あずまんが大王のともちゃん好き集まれ2

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1メロン名無しさん
ザ・ともちゃんショー!!
みんなでともちゃんになります!!

★前スレ
【あずまんが大王】アニメ版のともちゃん好き集まれ
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/anime/1021785594/l50
2メロン名無しさん:02/07/23 18:20 ID:BacF9LrM
           /\    /\
          /   \ /   ヽ,
        /  _   ‐'  _   ヽ,
       / <(||||)>  <(||||)>   ヽ,
      / _ _  ̄_ _  ̄_    ヽ,
     /~-::::::/{:::::::::::::::::::::::|. |:::.:`ヽ:、 ヽ,
      (/.::::::/./.::,::::::::::::::/|:::|. |:::::::::::.ヽ ヽ,
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     ヽ,:::::::|| {:;;;;:i V   i :;;;;;:. }/::::::::::::::::::|
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      ノヽ    r―‐、 `ー‐'/ _,,.. }:::::::::|
2get!   /::::::ヽ、   ヽ  |    _,、_ ノ::::::::::|
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    ノ:::::,,-''  / / く`ノ~|_,ソ  ヽツ  ソ   ̄ ̄
     ̄   // ̄/ ‐ξ〈   ,<.  /
3あう使い:02/07/23 18:40 ID:bdi/wjlQ
3
4メロン名無しさん:02/07/23 19:13 ID:A/DRgQNA
>>1
乙カレー
5メロン名無しさん:02/07/23 22:06 ID:???
ジークとも!
天下とったる!
6風の谷の名無しさん:02/07/23 22:36 ID:uQp7hLvU
ともとよみは生理が同じ周期。
いや、なんとなく。
7メロン名無しさん:02/07/23 22:37 ID:???

     ,,.. -─‐;へ=-‐-、__    ,, -‐ 、
    /;.-;..へ;/.:..:..`:..:..:..:..:..''.:.、/'    ヽ
   /:,.:'゙:..:..:..:.rv‐、:..:ヽ,:..:..:!..:..:i/      i
  ./:.l:..:i..:..l:..:/  ̄ ヽ:..:iヽ:..:.!..:/    ...........i
  i.:..:|.:.|:..:.|;.i─‐- `、:.l'"',~|./   ..:::::::::::::::|
 ,':..:.」:.!i:.:i'.リ:-─‐、_,,..r'" ̄/  ..::::::::::::::::::l
. i:..:..| リ i;,!~|     |  l  /  ..::::::::::::::::::::!
.,'..:..i:ヾ'う  `ー一'''  `'''/  .::::::::::::::::::::/
':..:..i:.|:.i`''ヽ       ' /   .:::::::::::::::::::/   とも、大好き!
:..:..i:..l:.l.:.l.:..\    ワ/  .:::::::::::::::::::/     よみ、覚えた!
.:..:i..:i,. ‐'"´  `'‐,r''"~   .:::::::::::::::::/
..:./,. -‐‐- 、 l′     ..:::::::::::::/|
:,'      /       !.:::::::/:i..:..l
r   、  /           !::::::::::: i..:..i
l  .......`:i    i         !:::::::::: ゙、:.i
!  ::::::::::/    i       i:::::::::: ヽ:i
.! ::::::::/     i      .....i::::::::::: ヽ
.ヽ ::::::|  `、   `、  .....::::::::::::l::::::::::::  `,
/ \:::l.   `、   ヽ::::::::::::::::::::l:::::::::::  /'''ー─----、
   `ヽ   `、  .::::\:::::::::::::::|::::::::: /,,   ,. ‐;''""
8風の谷の名無しさん:02/07/23 22:41 ID:JUzfFXcc
よみ「ともどうした?元気ないな」
とも「うん、ちょっと・・・ね」
よみ「・・・! そっか・・・ごめんな」
とも「別にいいよ、大丈夫」

新スレお疲れ様です。
9メロン名無しさん:02/07/23 22:56 ID:???
>>1
乙。ナイスガッツ

前スレの神々の御陰で、生きていく勇気が湧いて来ました。
ともよみマンセー
10下手なもん書いてスマン:02/07/23 23:27 ID:???
とも:せんせー!せんせーって幾つなんですか?

ゆかり:あんた、あたしに年を訊くなんていい度胸してるわね。
     でも答えてあげましょう、なんと24歳よ!

とも: ・・・・・それは人間の年に直すと何歳ですか?

ゆかり:っだと、このやろう!!
11メロン名無しさん:02/07/23 23:46 ID:97MJiJeM
>>10
おもろいやんか
12風の谷の名無しさん:02/07/24 00:07 ID:???
智と暦はケコーンした後もお互いに会って欲しい。
13メロン名無しさん:02/07/24 00:30 ID:???
よみ、実は男だった説。

これで万事OK。
14メロン名無しさん:02/07/24 00:36 ID:???
Y!BBではここ、カキコできんらしい。
15メロン名無しさん:02/07/24 01:31 ID:ro3zOL4A
ともちゃんがあのまま髪伸ばしていったら
よみはどう思うのだろうか。
俺としてはちよちゃんみたいなおsageにしてほしい・・・
とも「アタシの髪に触っていいのはよみだけだよ…」
16メロン名無しさん:02/07/24 02:20 ID:???
このスレを読んで以来、あずまんが大王本編の解釈も変わってしまった。
具体的に言えば、3年新学期にともが髪切ったのをちよちゃんがよみに聞く所。

「ともが失恋なんかするわけないじゃん、だって……」
17メロン名無しさん:02/07/24 13:15 ID:D0zfn2Vk
それにしてもなんで最近、急にともよみ派が急増したんだろう。
18メロン名無しさん:02/07/24 13:38 ID:5q96NPgg

     わ ―――― い        
                   / ̄ ̄ ̄\
          ―――     |       |
  NN^l   /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\   | ひ  新  |
   し ⊃  /;;;;;/Al`、/AV;;;;;;|   |  ゃ  ス .|
   l三彡  レV '⌒  '⌒ レ;;;;|  |  っ  レ .|
   \:::::::\ (|  ┌‐┐  6);|/:| ほ  だ .|
    \::::::::::\ L_./ /;;;/::::::|.  |  新 |
      \:::::::| ┤ ├ |::::::::::::::|.  |  ス .|
       \::::>├┤ <::::::::::/|  っ  レ .|
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19メロン名無しさん:02/07/24 14:19 ID:???
糞スレをサロンに持ち込むなボケ
20メロン名無しさん:02/07/24 16:19 ID:???
かおりんは黄泉と智の関係をしっているのだろうか
21メロン名無しさん:02/07/24 16:47 ID:???
ともウザイ
22メロン名無しさん:02/07/24 17:10 ID:???
やっぱ二人っきりの時は、
よみはちよちゃんに接する時みたいにともちゃんにも優しくなるのか?
23メロン名無しさん:02/07/24 19:05 ID:???
むしろよけい遠慮がなくなるとおもう
24メロン名無しさん:02/07/24 19:16 ID:???
なんのためらいもなく、ペットボトルを回し飲みするとか
25メロン名無しさん:02/07/24 19:53 ID:???
>>24
ハァハァ…(・∀・;) 
26ほとり@tokyo ◆Ov7krhxQ:02/07/24 20:55 ID:???
>>24 白昼、校内でちよちゃんが見てる前なのに堂々とやってましたね…。
27無題:02/07/24 21:14 ID:jDNKgGUM
ある夏の日。外は相変わらず暑く、その強い日差しは夏の太陽の香りを
漂わせながら。

午前8時ぐらいだろうか。ここはともの部屋。
ともはいま、べッドの中で生まれたままの格好でまどろんでいる。
ふう、とため息をつくとともは上半身だけを起こし、勉強机に飾ってある
よみと一緒に撮った写真をじっと見つめた。
「よみ…」言葉にならないような声でつぶやく。
自分が今寝ているベッドの中で、
お互いだけが知っている二人の秘密を求め合い、激しく愛し合った昨夜の
ことを思い出す―そう、少し前まで隣りによみがいたのだ。思わず体を
熱くするとも。
ともは隣の枕に顔をふせてみた。よみの髪の香りがした
28メロン名無しさん:02/07/24 21:20 ID:???
ともスレは寛大。
ほとりまでをも受け入れる・・・
29メロン名無しさん:02/07/24 21:29 ID:???
いちいち食ってかかる厨がいないだけ
30メロン名無しさん:02/07/24 21:43 ID:???
つまり二重の意味で大人向けってことさ。
31メロン名無しさん:02/07/24 22:03 ID:???
他のあずスレと桁が違う!
32メロン名無しさん:02/07/24 22:16 ID:???
他では、よみスレも独自の路線を打ち出している。
33メロン名無しさん:02/07/24 22:21 ID:???
近々あずスレ交流試合をしる
34メロン名無しさん:02/07/24 22:33 ID:???
本来レズネタスレであるべきこっちが閑古鳥なのはやっぱ
アンチが多いからであろうか。

http://comic.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1023106338/l50
35メロン名無しさん:02/07/24 22:58 ID:???
前スレ、1000到達の勢い
36メロン名無しさん:02/07/24 23:09 ID:???
こっちに書けない人が多いみたいで。。。困ったなぁ。
37メロン名無しさん:02/07/24 23:12 ID:???
向こうに立て直した方が良くなくない?
38メロン名無しさん:02/07/24 23:14 ID:vqm5KqR2
>>27
(・∀・)イイ!
39メロン名無しさん:02/07/24 23:15 ID:mSmJN1QQ
いっそのことエロパロ板あたりとか。
40メロン名無しさん:02/07/24 23:29 ID:???
>>37
それはそれで荒れそうで…

>>39
もう既にある罠。つーか萌え死にますた。
41メロン名無しさん:02/07/24 23:51 ID:???
自分には、アニメ板の同志たちを見捨てることはできませんっ!
42メロン名無しさん:02/07/24 23:52 ID:???
スレを乱立するあずまんがヲタうざいのよね
夏のせいかしら
43メロン名無しさん:02/07/25 00:01 ID:???
でもアニメ板の方が活気あるYO!
44大学生日記:02/07/25 03:44 ID:3fzEBaak
3月25日 とも
いよいよ今日から、家を出てアパートだ。
初めてのひとり暮らしに、母さんも父さんも心配していたけど、大丈夫だって。
なんたって、このアパートにはよみも住んでるんだから。
私の頭では、ともと同じ大学には入れないから、
小学校以来の腐れ縁もこれまでか、と思ったけど、
またいっしょだもんね、よみ。

三月二十五日 よみ
ついに、ともが引っ越してきた。
ともと同じ屋根の下で暮らすことになったのだ。
私は三階でともは二階だが、同じ建物の中で、ともが生活している。
それだけで、どうしてこんなに、胸が高鳴るのだろう……。
45メロン名無しさん:02/07/25 05:19 ID:???
1は思った。
このスレを建てれば、みんな大受けして、スレも伸び、ネタ職人も来るのではないかと。
大勢の先頭に立って旗を振る、自分の姿に1は夢精するほどの恍惚を覚えた。

しかし、なんの才能もない1に、ついてくるものはいなかった。

終了
46メロン名無しさん:02/07/25 08:11 ID:???
>>44
にやにや…(・∀・)
47メロン名無しさん:02/07/25 09:06 ID:???
前スレは なんでやねん ビシ で1000逝った
48メロン名無しさん:02/07/25 16:41 ID:???
ageてもいい?
49メロン名無しさん:02/07/25 17:20 ID:???
あーともちゃんかわいいよーうわー殴って僕をゲンコツで殴ってよー
それでそれで頭蓋骨が陥没しお;
50メロン名無しさん:02/07/25 17:39 ID:???
>>49
よみに手を出せば、ともちゃんが全力で殴ってくれるよ。
51メロン名無しさん:02/07/25 18:32 ID:???
ともに手を出すと、よみが脚で絞め殺してくれるらしい。
52メロン名無しさん:02/07/25 18:37 ID:???
本当に二人はラブラブなんだね!
53メロン名無しさん:02/07/25 22:10 ID:???
俺達はそんな二人の共有の奴隷、つまり 肉 ・ 便 ・ 器 ♪
54メロン名無しさん:02/07/25 22:37 ID:???
まて、達と言ったな?
55メロン名無しさん:02/07/25 22:59 ID:???
>>40
エロパロ板にもともスレが!?
56メロン名無しさん:02/07/25 23:17 ID:???
   (⌒)   (⌒)
    | |__/ /
    |      \      ________
   /    (・) (・)\   /
  | /二二●二.\| < おめでたいな きさまら
  |/ /.|  |  |  |\|  \________
  \|/|\|/|\|/ノ
    \ |  |  |  レ     ∬
     /ヽ _ヽAlヽ  (_)━━┛
     |> i L!V L|ヽ| ゚|
    .|  |   。 。| |、´ /
     | `|     | |  ̄
    ヽ、 ト  ゚ ゚| |
     レヽ'\___ノ_|
      ヽ  i| i|
     |  .i| i|
     .| .i| i |
      | i| i.|
      | i| i|
      | i| |
      |_i_|-<
     /__!ー‐`
57メロン名無しさん:02/07/25 23:51 ID:AzU4U.Is
みんな自分の心に素直になろうよ
58大学生日記2:02/07/25 23:52 ID:Io92VonM
3月31日 とも
いよいよ明日から大学生だ。
よみの部屋で、二人でキャンパスライフ打ち入りパーティー。
豪勢な料理を作ったぜ。いやあ、やればできるもんだ
といっても、実際に作ったのは、ほとんどよみだけど。
しかし、よみの部屋に料理の本がたくさんあるのには驚いた。
よみのやつは、いつも冷めた態度のくせに、みっちり準備をするんだから。

三月三十一日 よみ
ともと料理をしたが、やはりともは全然できない。
とものことだから、一人暮らしになったら栄養のことなど考えずに
ジャンクフードやコンビニ弁当ばかりですますのだろう。
私がきちんと料理を作ってやらなくては。
そのために料理本を揃えたのだから。
とにかく、今夜はともが私の料理をほめてくれた。
59メロン名無しさん:02/07/25 23:54 ID:???
一緒の部屋で別々の日記を書いているなんて、奥ゆかしい
60メロン名無しさん:02/07/26 00:09 ID:???
大学生日記最高でふ!
61メロン名無しさん:02/07/26 00:11 ID:???
焦らずゆっくりとアレな展開になるのを松。
62メロン名無しさん:02/07/26 00:14 ID:???
アニメ板の同志たちは、1000迎えてからどうしてるんだろ・・・
63メロン名無しさん:02/07/26 00:35 ID:???
あの熱狂が...単にこっち来たの知らないのカナ
64メロン名無しさん:02/07/26 00:50 ID:???
大学生日記ガムバレー
65メロン名無しさん:02/07/26 00:54 ID:ayjqE.WA
本スレがクソつまんねえ日は各キャラ個別スレが盛況ですな
66メロン名無しさん:02/07/26 00:55 ID:???
ゆかりスレまで立ってますな・・・
67メロン名無しさん:02/07/26 01:17 ID:???
>>66
アレにはビックリしますた
68メロン名無しさん:02/07/26 01:19 ID:???
あとは木村スレが立てば完璧。
69メロン名無しさん:02/07/26 01:20 ID:???
ここまで来ると何かウラがあるんじゃないかと....
70メロン名無しさん:02/07/26 01:22 ID:???
とも「よみーーーー!」
よみ「ん、なんだ?」
とも「あたしチンポ生えたんだ!」
よみ「何ーーーーーーー!?」
とも「さてどうしてやろうかね、ふっふっふ」
71メロン名無しさん:02/07/26 01:26 ID:???
+ちよ父スレ、マヤースレ、かみネコ、ねここねこ、ねねここねね(略
7227の都築:02/07/26 03:09 ID:uRpKdyJ.
枕に顔をうずめたまま、目を閉じる―。

まさか、アタシとよみがあんなことになるなんてー。思わず顔を赤らめるとも。

そう、ともは初めてとよみと結ばれたのが昨夜だったのだ。

そういえばよみはいつ帰ったんだろ?

ともはよみと激しく愛し合った後のことは記憶になかった。
ともが目を覚ましたときにはよみはもういなかったのだ。

「なんで、なにも言わずにかえっちゃうんだよ、よみ・・・・」

「アタシはよみのことが好きなのに、愛してるのに・・・」

そう、小学校の頃からずっと一緒だった親友であるよみを愛してしまった事実を
どう理解すればいいのか。ともはすぐには答えをだせなかった。

そして、よみに対する愛しさと切なさで涙がでてくるのだった。

そのまま、うたた寝をしてしまったとも。30分ぐらいたっただろうか。
目を覚ますと、いろんなことがあたまを巡ってきた。
「ちよちゃんや大阪、榊さんなんかがこのこと知ったらどう思うのかな、
気持ち悪いなんておもわれるかもしれない・・・」
「そうなったらアタシとよみはどうなるんだろ・・学校にもいられなくなるかもしれない」

そんな不安に押しつぶされそうになるとも。
「そんなのいやだ!」
と、それを振り払うように起き上がると、ともは浴室へ向かった。
73メロン名無しさん:02/07/26 08:09 ID:???
あ、続きだ!
74メロン名無しさん:02/07/26 15:04 ID:???
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Cinema/6178/flash/baka.swf

あーんともちゃんもっと罵ってーヽ(´ー`)ノ
75メロン名無しさん:02/07/26 20:12 ID:???
誰かともちゃんとよみのSM書いてクレー
もちろんよみSで。
76メロン名無しさん:02/07/26 20:21 ID:???
>>75
よみスレ逝け
77メロン名無しさん:02/07/26 20:31 ID:???
           ∩ノ
          / つ
         / /  / ̄ ̄ ̄ ̄
      ∧ ∧/   < 77ゲットぉぉぉぉ!
     ⊂(゚Д゚ ) 彡   \
        ⊂彡       ̄ ̄ ̄ ̄
   ____●●●___ バイーン
 / 〇 〇 \|/  /|
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
78メロン名無しさん:02/07/26 21:13 ID:YAeUMZFQ
>>77
ワラタ。
79傘会社就職日記:02/07/26 23:16 ID:???
8がつ…2…
よみ…きた

うざ……くった

…かゆ……うま……
80大学生日記3:02/07/26 23:18 ID:4bzAbFo2
4月4日 とも
なんだよ、よみったら。あんなに怒らなくてもいいだろ。
大阪の買い物につきあったら、カラオケになだれこんで、
そのまま大阪のアパートでご飯を食べただけだぞ。
どうして、いちいち、よみにカエルコールをしなくちゃいけないんだよ。
そりゃあ、ここんとこ毎日、晩御飯はよみの部屋でいっしょに食べてるけど。
勝手に二人分、おかずを作ってるよみが悪いんだ。
だいだいおかずが無駄になるって、けちくさいぞ、バーカ。

四月四日 よみ
ともには食材が無駄になった、と文句を言ったけど、
本当はそんな理由で腹が立ったわけではないことは、自分でよくわかってる。
高校のときは、ともが誰とどこへ行こうと平気だったのに、
ほんの一週間ほど、いっしょに食事をしただけで、
夜は、ともが私のところへ来るのがあたりまえだと感じている。
昼間は大阪と同じ大学で同じ講義を受けてるんだな、ともは。
81メロン名無しさん:02/07/26 23:22 ID:???
>>79

ゾ ン ビ 化 し て る !!
82メロン名無しさん:02/07/26 23:25 ID:???
大学生日記マンセー
83メロン名無しさん:02/07/26 23:41 ID:???
>大学生日記
萌え死にました
84メロン名無しさん:02/07/27 00:01 ID:???
エロすぎず、臭すぎず、実に良い。
85メロン名無しさん:02/07/27 00:57 ID:m2KSsCwY
ともよみの小学生日記も読みたい〜
86メロン名無しさん:02/07/27 01:04 ID:???
続きを書いて>>79を忘れさせてほすぃ(シャレナランヨ、ウワアァァァン!!!)
87小学生日記:02/07/27 01:44 ID:???
とも 7月27日 きのうと同じ。

よみ 7月27日 今日も、ともちゃんがうちにきて、スイカを食べて帰りました。
8872の都築:02/07/27 04:49 ID:u4yaO9HI
ともは素っ裸のまま浴室へいった。そして、浴室の鏡に映っている自分の裸を
じっと見つめる。とものカラダは胸こそ大きくはないが、無駄な脂肪のない
、シミひとつない綺麗な身体をしている。もう少しバストに恵まれていれば完璧だったろう。
「よみはいいよなー、胸もあるしスタイルいいし。」よみに嫉妬するとも。
でも、よみのその「スタイルのいいカラダ」のすべてを見たのはともだけなのだ。
それもカラダのすみからすみまで、すべてを。
「よみってホント綺麗なカラダしてるよな・・・」

ふと、ともは自分の乳房の下あたりに赤い跡のようなものがあるのを発見した。
それはまぎれもなく、よみの愛撫の跡だった。
「よみのヤツ、あんなに強く吸うもんだから、跡になってるよ・・・・」また、昨夜のことを思い出す。
そして、シャワーを浴びると、ともはバスタオルを体に巻いて部屋に戻った。
短パンとTシャツに着替えると、鏡の前に立ち髪をとかしはじめる。
春から伸ばし始めた髪も結構長くなっていた。それをおさげにして髪留めをした。
活発な少女のようなイメージの前までの跳ね髪とはちがって、いまはなんとも可愛らしく、
清純な感じ?のようなともの顔が鏡に映っている。
「これじゃちよちゃんみたいじゃん、そういえばアタシ、おさげにしたことなんて、
あったかなー?でもこれもけっこうかわいいかなーなーんて」
まっいいか、とつぶやくと、ふとよみのことを思い出した。
よみはー。よみがアタシを見たらなんていうかな…
いつもは髪のことでよみを意識したりしないのに。
89とも:02/07/27 05:06 ID:qXmheSYo
デ〜ブ
90メロン名無しさん:02/07/27 05:56 ID:???
>それをおさげにして髪留めをした。

あああああああああぁあぁぁぁぁぁ萌えええええええっぇえぇぇぇぇぇぇぇ
萌えも絵も得終えも絵もエ萌え!!!!!!やっばいぜこりゃっ
91メロン名無しさん:02/07/27 07:42 ID:???
みなさん、詩人ですね。
92メロン名無しさん:02/07/27 08:43 ID:???
あずまんがcollege
4月10日午前7時30分
春の日差しが柔らかく差しこみ、小鳥のさえずりが聞こえる。
その声を聞きながら一人の少女が目をさました。
「ん〜」大きくのびをすると、智とよばれる、短めの髪をしたその少女は、
快活そうな目を大きく開いて、2段ベットの上から、ぴょんと飛び降りた。
「ずとん」やや大きな音をたてて着地して、2段ベッドの下を覗き込む。
そこにはセミロングの黒髪をなびかせた、1人の少女がす〜す〜と小さな
寝息をたてていた。
その寝顔を見ていると、智に、小さないたずら心がわきあがってきて、
横になっている少女のほっぺたを両手で「うにうに〜」と軽くつねった。
その少女は「う〜むにゃ〜」とちょっと分からない声をあげながら
瞬きを数回すりかえす。そしてくりくりっとした大きな瞳を開いた。
智は少し驚いた。(あれっ?大阪ってこんな表情するんだ・・・)
高校の3年間、授業中に寝まくっていた、大阪とあだなされる少女の
寝起き顔は何回も見ているのだが、今日の表情は、そのどれとも
異なっていた。しかし、この違和感ともいう感情の正体については、
今の時点では智は気づいていない。
「あれ〜、なんでともちゃんいんの〜」
「なにねぼけたこといってんだよ。昨日引っ越してきたばっかりだろ」
智はあきれたような声をあげた。
「今日は入学式だぞ〜おきろ〜大阪」
大阪はなお数秒、ぽや〜んとしていたが、やがて
「そ〜や〜2人で下宿生活するんやったな〜」とのんびりとした
口調でつぶやいた。そして、
「ともちゃん、おはよ〜さん」笑顔で大阪は挨拶した。
93メロン名無しさん:02/07/27 08:49 ID:???
>>72
漏れもおさげ萌えぇぇぇぇ!
ぜひよみの反応が知りたひ!
94メロン名無しさん:02/07/27 08:51 ID:???
その組み合わせも新鮮だ
95メロン名無しさん:02/07/27 09:07 ID:???
ともスレ最強。
96メロン名無しさん:02/07/27 10:46 ID:???
ともちゃんカワイイ、コレ!!
榊さんとかちよちゃんは人気あるけど、俺には分からないなぁ…
97メロン名無しさん:02/07/27 10:53 ID:2Aj1Ve1g
まさかここまで発展するとは思わなんだ、このスレ。
9800:02/07/27 11:00 ID:qXmheSYo
大阪がいちばん・・・
99メロン名無しさん:02/07/27 11:36 ID:???
少年ナイフですか?
100メロン名無しさん:02/07/27 12:17 ID:u4yaO9HI
「おさげでいいか、暑いし、すっきりするし」
ともは、一度、おさげをといてみた。その水に濡れた洗い髪は、ともをやけに色っぽくさせている。
そして、また綺麗におさげにし直すと、両方に赤のリボンをつけた。

部屋に戻ると突然、電話が鳴った。
「もしかして、よ、よみ?」胸が高鳴るとも。
電話の声の主は大阪だった。はっ、として我に帰るとも。
とも「もしもし、あっ、なんだ大阪かーオーッス!元気かー!」
大阪「もしもし、ともちゃん?相変わらず元気やなー、あんなーいまからなーちよちゃんの家にあつまってなー
ちよちゃんの別荘に遊びにいこうとおもうんやけどなー、ともちゃんも一緒にいくやろ?」
とも「うん!いくいく!」
大阪「じゃあ、いまからちよちゃんの家に集合なー、ほかの皆にも連絡しといたからなー」
とも「えっ、よ、よみもくるんだ・・・」
大阪「え?そんなんあたりまえやん、なんかー、ともちゃんケンカでもしたんかー?
いっつも二人仲ええのにー」
とも「えっ・・・、あ〜、いやいやアタシとよみがけんかするわけないじゃん〜、あたしとよみの
友情は絶対なのだ〜!」あわてて、とりつくろうとも。
大阪「そんならええけど、じゃあ、,また後でなーガチャ」
とも「ふう・・・」
よみにどんな顔してあえばいいかな・・・
気恥ずかしさと不安で頭がいっぱいになるとも。
でも、
「アタシはよみのことが好き、その事実は変わらない―」
普通にすればいいんだよ、普通に―。
そう自分に言い聞かせると、ともは支度をして、家を出た。
101メロン名無しさん:02/07/27 14:17 ID:???
あずまんがcollege 2
4月10日午前8時45分

「大学通り」と呼ばれる桜の並木道を、智と大阪はならんで歩いていく。
今年は桜の開花が早かったこともあり、既に花は散っており、新緑の息吹が
枝を覆いはじめていた。
今日は入学式というだけあって、あちこちに新入生や、同伴の父兄とおぼしき
人々が談笑しながら歩いているのを見かけることができる。
「それにしても下宿みつかってよかったわ〜」
大阪がほっとした表情で話し出した。
「一時は全然、みつかれへんでどないしよ〜かと思うたわ」
「そだな、ここ数日、あたりの不動産屋、かけずりまわったもんな〜」
智も感慨深げに言う。
智、大阪は共に、親のいる自宅から大学までへ通うには距離的に少し遠すぎた
こともあって、大学の周辺に下宿を探すことになった。しかし、依然として
東京都の住宅事情は厳しく、条件のあうところを見つけることができなかった。
そんな時、二人が一緒に住めば「家賃が半分になる!」ということに気付いた
智が大阪を誘い、不動産屋を回ること4日目にしてようやく下宿先を見つける
ことができたのだった。
彼女達が入居した学生用マンションは、8畳半の居間とは別に、キッチン用の
小部屋があり、バスとトイレもセパレート(別々)となっており、大学生2人が
住むにはまず申し分ないといえた。更に、大学までは徒歩10分の近距離にあり、
この点も好条件だった。勿論、家賃はかなり高かったが、2人で割ればなんとか
生活の目処を立てることができた。
102メロン名無しさん:02/07/27 14:20 ID:???
「やっぱ大学生になったら親とは別々がいいよな」
「そ〜やな〜、私もしっかりせな、自立せなあかんと思うとるねん」
「おっ大阪今、いいこといったな」
智は笑顔をみせるとともに、少したくらむような表情をみせた。
「でも大阪、彼氏を連れ込むときはちゃんと連絡しろよ」
「えっ」
大阪はちょっとびっくりして顔を智のほうに向ける。
「彼氏をつれこむのん?」
「そりゃ〜なんかあったら、当然そ〜なるだろ〜」
何故か自信満々になって言う智、
「こんなに魅力的な私を大学のおとこたちがほっとくわけないだろ〜」
胸をそらしながら、ごうぜんと言い放つ。
「そやな〜、それが二人暮しの弱点やな〜」
と、大阪は真顔で考えこんだ。
(よみだったら、「そんなわけね〜だろ」っとかつっこんでくるな〜)
ふと智は、大阪と暦とを比較する気持ちになったが、それを口にだす前に
大阪が再び話し出した。
「な〜ともちゃん」
「私に彼氏ができたら、部屋に呼んでいいのん?」
「あ〜いいよ〜、でも大阪にできるかな〜」
笑いながら智はいったが、内心小さな不安感がよぎったが、
あえてそれを無視することに決めた。

「平成14年度、K大学新入生入学式」と書かれた看板がすぐそこにせまって
いた。
103メロン名無しさん:02/07/27 14:28 ID:???
100は88の都築
104ポニテのともも萌え:02/07/27 16:47 ID:???
このスレに書きこめずアニメ板で散っていった勇士のssです。勝手に転載させてもらいますた。


(よみ宅にて)
よみ「スイカ切ってきたぞ、一緒に食べようぜ」
とも「おお、よみにしては気が利くな」
よみ「あっ塩忘れた、すぐ取ってくるから大人しくしてろよ」
とも「・・・(ニヤリ」

よみ「お待たせ・・・」
キッチンから戻ってきたよみの目に映ったものはとがった部分が無くなり台形になったスイカであった。
よみ「とも、お前・・・甘いところだけ食いやがったな」
とも「んーんー」
よみ「戻せ! 元に戻せ!」
とも「んーんー」
よみ「何? もう口の中だらから戻せない? じゃあこうする(にや」
とも「んくっ」
よみはともを押さえつけて強引に唇を重ねるとスイカの果汁とともの唾液を吸い上げた。
さらに舌を割り込ませともの口内に残るスイカの果肉をなめとると結合を解き、とものあごに伝う赤い果汁をすすった。
うっとりとした表情のともがよみの耳元で囁いた。
とも「よみぃ もっと食べさせて・・・」
105メロン名無しさん:02/07/27 17:57 ID:???

 \   / _|_   ――ー    | 
   \/   _|_      /    |
   /     |     /\    |  /
  (___   ヽ_ノ /   \   |/

   ___  
   |___|        ̄ ̄|   /  _ヽ
   |___|       __|    ̄ ̄|  ヽ
 ________   |       | ̄ ̄| ̄ ̄|
   |_|  ___    |__   |__|__|
   |_|     /       |        |
   |_|  \/         |   __|__ヽ
      |  /\       \|          ヽ   ○
106メロン名無しさん:02/07/27 18:37 ID:???
すばらしいスレになってきたなw
負けてられん!!

byよみスレ住人
107メロン名無しさん:02/07/27 18:46 ID:???
ともスレの強さ(住人編)

・「分かってる」ライター
・手から血が出るまで拍手する聴衆
・寸止めフーリガン

この三位一体が(以下略)
108メロン名無しさん:02/07/27 18:57 ID:???
>>92.101.102を書いた当人です。
はじめて長文SSを書いてみて難しさを痛感しました。
長文駄文をよんでくれた方、さんくすです。
それにしてもみんな、キャラの魅力が存分にあふれでて、すごくうまいな〜
と感心することしきりです。
10927です:02/07/27 19:10 ID:???
27、72、88,100を書いた27だが、ギャグタッチのともよみをかける
他の人たちがうらやましい。
110メロン名無しさん:02/07/27 19:14 ID:???
互いに才能を認め合うところがイイ!
111メロン名無しさん:02/07/27 20:14 ID:???
おれ、SSは書けないけどともちゃんのためなら死ねるよ
112メロン名無しさん:02/07/27 20:31 ID:???
ちくしょー。
ここのせいで、「汚れてない心」で見たり読んだりできなくなっちまったよー。
どーしてくれんだよー。
113S:D:F:02/07/27 20:48 ID:???
いや、これが汚れてない心だよ。キャラに対する純粋な愛の賜物ですよ。
114あずあとリニューアル版1:02/07/27 20:53 ID:???
八月も過ぎ――しかし、夏の陽射しを忘れていない昼下がりの午後、
学校を後にした二人の少女は、他愛の無い会話を弾ませていた。
「へ? 福引でペア優待券を当てたって!?」
「まあ、これも日頃の行いが良かったおかげだな」
得意げに語る眼鏡の少女――よみこと水原暦は親友に、
「おまえと違ってな」
と続け、すごいだろーオーラを垂れ流していた。
実際、福引の特賞を単身当てたのだからすごいと言えばすごいのだが、
この状態の人間は、何故か誰も誉める気がしない。
隣りを歩く少女にしてもその一人だ。
「…むぅ、しかし商店街の福引にだから大した所じゃねーんだろ?」
悔し紛れに反論するとも――滝野智は残暑の輝きを眼鏡に写すよみに言うが、
それは追々の墓穴となるのもすぐの出来事だ。
「へへー、そう来ると思ったよ。
 残念だがともくん、行き先はなんと隆山温泉鶴来屋旅館だ」
「うそ!? マジッ!?」
隆山――それは彼女達の街より電車で二時間程揺られれば届く温泉郷である。
そして、鶴来屋と言えば老舗中の老舗と誉れ高い高級温泉旅館だ。
秋にもなればテレビCMで日に度々登場し、
ともにしても何度かブラウン管越しにため息を吐く――そんな旅館だった。
115あずあとリニューアル版2 :02/07/27 20:54 ID:???
「う…、べ、別に羨ましくなんてないぞ!」
セリフとは裏腹な羨ましいぞコンチキショーなともを尻目に、
ニヤリと底意地の悪い笑みを浮べたよみは、正直気分がよかった。
ともすれば、見下ろすように――むしろ見下すように唇を歪めたよみが、
「ちなみにペア優待券だからもう一人…呼べるんだよなァ」
心から勝ち誇るのは当然だったのかもしれない。
「えっ! いいの!?」
「さて、どうしようかな」
「も、もちろん私を連れてくよねっ!?」
「…は、何言ってんの?
 連れてってください、よみ様…だろ?」
はじめからパートナーを決めていながらともを弄ぶよみは、
感情論を別にしても、やはり意地が悪かった。

だけど、その時はあんな悲惨な事件に巻きこまれるとは――
「――夢にも思わなかったのです……」
「不吉なことを言うなっ!!」
116メロン名無しさん:02/07/27 21:23 ID:???
>>114-115
夜は・・・


( ;´Д`)ハァハァハァハァ・・・ウッ
117メロン名無しさん:02/07/27 21:25 ID:???
>>114-115
うぉぉぉぉぉ!
つづきが楽しみ!!
ガムバレ!!
118メロン名無しさん:02/07/27 21:26 ID:???
ともスレ独走状態。

もう榊スレなんか周回遅れだぞ。
11927-100の都築:02/07/27 22:23 ID:???
「あっついなー、はやく海で泳ぎたいよー」
今日も相変わらず暑い。日差しも強い。
しかし、湿気のあるいやな暑さではなくカラっとした暑さだった。時々、心地よい風が吹いている。
その風がともの肩にかかっている長いおさげ髪をゆらしていた。
「やっぱりおさげのほうが暑苦しくなくていいな」
ともはおさげがすっかり気に入ったようだった。
服装は当然年頃の女の子らしく、おしゃれにも気を使う。
(おさげについている赤のリボンにあわせたのだろうか)
赤い花柄のスピンドルキャミソールと短い丈のショートパンツに、流行のヒールサンダルという格好だ。
ショートパンツからすらりとのびた足がやけにまぶしく見える。
バッグは女の子の定番、トートバッグだ。
「それにしても暑いなー、ノド乾いちゃったよ、少しあの公園でやすもう」
ともは自動販売機でコーラを買うと、ベンチに腰掛けて、一息ついた。
「ふうー、やっぱり暑いときにはコーラがおいしいなー」
あたりを見回すと、暑いせいか、広い公園にはとも以外だれもいなかった。
公園の木々に張り付いたセミがやかましく鳴き、
青い空を流れる大きな雲が夏の季節の時を刻んでいるだけ。
のどかな夏の日といったかんじだろうか。
120メロン名無しさん:02/07/27 22:27 ID:???
直木賞決定。
121メロン名無しさん:02/07/27 22:37 ID:???
ケテーイ!
12227-119の都築:02/07/27 22:53 ID:???
とも―。 

「ん?」
ともは、どこからか、聞き覚えのある声で、自分の名前を呼ばれるのを聞いた。
それはよみの声だった。
「よ、よみ・・・!?」思わず顔を赤くするとも。
「おはよう、とも。今日も暑いね。元気してたか?」
ノースリーブのシャツにスリムパンツ、サンダルと、少しアダルトなファッションのよみが微笑みながら
目の前にたたずんでいた。時折吹く風によみの綺麗なブラウンのロングヘアーがなびいている。
そして、ほのかに香水の香りを漂わせて。
「あ、あの、よみ・・・」
どうしよう、アタシ・・・。よみになんて答えればいいんだろう・・・。言葉に詰まるとも。
よみ「横に座ってもいいか?」よみがつぶやいた。
とも「う、うん、いいよ」
ベンチに腰掛けたままのふたり。すこし沈黙がつづく。そして、ともは静かに口を開いた。
「あの、よみ、昨日の夜のことだけどね・・・つ、つまり、そ、その・・・」と、それを言わんばかりのときに
よみはいきなり、ともの体をギュッと強くだきしめた。
「とも、ごめんな、何も言わずに先に帰っちゃったりして。淋しかっただろ、不安だっただろ。
もう、あんなことしないから、ともを一人になんかしないから・・・わたしもホントはすごく恥ずかしさでいっぱいだったんだ・・・だから帰っちゃったんだ・・・」
「好きだよ、とも、私はとものことが大好き、愛してる・・・」それは、まさしくともの欲しかった言葉だった。
12327-122の都築:02/07/27 22:57 ID:???
よみに言って欲しかった言葉。心がはじけそうになるとも。
「アタシも、アタシもよみのことが好き!だ、大好き・・・う、うわああん〜!」
いままでの感情が一気にあふれ出し、ともはよみの胸のなかで泣いた。
「泣かないで、私がいるじゃない、だから泣かないでよ、とも、なっ」
優しくともの肩を抱くよみ。そして、よみの頬にキスをした。
「あ、ありがとう・・・よみ・・・」
「じゃあ、もう行こう、ちよちゃんが待ってる」
「そうだね、えへへ〜」少し安心したのか、笑顔で返すとも。
「泣くのは、らしくないぞ。ともにはバカなことやって笑ってるのがにあってるよ」
「はぁ〜?なんだよ、それ〜?、バカなのはよみだよ、よみ」「よみのばーか!、ばーか!」
「なんだと〜ばかはおまえだ〜!」
「あはは〜やーい、やーい、よみがおこった〜」
「待てコイツ〜!」すっかりいつもの?調子に戻ったともとよみ。

こんなふうに幸せなときが続けばいいのに―。
そう、二人の心の中は同じにちがいない。
124メロン名無しさん:02/07/27 23:14 ID:???
はやくも続きが!
萌え!
終わりぽいけどまだ続く?
125メロン名無しさん:02/07/27 23:56 ID:???
( ;´Д`)ハァハァ
126メロン名無しさん:02/07/28 00:08 ID:lhXHDR9U
親の職業
 
ちよ  大会社の社長
とも  酒屋
よみ  銀行員
大阪  薬局
榊   公務員
神楽  仏壇屋

非常に文才豊かなみなさんに、乾杯させて下さい。
127メロン名無しさん:02/07/28 00:21 ID:???
>>108
>・手から血が出るまで拍手する聴衆

重要だな。批評する事はするがその前に熱烈な
拍手がある・・・。
128大学生日記4:02/07/28 00:24 ID:???
4月5日 とも
どうして私があやまらなくちゃならないのか、ちっともわからないけど、
昨日の埋め合わせで、大阪と二人で、よみをカラオケ接待した。
ジャイアンリサイタル・フィーチャリングよみだ。
やっぱりよみとデュエットするのは、本当に難しいな。
とにかく、よみの機嫌が直ってよかった。
そのかわり、明日の御飯は私のリクエストだからな。
好きなおかずばっかり食べてやる。

四月五日 よみ
引っ越してから初めて、とも以外の高校の同級生に会った。
大阪は本当に相変わらずだ。
とものせいで、大学でも大阪と呼ばれているらしい。他にもコテコテの大阪人がいるのに。
実際に大阪を前にすると、自分の嫉妬じみた感情が馬鹿馬鹿しくなる。
会ってよかった。
そんなことより、はじめてともがデュエットをしてくれた。
いままで音痴がうつると、いやがっていたのに。
でも、ともと肩を寄せ合ってラブソングを歌うのが、こんなに恥ずかしいなんて。
だけど、また、いっしょに歌いたい。

4/5 歩
あかん。頭のなかで「ぼえー」って音がして、寝られへん。
129メロン名無しさん:02/07/28 00:36 ID:???
>>128
全部イイけど、大阪の日記が何気にイイ(・∀・)!!!!
130メロン名無しさん:02/07/28 00:36 ID:???
大学生日記すごいおもろい
視点が2つある(3つになるのか?)ことによって、文章がすごく深くなってる
この勢いでがんばってほしい〜
131メロン名無しさん:02/07/28 01:03 ID:???
>>ALL
お前等、最高です!!
13227−123の都築:02/07/28 01:18 ID:NNHRBkZM
その後、ちよちゃんの家へ急ぐともとよみ。
7月の夏の相変わらずのいい天気が、ジリジリと暑い。
「あれ?とも?」「なに?、よみ」
「とも、髪型かえたんだ?へぇー気づかなかったよ」
「よみ、気が付くの遅すぎ・・・」一番見てほしいよみにきづいてもらえなかったとも。
少しショックだったようだ。
「似合ってるよ、とも。すごく、かわいくて」
「はん?あったりまえじゃ〜ん!〜ともちゃんはなにをしても可愛いのだ〜!」
本当は、嬉しいくせに必死に照れ隠しをするとも。少し顔が赤い。照れ隠しは下手なようだ。
「・・・・・・・・」あきれる、よみ。
すると、ともはすぐ真顔に直り話し始めた。
「あ、あのさ、よみ。アタシとよみの関係がもしほかの皆にバレちゃったりしたらどうしよう?」
大阪やちよちゃんとかが聞いたらどう思うかな?気持ち悪がられるかもしれない・・・」
「その時は、その時さ」
「それとな、ちよちゃんたちなら分かってもらえる、そう信じるしかないと私は思うんだ・・・」
133メロン名無しさん:02/07/28 01:25 ID:???
なぜなら―
「わたしにとって大切な友達だから。ともも、そう思うよね?」
「そ、そうだよねーアタシってなにバカなことおもってたんだろ〜?

それでもなにかあったときは―?

「アタシがよみをまもってやる!」
「わたしがともをまもってやる!」それは二人の口から同時に発せられた言葉だった。
「ぷっ、なにそれ〜臭いせりふはくなよ、よみ〜あはは〜」
「おまえもだよ〜はははは〜」
二人の心には少しの曇りなく、五月の空のように晴れやかだった。
よみの横顔を見ながら、ともは思う。
この先どうなるかはわからない、でもわからなくてもいい。
アタシはよみのことが好き、よみはアタシのことが好き。それでいいんだ。
そう、それで―。
134メロン名無しさん:02/07/28 01:29 ID:wFe6GwIY
>>128
イイ(・∀・)!!!!
13527-133の都築:02/07/28 03:01 ID:???
暑くてとけそうな(大阪語録)日差しをくぐりぬけて、二人はちよちゃんの家へ向かう。

とも「あっ大阪だー!おーい!大阪ー!おっはよー!」
目の前にピンクの可愛らしいワンピースを着て、麦わら帽子をかぶった大阪が
チョコチョコ歩いていた。
大阪「あー、二人ともおはよー、もう暑くてとけそうやー」けだるそうにぼやく大阪。
よみ「おはよう、大阪、元気してた?」
大阪「あんなー、東京のセミってうるさくて元気やなーきっと食うてるもんがちがうんかなー」
とも「は!?」とも「大阪も東京もおなじだと思うけどな・・・」
大阪の相変わらずのボケに戸惑うふたり。
よみ「おっ、着いたぞ、ちよちゃん、おはようー」
ちよ「おはようございます、よみさん、ともちゃん、大阪さん」
礼儀正しく、にこやかな笑顔で出迎えをしてくれたちよちゃん。そのしぐさがとても可愛らしい。
ちよ「榊さんと神楽さんはもう来ていますよ。いま定吉さんと遊んでいます」
大阪「なんか賑やで楽しくなりそうやなー」
とも「そうそう、多いほうが楽しいって!うーん楽しみ!」
神楽「オーッス!」榊「おはよ・・・」定吉さんと遊んでいた二人もこっちへ来た。
13627-135の都築(終):02/07/28 03:09 ID:???
とも「ねーねーちよちゃん」ちよ「なんですか?、ともちゃん」
とも「別荘へはどうやっていくの?今回はゆかりちゃんも黒沢先生もいないし」
ちよ「ハイ、今日はですねーウチの家の運転手さんに連れてってもらいます
だから心配しないでください」「それと、今回は違うところの別荘ですよ」
一同「う、運転手〜!?、違う別荘〜!?」、よみ「ちよちゃんの家って・・・」
大阪「やっぱり金持ちや〜」、とも「うらやましいぞ〜!ちよちゃん〜!」
ちよ「そんなことないですよ〜」

おおきなキャンピングカーがやってきた。運転手はちよの父親の専属の人だそうだ。
ちよ「みなさん、用意はいいですか?これから別荘へいきますよ〜」
一同「おおー!!」
皆を乗せた車はちよちゃんの別荘へ―車の中では歌の大合唱が始まっていた。
「―心に羽を持って♪伝えて胸のささやき、今風に乗って♪
心は星のかなた、願いは必ずかなう♪―」
そして―
よみ「みんな見て!海が見えてきたよ!」
「ほんとだ〜きれいやな〜」目の前の風景に心躍る彼女たち。
車の窓には、香りの濃い潮風が入り込んできた。
そして、窓から見えるその海はキラキラとまぶしいほどに光輝いてどこまでも青く澄んでいた。
どこまでも、どこまでも。                           〜終り〜                                       
13727:02/07/28 03:14 ID:???
こういう話書くのって難しいな。
読んでくれた人ありがとう。
138メロン名無しさん ◆ChiesaEM:02/07/28 03:22 ID:???
血が出るほど拍手します゚(゚´Д`゚)゚
139メロン名無しさん:02/07/28 03:32 ID:???
良スレ中の良スレ。もう、糞スレ乱立とは言わせない!!
140メロン名無しさん:02/07/28 03:44 ID:???
ともちゃん、こんなにめんこいのに何故に人気がないのだろうか?
141メロン名無しさん:02/07/28 05:13 ID:???
人気とは、作るものであります!!
142メロン名無しさん:02/07/28 09:19 ID:???
ともちゃんとよみの関係がちよちゃんたちにバレる展開のSSも読んでみたい・・・。
143メロン名無しさん:02/07/28 10:22 ID:???
早くも2002年のベストスレ決定だな。
144メロン名無しさん:02/07/28 10:32 ID:???
>>137
また啓示が来たら書いてください。
いつまでも待つ!
干支が変わっても待つ!
145メロン名無しさん:02/07/28 11:33 ID:???
横槍を刺すようで申し訳ないが忠吉さんだと思う。
>定吉さん
って
146メロン名無しさん:02/07/28 13:44 ID:???
>>92>>101>>102の続き
あずまんがcollege3
4月10日午後8時
「このっ、このっ、このじゃがいもめ〜」
智は固いじゃがいもを包丁に入れながら叫んだ。
「よ〜し、切れたぞ〜大阪!肉、肉投入だ〜」
黒い円形の金属板の上におなべを乗せて、スイッチを押す。
そうすると、「じゅわ〜」という音とともに、白い湯気があたりに
立ちこめてきた。
「おもろいなあ、火〜がないのにお肉がやけるなんて」
大阪は、今まで見たことがなかった、電磁式の調理器に興味津々だ。
普通のガスコンロと異なり、炎の出ないこの手の調理器は、
消し忘れによる火事の危険性が少なく、学生用マンションや
月極契約方式のマンションで主流になりつつある。
「よ〜しできたぞ、盛り付けだ〜」
ハイテンションな智が宣言した。昨日は引越しのどたばたで、
コンビニ弁当で済ましてしまった為、今日が初めての料理である。
智も大阪も高校時代はほとんど全く料理をした経験がなかったので、
「自分でつくる」という行為は十分に興奮に値するものであった。
とはいっても、いきなり難しい料理にチャレンジするのは無謀だった
ので、初日の料理はカレーライスとサラダの盛り合わせというごく
シンプルなものではあった。
147メロン名無しさん:02/07/28 13:45 ID:???
「大阪〜ビールついで、ビール」
「乾杯や〜初料理に乾杯や」
「いっただっきま〜す」
「おっ、なかなかうまいな〜」
「ほやな〜、家で食べるよりもおいし〜気がするわ〜」
「やっぱり、自分でつくるとうまいわけよ〜」
よくよく見るとお肉の端がこげていたり、にんじんが切れずに
つながっていたりしていたが、そんなことは無頓着に自分たちが
作った料理に満足している。
「でも今日はつかれたな〜」
スーパーで買ってきたビールを空けながら智は言った。
「そやな〜」
「入学式の後、手続きや、オリエンテーションやらなんやらで、
いっぱい書類もろうたしな〜」
「それにしてもあれには笑ったぞ〜」
ふと思い出した智は、にやっとした表情をつくった。
「なんなん?」大阪は不思議そうな顔をして尋ねる。
「大阪〜学長の話の時に、「へーちょ」やっただろ〜」
「ほえ?」
「あれで、学長20秒固まっていたぞ〜」
「かふんしょおまだなおってないのかなん」大阪自身は、
ほとんど気にした様子はなかった。
「おくすりかってこなあかんな〜」
そんな大阪を見て、(こいつは〜)と思った智であったが
ビールで少し赤く顔を染めた、無邪気な大阪の表情を見ていると、
なんか自分ものんびりとした気分になっていることを感じていた。
148メロン名無しさん:02/07/28 13:46 ID:???
あずまんがcollege4
4月10日深夜
「眠れない…」
2段ベッドの上で、天井を見上げながら、智はつぶやいた。
体は疲れているはずなのに、眼を閉じてもまったく眠気が襲って
こない、大学生生活初日ということで興奮しているのだろうか。
羊を300まで数えて断念した智は、諦めてベッドの下に降りていった。
下段ベッドでは、大阪がす〜す〜寝息を建てて眠っている。
智は大阪の寝顔を見た。仕合せそうな大阪の寝顔をみていると、なぜか
凄く寂しいような気分に襲われた。そして、吸い寄せられるように、
大阪の顔に自分の顔を近づけて…
その時、大阪は突然眼を開けた。
「ともちゃん〜どーしたのん?」
「えっ〜いやあ」
慌てて智はかぶりを振った。
「ねむれへんのん?」
「う、うん、なんか頭が冴えちゃってさ〜」
「ほんならや〜、こっちおいで」
(えっ)智はどぎまぎした。自分の心臓の鼓動がはっきり聞こえる。
149メロン名無しさん:02/07/28 13:48 ID:???
「ねむれへんときは、一緒にねるのが一番や〜むかし
お母ちゃんにようやってもろうたしな〜」
眼を半開きにした大阪が、何でもなさそうな顔をして言った。
「そ、そっか、んじゃ〜はいるぞ」
智は少し迷ったが、決心して、大阪のベッドにもぐりこんだ。
毛布の中はほんわりとした感じで温かかった。
「ほんなら〜おやすみ〜」智の方を向いた大阪は、また目をつぶって
眠りに落ちていった。
二人の少女の顔は20センチとはなれていない。智は、眼を閉じた
大阪をじっとみている。
「おかしいな〜、今まで大阪の顔をみても何ともおもわなかったのに」
大阪の白いつやつやした肌と、今は閉じている大きな目線、
小さな口元を見ていると、たまらなく愛おしいような気分に襲われた。
(この子を守ってやりたい)
これが恋愛感情なのか、母性本能なのか、単なる友愛の感情に
すぎないのかは、智にはよく分からなかった。しかし同時に、
大阪からあたたかく包まれている何かを感じて、いつしか
まどろみの中におちていった。
150メロン名無しさん:02/07/28 15:25 ID:???
ところで、このスレのSS職人さんは
アニメと原作、どっちのともちゃんのイメージで書いてるん?

どちらで考えても(・∀・)イイ!んだが、イメージがはっきりしてた方が更に萌えられるので。
151メロン名無しさん:02/07/28 15:49 ID:???
>>150
基本的には原作です。
だけど声とか、原作では表現できない部分はアニメのイメージで補完して
もらえればいいかな〜とおもいます。
15227:02/07/28 20:04 ID:???
新作できました。よろしければ読んでください。

ジメジメした梅雨の季節もすでに過ぎ去り、夏本番のを予感させる暑さが
続く7月の中頃―。夏休みシーズンも近づいてきて、心なしか
道行く人の心も躍っているように見える。
ここは、とある居酒屋。
「ぷはーうまいー!」「ほんとーごっつうまいなー」
「ここの焼き鳥はホンマうまいでー」「焼き鳥にはビールが最高!」
「そうやなー」
二人の女の子が楽しそうに飲んでいる。
店のカウンターでは店のマスターが懸命に焼き鳥を焼いている。この道何十年といわんばかりの
頑固そうな風貌が居酒屋の親父にふさわしい雰囲気をかもしだしている。
そして店内には食欲をそそるタレの濃い匂いと、目に沁みる煙が漂っていて、
たくさんの人で賑わっていた。
店の外の通りには仕事帰りのサラリーマン、学生たちでいっぱいだ。
このところ続く蒸し暑さを吹き飛ばしにきたのだろう。なぜかいつもよりも人が多かった。

滝野智、春日歩。ともに二十歳。大学生である。学部こそ違うが智、大阪、よみは同じ大学の同級生だった。
月に何度かこうやって飲み会を開いている。しかし今日、よみは大学の用事でこられなくなっていた。
「それにしても、暑い日がつづくなー!」かしわにパクつきながら智がぼやく。
「ほんま、とけそーやー」
153メロン名無しさん:02/07/28 20:07 ID:???
よみも同じ大学になるの?
154メロン名無しさん:02/07/28 20:11 ID:???
>>153
まぁ気にするな。
155水原暦だ:02/07/28 20:15 ID:???
そんなことより暦だけどさ、みんな、ちょっと聞いてくれよ。私にとってちょっと重要なこと
なんだけどさ。
このあいだ、学校のネットであずまんが関係のページを見てたんだよ。ファンページってやつをさ。
そしたらなんか私と智との、なんつ〜かエロエロなページばっかりありやがるのよ。
それで「智! 私もうイっちゃう」とか「お○んこが気持ちイイ」とか言ってるんです。
もうアホかとバカかと。
お前らな、ちょっと私と智が一緒にいるくらいで、そこまで妄想してんじゃねーよボケが。
私等ただの幼馴染だよ幼馴染。
で、絶対最後は二人仲良くイっちゃって性の快感に目覚めちゃったりしてるんですよ。
おめでーな。そんでよく見たら、たまには大阪なんかが交じって「よ〜し、だったら3Pで
頑張っちゃうぞ〜」とか逝ってるんです。もう見てらんない。
お前等な、本当の私と智の関係を教えてやるから、その変なエロパロはやめろよ、と。
私と智はな〜、もっとほのぼので甘々してるべきなんだよ。
ずっと小学校の時からいろんな思い出を共有して来てるんだ。私は智のことを大事に思って
るし、智だって私のことを普通の友達以上に大切に思っていてくれてる。そんなこと口では
言わないけど、目と目があった時なんかに感じるんだ。私等ってそんなこと言わないでも十分
通じ合ってるってのが。そりゃたまには二人で夕暮れなんか見てる時に自然に手を握っちゃっ
たり、誰もいない時とか智が私に抱き着いてきて、寄り添いあったりしてるけどさ、そういう
『イイ雰囲気のまま』っていうのが萌えるんじゃねーか。なんでもかんでもエロに持っていき
たがる奴はすっこんでろ。
156水原暦だ:02/07/28 20:15 ID:???
で、一息ついてまた少しファンページを見てると、次は私と智が何人もの男の、そのアレを
咥えて喜んでるCGとかあるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、そのなんだ、私はファーストキスだってまだだし、その、もし相手を選べるなら
智と……っていや、そんなんじゃなくて、え〜っとだな、なんで私が男のものなんか咥えて
なきゃいけないんだ? 男のアレだよアレ。だったら智との方がよっぽど、っていやそう
じゃなくてだな、とりあえず、きょうびただのエロパロなんて愛も何も感じねーし流行ん
ねーんだよボケが。得意げな顔して何が「複数の男に輪姦されて恍惚になるヨミたん智たん
がテーマです」だ。
お前は本当に私や智のことが好きでそんなものを書いているのかと問いたい。問い詰めたい。
小一時間問い詰めたい。お前、エロだったらなんでもいいだけなんじゃないのかと?
智通の私から言わせてもらえば、智と私の萌えパロものでの最新流行は『KISSしそうな
ところで最終回』。これだねやっぱり。
 言葉はいらない 黄昏に耽けてお互いを瞳に映して見つめ合う二人 重なる影と影。
ここで物語は終わる。これだね。これが通の楽しみ方。
雰囲気だけで物語を進めるので、直接的な表現があまりないが、その分妄想が沢山入る余地
がある。これ最強。
しかし、これをやるともっと萌え野郎共が増えて、さらにエロパロも増えてしまうという
危険を伴う諸刃の剣。素人にはオススメできない。
まあお前等ド素人は、真の私と智の愛というものの素晴らしさに気付くことなく、適当な
エロパロやってなさいってこった。
15792:02/07/28 20:19 ID:???
>>152
27さん、もう新シナリオとは、ペースすごくはやいっす(驚
暦、智、大阪が同じ大学という設定は良いですね〜
すごく楽しそうな大学生活になりそうだ。
158メロン名無しさん:02/07/28 20:29 ID:???
ひさしぶりに吉野家ネタでワラタ
ワラタというかニヤニヤした。
159155-156:02/07/28 20:31 ID:???
書いてみて思ったが、「お前等ド素人とは〜」とか、なんか煽りっぽい感じが
する文章になってしまっているが、吉野屋のコペピのフォーマット上そうなった
だけで、少なくともこのスレの住人のことを言ってるわけじゃないです。
う〜ん、暦はやっぱり智が好き、それも純愛がイイ! というテーマで吉野屋
コペピ書こうとして失敗したかな(苦笑)
160メロン名無しさん:02/07/28 20:37 ID:???
>私と智との、なんつ〜かエロエロなページばっかりありやがるのよ。

でも本当はあんまり無い罠。

>そりゃたまには二人で夕暮れなんか見てる時に自然に手を握っちゃっ
>たり、誰もいない時とか智が私に抱き着いてきて、寄り添いあったりしてるけどさ

はげどー。
こーいうのエロよりメチャクチャ萌える。
161メロン名無しさん:02/07/28 20:39 ID:???
いや、このスレが最新流行であると言ってるわけで、光栄でつ。
162ここは特別なスレだ:02/07/28 20:43 ID:???
まさか吉野家コピペまでこんな切なく萌える展開になるとは
163メロン名無しさん:02/07/28 20:47 ID:???
ここは天国ですか?

