日本の安全保障論を整理してみる

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1名無し三等兵
今まで論客さんの意見をたくさん聞かせてもらいました。
軍事の観点だけじゃなくて政治や経済の観点が必要だわいと納得できました。
そろそろ広い視野をもって冷静に議論をつめてもいいような。
とりあえず今までの議論を羅列的に書き出しました。
@同盟重視/海外派兵重視で本土防衛軽視。陸自削減と海自増強。
A自主防衛重視/本土防衛に専念。海外派遣は余技。陸自現状維持で海自削減。
B経済重視/軍事には頼らずひたすら経済外交と援助。最小限の本土防衛用戦力のみ維持。
C平和の配当重視/戦争は起きそうにないのでとりあえず日本も軍縮。
DLIC重視/非通常戦争勃発の可能性重視。弾道弾、ゲリコマ対処重視。在来型兵力削減。
E中国北朝鮮脅威重視/大規模な侵略が予想されるので陸自増強。
※安保条約破棄を言ってる人はいませんでした。

207さんはAEにゲリコマ対処能力強化を主張してて
105さんは@CDを主張してるようですが
皆さんはどんな意見をお持ちですか?
聞かせて下さい。
@からEは叩き台ってことでお願いします。
変えちゃってもぜんぜんいいです。
2名無し三等兵:2001/04/27(金) 14:10
1から6まで全部。
3名無し三等兵:2001/04/27(金) 14:13
F同盟重視/本土防衛重視。海外派遣は余技。陸自現状維持と空自増強。
4某研風難しいですね:2001/04/27(金) 14:22
矢張り軍隊無くては国土防衛は成されぬ物であろうか
経済力政治力を以って是に充てるのは如何なものか

5名無し三等兵:2001/04/27(金) 14:24
1が長い。それに元スレッドがあるならそれにもリンクをはれ。
機種依存文字使うな。Uzeeeeeeeeeee!
というわけで俺はマル5。

6名無し三等兵:2001/04/27(金) 14:47
俺は3と5。
あと海外派遣の規模が小さいという条件つきで1。
7名無し三等兵:2001/04/27(金) 14:54
本土防衛より海外派遣重視に一票。
ゲリコマは分かるがいまどき本土決戦もないだろう。
陸自は遠征部隊として再編したほうが有意義。
8名無し三等兵:2001/04/27(金) 15:11
jisakujien ha yame yoone
9名無し三等兵:2001/04/27(金) 15:13
・第二次世界大戦の誤りを反省しなければいけない
・原因は国際的孤立にあった
・日米同盟を基軸にして近隣諸国との友好を図らねばならない

10名無し三等兵:2001/04/27(金) 15:50
俺は(7)だな
11270:2001/04/27(金) 16:10
私は2と6ではないですね。3が現状であり日本の規定方針ですね。
防衛庁は3で計画を作っており幕もその通りです
12270:2001/04/27(金) 16:16
強いていえば私は

同盟関係重視、一定の(30日で終息するような)紛争は自力対処
領土・領域防衛に重点、国連平和維持活動には貢献、陸上戦力は
今回の削減計画で当面維持、海上戦力は海幕提出の策源計画で当面維持、
航空戦力は阻止SQの若干の増勢、平和安全保障構築の推進のため東アジアの
ある程度の集団的自衛権の模索、非在来型戦闘への対処能力確立。

それが私の個人的な見解です
13270:2001/04/27(金) 16:17
上記策源から削減に訂正します。失礼しました。
14270:2001/04/27(金) 16:23
正面装備は航空を除いて若干減勢になる程度が妥当だとおもいます。
なぜならC4ISRの確立により、偵察・監視・作戦・情報の統合が飛躍的に
向上しますから、国家経済力の低迷もあり合理的な統制運用を確立する
ことで、合理的にしかし能力の向上を模索すべきと考えます

このためにも空中給油機と情報衛星はぜひあるべきだと考えます
15:2001/04/27(金) 16:24
>>11
確か270さんのお話では現行の(陸)兵力では本土防衛で手一杯とのこと
でしたが仮にPKF等への出動要請があった場合、現行人員のままで対応は
充分可能なのでしょうか?
16270:2001/04/27(金) 16:28
>>15さん

きついですが、東アジア地域に極端な緊張状態が発生していなければ、
大隊程度の派遣ですから可能とおもいます。いくぶんの上乗せ数は
考慮して計画されていますから
17270:2001/04/27(金) 16:31
有事規模によっては不足する検討結果はありますが、なかなか国民の
みなさんの理解は得られないでしょうから…。9師団6旅団で2010年程度
までに運用確立して再度見直しになるのが2015年程度でしょうか
18270:2001/04/27(金) 16:33
PKF本隊業務となると3個中隊編成の大隊として国連部隊指揮官に委譲
しなければいけないかな、とおもいます。
19:2001/04/27(金) 16:43
270さん、有難うございました。
大隊規模なら派遣可能とのことですがそれでは装備的にはどのようなもの
まで許されると思います?
20名無し三等兵:2001/04/27(金) 16:50
PKF本隊業務なら最低でも装甲車は必要です。できれば戦車も持たせたい
というのが個人的見解ですが、国会で通らないでしょうから…。ただ、
機関銃は1丁とかそういう制約では本隊業務は無理だとおもいます。
完全普通科装備は最低限お願いしたいところです。84RRは駄目だ、とか
IFVは駄目だとか、20_以上の機関砲装備はいけないとか…。本隊業務
ではナンセンスだと個人的には考えます
21270:2001/04/27(金) 16:55
一度回線が切れたて立ち上げたら名無し三等兵になってしまいました。
クッキーを有効にしてください、との表示がでて再度やりなおしたら
書けました。上記は270の発言です。
22名無し三等兵:2001/04/27(金) 17:03

>>21
インターネットエクスプローラのツールから詳細設定でクッキーが
できますよ。
23ミリ屋哲:2001/04/27(金) 17:23
PKO本体業務について、基本的には270氏に同意。ただし、任務内容に合わせて
普通科大隊基幹の部隊の変わりに、RCV、FV(若しくはAPC)化した普通化
(小隊基幹)、状況により戦車(導入可能ならセンタウロ級の重装輪戦闘車)や
迫撃砲(小隊若しくは分隊規模)により編成された戦闘偵察小隊に近い編成の混成
機械化中隊(適当につけた名前だけど)をオプションに加えたい。

装甲車化した普通科とどの様に違うかと言うと、独立的な長距離パトロールを目的
としたミニ騎兵部隊を念頭においている。
ある特定の地域を警備する事よりも、より機動打撃(と言っても限定的だが)を念
頭に置いた編成。
小規模でありながら十分な貢献を考えたら、こんなオプションも有りかと思う。
24270:2001/04/27(金) 17:33
>>23
とてもいい装備ですね。そうですね偵察隊は必要ですね。特科部隊を
持っていけないので、砲火力としての重装備車輛はあるにこしたことは
ありません。
25名無し三等兵:2001/04/27(金) 17:36
えーと、類型化するのはナンですが270氏の意見は>>3のFとほぼ同じと考えてよいですね。
26270:2001/04/27(金) 17:38
そうですね、若干の違いはありますが3に近いとおもわれます。
それが体に浸透しています。
27装輪戦車太郎:2001/04/27(金) 18:01
 ・・・!!!・・・
2881式:2001/04/27(金) 20:05
ボクは3が基本だと思うデスけど、5も必要だと思うデスね。
陸自現状維持デスが、同時にゲリコマ、弾道弾等への対処も考えていった方がグッドだと思うデス。

ただ、これは改編が完了してスマートな組織や新しい教範、優秀なC4I化された装備になればできるかも知れないデスね。
29105:2001/04/27(金) 21:04
それでは私は個人的に
1を集団安全保障を前提にした同盟戦略重視と解釈してこれを推します。

とりあえず当面の国際情勢にあっては
「加盟国への攻撃を加盟国全体の攻撃と見なし軍事を含む共同行動で
対処する」集団安保体制への積極的参加が、日本の独立と繁栄を確保するうえで、
いちばん安価で安全な道だと思っております。
中途半端に集団安保体制に参加するのではなく、軍事的共同行動への参加をも前提にした
全面的な意味での参加が必要となりましょう。

防衛予算を一定としたうえで、上述した観点からいえば、海外遠征能力と
5を中心とした軍事力が望ましいということになるのかもしれません。
その代償として「本土防衛型」の「在来型兵力」の削減や既存の戦力の質的転換が
要請されますけれども。
270さん、81式さん、
専門家の皆さんのまえでの素人的な拙論失礼いたしました(汗)。
30105:2001/04/27(金) 21:06
円借款や経済協力は経済大国としてのわが国の立場を考えれば重要な武器です。
ですけれども西側同盟国内での地位があまり高くない現状では、
そうした経済的外交手段もその本来の力を発揮しえていないようにも見受けられます。
ときにわが国が西側同盟内の「財布」といった嫌避すべき立場にあると言えば
それは言い過ぎでしょう。しかし同盟内における地位の低さが、
わが国が同盟参加によって享受するメリットを、大きく減じていると言うことは、
できるのかもしれません。
31105:2001/04/27(金) 21:10
望ましい集団安保的秩序というものは、参加国の相互信頼によって構築されえます。
この信頼は不断の努力によって維持されなければなりません。
努力の方法はさまざまですが、なかでも軍事的共同行動は信頼関係を担保するうえで
必要不可欠な役割をもっています。
軍事力は実効的排除装置ですので、やはり集団安保の中心的機能となりえます。
軍がもつ国民主権の意思表示機能も見逃せません。
軍人は常に国民にとってour boysです。
外交官や官僚もむろん国民ですが、彼らはやはり国民の一部というよりは
政府の一部といったところでしょう。
構成員がいざというとき、各々がその身体の一部を差し出して共通の敵に
立ち向かうというまことにシンボリックな意味をも、
軍事的な貢献というものは有しているのかもしれません。
3269式:2001/04/27(金) 21:27
 こんばんわーっ 69式も参加させていただきますーっm(_ _)m

 69式は基本的に7番で、中国の地域派遣大国化が現状以上に進んだ場合、中国
に軍事的脅威を受ける国々と集団安全保障体制を構築するべきであるっ とゆふに
考えていますーっ
 現状では、日本に軍事的脅威を及ぼしえる国に対しては、アメリカを除けば兵器の
質で対抗可能ですから、抑止力としての軍備の整備を中心に現状を維持すれば自衛
隊はその目的を達成可能だと判断しますーっ
 アメリカに対しては、現在ドイツがアメリカ陸軍を国内に駐留させ続け、同盟関係を
緊密にすることで敵対関係に入らないでいるよーにっ、アジア地域でのアメリカ軍の
施設を日本本土に集中させ、アジア地域での戦略構築に日本の協力がないと支障を
きたすよな状態を作り上げるのが、一番よろしいかと考えますっ
3369式:2001/04/27(金) 21:32
 国連平和活動ですがっ、基本的にはアジア地域の政治的安定を目的とする
ものには、積極的に参加するべきであると考えますーっ
 日本がアジアの秩序と平和の構築に積極的であることを実際に行動で示すこ
とができるならばっ、それはアジア各国の対日信頼感の醸成に役に立つからで
すっ 秩序と平和のために日本が努力することは、それによって利益を享受する
国々からの尊敬を受けることとなり、広い意味での国防に極めて大きな益があ
ると思いますーっ
 ですからっ、アフリカ地域や中東地域、バルカン半島の問題は、できる限り政治
的経済的な関与にとどめ、アジア全体を俯瞰した国益に沿った国連軍活動に参
加することが重要であると考えますーっ
34名無し三等兵:2001/04/27(金) 21:32
>>32
それは1なのでは?
35名無し三等兵:2001/04/27(金) 21:39
いや、>>3の(7)になると思う。
本土防衛軽視と言うわけではないと思うし。
(7)の拡張版にちかいのでは?
3635:2001/04/27(金) 21:43
恐らく>>1さんが意図した(1)の内容は105さんの考えに近いと個人的に思ってる。
105さんは別スレでも、必ずしも国益重視でなくても国際協調のための(まあこれも国益
といえば国益なのだけど)派遣はアリという立場を主張されていたし。
3769式:2001/04/27(金) 21:45
>>34
 本土防衛軽視、ではありませんーっ
 実は、69式は、個人的には陸自の大増勢を行うべきである、とゆふに考えてい
ますっ 現状では、北九州、石狩湾、新潟といった、大規模上陸を仕掛けられる可
能性が高い地域に、上陸直後に橋頭堡を拡大させないための戦闘部隊を展開す
るのにも足りない戦力でしかありませんーっ つまり、敵に「対日戦は易し」と判断
させかねないわけですーっ これは、極めて憂慮するべき状況だと思いますーっ
 個人的には、陸自は機甲戦力の拡充よりも、特科戦力の拡充こそが急務である
と信じておりますーっ
38名無し三等兵:2001/04/27(金) 21:57
以前 中国が「国連」を「戦勝国会議」・「連合国会議」と
称するのを見たが(他にも 結構な数の国が)
根本的に「日本人」が見てる「日本」と
国際社会が見てる「日本」とでは異質なものと
考えているのは「私」だけ?
39名無し三等兵:2001/04/27(金) 22:12
>>38
United Nationsを「国連」と訳しているのは「意図的・政治的誤訳」
でしょうな。
United Nationsは「連合国」だもん。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 22:33
優良スレなり。
41105:2001/04/27(金) 22:49
>69式さん
素人の私ですが、宜しくお願いいたしますm(_ _)m 。
いよいよ各論に入ってきましたね。
お世辞に抜きに69式さんのご意見は勉強になります。本当ですよ。
>34さん
では私の意見は本土軽視ということになるのかもしれませんね。
同盟と自主防衛の並立に異議を唱える人は、今やあまり多くないでしょう。
しかしそのバランスの取り方でどうやら意見はわかれるようです。

もちろん69式さんがおっしゃるとおり自衛隊の抑止機能や本土防衛機能も大切です。
絶対に無くてはなりません。
ですが自衛隊独力で侵略国と戦わざるをえないような情勢、
つまり安保が望ましい機能を発揮しえない情勢の出現は
自衛隊の兵力削減よりも、侵略国をして一層対日侵攻を誘発してしまう
ようにも見受けられます。

