リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

このエントリーをはてなブックマークに追加
737245
>>736
まあ、こんなお気軽な任務も、そう長くは続けられないだろうしな。
だったら、せめて今は楽しむさ。
彼は、ラッキーストライクを指ではじくと、トラックの方を振り向いた。
さっきまではその中にいる2人の少女が激しく泣き叫んでいたが、今では
嗚咽しか聞こえてこない。

まあ、8人かそこらを一辺に相手してるんだ。しょうがねぇやな。

男が野卑な笑いを浮かべたとき、すぐ近くで奇妙な音がした。
分厚い硬質な何かを、鋭い金属製の物体が突き抜けるような音だ。

北海道にきて、たびたび耳にした音。
銃弾が、頭蓋骨を打ち砕くときの音だ。

一拍間を置いて、銃声が遠くから響いてくる。