神(ライター)に栄光あれ!
164メロン名無しさん:02/07/28 21:21 ID:???
  <               ヽ
  ∠ハハハハハハハ_      ゝ
   /          ∠_     |    ともちゃんってさぁ・・・
  /           ∠_    |
  |  ̄\  / ̄ ̄ ̄  /      |    なんかそこら辺の連中と
.  |__   ____  | |⌒l. |    匂い違いますよね・・・・・・
  | ̄o /   ̄ ̄o/  | l⌒| . |
   |. ̄/     ̄ ̄    | |〇|  |    ボンクラーズというか
.   | /            |,|_ノ   |    不二子ちゃんの香り(シャネルの5番)っていうか・・・
.   /__, -ヽ        ||     |    もっとはっきり言うと・・・
.   ヽ――――一    /\   |\
    /ヽ ≡       /   \_|  \ ちんすこうの匂いがするっていうか・・・・・・
   / ヽ      /      |   |ー―
   /   ヽ    /        |    | ̄ ̄
      /ヽ_,/        /|

    
165このスレの感想:02/07/28 21:21 ID:???
色とりどりの鳥達が、二つの綺麗な花の周りを飛んでいる。
想像力という名の翼をはばたかせて。
166メロン名無しさん:02/07/28 21:32 ID:???
ともちゃんとよみには、お布団の中でじゃれあって欲しい。
そして寄り添いあって眠って欲しい。
エッチしなくてもいいから。
167メロン名無しさん:02/07/28 21:33 ID:???
いまさらだが、寸止めフーリガンて何?オレタチの事デスカ?
168メロン名無しさん:02/07/28 21:34 ID:???
もう、ともちゃん帝國を宣言すべきでは?
169メロン名無しさん:02/07/28 21:38 ID:???
>>167
そう、漏れたちのことさ!
イロモノはイロモノなりに智ちゃんを崇めるのだ!
>>164みたいにな!
170メロン名無しさん:02/07/28 22:23 ID:???
あーもう、何でこう神々が多いかなぁ。

もう拍手のしすぎて両手の骨も折れますた。
171メロン名無しさん:02/07/28 22:28 ID:???
エンディングアニメーションのよみとともが並んで歩くシーンが好き。
文才があれば、これでSS書くんだが・・・ というわけで他力本願です。
17227その2:02/07/28 22:49 ID:???
智は、髪をおさげにして暑さをしのいでいた。
大阪も髪を上で束ねてポニーテールにしている。服装は膝丈の花柄のスカートに白のキャミソールだ。
そこからすきとおるような白い肌が露になっている。
すっかり年頃の二人。少し大人の色気もでてきた。だが、性格のほうは高校生のときのままだった。

「よみのヤツこれなくなっちゃって、ごめんな大阪。よみ、大学の用事あるの忘れて、自分からこの日に設定したから・・・」
「そんな、気にせんでもええねん、智ちゃん。今日は二人でたのしくのもー!」ビールもどんどん進む大阪。なかなかの
飲みっぷりだ。
「すいませーん!、生ビール追加〜!」「あいよっ!生二本追加〜!」元気な店員の声が店の中に響く。
「お嬢さんたち、よく来てくれるね、ありがとうな!
お嬢さんたち可愛いからこれサービスしとくわ!」店のマスターのはからいで、から揚げがタダになった。
「わーありがとー!」「おやじさん!おおきに〜」
「へへ〜アタシたちぐらい可愛いとこういうときに得するからべんりなのだ〜」「そうやなー」
すっかり上機嫌になった二人。
「でも、それにしてもわたしら、ぜんぜん男っ気ないなー、智ちゃんは一緒に飲んでくれる彼氏とかおらへんの?」
「そんなのいるわけないじゃん!」キッパリ否定する智。
―アタシはよみと付き合ってる、なんていえるわけないしな・・・よみとの関係はもう高校時代から続いていた。
 たまにケンカもすることもあるが、それはともとよみにとってはスキンシップみたいなものだった。
173メロン名無しさん:02/07/28 22:49 ID:???
164ですが。
神々の邪魔にならん程度に、私は私のやり方で崇めたいと思うが、ウザかったらハッキリ言ってね。
174メロン名無しさん:02/07/28 22:54 ID:???
>>171
いいよね、あのシーン。
本編ではたぶん、よみがともちゃんに優しく微笑みかけるシーンなんて出てこないだろうし。
17527その3:02/07/28 22:55 ID:???
大阪は?」「せやなー、わたしはいまのところ男には興味ないし、おらへんなー」
「ふーん、そーなんだー」「それに、わたしは、こうやって智ちゃんたちと一緒におるほうが楽しいし」
智に向かって可愛い笑顔を返す大阪。
―アンタはこんな可愛いんだから男がほっとくわけないじゃん。
 悪い男がつかないように、見張っとかなきゃ・・・
「ん?なんかゆうた?智ちゃん?」「いやなんでもないよ」
 大阪のあの性格からすると、智の心配ももっともだった。

店内の中のカウンターの横のテレビからは巨人VS阪神戦のナイター中継が流れている。
巨人びいきの日テレのうるさい実況が割れるようになっていた。
「あー赤星やー!がんばれー!赤い彗星の底力みせたれー!」
「大阪、ひょっとして、阪神タイガースのファン?」
「ええ、そうや。わたし、子供の頃からファンやで。自分の地元やし」
「知らなかったよー!アタシと一緒じゃん!」「そうやなー」
「今年こそ優勝だね!」「今年は絶対ゆうしょーやー!」智と大阪、意見が一致したようだ。
「阪神ゆうしょー願って乾杯〜!」一気に盛り上がる酒の席。
白熱した試合に、しばらく二人は熱中して見入っていた。
そして、巨人の攻撃。
176ほとり@ i156122.ap.plala.or.jp:02/07/28 23:02 ID:???
>>171
 あのエンディングは何度観ても胸に迫るものがあります。
 愛しげに智ちゃんをみつめる、よみちゃんのこの上なくやさしい瞳をみていると、
「不安も疑いも消えた世界ってこういうイメージだろうな」ってしみじみ思えます。
 二人にとって最後の距離が埋めるのは、セックス等の肉体的な接触によってなど
ではなく、言葉を超えた瞬間の同調であり、自分はそこに本当の意味での"天国"の
イメージを垣間見た気分になり、二人に対して憧れてみたりします。
177アイキャッチのつづき:02/07/28 23:04 ID:???
よみ「いいかげんメガネ返せよ」
とも「くぁークラクラする!あんたよくこんなのかけてんねー」
 メガネを返そうとするとも。 間。
 よみ、ともがじっと自分の顔を見つめているのに気づく。
よみ「何だよ」
とも「あんたってさぁ。メガネとったほうが可愛いね」
よみ「はぁ?…いきなり何いってんだか」
 可愛いなんて言われてどぎまぎしてしまうよみ。
とも「ねー、コンタクトにしたらー?」
 よみ、平静を装いつつ、ともの手からメガネを奪う。
よみ「めんどくさそうで嫌なんだよ」
とも「んなことないって!煮沸消毒とかさー楽しそうじゃん」
よみ「わけわかんねー。ほら、もう帰るぞ!」
とも「ちぇー」

 翌朝。メガネをしていないよみ。
とも「おーっす…あれ?あんたメガネは?」
よみ「いや…案外めんどくさくなかったから、さ」
とも「…コンタクト?」
 間。なんだかもじもじしてしまう二人。
とも「なんだよー。メガネ似合ってたのにさぁー!」
よみ「なっ…!おっ、お前わー!!」
178メロン名無しさん:02/07/28 23:07 ID:???
>>177
激ウマ。
もう、国連本部で世界に向けて披露したい。
179メロン名無しさん:02/07/28 23:15 ID:???
ちょっとメシ食い行ってる間に次々と新作が(汗 ありえねエ
180メロン名無しさん:02/07/28 23:33 ID:???
みんな見たかい?ちまこれあずまんが2のともちゃん!!
俺としては、もっとカワイイのキボン!!1の時みたいに元気なヤシがイイ!!
181メロン名無しさん:02/07/28 23:35 ID:???
182メロン名無しさん:02/07/28 23:39 ID:???
>>181
国連に対し、断固として空爆の更なる継続を要請するっ!
もっとー。
183メロン名無しさん:02/07/28 23:40 ID:???
>>181
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━━( ゚)━━( )━━(`)…モ…(Д`)…モウ……(´Д`)ダメポ━━………ッ
184メロン名無しさん:02/07/28 23:41 ID:???
ともちゃんとお風呂入りたい!!
185メロン名無しさん:02/07/28 23:46 ID:???
>>184
残念だが、ともたんとのお風呂が許されるのはよみたんだけなのだ!
我々は、我々は・・・うぁぁぁぁ!!
18627その4:02/07/28 23:48 ID:???
守備の痛恨のエラーでノーアウト3塁を許してしまった。
「こら〜!○○〜!、打てへんのやったら守らんかー!」
可愛い声で大阪がさけんだ。
「な、なんだ?」突然の大阪のヤジに驚く智。
「こら〜!○○〜!あたらんよーに振らんかー!」
今度は、ピッチャーのきわどいボール球からファーボールになって
出塁した巨人某選手に向かってヤジをとばす大阪。さすが「大阪」
出身だけあって、ヤジにも年季がはいっている。
「大阪のヤツ、すっかり酔っ払って、オヤジ状態になってるよ・・・」あきれる智。
でも試合は阪神の劇的サヨナラ勝ちで大盛り上がりの二人だった。
そして、たいぶ時間もたったので、もう帰ることにした智。
「なー、大阪ー、もうかえろうぜー」「そうやなーかえろーか、あ、あれれー?」
フラフラと足がおぼつかない様子の大阪。
「おいおい、大丈夫か?大阪〜」「だいじょうぶやで・・・・」
そして、いきなり大阪が叫び始めた。
「はんしん、ゆうしょー!」「大阪!うるさいって!」
「ほしのかんとく!ばんざいやー!」と万歳をし始める大阪。
周りの客がこっちを見て笑っている。
「すいませーんお勘定お願いしまーす!」あわてて店の勘定をすませると大阪の
肩をかついで店をでた。
187メロン名無しさん:02/07/28 23:51 ID:???
荒らしの時間age!!!!
188メロン名無しさん :02/07/28 23:54 ID:???
宿題しないとダメなんですが、「ともちゃんなら宿題なんてほっといて
ゲームとかするんだろうな〜」とか考えてると、やる気がなくなってきます。
どーすればいいですか?
18927その5:02/07/28 23:56 ID:???
その月はすいすいと涼しい夏の夜空に泳いでるようにも見えた。
「なー智ちゃん。今度一緒に甲子園に阪神応援にいこうなー!球場の食堂の
カツカレーめっちゃうまいねんでー!」「わかった、わかったって!こんど一緒に行ってやるから、少し落ち着け!」
「ろっこーおろしにーさっそーとー!、そーてんかけるーにちりんのー!」すっかり出来上がった大阪。
ドカッ!!
大阪の白い脚がケンタッキーの有名看板にヒットした。
「こらー!大阪ー!カーネルおじさんに蹴りをいれるなー!」暴れる大阪をとめる智。
やっぱり、カーネルおじさんは阪神ファンの餌食になる運命なのか?
コイツ、見かけと違ってかなり酒癖わるいな・・・次から気をつけなきゃ・・・大阪のあまりの悪酔いぶりに呆れる智。
そのまま、別れてもよかったんだが、あの性格とこの状態だとこのまま誘拐されても文句は言えないかもしれない。
やっとの事で大阪を自分のアパート連れて帰ることができた智。どっと疲れてしまった。

部屋に入ると、智は大阪をベッドに座らせた。
そして、「大阪ー、ジュースのむだろー、これ飲んで酔いをさませよ」そう言って冷蔵庫からとりだした
缶コーヒーをさしだした。「おおきに、智ちゃん」そういうと大阪はそれをゴクゴクと飲み始めた。
190メロン名無しさん:02/07/29 00:01 ID:???
>>188
それは違う!!たしかにともちゃんは遊ぶ!夏休みボケもする!!
だが…やるときゃ、ちゃんとやるんだよ。よみと同じ高校行くために必死に勉強したって言ってたろ?
アレ!!だからキミもちゃんと宿題は頑張れ!!
191メロン名無しさん:02/07/29 00:11 ID:???
192訂正:02/07/29 00:13 ID:???
その5の一番最初にこの分が抜けてました、すいません。
>帰り道―。あたりはもうすっかり暗くなっていた。雲ひとつない空に、満月がまぶしく光っている。
193メロン名無しさん:02/07/29 00:16 ID:???
>>191
ありがd!!!!!
改造フィギアはイイ(・∀・)b
194大学生日記5:02/07/29 00:16 ID:???
4月10日 とも
昨日はアパートに帰ってバタンキューだったので、今日書く。
よみの大学のコンパにアポなし突入!
集合場所に行ったときのよみの顔は大傑作!
不二子ちゃんのモノマネも大ブレイク!
いやー、楽しかった。また行くかな。

四月十日 よみ
大学でまた、昨夜のとものことが話題になった。
ナイスな「ボケとつっこみ」だと言われた。どこが?
それはいいけど、なにを勘違いしたのか
「ともと付き合いたいから紹してほしい」と頼んでくる男がいた。
私はそいつの将来を心配して、勘違いを正すべきだと思い、ともの真実を伝えた。
ともは、バカで、うるさくて、無駄にテンション高くて、
人の嫌がることばかりやって、ボンクラーズの一員だ、と。
そうしたら、そいつは「なんだ。いいところがないじゃん」
などと言いやがった。許せない。
ともの良いところは、私が一番知っている。
とものことを悪くいう男なんかに、紹介できるものか。
195メロン名無しさん:02/07/29 00:21 ID:???
>>194 大学生日記、最強!!
ともちゃん想いなよみだなぁ…
ともちゃんも相変わらずだなぁ…
196メロン名無しさん:02/07/29 00:23 ID:???
明日仕事なのに、寝れねーよ!
19727その6:02/07/29 00:23 ID:???
スレ違いで申し訳ないが、ここからは少しエロくなります。ご勘弁を。

「大阪、今日はアタシの部屋に泊まっていけばいいよ、どうせ明日大学やすみだし」
「じゃあ、そうさせてもらうわ、智ちゃん」そういいながら、まだ酔っている大阪。
すると、いきなり、大阪は座っていたベッドから立ち上がった。そして、目の前にいる智に近づき、
「なぁー智ちゃん、えへへー」とにこやかにわらいかける。そして、
ドサッ。
大阪は智をベッドに押し倒した。
「な、なにすんだよ大阪?」
「あんなー智ちゃん。わたしなー前からなー智ちゃんのことが好きやったんや・・・・智ちゃんのこと
かんがえるとなーカラダがこうカーッと熱くなるねん…」ポーッとした表情で智を見つめる大阪。
「大阪、冗談だろ?きっと、酔っているから・・・でも、まさか本気でアタシのことを?」アタシにはよみがいるのに―。
大阪の細くて柔らかい体が智の体にかぶさる。「大阪?本気で言ってるの?」その質問に大阪は答えない。
その代わり、智の頬にキスをし続けて、うつろな表情でわらいかける。「なーなー、智ちゃんは、女を好きになったことあるん?」
「え?え?わたしは、よ・・・いやいや、そんなことあるわけないじゃん〜!バカだな〜大阪は〜!」一瞬よみの顔が頭に浮かび
すこし動揺してしまった智。だが、もうすでに、よみとは深い関係を持っているので、そんなことを聞かれても、大阪のこの行為に
対しても何もたじろがない。一種の余裕さえみせていた。
「大阪〜、いいかげんにしないと、怒るぞ!」すこし怒ったような表情で智は言った。
19827その7:02/07/29 00:46 ID:???
へへへーごめん、智ちゃん。うそ、冗談。あたしなー、
酔っ払うとこんな風になってしまうねん。なんでやろうなー」
「この前も、つい興奮してな、友達にやってしもうて、
ごっつ怒られたこともあるんや」大阪、酔いは少しは醒めたようだった。
舌をぺロっとだして笑う大阪。
「でも、わたし、レズやないから。普通やねん。、ホンマ」
「もうびっくりするじゃ〜ん!大阪〜!」
―やれやれ、大阪は酔っ払うと手がつけられないな・・・
好きやねん、なんて言われて最初はちょっとびっくりしたけど・・・
 おかげでめでたく三角関係?にならずに安心した智。
「わたし、お酒あまり強くないから、すぐ酔ってしまうねん・・・酒に強い智ちゃんはええなあ」
―大阪、オマエの性格はいつも酔っ払っているようなもんじゃないか…いつもの大阪のボケを
 頭にふと思い浮かべる智。
「コイツ、今まで散々アタシのこと引っ張り回しといて…、な−んか無性に腹立ってきたな…
どう、仕返ししてやろうかな」
199メロン名無しさん:02/07/29 00:55 ID:???
しまったぁぁぁぁぁぁぁ!
続きを読むまで寝れないぞ!どうしてくれる27大先生!
20027その8:02/07/29 00:56 ID:???
ビッキーン!

なにかを閃いた智。そ、そうだ!、へへへ〜よ〜し…
―そして、智の頭の中に、悪魔の囁きが…響いた。(田中トモロヲ風に)
「ともちゃん、ほんと堪忍な、許し・・・」そう言ってベッドから起き上がろうとした大阪を、智はにがさなかった。
大阪の白くて細い腕をつかみ、ベッドに押し倒し返した。ドサッ。「うあ!」突然のことに驚く大阪。
「え?え?と、智ちゃん?」きょとんとした表情で智をみつめる大阪。そして―、
「ん・・・ぐっ・・・!?」次の瞬間、智は大阪の唇を強引に奪った。
「へへへ〜!」目の釣りあがった悪魔のような不敵な微笑みをうかべた表情の智はある悪戯(仕返し)を開始した。
名づけて〜大阪もこの道?に引きずりこんでやろうか?・・・アタシとよみのように・・・フフフ〜作戦!開始〜!
「大阪〜!、アタシも前から大阪のことが好きだったんだ〜!大阪のこと考えだけでもう、カラダが火照ってしまうんだー!」
「え?せやからさっきのは冗談・・・」必死に抵抗する大阪。それは無駄な抵抗だった。智は大阪の細い体をガッチリ抱きしめていた。
「アタシは本気なの!大阪〜好き〜!愛してるよ〜!」もちろん嘘である。ともが好きなのはよみだけなのだから。
201メロン名無しさん:02/07/29 01:02 ID:???
        /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ _________
       ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i. ________  | \
ね、    i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;nVVNN |           |  |  | 、
 眠い… ,!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|J | .|  | このあと      |  |  |  |
       !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|.  |..|  | 二人がえらい |  |  |  |
       !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|_/..|  |   ことに!|   |  |  |
      !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|     |  |_______|. |  |  |
     !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|`ー:、. .|__________|__|‐´
     .!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| //::`:、   L______]     ̄ ̄
     !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| //::::::/:\     n_
    !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|//::::::::i:::::::\_ ┌´ `>へ___/ ̄ ̄/
    .!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::〈:::::::::::::!:トーE三ミ          /
    !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::::::::::::::!、::::::::::::::::::::::::::/        /
   .!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::::::::::::::/\:::::::::::::::::/       /
   !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::::::::::::::|―‐ ̄`ー‐´―――――‐
202風の谷の名無しさん:02/07/29 01:16 ID:???
榊さんだったのか・・・(・∀・)イイ!!
20327その9:02/07/29 01:30 ID:???
(それは智がいつもよみにしているように)
大阪の唇を奪うと智は、次に大阪の白いうなじ、耳を舌で攻撃し始めた。
そしてさらに、素早く片手でキャミソールのヒモをはずして
さらにブラもはずして、露になった白い可愛い乳房を左手で
優しく焦らすように、愛撫をはじめた。
よみとの経験のせい?か、やけに慣れた手つきだ。
「と、智ちゃん!わ、わたしにはそんな趣味ないねんて〜!あ…んっ…やめて、かんにんして…」
嫌がる大阪の顔が真っ赤に染まる。それは酒の所為ではなかった。恥ずかしいのだ。
「気持ちいいだろ〜大阪〜!」顔をニヤリとさせて喜ぶ智。
酒の上での冗談がこんなことになるなんて。後悔しても、もう遅い。そして、まったく愛撫の手を緩めない智。
「はぁはぁ・・・智ちゃんは…ひょっとして、んっ…お、女もありなん?…んあっ…」
いままで味わったことのない快感に身をよじらせる大阪。
「アタシがレズじゃないかって?へへへ〜それはどうでしょう〜?
ひ・み・つ!そんなことよりもさ〜今度はこうしてやる〜!!」
20427その10(終):02/07/29 01:49 ID:???
今度は智の手が大阪の着ているスカートをたくし上げ、
素早く大阪の下着(水色のパンティー)のなかに滑り込んでいく。そして、
女にとって、一番敏感な部分を指でいじり始めた。
―へへへ・・・よみが一番弱いところをためしてみよっと〜♪
またしてもよみとの経験を活かす?智。
「あっ・・・あ!、そんなところに手を突っ込まんと〜もう、いやや、わたし・・・。
智ちゃんもうかんにんして〜あっ・・・あー!」
首を何度も横に振り眉をひそめて嫌がる大阪。さっきよりもさらに顔が赤い。
もう大阪の顔は完全に泣き顔になっていた。その顔があまりにもいじらしく見えたので
ますます智は、いたずら心を膨らませるのであった。そして無抵抗な大阪を征服?した優越感を感じていた。
「大阪〜!まだまだおわらせないぞ〜!夜はこれからだ〜!今夜は眠らせないぞ〜!」
「せやからもうやめ…あっ…あーん!」「智ちゃん…ひどいで…あっ…あ…」
さらなる智のしつこく、じらすような愛撫は続いた。
もう、恥ずかしさと気持ちよさでどうしていいわからず、メロメロになってしまった大阪。
もう智から逃げることもできず、なすがままに快感におぼれていった。

読んでくれた方に深く感謝!

                                  〜続く〜
205メロン名無しさん:02/07/29 01:51 ID:???
>>204
お疲れ様!続編も期待してるぞ!
206メロン名無しさん:02/07/29 01:53 ID:???
終か続くかどっちだよ!!というツッコミさえ霞む素晴らしさです。
207メロン名無しさん:02/07/29 01:58 ID:???
せーの 
ともぉちゃぁぁぁぁぁぁぁっぁん!!!!!
208メロン名無しさん:02/07/29 06:07 ID:???
あずまんがのエンディングって
死後の世界?
209メロン名無しさん:02/07/29 06:41 ID:???
まだそれ言う人がいるとは
210メロン名無しさん:02/07/29 07:40 ID:???
>>204
息もつかせぬテンポの良さに感動しました。
すごいおもしろかったです!
211メロン名無しさん:02/07/29 14:52 ID:???
>>204
これは「超」の一言じゃ表せない面白さだ!!
……スッゲー…、…スッゲー面白かったYO!!!!
212メロン名無しさん:02/07/29 19:47 ID:???
このスレのおかげで仕事中すっげー眠かった。

でも一片の悔いなし!
213メロン名無しさん:02/07/29 22:14 ID:wVCwP5ao
さあみんな、今日の放送でもともちゃんに萌えようじゃないか。
214メロン名無しさん:02/07/29 22:22 ID:???
           __
          ``''‐、 ``ヽ、.   ,.. -─;:-
            _\ ll ヽ.r' ll /-─- 、.
.       ,. ‐''"´ll   lll`` lll ’ l " ll  -=ニ.`
.    ∠ -‐ ; =-─   ll     ll     lll <`       ククク…
     , ‐''´ lll    ll     lll    ll    lll ヽ
    / ll _,.  ll  lll  ll   ll    lll    ll i     そうはたやすく…
  , '.,. ‐',´'´ lll   ll  ll  ,.イ   lll    ll   ll |      とも萌えは消えない……
 / , ' ll ,ィ . ll ,.イll.,.イll./::::ヽ.ll ト、 ll 、   lll   |
.   /ll./! ,イ ./_:l /:::!./::::::::::ヽ. |_ヽ |ヽ lll  ll |  一度 心が ともスレに侵食されると…
  /., ' . !ll /l ll/:::::l/ヽl/::::::::,.‐''::ヽ!:::ヽ!::ヽ ll   |   そうやすやすと大学生日記…
  /   ! / .l /.l===。=、::::::;;;:==。====! r‐:、lll|     ガールズラブから抜けられない……!
     l/  |/ .l :`::ー-:/::::::::::: ー-‐ '::´:::|l|r‐、!│
             l :::::::/::::::::::::     :::::::::|.!ト、リ l|    他の板に逝くとしても
              l:::/::::::::::__-,    .::::::::::|Lンll ト、    それはもう少し後の事……
.            l`"----------一::::/ヽl!  |;;;ヽ.
              !   ___ ..::::::::/;   ヽ ll !;;;;;;;;ヽ.    ……となれば……
            ヽ.  ̄ ̄..:::::::/;;:    ヽ. |;;;;;;;;;;;;;l`;;ー-
          _,,. -‐''7ヽ......::::::::::/;;;:      ヽ!;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;  狙い打ちさ
    _,,. -‐''";;;;;;;;;;;; /;;;;;ヽ:::::::/;;;::         /;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;  そんな心は………!
    ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;`1;;;;::         /;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;
    ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;|           , ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;
215メロン名無しさん:02/07/29 22:23 ID:???
>>214
それってなんのキャラ?
216名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/29 22:26 ID:???
ともよみ小学生日記

とも「よみー、男の子がどうやっておしっこするか興味ある?」
よみ「なっ、突然なに言いだすかなあ、ともは」
とも「でどうなのさ、あるかないかどっち!」
よみ「・・・ちょっとあるかも」
とも「やーい、よみのえっち」
よみ「ともが言い出したんだろ!」
とも「ごめんごめん、じゃあさ今度見ようよ」
よみ「どうやってだよ!それに、ともにつきあうとロクなことがないからやだ」
とも「だいじょぶだって。ともちゃんにおまかせ!近所の公園のトイレに穴があいててさ」

好奇心旺盛な年頃です。
217メロン名無しさん:02/07/29 22:30 ID:???
>>215
ttp://aa.2ch.net/test/read.cgi/kao/1027840496/l50
ここにいっぱい。
ウザいっスか?
218メロン名無しさん:02/07/29 22:34 ID:???
>>217
いや、ちょっときになっただけ。
219メロン名無しさん:02/07/29 22:36 ID:???
>>218
このスレにいるとねぇ、福本キャラっぽく、こう沸々とアツくなってくんのよ。
220メロン名無しさん:02/07/29 22:51 ID:???
>>213
当方北海道につき明日放送(T_T)

>>214
いきなりAAキャラの格が上がりましたねw(わき役→主役)
221メロン名無しさん:02/07/29 22:54 ID:???
すんません、もう本当にウザかったらコピペやめますからっ
222220:02/07/29 22:56 ID:???
>>221
個人的には、乱発じゃなけりゃ構わないと思うよ。
あ、次があったら利根川先生よろしく(w
223メロン名無しさん:02/07/29 22:58 ID:???
神々が休んでおられる時に、コソッとやらせていただきますっ
224メロン名無しさん:02/07/29 23:20 ID:.uP4e53o
今日の神々はまだでつか?
225メロン名無しさん:02/07/29 23:24 ID:???

      /       _ ,,, -──- ,,,      ヽ   lllllllllllll\ .|
    ./    ,, - ''":::::::〆/::::/i::::::/厂''' ー-、,_  \.lllllllllllllll. ヽ|   ___
    ./ ,, -'":::::;;;;;;:::::::/ ./:::/ヽl:::::/ |::::::::::::::::::::::゙ヽ、, ''llllllllllll  ||   _|__|_
   く, '";;;;;;;;:::::;;;;;;;::::://|:/  .i::メ  |:::::/:::::::::::::::::::::::::`ヽ、`'''、_,,ノ|   |___. ヽ
   ./;;;;;;;;;;;;;;;;;::::;;/^、::/     i:/ \l:::/|:::::::::::::::::::::/i:::/:::::\  |   ____ノ |
  /;;;;;;rイヽ;;;:::::;;i. ヽ|    _、″   i::! .i:::::::::::::::::://::/|::::::::::::\ヽ   .l__ノ
 ./;;;;;/ / ヽ ヽ;:;;!  `゙i,  i´ノ     リVi:::::::::::://::/_j:::;:::::::::::::::Y
 ;;;;;;;;l ′ ヽ ヽ;;|    ヽ,, "    ,,   .i::::::/ ̄/ //i::::::::/:::::;::!  ._,厂レ─-、
 ;;;;;;;i   ノ   ″       ゙''ー-- ''"     !/,-,    /./::::/::::::::|::|  L  r─ 、 |
 ;;;;;;;;;i  ゝ   ι             ヽ.!ノ    !/:::::::::::/:::l  ./  |__ノ |
 ;;;;;;;;;;;\、 、                 \    ,//:::::ィ::::/::::i   .^|__.||___ノ
 ;;;;;;;;;;;;;;;;`'';;i      ,, -- 、          ''ー '''゙/;/ !/i:::/
 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i      /    `''ー、,  , --、、,,,__ ∠イ.i  '  i:/     | ̄|
 、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ   ./        ゙/'"^ヽ、  ゙゙''、 .iノ   レ       | .|
  \;;;;;;;;;;ノ^`\  i       ,,,/ー - 、,,_ .゙' 、,,   ゙ヽ、          |__.|
    .ヽ-"、    \ ヽ、,__,,,- '''"       ^''ーミ`、、   ゙''、        l二l
     ヽヽ    ヽ\/        ,、,_    .i゙ i:::!゙''--'"
       ヽヽ   ,r '"      L, -''/  _,,フi   i. .i:::!
        ヾy-'"        ,! '"トー':::::::;;、i   i  i::i
        /          l'  l"::::::;;r''" 入  .ト、_入
226メロン名無しさん:02/07/29 23:34 ID:eE7BwcrU
放送日だというのに・・・。
先週の盛り上がりはどこへ・・・。
227メロン名無しさん:02/07/29 23:34 ID:???
223だけど、>>225は漏れじゃないYO!
228メロン名無しさん:02/07/29 23:37 ID:???
自意識過剰?
229大学生日記6:02/07/30 00:05 ID:???
4月25日 とも
よみ、大阪といっしょに、神楽が出る大学対抗水泳大会の応援に行った。
スクール水着からプロっぽい競泳用水着になると、
神楽の胸はいよいよバカデカイ。
「胸のでかさは日本一!」と声援してやったら、神楽は顔を赤くして喜んでいた。
試合の後は、また三人でカラオケ。楽しかった。

四月二十五日 よみ
昼間の応援疲れか、ともは自分の部屋に帰らず、
私の部屋で横になって、そのまま眠ってしまった。
大学の新しい友達といるのもいいが、大阪や神楽に会うのはとても楽しい。
こうして、ともの寝顔をながめていると、
高校の三年間だけでなく、小さいころも思い出された。
本当に、こいつとは腐れ縁だ。ただ、そう思っていただけなのに、
私は衝動的に、ともの寝顔の頬に触れてしまった。
とんでもなくがさつなくせに、どうしてともの頬はこんなに柔らかいんだろう。
そう思った途端、得体のしれない感情がこみ上げてきて、
私の心臓を早鐘のように鳴らしはじめた。
これは、いけないことかもしれない。
そういう気がしたけれど、頬から指を離せなかった。ずっと触れていたかった。
小学校から、ともとはいっしょだった。でも、大学の四年間が終わったら……
いつまで、ともといっしょにいられるのだろうか。

4/25 神楽
もう二度と、絶対に、ともは呼ばねー!!
230メロン名無しさん:02/07/30 00:05 ID:???
神がいらっしゃらないので、TV始まるまで寝ます。
231あずあと侵入編1:02/07/30 00:06 ID:???
『うあー…』
ため息は二つの口から同時に洩れた。
それは、一時間ほど送迎バスに揺られ、降りた先でのふたりの第一声。
旅館鶴来屋を前にした彼女達の、率直な感想だった。
「テレビで見るよりすげーッ!!」
子供 IN 遊園地な興奮ぶりのともは、傍目にもやはり子供に見えて、
よみは無意識に一歩だけ離れるが、
強引に腕を組み掴まれるとさすがに諦めるしかなかった。
「はしゃぐのもいいが、よく見ておけよ。たぶん、二度と泊まれないぞ」
そびえ立つ外壁を順に追って眺めるよみは、
ずり落ちそうになった眼鏡を中指で正すと、もう一度だけため息を吐いた。
場違いかも知れない。
自分達と旅館を見比べると、そうとしか思えなくなる。
実際、ひとり奇声をあげて入り口へ駆け出したともを見れば、
誰の目からも場違いだった。
「……ちよちゃんを誘った方がよかったかな」
呟きに、今度こそ眼鏡がずり落ちた。
232あずあと侵入編2:02/07/30 00:08 ID:???

「―――どうぞ、ごゆっくり」
ほどなく、ふたりは朝霧の間と呼ばれる部屋に案内された。
一礼した仲居が扉に消えると、ともとよみは同時に突っ伏した。
冷房がよく効いた和室の畳は、熱に焼かれた肌にも気持ちが良かった。
「…で、これからどーする?」
ややあって、テレビのリモコンを片手にともが、よみに訊ねてきた。
「……そうだな。風呂は後にして、一度外に行かないか?」
窓際に座るよみは、来る途中にあった商店街を思い浮べ、外を見る。
太陽は、まだまだ沈みそうに無い。
次いで、よみがテーブルに備えられたパンフレットを手にすると、
なるほど、鶴来屋の近くにも数多の観光スポットが確認できた。
「…へえ、おもしろそうだな」
自然と口に出た。
そして、昂揚している自分を自覚すると、もはや選択は決まっていた。
もっとも、彼女のワクワクタイムは持続しないのが常なのだが。
233あずあと侵入編3:02/07/30 00:09 ID:???
「…よし。とも、この近くにある雨月山の鬼歴史館に行――」
「あっ! これアダルトチャンネルうつるじゃん!!」
声にはっとすると、さっきからリモコンを手放さなかったともが、
目を輝かせて操作していた。
「バカ、やめろよ! 追加料金取られるだろ!!」
「大丈夫だって。天下の鶴来屋がそんなケチケチした事しないって。
 それにテレビの説明書にも書いてないぞ」
「………あ、ほんとだ――って、そうじゃなくてっ! 」
ともからリモコンをひったくると、
よみは有無を言わさずテレビを消した。
―――はずだった。

…あん…だめ……そこは……

『あ……』
電源を切った――少なくても、よみはそう操作した――テレビは、
裸の娘達が絡み合う淫靡な映像に切り換わっていた。
よみがちらと手元のチャンネル案内へ視線を流すと、
この番組は『女子高生 悦楽の花園』だった。
…いや、もうどうでもよかった。

ふふふ……ここは、もうこんなになって……
あ…やめ…て……お願い……いやぁ………

『………うわ』
一度見入り、止めるタイミングを逃した二人は、
チープなエンディングがはじまるまで、
いつまでも画面に釘づけになっていた。
その後ろで食事の旨を聞きに来た仲居が、
ずっと立ち尽くしていることを知らずに……
234メロン名無しさん:02/07/30 00:12 ID:???
って、カキコしたとたん降臨かよ!
235メロン名無しさん:02/07/30 00:16 ID:???
>>229
大学生日記キター
よみたん切ない・・・。

>>231-233
続きがたのしみでつ。
がんがれー。
236メロン名無しさん:02/07/30 00:24 ID:???
>>92 直近は>>146>>147
あずまんがcollege5
4月17日 午後2時50分 
春特有のやや強い陽光が大きなガラス窓から座席のあちこちを照らし出している。
コンサートホールのように階段状に座席が配置された大講義室は500人を超える
収容能力を誇っている。しかし、午後最初の講義は先ほど終わってしまい、
次の時間は使用予定がないため、中には20人ほどしかおらず、少し寂しい様子である。
「ふあ〜」智は大きく伸びをした。
「次の講義はないし、暇だな〜」
いつもはやかましいほど活発な智も、騒ぐ相手がいないとその本領を発揮することが
できない。
「ん〜どうしよっかな、大阪の授業が終わるまで、生協で立ち読みでもしてよっかな」
そんなことを考えていると、ふと斜め右後ろのほうから話し声が聞こえてきた。
「ゼミで誰がかわいいと思う?」
智は思わず後ろを振り返りそうになった。男子学生3人ほどがだべっているようだ。
智と同じく暇をもてあましているらしい。
「そ〜だな、おれは、なんていったかな黒い髪の・・・いつも後ろの方に座っている」
(だれのことだろう?)興味をもった智は思わず聞き耳を立てる。
「そそ、隣の子からいつも大阪〜っていつもよばれてる子だ。そーいや関西弁
しゃべっとったな」
「俺も〜結構かわいいよな〜なんかぼ〜っとした感じだけど」
(大阪って人気あったんだ〜)
智は意外なのかそうでないのか、よく分からなかったが、おいてけぼりを食らった
ようでちょっとした悔しさを感じた。しかし、そんな智の思いとは関係なく学生達の
会話は続く。
237メロン名無しさん:02/07/30 00:25 ID:???
「なあ、その子、合コンとか誘われへん?」
(えっ合コン?)智も大阪も高校時代の時は彼氏をつくったことがなく、大学では
こういった機会があることは知っていたのだが・・・
「えっ、でもゼミが一緒っていうだけじゃ繋がり弱くね〜か?」
「ん〜そうだ、ゼミでちょっと仲良くなった子に頼んでみようか?」
「おおっ」他の二人が歓声を上げた。
「結構多人数にすればその子も誘いやすくなるって、あ」
そんなことを言いながらその学生は立ち上がった。
「やべっ、そろそろ次の授業だからいくぞ〜」
「そうだな」他の二人も立ち上がって、講義室から出て行ってしまった。


「大阪が合コンか〜」智は少しため息をついた。
(もしさそわれたら、大阪は行くだろうか?)
強く勧められれば、断りきれないだろうな・・・そう思わずにはいられない。
それでお酒を飲まされて、帰りに強引に誘われて、そんでホテルなり、男の下宿なりに
連れ込まれて、そして関係を迫られても「ま〜ええよ、私はこころが広いし〜」と
いってあっさり受け入れてしまって・・・どんどん思考は最悪の方向に突き進んでいく。
「そんなのいやだ!」
智は思わず口に出してしまう。前の方に座っていた女子学生がけげんそうな顔をして
振り返る。智はあわてて口を押さえた。
(どうしよう)
智は自分の心が急に焦りだすのを感じた。そういえば高校の時は、そんな積極的な
男子はいなかった。智も大阪も、よみや、ちよちゃん達といつも固まってしゃべって
いたので、却って声をかけにくかったのかもしれない。でもここは大学だ。
女子学生に声をかけたことを非難する奴なんて誰もいないだろう。
(よしっ!)智は唐突に決意した。そしてすくっと立ち上がる。(もし大阪が誘われたら
私も行こう、そして大阪にちょっかいかける奴は追っ払ってやる!)
そう決めた智に、持ち前の明るい表情も戻ってきた。そして足取りも軽く、講義室の
階段をスキップしながら下りていった。
238メロン名無しさん:02/07/30 00:46 ID:???
よみスレに出し抜かれた!
(以下よみスレより)

よみの あだ名の由来について考察してみる
あずま氏のHPで「ともがつけた模様」とあるので なぜそうなったのか

小学校の頃 うんこを漏らす よみ
ついたあだなが うんこよみ
いじめられる よみ
それをとめる とも
ないているよみをなぐさめる とも
どうしたらいいと相談する よみ

うんこよみから うんこをとるんだ という とも

命名 よみ
239メロン名無しさん:02/07/30 00:58 ID:???
みんな!
エロパロ板のスレに、アニメ板で散った勇士のSSの続きがあるぞ!
240メロン名無しさん:02/07/30 01:06 ID:???
う〜ん、エロはなぁ・・・
241メロン名無しさん:02/07/30 01:08 ID:???
>>240
でもSSの内容はエロくないよ。
242メロン名無しさん:02/07/30 01:09 ID:???
なんと!
ぜひ姉妹都市に!
243メロン名無しさん:02/07/30 01:16 ID:???
たしかにエロパロスレでもともちゃん人気だしな。
244メロン名無しさん:02/07/30 02:04 ID:???
実況スレよりともタンの勇姿を称えるレス。
俺はこんなともがたまらなく愛しいのです。


404 名前:素数2 投稿日:02/07/30 01:44 ID:sAgqA/zQ
うわっはっははははは! こいつトナカイ信じてるよ!


405 名前:LIVEの名無しさん 投稿日:02/07/30 01:44 ID:e7n3zxC3
厨房誕生の瞬間


406 名前:LIVEの名無しさん 投稿日:02/07/30 01:44 ID:Sv7xrt4M
バカキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
245メロン名無しさん:02/07/30 02:12 ID:???
来週・・・ともちゃんが・・・泣く・・・。
なんでだろ?
246メロン名無しさん:02/07/30 02:13 ID:???
狂おしいほど萌え
247メロン名無しさん:02/07/30 02:22 ID:???
>>233
一緒にアダルトチャンネル見ちゃうともとよみに萌え。
248メロン名無しさん:02/07/30 04:00 ID:???
>>245
そのネタでこのスレ三日間はもつな
249メロン名無しさん:02/07/30 12:44 ID:???
>>244
称えてねぇ(w

原作を知らない人間には、衝撃だったんだろうな・・・。
25027その11:02/07/30 18:42 ID:???
どのくらい時間がたっただろうか。
智が仕返しをし続けて、大阪をいじりまわしていたとき、
「う・・・うわ〜ん!!え〜ん!」とうとう大阪は本気で泣き出してしまった。
顔をてでかくして、わんわん泣き始める。智はびっくりしてしまった。
「あら、泣いちゃったよ・・・」智からすればほんの悪ふざけのつもりだったが
大阪にとってはそうではなかった。そこで智は大阪が本当に泣いてしまったのを
見て、この悪戯を終了させることにした。一応、仕返しは成功!というところか。
「智ちゃん、やりすぎやで・・・、シャレになってへん・・・・」目を赤くして泣き腫らした
顔の大阪、何かとても大事なものを失ったような気分だった。
「いやいや〜、泣き顔の大阪の顔があんまりにも可愛くてさ〜つい
やめるにやめられなくてさ〜」「大阪〜でもホントは気持ちよかっただろ〜!」
とイジワルな顔をして、大阪をからかった。
25127その12:02/07/30 18:50 ID:???
「!!、・・・!」顔を真っ赤にして黙ってしまった大阪。
なぜ否定をしなかったのだろうか。
「もうわたし帰る!」。とつぜん怒り出してしまった大阪。
眉をつりあげて怒っているが、どうみてもその顔はどこか可愛くて
怒ってるようにみえない。その大阪をあわててひきとめようとする智。
「こんな時間にかえるの?もう夜遅いよ?」「ええ!帰る!少し
くらい遅くても平気やし!」「だめだってば!」必死にとめる智。
「帰るゆうたら帰る!」「だから落ち着けってば!」といって大阪の
白い手をつかむ、智。「いやや!触らんといて!智ちゃん!」それを振りほ
どこうとする大阪。「だから聞いてよ!大阪!」
「ここらへんは痴漢とかが出るから夜は本当に危ないんだってば!」
と真剣な表情で大阪を止める智。「ホント謝るからさ・・・」
252メロン名無しさん:02/07/30 19:14 ID:???
おおっ!
いきなりの急展開だ!!
25327その13:02/07/30 19:31 ID:???
「ごめん・・・、智ちゃん。わたしも怒りすぎた。あやまる。、智ちゃんは、ホンマに
わたしのこと心配して、そうゆうてくれたんやな・・」少し冷静になり反省したような
顔の大阪。「だからもし、大阪の身になにかあったらアタシ・・・」智は本当に心配だったのだ。
「わかった。ほんなら今日は智ちゃんの部屋に泊まらせてもらうわ。」
「そうしてよ!とりあえずさ、お風呂にはいってよ。先に入っていいからさ!」大阪が分かって
くれたことに智は安心した。
そして、ふたりは入浴後、テレビをみて過ごした後、もう寝ることにした。
大阪は智からパジャマを借りていた。
「大阪、今日はこのベッドで寝ていいからね。」「えっ?、せやけど、智ちゃんはどこで寝るん?」
「アタシはベッドの横にフトンしいて寝るよ。」
「ホンマにええの?」「いいって!遠慮するなって!」「じゃあ、そうさせてもらうわ」
25427その14:02/07/30 19:42 ID:???
智ちゃんの優しい気遣いに嬉しそうな大阪。
「智ちゃんは優しいなー」「大阪はアタシの友達だから当然だよ!」
「智ちゃん、ホンマ感謝しとるでー」「いやいや、そういわれると照れちゃうなー、へへへー!」
そんなやりとりの後、二人は床についた。そして、智は電気をつけたまま、寝ながら漫画を読んでいた。
智がふと気がつくと、大阪はくーくーと寝息を立てて熟睡していた。
「まだ、10分しかたってないのにもう寝ちゃってるよ・・・」あんな騒動?の後だったせいであるかも
しれない。「それにしても、可愛い顔して寝てるな〜」その無垢な寝顔をしばらく智は見ていた。
すると、「阪神・・・」とつぜん寝ている大阪が呟いた。、
「ん?なんだ?」
「甲子園や・・・応援せな・・・」
「なんだ、寝言か…大阪はホントにもう〜」とふかいため息をつく智。
それを聞いたかのように、また寝言をいいはじめる。
「へへー、むにゃむにゃ・・・へへへ〜」無邪気な大阪である。
「なんかアタシも疲れちゃったよ、もう寝よ・・」
「おやすみ、大阪」そういうと智は電気を消して眠りについた。
255メロン名無しさん:02/07/30 19:59 ID:???
┌――――――――――――――――――――――――┐
|┌――――――――――――――――――――――┐|
|| ≡≡≡≡≡≡≡| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.≡≡≡≡≡≡≡  | |
||  才是 言斥   |         |.  シ夬 言義   | |
|| ≡≡≡≡≡≡≡|  直木賞級 . |≡≡≡≡≡≡≡  | |
||  CODE:263   |   ライター. .|    ____   | |
||   ;:;・、::,.  |        . |    |審議中|  | |
||   :;・:;;_;.   \       /     ̄ ̄ ̄   | |
|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/\__/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|. . | |
|| | 紳士的な   \ MAGI  /          .|.  | |
|| |    聴衆    |――――|   ともタリバン .|.  | |
|| |           |.      |           .|.  | |
|| |__________|.       |__________|.  | |
|└――――――――――――――――――――――┘|
└――――――――――――――――――――――――┘
256メロン名無しさん:02/07/30 20:16 ID:4uX4mP8M
今週放映のともによみが抱き付かれて顔を赤らめるシーンが良かったね。
257メロン名無しさん :02/07/30 20:26 ID:DwNw3BbQ
雪も降ってていい感じだった。恋人みたいだった>今週のともとよみ
258メロン名無しさん:02/07/30 21:41 ID:???
ビデオに撮っといた昨夜の放送を見た。
このスレを知る前は、ともとよみの会話も普通に見れたのに……
今日はなんかみょーにドキドキしてしまったではないですか。
オイラの心の平和を返して下さい(泣)
259メロン名無しさん:02/07/30 21:42 ID:???
>>256-257
そんなのあったのか・・・
見なかったこと激しく後悔、激しく鬱・・・
260メロン名無しさん:02/07/30 21:51 ID:???
261メロン名無しさん:02/07/30 22:05 ID:???
>>260
ワラ萌えた
262メロン名無しさん:02/07/30 22:07 ID:???
エロパロ逝ってみたが、あそこも盛り上がってんな〜
なんとか統一できんかな。
263メロン名無しさん:02/07/30 22:33 ID:???
                                 ,  -―- 、
                               /    ,、  ,  `ヽ、    
                              ′    , /_≧ ハ   \   2ちゃんで最高のスレを
                             / ,、 ト  l 、!'"~ヽ l  /,.` ヽ            いってみろ!
                            l  l >=、ヽl  `''"~  レ 》 〉 ヽ
                            l ハ. ||(.,,ソ         ソ   \
                            |/ ヽ!    ` ,,. ‐ ナ   イ    \
                                l    く~ _,,ノ   ,/ !     ヽ
            _,,_                 ヽ,,_      ノ  | .  ゞ、  \
        , ‐ ´      ` ヽ             | ~"''ー-,-‐´:::   ,l_,>,, _ヽ` 、
       /        , -‐  、 ヽ           |   , ,!   ,/ _, ,〃 ゞ-
      ,/         {     \ヽ         |   /'´入-‐´, <"-/
   ,/~|          l     \ゝ        l  / .| _,,,ェ´-=´/        
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  /   |           \     l       r" i `''  v'         ,  |,
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264メロン名無しさん:02/07/30 22:38 ID:???
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         ,,r''~.:.:.:.:.:.:.:.,,r‐'''~´.:.:.:.:.:.:.:.:.:~゙''‐-、,_
       ,/.:.:/).:.:.,-'~/.:.:.:.、::,r.:.:.:,,ャ''.:.,,,ィ.:.:.:.:.゙ヽ、                /)
      /.:.:.//.:.:.:.:./ィ::,,ィ,//X'~/‐''/|.:.:.:.:.:.:.:.ヽ              ,//
    /.:.:/` ‐┬ァ.:.:.:./// /==ヾ、 '´  | ハ.:.:.i.:.:.:.:゙、          ,,,ノ'ノ_,イ
   /.:.:./ \~゙'i'/.:.:/~/ レ´/ /:::;;;;O    ,,,,|/_|.:.:i|.:.:.:.:.:i,        /  r' ノ冫
  /,,r'Y  ⊂-'‐ソ.:.:.|   / ` i:::;;;::ノ    ,r=、i/|~''i.:.:.:.|--、      ,イ  K,/ ノ,
r'~〈ヾ ゙、,,,'-ニ´-‐ヽ. /    `‐''´    /::;;;;O゙'i.| /.:.:.:.i.:.:.:.゙ヽ ノ7i|~|'   ノ ヽ‐'ノ
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265メロン名無しさん:02/07/30 22:43 ID:???
     ,,,,,....、、、
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  レvi'Vぅ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
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266メロン名無しさん:02/07/30 22:53 ID:???
コピペ神、降臨。
267改変:02/07/30 22:55 ID:???
とも:わたし、駄目かも・・・・

よみ:どうしたんだよ

とも:実は・・・(言いかけて立ち去ろうとする) いや

よみ:なんだよ!なんだよ!相談してくれよ!
 (肩をつかみ止める) ……泣いてんのか?