自衛隊の部分的削減は軍事的に言えばマイナスですが、外交的には許容できます。
しかし同盟の失敗や集団安保の機能不全は政治的にも受け入れがたい、
より破滅的な意味合いをもつのかもしれません。
あえて誤解を恐れずにいえば、政治・外交的合理性は軍事的合理性を犠牲にしえます。
42105:2001/04/27(金) 22:54
そうした意味で同盟関係がもたらす抑止・制裁機能にも大きく期待すべきでしょう。
「期待」というよりも「機能」させるといったほうが適切かもしれませんね。
米を中心とする同盟国軍(自衛隊も参加させるわけですが)を日本周辺で
絶えず顕示的に「存在」させることが、集団安保を機能させる鍵となります。
また日本への軍事的侵略行為が即座に集団安保のもつ軍事的制裁行動を
発動させる政治的メカニズムも必要と思われます。
これは侵略即同盟軍交戦のスキーム、といってもよいかもしれません。
とはいえこうした場合、在日米軍基地と米軍のプレゼンスの
非親和問題も派生してきますが、これは別の機会にいたしましょう。
43105:2001/04/27(金) 23:02
69式さんご指摘の防衛戦術上の問題について、私は論評を加える資格も
経験もございません。
ただ現在の北東アジアの政治的情勢を考えるかぎり、日本への大規模な侵略は
考えにくいように観察しております。弾道ミサイル、生物化学兵器攻撃、
ゲリラコマンドゥ襲撃などの非在来的な侵略行為や、ごく限られた軍事行動は
ありえると思います。
なかにはその規模からいって、同盟国の軍事行動を要請するのに不適当な
ケースの侵略行為もありえましょう。
ですからLICへの独力対処能力は、何にもまして、
是が非にも必要になるのではないかと、拙く考えております。
44105:2001/04/27(金) 23:14
>1さん、皆さん、特に69式さん
若干付記します。
このスレは「勝ち負け」ではなく「相違」を重視した意見の交換を
その主旨とするものと承知しております。
拙レスを読み返すと、意見の違いを明確するために、個人のお名前を、
文中で多用いたしました。
今読み返しますと、意図せずではありますが、
いささか攻撃性が強い主張をしてしまったと反省しております。
皆様のご寛容にすがりつつお許し頂きたいと、お詫びする次第です。
失礼いたしましたm(_ _)m。
4569式:2001/04/27(金) 23:16
>>41
 こんばんわっ 過分な評価とわざわざ丁寧なレスをありがとうございますーっ
こちらこそ色々と勉強させていただいておりますっ これからもどうぞよろしくお願
いいたしますーっm(_ _)m

 69式は、基本的に「戦争は暴力で遂行される外交であり、外交は銃を使わない
戦争である」とゆ理論の信奉者ですーっ また、昨今のアジアでは、欧州のような
経済的政治的利害の一致をもって同盟関係を構築する、とゆふな成熟した外交関
係を結べるほど、互いの信頼関係は醸成されていないと判断していますーっ
 これはっ、欧州が基本的にローマ・ギリシア文明の直径の子孫であるとゆ信仰と
キリスト教文明とゆ共通基盤があってのことであり、こうした相互に共有できる文明
をもっていないアジアにおいては、即物的なまでに国力を背景にした外交力の行使
を行うしかないと、69式は考えていますーっ
 ですから、日本が軍事力を現状維持、もしくは増強すると同時に、アジア全体の秩
序と平和の構築と維持に努力するならば、自衛隊の戦力を低下させた上での集団
安全保障よりは、より日本の国益にそった利益が得られると判断しましたーっ

 右翼で軍国主義者呼ばわりされても、しかたのない判断ですねーっ(自爆)
4681式:2001/04/27(金) 23:17
>>29

だ〜か〜ら〜、ボクはしろーとデスよ〜

特に、戦略以上の話はひじょーに苦手デス・・・

大変興味深い意見だと思うデスよ〜
4769式:2001/04/27(金) 23:24
>>44
 いえ、69式はぜんぜんおっしゃるよな「攻撃性が強い」とゆ印象を受けませんで
したっ(笑) むしろ、69式の書き込みにレスを下さったことに感謝しておりますーっ(笑)

>>43
 69式はですね、実際に仮想敵国が着上陸侵攻能力をもっているかどうかは、あ
まり考えてもしかたがないと思いますーっ もし本気で上陸を仕掛けてくるつもりで
あるならばっ、それに適した戦備を短期間に整備することは不可能ではないからで
すっ
 確かに技術的な問題はあるでしょうけれど、日本の周辺諸国は基本的に基幹と
なる水陸両用戦部隊を保有していますから、短期間に民間船舶の徴用等で必要な
能力を備えることは不可能ではないと判断いたしますーっ
 ですから、第一波の歩兵主体の海兵隊の着上陸侵攻の成功率を低下させる戦
備を整備することは、作戦の可能性を低下させることになりますからっ、敵に着上
陸作戦の遂行を中止させる可能性をおおきくさせると思っているのですーっ
 基本的に沿岸部に大都市が多い日本では、いかに敵に着上陸侵攻を断念させ
るか、とゆ戦備の構築こそが陸自にとって重要であると判断いたしますっ
4869式:2001/04/27(金) 23:32
>>41
 ですから、69式はアメリカ軍のアジア地域での策源を日本のみに限定させる
よに外交努力を行い、アメリカが日本を切り捨てることができない状態を創り出す
べきであるっ、とゆふに考えておりますーっ(笑)
 基本的に日本とアメリカは、文明や文化を共有するとゆ形での信頼関係を構築
できませんからっ、即物的な国家戦略や軍事戦略的な有効性をもって、同盟関係
を構築するほかはない、と考えておりますーっ 105さんが仰るよな集団安全保障
論は、実は第一次世界大戦後の日英同盟破棄とそれに続く四ヶ国条約の失敗に
つながる恐れがあるのではないかっ と69式は懸念してしまいますーっ
 相互の信頼関係による同盟の維持、とゆには、日本は湾岸戦争でアメリカの友軍
として戦うこともしませんでしたし、中国や北朝鮮に過度に融和的で、アメリカ軍の
戦時計画に協力的でもありませんっ これでは、アメリカに日本を信頼して欲しい、と
要求することのほが、虫がよいよな気がしているのですがーっ
 69式の根拠のない懸念でしょうかっ?
49名無し三等兵:2001/04/27(金) 23:46
なぜに皆さん、そこまで69式さんに気を使うんだろうか・・・

別に荒しとかじゃなくて、最近の素朴な疑問デス
50名無し三等兵:2001/04/27(金) 23:52
礼儀は人間関係の基本です(笑)
51名無し三等兵:2001/04/27(金) 23:58
ぜひとも他の方々(名無しさん含む)にもしてあげてください(笑)>礼儀

52名無し三等兵:2001/04/28(土) 03:07
69式は佐祐理さんだからだろ。
葉鍵に帰れ(藁
53名無し三等兵:2001/04/28(土) 03:22
軍人が軍国主義者なのは当然。軍国主義者が軍人なのも自然。それが健全。
軍国主義者は軍国主義者として自衛隊にしっかり隔離しておくものなんだよ。
社会に軍国主義者が溢れたら危険。
54名無し三等兵:2001/04/28(土) 03:43
あははー か?
俺も思ったよ、気付いた52氏とは同志のようだ
55270:2001/04/28(土) 06:44
たいへん興味深く拝読しました。私は個人的に思うのですが2015年程度まで
防衛力の質量は、現在おこなわれている改編計画(陸海空)の水準で維持して
その能力は質的な向上により低下させない、という基本方針はそう悪くはないと
考えます。
実は2015年以降は増減の予測も立たないほど不透明です、つまり次期防終了後
に周辺状況次第で増強もあるでしょうし削減もありえるでしょう。集団的自衛権
参加にたいする憲法の制約の問題が解消されているかどうか、または緊急有事に
関する法令が整備されているか否か、このふたつも防衛力を決定する大きな要素
になりますし、それらの整備によって部隊の再編と質の変化が起こりえますね。
56270:2001/04/28(土) 06:54
台湾問題とふたつの朝鮮問題も2010〜2015年までになんらかの展開が
ありえると思われますし、バランスシート自体がまったく変化する可能性が
世界でいちばんおおきな地域が東アジアでありますから、日本は内政、外交、
防衛に慎重な舵取りが史上命題となるとおもいます。
日本は2010〜2015年に新鋭装備への移行をおこなうこともまた重要ですね。
いま慌てて現在の新式装備を導入決定するよりも照準を上記年代にあわせて、
その時点に予測される新式装備を導入調達することも得策です。
5769式:2001/04/28(土) 16:36
>>55
 つまりっ、極論を言うならば、半島問題と台湾海峡の問題がどゆふに推移するか
によって、自衛隊が整備するべき戦備に違いが出てくる、とゆ意味でしょうかっ?
もしくは、アメリカのアジア戦略の変化の予測がつかないから、対処のしようがない
とゆことでしょうかーっ?

 ちょっと話は変わりますがっ、先日の不審船騒ぎの際に、有事法制云々は無視し
て、なんで自衛隊は外国の脅威に対処できないんだっ みたいな論調がマスメディ
アをにぎわしましたよね? そゆう、なしくずしに既成事実を積み上げて事実上の
改憲をメディア、とゆよりは国民が政府と自衛隊に押しつけてくる可能性もあるわけ
ですか? 最悪の場合、世論とメディアに煽られた政府が、自衛隊に超法規的活
動を強制する可能性もある、と?

 本来なら、国家固有の生存権(大学時代これは不文法として当然保有していると
学びましたっ)としての自衛権を、憲法上明確にし、かつ軍事力の行使にドイツの
ように歯止めをかけることが正道だと思いますっ。でも、そうでない可能性も現状
では自衛隊では考慮している、と?

 質問ばかりで申し訳ありませんが、お答えいただける範囲で結構ですのでっ、よ
ろしくお願いいたしますーっm(_ _)m
5869式:2001/04/28(土) 16:46
>>56
 実は69式はっ、現在の日本の国力とアジアの各国家の軍事力と国力から判断
するならば、太平洋戦争直前のアメリカのよに、本気で取りかかるならば数年以内
に必要な戦備を整備できるのではないかと判断していますーっ
 現在の日本の第二次産業はっ、大規模な軍事力の整備が引き起こす需要を十
分満たせる生産力を保有しているのではないでしょーかっ 海軍休日時代のアメ
リカ海軍はとても貧乏でしたけどっ、日本の軍縮条約脱退にともなって短期間で
必要な戦備を整備できましたーっ
 つまり、ほんとうの意味で日本の安全保障上問題が発生したならばっ、純粋軍
事的には短期間で防衛力を向上させることは可能である、とゆ判断の元に、今の
防衛計画は策定されているのでしょうかーっ? その為に、最新の軍事技術の蓄
積こそが肝要で、現在の自衛隊はそしたほんとうにしゃれにならない危機的状態
にが発生したときの戦備の基幹的存在である、と?

 なんだか、混乱したレスになってしまいましたーっ ごめんなさいっm(_ _)m
5981式:2001/04/28(土) 16:57
>>58

あるはずデス。

自営業せんせーのレイド・オン・トーキョーで斎藤統幕議長が触れたQ号計画という奴デス。
詳しい事は秘密らしーのでボクも知らないデスけど・・・

270たんはご存知だと思うデスけど、さすがに言えないデスしねー
60名無し三等兵:2001/04/28(土) 17:01
>>58
田岡俊次あたりはそういってますねー。
今の陸自ってのは有事のときにこのままの
規模で戦うわけではない。
士官・下士官の比率が他国と比べて高いから
いざというときには何倍かに拡大することが
可能だとかなんだとか。
たしかに、空自や海自は簡単には拡大できないでしょうが、
陸自ならば数ヶ月の訓練で相当拡大できそう。
日本の師団は主要国の師団が1万人から2万人であるのに
対して、定員で7千人から9千人と小さい。
数年の期間があったら士の人間を増やして一個師団の
定員を2万人近くにすることによって拡大できそう。
専門家の考えはどうなんでしょうか。
61270:2001/04/28(土) 17:02
生存権はもちろん全人類に等しく存在する権利ですね。その生存のために
「すこしは腕っ節がたつんだぞ」と時折チラチラと腕力を誇示する状態が
自衛権の行使と意思ですね。まさに日本そのものです。

なし崩し的に既製事実の積み重ねで国家軍事力をもちいる国なら、周辺諸国に
とって、そんな危なっかしい国はなく、文民統制と民主的施政に根ざした
国家の防衛組織ではなくなってしまいます。「さじ加減」次第で明文法規を
どうにでも解釈したところに行動の正義は成立しえないと思います。
62名無し三等兵:2001/04/28(土) 17:13
>>60
とはいっても志願兵の数が足りないよね。
63名無し三等兵:2001/04/28(土) 17:15
>>60
それワイマール共和国時代のドイツが現実にやってますね。
自衛隊がそこまで考えて士官、下士官の比率を上げているのか、
ただの定員不足なのかはわかりませんが。
64名無し三等兵:2001/04/28(土) 17:18
>>62
いや本当に陸自の力が必要な情勢になったら、
世論は沸騰するしマスコミも煽りまくるだろうから
10万人くらいは簡単に集まるんじゃない?
65名無し三等兵:2001/04/28(土) 17:23
>>64
フジTVがドラマ作ったり、日テレでみのもんたが
自衛隊24時とかやってもりあげるのかぁ
なるほどなぁ
6669式:2001/04/28(土) 17:27
>>61
 レスをありがとうございますっm(_ _)m

 実は、かの不審船騒ぎ以来、拳法をはじめとする法律の改正は面倒くさい
から、解釈改憲で有事法制を整備してっ、みたいな論調が多々見受けられま
すーっ これは、実は戦前の統帥権と同じ超法規的軍事活動への道をひらく
重大な問題ではないかとっ、懸念しておりますーっ
 自衛隊は、おっしゃる通りの既成事実を積み重ねるよな軍事組織では無い、
と69式は信じておりますーっ ですが、現状の日本政府は、そした極めて危
険な道を歩んでいるのではないかっ、と危惧しておりますーっ
 いえ、申し訳ありませんーっ 現職の自衛官の方には答え様のないカキコ
ですっ ただ、現状の自衛隊の法的位置づけについて、戦前の統帥権と同
様の問題が発生することを懸念している民間人がいることを、覚えておいて
くださいませーっm(_ _)m
 自衛官の方々はそのつもりは無くてもっ、ポピュリズムに走った政府が暴走
する可能性が現実のこの国では一番問題なのではないかと、恐怖していま
すーっ

