2 :
2:02/06/24 16:55 ID:KXHYNg9J
?
(´ー`)y-~~まだかな
6 :
うきゅ:02/06/24 19:23 ID:TIapP5/2
お待ちしております
小学生という年代は好奇心が旺盛な時期で、色々のものに興味を示します。
その中でも誰でも経験があるのは、
「オカルト」
です。
「トイレの花子さん」「理科室の人体模型の噂」「音楽室のピアノ」
誰でも、一度は耳にしたことのある話だと思います。
僕の、小学生の同級生で恭子という女の子がいました。
クラスの中では、特に目立った存在ではなくどちらかというと大人しい正確の持ち主でした。
しかし、彼女はクラスの中では違った意味で人気がありました。
彼女は「霊魂を見ることができる」というものでした。
僕はそういった物は一切信じません。
彼女は、数回「霊に会って話をしたりした」という話題が豊富で放課後や休み時間にやっていた「コワイ話」の席には必ずと言っていいほど姿を現していました。
これから話すのはそんな彼女の話です。
ワクワク
事件が起こったのはとある平日、平凡な授業の最中でした。
その時の授業の先生は担任である、岸先生の音楽の授業だったと思います。
岸先生は黒板に、各音符の音の長さや休符の意味について書いています。
もちろん、生徒達はその事柄を熱心にノートに書き写していました。
その時です。
「ボソ・・・・・・・・・・・・」
誰かが,静まり返る教室の中で小声で何かをつぶやきました。
こんな静まり返っている教室です。一斉にみんなが注目しました。
「ボソ・・・・・・・・・・・・・・・・」
またです。
黒板に書いている岸先生も振り向きその声の主の方に目を向けました。
注目の先にいたのは
恭子でした
ウンウン
11 :
1 ◆0SIBMqZQ :02/06/24 19:46 ID:Elv/ThC1
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
はっきり言って聞き取れません。
何を言っているのかさっぱり分かりません。
当人の恭子は、机に向かって全くこの注目に気づいていない様子です。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
こんどは結構大声でした。しかし、何を言っているか全く分かりません。
「豊田さん(恭子)、どうしました?授業中ですよ?」
岸先生が言いました。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
さっきよりも声が大きいです。
恭子の後ろの席に座っていた、千春は後ろから恭子の肩を叩いて知らせようとしていますが反応がないようです。
「豊田さん、具合でも悪いのですか?」
その時です。
恭子が席からすごい勢いでたち上がり言いました。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!」
話した言葉は日本語ではありませんでした
12 :
:02/06/24 19:49 ID:xHNUL5k6
お、なんだ祭りか?
13 :
しぇしぇしぇ:02/06/24 19:50 ID:ftXLGSjL
気になる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・!!!!!!
猫の手の話以来の隠れファンなので1さん頑張れ
14 :
1 ◆0SIBMqZQ :02/06/24 20:00 ID:Elv/ThC1
テレビなどで、外国のドキュメンタリー番組がよく放送されていますが、
その外国の肩が話しているような印象を受けました。
「おい豊田〜なにいってんだよ〜日本人か〜」
一斉に男子生徒がはやし立てます。
後ろの席の千春がいいます
「男子は黙ってなさいよ〜恭子ちゃんどうしたの?」
教室は、男子と女子の攻防戦になっていきます。
「静かにしなさい!」
岸先生の一喝で教室が静まり返ります。
その時千春が叫びました。
「キャー恭子ちゃんの手から血が出てるーー!!!」
左手からは血が滴り落ちており、右手にはカッターナイフを握り締めていました。
15 :
:02/06/24 20:08 ID:JAotZrvB
ふ━━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━━ん
16 :
だからさ:02/06/24 20:08 ID:yGqZaEVI
クソスレはサゲだって
17 :
亜丹生 ◆ANYUjxdg :02/06/24 20:16 ID:fTgr39rv
1さん頑張れ!!
恭子は、岸先生の引率をうけて保健室へ向かいました。
担任の先生が、いなくなったということでその時間は自習となったと思います。
「あいつなんか気持ち悪いんだよなー」
男子の一人が言います。
「霊がどうのこうのって、いつも言ってるよね」
女子も加わってきます。
「でも、手の怪我大丈夫なのかな・・」
出血についての話題に話が向かいます。
「あれ自分できったのかな・・」
どう考えても、自分で切ったとしか思いません。
その後、1日が過ぎましたが恭子は教室には戻りませんでした。
しかし、帰りの際岸先生がこんなことを言いました。
19 :
亜丹生 ◆ANYUjxdg :02/06/24 20:32 ID:fTgr39rv
まだかな〜
20 :
:02/06/24 20:34 ID:UZHlLmR3
別に新スレ立てないで
前スレでやれよ。
「豊田さんは病院へ行きました。病院の先生の診断によると、日ごろの悩みやストレスなどから来る心の病気だということです。」
岸先生が話し始めます。
「豊田さんは何故自分で自分の手をきったんですかー?」
生徒からの質問が相次ぎます。
「豊田さんは心の病気です。3日ほど休むと言う連絡がお母さんからありました。」
「豊田さんが帰ってきても、決して『何故自分で切ったんだよ』とか言わないで普段どうりに接して上げましょう」
岸先生はいいます。
生徒たちはみんな黙って聞いてます
こうしてその日は過ぎました。
三日経ちました。
恭子が学校にきました。しかし、小学生というものは人から言われたことを忘れやすい物です。
恭子はいじめの的になりました。
ちょと出かけるので、一旦中断です
待機ちう(;´Д`)ハァハァ
24 :
:02/06/24 22:58 ID:iDPK5aa0
そろそろセカンドステージでは?
25 :
:02/06/24 22:59 ID:iDPK5aa0
スマソsage
26 :
_:02/06/24 23:31 ID:XgScJh4s
1さんいつ帰ってくんのー?
27 :
_:02/06/24 23:49 ID:y5sq7wPt
明日ゆっくり読ませてもらいまふZzz
続きです。
恭子は悲惨なほどいじめられました。
上履きのなかに画鋲をいれられたり給食の中にボンドが入っていたり。
僕は興味がありませんでした。
みんなはいじめていたけど、僕は全く加勢しませんでした。
何故か。
好きでした。
恭子のことが当時の僕の「好きな人」だったんです。
しかし、恭子のことを守るような行為をすれば逆にいじめられるのは僕だ。
辛かったけど、見てみぬふりをしました。
いじめは過熱していきます。
29 :
_:02/06/24 23:59 ID:XgScJh4s
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!!!
ワクワク
30 :
1 ◆0SIBMqZQ :02/06/25 00:03 ID:Wf6A1GIx
興味が無い・・・というのは明らかな嘘です。
いじめられている恭子を見ているのが辛かった・・・
助けたかった。
しかし、弱い僕には何もして上げることはできない。
いじめの中心人物、裕輔君が恭子に向かって言います。
「お前は、悪魔の子供なんだよ」
恭子は、無視していますがその表情からは苦痛の叫びが聞こえてくるかのようでした。
裕輔君は続けます。
「お前なんか死ねよ。頭おかしいんだろ〜?生きててもしょうがないよ」
裕輔君はクラスの中でもつからを持っている存在で、スポーツ万能、典型的な番長タイプの子でした。
とうとう恭子が泣き出しました。それを見て裕輔君たちは満足したのか、運動場へ遊びに行ったようです。
「泣くのよしなよ」
僕は声をかけました
ageちまった・・
恭子はなんで私なんかに声をかけるの?といったような表情で僕を見ます。
そして、泣きます。
「あいつらもそのうち飽きるって。」
僕は言いました。
こんな根拠の無い慰めの言葉に自分に腹が立ちました。
恭子はだんだん落ちついてきました。
そして、泣くのをやめ僕のほうを見て言いました。
「ありがとう・・」
その表情は無理矢理つくった笑顔でした。
しかし、次の日からいじめの標的は僕になりました
33 :
:02/06/25 00:15 ID:Fd93x+e0
ドキドキ・・・(;´Д`)
男が、男へ対するいじめというのはひどい物ばかりです。
精神的いやがらせを初め、そのうち暴力へと変わって行きます。
裕輔君はいいます。
「お前恭子に乗り移られたんだろ〜悪魔の仲間は自分の世界へ帰れよな〜」
といって、僕の腹を蹴りました。
「知ってるか?悪魔って聖水で清めなくちゃいけないんだぜ〜」
といって、蹴られて地面にうずくまる僕を無理矢理起こしてどこかへ連れて行かれます。
どこに連れて行かれるんだろう?
着いた所はトイレでした。
裕輔君は大便器と扉を空けて
「ほら聖水だ〜清めろ〜」
といって僕を大便器の中に無理矢理顔を押し込みました。
とても臭いです
35 :
亜丹生 ◆ANYUjxdg :02/06/25 00:16 ID:Ejnh1Akz
続き気になる〜!
36 :
◆L8D/KWN6 :02/06/25 00:20 ID:5UQaA5ch
せつないな・・・。
37 :
亜丹生 ◆ANYUjxdg :02/06/25 00:20 ID:Ejnh1Akz
これってもしかしてsage進行?(汗
しまつた!ごめそ(;´Д`)
イジメは(・A・)イクナイ!!
大便器の中に顔を突っ込まれました。
裕輔君たちは飽きたのか、仲間と一緒に外にドッジボールをしに行きました。
トイレの洗面所にある石鹸で顔を洗いました。
目が痛い。石鹸は目にしみます。
教室に戻った時に頭がぬれていると、変な風に思われるのが嫌なので近く似合ったカラカラに乾いた雑巾で頭を拭きました。
教室に戻ると恭子がいました。
恭子は僕のほうに駆け寄ってきてこう言いました。
「ごめんね・・私のせいで・・」
「別にお前は悪くないよ。」
好きな子に、気を使われると男と言うものは強がりを言います。
すると恭子がこんなことを言いました。
「今日私の家で遊ばない?」
イジメの描写がなまなまスィ。・゚・(ノД`)・゚・。
これはホラー路線にゆくのかエロ路線にゆくのか気になる。
お家でオイタ・・・(;´Д`)ハァハァ
「いいよ・・」
僕は嫌々そうに言いました。
もちろん嘘です。
さっきのいじめなんか忘れるくらい嬉しいです。
「じゃあ、今日の帰りいっしょに帰ろうね」
恭子が今度は作り笑顔ではない笑みを浮かべました。
「うん・・」
また嫌々そうに答えると、僕の心は必要以上に高ぶりました。
しかし、いじめは続きます。
体育の水泳の時間が終わると、僕のパンツが無くなっていました。
「悪魔は、服なんていらね〜だろ?裸でいろよ〜」
裕輔君が言います。
今日の放課後まで我慢です。
なんだか切ないなぁ・・・小学校の頃の恋愛を思い出すよぉw
パンツは履かず、その上にジャージを着ました。
裕輔君たちはくすくす笑っています。
教室へ帰りました。
黒板に、ぼくのパンツが画鋲で止められていました。
その横には
「悪魔のパンツ触るなキケン!」
と赤いチョークで書かれていました。女子がキャーキャーわめいています。男子は笑っています。
とその時、ジャージのズボンを誰かにつかまれ、下げられました。
裕輔君でした。
僕は下着は着けていません。
一斉に、クラス中が大爆笑になります。
「だから、悪魔は服着なくてもいいって!」
裕輔君は言いました。
下半身は恭子にも見られました。
死にたいです
裕輔・・・ムカツク
47 :
:02/06/25 00:48 ID:Fd93x+e0
いやぁ・・ナマナマしいですねぇ・・・
でも、読み入ってしまうなぁ・・
絶望の世界チックで泣ける。・゚・(ノД`)・゚・。
裕輔タンのアフォ
僕はすぐにジャージを元の位置まで戻し、黒板のパンツを取って無言でトイレに向かいました。
「あいつのチンコみた〜?すごくちっちゃいよ〜」女子。
「悪魔でもチンチン生えてるんだな〜」男子。
「でも触らなくて良かった〜」女子。
「あれ教室なんか臭くなってない〜?」裕輔君。
トイレに向かっているはずなのに、その罵声は耳元で言われているような気がしました。
トイレは孤独になれて落ちつきます。
個室なんかが最高です。外からの干渉も無くて一人になれます。
僕はパンツをはきました。
びしょびしょに濡らされていました。
冷たかったけど、無理矢理履きました。
あと1時間で帰れます
50 :
亜丹生 ◆ANYUjxdg :02/06/25 01:00 ID:Ejnh1Akz
なんか悲しいお話・・・
sage忘れた・・・
おいおい、こんなんじゃねれねーよ。
熟読。。。
1時間が経って、下校の時間になりました。
僕と恭子は一緒に帰る約束でしたが、僕から断りました。
さきに帰っておいて。と伝えておきました。
一緒に帰ったら、裕輔君たちの恰好の餌食です。
僕は少しの時間図書室で時間を潰し、裕輔君たちが先にに帰るのを待ちました。
図書室なんて久しぶりにきました。
なにかおもしろそうな本がないかなと探しました。
「悪魔とその歴史」
はは・・・今の僕にぴったりな本だ。
本を見つけた場所で座りこんでその本に目を通しました。
悪魔の召還の方法、霊魂とのやり取りの仕方。
きみが悪い事柄が書かれていました。
「霊魂の呼ぶ呪文」ということがありました。
そこには恭子が音楽の授業中に叫んだ言葉が書いてありました。
今、この建物にはわたくし、独りなので、あまり怖い方向に逝くと・・・ハァハァ
「この呪文を使用するには、使用者の傷が必要です。」
「しかし、実際召還できるのは使用者の望む霊魂ではない時もあるので使用しない方が身の為です」
冗談を交えながら、その方法について語ってあります。
たまに、小学6年生の僕では読めない漢字も出てきました。
恭子はこの呪文を使ったんでしょう。
岸先生は、恭子が自分で自分の左手を傷つけたといっていました。
誰を召還したかったんだろう?
召還の仕方の部分に、召還したい人物の名前を紙に書いて、念を込めながら燃やすと書かれていました。
しかし、全部燃やしては駄目なようです。
半分は自分で持って置くと書いてありました。
恭子はその紙を自分で持っているのは間違いないようです。
時計をみると、結構な時間がたっていました。もう大丈夫でしょう。
僕は、恭子の家へと向かう為学校を出ました。
56 :
:02/06/25 01:28 ID:Fd93x+e0
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
57 :
:02/06/25 01:31 ID:qGjrMb3E
怖いけど続き気になるよ〜(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
58 :
超ひもぱん:02/06/25 01:32 ID:xxbZf157
むむ・・・・そうきたか・・・・・続きキボンヽ(`Д´)ノ
恭子の家に着きました。
裕輔君には会いませんでした。とてもホッとしているのが正直な気持ちです。
インターホンを鳴らしました。
「どちらさまですか?」
恭子本人のようです
「あ。僕だよ。遅くなってごめん」
「まっててね」
と言ってインターホンが切れます。
家の中では、ドタドタっと玄関の方に走ってくる音が近づいてきます。
そして、玄関の扉が開きました。
恭子です。
学校のジャージからピンク色のワンピースに着替えていました。
家に上がりました。両親はいないようです。そのまま階段をあがり、恭子の部屋に着きました。
中は心霊系のビデオや本、意味の分からない絵や置物が置いてありました。
本棚には、図書館で見つけたあの本がありました
60 :
:02/06/25 01:37 ID:Fd93x+e0
あの本キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
僕は、全くそれらの物には興味がないように装いました。
さすがにこれだけ固めてあると恐いからです。
部屋の中のことには触れないようにいいました。
「さて、なにしよっか〜」
すると恭子は何も言わずに、ある紙とコインを差し出してきました。
「これ知ってる?」
恭子は昼に僕に見せた作っていな笑顔を見せながら言いました。
その紙には、「あ〜ん A〜Z 0〜9 はい いいえ 」と秩序良く書き並べてある紙でした。
コインは10円玉のようです。
よく知っています。
これは
『こっくりさん』
です
62 :
:02/06/25 01:45 ID:Fd93x+e0
こっくりさん・・・(;´Д`)
キューピット様とかも流行ったなぁ・・・( ゚д゚)ナツカスィ・・
なつかしー。ちゅかこれやるなって禁止令でたようちの学校。
10円玉の上に参加者の人差し指を置き、
「こっくりさんこっくりさん、○○君の好きな人を教えてください」
などと聞きたいことを継げ、指が勝手に文字を追って答を導く。という誰もが知っている霊魂呼び出しの儀式でした。
しかしこんなものは、人が無意識のうちに指の筋肉の微妙な振動で動くように見えるだけ、ということをテレビで見たことがあります。
こんなもの恐くもなんともありません。
「別にいいよ」
僕は言いました
「やったー早くやろう!」
彼女ははしゃぎました。
恭子は自分の部屋の窓を空けました。
なんでもこっくりさんの通り道になるそうです。
紙を地面に置き、10円玉を二人の人差し指が押さえます。
「はじめるよ」恭子が言います。「うん」と僕。
「こっくりさんこっくりさん。私たちの質問に答えてください。ここにいらっしゃってください」
儀式は始まりました。
65 :
亜丹生:02/06/25 02:02 ID:Ejnh1Akz
続きドキドキ!!
「こっくりさんこっくりさん。いらっしゃいますか?」
恭子は言います。
すると、指は自然に「はい」の方向へ。
僕と恭子は目を合わせます。
「こっくりさんこっくりさん。私は何歳で結婚できますか?」
恭子は言います。
かわいらしい質問でした。恭子も結婚するんだな・・相手は誰だろう・・
10円玉は動きます。
2・・・・・・・3・・・・・
「23・・」恭子は複雑な気持ちのようです。
「相手は知らない方がいいよね」恭子は言います
こんなの嘘っぱちだと分かってますが、変な動き方されたら嫌です。
突然恭子はいいました。
「こっくりさんこっくりさん健太君(僕)の好きな人はだれですか?」
そんな・・・・・・
67 :
:02/06/25 02:08 ID:Fd93x+e0
(´Д`;)ドキドキ・・・
ドキドキするなーε=(。・д・。)フー
僕は、無理矢理10円玉を動かしました。
い・・・・・・な・・・・・・い
焦りました。まさかそんな質問をするとは。 きょうこ と答える訳にはいきません。
「なんだぁいないのかぁつまんないなぁ・・・」
恭子はがっくりしています。僕のことも知らないでいい気なんもんです。
恭子のこっくりさんへの質問は続きます。
「こっくりさんこっくりさん、健太君へのいじめはなくなりますよね?」
僕は、何も言えなかったです。
恭子は僕のことを考えてくれてました。表情は真剣です。とても真剣です。
指が動きます。
・・・・・・・・・はい・・・・・・・・・
「よっかた!」恭子が喜びます。
これでいじめがなくなってくれるとよいなぁ
しかし次の質問は、普通の考えではありませんでした。
「こっくりさんこっくりさん、裕輔を殺してください」
70 :
:02/06/25 02:21 ID:eM2Sm+85
「わ」「か」「っ」「た」
・・・・・・は・・・・・い
10円玉は「はい」の方向へと動きました。
「よかったー!殺してくれるって!これで健太君も安心だね」
恭子は笑顔で一杯です。
確かに裕輔君はやりすぎです。
死んでくれと思いました。
ですが、嘘儀式にしてもなんか嫌な気持ちです。
これで実際に裕輔君が死んだりしたらどうしよう・・・
恭子は最後の質問を聞くようです
「こっくりさんこっくりさん・・・私の・・お母さんは生き返りますか?」
72 :
:02/06/25 02:32 ID:eM2Sm+85
お母さんいないの?
じゃぁ、いま密室に2人きり・・・違う意味でドキドキ
お母さん・・・・
恭子の母親はすでに他界しているのか・・
この質問で、音楽室で霊魂を呼ぼうとしていた人物が分かりました。
恭子は、自分の母親を呼び戻そうとしていたようです。
その効果えお知るために、今こっくりさんに問い掛けています・
・・・・い・・・・い・・・・・・・・・え
答は「NO」でした。
恭子は今にも泣きそうな表情をしています。
「そっかぁ・・恭子ちゃんのお母さんてもう死んじゃってるんだ・・・」
どうゆう言葉をかけていいか分かりません。
「こっくりさんこっくりさん・・どうもありがとうございました。お帰りください」
力の無い声で彼女は言います。
しかし、10円玉は動き出しました
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
75 :
:02/06/25 02:36 ID:eM2Sm+85
でも、>71の頭
>・・・・・は・・・・・い
って、>61に[はい]に選択肢があるのになぁ、まぁいいや
76 :
1 ◆0SIBMqZQ :02/06/25 02:41 ID:cS6vMav7
「あれ?なんで動くの?」
恭子は動揺しています。
そんなこと僕に行きいても分かりません。
勝手に動きます。しかも凄いスピードで。
恭子の顔が悲しみから恐怖へとかわるのがわかります。
10円玉は数字を次々とたどって生きます。
2・・・1・・・7
「こっくりさんこっくりさん!ありがとうございました!。お帰りください」
恭子がさけびますが指は止まりません
0・・・・・2・・・・9・・・9・・・・1
ここでやっと止まりました。
21702991・・・・・・
なんだ?この数字の羅列は・・・?
指はもう動きません。
またあげてしまった・・
数字ときたかっ
79 :
:02/06/25 02:50 ID:eM2Sm+85
いまこのスレには、1 ◆0SIBMqZQ さんと ◆L8D/KWN6 さん の3人だけかな?
数字の羅列はメモし、こっくりさんは終わりました。
なにか思い当たるようなものを二人で考えましたが、全く見当がつきませんでした。
数字のことは、また考えようということになり
僕は、恭子の家から帰ることにしました。
「それじゃまた明日学校でね」恭子が笑います。
「明日ね」僕が答えます。
恭子と別れたくなかった。
2人だけの時間はあっという間に過ぎました。
ちょっと恐かったけど、幸せな時間でした。
恭子のことを考えてながら家路に着きました。
一夜明け、また地獄の日々が始まります。
裕輔君はぴんぴんしてました。
あんな儀式やっぱり嘘っぱちだ
81 :
:02/06/25 02:51 ID:eM2Sm+85
スマソ、ageちゃった・・・
回線切って(以下略
逝っちゃイヤソ(;´Д`)
寝るに寝れない続きが気になって・・・。
トリップ付けました
「21702991・・・」
考えてるのだが、ゼロが引っかかって・・・
84 :
:02/06/25 02:57 ID:3sko2EGM
オニククイタイだろ
85 :
◇333:02/06/25 02:58 ID:NBjAiABM
部屋をマクーラにして読んでるんだが・・・
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
学校に着くと、黒板に
『見よ!これが悪魔の恋文だ!』
とまた赤いチョークで書かれた横に紙が画鋲で止められていました。
クラスメイトは
「お、主人公の登場だー」
「にくいね〜ひゅーひゅー」
といった言葉が飛び交います。
紙を読みました。
「豊田恭子さんあなたのことが大好きです。
あなたとキスがしたいです。
いやらしいこともしたいです。雨宮健太より」
と書かれていました。
裕輔君がかいたに違いありません
祐輔はDQNケテーイ、逝っちゃってください
88 :
_:02/06/25 03:07 ID:KxMvZbFW
裕輔ニクタラシイー
89 :
:02/06/25 03:09 ID:ia4M8uAS
うおっ!ついフラっと立ち寄ったら引き込まれてしまったYO!
祐輔逝ってよし!
この事は、決して嘘ではありませんでした。
恭子のことは好きだし、夜眠る時に恭子の裸を思い描いたりしているのも真実です。
しかし、好きな人とそうゆうことになりたいと思うのは男として当然です。
ですが、この当然のことが僕を焦らせました。
事実であるからこそ、逆に否定したかったのです。
「裕輔お前いいかげんにしろ!」
僕は、始めて裕輔君に食って掛かりました。
これがいけなかった。
裕輔君はおっ!くっついてきたー!といわんばかりの苦笑とともに言いました。
「なんでそんなに必死になるんだよ悪魔?お前はエロくて悪魔で臭くて最低だな」
僕を攻めます。
そこへ一番来て欲しくなかった恭子が来ました
1さん、最近誤字多いけど、慌てなくてもいいよん
でもリアリティあっていいけどね
92 :
555:02/06/25 03:13 ID:BgPGCMat
93 :
:02/06/25 03:14 ID:3sko2EGM
1は小学生の頃からシコッてたのか祐輔の言う事にも一理あるな
94 :
ハラヘリ:02/06/25 03:15 ID:5WK08HWt
ヽ(`Д´)ノ ウワーン ココマデヨンダ!!
「悪魔の恋人の登場です〜拍手でお迎え下さい〜」
裕輔君がクラスメイトをはやし立てます。
それとともに拍手が巻き起こりました。
「じゃぁ悪魔の愛の賛歌をとくとごらんあれ〜」
と裕輔君が言うと、僕と恭子を裕輔の仲間が羽交い締めにし、
恭子のスカートとパンツを脱がしました。恭子の股間が目にはいってきます
とても嫌な気分になりました。なんでこんなことするんだ。裕輔君・・・。
恭子は泣き叫んでいますが、クラスメイトは「やれやれー」と言っています。
僕のほうもズボンとパンツを脱がされました。
そしてお互いの股間をこすりつけられました。
「やめろーーー!!!」僕はこういうしかありませんでした。
恭子は泣いていました
96 :
◇333:02/06/25 03:19 ID:NBjAiABM
気になって眠れなくなったょ。
>>1さん。ファンです!!サインくださいっ!!!
97 :
:02/06/25 03:19 ID:3sko2EGM
(゚∀゚) ペドか!!
半角らしくなってきた!!
98 :
:02/06/25 03:20 ID:ia4M8uAS
ひ、ひでぇ・・・
やめろーっ!祐輔ーッ!
99 :
ウワーン:02/06/25 03:20 ID:JzkPIWfJ
ヒドイ裕輔君!
100 :
555:02/06/25 03:20 ID:BgPGCMat
裕輔 市ね!!
うーわー。・゚・(ノД`)・゚・。
102 :
:02/06/25 03:23 ID:3sko2EGM
漏まえら昼ドラ見てるおばはんか?
男は泣いてはいけない。
常に強い心でいなくてはいけません。
好きな人の前だと余計です。
朝の「悪魔の賛歌」の事件から恭子は早退しました。
僕は授業を受けています。
授業中はいじめがなくていいです。岸先生の話は面白い。
岸先生は、早退の理由を気分が悪いそうですと言っていました。
裕輔君は後ろの方の席で友達と、なにか手紙のやりとりをしています。
あぁ・・これは多分僕をいじめる計画なんだろうな・・
104 :
_:02/06/25 03:25 ID:KxMvZbFW
悪魔はお前だ!裕輔君!
105 :
◇333:02/06/25 03:26 ID:NBjAiABM
これ以上何をする気だっ!!!(゜Д゜)ゴルァ!!祐輔!!!
106 :
:02/06/25 03:27 ID:r8c9A+HF
寝ようと思ってたのに、気になって寝られないyo!
107 :
:02/06/25 03:27 ID:3sko2EGM
いよいよこっくりさん発動か!!
なんか、自分もそのクラスにいる気になってきた
109 :
:02/06/25 03:31 ID:ia4M8uAS
110 :
:02/06/25 03:32 ID:3sko2EGM
犯人は岸先生。これ最強
>108
禿同。・゚・(ノД`)・゚・。
放課後になって、裕輔君に体育館に来るよう命令されました。
行きたくないですが、すっぽかすともっとひどい仕打ちにあうでしょう。
いくしかありません。
体育館につくと早速裕輔君が言いました。
「今日の朝はごめんよ・・・・」
意外でした。
裕輔君は謝罪してきました。
「いままでのいじめたのを誤りたいからついてきて・・」
裕輔君とその仲間は体育倉庫の中へと消えて行きました。
裕輔君もいいところがある。
さすがに早退してしまった恭子のことを考えてやりすぎたんだと思ったんだろう・・
僕は体育倉庫の中へ入っていきました
◆L8D/KWN6 さん、泣いてばっかだね
114 :
◇333:02/06/25 03:34 ID:NBjAiABM
遂に改心したのか!???
115 :
:02/06/25 03:35 ID:3sko2EGM
(`Д´)裕輔逝っちゃダメだ!
116 :
:02/06/25 03:36 ID:3sko2EGM
間違った.
1逝っちゃダメね。
健太罠だぞ、後ろ後ろ!(藁
イジメ生々スィから泣けるでつ。
体育倉庫((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ばさっ!
僕の上から白い網状の物が覆い被さりました。
どうやら、バレーボールに使うネットのようです。
「よし!しばれーー!」
裕輔君が言います。
騙されました。裕輔君はこんな簡単に謝ってくる子じゃなかった。
騙されました。騙されました。
雄介君の友達が僕の手首をロープで縛り、天井からつるしました。
「やめろー何する気だ!」僕はいいましたが、やめる訳がありません。
そして、裕輔君が言いました。
「よし脱がせろー」
また裸にされました
120 :
◇333:02/06/25 03:40 ID:NBjAiABM
体育倉庫の中で
>>1と祐輔が(;´д`)ハァハァハァハァ・・・
>120
そんな展開かい!(w
122 :
:02/06/25 03:43 ID:3sko2EGM
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪==ノ
∪∪
全裸にされた僕は、暴れました。
足を思いっきり蹴って見たり、体を動かしてロープを解こうとしましたが無理でした。
暴れているうちに、雄介君の体に僕の足が当たりました。
「健太てめぇ・・覚悟しろよ」
その言葉と同時に裕輔君は仲間に目で合図を送りました。
仲間はサインペンのような物を取りだし、僕の体に文字を書いていきました。
「恭子ちゃん大好きー」
「悪魔でも恋はするんだよ〜」
「恭子ちゃんのあそこきれいだった〜」
「恭子ちゃんとエッチなことしたいよ〜」
体といっても、股間のあたりに集中的に書かれました。
そして、裕輔君は待ってましたとばかりにポケットからデジタルカメラを取り出しました
124 :
:02/06/25 03:48 ID:W0jY4L4L
なんでこのスレ上がってたんだ!
気になって眠れないじゃないか!
(#・ж・)プンスカプン!
1さん続き早く〜
125 :
◇333:02/06/25 03:49 ID:NBjAiABM
健太と恭子のハメ撮り撮影会?(w
「俺の家にパソコンあるの知ってる?」
僕に裕輔君が質問してきます。
「これ、デジタルカメラって言って、パソコンにすぐに現像してプリントできる優れものなんだぜ〜いいだろ〜?」
そんな自慢は聞きたくありません。
僕が知りたいのは
それを使ってどうするか
です。
「これでお前のチンチン撮って愛しの愛しの恭子ちゃんにプレゼントして上げようとおもってさー」
悪魔は裕輔です。
あのこっくりさん願いをかなえてくれないかな・・・
「ありがたく思えよ〜」
裕輔は写真を撮り始めました。
この後とんでもない事件がぁっ!
---------------------------------------
何気に全角文字列だねこれじゃ・・・といってみる。
128 :
_:02/06/25 03:51 ID:v/coReeM
気になるぅぅぅ!!寝れないじゃないかぁ!!早く続きを!!
129 :
:02/06/25 03:53 ID:3sko2EGM
こっくりさんやらデジカメやら時代設定がわからんな
話の途中で悪いんですが、1さんが書いた話の過去ログ
ってあるんでしょうか?