とも:泣いてないよ。
  (よみ抱きつく。)
よみ:泣けよ!いいよ泣けよ!夜中だっていいよ!
  すぐ電話しろよ!してくれよ!役に立ちたいんだよあたしだって。
268メロン名無しさん:02/07/30 23:36 ID:???
>>267
これはイメージです(w
269メロン名無しさん:02/07/30 23:41 ID:???
いいなーココ、いろんなともちゃんがいるよー
270メロン名無しさん:02/07/30 23:52 ID:???
>>269
ここみたいにみんながマターリできて、尚且つハァハァできるスレって滅多にないよね。
ともちゃん好きな人に悪い人はいないって事だね(w
271メロン名無しさん:02/07/30 23:55 ID:???
人は癒され、ともちゃんを呼ぶ。
272大学生日記7 229の続き:02/07/31 00:11 ID:???
4月28日 とも
よみと二人で渋谷に遊びに行ったら、意外な人に会った。
なんと、かおりんが男と歩いてる! 怪しい! 逮捕する!
マグネに連行して、尋問してやった。
かおりんのヤツ、予備校で同じ大学を落ちた男と付き合っているだと。
はああー、変われば変わるもんだね。
榊ちゃんに熱を上げていたのはなんだったのかな。

四月二十八日 よみ
ともがまた私の部屋で眠ってから、昼のできごとを考えた。
ともが根掘り葉掘り聞くものだから、かおりんの彼氏も困っていた。
結局、かおりんは、榊を女として好きだったのではなく
榊に理想の男性像を投影していただけなのか。
思春期の女にありがちなことらしいが。
確かに、かおりんは榊の本当の姿を知っていたとは言い難かった。
とにかく、今は恋人ができて、かおりんは幸せそうだ。
榊のことは、すでにちょっと恥ずかしい思い出になっているようだ。
では、私とともはなんなのだろうか。一生ただの友達なのか。
いつかは、消えてしまい、恥ずかしい記憶になってしまうのか。
いやだ。そんなのはいやだ。
たまらなくなった。
たまらなくなって、ともの頬に指で触れる以上のことをしないでは、いられなくなった。
自分を止められなかった。いつもならある自分へのつっこみもない。
身を乗り出し、眠るともの顔の左右に両手をつき、顔を近づけた。
ともの鼻息が、私の鼻にかかった。
私は唇を触れさせようとして。
そこで、ともが目を開いた。
273メロン名無しさん:02/07/31 00:29 ID:???
大学生日記

切なくてイイ!!
なんかもう、グっときてしまった
274メロン名無しさん:02/07/31 00:32 ID:???
なぜ寝ようとすると神が降臨しますか
275メロン名無しさん:02/07/31 00:36 ID:???
よみ「ネットの通販でダイエットの薬、買ったんだが」
とも「だーーー(その薬を地面に叩きつける)」
276メロン名無しさん:02/07/31 00:43 ID:???
          _,-─‐-、   ___
         ,,r''~.:.:.:.:.:.:.:.,,r‐'''~´.:.:.:.:.:.:.:.:.:~゙''‐-、,_
       ,/.:.:/).:.:.,-'~/.:.:.:.、::,r.:.:.:,,ャ''.:.,,,ィ.:.:.:.:.゙ヽ、                /)
      /.:.:.//.:.:.:.:./ィ::,,ィ,//X'~/‐''/|.:.:.:.:.:.:.:.ヽ              ,//
    /.:.:/` ‐┬ァ.:.:.:./// /==ヾ、 '´  | ハ.:.:.i.:.:.:.:゙、          ,,,ノ'ノ_,イ
   /.:.:./ \~゙'i'/.:.:/~/ レ´/ /:::;;;;O    ,,,,|/_|.:.:i|.:.:.:.:.:i,        /  r' ノ冫
  /,,r'Y  ⊂-'‐ソ.:.:.|   / ` i:::;;;::ノ    ,r=、i/|~''i.:.:.:.|--、      ,イ  K,/ ノ,
r'~〈ヾ ゙、,,,'-ニ´-‐ヽ. /    `‐''´    /::;;;;O゙'i.| /.:.:.:.i.:.:.:.゙ヽ ノ7i|~|'   ノ ヽ‐'ノ
:::::::i, ヾ, メ_|      {           {::::;;:::/ /|/.:/, リ.:.:.:.:.:/::::::i ii .{   ,,,,ノ
::::::::゙i, ヽ/      ゙、    ,r-、     `'''''´ ' /i/ノノ.:.::/:::::/"::i, ii ヽ_/ノ
:::::::::::`'''/           \  '、::::::::゙'ヽ      ,イ'"'ノ.:./:::::::::,':::::::::ヽ=テ'´ >>272
:::::::::::::/ ゙'''─v┬---、,,,,,_\   ゙'''‐-'     厶-‐':/::::::::::::::::::::::::::::::::,ノ
::::::::/:::::::::::::::ハ i!    // ヽ 、,,,,,__,,,,,, イ_|,,/:::::::::::::::::::::::::::::::::/   神キタ━━!!!!
-‐':::::::::::::::::::/:::i ii,_.   /,__,    ノ└‐‐,ィ''~/~:::::::::::::::::::::::::::::::::/
-、::::::::::::i::::://└=フ /::::::゙'ヽ‐''"´ ,,‐'~:/::::,'::::::::::::::::::::::::::::::::/
277メロン名無しさん:02/07/31 00:52 ID:???
大学生日記(゜∀゜)キタタタタタタ!
278メロン名無しさん:02/07/31 01:21 ID:???
>>275みたいな小ネタもいいね
279メロン名無しさん:02/07/31 01:27 ID:???
とも「よみっ、ウルトラマンコスモス、ウルトラマンコスモス」
よみ「……」
とも「ウルトラマンコスモス、ウルトラマンコスモス」
よみ「うるせーーー」
280メロン名無しさん:02/07/31 01:37 ID:???
「ウルトラ○○○スモス」

問1:○に入る言葉をカタカナ三文字で(以下略
281メロン名無しさん:02/07/31 03:31 ID:Ic/LkYls
俺、極初期からの原作ファンなんだが
初めはともちゃんはただのハイテンションキャラだと
思い気にも留めてなかったなぁ。

それがともちゃんの持ち前のガンバリ?で今じゃ
1,2を争うほど好きなキャラになった。

頑張って己の持てる全てを最大限発揮して
他の人気キャラと渡り合うクリリンのような
キャラだと、個人的には位置付けてるよ(w
282メロン名無しさん:02/07/31 09:10 ID:???
「なんだよぉ!バカじゃない!バカじゃないぞぉ!」に萌えた。
283メロン名無しさん:02/07/31 09:17 ID:???
ちなみに俺はマンガ見る前に、「ちまこれ」見て「何か知らないけど、カワイイからガチャッて見るか」
これがあずまんが大王との出会い(w
その時、初めてやった時出たのが「ともちゃん」で、マンガの時も意識して見てたらカワイイと思った
284メロン名無しさん:02/07/31 10:47 ID:???
>>272
よみたんが自分にキスしようとするのを見てしまったともたん・・・。
つづき気になる〜。
285メロン名無しさん:02/07/31 16:48 ID:???
前スレ&このスレ見てるうちにともちゃんに(;´Д`)ハァハァするようになりますた
286アニメ板本スレより:02/07/31 17:11 ID:???
とも「いやー、いい湯だったー!」
  とも、バスタオル巻いた状態で家族が居る台所へやってくる。
とも「やっぱ風呂上がりの一杯は格別な訳よ」
  とも、冷蔵庫開け、牛乳パックを取り出しコップにあけ、腕を腰に当て胸を張り飲み干す。
  ハラリと解けるバスタオル。
とも「あははは、少しは私の胸も成長したってことかな?」
とも父「こらっとも! 少しは隠したらどうだ!?」
  とも父、目のやり場に困りながら叱る。
とも「いいじゃん。家族なんだし」
とも母「もういい年なんだから、さっさと服着てきなさい」
とも「はいはーい。」
  とも、裸のまま部屋へ駆けていく。
287あずあと侵食編1:02/07/31 17:37 ID:???
「なぁ、よみ。女の子同士って気持ちいいのかな?」
興奮も冷め止まぬまま、ともは訊ねた。
火照った身体は、今だに黒く蟠っている。
「……しるか」
冷静を装うよみにしても、
テレビとはいえ濃厚なレズシーンを目の当たりすれば、価値観だってゆらぐ。
ふと隣りに目を向けると、とも。
潤んだ瞳で見上げられると、否応無しに彼女を意識してしまう。
「……よみぃ」
熱い吐息が、ともの薄い唇から洩れる。
瞬間、ゾクリと来た。
リモコンを握るよみの手に、ともの汗ばんだ指が絡む。
「………や…」
やめろとは、言えなかった。
両者の距離が迫る。
「とも……なんで……」
「いやね……なんか……熱くて……。
 はは、おかしいな……よみ相手に…私、どうしたんだろ……」
ドクン……
胸が高鳴る。
劣情、している。
これはなんだ?
いったい、どういう状況だ?
曇りはじめた眼鏡の裏で、よみは自問自答を繰り返すが、
夢のような曖昧な現実に、思考はいつしか追いつけなくなっていた。
「……よみ」
「……と…も」
二つの唇が近づく。
理性は、共に何処かヘ忘れてしまった。
だから、このまま情欲に身を委ねても………いいだろ?
同じ考えに至った青い少女達は、もう自らを止められなかった―――
288あずあと侵食編2:02/07/31 17:38 ID:???
―――そして、すぐさま止められた。

「……お、お客様。お食事は…どういたしましょう?」
「うわぁっ!!!」
「ひゃーっ!!!」
鶴来屋の仲居は、自分達の仕事に忠実だった。
本音を言えば、行動に移すタイミングが悪過ぎたのだが、
最悪だけは避けられたと、仲居は思った。
…思うしかなかった。
つーか、思わせてくださいと、自制の為に結論付けた。
「………い、いつから?」
よみの問いに、仲居は目を伏せながら、
「……え、エッチな番組を見始めたところから……ですぅ……」
きっちり、言い切った。
「くけ――――――――ッ!!」
脱力するよみの側で、痴態をいっしょに晒した相棒は、
奇声をあげながら畳の上で悶絶していた。
28927- 冬物語〜ふたりの行方:02/07/31 18:30 ID:???
1月のある日、季節は冬―。

外はとても寒かった。その寒さは両手の指をつまむような痛さだった。
牛乳色の雲が空を一杯に染めている。
「あ・・・・雪・・・・・。」よみがゆっくりと空を見上げると、白い粉雪が静かに
天から舞って降りてきた。それは目の前でダンスを踊ってるようにみえた。
時折吹く風が、耳を刺すような痛みをのせて顔をかすめていく。
その風は両肩を通りすぎながら、ビュービューとからかうように
音をだしては消えていく。そして、また次の風が顔をだし、それを繰り返す。
290メロン名無しさん:02/07/31 20:34 ID:???
>>287-288
あー、いいとこだったのに!
続きにキターイ

>>289
あっ!もう新作だ!
早いっすねー。
291メロン名無しさん:02/07/31 20:59 ID:???
頼んだら作ってくれた

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292メロン名無しさん:02/07/31 20:59 ID:???
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! |:::| ヽ! {  !:::::::::::i     l:::::::::::l  }//  !::i   あたし、よみが好きだっ!
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293メロン名無しさん:02/07/31 21:42 ID:???
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    \_  \;;;;;;;\ ヽr―┐   i´::::::::::::: /::ト;::|',i./ ,'0:::::::!.'、ヽ:/ i0::
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     / i__/  ゛y^\\ ∧∧∧∧/ /'、! (,l. ` ,.',、,、,、,'     ,',、、
    ,L i |:::::/ _/:::::::`i<    と  >./::::ヽ、 | l i´'`"     ,    `
    ,i:::\ |::/_/:::::::::/:::< 予 も   >:::::::::::::>! !l    , -─‐- .、
    |::〈::::::只:::::::::::V::::::::<    ス  >::::,. ‐'" '、 i.l   !,. -─‐- 、! 
────────── <  感  レ  >───────────
/i   | /'lト、|l i.   /'リ_,.レ <    の  >冷静を装うよみにしても、
 ! ,、!|i'   \!  ム‐''   < !!!!     >テレビとはいえ濃厚なレズシ
 i,| ヽ!゙、   ノ゙'"ヽ、    /∨∨∨∨\ふと隣りに目を向けると、とも。
  i, i  `''''''" __`'─//;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\んだ瞳で見上げられると、否
 /ヽl       |   |/ /;;;;;/Al`、/AV;;;;;;|\…よみぃ」
./  ヽ ,    |  /\  レV '⌒  '⌒ レ;;;;|  \息が、ともの薄い唇から
     `''-、,_|/\:::::::\ (|  ┌‐┐  6);|/: \クリと来た。
  ,       /    \::::::::::\  L_./ /;;;/::::::/ \るよみの手に、とも
294メロン名無しさん:02/07/31 22:02 ID:???
ともスレ万歳!!
29527- 冬物語〜ふたりの行方2:02/07/31 22:35 ID:???
「さ、さむ〜い!、こういうときにはやっぱ暖かい飲み物と肉まんが最高においしい
んだよな〜!あ〜食いたいよ〜!肉まん〜!」
と元気な智の声が冬の空にこだまする。
智とよみはいつものように学校からの帰り道。
白い息を吐きながら、学校帰りの会話を楽しんでいる。
ふたりはお気に入りのコートとマフラーをして寒さをしのいでいた。
寒さでふたりの頬は赤く染まっている。
いつも通る公園の木々の葉はすっかり落ちて、裸の木が冬の寒さに
耐えるように生えている。春の訪れを待ち続けながら。
そして、冬の寒さの所為で誰もいないその公園は、誰かが来るのを
待ちわびているかのようだった。
296メロン名無しさん:02/07/31 23:31 ID:FJgFiOh6
読書の夏、ともスレの夏。
297メロン名無しさん:02/07/31 23:46 ID:XxJgwB.2
「雪だ!雪だ!雪だ〜!、うれしいな〜!」
雪がそんなにうれしいのだろうか。すっかり上機嫌の智。
「はしゃぎすぎだぞ、智」よみがけげんそうな顔でぼやく。
「だってさ〜雪がたっくさんつもったら〜そしたら皆で雪合戦できるじゃん!
だから嬉しくて嬉しくて〜」無邪気な顔で笑う智。
「その時にはまた、ちよちゃんにばかりぶつけて、いじめるつもりだろ?」
「へへへ〜ばれた〜?明日は学校でちよすけと雪合戦で勝負だ〜!」
と意気揚々の智。
「小学生か・・・オマエは・・・・」よみはあきれ果てた。
「ところでよみ〜、いまスゴク寒いけど、体だるくない?平気?」「ああ大丈夫だよ」
「それならいいけどさ〜、よみ、いきなり倒れないでよ〜?」「大丈夫だって」
よみは風邪をひいて10日ばかり寝込んで学校を休んでいた。かなりひどい風邪をこじられせて
いたが、今ではその影響は微塵も感じさせないくらい元気に回復していた。
298書き忘れ:02/07/31 23:50 ID:???
>>297=27- 冬物語〜ふたりの行方3…
299メロン名無しさん:02/07/31 23:57 ID:???
おまいら!とも好きならコレを許せるハズがねぇ!
とも好きじゃなくても許せんねぇ!
http://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/14cef8b4/bc/d/__hr_1027337255.jpg?bc5hFm9AsDjk0KEL
300メロン名無しさん:02/08/01 00:05 ID:???
何かと思ったら今さらその話か。
あちこちでガイシュツじゃよ。
301メロン名無しさん:02/08/01 00:06 ID:???
何?
302メロン名無しさん:02/08/01 00:07 ID:???
ガイシュツキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!

抗議文送った漏れは逝ってよしですか?
303メロン名無しさん:02/08/01 00:07 ID:oRmauk6s
なに?みれない・・・。
304メロン名無しさん:02/08/01 00:14 ID:???
>>92直近は>>236>>237
あずまんがcollege6
4月26日午後7時30分
「かんぱ〜い!」
大学生、十数人の笑い声がまわりに響いた。
GWを直前に控えた、週末ともあって、繁華街の中心にあるこの飲み屋もいつも以上の
喧騒に包まれている。
その中に、薄い桃色のワンピースにやや濃いめの赤いカーディガンを羽織っている大阪と、
ジーンズにジャケットという、ごくシンプルな格好の智の姿を見ることができる。
新ゼミ合同歓迎会と銘打たれたこの合コンに、智は大阪をおおかみな男どもから
守る為に強引に参加したのだった。しかし、いざ始まってみると参加者のノリが良く、
なかなか楽しく盛り上がって、智も大いに楽しまなきゃという気分になっていた。
「飲め飲め〜」智は、隣の男子にビールをと注いでいく
「いっき〜いっき〜」飲み終わると「まだまだ〜」といって更にお酒を注ぐ。
智のくりっとした瞳と、底抜けに明るい笑顔、そして元気の良すぎる声で
お酒を勧めれると、断ることなんてとてもできない。ちょっと押しの弱い男子にとって
は、悪夢のような展開になっていた。
305メロン名無しさん:02/08/01 00:15 ID:???
その隣にちょこんと座っている大阪は、ちょっと顔を赤らめながら、ピーチフィズに
口をつけている。「ともちゃんはげんきやな〜」とそんなことをぽんやりと考えていた。
そんな時、隣から声をかけられてはっと振り向く
「歩ちゃんて、関西のひとやん?」
「うん」大阪はちょっと恥ずかしくって声が小さくなる。
「よかった〜自分も関西人やから、東京では形見せまいねん」
やや背が高く青いシャツを着た、男子学生が、からっとしたで言った。
「自分はこてこての大阪人なんやけど、歩ちゃんは関西のどこ?」
「あんな〜私も大阪からきたんやけど、前は神戸やったねん、そやけど、そもそも
生まれたんは和歌山でな〜」のんびりとした調子で大阪は自分の遍歴を語った。
「ほんでも、あの子には大阪っていわれとるん?」
と、カラオケで絶叫している智のほうをみながら尋ねる。
「そうや〜」大阪はこくんと頷いた。
「かなわんな東京人は〜大阪の奴みたらみんな大阪かい」
あきれた感じでお手上げのポーズをとった。
そんな仕草が妙にわらえて、大阪も笑顔になり、
「ほやな〜ほんでも、みんなに言われてたら、なれても〜たよ」
それにつられて、その学生も笑い出した。
その時、「大阪〜」と、でかい声がしてきた。
「一緒に歌うぞ〜」舞台にあがった智が、大阪を手招きする。
「ほならいってくるわ〜」軽く挨拶して、大阪は智の方に歩いていった。
306メロン名無しさん:02/08/01 00:16 ID:???
「お疲れ様〜」
「ほんじゃ〜ね」
十数人の男女はそれぞれの方向に向かって別れていく。
「大阪〜、いくぞ〜」
「あんな〜智ちゃん、すごいねむいねん、おやすみや〜」
顔をまっかにした大阪が地べたにうずくまって寝転がろうとする。
「大阪〜ねるな〜ねたらしぬぞ〜」
智はなんとか起こそうとするが大阪は起き上がろうとしない。
「あ〜どうしたもんやら」智はゆかり先生の介抱をするにゃも先生の
苦労が少し分かったような気がした。
その時、智の横で1台のタクシーが止まった。そして
「お二人さん、タクシー乗ってかえり〜や」
と、1人の男子が声をかけた。
「これでなんとかなるやろ」と1枚のお札を智に渡しながら、タクシーの運転手に
「ふたり〜送ってって〜や」と声をかける。
智は「あ、ありがと〜」とおもわず、両手を合わせて感謝した。正に地獄に仏とは
正にこのことだ。「それじゃあ、また」
「ほなな〜歩ちゃんによろしくな〜」
その男子は軽く手を振った。タクシーは夜の街を走り始めた。
307メロン名無しさん:02/08/01 00:17 ID:???
「な〜大阪、あの人知ってるの?」
智の膝の上にもたれかかっている大阪はのんびりと答えた。
「あー、大阪人や」
(なんだそりゃ〜)ちょっとあきれた智は、視線を何とはなしにタクシーの窓の外に
向けた。夜を華やかに彩るネオン、繁華街を騒ぎながら歩いていく人の群れ、そして
行きかう車達が視界を流れていく。
(この広大な都会の中で、大阪と知り合ったことはもの凄い偶然のことだったのでは
ないだろうか?)ふとそんなことを思いついた智は、自分の思考をもう少しすすめて
みた。
(大阪とは幸運にも同じ大学で、そして同じ下宿で過ごすことができ、楽しかった
高校での思い出を、更に延長することができた。しかし、いつか大阪も男が好きになり、
智から離れていく日が来るのだろう。私が、暦から離れざるを得なかったように
・・・
人の交わりは永遠ではない、でもそれだからこそ、今の一瞬を大切に、後悔しない
ようにすごさないといけないのだろう・・・)
 「お客さん、あそこでいいのかい?」唐突に、運転手が話しかけた。
智は、少し首を振り、そして顔を上げて元気よく答えた。「うん、そこ〜横につけて〜」
智の膝の上に載った大阪がすやすやとした寝息をたてていた。
30827〜sideAsideB〜:02/08/01 00:29 ID:???
27その11〜14番外編をどうぞ。11〜14を見つつ、
sideAB両方を見比べてみてください。

27その11〜14番外編―
sideA〜Vol.1(話を智の視点でその1)

(・∀・)いや〜、大阪、わるいわるい!ほんの冗談のつもりだ
ったんだから許してよ〜。えっ冗談になってないって?そりゃ〜
わたしもやりすぎたかもしれないけどさ〜、でも大阪は少し
酒癖の悪さ直したほうがいいと思うよ。プッ、でもアタシが大阪
のカラダを攻めまくっているときホントに感じてたみたいだった
ぞ〜!あの時の大阪、可愛かったな〜顔赤くして泣き顔になっ
てるんだもん。今度またあんな風に悪酔いしたら、またしてやる
からな!今度はもっと気持ちよく・・・ 。
あれ?もしかして怒った?ごめんごめん!え?帰るって?
30927〜sideAsideB〜:02/08/01 00:30 ID:???
27その11〜14番外編―                      
sideA〜Vol.2(話を智の視点でその2)

(・A・)こんな時間に帰るなんて、だめだよ。あぶないよー!
大阪はいつもボーッとしてて特に危ないから、だめ、絶〜対だめ!
今日はアタシの部屋に泊まっていってよ。アタシのベッドで寝
ていいからさ。大阪はアタシにとって大事な友達だからね。
(´Д`) でも、アタシは最初大阪に押し倒されて「好きや」言われた時は
マジで驚いたよ。わたしにはよみがいるのに・・・って一瞬本気で考えち
ゃったよ―。こんなこと大阪にはいえないけどね・・・。
31027〜sideAsideB〜:02/08/01 00:31 ID:???
27その11〜14番外編―                      
sideB〜Vol.1(話を大阪の視点でその1)

゚(゚´Д`゚)゚ 智ちゃん、ひどい・・ひどいで。あんまりや。わたしは酔った勢い
の冗談やったのに。悪酔いしてしもたわたしのほうも悪いと思うけど、わた
しの唇にキスなんかして・・・。(ファーストキスもまだやったのに〜!)わたし
は頬にキスしただけやん。せやのに、智ちゃんはわたしの服まで脱がし
て、あんないやらしいこと・・・するなんて。わたしの、操をかえして〜!
っていいたいわ。智ちゃんの目がこんなんつりあがっとったもんやから
わたしホンマに怖かったわ。それに抵抗したけどカラダの力がぬけて、
逃げれんようになってしもたんや。(((( ;゚Д゚)))  
なんで?やて?あんなに気持ちええ・・・ (´Д`)、いや、せやから違う
って!もう〜!。ヽ(`Д´)ノわたしは、運動神経あらへんし、力も全然
ないからにげれんかっただけ。わたしはレズの気はあらへんって!
さっきゆうたやろ〜!
31127〜sideAsideB〜:02/08/01 00:32 ID:???
27その11〜14番外編―                      
sideB〜Vol.2(話を大阪の視点でその2)

(・∀・)でも、わたしが、怒って帰ろうとしとったとき、智ちゃんはさっきの
事謝りながら今日はもう夜遅くて危ないから、ってゆうて部屋に泊めてくれた。
わたしは別に帰っても平気やったけど、智ちゃんはホントに心配してわた
しをひきとめてくれた。その上、ベッドに寝かせてくれた。智ちゃんのベッド
やのに。わたしごっつうれしかった。
(・∀・)智ちゃんはいつも明るくて優しゅうて、ええ人や。わたしのあぶな
っかしい性格を心配してくれていろいろ気を使ってもろてることはわたしも
分かってる。智ちゃんはわたしにとって大切にせなあかん友達や。これ
からもよろしくな智ちゃん。
そういえば・・・智ちゃん!阪神応援にいかな〜!(゚∀゚) チケット予約せな〜!
でも巨人戦は取れそうにもないから中日戦にしとこ。
                           〜sideAsideB〜  ―終―
312大学生日記8 272の続き:02/08/01 00:57 ID:???
4月29日 とも
帰れないよ。昨日の夜のことを考えると。
目の前によみの顔があった。よみがなにをしようとしているのか、すぐにわかった。
私にキスしようとしている。
どうして。そんな。よみが。私に。
昨日の夜はお互いに寝ぼけていたことにした。「おやすみ」とだけ言って、自分の部屋に戻った。
今朝はよみと顔を会わさないようにして大学へ行った。
講義の内容なんか覚えていない。大阪とも会いたくなかった。
もう、帰れないよ。よみのいるアパートには帰れない。
家族にも会いたくない。混乱したまま、当てもなくさまよっていたら、
自分でも予想しなかった人の家の前にいた。

4/29 送信者 ゆかり
にゃもへ
驚いたわ。あのともが、私の家の前で泣きじゃくっていたのよ。
今は泣きつかれて、私のベッドで寝てる。
まさか、よみとともが、大学生のときの私たちを再現するとはね。
歴史は繰り返すってことか。
久しぶりに思い出したよ。にゃもが私に初めてキスをしてきたときのこと。
今では笑って話せることだけど、あのときは驚いたんだから。
ともは私がしばらく面倒を見るから、よみのほうは、にゃもにお願い。
にゃもなら、よみの気持ちがよくわかるでしょう。
なんだか、にゃもの体温を思い出して、落ち着かないわ。
私たちは、結局、どうやってただの友達に戻ったのだっけ?
313メロン名無しさん:02/08/01 01:10 ID:???
大学生日記新展開!そして新事実!!
ぎゃああああああああ!!!!!
314メロン名無しさん:02/08/01 01:18 ID:???
寝ようとしたら神、降臨か……


寝れねー!!!!!!……けど
>>312ありがとーーーーーーーーーー!!!!
315メロン名無しさん:02/08/01 01:21 ID:???
次回とんでもないことがっ!!!
316メロン名無しさん:02/08/01 02:51 ID:9eowjGro
すげー急展開。寝る前に見とこうと思ってきたらびっくりや〜
317メロン名無しさん:02/08/01 07:10 ID:???
どーしてこのスレの職人さんたちは、こんなにレベルが高いですか。
318メロン名無しさん:02/08/01 10:07 ID:???
本スレがだらしないだけです
31927- 冬物語〜ふたりの行方4:02/08/01 11:25 ID:???
「アタシはよみはバカだから風邪はひかないかと思ってたけどなー!」「な、なんだとー!」
「ばーか!ばーか!ばーか!ばーか!」笑顔でよみに言い続ける智。、
それを聞いて「バ・・・バカはおまえだ〜!!!」と、よみのおきまりの言葉が智に炸裂する。
「そういえばよみ、アンタすこし痩せた?」いきなり智がきりだした。
「ああ、そうかもな。食事もおかゆとか果物ばかりだったし、食欲もなかったからな」
「じゃあ、よみの胸、ちぢんじゃったんじゃないの〜?」といってよみの背後からよみの豊満な
胸を強くもみしだく智。その手つきはやけに淫靡に見えた。
「や・・・やめろよ〜やめろったら〜!」「へへへ〜!よみ、感じた?もっとしてあげようか?」
「バカ!」と、いつもの調子のふたり。
風邪が治り、久しぶりに学校来たとき元気になったのを、一番喜んでくれてたのは
智だった。あと、ちよちゃんに、自分が休んでいる間、智ちゃんはよみさんのこといつも心配して
いて少し寂しそうにしていましたよ、と聞かされたこともよみにとっては嬉しいことだった。
320メロン名無しさん:02/08/01 12:00 ID:???
>>318
本スレにこれ書かれても混乱すると思うが(w
321メロン名無しさん:02/08/01 15:01 ID:???
既出だが、このスレのおかげで原作をきれいな心で読めなくなった。
どうしてくれるんだ!
322メロン名無しさん:02/08/01 15:21 ID:???
>>321
なら、もう来なけりゃイイじゃん?
323メロン名無しさん:02/08/01 15:27 ID:???
すごい・・・プロですか貴方達は?
324メロン名無しさん:02/08/01 16:06 ID:???
>>321
もう戻れないぜ・・・
325メロン名無しさん:02/08/01 16:08 ID:SVEe04p.
>>321
あきらめて、ともちゃんとよみの愛の行方を見守ろうじゃないか。
326メロン名無しさん :02/08/01 16:29 ID:???
しかし、エロスレならガンガンイクとこ逝っちゃうのに、
少女漫画か旧少年誌レベルのプラトニックか寸止めマンセーな
所が激しく萌える。

くそ、まるで目の前に人参を吊るされた馬の気分だぜ(゚д゚)
とも「うーま、うーま」
よみ「うるせーっ!!」
327メロン名無しさん:02/08/01 17:01 ID:???
>>326
>しかし、エロスレならガンガンイクとこ逝っちゃうのに、
>少女漫画か旧少年誌レベルのプラトニックか寸止めマンセーな
>所が激しく萌える。

以前誰かが「郷愁」という言葉を軸に本スレで書いていたが、
俺もあずまんが大王自体にそんなイメージを感じる。

そんなカンジが出てるのがいいのではないかという、
適当な仮説をたった今思いついた。
328メロン名無しさん:02/08/01 17:45 ID:???
まるでLCLの中に身を浸しているような・・・
そんな心地よさがこのあにめにはある・・
32927- 冬物語〜ふたりの行方5:02/08/01 19:38 ID:???
それなのに、
「智、おまえはわたしが風邪ひいて休んでいる間、 口うるさいのがいなくてせいせいした〜
なんて思ってたんだろ?」と心にもないことを口にしたよみ。それを聞いて前を歩いていた
智の足がピタリとがとまる。
「アタシはずっーとよみのこと心配してたんだけどな〜?よみがひどい風邪をこじらせて
いるって聞いてさ〜」そういって智がよみの方をふりかえった。
「そんなこと言わないでよーよみー」笑顔の智の顔が少し悲しい表情に変わる。
「と・・・とも・・・ご、ごめん」
―わたしは智が家に見舞いに来てくれたことは知ってる。でも智に自分の風邪をうつしたくな
かったから、つい親に智に帰ってもらうように頼んだ。その時は、智に会いたくて仕方
だったけど、わざと風邪がひどいふりしてた。でも、ホントは智にそばにいてほしかった―。
そんな思いがよみの胸をいっぱいにした。
「アタシはさ〜、よみと会えなくて、すっごく寂しかったよ〜?」
「それにさ〜、電話をしたかったけど、よみに余計な気を使わせたくなくて、できなかったし」
「だからー、こーしていつものようによみと一緒にいられるのがすーっごく嬉しくてしかたないってわけよ〜!!」
いつもの可愛い笑顔で答える智。
そんな智のことばを聞いて、よみは返す言葉が出なかった。
33027- 冬物語〜ふたりの行方6 :02/08/01 19:45 ID:???
その時、智がニコっと笑って、「あのさー、よみー、あのねー」というと、
智は伸び上がって、よみの頬に片手を添えて目を閉じ、よみの唇に優しくキスをした。
よみの唇は柔かくて刃のように冷たかった。そして、静かに唇を離した。
「と・・・とも・・・?」
「よみー、ずっと好きだよ〜!だーいすき!、へへへ〜!」智の無邪気な声が
白い息とともに冬の景色に溶ける。
「・・・・・・・・・・」よみはしばらく黙り込んだ後、静かに口を開けてつぶやいた。
「わたしもだよ。智」
そういうと、よみは智にキスをやり返す。そして、智の跳ね髪を優しくなでた。
「智、ありがとう。わたしすごく嬉しいよ」
「わたしもずっと智のそばにいたい。」
「これからもずっと一緒だよな、智?」「あったりまえじゃんー!そんなの〜!」
「フフフ・・・・」「エへへ・・・」
共に笑い、見つめあうふたりだった。
33127- 冬物語〜ふたりの行方7:02/08/01 19:50 ID:???
そして―。
「なんか、ハラへっちゃったよ〜、よみ、はやくコンビニ行って肉まんでも食おうぜ〜!!」
「おっ、それはいいな、わたしもお腹すいたし」「もちろん、よみのおごりね!」
「だめだ!自分のお金で買え!」「よみのケチ〜!ケチ〜!ケチ〜!」「うるさい!」
「あ〜待ってよ〜よみー」相変わらずのよみ、とも。

いつのまにか、雪はやんでいた。
そして、雲を裂く大きな切れ間から眩しい太陽の光が差し込み、街のあちこち
を照らしていた。それはまるで光のカーテンのように空にかかっていた。


                       冬物語〜ふたりの行方 
                                         〜終〜
332メロン名無しさん:02/08/01 19:59 ID:???
純愛支持!
333329の挿絵:02/08/01 20:31 ID:???


  と・・・とも・・・        ,. ‐'"´ ̄`ヽ、        ,,,,,....、、、
                / ,-r-r、,-r、,.':,     ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
    ご、ごめん       / /   rvi   ヽ     /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\  
               / ィ'7///ァ/.,_ |i_li;  ゙i   レvi'Vぅ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
              /  ''く ' 〈_,ノ'i,__ノト;iハi     /   \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
               /  ,ォTヽ、     ノ !'        \_  \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
                / ./  ヽ. ヽ、二、イ !         ,|    >、;;;i、;;;;;;;\
            / / \   ',r-l´  ヽ!. !        / i__/  ゛y^\| ̄
             / /、  `'''i. i. l ,r‐'! l       ,L i |:::::/ _/:::::::`i.
              / ! \ , ``'i'l''" r1 i       ,i:::\ |::/_/:::::::::/::::|
          /  !   メ,,  ,,.i |,,  ,} !,!       |::〈::::::只:::::::::::V:::::::::::::|
334メロン名無しさん:02/08/01 22:14 ID:???
>>332
激しく同意!!
335メロン名無しさん:02/08/01 23:46 ID:???
やっと2ちゃん繋がったYO!
336智だけどさ:02/08/01 23:54 ID:???
そんなことより智だけどさ、ちょっと聞いて欲しいんだ。あんまり関係ないんだけどさ。
この間、暦から電話があったのよ。大学行ってからっていうものの お互いごたごたし
てて忙しかったから、もうすんげ〜久しぶりでさ。そしたらなんか沖縄リゾートにペア
旅行券が福引で当たったから一緒に行かないかって言ってくれるのよ。久びさに声を聞け
たってだけでも嬉しいのに、二人っきりで沖縄だよ沖縄。もうさ、感激のあまり泣くかと。
「私を一番に誘ってくれたんだな?」って聞いたらさ、電話越しにも暦が照れてるのが解っ
てさ、「おお、お前にさ、ほら、今度こそスイカでも割らせてやろうかとか思ってな」とか
訳の解んねー言い訳しちゃって、「私と一緒に行きたかったんだろ?」って言ったら「……
…そ、そうだよ」ってもう、なんて可愛いやつだ!
やっぱりさ、私達の仲ってさ〜、なんだかんだいっても最高なんだよな。
他人が見たら一見喧嘩ばっかりしてそうだけど、それはお互いを信頼しあってるからこそ
出来るじゃれあいであって、目があった時とかに照れた笑いを送りあったりして、ちゃんと
信頼を確認しあってるわけ。そんな雰囲気ってほんとにいいじゃないの。よくさ、暦は私に
付きまとわれて災難だっていう奴もいるけど、そんな何にも解ってない奴はすっこんでろ。ついで
にこんな時に「御使い行って来てくんない」って部屋に入って来た母親もすっこんでろ。
337智だけどさ:02/08/01 23:55 ID:???
で、それから数日はもう心は沖縄気分で うきうきしてたんだけど、私さ〜、大事なこと見落と
してたのよ。旅行の日程がさ、追試の期間と重なっていてさ〜。コレ受けないとちょっと落第し
そうだったのよ。
暦に電話した。暦やっぱり怒ってた。私も泣きたい。もう私ってアホかとバカかと思った。
で、私なりに、ほんとに悪かったし心から謝ったんだけど、なんと暦のやつがさ、「だったら
他の奴誘って行く!」と言うわけ。そこで私はブチ切れですよ。確かにせっかくのチケットだから
そうするのが普通かもしれないけどさ〜、そんなふうに言うことないじゃないの! お前が私と
一緒に行きたいって言ったのはなんだったのよ、と問い詰めたかったよ。ほんとに小一時間問い
詰めたかったよ。もっと残念がってくれよ。私だけかよこんなに残念に思ってるは。
338智だけどさ:02/08/01 23:56 ID:???
で、試験の前日、勉強する気なんて全然ないし、暦はもう沖縄に着いてる頃かな〜、誰と行った
んだろな〜 同じ大学の大阪かな〜、それとも新しい友達かもしれないな〜、なんてことを考えて
たんだけど、なんかもう鬱になって、昼過ぎなのにベットでごろごろしてたさ。そんな時に暦から
電話がかかって来たのよ。「おうおう暦さんよ、あんたは今、さぞかし澄んだ青空の下にいるん
だろね〜」って嫌味で言ってやったら、「ああそうだよ」ってケロって言うわけ。そこで私はまた
ブチ切れですよ。人がどういう気持ちで今ここにいると思っているんだよ!
「うるせ〜な〜、わざわざそんなこと言う為に電話したのかよ! こっちは今勉強中で忙しいんだ!」
って言ってやったら、すんげ〜嫌味な声で「嘘付けよ!」って。………そ、そりゃ勉強してたって
いうのは嘘だけどさ。そしたら続けて暦が「まだ寝てるんだろお前。さっきも言ったじゃん、今
すっげ〜いい天気じゃねーか。カーテン開けろよ」って言てさ。何気にカーテン開けたらさ、そし
たら―――暦がいやがるのよ! なななななななんで暦がここにいるんだよ〜!? 私は慌てて外
に出て「なんでだよ〜」って聞くと、暦が「お前、全然勉強してないだろ。またこんなこと
で二人の時間が減ったらイヤじゃないか。私が勉強見てやるよ」って。
そんとき、……………なんか時が止まったような感じがした。いろんな想いが一気に溢れ出た。
さっきまで暦に対していろいろ愚痴ってた自分への嫌悪感とやっぱり暦が好きっていう気持ちが、
なんか心の中でぐちゃぐちゃになって、言葉が出なかった。出なかったけど………出なかったけど。
339智だけどさ:02/08/01 23:57 ID:???
「お前、そんなことで沖縄行きやめたのかよ! それってバカだよ、アホだよ! 沖縄だよ沖縄。
しかも招待券で行けるんだよ。めったにないチャンスじゃないか! 私なんかほっといて行けば
いいじゃないの」……………ああもう、言いながら涙ぐんできた。私がうつむいてたら、暦が私の
頬を両手で包み込んで、ぐいって持ち上げるの。わわわ、今、私の目を見るなよ。泣いてるのが…
…バレバレじゃないか。
そして暦は私の目をじっと見て、「私は、お前と行きたかったって言ったじゃないか! それに
なんで泣き顔を隠す必要がある!?」って。―――ダメだ、その台詞って最強だよ。もう今の私
にとって最強の台詞。改めて思うよ。こんなにも私のことを大切に想ってくれる人が傍にいて
くれるなんて、なんて幸せなことなんだろうって。私、暦の胸にしがみついて泣いたさ。久しぶり
の暦のイイ匂い。やっぱ私、暦が好き。ほんとにほんとにほんとに暦が大好きだ。
まあ、あんまりこんなこと言うと百合かと勘違いされそうになるという諸刃の剣だけどね。
「お前 全然勉強してないだろ? 今日は徹夜だぞ。覚悟しとけ。それから来週、熱海の温泉でも行こう
か。沖縄のチケットはさ、大学の友達が買ってくれたんだ。あんまり高くなかったけど、熱海に
行くくらいにはなったし」って言ってくれてさ。もうもうもう、めっちゃ嬉しい! 思わずこの
まま勢いでキスでもしちゃいそう。しちゃったら怒るかな? あ〜あ、もう、今晩は勉強しなき
ゃいけないのに、勉強どころじゃないかもね(笑)
とりあえず、ちょっとだらだら書いちゃったけどさ、私はこれからもず〜っと暦が大好きだからね。って
ことなのよ。
340メロン名無しさん:02/08/02 00:06 ID:???
マシンガン・ガールズ・ラブ!
341メロン名無しさん:02/08/02 00:25 ID:???
とも×よみシリーズをコバルト文庫で、ひとつ。
342メロン名無しさん:02/08/02 00:25 ID:???
もはや、ともちゃん好きスレではなく、
ともとよみの純愛を生温かく見守るスレになっているよーな…

だが、それがイイ(゚□゚)
343メロン名無しさん:02/08/02 00:29 ID:???
ハーフタイムショーとしてのイロモノが、も少しあってもいいかな。
344大学生日記9 312の続き:02/08/02 00:36 ID:???
4/30 送信者 黒沢
おはよう、ゆかり
返事が朝になってごめん。本当に歴史は繰り返す、ね。
私はゆかりのこと、真剣だったのよ。でも、恋を続けるには、あんたは自由奔放すぎた。
なんてね、ゆかりだけのせいにしちゃだめね。
私たちは恋人よりも親友でいることが似合っていたってこと。
でも、ゆかりが初めての人だったのは、後悔していないよ。
せめて、水原と滝野が私たちみたいにならないよう願うのは、勝手なエゴかな?
午前のうちに、水原の様子を見にいくから。また電話する。

4月30日 とも
よみがいなくなった!
にゃもちゃんからの電話では、アパートにはよみがいないって。
どうしよう。携帯は電源切られてるし、よみの家にも帰っていない。
大阪や神楽やかおりんに電話しても、わからなかった。
あとは、心当たりは榊のところだけだ。
けど、榊とも連絡がつかない。
どうしよう。私のせいだ。私が無視したから。
私、どうしたらよかったんだろう。どうしたら、よみを悲しませずにすんだのだろう。
よみ、会いたいよ。今すぐ。
よみ。
34527―まぎらわしい?:02/08/02 00:36 ID:???
「よみーヤラせろ!」
「はぁ?」
「だからヤラセろって!!」
「だからなにをだ?」
「よみが、あーんすごく気持ちいい〜!もっとして〜!っていいたくなることだよ!
アタシがヤッてやるからヤラせろ!」
「!!・・・・・な、ななな、なにをいってるんだよオマエは!」
「肩もんでやろうと思っただけなんだけど?よみ最近肩こりがひどいっていってたじゃん?
よみはいったいなんだと思ってたわけ?それによみ、顔が真っ赤だよ?」
「そそ、それはだな・・・・」
「あ〜よみ〜今なんかいやらしいこと想像してたんでしょ〜?」
「バ、バカ違う!」
「よみのエッチ!エッチ〜!インラン〜!」
「まぎらわしいこというな〜!」
346メロン名無しさん:02/08/02 00:37 ID:???
>>337-339
イイ!!
ちょっと涙ぐんだyo
347メロン名無しさん:02/08/02 00:47 ID:???
寸止めエッチ、承認!
348メロン名無しさん:02/08/02 00:48 ID:???
 /::::::::::::::::::;::::::::;i:::::::::::::::::::::::::::::i、::::::::::::::::::::',
/:::::::::::::::::::/!::;::::i l::::::::::::::::::::::;::::,' i:::::::::::::::::::::i
::::::::::::::::::::/'トl、!i_ l::i!::::::::::::::/l::ム-l::i::;ィ:::::::::::::l
:::ィ::::::::::::::| リr,:!=,`:ド;:::::::::/‐ソ=、メ、リ l::::::::::::::|
/ l:::::ト;::|',i./ ,'0:::::::!.'、ヽ:/ i0:::::::i ヽ/'i:::;r:、:::i
! |:::| ヽ! {  !:::::::::::i     l:::::::::::l  }//  !::i
 /'、! (,l. ` ,.',、,、,、,'     ,',、、,、ノ、 ' ',')  /::::',
./::::ヽ、 | l i´'`"     ,    `"`ヾ; i /:::::::::', わたしのことネタにしないでよー!
'::::::::::::::>! !l    , -─‐- .、   i ! ,'"::::::::::::::::::
::::,. ‐'" '、 i.l   !,. -─‐- 、!   l !/``''‐-、::::::::
'"、    ヽ!i   !      i  ,..!/     `ヽ:
. ヾ     ``''-、'ー------‐'イ "´      //
349メロン名無しさん:02/08/02 00:50 ID:???
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
大学生日記&27氏新シリーズ!!!
350メロン名無しさん:02/08/02 00:53 ID:???
あずまきよひこ氏に見せてあげたいね
351メロン名無しさん:02/08/02 00:55 ID:???
>>344
よみ失踪!?
鍵は榊が握っているのか!?
352メロン名無しさん:02/08/02 01:50 ID:2BOY7hzM




とも「私は!よみが好きだと言うまで!愛撫するのを!やめない!」
353メロン名無しさん:02/08/02 02:21 ID:???
よみ「貴様は食ったシュークリームの数を覚えているか?」
35427-まぎらわしい?2:02/08/02 02:33 ID:???
「よみー、アタシ昨日、初めて大阪とヤッちゃったんだ・・・・」
「へ?なにをしたんだ、智?」
「女同士で二人でするものといえばきまってるじゃん?もうスゴーク気持ちよくて、
やみつきになっちゃうヤツ。アタシ大阪と4回もやっちゃったよ。
あーん、もうだめくせになりそう〜!」
「・・・わわわ、わたしにはなんのことだか、わ、わかんないな!」
「カラオケのデュエットなんだけど?つい熱唱してさ〜いや〜ハマるねあれには!」
「・・・・・・!!」
「よみーまたエッチなこと考えてるだろ〜!」
「ち、ちがったら〜!」
355メロン名無しさん:02/08/02 02:40 ID:???
>>336-339
女が読んでも泣ける純愛百合物…
スゲェ
ちょっと涙ぐんだYO
356索引1:02/08/02 02:49 ID:???
現在掲載数最多、27先生の作品が読みたい方は・・・
無題
>>27,>>72,>>88,>>100,>>119,>>122,>>123,>>132,>>133,>>135,>>136
357索引2:02/08/02 03:10 ID:???
136からわずか17時間後の新作!(題不明・とも×大阪の話)
>>152,>>172,>>175,>>186,>>189,>>197,>>198,>>200,>>203,>>204
>>250,>>251,>>253,>>254
358索引3:02/08/02 03:11 ID:???
引き続き27先生の作品・・・
152の話のその11〜14の番外編 〜sideAsideB〜
>>308-311
冬物語〜ふたりの行方
>>289,>>295,>>297,>>319,>>329(挿絵>>335),>>330,>>331
まぎらわしい?
>>345
359索引4:02/08/02 03:14 ID:???
44先生の大学生日記が読みたい方は・・・
>>44,>>58,>>80,>>128,>>194,>>229,>>272,>>312,>>344(現在継続中)

92先生のあずまんがcollegeを読みたい方は・・・
>>92,>>101-102,>>146-147,>>148-149,>>236-237,>>304-307(まだ続くかも?)
360索引4:02/08/02 03:15 ID:???
114先生のあずあとが読みたい方は・・・
リニューアル編 >>114-115
侵入編 >>231-233
侵食編 >>287-288

吉野家コピペ派生版の作品が読みたい方は・・・
水原暦編 >>155-156
滝野智編 >>336-339

空爆された絵を見たい方は・・・
>>181,>>191
その他、短編等が気になる方は・・・
>>74(ともflash) >>104(アニメ版より転載) >>164,>>214(福本キャラまでもが絶賛しています)
>>216(小学生日記) >>238(よみスレより転載) >>244(実況版より転載)
>>263-265(AA3部作) >>275,>>279(小ネタ) >>286(アニメ版より転載)
362メロン名無しさん:02/08/02 03:29 ID:???
やっと終わった・・・。
本当は2つくらいにまとめる予定でしたが、ハイリン規制がキツくて6個にもなってしまいました。

ともちゃんスレを最近知ったけどどこ読めばいいのかわからないって方は、
索引で読みたいところをたどっていけばおおよそのことはわかると思います。
もちろん、常連さんの方々も気軽に利用してください。
もっとも、利用するほどの価値があるのかどうかは定かではありませんが・・・。

リンクもれ等があったら気軽に言ってください。
「これもリンクした方がいいんじゃないの?」って意見もあったらどんどん言ってください。
あと、ここで作品を載せている神々の中で、自分の作品のリンクの仕方などに不満のある方も、
気軽に言ってくれて結構です。

最後に、索引自体がウザかったら即座に言ってください。
次からはやめますんで。

それでは、おやすみなさい。
363メロン名無しさん:02/08/02 03:34 ID:???
おつかれさん、助かるよ。
364索引(訂正・追加事項):02/08/02 04:11 ID:???
確認してたところ、さっそく誤りが見つかりました。
あと、俺が索引つくってる間に27先生の新作が届いていたようです。

訂正事項・索引3(>>358)の部分で
挿絵>>335 ×
挿絵>>333 ○

追加事項・同じく索引3で追加項目
まぎらわしい?
>>345,>>354


それでは、今度こそおやすみなさい。

>>363
そう言ってもらえると嬉しいです。
365メロン名無しさん:02/08/02 10:36 ID:nhmxYvcQ
今日の朝サンテレビで、魚の着ぐるみつけた智が魔法使ってた。
髪の毛も赤く染めてた。やっぱ夏休みだしなぁ。よみはおらんかった。
366メロン名無しさん:02/08/02 10:42 ID:???
>>361
>>104はエロパロ板からの転載です。
367メロン名無しさん:02/08/02 15:05 ID:???
なんかマジで原作者:あずまさんに見せてみたい。反応が楽しみ(w
368メロン名無しさん:02/08/02 18:23 ID:???
索引、超便利!
いい仕事だ!
369コピペすることしか・・・:02/08/02 18:49 ID:???
          , -~ ̄ ̄〜、
        /     ノつヽ、 
       /   _,;-='''~ ` ヾ、ヽ
       | -~ ―、  ー   ミ、|
        |彡/ ノ    ヽ   |ミ|
       .| (     !     ) |
       ヽ|     (。。 、   |;ノ  < 純愛の時代、到来です。
        ヽ.  / _ _、   /
         ヽ.、 `ー ', /
    ,――~ ̄| \` ー '_/ .|  ̄~――、
   |      |ヽ/ヽ ̄/\/|      ヽ
   |       |     |:|    |     | ヽ
  |  |  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  .|  |
  |   | |      多事争論      |  |  |
  |   | |  ┌――――――┐  | ,|   |
  | / ̄|  |   とも×よみ  |  | ̄\  |
  |     ..|  └──────┘  |    |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
370メロン名無しさん:02/08/02 20:34 ID:???
良い時代が来たなぁ…
371メロン名無しさん:02/08/02 20:56 ID:???
索引作成おつかれさま〜
すごく助かります♪
37227−まぎらわしい?3:02/08/02 22:23 ID:???
ドサッ。
智はよみをいきなり部屋の床に押し倒した。

「智?なんだよ?いきなり」
「よみーしようよー!アタシもう、ヤリたくてしかたないんだ〜
あんなビデオみたらさー興奮して、ついこうやりたくなっちゃったってわけよ〜!よみ,だからヤラせろ!」
「ち、ちょっとまて・・・!まだ、心の準備が・・。わたしも、智の
き、気持ちはわからんでもないんだが!あー!いやいや・・・、なにをいってるんだろわたし・・、
そうじゃなくてー!お、女同士でこ、こういうこと、してもい、いいのか?ま、まずいんじゃないかな?」
「いいじゃん〜!この部屋には誰もいないんだだしーよみとアタシふたりっきり・・・へへ〜!
だから、いいのだ〜!アタシはこれヤルの大好きだから、やっちゃうよー!よみー覚悟〜!」
「あ・・・・胸を揉むなよ〜!」
「だって〜よみがみせてくれた小川直也対橋本の試合のビデオみたらつい興奮しちゃって〜だからうりゃ〜!
そりゃ〜!マウントボジション〜!」
「やめろ〜!いたた〜!やっぱり智にみせるんじゃなかった〜!ぎぇ〜!」

―プロレスごっこをするよみ、とも。
373メロン名無しさん:02/08/02 22:33 ID:???
アニメ板のよみスレに「智からの手紙1」っていうSSがあるよ。
374オープニングのつづき:02/08/02 23:46 ID:???
 巨大なタイトルロゴがともの脇腹を痛打。
 予想をはるかに上回るその衝撃に、顔をゆがめるとも。
 そのまま派手にふっ飛ばされ、地面に墜落する。舞い上がる砂ぼこり。
 あわてて駆け寄るよみ達。
よみ「とも!大丈夫かっ」
 ぐったりとしたともを抱きかかえるよみ。
 その腹部が真っ赤に染まっているのに気づき、愕然とする。
 とも、うすく開いた目をよみに向け、かすかにつぶやく。
とも「よ… み?」
よみ「大丈夫か!?」
 ともの呼吸が次第に弱くなっていく。
とも「私…、 だめ みたい …」
よみ「なっ、何いってんだよっ!?」
とも「いろいろ…迷惑 かけて、 ごめんね」
 やさしい笑みを浮かべながら、静かに目を閉じるとも。
よみ「とも!? …」
 間。ともの返事はない。
 …その間を打ち消すように、まくしたてるよみ。
よみ「バカっ!何あやまってんだよっ!あやまったって許さねーよ!
   どれだけ私に迷惑かけたと思ってんだよ!おいっ! …」
 さらに、間。
 …あふれ出てくる涙を止められないよみ。
よみ「おいっ…。 聞いてんのかよとも…。 起きろよ…。
   もっと、…もっと 迷惑かけていいからさぁ…。 なぁ…」
 ともの体をきつく抱きながらむせび泣くよみ。
 他の四人は、その様子をただ見守ることしかできない。
 
 
とも(どうしよう。まいったな。
   「ドッキリでしたー!」って言うタイミング逃しちゃったよ。
   まぁ…いいか。よみのだっこ気持ちいいし、しばらくだまっとこ…)
375メロン名無しさん:02/08/02 23:50 ID:???
>>374
(・∀・)イイ!
376メロン名無しさん:02/08/02 23:52 ID:???
>>374
ドッキリでヨカタ・・・。
377メロン名無しさん:02/08/02 23:56 ID:???
            __,,,,_
            /´      ̄`ヽ,
            / 〃  _,ァ---‐一ヘヽ
         i  /´       リ}
          |   〉.   -‐   '''ー {!   良いスレですね
          |   |   ‐ー  くー |
           ヤヽリ ´゚  ,r "_,,>、 ゚'}     いつも読んでますよ
         ヽ_」     ト‐=‐ァ' !  
          ゝ i、   ` `二´' 丿
              r|、` '' ー--‐f´
         _/ | \    /|\_
       / ̄/  | /`又´\|  |  ̄\
378メロン名無しさん:02/08/03 00:10 ID:???
ともはいるか?お前に惚れた馬鹿がいる

それは私だ。
最初に言っておくが、私はレズじゃない。
そういうのには全く興味ないし、あまりいい事じゃないと思う。
でも、とものはしゃぐ姿を見ていたある日、私の中の(何か)が大きく膨らみはじめたんだ。
いつの間にかとものボケを期待していたり、授業の最中にともの事を
思い出したりするようになっていたんだ。
ああ、最初はヘンだと思ったさ。でも、ある日をさかいに、私の中の(何か)がはじけたんだ。
私はいつでも智といたいと考えるようになっていた。

74回・・・これは私が原作中でともにツッコんだ正確な数字だ。
おそらくともは、私のツッコミを全ては覚えてはいないだろうと思う。
だが、これだけは覚えておいてほしい。
私は常にともの近くにいるという事をだ。

登校途中に、首筋に熱い吐息を感じたら、それは私だ。
授業中に妙に熱い視線を感じたら、それは私だ。
特に意味もない電話がかかってきたら、それは私だ。
そして、もしこの先ともが私に告白されるような事があれば・・・。

ともがこれを読んでいる今も、私はともの事を考えている。
379メロン名無しさん:02/08/03 01:08 ID:???
妄想力と数百円。夏のとも文庫
380メロン名無しさん:02/08/03 01:28 ID:???
   | \
   |Д`) カミガイナイ・・モエモエ スルナラ イマノウチ
   |⊂
   |


     ♪  Å
   ♪   / \   トモ タン
      ヽ(´Д`;)ノ   トモ タン
         (  へ)    トモ タン タン
          く       タン



   ♪    Å
     ♪ / \   ヨミ タン
      ヽ(;´Д`)ノ  ヨミ タン
         (へ  )    ヨミ タン タン
             >    タン
381メロン名無しさん:02/08/03 01:51 ID:???
>>92直近は>>304>>307
あずまんがcollege7
5月2日午後6時30分
一人の少女が列車の窓に顔を近づけて佇んでいた。
茶色がかったロングヘアをなびかせ、オーソドックスなめがねをかけた暦と呼ばれる
少女は、窓に映った自分の姿と、沈みつつある夕陽を物憂げな表情で見つめている。
新生活が始まって1ヶ月、大学の講義は思ったより興味深いものだったし、(中には
つまらない授業もあるが)そのうち友人になれるかもしれない、気の合う学生もいる。
今の生活にはさほどの不満があるわけではなかった。
しかし、最近夕暮れ時になると、心の底がぽっかりと開いてしまったようで、急に
不安を感じるようになってしまった。初めは気のせいかなと思っていたが、徐々に
その穴は大きくなりつつあるようで、それが暦の心をよけいに苛立たせた。
原因は分かっていた。少なくとも分かっているつもりだった。
382メロン名無しさん:02/08/03 01:53 ID:???
「智・・・」思わず口にだしてしまい、はっと口に手をあてる。
智とは小学校からずっと同じ学校、同じクラスだった。自分も智も「腐れ縁」と
言っていたが、逆にいえば、それほど二人が一緒にいることが自然なことだと
いえた。いつから自分が元気にはしゃぎすぎる智をたしなめる、お姉さん役を
演じることになったのかは分からないが・・・
(今頃なにをしているのだろう)
ふと、そんなことに想いを巡らせた。大阪と二人で下宿生活をしているらしいが、
ちゃんと飯をつくっているんだろうか、料理真っ黒こげにしていないだろうか、
遅刻せずに大学いっているのか・・・
あまりにも親ばかっぽい発想を自分がしたことに気がつき、暦はちょっとあきれて
苦笑した。
「会いたいな・・・」
他の人に聞こえないように、軽く呟いてみた。
高校を卒業する前までは、智と毎日会わなくなることが、こんなに寂しくなる
なんて思いもよらなかった。二人が離れ離れにになるまで、本当の思いに気がつかな
かった自分の鈍感さが、途方もなく嫌になっていた。
383メロン名無しさん:02/08/03 01:53 ID:???
暦の手は無意識にバッグに閉まってある携帯を探り当てた。反射的に取り出し、
自分の目元に近づける。液晶を眺め、智の電話番号を検索する。
その時、着信音が鳴った。
「よ〜よみ」
ばかにでかい、そして懐かしい声がする。
「とも・・・」
「元気でやっとる〜?」
「ま、まあな」
「ところでさ〜今日暇?」
「あ、ああ〜何も予定ないよ」
「じゃ〜家にこいよ〜ちょっと食いきれないんだよ〜」
「料理をつくりすぎたのか、相変わらずばかだな」
「ばかってゆーな、でも暦が来てくれたら百人力だな」
「百人力ってゆーな」
悲しくもないのに涙がとまらなかった。そして、自分の視界が急にぼやけていくのを
感じた。
384大学生日記10 344の続き:02/08/03 01:55 ID:???
五月一日 よみ
海の上から見る夜空はとてもきれいだ。これが本当の日本の星々なんだろう。
クルーザーは順調に西へ向かって航海している。
昨日はあまりに混乱していて、何も書けなかった。
ともは何も言わなかっけれど、私を軽蔑しているに違いない。
あのアパートにはいられなかった。
発作のように、榊のマンションをたずねた。榊なら理由を聞かずに、しばらくは居させてくれると期待して。
実際には、榊は西表島への旅行の準備をしていた。
やはり榊一人だけでマンションでマヤーを飼うの無理だったらしい。
最善の策として、マヤーを故郷へ帰すのだという。
私はとっさに、一緒に連れて行ってくれと頼んでいた。
榊は言葉少なに引き受けてくれた。
私と榊とマヤーは、ちよちゃんの親戚の自家用クルーザーに乗せてもらった。
これなら誰にも見つからずに、マヤーを連れて行ける。
しかし、私の頭にはマヤーのことなど、ほとんどない。ただ、いまは少しでもともから遠くへ離れたかった。
「逃げてどうなる」と、私のつっこみ人格が頭の中でどなっている。
そんなことはわかっているんだ。ただ、ともから拒否や侮蔑の言葉を聞きたくないだけなんだ。
だから、ともから離れなくては。

5/1 榊
よみは何も言わない。でも、ともと何かがあったらしいことは、私にもわかる。
よみの家かともに連絡をするべきかとも思うが、
それは、よみがしなくてはならないことなのだろう。

今夜はマヤーをしっかり抱いて眠ろう。
ああ、マヤー、マヤー、獣医になったら、必ず西表島に移住するから、また毎日会おうね。
ああ、ああ、ああ。
385メロン名無しさん:02/08/03 02:10 ID:???
本日の神降臨タイムキター!
あずまんがcollegeは待望のよみ登場!
大学生日記は・・・西表島!?
ああ、マヤー・・・。

どっちも続きが楽しみでつ。
386メロン名無しさん:02/08/03 02:17 ID:???
よみスレにあった漫画板のSSのコピペ。

「回転防御だなんて……最後までバカなんだから………」
火葬場を後にした水原暦は、天へと登る一筋の灰を見上げ、呟いた。
涙はさすがに出尽くしたはずなのに、棺と共に焼かる友人の姿に、
もう一度泣いた。
「……バヵ…」
仲間達と別れ、一人事故現場までやって来ると、
牛乳ビンに添えられた一輪の花が水原暦を出迎えた。
黄色のお日様みたいな小さな花が、寂しく揺れていた。
「……とも」
繰り返し続けた、名前。
もう二度と彼女に対して使われる事の無い、音。
「…………バカ………バカバカバカバカバカァっっ!!!」
突然、水原暦は人目もはばからずに叫んでいた。
それが、出会った頃からその終わりまで彼女を形容する全てだったから。
そう思わなければこの別れを信じられず、抜け出せなくなってしまうから。
だけど、動けなくなった。
人を型どったチョークの線は、やはり、親友の最後なのだ。
不敵な笑みを浮かべて、人をおちょくる少女はもういないのだ。
この世界のどこを探しても、おそらく見つからないのだ。
死は、そういう物だから。
「……じゃーな」
思っていたよりすんなりと、声に出た。
だから、背を向けて歩き始めた水原暦は、もう降り返らなかった。

『またな』

街の喧騒と風の中で、そんな声が聞こえた。
それだけだった。
387メロン名無しさん:02/08/03 02:18 ID:???
続き。

ピッピッピッ…ピ―――――――――――……
命を刻む電子音が、その日、ピリオドを奏でた。
ベッドの上には老婆。
不思議とその顔は、死を向えながらも幸せに満ちている。
老婆を囲むのは家族。
それぞれが、思い思いの言葉をかけ、
ある者は泣き、またある者は必死に皮と骨だけの手を握り締め、叫んだ。
だけどその声も、もう届かない。
老婆は、そんな場所にいるのだ。
水原暦、享年92歳。
彼女は家族に看取られて、笑顔のままこの世を去った。
388メロン名無しさん:02/08/03 02:20 ID:???
さらに続き。

『……また、逢えたね』
生涯を終え、闇へと沈む死者の意識が聞いたのは懐かしい響き。
知り合いの声だと思い出した水原暦がその主を探すと、すぐ側に気配を感じた。
数年前に光を失った老いた目でも、それが誰なのかくらいは理解できた。
少女が、立っていた。
水原暦が過去に置き去りにした大切な友達――滝野智が、そこにいた。
「久しぶり。元気だった?」
いたずらっ子特有の不敵な笑みを見せる少女は、へへっと頬を歪ませ、
『まぁ、死んでから元気も何もないんだけどね』
やはり記憶のままに接してくれた。
それが嬉しかったのだろうか、水原暦の瞳からは止め処もない涙が溢れ、
彼女もそれを止めれなかった。
『よみってばあんまり遅いからさぁ、わざわざ私が迎えに―――』
水原暦は最後まで言わせなかった。
突然親友に抱き締められた滝野智は激しく動揺するが、水原暦は構わなかった。
そう、あの日からずっと、親友に対して届けたい言葉が彼女にはあるのだ。
「人に心配をかけるな! みんなを悲しませるなよ!! バカともっ!!!」
力の限り声を上げ、胸いっぱいの想いを親友にぶつけた。
何故なら、それが二人の再会だから。
もう悲しむことも、苦しむことも二人には無いのだ。
―――だから、泣くのはこれが最後だと水原暦は言う。
滝野智もそんな親友にとびきりの笑みを浮べ、共に優しく手を取り合った。
刻を経て二人がまた昔みたい笑い合える頃には、
一つに混ざり合う魂が天へと向ってどこまでも高く昇って行った。
喜びは果てしなく広がる世界に消えて、そして見えなくなった。
389メロン名無しさん:02/08/03 06:24 ID:???
( つД`)
390メロン名無しさん:02/08/03 07:35 ID:???
これほど躍る心で2ちゃんを見たことがあるだろうか。
391メロン名無しさん:02/08/03 08:41 ID:???
どれもみんな名作…
ウワァーン。゜(゚´Д`゚)゜。
392メロン名無しさん:02/08/03 08:55 ID:???
          ,,,,,,,..........,
       ./"´:;;::;;;: ::::;::"ソヽ
       / ,ヘ〜-ー'´⌒``ヽ:ヽ
      / ノ 彡:三:三:三:ミ |: \
      | |. __,,;;ィ  t;;;;,,,_ :ヽ |   アメリカ合衆国は
       | |シ ,ィェィ') (.ィェィ、 ミ| |
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        _,〉、ゝ '""'ノ/:|
      __,,ィ';;;;ト `ニニ: ::..ノ|ヽ、_
 -ー''''"";;;;;;;;;;;;ヽ \::::::::/ /;;;;;;;;;;;`''ー-、,,,,__
 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ   ><  /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;"''
 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ /|;;;jヽ、/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
393メロン名無しさん:02/08/03 09:29 ID:???
このスレ読んだら、ともがよみ以外、
よみがとも以外のキャラとエッチしたりするSSを読むと
なんだか悲しい気分になるようになってしまった・・・。
394メロン名無しさん:02/08/03 11:45 ID:lwyHvNE2