 ・・・結局、国民が本気で自分の国を護る、とゆことを考えて、選挙で投票し
ているか、てゆ問題に行き着いてしまいそうな気がしますっ(_ _;)
67海の人:2001/04/28(土) 17:35
>>64-66
 64,65さんがおっしゃるようなことは、おそらく状況として間違いないとおもいます。
 また69式さんが>>66で仰ったような衆愚的な極論に走りがちであることも、青国内情勢と
しては想定のうちではあるんですが、いかんせん現実の自衛隊の対処としては、まさに統帥権
に関わる問題ですので「自衛隊」としての対処は、そのような極論への迎合により国内世論が
先鋭化する前に手早く片づける・・・くらいしかありません。
 むしろ、これは政府、そして国民が良識をもって自衛隊に対処を任せて頂くということしか
対応策はないのではないかとも思います。

 あ、ところで上の「青国内情勢として・・・」のくだりは「自称退職自衛官の知ったかぶり」
ということにしといてください(笑)
6869式:2001/04/28(土) 17:37
>>62 >>63 >>64 >>65
 現状で自衛隊の志願者数は、幹部、曹幹部、一般隊員ともに募集人員を
上回っている、と聞いておりますーっ 問題は、大蔵省が完全定数を満たす
人員を雇用するのに必要な予算をつけないことだそーですっ(笑)

 これから先、産業構造がどんどん省力化、技術職化、専門職化を要求する
形へと変化していくと思われますからっ、若年労働者の失業率は逆に上がっ
ていく恐れもあると思いますーっ 実際、地方では公共事業費の頭打ち、もし
くは削減によって失業率が上昇しつつあるそうですっ 土木建築以外の基幹
となる産業の育成を怠ってきた地方自治体での失業問題は、極めて深刻に
なりつつあるそですーっ

 でも、失業対策としての軍拡って、戦前の満州事変の理由とほとんど変わ
りませんねーっ 極めて危険かもしれませんっ 軍拡による有効需要の拡大
はっ、ナチス・ドイツが行った経済政策でもありますーっ(自爆)
69270:2001/04/28(土) 17:39
小隊長をはじめとする尉官クラスと班長級の曹の損耗は戦時にはたいへん
過大になります。「2小隊長戦死●●1曹に指揮権移譲」「3班長戦死●▲2曹に
指揮権移譲」ということは演習でもいつもかわることがありませんね。
7081式:2001/04/28(土) 17:43
>>60

そのためには、予備役制度の拡充が必要なんデスよね〜

今の兵隊はプロフェッショナル性が求められているデス。
ミサイル一発当てるにも、小銃や機関銃で敵を射るにも、戦車を動かすにも、倉庫から物を出すにも現代の複雑な軍事業界ではプロフェッショナル性が求められるデス。

だから、大きな予備役が欲しいところデス。
特に、本土防衛型の戦略構想だと必要だと思うのデスけど・・・
7169式:2001/04/28(土) 17:44
>>67
 仰るとおりですねーっ(笑)
 ただ、本来は、ここからここまでは自衛隊に任せますっ てゆ判断が、有事法制
なんですよねーっ(爆) 現状で国民と、それから権限を委託されている政府が、自
衛隊にどこからどこまでが有事に果たすべき仕事、とゆふに明言していないのが、
とても怖くて仕方がありませんーっ
 憲法上規定が存在していない事態は、実は政府が国家から委託された権限に
よって主権の名のもとに解釈して対処できる事が、近代法における権力の行使に
おいては認められている権利ですーっ ですが、それを悪用させないために主権
在民とシビリアンコントロールがあるはずなのですがっ、現実には有事にどれだけ
文民統制が発揮できるのか、疑問を感じておりますーっ
 69式の懸念で終われば良いのですがーっ
72270:2001/04/28(土) 17:47
たとえば有事に部隊展開した地域に避難を拒否する老人がいたとして、
それの説得に隊員を数時間かかわらせることはできませんから、災害
救助法の「避難命令」を宣言して退去させようか…などと我々が考え
ることはおかしいと感じます。
判断が難しいことがたくさんあり、作戦遂行前に障害の連続というところ
があり、憂鬱になります
73海の人:2001/04/28(土) 17:52
>>71
 まぁ法に明言されていたとしても「拡大解釈」で何とでもなるというのは
日本の政治の過去の歴史から考えれば容易に想像がつくことで、だからこそ
明文化され得ない「国民の良識」に期待するしか無いと思います、その方面
では。
 自衛隊としてなし得ることは、先のとおり短期決戦で決着をつけるくらい
しかないのではないかと。
 ただし、これは作戦・戦術を全く無視した国内政治情勢的な判断ですが。

 >>72で270さんが憂慮しているようなことを氷山の一角とした様々な事ども
を明文化するのに、自衛隊創設後、これだけの期間がかかったことを考える
と69式さんの懸念は妥当で、だからこそそういった方向に国民世論がスタン
ピードしない政治が必要であると思います。
74名無し三等兵:2001/04/28(土) 17:55
結局、法が整備されていないので
現場の自衛官が、法的な判断をしなければならなくなる。
 これは行政の責任放棄でしょう、平時に整えておくべき問題を
先送りにして、矛盾点をすべて現場に押しつけることになるでしょうね。
75名無し三等兵:2001/04/28(土) 17:57
行政の、というか立法の……。
もちろん結論はどこに至るかはいうまでもないのでしょうが、ね。
76270:2001/04/28(土) 18:02
>>70さん

そうおもいます。よくいわれる自衛隊員の高齢化というのは、81式氏が
いうプロフェッショナル化で実際上さほど障害には感じません。
むしろベテラン曹の卓越した各種技術と戦術能力を得るというプラスの
面があるとおもいます。補給、通信、前線部隊班長、各種火器操作員には
熟練者多数とおもっていただいてまちがいありません。
77270:2001/04/28(土) 18:09
質のたかい各種意見が多く、このスレッドをコピーして印刷して何人かに
見せようとおもいます。やはり日本というのは教養のたかい国なのですね。
感心してしまいます…。
78海の人:2001/04/28(土) 18:24
 1さんがあげられた選択肢のなかで、自分の考えに近いものを選択すると
(1)の陸自と海自を逆にしたのと、(3)になります。
 (4)と(5)に関しては否定的です、(4)に関しては極東地域には冷戦終結の
平和の配当は全くありません、また(5)に関しては国内治安に関しては警察に
やらせるべきで、場合によっては国民に銃を向けることになるような任務に
自衛隊がタッチするべきではないという思いがあります。
 国内世論の一部に「重武装の不正規侵入に対しては自衛隊投入」という論
を見かけることがあるのですが、機動隊よりも自衛隊の方が効果を上げうる
とする蓋然性のあるプランを見たことがありません。

 (1)の陸海自が逆(陸自増強・海自削減)および(3)については、今後の日米
同盟、さらには国際社会の中での日本のあり方として、もう一歩踏み込んだ
形を想像するからです。
 このスレッド内でも話が出たと思うのですが、日本側で余計な努力をする
必要もなく日本は極東地域においての、米国にとってもっとも重要な根拠地
であるというのは衆目が一致するところではないかと思います。
 (このあたり小川和久さんの受け売りくさくて自分でも微苦笑してしまい
 ますが)
 当然100年スパンで見た場合には、かなりの流動が発生するとは思うの
ですが、当面10年スパンではパクス・アメリカーナの中で日本という国家が
独立国としての能力を取り戻すためのリハビリ期間として費消することも
ムダではないと思うのです。

 異論はあろうかと思いますが、国際的な常識(というか、もっと下意識的な
ところで)「自分の手を汚さないものは信用しない」、もっと端的に言えば
「危険を冒さないものは信用しない」という根強い評価があって、日本が
これまでなした国際貢献についてもアピール不足と、こういった先入観の
せいで正統な評価を受けていません。
 先の湾岸戦争における戦費支出についての国内論争をみて、いつも思い
だすのですが、カルタゴの代表がローマ元老院で、ローマの戦役における
自分たちの貢献をアピールしたところ嘲笑を浴びせられたことがありました。
 カルタゴはローマに対して戦費・物資の援助を行いましたが兵士は
送らなかったゆえ、とのことです。
 確かに日本という国家が独自の考えをもち、独自路線を歩むようになった
ところで一度考えてみるのも良いと思うのですが、今は「今現在は」パクス
アメリカーナの優等生という対外的な態度をとりながら、国として内国では
「日本国」を確立するべきであると考えるゆえ、増強された陸上自衛隊部隊
と、それを基幹とした支援の海空自衛隊部隊によって編成される
「海外派遣部隊」を常時編成としてPKOに投入する体制を整えて置くことは
「日本の国益」として考えた場合に、及ぼす利益は計り知れないと思うので
ありました。

 ちょっと政治向きに偏りすぎてしまい、申し訳ありませんが、このような
考え方を下敷きにして、各種の議論に参加させて頂いてます。
 これからも、どうぞよろしく:-)
7969式:2001/04/28(土) 18:42
>>72
 それは、実は冷戦時代から言われ続けている問題ですねーっ 結局、そうした
「いざというとき、どうするのか」とゆかつての来須統幕議長の問い掛けにも、政
府もメディアもきちんと答えないまま今に至ってしまっている、とゆ印象を69式は
もっておりますっ
 湾岸戦争協力法案からPKO法、日米安保ガイドラインにいたるまでの日本政
府の対応を見ていますと、実は自衛隊とゆ組織の問題ではなく、政治的決断能
力を喪失した政治の限界の問題の方が、日本の国防にとっては重大な障害な
のではないか、とゆふに思えてしまいますーっ
 たびたび、レスしようのない書き込みでごめんなさいっm(_ _)m
80名無し三等兵:2001/04/28(土) 18:46
>>72
そうですね。
とくにその土地に布陣しなければならない時は困りますよね。
8181式:2001/04/28(土) 18:48
>>74

激しく同意デス

PKOでの話デスけど
自衛以外で銃を撃っちゃダメだったデスよね。
指揮官が「撃て」と命令するのもアウトデス。

で、現場の指揮官は「俺が撃つまで撃つな」と言ったらしいデス。

「兵士に聞け」だったデスかね?
そんな話を以前読んだデス。

そーゆーのはどーかと思うデスよね〜
8269式:2001/04/28(土) 18:49
>>73
 レスをありがとーございますっm(_ _)m

 国内政治的な理由で統帥が制限されるのでは、太平洋戦争やベトナム戦争
のよに極めて重大な問題が発生するよな気がいたします。>>79にも書き込みま
したがっ、やはりここから先は政治的な問題を解決し、日本とゆ国をどうしたい
のか、とゆ議論無しには成り立たないのかもしれませんねーっ
 やはり、戦争とは政治目的を達成する為の一手段である、とゆのを再確認さ
せられたよな気がしますーっ(笑)
83名無し三等兵:2001/04/28(土) 18:55
>>81
自衛の範囲が不明ですよね。
相手が攻撃のために散開した場合は自衛に当たるのか?
とか明確ではなかったですね。
8469式:2001/04/28(土) 18:59
>>78
 の海の人さんのご意見に、ほとんど大筋で同意いたしますーっ(笑)
 69式は前にも書きましたとおり、基本的に自衛隊の戦力を陸海空問わず増強
するべきであるっ とゆふに考えておりますが、これと同時にアメリカとの双務的
包括的軍事同盟の締結も必要だと、判断しておりますーっ
 つまり、自衛隊単独の軍備増強は、アメリカからの政治的独立をはたし、アジア
での地域覇権大国化へのみちを日本が選択した、とゆふにアメリカに判断させて
しますからですーっ
 日本の繁栄はあくまでパクス・アメリカーナによる自由貿易体制があってのこと
ですしっ、それゆえアメリカの覇権をいかに長く続けさせるかが、これからの日本
の経済的繁栄にとっても重要であると考えているからですーっ
 つまり、日本の繁栄の為に、パクス・アメリカーナを支える存在となり、アメリカに
パクス・アメリカーナを維持するためには日本の協力が不可欠、と判断させること
が必要だとゆことですーっ

 政治向きに偏りすぎた、と仰いますがっ、69式としては、ここのスレそのものが
政治的経済的な面からの考察もスレをたてた方の希望である、と判断してよいと
思いますーっ(笑)
 これからも、政治、経済、文化、歴史等を含めた包括的な書き込みを期待させ
ていただきますーっm(_ _)m
8581式:2001/04/28(土) 19:00
>>76

なるほどー
ナチドイツなんかもそうなんデスけど、そういう卓抜した能力の人に頼るのはそれはそれでどーかと思う点もあるデスよ。
そーゆー人も人である以上必ず死ぬデス。
そー考えると、誰でも扱える兵器、誰でも出来る運用と言うのは必要デス。

野外令にも、「・・・任務達成に影響するあらゆる要因を理論的に考察して・・・先入観に陥り根拠のない直感に頼る事は現に戒めなければならない。」
と、あるデス。

何事にも、根拠を求めるのと同じように、これは天才の否定デス。

ドイツの参謀本部はナポレオンと言う天才を否定した組織デス。
そういう、誰でも出来るという要素も、プロフェッショナル性を維持すると同時に必要だと思うデス。

>>82

ボクなんかは、完全なミリヲタデスから・・・

戦争ってのは敵戦闘力を完全に撃滅する事にあると信じているデス(テヘッ)

だから、政治的事情というのはとっても扱いづらいデス。
86270:2001/04/28(土) 19:52
敵戦闘力の減耗を誘うことが目的達成の手段として必要だから通常外交を
戦争というかたちに変えて、外交を遂行する。という20世紀全般を通して
おこなわれた紛争が、日本には未来永劫無縁のことであるとの考えが蔓延
した場合、戦備とは別の意味できわめて弱体な国家を形成します。