誰か知ってたらお願いしますだ。
眠い・・
ここでブックマ〜〜ク
何枚撮られたでしょうか・・・
10枚ほどだったと思います。
必死に股間部分は撮られない様抵抗しましたが、限界があります。
裕輔は満足したのか、写真を撮り終わりました。
「よし。ほどけ。」
裕輔の命令と共に僕の手首を固定していたロープが解かれます。
僕は、その場に崩れました。
この場でこいつ等を殺してしまおうかと思いました。
裕輔達は笑いながら去って行きました。
泣きました。
恭子がいない今、少しくらい泣いても大丈夫でしょう。
泣きました。そして、死にたくなってきました。
ロープと、踏み台ならあります。
133 :
:02/06/25 03:57 ID:3sko2EGM
1さんの過去ログ漏れもホスィ
134 :
_:02/06/25 03:58 ID:KxMvZbFW
明日遅刻してでも全部読むぞ!
がんばれ1さん
死ぬな1さん
ヽ(`Д´)ノ ウワーン ハヤマルナヨ!!
137 :
_:02/06/25 03:59 ID:v/coReeM
健太ぁ!!死んだらだめぽ・゚・(´Д⊂)・゚・。
138 :
◇333:02/06/25 03:59 ID:NBjAiABM
死ぬのは馬鹿馬鹿しすぎます。
死ぬのは止めました。
服を着て家に帰りました。
僕の言えは両親が仕事で殆ど家にいません。
一人っきりです。
ずっと泣きました。
次の日、恭子は学校に来ませんでした。
そして、また新たないじめがはじまりました。
「無視」です
140 :
◇333:02/06/25 04:04 ID:NBjAiABM
恭子ちゃん・・・どうしちゃったの?(TдT)
141 :
_:02/06/25 04:06 ID:KxMvZbFW
みんなで仲良くすりゃーいいじゃんYO!
どうしてできないんだYO!
えと、
第1部終了ですw
眠たくなってきました。みなさんも明日仕事とかでしょう?
明日第U部を夜9時から始めます。
ageると、あらされたりして嫌なのでsageで書き始めるので、
つまらない物ですが、読んで頂ける方いましたら夜9時ごろ見てみてください。
第U部は、こっくりさんの数字の謎、恭子の霊能力、僕のいじめなど新たな展開を考えてあります。
ではみなさん有難う御座いました。
恭子タソ…(;´Д`)
無視が一番陰湿だよなぁ。
おぉ。1さんお疲れ様ですた。
145 :
◇333:02/06/25 04:11 ID:NBjAiABM
>>1 そりゃねぇだろ(w 最後まで書き続けてくれよぉ。
まぁ、今回も楽しんで読ましてもらってまふ。乙彼!
146 :
:02/06/25 04:12 ID:3sko2EGM
なんですと!!せっかく今前スレ読破したのに・・気になって寝れねぇょ!!(`Д´)/
147 :
_:02/06/25 04:13 ID:v/coReeM
1さんお疲れっす!明日楽しみにしてます!!
最後まで書きたいんですが、かなり長くなります。
展開を踏まないと矛盾した話になってしまうので。。
明日までのおsたのしみということでw
おやすみなさい・・・。
150 :
_:02/06/25 04:14 ID:KxMvZbFW
明日も楽しみだ!1さんおつかれーッス
このスレ(・∀・)イイ!!
>>1 ヽ(`Д´)ノ ウワーン オツカレサマ!!
152 :
:02/06/25 04:17 ID:3sko2EGM
∧_∧
〃,(;∩Д`)ヨヨヨ ホウチプレイ・・1サンオヤシミ
/(_ノ ィ \
⊂こ_)_)`ヽつ
1サンカナーリおもしろいです。
拍手!
けど、途中で「矛盾する」とか「新たな展開を考えてあります」とか言われると
結構冷めるカモ…。
そこらへんちょっと気を付けたほうがいいとオモワレ。
では今晩、期待してます。
ヲチ板の住民でした。
142 :1 ◆0SIBMqZQ :02/06/25 04:07 ID:cS6vMav7
明日第U部を夜9時から始めます。
・・・って、今夜でいいんでしょうか?念の為。
期待待ち(´ー`)y-~~
157 :
_:02/06/25 20:48 ID:rLjCyBy5
正座して1さんを待ってまふ。
今日の出来事act2 〜第ニ章〜
僕は、「いならい空気」です。
そこに存在するのにみんなには見えない。
しかし、「空気」は人間に必要な酸素を与えています。
見えないですが、人には重要な存在です。
しかし、僕は誰かに必要とされているのでしょうか?
たぶん必要とされてないと思います。
でも僕は、頑張って見ようと思います。
「いらない空気」
ぼくにはそんな言葉が似合っています。
159 :
◇333:02/06/25 21:12 ID:YUFmz94d
>>1さん
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
学校に着いて教室に入り、自分がクラスメイトに全く無視されていることに気がつきました。
いつもいじめられ始めたから、僕が教室に入るといじめの対象でしたがなんらかの反応はありました。
しかし今日は、誰も、何も、反応をしませんでした。
完全に無視され始めたことに気づきました。
僕の机を探しました。
ありませんでした。
裕輔君達が、何処かに持っていったのでしょう。
机は学校に来ていない恭子の席に座ることにしました。
チャイムが鳴り岸先生が教室に来ました。
席はみんな個人の好きなように変わることが出来たので、岸先生は何も言いません。
そんなことよりも、恭子が学校に来ていない。
そっちのほうが、嫌でした。
岸先生が何か言ってますが、ほとんど聞いていませんでした。
恭子に会いたい
やっぱり授業中は安心します。
みんな授業に集中するので、「無視されている」という事実をほんのわずかですが忘れることが出来ます。
しかし、授業と授業の間の休み時間はとても辛いです。
全く無視。
誰一人、僕のほうすら見ません。まるで空気です。
空気はまだ必要とされています。
僕は誰にも必要とされていません。
「無視」・・これがこれほどまでに辛いとは思いませんでした。
まだ、会話ができたほうが人間でいる気になります。
僕は耐えきれなくなりました。
休み時間に、図書館にいきました
162 :
1 ◆0SIBMqZQ :02/06/25 21:44 ID:djW7YN3H
授業と授業の間の休み時間なので、図書室には受付の図書委員もいませんでした。
僕は、そのままあの本がある場所へと向かいました。
「悪魔とその歴史」
この本があれば、裕輔を本当に「呪い殺す」ことが出来るかもしれません。
僕は、その本を本棚から抜くと図書室から持ち出しました。
本来は、図書室の本はかかりに印鑑をもらわないと持ち出せません。
罪悪感はあります。
でももうこの学校と僕は関係無くなります。
明日から、学校に行くのは止めようと思います
しまったageてしまった
164 :
ねむ:02/06/25 21:49 ID:hCDAgAzC
1さんオモロイ!!
続き早く1!
僕は図書室から出たその足で、そのまま家に帰りました。
もう岸先生やみんなには会うことは無いでしょう。
家に着くと、図書室から持ち出したこの本を全て読むことにしました。
目次が無い本です。
どこに僕が探している項目があるか分かりません。最初から読むしかないようです。
最初の方は悪魔の概念についてなど興味があるもののそれといって面白い内容ではありませんでした。
途中気になる項目がありました。
「死者を蘇らせる方法」
恭子は、母親を無くしています。
彼女は絶対この項目を読んでいるでしょう。
どうやら、死者を蘇らせるには日食の日ではないといけないようです。
そういえば、彼女の部屋に日食に関する本があったのを覚えています。
ニュースや新聞で話題になってます。
日食は1週間後でした
166 :
◇333:02/06/25 21:59 ID:YUFmz94d
ドキドキ(;´д`)ハァハァハァハァ・・・
家はいいです。孤独で素晴らしいです。
僕はずっとあの本を読んでいます。
しかし、人の呪い殺し方についてはまだ載っていません。
すでに家にこもって何日か経ったと思います。家にずっといると時間の感覚が鈍ります。
本の中に気になる項目がありました。
「聖霊の召還の方法」
聖霊・・・こっくりさんもこの部類にはいるのでしょうか
「聖霊とは物、植物全ての物に宿っています。これらの物を召還することが出来ます。
みなさんも、しっている『こっくりさん』や『キューピット様』などもこの分類に入るでしょう。
入るみたいです。読みつづけます
「これらの召還を終了する時、聖霊たちが最後に術者になんらかのメッセージを残すことがあります。それは適当な羅列に見えると思いますが
ちゃんとしたメッセージがこめられています」
数字の羅列の謎「21702991」。これのことです。
本にはこう書いてありました。
「謎の解き方は簡単です。逆から読むだけです」
168 :
:02/06/25 22:22 ID:KGGaPTzc
1992年7月21日?
それともイククニオナイニ?
誰かの誕生日?
日食の日とか?
「19920712」?
なんだこの並びは?
イククニオナイニ?語呂合せでは無いようです。
日付け?
1992年7月12日?今日は何日だっけ?
家にずっといたので今日が何日か思い出せません。
しかし、これの意味するものは日付なのは確かなようです。
何故なら今は1992年7月であることは確かだからです。
今日はは12日以降だと思います
12日・・・・・?何があった?
思い出せない。
12日は何があった?
172 :
◇333:02/06/25 22:35 ID:YUFmz94d
恭子が来なかった日か???
カーンみてたら出遅れたッ。
続きが気になルンバ(´Д`*)
174 :
1 ◆0SIBMqZQ :02/06/25 22:41 ID:djW7YN3H
12日何があったかを考えました。
新聞を持ってきました。
今日の日付は
1992年7月16日でした。
たかが4日前のことだ。何があった?思い出せない・・・
そうだ。明日恭子に会いに行こう。
恭子に聞けば何か思い出せるだろう。
こう思いましたが、「恭子に会う」というだけで、緊張と照れが僕を襲いました。
恭子に会える。恭子に会える。
心配してるだろうな。僕のこと。
明日が楽しみになってきました
175 :
_:02/06/25 22:46 ID:rLjCyBy5
んでんで?
176 :
:02/06/25 22:49 ID:9fwM3biL
1992年にデジカ(略
裕輔が自殺しました。
今日の朝刊に載っていました。学校の校舎の屋上から飛び降りたらしいです。
何故自殺と分かったかと言うと「遺書」が発見されたらしいです。
「お父さんお母さんごめんなさい」
などと書いてあったと新聞にありました。
理由は、警察が現在調査中と言うことです。
裕輔はこっくりさんに殺されたのです。呪い殺されたのです。
願いはかないました。
あぁ
今日はなんて素晴らしい日なのだろう。
これから恭子にも会うことが出来る!
いじめられ始めて、はじめて幸福感を憶えました。
僕は空気じゃない
178 :
:02/06/25 22:52 ID:bz3d3QRl
いよいよ絡みでツか?
179 :
1 ◆0SIBMqZQ :02/06/25 23:18 ID:djW7YN3H
恭子の家に着きました。
会えます。久しぶりに会えます。
何日ぶりでしょう。
インターホンを鳴らします。
「どちら様ですか?」
また恭子本人のようです。
父親は仕事で忙しいのでしょうか。
「健太です。久しぶり」
僕は言いました
「えっ・・・・・健太・・・君?」
恭子はとても驚いた様子でした。
無理もありません。いきなり学校にいかなくなり、そしていきなり恭子の家を訪れたのですから。
ドアが開きます。
そこには、あのワンピースを身につけた恭子が立っていました
180 :
:02/06/25 23:46 ID:9fwM3biL
気長に書いてね。
生暖かく見守ってるから。
181 :
1 ◆0SIBMqZQ :02/06/26 00:02 ID:46+EW1w0
彼女は驚いた顔をしていました。
しかし、その驚きもしだいに落ちついた顔になっていきます。
「健太君・・・久しぶりだね・・・あがって」
恭子はゆっくりこういうと、僕を家の中へと案内しました。
今、恭子と僕は二人っきりです。
邪魔するものは誰も居ません。
裕輔も死にました。
2階の彼女の部屋につきました。
すると、突然恭子は僕に抱きついてきました
182 :
__:02/06/26 00:12 ID:HhfA7xT6
抱きつきキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
183 :
:02/06/26 00:12 ID:axKonrDS
一応sage
184 :
_:02/06/26 00:18 ID:uNQMB8vG
恭子タン(;´Д`)ハァハァ
僕は突然の恭子の行動に驚きました。
「会いたかったよう・・・」
恭子は言います。泣いているようです。
僕はどうすればいいのか分かりませんでした。
恭子が離れ、少し自分の行動に照れてるようです。
「いきなりごめんね・・」
無理に笑顔を作って言いました。
「いいよ・・・」
僕は言いました。
「それよりあのこっくりさんの数字の羅列わかったんだ!日付だったんだよ!」
興奮したように僕がいうと
「やっぱりそう・・」
恭子が言いました。
え?恭子はしっていたのか?
「逆に読むんだ!1992年7月12日!この日なにがあったか恭子ちゃん知らない?」
僕が聞きます。
「・・・・・わかんない・・・」
恭子が少し間を空けて言います。
「そっかぁ・・・・・」
恭子も知らないようでした。
一体この日は何があったのでしょう?
絶対になにかが起こっているはずです。
恭子がいいます。
「そんなことより健太君!明日何の日か知ってる?」
明日・・・・何の日だったでしょう・・・・?
「明日は日食だよ!死者をよみがえらせることができるんだよ!」
そうでした。明日は日食です。
明日恭子は母を行生き返らせるつもりです。
187 :
間延び:02/06/26 00:31 ID:Rg3L2RlD
(・A・)フムフム
わくわく!
楽しみ!!
死者を生き返らせる為には次のことをしなければなりません。
1、日食が始まったら人型に切った紙人形を100枚用意する。
2、それを次の昼の12時までに、一枚一枚すべて一つずつ燃やす。
3、101枚目の紙人形に、生きかえらせたい人の名前を書いて燃やす。
これがうまく行くと、死者が生きかえると書いてありました。
明日の日食は、11時50分頃からと書いてありました。時間は10分しかありません。
恭子には、こんな悪魔に染まるようなことをさせてはいけません。
こっくりさんの裕輔君を呪い殺した前例もあります。
とても嫌な予感がします。
明日は、恭子を止めることにします。
190 :
間延び:02/06/26 00:37 ID:Rg3L2RlD
1さんのペースが上がった!!
1さんがむばってください!!!
1さん
まじで、ファンデス。がむばってください。
日食の日になりました。
恭子を止めます。
こんな方法でお母さんを生きかえらせてもどうしよもない。
なにもかわらない。
僕がいる。
恭子はぼくが守る。
いままで、恭子の前では弱い僕しか見せてなかった。
今度こそは、強い僕、空気じゃない僕を見せる、
恭子をそんな宗教じみた行為に走らせちゃいけない。
恭子はいつも笑顔を僕に見せていてくれれば良いんだ。
これが、僕の始めての
「本当の勇気」。
恭子の家に向かいました。
インターホンを鳴らします。
時刻は11時30分。
日食が始まるまで、あと少し。
この少しの時間ですが、恭子を説得して見せます。
「はいどちら様。」
でたのは恭子本人でした。
やはり今日も彼女一人のようです。
「健太です。」
僕は言いました。
「今日は、日食でしょ?僕も手伝うよ。儀式を」
こうでも言わないと、恭子はいれてくれないでしょう。
「・・・・・・・・」
恭子は黙っています。
「・・・・分かった待ってて」
よし。中に入ればこちらのものです。
195 :
間延び:02/06/26 00:52 ID:Rg3L2RlD
(・A・)フムフム
恭子がドアを空けるまで少し時間がかかりました。
悩んでいるのでしょうか?
時刻は11時40分。
日食が始まるまであと10分。
このまま僕が時間を稼げば、彼女は何も出来ずに終わる。
しかし、ドアは開きました。
「いいよ、はいって。」
彼女は言います。
僕は、恭子の表情がとても悲しい物になっていることに気づきます。
本来なら、母が生きかえるかもしれないっていうときにする表情ではないように思います。
階段を上り、恭子の部屋へ。
恭子の部屋のなかに入りました。
そこには、すでに紙で作られた人型の人形が沢山床に置かれていました
|A・) ・・・
時間は11時50分。ついに日食が始まりました。恭子は何も言わずに、紙人形を燃やし始めました。
「やめろ」
僕がいいました。
「え?」恭子は不思議そうな目で僕を見ます。
「そんなことしちゃ駄目だ。」
恭子は黙ってそのまま紙人形を紙人形を燃やしつづけました。
「そんなことで生きかえっても、何も変わらないぞ!」
恭子は燃やしつづけます。
「やめるんだ!」
恭子の手は止まりません。
「黙って見てて!!」恭子がついに言いました。
その気迫に僕は少し後ずさりましたが、今日こそは言います。恭子を守ります。
「恭子ちゃんがそんなコトしたってお母さんはよろこばないぞ!」
恭子は何もいいません。そして紙人形を燃やします。
時間は11時55分。紙人形は半分くらいが灰になりました
うおぉ・・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
祐輔が生き(略
昨日に続き、部屋に独りポツーン・・・更に白い猫と一緒。
しかもこの猫、わたくしになついていないので超怖い(;´Д`)ハァハァ
恭子は手を止めることなく燃やしつづけました。
止めなければ・・・・
止めなければ・・・・・・
人形も後わずかになってしまいました。
僕は、きょうこの手を無理矢理止めました。
「やめるんだ!!」
「離して!時間が無いの!!!!」
恭子は無理矢理手を振り解いて燃やし始めます。
後わずかです。時間は11時58分。
あと10枚ほどです。
止めなければ!「やめるんだー!」
僕は恭子の頬を殴ってしまいました。恭子の手が止まりました。
「・・・お願い最後までやらせて。お願い・・・・」
恭子は泣いています。僕は恭子を殴りました。
「泣きながら恭子は名前が書いていない紙を全て焼き終わりました。
残すは一枚です
殴っちゃいやーぽ(;´Д`)ノシ
誰の名前が書かれているのか・・・?
衝撃の事実は、この後スグ!
205 :
:02/06/26 01:17 ID:rEgJ7Ytp
裕輔って書いたらかなり斬新だが
・・・で、パパは?
「これを燃やせば生きかえるんだ・・・御願い燃やさせて・・・」
恭子は泣いています。
顔がぐちゃぐちゃになってしまっています。
59分。
僕は、名前が書いてある紙を持った恭子の手を両手で押さえ、燃やせないようにしました。
「おねがい・・・・・おねがい!!」
恭子の叫びが聞こえます。
ピピピ・・ピピピ・・
恭子の部屋の時計が鳴ります。
12時になりました。
最後の紙は、燃えていません。恭子は泣いています。その時恭子は僕の予想をはるかに越えた言葉を口に下のです。
「生きかえらせたかったのは、お母さんなんかじゃなかったのに!」
208 :
:02/06/26 01:19 ID:udO+UAfb
>205
俺はそれを予想してたんだけど…。
え?
オカアサンジャナイ?
なんて言ったんだ?恭子は?
お母さんなんかじゃない・・・・??
誰を蘇らせたかったんだ?
僕の心は訳がわからなくなりました。
そして一つのことに辿りつきました。
まさか・・・・・・・・・・・
裕輔?
210 :
:02/06/26 01:22 ID:rEgJ7Ytp
(゚Д゚)マジデスカ!!
( ゚д゚)ポカーン
裕輔?じゃなかったら・・・。まさか?
ドッキドキですわ!マジで(w
僕は、必死で握り締めてくしゃくしゃになっている名前の書いた紙人形を恭子から奪い取ろうとしました。
「やめて!!!!お願い!!!!」
恭子は凄い力で離しません。
「なんて書いてあるんだ!裕輔か!恭子ちゃんが生きかえらせたかったのは裕輔なのか!!!」
ぼくは興奮して、きょうこの手を無理矢理こじ開け様としていました。
「だめぇーーーみちゃだめーーー!!!!」
恭子は抵抗します。そして大声で泣きます
僕はやっとの思いで恭子から紙を奪いました
「みちゃだめーーーー!!!!」
恭子はいいます。僕は構わず、その紙に書いてある名前を読みました。
紙には「雨宮健太」と書かれていました
215 :
:02/06/26 01:26 ID:udO+UAfb
健太?
ギャーーーーーーーーーーーー
217 :
:02/06/26 01:26 ID:VbAJlsXG
( ´_ゝ`)オレ?
218 :
:02/06/26 01:27 ID:rEgJ7Ytp
(゚Д゚)健太うしろーーーーー!!!
219 :
:02/06/26 01:27 ID:axKonrDS
じゃ,恭子が呪い殺そうとしたのは・・・
健太って主人公???
221 :
:02/06/26 01:29 ID:udO+UAfb
第一部と第二部の合間に健太は(略
あのとき死んでたのかよう!!
そりゃ無視されて当然だよう!!
ど=なってん!!!
だんだん話が見えてきたが、あえてここはしっかり"1"さんの話を聞きたい。
225 :
( ´_ゝ`):02/06/26 01:31 ID:VbAJlsXG
やっぱオレか?
226 :
:02/06/26 01:32 ID:rEgJ7Ytp
1=健太つまりこのスレは(略
シックスセン(略?
〜エピローグ 1〜
1992年7月13日 朝刊
昨日12日○○小学校の体育倉庫で、この学校に通う小学生6年生雨宮健太君が首を吊って死んでいるのを見まわりの教員が発見した。
雨宮君は発見された当時全裸で、下半身部分にサインペンなどで書かれた雨宮君を罵倒する悪戯書きと、手首に縛られた後があると発表した。
警察は雨宮君がいじめを苦にして自殺したのではないかと引き続き捜査をすると共に、いじめがなかったかどうか調べて行くということだ。
○○小学校の校長は・・・・・・・・
ズリ(;´Д`)ハァハァ
230 :
:02/06/26 01:33 ID:T/xNRz5Y
なるほどー。
シックスセンス・・・?
おれ、まだみてねーよ・・・
232 :
:02/06/26 01:34 ID:udO+UAfb
12日に市んだのか。なる。
233 :
:02/06/26 01:34 ID:rEgJ7Ytp
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)えぇ!?
たのしかーたよ。
>>1さん、乙!
act3もきぼん!
正直、毎日読みたい(;´Д`)ハァハァ
236 :
:02/06/26 01:37 ID:axKonrDS
ってことは恭子も・・・
237 :
:02/06/26 01:39 ID:axKonrDS
エピローグ2は?
238 :
_:02/06/26 01:39 ID:OqA3/+Y/
まるで『アザーズ』みたいなオチですな。でもすごい面白かったYO!!
239 :
:02/06/26 01:40 ID:rEgJ7Ytp
誕生日オチキボンヌ
〜エピローグ 2〜
僕は、とても穏やかな気分です。あの時、恭子を止めて良かったと思います。
生きかえっていたならば、僕はどうなっていたでしょう。
僕は恭子とは会話を交わすことが出来ます。
幸せな気持ちです。
最近は、植物を育てることに興味を持ちました。
僕は最後に勇気を覚えました。
今恭子は僕の隣で寝息を立てています。寝顔がとても可愛いです。少し大人になったような感じがします。
幸せな時間が、ずっと続きます。
恭子と僕はこれからずっと一緒です。
fin
241 :
:02/06/26 01:46 ID:udO+UAfb
なんで恭子は健太が市ぬことを前もって知ってたのかが激しく気になる。
それはおいといて
本当に面白かったよ。1さん乙かれ、ありがと。
なんかすっげ〜いい話!
ハッピーエンドじゃないけど(w
243 :
:02/06/26 01:46 ID:axKonrDS
デジカメの説明とか新聞記事の書き方あたりは
結構あらっぽいけど,なんかひきつけるものがあるね
すごくよかったです。
あしたもあるんですか?是非
>1 さん、「あとがき」よろしこ
246 :
:02/06/26 01:52 ID:rEgJ7Ytp
健太は1部で死んでたんだろ?恭子はその後母から健太蘇らせようとしてるんじゃないの?
あれ?俺もわかんなくなってきたぞ
247 :
:02/06/26 01:55 ID:rEgJ7Ytp
え〜と
後書きです。
途中で読んでいる人いるのかな〜って思ってすこし時間を置いたりしたことをまず誤ります。
レスがついて間を置いた方が、切る書き方に動きが出ますからね。
今回のact2は書いていてやばい!って思った部分が多かったです。
写真も最初は現像にしよとしました。でも股間が映ってたら現像してくれないじゃないですか。(汗
そこらへんこ考えて急遽デジカメに。
その前に時代設定(こっくりさんの暗号)を出してしまってしまった〜っと思いました。
act3は全く考えていません(藁
まぁ。素人の小説です読んでくださった方に感謝します
ありがとうございました
おつかれさまです。
act3を期待してねまふ。
act3を楽しみに待ってますぅ。
>>1さん、本当に乙彼様でした!
251 :
:02/06/26 02:02 ID:2m5YS6Mh
あ、「霊魂を呼ぶ呪文」と「聖霊の召還の方法」と
「死者を蘇らせる方法」がごっちゃになってた。スマソ。
>246の解釈で合ってると思われ。
>248
素人でもイイ!!!アンコール。
252 :
:02/06/26 02:04 ID:bf9nsPPt
>>1さん乙でした。おもしろかったです。
新作まってますYO!
1 ◆0SIBMqZQ さん、凹でしたぁ!
また続編思いついたら、コソーリ予告して下さい♪
他の方でも、我こそは!という方もOK?
いやぁ、半角じゃあ久々の良スレです。
お疲れ様ですた!おもろかったっす!
やっぱ、映画「シックスセンス」意識してましたか? <1
256 :
:02/06/26 02:10 ID:rEgJ7Ytp
やっぱ猫の手みたいな実話風のが半角ウけはいいと思われ。
>>255 最後の落ちを考えたのは、じつはコックリさんを書いているときです。w
って僕の場合いつもそうですが、すべて書きながらストーリーを組み立てます。
最初に書いておいたり、イメージしたりはしません
途中おちに苦しくなりました
シックスセンスだーって言われるだろうなみたいなことは考えましたけどね
act3やるとしたらどのようなストーリーがいいですか?
まぁ自己満足スレになってるので、続けて見ようかなと。
259 :
:02/06/26 02:14 ID:CiRZCp/L
>>1さんお疲れさまでしたー
ドキドキしながら読ませてもらいますた
カメラはデジカメじゃなくてポラロイドとかにすればよかったかも
次回作、激しく期待しております
260 :
~:02/06/26 02:16 ID:9PzXHe2o
…面白すぎ
act3にも期待してます
やっぱり(w
でも文才ありますよぉ、考えながらでしょ?
小説家になれますよ!そのときは、PN「1 ◆0SIBMqZQ」 でねっ♪
みなさん有難う御座います。
読んでくださった人結構いるみたいですな・・
はずかしいです
えとみなさんの要望通り懲りずにact3書きたいと思います
次の中でどれがいいですか?
★推理小説風の作品
★act1のように、意味不可思議系
★完全なグロ系
★恋愛物
推理小説風っ!
しかも1週間ぐらいかけて・・・って、>1さん大変だよね?
推理小説風読んでみたいなぁ・・・。
>>264 多分そこまで時間をかけると読み手側が飽きてしまうと・・
推理小説風はすでに案があったりしてw
推理小説風の作品がいい!!
268 :
十津川:02/06/26 02:40 ID:AbMkQZem
1さん
とっても面白かったです。
欲を言えば
西村京太郎氏みたくもっと裏切ってくれ
期待してるよ
269 :
十津川:02/06/26 02:42 ID:AbMkQZem
ごめんなさい
アゲてしまいました
推理小説書くのかおめ?
かけかけますかけはやくかけ
本格か?それとも人物描写を重視するタイプ科?
超楽しみじゃねーか。
271 :
:02/06/26 02:43 ID:bf9nsPPt
>>1 推理小説風がみたいです。
じっくり構想を練ってくらさい。
期待してまっせ〜
推理小説風の欠点は
「登場人物が多くなる」
「話が長くなる」
です。結局は犯人が必要です。
よって登場人物が多くなくてはいけません。
ですがリアルタイムで書きこむ性質上、とても構想を練る必要がありますね・・
また、人物関係も矛盾が出ないようにしなければ行けません。
act1の登場人物は4人、act2は登場人物は4〜5人です。
書いた後に思いました。難しいですね・・・・・・
ACT2も十分展開を推理させてくれてホント楽しかった
次回作も期待(w
>>1 楽しませてもらった。
★完全なグロ系を希望します。
>>256 ゴルァ!!!!!!!!!!!!!!!!!
〜今日の出来事 act2〜 ショートストーリー「とある日曜日」
僕が死んで、5年が経ちました。
恭子はもう、高校2年生です。
僕のほうも魂であると自分で認識できているので、高校二年生ぐらいの知識と成長はしています。
恭子は部屋に僕がいて当然のような気分になっています。
平気で着替えたり、お風呂から上がって下着姿のまま出て来たり・・
さすがにおばさんです。
僕のほうも何も感じなくなってきました。
「慣れ」というものは恐い物です。
277 :
KORN:02/06/26 16:19 ID:5yRLahn4
イマイチだナァ
恭子は、一切部屋から霊魂に関する本や置物を捨てました。
今の恭子の部屋は、まさに女の子の部屋になっています。
本物の幽霊と一緒にすんでいるんです。実物に勝る本はないでしょう。
最近、恭子はお化粧をして学校にいきます。
色気づきました。
お化粧をしている恭子に毎朝僕は言います。
「最近の若いもんは・・・」
僕までおじさんのような発言をしています。
しかし、恭子は最近なにかを僕に隠しています。
学校からの返りが遅いです
気になる
たまに、急いで学校から帰ってきてそのまますぐに着替えて何処かに出かけるということも多いです。
あまり僕とお話をしてくれません。
さすがに寂しいですし、何に夢中になっているのか嫉妬します。
とある日曜日、恭子はどこかへ出かける準備をしました。
「何処へ行くの?」
僕は思いきって聞きました。
「・・・・ん?ちょっとね」
恭子はとぼけます。
「最近なにしてるの?学校からの帰りも遅いし・・・」
「部活が忙しくて・・・」
恭子は嘘をついています。恭子は嘘をついた後鼻を手でこする癖があります。
「じゃぁいってくるね」
恭子は出かけます。僕は後を追うことにしました。
続きは夜書きます
281 :
:02/06/26 17:09 ID:pyZuJbpo
282 :
:02/06/26 17:33 ID:gr1hn0g/
再開キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
普通に考えれば・・・恭子タン・・男?(´・ω・`)
えっと再開と言ってもact3までの場繋ぎということで
ショートストーリーですので・・
夜から再開しようと思ったけど
これからまた書き始めます
284 :
:02/06/26 17:41 ID:rbRMI0fH
なぜ92年の設定なのか木になる
恭子が向かった先は、彼女の家から少し離れたところの駅でした。
僕は、霊魂だけども空を飛んだり身を隠したりすることは出来ません。
いたって普通の人間と同じです。
まぁあえていえば恭子しか見えないことと、壁を抜けれることでしょうか。
遠くから恭子を見張りました。
駅の構内には入らず、切符売り場の所で立っています。
時計を見たりして時間を気にしているようです。
電車が来ますが、恭子は全く焦りなどはない様子。
すると恭子は笑顔をある方向に向けて、手を振りました。
その方向にいたのは恭子と同じ年齢くらいの男でした。
恭子はその男に僕に今まで見せたことの無いような笑顔を振るまき、男の肩を叩きました。
何かを話しているようですが、声は聞こえません。
男・・・・男・・・・恭子に彼氏が・・
そうだよな・・もう高校2年だもんな・・・
男ぐらい出来ても不思議じゃない・・・
恭子はその男と切符を買い、駅の構内に入っていきました。
僕はもう追う必要は無くなりました。
僕はそのまま、恭子の家へと帰りました
287 :
:02/06/26 18:11 ID:pyZuJbpo
せつないいぃぃん
288 :
287:02/06/26 18:14 ID:pyZuJbpo
すまん。あげてしまった。逝ってきやす。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
僕は魂です。雨宮健太の魂です。
本当の人間ではないです。
恭子は人間です。
人間は、人間に恋をします。
そんなことは、当たり前のことです。
恭子のことは、今でも好きです。
しかし、恭子の心は今は違うところにあります。
僕は、恭子の家を出ることにしました
健太ぁぁぁぁ・・・ 女にふられた時の切なさを思い出すよ。
僕は、行くとこなどありません。
恭子の家の近くにある、公園のベンチに今日は1日座っています。
人間達の恋人は楽しそうです。
お互いの顔を見つめ合い、とても楽しそうに会話を楽しんでいます。
恭子も今はあの男と楽しく会話をしていることでしょう。
僕と話すよりももっと楽しく。
どうしよう・・
これからどうしよう。
僕は。僕は今一人です
293 :
間延び:02/06/26 19:33 ID:e5xsboko
僕も。僕も1人です( ´Д`)
294 :
555:02/06/26 19:35 ID:LEAqeDKx
日が暮れてきました。
公園にいた恋人達は、帰っていきます。
もうそろそろ恭子も帰ってくる時間になりました。
僕はこのまま何処かに行ってしまおう
そう思いました。
そこへ、恭子が息を切らして走ってきました。
僕の元へ。恭子はずっと走りまわっていたようです。
僕を探してくれたんでしょうか?