     ┏━━━━━━━┓
     ┃       ┃
     ┃ ともスレに ┃
     ┃ 3000点 ┃
     ┗━━━━━━━┛
         ,.-'" ̄ ̄ヽ、
        /ヽ____ゝヽ
        |  } ニ ニ | |
        ヽ_|  /」  |_ノ
         ヽ、-==‐ /
          _}ー‐‐‐'〉、_
        _,.-'< ヽ、  / ゝ ``‐、
      /    ̄ ̄ Y'  ̄    (ニ)=ヽ
 ____|______|______|_ll_
     ___________
       │┼ |ヽ ┼‐ l  l |ヽ 
        レd、 つ |二 レ │ つ 
     
395メロン名無しさん:02/08/03 19:42 ID:???
>>393
はげどー。
なんか複雑な感じがするのよね・・・。
396メロン名無しさん:02/08/03 20:28 ID:ujxgF63U
よみ「線香花火、きれいだなー」
とも「うん・・・」
よみ「どうしたんだ?浮かない顔して。久々に会えたのにさー。あ・・・消えた」
とも「よみ・・・あたし、怖いんだ」
よみ「え?何が?」
とも「今まで色々忙しくて、当分会ってなかったでしょ。その間考えてたんだけど、
大学になって、高校のみんながバラバラになっちゃったじゃん。それで、一緒に遊
んだりする機会がほとんど無くなっちゃったよね」
よみ「・・・確かにそうだな。榊は北海道に行ったし、ちよちゃんなんてハーバー
ド大学に行っちゃったもんなぁ・・・」
とも「それで、この先の事考えてたら怖くなっちゃったんだ。みんな別々の道を
歩いていって、最後には縁が消えちゃうのかな、って・・・。この線香花火みたい
に・・・」
よみ「それは、違う。離ればなれになっても、みんなずっと親友だ」
とも「・・・そんなの、口ばっかりじゃないか」
よみ「・・・とも・・・?」

初めて書いてみたんですが、続けてもよろしいですか?
397メロン名無しさん:02/08/03 20:31 ID:???
>>369
続けてください。
おながいしまつ。
398メロン名無しさん:02/08/03 20:42 ID:???
>>92直近は>>381->>383
あずまんがcollege8
5月2日午後7時
「ともちゃん、ど〜やったん?」
黄色のキュロットにペンギンの絵柄のTシャツという、ラフな格好をした大阪が携帯の
電源を切っている智に尋ねた。
「OK、よみ来るって〜」
智は軽く親指を上にたてた。そしてにやりとした笑顔をつくり、
「暦、泣いてよろこんどったぞ〜なんか3日も飯食ってなかったみたいだ。」
「そ〜なんか」大阪は細い腕を組んでうんうん頷いて
「よみちゃんて、食いしん坊やさんやからな〜」
(あどけない顔して結構きついことゆ〜な)と思った智だったが、口にしたのは別の事
だった。
「よおっし〜大阪、それじゃあ、飯つくるぞ〜」
「お〜」
今日は、バーベキューである、実家から持ってきた焼肉用の鉄板をこたつの上にセット
して、近くのスーパーで調達した食材を並べていく。
「なーともちゃん」
「よみちゃんっていつこっちに来んの?」
大阪は自分の誕生日にちよちゃんからもらった、ねここねこ柄の薄いピンクの
エプロンを着けながら尋ねた。
399メロン名無しさん:02/08/03 20:43 ID:???
「えーと、乗り換えやなんやらで1時間くらいかかるっていってたな〜」
智は下唇に人差し指を当てながら答えた。
「ほんならや〜先に食材を切っておかへん?。よみちゃんが来たらすぐたべられる
よ〜に」
「おおっ大阪成長したな」
その時、呼び出しブザーがなった。
「はいは〜い」ちょっと駆け足で智が玄関にでていく。
「ちわ〜宅配便です。春日さんですか?」
「えっ春日ってだれだっけ?」
不思議そうな顔をした智に、業者の若い男性は少し困惑した表情になって
「えっ確かここは、305号室ですよね、305号室の春日歩さん」
その時、台所の奥のほうからかわいい声がした。
「春日歩ってそら私の事や〜」
「えっあんた名前、大阪でしょ」
400メロン名無しさん:02/08/03 20:44 ID:???
「いや〜ごめんごめん」
「ともちゃん、私の名前忘れんといてや〜」
ちょっとふくれっ面をした大阪だったが、配達物に対する興味の方が上回ったみたいで
真剣な表情で袋をはさみで空けていく。
「あー和歌山のおばあちゃんからや〜、なんやろう?」
包みをあけると当たり一面に香ばしい匂いがたちこめている。
そして中に一枚のメモ用紙が入っている。
「歩ちゃんへ、裏の畑でとれた松茸や椎茸を送るんで食べてな〜」
「松茸!!」二人は大声をあげ顔を見合わせた。
401メロン名無しさん:02/08/03 20:45 ID:???
「まつたけか〜」
開封されたばかりの包みを二人は瞬きもせずに、じっと見つめていたが、
智は唐突に言った。
「食べよう」
「えっよみちゃんが来るまでまてへんの〜」
「えっと、全部じゃなくって、ちょっと1個か2個だけ…
もちろん、よみの分はちゃんと残しておくよ」大阪の反論にあわてて付け加える。
「ほんならや〜ええかも」
中途半端に納得した大阪に、智はすかさず
「よし、鉄板に油ひくぞ〜」と宣言した。
402メロン名無しさん:02/08/03 20:46 ID:???
10分後…
「じゅわ〜」
「しっかり焼けよ〜」臨時鍋奉行に就任した智が、逸る大阪に注意を与える。
「ほやけど〜ええにおいやな〜」
思わずつばがでそうになって、ゴクリとのどを鳴らす大阪。
「も〜ええんちゃう?」
「よしっ許可をあたえる!」といったが矢先、智と大阪はひときわ大きい松茸に箸を伸ばした。
「おいしいなあ〜しあわせや〜」
「松茸最高だな〜」
「松茸じゃない茸も入っているねんけど」
「はふはふ、細かいことはきにするな」
「それに今は松茸の時期やったっけ〜」
「はふはふ、細かいことはきにするな」
403メロン名無しさん:02/08/03 20:47 ID:???
はふ〜
「あっ、だいぶ食べてもた」
ふと大阪が気付くと、宅配で送られてきた松茸が半分くらいなくなっていた。
「しまったな〜」智はちょっと頭をかいた。
「でも暦の分まだのこっているからいいか〜」
あまり過ぎ去ったことを後悔する性格ではない。
「そやな〜」あっさり答える大阪、こちらも同様らしい。
小腹が満たされた智は、中断していた食材づくりを再開しなきゃ〜とおもったが、
気分が変だ。
何か身体が熱い、熱がでたのかな、そんなことはないはずだが
ふと隣をみると、大阪は顔を真っ赤にしていた。
404メロン名無しさん:02/08/03 21:54 ID:???
こ、この展開は!!
405メロン名無しさん:02/08/03 21:59 ID:???
>>92
あずまんがcollege9
5月2日7時30分
「ふんふ〜ん」
少し調子の外れた鼻歌を出した暦が、ホームと改札を結ぶ階段を降りていく。家路に
急ぐサラリーマンや学生で駅が大変混雑していることなど、全く気にならない。
(ともに会える)
さっき、智から「家にこいよ」という電話があった時は本当に嬉しかった。智が自分を
忘れていなかったことが本当に…思わず涙があふれでてしまった。あの元気な、
はしゃぎすぎて暴走してしまうくらい元気な仕草や、人をからかう子悪魔のような
表情を見ることができる。そんなことを考えただけで、心が弾んでくる。
「ふんふふ〜ん」暦の鼻歌はボルテージが上がる一方だった。
(そうだ、夕食が終わったら、智と大阪をカラオケに連れて行こう。あいつらは私が、
歌が下手だとかいうが、本当に心のこもった歌というのが、技倆の巧拙など軽く
超えてしまうことを知らしめてやろう。)
暦はほとんどスキップに近い軽快な足取りで、人ごみでごった返す改札口をくぐり
ぬけていった。
406ともの海:02/08/03 22:17 ID:???
1


ザアァ・・ぬけるような青空に紺碧の海。
遠景に積乱雲と水平線を臨み、近景に配された砂丘はどこまでも
白い。
何度目かの夏をココで過ごしているいつもの面々。
「ねえ、前から思ってたんだけどあの沖にある小島って何?
どうなってんの?」
智は照りつける直射日光に顔をしかめつつ指差した。

「え〜と、私もよくは知らないのですが地元の人たちの話だと
どうも、海神さまを祀ってるお社があるとかで祭事が無い時は
誰も近づいてはいけないそうです」
即座に答えるちよ、少し背が伸びたようだ。

「へ、なんで?行っちゃダメなの?」
「みだりに近づくと海神さまの怒りに触れるそうですよ、それに・・・・」
「ふーん・・・・・よーしちょっと行ってみよう!」
「バカかおまえ?ちよちゃんの話聞いてなかったのか?わざとか?」
いつもと変らぬ鋭いツッコミをすかさず入れるメガネ少女よみ。
「あのともちゃん、なんにしてもあんな沖に行くのは危ないですよ
それに・・・・」
「おーい!神楽ぁ〜大阪ぁ〜!島行こうぜ島、あの沖の小島に!」
「おお!なんだ?面白そうだな、行くか!」
「ええ?あんな沖まで行くん?大丈夫やろか?」
ちよの再三の忠告を一歳無視し、智は神楽と大阪の方へ走り出した。
407ともの海:02/08/03 22:17 ID:???
1


ザアァ・・ぬけるような青空に紺碧の海。
遠景に積乱雲と水平線を臨み、近景に配された砂丘はどこまでも
白い。
何度目かの夏をココで過ごしているいつもの面々。
「ねえ、前から思ってたんだけどあの沖にある小島って何?
どうなってんの?」
智は照りつける直射日光に顔をしかめつつ指差した。

「え〜と、私もよくは知らないのですが地元の人たちの話だと
どうも、海神さまを祀ってるお社があるとかで祭事が無い時は
誰も近づいてはいけないそうです」
即座に答えるちよ、少し背が伸びたようだ。

「へ、なんで?行っちゃダメなの?」
「みだりに近づくと海神さまの怒りに触れるそうですよ、それに・・・・」
「ふーん・・・・・よーしちょっと行ってみよう!」
「バカかおまえ?ちよちゃんの話聞いてなかったのか?わざとか?」
いつもと変らぬ鋭いツッコミをすかさず入れるメガネ少女よみ。
「あのともちゃん、なんにしてもあんな沖に行くのは危ないですよ
それに・・・・」
「おーい!神楽ぁ〜大阪ぁ〜!島行こうぜ島、あの沖の小島に!」
「おお!なんだ?面白そうだな、行くか!」
「ええ?あんな沖まで行くん?大丈夫やろか?」
ちよの再三の忠告を一歳無視し、智は神楽と大阪の方へ走り出した。
408ともの海:02/08/03 22:17 ID:???
1


ザアァ・・ぬけるような青空に紺碧の海。
遠景に積乱雲と水平線を臨み、近景に配された砂丘はどこまでも
白い。
何度目かの夏をココで過ごしているいつもの面々。
「ねえ、前から思ってたんだけどあの沖にある小島って何?
どうなってんの?」
智は照りつける直射日光に顔をしかめつつ指差した。

「え〜と、私もよくは知らないのですが地元の人たちの話だと
どうも、海神さまを祀ってるお社があるとかで祭事が無い時は
誰も近づいてはいけないそうです」
即座に答えるちよ、少し背が伸びたようだ。

「へ、なんで?行っちゃダメなの?」
「みだりに近づくと海神さまの怒りに触れるそうですよ、それに・・・・」
「ふーん・・・・・よーしちょっと行ってみよう!」
「バカかおまえ?ちよちゃんの話聞いてなかったのか?わざとか?」
いつもと変らぬ鋭いツッコミをすかさず入れるメガネ少女よみ。
「あのともちゃん、なんにしてもあんな沖に行くのは危ないですよ
それに・・・・」
「おーい!神楽ぁ〜大阪ぁ〜!島行こうぜ島、あの沖の小島に!」
「おお!なんだ?面白そうだな、行くか!」
「ええ?あんな沖まで行くん?大丈夫やろか?」
ちよの再三の忠告を一歳無視し、智は神楽と大阪の方へ走り出した。
409ともの海:02/08/03 22:18 ID:???
1


ザアァ・・ぬけるような青空に紺碧の海。
遠景に積乱雲と水平線を臨み、近景に配された砂丘はどこまでも
白い。
何度目かの夏をココで過ごしているいつもの面々。
「ねえ、前から思ってたんだけどあの沖にある小島って何?
どうなってんの?」
智は照りつける直射日光に顔をしかめつつ指差した。

「え〜と、私もよくは知らないのですが地元の人たちの話だと
どうも、海神さまを祀ってるお社があるとかで祭事が無い時は
誰も近づいてはいけないそうです」
即座に答えるちよ、少し背が伸びたようだ。

「へ、なんで?行っちゃダメなの?」
「みだりに近づくと海神さまの怒りに触れるそうですよ、それに・・・・」
「ふーん・・・・・よーしちょっと行ってみよう!」
「バカかおまえ?ちよちゃんの話聞いてなかったのか?わざとか?」
いつもと変らぬ鋭いツッコミをすかさず入れるメガネ少女よみ。
「あのともちゃん、なんにしてもあんな沖に行くのは危ないですよ
それに・・・・」
「おーい!神楽ぁ〜大阪ぁ〜!島行こうぜ島、あの沖の小島に!」
「おお!なんだ?面白そうだな、行くか!」
「ええ?あんな沖まで行くん?大丈夫やろか?」
ちよの再三の忠告を一歳無視し、智は神楽と大阪の方へ走り出した。
410ともの海:02/08/03 22:18 ID:???
1


ザアァ・・ぬけるような青空に紺碧の海。
遠景に積乱雲と水平線を臨み、近景に配された砂丘はどこまでも
白い。
何度目かの夏をココで過ごしているいつもの面々。
「ねえ、前から思ってたんだけどあの沖にある小島って何?
どうなってんの?」
智は照りつける直射日光に顔をしかめつつ指差した。

「え〜と、私もよくは知らないのですが地元の人たちの話だと
どうも、海神さまを祀ってるお社があるとかで祭事が無い時は
誰も近づいてはいけないそうです」
即座に答えるちよ、少し背が伸びたようだ。

「へ、なんで?行っちゃダメなの?」
「みだりに近づくと海神さまの怒りに触れるそうですよ、それに・・・・」
「ふーん・・・・・よーしちょっと行ってみよう!」
「バカかおまえ?ちよちゃんの話聞いてなかったのか?わざとか?」
いつもと変らぬ鋭いツッコミをすかさず入れるメガネ少女よみ。
「あのともちゃん、なんにしてもあんな沖に行くのは危ないですよ
それに・・・・」
「おーい!神楽ぁ〜大阪ぁ〜!島行こうぜ島、あの沖の小島に!」
「おお!なんだ?面白そうだな、行くか!」
「ええ?あんな沖まで行くん?大丈夫やろか?」
ちよの再三の忠告を一歳無視し、智は神楽と大阪の方へ走り出した。
411ともの海:02/08/03 22:25 ID:???
>406−410
ぐわああああああ多重投稿すみません。

すこし長いのこれから書き込みます。
412ともの海:02/08/03 23:35 ID:???
2

「まったく、名実共にボンクラな連中だな」
「あそこは本当に地元のひとも滅多に行かない神聖なところ
らしいんです、それに今年は100年に一度の降誕期だとかで
なにかが起こるかもしれないと地元の村では恐れられてるそうですよ」
「うむ、まあその辺は単なる言い伝えだと思うけどいずれにしても
また変な事になりそうだし、ゆかりちゃん達に言っといたほうが
いいかな?」
「そうですね、私探してきます」
そんな二人の心配をよそに、ボンクラーズの面々は着々と行動に
移っていた。
「このくらい空気入れればオッケーだろ」
「ゴムボートでダイジョブやろかぁ?」
「心配すんな、君にはこれもオプションでつけてやろう」
そう言って智は大阪に浮き輪をスポッとはめ込んだ。
「わぁ!これならひゃくにんりきや!ありがとうともちゃん」
「ふふん、いいって事よ、釣りはいらねえよ」
「よし!ほんじゃ行くか!いざ!希望の楽園へ!」
「おっ、のって来たな!水泳バカ!」
「うるせえ!いいから行くぞ二人とも!オールで漕げ漕げ!」
三人はゴムボートに乗り込み沖に向けて漕ぎ出した。
波も風も穏やかで行く手を遮るものは何も無いかのようだ。
413ともの海:02/08/03 23:36 ID:???
3

「ようそろ〜南南西に進路を取れ!なんつって」
「おい!さぼらずに漕げよ!」
「・・・・なぁなぁ、この辺ジョーズいそうやなぁ」
「しれっと嫌な事言うな関西人!」

15分ほど漕ぎ進んでいたボートは徐々に小島へと近付いていた。
「おお、見えてきた見えてきた、もうちょいだガンバレものども!」
「近くで見てもあんまり大きくない島やな」
「ラストスパートだぁ!」

そして・・・・
ズサー。
「ノルマンディー上陸開始!」
「やー!突撃ぃ!」
30分ほどかかったろうか、三人はあっさり小島に到着した。
こじんまりとした岸辺に降り立つとすぐ眼前に木々に覆われた
大岩が奥の方へ幾重にも重なって屹立していた。
「ふむ、あの奥の岩場に祠でもあるのかな?」
「右の方から岩伝いに道があるな、行ってみよう」



          
414ともの海:02/08/03 23:37 ID:???


岩伝いにペタペタと進んでいくとやがて鳥居らしきものが
姿をあらわし、そのしたに洞穴があった。
「あそこにお宝があるわけだな」
「・・・・なあ、なんかやばくないか?やっぱり」
ここに来て怖気づいたのか神楽はおずおずと言った。
「貴様ぁ臆したか、この期に及んで!」
「いや、なんつーか、ここまで来ただけで十分満足っつーか・・」
「そうやなぁ、物凄い冒険やったもんなぁ、宝物とは何物にも代えられん
この経験なのかもしれへん」
「おいおいおい、なに速攻でしめに入ってんだよぉ!?冒険はこれから
だろう?踏むと突然崩れだす床板!狭い坑内を猛然と転がってくる大玉!
そして古い石造の表皮が剥がれ落ちて姿を現す伝説の黄金像!!
それら数多のイベントを前にして逃げ出すと言うのか!?」
「てゆーかどう見てもただのちっちゃな小島だしなあ」
「せやなぁ、1分ぐらいで島一周できそうやもん」
「ぬうううう、つけて加えてそのぬるいツッコミ、どこまでも腑抜けた
現代っ子たちよ!もう頼まん!私一人でゆく!」
そう言うと智はズンズンと祠に入っていった。
すると・・・
「あひゃぁぁぁっ!!!!」
静寂をつんざくような物凄い絶叫が奥から聞こえてきた。


         
415ともの海:02/08/03 23:38 ID:???


「どうしたとも!?」
「ともちゃん!?」
驚いた二人は慌てて中に飛び込んだ。
一瞬真っ暗だった坑内に徐々に目が慣れてくるとそこに
腰を抜かした智がへたり込んでいた。
「あ、あ、あ、あ、・・・・・」
「どうしたんだいったい?なにがあったんだ?」
「・・・・・!?、神楽ちゃんアレ見て!」
大阪も何かに気付いて叫んだ。
「ん!?・・・・これは・・」
そこには祭壇のような台座がありその上に巨大な水晶が置いてあった。
しかもその水晶は仄かに光っていた。
「おお・・・・・」
「きれいなもんやぁ・・・」
「・・・・・・・・・」
奇妙な何かに惹きつけられて食い入るように水晶の光を見つめる三人。
と、
「なあ〜なあ〜今思いだしたんやけど、ゴムボートってちゃんと岸に
あげといたやろかぁ?」
「!?」


          
416ともの海:02/08/03 23:39 ID:???


瞬時に我に帰った神楽と智は脱兎のごとく外に飛び出した。
「あちゃあ〜〜〜流されちゃったよ・・・」
「うわああああああああん!!!!どうすんだよぉ!?向こう岸まで
1qぐらいあんじゃん!?」
「心配あらへん、私には浮き輪があるし」
「うん、1kmぐらい泳いで帰れるだろ?」
「ふざけんなよ!おめえみたいなマーメノイドと一緒にするなぁ!」
「だれがマーメドイドか、わけわかんねえ事言うな」
呆然と陸側を見つめて途方に暮れる智。
「なんだよ、冒険だなんだと騒いでた割に案外情けねえなともは」
「う、う、う、・・・・」
「ともちゃん元気出しいや、きっとよみちゃん達が迎えに来てくれる」
「あいつがそんな玉かよぉ〜もう終りだ〜・・・」
すっかり弱りきった智を神楽は気弱そうに微笑んで見つめる。
「ま、とりあえずさっきの祠にもどろうぜ、ここにいても
どうなるわけでもないし」
「せやなぁ、まだ昼間やしここは暑くてかなんわ」
「・・・・う、うん」
智は決心したように重い腰をあげた。
「・・・・・・・・」
「ん、どうしたん神楽ちゃん?」
「いや、なんだかやけに静かだなと思って」


           
417メロン名無しさん:02/08/03 23:55 ID:???
「」に頼る創作厨か
418メロン名無しさん:02/08/03 23:57 ID:???
>>417
別にいいじゃん。
ともの海がんがれー。
419ともの海:02/08/04 00:00 ID:???


しばらくの間三人は無言で洞穴に座っていた。
智は陰鬱に押し黙り、神楽もなにか考え事をしてるのかやはりうわのそらで
大阪だけは魅せられたように、また水晶を凝視していた。
「・・・・・・んで、最近どうよ?お宅ら」
「はあ?なんだ唐突に、ついに本当にバカになっちまったのか?」
「まあまあ、そう噛み付くもんでもないよお嬢さん、つーかなんか
退屈なんでどうせ暇だし、おしゃべりなんぞでもと思っただけですよ、ハイ」
「おまえ・・さすが切り替えが早いな、羨ましいよ悩みが無くて・・・」
「おいおいおい、聞き捨てならないわね!?あんた何様?・・・・・て、どしたの?
なんかマジっぽいんだけど」
いつになくトーンダウンした神楽の様子に、智の表情も知らずと神妙になる。
闇に浮かぶ神楽の横顔は水晶に照らされて心なしか沈んで見える。
「・・・・・・なんかさあ、私、体育大入ったじゃん、ぶっちゃけ
付いて行けてないんだよね、大学の水泳部のカリキュラム」
「・・・・・て言うと?」
「高校の時は学校で一番だった、泳ぐの楽しかったし辛いなんて思った事なかった
でも大学来て、周りはそれぞれの高校で一番だった奴らばっかで、はっきし言って
私なんて全然大した事ないんだって判った、つーか大学だと中の下ぐらいで
どっちかって言うと遅い方だ・・・・・・・・へこんだよ、へへ・・」
「・・・・・・・・・」
「今までただ楽しくて、それだけの理由で泳いでてなんにも考えてなかった
それが壁にぶち当たって、楽しんでいられなくなって・・・・・・気が付いたら
泳ぐ理由を見失ってた」


      


              
420ともの海:02/08/04 00:01 ID:???


「そいつぁ・・・・・ヘビーだね」
智は神楽の思わぬ告白に場の空気が濃密になったような気がした。
「私の方こそ神楽は悩みなんてないと思ってたよ、水泳って目標に向かって
わき目も振らず突き進んでるのかと思ってたよ」
「いや、そんなんじゃないんだ、多分今まで何にも考えなさ過ぎたんだな、うん」
「そんなん言うたら私なんてほんとなんも考えてへんでぇ」
「そうだ大阪!コイツだよコイツ!ちょっと聞いてよコイツったらねえ
・・・・・・・・どうも 男 が 出 来 た らしいんだよきぃぃ〜!」
「なに言い出すねん!?ともちゃんたらぁ〜!そんなんちゃうねん!」
「ほんとかよ?大阪ぁー」
神楽は目を眇めて半笑いで大阪のわき腹にチョップをいれた。
「いたぃ〜やめて〜神楽ちゃん〜」
「あ〜あ、大阪は色気づき、よみもなんだか最近つれないし、ちよすけは背が伸びてて
私ひとり取り残されつつあるよぉ・・・」
「・・・ともの方こそ最近どうなんだよ」
「私なんてそれこそなんも考えてないよ、大学の友達もぼちぼち出来たけど
なんか違うんだよね・・・・みんな彼氏いるし、こうなんつーか濃密な人間関係とか
興味無さそうつーか」
「濃密なって、高校の頃もそんなにベタベタしてたか?」
「なんつーのかなぁ、もっとこうフランクになりたいつーか、うーん上手く言えん」



               
421ともの海:02/08/04 00:02 ID:???
 9

「ともちゃんはよみちゃんと最近ご無沙汰で寂しくて仕方ないねん」
「にゃにおう!この大阪人間がぁ!てめえこそ何チャラチャラしてんだ、あ〜ん?」
「あ〜ごめんなさいともちゃん、本当の事言っただけやんかぁ、堪忍やぁ〜」
神楽はそんな二人のやり取りを見て、いつしか心のわだかまりが少しづつ
解きほぐされていくような気持ちになった。
「よーし!いっちょひと泳ぎしてボートもって来てやるか!」
神楽は吹っ切れたように立ち上がり外に出た。

     「あっ!?」

あたり一面海水がすっかり引いてしまい、見渡す限り海底が剥き出しになっている
景観が三人の度肝を抜いた。
「なんじゃこりゃあ!?水が全然ないぞ!」
「あれぇ〜魂消たわぁ〜」
「これは一体・・・・・・・・・・・・・はっ!?」
神楽は地平線、かつては水平線だったあたりを透かし見た。
     
422ともの海:02/08/04 00:03 ID:???
10

地平線の彼方をじっと凝視する神楽。
そこにかすかに靄のような物が見えるような気がして、なおも目を凝らしていると
次第にある明瞭なかたちが姿を現して来た。

       「津波だ」

神楽が呟いた時、もはやそれとわかるほど巨大な水の壁が地平線でうごめいていた。
「逃げるんだ!早く高いところに!」
「マジですかぁ!?」
「ああああああ、あかーーーん!」
三人は猛然と陸に向かって走った、陸まで約1q。
死のレースのスタートだ。
   
423メロン名無しさん:02/08/04 00:04 ID:???
>>92前回は>>401->>403
あずまんがcollege10
午後7時40分
「大阪」
智は大阪から目を離せなくなった。
「私、なんか変だ…」
「ともちゃん、わたしもや〜、なんか体が熱くなるねん」
二人は無意識に近づいていった。そして手をのばさなくても届く位置に、互いの身体を寄せ合った。
「大阪、私、」いいかけた智は、ついっと、大阪の手の平に自分の手をかぶせた。
そしてそのまま大阪の顔を覗きこむ。大阪の大きな黒い瞳は少しとろんとした感じだが、何か吸い込まれるような気がした。
「なんか大阪の手って、ひんやりしている…」
「なーともちゃん、こころのあったかい人は手が冷たいってゆーよ」
「そんなら、私はこころが冷たいのかな〜」
ちょっと不安そうな表情を見せた智に、大阪は優しく語りかけた。
「そんなことあらへんよ、ともちゃんの手〜もひんやりしとるんよ」
「大阪ってやさしいんだな」
(なんでこんなに素直に言えるんだろう)そんな自分に少し驚いた。
「へへ〜わたしはこころがひろいねん」あどけない表情で、ちょっと照れくささを隠す
ように、軽く短い舌を出した。
智はそんな大阪がたまらなくいとおしくなって、華奢な肩に手を伸ばし、そして
きゅっと抱きついた。正座をしていた大阪はバランスを崩し、二人は床の上に
倒れこむ。
424メロン名無しさん:02/08/04 00:12 ID:???
上に覆い被さった形になった智は、大阪の髪から、シャンプーの匂いがすることに
気が付いた。
「大阪っていい匂いがする」
「そうなん?」大阪は不思議そうな顔をしている。
「においかいでいい?」(私は何を言っているんだろう?)
「ええよ、ほんでも、ともちゃんはわんちゃんみたいやな〜」ちょっとあきれた表情を
みせた大阪の髪に、智は自分の鼻を近づけた。
「ぺろっ」急にひんやりした感触を鼻のてっぺんに感じた智は驚いて顔を上げる。
大阪が、いたずらっぽい瞳で笑いかける。
「こら〜」智はちょっと怒ったふりをして…
「大阪〜罰としてキスしてやる〜」
「へっキス?」
ちょっと驚いた大阪は暫く何もいわなかった。
智は自分の鼓動の音がはっきりきこえた。そして、大阪の鼓動の音も聞こえるような
気がした。しかし、智は自分の瞳を決して大阪から外そうとはしなかった。
大阪も同様に智の真剣な瞳を見つめつづけている。
数分が過ぎたのかそれとも、まだ数十秒にすぎないのか、目覚まし時計のみが
カチコチと無機質な音を刻んでいる。
「ええよ」
大阪はこくりと頷いた。そして、静かに瞳を閉じた。
智はすっと一回だけ息をすると、自分の唇をゆっくりと大阪の唇に近づけていき…
425メロン名無しさん:02/08/04 00:13 ID:???
>>92ですけど
長文駄文でまじですまん・・・
426メロン名無しさん:02/08/04 00:17 ID:???
(・∀・)イイ!!!!!!!
427メロン名無しさん:02/08/04 00:23 ID:???
>>420のともの「大学ではなんか違う」って感覚、わかるな・・・
428大学生日記11 384のつづき:02/08/04 00:34 ID:???
5/2 榊
出合った森で、マヤーと別れた。
なかなか踏ん切りをつけることができず、日が傾いてしまった。
よみは何も言わず、ずっとそばにいてくれた。
ようやく私が「帰ろう」と言えて、ふりかえったとき、大きな夕日を背にして、ともが立っていた。
驚いて口を開いたままのよみへ、ともは言った。
「ダメもとでアメリカのちよすけに連絡して、
榊ちゃんが西表島に行くって聞いたから、一か八かで飛んできたんだ。
飛行機代はゆかりちゃんとにゃもちゃんが出してくれたよ」
一度言葉を切って、ともが告げた。こんなに真摯なともの顔は初めて見る。
「よみと大事な話があるんだ」
よみが怯えた表情でうなずき、二人は南洋のオレンジ色の夕日に向かって歩いていった。
シルエットと化した二人が何を話していたのかは、遠くてわからない。
聞こえたのはただ、よみがひざまずいて「ごめん」と言い、ともが「バーカ」とチョップを入れたところだけだ。
その後、二人は抱き合い、泣いていた。
日がすっかり落ちて、涙が止まった後に、私たち三人はホテルへ急いだ。
どんなことがあっても、ともとよみの友情が壊れることはないんだと、確信できた。
人づきあいの苦手な私には、とてもうらやましい。
私とマヤーも強い絆で結ばれているよね。ああ、マヤー。
しかし、ともとよみのシルエットが重なったとき、
キスをしたように見えたけど。まさかね。きっと錯覚だな。 <終了>
429メロン名無しさん:02/08/04 00:37 ID:???
<終了>ってのは、大学生日記が終了ってこと?
430メロン名無しさん:02/08/04 00:38 ID:???
>>428
ええ話やなぁ・・・
431なるほど:02/08/04 00:38 ID:YiVjijnE
特撮アニメも悪くないね

http://www.returner.net/
432メロン名無しさん:02/08/04 00:42 ID:???
>>428
何時見ても上手いな〜
どうやったら簡潔な文章が書けるんやろ
433ともの海:02/08/04 00:43 ID:???
>>410-422
ともの海の続き

11

一方よみ達は・・・・

ウーーーーーーーーーーーーー
津波警報のサイレンが浜辺の村落に鳴り響いている。
「なにぃ!?神楽たちは島に行ってるってぇ!?」
ゆかりはいつになく厳しい表情で叫んだ。
「すみません、すぐ帰ってくると思って報告が遅れました、ちよちゃんも
先生呼びに行ったきり帰ってこないし・・・」
よみの表情も硬い。
「とにかく早く連れてこないと、あの島ね?」
「先生!?もうすぐ津波が来ますよ!危険です」
「バカ!んなこた判ってる、だから急がなきゃだめでしょ」
「・・・・私も行きます!」
「私も」
よみがそう言い放つとすぐさま榊もあとに続く。
一瞬たしなめようとゆかりはよみをにらみつける、そして順繰りに
榊とも目を見交わす。
「じゃあ急ぐわよ、にゃもはちよちゃんを探して、でも間に合わなかったら
一人だけでも高いところに避難して」
「ゆかり・・・・気をつけて」


             
434ともの海:02/08/04 00:44 ID:???
12
 
智は走った、神楽も走った、大阪も走った。
早鐘のように脈を打つ心臓、喉がかれるほど呼吸を繰り返す肺腑。
無心で走る三人の背後からゴゴゴゴという不気味な地鳴りが聞こえる。
智はふと不安に駆られ振り向いた。
「!?」
驚くほど近くに信じられないほど巨大な水の壁が迫っていた。
(もうだめだ!あんなに近いなんて!ああ、やっぱりよみやちよちゃんの
言う事聞いてりゃよかった、祠に勝手に入ったから海神さまの
怒りに触れたんだ!私のバカバカバカバカ!!!!!!!)
智は泣きそうになった、諦めの気持ちで胸がいっぱいになった。
目が涙で霞んで、意識が薄れ掛けた・・・・
「ともーーーーー!!!」
聞きなれた声、そのどこか必死な響きをおびた声に智は奇妙な安堵を
覚えた。
「・・・・ハァハァ・・よみ・・・ハァハァ・・・よ・・」
智は意識を失った、その時薄れ行く意識のなかで遠くでゴゴゴという地鳴りと
よみの「とも!・・とも!」と言う呼びかけとそれとは別のバラバラという重低音を
聴いたような気がした。



            
435ともの海:02/08/04 00:44 ID:???
13

夜。
満点の星空の下みんなは思い思いに花火を楽しんでいた。
「いやぁ、ほんと危機一髪だったねえ〜! まさかあそこでちよちゃんが
ヘリに乗って助けにきてくれるなんてねぇ〜!ははは」
「その話何度目だよ、それにお前意識失っててその瞬間の事憶えてないくせに」
「まあそうなんだけどさぁ、なんか興奮しちゃってあれから3日たってるのに
未だに印象がこびりついちゃってさぁ〜!」
「そうやろなぁ、私ももうだめやとおもたもん、あのときはほんと凄かった
ちよちゃん様様やぁ〜・・・あ、もちろん榊ちゃん、ゆかりせんせにゃもちゃんにも
感謝、感謝やでぇ〜」
「ほんと寿命が縮んだわよ、まったく」
「とかいって、飲みすぎよゆかり!」
「なにはともあれ全員無事でほんとに良かったです、お父さんの会社から連絡が
無かったら津波にも気付かなかったでしょうね」
「結局あの津波はなんだったんだ?」
「お父さんの話ではエルニーニョ現象と台風が干渉しあって強力な引き潮になって
津波になったそうです、ただそれだけであんな大きくなるのか疑問ではありますが」
みんなと少し離れて榊と神楽が花火をしている。
「迎えにきてくれて・・ありがとな」
「いや」
「なんか凄かったけど面白かったよ、自分の悩みなんてほんとちっぽけなんだと
判った気がした」
「・・・・悩み?」
「うん、ともたちにも言ったんだけど、大学とか水泳とか生き詰まり感じてて
・・・・でもなんかふっきれた、つーかなんか無性に泳ぎたくなった、なんか、そんだけ」
「そうか・・・」
436ともの海:02/08/04 00:45 ID:???
14

「なあ、よみぃ」
「んー?」
「ごめんな」
「え?なんだよどうしたんだ?変な奴」
「・・・・・私知ってるよ、よみがヘリの中で泣いてたの」
「・・・意識あったのか?」
「ううん、なんかそんな気がしたんだ、夢の中でよみが泣いてた、とも〜とも〜って
へへへ、泣き虫ぃ〜」
「バカ・・・・・・・・・バカ、ほんとに心配させんなよな・・・」
「ごめん・・・」
涼やかな夜風が昼間の熱を冷やしてゆく。
みんななんとなくまどろんだ気分に浸っている。
「これ夢じゃないよね」
「・・・・・どうだろうね、ほんとはまだ意識を失ってるだけですぐそこまで津波が
近付いてるのかもよ」
「それでもいいかな・・」
「え?」
「よみとこうしてる夢を見ながら逝くのも悪くないかも・・・なんてね」
「くぁ〜〜〜!くさすぎぃ〜〜フフフ、バカ」
「やっぱり二人は仲ええなぁ〜お似合いやでぇ〜」
「うるせえよこの和歌山みかんが!」
「はははは・・・」

夏の夜に少女たちのさんざめきはいつ果てるともなく
浜辺を満たしていた。

                おわり
437ともの海:02/08/04 00:47 ID:???
>>433-436
以上ともの海は終りです。

ほんとに長々だらだらとすみませんでした。
438大学生日記あとがき:02/08/04 01:09 ID:???
5/3 送信者 あずま大学学生ネットマガジン編集部
春日さんへ
「大学生日記」最終回原稿をいただきました。
日ごろの春日さんのユニークな発想にふさわしい作品で、
編集部一同してやったりと喜んでいます。
登場人物はすべて、春日さんの高校のクラスメイトと先生が
モデルだそうですが、名前を変えてあるとはいえ、
本人が読んだらきっと驚くでしょうね。

5/3 送信者 春日歩
あっ、しもた。さっきのメール読んで気いついたんやけど
いままでの連載、全部実名で書いてもた。
どないしょー。
まあ、フィクションやから、ええやんなー。

五月三日 美浜ちよ
今日、検索していたら、大阪さんの大学のネットマガジンを見つけました。
黒沢先生が別荘で言ってたえろえろよーって、ゆかり先生と……あわわわ
439メロン名無しさん:02/08/04 01:27 ID:???
正直あとがき無いほうがヨカタ
44027−その15:02/08/04 01:48 ID:???
〜ずっと待ってた大阪〜

朝―。午前10時。、普段なら大学があるが、今日は休み。
ゆっくりねられる休みである日に起きるのにちょうどいい時間帯だ。
今日も快晴。夏真っ盛り。どこか遊びに行きたい気分だ。

「あー、智ちゃんまだ起きてくれへんなー」そんな関西弁の女の子の
つぶやきが聞えるとあるアパート。
ここは智の部屋。ひとつのベッドに横たわっている2人の女の子の姿がある。
智と大阪だ。目を開けて横になり智の寝顔を見ている大阪の横に、
すこし寝相の悪そうにねている智の姿があった。まだ熟睡中である。
一見みるからにアヤしそうだがそうではない。もっともこのすがたを
よみがみたらどう思うかはわからないが。
「ん・・・・ふぁ・・・」智は静かに眠りから目を覚ました。すると横から
「智ちゃん・・・・智ちゃん・・・智ちゃん・・」とささやく声がする。
目の前にきょとんとした表情をした大阪の顔が映った。「あれ、大阪・・・・?」
「へへー、智ちゃん目、覚めた?おはよー」大きな目を細めて可愛い笑顔で大阪が朝の挨拶をした。
「ふぁ〜、おはよう〜大阪・・・・、あれ、そうだった、アタシ・・・・」
44127-その16:02/08/04 01:58 ID:???
「あ・・・・・忘れてたよ・・・・」
智は大阪にベッドを貸したのに、寝ぼけて横に敷いた自分の布団ではなく大阪の寝ている
ベッドに寝てしまったのだ。
「アタシ大阪にベッド貸したのにこっちに寝ちゃったんだ・・・・」ようやく気付いた智。
「智ちゃんがわたしが寝ているときにこっちに寝たもんやからびっくりしたで〜」
「智ちゃんぜんぜんきづかへんから、そのままにしておいたんや」
「わるいわるい!大阪!アタシどーも寝ぼけることがおおくてさ〜!」
「せやから、わたしなー智ちゃんがベッドに入ってきてからなー目を覚ますまで待ってた」
「いつから?」「そやなー、2時間くらいかなー」「ごめんごめん〜大阪!」といいながら、
「起こしてくれてもよかったのに・・・・」と心の中で思う智だった。

                   〜ずっと待ってた大阪〜
                               〜終り〜       
442メロン名無しさん:02/08/04 12:37 ID:Gr8y2YK2
>>437
正直感動した。情景が目に浮かんできた。
443メロン名無しさん:02/08/04 12:53 ID:???
>>92から開始、前回は>>423-424
5月2日午後7時50分
あずまんがcollege11
その時、玄関から呼び出し音が鳴った。
時間が止まった。
数センチまで近づいていた智と大阪の唇は、弾かれるように引き離される。
智はなおも数瞬、大阪の顔を見つめていたが、やがて静かに囁いた。
「よみがきた」
「ほ〜なん、よみちゃんはやいな〜」大阪は大きな瞳をぱちくりと開けて、
いつもと変わらないのんびりとした口調で返した。
もう一度、催促するかのように呼び出し音が鳴った。
智は、今度は素早く立ちあがり玄関の方へ駆けていった。
「がちゃ」
そこには久しぶりな顔があった。
「遅いぞ」ちょっとふくれた顔をした暦だったが、智を見ると
急に嬉しそうな表情に変化する。そして、優しく問いかける。
「ひさしぶりだな〜元気だったか」
智はなんと答えたらいいのか分からずに、曖昧な笑みを浮かべた。
しかし、後ろから大阪が「よみちゃん〜よ〜きたなあ」と歩み寄ってくるのをみて、
はっと我に気付いた。
「ま、とにかく上がれよ」と促す。
「お邪魔するぞ〜」そう言った暦は、屈んで靴を丁寧に揃えた。
444メロン名無しさん:02/08/04 12:55 ID:???
居間に入ると、焼肉特有の匂いがする。鉄板にも焦げカスがあちこちについている。
「なんだ、もう食べているのか」
ちょっと非難するような目線を智に流した。
「ば、ばか、まだちょっとしか食ってね〜よ」
慌てたように智はかぶりを振った。
「それに暦の分はちゃんと別に分けてあるのだ」
智は肉や野菜が入っている、ラッピングされたボールを見せた。
「そ、そか」途端に機嫌がよくなる暦。
(食い物に関しては本当に正直な奴だな)と思った智だったが、今回は口には
出さなかった。
「酒買ってきたぞ〜」暦はコンビニの袋をこたつの上においた。ビール、カクテル等が
7〜8本が入っている。
それをみた智は、何故かいつもの自分を取り戻すことができた。
そして、自分の元気が湧き出るように気勢を上げる。
「よ〜し、今夜は食うぞ〜そして飲むぞ〜」
「そや〜よみちゃん食べなあかんで〜」大阪も続いて悪戯そうに笑いかける。
「よっし、解除だ!」暦も楽しそうに宣言する。
肉や、野菜が鉄板にほうりこまれる。そして再び、じゅわ〜という音とともに
白い煙が立ち昇った。
「あ〜こらっ、そこの肉をとるんじゃない〜」
「へへ〜ん、ここのエリアはとも牧場だぞ」
「元気やな〜ふたりとも」
3人の少女の軽やかな笑い声が周囲に漏れていく。
その頃、最後の余光の一閃が消え去り、濃紺色の空は幾百もの星が瞬く神話の世界に
入っていった。
445メロン名無しさん:02/08/04 13:58 ID:fYGMo7hc
446メロン名無しさん:02/08/04 14:08 ID:???
>>444
とも牧場ワラタ
447メロン名無しさん:02/08/04 14:23 ID:???
>>446
ポイントはそこかい(w
448メロン名無しさん:02/08/04 16:51 ID:???
1 :ちよ◆100TendS :02/07/13 07:10 ID:???
   2getできたら、今日はいい事あります!

2 :とも◆Yomi2moE :02/07/13 07:11 ID:???
   おひゃー

3 :ちよ◆100TendS :02/07/13 07:11 ID:???
   今だ!2getですよー♪

4 :とも◆Yomi2moE :02/07/13 07:14 ID:???
   (・∀・)ニヤニヤ
449メロン名無しさん:02/08/04 17:25 ID:???
>>448
とものトリップが・・・。
450メロン名無しさん:02/08/04 18:43 ID:???
初心者もドンドン書き込め!
別に小説じゃなくてもいいぞ!
言霊をこのスレに集めるのだーーー!
451 :02/08/04 18:52 ID:???
みんなの元気をオラにくれ!
452メロン名無しさん:02/08/04 18:55 ID:???
ともちゃんについて信仰告白することに意味がある。
453ark:02/08/04 18:57 ID:???
「アニメ板によみスレやら神楽スレやらあるのになんで『ともスレ』は無いん
やぁ〜!」と思っていましたが,こんなところにあったんですねぇー.

1から読んでいるうちに「いつから,ともが気に入るようになったんかなぁ〜」
とか,なんとなく過去の記憶をたどってみたりもしました.「ともとよみが,
ええ感じやぁ〜,おもっとる人って,私だけやなかったんやぁ〜.」とかなん
とかも.

職人さんのSSとかおもしろかったです.これからも時々のぞかせてもらいます.
454メロン名無しさん:02/08/04 19:00 ID:???
>>453
ぜひ定期購読を。
今なら洗剤3箱サービス。あ、ビール券も(w
455メロン名無しさん:02/08/04 20:11 ID:???
ともちゃんの好きな体位は何だろう?
456メロン名無しさん:02/08/04 20:12 ID:???
>>453
あと漏れたちの愛もついてくるよ。
457メロン名無しさん:02/08/04 20:14 ID:bvQvFw3M
>>455
もちろん燕返しさ!
ちなみに足を持ち上げられる方。
458メロン名無しさん:02/08/04 20:20 ID:???
ともスレ初期から「ともよみ」を推していた自分としては、
近頃のともスレの現状に、嬉しくて涙が止まりません。
正直、ここまで盛り上がるとは思いませんでした。
459漫画板から来ました:02/08/04 21:23 ID:???
永らく住みついていた原作スレのレベル低下に耐え切れず
こちらに移住することにしました。
460メロン名無しさん:02/08/04 21:32 ID:???
>>459
ようこそ智スレへ
まったりとしていってください♪
461メロン名無しさん:02/08/04 21:36 ID:???
みなさん、『ともよみ』って言ってるけど
やっぱりともが能動的なの?

それともやっぱりリバーシブルを推す方が大半なのかすら(;;´Д`)?
462メロン名無しさん:02/08/04 21:40 ID:???
God Save TOMO!
463メロン名無しさん:02/08/04 21:42 ID:???
SSじゃなくてちょっとした小ネタとかでもええのん?

とも「ザ・よみちゃんショー! みんなでよみちゃんになります!」
よみ「なんだそりゃ」
とも「こーんな眼鏡にしてー」
よみ「……」
とも「ありがとうございます、だろ?」
よみ「……」
とも「100兆円とかでもいいのか?」
よみ「……」
とも「ともの寝顔って、意外とかわいいよな」
よみ「わーっ! わーっ!」
464メロン名無しさん:02/08/04 21:43 ID:???
どうなんだろう?
むしろ暦が攻勢にでる方が多いかもしれない。
個人的にはともあゆ(大阪)ペアのほうに魅力を
感じている少数派だけど。
465メロン名無しさん:02/08/04 21:48 ID:???
>>463
小ネタ大歓迎〜
SSあり、小ネタあり、感想のカキコありの
バランスのとれたスレになってくれれば
本望の一言
466メロン名無しさん:02/08/04 21:48 ID:???
>>463
Good Job!!
467メロン名無しさん:02/08/04 21:49 ID:???
>>463
<ヽ・∀・ノ>イイ!
468メロン名無しさん:02/08/04 21:56 ID:???
萌えの総合商社かっ、このスレは!?
469メロン名無しさん:02/08/04 22:02 ID:???
このスレ
>>1からきちんと読んで行くとここに辿り着くまで
ものすごい時間がかかる。
読んでいない人はだまされたと思ってやってみませんか。
470メロン名無しさん:02/08/04 22:04 ID:LmxtAgrU
さて、明日の放送でともちゃんが涙を流すわけだが・・・。
471メロン名無しさん:02/08/04 22:08 ID:???
>>470
あれは、よみがーよみがーの話なのか自販機の話なのか
472メロン名無しさん:02/08/04 22:09 ID:???
ともちゃんとよみがケンカして仲直りする話が見てぇー。
473メロン名無しさん:02/08/04 22:40 ID:???
     ____________      
    ヾミ || || || || || || || ,l,,l,,l 川〃彡|      I LOVE YOU
     V~~''-山┴''''""~   ヾニニ彡|       萌え殺すぞ、ともマニアめら・・・!
     / 二ー―''二      ヾニニ┤      
    <'-.,   ̄ ̄     _,,,..-‐、 〉ニニ|       おまえたちは皆・・・ 大きく見誤っている・・・
   /"''-ニ,‐l   l`__ニ-‐'''""` /ニ二|       このスレの実体が見えていない
   、|::==。=~  l=。===   | r‐、 │       まるで飲んだくれ&暴走ドライバー教師のようにこの世を自分中心・・・・
   .|` ー--1:  l ー--‐ ´     )|.|、        求めれば・・・・ 神々が右往左往して小説を書いてくれる
    |`ー‐/    `ー――  H<,〉|=|         そんなふうに まだ考えてやがるんだ 臆面もなく・・・・!
    |  /    、          l|__ノー|   
.   | /`ー ~ ′   \   .|ヾ.ニ|ヽ       甘えを捨てろ  お前らの甘え・・・・その最たるは
    |l 下王l王l王l王lヲ|   | ヾ_,| \       今 口々にがなりたてたその「続きが楽しみ!」だ
.     |    ≡         |   `l   \__     絶賛すればとも×よみの純愛を作ってくれるのが当たり前か・・・・?
    !、           _,,..-'′ /l     | ~'''
‐''" ̄| `iー-..,,,_,,,,,....-‐'''"    /  |      |      なぜそんなふうに考える・・・・? ともバカがっ・・・・!
 -―|  |\          /    |      |  
474メロン名無しさん:02/08/04 22:43 ID:8oDVrB1A
>>473
ご苦労さん
475メロン名無しさん:02/08/04 22:48 ID:???
>>92からはじまる
SSを書いている者やけど
読んでくれる人がいなければ、書けないんだけど。
できればまったりいきたいけど〜あかん?
476473:02/08/04 22:52 ID:???
>>475
473はネタっスよ〜(小声で)
そのまま書き続けて下さい。
てゆーか、元ネタの「賭博黙示録カイジ」読んで下さい。
477メロン名無しさん:02/08/04 22:55 ID:???
>>476
「カイジ」読んでなかった。
早とちりして大変申し訳ないです。
478メロン名無しさん:02/08/04 22:59 ID:???
>>477
ま〜「あずまんが大王」ほどメジャーじゃないっスから(苦笑
479メロン名無しさん:02/08/04 23:07 ID:???
>>478
「天」や「アカギ」は良く読むのですが
あと片山まさゆきの「さだめだ」とか
スレ違いになってしまうからこれ以上はいえないけど(笑
480あずあと邂逅編1:02/08/04 23:37 ID:???
部屋での騒動より数刻……
ともとよみは、暮れ色を残す夜の中を歩いていた。
―――夕涼み。
誘ったのはともだった。
露出した肌に触れる夏風は、風呂上がりの火照った身体に丁度よく、
見上げれば、天空に蒼い月がこうこうと輝いている。
満月まで、もう少しだろう。
だから、上を向いて歩こうか。
よみはガラにも無くそんなことを呟いていた。
「……たまには、いいかもな」
普段ならここで茶々を入れるだろう少女も、
今夜ばかりはよみの戯れ言に付き合ってくれた。
共に、素直だった。
きっとそれは、月夜がふたりにかけた魔法なのかもしれない。
昔、誰かに聞いた話の欠片を拾い集め、ともはそう思った。
美しい月明かりは、人を素直にさせる――だったか。
バカバカしい。
自嘲して、空に魅入られた心を地上に還すと、親友が見つめていた。
何故だろう、とても優しそうな眼差しを向けられていた気がした。
481461:02/08/04 23:38 ID:???
>464

そっか...そんな自分もともはどちらかというと
能動的なウケ(801風に言うと誘い受)だと思ってたな。
がまんできないタイプだし。
482あずあと邂逅編2:02/08/04 23:38 ID:???
暫く進むと、辺りは街を一望できるひらけた場所に出た。
ガードレールの外には、命の営みを反映する人工の星々を地上に、
月を頭上に世界を描いている。
ともとよみは天と地の境界まで近づくと、一息ついた。
風は、ちゃんとふたりを追って来てくれた。
「……夕食さ、すげーうまったよなぁ」
唐突に、ともが口を開いた。
「…ああ。でも、もう二度と食えないだろうな」
よみが諦め色濃厚な返事をすると、
待ってましたとばかりに、ともが吹く。
「はいはい、
 よみは純粋無垢な私の夢を摘み取ってしまいましたとさ」
「……純粋って誰のことだよ」
ツッコミは早かった。
「………わたし?」
「…違う」
「いや、こっちで合ってるって」
「合ってね―よ」
やれやれとよみがため息を吐くと、
ガードレールをそって前を歩くともが立ち止まった。
つられてよみも立ち止まると、ともは静かに振り返り、
「………それでも…さ。いつか、また食べに来たいよな」
真っ直ぐな瞳によみを映して、言った。
「……ああ。そうだな」
応えて、ずっと背後にある地上の光に目を向けると鶴来屋。
もし来る機会があったら、どんなだろうな。
考えると、意外に何も思い浮かばない。
だけど―――
「(その時も…いっしょだからな、とも)」
想いは口にせず、よみは電燈を目印に暗がりをまた、歩き出した。
483あずあとうんちく:02/08/04 23:40 ID:???
ちなみに前に出てた、
とも死によみ泣きのSSも私だったりします。
あれがはじめてのあずまんがSS(^_^;
484メロン名無しさん:02/08/04 23:42 ID:???
死なすのは反則(w
485461:02/08/04 23:47 ID:???
>483
ちょっとぶっちゃけマジに涙ぐんじゃいますた(;;´Д`)
萌えスレ(しかも2ちゃん!)でこんな気持ちになったの初めてですた(;;´Д`)
自分の体験に重なっちゃって。
486メロン名無しさん:02/08/04 23:51 ID:???
>>483
事故死の方?
それともタイトルロゴ激突の方?
487メロン名無しさん:02/08/05 00:11 ID:???
タイトルロゴって、どうやって実体験すんのよ(藁!?

死なれちゃったの!病死だったけど。
随分昔の話よ...
488メロン名無しさん:02/08/05 00:13 ID:???
つか、ごめん、
>486のレスは>483に向けてだったのね..

てかタイトルロゴの方とも死んでたっけ??
489メロン名無しさん:02/08/05 00:15 ID:???
生きてこそ!
490メロン名無しさん:02/08/05 00:23 ID:???
>>483
あの、「あずあと」の「あと」って何ですか?
491午後3時の名無し:02/08/05 01:10 ID:???
何気に妄想してみたり、

普通の日の午後、よみの家、ベッドに腰掛けるよみの膝に頭を乗せるとも。
「、、、何でいつもいつも私がお前の耳を掃除してるんだ?」
「いいじゃん」
「、、いや、いいんだが、、じゃなくて、自分でしろと私は言いたい」
実際、手を動かすだけで気持ちよさそうに目を細めたり、くすぐったがるともを見ているのは嫌いじゃない、なんというか猫に似ているというのか?今度榊に聞いてみよう。

「面倒なんだよ、それに人にして貰うと気持ちいいし」
いつからだろう、よみにして貰う様になったの?まぁいいや。
よみって上手なんだよな、あたしの気持ち良い所知ってるっというか。
大阪だったら同じ所ばかりかいてそうだし、神楽のバカは反対側の耳までほじりそうだ。
、、想像してみると少し面白いかも、、ゆかりちゃんは、、

「、、動くな、痛くしたらどうするんだ」
そう言われてよみに押さえつけられる。よみの脚がさっきより強く感じられる。
長いこと頭乗せ続けてるけど、結構気持ち良いんだよなぁ、飽きないというか、手触り、頬触りが、こう、なんとも、、

ガリッ
「ってぇ!?」
「す、すまんとも、大丈夫か?お、お前も悪いんだぞ、変に動くから」
「ほらこっち向け、反対側もするから」
492メロン名無しさん:02/08/05 01:12 ID:???
冬、一つのベッドで眠るともとよみ。

とも「・・・ねぇ、よみ。」
よみ「どうした、とも?」
とも「少し寒い・・・。」
よみ「じゃぁもっとこっちに寄れよ。ほら・・・」
そう言ってともを抱き寄せるよみ。
とも「んっ・・・よみ、あったかい・・・。」
よみ「そうか。ほら、布団もちゃんとかけて。」
ともに布団をかけなおすよみ。
とも「よみー、ありがとー・・・ちゅっ」
よみ「あっ・・・おやすみ、とも。」
とも「よみ、おやすみー・・・。」
493492:02/08/05 01:13 ID:???
布団の中での他愛も無いやりとりを考えるのが好きなんでつ。
494午後3時の名無し:02/08/05 01:14 ID:???
う〜、何時もよみはここで痛いことするんだよな、いい加減慣れてもいいのに。
まぁいいや、あたしはこっち向きも好きだし。よみの匂いとかかげるし、結構いいんだぜ?なんかこう、このまま寝たれたら最高に良い、夢が、、、

「とも?」 「・・・・」
「おい」 「・・・・」
まったく、何でこいつはすぐ寝付くかな私の足で?
「いつも馬鹿騒ぎしてるくせして」
馬鹿の髪の毛を左手で遠慮がちに撫でながら思う、寝顔は可愛いのに。

柔らかい髪、日向の香り、泣く事を知らなそうなあどけない顔、この顔を涙で崩すことはこれからないのだろうか?
二人ならでいつまでも居られるなら、、、幸せを倍に出来なくても、哀しみを半分に出来るかも知れない。

「よみぃ・・・」
一瞬、髪を撫でる手が止まる、が、寝言のようだ、いつもどおり。
「、、なに?」
いつもどおり、聞き返す。静かに、優しく、不安を感じさせない、感じない聞き方で。

「、、体重減った?」

ガリっ

「っっくケェエエエエエエ!!!!?」
「ぅおらっ!何時まで寝てんだ馬鹿とも!追試が切ないって言うから付き合ってやってる身にもなってみろ!!」
「!?な?な?な!?」
「な?じゃねぇえ!」

酔いに任せて書いてみたり、本職の職人さんに脱帽・
耳掻きは個人的に萌えるが自分で書くと萌えない罠・逝ってきます。
495ともよみ小5の身体測定:02/08/05 01:14 ID:???

