いながら‥‥
16PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/02 23:42 ID:wmbXaJOF
 
17FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/02 23:44 ID:hXCh1+JG
以上で終わりです。六野三国さま、向こうの230さま、ごめんなさいです‥‥
ついでに即死回避のどさくさ紛れに文士データ修正登録(w

名前 : FXD(えふえっくすでぃー)
プロフィール : 4スレ目から乱入。細かい描写をネチネチと書き込み、文章に2点リーダー2連を多用するのが特徴。
       長編・短編の両刀使いで、切ないストーリーや甘々な話、シリアスっぽい話を好む。悲惨・鬼畜系は苦手。
作品リスト
 長編『名もない兄妹の話』4スレ494〜879 『クリスマス小ネタ』5スレ24〜217 
   『TALL GIRL』5スレ275〜6スレ962 『年上の妹』7スレ132〜継続中
 
 短編『I want』6スレ502-510 『傍にいてくれる人』6スレ708-709 『カプチーノ』6スレ817-819
   『年上の妹・抱き枕編』7スレ487-491
   ・六野三国氏、向こうの230氏作品への無断コラボレート(w 7スレ915-918、924-927、8スレ12-15
18FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/02 23:47 ID:hXCh1+JG
Σ( ̄□ ̄;

PC・Drinkerさま、またですね‥‥ (ノД`)ヽ(´д` )キニシナイデ…
19PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/02 23:49 ID:wmbXaJOF
 あぁ…まただよ…気にしてなんか…いな…い…

 _   
(|\ \ 
 |  | ̄|  
   \ \
20PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/03 00:27 ID:2srepgi4
 ヘコんでばかりじゃアレなので俺も即死回避貢献・今回は
新作じゃなくてスマソ

 前スレの“Q熱”を改訂&おまけ付きでうpしときます。

 塩辛瓶1mlのsa1481.zipで
21FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/03 01:03 ID:ZzQoGdLP
>>1さんにケチつけるようで申し訳ないですけど、>>5のテンプレ一部訂正お願いします。

1〜4スレまではhtml化されています。
4スレ:【流石】生殺し妹文学館【兄弟】その4ですが
http://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1061/10617/1061777592.html
3スレ:【妄想活字】萌葱色文学館【煩悩加速】-流石兄妹3
http://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1059/10596/1059637102.html
2スレ:【流石】何考え・・止め・・駄目だって俺達兄妹なんだぞ!2
http://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1049/10499/1049904257.html
1スレ:何考え・・止め・・駄目だって俺達兄妹なんだぞ!
http://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1045/10456/1045604670.html
22孕age改め孕嬰児w ◆n.HIMAoD9I :04/06/03 03:18 ID:XKC6GbM/
新スレキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

文士データ改
名前:孕age改め孕嬰児w#6*o:T=NL(はらあげあらためはらえいじ?
プロ:('A`)の多様で改名させられる。
代表作:生殺し(仮) 妹>兄 お兄ちゃんは心配性 ぐらい

マンドクサイのでzipはきぼんぬされたときに。

では前スレ埋まったんでこっちの即死回避SSを。

題『マーク』

でもコレ短いんだよな〜
23孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/03 03:19 ID:XKC6GbM/
「あれ? ここんとこ、なんか痕があるよ?」
「え?」
「ほら首筋、肩のトコにも。」

「ホントだー
 なんかで打ったの?」
「さあ…… 別に、何もないよ?」
「え〜
 でもハッキリ付いてるよコレ。」
「まさか、家庭内暴力?」
24孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/03 03:20 ID:XKC6GbM/
「それはないよ〜
 この子のお兄さん、妹思いで有名だもん。」
「だから、逆にさ……」

「そうかな〜
 そういう風には見えないけど…」
「だから、ホントになんにも無いって…」

「ホントにホントに?」
「何か困ったことあったら相談してよね!」
25PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/03 03:21 ID:2srepgi4
 
26孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/03 03:22 ID:XKC6GbM/
あの子たちにはわからない。
私に困ったことなど何もない。
兄との関係は、私が望んだこと。 兄も、望んだことなんだけど。

「もっと、付けてよ。

 印を。

 噛み痕でも、キスマークでも。」

「お前も、もっとやってくれ。」
27孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/03 03:23 ID:XKC6GbM/
繋がりながら、お互いを傷つけるように印を付け合う。
首筋にも、胸元にも、太股にも…

絡み合う。
体も心も溶けて無くなってしまうみたいに。

そして弾ける。
熱い固まりをお腹の中に受けて。
何も無くなるまで、高く登り詰めたい…
28孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/03 03:24 ID:XKC6GbM/
「大好き… 愛してる…」
「俺もだ… 愛してる…」

お互いの体中に付いている、愛し合った痕。
それは、これからも増えていく。
消えてもまた付ける。

そうして今日が過ぎる。
明日が、始まる。
家に帰るまでの、長い時間が…

終わり
29孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/03 03:25 ID:XKC6GbM/
以上。

感想、希望、リク、批判、受け付けます。
30PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/03 03:31 ID:2srepgi4
 でわ批判を














 俺の睡眠時間を減らさないで下さい。
31名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/03 03:34 ID:zjYr5+hd
キスマークはいいよねぇ…
愛し合うもの同士が互いの「何か」を喰らい血肉にした証…うふうふうふ。
32三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 22:47 ID:vNtj68qb
(´д`)ノ 社会派ドラマ文士の三文です。 ウソツケ!(o ̄∇ ̄)=◯)))д`)・;' クフゥン…
>>1さんそれから即死回避の各々方、乙です。(´д`)つ甘・。 ビール差し入れです。ビールに見えないけどw
文士データですか。やぱしオイラも書かなきゃアカンのですかねあっはっは。

というわけでデータです。
名前:三文文土(さんもんふみど) このスレの一番ジジィな虹板文士です。
よく「三文文士」とか言われたり読み方を間違われたりしてます。別にいいですw
現スレの前身となった「何考え・・」の2スレ目の途中で突然発作的にSSをポストし始めました。
オイラのせいで某スレ(現在死亡)と分かれたと勘違いしてる人がいるようですけど、
分かれてからポスト始めたのでそれは間違いです。濡れ衣です。
33三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 22:54 ID:vNtj68qb
あーあまた本文長杉と言われてしまいましたのでウザい2レスです。ごめんこ。

これまでの完結作品:「電波兄妹物語@覚醒編」「看病してね、お兄ちゃん」「流石兄妹SS」「流石兄妹_一人ヨガーリ編」
「な…おまえ女の子だったのかSS」(他スレで発表)
これまでの未完結作品:「電波兄妹物語A兆階編」「文士サンと妹タン」「いもうと遙か」「処刑痰SS」(他スレ別名義で発表w)
今現在抱えている未発表書きかけ作品:(ネタばらしw)「姉萌え散文(仮題)」「な…おまえ女の子だったのかnext中学三年編」
「Lone Twice」「電波物語B−終章 丘の上の我が家」「月と陽とこの世界がある限り」(「上弦と〜」の続編)
現在「上弦と下弦の欠けた月」を継続中。
あと形になってないものはホント、有象無象にありますね。まったく個人的にこのスレ用でなく書いてるのもありますし。

こんなとこですか。しかしよくこんなにヴァカなSSをこれほど書いてきたもんです我ながらw
では、続きと参りましょう。前スレ957からですね。
34三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 22:59 ID:vNtj68qb

彼らの家は、郊外の住宅地にあった。
国道沿いに歩を進め、その通りに入って行く。
途中で道は二股に分かれる。
一方は、大きく迂回する、いつもの通学路へと。
もう一方は、この地区には場違いとしか思えない…ホテル街へと。
細くて暗い、静かな通り。
なぜ、新興住宅地にほど近いところに、そんな通りがあるのかといえば、
戦前にはこの町が、"連れ込み宿街"として、そこそこの繁栄を辿ってきた、街全体の歴史があったからだった。
35三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 23:03 ID:vNtj68qb
"いかがわしい通り"
住宅街に住む学生たちが家に帰るには、その通りを抜けてゆくか、もしくは大きく迂回する形の、
指定の通学路を通るしかなかった。
子を持つ親たちは、子らがその怪しい町並みの中を通らぬように、決まって厳しく教育するのが、
その町に住む住民たちの習わしでもあった。
和月と未月も、この町に引っ越してきてすぐにそう教わっていた。
和月が今日、家路を辿ろうとしていた時にも、自然と足はいつもの通学路に向かっていた。
そのことに変化を与えたのは、未月のほうだった。
「…」
その分かれ道に来ると、妹は無言で、兄の腕を引っ張った。
36三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 23:06 ID:vNtj68qb
「な、なんだよ」
「こっち…」
妹は兄を見ずに、ただ兄の腕に自分のそれを絡めて、促した。
「…こっちって?」
「こっちの道…通って帰ろう」
「え、だって…こっちは通るなって…言われてるし」
「…通りたいの」
そのまま引きずられるように、兄の足もそちらに向く。
「まあ…いいけど」
怪訝そうな表情で、兄は妹に従った。
たしかに近道ではあった。
37三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 23:13 ID:vNtj68qb
番組の途中ですがw

今晩のポストは長くなりそうです。
もしリアルで読まれてる方おりましたら、支援大歓迎ですので。m( _ _ )m

では引き続き。
38名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/03 23:13 ID:b34LGCA3

39三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 23:18 ID:vNtj68qb

決して下品ではない、むしろ上品な感のある建物が軒を連ねていた。
長く続く赤煉瓦の塀、タイル地の壁の、高級そうな入り口。
彼らの住む町より、かえって変に住宅街らしく目に映る。
けれどそれらの玄関先には決まって、そこが子供たちには縁のあるはずもない、
大人達だけが入ることを許される異世界であることを、確実に誇示しているものがあった。
「XXホテル」
「XXイン」
控えめのネオン管が、それらの看板をデコレートしていた。
40三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 23:22 ID:vNtj68qb
未月はただ兄の腕に自分を絡めたまま、慌てることなく、
けれどどことなく緊張した面持ちで、通りを闊歩し続けた。
兄はといえば、妹に引かれる姿になりながら、
ほとんど初めて見る周りの異景に、半ば心を奪われかけていた。
ここはオトナの国なんだよ…。
オマエたちは何しに来たんだい…。
ファンタジックな色とりどりの蛍光色が、口々にそう囁きかけていた。
41名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/03 23:22 ID:b34LGCA3

42三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 23:25 ID:vNtj68qb

まだ薄闇の時間帯のせいか、あたりに人通りは少なかった。けれど皆無でも無かった。
一組のカップルが彼らの横を通り過ぎるあと、驚いた表情で後ろを振り返った。
まだ幼い、あまりにも場違いな制服姿の彼らを見て。
まさか兄妹とは、思いもつかないだろう。

通りは、思いのほか長かった。
歩を進めるごとに、夜の濃さが増してゆくようでもあった。
43三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 23:30 ID:vNtj68qb

妹の足が、つ、と止まった。
「ん、ん?」
突然に腕を強く引かれるような形になって、和月は妹を見やった。
「ど、どうしたんだよ?」
「…」
兄の問いかけに答えず、未月はただ俯いたままでいた。
「未月、ど、どうしたんだって。いきなり立ち止まって…」
まるで足に根が生えたかのように、妹はその場所を動かなかった。
「ねえ、未月…」
兄が再び名を呼びかけたその時、重たそうに口を開いた。
「ここ…入る」
44名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/03 23:34 ID:b34LGCA3

45三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 23:34 ID:vNtj68qb
「えっ?」
自分の耳を疑う。
「な…何言ってんだ?」
聞き直す。
「ここに…入るって言ったの…」
その方角を見ないままで、妹はゆっくりと手を上げて…指を差した。
その先には…一軒のラブホテル。
小作りで目立たない感じの、その入り口。
"休憩−2時間3000円から"
"お泊まり−5500円から"
料金表を飾るネオンも無く、他の建物より、地味な感じがした。
本当に…そのまますうっと、自分たちでも入れてしまいそうな、雰囲気の。
46三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 23:40 ID:vNtj68qb
「…冗談、言うなよ」
顔を少しだけ引きつらせて、兄が言った。
妹は兄のその言葉を聞くなり、兄のだらりと下げた腕に、さらにぎゅっとしがみついてきた。
「お、おい…未月」
「…」
今度は何も言わない。答えない。
制服の下の、薄い乳房までもが、ぎゅっと押し当てられる。
兄はその温もりを感じ取りつつも、変わらない態度に努めようとしていた。
「バ、バカなこと…言わないでさ、もう帰ろうよ。暗くなり始めてるし…」
「…」
「なあ…未月ったら」
47三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 23:46 ID:vNtj68qb
その二人の脇を、また一組のカップルが通り過ぎていった。
顔を寄せ合いながらひそひそと笑い、ちょっとだけ怪訝そうに、兄妹を見た。
"なあに?あれ…"
"さあ…子供だよなアレ。まだ中学生じゃないか?"
"入るつもりかしらね"
"さあ…まさか"
そう呟きながら、一軒先のホテルの入り口へと、吸い込まれていった。
兄は、途端に激しい羞恥心を感じ始めていた。
「未月、未月ったら…。ほら、人目もあるんだし、もう帰…」
48孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/03 23:49 ID:0jy6SBcs
|∀゚)
49三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 23:52 ID:vNtj68qb
「入る…んだから!」
妹が強く言った。そして、ぐい、と兄の腕を引いた。
引いたと言うよりも、身体で示したといった様子だった。
「や、やめろってば!」
兄はその力に抗った。
あまり体重のない妹の身体は、それだけで木の葉のように揺れる。
「…」
そしてまた黙り込む。
50三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/03 23:59 ID:vNtj68qb
「へ、変だよ未月!こんなとこ入りたいなんて…どうかしてる」
「…帰りたくない」
ぼそりと言う。
「え?」
「…帰りたくないの。あの家に」
はっきりとした口調で、そう言った。
「…」
今度は兄が黙る番だった。
…妹の気持ちがよく解った。けれど。
「…ダメだよ、未月」
そう言い放つ。
51三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/04 00:01 ID:wxc69f8j
「僕だって…本当はあんな家に帰りたくないけどさ…」
自分の腕にしがみついている妹の髪に、自分の顔を寄せる。
妹の、どこか甘い香りが鼻をくすぐる。
「…でも、こんなとこ入っちゃいけない。いけないんだ…」
諭すように、妹にそう言った。
「…お金だったら、わたしが持ってるから…」
遠い世界から聞こえてくるような、か細い声だった。
「…そういう問題じゃない」
「…」
妹はもう喋らなかった。
52名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/04 00:01 ID:epJfEXWG
(;´Д`)ドキドキ
53三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/04 00:05 ID:wxc69f8j

妹の変化に気付いたのは、彼女の身体の震えによってだった。
「…未月?」
カタカタと、小刻みに全身を震わしていた。
息も荒そうに見えた。
「未月…」
もう一度、名前を呼んでみる。
「…」
妹は兄の腕にしがみついたまま、ただ足元に視線を落としていた。
54三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/04 00:12 ID:wxc69f8j
「ど、どうした?…トイレか?」
妹は答えなかった。
「な、なんだ…トイレに行きたかったのか。そ、それならさっき公園でさあ…」
この場の重苦しい雰囲気から逃げたくて、そんなことを言ってみる。
けれど違っていた。
「未月…?」
その時突然、かくんと妹が膝を落とした。つられて兄の腕も、強く引かれた。
「お、おい!」
唐突に妹の全体重をかけられ、兄もバランスを失う。
それでも妹を支えてやろうと、兄はもう片方の腕も、咄嗟に差し出した。
その両腕に、妹が掴まり直す。
55三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/04 00:19 ID:wxc69f8j
…トイレなんかじゃない。
兄は瞬間にそう悟った。
「…う」
妹が呻いた。兄はその顔を覗き込む。
真っ青だった。辺りが暗くなりかけているにもかかわらず、よく見てとれるほどの。
「…おい、未月!」
その時…。
妹の細く白い足に、血が一筋、つつう…と流れた。
それを目にして、兄は瞬時に理解した。

…生理だ。
56三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/04 00:24 ID:wxc69f8j

「い…痛い…」
呻き続ける妹。
「未月、未月ってば…」
兄の問いかけに応えるように、妹はその言葉を口にした。
「は…始まっちゃった…」
「…」
兄は口をだらしなく開けたまま、ただ呆然としていた。
こんなことに出くわした経験など無かったから。当たり前のことだ。
57三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/04 00:30 ID:wxc69f8j
「おなか…痛い…」
妹はさらにそう続けた。
すこぶる具合の悪そうな、妹の苦悶する姿。
兄は我に返った。
「お、おい…大丈夫か?ど、どうすれば…」
けれど兄は狼狽しきっていた。
「そ、そうだ、その…準備とか…持ってないのか?ナプ…ナプキンとか…」
口にするのをためらってしまう単語。男だけに、どうしようもなかった。
「今日…は、持ってきてない…の。
だって…わたし…もっと先のはず…だったから…」
身体の震えは、依然として止まる様子が無かった。
58孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/04 00:32 ID:3ax5z+Bg
| ;゚Д゚))))
59三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/04 00:35 ID:wxc69f8j
「わ、解ったから…もう喋るなよ。ぼ、僕が支えてあげるから…」
「…」
もう何も答えようとしない妹を、半ば強制的に立たせてやる。
血は何滴も滴っていて、白いソックスに浅黒い赤の染みを、ゆっくりと拡げ続けていた。
妹の両足を伝わる…赤い筋。
そこに目をやるたびに、兄の頭がずきずきと痛んだ。
未月が…ホテルになんか誘った理由。
兄はそれがやっと理解できた気がしていた。
…身体を休めたかったんだ。
それだけなんだ。

…はたしてそうだろうか。
60三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/04 00:45 ID:wxc69f8j

―――妹からホテルになんか誘われて…お前はほんのちょっとでも期待したんだろ?
また、心の深淵が問い始める。
…うるせえ。
―――ははは残念だったな。うまくいきゃあ…一発ヤれたのに!
…やかましい。
―――よりにもよってメンスとはなあ。…どうだ?妹が"オンナ"である証しを見ることができた気分は?
…もう黙れよ。頼むから…!
―――そうそう、お前は妹の「血」や「傷」や「痣」で興奮する…ヘンタイ野郎だったな。なら、これだけでも満足か?
自分自身が、嗤っている。

…黙れってんだッ!ちくしょうッ…!
61三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/04 00:48 ID:wxc69f8j

「うう…う…」
妹の絶えない呻き声で、兄は我に返った。
「ほ…ほら、大丈夫か?家まで…なんとか我慢して…」
…あの地獄の家まで。
よろよろと足元のおぼつかない妹を支え、兄は踏み出した。
泣き出したい気分だった。
心の底から。
62三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/04 01:01 ID:wxc69f8j
第七夜 糸冬 。
この物語はフィクションです。

「電波兄妹A」では妹ヒカルちゃんの下着シーンで「萌」を追求w しましたが、今作ではこんなシークエンスで追ってみました。
お楽しみ頂けましたでしょーか。てか血に弱い方ゴメンナサイ。
途中支援の>>ID:b34LGCA3さん、>>ID:epJfEXWGさん、孕嬰児殿、感謝です。またよろすくです。
血で興奮する文士がワタクシなのかもしれませんw

ではまたポストしに参ります。
しかし全然エチーでないのを書いててめっきり浮いた感じになっちゃってきておりますけど。
ホントにいいんでしょーかと自問自答を繰り返す深夜です。アウアウアー。  ヾ(´д`)
63名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/04 01:05 ID:ZoNBlM7M
:::::::;:;: -‐'''"´   ,イ / i.  ',  ト 、  ヾ'ー-(   お兄ちゃんはな、現象としての妹に萌えているだけで
'"´    /   ノ_土}ノヽ.  l  }=_ヽ、 ヽ.  〉  けっしてお前に対して邪念を抱いてるわけじゃないんだ
:.:.:.:.: i. l  .ハ{<__゚,,.ゝ .) ,' /'´.'__.ゝト、| rヽ  アニメにおける妹というのはだな、そのほら記号なんだよ
:.:.:.:.: ',: ', {  !l -‐''ノノ イ 'ー  !i |:.}/  〉   わかるだろ?記号
-‐z..__',.:.:.: :.`'=ァ{       __{    !_lノ , /   つまりだな、妹キャラというのはやさしいとか素直とか従順とかそういう妹的?
_____ ´'ー-z=ミヽ     ´_'′   '7‐'´ .ヘ.=-、_ そうそう妹的
  `ヽ'ー- 、 `ヽ.,_  ‐=ニ_ニ=‐  /‐'´ /.: f=、_ ` 妹じゃなくて妹的なものがお兄ちゃん好きなんだよ、わかるだろ?
-‐…┴ー-、`ヽ;.;.;く:.    -‐‐   .イ ,. イ彡;(

64名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/04 01:06 ID:epJfEXWG
乙ノシ
日付け変わるとIDも変わるんでつね。初めて知った。
しかし最初エチ展開期待していただけに(´・ω・`)
最近このスレエロ分少なすぎwまぁいいけど。
65孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/04 01:07 ID:3ax5z+Bg
妹とラブホキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!