小規模軍備でかならず侵略軍に勝てるのだ、と考えること自体が近代戦争が
編み出した戦史の奇策に拠所をもとめて、ある種責任の放棄に近い硬直を
組織に産出しているかもしれません。
87270:2001/04/28(土) 20:06
まったく個人的な意見なのですが、私はアメリカの東アジア10万人態勢は
長期継続無理かな、と最近は思います。第3海兵遠征師団は沖縄駐留から後退
する可能性があると感じています。朝鮮の停戦状態から不可侵が約束された
時点、もしくは台湾問題の平和裏の進展があれば、沖縄での反米軍、反自衛隊
感情を無視してあれを置いておく努力の傾注は放棄するだろうと考えます。
88270:2001/04/28(土) 20:16
>>81
侵略軍と戦闘になって発砲して侵略軍兵士を殺したら、その発砲した自衛官は
日本の法では殺人罪だ、と言われたことさえありますから…直接。
それも法の専門家の方にいわれたのですが、そういう考えの方も日本には少なからず
いるのも事実ですね。
命がかかった状況で「発砲時期は小隊長判断」が機能するかと考えますが…。
どうしようもないでしょうね
8969式:2001/04/28(土) 20:18
>>86
 おっしゃることは、極めて良く理解できますーっ とゆか、本来的にはあまりにも
常識的で、軍事の基本中の基本とゆきがしますがっ(笑)
 つまり、現代日本の安全保障に関して最も重大な問題は、国民全般に安全保障
についての常識が決定的に欠如しているっ、とゆことになるのですねーっ 戦史を
ひもとけば、ハンニバルがザマでローマ軍を殲滅してより、根本的なところで戦略
論が変わったとは69式には思えませんっ つまり、例えば「敵より大規模な軍を
擁しているということは、必要なときに必要な兵力を敵に対峙させることができる
ということである」とか、「速さは力である、なぜなら必要な戦力を戦場に展開させ
ることができるからである」とかいう軍事的な基本中の基本は変わっていないから
ですーっ
 でも、現代日本の普通の人々って、数の優越、速力の優越、火力の優越の意味
を、理解してはいないのですねっ やはり、系統立った軍事学を学ぶことができる
機関が自衛隊しかありませんし、マスメディアの人達は実際の現実の技術にはほ
とんど知識も興味もないからなのですねーっ
 一般国民の方々が、戦争とは何か、どうすればより少ない人命や財産の損失で
戦争を勝利できるのか、とゆことを理解しないと、自衛隊の戦備の整備は艱難辛
苦が続くのですねーっ(T T)
90270:2001/04/28(土) 20:27
>>89
そうなんです。基本中の基本なのです。政治的に右であるとか左であるとか
の次元を超えて軍事学を基本でいいから学ぶことで、セクトにかかわりなく
軍事の必然と合理性をみなさんが理解することが可能なのです。

そこには政治的右左はなく「きちんと保全された国土で平和を享受していきる」
根本が本来はあるとおもうのです。
9169式:2001/04/28(土) 20:30
>>87
 これは、かなりの極論で無理無茶な意見ですっ それを念頭に読んで頂ければ
幸いですっ
 日本が現在中国や北朝鮮に過度に融和的であるのは、これらの両国がアジア
地域での不安定要因であり、経済的な支援によって決定的な破局を避けるため
と理解していますーっ ですが、例えば中国はチベットや対台湾、対ベトナム、対
インドの姿勢を見る限り、地域覇権大国になることを望んでいると思われますーっ
 そして、パクス・アメリカーナを維持することこそアメリカにとっての最大の国益
である以上、かつてのローマ帝国にとってのペルシアの様な存在が成立するの
はアメリカとしては絶対に容認できない事態であると判断できますーっ そして、
強大な中国の存在は同時に日本のアメリカにとっての価値を高めこそすれ、低
くすることはないと判断いたしますーっ
 つまり、日本がアメリカにとって有力な同盟国であり続けるためにはっ、東アジ
ア地域にアメリカの世界戦略に挑戦する国家が必要なわけですっ
 日本に米軍基地が存在することこそが、日本の安全保障にとって最も重要な
要素なわけですから、いかにアメリカ軍を日本に縛りつけ続けられるかが、日本
の繁栄にとっては、強大な中国の存在は絶対に必要ということになりますーっ(自爆)

 わざわざ潜在的敵国である中国に経済援助を行うことで、アメリカにとっての
日本の政治的価値を高めることができるならば、それは一つの政治的術策とし
て考慮する必要性を69式は認めるものですーっ
9269式:2001/04/28(土) 20:42
>>88
 現実に自衛官がその職務を遂行することを妨げる法体系になっていることは、
69式もよく承知しておりますーっ
 こうした極めて重大な問題があるにもかかわらず、これまでこれが放置されて
きたのは、やはり日本人独特の行動様式としての宗教があると思いますーっ
これはマックス・ヴェーバーの影響受けまくりとは思いますがっ、日本人は基本的
に民俗、法、宗教が混然一体となった極めて伝統主義的な社会である、と定義
づけてしまって構わないと69式は考えていますーっ ですから、古来からの穢れ
と禊ぎとゆ、死穢に関する宗教意識と、言霊とゆ言論意識が戦争状態とゆ死穢
を多発させる状況を思考することを妨げているのではないかっ、と。
 そして、こうした宗教意識について無知であるために、戦後民主主義的意識に
基づいた進歩的な意見、とゆふな自己欺瞞によって、戦争状態について思考す
ることを放棄しているのではないかとっ 言霊とゆ、言葉によって現実を拘束しえ
るとゆアニミズムに基づいた宗教意識が、最悪の事態である戦争状態に関して
思考停止させているのではないか、とっ
 こうした山本七平さんが仰るところの「掘り起こし共鳴現象」の存在が、広く国
民一般に認知され、理解されないかぎり、安全保障について議論することをタブー
視し続ける人々はいなくならないのでしょうっ

 あり得るかもしれない最悪の事態に対処できるように知恵を出し、法律を整備
することは、最悪の事態を招きよせる行為とはまったく別のことである、と、普通
の国民の皆さんに理解してもらうことこそ、実は最大の防衛努力なのかもしれま
せんっ
 実に、恥ずかしいことのよな気がしますがーっ
9369式:2001/04/28(土) 20:43
>>92
 もはや、政治的立場から日本の安全保障を考える、とゆスレには相応しくない
書き込みとなってしまいました。ここに参加していらっしゃる皆様方に、謹んで謝
罪させていただきますーっ
 申し訳ありませんでしたっm(_ _;)m
94270:2001/04/28(土) 20:48
中国はいま覇権的で在りつづける必要がありますね。この東アジアにおいてパクス・アメリカーナの
中国版をおこなっているのだと思います。アジアに影響力を拡大する好機はいまを置いてほかには
ない、と考えているので精力的な行動が目立ちます。
そこに一枚加わろうと急激にアジア外交を強化したのがロシアですね。日米に対するシフトで
中国とロシアがそれぞれ単独で積極外交を展開していてその手法も巧みです。
9569式:2001/04/28(土) 20:57
>>90
 69式は、政治の目的とは、政治制度、思想、そういったもの全てを差し置いて
も「国家に秩序と安寧をもたらし維持し、国民を生存せしめること」であると考え
ておりますーっ
 そのために、国家主権を保持しなければなりませんしっ、国土を保全しなけれ
ばならないと思いますーっ 当然、主権を保有する、とゆ意味で対等な他の国家
と対立状態に陥ることもありますし、暴力で互いの関係を決定することも起こり
得るわけですーっ
 主権をいかにして維持するか、とゆことを考えるならば、当然秩序と安寧を脅
かす暴力に対抗するために暴力を国家は維持しなければなりませんっ そして、
その暴力は同時に国家の秩序と安寧にたいして脅威となり得ますからっ、十分
に注意して管理しなければなりませんーっ
 その為の法律であり、軍事組織であり、訓練された軍人なのですーっ 秩序だっ
ていない軍事力は、それはただのむき出しの暴力でしかない、とゆことが、今の
日本人にはどしても理解できないでいるのが、最大の問題だと思いますーっ
 軍事学とは、むき出しの暴力を国家に奉仕させるための学問である、とゆふな
常識が、日本の国民皆さんに広めることの重要性は、いかに強調しても強調し
すぎることはないと思いますーっ
9669式:2001/04/28(土) 21:12
>>94
 中国とロシアのアジア地域での政治活動は、おっしゃる通り極めて積極的かつ
有効であることは、69式も認めますーっ(笑)
 ロシアとしては、ヨーロッパ地域での政治的敗北の失点をアジア地域で取り返す
つもりなのでしょうしっ、中国としても日本が長期にわたる経済的停滞によって積
極的な政治活動を行い得ないでいる現状こそ最大のチャンスなのでしょうっ
 バルカン半島での政治的失点の結果、これまでロシアの防波堤であった東ヨー
ロッパ諸国が、なだれをうってNATOへ加盟しようとしている現在、その国際政治的
影響力を保持し続けるために、アジアへの積極外交を推し進めるのをみると、逆
にこれは日本にとっても政治的好機であると思えなくもありませんーっ

 実は、69式は北方四島の領有権を放棄しても構わないのではないか、と、思っ
ていますーっ
 この事によって、ロシアの政治的好意を得ることができ、例えば円をその経済圏
においてハードカーレンシーとして使用できる環境を整えることができるならば、
現在中国経済が事実上日本経済にリンクしてしまっている以上、極めて大きな政
治的アドバンテージを得ることができると思っているからですーっ(笑)
 政治的に中国とロシアと日本の三極のにらみ合いを演出し続けつつ、中国経済
とロシア経済の動向を左右できる状況を創り出すことで、アメリカのアジアへのコ
ミットメントを続けさせる効果をもつのではないか、などと考えていたりするのですーっ(自爆)

 中国とロシアの脅威を主張してアメリカとの軍事同盟を強化し、かつ両国と経済
的関係を強化することで対日戦争を躊躇させる。これができれば、かなり日本の
安全保障は楽なるのではないかと考えておりますーっ(笑)
97一厨房の意見:2001/04/28(土) 22:31
>>92>>93
日本人の文化的、精神的背景まで踏み込んだ意見は貴重です。
大変興味深く読ませていただきました。
正直言って、戦後民主主義における非戦、反戦運動は情緒的で、日露戦争における
好戦論となんら変わることがないと言わざるを得ません。私は日本人の精神論、文化
論についてはズブの素人ですが、これは日本の国民性が背景にあるといっていいで
しょうね。

「戦わずして人の兵を屈する」という言葉があります。これこそが平和の維持の本質
であると思っています。軍事を論ぜずに、平和を維持しようなどと言うのは下の下策
で、国を危うくするものですね。
有事法制制定論について「軍靴の音が...」という人が未だ多いのは怖いことです。
2chだけ(笑)かもしれませんが、情緒的な軍備増強論が流行る前に骨太な議論を
今後も期待しております。
抽象論に終始してしまって申し訳ありません。(^-^;)

98105:2001/04/28(土) 23:45
いよいよ各論にまで踏み込んだ皆様の活発な議論には、
良い意味での刺激を受け、開眼させて頂くような気持ちになりました。
特に69式さんの「軍国主義」のご主張は面白いと思います。
じつは私と69式さんの見解の間には「相違」しない部分が大きく存在するようです。
その点じつに興味深くもうれしく思っております。

おそらく国際政治を国家間にある不断の権力闘争と観察する点、
私と270さん、69式さんはかなり似ていると思います。
私もまた、少なくとも形而下の問題を扱うにあたって「人類を究極的には平和に導く
絶対理性」のようなものにあまり信をおいておりません。

69式さん示されるご意見の特徴は、権力の把握の方法ではないかと察します。
氏の「軍国主義」は、権力の実態を暴力装置、すなわち軍事力として把握されて
態度を示されているのではないかと、想像しております。
これはこれで非常にシンプルかつ明確な権力観察ではないか、戦後のわが国において
ほぼ完全い欠如していた発想ではないかと、ある種新鮮な印象をうけました。
99105:2001/04/28(土) 23:47
国家を「安寧」「秩序」を実効的に実現させる暴力の単位であると特徴ずける姿勢も
(もちろんこれは69式さんの国家観全てをものでは無いでしょうが、大久保利通を彷彿させますね)
警察権力の存在で我々の社会生活に法秩序がもたらされていることを考えれば、
実にリアルな観察であるとも思えます。
母系保護者的政府の超然主義的統治のもとで、本来「統治者」としての主権を有する国民が、
政治的無力感に悩みつつ「被保護者」に甘んじる一方で「ポピュリズム的」先鋭化を強める
―そんな今の日本の政治状況をみると、「保護者」としての政府、前近代的な国民性、
そして秩序と暴力の担い手としての国家といった観察のリアルさには、
同意できるかどうかは別として、感心させられるばかりです。
100105:2001/04/29(日) 00:10
>>97
「非戦、反戦運動は情緒的で、日露戦争における好戦論となんら変わることがない」は
卓見ではないかと思います。
国民性に起源があるかどうか、文化の問題にまでは踏み込めません。
しかし明治以降の日本に前近代的な部分があるという点、そしてこれがかつての
「情緒的軍備増強」をくい止められなかったという点、については
そのとおりだと観察しております。
「国民は知恵が足りずしかも情緒的」という前提(在る意味リアルなのですが)
のもとで、いまひとつ国民の主体的政治参加が十分に発展しえなかった
わが国固有の歴史的経緯があります。
9条にかかわる憲法改正が即、軍国主義化や無節操な軍拡につながるとも
思っておりません。
とはいえ占領期の改革で制度的に保障された国民主権が、機能的にもその力を発揮できうる
ことこそ「軍靴の足音」の懸念を払拭する、最大のポイントであり、
望ましい防衛行政を構築するうえでの大前提だと確信しております。
選挙で選出された国民の代表が、不断の国民の監視を受けつつ防衛行政に
あたればこそ、効率的で確固とした国防が、達成できるといましょう。
有事は別の議論もありえましょうが、これはまた別の機会に。
スレ違いねたですみません。失礼いたしました。
101105:2001/04/29(日) 00:40
>>87 270さん
いわば「米軍沖縄自主撤退(一部)というご見解と察します。
じつは私もその可能性が少なくないように観察しております。
スペイン、スービック撤退等をみても分かるとおり、米国はホスト国の国民感情に
激しく逆らってまで、米軍駐留にこだわるとは限らないようです。
―とはいえ第3海兵師団の大部分が撤退した場合、米国は日本になんらかの代償を
求めてくるような気がします。本土における在日米軍基地機能増強が
甚だ困難な現在、その代償はきわめて大きく、また集団的自衛権に抵触しかねない
ともなりえるようなものとなる懸念もありましょう。
もし宜しければ、第3海兵師団の撤退についてご意見を頂けないでしょうか。
102一厨房の意見:2001/04/29(日) 01:13
>>96
仰る通り、確かに現在の極東情勢を考えれば、日本とロシアの友好は、日露両国にとっ
て大きなメリットをもたらすと思います。双方において対米、対中カードを得ることができ
るわけですから。
日露友好関係を築くにあたっての障害、のどに突き刺さった骨というのが、北方四島の
問題であるというのは間違いありません。しかし、北方四島の放棄によって直ちにロシ
アの政治的好意が得られるとは私は考えません。友好交渉の障害が取り除かれるとい
うレベルではないでしょうか。
その事の政治的メリットをどう考えるかということについては、いろいろ意見はあるかと
思いますが、私は四島は放棄しないが経済援助、友好関係とはリンケージしないという
立場で臨むのがベストかと思います。

