1 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :
03/06/26 15:52 ピカソの絵の何がすごいのか。 保育園児の僕でも分かるように 説明してください。
2 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/26 15:53
うん
>1 ママとやらせろ それか 俺のオナニーをママに見てもらえるように家
4 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/26 17:48
こんなのはどうだろう。 相対性理論が発表された時、納得できた科学者は「すげーっ」っていったじゃんか。 もちろん、理解できない人もいた。 でもなんやかんや、アインシュタインの予言が当たっていって、「あれはすごい」ということになった。 けれど今は量子力学の時代で、相対性理論なんて、科学者ならみんな知ってるし、どうやら間違ってることもみんな知ってる。 今、相対性理論を知らなかった誰かが、相対性理論を発見して発表しても、「知ってるよ」といわれてしまう。 でも、アインシュタインは、今でもみなにすごいと言われる。 さらにでも、科学者でない普通の人は、「アインシュタインがすごい」と習ったから、「すごい」と思うだけで、実際に理論を数学的に説明されても、理解できないじゃん。 ただし、物理はそれなりに習うから、少しは分かる。でも美術は理論や歴史を習わないから、本当にわからん。 理解したければ、美術史(手法、思想の流れ、なぜその時期にその主義が生まれたのか)を精査してご覧。 もちろん直感の優れた人は、論理的に解釈しなくても肌で、こうしたことを感じられるのだけどね。
あと。技術的、思想的に革新的であるかどうかということと、 その絵を自分の部屋に飾りたいと思うかどうかは別の話。 コンシューマは自分が気に入ったものを飾ればいいだけ。 それが、すごいかどうかなんて全く無意味です。
6 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/26 18:04
良い説明だ。 psこの先「ピカソのどこが凄いのか」なんていうスレ いっぱい出るんだろうな。めんどくせー
7 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/26 18:24
ビジネスだよ、ビジネス。 価値があると思わせるまでが勝負だ。 成功すれば、いたずら描きでも鼻毛でも高値で取り引きされる。
8 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/26 22:37
ピカソは抽象画以外も上手いのよ
9 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/27 00:50
ピカソの凄さが分る香具師→エライ 村上の良さが分るつもりの香具師→アフォ
10 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/27 21:52
ピカソってでもモデリアーニのアフリカ美術のデッサンパクッたよね。 子供ん時は具象画父ちゃんに描かせてたし。
11 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/28 01:14
ピカソの眼球の80%が黒目なんだって。 だから彼と眼が合うとほとんどの人がどっきりしたらしい。 これ本当
12 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/28 01:38
100年前は良い時代だったんだよ 油絵で世界を変えれたんだからね
13 :
?j???[?I?[?_?[ :03/06/28 02:27
>>1 保育園児の君がピカソの実物の絵を見て
どう感じるかが問題だ。
写真や複製で理解しようとすると無理だろう。
実物の絵を見て
何も感じなく、ただ幼稚な絵に見えるだけなら
君にとってピカソは芸術でも何でもない.....
と言えるだろう。
14 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/28 02:35
「お嬢さん、私はピカソだ、いっしょにゲージツ(せくーす)しよう」 村上がやったら、即檻の中。
まず名前が凄い
16 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/29 00:43
1さんは、ピカソの作品全部見たか?ピカソだって昔は、リアルな絵を描いていたんだよ! 14歳の時のピカソが描いた絵見た?マジスゴイよ!中二であんな絵描くなんて!って 思うから、見てみな!たぶんピカソは、形を崩して描く事の美を見出したのかもね。
17 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/29 07:09
>>16 子供の頃のピカソの絵って、そんなにうまいか???
写実の表現力って言う意味じゃ、それほど突出してるとは思えん。
18 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/29 16:14
>>17 14才の宗教画のことならあれは文句なしだろ、14才が描いた絵としちゃ。
描けないよ普通。
19 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/06/29 16:58
>ピカソの何がすごいのか? 判んなかったら芸術デザイン才能ないし、辞めた方がいいよ。
そもそも、この話題にこれだけレスが付いてる事自体…
21 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/07/07 07:54
安芸
22 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/07/07 10:08
ただのネームバリュー 意味のないものに、無理やり意味つけるやつはカス
25 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/07/08 00:17
安芸
26 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/07/08 07:12
ピカソは単なるヤリチン 線がわざとらしい
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。 貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。 黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。 (黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。 また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。 「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。) 彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
31 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/07/27 23:31
安芸
32 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/07/27 23:42
だれでもピカソsage
35 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/07/28 00:34
あの絵を価値のある物として認めさせた商才がスゴイ
36 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/07/28 02:43
【こんくらいは】 マフィア化の実像公開 【知っておけよ】 ●ニセ札づくり マネーロンダリング 高利貸し ●ストーキング殺人 レイプレイパーレイプット ●極右 ネオナチズム デマゴーグ(〜ちゃんねる) ●児童虐待 性的虐待 ストリートチルドレンの臓器売買 ●カニ密漁(ロシアコネクション) 希少動物密猟 ●不法移民出入国 ←ハァ?→ 人種・移民差別 ●産廃不法投棄 コンピューター犯罪 ●自動車窃盗団 ピッキング 違法建築 ●児童売春 幼児ポルノ(撮影したあとに口封じして埋める) ●毒ガス散布 空中浮揚と解脱(!?) ●周りに反撃され勝ち目ないと見るやパニックと茫然自失と破滅 ●金融詐欺(バブル崩壊の一因) 企業役員脅迫 総会屋 ●誘拐ビジネス 保険金殺人 ●警察買収 涙目でグレ息子を劇団へ(もしや、こちらも裏金?) ●武器密輸 核物質入手 科学者亡命(北チョソ) ●麻薬取引 覚醒剤(ヒモが女をシャブ漬け) ●破壊テロリズム 暗殺 たてこもり 時代遅れニセ赤軍(革マル派) ●アウトロー気取り厨房(ガキ) ←ハァ?→ ヤヴァイと警察に逃げ込むwhy! ●組織のっとり秘密化 ←ハァ?→ 裏切り者に対する制裁 ・近年増加しているのは、 ●個人情報の売買 盗撮メディア販売 これもキモいぞ油断できんぞ…想像を遥か凌駕するエグさ 連中の偽情報をわざと逆に理解してやりな!(ププ 的屋博徒義理人情の世界はすでに廃れ、 日常の裏で際限なく進む、騙しの手口がすべてを奪う そして、つぎはあなたの人生が・・・ ※日本コピペ協会(JCU)公認テンプレート※
37 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/08 00:24
安芸
制服?Eカップ?なんかタイトルを聞いただけで勃起してしまいます。
色白ムッチリボディーに巨乳!オマンコも綺麗なピンク色をしていますよ。
制服の下から手を入れてこのおっぱいをもみもみ!やってみたいと思いませんか?
http://www.pinkschool.com/
39 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/08 05:34
ピカソの絵がすごいって? 誰がそんなこと言ったんだ? ピカソはピカソだからすごいんだよ。
40 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/08 07:15
だって、そういわれてるから...
41 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/08 11:15
高いからスゴイのか?、 スゴイから高いのか?
42 :
GET! DVD :03/08/08 11:19
43 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/20 03:54
ピカソよりダリの方が凄いと思う。
むろんハゲ! おれはダリのように生きてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!
46 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/20 12:41
はじめにソレをやれ」」」」」」」」」」」」 グダグダ言う前に、 はじめにソレをやれ@@@@@@@@@ 「キュービズム」という言葉さえ生み出せない、 「印象派」という言葉も その人のためにあった、という偉業をのこせるくらい人に なろうじゃないか。 亜流の同士よ、嘆くな。ただ笑え。 凡人は地をはえ、俺?
48 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/20 14:55
ピカソの鉛筆デッサンを見てみぃ! 風景の鉛筆デッサン!ものすんごく正確でハッとするから! あんなにきちんと描けるからこそあのへんな絵を描いても回りを納得させることが できるのだなと思った。 ぜひ彼の鉛筆デッサンを見るべし!
小学生でも分かるようにマジレスしてみます。 ピカソのすごさは、自分がある程度の知識をつまないと、わかりません。 でも、簡単に説明することはできます。 ピカソの時代は、写実的な絵がマンセーな時代でした。 そんなときに、あの逝ってる絵を描きました。 でも、よく見てみると、めちゃくちゃな様で、全てが計算されてありました。 「横顔だと、片方の目しか見えない…」 そんな悩みを持つ人は多い。でも、 「横顔でも、正面の顔を描いてみよう!」 この発想を持てたのはピカソだけでした。 そして、たまたまピカソが超人的なデッサン能力を持ち合わせていた。 紙の後ろから、寸分狂わず、左右対称に写実できた。 単純にそういうことです。だからすごいんです。 と、学校の先生が言ってました。
>>47 ハゲどー!!
しかし最後の一行は改めてガンガレや!!
ダリってそんなにスゴイの?
52 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/20 16:06
ピカソの凄さが判らなくて、デザインやってるなら 辞めたほうがいいよ。 評価は確立している。ベートーベンやモーツアルトのようにね。
亜流の諸君の検討を祈る
(´Д`)はあ...
56 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/21 00:05
いいの悪いのっつったって、どう見てもピカソ、カッコイイだろうよ。 なんでこのカッコ良さがわかんないかな。
57 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/21 00:34
58 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/21 03:09
一生懸命写実的にやってた時に あっちからとかこっちからとかいろんな角度から見た 異形をいっしょくたにして絵画を立体的なものにしたってところに 新しさがあったわけね。 それは形だけじゃなくて複数の時空をも孕んでるということ。 このあたりから絵画が絵画でなくなったわけだ。 今はそりゃピカソの絵はピカソの絵に見えるけど 当時はもーびっくりだったろーに。 こういう発想そのものが超新しくてクールだったんだろーね。 今でも時代を変えるような天才ってのは どっか同じようなところあると思うけど。
59 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/21 03:37
中2の時、美術館で本物見て すげービビった。 今でも忘れられない。 その展覧会は、ゴッホやゴーギャンや とにかく教科書で見た事あるやつが、沢山だったんだけど ピカソの絵の周りだけ、空気がちがってたように感じたヨ! 生の本物をぜひ、ごらんくださいませ
60 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/21 03:40
あと、キュビズムの絵は題名をみずに題名当てを してみると、楽しみ方がわかるのではないでしょーか?
61 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/21 08:35
「ダリはダリズムの何者でもない!」 て何かの本でみたことがあるぞ。 ダリの絵ってホント凄いよな? あれをホントに自らの想像力だけで描けたのかと疑問を抱いてしまうくらいだ・・・。 ピカソとどこか似ている感がある。
62 :
GEIDAI :03/08/21 11:01
芸大受験には木炭デッサンがある、 アグリッパなどの石膏デッサンだ。 競争率40倍、毎年これは変わらない。 たぶん、15才くらいで入学できるのはピカソ ぐらいしかいなかったと思うよ。
64 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/08/21 21:24
ダリなどのシュールレアリズム絵画の発想のもとに フロイトの精神分析があった事は、もちろん知っていますね? 常識ですが。
現役女子高生ですが、相当遊んでいるのでしょう。
性感帯はかなり敏感でアヘアヘ状態です。少し淫乱系なのか、快楽に対してかなり貪欲です。
ビラビラなども肥大気味で性生活を垣間見ることができます。
騎乗位で挿入されながらクリトリスを剥き出しにするシーンは個人的に気に入りました。
結合部のアップシーンが豊富で非常に楽しめる作品です。
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キュビズムの話は厨房でも知ってるので(ry
>>26 は唯一おとなの評価だね。
7人の女たちに入れ込んだピカソの絵は、その副産物に過ぎない。
並みの男にはとてもマネできない、ということだけは確か。
67 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/09 01:29
ピカソの絵は『絵を見た人を喜ばそう』とか『モデルを綺麗に描こう』とか初めからそういう大概の絵描きが持ってる欲を全然感じさせないところがすごい。
68 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/09 12:10
単純に、圧倒的に巧いんですよ。
69 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/09 15:25
でつ{芸大入試でピカソを描いたら受からない)
70 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/09 17:43
学生の頃からピカソが好きになったなあ。 深く研究したわけではないので、その偉大さはよくわかってないけど。 でも、晩年の自由奔放なタッチのクロッキーなんか見ていると、 こんなの描けたらなあと思う。 一枚部屋に飾りたいけど、高いんだろうね。
71 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/09 17:46
でつ{子供の描いた絵を飾ればいい。傲慢)
>>68 うっかりスルーしてしまうところだった。
禿同
>>71 うん、見かけはたしかに近いものがあるかもね。
ただ中途半端に絵が巧い俺には絶対に描けない。
だから
>>68 の言うことに納得。
幼少時なのですが、はじめて美術館に行った時(がらがらの) いっぱい絵がならんでいた中、 一枚だけ心にぐわっと入ってきた絵があった。突き刺さるような衝撃。 「何だこの絵は・・・」と駆け寄ると、 ピカソの絵だった。それも、小さい(4号程度?)ごく普通の女の人 の絵。他の画家の絵も同じような展示のしかたで並んでいたが、 圧倒的に輝いてみえた。超写実画というタイプの作品ではなかった その絵でしたが、何故かその女性がそこにいるような、生きている ような、そんな感じがしたのを覚えています。作者名を見たら、 ピカソのものでした。 別にピカソがすき、とかこうだから天才、とかわからないけど。
75 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/09 21:27
北野武の『座頭市』を評して「基本が出来てるから応用が効く」てな新聞記事があった。 記者は何気なく書いたんだろうが、なんと重い一言なんだろうと思ったよ。
76 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 00:13
ピカソの12歳のデッサンとか教科書か何かに載ってたけどもの凄かった。 やっぱりデッサンがちゃんとできたから抽象がかけるんだよね・・・ でもまぁ、相当上手い人でないとピカソの本当の凄さは きっと分からないんだろうなぁ・・・分かりたいなぁ・・・
77 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 02:10
絵が「巧い」というのは、絵画がどのように作られ得るかを分かっている という事だと思います。デッサンが巧いというのは、写実の構造、 どうすれば「写実的な絵画」が成立するかを理解しており、またそれを 具体的に実践できる技能を持っているということです。 つまり、頭の中でも手の技としても、絵画言語が豊かであるということ ですね。同様のことは、抽象についても言えます。写実絵画には写実 絵画の言語があり、抽象画には抽象画の言語がある。ですからデッサン が巧い=抽象が描けるということではないでしょう。 絵画批評に対して「自分では描けないくせに」という人がいますが、 少なくとも良き批評家は、頭の中に豊かな絵画言語を持っているはず です。そして、それは画家や批評家というプロフェッション以外の 人々も持ち得ることであるし、事実多くの人がそれを持っているわけ です。
78 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 03:45
ピカソの具象画って公募デビューのためにほとんど親父が描いてたらしいよ。
79 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 05:09
それはないね。 既に石膏デッサンもめちゃうまで、しかも ピカソらしさが良く出てる。
80 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 09:28
ピカソは子供の頃からメチャクチャ巧い絵ばかり描いてて、
大人になったある時、自分は子供の頃に子供らしい絵を描いた経験が無い、
という事に気付いた。そして子供っぽい絵を描こうとして、ああいう画風を
研究し続け、成果としてキュビズムが生まれた。(結局大人になってからでは
本当に子供らしい絵は描けなかったわけだけど)
>>75 は、俺もその通りだと思う。
ピカソはキュビズムに没頭した時点で、もう写実的な絵画は
ピカソなりに極めてたんだろうと思う。もう画家ピカソとしてうまくなれる
ある程度の限界まで行き着いたんだと。で、抽象画つーか、
キュビズムを見出したんだろう。
81 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 09:55
先生、なんで、
>>78 は、平然と嘘つけるんだろうと疑問に思います。
82 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 10:00
ピカソがいいっていう人の気が知れない。 それまでのピカソの人生(技術)を知って加味した上での 評価して言ってるのですか?それともピカソの名前を伏せても 良いと言えますか?
83 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 10:59
言える。 香具師の絵は見た瞬間に有無言わさず天才だと思わされる。
84 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 11:31
なにげに飾られてあったクロッキー(たぶん複製)を見た瞬間にピピッ!ときた。 それがピカソだった。 それからぐんぐんとピカソに惹かれていった。 それまでは、わけのわからん絵を描いているオッサン、ぐらいでしか認識してなかったのに。(笑)
85 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 12:46
北野武の『座頭市』を評して「基本が出来てるから壊せる」 だったかな?いずれにしろ禿しく重い。
86 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 13:12
>>82 あなたがこれから先、いろんな美しい物に触れ感動することができるなら、
ピカソの素晴らしさがわかるときがくる。
それができず、ずっと今のままの価値観でしか物をみれないなら良さがわからないで終わる。
あるいは、あなたはピカソを超える天才かも。
>あるいは、あなたはピカソを超える天才かも。 と言うと、ちょっと夢見てしまう子がいるから慎もうね。
88 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 20:33
ピカソスレが何故伸びるか? それは具象絵画がピカソで終焉したと言うことだろうか。 ピカソの活躍した時代からもう60年くらいたっているのに。。。 結局その後の美術はキャンバスを離れてしまったからね。。 けっこう虚しいスレなんですよ、ここ。
89 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 20:58
>>87 夢を見て何が悪い?
うぬぼれはいかんが。
90 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 21:51
パリのピカソ美術館は最高だよ。
まず、20歳の時点で、とても追いつけないほどうまい。 そっからさらに霊感とか無意識とか形而上的なものが加わっていったんだから! 今さっきまでピカソの本読んでたんですがね。 デッサン力を究極まで高めてたどりついたのが物事の根本なんですから、泣けるね。
ピカソ、いきなり具象化した絵をみせるより、当時の時代背景を説明してやったり 美術館で子供の頃の絵から大人になるまでの絵をみせてやればわかる。 自分の14歳のピカソの絵をみて最初からああじゃなかったんだと思いました。 ゲルニカをみなさい。
94 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/10 23:54
>>93 >>自分の14歳のピカソの絵をみて最初からああじゃなかったんだと思いました。
お前ピカソかよっ
おまえら、芸術やってんだったら、 「うまい」っつーので、決まらないってのくらいわかるだろうが。 ここにレスしてる、ほとんどの野郎は、 日本の下らん美術教育の申し子だから、わからんのかもしれないが、 芸術とは技術とは違う。 何を表現しているかではないか?
97 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/11 19:46
>96 いいこと言ってると思うけどまだ浅いな。 何を表現するかとはどう言うことか?
98 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/11 20:22
ピカソの絵は結局ピカソ以外はわからない。 わかるなんて言ってる奴は嘘つきだ。 ピカソのこと色々調べたって、 いくらピカソの描いてきた絵を見たからって、 本人じゃなきゃわかる訳ねー。 まあ、好きか嫌いかぐらいは言えるだろうけどね。
99 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/11 20:37
ピカソスレで好きだを連発してるのは ほとんど一人の人物だろう
100 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/11 22:05
難しい事考えないで 好きな絵が良い絵でええんじゃないすか。 良さなんて言葉で説明できんでしょ。 もはや 好きか嫌いか で。 自分の価値観で突き進んでいけば。
好きか嫌いかしか判断基準がない香具師は、「嫌い」だ!
102 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/11 23:46
自分が生きているうちに、画商と結託し。 自分の絵画の価格を吊上げ、裕福な暮らしをした。 絵描きとしては、珍しい例である。 それが、ピカソの成功した部分であり、すべてである。 絵画の才能などは、いくらでも優れた人はいる。
103 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/11 23:50
J・バージャーの「ピカソ−その成功と失敗」という評論があります。 ピカソの個々の作品について「成功」か「失敗」の判断を元に批評した ものです(やや入手困難な本ですが)。 個別の作品論(作家主義を一時的に括弧に入れて作品を見る)以外に 他者と議論を共有できる批評は困難でしょう。
その括弧はいつ解除されるの?
105 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/12 00:14
いつでもできます。そして、もちろん括弧をはずした議論も 必要なのです。
確かにピカソは、自分の描いたイメージが遠くか らやってきて、無我夢中で描いたと言っていましたね。 とても凡人の俺には理解できません。 ただ、ピカソが14歳の時のデッサンは完璧ですね。画家の父親から 幼少の頃からデッサンのスパルタ教育を受けていれば描けて当然なのかな。
107 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/12 00:55
だからピカソは結果的に大成功したから 14才のデッサンが凄いとかも言ってもらえるわけ。 デッサンだけ言ったって意味ないしって 何度言ったらわかるんだごるあ
でも14歳でリアリズムを極めちゃったら・・・その後は あんな絵を描くしかないよね。 何度言ったらわかるんだごるぁ、って言わんといてな。
109 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/12 01:21
それはおかしい。選択肢は他にもある。 極めたリアリズムを描き続ける 描くのを止める ね?
110 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/12 01:23
>109 どっちも実在したかもしれないね もちろん名は残らないので知られることもない。
112 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/12 03:05
いまいちはいまいち分からない
おまえら、デッサンが完璧とかいって、それが芸術としてなにか貢献するのか? 芸術やってんなら、コピー能力だけを見てるなんてオバカだよ。 芸術に上手い下手なんて無いと思うし。 なんどもいうけど、技術じゃないとおもうよ? 何をどう表現するかでしょ。 それで、ピカソはだれも思いもよらない表現をしたんでしょ。
114 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/12 20:50
俺、ピカソきらい。うまく言えんがピカソやニーチェは関西風。 エルンストやマラルメが東京人っぽくてカコイイ。 シュビッタース最高。
115 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/12 21:17
そうか、ピアソは関西風か。 意味不明やけど、とりあえず関西人としては光栄やな。
116 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/12 21:18
ピアソ>ピカソ
117 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/12 21:19
>113 バカも休み休み言えな デッサン=コピー????? おまえ写真見て写すのがデッサンだと思ってる堕炉p お前がダメなのは多分その頭の悪さのせいだな。 なんでも飲み込みの悪い奴はモノにならんよ
118 :
罪人の剥製 :03/09/12 21:27
ゲルニカしか認めん。
ピカソだけどなんか質問あるか若人達よ。
120 :
罪人の剥製 :03/09/12 22:17
ピカソか?本物?
121 :
abadon :03/09/12 22:18
ピカソよりもエッシャーの絵のほうがいいな・・・・
122 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/12 22:19
>>119 はい!質問!( ´∀`)∩
なんで、「ピカソだけどなんか質問あるか若人達よ。」とか、
バカな発言しちゃってるんですか?
なりきり板往けばいいんじゃねいんですか?
123 :
罪人の剥製 :03/09/12 22:21
でもやっぱマグリットが良い。
若人達よ、とにかくゲルニカを見なさい。 あれはワシが・・
最近は豆乳がマイブーム。
ワシのなにがすごいかと・・・・ふむ・・ それは・・・・・・・ やりチンだから・・
127 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/12 22:29
君たちパリのピカソ美術館とか、NYのMoMAでピカソの作品 実際にみたことあるの?
128 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/12 22:32
描いてみろ。 全てはそこからだ。
129 :
罪人の剥製 :03/09/12 22:35
MoMAでもやっぱりマグリットが良い。
130 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/12 22:38
MoMAの「アヴィニョンの娘達」には感動した。
俺は、ビートルズが全てやっちゃった後にやるべき 音楽はない、と思ったし、ピカソやダリや岡本太郎 が全てやっちゃった後に描くべき絵画はない、とも思ったよ。
132 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/13 02:19
そうなんだけどね 全ての事はやり尽くされてしまった でも地球は滅びないし人生は続く。 さあ、どうするってこった。 絵を描くも捨てるも自由さ
バカの壁に書いてあったんだが ピカソは脳のなかの空間を認識する部位を 自由にコントロールできたらしい そんで空間認識の部位を停止すると あんな変わった絵になった、ということらしい うろおぼえだけど 漏れの憧れてる人は 「言葉が右脳と左脳をいったりきたりするのがわかる」とかさ、 「3日間畳に寝てると認識以前の世界にイって痛みを感じなくなる」とかさ、 そういう、凡人にはわからん脳のコントロール法を知ってるんだよ ・・・鬱だ 絵も詩も、わかる人にはわかるらしい そういうのを今までバカだと思って信じてこなかったのが鬱だ 若い人はさっさと何がスゴイかわかったほうがいいよ 漏れにはピカソはわからん、スゴイんだろうなぁ、と思うしかない
>>132 >全ての事はやり尽くされてしまった
でも地球は滅びないし人生は続く。
そうなんだよねー。
135 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/14 12:36
> 全ての事はやり尽くされてしまった > でも地球は滅びないし人生は続く。 19世紀の人もそう思ってたんだけどね。
136 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/14 14:30
>>127 シカゴ美術館のバンジョー(だっけ?)弾いてるのもいいぞ。
137 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/15 00:54
>135 19世紀よりさらにさらに困難になったということですが?
138 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/15 01:23
みんな、一度はそう考えるのだね。 「だからどうした?」と考えられるか否か、だな。
139 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/09/15 01:28
その理由でやめた人はその程度だったとは言えるだろうね
>101 まあまあ。好きか嫌いか「だけ」だとは誰も言っていないと思うが。 よく、絵に興味のない人が「君は絵がすきなんだって?絵の良さを 解かれる人なんだね。自分はわからない。例えばピカソ。みんなが凄いと 言うからああゆう奇抜な絵を描ける人がやはり凄いんだろうね」 とか言う。 自分に問う、わかっている?いやーわかってないだろう・・・。 ピカソ本人でなし、評価の下せる物の言える位の 評論家でもなし。ただ、この一枚が心を振るわせた!では駄目かな? それを紐解いてみたら、こうだから感動したのだ。と推察跡付けできるかも しれないけど。
141 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/05 00:39
漏れら愚民共を 百年に渡って争わすピカソは偉大。
142 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/06 23:31
ピカソの話をすると、 抽象画以外も上手いとかほざくやつがいるが じゃぁ、サム・フランシスやアンリ・マティスはなぜほめられてんだ! サム・フランシスなんて絵なんてかいたことない退役軍人の趣味で描きはじめたんだぞ。 でもサム・フランシスの絵ってすごいんだよなぁ。カッコイイ。めちゃくちゃで。 あれは俺にでもできる。でも最初にやって地位を獲得しちゃったからすごい。 ひとつ言っとくと、ピカソやサム・フランシスが落書きに見えるということは 落書きの中から芸術を楽しめると言うこと。 みんなもペンをもって落書きしてみ。なんかすごいことしてる気分になるぜ。たまに。 抽象画こそ、もっとも日常的な芸術なんじゃねぇか。
写実的だったピカソが何故、抽象的な絵を描くようになったのかは確かアフリカの絵かなんかに影響を受けたんだったかなんかだよな? 技術的にはそんなに優れた絵ではないけど、力強いタッチや線が原始的で強烈な生命力を感じて、非常に感銘を受けたらしいんよ。 例えば、完璧なまでに写実的に描いたら、そこにある世界はそっくりそのままで、それ以上にはならねぇじゃん。 技術的には優れてるかもしれないが、そこにある魅力は眼で見たもの以上にはならないわけよ。 そもそも、大抵は誰でも努力すれば見たものをそのまま写実的に描けるようになるしさ。 実際、今の時代、絵を巧く描けたって、その人独自の魅力がなければ何にもならねぇしさ。 けどさ、ピカソが見たアフリカの絵はリアルに描いたわけではないのに、それ以上の魅力、つまり写実的以上に優れた生命力が伝わってきたんだよ、たぶん。 そういう、そこにある魅力をさらに引き出すのはその人の感性が問われてくるんじゃねぇか。 こういうのは絵が巧ければ描けるってもんじゃないじゃんか。 だから、ピカソは写実的だった自分の絵に中身のない絵だと失望し、アフリカの生命力たる絵に自分の求める本当の芸術の姿を感じたのかもしれないんじゃないん? 芸術って、そもそも、技術じゃなく魂なんだろうし。 とにかく、そこからピカソの絵が「只の巧い絵」から「ピカソ自身の絵」になったんじゃないかと、僕は思う。 以上、嘘っぽい一般論でした。
144 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/07 20:10
なにごとも勉強して知識を持ったあとで スゴイと認識するもの。 君がピカソの知識をもっても スゴイと思わなければそれでいいんだよ。
145 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/07 20:12
べつに君がピカソに感じなければ スゴイと思わなくてもいいんだよ。
へ。ピカソって具象じゃねーの?
>>146 先ず美術史のアウトラインでも勉強してない人には、なにを言っても(ry
へー。俺はキュビズムって具象の極みなんだと思ってたよ。 概念の表現→抽象 事物の表現→具象 て具合に。実際はどう分かれるの?
149 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/08 02:57
サムフランシスみたいのが抽象画だべ?
150 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/08 03:03
なんか感動するのが芸術 わけわかんねーのがゲージツ
151 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/08 03:31
抽象絵画:広義では、単に抽象的な絵画を意味することもある。 (厳密には具象であっても)例えば、ピカソのキュビスム作品など。 しかし狭義では、非対象絵画、無対象絵画など、具体的な対象を描き写す ということのない絵画を意味する。 狭義の抽象絵画はドイツ表現主義の流れとキュビスムの流れがあり、 カンディンスキーが抽象絵画の創始者と言われている。
152 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/08 05:19
早い話、写実以外は抽象ってことかい? それとも、年代的に1900年以前の絵は写実でなくても抽象とはいわないの? 例えば、古代文明の洞窟に描かれた絵とか。ナスカの地上絵とか。
153 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/08 09:30
>>152 牛や鳥を描いた絵が抽象なわけなかろうが。
何の形をモチーフに描いたかわかる範囲なら完全に具象絵画だよ。
ピカソはああいう絵を描きはじめた頃には病気でリアルに描けなかったらしいですね。 ピカソの少年時代の絵が上手いというのはよく出てきますが 後期の抽象画は ジミー大西でも似たようなのかけるんだし。 もしピカソが昔に上手い時期が無かったら あの抽象画もこんなに売れなかったかもしれない 無名だったかもしれない。 昔は上手かったという幻想で晩年の誰でも描けそうな抽象画でも売れてしまう。 まるでグレイシーファミリーが昔の実績で 今はその他大勢的な強さでしかないのに大物として出れているのにどこか似ていますね。 芸能界でもどこでも名前で惰性で売れ続けるというのはどこにでもありますよね。 ほんとにピカソはああいう絵を描きはじめた頃には病気でリアルに描けなくなっていたなら、 皆に描けるけど描かないと思わせた ピカソはなかなかの詐欺師という考え方もできますね。
ピカソはしょっちゅう女を変えていて周りからはあまりよく思われてなかったらしいですね。
156 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/10 01:39
157 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/10 10:47
>>154 どう考えても初期のリアルより後期の子供の絵っぽい作品のほうが
面白いと思うが。リアル=うまいって考えてるなら154は根本から
考えを改めることをおすすめする。
158 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/10 11:18
抽象画だって実物を見ると うならずにはいられない うまさ を感じるはず
159 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/10 20:41
>>157 ピカソはそんな風に区切って考える画家じゃない。
160 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/10 21:00
ピカソは日本のふすま絵とか中国の水墨画研究してたらしいよ。 抽象に関しては東洋の方がかなり先だからね。
161 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :03/12/25 19:09
マリーテレーズとの間には子どもはいないんですか? たしか妊娠させていたというんですが。 67才の時にうまれた娘ですか?
162 :
◆GABILdxSDI :03/12/25 21:55
>>1 リアルなCGアニメでは萌えないだろ?
でも、それとは対象的に、目とかエイリアンみたいにでかくて、
横顔なんて明らかに変形してる普通アニメの方が萌える。
実物を崩す事によって実物を越える物を造る。
しかし、いくら実物を崩した物とはいえ、それにも秩序がある。
それから少しでも外れれば、「萌え」からほど遠いものになる。
ピカソは「萌え」とは方向性が違うが、その根底には共通するものがあるんだよ。
コンニャク
どうでもいいことだが、アニメや漫画で頭や頬に水滴を描いて 苦笑や呆れを表現するけど、あれって海外でも通用するのかね? (^_^;)←これ
Nステか何かで、セーラームーンの版権買ってる所の社員が キャラクターの顔の描写が奇抜過ぎて カルチャーショック受けたとか言ってたよ。 若年層の外国人には通用するんじゃない? かなり日本製アニメ浸透してるみたいだし。
165 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/15 21:52
>>49 >>133 結局、ピカソのすごさを一言で言うと
「ある対象を複数の視点から眺められて、それを二次元に圧縮して表現できる」
でFA?
良くこんなふるいスレ上げてきたなw
>>165 もーーこゆ素人丸出しのレス、イヤッッッw
>>165 5月も前のスレあげるな! 「美術鑑賞板」でやれ!
168 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/16 13:30
五ヶ月も前のスレをあげりゅ>165はえらい! スレは大事にしよう。
まず 具象画を描いて絵が上手い(技術がある)ことを証明した。 つぎに 新しい独自の表現方法(抽象画)を発明し世間の注目を集めた。 あとは 有名になったので何を描いても売れた。 だから 好きな事やれた。ウラヤマシイ。
170 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/21 10:19
ピカソもここに来てるアホに話題にして欲しくないだろな。
171 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/21 10:55
>>170 そんなことはない。ピカソ自身、高尚な趣味を持つ人に受け入れられるのと
同時に、教養の無い低俗な人々も理解できる何かを提供したがっていたからだ。
172 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/21 14:41
↑さすが!
ピカソは凄くない。けれど重要。
美術館で他の画家の作品と並べられてると やっぱりピカソの絵だけインパクトがすごい。色使いとかも。 ひと目見てすぐ飛び込んでくるというか。 分かりやすさがこれほどまで知名度を高めたんじゃないかな。
175 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/27 14:41
age 折りたたんでね、折りたたんで。
176 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/27 14:58
>>174 あ、なんか新鮮。「わかりやすいからすごい」っていうのが。
みんな「わかりにくい」って言って理解しようとしないけど
それは「理解」しようとするからわからないんであって
綺麗とか面白いとか、ただ、「感じ」ればいいことなんだよなー。
177 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/27 15:27
ピカソをやたらマンセーする輩は、もしかしたらこの世にピカソという 画家が存在しなくて、まったく同じ絵を新宿の路上で売っていたらぜんぜん興味なく 通り過ぎるタイプだと思う。言い換えると有名画家しか知らず、部屋に絵なんか まったくないタイプ。
178 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/27 16:56
新宿の路上で絵なんて売れないんじゃない? どんな素晴らしい絵でも、新宿の路上で汚いおじさんが 煙草ふかしながら新聞紙の上とかで売ってたら通り過ぎると思うぞ。 絵の内容以前に。怪しくて。
そういう問題じゃなくて。w177さんが言いたいことは 誰かが、この絵は凄いよと言えば何がどう凄いのかも 分らず、凄いんだ!と思っちゃうタイプ。と言いたい んだろう。技法、画法、メッセージ、より名前が売れ すぎてるからね。ピカソはさ〜・・・
180 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/27 17:49
素人なんて、マネとモネの区別すら付いてないからね。 スイレンだって、1つしか無いと思ってる人多いし。w 時代背景なんて見てない人多すぎ!
玄人キタ━(゚∀゚)━!
182 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/27 18:07
>>180 そういうこと言う奴こそ、俺は素人だと思うけど・・・。
感動に名前は関係ないでしょう、マネだろうがモネだろうがゴッホだろうがピカソだろうが。
名前や値段で絵を見る奴も素人だけど、知識つめこんで
「この絵は何年にこういった状況で書かれて、こういう解釈で・・・」
って人にいちいち解説して鼻高々になってる奴のほうが
よっぽど純粋に絵を見てないと思うよ。
時代背景なんて知りたいと思ってから知ろうとすればいいんだよ。
「時代背景も知らないなんてプッ」とか言う奴は自分の知識に溺れてるだけ。
やっぱ感動することが一番大事なのよ。作る側としては。 「すっげーリアル!」「すっげー色綺麗!」「すっげー瑞々しい!」 「超苦悩してる!」とかさぁ。感動しなきゃつまんないじゃん。 値段とか時代背景もいいけど、まずはその作品が「好き」かどうかでしょ。 「好き」になったら次は「誰がどういう状況で描かれたのかな?」っていう興味がわいて、 調べたらいろんな事情があって「ヘェーヘェーヘェー(゚∀゚)」ってなるわけじゃん。 言葉で語れないから絵描いてんだからさぁ。
名前で絵を見るのでは無いよ。 でも、絵を見て感じるのも大切だけど理解すると言うのも 必要だと思うけど?美術館で、「これ有名なんでしょ〜」 とか言ってるおばさんの団体とか見てると、その画家が どう言う状況で、何を思って描き、名画と言われる経緯 を少しでも分ってこそ、感動もさらに大きいと思う。
しつこいカキコで悪いけど、友達をNYの美術館に案内 したら、「え〜どれが有名なの〜?」「ピカソとか無いの〜?」 って言われ、ピカソを見せたら「これピカソ?こんなの知らない」 という返答。その横で、日本人観光客のおばさん団体が、似た ようなこと言ってたので、180のカキコ内容になってしまった。
悲しくなるな、、
>>182 それは悲しいな・・・
そういう人たちは勉強しようとも思わないし
感動すらできないからもう手の施しようがないよね。
美術観賞は向いてないと諦めるしか。
188 :
オナラマシン8号 ◆kPQrD8zlow :04/06/28 05:40
発想の質が異質すぎて凄い。 最高!