どっかで見たシチュの希ガス…


お兄ちゃんは血を見て喜ぶド変態なんですね。(..)φ
66PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/04 01:42 ID:WF8mE0iD
 妹の生理キタァァァァァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ(  ゚)ァァ(  )ァァ(`  )アゥ(Д`)アゥ(;´Д`)アゥアゥアー


>>65
>ド変態
 このスレに入り浸りの我々もド変た… - .∵・(゚Д゚)   ーt( ̄♯) フッ

 あと改めて

>>20でうpした“おまけ”の感想 募集しています。
67三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/04 02:51 ID:wxc69f8j
|д`)ゞ コソーリ
風呂浴びて来てみたら…ううう今回は辛辣評価ばかしですね…。(ノд`)
やぱしこういう話は初めに書いたように、禿しく拒否反応なのかもしれません…。
キリの良いところで封印するか…(ノд`)

ところでピシドリンカ殿。
そのロダの場所が解りゃしません。アドを…。
68PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/04 03:02 ID:WF8mE0iD
>>67
 ttp://musu-waha.hp.infoseek.co.jp/
 ココの しおから → 新塩辛瓶1ml でドゾー

 ちなみにココはしっかりと“ろだ・ファイル直リン禁止”を明確化
しているのでこのような書き方にした事をご了承下さい。

>封印
 途中放棄は厳禁です。それに前後のシチュ(プロット?)があって
ナンボですよ。
69名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/04 14:39 ID:xgnEmSE7
>>68
先生、(σ´∀`)σゲッツ!! しましたぜ

甘々ラヴラヴ・・・
「お兄ちゃんはレベルが上がった!『誘う踊り』を覚えた!」
なんつってなw

>>11
あら?そうだったんですか。今見てきたら流れてましたねぇ・・
どこにうpればいいでしょ?導いてくださいw
・・・っていうか、読みたい方がいれば、の話なんですよね(´・ω・`)
70六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/04 14:47 ID:xgnEmSE7
↑はわたくしです・・・グハァ( ゚д゚)・∴
バカでごめんw
71三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/04 14:58 ID:wxc69f8j
|д`)ゞ 昼間っからコソーリ三文です。
ピシドリンカ殿、頂きました。ヘッヘッヘまったくエロくてエロくていいですねゲフフ。
しかし蓮といい何故そう病原体というか菌ウイルス関係にこだわるのでしょーか。
( ゚Д゚)ハッ! まさかピシドリンカ殿の職業が…そのような関係だとか…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

>>封印の件
うーん何と言いますかですね、まあ今作のお兄ちゃんよろしく、こういう発言はつまるところ己の本音なんですね…。
明らかにスレ趣旨に反している、という気がしながら書いてるのが現実でして。
大体いつもそうなんですけどねw
前に エロ少ネェ!щ(´д`)と自分自身ほざいてた経緯もありますしw (まあエロい描写は今から2,3回入る予定なんですけれども)
封印、というかそのうちどっかで機会があればそこで発表するか…とぐらいに考えてました。
しばらく休んでよっく考えてみます。
72FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/04 20:17 ID:2S8QOm7E
>>71 三文文土さま
う〜ん、難しいとこですねぇ‥‥厳しい言い方になっちゃいますが、
ストーリーに重きを置き過ぎて、ちょっとスレの趣旨からズレが生じてきているかもしれませんね。

前にもカキコしたと思いますが、私個人的にはこういったシチュは苦手だけど、ストーリーがどう転がっていくのかは
非常に興味ありますんで、ここでもうちょっと続けてもらいたいとは思ってるんですけどね。
むぅ。む〜うううう。むぬぬぬ(♯゚д゚)プチ ←血管切れ。

ん〜。いやぁ三文dは俺ぁ初期、それも最初期から見守ってきてるんだけどね。
最初のころはスレで一番エロい文士、いやフミドで通ってたんスよねぇ。
三文dも最近は精神上の妹を書きたくなってきたんでしょ。ストレートな妹じゃなく。

んだから皆、エロくなくても・・・叩かないでやって下さいw(;´Д`)
孕ませるのもダメね。
74名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/05 00:22 ID:ps4C4Ifl
まあここはエロパロじゃないし
75向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/06/05 09:30 ID:KEmIgx98
ぽんこつ娘さんを騙し騙し使ってたら、全然SSが進まなくてショックです(´・ω・`)


>>62
途中放棄は厳禁って言ってるんだから、何がなんでも完結させるべきだと思いますよー。
惨い作品への評価は人それぞれなんで、気にせず押し切るのが良いかと。

ちなみに私は肯定派。こういう作品は結構好きですよ。ただ、ちょっと萌えが足りn(ry

>>63
お茶吹きましたw


はい、今からポンコツさんを駆使してSS書こうと思います(苦笑
とりあえず、FXD氏の書いた>>15から繋いでいこうかと。投下は今日中に行う予定でございます。
76六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/05 14:16 ID:DlPXWwHY
>>15の、FXD先生の書いたのを読んで、ちょっと書いてみました。
77六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/05 14:17 ID:DlPXWwHY
俺は、あいつにとって、誰よりも強い存在であろうとした。

強くありたい。いや、強くならなければいけない。守るべきもののために。
打たれ弱く、小さなことを気にしすぎ・・・我ながらなんとも情けない兄だった。
けど。壊れそうなほど傷ついていた妹を、アキの心を、全てを守るために・・・

あんな悲しそうなアキの顔は、もう二度と見たくない。
あいつが、輝く未来を、温かな幸せをつかむまで。


アキ。俺は強くなったよ。お前を守るために。

けれども・・・・・
あいつは気づいていた。
俺の心も、アキと同じように、傷つき、泣いていたことを・・・・・
78六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/05 14:32 ID:DlPXWwHY
お粗末さまでした。
で。
今まで書いたSS、「苺は甘い?1」にもう一度うpしました。
up6236.zip パスはメール欄参照。

今度はうまくいきますように・・・
79FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/06 00:33 ID:UhmrTfV5
>>68
亀レスですが、頂きました。『Q熱』の妖しい雰囲気や『漢江』の甘々な感じといい、色々なパターンで
楽しめる連作でいいです。作風がワンパターンな私も見習いたい‥‥
>>78
わざわざサンクスです。個人的には『大作戦』がツボです。あーいうお茶目な感じ、好きなんですよ。

ところで230さま、三国さま。>>15のアレ、何でコラボ連作になっちゃったんだか‥‥w
アレは230さまの投下を邪魔したお詫びで書いたつもりだったんですけど、もうちょっとエロ分増量した方が
良かったですかね? >>64氏が『エロ分少なすぎ』って言ったのは多分、私の事なんでしょうね。ゴメンナサイ…
80PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/06 01:17 ID:acx+XXFP
>>79
 レス サンクスです。

 書き忘れてたのですが漢江(ハンタ)ウィルスの方は多分誰も気付いて
いないでしょうが前スレで出ていた“抱き枕”のキーワードも意図的に
使用しています。

 コレじゃ駄目ですかそうですか…(´・ω・`)
81名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/06 06:59 ID:TjkPMtno
82六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/06 22:37 ID:KXEdC4GA
>>81
ええ話や・・・・・ 。・゚・(ノД`)・゚・。
83六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/06 22:44 ID:KXEdC4GA
お兄ちゃん、よかったね・・・。・゚・(ノД`)・゚・。

ttp://keiba.nifty.com/race/

84PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/07 02:24 ID:rPiPIhTb
>>80をチト修正

誤:>>79

正:>>69>>71>>79
85名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/07 20:56 ID:y+s7GUKe
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/anime/276/1086603526/
828 名前: 下戸 (Aeu./IOU) 投稿日: 2004/06/07(月) 20:53
(/)´λ 妹押し倒しました
86三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 21:46 ID:Feb+MYGv
(´д`)ノ 三文です。
>>六野三国殿、落とせません。なんでこんな重いロダに上げちゃうんですかと小一時間(ry

さて、オイラなりにいろいろ考えたのですが。今回のポストで最後ということにします。
全体の、そーですね1/3ぐらい書き上がっている感じでしょうか。今日の分で。
ちなみに本日分は、「萌えが少ない」という御意見を元に新たに書き加えた、もともと存在してなかったシークエンスです。
とはいっても、あまし萌えられないと思いますけども。スマンス。
後半部分は書き上がり次第、ファイル形式でどこぞのロダにアップして、それで終わりにするつもりです。

では>>61より。
87三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 21:49 ID:Feb+MYGv

…生理が迫っていたから、未月は不安定だったんだ。
半ば無理矢理に、自分をそう納得させる。
トイレから、ジャーと水を流す音が聞こえてきた。それからドアをゆっくりと開ける音。
兄はソファーに腰掛けて、妹が戻ってくるのを待っていた。
廊下を力無く歩く音。
妹が姿を見せた。
よろよろと、兄の横に腰を下ろす。心持ち、遠めに。
下腹の辺りを両手で押さえ、ひどく辛そうな表情をしている。
顔色は、相変わらず真っ青だった。
88三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 21:56 ID:Feb+MYGv
「だ…いじょうぶ、か…?」
兄がしずしずと聞いた。
「うん…」
妹もしずしずと答える。
そのあとは沈黙だった。兄はこんなとき、何を言ったらいいのか解らなかったし、
妹にも、話をするほどの余裕が無かった。
意味無く点けてあるテレビの雑音だけが、リビングに響いていた。
「なんか…薬とか」
沈黙に絶えきれず、兄が切り出した。
89三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 22:01 ID:Feb+MYGv
「…ううん、いらない」
妹が力無く、かぶりを振る。そして言葉を続けた。
「わたし…とっても重いほうで…それに…痛み止めとか飲むと…
その…おりものとか…多くなっちゃうから…」
…おりもの?
なんだそれ…?
沸いた疑問を問うことは、兄には出来なかった。たぶん聞かない方が、正しい。
そんな風に考えた。
90三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 22:08 ID:Feb+MYGv
「そ、そうか。…じゃあ、僕に何か…できることとか、無いかな…」
「…」
「ひ、冷やしたりとか…あっためたりとか…どうなんだろ」
「うん…」
目の端を歪めながら、妹が言った。
男には決して解らない、痛みなのだろう。
「別に…病気とかじゃないから…」
「そ、そうか…」
また会話は途切れた。
兄は確実に無力だった。今ばかりは。
91三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 22:11 ID:Feb+MYGv

「で、でもさ…」
「…うん」
「せ、生理ってことはさ、ちょ、ちょっと良かったのかも…ね」
「…え?」
妹の表情が曇る。
「その…だって…」
兄はもごもごと続けた。
「せ…生理の時って、その…なんだ、
エ、エッチなことは…できないんだろ?」
言っていいのか解らないことを、兄が口にする。
92名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/07 22:15 ID:Kj6Vbalz
|д`)
93三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 22:16 ID:Feb+MYGv
「…」
妹は黙って聞いていた。嫌な表情にも、なりかけていたかもしれない。
「だ、だから…さすがにアイツも…今日だけは…」
「…」
「その…未月に…なんにもしないんじゃないかなって…思って」
兄が何を言いたいのか。妹にはよく理解できた。
お兄ちゃんなりに…慰めてくれてるんだ。
「うん…」
素直な表情にまた戻って、妹が相づちを打った。
「…もしアイツが…またいつもみたいに…未月になんかしようとしたら…
きょ、今日は僕が止めてやるから…」
「…うん。ありがとうお兄ちゃん…」
妹が安堵の息を吐く。
兄の言うとおりかもしれないと、妹も思った。
94三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 22:22 ID:Feb+MYGv

「じゃあ、もう今日は休む…」
未月が言った。
「え?晩御飯は?今から作るけど…」
妹がゆっくりと立ち上がる。のろのろと。
「ううん、今日はいい。食欲とか無いし…」
「そうか…」
なんとなく気落ちして、伏せかけの兄の目が、妹のソックスに留まった。
裾に乾いた血のこびり付いた、白い靴下。
95三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 22:25 ID:Feb+MYGv
「靴下、脱いでけよ」
兄がそう言った。
「あ、うん…」
「制服も、ちゃんとハンガーに掛けてから寝るんだぞ。皺になるし。
あと、下着も…」
「…」
「…あとで、きちんと洗濯に出しとけよ。まとめて僕が洗うから…」
兄がてきぱきと言った。
96三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 22:28 ID:Feb+MYGv
「うん…」妹は素直に答えた。
そして屈み、自分の足に手をやる。
けれど靴下にかけた手が、そこで止まった。
「…」
何か考えてから、また上半身を起こす。
そしてこう言った。
「…お兄ちゃん、脱がせて」
97FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/07 22:30 ID:doRiQ6+z
(つД`)
98三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 22:37 ID:Feb+MYGv
「へ?」
きょとんと、驚いた表情を浮かべる。
「何言って…なんで僕が」
「脱がせて…」
ちょっと憮然としている兄の言葉を聞かずに、またソファーに腰を下ろす。
「じ、自分で…やれよ、そんなこと…」
「お願い…」
そして、兄の方に片足を向ける。ソファーの上に、足を投げ出す。
ある意味、失礼な態度。
けれど、"何か"を誘う姿でもあった。
み、未月…。
思わず兄は、妹の足に手を伸ばしていた。
99三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 22:45 ID:Feb+MYGv
二つ折りで厚めになった、ソックスの上の部分に指をかける。
それから、すすす、と下ろしてゆく。
「…」
妹はそんな兄の動作を、ぼんやりとした表情で見ていた。
潤った、とろんとした瞳。
兄はソックスを脱がす行為に気を取られ、その眼差しに気付きもしなかった。
そして妹の、白く細い足首が、姿を現した。
どき…どき…どき…。
兄の鼓動が途端に早くなる。
な…なんで僕はこんなに…どきどきしてんだよ。
いつもと同じようなことを…してあげてるだけだろ…。
100孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/07 22:49 ID:Kj6Vbalz
100
101三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 22:51 ID:Feb+MYGv
ずず、と音をさせ、妹が身体をずらした。
より身体をソファーに預ける態勢になり、半ば仰向けの姿に。
兄の手伝いをしているつもりなのだろうか。
兄に近寄り、脱がせてもらっているほうの足を、片膝立ちにする。
そのときちらっと、制服のスカートの奥にあるものを、兄の目が捉えた。
純白の、下着。
血で汚れてはいなかった。
たぶん、トイレでナプキンを付ける時に、履き替えたのだろう。
兄は目を逸らした。
さらに心臓が、早鐘を打つ。
…未月のショーツなんて、さんざん見慣れてるはずだろ…。
自分に言い聞かせる。
102三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 22:58 ID:Feb+MYGv
最後にするっと音がして、ソックスが完全に脱げた。
兄は丸まったそれを、傍らに置く。
すると妹は、
「こっちも…」
そう言い、もう片足も…ソファーに載せた。
「…!」
完全に、妹の下着が露わになる格好に。
細い太腿に、白い布きれの頂。
「あ、ああ…」
兄はいたって何でもない風を装って、もう片方にも手をかけた。
する…する…する…。
こっちの方が、血の染みが大きかった。
103三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 23:01 ID:Feb+MYGv
それも完全に脱がし終えると、兄は言葉に詰まりながら言った。
「ぬ、脱げたよ…」
「…ありがとう」
妹はそう言ってからゆっくりと足を下ろし、立ち上がった。
まくれ上がったスカートを直し、一度だけ兄を見やった。
何かを問いかけたそうな、その瞳だった。
「じゃあ…おやすみなさい…」
どことなく名残惜しそうな風で、そう告げた。
104三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 23:06 ID:Feb+MYGv
「…」
兄は何も言えずにいた。
妹がリビングをあとにする。
とん…とん…とん。
足音が遠ざかってゆく。
キィ、…バタンと、彼女の部屋が閉ざされる。
「…」
手の中に置き去りにされた、丸まったソックスを、兄はただじっと見つめた。
妹の経血が、こびり付いたそれ。
未だ微かに妹の体温の残る、それ。
105三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 23:08 ID:Feb+MYGv

妹の白い足と、そこに筋を描く赤い血の光景が、
兄の頭の中で、現れては消え、消えてはまた現れ続けた。
また分身が、強張り始めていた。
106三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 23:11 ID:Feb+MYGv

夕食を、二人分。
妹が食べないと言ったから、自分と…アイツの二人分。
どうせアイツは食べないだろうけれど、帰宅して、自分の分がないと怒る。
激しく怒る。
酒の力に任せて。
兄は安易に、今夜ばかりは…妹には手を出さないと考えていた。
けれど、そうではなかった。
今晩もそうだった。
また同じ夜だった。
自分の甘さを呪うこととなる、これまで以上の、辛く悲しい夜だった。
107三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/07 23:39 ID:Feb+MYGv
最終夜 糸冬。
このあとはかなりエグくなってるので、ここまでにします。

>>73でリゼル殿が代弁してくれましたので、余計なことはもう書きませんが一つだけ。
私なりに考え続けてたことが一つありまして、それはこのスレが続いてゆくためには、
ただ「エロ」とか「萌」だけのSSよりも、それなりに物語性に重きを置いたほうが、面白いのではないかということでした。
今までも何度かそのことには触れてましたけど。ただやっぱり、ここは半角板なんですよね。
自分で書きたいものと、スレとしてキボンされているもののギャップに悩んでたという事実もあったわけです。
まあ自己中心的な悩みでしかないんですが。

というわけで、今回でオイラは去ります。これからはホムペかなんか開設するとかして、続けるように考えてます。
他の文士さんと知り合えたことは、スバラシク光栄でした。楽しかったです。
では、スレ永続を願いつつ。ヾ(´д`) m( _ _ )m
今作は書き上がったら間違いなく、ファイルアップしに来ますので。でもたぶんずっと後です。
108孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/07 23:53 ID:Kj6Vbalz
>>106
('A`)アウアウアー
>>107
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
三文サン逝っちゃうんですか〜!?(失礼
まあその辺は個人の自由ですけど……
>ギャップ
確かに妹モノで萌えれば何でもいいのか、ってーと違いますし…

ともかく続きは激しくきぼんですよ。

じゃあどうにかしないとな…ってなんか2つのスレの命運が俺にかかってる気がする…
考え過ぎかな'`,、('∀`) '`,、
109PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/08 00:31 ID:b/AJme98
ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━(  ゚)━(   )━(゚;  )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!

 ココを去るんですかぁ?さすがに我々が無理強いするワケにはいかない
とはいえ…せめて作品完結までは…(TДT)
110FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/08 00:33 ID:42Bup41+
三文分土さま、残念です‥‥もしや>>72での私の不用意な発言を気になされたのでしょうか‥‥
私もストーリーの展開に重きを置く事を心掛けていたつもりの人間でしたので、
あのカキコでは言葉足らずだったかも知れません。申し訳ありません‥‥

色々書きたい事もありますが、ちょっと混乱していてうまく言葉になりません‥‥
せめて『去る』とは言わずに、また気が向いたら戻って頂きたく思います。お願いします。
111FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/08 00:44 ID:42Bup41+
やばい‥‥本当に混乱してる‥‥三文文土さまの名前を変換間違えしてた‥‥
ここで書く事ではないですけど、プライベートでも少々、鬱になるような事ばかり続いたんで‥‥申し訳ありませんでした。
112名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/08 02:26 ID:THfZwjPX
エェ━━Σ(゚Д゚ (@ω@ (゚□゚ 川・∀・(`Д´ )━━ッ!!
本当に行ってしまうのですか?

ホームページ開設したらURL教えてください
あと、たまにはここにも顔を出してください・゚・(ノД`)・゚・
113六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/08 14:14 ID:mEMmutr2
>>三文先生
あなたが決められたことなら、私には止める権利はありません。
また戻ってきてくださいね、としか言えません。
ただ、一つだけ、いいですか?