日本の抱える領土問題は北方四島のみではなく、竹島、尖閣諸島,場合によっては対
馬などもあります。ロシアの論理ではありませんが、北方四島を放棄することは、他の
領土紛争に悪影響があるのではないでしょうか。ロシアの抱える領土紛争とは異なり、
尖閣諸島や竹島は第二次世界大戦に関連する領土問題ではありませんが、領土問題
の根っこには利益の問題が絡んできますので、誤ったメッセージを中国や韓国に送る
ことに繋がると思います。

あともう1点。ロシアの国内情勢はかなり不透明なのではないかと思われます。
今後も各民族間での紛争、国をバラバラにするような動き、それに対する大ロシア主義的
傾向といったものが続くと思われ、そういった国と安定的な関係を構築するのはなかなか
困難であると思われます。

ちょっと細かい話題になりすぎましたね。申し訳ありません。
103海の人:2001/04/29(日) 02:16
>>81,>>83,>>88,>>92
 PKO任務での発砲時機に関する議論では海自艦艇での実施がすっぽり抜け落ち
ていて現場で顔を見合わせて苦笑したことがあります。
 幹部によって意見はまちまちでしたが、大筋では

 1) 「オレが責任をとる」式に指揮官が詰め腹を切る

 2) 艦長が『偶然、危険な目標を認識』し、射撃管制員は『偶然、目標に
  FCSを指向』し、射撃員は『偶然、砲弾を装填』し、砲術長が『偶然、引き
  金を引く』

という話になっていました、特に2)などは「小咄」「ヨタ話」に属する話では
あるのですが、そのときは真面目に論じられたものでした。
10469式:2001/04/29(日) 02:27
>>97
 こんばんわーっ わざわざレスをありがとうございましたーっm(_ _)m 一厨房の意見さん
これからもどうぞよろしくお願いいたしますーっ

 69式は、基本的に、軍事は軍事、政治は政治(ほんとは軍事は政治の一カテゴリーなん
ですがっ(笑))とゆ、分野にわけて考えはしないようにしていますーっ 基本的に全ては連関
していますし、人間が構築している世界である以上、人間存在に対し考察することこそ、そ
の人間の行動を理解する端緒だと思っているからですーっ
 軍事も結局人間が行う活動の一つである以上、その人間集団が培ってきた歴史的文化
的背景を無視しては語れないと考えているからですーっ

 ちなみに、69式の国防の基本的思想は、敵に武力行使を断念させる、ですーっ(笑)
10569式:2001/04/29(日) 02:41
>>98
 相変わらずの過分な評価、身に余る思いですーっ(笑) こうして評価していただけますとっ
頑張って色々書いたかいがあるとゆものですーっ(笑) ありがとうございますっm(_ _)m

 常識的に考えるならば、国家権力の権力を保障しているのは、その国家が保有し使用
可能な軍事力とゆことになるのが、国際政治の基礎でありますーっ そゆ点では、270氏
も105氏も69式も根本的なところで意見の相違があるとは思えませんーっ そして、これ
も政治学の基礎ですがっ、広義の意味での政治とは人間関係の調整ですーっ そして、
独立した人格をもつ人間同士の関係の調整のためには、その調整の結果を強制するた
めの暴力が裏づけに必要ですっ これは、個々人の関係の調整だけではなく、国家間の
関係にも適用できる基礎中の基礎ですーっ(笑)
 69式がいうところの軍国主義とは、つまり国家間の関係を調整するために軍事力の
行使を主とする、とゆ程度に聞いておいてくださいませーっ(笑) そゆ意味では、現状の
アジアの国家間の関係は、極めて19世紀的な砲艦外交が成立するとってもブラッディ
な状態にあるといえると思いますーっ(笑)

 戦後日本の権力と暴力の相関関係に関する無知は、結局は平和憲法があれば戦争
は防止できる、みたいな信仰によるものだと思いますーっ つまりっ、言霊ですねーっ(爆)
そゆ意味では、今の日本の政治思想は極めて平安時代のそれに近いものがあります
ねーっ なにしろ、正規軍を廃止してしまって若干の警察組織だけで国家機構を維持し
ようとした時代ですからーっ(笑) 非武装中立論って、こうした過去の「掘り起こし現象」
ではないかと、69式は最近考えておりますーっ(笑)
106名無し三等兵:2001/04/29(日) 02:45
自衛隊=令外官(りょうげのかん)という説もあるもんな。
昔からこういう体質なんだよ。
10769式:2001/04/29(日) 02:51
>>99
 実は、69式は、明治政府の要人では大久保利通に一番萌え〜なんですーっ(てへ)
 ま、それはさておいてっ 基本的に主権在民である日本では、国家権力を選挙によっ
て拘束することができる、とゆ極めて優れた制度を保有していますっ 当然、主権者で
ある一般国民は、それに相応しい理性と知性を発揮できることを求められますがっ、現
状では、そうした主権者としての国民教育はなされていませんっ この事が、日本人全
体に通じる政治、外交、軍事無知につながっているのではないかと疑っておりますーっ
 実に市民という単語の原型は、ギリシアのポリスにさかのぼる以上、市民であるとゆ
ことは同時に共同体の防衛の義務をもつ、とゆいみが込められますーっ 今の日本人が
使う市民とゆ単語のうさんくささはっ、こうした共同体(これには当然国家も含まれますーっ)
とは主権者が不断の意思で防衛しなければならないもの、とゆ視点が欠けているから、
だと考えておりますーっ
 アフリカなどで飢え、病に倒れる人々ににも、基本的生存権は存在しますーっ でも、何
故にその権利が行使されないかと言えば、結局は彼らが自らの権利を確保出来るだけ
の権力を有していないから、と69式は考えておりますーっ 極論ではありますが、権力
の保有とは、いかに生存権を確保出来るか、とゆことだと思っておりますーっ
108海の人:2001/04/29(日) 03:01
 自衛隊及び軍隊、さらには防衛・軍事を含んだ政治・戦略を冷静に認識・
判断することって、おそらく日本で生まれ育った人には不可能で、違った形で
誘導・認識させてやる必要があるんではないかなぁ、と思います。
 こういう意見を言うと誤解されるんですが、海の人としては「平和ボケ」
とか「前近代的」という否定的にとらえているわけではなくて、それがまた
この日本列島に固有の文化なのかなぁ、と思うわけです。

 武官を含めた「死」に対面する人々に対する「ケガレの意識」というのは
もう、これはどうしようもないわけで、これを克服することは不可能である
以上、国民大多数には「見たいと願うモノを見たいようにみさせる」傍らで
着々と「見たくないモノまで直視する」必要に迫られた人が泥縄で準備する
という体制は今後も続いていくのではないかと。

 言霊と言えば、64式側面の「ア・タ・レ」という語呂合わせを眺めてみて
苦笑したことを思い出します。
 投石兵が石つぶてに「必中」と書きこんだり、「南無八万台菩薩・・・」
と唱えた時代から、大した進歩はしてないんでしょうね。
10969式:2001/04/29(日) 03:03
>>102
 おっしゃる通り、北方四島の問題で日本が一方的に譲歩したからと言って、ロシアの
日本への姿勢が軟化し友好関係が築かれるとは、69式は全然思っておりませんーっ
 ただ、重要なのは、ロシアと中国が密接な友好関係を構築してしまうのは、日本の安
全保障にとって極めて憂慮する事態だとゆことですーっ
 基本的にロシアは、大陸国家です。つまり、土地に対する執着のすさまじさは、日本
人の想像できないほどのものであると考えれらますーっ とゆか、鎌倉武士が自分の
地所のためにはそれこそ命をかけた、とゆのと変わらないと思いますーっ(笑) そのロ
シア人と友好関係を構築するのには、北方四島の帰属問題は大きな障害であると思
えますーっ
 それに北方領土問題は、もはや日露の面子の問題がほとんどですーっ 面子で安全
保障はできませんからっ、ここはいかに悪辣な手段を弄してでも、ロシア経済に対する
影響力を確保するべきであると69式は考えるのですーっ(笑)
 ロシアは現在政治的にヨーロッパ方面で壊走に近い敗北を喫していますーっ 特に
バルカン半島におけるスラブ民族の影響力の事実上の排除の進行はっ、スラブ民族
の脅威にさらされ続けてきた東ヨーロッパの各国をして、西欧圏への再参入の絶好の
機会となっていますーっ こゆふに追い詰められているロシアと、政治的経済的な友好
関係を確保することは、ロシアの不安定な国内情勢の沈静化にそれなりの影響力を
発揮できると判断いたしますーっ
 とゆか、困難な外交であるからこそ、ハイリスク・ハイリターンで大きな成果が見込め
るのではないかと、69式は考えますーっ(笑)
11069式:2001/04/29(日) 03:09
>>102
 あと、実は69式は、竹島も対韓国外交の政治カードとして十分利用してから韓国の
実行支配を認めて領有権を放棄するのも可かなって思っていますーっ(笑)
 とゆか、韓国経済は事実上日本の下請状態にありますーっ 政治は基本的に六分の
勝ちをもって善しとする、とゆのは武田信玄ですがっ、国内の地域対立を反日とゆ形
でようやく押さえ込んでいる韓国を、あまり追い詰めるのも対馬海峡をはじめとする日
本海側の安全のためには危険ではないかと考えるからですーっ
 韓国は事実上日本の経済支配下にあるのですからっ、これ以上あの国を刺激しない
ようにするのもよしかな、っとっ(笑)

 ちなみに、尖閣諸島については、中国が実行支配しているわけではありませんので、
当然日本の固有の領土ですーっ(爆)
 とゆか、尖閣諸島をめぐる緊張が東支那海に存在してくれるならば、それはアメリカ
軍の日本駐留の理由となりますから、69式的には大歓迎ですーっ(自爆)
11169式:2001/04/29(日) 03:18
>>108
 確かに、海の人さんのおっしゃる通りが現状だと69式も思いますーっ
 ただ、鎌倉時代から安土桃山時代にかけて花開いた武士の文化が存在する以上、
日本国民にも現実を直視しそれに対処できる能力を持つ人々が現れる可能性は十
分以上にあると信じておりますーっ(笑)
 とゆか、現在の文化教育省の愚民化教育を撤廃し、ギリシア・ローマ的な文化で
いうところの市民を育成する教育を行い得るならば、十分いまからでもやり直せると
信じていますーっ(自爆) とゆか、69式は友人と話すと、「日教組と文化教育省って
オーウェルの1984年のイングソックだよねーっ」という点で意見の一致をみており
ますーっ(自爆)
 宗教意識とゆものは、それを相対的に見る訓練をするならば、十分以上に克服で
きるものですーっ それは、現在の欧米での教育がそれなりの成果をあげているこ
とからも十分可能であると思いますーっ

 でも、64式の「アタレ」は、確かに微笑ましいですよねーっ(笑)
112眠いから一撃離脱:2001/04/29(日) 03:25
>>110
 竹島を放棄したら、軍事的に良くても政治的には大失態。正当性の主張できる領土を
放棄してしまうような、重大な譲歩をしてしまう国家の主権は、どこからも尊重されない。
ロシアが2島返還でいけると思うのも、千島の放棄とロシアの領有を同一視したり、承
認前に南樺太に領事館を建てるような非常識ぶりが、誤解の元。
 これでは、尖閣諸島の領有どころか、大陸棚延長論(中国の詭弁)が通りかねない。
>>103
 それは、ひどいですね。実のところは、海自? PKOに関係ある? という意識だ
ったのかもしれません。PKOでTVに映るのは、陸と空が主ですから。
113海の人:2001/04/29(日) 04:27
>>111
 現実を直視するということであれば、現状自衛隊幹部の大部分は(本人の意思に関係なく
現実と直面し相対することが要求されているんではないかと思います。
 逆に、現実を直視する少数に依存することがクセになる体質になってしまうと、じゃ彼ら
が現実を直視できなくなった場合には国全体が妄想にかられてスタンピードするということ
になってしまうので、まさに明治期から昭和にかけての日本そのものになってしまうわけ
ですね。

 教育はもちろんなんですが、まずは何でもいいと思うんですよね。
 このスレッドの上の方でもありましたが、政治家が「小火器以上は云々」なんて夢の
ようなことを言い出したら「丸腰の装甲車持っていって威力偵察もできんと、どない行動
するんじゃヴォケ」みたいなことを大多数の国民がつっこめるようになれば、自然と国民
の中に「一度事を構えるということはどういうことなのか」とか「どこで、どこまで引き
下がり、どこからは国益に抵触するとして実力を行使するべきなのか」という認識が発生
してくるでしょうから。