189 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/28 13:41
若い頃のスタイルが確立されていない作品が今見ると凄いと思いました。
190 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/28 14:05
どんな人にもぎりぎりの線で理解をされる表現をしている ピカソは凄いよな。
191 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/28 14:18
↑ああ、なるほど。
192 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/28 18:16
娘は最近消えたの?パブロ ピカソだっけ? 服飾関係やら、ティファニーなんかにも手だしてたよね? 〆(こんなマークのヤツ)
パロマ ピカソでしょ。
パブロはピカソだろうが。
パロマもピカソだろうが。
けど誰もフルネーム言えないんだろコラ
197 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/29 02:18
何がすごいって?そりゃ彼の精力っすよ。
198 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/29 02:56
>>198 パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシ
スコ=デ=パウロ・ホアン=ネポム
セーノ・マリア=デ=ロス=レメデ
ィオス・シブリアノ=デ=ラ=サン
ティッシマ=トリニダット
199 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/29 03:02
>>196 だった、すまん。
パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシ
スコ=デ=パウロ・ホアン=ネポム
セーノ・マリア=デ=ロス=レメデ
ィオス・シブリアノ=デ=ラ=サン
ティッシマ=トリニダット
200 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/29 03:03
ついでに200
201 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/29 03:17
202 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/29 05:11
203 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/06/29 05:19
ちょっとお尋ねしますが。 街で突然ねーちゃん捕まえて、「俺は○○○だ、一緒に芸術しよう!」って言える香具師、いる?
204 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/07/04 08:00
ピカソより、ピカビアの方がすごい。
>こんなんで家宅捜索なんか来るか! >どの法令に違反しているのか言ってみろよ!! テンション高いねぇ^^;;
207 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/07/04 21:31
>>204 そんなこと言っちまったら、このスレタイの意味ねーじゃんw
もともとたいした意味ないだろうが。
208 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/07/05 09:20
ピカソとピカビアでは、性豪としてはピカビアの方が上である。
>>205 が消えるまで上に送ります
アドが長すぎて、表示が崩れてウザイんだなあ〜。
後5つくらいかな? ホントスンません
せっかくなんで、カキコ。 去年、ピカソ展見に行って、、、 学生時代のデッサンが展示されてるのを見たんだけど、、、 確かに上手いんだけど、固いデッサンだったでした。 どうやら、彼は端から端まで満遍なく書いてしまうタイプなんだろな?
まあ、美大受験生レベルでピカソを語ってしまうのも如何な物かと思うんだけど、 学生時代はやっぱピカソだって、(スピードは別としても)私らと同じ道を通って 行ったんじゃないかと、あのデッサンを見て思ったわけだけど、、、 彼もきっと、自分の(リアルに形を追った)具象画は余り魅力が無い事をそれなり に早い時期に悟っていたのではないかと。
勿論それは、レンブラントやダヴィンチのレベルでの話でね。 だから、個展的なスタイルとは一線を画す方向で、自分の絵を変えて行った んじゃないかと。
まあ、ピカソの何を研究した訳でもないし、、、何の裏づけも無い私観 に過ぎませんけどね、、、 少なくとも、展覧会で下図やデッサンの山を見て、努力の人だな〜って のは感じたし、、、本人は傍から見て思うほど自分の事を天才だとは思 ってなかったんではないかなあ〜と思いましたよ〜
よし、後一個で終わりかな〜
216 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/09/22 03:14:41
ピカソ展開催中 どーよ?
217 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/09/22 08:10:37
人を批判することで自分を知的に見せようなんて営みを いつまでつづけるつもりだよ しかもこんな閉塞した場所で まあ社会ではそんなの話題のタネにもならないけど こんなこという私もその一人(´D`)
218 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/09/22 12:57:55
〜((((((((〜〜、 ( _(((((((((_ ) |/ ~^^\)/^^~ヽ| | _ 《 _ | (|-(_//_)-(_//_)-|) | 厶、 | \ |||||||||||| / 俺も神って呼ばれてる。 \_______/
ここで語ってる奴に聞きたい。 名前を伏せたピカソの絵を前に「これはピカソ」の絵だと言える? ピカソっぽい絵を100枚の中に一枚だけ本物を入れて、 本物をピタリと当てられる?
ピカソっぽいってどんなだよ。 お前はどんだけピカソのピカソらしさを知っているのだ?
20世紀絵画に関心があって、見慣れていれば 別段ピカソ自身に興味がなくとも95枚ぐらいは迷わず解るだろう。 5枚は(出題者が上手ければ)迷うだろうが、間違えるのはそのうちの2枚ぐらいか。
ピカソ見て凄いと思えないような人は何見て凄いと思うの?
ハイパーリアリズム系の名前とか出すなよクソおもしれーから
キュビズムなんて、今となっては特にどうだということもない。 当時どれだけインパクトがあったとしても、現在その影響なんて ほとんど見えない。 なので、確かに 『ピカソは凄かった』 のかも知れないけど、 『ピカソは凄い』 という言い方は、違うと思う。
225 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/01 02:59:11
もしピカソが有名になる前にピカソの絵を見せられたとしたら凄いと思った?
226 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/01 05:03:47
ピカソは既に少年時代から有名、というほどでないにしろ、
名が通っていましたが?
簡単に言えば、今、この時代に全く新しい概念や価値観を生み出すことが
できるかどうか、でしょ。
しかも、それが目を引く為の奇抜さではなく、全く基本を踏襲しそれを乗り越えた
概念だったとしたら。
それがどのような形だとか、そんなことではなく、その存在自体が重要な意味を持ってくる。
そして、それが世に受け入れられたら、と考えれば少しはピカソの存在についてわかるかもね。
>>225 俺自身はこうやってピカソを理解しているが、友人の中には、それこそ
知らずに作品をマンセーしてたり、ある単体の作品を何時間でも眺めて飽きない
奴がいる。少し、うらやましいよね。
227 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/02 00:38:25
>>225 ピカソの絵ってどの絵よ?
初期のころの絵?後期のころ?作風がぜんぜん違うからどの絵なのか具体的に言わないとわからん
なんかこの前何かのアニメで(ちびまるこかサザエか・・・そのへん) 絵の上手い幼児がぐっちゃぐっちゃな絵を描いてて、そしたらお母さんが 「ま〜○○ちゃんは将来ピカソになれるわねぇ〜♪」とか言ってた。 世間の認識ってそんなもんよ。
229 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/04 19:28:06
ピカソは 具象画は確かに上手いが、 抽象画は下手だ。
230 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/05 19:27:05
un。得意分野は誰にでもあるでしょ? てゆうか好み!
231 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/09 19:12:24
ゲルニカ残酷だけどかわいいよね 泣く女はいまいち
232 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/09 19:33:28
おまいらよく語るなあ・・・
233 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/09 22:42:37
ピカソは幸せだね。。 あんないいのかわるいのかよくわからん抽象画に何億も価値ついたんだから。
234 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/09 22:43:49
235 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/09 23:21:08
子供の描いた絵とピカソの描いた絵って区別つく? 線だけもし描かせたとしたら
236 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/10 04:27:57
それより構図とインパクトがだいじだ
フジテレビのロゴマーク見れば凄さがわかるだろ
238 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/10 08:56:38
で、区別はつくの?
つくに決まってんじゃん。何言ってんのこいつ?
>>235 つくよ。言葉ではなんとも言い表せないけど、
良い作品ってのは見た瞬間に「良い感じ」なんだよ。
もうこれは描ける奴とか絵が解る奴じゃないとわからないと思うけど。
241 :
235,238 :04/11/10 18:00:08
なるほど。感じるって表現なんか分かる。
でも、自分は区別つかないというか自信ないが
具象や、抽象ならまだしも晩年のもういたずら描きみたいな絵に至っちゃ、
これは子供の描いた絵だよって言われたらそう信じてしまいそうだなと思ってたんで。
ピカソが描いたから凄いんじゃね?ってそんな感じだった。
でも分かる人はその絵を感じる事が出来るのか。
岡本太郎の言うただ一本線をひく難しさとか
田中一村が晩年ピカソの線だけの作品見てこの境地になるのは
難しいとか、
分かる人には分かるって事なんだろうね。
その凄さが分かる凄さっつーか…
凄いね
>>240
242 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/10 20:23:55
別に凄くねーよ。 ピカソの絵に感動する人間なんていくらでもいるよ。 俺だってピカソと知らずに感動したらピカソだったって経験あるし。
243 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/10 22:03:13
うん。242は凄くないね ピカソの絵に感動する人間なんていくらでもいるよ 線で見分けがつくかどうかって話ししてるんだよね
>>243 そんな話はどこにも出てきてないんだが。
246 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/10 23:28:24
ピカソって難しいんだねw ちなみにアビニョンの娘たち見た時 何、このきもい絵は って言ったら思いっきり絵の詳しい奴に バカにされました
247 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/11 00:09:17
日展や日象展などでよい絵ど悪い絵 をみわけられるようになってから語れ。 上野でたまにやってたりするから。 とにかくいい絵を生でたくさん見ろ。
248 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/11 00:36:12
はい。わかりました でも、きもい絵はきもい じゃいけないのかな いっぱい絵を見れば きもい絵が凄い絵にかわるのかな
249 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/11 04:45:13
納豆も食べ慣れりゃおいしくなるのと似てるかなー・・・・と。
>>247 さん言う通りたくさんいい絵を見ると良いかも。
俺の絵をみろ。
251 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/11 06:59:01
きもいも感動のうち。 心が動けばいいんだよ。
ピカソの何がすごいのか? 生まれた時が悪いのか? それとも俺が悪い〜のか〜♪ 何もしないで生きて行くのか それはたやすいことだけど。
253 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/11 09:45:38
みなさん絵が詳しそうなのでもうちょっと聞いていいですか?
絵を見る時にその絵が描かれた背景とかも勉強した方がいいのですか?
そいつは、アビニョンはキュービズムのきっかけとなる絵だとか
歴史的に重要な絵とか、絵のよさと言うよりは絵の持つ意味ってのを説明して
そんな大事な絵をきもいと言うお前は禿藁…みたいな感じでした。
ただ、素直に見た感想言っちゃ笑われるのかな〜って。
まじ、きもかったんですがね。なんじゃこりゃって感じで。
でも綺麗に上手に描かれた絵より面白いと思ったんですけど。
でも、
>>251 きもいも感動って事にかんどー。ありがとー。
絵を見るのは好きなので、沢山見ようと思ってます。
ちなみに納豆も大好きです。
>>253 きもいとかそういう話じゃなくて
絵を見た感想を言うために日本語を勉強した方がいい。
「なんだか不気味な面白さが有るね」とか「丁寧な絵とは違った雰囲気だね」
と言えばいいモノを「キモイ」で終わらせるからバカにされる。
たとえばレストランに行った時に「まずい」を連呼したら
周りの人みんなが不愉快になるだろ。でも「ちょっと塩味が濃いような気がします」
って言えば、そうか口にあわなかったんだなと思う。そういう事。日本語勉強しなされ。
255 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/11 20:29:56
みなさん何言ってんですか。 ピカソはね、 色彩ですよ。
257 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/12 00:40:22
ピカソはインパクトと構図、って言っているだろ。
258 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/12 00:48:31
259 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/12 04:58:54
260 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/12 05:36:41
ファッションデザイナーしてる 年収は1000万以上。 ムサビ 空デ
261 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/12 05:37:26
スレ間違えた ぺこり
262 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/13 00:10:34
いろんなスレで日展の宣伝をみかけるけど、今年は良かったのかい?
263 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/13 03:53:31
去年と変わらん。
265 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/13 06:25:23
ころころ変わる現美よりいいんじゃないかな。
266 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/13 07:03:50
どっちもつまんね
267 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/13 07:56:19
特選レベルの絵を描いてからから言えよ。
自称評論家スレ
269 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/13 14:27:47
絵描きだけが、批評すりゃいいのかい?一般人には権利もないと、、、 じゃーもう身内だけでしこしこしてなw
270 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/13 16:58:35
俺は一般人で絵もすげー下手ですが おもいっきり批評してますが何か?
271 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/14 01:44:01
日象展のがおもろかったりして おれは日象展も行く
272 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/14 01:46:26
>>269 おまえは展覧会とか箱根芸術の森ピカソ館とか
いったことあるの。
行ってもだめだったら語れ。
273 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/14 01:58:00
>>264 3枚くらいいいのあったよ。ピカソのパクリみたいなのもあったし。
でもピカソに遠く及ばない。
274 :
マイグランパパ、ピカソ :04/11/14 05:14:48
275 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/14 07:42:37
>>274 ゴッホもそうだけどある程度不幸に
ならないとイイ絵ハ描けないのかな?
276 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/14 08:34:50
いい絵を描くのに一生懸命であるがあまり、 他のことがおざなりになるんだろ。 一芸を突き詰めた人間なんて、ほとんどが社会性に難ありだよ。 野球選手でも10代の頃からプロとして活躍して、 成熟期の全てを野球のみに費やしてる人だと、 30代になって確定申告の書き方一つ知らないのもざらな話らしいし。
277 :
スパジニアス :04/11/14 12:32:34
ちゃんとした絵を描ける上でのキュビズムには説得力がありますね。 そこら辺のボンボンがピカソ真似たって一生ピカソのすごさがわかってないはずだとおもう
幸せなら幸せな絵を描けると思う。 でも人というものは往々にして不幸なものに心動かされるもんだ。
279 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/14 15:32:39
ピカソ展 東京都現代美術館=江東区 12月12日まで by天声人語
芸術鑑賞板もあるんだな。 ややスレチガイかも
281 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/16 06:32:40
ピカソにはキモイとかそういうのは感じない。 子供っぽさを感じる。ガキの絵っポいという解釈も正解だと思う。 ゲルニカがかわいいというのはそういう意味。 簡単に書けるものではない。
>>275-277 ピカソって結構裕福な家の出なんでしょ?
親父が高校の美術教師で。
それに若い頃からサロンでそれなりに売れてたらしいじゃない?(その頃は写実だった)
ゴッホみたいに貧乏で鳴かず飛ばずでってイメージないけどな。
あと
>>274 のは孫が不幸なのであって本人が不幸なのではないと思う。
283 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/16 09:44:02
>>282 別にピカソ本人が不幸だったなんて誰も言ってないのだが。
285 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/17 02:27:28
ピカソの良さは言葉では説明できない。 感性だよ。
感性 ┃ ┏━┃ ┃┃ ━┏┛ ┏━┃ ━━(゚∀゚)━━┛ ┃┃ ━┏┛ ┛ ┃ ┛┛ ┛ ┛ ┛┛
287 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/17 14:51:19
別に何もすごくは無いと思う。 俺は好きだけど、ただ視覚的に相性がいいだけ。 相性の悪い人は環境変えて暮らしてれば 良く見えるんじゃない?
288 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :04/11/17 18:46:09
ピカソは好きじゃないが、すごいとは思う。 若い頃に描いた作品のが大衆ウケはするんじゃないかな?
ピカソなんとなく好き。全然詳しくはないけど、 なんか水色のバックにうすい肌色で裸の母子が描いてあるやつが好き。
日象展レベル低いのに800円もするのでやめた
ピカソの作品は全然難解じゃない。 コンセプトは明確、造形センスは超人的。 普通に絵の才能のある人なら、だれでも「コイツスゲエ」と感じられるハズ。
そういうピカソの「すごさ」は制作の時期や手法によらず共通してると思う
293 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/18 22:21:08
ダリとか他の画家ではダメ?
294 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/18 22:50:48
ダリかピカソか、と詰問されればダリ。
295 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/18 23:03:53
俺ダリはあまり好きになれない。 なんか小ざかしく見える。わざとらしいというか。。。
296 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/18 23:07:19
おまいはダリだ
297 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/18 23:28:04
ピカソチュー♪ピッカー
ダリとかタダイズムの流れを組む作家は、 作品自体でなく、「この時代、この通説罷り通る時に、こんな作品」っていう、 時代性もまとめて表現とするから、画家的なパフォーマンス野郎なわけ。 そしてタダの流れはポップアートへと吸い取られていくわけだけどね。 「美」でなく「知」で見る絵を描く画家であったダリは、 「美」そのものを目指したピカソとは同列の存在ではない。 ピカソは時代性とか相対性を全て無視して、キュビズムを美しいものとして作ろうとしてたわけだし。
299 :
名無しさん :05/01/20 21:35:05
ピカソのキュビズムはルネサンス以来の西洋画家を根本からくつがえしたし その革命的な思想法と表現法は彫刻、建築、デザイン、さらには文学にも影響 を与えたしすごいよー!
モダニズムは終焉したことも分かってない無知野郎の巣窟ですね
301 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/20 21:52:24
つかモダニズムじたいわからんや 笑 芸術オタクじゃないいんで
302 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/20 22:04:50
20何年も前のことかなあ。広島かどっかの、絵なんか習ったこともない婆さんが突然風景画描き始めて、 それが正面も側面もない描き方だったので、結構な話題になってなかったかなあ?
モダニズム [modernism]< 現代の流行・感覚に合わせようとする傾向。新しがり。現代風。 一般に芸術分野で、伝統主義に対立して現代的な感覚で表現しようとする傾向。 美術では前衛芸術の諸運動を現代感覚にマッチしたものとしようとする態度・運動をいう。 現代主義。近代主義。
304 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/20 23:04:52
ポスト喪だはポストした途端に喪だ?
305 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/20 23:45:56
「負け犬」になる前に、アキンドと手を組んで、奇をてらって 逆転ホームランを打った「オレ流」の元祖だろ。 具象・写実の腕もスゴイ!って言うヤツがいるけど、あの程度の腕の奴なら 中学校の美術部に、いくらでもいるよ。自分でもそれに気づいたんだろ。 新分野を捏造した、ってのが、スゴイと言えばスゴイ。 勝てば官軍の典型。
306 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/21 02:07:18
良いこと言った! でも絵はうまいし、神経の野太さと繊細さが同居しているのは不思議。 よく考えると健康的な魅力が画家の中でにおいては 妙な異色さがあると思った。
307 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/21 02:19:07
村上ごときでは到底無理ぽ
実は俺、ピカソより萌え絵の方が好きなんだ。
309 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/27 23:40:12
横尾忠則さんが、「ピカソはアフリカ美術の多面的に書かれている構造や作風には 関心があったが、彼らが描いている霊感や信仰には全く興味がなかった。そこには神や霊は 存在しないからアフリカ人がピカソの絵を見て、拝んだりすることは無いんです。 何故彼らが描いている霊感や信仰に興味が無かったのかが分からない。20世紀にピカソは 芸術に視覚構造の変革をもたらしたが、それが21世紀になっても重要なのかわからない。 ピカソは21世紀には残らない可能性がある」 みたいな事を言ってた。自分もピカソはよく分からないで、ダリやマグリットや横尾忠則が 好きなクチ。 まあ俺も他人の言うことを鵜呑みにするのはやめて、自分の好きなものだけ信じていればいいや。
>>309 >アフリカ美術の多面的に書かれている構造や作風には
関心があったが、彼らが描いている霊感や信仰には全く興味がなかった。
>術に視覚構造の変革をもたらした
こういう姿勢を総称してフォルマリズム(形式主義)と言うんだったっけ?そしてそれが現代美術の本質だった。。
ということですよね〜。もしかしたらホントに今世紀にはピカソの見直し論みたいなのが出るかも。
312 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/28 09:50:13
アフリカ美術の持つ美と、霊性や宗教性という、 前者はそのまま美的な問題であり、後者は知的な問題であるわけだけど、 ここでピカソは美的な問題のみを取り扱ったわけだよね。 ただ美の背景にある知を探ろうとするのって、 タダが発端する抽象絵画の隆盛期以降にアカデミズムにも応用されだした習慣だから、 知的な問題を取り上げなかったピカソを疑問視する横尾の視点自体が、何とも20世紀的と言える。 ピカソ絵画と横尾の観点のどっちが長く続くかというと、俺はピカソに軍配上げるかな。 20世紀後半からの商業美術の隆盛で、具象美術が今なお盛り上がり続けてるし、 知的問題を蔑ろにしたからといって問題視するのは、 酷く時代遅れに思える。
313 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :05/01/28 13:07:16
ピカソは21世紀には残らない可能性がある・・・ていうのはおかしい。 文章を読むと霊的絵画に惹かれる人は横尾好きだし。視覚構造フォルマリズムに惹かれる人はピカソが好きなんだから・・ 20世紀からこの両方のファンは存在する。形而上か形而下の問題であって大衆に2極面が存在する以上両方とも残るのでは。 でもマチスよりピカソと横尾は美術史上近い感覚があるんじゃないか? 横尾は大のピカソのファンなのかも
なのかもじゃないし。
画家宣言したきっかけ
>>313
うりゃ
316 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/11(水) 21:36:24
子供がピカソの絵を見たら間違いなく全員「下手糞」って言うだろ 子供は残酷なくらい正直だからね だからそういうこと、わかった?芸術家気取の勘違い君たちw
317 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/11(水) 22:51:11
まず、古典的手法でも凄い絵が描ける事を示し、憂鬱な色使いに走り、それから変な絵を描くのが成功の秘訣。
318 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/12(木) 00:17:44
>>317 そのとおり
今の馬鹿連中は何も考えずに適当に描いたものが個性だ芸術だとほざいている勘違いヤローばかりだ
319 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/12(木) 05:02:43
子供がピカソの絵を見たら間違いなく全員「ワンダホー」って言うだろ
子供は大人の目をみてしたたかにふるまうからね
だからそういうこと、わかった?芸術系落ちこぼれの
>>316 w
320 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/12(木) 05:44:16
>>318 美味ょ〜だね、描くだけマシ(゜∇ ゜)ブヒャヒャヒャ
321 :
みんな違う :2005/05/16(月) 05:01:45
ピカソの絵は目が横なのに鼻は前だったりするだろう? これは頭の中で空間の配置を変えることができたからだ 病気の人が薬の副作用でその様に見えることがあるらしが ピカソは健康な状態でその様に見えていた これは大変な能力である、ちなみにトムクルーズも学習障害のため文字が逆に 見えるので台本を他人によんでもらい頭にいれている このように天才の脳は常人とは異なる だからピカソはあれだけ賞賛されるのだ ピカソはまぎれもなく天才である
322 :
みんな違う :2005/05/16(月) 05:11:02
反論がある人は来い たとえそれが運命でも法則を裏切ることが芸術である MONEY×FAMOUSU× FREEDAMEXPRESSION MOST IMPORTANT
323 :
みんな違う :2005/05/16(月) 05:13:22
今おれかっこいいこといった(笑)
324 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/16(月) 05:17:45
俺は学習障害のために基本列が収束する無限次元の内積空間をイメージする事が出来ないので、、、
325 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/16(月) 05:24:22
いや、法則を見切ることだと思う ワラ
326 :
みんな違う :2005/05/16(月) 05:31:36
世の中の出来事は文化的なようであっつて実は数学なのである これはつまり法則に基ずき答え は一つしかない単純な世界という事である しかし天才的な芸術は偉大な表現力でもってその法則を裏切るのである それは愛であったり真実に生きることそのものである だから芸術は大切なのだ
327 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/16(月) 05:34:37
>>326 数学の答えが1つだなんて、冗談はやめれ。
328 :
みんな違う :2005/05/16(月) 05:47:51
1メートル×1メートルの正方形の面積は1平方メートルである これは物理であるしかし数学では−1メートル×−1メートルでも1平方メートル になってしまうこれは結局数学は妄想でしかないことを証明している つまりなにがいいたいのかというと 芸術こそ文化であり愛であり現実であり創造なのだ それを上記の文章でいいたかったのだ
329 :
みんな違う :2005/05/16(月) 05:55:06
327反論はあるかい??
330 :
禿同 :2005/05/16(月) 06:07:02
なんかすごいねかっこいい
331 :
みん :2005/05/16(月) 07:30:43
MONEY×FAMOUUS×FREEDAMEXPRESSION○ 地位や名誉より愛だろ愛
332 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/16(月) 09:36:00
なんかあんたたちさっきから偉そうな事ばっか行ってるけどさ 要は一般大衆が見てどう思うかだろ? そんなツマンネー理屈なんかいらねーんだよ ま、お前らみたいな美大・芸大で教科書どうり教育しか受けてない馬鹿どもには何いっても無駄かなw
333 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/16(月) 10:43:46
>>327 解き方はいろいろあっても答えは一つなんじゃないの?
334 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/16(月) 12:50:15
>>328 数学には本来単位はつかないものなのだが?
335 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/16(月) 12:55:07
>>333 3次方程式の解が一般に1個しかないとか、固有値問題の解ベクトルの要素が唯一だとか、
いわれても困るんだが。
336 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/16(月) 12:57:40
アートとは相空間におけるテンソル算の一表現である。
337 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/16(月) 21:11:41
養老たけしによるとピカソは右から横顔をみてもモデルの右横顔が見えるらしい
338 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/16(月) 21:31:56
芸デ板意味ねー閉鎖したほうが良い。
339 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/05/19(木) 04:05:56
柳土壌とピカソはどっちがすごいのか?
ピカソの絵の何がすごいのか。 それともおれが悪いのか。 なにもしないで生きて行くのか。 それはたやすいことだけど。
視覚的刺激を幾何的要素に分解して それを意識的に再構成することは美術の常道。 べつに奇をてらってるとは思えないが。 再構成の方法について伝統的手法以外の可能性を 模索したところがオリジナリティ。
ピカソの絵って、実はすべて上下逆なんじゃないのか?
343 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/06/26(日) 12:05:47
今、ピカソが生きてたら、絵なんか描いてないよね。
344 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/06/26(日) 21:42:53
ピカソの絵がオーラ発してるって、 立派な美術館で ピカソの名が冠してあったからだろ。 芸能人や 一流スポーツ選手にあったら、 オーラ発してた っていうやつがいるけど、 オーラって単に調子の乗って、金が儲かって、 得意になってるヤツの雰囲気だろ。 劣等感の塊が それに接すれば 自分とは全く違うものを感じる。
345 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/06/26(日) 21:59:56
ピカソの何がすごいのか? それともオレが悪いのか。
346 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/06/26(日) 22:19:34
そりゃ、問うまでもお前が悪い
347 :
345 :2005/06/26(日) 22:30:47
別に絵なんて好みだからなんだっていいんだよ。 巨匠と言われてる人の絵でも好きじゃない絵はあるだろ。 そもそも「巨匠」なんてレッテルも限られたぶるじょわが決めてるようなもんだ。
ピカソの何が凄いって13才の時に描いたデッサンだよ
実物見てみな 馬鹿でも分かるから 画集や複製じゃ分かんないよ 実際の女と写真集は違うだろ
ピカソ見て感じないのは、才能がない。 感覚だから。感覚。
352 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/09(火) 23:26:20
集団裸の王様だったりして。
>>349 同感!ものすごい上手いんだよね。昔、彫刻の森で見て鳥肌たった。
最近行ったらデッサンコーナーが消えてたわ・・・。
あれ見る前はピカソなんてたいした事無いって思ってた。
354 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/14(日) 02:47:44
つまり、ピカソが凄いのは、普通に凄い事を見せつけてから、無茶苦茶をやった。 最初からあんな絵描いても相手にされんわ。
355 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/14(日) 03:16:10
ピカソの何がすごいのか? それともオレが悪いのか。
356 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/14(日) 12:59:46
おまえにもすごいとこはあるよ。 ピカソなみに作品をおまえは残したのか おまえは真摯に自分の創造に向き合っているのか、 挑み続けた境地がなければ 感じられないこともあるのに ピカソと俺は違うから、浅はかに語れない。
357 :
:2005/08/14(日) 14:11:03
云うことはそれだけか
358 :
ジャンレノ似のフォトグラファ :2005/08/14(日) 20:08:41
>>1 無理やり理解する必要は無いんじゃない?
自分が必要としているモノと出会い必然的に理解すれば
359 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/15(月) 11:54:21
彼女を撮ると何故かピカそ
360 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/15(月) 13:40:47
ピカソ凄いというのは見てよく分かったよ。
361 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/15(月) 16:02:17
>>360 君が彼女の写真をとった時、ピカソだったらうれしいか?
362 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/15(月) 16:32:12
どの時期のピカソですか? アルツハイマー病で徐々に崩壊していく姿のことですか? 絵としても具象から徐々に抽象に移り変わって行く感じですか?
363 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/15(月) 16:35:18
ギャラリーゲーマーなとこ
はっちゃらめっちゃらなトコ
スペインのピカソ美術館で幼少時代のデッサン見た時単純にすごいと思った。 12〜3歳、日本でいったら小学6程度の子供なのに現役美大生レベルのデッサン力。 自分にわかる範囲での実力をまざまざと見せつけられたよ…12歳のピカソにかなわない私。
366 :
ギャラリー :2005/08/27(土) 20:25:38
ピカソって昔、盗賊だったんだってさ
367 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/27(土) 21:52:02
知らなかったな。ピカソの抽象画って愛嬌があってかわいい感じがする。 大川美術館にある虫を描いた絵はかわいいよ。
368 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/27(土) 23:14:18
幼少期のデッサンみたいけどネットじゃでてこないし本屋いってもゲルニカとか泣く女ばかり
369 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/28(日) 10:00:42
てめぇらなんだか「幼少期の頃のデッサン力だけがすごい」 みたいなことになってるじゃねぇか。 分析的キュビズム、コラージュの影響についてはどこに行ったんだよ。
370 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/29(月) 14:15:54
今の日本にいれば、たびたび児ポ法違反でお騒がせだったろう。
児ポか‥ピンクちゃんねるの神として活躍してたかもな。 ピカソ萌え〜
♪ピカソの〜〜何が〜〜すごい〜〜のか〜〜〜 それとも〜〜おれが〜〜わるい〜〜のか〜〜〜
373 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/30(火) 22:11:33
ピカソの傑作といえば、『ゲルニカ』『アビニョン〜』 といわれているが、なんといっても若かりし頃、まだ カサヘマスが生きていた頃に描かれた 『熱々のおでんを食う道化師』だな… これ最強。 おまいらも一回見てみ。
374 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/30(火) 22:48:26
>>373 いやー、なんぼヌードでも、アビニョン顔のねーちゃんはちょっと。
375 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/08/30(火) 23:08:03
アビニョン顔のねーチャンというのはアフリカの黒人彫刻にピカソは影響を受けていたので それではないでしょうか。
つまりは、若いときのデッサンが良かったから、後のもいいはずだっていう想像が働いてる訳か? でも、そうとは限らないし、各々の作品はそれのみで語るべきだと思う。
377 :
hjdtj :2005/09/06(火) 11:06:25
fjfyjきち
378 :
;; :2005/09/06(火) 11:08:32
;mlm
379 :
hjdtj :2005/09/06(火) 11:09:03
_____ /::::::::::::::::::::::::::\ _ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /  ̄  ̄ \ |:::::::::::::::::|_|_|_|_| /、 ヽ はぁ?ぽん酢でも飲んでろデブ |;;;;;;;;;;ノ \,, ,,/ ヽ |・ |―-、 | |::( 6 ー─◎─◎ ) q -´ 二 ヽ | |ノ (∵∴ ( o o)∴) ノ_ ー | | /| < ∵ 3 ∵> \. ̄` | / ::::::\ ヽ ノ\ O===== | :::::::::::::\_____ノ:::::::::::\ / |
10年前・20年前の価値感と、現代の価値感ではだいぶ変化したわけで、 ましてや、ピカソが生きていた時代と現代では全く違うわけだから、 ピカソの何がすごいのか分からなくて当然だと思う。 80年代にキース・へリングの作品を見たとき、新しくてカッコイイと思ったのに、 今ではありふれた普通のイラストに思えてしまう。 今、マーク・ニューソンのデザインが新鮮でカッコイイと思えても、 10年後・20年後には普通のデザインに思えてしまうかもしれない。 それといっしょだと自分は思ってるよ。 当時、ピカソの平面分割したキュビズムと呼ばれる絵画は、 誰もマネしたことのない新しい試みで、みんなが驚いたんだと思う。 インスタレーションでさえ古くなってしまった現代では、 当時の絵画を理解するのが難しくなっている。
381 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/13(火) 12:17:28
色彩ハ嫌い
382 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/13(火) 13:15:14
>>376 デッサン力を持っていたから捨て去ることができたんだとおもう
一度持たないと捨てれないっしょ
383 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/17(土) 00:19:43
ルネッサンス絵画や、ネーデルラント絵画なんか 何の知識が無くても見た瞬間「うまいな〜」って思う 写真のような生々しい絵を見てしまうと ピカソとか馬鹿じゃないかと思う
384 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/17(土) 00:25:48
385 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/17(土) 02:02:37
ピカソの何がすごいのか? それともおれが悪いのか?
386 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/17(土) 09:32:07
いや、オマイは悪くないよ ‥俺が悪いのさ。
387 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/17(土) 10:12:43
結局、みんな芸術を現実の模倣としかとらえないで、「子どものころのデッサンがすごい」だの言って全く建設的じゃないとマジレス。 分析的キュビスムとか、コラージュについてはどこに消えた?ピカソの最重要ポイントだろ。 結局だれも美術を知らんね。
388 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/17(土) 12:02:37
雰囲気ですごいって思ったことはあるね。
そして、ピカソは古典絵画を知り尽くしてる、ということを知る人も案外少ない。
というか、ピカソに限らず歴史の巨匠たちが古典を知り尽くしていることなど当たり前だろ。 美術をしらないでどうやって美術をつくるんだよ
いや、何も知らない人がピカソを見た場合、彼があまりに消化しきってるから そういう背景を読み取れないんじゃないか。と言う意味。
なるほどね。 いずれにせよ、ピカソを理解しない=近代芸術が分からない=現代芸術もわからない といっても過言じゃないだろうしね。 とにかくそんなふうな何も分からないゲイジュツカ気取りが多い。
393 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/18(日) 00:49:40
>>387 >>分析的キュビスムとか、コラージュについてはどこに消えた?
このへんについての良書があったら教えてもらえないでしょうか?
394 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/18(日) 00:55:33
分かることと できることは 必ずしもリンクしないからな。 ゲイジュツカ気取りはむしろ知識(口)ばかりの奴の方が多いかと。
395 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/18(日) 01:24:24
396 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/18(日) 01:58:34
>393 そうだな。岩波の『キュビスム』とか、流れでつかみたいなら河出の『ロココからキュビスムへ』とか。 あと読んでないんだけど、当時ピカソと親交の深かった画商のカーンワイラーの書いた『キュビスムへの道』はいいと聞く。 あと、ボードリヤールの『ピカソ論』あたりは読んでみたいな。 キュビスムとかピカソに関しては論文にも頻出するし、論文雑誌とか美大紀要当たりもいいんじゃないかな?
ボードリヤールの『ピカソ論』→ロザリンド・クラウスの『ピカソ論』 でした。間違いです。 同じポストモダン知識人だったからかな。不覚。
400 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/19(月) 11:26:55
ピカソなんかスゴくねーだろw ジミー大西と同じようなもん。 みんなは凄いって言ってるけど、 明らかに馬鹿そうじゃんw
泣く女までの作品は凄さが分かるというか好きだけど それ以降は良さが分かりません
402 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/19(月) 14:03:28
ジミー大西ってピカソと同レベルだったのか・・
403 :
無名 :2005/09/21(水) 14:45:35
ここに初めてきて、少し読んだけど、よく長く続いてる。 あの絵がなぜ、良いという人がいるのかに興味があった。 俺には全くわからん。ヘタクソな落書きにしかみえない。 子供の頃のデッサンも知ってはいる。高校生でもあれ位描けるのはかなりいるよ。 ピカソは、デッサンにしろ油絵にしろ雑だ。俺はジミー大西と較べるならピカソなんぞ破り捨てる。 ジミー大西は、好きではないがいいとは思う。とっておくよ。 それと、知能レベルと絵の才能は関係ない。 本物を見ると感動する人がいるというのも不思議。何か超自然なオーラのようなものが有るのかな?
