このスレは妹萌え萌えな虹板文士さんと虹板読者さんが集うスレです。
虹板絵師さんも常時 щ(゚Д゚щ) カモーン!! で、降臨して頂けますと即時ネ申決定です。
「兄攻妹受」、「兄受妹攻」、どちらでも萌えればヽ(*´ 3`*)人(*´ε`*)ノ ベリギュー!。
さらに愛のある妹系SSなら何でもアリ!幼なじみ、従兄妹、御近所のお兄ちゃん欲しいっ子、
幼少時別離数十年ぶり再会娘、果てはドジ性格プログラムド妹メイドロボットまで何でもどんと恋!
基礎ルール
1:煽り&荒しは放置もしくはネタ化の方向でシクヨロ。
2:基本はsage進行で。メール欄にsage・孕age・不age等の記載をお願いシクヨロ。
3:SSの途中放棄は厳禁。最後まで責任をもって(;´Д`)ハァハァシクヨロ。
4:
>>950者が次スレを立てます。と言うか責任押しつけますw
但しスクリプトによる広告や荒氏が当たった場合はその次のカキコさんに一任。
SS書きにトライする際のコツなど。(文責:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ)
・誰でも初めは初心者です。上手く書こうとばかり考えているとなかなか先には進めません。
まずは自分の本能の赴くままに書いてみましょう。
・そして推敲しましょう。でもほどほどにしとかないといつまで経ってもポスト出来ません。
・本を読みましょう。他人の技術を真似するのはスキル向上のために重要です。
オリジナリティはそこから生まれます。と思います。
・ぶっつけ本番ポストも面白いですが、まずはテキストエディタ使用を推奨しておきます。
本スレでの公式ソフトはマイクロソフト謹製WinOS添付のメモ帳です(笑)
・というわけで書きたくなったら即トライです。
どんな話を書けばいいのかって? それは貴方だけが知り得ることです。
・あくまでどの作品もフィクションです。妄想は妄想の中だけにしといた方が吉です。
でもどうせ妄想なんですから思いっきり膨らませたほうが皆さんに愛されます。
こんなところでしょーか?ちょっと遊びすぎましたかw
AAはすこぶる苦手なのでどなたか妹子の壁からコソーリのやつ、おながいしますw
あと次回テンプレにぜひ、文士データベースなんぞ載っけてみると面白いかもです。
あ、あともう一つ、これもどこかに加えておいたほうがいいかなってのが…↓
・一作品完結ののち、できればファイル形式でロダに上げてもらえると幸いです。
ですね。あとがきなんかぜひ書き加えてもらった上で。
そのあとがきを書くのと読むのがまた面白かったりします。スレで書けない本音とかw
これはファイルを落とせた人のみ読める特権と言うか役得というか。おまけの部分ですね。
というわけで即死回避レスなど怒濤の如くおながいします。
950ゲッツが怖くてポスト控えてた方もぜひよろしくです。
オイラのポストは、ちと残念ながら数日来られそうにありません。日曜ぐらい?でしょうか(それも怪しい)
なにとぞ。m( _ _ )m
テンプレ御意見などもありましたらドゾ。
ではおやすむなさい。
スレ立て直後辺りで鯖死→移動とは災難ですな。
即死回避レス
>>1 老舗職人自らのスレ立てお疲れ様です。
あと例のAA貼っておきますね↓
|_
l ヽ-、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|ノノ))) \ | ボクたちみんな…
l ー゚ノ人 < お兄ちゃんが…
⊂)] | 大好きなんだよ…♥
|」〉 \________
|'
l ヽ-、
|ノノ))) \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
l ー゚ノ人 < 喰い殺してしまいたいぐらいにね☆
⊂)] \______________
|」〉
|'
音速たる俺様が移転に気付かんとは…
>文士データ
自己申告でな。
孕age的データ
読み方:はらあげ(辞書登録名)三文文土氏命名(w
プロフィール:ボク妊スレの住人だが今はPC・Drinker氏、むこうの230氏、と共に専らこちらに浮気中。
文:甘いの好きだが鬼畜もいける。(つまりは中途半端。
趣味:妄想、音速レス
妹:いるんだけどねぇ…
こんな感じですかね。
角煮鯖移転&新スレキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
・・・ってスレタイ案採用!?恐れ多いことを・・・・_| ̄|○‖
お、俺も文士データベース登録すっぺ!
リゼルギン酸ジエチルアミドデータ
読み方:りぜるぎんさんじえちるあみど
あだ名:孕age氏につづき、またもや三文文士氏により「りぜるタン」の名を受ける。元ネタは当然の如く某萌えアニメw
プロフィール:実はこのスレが長編SS書きデビュー。投下速度が殺人的に遅いが、実質的な理由としては
生活的に忙しいよりもエロパロ板のスレッドを股にかけての職人修行のためであったりする。
作風:切ない系を得意とし・・・・ている様に見られがちだが、SSが短いほどエロ濃度が高くなったりする。
趣味:えっちなのとグロいの。妹・ロリ・元気っ娘・リスカっ娘をことのほか愛でる。
隠れ:実はとある妹系スレの1さんだったり・・・・い、いや失言。忘れてくだちぃ。
よろしこ。
新スレ立てお疲れ様です。ラム酒入りレーズンでほろ酔い気分をお楽しみ下さいw
>文士データ
名前:向こうの230◆EldeW1Y/XY
読み方:むこうのにひゃくさんじゅう(他にも色々ありますが内緒w)
プロフィール:当初は向こうの住人でしたが、あの独特のテンポについて行けなくなってお引越し。
茶菓子と玄米茶、早朝のダイエトコーラ、そして音ゲーをこよなく愛す暇人(苦笑
文:短編が得意です。作調は多種。えちぃ表現は苦手気味。
音楽とひらめきを重ねて作品を書くため、時々イメージ曲を当てられたり。
趣味:お茶で一服、読書、音ゲー(特にギタドラ)
妹:リアルで二人。というか、従姉妹が皆おにゃのこなので、実質7人の妹がいるようなもんです。
SP:GF-1073、dm-681、PM-Lv34、UDX-初段
以上ですね。変とか言うなよ?ヽ(`Д´)ノ
14 :
名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/04/17 00:40 ID:T3Pp/YTd
辺
これの姉版立てたら需要ありますか?
>>15 むしろエロパロとかに逝けばあるんでない?
前にも話あったけど、角煮でSSスレ立ててもほとんどが過疎になると思われ。
大体、ここ自体が奇跡的にSSがメインで残ってるスレだからな。
>>1 新スレ乙です。即死回避はできてるのかな?
>>15 ここの文士方に頼んでみるのも一興。
いっそのこと自分で書いてみるのも一興。
>>1 おつかっれ〜
文士データっても書くことないな・・・
ま、長文もS○X描写も書けないヘタレですw
即死回避のどさくさ紛れに文士データ登録(w
名前 : FXD(えふえっくすでぃー)
プロフィール : 雪国在住。4スレ目から乱入。おそらく、生殺しスレでは一番オッサンと思われる(w
タバコとコーヒーをこよなく愛する典型的な道楽者。
作風 : 細かい描写をネチネチと書き込み、文章に2点リーダー2連を多用するのが特徴。長編・短編の両刀使い。
切ないストーリー、甘い話、シリアスっぽい話を好む。悲惨・鬼畜系は苦手。
趣味 : バイク(限定解除免許持ち)、スノーボード(バッジテスト一級所持)、本屋で立ち読み。
妹 : いないから憧れるんですよ‥‥
こんなトコですかね‥‥くれぐれも個人情報の晒し過ぎに要注意!
>19
漏れ三十路ですが何か。あ、文士の中では、てこと? > 一番オサーン
>17
うーむ。
姉モノで書いたら反発来ないか心配だ。
即死回避の為 データベースを1つ
名前:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
読み:ぴぃしぃどりんかぁ
プロフィール:ボク妊スレ39にてアルコールの勢いによるSS投下を無謀にも行う。
以降にも幾つかの作品を投下。偶然にも当スレに導かれてついに
ココでもSSを1つ投下、現在に至る。
作風:お兄ちゃんに思いっきり甘えたい妹を書く筈なのだが何故か気が付くと
妹が攻めている事が多い。但し明るく健全(?)なえちぃシーンは常に
心がけています。
趣味:車弄り・2ch巡回
妹:いない。妹同然の従妹や姪はいるが…誰か俺に献身的な妹を下さい。
23 :
519 ◆CfpuGKKDJA :04/04/18 02:06 ID:/jcbBizV
皆さん覚えてくれてますか?前スレ
>>519っす。
>>19 プライベート公開していいんですか?w
>妹:いないから憧れるんですよ・・・・・・
家に来た妹の友達も「私もお兄ちゃん欲しかったなぁ。」と言っておりますな・・・・・・
やはり、一人っ子なりに兄弟が欲しいとか思ったりするんですかな・・・・?
それにしても・・・・・モジモジ妹とは対称的な娘でした・・・・・・・
作品は、只今充電中なので、投下はも少し後になるっぽいっす(←ネタ切れ?
>文士
あとは三文dと五日の梟氏ですかね。
まだいるぞゴルァとか新規乱入歓迎ですよ。
ではココで新作投下いたしませう。前スレで勝手に受け取った兄受け作品。
……のはずなんだが全然兄受けっぽくないや。妹も一人称ボクだし。
題『妹>兄』
原題は『弱点は妹:好物はお兄ちゃん』 なんですが…このタイトルには勿体ない凡作なので。
「ね、お兄ちゃん。ボクのお願い…聞いてくれる?」
妹の由貴が上目遣いで言ってきた。
由貴は背が小さい方なので俺の胸の辺りの高さから見上げている。
俺と二つしか違わないのにまるで小学生のようだ。
長い髪をツインテールに纏め、(兄である俺が言うのも何だが)実に可愛らしい。
この可愛らしい表情を見て、もしかしたら世の中の妹のいない…
いや、由貴をよく知らない人は、何でも言う事を聞いてしまうかもしれない。
しかし俺にとってのそれは、明らかに金目当ての見え透いた媚びにしか見えない。
大方買いたい物があるが金がないのだろう。(俺だってそうだよ。
よって軽くあしらうことにした。
「……なんだよ。いまちょっと忙s…」
「なに?そのブアイソな態度!
可愛い妹がお願いしてるんだから、
『なんだい由貴。優しいお兄ちゃんは何でも言う事聞いてあげるよ。』
とかって言えないの?」
……爆裂するように返事が返ってきた。この口やかましいのが由貴の本性だ。
「……俺がそんなキャラに見えるか?」
「何よ、その冷たい反応は!
せっかくこのボクが精一杯の思いを込めてお願いしてるんだから
せめて聞く態度にくらいなりなさいよ!
お兄ちゃんは妹に対する愛情ってモノが無いの!?」
こうもバシバシ攻められるとつい萎縮してしまう。
「そういうワケじゃないが…」
「だったら、聞いてよ。 ね?」
「……で、なんの用なんだ?」
結局あちらのペースにはまってる気がするが、こうやって一度話を聞くのが一番手っ取り早い。
……はずだ。
「ボクね、今日はお買い物に行こうと思うの。」
「……行きゃいいじゃないか。」
「でね、お兄ちゃんも街に用事があるでしょ?」
「無くはないが…」
「やっぱり! あるでしょ?
だから、ボクと一緒に来て欲しいなって…」
「……どうせ金が無いからだろ。」
「あっ、ひっどーい!
まるでボクがお兄ちゃん金ヅルにしてるみたいじゃない!」
「違うのか?」
「酷いよ…
ボク、お兄ちゃんとデート出来るって思ってたのに…
お兄ちゃんは、そんな健気な妹の想いもわからない、冷血な人間だったんだね…」
「……。」
今度は嘘泣きを始めた。 そんなエサに俺様が釣られるわけ…
「いいよ!
ボク一人で街に出てボウカンにでも襲われたら
お兄ちゃんのせいだからね!
一生後悔するよ! 後で悔やんでも遅いよ!!」
必死な演技につい心が動いた。 ああ、俺って優しい兄ちゃんやなぁ…
「あ〜〜 ……わかったわかった。
一緒に行けばいいんだろ?」
「……ホント?
ホントにボクと一緒に来てくれる?」
「あ〜…… 何処となりとお供しますよ。」
「うん……
じゃあちょっと待ってて。
顔、洗ってくる…」
……嘘泣きかと思ってたが、本当に泣いていたのか?
いつもそうやって乗せるから……
いやいや、現に今回もすっかりおごらされそうじゃないか。
よく考えろ広樹。そうやって妹にペース握られっぱなしじゃ情けないぞ…
由貴が戻ってきた。が、その表情は暗く、溌剌としていた先ほどとは大違いだ。
「……お待たせ。」
「……じゃあ行こうか。」
「……うん。」
……さっきまでの思いとは裏腹に、しゅん…としたままの妹の表情を見ていると、
つい、優しい言葉をかけたくなる。
ああ… 俺って、基本的に優しい方だからな… ホント…
「……今日は買いたい物でもあるのか?」
「……。」
「言ってみろよ。お兄ちゃん買ってやろうか?」
「……いいの?」
「ああ。 男に二言は無い。」
うつむいていた由貴の顔が急に明るく起き上がる。
「じゃあさ! ボク新しいバッグ欲しいんだ!」
…やっぱり、嘘泣きだったか。
「……バッグはこの前買ってなかったか?」
「アレはもう古いの!
女の子は流行にビンカンなんだから
一日でも新しいモノを仕入れとかないとダサイって言われるんだよ!」
「……あっそ。」
「買ってくれるよね? 男に二言は無いんでしょ?」
|
|
|゚∀)
| )
|
だが、事前に対策はしておいた。ふふ、今日は俺ペースだぜ!
「……こんな事もあろうかとな、いま財布に三千円しか入れてないんだよ。」
「え〜〜〜! それじゃなんにも買えないよ!!
ひっどい!! お兄ちゃんボクを騙したの!?」
「……そっちが先じゃないかよ。」
「んも〜〜……」
「そう怒るなって。 財布の範囲内なら、なんでも買ってやるよ。」
「う〜〜… う〜〜…」
悔しがるような由貴の表情。ツインテールにしている髪が揺れる。
ふっふっふ…… 今回は俺の勝ちのようだな……
「じゃあ… 今日はアイスクリームのお店巡りね!」
明るく言われたので一瞬意味が理解しにくかった。
「……いま冬だぞ。」
「暦の上では春じゃない。」
「でも今日は寒いし、お店もそんなに…」
「寒い日だからこそ冷たい物食べたいってレアなお客もいるから結構開いてるんだよ。
さ、行こうよ。」
「……。」
この時はまだ軽く見ていた。
まさか、本当に三千円分のアイスを買わされるとは…
それだけではなく、自分が食いきれないからって俺に全部まわされるとは…
思いもしていなかった…… ゲプ
こんなところで糸売く。
しばらくエロ無し進行ですがご容赦を。
ついにリクエストしていた孕age氏の妹攻めSSが
キタ━━━━━━━━━━!!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
ヽ _ ___ ____
;; `);; ヽ ー ‐‐ ―‐ ――― _,.'⌒
);; ⌒)‐‐ ―‐ ズザー―――. '´, `ヽ
;) ;;) ;;;`ヽ⌒`)⌒ _ __ _. i i lノノ))i i
;) )´⌒;;)´⌒;;)⌒;;);; )_ ___ _(ヽ,ヘ从l !゚ ヮ゚ノ§
⊂〈___(_(つ―iノつ
乙そしてグッジョブ!
おっ、孕ageさんの新作来ましたね。やはりツインテールは(・∀・)イイ!
ところで
>>21であった姉モノ、私が書いてもいいでしょうか? 勿論、このスレに沿うような
SSに仕上げますけど‥‥とりあえずタイトルは『年上の妹』 もうこれだけでネタバレしてますけど‥‥
>>23 全て以前のスレでカキコした事しか書いてませんので無問題です(w
ツインテールキタ ━━━━━━(*´∀`)━━━━━━ !!!!
これはあれですか、某姉ゲーで即死しそうになったあのドリーム再r(ry
こうね、「―終了―」「―纏身―」「纏身すんなバケモンが!」とかそういう流れが脳内を巡ってます。
うん、全く関係ないこと言ってるからスルーしちゃって下さい。続編に激しく期待してますよ(*´∀`)
新スレおめでとうございます。本日はありません。
>>リゼル氏
前スレの話題で申し訳ないのですが、
>>896-904 (・∀・)イイ! ですね。
ゾクゾクしました。私の文章にある様な無駄な言葉が無いところも素敵です。
>>孕age氏
じゃあアイス、という機転の利き方が、正に、という感じですね。
どこまで本音かわからない妹というのがやはり面白いです。
>>文士データ
名前 :五日野梟(いつかの・ふくろう)
プロフィール:コーヒーを飲みすぎて眠れなくなったので投稿しました。
文 :短くまとめるのと、血の通った描写が苦手です。
趣味 :読書とコーヒー
妹 :ありません。
ふっとネタが浮かんだので書いてみます
完結するようなことがあればそのときに
(´д`)ノ 三文です。
いや、あの、みなさんってば、なんでそんな個人情報を書きまくりなんでしょうw
ええっとですね、文士データベースって書いたのは、ここに出没している文士名と過去作品データを添付レ、
というぐらいのつもりだったんですね。それが何故こぞって自己紹介な状況なんかにw
ええとさかのぼってみると孕age氏が口火を切ってますねw
こういうのはサイトを立ち上げてからにしましょうw
というわけで、オイラの身上書は秘密ですw 秘密は秘密のままでイヒヒw
でもおかげで面白い推測ができました。230殿、スバリ貴方は、 女 性 ですね?
三姉妹の一番お姉ちゃんと見ました。いや決まったもう決まったw
というわけで、今後はそういう方向性w で皆さんよろしく。意味は十分解ってますねww
くれぐれもケコーンとか申し込んだりしないようにw
さて、ちと短いかもですがお約束通り(してたかな?)続きのポストと逝ってみます。
「入れるぞ…」
妹は頷き、兄を見つめ返す。そして兄の屹立にも、愛おしそうに視線を送る。
「いいよ…」
妹の両足を大きく、つとめて優しく拡げる。
「きゃっ…」
それから、下腹部を合わせる。
「ごめんな、このほうが…入れやすいから」
「う、うん…」
一度目の挿入は、彼らを確実に学習させていた。
こんな恥ずかしい格好でも、繋がるには一番楽な姿勢だということを。
だから、妹もその姿を受け入れた。どんなに恥ずかしいポーズだとしても。
そして兄は、今度は的確に場所を捉えていた。
くちゅり…。
滑らかなゴムの先端が、妹の幼い秘穴に、ささやかに触れる。
トク…トク…トク…。
心臓がもう、張り裂けそう。
けれど、心のどこかに確実に在る、その期待感。
お兄ちゃん、今度は痛がらないから…。
「い、いくぞ…」兄が言った。
そして…。
鮮やかなピンク色の秘肉をかき分けて、まず亀頭が潜り込んだ。
「んっ…」
「くっ…」
まだ…まだきついよ。当たり前だけど…。
腰の後ろから力を徐々に込め、兄は少しずつ屹立を埋没させてゆく。
「あ、あ…」
兄の前戯の効果だろうか。妹はあまり痛みを感じていなかった。
兄が言ったように、たしかに自分のアソコから沸き続けているエッチな汁が、
兄の、再びの挿入を助けているのだろう、妹はそんな風に察した。
ぐい…ぐい…ぐい…。
段階を踏まえるようにして、兄は屹立を沈み込ませてゆく。
「い、痛っ!」
突然に大きな痛覚を感じて、妹は声を上げてしまう。
「ご、ごめん、やっぱり痛いか?」
兄が慌てた風で言う。
「あ…ううん、違うの。たぶん…
バージンがあったとこを…いま通り過ぎたみたいだから…」
処女膜があったところ、という意味だろう。
「だ、大丈…」
「うん、大丈夫だよ。もう…痛くない」
「う、うん…」
妹の声を信じ、兄はまた力を入れてゆく。
そして。
つかえが取れたように、そこで一気に、ぎにゅっ…と根本まで、
兄の分身が、完全に隠れた。
「ああっ…」
「ん、んぐっ…」
何が起こったのか、二人とも正しく理解していた。
そして妹が、その光景を確かめるかのように、ちょっとだけ身体を起こした。
大きく拡げられた自分の両足の付け根に、兄のまだ若い茂みが密着していた。
本当に、兄の屹立が自分の中に…きちんとうずまっていた。
「ケ、ケイ…」
「お兄ちゃんの…入っちゃった…ぜんぶ…」
「あ、ああ…」
妹の下腹と、兄の下腹が同時に波打つ。
自分たちの呼吸音が、身体の中でエコーし続けている。
はあ…はあ…はあ…。
ふう…ふう…ふう…。
「ケイ、い、痛く…ないか?」
兄が声をかける。けれど、兄のほうが辛そうな表情ではあった。
思いやる、いたいけな心。それは兄も同じ。
「う、うん…痛くない」
「ほ、ほんとか?」
「うん…」
どうやら痛みを感じるのは、入り口に近い場所のほうが強かったらしい。
奥まで入ってしまうと、ただ異物感は感じるものの、耐え難きほどでもない。
なんとなくそんなことを悟り、些末に余裕が生まれた妹が、兄に笑顔を向けた。
にこっ…。
「ケイ…」
その笑顔は、天使の微笑み。
「お兄ちゃん、わたし…」
「う、うん…」
「いま…とっても…幸せだよお…」
恥ずかしがる表情を隠すように、兄の胸に顔を埋める。
心奪われる瞬間がある。
一度好きになった相手でも、幾度でも。
「お、俺だって…」
「うん…」
兄を抱きしめる妹の腕に、ぎゅっと力が込められる。
やっと手に入れたものを、離したくないかのように。
「お兄ちゃん…動いて…」
妹が静かに言った。
「わ、わかった…」
兄はその通りに。
糸冬 です。
あと2回?かな。いよいよ終局です。
話は変わりますが、孕age氏の文章(・∀・)イイ!ですね。何だよ心に秘めてるモノがしっかりとあるんじゃないかとw
書き始めて良かったでしょお?ぜひ長く書き続けてみてください。
というかもう常人には戻れませんからw ここの住人さんみんなですけどw
姉萌えw SSの件ですが、まずは名乗りを上げてくださったFXD氏の作品を超期待ということで。
実はオイラも過去に書きかけてたヤツがありまして。姉萌えも萌エロ研究家としては避けられないテーマなのでw
でもそれ途中でほったらかしてたものなので、ヒマみて(ヒマがあるのか俺)完作してからテキトーにポストしてみます。
なんか一気に
>>15さんの望みが叶えられそうですがw それがこのスレの良いところ。そうかな?w
では仕事が連チャンなのでこれで休息します。ヾ(´д`)
53 :
リゼ(略:04/04/19 03:24 ID:5cAZmpYM
っしゃああ分速キタ――( ゜∀゜)――!!リアルタイムでし
>>-52
キタキタキタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!!
>>53 って取られちったよ……_| ̄|○
以外と私の文章好評で嬉しい限りです。投稿は隔日予定なのでまた明日。
今日は誰もいないのかな?>>文士の方
(電話中の由貴)
『由貴ちゃんのお兄さんって、優しいよね。』
「え〜〜!? そう?」
『だって、ワガママな由貴ちゃんのお兄さんしてるんだよ?』
「沙紀ちゃん。それどういう意味?」
『あ、あはは…』
「ボクは女の子だし、妹なんだからそのくらいフツーだと思うけど?』
『……そうなんだ。』
「沙紀ちゃんもお兄ちゃんいるんだから、もっと甘えてみたら?』
『う… う〜〜ん…』
「お兄ちゃんなんて少し甘い顔したら思う通りになるんだから。ね?」
『そう… かな…』
「そうだよ。思い切ってアタックするの。ね?
特にさ、ボクのお兄ちゃんなんてモノにするためにいるようなものなんだから。」
『……なんか、由貴ちゃん、って……』
「え? なに?」
『…ううん。なんでもない。 あ、お兄ちゃん帰ってきた。じゃあね。』
「うん、じゃーねー。」
「誰が誰をモノにするって?」
「わあ!
……盗み聞きなんて、いやらしいよ。」
「……聞く気は無かったんだけどな。」
「もう……」
「二時間も家の電話で喋ってれば嫌でも気になる。」
「ふ〜ん… ボクのこと、気にしてくれたんだ…」
「……そりゃ、妹だからな。」
……妙な沈黙が漂う。
「あの… お兄ちゃん…」
「ん?」
「その… お風呂、湧いてる?」
「ああ。」
「それと… ボクのこと、どう思ってる…?」
妙に目が真剣だ。 まさか…な。
「……またなんか買って欲しいのか? 言っとくが今月はもう金無いからな。」
「……そう。 な〜んだ。チェッ。」
なんだ、やっぱり媚びだったか。
「じゃ早く風呂入って寝ろよ。」
「……うん。」
(昼の学校、校舎のどこか)
「あの…
由貴ちゃんのお兄さんですか?」
「? ああ。
え〜と… 確か由貴の友達の……」
「沙紀です。」
「広樹だ。」
(夜、自宅)
「お兄ちゃん、今日…沙紀ちゃんと話してたでしょ。」
「ああ。」
「なに、話してたの?」
「…別に、関係ないだろ。」
「……気になる。」
風呂の後、急に由貴の部屋に連れ込まれた。
湯上がりで火照る俺の肌に、やけに冷たい由貴の腕の体温が触れたのが印象的だった。
「なんだよ急に…」
「……お兄ちゃん
沙紀ちゃんと、なに話してたの?」
「またそれか…
関係ないって言ったろ?」
「もしかして… 沙紀ちゃんとお兄ちゃんって… 付き合ってるの?」
「はぁ? んな訳ないだろ?」
「だって… 仲良さそうだったよ?」
「そう見えたか? 俺って以外ともてるタイプだからな〜。」
笑ってみせるが由貴の表情は暗い。
「……。」
「どうした、何が言いたい?」
「……わかんない、わかんないよ……」
「あっそ。んじゃな。」
「あっ、待っ……」
そのまま振り切って部屋を出る。
まったく何が言いたいんだか…
(由貴の思考)
別に、お兄ちゃんが…… 誰とどうしようが…… 何しようが……
どうでも…… やっぱりよくない……!!
お兄ちゃんが、気になる。
なんで、気になる…?
どうして……
こんな感じで続く。
沙紀って誰だよって感じですね。後の展開が丸わかりだよ。ァ'`,、('∀`) '`,、
乙〜良いっすね
んじゃ、俺も投下
それは、夏の昼下がり
都会の喧騒から隔離された、とある墓地。そこへやってきた、一人の少女。
麦わら帽子、白いワンピース、竹で出来たミュール。
肩まで伸びた黒髪と、透き通るような白い肌は、
お互いをより美しく見せるために存在しているかのようだった。
蝉時雨の中、少女は一つの墓石の前で足を止めた。
そこに眠るのは、彼女がただ一人愛し、その全てを捧げた恋しい人。
「来たよ。お兄ちゃん」
裏切り。別れ。悔恨。
全てに傷つき、俯いていた彼女を救ったのは、兄の愛だった。
全てを受け止め、受け入れてくれた、あの日の午後。
親愛は情愛へ。そして、情愛は情念へ・・・
心の隙間を埋めるだけのはずだった想いは、やがてその全てを覆い尽くしていった。
好意は恋へ、恋は愛へ・・・
いけないことだという事は分かりきっていた。
しかし、壊れかけた心を癒すための方法が他に思い浮かばなかった。
いや、本当は方法なんていくらでもあった。
だが、近しい故の優しさと温かさに、溺れていく2人がいた。
そして、そんな禁忌の日々は、兄の死によって終わりを告げた・・・・・はずだった。
突然の病。脳梗塞。あっという間の出来事だった。
兄は永遠の眠りにつき、妹はまた俯きながら生きる日々が繰り返された。
徐々に心を閉ざしていく彼女は、ある決意を胸に秘め、兄の眠る場所へと向かった。
蝉時雨が止み、静けさと安らぎがよみがえる。
まるで慈しむかのように墓石を抱き、眠りについた少女。
麦藁帽子。竹で出来たミュール。黒髪。白い肌。
そして、白く輝くワンピースには、一輪の大きな紅いバラが浮かび上がっていた・・・
他士様の長文投下までの読み繋ぎ・・・にしては大した出来じゃないですが。
相変わらず、短編&エロ皆無です、はい
だがそれがいい。グッジョブ!
また殺しちゃってますね…
>>52 相変わらずの初々しくもゑ炉ヰ描写に(;´Д`)ハァハァ
>>64 礼の台詞はまだかな…などとホザきつつ続きをヒッソリ
待たせてもらいます。
ここはスレ違いの小説がうpされないところがいいね
>>71 久し振りに書き込み前のリロード忘れて鬱…
_| ̄|○
Goodjobです!でもやっぱり今回も死んじゃうんだ…
キタ――――( ゜∀゜)――――!!
んで前から訊きたかったんだけど・・・・
359氏の書く兄妹はみんな同一人物だったり?
いや、毎回氏んでるんで(;´Д`)イクツアッテモ タリャシネェ…
78 :
山葵:04/04/20 04:35 ID:qHZ3+GFX
「お兄ちゃん!学校遅れちゃうよっ!早くーー!」
玄関で兄を呼ぶ。
「カオリ。先に行っててもよかったのに…」
「やっと出てきた!」
食パンをくわえたお兄ちゃんが頭をポリポリ掻きながら出てくる。
「もう…お兄ちゃんのペースだと新学期の初めから遅刻しちゃうじゃない」
この人は私の2つ上のお兄ちゃんの相馬 彰。
ちょっとルーズだけど誰にでもやさしくて頼れるお兄ちゃんです。
彰 「俺はいいんだよ。5分前に家出てもダッシュで学校に着くからな」
カオリ「自慢して言うことじゃないよ…。そんなにぎりぎりに出るから遅刻が多いんでしょ?」
彰 「はぁ…とにかくなぁ。お前が高校入ってからもう2学期経ったんだ。
もうそろそろ別々に登校するか」
79 :
山葵:04/04/20 04:36 ID:qHZ3+GFX
何で?いやだ…
そんな気持ちがよぎる。
カオリ「そんな、いいじゃない。同じ家から出るんだから一緒でも!」
彰 「カオリもそろそろ彼氏とか欲しいだろ。俺と一緒にいたんじゃ出来るもんも出来ないぞ?
お前可愛いんだから人気あるんじゃないのか?」
え?
きゅん
不意に可愛いなんて言われたから頬が茜色になる。
彰 「お?赤くなったぞ。やっぱり誰か宛があるんじゃないのか?」
カオリ「あるわけないよぉ…」
…最近…なんかおかしいなぁ……。
お兄ちゃんに見られるだけで顔が熱くなるし…。
彰 「彼氏がいれば彼氏と一緒に登校できるじゃないか」
カオリ「も、もういいじゃない。彼氏の話は」
あまりお兄ちゃんの口から彼氏とか聞きたくない…
80 :
山葵:04/04/20 04:37 ID:qHZ3+GFX
彰 「ん、いいけど。とりあえず明日からは登校は別々ってことでな」
私の彼氏の話なんてさも興味なさそうに切り返す。
別々に登校するのも私のことを思ってのことだっていうのは分かるけど…。
うーん、断る理由もないなぁ。
カオリ「うん…。分かったよ…」
明日から一人かぁ…何かちょっと寂しいな…。
81 :
山葵:04/04/20 04:39 ID:qHZ3+GFX
あれ?何か入ってる?
靴箱を開けた時だった。
何か白いものが上履きの上に乗ってる。
カオリ「こ、これって…」
彰 「カオリ!これ、ラブレターじゃん!」
いつのまにか後ろにいたお兄ちゃんが嬉しそうに声をかけて来る。
びっくりして声も出ない。
私に…ラブレター?
彰 「2-3の秦 博明って、あの勉強も出来てかっこいいって有名なやつだぞ!」
カオリ「え…でも私まだそんな…」
彰 「なにいってんだっ、カオリ!これだけは言っとくぞ!」
カオリ「な、なに?」
こんなの断れ!っていう言葉をなぜか期待する。
彰 「かならず相手に返事はしてやれよ!それから応援してるから頑張れよ!」
え…。
82 :
山葵:04/04/20 04:46 ID:qHZ3+GFX
こんばんは。
お久しぶり(?)です。覚えてる人はいなそうd
何だかちょっとSSが書きたくなってしまいました。
眠い頭で2時間ほどで書き上げた上に推敲しておりません。
予めご了承ください。(ノ∀`)変なところミノガシテネ
3,4回くらいに分けて投稿する予定です。それでは。
>>-81
なんだか思いが食い違う妹(;´Д`)ハァハァ
>>82 あれ〜?山葵ってどっかでみたハンドルのような…
う〜ん…思い出せない… ボク妊の方だったかな…
乙かれング
レス感謝。
あぁ、幸せな結末のネタが浮かばないかな〜、俺の脳w
>>77 基本的に毎回違う人物として脳内設定してます。
・・・・・ん?てことは書き分けがなっとらん、ってことですな。_| ̄|○
86 :
山葵:04/04/20 18:43 ID:qHZ3+GFX
言い様のない胸の痛みが込み上げる。
彰 「じゃあな、学校終わってから家で報告まってるぜ〜!」
やさしい笑顔を残してお兄ちゃんが階段を上っていく。
カオリ「……。」
そのとき私はどんな顔をしてただろう。
授業中も頭に授業の内容が入らない。
私はラブレターの封を切るどころじゃなかった。
お兄ちゃんは…私が別の男の人のものになってもいいの…?
お兄ちゃんにとって私は大事じゃないの…?
私はお兄ちゃんにとって嫉妬のタネになるような存在じゃないの…?
87 :
山葵:04/04/20 18:44 ID:qHZ3+GFX
もちろん実の妹が嫉妬のタネを抱くような存在じゃないことは分かってる。
でも……。
何でこんなに…苦しいんだろう…。
お兄ちゃんが私のことを何とも思ってないって分かる仕草、言葉ひとつひとつが私の胸を締め付けた。
なんだろうなぁ。これ…。
ラブレターの封を切って読んでみた。
「相馬 カオリ様へ
良かったら今日の放課後
体育館の裏に来てください。
伝えたいことがあります。
まっています。
秦 博明 」
88 :
山葵:04/04/20 18:48 ID:qHZ3+GFX
カオリ「……。」
どうしよう。
でも今は彼氏とか、そういうのは考えられない…。
行って、ちゃんと断ろう。
このへんでいいのかな。
「来てくれたんですね」
そこには結構背の高い男子が立ってた。
カオリ「あ…秦さんですか?」
博明 「そうだよ、来てくれてありがとう」
カオリ「あの…いきなりで申し訳ないのですが…
89 :
山葵:04/04/20 18:50 ID:qHZ3+GFX
博明 「あぁ、いえ大丈夫」
カオリ「はい?」
秦さんはいやな笑い方をした。
博明 「こちらこそ申し訳ない」
いつのまにか知らないもう一人の男子が横に立っていた。
カオリ「この人は…?」
そういい終わると共に二人に両腕を捕まれた。
カオリ「!?いやっ!な、なにするんですか!?」
博明 「い・い・こ・と」
秦さんが口の端を引き上げる。
私はゾっとなった。
カオリ「やめてっ!離してっ!」
私は二人に引き連れられて体育館倉庫に入れられた。
90 :
山葵:04/04/20 18:51 ID:qHZ3+GFX
手を縄で後ろにしばられて、動けないように柱に括りつけられた。
カオリ「ねぇっ!何するんですか!ほどいてください!」
博昭 「大丈夫ですよ。ちょっと気持ちいいことをしてビデオに撮らせてもらうだけですから」
カオリ「お兄ちゃん助けて!誰か!誰かいませんか!?」
博明 「ここからは叫んでも誰にも聞こえませんよ…無駄なのでやめましょう」
私は後ろのポケットに手を入れて手探りで短縮ダイヤルを押した。
お兄ちゃんは一番上にあるからすぐにかけられる。
博明 「なにしてるんですか」
秦さんが私の行動に気づいて携帯を取り上げる。
博明 「ふむ、ダメですよ、こんなことをしちゃ」
カオリ「ぁ…」
ピッ
秦さんが携帯の電源を切った。
91 :
山葵:04/04/20 18:52 ID:qHZ3+GFX
博明 「さて」
服に手をかけられてブレザーとシャツをボタンごと引きちぎられた。
カオリ「やめてっ!やめてください!お願いします!」
博明 「ほう、まだブラジャーをしていないんですか」
カオリ「はうっ…ぁあっ!」
胸に口をつけられて乳首を吸われる。
チュパっチュパっ。
博明 「ミルクの匂いがする」
カオリ「はぁっ!やめ…あっん」
胸を吸われながらスカートをめくり上げられて下着の上から指で擦られる。
カオリ「ふぁっ!はああっ!あんっ」
ちゅばちゅば
もう一人の男子に舌で口もとを舐められる。
92 :
山葵:04/04/20 18:53 ID:qHZ3+GFX
いや…!
舌は私の唇を割って入ってこようとする。
カオリ「はぁんっ」
思わず口が開いてしまって私の舌と男子の舌が触れ合う。
あ…。
その舌のあまりの気持ちよさについ相手の舌を求めてしまう。
っぷ、くちゅ、くちゅ
カオリ「っはぁ…はぁっ、あぁ…」
舌を絡み合わせて唾液が滴り落ちる。
93 :
山葵:04/04/20 18:53 ID:qHZ3+GFX
秦さんが胸から口を離して紫のケースを取り出して中から透明な液体を出した。
博明 「これ、何かわかる?」
私はディープキスの快感に酔っていて朦朧としていた。
キスをしていた男子が離れて、秦さんがスカートをめくる。
秦さんはその液体を手につけると私のパンツの中に手をいれて
あそこにその液体を塗りつけた。
カオリ「…!?ああぁっ!んぁあっ!」
ぬるぬるした手でクリトリス周辺を擦っている。
カオリ「はぁぁっ!あんっ、ふぁぁぁあ!」
じゅぷっじゅぷっ
膣の中にも指をいれられる。
カオリ「んはぁっ!うあぁぁっ」
94 :
山葵:04/04/20 18:54 ID:qHZ3+GFX
なんだろう……熱い…あそこが…熱い…っ。
頭がぼーっとしてきた。
もっと…もっと触って欲しい…。
カオリ「はっ!はっ!」
博明 「ふふ、そんなに腰を振らなくても」
勝手に体が秦さんの手に反応する。
カオリ「はっ、ああぁっ!んあっ!」
溺れちゃだめ…。
カオリ「ゃ…めて…あっ!」
博明 「そろそろいいかな」
秦さんは手をパンツの中から出してスカートをさげた。
95 :
山葵:04/04/20 18:56 ID:qHZ3+GFX
博明 「うわ、もうパンツびしょびしょじゃん。脱がないとね」
カーっと顔が熱くなった。
ぬちゃっ
パンツが糸を引きながら下げられる。
カオリ「いやあっ!それだけはやめて!お兄ちゃん!!」
ドンドン
「おい!カオリ!?」
バンッ
カオリ「お兄ちゃん…っ!?助けてっ!」
お兄ちゃんがドアをすごい勢いで開けて体育館倉庫に入ってきた。
96 :
山葵:04/04/20 18:57 ID:qHZ3+GFX
お兄ちゃんは私たちを見てぎょっとしたがすぐに
彰 「何してんだ!?お前ら!」
博明 「うわっ、やばい逃げろ」
そういったかと思うと裏口のほうから逃げていった。
カオリ「お兄ちゃん…」
お兄ちゃんは私のほうをみないようにしながら自分のブレザーを私にかけてくれた。
彰 「どこまでされたんだ?」
カオリ「うっ…うぅ…」
彰 「ごめんな…早くきてやれなくて」
お兄ちゃんは柱にくくり付けてあった私の両腕を解くと後ろを向いた。
彰 「ほら、向こうむいとくから早く下着着ろ」
お兄ちゃん…。
私はお兄ちゃんの背中に吸い寄せられるように抱きついた。
97 :
山葵:04/04/20 18:58 ID:qHZ3+GFX
お兄ちゃんがびくっとなる。
彰 「…!?カオリ?」
カオリ「お兄ちゃん…怖かった…」
お兄ちゃんが振り向いて言う。
彰 「あんなことされちゃあな、俺も携帯の…んむっ!?」
お兄ちゃんの首に手を回して引き寄せてお兄ちゃんの唇と舌を貪る。
ちゃくっちゅぷっ
お兄ちゃんは驚いて私の腕に手をかけたけど
私はお兄ちゃんの頭を手でしっかり固定しているから動かない。
彰 「んんー…」
やがてお兄ちゃんも私の舌に合わせて舌を絡み合わせてきた。
嬉しい…。胸が熱くなる。
98 :
山葵:04/04/20 18:59 ID:qHZ3+GFX
抱き合って何分くらいキスしていただろう。
どっちからともなく口を離す。
カオリ「はぁっ…」
顔が真っ赤になっているのがわかる。
彰 「何で…」
カオリ「お兄ちゃん、私はお兄ちゃんがいればいい…彼氏なんていらないから…」
彰 「な…」
カオリ「悲しかった…ラブレター見たときお兄ちゃんが頑張れよ、応援してるって…」
彰 「……」
カオリ「ねぇ…カオリじゃ…カオリじゃダメなの?うっくっ」
涙が出てくる。
彰 「…カオリ……」
お兄ちゃんに抱きしめられた。
99 :
山葵:04/04/20 19:00 ID:qHZ3+GFX
カオリ「…あっ…」
彰 「しょうがないな…お前に本当に好きな人が見つかるまでずっと側にいてやるよ」
お兄ちゃんは、ははっとふざけたように笑った。
カオリ「何それ…私はこんなに好きなのに…お兄ちゃんが本当に好きなのに…」
私はお兄ちゃんのズボンのチャックに手をかけて引き下げた。
彰 「おっ、おい!なにするんだ!」
カオリ「お兄ちゃんのためだったら何でもできるもん!」
お兄ちゃんの起っていないものを引き出して口にくわえようとしたけどお兄ちゃんに止められた。
彰 「分かった…分かったからやめろ…」
カオリ「何も分かってない!ねぇ、さっきから私アソコが熱くて仕方ないの!お願い、お兄ちゃんのが欲しいの」
彰 「…っ!」
100 :
山葵:04/04/20 19:01 ID:qHZ3+GFX
お兄ちゃんは少し迷ったように動きを止めたがやがて私の首元にキスをしてきた。
カオリ「はあぁっ」
やがて胸へ。
ちゅ…ちゅぱっ
お兄ちゃんに胸を舐められてる…
カオリ「はぁっ、あんっ、あっ、はぁぁあっ!」
嬉しい…お兄ちゃんもっと…
私は無意識に股をお兄ちゃんの太ももに擦りつけていた。
ぬちっ、ぬちっ、ぬちっ
カオリ「はぁっ、はっ、はっ、あぁっ」
お兄ちゃんは私をマットの上に寝かせると
私の濡れているあそこに口を付けてきた。
101 :
山葵:04/04/20 19:02 ID:qHZ3+GFX
カオリ「はぁんっ!や…汚いよ…あぁ!」
構わずお兄ちゃんはあそこの中に舌をいれてくる。
ヌ"チョッ、ヌ"チョッ、クチョッ
カオリ「はぁっ、ああぁんっ!ふあぁぁっ」
何度も舌を出し入れしてくる。
凄い…気持ちいい。
お兄ちゃんは指で上のクリトリスをこすりながら舌で中に出し入れしてくる。
カオリ「あっ、はぁっ、んぁ、ねぇっ、はぁっ!お願い、もう…お兄ちゃんので…あぁっ!」
お兄ちゃんは構わず出し入れする舌を早くして指の動きもはやくする。
ヌチャッヌチャッ、チャクッ、チャクッ
カオリ「うはぁっ、ねぇっ、あぁぁぁっ、あんっ、もう…いっちゃ…ぅはぁぁあっ」
ビクッビクッビクッ…ビクッ
カオリ「はあぁぁあぁっ!うぁぁあぁっ!」
102 :
山葵:04/04/20 19:03 ID:qHZ3+GFX
…
夕日の沈む帰り道
カオリ「ねぇ、何で入れてくれなかったの?」
お兄ちゃんは感情の読み取れない表情で私のことをじっと見た。
彰 「…カオリ…俺はお前のこと好きだよ」
かーっ
顔が赤くなる。
カオリ「なっ、答えになってないよー!」
彰 「はははっ。でもカオリ」
カオリ「うん?」
彰 「別々に登校するっていうの、無しな」
カオリ「え、いいのっ!?」
103 :
山葵:04/04/20 19:04 ID:qHZ3+GFX
彰 「当たり前だろ」
カオリ「うれしーー」
私はお兄ちゃんの腕につかまった。
カオリ「ねっ!いいよね?、腕つないで帰って!」
彰 「家の前までだぞ」
お兄ちゃん、暖かい…。
私はお兄ちゃんを見上げて
カオリ「ね」
彰 「ん?」
私は目を閉じて唇を差し出した。
終
104 :
山葵:04/04/20 19:14 ID:qHZ3+GFX
(;´Д`)…。3.4回に分けるとか言いつつ一気に投稿しちゃいました。
あえて本番行為はやってません。
まだ妹を愛してはいないけど、本当に妹思いの兄を考えたらこうかなぁ、と。
私は気が向いた時しかss書きませんし
投稿するだけで雑談には加わらずromしてるだけですけど、
皆さんのss見させて頂いてますヽ|・∀・|ノ
皆さんもがんばって下さい。
ノ
キタキタキタキタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y!!!
レイープ未遂→お兄ちゃん参上→MAX(;´Д`)ハァハァの黄金コンビネーションはやっぱり(・∀・)イイ!!
まあ名無しでいいんで雑談してください。SS投下の間を繋ぐというのも重要なんで。
ほわちゃあっ
>>71 359さま。
またやっちゃいましたね(w
しかし、359さんのSSには赤い色が悲しく纏わりついてるイメージが頭にこびりついてしまう‥‥(意味不明w)
>>104 山葵さま。
>まだ妹を愛してはいないけど、本当に妹思いの兄を考えたらこうかなぁ、と。
体を重ねるだけが愛する事じゃないそういう作風もアリかと。
‥‥姉萌えSSって結構、難しいのね‥‥特にこのスレ風味に仕立てるのが難しいです。でもなんか面白いです。
>>107 このスレの超独特な雰囲気の中で姉萌えを書くのは難しかろうに・・・・・
具体的に言うと「ストリップ劇場のダンサー交代中に一瞬だけ垣間見えた静寂」というか、
「夜の街中で白い猫がついてきた時」というか・・・
なんだか真面目に文学館じみてきましたなw
>>104 山葵氏、お久し振りです…(;´Д`)ハァハァ このまま鬼畜ネタに発展しなくて
残ね…ゲッフンゲッフン良かった(どっちやねん!
それから常連の皆様…姉萌えの話も出てチト躊躇いがちですが、久し振りに
投下してもよろしいですか?現在少し“特化”したネタが浮かんだもので…
PCさま、新作щ(゚Д゚щ)カモネコーッ!
前スレとられた
俺が常連じゃないのは置いとくとして
>>109 思い立ったが吉日!
永き眠りから遂に復活…ギタドラ新作キタ ━━━━━━(*゚∀゚*)━━━━━━ !!!!
これでイメージを吸い出す曲が増えて良い感じです。只今執筆中でございます。
>>43 ふふふ…謎は謎のままだから価値があるんですよ?w
>>109 がんばってー。
.__
ヽ|・∀・|ノ <殺伐としたス…
|__|
| |
調子 ∧∧
調子 (゜Д゜,,) <早く投下しろゴルァ!
調子从 / J
調子≡=- そ ⊂ |
調子W ` 心
最後の一枚を脱ぎ捨てる。
そして私は全裸になった。
ほぼ同時に聞こえる呻き声。
優しい私のお兄ちゃんの声。
大切な私のお兄ちゃんの声。
「うっ…ぐっ…こ…これは……?」
身悶えしながら目覚めたばかり・何故なら転寝している間に
ビニールテープで両手を拘束しておいたから。
あらかじめこんな事を企んでいたワケではない。
ただ最近疲れているようなので
“今までの御礼に何かしてあげたい”
と思っただけ。強いて言うならきっかけはソレぐらいだろう。
偶然にも今日の夕食は刺激物を避けて尚かつ疲れた身体に特化
させた献立・ソレは通常以上に眠気を誘発するモノ。
そしてこの日、お兄ちゃんは業務用の幅広いビニールテープ
を持ち帰っていた。しかもソレをテーブルに置いたたまま私の
前で部屋にも戻らず炬燵に潜り眠ってしまった。
本当はそのまま起こさずに部屋に連れて行こうと思っていた。
しかし…こういった要素が重なったせいで私の中に潜む“何か”
が覚醒したのだろう。
「おい…何の冗談だ…なぁ…早く…」
「お兄ちゃん、眼が覚めた?心配しないで…余計な事は考えなくて
イイから…そのまま楽にして…。」
何時もと変わらぬ口調で私は歩み寄る。
少し苦しそうな体勢なのでとりあえずゆっくりと上半身を起こして
あげる。そして私はそっと口付けする。
「うわっまさかっ…ん…んぅ…ぐ…く…ん…んぅ…」
素早く唇の奥目掛けて舌を滑り込ませ反論させる隙を与えない。
そのまま私は貪欲にお兄ちゃんの唾液を貪る。
「ん…んぅ…コレがお兄ちゃんの…味…。」
「おまえ…一体どうしたって…あ…そんな…」
次に上着のボタンをゆっくりと外し胸を露にする。筋肉質で逞しい
胸に頬を擦り寄せ乳首を舌先で弄ぶ。
「くっ…悪い冗談は…あっ…止め…ろ…あぁ!」
お兄ちゃんは普通の人より少しばかり力が強い方だ。身を仰け
反らせる度に振り飛ばされそうになる。しかし私は決して負けない。
しっかりとその身体を掴み離さない。
肌が少しずつ汗ばんできた。私は一旦動きを止めて頬と耳をピタリ
とくっつけてみる。湿り気と温もり・そして激しい心拍音が私に伝わる。
「お兄ちゃんの身体…温かい…。」
「な…なぁ落ち着け!何をしているか判ってるのか?もう…おい
今度はな…あ痛たた…」
やや強引に首を掴みお兄ちゃんの目をじっと見つめる。
いけない…動揺している…私はこんなのを望んではいない。
お兄ちゃんを落ち着かせなければ…改めて少し強めの力でお
兄ちゃんを抱き寄せる。
「御免ね…でも…いいんでしょ?さっきも言ってくれたよね…。」
「謝らなくていい!それより…この状況を説明しろ!!なぁ…お前
は何を望んでるんだ???」
私は率直に答える。
「もちろん…お兄ちゃん。お兄ちゃんの身体…お兄ちゃんの精神
(こころ)…お兄ちゃんの全て…ソレ以外に何が有るの?」
「ある意味喜んでイイのかもしれないが…おまえ…ソレがどういう
事か判っているのか?」
「うん。本当は許されない事よね…でも…コレだけは譲れない。」
「頼む!もう一度考え直せ!!」
「嫌!そんなの嫌!!ねぇ…私達…兄妹だけど…そんなの…理由
にしたくないの!!」
今度は逆に私が興奮してしまう。
このままでは事態は悪い方に進む…何かイイ方法は…私が本気
だって事を確実に証明しなくては…。
そうなると…やや時期尚早だが次に進めるしかない。中途半端な
説得はかえっていけない。我が身で証明する事にしよう。
今晩はココまでにします。
名無しSSばかりだったので今回は“Q熱”というタイトルを付けてみました。
感想・リクエストお待ちしています。
123 :
孕age:04/04/23 03:24 ID:JV9fskoq
PC・Drinkerdキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
そしてyournet.ne.jpアク禁キタ━━━━━━('A`)━━━━━━ !!!!!