 「見たいと思うことだけを見る」人に現実をみさせるには、その人の見たい形で提供
するしか無い以上、自分の問題としてとらえられるようにしていく必要があるのでは
ないかと。
 そろそろピクルス王子とパセリちゃんを卒業してもいいんじゃないかな?と思います(笑)
114Mk-46:2001/04/29(日) 05:16
>>111
いつもながら痛快な御説ですね。
ものによっては、私も賛成できます。
しかし話が総花式というか壮大すぎて、
愚図の私には少々捕らえどころが
無いようなかんじです。
ここらあたりで、
ポイントを絞って頂けませんか?
当然小生は皆様のお話の傾聴に専念!!
115Mk-46:2001/04/29(日) 05:43
>270さん
陸自解体スレでは少々苦言を述べましたが
言い過ぎだったかもしれません。
気を悪くしていたら、
申し訳なく思います。
それでは小生はこれで退散します。
116270:2001/04/29(日) 07:23
>>113
そうですね…。国連平和維持活動であれ自国の軍事力を国家意思として海外に展開する
ということは「小銃と機関銃1丁だけ携行」などというような半端な覚悟であれば、本来回避
すべきことかもしれません。自国の部隊をそういう活動に派遣することは全国民にとって
他人事にはなりえず、たとえ国連活動だとしても「いつもグレーゾーンにいる日本」ではなく
「白黒をはっきりさせた立場の日本」として行動するリスクを背負うことも念頭に置くべき
なのです。PKF活動などで展開してテロ攻撃対象になった国は数多くあることも覚悟して
しかしやる、という意思が「小銃と機関銃1丁だけ携行」からは覗えず、その時点である種の
敗北を感ぜずにはおれません。
117270:2001/04/29(日) 07:42
国家が消耗しているとはいえ「さすがロシア」と思うほどプーチン政権は巧みな
アジア外交を展開していますね。
■債務返済としての韓国に対する大量の重火器譲渡。
(この隣国は事実上同盟国ですが、急激な装備の増強があれば隣国日本としては
一部シフトの変更も考慮しなければならなくなります、結果北方での日本部隊の
戦力軽減がロシアに有益です)
■北朝鮮にたいする軍事援助の再開
(対日、対韓に有効ですが、とくに朝鮮半島に中国の影響力をこれ以上増大させ
ないために有効です)
■対中国境交渉の進展
自国の即応地上部隊のロ中国境での展開を軽減し、アジアロシア軍の行動の制約を
軽減します(アメリカ、日本にたいして有効です)
■ベトナムとの軍事援助協定成立
中国の南方覇権政策の妨害に有効です、中国の台湾政策にも一部変更を強いる可能性
があります。
118270:2001/04/29(日) 07:49
私は個人的に、ロシアが2島返還します。それで平和友好条約を早期締結しましょう。
というアプローチをしてきていることは日本にとってプラスの状況だと思います。
2島返還で交渉成立、友好条約締結で残る2島の問題は将来、両国の信頼醸成にともない
長い年月をかけ交渉との一文が加わるなら外交上勝利だとおもいます。
119名無しさん@どっと混む:2001/04/29(日) 10:18
自衛隊を解体して、余った費用をまともな人材育成に使う。
そいつらに安全保障を考えさせるべく。

どうしてこんな、有事立法もまともにされとらん国で、対潜哨戒能力
ばかり高いヘタレ軍隊を飼ってなきゃいかんのだ? 実戦経験皆無の
張子の虎なんぞいらん。

ねえきみ、一度も公道で運転したことのない運転手のタクシーに
乗りたいかい?
120名無し三等兵:2001/04/29(日) 10:20
確かにそれはのりたないな。(笑
でもタクシーより深刻な問題だから違うかもしれんぞ。
121名無し三等兵:2001/04/29(日) 10:22
キミが張り子の虎だと思っていようが、無いよりまし
122名無し三等兵:2001/04/29(日) 10:26
その前に君自身を育成したまえよ。
123名無し三等兵:2001/04/29(日) 10:27
120=121
自作自演してみました
124名無し三等兵:2001/04/29(日) 10:30
ちなみにマイク・ホアーは実戦経験や軍隊経験は
戦闘部隊として重要では無いといっているね。

125名無し三等兵:2001/04/29(日) 10:34
彼の発言の"経験"は、個人の経験じゃないの?組織経験と違うのでは・・・
126名無し三等兵:2001/04/29(日) 10:36
>>125
なるほど・・・
127124:2001/04/29(日) 10:39
あっ違った。
>>125
個人の経験のほうが無くてもいいといっていた。
むしろ組織運営は言及してなかったけど重視してたよ。
128名無し三等HEY!:2001/04/29(日) 10:41
>自衛隊を解体して、余った費用をまともな人材育成に使う。
>そいつらに安全保障を考えさせるべく。
  ↓
軍隊が必要と結論が出る。
  ↓
自衛隊再結成。

この間に幾つ島を失うのでしょう。
つーか日本って存在してる?
129名無し三等兵:2001/04/29(日) 12:04
119以降薄っぺらな
短小包茎発言が目立つな。
130名無し三等HEY!:2001/04/29(日) 13:26
日本人の60%は包茎といわれています。

http://www.k-c.co.jp


131名無し三等兵:2001/04/29(日) 14:50
>>119
実際問題今自衛隊がなくなると、アメリカ軍だけが日本にいる軍隊になるけどそれやばいでしょ。
まあ、一番重要なことは、自衛隊が解体されてる間にどの国にも負けちゃうね。
敗戦は自衛隊だけじゃなくて国民全体の不幸だぜ。
占領されるまで民間居住地爆撃されたり、他国に占領されるのは悲惨。
50年前みろや。
要するに軍事と国民は一蓮托生。だから国民の安全のために
一時も軍事を疎かにしてはならないし、国民の安全に不可欠だからこそ、
前提として存在するそれをいかに合法的にコントロールするかが
安全保障の中心問題になると思うぞ。

>ねえきみ、一度も公道で運転したことのない運転手のタクシーに
実戦経験がないから解体っていうこと?
実戦経験を積ませろってことなら、それはできんでしょ。最後の手段だから。
(国連からどうしても、って頼まれたならともかく。)

実戦経験がないから解体しろってことならその間、俺ら無防備&自衛しろになるけどさ
>ねえきみ、一度も公道で運転したことのない運転手のタクシーに
ねえきみ、運転手のいないタクシーに乗りたいのかい?無免(軍事無知)で。

要するにあなたは現在存在する自衛隊をそのまま国軍に昇格する論に鞍替えすべきではとおもわれ。
132名無し三等兵:2001/04/29(日) 14:51
安全のためにsage
133名無し三等兵:2001/04/29(日) 14:52
sage
134270:2001/04/30(月) 11:30
だいぶ遅れてしまいましたが第3海兵師団についてですが、自国部隊ではないので相手方に
失礼な部分もありますので簡単に触れさせていただきます。
沖縄駐留の第3海兵遠征部隊(師団)はアメリカ国内の海兵師団に比べてやや小規模な編成を
とっており、そのうちの3分の1程度の内容は新兵教育を終了した兵士の実戦類型訓練を主体と
した課業内容をとっています。教育部隊とはいいませんが教育を重要な目的とした
実戦部隊と解釈していただければよいと思います。
残念なことにその性格上沖縄における犯罪率が高く、米軍全体に言えることですが
士気の粗相が最近目立ちます(これについては近隣国の水面下での沖縄における反米PRも
見逃せない部分ではあろうと思いますが…個人的に)
アジア有事には先行して投入される部隊ですが、ということは日本有事に対処するというより、
主戦線に早急に投入される部隊と認識されるのがもっとも正確です。日本有事には
米本土より州兵歩兵師団の展開が開戦後相当の日数を経て予定されております。
135名無し三等兵:2001/04/30(月) 12:53
「言えないものは言えない」と正直に105氏に伝えるほうが親切なのでは。
逃避的回答より率直さがスレを良くすると思ひます。
136270:2001/04/30(月) 12:56
>>135
逃避的ではなくみるものがみればそれで解るとおもいます。言えないことが
あるのは必然であり当然ですから105氏はじめ諸兄はこれで認識すると
おもいます。
137名無し三等兵:2001/04/30(月) 13:40
>>164厨房語訳
「沖縄の海兵隊は悪さばっかりしてるくせに、いざという時には日本を守ってくれないんだぜ!」
ということでよろしいでしょうか?
138名無し三等兵:2001/04/30(月) 13:41
>>134です。

鬱死
139一厨房の意見:2001/04/30(月) 21:11
国際情勢板に次のようなスレがありました。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=seiji&key=988617994

経済的には割に合わないという主張のようですね。
参考まで。
140一厨房の意見:2001/04/30(月) 21:12
補足
えと、139のスレは北方領土は経済的に割りが合わないので、放棄しても良いのでは
という意見です。
141名無し三等兵:2001/05/01(火) 00:27
age
142名無し三等兵:2001/05/01(火) 08:18
確かに経済的に考えると北方領土・竹島とも”戦争行為”までして欲しい物件では
無いが問題は権利放棄した方の政府は必ず潰れるということですね。
残念ながら周辺国(日本も含めて)の国民レベルはそこまで程度良くないし。
そーいう面で69式氏の”情緒的軍拡"は凄くありそで怖い。
14369式:2001/05/01(火) 22:54
 こんばんわーっ GW前半の諸々に一段落がつきましたのでっ、戻って参りましたーっ(笑)
 これからもよろしくお願いいたしますーっm(_ _)m

>>112
 わざわざレスをありがとうございますーっ どうぞよろしくお願いいたしますっ

 確かにおっしゃる通り、領有権を主張できる土地を放棄することは、一般的な国際常識から
するならば愚かなことだと思いますーっ
 でも、現実に眠いから一撃離脱さんがおっしゃるよーにっ、領土の放棄はいかなる形であれ
国内の反発を受けるますっ。つまり、それはロシア側でも韓国側でも変わらないと思いますーっ
つまりですねっ、69式はこれまで軍事力によらないで国境線が変更された例とゆものを寡聞に
して知らないのですーっ(自爆) ですから、北方四島の返還が、外交交渉だけで達成されるとは
絶対に信じれないでいるのですーっ。ましてや、オホーツク海は今のロシアにとっては、貴重な
潜水艦発射弾道弾の根拠地ですっ。つまり、ロシアの核戦略にとってオホーツク海の安全は絶
対に確保されなければならないものでありっ、そのためには千島列島を確保することが必要と
ゆことになると思いますっ。ですから、歯舞色丹の返還がロシア側に提示できる精一杯の譲歩
であり、P3Cの基地を作られかねない択捉国後の返還は可能性として極めて薄いと判断しちゃ
いましたーっ(笑)
 韓国も事情は同じでっ、歴史的事情による地域対立が激しいあの国が、反日を掲げることで
ようやく民族的統一を保っている現状で、日本に領土問題で譲歩する可能性は極めて少ない
のではないでしょーかっ? 今日本と韓国が竹島問題を棚上げしているのはっ、結局この問題
が場合によっては両国の戦争にまで至る関係悪化を招きよせないからではないのでしょーかっ?
 200浬経済管制水域の問題はありますがっ、現実の韓国は日本の経済植民地に近い状態に
ありますっ。パクスアメリカーナの元での経済繁栄こそが日本の国家戦略だと思いますからっ、
めぐりめぐって取り返せる経済的権益は、むしろ将来新しい首輪と鎖として使うことを考えた方が
よいのではないでしょうかーっ?(笑)

 戻ってきそうもないものを取り戻そうとして、より大きな問題を引き起こそうとするより、将来に
わたって得られる利益のために利用する、とゆ方がより国益にかなうのではないかと、69式は
考えておりますーっ
144乙V:2001/05/01(火) 22:57
ようするに小を捨てろということね
14569式:2001/05/01(火) 23:02
>>113
 確かに仰るとおりっ、自衛官の方々はとてもまともで地に足のついた思考をなさる
方がおおくていらっしゃいますーっ(笑)
 前に現職の海曹とカラオケにいったときにっ、軍歌はおろか、戦争ものの映画やア
ニメの歌を歌うことも嫌な顔をされましたーっ(自爆) その時酔っていたその方の、

「いざとなったら、俺、死ななきゃならないんだからさ」

 とゆ言葉が、69式としてはものすごく重かったですっ
 ほんとうに、こうした方々に全部を押しつけて負わせて、それで自分だけが正義で
善良とゆよなつもりではいてはいけない、と常々考えておりますーっ。だから、選挙の
時にはできる限り候補者が何をしようとしているのか考えて投票するようにしていま
すしっ、安易な軍国主義的論調には賛同しないように気をつけておりますーっ

 でも、結局自分が銃を手に取っているわけではない、とゆことを、忘れないようにす
るので精一杯なんですね・・・(_ _;)
146名無し三等兵:2001/05/01(火) 23:12
>>143
270氏が>>118で述べられた「将来の交渉にと言う一文を追加」が
それかと思います。
ただ、率直に言ってこの国の有権者の間でそういう考え方が
多数派になるかというと悲観的に思えます。
14769式:2001/05/01(火) 23:19
>>114
 レスをどうもありがとうございましたーっ 痛快、などと評価していただけますと、俗
受けしそうな景気がいいだけの理屈をさもえらそうに書いているだけではないのか、
とゆよな反省をしきりにしている69式としては、とっても照れてしまいますーっ(自爆)

 それで、ポイントを絞る、とのことですが、たとえばこんなふうに、でしょーかっ?