SSうpするロダ、導いてくださいw指定されたとこにうpします。がんばりますw

あなたのSS、楽しかったです。また会う〜日まで〜♪
114前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/09 20:28 ID:34w2uw59
(;´Д`)ノ結局漏れのへッポコSS(?)は持ち越し・・・・・
ども。前々スレ>>519っす

>>三文殿
(;゚Д゚)イクナァ!イカナイデクレェェェェェェェェ!!!!!
>>FXD氏
FXD殿!貴殿が気にすることはないぞ!三文殿は己が文の鍛錬を積むために此処から去られるのだ。(←違

だが、漏れみたいなへッポコ文士から言わせてもらえれば
三文氏がぬけることはこのスレに大きなダメージがあると漏れは思う・・・・
漏れにとっては、メテオストライク的な大打撃な訳で・・・・・・・

と不安を孕みつつ・・・・・投下。

前スレ・・・・・>>(幾つだったっけ?)忘れちゃった・・・・'`,、('∀`) '`,、
115前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/09 20:29 ID:34w2uw59
下着を下ろし恐る恐る直に触ってみた。
(―――――――っっ!!!!!!)
電撃のような快楽が身体を走る。
手の動きは激しさを増していく、
もう、そろそろ絶頂も近い。
クチュ・・・・ク・・・・チュ
淫靡な音が秘所から漏れる。
「・・・・あ・・・・っあ・・・・・」
思わず声も漏れてくる。
と――――――――、
116前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/09 20:30 ID:34w2uw59
「修理・・・中・・・・ここだよな?」
―――――男の声。
(・・・・・・・誰!!??)
思わず、手の動きを止めてしまう。
「ああ。会議室前廊下のトイレだからな。」
「さっさと終わらせるか。」
「ああ、そうだな。」
ガチャガチャと金属音が聞こえる。
どうやら、水道工事の作業のようだ。
117前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/09 20:31 ID:34w2uw59
(――――――何でよりによってこんなときに水道工事がくるのぉ!?)
ピンチでパニックしている頭とは裏腹に、身体は火照り続けている。
(こんな時に見つかったら・・・・・・変態だと思われちゃうかも)
そんな思いが頭を駆け巡る。
だがこんな時に外に出れば、怪しまれるに決まっている・・・・・。
(このまま・・・やり過ごしたほうがいいかも・・・・)
そう思い広げっぱなしの本を拾い上げた。
本の中では、先程のやり取りを行う「兄妹」が描かれていた―――――
118前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/09 20:37 ID:34w2uw59
ピンチ!なトコで糸冬。
投下に間が・・・・・あきすぎだ・・・・・。

漏れのストーリー・・・・・忘れられたかなぁ・・・(泣

(;´Д`)
119PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/09 22:53 ID:gD3QSNFV
 ヒサシブリ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!

>忘れられ
 そんな事ありませんですぜ。それに…そう思うならコレから皆が
忘れられない激エロな…うわ離せ何を…
120FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/09 23:40 ID:khjabBlB
>>118
忘れてなんかいませんよ。それよりももっと続きを(w

それよりまた私事ですが、今、書いている『年上の妹』投下予定の書き上げた部分を間違って消してしまいました‥‥
最近、ホントに碌な事がない‥‥投下がまた遅れる‥‥このままじゃ私の方が忘れられそうです。  _| ̄|○
121名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/10 01:34 ID:sUQqCAU+
>>120
           ○ワスレナイカラゲンキダセ
       妹分ノ|)
  _| ̄|○    <し
122名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/10 03:13 ID:xKO4VITc
>>120
           ○
      ●ウンコノ|)
  _| ̄|○    <し
123名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/10 03:22 ID:pOlD54eR
それはやめれ
      Oノ
      ノ\_・'ヽO.←>>122
       └ _ノ ヽ
           〉
124名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/10 05:26 ID:wNn38xNX
文土さんいなくなってからスレに活気がなくなったような…
125向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/06/10 19:58 ID:iZot2mP+
PCの登録辞書機能がヌッ壊れたせいで、SSはおろかメッセも満足に出来てない状況です。こんばんわ。
今まで愛用してきた「キター」「ウマ-」「イイ!」「ターン」「シメジ!」とか使えないのは、この上なく不便に感じます。

さすがにスレを去ったりはしませんが、雲隠れ状態(ROM状態)になる可能性はあります。ごめんなさい OTL

>>107
いつの間にやら遠くへ行かれるようで…何と返事を返して良いものやら…。
とりあえず、また戻ってきてくれる日を待っています、という返事を送っておきます。ご達者で。

>>124
いつもなら私がSSを投下してるんですが、流石に今の状況では無理なので(ry
このポンコツ娘さんを誤魔化しつつ、SSが書けたら投下しにくると思いますw
126名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/10 20:18 ID:7RQ8Lr3h
なんかみんなトラブル続き。どうなってんだ?
127名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/12 00:28 ID:k2q8C04Y
今までは三文さんが血塊を張って守ってくれてたんだろう
128前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/12 19:40 ID:AtkfNSqy
ども、前々すれ>>519・・・・でっす。

>>119 >>120
そっすか、忘れられてないっすか!
じゃぁ、もっと間を空けても大丈b(ガッ

>>121
マリガトー!! (*゚∀゚)ノ妹分

>>122
さすがにそれは、チョット・・・・・・

とーかします。>>117より。
129前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/12 19:40 ID:AtkfNSqy
゛ズチュ・・・・・ズッチュ・・・・・"
いやらしい音と共に結合した部分が描写されている。
゛あっ・・・・・・あ・・・・・"
声を荒げる少女。
゛み・・・・・美沙・・・・お・・・俺もう・・・・"
兄は絶頂に達そうとしているようだ。
゛おにい・・・・ちゃぁ・・・・んっ・・・・・"
少女の方も、もう限界のようだ。
゛・・・!美沙っ!・・・・あっ!出るっっ・・・・!"
ドプッ!・・・・ビュクッ!ビュルッ!
兄のセリフと共に淫靡な効果音が描写される。
゛あぅぅぅッッ!おにいちゃぁぁあぁんっっ・・・・・!"
少女も絶頂に達したらしく絶叫を上げる――――――
130前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/12 19:42 ID:AtkfNSqy
(・・・・こ・・・こんなの・・・・変な人が描いた妄想よ・・・・・)
頭の中で否定しようとするが、身体がついて来なかった。
頭の中でこの物語の「兄」が自分の「兄」と重なる。
そんなことを想像するたびに、手が秘所へと向かう。
クチュ・・・・・・チュ・・・・
(こん・・・・なに、濡・・・・れてる・・・・)
「すぐそばに人がいる」という緊張感が更に拍車をかけた。
(お兄様の事・・・思いながら、こんな事してるなんて・・・私・・・・)
「・・・・・ぁ・・・っ・・・・」
と、思わず小さい声が出てしまった
と―――――――――――
131前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/12 19:43 ID:AtkfNSqy
――――――クチュ・・・・・グチュッ。
(――――――――あっぁぁっ!!!)
絶頂が近くなっている。それを自らも理解していた。
――――――――――――ビクッ!
(――――――っ!!!)
小刻みに絶頂の波が近づいて来る度身体が大きく反応してしまう。
(・・・・・もう・・・・いっちゃ・・・うっ!!!!!)
隣には作業員がいる。声を上げてはならなかった。
(真っ白になっちゃ・・・・ぅ・・・あっっ!!)
――――ビクンッ!!!ビク!ビクッ!!
(――――――――――!!!!!)
声を上げようとする自分を静止しながらも快楽に身悶え座り込んだ。
132前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/12 19:48 ID:AtkfNSqy
と、それと同時に、
―――――ガチャ。
「やっと終わったなぁ。」
「ああ、結構時間かかっちまったなぁ。」
「さっき・・・・・・何か聞こえなかったか?」
作業員のその言葉に頭は動揺したが、果てた身体は反応しなかった。
「ん?そーか??気のせいだろ?」ともう一人の作業員が返す。
2人の作業員が、会話しながらトイレを後にしていく声を
一人、絶頂の余韻に浸りながら聞いていた・・・・・・・・。
133前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/12 19:52 ID:AtkfNSqy
とここで、糸冬・・・・・

何だか、長くなりそうなので無理やりココを終わらせようとした感じがします・・・・

  _| ̄|○ ・・・・・スみません
134PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/12 22:18 ID:UnBJf05c
 続きが♡♥キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!! ♥♡

 って気付くの遅かった…

 しかし…今回は実にゑ呂ヰぜ…(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ//ア//ア
135孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/14 02:29 ID:ftRUtIOw
スンマセン…いまちょっとヘビーに凹んでるんで…
一応書いてるんですがまったく進まない上に全然エロくないし…
とりあえず保守
136&&&&&&:04/06/14 15:07 ID:hO8kpMBF
俺は待ってますよ。たぶんこのスレが好きだった住人もみんな待ってると思います。
他のSS職人さんや絵師さんの再降臨も。
ついでに言うと三文氏の再降臨も願ってると思う。だって自分で約束してるんだから必ず来てくれるはずでしょう?
心の底からここ落としたくないので保守します。同じ気持ちの人は毎日保守願います。
三文氏が作品書き上げて来てみたらここすでに無かったなんて悲しい事の無いように・・・。
137FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/15 01:06 ID:8Y3scXap
『年上の妹』前スレ874からの続き。久々に投下します。
忘れられてると思うので前スレのシーンのあらすじを‥‥

姉の部屋にコンドームを探しに来た二人。姉は四つん這いになって箪笥の引き出しに隠したコンドームを
出そうとするが、弟はつい後ろから愛撫を始め、姉は反応して声をあげてしまう‥‥そんなシーンからの続きです。
138FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/15 01:07 ID:8Y3scXap
「はぁ‥‥ん‥‥ここに‥‥んっ‥‥」
「‥‥ここに、何?」
本当は何を探してるのかわかっていても、あまりの可愛らしさにちょっと虐めたくなる。
「‥‥あんっ‥‥コンドーム‥‥あっ‥‥ナオ君、待っ‥‥てぇ‥‥」
悶えながらも、姉は箪笥に納められた色とりどりのパンツの中に隠されたコンドームの箱を取り出した。
それを見た俺は愛撫の手を止めて、箱を手に取る‥‥箱の封が切られたパッケージ。
いやがうえにも、姉が既に他の男に抱かれていた事実を思い知らされる。
「ちぃ、これ‥‥もう使ったんだ‥‥」
「‥‥うん‥‥一個だけ‥‥ごめんね‥‥」
四つんばいのまま箪笥の引き出しにもたれ掛かりながら、申し訳なさそうに答える。
「いいんだよ、もう済んだ事なんだから‥‥でも、もうこれからは‥‥誰にもちぃを触らせない‥‥」
「‥‥もう、ナオ君以外の人に触られたくない。ナオ君だけ‥‥」
139FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/15 01:10 ID:8Y3scXap
姉は小さく呟いて立ち上がり、俺にすがりつく。そんな姉の細い肩を抱き、髪を撫でて耳元に囁く。
「‥‥ちぃ、俺の部屋に戻ろう‥‥」
素直に頷く裸の姉はお姫さまだっこで抱きかかえられ、俺の胸の中で嬉しそうな、それでいて
恥ずかしそうな表情を浮かべている。その姿が何とも言えず可愛いらしい‥‥抱きしめる腕に力がこもる。
「お姫さまだっこ、嬉しいな‥‥ナオ君、大好き‥‥ずっと傍にいてね」
「うん、ずっと‥‥ちぃの傍にいるよ」
その言葉に嘘偽りはない。だけど、俺たちは実の兄妹‥‥どうしたらずっと一緒にいられるんだろう‥‥
これから先の不安を思いながら、俺は姉と共に部屋に戻った。心も、体もお互いのものとなるために。

ベッドにそっと姉を寝かせ、俺はその上に覆いかぶさるように姉に抱きつく。
そして何度目かわからないキス。お互いの唇と肌が密着して、いつまでも離れようとしない。
聞こえるのはシーツの衣擦れの音と、姉のくぐもった甘い喘ぎ声だけ‥‥
「ん‥‥んふ‥‥んっ‥‥」
どんな言葉より俺を興奮させる可愛い喘ぎ声。これだけで、俺の頭は何も考えられずに真っ白になっていく。
140FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/15 01:13 ID:8Y3scXap

‥‥どの位の間キスを続けていたんだろう。息が続かなくなった姉から唇を離してきた。
「キスだけでも‥‥気持ちいい‥‥私‥‥もっと、ナオ君が欲しい‥‥」
「俺も‥‥もっとちぃが欲しい。気持ち良くしてあげたい、だから‥‥触ってもいい?」
遠回しの愛撫の誘い。その意味に気付き、頬を染めた姉は恥ずかしそうに俺から目を逸らして囁く。

「‥‥触ってもいいよ‥‥私はナオ君のものだから‥‥恥ずかしくてもガマンするから‥‥」
そう言って瞳を閉じる姉。その可愛い顔を見つめていると、微かに睫毛が震えているのに気付いた。
果たしてそれは、これからされる事への期待なのか、それとも一線を超えようとする恐れからなんだろうか‥‥
でも今の俺にはそんな事はどうでもいい。俺はひたすらに姉が欲しい。俺をもっと求めて欲しい。
それだけを思い俺は姉の顔のそこかしこにキスをしまくる。額から瞼、耳から頬。頬から唇へと‥‥
141FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/15 01:17 ID:8Y3scXap
そしてまた唇が重なり合う。フワフワした唇や、温かく蠢く舌の感触は何度味わっても飽きることはない。
寧ろもっと欲しくなる。姉の体も、心も‥‥姉の全てを俺のものにしたいって‥‥

‥‥俺の唇は姉のそれを離れ、喉元に吸い付く。何となく関係ない事が頭に浮かぶ。
(何でドラキュラが、女の首から血を吸いたがるのか判る気がする‥‥)
そう思わせるたおやかな細い首。血を吸う代わりに、思いっきり柔らかな首筋を吸う。

「あっ‥‥ナオ君‥‥そんなに吸われると痕、ついちゃう‥‥」
「つけちゃったよ、もう‥‥俺の印、ちぃにつけておきたい」
「‥‥ヤダ‥‥明日、外に出られなくなっちゃう。ナオ君と‥‥デートしたいのに‥‥」
「出るのは明後日‥‥日曜にしよう‥‥明日はちぃと二人だけでいたい。誰にもちぃを見せたくない」
142FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/15 01:21 ID:8Y3scXap
俺は甘えるように姉の胸に顔を伏せる。姉は黙って俺の髪を優しく撫でてくれる。
「いいよ‥‥だったら、明日は家で‥‥二人っきりでいようね」
「‥‥ありがとう、ちぃ‥‥好きだよ」
そう言って姉の胸に頬擦りをしてみる。滑らかな肌触り、意外なボリュームと弾力にちょっと驚く。
暫くその柔らかさに甘え、目を開くとそこには細くて、小柄な姉からは想像もできない形のいい胸の膨らみ。
その先端で色づく淡い色の乳首を口に含み、ひたすら吸ってみる。
まだ姉の胸から母乳が出るわけじゃないけど、何だか懐かしい感じが口の中に広がってくるのと同時に、
唇に咥えた乳首がみるみる固くなるのがはっきりとわかった。姉から甘いため息が漏れる。

「ナオ君、赤ちゃんみたいでカワイイ‥‥私のおっぱい、たくさん吸っていいからね‥‥」
まるで俺をあやすように頭を、背中を小さな手が撫でてくれる。
‥‥心が安らぐ‥‥このまま姉の胸に抱かれて眠ってもいいかな‥‥しなくてもいいかな‥‥
143FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/15 01:25 ID:8Y3scXap
そんな事を思いながら乳首から唇を離し、姉の細い体を抱きすくめる。
姉の肌から立ち昇る、女の子独特の甘い匂いが鼻をくすぐる。ホントにいい匂いだ‥‥だけど‥‥
だけど、その匂いが『男』の本能を再び呼び戻し、落ち着いていた俺の分身に力を漲らせる。
そういえば俺、さっきから姉の上に思いっきり覆いかぶさっていたよ‥‥慌てて体を起こす。
「ちぃ、ごめん。重かったろ‥‥」
「ううん、大丈夫‥‥私、ナオ君に抱きつかれて嬉しかった‥‥」
恥ずかしそうに、健気に答える姉。なんて可愛いんだろう‥‥再度湧き上がる愛情と欲望。
もっと、いっぱい愛してあげたい。そしてまた、あの甘い喘ぎ声を聞きたい。
そうして俺は姉の顔を覗き込む。何かを待ち望むような熱を帯びた瞳が見つめている。
「ちぃ‥‥続き、するよ‥‥」
うわずった声でそう言って、もう一度姉に覆いかぶさり、今度は小粒な乳首をくすぐるように舌を這わす。
空いている胸はいたわるように、左手でそっと膨らみをさする。
144FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/15 01:28 ID:8Y3scXap
本日は以上です。
‥‥人が少なくなりましたね‥‥なんか寂しいですよ。
また前スレみたいに賑わう事を願ってます。それではおやすみなさい‥‥
145PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/15 01:55 ID:drpmUiPZ
 書いてる間に…キテタ━━━━━━ヽ(≧∇≦)ノ━━━━━━!!!!!

 ラブラブで萌え萌えでエロエロで…ってスマん!チト興奮気味…。


 う〜ん、アッチはエラい事になっているわコッチは某文土引退表明っぽい
(信じてないのであえて曖昧にこう書く事にする)書き込みで殺伐としているわ
大変ですがお互いがんがりましょう!
146六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/15 14:33 ID:dyRFWpW7
FXD先生、乙でござる。
>>141
ヴァンパイアー!!
ゴメン、某テレ東系ドラマにはまってたりw

もうね、忙しいわネタ浮かばないわアッチもコッチもえらいことになってるわで
SS一文字も書けませんわ・・・_| ̄|○

菜種油を絞るがごとく、チョイト一つ・・・
147名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/15 14:49 ID:saySHOX8
FXD氏キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
やっぱりSSが投下されると気持ちいいですね。これからもがんばってください。応援してます。
148六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/15 14:55 ID:dyRFWpW7
あの頃のアタシは、不安で、寂しくて。

誰かに頼りたかったその時に頭に浮かんだのは、父でもなく、母でもなく。
親友達でも、先生たちでもなく、優しくて暖かいお兄ちゃんの笑顔だった。

心の奥にしまいこんでいた辛いことや悲しいことを、全部お兄ちゃんにぶつけた。
お兄ちゃんだって、誰かにぶつけてしまいたい物があったに違いないのに。
それでも、泣きじゃくるアタシを、ギュッと抱きしめて、言ってくれた。
「俺がお前を守ってやるから」

コナゴナになってしまいそうだった私は、その言葉に甘え、頼り、すがっていた。
149六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/15 14:56 ID:dyRFWpW7
でも・・・
甘えることは楽だけど、それだけじゃアタシは成長しない。

離れ離れになったあの日。
泣いて、泣いて、このまま消えてしまうんじゃないかと思えるくらい涙を流して。
そうしたら、何だかいろんな物まで流れ落ちてしまったみたいで。
気が付けば、自分でもびっくりするくらい冷静な、もう一人の『矢野アキ』がいた。

そして、アタシは思った。
『アタシが お兄ちゃんを 助けてあげるんだ・・・』
150六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/15 14:59 ID:dyRFWpW7
お粗末さまでした

てなわけで(どういう訳かは不明)
しばらくは見るだけの人になります。

今スレ中にド短編一つ二つ書ければ万々歳、程度でしょうね。

んでは〜。
151六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/15 15:02 ID:dyRFWpW7
あ、↑のは>>77のアナザーストーリーってことでひとつ
ステ―――エエエ――イ・・・・なにーを犠牲にしてもー・・・・・
守るべきもーのがー・・・・あーるーとして―――・・・・・

ども。久しぶりです。僕ですよ、マジで死とか生とかについて考えてるりぜるですよ(暗
三文dがね・・・・うん、判ってますよそれくらい。始まりがあれば終わりもあるんですよ。

ただまあ、三文dっていう人間は俺がSSを書き始めた理由そのものだったわけで・・・・
ちょいと重かったです。でもこのスレが嫌いになったからじゃないからね、いいと思います。

というわけで俺らが彼が帰ってくるまでこのスレを支えていくつもりで投下しませう。
153前スレのあらすじ。:04/06/16 16:45 ID:D9Ev4Xi1
『Breaking The Habit』登場人物等。

秀明―――本編主人公。早紀と交際する傍ら、妹である明里と関係を・・・・
明里―――秀明の妹であるが、兄にコンプレックスを持つあまり不安定な行動を起こす。
早紀―――秀明の交際相手。無意識に秀明と明里の関係に亀裂を生じさせてしまう。

 秀明と毎晩のように交わる明里。が、彼らは兄弟であるという事実を認めているがゆえに
激しい自己嫌悪に陥ってしまう。そしてその傷は、兄との行為でしか癒せないという
矛盾も抱えていた―――
「今日も・・・する、のか?」

突然の闖入者にそう問う秀明にも応じず、明里はずいと距離を詰める。

もはや2人にとって異常ではなくなった行為。
異常であるからこそ燃え上がる欲望――――

「お兄ちゃん、見て・・・・・」
そう言って明里は両手を自らの胸に押し当てた。
薄いブラウスの生地が、明里のきめ細やかな肌にぴったりと張り付く。
その向こうから、淡い桃色の乳首が克明に観察できた。

そうして見る妹の裸体は普段のそれよりも艶かしく見える。
そう、たとえば宗教画の天女のような・・・・。

びくん。
秀明の下半身が打ち震える。
と、突然に唇を奪われる。
大人のキスなどという洒落た物ではない―――それは獣のキスだった。
2人の唾液が交じり合って、舌や歯の裏に塗りたくられた。
明里の舌が意志を持ったようにぬるぬると口内を攻めたてる。

「――――ぷはっ」

やっと唇が離れたころには、いつのまにか明里は下着を脱いでいた。
「上も脱がせてよ、お兄ちゃん・・・」

「・・・・・いや、いい」

「い、いいって!?」

秀明の手が、スカートの中に忍び込んでいく。

「このままで・・・・・しよう」

「んッ・・・・・!!」

指先に水分を感じた。
べたべたと襞に絡みついたその液体が、明里の欲情を物語っていた。
それと判っていながら秀明は、性器の周りだけを指でなぞる。

「やめ、・・・・・焦らさ・・・・!!」

明里の懇願を聞き終わる前に、中指の腹でクリトリスを押し潰した。

「――――ッ!!あはぁっ・・・・・」

じたばたともがいて、秀明の手を振り切る。
そしてころりとベッドの上に仰向けになると――――

自ら脚を開いて、受け入れる態勢になった。

「早く・・・・ほら、ココっ」

そう言って明里が挑発するように、指で大陰唇を広げた。

ぱっくりと開いたそこは柔らかな唇と同じ桃色に染まっていた。
明里が女という生物であることを主張するかのように。

そう、明里も早紀も、同じ女という生物――――
違うことといったら・・・・・
早紀と自分は、兄妹ということだけ。
兄妹という――――

今は忘れたかった。

穿いていたジャージを下着ごと脱ぎさると、秀明は滾った自分のモノを
明里の媚肉に押し付けた。

「「うぁ・・・・・・・」」

お互いの敏感な部分が擦れあって、2人は同じタイミングで声を上げた。

「は、早くって・・・・言ってるでしょっ」

少し怒ったように言う明里が可愛くて、秀明はなおもぐりぐりとクレバスを擦る。
ああ・・・・また犯ってしまった。タイトル付け忘れ_| ̄|○

現実逃避のためPS2で怒首領蜂やりすぎて手が痛いでふ。
あとネトゲやる時間が長くなるのに伴いSS書く時間もイラスト描く時間も減ってます。
助けて(;´Д`)
163名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/16 21:45 ID:Z6kIrQd6
Breaking The Habit続きキタ ━━━━━━(*´∀`)━━━━━━ !!!
GJ!!(;´Д`)ハァハァ

ところで
>>156
やっと唇が離れたころには、いつのまにか明里は下着を脱いでいた。
ですが

既に脱いでたんじゃなかっ…ゲフンゲフン
いやいいんですけどねw
164FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/17 00:51 ID:XjnX4mDf
>>146
三国さんも『えらいこと』になってますか。くれぐれもご無理をなさらぬように‥‥

>>152
リゼルさんもお久しぶりです。ここのところ、誰も来なかったんで寂しかったですよ、ホント‥‥
それにしても今回は>>159のシーンにやたらと萌えました。
>>163
(;´Д`)・・・・・・・・・・。



(((((((;゚Д゚)))))))・・・・・・・・・!!!!!!!!!