というわけでまたもやアク禁中です。 激しく遅れちゃってスイマセン。・゚・(ノД`)・゚・。
明日の午前0時(24日のAM0時)になってもアクセス規制が解除されない場合は最初から中盤までをzip投稿します。
アク禁は音速にとって最大級の屈辱です…('A`)
>>122 お〜いえ〜♪
続きに激しく期待しつつ短いの投下
三月
思い出の詰まった故郷の町を、少女は一人歩いていた。
あてもなく、だが足取りは軽やかに、力強く。
『この町とも しばらくお別れだなぁ』
何だか感傷的になっている自分に、少女は思わず笑みを浮かべる。
気が付けば、彼女の足は神社へと続くあぜ道へと向かっていた。
『小学校の時は、ここが通学路だったんだよなぁ』
小学校へ行く時は、毎日一つ上の兄と手を繋いで登校していた。
下校する時も、用事がなければ、いつも二人は一緒だった。
そしてその時兄は、まるで子守唄を歌うように、口笛を吹いていた。
初めて小学校に行く日の朝。
泣いて嫌がる彼女の手を繋いで、兄はこう言った。
『大丈夫だよ、優衣。お兄ちゃんがついてるから。』
以来ずっと、兄は彼女にとっての英雄だった。
時が経ち、中学・高校と進学し、共に登校することは稀になった。
一緒に下校することなどは皆無だった。
けれど、彼女にとって、兄が世界で一番格好いい【英雄】であることに変わりは無かった。
ふと立ち止まり、目を閉じる。繋いだ手の温もり。頭に浮かぶあの口笛のメロディ。
そして、鮮やかによみがえるあの頃の景色。
その全てを胸の奥にしまいこむように、大きく一つ、深呼吸。
目を開き、あのメロディを奏でながら、再び彼女は歩き出す。
青空に吸い込まれるように、口笛は澄み渡るかのごとく響いている。
『ねぇ、聞こえてる?お兄ちゃん・・・』
やわらかな風は 春の訪れを告げていた
ん〜・・・どこかで聞いたような文ですなw
多分気付いた方もおられるのでは・・・パクリスギ?
ていうかこれ、兄氏んでるようにもとれますな・・・
頃したつもりはないんだけどw
モウダメダオレ・・・_| ̄|○
>>104 山葵さん、お初&遅レス陳謝
こちとら「あえて本番無し」どころかそんなSSしか書けませんw
次回をひっそりと待ってます
130 :
孕age:04/04/24 00:47 ID:pd3niT9N
作者アク禁による代替投稿のお知らせ
・屈辱です。自分自身には何の不備もないのに…
うpろだドットネットの3号 upload6522.zip 妹>兄1zip
例のセリフまでを入れました。今後のことはアク禁解けてから考えます…
ROMってるんでみんなガンガレ!!
>>122 PC・drinkerさま。 ようやく新作来ましたね。いつもの明るいタッチとは違うヘビーな
お兄ちゃんを攻める展開にドキドキ‥‥
>>129 359さま >ていうかこれ、兄氏んでるようにもとれますな・・・
何か晴々とした感じの話で、そんな風には思わなかったですけどね。
さて、
>>39で予告しました新作『年上の妹』 誰もいないうちに投下します。
「ちぃ、早くしないと置いてくよ」
「ナオ君、待って‥‥置いてっちゃヤダ‥‥」
毎日の如く繰り返される、いつもと変わらない朝のやり取り。
傍から見たら、どっちが年上なのかわからない小柄な高三の姉と、大柄な高二の俺。
それにしてもここ最近、俺に対して姉、千晶の懐きかたが何となくおかしい。
人のいる所でも、やたらと俺の服の袖や裾を握ってくるし、家にいると、何かと腕にしがみついてきたりする。
元々が極度に内気な姉は、俺以外の男と喋ることはあまりなかったから、
去年の秋に男が出来たと知ったときはさすがに驚いた。でも、春休みにはその男とは終わったらしい。
休みの間、部屋に閉じこもった姉の様子を見に行き、『別れた』と言って俺に泣きついて以来、
姉は以前より『安心できる弟』に甘えるようになっていた。
正直なところ、困っている。元々俺たちの仲は良いし、姉が俺にベッタリなのは
周囲では割と知られているためか、誰も気に留めてないけど、以前とは何かが確実に違っていた。
なんて言えばいいのか‥‥俺を見る目が妙に艶っぽいような気がする。
まるで俺を弟ではなく、男として見られてるような感じがして‥‥気のせいだろうか‥‥
弟の俺がこんな事言うのも変だけど‥‥姉はちっちゃくて、細っこくて、まるで妹みたいにカワイイ。
そして誰もが『守ってあげたい』と思わせる儚さがある。
実際、狙ってる奴は多かったようだが、男慣れしていない内気な姉が簡単にひっかかるはずもなく、
その分、俺には警戒心もなく甘えてくる訳だから、こっちとしてはたまったモンじゃない。
いくら実の姉とはいえ、とびっきりの愛らしさにポーカーフェイスを誇る俺でも、
声が上擦らないようにするのが精一杯だ。
それでいて、姉はいつだってその優しい眼差しで『弟』の俺を温かく見守ってくれる。
そんな風に自分だけを見つめ、頼り、慕ってくれる人を、何とも思わずにはいられないだろ?
‥‥いや、そんな回りくどい言い方はやめよう。
実を言うと俺は姉を‥‥いつの間にか好きになっていた。姉としてじゃなく一人の女として。
ちょっと前まで俺は、隣のクラスの女と付き合っていた。
姉を忘れたくて付き合い出したけど、先週別れてしまった。その時、別れ際にこんな事を言われた。
『相沢って親切だけどさ、優しくないよ‥‥それにあたしの事、全然見てないし。他の誰かを見てるよね』
‥‥女の直感は恐ろしい。おぼろげながら、自分が他の女の身代わりだって気付いていたんだから‥‥
つまり、そういう事だ‥‥俺がホントに優しくしたいのは‥‥見ていたいと思うのは『ちぃ』だけだから。
だから、困っている。まだ今のところは、俺の狂った想いは何とか押さえられるけど‥‥
でも、俺を見上げて甘えるように見つめるその目に、しがみつかれた腕に当たる意外と豊かな胸の感触に、
いつかは汚い欲望が吹き出しそうで恐い。だから、早く弟離れしてもらわないと‥‥マズイよな‥‥
さて、早く行かないといつもの電車に間に合わない。それでも姉は、家から駅まで俺の袖を掴んだまま歩く。
でもまぁ、これはまだいい。問題は混雑した電車の中だ。
俺は姉が人混みに押し潰されないように、痴漢に遭わないように壁になってやる。
そんな混んでいる車内で姉は俺の上着を掴み、まるで抱きあう恋人のように寄り添っている。
多分、俺の傍にいれば安全だと思ってるんだろうけど、こんなんじゃ俺が逆に痴漢になりそうだ。
密着されて伝わる姉の体温と、柔らかい肉体の感触。混んだ車内でも俺にははっきりとわかる姉の甘い香り。
上から覗き見る姉は、俺が守っていると知ってか、安堵した顔で俺を見つめている。
‥‥混雑に紛れてこのまま抱きしめてしまいたい‥‥少しずつ息が乱れていく。
欲望が溢れそうになったその時、ようやく駅に電車が滑り込み、ドアが開く‥‥間に合った。
「ちぃ、着いたよ‥‥」
姉は俯いたまま、ゆっくりと抱きついた腕を解き、俺の袖をしっかりと掴んで俺と共に電車を降りた。
学校に向かって姉を連れ、ゆっくり歩きながら考えた。
‥‥近いうちに、はっきり言った方がいい。突き放したほうがいい‥‥もう俺に触るなと。
これ以上近付かれると、俺はもう我慢出来なくなってしまう。もしそうなったら‥‥
俺は好きな人を欲望のはけ口なんかにしたくない。姉と弟でそんな事をしてはいけない。絶対に。
しかし、どうしたら姉が俺から離れてくれるのだろうか‥‥
ああ見えても姉は強情なところがあるから、変に説得しても藪蛇になってしまう恐れがある。
‥‥だったら、逆に、わざと襲いかかって脅すのも手かも知れない。
力ずくでレイプまがいに押し倒して、手を出す前に謝って逃げてしまおう‥‥
俺が安心できる『弟』じゃなく危険な『男』だって事を知れば、二度と俺に近付こうとはしないだろう。
その代わり尚更、男が苦手になってしまうかもしれないが‥‥でも、変な奴に引っかかるよりはマシだ。
かわいそうだけど、やるしかない。大切な姉の為に‥‥俺を、嫌いになってもらわなくちゃ‥‥
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|゚∀)
| )
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本日は以上です。
相変わらず前振りが長いのをご容赦願います。おまけに全然、姉萌えらしくないし‥‥
それにしても孕ageさま 災難ですね‥‥
また支援のタイミングしくじった…
_
(|\ \
| | ̄|
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FXD氏・GoodJobです。続編に期待!
ところで孕age氏・アッチを読んでいない人を想定して
最低でもPassword(又はそのヒント)は書きましょうよ…。
|∀・)ジーッ…
|∀・)ちっちゃい年上はいいよぉ…♪
|彡サッ
どうも、誰かが氏ぬ展開でないと話が上手く書けない廃人です(苦笑
>>115-121 その技量を私n(ry
>>125-128 やっぱり氏んでる感がするのは…(;´∀`)人(・∀・;)
>>132-137 あぁ、どこかで見たような美味しい展開が目に浮かb(ガッ)
毎度恒例の読み繋ぎ短編。今回は「影と鈴」を投下します。
鈴の音の鳴り響く街路を。
二つの影が過ぎ去っていく。
赤褐色にくすんだ街灯に、白い蛾が一匹。
ふわりひらりと舞い飛んで、そうしていつまでも留まる。
かっかっ、てってってっ、じじっ、ぶん。
それぞれ響く足音に、電灯の音が微かに絡む。
不可思議な夜の世界は、密やかな夜の宴へと人々を誘う。
お兄ちゃん、と、小さい影が呼びかける。
その首には、金色をした大きな鈴の首輪。
その両手首にも、鈴の付いた腕輪がはめられている。
妹の呼びかけに応じるのは、右手を繋いだ大きな影。
―――お兄ちゃんの手、あったかくて気持ちいいよ。
―――そうか。気の済むまで握ってていいぞ。
二人の声は、静かで賑やかな夜へと混じって溶けた。
てててっ、りん、てっ、てっててっ、りぃん。
その小さな歩に添って、三つの鈴が鳴り響く。
響く鈴音に足音が絡み、世界はまるでサーカスのように。
少女は笑って、左手を繋いだまま歩き続ける。
りんりりぃん。
金色の音色は、夜を休むことなく響き渡る。
あれから幾年、街路を過ぎ去る影は一つになった。
大きな影は、心なし小さくなったようにも見える。
かっかっかっ、かっかっ、かっかかっ。
音の溶ける先が、赤褐色の夜であるのは相も変わらず。
いつから留っていたのだろうか、街灯色に染まった蛾が死んでいる。
―――命あるものは、大切なものを残して消え去っていく。
影は一つ溜息を吐き、その手に鈴をぶら下げた。
りん、り、りぃん。
血錆で濁った鈴は、もう綺麗な音を鳴らしてはくれない。
途切れる音色は夜に拒絶され、男の胸へと溶け込んでいく。
りんりぃん、りりぃんりん。
溶け込んだ鈴音は、心の中の鈴と共鳴する。
それは、セピア色の少女の笑顔を包むように、儚く響き続けていた。
…以上です。初めて連投規制に引っかかってひやひやしましたよ(;´∀`)
鈴です。あの「りんりりぃん」と鳴る、あの黄金色のやつです。猫がよく付けてます。
普段通り書いた作品に微妙なテイストを加えてみましたが、どんな感じでしょうか?
進行中の長編投下に期待しつつ、作品の感想とかお待ちしてます。
どうも、「姉」発言をした発端原因の馬鹿者です。
本当に申し訳ありません、混乱させる原因になってしまって。
…お詫びに自分で姉モノ書いて投下します。
及び妹モノも書きます。
色々申し訳ありません。
>>150 ご心配には及びません。むしろ私からすればネタ提供して頂いたようなもので、感謝しております。
まぁ、私の姉受け作品に反応が薄くても、それは私の筆力のなさという事ですので‥‥
>>149 美しく響かなくなった鈴の音色が悲しい‥‥
ところで、
>>143での >どこかで見たような美味しい展開‥‥
似たような作品、他所にあったんでしょうか? 気になります‥‥
「こ、これって……!?」
あたしは、お兄ちゃんの部屋で見つけてしまった、いけない本にびっくりしちゃいました。
だって、あたしは純情可憐な女の子です! こんな、あの、その……男の人のアソコを
女の人のアソコに、あんなことをしちゃったり、口でアソコをああしちゃったり、後ろからア
ソコをこんなことしちゃったりするようなことを描いてある漫画なんて、初めてです! ホン
トだよ。嘘じゃないからね。
だから、とってもとってもびっくりしちゃいました。
ホントは、こんなものを見つけるつもりは全然なかったんです。ただ、お兄ちゃんに漫画
でも借りようかと思って、部屋にきたら、お兄ちゃんがいなくて、それで勝手に借りていっちゃ
おうって思って部屋を探しただけなんだよ。
それなのに、こんな本を見つけちゃうなんて……。
「お兄ちゃんって、エッチだ」
あたしは、ちょっとショック。
あたしのお兄ちゃんは、いわゆる世間でいうところの、オタクって人です。でもでも、とって
もやさしいお兄ちゃんだし、オタクって言っても毎日お風呂にちゃんと入ってるし、太っても
いないし、とってもいいお兄ちゃんなんだよ。
それに、漫画やアニメが人よりちょっとだけ好きなだけだし、そんなこというとお兄ちゃんに
いつも漫画を借りているあたしもオタクになっちゃうもん。
だから、あたしだけはお兄ちゃんをオタクって思ってないんだ。ホントだよ。
それなのに、こんないけない本を持っているなんて、とってもとってもショックです。やっぱ
り、お兄ちゃんはオタクさんなのかなぁ?
それで漫画の中では、男の人と女の人がキスしながら、なんかすごいことをしちゃってます。
「うわ……。こんなことしちゃうんだ」
なんだか、胸がドキドキしちゃいます。漫画に描かれているキスは、あたしが知っている
チュ?っていうキスなんかじゃありません。その、なんというか、すっごく濃厚なやつ。
うわ、こんな風にするんだ。ドキドキ……
「って、こんなの読んじゃダメー!!」
ダメだよ、ダメダメ! こんなの読んだらいけない子になっちゃいます!
あたしは本を閉じちゃいました。こんな本は、元のところに戻して、あたしは見なかったこと
にするんです。いえ、あたしは何も見てません! そうなんだよ。ホントだよ。
「もう。お兄ちゃんはエッチなんだから……!?」
その本を元のところに戻そうとした、あたしは目を見張りました。だってだって、その本の表
紙に大きく書かれているタイトルは――。
『いけない妹。お兄ちゃん大好き?』
え? え? ええぇー!!?
これって、どういうこと? ま、まさかお兄ちゃんって、そういう人だったの? うわ、どうしよ。
あたしは、心の準備がって……そうじゃなくって! ダメだよ、ダメダメ!
どうしたら良いのかわからなくて、混乱しちゃったあたしの耳に、階段がミシミシって鳴る音
が聞こえた。
誰かが2階に上がってくる?
ど、ど、ど、どうしよ!? お母さんもお父さんも、めったに2階に上がってこないし、そうす
ると、お兄ちゃん?
あうあうあうぅ〜。と、とにかく逃げなくっちゃ!!
ガチャっとノブが回って、お兄ちゃんが部屋に入ってきた。
お兄ちゃんは部屋に散らばった本を踏み越えて椅子に座ると、パソコンを起ち上げる。
その光景を見つめるあたしは、なぜかあのいけない本を抱いたまま、クローゼットの中に
隠れていたの。
どうして、こんなところに隠れちゃったの、あたし?(涙)
今日はおしまい?(・ω・)ノ
SSの投下は大歓迎だけど、初投下ならなんか一言と『今日はこれで終わり』位は書いてホスイ
ここ来ると本当おちつくわ…
安易に超能力だの宇宙人だのに結びつけるような厨がいないから。
俺の妹は宇宙人
俺の妹は超能力で出した
>>157 ごめんなさい。昨夜は連投に引っかかってダメだったんです。
いちおう他スレで書いたんですが、そのスレが続かなくなったので移籍させて
ください。
こんな感じのSSですが、ダメでしょうか?
>>155 「チュ?」萌え――――(*´Д`)――――!!!
ヤッヴェ。萌え。高雄右京にコミカライズしてもらいたいSSNo,1ですな。
ドモ
>>519ッス
ご無沙汰してます。
>>152−155
ウヒョー――――(*゚∀゚)――――イ!!!
妹さん大ピンチっすね!どうなるのか楽しみッス!
とゆーわけで(どーゆーわけだ)漏れも久々の投下!!
「行ってきます。」
いつものように、眼鏡を掛けなおしながら俺は玄関を出た。
――――――――・・気配がする。
「またか・・・・・・。」
嘆息まじりにそう言い、玄関の少し先にある「賽葉流道場」の看板が掛けられた正門を出ようとした。
―――――――――と・・・・・・・
・・・・タンッ!・・・・・・
そんな地を蹴ったような音がしたかと思うと、俺の上に「曲者」の影があった。
「お兄様っ!覚悟ぉ〜っ!!!」
その「曲者」はそう叫びながら俺の脳天に目掛け、手馴れたように持っている竹刀を振り下ろしてきた。
「まだまだ、だな・・・・・真奈。」
俺はそういい、右腕を上に上げ、バシッ!と竹刀を受け止め、右手で竹刀を掴んだ。
「くっ・・・・・・。」と「曲者」は呻いた。
「フッ・・・・・俺を倒したかったら、ガトリング砲でも持ってくるんだな・・・・」
俺はニヤッと笑いながらそう言った。
「曲者」の年は12、3といったところで、髪型はポニーテール。
パッと見、「可憐な少女」といったところ。・・・・・性格は全く逆だが・・・・・。
名前は「賽葉 真奈」。―――――――俺の妹である。
「チッ!今日こそ上手くいくと思ったのにッ!!」真奈が舌打ちする。
「正門の屋根の上に登るとは、意外だったが、俺にしてみれば気配でバレバレだな。今日も俺の勝ち・・・・・」
俺が言い終わらぬうちに、真奈は持っていた竹刀から手を離しながらクルッっと周り、
「えーいっ!!」と言う掛け声と共に後ろ回し蹴りを放ってきた。
その攻撃に俺は意表を突かれ、防御の時間が遅れた。
「ぐッ!!!!」と声を漏らす。クリーンヒットは免れたが、体勢が崩れた。
「もらったわ!!!」真奈はそう言いながら、正拳を俺に向かって放った。
―――――――――だが、俺だってタダじゃあ、やられない。
(まだまだだな・・・・・真奈・・・・・・。)
俺はそう心の中で呟きながら、崩れた体勢を真奈がコチラに踏み込むより早く立てなおし、
真奈の正拳を左手で受け止め、右手を脇の下に滑り込ませ、腕を極め、固めた。
「グッ!!!」真奈は少し声を上げた。
腕を極めた状態のまま、真奈の拳を持っていた左手を真奈の袖に持ち替え、
その手を引っ張ると同時に真奈の片足を軽く蹴り上げた。
「キャッ!!!」真奈は小さく悲鳴をあげるとドシッ!と尻モチをついた。
「今日もやっぱり俺の勝ちだな。」
俺は笑いながらそう言った。もう朝の日課のようになっているので馴れている。
「いたぁ〜い〜」
真奈は半泣きでこちらを見上げている。
「回し蹴りの時にも言おうかと思ったが、今でも・・・・・パンツが見えてるぞ?」
俺は率直な意見を言った。さっきから丸見えだ。
「キャッ!!!!!!!・・・・・お兄様のバカッ!!!」
顔を真っ赤にして、バッ!!と隠すようにスカートの前を押さえ込んだ。
・・・・・ん〜やっぱり(凶暴とはいえ)女の子だよなぁ・・・・・・
俺はからかい半分に、
「何隠してんだ〜?別に恥ずかしがる必要ないだろ?兄妹なんだし?」
と笑いながら言った。
「お兄様のバカ!羞恥心ってモノが無さすぎっ!!!!」
そう言いながら玄関に向かって走って行く真奈。
「早くしないと遅刻すっぞ〜!?」真奈の背中に向かって言った。
これが、俺のいつもの「朝の始まり方」だ。
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といった所で糸冬。
・・・・・決して格闘漫画じゃないんでご了承を・・・・・w
エロまで物凄く遠い作品になりそうっす。 ・・・・・・・(;´∀`)
投下に間が空くかもしれませんガ、気長にマターリお願いしますw
>>170 ・・・・・何見てるンデスカ?w
, --ー 、 またかよ…支援書き込みのタイミング悪すぎ…
/:::::::::::::::::::::'''::::ー-....、
/::::∧::::::,へ、\''-、ミ ""'''''丶- 、
i::::::::し::::::i , "'ヾヽ 丶 , _, - "ヽ
i:::::::::::::::::/ ./ / ./ i
i:::::::::::::::/ /、_ ,. - ..,,_i/ .:i :|
.|:::::::::::::/ / .|:::::::! / ::/ ::!
|:/i:::::::::i /|| i::::::i / _ ´ :!
" >ー' 、,/_|,,,,,,,/:::::/,,.i , ´ "",,_ ~''-..、__
:::::::::::::::`"::::´:::::::::::::::::::::::::::::::ヾ,,_ ..., - " '"~ ヾ 、 ヽ 、
"''' ´ー―-- -''゛ー "
>>149 擬音で演出ですか…やりますな!
>>161 &
>>171 激しく続きに期待!
また新たな文士が・・・
皆、乙っす
>>172 「タイミングの悪い支援芸」ってことで
PCどりんかの定番芸となるわけですな
続々と文士様が増えてきて良い感じですね。色々な作品を読むのが楽しみですw
>>151 「ぷちっと ELDER SISTER」っていう得ろ漫画がそういう内容だったんで…。
いや、FXD氏の技量をもってすればきっと…期待してますよ?w
>>170 私の時に引き続いて今回までも…(;´∀`)
今日も今日とて読み繋ぎをぽとっと。
朝、目を覚ませば、いつも隣にはお前がいるんだ。
艶やかな黒い長髪を扇のように広げ、安らかな表情で眠っている。
お気に入りの水色の寝間着は、小さなお姫様にはよくお似合いで。
やがて目を覚ました少女は、にこやかに笑って朝の挨拶を。
頬に口付け、耳元で小さく「お兄ちゃん、おはよう」と。
カーテンの隙間からは、溢れ返りそうなほどの陽光が射している。
朝食は、トーストにコーヒー。
毎朝変わらずのメニューだが、食事の光景は毎朝変わる。
ある日は、パンに塗るジャムをマーマレードに変えてみたり。
またある日は、真っ黒な四角い墨が皿の上に置かれたり。
賑やかな朝の風景は、一日を過ごす気力を与えてくれる。
兄妹の遠慮のない笑い声が、実に楽しげにリビングに響く。
一日を終えた後は、二人で買い物をする。
昨日はカレーだったから、今日はどうしようか。
えっとね、私、オムライスが食べたいな。
よし。じゃあ卵とケチャップと…うん、これでいい。
えへへ…楽しみだな、お兄ちゃんお手製のオムライス。
夕日の照らす帰り道を、手を繋いで歩く二つ影。
夕食を食べると、二人きりの時間を楽しむ。
小さな妹を膝に乗せて、仲良くテレビを観る。
純愛を描いたドラマに、彼女は視線が向きっぱなし。
なんだか、主役の男優に幸せを奪われていきそうな気がして。
電源を切って、お姫様抱っこをして寝室へと向かった。
この甘い甘い幸せを、決して譲ったりはするものか。
「不変」の中にこそ、本当の「幸せ」があるんだ。
目覚めの口付けを交わし、朝食のトーストを食べて。
帰り際に一緒に買い物をして、夜は二人で愛し合う。
過ぎ行く日常、不変の日々。
そうさ。他に何も無くたって、俺はこれでいいんだ。
大切な人は、いつだってずっと傍にいるから。
…以上です。作調が偏ってきている気がしますが、気付かなかった事にします(苦笑
「不変」です。黙々と繰り返される日常…そんな中に埋もれる、小さな幸せがテーマです。
日常のさりげない事に喜びを感じ、それを分かち合える。そんな相手が欲しいものです。
そろそろ過去の作品とかを吐き出そうかと考えてます。20作品越えてますが(((((((;´∀`)))))))
「嘘じゃないよ…そうでないと…こんな事…出来ないよね…。」
「うわぁあぁ!駄目だぁ!!ソコは…あ…頼む…もう…」
再び抵抗されるが構う事無く私はベルトを外しファスナーを下ろす。
「お兄ちゃん…もう…大きくなってる…あぁ…よかった…。」
「見るな…あぁ…コラッ…イイ加減に…あ…あぁ…触るな!」
「ちゃんと…私を一人の女の子だって…見てくれてたのね…。」
「馬鹿!そんなんじゃ…」
「嘘だ!じゃあ…何でこんなになってるの?ねぇ??私…未だココは
全然触ってなかったよねぇ???」
お兄ちゃんは反論と同時に足をバタつかせる。だが私はソレを想定して
ジーンズを全て剥ぎ取らずに途中までズラす程度に留めておいた。お陰
で両足を束縛された状態になり非常に都合がいい。
「じゃあ…始めるよ…ん…んぅ…」
「んぁあぁ…そんな…汚い…止め…あ…止めてく…う…んぉ…おぉ!」
躊躇いは無い。そのままゆっくりと付け根まで銜えてみる。満遍なく唾液
で濡らしてから一旦口を離す。
「平気よ…お兄ちゃんのだったら…。それに…汚いのなら尚更…私が綺麗
になるまで舐めてあげる。」
言い終わってから各箇所を丹念に舌先で舐め回す。時折お兄ちゃんが大きな
声を挙げて反応すのを確認してから再び別の場所を攻めてみる。
幾度かソレ繰り返し何処でどう反応するか一通り頭の中に叩き込む。
「これで判った。お兄ちゃんの気持ちイイ場所は…先ず…」
「んあぁ!」
「どう?コレでイイの??じゃあ…次は…」
再び亀頭をゆっくりと口で包み込む。付け根に唇が届くようにグッと全てを
口腔内部に納める。
「んおぁあぁ!は…離せ…んぁ…馬鹿…んぅ…ぐぉ…お……くっ…」
念の為に銜えたまま先ほど記憶しておいた場所を舌先で緩やかに撫でて
みた。いい具合にお兄ちゃんは全身で答えてくれる。決して言葉で返事して
くれるワケではないが時折身体をピクリと仰け反らせてくれる。
ソレは下手な褒め言葉よりも私にとって嬉しい事だ。
このままお兄ちゃんの両足を掴み往復を開始する。
「がぁ…駄目だ…動くな…あ…う…こんな事…お…あっ…」
定期的にその動きを中断・時折チラリと表情を伺ってみる。同時にお兄ちゃん
と目が合う。ソコで私は改めて表情を読み取り、そして動きを再開する。
「お…お願いだ…もう…うおぉ!く…ん…んあぁ!!」
「ん…お兄ちゃん…気持ちいいのね?」
「違う!違う!!こんなの…ふぁ…あ…ソコを突くな…あぁ!」
私は一旦口を離す。お兄ちゃんが必死に否定するのでついついコチラも意地悪
をしたくなり尿道口を指先でグリグリと撫でてみた。
「嘘だぁ…じゃあ…何でこうなってるの?ほら…ソコからでも見えるよね??」
「知らん!俺には何の事だか…あ…そんな…」
既に先端から滲みでた液体を掬い上げ、お兄ちゃんにも見えるように指の間で
捏ねてみる。
「コレ…私のツバじゃないよね…じゃあ…一体…何かなぁ?」
「言うなぁ!!」
必死に目を反らし絶叫するお兄ちゃんに再び身を乗り出して私は耳元で囁く。
「恥ずかしがらなくていいの…もっとリラックスして…。」
「そんな…何で…何で俺なんだ…頼む…もう…」
既に瞳から数滴の涙が溢れている。
ちょっとやりすぎたかな…。
今は中途半端な言葉を模索するのは止めよう。純粋にこの気持ちを伝える為に
私はお兄ちゃんの首筋に軽くキスをして呟く。
「お兄ちゃん…大好き…。」
そして私は全身を後退させて目的の行為を再開する。
「うっ…く…くそっ…う…あ…」
抵抗は尚も続く。だが私はめげない。
「くあっ…あ…ソコは…あぁ…駄目だ…頼む…」
「どうして…何で…こんな…」
「止めろ…俺の言う事が聞けな…あぁ…」
何度も懇願してくるが、やがてその声も弱まっていく。そろそろなのか…。
私は徐々に動きを加速させる。
「もう…持たない…くそぉ!」
一際大きな声での絶叫・ソレが合図になりお兄ちゃんは私の中で射精する。
大きく腰を痙攣させるが私は決して離れないように必死にしがみつく。
不快な味と臭気が私を襲うが大丈夫・屈する事なく全てを飲み干した。
お兄ちゃんが肩で大きく呼吸している。もう一度私はその逞しい胸に
ベッタリと張り付くようにして抱きしめてみる。
先ほど以上の激しい心拍が聞こえる。
「いっぱい出したね…お兄ちゃん…。」
「違う…違うんだ!こんなの…違うんだ!!」
「お兄ちゃん…泣かないで…じゃあ…続けるよ。」
今晩はココまでにします。
感想・リクエストお待ちしています。
とにかくハァハァ
>>181 おっしゃりたい事、何となく理解できます。
変わらない日常にある小さな幸せって、どんどん積み重なっていくから
知らない内に大きくなっているんですよね。それが本当の幸せなのでしょうね‥‥
>>190 イメージとしては、幼くも妖艶な妹って感じがしたんですが‥‥違いますかそうですかすいません。
それでは
>>137の続きから‥‥
‥‥そして、チャンスは意外に早くやって来た。
木曜の晩、母方の祖母が入院したとの連絡があった。病状は急を要するものではないそうだが、
母はとりあえず様子を見に行くとの事で、今日の朝には出かけるそうだ。
父は単身赴任で元々家にはいないから、この週末は二人っきりで過ごすことになった。
「じゃあ千晶、直人。行ってくるからお願いね。日曜の夜には帰ってくるから」
そう言って姉に万札を握らせて、母はいそいそと出かけていった。
「‥‥おばあちゃん、ホントに大丈夫なのかな‥‥」
心優しい姉は祖母の様子をかなり心配してるようだ。
「まぁ、心配ないって言ってるしね。それに、バアちゃんのことだからすぐ良くなるよ、きっと」
姉は小さく頷いて、いつものようにギュッと俺の袖を掴んでくる。
‥‥今日でこんな事をされるのも最後かな‥‥ちょっと寂しい気もするけど‥‥
金曜日の夕方、二人っきりの週末。台所に立つ姉はやけに嬉しそうに夕飯を作っている。
そんな仕草がまた俺の胸をときめかせる‥‥華奢な肩を後ろから、そっと抱き締めてみたい‥‥
邪な欲望を必死に押さえて新聞に目を通す。記事なんか何も頭に入らない。
「ナオ君おまたせ! ご飯できたよ」
にこやかに笑いながらエプロンを外して、椅子に座り、可愛く俺を手招きする姉。
つられてテーブルに向かうと、オムライスにコーンスープ、ポテトサラダがテーブルを華やかに飾っている。
「へぇ、今日のはすごくおいしそうだね」
「当然でしょ。でも、今日はなんか気合い入っちゃった」
屈託ない笑顔が眩しい。でも、俺は今夜、この笑顔を自ら捨てなきゃならない‥‥
そんな俺の曇った表情を感じ取った姉は、俺の目を下から覗き込む。
「‥‥ナオ君、どうかしたの?」
なんでもないよと答え、俺は勢い良く夕飯に口をつけた。姉の料理はとても美味しかった。
カチャ、カチャ‥‥台所からは食器を洗うリズミカルな音が軽やかに響いてる。
夕飯を食べ終え、姉は後片付けをしている。最初は『俺が(後片付けを)やろうか』と言ったのだが、
姉は『いいからお姉ちゃんに任せなさい』と言って、目一杯の背伸びをして俺の頭を撫でてきた。
子供扱いされた俺は仕方なく、テレビをボンヤリ眺めている。
たまに姉の後ろ姿を眺めながら、ありえない夢を、妄想を頭に描いている。
‥‥五年先、十年先も、こんな風に二人っきりで暮らしながら、当たり前のように愛し合う毎日を‥‥
バカな考えを頭を振って振り払う。そんな事はありえないんだって自分に言い聞かせる。
本当に姉が好きだから、俺は姉から離れなきゃならない。嫌われなきゃならないんだって‥‥
しかし、片づけを終えた姉は『後片付け終わり!』と言ってわざわざ俺の隣に座ってくる。
おまけに俺に体をもたれ掛けさせてくる。すっかり力を抜いて、リラックスしている。
俺がこんなにドキドキしてるのも知らずに‥‥離れるのもわざとらしいので、暫くこのままでいる。
柔らかい温もりが体に伝わってくる。この温もりをもっと欲しい。本当に欲しい。だけど‥‥
‥‥俺をここまで信じてくれる姉を騙すのは気が引けるが、今の内に予防線を張っておくことにしよう。
「なぁ、ちぃ‥‥いつまでも俺にくっついてないで、そろそろ男作ったらどう?」
「い・い・の!‥‥ナオ君の傍が一番安心できるんだもん」
‥‥即答するとは思わなかった‥‥おまけに俺の腕に掴まってしなだれかかってくるし‥‥
「いい加減にしないと、みんなに勘違いされるよ。弟とデキてるって‥‥それじゃマズイでしょ?」
「‥‥ナオ君だったら、いいよ‥‥ってのは冗談だけどね。それじゃ、先にお風呂、入るね」
そう言って、あっけに取られる俺をおいて姉はソファーを立った。
予防線を張る前にあっさり逃げられてしまった‥‥やっぱり、年上の女の子に口でかなう訳ないか。
‥‥やはり実力行使しかないか。あまり使いたくない手ではあるけど‥‥これも姉の為だ。
そうして、俺は覚悟を決めた‥‥
暫くして姉が風呂から上がってきた。相変わらずの長風呂で、一時間近く経っていた。
風呂上がりの姉は、ダブダブのパジャマの上着の袖とズボンの裾を折り、黒髪を束ねたタオルを頭に巻いている。
その姿は何とも可愛らしくて、それでいて仄かな色気が感じられる。マニアじゃなくても『萌え』だ。
そしてとどめを刺すように、湯上がりのいい匂いが俺の鼻をくすぐってくる。
いつもの光景のはずなのに、今夜は何でこんなにドキドキするんだろう‥‥っていうより、
今までよくこの姿を見続けてガマンできたよなと、自分でも感心してしまう。
‥‥それだけ姉は魅力的な女の子なんだ‥‥その姉がこっちに近付いてくる。
いつもなら、また俺の隣に座ってくるはずだ。だけど今、そんな事されたら‥‥
そう思って俺は姉から避けるようにそそくさとソファーから立ち上がった。
「んじゃ、俺も風呂入ってくるわ‥‥」
‥‥俺、今日は何かおかしいな‥‥これからやろうとする事を意識しすぎなんだろうか‥‥
そう考えつつ脱衣所で服を脱ぎ、洗濯カゴに投げ入れようとしたら、小さな布切れが目にとまった。
カゴの中には姉の白いブラウスと淡いブルーのブラとパンツ‥‥さっきまで姉が身に纏っていた下着。
何かに引き寄せられるように、無意識の内にブラに手を伸ばす。C-65‥‥小さなタグに書かれた数字。
Cカップ‥‥割とあるんだな。あんなに細いのに‥‥ドキドキしながらブラをカゴに戻す。
‥‥さっき姉が腕を絡めてきた時の、あの感触が蘇る‥‥
そして、更に小さく丸まった布切れを手に取る。姉の履いていたパンツに‥‥
‥‥ちょっと待て! 何やってんだ俺は! そう思いつつも目はそこから離れない。
ダメだ‥‥そう思いつつも手は布切れを離さない。姉の体を包み、汗で微かに湿ったそれを。
顔を近付けるとそこからは濃い『女』の匂いがする。その匂いの源を辿ってゆっくりと布切れを裏返すと、
そこには白い当て布についた、淡い一筋の染みが‥‥その生々しさを目にして、俺は漸く我に帰った。
‥‥な、何やってんだ俺は!
小さな布切れをカゴに投げ捨て、急いで自分の下着を脱ぎ、それを埋めて隠すようにカゴに叩き込む。
そしてシャワーの水だけを全開にして、一気に頭から浴びる。
違うだろ! 俺は姉から離れなきゃならないんだろうが! 頭を冷やせ!
乱暴に頭を、体を洗い、冷たい水で石鹸と欲情を洗い流してから湯に浸かり、気を落ち着かせて自問する。
お前は姉を女として好きなのか?‥‥‥YES‥‥
姉はお前を男として見てると思うか? 多分、NO。
だったら、わかってるよな? 答えは出てるよな?‥‥‥YES‥‥
興奮を鎮め、これからしようとする事をもう一度、考える‥‥いいか、押し倒して脅すだけだぞ‥‥
間違えても手を出しちゃダメだぞ‥‥本当に姉を好きだったら‥‥大切に思うんなら‥‥
本日は以上です。
私のSSもなるべく不自然にならないよう目指して書いてるつもりなんですがねぇ‥‥ウマクイカネ。
それにしても、脱ぎたてパンツに(;´Д`)ハァハァ‥‥
アク禁解除キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
長かった…ホントに長かったよぅ…。・゚・(ノД`)・゚・。
>>-189
兄受けキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
私の生ぬるい兄受けとは全く違いますね…_ト ̄|○
>>-199
ずっとツッコミたかった… ナオ君とちぃですか(*´Д`)
さて、続きどうしましょ。
例のセリフの続きからか、
>>63の続きからしれっとやるか。
意見待ちします。
世の中にはこんな子もいるというのに、なぜ漏れには妹がいないんだ・・・。_| ̄|○
>278 :146 :04/04/19 17:00 ID:???
>前の続きです。
>
>今度は何を言いだしたのかというと、お互いの性器をくっつけてみないかって事です。
>いくら私がトロくても、それは兄弟としてはやってはいけない事くらいわかります。
>「赤ちゃんが出来るから嫌」っていうと、中に入れなければ子供はできないと言われ
>ました。
>中に入れると言われて、私は急に恐くなって逃げようとしました。
>でも、兄に後ろから抱きつかれて引き倒されて、仰向けになった私は押さえつけられ
>てしまいました。
【それでも】兄弟姉妹とのエッチ実体験を明るく語るスレ11【好きだから】
http://love2.2ch.net/test/read.cgi/kageki/1082990847/l50 (現在進行中)
(´д`)ノ 三文です。
ゴールデソウイークに突入な世相だというのにワタクシはといえば相変わらず強迫観念的に仕事がビジーです。
ここにいつも来れる人はちょっとうらやましかったりします。サノバビッチです(謎
十日近くほったらかしてましたのでたぶんもう皆さんの忘却の彼方にハイパードライブかと存じますが(さらに謎
やっと最後まで書き上がりましたので、いよいよ完結御礼大謝恩ポストと参りましょうか(謎謎謎
しかしあれです、ホント久しぶり来るともーいろいろ作品が上がりっぱなしで読むのに一苦労…。
しかし!ここで文士衆の方々にちょっと一言申し上げたく所存かしこです。
銘々いろいろ煩悩爆発で(・∀・)イイ!作品満載です。しかし、しかしだッ!あえて言おうッ!
エ ロ が 少 な い と ッ ! щ(´д`) !!
エロあっての萌えです。そこんとこ世露死苦。オッサン意見でしたw
と思うんですけどどうでしょうえーと…FXD殿?(何故FXD氏に振るんだオレw
というわけでw
>>51から続きです。
屹立の根本に力を入れ、ゆっくりと動いてみる。
「あっ…」
鈍い感覚を体内に感じて、妹は呻く。
痛みは、やはり在った。消えるわけなどない。
そして身体の奥から、内臓ごと揺り動かされるような、不思議な感覚。
「い、た…」
「い、痛いか?やっぱり…」
腰を止めて妹の表情を見る。
いつの間にか玉の汗が、妹の額に、胸に、浮かんでいることに気付く。
…我慢、してるんだよな。
「だ…いじょうぶ…だから」
そう言う妹の眉間には、苦悶に近い皺が刻まれていた。
「お兄ちゃんのいいように…動いて…」
可愛かった。どこまでも。
兄の心を葛藤が襲う。
このまま…本当に俺が気持ち良くなるまで…
ケイを痛めつけるような真似をしていいものだろうか…。
出来ることなら…
ケイにも、気持ち良くなって…欲しい。
「ケイ…?」
「う、ううん、な、に…」
片言の呟き。
…やはり辛いんだ。
「…俺ばかり、気持ち良くなる事なんて…出来ないよ。
だから、ケイにも気持ち良くなって欲しいから…。
その、ど、どうすれば…ケイが、気持ち良くなってくれるのか、俺に教えてよ…」
妹の下腹部全体を抱えるような姿勢のままで、兄は囁き続けた。
「う、お兄ちゃ…」
妹も、兄を包み込む粘膜の壁を、ゆっくりと、遠慮しがちに時折締めてくる。
痛みのせいか、あるいは…。
それですら、兄が耐えるのには少なからず努力が要った。
けれど避妊のための道具であるコンドームが、その快楽への加速感を少しだけ鈍らせることに、
思いもよらず一役買うことになっていた。
兄と妹を隔てる、たった一枚の、壁。
「な?教えて…ケイ」
兄も額に汗を浮かべて問う。
「う、うん…」
妹が兄を見つめ直す。
「…お兄ちゃんに…気持ち良くなって欲しい…ただそれだけ…。
でも…本当は一つだけ…お願いがあるの…」
「そ、それは…なに?」
その兄の言葉で、黙り込む。
恥ずかしさが滲み出ている、妹の顔色。
けれどすぐに、また言葉を繋ぐ。
「…抱きしめたままで、して欲しい…」
耳でなく、兄の身体に染み入るように呟いた。
兄の胸の下で。
「だ、きしめる…のかい?」
「う、うん。ぎゅっ…て、して…」
「そ…れだけで…いいの?」
コクリと、兄の胸の下で頷く。
「それだけ…して欲しい…。
お兄ちゃんと向き合って…最後まで…」
…クラスの悪友に借りて、家族がいない時に見耽った、アダルトビデオのたぐい。
画面に映るAV女優や男優の、流麗な腰の動き。
絵に描いたようなピストン運動を繰り返す、饒舌なセックスシーン。
これまでの兄は、そんないかにも慣れたふうの、かっこいいセックスを思い描いていた。
けれど今の今、考えを改めていた。
…本当に自分の愛する人とのセックスなんて、そう上手くいくものでもないんだ。
…無理にカッコつける必要なんて無いんだ。
大事なのは…そう、思いが伝わること。
俺はケイを…愛してる。
ケイも俺を…愛してくれてるだろう。
だから…ケイを思いっきり抱きしめてあげよう。
それが…自分に出来る、たった一つのことなんだ…。
「ケイ、好きだ…愛してる」
兄はそう言って上体を倒し、ぴったりに肌を合わせた。
そして両腕を妹の脇の下から通し、そのまま彼女の頭を、懐くように抱え込む。
可愛い、愛しい。
吐息が混じり合うほどの、鼻と鼻が擦れ合う距離になる。
「お兄ちゃ…」
「んっ…」
その言葉を、唇を重ねて遮る。
「んんっ…んむっ…」
妹の口の中に、自分の舌を差し入れる。
ねっとりとした唾液を流し込まれ、妹もまた即座に、舌で反応を返してくる。
絡み合う舌と舌によって、にちゃ、ちゅばと、陰部ともまた違う響きが奏でられる。
二人で、互いの口内を舐り合う。
それは性器の繋がりともまた別の、五感を高めさせる行為でもあった。
同時に兄は、狭い膣内でゆっくりと、再びの往復を始めた。
「ふあ…」
息をするために口を離し、妹が小さく震えた。
目をつむり、兄の屹立が自分の中を、昨日まで子供だった幼い性器の中を、
優しく、けれど荒く、粘膜どうしがこすれながら、出入りする様を思い浮かべる。
ずずず、ずるっ…。
「あ、ふあ…」
ずるる、ずず…。
「んふう…あふっ…」
あたかもアソコと肺が繋がってるかのように、兄が抽送を繰り返すたびに、
妹の胸から、息が押し出される。
「う…」
兄も呻く。膣内の粘膜全体が、コンドームの上から兄の屹立を撫でている。
それもまた妹の舌のように、ざわざわと絡みついてきて至上の快感を与えてくれる。
「あ、熱いよ…お兄ちゃんの…」
目を固く閉じ、頬を上気させて、兄に囁きかける。
研ぎ澄まされた五感が、兄を細微にまで感じ取っている。
「ケイの中だって…すごく熱い…」
兄もまた、妹の体温を感じ取っていた。
ぴったりとくっついた肌と肌の間に、二人は微かな汗をかき始めていた。
ずずず…ぬぬ…ずずず…ぬちゅ…。
「ああ…お兄ちゃんのが…私の中に…出たり…入ったり…してる…う」
固い屹立と、柔らかいサーモンピンクが互いを支え合い、調和している。
「ああ…そうだ…うあっ…ケ、ケイの中に…いっぱい入ってるぞ…」
膣壁に似た色のゴム地が、兄が腰を引くごとに姿を現す。
妹の潤滑油ですっかり濡れそぼり、輝きを増している。
私…ほんとうにお兄ちゃんと…せっくすしてる。
ほんとうにいま…せっくすしてるんだ。
扇情的な言葉で高められ、さらに開いた兄のカリの部分が、
妹の中を引っ掻きながら前後し続ける。
「やはあっ!…うああ…」
小用を足したあとのように、妹がぷるぷると震える。
「わたし…わたし…気持ち良くって…頭が…ぼうっとしちゃうよ…お」
思うままに、感じるままに、言葉が唇より生まれる。
「俺も…」
二人の幼い本能が、互いの性器によって、どんどん高められてゆく。
「お兄ちゃ、ああっ…!」
「ケ、ケイ…!」
歯を食いしばりながら、腰を進める兄。
屹立が押し込まれるたびに、妹は受け身で兄に応える。
ぎち…ぎち…ぎち…という震え、
くちゅ…くちゅ…くちゅ、という水音、
そしてほどなく、にちゅ、じゅむ、ぐちゅり、という粘る音に、次々に変化していた。
「ひあ、あああ…ああ…」
頭を仰け反らせて、妹が歓喜に身体を収縮させる。
「う、ふっ…うあ…」
兄もまた、同じように。
兄の怒張に拡げられ、姿を現した妹の淫芽に、兄の固い茂みがこすりつけられる。
「ふあああああっ、あああっ…」
反り返る妹の頭を押さえ、兄が囁く。
「気持ち、いい…か?ケイ…」
「うん、うん、うん…」
コク、コクと小刻みに何度も頷く。
兄を抱く腕にも力がこもってゆく。
淫芽と同じように固くなった乳頭も、兄の固い胸板にこすりつけられる。
互いにきつく腕を回し合い、兄は妹を、妹は兄を、
さらに、さらにと快楽へいざなおうと、全身で表している。
決して激しい営みではない。むしろ、拙いと呼べる二人のそれ。
兄は浅く出し入れしながら、妹の身体全体を揺する、こする。
そして変化を付ける――というよりも、むしろ早すぎる射精への欲求を逸らす目的で――ために、
腰にひときわ強く力を込め、妹のさらに奥深いところへと押し入れる。
性器の粘る音以外に、陰部と陰部が打ち付けられる音も混ざる。
ぱむ…ぱむ…ぱむ…。
「ひゃっ…お、お兄ちゃ…あん!」
「んく…」
兄は目をつぶり、ただ本能のままに、腰を前後に動かし続けた。
激しさの増した兄の抽送に応えるため、妹の膣の壁は、更なる愛液の分泌を促していた。
ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ…。
兄の屹立が抜き出されるたびに、漏れた愛液が、シーツにこぼれる。
丸い湿りを、形取ってゆく。
自分のお尻の下に感じる、次第に冷たくなってゆく、水気。
「お兄ちゃ…私…私…とっても…あっ…いや…らしい…の…」
「…ケイだけじゃないぞ…うっ…俺…俺だって…」
「…だって…私…エッチなお汁が…すごく…いっぱい…」
「あ、ああ…解るよ…ケイのオツユが…すごく…溢れてきてる…」
苦しそうに話しながらも、二人は同調して動き続けた。
「ケイが…俺を…感じてくれてる…証拠なんだ…」
「お兄ちゃん、お兄ちゃん、私、うん、感じて、感じてる…」
妹の汗にまみれた髪に、兄は頬ずりをして、愛おしさを確かめる。
ちゅ、ちゅ、ちゅ。
妹も、兄の首筋にみずからキスをして、愛を乞う。
「あっ、あっ、あっ、あっ…」
揺れるごとに、妹の胸から呼気が押し出される。
それを助けるかのように、妹を抱え込んで兄は、激しく動き続けた。
もう、ケイとなら、どうなっても…いい。
兄の腰が、強く傾いだ。
そして生殺し 糸冬 です。
かなりハードなところでおあずけですよムヒヒ。(´д`)ゞ
ええと皆さんのジュニアのほうの反応なんかはいかがなもので…w
さて告知です。
ゴールデソウイーク中に、今作は 完 糸吉 いたします。残すはあと二夜ポスト分と相成りました。
それ以上伸びることはまずありません。もう99l書き上がってますので。
とにかくその場シチュにこだわった(だけという話もw )今作も、いよいよホントに終了を迎えられそうです。
これもみなさんのおかげです。アリガタヤー m( _ _ )m
ええと何日に来れるかは、謎ということにしておいてくださいw
ではまたです。ヾ(´д`) いい妹の夢をどちらさまも。
キタキタキタキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
この音速だけはやっぱり譲れませんよ。コンドーム描写(*´Д`)ハァハァ
あんまり関係無いけど私が何故音速にこだわるのか。語っておきます。
SSでも絵でも一番嬉しいのは感想を貰えたときだと思うんです。
一人でただ黙々と作品をあげている。 それだけだと実に寂しい。
他の誰かに喜んで貰えてる。 それは喜びであり励ましになるんです。
だから私は極力作品にレスしようとしているんです。(でも人それを、粘着と言う。)
のでROMだろうが名無しだろうが臆せず感想を書いてってください。
どこかのPCの前でニヤニヤしてる香具師がいるはずなんで。
いかん、キモすぎるな。俺。
>>204 > エ ロ が 少 な い と ッ ! щ(´д`) !!
> エロあっての萌えです。そこんとこ世露死苦。オッサン意見でしたw
ゴメンナサイ・・・_| ̄|○
ひょっとして、前スレで俺がエロ無しSS投下してから
おかしくなってしまったのではないかと・・・自意識過剰ですか?
正直、俺はエロいのは書けません。その中で、なんとか萌え(っぽいの)を、と思いつつ
書いていたんですが、確かに全く生殺してないんですよね、俺。
潮時ですかね、俺…('A`)
>>224 そこでエロに突き抜けてくか、凹むか…
まさしく文士としての才が問われますな。(・∀・)ニヤニヤ
>>63からだと40レスぐらい使っちゃうな…
でも後から読む人にとってそこだけ抜けちゃうとなんか不憫だし…
ああ優柔不断。でもやるかな。 一時間ぐらいかかるかな…
>>63から
(昼の学校、兄を見ている由貴)
また、お兄ちゃんと沙紀ちゃんが話してる。
わらってる……
嬉しそう… 楽しそう…?
ボクと、話してもあんな顔しないよ…?
なんか、なんかこう……
今日も、またお兄ちゃんに問いただす。
昨日みたいに、お兄ちゃんの腕を掴んで強引に部屋に連れ込んだ。
なぜかおさまらない胸の鼓動といっしょに…
お兄ちゃんとパジャマ同士で向き合う。
「……だから、何なんだよ。」
「……また、沙紀ちゃんと話してた。」
「あ〜… だから、別に何も無いって…」
まったく、何度言ってもわからないヤツだな…
「ホントに…?」
「どうしたんだよ。 ホントに何にも無いって。」
由貴は寝るときは髪を解いて寝ている。揺れる長い髪が…なんだか色っぽい。
今はツインテールの時とは印象が違う気がする。
雰囲気が…そして様子も…なんだか違う。
「あのね… お兄ちゃんが、沙紀ちゃんと話してるの見ると…」
「お前… もしかして… 俺の事…」
「うん…」
黙っていた由貴は… 少しためた後、思いを吐き出すように言った。
「どうしようもなく……
ムカツクの!!」
「……(゚Д゚)ハァ?」
予想外の答えに少し気が抜ける。
「なに勝手にイチャイチャしてんのよ! 可愛い妹ほっといてさ。
それに沙紀ちゃんは私の友達だよ。手ぇ出して変な事しないでよね!」
……どうやら俺の思い描いていた感情とは少し違うようだ。 本質は同じようだが……
「……お前、そんなこと思ってたのか?」
「そうよ。 他に何があるっての?」
「……そうか。」
「なによ… なんなのよ!」
「いやな、沙紀ちゃんさ……」
「……お兄ちゃんが、好き…とか?」
「あ〜… そうなんだがな…」
由貴の怒り顔がさらに膨れる。
「む〜〜〜!!