一、日本の国歌戦略の基本は、パクス・アメリカーナの元での繁栄にある。その為に、
  自由貿易経済体制を維持しなければならない。

二、自由貿易体制維持のために、国際的な秩序と安寧の確立を目標とする。

三、国際的な秩序と安寧の確立のために、アメリカ及び国連の平和維持活動を支援
  し、場合によっては自らそれに参加する。

四、日本国周辺の秩序と安寧の確立のために、世界覇権国であるアメリカと軍事同
  盟を結び、日本の敵国、もしくは潜在的敵国との間の国際紛争の発生に対する抑
  止力とする。

五、抑止力として、アメリカの軍事力だけではなく、日本独自の軍事力を整備し、敵対
  的関係にある国家からの侵略を未然に防ぐ。ただし、自らは軍事力を先制使用しな
  いことを外国に対して明言することで、他国からの軍事的警戒心を低下させる。

 とりあえず思いつくままに書いてみましたが、こんな感じでよろしいでしょーかっ?(笑)
14869式:2001/05/01(火) 23:25
>>118
 まったくもって、270氏のおっしゃる通りだと思いますーっ(笑)
 ほんとうは、この機会にぱっぱと二島返還で手を打って、平和条約を締結して、ロシア
と経済関係を密接にしてしまうべきであると、69式は考えますーっ。日本と友好的関係
を保ち続ける限り、ロシア経済にとって有益である、とゆふにクレムリンの人達が信じる
ことができるよになればっ、日本の安全保障にとって、これ程有益な状況はないと思い
ますーっ(笑)
 ほんとうに、国後択捉の帰属問題を、将来の外交交渉に任せる、とゆ一文が入れられ
るなら、戦後日本外交史最大の成功ではないかと、69式も思いますーっ(笑)
14969式:2001/05/01(火) 23:27
>>146
 えっとですね、お馬鹿な69式には、

 「将来の交渉にと言う一文を追加」がそれかと思います。

 の、「それ」が何を意味するのか、ちょっとわかりませんーっ
 ごめんなさいですがっ、説明していただけないでしょうかーっm(_ _)m
150名無し三等兵:2001/05/01(火) 23:31
>>148
69式殿、それはちょっと日本の手前勝手ですね。
日本にとって利益でもロシアはそうは考えてないようです。
現に去年平和条約締結を蹴られているではないですか。
個人的にはロシアにかなりむかっとしましたよ。
じゃあこっちも願い下げだってね(笑)
151146(TF):2001/05/01(火) 23:32
>>149
失礼しました。
69式さまの書きこみの
>戻ってきそうもないものを取り戻そうとして、より大きな問題を引き起こそうと
>するより、将来にわたって得られる利益のために利用する

これが「それ」です。
ロシアが返還を持ちかけている二島は事実上無価値と言って良い
ものですが、また「将来の交渉」で択捉・国後が返還されることも
まずありえませんが、しかしこの追加条文には巨大な価値がある、
ということです。
152一厨房の意見:2001/05/01(火) 23:36
>>148
ふむふむ。確かに2島返還と同時に残りの2島の帰属に決着はついていないと出来れば
最高でありますね。
ただ、問題はその様な手を打ってたとして、ロシア側がどれだけ日本の利益になるような
行動を取ってくれるかということですね。
その点に関しては、69式氏や270氏より悲観的に考えています。
ロシアの現実的な外交を見てみれば、実際の有事が起きたときは自国の利益になるように
行動するでしょう。日本につくのが利益になるというようにロシア側に思わせるには相当ロシ
ア経済にコミットメントしなくてはならず、泥沼にはまり込む危険性も高そうだというのが私
の直感的(苦笑)感想であります。
さらに、私は日米の緊密な協力に反対するわけではないのですが、日本がアメリカへの
傾斜を鮮明にしすぎることは、却ってロシアを中国側に追いやってしまうことにもなりかね
ないという問題があると思います。
ここらへんのバランスをとるのが...外交ですね(^-^;)
153一厨房の意見:2001/05/01(火) 23:39
補足
>>152
の「日本につくのが利益になるというように思わせる」というのは、日本がある程度ロシア側
が日本の利益にかなうように行動することを期待できるようにするにはということです。
15469式:2001/05/01(火) 23:55
>>148
 はいっ、おっしゃる通り、日本の手前勝手な理屈ですっ
 ですが、結局、善人同士の友情よりっ、悪人同士の同盟の方が長続きしかつ強固
な関係なのは、世界史をひもとけばいくらでも出てくると思いますーっ(笑) ロシアが
経済的安定を取り戻すのに手を貸せるのは、現在世界ではアメリカと日本とドイツだ
けですっ。ならば、そしてそれがロシアにとっても十分利益になることを理解させるこ
とができるならば、十分互いにとって利益となる関係を作ることはできるのではない
でしょーかっ? とゆか、現状の日本を相手にしては、ロシアとしては全然メリットが
ない、と思われてしまってもいたしかたがない、と思いますーっ(自爆)

 69式としては、ロシアが経済的に日本に依存する割合を高めることこそ、将来の
安全保障にとって重要な課題であると信じておりますっ。少なくとも、日本に核を撃ち
込むことを躊躇させることができるようになれば、十分ペイするのではないでしょーかっ?
15569式:2001/05/01(火) 23:59
>>151
 わざわざお手数をおかけいたしましたっm(_ _)m

 はいっ、まったくおっしゃる通りだと、69式も思いますーっ(笑)
 ですから、ほんとうは政府は、こうした考え方が日本人の世論となるように、地道に
宣伝と啓蒙をするべきだと思うのですーっ。それが、実はかなり難しいことも承知して
おりますがっ、いつロシアの核兵器が降ってくるか、とゆ緊張した状態をこのまま続け
るよりは、全然楽なことではないかと考えておりますーっ
15669式:2001/05/02(水) 00:06
>>152
 >>154 >>155 でも書きましたがっ、69式は日本が核兵器を保有しておらず、ロシア
から一方的に核攻撃を受けるしかない、とゆ二国間関係にある以上、日本がより多くの
外交努力を払うのは致し方ないと思っていますーっ
 そのために日米安保とゆ軍事同盟がありますがっ、だからといって日本がロシアに対
して外交的に優位にたてるわけではありませんーっ

 あと、日米関係を緊密にすることは、ロシアとの関係を好転させる以上当然の義務で
すーっ。とゆか、アメリカにとって日本が中国のよにアジア地域における地域覇権国化
を目指している、と思われることこそ、日本の安全保障上最大の危険だからですっ
 日本はあくまでアメリカの支援があって、現在の繁栄を維持できているのですからっ
可能な限りアメリカとの関係を緊密にするのは、それこそ絶対命題だと69式は判断い
たしますーっ
157名無し三等兵:2001/05/02(水) 00:06
>>154
>悪人同士の同盟の方が長続きしかつ強固
>な関係なのは、世界史をひもとけばいくらでも出てくると思いますーっ(笑)

かなぁ?独ソ不可侵条約とか短いような気がする(笑)

>ロシアが経済的に日本に依存する割合を高めることこそ、将来の
>安全保障にとって重要な課題であると信じておりますっ。少なくとも、日本に核を撃ち
>込むことを躊躇させる

その考えはちょっと危険かな。
どこの権力者もだけどやるとなったらやるよ。
ずいぶん前から戦争で国家が儲からなくなっても
戦争はつづいているよ
 
158名無し三等兵:2001/05/02(水) 00:09
日本もやっぱ秘密裏に核製造の準備してるのだろうか。
潜在的核開発能力はあるとはいえ、実際に製造すると
なると、それなりに手間がかかるだろうから、いざと
なってから人を集めて施設を建設しても遅いだろうし。
159270:2001/05/02(水) 00:21
ロシアが戦後領土返還交渉により実際に領土の返還を実施したのはフィンランドとの
平和条約および軍事協定成立が唯一です。しかるに日本にたいしては代償なしに2島返還
を決定事項として言明しており、これは「ロシアにして最大の良心の表現」と
受け取ることが重要です。
ロシアが長年国境紛争で苦しんだ中国と違い、日本は侵略を徹底排除した憲法と防衛的な
実力部隊の保持だけを長年続けており、国民の意識も派遣主義的ではないことを
ロシアも承知しており、交渉のテーブルにはかならず就くという意思を明確にして
きました。韓国との竹島の問題などは交渉自体が否定される状態であり、冷静にみて
ロシアのそのようなアプローチを無視すべきではないと考えます。
160一厨房の意見:2001/05/02(水) 00:24
>>156
なんか69式さんに書かせてばかりいて申し訳ないです。
ただ、156の日本とアメリカの関係に関しては誤解があるようです。
アメリカとの関係を緊密にすることは異論ありません。
ただ、その傾斜を鮮明にしてしまうと問題があるのでは?ということです。
今ブッシュ政権は対中、対露でかなり強硬姿勢をとっています。
実際には裏で何かやってるでしょうけど(笑)
アメリカとの友好関係に疑問を抱かせるような行動は、日本にとって利益になりませんが
しかし、この場合日本が取るべきなのは、中ロとアメリカの間を仲介できるような外交です。
アメリカが強硬姿勢をとっているときに、「我々はアメリカと一体である。」という姿勢を
前面に打ち出して中ロにフォローをしないと折角の日本の地政学的な利点が生かさ
れないということです。
小泉政権は対米重視を打ち出しましたが、その反面、対露外交が疎かになっているのでは
無いか?と思ったからその様に書いたわけです。
161270:2001/05/02(水) 00:31
領土が決着して日露が友好的になることを好まない複数の大国の意図が見え隠れ
していたのが20世紀後半の外交でしょうか…。21世紀になりましたから個人的には
その継承はもう終わりにすればいいな、という思いはあります
162名無し三等兵:2001/05/02(水) 00:56
>>161
ぬお。。。
なるほど。。。
北方領土返還を絶対に譲れない一線と声高に叫んで
実質的に日ソ間の平和条約締結を阻んできた勢力の
後ろには米・中がいたということですね。
そういわれてみれば、右翼の大立者の児玉は
CIAのエージェントだといわれていましたね。
それと、児玉だけじゃなくて、一緒に巣鴨プリズンから
釈放された笹川も児玉とともにCIAと取引をしたから
出所できたとか。

うーむ、もしかすると2島返還論を唱えた金丸が失脚した
裏にもそういうことがあったのかも。。。。

納得した気がする反面、謀略史観にひきずりこまれていく気が
してこわいです(w
163名無し三等兵:2001/05/02(水) 01:12
北方領土に関する議論もある程度収束してきたようなので、
本来の話題に戻った方が良いかもしれませんね。
164名無し三等兵:2001/05/02(水) 01:30
165名無し三等兵:2001/05/02(水) 01:31
166名無し三等兵:2001/05/02(水) 01:32
167名無し三等兵:2001/05/02(水) 01:45
168名無し三等兵:2001/05/02(水) 01:45
169名無し三等兵 :2001/05/02(水) 01:47
154 名前:69式 投稿日:2001/05/01(火) 23:55
>>148
 はいっ、おっしゃる通り、日本の手前勝手な理屈ですっ
 ですが、結局、善人同士の友情よりっ、悪人同士の同盟の方が長続きしかつ強固
な関係なのは、世界史をひもとけばいくらでも出てくると思いますーっ(笑) ロシアが
経済的安定を取り戻すのに手を貸せるのは、現在世界ではアメリカと日本とドイツだ
けですっ。ならば、そしてそれがロシアにとっても十分利益になることを理解させるこ
とができるならば、十分互いにとって利益となる関係を作ることはできるのではない
でしょーかっ? とゆか、現状の日本を相手にしては、ロシアとしては全然メリットが
ない、と思われてしまってもいたしかたがない、と思いますーっ(自爆)

 69式としては、ロシアが経済的に日本に依存する割合を高めることこそ、将来の
安全保障にとって重要な課題であると信じておりますっ。少なくとも、日本に核を撃ち
込むことを躊躇させることができるようになれば、十分ペイするのではないでしょーかっ?

155 名前:69式 投稿日:2001/05/01(火) 23:59
>>151
 わざわざお手数をおかけいたしましたっm(_ _)m

 はいっ、まったくおっしゃる通りだと、69式も思いますーっ(笑)
 ですから、ほんとうは政府は、こうした考え方が日本人の世論となるように、地道に
宣伝と啓蒙をするべきだと思うのですーっ。それが、実はかなり難しいことも承知して
おりますがっ、いつロシアの核兵器が降ってくるか、とゆ緊張した状態をこのまま続け
るよりは、全然楽なことではないかと考えておりますーっ

156 名前:69式 投稿日:2001/05/02(水) 00:06
>>152
 >>154 >>155 でも書きましたがっ、69式は日本が核兵器を保有しておらず、ロシア
から一方的に核攻撃を受けるしかない、とゆ二国間関係にある以上、日本がより多くの
外交努力を払うのは致し方ないと思っていますーっ
 そのために日米安保とゆ軍事同盟がありますがっ、だからといって日本がロシアに対
して外交的に優位にたてるわけではありませんーっ

 あと、日米関係を緊密にすることは、ロシアとの関係を好転させる以上当然の義務で
すーっ。とゆか、アメリカにとって日本が中国のよにアジア地域における地域覇権国化
を目指している、と思われることこそ、日本の安全保障上最大の危険だからですっ
 日本はあくまでアメリカの支援があって、現在の繁栄を維持できているのですからっ
可能な限りアメリカとの関係を緊密にするのは、それこそ絶対命題だと69式は判断い
たしますーっ
170105:2001/05/02(水) 02:41
>>134 270さん
些かお気を使わせてしまったようで、恐縮しております。ありがとうございました。
詳細に立ち入ることを避けますが私も270さんと同様の見解をもっております。
あくまで個人的な見解ですが、米国は日本有事への関心を失いつつるように感じております。
このことは、日米安保が日本有事オリジンの体制であることを考慮いたしますと、
日米同盟関係の維持にあたってひじょうな問題ではないかと、個人的に危惧しております。
米国の安保条約の位置づけが日本有事から周辺有事にシフトしていることはもちろんですが、
集団的自衛権問題が将来解決されるまで、わが国は周辺有事には限定的なコミットメントしかできません。
米の要請とわが国の現実に懸隔がある以上、ある種の緊張が発生することは、ほぼ必然となりえましょう。

回顧しまするに、わが国は日米安保の制度的枠組みにやや安住する部分がおおきく、
これを常設的スキームをもって維持発展させる積極さに、若干欠けていたようにも思えます。
各級レベルで頻繁に相互の意見を交換し、かつ信頼と協力体制を確認しあう必要がありますし、
実際そうしたスキーム自体は、周知のとおり存在しております。
SCCはともかくとして、実務者レベルのものが、十分に機能していなかったようにも思えます。
171105:2001/05/02(水) 02:42
(つづきです)
ミリタリーでいえば集団的自衛権の問題から日米常設の合同司令部の不在は、大きかったのかも
しれません。NATOの各級統合司令部のような常設司令部がもてない点、憲法的制約の
うらみがあると、言ってもよいのかもしれません。
(もちろんUSFJの見解について私は承知しておりません。)
またBPCとSDCといった実務的調整が要される場面で、(内容は一切承知しておりません。)
十分にというか防衛実務レベルまで問題が掘り下げられなかった部分に、ある種の残念さを感じざるをえませんでした。
実務を担当する幕の方々の活動の幅をもう少し広げてもよいではないか、などと考え込むときもあります。