「どこいってたの!探したんだから・・!」
息を切らします。
「はい・・これ・・」
僕に綺麗に包装した箱を渡しました。
「お誕生日おめでとう」
恭子は、笑顔を作って言いました。
あっ・・そうだった
今日は僕が人間として生まれた日だ。恭子は今日、これを買いに行ってたのか?
あの男は誰だ?
「健太最近心配かけちゃってごめんね」
あぁ・・帰りが遅かったりしたことか・・
「これ買うためにさ。その・・アルバイトしてたんだよね」
僕・・・・の為に?アルバイト・・?
「今日合ってた男は・・誰?」僕は恐る恐る言います。
「あ・・見られちゃったのかぁ・・あれねーバイトの先輩。男の人にプレゼントなんか始めてだから、一緒に着いて来てもらったの。嫉妬しちゃった?」
恭子は意地悪そうに言います。
「中あけて見て」
恭子は僕を催促しました。紐を解いて、箱を明けました。
プレゼントは、
天使の形を刻んだ、とても可愛らしい指輪でした
「いやさー健太は魂だけど、私にとっては天使さん。一番大切な天使さん。」
恭子が言います。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
僕は何も言えません。恭子は空を見上げています。
僕もつられて空を見ました。
星が綺麗です。まるで僕の誕生日を祝福してくれているかのようでした。
そして恭子がいいます。
「改めて、これからもよろしくおねがいします」
今日は本当に星が綺麗です。
その夜空には、天使がいるように見えました。
恭子と言う名の
僕の天使が・・・・・・・・・
〜今日の出来事act2〜 ショートストーリー fin
298 :
間延び:02/06/26 21:08 ID:e5xsboko
この2人の今後の展開に興味あるな〜
あぁんこそばゆい(´Д`*)
>>297 (・∀・)イイ!YO
何かほのぼのして良かったYO
次回作にホンマに期待してます
ついでに300ゲトー
初めてかも( ゚д゚)ポカーン
ショートの後書きです。
これは、少し今までとは違った作風にして見ました。
大道の恋愛系・・(俺に似合わない・・)
act3近日公開です。
推理系で行きます。+α猟奇系も入れます。
あとちょっとした裏話を。
豊田恭子という人物は実在します。本当に僕が小学生のころ好きだった子です。
しかも、最初にあったカッターで自分の手を切ったと言う話も実話です。
そこからこの話を考えました。
では、act3までお待ち下さいませ。
>300
300ゲトおめでd
猟奇系!猟奇系推理物結構好きだす。
楽しみにしてるだす。がんがってくだちい1さん!
想像力豊かな人だ・・・
>>1さん
今回の作品はほのぼのドキドキでたのしかーたよ!
act3に期待!
12時より
act3開始
誰かいるのかな・・
307 :
:02/06/26 23:26 ID:LYaEYzDm
いますいます。楽しみsage
309 :
_:02/06/26 23:37 ID:ib7VvOJK
楽しみにしているよヽ(´ー`)ノ
310 :
:02/06/26 23:49 ID:wb1Q2XWq
良いスレだ。
〜今日の出来事act3〜
6月26日
雨の音がうるさい。耳障りです。集中できない。
窓を閉めていますが、僕はその耳障りな音を遮断する為カーテンを閉めました。
少しは静かになりました。
僕は、解体作業を続けます。
今日買ってきたばかりの調理用のナイフがすでに切れなくなってきました。
もう一本買ってくるべきでした。
人間の筋肉と言うのは、とても美しい。
赤い血の色が邪魔です。本来の筋肉の躍動が見れない。
切り取った、肩の部分の筋肉を水で洗います。
どこかで「人肉は臭くて食べれない」というのを聞いたことがあります。
こんな良い機会めったにありません。
312 :
:02/06/27 00:15 ID:qG8vpjhY
>>1さん
ショートストーリー(・∀・)イイ!
act3にも期待! がんがってください。
調理用ナイフで一口サイズに切ろうとしましたが、切れませんでした。
刃がボロボロにかけています。
書斎の方に、はさみがある事に気づきました。
僕は書斎に向かい、はさみを持ち出し綺麗に洗った肩の部分の筋肉を切りました。
上手には切れませんでいたが、何とか一口できるような大きさにすることが出来ました。
せっかくだから、まず生で頂くことにします。
一気にすべて口に含みました。
・・・・もう少し、しっかり洗えば良かった。血の味しかしない。
しかも、筋肉が硬直してしまって硬い。奥歯でようやく噛みきりました。
肉の本来の味が口の中に広がりました。
臭い・・と言うのは嘘です。鶏肉や豚肉よりは劣りますが、なかなかおいしいです。
しかし、切るナイフがもうないのでこれ以上食べることは出来ないようです。
残念だ
314 :
:02/06/27 00:22 ID:qG8vpjhY
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
315 :
:02/06/27 00:22 ID:5P/8gbly
ワクワク(・∀・)ワクワク
316 :
:02/06/27 00:22 ID:4zMeDX1C
食人キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!!!
オナカガスイタ
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
319 :
:02/06/27 00:30 ID:j3ApRzO5
人肉饅頭
6月27日
私はいつものように朝食を食べ終えた後、新聞を読むのが日課になっていました。
ご飯を食べながら、新聞を読むなんて邪道です。
落ちついて読む。これです。
今日も一週間前に起こった事件の調書やなんだを、書かなくてはいけない・・・。
警察の仕事も飽きたというのは正直な気持ちです。
毎日が同じ事の繰り返しです。
新聞を一通り読みました。
Wカップ関連の記事で持ちきりです。
私は着替えを済ませ、煙草に火をつけました。
すると、携帯電話が鳴りました。
「はい、澤田ですが?」
「澤田さんですか?おはよう御座います。朝早いところすいませんが、事件です」
やれやれ・・・
321 :
:02/06/27 00:37 ID:qG8vpjhY
ん・・僕→私・・・人物が変わったな。 ワクワク(・∀・)
現場は、人通りも少ない路地の空き地でした。
黒いゴミ袋から、どす黒い色の液体が染み出しています。
「被害者は赤沢和正23歳。体を鋭利な刃物で切り刻まれています」
そう語ったのは、電話をかけて来た部下の吉田でした。吉田は続けます。
「内臓は全て無くなっています。また左手部分だけが無くなっています。」
その言葉と同時に私は黒いゴミ袋の中身を見ました。
朝っぱらから結構辛い死体でした。
臭いが凄いです。魚が腐ったような臭い。
「ゴミ袋の止め口部分にこれが紐でくくられていました。」
と言って吉田が差し出したのは、5×10cmくらいの紙切れでした。
もちろん、状況を保存する為に透明な袋に入っています。
その紙切れには、
「2-2」
と書かれていました
act3 開始だぁ♪ 期待sage!
しまった。。もうはじまってるよ。
がんがってください。
(;゚Д゚)ゾーッ
「赤沢は○○大学に通う学生で、バラバラに切断されていましたが、免許証を所持していた為身元が判明しました。」
吉田は言いました。
私はその「2-2」と書かれている意味不明な紙切れを眺めていました。
これはなんらかのメッセージには間違い無いようですが、見当がつきません。
「吉田・・2-2で思い浮かぶの、なんかあるか?」
私は吉田゙に聞きます。まぁ期待していませんが。
「競馬・・・かなにかの予想じゃないっすかねぇ?」
こいつがよく刑事になれたもんだ。私は深いため息をつきました。
「ありがとう。参考になったよ」
私はこうだけ答えて現場をあとにしました。
女の上司だとしたらドキドキ(´Д`*)
328 :
:02/06/27 01:17 ID:qG8vpjhY
2−2・・・う〜む・・・
署に戻った私は、一週間前に起こった事件の調書をまとめる作業に入りました。
今日の朝に起こったあの事件の調査は吉田がやるでしょう。
私も、最近ほんとに生きる楽しさが分からなくなってきています。
死体ばかり眺めていて目が腐ってしまいました。
現実を見ることのつまらなさがとことん私を憂鬱にさせます。
30にもなるのに、結婚する相手もいないと来てます。
いい女はそこらへんにうじゃうじゃういるのに
出会いというものがこの仕事は無いです
今日の1日は調書との格闘で終わりそうです。
憂鬱な気分は深まるばかりです。
6月29日
昨日も、調書やたわいの無い資料の作成で1日のほとんどが過ぎてしまいました。
例の事件の進歩は全く無いようです。
吉田が言うには、被害者の内臓及び左手部分はまだ発見されていないらしく、指紋などの情報もすべて綺麗にふき取ってあると言うことが分かったと言うことらしいです。
被害者の交友関係はそれほど広くないらしく、付き合っていた女性の姿なども無いと言うことでした。
犯人は医学の知識などは全く無く、切断の仕方も乱暴で至るところに切れずに途中までで切断されていない部分があったようです。
2-2については吉田が調べていますが一向に進展はありません。
ゴミ袋などの遺留品はすべて大量生産性のもので出所から犯人を特定するのはむずかしいようです。
しかし、犯人は人間かと思うような殺し方をします。
私は殺している現場を想像し気分が悪くなりました。
朝から頭痛がしています。
今日は早めに家に帰ろう
もしや私と僕は2重人格とか!?(w
332 :
:02/06/27 01:36 ID:qG8vpjhY
6月30日
二人目の犠牲者が出ました。
名前は、澤田正樹45歳。
一人目と全く同じで黒いゴミ袋の中にばらばらに切り刻まれ入っていました。
また内臓がありませんでした。しかし、今度は左足がありませんでした。
この被害者も財布などの持ち物には一切そのままの状態で、免許証から身元が分かりました。
澤田は、近くの会社に勤めるサラリーマン。
一人目の犠牲者の赤木との接点は現在調査中です。
今回もまた例の紙切れが紐でくくられていました。
「1-3」
一人目は、「2-2」二人目は「1-3」。
そして必ず内臓が無くなっていて、空だの1部分が無い。
私は頭を悩ませました。
334 :
十津川:02/06/27 01:47 ID:PoiCYX+2
澤田って二人もいるぞ
ん?
うおーぉ・・・・本格的な予感!(´Д`*)
ちょっと名前の設定ミス。
主人公の刑事の名前は澤田です。
んで、二人目の犠牲者の名前も澤田でした。
俺どうも意識的に澤田って名前が好きなようです・・。
しかし、たまたま同姓だったということで考えておいてください
主人公と、二人目の被害者は全く面識がないという設定であると言うことを考えてくださいませ
337 :
十津川:02/06/27 02:00 ID:PoiCYX+2
>>1さん
澤田二人いてもオッケーです
こういうのもありです
頑張ってください
「少し調べましたが、一人目の犠牲者と二人目の犠牲者の共通点は全くありませんね」
吉田が言います。
共通点が全く無い。
これほどまでに捜査を難しくするのはありません。
犯人は快楽的に殺人をしているのでしょうか?
何故体の1部分を持ち去るのでしょうか。
「澤田さん、二人目の犠牲者の澤田正樹さんのお嬢さんの美由紀さんです」
といって吉田が女性を連れてきました。
女性と言っても、まだ20歳くらいでしょうか。
とても、整った顔立ちですが父親が殺されたショックでしょう、なんとも言えない悲しみに包まれています。
「この度は、お察しします・・」
私が慰めの言葉をかけますが、美由紀は表情一つ変えません。
「誰が・・・誰が父を・・・」その言葉はとても穏やかでしたが、何処へ向けていいか分からない怒りと悲しみが私には伝わってきました。
339 :
:02/06/27 02:08 ID:u2PlOiY1
楽しく読ませてもらいました。
「股間を擦り合わせた」ところが一番
興奮しますた。あのとき、健太は勃起しなかったのでしょうか?
また、少しくらい挿入してのでしょうか?ちょいと気になります。
今度はセ〇ン?
340 :
:02/06/27 02:13 ID:4zMeDX1C
>339
sageでお願い(;´д`)
「こんな状況で申し訳無いのですが、少しお話をきかせてください」
私は、ゆっくりと美由紀に問いかけます。
「・・・・・はい」
少し沈黙がありましたが、美由紀は承諾してくれました。
「亡くなったお父様はどのような人物でしたか」
こういうときは本当に辛いです。
彼女は辛くて辛くて仕方が無いのに、こんな酷な質問をしなければいけません。
「・・・・父は尊敬できる人間でした・・」
美由紀は静かに答えます。
「お父様が誰かに・・その・・恨まれていたり、最近なにか変わった様子などありましたか?」
私は続けます。
「・・・・恨まれる・・そんなこと、私の父に限って・・」
美由紀は答えます。
「そうですか・・では赤沢和正という人物を知りませんか?」
「・・・・・・知りません」
美由紀は少し考えて答えました。
これ以上の質問は彼女に辛い思いをさせるだけです。
彼女への質問はそのあと二三して彼女は返すことにしました。
しかし、彼女からはこれといった情報と言うのは得ることが出来ませんでした。
唯一、犯人が残した証拠、「2-2」「1-3」。
これは順番には関係するのでしょうか?
なにかの番号?
この数字の謎さえとくことが出来れば犯人に結びつくなにかが得られるかもしれません。
また、被害者の関係。
二人に共通点はありません。
大学生と、サラリーマン。
年齢もバラバです。
犯人の目的は一体何なんだ
頭痛がひどくなってきました
343 :
:02/06/27 02:28 ID:4zMeDX1C
1-3・・・・気になる・・・
7月1日
今度はちゃんと肉が味わえるようにナイフを2本買いました。
面白くなってきました。
ゲームの続きを早く楽しみたいです。
自宅に帰った僕は今回の僕の実験となる貴重なサンプルの服を脱がしました。
女性の肌と言うのは、男性とは違い美しいです。
女性の体は何でこんなに神秘的なのでしょうか。
乳房に触れました。
女性がこれほどまでに綺麗ならばはじめから女性にしておけば良かった。
僕の手はそのまま下腹部に下がり、女性の性器を触りました。
この感触は口では言い表せないほど奇妙で、素晴らしい。
人間の構造には心底驚かされます。
345 :
:02/06/27 02:48 ID:90wZ7NLy
次は「3−1」がbest。
んで、その次が「1−2」なら「1−1」で、打つ手ナシ。
僕は女性の死体を前にして勃起していました。
これが人間の本当の姿でしょう。右手で感じる性器の冷たさと感触。
殺した時に、尿をもらしたみたいです。その暖かさはまだ残っています。
子宮の中に指を入れてみました。筋肉の硬直でなかなか指は入りませんでしたが、無理矢理レました。
無理に入れたので、出血してしまいました。
僕はその血を舐めました。
尿の味と血の味が混ざっておいしいです。
この性器を自分だけの物にしたいという欲求が僕を襲います。
僕は、自分の性器を子宮の中に挿入しました。
内部の冷たさと、尿の暖かさが僕の気持ちを高ぶらせました。
僕はあまりの快楽に耐えきれず、すぐに射精してしまいました。
性器を広げてみます。
血と、尿と、僕の精液でまみれていました。
347 :
:02/06/27 02:53 ID:5P/8gbly
死姦キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
勿体無いですが、そろそろゲームに戻ります。
今日買った新品のナイフで胸を裂き内臓を取り出しました。
食べようと思いましたが、この子には僕にとても素晴らしい快楽を与えてくれました。
でも、あの快楽を忘れることが出来るでしょか。
いや出来ません。
僕は彼女の性器をまるごと切り取り、冷蔵庫に保管する事にしました。
これで、いつでもあの感触は味わえる。
僕はとても満足しました。
切り刻んだ死体をゴミ袋に詰めます。
そして忘れてはいけません。
例のメッセージをつけなければ。
僕は「1-1」と書かれた紙をゴミ袋の止め口に紐でくくってそれを持って暗い外へと出ました。
今日はここまでにします。
act3は書いていると頭痛がします。
今回ばかりは全体像はまだできてないです。
挫折するかも・・・
では、おやすみなさい
350 :
:02/06/27 03:24 ID:5P/8gbly
おつかれさまでした。
ミステリ編 (*´Д`)ドキドキしながら読んでます。
意外に本格的で面白いです。
また明日も期待してますので、頑張ってください!
大変かもしれないけど、お願いだから挫折はしないで( ゚д゚)ホスイ・・・
さて、俺も寝るか。
351 :
555:02/06/27 03:27 ID:sepzltqf
>>349 おつかれさん。
応援してんよ!
明日もよろしく。
352 :
:02/06/27 03:55 ID:7ELdRZ5S
>>349 おつかれっす。がんばってください。
ところで、どなたかこの話まとめてくれませんか?
「お前がやれよ」とかいわれそうですが、そんな技術ないんで・・・
どうでしょうか?
HP立ち上げちゃおっかな・・
と思ったけど、めんどいのでやめ(死
355 :
ほう:02/06/27 04:27 ID:1hxOFQ+0
まるで我孫子武丸の『殺戮にいたる病』みたいだ。
356 :
:02/06/27 06:06 ID:9VsN4/DE
期待してます。楽しみにしてます。ガムバッテ下さい。
キタ━━━( ´∀‘)・ω・) ゜Д゜)゜∀゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ‘)−_)゜∋゜)´Д`)゜ー゜)━━━!!!!
358 :
:02/06/27 13:38 ID:PthewJVs
1さん。。。
HPを立ちageてくださいよ。是非是非。
それとも、frash板の方にfrash化してもらうかな。。
とにかくがむばってください。
サイト立ち上げきぼんぬ・・・・ヽ(´Д`*)ノ
act3の構想を練り直す為に、
今日はお休みします。
すいまそん。
HPは絶望の世界とかあるし、リアルタイムならではの面白さが2chの方がいいと思いますです。
ログだけ残すって形ならOKかもしれないけど、
そっちで話を進めるとなるとねぇ・・
363 :
***:02/06/27 23:31 ID:arHXkaEX
ネコの手の話の時からの隠れファンです。
1サンがんばれぃ〜!!
今日は、お休みか〜
ざんねん。。
365 :
:02/06/28 01:39 ID:w8moMWNw
リアルタイムで読めるっていうのが(・∀・)イイ!!ね。
期待してます。
366 :
:02/06/28 02:29 ID:k1pU3Z+D
何でタイトル見えないんだ?@かちゅ
367 :
:02/06/28 02:41 ID:k1pU3Z+D
タイトル無いのか。
368 :
:02/06/28 03:45 ID:oTZERayx
>>366 言っちゃダメ!!
究極の伏線なんだから・・・・(W
369 :
ニモ:02/06/28 19:25 ID:3Z+DtvzP
久しぶりに読みものを読んだって感じ。1さんありがとう!
普段2chで結構な文字数を読んでるけど、クソの価値もないなw
そんなモンだよな。テレビで野球一試合と、映画1本を比べたら映画の方が価値あるけど、
全てがでそうだとも限らないんだよな。いらないものも必要なんだよな。ワケワカンネ。
370 :
鵬:02/06/28 20:57 ID:bfgK37Hx
すげぇ、すげぇよ1さん!
いま全レス読んできたばっかりだけどマジ面白いよ!
続きが気になるんで暫くこのスレに張り付ついてることにするよ
こんばんわぁ♪ <ALL
今夜はスロースタートなんでしょうか?
373 :
鵬:02/06/28 21:27 ID:bfgK37Hx
1サンはまだかな〜(ワクワク
えっと・・・・
私の中でスランプしております。
今回のact3は我孫子武丸氏の『殺戮にいたる病』に酷似してました。
とくに、「僕」の描写の部分が。
これから話を続けるべきか、お蔵入りにして新たな物語を始めるか悩んでます。
みなさんの意見を聞いてみたいです
375 :
鵬:02/06/28 21:32 ID:bfgK37Hx
>>374 気にせんと続けてくだされ、ココで止められたら眠れません。
ゼヒ発表して欲しい
act3を続けることにします。
もう少しお待ち下され
378 :
:02/06/28 22:55 ID:jOddEgF8
楽しませて頂いてます。
379 :
鵬:02/06/28 23:12 ID:bfgK37Hx
楽しみに待っとります。
7月2日
私は「それ」を見て火をつけたばかりの煙草を消た。
「それ」はどす黒い色の液体と、初見では何か分からない肉の塊。
最初見たときは私も牛肉かなにかだと思った。
しかし、「それ」には人間の表情があった。
女性だった。
髪が長く、細身の顔立ちだ。
しかし、その表情からは苦痛の叫びしか聞こえては来ず、私をさらに絶望させた。
「それ」と言う表現はふさわしくないな。
今は肉の塊だが少し前はちゃんと魂を持ち、話し、感情を抱いていた。
しかし、今の私にはその肉の塊は「それ」という表現が好ましかった。
381 :
381:02/06/28 23:26 ID:P5nLOhtX
始まった??(゚m゚*)
382 :
鵬:02/06/28 23:31 ID:bfgK37Hx
はじまったー!
その女性は全裸で、今までの犯行と同じように内臓がすべてなかった。
内臓を取り除くと言うことは、肋骨などの骨が露骨に露出している。
骨というものは白く硬そうなものをそうぞうするが、この女性の骨は肉片と血液、内臓の1部分であろう柔らかそうな物体が付着しており
おぞましい物になっている。
「身元はまだ分かっておりません。いままでと同じように内臓がすべてなくなっています。」
吉田が、私の後方からメモを読み上げる。
「また、子宮部分がごっそり切り取られています。」
子宮部分がなくなっている。
私は、犯人が何の目的でここまで残虐な行為に及ぶのかが全く想像できなかった。
私と同じ人間だと思うだけで、吐き気がした。
「例のメモがまた残されていました。今度は「1-1」です。一体なんなんでしょうか・・」
吉田が言うが聞きたいのはこっちのほうだ。
「1-1」・・・・私はこの数字から連想される物を考えたが、思いつくものすべてが今までの数字の繋がりがつかめず、落胆した。
今日はここまでで明日また読もうかな!
385 :
鵬:02/06/28 23:58 ID:bfgK37Hx
状況とかメモしながら読んでるのは俺だけか?
所に戻った私は、少し整理して見ることにする。
一人目の犠牲者は赤沢和正。近くの大学に通う23歳だ。彼は左手が無く、メモの数字は「2-2」。
二人目の犠牲者は澤田正樹45歳サラリーマン。このガイシャは左足が無かった。例の数字は「1-3」。
そして、3人目は女性。まだ身元は判明してないが子宮がなくなっている。数字は「1-1」だ。
一人目と、二人目の共通点は今のところ見つかっておらず、あえて共通していることと言えば、数字が書かれたメモと内臓がすべてなくなっていること、
バラバラにされ、黒のゴミ袋に入れられていることだった。
二人目の犠牲者には娘さんがいる。
美由紀というそうだが、あまりのショックにより詳しい話しは聞けなかった。
また少ししたら話を聞いてみることしよう。
そこへ吉田がやってきた。
「澤田さん、女性の身元が分かりました。名前は木村ひなの20歳。昨日の夜から行方不明で家族の方から捜索願が出ていました。」
「今のところ、いままでの被害者との共通点は全く見つかっていません。」
私は、この殺人は明らかに無差別殺人だということを考え始めていた
387 :
鵬:02/06/29 00:24 ID:r8My+JrW
わかんねぇ・・・ 切り取られてる部分が重要なのか?
7月3日
僕は、パソコンの前に座りいつものようにゲームを楽しんでいました。
ゲームといっても日本のいたるところから、インターネットに接続し見ず知らずの人間と会話などを楽しみながらゲームをすると言う物です。
パソコンをやっていればあの気持ちを押さえることが出来ると考えましたが無理なようです。
あの、子宮の冷たさが忘れられなかった。
彼女の子宮は今も冷蔵庫の中に入っています。
あの快楽をもう一度堪能したいと思いましたが、やめました。
ピンポーン・・・
インターホンが鳴りました。
折角ゲームを楽しんでいるのに一体誰だ。
僕は少し苛立ちながら玄関に向かいました。
インターホンと繋がっている受話器を手に取り、僕は言いました。
「どなとですか・・・?」
「お兄ちゃん?久しぶり〜遊びにきたよ」
ドアの前にたっているのは妹のようです
>>388 マサカ妹を…
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
390 :
鵬:02/06/29 00:55 ID:r8My+JrW
妹キター!
僕の妹は世界一の妹です。
顔立ちはもちろんのこと、性格、女性らしさ、すべてが完全です。
妹は僕の実家に住んでいます。
一度一緒に住もうと話しを持ち出したのですが、残念ながら断られました。
何故なら僕立ち兄弟には母がいないからです。
母は、数年前に病気で他界しました。
今妹は父と二人暮しです。
父を一人に出来ないという理由でした。
僕より、父をとったことに残念でしたが、今考えるとそうしてもらったほうが
今僕が行っているゲームを楽しむ為に都合がいいです。
妹は僕の部屋に上がってきます。
「かたずいてるじゃん」
妹は言います。
当たり前です。部屋が汚れるのはとても嫌です
392 :
鵬:02/06/29 01:20 ID:r8My+JrW
ウワー、妹ヤヴァー(ドキドキ
今日はここまでにします。
短くて申し訳。
構想が完璧ではない為、無理に話しを進めると大変なことになりそうなので・・w
明日もまた書くと思います。
読んでくれている人は多分4〜5人だと思いますが、
いつもありがとうございます
そいではおやすみです
394 :
鵬:02/06/29 01:25 ID:r8My+JrW
>>393 はい、お疲れさんでした。
明日も楽しみに待っとりますよ。
乙です。
楽しみにしとりますよ。
プレッシャーにならない程度にがんばって(^o^)丿
397 :
555:02/06/29 02:06 ID:jsKp/13t
>>393 4,5人なんてことはないですよ。
ROMが多数いると思います。
明日が楽しみ!
4〜5人?そんなもんかなぁ?もっといるよね?
私も 1 ◆0SIBMqZQ さんのファン♪なんで、今後の展開
期待してますよん!(プレッシャーかな?)
コソーリ・・・・
眠れない・・・
お話書いちゃお
2話完結ちょっといい話
コソーリと書きます
402 :
555:02/06/29 03:51 ID:jsKp/13t
>>401 待ってました。
夜遅くご苦労様です。
ところで1さんは何をなさってる方ですか?
>>402 えっと私は文を書くのが好きなフリーターです。
読み手さんはあなただけのようですな
ショートストーリー『彼の気持』
小学3年生になる私の息子は今、病院のベッドの上で一生懸命プラモデルを作っている。
つい一週間程前までは、学校に元気に通っていた。
しかし先日急な発熱と頭痛が息子を襲い、彼は入院をした。
病名は「重度の髄膜炎」。
運が悪ければ死に至る、恐ろしい病気だ。
脊髄から白血球の数を調べる為に、背骨から採血をする時のような注射を打つ。
先生は父である私にはその様子は見せてはくれなかった。
息子の悲痛な叫び声と、鳴き声しか私の耳には届かない。
まだ小学生なのに・・・・
私は息子に気づかれぬように、辛い表情を笑顔に変えた。
「一樹、勉強でもしようか」
私は息子にそう問い掛けるが、息子のプラモデルへの情熱は固いようで手が止まる気配が無い。
「よし。お父さんが、教えて上げるから、ちょっとプラモデル作るのやめろ」
私はやさしく息子に言った。
「・・・いいよ」
息子は、嫌だと言わんばかりの低い声で言う。
「よし、じゃぁ国語だ。家の住所を全部漢字で書いてみろ」
私はこう言って息子に、紙と鉛筆を渡す。
「えっと・・番地はこうだっけ・・?」
息子が悩んでいるのは、私の家の住所で一番難しい番地のところだ。
「違う違う。こうだ」
私は、息子が間違えた下に正しい漢字をかく。
「自分の家くらい書けるようにしておけよ」
私は笑いながら言った。
406 :
555:02/06/29 04:22 ID:jsKp/13t
>>405 今までとは何となく違う感じ。
期待してます。
「一樹は好きな女の子いるのか?」
私の突然の質問に息子の顔は赤くなる。
「・・・・・・・・」
息子は答えない。
・・・いるんだな。
「黙ってないで誰かお父さんだけに教えてくれよ」
私は追い討ちをかける
「・・・・・・・・・・」
息子は黙っている。
「なら、その紙に書いてみなよ」
息子の手は動かないが、少し経って鉛筆を右手に握り締める。
「・・・・ちはるちゃんっていうのか」
「いっちゃだめ!」
息子は、私の口を手で覆い隠してきた。
「・・・・・・」
息子は照れて黙っている。
「でもなぁ・・好きな子の名前くらい漢字で書けないと嫌われるぞ」
私は息子を煽った。
「え・・?漢字分からないと、きらわれちゃう・・・?」
息子は、驚いたように私に詰め寄った。
「そうだ。好きな子の名前くらいは書けるようにしておかなきゃな」
「・・・・分かった・・・勉強する!」
息子はそう言って熱心に鉛筆を走らせた。
「よし。テストだ。ちはるちゃんのことどれくらい好きか書いてみろ」
息子の気持ちを知りたい私は、こんな卑怯な方法で彼の始めてのラブレターを書かせた。
『 ぼくは、ちはるちゃんと、キスがとってもしたいです。
しょうらい、けっこんをして、けっこんをしたらキスをいっぱいしたい。
世界の中で、一ばん大好きで、まい日あってお話がたくさんしたいです。
ちはるちゃんもたぶんぼくのことが好きだと思います。
それはなぜかというと、よく、ちはるちゃんは、ぼくにだきついてくるからです。
だきつかれると、僕もとてもうれしいです。
ちはるちゃんとぜったいけっこんしたいです 』
私は息子がこれほどまでに「ちはる」という女ノ子のことが好きなのかと、少し驚いた。
「そっか。一樹はちはるちゃんのことが大好きなんだな」
私がこう言うと、息子は少し間を置いて「・・・・うん」とだけ答えた。
眠い。
555さんねまつ。
続きは、両方とも明日書きます〜
お疲れですおやすみなさいー
411 :
:02/06/29 04:42 ID:bbrsR88X
犯人が残す次の数字は「3−3」と予想。
412 :
555:02/06/29 04:51 ID:jsKp/13t
>>410 なんかほのぼのしてていい感じです。
また明日楽しみにしてますね。
おやすみなさい。
413 :
358:02/06/29 04:55 ID:GUlExWlA
>>1さんオツです。
あぁ、漏れが余計なこと書かなきゃ1さんが悩まなくてすんだのに・・・
でも読んだのだいぶ昔なんでほとんど忘れてますが・・・
新シリーズも期待してます!でも何系の話なんだろ?