166前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/17 17:33 ID:Yj8B8h++
ドモ、前々スレ519っす。

>>153
うわぁ・・・・ヤッヴェェ。
漏れのSSなどかっ飛ばしそうな・・・・エロさが満ち溢れていますよ・・・・・
漏れもそろそろエロ書かねば・・・・・・

>>163 >>165
いや、漏れもね、正直気付い・・・・ゲフンゲフン
何でもないですw

投下!>>132より。↓
167前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/17 17:33 ID:Yj8B8h++
――――――キーン、コーン、カーン、コーン・・・・。
その音に思い当たって身体を起こす。
(チャイムの・・・・音・・・・・?)
耳でその音をしっかりキャッチしていた。
どうやら長い間、放心状態に浸っていたようだ。
携帯を鞄から取り出し、時間を見る。
(―――――――!!!もう授業が始まっちゃう!!!)
慌てて「本」と携帯を鞄に押し込み、トイレから飛び出し、教室へと急いだ――――――
168前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/17 17:35 ID:Yj8B8h++
「――――――・・・しかし、真奈の奴、何やってたんだ・・・・・?」
相変わらず、首を捻りながら下校の道を帰る。
ずれそうになっている眼鏡を掛けなおす。と、――――――――
「――――――あ・・・・・真奈だ。」
あっちをキョロキョロしながら、大事そうに鞄を抱えて真奈が歩いていた。
「おーい、真奈ー。」声をかけながら、真奈に走り寄る。
真奈はビクッとしながら立ち止まりこっちを向いた。
「・・お・・・お兄様・・・・・。」
何故か急に顔を赤らめていた。
169前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/17 17:36 ID:Yj8B8h++
「何、やってんだ?」
「え!?な・・・・何って別に何も!!」
(何だか凄いそわそわしてるな・・・・・・)
俺は不審に思いながらも、真奈の顔を覗き込み聞いた。
「顔、赤いぞ?熱、あるんじゃないか?」
そう言いながら、額に手を当てた。
「―――――ひゃっ!」
真奈が小さく声を上げた。
「なんだよ、そんなにびっくりする事ないだろ?・・・・・熱は、無いな。」
「う・・・・うん・・・・」
相変わらずぎこちなさそうに真奈が頷く。
「さぁ、早く帰らないと宇宙人に誘拐されるぞ?」
真奈の背中をポンと押しながら言った。
170前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/17 17:39 ID:Yj8B8h++
ここで糸冬。

何故だ・・・・・・エロに持っていくことが出来ない!!!

_| ̄|○オレモ「イキオイ」ヲ、ウシナッテシマッタノカ・・・・・・・・?
171名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/18 08:50 ID:JfR+SFAX
>>170
個人的には
無理矢理エロに持って行く必要は無い。
多少長くても前置きが有った方が良い。
とか思いますた。
「勢い」は肝心な時の為に取って置きませうw
172六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/18 13:33 ID:qmKJ8RqR
>>170
溜めに溜めて最後の直線で

ドカーン!!

デュランダルのような追い込みを期待w
173名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/18 21:04 ID:s87nlzBV
デュ欄ダルとは何ぞや
174PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/19 02:50 ID:b3cr8Sto
 出遅れたので控えめに

 キタ━(゚∀゚)━!

>>150 >>162 >>170
 こうやって小刻みに読むと各者の持ち味が見やすくてイイかも…

 
 さて俺も続きを早く書かなくては…
175名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/19 11:05 ID:4RlGQ26B
>173
たぶん馬。
176六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/19 13:09 ID:VozNA3Om
>>173
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~rikiyan/keiba/nxtu/U_000364.html
>>175
おっしゃるとおり、馬です。

ミスターシービーなら分かりま・・・・・せんか、そうですか_| ̄|○ゴメンナサイ
177名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/20 00:43 ID:MyYKfAlF
>>176
さんく
競馬はわからん
178孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/20 03:56 ID:FP1LcdSO
……場繋ぎのためにzip投稿しにきますた。

中身は『お兄ちゃんは心配性』と短編が3本、
それと「このスレには切ないのが似合う」って意見があったので書いてみた実験作、『悲恋』です。(捻りのないタイトル('A`)

特に『悲恋』は書いてみたものの、萌えもエロも無いうえにワケがわからない感じで
とても直に投下できる代物ではない…ので
せっかくだから向こうの230氏に捧げちゃいます。受け取ってください。(失礼!
(設定資料もどき付き。読後にお読み下さい。)

ttp://maichy.s1.x-beat.com/up/data/oo3222.zip
パスは『生殺し妹文学館』
これでこのスレは3日は持つ!!……はず。

チビチビ新作書いてます。 でもストーリーに重きを置くとエロが遠のく……これもzip投稿になっちゃうのかしらん。('A`)
179孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/20 04:10 ID:FP1LcdSO
そういえば理奈タンにはこんな挿し絵を貰ったんだっけな…ありがたやありがたや
ageときます。
ttp://maichy.s1.x-beat.com/up/data/oo3225.gif
180名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/20 13:52 ID:kzUFWCoL
>>178
230氏ではないですが、頂きました。

練ればもっと面白くなりそうな予感
181FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/20 22:41 ID:vnnj55Mv
>>178
ありがたく頂きました。 >>180さんも書いてたけど『悲恋』は、萌えシーンと
ストーリーがうまくかみ合えば面白い長編ができそうな気がしました。
短編も個人的には『マーク』がお気に入り。
182三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/21 15:06 ID:MJPkpPRb
|д`)ゞ コソーリ エヘヘ…
お久しぶりですの三文です。アホ面下げて来てみましたw
オイラのああいうコメントで、思いのほかインパクトありましたようで…。
いや正直言いますと、これほど大きい反応あるとは夢にも思わなかったです。
自分では、たかが素人文士が一人去る、っていう程度のものだったのですが。
と、とりあえずお詫びしておきます。スミマセムデスタ。m( _ _ )m

特に、FXDさんにはスゲー申し訳なく思う次第ですハイ。(´д`)ゞ
でもあれですよ、去ったのはあくまで超個人的な理由であるので、FXD殿が書かれてたようなことでは無いです。
つか気にしすぎです。 (´д`)σ)`Д´) プニュw

また長くなってしまうので2レスで。
183三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/21 15:26 ID:MJPkpPRb
というわけで、FXD氏と皆さんへのお詫びも兼ねて、おみやげ替わりのSSを持参しました。
まったくの新作で、FXD氏を主人公に見立てた(?)大学生と、ハトコの子の夏休みの物語です。
完全炉利属性のFXD氏に合わせてw ヒロインは奨学制にしてみましたw
( ゜Д゜)UPUP ロダの04/06/21(Mon),14:37:54あたりにアップしておきました。ファイル名も表示されてるので解り易いかと。
まだ未完の途中で、今回分は前編、ということになります。続きはまたそのうちに。

すっかり人がいなくなった感ですが、ちと考えて頂きたいと思います。
オイラがいなくなったことでこのスレが廃れてしまうのであれば、このスレは所詮その程度だったということにはなりませんか?
でも違うでしょう。みんな自分で書きたいものがあって集ってきたのではないでしょーか。
オイラはここにポストをやめても、時々見てますので。ですからあとは皆さんで盛り上げてってください。
無責任かもしれませんが、以前のような形で戻ってくることはありませんので。
文士方も読者さんも、みんなで続けていってください。みんなでです。 ヾ(´д`)
184前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/21 16:41 ID:8JOXJTNL
前々スレ519っす。

>>183
わーい、三文氏の新作がうpロダに投下されてるとは!堪能させていただきます。

>オイラがいなくなったことでこのスレが廃れてしまうのであれば、このスレは所詮その程度だったということにはなりませんか?

確かに、一人一人が読者として、または文士としてガムバッテこのスレを盛り上げていく必要がありますな。
おいらもガムばらないとなぁ・・・・・・・

続きの投下は少し待ってください

_| ̄|○コトバトコウドウガムジュンシテルナ・・・・・・・
185FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/21 22:42 ID:nzcSBJCC
>>182
三文さま、ご無沙汰です。無用なご心配をかけて申し訳ありませんでした。
おまけに私らしき(?)主人公と賞六のオニャノコのSSのお土産まで‥‥ありがとうございます。

それにしても、やっぱ私は完全炉属性認定ですか(w
‥‥確かに胸チラシーンにはちょっと萌えましたけど‥‥‥‥( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

      ||
     ∧||∧ アイキャンフラーイ・・・
    ( / ⌒ヽ  
     | |   |
     ∪ / ノ
      | ||
      ∪∪
       :
      -====-
186FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/21 22:42 ID:nzcSBJCC
連続カキコですいません。
確かに三文さんというこのスレの第一人者が抜けて、多少なりとも気落ちしている住人さんがいても
おかしくはないでしょう。ですから今現在、このスレに確かに勢いがなくなっているのは事実です。

ちなみに私は、以前にもカキコした様にプライベートで鬱になって投下をサボっておりました。
最近、ようやく持ち直しましたんで、また近いうちに続きを投下させてもらいます。

まぁ、とりあえず私は暫くはここで書いていこうと思います。せっかく絵師さんも参加してくれるようになったんですから。
だいたい、SSと絵を同時に楽しめて、良識的な住人さんが多いスレなんて他にはありませんしね。

‥‥ここがもっとみんなで楽しめるスレになっていくように、とりあえず頑張っていこうと思います。
187名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/22 00:03 ID:TduZpZCL
はとこの子 って
188五日野梟 ◆yD.LvL/296 :04/06/22 01:01 ID:Giet3a08
"mashed potato"
第四回

 安いコーヒーの匂いが、やけに洋平の鼻についた。
 エリはコーヒーを飲めない女だった。なんとか自分の嗜好を理解させようと
して、四倍のミルクで割って飲ませたことがあったが、そこまで行くとそれは
もうコーヒーではなかった。
(なんかもー、コーヒーの味しないじゃん)
 呆れたようなエリの言葉でさえ、嬉しかった覚えがある。
(バカ)
(うっせーな。飲まねーなら貸せよ)
 一気に飲み下した、その時のマグに、洋平は今再びミルクを注いでいる。
(くそ)
189五日野梟 ◆yD.LvL/296 :04/06/22 01:02 ID:Giet3a08
 舌打ちをする。ビデオに反応した股間の熱は、まだ引き切ってはいなかった。
一歩動く毎に制服の内で擦れるそれは、むしろ鬱陶しいものに感じられた。
 定位置に腰かけた渚はどこか呆けたような表情をしていて、近くまで寄ると
頬が少し赤かった。いつの間にかブレザーを脱いでいる。薄いブラウスの布地
が滑らかな肌に張りついて、わずかに帯びた水気の色が、いつだか少しきつい
と言っていた、白のブラジャーの輪郭を際立たせていた。アジャスタとホック
の形まで見て取れたのは、渚が寒さで凍えている様に、あるいは胸を守る様に、
両乳房を覆う格好で腕を組んでいたからだった。
 その肉感に惹かれたのか、洋平は思わず、ブラウス越しにもしっとりとした
渚の肩に手を置いていた。それは熱く柔らかで、しかし確かな形を保っていた。
190五日野梟 ◆yD.LvL/296 :04/06/22 01:03 ID:Giet3a08
(エリの肩より、)
「あ」
 びくりと渚が体を震わせて、不意に洋平の手は解かれた。
「あ、何?」
「いや、」
 洋平は即答する言葉を見つけられずに口ごもった。さすがに、エリの感触と
比べていたとは言えなかった。
「お前ぼーっとしてたから。これコーヒー。つーかオレ」
「あ、」
 渚は考える振りをして、あるいは実際に考えたのか、洋平には分からなかっ
たが、マグを置くように目顔で言った。洋平は渚の分をそこへ置いて、自分の
コーヒーマグをキッチンから取って戻った。洋平の席は、渚の隣だった。
191五日野梟 ◆yD.LvL/296 :04/06/22 01:04 ID:Giet3a08
 マグから立ちのぼる熱が鼻先を焦がして、洋平は鼻から息を吸い込んだ。コ
ーヒーの香りはほとんど残っておらず、それはまるでエリの思い出の様だった。
(上手い、ねえ?)
 思い出される、思い出させられる、エリの吐息。
(ちゅ、ぱっ)
 唇の表情。
(にちゅ)
 精をこねる指先の、
「っ」
 エリがいつの間にか渚になっていて、洋平は思わずマグを置いた。渚の顔を
うかがい見る。カフェオレを呆けた顔のまま飲んでいる。
192五日野梟 ◆yD.LvL/296 :04/06/22 01:05 ID:Giet3a08
(なんか、こいつのカオ、)
 渚は気付かない。左腕で胸を守ったまま、右手の指だけで重たいマグを支え
ている。膝上十センチのスカートが椅子にまくれ上がっている。白い内股が絶
えず小さく摺り合わされているのに気付いて、いや、気付くより先に、洋平の
逸物が布に突っ張り、少し痛んだ。
 渚がカフェオレを飲んでいる。薄く紅を引いた唇。小さな隙間から流し込ま
れる、白い液体。
(脱げないワケだ?)
 それは今朝渚に奪われた、白い粘液と重なって、
(エロい、な)
 腹の底の何かに火を着けたような熱を感じた。洋平は、渚に欲情した。

//第四回: 終了
193五日野梟 ◆yD.LvL/296 :04/06/22 01:24 ID:Giet3a08
どうもご無沙汰しましてスミマ

て うわ、なんだか大変なときに空けていて本当にスミマセン(;´Д`)

三文師、あまり申し上げるべきではないのかも知れませんが、
私はやはり残念です。何というのか、私にとっては目標とも
精神的支柱とも言うべき存在ですから。

私は勝手ながら、もうしばらく残らせてもらうつもりでいます。
いいのかな。読みにくくて遅くて済みません。

最後になって申し訳ないのですが 前スレゴアニ氏、支援ありがとうございました。

失礼します。
194PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/22 01:27 ID:bW7SpCEj
>>178
 この所姿が見えないと思ったら…複数の作品を用意していた
ワケですか…やりますな…。

>>183
 オヒサシブリデス〜しかも新作持参ですか…少し話はそれますが今年は
17年蝉発生の年だったのを思い出しますた。続きをヒッソリ待たせて
もらいます。

>>185
 あぁ…よく見ると未だ俺の問題発言を引きずっているワケですな…誠に
申し訳ないしだいです…。
195PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/22 01:32 ID:bW7SpCEj
>>193
 ぬをぉ…書いてる間にキテタ━(゚∀゚)━!!!のね…。

 後半の心理描写が意外にゑ呂ヰ…GoodJobです!
196名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/22 03:21 ID:XxUoRGTZ
>>183
パスは何でつか?
197向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/06/22 08:18 ID:UpaxrhkS
もはや起動すらおぼつかなくなってきたPCを奮わせつつ、久々の書き込み。
公用私用が入り混じったスケジュールの中、このスレを少し楽しみにしている自分の姿がw

懐かしの「あの人」が降臨されていたようですが、その辺のコメントは長くなりそうなので今は割愛。

>>178
とりあえずゲットしますた。時間的に読むのは夜になりますが(苦笑
198名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/22 14:21 ID:9KJt4cDR
>>196
孕age氏のやつと同じですたyo
199名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/22 14:47 ID:9KJt4cDR
ちゅうわけで、頂きましたよ。



ちょっとだけ田舎帰りたくなってきちゃった・・・
200名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/22 15:04 ID:XxUoRGTZ
>>198
ありがとー
201FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/23 02:16 ID:v/cjc98u
>>193
やっぱり表現が上手いよなぁ‥‥と、思わず感心してしまいます。私の駄文とは大違い‥‥ _| ̄|○

>>194
まぁ‥‥>>185のあれはネタですんで、お気になさらずに。

という事で>>143からの続き、投下します。
202FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/23 02:18 ID:v/cjc98u
右手は‥‥姉の股間に伸び、『女』の部分を傷つけないようにそっと撫でる。
その途端、姉の体がピクリと動いた。でも姉は逃げようとはせず、俺の指を黙って受け入れてくれる。
手探りで割れ目に指を這わせると、そこは既に温かくぬかるんで‥‥もう姉はこんなになっていたんだ。
何か嬉しくて、もっと優しく、気持ち良くしてあげたいって思った。

最初のうちは、割れ目に沿って撫でるようにゆっくりと指を走らせる。特に割れ目の上の辺りを撫でると、
小さな体がビクンと跳ねる時がある‥‥多分、これがクリトリス‥‥ここを中心に攻めてみる。
だけど、弄れば弄るほど愛液は姉から更に溢れ、滑りやすくなって指はすぐあらぬ所へ逃げてしまう。
丁寧に割れ目をさするように指を動かして、愛撫を続ける。すると時々『クチュ』とか『ニチャ』とか
やらしい音がする。その度、姉は腰を小さくくねらせる。そして、どんどん息が浅く、短くなっていく。
「あ‥‥あっ‥‥いい‥‥ヤダ‥‥ナオ君‥‥ふぁ‥‥」
この声が聞きたかった。恥ずかしがりながらも、気持ち良さそうに鳴く子猫のような喘ぎ声。
203FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/23 02:22 ID:v/cjc98u
『ヤダ』と言いながらも姉は時折、俺の下から小さな体をを持ち上げて胸を、腰を押し付けてくる。
‥‥姉も、俺の愛撫を求めてくれてるんだ‥‥そう思うと嬉しくて、ついペースが上がる。
両の乳首とクリトリスをさらに攻められ、小刻みに震えだす姉。
「イヤ‥‥ま、待って‥‥ナオ君、ダメ!‥‥いっちゃ‥‥あっ‥‥ぁ‥‥!」
俺の下でいきなり激しくもがき、悶える姉。イった‥‥のか?
咥えた乳首から口を離して様子を見ると、トロンとした目をして、恍惚の表情を浮かべている。
「ちぃ‥‥大丈夫?」
俺の問いに答えず、震えるような呼吸を繰り返している。
「‥‥恥ずかしい‥‥イっちゃった‥‥」
しばらくして姉は小さな声で、そう呟いた。
204PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/23 02:23 ID:SSEMGZ58
205FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/23 02:26 ID:v/cjc98u
「‥‥だったら、もっと気持ち良くしてあげるね‥‥」
そうして俺は『女』の部分に顔を近付ける。それを察した姉が脚を閉じようとするのを、やんわりと押さえ込む。
「ちぃ‥‥脚、開いて‥‥俺、もっとちぃを見たい‥‥触りたい‥‥ちぃを気持ち良くしてあげたい」
まだ火照った表情のままの姉は、俺の言葉に応え、脚の力を緩めてくれた‥‥

