米国、無人超音速航空機「X43」テスト失敗

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1名無し三等兵
音速10倍の実験機、飛行に失敗=発進5秒後、制御不能に−米

 【エドワーズ空軍基地(米カリフォルニア州)2日AFP=時事】米航空宇宙局(NASA)によると、音速の約10倍に当たる時速約1万1000キロでの飛行が可能とされる実験用の無人超音速航空機「X43」のテスト飛行が2日、行われた。しかし、太平洋上空の航空機から発進して5秒後には実験機のブースターロケットが制御不能に陥り、テストは失敗に終わった。
2名無し三等兵:2001/06/03(日) 14:18
あらまあ。ブースターって−とペガサスロケットだったかな。
その段階で失敗しちゃうと、失敗データすら取れませんね。
悲しいなあ・・・
3名無し三等兵:2001/06/03(日) 16:09
超音速念書恨むジェット
4名無し三等兵:2001/06/03(日) 16:41
NASA担当官の目が涙で真っ赤だったね。
ガンバレよNASA担当官!
5名無し三等兵:2001/06/03(日) 19:30
うそ。あちゃあ。
6名無し三等兵:2001/06/03(日) 19:35



-------------------------放置プレイ------------------------
7名無し三等兵:2001/06/03(日) 19:38

 アメ公はいいよなー。上司が担当官ににっこり、Take it easy! Try again!
 ってノリだと思われ。
 J隊というか技本だと、失敗は隠蔽で、次のチャンスはなし。
8名無し三等兵:2001/06/03(日) 19:41
まぁ予算のケタ数が米軍とは違うので
失敗する前の開発すら出来なかったり・・
9名無し三等兵:2001/06/03(日) 19:41
放置プレイに協力を
10名無し三等兵:2001/06/03(日) 19:43
これで、それこそオーロラ偵察機から、超高速ミサイルから
また遠くなってしまったわけですね。

アメリカの宇宙軍構想にもスクラムジェットは少なからず
からんでいるわけで、まあ、一発目の実験は失敗して当たり
前とは言われるものの、続きがどうなる事やら。

そういえば、NMDでもブースターで失敗してるし、予算が
厳しい中での開発というのは慎重にやれば時間と費用が
いくらでもかかり、ある程度見切れば失敗するしで、つらい
ものがありそうです。

予算さえあれば、ロシアの方が先に実用化できるような気がします。

まあ、>>6のような、よくわかってない人は放置しときましょう。
11名無し三等兵:2001/06/03(日) 19:44
>>10
おっと、あげでした
12名無し三等兵:2001/06/03(日) 19:46
さらに考えれば、X-43、ハイパーXが目指しているスクラムジェット
が実用化されるとして、どのような分野で役に立つかが問題です。

どうがんばっても空気抵抗というものがある以上、亜音速はもちろん、
超音速飛行よりも燃費が悪い。それを補ってあまりある利点、それを
活かせる兵器となると、さしあたり思いつくのは急速対応のミサイル
ということになるのですが・・・
13某研究者:2001/06/03(日) 19:55
矢張り
http://www2s.biglobe.ne.jp/~futureAF/futRsrch/AF2025/1-Vehicle_man.html#anchor24900
の実験も兼ねているのではないのか
14某研究者:2001/06/03(日) 19:58
まあ此れからミサイルを使用する或いは衛星を打ち上げるよりは
小型の攻撃衛星をレーザーで打ち上げ必要に応じて連結する方が
コストも安いのではないのか
15某研究者:2001/06/03(日) 20:05
次世代シャトル・スペースプレーンの開発は大幅に遅れ
この種の高速旅客機や高速攻撃機の開発計画も遅延するとすれば
当面月や軌道上のステーションの大型化・大型スペースプレーンでの
旅行等は困難と成る訳だろうか
16名無し三等兵:2001/06/03(日) 20:06
これからたんまり開発費かけてレーザー打ち上げを実用化するとしても
縮小サイズモデルまで20年、実用サイズプロトまで30年ではすまない
でしょう。スクラムジェットであれば20年で配備できるかも知れない。