とも「暦ィ〜身長何cmだった?」
暦「ん〜と、157,5cmだった」
とも「にゃにぃー!?デカッ!!いつの間にそんなに・・」
暦「フッ、フッ、フッ、毎日牛乳ガブ飲みしてたからな」
とも「そんなの暦(こよみ)違う!よみだ!」
よみ「はぁ?」
とも「みんなぁ〜今日から水原暦は、よみ、に決定したから!」
ALL「OK〜!」
よみ「うそ〜〜〜ん!?」
496メロン名無しさん:02/08/05 01:15 ID:???
>492 秀逸
497492:02/08/05 01:20 ID:???
>>491>>494
萌え死にしてしまいそうでつ。
耳掻き萌えー。
498メロン名無しさん:02/08/05 01:40 ID:???
>>401のおおさかとともが松茸だと思って食べたキノコの正体は一体なんだったんだろう。
499メロン名無しさん:02/08/05 01:45 ID:???
>>498
それはきっといずれわかるよ。
とりあえず続きを待とう。
500メロン名無しさん:02/08/05 01:51 ID:???
>>491
あの絶対領域に頭を乗せているなんて・・・(;´Д`)ハアハア

>>463も秀逸。
501メロン名無しさん:02/08/05 03:33 ID:???
前スレみれない〜(;;´Д`)ハァハァ
502メロン名無しさん:02/08/05 04:30 ID:???
今日アニメの第4話初めてみたんです。
更衣室のシーンでの智ちゃんの格好。

「スクール水着の上に制服のスカート」

ドキューン!!!

駆け巡る脳内物質!! β-エンドルフィン……! チロシン・・!イソロイシン・・・!(略

来た。と思った。
こんな生々しい描写は有史始まって以来ではあるまいか。

そんなことを思った蒸し暑い夏の夜だった。
503メロン名無しさん:02/08/05 10:27 ID:???
( ´∀`)ここはイイねぇ…
504メロン名無しさん:02/08/05 11:03 ID:???
俺はとも×よみより、とも×大阪×神楽のボンクラ−ズ萌えですが
これって少数派ですか?
505メロン名無しさん:02/08/05 16:59 ID:???
>>504
私はにゃも×よみ萌えという世界初の人間です。
506◆.54or32.:02/08/05 17:21 ID:???
>>504
とりあえず 2人
507メロン名無しさん:02/08/05 18:12 ID:zC5EiNXU
みんな、今日の放送でも萌える準備はできているな!?
508メロン名無しさん:02/08/05 18:18 ID:???
>>504
俺もボンクラーズ萌えです
509メロン名無しさん:02/08/05 18:20 ID:???
ちよ「次の授業は水泳ですね!・・・あれ?
   よみさんは行かないんですか?」

よみ「ん・・まあそのなんだ。体調が悪くってね・・。」

とも「あ〜〜そうなんだ〜(ニヤニヤ)」

よみ「コホン・・・。」

ちよ「??」
510メロン名無しさん:02/08/05 19:57 ID:???
いろいろフラついた挙句に、互いにとも×よみにたどり着くのがイイ!
511メロン名無しさん:02/08/05 20:58 ID:???
>505
とも×ゆかり瀦えの私こそが世界一です
512メロン名無しさん:02/08/05 21:36 ID:???
ゆかり×にゃもなんてありきたりですか?
513メロン名無しさん:02/08/05 21:39 ID:???
ともよみ路線ピ〜ンチ!
神よっ!
514メロン名無しさん:02/08/05 21:44 ID:???
ともちゃんはよみと結ばれるのが一番幸せになれるんだよ。
515メロン名無しさん:02/08/05 21:46 ID:???
神々の降臨はまだか?
月曜の夜というのにっ!
516メロン名無しさん:02/08/05 21:50 ID:???
神々の降臨は夜11時以降がピークだと思われ。
517メロン名無しさん:02/08/05 21:51 ID:???
なんと!
じゃ、それまで寝る!
518メロン名無しさん:02/08/05 21:52 ID:???
とも×よみのちょこっとLOVEなSSキボンヌ。
519メロン名無しさん:02/08/05 22:00 ID:???
                〃───、
               / _____)
               / /´ (_  _)ヽ
              ||-○-○-|
              |(6   ゝ  |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
              |ヽ   θ ノ  < ともに萌えないヤツはサヨク!
               ヽ|\_/      \______________
  ⊂二 ̄⌒\     ______.ノ  │  (⌒)ヴィシッ!!
     )\  ヽ  //::::::::|-、 ,-/::::::ノ ~.レ-r┐
   /__   )/ │::::::::|  /:::::ノ__ | .| ト、
  //// /  |  /::::::::::::| 〈 ̄   `-Lλ_レ′
  ///(/ │ ││:::::::::::|/::: ̄`ー‐---‐′
 ((/     │ │/:::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;│
         │  .│:::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;│
520こんな感じか?にゃも×よみ:02/08/05 22:03 ID:???
よみ「く、黒沢先生、やめてください…そんなこと…あ…」
にゃも「フフフ、そんなに緊張しなくてもいいのよ…ほら、こうして…」
よみ「あっ…だめ…あ、あの、せ、先生は女同士もあり、なんですか?」
にゃも「フフフ…わたしくらいの年齢になるとね…いろんなこと
おぼえたりするのよ、水原さん…今日はアナタに女同士のすばらしさを
教えてあげるわ、そのカラダにたっぷりとね…ウフフフ…」
よみ「せ、先生、あっ…だめです…そんなこと、んっ…あっ…」
にゃも「あら、水原さん、意外といい体してるのね〜じゃあ、こんな
のはどうかしら」
よみ「あっ!やっ…ああ…」
にゃも「右の胸が弱いみたいね、誰かに触らせたことあるのかしら?
水原さん?」
よみ「そ、そんな変なこときかないでください…あっ、はぁはぁ…」
にゃも「あら、アナタくらいスタイルよくて美人だったら、男はほっとかない
と思うけど?まだないの?」
よみ「あ、ありません…」
にゃも「ふ〜ん、そうなの?じゃあ、女の素晴らしさをタップリ教えてあげなくちゃね」
それにしても、ほんと、水原さんアナタかわいいわ〜フフフ…」
521メロン名無しさん:02/08/05 22:07 ID:???
>>520
がんがれ!!
522メロン名無しさん:02/08/05 22:10 ID:???
つーか、もろにエロ!
523メロン名無しさん:02/08/05 22:12 ID:???
>>520
ともスレなのにともが出てこないのか(w
524メロン名無しさん:02/08/05 22:13 ID:???
>>520
ひさしぶりにえっちいのみた気がする(w
525メロン名無しさん:02/08/05 22:33 ID:???
エロパロで暴れなさい
526メロン名無しさん:02/08/05 22:37 ID:???
ともよみに萌えるのはウヨックか?>519
527メロン名無しさん:02/08/05 22:42 ID:???
       /  ̄ ̄ ̄ ̄ \ 
      /          \ 
     /λ            \     ─ ヽヽ      / ̄ ̄/
   / / \            ヽ    ─  /  ──     /
  / /     \            |    _/          /
  / /        `ー 、       |  
  | .|           ー―-、   |   
  |  |               |   |    \/   ─|─       /
  |  |        l        \ |    /     ─|─      /
 ,^ヽ.|  ,;;_llliiillli_iJ   ,;;iiillIIii_  |/=   (        ヽ_/   ○
 |i^.| |  ,彳てフ’   气.てフ'   | i |     ̄ ̄
 ヽ | |  ヽ  ̄'/   【   ̄ ,   |_/ 
  | ||     ̄    ┃  ̄     |_l
  `-|      /  ┃       |  
    |      | _,__i )     .|    
     l      i| ||;|||||||i     |.     
    ヽ、   |||||:|||||||||ll  (  /               
     |\   ̄ ̄二 ̄ ̄ |//^\           
_ ,――|  \       / /   \          
 /    |\  ー――一  /    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  
/     |  \ _/    /    /           \
     |  /  入   /    /              \
528メロン名無しさん:02/08/05 22:54 ID:???
>520
つーか安っぽいレズAVみたいな展開のはちょっと...(スマソ)
529メロン名無しさん:02/08/05 22:56 ID:???
最近AAが少しウザいな。

>>528
漏れはともよみなら大歓迎
530メロン名無しさん:02/08/05 23:00 ID:???
うん。H中のセリフが多すぎるのは萎える。(言わねぇって。絶対)
531520:02/08/05 23:03 ID:???
正直、すまんかった
532メロン名無しさん:02/08/05 23:11 ID:???
ここでSSを書いてる者だけど、
はじめの頃は何も考えずに書いていたけど、だんだんいろんな余分?
なことを考えるようになってしまった気がする。
例えば、句読点をどこで入れるとか、漢字はどのくらいの
割合で書くべきかとか、えっちさをどこまで出すかとか等々。
そんなことを考えすぎて、却ってつまらなくなってしまうこと
が往々にしてあったので、
>>520さんのように、自分が書きたいことを素直に書ける
ということが結構羨ましかったりする。
533メロン名無しさん:02/08/05 23:14 ID:???
>>490
あずあと=痕−きずあと−から来てます。
鶴来屋が舞台なんで(^_^;
534490:02/08/05 23:19 ID:???
>>533
なるほどー。
エロゲやらないからわからなかったっす。
535メロン名無しさん:02/08/05 23:19 ID:???
>>532
心配すんなどっちもクズだ
536放課後:02/08/05 23:20 ID:???
だれもいない教室。ここにいるのは智とよみだけ。
とも「よみー、まぶたにゴミがついてるよーアタシがとってあげるからさー
ちょっとメガネとってよー」
よみ「そ、そうか?じゃあ…」といってメガネをとるよみ。
とも「じゃあとってあげる〜ちゅっ!、んっ・・・・ん〜」
よみの唇にあつーいキスをするとも。
よみ「んっ?…ぐっ…ぐぐぐぐ?」
とも「ん・・・・・・ぷはっ!」
よみ「な、ななな・・・・なにすんだ!いきなり・・」
とも「だって〜さいきんよみとキスしてなかったから、急にしたくなって・・・
それでがまんできずについ・・・ってわけよ〜!」
よみ「だ・・・だからって、こ、こんなところでしなくてもいいだろ!しかも舌まで
いれるなんて・・・・」
とも「いいじゃん、べつに〜、誰もいないんだからさ〜!」
しかし、それを偶然教室に入ってきたちよちゃんにみられてしまった!
ちよ「智ちゃん、よみさん!?な、ななななにしてるんですか〜!?」
あまりの目の前の出来事に興奮して倒れてしまったちよちゃん。
とも「やっば〜い、ちよちゃんにみられちゃったよ〜」
よみ「ち、ちよちゃん!大丈夫?」
とも「あはは〜ちよちゃんには、刺激が強すぎたかな〜?」
よみ「智!お前のせいだぞ!」
とも「えっ?アタシ?へへへ〜いやいや悪いね〜」
537メロン名無しさん:02/08/05 23:33 ID:???
小ネタもAAも、ともちゃんを称える言霊だ。
遠慮なくやれい。
538メロン名無しさん:02/08/05 23:44 ID:???
>>536
これこれ!
こういうちよちゃんとかに関係がバレるSSが読みたかったのよ!!
539メロン名無しさん:02/08/05 23:49 ID:???
>>536
智らしさがでててgood!!
540メロン名無しさん:02/08/05 23:51 ID:???
へっへっへっ・・・
面白くなってきやがった・・・
541メロン名無しさん:02/08/05 23:56 ID:???
>>536
千尋×神楽の私は特別天然記念物ですか?
542541:02/08/05 23:58 ID:???
>>541
あ、別に>>536は関係なし。
さっき>>536に勝手に追加しようとしたのが間違いだった・・・(w
543メロン名無しさん:02/08/06 00:02 ID:???
日付が変わってからが、本当のともスレ。
544メロン名無しさん:02/08/06 00:03 ID:???
>541
なにが原因で千尋X神楽という嗜好になったのか、それが知りたい。
545メロン名無しさん:02/08/06 00:07 ID:???

よみが震える
淡く揺れてる
まわるこのスレ
とも色
546メロン名無しさん:02/08/06 00:08 ID:???
>>545
なにげにいい
547536です:02/08/06 00:14 ID:???
530を書いたものです。
自分でもすごく反省してる。
536で許してくれ。
548メロン名無しさん:02/08/06 00:18 ID:???
とも「よみってさぁ、なにげに大阪にきびしいよね」
よみ「そうかー?」
とも「でもちよちゃんには優しいんだよな」
よみ「ともだって大阪と仲良いだろ」
とも「あれ、なんか怒ってる?」
よみ「怒ってねぇ!」
549木村編:02/08/06 00:21 ID:???
とも「・・・!?なんなんですか、急に生徒会室なんかに呼び出して・・・」
木村「・・・フフフ。今まで神楽や榊に興味を示しているように装っていたが
全て君への想いのカモフラージュだったのだよ」
その邪悪な企みを察するとも。
とも「い、いや!(・・・よみ、助けて・・・)」
木村「逃げようとしても無駄だよ。いくら元気な君でも男の力にはかなうまい!」
ともを押さえつけ、執拗にともの敏感な部分を弄くりまわす木村。
嫌がるともだが、あそこからは淫靡なしたたりが流れ出している。
木村「はっはっは。上の口は嘘吐きだが、下の口は正直なもんだなあ!
さて、仕上げに入るとするか・・・」
木村がいきり立った一物を取り出した途端、誰かが生徒会室に入ってきた!
木村妻「貴方!なにやってるの!?」
木村「なんだお前!なんで学校なんかに・・・(おろおろ)」
木村妻「お弁当つくるの遅くなっちゃったから届けようと・・・」
突然の乱入者に戸惑いつつも「これで助かる・・・」と安堵の表情を浮かべるとも。
木村「こうなってしまったからにはしょうがない!3人で楽しもうじゃないか・・・」
木村妻「急にそんなこと言ったって・・・」

さあ、ともの貞操は守られるのか!?
550メロン名無しさん:02/08/06 00:23 ID:???
今日はあずまんが大王の日ですぞー

先週に引き続き、ともよみ視点でチェック!

もう戻れぬ…
551木村編:02/08/06 00:31 ID:???
>>550
私は明日組・・・(´・ω・`)
552メロン名無しさん:02/08/06 00:38 ID:???
あなたはスレ違い>木村組
553智へ・・・・:02/08/06 00:43 ID:???

見つめて
微笑んで
ささやいて
そして…抱きしめたい…

         よみ
554木村編:02/08/06 00:44 ID:???
(´・ω・`)
555メロン名無しさん:02/08/06 01:02 ID:???
おい木村組、続き書けよ
556メロン名無しさん:02/08/06 01:04 ID:???
>>548謎が解けた!
557エンディングのつづき:02/08/06 01:05 ID:???
 とも、にやにや笑いながら、よみに問いただす。
とも「ねー。さっきみんなで空飛んでる時、あんた私のパンツ見てただろー!」
よみ「はぁ?…いきなり何いってんだか」
 必死で冷静を装うよみ。
よみ「んなもん見るわけねーだろ」
とも「…ひっ、ひどい。しらばっくれる気ー?」
 わざとらしくすんすん泣き声をあげるとも。
とも「うぇーん、よみに、よみに見られたー」
よみ「あぁもう!ウソ泣きすんな!お前スパッツはいてただろー!」
 うっかり失言してしまうよみ、はっとする。
 一瞬で泣き止んだとも、ぺろりとスカートをめくってスパッツを見せる。
とも「あれれー?なんで知ってるのかなー?
   下にはいてたの、な ん で 知 っ て る の か なー?」
よみ「うっ、うっ」
 ここぞとばかりに、満面の笑みでさらに煽るとも。
とも「大体あんたさー。ふたりで花畑歩いてる時も、妙にうるんだ目で
   私のこと見てたでしょー。
   もしかして、まじで私のこと好きなんじゃないのー!?」
 ともの言葉に、思わず顔を真っ赤にしてうつむいてしまうよみ。
 間。 かたい空気が二人をつつむ。
 どうしていいかわからずあわあわするとも。ついに逆ギレ。
とも「あっあんたそこで黙るなよっ!つっこまなきゃダメだろー!」
よみ「そっそうか、そうだな!えーと、いいかげんにしろバカ!!」
とも「そう、それでこそよみだ!よしっ、今日はもう帰ろ!」
 なんとかいつもの雰囲気を取り戻した様子のふたり。
 てくてく先を歩くともの背中によみ、小さくつぶやく。
よみ「バカ……」 
558メロン名無しさん:02/08/06 01:07 ID:???
書き辛くなっちまったな<木村編
559メロン名無しさん:02/08/06 01:14 ID:???
>>558
エロパロ板のスレになら気兼ねなく書けるんじゃないか?
560メロン名無しさん:02/08/06 01:15 ID:???
正直、木村絡ますならエロパロ板に行って欲しいって言うか...
561木村編:02/08/06 01:30 ID:???
向こうに行くか行かないかは別にして、ここから旅立ちます。
562放課後2:02/08/06 01:40 ID:???
だれもいない教室。ここにいるのは智と大阪だけ。
とも「大阪ー、まぶたにゴミがついてるよーアタシがとってあげるからさー
ちょっと目をつぶっててよー」
よみ「あー、そ、そうなん?じゃあ…」といって目を閉じる大阪。
とも「じゃあとってあげる〜ちゅっ!、んっ・・・・ん〜」
大阪の唇にあつーいキスをするとも。
大阪「んっ?…ぐっ…んんんん?」
とも「ん・・・・・・ぷはっ!」
大阪「と、智ちゃん?なんでわたしいきなりキスなんてするん?」
とも「だって〜大阪がすっごくかわいいから、急にしたくなって・・・
それでがまんできずについ・・・ってわけよ〜!」
大阪「えー、なんかてれるなーカワイイ言われて、それにわたし智ちゃんやったら
キスされてもべつにええしー」
しかし、それを偶然教室に入ってきたよみにみられてしまった!
よみ「智、大阪!?な…なな、なにしてるんだよ!?」
とも「やっば〜い、よみにみられちゃったよ〜」
大阪「智ちゃんと女同士の友情を深めとったんや!」
よみ「智、わ、わたしというものがいながらなんで大阪と…う、うわ〜ん!」
智の浮気?にショックで泣き出してしまったよみ。
とも「ありゃ〜ショックだったみたいね〜よみにとっては」
大阪「なんでよみちゃんは泣いとるの?」
とも「いや〜、これにはふかーいワケがあってね〜ちょっと大阪にはいえないな〜」
大阪「ふーん、そうなん?」
563訂正:02/08/06 01:45 ID:???
>>よみ「あー、そ、そうなん?じゃあ…」といって目を閉じる大阪。
よみじゃなくて大阪…
564メロン名無しさん:02/08/06 02:05 ID:???
(゚Д゚)ゴラァ 
ともタンはキスなんて恥ずかしくてできないんだよ!
565メロン名無しさん:02/08/06 02:09 ID:???
恥ずかしがるかどうかはともかく、そんな簡単によみ以外とキスしたりしない・・・と思いたい。
566放課後3 :02/08/06 02:15 ID:???
だれもいない教室。ここにいるのは智とちよだけ。
とも「ちよちゃん〜!まぶたにゴミがついてるよーアタシがとってあげるからさー
ちょっと目をつぶっててよー!」
ちよ「そ、そうですか?じゃあとってくれますか?」といって目を閉じるちよちゃん。
とも「じゃあとってあげる〜ちゅっ!、んっ・・・・ん〜」
ちよちゃんの唇にあつーいキスをする智。
ちよ「んっ?…ぐっ…んんんん?」
とも「ん・・・・・・ぷはっ!」
ちよ「と、智ちゃん〜!いきなりなにをするんですか〜!」
顔を真っ赤にして怒るちよちゃん。
とも「だって〜ちよちゃんがすっごくかわいいから、急にしたくなって・・・
それでがまんできずについ・・・ってわけよ〜!」
ちよ「そ、そんなこといわれても・・・・・わたし・・・こまっちゃいますぅ・・・・」
ますます顔を赤らめて下をうつむいてしまったちよちゃん。
しかし、それを偶然教室に入ってきたよみにみられてしまった!
よみ「智、ちよちゃん!?な…なな、なにしてるんだよ!?」
とも「やっば〜い、よみにみられちゃったよ〜」
ちよ「よ、よみさん?ち、ちがうんです!こ、これは、智ちゃんがいきなり・・・・」
よみ「智!ちよちゃんになんてことするんだよ!」
とも「ちよちゃんがかわいくてさ〜つい」
よみ「智、オマエの気持ちはわかる・・・・・」
ちよ「・・・・・・・・・・・・・・・」
567メロン名無しさん:02/08/06 02:21 ID:???
ちよ、大阪の場合は「頬に軽くキス」のほうがよかったな・・・
それで後の展開は同じ。
568メロン名無しさん:02/08/06 02:34 ID:???
今日の放送でゆかりちゃんにトレーで何度も叩かれるともちゃん・・・

ビシッ!バシッ!
とも「うわぁ〜!」
よみ「伸びちゃったよ・・・。」
とも「痛い!痛いよぉ〜!!」
よみ「・・・。」
とも「ひぁっ、うぁぁっ!よみ、よみぃ〜!!」
ガタッ!
よみ「・・・とも!!」
569メロン名無しさん:02/08/06 02:35 ID:???
おまいら!
ともの腰チラ確認しますたか?
それと駅でちよちゃんに話しかけるときの目も
570メロン名無しさん:02/08/06 02:37 ID:???
なんか今日のともちゃん制服の裾から背中やお腹がいっぱいのぞいてたなぁ
誰かUPヨロシク!!
571メロン名無しさん:02/08/06 02:40 ID:???
雪合戦でのともとよみもイイ感じですた。
572メロン名無しさん:02/08/06 02:43 ID:???
>570 いいなそれ!秀逸!
俺、明日組み。あぁ、今見るべきかどうするか、、、、(まだうpされてません)
573メロン名無しさん:02/08/06 02:51 ID:???
>>571
雪玉くわえながら目をパチパチしたのってやっぱり、
「よみ、やっと元気になった!」って思ったからだよね?
574メロン名無しさん:02/08/06 02:55 ID:???
>>573
ハゲ道。
とも、うれしそうでした。
575メロン名無しさん:02/08/06 03:00 ID:???
>>569
話しかけてるときの目線に色気を感じてしまった…。
576メロン名無しさん:02/08/06 03:03 ID:???
>>569
よみたんと二人っきりのときは、いつもあんなトロンとした目で見つめ合ってるんだろうな・・・。
577メロン名無しさん:02/08/06 03:10 ID:???
>>576
…想像しちゃった!(;´Д`)ハァハァ
578メロン名無しさん :02/08/06 03:21 ID:r3cQAiEY
>話しかけてるときの目線に色気を感じてしまった…。
みんな注目してる所、同じみたいですねw

ともは、言うまでもないが風邪をひいたよみを誰よりも心配していた。
大阪や神楽と一緒にいた時は、持ち前の明るさから少しはめをはずしてし
まったが、あとでちゃんと二人だけの時によみに謝っているのだ。そして、
徹夜で編んだセーターをプレゼントしたんだと思う。
579メロン名無しさん:02/08/06 03:29 ID:???
>>578
徹夜で編んだセーター(・∀・)イイ!
580メロン名無しさん:02/08/06 03:45 ID:???
>>587
とも「よみ、ごめんね。よみを置いて私たちだけで行っちゃって・・・。」
よみ「もういいよ、別に。」
とも「ホントはさ、お見舞いに行きたかったんだけど、大阪とか神楽とか、行きたそうにしてたし・・・。」
よみ「だからもういいって。ホントに。」
とも「それでね・・・これ、お詫びの気持ちも込めて、受け取って欲しいんだけど・・・。」
よみ「・・・これは?」
とも「いいから開けてみて。」
よみ「うん・・・。」
ガサゴソ・・・
よみ「・・・!!これ・・・もしかして、手編み・・・?」
とも「うん、あんまり上手くないけど・・・。」
よみ「ともが作ってくれたのか・・・時間かかっただろ?」
とも「徹夜しちゃった・・・。よみにもう風邪引いて欲しくなかったからさ・・・。」
よみ「徹夜なんて・・・馬鹿・・・お前が風邪引いたらどうすんだよ・・・。」
とも「あれ・・・よみ、泣いてるの?」
よみ「馬鹿・・・。」
581580:02/08/06 03:46 ID:???
上は>>578の間違いでつ。
582メロン名無しさん:02/08/06 03:49 ID:???
>>580
ともちゃんが夜なべをして編んでくれたセーター
ハゲシク(・∀・)イイ!
583メロン名無しさん:02/08/06 03:56 ID:???
よみが寝言で「こら〜」って言ってなかった?
やっぱり夢の中にまでともが出てきているのか・・・
584メロン名無しさん:02/08/06 11:12 ID:???
>>583
言ってた!
間違いなく夢の中でもともちゃんに会ってるね!!
585メロン名無しさん:02/08/06 11:49 ID:???
>>569 >>571 >>573
みんな一緒か!!俺もさ!!背中とかよく見えてたし、ちよすけに話し掛けてた時の表情!!!
雪合戦の時とか、もう最高!!!!!!!!…ただ、ゆかり先生にやられてた時は可愛そうですた……
586メロン名無しさん:02/08/06 11:56 ID:???
ともがマジカルランドに行くのを止めなかった最大の理由は、あとでよみと二人きりで行こうと思ったから。よみの北海道の話を聞いて怒ったのも、本当は一緒に行きたかったから。などと妄言奇言を吐いてみる。
587メロン名無しさん:02/08/06 12:40 ID:BKszf68Y
         ,,.. -──- 、,
      ,. ‐'":::::::::::::::::   ....:``'-、
    ,/::::::::::::::::::: ....::::::::::::::::::::::::ヾ:、      ,....,
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 i   ...::::::|'、ヽ;::::::::::::::|,!:!__リ,,'iヽ::l''、:'、  /     /
 | ..::::::::;:::i!:i ヾ:、ヽ:::::::::| リ , -─ リ i;il:ヽ, i    /      実は
 l:::::::::::::::i',i ':i ,メ、 \;:l '゙    `、 !::::/l ...::::::/``ヽ    おみやげ選んだの       
 l::ヽ:::::ヽ:i,レ',.゙-‐''''         ',/'/..::::::::::/    l'ヽ;、    私だもんね〜
  i:::::>、:ヾ,' /     _,.. -‐'ヾi    ,レ'::::::::::;r':..   /  i_\
  i:::i. `'‐,ゝ    i"     '! ,.‐''" :::::::::::i゙::::::::.../.  ノ 'i    
   !::\ `ヽ    ':,     l{   ..:::::/::L,. ‐'":::::;/  !         払いは
   l::::::::`''‐r\    ヽ.,__,.ノィ'‐-‐''"'ォ‐--,゙弋''''"::::::;.ノ         ちよすけだけど・・
   |::::::::;ィ:::}、 ``'''─--、-‐ニ┤ ___ハ,`''ーヽ-'=‐''":::
   !::::::/ i:::|、\     ヾ´. i  ヽ   、''‐-、_::::::::::::::::: /
  i:::::/ i:::ハヽ`''‐、/l__\,| /    ヽ--、,.ニ=‐--‐'"
588 :02/08/06 12:51 ID:???
ともは性格悪い
589メロン名無しさん:02/08/06 13:04 ID:???
>588
ちょっと井戸に飛び込んで頭を5万年ほど冷やしてこい。
590メロン名無しさん:02/08/06 13:14 ID:???
よみ「なぜ、わたしとそんなに2人で旅行に行きたいんだ?」
とも「だってさ〜みんながいたらキスしたり抱きしめたりできないじゃん〜!」
よみ「・・・な、なな何変なこといってるんだ!」
591智とよみ:02/08/06 13:41 ID:???
重なり合うふたりの体・・・
絡み合うふたりの手・・・
ふたりの愛は終わることなく、
ずっと輝いている・・・
592メロン名無しさん:02/08/06 15:02 ID:???
>>588
泳いで世界一周してこい。
んで2,3年経ったら戻ってこい。鮭みたいに。
593メロン名無しさん:02/08/06 15:12 ID:???
>>588
あの無邪気で明るい性格が魅力的だとは思わないのか?
594メロン名無しさん:02/08/06 15:30 ID:???
少しずつではあるが、よみスレにもともよみ純愛路線が浸透しつうある・・・。
595メロン名無しさん:02/08/06 15:34 ID:???
ゆかり先生は性格悪い。
596メロン名無しさん:02/08/06 17:05 ID:???
597ark:02/08/06 17:59 ID:???
とも姫は性格が悪いんじゃなくて傍若無人なんです.
それに,ちゃんと相手を見てあばれてるし.
周りもわかってるから,とも姫には遠慮が無いし.

たとえば神楽にバカと言えるのはとも姫だけなのです.
他の人が言ったらシャレになりません.
でも,とも姫には誰でもバカと言えます.
だから,とも姫はあばれられるんです.
598メロン名無しさん:02/08/06 18:05 ID:???
>>588
智むかつくとか言ってるヤツは心せまいな。具体的に言えば瀬戸内海くらい
599メロン名無しさん:02/08/06 18:32 ID:???
588に便乗して言わせてもらうが、確かに智はいい性格とは言えないね。
というか、性格以前にウザいんだわ、マジで。
600メロン名無しさん:02/08/06 19:06 ID:???
600を智ちゃんへ捧げる
601ark:02/08/06 19:10 ID:???
うっち,いかんいかん.つい熱く語っちまったい.

それはそれとして,会話だけの短編もおもしろいですねえ.
放課後シリーズはキスされたあとのキャラごとの反応の
ちがいがおもしろかったり.
602メロン名無しさん:02/08/06 19:37 ID:???
>588,599よ、スレ名読んでるか?此処はともスレだ。
波風立てずに自分の一番のキャラ板でお互い萌えていようや。

>601 同意。又、568の様に極めて短い文章で起承転結出来るのは、見ていて感心する。
603午後3時の名無し:02/08/06 20:41 ID:???
大学にいき、久しぶりに会うとも、よみ、榊。
はしゃぎすぎで具合の悪くなったとも、洋式便器にガップリ四つ。

「呑みすぎだ大馬鹿者」「、、お〜、、」
「、、、」何も言わず背中を擦る榊「、、お〜、、ぉお<検閲削除>!」
水を流し心配げに悪態をつくとも「っ!ったく、しょうがないな。悪い榊、私送っていくわ」「、、判った」
ともを立たせようとするよみ、見ると手が汚れている「ふぅ、ほらとも、ちゃんと手を洗えよ?」「、、ん、、あ〜」

シャバシャバシャバ、、、

「な!?馬鹿かお前!便器で手洗うな!!」「、、、アライグマみたいで可愛い、、」
「可愛くねぇよ!!」

飯時か、、スマソ、、首切手くる・
604メロン名無しさん:02/08/06 21:08 ID:???
ビデオに録った昨日のあずまんがを観たが・・・

す、すげえ! もう、ともとかよみとか言ってる場合じゃねえ!
シリーズ最高の出来だったんでは?

観れなかった奴は(以下略)
605メロン名無しさん:02/08/06 21:08 ID:???
>>603
オモロイ!
飯時とかは気にシナクテモ(・∀・)イイ!
606メロン名無しさん:02/08/06 21:31 ID:???
なんか昨日のよみ祭りで、よみスレに火がついた。
607メロン名無しさん:02/08/06 21:57 ID:???
お笑い板の「こんなあずまんがはいやだ!」スレより
オモシロかったのでコピペ。

同じ大学を受験するため、思いっきりライバル意識むき出しの、大阪ととも。
終いには、互いにウソをつきあって相手を蹴落とそうとする。

「なあ、大阪。あさっての受験頑張ろうな!!」
「え? 明日とちゃうの?」
「何言ってんだよー。あさってだよ、あさって」
「そうやったんか〜。
 そう言えば、ともちゃんパスポートの申請はもうしたのん?」
「え? パスポート?」
「そうや。受験する時は必要なんやで?ともちゃん、まだ持っとらんの?」
「ど、どうしよう…。レンタルビデオの会員証じゃダメかな?」
「それやったら、三つあればOKやで」
「ええっ?三つも必要なの?」
608メロン名無しさん:02/08/06 22:04 ID:???
そういえば>>396さんの続きはまだでつか?
609放課後4:02/08/06 22:21 ID:???
だれもいない教室。ここにいるのは智とよみだけ。
とも「よみー、まぶたにゴミがついてるよーアタシがとってあげるからさー
ちょっとメガネとってよー」
よみ「そ、そうか?じゃあ…」といってメガネをとるよみ。
とも「じゃあとってあげる〜ちゅっ!、んっ…ん〜」
よみの唇にあつーいキスをするとも。
よみ「んっ?…ぐっ…ぐぐぐぐ?」
とも「ん…ぷはっ!」
よみ「な、ななな…なにすんだ!いきなり・・」
とも「だって〜さいきんよみとキスしてなかったから、急にしたくなって…
それでがまんできずについ…ってわけよ〜!」
よみ「だ…だからって、こ、こんなところでしなくてもいいだろ!しかも舌まで
いれるなんて…」
とも「いいじゃん、べつに〜、誰もいないんだからさ〜!」
しかし、それを偶然教室に入ってきたゆかり先生にみられてしまった!
ゆかり「滝野さん、水原さん?な、なにしてんの〜?こんなところで?」
とも「やっば〜い、ゆかりちゃんにみられちゃったよ〜」
よみ「ちち、違うんです!せ、先生これは…」
ゆかり「ふふふ、若いわねー!ふたりとも〜」
ゆかり「おもいだすわ〜ちょうど、アナタ達と同じ高校時代の頃を。わたしもにゃもとつい・・・・・
おっと、こっから先の話はアナタ達には、ヒ・ミ・ツ!おほほほほ〜!
さあ〜先生は帰るから、アナタ達も早く帰りなさい〜、ランラランララン〜♪」
といって笑いながら教室をでていったゆかり先生。
とも「ねえ、よみー、ゆかりちゃんにもいろいろな過去があるみたいだね〜」
よみ「そ、そうみたいだな…」
610メロン名無しさん:02/08/06 22:42 ID:???
放課後は不思議なフェロモンが漂ってるからなぁ・・・
611メロン名無しさん:02/08/06 22:52 ID:???
>>92から開始、直前は>>443-444
あずまんがcollege12
5月3日午前3時
チクタクチクタク・・・目覚まし時計が規則正しく音を刻んでいる。
「ん〜」
一人の少女が呟く。そして暗闇でしかない天井を見上げる。
(眼が覚めてしまった。)
昨日は智と大阪と焼肉食べて、カラオケ行って、その後、
下宿にもどって酒盛りして・・・
そこまで考えると、かすかに頭痛がすることに気がついた。
あの後、知らないうちに寝てしまったのか・・・
しかし、敷いた覚えがないのに、布団の中で眠っていたことに気がつく。
「あいつら・・・」
暦は少し嬉しさを覚えた。先に眠ってしまった自分をわざわざ布団まで
運んできてくれたようだ。
「ちょっと喉が渇いたな」
暦はむっくりと自分の体を起こす。そしてなにげなく二段ベッドを眺める。
ふと、暦は高校でちよちゃんの別荘に遊びにいった時の、智の寝相の悪さを
思い出して、くすりと笑った。
(あいつ二段ベッドの上で寝たら、それこそ1日に3回は落ちるな・・・
なにせ朝起きたら、枕に足がのっている奴だから・・・)
ベッドの下段には一人の少女が毛布にくるまっているのが、おぼろげながら見えた。
暦はそこに向かってゆっくりと歩き出した。
暗闇の中、やや足取りがおぼつかなかったが、どうやらベッドの端を掴むことが
できたようだ。
612メロン名無しさん:02/08/06 22:53 ID:???
「とも・・・」
かけられている毛布を見下ろして、ぽつりと呟いた暦は、急に、自分の心の奥から
湧き出ていた寂しさに気がついた。
たった1ヶ月だけ会えなかっただけなのに、自分の心に開いた穴は埋めがたいものに
なってしまっている。
「とも・・・どうして?」
暦は密かに、大学は別々でも、智と一緒に下宿暮らしをしたいと思っていた。
確かに、二人が通う大学は少し離れているが、全く通えない距離ではなかった。
住宅事情の厳しい首都圏では、毎日2時間以上かけて通学している学生も
珍しくない。
 しかし結局、暦は一緒に暮らそうとは言うことができなかった。照れや見栄が
邪魔をしたのかもしれない。そして、智から大阪と一緒のマンションに住むと聞いた
時にも、「いい所がみつかってよかったな」としか言えなかったのだ。
暦はもう一度ベッドの下を眺める。しかし、視力の悪い裸眼の彼女には、おぼろげな
人の形をした輪郭線しか、視界に浮き上がってこない。
 吸い込まれるようにベッドに近づいていた彼女は、しばらく同じ位置で佇んでいたが、
少し息を吸い込んだかと思うと、しなやかな体を滑らせて、ほとんど音もたてずに、
中にもぐりこんだ。
毛布がかけられた、ベッドの中はほんわりと温かかった。
しかし、暦の心は全く落ち着かなかった。今にも爆発しそうな鼓動を胸に感じている。
613メロン名無しさん:02/08/06 22:54 ID:???
「とも・・・」
暦はもう一度呟く。
毛布に包まっている、暦より一回り小さい少女は「す〜す〜」とかすかな寝息を
たてている。
暦は自分の理性が薄れつつあることをはっきり感じた。
こんなことをしてもいいだろうか?もう戻れなくなってしまう。
しかし、理性的と言われる事が自分にとって呪縛でしかないと、何故か、急に思えてきた。
このまま、本能のままに突っ走ったほうがいいのではないか?
自分の思うままに生きてみたい!例えそれが後悔することになろうとも・・・
暦は意を決して、毛布の中に潜り込む少女に、自分の顔を近づけた。そして、
唇をそっと重ね合わせる。
 二人の唇が軽く触れ合う。その時、毛布の中の少女が、暦の唇の感触に気が付き、
眼を覚ました。
「ん〜」彼女は小さい音をたて、その大きな眼を少しだけ開く。そして
のんびりとした口調で呟いた。
「あれ〜よみちゃん、なんでここにいんの〜」
「大阪!」
暦は自分の心臓がとまったような錯覚を覚えた。
614メロン名無しさん:02/08/06 23:04 ID:???
よみ悲惨だな(w
615メロン名無しさん:02/08/06 23:11 ID:???
>>613
新展開!!!!!
616メロン名無しさん:02/08/06 23:12 ID:???
>>613
直感で書いていたらこんなんに・・・
617メロン名無しさん:02/08/06 23:13 ID:???
だが、それがいいw
続きキボン
618メロン名無しさん:02/08/06 23:18 ID:/6rA2Zl.
ともとよみの関係って、アンとダイアナみたいだな。
619メロン名無しさん:02/08/06 23:24 ID:???
むしろ、ヒデヨシとテンプラ。
620小ネタ:02/08/06 23:31 ID:???
「よみ〜、お腹空いた〜。なんかないの〜?」
「人んちの冷蔵庫を勝手にあけるな。何も入ってないぞ」
「あ! 生卵ある! これ食べよう、よみ!」
「1個しかないぞ」
「だからこれ1個、2人で食べよう」
「な! ……いくらなんでも、そんな……いいのか?
 ん? おいとも、何してるんだ」
「茹でてるんだよ。でないと分けられないじゃん」
「あ……そうだよな、うん」
621名無しんぼ@お腹いっぱい:02/08/06 23:33 ID:???
ともよみ関係。
ステイメンとオーキス。
622メロン名無しさん:02/08/06 23:34 ID:???
>>620
ちょっと「くすり」とさせられたよ〜
623メロン名無しさん:02/08/06 23:38 ID:???
ともよみ関係。
アリーナとクリフト。
624メロン名無しさん:02/08/06 23:41 ID:???
「動物のお医者さん」に出てくる老教授ふたりとか。
625メロン名無しさん:02/08/06 23:55 ID:???
>>613
よみ、舌入れなくてよかったな。
入れてたらもう立ち直れなかったかもしれん。
626放課後5 :02/08/07 00:04 ID:???
だれもいない教室。ここにいるのは智とよみだけ。
とも「よみー、まぶたにゴミがついてるよーアタシがとってあげるからさー
ちょっとメガネとってよー」
よみ「そ、そうか?じゃあ…」といってメガネをとるよみ。
とも「じゃあとってあげる〜ちゅっ!、んっ・・・・ん〜」
よみの唇にあつーいキスをするとも。
よみ「んっ?…ぐっ…ぐぐぐぐ?」
とも「ん・・・・・・ぷはっ!」
よみ「な、ななな・・・・なにすんだ!いきなり・・」
とも「だって〜さいきんよみとキスしてなかったから、急にしたくなって・・・
それでがまんできずについ・・・ってわけよ〜!」
よみ「だ・・・だからって、こ、こんなところでしなくてもいいだろ!しかも舌まで
いれるなんて・・・・」
とも「いいじゃん、べつに〜、誰もいないんだからさ〜!」
しかし、それを偶然教室に入ってきたかおりんにみられてしまった!
かおりん「ち、ちちょっと!ふたりとも、な、なにしてんのよ〜!こんなとこで!?」
とも「やっば〜い、かおりんにみられちゃったよ〜」
かおりん「あなた達って、ま、まさか!?・・・」
よみ「ち、違うぞ!かおりん誤解だ!かおりんが考えてるようなことは、ぜ絶対に、な、ないからな!」
かおりん「でも、そ、そういうキモチは、わ、わかるよ・・わたしも・・さ、榊さん・・・いや!なんでもない!なんでもない・・・・」
よみ とも「榊さん!?」
かおりん「・・・・どうしよう、わたし・・・・」
顔を赤くして下をうつむいてしまったかおりん。
627メロン名無しさん:02/08/07 00:04 ID:???
ここを見て、ともよみサイト開く人が増えるといいね。
628メロン名無しさん:02/08/07 00:14 ID:AqqpHlAk
初めて書きます。駄文かつ拙文ですがご容赦を。

あずまんが大王1巻 129P『くれくれ』、130P『ごちそうさま』の続き
「元気やなぁ、ふたりとも」
横で大阪がのん気に言う。それには構わず、私―――水原暦は目の前のバカに詰め寄った。
「なんで全部食っちまうんだよ!別に少しくらいいいだろ?!」
「だって、私あのパンお気に入りだし、少したりともあげたくないというか・・・」
少しも悪びれずにいつもの調子でいう智。こいつ、せっかくのチャンスを・・・。
「いつも宿題見せてやってる恩は忘れたのか?!」
「何だよ〜、たかがパンくらいでさ〜」
「まあまあ、ふたりとも落ち着いてやー」
相変わらずの調子で大阪が言う。直後、キーンコーンカーンコーンと予鈴があたりに響き渡った。
「ほら、もうすぐ授業やで。教室戻ろうやー」
「んじゃ、戻りますか。えーと、次は古典だな。あー、かったるいなぁ」
「ああ・・・」
「ん?元気ないよ、よみ。そんなにパン食えなかったのが残念なのか?」
「そんなことねえよ」
ぶっきらぼうにそう答える。確かにあのパンはおいしそうだったが、実を言うとあのパン自体にはたいして興味がなかった。

大阪と智の談笑が聞こえる中、私は胸中で呟いた。
(間接キスくらいいいじゃねえか、バカ・・・)
629メロン名無しさん:02/08/07 00:17 ID:???
>>628
ををっ新解釈!
そ〜くるとは思わなんだ
630メロン名無しさん:02/08/07 03:56 ID:???
放課後シリーズ最高!
次はぜひ、「とも×榊さん」きぼんぬ。
631メロン名無しさん:02/08/07 04:48 ID:???
お前ら!今回放送分に絶好の妄想ネタがあったのに放っとくのか?
智がちよちゃんを騙したときの台詞を考えてみろ!
「よみって裸で寝ちゃうからねぇ…。」

よみ「馬鹿ッ!ちよちゃんから『どうしてそんなこと知ってるんですか』とか
   聞かれたらどうするつもりだったんだ!」
とも「だから、ドキドキしただろぉ〜?」
よみ「うっ…!お、お前、ちよちゃんまでプレーの道具に…!」

そう言いながらも未だに新鮮な興奮が忘れられないよみ
632メロン名無しさん:02/08/07 05:18 ID:AqqpHlAk
またつくってみました。拙文ですがよかったら一読してみてください。

『桜、散る時』−1話−
初めは、ちょっとした違和感だった。
それだけだった。
でも・・・。

それは、どんよりとした天気の、春の日の放課後のことだった。
灰色の空の下を、二人の女子高生が話しながら歩いている。
「ねえ、よみ少し太った?」
右の短髪の活発そうな女の子の方が訊ねた。
「お前は、なんでそう嫌なことをさらりと聞くんだよ?!」
よみと呼ばれた、長髪に眼鏡の女の子がカチンとした様子で言った。背は右の子より一回り大きい。
「で、どうなの?ねえ、どうなのよ?」
「悪かったな!ちょっとだけだよ、ちょっとだけ!!」
「へぇ、ちょっとだけねぇ・・・」
「何だよ、その目は?!」
よみが怒りを露にして食ってかかるが、もう一方の子は全く懲りる様子はない。
「いやー、太りやすい体質の人は大変だね〜」
「ぐっ・・・覚えてろよ。二度と宿題見せてやらないからな」
「ちょ、ちょっと!それは困る!今の取り消し!取り消すから許して!ね?」
「ったく、調子のいいやつ・・・ん?」
ひやっとした感覚によみが空を見上げると、続いてポツッ、ポツッ、とよみの顔に水滴が落ちてきた。
「ヤバい!降ってきやがった!走るぞ、とも!」
「おう!!」
633メロン名無しさん:02/08/07 05:20 ID:???
−2話−
ザァーーーーーーーーーッ!
雨は間もなく勢いを増し、二人が売店で雨宿りをするころにはすっかり大雨になっていた。
「あーあ、びしょ濡れだよ・・・」
「まさか、こんな大雨になるとはな」
この売店に駆け込む前に、雨を全身に浴びた二人はぐしょぐしょに濡れていた。
「まいったな・・・このままじゃ風邪ひいちまう。なんとか止んでくれないかな・・・」
「ほら見てよ、私なんて服も髪もびしょ濡れだよ」
「お前は、最近髪切ってショートカットだし、髪はすぐ乾きそうじゃないか」
言うや否や、よみは短髪の少女―――ともの髪を撫でてみる。
「ほら、やっぱりこれならすぐ・・・」
トクンッ。
瞬間、心臓の鼓動が高まる。よみは慌てて手を離した。
なんだ、今の感じは・・・?
「ん?どした、よみ?」
「い、いや別に・・・」
「なんか私の髪についてた?」
「いや・・・」
上目づかいでよみの顔を見つめながらともが聞いた。心臓の鼓動がさらに高まる。
う・・・だから・・・だから何なんだ?何故こんなにドキドキしてる?!
「本当に・・・なんでもないんだ。・・・気にするな」
「ふーん?」
よみにはそれだけ喋るのがやっとだった。ともはあっさり引き下がって、まだ激しい雨の降る外に目を向ける。
634メロン名無しさん:02/08/07 05:21 ID:???
「いつまで続くんだろうね、この雨・・・」
「さあな」
「しかし、あれだね。水も滴るいい女って言葉は、まさに今の私のために用意された言葉だね!」
「あ、ああ、そうかもな・・・」
「・・・は?」
あまりに予想外のリアクションに、素っ頓狂な声をあげてよみの方に向き直るとも。
「い、いや、そうじゃなくて・・・」
「・・・よみ、風邪ひいちゃった?」
「いや、大丈夫だと思うけど・・・」
「大丈夫じゃないって。家帰ったらすぐベッドに入りなよ」
「ああ・・・」
心臓の鼓動はどんどん高まっていく。
よみは、もうまともにともの顔を見ることすらできなくなっていた。

「大分止んできたね」
とものいう通り、雨は大分弱まってきていた。空を見上げると、所々に晴れ間も見える。
「さて、早くシャワー浴びて着替えちゃいたいし、さっさと帰りますか」
「そうだな・・・」
半ば生返事でよみが答えた。
というのも、よみは突発的に現れた、抑制しきれないその感情に、ただただ自問し続けていたのだ。
(これは・・・何だ?)
いや、実はそれは問いとしての意味は成していない。
よみは薄々この感情の正体に気づいていた。しかし、それは当人には到底認められるものではなかった。
そんなはずはないと、無意識の意識がその事実を否定する。
だから彼女は、自問し続ける。その、すでに答えの出かかっている問いを何度も自分に投げかける。
これは・・・何だ?
635メロン名無しさん:02/08/07 05:23 ID:???
−3話−
翌日。
休み時間になって、いつものメンバーが集まって談笑していた。
窓の外には、前日とはうって変わって澄みきった青空が広がっている。
「いやー、てっきり今日はよみは風邪で休んじゃうかと思ったよ。昨日の様子見てたら」
ともが開口一番、嬉しそうにそう言った。
「へぇ、よみちゃん昨日そんなに元気なかったん?」
そうともに聞いたのは、グループ一の天然ボケ少女、春日歩だった。みんなからは大阪というニックネームで
親しまれている。
「そうなんだよ。本当に、このまま死んじゃうんじゃないかと思ったくらい」
「そうなんや〜」
「そうなんや〜って・・・」
よみの方を伺いながら軽く突っ込むのは、クラス最年少にしてクラス一の天才、美浜ちよだ。
「でも、そういえば今日もよみちゃん元気ないんちゃうん?」
「あ・・・」
ともは、よみが今日はまだ一回も口を開いていないことに気づいた。
「よみさ〜ん、よみさ〜ん、生きてますか〜?」
「・・・・・・」
よみの頭をポクポク叩きながら呼びかけてみる。
「ん〜、さてはアレだね、ダイエットのしすぎで栄養失調気味だったね?
 それで、あれしきのことで風邪をひいちまったわけだ」
「・・・・・・」
「いや、ダイエットもいいけどさ、やっぱ資本は健康だよ、健康。
 よみもあんま体重ばかり気にしないでだね、この私を見習いなさい。
 大体、よみがどんなに頑張っても、この私のようなスレンダーな体にはなれな・・・」
「いい加減にしろ!!!」
突然、教室全体に響くくらいの大声でよみが怒鳴った。
636メロン名無しさん:02/08/07 05:24 ID:???
「・・・・・・?」
「大体、最近馴れ馴れし過ぎるんだよ、ともは!!!」
それだけ叫ぶと、よみは席を立って足早に教室を出て行った。
「・・・・・・え?」
残ったメンバーは、一瞬のできごとにただ唖然とするしかなかった。
「ともちゃんとよみちゃんって、幼なじみやんなぁ」
「うん」
「だったら、小さい頃からいつもこんな感じで話してたんやろ?」
「そうだけど・・・」
「なんやねんなあ、意味わからへんやん・・・」
大阪が素直に心境を口にする。
「あの、きっとよみさん今日は虫の居所が悪かったんだと思います。
 誰でも不機嫌な時はありますし・・・」
すかさずともちゃんがよみをフォローする。基本的に、こういう場面ではそういうことに徹することのできる少女なのだ。
「せやけどなぁ・・・ともちゃん、どう思う?」
「う〜ん・・・」
一同には、よみが怒ってる理由は皆目見当がつかなかった。
この中ではダントツで一番付き合いの長い、ともでさえも・・・。
637メロン名無しさん:02/08/07 05:47 ID:???
>>636
揚げ足取りする気はないが

フォローしたのはちよちゃんでは?
638メロン名無しさん:02/08/07 06:16 ID:???
http://skycgi.zero.ad.jp/~zbm78265/up/u_file120020807061437.jpg
峰不二子並みだ。(;´Д`)ハァハァ
639メロン名無しさん:02/08/07 06:20 ID:???
>>638
んふー
640メロン名無しさん:02/08/07 07:21 ID:???
>>638
641メロン名無しさん:02/08/07 07:29 ID:???
ところで、マジカルランドのジェットコースターに乗った時、
ともの隣が空席だったのは、やっぱり、ともが、
「私の隣に座れるのはよみだけだ」って思ってたってことだよね?
642メロン名無しさん:02/08/07 07:31 ID:???
>>638
スバラスィ!
643メロン名無しさん:02/08/07 07:53 ID:???
>>641
たぶんあれだ。
例えば家族が旅行で家にいない時でも、毎朝その家族のお茶を茶の間のその家族の席に用意するように、
よみは今回いないけれど、離れていても一緒にいるもの、自分の隣にいるものとして扱ったんだな、ともは。
よみが本来いるべき場所を、他人に譲りたくなかったんじゃないかな。
644メロン名無しさん :02/08/07 07:59 ID:???
もちろん、このスレに集う勇者達は
じおらまあずまんがのともよみを並べて飾ってあるだろうが…
制服? 体操着? スクール水着だとかぬかしたらただじゃおかねー。
645メロン名無しさん:02/08/07 08:02 ID:???
>>632-636
ええよーええカンジやー。
ところで>>636で終わりなの?
646メロン名無しさん:02/08/07 08:05 ID:???
>>644
じおらまだけでなく、HGIFの1と2、すいんぐの1と3、ちまこれも隣に並べてますよー。
ちなみにじおらまは二人ともスクール水着ですよー。
しかもともはよみに抱きついてます。
647メロン名無しさん:02/08/07 08:16 ID:???
>>644
そんなぁ〜。もう高校生ですからガチャポンはみんなお断りですよ〜。

次のレスに激しく期待
648メロン名無しさん:02/08/07 08:19 ID:???
>>647
高校生はガシャポン買っちゃダメですか?
649647:02/08/07 08:26 ID:???
>>648
とも×ちよネタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!