ところで、どなたかログでけでもまとめてくれませんか?
漏れが出来たらまとめたいんですが・・・
2ちゃんで連載して、そっちは単行本みたいな感じで。
どうでしょうか?
>>411 ちなみに聞きます。
その次にもしまた繰り返されるとしたら「3−3」の次は?
415 :
:02/06/29 05:15 ID:CAis+6P0
読んでる人の一人です。
ガムバッテ下さい。
416 :
_:02/06/29 05:49 ID:YIwG8ZkO
>>1 ◆0SIBMqZQ さん乙です〜どきどきしながら続きを待ってます。
毎日大変だと思いますが頑張って下さい!
あと、前スレの
>>517-528さんのお話も気になってしょうがないのですが
続きは発表されないのでしょうか?(物凄くいい所で終わってるので…
おはようさんです
みなさん応援どうもです
頑張ります
>>416 あれは書いたの私ではないのでなんともかんとも・・・・・
418 :
終了:02/06/29 11:32 ID:wqK9j3uX
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□□□□■□□□□□□□□■■□□□□□□■■■■□□□□□□□
419 :
鵬:02/06/29 11:48 ID:r8My+JrW
おはようございます1さん
ジャンプの発売日を待つ小学生の心境で続き待ってるんで
頑張ってください〜
期待sageして待ってます(・∀・)イイ!
リアルタイム小説と呼んでよろしいですか?
423 :
鵬:02/06/29 15:00 ID:r8My+JrW
424 :
救助隊:02/06/29 15:28 ID:J/Ys+19X
散々既出なんだろうけど・・・
どうして、この板でやってるの・・・?
体調不良でネットでけんかった(;´Д`)
ログ読んだけど全然わからず。1さんすごいのう。
リアルタイムとログとじゃなんかやっぱりなんかが違うのね。
今夜はリアルタイムで読むぞ(´Д`*)
>>424 そう思うよ
でもワタシはこういうの見たの初めてなんで
あと1さんは大概その場で考えて書き込みしてるようなので
427 :
:02/06/29 17:56 ID:mAaZbFky
なんにしろ楽しみだ。
428 :
:02/06/29 19:56 ID:7y1oULJC
>>414 411じゃないんだけど、ひょっとして、次が「3-3」だったらら、その次は「2-3」?
429 :
鵬:02/06/29 20:32 ID:r8My+JrW
>>428 何かわかったの?、
てか俺サッパリわかんないんだけど・・・
430 :
428:02/06/29 21:54 ID:7y1oULJC
快楽殺人だけに、遊んでるのかなぁ、と。
合ってるかどうかはわかんないけど(笑)
431 :
鵬:02/06/29 22:07 ID:r8My+JrW
えーと
一人目 男 左手無し 「2-2」
二人目 男 左足無し 「1-3」
三人目 女 子宮無し 「1-1」
だろ・・・
・・・・・・・ダメだサッパリわからん・・・
1さんはまだかな〜。
上半身を2、下半身を1として
子宮は下半身の一番上にあるから1-1・・・
パーツの番号かなぁと思ったけど無理があるぽ(;´Д`)
どちらかつうと上半身が1ぽいもんなぁ。
ちゅか428さんがあってるんでつか煤i´Д`;)
435 :
鵬:02/06/29 22:28 ID:r8My+JrW
おぉ!1さん光臨!?
え、えっとなんかこのスレを良く思ってない方がいらっしゃるようで・・
板違い十分承知で迷惑かけないようにsageでいきますのですいませんです。
今日は私用で少し遅くなりそうです
気長に待ってくだされ。
>>436 いやいや、悪意ではないと思われ。
みんな応援してますよ〜。
438 :
鵬:02/06/29 22:50 ID:r8My+JrW
>>436 更新ボタンカチャカチャ押して待ってます。
2話完結いい話は後日。
act3の方をもうすぐ開始。
440 :
:02/06/29 23:23 ID:GmugL6YH
やったぁ!待ってました!ワク(・∀・)ワク
441 :
:02/06/29 23:23 ID:bbrsR88X
>>411です。
俺も「2−3」だと思いまふ。更に次は「2−1」と予想。
>439
がむばってくだちい(´ー`)ノ
なんで暗号がわかるのだ!ちみたちすごい(´Д`;)
予想するのは歓迎ですが、解決するのはやめてくださいね(´Д`;)
完璧に分かっても、いわないでくだされ・・・。
究極につまらなくなる可能性があるので。
ガムバレー!
下げまくってたらdat落ちしない?
心配でしゅ・・・。
446 :
:02/06/29 23:43 ID:bbrsR88X
>>444 了解しますた。
正直、次の被害者も薄々気付いてはいるけど、公表はやめておきまふ。
7月4日
今回の事件を解決すべく、本庁からそういった猟奇殺人専門の刑事がやってきた。
「さて、どれから目を通そうか・・・」
黙々と語るこの刑事の名前は橋爪正美警部。
体を張った張りこみ、身を呈しての調査。警部が解決した事件は数多い。
「で・・被害者のことは何処まで調べてあるんだ?」
警部は、資料に目を通しながら言う。
「ええ。被害者3人の身元、友好関係などを調べましたが、今のところ共通性が全くありません。快楽殺人の可能性があると思われます。」
吉田が、おどおどしながら言う。私まで、上司に叱られているような気分になる。
「・・・・共通点がない・・か・・。もう一度お前等目を通した方がいいようだな。私はちょっと外に出てくるよ・・」
警部は一つため息をついて、上着を着て外へと出て行った。
私は、警部のその言葉に驚いた。
共通点・・・があるのか?私は資料に目を通し一つの共通点に気づいた。
それは、「人間的価値」である。
なに?人間的価値って?なに?なに?
なにーーーーーーー??
>>1 ◆0SIBMqZQ サン 乙です。
act3の方もですけど
一樹の方も楽しみです。
期待sage
いやー、自分の進行させてるスレが馬鹿らしく思えてきますね。
小説書くの面白そうやなー。
漏れも書こうかなー。
1人目の犠牲者赤沢は、彼の通う大学トップを常に保ちなおかつ、この若さで某有名塾の講師長を勤めている、いわゆる「天才」だ。
2人目の犠牲者澤田の場合は45歳と言う若さで、次期社長候補。
彼のプレゼンテーションは「神の語り」と呼ばれているらしく、契約を失敗に終わったことは殆ど無いという実力の持ち主だ。
3人目の犠牲者木村は、20歳という年齢からは考えられないが、ヨーロッパ各地で公演を行っていると言うピアニストで、16歳の時に単独でオーケストラをバックでの演奏に見事成功を収めている。
3人の共通点は、「人間的価値の非常に高い人」だった。
いわゆる天才、秀才、優れた才能の持ち主ばかりであった。
しかし、これが事件と一体全体どのような関連があるというのだろう?
犯人は自己嫌悪が人並み外れて高い人間で、こういった人々を恨んでいるとでも言うのか。
もしこういった理由にしろ、この事件の犯人は狂っている。
猟奇殺人にはなんの変わりは無い。
7月9日
僕は、このゲームを始めて非常に経験になりました。
ネットの例のゲーム知り合った、「黄色いウサギ」さん。
全てあなたのおかげです。
僕は彼にだけは、全てを告白しています。
もちろん「黄色いうさぎ」さんも僕に全てを話してくれます。
彼の話しを聞いて次の「解体実験」を先ほど行い、ゲーム続行の準備は済ませてきました。
とても充実しています。
実験の途中何度か凄まじい幸福感に襲われました。
なんでこんな楽しいことをもっと早く知っていなかったのだろう。
後悔の気持ちが押さえられません。
妹にもこのゲームを教えて上げたい。
妹もきっと喜ぶに違いないでしょう。
454 :
:02/06/30 00:22 ID:XsqmJ1ul
ドキドキ
455 :
:02/06/30 00:40 ID:Ty+0LzEc
∫ _____
∧,,∧ ∬ /
ミ,,゚Д゚彡っc□ <
>>1最高
_と~,, ~,,,ノ_. \
ミ,,,,/~), │ ━┳━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ .じ'J ̄ ̄| ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┻
7月10日
「こりゃまた酷いな」
橋爪警部はこの事件の死体を始めて見ている。しかし、警部は死体慣れしていた。
表情一つ変えない。部下の吉田はこの事件の死体が上がるたびに、ヒーヒーいっている。
木村ひなのの時には、前日に飲みに行ったらしくずっと胃の中の物を吐き続けていたのに。
残念ながらお決まりとなってしまったゴミ袋の中には、男性と思われるバラバラにされた肉の塊がある。
今回もまた犯人の人間性を疑うような殺し方だ。
人間性・・人間とは思いたくない。
まるで、私はホラー映画の1部分を見ているようであった。
「四人目の被害者は、宮沢吉男30歳。例の如く内臓を全て抜き取られ、今回は右足が見つかっていません。」
「例の共通点はどうだ?」
すかさず橋爪警部が聞く。
「・・・・まだ詳しいことは分かっていません。」
と吉田は心なしか早口で言う。
私は、いつものメモを探した。
思ったとおり例の場所にあった。「2-3」というメモが。
半角重い・・・
458 :
:02/06/30 00:57 ID:9ASqzbvU
読み込みも重い・・・でもヨミタイ
459 :
鵬:02/06/30 00:58 ID:iWm3p193
スゲー、何で皆わかるんだ?
俺にはサッパリわからん・・・・
宮沢の経歴がわかってきた。
宮沢は、その筋ではかなり有名な陶芸家だった。
その作品を写真でみたがどうも良さが分からない。
「な、なんて素晴らしいんだ。僕も一つ買おうかな・・・・」
と言い出したのは吉田だった。
吉田は、「宮崎吉男作品集」よいう資料用に橋爪警部が購入してきた本に見入っている。
どうも、こいつの価値観は分からない。
ドラマを録画予約するのを忘れたと言う理由でデートの待ち合わせに遅れそれが原因で彼女と喧嘩中というこの男の価値観が。
そこへ、思わぬ人物が現れた。
「すいません・・少しお話があるのですが・・・」
整った顔立ち、始めてあった時の悲しい表情はまだとれていない。
私を尋ねてきた女性は二人目の被害者、澤田正樹の娘 美由紀だった。
461 :
鵬:02/06/30 01:23 ID:iWm3p193
続きはまだかと更新ボタンを連打している俺がいる・・・
今日はここまでにしよっ!
この暗号考えるだけでかなり時間がつぶせそうな自分に萎え(;´Д`)
わかんねっすドキドキ
ワクワク((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
「犯人・・・・まだ見つかっていないんですか・・?」
美由紀はそう私に問い掛ける。
私は何もも言えなかった。はい。とは軽率には答えたくない。
警官としてのプライドか、若しくはこの女性を少しでも悲しませたくは無いとと思ったのか私の本心は自分でも分からなかった。
「・・捜査は順調に進んでいます。」
私は嘘を言った。
どこが順調なものか。逆だ。全く進展が無い。訳の分からない暗号やら、犯人に辿りつく気配すら感じられない。
ずっと気になっているのは、美由紀の隣に立っている男性だ。肩幅が広く、いかにもスポーツマンといったようなたくましい体つき。吉田とは正反対の好青年だ。
「・・・・こちらは?」
私が美由紀に問い掛ける。
「私の・・その婚約者です。」
それを聞き残念に思う自分がいることに気づき、それを必死で否定した。
「はじめまして。丸山といいます。・・心配だったのでついてきました。」
彼は一礼をしてこう答えると美由紀のことを気遣ってか、
「お忙しい中すいませんが、お話がしたくて」
美由紀は下を向いて何も話さなかった。むしろ話すことを拒否しているかのようだった
466 :
鵬:02/06/30 01:50 ID:iWm3p193
リアルタイム小説か、
これ、マジで面白いな・・・
「実は、彼女のお父さん・・誰かに狙われていたようなんです。」
私はその言葉に驚いたと共に、非常に関心が持てる話しと思い期待した。
当の美由紀本人は、うつむいたままで私に目すら会わせない。
始めてあった時に彼女はこの事実を隠した。
それを重く感じているのだろう。
私は嘘をついていた彼女を責めるというより、慈悲の思いが高かった。
辛かったのだろう。
実の父親をあんな残酷な形で殺されてしまったんだ。
彼女を責めるものは誰も居ないだろう。
もしいたとしても私はの行為を許すことが出来ないだろう。
「なんどか、脅迫まがいな手紙が送られてきていたそうです。」
脅迫まがいな手紙・・
私はその内容に興味を持った。
犯人に近づけるかもしれない
すいません
ちょっと疲れたので休憩します。
もう少し続けるつもりなんで読んでいただける方はすいませんがお待ちを・・
・・・最近調子に乗って、描写の仕方を勉強してる1ですた。
469 :
:02/06/30 02:12 ID:LnHbHRwf
うんうん。待ってますよ〜。
暇なんで、ずっと張り付いてます。
470 :
:02/06/30 02:13 ID:XsqmJ1ul
おつかれさまれす。
472 :
鵬:02/06/30 02:18 ID:iWm3p193
>>1さん
待ってま〜す♪
続きはどうなるのかな(;´Д`)ハァハァ
474 :
鵬:02/06/30 02:23 ID:iWm3p193
暗号わかった奴いる?
俺、さっきからメモ取りながら読んでんだけどさっぱりだ・・・
>>468 ガムバッテクダサイ
もう寝るんで明日読ませていただきます(w
みなさんありがとうございますね
半角じゃないみたいだ(w
>>474 この時点ですべてがわかる人がいたらその人は多分神です。(w
暗号の解読の方は結構進んでる方いらっしゃるようで。
ちょっとみなさんの感謝の気持ちをこめて飛ばします
いきます
>>476 寝ようとおもったけどもうはじまるみたいなんでもう少しおきて読んでいよう(w
478 :
名無し:02/06/30 02:36 ID:cJvcK8om
漏れ、全然違う板の住人なんだが
某スレからの誘導(?)で半角デビューしますた。
つってもこのスレしかきたことないんで
名無しも知らないんですが、毎日楽しみに読んでます。
つーわけで、
>>1さん期待sage
479 :
鵬:02/06/30 02:38 ID:iWm3p193
丸山は上着の内ポケットから、封筒をを取り出した。
どうやらそれが、脅迫文らしい。
「これです。」
私は封筒の裏を見て送り主書いてないことを見た後、消印を見る。
消印は無かった。
どうやら直接ポストに投函されたものらしい。
早速中身を取り出す。
4つ折りにされた何処にでも売っているような便箋にワープロでこのように書かれていた。
『オマエ ノ ソノ ニクラシイ ヲ イツカ カナラズ コロス』
中心部分にこの1行が書いてあるだけだった。
・・・?
嫌にスペースが気になる。
殺したい目的の物がそこには書かれていなかった。
美由紀と丸山の二人は、なにかのお役に立てるならとまた呼んでくれと私に言い残して帰っていった。
もちろんさきほどの脅迫文は私が預かり早速鑑識の方へと回すよう吉田に頼んだ。
美由紀は、最後までなにも話さなかった。
あの辛そうな顔にいつか笑顔を取り戻せる時がくるはずだ。
いや、私がそうしてみせる。
資料に再度目を通す。
犯人は明らかに殺人を楽しんでいる。そんなことは明白だ。
どのように楽しんでいるか。焦点はそこだった。
天才をいたぶる事か?若しくは例の数字?それとも持ち去った遺体の一部なのか?
・・・・・いや、全部だ。
この犯人はすべてを楽しんでいる。
まるで、TVゲームをしているような子供のように。
7月11日
妹が差し入れを持ってきました。彼女が得意な料理のカレーでした。
今、「黄色いうさぎ」さんの事を教えようか。彼女にもこんな面白いゲームのことを伝えたくて仕方ありませんでした。
しかし僕の脳裏にはあの子宮のことが思い出されました。
私は妹と結ばれたいと密かに思っていました。
しかし僕はこの見ず知らずの女と交わった。
しかもその快楽は、未だに僕のペニスから体全体を包み込んでいて忘れられそうにありませんでした。
そのことを考え目の前に妹がいるというのにもかかわらず、陰茎が勃起してくるのが分かりました。
この感情は妹へではない。
あの死体の冷たさ、尿の暖かさ、そして、血の赤い色。
それらに反応していることは、もうすでに僕の中で否定するまでもない事実でした。
自分自身のことでしたが、怒りを覚えられずにはいれませんでした。
またその反面冷蔵庫の中の子宮が僕を激しく呼んでいるように感じました。
1さん
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!!
484 :
鵬:02/06/30 03:03 ID:iWm3p193
妹キター!
・・・・・・・・・ドキドキ
「お兄ちゃんどうしたの?」
カレーを温めながら妹は言いました。
ペニスが勃起しているんだよ。舐めてくれないか。
この言葉がいつか言えるようになるといい。僕は喉の所でその言葉をかみ締め、
「いや別に・・それより早くカレー食べさせてくれよ」
自分でも恥ずかしくなるような声で僕は言いました。
そんなことより、今僕がいる壁の置くにあるもう一つの冷蔵庫の中の物にしゃぶりつきたい
と一瞬思いましたが、ここは必死で自分の理性をコントロールしました。
「お待たせー」
元気な声で妹はいいます。
目の前にはとてもおいしそうなカレーがあります。
僕は辛口が好みでしたが、妹は甘口が好きです。辛口が好きなことは妹はしりません。あえて黙っているつもりです。
「いっぱい食べてね」
妹は笑みを浮かべ、僕がカレーを一口するのを見ていました。
486 :
:02/06/30 03:21 ID:LnHbHRwf
妹(;´Д`)ハァハァ
487 :
=:02/06/30 03:25 ID:WuHLHyIz
おおお、こんな時間に読めるとは!
らっきぃですな!!
カレーを早口でたいらげる僕がいます。
これは冷蔵庫の中に早く会いたいという僕の無意識の行動でしょうか。
あっというまに皿の上のカレーはなくなりました。
「おかわりは?」
「おなかいっぱいだ。おいしかったよ」
即答する僕がいました。
こんな事始めてかもしてません。
妹のことは愛していますが、今は早く帰ってくれと思っています。
妹はゆっくり味わってカレーを食べています。
母を無くしてから妹は料理がとても上手くなりました。母の味に似ています。母のことを少し思い出しましたが、辛くなったので止めました。
「おいしかった〜」
妹がカレーをたいらげたようです。
「後片付けしたら今日は帰るね」
僕は「いいよ、自分でやるから。」といって妹を返しました。
妹が玄関で手を振り僕に別れを継げ、歩いて行きました。
玄関の扉を閉め、冷蔵庫にそのまま向かいました。
冷蔵庫に辿りつく前に、僕は全裸になりました。
僕の下半身のものはカレーを食べている最中も、常に勃起していました。
感情を抑えきれなくなり、冷蔵庫の扉を明けます。
臭いが少し出始めていました。
しかし女性のそれは、切り取った時とはそれほど変わっていませんでした。
クリトリスやヒダは少し紫色っぽくなっていますが、僕はそれについては気にしませんでした。
冷蔵庫からそれを取り出し、購入しやすい丁度良いくらいの高さの台の上に置きます。
血が滴り落ちました。あとから掃除しなくては。
僕は右手でクリトリスを触って見ました。
硬く、そしてあの奇妙な感覚。
僕はそれだけで耐えきれなくなり、射精してしまいました。
精子が床に飛び散ってしまったので、それをかき集め子宮の内側の肉壁に塗りました。
指が上手く入りませんでしたが、指を入れたときに尿のあの暖かさは無くなっていて、冷たさだけを感じたことに少し残念に思いました。
しかし、この肉壁のぬちゃっとした愛液ではなく血の固まりが緩む感触を感じ、ふたたび僕のペニスは激しく勃起しました。
490 :
:02/06/30 03:43 ID:9ASqzbvU
ホッ・・・あぶなかた。でもまた危険が・・ドキドキ
491 :
490:02/06/30 03:45 ID:9ASqzbvU
書き込むのが微妙に遅れたw
>490は488を見てオモタ
492 :
鵬:02/06/30 03:49 ID:iWm3p193
死姦だよ・・・ハァハァ
493 :
:02/06/30 03:52 ID:LnHbHRwf
表現が生々しいね。
上手い。
494 :
uu:02/06/30 03:54 ID:FpXsvDCD
猫の手から読み始めて、やっとリアルタイムに追いついた。
ヽ(´▽`)/〜♪
他所から来たので、このスレタイすら知らないまま・・・。
ヘ(゜Д、゜)ノ
はまった模様です。( ̄ρ ̄)ハゥゥゥ
挿入して見ました。
かなり入り口は狭くなってて、上手く入りませんでした。
ちょっと力づくで入れてみましたが、さきほどの指の感覚とは大きくかけ離れた冷たさに少し驚きました。
前後に動かして見ました。
それだけで、僕は射精しそうでした。
でも今回はちゃんと欲求を我慢しようとしました。
前後に動かすごとに入り口の部分がこすれ、裂けているのが分かります。
そのせいで随分動かしやすくなります。
摩擦熱で膣のなかで固まっていた血液が液体っぽくなっていきそれが本当の愛液のような、性器に絡みついてくるのが良く分かりました。
このセックスが終わったら、この子宮は捨てることにしよう。
こんなことではゲームに集中できない。
僕は腰を動かしながらそう決断しました。
そしてこの膣の奥深くに僕は、射精をするのでした。
496 :
uu:02/06/30 03:55 ID:FpXsvDCD
失礼しました。。
>494さん
その猫の手ってどこ?
おしえてくださいな。
今日はここまでにします。
お疲れ様ですた。そしてありがとうでした。
>>494 いらっしゃいませ。
つまらない物ですがありがとうです。あと、激しく板違いなことは否めないのでsage進行でお願いします。
それでは皆様おやすみです。
それと・・物語について推理してくださってももちろん結構ですが、なるべく確信に迫った書きこみは控えていただくようおねがいしますね
500 :
鵬:02/06/30 04:01 ID:iWm3p193
>>499 了解です、お疲れ様でした。
続き、楽しみに待ってます
501 :
:02/06/30 04:01 ID:B6lob6aj
良い。こんなに楽しみにするスレは初めてかも(W
>>499 オツカレー
明日も楽しみにしてるんでガムバッテ
>498さん、ありがとー
504 :
uu:02/06/30 04:03 ID:FpXsvDCD
>497
498で、あってるけど、ちゃんと、最初から読むことをススメ
505 :
:02/06/30 04:03 ID:LnHbHRwf
乙〜
また楽しみにしてるよん。
506 :
鵬:02/06/30 04:04 ID:iWm3p193
くそー、暗号全然わかんねー
オツカレサマデス。またあしたがたのみみ
1さん乙ですー。
生々しくて((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
明日も楽しみにしてるます(´ー`)ノ
>504さん
はいー
>>1サン 乙彼!
明日も楽しみだ〜〜( ゚∀゚)
511 :
\:02/06/30 04:58 ID:VmYQXi9D
>>498 おおっ、このスレに前スレがあったなんて・・・一気に読んでもうた。
前スレ517−529も気になる・・・
つか、
>>1さん乙。明日も待ってます。
512 :
鵬:02/06/30 11:44 ID:iWm3p193
解決編までには暗号の謎、解きたいなぁ・・・
>>512 私も全然謎が解けません。でもまあいいや。おもしろいから。
じぇんじぇん暗号わからん(汗
515 :
鵬:02/06/30 20:40 ID:iWm3p193
1さんはまだかな・・・
516 :
初:02/06/30 22:56 ID:6WCArZQZ
猫の手からの隠れですw
じつわ、2ちゃん初書き込みだったりします・・・
1さんがむばってください!おもしろい!!
7月12日
すべての死体について解剖の結果が出た。
そこには興味を持つべき点が多数存在した。
死因はすべて後頭部を背後から鈍器のような物で一撃されておりそれが致命傷となっている。
遺体の切断は死後を行われており、内臓が無くなっているものの内部の肋骨若しくは筋肉からの出血は丹念にふき取られていた。
死亡時間はすべて発見された日の前日の深夜で、切断後すぐに捨てられたものであることが分かった。
しかしある一体だけは、直接的な死因は睡眠薬を飲まされ首を締められたことによる窒息死だった。
その一体は、そこだけは他の遺体とは異なっていたと言う。
そのある一体とは
二人目の犠牲者澤田正樹だった。
518 :
鵬:02/06/30 23:00 ID:iWm3p193
1さんキタ―――――!!!!
楽しみ、楽しみ!
嗚呼、今夜も眠れない・・・。
私は、この違いに非常に興味を持った。
澤田だけが睡眠薬を飲まされて首を締められ殺されている。
美由紀とその婚約者、丸山の二人が持ってきた脅迫状と何か関係があるのだろうか。
しかし、この犯人は天才だけを目的とした猟奇殺人。
実際澤田も殺害方法意外の内臓を取り出したりしていることは、なんら変わりは無い。
念の為吉田に澤田は何か人に恨まれるようなことをしていないかと言うことを調べさせることにした。
「澤田警部、なにか進展はあった?」
私にコーヒーを持ってきてくれ、話しかけたのは橋爪警部であった。
「例の睡眠薬か・・・」
私が眺めている検死のの結果が記してある報告書を除きこみ警部が言う。
「なんか気になる点は?」
私が警部に言う。
「そうだねぇ・・・」
と言って警部はコーヒーを一口飲んだ。
「私はこの事件はただの猟奇殺人ではないと踏んでいる。」
コーヒーを一口飲む。
そして橋爪警部は胸ポケットから煙草を取り出し一本咥える。
私は机の上にあったライターで橋爪警部の煙草に火をつける。
「すまない」橋爪警部はこういって煙草を一吸いする。
「でも、犯人は狂っているがね。」
警部は続けた。
「実はねあの数字。大体見当がついているんだ。」
見当がついている?警部は意外なことを口にする。
「でもまだ確信はもてないけどね。あとカ被害者の共通点。天才という共通点なんて犯人にとってはどうでもよかったんだ。」
橋爪警部は更に意外なことを言う。
「まだ君達には言えない。そのうち分かるさ。」
橋爪警部はこう言って、またコーヒーを一飲みした。
「この事件はまだ続く。その前に犯人を見つけなければ。」
警部はコーヒーを飲み干し、席を立った。
522 :
:02/07/01 00:01 ID:xAC6CpM3
うわ、もう始まってる、ドキドキ
523 :
鵬:02/07/01 00:03 ID:8RUYZ5uF
重いよぅ、重いよぅ・・・、でも読みたいよぅ・・・
7月14日
更なる犠牲者が出た。
しかし、今回の犠牲者は今までの犠牲者とは全く異なっている。
殺されたのは、結城このみ18歳。
いたって普通の高校生で、首を締められて公園の木のかげで殺されているのを公園を掃除をしている男性が発見した。
異なっている点は、バラバラにされていないと言うことだった。
しかも衣類が下の部分だけ脱がされている。
何故、この事件が今までの事件に関連しているかと言うと
服の上に、「4-3」と書かれた紙が置いてあったからだ。
橋爪警部は恐い顔をして死体を眺めている。
何故今回だけこんな、普通・・この考え方が適切かどうか分からないが、普通な殺し方になったのだろう。
今までこの事件を考えてきたが、更に私の頭を悩ませたのはいうまでもない。
525 :
鵬:02/07/01 00:35 ID:8RUYZ5uF
今度は「4-3」・・・?
被害者が天才だってことは関係無いみたいだし・・・
やっぱ数字の並びがカギなのか?
・・・・・ワカンネー!
「はぁ・・・私はその・・・衣類が見えて・・・その・・・ゴミかと思ったんです。」
おどおどしながらそう答えるのは発見者の清掃の男、神田であった。
神田は、この公園の専属の清掃員で主に一人でこの広い公園の清掃を担当している。
偏見でみてはいけないのは分かっている。
しかし、この男半端なく「清掃員が似合う」男であることは誰も口にしないながら捜査員全員が思ったことであろう。
とてもどん臭そうで、常に腰を下げて清掃していることが体に影響したのか、腰が曲がっていて老人のようだ。
一見、見かけはそんな年はいってないように思えるが、この腰が曲がった状態を見ると60歳はいっていそうだ。
「私は殺してなんかいませんよ!」
突然その男が叫んだ。
どうも吉田が、清掃員の今日の行動を聞いたらしい。
それに反応し、神田は吉田に怒っているようだ。
突然の叫び声に少し吉田はひるんでしまったようで、目が点になっている。
本当に情けない奴だ。
527 :
宏:02/07/01 01:09 ID:Xg/Jv9FH
(・∀・)イイ!
ガンバッテクダサイ!
「今回は参ったねぇ」
橋爪警部が言う。
「どうしてですか?」
私が問うと、橋爪警部はこう話し始めた。
「いやねぇ・・・私が考えていたことが今回の女子高生の事件で全て白紙になってしまったんだよ・・・」
橋爪警部はこう答えて、頭を抱え込む。
「・・・・・・・」
その「考えていたこと」が分からない私は、何も言い返すことが出来ない。
これが実力の差とでもいうのだろうか。
「今回のすべての被害者の接点は『ゲーム』なんだ。犯人はゲームを楽しんでいるんだよ」
『ゲーム』・・・・・?
あの数字のことだろうか?ゲーム?なにかその数字で犯人しかわからないゲームをしているとでも言うのか?
「でも・・今日の『4−3』・・あれがわからん・・・」
やはりゲームというのは数字のことを言っているようである。
やはり数字が今回のカギか
でも全然わからない
もう、ダメポヽ(`Д´)ノウワァァン!!
530 :
:02/07/01 01:21 ID:8RUYZ5uF
“ゲーム”って所がきっとヒントになってんだよな・・・
げーむ、げーむ、げーむ・・・・
532 :
_:02/07/01 01:32 ID:O5yBkkWa
533 :
鵬:02/07/01 01:35 ID:8RUYZ5uF
今回はどこも切り取られてないのか?