当然作る側の才能も必要だが、見る側にも才能は必要なのかも。 せっかく作ってもそれを感じ取ってくれる人がいなければ作った意味がない。
405 :
無名 :2005/09/21(水) 20:09:39
たしかに仰るとおり。感じることなんだ。すべてそうなんだ。 男が女を見るとき、ブスであっても、いいなあと、好感をもつし、美人であっても嫌悪感をもつのに似ている。 ただそれは、俺にはわからない。なぜなのか。 誰かこれを説明してほしい。
それを解き明かしてどうしたいのかね?無意味。愚問。
ピカソの絵は何故に人を惹きつけるのか。最近の
脳神経学者の学説がここにある。
ttp://www.bbc.co.uk/radio4/reith2003/lecture3.shtml 要約すれば、
「雛鳥が親鳥のくちばしの色と形状に強く惹き付けられるように
(これは親から餌を得るという目的のために仕組まれている本能)、
動物はもともと脳細胞のレベルで、惹きつけられる形と色彩が決まっている。
ピカソなどの真の芸術家は、人間が惹きつけられる形と色(=美と呼ばれるもの)を
試行錯誤して見つけ出し、それをさらに強調して描いていくのだ。
だから、ピカソの絵がいかに写実から離れようと、
彼の絵は見る人にとってますます魅力的なものになっていく。
(しかし、実際の美術界は他の要素(経済・広告効果など)が多分に入っており、
必ずしもこの論理だけでは説明できぬ作品も多い。)」
408 :
第一 :2005/09/22(木) 13:19:21
ピカソの凄さについて。 教科書的にいくと。 当時の絵画美術とは、クールベの写実主義に端を発するモダニズムのなかにあった。 写実主義とは、クールベが「私は絵のなかに天使など決して描かない」と述べたように、目に見えたものをそのまま描くというもの。 政治的には左翼で、これがいわゆる前衛。クールベは最初の前衛美術家ということ。ドーミエもそうだね。 つまり宗教画題が主流の美術に異を唱えたわけ。「この絵は〇〇が〜をしてる絵」という説明文のない絵画を目指した。つまり画題を聖書や神話に因らない絵を描こうとした、
409 :
第二 :2005/09/22(木) 13:34:18
写実主義が目指したのは、聖書や神話の場面を描くのではなく、革命や労働者を描こうとした。 「文学的主題を描くのは絵画が文学に従属してる」と考えた。「絵画にしか表現できないものを描く」というのが写実主義で、これは画期的だった。 よって作品は古典のがっちりとした構図に比べるとあっけらかんとした、写真のスナップのようになる。 写実主義以降は絵画とは「絵画だけの表現」を追求していくこととなるわけ。革命による上流階級の没落で絵画が市場を失い「絵画の意義」を自ら見付けようとするものでもある。「絵画にだけ」にこだわる理由。
410 :
第三 :2005/09/22(木) 13:44:14
これによりモダニズムが開始される。自らの存在意義のため「絵画だけの表現」の追求が1970年代くらいまで続けられる。 そのようなモダニズムの一部にピカソの過程がある。 モダニズムの表現の特徴は絵画というキャンバスに適した二次元的画面。これにつきる。 ルネサンス以降、キャンバスという二次元の支持体に三次元空間を描きこむことが絵画の要件だったけど、これは「絵画らしくない」として否定された。 これをイリュージョンの否定という。 その試みはマネに始まり、セザンヌでついに「画面の抽象化」がおこる。
411 :
第四 :2005/09/22(木) 13:59:01
画面の抽象化とは、すなわち風景を描くとき、あなたが富士山を描くとしよう。 モダニズムの思想だとこれは「富士山を描く」のではなく、「三角錐の青の形態を描く」ということになってしまう。形態の背後に「富士山」という文脈があっては駄目なわけ。 つまり全てのモチーフを「山」じゃなく「三角錐」とするわけ。 しかし、三角錐というのは未だ「立体」つまり三次元の構築物だということ。三次元のイリュージョンは否定されねばならない。 ここでついにピカソのキュビスムでてくる。
412 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/22(木) 13:59:39
何だ日本のモノマネか。 そのような絵画意識に日本は江戸時代にとっくに 達しておったし、三次元空間にこだわらない二次 元的画面といえば日本のおはこ。 西欧モダニズム=ジャポニズムということだね。w
413 :
第5 :2005/09/22(木) 14:11:56
キャビズムとは三次元である物体をどうしたら二次元に定着できるのか? という問いからはじまった。 キュビストはまずセザンヌのように顔を描くとき、「目を球形、鼻を三角錐」とした、つぎにもっと二次元化し「鼻の三角錐を展開してそのまま描く」ということをする。すると画面は分裂し顔は確認できなくなってしまう。完全に分解されてしまうわけ。 マネ以降ついにモチーフが解体されてしまった。 元々ピカソらはセザンヌ晩年に解体されかけていた「形」を再び二次元で復活させるべく、このようにしたわけだけど。逆に完全に形に破壊してしまった
414 :
第六 :2005/09/22(木) 14:25:44
完全に絵のイメージが壊れてしまったため、逆に絵の外にある物体に助けをもとめた。 これがコラージュ。 二次元の新聞や壁紙をキャンバスに張り付けることで画面の中のイメージにメリハリをつけ辛うじてモチーフを保とうとした。 これがキュビズム。 結局、ピカソは全てが限界に達したときキュビスムを停止し、全く別の流れに向かうことになる。 この「三次元物体を二次元に描くのは困難」という結果は後のカンディンスキ、モンドリアンの抽象画へと直結する。 ピカソは純粋にモダニズムの流れのなかで描いた。適当なこと言うな。
415 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/22(木) 14:31:55
で、ピカソの何がすごいかの説明は?
416 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/22(木) 14:51:35
そうだった。 つまりピカソの功罪とは、「三次元モチーフを二次元に定着させるのは困難」だ。 ということを見付けたことだよ。 それが抽象画につながる。 他にもコラージュとアメリカ抽象表現主義の関係が指摘されたり、探せばいくらでもあるだろう。 ピカソが後の美術に与えた影響の大きさがすごいところだよ。 キュビスム→抽象がなければ美術も相当遅れをとってただろう。 ピカソがすごいのは「感覚」とかじゃなくて、後に与えた影響のつよさ。 それはまた非常に理知的な考察が必要だろう。 それを語るのがこのスレだけどみんな知らなぎ。
417 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/22(木) 15:02:36
>>408 おさ・か・なくわえたドラえもん♪まで読んだ。
1840・50年代に写真が広まって、それまでの写実主義的表現が終わって、 印象派以降より表現としての壮大な実験が始まる。 ピカソのキュビズムは、その実験の一つで、対象を解体し再構成する事で、 それまでにない新しい表現を獲得した、って事でしょ。
419 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/22(木) 21:25:43
おれは写真は大きな理由であったとはあんまり思わないけど。 まぁ複合的要因だろうね、モダニズムは。 それを語るのもこのスレの意義か。
420 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/23(金) 05:28:55
写真史と言われるものは、感光剤の発明であってカメラオブスキュラは フェルメールも利用していて写真的な視覚はギリシャ時代からもある。 また現実をありのままに見つめようという社会思想は、絶対王政を倒した 民衆運動にもあるので、写真(感光剤)が発明されたから、写実主義に 変化をもたらしたのではない。 当時の社会思想が背景にあって、写真(感光剤)も写実主義も生まれた 同時現象だよ。そして産業革命により市民生活などが変わり、絶対的 権力者はファシズムなどに現れた。美術もそれに同調していた人も いたけどね。(反対に同調しない人も、いつの時代にもいるけどね。)
421 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/23(金) 05:44:58
>>420 横から言うとややこしいね。
>>418 さんに対しての意見ね。
>>419 さんのいう通り、キュビズムの時代の写真の影響は、それほど
ピカソには影響は少ないと思うよ。
ただ絵画における時間性については、写真のブレが考察のヒントに
なったと考えられる。
422 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/23(金) 05:55:56
ちなみの晩年、多くの女性と恋するピカソは、カメラマン (カメラウーマンかなw)でもあるドラ・マールと生活をしている。 この頃になると、写真に対する影響は作品に出ても不自然じゃないかもね。
423 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/23(金) 05:58:50
ピカソはナニがすごいのか?
424 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/23(金) 05:59:35
425 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/23(金) 06:01:11
426 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/23(金) 06:08:05
脱線するけど、ピカソの女体観察も旺盛なことは、作品などに残っているね。 日本じゃ公開できないものが多いw そういう意味でもすごいと言われる伝説があるのかも。
427 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/23(金) 11:08:25
ちょっと建設的になってきたね。 テクニックがすごいのは当たり前だろ。んなこと言わずもがな。 あくまでピカソがすごいのは徹頭徹尾フォーマリズムへの寄与。これにつきる。 それを語るのが意義ある議論だろ。 でもピカソにまとわりつく「子どものころ驚愕のデッサン力」とか「晩年にまで愛人がいてヤリまくり」という《伝説》がピカソを実像以上に英雄化したことは事実。 実際、美術史にたいする貢献はデュシャン、モンドリアン、ポロックなどと同程度。 あるいは低い。
428 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/23(金) 12:45:33
思うに、みんなが「雰囲気がすごい」というのはキュビスム以降に画面が表現主義化してきたときだろう。 でも表現主義ってそのような「雰囲気」が出てしまうものなんだよ、ムンクみりゃわかるが。 そのような「凄さ」決してピカソだけのものじゃない。ポロックのやデ・クーニングの作品にもある。むしろそのような爆発画面ならピカソよりこっちが本場。 ピカソ固有の「凄さ」はやはりキュビスムとフォーマリズムのダイナミックな関係性にあると思う。 だから「雰囲気がすごい」とかは全く的を得てないし、何もしらない人の意見。
429 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/23(金) 22:02:49
ピカソは、私憤と殺意の殴り書きで有名になった? 断腸のおもいに切り刻まれたモチ―フを描いたから凄い? あれを描いたからピカソはピカソになったのかな??? それを分かる人の深層にピカソは生き続けると感じる
430 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/23(金) 22:22:01
>ピカソはそれを分かる人の胸に生き続ける そんな詩的めいた言葉じゃなくて、作家を見るというのはすなわち作品を見ることなんだよ。作品に表れる表象以外を評価に組み入れてはいけない。 「みんなの胸に生きつづけるからいい」んじゃない。「この作品は〇〇を提示して〇〇に繋がったから凄い」 こういう文脈でフォーマリズムな評価をしてくれよ…くだらないぞ。
いいか悪いか以前に見方が解らんよ キュビズムの概念が理解できないと絶対無理なんでしょ? ブラックもピカソも
432 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/23(金) 23:11:36
概念とかキュビズムとかいっても 保育園児には分かんないと思う ピカソの描いた顔は ずれてるからすごいとか ピカソは大人ななのに子供みたいな絵をかくからすごいよね〜 なら分かるんじゃないかな?
433 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/23(金) 23:24:46
(´ι_,`やれやれ
スゴイかどうかはどうでもいいんだけど どう楽しめばいいかわからん ギターの絵とか生で見たけど タイトル見るまでギターだって解らんかったw ルールがあるでしょルールが それを教えてって事 時代背景も生まれた所もまるで違うんだから その時代の空気の温度も自然の強さも想像できないんだよね ソフィアでみたゲルニカとかはメッセージ性強いからある程度理解できるんだ 何気ないのは全然無理 何が描かれてるのか理解不能
435 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/24(土) 00:01:48
前スレにある程度書いてあるからそれ見てね、みなさん。 正直楽しむものではない。キュビスムは
436 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/24(土) 00:05:00
>何をかいてあるか フォーマリズムは全般的に「何を描くか」じゃないんだ。 極端な話、ギターでもラーメン丼でもなんでもいいんだよ。 フォーマリズムがわからないと、キュビスムは理解できない。 よってそれ以降の美術も理解不能に陥る
フォーマリズムはある程度解るけど つまりギターについていえばあの形がピカソはいいと思ってるわけ? あの形がすごい感じると思ってるってこと? センスねぇな カンディンスキーなんかは何がやりたいか解るけど ピカソのはそのフォームに美が無い というかセンスが無い >キュビズムは楽しむものじゃない キュビズムは実験的な表現だったてこと?
つまりは時代遅れってことか
>>437 キュビズムは楽しむものだし、それと同時に実験的な表現。
現代の視点から見れば、対象の解体と再構成という手法は、
ありふれた手法になってしまったけど、その時代では前衛的で最新の表現だった。
440 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/24(土) 02:04:36
>美がない というか、そもそも「美」の創出なんて誰も求めてない。「美」がなけりゃ美術じゃないのか?根本を理解しろよ。 無知が酷すぎる。 みんな勘違いしてるが近現代美術は「美の創出」なんて求めてないだろ。知らなすぎ。 近代はフォーマリズムがほぼ主流でキュビスムはその中で「物体そのものの確認」をしようとしたんじゃないかと。 だから空気遠近法による色彩をなくし、画面がほぼ灰色になったんじゃないか? つまり「周りの環境に因らない物体の自立」これが逆に物体を破壊したんだろう。 キュビスムは多分そのための「実験」
441 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/24(土) 02:20:19
あのギターは完全に形が崩壊してるからね。 崩壊に至ったというのがキュビスムの結果だったわけだ。 >センスねぇ バカか? 美術はセンスじゃない。 美術は知的模索だ。 キュビスムの理解には美術史の勉強が必要不可欠だ。 要するに今すぐ新宿の紀伊国屋の美術批評書コーナーに行って本をあさってこいということだ。 あと作品を実際に見ろ。 あと竹橋に行って「アジアのキュビスム」を見て、この作品はキュビスムか否かを判定してこい。
キュビズムって今やってる人いるの?
443 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/24(土) 03:00:23
多分(というか)絶対いないだろう、 まともに美術を知ってるやつならするわけない キュビスムはモダニズムの一過程だからな
444 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/09/24(土) 03:23:26
見たことあるぞ。 でも、見掛けだけキュビズムの真似事って感じで話にならない。
445 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/01(土) 15:09:22
真似して
ピカソの画法はキュビスム???キュービスム???
447 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/04(火) 19:10:06
キュビズムといえば「立体派」のことです。 では「球体派」は何と言うでしょう。
448 :
446 :2005/10/04(火) 23:25:46
>>447 ピカソの画法がキュービスムで立体派、幾何学的構成なのは知っていました。
Cubismと書き込みしてあれば疑問に思わなかったのですが…カタカナの書き込みには[キュービスム]が適当では?と思って質問しました。
球体派は分かりませんので 教えて下さい。
<(_ _)>
449 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/06(木) 00:18:11
球体派ってオルフィスムのこと? ドローネーとか?
450 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/06(木) 00:36:32
ピカソの初期はすごいって言う奴がいるけれども、これは間違い 確かに石膏デッサンは学生並みだが、油絵具の使い方は素人レベル だった。初期のデッサンで言えばマチスの方がうまい
451 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/06(木) 11:41:18
ピカソはLSDをやらないと本当の意味など 凡人には理解できない。やったほうがいい んじゃない。
452 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/06(木) 12:09:53
NEC ecotonoha (参加型プロジェクトの植林活動)がグッドデザイン賞の
ベスト15に選ばれました。
http://www.ecotonoha.com/ 受賞歴
Oct 03.2005 : グッドデザイン賞「ベスト15」
コミュニケーションデザイン部門にてグッドデザイン賞「ベスト15」受賞
Nov 09.2004 : LIAA ロンドン国際広告賞
Interactive Media部門にてグランド・プライズを受賞
Jun 24.2004 : Cannes Cyber Lions
Cyber部門にてグランプリを受賞
May 17.2004 : Clio Awards
インターネット広告 Artistic Technique部門にて金賞およびGrand Clio賞受賞
May 12.2004 : One Show Interactive
Corporate Image-B to C 部門にてGold AwardおよびBest of Showを受賞
Mar 31.2004 : 第2回東京インタラクティブ・アド・アワード
ビヨンド広告部門銀賞を受賞
Dec 24.2003 : 文化庁メディア芸術祭
審査委員推薦作品
Dec 18.2003 : 環境goo大賞を受賞
ピカソって、開拓者だけど完成者じゃないって感じがする。 新しい技法を開発したのは凄いけど、 芸術としてみればその技法を使いこなせていないというかさ。 素人考えだけど。
454 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/06(木) 21:54:58
時代が歴史の流れがそうなっているのか。 20世紀はもしかしたら狂人がもてはやされる様な時代だったのか?とも思えます。 ゴッホもまともじゃなさそうだし。ムンクも。 でも、じつは良く知らないだけで人間なんてまともなのはひとりもいないんじゃないか? 今気づいた訳ではないけど。 見方をかえると個人の狂気が許容されてしまう 状況ができていたのか? そして現代はそれがあたりまえになってしまっているのかも。
455 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/06(木) 21:58:36
球体派は「キュービズム」だよ。球びずむ。
456 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/06(木) 22:19:51
450 そのとうり
457 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/06(木) 22:46:36
>>445 はスルーorz
ピカソは次から次ぎに画法の領域を広げた逞しさが凄いと思う。
ピカソの彫刻も誇張の仕方が凄いと思うのだけど、キュビスム的彫刻を
見ていると具合が悪くなるのは何故かな?
キュビスムには感覚を狂わせる効果があるのかな?。
458 :
Meme germ carrier :2005/10/23(日) 11:04:58
なんだか、全然すすまないので、少し書いてみたいと思う。 これは、哲学版にパラダイムシフトに絡めてカキコしたものです。 何か、キュービズムの参考になれば…。 さて、「リアル」ついてもう少し書いてみたいと思います。 私は学生の時、具象絵画から抽象絵画へというパラダイムシフトを 自ら体験したと思っています。 課題で描いたスケッチを学校の先生に見せると、 何が面白いのか聞かれ、「木の並び方が面白かったので」と答えると、 「だったら、もっと自分の面白いと思うかたちにでも、並び替えて見ろ、 これじゃどうしようもない」といわれたことがきっかけだったのでしょうか。 そのすぐ後に取りかかった、別の制作の構図を取るためモチーフの静物を (とにかく何時間もかけて)いろいろ並び替えてじ〜っと観察していると、 不思議なことがおこり始めた。 目の前にある、イスや机や本などのそれを視覚的に構成する要素、 線や面やかたちといったものが、バラバラになって 自立的に動き始めた(かのように強く感じた)。 そして、それを感じるまま描き進んで、筆を止めてみると、 そこには、あの近代美術史において具象から抽象への過渡期的芸術運動の キュービズムの作品群に酷似したものが目の前にあった。 私は、感嘆した。私はそれを意図せずに遂行してしまった。 先生は言った「これは、美術史的に見ればもはや古典だ、しかし、 おまえさんにとっては大いなる出来事だ、もっと推し進めよ」と。 私は、対象の構成要素がバラバラになって自立的に動き始めたところから、 「リアル」「リアリティ」を強く感じ始めている。
459 :
Meme germ carrier :2005/10/23(日) 11:06:06
この後、抽象絵画に進み出るのにはそう時間は、かからなかった。 描くのも、見るのも依然より増して、面白くてしかたがなくなった。 よくわからなかった現代美術が、俄然わかるようになった。 見えないものが、見えるようになった感覚がある。 それまでとはちがう、わかり方があるのを知った。 なにか、誰かに参考になったで、あろうか。 そうであるならば幸いである。 「目の前にある、イスや机や本などのそれを視覚的に構成する要素、 線や面やかたちといったものが、バラバラになって 自立的に動き始めた(かのように強く感じた)。」の詳細である。 まず最初に目前にあるモノの、その角という角に力のベクトルのようなもの を感じるようになってきた。 例えば「なら左斜め上部に向う力、」なら右斜め下への力のベクトルといったように。 そして、それを、つまり(力を感じる)角だけを、画面にかいてみた。 次に、強調するように角を鋭角にしてみたり、その内側に影というかグラデをいれてみた。 さらに、画面上で相反する力の方向の必要でないほう、邪魔だと思う方の (この私の場合は)下へ向うベクトルを消してみたり、あるいは角を構成する直行する線 を延長し、元にあった方の線を消すことで、角の方向即ち向きを変えてやるなどしてみた。 つまり、モチーフを素材とヒントとしながらも、画面上でその構成要素(この場合は角 もしくは直行する線)を、再構成するということだ。 何において、何に従って再構成するのかも重要なことで、 私の場合は、それは音楽的センスが重要であった。 表現したいモノが、情動のようなものであっても、何であっても、音楽的に翻訳され なければ、キュービズムさらには抽象絵画にはなりにくいだろう。 と、思う。
と、ピカソ似の抽象画を描いてる日曜画家が飲み屋で言ってました。
461 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/23(日) 14:13:51
462 :
Meme germ carrier :2005/10/23(日) 19:30:29
>>460 要するに、何にも理解できないみたいね。
463 :
Meme germ carrier :2005/10/27(木) 00:24:34
>>408 〜
>>408 教科書的にいって、間違いないと思います。
なかなか、よくまとめられています、良いと思います。
スバラシイ!!
つたない言葉で、少し補足させて頂きます。
>>410 の
自らの存在意義のため「絵画だけの表現」の追求は、
その後の「キャンバスに適した二次元的画面」へと繋がります。
すあわち…。
それまでの絵画は、平面(二次元)に擬似的に作り出した三次元空間に、
物や人や風景を描くことによって、古くは「神話」であったり、
近代に入っては「物語」であったり、あるいは美しい「風景」であったり、
感動的な「光景」であった。
つまり、それらはどれも「絵画そのもの」の「美しさ」でもなければ
「感動的をあたえる絵画」でもない、人や風景や物によって表現された、
もしくはそれらに託された「美しさ」「感動」でしかなかった。
それでは、人や風景や物にまつわる意味、即ち神話や物語や文学などに、
依存することでしか、絵画の意味は存在しないことになる。
464 :
Meme germ carrier :2005/10/27(木) 00:25:45
「キャンバスに適した二次元的画面」とは、そこから脱して 「人」や「風景」や「物」に依存することなく、絵画に与えられている 純粋な素材に着目し、それ自体を表現の道具とすることでもある。 「絵画に与えられている純粋な素材」とは、即ちまず平面であること、 そして「色」「かたち」「線」「マチエール」等々だ。
465 :
Meme germ carrier :2005/10/27(木) 00:26:26
もちろん、これも後付のはなしで、実際の画家たちの作業は、 ただただより「美しい絵」「感動的な絵」を求めてなされていたのだと思う。 それがあるときより、美しい花なら花として現実の写しとして描くことよりも、 あるいは一つのイデアとしてイリュージョンとして描くことよりも、 自分の描いているこの絵自体が美しいものであり、感動的なものであることに気づいて、 その後絵画の自立を求めての「キャンバスに適した二次元的画面」へと至ったのだと思う。
466 :
Meme germ carrier :2005/10/27(木) 00:27:18
キュビズムとは、絵画が「何が描かれているか?」から離脱するために 経なければならなかった重要な過程である。 抽象絵画は「何が描かれているか?」からの完全な離脱の方向であるが、 ピカソはそこまではいかなかった。いけなかったのではない、 いかなかったのだろう、たぶん…。
467 :
Meme germ carrier :2005/10/27(木) 00:29:58
468 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/27(木) 00:34:12
ピカソの何がすごいのか? それともおれが悪いのか?
469 :
Meme germ carrier :2005/10/27(木) 00:48:11
ピカソは「何が描かれているか?」からの離脱の 切込み隊長だったから、凄いんじゃないの。 大変なことだと思うよ。
470 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/27(木) 00:53:28
創作するパワーが凄い
すげえ うん ピカソ
絵の世界で社会批判、おもいっきり生きた人 すごい写実的でいろんな人の真似し 絵の中で彫刻を表し 2D3Dの先駆者… ビデオをみながら…
名前がかっこいい
474 :
Meme germ carrier :2005/10/27(木) 23:15:37
>>459 補足
モノの、モチーフの、角(かど)だけを拾い上げて画面に描いたと言い、
その後試行錯誤も述べたが、その過程においては、
>>458 に述べたごとく、ただただ線を描いたり消したり影をつけたりして見たのではなく、
動きであるというか、音楽であるというか、より感じられるかたちに配置していった。
感じられほどに画面に手を加え、手を加えることで、また感じる。
そして、さらにモチーフからもインスピレーションがやってくる。
角(かど)が「俺を使え」と訴えているようにすら感じるのだ。
これらの、相乗効果が
「目の前にある、イスや机や本などのそれを視覚的に構成する要素、
線や面やかたちといったものが、バラバラになって
自立的に動き始めた(かのように強く感じた)。 」
のを可能にしたのだ。
なにか参考になれば…。
475 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/28(金) 20:09:22
おれもピカソの何がすごいのかわかんなかった でもブリヂストン美術館の常設展に行ったとき ピカソの絵からオーラが出てた。 あんなオーラを絵から感じたのは後にも先にもない 一緒に行った友達もそのオーラを感じてた
伝記的事実を捨てて、ピカソの絵は何が凄いのか?
477 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/29(土) 00:54:15
伝統的絵画でも秀でている上に、ほぼ最初にその原理を打ち砕いてみせた。 その上、街で未成年の女の子に「俺はピカソだ」の一言でやってしまった。
478 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/10/31(月) 00:22:59
むずかしいな。。。 俺がもっと簡単に言ってやろう。 ピカソがすごいのは、金になるからだ。 理由なんてのは、金にするための言い訳にすぎない。
479 :
関係者 :2005/10/31(月) 08:24:17
ばれたw
だから、なんで大金積むほどの価値があるかって聞いてるんだろ。 芸術の価値はどれだけ見る人の感情を動かせたかで決まるのだと思う。 写真技術が無い時代は「本物みたい」→見る人「びっくり」って言う感動も あっただろうし、ピカソみたいに「なんだこりゃ」→見る人「考える」と言う 効果もあっただろう。 新しいスタイルを築ける人は、それだけで感動モノ。タダ単に奇抜さをてらった だけでは、なかなか心を動かすことはできない。こじ付けではないメッセージが なければ、感動もしなければ不快にもならない。ただ「ナニコレ?」になってしまう。 それを計算された美しさの中で表現したか、心のまま筆を動かした結果かは アーティスト本人じゃなきゃわからない。だから、作品の価値には反映しない。 天才と言われている人は、作品でよりたくさんの人の心を画一的じゃなく動かすことが できるから、天才なんだと思う。 ピカソは若い頃はデッサンが完璧だった等の話、どういう意味ですか。まるで キュービズムなんかが昔の栄光の上にできた奇抜な実験、という解釈に見えるよ。 そうじゃなく、人々の心を大きく動かすことのできる、芸術の革命。
481 :
Meme germ carrier :2005/11/10(木) 00:59:55
デッサンができれば、キュービズムが描けるというわけではない。 私はそんなことは一言も書いていない。 デッサンとキュビズムや抽象絵画は直接関係あるわけではない。 あるとすれば、それはタッチの入れ方だろう。 立体の面の動きを、いかにタッチで表現するか。というとこらへんだ。 巨匠のデッサンのタッチを見ろ、非常にリズミカルだ。 タッチが交差しても、決してその(タッチの)動きは殺し合うことはない。 それは、デッサン(写実)がうまいということではない。 センスの問題だ。 キュビズムや抽象絵画の感動のヒントになるのは、 音楽を聴くことにあると思う。 歌詞の入っていない、そのよさが全然わからない音楽を聴いてみたまえ。 例えば、クラシックやジャズなどがいいと思う。 何回も聞込んでいくうちに、あるとき、ふっと あれっ、このへんいいかも。あれっ、なんだかリズムが響いてくる。 なんて、些細な発見から始って、その曲全体の良さがわかて来ると、 「なんだか、すっごい、いいじゃん。」となってくる。 そうすると、それがわかる以前の自分にとっては考えられないような 音楽の聴き方が出来ていたりする。 音楽観が、センスが変ったのだ、拡がったのだ。 キュビズムの感動はそんなところにある。 無機質な実験ではない。 ちゃんと、荒削りだけど、ひびいてくるものがある。 感じるしかないのだ。そして、 そう、絵画の世界を拡げたのだ。 だから、センスの問題なのだ。 ヒントにはなっても、決して人に聴いてわかるものではない。 感じるしかないのだ。
和便器縦にしてサインしてみますタ
483 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/10(木) 03:27:57
基礎(デッサン)ができているからこそ 抽象画が描けるのではないか? デッサンができてない人が描いた抽象画は やっぱりどこか変。 ピカソの絵を見て、私もこんなの描けると思った人多いと思う。 でも、基礎を必ず通っておくことは大切だと思ったよ。
484 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/10(木) 05:02:09
偉大な過去の歴史の積み重ねを、ピカソがドミノ倒しのようにパタパタパタっと 倒してみせた所に価値があったんだろうね? 文化ってのは、そんな破壊と構築の繰り返しなんだろうけど、昨今は破壊ばかり が流行して、壊すべき物がなくなってしまった感があるな。 ドミノ倒しも、並べるのは大変だけど、倒すのは一瞬だから倒す方が簡単なんだ けどね、、、何万個も並べたドミノを倒したからこそ価値もあったし、何百年も 掛かって過去の偉人たちが並べたドミノを倒すのは勇気も必要だったのだろうけ ど、それの真似をして、少しばかりのドミノを倒しても、誰も感動しないよな?
485 :
480 :2005/11/10(木) 17:13:37
>>481 に対して書いた訳じゃないよ。始めのほうのレスで「ピカソはほんとはデッサンが・・・」
みたいなことを書いてる人がいたので、それに対する意見だったんだ。
それで今しっかり始めからレス読んだんだけど、ちょっと疑問が生まれました。
ピカソは抽象画を描いたのですか?興味あります。わかる人がいたら、絵の題名を教えてください。
勉強嫌いがばれるね。スレ違い&教えてチャンでごめんね。
486 :
Meme germ carrier :2005/11/11(金) 01:19:20
手元に画集がなく、元々「ピカソ」について詳しいわけではないので、 間違いがあったら許してほしいと、最初にことわっておきます。 ピカソはたぶん抽象絵画まではいっていない。 キュビズムには分析的キュビズムと綜合的キュビズムがあって、 前者の方が初期で、より実験的で美的な感じはほとんど感じられない。 破壊的な感じを強くうけるが、それとわかると、画面上に踊る線や形態が 開放感躍動感があって心地よく感じられる。 一方後者の方は、落着きを取りもどしたかのように、視覚における 様々な要素、すなわち曲線のおもしろさ、色のたのしさ、質感のあたえるおくゆき感 等々がよみがえってきて、それらのハーモニーのようなもが表現されるようになってくる。 キュビズムと抽象絵画の違いは、キュビズムはあくまでモチーフからヒントを 得てあくまでそこにおいて制作されているが、抽象絵画はモチーフから出発したとしても、 やがてそこから離脱して画面上の構成になっていき、モチーフを必要としない次元にまで、 到達しようとする。 だから、どんなにわけのわからない作品にみえても、キュビズムはモノのカタチの、 ギターならギターの(例えば弦などの)片鱗がどこかになならずあるはずだ。 (つづく)
487 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/11(金) 01:33:47
>ピカソはたぶん抽象絵画まではいっていない おいおい(苦笑 歴史の時間軸無視して寝言いってるやつがいるぞ
488 :
480 :2005/11/11(金) 01:54:29
>>486 やっぱり、彼は抽象画は描いてないんだね。見てみたかったけどね。
>>487 どっちが本当だ?!良かったら、題名教えてよ。
489 :
Meme germ carrier :2005/11/11(金) 09:25:40
490 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/11(金) 12:41:56
まてまて、抽象と具象の区分なんて恣意的なものだぞ。簡単には定義できない。
抽象的なこというなよ。
492 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/11(金) 14:14:47
え? かなり具体的かつ的確な指摘だと思うんだけどな。
493 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/11(金) 17:10:08
494 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/11(金) 23:54:08
ヤツは芸大学院教授しかも研究科長だけどキュビスムについて知識なさ杉。 芸大院で教えられんのかね。
495 :
Meme germ carrier :2005/11/12(土) 01:07:02
知識はどうか、私もないんだが、「ずらす」というのはまとをえてると思う。
>>450 で紹介したわたしのキュビズムも、角(カド)をすらしていく方法を
とっている。
みんなも、やってみるといい。
スケッチしたものの、角(カド)の間の線を途中で消して、カドをずらしたり
少し回転させたりするんだ。すると画面上に動きが表現されてくる。
キュビズムは我々の視覚における既成概念を突破したところに、
はじめて可能になる世界だ。
その既成概念は、かなしいかな突破して初めてわかるものだ。
彼らはギターを描くのではない、面白い曲線を画面に描きたいが為に、
ギターの曲線をかりるのだ。そしてさらに自分の意に沿うようにデフォルメがなされる。
時にはギターの天地さえ無視される。
彼らは、「ギターはこんなカタチをしているものだ」から完全に自由だ。
視覚の既成概念を突破していると言う意味では、キュビズムは間違いなく抽象画だ。
しかも、本義の抽象画もそのようなキュビズム的過程を経ることで初めて可能となる
のだと思う。
しかし、抽象画のベクトルはデザインや記号化の道を孕んでいる。
ピカソが、抽象画へ向わなかったのはその辺にあると思う。
「だってそっちの道は面白みに欠けるんだもん。」と考えていたように思う。
496 :
ピカン :2005/11/13(日) 19:31:41
ヒトに評価されたことがすごいんだな
あとづけあとづけなんとでも言える
498 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/13(日) 19:48:41
根本的に間違ってる?意見に間違いなんかない。
500 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/13(日) 20:10:56
「意見に間違いはない」という前に自分の意見を振り返ってみたらどうですか? 明らかに原因と結果を取り違えてると思うのですが。 それではピカソの評価に根本的な誤解が生じる恐れがあります。 496と499さんは別人だろうけど。 「意見に間違いはない」から議論を拒否するというのでは意味がないでしょう。 僕は蓮貫氏のコラムを借りて意見を述べました。 496さんの意見については499さんはどう思うんですか?僕は明らかに原因と結果を取り違えてると思うのですが。
ピカソの考察は無理そうだから496について考えてるほうがいいよ。
502 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/14(月) 01:37:23
最終的には、才能って、「量」のような気もする。 評価の「量」じゃなくて、作品の「量」ね。
ピカソはたくさんの人にすごいと思われてると。 で、ピカソの何がすごいの?
ピカソの作品点数を見たらわかるんじゃないでしょうか。 一日に1〜3作品は制作してるはず。 この情熱に人は圧倒されるし、死ぬまで自分を不完全なものとして 前へ進み続けた、なんて、その努力が天才だと思う。
なるほど。 それもすごい理由のひとつなんだろうけど、 そうやってできた作品がつまんないものだったら、 努力家で多作だったことも別にすごくないって ことになるような気もする。 作品がすごかったからピカソはすごいってことになったんでは? ピカソの絵は何がすごいんだろう?
506 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/24(木) 00:08:48
ピカソの絵は沢山の人に凄いって思わせるのが凄いんじゃない?
街で未成年者をハントする沈個
理解されにくい ↓ 理解できるやつは凄い ↓ ピカソ凄い ってこと 上手なリンゴの絵を見ても凄いとは思われない 理解できない・理解されないということが崇高で高尚で神秘的 絵描きならだれでも思ってるはず 物まねじゃない、誰も見たことの無いような絵を描きたいって 俺はピカソの絵を見るたびに思う 「ああ、これは俺がいつか描く予定だったのに」 だから俺はいつまでたってもダメ絵描き
509 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/26(土) 21:59:21
この議論はアインシュタインの相対性理論の真偽の論争に似ているようだが。 相対性理論は純粋に科学の問題だからそのうち明快な答えが出されるだろう。 だけど、これはなかなかこれといった決定的な答えが出てきそうにない。 これは感性の違いだとおもう。俺はわからない。わかる人はわかるんだろう。 俺にはへたな落書きなんだけど。答えになってないなー。 すごいって?、思い込んでる人、またはほんとにそう思っている人。そしてこうやって カイテイル、アホナ、ヒマモテアマシテルアホ。
感性の問題、人それぞれってことで終わりにすると ピカソの絵も俺の落書きも大差ないってことになるけど 本当に皆それで納得できるだろうか?