ご協力、ありがとうございます。ちなみに自分も当然ガチャポンはたくさん…(以下略
650メロン名無しさん:02/08/07 08:28 ID:???
>>641
ともが自分の横で暴れるのをみんな恐れたんだろう
651メロン名無しさん:02/08/07 08:40 ID:???
帰ってきた後も話に参加してなかった榊さん。ジェットコースターの写真では下向いてたし
ボンクラーズペースについて行けなかったのか?
652メロン名無しさん:02/08/07 13:40 ID:???
>>637
おっしゃる通りです。>>636の14行目はともちゃんではなくちよちゃんです。
眠気で頭おかしくなってたんでしょうね(w
その手のツッコミなら大歓迎なので、これからもどんどん突っ込んでください。

>>645
まだ続きますよ。5話か6話で完結すると思います。

そういや、俺のところは今日、アニメ版あずまんが放送です。
どうやら面白かったようなので、今から期待ですね。
653ふと思ったこと:02/08/07 13:47 ID:nkM3J.SU
アニメの体育祭の回で、木村が衣装を提案した時、顔の位置からして、左を向くとよみのスカートの中が丸見え?しかも衣装はプリティサミー
654メロン名無しさん:02/08/07 14:12 ID:???
>>652
えっ? まだ下らない話を続ける気?
アンタ、もっと、創作の勉強してから出直したほうがいいよ。
655メロン名無しさん:02/08/07 15:26 ID:???
                \ │ /
                 / ̄\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ─( ゚ ∀ ゚ )< また〜り!
                 \_/   \_________
                / │ \
                    ∩ ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\∩ ∧ ∧ \( ゚∀゚)< また〜り!
     また〜り!   >( ゚∀゚ )/ |    / \__________
________/ |    〈 |   |
              / /\_」 / /\」
               ̄     / /
                    ̄
656メロン名無しさん:02/08/07 16:27 ID:???
>>654
自分じゃ書けないからって妬むなよ。
また〜り行こうぜ。
657メロン名無しさん:02/08/07 16:39 ID:???
−4話−
それから3日が経過した。
あの日以来、よみはいつものグループの誰とも話すこともなく、一人悶々とした日々を送っていた。
一方、グループのメンバーも、なんとなく今のよみには近寄り難い感じがして、
話を切り出すことができずにいた。
そして、あっという間に授業が終わり、よみは今日も一人で帰途についた。

家に帰ると、よみはベッドに寝転がって、何をするでもなくぼんやりとしていた。
自ずと数日前のあの出来事が脳裏をよぎる。
そして、2つの思いがよみの中を交錯した。
1つは、後悔。もう1つは・・・安堵だった。
(そうだ、これでよかったんだ。これで・・・)
必死に自分を納得させるように胸中で呟く。しかし、すぐに別の思いがよみの心を支配した。
その思いは、先程のそれよりもずっと強い。
涙が自然と溢れてくる。
(こんなはずじゃ・・・こんなはずじゃなかったのに・・・・・・)
658メロン名無しさん:02/08/07 16:41 ID:???
言い忘れてました。>>657は、>>632-636の続きです。

ピンポーン。
その時、家のチャイムが鳴った。
誰だ?新聞の集金か?
よみは慌てて部屋を出て階段を下った。今日は母親が買い物で不在だから、
よみが玄関に出なければならない。
「はーい、開いてますよー」
よみが声をかけるとほぼ同時に、ドアが開いた。

「ヤッホー!!」
姿を現したのは、ともだった。思わぬ来客に、よみの心は激しく動揺する。
「と、とも・・・なんで、ここに?」
「なんでって・・・私がよみの家に来たらおかしい?」
「い、いや、そういうわけじゃ・・・」
「んじゃ、おじゃまするよ〜」
ともが無遠慮にズカズカと中に入り、二階に上がっていく。何回も来ているので、
よみの部屋の場所を、いやそれどころか、この家のおおよその構造を熟知しているのだ。
残されたよみは、一人呆然としている。そして、あの時の心臓の鼓動が蘇る。
よみは迷っていた。それは、出口のない迷路のような思いだった。
(どうしよう・・・私はどうすれば・・・)
659メロン名無しさん:02/08/07 16:43 ID:???
−5話−
「よみったらさぁ、ホント最近どうしちゃったのさ?なんか変だよ。
 大阪もちよちゃんも榊ちゃんも神楽も、みんな心配してるんだよ」
部屋に入るや否や、ともは開口一番、よみにそう告げた。
「ああ・・・」
生返事で返すよみ。心臓の鼓動は、相変わらず激しい。
「ははあ、さては体重増加があまりにも深刻で、悩んでるんですな?
 よかったらこのスレンダーボディ滝野智が、ダイエットの極意を教えてしんぜましょうか?」
「ああ・・・」
よみには、ともの話が半分も聞こえてない。脳裏には、あの雨の日の出来事がよぎっている。
そんなよみに、流石のともも訝るような視線を向ける。そして、強硬手段に出ることを決めた。
「おーい、よみ〜!聞こえてますか〜?」
突然ともの顔が目の前に現れた。業を煮やしたともが、よみの顔を至近距離で窺ったのだ。
心拍が一気に上がった。
「い、いや、聞こえてるって!うん、聞こえてる、聞こえてる!」
慌ててともと距離をとりつつ、よみが答えた。その様子に、ともは訝しげな表情を更に強める。
660メロン名無しさん:02/08/07 16:44 ID:???
「やっぱりさぁ、よみは最近おかしいよ!何かあったの?」
よみは黙って答えない。それを肯定とみて、ともが続ける。
「誰かに嫌がらせされた?もしそうなら、私に言ってよ。
 私が意地でもそいつに土下座させてあげるからさ!」
よみは尚も黙っている。その代わり、胸中では全力で否定する。
違うんだ・・・!違うんだ、とも・・・!
「それとも、私?私が何か傷つけること言った?
 だったら・・・謝るよ。私、何でもするよ」
そうじゃない!そうじゃないんだ・・・!
「え、えーっとさ、とりあえず今日は帰るよ。早く、機嫌直してよ、よみ」
立ち上がり、気まずいと言わんばかりに足早に部屋を出ようとするとも。
それを見て、よみの心はついに耐えられなくなった。何かが吹っ切れた。
こんなのもう限界だ!
決断し、行動にうつるのは今しかなかった。
661メロン名無しさん:02/08/07 16:46 ID:???
−6話−
「待てよ、とも!!」
あらん限りの声を張り上げて、よみは今まさに帰らんとするともに呼びかけた。
「え・・・?」
いきなりの大声に、驚きつつも振り返るとも。
「そ、その・・・えーと・・・」
一瞬、言葉を選ぶ。しかし、思いが先行し、それは思考にまでは至らなかった。
結局、出てきたのは最も単純明快な言葉だった。
「私は・・・お前のことが、好きだ!!」
「え・・・?」
頭の整理がつかずに、ポカーンとするとも。しかし、すぐにそれは笑みへと変わった。
よみに近づいていき、軽く肩を叩きながら答える。
「わかってるって!私もよみのことは大好きだよ。
 なんせ、私らは最強のでこぼこコンビかつベストフレンド・・・」
ガバッ!!!
刹那、何か強い力が急速にともをよみに引き寄せた。突然の出来事に、ともは目を丸くしかない。
自分がよみに抱きしめられたことに気づくのには、幾許かの時間を要した。
662メロン名無しさん:02/08/07 16:47 ID:???
「そういうことじゃ・・・そういうことじゃないんだ、とも・・・」
「よみ・・・」
それがどの種類の好きなのか、やっとともも理解しつつあった。
最も、理解だけで、認知することは脳内で激しく拒絶し続けていたが。
「なあ・・・なんとか言ってくれよ、とも・・・」
「・・・・・・」
ともは答えない。・・・いや、答えることができなかった。
そうして、1分ほど過ぎて、よみはともを解放した。ともは、途端に力が抜けてペタリとその場に座り込んだ。
「ゴメンな、とも・・・」
先に口を開いたのは、よみだった。
「こんなはずじゃなかった・・・私だって、こんなことになるなんて思わなかった・・・。
 最初に異変が起きたのは、あの雨の日のことだった。売店で雨宿りした、あの日・・・私は、
 今まで感じたことのない感情に襲われた。
 あまりに突然のことだったけど・・・あの時、私の潜在意識が表に出てしまったのかもしれない。
 それは、私には認め難い感情だった。でも、それを否定しても否定しても、私の心臓はこんなにも高ぶり続けるんだ。
 で、悩んだ末に私は・・・逃げることにした」
「・・・・・・」
663メロン名無しさん:02/08/07 16:48 ID:???
「ともには、この気持ちを知られたくなかった。知られて、避けられるのが怖かった・・・。
 だから、自分から離れることにした。そうすれば、格好だけはつくだろ?
 それで、この3日間、『これでいいんだ』と自分に言い聞かせながら、必死に自分を取り繕ってきた。
 でも・・・神様の悪戯だったのかな。自分の目論見が上手くいって、安堵しかけてた時・・・お前がここに来た。
 私の我慢は限界に達した。ともをこれ以上欺きたくないっていう気持ちが、知られたくないっていう気持ちを
 超えてしまったんだ・・・」
「・・・・・・」
「とも・・・私を軽蔑するか・・・?」
よみの問いに、ともは少し考える仕草をみせ、そして口を開いた。
意外にも、その顔はあっけらかんとした表情を見せている。
「うーんと、私にはよくわからないんだけどさ・・・ただね・・」
「・・・・・・?」
「泣いてるよみは、好きじゃない・・・」
「え・・・?」
「それと、一匹狼気取っちゃってるよみも。・・・笑ってよ。
 また、前みたいにみんなでわいわい騒ごう!ね!」
「・・・・・・」
「じゃ、そういうことだからさ。またね〜!!」
「お、おい、ちょっと・・・」
よみの静止を聞かず、ともはそのまま帰っていった。
664メロン名無しさん:02/08/07 16:49 ID:???
これは・・・どういう事だ・・・?
よみには、ともの言葉がにわかには信じ難いことだった。
(ともの気遣い?それとも、まさか・・・)
まさか、私の言わんとしてることが全くわからなかったのか・・・?!
それならそれで・・・いや、どうなんだろ。
どっちにしろ、おそらく・・・。
これって、アレだよな・・・?
ははは・・・まあ、そうだよな・・・。
はははははは・・・。
ハハハハハハハハハハハ・・・。
自然と笑いがこみあげてくる。その顔は、憑き物が落ちたように晴れやかだった。

ともが玄関を出ると、薄暗くなった夕暮れの空がともを出迎えた。
ふと、空を見上げてみる。
その双眸は・・・涙で溢れていた。
そう、ともは全てを理解していた。だが、あまりの信じ難い事実に、あの場ではああして逃げることしかできなかったのだ。
「ゴメン・・・」
止まらない涙とともにその言葉が出る。
「よみ、ゴメン・・・よみ、ゴメン・・・ゴメン・・・」
涙を拭いながら、ともは全力でその場を走り去っていった・・・。
665メロン名無しさん:02/08/07 16:51 ID:???
−最終話−
その翌日の朝。
教室のいつもの場所で、いつものメンバーが固まって談笑している。
特にともは、憂鬱な気持ちを悟られまいと、いつも以上に騒いでいた。
「やいっ!ちよすけ!宿題見せやがれ!」
「ダメですよ〜、今、大阪さんにノート貸してますから・・・」
「何ぃ?!なんで大阪から貸すんだよ!大阪は字書くの遅いんだから、
 私に貸した方が多くの人間にちよすけの宿題が行き渡るだろ?!」
「ともちゃんは、自分で宿題やるって発想はないんですか?」
「ないね、そんなモン!!!」
「はぁ〜、聞いた私が馬鹿でしたね・・・」
いつもの喧騒。バカ騒ぎ。
その時、教室の扉が開き、よみが姿を現した。
「あ、おはようさん、よみちゃん」
「おはようございます。今日もいい天気ですよね〜」
ここ数日やってたのと同じように、大阪とちよが当たり障りのない挨拶をよみにする。
「・・・・・・」
一方、俯いてすっかり黙り込んでしまうとも。
666メロン名無しさん:02/08/07 16:52 ID:???
よみは、大阪とちよに軽く挨拶して、真っ先にそのとものところに来た。
「よう、とも。なんだ、その顔は?もしかして、また宿題忘れたか?」
「え・・・?」
「私が貸してやってもいいぞ。ただし、『お願いします』と言えたらな」
「・・・・・・」
「ほら、どうした?早くしないとホームルームが終わっちゃうぞ?いいのかな〜?」
「・・・・・・」
ともは無言でよみの顔をみつめる。そして、何かを悟ったようにニヤリと笑った。
いや、実のところ何も悟ってなんかないのかもしれない。しかし、そんなことは彼女らにとっては
どうでもいいことだった。
「ふざけるな〜!誰があんたなんかに『お願いします』なんて言うか!」
「何ぃ〜?!」
「こうなったら強硬手段だ!カバン漁って宿題盗んでやる!」
「コラ!何しやがる!」
「ともちゃん、乱暴はダメですよ〜・・・」
「あ、ほんなら、私が急いでうつす必要なくなるわけやな?
 いけ〜、ともちゃんやってまえ〜!」
「大阪さんも何言ってるんですか?!」
いつもの喧騒。バカ騒ぎ。
そして、いつものでこぼこコンビ。
667メロン名無しさん:02/08/07 16:53 ID:???
授業が始まった。
よみは、珍しく授業を聞かず、考え事にふけっていた。
これって・・・。
これって・・・やっぱ『失恋』なんだよな・・・。
でも、よみにはその事は思ったほどダメージにはなっていなかった。
また、前のようにともや、他の仲間と一緒に騒げる。それは、よみにとって何よりの幸せだったから。
ふと、よみが窓から外を眺めると、桜が散っているのが見えた。
(もう春も終わりか・・・)
生暖かい風が開いた窓から吹いてくる。草木は、青々と茂りつつある。
窓から見えるもの、感じるもの全てが初夏の訪れを告げる。
(苦い春だったな・・・)
その胸中の呟きとは裏腹に、よみの心はサバサバとしていた。
桜がまた散るのが見えた。
それと一緒に、よみの目から一粒の涙がポロリと落ちた。
それは、よみの中でのひとつの季節の終焉を合図していた。

春が終わる・・・。

『桜、散る時』 −−− 完 −−−
668メロン名無しさん:02/08/07 16:57 ID:???
イイ(;∀;)
669メロン名無しさん:02/08/07 16:57 ID:???
何気に主人公がよみになってるが・・・

切なくて イイ!!
失恋は新しいパターン?
670メロン名無しさん:02/08/07 17:13 ID:???
よみたん・・・。
失恋物もイイかも。
671654:02/08/07 17:22 ID:???
>>656
そうだな、こんな下らないストーリーは書こうと思っても書けないヨ。
下手糞を相手にしたこちらが悪かった。素直に大人気無かったと反省するわ。
672メロン名無しさん:02/08/07 17:29 ID:???
>>654
とりあえずお前がSS書いて俺たちに見せろや。
糞はお前だ。
673メロン名無しさん:02/08/07 17:32 ID:???
まぁまぁ、夏厨は放っておいて、漏れたちはともちゃんに萌えてマターリしようぜ!
674メロン名無しさん:02/08/07 17:45 ID:???
原作のネタバレになるかもしれんので未読の人は気をつけてくれ。
4巻P69「ぐっしょり」より
よみ「ホラ 泣いて頼むなら一緒に入っていいぜー。」(ともと相合傘できる・・・)
とも「だれが!!そんな事するくらいなら走ってくよーだ!!」(ああ、なんで私は素直になれないのかな・・・)
ばしゃ!
とも「はいらせてー」(私も馬鹿だよな・・・わざと転ぶなんて・・・)
よみ「わかったから泣くな」(あぁとも、どろどろになって・・・)

P70「あいあい」より
とも「うー」(よみにくっつくチャーンス!)
よみ「あんまりくっつくな!濡れる!」(そんなにくっつかれると・・・)
とも「だってー」(あぁぁよみーよみー大好きだよー)
よみ「くっつくな 歩きにく・・・」(あぁぁもうだめ理性が飛ぶ)

スマソ
675メロン名無しさん:02/08/07 18:27 ID:IYXW0bwk
なんか切ないな、このスレは。
676メロン名無しさん:02/08/07 18:37 ID:???
レベルはアニサロでかなり上だと思うが、
なんか遊び心が不足してねーか、このスレ?
677メロン名無しさん:02/08/07 18:41 ID:???
所詮メロン
678メロン名無しさん:02/08/07 19:06 ID:???
じゃ、またAAでも貼りましょうか?
679メロン名無しさん:02/08/07 19:20 ID:???
ともよみメインのサイトって無いんですかねー?
680メロン名無しさん:02/08/07 20:10 ID:???
よみの失恋も切なくてヨカタよ
681メロン名無しさん:02/08/07 20:20 ID:???
最後はよりを戻してハッピーエンド
682メロン名無しさん:02/08/07 20:20 ID:???
でもやっぱり、ともちゃんとよみには幸せに結ばれて欲しいね。
683メロン名無しさん:02/08/07 20:22 ID:???
楽しけりゃどんどん抱きついて!
684メロン名無しさん:02/08/07 20:24 ID:???
              ,.、,、,..,、、、、,、、.,_       /i
             ;'   :、. .:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
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                   / /   rvi   ヽ
               / ィ'7///ァ/.,_ |i_li;  ゙i
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               /  ,ォTヽ、     ノ !'    
                / ./  ヽ. ヽ、二、イ !   
            / / \   ',r-l´  ヽ!. !
             / /、  `'''i. i. l ,r‐'! l
              / ! \ , ``'i'l''" r1 i
          /  !   メ,,  ,,.i |,,  ,} !,!
           i.  l   i '、;;;;;;;'| |;;;;;;;ノ |
             「i !   i   ''" | |`i"  !
          |! i,i   i_  ,;;  | | .!  |
           l   l-二;'一'二゙l  |
685メロン名無しさん:02/08/07 20:51 ID:???
>>684
なぜエビフライ?(w
686メロン名無しさん:02/08/07 21:25 ID:???
>>685
えびフライですが何か?
    ,.、,、,..,、、.,、,、、..,_       /i
  ;'・д・、、:、.:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'. -‐i
  '、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄
   `"゙' ''`゙ `´゙
687メロン名無しさん:02/08/07 21:58 ID:???
>>684
顔文字板で見たぞソレ・・・
688メロン名無しさん:02/08/07 22:16 ID:???
>685 俺も思うワラタし・
海老には関係ないけども。

とも、熱があるため学校を休む。
その日の昼休み、ちよをはじめいつもの級友が見舞いに行こうと相談をしている。
「でも、ともが熱出すとわねぇ〜。馬鹿は風邪ひかねぇってのに」「神楽さん、そんな事を言うのは可哀s「お前も同じだろ」

何故か不機嫌なよみ、突っ込みも尖っている。
「、、お、おう、、」「そこは『なんでやねん』ていうとこやで〜」「、、なんだよそれ?ともみてぇだな」
マイペースな大阪のおかげで場が和む、一人は違うようだが。

(五月蝿いぞお前達にともの何が分かってるってんだ、って私は何を考えんだ?)
彼女たちを眺めながら自問自答するよみ。理解できない焦燥のために友人達の言葉の端々が癪に障る。
(違う違う今は皆でお見舞いの事を相談してるんだあいつは結構寂しがり屋なんだ皆で押しかけたら驚いて喜んで)
(そうアイツの喜んだ時の顔は最高なんだ声を聞きたいな私の名前を呼んで欲しい)
(どうすれば喜ぶかな?食べ物なんかどうだ?シュークリーム?良いかもしれないなこれなら私も一緒に食べた時アイツの軽口も聞けるかもしれない)
(そう私にその顔を見せて欲しい声を聞かせて欲しい)
(あいつらなんかに見せたくも聞かせたくも)「、、、さん?よみさん?」「私だけ、、って、え!?」妄想を終わり派手に驚くよみ。
「どしたのん?ぼ〜としてぇ」「、、お前に言われたくない」
相変わらず肋骨を折りそうなほど心臓が動いているが、幾分自分を取り戻す。
689午後3時の名無し:02/08/07 22:19 ID:???
「そうだな、土産なんかどうだ?、、シュークリームでも持っていけば喜ばないかな?」
「あ、それはいいかもしれません」「(頷く榊)」「、、何時から居たんだ榊?」「まぁいいじゃねぇか、早くあの馬鹿喜ばしてやろうぜ」

(何を考えていたんだ私は、皆でお見舞いに行くほうがともも喜ぶじゃないか)
冷静になったよみ、自分の気持ちは否定できないが心配しているのは皆一緒だと気づく。
(何時か気持ちを伝えられるといいんだが)苦笑しながら考える。

ガラッ!!
突然必要以上に過剰に開かれる教室のドア、其処には何故か放課後会う筈のともが立っている。
「ともさん!」「あ、ともちゃんや」「どーして此処に居るんだボンクラ1号!?」「、、、体の調子は良いのか?」
「うるさい2号!え〜っとね、病院行って注射打ったら治った、でつまんないから来ちゃった。あははははは」天真爛漫な笑い声が教室を流れる、さっきよりも室内が明るく見える気がする。

だが何故か胸が弾まない、喜んで良いはずだ、嬉しいはずなのに怒りが込み上げて来る。
(心配してたのに何で笑ってられるんだ人の気も知らないで、それに熱がぶり返したらどうするんだ!)
(糞!言いたくないのにこんな事、でも、我慢できない、、)
「とも!!」自分でも予想していない位の大声、ともも、周りの皆も驚いてこちらを見ている。

いつの間にか近くまで歩いてきたようだった、見たかった顔が手を伸ばせば届く所にある。
(とも、、やっと会えた、、) だが口から出たのは全く別の言葉だった。

「とも!何で学校に来たんだよ!!」(違う、私はこんな事言いたくない、、)

「、、よみさん、、」「、、、」静かになる、教室の音が無くなる、窓や廊下からの音しかなくなる。
重ねて問うよみ。
「何で来たんだよ!とも!!」

「、、、徒歩で」
「そっちかよ!!!!?」

、、、長々と書いてオチがこれという、、首機っといたほうがイイカ?
690メロン名無しさん:02/08/07 22:31 ID:???
(・∀・)イイ!!
691メロン名無しさん:02/08/07 22:39 ID:???
落ちがそれっぽくて(・∀・)イイ!!

 


それってなんやー?
692放課後6:02/08/07 23:13 ID:???
だれもいない教室。ここにいるの大阪とよみだけ。
よみ「大阪ー、まぶたにゴミがついてるぞ。わたしが取ってやるから、少し目をつぶってて
くれる?」
大阪「あーそうなん?、じゃあとってー」
よみ「じゃあ、とるぞ〜、ん〜、ちゅっ、ちゅっ」
(智のように大胆にキス?する勇気はないので)、頬にキスをするよみ。
大阪「よ、よみちゃん?なんでわたしにキスするん?」
よみ「わ、悪いな、大阪、な、なんかなー大阪のことがすごく愛しく思えてな、大阪はすごくかわいいし、大事な友達だし・・」
大阪「前にも智ちゃんにキスされて、そんなこといわれて、わたしなんかモテモテやなー」
しかしそれを偶然教室に入ってきた智にみられてしまった!
智「よみー?大阪?なにしてんのー?、こんなとこでさー」
大阪「なんかなーわたしモテモテやー」
―智が自分にたいして嫉妬するのか、反応を見ているよみ・・・・
智「ふーん・・・・・・、そうだ大阪〜、一緒に帰ろうぜ〜よみなんか「ほっといて」さ〜」
大阪「えっ?せやけど・・・智ちゃん?」
よみをおいて大阪と帰ろうとする智。
よみ「と、智!わ、わたしが悪かった!これはただの冗談だよ!冗談だって〜!待てってば〜智〜!う、うわ〜ん!」

よみ、いいとこナシ・・・・
693午後3時の名無し:02/08/07 23:16 ID:???
焼きもち焼きのとも、秀逸。
694メロン名無しさん:02/08/07 23:18 ID:???
>>688-689
あんた最高(^o^)
695メロン名無しさん:02/08/07 23:40 ID:???
今回の夏コミでともよみエロースな本は果たしてあるのだろうか……
榊神楽やちよ大阪はタマにみるのだが……むぅ。
696メロン名無しさん:02/08/07 23:47 ID:???
前スレのラストあたりで出てたのに触発されて書いてみました。

「卒業」

 薄暗い階段を一足飛びに駆け上がった少女が、重い鉄の扉を開け放つと、早春の日差しとともに爽やかな風が吹き込んだ。
「うひゃー最高! よみ、早く来いよー!」
「お前・・・ホントにガキだな」
 暦は苦笑しながら、一歩ずつ踏みしめるように階段を上る。智と二人、この屋上で昼食をとるのも、おそらくこれが最後になるだろう。

 縁石に並んで腰掛け、購買部で買ったパンを分け合う。
「ハイ、よみはメロンパンね」
「おい、私はクリームパンって言っただろ」
「いーじゃん、せっかく買ってきてあげたんだからさぁ」
「カネ出したのは私だろーが!」
 ひとしきり言い合いはするが、この程度で本気で怒るようでは智と付き合うのは無理である。あきらめてメロンパンをかじり始めた。
「まぁ、しかし高校生活なんてアッと言う間だな」
「でも、すっげー楽しかったよ。おかしなヤツも一杯いたし」
「・・・・・ともだけには言われたくないセリフだけどな」
「なんだと! どーいう意味だよ、それ」
「そのまんまだよ」
・・・・・・・

 とりとめのない話を、始業のベルが遮った。一瞬、二人の間に沈黙が訪れる。
697メロン名無しさん:02/08/07 23:49 ID:???
696の続き

 先に立ち上がったのは智だった。
「さて、と・・・・・行くか!」
 パッパッとスカートの裾を払う。
 続いてゆっくりと腰を上げた暦に、智は前を向いたまま呼びかけた。
「あのさ・・・・よみ」
「ん?」
「えっと・・・」
「何だよ」
「・・・・ありがと」
「え?・・・・・ああ、昼飯代ならオゴリじゃなくて貸しだぞ」
 智が人と目を合わさずに話すなんて珍しい。と思いつつも、つい茶化してしまう。
「バカ、違うよ・・・・いろいろとさ、うまく言えないけど、ありがと」
「何言って・・・んっ!?」
 顔を覗き込もうとした暦の唇が、柔らかいもので塞がれた。
 突然の乱暴なキス。
 慌てて振りほどこうとした暦は、自分の制服をギュッと掴んで引き寄せる智の腕が、小さく震えている事に気づく。
(とも・・・)
 暦は体の力を抜き、自分より少し小さな親友に身を委ねた。
 智の肩に掛かった暦の両腕が、拒絶から抱擁へ変わろうとした瞬間、唇を押し付けるだけのぎこちないキスは、始まりと同じ唐突さで終わった。
 スッと体を離した智は、少し俯いたまま黙っている。
「と、とも・・・・・?」
 おもわず深刻な声で呼びかける。と、弾かれたように顔を上げた智は・・・・・笑っていた。
698メロン名無しさん:02/08/07 23:50 ID:???
697のつづき

「あははっ、どーだった、私のキス? ねっ?」
暦の肩をポンポンと叩きながら、嬉しそうに訪ねる智は、多少頬を染めているものの、いつもの笑顔である。
「どうって・・・アンタ、どーいうつもりだよ!」
「だからさ、まぁ、お礼だよ」
「こっ・・・これのどこがお礼だっ! そもそも何の・・」
「だってさぁ、私のファーストキスだよ? こりゃすっげー希少価値じゃん!」
「そういう問題じゃねー!」
 つられて、すっかりいつもの調子で突っ込んでしまう。
「ほら、よみ、早く行かないと卒業式の練習遅れるよ!」
 駆け出した智の後ろ姿に、
「バカ・・・・私だって初めてだぞ」
 小さく呟いた暦は、自分の頬が少しほころんでいるのを感じた。

fin
699696:02/08/07 23:53 ID:???
とりあえず、オレの脳内では、この二人は告白とかは絶対にしない。
で、こんな感じの微妙な関係がイイな・・と。
700メロン名無しさん:02/08/08 00:02 ID:???
凄い爽やかや〜
二人とも甘酸っぱい思い出になりそう
701せつなさ爆発:02/08/08 00:02 ID:???
>>696
微妙な関係ってイイね!

自分としてはお互いの気持ちに気づき始めて・・・
でも親友のままってのがいちばん萌える。
702メロン名無しさん:02/08/08 00:20 ID:???
1、微妙な関係のまま
2、告白して恋人同士に。そしてあま〜い生活
3、告白するけど失恋

みんなはどれ派?
703メロン名無しさん:02/08/08 00:25 ID:???
>>702
どれが上でどれが下ってことはないと思う。
どのケースも、誰かが書けば立派なSSになることはすでにこのスレで実証済み。
ただ、あずまんがの性質とかシチュエーションを考えると、
1が大勢を占めそうだね。
704702:02/08/08 00:32 ID:???
>>703
別に上下を決めたいわけじゃないんだけど・・・。
ただみんなの好みが聞きたかったの。
SS書くんだったら、やっぱりみんなに喜んでもらいたいからさ・・・。
705メロン名無しさん:02/08/08 00:36 ID:???
>>378の路線は他には出テコナイノカナ・・・
706703:02/08/08 00:45 ID:???
>>704
あ、別に責めてるわけじゃないよ。
どれでも作品として成り立つってのはあくまで俺の個人的意見だし。

えーと、そう言っときながらまた偉そうなこと言うけど・・・。
SS書いてみんなに喜んでもらいたいってのはよくわかるけど、
書くんだったら自分の好きなものを書けばいいんじゃないのかな。
このスレも結構読者サイドの人間が増えてきてるようだし、
みんなに喜んでもらうっていうのは事実上不可能だと思う。
だから、人に意見を聞くより、とりあえず自分の色を前面に出した、
自分の書きたいものを書いてみたらどうだろうか?
707午後3時の名無し:02/08/08 00:50 ID:???
夜の川原、花火をしている二人。
「よみ〜打ち上げないの打ち上げ?ドラゴンでも可〜」「大人しく普通のやれよ、普通の」
町の花火大会が終わり他の級友と別れた。が、この打ち上げ馬鹿に誘われて此処に来ることになった。良く考えるとどちらが誘ったのか良く覚えていない。
「え〜ドラゴン〜」「無い」(全く、何でこんな所でこいつのお守りをしないといけないんだ?)
諦めて護岸ブロックに腰掛けるとも。
「とも、お前には線香花火に慣れる事を命じる」「、、地味だなぁ」苦笑するとも「あたしには似合わないよ」
「あ、競争しよう。先に落ちたほうが負けね」「、、なんでこう勝負馬鹿かな」「何を!?いくよ、せ〜の」

ジ、ジジジ・・・ 花火が少しづつ火花を散らしていく、、、息を止める二人。
「・・とも、足の上に落とすなよ?火傷するか・・ひゃあぁ!?」火種を避けてともにしがみ付くよみ。「あっははは、自分で言って火傷しそうになってら、、あ〜、あたしのも落ちた」「良し!あたしの勝ち!!」胸を張るとも。
「じゃあよみ、膝枕してくれ!」「はぁ?何言っ」「今決めた!」
708メロン名無しさん:02/08/08 00:53 ID:???
>>706
素晴らしい!!
709メロン名無しさん:02/08/08 00:54 ID:???
>『桜、散る時』
よかたよ

とも×よみはさんざん書かれているからこそ難しい
安易に攻め受け変えるとか激しいズーレものにするとかじゃなく
お互いを思うふたりの心情の描写だけでオードソックスながらも
新たな萌え表現の開拓に成功している
「失恋物」と思わせて
じつは後日談が、もしくはサイドストーリーが、ってなかんじで
さらなる展開をも予感させる
てか俺のなかでもう妄想が始まっている

しかし続編はお決まりの展開になりそうなのであえて希望しない(w
710メロン名無しさん:02/08/08 01:05 ID:???
ふと思ったのだが、
ここでのSSは恋愛ものではないとだめなのだろうか?
711メロン名無しさん:02/08/08 01:38 ID:???
>>710
そんなこと無いYO!
とものはっちゃけギャグSSきぼんぬ。
712午後3時の名無し:02/08/08 01:38 ID:???
>706 同意。俺も勝手に書かせてもらってるしな、出来るだけ努力はする、これでいいんじゃないか?w

ポスッ
勝手に頭を乗せるとも、嬉しそうに見える、、、のは私の錯覚か?「よみの膝って柔らかいよね」「、、そりゃ良かったな」
「ねぇ、よみ」「何だ」「綺麗だね」「なっ、、」「、、星が」意地悪そうに笑うとも、これだ、いつもこうなんだ。思わず肩を震わせてしまう。
「嘘うそ、よみのが綺麗だって」そう言って私の髪の毛に触れてくる「髪が綺麗なのか?」「全部」
「、、、」冗談だと分かっていても体が固まる、こいつ何言って、、「嘘じゃないよ。ね、よみ、いつもみたく撫でてよ?あたしの頭」、本気、、みたいだ。
「、、頭じゃない。髪をとかしてたんだ」「じゃあ頼んだ」嬉しそうに体を預けるとも、ばれてるのか?何時も撫でてること、、ばれてるよなぁ。
撫でている間、勝手に顔が火照ってくる。ともも同じ様だ。
「なーよみ」「ん」「こないだ、、あたしの事好きっていったくれたよね」「な!?」又、体が固まる。
「そ、それはな、あ、あれだ空耳。私が好きなのはシュークリームで、、いや、お前も好きだぞって!?いや、親友として、、」「よみ、好き」「、、あえ?」
「好き、あたしもよみの事好き、一杯好き、ずーっと好き!」満面の笑顔で言ってくれた。
「、、、うん」「じゃおやすみ!」私の方に寝返りして顔を隠すとも。頭がぼーっとする。でも、手はいつの間にか動いていた、何度も髪を梳いていた。
「とも?風邪ひくよ?」、、、聞いてはみたが一緒に風邪に罹るならそれでもいいかと思う。

翌日、私は案の定風邪をひかせてもらった、愛しいともは元気に登校したらしい。
(不公平だ、やはり馬鹿は馬鹿で馬鹿だから風邪をひかないんだ)

「よみ〜!見舞いに来てやったぞ〜!!」賑やかな声が聞こえてくる。
(、、でも、お楽しみは後に残すほうが良いしな。風邪もたまにはいいか)
ほころぶ顔を怒らせるのに苦労した。
713午後3時の名無し:02/08/08 01:47 ID:???
>707
「あ〜、あたしのも落ちた」

「足の上に」
「はぁあ〜〜〜!!!?」
というほうが良かっただろうか>711
そして同意、ギャグはネタ考えるの難しいと思う。俺には出来ん。誰か降臨キボン
71427-これから:02/08/08 01:57 ID:???
4月―。外の天気も暖かくなり新しい春が顔を出しはじめた。
長かった冬は終りを告げ、小春日和のいい天気が、
人々の心を穏かにしてくれる。そして、出会いと別れの季節でもある、そんなある日―。

ここはとある公園。木々の緑も生い茂り、花壇の花は
春のそよ風に抱かれて、生命の輝きを散らすように
咲き誇っていた。
そこで2人の少女が向かい合って見つめあっている。
「智、これでまた一緒だな」「うんそうだねまたよみと」
「フフフ」「エへへへ〜!」
「や、や、や・・・・・!」
「やった〜っっ!!」
嬉しさのあまり、絶叫して抱き合う二人。
「アハハハハハ〜!バンザーイ!」
滝野智、水原暦、ともに中学三年生。
2人はお互い同じ高校に合格した喜びをかみしめていた。
715メロン名無しさん:02/08/08 04:13 ID:???
神楽×ともちゃんてゆうのは駄目ですか。
いや智ちゃんが可愛ければそれでいいんですが
716バッドエンド:02/08/08 04:28 ID:???
「とも・・・ごめん」
「え?」
その瞬間、ともの腹部には包丁が
突き立てられた。
「どうして・・・?よ・・み・・」
ともは驚きに満ちた瞳をよみに向けた。
制服がみるみる鮮血に染まる。
「あんたが・・田中君と付き合い始めたって・・
知った・・だから・・・」
よみの包丁を握る手がかすかに震えている。
「だから・・・こうするしかなかったんだよ・・
ともを誰にも渡したくない・・」
よみの頬を涙がつたった。
「そんな・・」
ともは崩れ落ちそうになりながら
よみの体にしがみついた。
包丁が音を立てて床に転がった。
とっさによみはともの体を抱きかかえた。
「ずっとこうしたかった・・」
よみはそう言ってともの紫色に変色した唇に
自分のそれを重ねた。
「ああ・・これでともは私のもの。二人はずっといっしょだよ・・。」
ともの髪をなでながらよみはそう囁いた。
しかし消え行くともの意識にその言葉はもう届いていなかった。
717メロン名無しさん:02/08/08 04:58 ID:???
          ,. -───-: 、
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718メロン名無しさん:02/08/08 05:04 ID:???
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719メロン名無しさん:02/08/08 06:39 ID:???
>>716
(つД`)
720メロン名無しさん:02/08/08 10:30 ID:???
>>712
告白イイ!!
っていうかすごいイイ!
721メロン名無しさん:02/08/08 10:51 ID:???
>>716
……(つД`)・゚・
722メロン名無しさん:02/08/08 11:28 ID:???
>>716

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    |_:_:_:_:_:_:__:|  ,!、 `T´|    _/
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     |:: ::l:: :: :|:: :: :: :: :: ::|
    \:_:_;;,-!、:: :: :: : ,:‐,'
       |; ; ;|`ー'T´' ' |
      i'    i'   i   i
723メロン名無しさん:02/08/08 12:54 ID:???
この場合、女の人って
田中のほうを殺しそうな気がする。で、葬式でともを必死に
元気付けて、自分の株をあげる、と。
724メロン名無しさん:02/08/08 14:16 ID:Ru2cGwOM
田中君、よみスレではよみと付き合っていたはず。色男ですな。
すると、よみとしては、愛する女性に愛する男性をとられてしまったことになり、
もう、なにがなにやらさっぱり…。
725メロン名無しさん:02/08/08 14:24 ID:???
田中って誰???
726メロン名無しさん:02/08/08 14:56 ID:???
>>725
あずまんが大王 よみたんを語る
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/anime/1026610747/
こっちの523が初登場??
727メロン名無しさん:02/08/08 15:45 ID:???
みんな!田中見つますた!!!!



   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
  /   ,――――-ミ
 /  /  /   \ |
 |  /   ,(・) (・) |
  (6       つ  |
  |      ___  |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |      /__/ /  < なわけねぇだろ!
/|         /\   \__________
728メロン名無しさん:02/08/08 16:20 ID:???
ともちゃんて実際いたらかなり男にうけるタイプだと思ふ。
二次元だと大阪とかがいいと言われてるけども、三次元で一番もてるのはきっとともちゃんだろう。
よみ大変だなぁ。
729メロン名無しさん:02/08/08 16:44 ID:???
>>728
三次元のともなんか萌えれないYO!
ヤパーリ二次元ぢゃないとね・・・
730メロン名無しさん:02/08/08 17:30 ID:???
( ̄▽ ̄)「おひゃー!」
( ̄^ ̄)「……おはよ」
( ^ _^)「おいおい元気ないですなぁ、よみくん。
      そんなんじゃ今日一日やっていけないぞ」
( ̄- ̄) 「うるさいな。おまえが無駄に元気なんだよ。
      …それと、暑いからくっつくな」
( ̄▽ ̄)「つれないなァ……
      あれ、よみひょっとして太った?」
( ̄△ ̄;)「太ってねーよ」
( ^ _^) 「あ、そう」
( ̄^ ̄) 「………」
( ̄▽ ̄) 「………」
(゜‐゜) 「………」
( ̄▽ ̄) 「………」
Σ(゜Д゜)「……あ、あ―――!!」
(゚Д゚;) 「うわ、びっくりした!
      ……なんだよ、とつぜん」
(゜Д゜;)「とも! おまえスカートはくの忘れてるぞ!!」
(T□T)「うそっ!?
      ……うわ――! 本当だっ!!」

すまん。
顔文字で実験してみたかっただけっす。
……なんだよこの会話(´Д`;)
731 :02/08/08 19:06 ID:???
いささかワラタ
732メロン名無しさん:02/08/08 19:07 ID:???
>>730
顔文字はともかくワロタ。気づけよ
733メロン名無しさん:02/08/08 19:14 ID:???
>730

ともはおバカだからしょうがないけど
よみのざーとらしい反応の遅さもワラタ
734メロン名無しさん:02/08/08 19:31 ID:???
>730
よみはともの下着を横目で凝視していたというわけか
うらやましいな
735メロン名無しさん:02/08/08 19:38 ID:???
7月下旬にスレが立って、もう7百過ぎか・・・
凄いなあ・・・
736メロン名無しさん:02/08/08 20:00 ID:???
>>750
すげー!>>730の絵だ!
737メロン名無しさん:02/08/08 20:09 ID:???
                       ,,..-----..,,
                     ,./::::::::::::::::::::::"'>、
                    ./::::::::::::::::::::::::::::::/"ヽ,    んもー、よみってば、
                   /i::::::lリヽ:::::::ル:;;/   )
                    i::::iヽ" \/i '\  くi     クルクル回しすぎだぞー
                    Ci '⌒ ,  '⌒ヽヽ  \
                    /:::l  ┌─┐  丿\  i\
                   /::::: \ ヽ__丿 /:::::::i\| \
                  ノ::::::::::::::^i'---''i^-、:::::i  |;;;
            ┌ 、  /;/i::/ヽヽ // ー i  |;;;
            (ヾ,iーi"""/ ̄  \/./    i i;;;
           ("U  | /    / /      ∨;;;;
           ノ::::   :|/  Y  / /     Y   \;;;
         く  :::   :|   /  / /      :::i 
          i  :::.   |   i  / /       ::i
           i ::   |   i_/ /_____人
          ∧ :   |  ;;|   ̄ ̄      ::::| ヽ    /
          / 'i :   .|  /|          :::::| i  /
          /  'i;.   | ノ::|          :::::|  i,/\
         /  ;i   |.(:::::|          :::::|;; ::   \
         i   i ;;  | ∧:: |________;;;人;; ::   丿
         ^'--i;;;;   V V          ::::ヽ丶   /
738メロン名無しさん:02/08/08 20:14 ID:???
>735 萌え狂ってるからなぁ、俺もだが。

ある居酒屋、呑むというより流し込むようにジョッキを空ける神楽。
「、っくあぁ〜!すいませ〜ん、生おかわり!」「、、何でそんな勢いで呑めるんだ?」「分かった!胸に入れてんだ胸!だからでけぇんだ!な?胸!」
「変な呼び方をするな!」「でもすごいですねぇ、大丈夫なんでしょうか?」「大丈夫やろ?大丈夫なんやから」「は?」「・・・」

久しぶりにちよが帰国する、という事で懐かしい友人達が集まる事となった。大学生が騒ぐのは飲み屋と言う訳で此処にいる。
流石にちよに酒はまだ早いため、榊がジュースに酒を混ぜて即興のカクテルを作っていた。
、、、カクテル?
「(榊、少しづつ増やすんだ)」「(、、解っている。獣医をなめるな)」ともの悪巧みに何故か乗っている榊、すでにかなり酔っている様だ。
739午後3時の名無し:02/08/08 20:37 ID:???
>738の続き

1時間後
「それれれすね、ただきひひゃんがあたしをつきとばすんれす!もうばかかとあほかと、、よみしゃん!きーてますか!?」
「あ〜、聞いてる聞いてます、、、おい榊、お前何呑ませたんだ?」「ひと夏の思い出を」「、、、後悔の間違いだろう」
「っあぁ〜!遅ぇなとも!それで私に勝つつもりか!」「んっ、ぷぁ〜、五月蝿い!あれだ胸の差だ」「あ〜、う〜」一気飲みで勝負しているボンクラ二人。
「あ〜、おさげが〜ちよちゃんが〜、、」もう一人は既に潰れている。
「かぐらさんは、すごいですね〜」「おう!この位序の口だよ、体育会系なめんな!毎日が潰し合いさぁ!!」
「ったく」一人セーブしていたよみが見回せば、榊は「まや〜」と呟きながら銚子を転がしている。
(酔っ払いが二人に、ガラクタが三人っと)何となく数えるよみ。
740午後3時の名無し:02/08/08 20:49 ID:???
>739の続き

「おい、大阪以外のボンクラーズ、大丈夫か〜?」
「おっけーでーす!!」両手で大きく『まる』を作る神楽、やってることは十分酔っ払いだが顔色をみると本当にOKらしい。
(大学には水泳と酒飲みにしか行ってないなこいつ)「で、ともは?大丈夫か?」

「ぅおっけぇー!でぇーす!」神楽の真似をして、大きく両腕を交差させるとも。
「絶対駄目だろうお前!!?」
「え?、、あぁあ!?」
741メロン名無しさん:02/08/08 22:06 ID:???
>737 俺も回していいでつか?
742メロン名無しさん:02/08/08 22:52 ID:???
今宵のともスレは歩みが遅いな
743メロン名無しさん:02/08/08 22:54 ID:???
やはり皆様、ともとよみはラブラブなのがお望みなの?
俺は男が絡んできても崩れそうも無い、女の友情が好きなんだが。
744メロン名無しさん:02/08/08 22:59 ID:???
>>737
かわいいなあ。
745メロン名無しさん:02/08/08 23:13 ID:6UwqC6R6
>>743
漏れはあずまんがの恋愛ものに限っては男が出てくると萎える。
だからともよみラブラブものが一番好き。
746メロン名無しさん:02/08/08 23:14 ID:???
>>695
おれも探しまくる予定。
誰か、ともよみエロースな本の情報あったらよろすく!
747メロン名無しさん:02/08/08 23:29 ID:oUl6q6Vw
「よみ〜あのね〜」
「何だ?」
「子供ができちゃった」
「!! う、嘘つくなっ!」
「なんで?本当だよ」
「お、お前・・・やはり最後には男を取ったのか!」
「はぁ? 子供できたのはうちの犬なんだけど・・・」

べたですまそ
748メロン名無しさん:02/08/08 23:36 ID:VoFYzsv.
>>747
クロたんの子供たちと戯れるともたん・・・。
「ああ〜可愛いな〜可愛いな〜。ああ〜こけちゃった〜可愛いな〜。」
749メロン名無しさん:02/08/08 23:37 ID:???
>>747
よみスレに感化されたな。
750メロン名無しさん:02/08/08 23:38 ID:???
今宵の神はまだか?
751メロン名無しさん:02/08/08 23:39 ID:???
>743
実際、原作では木村くらいしかおとこいねぇしな、素直に妄想しずれぇんじゃねぇか?
とりあえず書いてみよーや、萌えれば勝ち。
752メロン名無しさん:02/08/08 23:39 ID:???
よみスレでついにともちゃんとよみが結婚したね。
753メロン名無しさん:02/08/08 23:44 ID:7/ZxEh32
>>751
同意
754メロン名無しさん:02/08/08 23:48 ID:???
よみスレがみつからねぇ、罠か?
755メロン名無しさん:02/08/08 23:57 ID:???
>>754
よみスレはアニメ板だぞ。
756メロン名無しさん:02/08/08 23:58 ID:???
757メロン名無しさん:02/08/09 00:07 ID:???
私はともちゃんの事が好きすぎるのですが・・・・。



原作連載中ってたしかあんま人気ないと思ってたのになぁ。多いな同士
75827-これから2:02/08/09 00:18 ID:???
いま2人は春休み真っ盛りだ。中学も無事卒業して、あとは、入学式を待つばかりである。
無事受験を終えた2人は街に遊びに来ていた。
「アタシは嬉しい嬉しい〜!よみと一緒の高校行けてすっげー嬉しいー!」
智は満面の笑みでよみに抱きつく。嬉し泣きをしているようにも見える、智の表情は幸せ一杯の様子だ。
「ほらほら、わかったからそんなに抱きつくなよ、智」よみも、そういながらも嬉しさで顔をほころばせている。
また智と一緒になれた安堵感でたまらないのだろう。よみは、自分にからだをあずけている智の跳ね髪
を撫でながら、「まさか、智がわたしの受けた高校にうかるなんて思わなかったぞ。よくがんばったな、智。苦労しただろ?」
よみは、智の背中に手をまわして、優しく抱きしめてそう言った。
「よ、よみ・・・」
智はよみのそんな言葉に胸が熱くなった。しかし、「なにいってんのさ〜!これはアタシの実力よ!実力!あはは〜!」
としんみりとした表情のよみに底抜けの笑顔でよみに悪態をつく。こういうところは智らしい。
しかし、そんな智の態度にすこし頭にきたのか、「フフン、わたしはすごく悩んでたんだぞ?智がもし「落ちてたら」
どうやって慰めようかなって。なあ、智?」と得意の皮肉でやりかえす。
「よみーそれひどい〜!」
完全に「2人の世界」に入りきってしまっている智とよみ。このうえない幸せと嬉しさをずっとかみしめていた。
759メロン名無しさん:02/08/09 00:29 ID:???
>>758
幸せイイ!

智の背中に手をまわすよみもイイ!!
760メロン名無しさん:02/08/09 00:34 ID:???
このスレのせいで慢性的な寝不足。
くも膜下出血になったら、訴えちゃうから(w
761754:02/08/09 00:37 ID:???
>756 ともの次に萌えていいか?w
なんにせよサンクス
762メロン名無しさん:02/08/09 00:59 ID:???
>>757
たしかに。結構前から俺は好きだったが、原作連載中の当時ともちゃんの人気は
ほぼ最下位だった……。最近アニメ版で人気順位がだいぶ変わったはず
763メロン名無しさん:02/08/09 01:02 ID:???
>>758
ほんわかイイ━━(・∀・)━━!!!!!
764メロン名無しさん:02/08/09 01:11 ID:???
>757,762
逆に初め嫌いで、ってのは多かったのかな?
俺は此処のおかげでとも最強になったが。
765その1:02/08/09 01:58 ID:???
「男が絡む女同士の友情話」って話題が出てたし、流れ的に言うと
よみスレよりこっちかな。というSSです。
「いつかは訪れるだろう日」の物語。


「じゃ…俺、待ってるから。今夜…」生真面目な声が緊張していた。
「ああ。じゃあな」携帯を切ってから、暦は思った。自分の声はどう聞こえていただろう。
夕日に焼けた空を見上げる。ふと、高校の頃にもこんな中をみんなと歩いて帰った記憶が
蘇ったけれども、今それに浸ることは許されないような気がしてしまった。
今晩自分がやるだろうこと。心待ち、ではなかった。
相手を好きではあるにせよ、まだそれとこれを同じことにはできないままなのだ。
まして最初はおおむね苦痛でしかないだろうことを知っていれば尚更、義務感がまさる。
(でも、まあこんなものなんだろうな)そう暦は自分に言い聞かせた。
大人になるというのは、案外そっけない手順を踏んでいく事なのだろうと。
信号が変わり、疲れた顔の雑踏が動き出す。暦もその中の一員だった。
その時、しまいかけた携帯が再び鳴った。
「ああ、よみぃ〜?店の住所ちゃんとわかってる?」
「相変わらず電話でも大声だな…え?それはどこの交差点だ。何!?」
暦は道を間違えたことに気づき、あわてて雑踏から駆け出た。

居酒屋の暖簾をくぐると、二人の姿はすぐに判った。
色気のないシャツとジーンズ、もう一人はワンピース。
「お前らのファッションセンス、本当に変わんないのな」
「せやけどこれ、イッチョオラやねんで〜」「それは自慢じゃないぞ」
智がいきなり暦の肩に腕を回すと、頬っぺたに鼻を近づけていたずらっぽく嗅ぎ、笑う。
「そういうよみさんはうっすらお化粧して、フェロモン大作戦ですかぁ?」
「馬鹿っ」でも、やっぱりこれが智だ。いつもの電話では、この体温が伝わらない。
だが一方では、智の目ざとさにぎくりとしてもいた。
766その2:02/08/09 02:01 ID:???
隅の座敷でソフトドリンクと料理を囲んで、話は弾んだ。大学の生活、みんなの消息。
だが、時間を気にしないわけにはいかない。
眼の端で腕時計を盗み見したとき、智がピシャリと指差してきた。
「何、気にしてんだよ。まさかデートとかじゃないでしょうな!?」
「へ、よみちゃんアテがあるん?」「それが聞けよ、こいつ男ができやがったんだぜ!」
暦は、とっさに反撃する言葉を出せなかった。微妙におかしな間が流れた。
少し表情を変えて、智が口を開いた。「え…マジなの?」
頷く。
突然、智はふざけた声に戻って叫んだ。「いやあ、やっぱよみさんは先を行ってますなあ。
エロエロな大人の付き合いをもうなさってるんですなあ、くはー!」
「…今は」その言葉をことさらに入れることで、やっと暦は反論できる。
「まだだって、何遍言わせたら気が済むんだよ」
「それなら今日の夜は、あたしがお泊りにいっても大丈夫だよねー?」
暦は智の顔を見た。緊張の色が含まれていることは、親友としてすぐ判った。
微妙な駆け引きをはらんだ馴れ合い。
二人だけなら、暦は冗談を言ってやり過ごせたかもしれない。
智も本当には来ず、お互い決定的なことには触れずに済ませられたかもしれない。
だが、春日がいた。「そんならあたしも行ってええかな、よみちゃん」
暦の中で、何かの弾みがついた。
前を見、しかし誰とも視線を交えないようにして言った。「ダメだ。私が男の所に泊まる」
智の表情はすぐには変わらなかったけれど、変えずにいようと努めているのは明白だった。
767その3:02/08/09 02:04 ID:???
沈黙の中、春日が二人の顔を見比べていた。
先に智が声をあげた。「うわー、それじゃ乾杯だな!お兄さん、ビールお願ーい!」
(まだ二十歳前だろ)という一瞬の考えを、暦は引っ込めた。
飲めば内心のもやもやをどうにかできるかも知れないと、すがる気持ちになったのだ。
呼ばれた店員は歩いてくると、しげしげと智を見つめて困惑の表情で言った。
「…すみませんがお客様、お歳を証明するものを何かお持ちですか」
「なにー!このあたしが大人に見えないのか!」「は、はあ…」
店員の目が暦に止まった。察して、暦は言った。「二人とも幼く見えるけど、私の同級生です」
「ああ、わかりました」店員はあっさり納得して、奥へ行った。
「ああ、そうだね。何たってよみさんは大人だもん!だからあたしらを置いてエロエロも」
暦は苛立ち始めた。あんたはいつもこうだ。シリアスな状況を、茶化して避けようとする。
(親友だから、明かしたのに)思わず怒気を含んで、暦は言った。「いい加減にしろ!」
再び沈黙が流れた。が、すぐに店員がビールを持ってきたことで間がつながった。
智は自分のジョッキを持つと、「かんぱーい」と一人で掲げ、すぐ飲みだした。
本当の乾杯が行われる訳がないことは判っているのだ。
暦は口をつけ、うっと離した。初めてでもないが、大人の味とはこんなにまずいものか。
それは何か、不吉な予感のようでもあった。
「大体よみはさあ」智が口を開いた。「ガキの頃から大人ぶってたから。小3の時だっけ…」
(そうかい、あくまで道化を続ける気か)暦は心の中でつぶやいた。
768その4:02/08/09 02:05 ID:???
追加の酒をどんどん注文しながらバカ話を続ける智を、暦はさせるに任せた。
時々、繋ぎ止めようとするように求めてくる相槌も、適当にしか返さず。
智は専ら春日を聞き役にさせようとしていたが、春日も乗ってはいなかった。
だからこそ、智は空気をごまかすように、ことさら酔おうとしているのだ。
(あんたの行動は全部読めてるよ)そう思いながら、暦は一抹の空しさを禁じ得なかった。
もう少し、真面目に対応してくれるかとも思っていたから。
…けれども、これは私の不実さに対する智なりの仕返しなのかもしれない。
智が昨日連絡してきたときに断りもしなかったのは、心のどこかに、
会食が長引けば今夜の件を取りやめる口実になるかもという期待があったからだ、と思う。
智は馬鹿じゃない。その卑怯な魂胆ぐらい、敏感に悟ったはずだ。
暦はいつしかうつむいていた。(結局、私はあくまで一人で乗り越えるしかないんだな)
そのとき春日の声がした。「ともちゃん、ともちゃん大丈夫か〜?」
顔を上げてみると、智が机に突っ伏していた。明らかに気分が悪そうだ。
「とも…」暦は心配になって声をかけた。「お前、本当に手のかかる奴だな…」
「うるせぇ…」顔を机に押し付けたまま、智は低く声を漏らした。
「どうせ、あたしはいつまでも子供だもん…あんたと違って…」
暦は、はっとした。初めての本音だった。
769メロン名無しさん:02/08/09 02:08 ID:58evAfoE
>>765      ああ、こういうのも悪くないなぁ…               つか、むちゃくちゃ (・∀・)イイ!んですケドー。
770その5:02/08/09 02:09 ID:???
智がトイレに行ってしまってから、暦は春日と手持ち無沙汰に座っていた。
「大阪、これ食わないのか。あんまり辛くもないよ…」
「ともちゃんってや」春日が口を開いた。「嫉妬しとんねんな」
「あいつだって、すぐ男ぐらいできるさ」
「そっちやないやろ。彼氏の方に嫉妬しとるんやろ」
…ああ、そうか。判っていたはずなのにな。
智は言い出せなかった。暦は意識しようとしなかった。
どちらも、親友ゆえにこそ今さら恥ずかしかったから。
(そう、私との時間をあんなによく覚えているぐらいなんだから)
さっきまで、ずっと智が話していた内容を思い返せば、記憶の鮮やかさは驚くほどだ。
私の記憶と同じぐらいに…。高校の夏に何を見て感動したか。
中学の修学旅行でどんな話に笑ったか。小学校の花壇にどんな色の花が咲いていたか。
腐れ縁なんて言葉を背伸びして使い出したのはいつ頃だったか。
(…智を差し置いて、知り会って間もない人間とそんな関係を持っていいのかな…)
「せやけど、今はともちゃんに遠慮したらあかんで」
暦は驚いて目を上げた。
「みんな、変わってかなならんもんやから。友達の思いを引っ張ることばっかが
正しいとは思わへんねん。大体、二人の関係がこんなことでどうもならへんやろし」
春日の顔を見た。奥のない、いつもの顔だ。
「…大阪」暦の口からつぶやきが漏れた。「あんたが一番、大人だったんだな」
「だてに大学行っとらへんで〜」春日は目を細めて得意気に手を上げた。
その時、角の向こうの死角になっていた壁際から大声がした。「大阪ぁ!」
そして飛び出してきた智は、春日の背中をバンバン叩き始める。
「よみにカッコいい事言って送り出すのは、あたしの役なんだよ!」「あぁ、痛、痛、堪忍や…」
771その6:02/08/09 02:11 ID:???
智が向き直った。
「よみ!行ってこい!ここ出たら、あたしの事はしばらく忘れろ!」
「とも…」
「ビビるなよ!骨はあたしが拾ってやるから!」
「骨って…」
いつもの呆れ顔をして、しばらく顔を見合わせる。智が先に笑ってくれた。
「ふふ」「あはは」「あはははははは」
周りの人々が、何事かという顔をしていた。

店を出た時には、すっかり日も沈んでいた。
街の宵闇に趣も何もないが、暦の心はさっきよりずっと強くなっていた。
「じゃ、今日はあたしらの払いだった訳ですが」智が言う。「次はあんたの男に払わせてやる」
「無理だよ、いつも金欠気味だぜー」
ひとしきり笑い交わした後、智が真面目な、そして少し寂しそうな顔になった。
「じゃ、な…」「ああ」
見つめ合う時間は、短くも長い。そして
その視線を引き離すと、暦は通り過ぎる雑踏の中に、力強い足取りで踏み込んだ。

「ひっく。よみちゃん、待ってや〜。ひっく。お酒飲んだらこれや。
どないして止めるんやったっけ〜ひっく」
「あぁ……」
(了。Raspberry heavenへ)
772メロン名無しさん:02/08/09 02:18 ID:???
ここで続きかよ!!

今まで起きてて得したんだかなんだか・・・。

とにかく、続き、めちゃくちゃ期待してる。冒頭のよみの心理描写とかすげ〜リアルだし、
今まで読んだことない手の話だし、すげー楽しみ。
773メロン名無しさん:02/08/09 02:25 ID:???
>772
え、いや、終わりです…。Raspberry heavenはエンディングってことです(w
とにかく、評価していただけて嬉しいです。
774バッドエンド:02/08/09 03:04 ID:???
>>771
寂しい。無垢な子供時代が思い出に変わっちまう。
そんな瞬間。
775メロン名無しさん:02/08/09 03:05 ID:???
>>772-773
ワロタ
776メロン名無しさん:02/08/09 03:06 ID:???
>>774
の名前欄は気にしないでくれ。
消し忘れただけ。
777とも:02/08/09 03:27 ID:Rny/JZ6Y
777ゲットだぁ!!
778メロン名無しさん:02/08/09 03:29 ID:???
困ったらポイッとね

楽しけりゃドンドン追いかけて
嬉しけりゃバンバン抱きついて
聞いてよ聞いてよ 聞かなきゃバッテンするぞ


足りないなもっと遊ぼうよ
うるさいなだって決めちゃった
見てのとおりだ 見てのとおりだ
どんなもんだい 見てのとおりよ
誰にも負けられない

ぽいぽいPEACE せえのバンザイ
最近ムリしてる
So PEACE やなことは ぽいぽいしちゃえ

問題ない 今日もまた きっといい日だよ
So PEACE 素直だろ 私のポリシー
困ったらポイッとね
779メロン名無しさん:02/08/09 03:31 ID:???
>>778
む し ろ 漏も れ に 抱 き つ い て く だ さ い !
780メロン名無しさん:02/08/09 03:59 ID:???
>>773
ヨカータyo
781メロン名無しさん:02/08/09 04:14 ID:???
ttp://members.tripod.co.jp/YZF_R1/YCG_Azuma.htm

神楽「わ!なにするんだ!?」

                               /   気    !
                           l        |
''''''''''‐-、,                        |   に     !
::::::::::::::::::::\                     |           |
:::::::::::::::::::::::::ヽ               _,,,,,,_ .|    す    |
:::::::::::::::::::::::::::::':,               ,.-''"::::::::::::`l        |
::::::::::::::::::::;ヘ::::;::i            /::::::::::::::::::::::::|   る    l
::::::::::::::::::::'、|ヽ!ヾ           /::::::::A:::;::::/!::ムli        /
:::::::::::::::::::、:'、              ,':::::::::ハ;ハ;l レ' '|ヽ  な  /
:::::::::::::::;:::| `!  ,.,.._         レi::;lV. ┃   ┃''"ム   /
::::::/l:::ハ:|,/  i ヽヘ,       '〈|         ソ'''''、
:::/ ,|/,,/    ',  l, ヽ.       l、   r一‐:、  /:::::::::::'、
/ | ''      \ 丶.ll''r、.,_   /::`':.、 ヽ--‐',.イ、::::::::::::::'、
:‐┴:、.       `i''y'l |: : : ``''ヽ‐''ヾil´`i';、''" /  >、:i、::::::',
    \       '-'、/ : : : : : : :`: : : lL,, l  /_ ,//: :\'、;::、
782メロン名無しさん:02/08/09 04:38 ID:???
原作に三年生の文化祭がないのは、やはり三年生は受験のために
クラス単位の参加がないからなのかな?
783メロン名無しさん:02/08/09 04:47 ID:???
>>781
×そしてもれがともたんの胸を!!!!!!!!!!!1
784メロン名無しさん:02/08/09 04:50 ID:???
ともちゃんに>>781をやったらどうなりまつか?
785メロン名無しさん:02/08/09 04:55 ID:???
786メロン名無しさん:02/08/09 05:03 ID:???
787メロン名無しさん:02/08/09 05:24 ID:???
788メロン名無しさん:02/08/09 05:25 ID:???
>>784
よみがやったら照れながらも喜ばれる。
漏れたちがやったら全力でよみにボコられる。
789メロン名無しさん:02/08/09 09:50 ID:???
>>782
自由な校風の進学校出身だが3年もやったけどなぁ・・・。
初夢が初詣とセンター試験でなくなったように、
マヤーの話でなくなっただけで実際はあったんじゃない?
790メロン名無しさん:02/08/09 09:57 ID:???
791メロン名無しさん:02/08/09 10:39 ID:???
>>790
何だか超健康的なちよすけと榊さんですねぇ
792メロン名無しさん:02/08/09 13:05 ID:???
ともちゃんがちよちゃんにキス
http://moe.homelinux.net/img-box/img20020808025029.gif
793メロン名無しさん:02/08/09 14:28 ID:???
>>792
                キタ(゚∀゚)!!!!
794メロン名無しさん:02/08/09 14:31 ID:???
>>792
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!