ふ〜ん、ますますワカラン・・・
534 :
宏:02/07/01 01:36 ID:eWUdQ6DH
謎ですな(;´Д`)
7月15日
意外な事実が判明した。
二人目の犠牲者澤田の娘美由紀は、父と血が繋がっていないと言うことが分かったのである。
澤田はバツイチで2回目の結婚の相手が美由紀の母に当たる良子であった。
要するに、美由紀と澤田一樹は血の繋がっていない親子だと言うことだ。
しかしその事実が、一連の事件に関連しているは私は思えない。
しかし、念の為美由紀の周辺を洗っておくようにと吉田に任せておいた。
私は、橋爪警部の言葉を参考にして数々のゲームにまつわる本を購入していた。
しかしながら、橋爪警部が言っているゲームというものが実在するゲームなのかは私には分からない。
私は有能な橋爪警部に対し、その能力に嫉妬しているのを否定することは出来なかった。
実在しないゲームかも…
ますます謎が深まりますなあ( ゚д゚)ポカーン
537 :
鵬:02/07/01 01:43 ID:8RUYZ5uF
「4-3」とかってゲームの得点か何かだろうか・・・?
謎は深まるばかり・・・
さて、風呂から上がったらどんな展開になってるかな
楽しみsage
7月15日
嬉しいです。
とても嬉しいです。
「黄色いうさぎ」さんが僕と会ってくれることになりました。
今、チャットで「黄色いうさぎ」さんから「会おう」と言う言葉がありました。
僕の人生を変えてくれた。
平凡でつまらなかった毎日に、発見と経験を与えてくれました。
いわば私の恩師です。
彼は、また細かいことは考えようと言っていました。
「黄色いうさぎ」さんはどのような人なのでしょうか?
またどのくらいの年齢なのでしょうか?
謎の部分が多い為でしょう。
僕は実験中の時のように興奮しました。
『ゲーム』ももうそろそろ終わりです。
この『ゲーム』が終わったら次はどのような進展があるのでしょうか。
僕の胸は高鳴りを増すばかりでした。
「黄色いうさぎ」さんは僕のことをどのように思っているのでしょうか?
友人?それともただのゲーム仲間?
後者はないでしょう。
『ゲーム』といっても、常識から考えればこんなもの普通じゃないことくらい僕だって分かります。
僕と「黄色いうさぎ」さんが楽しんでいる
2 つ の
『ゲーム』はもうそろそろ終わりです。
まさか犯人は
僕と「黄色いうさぎ」さん?
ガ━━━━━━━━(゚Д゚;)━━━━━━━━ン!
541 :
名無し:02/07/01 02:07 ID:d18R42OW
>>539 む?お主、また魅せかたが巧くなったな?(w
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
543 :
555:02/07/01 02:13 ID:SzpuQ8z8
>>539 うーん、謎が全く解けない・・・
1さん、続きを期待してます。
ふぃ・・・一服(´ー`)y-~~
再開後、どんどん謎がわかってきます。
聞き手さん要に謎をまとめて見ます。
1、数字
2、何故1部分を切り取っているのか。
3、内臓が無い理由
4、2番目の被害者の殺害方法が違ったのは何故か
5、女子高校生は何故絞殺だけだったのか。
6、「僕」が語った2つ目の謎とは
このくらいでしょうか。少ししたら再開します
545 :
鵬:02/07/01 02:20 ID:8RUYZ5uF
ヤバイ!、マジで面白い展開・・・・
2つのゲームって・・・ ま さ か ・・・ドキドキ
ねむ〜いけど面白すぎ。
1さん、、、あなたのせいですよ。仕事に遅刻するのは。。
547 :
鵬:02/07/01 02:29 ID:8RUYZ5uF
数字の法則性だけはナントナクわかるんだけど・・・
他がわからん・・・・
てか、こっちは兄弟3人で考えてるのに解決の糸口さえ掴めん・・・
548 :
名無し:02/07/01 02:34 ID:d18R42OW
>>547 兄弟3人ほのぼのしてて(・∀・)イイ!!
7月17日
犯人が逮捕された。
犯人の名前は丸山明容疑者65歳。
5人目の被害者結城このみが発見された公園の清掃員であり、また第一発見者でもあった。
私は、何故かこれを喜ぶことが出来なかった。
「事件解決ですね!澤田さん!」
吉田は喜んでいるが私は「あぁ。そうだな」とだけ答えておいた。
取調べは橋爪警部が行っている。
あっけなかった。
実に、あっけない逮捕だ。
結城の膣から検出された体液のDNAが丸山の体液と一致、逮捕となった。
私は犯人が逮捕されたのにもかかわらず、『ゲーム』について考える自分がそこにはいたのであった。
550 :
428:02/07/01 02:42 ID:e6nxQknu
うーん、「4-3」?
橋爪と同じでこれわからんなぁ。
2人目の被害者の殺害方法が違うのは、多分、犯人が腕力を揮えなかったから、
だと思うんだけど。
もうちょっと様子見しようかな(笑)
取り調べ室から橋爪警部がため息をつきながら出てきた。
「どうでしたか?橋爪さん」
私が聞く。
「どうもこうもないよ、丸山はレイプ犯だ。結城を犯そうとして襲いかかったが抵抗されたんで殺したんだとさ」
犯人はレイプ犯・・・
橋爪警部は何故かこれを当たり前のように話す。
「すべての犯行にるいて、丸山はレイプをしたんですか?数字の謎は?」
私は、事件の核心に迫る。
「全ての事件?澤田さん・・まだ分からないんですか?」
橋爪警部は煙草に火をつけ渡しにきつい目線を送る。
年だは状況を全く理解してない様子で、橋爪警部の次の言葉を待っている。
橋爪警部は話し始める
「丸山は今回の事件には何も関係がないよ。」
おねむー。今日はここまで。
553 :
鵬:02/07/01 02:54 ID:8RUYZ5uF
1さんのせいで、レポートが・・・レポートが
・・・・・でも読むの止められない・・・ハァハァ
だめだ、体調悪すぎて起きてられない。・゚・(ノД`)・゚・。
明日の楽しみとっとこうトフォフォ。
みんなおやすみヾ(´Д`)
鵬さんレポート頑張りや。
555 :
鵬:02/07/01 02:58 ID:8RUYZ5uF
「丸山は結城を殺しただけだよ。他は全く関係が無い。」
橋爪警部は言う。私は頭を整理し、橋爪警部に問いかける。
「ならば・・あの『4−2』はなんなんです?これは事件とは関連しているのでは?」
橋爪警部は煙草を消して続ける。
「あれは、丸山の偽装工作だよ。今この事件はマスコミがトップニュースで報道している。丸山も死体にはこのような数字の羅列が必ずあるということを知っていたんだよ。
だから一連の事件に関連付ける為に丸山は適当に書いた数字を被害者の体の上に置いたんだ。どうりで今回の数字が分からなかった訳だよ。適当なんだもんな。」
橋爪警部はいっきに話しをした。
吉田はあっけに取られている。
私も、これには驚きを隠せない。
「じゃあ・・事件は全く解決なんてしてない・・・・・」
私は犯人が捕まったと言う一報を受けてから密かに抱いている『刑事の勘』というものが自分にもあるということを改めて感じた。
この事件はこんなに簡単ではない。
私は橋爪警部の話しを聞き、コーヒーを飲んだ。
557 :
鵬:02/07/01 03:02 ID:8RUYZ5uF
なるほど・・・4件目は別件か・・・メモメモ・・・
別件だったのか
ますますわからない( ゚д゚)ポカーン
えっと私のせいで体調不良者がでてしまったようで(w
今日は夜も遅いしここまでにすることにしました。
みなさん、読んで下さるのは光栄ですが体調、レポートの未提出などには十分気をつけてくださいね。
よって明日は早めに開始します。
9時ごろでしょうか。
明日すべての謎が分かり、解決編に突入するつもりです。
山場です。
明日またお会いしましょう
おやすみなさい
560 :
555:02/07/01 03:08 ID:SzpuQ8z8
>>1さん
あんたはホンマにええ人やわ〜
解決編期待してますさかい
1さんも気い付けておくれヤス
562 :
鵬:02/07/01 03:11 ID:8RUYZ5uF
お、今夜はココまでですか、
明日も楽しみに待っとりますよ。
・・・さて、レポートに取り掛かりますか(W
563 :
:02/07/01 03:33 ID:hy4raOBy
564 :
:02/07/01 03:40 ID:hy4raOBy
ん?
丸山は神田の同僚ってこと?????
>>563 あっ!ミスです。
4-3が正しいです。
でも書いてのとおり、事件には関係無いと思ってもらってOKです
ああああああああああああああああ
大きなミスだ!
丸山は、婚約者でした・・・・・
で訂正です!
犯人は
○・・神田明清掃員
×・・丸山明清掃員
すいませんーーーー!
>>1さん
犯人は神田ですね
了解です.
いままでメモをとりながら
真相当てにチャレンジしていたもので・・・
明日の執筆
楽しみにしています♪
ドキドキ・・・・
568 :
:02/07/01 03:55 ID:xAC6CpM3
なるほど納得・・・ちと混乱しましたが大丈夫ですw
続きが楽しみ。明日もガムバテクダサイ!
少し名前を間違えていたので混乱しないように人物関係をまとめておきます。
澤田警部・・act3の主人公。
「僕」・・謎の狂った犯罪者。正体は不明。妹がいる。
澤田美由紀・・2人目の犠牲者澤田正樹の血の繋がっていない娘。
澤田良子・・美由紀の実の母。本編には名前のみ。
丸山・・・美由紀の婚約者。
吉田・・・・主人公の部下。
橋爪正美警部・・・この事件の為に派遣された刑事。
赤沢和正・・・一人目の犠牲者「2-2」左手無し。
澤田正樹・・・二人目。「1-3」、左足。
木村ひなの・・三人目。「1-1」、子宮。
宮沢吉男・・・四人目。「2-3」、右足。
結城このみ・・五人目と思われたが、清掃員神田の偽装工作であった。「4-3」
神田明・・公園の清掃員。結城をレイプしようとして殺した犯人。事件とは無関係。
「黄色いうさぎ」・・全く不明。
570 :
:02/07/01 06:19 ID:DSXZy+wk
>>1さん 猫の手から読んでるけど、プロの作家だと思ってみたりする…
どっちにしろ、表現が上手い!
571 :
:02/07/01 06:31 ID:aLWRSs+N
素晴らしい。
だんだん上手くなって行く。
>>571 ミス板から参入。
見られることでうまくなってるね。
ミステリ板某スレではほぼ解決に向かってます。
>>572 ミス板?ミステリ板なんてあるのれすか・・知らなかった(w
そんな遠征していただくなんてどうもです。
ミステリ板の方ってミステリについて詳しいですよね?
それだったら
このact3が○○○○○の『○○○○の○○』だってことはもちろんご存知ですよね?
もちろんある1部の謎は解けていらっしゃると思います。なんせそのまんま○○○ですからね(w
でも、それでOKです。ありがとうございます
会社から書きこみ失礼(w
漏れは1-3とかは体のパーツ番号と・・・
体のパーツを集めて完全な身体を造る。
昔そんなドラマあったからw
575 :
:02/07/01 18:26 ID:8RUYZ5uF
今日の放送が始まるまでに暗号を解読せねば・・・
もう体調は万全でつ(w
ちゅか結局徹夜したよ今夜リアルタイムでみられるかどうか微妙だよ(´Д`;三;´Д`)
7月18日
明日、「黄色いうさぎ」さんが僕の家へやってくることになりました。
とても楽しみでなりません。
一体どのような人物なのでしょうか。
チャットでお話をする限り、とても落ちついていて大人びた感じでしたが。
なんにせよ明日が楽しみでなりません。
「黄色いうさぎ」さんは私にとても面白いゲームを教えてくれました。
それを忠実に再現することで、常に僕は興奮をしていたんです。
毎日のつまらない生活から一気に毎日が緊張の連続でした。
こんなことを妹や父、病気で死んだ母が知ったらどんな風に思ったでしょう。
みんな多分このゲームについて絶賛してくれたでしょう。
僕は明日を楽しみに待ちました。
ラウンジからきました。
とりあえず記念カキコ。
ここだけは毎日欠かさず見ています
リアルタイムで読めるなんて。嬉しくて嬉しくて。
7月19日
私の元へ美由紀がやってきた。
例の清掃員の犯人を一連の事件と勘違いしたのか美由紀はその犯人に会わせてくれと言ってきたのだ。
吉田はそんなことはできないし、この犯人は例の事件の犯人とは違うと言うことを一生懸命話していた。
美由紀は、しかたなく帰っていった。
彼女の気持ちは分からなくも無いが、ここで神田と会わせる訳には行かない。
そこへ、橋爪警部が現れた。
「実は『ゲーム』に関することが大体分かってきた。」
警部は言う。前々から警部は気づいているといいながら自分で調べをしてきたようだ。
「数字・・・・あれは只の料理で言う前菜にしか過ぎない。犯人にとってはそんな物どうでも良かったんだよ。」
橋爪警部はそう語り、一冊の文庫を渡してきたのであった。
その文庫のタイトルは「メビウスの殺人」。
タイトルからして、どうも推理物の小説のようだった。
「澤田さんとりあえず、この小説を読んで見てくれ。それから話しをするよ」
橋爪警部はこう言って席を立つ。
私は目の前にある文庫を手にして、パラパラっとめくって見た。
どうも小説と言うのはニガテだ。
文字ばかりで頭が痛くなりそうだ。
しかし橋爪警部はこれを読めと言ってきた。
何かの意図はあるようである。
どのような事実がこの小説には書いてあるのか。
私はこの本を夜にでも練る前に読もうと考えたが、すぐに読むことにした。
私は嫌々ながらも煙草に火をつけ最初の1ページをめくる。
581 :
鵬:02/07/01 21:42 ID:8RUYZ5uF
飯食ってたら解決篇始まってるやん!
ワクワクッ!
私はその小説を1ページ1ページ読むごとに驚愕の事実が浮かび上がる。
私はその内容にあっけに取られ、つい時間を忘れ読みふけってしまった。
私は数時間でこの小説を読み終えた。
私は愕然とした。
橋爪警部がこの本を読めと言ったり理由がわかった。
読み終えたその小説を私は机の上にゆっくりと置き、ため息をついた。
私は言葉が出なかった。
犯人が行っていたゲームはまさにそれだったのだ。
小説の内容は、まさに今私が担当している連続殺人事件と全く同じなのであった。
被害者には共通点が無い。
「1-2」などと言った、数字の羅列。
内臓などを持ち去るといった一部分の事実意外、全てが同じであったのだ。
もちろんこれは推理小説だ。最後にはすべての答が記してある。
その答を今回の事件にも当てはめて見る。
一部を除きすべてが一致。
犯人は、この小説の通りに全く同じにする『ゲーム』を行っていた。
数字の羅列などは小説を真似ただけにすぎない。
犯人の『ゲーム』は
この小説どうりに事件を起こして行くことだったのだ。
橋爪警部がやってくる。
「どうだい分かったかい?」
警部はこう私に問い、話し始めた。
これから解決編です。
少し時間を空けます。
じゃあここまででいったん休も!
587 :
鵬:02/07/01 22:06 ID:8RUYZ5uF
ふぅ・・・、いよいよ解決か・・・、
じゃ、ここまで出た情報だけで犯人特定できるの?
オォオーオォオー(´Д`*)ドキドキ
ワクワク
590 :
:02/07/01 22:27 ID:8RUYZ5uF
マヂで考えてみる・・・
ワクワク
だめだ・・。ぜんぜんわからん。しかし、、おもしろすぎる。
まずは、天才という共通点。
私はこの被害者達はそれだけの共通点しかないと考えていた。
しかしもう一つの共通点があった。
その共通点も犯人にとっては『ゲーム』だったのであろうか。
「私も天才という共通点しかないと考えていたんだ。しかし違った。」
橋爪警部はそう言った。
「私なんて、こんな共通点なんか待った気気づきませんでしたよ。」
私はそう言って、被害者の名前を横一列にに平仮名で書いていった。
そうである。
天才意外の共通点とは、
名前のしりとりだったのだ。
あかざわかずまさ→さわだまさき→きむらひなの
ここまでは小説に書いてあったとうり、名前で「しりとり」がしてあったのだ。
何故か宮沢吉男だけがつながらない。これには私も分からなかった。
「そこなんだよ。」
橋爪警部も言う。
「何故宮沢だけは、しりとりになっていないのか。それが私もわからないんだ。」
これも別件の可能性があるのかと考えたが、それはないようだ。
殺害方法も他の被害者と同じである。
同一と考えても良いだろう。
次はあの数字の羅列だ。
私は先ほどの名前を書きこんだ紙に、まず横に2本線を引いた。
そして垂直に縦にもまた2本の線を引き3×3のマスをつくる。
( ´,_ゝ`) ぉぃぉぃ、気になって仕事が出来ないよ。
正直、次の話のジャンルが気になる。
そして例の数字を順番に読み上げる。
「まず一人目『2-2』・・・」
そういって私はその3×3のマスの左から2列目、上から2列目に「○」を記入する。
「次・・・『1‐3』ね・・・・」
私は左から1列目、上から3列目に今度は「×」を書きこむ。
「『1‐1』と・・・・」
同じように左から1列目、上から1列目に「○」を書く。
そうだ。
この数字は小学生などの子供達なら誰でも知っているであろう
○×ゲームであった。
598 :
鵬:02/07/01 22:58 ID:8RUYZ5uF
「僕」の言ってた「ゲーム」ってこの事だったのか!!
599 :
脳タリン:02/07/01 23:01 ID:ENeROi5x
おぉ・・・
名前を平仮名にしたり、3x3の行列書いて○つけたりしたのに
全く分からなかった・・・(w
ぬがぁ!なんだか悔しい!(w
しかしながらこの「○×ゲーム」も4人目の宮沢の例は当てはまらないのである。
また、謎の部分も多い。
一つ目は内臓が無くなっていること。
二つ目は死体毎に各パーツがなくなっていること。
三つ目は宮沢は何故両方の『ゲーム』に当てはまらないのか。
そして、最後に犯人はだれなのか。
この小説では犯人はすべて自分一人の犯行で、犯人は二重人格だったという結末であった。
今回の事件もはてしてそうなのだろうか?
『ゲーム』については分かった。
「しりとり」と「○×ゲーム」そして、「小説の物語をそのまま進める」というものだったのだ。
橋爪警部は何かを考え込んでいる。
そして、私もまた小説を再び読み始めた。
602 :
:02/07/01 23:11 ID:JiHVSj/5
ドキドキ・・・
603 :
:02/07/01 23:13 ID:8RUYZ5uF
7月21日
事件は意外な展開を見せた。
それはある一戸建ての住宅で起こった。
その住宅に宅配を届に向かった業者が、呼び出し音に反応しないところを見てドアを空けたそうだ。
すると、カギが掛かってない。
業者の男性は、中に入った。
そこには一人の男性の首吊り死体があったのだ。
男性はすぐに警察に連絡、私達が今ここにいると言う訳である。
首吊りした男性の名前は前田弘明28歳。
自宅のパソコンなどが置いてある部屋で首を吊って死んでいた。
そして、その近くに遺書が発見されたのだ。
遺書には、この事件についての事が直筆でかかれていた。
605 :
◆LvpW9.0E :02/07/01 23:18 ID:tWtIqjZN
仕事切り上げて帰ってきちゃったよー
リアルだー
606 :
鵬:02/07/01 23:19 ID:8RUYZ5uF
俺も今日はバイト休んで読んでるよ。
内容はこうである
「今回の一連の殺人はすべて自分がやりました。
赤沢和正さん
澤田正樹 さん
木村ひなのさん
野村真美 さん
宮沢吉男さん
罪も無いあなたがたを殺めてしまったこと、ご家族の方にご迷惑をかけたこと。
誤っても許してもらえることではないと思います。
数字に関してはもう警察の方はお分かりでしょうが「メビウスの殺人」を真似ました。
そして、内臓を持ち出した理由は死体の内部を綺麗にしてあげたかったからです。
そして、僕は自らの命を絶つことにしました。
すいませんでした
7月18日 前田弘明 」
608 :
:02/07/01 23:21 ID:JiHVSj/5
うぉー 続きは????
609 :
:02/07/01 23:24 ID:JiHVSj/5
7月18日と・・・
訂正
7月18日 前田弘明→×
7月19日 前田弘明→○
この遺書を読み、私は意味が分からなかった。
野村・・・・・真美?
誰だそれは?そんな死体は上がっていない!
どういうことなんだ一体?
そして、吉田が血相を変えて飛んできた。
「橋爪さん!澤田さんちょっときてください!・・・・・・おぇぇぇぇ」
吉田はその場に吐いた。
私と橋爪警部は吉田がきた方向に向かう。
そこは、隠し部屋のような薄暗い部屋であった。
強烈な異臭。そして黒っぽい固まり。
橋爪警部があまりの異臭に耐えかね吐いた。無論私もである。
そこにあったのは今までの死体の内臓すべてであった。
612 :
鵬:02/07/01 23:32 ID:8RUYZ5uF
(;゚Д゚)< ま さ か ・・・
613 :
:02/07/01 23:34 ID:yB22rBLI
私はあの臭いを早く忘れたいが為に吉田を残し署に帰る。
吉田には、前田の周辺を洗うようにそれから消されていたコンピュータのデータを復元させるように言い残した。
しかし、酷い。
あの光景は2度と私は忘れることが出来ないであろう。
あのおびただしい臓器の量とうじのような虫。
考えたくも無い。
しかし、本当に前田一人の犯行であったのであろうか?
遺書には肝心なところが書いていない。
なぜパーツを持ち去ったのか。
そして、木村と宮沢の間の野村真紀とという人物は一体?
私は犯人が自殺したという事実より、腹の中になにかが詰まっているような気分であった。
7月22日
吉田が重要な情報を持ってきて私に伝えた。
コンピュータのデータが復元できたと言うことだ。
前田は「黄色いうさぎ」となる人物と接触していた。
その内容を聞き、私はある一つの結論に辿りついた。
また、前田の母も病死してその前に離婚の経験もあった。
私はこの情報を得てある一つの結果へと導く。
私は車に乗りこみ、「黄色いうさぎ」の元へと向かった。
616 :
◆LvpW9.0E :02/07/01 23:42 ID:tWtIqjZN
ぁぅ。
617 :
:02/07/01 23:44 ID:JiHVSj/5
ってことは「黄色いうさぎ」は・・・・
ピンポーン
私は目的地へ着くとインターホンを鳴らす。
「はいどちらさまですか?」
インターホンから声が聞こえる。
「○○署の者です。○○さんおみえですか?」
私は「黄色いうさぎ」を誘い出す。
「はいわたしですが。」
そう「黄色いうさぎ」は答える。
「少しお話があるのでちょっと外でていただけます?」
その問いかけに「黄色いうさぎ」は少し考えて「はい」
と答える。
玄関のドアが開き「黄色いうさぎ」は姿を現した。
619 :
鵬:02/07/01 23:48 ID:8RUYZ5uF
遂に黄色いうさぎの正体がー!
620 :
:02/07/01 23:52 ID:JiHVSj/5
いいとこだというのに
重くなってきたぞ半角板・・・
「あなた『黄色いうさぎ』さんですね?」
私は率直に聞いた。
その人はいきなりのその質問に驚きを隠せなかったようだが、すぐさま
「・・・・・なんのことでしょうか?」
と言い返す。
「一連の連続殺人の犯人ですよ!そんなこと言わなくてもわかっているでしょう?」
私は少し強気な言葉で言う。
「・・・・・・・・」
「黄色いうさぎ」はだまっている。
「あなた・・・この事件は『ゲーム』なんてものではない。あなたが前田弘明という人物を巧みに利用して起こしたある一人を殺す計画的な犯行だったんですよ!」
私は一気に話しを始める。
「その一人とはあなたの父であった、澤田正樹さんですよ!」
622 :
:02/07/01 23:56 ID:GsGeGGro
ついに!
623 :
鵬:02/07/01 23:59 ID:8RUYZ5uF
うわぁ―! 犯人キター!
624 :
:02/07/02 00:00 ID:q/AmeA0j
寝られない!!
楽しませてくれ
「あなたはまず『黄色いうさぎ』と名乗って,自殺した犯人の前田にネットで近づくことから始めた。
うまく近づくことができたあなたは、「メビウスの殺人」どうりに事件をつくってみようという『ゲーム』の話しを持ちかける。
気が狂っていた前田はその話しにまんまととびつく。交互に殺していこうと話しを持ちかけ
そして一人目に赤沢和正を指定して、しりとりどうりに澤田を殺すところまでこぎつける。」
「黄色いうさぎ」は黙っている。
私は続ける。
「赤沢の死体場所を前田に聞き、あなたは左手首だけ持ち去る。そして順番道理に澤田に睡眠薬を飲ませ絞殺する。
実の子供だったあなたは睡眠薬を盛ることなんて簡単だからね。
澤田を殺すことに成功したあなたは、例の数字をつけて犯行前田に分からせるよう、内臓をいやいや切りとって左足を切りとる。
あなたの犯行はここだけだ。」
「黄色いウサギ」さんは何かを言おうとしたが止めた。
「しかし、前田は『ゲーム』を続けてしまった。あなたにとって『ゲーム』はただの自分の殺人を隠すための手段でしかなかった。
あなたはこれ以上の殺しはしたくなかった。だからインターネットで前田に『野村真美』という架空の人物を殺したと言ってその場を逃れたんだ。」
「もう『黄色いうさぎ』さんなんて呼ぶ必要無いですね?前田弘明の実の妹、前田沙織さん」
627 :
:02/07/02 00:22 ID:iVjKbTD9
!!!マジかーーーーーーー!!
628 :
鵬:02/07/02 00:24 ID:UeUMIEBh
ウワッー!! 犯人ってあのカレーの妹だったのか!
あのカレーの中に・・・という罠だとイヤソ
えらいこっちゃ!!!!
631 :
_:02/07/02 00:30 ID:Y1m9U0kT
そういう事件のマスコミの扱いってどんな感じだっけ。
632 :
:02/07/02 00:30 ID:UeUMIEBh
>>629 ちょっと想像しちゃった・・・・・・うぷっ
「沙織さん。あなたは実の兄である前田弘明にすべての罪を最後になすりつけようとした。
そこであなたは自分が『黄色いうさぎ』であることを明かした。
『黄色いうさぎ』が実の妹であったショックで前田弘明がすべての罪を被って自殺することはあなたは知っていての行動だった。
お兄さんはあなたに『愛』という感情を抱いているのをあなたは知っていたからね。」
「しかし、遺書を書くなんてことは予想していなかった。
しかもその遺書の中にでっち上げた人物『野村真美』が書かれるなんてね。」
「あなたのお母さんの前田益美さんは数年前、澤田正樹と結婚した。しかし、極度の暴力と仕事へのストレスなどであなたのお母さんに強く当たった。
それが原因であなたのお母さんは病気になる。離婚し新しい男性と結婚するも、益美さんの病気は悪化、ついには死んでしまったんですよね。」
私は一呼吸をして続ける。
「この事件はその恨みを晴らすべく、実の兄を利用し『ゲーム』というもので真実の犯行を隠し、
あなたは上手い具合に恨みを晴らすことに成功したんですよ。」
いままで黙っていた、「黄色いうさぎ」いや沙織が口を開く。
「証拠は!証拠はあるんですか!」
前田の妹である沙織はヒステリーになり叫ぶ。
「始めは証拠なんて分かりませんでした。」
私はこう言って煙草に火をつける。
634 :
鵬:02/07/02 00:39 ID:UeUMIEBh
ポカーン(゚д゚)凄いドンデン返しだ・・・・・
>>634 激しくそう思うよ
まさか妹が犯人だなんて
ガ━━━━━━━━(゚Д゚;)━━━━━━━━ン!
637 :
:02/07/02 00:45 ID:q/AmeA0j
それで? それで?? それで???
「それを話す前に、まだ話していない謎があります。」
私は空を見上げて続ける。
「なぜ死体の一部分がなくなっていたか。です。」
沙織は下を向いている。
「それはあなたがすべてやったことです。
死体の一部を持ち出すことは貴方の兄弘明さんはなにも知らない。何故なら遺書にはそのことについて一切振れてなかったからね。
チャットで一番最初に死体の捨ててある場所を聞き、そこに向かい死体の入ったゴミ袋から適当にパーツをつき取った。」
「澤田の死体からも適当に選んだ左足をゴミ袋の中から取りだした。それらはどこかに埋めたり燃やしたりしたのでしょう。」
「貴方にのって、これらは全くいらないものだったんですからね。」
「これらを切り取ることによってあたかもなにか意味のあるように見せかけ、本当の事実を小さくすることがあなたの目的だった。」
「あなたは澤田の左足を抜き取ると同時に本当に欲しかったある物を奪って行った。
それは、澤田が右手にはめられていた貴方のお母さんが澤田にプレゼントした指輪だったんですよ!
そしてその指輪は今、貴方の左手に輝いているそれです!」
639 :
:02/07/02 00:51 ID:NXQp9R1N
ネコの手から読んでるんだが・・・・。
リアルタイムで読むのがこんなに良い物だとは・・・ハァハァ
640 :
鵬:02/07/02 00:54 ID:UeUMIEBh
>>639 俺も同感
皆で1つの本を読み進めていくような感覚ですげぇ新鮮。
>>639・640
夜が楽しみになっていいNE(゚д゚)ウマー
前田沙織はもう何も言えなかった。
というより、私が言った事実にもう反論できない様子だった。
「澤田は・・・あいつは悪魔だ・・あいつのせいでお母さんは死んだんだ!私の生きがいだったのに・・・!」
沙織は泣き始める。
「脅迫状を送ったのも貴方ですね?あの空欄はどうゆう意味でもとれるようにわざと空けておいたんですね。」
私はこう言って沙織の目を見る。
「お兄ちゃんは・・・私のことが好きでした。そのことはお兄ちゃんの視線や行動で分かりました。
とても気持ち悪かった。この計画を実行する為に仕方なく近づいていた。
でも、私がお兄ちゃんの前に『黄色いウサギ』として現れた時にその気持ち悪さはなくなったんです。
お兄ちゃんは、涙を流し「僕のせいだ・・」とづっと言っていました。」
「この指輪はお母さんが澤田にプレゼントしたものです。
しかし澤田は、この指輪は金額的価値が高いからという理由でつけていました。
私はそれがどうしても許せなかった。」
沙織は泣き崩れる。
明日・・・でもやめられねー
644 :
鵬:02/07/02 01:12 ID:UeUMIEBh
死んで当然の奴だな この澤田って奴は!
645 :
':02/07/02 01:12 ID:gWQgUTm+
ネコの手から追いかけ読みしてますが、今,初めて追いついた、。
ビックリ
リアルタイムドキドキ
7月24日
事件は全て解決に終わった。しかし非常に後味の悪いもの担ってしまった。
母の恨みを晴らすべく、実の兄を自殺に追い込んでまでの犯行。私は、事件が解決した今も悲しみに浸っていた。
そこへ、橋爪警部が現れる。
「なに沈んでるんですか澤田さん」
警部はこう言って、私の肩を叩く。
橋爪警部は今まで本当に
女 性
とは思えない行動で事件を解決してきた。
彼女は長い髪を振りほどき、「こんど飲みにでもいこう」と耳元でつぶやき席を立つ。
さて、私もまたこの事件の資料製作に忙しくなりそうだ。
私はコーヒーを飲みペンを走らせ始めるのであった。
act3 fin
647 :
鵬:02/07/02 01:14 ID:UeUMIEBh
ホゲァー、橋爪警部おんなの人だったんか!