なんなのさ! ノロケなら他でやってよね!」
「……いやな、沙紀ちゃんが好きなのは俺じゃなくて……
沙紀ちゃんの、お兄ちゃんなんだってさ。」
「…………へ?
それって……」
今度は由貴の方が気の抜けたような表情になる。
「それで… 妹のいる俺は、そういうのどうなの… って聞かれてさ。」
「……お兄ちゃんは……なんて答えたの?」
妙な雰囲気だ… 風呂上がりに火照る二人の体が、熱を周りの空間へと伝えていく…
「その……なんだ……
俺自身はそういう気は無いから…何とも言い難い…と。」
「……お兄ちゃんは、そういう気、無いんだ……」
「まあそういうのは本人達の自由だからな。 勝手にしろってな。
……お前も、そういうのは無いよな。」
「え…?
ボクは… その…」
あれ…? なんですぐに、そうじゃない…って言えないんだろ…?
なんか、ボクの顔、真っ赤になってるし……
「? どうした? まさかお前…」
そう言ったお兄ちゃんの顔がにやついてる。
なんかバカにされてるみたいだからすぐに言い返した。
「ボクは、そんなの全然ないよ!
お兄ちゃんに何されたって… 別に…」
「……本当に、そうなのか?」
お兄ちゃんが、急にボクの顎に触れて、首の辺りを滑るように撫でた。
「あ……」
変な声が出てきちゃって… なんか、ドキドキしてきちゃった… なんで…?
冗談のつもりで問いかけてみたが…以外に脈有りの反応をされてしまった。
「お兄ちゃんこそ… 大丈夫、だよね…?」
急にしおらしくなった由貴…
その目が潤んで、俺を捕らえた。
俺の手を掴んで、何かを訴えかけるように見つめる。
なんで…こんなに胸が高鳴るんだ…?
あれ…? お兄ちゃんも、赤くなってる… ボクみたいに…
「…俺だって何されたって平気さ。 …なんなら試してみるか?」
「試す、って… こんな風に…?」
掴んだお兄ちゃんの手を、ボクの…小さな胸に当てさせる。
あ…… ボク、ドキドキしすぎて…心臓が飛び出ちゃいそう……
お兄ちゃんの手の感触が…あったかい…
「お、おい……」
由貴の小さな胸が… 寝間着越しでも感じるほどの鼓動の激しさに、
由貴の心臓が飛び出てしまいそうに感じた。
「お兄ちゃんは… こんなことしても、なんにも感じないんだよね。」
「由貴…」
「ボクだって…… そんなの… そうに決まってるのに…
でも、なんでかな… こんなにドキドキしてる…」
冗談に決まっている。そう脳裏に警告が鳴り響くのに…
思わず、抱きしめてしまいそうな衝動が走る。
……なに考えてんだ広樹、相手は妹だぞ…… 由貴、なんだぞ……
ボクの胸に当てられたお兄ちゃんの手。
お兄ちゃんのドキドキの鼓動が、指に伝わって… ボクの胸にも響く。
でも、もっとしないと… 効果無いかな…
……効果って、なに? なんの……
「……お兄ちゃんは何したって平気なんだよね。
じゃあ… こんなこと… しても…?」
そう言うとボクはお兄ちゃんの首を捕まえて、ボクの唇とお兄ちゃんの唇を合わせた……。
あれ… なんでボク、こんなことしてるのかな…
沙紀ちゃん…? 沙紀ちゃんが… 悪いから…?
沙紀ちゃんは、関係ない…
そう、ボクは… お兄ちゃんが…
首を掴まれた瞬間、逃れようとしたが… 間に合わなかった。
柔らかな… 妹の唇… それと俺の唇が重なっている…
いくらなんでもここまでされて反応出来ないワケがない…
心が閉じられずに、むしろどんどん進んでいく…
俺は由貴の体を押し離せず、肩を掴んで… 抱き寄せるようにしていた…
あ… 口の中に何か入ってきた… お兄ちゃんの、舌?
ボクの舌とお兄ちゃんの舌… ボクの唾とお兄ちゃんの唾…
混じり合って、絡み合って… なんか、ヘンな感じ…
でも、もっと、したい……
お兄ちゃん、と…
妹の唾液と俺の唾液… それが混じり合った液体を、少し啜って飲み込む。
妹の唾液は… 何故か不快に感じられず、ほのかに感じる甘さと…
本能を刺激される感覚があった…
由貴の体から力が抜けて、少し体が離れる。
そして…糸のような唾液の橋を残して、唇が離れた…
ボクの肩を掴んで、お兄ちゃんが体を離した。
「由貴… お前…やっぱり…」
おかしい… おかしいよ… ボクのドキドキが…とまらない…
「お兄ちゃん… もっと、試してよ…」
切なさに体が動いて、お兄ちゃんの胸にすがりつく。
ボクに押されたはずみで、お兄ちゃんがよろけてボクのベッドに倒れ込んだ。
そこに追い打ちをかけるようにボクは近づく。
お兄ちゃんは、なぜか逃げようともしない。
「…お兄ちゃんがしないなら …ボクがもっとしちゃうよ。」
猫が甘えるみたいにお兄ちゃんの胸に顔を擦り寄せた。
……あったかい、お兄ちゃんの鼓動が聞こえる……
妹に押し倒されるような形でベッドに横になる。
俺は興奮しているせいか、さっきのキスの影響か… 体が動かず、妹にされるがままだった。
妹の若さ故の柔らかさと張りの同居する体は…心地よい感触と、妹の温かな鼓動を伝えてきた。
由貴も… 俺と同じよう、に…?
さっきまでの思いが、塗り替えられていく。
別に、由貴のことなんて… どうでも…よかったはずなのに…
どうしたら…お兄ちゃん、いいのかな…
とりあえず、思いを寄せるみたいに唇を近づける。
ほっぺに、首筋に、はだけてちらりと覗く胸元に…
あ、身震いした。
くすぐったそうだけど、効いてるみたい。
さらにお兄ちゃんのパジャマのボタンを外して、胸板にキスしていく。
肩からしなだれ落ちる由貴の髪が、くすぐったさとともに俺の肌を刺激する。
そしてもやもやとした気分が、由貴の唇が触れた場所から拡がっていく。
俺の体は痺れたまま、その刺激を受け続けるしかなかった。
「く…」
胸元にまでキスが及び、思わず声が出る。
すると攻め時と見たのか、由貴が俺の寝間着を脱がせ始めた。
俺は、まだ動けずに… それを見て、感じ続けるだけだった…
お兄ちゃんのあたたかい胸板に直に触れる。
「お兄ちゃん… あったかいよ…」
お兄ちゃんの胸に、ニオイに包まれて…ボクの胸の中にも、あたたかさが拡がる。
急に、お兄ちゃんの腕が動いてボクに近づいた。
引き離される…? お兄ちゃん、やっぱりイヤなの…?
そう思うと体が縮こまって、さらにお兄ちゃんにくっつく様になった。
でも、お兄ちゃんの手は、少しためらうように動いて…
ボクの頭に置かれた後、優しく撫で始めた。
なぜ、そんなことをしたのか…よくわからない。
ただ、胸の中から優しさが溢れて… なだめるように、愛おしむように…
俺は、由貴の頭を撫でていた。
そして由貴の方は攻める手を休めず、さらに唇を進めて俺の乳首に触れてきた。
「う……」
……男でも乳首は感じてしまうものなんだな……
それを敏感に感じ取った由貴は、さらに俺の乳首を攻め始めた。
お兄ちゃんが…感じてる?
男でも、乳首は感じちゃうんだ…
ボクのも、指で触っただけでたまらない気分になるから… 舌でこんな風にしたら…
「う… 由貴……」
「え… あ……!!」
名前を呼ばれた途端、急に恥ずかしさがこみ上げてきた。
なんでボクこんな事して…
そう思って体を離そうとした瞬間… お兄ちゃんに抱き寄せられた。
俺から離れようとした由貴を…思わず抱き寄せてしまった。
そして何故か由貴をさらに求めるような言葉が口から出た。
「どうした…… 試すんじゃなかったのか……?」
「え…… でも……」
「俺はまだ、まいったしてないぜ。」
「…………じゃあ、続けて…いい?」
戸惑うように俺の顔を見上げる由貴…… その瞳の奥に、妖しく輝くものがある。
そして、それに囚われた俺の姿が見えたとき… 俺は由貴に肯定の返事をしていた。
「ああ…いいよ…
でも、乳首はくすぐったいから…」
「そう…… じゃ、じゃあ……」
次は…… 下、だよね……
お兄ちゃんのズボンに手をかけて…思い切って下ろす。
「わ……」
瞬間に、男臭さというか… 薄まっていないお兄ちゃんのニオイが拡がった。
そしてボクの鼻から吸い込まれたニオイは、あっというまにボクの中で拡散して…
引火するように、ボクの気分を高ぶらせていった。
由貴が今度は俺のトランクスに…つまりは股間にすがりつくように顔を擦り寄せていた。
「由貴…汚いぞ。 臭くないのか…?」
「お兄ちゃん… お兄ちゃんのニオイ…
臭いけど… 気にならないよ…
もっと… 感じたい…」
そして俺が勃起しているのを知ってか知らずか…由貴は俺のトランクスに手を伸ばした。
お兄ちゃんのパンツ… なんか、膨らんでる。
コレ、が… ボッキした、オチンチン…?
お兄ちゃん、ボッキしてるの…? ボク、で……
パンツの上から触ってみる。
なんか…固い、ゴムみたいになってて…
中に芯があるみたいに形がハッキリしてる。
付け根には柔らかい…袋みたいなのがあって…
コレって…キンタマ…?
う… なんだか知らないが玉袋に興味があるらしい。 グニグニと揉まれる。
異性に男性の一番の急所を握られているというのは、何とも落ち着かないものだ。
ましてやそれが妹であればなおさら…
しかし、咎めようという気にはならない。
危なっかしい手つきで、俺の性器を観察している由貴の姿に…欲情していたからだろう。
「お兄ちゃん… いま…どんな、感じなの…?
イヤじゃ…ない?」
「……嫌じゃないが……落ち着かない感じかな。」
「その…キモチヨク…ない?」
「え?」
「だって…こうすると…キモチイイ…って…」
由貴の手がゆっくりと男根の上を滑る。
「うむ…」
僅かな、ゆえに脊髄へと響く快感が流れる。
「お前、どこでそんな情報…」
「ボクだって… 女の子だって、そういうことには興味あるんだよ。
実際に… するなんて、なかったけど…」
「由貴… その…直に触ってみたら、気持ちいいと思うんだが…」
「……じゃあ、脱がせば…いいの…?」
ボクの目の前にボッキしたお兄ちゃんのオチンチンが飛び出した。
ヘンなカタチ…
おそるおそる触ってみると…温かくて、ホントに、棒みたいな感じで…
熱く、て…
「お兄ちゃん…どうしたら…いい?」
肉棒を掴んだまま由貴が上目遣いに言う。 いつもとは違って、俺でもそそらされる表情だ。
「そのまま…手で擦るように…」
「こう…?」
「う… そう、そこをもっと…擦って…」
「うん…」
少しずつ先走りが溢れ始め、妹の手を汚し始める。
しかし由貴はそれをものともせずに扱き続けている。
気持ち、よかった。
あ… ボクのみたいに… 液が…
ちゅぷちゅぷって… ヤラシイ音…
ボクのと… おんなじ音…?
「お兄ちゃん…キモチイイ?」
「ああ…気持ちいいよ…」
それを聞いたボクの胸の中に、じーんとした気持ちが拡がった。
もっと、してあげたい。
お兄ちゃんを、キモチヨク…
「ね、コレ… 舐めたら…もっとキモチイイのかな…」
由貴の突然の提案に少し驚いた。
由貴に、フェラチオさせる。 その情景に欲情する、俺自身にも…
「え… ああ、気持ちいいと思うよ。」
「……。」
少しずつ近づいていく由貴の唇と俺の肉棒…
そして、由貴が肉棒にキスをし始めた。
「ん… 気持ちいいよ… 由貴…」
お兄ちゃんの声がボクの頭に響く。
それをもっと聞きたくて…さらにキスをする。
「由貴… こう… 舐めるようにも… そう… いいよ。」
お兄ちゃん… キモチイイ…?
「そこはもういいから…… 今度は先の方を銜えて…そのまま出し入れさせて…」
「こう…?」
「そう…いいよ…由貴…」
ボクの口の中がヌルヌルして…イッパイになって…
ヘンな味やニオイもするけど…全然気にならない…
ボク… どうしちゃったんだろ…
妹が…俺の肉棒を舐めている… 俺の言うままに、している…
こんな光景を夢想したことが無いと言えば嘘になる…
しかし、由貴は何故こんな事を…
今はそんなことはどうでもいい… 快感の脈動が…速くなる…
もっと、快感を求めて… 由貴の頭を掴んで出し入れを激しくさせる。
「う… うぐ… ううぅ…」
苦しそうな吐息が聞こえるが、快感に痺れる俺の頭に、それは届かない。
「由貴…気持ちいいよ… 出る……!!」
……!!!
ボクの口の中に、苦くて熱い何かが流れ込んできた。
それは、お兄ちゃんのオチンチンから溢れてきてて…
お兄ちゃんが頭を離さないからドンドン溜まってく…
ん… んぐぐ… くるし…
「あ… 由貴!大丈夫か!?」
お兄ちゃんがようやく頭を離してくれた。
「ゲホ… ゲホ…」
「ほら、コレに出していいから。」
お兄ちゃんがティッシュを渡すけど… 遅いよ…
「もう…ほとんど飲んじゃった。」
ボクの口から白いベタベタしたゼリーみたいなものが零れる。
これが、セーエキ?
苦くて…全然ミルクみたいじゃない… でも…不思議な味…
「由貴…ゴメン。
まさかこんなことになるなんて…」
……急に冷静になったお兄ちゃん。 さっきまで、あんなに乱暴にしてたのに……
でも、ボクの中の熱は、まだ引いていない…
「由貴… ホントにご…」
「ねぇ、お兄ちゃん…
お兄ちゃんは… 気持ちよかったの…?」
「あ、ああ… でももうこんなことしなくて…」
「だったら… お兄ちゃん…」
座り込んでいた由貴が急に立ち上がって… 今度は自分のパジャマのズボンを脱ぎだした。
「お、おい…」
「お兄ちゃんばかりキモチイイの…ずるいよ…だから…」
由貴の股間は、パンツから愛液が溢れ出て…脚にまで伝い出ていた。
そして俺の目は、そこに釘付けられてしまっていた。
由貴は…感じていたのだ… 俺の肉棒をしゃぶりながら…
「お兄ちゃん、今度はボクのココ…キモチヨクしてくれるよね…?」
その言葉に反応して、少しずつ由貴に近づいていく俺の唇を…止められなかった…
続く
計36レスですか…=□○__
スレの私物化占有化はいけないとはわかってるんですけどね…
続きは明後日。
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
・・・という訳で、乙であります。本当に長いよ・・・。(;´Д`)
しかも続くし・・・・・・ _| ̄|○
個人的には
>>229あたりがツボにきました。
以上、普段はROMの人間の感想でした。
>>223 感謝だが、本当だったらヤバいんでこれ以上はしない方がいいよ。
>>221 うわあぁぁぁ!(ry ハードすぎる生殺し。もう許して下さい! ところで、
>しかし、しかしだッ!あえて言おうッ! エ ロ が 少 な い と ッ ! щ(´д`) !! エロあっての萌えです。
>>204でこんな風に私に振られても困りますよ(w
私も設定厨で前振り長いし、エロまで遠いんで‥‥・゚・(ノД`)・゚・。
でも必ずエチシーンは書いて‥‥短編では書いてなかったですね。ごめんなさい。
機会があれば次回はエチシーン入り短編書いてみたいです。ですから359さんも是非挑戦されてはいかがでしょうか?
>>261 孕ageさん PC・Drinkerさんが使えなかったあのセリフ、とうとう来ましたね。
おまけに成り行きというか、つい勢いで深みにはまっていく展開が‥‥(;´Д`)ハァハァ
失礼な言い方ですけど、スト―リ―展開が上手くなってますよね。
>>192 実は読者の脳内で最適化してもらう為に年齢を直接特定する描写は避けて
いるんですが…なるほどFXD氏のストライクゾーンはかなりのロリ属性ですか
メモしとこ…φ(。。)
>>204 ゑ呂が少ない…うぅ…セルフパロディ用にあ〜んな事やこ〜んな事を
用意しているんですが…今はチト…勘弁して下さい。
>>224 (ノД`)ヽ(´д` ) キニシナイノ…
それぞれの得意分野を最大限に活用するのも一つの手段ですよ…って
俺の場合は…何だろう???
>>262 念願のセリフが…つ…ついに…
/ ̄ヽ,― つ 。。。。。。
| ||三I三I三三三レーJ.
L_.へ-つ
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
俺も負けずに続編投下します。
私は起き上がり今度はお兄ちゃんの胸に腰掛ける。
「うっ!」
「あっ御免!体重掛けちゃった?」
「いや…そうじゃない…一体…あ…そんな…」
「ほら…。」
既に充血した秘所を指で軽く拡げる。
「この角度なら見えるでしょ?」
「う…うぅ…」
「ねぇ?コレで判った??本気じゃなきゃ…私のココ…こんな風には
ならないでしょ???」
「くっ…駄目だ…コレ以上は…」
お兄ちゃんは視線を反らすが私はすかさず首を掴み再び顔を近づける。
「お兄ちゃん、ずるいなぁ…今度は私の番でしょ?」
「こんなの…おかしい…うぷっ!」
反論を遮らせる為に強引に鼻先を密着させる。お兄ちゃんが呻きながら
必死に顔を離そうと悶えるせいでグチュグチュと下品な音が周囲に響く。
仕方がないので一度忠告しておく事にする。
「お兄ちゃん、終わらないと…離してあげないよ…。」
「う…く…ほ…本当だな?終わったら…俺を解放してくれるんだな??」
「うん、嘘じゃないよ。さぁ…続けて…。」
そのまま何も言わずお兄ちゃんは私の秘所に吸い付く。
「ん…あぁ…そう…そのまま…あぁ…」
舌先が恐る恐る陰唇に触れる。掬い上げるようにして入り口を舐め始めた。
私の感じる場所が判らないのか…ぎこちない動き。正直に言えば自分
自信で触っている方がもっと気持ちいい。
だが…
“今…私は恥ずかしい所をお兄ちゃんにしゃぶられている…”
そう思うだけで快楽は倍増する。今にも気が遠くなりそうな感覚に襲われ
倒れそうになるが、体勢を整え必死に堪える。
「イイの…もっと…中も…あぁ…」
舌先が内部に侵入する。
「あぁ!ソコも…あん…んぁ!!」
その刺激に耐えきれずついに私は倒れ込む。
「わぁ!お…おい…大丈夫か?」
気遣う声に即答するかのように私は素早く起きあがる。
私も息切れが激しい…少し立ち眩みがする。
だが…終わりではない…早く続けなければ…私の我儘で始まった事とは
いえどお兄ちゃんをコレ以上焦らすつもりはない。
「未だよ…さぁ…」
「うわ…頼む…ソレだけは…あ…握るな…」
「駄〜目!もう遅いの!!」
「止せぇ!いけない!な…何で…俺なんだ???」
私は満ち足りた笑顔で答える。
「何でって…お兄ちゃんだからイイのよ。」
「そんな…おまえ…どうしたんだ…おかしくなっちまったのか…。」
「そうよ…ずっとお兄ちゃんの事を見ていた。もしかしたら私…もう狂って
いるのかも…でもイイの…絶対後悔しない…。」
答える間にも私は準備を進める。先端を宛い挑発するかのようにグリグリと
膣口周辺を弄び先ほど同様の下品な液音を大きく立ててみる。
「お兄ちゃん…私を見捨てず…ずっと育ててくれて…ありがとう。」
「そんなの当たり前じゃないか!」
「私はずっと何も出来なかった…けれど…今なら…」
「馬鹿、な…何を言い出すんだ?俺は見返りを求めてお前を養っていたワケ
じゃない!頼む…頼むから…もう一度考え直すんだ!!」
尚も抵抗の言葉が続く。しかし私の決意は変らない。
「お兄ちゃん…さっきも言ってくれた筈よ…。」
ゆっくりと挿入を始める。ソレに気付いたお兄ちゃんの悲鳴染みた反論は更に
激しくなる。
「あ…あれは…こんな事を言ったワケじゃな…あぁ…駄目だぁ!」
「んぅ…あ…あぁ…はぁ!は…入っちゃたよ…」
「うぁあぁ!と…とうとう…やっちまった…くそ…くそぉ…俺は…何を…」
付け根まで飲み込んだ瞬間に痺れるような感覚が全身を貫く。私は陶酔した
まま暫く動けない。
「う…嘘だ…こんなの…」
「い…言ったでしょ?終わるまで離さないって…さぁ…」
「く…くそぉ…早く…終わってくれ…お願いだ…」
少しづつお兄ちゃんが動き始める。私もその動きに合わせる。お互いに“始めて”
だという事は充分承知している。そのせいか今ひとつ緩慢な往復・ココまできて
未だ私に気遣ってくれているようだ。
いけない…安心させなくては…もっとお兄ちゃんに楽しんでもらわなくては…。
「んぅ…だ…大丈夫…もっと動いて…イ…イイのよ…」
「そんな…痛くないのか…。」
今晩はココまでにします。
感想・リクエストお待ちしています。
続き待ってるYO〜べいべ
>>-274
キタキタキタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y!!!
なんだか深い思慮があるような妹だなぅ…
またアク禁喰らってたんだよう。・゚・(ノД`)・゚・。
もう解けたけどなんか不安だなぁ…
>「う…嘘だ…こんなの…」
ウソダ ドンドコドーン!!
;y=ー ( ゚д゚)・∵.
| |
|生| ∧∧
|殺|(´・ω・`)
|ι|o ヾ ダレモイナイ…コソ〜リと続編投下
| |―u' 旦 <コトッ
""""""""""""""""
|妹|
|文| ピャッ!
|学| ミ
|館| 旦
""""""""""""""""
「御免ね…お兄ちゃんの事想像しながら…触っていたら…破けちゃった…だから
もう…遠慮しないでイイの…もっと…動いて…。」
事実だ…決して嘘ではない。どうしようもない気持ちを紛らわせる日々が幾度と
なく続いていた。
だがソレも今日でお終い・夢が叶ったのだ。
嬉しさに泣きそうな気持ちを堪えながら改めて確認してみる事にした。
「どう…気持ちイイの?」
「そんな…事な…い…んぁあぁ!は…早く…早く…く…うぅ…」
「ねぇ…答えて…隠さなくてイイのよ。」
「もう…言うな…おかしくなりそうだ…あ…あぁ…早く終わらせ…んおぉ!」
私には判っていた。お兄ちゃんは決して覚悟したワケではない。あくまでもこの
許されない行為を“終わらせる”事に専念したいらしい。
「お兄ちゃん…何か勘違いしていない?」
「ど…どう…いう…事…だ…あぁ…うぁっあぁ…」
「終わらせるのは…私じゃなくて…お兄ちゃんの方よ。」
「うわぁ!そ…そんな…話が…違う…うぅ…」
やはりお兄ちゃんは勘違いしていた。
「御免ね…紛らわしい言い方で…。」
「謝らなくてイイ!そ…それより…離せ…ソレだけは…いけない…」
「駄〜目!私だけ何回イッても…絶対止めないからね!!」
「ゆ…許してくれ!妹に膣(なか)出しなんて…頼む…なぁ…あぁ!!」
再び大きく全身を揺さぶり抵抗が始まる。すかさず私はしがみつく。
「ほら…深刻にならないで…ねぇ…ソレより…」
「頼む…何も言うなぁ!あぁ…駄目だ…身体が…もう止まらねぇ…何でだ…」
「良かった…気持ちイイのね…」
「もう…許してくれぇ!気が狂いそうだ…あ…あぁ…くそぉ!!」
動きが激しくなる。
そろそろお互いに限界に近づいている。
「さぁ…お兄ちゃん…」
「も…もう…限界…だ…離れろ…このままじゃ本当に…んぅ…くぅ…」
唇を遮り、そしてお互いの繋がった場所が離れないように抱きしめた両腕の力を
更に強くする。
「お兄ちゃん…好き…大好きなの…あっあぁあぁ!!!」
「うっ…あぁっ…あぁあぁ…あぁあぁ!!!」
激しく二人は下半身を痙攣させる。
そして…。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「お…おい!どうしたんだ???」
唐突に現実世界に戻される。
「え…お兄ちゃん…あ…あれ…?」
「何だ…悪い夢でも見ていたのか?」
事態を把握すると同時に虚無と嫌悪が私を襲う。羞恥に耐えられず顔を両手で
覆い尽くす。
「待たせて悪かったな。スケジュールの手違いで急な残業させられてな…って
お前に仕事の話してもしょうがないか…ソレより…わざわざ待っていてくれたん
だな?」
「え?う…うん!あ…あ…」
炬燵から這い出すと同時に下着に不快な湿り気を感じる。
「わ…私…シャワー…」
「あぁ…そうした方がイイな。寝汗が酷いようだし…。」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「よりによって…あんな酷い夢…うわぁ…大変な事になってる…。」
恐る恐る下着を脱ぎ捨てる。念の為にあらかじめ放り込んでおいた洗濯物の奥
深くへソレをねじ込み見られないようにしておく。
全身の火照りを早く鎮めたい…一度は手がアソコに伸びたが、今は優先するべき
事が有る。我慢して早々とシャワーを済ませる事にした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「あれ?未だ食べてなかったの?」
「何言ってるんだ?おまえも未だなんだろ??」
「え…でも…お腹減ってるんでしょ?無理して合わせなくても…」
「せっかくお前が待ってくれたのに今更そんな事出来るか?そういうお前だって…」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
何年も前から続いている二人っきりの夕食の一時。
「そろそろ給料日だし…なぁ、何か欲しいモノは有るか?」
「う〜ん…そろそろお米が残り少なく…」
「馬鹿!そうじゃなくて…お前自身が欲しいモノだよ。タマには贅沢したってバチは
当たらないって!!」
「えぇ?でも…今はイイ。」
「まぁ気が付いたら言ってくれ。妹らしく俺に何かお強請りしてみるのも悪くないぞ。
まぁ…俺が出来る範囲でだがな…。」
「そんな…未だ私も養ってもらっている身だし…」
「そんなの気にしてどうするんだ?はぁ…お前って…全く欲が無いな…。まぁ…ソレ
でこそ何時ものお前なんだが…引っ込み思案で謙虚なだけじゃ社会に出ても損する
からたまには我儘を言ってみろ。」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「Q熱患者発生…ほぉ…」
お兄ちゃんは今朝読みそびれた朝刊に目を通していた。
「急熱?」
「急な発熱の方じゃないぞ!Query Fever…クェリー熱の略語だ!!」
「何…ソレ…聞いた事無い…。」
「まぁ症例が少ないからな…ペットやダニから感染するリケッチア性の熱病だよ。死亡
する事は滅多に無いそうだが…。」
「そんな珍しい病気…どうやったら感染するの?」
「ハッキリした事は判らない。俺も医者じゃないし…ただ…過剰なペットとの触れ合い
には要注意だとか…。」
「“過剰な触れ合い”…こぉ〜んな風なのも?」
ココぞとばかりに私はお兄ちゃんに抱きついてみる。
「うわぁ!ちょっと…あ…んぁ…脇腹は…止せ…」
「きゃあ!やったな…今度は…」
「くそ…コラッ…イイ歳して…わぁ!」
ひとしきり騒いだ後に私達は仲良く床に寝そべる。
「全く…こういう事はなぁ…他に誰かイイ男を見つけて…」
「いやぁ!そんなの…いやぁあぁ!!!」
私は自分でも信じられない大きな声でお兄ちゃんの言葉を拒絶する。
「お…おい…何だ…」
「え…あっ…ご…御免!」
「いや…イイんだ…。」
気まずい空気を振り切る為に私は台所に向かい漬け置きしておいた皿を洗う事にした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
作業終了後、居間に向かう。
するとソコには炬燵でビデオのリモコンを握り締めたまま転寝しているお兄ちゃんがいた。
「あ〜あ!まただ…もう…。」
今回ばかりは人の事は言えないが…頻繁に見かける光景だ。
そして…私が次に目にしたモノは…。
ビニールテープだ…。
お兄ちゃんが持って来た…先ほどの悪い夢に出てきたのと全く同じ形状。
胸が高鳴る。
いけない…そんなの…駄目…流されては…。
「と…とりあえず…」
気恥ずかしさに囚われ私はソノ場を離れる。
使用中の洗濯機と給湯器を停止する。お兄ちゃんがゆっくり眠れるように…僅かに可能な
私なりの気遣いだ。
「コレで当分は大丈夫…。」
お兄ちゃんの隣に鎮座してその寝顔を暫く眺める。
束の間の…代え難い幸せな一時だ。
「お兄ちゃん…決めたわ…。」
次に気が付くと私は仏壇の前に立ち両親の遺影を眺めていた。
「許してくれるよね…私…お兄ちゃんに…何か御礼がしたいの…けれど…コレしか思い
浮かばないの…。私は大丈夫、お兄ちゃんも…ちゃんと“許可”してくれたし…。」
私は剥離音を殺すようにそっとビニールテープを引き伸ばす。
「お兄ちゃん、さっき言ってくれたよね?“我儘を言ってみろ”って…。」
−−−THE END−−−
はい終了。
う〜ん消化不良気味…もっと時間を掛けて書くべきだったかな?
_
_ト、 |○ il||li
感想・リクエストお待ちしています。
完結キタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
夢落ち?かと思ったらやっぱりビニールテープでつか!!
やっぱりひと味違いますな。(;´Д`)ハァハァ
PC・Drinkerd…たまにはボク妊の方にも顔出してやって下さい…
みんな寂しがってますよ…
どうも、GW突入でやっと休めるようになった即死寸前の人ですw
以前(
>>181)言っていた通り、作品群をまとめてうぷしますた。
場所は「苺」の1、ファイル名は「restrein」、パスはメル欄です。
まだ読んだ事の無い人もいるかもしれないので(言い訳)過去の作品も一緒に入ってます。
「砂と波と姫に愛を」がようやく完結したので、作品の感想とか待ってます。
>>204 普段の不足分は長編で補給…それでも少ないですか、そうですか(;´∀`)頑張ります…
>>226-261 長いよー長いよーチューインガム一袋分をまとめて噛んで伸ばしたくらい長いよーw
>>279-291 ビニールテープ((((ll゚Д゚))))コワーw
>>294 補足
up2862.zipですね。ダウソしたんで後でじっくり読みます。
>チューインガム一袋分
想像してみる。 ………口の中が気持ち悪くなってしまった。
違った!!
2864zipの方だ!!!
○| ̄|_
>>294 | | _
| | , '´ ヽ
|生| ,' / ノノノ))
|殺|. ,ィシvi、゚ ヮ゚ノj';、 < お兄ちゃん…ありがとう♥
|ι| ⊂l`´lつ
| | (ヽ/i
| | し'ノ
""""""""""""""""
| | < ビニールテープ何処だったかなぁ…
|妹|
|文| ピャッ!
|学|
|館| ミ
| |
| |
""""""""""""""""
おっと、もうこんなに夜が更けてしまった。
>>261から続きを
ボク…なんでこんなことしてるんだろ…
お兄ちゃんの前で…パンツ出して…
ううん、そうじゃない… もっと恥ずかしいことしてたのに…
お返しに、ボクにもキモチイイことして欲しいなんて…
ボク、ヘンになっちゃったのかな…
でも、お兄ちゃん…を…
いま俺の目の前にある光景。
それは妹。 妹の秘められるべき場所。 俺はそこに目を奪われていた。
そこは興奮のために漏れ出た愛液で濡れ、なんとも淫靡な光景になっていた。
妹のニオイ…愛液のニオイだろうか…
俺は蜜に惹かれ、群がる虫のように…由貴の股間へと手を伸ばしていった。
由貴は俺の前で裾をまくり、パンツを見せたままでいる。
「まずは…パンツを脱がさないと…」
由貴のパンツに手をかける。
少しフリルの付いた可愛らしいパンティーは、すでに染みを作るだけでは収まらずに
全体的に湿り気を帯びた物になっていた。
「あ……」
少し手間取りながらもパンツを下ろすと、まず見えたのは毛すら生えていない恥丘だった。
お兄ちゃんにパンツを下ろされた。てっきりそのまま触るのかと思ってたのに…
ヒヤリとした空気とお兄ちゃんの温かい吐息が触れる。
「あ……」
……ヘンな声が出ちゃった。
「まだ、生えてないんだな。」
「え… 何が…?」
お兄ちゃんがおへその下辺りを撫でながら言う。
「何がって… 毛だよ。」
「ココって… 毛が生えるの…? お兄ちゃんみたいに?」
「ああ。 ……由貴はまだ小さいからかな。」
「やだ… 胸のことは… 言わないでよ…」
「あ? ああ、ソコの事じゃないんだが…」
「今はこんなぺったんこだけど…すぐに大きくなるもん。」
「ホントか?」
「あ、またそんな風にバカにして。
お母さんだって大きいし、ボクだってすぐに…」
「でもクラスで一番小さいんだろ?」
「な! 誰からそんなこと… 沙紀ちゃんね!まったく…」
「……俺は背の高さから推測しただけなんだがな。」
「う〜〜〜…… またバカにして……
もう… あん……!」
由貴が小さく声をあげる。
俺が指で由貴の敏感な肉を少し触ったからだ。
「触って、いいか?」
「……うん。」
許可が出たので調査を開始する。
「う… うぅん…」
指が動き、少し擦れ合うだけで由貴は切なそうな喘ぎを漏らす。
「……お前、ここを触ったりとか…してるのか?」
「……うん。ときどき…… 宿題とか…終わった後に…」
「ふ〜〜ん……」
「それって… オナニー、って言うんでしょ…?」
「そうだな。」
「お兄ちゃんは… どんなときに、してるの?」
「え!? そりゃあ…寝る前に、とか…」
「やっぱり、そういう本とか…見て…してるの?」
「あ、ああ… そういうお前は…どうなんだ…?」
「ボクも… お兄ちゃんの本とか…見て、すること…ある…」
俺は妹の秘部を触りながら話していた。 そしてお互いに赤裸々な告白をしあう。
普段はそんな話題を切り出せば、ひっぱたかれるか話を逸らされるかのどちらかであろう。
「お兄ちゃん… 指…気持ちいい… もっと… して…」
「ああ… こんな感じか…?」
「う…ん… も…っと…」
しかし今は…むしろ由貴の方が積極的になっている。
俺も、もっと相手のことを知りたい… 今まで聞けなかったようなことも… 全部…
「ね… お兄ちゃん… もっと…して…
ボクが…したみたいに… 舐めて…欲しい…
もっと… きもちよく…して…」
ボクの口からそんな言葉が出る。
恥ずかしくて… 言えないようなことも… 今なら言える気がする…
べたりとしたお兄ちゃんの舌が、ボクの一番恥ずかしいトコに触れる。
「う… うぅ…」
その感触がボクの頭に伝わって、じーんとした感覚が快感になった。
「あ… う…」
お兄ちゃんの舌が… おしっこの穴の下のほうの穴に入って…
「ひゃ… ふあ…」
膣って…いうトコ… 気持ち…いい…
口の中に流れてくる味。 妹の、愛液の味…
甘露…とは言えないが、僅かな塩気は…飽きが来ない…
尿が出る穴を舐めても…不潔感は湧かなかった。
むしろ快感に震える由貴を見て、さらに舌をねじり込ませているのだから…
「やは… お兄ちゃ…」
尿道の少し上辺りに歯が触れる出っ張りがあった。
そこに舌を向けるとさらに体を動かしてよがり始める。
…どうやらクリトリスのようだ。
「おい動くな… 舐めにくいだろ。」
「だって…… びっくり…しちゃ…って…」
「しょうがない…」
手を由貴の後ろにまわしてお尻を抱くようにする。
「や… う…」
これなら多少動かれても位置がずれない。
存分に愛撫の続きが出来る。
……そう、俺は今、妹に愛撫している。
何のために… 頼まれたから…?
愛撫の後…… 俺は何をする気で……
お兄ちゃんにお尻を掴まれちゃって… 動きが制限されて、もどかしい感じ…
アソコからの感覚に体が逃れようとするけど…
逃げられなくて、逆に押し付けちゃう…
それが、気持ちいい……
「ふゃあ… 吸わないでぇ… いやあ…」
お兄ちゃんが… 私のナカ…吸われて…
あ…… 気持ち……
「……イヤなのか?」
「ふえ……」
お兄ちゃんが、口を離してこっちを見てる。
「なんなら… もう、やめようか…」
「……やっぱり、やめないで…… 気持ちいいの、やめちゃイヤ……」
ボクの口からさらにねだるような言葉が出た。
ココでやめてって言ったら…やめてたのかな…
でも、もうボクは…我慢、できない…
「はぅぅ… お兄ちゃん… もっと… 吸って…」
俺は妹の性器から溢れ出る愛液を啜り続けていた。
その度にズズズ……という粘膜が擦れる音が響く。
「にゅうう… にゅぅぅ…」
クリトリスの辺りにも刺激を与え、さらに湧き出る蜜を溢れさせる。
「お兄ちゃん…! もっとして…! もっと気持ちよく……!!」
今度は由貴の方が俺の頭を掴んで動かしていた。
少し息苦しいが… 俺もこんな事をしていたのか、と思うので文句は言わない。
頭を掴んでいる妹の手が、さらに押し付けられて俺の髪を掻き回す。
「お兄ちゃん…! ボクもうダメ…! 溶けちゃう!イっちゃうよぉ…!!」
押し付けられている性器から全身までが痙攣するように震え、
俺の口の中には愛液が溢れていった……
「お……っと……」
由貴の体から急に力が抜けて、俺の頭にもたれ掛かってきた。
一度そのまま由貴を持ち上げてからベッドに寝かせてやる。
「……、 お兄ちゃん… ボク、イっちゃった…」
由貴が火照った頬のまま呟く。 しかしその瞳は未だに燃え続けて…
今にもまた押し倒してきそうな様子の由貴の頭を撫でて… 今度こそ…やめさせないと…
「そうか… ならこれで…」
「ダメ… まだ終わってない… だって… お兄ちゃんの… たってる…」
「……。」
「お兄ちゃん、ボクのナカに… いれたいんでしょ?」
「でも… それは…」
「ボクも… したい… そしたら… お兄ちゃんを…」
「由貴… それだけは…」
「お兄ちゃん… お願い… ボクのお願いなら… 聞いてくれるでしょ…?」
由貴の目の妖しい輝きが増す…
「由貴… ダメだ… 俺達は… 兄妹…」
「沙紀ちゃんだって… 妹なのにお兄ちゃんが好きなんだよ…
お兄ちゃん… そういうのは個人の勝手だって…」
「それとこれとでは話が…」
「違わないよ…」
反論する前に唇を塞がれてしまった……。
由貴… それだけは… 兄妹… だから…
そんな思いが… 薄れていく… 由貴の瞳の輝きに消されて…
糸売く。
エロいですか?楽しめてますか?
孕ageタンはみなさんの悦びの声で動いています。(媚び?
r,''ヘ_
_,,,,_⊂-くノ`ヽ,
_ 〆_゙'ir''⌒" )
ξ⊂! っ》` く ∠___
.''\ノ''''‐`` i、 ,ノ │,-ヽ7=、、 ,,rー'"`-、
\_゙l、,,,_,/i゙、 ,ノ 〈 ゛ `ヌ⌒ )/=i、 l
`゙゙'''"`'ミ--/-,_ ´ /" `''
\ .,,、`lニン-゛
\__ノ
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ゑ呂ヰ…(;´Д`)ハァハァ
メール欄直し忘れた…
_
_ト、 |○ il||li
あかん…二度も同じ過ちを…駄目だ…飲み過ぎ…。
もう今晩は新作書くの止める…。
>>孕age氏
乙であります。
>>PC・Drinker氏
>もう今晩は新作書くの止める…。
(´・ω・`)
…エロいっす、孕age氏。
んぁーただいまぁー・・・・
・・・・・っと何週間ものブランクを無かったかのように帰ってきてみる俺。
い、いやホントすんません!!反省してます!!え、いや事情を説明しますと、
不精この私、ネ ト ゲ な ん ぞ に う つ つ を 抜 か し て お り ま し た 。
あああ石を投げないでくぁwせdrftgyふじこl;p!!!
本当に反省してますから!!マジで!!
で、でわ続きいきます。
目の周りが腫れぼったいような気がして、なかなか開かない。
無理矢理にこじ開けた瞳に映ったのは8時を指す時計の針だった。
(――――やっば・・・・!)
居間からも物音がしない。兄も未だ夢の中のようだ。
明里は小走りに兄の部屋の前まで来たが、そこで立ち止まってしまう。
(なんか・・・・お兄ちゃんの顔、見たくない)
だが遅刻寸前の自分を放っておいて爆睡されるのも癪である。
すう、と一息ついて兄の部屋の扉を見つめ――――
「ええーいこのヒマな大学生が!!起きろバカぁ――――!!」
ドゴンッ!!
怒声とともに扉を蹴り飛ばしてから、逃げるように制服を着て家を出た。
もちろん家の冷蔵庫から簡易食ゼリーをかっぱらうのも忘れてはいない。
・・・・・・だが結局、今日の授業は殆ど頭に入らずに、気がつくとHRが
すでに終わっているという状態だった。
クラス委員が起立、礼、という号令をかけると皆が一斉に帰り支度を始める。
――――と、
「おいオメェってセフレ多いだろー、今度一匹紹介してくれよー」
「嫌に決まってんだろ、お前と同じ穴に突っ込む気なんかねーよ」
「ぎゃははは、そりゃ俺も嫌だわ」
「ひゃはははははっ」
男子たちがデリカシーのまるでない会話を繰り広げていた。
――――バカらしい。
おまえらみたいに何も悩まずにセックスができれば幸せだ。
自分のリビドーをぶつける相手など、人形かそれ以下にしか思っていないのだろう。
私は、違う。
お兄ちゃんは――――お兄ちゃんのことを、愛してるんだから。
うん。
大丈夫、私は大丈夫。お兄ちゃんが大好きだもん。
ずっと一緒にいられるよ。大丈夫だよ。
そう自分に言い聞かせると、明里は早足で校門を出た。
帰りの電車の中、明里はずっと悩んでいた。
早紀は秀明にとって何なのか?
自分は秀明の妹だ。それは生まれた時から決まっている。
では、妹以上の存在には成り得るのだろうか?
しかし、どうやって?
(――――あ)
ふと、昨日の自分を思い出した。
(コンドーム、もう無いや)
「ただいまぁ〜」
なんとも気の抜けた声で帰宅を告げる。
玄関に靴が置いてあるということは、秀明はまだ家にいるようだ。
そのまま自分の部屋に向いながら制服のリボンを外す。
と、制服を半分だけ脱いだ自分の身体が鏡に映った。
(・・・・・今の私って・・・・なんかエッチ臭いなぁ)
自分で考えて自分で照れる明里であった。
(――――よしっ)
スカートの下に手をかけて下着を脱ぐ。
股の辺りをスースーと風が通るようで居心地が悪い。
そして一回ブラウスを脱ぎ、ブラを取ってからまた着る。
これで明里の身体を隠すものはスカートと薄いブラウス一枚となってしまった。
もう一回鏡に自分の身体を映してみる。
いつもと同じ筈なのに、やたらとスカートが短く感じる。
しかも申し訳程度にふくらんだ胸の中心に2つ――――
うっすらと乳首が透けて見えていた。
(か、完璧すぎる・・・・・・)
ちょっと破壊力が強すぎるかもしれないが、これで充分だろう。
ふう、とため息をついてから、秀明の部屋の前まで移動する。
そしてコンコンと2回ノックすると、
「あの、お兄ちゃん?」
「ん〜?なんだぁ〜?」
「今何してる?忙しい?」
「今か。今は別になんもないぞ」
「・・・・・そう?ならいいんだけど・・・・・」
がちゃっ。
ゆっくりとドアノブを回し、兄の部屋に侵入する。
ふわっと秀明の懐かしいような匂いが鼻を包んだ。
「あ、明里・・・・・そのカッコ・・・・・」
もう・・・・・僕もう駄目だよパトラッシュ。とっても眠いんだ・・・・・・
(ll゚Д゚)ハッ!? やべぇ今逝きかけた!!
えっと・・・ただいまネットカフェからGANTZ読みながら投下してます。
すごく眠いです。でも明日の夜にギルドの集会が・・・・・(_ _)ガクリ
キタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y!!!
ノーパンノーブラで来るとはいい性格してますなこの妹わ(*´Д`)ハァハァ
>眠い
私なんかは立派な廃人ですから(?)あと4〜5時間は(ザシュッ)
機密保持のために回線元を斬らせていただきました。ご協力感謝します。
そーあぃむぶれーきんざはーびっ( ゚Д゚)トゥナイッ!!
透けてる乳首に萌えますた
はぐわっ!ま〜たこんな時間になっとる!!
どうにも夜行性が治らない孕ageです。(挨拶?
前フリ長いのも何なんでちゃっちゃと続き。
>>316から
唇を離して、お兄ちゃんの顔を見る。
「あ、お兄ちゃんの顔、ボクのでべたべた… キレイにしてあげる。」
ネコが舐めるみたいにお兄ちゃんの顔を舐めて、それを舐め取っていく。
「ん……なんかヘンな味… お兄ちゃんこんなの舐めてたんだ……
ボクって…こんな味するんだ…」
妙に感心してると、お兄ちゃんが急に抱きついてきて…濃厚なキスをされた…
やっぱり… したいんじゃない…
いいよ… だって、ボクは…
「あ、待って……」
お兄ちゃんの額を抑えて勢いを止める。
そしてボクは、裸になるために最後の一枚…パジャマの上…を脱ぎ始めた。
お兄ちゃんに見せつけるように、少しずつ…
目の前で露わになっていく妹の白い肌…
それに魅入られたように動けない俺…
頭の中の警鐘は…すでに役に立たないモノと化していた。
疑問符も…もう湧かない…
俺は、すでに俺自身の欲望で動いていたから…
由貴も…そうなんだろ…?
最後の一枚を脱いで…何も身に纏わないままの二人の目があった瞬間、
俺は由貴に再び襲いかかっていた…
「やぁん… ボクの胸、小さいから… 舐めちゃ…」
だからこそ…攻めていた。さっきのお返しとばかりに…
「うう… もう… そんなに好きなら…」
夢中になって由貴の乳首を舐めていると、頭を抱かれてさらに胸板に押し付けられた。
息が苦しくなったのでいったん頭を退かせる。
息を付いていた俺に妹が囁くように呼びかけて
「お兄ちゃん… 胸は、もういいから…」
由貴は… 誘っていた… 俺を、 求めていた。
「ボクと… して… お願い……」
お兄ちゃんが飛びかかるように押し倒してきた。
それを…ボクの小さい体イッパイに受け止める。
ああ… これでお兄ちゃんはボクの物… そして…… お兄ちゃんが入ってくる……
…… ……あれ? 入って、こない?
「お兄ちゃん、早くいれて……」
「……わかってるよ。」
でもお兄ちゃんのオチンチンはボクの入り口で滑ってしまってて…なかなか入らないみたい。
「もしかして… お兄ちゃん、初めて?」
「…………
ああ。」
正直に告げた瞬間、由貴の表情に変化が走った。
「そ、そうなんだ。 お兄ちゃん、初めてだったんだ。そうだったんだ……
ボクだってね… 初めてだから、おあいこだよ……」
「笑いたいなら笑っていいんだぞ。」
「そ、そんなの…… 笑った方がいいの?」
「……よくない。」
「……。」
ああ… 萎えてしまった。 モノではなく気分が。
「もう……」
由貴に肩を掴まれる。
「誰だって初めてのときがあるんだから…そんなの気にしないで!」
「でも、この歳で童貞なんて…俺ぐらいだぜ、きっと。」
「そんなワケ無いでしょ! 同級生だってみんな学生やってるんだから、おんなじだって。」
「そう…かな…」
「そうだよ。 自信持ってよ。
お兄ちゃんは、世界で一人だけ… ボクの初めて、貰えるんだよ?」
「う……」
今度は肉棒を掴まれる。
「コレで… ボクのナカに入ってきていいんだよ?
イッパイ突いたり掻き回したりしても…
ほら、ココが…ボクの…だよ。 ココの穴に…入れて…」
「由…貴…」
そのまま… 妹にリードされるままに、由貴の一番柔らかな肉へと誘導されていく。
「……熱い、コレが… ボクのナカに… ボクの…に…」
「あ… 入らない…」
「……たぶん、ボクの処女、膜だよ… はやく…やっちゃって…」
「本当に… いいのか…?」
「う…ん… お兄ちゃん……」
その時の由貴の瞳… 先ほどまでの爛々と輝いていた光は影を潜め…
今は、抑えきれない不安な気持ちを俺に向けていた。
ボクのナカが…イッパイに広がってる感覚……
でもきっとお兄ちゃんは…まだ全然入ってきてない……
「はやく…してよ… もう、痛み始めてるんだから…」
「……。」
一息ついた後、お兄ちゃんがボクに覆い被さるように近づいて…
一気に押し込むように、ボクの腰とお兄ちゃんの腰が密着するようになった瞬間…
「ひっ……!!」
痛い……! 想像はしてたけど、ホントに痛い……!!
初めての女…… 妹の体……
挿入した感覚は…まさに入るべきところに見事はまった、とでも言えばいいのか…
『男は女に入れるべき肉棒を持ち、女は男に入れられるべき膣を持っている』…
急にそんなフレーズが浮かんだ。
そしてもう一つ、卑猥な俗説が……
『同じ親から産まれた兄妹のハマリ心地は、ぴったりとハマる最高のもの』……
「お兄ちゃ… まだ、あんまり動かないで…」
「え… ああ…」なんか
動かしたつもりはないが勝手に腰が動いていたらしい。 本能…だろうか…
「痛い、のか?」
「うん…… たぶん、血とか出てると思う。」
「……やっぱり、抜こうか?」
「ダメ… せっかく、入れたんだもん。 最後までして。
でも……」
「でも?」
「ボクのこと… 抱きしめて…」
望み通りに…脇から手を入れて由貴をしっかり抱きしめてやる。
「ん…… お兄ちゃん、ありがと。
……やっぱり、お兄ちゃんは……」
「やっぱり、なんだ?」
「ううん…何でもないよ。
もう… 動いてもいいよ… ボク大丈夫だから。」
.
続く
この頃思いつく妹ネタがことごとくボク口調……
どうなんだ、アリなのかそれは。
深夜投下キタ―――( ゜∀゜)―――!!