保存しますた
795メロン名無しさん:02/08/09 17:31 ID:???
『灯火、風に吹かれて・・・』−−−1話−−−
「あー、久々だね!みんなで会うのも、ここに来るのも!」
到着するや否や、体を伸ばして声をあげたのは智だった。
「本当だな。ま、楽しもうぜ!」
神楽が同意する。相変わらず、この時期になると体が小麦色に焼けている。
大学にいっても水泳を続けてるらしい。
雲一つない澄んだ青空が広がり、青々とした草木が夏を演出する。
照りつける太陽は、まぶしすぎるほどの輝きを放っている。
今日は久々の同窓会。ちよ、とも、よみ、大阪、榊、神楽の仲良し6人組で、かつて高校時代に
毎年来ていたちよの別荘に来ている。各々の大学(ともと大阪は同じ大学だが)に進んでから中々時間が取れず、
今日、大学1年の夏休みにやっとこうしてみんなで会う機会を設けられた。
・・・いや、厳密に言うと各々で暇な時にたまに会ったりしてたのだが、
こうして全員で泊まりで遊ぶのは本当に久々のことである。
「それじゃみなさん、中に入りましょう!」
「おう!」
ちよのまだ幼さの抜けない元気なかけ声に、一同が呼応する。
「あー、ちよちゃんの別荘も久々だな!な、榊!」
「・・・うん」
「しかし、みんな変わんないよな。ま、あれから4ヶ月程度だしな・・・」
「ともちゃん、そのサングラスかっこええな〜」
「へへ、似合うでしょ?」
「ちよちゃん、アメリカでも楽しくやってる?」
「はい!とっても楽しいですよ!」
796メロン名無しさん:02/08/09 17:32 ID:???
−−−2話−−−
中に入ると、1年前と全く変わらない、別荘の木の香りが漂っていた。
「うーん、いつ来てもここは居心地いいね〜」
「あ、2階行ったら絶景が見れそうやわ〜。ともちゃん、ちょっと付きおうて〜」
「うん、いいよ。それじゃ、レッツゴー!!」
「れっつご〜!」
別荘中に響く勢いの叫声をあげ、ドカドカと階段を上がっていく2人。
「やれやれ、相変わらずだね、あの2人は・・・」
「あれが2人のいいところじゃないですか〜」
呆れたと言わんばかりに呟くよみに、ちよがフォローするように言う。
「・・・そうか?」
口ではそういいながらも、心では半ば以上ちよに同意するよみであった。
797メロン名無しさん:02/08/09 17:33 ID:???
−−−3話−−−
みんなで海を楽しんだり、夕食のバーベキューを満喫したりで、あっという間に時が経った。
時計は7時30分を回ったところだ。
「あ〜、もう食えねえ〜」
「また体重増えますなー、よみさん?」
「うるせえ!!」
実は図星だったが、とりあえず怒鳴っておく。
「まあまあ・・・」
食後のコーヒーを入れながら、ちよちゃんが無駄だと知りつつも口を出す。
「しかし、あれですな。こういうところではバーベキューが定番になってるけど、
 たまには出前寿司なんかもいいと思わない?」
「いきなり何言い出すんだ、お前は」
「でも、ここまで出前の人は来ないと思いますけど・・・。それに、今ここの電話使えないんですよ」
「へえ、そうなの?」
「ええ、でもまあ、電話を使う機会もないでしょうし・・・」
798メロン名無しさん:02/08/09 17:34 ID:???
直後、大阪が思い出したように言った。
「ともちゃん、あれやろうや〜」
「おう、やるか!」
「ん?何やるんだ?」
「ふふん、実は私と大阪、将棋を覚えたのだ!」
「ふ〜ん・・・」
「な、何だ?!その素っ気無い反応は?
 もっと褒めてよ!『いや〜、将棋って知的なともらしいね〜』とかさ!」
「嘘をついてどうする」
よみの冷静かつ的確に突っ込みに、流石のともも少したじろぐ。
だが、それも一瞬の話だ。
「ぐっ・・・と、とにかく!大阪、行くぞ!」
「お〜!」
「え?ここでやるんじゃないのか?」
「私の荷物、2階やねん」
「あれだよ、高いところから景色を見ながらやるなんて、素敵じゃん?
 それでこそ、私の関根金太郎に匹敵する将棋の腕も引き立つってもんよ」
「あの、それは関根金次郎では・・・」
ちよちゃんの突っ込みには取り合わず、ともと大阪はしっかり自分のコーヒーは持って2階に上がっていた。
「ありゃ、覚え立てで私達の前でやるのが恥ずかしいんだな・・・」
それまでやりとりを聞いていただけだった神楽の発言に、4人は深く頷いた。

残った4人は下で談笑し、そして明日のために早めに寝ることになった。
「ともと大阪の分のふとんはどうする?あいつら、まだ2階にいるよな?」
「ああ、あいつらはあいつらで大丈夫だろ。ちよちゃん、2階の部屋にもベッドあったよね?」
「はい!ダブルベッドだから、2人ともベッドで寝れると思います」
「ったく、すげえ別荘だな・・・」
「・・・うん」

そうして、何事もなく1日が終わるかに見えた。
だが・・・・・・
799メロン名無しさん:02/08/09 17:35 ID:???
−−−4話−−−
夜。消灯して1時間ほどした頃。
ちよはトイレにいくために布団から出た。妙に目が冴えて、眠れなくなってしまったのだ。
懐中電灯をもって、トイレに向かう。
(そういえば、1度階段を下りる音が聞こえたな。ともちゃんが台所でつまみ食いでもしてるのかな・・・)
用を足し、トイレを出る。さて、明日のためにも早く寝ないと、と思ったその時、
ドッ・・・ドッ・・・ドド・・・。
微かに物音が数度聞こえる。みんなが寝てる布団の方からだ!
ちよが布団の方に戻ろうとしたその時、
ダダダダダダダダ・・・。
今まさに向かおうとした布団の方から、誰かが走ってくる。
誰だろう、と懐中電灯を当てると、ショートカットにサングラス、そして見覚えのあるTシャツ、短パン・・・。
「あ、あの・・・」
ちよが呼びかける前に、その人影は通り過ぎて、そのまま足早に階段を上っていった。
もっとも、懐中電灯で見えた様子で、誰なのかは見当が着く。
「ともちゃん・・・?」
そうか、あの時の階段の音はともちゃんだったんだ。でも・・・?
多少不自然な様子を訝ったが、それより先程の物音の方が気になったちよは、布団の方へ急いだ。
みんなの寝てる場所に着くや否や、顔には懐中電灯を照らさないように辺りを照らしていく。
一番奥の布団が、妙に荒れている。そして、白い布団のはずなのに、何色かに染まってるように見える。赤・・・?
あそこの布団は確か・・・?
急いで奥の布団の様子がよく見えるところまで近づいていく。そして・・・、
「きゃああああああああああああああああ!!!」
絶叫が別荘中に響き渡った。
800メロン名無しさん:02/08/09 17:36 ID:???
その絶叫で2人は目を覚ました。
「どうした?!ちよちゃん?!」
灯りをつけながら問う。ちよは顔を両手で抑えて何も言わない。だが・・・。
灯りをつけた今、2人にもその光景がはっきりと見える。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
2人もその光景からすぐさま目をそらす。
なんで・・・なんでこんなことが・・・。
ちよが体を震わせて泣いている。そして、ほとんど聞こえない微かな声を絞り出すようにして言う。
「よみさん・・・」
801メロン名無しさん:02/08/09 17:37 ID:???
−−−5話−−−
こんなの・・・こんなの嘘だ・・・こんなの夢だ・・・!
だが、その思いとは裏腹に事実が、真実の光景が眼前に広がる。
のどを掻っ切られ、絶命しているよみが・・・。
「・・・・・・」
誰も口を開けない。誰もその事実を直視できない。誰も・・・。
ダダダダダダダ・・・。
上から誰かが降りてくる音がする。そして、
「どないしたん?!」
現れたのは大阪だった。流石にあの間延びした声では喋らない。
「どないしたん?!ちよちゃん、神楽ちゃん、榊ちゃん・・・あっ!!!」
大阪の目にもその凄惨な光景が映った。その光景は、それだけで事実を物語っていた。
「・・・・・・ッ!!!」
必死に目を逸らす。その光景から、その事実から。
「ともはどうした?」
神楽がハッとして大阪に訊ねた。
「ともちゃんは・・・なんか、外に出たくないとか言うて、来てくれなかったんや」
「どういうことだよ?!そんなこと言ってる場合じゃないだろ?!」
「下に来てたんです・・・」
口をはさんだのはちよだった。
「私が見つけるより先に、ともちゃんが見てるんです。それで、2階に上がっていったんです・・・」
あるいは・・・。
ちよはもう1つの可能性にも気づいていたが、それは到底口に出せるものではなかった。
「そうか・・・」
それを聞き、神楽は黙り込んだ。
そして、誰も喋ることがないまま、重い沈黙がその場を支配した。
802メロン名無しさん:02/08/09 17:38 ID:???
・・・・・・。
その沈黙は、15分ほど続いた。
電話は壊れている。携帯電話は圏外。
歩いて警察までいくにもこの真夜中では危険(ましてや、犯人が近くにいる可能性もある)
完全に動けない状態だった。
「き、きっと外部犯だよな。そうに決まってるよな!」
神楽が無理に明るい声で問いかける。
「・・・凶器は・・・この別荘にあった包丁でした」
言いにくそうにちよが答える。確かに、よみの傍らには、血にまみれた包丁が落ちていた。
「それって・・・どういうこと?」
「この部屋では、小さい電球が1つ点いていただけでした。その暗い中を外から忍び込んだ犯人が、
 キッチンまでいって包丁を取り、よみさんを殺害して、その凶器を落として逃げていく・・・考えにくいことです・・・」
言いたくないことを無理矢理吐き出すように、ちよが説明した。
「くっ・・・じゃ、じゃあ何か?この中に・・・」
神楽が苦い表情で呟く。その先は、誰もが一番聞きたくない言葉だった。
「この中に犯人がいるっていうのか・・・?!」

わからない・・・みんな、犯人の可能性がある・・・?
ちよは口には出せなかったが、現時点ではそう結論づけていた。感情は激しく抵抗したが・・・。
そう、やり方によっては、ともだけが容疑者とは限らないのだ。
こういう時、目に見えるものだけに囚われて断定するのが一番危険だ。
だが・・・それよりも、ちよはある違和感をずっと感じていた。
あの時・・・よみの遺体を見つける寸前のあの時・・・。
なんでだろう・・・違和感を感じたのは・・・。
803メロン名無しさん:02/08/09 17:39 ID:???
−−−6話−−−
「とりあえず、ともに会わないと始まらない」
神妙な面持ちで、神楽が言った。
「アイツは、第一発見者なんだ。それに・・・あの状況から考えると・・・」
その先は言えなかった。
「もう、我慢できねえ!ともを引っ張りだしてきてやる!!」
神楽が、堪忍袋の緒が切れたと言わんばかりにそう言って立ち上がった。
そして、2階へ向かおうとした時、
「待って!!」
普段からは想像もつかない大声で制止したのは、大阪だった。
「私が行ってくる。神楽ちゃんはここにいて」
「え?いいよ、私が・・・」
「神楽ちゃんはここに残ってて!」
眼光を鋭くして、強い口調で大阪が食い下がる。その顔は、かつて見たことがないほど真剣だ。
「まだ、外部犯の可能性も残ってるやろ?だったら、神楽ちゃんは守らなあかん。
 榊ちゃんと一緒に、ちよちゃんを守らなあかん!」
「・・・ああ、そうかもな」
尋常でない迫力の大阪が紡ぐ説得力ある言葉に、神楽は同意した。
「じゃあ、頼んだぞ、大阪」
「うん、そっちも頼むわ」

ちよは尚も思考を続けていた。
そういえば・・・。
違和感があったのはそれだけではない。今思うと・・・。
いや、実際それは些細なことだ。
それよりも、さっき考えてたあの違和感だ。あれが最重要ではないだろうか・・・?
804メロン名無しさん:02/08/09 17:40 ID:???
「なあ榊、お前はどう思う?」
「・・・わからない。考えたくない!」
榊が頭を抱えて叫ぶ。人一倍優しい心を持つ彼女は、今回の事件のことなど考える気も失せていた。
ましてや、この中に犯人がいるなど・・・。
「待って!違うんや!ともちゃん!」
バタン!!
2階から、ほぼ同時に大阪の叫声とドアを開ける音、続いてバタバタと足音が聞こえてきた。
マズイ!!
瞬時にそう悟った3人は、急いで階段の方に向かう。
階段に、ちょうどともが見えた。サングラスで、その表情はわかりにくい。
「おい!待てよ、とも!!」
神楽が必死に呼びかける。しかし、ともはその足をとめる気配はない。
「とも!!」
やはりともは走り続ける。ついに、玄関前まで到達した。
「待てってば!とも!!」
3度目の神楽の呼びかけで、ついにともは足を止めた。
しかし、こっちには振り向かない。
「なあ、とも・・・なんで逃げるんだよ!違うんなら・・・弁解すりゃいいだけの話じゃねえか!
 なんで逃げる必要があるんだよ!
 それとも・・・何か?逃げなきゃいけない理由があるのか?なあ、どうなんだよ?!」
ともは、何も答えない。振り向きもしない。ただ、黙秘を続ける。
805メロン名無しさん:02/08/09 17:41 ID:???
「おい!何とか・・・」
「神楽さん、もういいです!」
遮ったのはちよだった。そして、ともに向き直る。
「いい加減にしてくださいよ・・・私達を弄んで、そんなに楽しいですか?!」
「お、おいちよちゃん・・・」
今度は神楽がちよの言葉を遮ろうとする。しかし、ちよはやめようとはしない。
「正直、あなたの目的はよくわかりません。でも・・・もうこんなことやめてください!
 お願いだから・・・!」
「ちよちゃん・・・」
「・・・・・・」
両目に涙を溜めて懇願するちよ。
それを、神楽と榊はただ聞いてるしかない。彼女らしからぬ鬼気迫る表情のせいもあるが、それよりも・・・。
2人とも、ちよの言葉の真意がわかりかねているのだ。
「・・・・・・」
一方、ともの方はそれでも、3人に背を向け、沈黙を守っている。
「何とか・・・言ったらどうですか・・・?」
涙目で・・・しかし、眼光は鋭くその背を睨みつけてちよが続ける。
「何とか言ったらどうなんですか、大阪さん?!」
806メロン名無しさん:02/08/09 17:42 ID:???
−−−7話−−−
「え・・・?」
神楽と榊は、一瞬呆けたようにポカーンとした後、ちよを見やる。
「ちよちゃん、何言ってんだよ・・・?」
神楽の問いに、ちよは答えない。その代わり・・・
「ちよちゃんには、かなわへんなぁ・・・」
目の前の背を向けた人物から、間延びしたあの声が・・・聞こえないはずのあの声がしてきた。
続いて前を向く。そして、サングラスを外してみせる。
髪型、服装こそ違うものの、その目は、誰が見ても明らかだった。
その双眸は―――間違いなく、大阪のものだ。
「大阪・・・?!」
まだ半ば信じられないといった様子で神楽が呟いた。

「ちよちゃん、いつわかったん?」
感心した、と言わんばかりの口調で大阪が言った。
「本当に、ついさっきのことです。決定的な証拠は、ありませんでした・・・。ただ、不審な点がいくつかありました」
いくらか落ち着きを戻した声で、ちよが話し始めた。
「まず・・・ともちゃんと大阪さんが2階で2人して篭っちゃったこと。
 せっかくの同窓会なのに、同じ大学に行った2人で長時間遊ぶ・・・。
 例え、将棋がどうこうとかどんな理由があろうと、これは不自然です。
 おそらく、どちらかが無理をしてこの状況を作り上げた・・・そう考えるのが妥当でしょう。
 それと、死体が目撃されてから、大阪さんが下に来るまで妙に時間がかかったことも気になります。
 しかし、そんな些細なことより一番の決め手となった不審点があります」
ちよはふう、と一息ついて、再び続けだした。
「サングラスです。私が夜、ともちゃんを見かけた時、その人影をともちゃんと断定した決め手は3つ。
 髪型と、服と、そしてサングラスでした。人が、相手の顔でもっとも深い印象を持つのが目です。
 逆に言えば、目さえ隠せば、通り過ぎた一瞬で相手を判断するのは飛躍的に難しくなります。
 判断を、髪型や服装に頼ることになる・・・」
「・・・・・・」
807メロン名無しさん:02/08/09 17:44 ID:???
「でも、これはすごい不自然なことなんです。夜、灯りの少ない中で行動する時にサングラスなんて、
 普通は絶対かけません。視界が悪すぎて、どう考えても危険です。
 ともちゃんが顔を隠すために着用したとも考えられなくもないですが、それにしたってこのことは妙・・・。
 私は、この一時がずっと気になっていました」
「で、でも待てよちよちゃん!」
淡々と話すちよの推理を、神楽が遮る。
「でも、服装もともと同じものだったんだろ?それっておかしくないか?
 まさか、ともの着る服と同じ服を持ってくるなんて・・・」
「それは・・・あれがともちゃんの服そのものなんですよ」
「・・・え?!」
808メロン名無しさん:02/08/09 17:45 ID:???
「多分、上に行く時にもっていったコーヒー。あれに、睡眠薬を仕込んだんです。
 そうすれば、消灯時間の頃にはともちゃんはぐっすりと夢の中です。
 睡眠薬は、初めて服薬する人間には恐ろしいくらいの効果がありますから・・・。
 睡眠薬を飲ませるのは、部屋で2人になってしまえば、
 相手の隙を窺っていれば造作もないことです。
 そうすれば、ともちゃんの服を自分が着て、変装するといった芸当も可能です。
 そして、今までこれだけ悲鳴や物音がしたのに、ともちゃんが未だに下に来ないことの説明もこれでつきます」
「・・・・・・」
ちよの推理に異議を唱えられるものは誰もいない。
「そして・・・」
「待ってくれ・・・!」
今度は榊が遮る。
「髪は・・・髪はどうするんだ・・・?」
「そ、そうだぜ!」
彼女の言いたいことに気づいた神楽も同意する。
「ちよちゃんの説明だと、大阪はともに変装してよみを殺して、そのあと大阪に戻って下に来て、
 そしてまたともに変装したってことになるだろうけど・・・。
 一度切って、また元の長さに伸ばして、また切るなんて不可能だよ!絶対無理だ!!」
「最初の大阪さんのセミロングヘアー・・・あれがカツラだとしたら?」
「え・・・?」
809メロン名無しさん:02/08/09 17:46 ID:???
「きっと、大阪さんはあらかじめ、ともちゃんと同じ髪型にセットしてたんです。
 それで、上からカツラをかぶる・・・そうすれば、髪型の微調整だけで、
 何度も髪型をすりかえることが出来ます。ここに来る前の日に髪を切れば、
 誰もそのことには気づかない。
 私達は当然、『4ヶ月程度だし、みんな外見が変わってないだろう』という思い込みがあります。
 カツラの下が変わり果てたショートカットだなんて、誰も思いません。
 絶妙なトリックです・・・」
「・・・・・・」
誰も、何も言えない。何も・・・。
そんな中、ちよの推理は続く。
「殺害の仕方も今思うと巧妙でした。寝静まったのを確認して・・・刃物で喉を掻っ切るか突くかすれば、
 叫ぶこともできずにふとんでもがいた後に間もなく絶命します・・・」
「・・・・・・!」
榊が考えたくないという風に首を振る。歯切れ悪く言いながら、ちよも全く同じことを思っていた。
「つまり、上でともちゃんの睡眠薬を飲ませて眠らせて、ともちゃんに変装し、
 消灯して時間が経ってから下にきて、よみさんを殺害し、上に戻って、
 急いで変装を解いて、誰かが死体を発見してから、いかにも起きて駆けつけたかのように
 大阪さんが出てきて、神楽さんが『ともを呼んでくる』と言われたので慌てて自分が
 上にともちゃんを呼んでくるといって2階に行き、
 1人演技をして、さもともちゃんが部屋から出て別荘を抜け出したかのように見せる・・・。
 もし、下に殺害に来たときに見られても、自分に疑いがかかることは全くない。
 自分のアリバイも成立したように見える。
 その先、どうしようと思ったかはわからないですけど・・・。
 何か、間違いはありますか?大阪さん・・・」
810メロン名無しさん:02/08/09 18:00 ID:???
妨害やで〜
811メロン名無しさん:02/08/09 18:02 ID:???
          _,.:‐l::;:::/. l/  ̄ l,iヘ_;、:::、ヽ、       ,/
            f::::::::i´i/、`ヽ.、 ,-'´ ,>k):::`ー:..、   // ,i  妨害するんじゃねぇ! ばかやろう!!
     ,. -─ ' ´ ̄`ヽコ ヽ- '  ` ー ' ,l=.、::::::::/  / /./ | ! ,/!
  ,.ィ'´           :. ヽ、 ,_‐'三), イ. : ヽ:;/ ./V / N `´ ,レi_,,.
f'´ i,_______; < `'!ー--'1 _,> :   \/   'イ└- 、 _ ,/
`~ ̄      ノ::::::::::| ,> l. `'ー' l ヽ、 .:  _,. - ' ´  ̄ `ヽ、
            `ー 、:::::!.ヽ ,l     ! / :ト、ヽ/r' , rシヘ、 ,  ヽ、 __
            _ノ:-;:! Y..   レ'    l:::ヽヾシ´/ヽ,:t─'1,  Y    `)
           ´/  ,!:::::::....:::|.    l /  >'i -''´  `ヽ レ!/,_l   /
           /  ,ノ、::::   |     V‐フ'/ i  r ''⌒ヽ  l::r')'ー '´
         /   ,/ :l.    ヽ     .| / >/ゝ、'ー -- '  ,.-,'.. -──,、_
           |   ,/ /      ヽ  _,..ソ,.. -─''→-t-,r‐'/ :.     /_,.)
812メロン名無しさん:02/08/09 18:03 ID:???
妨害されたせいで書く気失せますた
813メロン名無しさん:02/08/09 18:04 ID:???
−−−8話−−−
「ほんまに・・・ちよちゃんには敵わへんなあ・・・」
感服したと言った口調で大阪が呟いた。
「やっぱ、天才なんやなあ・・・」
「ふざけるなよ・・・!」
大阪ののんびりした口調に割り込み、神楽が怒りを露にして、大阪に向かって言った。
その双眸からは、涙が溢れている。
「なんでこんなことしたんだよ!なんでだよ!答えろよ!!」
しばらく黙っていたが、やがて大阪が口を開いた。
「あのな・・・私、ともちゃんが好きなんや」
「え・・・?そりゃ・・・」
「いや、ちゃうねん。そういう好きやなくてやなあ、その・・・」
少し顔を赤らめて続ける。
「恋愛対象というか・・・女としてというか・・・えーと・・・」
「大阪さん・・・!」
「大阪、お前・・・!」
驚愕の事実に、一同は思わず声を漏らすしかなかった。
「実は、高校の頃から気になってたんや。それで、ともちゃんと同じ大学行って・・・受かった時は、
 ホンマに嬉しかった。
 それで・・・大学行ってから、私、ともちゃんに告白したんや。
 でも、正直いい返事は期待してへんかった。きっと、『私、ノーマルだから。ハハハハハ!』
 なんて言われんやろな思うて・・・でも、それでもいいや、伝えてしまお思うて、思い切って言ったんや。
 そしたらな・・・」
814メロン名無しさん:02/08/09 18:04 ID:???
『桜、散る時』の人?
815メロン名無しさん:02/08/09 18:50 ID:???
       _...,,, 、、.._
     /:::::::::::::::::::::::\
   /´::V∀V^V∀V::::´\
 ./:::::::,:Y ●     ● V:、::`i うちのカミさんがねえ・・・
 !:::/(_i    _   i_)`、::l
 `"   ゛、n._`-' _ ノ   "
      ,iミi,,,! ̄!、_
      |:::::!、 ∀/\
        !、::::`只::::::::::i
      |:::::::::!::|::::|:::::|
      L:_:_:_:_:_:_|::::|
       .!;|;;|;;|;;|;;|;|ミ!
      |;;|;;|;;|;;|;;|;;Y
816メロン名無しさん:02/08/09 19:45 ID:???
そこで、一変して暗い表情になる。続いて、涙がこぼれ始める。
「ともちゃん、真顔で言うんや。『私には、よみがいるから』って・・・」
「・・・!それって・・・」
再び、一同は驚愕するしかない。
「思いがけない答えに、私は面食らってもうて・・・憂鬱になって・・・そして・・・」
溢れんばかりの涙とともに、大阪がその言葉をなんとか口にする。
「よみちゃんが、すんごい憎たらしくなった・・・」
「・・・・・・」
「それで、今回のことで呼ばれた時、絶好にして唯一の機会やと思って、それで・・・」
しばしの沈黙が辺りを包む。
誰も、喋れない。もう、正常な思考を保つのが精一杯だ。
「それで・・・よみを殺して、ともに罪をなすりつけようとしたってわけか・・・?」
神楽が、その重い沈黙をやっとのことで破る。
「ふざけるな!ともが好きなんだろ?!だったら・・・だったら、むしろ2人の幸せを願うべきだろ?!
 そうじゃないか?!違うか?!」
「わかってるねん!わかってるねんで?!」
涙ながらに大阪が抗論する。
「でも・・・ダメなんや。そんな正論は私には痛いだけなんや。
 嫉妬で狂ってしまいそうなんや!!」
あらん限りの声で大阪が叫ぶ。溢れる涙はとめどなく流れる。
「あ、もう狂ってるんやな・・・ハハ・・・最低やな、私・・・
 わかってるねんで・・・でも、大丈夫やで・・・もう、大丈夫やで・・・」
うってく変わって穏やかに喋りながら、ポケットから何かを取り出す。
そして、それを抜く。
それは・・・。
「!!!」
榊が一番速く気づいて、素早く抑えにいった。
・・・それより一瞬速く、それは正確に大阪の頚動脈を切断した。
817メロン名無しさん:02/08/09 19:46 ID:???
−−−9話−−−
「なんでだよ・・・なんでだよ!」
やりきれない気持ちがおさまらず、神楽が壁を蹴りつけて叫ぶ。
「とにかく、ともを起こしに行かないか?」
冷静さ―――に見える虚勢―――を見せながら、榊が提案する。
「・・・・・・」
ちよは1人、黙して考え事にふけっている。

「ん・・・?みんな、どうしたの?・・・え?まだ夜中じゃん!
 ・・・ってぎゃあぁぁぁぁぁ!なんで私、裸なの?!」
ベッドの中で、寝起きとは思えないテンションで叫ぶとも。
こんな状況でなければ、どんなにか賑やかになっただろう・・・。
「で、どうしたの?肝試しでも行くとか?
 ははっ、それならみんなでちよすけを脅かそうの会、なんてよさそうだね!アハハハハ!」
・・・・・・。
もちろん、誰も取り合えない。笑えない。
よく見ると、各々の頬をうっすらと涙が伝っている。
「・・・・・・?」
流石のとももやっとこれに気づき、怪訝そうな表情をする。
「あの・・・」
沈黙を破ったのは榊だった。
「落ち着いて・・・いや、それは無理だと思うけど・・・
 とにかく、聞いてほしい・・・・・・」
818メロン名無しさん:02/08/09 19:47 ID:???
「・・・ううっ・・・うううっ・・・ヒック・・・」
全てを聞いた時、ともの両の目は涙が止まらなくなっていた。
最初は「オイオイ!冗談でしょ?!ドッキリはやめてよ!」などと言っていたのだが、
下で全てを確認してからはずっとこの調子だ。
「こんなの・・・こんなのって・・・」
涙が止まらない。
しかし、それは無理もないことだ。自分と仲のいい―――各々、意味の違う仲だ・・・―――2人の人間が、
眠ってる間にこの世を去ってしまったのである。
「で、でもさ・・・ちよちゃんはすごいよな!そんな事件を一人で完璧に推理したんだろ?
 すごいよ、マジで・・・!」
必死に、明るい表情を取り繕って、ともが言う。
一方、ちよの方はさらに表情が曇る。涙が再び大量に流れ落ちる。
「冗談・・・言わないでください・・・」
なんとか、絞り出すようにして言う。
「私が、あんなこと言わなければ・・・全てを解かなければ・・・大阪さんは・・・!
 ・・・うわぁぁぁぁぁぁぁん!うわぁぁぁぁぁぁぁん!」
ついに、ちよが大声をあげて泣き出す。しかし、ここまで我慢できたことの方がむしろ奇跡と言えた。
「そんなこと言ったら・・・私だって・・・」
神楽が続けるようにして言う。その目からは、涙が止まらない。
「・・・・・・」
榊は無言で、深い悲しみを涙に変えて流し続ける。
819メロン名無しさん:02/08/09 19:48 ID:???
そしてふと、ちよが一言呟く。
「私も、死んでしまいた・・・」
「やめろ!!!」
力いっぱい遮ったのは、ともだった。
「もう、死ぬとか言うな!思っても、必死に抑えろ!
 違うだろ?!命って、そうやって失っていくものじゃないだろ?!
 やりとりするものじゃないだろ?!そういうものじゃないだろ?!
 どんなに相手が憎らしくても、自分が嫌になっても、命だけは奪うな!失うな!
 だって、そうじゃん?!そうだよね?!
 命ってのは、人間の奪い合いとかとは別次元に存在すべきものなんだ!
 自分から消してはいけない、一度限りの灯火なんだ!!・・・ねえ・・・?!」
ともの叫声が、別荘中に悲しく響き渡った。
820メロン名無しさん:02/08/09 19:48 ID:???
−−−最終話−−−
太陽は煌めき、夏の青空がどこまでも広がっている。
かつて事件のおきたその別荘の前で、美浜ちよはたたずんでいる。
今日、この別荘に―――もう、仲間で集まることのないこの別荘に来たのは、
ある決意を今一度、再確認するためだった。
あれから1年。あの悲劇が起きてから1年。
やはり、ちよの心から、あの時の後悔が消えることはなかった。
今でも、後悔に押しつぶされそうになってしまうことがたまにある。
けれども、死にたいと思ったりはしない。
あの時、ともが叫んだ言葉・・・それは理想論に過ぎないかもしれないけど・・・
それでも、人間みんながそうなればいいな、と思わずにはいられないのだ。
ふと、自分の左胸に手を当ててみる。心臓の鼓動が・・・命の鼓動が感じられる。
これから、色んなものを失うかもしれない。あるいは、自分で断ち切るかもしれない。
でも、この命の灯りだけは・・・消さない!

空を見上げると、相変わらず、雲ひとつない青空が広がっている。
その澄んだ青空に、ちよは軽く笑いかけた。
『灯火、風に吹かれて・・・』−−−完−−−
821メロン名無しさん:02/08/09 19:57 ID:???
これで、今回の話『灯火、風に吹かれて・・・』は終わりです。
めちゃくちゃ長くなってしまいました・・・
読んでくれた方、深く感謝を申し上げます。

先日の自分の作品に感想くれた方、本当にありがとうございます。
全て、読ませてもらっています。

>>709
あの作品は、あれで終了です。
続編は、ほぼ100%出ないと思ってもらって構いません。

>>814
そうです。632です。
しかし、今回はさすがにジャンルが突飛し過ぎてましたね・・・。
822メロン名無しさん:02/08/09 20:00 ID:???
>>「わかってるねん!わかってるねんで?!」
>>涙ながらに大阪が抗論する。

不謹慎にもワラタ
823メロン名無しさん:02/08/09 20:00 ID:???
夏休みの感想文に、とも×よみSSを指定。
824 :02/08/09 20:17 ID:???
じゃれあっている智と暦。それを少し遠くで見ている神楽と榊。

暦「しかし、智、お前よく北海道で私が太ったってすぐ分かったな」
智「そりゃ〜、暦の裸は毎日見てますからな〜」
暦「お、おいっ、そんなこと こんなところで言うなよ。みんなに聞こえるだろ」

神楽(榊、裸を毎日見てるってどういうことだ?)
榊(あ、いや、二人で風呂でも入っているという意味じゃ?)

智「へへ〜暦ったら、何照れてるんだよ〜、うりうり」
暦「ああ、もう鬱陶しい!! ベットの上じゃいつも大人しいくせして!!」
智「あ、そんなこと言う? だったら今日は私が上になっちゃおうかな〜」

神楽(………榊、今のはどう解釈すれば?)
榊(ふ、深く考えるのはよそう……)
825メロン名無しさん:02/08/09 20:20 ID:???
>>824
もう、出ちゃうじゃないかっ
826メロン名無しさん:02/08/09 20:29 ID:???
>>824
イイネ!!
827メロン名無しさん:02/08/09 20:30 ID:???
>『灯火、風に吹かれて・・・』
あいかわらずいいですね〜。
原作の4コマ一本で、こんなに話を膨らませることができるのはうらやましいです。
次回作も楽しみですね。

>824
勝手に続き。
神楽「榊、ともとよみって、もしかして…」(顔が赤い)
榊「あ…あの…私たちと同じ…?」(ふるふる)

>825
がまんしなくていいのよ。
828 :02/08/09 20:42 ID:???
>>824 イイ!
でもさすがに毎晩だと、親にばれてしまうのでわ・・・
829メロン名無しさん:02/08/09 20:45 ID:???
>『灯火、風に吹かれて・・・』
すげぇw
なんか『かまいたちの夜』っぽかった。
久々に真剣に読んでしまったw
こういう推理ものもいいですな〜(・∀・)ノ
830メロン名無しさん:02/08/09 20:52 ID:???
>『灯火、風に吹かれて・・・』
イイ!あんた凄い!泣けた!これからもがんばってくれ!
831メロン名無しさん:02/08/09 21:21 ID:???
『灯火〜』秀逸!
大阪がなぁ、、いいなぁ、、
832メロン名無しさん:02/08/09 21:37 ID:???
大阪においしいトコ持ってかれてどーする(ワラ
833メロン名無しさん:02/08/09 21:42 ID:???
『灯火、風に吹かれて』
読みました。どんどん引き込まれていって
一気に最後まで読みました。
思わず本当に悲しい気分になるほど、
魅力あふれる文章でした。
834メロン名無しさん:02/08/09 21:48 ID:???
本当にここは優良スレだなあ。
835午後3時の名無し:02/08/09 22:27 ID:???
ともと大阪っすけど

「あ!ああ?、、、おぉ〜!」
「どしたの大阪?」
「え〜?、、あん、っん、あっ、、こ、これはすごいでともちゃん!」
「え?何!?」
「あ〜〜、あはは、あはははは、すご〜」
「な、何!?何!?何がすごいの!?」
「あはは、はぁ、は〜、、、あ〜ぁ、終わってしもた」
「え〜!?、何だよ大阪?教えろよ?」
「うん、あんな」
「だから何!?」
「二の腕が痙攣しとったんや〜」
「知るかんなこと!!」

何となく他人に見せたくなりません?痙攣。
836午後3時の名無し:02/08/09 22:32 ID:???
遅くなったんだけど、いくつか小ネタ書かさして頂きまして、しかも数人からイイとか言って貰っちまって。
此方こそ読んで頂いてありがとうございました。
837メロン名無しさん:02/08/09 22:32 ID:???
>835
原作の雰囲気だね。
838メロン名無しさん:02/08/09 22:45 ID:C8VIy/jc
恋あり、友情あり、サスペンスあり、このスレのレベルの高さは筆舌に尽くしがたい。
839メロン名無しさん:02/08/09 22:48 ID:???
これで樋口さんから感謝の言葉でももらえりゃあなぁ・・・
840樋口佳奈子:02/08/09 23:02 ID:???
感謝してます。
841樋口真嗣:02/08/09 23:12 ID:???
ありがとう。
842メロン名無しさん:02/08/09 23:26 ID:???
>>695
アマーイエロースではないのだが
あずまんが漂流教室ってのがすごかった。
843樋口了一:02/08/09 23:27 ID:???
サンクス

>>842
できればうぷキボン
844メロン名無しさん:02/08/09 23:30 ID:???
どんな内容でつか?
ともとよみのからみはあったの?
845メロン名無しさん:02/08/09 23:42 ID:???
本艦 ただいま845を通過中・・
846メロン名無しさん:02/08/09 23:44 ID:???
http://www.kimigabuchi.com/yotei/azu.jpg
あずまんが漂流教室。
表紙絵だけスマソ
847メロン名無しさん:02/08/09 23:49 ID:???
神楽がいない・・・。
もとネタの漂流教室って見たことないんだけど、殺し合いでもするノカー?
848メロン名無しさん:02/08/09 23:56 ID:???
構図かずお+あずまんが!
すごいことになりそうだな・・・。

ま、まさかドラマ版とかいうオチ?
いや、あれはあれで好きだったけど・・・
849メロン名無しさん:02/08/10 00:03 ID:???
>846 手槍、包丁、果物ナイフ、木刀
榊の武器予想、、、素手?
850メロン名無しさん:02/08/10 00:05 ID:???
>>846
神楽は池垣君っぽいからこの絵は3巻以降だろう
851メロン名無しさん:02/08/10 00:07 ID:???
エロパロがすごいことになってます(w
852メロン名無しさん:02/08/10 00:10 ID:???
>851 さすが姉妹都市、秀逸。
853メロン名無しさん:02/08/10 00:21 ID:???
あずまんが漂流教室のプロローグ

 ある日何の前ぶれもなく襲った謎の時空振動により美浜ちよの
在籍する高校は未来の地球へとタイムスリップしてしまった。
 その事実を知り、とまどう生徒達。教師はこの事態に対応できず
発狂したり自殺したりしてしまい、数名を残すのみとなってしまった。
 リーダーを求める生徒達の声に応え、体育教師の黒沢みなもが
「土着派」を宣言し、グループを結成した。
 彼等は自分たちが未来の地球の開拓者として選ばれた存在である
と主張し、元の世界へ帰還しようと考えることを禁じたのだ。
 しかし残りの六割の生徒は帰還を望み、グループを結成していた。
互いの主張は相容れる事は無く、話し合う度に対立の度合いが増して
いくばかりだった。
 やがて「黒沢組」内部の強硬派が一方的に校舎の分割統治を宣言し、
南側新校舎を占領、その際に抵抗した女生徒の千尋を集団で輪姦した
上殺害、遺体を全裸にして四階からグランドに投げ捨てた。
 ここに「土着派」「帰還派」の対立は決定的なものとなったのである。
 食料の奪い合いから死者が続出するものの、本格的な全面衝突には
至らず、緊張状態が続いていた。


どんでん返しありですだ。
854メロン名無しさん:02/08/10 00:35 ID:???
>853 此れじゃあボケる隙がねぇな。
855 :02/08/10 00:36 ID:???
ゆかりちゃんはあの用務員のおっちゃん役が似合う。
偉そうなことを言って生徒を盾にして自分だけ食料持って逃走とか。
856メロン名無しさん:02/08/10 00:47 ID:???
ち、千尋たん…。

嗚呼 可哀相
857メロン名無しさん:02/08/10 01:06 ID:???
すげぇ読みてぇ・・・
とらのあなで売ってますか?
858メロン名無しさん:02/08/10 01:32 ID:???
>>857
少なくともコミケ終了後じゃない?

>>853
ともとよみはエチーするのかどうか教えてクレー
859メロン名無しさん:02/08/10 01:41 ID:???
いままでとも×よみの同人が出てないのがホント不思議だな、
860メロン名無しさん:02/08/10 02:21 ID:???
>>859
ホント不思議だね。
数えるほどしか無い。
861ほとり@ i224056.ap.plala.or.jp:02/08/10 02:25 ID:???
 案外このスレのおかげで一気に盛り上がるかも知れませんね、そのジャンル。>とも×よみ
 なんだかんだ影響力強いから。>2ch
862メロン名無しさん:02/08/10 02:27 ID:???
冬コミに期待だね!
863メロン名無しさん:02/08/10 02:37 ID:???
『灯火、風に吹かれて・・・』
亀レスだが・・・・こいつはすげえ。
864メロン名無しさん:02/08/10 03:22 ID:???
あずまんが漂流教室
http://www.kimigabuchi.com/sonota/azu/

何かチガウ・・・
865メロン名無しさん:02/08/10 03:32 ID:Pt8ZSaqg
>864
これはこれで!
866メロン名無しさん:02/08/10 03:45 ID:???
いつのまにかよみスレ抜いてるし!
ともスレ、恐るべし。
867メロン名無しさん:02/08/10 04:04 ID:???
おまいらエロパロ板に行ってみろ。
ともたんがぁ・・・
868メロン名無しさん:02/08/10 04:09 ID:XMiDYub.
【ガクガク】ひろゆき・隊長喧嘩で2ch分裂?【ブルブル】
http://news.2ch.net/test/read.cgi/news7/1028919666/
869メロン名無しさん:02/08/10 04:10 ID:???
>>867
むむ、ブラックちよシリーズに動きがあったのか?
チェックしに行こっと。
870YahooBB218120234187.bbtec.net:02/08/10 04:33 ID:???
TEST
871外が明るい:02/08/10 04:40 ID:???
くそぅ。
もう僕はあなたのせいで貴重な睡眠時間を失ってしまいました!(断定)。
>『灯火、風に吹かれて・・・』>『桜、散る時』
ヨカタヨ。
あすた帰宅したら他のssもじっくり読まねば。ここは良スレですな
872ちよ母:02/08/10 06:14 ID:???
ち――――よ――――!
ちよ――――!
そろそろ起きなさいよ―――――!
まったく、あなたももう4年生なんだから
もう少ししっかりしてくれないと困るのよ
こないだのテストだって
あんな点数じゃお母さん恥ずかしくておもてを歩けないわよ
それから、
昨日ひろってきた犬、団地じゃ飼えないからすててきてよ
ただきちさん?そんな名前までつけて
とにかくだめですからね
トマトも食べなさい
早くしないともう智ちゃん迎えに来るよ
いってらっしゃい
ちょっとランドセル忘れないで本当に、もう
873メロン名無しさん:02/08/10 06:24 ID:???

>『灯火、風に吹かれて・・・』
よかたよ

しかし変装して逃げてもすぐばれる罠
やはりあらかじめともを殺しゲフンゴフン
874メロン名無しさん:02/08/10 06:27 ID:???
>>873
いやいや、どうせなら全員殺害すゲフンゲフン
875从‘ 。‘从:02/08/10 08:21 ID:xo1hEfcs
チェコのあずまんがスレ見せて
876メロン名無しさん:02/08/10 09:15 ID:???
>>92から開始、直前は>>611-613
あずまんがcollege13
5月3日午前3時5分
「な、なんで?」
智のベッドに侵入するつもりが、間違えて大阪の毛布の中に迷いこんだ暦は
普段の冷静さをすっかり置き忘れてしまっている。
「な〜よみちゃん」
そんな彼女の心情を知ってか知らずか、大阪は、ゆったりとしたペースを崩さず、
大きな黒い瞳をまっすぐ向けて、問い掛ける。
「夜這いにきたん?」
(その通りだが、相手が違う!)
暦は思わず言葉を返しそうになったが、流石にこれを言うわけにはいけない。
「あ、あのな…」
なんとか思考を平静に保ちながら、必死で言葉を探す。
「そ、そうだ、ちょっと眠れなくてな…」
「ほんでもな〜なんでキスしたんや〜」
(うっ、肝心なところで妙に鋭い奴だ)
大阪の時折見せる鋭さを呪いながら、それでも何とか言い訳を思いつく。
「じ、実はな、大阪の寝顔を見ていたらな、
なんとなく可愛らしいなと思えてきたんだ、
そ、それでつい…」
「そ〜なんや〜、かわいいって言われて、私とっても嬉しいな〜」
あっさり納得してくれた大阪に、ほっとして思わずため息をつく。
「そ、それじゃあ、そういうことで…」
曖昧な笑みでその場を取り繕った暦は、ベッドから抜け出ようとした。
「それはあかんで〜」
大阪は自分の華奢な身体をごろんと半回転させて、暦の身体に自分の腕を絡める。
877メロン名無しさん:02/08/10 09:17 ID:???
「よみちゃん、逃がさへんよ〜」
「うっ」
均衡のとれた身体に密着した大阪は、至近距離にいる暦の瞳を見つめて囁いた。
「私のふぁーすときすを奪ったんや、それなりの責任をとってもらわな
あかんねん」
「せ、責任?」
ペースを握られっぱなしの暦はただ、おうむ返しに言葉を返すことしかできていない。
(責任って、まさか大阪と付き合えっていうのか?)
暦はそこに思考がいくと、表情が青くなった。自分の馬鹿らしい勘違いを今更ながらに
後悔するしかない。
しかし、大阪は、明らかに焦燥な表情を浮かべた彼女の感情とは関係なく
言葉を続ける。
「あんな〜、今日は一緒にねてほしいねん」
「えっ…えっちするのか?」
暦は顔を真っ赤にしている。
「あ〜ちゃうねん、えっちじゃの〜て、ただ一緒に添い寝してねてほしいんや〜」
(な、なんだ…)
大阪も頬を赤く染めながら、小さな声で囁いた。
「それにしても暦ちゃん、えっちやな…」
「うっ」これには反論できなくて絶句する。
878メロン名無しさん:02/08/10 09:20 ID:???
(ま…いいか)
一時はどんなことを言われるかと戦々恐々としていた暦であったが、大阪の要求が
案外可愛らしいものであったので、なんとなく気分が落ち着いてきた。
そして、優しく返答する。
「ああ、いいよ」
「よみちゃん、ありがとな」素直な返事をした大阪は、かわいらしい手の平を
暦のそれに絡めた。そして豊満といってもいい胸元に自分の顔を近づけた。
「よみちゃんって、胸おっきいな〜」
「ば、ばか」ちょっと恥ずかしいことを言われ、再び顔を赤らめる。
「うらやましいな〜、わたしは全然あらへんから〜」
羨望のまなざしを至近で受けた暦は、素直に自分の感想を言える大阪の純粋さ
がふと、貴重なものに思えた。彼女のぽや〜んとした表情や、のんびりと
した仕草も、なんとなく好ましく感じてきた。
879メロン名無しさん:02/08/10 09:21 ID:???
そして、大阪のさらさらとした黒髪を指先に絡めながら囁いた。
「大阪は、かわいいな」
暦はそんなことを言った自分に驚いた。そして、寝息をたてはじめた大阪の顔を
じっと見つめてみる。
大きな黒曜石のような輝きをもつ瞳、愛らしい小さな口元、流れるような
漆黒のセミロング…
(こいつって結構美少女だったんだな…)
めりはりのない表情や、突拍子もない言動により、本来の魅力が隠されていた
ことに気がついた暦は苦笑した。
(そういや、今日は智のベッドに忍びこむつもりだったのに…)
最初の不安感が嘘のように消えてきた。大阪の魅力というのは、人の不安を自然に
落ち着かせてしまう心の広さにあるのかもしれない。
暦は自分が母胎に戻ったような感覚につつまれた。そして、彼女をとりまいている
温かさに身を委ねながら夢の世界に落ちていった。
東北東の空は微かに白みはじめた。僅かに冷たさを残した風が、ゆるやかに
街路樹を揺らしている。
880メロン名無しさん:02/08/10 10:37 ID:???
よみたんまで大阪に・・・。
どうなっちゃうんだろうハァハァ
881メロン名無しさん:02/08/10 11:21 ID:???
大阪、、ともだけでなくよみまでも、、、
羨ましイイ
882从‘ 。‘从:02/08/10 11:48 ID:xo1hEfcs
883メロン名無しさん:02/08/10 13:07 ID:???
よみ・・・大阪に乗り換えるのか?
884メロン名無しさん:02/08/10 14:45 ID:???
ともちゃんがおいしくなけりゃ、ともスレの意味がないじゃないか〜ばかー!!






嘘です。これはこれで最高です
885メロン名無しさん:02/08/10 19:55 ID:???
>>857
昨日、滅世三王にいったら売ってました。はやっ!
>>858
どシリアスで殺伐としてますよ〜
エチシーンはともよみは無いです。そのかわり多人数にやられちゃいます。
榊「いっせいに・・・」

しかし、ともよみのスウィートな本が見つからんYO!
盛り上がると良いなあ…ともよみ。
886メロン名無しさん:02/08/10 20:30 ID:???
…うかつだった。
走り去った友人――滝野智は、
私が恐怖に躊躇した時には既に視界より消え失せていた。
今に思えば、あの恐ろしい雄叫びを聞いた後だとしても、
私がすべき事は少なからずあったはずだった。
例えば、海賊王を本気で目指してしまいそうな思考を持つ少女を警める事とか。
例えば、人の嫌がることを率先して行う悪友を咎める事とか。
例えば、考え無しの行動が死に直結してることを知らない愚者を諭す事とか。
むしろそれが私にとっての最優先事項だったはずなのだ。
だから、眼鏡を落したことを理由にするなど、もはや言い訳でしかない。
「…あのバカっ!」
舌打ちして、駆け出すまでに五分かかった。
遅すぎた――が、後悔しても始まらない。
ともの消えた路地へ進入すると、漆黒の闇と道標たる街灯。
私は――おそらくとももこちらを選ぶだろう街灯を追って走った。
ついさっき、ふたりで夕涼みをしていた時には考えられない
纏わりつく大気を、両の腕で裂くようにして進む。
肺が酸素を欲して爆縮を繰り返し、心臓が壊れる程に脈動している。
ダイエットぐらいには…なったかな?
不謹慎に、そんなことが頭に浮んでは忘れていった。
そして、たっぷり三分は全力疾走した頃だ。
………ぃぃ……ぃ………
風に、何か違う音を拾った。
何だろうと、自らの知識から様々な推測を立てるが結論は出ず、
ただ、近いなと本能は直感していた。
事実、ゴールはすぐそこだった。
887メロン名無しさん:02/08/10 20:32 ID:???
悲鳴だったのかもしれない。
走り終えた先で、さっきの音に対する答えが出た。
それはあまりに意外な――だけど予想しうる物だった。
「………と…も…」
月に照らされた地面に、一つ。
真っ赤に染まった親友のポーチだけが、私を待っていた。
目眩が、した。


あずあと‐事件編‐
888メロン名無しさん:02/08/10 21:05 ID:???
ぎゃー!
あずあとが大変なことに!
ともちゃんは?ともちゃんはどうなったの?
889メロン名無しさん:02/08/10 21:29 ID:???
よみスレのSS「よみ暦」、ええ話やー。
ぜひ読め。
890メロン名無しさん:02/08/10 21:33 ID:???
ここでよく話題に出てくるエロパロ板のスレが見つかりません・・・
夏コミ仕事でいけない俺にお優しい方どなたかURL貼ってくれま専科。
891メロン名無しさん:02/08/10 21:41 ID:???
現在わるちよが活躍中。
個人的には難民氏の作品がおすすめです。
 
あずまんが大王のエロいのないんかねぇ -2-
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1026475005/
892メロン名無しさん:02/08/10 22:28 ID:???
アニサロ(あずスレ)→エロパロ(ともスレ)→アニサロ→エロパロ・・・・
当然リロードを押しまくる、こんな休日。
893メロン名無しさん:02/08/10 22:48 ID:???
>889 
心に残るね。
スレによって微妙に色が違ってるから何か新鮮だな。
894メロン名無しさん:02/08/10 23:00 ID:???
     ,、     ,. -‐''''''''''‐-、  ,、ill|
     iミ'`:''レ":::::::::::::::::::::::::::ヽ !i |
     ヽ/::::::::::il:i::::::::;i:;イ::;:::::::',Eニi,  まつりだ
       ,!i'|:;:::i;iFキ'、::/ムテ!リi:r、}   {
      |' l;ハ::i -┸゙' ┸‐-''! ノ   !   まつりだ〜
      | ,.. il` ''' , -‐''i ''',r/   /   
      ',   `'‐;-ヾニンィ''l l   人
      ,`::、_ /ヽ, i''/ ,./ {  /、'、`:、
     ,/'"‐''`'!  `i''"  ヽi゙''‐-':、``
          i,' /i    //
         //,/    i i,
         〈;ァ==、ェ===、',
        ノ / | | | l i"
895メロン名無しさん:02/08/10 23:01 ID:???
>>892
漏れも(藁)
何かエロパロのスレとアニパロのスレがごっちゃになるねん。
「何で智スレなのに智が出て来ないんだ?」と思ったらエロパロだったり。
896メロン名無しさん:02/08/10 23:03 ID:???
>>92から開始、前々回は>>611-613、前回は>>876-879
あずまんがcollege14
5月3日午前9時
「チチッチチッ」小鳥のさえずりが微かに聞こえる。
5月のやや眩しさを感じさせる陽光が窓に降り注ぎ、光の束を造り出している。
「ふあ〜」
二段ベッドの上で眼を覚ました、智は大きなあくびをした。そして上半身を引き起こ
して大きく伸びをする。
「あ〜よく寝た」
昨夜は暦と大阪と3人で酒盛りをしたのだが、かなり飲みすぎたのか、何時にベッドに入ったのかを思い出すことができない。しかし、ぐっすりとねむったおかげで、体は快調そのものだ。
暦はまだ寝てるかな?ふと思いついて、視線を下に向け居間を眺める。
しかし、そこには空の布団があるだけだった。
(トイレでもいったかな?ま〜いいや)
897メロン名無しさん:02/08/10 23:04 ID:???
(大阪はもう起きてるのかな?)
大阪のことに思いが行ったとき、昨日の情景がリフレインされてくる。
「キス…しそこなっちゃったな…」
昨日の自分と大阪は確かに変だった。なんか急に食事をしていたら体が熱くなって、
そして、とても切なくなって…あれはやっぱり茸のせいなのかな、それとも…
はっと我に返った智は眠気の残滓を振り落とすかのように、軽く両手でつやのある
ほっぺたを叩く。
そろそろ下で眠っている大阪を叩き起こしてやるか、あいつほっとくと夕方まで
寝てしまうから。
「えいやっ」軽く気合いをいれた智は、軽やかに身を翻し、ベッドの上段から舞い降りた。
「どすん」
よっし、着地は10点満点!満足した智は大阪のベッドを覗きこみ、
「大阪〜おきっ」
叫ぼうとして絶句した。
智のくりくりとした瞳には、下段ベッドで、暦と大阪が抱き合うようにして寝息を
たてている姿が、はっきりと映し出されていた。
898コギャルとHな出会い:02/08/10 23:05 ID:A10s7ebI
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朝までから騒ぎ!!
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おこずかいの欲しい女の子もたくさん来てね!!