648 :
:02/07/02 01:16 ID:pmNEKJTW
>>642 「とても気持ち悪かった」に激しくワラタ
吹き出しちまったよー(w
649 :
:02/07/02 01:16 ID:NXQp9R1N
ぬぉ〜〜〜!!
終わっちまったよぉ。
面白かったぁ。
が、欲を言えば、事件解決の部分にもう少し時間をかけて欲しい。
いやぁ〜。ありがとぉ〜ねぇ〜。
650 :
鵬:02/07/02 01:18 ID:UeUMIEBh
>>1さん、素で惚れますた。
あと、この橋爪警部、シリーズ化キボン!
>>1さん
あんた、すごいよぉぉぉ。・゚・(´Д`)・゚・。
デビューしろよ、マヂデ。
楽しませてもらったよ。次回作も期待してるぜ。
橋爪警部が女性である必要があったのかは謎だがー
ま、いっかー
>>1さん
どんでん返しの連続にぶったまげたYO
絶対小説にしたら売れると思うYO
次回作も期待してますので頑張って下さい(・∀・)イイ!
すげーよ、終わったとたんに軽くなたーよ
今日の出来事act3後書き
今まで読んでくれてありがとうございました。
今回は我孫子武丸氏の「メビウスの殺人」をそっくり頂きました。
しかし、私的にはこれが今回の意図でした。
その理由は、聞き手側を「なんだパクリか。なら犯人は二重人格じゃん」という先入観をワザと持たせるためでした。
で、それを気づいてもらうようにワザと「殺戮に至る病」に似た描写を書いたりしました。
そこに
>>355さんが似てると発言してくれました。
そこで、一気に私は先入観を作り出す為に話しを似せました。
ミス板の方々も参加していただいてよりいっそうこの犯人=多重人格をつくりあげることができました。
まぁ知らなかったかたはそれはそれで良かったかもしれませんがね。
しかし、もう推理物は嫌です。
構想が大変です。
ありがとでした〜
656 :
:02/07/02 01:25 ID:UeUMIEBh
657 :
sage:02/07/02 01:26 ID:gWQgUTm+
面白かったです
ありがとう
おやすみぽ
おやすみー
660 :
:02/07/02 01:31 ID:iVjKbTD9
うおおお、面白かったw
2話完結いい話の続きも期待してますw
>>656 はい素人ですよ。
たまに文が雑になったり描写が薄かったりすることもあるでしょう?
だから、ほんとうのミス板の方たちに文の中の矛盾や間違いなどを探されたりしたら
結構見つかってしまうかもしれません。
誤字もおおいですしねw
662 :
:02/07/02 01:33 ID:gNvOlZgD
さーて寝るか。
663 :
鵬:02/07/02 01:33 ID:UeUMIEBh
面白かったです。いや、マジで。こんなワクワク感は久しぶり。
>>1サンの次回作に大期待!
664 :
:02/07/02 01:33 ID:NXQp9R1N
>>668 をぉ!!それがあったよ!忘れてた(W
で、どんな話しだっけ?
このスレの最初の方だったかな。
>>1さん
おつかれぇ〜
無理のない程度に、次回作を期待したりします。
ガムバレェ
665 :
:02/07/02 01:35 ID:RoK5ZBL5
>>1さん、おもしろかったよー
次回作期待してます。
666 :
660:02/07/02 01:37 ID:iVjKbTD9
667 :
鵬:02/07/02 01:38 ID:UeUMIEBh
マジで惚れてます |дT)o サインくださいw
次回作もガムバテください!!!
>>667 後書きは一応
>>655に書きましたよ
でも、ちょっとした裏話を。
今回は本当に大変でした。
推理物ということで、つじつまを合わせるのが難しかったですね・・・・
しかも私にとって数字の謎や、しりとりについては別にどうでもよかったです。
それはただ最後に全く別の物にする素材でしか無かったですからね。
だから、誰かが答を言ってしまったりしてもよいと思ってました。
犯人さえ気づかれなければね。
でも解決の部分をもっとちゃんと書けば良かったとちょっと後悔。
橋爪警部が女であったと言うのは私の只の遊びです。きにしないでくださいw
次回作どうしよっかなぁ・・・・これで終わりにしてしまおっかな・・
670 :
355:02/07/02 01:48 ID:TcgnyF87
一本取られました。1さんサイコーです。
671 :
:02/07/02 01:52 ID:UeUMIEBh
>>669 書いてくれ!書き続けてくれ!止めるなんて言わないでくれ!
>>671に激しく同意
次回作を激しくキボンヌ
・゚・(ノД`)・゚・
673 :
:02/07/02 02:08 ID:V3i/Ql7P
同じくキボンヌ!!
ただ、無理して中途半端な作品にならないで欲しい。
またーり逝って頂きたい。
674 :
428:02/07/02 02:09 ID:1bjr55dR
読了しました。面白かったです。
やぁ、昼ぐらいに、○×と、もうひとつはしりとりじゃなかろうか、って気づいた
のに、何故か、名前のしりとりって気づかなかった(笑)
後、もうひとりの犯人は、妹or澤田娘が濃厚に怪しい、とは思ったんですけど
(非力な女性だから、鈍器による撲殺、という力尽くな殺害方法が困難
だった、と推理)妹=澤田娘で主犯、とまでは考えなかったです。やられし。
あ、因みに、わたしは推理小説もまぁ読みますけど、クラシックな作品が好き
なんで、「メビウスの殺人」は未読です。
お陰で二重人格とかの誘導には気づきませんでした。
おつかれさまでした。
675 :
:02/07/02 02:10 ID:QKFMWJY3
たのしすぎです。たすけてください。
676 :
さいこー:02/07/02 02:12 ID:eQQz8CAR
>>1さん
次回作も楽しみにしてます、頑張ってください。
確かに無理してまでは書かなくてもいいと思います
2chのモットー
マターリしていきましょう(・∀・)イイ!
今回の推理モノをメモ帳に編集したら
42KBにもなったYO
超大作だNE(・∀・)イイ!
みなさんありがとうございますね〜
まぁ次回作考えたらマターリ始めたいと思います。
まぁ2話完結の方の話しもありますしね
しかし、今度はもう推理系はやめますねw
話しの考えが全く無いのでまだ未定です。
っていうか・・・・ひとつ気になったことが。
なぜラウンジや、ミス板から人がやってくるんでしょうね?
誰かが張ってるのかなぁ・・・
謎です・・・・・
679 :
428:02/07/02 02:25 ID:1bjr55dR
あ、それと、次回作ですけど、もし書かれるようでしたら、個人的には
第一作みたいな実体験怪談(?)風なんリクエストしたいです。
いや、あの落ちはどうかと思いますけど(笑)
落ちの膝ぽん度では、第二作かと思います。ただ、好みとしては
もっといやぁな後味の方が良かったですけど、それは人それぞれ
でしょうから。
今作は「苦戦してはるなぁ」って印象が強いです。固有名詞の混乱とか、
後、ご自分でも書いてられますけど、変なところで、変にくだけた言い回しが
出たり。
全部の作品通して、ちと書き急ぎの感が強いです。
最後が見えると、ざっと流しちゃう癖あるみたいですし。
あ、上でリクエスト書いてますけど、飽く迄、「だったら良いなぁ」程度
なんで、書きたいもの書けば良いと思います。その方が熱の入りようも
違うと思いますし。
680 :
:02/07/02 02:26 ID:UeUMIEBh
あ、じつわ俺もラウンジから飛んできた内の一人です。
何やら「一番面白かったスレを教えろ」ってスレッドにリンクがはってあったんで・・・
681 :
名無し:02/07/02 05:02 ID:poriZ58p
>1さん面白かったです。
ちなみに俺はFLASH板から飛んできました。。
682 :
名無し:02/07/02 09:39 ID:am8s43v4
漏れ的にはみのもんたのが一番おもろかった。
あのスレどこだっけ?
683 :
名無し:02/07/02 11:40 ID:Q03l8K2U
やっぱちらほら他板から来てる人もいますね〜。
私は最初からいたけど、ニュー速に普段はおりますです。
興味半分で半角板に来て見つけました。
で、このスレはsage進行ですよん。
1さんお疲れ様ですた。おもろかったっす。
ちなみに自分はどかのサイトでおもしろいと紹介されてたんで
そっから飛んできますた。
ネコの話しだったかな。
今日の出来事 短編〜悪魔のOFF会〜
私は2ちゃんねるという匿名掲示板に出入りしている。
その掲示板の中で「今日の出来事」といってスレッドを立ち上げた1 ◆0SIBMqZQ という人が
自分で書いた小説をリアルタイムで読むことができるというものでした。
私はそのスレッドの常連になっています。
ある日1さんを交えその常連達でOFF会を行おうという話になり
私もそれに参加することになりました。
参加者はスレッドの立ち上げをした1さん他6人が参加する、という話になりました。
しかし、この楽しいはずのOFF会であんな恐ろしい事件が起こるとは
誰も知り得なかったでしょう。
686 :
:02/07/02 20:38 ID:dWaQpE3j
687 :
_:02/07/02 20:47 ID:1NCplcg4
キョウモキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
688 :
鵬:02/07/02 20:58 ID:UeUMIEBh
1さんキター!!
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
よっ!待ってました。
OFF会の会場となったのは、とある旅館でした。
折角なので一泊して親交を深めようと言った1さんの提案からでした。
私はその旅館に着くと、すでに2人の男女が先に到着していたようです。
「えっと、OFF会参加の方ですか?」
2人のうちの一人の男性が私に問い掛けます。
「はい。そうです。村木、村木雅和といいます。スレの中では「某スレ傍聴人」って言うハンドルです。」
私がそう答えると
「お〜あなたが「傍聴人」さんなんですかー意外だなぁもっと年が上なのかと思いましたよー」
楽しげな会話は続きます。
「僕の名前は吉村卓真 「蛙」っていえば分かりやすいかな」
笑いながらその男がいいます。
「あなたが『蛙』さんかぁ!これまた意外だ!」
私がそう言ってもう一人の女性に目を向けます。
「あっ私・・・はじめまして・・・「青紫柔道」っていうハンドルで・・浅野愛っていいます・・・」
私はスレの中で過激な発言を繰り返していた「青紫柔道」が女だということに驚来ました。
692 :
:02/07/02 21:18 ID:7A0DjOQj
久々のリアル遭遇
「青紫柔道」は、スレの中で物語の結末を途中で言い当ててしまったり、またもやワザとスレを浮上させて
住民の怒りを買ったりしてました。
このOFF会の話が出た時に、この「青紫柔道」が参加するといった発言に住民からの反感を買いました。
しかし、1さんが別にいいのでは?という好意的な言葉でこの「青紫柔道」の参加が決定しました。
しかし、実際に会ったこの感じ・・・
清純そうで人見知りが激しく、静かそうな人格・・・ネットとは恐い物だと言うことを改めて実感しました。
また、「蛙」と。吉村卓真さん。
彼はその明るい性格が書きこみに反映しています。
外見は予想したたものと違いましたが、そのせいで「青紫柔道」よりは「蛙」さんの印象の方がスレの印象と合ってきました。
そこへまた一人男性が現れます。
外見はかなりの大柄でメガネをかけており、汗だくでなにかアニメでしょうかそのキャラが描かれているTシャツを着ていました。
ネット・・・・・恐い物です
694 :
:02/07/02 21:37 ID:oEMBUUmP
> ネット・・・・・恐い物です
ワロタ
声をかけたくない
そう思ったのは私を含めここにいる3人すべてでしょう。彼は次から次へと流れ出る汗が目をひきます。
「いやぁ暑い暑い今日は暑いですね」
彼はいいます。
すると、腰に巻いていたウエストポーチの中から「群馬農業組合」と書かれた白いタオルを取りだし汗を拭き始めました。
・・・・・・・・・
3人とも絶句しました。
「あー暑いなァ。おっ!みなさんOFF会のメンバーですか?よかったよかった。」
残念ながらこのおでぶさんはOFF会のメンバーのようです。
まぁ予想はしてましたがね・・・・
「あははは・・・・・こ、こんにちは・・・」
「蛙」さんが話したくないと言わんばかりの声でそういいます。
すると彼はこう言いました。
「まだみんなきてないようだね?始めまして!僕は遠山っていいます。えっとあのスレの1です」
696 :
:02/07/02 21:52 ID:sJInYPSf
>>695 1さん、面白すぎる!!
「まだみんなきてないようだね?始めまして!僕は遠山っていいます。えっとあのスレの1です」
ツボはいりましたw
1さんかYO!(w
ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!
ショックです。
あのスレを進行させている1さんがこんなオタッキーだったとは。
私は帰ろうかと思いました。
他の二人ももはや話す言葉も出ないようです。
「ははは!みんな無口だなぁ!せっかく合ったんだからもっと楽しくいきましょうよ!ははは!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
唯一の女性である「青紫柔道」は顔が引きつっています。
そして「蛙」さんは1さんがさっきから顔の汗を拭きつづけているタオルがぐしょぐしょに鳴って行くのを口をあけて眺めています。
「あ、あなたが・・・・・い、1さんですか・・・・はは・・・・意外だなぁ」
私が言います。すると1さんが大きな声でいいます。
「そう?けっこういい男で驚いた?・・・・・・・・・・・・つっこんでくれよー!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
699 :
:02/07/02 22:10 ID:kWM25TBZ
おお!ここが最近話題のスレか!
丁度いいときに来たかな?
そこへ、一人の男性が現れました。
その男性は最近流行のヒップホップ系のだぶだぶのパンツ、そしてとても大きいTシャツを着てトリプルファイブソウルのキャップを被っています。
顔立ちは真っ黒に焼けており、鼻にピアスそしてあごひげといったあまりネットとは程遠い人物でした。
「こんちわぁーみんなこれOFF会のメンバー?俺さぁ山田っていうんだけどさ。えーと「あやや命」っていえばわかるかなぁ」
この強面の男はたらたらと話こういいました。
「あやや命」スレの中でモー娘のファンと打ち明け、住民から「モーヲタカエレ!」などといわれていました。
もちろん私もその書きこみをした一人です。
「なんか、全然違う・・・・」
私はぼそっと聞こえないように言いました。
「このデブ誰よ?」と「あやや命」がいいます。
「あやや命」は1さんの熱狂的ファンでスレが始まった当初から張りついている人物です。
1さんはびびっています。
「この方が1さんです」と『蛙』が言います。
「あやや命」が凍りついたことは言うまでも無いでしょう。
もしかして・・・一部実話?
702 :
MRC:02/07/02 22:29 ID:KVSPTRe5
ダウソ板から来ました。
面白すぎるんですけど。
交換中にずっと読んでますw
703 :
きになる:02/07/02 22:37 ID:zm7y35H0
入院してる子供と父親の話はどうなったんれすか?
704 :
:02/07/02 22:43 ID:WdT4j5V5
今日もキター!!!
>>703 今の話しが、そのうち繋がる・・・・訳はないか?
最後に現れた一人は女性でした。
6人というのはすでに決まっていたのでこの女性が残り一人の「ちんちんはっする」さんかと思うと・・
その女性は非常に明るく私達に話しかけてきました。
「こんにちわー!OFF会のみなさんですかぁ?はじめまして!ってもう私がだれか分かってますよね?ちんちんはっすること今村美晴です〜!」
・・・・・・・・・
そのハンドルをよくそんな大声でいえるなぁ
僕は関心と同時に少し引きました。
「さてこの中に1さんがいるんだよね〜?誰かな」
「ちんちんはっする」さんは当たりを見まわします。
そして、1さんの所で目が止まり、ニヤニヤする1さんを尻目に
「貴方が1さんでしょう?」
と私を指差してきました。
できるなら「はい」と答えたかった・・・しかし1さんが言いました。
「まいったな!1=カコイイ=僕でしょうがぁ!はっはっは!」
ウワァァァァァァァァァン!
飯くってきまふ
>>703 あの話はもう少ししたら続けますよん
あとこの話の内容は フ ィ ク シ ョ ン です!
誤解のないように!!!!
もうすでにある意味悪魔のOFF会(w
いまのうちに風呂はいってこよ。
1さんおつおつー。
709 :
:02/07/02 22:57 ID:WdT4j5V5
>>706 いってら!
ゆっくりで良いッスよ。
いや、とても気になる展開だけど・・・(W
710 :
鵬:02/07/02 23:19 ID:UeUMIEBh
すげぇOFF会だ・・・
6人全員揃ったところ簡単な自己紹介を終えで旅館の中に入っていきます。
チェックインを済ませ、各自まず自分の荷物を部屋においてくきました。
時計を見ると、すでにフロントの方が話していた夕食の時間になりました。
私は、夕食の会場へと向かいました。
会場に着いた私は、先に来ていた「青紫柔道」さんと話をします。
「はっきり言って、全く予想もしませんでしたよ・・・・」
「そうですかぁ・・・?確かに私、男みたいな発言してましたしね」
良く見ると、この子非常に可愛いことに気づきます。
つい見とれてしまい、「青紫柔道」さんは目をそらしました。
そこへ、次々と人々が現れます。
「蛙」さん「ちんちんはっする」さん「あやや命」さん
1さん意外のメンツはすべてそろいました。
少し、1さんを待ちながら雑談が弾みます。
しかし、いつになっても1さんは現れません。
一体どうしたというのでしょうか・・・?
ちょっと出遅れたYO
でもリアルタイムで再び遭遇(・∀・)イイ!
このオフ会に自分もいたら
間違いなくヽ(`Д´)ノウワァァン!!だNE
「おい・・・1さんちょっとおそすぎねぇか?」
そう言い出したのは「あやや命」さんでした。
「うん・・・そうだよね」
「ちんちんはっする」さんも便乗しました。
たしかに遅すぎます。
集合時間からすでに1時間以上経過しています。
「みんなでよびにいくか」
そう言いだしたのは「蛙」さんでした。
「そうしましょう」
「青紫柔道」さんがいいます。
その言葉と共にみんなが経ちあがり、1さんの部屋へ向かいました。
部屋に着くと呼び出し音を早速ならしますが反応がありません。
私達はドアを開けました。
そこには大変な事態になっていました
ワクワク
はっするさんの名前が出るたび笑えまつ(w
そこには胸の部分にナイフを突き付けられ血を流して倒れている1さんがいました。
「きゃぁぁぁーーーー!!!!!」
女性陣の悲鳴があがります。
「うわぁぁぁぁ!!」
男性陣も腰が抜けた物もいるようでした。
「1さん!大丈夫ですか!!!!1さん!!」
私が胸のナイフに触れないように肩をゆすります。
しかし反応はありません
机の上をみるとパソコンがありワープロソフトが立ちあがっており
「234 506 540」
と書かれていました・・・・
。
ここでこれを読んでいるみなさんに犯人を1さんを殺した犯人を特定して欲しいのです!
この数字はどうも1さんが犯人に気づかれないように残したメッセージです!
どうか!お願いします!
717 :
:02/07/03 00:18 ID:z8kkwY11
234 :(;´Д`)ハァハァ :02/06/26 01:35 ID:ZZV4kHGm
たのしかーたよ。
>>1さん、乙!
act3もきぼん!
正直、毎日読みたい(;´Д`)ハァハァ
506 :鵬 :02/06/30 04:04 ID:iWm3p193
くそー、暗号全然わかんねー
540 :名無しさん ◆u5XCZK7A :02/07/01 02:06 ID:Vnaxc0HT
まさか犯人は
僕と「黄色いうさぎ」さん?
ガ━━━━━━━━(゚Д゚;)━━━━━━━━ン!
全然関係なさげ
まぁ繋ぎなので簡単です。
すぐに分かると思いますよ
719 :
:02/07/03 00:27 ID:cnRTHmg+
その
>>1は誰に殺されても不思議じゃないから悩むw
ネタバレしないようメル欄とかにね
721 :
ノラリ:02/07/03 00:32 ID:zQUwT2j2
ウヒ!
謎解きに参加できるこのヨロコビ・・・。
722 :
:02/07/03 00:35 ID:cnRTHmg+
もしや・・・そのままですか?w
723 :
:02/07/03 00:42 ID:cnRTHmg+
予想書いとこ・・・メール欄とおもふ
あーなる。
725 :
:02/07/03 00:43 ID:lGGUUbbG
これかな?
726 :
:02/07/03 00:44 ID:RyW6JBTu
728 :
717:02/07/03 00:48 ID:z8kkwY11
(´・ω・`)ショボーン
簡単でしたw
だって書きながら作った暗号でしたので。(w
明日病院の話の続き書きたいと思います。
本編はまだどうしよっか考えています。
なんかリクエストがあったらあげておいてくだされ
730 :
723:02/07/03 00:53 ID:cnRTHmg+
ゴメンヨウ・゚・(ノД`)・゚・
731 :
:02/07/03 00:55 ID:Osb9oprM
すごい・・
これもまたリアルタイム小説って感じ
いや、多分
>>717が書いた時点で気付いた人多数(w
それが本人ではなかったという罠。
× それが
○ 気付いたのが
わからない…
>>723 盛り下がってないYO
気にしないでNE(・∀・ )
あー!なるほど!
今やっとわかった(w
736 :
:02/07/03 01:00 ID:Osb9oprM
感想→メール欄(ねたバレ)
なんで殺したのか知りたい・・・と願うのは贅沢なのだろうか・・・
738 :
736:02/07/03 01:01 ID:Osb9oprM
しまった下げなくては
>737
う・・・・
そこまでは考えてなかったり・・・・w
本当に場繋ぎのつもりで書いたので・・・
740 :
723:02/07/03 01:05 ID:cnRTHmg+
>732 >734
ありがd
>1さん
病院の話も期待してます! 息子ハァハァ
741 :
:02/07/03 01:05 ID:Osb9oprM
ダイイングメッセージの実現性は議論しても
おもしろくないと念のため言ってみるテスト
自分のIDにワラタ
数字なしなんて珍しい
>>1さん
病院の続きを激しくきぼーん
743 :
:02/07/03 01:10 ID:DJKIfw8n
あー。やっと
>>716の答えがわかったよ!
遅い?
744 :
:02/07/03 01:13 ID:Osb9oprM
ちなみに漏れは
act3はこの病院の話と繋がっていて
それが解決編で明らかになると思ってたよ
すっごく真剣に読んでた
745 :
:02/07/03 01:15 ID:PUJKeHoE
あの〜、いまだに分かってない人間がここにひとりいるんですが。
せめてヒントください……
746 :
_:02/07/03 01:17 ID:CR/mSnHP
>>743 いや、遅くない。つうか俺、いまだにワカンナイ
誰かズバっと答えてプリーズ(´・ω・‘)
747 :
:02/07/03 01:18 ID:DJKIfw8n
748 :
:02/07/03 01:20 ID:lGGUUbbG
>717がほぼ答え書いてるぞ
頭が固い俺にはキツイ暗号だあ〜
う〜ん……(;・∀・)
750 :
:02/07/03 01:24 ID:Osb9oprM
ん〜 メール欄を見ないで自分で解きたいってことね
とりあえず風呂に入って
マターリ考えてくるYOヽ(´ー`)ノ
752 :
745:02/07/03 01:28 ID:PUJKeHoE
>>717がヒントっぽいのは分かっていたけれど、
どう読めばいいのかが分からなかった
でも、やっと分かったーyo(・∀・)
しかし、いきなり>717で来るとはw
もうちょっと悩むかなぁって思ったのになぁ
俺も頭硬いねw
754 :
名無し:02/07/03 01:31 ID:6bSCdrW5
ヽ(`Д´)ノウワァァァン
解んないよ
755 :
:02/07/03 01:34 ID:rr4SPCNK
756 :
名無し:02/07/03 01:37 ID:6bSCdrW5
やっと解りましたヽ(´ー`)ノ
757 :
:02/07/03 01:39 ID:89odxs7z
リアルタイムでみんなで考えるのっておもしろいなー(・∀・)
759 :
757:02/07/03 01:40 ID:89odxs7z
鬱だ・・・
半角らしく
次はエロでもいってみるかなぁ
フォォォォォォォーーーーーーー!!!!!!!
761 :
:02/07/03 01:43 ID:DJKIfw8n
762 :
:02/07/03 01:47 ID:rpDobUSk
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
エロ・・・
考え始めたのはいいものの結末が・・・・・w
>>760 キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!
765 :
:02/07/03 02:17 ID:rr4SPCNK
766 :
717:02/07/03 02:28 ID:YWUiqdux
エロィイ!
エロマンセー!
きーめた
次はショートでエロ書きます。
完全なエロをw
768 :
:02/07/03 02:43 ID:h1tlxbmm
いやぁ〜あっさりしてて良い。
気軽にショートしながら、長編を練り上げて頂くとなお良し。
ガムバレ!!!
769 :
:02/07/03 12:33 ID:lZUZLQvP
うーん・・・暗号がわかんあいよ〜・・・
もう答えキボンヌ
>>769 おいおい、いくらなんでも・・・
頭の文字を・・・・・・・、これでわかるでしょ?どう?
771 :
:02/07/03 15:50 ID:wk9P5gT/
>>769 (・∀・)ニヤニヤ (・∀・)ニヤニヤ (・∀・)ニヤニヤ
(・∀・)カエレ
772 :
:02/07/03 17:17 ID:lZUZLQvP
>>771 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 帰れって行ってるね
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・) ∧ ∧ < はぁ・・・
( ⊃ ) (゚Д゚;) \____________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (つ_つ__
 ̄ ̄ ̄日∇ ̄\| BIBLO |\
 ̄ ======= \
773 :
:02/07/03 17:18 ID:lZUZLQvP
↑誤字です
>772
そんで、答えはわかった?(・∀・)
775 :
鵬:02/07/03 18:18 ID:fg3Wjm+0
コレばっかりは俺でもワカッタヨ
776 :
蛙:02/07/03 18:57 ID:pcx5WWUP
んじゃ、関係ないけど、
11111 7 1111 9 3 11 22222 111 4"
↑
暗号ってほどのもんじゃないけど、解いてみてちょ
777 :
422:02/07/03 19:11 ID:p8oj+xFR
わかったよ
なんか暗号大会になってますね
>>776 う〜ん
わかんないなぁ?
779 :
名無し:02/07/03 20:53 ID:cqR20RRi
1さんは良い方ですね。
前スレ556でした。
780 :
OIO:02/07/03 20:54 ID:OoestW31
234 506 540=
781 :
:02/07/03 21:04 ID:LtgCPYE9
782 :
:02/07/03 21:06 ID:QD/7ePHQ
期待〜。
スマソ ちょっと『かまいたちの夜』
見ます
終わったら書きますね
784 :
:02/07/03 21:26 ID:f9o7oIZN
>>776 解けた
何か小学生時代にそんな暗号作って遊んだ。
785 :
:02/07/03 22:08 ID:evu10HcY
786 :
#:02/07/03 23:00 ID:h0Y7UsuV
もうかまいたち終わったyo
早く新作キボンヌ
いやぁ
かまいたち訳分からんかった。
期待してたのになぁ
では開始しますのでお待ち下さい
内容は2話完結ショートストーリーの続きですー
788 :
#:02/07/03 23:12 ID:h0Y7UsuV
やっほぃ
∋oノハヽo∈ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ^▽^) < パチパチ
( つつ \__________
(__)_)
2話完結ショートストーリー「彼の気持ち」第2話(1話参照
>>404-409)
私は一樹のちはるという女の子への思いを読んで少しこそばゆい気持ちになった。
私も子供の時に同じような気持ちになったことはある。
私だけではないだろう。
誰もが一度は絶対に思ったことのある、この胸が熱くなる思い。
それが自分の息子にもあるということに、私は息子の成長を改めて悟った。
しかしその思いも空しく私の息子一樹は、その愛しいちはるちゃんに会う事ができず、ベットの上で辛い病気と戦っている。
私は、ちはるという女の子を呼ぶことが出来ないかと思った。
一樹も好きな子と会う事が出来ればすこしは元気になるだろう。
しかし、自分から「お見舞いにきてくれ」などというのは何故か恥ずかしい物だ。
私はちはるという女の子のお見舞いを心から待った。
口には出さないが一樹も心の奥底でちはるちゃんが来てくれることを願っていただろう。
だが、ちはるちゃんは現れなかった。
その上一樹の状態が悪化してしまったのだ。
790 :
#:02/07/03 23:21 ID:h0Y7UsuV
ちはるちゃんはクラスメートなのに
お見舞いに着てくれなかったのかな?
791 :
#:02/07/03 23:36 ID:h0Y7UsuV
スマソ 日本語間違い
× たのかな
↓
○ たという設定なのかな
突然の強い頭痛が一樹を襲う。
「痛い・・・・・・・っ!頭が痛いよう・・・・!」
一樹は頭を両手で抑えて痛みに苦しんでいた。
私はその光景にただ呆然とその場立ち尽くしていた。
そんな自分を情けないと思った・・。
息子が必死で私に助けを求めている。必死で痛みを訴えている。
しかし私は何も出来なかった。
恐かった。
大切な息子、かけがえの無い命を失うことを。
・・・・・・突然、静かになった。
息子の叫び声が聞こえなくなった。
息子は意識をっていたのだ。
×→息子は意識をっていたのだ
○→息子は意識を失っていたのだ
794 :
#:02/07/03 23:41 ID:h0Y7UsuV
>793 w)
えーここからエロにぃ?
どうなるんだろ
.
>>794 いやいやw
エロはまた違うものをかくつもりですよ
気を早まらずに・・・・・
796 :
#:02/07/03 23:52 ID:h0Y7UsuV
797 :
#:02/07/04 00:05 ID:9VJeayBI
1 ◆0SIBMqZQ さん
エロじゃなくてもいいからはやく続き読みたいyo
私は自分の愚かさにやっと気づき、普段なら簡単に探せるはずのナースコールを探すのに手間どう。
ベットの裏の方にあった、ナースコールを必死で何度も押している自分に気づく。
「どうしました?」
一樹が横たわるのを尻目にその声がする方に私は一生懸命叫んでいた。
「一樹が・・・・・息子が・・・・・意識がないんです!先生を・・・早くきてください!」
看護婦さんは「落ちついてください」と言うのような事をいっていたと思います。
私には聞こえませんでした。
意識を失っている一樹を見て私は、知らぬ間にやったこともない心臓マッサージををしていた。
息をしていない・・・・。
口元に手をかざして息をしていないことに気づき、私は更に強く胸を押していた。
一樹、頑張れ死んじゃだめだ
799 :
#:02/07/04 00:07 ID:9VJeayBI
一樹ぃーーー!!!
800 :
:02/07/04 00:15 ID:eG+kmZII
ちはるちゃんは????
一樹の顔の上には白い布が被っている。
9歳だった。9歳・・
私は自分の行動に後悔した。
もう一歩早く、ナースコールに手を差し伸べていれば・・・。
私は一樹の顔に掛かっている布を取り除き、顔を見る。
一樹は笑っているように見えた。
ちはるちゃんの夢でもみているんだろう。
とても健やかだ。
涙はもう流れない。目が痛い。泣きすぎてしまったな。
一樹に見られなくてよかった。
一樹が書いたラブレター。
息子の愛した人。残念ながらこれが最後になった。
ちはるちゃんは来てくれない・・・
そのラブレターを読み、もう出ないと思っていた涙が再び私の頬を濡らした。
802 :
#:02/07/04 00:30 ID:9VJeayBI
一樹は恭子の部屋に逝っちゃったの?