511 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/27(日) 01:07:07
あのさ、みなさんROMってみたら? ピカソの教科書的解釈も知らないで、どうやってピカソの絵を論じるわけよ? 408〜416あたりに教科書が載ってるので、見てからあれこれ言ってくれよ。 ピカソの後に与えた影響関係とかが建設的だと思うんだけど。 >理解されにくい ↓ 理解できるやつは凄い ↓ ピカソ凄い ってこと こういうわけの分からない無知が芸術にはびこってるのはイタイね。 >ピカソの絵は沢山の人に凄いって思わせるのが凄いんじゃない? 浅はかな意見です。
512 :
511 :2005/11/27(日) 01:13:34
ちなみに、オレはピカソの功績というのは、やはりキュビスムに尽きると思うよ。 3次元物体の模写と、モダニズムは相容れないという結論を作品を持って証明した。 そこから、モンドリアンをはじめとする抽象絵画へ芸術は進んだわけだから。 モンドリアンなくして、抽象表現主義なし、抽象表現主義なくしてハプニング、フルクサスなし。 ハプニングなくしてコンセプチュアルアートなし・・・。 ほぼこれが1970年代まで続いただろう。 総合的キュビスムにおいても、パピエ・コレとかコラージュは絵画という領域を「視覚性」から「身体性」へと切り替えたと思う。 「身体性」によって、ハイデガーの言う「近代の超克」が成されるのだとしたら、ポストモダン以降もピカソの影響はある程度続いていると見て良いかもしれない。 とにかく興味深い研究対象だと思う。
513 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/27(日) 01:43:05
抽象画の父はカンディンスキーでしょ?!ものを省略しなおかつ美しく観せるような構成を始めたのはコノ人では?
514 :
511 :2005/11/27(日) 01:57:12
もちろん。カンディンスキーはしかしながら、そこにピカソのようなモダニズム的過程(つまり、近代における美とは、メディアを自己純化していくことである)というフォーマリズムの文脈でそれを行ったかどうかは微妙です。 カンディンスキーはあくまで表現主義的手法が多く、「メディウムの純化」というより、「物質世界を芸術(精神)により超える」といった意味合いが大きかったと思います。 これは第一次大戦後のドイツにおいて、西欧近代に対する失望感から生まれた「近代の超克」という理論と同一的傾向を持ちます。 つまり先ほど述べたハイデガーとカンディンスキーもやはりどこかでつながっていたわけですね。やはり彼らも時代の児というべきでしょうか。 実際、彼はソ連で革命運動後の国家建設に関わってたりもします。後に追い出されますが。 やはり「正史」とされている(もちろんどこにも「正史」なんてありません、それは問われ続けていくべきものですが、やはり教科書的解釈として)フォーマリズムならば、モンドリアンを挙げるべきかなと思います。
515 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/27(日) 02:04:23
微妙でもカンディンスキーが先なんだろ?
516 :
511 :2005/11/27(日) 11:50:07
ピカソ系譜なら、あきらかにモンドリアン。 表現主義は、なんていうか・・・戦争によって生まれた異端児のような感じなんだな。 もちろん、モンドリアンだってカンディンスキーの影響を受けたろう。 でも表現主義とフォーマリズムは明らかに文脈が異なるし、はっきりとモンドリアンも「ピカソは甘すぎる。おれはもっとやってやる」的な発言もしてる。 やはりピカソ→モンドリアンでいいんでは? もちろん、互いに影響しあってた事実は認めるけど、"美術史に沿っていえば"モンドリアンだと思う。
美術史がなくなるとピカソの絵はすごくなくなるのか? ある絵画の価値はその歴史的意義ってことでいい?
518 :
Meme germ carrier :2005/11/28(月) 01:37:55
>>516 ピカソ系譜が何を意味しているかハッキリわからんが、
モンドリアンにはキュビズム的解体と構築の過程があった。
そういう意味では、ピカソ→モンドリアンといえると思う。
519 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/28(月) 04:09:33
>>516 美術史がなくなるとピカソの絵はすごくなくなるのか?
アートって歴史の流れを知ってこそだと思うよ。
なんか感覚で感じなかったらそれまでだとかその考え安易だとおもう。
全てに言える事だけどわかろうと努力しないとわかんないよ。
そしたら歴史と作者の情報は最低調べてからなんじゃない。
カメラが出てきた時、その当時の人にはどれだけ衝撃的だったのだろうとか。
520 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/28(月) 11:51:55
ピカソはな、生きてるうちから大金持ちになったんじゃ。 ただの金持ちじゃない、大金持ちにな。 そこがいちばん凄いことなんじゃよ。誰が買ったのかは知らんけどな。 飲みに行って財布忘れた時に、そのへんにあった紙にチョコチョコっと 絵を描いて、それで支払いができたそうじゃ。ホントかどうか知らんけどな。 素晴らしい!と言うより羨ましい!
>>516 恐らく、タイムマシンで僕が古代に戻ってピカソの絵を描いても「ナニコレ」で捨てられるでしょうね。
その意味で「歴史がなければピカソの絵はすごくない」これは正しいです。その意味で516さん言うピカソの絵の凄さは「歴史的意義」だと思います。
ただし、「歴史」がすべてかと言えばそうではない。
ピカソの絵は「モダニズム」のものです。
二次元のキャンバスの中に三次元空間を描くことを停止し、次第に絵画が平面化していく過程。これこそ「モダニズム」の最も重要な部分です。
これは、ブルジョワジーの革命による失墜によって、個々のジャンルを特定する必要に迫られた芸術家たちが取った行動の結果なのですが、お気づきのようにモダニズムとは「過程」なのです。
つまり、AがあればAを否定してBへと前進する。このときBの作品はAよりも平面化していなければならない。というものです。
要するにモダニズムとは「時系列」の形態をとることになります。よってモダニズムの文脈だとピカソ>クールベとなるのは明らかなのです。
>>519 美術史や作者などに関する知識を参照してから作品を見る人を教養派、
意図的にそういった知識を排除して作品を見ようとする人を審美派
として区別してる人がいた。実際この2つの態度に大別できる気がする。
で、教養派だけじゃなく審美派も分かろうと努力してるだろう?
523 :
続き :2005/11/29(火) 00:50:44
>>519 しかし「それは間違いだ!決してピカソ>クールベとは言い切れない!」という主張をし始めたのが、現代のポストモダン社会となるわけです。
つまり「美術はずっと発展するものだ」という概念が、断ち切れてしまったわけですね。いや「発展」という概念すらなくなってしまったわけです。
この地平ではクールベとピカソを、或いはレンブラントと村上隆を同等として評価し始めることが保証されるわけです。
しかし、「歴史」という文脈を失ってしまった評論家、美術家は「じゃあ何を作ればいいんだよ」という疑問にぶち当たっています。
「何でも作っていいわけじゃないし、かといって明確に評価も出来ないし・・・」という悪循環ですね。
「発展する美術」を捨てたら「芸術荒野」しか残らなかったというわけです。
だからといって「美術史は勉強しても意味がない」というのは愚の骨頂であるというのはもちろんです。
ですから516さんの「美術史がなくなるとピカソの絵はすごくなくなるのか?(そんなはずないだろと言いたいんですよね?)」
519さんの「アートって歴史の流れを知ってこそだと思うよ」というのはどちらも正しいと思います。
「美術史」という概念自体が近代以降に生まれたものです。近代は「歴史軸に沿って社会が発展していくさまを年表にしよう」として「歴史」というジャンルを作ったわけですから。
モダニズムの作家は「歴史的に美術を発展させよう」としたわけです。だから評価には当然「美術史」が必要不可欠です。
しかし、「歴史的に美術は"発展"してるのか?過去のものはすべて今のものより劣ってるのか?いや、そもそも美術に優劣があるのか?」という究極的なイデオロギーの狭間で美術家と評論家は苦悩して頭を悩ませているんでしょうね。
イデオロギーじゃない。
>>522 審美派とか教養派とか・・・
よく考えてください。例えば小説家は作品をいきなりは書き始めませんよね?
おそらく自分の好きな作家や感銘をうけた作品に感化されながら作品を書くわけです。
いや、それどころか小説家は文芸評論家の批評文を読んで、今の社会や文芸についてより理解を深めようとしますよね?
つまり小説家は「本当にたくさんの小説と、本当にたくさんの評論」を読んでいることになります。
恐らく、高名な方なら現在刊行されている文芸誌を片っ端から読んだり、もちろん海外の文芸雑誌も取り寄せたりして読んでいるでしょう。
正直どう思いますか?あきらかに「楽しくなさそう」ですね。
日々読書読書ばかりです。
美術家も同じですよ。日々作品と作家の研究を怠りません。毎日ギャラリーに通ったり、勉強会を開いたり、講演会を聞いたり・・・。
なんでも「プロ」になるのはきついもんです。「研究」なんてつまらんもんです。
ドイツでとある音楽評論家が演奏会を聞いた人が、隣のドイツ人に「今年は演奏がひどいね」というと「まぁ、楽しめればそれでいいじゃないか」と言われたそうです。
彼らはただ、演奏を楽しみに来ただけです。しかし、評論家は真正面から向き合うために「楽しめない」のです。
何事も真正面から向き合って、その道の「プロ」になるのは「楽しくない」ことです。
美術をやってて「楽しい」美術家なんてそんなに多くないと思いますよ。プロじゃない方は「楽しければ」いいのかもしれませんね。しかし、「プロ」は「楽しいだけじゃダメ」なんでしょう。至極当たり前のことですが。
「楽しくてしょうがない」仕事なんてどこにもないでしょうね・・・。
>>525 いや、なんか話が噛み合っていないような
自分の好きな作家や感銘をうけた作品に感化されながら作品を書くことと
文学史を参照するのは違うことだよ?
527 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/29(火) 01:39:44
え?そうですか?文学は専門じゃないからちょっと分からないんですが。 でも多分、高名な作家さんは基本は文学史を頭に入れるでしょう? 歴史が頭に入ってないと現在の作家の評論文なんか頭に入らないでしょ?美術の分野ではもちろん美術史を頭に入れてないと美術論はまともに読めませんよ。 しかも休んでたいのに休日は観たくもない展覧会に何個も行かなきゃいけないし。 音楽評論だって、正月には第九を百回くらい聞くんじゃないですか? 文学者だって読みたくもない文芸雑誌を読まなきゃいけないんですから。しかも文学史を総動員して。 プロになるには「楽しければいい(感覚で分かればいい)」じゃダメという意味で言ったわけですよ。 感覚で分かればそんな良いことないですよ。 より深く、自分の糧にするには教養は不可欠で、その「教養」の量は半端じゃないです。
>>527 いや、そういうことじゃなくて。
ピカソのなにがすごいのか?のピカソは一例だと理解してるんだが。
「ある芸術作品の価値はどうやって決められるのか?」と勝手に
解釈して質問してたんだが。この「どうやって決められるか?」は
現状追認ではなくて、「どう決められるべきか?」て感じ。
楽しいかどうかという話は興味ない。
529 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/29(火) 02:20:17
>>527 すいません。
多分、それが分かったら苦労する必要はなくなって、おそらくその瞬間が芸術終焉のときでしょうね。
ただ、現状で言えば芸術批評界は「相当やばい」の一言に尽きるでしょう。
とにかく批評家と美術家の効率的な言論体勢は完全に消滅し、何が良くて何が悪いのか、全く五里霧中というべきです。
日本芸術は元々「五里霧中」でしたがね。
いまや世界中が「五里霧中」です。「評論家」という職自体の数も減ってますし、美術家も特筆すべき作品を創れなくなりました。
とにかく全体的に機能不全状態です。
ですがおそらく宮川淳の「芸術消滅の不可能性」じゃないですが、ダラダラとこれからも芸術は続いていくとは思います。
ですから同時代の美術批評よりも「過去の作品評価」が盛り上がってますね。しかし逆にそれがもっと機能不全を助長していくわけですけどもね。
むしろ近代芸術の「批評と作品の効率的な関係」というもの自体、幻想だったのかもしれないですね。批評家というのも近代以降の産物ですから。
しかし、批評家は必要ですし、作家も批評なき時代に生きる覚悟をしなければいけないかと思います。
まぁ、ただ「ピカソの評価」で言うなら従来の教科書的文脈を理解したうえで、更に研究を進めればいいと思います。
530 :
519 :2005/11/29(火) 06:34:38
>>519 うーん、美術史や作者などに関する知識を排除して作品を見ようとする人を審美派と、勉強になります。
でもこれは無知の人はしないでしょ、わざわざ。
まず審美派と呼ばれる人は知識あっての上で意図的にとってる行動がそれなんだと思うよ。
あとデュシャンの泉を歴史の流れなくして『おれちょっと本気で感じてみっから』って見ていても感覚だけじゃ解らないよ。
話しずれたけど多分ピカソを感覚で見ることは出来るとは思うけど、歴史に無知では無理とは思う。特にピカソにしたって今の物じゃなくて過去の歴史の物なのだから。
531 :
519 :2005/11/29(火) 06:38:03
良スレ
533 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/30(水) 01:21:18
とりあえず読んでるとためになる。勉強させていただいております。 オレは美大出てるけど知らん事ばっかりです。反省・・・・
534 :
Meme germ carrier :2005/11/30(水) 01:27:23
耽美派と教養派。
そう言う分け方もできますな。
実際にはどちらか依りっていうことになると思う。
知識だけなら、美術でもアートでもなくなってしまう。
また、耽美派と言っても、何が美であり、何が感動を感じさせ得るのかは、
知識を含む(いや土台にしているともいえる)パラダイムなくしてはあり得ない。
キュビズムの革命は美術史の中だけで意味があるのではないと思う。
私が、
>>458 、
>>459 、>>463-
>>466 等で説明を試みたように、
人が絵画制作における、原初的に素朴的な、目前に拡がる光景の模写といった3次元表現から、
(タブローの特質としての)2次元平面に即した抽象的な表現に移行する過程において、
(たぶん)最も参考になる、試験的実験的作品群であろうと思われる。
つまり、誰でも最初からいきなり抽象画にいけるわけではないのだから、
ちゃんと見ていけば、あれは何人においても現代でも参考になるのではないだろうかと思う。
535 :
Meme germ carrier :2005/11/30(水) 01:28:36
しかし、一方でもう一つ重要なのは、キュビズムが単に抽象画へ橋渡したでけでなく、
>>512 で触れられているように、およそその後の現代美術のあらゆる
コンセプチュアルアートまでを可能ならしめる扉をひらいたからだ。
遠近法から、平面の二次元空間構成は、パラダイムシフトという感動をアートに持ち込んだと思う。
遠近法からキュビズムそして抽象画への道程は、絵画の概念さえも著しく変えた。
そして、それは単に旧来の概念からの移行や変化というだけではなく、
ものの見え方、感じ方が変わると言うことそのものが感動なのだ、
ということを示すモノでもあったのではないだろうか。
それを、示して見せたのがデュシャンではないかと思う。
その証拠に、彼が「階段を下りる裸体」から例の「泉」に
至るのはそう時間を要していなかったのではないか。
また、余談だが
カンデンスキーは抽象画といっても、ある意味ではまだ三次元空間を
画面の中に残している。図と地があるからだ。脱っしきれてはいないのではないか。
モンドリアンに比べて空間の等価性が薄い。
ピカソでさえ、「三人の楽師」(だったっけ)では、
かなり空間の等価性が感じられる。
536 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/30(水) 01:31:48
こいつだんだんうざくなってきた。
537 :
Meme germ carrier :2005/11/30(水) 01:36:33
気にさわったら、 すみません。
ていうか作品作ってるの?この人。 こーいうのが一番どうもならんな・・気の毒だが
539 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/30(水) 02:31:02
>>536 >>537 まぁまぁ。
議論を盛り上げるのはイイコトだとおもいます。Meme germ carrierさん、どんどん書いてください。参考になります。
536さんも独り言みたいにおっしゃらずに「○○だからウザい」と言ったらどうでしょうか。独り言のようにつぶやかれても、言われたほうは困惑するだけですから。
多分、アゲ過ぎがいけないのでは?
>>538 もうその「だったら作品作ったら?」とか「作品アップしてみて」とか止めましょうよ。建設的じゃないですよ。
アゲ過ぎるのもどうかとおもいますが、「ていうか作品作ってるの?」という問い自体「一番どうもならん」です
540 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/30(水) 02:31:11
541 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/11/30(水) 02:32:20
「美」ということですが。 近代において、つまりピカソの時代において「美」とは「メディウムの純化」であったことは言うまでもない。 つまり、それは「絵画の自立(文学や、聖書に題材をとらない。還元して、三次元物体に題材をとらない)」ひいては「芸術全体の自立」になったことは間違いないでしょう。 それは「芸術のための芸術」という言葉に収斂されます。「芸術は芸術以外に必要ないのだ」という。 それは近代において芸術だけではなくて、あらゆる分野におこったことです。「民族自立」「国家の自立、領土の確定」→「戦争」「個人の自立」→「民主主義」数え上げればキリがありません。 しかしながら、そのような「自立」の理論というのは「自立的」に作られたことではないというのが現在の定説ですね。 つまり、革命により資本主義、民主主義、自由、平等という社会的背景から発せられたのですよ。 それにより美術も「自立した」のではなく「自立させられた」というべきか。つまり美術にとって「自立」など迷惑千万だったわけですよ。だってブルジョワのパトロンがいて、好きな絵を書いていればそれでよかったわけですから。 その「自立」によって種種の「美術機構」つまり、「美術館」「美術評論家」「美術家」というものが生まれたわけです。その「機構」がうまく働いていた時期もありました。 つまり、近代的意味での「美術家」なんてプレモダンには存在しなかったことは確かです。
543 :
続き :2005/11/30(水) 02:34:03
しかし、「近代」の所産は明らかに矛盾をきたしていました。つまり、近代とは線形の歴史ですから最も「最先端」を走る人たちがいた。つまり「アヴァンギャルド」 このアヴァンギャルドは「日々先鋭的に前進」していくグループですから、なんとデュシャンにいたって「機構」から「前進」しようとしたわけです。 つまり前進に継ぐ前進のあまり「機構」まで破壊しようとした。これがダダイズムです。 いわば白血病のようなものです。白血球が「攻撃」をするあまり「人体そのものに攻撃」してしまうわけです。 これにより《泉》と《階段を降りる裸婦》において「美術館」「美術評論」「美術家」そして「《美術》そのもの」ついでに「科学」「文明」まで沈黙させて見せたデュシャンはまさに増長した白血球そのものだったんですな。 これで「美」の概念自体がそもそも普遍的なことではないことがお分かりでしょう。 現代ではロバート・スミッソンに代表されるように「彫刻」でもあり「風景」でもあり「建築」でもあるようなジャンルの混在から始まる、つまり「近代否定」から始まるポストモダンへと入り込んだといえます。 「機構」はなくなりました。そして「美」の概念自体もかなり流動化して、相対化していることは確かなんです。 いや、現代において「美」は存在し得ないといっても良いかもしれません。とにかく模索を続けることが大事です。 スーパーフラットのように「日本において、《美》はなかったということを《認識》すること」を「美」と定義した人間たちもいます。 とにかく、興味深いことなんです。 また、「影響」ですが。 「影響」というのも極めて怪しいこと言葉ですよね。これも「近代」的な単語です。 しかし、近代美術においては「影響関係」で語られることも少なくありません。 「近代」の矛盾はそこでして、「影響」を受けねばならないのに「人と同じ」ことはしてはならないという。 それを逆手にとって批判したのがシミュレーショニズム(パクリ芸術)です。 いや、とにかく現代社会は多種多様な「美」に溢れていますな。
自演乙
>>544 自演みたいになりましたが、自演じゃないんですよ。
まあこういっても自演とおもわれたら仕方ないですが。539と541は別人です。
まあ、「作品を云々」は止めましょうよ。
大変面白い意見。
>>529-534 529以降のレスのほぼ全てが、歴史に価値を置いて、その歴史的意義で芸術の価値を
測ろうとする立場からなされているだろう?それが現状の一般的な評価尺度なんだろう?
その尺度からなされた評価の内容に興味があるわけじゃなく、尺度そのものについて
聞きたかったんだが。
まあ、でもこの板はみんな真剣に答えてくれるね。Thanks anyway
548 :
Meme germ carrier :2005/11/30(水) 22:58:40
わたしが、ここに書き込んでいるのは、 自分の体験から得たものが、そこから考えおよんだものが、 個人的なものなのかどうなのかを、知りたいという動機からでもある。 周りにそういった話ができるものがいないからだ。 誰も、「そこはそうじゃないと思う」とかの反論とか、 「もう少しこうだと思う」とかの修正案とかみたいなモノを 期待してもいたのだが、 あまり批判的な意見もなかったので、調子に乗って偉そうに書いてしまっているのかもしれない。 まだ、まだ、修行がたりないようだ。 許してほしい。 作品をつくっていない人間は、何も語っちゃいけない。 作品をつくっていない人間は、何も理解していない。 みたいな風潮は「芸術のための芸術」を標榜しているように思えて どうもついていけないというのは、おかしな事なんだろうか。 たしかに、作品をつくるのは、作り続けるのは大変な事だと思う。 それを、批判するようなつもりは毛頭ないが、そうではない在り方だってあるのを 認めても良いのではないか。 私は、ここそこに、何気なく、何も語ることもなく、さりげなく 展開されている自然のデザインや造形にも心惹かれる。 デュシャンが白血病ようなものだとは、おもしろい比喩だと思う…。
549 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/01(木) 06:09:14
>>548 作品をつくっていない人間は、何も語っちゃいけない。
作品をつくっていない人間は、何も理解していない。
まあ、違うよ「何も」は。
良く映画の監督等が評論家にコキ下ろされた時に
「あいつらは卑怯だ、何もつくらないくせに」と言ってるのを目にする。
今はどうかは知らないが、モダニズムを見てみても評論家が道筋をつくってきた様にも
見えなくない。彼らは嫌われてもいたのだろうけど尊敬もされていたような気がする。
その当時、ブルジョワが全員目が肥えていたとは思わない。
そんな時、自分がつくった作品をより深く理解してくれる評論家の存在は
アーティストの作品作りのモチベーションにもなっていたのではないか。
物をつくる人間に比べて物を見るだけの人間の方が間違いなく多い。
確かにつくる人間にしか解らない事はあるだろうけど
そこから一歩引いてみないと見えてこない事もあると思う。
真剣な姿勢でつくるにせよ受け取るせよしていたら何かしら
語るべき考えは出てくると思う。芸術じゃなくても全てのものが。
多くの人が同じ様な議論に無駄な時間を浪費してきました。 がんばって。
なんで美術は普通の人々から乖離してしまうんだろうな。 ここで書いてる人たちも、そういう空しさはきっと感じている。 イラストや絵手紙みたいなものと、ここで語られてる芸術の間には、 見事に何も関連がない。虚空にポッカリと浮かんだ空中庭園のようなものだ。 その庭園において、過去さんざん言われたことをなぞるだけの無意味な独り言はやめて、いったいどうすれば普通の人々と繋がりあえるか考えてごらん。それを考えようという姿勢が大切。今書いてることには批判精神がなにひとつない。 批評と言う名のエッセイが、日本では批評で通ってしまうけど、まさにそれ。
先を考えるヒントとなる書き込みはたくさんあったと思う。 その先は匿名で書くのは無責任だしもったいない領域なんではないかな。
>>547 僕がピカソについて批評したのはまさにモダニズム後期の主流の流れであるフォーマリズムのものです。
この時期の主流の芸術のほとんどが、フォーマリズムを唯一価値としてきたようです。もちろん、傍流のものもいますが。
ピカソ、ブラックのキュビスムにおいて、フォーマリズムの最重要転換点「キャンバスには三次元の物体を描くのは不可能である」という結論に至ったわけです。
尺度そのものとは・・・・それはまさに「フォーマリズム」これです。
>>548 批判するも何も、教科書的なことをみんな言ってるだけですから。批判する前に勉強したほうがいいわけです。
批判ではなく質問するとしたら「『芸術のための芸術」』を標榜しているように・・・」のくだり。
「芸術のための芸術」というのは優れて近代主義的なもので、現在においてそれは否定される風潮はありますよね。
しかし、もちろん今でも「芸術のための芸術」をする人は数多くいます。いまだ未完のプロジェクトと言っていい。
あなたは「芸術のための芸術」に重きを置いてらっしゃるように聞こえます。なぜでしょうか?
恐らく周りからは「いまさら」とか言われないでしょうか?気になります。
確かに日本の批評は西洋の批評文を翻訳しただけのだらしないものが多く、「芸術の不在」なんていわれ信用できないことも多いですが。
だからこそ個人のあり方が気になります。
>>551 たしかに。教科書的なことで終始していましたね。
しかし、その「教科書」すら持ってない「自称芸術家」という破れかぶれな連中が如何に多いか。絶望的です。
そのような人たちに対しても意味があったのではないでしょうか?
「普通の人々」と「繋が」ろうとする美術は最近多いですよね。
しかしながら、「普通の人々と繋がる」ことが美術の最高価値でしょうか?
面白いのは551さんが「美術は人々と繋がるべきだ」おっしゃるのに対し、548さんが「芸術のための芸術」といってるところです。
つまり550さんと548さんは徹底的に対立軸にありますよね。
美術というものが「人々と繋が」っていいのでしょうか?私は安易に過ぎるとおもいます。むしろ「人々に分からない」部分を担う必要もあると思います。
ですから儲かんないわけですが。
しかし、もちろん「人々と綱がる」ことも大切だとおもいます。これまた一種の芸術における混乱です。
近代には「芸術のための芸術」といわれ、芸術は孤高のものとされましたが、ポストモダン以降積極的に人にアプローチする作品も増えてきました。いわば「人のための芸術」
そのような「混乱」が「批評の混乱」になり、批評は減り、批評に力が失われていきました。
即ち、批評の混乱は時代の混沌と密接に繋がっています。誰も何に「価値」を与えたら良いのか分からないのです。
そのなかで「人に繋がる」ことに価値を置こうとおっしゃる551さんの、つまりもう「答え」をだした551さん、もう少し詳細に語っていただきたいです。
555 :
Meme germ carrier :2005/12/01(木) 23:56:14
すみませ〜ん。 (たまたま)酒も入ってるし、また、誰かの気を損ねる事もあるだろうと 最初にあやまっておきま〜す。 「普通の人々」と「繋が」ろうとすることなんて、とりたてて必要のないことだとも思う。 見ようによっては、逆のようにもみえるのではないか。 「普通の人々」が(アートに)「繋が」ろうとしているようにもみえなくもない。 もちろん「普通の人々」がダイレクトにアバンギャルドやファインアートにまで「繋が」って 来ることなど、そうそうはないだろが。 どう見たって、何年か前、何十年かまえよりは、あきらかに 美術系やアート系、クリエイティブ系の学校や仕事は増えている。 あるいは、そうでない仕事や世界だってアート的な装いを帯びてきてはしないか。 マズローの欲求の段階説というわけないが、物質的欲求がみたされた我々は、 あきらかに次の段階へと進んでいるといっても良いのではないか。 また、一方でアートは、大衆操作の道具として、重要な役割を担っていることを考えれば、 それに抗すると言う意味でも、アートに無知であってはいけないという まったく新たな局面も存在しつつある。
556 :
Meme germ carrier :2005/12/01(木) 23:59:20
追加 ピカソから離れてしまって、申し訳ない。
557 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/02(金) 00:16:34
ピカソあげ。
558 :
Meme germ carrier :2005/12/02(金) 23:40:33
>>539 さんの言葉に甘えさせてもらって…。
おじゃまします。
教科書的な事をみんな書いているという話もでているみたいですけど、
私のは、ほぼ80〜90%オリジナル。
>>553 さんらあたりなんか、良く勉強してらっしゃるようで、
勉強になります。
フォーマリズムが何を意味するのなんかも教えていただきたいんですが。
単純には形式主義みたいになりますけど?
こんなふうに、あんまり美術書や評論なんかも読んだことないんです。
>>535 でもカンデンスキー批判なんかにも思えたでしょうが、
別に批判する気はないです。
そういう見方もあると言ったにすぎません。
抽象画のほうが偉いと言いたいわけでもありません。
逆にみれば、そんな見方が得意なだけであって、
そうじゃない見方は、あまり出来ないのかもしれない。
さらに逆をいけば、抽象画なりが分からなかったりしても、
ちがうわかり方があればそれでも良いんじゃないかと思う。
559 :
Meme germ carrier :2005/12/02(金) 23:41:32
>>481 では音楽と絡めながら、キュビズムや抽象画について語ったが、
実は歌詞のついた音楽では、その歌詞の内容が私にはあまり頭に入ってこない、
とかくバックの伴奏やなんかのほうが耳に入ってくる。
「あの歌いいわねって」言われても、メロディーしか記憶になかったりして、
それであらためて歌詞に意識を集中して初めて、「ああ、こんなこと歌ってたのか」
なんて事はしょっちゅうだ。
よく言えば、サウンド指向ってことになるが、ちゃんと聴いていないと思われがちだ。
560 :
Meme germ carrier :2005/12/03(土) 00:04:00
だから、サウンド指向の人は抽象画に向いているし、 歌詞に耳が行く人はそうじゃない。 予想では、(アバンギャルドなら)シュールレアリズムかな。 文学志向のものみたいに、いえるのかもしれない。 さらに、比較的には前者は男性に多く後者は 女性に多いように思う。 ややこしいのは、シュールな抽象画もあるので一概にはいえない部分もある。 抽象表現主義なんかは、そんな感じもあるかも。 文学的抽象画なんてのもかんがえられる? クレーなんか完全にそんな感じ?カンデンスキーもそんなふうに見れる? いや、まだ着想だけで、まとまっていないな。
>>ここでピカソの事を熱く語っている人が誰か気になる<ワラ
562 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/03(土) 17:57:13
Meme germ carrierってのはかんりのナルちゃんだよなー。
563 :
Meme germ carrier :2005/12/03(土) 20:31:12
ナルでなければ、作品なんか作れないんだから。 アーティストなんてみんなナルちゃんだと思う。 現代絵画の扉を開いたとでもいえる、ピカソなんか相当なもんだと思う。 もともと美術を目指してなんかいなかったわたしが、 ただ絵を描くのが少しばかりひとよりうまくて好きだっただけで ひょんな事から美大の洋画なんかに迷い込んでしまって、 学生の時はカルチャーショックの連続だったね。 私なんてぜんぜんわいいもんさ。
564 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/03(土) 20:44:29
うん、たしかにわいいです。
565 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/03(土) 22:58:03
Meme germ carrier さんの意見興味深いです。 今スレッド全部読んでみたんですが、別のHPの別の掲示板で 個人的にいろいろ話をうかがってみたいです(丁度うざがっる 人もちらほら出てきてるみたいですし。) ピカソについてですが、才能が感じられるタッチ タッチの方向が全ての作品に共通しているというのは まったくその通りだと思います。
566 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/03(土) 22:59:33
かんり とか わいい とか 最近の芸デは文字もまともにううてないのか
568 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/03(土) 23:41:14
ピカソはめちゃくちゃ絵が上手いのに、 わざと、こんなにヘタッピに描いたのが当時としてはスゴかったんだよー くらいでいいんじゃね?保育園児だし。
569 :
Meme germ carrier :2005/12/03(土) 23:45:17
>>563 のつづきと
>>565 さんに答えて
ただね、不思議なことに周りにいる画学生のなかで、
キュビズム的解体と構築を経て、確固として
抽象画に目覚めたのは、私だけだった。
私も呼応する人を待っていた。
人は個人だけで、展開したり発展させたりするのは
限界があると思うからだ。
2チャンネルに書き込みをし始めたのは、
今年になってからで、芸デはここがはじめてだ。
そのせいもあって、たくさん書き込んでしまっていると思う。
一部の人には不愉快な思いをさせているようなので、
スマナイと思っている。
なんかいい展開ですね?
571 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/04(日) 00:11:22
前ピカソ展行った事がある。 それまでピカソの絵なんて自分でも書けるって思ってたケド、実際見てみるとすごい!あんな絵は絶対書けない。 写真みたいにうまく書けるのだけが絵ではないと思う。だいたい写真みたいにうまく書けるなら写真でいいじゃん。ピカソは本当にすごい
572 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/04(日) 00:12:38
ですね!
573 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/04(日) 00:47:08
よくわからない展開ですね?
みんながまともに答えようとしているところが、なんとも健気で…。 たぶん、絵を描く人じゃないと、ピカソの凄さは理解しにくいんだろね。
576 :
Meme germ carrier :2005/12/04(日) 02:46:12
>>565 さんにからめて、せっかくだから、
タッチについて、もうすこしわかっていることを書いてみます。
言葉の間違いをおそれずにいうと。
「巨匠のデッサンのタッチを見ろ、非常にリズミカルだ。
タッチが交差しても、決してその(タッチの)動きは殺し合うことはない。」
これは、タッチが面の動きに沿っているということだ。
面の動きにうまくのってタッチが描けるているということだ。
さらに、面の動きの楽しさは、ある種のらしさ・自然さをつかむことで、
その先でわかってくるものだと思う。
ある程度描き込むことで、それは感じとれるようになる。
描いているひとは、多かれ少なかれ感じているはずだ。
ただ、抽象画に行かない人はそれに無自覚であったり、
別のことにおもしろさを強く感じているからだろう。
ピカソは、キュビズムは、そんな感覚を拡大、増幅したのだ
と思う。
577 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/04(日) 04:26:49
もう過去の産物
578 :
Meme germ carrier :2005/12/04(日) 11:43:03
579 :
565 :2005/12/04(日) 11:59:23
>>576 おはようございます
私にはちょっと難解です。(特に最後の方)
ピカソの才能のあるタッチとは逆に、ピカソの絵は
そういう感覚を人々から忘れさせたという事ですか?
そういえば、同じようなタッチでもフランス・ハルス
には全く才能が感じられないように思います。
マネや小磯良平、ピカソのタッチは良いですね。
あと、掲示板つくってみました。長文とかはこっちの方
が良いかと思います。
http://bbs.avi.jp/276100/
580 :
565 :2005/12/04(日) 12:01:00
581 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/04(日) 18:01:45
私は自分の表現方法を捨てる事ができたって事でピカソが好きです。 まあ子供の頃に写実の技術は完成されていた大天才だから、当たり前なんでしょうけど。 私は未熟者なので、一度身についた自分の手法や表現をなかなか捨てる事ができません。 この道何十年といった生き方もあるので、どっちが良いという話ではないんですが、 変われる人に対しては憧れがありますねー・・・。
582 :
Meme germ carrier :2005/12/04(日) 19:18:41
>>580 の565さん
よろしければもう一度つくっていただけないでしょうか、
造ってはみたものの使いづらいです。
583 :
565 :2005/12/04(日) 21:50:21
584 :
Meme germ carrier :2005/12/04(日) 22:58:40
>>579 「ピカソは、キュビズムは、そんな感覚を拡大、増幅したのだと思う。」
のそんなが何をさしているのかがよくわからないんでしょう?