そうして俺は姉の股間に顔を埋め、『女』の部分をゆっくりと、執拗に舐め回してみる。
恥ずかしさにくねる腰をしっかり押さえ込み、舌を這わす。これが姉の『女』の味‥‥
したたる蜜を啜り、細い割れ目をなぞり、その奥を舌でえぐり、かきまぜる。
「あ‥‥イヤっ‥‥は‥‥ぁ‥‥んんっ‥‥んっ」
姉は感じているのを恥じるように喘いでいる。『女』の部分から更に蜜が溢れ、時たま腰が小さく跳ねる。
206FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/23 02:28 ID:v/cjc98u
‥‥それにしても、唇を動かす度に目の前を掠める姉の大人の毛が‥‥見た時から気に触る。
割れ目の上の、ほんの僅かな淡い翳りだけど、それが姉の白くて滑らかな肌を穢しているような気がして‥‥
そう思った瞬間、邪悪な意志が俺の頭の中に沸き起こってきた。
(‥‥ちぃはさっき、俺が望むなら何でもするって言っていた‥‥)
俺は股間から顔を起こし、姉の目をじっと見つめて囁く。
「ちぃ、さっき‥‥俺の言う事を何でも聞いてくれるっていったよね‥‥」
蕩けるような表情のままコクンと頷く姉。股間の毛をフワリと撫でながら更に囁く。
「ちぃのここの毛、剃りたいな‥‥ちぃをもっとキレイにしてあげたいから‥‥」
その言葉に『え?』と声を漏らし、夢見るような表情が一瞬にして曇る。
「‥‥ナオ君‥‥私、そんな変な事、ヤダ‥‥」
「さっき‥‥俺の為なら何でもするって言ってくれたよね。あれって‥‥嘘なの?」
わざと意地悪く言い放つ。今にも泣き出しそうな愛らしい顔が息を飲んで固まった。
207FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/23 02:33 ID:v/cjc98u
怯えたような表情に、今度は醜い嗜虐心が湧き立ってくる‥‥言ってはいけない言葉を口にしてしまう。
「俺、ちぃの本気が知りたい。本当はすっと俺が好きだって言ったのに‥‥なのに、俺を忘れる為に他の奴と‥‥
 だから、そんな言葉より‥‥ちぃは本当に俺が好きなのか、それを俺の目の前で見せて欲しい‥‥」
言葉の鋭い棘に、姉の体が細かく震え、浅い呼吸が形のいい胸を上下させる。

目も逸らさない長い沈黙がしばらく続き、やっと弱々しい、震えた声の答えが返ってくる。
「‥‥いいよ‥‥ナオ君が、キレイにしてくれるなら‥‥しても、いい‥‥」
目を伏せた姉の言葉に俺は笑みを浮かべ、早速、小さな体を抱き上げて浴室へと向かった。
でも、その笑みはいつも姉に向ける笑顔ではないような気がした。まるで、誰か別の俺が笑ったような‥‥
208FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/23 02:37 ID:v/cjc98u
‥‥浴室に入り、浴槽の木のフタの上に姉を腰掛けさせて膝をゆっくりと、大きく開かせる。
淡い小さな翳りが、姉の『女』が俺の目の前に晒される。姉の太腿が、いや、体全体がが小さく震えてる。
「ちぃ、心配しなくていいよ。痛くしたり、傷付けたりしないから」
そっと肩を抱き、耳元で囁く。でも、姉は俯いたまま黙っている。
そして俺は姉の大きく開いた股間に顔を寄せ、鋏で毛を刈り始める。
軽く、冷たい音がする度にハラハラと落ちる大人の毛。鋏で切った跡がまばらな坊主頭みたいだ。
シャワーのお湯で毛を洗い流し、ふやけさせてから、シェービングクリームを股間にまぶす。
そうして、カミソリに新品の替え刃をセットして毛を剃り始める。

ショリ、ショリ‥‥カミソリの動く度に白い柔肌が姿をあらわしていく。
剃り音がやけに浴室に響き、更に俺の興奮を引き上げる。目が股間に吸い寄せられる。
毛の消えた細い肢体が更に幼く見えてくる‥‥ちぃ、もっとキレイにしてあげるからね‥‥
209名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/23 02:37 ID:gS3SKvNM
 
210FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/23 02:40 ID:v/cjc98u
姉の美しい体を穢す、僅かな黒い茂みを全て剃り落とし、シャワーを浴びせると、美しさがあらわになる。
少女のように幼く、艶やかな股間の筋に俺は心を奪われ、顔を近付ける。すると‥‥
ポツリ、ポツリ‥‥温かい雫がどこからか落ちてくる。ふと顔を上げると‥‥それは姉の涙だった。
美しく長い黒髪が姉の顔を覆い隠して影を作り、表情を隠しているけど‥‥
その涙が俺に正気をもたらした‥‥俺は‥‥大切な人に決して消えない屈辱を与えてしまった。

幾ら好きな男の前であろうと、性の経験があろうと、俺の欲望の為に物のように扱われた姉は、
俺への想いを言葉以外で証明するために屈辱に必死に耐えていたのに。
欲望に、嫉妬に任せて俺はとんでもない事をしてしまった。目の前が‥‥みるみる霞んでくる。
やっぱり、俺なんかに姉を愛する資格なんてない‥‥
「‥‥ちぃ、ゴメン‥‥俺、ひどい事しちゃって‥‥ゴメン‥‥ごめんなさい!」
姉の前に跪き、痛恨の涙を流す‥‥俺は、卑劣だ。最低だ! どんな言い訳も、もう許されることはない‥‥
211紫煙:04/06/23 02:44 ID:3HQdHyfw
 
212FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/23 02:44 ID:v/cjc98u
‥‥うなだれる俺の前に座る姉がフワリと立ち上がる。多分、姉はここから出て行くだろう。俺を見捨てて‥‥
でも、それは仕方のないこと。俺は姉を物みたいに扱い侮辱した。下品なやり口で貶めた。
何よりも、姉の心を手酷く傷つけた‥‥それでも俺にはただ謝る事しかできない。
「ごめんなさい‥‥ごめんなさい‥‥ごめんなさい!」
泣き喚く俺の顔を小さな手が挟み、上を向かせる。潤んだ瞳が優しく見つめてる。
細い体が、正座する俺の膝の上に跨がってきて、肌と肌が触れ合う。
そして濡れた唇がゆっくり近付いてきて、唇が重なり合う。一瞬、何が起きたのかわからなかった‥‥
213FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/23 02:48 ID:v/cjc98u
(‥‥ちぃ、何で‥‥何でこんな事をするんだ?)
小さな舌が俺を味わうように、口の中で戯れている。
そして、唾液の糸を引いてゆっくり離れる唇。俺の目を見据え、姉が口を開いた。
「ゴメンね、泣いちゃって‥‥私、ナオ君にだったら、何されたっていいって思ってたのに‥‥」
しゃくりあげて泣く俺の頭を胸に抱き、赤ちゃんをあやすように髪を撫でてくれる。
「でも、やっぱり恥ずかしくて‥‥こんなにナオ君を好きなのに‥‥私、ダメなお姉ちゃんだね‥‥」
‥‥こんな汚い俺を許してくれるの? まだ好きでいてくれるの?
救いを求めるように見上げた姉は、全てを許すかようにただ優しく微笑んでいる。
214FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/23 02:51 ID:v/cjc98u
「ねぇ、ナオ君‥‥ちょっと寒くなっちゃったから、一緒にお風呂、入ろ」
そう促され、先に浴槽に身を沈めると姉は髪を留め、後を追って入ってきた。
でも、俺に背を向けたままだ‥‥やっぱり、まだ怒ってるのかな‥‥
そう思った瞬間、かわいいお尻がゆっくりと浴槽に沈み、あぐらをかいた俺の足の上に静かに着地する。
続いて白い背中が俺の胸に寄りかかり、肩に頭をもたれかけて身を委ねてきた。
慌てて細い体を抱きとめると、姉は大きく、満足そうな吐息をつく。

「ホントにごめん‥‥もう、ちぃが嫌がるような事しないから‥‥」
「いいの‥‥さっきも言ったよね‥‥ナオ君のしたい事なら何でもしてあげるって‥‥」
そう言って姉は俺の手を取り、自分の胸へと導く。恥ずかしながらも、姉はどんどん大胆になっていく。
「だからナオ君に‥‥もっと、いっぱい、触って‥‥欲しい」
「‥‥ありがとう、ちぃ‥‥大好きだよ」
今さらながら、姉が俺を愛してくれるのがはっきりとわかって、胸が切なくなるぐらい嬉しかった‥‥
215FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/23 02:52 ID:v/cjc98u
本日は以上です。支援して下さったお三方、ありがとうございます。

それにしても‥‥ちぃちゃんのアソコの毛ををを剃ってしまいました‥‥
こんな事するから、私は真性炉利患者呼ばわりされるんですね‥‥もう一回吊って来ます(w
. ..      ||
     ∧||∧ アイキャンフラーイ・・・
    ( / ⌒ヽ  
     | |   |
     ∪ / ノ
      | ||
      ∪∪
       :
      -====-
それでは皆さん、おやすみなさい。
216PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/23 02:57 ID:SSEMGZ58
 予告通りのて…てぇもぉキタ━━━━━━ヽ(≧∇≦)ノ━━━━━━!!!!!














 大佐、性欲を持て余す…
217名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/25 01:20 ID:+pVpX5z5
スネーク…

218名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/25 01:41 ID:KT9RyVl0
 大佐おかしてー
219五日野梟 ◆yD.LvL/296 :04/06/26 02:34 ID:eR8Gwg3S
"mashed potato"
第五回

 ようやっとカフェオレを飲み終わって、渚は腰を上げた。太腿と、陰部と、
椅子が作る小さな空間が暑く蒸れて、スカートと下着の、あるいは椅子との摩
擦を大きくしていた。
(染みたりしてたら、どーしよう)
 思いながらも、渚はおもむろに立ち上がっていた。腰に力が入らず、机を頼
った。これ以上この場に留まる事はできなかった。それは渚にとって、正しく
拷問だった。
 洋平の視界から逃げる様にして階段を上る。あるはずのない、足下からの視
線が、しかし一段一段を踏む毎に、確実に渚の陰部を貫いた。近い左右の壁が
男の目の様に思えた。まるで、衆人環視の中を、
(まだ制服、着てる、のに)
 真裸で歩いているかの様な錯覚。
220五日野梟 ◆yD.LvL/296 :04/06/26 02:35 ID:eR8Gwg3S
「見ないで」
 声量こそ押さえたものの、声音に混じったその甘さだけは、どうしようもな
かった。意図せず自分がこんな言葉を漏らした事を、渚は恥じた。自分は淫乱
な女ではない。男の肌を求めるのは、股間に男を受け入れたいからではない。
体の中から弄り倒されたいからではない。それは、それが、
(抱きしめられたい、だけ、なのに)
 今日に至るまでただの一度も、
(包まれたいだけ、なのに)
 オーガスムに達した事のない渚の、
(そのはずなのに、っ、)
 最後の矜持だったはずが、今。
(欲し、い)
 この下腹の熱を、わだかまりを、いちどきに昇華させてしまう様な刺激を、
存在を、体が求めていた。
221五日野梟 ◆yD.LvL/296 :04/06/26 02:37 ID:eR8Gwg3S
「っん、」
 吐いただけの息が、細く声帯を抜ける。階段を上りきって五歩の所に、渚の
部屋がある。ノブにかける指先が震えた。このドアさえ開ければ。入ってしま
えば。そうしたら。
(大丈夫、だから)
 何が大丈夫なのか、渚自身にもよく分からなかったが、その細い体を狭間か
ら滑り込ませた瞬間、全身から力が抜けた。とん、とドアがお尻を受け止めて、
次いで背中、後頭部も預けた。緊張が解けて、渚の未だ白い太腿を、粘性の冷
たさが下っていった。力無く曲げた膝が折れて、渚はずるりとしゃがみ込んだ。
鍵を閉めるほどの余裕は無かった。
222五日野梟 ◆yD.LvL/296 :04/06/26 02:38 ID:eR8Gwg3S
 ぴちゃり、指先を唾液に浸す。ただそれだけで、お腹の真ん中がきゅうと動
いた様な気がした。一口、一口。次第に長くなり、渚は味わう様にして指をし
ゃぶった。中指、人差し指、そして親指。今朝の風呂場で、洋平の精を擦りつ
けたその指から、今一度精を舐め取るような仕草で、そこから生まれる卑猥な
音が、唇から直に響いて渚の耳に届いた。空いていたはずの片手はいつの間に
か、陰毛の色が透けて見える程に濡れた下着を、繰り返し撫でていて、指先が、
あるいは陰核が、興奮を伝えた。
 思わず身をよじると、変に固定されたカップの中で固くしこった乳首が擦れ
て、渚を攻めた。ドアが軋んで、それはリズムを刻む様になった。
223五日野梟 ◆yD.LvL/296 :04/06/26 02:39 ID:eR8Gwg3S
「あっ、」
 押し殺せない声が、呼気と共に現れる様になっていた。下着越しの、欲求を
決して満たすことのできない消極の攻めが、かえって渚を大胆にした。直接い
じらなければもう、どうにかなってしまいそうだった。
 ショーツの股の部分を横にずらして、渚は陰核に触れた。
「やあっ」
 幾度も経験済みのはずの、しかし未経験の刺激が渚を震わせたのは、隣の部
屋のドアががちゃりと開くのと、同時だった。

//第五回: 終了
224FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/26 22:07 ID:4Cwo0Yuj
梟さま、珍しく早いペースでの投下ですね。
それにしても毎回、静かなエロスを感じられる展開でとてもいいです。

しかし、ホントに誰もいないのかい‥‥(´・ω・`) まぁ、細々とやっていきましょう。
225向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/06/27 02:53 ID:ZgntAJk/
やっとPC復活ですよ、ええ。長かった…本当に長かった… ・゚・(ノД`)・゚・
98のポンコツさんからノートのXPタンへ。快適過ぎて溶けてます。あふぅ(*´∀`)


久々すぎる短編投下と参ります。しかしホント久しぶり過ぎて感触が…。
226向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/06/27 02:55 ID:ZgntAJk/
『termination.』



終わりもなく、始まりもなく。

何もない、この静かな静かな。

白雲の向こう。果て無き空で。

ずっとずっと、待っていたよ。

ただ、この手を伸ばしながら。

あなたを、待っていたの。
227向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/06/27 02:57 ID:ZgntAJk/

私には、何もないけれど。

あなたを、幸せにしてあげたい。

押し付けなのかもしれないけど、受け取って欲しい。

…あなたは、望んでいなかったかもしれない。

ここへ来ること。こうなること。

そんな、我侭。

ごめんなさい。
228向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/06/27 02:59 ID:ZgntAJk/

遠くなる、その背中。

行かないで。

ずっと傍にいて。

抱きしめて。

一人に、しないで。

これ以上、泣きたくないの。

寂しすぎて、消えてしまいそう。
229向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/06/27 03:02 ID:ZgntAJk/

今だけでもいいの。

これで最後でもいいの。

温もりを、覚えさせて。

この枯れ果てた肌と、凍りつく心に。

お願い―――。



termination. and... just one begining.
230向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/06/27 03:08 ID:ZgntAJk/
…以上です。少々スレ違い気味な作品内容への突っ込みはスルーする方向で(苦笑

フロンダルも少しずつですが進んでます。以前リクエストを下さった方々、もう少しお待ち下さいませ。
短編形式で色んなシーンを書きまくってますので、今のところは全要望が実施できそうです。


>>178
読ませてもらいましたよーw
人物設定がとても上手かったです。けど、ちょっと雰囲気が分かりにくかったかな…と。
231前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/27 09:45 ID:gReB/HJk
ども。凄く久しぶりな気がする全然スレ519ッス。
>>225
美しすぎて邪悪な漏れにはとてもまぶし過ぎるッス・・・・・w

>>230
「雰囲気」は妄想でカバーできますた(w

では投下します相変わらずエロなしっす。いつになったら本番来るんだか・・・・(;´Д`)>>169より↓
232前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/27 09:49 ID:gReB/HJk
―――――ガラガラガラ。
「ただいまー。」俺が言う。
「・・・・ただいま。」続いて真奈が言う。
「・・・・・・・・って、誰もいないか。」
俺はため息まじりに言った。
「そうだね・・・・・。」
真奈も少しうつむきがちに言った。
俺達が幼い頃、父と母は事故でこの世を去り、
俺達を引き取ってくれている祖父は、アメリカの警察学校で護身術の講師の為、家を留守にしている。
今、家にいるのは、俺と真奈二人だけだ。
233前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/27 09:50 ID:gReB/HJk
「んじゃ、さっさと飯の支度をするか・・・・・・」
そう言いかけたとき、
「お兄様。」と真奈が言った。
「ん、何?」俺が振り返る。
「・・・・ううん、なんでもない。」何故かモジモジするような感じで真奈は言った。
(・・・・・・・なんか変だぞ・・・・・?)
俺はそう思ったが、
「・・・・そっか?じゃぁ飯にするか。」
問い詰めるわけにも行かないので、俺は台所へ向かった―――――――――
234前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/27 09:52 ID:gReB/HJk
夕食も終わり後片付けを終え、
居間のテレビをつけた。
・・・・面白い番組は全然やってない。
ぼーっとテレビを眺めていると真奈が隣に座った。
つまらないドキュメンタリー番組からCMに変わる。
若い男と女が、夜のイルミネーションをバックにキスをする、宝石店のCMだ。
最近よくやってるCMだ。
235前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/27 09:53 ID:gReB/HJk
俺はふと真奈に疑問を投げかけてみた。
「真奈、お前彼氏とかいる?」ポツリと言ってみた。
「な、何でそんな事き、聞くの!?」物凄く焦ったように真奈が言う。
・・・・んー、変な奴。ここまで焦るとは・・・・・。
「いるのか?」続けて聞く。
「い、いないよ・・・・・そんなの・・・・・・・」
消え入りそうな声で顔を真っ赤にしながら言う。その顔は正に「純朴少女」という感じだ。
「まぁ、そうかもな。お前みたいな凶暴女の彼氏が務まる奴がいるかどーか・・・・・」
俺はからかい半分に言ってみた。
「な・・・・なにをーっ!?」
ムッとした顔をしながら怒った声を出す。
236孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/27 09:54 ID:s5JRLmOV
支援してみる
237前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/27 09:55 ID:gReB/HJk
そう言うが早いか、真奈の蹴撃が飛んできた。
「おっと!!!!」
とっさに身体を反らし真奈の足を軽く蹴り払った。
「――――――キャッ!」
小さく悲鳴をあげ、真奈が倒れる――――――
ドスン!!!!
「うげッ!!!!!!」
俺の上に倒れた来てしまった。蹴り払う方向を失敗したようだ。
238前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/27 09:56 ID:gReB/HJk
「――――――いててて・・・・・おい、真奈、大丈夫・・・・・・」
そう言いかけた瞬間、言葉を止めた。
真奈の顔が近くにある、鼻が触れ合うほどの距離に。
見る見るうちに真奈の顔が紅潮してきた。
「・・・・・・・お、降りてくれないか・・・・・?」
真奈もハッとしたように、
「・・・・あっ・・・・ゴメン・・・・・」
と細々とした声で言いながら、俺の上から降りた。
「・・・・・お前、重い・・・・・」
俺は率直な意見を口にした。
「・・・・!!お兄様のバカッ!!」
真奈はそう言うと顔を紅潮させながら二階へ走って逃げていった――――――
239前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/06/27 09:59 ID:gReB/HJk
こんなトコで糸冬です。

支援してくださった孕age氏、どうも、ありがとーございますた。

相変わらず今の漏れにはエロが無いなぁ・・・・・・・・

そいじゃ、またいつか投下しようと思いますんで
240孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/06/27 10:16 ID:s5JRLmOV
いやはや…とりあえず生きてますよーてことで

>ダウソしてくれた人
あんな目も当てられない作品にレスしてくださって感謝です。m(_ _)m
あれを煮詰めると面白いのかもしれませんがそこまでの底力がないんで…('A`)ホウチ

>新作
なんとか書いてるんですが…やっぱりコレはzipにしよう。うん。
んであまり考えないで済む新作を書こう。
忘れないうちに案だけ晒しておく。
1:油固プル(なんだかんだで3つの願いを叶えられるようになった妹ちゃんは…)
2:痴覚過敏(恥ずいタイトル… 敏感な妹が兄に触られるとホニャララ)
3:やさしさでSAYONARA(エロ無し 元歌がわかるとオサーンケテーイ)