このスレの伝統芸能・極悪タイムリー支援をやってしまった・・・(;´Д`)
(´д`)ノ 三文です。
うむむ、数日ぶりにきてみていきなし150レスも進んでると…個々の作品に応援コメンツしにくいですね。
というわけで文士の方々みんなに (o^-')b グッジョブ!(投げやり気味かよw)
しかし超個人的には孕age殿にベストオブザベストオブザベストオブザベスト!萌エロ特別チンピコ賞を差し上げたいw
(´д`)つI 賞品はこれでw
ええと、FXD殿はロリ属性ですか…w
そんでピシドリンカ殿はあくまでボク属性とw
オイラはなんでしょね。マイノリティ兄妹ドラマ属性とでも申しておきましょうかw
おお、意図せず文士データ更新だ。そうかな?w
ではラスト前ポストと参ります。
>>220より。
「もう…だめだよお…」
消えゆくような語尾が、妹の、今の全てを表していた。
兄も射精への欲求が、これほど無いまでに高まりつつあった。
妹の、幼くいまだ成長途中の性器も、兄の屹立を包んで離さなかった。
「ケイ…俺も…もうダメだ。もう…出そうだ…」
屹立の中心を通る神経に、必死に力を込めて耐え続ける。
けれど、精をため込んである器官が、催促していた。命令していた。
"放て"と。
「も、もう…」
思わず引きそうになる腰を、妹が逆に拘束した。
兄の後ろで足を交差させ、兄が屹立を、自分の中から引き抜こうとするのを止める。
「お、に、い、ちゃん…ダメ、もう…ちょっと…」
「ケ、ケイ…」
驚いて、兄は妹を間近で見つめた。
「お、ね、が、い…もうちょっとだけ…」
そして腕にも、さらなる力。
「ケイ、ケイも…イきそうなんだ…な」
眉間に皺を寄せて、耐える。
「うん、うん…なんか…」
大きく動くことを止め、兄は最初の頃以上に、小刻みに妹を揺り動かす。
そうでなければ今にも放出してしまいそうだった。
「おなかの奥から…なんか来るみたい…もうちょっとで…」
膣の奥底で、ぴく、ぴくぴくと、震える頻度が増してゆく。
「おねがい、お兄ちゃん、私と、私と一緒に…」
「一緒に…」
「うん、うん、一緒に…気持ち良くなって…」
妹の目は、もはや何か遠くを見るように、虚ろになっていた。
自分の中の最高の快楽を…見いだそうとしていた。
兄から揺さぶれるごとに、半分開いた唇の端から、唾液がこぼれる。
「わ…解った。一緒に…我慢するから…」
「う、うん…」
そしてまた動きに弾みをつけてゆく。
「あ、あ、あ、あ、あ…あふ…くう…」
「あ…あうっ…ケイの…中…震えて…」
「わかる…?わかる…お兄ちゃん…?私の中…ざわざわって…」
「わ、解るよ…すご…絡みついて…る…」
兄が、キン、と固さを増すたびに、妹の中が締めつけ、
妹が締めつけるごとに、兄もまた固さを増す。
そうやって互いに高め合うごとに、ついに限界に近くなってゆく。
「ケイ…もう…俺…ダメだ…」
「あああ…お兄ちゃん…私も…ダメえ…」
あ、あ、あ、あ、
あ、あ、あ、あ…。
二人の意識が合わさる。一つになる。
心の底から、望んだこと。
「ケイ、俺、い…イクよ、もう、我慢できない…」
「お兄ちゃ、あ、あ…私も…来ちゃうよう…」
気がつけば、二人は互いの陰部をこれ以上無いほどに、ぶつけ合っていた。
ぱん、ぱん、ぱん、ぱん。
ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ…ぬちゅ…。
たった一つのことしか考えられない。
兄は妹のことだけ。
妹は兄のことだけ。
そして…。
「ケイ、ケイ…ああああああっ!」
びゅるっ、びゅるるっ!
強い圧力をかけられた精液が、兄の尿道から我先にと迸った。
勢いよく飛び出た精がゴム地を強く押して、大きく膨らんでゆく。
それは荒々しく、妹の奥底を突きまくる。
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄…うあああああ!ああ…」
生命の宿る器官の入り口を激しくノックされ、妹が呻いた。
思考より深いところ、本能としか呼べない何かが、いまや妹を突き動かしていた。
絶頂感は、妹の器官の蠕動を促した。
兄の放出を助けるように、肉の壁が蠢動して、内に、もっと奥にと向かうように、
兄の屹立を次々に攻め立てる。
妹の"オンナ"の部分が、彼の精を欲しがっていた。
強く飲み込まれるような刺激で、兄は二度、三度と、何度も放出を繰り返す。
これまでの数度の放出で、兄の"精"は枯渇に近いほどの消耗のはずだったけれど、
今は…今まで以上に、多量の射精感に酔った。
「あうっ、あっ、おおお…」
経験したことの無いほどの、快感だった。
自分の中が、空っぽになるような。
「お、兄ちゃん…!」
ひく、ひくと、何度も収縮するのが、自分自身でも解った。
お兄ちゃんを、何度も…何度も…何度も…感じたい。
「お兄ちゃんのが…お兄ちゃんのが…私の中で…ああ…びくびくって…いってるよお…」
刹那に、こんな事も考えていた。
…"こんどーむ"なんて…無いほうが…よかった…お兄ちゃん。
けれどそれは口にしない。
今はただ、真っ白な意識の中で、兄と快感を分かち合う…ただそれだけ。
「ケイ、ケイ、ケイ…う」
兄は、妹の名を呼ぶ事しか出来なかった。他に言葉なんて浮かばなかった。
固く閉じた瞼の裏に発した白い光りが、次第に思考全てを支配してゆき、
たった一つ残るイメージは、ただ愛しい妹の姿。
そして最後の一滴まで精を振り絞り、
兄は…果てた。
「うあっ…あっ…あ…あ…ケイ…ケイ…ケ…」
「ああ…ああ…ああ…ああ…おにい…」
兄に放出するべきものはもう何も残っていなかった。
けれど二人は終わり無きように固く抱きしめ合い、互いを揺らし合い、震え合った。
やがて、ゼンマイ仕掛けの玩具が止まるように、
蝋燭の火が消えるように、
彼らの営みは、次第に静かになっていった。
ゆっくり、ゆっくりと。
か細く、長く。
はあ…はあ…はあ…。
んふ…う…うう…あ…。
最後に、本当に最後に少しだけ、ふるる…と兄が震えた。
妹をきつく抱きしめたまま、ただ息をする背中だけが上下していた。
妹もまた、目をつぶって兄をただ抱いていた。
兄の呼吸に合わせ、自分も息を吸い、吐くことを繰り返した。
…。
…。
しばらくそのままでいた。言葉無く。
二人ともぐったりとはしていたが、お互いの鼓動を感じ続けてもいた。
とくん…とくん…とくん…。
そして兄が、瞳を開いて妹を見た。
「ケイ…」
汗にまみれた二人。
妹の瞳はといえば…涙で濡れていた。
「ケイ…?」もう一度、名を呼ぶ。
「お兄ちゃん…」
まばたきする目から、熱い滴が流れる。
「わたしたち…一つに…なれたね…やっと…」
一つに…。
「ああ…一つに…なれたよ」
「うれしい…」
他に何も、言葉は要らなかった。
繋がったままで、兄はもう一度、妹を抱く腕に力を込めた。
妹もまた、強く抱き返す。
ずっとこのままで…いたかった。
けれど兄は、行為の終わりを告げることにした。
「ケイ…抜くから…」
兄がそう言うと、妹は抱く腕にさらに力を入れた。
コンドームをしていても、終わったあとにすぐ抜かないと…妊娠の可能性が高まってしまう。
そんな雑知識が、兄の思考に浮かんでいたから。
それと、俺がいつまでも上になってると、ケイもさすがに辛いだろう…。
そんな思いやりのつもりだった。
「ケイ…ってば…」
兄はちょっとだけ困った顔をして、妹を諭すような語韻で呟いた。
兄をただ抱きしめる妹。
まるで生まれたての赤ん坊のように、弱々しく。
けれど、生命力に富むその姿。
「もうちょっと…このままで…」
「…うん」
野暮なことは言いたくなかった。"妊娠"なんてどうでもいい。
妹の温もりを、このままずっと感じ続けていたい。
「お兄ちゃん…」
「…なんだい?」
あやすように、妹に向けて呟く。
「私を…"オンナ"にしてくれて…ありがとう…」
「…ん?」
意味はよく解るつもりだった。けれど、その言葉の深さも、聞いてみたい兄だった。
「…大好きな人からしてもらえる、一番のしあわせ…」
「…そう思うのかい?」
「うん…」
「俺も…そう思う」
ふふ、と兄が笑った。
「ケイも俺を…"オトコ"にしてくれたんだよな…」
「あは…」
妹も笑った。
「えへへ…私が正真正銘…お兄ちゃんの初めての"オンナ"なんだよね…。
それって…なんとなく誇らしいな…」
ちょっとふざけた口調でそう言った。
勝ち気な妹。俺の大切な。
「こら…」
そう言って妹の唇をまた塞ぐ。
「んむ…」
「んふ…」
ちゅば、とひときわ高い音を立ててから、離した。
「なあ、ケイ…」
「なあに…」
妹が真っ直ぐに見つめてくる。
「この先もずっと…俺と一緒に…いてくれるか…?」
「…」
パチパチとまばたきをして、兄を見る。
「…お兄ちゃんが、もし私と一緒にいたくないって言っても…
私はずっと…お兄ちゃんのそばにいるよ…」
「ケイ…」
「ケンカとかしても…怒られたりしても…もし私のことをお兄ちゃんが…
嫌いになる時が来たとしても…私は…私は…」
そう言って、また兄の胸に顔をうずめた。
「ケイ…」
「…ずっとお兄ちゃんのそばに、いるんだからね」
「…」
「…いいでしょ?お兄ちゃん」
兄の胸の下から、そう問いかけてくる。
「俺…」
そっと囁きかけるように、兄が応えた。
「俺の方から…お願いしたいな…そういうことは…」
「…うん」
妹の腕にまた力がこもった。
「お兄ちゃあん…」
妹が猫撫声気味で呟いた。
「…なんだい?」
兄は微笑みながら答えた。
「…もうちょっと…このままで…いたい」
妹は再び瞳を閉じていた。
瞼の裏に、兄の愛情を感じ続けたいのだろう。
兄も、また。
「俺…重くないか?」
「お兄ちゃんの身体の重さが…気持ちいいの。
えへへ、"オンナ"になった感じって…こういうのもあるのかな…」
酔いしれるように、兄を抱きしめる。
「俺も…ケイの身体のふにふにした柔らかいのが…気持ちいいけどな」
「それって…お肉付きすぎってこと?」
頬を可愛く膨らませている。
「はは、そうかも」
「…お兄ちゃんのバカ」
そして、ふふ、と二人で笑い、また抱きしめ合った。
以上 糸冬 でござます。今回は生殺しにあらずッ!(´д`)フ
途中で小一時間ほど間が開いたのは、最後数ポストを書き直してたからでした。
あれだけ推敲してたにも関わらず…活字はやはり奥が深いのでした。
今回はさすがにちと疲弊した次第であります。(´д`)ゞ
えーっこれで終わりでないの?と思われる方もいるでしょうが、はっはっは三文のSSは一捻りあるんです。
次回、最後のポストと相成ります。適当に御期待ください。いや適当でいいです。
ではこれにて本日はおいとまします。リアルで読まれてた方、お疲れ様ですた。
(´д`)ノ(´д`)ノ
<| ヘ| <| ヘ|
< 、, < 、, めずらしくAAにてサイナラですw
三文乙
キタキタキタキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
愛しい人を抱きしめながら果てるSEXはやっぱええですな。(*´Д`)ハァハァ
>萌エロ特別チンピコ賞を差し上げたい
三文dから『エロいぞコンチク賞』をもらいますた。ついでに賞金もw
ヤッタ━━━━━━(゚∀゚)ノシI━━━━━━ !!!!!
>一時間
正座していい子で待ってました。すいません嘘です。
AAずれた(失笑) 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
久々に覗きに来たら大漁ですねぇ。ついでにレスをカキコ。
230さまの『砂と波と‥‥』のロマンチックエロに萌え、PCさまの『Q熱』にこっちまで感染寸前(w
孕ageさまの
>>302-304の一節にバリ萌えして、リゼル酸さまの
>>331 ブラウスから透ける胸に暴走。
確かに破壊力は抜群です。
とどめに三文さまのフィニッシュがキタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!
特に、>「俺も…ケイの身体のふにふにした柔らかいのが…気持ちいいけどな」の一節に特に萌えました。
(んな事してるから三文氏やPC氏にロリ属性って言われるんだよな‥‥)
秀作ぞろいで満喫いたしました。皆様、ホントに乙です。それでは私も近いうちに参上いたします。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・う゛ぁ―――。
メル・ギブソン監督の「パッション」見てきました。
・・・・・・ら、すっごく深い所にギュウゥって来ちゃいまして・・・・・
急遽、古代イェルサレム風の短編・・・・と、投下・・・・。どぞ。
はあっ、はっ、はぁっ、はぁ・・・・・・
もう、もう大丈夫、だ、エルザ・・・・・・
―――どさっ
大丈夫だと私に告げながら、兄さんは私よりも先に膝をついてしまった。
無理もない、私たち2人の荷物はすべて兄さんが抱えているのだ。
「兄さん・・・・私は平気、平気ですから―――」
そう言って、麻袋から水を出して兄さんの首元にかけてやる。
ところが兄さんは私の手を遮って、
「大丈夫、貴重な水だ・・・・僕なんかに使うことはないさ」
・・・・・・・・・。
すこし戸惑ってから、私は服の裾で兄さんの身体を拭いてやった。
兄さんの額にキスをしながら、お母様と飼い羊に鍛えられた体のラインを確かめるように
ゆっくりと、丁寧に。
「こ、こらエルザ!おまえが汚くなるだろう・・・・」
「構いません」
「だが・・・・・・君だって女性だ、服をそんな事に・・・・」
「私は、構いません。兄さん」
諦めたのか、兄さんはそのまま私に身を委ねる。
ローブの右の裾が汗と泥で真っ黒になると、今度は反対側でまた拭く―――
広い胸から足の先まで、これで兄さんの身体は綺麗になった。
「さあ、綺麗になりました兄さん。もう元気を出して・・・・・」
・・・・と、私の下で兄さんは寝息を立てていた。
兄さんの長い睫毛が、初夏の丘を撫ぜる風に揺れている。
私も―――もう、走りつかれた。
5つ上の兄さんにだけ辛く当たったお母様の、私にだけ向けられた笑顔が
まぶたの裏に張り付いてはなれない。
あの笑顔が嫌いで・・・・・私は、兄さんと魂を共にすると誓った。
誰が決めたのかも判らない法になんて従う気も無かった。
私たちの暮らした村から逃げ出すことは簡単だった。
水とナイフとピタをなるたけ沢山持って、羊を追いかける大きなベルを裁判場に投げ入れ―――
みんなが驚いているうちに走って走って・・・・・・
その結果が、こうだ。
「・・・・・・・・・・ううっ」
「・・・・・・兄さん?」
寝言か。うなされているようだが。
どこか怪我でもしたのだろうか、ぎゅっ、と自分の体を抱いた。
すうっ、と兄の頬を涙が通った。
母 よ
「・・・・・・・・My Mary・・・・・」
「・・・・・・・・・兄さん」
私たちは、同じ母から生まれたはずなのに―――
私たちは、お互いを求めた。
それは母から愛されなかった者と、愛されすぎた者の
感情の埋め合わせに過ぎないのかもしれない。
だけど・・・・・・
神よ、今の私にはこうする意外に兄を救う方法を持ち合わせません。
こんなボロボロのローブなんて、着ていなくても同じだ。
乱暴に脱ぎ捨ててしまったが、不思議と恥ずかしさはない。
下着も何もすっかり取り払い、私は生まれたままの姿になった。
「・・・・母の中に、帰りたい?」
兄さんの瞼がうっすらと開いた。
「・・・・・・・・おかえりなさい」
イエスが最後に見たのと同じ夕日が、私たちを照らした。
〜了〜
はい生殺氏〜( ´ー`)*キラリ
う〜ん・・・・・短編ってムヅイですねぇ・・・・・
向230氏にような詩的なものが書きたいですよ。
なんつーか、長編が映画なら短編は写真を撮ってるような感じっスね。
「これだ!!」っていう一瞬のひらめきを遺すにはいいんぢゃないでしょーか。
短編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
う〜む、この時代とかはそういうの多そうな雰囲気ありますね。
>短編
一長一短なんて言葉がありますが、短編にも長編にも良さとリスクがあるんでどっちもどっちですね。
核心を突けばネタの良し悪しになってきちゃうんですけどね。
どうも、重度ロリ属性患者です‥‥・゚・(ノД`)・゚・。
>>387 >長編が映画なら短編は写真を撮ってるような感じ‥‥(ry
そうそう、私もそんな感じで短編を書いてました。でも、そのワンシーンをどうしたら
うまく表現できるかが難しいんですけどね。
という訳で
>>199からの続き、投下します。
‥‥風呂から上がり、冷蔵庫から取り出した牛乳をマグカップに注ぐ。
ソファーに座ってから、中身を一気に半分ほど飲み干す。その横で姉は俺をジッと見つめている。
「ナオ君、何飲んでるの?」
「ん? ただの牛乳だけど‥‥」
「‥‥ちょっとだけ、飲ませて‥‥」
そう言うと同時に、俺の手からマグカップを取り、おいしそうに喉を鳴らして牛乳を飲む。
大きなカップを両手で抱える姿も、また可愛らしい。その様子に見惚れながら、はっとした。
‥‥そこ、さっき俺が口を付けたトコじゃん‥‥偶然か?
細く白い喉がコクコクと動く。口の端から牛乳がこぼれ、白い雫が白い喉を伝う。
「ちぃ、牛乳こぼれてるよ」
慌てて教えてあげると、姉はそそくさとカップを置く。俺は首に掛かったタオルでそれを拭き取る。
目を閉じ、俺に身を委ねる姉‥‥ちょっと顔を動かせば、キスができそうな距離‥‥
「ありがとう。ナオ君はいつも優しいね」
顔を拭き取った後の、いつもの可愛い微笑み。全く警戒心ゼロみたいな無邪気さ。
姉は本当に俺を男として見てないのかな‥‥まさか、誘っているなんて事はないよな‥‥
でも、そう思うと何か急に腹が立ってきた。俺の思いも知らないで‥‥
‥‥だったら、やってやる。俺だって男なんだって姉に知ってもらわないと‥‥
俺はそのまま姉ににじり寄り、獲物を狙うように目を見つめる。その様子に姉はちょっと戸惑っている。
「‥‥? ナオ君‥‥どうかしたの?」
その言葉を合図のように、俺はゆっくりと姉をソファーに押し倒す。
「や‥‥ヤダ、なに‥‥? ナオ君! やめて!」
腕一本で小さな体をソファーに押さえつけ、空いた手でパジャマのボタンを外していく。
怯えて身を捩り、その腕を払い退けようと姉は暴れるが、俺の力にかなうはずもない。
最後のボタンを外し、はだけたパジャマの下から見えたものは‥‥見てはいけない美しいふくらみ‥‥
姉はブラを着けていなかった。少女のような細い体に、形よく育った胸があらわになる。
「ちぃ、俺だって男なんだよ‥‥いつもこんな風に近付かれて、俺がガマンできると思う?」
やっちゃいけないと決めたのに、キレイな胸に手は伸びる。
滑らかな柔らかいふくらみをソッとさすり、淡い朱鷺色の先端をくすぐるように撫でた。
「‥‥やめて‥‥こんなの、ヤダよ‥‥ナオ君、お願い‥‥」
大粒の涙を流し、怯える小さな声にふと我に返る‥‥しまった、やり過ぎた‥‥
‥‥でも、目的は達成できた筈だ‥‥姉は俺を嫌い、もう二度と俺の傍にはこないだろう‥‥
そう思うと、もの凄く悲しかった。啜り泣く姉の上から降り、泣きたいのを堪えて一言だけ謝った。
「‥‥ゴメン」
そして、姉から立ち去ろうと背を向けたその時、泣きながら姉はいきなり背中に抱きついてきた。
「待って! 行っちゃ、ヤダ!‥‥傍にいて‥‥」
正直なところ、驚いた。今、弟に襲われそうになったってのに、何でこんな事をするんだ‥‥
「‥‥わ、私‥‥き‥‥なの‥‥が‥‥」
小さく囁く、聞き取りにくい声。怯えながらも、必死に何かを伝えようとしている。一体、何を‥‥?
「わ‥‥私! ナオ君が‥‥弟じゃなくて‥‥男の子として‥‥好き‥‥」
「‥‥! ちぃ、冗談はやめようよ‥‥」
姉の意外な告白に、心臓が一瞬、止まった気がした。俺が言えたのはその一言がやっとだった。
「違う!‥‥嘘なんかじゃない‥‥だから、ナオ君に‥‥あんな風に、されたくなかった‥‥だけなの‥‥」
何て事だろう‥‥姉も俺を『男』として見ていたなんて。果たして喜んでいいのか。否定すべきなのか?
俺達は本当の弟と姉‥‥『男』と『女』として愛し合うなんて許されない事なのに‥‥
わかってはいても、姉の言葉に俺の理性なんかすでにブッ飛んでいた。
操られるように振り向いて、そのほっそりとした体を壊れない様に、包み込む様に抱きしめる。
「‥‥何でそんな事言うんだよ! 俺‥‥ちぃが好きなのを‥‥ずっとガマンしてたのに!」
俺はそう言って、姉の唇を奪った。俺の初めてのキス‥‥唇って、こんなに柔らかいんだ‥‥
唇を吸われる姉は抵抗することなく、むしろ、俺の体にしっかりしがみついてくる。
お互いを貪るような長いキスを終えた時、胸に抱かれた姉の顔は『女』の表情をしていた。
「‥‥ずっと思ってた。私、ナオ君だけのものになりたいって‥‥」
「俺だって本当はちぃが好きで、ずっと欲しくて‥‥俺、ちぃの弟なのに‥‥でも、本当にいいの?」
俺の問いに姉ははっきりと頷く。俺は決心を決め、小さな体をそっと抱き上げて自分の部屋へ向かった。
胸に抱かれた姉は恥かしそうな、それでいてウットリとした表情を浮かべていた。
部屋に入って姉をベッドに降ろし、俺もその横にぴったりと寝そべる。
「俺、ホントはちぃの事、ずっと見てた。姉じゃなくて、女の子として」
「私もだよ。ナオ君をずっと‥‥好きだった。でも、もう、自分の気持ちに嘘がつけなくなっちゃって‥‥」
「俺だってそうだよ。これじゃいけないって思ったけど‥‥でも、もう我慢するのは、嫌だ」
そう言って、もう一度姉と唇を重ねた。唇を吸い、舌を絡め、お互いの唾液を舐め合う。
手はパジャマからこぼれるふくらみを包み、姉が痛がらない様に揉む。
温かく、柔らかい姉を、誰にも憚る事なく味わい尽くす。心が姉の果てしない甘さを感じ始めている。
‥‥姉をもっと見たい。もっと触りたい。もっと味わいたい。もっと‥‥俺だけのものにしたい。
唇を離し、サラサラの黒髪を撫でながら目を見つめあう。
「ちぃ‥‥パジャマ、脱がすよ‥‥」
「‥‥お願い、恥かしいから‥‥暗くして‥‥」
ベッドの上でモジモジと身を捩る姿もまた愛らしく、さらに俺の劣情を誘う。
「イヤだ、消さない‥‥ちぃのキレイな裸、全部見たい‥‥いいよね?」
チラリと横目で俺を見たまま返事をしない姉。それを俺はOKの返事と受け取って、パジャマを脱がす。
サラ、サラ‥‥衣ずれの音がやけに大きく響く。
姉も俺が脱がせやすいように、体を動かして合わせてくれた。
そうして恥かしさに頬を赤く染め、ベッドに横たわる姉の裸は想像以上に美しかった。
「‥‥ちぃの裸、本当にキレイだね‥‥」
「ナオ君‥‥そんなに、見ないで‥‥恥かしい‥‥」
そう言いつつも、あえて姉は肌を手で隠さずに、余す事なく全てを俺に晒してくれる。
小さく、細身の体に程よくふくらんだ二つの乳房。そして、淡い朱鷺色の先端が可愛らしく色づき咲いている。
キレイな曲線に縁取られた腰から足のライン。細くて、それでいてボリュームがあって、柔らかそうだ。
‥‥そのちぃが、俺だけのものになる‥‥激しくなる興奮を抑え、服を脱いで姉の傍に再度、横たわる。
「ちぃ、こっち向いて‥‥俺、ちぃがホントに欲しいんだ‥‥いいよね?」
そう耳元で囁くと、姉はくすぐったそうに首をすくめた後、はっきりと頷いた。
しかし、そうは言ったはいいけれど、俺はセックスの体験どころか女の裸すらリアルで見た事はない。
「でも俺‥‥初めてだから、上手にしてあげられないかも知れない‥‥」
そう、正真正銘の童貞ってヤツだ。恥ずかしながら‥‥
そんな俺の言葉に姉は目を逸らし、か細く、恥かしそうな声で衝撃的な事を言い出した。
「‥‥ナオ君、私‥‥したこと、ある、から‥‥教えてあげる‥‥」
初めて聞いた事実に俺の息が一瞬、詰まる。この人見知りの激しい姉にどうしてそんな事ができたのか。
そして、その光景を想像したら腹の底が一瞬で冷たく沸騰した。
‥‥そのちぃが、俺だけのものになる‥‥激しくなる興奮を抑え、服を脱いで姉の傍に再度、横たわる。
「ちぃ、こっち向いて‥‥俺、ちぃがホントに欲しいんだ‥‥いいよね?」
そう耳元で囁くと、姉はくすぐったそうに首をすくめた後、はっきりと頷いた。
しかし、そうは言ったはいいけれど、俺はセックスの体験どころか女の裸すらリアルで見た事はない。
「でも俺‥‥初めてだから、上手にしてあげられないかも知れない‥‥」
そう、正真正銘の童貞ってヤツだ。恥ずかしながら‥‥
そんな俺の言葉に姉は目を逸らし、か細く、恥かしそうな声で衝撃的な事を言い出した。
「‥‥ナオ君、私‥‥したこと、ある、から‥‥教えてあげる‥‥」
初めて聞いた事実に俺の息が一瞬、詰まる。この人見知りの激しい姉にどうしてそんな事ができたのか。
そして、その光景を想像したら腹の底が一瞬で冷たく沸騰した。
本日は以上です。
とりあえず、生殺し妹文学館にあるまじき姉弟ものって事で、ベタベタですが
お姉ちゃんは既に経験済みって設定です。今後の展開は後のお楽しみってことで‥‥
‥‥その前に私のSSを読んで下さる住人さまがいらっしゃるのでしょうか‥‥
くそう、間の悪い支援芸を俺様がしてしまうとわ…_ト ̄|○
>姉弟
まあたまにはよろしいと開き直るのが良
>‥‥その前に私のSSを
読んでますよ、それこそ切ない展開を想像して(;´Д`)ハァハァです。
連続カキコごめんなさい。孕ageさま、支援して下さったのにすいません。
私の場合、無理に支援して頂かなくてもいいですよ。
できたら感想を頂けるほうが嬉しいんですけど‥‥と、ワガママを言ってみるテスト‥‥
>>403 え?お姉ちゃん初めてちゃうの?
ってのが正直な感想。
でも、それだからこそ続きが気になるので首を長くして
お待ちいたしております…
ちょっと間をおいたとたんにこうも進んでいるとは…
>>325-333 >>380-386 初だ…ゲッフンゲッフン…リゼル(略)氏久し振りの投下ですね…裏工作で
お兄ちゃんを挑発するとは…(・∀・)イイ!
>>338-
>>348 こういう“攻め方”大好きです…。次回作ではお兄ちゃんを縛って…って
御免、今の無し!
>>354-373 終わってからの兄妹の遣り取り…萌えるぜコン畜生!それに…一捻り
あるって…う〜ん楽しみ。
>>390-398 お姉ちゃんは経験済み…
ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━( ゚)━( )━(゚; )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
でもGoodjob!
>>376 (゚∀゚)ノシI σ(д` )羨マスィ…
>>405 りぜる は あぶない えみをうかべた!
スレの じゅうにんは ひいてしまった!
(*゚ヮ゚)・・・・・知りすぎるのも・・・・・良くないよ?お兄ちゃん
ΣΣ(゚Д゚;)
(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
さっぱりネタが浮かびません。
あと、やっぱりエロいの書けませんw
本人はエロエロマンなんですが
他の文士様、乙です〜
はいどうも、ゲーセンでずっとGFばっかりしてましt(ガッ)
ふとスレを取得すると一気に100レス近く…皆さん頑張りすぎですってばw
今晩にでも短編を落とそうかな…と思い、頑張ってます。けどネタが多くて選別にやや困ってます(;´∀`)
>>387 >向230氏にような詩的なものが書きたいですよ。
いやいや、俺としてはもっとえちぃ作品を書きたいのですけどね…(苦笑
何も考えずに書くと全然えちぃくないのが悩みです。けどそういう作風が好評なのでなんとも…'`,、('∀`) '`,、
常人よりちょっと理性の壁が厚い、孕ageです。(挨拶?
なんてーかさ、妄想にとどめておけってーかさ。
いや、やっぱなんでもないです。
>>348から
「ん… ん… ん…」
お兄ちゃんにアソコを突かれて、ボクの体が動くたびに…ボクの奥から声が漏れる。
なんかボク、そういうおもちゃになったみたい……
さっきよりは痛いのは退いてきた気がする。
でも…まだ気持ちよくはなってない。
お兄ちゃんは…気持ちよさそうなのに… ずるいよ…
「ん… あ…」
ボクの乳首… いつもより痛そうに尖って…… とっても敏感に……
ちょっと触っただけでいつもよりも大きな刺激が伝わって…
気持ち、いい……
「ん…? 由貴、どうした?」
「あ、あの… その…」
まさかあんまり気持ちよくないから…触ってた、なんて言えないし…
「こうやって… 触ってると痛いのが紛れて… 我慢できるの…」
まあウソじゃあないよね。うん。
「そうか…まだ痛いんだな… じゃあ俺も手伝ってやるよ。」
「え……」
お兄ちゃんの唇がボクの乳首にキスをするべく近づいてきた。
「きゃうう……!」
さっきされたときよりも、自分でするときよりも…さらにすごい快感が伝わってきた。
ボクの乳首って… こんなに感じるところだったの…?
「どうだ? 少しは痛いの紛れたか?」
「うん… お兄ちゃん、もっとして…!」
お兄ちゃんがキスするところから…どんどん気持ちいいのがボクの中に入ってくる。
切ない吐息が、いつの間にか喘ぐような声になって…とまらない。
「にゅうぅ… うにゃぁあ…」
「なんか… 猫みたいな声だな…」
「やあ… だって…」
ボク… どんどん気持ちよくなってる…
お兄ちゃんが… お兄ちゃんの感触が… もっと感じて…いたい…
由貴はどうやら乳首が弱いらしい。 ……俺と同じなのか?なんてな。
甘噛みして少しいじめてみる。
「痛…! ヤダ痛いよ… もっと、優しくして…」
「……こんな風に?」
今度は優しく撫でるように乳輪を舐める。
「あ… そ、う… 気持ちいい… お兄ちゃん… もっと…」
「こっちはどうなんだ?」
俺と由貴の繋がってる部分を指す。 熱を持って…汗と、それに似た物に濡れている。
「こっち…? こっちはね……」
「まだ、痛いのか…?」
「ううん。 でも…よくわかんない。
お兄ちゃんは、気持ちいい?」
「ああ… 由貴の中は…気持ちいいよ…」
「ずるい。」
「…………は?」
「お兄ちゃんだけ気持ちいいなんて…ずるいよ。」
「そう、言われてもな…」
こればっかりは摂理というやつだから俺にはどうしようもないワケで……
「だったら… もっと頑張って、ボクのこと気持ちよくして。」
「……どうすりゃいいんだ?」
「……もっと、こっちを舐めて。」
乳首の周りの肉を掴んで持ち上げている。
可愛らしい、蕾のようなそこに口を付けるたびに…
震える小さな体と、その膣内が…心地よかった。
|
|
|゚∀)
| )
|
お兄ちゃんが… ボクの言う通りに、ボクの体を気持ちよくしていく…
「そ… 歯は立てないで… 舐めるように…」
「まだ痛いから… ゆっくり動かしてね…」
「今度は… 普通にキスして…」
ああ… お兄ちゃん… お兄ちゃんは… ボクの…
ぐちゃ… にゅる… ぐちゃ…
ボクのあそこから… スゴイ音がしてる…
いつの間にか、こんなに濡れてたんだ…
その瞬間、止まっていた思考が急に進んだ。
あ… ボク、気持ちいいんだ… お兄ちゃんにされて…気持ちよくなってたんだ…
セックスって… キンシンソウカンって… こんなに気持ちいいんだ…
ここが生殺しポイント。
つまり次回に糸売く。
あ、次が最終回だ。
>>409 >さっぱりネタが
浮かんだのはいいものの、さっぱり面白い展開にならなかったネタ(つーかイメージ)を進呈します。
他の文士の方も面白そうなら書いてみてくださいませ。
孕ageタンからのお題
『妹抱き枕』
こう…きゅ〜、って感じのさ(ターン)
_,.'⌒ '⌒ヽ_. _,.'⌒ '⌒ヽ_
'´, `ヽ ' ヽ . '´, `ヽ ' ヽ
i i lノノ))i i (( i.. i i lノノ))i i (( i
. 从l !゚ ヮ゚ノ§ §リ从从从 从l !゚ ヮ゚ノ§ §リ从从从
キタ━━━━⊂)i―iつ━━━━⊂) !つ━━━━⊂)i―iつ━━━━⊂) !つ━━━っ!!!
fく_|__|フつ ⊂く/_l〉 fく_|__|フつ ⊂く/_l〉
し' iノ .し' iノ
(´д`)ノ 三文です。
孕age氏、(o^-')b グジョーブです。
実はポストしよーと思って来たのですが、ちょうど孕氏が始めてたのでちと体育座りで読んでました。
てなことで今晩はもう遅いのでまた別の機会にしますね。
ゴルデソウィク中に完結出来ませんでした。また約束破っちゃったテヘヘ。(´д`)ゞ
そしてFXD殿の…ちっちゃな姉萌えSSの続きが…キテタ━━━(´д`)´д`)´д`)´д`)´д`)´д`)´д`)´д`)━━━!!!!
このちぃ姉ちゃんは…いいなあ…ぜひ…ワタシの嫁さんに…くくくくださいお父さん…w
そんなわけでFXD殿にはぜひ独断と偏見で、「炉小萌賞」を進呈したいッ!
今回の賞品はこれ。 (´д`)つ〒 二枚刃髭剃りですw
これで妹の生えかけの…ゲフゲフ。
では来られるようなら明日、また御邪魔します。もう外が白みかけてますね。 ヾ(´д`)
>>421 こりゃまた結構なモノを頂きまして・・・でもエロいの書けませんよ?w
それでよければ、いつになるか分かりませんが書き上げたいと思います。
ちなみに、ついさっきフッと思いついたネタは
『目指せ甲子園』
ヤッパダメダ、オレ_| ̄|○
>>425 LSDさん乙です。
ちぃ姉(*´Д`)(*´Д`)ハァハァハァハァ
↑LSD氏 ↑漏れ
恥ずかしげな表情に萌えますた♥
絵を描いてもらえたFXD氏がチト羨ますぃ…(゚д゚ )
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ‥‥あまりの嬉しさに一時間ばかり気を失ってました(w
>>423 三文さま 『炉小萌賞』ありがとうございます〜。商品の二枚刃髭剃りもありがたく使わせて頂きます。(≧∇≦)つ〒
でも、あまり的確に先の展開を的中させないで下さい。・゚・(ノД`)・゚・。
実はそういうシーンだけはもう出来てるんです。しかも私独特のねちっこい文章で‥‥
>>425 リゼルさま もう最高です‥‥あの恥じらう姿、透けて見える胸元に、私は萌えるどころか爆発炎上してしまいました。
ホント、感謝です。あぁ、もう思い残すことはありません(w
と言う事で叫ばさせて下さい‥‥
そーあいむぶれ〜〜えき〜んざ〜〜は〜〜あび〜っ!!!
( ゜Д゜)トゥナイッ!!
ここはスンバらしくいいインターネットですね
なにやらイラストが…って、リゼル(ry氏は絵も描けるのですか!!((((((;´∀`))))))
「そーあいむぶれ〜〜えき〜んざ〜〜は〜〜あび〜っ ( ゚Д゚)トゥナイッ!!」
>>421 抱き枕 ヲタクの神器と 他人(ヒト)は謂ふ by 向こうの230
…なんちゃってw いや、冗談ですよ?(;´∀`)
今宵こそ読み繋ぎを…昨日?酔っ払って倒れてたんだよぅ(´・ω・`)
とある休日の昼下がり…。
綺麗なタイルが張られたキッチンで、一人の少女が動き回っている。
ピンク色の可愛いエプロンを着て、長い髪をリボンで括ってまとめている。
少女の左手には料理本が、その右手にはクッキー用のハートの型抜きがある。
キッチンには甘い匂いが充満し、パタパタとスリッパの駆ける音が響き渡る。
気だるい午後の空気を晴らすかのように、そこには活気が溢れている。
「ふふっ…お兄ちゃん、喜んで食べてくれるかなぁ…?」
少女の顔は微笑みに満ち、誰が見ても幸せそうに見える表情である。
薄く延ばした生地をハート型に型抜きして、次に右手にデコレーション用のチューブを持った。
中に入っているのは溶かしたチョコレートだろう。室内の甘い香りがさらに強くなる。
慎重に、綺麗な字で「I LOVE YOU」と生地の上に文字を細く書き込んでいく。
このクッキーを焼きあげると、生地にチョコが染み込んで綺麗な見た目になるという寸法だ。
「…よしっ。あとはこれをオーブンに入れて…うーん、楽しみ!」
クッキングペーパーの上に並べられたハート達をオーブンへ入れ、その間に片付けをする。
使った器具を洗い、テーブルを片付け、クッキー用のお皿と二人分のティーカップを用意する。
甘ったるい室内の空気に負けない程の香りがする辺り、高級な葉を使っているようだ。
コポコポと熱湯の注がれる音がすると、その清々しい葉の香りが、バニラの甘い香りと混じる。
小さく開けた窓から柔らかな風が吹き、甘くて切ない室内の空気を、少しだけ連れ去っていった。
「あと七分くらいか…うん、お兄ちゃんが帰ってくるのとピッタリ。完璧だわ♪」
エプロンを外し、リボンを括りなおし、鏡を見ながら衣服のチェックをする。
おかしな部分がないか、よくよく見回して確認した後、少女は安堵の溜め息をついた。
そうして数分後、オーブンが中身の焼き上げを知らせるアラームを鳴らし始めた。
続けて、インターホンの鐘の音が、昼下がりのリビングに響き渡る。
少女はもう一度だけ鏡を見て、パタパタと玄関へ駆けていった。
―――その姿は、恋人とのデートへ向かう直前の女性のそれにも似て。
…以上です。私としては珍しく(苦笑)「甘いお話」に仕立て上げてみました。
以前からリクエストがあったのですが、なかなか良いイメージが浮かばず今まで放置してました(;´∀`)
クッキーです。昔は結構自分で作ってたんですが、最近はすっかりご無沙汰です…(調理器具とも)
私は円形の生地にアラザンをいっぱい乗せたのが好物なんですが、皆さんはどうですか?w
感想やリクエスト、クッキーのお話なんかもお待ちしておりますw
>>425 キタキタキタキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
そーあいむぶれ〜〜えき〜んざ〜〜は〜〜あび〜っ
( ゚Д゚)トゥナイッ!!
>>435 自作クッキーですか(*´Д`)
専ら食う方で(ターン)
>>431 念のために言っとくますが、わたしゃキャラクター抱き枕なんてジャンキーな物は所有してませんよ。
抱くんなら生身の女の子の方が、無理を言えば抱きつかれるのを黙って承諾してくれる可愛い妹のが(ズダーン)
三文文土
↓
&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&
>>432-435 アマイアマイアマイキャンd(ry
昨日の銭金でやってた大量の5円入りクッキー缶しか思い浮かばない。
そして、 そーあいむぶれ〜〜えき〜んざ〜〜は〜〜あび〜っ
( ゚Д゚)トゥナイッ!!
がまったく分からない漏れ。大人しくSPage行って来ます。
孕age氏から頂いたネタが、抱き枕とは違う方向に煮えておりますw
現在煮込み中。
ども、519ッス・・・・・・ご無沙汰してます。
>>437 ・・・・・抱きつかせてもらへられる妹ッすか・・・・・・
俺も小学生3年時代までは妹と寝・・・・・・(ガッ
>>439 ( ゚Д゚)トゥナイッ!!
漏れもワカンないっす。(;´Д`)・・・・・・
では投下!!!
>>169からの続きッス!今回は妹視点ッス。
「全くっ!お兄様は何を考えてあんなことをっ!」
独り言をブツブツ言いながも走る。急がないと遅刻に・・・・・
゛兄弟なんだから見られたって平気だろ?"
兄の言葉が私の頭の中で蘇る。
「平気とか平気じゃないとかじゃなくて、一人の女の子に向かって゛パンツ見えてるぞ"って言えるって事が問題なんでしょ!?」
危ない人のように独り言を言いながら走る私。
(・・・・私だって女の子だもの、それくらい気付いてよ、お兄様・・・・・)
ハッとして、頭をブンブンと振り、
(違う違う!お兄様に一人の女の子として見てもらいたいわけじゃなくて!)
「そんな事考えてる場合じゃないわ!さっさと学校へ・・・・・」
(――――――・・・・何かしら?アレは・・・・?)
裏路地を見ると一冊の雑誌が落ちていた。
近寄って取り上げてみる。
゛爆発、いもうとラヴァー!"と題名が書かれてあり、その下には可愛らしい少女のイラストが描かれている。どうやら、漫画雑誌のようだ。
「なんなの・・・・コレ?」
そっと雑誌を開いてみる・・・・・・・・
゛やめてぇー!お兄ちゃんなんでこんなことするのー!?"
と泣き叫びながら訴える少女。
゛美沙、お兄ちゃんは美沙が好きなんだ!我慢が出来ないんだ!ゴメン、美沙!"
ビリビリ!ビリッ!と兄らしき人物が美沙と呼ばれる少女の服を破いている。
゛やめてー!やめてよぉー!"泣き叫ぶ少女。
どうやらこの二人は兄妹のようだ。
゛ごめん、ゴメンよ美沙!"
兄は懇願しながらも妹の秘所に手を押し込む。
゛イヤッ!いやぁぁああっ!"
美沙と呼ばれる少女が叫ぶ―――――――
―――――――バサッ!
思わず本を手からを取り落とした。
「なんなのよ・・・コレ・・・・!?」
驚愕の声を上げながら取り落とした本を見つめる。
「こ・・・・こんな物見ている場合じゃないわ・・・・学校に・・・」
自分を落ち着かせようとしながら、呟いた。
だが、行こうとする自分とは裏腹に足はその場を動かなかった。
―――――兄妹だった・・・・・・。
その本のシナリオに何だか捕らえどころの無い気分に―――――
「ダメよっ!!そんな変な事考えちゃ!!お兄様と私は・・・・・」
ハッ!!!!!
「だから!!そんなことを考える自体ダメっ!!!」
ブンブンと頭を振りながら、危ない人のように独り言を言った。
「そんなことより早く行かないと―――――」
と言いかけ、歩き出すと同時にチラッと後ろを見た。
先ほどの本が投げっぱなしにされたままだった。
「い・・・・いるわけ無いじゃない・・・・・あんな汚らわしい本・・・・・」
タッタッタッタッ・・・・
(ほ・・・・・・欲しいわけないじゃない・・・・あ・・・・あんなの・・・)
―――――――タッタッタッ・・・・・タッ。
立ち止まり止まり後ろを振り返る。
「ご・・・・ごみ箱に捨てとかないとね・・・・あんな汚いもの・・・・有害だし・・・」
と、先程の本の場所へと向かった――――――――
――――――――で糸冬ッス。
何だか、漏れの作品、先が読めすぎてしまうような木が ・・・・・(‘A`)
人様の話題からパくった感がプンプンしますよ・・・・・・・
皆さんもがムばっているようですので漏れもガム場朗と思ひます
ではまた。
>>447 妹がえちぃ本発見(ノ∀`)ワハーw
>>439 お久しぶりですね。今回のSSの元ネタ曲は実はあれじゃないですよ?
孕age氏の「妹抱き枕」発言のお陰で、長編のシナリオを瞬間でひらめいちゃいました(*´∀`)
一応元ネタ発生がここなので、今回はここで投下してみようと思います(…と言ってもあまり長くないだろうけど)
今日から執筆なので、投下はまた後日に。では今宵はこの辺りで。
>>436 いいなぁ…お菓子とお茶。( ´∀`)ホノボノー
クッキーは…手作りの物を食べたことも、手作りしたこともありますが(^^:。
私が作ったのはちょっと変わったチョコがけのクッキーです。結構シンプル(w
>>436 だだ甘な雰囲気で…(・∀・)イイ!
>クッキー
あまり食べません。正直言って市販のスカスカのシロモノは
好きになれませんので。そういえば昔お姉んの手伝いさせられて
食ったオコボレでも結構美味かったな…コレってシンプルながら
案外奥が深いのかも…。
>>448 今回のお馬鹿ちゃんな妹に前回の暴走妹…ヤバイ!
俺の出番が無くならない程度にがんばって…- .∵・(゚Д゚) ーt( ̄♯) フッ
(´д`)ノ 三文です。今日はなんとか来られました。
>>438さん、長時間体育座りさせちゃってゴメナサイw
と、ポストの前に…りぜるタムの絵を見逃し;y=ー(´д`)・∵. ターン!
消えてるじゃないですか404ですよ404!404ったら死霊の死ってことですよなんだそりゃあ俺!
た…頼んますから再pを…というかオイラのSSのも書いてくださいな…。
バゥムクゥヘン (´д`)つ◎ あげるから…w (賄賂?
あとあれです、ムコーの230女史がw せっかく
>>436で「クッキー作るのが趣味」って、
婦女子であることを暗にカミングアウツしてるんですから、藻前らもーちっとツッコめやゴルア!
とささやかに申し上げたいw
いいよもうじゃあオイラが口説きますから。ぜひケコーンしてくださいw 子供は兄と妹二人ぐらいでw
いやダメでしたらお尻など貸して頂ければそれでもw
では雑談はこのぐらいにして、いよいよ最後のポストです。
>>373より。
二日後。
「へ…へっくしょいッ!」
兄は自分の部屋で、寝床に就いていた。
額に濡らしたタオルを載せて、ぶるぶると震えながら。
「う゛う゛う゛…寒気がするう…」
鼻水をすすりながら呟く。
「今度はお兄ちゃんが風邪ひいちゃったね…」
ベッドの傍らの椅子に、制服に身を包んだ妹が心配そうな表情で座っている。
「ん…まあ…しょうがないよな…へっくしょいっっっ!」
勢い余って鼻水を飛ばす。
即座に妹がティッシュの箱に手を伸ばし、数枚取り出した。
それから兄の鼻に当ててやる。
「はい、チーンして」
「ううう…すまないな…」
妹の手に甘えるようにして、兄は勢いよく鼻をかんだ。
妹はきれいに兄の鼻の周りを拭ってあげてから、丸めたそれをゴミ箱へ。
「ほんとにお兄ちゃん…大丈夫?」
「うん、まあ、大丈夫だよ。それより…ケイはもう…」
「うん。すっかり直っちゃったよ」
ぴょこんと立ち、ガッツポーズをしてみせる。
その姿は兄の目に、以前よりも愛しい存在として映る。
「う、うん…風邪は…治ったみたいだよな、すっかり。でもあれだ、その…」
「…なあに?」
妹がにこにこ笑いながら、兄を見つめる。
「いや、あの…そのな、えっとつまり…だ、い、痛いとか…ないか?」
「?」
きょとん、と妹。
「だ、だから、エ、エッチな…事したあとなわけだから、…その、い、痛くないのかなっと…」
真っ赤になってそんなことを口走る兄だった。
「…え、あはは」
妹が俯いて笑い出す。
「あ、あのね…ほんとのこと言うとね、そ、その…
お、おまたのあいだが…ちょっと変かな…」
「へ、変って?痛い…のか?」
思わず身体を起こしかける兄。罪悪感、責任感だろうか。
「ううん、もう痛くはないんだけど…その、なんか…」
「なんか?」
「何かはさまってる感じ…」
妹も瞬く間に赤くなって、独り言のようにそう言った。
「そ、そうか…ごめんな、やっぱり、俺の…せいだよな」
兄のその言葉に抗うように、妹が勢いよく顔を上げて、続けた。
「ち、違うの。いいの、いいんだよお兄ちゃん…」
手をぶんぶんと振る。
「だって、お兄ちゃんの…が、ずっと私の中に…まだ入ってるみたいで…」
「え?ええ?」
妹の言葉に驚く。
「あ、あのね、その…なんて言うか、ずっとお兄ちゃんが…一緒にいてくれるみたい…って感じるの。
って、な、なに言ってるんだろ、私ってば…」
「…」
兄のあんぐりと開けた口の中に、鼻水がちょろちょろと流れた。
「う…うえっほ!がはっ、ゲホゲホ…」
「あっ大丈夫…」
再びティッシュを当ててやる。
「ほんとに…ごめんねお兄ちゃん。私が風邪…うつしちゃったんだよね。やっぱり」
「いいんだよ。いろいろ…伝染って当たり前なこと…したんだしさ。
…なんてな」
そう言ってまたも赤面する。
「…」
「…」
互いの営みの様を刹那に思い出し、恥ずかしさで思わず黙り込んでしまう二人だった。
「あ、あのさ」
「え、えとね」
二人同時に言いかけて、またも言葉に詰まる。
「あ、あはは…お兄ちゃん、あのね…」
先を続けたのは妹だった。
「ああ」
「今日ね、土曜だから…早く帰ってくるね」
「う、うん」
「おみやげ、何がいい?って…決まってるよね」
「ん?んん…」
「…桃の缶詰、でいいよね?」
「あ…うん。はは」
「じゃあ…忘れないで買ってくるから」
「う、うん。頼むよ…」
「それでね…」
「うん?」
ずずずと鼻を再びすすり上げて、兄が頷く。
「今日ね、今日もね…お母さん、町内会の会合なんだって。お父さんも…来週まで出張だし…」
「う…ん」
「まったく、うちの親ったらひどいよね。私たちを、いっつもほったらかして…」
「そ、そうだな…」
「だから…だから夜遅くまで…誰もいないんだよね…」
「そ…ういうことだ、なあ…」
「だから…また、お兄ちゃんと私と…二人っきり…なんだよね…」
「う、うん…」
妹が何を言いたいのか、兄にはよく解っていた。
「…えっとね、桃の缶詰…」
「あ、ああ…」
「…どんなふうに食べたいか、考えてて…ね?」
「…うん」
「今日は私が…お兄ちゃんを看病してあげるから…」
これ以上無いほどに、顔を赤らめる。
「その…他にして欲しい事も…考えててね…」
「あ、ああ…」
「お兄ちゃんがして欲しいこと…なんでもしてあげるつもり…だから」
そして二人で、俯き合う。
「わ、解ったよ、うん。じゃ、じゃあもう遅くなるから…学校行くといいよ」
「…うん。お兄ちゃんも、お大事に」
そしてドアへと向かう。
「…」
けれど刹那に立ち止まり、一思案してから、踵を返す。
すたすたすた。
まっしぐらに兄の横たわるベッドへとやってきて、それから兄に屈み…
ちゅっ。
と一つ、キスを。
触れるだけの、他愛の無いもの。
けれど兄の唇には、確実にその温もりが残る。
「ケイ…」
「じゃ、じゃあねお兄ちゃん、や、もう遅刻しちゃうよー!」
恥ずかしさの表情を隠すように、またもクルリと踵を返す。
「あ…ああ」
そしてドアを閉める前に、もう一度だけ兄のほうを向き、
「お兄ちゃん、大好きだからねー!」
よく通る声で、そう言った。
パタパタと階段を下りる音が、遠くに響き小さくなってゆく。
兄はぼうっとしたまま、それを耳元で見送った。
「バカ…また風邪が伝染ったら…どうすんだ」
唇に残った、妹のささやかな温もりに、幸せを噛みしめる。
…どんな風に食べたいか、だって?
そりゃあ…決まってるじゃないか。
「して欲しいこと」なんて…。
自分だって…「して欲しいこと」なんだよなハハハ…きっと。
ふうー…。
やっぱりケイには…勝てないよ…俺。
…。
早く下校時刻にならないかな…。
ケイ…早く帰ってこないかな…。
いやいや…今は少しでも風邪を…和らげることだけ…考えよう。
きちんと直しておかないと…うん。いろいろ…まずいよな。
熱の中でニヤニヤと笑う兄だった。
あ…ケイが飲ませたくれた…薬が効いてきたみたいだ…。
すごく眠い…。
ケイが…帰ってくるまで…もう一眠り…するかな。
ケイの…夢でも…見てると…しよう…か…。
そしてゆっくりと、深い眠りに沈んでいった。
「…お兄ちゃん」
案の定、夢の中には妹が。
「…お兄ちゃん、…こんどーむは?」
いけね!もうスペアが無いんだよ!
「…じゃあもう…無くても…いいよね」
…いいのか?
「…いいよ」
「今度は…私の中に…」
ふふふ。あはは…。
熱に浮かされていても、幸せそうな兄の寝顔がそこに。
彼はずっと同じ夢を見続けた。
「…お兄ちゃん。おにいちゃんてばあ…」
妹に、再び揺り起こされるまで…。
はい。以上を持ちまして今作 「看病してね、お兄ちゃん」はめでたく 完 糸吉 でございます!