また、衛星は基本的に機動性がありませんし、ペイロードも限られます。
今世紀後半を舞台に考えるのであれば、あるいはあり得るかも知れまんが
当面はちょっと。

とはいえ、スクラムジェットで推進される極超音速機がなんの役に
立つかと考えると、さてと悩んでしまいます。さしあたり、対空
ミサイルに落とされる可能性が少ないかも知れませんが・・・
17名無し三等兵:2001/06/03(日) 20:10
最終段階をロケットブースターで加速して、一気に
軌道に上がるという単段再利用軌道飛行機ということなら
もちろん軍用(偵察、攻撃)にもシャトルの後継にも
なりますが、これはNASAの計画がぽしゃりまくってる分野でも
あります。今や研究メインは2段式に戻りつつあるとか。

まだまだ地道に基礎を固めつつある段階というのが正解かも
しれません。しかし、超高速ミサイル程度には実用化できるの
かも。ただ、射程が長ければ通常弾頭ICBMの方が安くついたり
して。もっとも、着弾まで核か通常かわからないだけに、実際
には使えない兵器でしょうね > 通常弾頭ICBM
18名無し三等兵:2001/06/03(日) 20:23
>>17
ICBMは精度が通常弾頭兵器として使う分には精度が悪すぎで話にならない。
たしか未だに10m単位の誤差は生じるはず。
19バージル:2001/06/03(日) 20:49
>13
某研さん紹介サイトの ”LTA輸送機”って,僕のサンダーバード2号??
20パーカー:2001/06/03(日) 21:15
>>19
お前のでは無く国際救助隊のものだと思われ。
21名無し三等兵:2001/06/03(日) 23:03
>>18
確かに、いいとこ数十メートルだったと思います。終末期誘導が
ないのが痛いですね。まあ、弾頭にGPSなんかつければいいんでしょうが・・・

いずれにせよ、核と紛らわしくて使えないものではあります。
22名無し三等兵:2001/06/04(月) 04:42
>>21
GPSついてたりするんだなあ。ついているから誤差が10m単位なのだ。
23名無し三等兵:2001/06/04(月) 05:26
ICBMで通常兵器というのはコスト的にナンセンスです。
もし、通常兵器用で本気で作れば数m以下のオーダーになると思われます。
核兵器にはそこまでの精度が必要ないから今だに数10m。
24名無し三等兵:2001/06/04(月) 05:49
>>23
大陸弾道弾がどのように軌道修正をするかを知ってから発言すべし。
25名無し三等兵:2001/06/04(月) 06:24

 失敗ができるアメリカと、なにもやっていないそれ以外の大きな差
26名無し三等兵:2001/06/04(月) 06:25
MaRVは禁止
27名無し三等兵:2001/06/04(月) 07:23
>>22
 え、再突入体にGPSついてるんですか? それともバスの方?
再突入体につけても機動しようがないからバスの方でしょうね。
知りませんでした。しかし、それではやはり限界がありそうですね。

 スクラムジェット、極超音速対艦ミサイルなんてちょっと
対抗しようがないような気がしますが、海面高度でマッハ5とか
9とかは出せるんでしょうか。センサーがまともに働くか、機動
できるかも問題ですね。