それは、
「面の動きにうまくのってタッチが描けるているということだ。
さらに、面の動きの楽しさは、ある種のらしさ・自然さをつかむことで、
その先でわかってくるものだと思う。」です。
585 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/05(月) 19:30:59
>>558 かなり遅くなりもして申し訳ありませぬ。
さて、「フォーマリズム」ですが、「形式主義」と訳される場合もあるのですが、これは少しニュアンスが違います。
フォーマリズムとは近代以降「モダニズム」から派生してきたものです。
モダニズムとは「絵でしか描けないものを描く」という一つの「命題」に答えを出すべく、それまで「二次元の中に三次元を描く」という行為であった絵画というジャンルを解体することを目指しました。
キュビスムはその始りであり、その意味で「実証主義的に見て」かなり重要だった言うわけです。
具体的にはモチーフを「丸」「三角錐」「四角」という幾何学的に分解し、二次元キャンバス上でそれを展開するといういうもの。
そうすると画面が細切れのようになり、あのようなキュビスム独特の画面となります。
しかし、問題だったのは結局「ギター」を描いても誰にも「ギター」と分からないということです。
つまり、画面がこま切れになりすぎて、モチーフがキャンバス上で分解してしまうという自体を招いた。
そのあとキュビズムは「総合的キュビズム」に移行します。
しかし、総合的キュビスムでも問題は解決されず、結局出た答えは「具象絵画は不可能だ」という結論です。もっと詳しく言うと「具象絵画は(実証主義的に言って)不可能だ」ということです。
ピカソはその後、いきなり具象画に「退化」しますが、おそらくピカソの歴史的意義はここまでだったというべきでしょう。もちろん、個々の作品は検証されるべきですが、歴史絵巻への登場シーンはここまでだった。
586 :
続き :2005/12/05(月) 19:31:41
>>558 それをもとに「じゃあ、3次元物体を描かなきゃいい」として、抽象画が始まります。
その後、戦争でアメリカにそのような「前衛」芸術家たちが集うようになり、「傍流」だったアメリカ芸術が花開きます。
ポロックを中心とする「抽象表現主義」「ポップアート」「ネオダダ」「ミニマリズム」「概念芸術」など今日影響を与えている主要な美術すべてがこの時期にありました。
批評家でもグリーンバーグが現れ、「フォーマリズム」を理論化しました。
この時期ほど「美術家」「批評家」がバランスをとって共存していた時期はありません。ニューヨークの豊富なギャラリー群もかなりの貢献しました。
しかし、グリンバーグの「フォーマリズム理論化」をしたときにはすでに「フォーマリズム」は終わりかけてて、上記に挙げたうち「抽象表現主義」くらいしか「フォーマリズム」といえません。
「ミニマリズム」はフォーマリズムの発展形態ともいえますが「絵画」を追求したのに既に「彫刻」になっており、理論家フリード「演劇性」というキーワードで批判してますね。
長々となりましたが「フォーマリズム」とは簡単に言えば
絵画の形態である「二次元」フォーマットに描くために、それまで「三次元」の「モチーフ」を書き込む作業であった絵画を次第に「二次元化」していく作業であったというべきでしょう。
587 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/05(月) 22:46:45
>>586 過去にはそこまでして二次元にこだわった方々も
おられる訳ですが、最近ではインスタレーションが氾濫していますよね。
美術史的に、今の時代に二次元にこだわる必要性はあると思いますか?
詳しそうなのでちょいと質問
>>587 アメリカは、歴史がない。しかし何が何でも美術の中心地をヨーロッパから奪い取らねばならなかった。
ヨーロッパに勝つにはどうすればいいか。
そこでアメリカは、自らの浅さを逆手に取る戦略を編み出した。平面性を理論で裏づけして正当化し、超大国の巨大なパワーを持ってそれを一度世界基準にまでしてしまえば、ヨーロッパに勝てる。
アメリカは、見事すぎるほどそれをやってのけた。アメリカ美術=現代美術なのである。
現代美術とは、だからアメリカ人が作った美術である。
これは、アメリカが、自分達の美術の独自性の確立を目指して賭けた、壮大な仕掛けであったが、しかしそれだけのことである。
アメリカには決死の戦いであったが、なぜわれわれ日本人が、今後いまさらそれに従うことがあろうか。
589 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/06(火) 00:04:37
そんな事は当たり前だろう。 次は日本がそうなれば良いだけだ。 「政治・経済・文化」と3点セットで語られる意味はそこにある。 >アメリカには決死の戦いであったが 決死で戦っただけでも立派だろ。戦う事すら考えない日本を恥じるべきだ。 価値は創った者が勝ち。 そいう点でピカソは偉いし凄い。新たな価値の創造にはとてつもない エネルギーがいるんだから。
590 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/06(火) 00:21:23
ピカソなんか可愛いもんだ。今あちこちで開かれる展覧会観てみろよ。 半分以上は???みたいなもんばっかりだ。 一番ハラたつのは鑑賞者に責任を負わせるものが山程あるってことだな。。
591 :
Meme germ carrier :2005/12/06(火) 00:34:39
美術に、作品にこだわる必要もないんじゃないの。 新らたな地平に、歩み出よ。
592 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/06(火) 00:35:58
≫一番ハラたつのは鑑賞者に責任を負わせるものが山程あるってことだな。。 どういう意味
593 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/06(火) 00:39:40
>>591 その発言はあなたがいままで長々書き連ねてきた事と矛盾しない?
594 :
たけし :2005/12/06(火) 00:40:14 BE:748721489-
何が凄いって貴方、本物の値段知ってますか、値段、馬鹿でもそれだけで 凄いって事ぐらいはわかるでしょーな
595 :
Meme germ carrier :2005/12/06(火) 00:42:26
>>585 、
>>586 、ありがとうございます。
失礼ながら、教科書的な気もしますが、参考になりました。
みなさん、よくご存じで。勉強になります。
596 :
Meme germ carrier :2005/12/06(火) 01:02:58
>>593 私としては、矛盾してません。
私は自分のが体験したことがすごいって言うことを言いたいんじゃない。
キュビズムがすごいって言うことを言いたいんじゃないんです。
パラダイムシフト=見え方が変わる=世界が変わってしまうっていうことが
あると言うことを言いたいんです。
誤解を恐れずに言うと、
今、自分の目の前にある世界とは、ちがう世界の有り様がある。
現代アートは一方で、無自覚にそれを示しているのではないか。
そこからなんだと思う。
くだらねえ。
598 :
Meme germ carrier :2005/12/06(火) 01:07:56
くだらなくても、かまわねぇ。
599 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/06(火) 01:43:25
>>587 わお。非常に難しい質問ですね。これは古今東西の数十年にわたって挑戦してきました。
しかし、一ついえるのは「モダニズムとそれ以降の決定的な断絶」です。
「二次元にこだわ」った時代と今は違います。思想的に言うと当時は「近代」「モダン」。今は「ポストモダン」の時代だといわれています。
この時代の特徴としてアレほどこだわっていた「『絵画』は『絵画』でなければダメだ」という「ジャンルに固執する」ということはほとんどなくなり、むしろジャンルを多種多様に横断する傾向が見られます。
また、様々な思想、概念を徹底的に相対化して極度流動化した世界観を表現しようとします。
要するに当時の「二次元にこだわる」美術と今のインスタレーションだとかビデオアートはまったく別の位相であるということですね。
こう言うと不思議に聞こえるかもしれませんが「現代の絵画」と「近代の絵画」は全く別のコンセプト、世界観の中で表現されているのですよ。
形式は「絵画」ですが近代絵画とは違うものでして、批評においてはあまりコネクトしていませんね。実際。
しかしそのような「流動化した」世界観に対してたくさんの人が疑問を感じていることも確かです。美術家は勝手にわけのわからない適当な質の低い作品を創っても、それをうまく次の方向に持っていけない批評と美術館は今の世界に完全には適応できていないようです。
要するに「モダン」を「懐かしむ」人もたくさんいるのです
600 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/06(火) 01:44:41
ピカソより村上隆の話ししようぜ!
たしか村上板あったよ。そっちいけ。
>>599 さんは、奈良美智などはどう思うのかな、良かったら聞かせてください
599さんは奈良美智が嫌いなんですか?
604 :
599 :2005/12/09(金) 00:42:58
すいません。ちょっと見てなかったら凄い落ちてしまいました。 なぜ奈良なんでしょうか? 僕は個人的には奈良個人の作品を「じっくり」見ることはありません。 しかしながら「奈良」という現象には興味があります。 つまりなぜ「奈良」が美術として成立し、かつ人気をはくすのか。 正直私には作品評価としては「わからない」の一言に尽きます。 逆に彼のどこが良いのでしょうか?確かに彼の出てきた当初、精神分析学の「不気味なもの」をキーワードに「子供」「幼年期」にアプローチする美術は増えておりました。しかしそのようなありきたりの単語でお茶を濁すというのもしっくりいきません。 彼の発言を聞いていても何も「つかめない」のが現状です。村上などは旺盛な「スーパーフラット」などで活動し、宣言書や対談集を見たらかなり共感できる部分はあるのですが、正直奈良はほとんど何も語っていません。 要するになぜ彼が「今、ここで、それを描く必要があるのか?」というのが分からないんです。もちろん、自分の作品について語りたくない作家もいるのはわかるのですが・・・。 それでも彼のもっとコンセプチュアルなことも聴いてみたいです。 もっとまとめて質問にお答えすると「わからない」ので今のところ「別に興味がない」といったところでしょうか。
605 :
599 :2005/12/09(金) 00:43:26
レスアゲ
602でも603でもないけれど、 奈良作品には感覚的にはくすぐる物があるから、現美批評がそういうものにどう向き合うのか興味あります。
607 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/09(金) 02:11:03
>>606 多分それが先ほど僕の言った「不気味なもの」とか「おぞましきもの」でしょう。
これは精神分析学を中心とする連中から出てきた言葉で、10年位前に美術界でも凄い流行りました。
マシュー・バーニーとか古いとこだとロバート・ゴーバー、マイク・ケリーあたりから出てきたんですが。まぁ、詳しい言説は省くとして。
要するにラカン精神分析学の言説を応用して奈良を語ることが出来るわけです。
606さんの言う「感覚的にくすぐるところ」というのは批評もキャッチしていてラカンの理論へと回収しています。
しかしこんなのただ「お茶を濁しただけ」にしか聞こえないというのが実際ところ。
丁寧なレスありがとうございます。 たしかに「感覚的にくすぐる」は正確な表現ではなかったですね。 現に、目をひきつける、くらいの肯定的な意味で言ったつもりでした。 もちろん批評はたれながされる多くのアートを整理し、方向づける要だということはわかっているつもりですが、 たとえ目をひきつけるものであっても、批評に裏打ちされていなければアートにはならないと言えるほど現代の批評は信用できるものなのか疑問でした。
私の場合は奈良氏の作品は「感覚的に」好きですが、「お茶を濁しただけ」の評価であるのはそのとおりなのかもしれません。
610 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/09(金) 03:23:29
いや、別に「不気味なもの」「おぞましきもの」というのも否定的な意味でラカンが言ったわけではないのです。 ただ言葉が悪いだけです。只の精神現象の一つとして挙げたのですよ。 奈良の作品はその理論が応用されるときが多い。 >たとえ目をひきつけるものであっても、批評に裏打ちされていなければアートにはならないと言えるほど現代の批評は信用できるものなのか疑問でした。 もちろん信用できません。批評は死に掛かってますから。 でも気になるのは「目をひきつける」という表現ですが、例えすばらしい作品でも「目をひきつけない」ことはあります。 「目をひきつける」のが至上価値ではないということを念頭に起きましょう。 極端な例ですと、《もの派》なんかハイデガーや西田哲学の存在論を継承していますから、わざわざ「目に付かない」ように展示したりしてますよ。 逆にミニマリズムなんかは「目に付く」ようにわざわざ強調して制作しています。 問題なのはどうして「目に付く」のか、どうして「目に付かない」のかを「考察」することですからね。美術批評というのもここから始まります。 「目につきつける」=「いい作品」とは当然いえないわけです。ちょっとした技巧と構成力があれば「目につく」ことくらい容易です。これは美大予備校のレベルで何とでもなりますから。 >批評に裏打ちされていなければアートにはならない 全くそんなことありません。美術批評はそこまでおこがましくはないです。 ただ、「すべての行為が美術になれる」かもしれませんが、それでも「すべての行為が美術ではない」ということです。そこを考察するのが今も昔も批評の力です。
>でも気になるのは「目をひきつける」という表現ですが、例えすばらしい作品でも「目をひきつけない」ことはあります。 >「目をひきつける」のが至上価値ではないということを念頭に起きましょう。 もちろんです。 >ちょっとした技巧と構成力があれば「目につく」ことくらい容易です。これは美大予備校のレベルで何とでもなりますから。 そう思われますか? これだけ美大予備校卒業生があふれかえってる現状で、彼らは世の中の目をひくものを簡単に作れるのでしょうか。 またそれらについて技巧と構成力という観点からしか評価がなされないことに疑問を感じています。
612 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/09(金) 20:35:37
「目に付くだけ」の作品なら、今は構成学、色彩論が進化したので実は、コンピューターにでも巧くプログラミングすれば作れるんですよ。 ただ、それが「売れる」かどうかは別です。それがあなたの言うことでしょう。 >これだけ美大予備校卒業生があふれかえってる現状で、彼らは世の中の目をひくものを簡単に作れるのでしょうか 正確に言えば「これだけ美大予備校卒業生があふれかえってる現状で、彼らは売れるものを簡単に作れるのでしょうか」 だとおもいます。「目に付く」なら容易です。「売れる」のは難しい。これですね。 >またそれらについて技巧と構成力という観点からしか評価がなされないことに疑問を感じています 「目に付く」だけなら構成学と色彩論とある程度の技巧があれば作れます。 「売れる」作品はそれ以上の「なにか」が必要なんでしょうね。
613 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/09(金) 20:54:05
当然、ファインの実情として「売れる」ことを第一目的とするのは商業作家であって、「芸術を追求する」のを第一目的とするのが美術家です。 だから「売れる」「美術家」というのは正直胡散臭い。普通は「美術家」って「うれない」はずなんですから。 ですから奈良にも批評の側から「疑惑」がありました。「あれはファインアートなの?」という疑惑。 村上は「売れて」ますけどかなりコンセプチュアル且つ理論的背景をしっかりとアピールしましたから「あれはなかなかいいらしい」という感じにもうなってますね。 奈良は未だにそんなことをしてないもんだからほとんど評価はない。 むしろ「ファインを語って実は何も考えてない奴で、《美術家》というのを売り物にしてけしからんやつ」という感じになってますよね。 確かに「美術家」っていう称号はかっこいいですから。売り物にしやすい。 「目に付く絵」というのは街中で会う「かわいい女の子」と一緒で、1分もしたら忘れてしまうでしょう。「感覚的」に好きというのもそれではありませんか? ただ、ファインアートというのは「現代社会」あるいは「至上命題」に対して、常に疑問を投げかけ続け、我々が社会や文化や芸術にたいして豊かな結論に至れるようにあってしかるべきでしょう。 「街中で会うかわいい女の子」なら1分で忘れますが、名作たる「美術作品」は今でも我々に様々な問題を投げかけてくるでしょう。 そのような「問題」に出会うためには、美術史や批評の勉強を欠かさぬことだと思います。そのような「言説」から分かることも多いのです。 ただ「感覚的」に「好き」というのではあまり発展もなければ、社会や芸術や「人類の命題」対する自分の意見を持つことにも繋がらないでしょう。 優れた芸術作品は我々を「真理」や「社会によって隠されている本当の現実」に導いてくれる手助けとなってほしいです。 そのためには欠かさぬ芸術を見る目の精進が必要です。
幅広いご知識と丁寧なご解説に痛み入ります。 >むしろ「ファインを語って実は何も考えてない奴で、《美術家》というのを売り物にしてけしからんやつ」という感じになってますよね。 >確かに「美術家」っていう称号はかっこいいですから。売り物にしやすい。 それらに批評を与えようとする向きに期待を持っていると言ってしまえば伝わるでしょうか? >優れた芸術作品は我々を「真理」や「社会によって隠されている本当の現実」に導いてくれる手助けとなってほしいです。 >そのためには欠かさぬ芸術を見る目の精進が必要です。 まさにそのとおりでしょうね。
615 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/10(土) 04:04:46
そうですね。芸術批評は死に掛かってますが、もし奈良氏の作品に何か新たな解釈でもできるならばそれはそれで興味深いです。 多分ただ「何も考えてない奴」だったとしたら、あのようなほとんど同一キャラクタライズの画面では飽きられて、消費されつくし、そのうちいなくなってしまうでしょう。 もし我々に問題を投げかけ続けてくれるならば残るでしょう。「時間の洗礼」という奴です。いや「消費の洗礼」というべきでしょうか。
616 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/10(土) 04:20:50
おまいら、ノイローゼ
617 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/10(土) 07:26:41
/⌒ヽ / ´_ゝ`)すいません、ちょっと通りますよ・・・ | / | /| | // | | U .U
618 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/10(土) 18:49:10
何がすごいのか、何がいいのかなんて考えは人それぞれ。 だから自分の感じたままの考えで良いと思う。
619 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/10(土) 22:24:28
>>618 そうですね、人それぞれなんですが。
>だから自分の感じたままの考えで良いと
こういうことを言う人って僕の周りにもいるんですが。
こういう人に限って「人それぞれ」を言い訳にして、議論したり、意見を述べたりしないんですよ。
「人それぞれ」だから色々議論するのは意味がないとでも思ってるのかもしれません。
「人それぞれ」とおっしゃるのならば、自分の意見を述べたらどうでしょうか?
「私は○○だから、ピカソは凄い(或いは凄くない)と思います。みなさんはこれについてどう思われますか?」
これこそ「人それぞれ」を建設的に主張できると思います。
618のレスを読んでも何も得るものもありません。
ただ今まで続いていた活発な論議を壊すことになりませんか?
620 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/11(日) 02:09:11
>>610 さん
>《もの派》なんかハイデガーや西田哲学の存在論を継承していますから
って知っているならもう少しくわしく、教えてもらえないですか。
私は、芸術は現象学的な行為だと思っていて、美術史において
《もの派》を発見したときは、なんだかすぐ共鳴するものがあったり、
現代美術において当然現れるべくしてのもに思えたり、
あるいは先を越されような、思いもあった。
現象学的思想背景があったとは、いまさらながら「やはり」という思いも
含め、親和的嫉妬的複雑な思いをもってしまうが。
過ぎたこととして、積極的に調べたこともなかったが、以外と資料は少なく思っている。
《もの派》がハイデッガーや西田の哲学からどのようにたどりついたのか、
何か知っていれば、教えて頂きたい。
ピカソなんてユダヤのまやかしに決まってる
622 :
610 :2005/12/11(日) 22:48:57
>>620 はい。いや、なかなか議論が専門的になってきて・・・どこまでついていけるかだな。
つまりですね。それまでの近代芸術(ピカソもこれに含まれますが)とは常に作品を客体化することで成り立ってきたといえます。
「観る主体→観られる客体」という主客二元論の考え方ですね。これは優れて西欧的考え方であり、かつ近代的考え方です。
その中でフォーマリズムという考え方が生まれ、彼らの手前の60年代においてミニマリズムが登場し、一種の袋小路に入ってしまった感がありました。
ミニマリズムは「フォーマリズム」を「絵画」や「彫刻」というメディウムの問題のみならず、作品の「存在論」へと向かうことにより、ポロック以降の絵画が孕んでしまった作品が「壁紙のよう」になるという状況から抜け出そうとしました。
グリーンがバーグはこれを「視覚的イリュージョン」という玉虫色の解決で乗り越えようとしました、ステラなどはシェイプトキャンバスを利用したりもしましたが、ミニマリストたちはこれを「延命にすぎない」として批判しました。
「例え画面が真っ白のキャンバスでもそれは本質的にイリュージョンになりうる」というのが彼らの主張でした。そのため、画面を「部分」でなく「全体」で観客に認知させようとしたわけです。
つまり、我々が絵を見るとき本質的に「画面・キャンバスすべて」を観ていませんよね。どこか必ず「部分」しか見ないわけで、それはイリュージョンになってしまう。
そこで「全体」を認知させればシェイプトキャンバスを批判的に乗り越えられるのではないかと考えたのです。それがミニマリズムが「存在論」へとシフトしたきっかけです。まぁそれはフリードによって批判されましたが。
おそらく《もの派》はこの「存在論」をミニマリズムから受け継いだと思われます。
韓国で美術を学んでいたも《もの派》の領袖の李は日本に来て哲学を学びなおしました。そのころどうやらハイデガーや西田に触れていたようです。 とにかく近代美術が一種の「視覚論」から「存在論」へシフトしたとき、ハイデガーの「近代の超克」の出番だったんでしょう。 ハイデガーは近代を「視覚の時代」といいました。視覚を突き詰めると「主客二元論」へと向かいます。 ハイデガーは芸術などがギリシア時代の「古きよき」状態へ戻るためにはそのような主客二元論を攻撃し、「観る→観られる」ではなく「宇宙の一部としての私」という「主客合一」を唱えました。 これは第一次大戦後のドイツは戦勝国たる西欧諸国に徹底的にいじめられていました。 そのためドイツ国内には「西欧近代」を強烈に憎む気持ちがあったようです。ハイデガーはその影響を真正面から受けたといえるでしょう。 「西欧近代とは《視覚》の時代である。我々はそれを超克しなければならない」という思想です。 実際この後ハイデガーはナチスに協力します。このとき彼はナチズムこそ「近代の超克」だと考えていたようです。しかし、次第にナチスこそ「近代そのものだ」というようになり非協力的になっていきますが。 また、メルロ・ポンティにもそのような「存在論」があります。「触る⇔触る」といったような思想です。これも《もの派》には影響したと思います。 さて、西田のほうですが。西田は禅思想をかなり重点的に学んでいたようで、自分も禅経験があったようです。 彼の思想は東洋哲学を理論化し、「無の境地」を特に理論にしました。 禅の時に到達するとされる「場」との「一体感」といった東洋的なつまり、非西洋近代的な概念をくみ上げました。 作品を客体化し、手を加える(営為)することによって直線状に発展させるといった西洋近代とは別の考え方です。 「場の論理」というのを掲げ、「場」と合一になるという新しい世界観を謳いました。
《もの派》はそれを西洋的な「芸術」に応用したのです。 「視覚論芸術」が一種の限界に達し「存在論」へとシフトしたとき、未だに「主客」を抜けきらない西洋ミニマリズムを一歩進めるために「主客合一」を掲げ、一種の「ほとんど作らない」芸術作品を作りました。 《もの派》の作品を見ればわかりますが、彼らはほとんど「作りません」。「作る」という行為は「物体を客体化する」という行為であり、その時点で「近代的」なのです。彼らは「近代の超克」を目指しましたから。 「もの」をほとんど「もの」の状態のまま開示することによって新しい芸術空間へとシフトしようとしたのです。李はそれを「出会い」なんて呼びますが。 ですから「もの」が時間によって変化していくさまをそのままにしたり、あるいは《もの派》最初の記念碑的作品である《位相―大地》のように土を掘り出してそのままにする。 「土を掘り出す」というのはただちょっと世界に「手を加えた」だけです。しかし、世界はそもそも一つの世界だった。別にかれの掘り出した「土」がさして特別な存在ではない。そもそも「土」も世界の一部だったわけですから。 《もの派》をかなり簡単に概略するとこうでしょうか。 時代背景的にはちょうど70年代初期というのは68年のカルティエ・ラタンの暴動から始まる「ポストモダン」の始まりにあたり、いたるところで「近代を超克しなければならない」という声あったというわけです。 《もの派》もそのような「ポストモダン」へ流れ込んでいく世界の一端だったんでしょう。 《もの派》の思想は川俣正とかはモロに受けているようです。 まあこれだけ大口たたいといてアレなんですが。僕は未だ学生で修行中の身なので、教科書程度しか出来ません。もしもっと詳しくお知りになりたいのなら李氏の著作をお読みすることをオススメします。
625 :
610 :2005/12/11(日) 23:01:35
一応、書いたので挙げます
626 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/11(日) 23:02:11
写真で見たピカソは目が綺麗だった☆キラキラ少年みたいな透明な瞳をしてた。 ピカソの瞳は、神髄を見透かす眼力があったに違いない! そのうえに飽くなき探求心を持ち続けたピカソは凄いって思う。
最近のアウトサイダーアートの人気を支えてるのは、アートワールドの外の素人だけじゃないのでは。中の人たちも、いわゆる「しっかりした理論に裏打ちされた」ものでないと 「芸術」として看做してもらえないことに疲れてきてるってコトないですか? 村上隆はそれに成功してるから芸術として認知され、奈良美智は何も言わないからダメって、 やっぱりなんか腑に落ちないんです。
628 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/11(日) 23:37:46
いやぁ、ありがとうございます。 難しいテーマだと思ったが、返事が返ってくるとは感動もんです。 僕らの時は、時代が悪かったのか、学校が悪かったのかそういう話しは学校でも友人同士の間でも無かった。 よく勉強してらっしやる。うれしいです。
別にダメとは言ってないですよ。 ただ彼はなんも発言も行動もしないから「とらえどこがない」だけです。 実際批評家も困ってるんじゃないか?ということを述べたまでです。僕も困ってます。 でもしっかり批判してる人はいるんですよね。浅田彰氏とか。 僕は浅田はあんまり好きじゃないですが。 でも彼の評価はほとんど聞かないんで。わからないです。 ダメとも良いとも言いません。ただ「わからない」だけです。そう述べたつもりなんですが。
630 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/11(日) 23:45:46
奈良は村上との比較ではじめて語られるようなもんだからなあ。
633 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/13(火) 01:33:03
>>629 なぜ芸術家本人が、言葉で語らなければいけないと思うのですか?
彼等の「言葉」は、その作品ではないのですか。
それに言葉を与えるのが、本来批評家の役割のはずです。
なにか基本的に間違っている気がします。。
>彼はなんも発言も行動もしないから「とらえどこがない」だけです。
実際批評家も困ってるんじゃないか?ということを述べたまでです。
けっきょく批評家の無能あるいは怠慢に過ぎないです。
どっかから借りてきた言葉で芸術語るな
>>634 禿堂
語るならせめて偽日記のフルヤ氏くらいは語れ
この程度で喜んでるこのスレの住人は(ry
ピカソの絵を売買してる人の意見を聞かないとね。 ピカソの絵がすごいのではなくて、これだけ有名なのは売買している人間の功績。
ピカソはハッタリ屋のペテン師。 誉めている人は裸の王様の追従者。 「王様、これは世界にまたとない素晴らしいご衣裳でございますな。 いやはや、きらびやかで美しい!」
638 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/24(土) 17:25:51
>>637 ピカソのした発見を、大した事ないと言う奴は沢山いる。
道具を使わずに、テーブルの上に卵を垂直に立てる方法知ってるか?
639 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2005/12/29(木) 01:48:06
ピカソって発見だったのww
640 :
Meme germ carrier :2006/01/04(水) 03:04:28
『ピカソの真価を学ぶとは、即ち否定を克服する事なのかもしれません。略 心が1つの「もの」ではなく、ある程度独立した多数のモジュールの並列的活動から なっていることは、かなり前から知られています。1つの物体に対する視覚的反応でさえ、 単純なワンステップの処理ではなく、複数の処理段階や処理レベルがあります。 美にかかわる反応のような複雑なものについてはなおさらそうで、 多数の処理段階や多数の信念の層がかかわっているにちがいありません。 ピカソについて言えば、「直感レベル」の反応が、実は誰の脳にも起きているのではないか、 そしてそれは初期段階の辺縁系の活性化に起因しているのではないか、 と私は思っています。しかし、ほとんどの人の場合は、そこに高次の中枢が割り込んで、 「おっと!あれはひどくゆがんで見えるし、解剖学的に正しくない。 あれを好きだと認めない方がいい。」と(実質的に)その人に告げます。略 このような否定の層がはがれたときに、私たちは始めてピカソの作品やチョーラの 彫刻を楽しめるようになるのでしょう。』 少し長い引用ですが、私たちの脳の複雑な処理機能がそれを さまてげいるというのは、重要なことだと思われますが。
そういう事もあるでしょうが、ピカソはいかさま。
642 :
Meme germ carrier :2006/01/04(水) 19:32:18
643 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/01/04(水) 19:55:37
644 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/01/05(木) 04:54:10
「やりたい放題にやった人」みたいに良く言われるが、晩年は結構悲惨だったらしいぞ?
晩年は死ぬからだれしも悲惨だろ。信心決定しないかぎり。
646 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/01/05(木) 08:03:56
ピカソには独特にニヒリズムを感じる。 見ていて気分がわるくなる
647 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/01/06(金) 22:23:37
648 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/01/07(土) 01:50:30
逆パースとかでもキュービズムって言えば許されるのか
649 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/01/07(土) 04:28:03
ピカソの何がすごいのか? 説明してください? 車や掃除機じゃあるまえし、芸術の素晴らしさを明文化することなんか不可能かと、
「すごかった」という結論から入るだけの話、死人に口なし。
651 :
647 :2006/01/07(土) 08:04:28
648> ジャズの演奏のソロみたく、リズムがメチャクチャに聞こえてても ちゃんと様になってるのと同じかな。 分かってないと遊べないやり方だとは思う。 649> 650> その時代の話題の人物だった事は確かだもんね。
652 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/01/07(土) 08:54:26
653 :
Meme germ carrier :2006/01/07(土) 20:18:08
>>651 やっぱりそうだろ、少しは解る奴がいるじゃないか。
キュビズムや抽象絵画の理解には音楽的センスが関係深いって。
しかも、キュビズムはジャズだって。
ジャズのアドリブとかインプロビゼ−ションとか、近いって。
私はそんなことみんな知ってると、解ってると、
当たり前のことなんだと思っていた。
学生の時の私に対する先生の発言にはそんな、ニュアンスを感じた。
654 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/01/07(土) 21:55:02
ところで。 ちんこを見たことはありますか? これは福島県の会津若松市で本当にあった話です。 小桧山美穂子さん(当時23、電力会社受け付け)は、いわゆる乱暴者でしたが一応夫がいました。 しかしその夫はおめちょをしようとせず、せんずりに溺れる毎日。 そして射精すると必ず美穂子さんに見付からぬようみそ汁に暴力を振るいました。 83年の夏、美穂子さんは心のバランスを崩し病院へ行きました。 原因はみそ汁による復讐でした。 受付嬢であった美穂子さんは、まず誰のみそ汁なのか考えましたが夫のいじめていたみそ汁である事を確信し、早く再就職しようと急いで帰りました。 しかし夫は自分の精子がみそ汁に混入しているとは信じず、完食を命じました。 それから5ケ月。 結局、美穂子さんはみそ汁を拒み、離婚することを決意しましたが夫が従わなかった事を不満に思い、さらにせんずりをこいていました。 そしてその日夫は美穂子さんのみそ汁に射精しました。 すると、美穂子さんの股間からはもりもりとちんこが生えてきました。 そして美穂子さんは激しく勃起、声にもならない 様なうめき声で唸りながら........超絶変化。 夫は慌てて家を飛び出して行きました。何故?それは生えてきたちんこがが余りにも立派だったからです。 亀頭はぱつぱつに張り切り、陰茎はびくんびくんと脈動していました。 それからどうなったかは分かりません。 ただ、この話を聞いた人は最低20年間気を付けてください。 うしろで何か気を感じても振り向いてはいけません。 それは美穂子のちんこがあなたを狙っているから。 10分以内にこれを掲示板のクソスレに貼らなければ美穂子のちんこは貴方の素敵なアナルを犯すでしょう。 お気ウォートゥケテーイッ!
655 :
Meme germ carrier :2006/01/09(月) 20:21:50
Meme germ carrierについて
「Meme」(ミーム)とは、文化的遺伝子のことである。以下を参照。
http://www.es.dis.titech.ac.jp/~park/book/meme.html 「Meme germ carrier」の「ミーム」は中でも、利己的「ミーム」のことである。
人は、利己的「ミーム」にとっては、増殖の、進化の為の道具にすぎない。
利己的「ミーム」は、人体におけるウィルスの存在に似ていて、
感染して内部に入り込み遺伝子を書き替えることで、人を増殖マシーンへと造り替え
やがてその旺盛な増殖能力に歯止めが利かなくなり、宿主もろとも破滅へと向かう。
「ミーム」自体は消滅することなく、結晶(仮死状態とでもいえる)と、
即ち文化的所産物(建造物、道具、書物等々。アートなら作品)となって、
次なる宿主を求めて眠りにつく。自らは命を永らえ無限に進化をしている。
彼らを見ていると、生命の主役は彼らなのかもしれないとさえ思えてくる。
我々はすでにウィルスとしての「ミーム」にすでに感染している。
「Meme germ carrier」とはそのことを意味する。
だからそれは私のことというよりは、私を含めた人一般のことなのだ。
お金「貨幣」も現在最も強力な「ミーム」のひとつである。
さらに「アート」も「ミーム」のひとつであるといえる。
しかし、かれらは我々を滅ぼそうとするのが、目的ではないのだと思う。
(生物学的)ウィルスとの共生によって生物自体も進化してきた。
という見解も有力であるところを考えると、「生命の主役」は誰かという問題ではなく、
いかに共生するかがテーマとなってくる。
その、「ミーム」との共生を可能ならしめる大きなヒントの1つが、実はアートの制作過程に、
あるいはその創造性にあるのではないか。と言うのが、私の考えである。
キュビズム・抽象画あるいは現代絵画もふくめて、その意味で踏まえなおしてみるのも
需要ではないかと思う。
656 :
Meme germ carrier :2006/01/09(月) 21:20:20
>>655 の最後の「需要」は「重要」の間違いです。
失礼しました。
657 :
? :2006/01/09(月) 21:42:19
>>653 そうそう。
初めて基本って大切なんだなーって実感したよ。
あの時期はアーティスト達がカフェで集う事もあったみたいだから、
評判を上げてたピカソは相当人気者だったト思う。人気と人脈も大切だね(w
ピカソは画より彫刻見たほうがいいね
すんません、ちょっと教えてほしいんですが、ピカソの絵で牛の角が生えた人の顔を描いた絵のタイトルを教えてほしいです。 スレ違いっての判ってはおるんですが、どのスレいっていいかも判らないし。 お時間ある方おしえてくれるとうれしいです。
660 :
Meme germ carrier :2006/01/24(火) 17:12:14
ゲルニカでは? 他は知らない。
661 :
ハマグリボボ江 :2006/01/24(火) 17:27:50
平たく言えば二次元に立体を生み出したってことで横顔に正面の目をつけただけ。それがなにか? ミースファンデローエがバウハウスの残した功績は・・・っとたづ寝られてもね〜。。。
それではないみたいです。 絵とか詳しくはないんで、間違ってるかもしれないんですが、その牛の顔の絵には習作ってかいてありました。 なんかマジックでテキトーに描いたような絵です。
663 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/02/08(水) 14:56:01
ちょっと才能のある奴か、もしくは少し本気になってデッサンの修練を積んだ人間には
絵は立体に見えるようになる。
ふつうに景色を見るのと同じように、絵も3次元に見える。
これはベラスケス、北斎、ゴッホなんかのが非常にわかりやすい。絵の中に空間がある。
で、ここで空間を理解してない画家の絵、もしくはその辺にある新聞とかのちっさい写真を見ると
それが驚くほど「平べったい」ことに気づく(あるいは、気づける)。
たとえばコローのこの絵
http://cgfa.sunsite.dk/corot/p-corot15.htm なんかはパソコンで見るとホントにぺらぺら。びっくりする。
ピカソはもちろんこのことに気付いていた。だってべらぼうにデッサンがうまい(眼がいい)んだもん。
そして、それを上手い下手では片付けなかった。
「つーことは、然るべき描き方をすれば、絵の中の空間を操れるわけだ。
そんでもって、ひょっとしたら今まで誰も見たことのない空間を描けるんじゃねーの!?」
そしてピカソの孤高の探求が始まったのだ。
664 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/02/08(水) 16:46:02
>>662 >その牛の顔
ミノタウロスっていう半身半獣の想像上の存在ですけど、ポカソはこれを生涯沢山描いたと思いますので、
ピカソ+ミノタウロス(ミノタウルスともいう・またはminotauros)で検索してみたらいかが?
665 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/02/08(水) 18:05:18
666 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/02/09(木) 21:00:00
芸術とは偽物だ! どれだけ騙せるかで価値が付く
667 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/02/10(金) 22:45:55
わたしも最初ピカソの絵は幼稚園並みだ!と思いました。でもまずは、 ピカソの子供の頃のデッサンを見てください、 ピカソの12〜13歳の頃のデッサンは ピカソ時代の芸大生、今の芸大生よりもはるかにうまい!お父さんが画家だったらしいです 初デビューの油絵は本物の写真のようだった。 そのときピカソは15歳でした。 下積みがあってこそピカソの絵は価値があるのだ と思う。 ゲルニカの描き方でもあれは一つの画法であって、 テキトーに描いてるわけではないです 下積みがあんなに上手なのにこんな単純な絵を描くって、すばらしいと思った。
669 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/04/16(日) 01:07:45
ピカソの凄いところは、そのもの凄い「いやったらしさ」である。
独創的というか希少性じゃね。
671 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/04/22(土) 15:47:44
672 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/04/24(月) 02:20:03
女性器のどアップをいろんな描き方で表現したからじゃね?