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899メロン名無しさん:02/08/10 23:07 ID:XMiDYub.
【改装費】タモリが自宅のキッチンを大改装【数千万】
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900メロン名無しさん:02/08/10 23:07 ID:pXYoSWns
900げと
901メロン名無しさん:02/08/10 23:39 ID:0RLTpZms
す、すごいぞ、824・・・・
あずまんがキャラでここまでシリアスなものが出てくるとは
想像できなかった。君はいますぐ教師を目指せ。
柔軟な考えの生徒を育てられると思う。
902 :02/08/11 00:05 ID:???
>>901
824は好きだがシリアス? 番号間違えてないですか?
903メロン名無しさん:02/08/11 00:09 ID:???
>>92から開始 前々回は>>876-879 前回は>>896-897
あずまんがcollege15
午前9時30分
「もぎゅもぎゅ」
智はご飯を口に入れている。
(も〜信じられない。暦とは小学校からの、親友だとおもってたのに、
まさか、私の目の前で大阪に手を出すなんて。
私が寝ている間にあんなことや、こんなことを…
大阪のことだから、ろくに断れず暦のなすがままに…
くうっ暦のスケベっ!
とってもうらやましい…じゃなかった、とにかく「私の」大阪を強奪したことは
ゆるせん…)
非難するような瞳を暦に向け、ひたっとにらみつける。
904メロン名無しさん:02/08/11 00:10 ID:???
「ぱくっぱくっ」
暦はスクランブルエッグをつまんでいる。
(あ〜私の馬鹿、あんなところを見られてしまうなんて、智の奴、絶対に
誤解しただろうな…でも昨日の大阪結構かわいかったな、
なんかほんわかとした感じで、こっちも和やかな気分にさせられて…
あ〜馬鹿、私の浮気者〜
いかん、頭が混乱してきた。シュークリーム分が不足しているのか?、
早速、補充しなければ…)
目線を上げると、自分をにらみつけている智を見つけて、あわてて視線を逸らす。
905メロン名無しさん:02/08/11 00:11 ID:???
「ずず〜」
大阪は味噌汁をすすっている。
(昨日は大変やったな〜ともちゃんにはキスされそうになるし、
よみちゃんにはキスされても〜た。
へへ〜わたしはもてもてやな〜
そういえば「もてる」ってどんな漢字かくんやろ?
「持てる」かなん?ほんでも、なんかちがうような気がするな〜
こんど辞書でしらべてみなあかん!
あっそうや、結局キスの味って何やったんやろ?
みんな、甘いとか、ミント味とかいろいろゆ〜とったんやけど…
一瞬やったから分からへんかったな〜
今度はじっくりと、味あわせてもらえるとえ〜な〜)
智と暦を交互と眺めながら、あちこちに思考を飛ばしている。
906午後3時の名無し:02/08/11 00:12 ID:???
>901 「灯火〜」と間違えたか、もしくはわざとでないか?
で、全然関係ないけども、4巻の楔の続きでこんなの考えたんですが。

「ほな今度は私が面接官になろか」
「よし、ドンと来い!いやよろしくお願いします!」
「ほんならな、、、高校で何か打ち込んだものはある?」
「パイルバンカー!!」
907メロン名無しさん:02/08/11 00:13 ID:???
食卓についた3人はご飯を食べはじめてから一言も会話をしていない。
爽やかな春の朝にそぐわしくない不自然な沈黙が続いている。

「あ〜もうっ」
智はすくっと立ち上がり、叫び出した。
「どした」思わず、ずれそうになる眼鏡のフレームを直しながら反応する暦
「どーしたん?」いつもと変わらぬ、ゆっくりとした口調で返事を返す大阪
「この沈黙は耐えられん!」
「やい、大阪、よみ、せっかくの姦し娘が3人揃っているのに騒がないなんて
間違っているぞ!」
(姦しいのはお前だけだ。)いつもなら即座に切り返しを入れる暦も今日はおとなしい。
「そ〜だ、今日はマジカルランドに遊びに行くぞ!」
「勝手に宣言するな」と言った暦だったが、まーいいかもと思いなおした。
せっかくの連休初日を部屋の中で、不機嫌な顔でごろごろとしているよりも、外で
騒いだほうが数千倍マシであることに気がついたのだ。
908メロン名無しさん:02/08/11 00:14 ID:???
「ほやな〜先月工事中だったアトラクション完成したみたいやで〜」
大阪も乗り気のようである。
「よ〜し、今日は全種目制覇してやるぞ!」
気合を入れたともは無意味にガッツポーズをとる。
「ともちゃん、相変わらず元気やな〜」
「たまには、外で遊ぶのも悪くないな」
智は迷いがふっきれたような気がした。
そして、過去のことをいちいち振り返っても仕方がないと思えてきた。
自分の目の前にどんなことが起ころうとも、自分らしく生きていけばいい。
私の前に道があるのではなくて、私の後に新たな道ができていくんだ。
すうっと大きく息を吸い込んだ智は、はちきれんばかりの元気を暦と大阪にぶつける。
「よっしゃ〜行くぞ」
笑顔の戻った3人が玄関のドアを開き、新緑の映える街並みに飛び出していったのは
それから30分後のことだった。

あずまんがcollege第1部 −完−
909C.N.:名無したん?:02/08/11 00:19 ID:/22/kY1.
910メロン名無しさん:02/08/11 00:20 ID:???
www.ad.il24.net/%7Emuramasa/hp/jpg/myuu002.jpg
こういうのがあった
かなりイタヒ
911午後3時の名無し:02/08/11 00:21 ID:???
割り込みしちまった、スマソ、、
第1部終了乙カレ
てことは2部もあるのか〜、期待してます
912メロン名無しさん:02/08/11 00:31 ID:???
>>910
これミュウミュウ?
よみスレによみバージョンもあったけど。
何にせよ萌え〜。
913メロン名無しさん:02/08/11 00:31 ID:???
謝辞
つたない文章でしたが「あずまんがcollege」を読んでくれた
全ての方々に御礼を申し上げます。
また、感想を頂けた方、本当にありがとうございました。
SSを書く上でこの上ない励みになりました。
第1部はスレが900を超えた関係で、一区切りをつけることに
なりました。第2部は次スレで書きたいと思います。
設定については基本的には第1部を引き継ぎますが、新展開を考えることが
できれば良いと思っています。
914メロン名無しさん:02/08/11 00:33 ID:???
>>913
面白かったよ、第2部も頑張ってねー。

そういやもう少しで次スレが必要になるのか。
915メロン名無しさん:02/08/11 00:36 ID:???
次スレのタイトルはどうします?
第三ともちゃん帝國とか。
サムいか・・・
916午後3時の名無し:02/08/11 00:41 ID:???
で、>906がまだ続くんだけど、、

「ともちゃん、そないな洒落いわんでええよ」「すいません」
「、、、なぁ、ちよちゃん、パイルバンカーってなに?」
「日本語で言えば杭打ち機です。工事現場でカーンカーンって杭を打ってますよね、あれを攻撃用にしたものです。」
「構造的には火薬の他に電気射出式もありますが」
「よし!ともちゃんもう一回や!」「高校で打ち込んだものはありますか?」
「パイルバンカーです!漢のロマンです!!」
「、、ともさん、説明聞いてましたか」
「格好ええな〜、合格〜」「いいんですか、そんな練習で!?」
「お前らどんな高校受けるんだよ」

1時間検索して書いたのがこれか、、、
917午後3時の名無し:02/08/11 00:44 ID:???
>913 次スレでも萌えさせて欲しい
がんばって〜
918メロン名無しさん:02/08/11 00:51 ID:???
>914 >917
さっそくのレスさんくすです。
自分のSS読み返してみると、寝転がっているか、ご飯食べてるか
どっちかだったりして、動きがないな〜と思う。
もう少し活動的なシーンが書ければいいかも。
919メロン名無しさん:02/08/11 00:58 ID:???
次スレ逝っちゃって!
920メロン名無しさん:02/08/11 02:06 ID:???
次スレもともちゃんマンセーで。
>>918さんの書くほんわか(でもないかw)三角関係かなりファンです。
次スレでもがんがって下さい
921メロン名無しさん:02/08/11 02:16 ID:???
前回のマジカルランドに行く話ではしゃぐとも。
雪合戦前に「なんかしよう!なんかしよう!」のあとのとも。
前々回の色っぽい視線のともに萌え死に・・・。
922これから3:02/08/11 03:03 ID:???
そんな時―。

「滝野さん、水原さん?なにやってンのこんなところで?」すっとんきょうな声をだして、
一人の少年が2人をみて近づいてきた。がっしりとした体躯、
どこから見ても申し分ないさわやかな二枚目の笑顔。彼は誰なのだろうか。
「女同士で抱き合っちゃったりして、二人ともなんかアヤしいな〜もしかしてデキてるの?」
ニコニコ笑いながら放たれた核心をついた?その少年の言葉は二人の心の中に突き刺さるようだった。
「そそそ、そんなことはだんじてないぞ・・・違う・・・!!」
「そ・・・そんなことあるわけないじゃん!バカだな〜!」
顔を赤らめて、あわてて体を離して弁解をするふたり。なぜ顔を赤くする必要があるのだろうか。それはわからない。
―アッ、アイツは・・・確か!?
智は彼の突然の出現にはっ、として一瞬よみのほうを見た。智と彼にはなにかがあるようだ。
―あ〜忘れてたよ・・・。智は思い出してしまった、あの時のことを―。
「そんなことより、ふたりとも元気?」彼が話をきりだした。
「久しぶりだね〜!そっちこそ元気にしてた?」よみが先に挨拶をすると、その後をついてくるように
「アンタこそなにしてんの〜!それにアンタどこの高校に行くの〜?」と半分怒ったように挨拶代わりの質問をぶつけた。
―彼は智とよみのクラスメートの男子だった。彼は勉学の成績もすこぶるよく、先生達からも信頼され、さらに
サッカー部のエースで主将を務め、部のチームの全国優勝に貢献するほどの実力と才能をもっていた。
彼は性格もよく、飄々として優しい男だったので当然「モテ」たが、彼の浮いた話は一切聞かなかった。
女の子には眼中にない「サッカー硬派野郎」で通っていた。
923メロン名無しさん:02/08/11 10:55 ID:???
ここの住人さんたちは夜行性だねー
924メロン名無しさん:02/08/11 11:08 ID:???
>>923
自分もそうだけど
勤め人が多いのかもしれない。
925メロン名無しさん:02/08/11 12:03 ID:???
平均年齢が高いという事かな。
原作スレより全体の雰囲気が優良なのもそのためだろうか・・・
926メロン名無しさん:02/08/11 13:16 ID:d8GDByto
>>889
「よみ暦」読んできた。
 ついによみスレにも神が降臨した
927これから4:02/08/11 16:29 ID:???
「あー、えっと、J高校だよ。」彼はおもむろにそう答える。
「えっ!J高校?あそこ結構難しいトコだよなー?よみ?」
「ああ、あたしたちの行く高校より難しいとこだぞ?確か」ふたりは驚きをかくせなかった。
スポーツ万能、成績優秀でヒーローという形容詞がふさわしいほどの人間。そうと
分かっていても、感嘆するばかりである。
―この男、わたしらとははるかに違う場所に立ってる人間だな、いろんな意味で・・・
智とよみは、そうあきれるしかなかった。
彼の合格したJ高校は勉学、スポーツ共に優秀で、特にサッカーの強豪校でもあった。
その高校に彼は一般入試を受けて入ったのだという。
「俺はそこのサッカー部に入りたいんだ。そこでまたサッカー続けるつもり」
そう言った彼の顔はどこか楽しそうだった。自分の一番好きなサッカーをまた続けられる嬉しさだからだろう。
そんな彼をよみは―すごいな、羨ましいな・・・
と尊敬の眼差しで見ていた。
よみは自分の思いどおりの道を歩んでいる彼の姿が羨ましかったようだ。

「へぇ〜ふたりとも○○高校に行くんだ〜!よかったね、また2人一緒になれてさ!」
智とよみの進学先を聞き、彼は笑顔でよみと智を祝福した。
「そうなのだ〜!アタシとよみはいつまでも一緒なのだ〜!」智はそういってよみにくっ付いて
肩に手をまわし、Vサインをする。よっぽど自慢したいのだろう。
「こっちはもう不安だけどな・・・・」よみは呆れていた。
928これから5:02/08/11 16:36 ID:???
「しっかし驚いたよ!「滝野さん」が水原さんと同じ高校に合格するとはね!」
いきなり、彼は智の顔を見ながら笑顔で皮肉を言い放った。
しかしその笑顔は憎らしいほどにさわやかでイヤミがない。
「なにいってんの〜!これはアタシの実力よ!実力!わかる〜?」
そんな皮肉に智は自信満々の笑顔をつくり彼に威張ったような態度をみせる。
「神様も時には気まぐれをおこすこともあるんだね〜滝野サン?」
彼の皮肉はまだ続く。彼は智の性格を知ってるから言えるのだろう。
しかし、智も彼ぐらいの男に言われたらグーの手もだせまい。
「うるさいな〜!もう〜!」智は彼の皮肉に憤慨やるせないといった感じだ。そして、智は、
「ふーん・・・、そーんなこというんだったら・・・」とニヤリと笑いよみのほうに視線を移した。
すると彼の飄々とした笑顔が一瞬、崩れて、焦ったように「ち、ちょっと待て!、」
と言って、智の腕をつかんで引き寄せた。
そして、よみに聞えないように、よみから少し離れて智とヒソヒソと話を始めた。
「滝野さん〜「あのこと」ここで言うつもりなんじゃないだろうな?」
「うそうそ、冗談だって。絶対言わない。ホントだってば〜」

―なにいってるんだろあのふたり・・・
よみはその光景をみて、なにをしているのか理解できなかった。
「なあ、なにやってるんだ、ふたりとも?」よみはけげんそうな表情で智と彼を見ている。
「あ、いやいや、なんでもない、なんでもない!」あわててごまかす智。
―ふう〜あぶないあぶない・・・・よみに知られるとこだったよ・・・
929午後3時の名無し:02/08/11 17:00 ID:???
>923-926 同意
何気に昼寝したいとおもたんで代わりに妄想。

ビデオを借りたとも、よみの部屋で見ることにする。二人ともたいした興味も無くビデオを見続けていた。
「よみ〜」「ん〜」
「よみの上に行ってもいい?」「ん〜、、んん?!」よみの返事を待たずに座るとも。
丁度壁に寄り掛かる様にベッドに座っていたため倒れることは無かったが、脚の上に乗られるのは少し痛い。
「降りろ!、って言っても聞かねぇよな」「うん!」
930>929続き:02/08/11 17:02 ID:???
「はぁ〜、分かったからはしゃぐな。ちょっと脚ずらすから」そう言って脚の間に座りなおさせる。
「何でいつも私に乗りたがるかな〜」「気持ち良いから、良く眠れるし」即答するとも。

「、、、枕か私は」「柔らかいし、暖かくて良い匂いもするしね、最高だね」それを聞いて少し赤くなるよみ。
「ならお前は今日から抱き枕な」「いいよ、よみ専用だ」そう言って体を預けてくるとも。

「・・・」更に顔を紅潮させるよみ、恐る恐る両手をともの体に回して、左肩に頭を乗せる。
ともを強く感じる、此処には二人しか居ない様な安心感がある。
二人ともいつの間にか眠っていた。

なんかともを書くと子供になっていく、、マヤーに首カッキラレに逝きます、
931これから6:02/08/11 17:34 ID:???
智はあの日のことを思い出した。
実は智にはよみにはいえない秘密があったのだ。
それは、去年の夏に誰もいない教室で彼から「水原さんと付き合いたい」
「だから、彼女のこといろいろ聞かせてくれ、こんなことは水原さんと一番仲のいい
滝野さんにしか頼めない」といわれたのだ。
智は驚いた。女の子にまったく興味ないと言われていたあの彼が
よりによって自分の「一番の親友」であるよみのことが好きだなんて―。
智は言葉に詰まった。どう答えればよいのかすぐには分からなかった。

しかし、あろうことか智は彼に対して
「よみには他に好きな男がいるよ」と嘘をついてしまったのだ。
本当はよみには好きな人などいなかったのに。それは、智には確信があった。
それはふたりが親友以上?の間柄でお互いのことは直感で分かると自身を持って
いるからだろう。
932メロン名無しさん:02/08/11 19:38 ID:???
いよいよこのスレもパート3突入か・・・
アニメ板の深海に沈んでた頃がウソみたいだな
933メロン名無しさん:02/08/11 20:03 ID:???
つーか、もはやともだけのスレじゃないんだよなぁ。
あずまんが内の清純同性交遊の集大成みたいになってるし。

だが、それがイイ。

またはとも関連恋愛スレか?
934これから7:02/08/11 20:36 ID:???
だが、それを聞いて彼はあっさり「そうか、わかった、それなら仕方ないね」
と言うだけだった。その時、彼とこのことは絶対よみには秘密にするように約束をしたわけなのだが。
そして、数日後、その失恋の痛手のせいだろうか彼は頭を丸めて坊主にしてきていた。
「やっぱり、俺みたいなヤツはだめだね〜サッカーのことしか分からないから
さ〜こんなことでしか自分を慰められないんだよ。まいったね」
よみのいないところでこんなことを言ってきた彼を、智は自分の持ち前の明るさで必死に慰め
るのに苦労した。彼にとっては相当ショックだったようだ。
智にはそれが自分の心につきささるように感じて痛かった。
彼に嘘を言ってしまったことを激しく後悔しつつも、そのことを彼に言えるはずもない。もちろんよみにも。

智は悩んだ。
―なぜアタシはあんな嘘を?アイツが嫌いだったから?いや、それは違う。アイツに対して
そんな悪感情はもってないし。アイツは誰にでも優しく、一番もてるいい男で、
それでも女たらしってわけでもない。そんな彼から「付き合いたい」なんて言われたらいくらよみでも
断るなんてことはしないはずだよ。よみもアタシと違って美人で頭もいいし運動もできる。きっと似合いの
カップルになるはず・・・それなのに。なんなの?このわけのわからないモヤモヤ
した気持ちは?―
935あずあと‐究明編‐1:02/08/11 21:47 ID:???
「…うそ……だよな?」
そっと、まるで繊細な硝子細工を扱うように、
よみは親友のポーチを拾い上げた。
ぽたり…ぽたり……
残水が地面で踊る。
真っ赤な王冠が、足下で生まれては消える。
「……そんな……だって……さっきまで……いっしょに……」
指が、赤く汚れていた。
震えが、一瞬、止まった―――
「…と…も………ともぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
気が付けば、よみは絶叫していた。
と、同時に、
「うわっ!? びっくりした!!」
よみの背後で動揺の声があがる。
「―――っ!?」
はっと息をのんで、よみが全身で振り返るとそこに、
「…なに叫んでんだよ?」
見なれた顔があった。
それは、よみの出した答えが正しければ、いてはならない人物だった。
936あずあと‐究明編‐2:02/08/11 21:49 ID:???
「……とも?」
「よみって眼鏡をかけてても私が神楽に見えちゃったりすんの?」
言われて、よみはちらりと親友の胸を覗き、顔を上げてふるふると首を振った。
「…なんかひっかかるな」
「…いや…でも……おまえ…死んだんじゃ……」
よみが、ただただ唖然と口にすると、
「はぁ!? 何言ってんの?」
ともは呆れ呆れに吹いて肩をすくめた。
「……じ…じゃあ、これは?」
赤く染まったポーチに疑問符を付けてよみが差し出すと、
「…あ。あーあーあー」
やっと状況を納得したともが、もう一度だけ呆れた。
「それトマトジュース」
「紛らわしいんだよ!!」
さすがに涙声だった。
937メロン名無しさん:02/08/11 21:53 ID:???
>>936
ワラタ
938これから8:02/08/11 22:19 ID:???
その時智は「嫉妬」という「気持ち」をはじめておぼえたのだった。
しかし、智は「嫉妬」という「言葉」も、その「意味」も知っているほど大人ではなかったようだ。
そして、いつのまにかそのことをすっかり忘れてしまっていた。
そんな、あの日のことを思い返し、はっ、と我に帰る智―。

そして、智は彼にいきなりこんなことを言い始めた。
「でもさ、なんで推薦とかでいかなかったの?アンタぐらいの人
だったらさ、すぐいけたはずだよ?なにしろアタシらの学校のヒーローだもんね〜!
J高校以外の高校でもサッカー強い高校あるじゃん?」
それを聞くなり、彼は少し考えるようなしぐさをして、こう言い返した。
「うーん、そりゃ、他のいろいろな高校から誘いはあったけど俺はどうしても
J高校に入りたかっんだ。ここのサッカー部の監督はどの高校の監督よりも熱心でね、
その熱意にすっかり感激してしまってさ」
939これから9:02/08/11 22:22 ID:???
ふーん・・・、そーなんだ〜?」
彼の純粋で気高すぎるプライド、だが彼だからこそできるのである。しかし、
傍若無人、言語道断な性格の智にそれが理解できるはずもなかった。
「それに、俺には夢があってね!」急に彼の顔つきが変わる。
「夢?」智とよみは問い返す。
「俺はプロサッカー選手になりたいんだ。そしてワールドカップにでるのが夢さ!」
そのときの彼は目は輝き、無邪気なサッカー少年の顔をしていた。
そうかと思えば、
「だからさー、滝野さ〜ん、いまのうち俺のサインもらっとけば〜?」
と、また智を茶化すような態度をとる。
「はぁ〜なにいってんの?まだなってもいないのに?」
しかし、智は全く興味ないといった表情でそれを遮るように言い返した。
「あーそう―?滝野さんは人をみるめがないねー!後で後悔してもしらないよ〜」
940これから10 :02/08/11 22:34 ID:???
そんな彼の茶目っ気のある言葉が彼の口から出たその時、
よみが彼にすっと近づき
「でもよかったじゃない、自分の志望校に合格できてさ、おめでとう。」
そう言って、優しく笑いかけてきた。
「あ・・ありがとう・・水原さんもおめでとう、合格できてさ」
よみが目の前にいるせいか、緊張している彼の態度を智は見逃さなかった。
「フフフ、ありがとう。好きなサッカー頑張ってつづけてね」「あ・・ああ・・、うん!」
よみの笑顔がますます彼を緊張させているようだった。
智はその光景をただ黙ってみているだけだった。
「み、水原さん、俺がもし将来サッカー選手になったらさ、サインくらいもらってくれるよね?」
「もらってあげるからさ、ぜったいプロ選手になってよ!」
よみのその言葉は彼にとってはこれ以上ない最高の励ましであろう。
「ああ、なるよ!、必ず・・・!」その一言は
彼の決意がいっそう固くなった証に違いない。
941これから11 :02/08/11 22:47 ID:???
それから暫くたってから、
「あっ、じゃあもう俺、行くよ。また・・・どっかで会おうね!」そういってふたりに
別れを告げてきた。だがその時、彼はよみの顔をじっと見ていた。そして、
「あの・・水原さん・・・・あのさ・・・、あ、い、いや、なんでもない・・・」
そう言った後、彼の口は途中で途切れるように止まった。
「フフッ、どうしたの?」きょとんとした表情で彼をうかがうよみ。
「いやさ、クラスの皆と別れるのは本当につらいな・・・なんて、ははは・・・」
彼はきっとよみに対して「好きだ」といいたかったのかもしれない。しかし、
自分の「思い」を告げられずにいる彼の心中はどんなものだったのだろうか。
彼はよみに作り笑いの笑顔を返すだけでやっとのようだった。
「しっかりしてよ〜!もう卒業したんだからさ!」彼の背中をポンと叩いて
屈託のない笑顔で彼を励ますよみ。
彼の「思い」を知らないよみの笑顔は、彼にとって酷なものだった。
―もしかして、よみに告白したかったのかな・・・
智は彼の顔をそんな複雑な気持ちでみていた。

そして、また別れを言い直すと、彼は智とよみの前から去っていった。
942これから12 :02/08/11 22:53 ID:???
よみは去っていく彼の後姿を見ながら、感心した面持ちでたたずんでいた。
「すごいね。あんなに人生の目標もって生きてるって。わたしには真似できない、
うらやましいな。なんかいいな〜、男の子って」
力強く、そしてたくましい男の姿に、感動したよみ。
「よみーもしかして、アイツに惚れたの〜?」智がまたいつものようによみをからかう。
「バ、バカ!ち、違う!」
「あはは〜顔が赤いぞよみ〜!」「うるさい〜、そういうこと言うな〜!」
よみにそういいつつも、
「ごめんね・・・よみに言いたかったことがあるのにね・・・ごめんね・・・」
自分の思いを告げられずに辛そうにしていた彼の顔を思い出し、智は心の中でつぶやく。
彼には好きなサッカーを頑張って続けて夢を実現させてほしい、そう強く願うのだった。
そして、その感情を抑えきれずに涙が一滴智の頬を伝った。「あ、あれ?・・・なんで、だろ?・・・」
智の目からは次々と涙があふれてきた。
それを見たよみは「おいおい、どうした?智、あ〜、まさか、オマエ彼のことが・・・!?
わたしにあんなこといっといて〜!」とさっきの仕返しと言わんばかりに智をからかう。
「ち、違うよ〜!、そうじゃないってば〜!」智は必死に涙をかくそうとする。
943これから13:02/08/11 23:02 ID:???
「じゃあ、なんで泣いてんだよ〜!」
「いや〜アイツの「クラスの皆と別れるのはつらいな」って言葉が効いちゃってさ〜
それでつい泣けたってわけよ〜!」つくり笑いで智はとっさに嘘をついた。
そんな智にたいして、よみは急に表情を変えて、
「そうか・・・つらいか、わるかった、智。ごめんな。でも智、別れはどんなときにでもあるんだ。」
「でも、「これから」始まる新しい生活から、新しい出会いもあるんだからさ!それにさ、」

「智のそばにはわたしがいるじゃないか?元気出せよ、ねっ・・・」

といって優しく諭すように智を励ますよみ。その暖かい言葉は智の心に深く沁みた。
「よ、よみ〜!」おもわず智はよみの胸に飛び込み顔をうずめた。
自分の偽りの態度に優しくしてくれるよみ。それが智をたまらなく切ない気持ちにさせたのだった。
「もう〜、しょうがないな〜智は・・・」そういってよみは智を優しく抱きながら頭を撫でた。

―ホントは違うんだ、よみ・・・・よみに抱かれながら、智はよみのことを考えていた。
よみー、あのね・・・・アイツはね、よみのことが好きなんだよ・・・
でも、わたしはそれがイヤだった、認めたくなかった・・
アタシは、よみを誰にも渡したくないってわけよ・・・アタシはよみのことが好きだからさ・・・
本当はよみにこういいたかったのだ。だが、そんな智の気持ちをよみが知るはずもなかった。
944これから14 :02/08/11 23:06 ID:???
暫くたって―。
元気をとりもどした智はまたよみと一緒に歩き出した。
「ヘヘッ!さっきはごめんね〜よみ〜!」「もう、泣くのはナシだぞ?智」
「分かってるって!そ、そうだ、よみ!ちょうどおなかもすいたしさ〜何か食べに行こうよ〜!アタシがおごるからさ〜!」
智はさっきのお詫びをしたいのだろうか、そう話を切り出した。
「いいのか?そんなこと言って?」よみは信じられない、といった様子で智の顔を見る。
「大丈夫!大丈夫!この智ちゃんにまかせなさいって〜!」
智は自身タップリといった感じで自分の胸とドン!とたたきよみを促した。
「じゃあ〜とりあえず公園でて繁華街の方へ行こうか?」
「うん!行こう行こう!よみ!」

そういいながらも、智はまだ、気持ちの整理をつけるために考えていた。
―もう、このことは忘れてしまおう・・・
―アイツもまた新しいところでまた好きな人ができてうまくいけばいいけどな・・
あ〜、なんか自分勝手だなアタシって・・・・
そんなモヤモヤした気持ちを抱えながらも、智はよみと共に公園を後にした。
945これから15:02/08/11 23:17 ID:???
彼と別れてから、またふたりになった智とよみ。
街はまどろむような陽気だった。時々吹く
そよ風がカラダを撫でるように通り過ぎる。街路樹の木々や、
花壇の花から春の薫りがただよっていて、なんとも心地よい。
そんな時、智は自分の横を歩いているよみにこんな質問をぶつけてみた。
「ねーよみー、もしアタシがよみと違う高校に合格してたらさー、どう思った〜?」
「うーん・・・・そうだなー、どこの高校いくかは智の自由だから、わたしがどうこう言えないけ
どね・・・・だけど・・・」
「だけど?」
「やっぱり、すごく寂しい、いやだよ、智と離れるのは・・・」
神妙な顔で俯いてそう言うと、智の顔に目線を移し口を開いた。

「でも、わたしは信じてたぞ、また智と一緒になれることをな」

そう言って眼鏡の奥から透き通るような目で智の顔をじっとみつめるよみの顔は、
智が今まで見たことのないような優しく愛らしい笑顔だった。
946これから16 :02/08/11 23:21 ID:???
「よ、よみ・・・」
そんなよみの言葉に感動した智。
それは、智がよみに一番言ってほしい言葉だったに違いない。そして、その時やけによみのことを愛しくかんじた。
だが、そんなしんみりとした気分の智に対してよみは「フフン、まぁ智はわたしがいなけりゃなにもできないからな、
わたしは智の保護者って感じかな?よかったな智、またわたしと一緒になれて」
と半分笑ってわざと智を見下すような顔をした。
「なんだよ〜それ〜?」
―アタシはホントは今ここで泣きたいくらい嬉しいのに・・・よみのヤツ・・・
智はそんなよみのイジワルな発言に納得行かないような様子だ。
そんな智の態度をみてよみはただ笑っているだけだった。

歩き続けて数分後―。
街の中心の繁華街が近づいてきた。大きな通りはもう目の前だ。
行き交う、ひと ヒト 人―。
947これから17:02/08/11 23:28 ID:???
〜エピローグ〜

「もう、入学式を待つばかりだね、智」「あーそうだね〜!」
「こんどから高校生か〜またこれからいろんなことが始まるんだね〜」
新しい生活が始まるのを待ちきれない智とよみ。そのふたりの顔は希望に満ちている。
「うん!そうそう!これからまたよみと一緒なんだよね〜、これも腐れ縁ってやつ〜?」
智がまた笑顔で悪態をつく。
「それはこっちのセリフだぞ?・・・・まったく・・・」
すると、そんなよみの言葉を聞いてか、智は後ろを歩いていたよみのほうを振り返り、
「よみー!これからもさー・・・よろしくね〜!またずっと仲良くしてくれるよね!」
と意外な言葉を口にした。そんな智らしくない?言葉に、
「な、なんだよ?急に。あ、当たり前だろ!そんなこと。わたしは智の親友なんだからさ」
そんなお決まりの言葉を智にかえすよみ。
ふたりの間に少し沈黙の時間が流れる。
「アハハハ・・・・」
ふたりは急に笑い出してしまった。恥ずかしかったのだろう。
「言わなくても分かってる言葉」をつい言ってしまった、照れくささに。
そんなふうに、いつものように他愛もない会話をしながら
智とよみは春の陽気につられて賑わう繁華街の雑踏の中に消えていった。

ふたりの新しい「これから」が今、始まる―。
                     〜これから〜 終
948メロン名無しさん:02/08/11 23:58 ID:???
『それでも星は輝き続ける』−−−phase1・水原暦−−−
「おい、次は向こうの屋台行こうぜ!」
「お母さん、もう1回くじ引きやりたい〜」
「この焼きそば、うめぇー!!」
「・・・・・・」
祭りならではの喧騒が辺りを包む。その上では、沈みかけた太陽と微妙に赤く染まった雲が、私達を見下ろしている。
こういう喧騒は、不思議とウザく感じられない。
もっとも、この人ごみはどうにかならんか、とはいささか思うが。
今日は、久々にあの連中と顔を合わすことになる。今は8月だから、およそ4ヶ月ぶりか・・・。
大学に入って以来、みんなでこうして会う機会を設けるのは久しぶりだ。
しかし、実のところ、今日この祭りで会うということと、一応の目安の時間(これは午後6時に決まった)を決めただけで、
どこを集合場所にするとか、そんなことは一切聞かされてない。他のみんなも、どうやらそうらしい。
まあ、しかしこれは、ともと大阪が幹事になった時に反論しなかった、私にも落ち度があったと言えるだろう。
・・・そういうわけで、私、水原暦はこの人ごみを単身、探るようにして歩みを進めている。
ふと時計を見ると、5時50分過ぎを差していた。
今は時間的には夕飯前、きっとこの程度の人の数は祭りの人ごみとしてはマシな部類なのだろう。
今のうちに合流しておいた方がいいな・・・。
まずは、一番見つけやすい榊あたりを探すか・・・。
と考えた矢先、少し遠くに見覚えのある顔が2つ、私の目に飛び込んだ。
間違いない。あれは、ともと大阪だ。
声をかけるにも、この喧騒ではまず聞こえないだろう。となると・・・手を振るのが無難か。
そう結論づけ、手を振ろうと右手を上げようとしたその時、
「!!!!!!」
私の瞳に、驚愕の光景が映し出される。
ともが、大阪に抱きつくようして飛びつき、その唇を奪ったのだ!
・・・・・・。
私は、途方にくれて、しばしその場に立ち尽くした。
そして、2人に背を向け、今来た道を歩き出した。
949メロン名無しさん:02/08/11 23:59 ID:???
侮蔑?そんなものじゃない。
嫉妬?それも違う。
私があの時、心の中で抱いた感情は、そういったものではなかった。
ただ、私は・・・少なくとも他のみんな以上には、ともを理解してるつもりでいた。
みんなと会うのは久しぶりだとは言ったものの、実はともとはあれからも手紙のやりとりをしたり、
ともが一度家に遊びに来たこともあった。
彼女との付き合いは、もはや腐れ縁という言葉が使えるほどに長期化かつ日常化していた。
それには、やはりそれなりの理由がある。
普段はなんだかんだふざけていても、やっぱり私達は気が合ったんだと思う。
そしてそれを、私はまんざらでもないと思っていた。
でも・・・そう思ってたのは、私だけだったようだ。
まさか、大阪とそこまで深い関係になっていたとは・・・。
この事実を、私はともから伝えられたことはない。きっと、言われるに値しない人間だったのだろう、私は。
何だか、すごく裏切られた気分だった。でも、それはすぐに別の感情に変わった。
そう、結局この悲しい気持ちは、私の思い込みが発端だということに気づいたからだ。
あの時・・・あの時私を支配した感情、それは・・・・・・
それは・・・『自嘲』だった。

ふと、呼びかけられた気がして、振り返る。
そこにいたのは、私がよく知ってる人物だった。
950メロン名無しさん:02/08/12 00:00 ID:???
−−−phase2・神楽&榊−−−
「よう榊、元気だったか?」
私がとなりの背の高い友人―――榊に問いかけると、榊はコクンと頷いた。
今日は、高校の時に仲のよかった仲間で会う約束をしていた。しかし・・・
集合場所はどこだよ!集合場所は!
全く、とものやつ、時間だけわかったってどうしようもねえじゃねえか!
榊には、大阪から連絡が来たらしいが、やっぱり集合場所は伝えられなかったらしい。
ま、アイツららしいと言えばアイツららしいか・・・。
それに、来て早々に榊と合流できただけでも、私はかなり幸運だったというべきだろう。
しかし、この人の数で果たして残りのやつらと合流できるかどうか・・・ん?!
あれは・・・ともと大阪かな?
後ろ姿なので確証はもてないが・・・見た限りではそんな感じがする。
「なあ榊、あれってさ・・・」
「・・・うん」
私の質問が終わる前に、榊が頷く。なるほど、榊も同じことを考えてたらしい。
さて、それじゃとりあえず、近づいてみますか・・・。
私がそう思って前を行く2人を追おうとしたその時、
「!!!!!!」
想像もしてない事態が勃発した。
ともらしき人物が大阪らしき人物に抱きつくようにして飛びつき・・・キスした。
「・・・・・・」
呆然として、その光景を見るしかなかった。5秒程度して、2人は離れる。
「あ・・・えーと・・・」
思うように言葉が出ない。
「人違い・・・かな?」
「・・・わからない」
隣の榊に目を向けて訊ねる。榊は、考える仕草を見せたものの、明言は避けた。
「・・・えーい!こいつは確かめるしかねえ!!」
私は、再びのんびり歩き出した2人のもとに走って向かう。あとから、榊も追ってくる。
951メロン名無しさん:02/08/12 00:01 ID:???
−−−phase3・美浜ちよ−−−
祭り特有の喧騒の中を、私はウキウキ気分で歩いてました。
今日は、久しぶりに高校の頃の同級生と会える日です。
日本に帰ってきてから、家族と並んで会いたかった人達に会うことができると思うと、私の心が自然に明るくなります。
そういえば、集合場所は言ってなかったんですが・・・みんな、もう一緒なんでしょうか・・・?
とりあえず、誰かに会わないと心細いなあ・・・。
私がそんなことを考えた時、目の前に見覚えのある人がこっちに向かって歩いてきました。
女の子にしては少し高めの背丈、ロングヘアーに眼鏡・・・間違いありません、よみさんです。
よみさんは間もなく、私を横切るところでした。
あれ・・・私に気づいてないのかなあ?
「よみさん!よみさん!」
呼んでみたものの、よみさんは反応しないまま、私の横を横切っていきました。
よく見ると、なんだか難しそうな顔をしていました。
「よみさん!よみさん!」
振り向いて、もう1度呼んでみます。すると、振り返ってこっちを見てくれました。
どうやら、気づいてくれたようです。
「・・・ああ、ちよちゃん」
笑顔で―――でも、どこか寂しそうな笑顔で、よみさんは私に微笑みました。
952メロン名無しさん:02/08/12 00:03 ID:???
「あの・・・なんか悲しいことでもあったんですか?」
よみさんと一緒に歩きながら、私は聞いてみました。
「いや・・・ちょっとね」
「あの・・・こっちは、入り口の方ですよ?入り口を過ぎると、あとは住宅地で・・・」
「・・・・・・」
よみさんは取り合ってくれません。仕方なく、話題を変えることにしました。
「もう、誰かに会いました?」
「・・・・・・いや、誰にも」
ちょっと考えてから、しかしはっきりとよみさんは答えました。
「そんな顔してちゃ、ダメですよ!今日は、久々にみなさんと会える日なんですから。
 そんな顔してると、ともちゃんとかにからかわれちゃいますよ」
「・・・・・・」
何故か、よみさんは黙り込んでしまいました。
どうしよう、何か話題を変えないと・・・。
「ともちゃんと言えば・・・私はいっつもともちゃんにはいじめられてたような気がしますね。
 ともちゃんは誰とでも気さくに話す人でしたけど、なんか私はおもちゃにされてたような・・・」
「・・・・・・」
「でも、ともちゃんと一番仲良かったのは、きっとよみさんですよね。
 なんか、さすが昔から仲良かっただけあって、高校でも、クラスで一番の名コンビっていうか、
 大親友って感じでしたよね。喧嘩するほど仲がいいっていいますし・・・」
「・・・・・・」
そこで、よみさんは私を見返してきました。・・・まただ。
また、あの寂しい笑顔だ・・・・・・
953メロン名無しさん:02/08/12 00:04 ID:???
「私も、そう思ってた。いや、思い込んでただけなんだけどさ・・・」
「え・・・?」
思いがけない回答に、私は無意識の内に声を上げてました。
「それって・・・」
「ちよちゃん、先行ってていいよ」
「え?」
「ほら、みんなきっと向こうにいるよ」
よみさんが指したのは、今まで私達が進んでたのと逆の方角でした。
そして、それだけ言うと、よみさんは再び歩き始めました。
私も慌てて後を追います。
「あ、あの、さっきも言いましたけど、そっちは入り口で、その先は・・・」
「ちよちゃん・・・悪いけど、1人にしてくれないかな・・・?」
よみさんが、またあの寂しげな笑顔で私に言いました。そして、やっぱり入り口の方へ歩を進めます。
私は、それを見送ることしかできませんでした・・・
954メロン名無しさん:02/08/12 00:06 ID:???
−−−phase4・春日歩−−−
「あはは、ともちゃんってホンマにくじ運ないねんなあ〜」
「う、うるさいやい!!」
今日、通算4回のくじで見事に全敗を期したともちゃんが、ムキになって反論してきた。
今日は、祭りで久々に高校時代のみんなと会う日や。
楽しみやな〜。あ、そういえば、みんなに伝える時に集合場所を言うのを忘れとった。
というか、実のところ考えてさえなかったんやけど。ま、ともちゃんも気づかんかったんやし、
私のせいだけやないもんなあ〜。いや、責任転嫁ちゃうで?ホンマやで?
別に示し合わせてたわけやないけど、ともちゃんとはすぐ合流することができた。
他のみんなも、合流できてるんかなー?きっと、大丈夫やと思うねんけど・・・。
「私はだね、来たるべき時のために、くじ運をためているのだよ!見とけよ、大阪!
 何年後かに、お前は私のラッキー大放出を見ることになるだろう!ちなみに、分配は不可!」
「そうなん?くじ運って、溜まるもんなん?」
「ああ、だから、数年後に証明して見せるって!」
ともちゃんは相変わらずやな〜。大学でも、いつもこんな調子や。
「それでだね・・・わっ!?」
いきなり素っ頓狂な声をともちゃんが出した。
刹那、ともちゃんが私に体を預けるように寄りかかる。
ともちゃんはなおもバランスをくずし、そして・・・。
ピタッ!!
思いっきりくっつく。
私とともちゃんの・・・唇同士が。
955メロン名無しさん:02/08/12 00:06 ID:???
「・・・・・・」
恐らく、5秒程度だったやろか。思わぬ出来事に、互いに体が硬直してしまう。
「ぷはっ!!」
そして、お互いに離す。
え・・・これって・・・。
「いや・・・その・・・悪い悪い!なんかに躓いちゃったようで・・・」
「・・・・・・トキス」
「え?」
「ファーストキス!私のファーストキスとったなあ、ともちゃん!!」
「ち、違う!事故だって、事故!」
「でも、事実は事実やん!あ〜・・・もう、どうしてくれるんや?!」
「い、いや、私だってこんなファースト不本意だよ!だから、お互いに今のは水に流してだな・・・」
「・・・え?ともちゃんもファーストなん?」
思わず、どう訊ねる。
「・・・・・・ああ、そうだよ」
意外とあっさり認めるともちゃん。
う〜む、不運が引き起こした憂うべき事態やなあ・・・。
でも、結構気持ちよかったかも・・・・・・
・・・って、何言うとるねんな私は?!
「あ〜恥ずかしいわ〜。ほら、私ら奇異の視線に晒されとる〜・・・」
「いや、んなことはない!これは、峰不二子級の美人の私が通りかかったことによる・・・」
「やめてやー。ともちゃんがそんなこと言ってたら、輪にかけて変に思われるやんかー!」
「まあまあ・・・」
「おい、お前らやっぱりともと大阪だな?!」
突如、後ろから声をかけられた。振り向くと・・・。
956メロン名無しさん:02/08/12 00:07 ID:???
「よっ、久しぶりだね!おアツイお2人さん!!」
立っていたのは、神楽ちゃんと榊ちゃんやった。変わってへんなあ、2人とも。
・・・え?神楽ちゃん、今・・・もしかして・・・。
「見とったんか?!」
「いや・・・最初は私もびっくりしたんだけどさ。まあ、私には2人の末長い幸せを願うしか・・・」
「ちゃうねん!ちゃうねんって!!」
勘違いされないよう必死に否定する。

「ハハハ!そういうことだったのか!こりゃ傑作だ!!」
事情を聞くや否や、神楽ちゃんは大爆笑した。
「ともちゃんが悪いんやで!ともちゃんがあんなところでコケたりするから!!」
「いや、だから何度も謝ってるじゃん」
「・・・・・・クスクス」
あー、榊ちゃんまで笑っとる。
「もう、榊ちゃんまで・・・」
「ねえ、あれって・・・」
不意に、ともちゃんが前方を指差して声をあげた。思わず、全員で前方を見やる。
ともちゃんが指し示すその先にいたのは・・・。
957メロン名無しさん:02/08/12 00:08 ID:???
−−−phase5・滝野智−−−
私が指し示すその先には、私達がよく知ってる少女がいた。
「ちよちゃーん!」
呼びかけて手を振ってみる。ちよちゃんも、こっちに気づいたらしい。トコトコと歩いてきた。
・・・あれ?なんか元気ないぞ?
「どうした、ちよすけ?そんな、暗い顔すんなよな〜。
 あ、そういえばさ、よみ知らない?」
「よみさんなら、向こうに・・・」
覇気のない声で、ちよすけが答える。
「え?向こうって、入り口じゃん?なんで?忘れ物でもしたの?」
「そういうことじゃ、ないと思います・・・ただ、全く元気がありませんでした。
 何かを思いつめてるように見えました・・・」
何だそりゃ?
最近、よみが悩んでた事なんてあったかな?
私が真剣に考え込んでいると、横で神楽が口を開いた。
「っていうと、よみは一度こっちに来たのかな?いやー、となると見れたのかな?衝撃のシーン。
 見なかったとしたら、勿体無いよなー」
「神楽ちゃん、もうやめてーやー・・・」
「え?なんですか、衝撃のシーンって?」
「あ、ちよちゃん聞いてくれよ、こいつらさ・・・・・・」
神楽達が後ろで話す中、私の中ではある1つの仮説が成り立ちつつあった。
まさか・・・・・・
「と、とも?!」
気がつくと、私は全力で走り出していた。
958メロン名無しさん:02/08/12 00:09 ID:???
−−−final・phases are linked・・・−−−
もう、祭りの喧騒はほとんど聞こえない。
しかし、それにすらほとんど気づかない様子で、よみは寂々とした住宅地を歩き続けていた。
その目から、ポロリと涙がこぼれ落ちた。
私は・・・何なんだろう・・・?
「よみー!!」
後ろから、聞き慣れた声がしてきた。声の主に気づき、すぐさま振り返る。
思った通りの人物が―――滝野智が、そこにいた。
「ハァ・・・ハァ・・・」
よほど全力で走ったのだろう。息を切らして、喋れない様子だった。
「見たんだろ?」
ともが訊ねる。よみは何も答えない。
「違うんだ・・・違うんだよ、よみ!!」
必死に弁解するとも。一方、やはりよみは何も答えない。
「これにはわけがあるんだ。まず・・・」
「いいよ。何も言わなくて」
「え・・・?」
思いもよらぬ答えに、ともは何を言ったらいいのかわからなくなった。
「今、お前がここに来たってことは・・・そういうことだよな」
何かを悟ったようによみが呟く。
そして、それまでとはうって変わって穏やかな表情になり、言った。
「そうだよな、とも・・・?」

私は、考えていた。
ともがここに来たということは・・・弁解しに来たということは・・・。
そうか・・・そうだったのか・・・。
私は、再び自嘲した。
しかし今度は、心は最高に晴れやかだった。
959メロン名無しさん:02/08/12 00:10 ID:???
「はは、そいつは災難だったな!!」
ともの話を聞いて、よみは屈託なく笑った。
言わなくていいとは言われたものの、ともとしてはやはり言わずにはいられなかったのだ。
「全く、笑い事じゃないよ・・・」
「そりゃそうか。ファーストキスって、一生の思い出になるものだしな」
それからしばらく、祭り会場の周辺の住宅地を回りながら、他愛のない話を続ける。
そして、すっかり暗くなり、三日月と満天の星が空に輝きはじめたころ、ふと、ともが言った。
「よみさあ、なんであんなに元気なくなっちゃってたんだ?
 やっぱ、仲のよかった人間2人が深い仲になっちゃうなんて、嫌だとか思ったのか?」
「いや、そういうことよりも・・・自分が嫌になっちゃってさ。それでその後・・・怖くなったんだ。
 親友だと思ってた人間から、そんな重要なことも聞かされなくて・・・。
 もしかしたら、私はともの中では、名前を覚え、そして忘れられていく知り合いの1人に過ぎなかったんじゃないかって・・・」
「・・・・・・」
「ま、それもどうでもいいことだよ。全部、勘違いだったんだ。
 今は別の意味で、自分が嫌になっちゃうよ」
「・・・何、言ってんだか!」
馬鹿馬鹿しい、と言わんばかりに切り捨てる。
「私との腐れ縁を忘れたのかい?こよみさんよ〜?」
ともの馬鹿にしたような声。しかしよみはまんざらでもなかった。
代わりに、よみは考える。
960メロン名無しさん:02/08/12 00:12 ID:???
今回は大丈夫だったけど・・・偶然ひとつで、勘違いひとつで、友情には簡単にひびが入る。
それがどんなに、強い友情だと思っていたものでも・・・。
いや、むしろ強い友情ほど、案外脆い部分には気づかないかもしれない。
永遠に続くと思っていたものでも・・・ある時を境にパタリと止まる。
人間がつくるものに、永遠はないのだろうか。
ふと、そこで空を見上げる。
満天の星が、幻想的な空を創り上げる。
この星々は・・・これからも、私が生きている間が永遠に輝き続けるだろう。
私はこれから、この輝きに何度も励まされるだろう。
それはどんなに・・・素晴らしいことだろう。
「・・・いいよな」
「え?」
「ずっと・・・ずっと親友でいられたら、いいよな」
「え?え?」
あまりにダイレクトな発言に、思わず頬を紅潮させるとも。
「ああ、そうだな」
「そうですね!」
その代わり、答えは後ろから複数聞こえてきた。
961メロン名無しさん:02/08/12 00:13 ID:???
え?
2人が後ろを振り返ると、そこにはあの4人がいた。
「お前ら・・・ずっとついてきてたのか?!」
「いや、ついさっきだよ」
「あんまり遅いから、呼びにきたんや〜」
思いもかけない友人の登場で、どうしたらいいのかわからなくなるともとよみ。
「で、でもさ、もし私達がもう帰っちゃってたりしたら・・・」
「言ったじゃないですか!」
当然と言わんばかりの口調でちよが言う。
「今日みんなで会うって、約束したじゃないですか!」
「あ・・・」
「勘違いするなよ、お前ら〜」
続いて、神楽が茶化すように言う。
「お前らだけじゃない。みんな、親友なんだぜ。ここにいる全員、な」
「・・・うん!」
ともが力強く頷く。そして、みんなを順にみやる。
ちよちゃん、大阪、榊ちゃん、神楽・・・。
そして・・・・・・。
「おい、よみ!」
ポン、と肩をたたいてともが言う。
「2度とくだらない勘違いするなよ?絶対だぞ!!」
「・・・ああ」
「お前は、私の大親友なんだよ!それは今も、これからも変わらない。
 忘れそうなら、どっかにメモしとけ!」
笑顔で―――心からの笑顔でよみが頷く。

発端は、私の勘違いだった。
今は思い出すのも馬鹿馬鹿しいような・・・。
それを咎めるどころか、何事もなかったかのように話ができる。
みんな、いいやつで・・・
みんな、バカ野郎で・・・
みんな、親友だ。
962メロン名無しさん:02/08/12 00:14 ID:???
「とも・・・本当にありがとな」
改めて感謝の気持ちを口にするよみに、ともが無邪気に答える。
「いいってことよ!それじゃ、遅くなったけど祭りに行こうぜ!」
「おう!」
ともの声に、みんなが呼応する。
そして、一同は祭り会場へと足を向けた。
直後、よみは、ともにしか聞こえない程度の声でもう一度言う。
「本当に・・・ありがとう」
その言葉とともに、よみは―――。
「!!!!!!」
思いがけないよみの行動に、思わずたじろぐとも。
そして、みんなに聞こえないよう、小声でよみに文句をたれる。
「バ、バカ!何するんだよ!私達が最後尾だったからよかったようなものの・・・」
「でも、まんざらでもないだろ?」
自信ありげに訊ねる。
「・・・・・・さあね」
ともは、ごまかすようにして投げやりに言う。
その頬は、うっすらと赤く染まっていた。

満点の星は、いつまでともなく、とも達を照らし続ける。
ともの頬についたキスマークが、いやに夜闇に映えた。
『それでも星は輝き続ける』−−−完−−−
963メロン名無しさん:02/08/12 00:36 ID:???
次スレたてました
【あずまんが大王】アニメ版のともちゃん好き集まれ3

http://comic.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1029080026/
964メロン名無しさん:02/08/12 00:42 ID:T5N23Pyo
(1巻P64より)
大阪「智ちゃんってホンマに元気やなぁ〜」
よみ「そうだろ?一緒にいるこっちのほうが疲れちゃうよなぁ」
  (まぁ、そこがいいんだけどな、ふふふふふ・・・)
大阪「よし!私も智ちゃんを狙お〜!」
よみ「え!?狙うってちょっと、おまえなぁ!!」
  (そ、そんなことは絶対にさせんぞ!)
大阪「私もあんな賑やかな女になるんを目指すんや〜」
よみ「あ?あぁ、狙うって、そ、そう・・・
   でも悪いことは言わんからそれだけはやめとけ、な!?」
  (あービックリした。ライバル出現かと思っちまったぜ
   それもこれも智のヤツがかわいすぎるからだぞ、まったく・・・)
965メロン名無しさん:02/08/12 01:12 ID:???
今回もちょっと長くなってしまいましたね。
拙作を読んでくださったみなさんに、深く御礼を申し上げます。
今回、いつもと違う形を試みてみましたが、いかがだったでしょうか?

俺も>>913さんと同様、このスレの容量を考え、このスレでの作品のアップは今回で最後にします。
今まで、3つの短編と小ネタ1つをアップさせていただきました。
拙文を読んでくださったみなさま、ありがとうございました。

>>822
実は、企画段階では大阪の最後の台詞を
「私なんか、どっかに逝ってまえ!」にするっていうものもあったのですが、
ふざけてるもいいところなので即ボツになりました(w

>>829
>なんか『かまいたちの夜』っぽかった。

最高の褒め言葉ですね!
俺もあれは大好きなので・・・(2はPS2持ってなくてできないけど)
といっても、俺のはトリックなんかは児戯の範疇ですが・・・。
でも、マジで嬉しかったです。ありがとうございます。

もちろん、『灯火、風に吹かれて・・・』の感想も全て読ませていただきました。
感想をくれたみなさん、ありがとうございます。
966メロン名無しさん:02/08/12 02:19 ID:1JDAm6Rc
「それでも星は輝きつづける」よかったです!登場人物それぞれの違う視点から
の描写がなんか新鮮でいい感じでした。奴らの変わらぬ友情に乾杯。
967メロン名無しさん:02/08/12 02:32 ID:???
18話をみた。
デフォルメともちゃんの出番が多くてよかった。
二頭身〜三頭身のともちゃんめちゃめちゃかぁいい(///)
968メロン名無しさん:02/08/12 04:41 ID:???
>>967
うん。みんなそう思っとるよ。
969メロン名無しさん:02/08/12 18:45 ID:???
>965
まじで...本出したら買うよ...
970メロン名無しさん:02/08/12 22:28 ID:???
>>967
テープ擦り切れるぐらい見ました(w
971メロン名無しさん:02/08/21 03:59 ID:???
軽やかに1000ゲト
972メロン名無しさん:02/08/21 03:59 ID:???
朗らかに1000ゲト
973メロン名無しさん:02/08/21 06:08 ID:???
艶やかに1000ゲト
974メロン名無しさん:02/08/21 18:00 ID:???
     ┏━━━━━━━━━┓
     ┃┌─∪∪∪∪∪∪∪┃  
     ┃◎.| 【OSAKA】    ┃
     ┃┌―─―――─―┐┃
     ┃| ,, -''" ゙゙̄'''ヽ、,  |┃
     ┃| /     /! Λ  ヽ|┃
     ┃|/  //|/‐レ |/|,! ||┃
     ┃||  イi'(;;;) (;;)'i|,||┃
     ┃||.   i         i,||┃
     ┃||  ト、  (⌒) ノ ||┃
     ┃||.  lレ|` ‐┬''", ||┃
     ┃└―――─――─┘┃
     ┠口口口口口口口──┨  
     ┃三三三三三  │1000┃
     ┗━━━━━━┷━━┛ 
975メロン名無しさん:02/08/23 09:00 ID:???
ともちゃんベント
976メロン名無しさん:02/08/24 23:20 ID:EyIGtX9A
sorry
977メロン名無しさん:02/08/24 23:40 ID:???
やらかいのだ
978メロン名無しさん:02/08/25 00:49 ID:???
ぽいぽいPeace
979メロン名無しさん:02/08/25 00:57 ID:???
1000鳥でもしよう
980メロン名無しさん:02/08/25 01:01 ID:???
じゃ1000
981メロン名無しさん:02/08/25 01:02 ID:???
おやすみ智ちゃん
982メロン名無しさん:02/08/25 01:03 ID:???

ちよ「智ちゃん」
983メロン名無しさん:02/08/25 01:04 ID:???
よみ「とも」
984メロン名無しさん:02/08/25 01:05 ID:???

大阪「ともちゃん」
985メロン名無しさん:02/08/25 01:05 ID:???
神楽「智」
986メロン名無しさん:02/08/25 01:11 ID:???
              ,,.. -──- 、,
            ,. ‐'":::::::::::::::::   ....:``'-、
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       i:::::>、:ヾ,' /     _,.. -‐'ヾi    ,レ'::::::::::;r':..   /  i_\
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          l::::::::`''‐r\    ヽ.,__,.ノィ'‐-‐''"'ォ‐--,゙弋''''"::::::;.ノ
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987メロン名無しさん:02/08/25 01:14 ID:???
漏れ「ハニーヽ(´ー`)ノ 」
988メロン名無しさん:02/08/25 01:16 ID:???
ともちゃんとちんこ音頭
989メロン名無しさん:02/08/25 01:21 ID:???
もしかして989?
990メロン名無しさん:02/08/25 01:24 ID:???
1000が見えたぁああああああ!
991メロン名無しさん:02/08/25 01:26 ID:xiTULbXl
やらかいのだ
992メロン名無しさん:02/08/25 01:28 ID:???
よみスレでもやらかいのだで1000取ったぜ俺「やらかいのだ」
993メロン名無しさん:02/08/25 01:33 ID:???
     ┏━━━━━━━━━┓
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     ┃◎ 【 春日歩 】 ┃
     ┃┌―─―――─―┐┃
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     ┠口口口口口口口──┨  
     ┃三三三三三  │1000┃
     ┗━━━━━━┷━━┛ 
994メロン名無しさん:02/08/25 01:34 ID:???
あずまんが大王のともちゃん好き集まれ3
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1029080026/
995メロン名無しさん:02/08/25 01:35 ID:???
     ┏━━━━━━━━━┓
     ┃┌─∪∪∪∪∪∪∪┃  
     ┃◎ 【 春日歩 】 ┃
     ┃┌―─―――─―┐┃
     ┃| ,, -''" ゙゙̄'''ヽ、,  |┃
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     ┠口口口口口口口──┨  
     ┃三三三三三  │1000┃
     ┗━━━━━━┷━━┛  ずれ直しつつ1000鳥
996メロン名無しさん:02/08/25 01:36 ID:???
     ┏━━━━━━━━━┓
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     ┃◎ 【 春日歩 】 ┃
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     ┠口口口口口口口──┨  
     ┃三三三三三  │1000┃
     ┗━━━━━━┷━━┛  1000までには
997メロン名無しさん:02/08/25 01:38 ID:???
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     ┃◎ 【 春日歩 】     ┃
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     ┃| /     /! Λ  ヽ|┃
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     ┃||  ト...  (⌒) ノ ||┃
     ┃||.  lレ|` ‐┬''", ||┃
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     ┠口口口口口口口──┨  
     ┃三三三三三  │1000┃
     ┗━━━━━━┷━━┛  どうよ!?
998 :02/08/25 01:41 ID:v3QOXbmy
1000
999メロン名無しさん:02/08/25 01:42 ID:???
>>1000         ,,.. -──- 、,
            ,. ‐'":::::::::::::::::   ....:``'-、
         ,/::::::::::::::::::: ....::::::::::::::::::::::::ヾ:、      ,....,
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      i   ...::::::|'、ヽ;::::::::::::::|,!:!__リ,,'iヽ::l''、:'、   /      /
        | ..::::::::;:::i!:i ヾ:、ヽ:::::::::| リ , -─ リ i;il:ヽ, i    /    
       l:::::::::::::::i',i ':i ,メ、 \;:l '゙    `、 !::::/l ...::::::/``ヽ
      l::ヽ:::::ヽ:i,レ',.゙-‐''''         ',/'/..::::::::::/    l'ヽ;、  
       i:::::>、:ヾ,' /     _,.. -‐'ヾi    ,レ'::::::::::;r':..   /  i_\
        i:::i. `'‐,ゝ    i"       '! ,.‐''" :::::::::::i゙::::::::.../.  ノ 'i 
          !::\ `ヽ    ':,     l{   ..:::::/::L,. ‐'":::::;/  !
          l::::::::`''‐r\    ヽ.,__,.ノィ'‐-‐''"'ォ‐--,゙弋''''"::::::;.ノ
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        i:::::/ i:::ハヽ`''‐、/l__\,| /    ヽ--、,.ニ=‐--‐'"
1000メロン名無しさん:02/08/25 01:42 ID:???
              ,,.. -──- 、,
            ,. ‐'":::::::::::::::::   ....:``'-、
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      l::ヽ:::::ヽ:i,レ',.゙-‐''''         ',/'/..::::::::::/    l'ヽ;、  
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        i:::i. `'‐,ゝ    i"       '! ,.‐''" :::::::::::i゙::::::::.../.  ノ 'i 
          !::\ `ヽ    ':,     l{   ..:::::/::L,. ‐'":::::;/  !
          l::::::::`''‐r\    ヽ.,__,.ノィ'‐-‐''"'ォ‐--,゙弋''''"::::::;.ノ えへ
         |::::::::;ィ:::}、 ``'''─--、-‐ニ┤ ___ハ,`''ーヽ-'=‐''":::
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