リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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713バーナー保守員
東京・警視庁
>>422の)公安部長と警備部長は、江東区枝川からのTV中継を見ていた。ただ呆然と。

深紅の炎が隣接するマンションを照らしている。
「アイゴー、アイゴー」との声がモニターのスピーカーから漏れている。
その声を掻き消すかの様な大音響が突然流れる。ついにLPGガススタンドのタンクに
引火したのだ。画面が一瞬真っ白になる。勢いを増した炎はさらに高さを増した。

その3時間前。

JR目白駅に隣接する大学は、「やんごとなき血筋の方」の学び舎としての機能を
果していた。それはこの戦争中でも変わることは無かった。
皇位継承権を持つ青年は護衛のSPに周りを囲まれ、校舎から他の校舎へ移動しようとしていた。
テニスコートのわきを抜けていたとき、一行の前に「黄色いもの」が転がってきて、急に進路をかえた。
「!、球形じゃない。」
一行の先頭にいたSP隊の隊長は、テニスボールだと思い拾おうと手を伸ばしてが、
すぐさま青年にタックルし押し倒した。他の隊員は怪訝な顔で呆然としていたが、
隊長はかまわず青年に覆い被さった。その時「黄色いもの」は凶悪な牙を剥いた。
爆発し破片を飛び散らせたのだ。立っていた隊員のみならず、隊長もその牙の
洗礼を受けた。最後尾の隊員だけがかろうじて、テニスコートに向け発砲していた。
マガジンの弾を全弾使いきりやっと相手を仕留めたようだ。
隊長は青年の無事を確認すると、射撃していた隊員に青年を預け、テニスコートへと
歩いた。とても走れるような状態ではなかったからだ。
倒れている男の元へ近づく。その男は眉間を打ちぬかれていた。体にはダイナマイトが巻いてあり
そこからケーブルが金属の箱に繋がっている。
「まずい!。」
と思った瞬間で隊長の生命は途絶えた。

その事件から30分もしないうちに、その男の住所が江東区枝川1丁目で
有ること、北朝鮮籍であることと、そこが韓国・北朝鮮籍者の集団居住地で
有ることがネットに流れた。一帯に火が放たれるのは、それから2時間掛らなかった。