どれから書こうかしらん。
241名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/27 21:46 ID:Z0zaduxg
>>239
(・∀・)イイヨイイヨー
242FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/28 00:16 ID:hlzT6idA
>>230
新パソ導入おめでとうです。
相変わらずエロ分少なめですけど、こういう切なさを感じさせるのって好きなんですよ。
フロンダルの方も期待してます。

>>239
>>238の終わりでエチシーン導入のフラグが立ってる気がしますが‥‥期待が高まります。
243PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/28 02:42 ID:CiLw86VL
 うぬぬ…何故先週はこんなに過疎化したんだろう…正直いって
梟・230・519御三方の投下まで少しヒヤヒヤしていた小心者の俺…。

 音速を誇るあの御方もどうやら規制中っぽいし…。


 一安心して(;´Д`)ハァハァ皆様GoodJobです!
244PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/28 03:02 ID:CiLw86VL
     .__
    ヽ|・∀・|ノ <そして静かなこの隙に…
     |__|
      | |
       図     ∧ ∧
       図     (゜Д゜,,) <ガタガタ抜かすなゴルァ!
       図从    /  J
 図≡=-    そ ⊂    |
       図W    ` 心
245PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/28 03:03 ID:CiLw86VL
 「May…bach…マ…マイバッハ?」

 一瞬俺は眼を疑った。凡人には家を売っても買えない高級車が
自宅の車庫に、それも俺の駐車スペースに停め
られている。 

 「来客か…まぁ仕方ない…それにしても…タマには自分の場所
を空けろって…。」

 親父の車は今までと変らずその高級車の隣に鎮座していた。
俺はついつい小さな苛立ちを掻き消す為にタイヤを蹴飛ばして
から愛車を移動させる。

 無言で自宅に入り手荷物を置こうとした時、俺の視線に
懐かしい顔ぶれが映る。
246PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/28 03:04 ID:CiLw86VL
 「あれ…二人とも…」
 「よぉ大河か、久し振りだな!」
 「あらお帰り、お仕事、お疲れ様。」

 見覚えのある中年の外人男性とその妻が俺に話しかける。俺の
両親と共に4人揃って居間で寛いでいた。

 「え?もしかして…あの高級車…」
 「あぁ…アレか…貰い物なんだが…そんなに高いのか?」
 「乗り換えて間もないんだけど…ロジャーも私も値段なんて全然
判らないの。」

 相変わらずだな…どういう経緯か知らないが新車なら\40000000を
下らない高級車をサラリと受け取る大胆さは。
247PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/28 03:06 ID:CiLw86VL
 この二人と両親は俺が生まれる以前から知り合ったそうだ。向こう
が引っ越しをする前までは家が隣同士だったせいもあって家族同然
の存在になっていた。6人全員で旅行に行った事も数知れず。

 「待てよ…二人が来ているって事は…うわぁ!」

 問題の6人目の人物がその場にいない事に気付くのにそれほど時間
は掛からなかった。

 俺は慌てて部屋目掛けて走り出す。

 「お…落ち着け…いくらアイツでもソコまでは…」

 とりあえず深呼吸してからドアノブに手を掛ける。ところが…
248PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/28 03:08 ID:CiLw86VL
 「おぉ、有ったぁ!お兄ちゃん、ベッドの下とは安直ですねぇ…。」

 手遅れでしたか…。

 聞き覚えのある声が俺の部屋から聞こえる。

 「のーかっと!うわぁ…大胆ですねぇ…こ…これは素晴らしい!!」

 あのアホ…

 我慢出来ずに俺は荒っぽくドアを開けて吼える。

 「フラン!おまえ…何しとるんじゃあぁ!!!」
 「あ…お兄ちゃん、お帰り…って言うか…久し振り…の方がイイのかな?」

 ソコには俺の予想通り、フランシーヌがいた。
249PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/28 03:09 ID:CiLw86VL
 「相変わらずだな…勝手に部屋に入った挙げ句…」
 「まぁまぁ…見知らぬ間柄じゃないし…堅い事言わないの!ソレとも
未だ何か隠して…おぉ、新たなる発見が…」
 「止めんかぁ!」

 再びベッドの下を弄るその手を慌てて制止する。

 「そんなムキにならなくても…お?何か美味そうなものは…」

 間、髪を容れず今度は俺が手にぶら下げていたコンビニ袋に飛びつく。

 「おぉっとコレだけは待ったぁ!」

 すかさずソレを手放しつつも中から銅鑼焼きを素早く抜き取る。気付いた
フランは俺にしがみつくが意地になってその手を振り払う。そのまま包んで
いたパッケージを破き大きく一口で銜える。
250PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/28 03:12 ID:CiLw86VL
 コイツは昔から和菓子に目が無い。俺は特に甘いモノが大好きなワケ
ではないがこういう時は昔から二人でワザと取り合いを繰り返し意地に
なる姿を楽しんでいた。

 「お…お兄ひゃん…んぐぐぐぐ…」
 「止め…んぉ…ぐご…ぐぉ…お…」

 結局、気が付くとお互いに四つん這いのまま銅鑼焼きに齧り付き唸り
合うスタイルとなった。

 このままでは仕掛ければ負ける・お互いに動けない。

 「あら…あんたたち…何やってるの?」

 結局、おばさんが現れて淡々と銅鑼焼きを二分割してくれた。
251PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/28 03:15 ID:CiLw86VL
 「全く…フランシーヌ!あなた仮にもお客さんなんだから…」
 「あぁ気にしない!コレって俺達の恒例行事だったろ?」
 「そうなの…?あぁそうそう、もうすぐ夕食だから。」
 「あぁ判った。直ぐ行く…ってフラン!待て!!ソッチは俺の分…あぁ…」

 会話に気を取られている隙に手から離した銅鑼焼きは全てフランの胃袋に
収まっていた。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 久し振りの賑やかな夕食

 お互いの近況報告と共に迅速な勢いでテーブルに並べられた御馳走が消費
されていった。時折嬉しそうに双方の父親が俺達の肩をバシバシと叩きながら
大笑いを繰り返す。
252PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/28 03:17 ID:CiLw86VL
 「二人とも…飲み過ぎちゃ駄目よ。」
 「ちょっとペースが早いんじゃないの?」

 たしなめられても長い酒盛りは収まる気配を感じられない。俺も少しは
飲んでいたが二人の勢いに圧倒されるばかり。とりあえず適当に話題を
振って手を止めておかないとコチラが持たない。

 「ところで…あの車は一体…」
 「あぁ…最近日本語の家庭教師を頼まれてな…相手が前金代わりにくれた
モノなんだが…」
 「お兄ちゃん、隣町に最近大きなお屋敷が出来たでしょ?ソコに住んでいる
お嬢様の個人レッスンなんだって。」
 「えぇ?まさか…あの豪邸??」
 「そう、ソレなの!」
253PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/28 03:18 ID:CiLw86VL
 凄いな…アレで前金なら…一体幾らで雇われたんだ?

 「あぁっと、そういえばアレは…」
 「あらいやだ、本気なの?」
 「もちろんだとも…それとも…」
 「いくらなんでも…まぁ…用心に超したことはないけど…。」
 「じゃあ…今から買いに行くか?つまみも残り少ないし、ついでに…」
 「う〜ん…仕方ないわね…車の鍵は何処?」

 何やら四人で妙な会話が始まり酒盛りが中断される。

 「どうだ?せっかくだからあの車を運転…」
 「ちょっとロジャー!親友に飲酒運転させるつもり?」
 「冗談だって。ほら…車の鍵だ。」
254PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/28 03:21 ID:CiLw86VL
 「悪いけど…二人とも留守番お願い。あと風呂沸いてるから先に入ってね。」
 「それじゃあ行きましょうか…そうそう、ついでに何かお菓子でも買ってくる?」
 「じゃあボク…蕨餅がイイ!」
 「やっぱり和菓子かよ…。あぁ…俺は買い置きが有るからイイよ。」

 何かの買い出しである事は理解出来るのだが…何か引っ掛かる…。

 今一つ状況が飲み込めない。何で今頃揃って買い物?

 まぁ戻ってくれば直ぐに判るだろう…深く気にしない事にして四人を見送った。

255PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/28 03:22 ID:CiLw86VL
 今晩はココまでにします。

 今回は“ハーフの幼なじみ”です。

 感想・リクエストお待ちしています。
256FXD ◆FXD/.woKRg :04/06/28 19:23 ID:hlzT6idA
PCさまの新作ー! 氏お得意の明るいエチシーンが期待できそうだな〜。
私なんかシリアスっぽいのしか書けないから、こういった展開が書ける人がウラヤマスイ…。
257六野三国 ◆jMOammQf8U :04/06/29 14:21 ID:UM08piBD
皆様、GJ!

お返事が遅れたのはアク禁だったからw
258三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/06/30 02:00 ID:e7r5ZDCi
(´д`)ノ 三文です。スレ盛り立て支援のため「帰郷」そのAを持ってきやした。
ブツは前回と同じとこ、04/06/30(Wed),01:12:32 あたりに置いてます。どぞ御賞味ください。
ゑ炉はホント雀の涙なんですけどカソベソしてください。
まあ奨学制ヒロイン絵毬タンの挙動なんかを楽しんで頂ければ、と思うです。

>>五日野梟氏、FXD氏、向日の230氏、前々519氏、ピシドリンカ氏、まとめてですいませんがグジョーブです。
マイバッハ…天文学的に高価過ぎて高嶺の花また花ですねw オイラも今乗ってるRV車が早くも十年経つんで…。
次はダッジラムかトヨタタンドラのダブルキャブ、せめてトレイルブレーザーが欲すい…
とか思ってみてもそれすら全然買えそうにありませんが…って全部外車じゃんw。まあ言うだけならタダw
>>六野三国氏。アク金って…あなたはまさか孕嬰児氏のダブルネームだったりw

ではまた続きはそのうち。 ヾ(´д`)
259PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/30 02:39 ID:DhJY5oPA
>>256
 書きかけとはいえ…このテーマは既に“手強い”です…。けれど途中放棄
はしません(`・ω・´)がんがります。

>>257
 ココにも難民が一人…ご愁傷様です…。

>>258
 早速頂き…アレ?何か混じってる??

 き…気にせず…続きを投下します。
260PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/30 02:40 ID:DhJY5oPA
 双方いち早く入浴を済ませ再び二人っきりになった部屋でくつろぐ。

 二人で適当にゲーム等で時間を潰す。ソレが一区切りしたところでフランが
話を切り出してきた。

 「ねぇ…ボクがいなくなって寂しかった?」
 「アホか!お前なぁ…どんな答えを期待しているんだ?」
 「酷いなぁ〜!そんな素っ気ない言い方…。」
 「すまん。まぁ正直に言うと…一気に静かになって…けれど…俺自身がそう
思う以前に…周りの連中が…」
 「ん?どういう事?」
 「いやぁ…とにかく五月蠅いのなんのって…酷かったぁ!」

 実は俺達が離ればなれになった途端に周囲の冷やかしが始まった。
261PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/30 02:41 ID:DhJY5oPA
 「夫婦仲の危機」
 「浮気のチャンス」
 「遠距離恋愛が経験出来てイイかも…」

 兎に角ソレはロクでもないモノばかりだった。

 時には喧嘩になりかけた事も有った。だがソレも束の間・フランがいない事
にも少しずつ慣れてきた。そしてそんな自分自身に少しばかり嫌気が差して
いた。

 今日の再会もあのバカ騒ぎが無ければ率直に喜んでいたのは間違いない。

 「あれ以来、盆・正月でさえ会えなかったからなぁ…そういうお前は…」
 「うん、凄くつまらなかった…それに…暫く浮いていた…。あんな風に見られる
のも慣れていたのに…辛かった…。」
262PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/30 02:42 ID:DhJY5oPA
 「まぁ…唐突に近所や学校にハーフの女の子が現れればちょっと身構える
よなぁ。所詮は外国人とのつきあいが浅い日本の人間なんて普通そうだろう?」

 そして…改めてフランの近状報告が始まる。

 とはいっても何故か殆どが新しい友達の自慢話になっていた。

 何でもその友達のお陰でこれといったハンディも背負うこと無くスムーズに
周囲に打ち解ける事に成功したそうだ。言動はかなり男っぽいが可愛く、良く
言えば活発で生真面目・悪く言えば馬鹿正直でとにかく退屈しのぎにからかう
にはうってつけだとか…。

 「どうやら…その友達は俺の代わりに相当虐げられているようだな…。」
 「あぁ、またそんな言い方する!もぉさっきからお兄ちゃんって…」
 「おっとヤバい!」
263PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/30 02:44 ID:DhJY5oPA
 再び部屋が騒がしくなる。 

 ポコポコと俊敏な動きで拳(こぶし)が俺の頭に降り注ぐ。

 「わぁ…あぁもう参った…参りました…ちょっと…止め…わ…わぁ!」
 「お…あ…きゃあ!」

 俺はバランスを崩しベッド脇に身体を打ち付けるように倒れる。一緒に絡み
ついていたフランも一瞬遅れて背中にのし掛かるようにして倒れてきた。

 「痛てて…あぁ…もぉ…おまえ…太ったか?」
 「痛〜い…ってもぉ!またそんな失礼な!!“成長した”って言いなさい!!!」
 「あぁ判ったからもう手は出すな…あ…」

 振り上げた腕に身を縮こまらせると同時に先ほどの雑誌が床に散乱している
のが視界に映る。
264PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/30 02:45 ID:DhJY5oPA
 「わっ…ちょっと待った…コラッ止せ!」

 素早くその一冊が取り上げられる。

 「まぁまぁ…いいじゃない!」
 「止めろったら…おい!」

 先ほどと逆に俺はフランに食い付くが動じずそのページを捲り始める。

 「ねぇ…一緒に見ようよ…。」

 唐突な提案に俺は一瞬硬直する。

 「馬鹿!何を言い出すかと思ったら…」
 「いいから!そうじゃないと…」
265PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/30 02:46 ID:DhJY5oPA
 フランは怪しい目つきで俺を見つめながら笑う。

 「そうじゃないと?」
 「皆が帰ってきたらコレを…」
 「うわぁ!どうしてそんな無茶な事…」
 「じゃあ…潔く…ねぇ?」

 俺は抵抗を止め、深く大きな溜息をつく。

 「仕方がない…ちょっとだけだぞ!」
 「決まった…じゃあ…おぉ!コレは…」
 「いちいち大袈裟に騒ぐな!」 

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 暫しの間、和やかで下品な時間が続く。
266PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/30 02:49 ID:DhJY5oPA
 最初はハシャいでページを捲る度に俺に色々と問いかけてきたフランも
時間が経つと共に静かになっていた。

 「おまえも…やっぱりこういうのに興味が…」
 「普通そうじゃないの…けれど…なかなか見る機会が無くて…はぁ〜あの子に
もっと免疫が有ったら…。」
 「何じゃそりゃ?さっき自慢していた友達の事か?」

 フランがゲンナリとした表情で当時の状況を語り始めた。

 「そうなの。いやぁ…こういうのをコッソリ持ってくる子もいたんだけど…結局
最後は大騒ぎになって…もぉあの子ったらイイ歳してギャアギャア叫んで暴れる
んだから!おかげでバレないモノがあっさりバレて全員揃ってお説教だし…。」
 「そいつは難儀な…好きな人が出来て結婚すれば普通誰だって子供を造るん
だから、こういうモノを一方的に拒絶するのは…ちょっと問題だな。」
 「でしょ?お兄ちゃんもそう思うでしょ??ソコで…ちょっと提案が…有るの…。」
267PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/30 02:51 ID:DhJY5oPA
 突然フランは視線を反らし俯いた。

 「今の内に…二人で…練習してみない?」
 「はぁ???」

 暫し俺の思考回路が停止する。

 「おい…今…何かとんでもない発言しなかったか?」
 「だから…練習するの!いつか好きな人が出来ても…肝心な時に狼狽える
事がないように…悪くないでしょ?」
 「本気かよ…。と言っても…どうすりゃイイんだ?」

 フランは少し考え込むようなポーズを取る。まぁコイツはそんなに慎重に行動
するタイプじゃないのだが…。

 「最初は見よう見まねでイイんじゃない?じゃあ…まず…」
268PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/06/30 02:54 ID:DhJY5oPA
 今晩はココまでにします。

 今回のSSは過去キャラが絡んだおまけネタを少し混ぜてみました。

 感想・リクエストお待ちしています。
269名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/06/30 14:03 ID:RRuW4L0A
>>268
いよいよか!?いよいよなのか!?  ハァハァ

>>258
頂きました。一瞬パスがわからんかった。
前回と同じだったのね〜
270FXD ◆FXD/.woKRg :04/07/02 00:05 ID:0Pp6G5vd
>>258
三文さま、頂きました。やっぱり予想に違わず長くなりましたねw
おまけにどっかで見た名前もちらほらと見受けられるし‥‥まぁ、その分楽しみが増えていいんですけど。
しかし、襟ぐりから覗く微かな○○に萌える私はもう終わってますね  _| ̄|○

>>268
『練習』ですか‥‥実に楽しそうな練習になりそうですな ( ̄ー ̄)ニヤリ

しかし‥‥もうそろそろ絵師さんにも来て頂きたいところですね。どなたか来てくださいよぉ〜。
271呉兄:04/07/02 06:50 ID:C8FIoMYf
そろそろ復帰しようかと思ってまつ。
つーかもう忘れられてるかな(´・ω・`)
272六野三国 ◆jMOammQf8U :04/07/02 14:12 ID:XRd64dvM
忘れるわけないじゃないですかw
273PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/02 17:58 ID:kt0sjLSO
>>271
 いいえ。忘れてなんぞいませんよ。これからも是非描いて下さい。

 出来れば又俺の…ゲッフンゲッフン!

 こういうのは催促するものじゃありませんよね…CG職人自身が
ズギュゥウゥウゥゥンと来たモノを描くべきですよね。

 逆に“このCGを元にSSを…”なんてネタ振りも一興。
274名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/02 20:33 ID:0Pp6G5vd
ずっと正座して待ってるんですけど。
275PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:36 ID:3Vc3lNFT
     /⌒\   __
   /  冫、) /__/
   /   ` /)/   /|  書けば書くほど手強い…
  /    ヽヽ,   /|
  ヽ_ニつ⊂⊃  /|    それが“生殺し妹文学”なのさ…
  | /      /|
  /       /|


 続きを投下します。
276PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:36 ID:3Vc3lNFT
 そのまま俺の頬に両手を伸ばしてきた。

 そっと唇が触れる。

 俺は抵抗する事無く…と言うか抵抗出来ずにソレを素直に受け入れる。

 先ずは軽く弄ぶ程度にチュチュッとお互いに動きを探る。

 「で…今度は…こう…かな…?」

 俺はその合図に促され今度は舌先を動かす。特に乗り気ではなかったが
こうなると何故か積極的に内部を探り合う。時折ガチガチと歯がぶつかる
実に不器用な仕草。
277PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:38 ID:3Vc3lNFT
 不快感は特に感じられない。けれど男女の口付けという感覚ではない。
むしろ小動物が兄妹でじゃれ合ったりお互いの毛繕いをする…そういった
印象の方が強い。

 コレじゃ長い間継続は出来そうにないので一旦口を離す。

 「何か…違うなぁ…。歯が痛ぇぞおい!」
 「まぁまぁ…始めてだし…。後でもう一回ね♪」

 再びフランは雑誌のページを前後する。

 どうやら何を試すかあらかじめ見当をつけていたらしい。

 「なぁフラン、おまえ…恥ずかしくないのか?」
 「全然。だって…今更お兄ちゃんの前で恥ずかしがってもねぇ〜。」
 「まぁ…イイんだが…あ…」
278PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:39 ID:3Vc3lNFT
 突然フランは俺に抱きついてから耳元で囁き始める。

 「それにね…やっぱり…初めての人は…お兄ちゃんがイイの…。」
 「え?」
 「お兄ちゃん…何時もボクに優しかった…全然差別しなかったし…一緒に
遊んでくれた…それに…よく喧嘩してくれた…だから…」
 「あぁ待て待て!俺はお前とそんなに喧嘩…」
 「違うってば!ボク達じゃなくて…ボクを冷やかす…」
 「あぁ…その喧嘩の方か!!」

 その言葉に幼い頃の出来事が俺の脳裏に浮かぶ。

 よくフランをハーフだからといって虐めたり冷やかしたりする馬鹿な連中と
喧嘩していた時期が有った。時には二人で応戦していた事も数知れず・だが
所詮は子供同士・時に体格の差があっても場数をこなせば特に苦にはならず
連戦連勝した。
279PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:40 ID:3Vc3lNFT
 但し…後で大変な目にあったが…。



 「あの頃は…説教が耐えなかったなぁ〜。」
 「そうそう、四人掛かりって…今から考えても酷いよねぇ。」

 実はその後必ずフランの両親にお呼ばれしていた事も思い出した。

 「ところで…喧嘩の後は必ずお前の家で何か甘いモノを食ってたよな?」
 「う〜ん、そういえば…何でだろう?」
 「実は…おじさんかおばさんが必ず俺を呼んでくれたんだ。そして何時もの
御礼を言うんだ。」
 「え?初めて聞いた!ソレって一体…」
280PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:41 ID:3Vc3lNFT
 本来ならわざわざ語るべきではないが…俺はあえて話す事にした。