複数スレに跨ぐ、ホントに長い間のご愛読、ありがとうございました。m( _ _ )m
住民のみなさんの応援レスも頂いてなんとか書き上げることが出来ました。多大にサンクスコであります。(´д`)フ
よろしければ御感想など頂ければ幸いです。辛辣評価もアリですよ?w
さてこれからの予定ですが、今手がけている作品はこんな感じで。
「姉萌え散文(仮題)」
「上弦と下弦の欠けた月」の2作でござます。
2つともある程度書きあがっておりますが、数日休んで落ち着いてから、またポスト開始したいと考えてます。
今作「看病〜」のファイルアップも、準備を整えてからまた後日ということで。
では、スレと皆さんにもう一度感謝しつつ、ヾ(´д`) オヤスムナサイ。
生殺し完結編
キタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
キタ━━ へ ) ━ ( ノ━ ( )ノ━ ( ) ━ へ )━ へ ) ━ へ ) ━━!!
キタ━━ > ━ > ━ < ━ < ━ < ━ > ━ > ━━!!
思えば某スレから長々ただ「兄受け」と「生殺し」を追い求め、
気付けば120`バイトを越える超大作に…
本来なら私も最終回ポストするはずだったんですが、ここは身を引きます。
完結おめでとうございます。m(_ _)m
ところで、電波兄妹は…?
>>三文殿
いやぁ〜とうとう完結ですか。こんなに長編なのに、息切れもせず「濃すぎず、軽すぎず」のバランスを
保って萌文を投下する三文殿に敬服の意を表したく思います。
次の作品が楽しみでつ。ガムバッテ下されい。(´д`)ゞ
>>孕age殿
120`っすか・・・・・・超大作っですな・・・・正座で待たせてもらいます・・・・・
誰も居ない、日曜の昼下がり…。
よし、今のうちに
>>448で言っていた長編(中編?w)の序章を投下しましょう。
田舎町の街通り。
そこは大した店もなく、車もさっさと通り過ぎていくような街並み。
広葉の街路樹が風にざわめく以外、音らしい音は何もない。
時折通り過ぎる車のエンジン音が、とても煩く、嫌らしいものにも聞こえる。
静かなのは良い事だが、あまりの静かさに閑散としている節もあるような場所。
店を開けていても、そのほとんどが開店休業のようなもので、だらけた店主の姿が見える。
むしろ閉まっている店の方が多く、通りには昼夜に関わらず閉鎖的な空気が漂う。
そんな街並みの中に、一軒の家がぽつんと建っていた。
『フロンダル』
木製のすすけたドアに取り付けられた銅製のプレートには、そう記されている。
店前には「人形の修理承ります」と、白チョークで乱雑に書かれた黒板が立て掛けられている。
ドアには小さな鐘が取り付けられており、綺麗な音を鳴らしては客の来訪を知らせるのだろう。
言われて見れば、確かにそういう雰囲気―――人形を扱う店の雰囲気が漂っている。
店頭には小奇麗なショーウインドウがあり、色とりどりの造花に飾られたスペースがある。
その綺麗な空間に飾られた人形は、きっと最高級の美しさを放つのだろう。
…しかし今、そこには人形の姿は一体も無い。
その代わりに、店内のテーブルで突っ伏している人影が映っている。
大きめの円卓に突っ伏して、男は少し荒めの寝息を立てていた。
高級そうな赤い絹のテーブルクロスには、水とも油とも見える汚れが付着している。
テーブルの上には酒盛りの跡が残っており、ピーナッツが皿からこぼれている。
薄暗い店内に差し込んだ光の帯には、上から落ちてくる塵や埃が垣間見える。
「……ん、ふあぁぁぁ…」
テーブルに突っ伏して眠っていた男は、ようやく眠りから覚めたようだ。
背のある椅子に座って大きく背伸びをすると、テーブルの上の瓶が床に落ちた。
まだ中身が残っていたようで、木製の床に紫色の液体が広がっていく。
テーブルの上にある空のワイングラスも共に落ち、固体と液体が混じってしまった。
「あーあ、もったいね。また買いに行かなきゃな…」
小さくため息をつくと、砕けた硝子の破片を拾ってゴミ箱へ捨てていく。
一通り欠片を拾い終わると、どこかから雑巾を持ってきて床を拭き始めた。
白い布が紫色に染まっていくのを、ぼうっとした表情で見つめながら手を動かす。
そうして後片付けを終えると、財布を持って外へと出掛けた。
---------------------------------
しばらく洗っていないようなぼさぼさの髪を掻きながら、男はのんびりと歩いていく。
長らく自堕落な生活を送っていたのであろう、衣服もくしゃくしゃで、髭も不精だ。
そんな外見を気にせずに男は歩き続け、数十分後、酒屋の前で足を止めた。
…流石は田舎、とでも言うべきか。酒を買いに来るのに徒歩で数十分とは。
「毎度」
挨拶をしながら店に入ると、カウンターで本を読んでいた店員が顔を上げる。
面倒そうな顔をしながら、男が店内を巡回しているのを見張っている。
「……お、これ良さげ」
男は手頃そうな酒を手に取っては、次々にカゴに入れていく。
そうして財布から万札を三枚ほど取り出して、酒と一緒にカウンターに置いた。
店員は何も言わずに会計を済ませ、袋に入れて男へと差し出した。
男はそれを受け取り、またのんびりと帰路を辿っていった。
酒屋から歩き始めて数分後、急に雲行きが怪しくなってきた。
そして、重ね掛けるように大粒の雨が降り出してきた。
男は屋根のある建物にとっさに避難し、しばし難を逃れようとした。
しかし、どの店も険悪な雰囲気をひしひしと漂わせていた。
(ちっ、間の悪い客だ…)
(とっとと他所へ行ってほしいのに…)
雨を理由に店を早仕舞いさせたいという思惑が、視線となって男へと刺さる。
…仕事の無い田舎の商店街なんて、やっぱりこんなもんか。
愚痴の代わりに口から零れたのは、雨水の冷たさに凍えた身体の白い吐息。
仕方なしに、男は酒の入ったビニール袋を抱えたまま、帰路への道を駆けた。
・・・・・お詫び支援。すんませんっした。
髪に溜まった雨水を手で漉きつつ、男は小走りで帰路を辿っていた。
水溜りを避け、樹や屋根からの水滴を避け、足元に注意して歩を進める。
ようやく店の前に着くと、店頭の黒板の横に小さなダンボール箱が。
そこには、小さな人形がぽつんと残されていた。
--------------------------------
男は、人形と酒を抱えて「フロンダル」の扉を開いた。
ドアの鐘の音は、誰も居ない店内へと音を響かせるのみ。
テーブルの上に人形を置き、酒を冷蔵庫へとビニール袋のまま突っ込んだ。
そして風呂を沸かせ、冷めた体を温めるための準備を着々と進めていく。
朝方に突っ伏していたテーブルを片付け、食事が出来るようにしようとした時。
その人形は、左腕が肩口から千切れかけていて。
綺麗な黒の洋服は千切れ、詰められた綿が見え隠れして。
…そう、人で言うなら「大惨事」という状態で。
男はそれを見た瞬間、屋内のどこかへと凄い勢いで駆けていった。
数分後、戻ってきた男の右手には、純白のケースがあった。
そのケースの中央には、赤い十字が鮮やかに印されている。
右手のそれを机の上に置くと、男は着替えを持って風呂へと向かった。
軽い夕食を摂り終わった頃には、時計は九時を示していた。
時計の鈍い鐘の音が、外の雨音と共振して静かな室内へ響き渡る。
男はテーブルの上にある人形を見つめ、白いケースを開けた。
そこには、裁縫に使う道具が一式綺麗に揃っていた。
長針に短針、様々な色の布地と色が、所狭しと並べられていた。
「さて、久しぶりの患者さんだな」
作業用の眼鏡をかけた男は、白糸を通した針を右手に持った。
ぷす、と、絹に針が通る音がして、静かに時間が過ぎていった…。
日付を変える鐘の音が鳴り響いても、絹と糸が擦れる音は止まなかった。
…今回は以上です。人形のお話です。なんとなく長くなりそうな気がしつつも、微妙な所です。
「妹」というワードはまだ出てませんが、次からはちゃんと出ますのでご安心を。
それにしても、初めて書き込みに割り込まれてしまいました'`,、('∀`) '`,、
>>475で華麗に書き込まれて、途中でちょこっと凹んじゃったり…ま、まぁ、よくある事ですよね?
気長に次のポストをお待ち下さい。では、本日はこの辺で失礼しますね。
りぜるは悪い子、りぜるは悪い子(ガッガッガッ
すいません。すいませんマジですんません反省してます。
ブラウザ開きっぱなしでうpろだ巡回してて・・・・・・_| ̄|○イイワケ カコワルイ・・・
以後注意します。失礼しますた・・・・・・・
>>482 新作キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
この段階からどのようにしてどんな妹が出てくるのか非常に楽しみです。
>>475 キタキタキタキタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y!!!
やっべ、ケイたんめっちゃカワイイ!やっべ!
(あ、どうでもいいけど三文dは文士ではなく文土、土ですよ。)
>>485 そして間の悪い支援芸は確実に定着していく、と…w
>>436 う〜ん、スイートな話。もう堪えられません。大の甘党の私だったら、もうこれだけで 確実に落ちますね。
是非、私も230さまお手製のクッキーを食べてみたいです。って口説いてどうする(w
>>447 落ちてるエロ本はお子ちゃまにとってはエッチに目覚める入口〜♪
>>468 三文さま 完結お疲れさまでした。ケイちゃんの可愛らしさに(;´Д`)ハァハァされっぱなし‥‥
お互いを思いやる優しさが、相手への想いをさらに深めていく過程もドキドキものでした。
やっぱりすぐ手を出すばっかが妹萌えSSじゃないですよね。新作も激しく期待しております。
ところで、孕ageさまのお題『抱き枕』に沿った、昨日書きあげた短編を投下します。
ちょっと変則ネタですけど『年上の妹・抱き枕編』 今、書いてる話のその後のネタです。
カーテンの隙間から差し込む、まばゆい朝の光が俺の目を覚ます。
一番最初に感じるのは、俺にしっかりと抱きついて眠る大切な人の柔らかさと温かさ。そして、愛おしさ‥‥
俺たちが初めて愛し合った後、姉の千晶(ちあき)は都会の大学に進み、家を出てアパート暮らしを始めた。
そして一年後、俺も後を追うように同じ大学に進み、家を出ることになった。
俺はなんとか姉と一緒にいたい一心で、両親に『女の一人暮らしは物騒だから』とか、
『親にこれ以上負担をかけたくない』などともっともらしい理由をつけて説得にかかった。
その甲斐あって、俺達は誰にもジャマされることなく二人っきりで暮らせるようになり、
あれから7年経った今も、姉と俺はずっと愛し合ったまま過ごしている。
‥‥会社の連中には、姉と同居している事は勿論、秘密だ‥‥
体の奥に残った営みの心地良い疲れが、深く、濃く愛し合った満足感を与えてくれる。
姉の可愛らしさはあの頃とちっとも変わらず、今だに中学生と間違われる程だけど、
俺との暮らしで色々な意味で成長をしていった。
最初の頃は、恥かしげに俺を受け入れた姉も、今では俺の上に乗って腰を動かしてくる。
ただ咥えるだけだったフェラチオも、その小さな口いっぱいに頬張って舐め回すようになったし、
俺の体に舌を這わせて嬉しそうに攻めてくることもある。
そして、姉は自分からピルを飲み始め、何にも遮られることなく俺とセックスをするようにもなった。
それでも内気で恥ずかしがりなのは相変わらずで、今だに初々しい仕草で肌を重ね合っていた。
昨日の夜もそうやって、俺は姉を慈しむように愛し、姉の奥に何度も精を注ぎ込んだ。
姉も俺の愛撫にカワイイ喘ぎ声をあげて悶え、何度も俺を求めては果てていた。
蕩けそうなほど熱い行為の後に訪れた安らかな時間は、お互いを包むように抱き合って眠る。
愛し合うようになって、しばらく経ってから気付いた事がある。俺達はセックスそのものより、
その後にこうして抱き合うのが一番好きみたいで、セックス自体はその為の前戯みたいになっている。
「‥‥私、こうしてナオ君に抱きしめられるのが‥‥抱きついているのが、一番好き‥‥」
「うん、俺も‥‥ちぃに抱かれるの、すごく好きだよ‥‥」
俺がそう言うと、姉はさらにしっかりと俺に抱きつき、嬉しそうに胸に頬を摺り寄せてくる。
「‥‥ナオ君は、私だけの抱き枕‥‥こうしてナオ君に抱きついてると、すごく安心できる‥‥」
「だったら、ずっと‥‥俺に抱きついてていいんだよ‥‥」
「うん‥‥私、ずっと‥‥ナオ君の傍でこうしていたい‥‥離したくない‥‥」
本当に、いつまでもこんな風に幸せに暮らせたら、どれほどいいだろうっていつも思う。
姉と弟というだけで、俺たちがどんなに愛し合っていても結ばれる事はおろか、祝福される事すらない。
だから俺達は、いつ終わるかも知れない刹那の恋に生きるしか愛し合う術がない‥‥
でも、今はただこうやって姉に抱かれていたい。
姉が安心できるように、俺はいつまでもこうして姉を抱き締めてあげたい。
二人とも仕事が忙しいから、毎日セックスはしなくても夜は必ず肌を重ね、抱き合って眠る。
お互いの肌の温もりに包まれて、明日も一緒にいられる事を祈りながら‥‥
『ちぃ‥‥せめて、夢の中ではずっと幸せでいられたらいいね‥‥』
そしてまた朝がやってきた‥‥カーテンの隙間から差し込む、まばゆい朝の光が俺の目を覚ます。
一番最初に感じるのは、俺にしっかりと抱きついて眠る愛する人の柔らかさと温かさ。そして、愛おしさ‥‥
‥‥いつまでも、この幸せな日々が続けばいいのに‥‥
俺はそう願い、妹みたいに可愛い姉が目を覚ますまで、そうしてずっと抱き締めていた。
『年上の妹・抱き枕編』以上です。いま書いてるSSの未来編って反則技ですかね‥‥ついでにもう一言。
>>483 果たして展開がどう転がるのか非常に楽しみです。次回ポストを気長に待ってますよ。
>>475 極ロリ患者って(TДT)‥‥でもやっぱりリゼルさまのケイちゃんにハァハァしてしまう私って一体‥‥
しかしこんないいモノを投下して、あなたは私を犯罪に走らせるつもりですか?(w
やだなぁ、
>>389で自称してるぢゃないっスかw>FXD氏
>>468 完結おめでとうございます。m(_ _)m これからも皆様を
(;´Д`)ハァハァさせて下さい。
>>483 初めての長編ですか…期待してますよ( ̄ー ̄)
>>484 お兄ちゃん…今度はちゃんとリロードしてくれるよね?
( ^ワ^)σ)∀`)
>>492 未来編、全然OK!
しかしAfter・Storyって書く方はあまり見かけないな…。その気
になれば虹乃&レイチェルまたは向日葵&歌織でまた書いて
…て…駄目ですか?
それにしても軽い気持ちで書き込んだ事がエラい事に…
非常に申し訳ないです…
_| ̄|○
FXD氏が重度ロリなら…俺は“妹攻め”をよく書くから重度マゾ
になってしまうのかな…。
>>491 キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
現在進行中のSSの後日談を先に書くとは…
しかも抱き枕に対応してるし、もうこんな感じです。(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)
>>420から孕age的兄受け最終回。
いつの間にか…思い切り腰を打ち付けるようにしても、由貴は文句を言わなくなっていた。
それどころか目がとろんとしていて…SEXの快感に酔いしれてるみたいだ。
「あ…あう… お兄ちゃん…」
「由貴…」
俺も、妹の女を味わう快感に酔いしれる。
深く舌を絡め合い、お互いの体をお互いの手が這い回る。
突き入る俺の動きを、由貴の小さな体が受け止めきれずに跳ね回って、
さらにお互いの粘膜を刺激し合う。
そして脳が痺れる感覚… 射精の前兆の感覚を感じた。
もちろん射精する直前に引き抜くつもりで、それでも今だけに得られる快感を味わう。
「由貴… 俺… もう…」
「お兄ちゃん… 出し、ちゃうの? セーエキ…」
「…ああ。 でもその前にもっと…」
「う…くぁ… 激し…」
そして引き抜こうとした、瞬間…
いきなり由貴に腕を引かれて抱きつかれ、体の後ろで足を組まれてしまう。
「おい由貴、何やってんだ? このままだと中に出しちゃうから…」
「やぁ… ナカはいやぁ…」
「…だったら離せよ!」
「お兄ちゃん… 離してよぅ…」
「だから、お前が離せってば!」
「いやぁ… ナカに出したら……」
「何言ってんだ! わかってるから早く…」
そのとき、由貴の表情が見えた。
笑っていた。
わざとだ。由貴はわざと俺に膣内射精させようとしている……!!
「お兄ちゃん… 妹にナカダシするなんて… 最低だよ。」
「……。」
「こんなのが世間にバレたら… お兄ちゃんハメツだよ。もう生きていけないよ。」
「由貴……」
「バレて欲しくなかったら… これからボクの言う事は…何でも聞いて。」
「なんでだ… なんで…」
爛々と輝く瞳に、俺を閉じこめたまま由貴が言う。
「だって……」
「だって… お兄ちゃんは…ボクのものなんだよ…
最初から…ボクだけのもの… 他の誰にも…渡さない…」
「由貴… 俺は…俺はどうすれば…」
「……とりあえず、もう一回しようよ。 今度はボクから動いてあげるからね。」
お兄ちゃんをくわえ込んだままで、ボクが馬乗りになって動く。
キジョウイっていうの… お兄ちゃんの顔が下になって…見下してるみたい…
でも…お兄ちゃんも、気持ちいいよね? ボクが、こんなに…気持ちいいから…
「お兄ちゃん…! ボクイクよ!! 何回も、イっちゃうぅぅ!!!」
ボクのナカでお兄ちゃんが弾ける。 ボクの体も弾けて、気持ちいいのでイッパイになる。
それを何回かしたあと、ボクもお兄ちゃんも燃え尽きるように体の力が抜けて…
ボクのナカからお兄ちゃんのセーエキが零れる感覚と一緒に、
ボクの意識は暗くなっていった。
「お兄ちゃ…」
気怠い感覚の中… 由貴の声が聞こえる…
「お兄ちゃん…」
「ん……」
横に由貴がいた。 二人共裸で由貴のベッドに寝ている。
夢だと…思いたかったが…
「ボク達… 凄いことしちゃったね…
兄妹でセックスして… 近親相姦… 中に出して…」
「由貴…」
「ゴメン… ボク、あんな事までする気無かったのに…
でも… お兄ちゃんを、ボクだけの物にしたいって気付いたら… ああするしかない、って…」
お兄ちゃんの手が近づく。 殴られでもするのかと思って、思わず目を瞑る。
けど、お兄ちゃんの手はボクの頭に置かれて、そのまま優しく撫で始めた。
あのときみたいに、優しく……
「お兄、ちゃん…?」
けど、お兄ちゃんは目を閉じていて、何を考えているのかわからなかった。
ただ、ボクはお兄ちゃんをモノにしたんだ…という事はわかった気がした。
虜にした…とでも言えばいいの、かな……
「なあ由貴。 お前、俺の事…好きだったのか?」
「……わかんない。 でも、沙紀ちゃんと話してるお兄ちゃん見てたら… いきなり…
だから、ずっと好きだったのかも…」
「嫉妬…だからか?」
「……そうかもしんない。」
「でも…」
「ん?」
「……お兄ちゃんの事 …誰にも渡したくない。
お兄ちゃんは… ボクの物だもん…」
今は、由貴の小さな体に秘められた欲望を…ただ慰めるしか無い…
けど…いつかは自分の答えを出してくれるだろう。
それが俺を求めるのか… それともそうでなくなるのか…
ただ、俺の中にも沸き上がるモノがあった。
俺と由貴は… 兄妹だから…
だから…
終わり
完結しますた。
ところで、
>>504を某セリフにすると、あっという間に某スレ的SSにw
後日おまけの一文付きのをzipでお届け予定。 これで少しは楽できるのかしらん。
>>496 Q:FXD氏が重度ロリ、PC・Drinker氏がMだとすると私は……
チキチキチキチーン
A:変態
(((( ;゚Д゚))))いやぁぁああ
笑いながらお兄ちゃんを離さないなんて…何てうらやま…ゲッフンゲッフン…いや
いけない妹なんだ…最高じゃねぇかぁあぁあぁ!
お疲れ様ですた。リクエストに応えて頂いた孕age氏に改めて感謝ですm( _ _ )m
しかも何度も使い損ねた例の台詞を…非常に有り難いしだいですぅ!
。。
。 。 + ヽヽ
゜ 。・ 。 +゜ 。・゚ (;゚`Дフ。<うわぁぁぁん
ノ( /
/ >
孕age殿、完結おめでたうござります。
ボク妊ネタに自分でツッコミ入れてるヒマがあったらオマケの一般公開を・・・(ry
さて・・・・こうして皆で盛り上がってる間に漏れのイラストが流れて、
また三文タソが見逃し・・・というオチではあるまいな(;´Д`)
孕ageさま 途中、アク禁の憂き目に合いながらも完結お疲れさまでした。
‥‥幼くともやはり妹も女。心の奥底には女の業を隠し持っている‥‥
そんな雰囲気が感じられて面白かったです。
>>512 >また三文タソが見逃し・・・
そうなってない事を祈りましょう‥‥(w
三文です。ええご指摘通りに、見逃してますたぶん…(ノд`)
今見てみたら、なんぞ鬱っぽい絵と明らかに商業っぼい絵が…_| ̄|○
もうめっきり僕だめぽ。鬱出し脳(久しぶりにこのフレーズw)
流れないとこに再ウプ…いいですもうウワアアアアアン。
さて孕age殿も完結ε≡ε=ε=ε=ε=(σ゚ω゚)σキタ------ッ!で乙華麗さまでした。
まとめ読みファイルage待ちますね。 &&&
さて、ワタクシもお約束のファイルage済ませてきましたのでどうぞ。
2chロダのお借りしますの2004-05-11 00:56:42あたりにあります。けど全然落ちてきませんのでw どうか気長に。
蓮はスレタイ核心の部分の7文字で。これ共通蓮にしましょか。
さて次作のポストですが…うまくいけば木曜ぐらいに。たぶん「上弦と〜」の方になります。
今日はこのぐらいで。 ヾ(´д`)
三文サン!それじゃちとわからない方続出デスよ!!
/up/d857c047654b.zipにあるんで気長にどうぞ〜
気に障るどころか恩人でつよ、どりんか殿・・・w
ありがトムソンでございますマジで。
ってか、うpろだ紹介してくれると更に喜びますw
今までは秋耳にお世話になってたんスけどねぇ・・・
またメール欄直すの忘れてる…。
_| ̄|○
(´д`)ノ 三文です。リゼル氏の絵、今度こそ頂きましたよフフフ。
こ…これはまさしくキタキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(。 )━(A。 )━(。A。)━━━!!!!って感じですか!
すっすいませんぱんつ下ろして…いやゲホガホ。
2枚目のがケイのでしょうか。たいへん恐縮です。こりゃまさに…FXD氏に捧ぐといったようなロリィな感じでw
しかし絵が描けるのはホントうらやましいです。ではリゼル殿は今後専属絵師殿ということでw
ぜひあっしの次の妹キャラも描いてください。先約ねw
あああ真剣にこんな妹が欲スイ…と嘆息しきりです。でもいたらいたでボーダーライン超えてしまいそうですねテヘヘ。(´д`)ゞ
さてあまりリアクション無いのですけど、オイラのブツってみなさん落とされてるんでしょーか。
いや上げといて反応伺うってのも野暮なの重々解ってるんですけど、やぱし生みの親としては気になって気になって。
ぜひ名無し住人の方の反応こそ頂きたく思います。今後の励みにもなるでしょうし。
(゚听)イラネ でもいいんですけどね別にw
ではまた次作の推敲にシコシコ舞い戻ります。ヾ('ω')
ウゼーとか言われそうですがw 追記。
ピシドリンカ殿が絵をageてくれたんですよね。サムクスコです。
上記のロダですが、良さそうなんで今度はこっちを使いましょう。軽そうですし。
2chロダだとデリできないのでいまいち不安だったりしますね。
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ‥‥あまりの嬉しさに、今度は悶絶してました(w
>>523さま 素晴らしい絵をありがとうございます。私の駄文に何かを感じて下さる住人さんが
いらっしゃるだけでも、充分嬉しいです。
それにしても、あれでラフですか‥‥絵の描けない私からすれば、あれだけでも感動ものですよ。
自分があのシーンを書いていた時に思い浮かべたイメージを絵にしたら、まさにこんな感じです。
おまけに『ちぃ』が、自分の想像よりもかわいい‥‥
よろしかったら続きも是非、投下して頂ければ嬉しいです。
しかし、あんないい絵を頂いて、SSの続き‥‥逆にすごいプレッシャーがかかるなぁ(w
>>514 >>515 時間切れですた
_| ̄|○ …ダレカサイupヲ…
>>517 >>523 >>524 混雑してるからかわりに得ろ動画でも見とけ、とのことです…
ところで皆様に質問なのですが、SS職人同士で感想を書きあうのはそんなに悪いことなのでしょうか?
>>526 x-beatはちと重いので頑張ってリロドすれば大丈夫なハズ。
>職人同士
それ自体は悪くないとは思うんですけど、
それだけになって名無しさんとかが書き込まない(書き込めない)ようになるとマイナスなんでしょうな。
ここや他のスレの現状を見てると大丈夫そうなんですが…>感想
どうもかたくなに「SS職人は他人のSSの感想を書かない」を身上としてるスレこそ荒れていて。
そのスレの(誰も求めていないのに)メインを張ってる人間と同じような文体で批判というより中傷書き込みがなされている時があったり
そのことについてそれとなく言ってみるとメインの親衛隊名無しが集団で同時間帯に文句をつけてくる始末で
ジャンルそのものも板内で多すぎてなにがなんだかもう
ごめんなさい、もう誰もまともな話できるような状況じゃないのでここに書かせてもらいました。
願わくばあのスレがここのようになりますように。
同じ分裂スレなのに…
画像DLできました。動画勝手に落ちてくるのが激しくうざい…
今晩は。なぜか母親のGacktに対するこだわりを小一時間聞かされてました(苦笑
>>517 (*´∀`)
いいですねぇ…もうウマウマです。傍から見ててもウマウマです。羨まs(ry
>>525 …後で家に石投げに行ってもいいですか?(笑顔で
>>526 何度も再試行。これ基本。
あと、絵師同士の感想の書き合いはオッケーなら、SS職人でもオッケーだと私は思いますが…。
二回目の長編ポストと参ります。量がコントロール出来てないので、10レス以上食う可能性が…((((((:゚∀゚))))))
>>526 絵はリロードしたら見られたよ。
>SS職人同士で感想を書きあうのは・・・
他スレじゃ馴れ合いとか言われそうだけどここのスレでは誰も気にしてないみたい。
ここはそんな細かい事言う椰子いないから。
立ち並ぶ街路樹で雨宿りをしていた小鳥達が、甲高い声で鳴き叫んでいる。
正午を迎えたことを告げる時計の鐘の音が、男を夢の世界から引き起こした。
「ふあぁぁぁ…ん、今日は流石に晴れてるな」
雨上がりの空は晴れ渡り、水溜りに反射した光が白地のカーテン越しに店内に射す。
水溜りがゆらめくと、カーテンに映った白黒の跡もゆらめいていく。
小鳥達が一斉に飛び立ち、街路樹の梢ががさがさと騒がしくなり、また静寂。
それから数分後、店内に置かれた黒電話が鳴り響いた。
店内の雰囲気に合わせたのだろう、普通の電子音よりはよほど趣のある音が響く。
男が去ったテーブルの上には、昨夜の努力の結晶が横たわっていた。
>>528 × ごめんなさい、もう誰もまともな話できるような状況じゃないのでここに書かせてもらいました。
○ ごめんなさい、もう誰もまともな話できるような状況じゃないのでここに愚痴を書かせてもらいました。
『…ん?なんだ、これ?』
昨晩の治療の際、男は人形の背に不思議な模様を見つけた。
それは白い肌地に刺繍された、漆黒の糸による円の紋章。
しかし、ところどころで模様が切れ、それは見る影もない有様だった。
出来るだけ色の似た黒い糸で、背の紋章を修繕していく。
少しずつ、少しずつ、形を間違えないようにゆっくりと黒を重ねていく。
そうして修繕を終えると、上に着ていた黒いドレスの修繕にかかった。
『服で背が見えないようにしないとな…』
治された背の紋章は、二つの影が向き合うような形にも見えた。
「―――はい、フロンダルでございます」
長年の通り、事務的な返答で電話に応える。
電話は、仕掛け式のレジになっているカウンターに置かれている。
受話器の先から聞こえてきたのは、少ししがわれた男性の声だった。
『おお、旦那が久し振りに電話に出よったわい』
「…僕はいつも店にいますが」
『嘘をつけ。昨日の昼過ぎにも、三日前にも電話したわい』
昨日は酒屋へ行っていたし、三日前は二日酔いで一日中寝込んでいた日だ。
…三日前に電話が鳴っていたような記憶もあるが、あの頭痛では結局は出られまい。
なんとタイミングの悪いことだ。男は受話器を握ったままそう思った。
『…ところで、どうじゃ?あれから立ち直れたかね?』
「………」
『ふむ…何も急ぐことは無い。しばらくは店を閉めて、ゆっくりするといい』
向こう側から放たれた老人の言に、男は自分が眠っていたテーブルを見た。
その上には、昨日の姿が嘘のように綺麗になった「彼女」がいた。
「…いえ、今は患者がいるので」
『―――ほう』
「昨夜は雨で、家の前でダンボール箱に入れられていたので、つい…」
『…やはりというか、何というか』
小さく吐かれた溜息が、少しノイズに聞こえる。
『今はその患者を大切にしなさい。しっかりと向き合うんだ』
「…そのつもりです」
『近々、また様子を伺いに行かせてもらうよ』
最後にそう言って、相手側の受話器が落とされる音がした。
溜息一つに受話器を置くと、男は遅すぎる朝食の準備を始めた。
外の通りを、エンジンの無機質な音が早足に駆けていった。
その日の夜、男は酒を棄てた。
元はと言えば、頭の中から考えを放棄するためのもので、決して好物ではない。
翌日の体調も悪くなるし、頭が痛くなる時もある。挙句には一日中布団の中、なんて事もある。
自分の店を持って商売をする人間にとって、これほど困るものもそうそう無い。
―――しかし、それを飲まなければやっていけないほどに、男の心は苦しんでいた。
彼は昼夜を問わず酒を飲み続け、全ての思考を停止させ続けていた。
…廃墟になっていた店内は、男の堕落の程度を物語っていた。
昼間のうちに、店内は綺麗に掃除されていた。
磨かれたショーウインドウは外観が美しく映え、赤いテーブルクロスからは清潔感が漂う。
丹念に掃き磨かれた床には埃一つなく、輝きすら覚えるような感覚が伝わってくる。
そこには今までの廃墟はなく、以前の「フロンダル」本来の姿が甦っていた。
--------------------------------
「かなり腕が鈍ってたな…暫くはリハビリだな、こりゃ」
酒のビンを逆手に持って、台所の流しへと中身を捨てていく。
中身が排水溝へと飲まれていくにつれ、眠っていた心が目を覚ましていく。
活力に溢れていたかつての自分のヴィジョンが、脳裏を次々によぎっていった。
『ひっく…うぅ、おじさん…私のお人形さんが、怪我しちゃったの…』
『ご主人、この人形を出来るだけ綺麗に直してくれ。思い出の品なんだ』
『この娘を助けてあげて下さい。痛めてしまった私が言うのもおかしいのですが…どうか…』
テーブルの向かい側には、いつも誰かが居て―――。
それは時に、泣き腫らした顔の少女で。
それは時に、セピア色の過去を追い求める紳士で。
それは時に、自らの所業への後悔に染まる女性で。
―――彼らの影と共に、いつもそこには人形の姿があった。
過去に浸っているうちに、酒は全部無くなっていた。
足元には空のビンが並び、流しはワインの紫色がうっすらと残っている。
中を洗ったビンを持って、男は店の裏口を開けた。
明るい満月に照らされて、コンクリートの部分がはっきりと見える。
土とコンクリートの境目に生えた長い雑草が、夜風に凪がれている。
店内のゴミや空のビンを処理しつつ、男はあの人形のことを考えていた。
既に修繕は終わっており、後は持ち主を見つけて返すだけである。
しかし、今日一日待ってみても持ち主は現れなかった。
作業を終えた男は店内に戻り、人形をショーウインドウへと移した。
裏口から夜空を見上げた時から、男はこうしようとずっと考えていた。
雲一つない空に映える満月に、ショーウインドウの造花の花園。
そこには「彼女」が飾られ、そこには一夜の舞台が出来上がっていた。
それは、誰のためでもない。
「彼女」のために創られた、一夜限りの儚い夢舞台。
―――夢を、見た。
満月に照らされた人形が、月に祈りを捧げる夢。
その祈りは、ヒトになりたい、という。
決して動かぬその体から、ひたすら想いが流れ出す。
それなのに、何も知らない素振りで満月は傾いていく。
静寂の中で想いだけが揺らめき、それ以外の時は停まったよう。
満月が雲に隠れた数瞬、人形の背が、ほのかに光った気がした。
久々に使った自室のベッドは、限りなく心地良かった。
沈み込むような感覚が堪らなくて、横になってすぐに意識が落ちた。
「……ター…マスター…」
柔らかい枕に顔をうずめると、遠くから女性の声が聞こえた気がした。
しかし、この店にはこの数年間、彼しか居ない。
どうせ窓の外からの声だろうと思って、寝返って睡眠を貪ろうとした。
「…スター…マスター。起きてください」
今度ははっきりと女性の声が聞こえたかと思うと、肩を揺すぶられた。
寝惚けていた思考が、瞬間にして一斉に目を覚ました。
―――ちょっと待て、誰が俺の肩を触ってるんだ?!
男はベットから跳ね起き、部屋の入り口のドアの方を見た。
起きる際に体と一緒に吹き飛んだ掛け布団が、肩を揺すっていた誰かにかぶさっている。
もぞもぞと布団の中でもがいた後、そこからやっと人影が顔を出した。
そこには、一糸纏わぬ姿の、きょとんとした表情の少女がいた。
↓230氏の終了宣言
…今回は以上です。計13レス…いつも短編ばかり落としている所為か、微妙に落ち着きませんw
「スレ使い過ぎじゃヴォケが」とか「230タソは短編でも書いてなさいってこった」とか色いrウワァァァァン・゚・(ノД`)・゚・
もう予想済みとは思いますが、何というか、そういう展開です。
孕age氏の「妹抱き枕」は、妹抱き枕→物質化された萌え→人形、と変化させてみました。
…肝心の「妹」というワードは次回から入ります。前置きが長い文章でゴメンナサイ_| ̄|○
感想・リクエストをそっとお待ちしております。では、また次のポストでお逢い致しましょう。
>>532です
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめn
むおおぉぉキタ―――( ゜∀゜)―――!!←大塚ボイス
いやいや、ビックリですわ。
小 説 と し て 面 白 い じ ゃ ね ぇ か !!
いや実に!文学館というスレタイにハマったSSだなぁと思った次第でつ。
俺はずっと向230氏に長編を書いて欲しかったんだよぅ(*´∀`*)ノシ
230さま
>>529 家はボロいんで石投げるのはカンベンして〜
>>547 最初の投下時から人形がキーワードになってるようなんで、もしかしたら
ピグマリオン(ギリシャ神話の方の話ね)がベースにあるのかな、と思いましたが‥‥
やっぱ違いますかそうですねゴメンなさい。
>>544 続きキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
ヌフフ先の展開が何となく読めますね。でもそれがいい。GJです。
>>549 大塚って明夫ですか?芳忠ですか?周夫ですか?(なんの話だ
>>545 そして間の悪い支援芸は確実に…
>>553 周夫でつw( ̄ー ̄)ニヤリッ
ふぉろみ〜…って人形つながりなのに気づく人はいるのか!?
アンカーミスカコワルイので自分で指されてみるテスト(||゜Д゜)
>>526 >感想を
イイんじゃないですか?ココにそういう事をウザがる神経質な住人は
いないでしょう。批判・酷評もしっかりとした内容・理由が有るならちゃんと
煽り荒しと区別して対処すればイイだけですし。
>>529 >後で家に石投げに
ノシ ;y=ー とりあえずココに銃置いておきますね…
>>547 コレはコレで(・∀・)イイです!前置きが長いのもちゃんとした設定構築や
演出ならそれも良し。問題はココからの展開・さぁて続編をマタ〜リ待たせて
もらいます。
556 :
523:04/05/13 11:52 ID:6DjZA4nI
反応悪くなかたぽいので、続きうpしてみます。
ただちょっと時間が無いのでラフですが。(しかも途中…)殆ど殴り書き状態(汗
ttp://www.uploda.net/anonymous/etc/upload4901.zip 後でクリンナップして再うp…できたらやります…
>>524 改めて見てみると確かにおかしいですね(^^; 頬杖付いている様に描いてみたつもりですが、見えなかったので描き直してみました。
>>525 喜んで頂けた様で(^^ 続きも期待してます〜
>230氏
>>544の場面、思わず萌えますた(;´Д`)ハァハァ
一糸纏わぬ姿の、ってスッパダカーーーーーーー(;´Д`)!?
最近来たばかりなので、他の文士様方の作品ももっと拝見させて頂こうと思ってます。また時間があれば、違った形式ででも描いてみたいとも思ってますので。
さて仕事…っと
>>556 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
かと思ったら解凍しても意味のないファイルだけが出てきました。
どうやらうpろだに転送した段階でバグってるようです。スイマセンが苺あたりにでも転載きぼんぬ。
>>557 試しにDLしてみましたけど、ちゃんと見られましたよ。再チャレンジしてみて下さい。
>>556 本当にありがとうございます。
ラフとは言え、私の書いた文章のイメージをここまで正確に表現してくれるなんて最高です。
本当にここでSS書いてて良かったです。
私の駄文を丹念に読んで下さる住人さん達がいるだけでも嬉しいのに、こんな素晴らしい絵まで描いて頂けるなんて‥‥
もう私、銃で撃たれても文句言えませんね(w
>>557 ソコはIE・ネスケ等でダウソするとおかしくなる模様・何回かzip
を落としたが何故かugzipになる。まぁそんな場合は単純に
拡張子を書き直せば元に戻るのだが…というわけでリトライ
して前述の方法をとるかそんな怪現象が怒らないように
ダウソ支援ソフトを利用するのが吉。
ちなみに苺は最近激重なうえ回りくどい入り口なので俺は
推奨しません。
こういうモノは内輪でコソ〜リ楽しむ閉鎖的なモノじゃないので
誰でもたどり着けるうpろだがイイかと…あくまでも個人的な
意見です。
長文駄文失礼 (((((((((((((((((((((((((((((((((/ ̄▽ ̄)/ニゲロー!!
誤:怒らない
正:起こらない
アフォヤノォ……_| ̄|○
gunzipped→zippedで再解凍したらいけました。
ラフでもかなーり(;´Д`)ハァハァできますた。
(;´Д`)b GOODJOB!!
>>529 >後で家に石投げに・・・
ノシ 〓〓〓〓〓〓〓 取り逢へず此処に無反動砲を置いておきますね・・・・
|||
今晩は。晴れたり雨が降ったりと随分忙しい天気ですが、私は元気です。
>>549 良かったです…実際13レスも使ってびくびくしてたんで(苦笑
>>550 いや、流石にそこまで話は深くないですね…(;´∀`)
>>551 先読みするのもまた一興。しかし私の作品は展開が微m(ry
>>556 萌えて頂いたようで良かったです。しかし私の作品は誰か氏んで(ry
長編の最中に、久々の短編投下をしてみようかと。
稲穂の海に、麦藁帽子。
君はそこで、ずっと笑っていた。
僕はずっと、遠くから君を見ていた。
可愛らしい妹の笑顔が、金色の背景に映えて見えた。
風がざわめき、麦藁帽子を遠くへ飛ばしていってしまう。
笑顔が、泣き顔へ変わる。
僕は駆けて、飛んでいくそれを手にして戻る。
少女は、嬉しそうな表情で駆け寄ってきた。
手を繋いで、ここまで来て。
手を繋いで、ここから帰る。
小さな手は、壊れそうなほど儚くて。
壊さないように、そっと指を絡める。
お兄ちゃんの手は、やさしいひとの手。
小さな歩を進めながら、優しく微笑む。
離れることのない、大きな右手と小さな左手。
ささやかな光が、重ねた掌に集まっているような気がした。
季節は流れ、全てが育つ。
過去はセピア色に染まっていき、記憶の海を漂う。
悲しい記憶は、楽しい記憶と共に流れていく。
美しく染まった思い出の欠片が、砂時計のように重なっていく。
僕はまだ、そんな記憶の砂の中に沈んでいる。
もう苦しくないはずなのに。起き上がれるはずなのに。
―――泣かないでね、お兄ちゃん。
僕は彼女と約束したのに。それなのに。
僕はまた、ここに来ている。
金色の海が、広がっていた場所。
頬に冷たい風を受けながら、瞼をそっと閉じる。
そうすれば、あの頃の光景が思い浮かぶと思って。
白いワンピースに、麦藁帽子。
笑顔、泣き顔、その表情は今も色褪せず。
一粒の雫が、右の掌に落ちる。
その手には、今でも光が宿っている気がして。
僕は一人で、ここまで来て。
僕は一人で、ここから帰る。
空いた右手は、虚しく冷たい風を抱く。
歩幅が、自然と小さくなっていることに気付く。
小さな左手を差し出してくれていたのは、大切な人。
それを無くしてから気付くなんて、なんて愚かな僕。
セピア色の記憶の海で、人影がこちらへ手を振っていた。
白いワンピースを着た、麦藁帽子の少女が、笑顔で―――。
…以上です。相変わらずの5レス消費…やっぱりこちらの方が落ち着きます(苦笑
麦藁帽子です。光です。分かる人にしか分からないキーワードを言っておくと「汐」です。
「無言真言」と比べて対して作風が変わってない気もしますが、気にしないでおきましょうw
相変わらず氏んでる&得ろ皆無ですが、感想とかお待ちしております。
やっぱり氏んでるんですか…w
(´д`)ノ 三文です。お約束通り、新作ポストに参りますたよ。なんかすでに某孕氏がスタンバっているような気配w
う゛あー、なんかいろいろカキコがあってレス困りますね。
まず婿230殿、待ちに待った長編開始ですかァ!(。A。) んむむこういうドラマ性展開、いいですね。
個人的に今後超期待候補ケテーイです。ふっふっふプレッシャーですかな?w
523さん初めまして。スレ最老齢文士の三文です。(´д`)フ もうヨボヨボでシワシワです。要バイアグラですw
リゼル画伯と合わせて、今後はこのスレにて絵師殿として降臨しまくってください。
あとオイラのSSの絵も描いて…ってお約束の賄賂ですがw これ。(´д`)つ旦~ お近づきの印に、お茶ドゾー。
あとですね、感想の件ですが、みんな言いたいように言えばいいと思いますです。
個人的には名無しの方にこそ、ぜひレスをお願いしたいですね。ここは固定ハンの占有所では決してありません。
虹板(妹)的小説を書きたい文士方が自由にポストして、それを誰でも楽しむためのスレです。それ以上も以下も皆無。
ここに集ってるみなさんはケツの穴の大きい人達ばかりとw
さて新作ポストと参るわけですが、その前にオイラ特有w の戯れ言を一つ。
今回のこれは…はっきり言ってこのスレの反感を買うかもしれません。激しく拒否反応ってやつですね。内容が内容だけに。
ちょっと前にも書きましたけど、「陵辱」と「萌え」の両立をテーマにしてますので。
なのでもし不評ならば、今度こそ撤退しようかと考えてます正直。いやホント。
一応の設定など。
登場人物
月野木 未月(つきのき みつき):妹
月野木 和月(かづき):月世の兄
男:兄妹の継父
ではポスト、始めます。(´д`)フ
初回特別版(?)につき、多少長めになります。ご了承下さい。
「上弦と下弦の欠けた月」
ベッドが激しい軋み音を奏でていた。
腹の突き出た男が、自分の股間を打ち続けていた。
小さな、透けるように白い肌の、少女の尻に。
大きく毛深い手で腰をがっちりと押さえ、何度も何度も。
「おお…未月…いいぞ…すごくいい…」
未月と呼ばれたその少女は、ベッドに突っ伏した形で、下腹部だけは男に自由にされて、
それでもただ無言のままでいた。
嬌声一つ、上げない。
発育途上の小振りな胸も、男の揺さぶる力に流され、小刻みに、ゆら、ゆら、と揺れている。
「はあ…はあ…はあ…はあ…」
荒く、男の鼻息が漏れていた。彼はひどく興奮していた。
そして一際強く、自分の陰茎を少女の膣内に押し込んでから、
彼女の背中に動物のように覆いかぶさって、こう言った。
「どうだ、ん?お前も気持ちいいとか…少しは言ったらどうなんだ?」
そして少女の胸を背後から鷲掴みにして、力任せにぐにぐにと揉みしだく。
「…っ!」
鈍い痛みが走った。
「まったく、ガキでも…オンナはオンナだな。こんなに膨らませやがって…」
乳房をこね回す手に拍車をかけるのは、いたぶりの言葉。
「ほう?ただ膨らんでるだけじゃないな。手応えはしっかりとあるぞ…」
確かにそうだった。柔らかい乳房の奥に、張りのある固さが、存在を主張していた。
「この手に吸いつくような手応え…たまらんな…」
揺らし、伸ばし、潰して、陵辱し続ける。
「…い、です」
少女が微かに声を上げた。
「あ?何だと?」
男は聞き取れなかったふりをして、なおも激しく胸をこね続けた。
「い…痛い…んです。お願い、そんなに強く…」
「ほう、痛いか?本当は…一人前に感じてるんじゃないのか?」
「ち、違う…」
胸に手を伸ばしたままで、男が再び腰を動かし始める。
にちゅ、にちゅ、ぶちゅ、ずちゅ。
さかる犬のように、決して容赦しない。
「う…」
「それならここはどうだ?ここなら…ちょっとは感じるだろう?」
男の指が、今度は膨らみの頂に向かう。
まだ陥没気味でしかなくとも、やはりことさら鋭敏ではあるその部分に。
くにくにくにくに…。
籠もっていた乳頭が、おとなしく飛び出してくる。
それを待っていたかのように、男の指が嬲る。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
「あうっ!」
「ほら、やっぱり感じてるじゃないか…。こうして固くなってるのが証拠だろう」
親指と人差し指の間で、それすらも男に翻弄される。
ギリ、ギリとわざと痛みを感じさせるようにつまみ、引き出す。
「いや、いやだ、痛い、痛い…」
「…いちいちうるさいんだよ、未月!」
そう言い放って、男が上体を起こした。
少女の背中から贅肉の固まりの腹を離し、腰を掴み直して、
さらに乱暴に、陰茎の抽送を繰り返す。
ずずず…ぐじゅ、ずずずず…ずぶっ…。
挿入のストロークをわざと長めにし、少女の身体を大きく揺らして。
「くう…いやあ…」
「…お前の母親もな、私からこんな風にされて…すごくよがってたものだ」
ぱん、ぱん、ぱん、と、肉と肉を打ち据える音に、次第に変わってゆく。
「も…もう…やめて…」
「あいつは行為の最中…しきりに俺の名前を呼んでいたぞ。
『もっとして!もっとして』って…快感を身体全部で表しながらな。
お前には想像できるか?自分の母親が…セックスに狂ってる様を…」
少女は目を固く閉じ、男の言葉を受け付けないように、ひたすら努力していた。
「ははは…俺はな、お前もそんな風にさせたいんだがな…本当は。
ああそうだ。お前にはこう言って欲しいんだ…
『お父さん』ってな」
「…」
声無きことで、抗いの態度を誇示している、彼女の意志。
「どうだ?言ってみろ、『お父さん、気持ちいい、もっとして』って…」
「…」
「…言うことを聞く気は、無いわけだ」
少女の態度に業を煮やした男が、その次の行動に出る。
陰茎を引き抜いてから、わざと少女の膣壁にこすりつけるように、斜め気味に再び押し込んだ。
ずぶぶぶぅ…と、ひどく下品な音が立った。
「やっ…いやあ…ああ」
思わず顔を上げる少女。
わずかにも、快感が身体中を駆け抜けたからだった。
否定したい、許し難い感覚だった。
「ほら…無理するもんじゃないぞ、未月。
気持ち良いなら気持ち良いって…はっきり言ってみろよ」
「う…ううっ…」
少女の頬を、いつの間にか熱い涙が伝っていた。
悲しかったからではない。
情けなかったからだった。自分自身が。
「…そんなに言いたくないのか。へえ…。
だが身体は正直だな…未月」
そう言って男が笑った。半ばあざけりの、笑いだった。
同時にぐい、ぐいぐいと腰を押し出し、少女のもっとも深い所へと、野太いペニスを押し込む。
「おまえのこのいやらしい身体は…おまえの母親と、何から何までそっくりだ。さすが母娘ってことだ。
丸見えの尻の穴の形まで…同じときてる」
そう言って、少女の固い菊門に指を這わせた。
「ここにも…突っ込んでやろうか?ははは…」
「いやっ…!いやっ…!いやだあ…っ!」
性器を陵辱されていることと、自分の汚物を出すその場所に触れられることはまた別で、
それは彼女のプライドをひどく汚す行為だった。
身体が自然と男から逃れるように動いてしまう。
「おおっと、逃げるなよ…」
再び両手で少女の腰を拘束し、自分に引き寄せる。
それから肩に手をやり、ベッドに力任せに押し伏せた。
「う…」
「ほら…ほら…どうだ」
今まで以上にリズム良く、腰を振り始める。
「おっ…うおっ…。な、中の…ヒダの具合まで…母親と一緒だな。
ただし、おまえのこの穴のほうが、きつくて具合が…良いがなあ。
ふふ、お前の母親のは…ユルすぎて面白みが無かったぞ…」
じゅぷ、じゅぷ、じゅぷぷ…。
「いやあ…っ!そんなこと…言わないでえ…」
「気持ち良いって…言えないのか?『おとうさん』って…言えないのか?どうなんだ?」
「そんな…そんな…」
ふるふると、かぶりを振る。
「…どうしても言えないってのなら、このまま中に出すぞ?それでも…いいのか?」
「や…」
「どうなんだ、未月?」
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅと音を立て、互いの秘所が粘っていた。
「いや…!そ、それだけは…」
「おっ…俺は…もう限界なんだぞ…」
恍惚に酔いしれる表情の、自分を"父"と呼称する男。
その口の端から唾液が垂れ、少女の白い尻の膨らみに落ちた。
「い…言います、言うから…中にだけは…お願い…」
「そりゃあ…おっ…そうだろうなあ。いくら血の繋がってない親とはいえ、自分の母親の再婚相手の…
父親の子供なんかをもし孕んじまったら…とても耐えられないだろうからなあ…。
ましてやお前はまだ…ち、中学生なんだからなッ。ははっ…はははははッ!」
恍惚にくぐもった"父"の笑い声が、部屋中にこだまする。
これ以上無いぐらいに固くなった男のペニスが、少女の幼い子宮口を、何度もかすめていた。
「ほら…どうなんだ?もう…出してしまうぞ!ほら…ほら」
ペニスの、大きく広がったカリの部分が、膣壁のヒダをズ、ズ、ズ、と引っ掻いてゆく。
幼いクレバスが不相応に大きく広がり、粘度の高い白く濁った泡が、そこを伝う。
ベッドに汚い染みを形取ってゆく。
「いや…!出さ…ないでえ…」
「じゃあ言うんだよ未月!ほらほら…もうイッてしまうぞ…」
「言う…言いますから…お願い…それだけはやめて…」
「むう…もう限界だ…出すぞ…」
男の腰が一層の加速を見せる。
「おっ、おっ、おっ、おっ…」
このままじゃ…本当に中で出されちゃう…。
お…お兄ちゃん…。
「お…お父さん…気持ちいい…です」
「もっと…はっきり言うんだ!…隣の部屋にも…聞こえるようにだ!」
男は、もう滅茶苦茶に腰を振り続けていた。
「や…お兄ちゃんに…聞こえる…」
「お前の兄貴にも、お前のよがってる声を聞かせてやれって…言ってるんだよッ!」
パン!と一つ、激しく平手が少女の尻に飛んだ。
「う…」
死んでもそんな声はあげたくない。
けれど、泣き声も聞かれたくはない。
忍ぶようにただ涙だけ流し、少女はひたすら耐えていた。
「あ…う…気持ち…いいです…お、お父さん…」
「『もっとしてください』…は?どうなんだ?」
「も…もっと、して、ください…」
消えゆくように、少女は言った。
「はははッ!言ったな!上等だ!」
そしてまた、がしがしと腰をぶつける。
「い、いいだろう。ならこれで…勘弁してやるとするか。お前の望み通り…
な、中にッ!出してやるッ…!」
突きつけられたその言葉で、少女の表情が、驚愕のそれに変わった。
「やっ!ち、違う…そんなこと、言っ、言ってな…」
「はは、聞こえないなあ!中に出すのが一番気持ち良いに…決まってるだろうが!」
獣のような、荒らげた声で彼女をさらに虐げる。
「おっ!ううおっ!おっ!おっおっおっ…!」
男の腰の運動が、最後の時を迎えようとしていた。
「やあ…やめてえ…おね…がい…」
少女はベッドのシーツを必死に掴んで、なんとか男の拘束から逃げようと努力していた。
そして…。
「だ、出すぞッ!ほらッ!うおッ!で、出るッ!」
男がそう叫んだ瞬間、ほんの少しだけ、男の力が緩んだ。
少女はその隙を逃さなかった。
「い…やだあっ!!」
拳が血の気を失うほど必死にシーツを掴み、男の手からなんとか身体を逃した。
少女の膣穴からずぽりと、男の陰茎が抜けた。
「うッ!くッ!うおおおおッ!」
瞬間、彼は精を宙に放っていた。
最初のほとばしりは少女の髪にまで飛んでいった。
それから男は自分の手でペニスをしごき立て、次々に少女の身体を汚した。
背中に尻に、ボト、ボト、と落ちてゆく。
「うお…はっ…はっ…むう…」
崩れ落ちた少女の身体に、精の最後の一しずくまで放出し切ると、彼は大きく息を吐き、
「…うまく逃げたじゃないか、ええ?」
そう言い放った。
少女は疲弊した身体をよじり、ただ荒い息を繰り返していた。
ぽっかりと開いたままの膣口から、混じり合い白濁した粘液が、ごぷっ…と流れていた。
「許せんなあ…」
怒りと射精の恍惚感を混ぜ合わせた表情を浮かべ、男が見下ろしていた。
未だ修まりきらない男の怒張が、へとへとになった少女に再び近付けられる。
「…きれいにするんだ」
男は凄みを効かせてそう言った。
「え…?」
少女は脱力し切った身体をよろよろと動かし、男の顔を見た。
「聞こえなかったか?これを…きれいに掃除しろって言ったんだよ」
「…」
汗でベトベトになった長い髪の間から、男の男根に視線を移す。
「もちろん…口でだぞ」
少女の胸に、再び恐怖の念が沸き上がってくる。
「いや…」
おどおどと、子犬のように震えることしか、少女には術が無かった。
「早くしろ!」
男の左手が髪を掴む。そして利き手は、少女の顎に。
「む、ぐ、いやっ!」
鼻先に汚れた男性器を近付けられ、少女は思わず顔を背けた。
男はそれを予測していたように、今度は少女の頭をがっしりと掴んだ。
「ほらっ!こっちを向けっ!」
そして無理矢理に、自分の男根へと顔を戻させる。
「くわえるんだよ!きれい舐めるんだ!いいか、もし歯を少しでも立てたりしたら、
その場でお前の前歯を、全部叩き折ってやるからな!」
「いや…あ!」
「イヤじゃないだろう未月!…いいか、私がこうしておとなしく言ってるうちに!とっととやるんだ!