一樹が眠る部屋のドアが空いた。
ずっと暗い部屋にいたせいもあって、外から差しこむ光がまぶしかった。
入ってきたのは女性だった。
見たことも無い女性が入ってきたことに驚き、私は焦って涙を吹く。
「この度は・・・・」
女性が軽く一礼をする。
私も、それを見て立ちあがり一礼をした。
女性の視線が一樹の方へいくと彼女の顔は一気に曇って行き、悲しみの表情になる。
いまにも泣きそうな表情だった。
「どちら様で・・・・・」
声が出ない。
ずっと黙っていたせいもあり、私は自分のかすれ声に驚いた。
女性は答える。
「一樹君の通っていた学校の保健の担当をしておりました、遠藤千春といいます」
804 :
:02/07/04 00:48 ID:eG+kmZII
ちはるタン
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
泣いていい?
806 :
:02/07/04 00:57 ID:eG+kmZII
『・・・ちはるちゃんは、ぼくにだきついてくるからです』
保健の先生(・∀・)イイ!
千春・・・・ちはる・・・・・・・・。
一樹の好きな子とは保健の先生だった。
その名前を聞き私は泣き崩れた。
あーあぁ・・せっかく涙を拭いたのに、また顔がぐしゃぐしゃになってしまうな。
私の泣いている姿をみてちはる先生もかなり目頭が潤んでいることが分かった。
私は何も言わず、一樹が書いた最初で最後のラブレターを渡す。
先生は必死で涙を抑え、そのラブレターに目を通す。
すぐに、先生のその必死にこらえていた涙がこぼれ始める。
そして声に出てくる
内容を知っている私は言い表せない気持ちになった。
ちはる先生はそのラブレターを読み終え、そして折りたたんだ。
「一樹君・・・・・私の事を・・・・・・・・・」
ちはる先生はさう言って泣き崩れた。
先生は気づいてなかったのか。
ううう、かなしいよ〜。
一樹君かわいそう・゚・(ノД`)・゚・
810 :
:02/07/04 01:11 ID:ZekDck8O
゜(゜´Д`゜)゜
ちはる先生はゆっくり一樹に近寄った。
そして目を閉じ、祈りをささげる。
ちはる先生は涙で溢れている目をこすり必死で笑顔を作ろうとした。
しかし、次々に流れ出てくる涙に苦戦してその笑顔はなかなか作れずにいた。
ちはる先生は、一樹の顔に掛かっている布をゆっくりと取り除いた。
そして
「ごめんね。一樹君。先生も一樹君のこと大好きだよ。だから・・だから・・・戻ってきて・・・」
その言葉は嘘ではなかったであろう。
ちはる先生の頬を大粒の涙がつたり、一樹の顔に落ちる。
そしてちはる先生はとっておきの笑顔を作り一樹の柔らかく、そして冷たくなってしまった小さい唇にキスをした。
812 :
_:02/07/04 01:22 ID:MLthmEfb
まさか半角で泣けるとは思わなんだ ・゚・(ノД`)・゚・
一樹君戻ってきて・゚・(ノД`)・゚・
最後に一樹は大好きなちはるちゃんとキスがしたいという夢を叶える事が出来た。
ちはる先生も唇から離れ、そのまま一樹を抱きしめていた。
一樹がまだ元気で、ちはるちゃんと楽しく会話していた頃みたいに抱きしめたのではなく
ちはる先生は強く、そしてとてもやさしく一樹を抱きしめていた。
そして、ちはる先生はもう一度とてもやさしく一樹の唇に自分の唇を重ねた。
年齢の差はあるものの、最後に一樹の思いは通じたのだ。
ラブレターに書かれた彼のシ純粋な恋心はちはる先生には十分伝わった。
一樹は、もう話すことも無い。
るはる先生を抱き返すこともできない。
そして、その口でちはる先生に思いを伝えることもできない。
私は、その辛さに再び泣いた。
ちはる先生も泣いた。
一樹が少し笑ったように見えた。そして、一樹の目から一粒の涙がこぼれた。
彼は今大好きなちはるちゃんとデートしている夢でもみているのかな。
きっと一樹の大好きなサンドウィッチをちはるちゃんと二人で仲良く食べているのだろうな・・・・・。
『彼の気持』 fin
815 :
:02/07/04 01:31 ID:ZekDck8O
・゚・(ノД‘)・゚・ 切ない・・・
1さん乙カレー。
ううう、せつないよ〜。
817 :
エロ上等:02/07/04 01:34 ID:Ge44fIjG
オレがパパならヤッテルね千春と。
それにしても、>1さんオールマイティーですよねっ!
感動ものからエロまで(w
820 :
:02/07/04 01:51 ID:eG+kmZII
>>817 いや,俺はすでに
ちはる先生のおなかの中に
一樹の生まれ変わりがいるとオモテタヨ
>>1サン 乙彼!
act3の方も楽しみにしてまふ(・∀・)
マタ−リ ( ´ー`)y-~~ と書いてくらはい。
>>817 ( ̄ー ̄)ニヤリ
TBS関係者は、BBSのあの縦読みに気付くのでしょうか?
文面を真に受けて、「反響スゲーな!」と喜んでるだけかも(ワラ
823 :
:02/07/04 02:10 ID:HeFRdvdj
一樹が死んだのは父親の心臓マッサージのせいだったに1000ガバス
正直、どこで感動していいのかわからなかったです。
切ない?どこが?う〜ん。
825 :
???:02/07/04 02:35 ID:sptZc6y7
一樹が健太バリに現世に留まろうとして失敗。悪霊完成。
826 :
:02/07/04 02:41 ID:eG+kmZII
>「きっと一樹の大好きなサンドウィッチを・・・」
ラストに書くのならその描写はもっと先に書くべきでは????
今のままだったらサンドウィッチではなくてプラモデルになっているはず
っても,二人では作れないか(w
えっとすいませんが
ちょっと数日の間、私用で来れなくなりそうです。
いつ再開できるかは未定です。
エロ考えてあったけど、ちょっと書けそうにないです。。
すいません
またお会いしましょう
>>1 また楽しませてくださいねー
個人的にはグロの話が最高でした。
829 :
:02/07/04 18:41 ID:fX8klUHQ
正直、父親の前で児童にチュウはできん!
>>1 ◆0SIBMqZQ さん
今までm(._.)mアリガト
気長に待っとりますんで、次回作を期待してま〜す。
832 :
:02/07/04 22:53 ID:z3koeCMy
1サンが帰ってくるまで ホシュ
833 :
:02/07/05 02:39 ID:MGq5iiTS
定期ホシュsage
834 :
:02/07/05 02:42 ID:j34SSsSK
期待保守sage
ホッシュホッシュ
836 :
:02/07/06 02:31 ID:8feiA/V8
保守sage
837 :
:02/07/06 03:13 ID:65iPXbrQ
保守あげ
青くて若かったあの頃に、今の自分で行くことが出来たら
きっと誰もが、一度は思うことじゃないだろうか・・
不可能だとは知りつつも、いつも頭の中で繰り返す
やり直しの利かないあの日を新たなストーリーで綴る
でも一度だけ私は、あの日を変えた事があります。
〜1さん復活までの暇つぶしとして書きたいな。
2番煎じですが反感多いとあれなんですぐやめます〜
どんぞ(´ー`)ノ
こんな朝から電話かよ・・
『もしもし・・』
「おう、哲也。起きたか?」
『起きたも何も、お前が起こしたんだろう!』
電話の相手は高校時代から5年来の付き合いがあるタケシだ。
早朝から電話してきた理由はいつもの合コンの誘いだろう。
毎週、毎週よくやるな。と実はうんざりしていたんだ。
高校1年から、彼女というものとは無縁だったが。
この、タケシのおかげで、女性との出会いだけはあった。
出会いだけは・・・
「じゃあ夜の8時にいつも場所な。」
今から仕事だと言うのに、いきなり鬱にさせてくれる
タケシの開く合コンでの私の役割は、あまり男うけのしない女性の
相手を機嫌を損ねないようにする事。
彼女という存在を必要としない私の性格を良く知っているタケシだから
そんな役割を平気で私に頼めるのだろう
5年前のあの日から、私はどうなってしまったんだろう・・・
性欲すらも湧いてこない・・
私は男として成り立っているのだろうか?
「おはようございま〜す」
朝の地下鉄で見知らぬ女性が私に声をかけてきた
知らない?
いや見かけたことがあるか?
「覚えてくれてますか?」
間髪入れずに話す女性に何か懐かしい物を私は感じていたのも事実だ。
覚えてる?・・・女子高生に知り合いなんて・・
話したことがあるか?
いつ?
・・・・・
そうだ・・あの頃・・
5年前・・確かに私は彼女と愛し合っていた。
2人共16歳という時代を・・
843 :
:02/07/06 19:53 ID:KjfPfeu2
続きまだ?
844 :
マズ:02/07/06 21:50 ID:SLhQj1Hj
続きは?
お、終わり?(;´Д`)
846 :
_:02/07/06 22:40 ID:0kKjfV3O
あわわ。
鉄の焼ける匂い、油、四十を過ぎた男の汗、
その全てが混ざり合って異様な匂いの工場が私の職場だ。
幼い頃思い描いていた、理想とは違うが
所詮高校中退の身。
働けるのなら、どこでもいいと言うのが本音でしかない。
「覚えてくれてますか?」
いきなり目の前で起こった非現実な現実。
その場から逃げ出してしまった事。
彼女にはもう会えないはずだったのに・・
何で逃げた?
彼女にもう一度会いたかったはずなのに・・
工場内に作業終了のチャイムが鳴り響いた。
「カンパーイ!!」
「何にだよ」
「えっやっぱ出会いにでしょ・・!」
よく言うよまったく毎週出会ってるくせに・・
今日の合コンは3対3いつもは4人でつるんでるだけど
今回に限り、明弘はいないみたいだ。
男のメンバーは幹事の仕切りやタケシ、
タケシと同じ大学の、ひろし、共に彼女有り。
私はというと、いつもの感じで、余ってる女性に話し掛ける。
余ってると言っても、綺麗な人だ。
『名前なんていうんですか?』
「あっ・はい。沙織です。」
一瞬、朝のホームが蘇った。
『えっ沙織・・・ちゃん?』
849 :
:02/07/07 00:26 ID:wCe67L4p
あ、始まってる
850 :
:02/07/07 00:57 ID:K8bw55VL
いい感じです。トリップきぼん。
期待sage
851 :
:02/07/07 01:08 ID:elWvKNL8
嫌じゃないっす 続けて
852 :
7[]\:02/07/07 01:12 ID:2LJV14B/
>>848 言葉の使い方や表現は気になるけど
ストーリーは期待が持てそう。
ちょっと引き込まれたよ。 続きよろしく。
853 :
:02/07/07 01:27 ID:31pd8D9C
>>848 主人公の一人称を「僕」か「俺」に変えてホスィ
女の人っぽく聞こえちゃうんで。
話はおもしろそうなんで期待sage
みなさんありがとうございます。
まったくの初心者で1さんには及ばないですが
暇つぶしだと思って読んでください。
今日はあと2レスくらいで終わります。
「うふふ、久し振りだね」
昔と変わらない悪戯な目で私を見ている女性。
「わたしはすぐに気がついたよ」
間違いない・・今目の前にいる女性は紛れもなく
あの頃、私と愛し合っていた沙織。
でも・・・
今日の朝、会った女子高生も・・沙織。
ここにいる大人っぽくなった沙織ではなくあの頃のままだった彼女。
「何で、何も言ってくれないのよ?」
『い・・いや・・びっくりした・・』
「タケシ君もひろしも全然気付かないみたい」
そりゃ気付かないだろう私たちが沙織と過ごした時間は
僅か1週間なんだから・・・
みなさんばんわです。
書けなくてすいまそん。
今、連れのPC借りて書きこんでおります。
もう少し、本格的に開始するのは時間が掛かりそうです。
そして、保守等ありがとうです。
私に代わる新たな書き手さんがいらっしゃっているようなので、
期待して読まさせていただきますね。
ではでは
857 :
:02/07/07 04:28 ID:hVSKuRIY
ええスレじゃのぉ〜
858 :
:02/07/07 22:10 ID:OU7VYoHR
859 :
:02/07/07 23:10 ID:WLaPffFX
>私たちが沙織と過ごした時間は
>僅か1週間なんだから・・・
ドキドキ・・・
何があったんだろ
860 :
:02/07/07 23:10 ID:6luqsThp
嫌なら言ってねさん、続き待ってます。
今日の出来事act4『フレンド』〜序章〜
僕には『夢』がありました。
とてもとても小さい『夢』です。
この『夢』のことを友達に話をしたら「何言ってるんだ?」と馬鹿にされたので、今は心の奥に閉っておく事にしています。
自分でもこんな夢は馬鹿馬鹿しいと思ったことはあります。
しかし僕にとっては大切な『夢』。
誰にでも夢はあるでしょう。
それを叶える為に人は毎日を頑張って、そして一生懸命生きています。
僕もそうです。
今を頑張って生きています。
みんなと僕はなにも変わらない。
僕はみんなと同じ「人間」なんだ。
少し他とは変わったところがあるけれど、「人間」だ。
『「変わったところ」がない人間になりたい』。
僕の夢はおかしいですか?
862 :
uu:02/07/08 00:58 ID:V/nK6cuP
おおっ@
始まったの? 1さん、おかえりなさぁい@@
863 :
:02/07/08 01:06 ID:bUWrcRB2
僕には他人とは少しだけ違ったところがあります。
ほんの少しだけです。
それを除いては全くみんなと一緒です。
この少しの違いが自分でも嫌です。
でも友達に話しても誰も信じてはくれない。
この違いのせいで、僕は独りのような気がしてきます。
とても寂しいです。
周りには常に友達がいますが、みんな僕のようなことはできないです。
それが一層僕を孤独にさせてしまう。
有紀も信じてくれません。
愛があれば信じてくれると思いましたが、どうやら愛なんて言葉にすぎないみたいです。
夜が恐いです。
トリップ忘れ
時間あいたので書きました。
またこれなくなりそうなので
続きはまたいつか・・・
ではでは
「嫌なら言ってね」さんとか、「1 ◆0SIBMqZQ」さんとか
中途半端にはじめたり、中途半端に中断させたりしないで( ゚д゚)ホスイ…
特に「1 ◆0SIBMqZQ」さん。
時間がないのなら、はじめるのは時間があいてからでいいですよ。
気になって仕方がなくなるじゃないかぁ〜。
867 :
:02/07/08 05:14 ID:tzTwgD9h
漏れ的には中断しながらやってホスイ
待つのもまた良い。
というか、作者の方のやりやすい方法。やりたい方法で良いです。
868 :
:02/07/08 18:32 ID:Zip4sCbi
おお、新作だ
いつでもいいので続きまってますw
869 :
:02/07/09 06:24 ID:44Ifd9CD
870 :
:02/07/09 06:26 ID:o/Lf98qn
おお!!ひさしぶりにこの板見た。
スレ検索できないからどこにあんのかわかんなかたーヨ
保全sage
872 :
:02/07/10 13:59 ID:OqU7Bj+X
保全sage
873 :
:02/07/10 17:17 ID:Zc1WQh3i
874 :
:02/07/10 20:02 ID:+OxHks4t
さぐぇ
1さんとかが帰ってくるまである作品の勝手な続編書いてイイッすかね?
たぶんかなり長くなるんで邪魔になるかもしれないですけど・・・
さらにつまんないかもしれないですけど・・・
なんか思いついたら書きたくなっちゃって
876 :
:02/07/11 00:20 ID:Tbch2OR4
じゃあ勝手に書きます。
所詮自己満足なんで、1さんの足元にも及ばない若輩者ですけど
少々のしょぼさは目をつぶって下さいね。
更新も遅かったらゴメソナサイ
『RBR』
〜Prologue〜
たった一つ、大切なモノを護る為に全てを失おう。
それが他のモノの大切な何かを奪うことになろうとも、他のモノを全て否定することになろうとも。
自らの、たった一つ大切なモノを肯定するためだけに、自らの全ての行いを肯定する。
そして、奪い否定したモノ一つ一つが点となり、護り肯定した大切なモノと一つになり、光となる。
その光は何よりも美しく、そして何よりも代え難い。
しかし、何よりも矛盾している。
否定したモノは闇となり二度と戻ることはない。
肯定したモノの光を引き立てるだけなのだ。
それでもその光を失わないためならば、他の全てを失おう…
その光を肯定するためならば、他の全てを否定しよう…
なぜならその光が、自らにとっての全てだから…
たぶん前振りくそ長いッス。我慢してくだされ。
1−1 安息(1)
ジェット旅客機B747−400特有の、オヤジのいびきのような(決していい例えではないが)低音が鳴り止むことなく、几帳面に座席が並んだ機内に響いている。
有名国立大学の附属校だけあって、行き先は修学旅行には似つかない、オーストラリア。
外は既に暗闇が支配しており、高校生でもさすがにこの時間では機内に静寂が…
訪れている、と言いたいところだが、当然静寂とは正反対の空間がそこには広がっている。
しかし、その賑やかなはずの機内もどこか寂しい。
それもその筈、機内には彼ら千原木大学教育学部附属高等学校3年5組の生徒しか乗っておらず、機内はかなりガランとした感じなのだ。
まあどこか寂しいこの空間も、遊び盛りで元気の有り余った高校生にとってはかっこうの遊び場でしかない。
この機内に彼らしか搭乗していない理由もさすが、国立大学の附属校である。
たまたま3−5の生徒が乗った新東京国際空港行きのバスは、交通事故の影響でかなり到着時間が遅れ、
空港に着いた頃には既に他のクラスの生徒はオーストラリアへと出発してしまっていた。
そこからがまともな考えではないのだが(失礼)遅れてしまった3−5の生徒の為だけに、
飛行機を一機まるごと貸し切り状態にしてしまったのだ。
どうやら他の客に迷惑をかけ、何かと問題にならないようにするためらしいが、
どこにそんな金があるのだろうか?金持ちの考えることは分からない。
そんな理由で3−5の生徒達は、幸か不幸か遅れてしまったことにより、優雅な空の旅を過ごしている。
(この状態が優雅と言えるかどうかは、甚だ疑問だが…)
そんな機内で数少ない物静かな面々の中の一人、
無造作にそしてさりげなくおしゃれにセットされた黒髪と、
一見したら女にも見えるほど大きな瞳と端整な顔立ちの、
小漣光(男子:9)は普段は特におとなしい方ではないのだが、
今日は昨日から読み始めた話題の小説にすっかり夢中らしく朝から読みふけっていた。
その小説はかなりの大作で、手にあまるほどの厚さである。
まあ読みふけると言ってもまだ物語は序盤、主人公が初めて人を殺してしまう場面までしか読んでいない。
そして隣席の双子の妹。
肩よりちょっと短い栗色の綺麗なストレートヘアと、まるで男のようにハッキリと強い意志を持った大きな瞳と端整な顔立ちの、
小漣ヒカル(女子:9)は、昨日のテニスの試合で疲れたのかスヤスヤと既に寝息を立てている。
ふと、光が本を閉じ、何か思いついたように立ち上がると、
「どうしたの?お兄ちゃん。」
それに気付いた隣のヒカルを起こしてしまった。
寝起きにも関わらずいつもの兄想いで優しく、クラスの人気者であるヒカルらしい言葉である。
「酔った…」
どうやら光は自分が乗物に弱いことを忘れていたらしく、
慣れない飛行機と、細かい文字の羅列で、早くも三半規管の限界が来ていた。
いつもは健康そのものの整った顔も、体調の悪さで血の気が引き、青ざめ、表情も苦痛で歪んでいる。
「ちょっと、トイレ行って来るわ…」
その声にも元気がない。
「大丈夫?一人で行ける?」
この言葉もまた、ヒカルらしい優しさ溢れる言葉だが、
この言葉に対する答えは光の口からは出ず、
ただ手で「大丈夫。」という合図送るだけ、本当に限界らしい。
立ち上がった光がふと前の方を見やると、
ファーストクラスの方から何人かの女子の騒がしい声が聞こえる。
そこには、寺田夏美(女子:11)・根岸文恵(女子:14)・原真理子(女子:16)が
一人の男を囲んでその男の話題で盛り上がっている。
三人ともまあ可もなく不可もないという、ごく普通の女子高生である。
そして、その囲まれている男は神宮司純(男子:10)。
肩まで伸びた少し金がかり軽くパーマが当ててある髪と、如何にも金持ちらしいきめ細やかな白い肌、
腕にはきらりと光る金のロレックス。
純は日本有数の財産を誇る家系“神宮司”の一人息子。
それに加えてルックスは悔しいかな誰の目から見てもかなりのもので、
並のアイドル程度は裸足で逃げ出してしまうぐらいの絶世の美男子(死語)なのだ。
これで暇が有れば鏡を手にして自分の顔を見ることをやめてくれさえすれば文句ナシなのだが。
彼はいわゆる“ナルシスト”という奴であって、
一部の熱狂的な“神宮司親衛隊”以外の人間からの評判はあまり良くない。
まあ今の光にとってはどうでも良いことであった。
そんな場合ではない。
今にも今朝食べてきた大好物のシュガートーストが大挙して押し寄せてきそうな勢いである。
本格的にやばいぞ…っと光が後ろを振り返り歩き出すと、
2列ほど後ろの席に何人かの男子が集まっている。
野球部の名ライト、安久津濠(男子:1)
同じく野球部のエースで4番、五十嵐亨(男子:3
・サッカー部の司令塔でキャプテン、黒川伸一(男子:6)
バスケ部センターベンチ(まあつまり万年補欠というやつ…)、渡会大輔(男子:21)
といった4人のクラス内では活発的な部類に入る面々だ。
濠と亨は二人とも野球部の定番坊主頭だが、亨の方はその坊主頭を赤茶色に染めている。
まあそれも甲子園には程遠かったこの学校を、
一人で県大会決勝まで連れていった実績により発生した“特権”というもののお陰で、
彼だけに許されている行動だが。
亨は身長にも体格にも恵まれて1年生の時から常に試合に出続けてきた男であり、
それとは逆に濠は、名前のイメージとは違い体の線は細いながら
抜群の守備技術でレギュラーを勝ち取った。
決して天才というタイプではないが人一倍努力はしてきた男である。
そんな正反対の二人だが何故かウマはあった。
1年の時から野球部内では一番の友達同士であり、
決して野球に向いているとは言えない濠がここまで頑張って来れたのも
飾らない天才・五十嵐亨がいつも励ましてくれたからである。
そして、その二人と共にいつも行動しているのが
自慢のドレッドヘアをなびかせてサッカー部を引っ張る黒川。
彼は少々おしゃべりで、クラスの中でも、勿論この3人でいるときも、話の中心になるような
なんとなく憎めない奴で、そんな性格だから
せっかく出来た彼女とすぐに別れてしまったとしても、
誰も彼を憎んだり、嫌ったりしている子はおらず、今でもみんな普通のいい友達関係を続けている。
それにやるときは真剣にきちっとやり通す、筋の通った男である。
亨とは幼稚園らいの幼なじみで、お互い相手について知らないことはないらしい。
そして渡会は、伸一や亨と言ったクラスの中心にいる連中といつも行動を共にしている奴で、
俗に言う「世渡りが上手い」男だ。
4人は修学旅行の1週間後に迫っている、
全学年全クラス対抗の球技大会のチーム割りについて考えている。
おそらく光のように特に決まった部活をやっているわけではないけど、
抜群に運動神経が切れる奴をどの種目に入れるかを真剣に見当しているのだろう。
高校生になってもなんだかんだで、
こういうスポーツ系の行事に燃えてしまうのは体育会系のサガと言ったやつだろうか。
ねっ眠い・・・
すいません、中途半端に寝ます・・・
前振り飛ばしちゃいたいぐらいだるいッス。
読むほうもだるいッスよね、ごめんなさい。
そして、呼んでくださった方、ありがとう。
明日書けたらまた書くッス!
>>889 お疲れ
密かに読ませてもらってます。
がんがれ!
891 :
坂持金発:02/07/11 02:52 ID:HG54QRKK
「今日は、皆さんにちょっと、殺し合いをしてもらいまーす」
↑の続編ですか(w すげぇ長編になりそうだけど、楽しみに待ってます。
892 :
:02/07/11 03:35 ID:V2GWCCiV
なんか・・・こう・・・
まだ特に特徴的な所はなけれど、なんか読んでしまう(読みやすい)文章ですね。
期待してます。
今読ませて頂きました
続きに期待が持てます
頑張って下さい(・∀・)イイ!
バイト帰りですげー眠いけどなんとなく書きますなり。
しかもちょっとだけ。
あっ上のほうで「1−1 安息(1)」になってますけど、
分けないで「1 安息」にします。
その4人から目を離し少し進んだ左手に
一人ぽつっと座っているのは江住奈々(女子:3)。
まあどこのクラスにも一人はいる、
陰のような存在とかしてしまっている暗い感じの子だ。
ただ、このクラスにはいじめとかそういった陰険なことはなかったみたいだが…
いつもは人見知りなどしない光も彼女だけは少々苦手なのだった。
そして更に前へ進み右の奥の方を見ると、
雨宮怜示(男子:2)と飯島みい(女子:2)のカップルがいちゃついている。
見慣れた光景と言えば見慣れた光景だが、
やはりどうも人のそういう場面を見るのは、
気恥ずかしい思いがしてしまうのか、
光はちらっと見てすぐに視線を前に戻した。
そしてなぜか席が広いはずなのに、
人が少ないビジネスクラスを抜けトイレがやっと見えたが、
その頃には何とか光の“発作”もおさまっていた。
まあせっかく席を立ったんだからクラスの連中はどんな風に過ごしてるのか、
ふと気になった光はまた、
前(飛行機の造りから見て正確に言うと後方へだが)に向かって歩き出した。
やっぱし眠いッス・・・ハンパにごめんなさい。
なんか説明体の文章を面白く書くのは難しいですね。
1はたぶんこのままつまんないですが、暇な方は我慢して読んでやって下さい。
では、また・・・
応援してるぜ〜
ガムバレ!
>1氏帰ってこんなぁ忙しいんだろうか・・・
900get
901 :
:02/07/12 23:25 ID:6dOmc4J/
保守
もう900ですかぁ、新スレの心配しなきゃ!
>950さんが用意するってことにしても、良いですかぁ??
エコノミークラスの先頭の真ん中で何やらわいわいやっているのは、
沖田真(男子:4)・伊達正臣(男子:11)
南田祥悟(男子:19)・森三郎(男子:20)の4人。
今日もトレードマークの紺色の野球帽を被っている真は、
クラスの本当の中心人物で、
光と同じで特定の部活に入部しているわけでも、
成績がいいわけでもない(むしろかなり悪い…)のだが、
その人柄と屈託のない笑顔に魅せられ、皆彼を信頼している。
無論、頭がよろしくない分運動神経は抜群である。
本人は成績が悪いことを気にしてるようだが、
そんなことを気にする奴は誰もいない。
むしろ一度数学で満点を取ったときなど皆真剣に心配してしまったほどである。
(余談だが、そのテストの平均点は95点であった)
伊達はその真とは逆に頭脳派の天才で、
ろくに勉強もしていないのに成績は常にトップである。
本人は天才だから当然のことだと言っているが…
そして理由は分からないが、目が悪いわけでもないのにいつも度無しの眼鏡をしている。
しかしこの二人実に気が合うらしく常に何をするにも力を貸し合い、
伊達は常々「俺と真が組めば敵は居ない。」と言っており、
クラスの誰もがあながちその言葉も大げさではないと思っている。
それだけこの二人のコンビネーションは絶妙だし、
見ていて気持ちがいい。
今日は頑張って書くぞ〜!
みなさんも暇潰しだと思って頑張って読んでやって下さい。
その二人のもう一人の親友が森、通称サブ。
サブはクラス一のチビで特技といったモノも見当たらず、
ハッキリ言って冴えない男なのだが、
なぜか真、伊達、サブの3人はいつも一緒なのだ。
まあそういう外見とか表面上のモノだけで判断しない友こそが、
本物の友達と呼べるモノなのかもしれないが。
クラスの中心を担うのは安久津、五十嵐、黒川の3人組と
この沖田、伊達、森の3人組で、
別にその2組は権力争いをしてるわけでもなく、
むしろ仲良くやっているおかげで、このクラスの平和は守られている。
そして南田は、特にこの3人と仲がいいというわけではないのだが、
どうやら何やら面白いモノが見れそうなので寄ってきたらしい。
4人は伊達の持ってきたノートパソコンの画面を食い入るように見ている。
まあなんとなしにその画面に映っているものは何だか想像できたが、
光は見ようとはしなかった。
興味はなかった…と言うことにしておこう。
そのすぐ横の二人用の席に一人座って、
じーっと何かの雑誌を見ているのは不破勇作(男子:16)。
いつも独りの寡黙な男で、何を考えているのか全く分からない。
それどころかこのクラスに彼の声を聞いたことがある奴は何人いるのだろうか。
覚えているものなど誰もいないだろう。
全くもって不思議で不可解な男である。
そしてこのブロックの右角にいるのは光の親友、
槙野駿(男子:17)と尾三谷五月(女子:5)の万年ラブラブカップル。
まあよくもそこまで仲良くしていられるものだという位、
いつも二人でニコニコ笑っている。
学年全体公認のカップルで、
もうひやかすなんて下らない、無意味なことをする奴はいない。
そういえば、小漣光は「ひかり」じゃなくて「コウ」って読みます。
特に意味はないですが、そう読んで下さいな。
しかし、この二人が付き合うの当たって、
1年の時から尾三谷にアタックして振られ続けた南田と、
同じ陸上部でその中でも比較的仲の良かった駿の間に
修復できないほどの溝が出来、今は絶交状態になってしまっている。
その時駿は友情と恋心のどちらを取るべきかで光に相談し、
光は「自分の本当に大切な方を取ればいいじゃん。
二つのモノを同時に手に入れることは出来ないんだから、
どちらかを捨てる、
つまり自分の中で否定するしかない。
自分自身の心と向き合って選べよ。」と言った。
悩みに悩み、駿は南田とそういう関係になるのを望んではいなかったが、
彼女には代えられないと言って、南田との友情を否定して、
尾三谷への愛情を取った。
そして尾三谷と付き合いだしてから、
駿と南田は一言も会話を交わしていないらしい。
しかし、それでも駿は何も後悔はしていなかった。
ブロックの一番後ろの真ん中で、
何か一種異様な雰囲気を醸し出している集団は、
クラスのつまはじき者、いわゆる“オタク”という人種の
出川典明(男子:12)・鳥越太(男子:14)・日野直彦(男子:15)の3人組。
3人ともかなりのアイドルマニアであり、
出川と鳥越に至っては犯罪行為にまで手を伸ばしているという噂まで流れている。
なにやら3人は頻りに後ろのブロックの様子を
覗いているようだが、なんだろう?