 「“フランシーヌを守ってくれて有難う、コレからもあの子の事を頼む”って。
何かを食わせてくれたのは二人がその御礼にって意味だったのかな…。」
 「やだ…知らなかった…。」
 「あ〜でも、俺は買収されていたワケじゃないからな!コレだけは言っておくぞ!」
 「うん、わかってる。そうだ…お兄ちゃん、ボク未だ一度も御礼を言って…」
 「あ〜馬鹿!今更そんな堅苦しい言葉なんかいらん!」

 何やら話が妙な方向に反れてきたので今度は俺の方から意地になって再会
しようと促す。

 「さぁさぁ!で…次は何をするんだ?」
 「時間も無いし…こうやって…両方いっぺんにってのはどう?」
281PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:43 ID:3Vc3lNFT
 指さした写真は…

 「シックス…ナイン…って奴か…。」
 「コレなら手っ取り早いでしょ?じゃあ脱いで!!」

 何の躊躇いも無く服を脱ぎ始める。上手い具合にフランは少し大きめの
パジャマだったので全裸になるのにそれ程時間は掛からなかった…しかし
俺は違った。

 今更ながら俺は動揺していた。初めての相手・ソレは俺にとっては非常に
贅沢だ。お世辞とかではなくフランは見た目も可愛いし発展途上ながらも
その姿態は賞賛に値すると思う。

 但しそういう風に意識し始めたことは全く無かった。だが今回は違う。それに
今まで兄妹同然…いやソレ以上の存在として接してきた相手を汚すような
行為・罪悪感が拭いきれない。 
282PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:43 ID:3Vc3lNFT
 「ほら、早く!」
 「わ、ちょっと…あ…」
 「もう…お兄ちゃん…モタモタしてると…襲っちゃうぞぉ!」
 「くそぉ!あぁ判った、判りました!!急かすな、自分で脱ぐわぁ!!!」
 「おぉ!そうこなくっちゃ!!」

 流れに逆らえなくなってきた。

 覚悟を決めて俺は全てを脱ぎ捨てる。

 「えへへ…コレで…準備完了…と。」
 「余裕だな…。」
 「それじゃあ…いってみよぉ!」
 「うわぁ!」

 そのままフランは俺に飛びかかる。
283PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:44 ID:3Vc3lNFT
 「おぉ…少し大きくなってる…のかな?」
 「おい…あんまり粗末に扱うなよ!」
 「大丈夫!お兄ちゃんも…そっとだよ…。」

 若干照れは有るが、幼い頃には風呂場で見せ合った事も有ってか、お互い
に触られる事自体に抵抗は無かった。しかし未だ扱い方が判らないので
とりあえず俺は秘所をそっと開いてみる。

 「うわぁ…こうなってるのか…。」
 「んぅ…あん…写真とは…違うでしょう?」

 言われた通りだ。必要以上に割れ目からビラビラしたモノがはみ出ている
ワケでもない女性器・未だ生えきらない薄目の恥毛・そして怪しく光る粘膜が
俺の興奮を高める。
284PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:45 ID:3Vc3lNFT
 「おぉ…また大きくなって…うわぁ…凄い…。」
 「いちいち説明…んぉわぁ!」
 「ん…う…あんまり…臭わないモンだね…風呂上がりだから?」

 先手を取って軽く先端を銜えたフランが問いかける。

 「知った事か!じゃあ俺も…うんっ…んう…」
 「きゃあ…もっとゆっくり…んぁ…あん…コッチも…えいっ!」
 「んぉ…負けていられ…な…あぅ…く…」

 しゃぶり合いが始まるとお互いに意地になっていた。

 もう今までの蟠りも忘れフランの舌や唇の感触を味わう。

 「あ…イイ…ソコも…うっ…あぁ…」
 「お兄ちゃんのも…ひゃ…あんっ…」
285PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:46 ID:3Vc3lNFT
 徐々に膣口から液体が滴り落ちてきた。ここぞとばかりに俺はソコに
吸い付く。

 「あぁん!そんなに強くしちゃ…んぁう…駄目…」

 コチラが有利になってきたようなので調子に乗って小指をゆっくりと滑り
込ませてみる。ついでにクリトリスを覗くように優しく包皮を剥いてみた。

 「きゃあ!両方なんて…ズルい…あ…そんな…」
 「仕方ないだろ。そういう構造なんだか…ぬわぁ…くそ…やりやがった…あぁ!!」

 対抗するかのようにスッポリと俺は口一杯に銜えこまれる。

 「んぅ…負へへ…れは…ひ…んく…ん…う…ん…」
 「銜えながら…喋らんで…い…あぅ…う…」
 「ふぇ…ふんっ…ん…んあ…う…」
286PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:47 ID:3Vc3lNFT
 既に“どちらが先にイッたら負け”という雰囲気。よくよく考えればつまらない
意地の張り合いだがお互いに真剣だ。

 「ココはどう…んぉ…おのれ…もう一度…あぁ…コレは…ヤバ…いっ…」
 「んふ…んぅ…く…んっ…あう…」

 フランの感じる所はある程度把握出来たが…ソコを攻めると同時に膣壁だけ
でなく俺をくえ込んだ口腔内部までキュッっと締めて来る。決して本人は意識して
いないのだろうが…ヤバい…コレでは共倒れだ…。

 「もう…駄目…だ…あ…あぁあぁ…お…俺…もう…イッちまうかも…うぁ!」
 「うんんぅ…それなら…えいっ!…ん…んぅ!」

 迂闊にも限界が近い事を声に出て伝えてしまった。ソレを合図に更に激しい
締め付けと往復運動が俺を容赦なく責め立てる。
287PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:49 ID:3Vc3lNFT
 「あぁ…んぅ…くそぉ…あぁあ!!!」
 「ん…あぅ…う…んぅんぅうぅ!!!」

 結局、同時に俺達は果ててしまった。しかし果敢にもフランは俺を離そうとは
しなかった。お互いに激しく痙攣する。

 動きが収まると同時にフランが倒れ込む。

 お互いに肩で息をしたまま暫く手足を動く事が出来ない。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 やがてジュルジュルと液体を啜る下品な音が響くと同時にフランが身体を
起こしグルリと身体を180度まわして俺を見つめる。
288PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:51 ID:3Vc3lNFT
 「う…んぐっ…。」

 大きく喉を鳴らす音が聞こえた。

 「少し零れたけど…ちゃんと飲んだよ…お兄ちゃん。」
 「や…やるな…それより…おまえは…ちゃんと…イッたのか?」
 「うん…お兄ちゃん…凄く…良かった…けど…あぁ…不味いなぁ…。」
 「あのなぁ…。コレは味わってもらう為に出すモノじゃないだろ?」
 「あ、そうだったね…でもこんなの不味いモノで…赤ちゃんが出来るなんて…
ちょっと嫌だな…。」
 「おいおい…そういう問題か…。」

 そう言いつつも見せつけるかのように笑いながら一度大きく舌なめずりした。

 コイツめ…まだ余裕あるな。
289PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:52 ID:3Vc3lNFT
 「あ、ちょっと待ってて!」

 唐突にフランは立ち上がり部屋から立ち去る。そして直ぐにうがいをする
大きな音がした。戻ってきたところで声を掛けたがソレは直ぐに遮られた。

 「何だぁ…無理しなくて…ん…ぐ…」
 「ん…う…これで…気兼ねなしにキス出来るでしょ?」
 「う…おまえ…妙に芸が細か…ふ…んんっ…」

 そのまま嬉しそうに何度も唇を重ねる。何かを言おうとしても許してくれない。

 やっと動きが収まる。そして…。

 「さぁ…いよいよ…。」
 「お…おい…本当に…するのか?」
290PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/03 02:53 ID:3Vc3lNFT
 今晩はココまでにします。

 感想・リクエストお待ちしています。
291六野三国 ◆jMOammQf8U :04/07/03 14:05 ID:0GrBu41d
生殺されましたw
292前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/07/03 20:43 ID:LSRkt1XP
ドモ前々519っす。

>>242 >FXD氏
うっかり書き間違えてエロまで遠い作品となってしまいましt

>>290
>PC・drinker氏
練習のつもりが・・・・・ですかw
思わず下の身体が反応してますたw

>>271
いやいや、今度は漏れのSSをC・・・・・ゲッフンゲッフン!

投下します・・・・・・>>238より。
293前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/07/03 20:43 ID:LSRkt1XP
「―――――――まったく!デリカシーの欠片も無いの!?」
ボフッという音を立てるように枕に拳を叩き付ける。
「・・・・・でも・・・・・・・・」
さっきの―――――――――――
(凄く近かった。お兄様と、顔が触れ合うほどに。)
ソレを思い出すたびにまた顔が紅潮してしまう。
(ダメ!何考えてるの!?)
自分の頭をブンブンと振りながら、妄想を振り払おうとする。
と――――――――――
294前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/07/03 20:45 ID:LSRkt1XP
「おーい、真奈ぁ〜!風呂出来たぞ〜?」
一階から兄の呼び声が届く。
「お兄様が先に入ってよ!!!!」
思わず感情的になり、怒ったような口調になってしまう。
「はい、はい。」
呆れたような声が帰ってきた。
「・・・・・・・・」
自分の鞄の方をチラッと見やる。
――――――あの「本」が入っている。
兄妹――――――。
血の繋がった者同士が繰り広げるやり取り。
295前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/07/03 20:48 ID:LSRkt1XP
「――――――あー、さっぱりしたなぁ。」
コキッ、コキッと首を鳴らすように、首を動かす。
「それにしても・・・・・・・」
(真奈の奴、重かったなぁ。)
のしかかられた上半身の下腹部が痛かった。
「ん〜?成長したと考えればいいのかな?」
(ただ太った?・・・・・・いや体系は標準だろう、パッと見は・・・・)
俺は、真奈の重さについて思考を巡らせていた。
「ん〜・・・・部屋に戻ってもうそろそろ寝るか・・・・・・・。」
俺は二階の自分の部屋へと向かった。
296前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/07/03 20:49 ID:LSRkt1XP
――――トン・・・トン・・・トン・・・・・・バタン
階段を上がってくる音の後にドアが閉まる音が続いた。
(お兄様・・・・お風呂上がったのかな・・・・)
「私も、お風呂入らないと。」
着替えを箪笥から引っ張り出し、部屋を出た。
部屋を出た途端、兄の部屋のドアが目に付いた。
ドアの隙間から明かりが消えているのが見えた。
(お兄様って、お風呂から上がったら大体すぐ寝るのよね・・・・・
どんなに隙の無い人間でも、寝ているときは――――――)
そう思いかけ、頭をブンブンと振るようにしてその思いを振り払いながら階段を降りた。
297前々スレ519  ◆CfpuGKKDJA :04/07/03 20:53 ID:LSRkt1XP
ここで糸冬。

ん〜・・・・・・微妙。
エロまでもうチョト待てくだされぃ、な状態っす。

そんじゃ投下しにまたきまふ。
298FXD ◆FXD/.woKRg :04/07/04 09:15 ID:oKeQCa6u
>>290
かなり気合いの入った練習に(;´Д`)ハァハァ

>>296
>どんなに隙の無い人間でも、寝ているときは――――――
次の投下ではお兄様暗札ですね。(どっちの手段かは存じませんけどw)

さて、天気いいしバイク乗ってこよっと!
299名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/05 00:10 ID:1ZralPod
保守仕る
300向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/07/05 00:50 ID:X62p3oDr
中途半端な出来の短編を引っさげて、久々の登場です。こんばんわ。


積もる話は後ほど。ではどうぞ。
301向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/07/05 00:52 ID:X62p3oDr
夕暮れ過ぎの喫茶店。
テーブル席に座る女性と、目の前にある2つのカップ。


『別れないか、俺たち』


…今回は効いたな、うん。
両手に数え切れなくなりそうな失恋の中でも、今回はきつかった。


すぐに諦めるのは、ボクの悪い癖。


時計の短針が、真下を指してカチカチと鳴る。
302向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/07/05 00:54 ID:X62p3oDr
帰り道。
コンビニで買ったスポーツ飲料を飲みながら、家へと歩く。


「ボクってそんなに魅力ないのかなぁ…」


独り言をぼやきながら、曇り空を見上げる。
初夏のこの時期の空が、こんな時間帯に茜色じゃない。
―――ってことは。


ぽた。ぱたっ、さぁぁぁぁぁ…。

雨が、もの凄い勢いで降り始めてきた。
303向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/07/05 00:55 ID:X62p3oDr
車庫前の屋根を見つけて、避難する。
背をもたれると、古びたシャッターが軋む音を上げた。


「はぁ、サイアク…」


今日はなんてついてないんだろう。
折角出来た恋人には振られるし、帰り道に雨は降るし。
ほかにも、ほかにも…。


「なーに顔ふくれさせてんだよ、それじゃ折角の顔が台無しだぜ」

聞き慣れた声が、頭上から降りかかる。
304向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/07/05 00:57 ID:X62p3oDr
「お兄ちゃん、どうしたの?」
「んー…傘持って行かなかったし、迎えに来てやったんだが?」

あごの無精髭をさすりながら、笑顔で私を見つめてくる。
その見慣れた顔は、何故かいつもより優しく見えて。

「けど、よくここで雨宿りしてるって分かったね」
「ふふん、この俺様をなめるなよ?」


えっへん、と胸を張ったあと、水色の傘を差し出してきた。


「大切な妹を、こんな雨の中に放っておいてたまるか」
「このシスコン兄め…けど、ありがとう」
305向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/07/05 01:00 ID:X62p3oDr
水色の傘と、無色透明の傘が並んで歩く。
同じリズムで、仲良く、なかよく。


「お兄ちゃん…また、ふられちゃったんだ、私」
「ほう…なら、まだまだ俺の元に居られるな。良かったじゃん」
「良くないわよ、お兄ちゃんのバカッ!」
「あーあーまぁまぁ、そう怒りなさんなって」


離していた手を、結べば。ほら。

「お前が幸せになれるまで、俺がずっと見守っててやるよ」

それはそれは、仲むつまじき恋人の後ろ姿が。
306向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/07/05 01:10 ID:X62p3oDr
…以上です。ぁぅ、ほんのちょっとSS書いてないだけで、こんなに作品の感覚が鈍るのか…_| ̄|○

雨降りです。この季節に降られると、衣服が肌にこべり付いて鬱陶しいですよね。
まぁ、私はそんな時期に黒の長袖を着て、自室でゴロニャー(w してるんですけどね(*´∀`)


他の作品にもちゃんとレスを返したいんですが、量が洒落にならないので割愛します(´・ω・`)ゴメンナサィ
…で、フロンダルの方もちょっとずつ進んではきていますが、どういう風に投稿しようか考案中です。

では今宵はこの辺りで。次回こそはフロンダルをポスト…出来たらいいなぁ(苦笑
307PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/05 03:31 ID:/edEcFer
>>297
>お風呂から上がったら

 もしかして次回は“お兄ちゃん貞操の危機”…と大外れな先読みを
してみたりする。

>>298
 あの…出掛ける前に続編を…。

>>306
 暖かくて(・∀・)イイ!作品ですな…。それでは“フロンンダル”を待たせて
もらいます。


 でわ寝る前に続きを投下。
308PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/05 03:32 ID:/edEcFer
 「お兄ちゃん…ボクじゃ…嫌?」
 「そ…そんな事ないぞ!」

 それはキッパリと返事出来る。俺はやや激しい口調で否定した。

 「じゃあ…お兄ちゃんの童貞…ボクに…」
 「待てコラ!そういえば…最初っからそうだったが…何で断定する?物的
証拠は無いだろ??」

 俺は躍起になって反論する。

 「えぇ〜今更隠さなくてもイイって!」
 「お前…実は俺を思いっきり馬鹿にしてるのか?」
 「意地にならなくてイイじゃない!それにお兄ちゃん…優しいけど…不器用
で、あまり女の子が寄ってこないタイプでしょ?」
 「言わせておけば…あ〜腹が立つ発言をズケズケと!」
309PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/05 03:34 ID:/edEcFer
 「気にしなくてイイの!それに…みんなボクのせいで…遠慮してくれたんだ…。」
 「え?う〜ん…そうなのか??」
 「うん。最初は…そんな事気にしてなかったけど…引っ越す前から…みんなには
感謝してたんだ…おかげで…やっと…」

 思い出してみれば…フランが引っ越してから始まった冷やかしは顔なじみでない
女子も多かった。更にソレが収まる頃には確実に女友達も増えていた。

 だが結局は真剣に男女のつきあいが出来る相手は見つからなかった。

 間もなく俺は卒業して忙しい日々に追われソレ以降は男女交際なんて考える事は
全く無かった。

 やはり俺の頭の片隅に何時もフランが居座っていたせいなのか…。

 もしかして俺は真剣にフランを…いや、今はそんな事を考えるのは止めよう。
310PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/05 03:34 ID:/edEcFer
 「あぁまた変な方に話がそれてきた!さぁ…やるぞ!!」
 「う…うん…じゃあ…お兄ちゃん、ボクの…初めて…貰って…」
 「あぁ…喜んで頂こうか…。」

 辿々しい言葉に素っ気ない口調での返事。情けないが今の俺にはこうする
しか出来なかった。

 「さぁ…お兄ちゃん…早く…。」

 既にベッドに寝そべっていたフランが軽く膝を立てる。しかしアソコを拡げたり
大股開きになったりと漫画でありがちな格好はしなかった。

 どうやらあくまでも俺にリードさせるつもりのようだ…。期待を裏切るワケには
いかない…何やら妙なプレッシャーが襲う。しかしソレを表に出さないように俺
は太腿をゆっくりと開き隆起したモノを秘所に近づける。
311PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/05 03:38 ID:/edEcFer
 「ん…ココだな…」
 「あぁ…もうちっと下…」
 「おっと悪い…。」

 緊張で手元が覚束無い。さすがに見かねたのか上半身を起こしてフランが
誘導してくれる。

 「ん…く…」
 「う…来た…あぁ…そう…そのまま…」

 先端が軽く食い込む。

 「フラン…本当に…イイんだな?」
 「うん…お兄ちゃん…ボクが嫌なら…止める?」
 「馬鹿野郎!そんなワケないだろう!!」
312PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/05 03:40 ID:/edEcFer
 意地を張って俺は大きく叫びながら一気に付け根まで突き立てた。

 「きゃあ!!!あぁ…あ…あぅ…う…う…」
 「あぁ…しまった!お…おい!!だ…大丈夫か!!!」

 大きな悲鳴・直ぐにソレは途絶えフランは大きく仰け反り口を大きく震わせて
悶えている。

 「だ…大丈夫…ちょっと…お…驚いたぁ…。」
 「すまん…何で俺…意地になってるんだ…。」
 「もういいよ…それにしても…思った程…痛くない…やっぱり…少し破けて
いたのかな?」
 「あぁ…なるほど…って…え…おい?無理するなよ!」
313PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/05 03:41 ID:/edEcFer
 一旦落ち着いてから笑顔で話しかけてきたがよく見れば涙ぐんでいる。
チラリと付け根に視点をやると愛液と共に既に僅かながら鮮血が入り交じり
俺の太腿に滴り落ちている。

 「なぁ…無理だったら…別の日に…やり直しても…」
 「お兄ちゃん!ココまでしておいて…ボクに恥かかせるの?」

 我ながら酷い失言。だがフランの身体が心配になったのは否定しがたい事実。

 「いや…そうじゃなくて…」
 「えへへ…やっぱりお兄ちゃん…不器用だなぁ!でも優しいのね…。」
 「言ってくれるな!くそっ、じゃあ…遠慮しないぞ!!」
 「うん…もう…動いてイイよ…。」

 狼狽える俺に対し悪戯っぽく笑うフラン。その様子に決意した俺は動き出す。
314PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/05 03:42 ID:/edEcFer
 今晩はココまでにします。

 感想・リクエストお待ちしています。
315孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/07/05 21:57 ID:H9iYmb15
316名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/06 03:20 ID:qPTe/edH
>>315
見られません
317FXD ◆FXD/.woKRg :04/07/06 23:13 ID:arhnrq0/
>>307
すいません‥‥最近、筆が鈍ってて。日曜は憂さ晴らしに海沿いを流してました。

>>315
‥‥まぁ、こちらでゆっくりやっていくのも手ではないでしょうか?