この…メスガキが!」
パンッ!と、少女の頬に平手が飛んだ。
「ひっ…」
熱い涙が宙を舞った。
「…もう痛いのはイヤだろう?素直に言うことを聞くんだ…ガキが」
再びペニスが近付く。
「…バカにしやがって」
もう…どうしようもない。
お兄ちゃん…助けて…。
そして少女は…命じられるままにするしかなかった。
「ん…むぐ…」
男の強張りを口内に収める。
「おおそうだ…んん。いいぞ…舌できれいにするんだ…」
男が、再び恍惚の表情を浮かべる。
「あぐ…んん…むふ…」
口の中いっぱいに広がる生臭さ。
男が放出した汚物、それはもちろんあった。
けれどそれよりも、自分自身の分泌物をも舐め取っているというおぞましさが、
嘔吐感を次第に高めていた。
「あぐ…うっ…えっ…」
「おい、吐くんじゃないぞ!」
男が先回りに釘を刺す。
「もし吐いたりしたら、それも全部舐め取らせてやるからな。ははっ!」
男の嘲笑もおぞましかった。
けれど彼女は、何とか耐え続けた。
包茎気味の男の肉茎を頬張り、唾液と舌で洗浄してゆく。
表情を、苦悶に歪めたままで。
汚物の混ざった唾液を飲み込む時だけは、さすがに辛さを感じた。
「どうだ…俺の精液と、お前のいやらしい愛液で汚れたペニスの味は…。
ははっ、いいぞ…もっと舌をうまく使え…」
「ううっ、ううう…う」
涙は、尽きること無く溢れ続けた。
男が二度目の射精を少女の喉奥に叩きつけるまで、その行為は続けられた。
嵐のような男の行為が過ぎ去り、彼が自室へと戻った後。
未月は、ただぐったりと身体をベッドに横たえたままでいた。
もう泣いてはいなかった。
からっぽの思考のまま、ただ虚空を見つめていた。
シーツの隅では、自分の吐瀉物が嫌な臭いを放っていた。
けれどそれすらも、すでに意識に留まってはいなかった。
ただぼんやりと、息が絶えてしまったかのように、静かに。
もう…何度目になるのだろう。
自分で父と名乗る男に、暴力的に抱かれるのは。
そしてコンコン…と、ドアをノックする音が鳴った。
「…」
彼女は返事すらしなかった。
「未月、入って…いいか?」
どこか遠くから、その声は聞こえてくるようだった。
「未月…」
ガチャリと音がして、ノブが回った。
ドアが開き、廊下から漏れ差した蛍光灯の明かりが、少女の裸身を照らした。
闇の中に、仄白く。
「大…丈夫か…?」
部屋に入ってきたのは、兄だった。
妹は、その姿をぼんやりと見つめた。
頬に、乾いた涙の跡が刻まれていた。
「未月、身体…動かせるか?」
兄が聞いた。
「風呂場に行こう…。きれいにして…あげるから」
兄の手には、バスタオルが掛けられていた。
ふかふかでとても柔らかそうな。
兄がいつも洗濯してくれる。
「うん…」
妹はのそのそと身体を起こし、裸の身体を隠そうともせず、ベッドから降り立った。
そして、兄の差し出した腕に掴まる。
それだけが、今の妹の心の支えだった。
熱い湯がシャワーヘッドから噴き出し、未月の全身に降りかかる。
彼女は風呂椅子に座り、背中を丸めて、兄の操るシャワーに身を委ねていた。
髪や背中にこびり付いた精液が、お湯によって洗い流されてゆく。
兄はTシャツ姿に裾を捲り上げたジーンズという出で立ちで、妹の傍らに立っていた。
「どっか痛いとことか…無いか?」
兄の視線と、玉状になった水滴の両方が、妹の白い肌の上を滑ってゆく。
探していたのは傷だった。
内出血、痣、ひっかき傷、そんなものを。
薄味がかった青や黒、黄色に変色した古い痣は、依然として妹の身体のあちらこちらに残っていたが、
今日、新たに付けられたとおぼしきものは、見当たらなかった。
僕たちが…見守ってますから……
今日は…無理矢理されただけで済んだのか…。
"されただけ"
…そんな、軽い言葉なんかでは済まないはずなのに。
兄の心にも、強い痛みが刹那に走る。
「…アイツを殺して…お兄ちゃん…」
妹がぼそりとか細く呟いたその言葉は、勢いのある水音によってかき消された。
「え、何だって?」
「ううん…何でもない…」
肌に当たる温かい湯が、とても心地良かった。
未月は、お風呂に入ることが大好きだった。
あの男にほとんど毎夜犯されるようになってからは、特に好きになった。
滅茶苦茶に蹂躙された身体が、次第にきれいになってゆくのも理由の一つだったけれど、
本当のそれは、また別にあった。
兄の手によって…こうしてきれいな身体にしてもらうこと。
初めてあの男に強姦された夜。今でもはっきりと憶えている。
忘れると言っても、どうしようもなく忘れられない。
眠りを妨げる夢を見るときは、決まってあの夜の光景だから。
食卓で、あの男の拳で、大した理由も見あたらないのに、突然、食器ダンスまで殴り飛ばされた兄。
鼻と口の両方から血を流し、泣きながら呻いていた兄。
あまりの暴力に、思わず止めに入った未月。
けれどあの男は、次に彼女を獲物に捉えたのだった。
腕をねじり上げ、叫びながら必死に抗う未月の髪を、服を、ギリギリと引っ張り、連れて行った。
あの男の部屋に引きずり込まれる頃には、彼女の着ていたブラウスの袖は見る影も無く千切れ、
ボタンは全てどこかへ飛び散り、、前が大きく開いて、下着が露わになっていた。
スカートのジッパーも完全に壊れ、足にまとわりつくその布地で彼女は転び、弾みで額を軽く切った。
その血にも興奮したのだろうか。
父と名乗るあの男は、勢いよくドアを叩き閉めた後、未月をベッドへと押し倒した。
そしてそのあと、彼女は処女を奪われ、自尊心をこれ以上無いほどに壊された。
替わりに得たもの、植え付けられたものは、
「恐怖」と「服従」だった。
初めての陵辱が終わった後、兄妹は抱き合って静かに泣いた。
それから風呂場へと行って、兄が妹の身体を丁寧に洗ってくれた。
それが、兄と妹の、風呂場での「儀式」の始まりだった。
第一夜、糸冬。
この物語はフィクションです。
誰にでも暴力性と愛情という、二面性が必ず存在します。ワタシにも、これを読んでくれてる皆さんにもです。
そういうものを書きたくて、今回の作品の執筆を思い立ちました。
あとは読んでくれた方が、各々考えてください。
さて、リアルでお付き合い頂いた皆さん、お疲れ様でした。皆さんと同じ時間を共有出来てるのを実感しつつポスト続けるのが、
スンバラシク楽しかったです。今日ばかりは…支援がスッゲ嬉しかったですね… 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
さてこれ、もうオチまで決まっておりますので、シコシコ書き続けてまたポストします。
どうか最後まで、この兄妹を見守ってやってくださいませ。
それではもいちど最後に、支援ありがとうございますた。 ヾ(´д`)
BLACK三文dキタキタキッタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
義父による陵辱、母まで辱められる妹、そして(義?実?)兄…
いかん…鬼畜心がふつふつしてきちゃったYO…
よ〜し、俺もボク妊スレでポストするか。 激甘のをだけど。(w
支援したかったんだけどね、孕ageはいい子で待ってましたよ。
間の悪い支援芸になる気がしたし。音速出来ないとアレだし。
三文たんあぃす
主義を持って描く陵辱描写には好感がもてまつ
>>554 さいうpありがとうです
落とせました
topから入って一瞬アングラ得ろさいとかと思ったことは内緒でt
>>556のzip、極窓に通してみたらtgzファイルになったんですが、これでいいんですか?
その上でもう一度zipに書き直すんですか?
新作キタワァ ━━━━━━(*´∀`)━━━━━━ !!!!
汚すぎる自室を掃除しながら(こんな時間に、というのは置いといてw)リアルタイムで読んでました。
いやー、やはりと言うべきか、えちぃですねw
続編に期待してますよ。しかしバイオレンスな作品ですね…((((((:´∀`))))))
>>611 ついに三文氏の新作が…
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(nT∀T)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・*
うむむ…今回は陵辱でつか…属性はない筈なのに何故
(;´Д`)ハァハァするんだ俺は…。
しかし…「陵辱」と「萌え」の両立とは…なかなか難しい
テーマを選びますたな…。俺もネタとして持っているの
ですが…。
三文殿、新作お疲れ様です……
やはり俺の考えていた「年期∝エロ分の法則」は正しいようですなw
いやいや、エロくてエロくてもう……(*´Д`)
さて、これを書きこんでる時点でもうすでにラフカットが書き下ろしてある訳ですがw
しかも2枚。
いえ原作のテーマが「二面性」なら、イラストもまたそれに則るべきかと。
あ、あっ他の職人さん方やめて!!
劣化ウラン弾はちょっと!!べ、別にひいきって訳じゃな(ry
三文さま、長時間のポストお疲れさまでした。
以前もカキコした事がある通り、私は陵辱ものは好きではありません(そう騒いでるのはここじゃ私だけですけどね)
ですが
>>611で述べた『暴力性と愛情』の間をどのように描くのか非常に興味津々なのも事実です。
と言う事で、今後の展開がどうなるのか期待しております(ホントだよ!)
ちょっとマジレスのし過ぎでごめんなさい‥‥住人の皆さんゴメンナサイ…
乙でござるよ
619 :
523:04/05/14 09:28 ID:S5vmuFQU
三文さまお疲れ様でした。
リアルタイムで拝見できなかったのが悔やまれる所ですが…。
私的にはエロの範疇であれば特にボーダー無いんで、もう何でも来いってな感じですか(^^; 問題発言?いやいや…
よって陵辱系も全然おけです。
なんつか、読んでてその情景が目に浮かぶ様な感じですね〜。文とかからっきしな私が言っても説得力無いかもしれませんケド…
>>616 イラスト楽しみです〜(^^
以前のも拝見させて頂きましたが、なかなか萌えのポイントを押さえていて良いな〜と思いました。
ところで絵描く場合どの程度の描写までOKなのでしょうか?所謂消しが必要になる様なモノはここではNGなんですかね?一応確認つーことでw
620 :
523:04/05/14 09:36 ID:S5vmuFQU
言い忘れてた事が…(^^;
556で私がUPしたブツなんですが、きちんと解凍できてない方いらっしゃる様なんですが…。まだ見れてない方っていますかね?
当方Macなもので、こういったFileのやり取りに関してスムーズに行った試しが無いもので。
>>620 ノシ
せめてsitでおねがいします
zipで落とせる所ならさらに嬉しいです
何のツールで解凍すればいいのかわからない拡張子になってしまいますた。
ascってなんだこりゃ…
623 :
523:04/05/15 11:07 ID:GbHzGgpk
キタワァァァァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ( ゚)ァァ( )ァァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
ピュッ
キタ━━━(゚∀゚)━━━!! 禿しく胆嚢したよ。もしかしてプロの中の人ですか?
>なんだかスレの流れを
止まっているのは三文氏のSSがあまりにもインパクト強すぎたためと思われ。
早く続きを読みたいのだが。まだ?
誰か引っぱたいて起こしてやってくれ。(AAry
>>625 ・・・・って、また三文dぶたれるのねw
愛がこもってりゃいいが。
_, ,_ パーン
( ‘д‘)
⊂彡☆))д`)
殴ってやるから誰か愛のフライパンを貸してくれ
>>623 ウマウマウマアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアm
書いてみたい、書いてみたいとは思うけれど・・・
なんだかこのスレの人たちほど実力もないし、
それ以前に今やってるゲーム制作が長引いて遅れたりして、
期待に背けないとか言う可能性も大。
なんか住民さん達に色々と迷惑がかかりそうなのでちょと不安。
とりあえず短編作って上げてみます。
その反応で今後書くかは・・・決めたいと思います。(;´Д`)
月曜が休みなのでそれまでには間に合わせようかと。
ジー…
|∀゚)
>>632 あなたはもしや…某スレの伝説のSS書きの人ですか?
ま・・・まさか!!!
電波兄弟ものって完結したんだっけ?
作品多すぎて記憶が埋没してる
久しぶりに投下します。
はぁ‥‥三文氏のSSのインパクトがホント強すぎて、なかなか続き、書けなかったです。
あんなすごいモンの後に投下するのは自作のヘタレっぷりを晒すようで恐いですけど、
とりあえず
>>397の続きからどうぞ‥‥
セックスなんて知らなさそうなあどけない姉が、既に俺以外の男の前で肌を晒し、体を重ねて絡み合っていた‥‥
‥‥この細い脚を自ら開き、初めて男を受け入れる姉の姿がイヤでも脳裏に浮かぶ。
果たして姉はその時、初めての痛みに叫んだんだろうか‥‥男に抱かれて喘ぎ声をあげたんだろうか‥‥
その光景を想像したら、ふつふつと胸の内に黒い嫉妬が沸き起こってきた。
「ちぃ‥‥嘘だろ。何で‥‥他の男となんか、したの‥‥?」
俺は慌てて体を起こし、姉の上に覆いかぶさるようにして下にいる姉を覗き込む。
「‥‥ごめんなさい‥‥私も本当は、ナオ君に‥‥『女』にして貰いたかった‥‥」
涙に滲んだ瞳がまっすぐ俺を見つめている。申し訳なさそうに、悲しそうにしゃくり上げて泣いている。
「でも、私達は‥‥恋人同士にはなれないから‥‥だからナオ君から離れようって、忘れようって‥‥」
‥‥その言葉に何故か、姉に裏切られたような気がした‥‥だけど、考えれば当たり前の事なのに。
幾ら好きでも姉と弟で愛し合い、セックスまでしようなんておかしいに決まっている。
そうとわかっていても嫉妬のあまり、俺はつい考えとは違う、意地の悪い言葉を発してしまう。
「‥‥そうなんだ‥‥じゃあ、ちぃは俺じゃない男なら誰でもよかったんだ‥‥」
言ってからしまったと思った。こんな責めるような事を言いたいんじゃなかったのに‥‥
「‥‥違う‥‥だってナオ君を‥‥弟を好きになるなんて、おかしいでしょ?
そんな事言ったらナオ君に‥‥嫌われるって‥‥だから、ずっと言えなかった‥‥」
姉は泣きじゃくりながら、切れ切れに辛い告白を続ける。
「私、辛かった‥‥寂しかった‥‥そんな時に、あの人に好きだって言われて‥‥
だって‥‥とても優しい人だから‥‥あの人なら、ナオ君を忘れさせてくれるって思ったから‥‥」
‥‥内気で人見知りな姉が心配なく会話できるような奴だから、多分、そいつは相当信用できる奴なのだろう。
それに姉は姉で、俺への想いを振り払おうとして必死に足掻いていたに違いない。
「私も、この人だったらって‥‥思ったから、最後までしてもいいって、決めたけど‥‥」
だったら‥‥それなら何でいまさら俺に‥‥
「‥‥でも、私‥‥しちゃった後も‥‥ナオ君の事ばっかり頭に浮かんできて‥‥やっぱりダメなんだもん!」
いきなりの感情の爆発。姉がこんな激しく叫ぶ事なんて、ほとんど憶えがない。
「‥‥私、ナオ君が好き! ナオ君しか好きになれない! ナオ君しか欲しくない!」
そう言ったきり、姉は俺にすがりつき、激しく泣き続ける。
‥‥胸が、苦しい。
俺は知らないうちに姉をこんなに苦しめていたのか‥‥そして、姉はこんなにも俺を想っていたのか‥‥
だったら‥‥だったら今、俺が前の男の跡を全て消し去ってしまおう。
この可愛い姉を思う存分慈しみ、愛したい‥‥そして、本当に俺だけを愛して欲しい。
「ちぃ、変な事言っちゃて、ゴメン‥‥俺も、ちぃが好きだから‥‥もうガマンするの、やめよう‥‥」
姉の悲しみを拭うようにそっと涙を舐めてから、優しく肩を抱き再度、唇を重ねる。
‥‥俺はちぃだけのものだよ‥‥そんな想いを込めたキス。
口の中で、姉の舌が拙く動いている。甘い吐息を織りまぜながら、どこまでも俺を貪欲に求めてくる。
その合間に喉を鳴らして俺の唾液を飲み込んでるのがわかる‥‥そんな長い、長いキス。
甘い熱をもった唇が名残り惜しそうに離れていく。
そして、潤んだままの瞳で俺を虜にするように見つめながら、姉は囁く。
「ね、私、ナオ君のしたい事、何でもしてあげる‥‥だから、いっぱい、私に触って‥‥」
「‥‥う、うん‥‥それじゃ‥‥触るよ」
俺の下にいるのは、すでに妹みたいに可愛い『姉』ではない。俺の好きな『ちぃ』というひとりの女の子。
もう引き返せない。引き返すつもりもない‥‥俺達はもう、姉と弟なんかじゃいられない‥‥
手を伸ばし、人指し指で形のいい唇をそっとなぞると‥‥プルンとした柔らかな感触に俺はため息を漏らす。
次の瞬間、姉は両手で俺の掌を掴んで、指を優しく包むように咥えて舐め始めた。
瞳を閉じて、まるで赤ちゃんが母親の胸にむしゃぶりつくように、ひたすらに俺だけを求めて‥‥
なんて愛らしい姿‥‥空いた手で自慢の黒髪を撫で、頬に指を這わせ、そっと喉元をくすぐる。
「‥‥ん‥‥ふぅ‥‥」
形のいい唇から漏れる、愛らしさと艶の入り交じった微かな喘ぎ。ゾクゾクするほど色気に満ちた表情。
ずっと傍にいた筈なのに、姉がこんな顔をするなんて今まで知らなかった‥‥
‥‥もっとちぃを知りたい。幼い色気に満ちた表情を、俺の手で快感に震える姿を見てみたい。
|∀゚)
そんな欲望の赴くまま、更に滑らかな柔肌をゆっくりと撫で、そのしっとりとした肌触りに胸をときめかせる。
俺の武骨な手が鎖骨のくぼみを辿り、柔らかな白い山を這うように登り出すと、
指が伝う感触に気付いた姉の体がピクリと小さく震え、指を舐める動きが一瞬、止まった。
その隙に唇から静かに指を抜いて、両手でCカップの胸を掌で包み込み、姉が痛がらないように、
そしてその弾力を楽しむように二つのふくらみをそっと揉んでみる。
「‥‥ちぃの胸って、こんなにキレイで‥‥柔らかいんだね」
「そんな‥‥恥かしいから‥‥言わないで‥‥」
姉の言葉とは裏腹に、張りのある形のいい胸は軽く揉んでも指を跳ね返し、その存在を主張してくる。
「あ、ゴメン‥‥ちぃがイヤだったら、やめようか?」
慌てて手を離そうとすると、胸を覆う俺の掌に姉はかわいい掌を重ね、胸に押し留める。
「‥‥やめちゃ、イヤ‥‥私、ナオ君に、いっぱい優しくして欲しい‥‥」
自分の言葉に頬どころか、顔まで真っ赤に染めながら、つぶらな瞳で俺を見つめる姉。
‥‥なんてちぃは可愛いんだろう‥‥こんな顔をされたら、もう俺は姉の言いなりになってしまう。
そうして俺は白い山の頂に指を進め、姉の髪を撫でる時のように愛撫を続けた。
小さな可愛い乳首を触れるか触れないかというタッチで、くすぐるようになぞり続けると
少し感じ始めたのか、姉の小さく開いた口から微かな喘ぎ声がこぼれてきた。
「‥‥あっ‥‥ぁ‥‥」
姉にバレないように隠れて見た、エロ雑誌やエロビデオで憶えた技。
もし、誰かを愛するようになる日の為に‥‥いや、そんなのは建前でしかなかった。
本当は、いつか姉と愛し合える時を夢見て‥‥そんな自分の浅ましさに何度も自己嫌悪に陥りながら‥‥
でも、もうそんな事はどうでもいい。今はひたすら、姉に気持ち良くなって欲しい。それだけしか頭になかった。
そうしてゆっくりと乳首を撫で続けると、姉もかなり感じてきたのかウットリとした表情になってきて、
すっかり硬く立った淡い朱鷺色の粒は、俺の指の動きを押し返すように抵抗し始める。
まるでもっと刺激が欲しいと主張するかのように、俺の唇を誘うかのように‥‥
俺はどんどん引き寄せられていく。姉のふっくらとした胸に‥‥吸ってみたい‥‥あのカワイイ乳首を‥‥
昂る心を抑えて愛らしい突起に唇を寄せ、そっと舌先を滑らせてみる。
「‥‥あっ‥‥」
俺の興奮を更に引き上げるような、そそられる甘い喘ぎ声を微かにあげる姉。
舌先で乳首の周りをグルリと舐めて、捏ねるように刺激して更に姉の反応を引き出す。
「‥‥はぁ‥‥ん‥‥気持ち‥‥いい‥‥よぉ‥‥んっ‥‥」
小さな手がシーツをしっかり握りしめ、快感にじっと耐えている。
だけど体は時たまピクリと動いて、気持ち良さそうに身をくねらせる。
唇で乳首をそっと咥え、舌先で先端をくすぐるように舐めると、反応は更にはっきりしてきた。
「んんっ‥‥んっ‥‥やぁ‥‥あぁ‥‥だめぇ‥‥」
小さな体が細かく震え続ける。これ以上いじめるのはかわいそうなので唇を離すと、
気持ち良さに蕩けた嬉しそうな表情を浮かべ、唾液に濡れた胸を大きく上下させて息を整え始めた。
本日は以上です。
そういえば、523絵師さまはMacだったんですね。 (;´∀`)人(・∀・;)
どうりで私、
>>556の時に素直にDLできた訳だ。
関係ない話ですが今、新しいバイクが欲しくて仕方ありません。R1200GSが欲しいなぁ‥‥
キタキタキタキタ━━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━━━!!!!!!!!!!
初々しいっていいですね (*´Д`)ハァハァ
>>関係ない話ですが今、新しいバイクが欲しくて仕方ありません。R1200GSが欲しいなぁ‥‥
R1200GS・・・いいですよね〜、でも\2000k。BMWさん、高いですよ・・・ _| ̄|○
>>646 キタキタキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
ちぃタン(;´Д`)ハァハァっすねー、(;´Д`)ハァハァっすねーー ウッ
ヽ(`Д´ )ノウワァァァン
て・・・手が進まない・・・_| ̄|○
もう少しのばしてもいいでしょうか・・・?
>>649 誰もせかしたりしないのでゆっくりどうぞ。
>>646 相変わらず初々しさと日常生活の背景にリアリティが有って
イイですな…俺の書く非日常的作品と相対的で比較しては
いけないのかもしれませんが。
続きを正座してヒソ〜リと待ってます。
>>646 ○y-~~ < なかなか良い物書くじゃねぇか…
|\
_| ̄|○ ̄|
>>653 キタキタキタキタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y!!!
ほほう…裏の方が本来のリゼルたんですか…(..)φ
表の方もぴたっとハマっててかなり(・∀・)イイ!!
>>653 燃料、おいしく頂きました。裏未月タソはまさにリゼルさまの本領発揮ですね(w
しかし、リゼルさまの絵のオニャノコの表情って、なんか妙に萌えて(・∀・)イイ! ですよね。
スパイウイルスを調べてみたら193個も見つかって激しく鬱な三文です。自嘲。 ,、'`,、'`(´д`),、'`,、'`
えーと、なんかけっこう良い評価頂いてたようで…ちょっと安心しますたよ。 ←半ば逃げてたヤツw
というわけで性懲りも無しに続きをポストしに舞い戻りましたハイ。
523画伯とリゼル画伯両氏の絵、頂きましたよー。キタ━━━(゚∀゚)━━━ジマサブロウ!! って感じです。
とてつもなく(*´Д`)/lァ/lァなので、つ、次はぜひ色つきの作品を…(注文の多い文士w
FXD殿の続きもキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(。 )━(A。 )━(。A。)━━━カタケンゾウ!!!!
全然FXD殿の作品はヘタレではないです。いやむしろリスペクトな感じです。オイラも姉萌えSS進めねば…ウン。
またオイラ引っぱたかれてたんですか…(#ノд`#) もはやイジラレキャラですかそうですか…w
あと
>>635さん、電波は第2部の途中で止まってます。てか過去スレ読んでねw
では
>>610より。今回よりしばらく「萌」がモチーフです。ご安心を。(何が
シャワーの栓を捻り、ラックに収めてから、今度はスポンジを手に取る。
それにボディシャンプーを適量含ませてから、何度も握って泡立てる。
準備を整えてから、兄は妹の身体を洗い始めた。努めて優しく。
首筋、肩、背中…。
きめ細かな透き通る肌に、泡のクリームがデコレートされてゆく。
腰のえくぼにまで手を伸ばしたところで、妹に声をかけた。
「どこか痛いとこ…ほんとに無いか?あったら、ちゃんと言うんだぞ…」
"儀式"に専念しながら、兄が再び問う。
妹の身体のあちこちに点在している、古い傷痕の上を滑る時だけは、手の力をそっと緩めた。
「…おっぱい」
妹がポソリと言った。
「え?」
兄が問い返す。
「わたしの…おっぱい。アイツに…ぎゅうって、掴まれたから…」
今度は兄の耳にはっきりと届いた。
「痛い…の?」
「うん…ちょっと…」
「…」
彼女の背後、上から見下ろしてみる。
ささやかな乳房の丘に、指の跡がきっくりと浮いていた。
滅茶苦茶にこね回されたのだろう。ミミズのように赤くのたうつその跡が、とても痛々しかった。
兄は手を伸ばし、その部分にもスポンジを滑らせた。
「いっ…」
妹が顔をしかめた。
「あ…ごめん」
「うん、いいよ…」
あまり起伏の目立たない、妹の胸の、2つの盛り上がり。
兄は、本当は直にこの手で触れてみたかった。
その思いを、妹に絶対に悟られないようにと、顔色を変えずにその行為を続けた。
瞬く間に、乳房が泡で覆われてゆく。
「手、上げてよ」
「うん…」
妹の腕を取って、その脇の下も洗ってやる。
そこは発毛の萌しすら、未だ無かった。
美術室にある彫刻品のように、どこまでも清い存在。
だからこそ、兄の心の中ではこの"儀式"めいた行為に、大きな意味があった。
けれど肋骨のほんのり浮いた脇腹にも、古い痣は今も消えずに在った。
妹の細くて華奢な身体。
ただそれだけで、どこかしら痛ましい姿だというのに。
|・)
上半身全てが泡で覆われたところで、兄はもう一度シャワーを手に取った。
熱すぎないようにと調節を十分にしてから、また妹の身体にお湯を当てる。
泡が流れ落ちたところから、再び妹の肌が姿を現してくる。
お湯の熱とスポンジの摩擦のおかげで、身体全体が先ほどよりも、良い血色に変わりつつあった。
自然な赤みを全体に浮かべ、"生きている"
そんな生命力さえ感じさせる、とてもきれいな少女の色に、戻りつつあった。
きれいだな…。
兄は素直に、そう思った。
「お兄ちゃん…」
妹が、ふと口を開いた。
「うん、なに…?」
半ば見とれていた意識を妹の身体から戻し、兄が答えた。
「次は…下も」
「え?」
「下も…洗って…」
静かにそう言った。
「…し、下って?」
半ばどもりながら、兄は反応した。
「だから、上だけじゃなくて…下の方も」
妹は俯いたまま、そう繰り返した。
ザー、というシャワーの音が、やたらに兄の耳の中で響き渡っていた。
「あ…足?それなら…」
「足…だけじゃなくて、足の…あいだも…」
妹が言った。
「あ、足の…間を?」
「うん…」
「…」
兄はふと押し黙り、思案している態度を取る。
「足の…指の間、とか?」
「違うよ…」
兄のちょっととぼけた言葉に、妹は笑みの無い表情で、即座に反応した。
「ここ…」
そう言って、自分の下腹部を指さした。
示した指の先から、身体を伝う水滴が、ポタ、ポタとその部分に落ちてゆく。
兄はその言葉への狼狽をうまく隠したつもりで、己の言葉を続けた。
「そんなの…ダメだよ」
「…どうして?」
俯いたままで、妹が聞き返してきた。
濡れた髪が、妹の表情を隠していた。
「だっていつもは…自分で洗ってたじゃないか。そこは…」
思わず視線を妹の裸身から逸らしてしまう。
兄の胸に、急に羞恥心がこみ上げてきたからだった。
兄妹なのに。血の繋がった、この世でたった二人の兄妹なのに。
「今日は…洗って欲しい」
シャワーの雑音に惑わされそうな、とても小さな声で言った。
「手とか…痛いの?腕が上がらないとか…」
兄は、違う方向性で心配する態度を取ってみる。
「…」
無言の妹。かわりに頭を横に振った。
ささやかな否定。
出しっぱなしのシャワーのお湯は、いつの間にか兄のジーンズをびしょびしょに濡らしていた。
けれど兄はそのことに気付きもしないほどに、妹の態度に困惑しかけていた。
「お願い…お兄ちゃん…」
妹が再び嘆願した。
「…」
兄はどうすれば良いのか解らなかった。
「本当…は、ずっとここも…お兄ちゃんに洗って欲しかったんだけど…」
そして足の付け根の、三角を描く部分を、自分の手の平で覆う。
「もう…我慢できないから…」
背筋が痛むかと思われるほど猫背になり、こうべを垂れた妹が、言葉を続けた。
「…我慢、って?」
「もう…イヤなの…」
「え?」
「アイツの汚いのが…わたしのここに何度も…何度も突っこまれて…
すごく汚れてて…とても耐えられないから…」
絞り出すように、妹が言葉を吐いた。
「…」
「お兄ちゃんは…わたしをきれいにしてくれるんでしょ…?」
「う、うん」
暗黙の了解、というものかもしれなかった。それが二人の"儀式"だった。
「だから…お願い」
髪から水を滴らせながら、妹は無表情で続けた。
恨めしそうにも、兄には感じられた。
「わ、解ったから…」
そう言って兄は妹の正面に廻った。
しゃがみ込んで、スポンジを開きかけた太腿の間に、差し伸ばす。
妹の肩に自分のもう片方の手をかけ、妹の…
その部分を、見ないように心がけて。
妹も、応えるように前屈みになって、兄の肩口に額を寄せてきた。
半ば抱き合いかける姿勢のままで、手探りで、妹の局部を洗い始める。
しゅわ…しゅわ…。
スポンジが小気味よい音を立てて泡立ててゆく。
妹の足の間、その肌もとても滑らかで、スポンジの表面に引っかかるものは、何も無かった。
たぶん…その部分の発毛も、まだなのだろう。
「…」
言葉無く、兄もただその作業に集中する。
兄の手に応えるように、妹が徐々に足を、自分から開いてゆく。
その中心の部分にも、手を伸ばす。
小さく、軽く、力をかけずに動かした。
痛みを感じさせたくなかったからだった。
痛み…。
兄はそこに在るものが、"痛み"だと、盲目的に思っていた。
「…ん」
妹の息が、ほんのちょっと荒くなった気がした。
すぐに妹の右手が、兄のTシャツに伸びてきた。
そして肩に掴まる。姿勢のバランスを取ろうとしているのだった。
しゅわ…しゅわ…しゅわ…
顎の下に妹の体温、息遣いを感じながら、兄は洗い続けた。
心臓も早鐘に変わり始めていた。
「…ふ」
妹が息を漏らした。それは兄の首筋をくすぐった。
ジーンズの固い布地に収められた兄の分身が、ピクリと動いた。
あ…ちくしょう。
続けてムクムクと充血を始める。
僕…何考えてるんだよ。
…妹なのに。
いくら…裸だからって、おかしいよ。
小さい頃から…未月の裸なんて見慣れてるはずじゃないか…。
兄は自分の顔が、徐々に赤くなってゆくのが解った。
幸いなのは、風呂場じゅうが多量の濃い湯気に包まれていたことだった。
でなければ、自分の顔色を簡単に悟られていただろう。
妹の裸…いや、息遣いに、
"欲情"しかけていることを。
それだけは避けたかった。
第二夜 糸冬。
この物語はハクションです。
二人とも宙学生という設定なので、兄の方はボク称にしてみました。某スレに対抗w
さらに今回は生殺し健在というところでしょうかw
支援ありがとござました。いややぱしオイラも支援嬉しいですわいw
さてまた次回をお楽しみに。最近ホントもー仕事がイヤで会社辞めようかなとか思ってますですよ(ノд`)
どっかの出版社さんでオイラの原稿買ってくれないかなあとw (´д`)=3
まずホムペジ立ち上げでも真剣に検討しますかねー。
ではまたです。ヾ(´д`)
僕兄キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
やはり初々しい感じは良ですな(;´Д`)ハァハァ
えーと、私のトリップこれでよかったっけ‥‥今、予備のノートでカキコしてるもんで。
‥‥今日、私のパソのハードディスクが突然死してしまいました。
とりあえず今書いているSSを始め、データは殆どバックアップしてあったからいいようなものの、
昨日書いていた部分が消えてしまいました。ダメージでかすぎ‥‥今日はホント、ロクな事がない‥‥_| ̄|○
と思ったら、三文さまの続きが来てた‥‥シャワーで濡れた未月タソの儚い姿がそそられます。
今日の私の唯一の救いですよ‥‥(T T)
FXDさん大変でしたね。オイラは現行マシンでのハドデ突然死はまだありませんが…。Me使ってた前のではしょっちゅうありました。
とりあえずお茶でも飲んで落ち着いてくださいね。 |´д`)つ旦~
あとカンパなどw |´д`)つI
>>653 今回は程良いサイズのAAを見つけたので…
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━!!!!
ところで…三文氏の受け売りではないが俺も色つきをキヴォンヌ…と
我儘を言ってみたりする。
>>676 妹を気遣いつつもお風呂で(;´Д`)ハァハァですか…(・∀・)イイ!
>>677 がんがれ、負けるな!途中放棄さえ無ければ良し!!みんな
せかさず待ってくれますよ!!!
ところで…アッチでコレ以上レスをするとまた騒がしくなるので
ココで孕age氏にレスを…なにやら何処かで聞いたキャラの名前
が無断で利用されていましたな…
覚悟はできているんでしょうね?( ̄ー ̄)
孕マサレルノカ…
(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
三文式僕兄萌小説
キタキタキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
あー、カラーね・・・・・うん。うちフォトショップなくて。
格安の海外産ソフトで絵描いてるから汚いと思われ・゚・(ノД`)・゚・。
・・・・・ところで各人の他スレでの秘密を暴いてはガクブルするスレはここでつか?
=ニ"_,. .、--ヾヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ `、 `,::::::|
`''‐-`ヽ.`''‐-..._:::::::〃:::l:::l`ヽ..ノヽヾ,: |
,..-‐''''‐----'":::::::`ヽ、 /l:/|::::/l:::lヾ.‐'""' i| l |
' . .....:::::::::::::::::::::::::::::::: `''1 l! l::::i lヾ|,...-==l. l:|
ー-‐' ̄`>.... :::::::::::::::::ノ.._,...ヾ!ノ-':::/~ ノ i |
,.. '" ...::::::::::::::::::::::::::ヽ< ̄`>'" `ー‐‐''"ノ..|
色付きCG来タァ! ::::::::::{`‐',ヘ | ,..、 .|
.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!、 ! ,..-` ,. |
- ....___,...--- ._::::::::::::::::::::`、 `‐' _ィ' V|
, '" ̄..::::::::::::::::::::::::::〉__,..w、ァ'"Vハノ |
....__,. ' ....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Vi,..ハ---'" |
..... :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、. ― .|
'`''‐-.._ _,..-----==- .:::::::::::`ー.`--‐'",'
うぅ…何でFXD氏ばかり…羨ますぃのぉ…
>>683 キタキタキッタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
指チュパはやっぱいいですね〜(;´Д`)ハァハァ
523=ゴ兄サンなんですね。私のSSも絵に…え?まずはまともな作品ageてから言え?
ごもっともです。orz
Onuってorzに似てるなぁ…
686 :
635:04/05/21 18:03 ID:zEtcgk/3
>656
やはり止まったままですよね。
回答ありがとうございます。
ところで過去スレは一つもhtml化されていないのにどうやって読むんですか?
5と6
かちゅ〜しゃのdatでよかったらどうぞ
苺1Mのup4773.zip 生殺しログ
と思いましたけどやっぱりhtmlにしました すみません
苺1Mのup4775.zip 生殺しログ
どもご無沙汰してまっす。519です(いい加減このコテ変えようかなぁ・・・・)
間が空きすぎて漏れの事を忘れてらっしゃる人もいるかも・・・・・・_| ̄|○
>>三文殿
━━━━━━(*゚∀゚)━━━━━━ !!!!
三文殿、貴殿のお陰で漏れのリミッターが壊れかけていますぞ!
>>683 (*゚Д゚)ウッ・・・・・・ウヲヲヲヲウォッヲヲウォァァァォォ(←獣化
>>684 (((((((( ;゚Д゚)))))))コ・・・・・コワヒ・・・・・
ッてな訳で(?)投下します
>>446より
一時限目が始まってから4度目のチャイムが鳴り、学校は昼休みに入る。
皆は弁当を出し始めた。中にはパンを買っている奴もいた
(んー・・・弁当・・・・忘れたなぁ・・・・)
「パンでも買いに行くか・・・・・。」
と廊下を出た、と――――――――――――
「―――――真奈?」
見覚えのあるポニーテールの少女が会議室前廊下の向こうで、
キョロキョロと誰もいない事を確認するように見回していた。
大事そうに鞄を抱えながら。
(・・・・・・何か様子が変だぞ?)
会議室前の廊下は食堂とは別方向だ。ほとんど人はいないし、昼飯も買えない。
廊下の曲がり角を背にし身を潜めながら真奈を観察した。
誰もいない事を確認すると、゛修理中"と張り紙がされた女子トイレの中に入っていった・・・・。
(・・・・・・・・なにやってんだあいつ・・・・・?)
俺はそう思い、後を追おうと思ったが、修理中とはいえ女子トイレの中に入る勇気はないので、
後を追うのは諦めた・・・・。
「―――・・・・・・誰も・・・いないよね・・・・・」
鞄を胸の前に抱えながら、小声で呟き辺りを見回す。
(誰かに見つかったら、マズイし・・・・・)
そう思い執拗に辺りを見回す。
会議室前廊下の方向は、お昼休みになると誰もいない。
辺りを警戒しながら、゛修理中"の張り紙がなされた女子トイレへと入っていく。
(修理中だし・・・・・・誰も入って来る心配はない・・・・・・ハズ。)
扉をそっと開け個室の中に入る。
(ほっ・・・・・・。)
溜め息をついてしまった。
「こ・・・・こんな物、破いて早く処分しないと・・・・」
鞄から、「例の本」を取り出しながら呟く。
心臓の鼓動が速くなる。
頭では「捨てたほうがいい」と考えていても、「見たい」という衝動に突き動かされる・・・。
「ど・・・・どれだけ人に有害か、調べるのも悪い事じゃないはず・・・・よね・・・・。」
と、適当な理由を呟きながら、本の続きを開けた。
妹の秘所に手を押し込んだ兄は手をそのまま動かし始めた。
゛グチュ・・・・・グチ・・・・・・"
淫靡な音が描写される。
゛ううっ・・・・・う・・うあッ・・・・・"
妹は、泣き声なのか感じているのか分からない声を上げている。
゛ゴメン・・・・・美沙・・・・!"
兄のほうは相変わらず妹に向かいながら懇願しつづけている。
(きょ・・・・兄妹でこんな事するなんて、信じられない・・・・)
だが――――――――――
と、ここで糸冬っす。
あ、激しく中途半端・・・・・・・
・・・・・・・・・・_| ̄|○ 折角・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・_| ̄|○ 再起できると思ったのに・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・_| ̄|○ ァハハハ・・・・・・・・スイマセン。
ではまた・・・・_| ̄|○
ぅゎ ょぅι゛ょ っょぃ!
誤爆スマソ
>519氏
ひさしぶり&GJ
ところで519氏
私は先月このスレに来たのですが
あなたのハンドルの由来になった前スレ519およびその後の話
ssのネタにしていいですか?
大丈夫なら返答をお願いします
(´д`)ノ 三文です。
>>699さんいいですよ。
ってオマエ519氏ぢゃねーじゃねえか!(((((;`Д´)≡⊃)д`)、;'.・ゲフッ
いや代行許可しますフフフ。あれですよね「妹に見られて鬱」っていうレスでしたね。
なんとなく想像できそうなネタですがぜひ書いてください。けど文士仲間入りの際はコテ必携です。(嘘
あと519殿のコテ命名は当然オイラの出番でしょう。(何故w) というわけで 『GO一休』 で決まりw
いやあの物投げないであっ包丁刺さってるって痛ェ痛いってあっ血が血が頸動脈が
そ し て 呉兄さん画伯のオクチ奉仕絵が キタ━━━━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━━━━!!!!!!
ち…ちくしょう何故オイラには書いてくれないんだ…アナタは賄賂も受け取らない潔癖聖人か…_| ̄|● w
しかし人いませんね。も、もしやワタシのエグいSSで皆さん引いてしまったとか… ( ゚Д゚)ハッ!
じゃあしょうがないから続きポストしてもっと引かせてヤレー ヾ(´д`)ゝ
>>674からです。
「も、もう…いいよね?」
兄の口からそんな言葉が飛び出した。
この"儀式"めいた行為から、今ばかりは逃げ出したかった。
すでにいつもの…自分ではなかったのだ。
「…」
妹は答えなかった。
交差している、兄と妹の首筋。
これでは表情など、伺い知れない。
「み…未月ってばさ、もうきれいに…なったよね?」
再び言った。いつの間にか、妹を洗う手は止まっていた。
「和月…お兄ちゃん…」
妹が、突然に名を呼んだ。
「な、なに?」
変な抑揚で、兄が応えた。
「中も、洗って…」
な、か。
妹はたしかにそう言った。
「え?なか、って…」
問う兄の肩に、妹の額が押しつけられていた。
濡れたTシャツ越しに吹き付けられる、妹の息がとても熱く感じられた。
「わたしの…おなかの中も…」
はっきりと、そう言った。
「おなか…って」
「…うん」
くぐもった声で、頷く。
そして兄の手に、自分の掌を添えてきた。
「…指で」
声は振動となり、兄の身体に響いた。
「な、なに?」
「お兄ちゃんの指で…直接洗って」
「未月の…を、洗う…の、か?」
あえてその場所の名は言わない。
言ってはならない気がしたからだった。
兄妹といえども。
「石鹸は…付けないで。そのまま…」
そう続けた。
「石鹸とか…中に入っちゃうと…炎症とかになっちゃうって…聞いたから…」
じりじりと、妹は続けた。今にも閉じそうな瞳で。
「それは…できないよ」
兄は羞恥の表情を浮かべ、拒否の言葉を告げた。
「それだけは…できない」
「…どうして?」
妹の言葉に、少しだけ険が含まれた気がした。
「だって…」
スポンジを握ったまま、兄はどうしようもなく途方に暮れていた。
妹の手に、ぎゅっと力が込められる。それは兄にも伝わった。
「…おねがい」
「…」
「おねがい…お兄ちゃん」
兄は全身に汗をかいていた。
汗と湯気のせいで、ぴったりと素肌に張り付いたシャツが、無性に気持ち悪かった。
「…できないよ。やっぱり」
自分の吐く息も荒くなっていた。
兄の上下する肩につられて、妹の頭もゆらゆらと揺れていた。
「…ね、未月。もうそろそろ…」
そう言いかけた時、妹の声が突然荒くなった。
「…お兄ちゃんは」
「えっ?」
「お兄ちゃんは、アイツが汚いモノを突っこんだところなんかに、指なんか入れられないって、言うわけ?」
その語気に押されるように、兄は妹から身体を離した。
「ちょ、ちょっと待って…そんな」
スポンジを落とし、途方に暮れて立ち上がる。
妹もまた顔を上げ、兄を見つめた。
「わたしの汚いアソコになんか…入れられない?」
「誰も…そんなこと言ってないだろ!」
兄も、思わず声を荒らげてしまう。明らかに動揺していた。
「じゃあ、してよ…」
妹が目を伏せる。
そして二人の間に、沈黙。
シャワーの耳障りな音だけが、バスルームに響く。
「…未月こそ、僕なんかに…指入れられるの、その、イヤ…じゃないのか?」
トクン、トクン。
兄の鼓動が急いていた。
「いまさら…」
言いかけて、妹はその先の言葉を止めた。
兄にはこれ以上、投げやりな言葉を言いたくなかった。
「…お兄ちゃんなら…別にいい。だって、子供の頃…よくお医者さんゴッコ…したでしょ…」
「憶えてないよ…そんなこと…」
「嘘…」
嘘だった。
あの時、確かにときめきを覚えたはずだった。そしてその記憶は今も、兄の胸の中に。
「お兄ちゃんは、わたしの裸を見て…なんにも…感じないの?」
今や兄は、妹の全てから顔を背けていた。
代え難い、衝動めいたものが、兄の心の片淵で、鎌首をもたげ始めていたからだった。
「何とも…思うわけ無いだろ…」
あえて抑揚のないふりに、努める。
「じゃあ…この中もきれいにしてくれても…いいじゃない」
そう言ってから、妹は足をさらに大きく開き、そこに手を伸ばした。
汗と湯気で、全ての泡はすでに流れ落ちていた。
そして、それが当たり前のことであるかのようにスリットを、
自分の指で…くにっ、と大きく、拡げて見せた。
「…っ!」
ここにきて、もはや驚きを隠せるはずも無い兄だった。
驚いていたのは、妹の行動にではなく…己の心の変化にこそだった。
「や、やめろよっ、そんなことっ!」
兄は顔を背けた。正視したくはなかった。
「…ここに、アイツの汚いのが…何度も何度も…
出たり入ったり…してるんだよ、お兄ちゃん…」
「そんな話…僕は聞きたくない…」
妹は、兄の言葉を無視して続けた。
「お兄ちゃんと…お医者さんゴッコしてた頃は…わたしのここ…すごくきれいだったはずなのに…
今はもう…このお肉が…こんなに拡がって…」
そう言って、色の変化だけは未だかろうじて無い、桃色の陰唇を自分で、ぐい、と伸ばして見せた。
たしかに妹のそれは、一度でも男性器にこじ開けられたことのある、もはや
"少女"
などではないそれの…変化を証明する、形だった。
「アイツにぐちゃぐちゃにされて…もう昔のわたしじゃないの…」
兄は顔を背けていた。
見たくない…。
聞きたくないんだ…。
「もう…お兄ちゃんの知ってるわたしじゃないんだよ…
すごく…汚れてるの…。おなかの中まで…奥まで…」
「み、未月はッ!」
兄がまた言葉を響かせた。
刹那的に。
衝動的に。
「よ、汚れてなんか、ないよ…」
泣きそうな声で、兄が言った。
「…ほんとう?」
妹は、すでに兄を見てはいなかった。
「…僕はそう思ってる」
…僕だけは。
…少なくとも、僕だけはそう思ってやらないと。
「…せめてお兄ちゃんが、わたしの…」
苦しみを吐き出すように、妹が呟く。
「…初めての人だったら…いっそのこと…良かったのに」
その言葉だけは、シャワーの雑音などに邪魔されず、しっかりと兄の耳に届いた。
「…そんなこと言うもんじゃないよ。僕たち、二人だけの、血の繋がった兄妹なんだよ…」
「う…」
妹は泣き出していた。
「うう…うう…うう…」
静かに、肩を振るわせて嗚咽を漏らす。
両手で顔を覆い、開いた足も閉じぬまま。
「…」
兄はそんな妹の姿を、為す術もなくただ焦点の合わない目で、ぼんやりと見つめていた。
兄の目にも涙が浮かんでいた。
僕は…未月の兄貴なのに…。
未月を守ってあげなくてはならないのに…。
非力でしかない自分が、心底情けなかった。
「あう…ううう…ううう…うう…」
「…未月、もうあがろう。身体を拭いて、パジャマ着せてあげるから…」
涙をぬぐい、妹を抱いて立たせる。
ふらふらと足元もおぼつかない彼女は、そのままさめざめと泣き続けた。
第三夜 糸冬。この物語はヒクソンです。
さて悲しい話ですが、こういうのを自分で書いてて自分で涙ぐんでしまうワタシは β可 呆 でしょうかw
まだまだ続きますのでお楽しみに。イヤ引いてもらってもオケですがw
けどあれですね、やぱし「最近ここ来たんだけど過去スレ読みテェー!」という方はいらっしゃるんでしょうかねえ。
ちなみに5月18日でワタクシポストし始めてちょうど一周年でござまして。ヽ(´д`)ノ ワアァァァァァァ
誰かお祝いになんかクレw
過去スレ読み直してたら、みなさんのSSやレスがメチャクチャ面白いのにあらためて気付きましたよハイ。
んで何度も書いてきたようにギコナビ使いなんですが、これのdatデータってどう調べるんでしょう。(初心者
もしなんでしたら抽出してまとめてどっかのロダに上げますけどもハイ。
ではまた来ますねー。ヾ(´д`)
タマには(?)夜更かししてみるもんですな…
気が付くと久し振りの519氏&三文氏の続編が…。
ヤバイ…次回作が進まねぇ…飽和するネタをこのまま
持て余しそう…
お二方ともGoodJobです!