という光の疑問は直ぐに氷解した。
その答えは次のブロックにあった。
きゅっ休憩〜・・・
今日中に長い長〜い登場人物紹介を終わらせたいな〜・・・
っていうか、1さん帰ってこないかな〜
次のブロックに入ってすぐ左に席を取っているのは
栗原琴子(女子:7)(本名は花子なのだが、
本名で呼ぶと鬼のような形相で襲いかかって来るので敢えてこう呼ぶ)
畠中理伽(女子:15)・恵志織(女子:19)。
彼女は今をときめく人気絶頂の清純派アイドルで、
普段は忙しくてあまり学校には来れないのだが、
今回の修学旅行は最後の思い出作りの為と、
マネージャーや事務所の社長に無理を言って参加しているらしい。
誰よりも大きく可愛らしい瞳と、ウェーブのかかった金髪が、
フランス人形のようであり、さすが芸能人、
このクラスの誰よりも“華”がある。
そんな現役アイドルが同じクラスにいるのに、
『アノ』3人が黙っているはずはないのだ。
そして、その琴子と共にいる理伽はクラス一番の変わり者で、
発言が何かとクラスの雰囲気を和ませてくれる。
俗に言う“天然ボケ”というやつだ。
突拍子もない事を場の状況も考えないで言うのだが、
本人は悪気がないので憎めない。
もう一人、恵は琴子と同じオーディションを受けたらしいのだが、
琴子だけ受かってしまったので恵のことを考えると、
その話を聞くことは誰も出来ないのでいた。
実際彼女自身も全然普通に可愛らしく美人なのだが、
やはり隣の芸能人に比べると見劣りしてしまう。
別段彼女がそんなことを気にしている感じがないのが
クラスメイトにとって唯一の救いだった。
>>まるさん
ガンガッテ下さい(・∀・)イイ!
そしてこのブロックがこの空の上で最も賑やかな(良く言えば)
場所になっている原因の集団がその横に集まっている。
最近軽くパーマをあてたセミロングがなかなか好評だった
いつも元気な、相田寿枝(女子:1)
メッシュがかった茶色の髪をアップでまとめている
クラスの女子のまとめ役、佐伯香(女子:8)
抜群のスタイルと真っ黒なショートヘアが印象的な
クラスのアイドル的存在、日野凛(女子:17)
ストレートのロングヘアとトレードマークのぐるぐる眼鏡が
見るからに優等生であることを語っている、
クラス委員長吹石美鈴(女子:18)
こげ茶色のさらさらな髪をおしゃれにセットしてる
まさしく容姿端麗、才色兼備という言葉が当てはまる、
遊朝未来(女子:20)
そして釘付けになっている光の視線の先にいるのは、
凛ほどではないが綺麗な黒髪を後ろでまとめて、
前髪は短めに下ろして耳の前の髪を長めに伸ばしているいつもの髪型。
妹ヒカルの親友であり、明るいクラスの人気者、月島紗樹(女子:10)。
光は密かに彼女に想いを寄せていた。
この想いは実の妹のヒカルは勿論、
親友である駿にも伝えた事はない、
光の心の奥底に閉じ込めた思いだった。
ヒカルと親友である紗樹と光の間には既に恋愛感情ではなく、
それを超越してしまった“男女の友情”しかなかった。
それが光にとってある意味嬉しいことでもあり、
彼を常々苦しめ続けていることでもあった。
この6人が、一人一人がそれぞれ思い思いの話題を話しているが、
話は通じているのだろうか?と思うのだが、
全員意思の疎通が出来ているから女は凄い。
とにかく賑やかで見ていて飽きない(疲れるが)
その集団の奥でなにやら作業に没頭しているのは、
富橋好子(女子:12)・二谷美子(女子:13)・吉川小町(女子:21)の3人。
手芸部の二谷に編み物のやり方を教えてもらっているらしい。
二谷はさすが手芸部といった感じで見る見るうちに編み上げていくが、
バスケ部で普段女の子らしいことはあまりしていない富橋はかなり苦戦している。
吉川は何とか器用にこなしているが、
やはり時々おぼつかない手つきになる。
こちらは先程とは違って見ていて、
ほのぼのとするような光景だ。
それにしても誰に編んでいるんだろう?
更に奥へと進もうと思った光の足がぴたっと止まる。
その先の空間は空気が白く濁り、
あの独特のニコチンの香りがして、
前のブロックとはうって変わって陰湿な雰囲気が広がっている。
そこにいるのは、
県下最大のチーム「Devil.Evil.Sacrifice」通称『デス』の頭、
黒髪を逆立てピアスを左耳にに3つ開け、
制服である紺のブレザーの下はワイシャツを大きくはだけさせ
金のネックレスを覗かせて、
悪びれることもなく煙草の煙を噴かしている、
轟進也(男子:13)を筆頭とする不良達。
ブレザーを肩からかけ首元で結び、
勿論ワイシャツは着ておらずその下には赤の長袖シャツを着込み、
金メッシュにボディーパーマのロン毛を掻き上げている
轟の右腕的存在、児玉武司(男子:8)
ブレザーの下に黒いTシャツを着込んだ、
鈍い金色のスパイラルパーマ。
「デス」の一員ではあるが格下の三木英斗(男子:18)
制服は若干リボンが緩んで胸元が開いている以外は普通に着こなし、
黒いストレートの髪、一見普通の生徒のように見えるが
実際は轟の女であり「デス」の女幹部、霧島翔子(女子:6)
霧島とはうって変わって金髪にモデルのような化粧と鼻ピアスで、
ブレザーではなく紺のカーディガンと超ミニスカートという、
見るからにギャルの大河内泉(女子:4)。
まるでこの最後尾だけ別世界のようであり、
さすがの光もあまり近づきたくない空間である。
光と轟は何度ももめたことがあり、
殴り合いの喧嘩にまでなったこともあった。
光は決して短気なわけでも喧嘩っ早いわけでもなかったし、
轟も変なポリシーがあって、決してイジメなどしないし、
普通に生活している人間に手を出すこともない男なのだが、
この二人はなぜか異常に波長が合わなく、
ちょっとしたことでぶつかってきた。
「何だ?小漣。なんか用でもあんのか?」
さすが県下最大のチームをまとめるだけの男轟進也、
ちょっとした一言でも重みというか、迫力が違う。
「いや・・・なんでもない。じゃあ、またな。」
この程度でビビる光ではないが、
もめるとまためんどくさいので
取り敢えず難癖を付けられる前に引き返すことにし、
後ろを振り向こうとした瞬間、視界の端にもう一つ人影を見つけた。
眠っているのか下を向いているが、それが誰かは直ぐに分かった。
前髪をたらし、それ以外は無造作に立てた
なんとも形容しがたい神秘的な銀髪。
緩めたネクタイの下に少しだけ顔を覗かせている美しい肌。
そして、光も、神宮司も、沖田も何者も敵わぬほどの容姿と、
存在感、威圧感。通称「銀髪の狂犬」京屋拳次。
その独特の雰囲気で県下の不良達のカリスマ的存在になっている男だが、
なぜか喧嘩をしていたり、誰かともめているところを見たという者は少ない。
しかし、光は一度だけ見たことがあった。
京屋拳次がなぜ「狂犬」と呼ばれているのかを
思い知らされる場面を…
血にまみれた拳と、返り血で深紅に染まった銀髪。
そこに立っているのは間違いなく狂気だった…
それ以来何となく光は京屋を避けていた。
正直言って恐ろしかった、
県下最大のチームの頭と対等に渡り合える光でも…
あの狂気に染まった瞳が…
そんなことを考えている内に突如光を「あの」発作が襲った。
おそらく慣れない煙草の煙にあたったのと、
飛行機の中を進行方向と逆走していたからだろう、
胃の中を何かが逆流してくるのを感じる。
我を忘れ、無我夢中で近くにあったトイレに駆け込んだ。
この普通が、
普通という幸せが、
最後になるかもしれないことなど
知る由もなく・・・
やっと、だるくて長い登場人物紹介が終わった・・・
けっこう駆け抜けたんで疲労蓄積気味です・・・
読んでくださってる方、いたらありがとうでござんす。
話が動き始めればまだ読めると思うんで、
引き続き読んでいただけると嬉しいなり。
「2」に入る前に「名簿」を載せておきます。
千原木県立千原木大学教育学部附属高等学校3年5組クラス名簿
【男子】
1.安久津濠(あくつ ごう)
2.雨宮怜示(あまみや れいじ)
3.五十嵐亨(いがらし とおる)
4.沖田真(おきた まこと)
5.京屋拳次(きょうや けんじ)
6.黒川伸一(くろかわ しんいち)
7.古賀正二郎(こが しょうじろう)
8.児玉武司(こだま たけし)
9.小漣光(さざなみ こう)
10.神宮司純(じんぐうじ じゅん)
11.伊達正臣(だて まさおみ)
12.出川典明(でがわ のりあき)
13.轟進也(とどろき しんや)
14.鳥越太(とりごえ ふとし)
15.日野直彦(ひの なおひこ)
16.不破勇作(ふわ ゆうさく)
17.槙野駿(まきの しゅん)
18.三木英斗(みき えいと)
19.南田祥悟(みなみだ しょうご)
20.森三郎(もり さぶろう)
21.渡会大輔(わたらい だいすけ)
【女子】
1.相田寿枝(あいだ としえ)
2.飯島みい(いいじま みい)
3.江住奈々(えすみ なな)
4.大河内泉(おおこうち いずみ)
5.尾三谷五月(おみたに さつき)
6.霧島翔子(きりしま しょうこ)
7.栗原花子(くりはら はなこ)
8.佐伯香(さえき かおり)
9.小漣ヒカル(さざなみ ひかる)
10.月島紗樹(つきしま さき)
11.寺田夏美(てらだ なつみ)
12.富橋好子(とみはし よしこ)
13.二谷美子(にたに よしこ)
14.根岸文恵(ねぎし ふみえ)
15.畠中理伽(はたなか りか)
16.原真理子(はら まりこ)
17.日野凛(ひの りん)
18.吹石美鈴(ふきいし みすず)
19.恵志織(めぐみ しおり)
20.遊朝未来(ゆあさ みく)
21.吉川小町(よしかわ こまち)
横レススマン。新スレ立てるのは
板違いが否めないからどっかの糞スレのっとった方がいいとおもう。
なんか住人の反感買いそうで・・・
よんでますよ^^がんばってください
936 :
:02/07/13 03:17 ID:2pzV8zh4
漏れも読んでるよん。期待してます。
バンバッテクラサイ
2 暗転
胃の中の物全てを吐き出してしまったような感覚に陥りながら
光がトイレから出てくると、
機内は先程とはうって変わって静まり返り物音一つしない。
―― 一体どうしたんだ?
光がそう思った瞬間物陰からごつい銃を持った男が出てきた。
「何だ。まだこんな所にいやがったか。」
感情のこもってない声で男は、
物を見るような目で光を見てさらっと言い放った。
危険を察知した光が後ろを振り返りどこかに逃げ込もうとするが、
振り返った光の視線の先には
また同じ格好をした男が敢然と立っている。
「誰だ、お前ら?なんだこれ?みんなは何処行った!」
相当な悪ですら逆らうことが出来ない轟に、
正面切って向かっていける光である、
例え銃を持っている得体の知れない相手に対してでも
下手には決して出ない。
すると、銃と同じくごつい顔をした男は
無言で銃を光の顔の所まで上げ、
「ゴリッ」という音と共にこめかみに押し当てた。
その代わりに後ろでキツネ目の細面の男が言葉を発した。
「今知る必要なんか無い。いずれ分かることだ。
大人しく我々に従えばいい。今は危害を加えたりはしない。」
光は本物かどうかも分からない銃に怯えもしないし、
自分の納得のいかないことを言われても
大人しく従うような男ではない。
「何で俺達があんた達に従わなけりゃならない!
この銃だって本物かどうかわかりゃしない。
答えろ!みんなを何処へ連れていった!」
その刹那、キツネ目の男の銃から火が噴いた。
その音は光の今までの人生で聞いたこともない音量と衝撃で
静寂に包まれた機内に響きわたった。
如何に光が強靭な精神を持とうとも、所詮高校生、
その銃器のあまりにも強大な力を目の当たりにし、
思わず床にペタリと座り込んでしまった。
「コレでこいつがどんなオモチャかどうか分かっただろ?
遊びじゃないんだよ。
わざわざガキの下らない意地で俺達の手を煩わさないでくれ。」
キツネ目の男は自分の持っている黒き脅威の威力に
ほれぼれするような目で見ながら言った。
するとその音を聞きつけたのか、
キツネ目の男の背後から灰色の背広を着た
眼鏡に七三分けのサラリーマンにしか見えないような男が出てきた。
「おいおい、暴力はやめたまえよ。
17歳っていったってまだまだ子供だ、
小便でも漏らされたらかなわないからね。ククク。」
男は含み笑いをしながら手元の資料のような物を広げて言葉を続けた。
「えーっと、君は…小漣光君か。はじめまして。
細かい説明は後でさせていただきますけど、
今は取り敢えず私たちについてきてくれるかな。
クラスのお友達は何も危害を加えずに
静かに寝てもらっているので安心してください。
まだ文句があるような目だけど、
もう抵抗したところで無駄だという事ぐらい分かるでしょう?
さあ来てください。これから楽しいゲームが待っているのですからね。ククク」
サラリーマン風の男は丁寧な口調でまた含み笑いをしつつ去っていった。
――クソッ取り敢えず従うしかないのか…
光は完全に諦めていたわけではなかったが、
取り敢えずここは従っておくのが利口だと思い、
ゆっくりと立ち上がり、男達の後についていくことにした。
世界最大級の旅客機B747−400から降りると、
そこには雨の中に1台のヘリコプターが停まっていて、
最後の『客』である光を待っている。
光は言われるがまま、ヘリに乗り込むと、
直ぐにヘリはその地を飛び立った。
普通のマンガとかドラマなら目隠しをされて、
ヘッドフォンでも着けられているところだろうが、
そんな必要はない。
光にそこが一体地球上の何処なのか分かる余地などある分けがないのだから・・・
くえー・・・眠さ限界でござーい。今日はこの辺で・・・
来週からテストなんでこんなに一気にうpできないとは
思いますけど、これからも誰かが読み続けてくれる限りがんがります!
では、また明日〜
お疲れ様!
面白いですよ〜頑張ってください
945 :
etst ◆zKQna1OU :02/07/13 23:32 ID:mXKS4sgd
946 :
:02/07/14 08:32 ID:ShNzBlCL
期待
20分少々して(光の曖昧な感覚でしかないが)
ヘリコプターが建物の上に降り立つと
(ここにつくまでに何台かの同型のヘリコプターとすれ違ったが、
おそらくクラスメイト達を何らかの方法で眠らせて
同じようにして運んだのだろう)、
光は自分の行方を銃に操られて、階段を下り廊下を歩き一つの部屋に案内された。
相当古い建物らしく廊下は全て板張りで、
一歩踏みしめる毎に腐りかけているのかギシギシと音が鳴り、
窓枠は辛うじて残っているもののガラスは半分以上が割れて
生暖かい風とともに雨が吹き込んでいる。
そこはまるで学校のような建物でその部屋も教室のようであった。
光の前の男が立て付けの悪くなっているドアをガラガラッと開けると
そこにはキチンと並べられた42個の椅子と机があり、
41人の生徒がいつもの席にうつぶせになって座っている。
教室の入ったすぐの所にはクラスの太陽的存在日野凛がいて、
真ん中の列の先頭には古賀と吹石の勉強家コンビ、
最後列には轟を中心とする軍団、
窓際の最前列にはいつも外を眺めている京屋、
一つだけ空いている光の席の隣には月島、斜め後ろにヒカル、
と席替えの時に各々の好きなように座った
いつもの席通りに正確に着席している。
それは一種異様な光景であった。
――俺は修学旅行に来たんじゃなかったのか?
光がコレは夢ではないかと想いが湧いてきていると
背中にその甘い幻想をぶちこわす衝撃を感じた。
「自分の席に座れ。」
キツネ目の男は背中に押し付けた銃を突いて
光を移動するように催促した。
「分かったからその銃をそろそろ降ろしてくれないかな?」
万に一つのチャンスを狙い光はそう言ったが、
そんな甘い相手ではなかった。
「つまらないことを考えてないで早く座れよ。
今度は本当にその頭をぶち抜くぞ。」
向こうは先頭のプロであり隙を見つけることなど
容易ではないと悟った光は、
こんな得体の知れない奴の言うことにおめおめと従うのは
癪だったがしぶしぶ席に着いた。
まあ隙を見つけることなど不可能なのは
この用途も意図も分からぬ鉄製の首輪を無理矢理
着けられたときに分かっていたことだが…
そしてみんな何事もなかったように首に銀色に光る異物を付け、
幸せそうな顔をして寝息を立てている。
951 :
:02/07/15 00:45 ID:Bbiq2+7B
いいー
光が椅子を引きいつもの(席順だけは…)席に座った瞬間、
――ジリリリリリリ!!!!
沈黙を打ち破り、防災訓練の時のようなベルが
けたたましく部屋中に鳴り響く。
机に突っ伏していた3−5の生徒達は
その激しい音でゆっくりと意識を取り戻した。
「痛っ!頭、いてー。何これ、机?」
「んー?どこだよ、ここ。今何時ー?」
「ハァ?圏外とかいってんの。マジ?冗談きついんですけど。」
「何これ、新手のドッキリ?」
「あたしの鞄どこ〜?」
「おい!責任者呼んでこいよー!なんて。あはは。」
「なんだよ、この首輪みてーなの。」
1分ほどして全員の意識が戻り各々思い思いの言葉を発し始める、
と閉ざされていた前方のドアが開き、
灰色の背広を着た眼鏡に七三分けのサラリーマン風の男が入ってきた。
――ザワザワザワ
生徒達は自分のおかれているこの異常な状況の重大さに気付き、
徐々に冷静さを失い始めていた。
一体この男は誰なのだろう?
周りの銃を持った軍人のような男達は何なのだ?
各々その不安を振り払うように話を続けていると、
サラリーマン風の男が口を開いた。
「はい、皆さん。静かにして下さい。
これから皆さん、『千葉大学教育学部附属高等学校3−5』
42人がどういう状況に置かれており、
これからいかなることをしてもらうかを説明いたします。
あっ申し遅れました。私はこれから3日間あなた達の臨時担任を
務めさせていただく鈴木良夫です。どうぞよろしく。」
この異常な状況においてこの男は、
全く冷静にまるで機械のように丁寧な言葉で自己紹介を済ませた。
すると突然、一人の男が立ち上がった。
ごめんなさい千葉大学じゃなくて、
千原木大学です。
――ガタンッ
「おい、お前ら何だよこれ?なんかのギャグ?
俺達、修学旅行に来たんだよ。
こんな訳わかんねー場所であんたらと
学校ごっこしてる場合じゃないだよね。
だから・・・
早いとここの首に着いてんの外して、消えろよ!!!」
クラスの中心人物沖田真が一番に口を開く。
何者にも臆さない彼らしい行動、
その場にいた殆どの人間が真を信頼し、
この男なら何かこの状況を打開してくれるのではないか
という想いで見つめていた。
ごめんなさい。明日テストっていう噂があるんで
今日は寝ます〜
新スレについてですが、なんか板を移すって話が出てますよね。
オイラ、そんな責任重大なことはやりかねる&
ADSLはスレ立てられないくさいんで、
他力本願で申し訳ないですが、誰かよろしこです。
では1さんが戻ってくるまでがんがります。
958 :
:02/07/15 21:33 ID:Bbiq2+7B
毎日ここに来るのが楽しみ。
眠い・・・でも台風来るし、オイラも頑張る!
誰か新スレお願いします〜m(_ _)m
その言葉に呼応するように先程まで光に突きつけられていた
銃から魔獣の咆哮が放たれる。
――ドギューーーーン!!
「黙れ。次勝手に口を開いた奴は容赦なく、『殺す』。」
銃の圧倒的破壊力と音、そして軍人風の男の
まるで機械を相手にしているかのような無感情な一言が
生徒達のざわめきを掻き消した。
ドラマならここで女子が叫び声の一つでも上げるのだろうが、
これは紛れも無い現実の世界。
生徒たちは皆、本物の銃を目の当たりにして、
声を出すことすら出来なかった。
そして、真は後の席の伊達によって宥められ放心状態のまま着席した。
こんな時でも轟進也は変わらず机に足を上げ煙草の煙を吹かし、
京屋拳次は窓の外を眺めている。
外は依然として強い風雨が続いていた。
「まあまあ、そんなにいきなり脅すこともないでしょう。」
鈴木はまた冷静な声で男を宥め、言葉を続けた。
「皆さん、次から発言するときはキチンと手を挙げて
一人ずつ発言をして下さい。私語は厳禁です。社会にはルールがあります。
ルールを守らない人間は排除されてしまうのですよ、
しっかり覚えておきましょう。
さて、先ずは皆さんが置かれている状況を説明しましょうかね。
皆さんはこのプロジェクト実現の為に選ばれし幸運な42人です。
時間があるとは言えないので、手短に率直に伝えていきますよ。
まず、皆さんがこのプロジェクトに参加することは
この学校に入学するとき、いや、
正確に言えば中学のときに進路を決めたときから決まっていました。」
963 :
:02/07/16 00:29 ID:ra/BjXR7
(・∀・)イイ!
自分を鈴木と名乗るこの男は淡々と丁寧に
決して正常でない言葉を続けていく。
「まあ信じられない方もいらっしゃるでしょう。
試しに聞いてみましょう、
この中に受験してこの学校以外に受かった人はいますか?
もしおりましたら、速やかに挙手してください。
いるはずありませんがね・・・ククク」
鈴木の言葉どおり誰一人として名乗り出ることは出来なかった。
そう、他校に合格した者は実際に存在しなかった。
天才である伊達でさえも。
「つまりあなた達の高校生活は、3年間の思いは
このプロジェクトのために作られたものだったのですよ。
この高校に入るところから、どんなクラス割りになるのか、
どんな仲間と一緒に時を過ごすのか、
そして最期の時はどんな顔ぶれと迎えるのか、
というところまで決められていたのです。
もう一つ、あなた方が選ばれし者だという証拠をお教えしましょうか?
この中で18歳になっている人はいますか?
いましたら先程と同じく、速やかに挙手してください。」
手を挙げる者、いや挙げられる者は誰もいなかった。
すでに8月だというのにこのクラスには18歳になっている者はいない。
全員が17歳なのだ。鈴木はなぜか誇らしげな顔をして言葉を続けた。
「いないでしょう?そもそもこのプロジェクトは
20世紀末に多発した『17歳による重大な犯罪』
を防ぐことを発端として進められて来たものです。
人というものは18歳をピークとして徐々に衰えていってしまう悲しい生き物です。
今の若者達は思春期の複雑な感情とピークの力を失うことへの恐怖があいまって
暴力行動に出てしまうという結論を我々『大人』達は研究の結果出しました。
まあ、今の見解は分かり易くかなり簡略化して申しましたがね。
そこで我々は考えました。
どうすれば彼らの暴力衝動を抑えることが出来るのだろうか?
犯罪をなくすことが出来るのだろうか?っと。
その結果、計画されてきたのがこのプロジェクトです。
大人達は若者達に力を失うことよりも
『命』を失うことのほうが恐ろしいことを教え、
それと同時に有り余った力を大いに発揮してもらい、
ストレスを解消する素晴らしい方法を考え付きました。
まあついでに社会に対応できない邪魔者にも消えてもらういいチャンスでもありますし…」
この時点で自分の置かれている状況を
冷静に把握できているものは半分以下。
そして自分たちがこれからどれだけ恐ろしいことを
強いられるということを予想している者にいたっては一握りだけであった。
ただ、全員が全員一様に激しい恐怖にかられていた。
そして、声を上げることも身動きすることも出来なかった。
一方的に言葉を一通り続けると突然鈴木は生徒達に背を向け、
黒板にカッカッと教科書のような字で何かを書き始めた。
そこに書かれたのは、R・・・B・・・R・・・・・・
『RBR』
そこまで書き終えると鈴木はまた正面を向き、さらに言葉を続けた。
「Real Battle Royal、通称『RBR』。
これが我々駄目になった大人達が
もっと駄目な子供達に与える最後の教育手段です。
さあここからは世界の北野先生のお言葉をお借りしましょうかね。
『この国は、すっかり駄目になってしまいました。
そこで今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます。』」
ふえー、眠い〜
これでようやく「2 安息」終了です。
次からは「3」が始まるんですけどー・・・眠いんで寝ますね。
ごめんなさい。
何名か辛抱強く読んで下さってる方がいらっしゃるみたいでありがとです。
がんがりまーす!
どなたかほんとに新スレお願いします!
「2 安息」じゃねーや
「2 暗転」でしたね。
失礼。
おやすみなさい
オイラなんかが決めていいのかわかんないですけど、
半角だと激しくスレ違いなので、
いっそロビーとかに板を変えちゃってはいかがでしょうか?
なにやら◆u5XCZK7Aさんが作ってくれたスレはすでに
女子中学生画像が集まっちゃってますし(w
誰かお願いいたしまする。
ps:◆u5XCZK7Aさん、わざわざどうもでした。
朝起きてビツクリ
本当に画像が集まっちゃってるYO
ヤパーリ板を変えてマターリしましょうかヽ(´ー`)ノ
「スレッド立てすぎです・・・」
って一個も立ててねーよ!
やっぱりスレ立てられませんでした。
誰かおねげいしまっしゅ。
976 :
:02/07/16 19:57 ID:XsuoPYpi
977 :
;;:02/07/16 20:08 ID:wSGpCDhH
>>976 乙カレー
このスレが埋まるまで、向こう保守しつつ放置すれば
いいところくらいにさがるでしょ
>>976 新スレ立て、どうもですー。
おつっす!
オイラも1さん帰還までがんがるなり!
テストって何だー!!おー!
3 規矩
突然訪れた悪夢、
その事実を冷静に受け止められるものなどいるはずもなかった。
どんなに虚勢を張り、どんなに体だけ成長しようとも、
しょせんはか弱い子供達なのだから。
鈴木は自分に酔い痴れながら更に言葉を並べる。
「ばとるろわいやる。
皆さん、一度くらい耳にしたことはありますよね?
そう、あの大ヒットして映画化、漫画化もされた小説の題名です。
賢明で優秀な皆さんならもうお分かりになりましたか?
そうです。
これから皆さんには実際に『ばとるろわいやる』
を行なっていただきます。」
生徒たちは全員完全に冷静さを失っていた。
何人かの女子は泣き始め、ほとんどの者たちは一点を見つめ
自分の置かれている状況を必死に整理しようとしている。
中にはこの絶望的な状況を自ら打破しようとする者もいた。
五十嵐は真横に目をやり、黒川の顔を見た。
黒川は享の意志を読み取り把握し、静かに頷いた。
そして二人は、同時に教室の両側に居る兵士一人に
目標を定めて飛びかかろうとした。
その瞬間、伊達正臣の手が挙がり、
後ろの席の五十嵐の顔をチラッと見て首を横に振った。
――馬鹿なこと考えんなよ、俺に任せな。
そう言わんばかりに。
「はい、出席番号11番、伊達正臣君。」
鈴木はまるで本物の教師のように伊達の名を呼び、指を指した。
伊達は自慢の伊達メガネをクイッと挙げながらゆっくりと立ち上がり、
冷静に、そして理路整然と言葉を並べる。
ちょっとコンビニいってきま。
983 :
:02/07/16 23:45 ID:n6FhvKy+
いってらっさい。
「あんた簡単に『殺し合い』って口にしたけど、
この国の憲法、決まり事を知ってるかい?
この国では基本的人権について、国民の誰もが持っているもので、
誰も侵す事の出来ない永久の権利として定められていて、
この権利は我々人類が長年の努力によって獲得したものだから、
我々は普段の努力によってこれを保持せねばならないとなっている。
まあこれを百歩譲って、殺し合いをこの権利を保持するため、
自らの生きる領域を守るために行なうと仮定しよう。
だが、憲法第一二条によって国民は、この権利をみだりに使うことを戒められ、
広く社会のために役立つよう、つまり公共の福祉に
利用せねばならないとされていて、
コイツに基づくと殺し合いは憲法違反に当たるんですけど、
これにはどう説明を?
もちろん、言うまでもなく刑法にも引っかかるけどね。」
ただいまです。
生徒たちは皆、口を開けてこの男の言葉を黙って聞き入り、
見つめることしかできなかった。
期待と尊敬の念を込めて。
鈴木はいまだ口元にいやらしい笑みを浮かべて、
余裕さえ感じさせながら伊達を見やる。
伊達は更に言葉を続けた。
「ついでに、自由権ってのもあってさ。
どのような場合でも、誰かの奴隷にされたり、
犯罪を犯す事以外のことで自由を奪われたり、強制されて働かされたり、
もちろん殺し合わされたりすることはありえないんだよね。
憲法第25条には、全て国民は健康で文化的な最低限度の生活を
営む権利、生存権ってのも記してある。
こいつは弱い立場の人達も人間らしい生活をする社会権があり、
この権利は国の責任で守っていかねばならない、
っていう考えが俺達の国、日本には根付いてるってことなんじゃないんっすかね?」
この国の腐った政治家ならば大多数が覚えていない、
いや忘れてしまっている、国を建てる時最初に決めた
基本的な約束を伊達は軽く暗証して見せた。
そして、最後にこう括った。
「まあまだ言いたいことは山ほどありますがね、
最後に・・・憲法の前文では平和への誓いが、はっきりと示されてるし、
第9条には、日本国民は、正義と秩序の上に建った国際平和を心から願い、
戦争と武力を用いるコトは、争いを解決する手段としては、
永久にこれを放棄する、と定められてる。
まあ色々言ったけど、俺達は国の如何なる方針であろうと
お前達に従って殺し合いをする必要なんてねー。以上。」
威風堂々と伊達はこのイカレた課外授業の矛盾点を並び立てた。
しかし、その様子を静かに見ていた鈴木は
焦るどころか突然狂ったように笑い始めた。
「クククククク・・・アーハッハッハッハッハ!
下らない!実に下らないよ。出席番号11番、伊達正臣君。
お前らに自由の権利、選ぶ権利なんてない!
この腐りきった、世界のゴミみたいな国にはな。
ちょっと取り乱しすぎましたね。
一つだけ教えましょう。お前らが信じてやまない平和主義。
そんなものはこの日本には存在しませんよ。決してね。」
異常な空間は止まることなく、更に加速して行く・・・
明日テストなんで寝ます〜
また明日書けたらがんがりますね。
そろそろ盛り上がってくる(自分的に)なのでよろしこです。
1000が近いな。
おつかれ。テストがんがれよ。
>>まるさん
テスト頑張って下さい
そしてお約束(゚д゚)ウマー
\∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴルァ!! ,,、,、,,,
/三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,,
/三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,,
,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \わしょ〜〜〜〜〜〜〜い!!!/
//三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
∪ ∪ ( ) ( ) ( ) )
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993 :
:02/07/17 01:18 ID:j+eLDZvI
994 :
:02/07/17 01:28 ID:05fOgSZF
1000ゲットチャンス?
996 :
:02/07/17 02:09 ID:DCidxDLq
997 :
/名無しさん[1-30].jpg:02/07/17 02:15 ID:xwxz1uHR
age
998 :
/名無しさん[1-30].jpg:02/07/17 02:16 ID:zjkrMpaY
1000!
999 :
/名無しさん[1-30].jpg:02/07/17 02:16 ID:+J2Qkg0g
ハァハァ
1000 :
/名無しさん[1-30].jpg:02/07/17 02:16 ID:o1aJ1mWy
いただきますた
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。