 接近するまでを高々度の極超音速で一気に間合いをつめ、
超音速に落として突入?
28G_Tomo:2001/06/04(月) 07:48
 トライデントIIの弾頭がGPS付きMaRVだったよな、CEP80mだっけ。
29名無し三等兵:2001/06/04(月) 07:56
地球大気圏内での誘導ミサイルの対ミサイル迎撃技術開発過程で、
移動目標への精密誘導技術としては小型to小型だとダイレクトヒット、
中型以上の場合最終段階で速度を落とさないと誤差数b以内に収める
のが困難になるらしい。こいつは米国の所謂「スターウォーズ計画」で
得られた成果らしいのだが、その速度低下が1992年の段階で亜音速程度
までが一つの目標値として掲げられていたらしい。
これ以上になると相対速度と迎撃側ミサイルの誘導操作の追従が空力的
な限界値に達してしまう為point to pointにならないらしい。
同様な事がair-to-surface、surface-to-surfaceの誘導でも応用でき
るということだが、ここでもやはりミサイル側の重量と速度の両方が
大きすぎる場合、to pointの命中率が一気に低下するのでミサイルサイズに
自ずと限界があるという。
30名無し三等兵:2001/06/04(月) 10:00
いぐにっしょんすたーと
31名無し三等兵 :2001/06/04(月) 11:06
>>13
某研殿、このミサイルにも注目すべきかと。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~futureAF/dsnTech/new_tech/mslsys.html
32名無し三等兵:2001/06/04(月) 12:00
>>28
うーん、 FASのサイト
http://www.fas.org/nuke/guide/usa/slbm/d-5.htm

を見る限りでは、再突入体は無誘導弾道飛行で、バスも
GPSではなく、天体観測による精度補正を行っているようです。

あるいは情報が古いのかも知れませんが(FASでは時に古い項目
があるます)、トライデントIIについては1997年末の情報まで
含まれていますし、1998までアップデートされている、
http://www.periscopeone.com/demo/weapons/missrock/strat/w0003248.html

でもGPSのような誘導システムについてはコメントされていません。
ちなみに、ここではCEPは120m以下、と記されています。

MaRVは確かに核軍縮で米ソが相互に禁止していたと思いますから、
構想段階のものだったのではないでしょうか。>>29 でも書いて
いただいていますが、マッハ15とかで突入する数百キロの弾頭の
制御は不可能でしょう。私の知る限り、配備されている核弾頭、
再突入体はすべて無誘導、弾道飛行です。
33G_Tomo:2001/06/04(月) 22:48
>>32
 うーん確かに俺の知識は古い(10年前くらいまで)から、そうかもしれません。
MaRVの実用化は、パーシングIIでレーダー地形照合方式が(INFで配備されず)が最初だったと思います。
MaRV禁止というのはSTARTでですか。
34名無し三等兵:2001/06/04(月) 23:41
>>33
MaRVの禁止がどこからというのは私も調べていません。ただ
ABM制限条約と同じ頃に、相互破壊保証を損なうシステムの一つとして
米ソが相互に了解したものだったと思います。衛星搭載核ミサイルと
同じ頃の話で、けっこうヤバかったんだな、と感じる時代です。

パーシングは一応、IRBMか戦術ミサイル(その頃はそんな分類ではなかった
ような)に属するもので、ICBMとは違う扱いだったと思います。確かに
画像認識を含む終末誘導を持っていたんだか、持つはずのプロトが成功したかの
段階にあったと思います。

しかし、なんてーか、昔話になって良かったですね、こんな話題。
35G_Tomo:2001/06/05(火) 00:25
 ABM禁止条約はSALT1と同時期(70年代前半)ですが、MaRVは話題にも上がってない頃だと思います。
パーシングIIは戦域ミサイル(その頃使われ出した言葉だが)ですが、誘導方式は前記の通りレーダ地形照合で、再突入後 空力ベーンにより機動します。
36名無し三等兵:2001/06/05(火) 07:52
>>35
なるほど。パーシングIIは射程700km程度でしたっけ? IRBMというには
短いのかな。たしかパーシングIIか、ひょっとしたらランスに画像認識
による最終誘導があって、精度が格段に上がったという記事を読んだ憶え
があるのですが、開発段階で終わった話だったかもしれません。
37名無し三等兵
>>35
その頃の歴史的段階やさまざまな用語定義に弱いので
参考になります。自分でもちょっと勉強してきます。