三文文土氏生で
キタ━━━━|===========|∀゚゚━━━━━━ !!!!
ちなみに自分は電波兄妹の最初から読んでますです
つまり自分もその頃からか廃人に・・・ゲフゲフ
じゃあつまらぬものですが16圓ドゾ( ゚д゚)=?@?D?I
しかし兄妹SSin半角二次元も1周年となって人が多くなりましたね
もうどんだけの人がいるんだか分からんw
(゚∀゚)では皆さんおやすみー
゚∀゚)
∀゚)
゚)
)
クワッパ!文字化けしてるorz
>>716 むむむ…キタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y!!!
まだ幼さの残る兄妹、しかし無理矢理でも目覚めさせられていく性への道…(;´Д`)ハァハァ
またyournet.ne.jp がアク禁ですよ…_| ̄|○
アク禁が解けたら新作投下しに来ます。
>>700,717 三文殿
700げと&投下乙ですー。ところで、
> あと519殿のコテ命名は当然オイラの出番でしょう。(何故w) というわけで 『GO一休』 で決まりw
虹板別スレに“一休”というコテの方がおられるのですが…いかがなものかと。
> この物語はヒクソンです。
グレイシー兄妹!? Σ(゚∀゚;)
> さて悲しい話ですが、こういうのを自分で書いてて自分で涙ぐんでしまうワタシは β可 呆 でしょうかw
いえいえ、結構なことだと思いますよ♪それだけ三文殿の思い入れがある作品ということですから。
> ちなみに5月18日でワタクシポストし始めてちょうど一周年でござまして。ヽ(´д`)ノ ワアァァァァァァ
> 誰かお祝いになんかクレw
おめでとーございますー ( ´∀`)σ)´д`) とりあえずお茶と羊羹どぞー。( ・∀・)づ旦~~■
グレイシー萌術キタ━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
俺は・・・・このスレの上半期(スレタイ変更前)からROMってまふよ。
最近の人はスレタイ変更なんてあったかどうかも知らないんだろうなぁ・・・懐かしい。
あの頃はけっこう荒れてたしね。でもその中でぽつぽつと萌えの宝石たちが・・・w
724 :
名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/05/23 17:27 ID:u879OJb9
俺妹が1人いるんだけどさ。
結構できた奴だったし、おかんも気にかけてたんだよな。
んで、最近もう一人生まれたわけよ。また女の子。
そしたら、まあお約束どおりというか、おかんはそっちを気にかけだしたんだよな。
その頃からなんかやけに俺に甘えてくるようになったんだよ。
何かって言うと俺の部屋に来たり、
ちょっとコンビニに行くだけでも付いてきたりして。
やっぱ相手にされなくて淋しいんだろなと思ってさ、ちょっと話してみたんだ。
そしたらうつむき加減にこんな事言ってきた。
妹「お母さんより・・・、お兄ちゃんはずっとあたしの事一番に思ってくれる?」
俺「え?」
妹「・・・」(急いで部屋を出て行く)
なんだろ?あいつおかんを取られるのが嫌だったんじゃないのかな?
726 :
FXD ◆yZgNPduOMQ :04/05/23 17:57 ID:KvlOO2LF
三文さま、一周年おめでとうございます。お祝いにロールケーキドゾ!( ・∀・)づ@
全部カキコしないうちに送信しちゃったよ‥‥_| ̄|○
ここのところロクな事がないな、私。さっきはバイク乗ってて雨に降られるし‥‥
三文さまのSSを読めて、少し気分が良くなりました。(内容はアレだけど)
ところでちょっと感想を‥‥(話の中での)悲しい現実を、この兄妹はどう受け止めていくのか‥‥
続きを楽しみにしております。
さ〜て、MacのHD交換も無事成功したんで、続きを早く書こう。
>>699殿
もう、ドソドソネタニシテクダサイマシ!!!正座でお待ちしております。
>>三文殿
・・・・・・ぃや「GO一休」はチョト・・・・・・・
・・・・・今日は何でか、「最近使ったファイル」にMxでダウンロードされたエロ動画が沢山はいってました。
当方には覚えのないことで・・・・・・・・・・・
でもパソコンを使うのは漏れか妹しかいないわけで・・・・・・・
萌漏れ→(;´∀`)<まさか・・・・・・・・・・・妹が・・・・・・
現実の漏れ→( ´Д`)<んなことあるわけねぇだろ!それが現実。(←ウィダーinジェリー
_| ̄|○ ・・・・・・・どっちなんだ・・・・・・・・・・漏れ・・・・
729 :
誤兄さん:04/05/23 23:22 ID:5/M/SHWp
むぅ〜ことごとくリアルタイム逃し鬱
519さま三文さまお疲れさまです〜&GJ!!
>>687 私なんかの拙い絵でも、励ましになればそれ程嬉しい事はありませんですハイ(´д`)ゝ
それと過去スレ貼って頂いて感謝です。今ゆっくり読んでる所です。
ログうpして下さった
>>689さんにも感謝ノシ
>>700 お返しw&一周年記念wにこんなんでもドゾー
4スレめの263-265あたりでつ
リアルタイムネタじゃなくて激しくスンマソンな感じです申し訳ない。
ttp://maichy.s1.x-beat.com/up/data/oo2478.gif つか賄賂なんて貰わなくてもSS書いて頂けるだけで充分ですが(´д`)ゝ
ではまったり過去ログでも読みまつノシ
>>729 523さま来たー! おぉ〜! カワイクて、ちょっとエッチなヒカルタソだ〜。
>私なんかの拙い絵でも、励ましになれば‥‥
駄文しか書けない私のようなSS書きにとっては、絵を描いて下さるのはとても嬉しいんです。
キャラのイメージを捉えるため、しっかりと読んでくれてるんだなって思うと、書いた甲斐があったというものです。
それでは過去ログもごゆっくりとお楽しみください。
731 :
699:04/05/24 01:39 ID:XIOJEf+0
>519氏
ありがとうございます
とりあえず目標は519氏が妹に手を出したくなるぐらい
萌えるものを(無謀
ただ、問題は私非っっっ常に遅筆なのでいつになるか……
ま、忘れられる前には'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
またネタが出てきたようなので加筆してみまつ
今後も良質なネタの提供を期待
>三文氏
GJ
とりあえずヒトデでも( ´ー` )づ★
ついでに私最近誕生日を迎えたんでなんかくださいw
大福もつけますから( ´ー` )づ○
(´д`)ゞ 実は下戸で超甘党だったりする三文です。
(´д`)ノ■○@ 甘いモノいっぱいモラッター! ついでに(´д`)ノ★ヒトデもー! コレハ(*`д´)食エネェー!w
じゃあ奮発して今日はオイラのおごりダー!焼鳥屋貸し切りでイクゼー!
ハイ(´д`)つ―{}@{}@{}- ハイ(´д`)つ―{}□{}□{}- ハイ(´д`)つ―<コ:彡-
ミンナジャンジャンクエー(´д`)つ―>゚))))彡- ハイ(´д`)つ―(´д`)(´д`)(´д`)- Σ(´д`||| オレ…
ヽ(,,゚Д゚)ノ 財布スッカラカンー!w
誤兄サンの絵もキテタ━━━(´д`)━━━!! しかも洸瑠タンダ━━━(´д`)(´д`)(´д`)━━━!! ウワチョー!(発狂
やっと書いてモラッター!もう思い残すことはナイー! ;y=ー(´д`)・∵. ターン w
あのあたりの描写って、けっこう気に入って頂いてる方が多いようで、自分としても嬉しいですね。本懐です。
やっぱり電波の続きも、早いとこ進めなきゃなんないですね。まあちょこちょこ書いてはいますけど。
たぶん、今作完結させたら電波再開です。じゃ早いとこ終わらせろって?ムムム…(悩
では今夜も二つの月の物語をお届けしますとしましょう。
>>716からです。
妹が髪を乾かしている間に、兄は彼女の部屋もきれいにしてあげていた。
アイツの精液と、妹の吐いたもので汚れたシーツを取り替え、
妹の好きな、柑橘系の消臭スプレーを多めに撒く。
脱ぎ捨てられた下着類は、シーツと一緒に洗濯カゴへ。
最後に部屋中に視線を一巡りさせる。
「よし…これで大丈夫だな」
そしてキッチンへと妹を迎えに行った。
「未月?部屋、片づけといたから…」
声は返ってこなかった。
「未月…?」
もう一度、呼んでみる。
ドライヤーのスイッチはもう止められていて、妹は椅子に座ったまま、下を向いていた。
「眠っちゃったのか…」
静かに囁く兄の言葉に今度こそ応えて、妹はのそのそと立ち上がった。
その姿を見て兄は安心した。
一瞬、妹の命が途絶えてしまったのではないかと、そんな不安が脳裏をかすめたからだった。
何故そんな風に思ったのだろう。
自分たちの置かれている、出口の無い現実。
時として、生きていること自体が無意味に思えてしまうほどの。
自分はまだいい。…良くないけれど、まだいいんだ。
けれど未月は…。
妹が、ゆっくりとした足取りで、兄の元へとやってきた。
…ダメだ。こんなことばかり考えてちゃ。
ともすればネガティヴな考えに陥ってしまう自分の根性を、振り払う。
「…」
妹はただ無言で、兄の胸元を見つめていた。
長い髪はまだ所々に生乾きで、艶を失い、あちこち毛羽立っていた。ストレスがそうさせるのだろう。
かつて…。
兄の記憶に残る、いつも笑ってばかりいた、無邪気で無垢な少女の頃の彼女の姿とは、
妹の今は、あまりにも、あまりにもかけ離れていた。
"はははー、未月のアタマ、テカテカ光ってるぞー"
"やぁだお兄ちゃん。これ、天使の輪って言うんだよー"
頭痛がするほど、脳裏にエコーする。
「…もう寝るんだ。僕がつれてってあげるから…」
その思いを振り切るかのように、兄が声をかけた。
「お兄ちゃん…」
妹がぽそりと呟いた。
「…なんだい?」
「…一緒に、寝て…」
蚊が鳴くように、か細く呟く。
言葉と一緒に、まるでそのままこの世界から消えてしまいそうな、はかない存在感だった。
「…それは、だめだ」
兄が否定する。努めて、力強く。
「…どうして?」
「…どうしてもだ」
そして妹の両肩に両手を置いた。
「お兄ちゃん…」
妹が抱きついてきた。
両腕の下から、兄の背中に自分の腕を回し、固く抱く。
それでも未だ力弱い、精一杯の抱擁だった。
「み、未月…!」
彼女は顔までも、兄の胸に押しつけてきた。
これをもし、あからさまに拒めば…妹はショックを受けてしまうだろう。
そう刹那に兄は考え、妹の腕を振り払うことはせずにいた。
かわりに、軽く抱きしめ返した。
妹の全身から香り立つ、柔らかなボディシャンプーの香りが、とても心地よかった。
「怖くて、眠れないの…」
再び泣き出しそうな声で、そう言った。
「でも、眠らなきゃだめだ…。身体だって、すごく疲れてるんだし…」
「…眠るとアイツが夢に出てくるの。いつもいつも、同じ夢…
アイツが…わたしに…ひどいことを繰り返すの。もう…
眠ってても…目を覚ましていても…どっちが本当なのか…全然わからない…」
「…」
兄は何も言わずに、ただ妹を抱き続けた。
「お願い…お兄ちゃん、わたしが眠るまで…そばにいて…」
「わかった。それなら…」
兄は妹の身体を支え、部屋に連れて行った。
「手を…離さないでね、お兄ちゃん…。わたしが…眠るまで…」
「大丈夫だよ、未月。安心して…もうおやすみ」
「…ありがとう」
ゆっくりと、妹の瞼が下りてゆく。最後まで、兄を見つめながら。
「大好き…」
ほどなく、すうすうと柔らかな寝息をたて始めた。
兄はしばらく、そのままでいた。妹の手を握って。
妹も眠りに落ちても、兄の手を握り返していた。
ただ一つの、信じるものを手放さないかのように。
妹の眠りを妨げないように、部屋のドアを音無く閉める。
それから兄はキッチンへとまた戻った。
蛇口から水をコップに注ぎ、一気に飲み干す。
彼の頭の中では一つの光景が、何度もフラッシュバックを続けていた。
妹の…裸の全身。
ところどころ傷と痣の浮いた、白い裸身。
それは例えようもなく美しく、兄の脳裏に繰り返し、繰り返し映し出された。
そしてジーンズの前が…これ以上無いほどに、膨らんでいる事に気付く。
それを利き手で強く押さえる。
快感が走った。
そのままジッパーを下ろし、自分の分身を取り出して、激しくしごき立てたい衝動に駆られる。
―――ダメだ!
その行為にどんな意味があるのか、胸が痛むほど自分自身、解っていた。
…僕も。
僕も…あの男と同じだ。
持っていたコップを片づけ、それから眼下の引き出しを引く。
刃渡りの長い、大きめの出刃包丁が姿を見せた。
それを手に取って、まじまじと見つめる。
こいつで、あの男を…殺してやろうか?
妹をこれ以上、苦しませないように。
…違う。
お前が殺してやりたいのは、自分自身だろう?
妹に、本当は自分がしてやりたいことを、あの男がかわりにやってる。
―――嫉妬だよ。
お前だって、本当は妹を
―――実の、血の繋がった、この世でたった二人だけの兄妹なのに―――
あの男がやってるように、メチャクチャに犯してやりたいんだ。
羨ましいんだよ。お前は。あの男が。
違う!
違うもんか。嘘をつくな。誤魔化すな。
お前だって、未月の可愛いアソコに自分のブツを何度も何度も突っ込んで、
妹の泣き叫ぶ顔を見ながら、中に思いっきり射精したいんだろう?
「違うッ!」
だむっ、と激しい音をさせ、包丁の柄をテーブルに突き立てた。
皮膚が切れる感覚が刹那に伝わった。
刃の端の鈎立った部分が、彼の掌の隅をわずかに裂いていた。
「あ…」
痛みは感じなかった。全身に回った怒りのアドレナリンが、そうさせていた。
ポタ、ポタ。
2,3滴、血がテーブルにしたたり、そこで彼はやっと我に返った。
「…ちくしょう」
微かに悪態を吐いてから、包丁をまた引き出しに片づけた。
部屋の隅に置いてあった救急箱から大きめの絆創膏を取り出し、血の出る傷に蓋をする。
ティッシュが見当たらなかったので、替わりにキッチンペーパーで己が血を拭き取った。
「ちくしょう…」
もう一度そう呟き、キッチンの明かりを落とした。
それから痛む頭をさすりながら、自分も部屋へと帰る。
闇の中、着替えもせずにベッドに潜り込んだ。
毛布を頭まで被り、何かから逃れるかのように。
ざわざわする何かから。
胎児のような姿勢で。
すぐに暗い眠りへと落ちてゆく。
「…ちくしょう」
最後にもう一度だけ言った。
涙は出なかった。
そして夢を見た。
幼い頃の、妹と仲良く遊ぶ夢だった。
父と母が、傍らで微笑んでいた。
夢の中の彼らは、みんな幸せそうに見えた。
第四夜 糸冬。
この物語はニクソンです。
どんどん落ちてゆく物語です。みなさんのアウアウアーな表情が目に見え(ry
FXD殿、オイラのSSで少しでも癒されるんでしたら(そうかな?w)これからもガムバリますので。
お互い宮仕えな中年どうし(オイオイ)精一杯生きていきましょお。とか言ってみたりしてw
それから519殿、「GO一休」が不問でしたらw 単純に「語彙苦」でいかがでしょか。
イヤSS書く時に語彙が少なくて苦しむとかそういうわけじゃ…あっ刃物投げないでってばw
ではまたです。ヾ(´д`)つ―@@@@@- オミヤゲw
書き忘れ。ウゼーですけど。
婿230殿、支援サムクスコです。m( _ _ )m
いつかデェトしてね。 (←230氏女性説をいまだに唱える男w
>687 >689
わざわざありがとうございます
>3のテンプレアドレスだとずっと人大杉に飛ばされるので
まだhtml化されていないのかと思ってしまいました
結局、昨晩は体調不良でばったりと。支援一発でダウンとかどうなの、と。
…えと、きわどーいペースで落としていた長編なんですが。
全然筆が進んでおりません・゚・(ノД`)・゚・
待っててくれる人なんか居ないと思ってますけど、もし居たらアレなんで謝罪を。
代わりに「無言真言」の裏話が出来上がりそうな予感です←いつまでも旧作を引っ張ってごめんなさい_| ̄|○
>>751 本当にバイオレンスな作品で…いやいや、個人的には好きなジャンルですけどね(;´∀`)
>>750 ニクソン?ウォーターゲート事件? 三文さん、意味不明です(w
これからさらにドロドロな展開になりそうな悪寒が‥‥(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
続きが激しく楽しみですがちょっと恐いですね(w
しかし、三文さまも下戸で超甘党の中年ですか。おまけに妹萌え属性‥‥あまりにも似ている Σ( ̄□ ̄;
‥‥もしやあなたは、私の生き別れの双子のお兄さんですか?(嘘
>>753 (´д`)ノ 230さま 続き、待ってるんですけど‥‥
かく言う私も続きがまだ出来てません。まだMacの調子が悪くて調整中なもんで‥‥
なんとか今週中には投下したいなぁ。
さ〜て、アク禁解除されたんでさくっと…
ってま〜たこんな時間じゃ〜〜ん!!
>>750 葛藤してますね〜
毎回このくらい悩ませてたら、お兄ちゃんに襲われる妹の被害も減るのかしらん。(?
新作の短p…いや中編にしときましょうか。なんか凹む人いそうだし。(w
題『お兄ちゃんは心配性」
これ知ってると年代的に微妙ですな。 つーか知ってる俺はなに?
(内容とはあまり関係ありません。)
帰宅してから、ずいぶんと時間が経ってしまったように思える。
それは、妹の帰りが遅いから… 一人きりの家の中が、妙に寂しく感じる。
少し歳の離れた、目に入れても痛くないほど可愛い妹。
そんな幼い妹を、一人で外に遊びに行かせてしまったのは…失敗だったか……
理奈には、まだ俺が付いてやらなくてはいけないんだ……
何度も周辺を探し回ろうとしたが……ふと時計を見てみる。
5時20分。 まだ20分しか経ってない。
……そうだな、ちょっと遊びに夢中になってるだけかもしれないし。
でも次からは俺も付いて行ってやらないとな。
もし、可愛い妹に傷でも付いてたら… 俺は、どうすれば…
ガチャ 「ただいま…」
理奈の声だ!
「理奈!帰ってきたのか!? お兄ちゃん、心配してたんだぞ!!」
「お兄、ちゃぁん……」
玄関に急いで向かうと、そこには泣きじゃくる理奈の姿があった。
「どうした!何かあったのか!?」
「おに、お兄ちゃぁん…」
俺にしがみついて泣きじゃくる妹。その小さな体を優しく抱きしめてやる。
「こんなに泥を付けて… まさか!誰かに何かされてたとか!!」
「うん…… 私、ね……」
肯定の返事!! ……可愛い妹がすでに傷つけられていたなんて……
「そうか… いや、何も言わなくていい。 お兄ちゃんが全部忘れさせてやるからな。」
「あの…お兄ちゃん? まだ何も言ってな…」
「大丈夫。 大丈夫だからな。」
優しく抱き上げて風呂場に連れて行く。
「まずは汚れた体を洗わないとな…」
「お、お兄ちゃん…?」(なんか怖いよぅ…)
ノースリーブのワンピースをすぽんと脱がせる。
パンツにも泥が付いていて…
「かわいそうにな… こんなところも汚されちゃったのか…」
「これは… その…」
「大丈夫。兄ちゃんがしっかり洗って、きれいにしてやるからな。」
「う〜… 自分で出来るよ〜…」
お互い裸になって、理奈の体を洗ってやる。
後ろから抱きつくようにして、スポンジの泡で優しく…理奈の体を洗っていく。
「お兄ちゃん… くすぐったいよ〜…」
「ん。 じゃ手で洗うか。」
「やだやだ、もっとくすぐったい〜」
嫌がる素振りだが本気ではない。 理奈はこうやって俺に触れられるのは好きなようだ。
……誰にもこの体を、触れさせたくは、無かった…が…
「……で、なにがあったんだ?」
「……公園でね、遊んでたら……へんなおじさんに、声かけられたの。」
「理奈… そんな危ない人に着いていっちゃダメって教えただろ?」
「うん… けどね、強引に手引っ張られて…茂みのところに連れ込まれて…」
!!!! まさか…可愛い妹が、レイプされていたなんて…
こんな幼い子に欲情して手を出すなんて、人の風上にも置けないヤツだ!
そんなケダモノに汚されてしまった妹の体……
こんなに小さくて、可憐な未成熟の蕾なのに……
「かわいそうに… 今からお兄ちゃんが癒してやるからな…」
「お兄ちゃん…? 私、別に何もされて……」
「い〜やなんにも言わなくていい。 きっとまだ混乱してるだろうからな。」
手に付けた泡と共に、柔らかい足の付け根を中心にして洗っていく。
こんな小さな体を汚されてしまったなんて…
「にゅ… お兄ちゃん、なんだかふわふわする…」
「そうか… 初めてされたときは痛かったろうな…
お兄ちゃんが気持ちよくしてやるからな。」
「? 気持ち、よく?」
「そうだ。 ムリヤリしても痛いだけだから、こうやって解してやらないと……」
「よくわかんないけど… お兄ちゃんに任せてれば、大丈夫…?」
まっすぐに俺を見つめてくる瞳。とても汚されて、傷を負った物とは思えない。
理奈… 可愛い、俺の…理奈…
今度は妹の前に回って、傷が無いかじっくり観察する。
……泡がジャマだな。いったん洗い流そう。
シャワーを頭から浴びせて泡を落とす。
「……お兄ちゃん、洗うの終わったんじゃないの?」
「いや、ここはまだだ。」
ミニチュアのような、小さな性器。 まだ指を入れただけでもイッパイになりそうなそこに、
汚らしい欲望を入れられてしまったなんて… とてもそんな風には見えない。
「お兄ちゃん… 痛いよぅ…」
指を刺し込んだだけで嫌がるように身をよじる。
「ああ…まだ中が痛むんだね… じゃあ、舌で舐めてきれいにしてあげるよ。」
女性のそこを、こんなに近くで直に見るのは…実は初めてだ。
小さくて、とてもまだ入りそうには無いそこを…蹂躙されてしまったのかと思うと……
口の中に溢れ出てくる唾液を、擦り込ませるようにして…そこに舌を這わせていく。
「や…お兄ちゃん… そんなとこ舐めたら汚いよ…」
「だからきれいにしてあげるんだよ。 それに理奈のだから汚くなんかないよ。」
口に包み込んでしまいそうな程に小さなそこを舌で舐めあげていく。
触れる味は感じないが、なにかが漏れ出る感触はしてくる。
「おに、お兄ちゃん…」
ふるふると震えている体。 まだ恐怖心があるのかもしれない。
「大丈夫。 お兄ちゃんに任せて、理奈は気持ちよくなってもいいんだよ。」
「そ、そうじゃ…なくてぇ……」
「おに…ちゃ… だめぇ…」
震えていた体から、一条の流れが飛び出てきた。
予感を感じて直前に避けたが、勢いは止まらない。
「ふえぇ… おもらし、しちゃったぁ…」
黄色い流れが足元へと伝っていき、止まる頃には独特の匂いが辺りに漂い始めていた。
「おもらし、おもらししちゃったよぉ…
理奈はもう大きくなったのに、おもらししちゃったよぉ…」
また泣き始めていた。 いかん、傷ついた妹の傷口を広げてしまったか……
「大丈夫。お兄ちゃんがなんとかしてやるからな。」
足元の黄色い液体をシャワーで洗い流していく。
理奈の股間にもシャワーを当てて洗ってやる。
「お兄ちゃんが…洗ってくれてるのに… おもらし…」
「大丈夫だよ… お兄ちゃんが、ずっと守ってやるからな…」
「えぐ… お兄ちゃぁん…」
抱きついてくる理奈を優しく抱き留めてやる。
裸で妹を抱きしめているといると……心の奥から、よからぬ欲望が湧いてきた。
愛しい妹を、俺だけの物に… ずっと、守ってやれる…
俺だったら、理奈に優しくしてやれる… 性に対する恐怖も…うち消してやれる…
理奈が……好きだ……から……
前編終わり後編に続く。
今回幼い妹表現に徹してみたり。
>>732 じゃあ三文d貰います。―(´д`)(´д`)(´д`)-
ムシャムシャ… む、塩がきつい。
767 :
誤兄:04/05/26 06:44 ID:F6dchdTa
>>766 『お兄ちゃんは心配性』って言うより妄想全開、又は暴走中って感じですね(w
>>767 ‥‥貴方は朝っぱらからなんつーモノを投下してるんですか‥‥ スバラシスギル…
はらげお兄ちゃんおちついてじゃないとぼくにんしんしちゃう
>>750 アウアウアー(゚A゚)
鬼畜モード上昇中…せめて兄妹どちらかだけでも救いがあるエンディング
になってくれれば…しかしコレばかりは文士しだい…勝手な注文はいけません
ですね…とにかくGoodJobです!
>>766 三文氏食べちゃ駄目だって…。
しかしこの作品…何やら俺の「Q熱」に対抗されているような気が…
もしそうなら物書きとしては非常に名誉なんですけどね…。
>>767 絵炉ヰ…(;´Д`)ハァハァ…こ…今度は俺のSS…いや何でもないですハイ…。
772 :
誤兄:04/05/27 08:51 ID:RlBZCnfF
>>PC・Drinker さん
描きます。つか描かせてもらいますw
てゆかこんなにキボンされるとは夢にも思ってなかったり(´д`)ゝ
拙作が受け入れられてんのかどうかチト心配だったので。
それと一応過去ログ全て読み終わりました(・`ω´・)ノ
読んでる間中コカ-ンが寝たり起きたりで大変ですた(;´Д`)
過去スレでも絵師様降臨されていた様ですね。
作品が見られないのが非常に残念ですが・゚・(ノД`)・゚・
もっと早くこのスレの存在に気付いていれば……orz
ではまたノシ
ノシ
| |
| |∧_,,∧
|_|´・ω・`) <ダレモイナイ…ハルナライマノウチ……
|柱|o□ o
| ̄|―u'
""""""""""
775 :
ゴアニ:04/05/28 03:42 ID:LMIUQ3Ll
いやはやこの時間になってやっと決心付くのはどうかと思… おおぉっ!?
>>767 挿し絵がキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
これはヤバイ!!鼻血が出る!! つーかもはや感無量!!!
そうか。決め手はかなりの炉属性とおもらしだったのか…(..)φ
>>769 あれですよほら。お父さんの方だってかなり暴走ぎみ(ry
>>771 工エエェェ(゚Д゚;)ェェエエ工 そんな思いはまったく無いんですが…
風呂から上がって、きれいに洗い終わった妹の体を拭いてやった後…
そのまま、裸のままで寝室に連れて行く。
「あの… お兄ちゃん、何を……」
抱き上げられている理奈の瞳が不安に満ちている…
「大丈夫。 今度はちゃんと気持ちよくしてやるからな。」
「う…ん…」(なにする気なんだろ…?)
優しく妹のベッドへ妹の体を下ろしてやり、そこに覆い被さる。
「お兄ちゃん…? なんか、怖いよ…」
「大丈夫… 痛かったら、言えよな。」
頭を優しく一撫でした後、まずは小さな胸の周りから愛撫していく。
「あ、くすぐったいってばぁ…」
すべすべとした肌を撫でるだけで身震いをしている。
しかしまだ快感よりはくすぐったさが勝るようだ。
今度は舐めるように舌で愛撫する。
「お兄ちゃん… ふわふわして、ドキドキするよぉ…」
「気持ちいいかい?」
「よくわかんないけど… これが、『気持ちいい』なの?
教えて、お兄ちゃん…」
まだ性感というものをよくわかっていないのか、妙な言葉遣いになっている。
しかし、そんな幼さを見せる理奈に対して…俺は明らかに欲情していた。
何のことはない… 俺も理奈を汚した連中と同じってことなんだな…
少し赤らめた頬で見つめる視線… しばし見つめ合い、そして理奈を抱きしめる。
もう… 絶対離さない… 離したくない…
傷ついた妹を… 俺だけの物に、独占したい…!
お互いの素肌の感触が…風呂上がり、というだけではない体の火照りが…心地よい…
「おに、ちゃん… ちょっと、痛いよ…」
「あ、…ごめんな。」
少し身を離して妹の顔を窺う。
「……それより…もっと『気持ちいい』を、教えてよ。」
うつむいたまま、俺の腕を掴んでねだる妹……
乱暴に犯されてしまった心を癒すためにも……
「……じゃあ、次はこっちだな。」
少し足を広げさせてから、覗き込むように観察する。
「お兄ちゃん… そこも『気持ちいい』に関係あるの?」
「ああ。 むしろここが一番重要なんだ。」
「でも… オシッコするトコは…誰にも見せちゃダメって…」
「お兄ちゃんにもか? さっき漏らしたトコまで見たのに? それに……」
「や、やだ! そんなの誰にも言っちゃダメだよ、お兄ちゃん!!」
やはり汚されてしまったことを恥じているのか、必死で止めようとする。
「……わかってる。 お兄ちゃんは理奈の味方だからな。」
頭を撫でて落ち着かせる。 大丈夫…ずっと、守ってやるからな…
「うん… じゃあ…
理奈に、『気持ちいい』を… もっとしていいよ…」
先ほど見たときよりも、興奮のためか少し膨らんで見えるそこを…また舌で舐めていく。
「お兄ちゃん… よく、わかんないけど…『気持ちいい』の感じがする…
もっと…もっとしてみて……」
さっきよりも味が増している。 塩味というか、そういう味が……
「は… ふ…あ、ん…」
少しずつ、喘ぎが強まっていく。 幼くても、やはり女の性感は完成しつつあるのだ。
きっかけが、レイプという強引な物であっても…
だから、せめて俺が気持ちよくしてやらないと…
今度は指を入れて少し拡げてみる。
膣内には目立った傷もなく、柔らかな肉が指先を包んでいる。
「あ、なんか… 『気持ちいい』が…」
「痛くないか?」
「大丈夫… このぐらいなら…
もっと、奥まで… もっと、ずぽずぽして…」
「い、いいのか? 痛くないか?」
「…入れたこと、あるから…」(指を)
そうか… やっぱり公園で…
いつの間にか、理奈の秘所に肉棒が近づいていた… しかしまだ心の準備が…
「お兄ちゃん… それでずぽずぽするの?
それでしたら、『気持ちいい』なの?」
「……ああ… けど…」
「……じゃあ、早くしてよぅ…… 理奈、大丈夫だからぁ…
もっともっと、お兄ちゃんに『気持ちいい』をして欲しいよぉ…」
猫なで声で甘くねだる妹。 小さな指が、自らの秘所を掻き回しながら温かな穴へと誘っている。
そんな指の動きまで…教え込まされてしまったのか…
「……じゃあ、入れるからな……」
「うん… お兄ちゃん、入れて… もっと… 入って…く…」
すでに一度受け入れさせられていたからか、少しの抵抗だけで先端が入り込む。
そして少しずつ狭い穴へと全体を潜り込ませていくのだが……
「うわ…」
初めて味わう妹の膣内は、
常に温かいうねりを伝えつつも、絞り込むように包み込んでいく…最高の感覚だった。
これだけ解れているのなら、最初から多少動いてもいいかもしれない。
というよりは、もう我慢が出来ない。
「理奈…」
呼びかけながら、強く抱きしめる。
「お兄ちゃん… もっと、動いて…」
「!? 痛くないのか? された…ばっかりなんだろ?」
「い、痛いけど… それよりもっと、『気持ちいい』のがして…
もっともっと、お兄ちゃんに『気持ちいい』をして欲しいよ……」
頭が、痺れていく…
理奈の一番最初の男にはなれなかったが…理奈をもっともっと感じさせてやりたい。
大事な妹を…守りきれなかった分… もっと優しく、守ってやりたい…
重なっている部分から滴り落ちている液体。 手で拭ってみると、透明な中に血が混ざっていた。
もしかしたらどこか傷口から出血したのかもしれない。
しかしそれを上回る量の愛液が、妹の体内からは溢れ出てきていた。
「お兄ちゃん…
は、あう… お兄ちゃぁん…」
切なげに俺を呼ぶ声。 痛がっているのか、それとも気持ちよがっているのか…
しかし俺はそれに応えてやるほどの余裕すら無かった。
理奈に突き入れたい。
理奈を、感じたい。 感じさせたい。
……愛し、たい。 愛し合い……たい……
そんな空しい思いで妹の膣内を激しく攻め立てる。しかし理奈の顔は快楽に歪んで…
「おに、お兄ちゃん…! なんか、なんか『気持ちいい』が…!
『気持ちいい』で、理奈の体がどっか行っちゃいそうだよ…!!」
それに興奮して、さらに動きが激しくなっていく…
「理奈…! お兄ちゃんが、こうやって抱きしめててやるからな…!!」
そして快楽の一点に意識が集中して……
「うん…! お兄ちゃん、お兄ちゃん、おにい、ちゃぁん……!!!」
温かく… 溶けこむ… 溶けて、一緒に……
もう、こんな時間か…
時間を忘れるほど愛し合って…いつの間にか眠っていたらしい。
もう外が明るみ始める時間になっていた。
理奈… 理奈…? どこ行った?
まだ温かさの残るベッドに…理奈が、いない…!?
「理奈… 理奈…! 理奈!!」
暗闇の中、思わず大声を上げてしまう。
「お兄ちゃん…どうしたの? 私はここだよ…」
理奈はすぐに俺のところへ舞い戻ってきた。
「理奈… どこ行ってたんだ…」
すぐに理奈を腕の中に抱き留める。
「ん… 水飲みに行ってただけだよ。」
「理奈… 俺から離れないでくれ… 俺が、俺が、ずっとお前を守ってやらなきゃ…」
「……。 うん…お兄ちゃん…」
「ああ理奈… もう絶対に俺から離れないでくれよ…
お前に何かあったら… 俺はもう、どうしていいか…」
「大丈夫だよ… それに…今日はおやすみだから、ずっと一緒だよ。」
「理奈…ごめんな。 公園で怖い目にあったのに…
俺が、もっと傷つけるような事して…」
「お兄ちゃん…
私ね、『気持ちいい』の、してもらったの…嬉しかったよ。
だから、もう一回『気持ちいい』…してくれる?」
「ああ… 一回と言わずに、何回でもしてやるよ。」
「うん…」
「理奈… 理奈… ずっと一緒だ。
絶対離さないからな… ずっとずっと一緒にいてやるからな…
ずっとずぅっと… 守ってやるからな……」
「んもう… お兄ちゃんは、心配性なんだから…」
終わり
の後で
「だ〜か〜ら〜、本当になんにもされてないって〜」
「ホントか? PTSDとか記憶障害とかじゃないのか?」
「だから、茂みに連れ込まれたけど大声あげたら逃げてったし、
パンツの汚れはコケたときに付いただけなんだってば。」
朝になって昨日したのはSEXであり、本当は兄妹ではしてはいけない事なのだと教えたのだが…
…………どうやら本当に妹は公園で何もされていなかったらしい。
ということは俺は…………
「……。」('A`)
「お兄ちゃん…?」
「俺が、俺が理奈を傷つけた最初の人間だったなんて…」
「お兄ちゃん? だから私は別に気にしてないって…」
「鬱だ。氏のう。」∧||∧
「待って! お兄ちゃん待って〜〜〜!!!」
「…………。」('A`)
「お兄ちゃ〜ん… 元気出してよ。ずっと守ってくれるんでしょ?」
「俺にそんな資格は無いよ…」_| ̄|○
「……だったら、私が元気の出るおまじないしてあげる。」
ちゅっ
「! 理奈…!?」
「……私、お兄ちゃんの事…大好きだからね。
だから、私の事…ずっと守ってよね。
それに…初めては、全部お兄ちゃんなんだから… 責任、取ってよね…」
「理奈… 理奈〜〜」(がばあ)
終われ
もう、いいですか…?('A`)
完結。
このSSはところどころツッコミ入れながら読むと良。
ああでも挿し絵貰えたし結構いい感じだなぁ…
さーて、あっちの分の仕込みを確認しないとな…
無理矢理長編の筆を進ませたら、平行して微妙すぎる短編が出来ました('A`)
>>775 いやぁ、相変わらず良い仕事をしていらっしゃいますね(*´∀`)
ウマーです。ウマウマです。よってこんな絵を描いてもらったPCドリンカ氏の家には石を(ry
>>796 だから何故そんな明るい作調で書けるのかと小一時間(ry
…という訳で、久し振りの短編投下でございます。
『―――被告人は、前へ』
これは裁判。
罪を犯せし者共を裁き、然るべき罪の対価を与える儀式。
否。
これは、裁判のように見え、裁判でないもの。
前に進み出た少女を襲うかのように、数万の聴衆が円となって場を覆う。
『…被告人は、先日、自宅にて兄の帰宅を待っていたところ』
いつもみたいに、お兄ちゃんに可愛がってもらいたかったから。
『数時間後、その兄は女性を連れて帰宅した』
あいつは、お兄ちゃんの腕に抱きついて、幸せそうに笑ってたわ。
『それを見て逆上した被告人は、台所にあった包丁でその女性を刺殺した』
憎かった。お兄ちゃんは、私だけのものだったのに。
『その後、その場から逃げ出そうとした兄も、同様の方法で刺殺した』
…だって、お兄ちゃんは私のものだから。逃げちゃいやだったから。
『…以上で間違いは無いか、被告人?』
呼ばれた少女は、虚ろな瞳を前へ向けて、一度だけ頷いた。
『よろしい。ではこれより審議に入る』
静粛にせよ、と、小さな鐘の音が鳴り響く。
そうして創られた静かな世界は、悪意に満ちた視線で染まる。
殺意、悪意、軽蔑。まるで悪魔の晒し籠。
しばし後、裁判長の声によりて静寂は破られた。
『―――判決を、言い渡す』
少女の虚ろな瞳の中に、微かな光が宿った気がした。
『…被告人を、無期懲役に課す』
瞬間、少女は声を張り上げて叫んだ。
「私を殺してよ!殺して、私をお兄ちゃんの所へ送ってよ!」
『…やなこった』
「あの娘が悪い」 「自業自得」
「哀れだな」 「そうだそうだ」
「バカな奴」 「判決は絶対」
「悪魔だ」 「こうなって当然」
「罪を償え」『…兄殺し』 「穢れてる」
「くすくす」 「救えない」
「滅せよ」 「図々しい」
「終わりだな」 「殺人鬼」
「泣いたって無駄」 「狂い死ね」
無数に響く、悪意に満ちた声。
その中に一つ、嘲笑を込めた冷ややかな声。
『おまえは、兄殺しだ』
発狂。
―――いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
…以上です。言葉の配列で遊んだりしたのがなかなか良い感じになって楽しいですw
裁判です。ゲームの主題になってたりするあれです。「異議あり!」とか色々。
ああいう厳粛とした雰囲気は好きなんですが、いかんせん、縁の無い世界ですから(;´∀`)
長編の方はもうちょっとお待ちください。台詞が決まったから、あとはそれを補色するだけなんで。
…っていうか、作品書く前にヒロインの名前くらい決めておけよ、私_| ̄|○
では、次のポスト(今度こそ長編投下w)でお逢いしましょう。
(´д`)ノ 今このスレには俺しかいない予感の三文です。
230殿グジョブです。関係ないけどトリプがエーデルワイスです。(無理矢理)
配列遊びってのはこういうウェブ上ならではのもんです。ざわざわした群衆描写が伝わってきていい感じです。
ていうか早く長編を。お約束の体育座り &&&
孕嬰児氏の勘違い兄貴されるがまま妹SSキ━━━;y=ー(´д`)・∵. ターン━━━!!
しかしダメです。何がダメかっちゅうと、最後の方でまだ孕嬰児氏に照れがあるからです。>>終われ もう、いいですか…?('A`)
こういう時は文士たるもの、開き直らないとダメなんです。そして無理矢理読者を感動させる、とw
あとオイラを食べたりオヤジ加齢臭クサー!とか言ってるとこもダメです(言ってません)
罰としてこれからはコテ名を「孕嬰児」と名乗るようにして頂きますw 意見は却下ですw
さて、不幸の坩堝へと堕ち堕ち兄妹なジェットコースターSSの続きポストと参ります。
>>749より。
けどワタクシホントにこんな作品ポストしてていいんでしょーかみなさん。すこぶる不安だったりします未だに。
「―――でなあ、志望校が決まってないのは月野木、クラスでおまえだけなんだけどなあ…」
放課後の進路指導室。
和月の前には担任が、気怠そうに座っている。
組んだ足をカタカタと貧乏揺すりし、見てもいない用紙に視線を落としたままで。
「はあ…」
覇気なく、和月は答えた。
「…たしかにな、おまえんちの…『事情』が、あんまり普通でないのはわかるけどな、
いくら血が繋がってないとはいえ、親と進路の話が出来ない、なんてことは無いだろう?」
悪かったな。"普通でない事情"で。
「ええまあ…」
思考を表に出さずに、無難な相づちを打つ。
「もう夏休みも目の前だし、そろそろ志望校の一つぐらい、決めててもばちは当たらんだろ。
と言うかなあ、正直…まずいぞ」
そう言って担任は持っていたボールペンをガシガシと噛んだ。たぶんタバコが吸いたいのだろう。
和月はぼんやりとそのペンを眺めながら、さっきからある一つのことばかり考え続けていた。
先生に…言ってしまおうか。
妹と自分が、家の中で普段あの男に、どんな風に扱われているか。
世の中から見れば、
「父」
であるはずの、あのバケモノから。
いや…だめだ。
アイツから初めて殴られて、その次の日。
明らかに自分の顔には青痣が残っていたはずなのに、
この先生はちらっと一度、顔を見ただけで、何があったのか聞こうともしなかった。
たぶん、面倒臭いことに巻き込まれるのは勘弁、とでも思っているのだろう。
だからもし自分たちの身の上を、この"オトナの人"に話してみたところで、
自分たちのこの現実に、良い変化が生じるとは、とても思えない。
あるいは、よけいに事態を悪くしてしまうだけだろう。
目に見えている。
学校からアイツに話がゆく。
アイツは驚いた顔をして、僕たちの話を何かの冗談だと済ましてしまう。
"いやあなかなか大変なんです。…血の繋がってない親子というのは"
"そりゃあそうでしょうなあ。いや学校としても最大限の努力を"
"何かありましたらまた…"
"いやいやどうも。よろしくお願いします"
大人同士の話はそれで終わり。
そして…その後に我が身に訪れるのは、たぶんもっとひどい暴力と、
もっとひどい…妹への…陵辱だろう。
僕たちの話をまじめに聞いてくれる"オトナ"なんか、いやしない。
「…聞いてんのか?月野木?」
和月はハッと我に返り、担任が睨んでいることに気付いた。
「おまえ…もうちょっとまじめにやれよな」
「すいません…」
先生がコツコツとペンで机を叩いた。
その行為にも、何となく腹が立った。
何も言えない自分にも。
「お前の問題なんだぞ」
先生が言った。
結局答えなど出ないまま和月は開放された。時刻は五時半を回っていた。
部活に精を出す生徒達を尻目に、和月はグラウンドを横切って帰路についた。
校門のところで、妹が待っていた。
「お兄ちゃん」
「…未月」
寄りかかっていたブロック塀からぴょこんと背中を離し、妹が兄のもとへと歩いてくる。
「…今、終わったの?」
「…うん」
背後から学生たちの"ファイト、オー"の掛け声が響いていた。
「一緒に…帰ろうね」
妹が言った。
「うん…」
二人は並んで歩いていった。
「手…どうしたの?」
未月が声をかけてきた。
「ああ…ちょっとね、今日の朝御飯を…作ってる時にね、包丁で」
嘘をつく。当然のことだった。
「切ったの?」
「うん。たいしたことないけど」
そう言って和月は、ちょっと手を持ち上げて見せた。
朝に、絆創膏の替わりに巻き直した包帯。
目を覚まして、思ったよりも傷が深かったことに気付き、そう治療し直したのだった。
昨晩感じなかった痛みは、今は神経を逆撫でするほどのそれに、変化していた。
「痛いの?」
「いや、全然」
けれど妹の前では、何でもない様子を気取る。
未月の心よりは…全然大したことない。
「…ごめんね」
妹が言った。
「え?なんで?」
兄が問う。
「だってわたしも…御飯とか作るべきなのに」
鞄を前に両手で持ち、俯き加減で言った。
白い夏服を、内側からささやかに持ち上げる妹の胸に、兄の目が行った。
ちらちらと、思わず視線が向かってしまう。
…昨晩の映像のフラッシュバック。
制服のその下の、薄い乳房。
痣の浮いた。
「…いや、未月は今朝、ぐっすり眠ってたし。
それに…なんか目が冴えちゃってさ。早起きしたから…」
あまり熟睡出来なかった、とは言わない。
「朝御飯は、先に起きた方が作ればいいと思うよ」
「…アイツは、除いてだよね」
「まあね…」
…あの男が朝御飯など食べていった試しがない。
兄妹の母が亡くなってからは、ずっとそうだった。
無愛想な顔で、よれよれのワイシャツに着回しの背広。
一言も口をきかずに、ただ会社へと出かけてゆく。
朝は、二人にとって多少なりともの安息の時間だった。
アイツが、酒を口にしていない時間。
アルコールが回っていない時のあの"父"は、夜とはまるで別人とも言えた。
怒鳴りもしないし、殴りもしない。ましてや妹を裸になど。
そして時々、何も言わずに金を置いてゆく。
リビングのテーブルの上に、封筒にも入れずにむき出しの、数枚の一万円札。
"これを使え"という意味で、置いてゆくのだった。
二人は、それがこの家の習わしであることを、その現金を目にした時に、特に思い知る。
嫌でも…あの男から養われているという事実を。
「今度から、わたしも早起きするね」
顔を上げ、兄を見やってから妹が言った。
「む、無理しなくていいから…」
妹の胸元から慌てて目を逸らして、兄が言った。
「眠い時は寝てていいからさ…」
「うん…」
また俯く。
「でも、本当のこと言うと…お兄ちゃんの作る御飯って、おいしいんだ。
だから、ついお兄ちゃんに甘えたくなっちゃうんだよね…」
エヘヘ、と笑い声も付け加える。
「サ、サンキュ…」
…良かった。今日はちょっと機嫌が良いみたいだ。
そのまましばらく二人で帰路を辿った。
「公園…寄っていかない?」
夕方とはいえまだ強い斜の日差しの下、公園通りの木陰の遊歩道で、妹が突然そう言った。
「公園?」
「うん、公園。ちょっと…寄っていこうよ」
「え、なんで…」
兄が問うより先に、妹はすでに通りと公園を隔てる柵を、大跨ぎで乗り越えていた。
「ね、早く」
「う、うん」
急かされて、兄も柵を跨ぐ。
芝が綺麗に整えられた、人工林の間を二人で歩く。
樹木の間を縫うよう差す、木漏れ日と木陰のコントラストが、目に眩しかった。
ゆっくりと散策する妹に並んで、兄も歩を進めた。
「ちっちゃいころ…ここでよく遊んだよね」
前だけを見て、妹が呟いた。
兄はといえば、妹の夏服の白さに、気持ちが散っていた。
「そうだなあ…」
ちらちらと、妹を見やる。
「ね、お兄ちゃん、憶えてる?」
そう言って、兄の視線に自分のそれを絡めた。
「何を?」
逆に目を逸らす兄。
「わたしとお兄ちゃんと、お父さんとお母さんで、ここに遊びに来たときのこと」
妹の視線を、頬のあたりに感じ続ける。
「そりゃもちろん…忘れるはずないよ」
「何度も来たものね…」
「うん…」
もちろん、本当の父と母。
二人とも、もうこの世にはいない。
「じゃあ、あれは憶えてる?お兄ちゃんとわたしで…背丈を計って、樹に印を付けたの」
「あ…うん。そんなことも…あったよな」
「あの樹、どれだったかな?」
「たしか…」
二人の記憶が巡る。
「銀杏…の樹、だったよな。たしか…」
「…そうそう。たしか、こっちだったよね」
妹が軽く駆け出した。
兄も続く。
ほどなく、銀杏林の中の、一本にたどり着いた。
「これ…じゃなかったかな?」
「わたしも…そう思う」
二人でしゃがみこみ、目を凝らして幹の下の方から探していった。
すぐに、微かな傷跡を見つけ出した。
「これ…だよな」
「うん…そう。たぶん…これ、これに間違いないよ」
嬉しそうに妹が指を差す場所に、それはあった。
月日が巡るうちに、樹肌の本来の自然な色へと還ってはいたが、たしかにそれは刻まれた跡だった。
「こっちがお兄ちゃんで…」
「未月が…こっちだね」
二人の指差すその傷は、中腰になってもまだ心持ち低い場所に、しっかりと残っていた。
「ずいぶん、ちいさかったんだね。わたしたち…」
「当たり前だよ。まだ幼稚園ぐらいだったんだから…」
ふふ、と妹が笑う。
「違うよ、わたしが幼稚園でお兄ちゃんは小学一年生、だったんだよ」
「あれ、そうだっけか…」
兄も、ふふ、と笑った。
「なつかしいね…」
「ああ…」
しばらく感慨に耽る。
「…この印をつけたとき、お父さん言ったよね。秋になったら…また来ようって。
秋になったら、ぎんなんをみんなで…拾いに来ようって」
「ああ…言ってたっけ」
「お父さん…ぎんなんが好きだったよね」
「そうだったな…」
「ストーブの上で焼いて、ぱんって弾けたら、殻を割ってくれて。
お兄ちゃんとわたしに…食べさせてくれたよね」
「はは、未月なんか音に驚いて、最初なんかおっかなびっくりだったよな」
「あはは、そうだったね」
「ははは、あの時の未月の顔ったらさあ…」
笑い合う二人。
「でも…」
妹は、影を次第に表情に落としていった。
「でも…ぎんなん拾いには来られなかったんだよね…」
「…」
その年の夏の終わり。
父が突然、事故で逝ってしまったからだ。
仕事中の自動車事故。父の過失による事故だった。
若くして結婚した両親。
二人の子供をもうけ、決して裕福とは言えなかった我が家の家計を支えようと、
父は必死になって働いていたらしい。
事故を起こした日の朝、父は普段よりも、自分たち子供のことをしきりに気にしていたということだった。
そのことは、ずいぶんと後になって母から聞いた。
疲れや弱音など一言も吐かずに、ただ僕ら子供たちのことだけ。
限りなく優しかった父。
大きかった体躯。おぶってもらった広い背中。
いつも、母と一緒に笑っていた。
脳裏からは決して消し去ることなど出来ない。
大事な大事な記憶。
そして母も、今より二年前に、突然逝ってしまった。
アイツと結婚してから…わずか一年で。
そして今は、僕らはあのバケモノに面倒を見てもらっている。
なんて不条理なんだろう。世の中というものは。
あるいは…神様は。
「わたし、ぎんなん嫌い…」
妹が吐き出すように呟いた。
「お父さんを…思い出すから」
「うん…」
兄も呟く。
妹がその場にしゃがみこんだ。
兄もそうする。
妹が…また泣き出しそうだったから。
しばらく兄妹はそのまま黙っていた。
「ね…お兄ちゃん」
「うん?」
兄が顔を上げる。
妹がじっと自分を見つめていることに気付く。
揺らぐことのない、静かな瞳。
波が一つも立たない湖面のように。
自分だけが投影されている瞳。
「お兄ちゃん、ここで…キスしたの、憶えてる…?」
第五夜 糸冬。
この物語はフィクションです。
精神的生殺しのおまけ付きw
物語性を追ってゆきますと、おのずと今回のようにあまし萌えない&エチくない部分も出てきます。
ご了承くださいアウアウアー。
えーとピシドリンカ殿。すいません氏の「Q熱」なる作品にですね、えとあの、いまいち読んだ記憶がありませぬ。
というわけで競ってるわけでは…ないんですけどハイ。(´д`)ゞ
あちらでポストした作品でしたっけ?あっちは斜め読みだったりそもそも読んでなかったり…(´д`)ゞ(´д`)ゞ
では今日はこのへんで。週末で人いないのかなやぱし。ヾ(´д`)
(・∀・)ミテールヨ
>>805 | ('A`)<そんな理由で改名スカ…
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄
いやはや、自分の芯の部分に照れがあるから…踏み切れないんですよね。ええわかってますよ。∧||∧
>>804 まーた殺しちゃってますね…
願わくば長編の方はあまり死人が出ませんよふに…
>>796 いや、ツッコミ入れるどころか何故か異様に萌えてしまう自分がここにいたりする‥‥
おまけに523さまの絵も加わって威力倍増! あぁ‥‥やっぱ私は真性ロリ属性なんだな‥‥(TДT)
>>804 愛する事は狂気と紙一重‥‥そんな雰囲気を漂わせる感じがお見事です。
でもやっぱ萌えシーンが欲しいなぁ(w
>>829 >人がいない‥‥ そんなことありません。リアルタイムで読んでましたよ。
しかし、なんか切ない‥‥何が兄妹の『今』を、そして義父の心を狂わせたのか‥‥ホントに精神的生殺しだ‥‥
さて、今日は私、投下しないでおこう。それではおやすみなさい。
>>828 もう戻れない日々を思う…
切ない…切ないねぇ…
>Q熱
ホラあれ、ビニールテープですよ。(w
しかもそれって俺向けのレスなんじゃあ…
三文dも歳をt(ズガッ
>>796 例のタイトル通り“勘違いで暴走”ですか…前半のまま倒錯状態の継続
だけでなく優しいお兄ちゃんが前に出てきて一安心。そうじゃないとまるで
俺のQ(以下略
>>804 やっぱり氏(以下略 しかも妹が崩壊…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
あぁ…それから…危険ですから物は投げないで下さい。
>>829 >エチくない部分
大歓迎です。でもコレでもし完全バッドエンドになるなら…って言うか
今回の部分を読むと…ヽ(;TДT)ノ既に泣ける…
>>774-775 想像以上の傑作が…キタ━ぁwせdrftgyふじこぉぉlp;@:「
/ / 、_, 、_从
//l/ / ィ;;;;r 、__!| l|ノ l」 ,ィ
イ | l|イ! ゙ー' , l;;;j川l _,、- '"´| /:::|
!l川 ノ| " r┐ "川 _,、- ''"´ l /:::::::!
