日本軍の電探性能

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374名無し三等兵
>>370
1. 高々度の編隊飛行はジェット気流により非常に困難とわかっていた。
航空軍は多数の気象観測機を飛ばしているそれは何故か?
ちなみに日本の気象観測はかなり高度で、偏西風の観測はかなり行われていた。
風船爆弾はその成果の一つ。

2. 7〜10q弱も手前で投弾するような戦法はまず成功しない。
無誘導の爆弾がそんな遠くから投弾して当ると思う方がおかしい。
それは実戦が証明したからね。
ちなみに大編隊で投弾すれば良いとの戦法は成り立たない。
先の気流の問題がある限り無理な話しだし、絨毯爆撃は中高度以下で効力を発揮する。

高々度爆撃を完成させるにはレーダー爆撃そのものの完成を待たなければならないが、
とても非常に時間がかかし目処が立たない。
なぜなら、高々度爆撃を多数成功させてデータを積み上げるしかないというジレンマが存在するからだ。
これが如何に困難にことかは、上記二つの条件から解るだろう。

日本軍にとって差し迫った驚異は、何時完成するとも分からない戦法ではなく、
欧州で成果を上げている絨毯爆撃に他ならない。
これが当時の日本軍の考え方で、民間人ですら高々度爆撃は見物できるイベントだったと無数の証言がある。
日本がB‐29を異常な驚異と感じたのは有名な夜間爆撃からで、
その恐怖と高々度を飛ぶ爆撃機の存在が合わさったのは戦後。
それだから結果論といったんだ。