673 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/04/24(月) 20:29:01
674 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/04/27(木) 17:35:49
ピカソよりもモダンアートのほうがわからん。 ゴミのかたまりがなんでアートなんだよ。
675 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/04/27(木) 18:51:37
むしろゴミのかたまりだからアート
676 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/04/28(金) 09:07:39
あれはアートじゃなくて自称アートだから それでいいのです あなたが「うわすげぇ!?なにコレ!!?」って思うものがあったら それがアート。それ以外はニセモノです つーか膨大な金を 取ってるからで詐欺か
677 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/04/28(金) 16:10:48
営業力
678 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/04/29(土) 00:52:06
貴方が「好きだ」「魅力的だ」と思ったもの、それが貴方の中のアートなんです。 誰一人同じ内面を持つ人はいない。同じ感性を持った人もまたいない。 つまりはそういうこと。貴方は60億分の1の美を追求すればいいんです。 ピカソを必ずしも美しいと感じなくとも良いのです。 美しいと思い込まされた時点で既に貴方の審美眼は規制されてしまっているのですから。 そんなのは本当の意味での『美術』といえるのでしょうか?
679 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/04/29(土) 00:54:30
ピカソの絵は美術じゃなくて芸術
680 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/04/29(土) 02:11:49
681 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/04/30(日) 15:56:33
682 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/05/04(木) 20:51:10
ピカソの知ったかぶりに釣られてる奴まだいたのかw ヒント ピカソの絵で上手な絵はない。 一般人には理解できない事を逆手にとって 「芸術だから」と駄々をこねるDQN
683 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/05/04(木) 21:33:01
連載回数 6 連載開始日時 2004/04/01( ... あらすじ 鷹山と青木昭吾。 己の内にある神性は狂気へと変貌する。 全ての無垢なる儀式は、流血に沈む宿命 ...
684 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/05/04(木) 21:38:16
685 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/05/04(木) 21:42:28
1億でいいから漏れにくれ
687 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/08/15(火) 18:40:02
ただ一つ言える事は、ピカソはものすごい絵画的センスがある。 なんかここの掲示板、肯定してる人も否定している人も 絵画的センスが無さそうな人ばっかだね。ピカソは初期の作品も 後期の作品も、なんっつーんだろう、一貫して”渋い”。玄人向け。 音楽だってさ、オリコン入ってる邦楽ばっか聴いてる奴にキングクリムゾン 聴かせても、大抵全然良くないっつーだろ?そんなもんじゃないの?
688 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/08/15(火) 22:42:03
>>687 はいはい
ピカソは彫刻も一流ですよ。絵画的センスなんて言ってる時点で(ry
689 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/08/16(水) 02:00:08
>688 もうその類いの次元の低いツッコミは見飽きたぜ。
691 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/08/16(水) 08:04:10
不毛な人生送ってるんだ
692 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/08/16(水) 13:10:21
693 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/08/17(木) 10:31:38
695 :
Meme germ carrier :2006/08/18(金) 23:41:22
私もキングクリムゾンは好きだ。 中でも「21世紀の精神異常者」をこよなく愛する。 特にアルバム「アースバウンド」に収録されているライブは圧巻だと思う。
696 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/08/19(土) 23:36:51
Meme germ carrierさんは 全てに於いて渋い・・
697 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/08/22(火) 14:19:14
ピカソが良いだ悪いだのって 自分の価値観押し付けてるところで既に普通の人
698 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/08/22(火) 23:53:35
ピカソに魅力を感じたことは無い 創作エネルギーは凄いと思う
ピカソよりもフォン・ノイマンの方が凄い。
700 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/09/23(土) 14:18:53
>>668 なんだそれ、ってめちゃくちゃ亀レスだけど言わせてもらう。
3次元をリアルに写真みたいに描くと、そりゃ誰にだってわかりやすく”絵が上手い”となるよ。
それをピカソは子供の頃にやってのけたから、意味わからん絵を描いても上手いとなるはず、って?
それはハゲたオヤジが居酒屋で言うことだよ。ピカソの芸術的価値がわかりませんって言ってるのと同じ。
正直、自分だってキュービズムを100%理解してるわけじゃないし、一生涯で理解しきることは
無理かもしれん。でもその革命的な彼の挑戦を、過去に証明した小手先の器用さの上にのみ成り立つ
奇抜な実験とは思わない。ってか、それじゃこんなに芸術に影響与えられないだろう。
彼はスペースと時間の新しい概念を自分の芸術の中に生まれさせて、言霊とでも言えるような
スピリチュアルな感覚を身に付けて、それの表現方法を模索した。表現方法も今まではタダのクラフトや
子供のお遊びとして用いられていたマテリアルやテクニックを使い、彼のみの方法で
美術作品とまで言われる物を作り出した。
彼のこの模索があってこそ、彼の作品から衝撃を与えられるんだよ。有無を言わせぬ迫力だな。
なんだかこう描いたらカッコよくない?みたいな浅はかさでは到底表現できないし、
ましてや、他人のコピーではペラペラのフニャフニャ。それがわかってたからBraqueはピカソの作品を
見たくなかったんだろうし、マティスは彼を尊敬した(お互いに)。
>>668 、彼のどの作品を見てテキトーに描いているように見えた?彼の小手先の器用さを知るまでは
なんとなく変わってるから奇人変人として有名になったと思ってたのか?居酒屋に行っとけ。
ピカソの作品なんて、『ピカソ』の名前があったから話題になっただけ。 そうでなければ、世の中に埋もれたままだったことは想像に難くない。 芸術的価値なんて、そんなもんだ。 『ピカソ』という基準に対して、作品の価値があるんだろ。
702 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/09/23(土) 22:11:41
ピカソにかぎらずそれに精通している人とそうでない人とで
703 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/09/24(日) 02:16:05
フランスのピカソ美術館に行ってみろ。 そしたら分かる。
704 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/09/25(月) 18:52:12
必要十分な才能と壮大な勘違いのされかた
705 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/09/27(水) 23:14:25
ピカソの絵をアニメーションにするのは、喧嘩を売ってるようなもんでしょうか?
706 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/09/28(木) 00:05:52
なんで。 & 作る場合誰かに金払うの?
707 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/09/28(木) 13:28:17
>>703 フランスにもピカソ美術館ありましたっけ?
バルセロナなら行ったことあるけど。
創作エネルギーは凄いと思うけどね それだけだな感じるのは
709 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/10/10(火) 22:59:09
大金持ちになれて、女をとっかえひっかえ ラッキーマン!ヽ( ^ω^)ノサクセス!
710 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/10/12(木) 03:41:16
大金持ちになれて、女をとっかえひっかえ ラッキーマン!ヽ( ^ω^)ノセクロス!
711 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/10/14(土) 22:40:04
おまいらピカソとモディリアニ展行った? はやくしないと終わっちゃうぞいそげ!!
712 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/10/21(土) 20:45:00
ピカソってそんなに上手くないよ。子供の頃は年齢に不釣合いなほどすごかったけど。 目は肥える一方だが技術的な頭打ちにぶつかった結果、理論で展開する絵に傾倒していったんじゃないのかな。 感覚的にもっと上手い絵を描いている画家はいっぱいいるしピカソだけがえらく評価されるのには違和感がある。
>>712 だから藻前も
ちったあ美術史勉強しろよと。
>>.713 美術史を勉強したところで、なにが分かるの? ピカソは凄かったということ?
やったことが早かったから。 それが時代にビンゴしちゃったから。じゃない? ちなみに岡本太郎ってピカソ風?って思ってしまうんですが、 太郎ってすごいの?
716 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/10/29(日) 10:44:11
太陽の塔 くらいしか浮かばない
先生が岡本太郎の絵は強さはあるがヘタクソだと言っていた。 ちなみにピカソの絵はいつ見ても感動すると言っていた。 どっちがどう凄いかなんて私の目ではわからんよ
太郎は日本人 ピカソはスペイン人 なぜピカソはいつ見ても感動し 太郎には点が辛いのか バックボーンを抜きに語るだけじゃ ど素人鑑賞者ですな
719 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/12/02(土) 15:17:51
ええっと、ピカソの少年期のデッサン力がズバ抜けている事に何度も驚かされているばっかなんだけど、 それをまとめて見れるサイトない? 確か海外にあったよね。 俺一人で調べて見たりもしたけど外国語はわけわかめで見つからないんだ。
>>720 おおサンクス、後は自力で調べて見るよ。
多くの人はピカソをアホ扱いしてるけど、そんなのピカソの若き日の
驚異的なデッサン力の裏打ちの存在を知らない事の表れで、その意味で
自身の無知を晒している事に気付いていないんだよなあ〜。
(そんな人に限ってマンガしか読んでない人だったりする)
722 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2006/12/14(木) 23:37:37
>>1 若い時のデッサンと油絵、水彩を見ろ。
14歳で古典主義マスターして、しかもデッサン力は安井曾太郎以上。
どんくらい凄いかカスでも分かるよな?
そう、アンタは正しい。 あのピカソの画力は超人的だな。 それがあったが故に「天才」と世は騒いだが、後年になって 子供はヘタクソな絵を描いてこそ子供なのに、自身の子供時代と 来れば全くそれが異なっていた。 だから、そうした意味でピカソは自分は変な人間だったのではと自身を疑うようになって、 ヘタレもまた美であり、絵になってないものもまた絵なのだと逆の美の観念を持とうと するようになった節が窺える。 ヒトラーとかは「私はどちらが上でどちらが下かわからぬそんな絵は嫌いだ」と語ってたそうだけど。
724 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/05/10(木) 15:41:58
北大路魯山人「ピカソ?あの山師か」
たしかに山師ではあるww 幼い頃から技術達者で、それがやになっちゃったんだろうね。そこはちょっと頭でっかちw キュピズムなんて「とりあえずそんな感じ」くらいのあいまいなもんで、 理論でも方法論でもありゃしないwwピカソの頭には 「どんな風に描いたって所詮壁に掛ける平たいもんだろww」くらいの意識があったんじゃないかな。 常に美しいタブローができあがることを確信してたみたいな絵ばかりで さほど好きではなくなったなww現在では「自分の見えてる感じをどこまで再現できるか」 みたいなゴッホの徹底的な追求の方がよほど先に行っていたような気がする。
ピカソの10代の頃の油絵を見るとゾッとするな。
多分
>>722 の言ってる14歳時の絵。
人様の模写ではなく、身内をモデルにした礼拝の絵。オリジナル。
光彩、デッサン、着彩。何もかもが完璧だった。
14歳だぞ?
伝統的な作風を身につけて、物質の造形構造を理解していた。
だからこそ分解し、新たに再構築できる。
しかも自分の視点を筆のラインに表し、雰囲気をガラリと変える。
天才。天才だよ。
みずからの「天才」をみごとに売り飛ばした「山師」 でFAだなww
デートで美術館来てるのにミノタウロスの背中の毛とかを見てて 盛り上がるのかなぁ。あんまり恋愛向きじゃない気が。 おれ見てたらきもちわるくなったよ。見てると時間があっというま にたってたりするけど
729 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/05/28(月) 01:36:11
何でロシア語文字? シャガールでも好きなの?
730 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/06/01(金) 22:16:44
挫折を知らないところ
いくらピカソが凄いといっても、 時代が過ぎてしまえば陳腐化してしまうな。 ピカソを越えていってしまったひと、多数。 ただし、多すぎて突出しないのが難点。
732 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/06/07(木) 22:56:32
ピカソは確かに絵は上手いけど、デザインセンスはないよな。
733 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/06/08(金) 12:00:31
比較的効果的な煽り乙。
ピカソって画風をころころ変えて、そこがあまり好きじゃない。 人に褒められたり理解されるのが嫌だったのかな。 盲人がスープだったかを飲もうとしてる絵が私は好き。 高階さんのピカソについて書いた本は平易でおもしろいよ。
735 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/06/27(水) 03:03:25
PCのブラインド越しに社会見てまともな絵も描けないしデザインもできないようなやつらが芸術批評すんなよ アフォか???
736 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/06/27(水) 13:15:11
↑じゃあ何か気の利いた批評お願いします。
737 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/06/27(水) 13:27:03
数がすごいんだよ。 あとは、それに伴う情熱だな。
>>737 まあ生きてる内に経済的余裕できれば、そうなるだろ?w
情熱つか、とにかく描くのが好きだったんだろうな。
確かに数はすごいww
むかし先物取引の社長が税金対策で建てたビルの1階の喫茶店に
でかい段ボールにペインティングされた本物が掛けてあるのを見たことがある。
道化師かなんかだったな。保険かけてあるから盗まれてもかまわないと言ってたww
見たことない作品が腐るほどあるはずだなwwww
739 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/06/27(水) 15:01:24
作品を量産したピカソ本人よりも、 それを売りさばいた人の方が凄いと思う。
740 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/06/27(水) 15:12:02
ようまあぬけぬけとそんな口がたたけたもんだなwwww おまいもせいぜいがんばって「凄い人」になってくれwwww
741 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/06/27(水) 15:18:19
あきれてタイプミスだよww1行目冒頭「よくまあ」なwwww 「よくもまあ」でもいいけどなwwwwwwww
742 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/06/27(水) 16:03:22
確かに、あの落書きに価値付けて売った奴偉いわ。
743 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/06/27(水) 19:03:46
ピカソの何がすごいのか? それともおれが悪いのか?
744 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/07/03(火) 20:03:22
十代の頃の油絵や、デッサンがのっている、画集を教えてください。
745 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/08/31(金) 09:55:42
>>1 は何か考えついた?
確かに一見幼稚園児の落書きのようだけど。。。
カメラが発明されてる時代でどうすれば一番「無知」な俺らに真実を訴えられるか、
それを考えつくした結果があの画法なんじゃないかな。
それと、ピカソの作品だけじゃなく色んな有名画を一回見回して…時代背景を考えれば見えてくると思います!
ピカソの絵は全て計算し尽されてるって事が絶対に分かるから
746 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/01(土) 17:14:45
計算マコちゃんっていたっけ
747 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/16(日) 15:04:37
思うにピカソは、美が人間の認識に守られて眠るべきものだということを知っていたんだ ろうな。だけど「個々の」認識、「おのおのの」認識というものはない。認識とは人間の 海でもあり、人間の野原でもあり、人間一般の存在の様態なのだ。ピカソはそれを言おう としたんだと俺は思う。 美的なもの、我々人間の好きな美的なもの、それは人間精神の中で認識に委託された残り の部分、剰余の部分の幻影なんだよ。本来そんなものはないとも言えるだろう。言えるだ ろうが、この幻影を強くし、可能なかぎりの現実性を賦与するのはやはり認識だよ。 認識にとって美は決して慰めではない。彼女であり、妻でもあるだろうが、慰めではない。 しかしこの決して慰めではないところの美的なものと認識との結婚からは何ものかが生ま れる。はかない、あぶくみたいな、どうしようもないものだが、何ものかが生まれる。世 間で芸術と呼んでいるのはそれさ。
寧ろ、単調であった岡本太郎の何が凄いのかだな。
749 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/17(月) 22:10:43
高学歴AV女優一覧−国公立大編 ***************************** 桑名みどり 東京大(理U→工)→同大学院 ※県立神戸 高田眞子 東京大(文V) ※岡崎 菊川真由 東京大(文) なかむら芳美 東京大(理U→医-医) ※佐賀西 東大寺ウカル 東京大(不明)在学中 響奈美 京都大(農) ※桜蔭 南まひろ 千葉大(医)在学中 ※学芸大附 (代ゼミに合格体験記あり) 白石みゆき 防衛医大(医)→中退(卒業?)後、産業医大(医)へ ※桜蔭 浅丘りな 弘前大(医)在学中 朝香詩織 東北大(歯) 志保 一橋大(経済) 摩湖 大阪大(不明) 土屋まみ お茶女大(文教育) 月丘うさぎ お茶女大(文教育)→東大院経済学部修士 ※御茶大附 原早苗 お茶女大(理)→ハーバード大院(MBA) ※田園雙葉学園 かすみ果穂 横国大(不明) 浅川千晶 横国大(経済) 黒木香 横国大(教育) ※女子学院 七瀬りか 東京海洋(旧東京商船)大(海洋工) 夏目ミュウ(春川りさ) 宇都宮大(不明) *****************************
750 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/17(月) 22:12:53
高学歴AV女優一覧−私立大学編 ***************************** 白石みゆき 産業医大(医)在学中 ←防衛医大中退(卒業?) ※桜蔭 高沢幸恵 早稲田大(法) 二宮沙羅 早稲田大(文) 高嶺さゆり 早稲田大(教育) 涼木ももか 慶応大(総合政策) ※御茶大附 尾崎麻衣 慶応大(法) 佐藤るり 慶応大(SFC) NANA 上智大(文−英文) はるる 上智大(文−比較文化?) 春日つばさ 上智大(理工) 小林かすみ 杏林大(医)中退 橋岡麻衣 青学大(文−英文) 川村藍子 青学大(不明) 西野美緒 立命館大(文) 浜ひとみ 日本女子大 (不明) ***************************** 聖まこと ?大学(不明) ※筑附
751 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/20(木) 21:31:41
age
752 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/22(土) 03:39:02
それともおれがわるいのか
753 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/25(火) 16:50:20
ピカソは素直に見て、明らかに変な絵w でも、その変ぶりがハンパじゃない。 バリエーション豊かな変な絵がたくさんある。 そこが好き。 あの発想の豊かさはすごい。 ミロなんかも変な絵だけど、ワンパターンだしw ピカソの絵なんて好みが分かれるのに、したり顔で芸術だとか ほざく輩はアートを語るな
754 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/25(火) 16:53:45
バッハのマタイが芸術だってのは分かるが 絵って芸術足り得るのか?
755 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/25(火) 20:58:40
>>754 に何の反応もないところを見るとこの板では
絵は音楽より下であることが暗黙の了解事項?
ログを大半読みました。 「ピカソってなにがすごいんだろう?」 シンプルで、でも答えるのはとてもむずかしいことだなあと思いました。 私はピカソはけっこう好きなので、 どう言ったらいいのか考えながら読んでいましたが、 なかなかはっきりしませんでした。 memeさん(略してごめんなさい)はじめ、絵画の変遷にお詳しい方や、 「実際に絵を見たほうがいい、 何か感じるものがあって、それも大切なんだよ」という方たちの 言葉などをじっと読んでいるうちに、 すこしずつ、自分がどういう姿勢でピカソの絵に向き合ったらいいのか、 判った気がします。 その絵は、風景としてでもなく、物体としてでもなく、 絵としてうつくしい。 絵としておもしろい。 描く対象の美しさに頼らず、 純粋に絵としてうつくしく、おもしろいものを生み出したから、 ピカソはすごいのかな、と、いまは思っています。 私は音楽をよく聴くので、 ジャズやインプロ、ハウリングノイズの音楽を楽しめるようになった ブレイクスルー(感覚が変化するとき)を体験しています。 そのときのことを思い出したら、すこしだけだけど、 感じ方がわかるような気がしました。 おもしろい体験をさせていただきました。 スレッドに参加されている皆さんに、ありがとう!です。 これからはもっと、絵を見るのが楽しくなりそうです。
うまい人は何をやっても評価されるってことじゃないか? ただ抽象的な絵を描いても「何それ?」で終わるけど むちゃくちゃデッサンうまい人があえて崩すと「すげー」 ってなる。 なんかずるいと思うけど、うまい人は何やってもうまいってことで。
>memeさん(略してごめんなさい) これだったら略さないほうが短くてすむと思うのだ >ブレイクスルー(感覚が変化するとき)を体験しています。 最初から「感覚が変化する体験をした」と書いたほうがいいと思うのだ >「ピカソってなにがすごいんだろう?」 >シンプルで、でも答えるのはとてもむずかしいことだなあと思いました。 (略) >その絵は、風景としてでもなく、物体としてでもなく、 >絵としてうつくしい。 >絵としておもしろい。 >描く対象の美しさに頼らず、 >純粋に絵としてうつくしく、おもしろいものを生み出したから、 >ピカソはすごいのかな、と、いまは思っています。 おまえドラッグやってるだろ!!
759 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/27(木) 19:36:12
見ても良さが分からないのなら(その人にとって)駄作なんだろ。 俺は良いと思うけどね。 絵の良し悪しは理屈とか文法じゃないからな。
761 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/27(木) 20:44:25
クラシック音楽では自分の人生そのものを震撼させるほどの 曲があるけど、絵でそういう経験ってあり得るのですか
>>754 =761か
そんなこと人に訊いてどうするんだか
763 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/27(木) 22:45:30
音楽って割と簡単に作れるけど、絵は難しいって人はいないの?
なぜ、そんなに音楽と比較したがるのか しかも、わざわざピカソスレで話す内容じゃないだろ。
765 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/28(金) 14:18:31
なんで目隠しをして馬車馬のように走りたがるんだ。 絵に重要なかかわりをもってるのならいろいろな物と比較し いろいろな側面から見ようとするのが知性を備えた人間なら当然。 物の一面しかみようとしない人間にピカソもヘチマも論ずる 資格はない。
じゃあまず貴方が、絵画と音楽の関係についてどう思うのかを書いてくれ 音楽が芸術足り得て絵画がそうでないと思うならその根拠についても詳しく
767 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/28(金) 16:33:44
そんなこと言ってないよ。 上のほうを読んでくれ。
上のほうってどれだよ
>>755 とかとは違うのか
>絵に重要なかかわりをもってるのならいろいろな物と比較し
>いろいろな側面から見ようとするのが知性を備えた人間なら当然。
ここまで言うからには、絵画とその他の表現の関わりについて自分が何らかの問題意識を持ってるんだろう
その考えをまず書いたほうが他人の意見も聞きやすいんじゃないの
769 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/28(金) 17:19:13
バッハとピカソ、どっちがすごいかと問われれば、 心を揺さぶる度合においてバッハの方が数段上と 答えます。
それは個人的な感想であって問題意識ではないな まあ絵に興味が無いなら別にそれでもいいんじゃないですか?
視覚と聴覚を刺激するものに絵はなかなか勝てないよね・・・ 現代では音楽のPVのほうがピカソを超えてると思うものも多数あると思う。
772 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/29(土) 08:57:58
>>770 問題意識って何?
貴方はどのような問題意識をもっているのですか?
773 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/29(土) 19:17:07
個人的な感想を度外視してどうやって芸術を語るんだろう。
で、結局このスレで何が言いたいのかね? 自分の趣味を自己主張するだけならスレ違い
775 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/30(日) 08:14:16
音楽との関わり、相違などを、絵に関わっている人間が どう考えているのか、考える必要もないと 思ってるのかを知りたいのですよ。 ピカソの何がすごいのかのその「すごい」に かかわらないのですか? 2ちゃんでスレ違いとすぐに言うのはようするに逃げで自己の思考停止の露呈。
絵と音楽との関わり&相違と、ピカソの何がすごいかは別の議論という気がするんだけど。 ピカソスレで話す必然性ないし。 ピカソでなくても、ゴッホでもレンブラントでも誰でもいいんじゃないか? もうバッハの方がピカソより偉いでいいし、逃げで思考停止を露呈していると思われて構わないから 別スレ立てて、そっち逝け。
777 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/30(日) 08:51:25
それでピカソの何がすごいの?
幼少の頃のデッサンが半端じゃなくうまいから
ピカソのすごさを表わす際、よくデッサンのうまさが挙げられるけど、 そんな画家は他にも腐るほどいるだろ。 一般人を納得させるには、手っ取り早いのかもしれんが。
780 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/30(日) 18:18:39
ピカソの何がすごいのかって質問、素人や子供からの 質問って結構絵の本質的なものをついてるんじゃないの。 ゴッホでもレンブラントでもいいけど、ピカソが素人には一番有名。 絵と音楽っておそらく人類が創世の最初の頃から持ってた本質的なもので あってそれぞれに意味と価値があるものじゃないの?
781 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/09/30(日) 18:20:39
絵の場合、投機の対象になったりしてその金銭的な 興味や不純なものが混じりやすいのかな?
というか、「心を揺さぶる度合い」という観点を芸術の価値を測る基準に置いている人間に (別にそれ自体は間違ってるとは思わないが) ピカソの何が凄いかを「言葉で」説明して果たして納得できるのか?
>>777 子供の描く、ど下手くそな絵が描けなくて、
ある時期から、ずっと悩んでいた所。
それが晩年まで続いた。地獄だったと思う。
784 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/01(月) 14:26:35
>>782 芸術の価値を測る正しい基準はなんなの?
>>783 下手な絵なんて、
利き手とは逆の手で描くとか、
足で筆をもって描くとか、
焦点の合わないメガネをかけたりすれば、
簡単に描けるだろ。
もし本当にピカソがそんなことで悩んでたとすれば、
単なるアホだな。
786 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/02(火) 15:30:07
>>782 信じる価値基準があるなら堂々と言えばいいのに。
なにか恥をかくことでも怖がってますか。
>>785 ああ、そうゆう受け取り方もあったか・・・。
わたしが言いたかったのは
ど 素 人 が こ ど も の 頃 に 描 い た 絵 って事。
何もわからん頃から訓練受けてた子には絶対に無理。
ピカソの不幸は自分になにが足りないのか、
最悪のタイミングで気づいてしまったこと。
そこまで踏み込まないでただ驚かされるだけの人々が、
当時のあの業界に、うじゃうじゃ居ただけだと思う。
まあ、アホだねw
788 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/03(水) 19:35:42
子どもの絵ってのはさ、たとえばチューリップを描いたら花の部分だけでかくなっちゃったとか、そういうのあるじゃない。 花のきれいさに目がいくあまり、花だけ馬鹿でかくなっちゃうの。 大人が書くとなかなかそうはならないよね。いくらヘタでもさ。 そういうモノの見え方とか、子どもに憧れたってのはあるんじゃないのかねえって思う。 そういうのはさすがに左手じゃかけないし。
>>784 暫く見てなかったが、何か誤読されてるようなので。
別にどの基準が正しいとか言いたい訳ではない。
何に価値を感じるかはそれぞれ個人が決めることであって、それに正しい云々も無い。
>>782 は「心を揺さぶる度合い」が極めて主観的な問題なんだから
それが判断基準ならば全部自分で決めるしかないだろう、という意味。
つまりここでいくら訊いても無駄だよと忠告してるだけ。
790 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/07(日) 16:13:16
「心を揺さぶる度合い」だけが判断基準などと誰も言ってませんよ、 絵には音楽とは違う側面があるんでしょ、そう言う絵の側面を追求することが 無駄とは全然思いません。答えが返ってこなくても、誰かが考えるきっかけになるでしょうし、 自分でも掘り下げるきっかけになりますよ。
791 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/07(日) 19:36:26
2ちゃんの性格上挑発的な書き方をしてきた点はお詫びします。 自分としてはブレーンストーミング的な感覚で結構真面目に書き込んでいます。 絵の本質的な部分に切り込みたいのです。
絵の本質的な部分、って一体なにを考えてんだか。 絵なんていうのは単に色のついた点の集合体にしか過ぎないんだよ。 人間がそれを見て脳にいろいろな反応が生じるだけ。 どうせ適当なことばをつなぎ合わせて、 その『本質的な部分』の周りをぐるぐるまわるだけなんだろ?
793 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/09(火) 21:19:04
794 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/09(火) 21:56:10
792みたいなおじさんって社会の底辺によくいるよ。 自分の妄想をぶち上げて自己陶酔の恍惚状態になってるヤツ。
795 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/10(水) 01:13:06
なんか本質って苦そうだよね。 まわりを、チョコレートとかこんぺいとうとかでコーティング しないと食べにくそう。 ピカソは下手糞な絵で本質の苦々しさを覆い隠そうとしたんじゃないの? 仕事のできる人が率先して自分の失敗談を話す事と似ている気がするんですが。 当方、全く専門家じゃないんですけどそう解釈しとります。 駄文スマソ。
796 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/10(水) 02:23:26
ピカソが凄いというよりスペイン(カタロニア)の勝利だろう、ミロもダリもガウディも同じ事が言える
797 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/11(木) 09:34:48
有名な理由の一つに、 世界中に出回ってる作品が膨大であること。 あと、明確な表現なためインパクトが強い事もあるかも。 本質?有名になったあとの付加価値の事ですかね?
798 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/15(月) 20:05:24
あの年で子供生ませたことが凄い。
799 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/19(金) 00:54:58
絵の事をよく知らない門外漢がピカソを評価するとき、こんな言い方を する人がいる、耳タコなんだが、子供の頃のデッサンがとても上手だから。 大人になって意味不明の半具象の絵を書いていても、きっと凄いのだろう。 この発想はいかにも素人の言い分。アートの世界では鼻で笑われる論法。 すぐ素人とばれる発想。そう思って間違いない。理由は後日に。
800 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/19(金) 01:16:30
精通してるやつと小指立てのやつじゃ違うだろ評価、
801 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/19(金) 02:46:21
この世の事象の中に新しい真実を発見して、その真実の表現を創造したところ。 私はそれがすごいとこだと思うけど、ピカソの絵は好きになれません。 もっと大人になったらまた違う感覚で観れるかなー。
>>796 うん、強烈すぎて全然ついてけん…orz
>>799 あるある
仮にピカソの画力が並だったとしても
試み・研究・開拓が評価されてるので
ピカソの絵の価値は変わらないと思われ
805 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/19(金) 21:41:46
806 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/20(土) 20:41:00
後日... pourquoi ?
807 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/20(土) 22:18:56
ピカソの絵というのは、頭で創造したものでなく 未知の感覚領域に入って描かれたものだと思う。 俺、一回だけだけど、ピカソの描いたグチャグチヤの人物像が 普通に見えたことがある、立体的というのを超えて絵に描かれた多元的な情報が 一瞬、止揚して普遍的・日常的な像として、頭の中に投影された感じ あの体験は一回切りだった、その時思ったのだがピカソの絵というものは 例えばコンピューターで制作された3Dグラフィック、(平行法・交差法 で見ると飛び出すというやつ)と同じで 観る者が日常で使っているのと別の脳フィルターを通すことによって 観る者の意識のパラダイムシフトが起こるようになっているのではないかな と思った、まぁ、思っただけなんだけどね。
808 :
807 :2007/10/20(土) 22:38:56
わあ、思った思った、になっちゃったよ やっぱり学歴ねぇとダメだな、恥ずかしい、忘れてくれ
810 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/21(日) 03:40:53
>>807 なかなかいいじゃないか。
伝わってくるものがあるよ。
高学歴者。
おまいらバカじゃないのか? 大衆がわからない文化は風化していき滅びるんだぜ。 だからピカソ大好きな人たちは、無学なひとをピカソは凄いと 洗脳して、自分の目指してる道を正当化しているんだぞ。 俺は、絵や音楽のセンスはないから何が凄いのかは全くわからん。 書き込みを見るに、「俺はピカソの凄さを知ってるぜ!!」的な自慢をしたいんだなー ということは分かったが。
812 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/21(日) 18:23:59
>>811 いや、大体はそうなんだが、時々本物が混じっているから世界は侮れない
自分が理解出来ないなら判断を保留していた方が、間違えなくていい。
凡百の嘘にだまされるよりも稀有な本物を見逃す事の方が、自分の人生
にとってダメージが大きいということが、そのうちに分かって来る。
大切なのは先ず受け入れる、そして信じるために疑ってみることだな
最終的には自分の心の声を信じろ、聞こえない時は保留して置けばいい。
>>812 受け入れるということはカモにされるということだろ。
俺はそういう意見も有るんだなーと受け取って流す方がいいと思う。
自分の意見を持てというのは同意。
ピカソの問題に戻すと、ピカソは昔奇麗な絵を描いていたから
こんな絵を描いてもそれに意味があるとついていく変な人がいるんだと思う。
もとから変な絵しか描かない精神異常を患ってる人には誰もついていかないだろ。
そういう謎を探るのはいいんだが、他人を巻き込まないでほしいんだ。
スピリチュアル、霊と同じ次元の話を常識と洗脳してることが俺は許せない。
ここに物があるということが誰が見ても同じに見えることなんだから、スケッチだけやってればいいだろ。
「自分がこう感じるからあなたもこう感じるでしょ?」っていう脅迫めいたやり方が俺は嫌いなんだ。
以上、長文になってすまない。今度から気をつけます。
814 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/22(月) 20:38:48
ピカソは、まだ無垢な子供が描く絵に近づきたかった〜子供の頃自分が描いた絵って、感性のようなものだから。 この意味では芸術かもしれないけど、いくらピカソでも子供には勝てないね。
荒井良二はピカソに羨ましく思われるわけだ。
816 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/23(火) 08:15:36
そもそも絵を見る素人とかプロとかってなんなんだ? 絵の事とか歴史とか何も知らない奴が、 その絵を見て素直に「良い」って思ったのが1番だろう。 美術史の流れで絵を評価してる奴は 子供の頃の絵がうまいからすごいって言うてる奴と大差ねえよ。
817 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/23(火) 18:15:31
直感的にいいと思ったからって、結婚するわけじゃない。だから直感に頼ってはダメ。直感なんてのは実際直感なようで直感じゃないから。 結局、勉強はなんでも必要だよ。
818 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/23(火) 18:45:07
そうだ!、和めるから結婚して今、重要な食い扶持にもなっているのだ
819 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/23(火) 18:55:42
直感をそんなに軽んじたらだめよ
芸術を学問と捉えるか感性のものと捉えるかで違うでしょ。 勿論どちらも大切な要素だけど、見る(評価)する人が学問と感性どちらに関心があるかで 印象は大きく違ってくるんじゃないの?
821 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/23(火) 22:01:11
ポアンカレ予想やフェルマーの定理の研究者が一般人に 理解して貰おうという気持ちが皆無なのと同様に、ピカソも 一般人に理解して貰おうという気持ちはない。従って、 ここにいる連中が理解出来なくてもそれは仕方のないこと。 デッサン力がどうこうとか絵が上手い下手なんていう物差しは関係ない。
822 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/24(水) 00:55:56
じゃあ、美術館に行って今日は学問的に、今日は感覚的にっと考えるのか。 そんなことはしないだろう。結局のところ、感覚的なものってのには少なからず学問的な知識とかが入っているんじゃないかな。
そんな器用なことしないでしょw 人によってどちらの比重が大きいか違うってこと。
824 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/24(水) 14:41:22
何て中身のない議論なんだ。
825 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/24(水) 15:25:06
感覚的とか直感的とかなによ、逃げじゃん。そこへ逃げ込んだら、 議論は終わり。〜的という言い方もあいまい。 もっと論理"的"にどうぞ。
美術館や現代アート展覧会は学問的に インテリアアートや子供の絵、趣味の絵、挿絵、日本画なんかは感覚で見るなぁ
827 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/24(水) 18:46:07
芸術は爆発だ! これって実は含蓄のある言葉だな。
828 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/24(水) 19:47:34
直感や直腸を軽視するやつはろくな死に方しない。
ああ、直腸は大切だな。
どのように感動したのか、オーラを感じたのか、凄みを感じたのか、 それを自分の言葉できちんと明文化できるなら、その感性や直感は本物だと思うよ。 それができなければ、ただの分かったフリだと思う。 「センス」みたいな、各々の感性に依存する言葉は人を煙に巻くのに便利だから。 そんな向きには「アート・リテラシー入門」って本がオススメ。 知ったよーな口をきくコツが満載。各著名人が知ったかぶりを実践してて面白い。
>>796 母ちゃんか奥さんのどっちかがものっそい強烈なのもあるな
ラテン系って大体あんな感じ?
そいつらが、お芸術の国おフランスの毒電波と化学反応起こしてめでたしめでたし
・・・・・ってことかな?
まあ、同期の奴らはマジで大事にしないといかんな
832 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/25(木) 16:04:42
ピカソでさえ、アートの世界では過去の人。歴史的価値はあるが、 いまあのような絵を描いていたら時代錯誤です。
833 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/25(木) 17:54:23
ピカソのような絵の価値の低下は早いが ダビンチのは年月がたっても価値は低下しない?