ノVl|ハト、_ ー' ノノノ| |/::::::::::|
ノノ三彡'´⌒ヽ | l:::::::::::::|
/ イ __ | | |:::::::::::::|_,、
_く○___,ノr-‐ 、`ヽ_,ノ | _,、-‐''"!:::::::::::/
r'´ / ( rー¬、_,ノ| |_,、- ''"´ 。:::::::::/
⊂| / `'l \| \ + :::::::::/
У / ヽ、 \ \ ●/::::::::/
/ / `'ー--< \ "∧:::::/
只今 ヘボ文士が狂喜乱舞しています…
835 :
ゴアニ:04/05/29 12:08 ID:x9C3DeW3
ほんとに人居ないですね…本来ならもっとレス伸びてると思うのですが。
>>796 ナニゲにメ欄で突っ込み入れてましたねw
ちなみに私炉属性では無いんですよ〜。じゃぁ何だよって聞かれると困るんですけどね(´・ω・`)ナンデモアリカ?
>>804 長編楽しみにしてます。前の場面で微妙に生殺し食らってますしw
>>829 「重い」ですねぃ。でもこのままの流れで行って欲しいってのが本音でもあります。
つか、描きたいかもとか思ってたり…。
ところで今もちまちま描いてるんですが(過去スレから)、
ちょっとペース早いかなと思いまして、頃合いを見て纏めて上げる事にしました。
あと絵に関して何か要望?みたいのが有れば聞いてみたいのですが…
何か無いですかね?お待ちしとります。
でわノシ
「・・・本気で言ってるのか?」
「もう決めたことだ。お前たちに話をしなかったのは悪かったと思ってる。」
「何で今なんだよ。もう少し・・・せめてあと一年待てなかったのかよ」
「・・・・・すまない」
両親から、離婚することを聞かされたのは、五月病も治りかけた頃だった。
ま、前々からそんな雰囲気は薄々感じてはいたけど、いざこうやって現実になると、
やはり辛いものがある。
いや、俺はまだいい。へこみかけてるとはいえ一応は社会人だし。
けど、あいつは・・・・・
「アキのことはどうすんだよ。あいつ今年高校受験だぞ」
「届けは出すが、受験が終わるまではとりあえず今のままでいこうと思う」
「・・・・・もういいや。勝手にしてくれ」
怒り・呆れ・そして、寂しさ
俺でさえこうなんだから、アキはもっと不安なんだろうな。
『あの子はしっかりしてるから大丈夫だよ』
親父の言葉が脳裏に浮かぶ。
確かにあいつはしっかりしてるよ。けど・・・・・まだ15歳の女の子なんだ。
眠れない。
実家っていうのは、もっと落ち着くところじゃなかったっけ?
正直、何だかどうでもよくなってきた。仕事、彼女、家族、その他諸々。
どうも世の中というものは、いちいち俺につらく当たるのがお好みらしい。
生き甲斐って何だ?どうやったら、人生前向きに生きていけるんだ?
限りない未来が広がっているはずの妹が、羨ましくもあり、可哀相でもあり。
と
コンコン
「お兄ちゃん、いい?」
アキ・・か。
「ああ」
寝間着姿でアキが入ってくる。
家族旅行の時でも、修学旅行の時でも、必ず持っていった枕を抱えながら、
ベッドに腰掛ける。
俺は、そのままベッドに横たわりながら、わずかな明かりに照らされた妹の横顔を見つめる。
わずかな沈黙の後、妹はゆっくりと話し出した。
「一人暮らしって、楽しい?」
「ん〜、気楽なことも多いけど、人恋しくなることもあるかな」
「そうなんだ・・・じゃあ、アタシが一緒に住んであげようか。」
「やだよ。いくら人恋しいからって妹と二人暮しなんて」
「そんなにイヤ?」
何だか少し悲しげなアキの目。慌てて取り繕う。
「イヤとかじゃなくて、しばらくは一人の気楽さを満喫したいってこと。
それに、お前今年受験だろうが。」
「じゃあ、高校決まったらお兄ちゃんとこで住んでいい?」
「何でそうなるんだよ。お前の志望校だったらここから余裕で通えるだろ」
「・・・・・・・・・・・・」
沈黙。
再びアキが話し出す。
「お兄ちゃん。明日帰るんだよね」
「ああ、そのつもりだけど」
「じゃあさ。今日は、その・・・一緒のベッドで寝ていいかな・・・?」
何言ってんだよ、ガキじゃあるまいし・・・・・言いそうになって言葉を飲み込む。
俺の隣にちょこんと座るアキの顔に浮かぶのは、微笑と・・・不安。
「・・・・・好きにしろ」
「うん。・・好きにする」
二人でベッドに横になる。幼い頃の思い出話。俺の日常。アキの日常。
まるで恋人同士のように、話は尽きることがない。
受験の手ごたえとかどうなんだ?まぁ、アキは頭いいからあまり心配してないけどな」
「・・・・・・・受験、やめようかな」
「・・・え?お前何言ってるん・・・」
「そしたら・・・お父さんも、お母さんも、ずっと一緒にいてくれるかな・・・」
・・・やっぱり気付いてたか。
「俺やお前が心配してどうこうなることじゃない。2人で決めたことみたいだからな」
「どうして、ずっと一緒にいられないの?アタシ達、家族なのに。」
アキは泣いていた。体の震えが、アキのしがみついている腕から伝わってくる。
そんなアキの涙は、いつの頃からかくすぶっていた俺の心を突き動かす。
そして俺は、そんなアキを、優しく抱きしめていた。
「泣くな、アキ。心配すんな、大丈夫だ。いざとなったら、俺がお前を守ってやるから」
冗談でも、ただの慰めでもない。間違いなく、今の俺の偽りのない言葉だった。
「ホント?ホントに守ってくれる?」
「ああ。絶対だ。」
「よかった・・・ありがと、お兄ちゃん。」
いつの間にか泣き止んでいたアキは、そのまま深い眠りに付いた。
あんなにお気に入りだったアキの枕は、ベッドの横に転がっていた。
『今日は俺がコイツの枕代わりか・・・』
安心しきった寝顔のアキは、確実に俺の何かを変えてくれた。
そして、俺もいつしか眠りに落ちていった。
おしまい
今過去レス見たら最後にSS書いたの128だってさw
一ヶ月以上たってるよ・・・
>>孕age氏
>>421で頂戴いたしましたネタ、やっと形になりました。
生殺してないどころか相変わらずエロくないのはもう諦めてください。
>>その他文士様
書きもせず、レスもせずに申し訳ない。
ハァハァしまくってたんですけどねw
ども、519です。
・・・・・・・・気が付いたらもうこのスレもう844まで来てますねー。
月日のたつのは速い。忘れられていない事を祈ります。
>>844 ・・・・・・・・・・(*´∀`)いや、漏れはコレでいいのではないかと・・・・
ってゆーか結局、コテ変えてないw
519でこれからずーっと突っ走ろうと思います。
ハーイ、お酒の勢いに乗せて残りの序章を投下しちゃいまーす!
いつもより描写がぬるい気がしますが、その辺はご愛嬌という事で見逃してやってくだーたいw
では投下します。
>>544から。3度目のポストと相成ります。
淹れたてのコーヒーの、芳ばしい湯気を顔に浴びながら。
赤いテーブルクロスのかけられたテーブルで、男は朝食を摂っていた。
「…で、気付いたら人間になっていた、と?」
テーブルの向かい側には、だぼだぼのシャツを着た少女が座っている。
大きさが合わないせいか、大きな服の首から白い肌が垣間見える。
「はい。昨夜に、背中が急に痛んで…気が付いたらここに寝ていて…」
きょとんとした表情の少女は、コーヒーの湯気越しに男の顔を見ている。
その顔には、迷子になった子猫のような、不安に満ちた表情を浮かべている。
自分の身に何が起こったか分からない子猫は、常にびくびくと怯えていて。
少し遠くで、パンの焼き上げを知らせるオーブンの音が聞こえた。
男は席を離れて、皿にパンを乗せ、コーヒーのお代わりを入れて席に戻った。
「…はてさて。どうしたものかな、この状況は」
「ああっ、ごめんなさい!ごめんなさい!」
「いや、お前が悪い訳じゃないんだが…」
パンを食べ、コーヒーを口に流し込みながら、ふと男は心境を呟いた。
すると、少女は申し訳なさそうな表情で、何度も何度も頭を下げていた。
そうして三度ほど大きく頭を下げて、しばし間を置いてから席に着いた。
「まぁ、なったものはしょうがないしな。理由は知らんけど」
「うぅ…本当にごめんなさい…」
「いや、だから謝るなって。悪い事してる訳じゃないんだし」
正直なところ、男としては、「彼女が人形である」ことなど、欠片程度にしか気にしていなかった。
昔からそうで、物事をあまり深く考えない性格だった―――良い事も、悪い事も。
今回の件も「可愛らしい少女が一人増えた」程度にしか考えていなかった。
「…それよりも、お前はどうしたいんだ?」
「―――え?」
「何もないのに人間になった、なんて有り得ないと思うんだが。
人形から変化してきたくらいなんだから、人間になりたかった理由とかあるだろう?」
投げかけられたその問いに、少女はうなだれてしまった。
男は最後のパンの欠片を口に含むと、コーヒーで腹の中に流し込んだ。
そうして口の中が空いた頃に、問いの答えが返ってきた。
「私…人間に、なりたかったんです。
…ずっと、人間が羨ましかったんです。
自由に動けて、話せて、遊べて…本当に、羨ましかったんです」
男は皿とカップを横に退けると、テーブルに肘を乗せて少女を見た。
少女はやや下向き加減に向いて話していたので、そうしないと聞き取りにくいと感じたからだ。
「二日前、私はこの店の前にダンボールに入ってましたよね。
…あの日、前の私の持ち主だった子供に、捨てられちゃったんです。
可愛くない、って言われて…ダンボール箱に入れられて、投げ捨てられました」
「………」
「前の持ち主さんにも『気味が悪い』って言われて売られました。
―――背中のこの模様が、不気味だから。気味が悪いから、と」
少女は男に背を向けると、大きなシャツを脱ぎ出した。
そうして現れた背面には、見覚えのある紋章が。
円の中には、二つの影が向き合うようにして。
片方は笑みを浮かべて嘲い、片方は涙を流して喘いでいる。
少女は背を向けたまま、下を向いていた震えていた。
その理由は、すぐに分かった。
下を向いているのは、涙を流しているから。
声が聞き取りにくいのは、嗚咽が混じっているから。
男は少女の傍まで歩み寄り、その小さな頭を撫でてやった。
そうして自分の上着を脱ぎ、かぶせるようにして少女の背にかけてやる。
「泣くなって。泣いたら可愛くなくなるぞ」
「だって…この模様のせいで、今まで…えっく…うぅ…」
さらに泣き出した少女を、男は自分の胸元に引き込んで泣かせてやった。
黒髪越しに頭を撫でて、少しでも落ち着かせようとした。
それは考えての行為でなく、自然と沸き上がってきた反応からだ。
長い黒髪が乱れ、露になった肩口にかかる。
漆黒の髪と純白の肌が絡み合い、本当に人形のような印象を受けていた。
「…あれだ、こうしよう」
「…え?」
少女の涙が収まったのを見計らって、男は話を切り出した。
肩に手をあててやや距離を放すと、真っ直ぐに少女の顔を見た。
「俺は近々、この店でやってた仕事をやり直す。
もう知ってるだろうけど、俺の仕事は「人形を治す仕事」人形のお医者さんだ」
「おいしゃさん…」
「そう。俺の仕事はとっても忙しい。一人じゃ作業が追いつかない。
―――そこで、だ。君には俺の仕事を手伝ってもらうことにしよう。
手伝いをしながら、人間のことを勉強していくといい。どうかな?」
「……おてつだい…」
「そう。そうするかどうかは、君が決めればいい」
目元に溜まった涙を指で掬って、少女はしばし考える表情をした。
しばらくして、少女は男の顔を見つめてから―――、
「…マスター」
「…ん?どうだい?そうするか…うおっ!!」
―――先程まで泣いていたその胸に、笑顔で飛び込んできた!
「嬉しいですっ!そんな素敵なことが出来るなんて…」
「ははっ、喜んでもらえたようだ。良かった」
「はい、マスター!」
嬉々とした表情を向けてくる少女を見て、男は何故かもの寂しげな表情を浮かべた。
それは、思い出したくないものを思い出してしまったような、そんな表情。
しかし、その表情を一瞬で隠すと、目の前ではしゃいでいる少女に声をかけた。
「…ああ、そうだ」
「はい?」
「君の、名前は?」
「…名前は、ありません。マスターがつけて下さい」
少し寂しそうな表情で、少女が応える。
そんな顔をするな、と言って頭を撫でてやった。
「―――それじゃあ、今日から君の名前は『ユイネ』だ。」
「ゆいね…ユイネ……」
「…ごめん、ネーミングセンスなくて」
「あっ!ううん、違うんです!」
「ユイネ」と名付けられた少女は、男を抱きこむように腕を回した。
首筋に腕が回されて、まるで抱っこをしているような体勢になった。
目前には、雪のように白くて淡い胸が晒されている。
…幼児体型に欲情する趣味はなかったが、何故かドキッとしてしまった。
「嬉しいんです…こんなに可愛い名前が貰えて…っ!」
「そうか…そいつは良かった」
自分のネーミングセンスの無さに心底呆れながら、男は安堵の溜息を吐いた。
「―――あと、俺のことは出来るだけ『お兄ちゃん』って呼んでくれ。
『マスター』って呼ばれたら、なんか落ち着かないから…頼む」
「はい、マス…じゃなくて、お兄ちゃん!」
嬉々とした表情で、ユイネはそれに応えた。
(マスター…か。やっぱり、重ねて見てしまう…)
先日の電話の声が、鼓膜にフラッシュバックする。
『あれから、立ち直れたかね?』
…いいや。まだまだですよ、ご老人。
頭を振って、余計な感情を外に弾き出す。
そうして無邪気にはしゃぐ「妹」を見ながら、男は明日からの生活を夢想した。
―――きっと、楽しくて騒がしい、大切な日々になりそうだ。
…以上です。初の投下長編「フロンダルの休日/序章」は、これにて終了でございます。
ここから先は、平日の様子(リクエスト要望など)→ターニングデイ→終幕、という流れを考えております。
―――という訳で、↑に書いてある「平日の様子」でやってほしいネタを募集します!w
甘いネタでも良し、笑いを誘うようなネタでも良し、えちぃネタでも良し(期待はするなよ?w)
出来る範囲で頑張ろうとは思うので、何か思いついたらザクザク言ってください。
…ぶっちゃけ終幕までは時間がかかると思いますが、のんびりとポストを待って頂ければ幸いです。
では今宵はこの辺りで。次のポストでお逢いしましょう。
追伸。PC・Drinker氏。二度に渡る支援、ありがとうございました。
長い沈黙を破り359氏が…そして230氏の続きが…
キ…(-_-)キ(_- )キ!(- )キッ!( )キタ(. ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
>>835 >人
こんなもんですよ。ここ極度にまったりしてるんで。
>>844 むむむ…生殺し…
変なこと考えてるお兄ちゃんなら100%襲ってますね。
んで酷いのになると孕ませたあげくに駆け落ちしてます。(w
>>862 続きキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!!!
なかなか(;´Д`)ハァハァさせますねこの子わ。
可愛い娘が泣き始めると一気に空気持っていかれますしね。(?
>リク
今思いついたのが、
『人形であった経験を生かしての逆人形プレイ』
つまりお兄ちゃんを使ったお人形ごっこ。つーかご奉仕。(w
>>862 ん〜、序章ですか‥‥だったらリクエストしちゃいましょう。生々しいエチシーンは苦手なようなんで、
(;´Д`)ハァハァな添い寝なんかどうでしょう。私の好きなシチュの『妹掛け布団』でお願いします(w
>>844 抱き枕企画の第二弾、来ましたね。私以外、誰もやってくれないんで (´・ω・`) ショボーンだったんですよ‥‥
>>835 >絵に関して何か要望‥‥
そのあたりはゴアニさまの欲望のままに描いて頂いても宜しいかと。
私らSS書きも欲望の赴くままにSSを書いていますので、ゴアニさまも『これは萌えだ!』と
思えるシーンを絵にして投下して下さい。
それでは私も久々の投下、
>>645から‥‥
息が落ち着くまでの間、俺は姉の横に寝そべり、なだめるようにその柔肌をそっと撫でていた。
滑らかで、艶やかで、温かくて、柔らかい姉の肌‥‥色々な言葉が頭に浮かぶけど、思う事は只一つだけ。
‥‥もっと姉に触れていたい‥‥そう思って、姉が落ち着いたのを見計らって声をかける。
「ちぃ‥‥俺の上に、おいで‥‥」
やや強引に姉の体を掛け布団のように俺の胸に引き上げて、両手を背中に回して抱きしめる。
「え? ちょっと!‥‥ナオ君、私、重くない?」
姉は俺を気遣って降りようとするけど、俺は抱きしめた腕を離さない。
「重くなんかないよ‥‥ちぃが柔らかくて気持ちいいから、このままでいたい‥‥いいよね」
「‥‥うん、いいよ‥‥」
姉はそう言って、俺から落ちないように足を開いてベッドに膝をつき、俺を優しく包むように抱きしめてくれた。
「‥‥やっぱり‥‥ナオ君の傍がいちばん安心できる‥‥」
固く抱き合ったまま艶やかな黒髪を、細い背中を、形良く盛り上がったお尻を俺は優しく撫で続ける。
時々ピクリと体が反応し、小さく可愛らしい喘ぎをあげる姉。
「ちぃはすごい感じやすいんだね」
「そんな事‥‥でも、ナオ君に触られてるって思ったら‥‥なんかエッチになってきちゃう‥‥」
俺からちょっと目を逸らした姉の声はどんどん小さく、更に甘えるような囁き声になっていた。
「‥‥俺、エッチなちぃも可愛くて好きだよ」
その言葉に、何か言おうとした姉の唇をキスで塞いで黙らせる。
口の中に姉のくぐもった言葉が吸い込まれていき、やがて俺の舌を受け入れてくれた。
何度キスを重ねても、まだ足らない。俺はこんなに姉に飢えている‥‥
小さく柔らかな唇をついばみ、温かくぬめる舌を絡め合い、溢れる甘い唾液を飲み干す。
‥‥もっと姉が欲しい‥‥心だけじゃ物足りない。体だけじゃ満足できない‥‥姉の全てが欲しい‥‥
そんな思いが強すぎて、知らずと姉を抱きしめる腕の力がつい強くなってしまう。
「‥‥ん‥‥ナオ君、痛い‥‥」
唇を離した姉の愛らしい顔が痛みに歪み、俺は慌てて腕の力を抜いて姉を楽にしてあげる。
「あ‥‥ごめん‥‥ちぃを離したくないって思ったら‥‥つい‥‥」
「‥‥大丈夫‥‥私はナオ君から離れたりしないから‥‥だから、もっと優しく‥‥抱いて、欲しい‥‥」
そう言って姉は、俺の上をもぞもぞと動いて胸に顔を埋めてくる。自分の言葉が恥ずかしかったらしい。
「うん、わかった‥‥もっと優しくするから‥‥大好きだよ、ちぃ‥‥」
今度は姉をそっと包むように、それでいてしっかりと守るように華奢な背中に腕を回す。
そして姉もすっかり力を抜いて俺に身を委ねている。
好きな人に抱かれる喜び。愛する人を抱きしめられる嬉しさ‥‥これが幸せって言うんだろうな‥‥
そんな幸せの静けさの中で、俺達はお互いを見つめ合う。そして、沈黙を破るように姉が口を開く。
「‥‥私も、ナオ君を‥‥べて‥‥みたいな‥‥いいよ‥‥ね?」
小さすぎる囁きは俺の耳にはっきり届かないまま、姉の手と唇が俺の胸を羽毛のように柔らかく這い出す。
「ちょっと、ちぃ‥‥待っ‥‥」
さっきのお返しとばかりに姉は俺の乳首をそっとついばみ、愛おしそうに撫でてくる。
襲いかかる指のくすぐったさと温かい舌の気持ち良さに、声なき声をあげて悶え、震えてしまう俺。
‥‥姉に胸を吸われ、舐められ、弄られてる‥‥
これだけで俺のモノは既に硬く張りつめて、いつ爆発したっておかしくない位になっている。
それを察したのか、姉はやっと乳首から唇を離し、幼くも艶に満ちた表情で微笑んでいる。
「‥‥ナオ君のおっぱい、美味しい‥‥気持ちよさそうな顔も可愛いくて、好き‥‥」
しっかり姉にイタズラされてしまった‥‥男も胸を責められると弱いんだ‥‥何故か異様に恥ずかしい‥‥
「ちぃ、イタズラしちゃダメだよ」
恥ずかしさに俺はベッドの上で姉を抱いたまま身を翻し、どさくさに紛れて膝を割って体を割り込ませて
小さな体を下に組み敷いて、可愛い乳首にそっと口をつけて赤ちゃんのように吸ってみる。
「ナオ君、ずるい‥‥んっ‥‥」
姉の胸から母乳が出る訳もないけど、一心不乱に乳首をを吸い続ける。
‥‥今はひたすら姉に甘えていたかった。そんな俺を、頭を撫でて許してくれる優しい姉。
「‥‥私だけの可愛いナオ君‥‥私のおっぱい、たくさん吸っていいからね‥‥」
まるで母が幼子に語りかけ、限りない愛を注ぐようなそんな光景。
違うのは、俺達が若い男と女で、ベッドの上で裸で絡み合い愛し合ってるって事。
その証拠に、まだ姉の胸を舌で味わっただけなのに、俺のモノはもうはちきれそうに膨れ上がっている。
‥‥姉と今すぐしたい‥‥アソコの中に入りたい‥‥そして姉の中で、気持ち良くなりたい‥‥
爆発寸前の欲望を少し堪えて、俺は手をついて上半身を起こして姉をじっと見つめる。
「ねぇ‥‥俺、このままちぃと、したい‥‥このままちぃの中に入りたい‥‥」
「‥‥それだけはダメ‥‥私もナオ君をいっぱい欲しい‥‥だけど、やっぱりナオ君は弟だから‥‥」
しばしの沈黙の後、姉は穏やかに俺を諌めて悲しそうに首を振った。
「本当は毎日だってナオ君にこうして欲しい。だけど、もしもの事があれば私達、引き離されちゃう‥‥」
もしもの事‥‥そう、もし姉が妊娠なんかしようものなら‥‥確かにその通りだ。
俺達が愛し合うってだけでも本当は危ないのに‥‥そんな危険を冒してまでも姉は俺を愛してくれるのに‥‥
「‥‥そうだね。ワガママ言ってゴメン」
「その代わり、ずっと‥‥ずっと私、ナオ君の傍にいてあげるからね」
そう言って、両手を俺に向かって伸ばしてくる。
「ねぇ、ナオくん‥‥だっこして‥‥連れてって‥‥」
どうしたいのかわからないけど、俺は何も聞かずに姉をそっと抱き上げた。
『どこ行けばいいの?』と聞くと、『私の部屋』と答えてきた。
部屋に着いて姉を降ろすと俺に背を向けて、裸のまま膝をついて箪笥の一番下を探り出す。
かわいいお尻をつきだしているポーズは、ウェストの細さと形良いヒップラインをなおさら際立たせる。
俺はそっと近づいて、その丸い肌と、その間の微かに濡れて光る『女』の部分を撫でる。
「‥‥ナオ君のエッチ‥‥」
振り向いて、恥ずかしそうに顔を赤らめ、恥じらう姿が更に欲望を高める。
「ちぃの体って、ちっちゃくって細いけど、凄くエッチだよ‥‥」
そう言って細い背中に覆いかぶさり、鮮やかな黒髪をかき分けてうなじを舐める。
「やっ‥‥だぁ‥‥んっ‥‥待って‥‥」
姉は小さく声をあげ、四つんばいのポーズを崩さないまま体を震わせている。
「ちぃ、何、探してたの?」
囁くように、『アレ‥‥』と言う姉に、『アレじゃ、わかんないよ』とワザとイジワルをする。
それも、乳首を優しく弄りながら。ちょっとした刺激にも頭を反らせて可愛い声で喘ぐ。
本日は以上です。中途半端なところで生殺しです。
230さま、支援ありがとうございました。それではおやすみなさい。
……よろしければ誰か
>>775を再うpしてください……
>>876 慌てて無断で再うpが多いから今回は作者の許可を待ってから
ということで暫くお待ち下さい。
>>876 生殺シY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y !!!
FXD氏おやしゅみ…ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ(:.;゚;Д;゚;.:)'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
またメール欄直し忘れてた …○| ̄|_
>>875 もういっちょキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!!!
ちぃタンは組み敷いたら潰れそうなほど小さい感じですね(;´Д`)ハァハァ
それなのに『アレ』を要求する大人なんですね(;´Д`)ハァハァ
でもFXD氏は重度ロリ患者…と(..)φ
たらいも。いや法事で長野まで帰ってたら・・・・
いつのまにか80レスくらい進んでてギャー(;´Д`)。
携帯からもデムパ届かないから読めないし。どないせいっちゅうねん。
顔出しできなかったお礼に短編でも。
ちょうど肩甲骨のあたりに温かさを感じた。
いや、それはすでに熱を持って綾斗の身体から汗を噴き出させている。
人間がこんなにも熱いものだとは思わなかった。
だが不快ではない。むしろ今はその容赦のないまでの熱さが心地よい。
「お兄ちゃん・・・・起きちゃった?」
「お前だってまだ起きてたのか・・・・・」
隣で話しかける妹に背を向けながら、そう返す。
「眠れる訳、ないじゃない・・・・」
寝巻き代わりに着ているシャツを、ぎゅっと掴まれる感触があった。
「まだお腹の中、じんじんする・・・・」
ごろりと寝返りをうって、妹のほうを向く。目が合った。
「悪ぃ」
言うなり、突然に妹の頬に軽くキスをする。
一瞬きょとんとした瞳が、恥ずかしげに伏せられた。
ふと時計を見る。深夜、4時半。
新聞配達のバイクがエンジンをふかす音がかすかに届く。
「綾乃・・・・・・」
自然に妹の名前が口から飛び出してしまった。
と同時に布団の下の体躯を撫でる。
「お、お兄ちゃんっ!
・・・・・・・・・・するの?」
「しようか」
綾乃が無言で頷く。
それを待っていたかのように、綾斗の手は綾乃の下着の中に
進入していった。
「んっ・・・・・・」
くちゅ、という濡れた音と共に、綾乃の口からは抑えきれなかった
快感の悦びの声が漏れる。すでに彼女の顔は赤みを帯びていた。
ちゅっ、ちゅっ、くちゅっ、にゅちゅっ・・・・
段々とその音は水気を増し、それを追いかけるように綾乃の嬌声も
しだいに大きく、いやらしくなっていった。
「気持ちいいか?」
「・・・・・・・」
「気持ちいい、よな」
「・・・・・・・うん・・・・。」
「そうか」
一気に中指をずぶりと膣内に進入させてしまう。
「うああぁぁんっ!!」
がくがくと綾乃の腰が揺れて、そのたび綾斗に擦り付けられた。
「痛くないか?」
ぶっきらぼうに、だがしかし妹を気遣う言葉をかける。
「・・・・・・・変な、感じ」
痛くはないと思うが、それでもこれ以上虐めるのはやめた。
その代わりにパジャマの前をはだけ、乳首を唇ではさむ。
「ふぁ・・・・あぅっ・・・・」
やわらかな肉の奥にたしかにあるしこりを、舌で押し込むように
愛撫してやる。綾乃が口元を押さえて声を殺す。
「なんでだろうな・・・・こうしてやるのは初めてだ」
「エッチまで・・・しちゃったのにね、私たち」
へへっ、と嬌声を堪えたまま可愛らしく笑った。
そう、確かに彼らは「した」。妹の退院記念日となる今日、
兄の部屋で。子供を作るという本能に、二人は従った。
だが―――綾乃に子孫を残すという能力は備わっていなかった。
不妊症。
だからなのか、それとも彼らが関係してしまうのは時間の問題
だったのか、そんな事はもはや気にも留めない。
ただ一つ判っているのは―――
妹はもう、処女ではない。
妹の胸に顔を押し付けて、そのまま細い身体に抱きつく。
綾乃も兄の頭を抱え込むように抱き返してくる。
二人をかすかな朝日が射した。
夜が明けるよ、お兄ちゃん。
ああ。―――朝だ。
終わり。
なんか志賀直哉全集(しかも旧字体)読んでたら白樺派っぽくなっちまいました。
「わかば」とか吸いながら読んでみてくださいw
この短編のサブタイトルは「お兄ちゃん!!ボク妊娠できないぃぃ!!」で・・・・(;´Д`)
すいません。殴ってください。_| ̄|○
ほんじゃ、ご希望通りに……
∧_∧
(,, ・∀・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >_∧∩
_/し' //. V`Д´)/ ←リゼ(r タソ
(_フ彡 /
891 :
ゴアニ:04/05/30 14:12 ID:WFkZxAfu
運動会日和━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ハッスル!!
つか、子供達を目の前にしてここ覗いてるとなんかいけない妄sんな事は置いといて…
>>844 妹抱き枕キタ ━━━━━━(*´∀`)━━━━━━ !!
ってあれ?ツヅキナイノ?(´・ω・`)ショボーン
>>862 ユイネタン(;´Д`)ハァハァ━━━━━━━!!
でもなんか結末を想像して…ドッチナンダー(;´Д`)?
…ところでトイレとかお風呂とかは初めてになるなんですよね?
ここでトイレの使い方orお風呂の入り方レクチュアーシチュなんてのを提案。
オシッコドウヤッテスルノ?コウヤルンダヨ…(;´Д`)ハァハァ ━━━━━━!!←アホ
892 :
ゴアニ:04/05/30 14:13 ID:WFkZxAfu
>>ゴアニ先生
続きありませんw
で
この続き書いてくださる文士様・・・います?w
エロイのからそうでないのまで、好き勝手に続き書いちゃってください。
俺の中では、この話は完結しておりますが、なにせ「頂き物」ですので
あれ?これってルール違反か?ひょっとして
>>892 876ではないですがありがとうございます。
(;´Д`)スンバラスィ (;´Д`)タマラネェ
>>892 号泣まであと
3
2
1
・゚・(ノД`)・゚・。ぶわっ
家宝にします・・・・・。ありがとう。有難う
ども、519です。
何だか一人取り残されてる気分だ・・・・(´・ω・`)・・・
久々の投下・・・・・この調子でいくと、次スレ持ち越し?・・・・・・・・・大して書いてもないのに・・・・
>>695より↓
(・・・・・あれ?・・・・もしかして・・・・・)
自分の身体の異変に気付き、秘所に手を伸ばす・・・・・。
身体がその本の設定に反応し、
―――――――――――――濡れている。
(ダッ・・・・ダメ!そ・・・そんなことを考えないようにするの!!)
「え・・・えーっと今日の朝御飯、何だったっけ・・・・・?」
自分でも訳のわからないことを口走り、別の方に意識を移そうとする。
だが、つい本に目が行ってしまう――――
゛あ・・・・ふっ・・・・・お兄・・・ちゃ・・・ん"
嫌がっていた少女の声も段々「女」の声と変わっていく。
゛み・・・美沙・・・・・・ゴメン・・・・俺、もう・・・・・"
兄は自分のズボンを下ろし、漫画によって描写された「男性」を自分の妹の秘所に当てがった――――
゛―――――ズブウッ!・・・ズチュ・・・・・・!"生々しい効果音が描写される――――
゛ああっ!!痛いっ!!痛いよぉ!!お兄ちゃぁぁん!"と少女が泣き叫ぶ。
゛ぐ・・・・き・・・きつい・・・・・"兄のほうは顔を歪めて快楽(苦痛?)に耐えている。
゛あ・・・あっ・・・あああっ・・・・・!"
段々と妹の苦痛の声が快楽へと変わっていく―――――
真奈は本から目を離した。
(ありえない・・・・兄妹で・・・・こんな事なんて・・・・・・)
だが、今や自分の身体は火照り、秘所へと手を伸ばす衝動が身体を突き動かす。
そっと、スカートの上から触った、と――――
―――――――ビクンッ!!
(――――ふぁっ!!)
声には出さなかったものの、身体が大きく反応してしまった。
―――――敏感になっている。
(こんなことしてたら・・・・・バカになっちゃうかも・・・・)
そう自身は思いながらも手は何故か秘所へと伸びていく。
スカートの上から秘所の形をなぞるように触る。
(―――ぁっ!!)
身体が仰け反るように反応してしまう。
(でもっ・・・・気持ちよくて・・・止まら・・・ッ・・・!)
手の動きが段々激しくなっていく。
心とは裏腹(?)に身体は「快感」を求めていた―――――――
で、ここで糸冬ッス。
完全に次スレ持ち越しヶテイですね・・・・・・
>>889 >>りぜ(ry殿
いいですネェ・・・・この細細とした布団の中での槍栗・・・・・・・
にしても・・・そのサブタイトル・・・・どっかで聞い(ry
これもきっと、何かの縁でしょう。
6の359氏の「妹抱き枕」のお話の続き、さらっと書いてみました。
先に言っておくと、氏のような甘い雰囲気もなければ、原作のような「抱き枕」なシーンもありません;y=ー( ´∀`)・∵.
…言い訳も終わったところで投下します(苦笑
―――明日、そっちにお泊りに行ってもいい?
明日か?帰ってくるのが七時くらいになるから、それから後なら。
―――うん。そうする。
…母さんは、元気にしてるか?
―――時々帰りが遅いけど、元気だよ。
そうか。無理すんなって伝えておいてくれ。
―――分かった。お兄ちゃんも無理しないでね。
ああ。じゃあそろそろ寝るよ。お休み。
実に便利な時代になったものだ。
高い金を払ってでも、労力や時間に関係なく人と逢えるのだから。
…そんなことを、パソコンの電源を落とす準備をしながら考えてみる。
一年以上前に、両親が離婚して。
アキ―――高校受験を控えていた、俺の妹―――は、母親側に引き取られた。
俺は社会人だったから、どちらにつく訳でもなく、一人で暮らす選択肢を選んだ。
親父は、何も言わずに、どうとも言えない表情をしていた。
お袋は、葬儀がどうだの遺産がどうだのとしきりに訴えていた。
そして、アキは俺の手を握って泣いていたな。
妹との二人暮らしも、離婚の際の選択肢の中にはあった。
しかし、それは結局立ち消えになった。
経済的な理由ももちろんあったが、両親が断固として許さなかったからだ。
なけなしの安月給をはたいて、俺は妹にパソコンを買ってやった。
毎月の通信代を払うことを約束して、インターネットを使用できるようにして。
妹とのメールのやり取りや、メッセンジャーの会話を出来るようにした。
それが俺にしてやれる、妹への最後の行為だったから。
あの頃に比べたら、ずっと明るくなった。
引き取られて間もない頃の、絶望に満ちた時と比べたら。
…「家族」でいられた最後の日、妹は泣いていたな。
嫌だよ。お兄ちゃんと離れたくないよ。
…今でも、時折耳に響くように、その声が。
ずっと一緒にいたいよ…なんでこうなったの…?
…声が痛々しくて、思わず目を背けてしまった、あの日。
煙草に火をつけて、窓の外を見る。
アパートの三階からでも、十分に都会のネオンが目に付く。
(そうか、明日はクリスマスか…)
飲食店の店頭に飾られた黒板に、筆記体の白文字が踊っていた。
そうして、聖夜へ向けての準備が、街のところどころで行われている。
(さて、明日の夕食は何にするかな…と)
煙草を消し、寝間着に着替え、窓のカーテンを閉めようとして外を見ると。
>>889 >>888の情景が何故か心に沁みる‥‥こういった雰囲気の描き方、好きだなぁ。
>>892 豪華なおまけ付きキタ━━━━━━ヽ(≧∇≦)ノ━━━━━━!!!!!
特にローアングルから覗く明里タソの後ろ姿に(;´Д`)ハァハァ
>>901 あと100レス分、残ってますよ‥‥( ̄ー ̄)ニヤリ
‥‥ってか私もさっさと続き書けよな。
漆黒の空を、華麗に舞って。
白い粒が、ゆっくりと降り注いでくる。
それは、幸せが沢山詰まった粒にも見えて。
この世の全ての者達を、祝福してくれているようで。
ホワイト・クリスマス。
…明日は、アキも大はしゃぎだろうな。
そんなことを考えながら、眠りに落ちる、冬の夜。
…以上です。っていうか、何故私の投下中はこうも派手に割り込まれるんでしょうか(´・ω・`)
359氏、勝手に続編もどき書いちゃってごめんなさい_| ̄|○
もう好き放題言っちゃってください。あ、「孕め」っていうのはイヤですけどw
>>908 お願いですから、書き込む前にリロードを… ・゚・(ノД`)・゚・
230さま、確認せずに不粋な割り込みカキコして申し訳ありませんでした!!!
お詫びに逝ってきます‥‥ ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
>>911FXD氏
逝く前に氏の作品の完結求む(;´Д`)ハァハァ
>>892 ごあにたんハァはxはhxはjxはjhヵshフィjkfhsgjrjgkだsjkんckvbんふぁhごあgふえひdsじゃqwせdrftgyふじこlp
うpさんくすですー
さっきの不粋な割り込みのお詫びに、230さまの
>>909の後の続きをちょっと書いてみました。
こんなのでお詫びにならないとは思いますけど‥‥何とぞお納め下さい。
「課長、悪いですけど今日は定時で上がらせてもらいますね」
「おお、いいぞ‥‥って、今日はデートか?」
「いや‥‥妹とですよ」
それとなく事情を知っている課長は、『そうか』とだけ言ってパソコンのキーボードをまた打ち始めた。
クリスマスの華やかな街並を、買い物に奔走する俺。
二人で食べるちょっとした総菜物とケーキ。それと、妹へのささやかなプレゼント。
実際、プレゼントが一番迷うところだ。妹にはどんなのが似合うんだろう‥‥
そんな事を思いながら、やたらと胸をときめかせている自分に気付き、つい苦笑いを浮かべてしまう。
慌ただしくアパートの部屋に帰り、大急ぎで準備に奔走する。
侘びしい一人暮らしの性で、片付いていない部屋を急いで掃除して、夕飯にとりかかる。
‥‥なんか、初めて好きな娘を家に招く中学生みたいだな、俺‥‥
とはいうものの、離れて暮らしていると、逢う度に妹がどんどんキレイになっていくのがはっきりとわかる。
だから、困る‥‥妹も『女』なんだってつい意識してしまうから‥‥
そんな思いを振り払い、ようやく準備が整って煙草を一服つけた頃、玄関のチャイムが妹の来訪を告げた。
「‥‥お兄ちゃん、来たよ‥‥」
「おぉ、外は寒かったろ。早く上がりな」
「うん‥‥すごく、寒かった‥‥」
そう言って俺の腕にしがみついてくる。少し震える小さな体。思わず抱きしめて、暖めてあげたくなる。
‥‥おい、それはちょっとマズイだろ‥‥心の中で、自分にツッコミをいれる。
「さて、ありあわせの物しかないけど、夕飯にしよう‥‥」
小さなテーブルにはいつもより豪華な夕食。向い合せに配置した食器や料理。
それを見た妹が、おずおずと口を開く。
「お兄ちゃん‥‥今日はお兄ちゃんの隣に座りたい‥‥」
「ん?‥‥あ、あぁ、いい‥‥けど‥‥」
いつもなら矢つぎ早にいろんな出来事を話してくるのに、今日の妹はどこかが違っていた。
‥‥なんか調子狂うな、今日は‥‥
夕食の後、二人寄り添って過ごす静かなクリスマスの夜。
妹は俺にもたれ掛かったまま離れようとしない。邪険にするのも何なので、そのままでいるけど‥‥
布越しに伝わる肌の温もりが、女の子独特のいい匂いが俺を変な気分にさせる。
(‥‥肩ぐらい抱いても‥‥いいよな‥‥)
戸惑う右手がそろそろと動き、そっと妹を包み込むと‥‥妹はさらに俺に身を寄せてきた。
‥‥ちょっとマズくないか、これって‥‥まるで‥‥恋人同士みたいじゃないか‥‥
「そ、そうだ。アキにプレゼントがあったんだよ」
この場の雰囲気を振り切ろうと俺は慌てて立ち上がり、鞄の中を探り出す。
きれいにラッピングされた小箱を手渡し、『開けてごらん』と促す。
「お兄ちゃん、ありがとう‥‥かわいいピアスだね‥‥」
言葉のわりに余り嬉しさが感じられない妹の口調。こういった物は好みじゃなかったのか? 選択ミスだったか?
本日は以上です‥‥中途半端なところで申し訳ないですけど、眠くてもうダメです。
続きは明日、必ず投下します。
920 :
ゴアニ:04/05/31 05:43 ID:DTAdf/cP
オハー(・`ω´・)ノ
519さん230さんFXDさん乙でしたー
つかFXDさん日曜深夜2時までカキコとは…無理は禁物ですよw
短めで。キタ━(゚∀゚)━ !!!!!
>>889 ほほう…どっか聞いたようなサブタイですな。( ̄ー ̄)
>>901 何故か脳内で自分と重ねてしまう妹ちゃん(;´Д`)ハァハァ
>>907>>919 むおお、コラボレーションとは高等連携してますな。
>>230先生&FXD先生
お前ら・・・・・(*^ー゚)b 漢だ!w
無茶なリクエストに答えていただきサンクスです
・・・っていつの間にかリレー小説に!?(゚Д゚;)
え〜、ちなみに兄妹の名前は自分の中で決めておりまして。
兄・・・ヒロ 妹・・・アキ 苗字・・・矢野
全部つなげ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
昨日の続き、短いですけど投下します。
>>920 誤兄さま、ご心配してくださってありがとうございます。
それでは
>>918から
「あ‥‥こういうの、アキはだめだったか? ごめん、変なの選んじゃって‥‥」
「ううん‥‥そうじゃないの。嬉しいけど‥‥」
「‥‥なぁ、何か心配事でもあるのか?」
そう問いかけても、妹はただ首を静かに振って否定するだけだった。
「でも‥‥お兄ちゃんに色々話したいコト、いっぱいあるんだ‥‥ねぇ、お風呂、先に入っていい?」
「ん? あぁ、もう沸いてるから先に入っていいよ」
俺の問いを軽くいなして風呂へと向かう妹。何が言いたかったのか気にかかる。
‥‥もう数十分で日付けが変わる。さて、布団でも敷くか‥‥
妹には俺の布団で寝てもらって、俺はできる限り厚着をして毛布にくるまって寝るしかない。
俺の部屋には客用の布団なんかないから、妹がくるといつもこうしている。
しばらく経って、風呂上がりの爽やかな匂いを漂わせて妹が戻ってきた。
「アキ、冷えないように早く布団に入って温まってな。俺も風呂、入ってくるから」
妹は素直に布団に潜り込んで、小さな手をかわいらしく振っている。
「いってらっしゃい‥‥早く帰ってきてね‥‥」
俺がカラスの行水をすませて戻ると、妹は布団に包まってちょっと不機嫌な顔をしていた。
「‥‥お兄ちゃん、遅い‥‥」
なんだその理不尽で意味不明な台詞は‥‥と思っても文句を言う訳にもいかず、無難に返事をする。
「え‥‥そうか‥‥?」
意味のない会話が途切れ、その隙に俺はトレーナーやフリースを重ね着していく。
「‥‥ねぇ、またそんなカッコして寝ちゃうの」
「しょうがないだろ、俺んところに客用の布団なんかないんだから。一緒に寝る訳にもいかないだろ」
「‥‥いいよ‥‥アタシ、お兄ちゃんと一緒に寝たい‥‥あの時みたいに‥‥」
一瞬、息がつまる。あの時‥‥両親の離婚話を聞かされた日、二人抱きしめ合って眠った夜。
「な、何言ってんだよ!‥‥そんな事‥‥」
「あの時は抱きしめてくれたよね‥‥あれがなかったらアタシ、今頃ダメになってたかもしれなかった‥‥」
潤んだ瞳が俺を見上げている。こんな悲しそうな妹の姿を見たくはない‥‥
「‥‥お兄ちゃんがいなくて寂しいよ‥‥ねぇ、アタシ達、家族なのになんで一緒にいられないの?」
その問いには俺には答えられない。そればっかりは俺にはどうにもならない‥‥
「ずっと離れて暮らしてると、お兄ちゃんを忘れちゃいそうで恐い‥‥だから今は、傍にいて欲しいの」
そんな妹の望みに、俺も今すぐ叶えてあげたい‥‥だけど‥‥俺は‥‥
‥‥逢う度にキレイになっていく妹の姿に欲情するような、汚い存在なんだよ‥‥傍にいちゃいけないんだよ。
俺の理性がダメだと命じても、つい妹をそっと抱きしめてしまい、つい本音が口をつく。
「あの時は何もしなかったけど‥‥でも、今度は我慢できないかもしれないぞ。それでも、いいのか?」
「‥‥それでもいい‥‥お兄ちゃんになら、アタシの初めてをあげても‥‥いい‥‥」
妹はそう言って目を逸らし、俺の背に腕を廻して抱きついてくる。
「‥‥わかった‥‥じゃあ、一緒に‥‥寝よっか‥‥」
本日は以上です。
なんか話が長くなっていく‥‥359さまや230さまの雰囲気を壊してる‥‥
一応、抱き枕対応作品として筋書きは出来ているんですが、上手く言葉が出てこなくていけません。
ホントにスレ汚しですいません‥‥
そろそろ次スレの妹に乗り換える時期か・・・。
"flower"
通い慣れた道を、今日も私は辿っている。
二回ノックに続けて、返事を待たずドアを開ける。それは、部屋の主から私
だけに与えられた特権だった。由利は文庫に落としていた目線を上げて、私を
見た。
「圭クン」
「何読んでんだ」
「『人間失格』」
「止せよ、ンなもん」
私は由利の小さな手から、黄色く日に焼けた本を取りあげた。
「太宰なんて読むなよ。もっと楽しい本にしろ」
「えー、でも、例えば?」
「江戸川とか、京極とか」
「ヤだ、恐いもん」
由利は吹き出すように見せて、いや、実際吹き出したのだろうが、少し咳き
込んだ。
「調子は、……良くはないか」
「悪くもないけどね」
「早く、良くなろうな」
「うん」
由利が笑ってみせる。私はいつだって、この笑みが不思議だった。私が笑い
かけるより先に笑顔を見せる由利が、どうしても分からなかった。
(何故、笑えるんだろう)
私は知らなかった。両親や上の妹には時間の兼ね合いがあって、この時間に
面会に訪れるのはいつも私一人だったから、私は由利の表情は、私と会うとき
のそれをしか知らなかったのだ。
見舞いに訪れた一時間か、二時間か、私は由利に、学校や家や世の中の出来
事を、面白おかしく脚色しながら話してやるのが常だった。
「放送、鳴ってるね」
面会時間の終了をいつもと同じテープが告げて、私たちはまじまじと顔を見
合わせる。
「ああ」
「帰っちゃうんだ」
「仕方ないだろ。明日、またな」
「うん」
私が頭を撫でると、由利は小首を傾げる様に、撫でられやすい様に、控えめ
に甘えた。そうして。
「圭クン」
由利は、血の気の薄い唇を、私に向かってつきだした。
「今日もか?」
慣れない私は、未だに困惑する。
「毎回だよ」
「勘弁してくれよ」
「いいから」
女は、こういう時にだけは、どうしてか、あるいは必然的に、強いのだ。私
は根負けして、由利の眉までかかった前髪をかき分け、現れた真白い額に唇を
乗せた。
「ひゃ」
「今日の分な」
「あ、駄目ずるい」
鞄を拾って踵を返した私の袖を、由利がつかんだ。半身を起こし、ベッドか
ら半ば乗りだしている。
「こら、危ねーだろ」
「落ちたら圭クンのせー」
「頼むよ」
「こっちの台詞だ」
由利はおどけて、しかしその数瞬の後には、ひどく心細い様な顔つきになる。
知っているのだ。私がその顔に弱いことも、こうした由利の求めに応じること
を決して、嫌っている訳ではないことも。そしてまた、由利がそれを知ってい
る事を、私も気付いている。だから。
この接吻には、家族の情以上のものが込められる。
「んっ、」
冷たい唇。大きな瞳。白い肌。視界の半ばを埋める細い、茶にも見える黒髪。
「ふう、」
再び顔を見合わせたとき、由利の顔はいつだって、普段より血色をよくして
いるのだ。
「じゃ、明日な。ちゃんと寝てろよ」
「うん、明日ね」
南向きの窓から西日が斜に差して、由利の顔に影をつくっていた。
容態が急変するまで、それからしばらくもなかった。病院からの電話を受け
て二時間後には、私たちはそちらへ集まっていた。父母が医師の説明を聞きに
別室へ行って、私と妹の亜美は外に待たされた。
夜の病院のベンチは冷たくて、手に持った熱いお茶の缶さえ、見る間に冷め
ていく様だった。
「けーすけ」
「ん」
亜美は、廊下の向こう側を睨む様にしていた。
「夜中、ついててやってよね」
「由利に?」
「そー」
「お前は」
亜美は苛立っている風で、しかし、その理由を曝そうとはしなかった。
「アタシより、けーすけがついてる方が、いーと思うからさ」
「何だ、それ」
「アタシは嫌だな、こんな男」
「オマエ失礼だぞ」
「いーの。アタシにはそー言うケンリがあるの」
亜美は苛立たしげに、両足をばたつかせた。しばらく、父母が出てきて、予
断は許さないが、どうやら峠は越した様だと言った。私は亜美に促されて、今
夜は私がついていてやると言った。母は亜美の方が良いのではないかと言った
が、私と亜美とが交代でいるから心配ないと、当の亜美が口を挟んで、そのま
ま説きふせた。父母が帰った。
// first half part finished.
壁│´・ω・)
>>梟先生
いいですね〜。「せつなさ炸裂ぅ?」「オフコ〜ス!」みたいなw
>>FXD先生
いや〜ん♥えっちw
人それぞれ読み方取り方は違うんだなぁと今更ながら実感。
今回のSSは、自分的には萌え<燃えな感じだったんです、はい。
>>842の「そんなアキの涙は、いつの頃からかくすぶっていた俺の心を突き動かす」
ていう一文がまさにそうでして。
ま、このスレ的には
>>927@FXD先生の「逢う度にキレイになっていく妹の姿に欲情する」
お兄ちゃんの方が正しいんでしょうがw
ともあれ、一応生みの親として続き(どなたが&どんな)を待っておりますです。
あぁ、娘を嫁にやる親父の気持ちって、こんなんなのかなぁ〜(多分違うw)