短いけど>>214からの続き、投下します。
318FXD ◆FXD/.woKRg :04/07/06 23:16 ID:arhnrq0/
普段は極度に内気な姉だけど、俺にだけはいつも臆面もなく甘えてくる。そんな姿がホントにカワイイ。
そういえば、二人で風呂に入るなんて何年振りだろう‥‥あの頃はただの幼い姉と弟の間柄だったけど‥‥

こうして姉を抱いたまま浸かっていると、少しぬるめのお湯なのにのぼせそうだ。
それなのに姉は俺の方へ振り返り、無言でキスを求めてくる。でも、それを拒まない俺。
俺の首に細い腕を巻き付けて、ベッドの上と変わらない濃厚なキスを交わす。
‥‥熱いキスでなおさら頭に血が昇ってくる。本当にのぼせそうになり、さすがに自分から唇を離した。
「ちぃ、俺もうのぼせそう‥‥上がろう‥‥」
姉は素直に言う事を聞いてくれた。続いて俺も浴槽から出てバスタオルを手に取り、湯上がりの姉の体を拭き取る。
抗う事なく俺に身を任せる姉。布越しにもしっかりと感じられる『女』の肌の柔らかさ。
今すぐ押し倒したくなるのを堪え、まるで美術品を扱う様に、丁寧に愛撫するように水滴を拭う。
319FXD ◆FXD/.woKRg :04/07/06 23:20 ID:arhnrq0/
「はい、終わったよ‥‥先、戻ってて」
細い体にバスタオルを巻き付けてあげて、部屋に戻るように促したけど、姉は動かない。
「‥‥ちぃ、どうしたの?」
「私も‥‥拭いてあげる」
断る隙もなくそっと俺の背中を拭き出す姉は、巻き付けたバスタオルが落ちたのも気にせず手を動かしている。
胸から腰へとタオルは動き、姉は俺の前に跪く。そして体の動きに合わせて揺れる艶やかな黒髪と、
弾力に富んだ胸が目に映った途端、自分の意志とは関係なく己の分身は、一瞬のうちにはちきれそうになる。
足の先まで拭き終わって、最後に姉の手がその部分に伸びる。小さな手がタオル越しに欲望の塊をそっと包み、
なだめるように俺を拭う。でも、その行為は逆効果にしかならず、興奮は更に高まっていく。
そして、ついに姉はタオルの下に手を潜らせて、直接俺のモノをそっと両手で包み込んだ。
「‥‥ナオ君」
「な、何‥‥?」
320FXD ◆FXD/.woKRg :04/07/06 23:23 ID:arhnrq0/
いきなりの行動に思わず声がうわずり、固まってしまう俺。 
「ナオ君の、これ‥‥私の中に、入って‥‥くるんだよね‥‥」
「‥‥やっぱり‥‥やめる?」
「ううん‥‥私、ナオ君としたい‥‥ナオ君の‥‥『女』に、なりたい‥‥」
正直、姉からこんな直接的なセックスを望む言葉が出てくるなんて、思ってもみなかった。
でも姉は、ただ単に興味や快楽だけの為に俺とセックスがしたい訳ではなくて、セックスという
『儀式』によって俺への思いを伝えたいのだろう。そうでなければ、姉がこんな事を言う筈がない。

ならば、俺はどうなんだろう? 俺は姉の思いを利用して、欲望のままに『したい』だけなんだろうか‥‥
いや、そんな事はない。俺が心の底から抱きたい、抱かれたい、傍にいたいって思うのはたった一人。
『ちぃ』だけなんだから‥‥
321FXD ◆FXD/.woKRg :04/07/06 23:26 ID:arhnrq0/
「俺も‥‥早くちぃに抱いて欲しい‥‥行こう‥‥」
姉の小さな手を取って立ち上がらせ、体を抱き上げて俺は部屋に戻る。もう後戻りはしない。もう迷わない。

部屋に入り、姉をベッドに降ろしてその横に寝そべって目を見つめあう。
年上なのに、なんでこんなにかわいいんだろう‥‥そう思い髪を撫でると姉は、俺に抱きつき胸に顔を埋めてくる。
「ナオ君の胸、広くて温かい‥‥こうしてると、ナオ君の方がお兄ちゃんみたい‥‥」
「そうだね‥‥ちぃはちっちゃくてかわいいから、妹だって言ってもバレないだろうね」
いつもならそんな返しをすると、姉はちょっと拗ねたりするけど今日は違った。
「だったら‥‥私、ナオ君の妹になってあげるね」
いたずらっぽい微笑みを浮かべて恥ずかしそうに、嬉しそうに胸板に何度も頬擦りを繰り返す。そして‥‥
「‥‥お兄ちゃん‥‥好き‥‥大好き‥‥」
甘えるような上目づかいで見つめられて、『お兄ちゃん』と呼ばれただけなのに‥‥すごくドキドキした。
322名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/06 23:30 ID:dPRkWNWQ
つIIIIIS
323FXD ◆FXD/.woKRg :04/07/06 23:31 ID:arhnrq0/
本日は以上です。
急に暑くなったんで頭がボケて書くのが滞っております。
ネタはたくさん思い付くのですが、言葉がうまくつながらなくて‥‥

それでは、おやすみなさい。他の文士、絵師さまの降臨もお待ちしております。
324呉兄:04/07/07 10:21 ID:h5LTyXem
コソーリ´・ω・`)つttp://rupan.zive.net/~kain/cgi-bin/upload/src/up0927.zip

文士様方、投下乙でつ。全部読んでまつ。描きたいでつ。でも時間が無いでつ・゚・(ノД`)・゚・
325FXD ◆FXD/.woKRg :04/07/07 23:51 ID:gLLXm1Zl
ゴ兄さま、今スレ初物の絵、おいしく頂きました。四つん這いに(;´Д`)ハァハァ‥‥

>描きたいでつ。でも時間が無いでつ・゚・(ノД`)・゚・
お忙しいようですね。また新作が投下されるのをゆっくり待ってます。
326名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/08 00:03 ID:n8rlYCxq
絵はともかく、でつまつはやめろ。
327向こうの230 ◆EldeW1Y/XY :04/07/08 00:09 ID:rMO/9Owc
あらあら…他人様の口調に文句をつけるお子ちゃまは誰か知ら?

>>324
おいしく頂きました。っていうか是非うちのユイネを描いtうわなにをするやm(ry
328孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/07/08 04:10 ID:YHibpq9u
そうかよーし、復活しちゃうぞー
とか言ってんの。も(ry
なんかこのスレにまで元気が無いんでそろそろ音速としても復活しようかな。

>>324
頂きました。それとあっちでも挿し絵大感謝です。(素材の方も(σ・∀・)σゲッツしてたり
そして改めて自分の(拙い)文が入った絵を見ると…なんかハズカチー(/д\*)

新作:『見せつけられて…』(その1)
ttp://maichy.s1.x-beat.com/up/data/oo3633.zip
パスはいつもの共通パスで(w

(その1)って事は2とか3とかあるわけで… 続きは日曜の朝に
329呉兄:04/07/08 11:43 ID:wj8PH1wk
>>325
暇を見てちょこちょこ描いてるつもりですが…ペース的には週一くらいになると思います。でも期待はしない方が吉かも…。

>>327
描きたいんですけど、まだキャラクターの把握(容姿とか)が出来ていないのでなんとも言えないです。

>>328
新作うpキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
見せつけられて感じちゃってる博美タン(;´Д`)ハァハァ
日曜朝が待ち遠しいです。
ところであれ、ちゃんと拾えてたんですね、良かったです。
素材の方はお願いだから消して下さい…(´・ω・`)

でわまたー
ノシ
330名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/08 14:05 ID:ygmx7EMG
>>328
頂きましたよ

魅せられて。2004バージョンなんてのがでてるそうなw
331三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ :04/07/09 01:59 ID:sZWNOrEO
三文です。「帰郷」そのBをまたいつものところに。 04/07/09(Fri),01:29:11 蓮もいつも通りです。
2日ほど安置しておきます。
去る、と言っておきながらこういう形でも訪れることにまた非難食らいそうですが…目をつぶってやってください。

呉兄サン殿、頂きました。解凍して作品を目にして、マジ泣いてしまいました。
超個人的な嗜好で書いてたつもりの作品が、こうして絵を付けてもらえることで、もっと高い存在に昇華出来た気がしました。
どれだけ拙作が皆さんに受け入れてもらえてたかが、やっと今頃理解出来た気がします。
あらためてスレを去ってしまったことをお詫びしたいです。とりあえず書き続けることで。

FXD氏他(略名スミマセム)文士の方々も、暑いので身体のほうなど大切にどうか。そんで続けてくださいね。

ではまたです。ヾ(´д`)
332名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/09 02:20 ID:5E4QtEsw
三文殿乙

主人公にはぜひ捕まるなよと言いたいw
333孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I :04/07/09 02:22 ID:UQWFRMNu
三文dキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!

>あらためてスレを去ってしまったことをお詫びしたいです。
よかったらいつでも戻ってきていいんですよー(と煽ってみる。)

とりあえず、FXD氏は重度ロリ患者ということですね。(!?

>>332
くは、音速取られた_| ̄|○
334六野三国 ◆jMOammQf8U :04/07/09 13:33 ID:Tj7etO0P
>>331
頂キングカメハメハ

五右衛門風呂か〜、懐かしい(遠い目)20年くらい前だw
親父の実家へ行けば、まだある。

335FXD ◆FXD/.woKRg :04/07/09 23:56 ID:2iWtqrBb
三文さま、『帰郷・3』ありがたく頂戴いたしました。
絵毬ちゃんの細く柔らかそうな背中や可愛いお尻にハァハァ‥‥もうどちらの私(?)も犯罪寸前状態です(w
リアル話をすると、おにゃのこを後ろから抱きしめるのって、すごく好きです。
女性の背中の細さには色気だけじゃなくて、儚さや切なさを感じて‥‥って妄想入り過ぎですね私。

>去る、と言っておきながらこういう形でも‥‥
このスレでは誰もそんな事気にする椰子はいないんで、お気になさらずに。

>>332
‥‥それは作中の私(?)へのお言葉ですよね?

>>328
『見せつけられて…』頂きました。
それより最後の一行にダメージ‥‥リアルで見てた私って‥‥( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
336名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/10 00:18 ID:g8ehKC7d
そそ、あくまでも「作中の」FXDさんw
337PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:10 ID:JHtHBjeP
 出張のドサクサですっかり滞っているな俺…って忘れられているかな俺?

まぁこの御時世じゃ手持ちの資格の維持は必須なんで仕方ないのですが。

>>323
 “お兄ちゃん”と呼ばれちゃいましたか…剃毛変態プレイ直後この
台詞…しかもここで中断…まさに生殺し…(;´Д`)ハァハァ

>>328
 変態兄妹バンジャーイ∩( ・ω・)∩は…早く続きを…(;´Д`)ハァハァ

>>331
 やばい…ロリ属性に目覚めそうですよ…(;´Д`)ハァハァ
338PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:18 ID:JHtHBjeP
>>324
 アッチといいココといい…相変わらず濃厚でゑ炉くて(;´Д`)ハァハァ
それにしても俺の普段の作風に一番程遠いですな(褒め言葉です念の為)

 なにやらソチラも忙しそうですが…がんがって下さい。

>>335
 もしかしてFXD氏とそれほど歳が変わらないのかも…。
339PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:31 ID:JHtHBjeP
  _、_
( ,_ノ` )y━・~~~  それじゃあ…続きを投下させてもらうよ…
340PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:32 ID:JHtHBjeP
 「んぁあぁ…あんっ…んぅ…あぁ!」
 「んぅ…うぉ…い…イイ…く…あぁ…あ…」
 「ぬぉお…凄ぇ…コレは…キツくて…あ…熱い…コレが…」

 ジワジワと腰を往復するが、少し動いただけで膣壁の暖かさと滑(ぬめ)りが
俺に容赦無く快楽を与え圧倒する。

 「い…いい…あ…あはぁ…うぅ…フ…フラ…ン…いい…あぁ!」
 「お…お兄ちゃん…気持ち…い…いいの?」
 「あぁ…最高だ…あぁ…あ…」

 そのまま俺はフランを受け入れ夢中になる。まともに受け答えも出来ず一方的
に腰を打ち付ける。

 しかし一瞬視界に結合部が映る。
341PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:33 ID:JHtHBjeP
 激しい動きのせいで血液と愛液が入り交じったモノが周囲に広がっていた。
出血自体は酷くないようだ。ソレは俺の身体の興奮度を一層高める。しかし
精神(こころ)はそうではなかった。

 「あ…あぁ…また勝手に…何やってるんだ…俺は…どうして…」
 「んぅ…え…お…お兄ちゃん…な…何?一体今度は…」
 「お…おい…本当に…痛くないのか?」
 「あ…あぁ何だぁ!その事?まだ…ちょっとヒリヒリするけど…大丈夫!!」
 「本当だな…勝手に楽しんですまん!もっと…ゆっくり…」
 「イイの!もぉまたブチ壊しにするの?さぁ…続けて…それに…練習だから
って手抜きしちゃ駄目!!」

 練習…か…。

 その言葉にとりあえず割り切ろうと決心する。しかし同時に少し寂しさが襲う。
342PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:36 ID:JHtHBjeP
 もしかして…コイツとこうしていられるのも…束の間なのか…。


 何れにせよ…今は余計な事を考えるのは止めよう。

 「じゃあ…続けるぞ…。」
 「うん…お願い…。」

 再び俺は動き出す。

 「あぁんっ…お兄ちゃん…いい…何で…初めてなのに…あぁ…あんっ!」
 「な…何でこんなに…あぁ…やべぇ…コレじゃ…ああっ…」
 「いいの…お兄ちゃんの…凄く…あん…いいの…」
 「フラン…俺も…イイぞ…くっ…う…んぅ…んぁ…あ…」

 お互いに夢中で相手を貪り合う。
343PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:38 ID:JHtHBjeP
 挿入して…腰を動かす…ソレだけだ…もう雑誌やビデオのように体位を
変える事など考える余裕もない。

 「お…お兄ちゃん…お兄ちゃん…あ…あぁ…は…あぁ…お兄ちゃん!」
 「フ…フラン…俺は…ココだ…あ…あぁ!」

 フランが喘ぎながらも執拗に俺を呼び始めた。無意識に上半身を倒し顔を
寄せる。

 「お兄ちゃん…ん…んぅ…」
 「フ…フラン…く…んぉ…」

 動きを緩めるのは一瞬だけだった。近づいた俺を強く抱きしめたフランがまた
唇を奪いに来た。二人で唾液を貪り合うが俺はその間も往復を止めない。
344PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:38 ID:JHtHBjeP
 「ん…んぁあぁ!く…ふん…ん…う…」
 「う…お…おぁ…あ…あぁ…い…」

 途切れ途切れに俺達は喘ぐ。

 しかし早くも終焉が近づいてきた。

 「う…お…俺…もう…限界…かも…」
 「ボ…ボクも…駄目…来ちゃう…」
 「お…で…出る…あ…やば…い…早い…す…すまん…」
 「イイの…出して…お兄ちゃん…遠慮しないで…あぅ…あぁあぁ!!!」
 「出る…あぁ…で…出る…う…あぁ…ああぁ!!!」

 ほぼ同時に俺達は頂点に達する。

 自身を引き抜く事も出来ずに俺はフランの膣(なか)に射精する。
345PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:39 ID:JHtHBjeP
 全て吐き出し終わってからやっと身体が離れてくれた。

 大きく肩で呼吸しながらベッドに大の字になり俺達は虚空を見つめる。

 「フラン…お前…凄く…良かった…。」
 「ボクも…気持ち良かったよ…。」
 「けどな…。」

 一息つくと同時に先ほどの言葉が俺の脳裏を過(よ)ぎり大きな不安と
なって襲いかかる。

 直ぐに俺は起きあがりフランに勢いよく抱きついて胸に顔を埋める。

 「コレで…終わりなのか…。」
 「え?お兄ちゃん…もう一回…したいの??」
 「違う!!!」
346PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:40 ID:JHtHBjeP
 「うわぁ!お兄ちゃん声が大きい!!」

 目を合わせられない…俺は泣きそうになるのを抑えるのが精一杯だ。

 「お兄ちゃん…一体…どうしたの?」
 「俺…もう…駄目だ…お前じゃなきゃ…駄目だ…。」

 気まずい沈黙が続く。

 やっとの思いで俺は口を開く。

 「なぁ…練習だけでいいのか?」
 「え?」
 「俺は…もっと…お前と…。」
 「ど…どういう事?」
347PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:42 ID:JHtHBjeP
 「俺は…お前がいなきゃ…お前以外は…もう考えられない…。」
 「お兄ちゃん…。」

 再び言葉に詰まる。

 次に俺は飾り立てる事無くフランに告白する…筈だった。

 程なく二度目の沈黙が破られた。但しソレは俺達が何かを語ったから
ではなかった。

 予告無しに部屋の扉が開いた。

 既に四人が帰宅しているのに俺達は全く気付いていなかった。
348PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:43 ID:JHtHBjeP
 「お待たせ…え…あ…あなた達…」
 「お…お帰り…あ…こ…コレは…はは…は…」

 俺もおばさんも固まったまま暫く動けない。周囲にフランの乾いた笑い
声が虚しく響くのみ。

 「二人とも…服を着て降りてきなさい。」

 先に動いたのは向こうの方だった。ソレ以上は何も言わず下に降りていった。

 「バ…バレちゃったね…。」
 「まぁ…当然だな…。」

 そのまま俺達は着替えを済ませてゆっくりと下へ降りる。
349PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:45 ID:JHtHBjeP
 「あはは…懐かしいな…こんなの…。」
 「フランシーヌ、茶化さないの!」
 「きゃあ!お…お母さん…そんな…」
 「お前…暫く黙ってた方がイイぞ…。」
 「うぅ…。」

 何年振りだろう…二人並んでの正座は…。

 但し今回は今までの安易な子供の喧嘩とは違う。その場限りの説教では
済まされないのは確実だ。

 先ほどから一人だけ黙って何やら深刻な表情を浮かべている。先ほどの
アルコールの名残か激しい怒りのせいか…顔が紅潮して一段と迫力の有る
顔つき。独特の彫りの深い顔立ちなのでそれが一層激しく見える。
350PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:47 ID:JHtHBjeP
 そして残りの三人が俺に一つずつ重い口調で問いかける。

 「大河、お前…一体…フランシーヌに何をしたのか判っているのか?」
 「あぁ…もう俺達は子供じゃないんだ…。」 

 「あなた達…後の事はちゃんと考えて行動…」
 「判ってる!俺は後悔していない!!」

 「じゃあ…一時の快楽だけが目的で…」
 「それは絶対無い!少なくとも…俺はフランを傷付けようとしたつもりは無い!!」

 正直に言えば逃げ出したいくらい重く苦しい雰囲気。だが…今だからこそ
かえって俺はキッパリと対応出来る。

 「ちょっと…みんな酷いよ…お兄ちゃんばかり責めて…それに最初はボクから…」
 「お前は黙ってろ!!!」
351PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:48 ID:JHtHBjeP
 「きゃあ!お…お兄ちゃんまで怒鳴らなくても…」

 ココで長い沈黙を破っておじさんが口を開く。

 「じゃあ…大河、お前は…一生フランシーヌを守っていける自信は有るか?」
 「愚問だ…たとえ今ココにいる全員を敵に回しても構わない!」
 「ソコまで言い切るだけなら誰でも出来る…それに…未だ本人に意思確認は
していないだろう?もしもフランシーヌ自身がお前を否定したら…」
 「そんなの関係あるか!たとえどうなろうが俺はコイツを守る!!」
 「ちょっとお父さんもお兄ちゃん…」
 「イイから!フラン、お前は何も気にするな!!」

 間もなく四人がその場を離れ廊下に出る。何やら小声で話し始めたが俺は
立ち聞きする気もなくそのまま正座していた。

 「お兄ちゃん…御免…ボクがこんな…」
352名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/10 01:49 ID:dxHL1oD4
紫煙w
353PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:50 ID:JHtHBjeP
 泣きそうな表情でフランが話しかける。

 「心配するな…それより…お前…俺が嫌いなのか?」
 「え?そ…そんな事無い!」
 「そうか…それならイイんだ…。」
 「お兄ちゃん…。」

 俺は満たされていた。成り行きとはいえ、こうしてフランが好きだという事を
意思表示出来たせいだろう…。

 暫くして話が終わった四人が現れた。

 「よし、お前達…庭に出ろ。」

 言われるがままに六人揃って庭に集合する。
354PC・Drinker ◆BokUNiNIjE :04/07/10 01:51 ID:JHtHBjeP
 今晩はココまでにします。

 感想・リクエストお待ちしています。

 >>352氏・支援感謝します。
355孕age改め孕嬰児 ◆n.HIMAoD9I
>>354
破瓜キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(  )━━(  )━━(゚  )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!!
バレタキタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(  )━━(  )━━(゚  )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!!
表出ろキタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(  )━━(  )━━(゚  )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!!
一体何が起こるのかとっても楽しみです。
>>335>>338
なんか傷つけちゃったみたいでスイマセン。
きっと私がまだヒヨッコなだけでしょう。決してお二方がオサーンだなんてこれっぽっちも - .∵・(゚Д゚)   ーt( ̄♯) フッ