834 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/25(木) 18:16:52
835 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/25(木) 22:00:07
ピカソやダビンチみたいな評価が固まってるものは世界経済に合わせて 価値が増減するだけじゃね?今後は日本と米国がポシャッてもBRICsが 買い支えるようになってくるだろうから暴落はないと思うが…。 しかし、そーゆー時は世界同時株安で世界経済道連れかもな。 今アホみたいにバブッてる現美は、一部美術史入り以外は暴落するだろうけど。
名前の長さ
838 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/10/31(水) 20:34:05
結局すごいの凄くないの 何がすごいの? バシッと決めて。
839 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/11/09(金) 18:42:35
無駄な絵の具の量と使用カンバスのでかさと長いんだか短いんだかわからん制作時間 それから作品の値段と宣伝上手な客や何か凄いお友達の多さとラッキーマン並みの強運と知名度。
極端にデフォルメし、形を破壊しまくった絵を女性と言い張ったりするユーモアセンス
841 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/11/19(月) 04:55:13
ピカソの功績は複数の視点を平面に押し込めたことかな。 セザンヌは世界を単純な立体に還元してみせたし、 未来派は時間を絵にしたことだし。そのときどきみんな新しい。 いまだに印象派をなぞっている日本の美術界って。 アートとはなにか断言しよう、 「アートとは人類に新しいビジョンを提示すること」そう思ってアートを 鑑賞すればいい。
ところで、熊本県立美術館であった『ピカソ展』を見に行った奴は?
843 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/11/21(水) 17:41:29
ピカソの絵って全部で数万点あるらしが、それが全部億単位の 値段ならすごいね。
844 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/11/22(木) 13:45:35
なにわともあれ、ピカゾって名前が知られてる、それだけでも凄い。w 破壊と創造が、たかが1枚の絵に噴出している。 俺は、そこに着目するね。 でもなんか、一貫して静かな要素を感じる。そこがまたいい。 でもそんなに好きな絵ばかりではない。
845 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/11/23(金) 21:37:59
>>842 ノシ エロすぎワロタw
女子高生が集団で入ってきて五月蝿くて嫌だったが、
「このおっさん絶対ヘンタイだよ」って言ってるのを聞いて、確かにと思ったw
小品が多くて油絵が少なかったね。
ポスターになってる絵も良かったけど、アトリエって絵がよかった。見飽きない。
あと、ミノタウロスの版画もおもしろかったな。まんま、ピカソ本人じゃんwって感じで。
ピカソ展は上野でやってるとき見に行ったけど、そのときは油絵が多くてよかった。
ピカソがすごいと思うのは、絵にすごいエネルギーがあるところ。
絵が「見てくれ!」って叫んでいる気がする。だから見終わるとすごい疲れるw
ああいうものを90になるまで描き続けられるのは本人もエネルギッシュな人だったんだろうなと思った(もちろん性的にもw)。
847 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/11/27(火) 01:44:22
848 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/12/03(月) 00:21:17
>>845 そうか、絵をこうやって超リアルに描ける人って
陰・陰影の捉え方が超正確なんだね。
これは訓練で培えるもの?
つか油絵の方はゴッホっぽい。
850 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/12/12(水) 11:20:16
通りすがり、話を戻すようで申し訳ないが 私は直感を言語化したり、正当化したり、 より説得力を持たせるために 勉強をしている気がする… 直感が先立ってるんだけど、 やっぱり学問や知識はその補強に必要というか…
851 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/12/21(金) 09:40:06
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007122100068 2007/12/21-06:21 ピカソの絵画奪われる=推定被害総額70億円?−サンパウロ
【サンパウロ20日時事】ブラジル・サンパウロ市のビジネス街にあるサンパウロ美術館から20日早朝、
ピカソが1904年に描いたオペラ歌手の肖像画など、絵画2点が盗み出されたことが分かった。
同館によると、盗まれたのはピカソの油絵「シュザンヌ・ブロックの肖像」と、
ブラジル人有名画家カンジド・ポルチナリの作品「コーヒー農園の作業者」。
地元紙エスタド・デ・サンパウロによると、表玄関をこじ開けて館内に侵入した3人の男が、
別々の展示室にあった作品を持ち去った。犯行時間はわずか3分ほどだったという。
メディアによって推定被害総額はまちまちで、同紙は5500万ドル(約62億円)、
グロボ紙は1億2000万レアル(約76億円)と報じている。
同美術館は中世以降の西洋美術のコレクションで世界的に有名。
852 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/12/21(金) 10:43:27
気が狂った人にウケが良い、気が狂った人の為の芸術。 それがピカソ。 絵に秘められたエネルギーは半端ないところはスゴイと思うが キュビズムという言葉はそもそも、発端は大衆の悪口から生まれたもの。 一時的な一部の人達の流行を、ここまで大きく取り扱う日本の美術の教科書に問題がある。
>>852 俺も、ピカソは万人に受けるモノではないと思っているが…
素直に見たら充分に狂った絵だしw
好みじゃないのに芸術という言葉に惑わされて、わかった気になるのってヘン
854 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/12/22(土) 11:55:39
ピカソって狂ったタイプじゃ無いような。 健康に恵まれた強いタイプの人間。 自殺したり、暗い闇をさまようタイプじゃない。
バイオグラフィーを見る限り、精神的には健康そうだよねw 全員が全員すばらしーという感想になる芸術なんてそんなにないんだから、 すごいと言っている人が結構たくさん居るから教科書にのるって理由もアリだと思う。 一般人からすると芸術を絶対的評価するなんて無理と思うけど、 そうしないと仕事にならないっていう人も、まあ、いるだろうってことは分かる。
856 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/12/23(日) 17:16:27
ゲルニカを幼稚園の時に母親に無理やり連れられて、美術館で見たんだけどさ、他の絵の前では、退屈そうだった俺がゲルニカの前から30分も離れなかったらしい。 幼いながら、むしろ幼いからこそ、ピカソの凄さが分かった気がしたよ。 見た瞬間圧倒されて身動きできなかったのを今でも覚えてるよ。
857 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2007/12/23(日) 23:07:36
個人的にピカソはものをかいてる分、まだ理解が及ぶ。 でもポロックや色をおいただけの絵はただの模様にしか思えない・・・
・・・検索で出て来なかったんですが ピカソの名前はパブロ・ピカソで合ってますか?
・・・間違った パブロ・ピカソをパブロ・ピカソに訂正っす。
>>1 ピカソさんはみんなに褒(ほ)められているの。
みんなが真似(まね)したいと思(おも)うような絵(え)をかいたの。
ムーミンやクレヨン新ちゃんの口が片方にだけついていたり、スネ夫の髪型に違和感を覚えないのはピカソの影響。
862 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/01/06(日) 19:59:30
要するに 頭のいい奴はピカソが描いた全てが計算された絵を見て納得し、感動する そして俺のようなバカはピカソが一体どんな感じで描いたのかなんとなく感じて、感動する でおk
863 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/01/06(日) 20:06:36
要するに 君がバカで おK.
864 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/01/06(日) 20:24:23
色々な所からの視点を、調和を保ちながら一つの絵として描き表したから凄いんじゃないのかな
865 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/01/06(日) 20:56:27
>>863 お前は人の話しを聞きなさいw
俺は自分がばかなことぐらい知っている!
自慢はできないがなっ
866 :
リア・秘蔵映像 :2008/01/06(日) 21:20:08
>>1 何が凄いって精力が凄い。
少女とやりまくりだとか。
芸術家は少女とやっても
芸の肥やしでOKか。
868 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/02/05(火) 18:00:21
美穂子の話なんだけど、みそ汁っていうのはなんかの比喩ですかね? 話の内容が分からないので教えてください。 ピカソが変な絵を描くようになったのは、老化が原因かも。 犬も老化すると、足下おぼつかなくなるし行動が変です。
869 :
評価 :2008/03/07(金) 19:16:54
現実を見さえすればいい、縄飛びをする少女〔1950〕は(彫刻)ほんぼう だから、凄い。
870 :
探求評価 :2008/03/07(金) 19:59:29
彫刻にリアリティーを出す探求が凄い。
871 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/03/19(水) 10:01:57
平面も立体も網羅したのだな
872 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/03(木) 18:51:20
きっとキュビズム的観点やデッサンの上手さだけじゃ、ピカソを大絶賛する要因にはなりえないんだろうな。 5年もかけていまだにはっきりとした解答が出てないのが面白い。 ファイン・アートでもなければ今やアンチ・アートでもないピカソの絵は現代人が見ると中途半端でわけがわからない。 絵画の歴史から見ても、キュビズムは古典絵画からシュールレアリスム/マルセル・デュシャン等の現代アートに繋がるための布石程度のものでしかない。 そこが評価されているのであれば、ピカソ自身がアートの歴史に少し貢献したというだけであって、作品そのものが優れているとは限らない。 それ以上の、特にファイン・アートとしての価値を正確に論じれる人っているんかな。 もしかしたらただの頭でっかちの評論家に妙に持ち上げられただけの、単なる過去の流行物なのかもしれない。
873 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/03(木) 18:51:42
それを踏まえて、ピカソの本当の凄さはキュビズムではなく、誰もが一瞬で脳裏に刻まれるであろうタッチそのものにあるのかもしれないと仮説を立ててみた。 異質ではあるが、ポップにデフォルメされた人物や動物は、現代でいう「キャラクター」そのもの。 ファイン・アートが基本的に持つ「感動」「美しさ」を徹底的に排除し、物語性すら感じさせないタッチでただひたすらとピカソブランドのキャラクターを描くというその姿勢は シュールレアリスムのはしりだのキュビズムだのと言うよりは、なんだかミニマル・アート的である。 ただ、ピカソがミニマルアートと徹底的に違う点は、感じさせずとも確実に物語が存在しているという点だ。 最も有名なゲルニカでは戦争を描き、アヴィニョンの娘たちでは娼婦を描いた。 しかしこれらは知識がなければ何を描いているのか分からないし、それにまつわる「感動」を伝えるためならもっとふさわしい描き方がある。 ピカソは、あえて感情の入り込む余地の無いタッチでこれらを描いたのではないだろうか。 キュビズムはあくまで道具。その道具を使い、人間と人間の、いや自分以外のもの全てに対する絶望的なまでの隔絶を表現したのかもしれない。 原型をとどめないキャラクター達も、その元となった人物の命や魂を失われた死体そのものであり、それすらコミカルに描かれてしまう。 ただ、「断絶」されたはずの彼らの存在感は凄まじく、感情を持たずとも生命力を持ち、必死に何かを訴える。 しかし、それは誰の耳にも届くことは無いのだ。 っていうのはどう?w 考えれば考える程わからん! でもそれがピカソの魅力かもしれん。
確かにピカソは他の作家と比べて、美術史への貢献度以上に評価され過ぎだな。 やっぱ「わけわからんゲージュツ」の第一人者になったのが大きいのかな。 名前もやたらインパクトあるし。
実は何も考えてなかったというのがオチだったりして(笑)
>>873 おもしろい意見だね
でも前半のキャラクタ、ミニマルアート的、物語があるっていうのはわかるけど
後半の、自分以外のものに対する絶望的なまでの隔絶っていうのは唐突だね
で、「自分以外のものに対する絶望的なまでの隔絶」とはなんだろう
こういう隔絶がピカソにあるとどこで判断したのだろう
日本ではピカソに比べて 浮世絵の評価が低すぎると思うぜ。 知らない人多すぎんだろ、まじで。
878 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/04(金) 13:19:22
>>876 ピカソの絵には、絵で行われている実際の光景と
それを鑑賞するもの、または描くピカソとの間にとてつもない温度差を感じるから。
(ミニマル・アート的ですらあると思わせるあたりが象徴してるんではないかと)
キュビズムの特徴である「多角的に捉える」というものも、あくまで第三者としてのスタンスを保つ神の視点的というか
人物をデフォルメさせて破壊すると共に感情や物語も同時に破壊してしまうという、
陳腐な言い方でいえば「フィルター」としての役割を持っているんではないかと。
勿論「破壊」とくれば「再生」もあるわけだが、ピカソは特に「再生」のされかたがいびつで
「半再生」とでも言うべきなのか、コミカルなデフォルメの割に生き生きとした生命感は伝わって来ず、
逆に切実な、悲痛なまでのグロテスクな生命感を与えられている。
それすら第三者は物語の失われた絵を通して感じる事しかできず、何だかよくわからないものとしてしか写らない。
この、「何だかよくわからなさ」そのものが実は皮肉にもピカソの絵の肝なんでは無いかと思ったの。
人間の、よくわからないものを有難がり過ぎる心理(裸の王様現象?)を 巧く利用してるよな。 子供の落書きか?→でも世界的に凄い作家らしいが→なんぞこの価格→ よくわからんが持ち上げとこ→ガキの頃のデッサンスゲー→ピカソが天才の代名詞になる、みたいな
880 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/04(金) 14:00:55
>>879 それも実際あると思う。
あとピカソはミッキーやサンリオと同じ「キャラクターもの」としての商業性を
結構意識して描いてた部分はあるんじゃないかな。
ファイン・アートとしての価値は別にしても、かなり商業的な絵であることは間違いない。
ピカソ、自分は尊敬しているよ。 何で良いと感じたのかまだわからないからだと思う。 結局自分が描かないと全部はわからないよな
882 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/07(月) 21:13:27
直接食べたことはないけど、ピカソはちんぽが凄かったと思う。 絵のうまいヤクザだと思う。王室のお抱え絵師以外は、全部セックスの魅力で成り立っているのがアートじゃないかな?
883 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/08(火) 01:30:35
884 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/08(火) 04:23:17
>>883 新説だね。あれだけ神と言われてたピカソのデッサン力も実は…
てか、煽りではないんだけど883ってピカソより上手く描ける自信ある?
でもパースとか消失点とか専門的な事言われても、やっぱり俺には超絶上手いデッサンにしか見えない。
「描線が濃い」と言われても、それがイコール下手に繋がるんかどうかもわからん。
良かったら、自分の絵でも他の人が描いたやつでも、「これはピカソより全然上手い!」って例を挙げてくれないか。
特に883の作品なら、883が有名な画家でも無い限りピカソのデッサン神説は崩れることになる。
885 :
884 :2008/04/08(火) 04:53:30
まぁでも、ピカソは後期の絵を見ても明らかな通り やたら具象を線で表現したがるような人だから、 「描線が濃い」というのは(デッサンにおいても)単なるピカソの特徴なのかもしれないと思った。 最終的に美しい色すら破棄したピカソには、多分「絵画においては線こそが最大限の力を持っている」という独自の哲学があるんだろう。 写真技術の発展や古典絵画への反抗も理由に挙げられるんだと思うが。 あれだけ輪郭を描くことを拒んだダヴィンチのモナリザとは正反対の作風だしな…
886 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/08(火) 12:19:18
>>884 正直自分の絵は練習途中なので話にならないレベル笑
パースってのは自分もどう使えば良い言葉なのかよくわからないんだけどね。
とりあえ上の絵だと木の台座の板と支柱の描かれかたがおかしい。
消失点にあわせてかけばこういうことにはならないんだけど。普通はこの構図ならどの角も一点に綺麗に収束するように描かれるハズ。
でもこの絵だとそれぞれがばらばらの方向に向いてる。
あと視点の高さおかしい。木の台と石の台だと、石の台のほうが、木の台より上から見下ろしたような形で描かれてる。
この位置関係だとこれはおかしい。
この二つはぱっとみかなり違和感を感じるレベル。まあ石膏像だけ全力で描いたからそれ以外は適当だよ、って
言われたら言い逃れできるかもしれないけど。
あと描線が濃いってのはデッサンだとだめなの。
デッサンは漫画じゃないから、対象物を輪郭線でとらえるだけじゃなく、全て描きおさめるようにしないとだめだから。
勿論14歳くらいでこのレベルなら凄いとは思うけど、美大行くような人ならこのくらいは描けると思う。
ピカソの場合はその技術を早いうちにある程度みにつけていただけなんだろうね。
というわけでこういう絵を見せされるとこの人は絵が格別にうまいとは思えないんだよね。
特に
http://www.abcgallery.com/P/picasso/picasso73.html こんな絵を描いちゃってるし。この絵はひどいね。観察力がないんだろうね。
胸板がぺらっぺらなのに背筋の部分がやたらと発達してる笑 こんなアンバランスな体型の人はいないよ。
意図的に背中のトレーニングだけしてるボディビルダーかなにかかな?この時代にそんな人はいないよね笑
僧帽筋もまるで三角巾みたいにぺらぺらだ。おたべがのっかってるみたい笑
これが16歳の時点で描かれた絵みたいだけど、これなら普通に下手くそ、って言ってもいいぐらいの画力だね。
そしてこの辺から境に一気にごまかしの作風で突っ切っているように見えるんだよね。
物を正確に描くのをあきらめたようにぼやぼやーっとした作風になっていってる。
888 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/08(火) 14:13:15
アヴィニョンの娘たちは理屈無しに良いと思う。
889 :
884 :2008/04/08(火) 14:15:20
>>886-887 ありがと!
http://www.abcgallery.com/P/picasso/picasso73.html 確かにこれは酷い…16でこれならもっと凄いの描ける人はいるはずだわ。
他の画家のデッサンを見ても、ピカソは全体を俯瞰する力は確かに劣ってるね。
それでいて、偏執的。影の付け方が普通のデッサンらしくなく、やたら細かい線で成り立ってる。
もしかして、ピカソは美術学校の中ではむしろ劣等生だったんじゃないかな?
先生が教える基本的なことは全部無視して、自分流の描き方で勝手に描いていたタイプという感じがする。
>デッサンは漫画じゃないから、対象物を輪郭線でとらえるだけじゃなく、全て描きおさめるようにしないとだめだから。
もちろんそれは前提で言ってるよ。俺だってデッサンとして見るなら違和感は感じるし。
でも、あの描線が濃い絵は「写実的な上手いデッサン」を描くつもりで描いたわけではないんじゃないかなと思ったの。
もうすでに線の虜になってる感じが現れてるんじゃないかと。
>
http://www15.ocn.ne.jp/~ogisomac/sub10.html この人は鬼だな…素描ないのが残念だけど。
おまいらの絵に対する基準は「現物に似ているかどうか」なわけだから ピカソの絵=現物とはかけ離れている=下手くそ という考え方になるわけだ。 「現物とは似てないから下手くそなんじゃないの?」っていうやつはこの価値観に 縛られているだけ。 問題はこの価値観を使わずに絵をどう評価すればいいのか分からないこと。
デッサンが上手い人間はそう多くないから、デッサンが完璧な絵は希少価値があると思われている。 実際、肖像画を描くときデッサン力が重要になるわけだから正しい。 しかしもし世の中の全ての人間がデッサンが完璧にできる世界だとしたらどうだろう。 「デッサン?そんなの消防でもできるだろw」 たとえあなたが素晴らしいデッサンを描けたとしても何の価値もなくなってしまう。 少数の人間でしかできないことだから貴重という図式は、全員できたら貴重でもなんでもなくなる。 そんな世界が写真機の発明によって実現されてしまった。 18世紀末あたりの画家たちは新しい方向を模索し始めた。ここからがモダンアートの始まり。 というかピカソは芸術の歴史の中の一人だから単体で取り上げてもわからないだろ。
892 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/09(水) 13:17:14
>問題はこの価値観を使わずに絵をどう評価すればいいのか分からないこと。 違うね。カンディンスキー初め抽象派の絵画は美しいよ。 ピカソの絵に有無を言わさぬ美しさがあると思うか? ただ現実離れしてりゃ写実主義や印象派よりも素晴らしいのか? >たとえあなたが素晴らしいデッサンを描けたとしても何の価値もなくなってしまう。 んなこたない。写実的な絵を書くわけじゃなくても表現力は格段に向上する。 デッサン力高くなきゃ上手くデフォルメすんのも無理。 >というかピカソは芸術の歴史の中の一人だから単体で取り上げてもわからないだろ。 それは同意。 でもピカソは実際そのようにドライに見なされることは無い。 何故か、ピカソだけ「歴史上、最も偉大な芸術家」の一人として持ち上げられている。 実はデッサンはそれほど上手くもなく、歴史において割とどうでもいいキュビズムの第一人者というだけの彼に、 この評価は果たして適当か、不当かということを話してんの。 絵そのものの評価を純粋に論じてみてくれ。
893 :
891 :2008/04/09(水) 14:59:58
自分が言いたかったのは現物に似ているか似ていないかの次元では ピカソやモダンアートを語るのは無理だと言いたかっただけ。 ピカソがなぜ偉大な芸術家なのかは、他人や世間の価値観に屈服せず 自分の感性だけを頼りにしたスタイルを突き通したことじゃないかな。 評論家「なかなかいいデッサンだな。でもここがちょっと違うぞ。」 凡人画家「サーセンw直しておきます。」 評論家「おいおい。この絵デッサンがメチャクチャじゃないか。」 ピカソ「好きなものを好きな風に好きな感じで描いて何が悪い!」 それ以前の印象派とかの絵を見ると、西洋美術の固定概念を部分的に引きずっているあとがある。 西洋で始めて「自由で気のままに」絵を描いたのはピカソが始めてなんじゃないのか。
894 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/09(水) 16:46:00
突っ込み厳しいかもしれんけど勘弁してくれ。 >現物に似ているか似ていないかの次元では >ピカソやモダンアートを語るのは無理だと言いたかっただけ。 そりゃそうだけど、そんな価値基準でピカソを鑑賞する人はいないかと… 似てないから下手だ!なんていうのはさすがに中学生までかと。 >自分の感性だけを頼りにしたスタイルを突き通したことじゃないかな。 そんなことは無いと思うぞ。有名な画家はみな自分のスタイルを突き通してる。 >ピカソ「好きなものを好きな風に好きな感じで描いて何が悪い!」 それじゃただの自己満足。ここまでの絶賛を得る要因にはなりえない。 879や880等の狡猾な視点も少なからずピカソにはあったと思う。 >西洋で始めて「自由で気のままに」絵を描いたのはピカソが始めてなんじゃないのか。 これはもしかしたらそうなのかもしれない。 ただ、ピカソも印象派という反写実主義の流れがあってこそあの絵を描けたんだと思うぞ。 やっぱりピカソに対する評価って「キュビズムによって絵画の自由度を高めた」程度のものしかないのかなぁ。 だったらただの「アートの歴史に少し貢献したというだけ」で納得できん。 あの絵そのものを評価してくれ誰か。
ピカーーっと、ソーーっと。 ピカーーっと、ソーーっと。 ピカーーっと、ソーーっと。 うっ! ピカーーっと、ソーーっと。 ピカーーっと、ソーーっと。 ピカーーっと、ソーーっと。
ダビンチを評価する場合でも、生きているような写実だからとか、 描かれた表情がその人の内面まで反映してるからだとか言ったって虚しいよな。 絵って結局、観る側に何らかの変化を与えるほどの力があって、 それが深くて普遍性があって何度も帰って行きたい魅力があるか どうかでしょ。 写実で写真みたいに精密だったとしても魅力があるとは限らない。 人間が特定の人なり特定の風景に心惹かれる場合、 その原因はなんだろうかと突き詰めてゆくとエキスみたいなものが 抽出できる。 そのエキスの部分が絵として描かれていれば、 人はその絵の前で立ち止まる。
897 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/09(水) 22:00:26
>>896 エキスとか漠然としたものじゃないな。
好みの問題だな。
高級フランス料理店のそれが好きな人もいれば
行きつけの大衆食堂のお気に入りの定食が好きな人もいるし
行列のできるラーメン屋のラーメンばかり、味もわからず雑誌に煽られて食べる人もいれば
お世辞にもうまいとは言えないようなお袋の味が好きな人もいるだろう。
絵に置き換えれば
馬鹿高い名画が好きな人もいれば
毎週読めるこち亀の絵が好きな人もいるし
とりあえず評判だからわけもわからずラッセンの絵を買ってみる人もいれば
お世辞にもうまいとは言えないような子供の絵が好きな人もいるだろう。
ひとそれぞれ。誰もが必ず認めたいと思うような絵はないし、それを可能にする要素なんてない。
写実的な絵が好きな人もいればピカソみたいなのが好きな人もいる。
まあ、それはある意味、絵画を説明しているが全ての説明とは言えない。 それを音楽に置き換えてみると、 クラシックが好きな奴もいればポップスが好きな奴もいるし、 ジャズが好きな奴もいる、みたいな話しになるかな。 だけどジャンルを超えて好かれてる作曲家や曲もあるし、 そういう曲は時代が変わっても何度も演奏されるし、CDも売れる。 また特定のジャンルの曲でも聴きたいと思う作曲家とそうでないものがあり、やはりそこには大きな差がある。 絵画の場合も、どんなスタイルの絵であっても、 とりあえず評価の高い絵は美術館に展示され、高く売買される。 料理の例に戻ると、ピカソの絵はお世辞にもうまいとは言えないようなお袋の味が 高級レストランで高級料理としてメニューに並んでいるという状態になる。 誰でも描ける絵なのなら自分で描いて飾っていれば済む話し。 投機目的で評価できなくても買うという絵にしては、あまりに特異過ぎる。 世の中馬鹿が多いからなんてのも説明にはならないだろうね。
899 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/09(水) 23:22:56
>>898 のが正しい。当たり前だよね。
すぐ「人それぞれ」とか言いたがる奴は何もわかってない証拠。
ただ、
>料理の例に戻ると、ピカソの絵はお世辞にもうまいとは言えないようなお袋の味が
「お袋の味」では無いんじゃないかな。「お袋の味」なら村上隆のが近いかも。
ピカソのは「美味いか不味いかも、どこの国の料理なのかどうかもわからないような得体の知れない味」じゃないか。
900 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/09(水) 23:31:33
>>898 音楽の場合はね、単に商品として売りやすいからとか有名だからとか
エポックメイキングな曲だったからとかそういう理由で評価されるんだよ
過去に売れたりした有名な曲は仮にそのジャンルに疎い人でも知ってるし、
その当時にある程度の評価を得てるからまた売れる可能性が高い。
だからそういう曲は売り手に、永遠の名曲だとか、そういう売り文句で売りに出されて
買い手もそれを受け入れて、永遠の名曲なんだなと認識し金を落としていく。
例えば、有名じゃないけど一部で人気があったアーティストの曲を発掘してきて
ゼロから宣伝費を払って評価を築き売り上げを見込むより、
ビートルズみたいな絶対的な評価、知名度のあるアーティストの曲を
再発なり、リマスターなりして売り出す方がもとをとれるみたいなこと。
今ならわざわざどこの馬の骨かわからないような新人アーティストを発掘するより
安室奈美恵 みたいのをリサイクルする方がうまくいく、みたいなこととおなじ。
そういうアーティストの曲は何遍もリサイクルされるから評価がふくれあがっていく。
901 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/09(水) 23:32:13
芸術も商売だから、仕掛ける側は手堅く行くんだよ。 そして手堅く売れるものだけが何度も何度も墓の中から引きずり出されてきて売りに出され、 その過程の中でいつのまにか名作だとか普遍的な価値を持つ者だとかいう評価を持つものとして 世間に誤解される。そしてその誤解をもとに売る側は更に商売を続けていく。 クラシックの名曲なんてそう。昔の「名曲」の評価のされかたが圧倒的だから新しい曲ができても誰も評価しないし 誰も売り込もうとしない。昔の曲さえ演奏していれば、リサイクルしていれば商売自体は成り立つからだろう。 (ビートルズはそういうクラシックやジャズ、ロック以前のポップミュージックのような閉塞的な音楽へのアンチだったわけだけどね。ある意味ピカソ的かな。) もっとひどいのはディズニー。何度も何度も著作権期間延長してるぞ。卑しい商売根性丸出しだ。 ただピカソの場合だとこれは絵だから音楽とは事情が違う。 おそらく当時の画壇が写実ばかりだった、そして閉塞感を打破したセンセーショナルな画風だからとか、 出発点の価値観の築かれかたがあまりにもインパクトが強かったからとか、そういうものが着火点じゃないの。 そこで好事家が評価したりなんかして、そこから絵自体に確固たる好みなんてないような金持ちや、芸術自体に疎い人間をも巻き込んで評価がふくれあがっていった、みたいな。 案外その程度のものだとおもうよ。例えばピカソの絵がピカソ作だとわからなければ価値なんて付かないと思う。よくわからない絵だから。 だからまあ、ビートルズに似てるって言ったけど、ピカソが決定的にビートルズと違うのは、ビートルズはポップ、ピカソは非常にアヴァンギャルドってところだろうな。
902 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/09(水) 23:43:58
>>899 いや村上隆の作品だってピカソのそれみたいなものだよ。日本人以外には。
あの人の作品のアイデアのもとになってる日本のオタク文化は
海外のお堅い画廊コミュニティの人たちには馴染みのないもの=「美味いか不味いかも、どこの国の料理なのかどうかもわからないような得体の知れない味」
だったんだ。なんだかしらないが、日本の芸大出のアーティストが作った作品だから凄いに違いない、これは投機しておく価値はあるかもしれない、みたいな感じで。
だからあの人の作品は海外で評価されあとから日本に逆輸入された。
で、それを見たとき日本人である俺等はこう思ったはず。
「なんだあのオタク臭い最低な作品は。あんなもの芸術でもなんでもないじゃないか」ってね。
だから日本人である君が村上隆の作品をお世辞にもうまいとは言えないようなお袋の味だと思うのは無理もないね。
俺もそう思ってたからね。何で売れてるのかさっぱりわからなかった。
彼を評価した人たちについて考えた方が 手っ取り早いと思います
村上隆の作品って「現代日本におけるポップとはなにか?」を そのまま具現化したものじゃないのかな。 元々はアメリカから輸入されたポップアートが日本のメディア文化に吸収されて 漫画やアニメとごちゃ混ぜになって変質したものを抽出してみましたってな感じで。
905 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/10(木) 00:32:45
>>902 ,904
いや、村上隆を不味いとは言ってないよw
料理における「お袋の味」は、絵画におけるマンガになるんじゃないかなって意味。
村上隆は「お袋の味」を敢えて高級料理として売り出す事がアートってスタンスなんでしょ。
ピカソは一般的に「でたらめな絵」と評価されるけど、
「お袋の味」は「でたらめな味」じゃなくて、庶民に元々しっかり根付いてるものだと思う。
>日本のオタク文化は海外のお堅い画廊コミュニティの人たちには馴染みのないもの
んなこたないでしょ。村上隆より先にドラゴンボールは売れてたし
ドラゴンボールがアートとして素晴らしいと評価されているとはとても思えない。
906 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/10(木) 00:38:50
>>905 まあ
『Miss Ko2』が50万ドル(約5,800万円)払って買った人は
会社を売って隠居したアメリカの80歳近い老夫婦らしいがね。
907 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/10(木) 02:18:48
つか、何度も言うが何で誰も真っ正面から「ピカソの絵」そのものについて語ろうとしないのか。
「何故ピカソは売れたか」を語るのは簡単だけど、絵画自体はただ出鱈目な、何の価値も無い絵ということになってしまうぞ。
ピカソファンの人たち、それでいいのか。というかそもそもピカソファンて実は今いないのか。
まぁ、本気でわけわかんねーもんな…誰もまともに理解してないことがわかって安心した。
例えば
>>896 、ピカソにそのエキスを感じる?
感じるなら具体的にどの辺りから?文章にできる範囲でいいから答えてくれないか。
>>900 >ビートルズみたいな絶対的な評価のある
これは「ビートルズは時代を越えて誰もが認める素晴らしい音楽を作っている」って意味だよね?
俺もそう思うよ。
じゃ、ビートルズと似ているピカソには絶対的評価があると思う?
ピカソのダントツの知名度は、不可解な絵で評価された最初の巨匠だからじゃないかな? 殆どの人は「学の無いアホ」と思われるのが怖くて ピカソを理解できないままに「凄い」と評してると思われ。 ピカソが凄いのは絵じゃなくて、この状況を組上げた事だと思う。
911 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/10(木) 21:36:53
>>907 絶対ってのは大げさだったかもしらん。
うまい言い方が見つからない。俺はビートルズ以外にも
ビートルズのような評価をされてもよかったんじゃないか、というアーティストがいると思うからなぁ。
そういう運的な要素も芸術の評価のされ方にはかかわってくるからね。ビートルズはついていたと思う。
とりあえず、ビジネスをする上での絶対的な評価、ならビートルズもされてると思う。
でも音の良し悪しの話だとそれはまた別の話だけど。
ピカソもそう。ついてた。とりあえず絶対とはいわないまでも、かなりの芸術的な名声を得ている。
それでも、ピカソの絵はが自分として良い絵だとは思えない。
また食べ物の話になるが、たとえば世間的に、ワインは寝かせた年数が長ければ長いほどうまい、価値がある、とされてるじゃない?
俺にも、そういう評価のされ方、評価体型みたいなものがあるのはわかることはわかるけど、実際に年代物のワインを飲んでみたら
おいしいかおいしくないのかわからない、ってなるとおもう。年代物のワインの味が世間的にはうまい、と定義されているだけで
それが絶対的においしいものかどうかのコンセンサスなんてとれるわけないからね。絵の良し悪し、食べ物の良し悪しは、ひとそれぞれなんだよ。
これは笑い話だけど、川島なお美がワイン通を気取ってたくせに、年代物のワインとそうじゃないワインを飲み比べたとき区別ができなかったことがあるらしい。
912 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/10(木) 21:43:03
絵画の世界も同じで、誰々の評価のされ方なんてそんなものだとおもうよ。
ピカソの絵という保証がないと、ピカソの絵の価値観を認められる、認めようとする人間はそうそういない。
珈琲に中毒性がなければ誰も好きこのんであんな苦い者は飲まないはず。
それと同じで、ピカソの絵には、そういう中毒的な、絵そのものがもつ芸術性以外の要素が多分にかかわってきて絵としての評価がきまっている、と思う。
まさしく
>>909 で言われているようなことだね。まあ猿の絵に価値がついてしまうのが絵の世界だから。
サルの世界のセザンヌ、コンゴ君。アンディウォーホールの作品と一緒に出品されたら290万円の価値がついたらしいよ笑
>>ピカソは自分のアトリエに「コンゴ」の絵1枚を懸けていたといわれる。ピカソは「コンゴ」の絵を「抽象的表現主義派」と見なしていたという。
このへんは本当にきな臭いわ。
そういうえば村上隆はアンディウォーホールとピカソを参考に芸術活動をしているらしいが、
なんとなくわかるきがするよ。両者とも、芸術なのかなんなのかわからないようなもので富と名声を築き上げた「偉大」なアーティストだからね。
913 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/11(金) 01:27:07
>>908 ピカソよりアフリカ美術の方が造形的には素晴らしいように見える件w
>既成概念に影響されない造形のパワーに衝撃
なんでピカソの絵って「美しくない」んだろなって思ってたんだけど(むしろそれが一番の疑問)、
単純にパワーファイタータイプだったんだな…w
岡本太郎の「芸術は爆発だ!」って意味がやっとわかったような気がする。
ピカソって実はキュビズムとか造形とかデッサンとかは全部どうでもよくてただ爆発芸術の開祖だから評価されたんか。
岡本太郎の作品も凄いとは思うけど美しくはないしね。
この視点が正しいとすると、ピカソの絵の正しい鑑賞法は「え、何これ…よくわかんない」じゃなくて
「何じゃこりゃあ!!!!!」じゃないといけないってことか。
そりゃ、いまや「アートってこういうもん」と何となく認識してる現代人には厳しいよねw
>>909 >ピカソを理解できないままに「凄い」と評してると思われ。
このスレにも絵自体をまともに理解してたやつはほぼいないしなw
で、結局実際それほど凄い絵というわけではないということもわかってきた。
爆発芸術は寿命があるんだろうな。元々普遍化しえない物が普遍化すると余計わけがわからなくなるというか。
914 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/11(金) 01:27:52
>>911-912 なるほど基本的には同意。でも
>それが絶対的においしいものかどうかのコンセンサスなんてとれるわけない
これは「とれる」と仮定しながら話を進めて行かなければナンセンスじゃないか?
ちなみに俺はピカソに絶対的評価を与えるなら、上記でも書いた通りそこまで大した絵だとは思わない。
>ピカソの絵はが自分として良い絵だとは思えない。
何故?どこが不味いと思う?どういう味?どんな口当たり?舌触りは?
人って意外と「人それぞれ」なんて大したもんでもないから
912の「好み」に関わる部分以外は全部共通感覚だと思うよ。
たとえば絵の解釈なんてものでいくと、それは論理の問題になるから「人それぞれ」では済まされないし。
>芸術なのかなんなのかわからないようなもので
まぁ、ウォーホルはピカソに比べると数段わかりやすいがw
コンセプチュアル・アートになるとスタンスが明確で良い。
ピカソはホントどっちつかずで頭を悩ませる。
芸術戦略・スキャンダル・自己プロデュースの総体が作品なのに 表層でしかないキュビズムやアフリカ風の絵柄が思いのほかヒットして 本人もビックリしてる…とかだったら面白いのになー
916 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/11(金) 19:07:35
■細村香奈という中学2年生の女の子が夜道を歩いていると男3人にレイプされました。 彼女は必死で抵抗しましたが男3人の力に勝てるわけでもなく、まだ14歳という年齢で知らない男達に犯され、口封じとして殺されました。男達は別に罪の意識など少しも、欠片もありません。彼女は成仏出来ないまま、自分を犯した男達を探し続けています。 この話を全部読んでしまった人は必ず、他のスレ5個に同じ内容のレスを貼り付けてください。さっきも言いましたが、ここまで読んでしまったなら貼り付けるほか方法はないです。殺されてもいい人は関係ない話ですが…。 ・有村奈津実 ・清中みずき ・鈴鹿陽一 ・村上梓 ・畠山龍夜 ・野口太一 上の人たちはこのチェーンレスを貼り付けなかった為に殺されました。 細村香奈に…。
ピカソが凄いのは美の概念の幅を広くしたから。 アビニョンで分かるように美は対立する尺度を一つに表現できる。 アメリカとイラクとアフガンを混合することも出きる。 キムジョンイルとブッシュとフセインを同じ絵に閉じ込めることもできる。 近現代の建築に適合する絵画を描いたから。 ピカソを自宅に飾りたいとは思わない。
918 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/12(土) 02:13:36
>>914 絶対を求めるなんて哲学的なことを芸術みたいな
明確な基準のない分野でやることこそナンセンスだよ。
でもそれがわかれば大儲けできそうだね。
ピカソの絵は見ていて気持ちの良いものじゃないから好きじゃない、これにつきる。
>912の「好み」に関わる部分以外は全部共通感覚だと思うよ。
>たとえば絵の解釈なんてものでいくと、それは論理の問題になるから「人それぞれ」では済まされないし。
共通感覚というのがわからない。誰もが共通して持ってる感覚なんて、痛さとか、そういう具体的なもの以外には想像できない。
それと絵に論理があるというのがよくわからないよ。
描き手は論理性で読み解かれることを前提で絵を用意してるってこと?
以前ピカソ展を見にいって女性のデフォルメのバリエーションの豊かさや、 子供の落書き同然の良くわからない絵を見て、感銘を受けた。 ミロの絵などはどれも似通っていて飽きてしまうけど、ピカソは見ていて飽きない。 ただ、何がすごいかと言われると絵画の手法や歴史に詳しくないので良くわからない。 ピカソの絵が万人受けするとは到底思えないけど。
920 :
914 :2008/04/12(土) 19:58:58
>>918 >哲学的なことを芸術みたいな
> 明確な基準のない分野でやることこそナンセンスだよ
それは違うよ。
「明確な基準がない」のはアートの判断基準が時代によって流動的な部分もあるからであって
揺るがない「美」の部分も確実に存在する。
もちろん、その「美」も知識があって初めて存在しうるものもあるわけで、
現代アートを過去の人に見せたとしても評価しようがないのは事実。
つまり、「ナンセンス」などではなく、非常に複雑で難解なだけ。
>ピカソの絵は見ていて気持ちの良いものじゃないから好きじゃない
これが大事だと思うんだ。
この「気持ちの良いものじゃない」はおそらく、共通感覚。
なぜそう感じるのかは、きっと論理的にも証明できる。とても難しいだろうからうまくは言えないけど。
ブスの人を指して「醜い」と感じるのは、誰もが一緒。
「ブスが好き」な人は「醜いから好き」なわけであって、決して美しく見えているわけではない。ここが個人の趣向の部分。
まぁ、国によっては日本のブスが美しく見えたりするのかもしれないけど、それは「知識の差異」の範疇。(ここがまた複雑)
>描き手は論理性で読み解かれることを前提で絵を用意してるってこと?
これはコンセプチュアル・アートなら当然のこと。
ファイン・アートも結構そういう部分はあるよ。例えば、
「ここの、こういう描き方は、○○をモチーフにすることによって、××を表現した。」
こんなんなんか美術評論においてよくある文章でしょ。
こういうのは、そのアートの背景、文脈を正確に把握していれば揺るぎようのない解釈となりうる。
その知識を共有していれば、鑑賞者は誰であろうとその表現を見て素晴らしいアートと認識することができる。
「でも、俺はこういうタッチ、この色使いは苦手だな」が個人の趣向の部分。そこに論理は存在しない。
それを踏まえたうえで、俺はピカソの絵を「大した絵だとは思わない」と判断したの。
「時代性を考慮すれば非常に斬新であるが、敢えて美を欠如させインパクトを重視しただけの、絶対的な価値を持たない消費的なアート」と評しとく。
(ただ、これもまだ「知識」が足りないだけかもと思って、ここの人たちの力を借りている最中。)
921 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/13(日) 00:15:28
>>920 なるほど。だいたいわかった。
でも絶対的な美とやらに関しては、やっぱり同意できないな。
自分の場合だと、音楽で例えるなら、例えば
昔凄く好きだった曲が今は聞き飽きてしまったから好きではなくなった
とか、あの曲だけは昔の思い出とリンクするからいつまでたっても聞ける、とか
とにかく美的感覚の振れ幅が大きすぎて一定しないんだよ。
仮に、昔凄く好きだった曲は聞き飽き無ければ、自分にとって今でも好きな曲のままだったのか、とか
今好きな曲は思い出とリンクしなければ、本当は好きじゃないのかもしれない、とか考えると答えはでなくなる。
これだけでも絶対なんて存在しないと思う根拠になると個人的に思ってる。
こういう状態だから、今はピカソの絵なんて何とも思わないけど、近い将来もの凄く好きになる可能性だってあるかもしれないわけね。
芸術の価値基準は流動的であたりまえなんだよ。
その流動性の中で美というものは揺らぎ続けると思う。
仮に絶対的な美が存在したとしても、その特徴を備えた絵が提示され続けたらどうなる?
飽きるよ。そしてみんな、揺るがない美とやらを嫌悪するようになるはず。「またあの絵か。」、みたいな感じで。
というかそれこそが美術史だし、芸術の変遷じゃないかな。
ピカソの場合ならピカソが登場する前に写実主義がもの凄く流行っていたと。そしてみんながそれを
絶対的な美だと思い評価した。でもある時、みんながそれに飽きてしまったんだ。
そしてその閉塞感を打破する、新たなピカソという美が登場した、みたいなね。
こういう議論さえピカソの掌の上な気がしてきた。 そういう意味ですごいのかもな。
例えばさ、湯村輝彦とか安西水丸とか日比野克彦とか谷岡ヤスジなんてどう評価してるの? 多分同世代だと、共感したり絶賛したりする奴いるよね。 なんか自分たちの代弁者みたいな気持ちになって、「これが新しいんだ」となる w だけどピカソはヨーロッパ人で、時代も古いから旧世代の権威主義の一つみたいに見える。 実際始めはアンチテーゼで反体制だったものが、 資本主義にどっぷり浸かってしまった。 てな感じなのかな?
924 :
920 :2008/04/14(月) 13:59:30
よし、面白くなってきたw
>>921 「飽きる」ってのがまた難しい問題なんだよね。いいとこ突いてる。
>自分の場合だと、音楽で例えるなら
>(中略)
>近い将来もの凄く好きになる可能性だってあるかもしれないわけね。
これは、どっちかと言うと「好き」「嫌い」の話。
「個人の趣向」の範疇なので、当然絶対的な価値観は存在しない。
>仮に絶対的な美が存在したとしても、その特徴を備えた絵が提示され続けたらどうなる?
>飽きるよ。そしてみんな、揺るがない美とやらを嫌悪するようになるはず。
こっちの方の、全体的な飽和→アンチテーゼの誕生はお決まりの定理だから、
アートの流動性には大いに関わってくる問題。
ただ、勘違いして欲しくないのが、そもそも「アート」=「美」とは言ってないし、実際そうではない。
「アート」と「美」の付き合い方は、歴史によって、また芸術家によって様々。
現代アートなんてそもそも「美」を表現しないものが多いし、ウォーホルなんかは社会への皮肉的メッセージに重点を置いてる。
>揺るがない美とやらを嫌悪する
これは、たとえ嫌悪されたとて、「美」は揺るがない。
若者の大半がクラシックを嫌いだろうと、クラシックの美しさは揺るがないのと同様。
925 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/14(月) 14:00:13
>ピカソの場合ならピカソが登場する前に写実主義がもの凄く流行っていたと。そしてみんながそれを
>絶対的な美だと思い評価した。でもある時、みんながそれに飽きてしまったんだ。
これは多分違う。ピカソが登場する前は既に印象派や抽象派が流行ってたんじゃないかな。
俺は、「美」を追求するアートを暫定的に完成させたのは、クリムトの「接吻」なんじゃないかと思う。
それまでのアートの技法をふんだんに使いこなし、構図、配色、表現力、技術、インパクト、商業性、どれを取っても素晴らしい。
で、それより後に生まれた画家は、「美」を捨てざるを得なくなってしまったのではないかと。
「終わり」はクリムト、「始まり」はピカソといえば聞こえはいいが、
ピカソは新たなアートを提示してはいても、新たな美を提示できたわけでは無いと思うんだ。
ピカソのアートそのものに、果たして「美」を捨てる必要性があったのか?
捨てたことで得たものはインパクトと商業性。
これは、現代アートのストイックさに比べればはっきり言って陳腐なものとしか言いようが無い。
>>923 >だけどピカソはヨーロッパ人で、時代も古いから旧世代の権威主義の一つみたいに見える。
>実際始めはアンチテーゼで反体制だったものが、
>資本主義にどっぷり浸かってしまった。
これは同意。
でも「資本主義にどっぷり浸かってしま」うことを想定してピカソは描いていたと思う。
ここがピカソ個人の凄さ。しかし、その「媚」が今やアートとして評価できない要因にもなってしまったのではないかと。
「アンチテーゼで反体制」なら、デュシャンのが全然凄いからね。
926 :
925 :2008/04/14(月) 21:33:45
>>925 が色々間違っていたので突っ込まれる前に補足&訂正。
ちょっと単純化しすぎでした。
>ピカソが登場する前は既に印象派や抽象派が流行ってたんじゃないかな。
どうやら抽象派はキュビズムと平行していたみたいだね。
ピカソも抽象絵画の一人として数えられることもあるみたいだし。
>それより後に生まれた画家は、「美」を捨てざるを得なくなってしまったのではないかと。
を
「それより後に生まれた画家は、既存の手法による「美」を捨てざるを得なくなってしまったのではないかと。」
に訂正。
ミニマル・アートだって新しい美を提示しているし、クリムトがあらゆる美をやり尽くしたわけでは無いよね。
>ピカソのアートそのものに、果たして「美」を捨てる必要性があったのか?
言葉足らずで申し訳ない。厳密には完全に捨てたわけではなく、一部です。
>捨てたことで得たものはインパクトと商業性。
商業性と被るが、わかりやすいように「個性」も追加。
927 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/16(水) 02:30:22
君の言う、美、というのがよくわからないのね。 美自体が独立して存在しているような言い方だけど そもそも、人間がいて、何かをみて、それを美しいと思った、 だからそれは美しい、という過程があっての美しさだと思うのだけど。 だから若者の大半がクラシックを嫌っているのなら、少なくとも 若者にとってクラシックは美しいものではないんだよ。 (美しくないというより、聞いても楽しくないものといったほうがいいかもしれない。) そりゃクラシック音楽が好きな人は若者以外にたくさんいるだろうけどね。 アートと美を区別するものよくわからない。 ウォーホールやピカソが美しさ以外に重点をおいて表現活動をおこなっていたというのも それを見る人によるし、なにより作者の意図がどうたったのかは本人にしかわからない。 その二人は君が思うのとは逆で、自分なりの美を追究していたかもしれないし 君の解釈通りに解釈している人間ばかりが世の中にあふれているとも思えない。 >俺は、「美」を追求するアートを暫定的に完成させたのは、クリムトの「接吻」なんじゃないかと思う。 まあ、なんというか、君はクリムトの「接吻」が好きなんだということはわかった。 でもクリムトの「接吻」が美を追究したアートの完成形だと思うのは君の趣向性でしょ? とりあえずおもしろいから話は続けよう。こういう話をリアルでする機会がないからさ。 俺は揚げ足をとったり論破をすることが目的じゃないから気楽に気長にやってこうぜ。
美についても、美とアートの関係についても、ただ疑義を呈したり否定するだけで、 君自身の意見を書いてないから、論破を目的とした揚げ足取り以上の内容になってないよ。
929 :
925 :2008/04/16(水) 14:37:02
>>927 極論に聞こえるのを承知で書いてるよ。
俺が間違ってるならそのうち927に言い返せなくなるはず。
>美自体が独立して存在しているような言い方だけど
>そもそも、人間がいて、何かをみて、それを美しいと思った、
>だからそれは美しい、という過程があっての美しさだと思うのだけど。
そうだよ。それは知識さえ共有してれば誰でも共通で同じく美しく思えるって事。
>美しくないというより、聞いても楽しくないものといったほうがいいかもしれない。
「美しくない」と「聞いても楽しくない」は全然違う意味。
「美しくない」から「聞いても楽しくない」わけでもない。
ただ、若者の趣向がクラシックに合わないだけ。
美しくても退屈なんてもんは誰にでも腐るほどあるよ。
>アートと美を区別するものよくわからない。
これは、はっきり言って俺の意見じゃなくて、そういうもの。
昔は表裏一体だったんだろうが、アンチ・アートの流れを汲むデュシャンや会田誠なんかは
絶対に美のものさしだけでアート性を評価することはできない。
>それを見る人によるし、なにより作者の意図がどうたったのかは本人にしかわからない。
見る人によらない。それに作者の意図こそが全てではないんだよ。
ダーガー等のアウトサイダー・アーティスト達はそもそも新しいアートをしているという意識すらなかったはず。
その作品そのものを共通の感覚、共通の知識において全人類が共有出来る解釈があるかどうかが重要。
930 :
925 :2008/04/16(水) 14:38:03
>君の解釈通りに解釈している人間ばかりが世の中にあふれているとも思えない。 そうかもしれない。アート全般でもそうだが、特にピカソの絵を解釈することは難しいからね。 俺の解釈が間違ってるかもしれないし、俺だけが正しいのかもしれない。 あと、単純化するために言ってなかったんだけど アートは大抵様々な視点から解釈することができるもの。 わっかりやすい例を挙げれば、さっき名前出したデュシャンの「泉」でいえば 「『ファインアート』という視点から見れば糞。『コンセプチュアル・アート』として考えるなら素晴らしい。」 これらの解釈は同時に存在しうるし、矛盾も起きていない。 だから、もし俺の解釈が正しかったとしても、他の解釈の仕方は同時に存在しうる。 よく、美術鑑賞において綺麗事のように叫ばれる「自分なりの解釈」ってのはそういう意味だよ。 自分なりの視点から解釈することであって、決して醜いものを美しいと感じることをそう呼ぶわけではない。 >クリムトの「接吻」が美を追究したアートの完成形だと思うのは君の趣向性でしょ? あくまで予想ではあるけど、決して個人の趣向からそう言ってるわけでは無いよ。 実際近代美術と現代美術の境目は、クリムトが位置するアールヌーヴォーと ピカソが位置するキュビズムによって分けられている。 クリムトの作品の美しさは、近代美術までにおける様々な時代の美のエキスを抽出したもので、 現代美術に数えられない辺りからも窺えるように、新しいアートの概念を作ったわけではない。 クリムトを評価する際によく言われる「甘美で妖艶なエロス」と背中合わせの「死の香り」なんて 古典美術でもよく出てきた主題でしょ。 「この崖は、〜を表現している」「この模様は、〜を表現している」 それらの表現方法も、全て昔ながらのアートの方法論。 ここまでの解釈は、全部俺個人の勝手な解釈ではなく、 クリムトの作品からもっと異質な何かを感じ取ることは誰にもできないはず。
>>929 >「美しくない」と「聞いても楽しくない」は全然違う意味。
それは書いたあとに思った。
そしてそうなると音楽における美しさって何?ってなる。
クラシックの場合、権威ある音楽だから、あの音楽こそ美しいものなんだという尺度がまかり通っていて、
それがクラシック=美しい、という先入観を埋め込まれているのと同じような状態に俺等がなってるんじゃないかな、とも思った。
荘厳で由緒正しいクラシックミュージックと美しいという形容詞は相性が良いとは思う。
でももっと俗な音楽の中にも素直にクラシックの曲よりももっと美しいと思える音楽があるから、素直にそういう価値観には従えないね。
>昔は表裏一体だったんだろうが、アンチ・アートの流れを汲むデュシャンや会田誠なんかは
>絶対に美のものさしだけでアート性を評価することはできない。
デュシャンの作品はギャグにしか思えなかったけど、会田誠の作品を、あの人の経歴、そして現代アートをやっている人の作品と知らずに
みた時に、素直に美しいと思ったよ。デッサンに狂いがない絵、もしくは絵として説得力のあるものを脊髄反射的に美しいと感じてしまう俺の趣向性のせいかもしれないけど。
ああいう、芸術でやってはいけないようなことを、しっかりした画力があるという保証のある中でやってる感じにも惹かれた。
きっちり描く人って保守的な絵柄になるもんじゃない?
http://www15.ocn.ne.jp/~ogisomac/sub10.html この人の絵みたいに。うまいけど凄く退屈な絵だ。同じ芸大出なのに大きな違いだね。
>わっかりやすい例を挙げれば、さっき名前出したデュシャンの「泉」でいえば
>「『ファインアート』という視点から見れば糞。『コンセプチュアル・アート』として考えるなら素晴らしい。」
これは逆も成り立つようなきがするんだけどね。個人的には泉はピカソのキュービズムと同じような、珍妙なパフォーマンスをやって注目を集めたもの、くらいにしか思わないけど、
泉をファインアートとして、美しいものだと認識する人がいてもおかしくはないと思うよ。
ただ君のようなどこかの価値基準に従って、厳密な芸術鑑賞をしている人には、それは間違った解釈の仕方になるんだろうけど。
932 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/17(木) 02:21:37
俺は、何かポジティブな印象を与えてくれる絵や音楽、それに食べ物(まあ食べ物はうまい、という言葉ででコンセンサスがとれるか)とか 全てに、漠然と言葉に形容できないような感覚を持つのね。 そして、使い古された「美しい」とか、そいいう形容詞を使って自分のその漠然とした感覚を 暫定的に形容するときがある。そうしないと話が出来ないからね。 例えば美術館に誰々の絵を友達ととみにいったときに、その人の絵をみて感動したら、「この絵は美しいね」っていう会話の仕方をしないとコミュニケーションがとれない。 美しいでも、可愛いでも、綺麗でも、うまいでもそういうポジティブな形容詞自体を全て曖昧に使っているよ。 というか、そういう感覚自体、言葉で言い表すには複雑すぎるものと思っている人間だからね。自分の抱いた感覚を言葉で言い表すことはあまり好きじゃないし それを大げさにやっている人を見ると白々しいことをしているなと思う。通じないかもしれないけど、例えば音楽雑誌のロッキンオンの音楽評論家がやってそうなこととか、しらじらしいね。 あとは知らないかもしれないけど、2ちゃんで有名なこのコピペ。 サンマの塩焼きジュウジュウ 大根おろしショリショリッ 炊き立てご飯パカッフワッ ポン酢トットットッ… ハムッ ハフハフ、ハフッ!! これはこれを書いた人が自分のサンマに対する思いを擬音混じりに表現した文章らしいんだけど、 もの凄く不評だった。これをみたときに思ったことは、俺が抱くのサンマにたいする感覚をないがしろにされていること、そして 到底共有できないようなサンマに対する感覚を白々しい擬音で言い表そうとしていることにたいしての憤りかな。 もしもこういったものが、サンマに対する人間の意識を統べるものだ、とされたらと思うとぞっとするね。 あとさ、中原中也「山羊の歌」とか、学校でならわなかった? そしてその解釈を教師に熱弁されて、それをテストの回答欄に書かないといけなくなったとき嫌な気持ちにならなかった? 俺はあの人の空中ブランコの擬音が大嫌いなんだよね。 ゆあーん ゆよーん ゆあゆよん、てやつ。 とまあピカソの絵からはかなり脱線したけど、俺が芸術にたいして思っているのはこういうことね。
自演の臭いがプンプンする気持ち悪いスレだな。
自分はなんでデザイン系の学校に行ってるのかわかんないぐらい絵下手なヘタレなんだけど、
ここのスレの意見はなんか参考になるわ〜
>>922 が書いてる2chの有名なコピペ、まさかそんな感じ方してる人がいるとは。
みんな純粋にネタとして楽しんでるものだと思ってた。もうその描写はネタとして最高としか感じていなかったよ。
935 :
934 :2008/04/17(木) 13:49:03
936 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/17(木) 22:54:44
油絵科のオレとしては
>>1 は一体どの時期のピカソの事を指しているのか不明。
彼はスタイルを持たないのがスタイルと言えるほど幅が広かったから、
とりあえずどの絵か指定しない事には的確で保育園児にもわかる説明は難しいな。
青の時代とかキュビスムの時代とかの講釈は要らないや。 そこまで調べてる奴が1みたいな質問するわきゃないし、 知識を得た奴なら知ったかが邪魔をする。 ここではピカソの理解者が現われるのを待ってる奴はいても、 教科書的な知識なら検索で充分だと思ってると思うぜ。
日本にあるピカソの絵はつまんないのばっかで困る。
939 :
925 :2008/04/19(土) 02:57:44
>そしてそうなると音楽における美しさって何?ってなる。
>荘厳で由緒正しいクラシックミュージックと美しいという形容詞は相性が良いとは思う。
そうだね。音楽における美しさをアートと「美」の関係に置き換えるのは少々無理あるけど
クラシックが最高のものとされていた時代では、音楽も一般的な意味での「美」を追求することが粋とされていたんじゃないかな。
「荘厳で」「由緒正しい」「権威ある音楽」ってのは決して君だけの勝手な印象ではない。
実際にそう感じさせるような壮大なオーケストラ、大仰な展開、継承されゆく方法論、そしてルールやマナーがある。
>そしてそうなると音楽における美しさって何?ってなる。
>荘厳で由緒正しいクラシックミュージックと美しいという形容詞は相性が良いとは思う。
そうだね。音楽における美しさをアートと「美」の関係に置き換えるのは少々無理あるけど
クラシックが最高のものとされていた時代では、音楽も一般的な意味での「美」を追求することが粋とされていたんじゃないかな。
「荘厳で」「由緒正しい」「権威ある音楽」ってのは決して君だけの勝手な印象ではない。
実際にそう感じさせるような壮大なオーケストラ、大仰な展開、継承されゆく方法論、そしてルールやマナーがある。
>俗な音楽の中にも素直にクラシックの曲よりももっと美しいと思える音楽がある
それも当然あると思うし、「クラシックとは異なる『美』」というのもあると思うよ。
また、アートと同じように「美」を排除するからこそ生まれる素晴らしさというのもある。
>会田誠の作品を、あの人の経歴、そして現代アートをやっている人の作品と知らずに
みた時に、素直に美しいと思ったよ。
もちろん、会田誠を「ファインアートとして見た時の解釈」は存在しうるし、その感覚も正しいと思うよ。
それにテーマがアレな分、造形的には無駄に不快感を与えないようなものにしていると思う。
でも、会田誠が美しいだけの作品ばかり作っているとはとても思えないが。
例えば、こんなのもただ美しいだけ?
http://mizuma-art.co.jp/vp_cmsNew/news/popup.php?id=1102413484&imgNum=4&big=big http://store.lammfromm.jp/images/200000000038_1.jpg http://www.artas1.com/images/ChinaTown/4-F/4-F-1.jpg
940 :
925 :2008/04/19(土) 02:58:57
俺が言ったのは、 「絶対に美のものさし『だけ』でアート性を評価することはできない。」 だよ。 美しい作品があろうがなかろうが、その感覚だけで会田誠の良さを全て感じ取ることは無理って意味。 ピカソはじめアバンギャルドな作風の人たちが意図的に「美」を排除して別の何かを表現する事に傾倒したってのは そんなにおかしな解釈かな。はっきり言ってそう捉えるのが自然だと思うよ。 君も「見ていて気持ちの良いものじゃない」と評価したピカソが何故あれほどもてはやされてるか、考えてみてよ。 >ああいう、芸術でやってはいけないようなことを、しっかりした画力があるという保証のある中でやってる感じにも惹かれた。 と言ってるんだから、君も感覚的には分かってるはずなんだけど。 >泉をファインアートとして、美しいものだと認識する人がいてもおかしくはないと思うよ。 認識する人はいるかもしれない。レディメイド作品だということを知らなければね。 ただ、それらの解釈は99.9%くらいの確率で「間違ってる」と言い切っても問題は無いと思うよ。 何故なら、これは感覚の問題じゃなくて「ファインアート」という文化、または言葉の定義に関わる問題だから。 どこぞの価値基準なんてもんじゃない。人間が等しく持ち合わせているべき価値基準だよ。
941 :
925 :2008/04/19(土) 02:59:44
>美しいでも、可愛いでも、綺麗でも、うまいでもそういうポジティブな形容詞自体を全て曖昧に使っているよ。 俺も普段はそうだよ。大体「かっこいい」「やばい」「すごい」で済ませるw 今ここで使っている「美」は、アートを鑑賞する際、視覚的に捉えた一面に対するポジティブな褒め言葉と思ってくれればいい。 実際昔はその感覚だけに寄り添って「美術」という学問が成り立っていたんだろうし、 「美」という言葉の厳密なニュアンスは鑑賞する作品によって違えど大筋はぶれないはず。 そして今回の論点の一つも(よくわからなくなってきたけど)、本質はここなんじゃないかな。つまり、 「視覚的ではない、観念的なものを純粋な『美』と呼べるのか」 で、俺は「アンチ・アートというアート」が成立する現在では、過去寄り添っていた「美」とは全く異質の新しい価値基準に乗っ取ったアートが成立しているんじゃないかなと発言したの。 「視覚的には醜いけど、観念的には美しい」ものも「美」と認めるんだったら、本来それまであった「美」の定義と矛盾してしまうからね。 >それを大げさにやっている人を見ると白々しいことをしているなと思う。 傍目から見たらナンセンスに見えるかもしれないが、意外とそんなことは無いもんだよ。 知識が豊富であればある程、感覚を言葉で表せる能力があればある程、作品の魅力が理解できるもの。 「素晴らしさを共有し合う」という目的以前に、自分自身の作品鑑賞が豊かなものになる。 >サンマの塩焼きジュウジュウ 大根おろしショリショリッ >炊き立てご飯パカッフワッ ポン酢トットットッ… わろたw これは徹底的に美しくない表現だね。描写力は素晴らしい。 「食」と「生活」の醜さと「独身中年男性の哀愁」をうまく描写してるなと思ったw >ゆあーん ゆよーん ゆあゆよん とても印象的なフレーズだと思うけどなぁ。 これが正に「美しさを排除することによって得られるアバンギャルドな表現」じゃない?
だらだら長いだけで意味ワカンネ
943 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/19(土) 13:11:01
( ´,_ゝ`)プッ
ヒソカにすごい
946 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/26(土) 12:31:36
age
947 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/26(土) 14:48:39
>>947 一生懸命書いた長文否定されて、一週間も引きずるほど悔しかったの?w
949 :
? :2008/04/26(土) 23:33:36
理解できたの?結局、君!君!君!
950 :
引用 :2008/04/26(土) 23:35:09
自分自身の感覚とビジョンから逃れるかのように・・・・・・
951 :
K :2008/04/27(日) 01:11:37
やっぱり奥が深いんだな。出直すわ 因みに昔読んでピカソの何が凄いのか解ったつもりになってた記事↓ 宗教画の時代 ↓ もっと人間社会のありのままを描きたい! ⇒ルネサンス(遠近法の発明) ↓ 以降、写実性重視の時代がずっと続く ↓ 19世紀ころ、写真の発明により画家達の生命ピンチ ↓ そんななか、日本の浮世絵に感銘を受けた一団 「3次元を2次元に忠実に写し取るより、 もっと感じるままに描いたらいいんじゃね?」 ⇒印象派、ポスト印象派の登場 ↓(ここから様々分岐、発展) ・「つか、色とかも見たとおり描かなくていいんじゃね?」 ⇒フォービズム ・「形とかも見たとおり描かなくていいんじゃね?」 ⇒キュビズムの登場・・・ピカソはたぶんこのへん ・「現実にあるものを描かなくてもいいんじゃね?」 ⇒シュールレアリズムの登場 ・「つか、もうどうでもいいんじゃね?」 ⇒抽象絵画、ドリップアートとかいろいろ登場
オレはモンドリアンが好きだけど、何故かというとオレはデザイナーで、 紙面にバランス良く要素を配置出来たときの満足感と近いものがあるから、 という個人的な理由からだな。 そういう感覚でピカソを見ると、ここはシビアな線なのにここは何で 雑なの?つう印象を持ってしまうんだよな。 雑なら雑でいいんだけどさ、描いてるうちに飽きたりしてたのかな w
953 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/28(月) 00:36:33
ピカソの絵を当時すごいと言う人がいたことがすごいのです。
954 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/28(月) 01:04:04
美術品なんてウンチクたれながら見るもんじゃない。ピカソの時代背景と人間性の情報だけで十分。それで実際見て何か感じるもんがあるかないか、入場料払ってよかったと思えるかどうかだろ。 なんかの本の言葉真似してて意味あんのかい?
955 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/28(月) 03:47:38
>>951 認識としては合ってるはず。
「形とかも見たとおり描かなくていいんじゃね?」
が「見た目通り描いたもの」より本当に素晴らしいのかどうか、がここの論点。
(世間的な「ピカソは史上最高の画家だ!」的な評価は本当に正しいのかを検証中)
>>952 そう、それ!
俺が言いたかったピカソの美しくない理由。
ミニマルアートと比較すると明らかに表現のベクトルが違うよね。
>>954 何の本の言葉も真似してないけど。
大体人間性の情報なんて全くいらんが。
芸術鑑賞まで対人論証みたいな事する奴の方が「ウンチク垂れ」にふさわしい。
自演スレ
957 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/28(月) 13:08:51
「世間的な「ピカソは史上最高の画家だ!」的な評価は本当に正しいのかを検証中」 「ミニマルアートと比較すると明らかに表現のベクトルが違うよね。」 最高だと一人でも言ってりゃそれでいんだよ、お前が検証したからなんだってんだ。 ミニマルアートと比較? ピカソと比べることか?
958 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/28(月) 14:59:28
959 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/28(月) 15:00:17
960 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/28(月) 22:07:51
俺だってキュビズム!! ____ __/ // \ /―イ U εθ>  ̄ ̄丶_⊆二__θ_>
961 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/04/29(火) 01:50:12
ピカソって画風硬い?
作品数がすごいよね
>>961 パリに行く前のは“素直な秀才”って感じだったよ
モディリアーニ展行ってきた。 モディリアーニもアフリカ木彫りに影響されて、 まんまのスケッチとか描いてた。 あの目と鼻、全体の形が特徴として残ったわけだね。 原画の色がとっても良かったよ。 ピカソ展とか来ないかな。
965 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/06/29(日) 16:22:39
世の中っていうのは一つの視点からでは価値を計れない 多くの立場を考慮した上で、既成概念に捕らわれず 自分なりの結論をはじき出さなくてはいけない メディアの跋扈する現代社会ではそれは特に重要 多視点からのものの見方、この精神は物の価値、 生きる意味を問う上で近代が生んだニヒリズムに対する一つの回答 これがキュビスムへの俺の理解
966 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/06/29(日) 18:58:49
でもそれだけではニヒリズムや強烈な虚無感を 乗り越えることはできない
967 :
965 :2008/06/29(日) 19:05:42
>>966 乗り越えられるとは思っていないし、これが全ての答えだとも思ってない
答えは様々な視点に転がっているからね
でも、何かしら模索することは、模索しないよりはマシだと思ってる
このスレが1000に近づいた事が凄い出来事!
969 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/06/30(月) 18:35:29
キュビスム関係なさ過ぎてワロッシュ
若い嫁さんと優雅な生活が出来ただけで凄い。
絵画について一切理解できない俺。 ところが先日、テレビで『アビニヨンの娘たち』?をチラッと観たとき、なぜか激しく勃起した 下着が擦れるだけで逝きそうになるほど、興奮していた 恥ずかしかった。例えばデブ専やスカトロ発覚の方が、卑下されるだけまだマシ ピカソで反応したくなかった。アビニヨンはそういう絵画なの?俺がバカなの?変態なの?
》》 n n 巛 /〈 〉\ △ △ 《≡》》》 \/⌒(_| ̄ /□| ̄ ̄\ |||《 ( ___ |__| \ 《《 <◎> ___ \ |||| /≡≡ヽ <◎> | 》》 / ・・ / / / /\ し--っ /// / / /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( ̄ / / /  ̄ ̄⌒\ / | | 〜|∩N\、 \ / | | | " \ / \ 〈 | | | =o ♀ | / \ \ | \ / ゞ )く | | | | |\ / /⌒6)〜〜 | | | | | ) \ / / ||川|川| | | | | | (_(_\ / |___|川 |川__| | | | | / 〉 / \ |川川 | | | | | / |/\ \ 川 | | / | | | / \。/ 〆/ | | / | | | /___▽∩っ\。/ \ | | ̄ ̄ | |/⌒⌒\__// つ≡≡≡ \ | | | / 〜 (6 / /∪J‖‖》__ 人つっ| | | ( ∈∪∋ |// /\ ̄ ̄ ̄ /ι| |U | | |__\____/ / |\ \ \/つ ∪ | | / \ ̄ | /| |‖\ \/し \ |_|\ \/\__| /‖ |_|‖‖\ \___\ / /(___ \ /‖‖‖ ‖ ̄ ‖‖‖‖‖‖‖/_/  ̄ ̄
4 名前: ( ´∀`)さん 投稿日: 2000/11/28(火) 16:12 彡 | ∩∩っ ┌―--〆 彡 彡 彡 彡 | | |从=つ |  ̄ ̄| | ____ = 二二ンフ |⊂ | | | ) | | | ρ∩∩ r〜" l⌒l\__/ / | | /  ̄ ̄ ̄ ⊂//つ /ハ |σ| / | | | /⌒l _ / ∀ /ё@彡 しJ / M | | | | つ 〆ρ\ / / / /<l lフ /| | | | (ν) σ \ / / ∠‥ / ((∠米 | <| | | \ | / / ゝ / \\ \| |∀_| ) Φ θ ) / / ⊃ / | / | | |⊆⊇ Λ / /≡彡彡 / /_________| | | | / ≪≡≡≡ /≡≡彡 (____/ | | | | | ≡ / / | | \ | | / / /⌒|
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977 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/08/04(月) 21:52:24
あげ
978 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/08/27(水) 00:41:07
突然町に現われて、13、4の女の子捕まえて、俺はピカソだ、一緒に芸術しよう!! 現代なら、完全にロリオヤジで逮捕。
>>4 量子力学が正しくて相対性理論が間違ってるって書いてる
大バカを発見したので、5年越しだけどレスつけちゃった
てへw
アインシュタイン曰く 数式は別にしても、物理学の理論は子供でさえも理解できるように、簡単に説明すべきだって言ってたけどね。 まあそれは置いといて、話の筋は通ってるけど内容は無茶苦茶だな。 結論が先にあってその論証の為に用意した具象を話の筋に合うように勝手に変えちゃったというか。
981 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/09/24(水) 16:26:45
重力まで含んだ量子力学(未完成)と一般相対論だと、後者が近似理論に格落ちという事になりますよ。
982 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/09/25(木) 16:49:13
ピカソの泣く女って、女という動物のバカさ加減がよくかけた作品です。
ピカソは視野狭窄だった。 それと類いまれな描写力、形の認識力から、ごくごく自然にあのような絵、部分の集合体ができ上がった。 そのことは、凡人には想像もつかないことだったので、世間にショックを与えた。 それが、ことの始まり・・・・
984 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/09/25(木) 21:51:46
出版されてる画集の数がスゴイです
985 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :2008/09/26(金) 01:00:31
村上隆がピカソはちっともよくないって テレビで言ってたぞ、 欧米的価値基準の中心だからか?
ギャグかなんかだったんだろ
987 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη :
2008/09/26(金) 10:00:23 ウケねらいでつか