何と申しましょうか「調整は事案がでてきたとに、その場その場で柔軟に対処すればよい。」
「政策調整スキームはさしあたり緊喫の事案ではない」
と考える方も部員の方々のなかにはおられるのかもしれません。
とはいえ実務者レベルでの調整協議がいささか不十分であったがゆえに、大臣レベル
首脳レベルでの協議が、ややさびしい中身になったのではあるまいか?
などといえば、言葉が過ぎるとお叱りをうけるかもしれませんね。

制服の方々のごく個人的なご見解をうかがえれば、まことにありがたいと思っております。
最後に丁寧なレスを頂いたことにあらためて御礼申し上げます。
172105:2001/05/02(水) 03:19
>69式さん
147を拝見いたしますに、私と69式さんは基本的にほとんど変わりませんね。
(各論では違いもありますが、それは当然でしょう。)
たいへんうれしく感じております。
また各論(すごいボリュームです)を収斂するうちに大分、69式さんのご意見が
全体的に少しづつ修正されていったのではないかな?とも察しております。
やはり同盟戦略は大切です。私も69式さんも等しく同意できるでしょう。
統合された市場は「ローマ・ギリシア文明の直径の子孫であるとゆ信仰と
キリスト教文明とゆ共通基盤」と同じような重要性を、ここ当面もちえます。
「悪人」を「自己中心的な人」に言い換えれば世界市場システムで結ばれた同盟関係は
まさに「悪人同士の同盟」とも言えましょう。長続きします。
「アメリカにとって日本が中国のよにアジア地域における地域覇権国化
を目指している、と思われることこそ、日本の安全保障上最大の危険」
まったく正しいご観察と存じます。アメリカに限らず北東・東南アジア全域の
ほとんどの国家にとってわが国覇権大国化は望ましくないでしょう。
その意味でわが国は自らの軍事大国化には、さしあたり自制的であるべきでしょう。
ですから陸自の「大増強」とはあまりかみ合いませんね。
もちろん極論と前提したうえでの御説と察しておりますし、陸自大増強を
「覇権国家」のイメージに直結させない議論も立論できます。
ともあれ、69式さんのヴァイタリティーは感服しております。
2chでは物事を悪いほうへ解釈する方がおられるようなので付け加えますが、
皮肉抜きに「努力家」だと思います。ウチの「会社」にスカウトしたいほどです。
今後も69式さんのご活躍を楽しみにしております。(^^)
173270:2001/05/02(水) 04:07
>>170さん
こちらこそいつも中途半端な文章しか書けず申し訳ございません。
日米の包括的防衛協力レベルはけっして低調ではないのですが、一方が
その行動と考え方に制約があるわけで合同した司令部機能が生きない
状況をつくりだしているケースですね。
いうまでもなくかつて日本はアメリカ軍の占領下にあり、独立回復後も
アメリカは兵力を日本に駐留させているわけですが、合同司令部の申し入れは
過去にいくどかあちら側からありました。話が成立しなかった理由は
「指揮権」の問題なのです。日本の法制度では集団的自衛権はみとめられ
ませんが、国内でアメリカ軍と共同で侵略に対処することは「合憲」との
判断が下されており、その場合でも統制指揮官が必要です。
この最高指揮官を日本はアメリカ軍人にするわけにいかなかったのです。
「日本の将官が合同軍司令官でなければ無理である」たしかにその通りなのです。
他国の軍の指揮下に入ればそれは集団的自衛権の行使そのものですから。
アメリカの回答も「合衆国の軍人を他国の指揮下に置くことはできない」という
ものであり、平行線以上の結論は出しえないものだったようです。

そこで苦肉の策として誕生したのが相互強力です。双方の各級司令部および
指揮所への連絡将校の派遣、日本の防空情報の提供、相互データ通信機能、
各段階における訓練の実施、衛星をはじめ米軍情報の部分的提供。など
法と照らし合わせながら可能なことをおこなうという方針で実施してきました。
駐留経費分担なども「できないことが多くて米軍さんにはご迷惑をかけますね」
という部分もあるのです。
アメリカも複雑な日本の事情は考慮しまた承知しており、平時には問題もないので
すが、このままでは有事にはそうとう厄介ではないのか?というアプローチは
各項目であるのも事実です。ただですね、同時に周辺有事にどの程度日本が
コミットすべきか?はたして完全アメリカ追従でいくことがアジアでの日本に
よいことなのか?という問題もあるので、NATOのような形態は遅きに失した感は
ありますが、当面は同盟の実態を研究してよい方向にもっていくほかはないと
考えます。
平時に実務的なレベルでの現実の諸問題をひとつひとつ潰していき
調整しなければ、現実には作文になってしまい、合理性が優先する分野において
非合理的の塊に終始してしまうわけですから、マニュアルの完成度を高めるほか
はないのだと思います。
おっしゃるとおり政策調整スキームは現時点でいかようにもしようがない…、という
のが実際ではないでしょうか?。もちろん内局で策定しているわけですが、
各現場から「これはよいのかわるいのか」という実際に人と物が動いている
ところでの行動範囲と指針を確定させる途上が現在といえるのかもしれません。

あとですね、日本が単独に侵略を受け必死の防戦を展開しているという状況下
であれば、アメリカ軍は間違いなく大規模な兵力を日本に派遣するとおもわれます。
湾岸戦争の米軍と同等の規模で条約義務を果たすと考えます。

おっしゃるとおりSCCに限定せず各等級でのディスカッションは今後とくに有益だと
おもいます。
相互依存度の引き上げが同盟関係の双方向利益を生むわけですから
、引き続き研究開発などの分野での技術供与なども前向きにおこなうべきです。
日米安全保障条約はアメリカが「いやいやながら継続している」ものではないという
自信も日本側には必要なものだと私は個人的にここしばらく考えているのですが…。

では乱文にて失礼いたします。
174105:2001/05/02(水) 05:38
>270さん
早速のレスありがとうございました。
レスについての立ち入ったコメントは差し控えさせて頂きますが、
私としてはひじょうに得るところの大きいレスでした。
またご教示をお願いする機会もあるやもしれませんが、
まずは度重なる親切なご示唆あつく御礼申し上げます。

これはつまらないことですがひょっとすると私は、270さんと
お会いしたことがあるかもしれません。
偶然とは思うのですが、レスのようなお話を或る幹部の方から聞いたことがあります。
内容もそうなのですが、話の運び方が似ているのです。
CGS課程におられたとき、あるいは防研におられたとき若しくはそれらの直後
どこかの非営利法人での研究プロジェクトに参加されたことはありませんか?
勘違いの可能性大なので、間違いでしたらどうか無視なさってください。
175名無し三等兵:2001/05/02(水) 07:30

僕も270氏は幕僚課程後に幹部学校研究員などを
された方、もしくは派遣で大学の国際関係論などを
学んだ方だとおもいます。
そういう部署にいるのなら市ヶ谷ですね、今は。
>>143
 バーレーンとカタールの事例がありますが、竹島に関しては韓国側に勝ち目がない
ので、交渉による解決はまずありえません。これの解決は、韓国側の心変わり、暴発
あるいは、竹島の部隊・施設増強を捉えての日本側からの反攻しかないでしょう。
 ただ、1番目は積極的に経済で締め上げない限り無理でしょうし、かえって支援を
行うような状況では望み薄、2番目は十分にあり得ますがこちらから選択する選択肢
ではありません。3番目は、日本の宣伝能力と長期に渡る放置という経緯を考慮すれ
ば、正当性があっても極力回避したい選択肢です(竹島を兵糧攻めにするのもこれ)。
 北方領土は、紛争の確認と最低2島返還をさせただけでも、一見相当の成果です。
しかし、そこに至る外交の拙劣さと、それをも上回る近年の愚行により2島返還すら
見通しがはっきりしません。平和条約で、国境線を画定したときに返還されずに固定
される可能性まであるので。ただ、これはあくまで政府・外務省の問題です。元来、
4島返還交渉の言質は取っているのに、無責任な外交担当者が投げ出し、これにロシ
アが飛びついただけですから。軍事的には、P−3Cがネックになるでしょうね。
>日本と韓国が竹島問題を棚上げしている
 棚上げしているのは日本だけです。韓国は、自国領だと宣伝を繰り返し、実効支配
の強化をしています。
>現実の韓国は日本の経済植民地に近い状態
 韓国に自覚はないようです・・・。対日戦に勝利して報復しようという妄想が、流
布されるお国柄ですので。
>戻ってきそうもないものを取り戻そうとして、より大きな問題を引き起こそうとするより
 ただ、ここで譲れば政治的な交渉能力は激減し、軍事力に依存する方向に出るか、
保護国同然の地位に低下する可能性が高まります。これは、日本の現状を考慮すると
望ましいことではないでしょう。政治・外交から考えると、最低でも主張だけはして
おかないと第三国との交渉(とりわけ中国)に与える影響が大きすぎるというところですね。
177名無し三等兵:2001/05/02(水) 20:35

夜にむかってあげとく
178名無し三等兵:2001/05/03(木) 00:17
あげつつも、願わくば粘着厨房が荒らしに来ないで欲しい・・・
179名無し三等兵:2001/05/03(木) 00:22
>>178
粘着厨房って105のことだよね。
180名無し三等兵:2001/05/03(木) 00:39
>>179
105氏はちがうでしょう。
つまんねぇ思考能力の浅いヘリオタみたいなのをいうんじゃねーの
181名無し三等兵:2001/05/03(木) 00:40
sageろよ。
182178:2001/05/03(木) 01:17
やっぱsageるべきかな・・・
270氏や105氏や81式氏や69式氏の骨太な議論が続いて欲しいのだけど。
「日本の防衛スレッド」がクソバカヘリ200厨房に荒らされたようにはなって欲しくない
183名無し三等兵:2001/05/04(金) 10:31
下がりすぎた・・・
これじゃあ面々がわからないだろ・・age
18469式:2001/05/04(金) 21:26
 こんばんわーっ GWの諸々のおつき合いで、書き込みを出来ませんでした69式ですーっ(自爆)
明日からまた二三日書き込まないと思いますので、いっきにいかさせていただきますーっ(笑)

>>176
 レスをありがとうございましたーっm(_ _)m
 はい、竹島問題は、おっしゃる通りであり、結局は軍事力の行使か韓国の暴発覚悟の経済
封鎖以外に日本にとって有利な形での解決は無理なのではないかと思いますーっ そいえ
ば、アメリカも日米安保の適用地域は、日本が実行支配している地域のみ、という内容の談
話をしていた記憶がありますーっ(笑) 結局、領土問題は、最も国民感情が先鋭化しやすい
外交問題ですからっ、アメリカとしてもかかわり合いたくないのだと思いますーっ(笑)
 ただ、領土問題で譲ることが、なんで政治的な交渉能力の激減につながるのかが、69式
には理解できませんーっ
 現状での日本は、外交力は固有の経済力のみおっていますーっ それに、湾岸戦争への
事実上の不参加、冷戦後の新世界秩序の形成への不参加、対北朝鮮外交の軟弱さ等から、
外国は日本のことをほとんどまったく相手にしておりませんーっ(T T) 北朝鮮への軽水炉の
建設援助の時にも、日本は交渉の最も重要な部分からつまはじきにされていて、結局経済
援助の分だけ押しつけられる形になりましたーっ
 元々日本に他国が認める外交力なんてありませんからっ、今更交渉力云々を気にしてもしか
たがないと思いますーっ とゆか、むしろ重要なのは、中国とロシア、中国と韓国、ロシアと韓
国、そしてアメリカと東アジア各国の相互の関係を、より日本にとって好ましい形にすることこそ
必要な外交であると思いますーっ(笑)
 とにかく、韓国はIMF管理下にある事実上の破産国ですし、いざとなればその生死は日本が握っ
ているのですから、硬軟合わせた外交態度で対峙するべきではないでしょーかっ?
 それに、いざとなれば円借款と、台湾カードとゆ、二大切り札が日本にはありますから、実行支
配していない離島に関してはっ、将来の日本にとって有利な極東秩序のために十分役に立って
もらえれば十分だと思いますーっ(笑)
18569式:2001/05/04(金) 21:52
>>172
 相変わらずの過分なお言葉、69式は恥ずかしくて赤面しておりますーっ(自爆)
 69式はただのお馬鹿なミリヲタですから、105さんが仰られるようなすごい人間
ではありませんーっ(笑)

 とにかく、本質的なところで105さんと日本のおかれている政治的環境について
意見が一致したのは、大変うれしく思っておりますーっ(笑) 69式は基本的に新聞
雑誌、書籍等々の公開情報を、これまで蓄えてきた自分なりの知識と経験と常識
から判断しているだけですので、それをより精密に専門的に研究していらっしゃる
方と意見が一致したとゆことは、自分のこれまでやってきたことが間違いではなかっ
たとゆことですから、とても元気づけられますーっ(笑)

 それで、日本がなぜに陸軍力の拡大を行なわなければならない、と、69式が考
えているかと申しますとっ、現状の陸自の戦力は、ソ連型ドクトリンにおける全面A
BC兵器使用戦争に対応不可能であると判断しているからなのですーっ
 冷戦時代、NATOとWTOの陸軍部隊がほとんど例外なく機甲化を推し進めていた
のはっ、ソ連が西欧への全面侵攻を行う際には、全面核戦争を行うつもりでいたた
めである、らしいからですーっ これは、亡命ソ連将校の回想録や、ソ連製兵器の設
計、ソ連軍の師団編成等から、はっきりとわかる事実だと思いますーっ とゆか、例
えばソ連軍の師団以上の兵団には、長射程ロケット部隊が必ず配備されていますが
これはABC兵器の使用を前提としない限り必要のない部隊ですーっ また、ソ連の機
甲兵器が充実した対NBC防御能力をT55戦車の改修段階から付与され、BMP以降の
歩兵用装甲戦闘車に乗車戦闘能力を付与することを重視していますーっ
 実際、ソ連が戦略核兵器でアメリカの戦略核兵器を牽制しつつ、戦術核兵器の全面
使用で西側の組織的抵抗を排除しつつ西欧を制圧する、とゆシナリオは、ソ連型の戦
争ドクトリンでは、戦術核兵器や生物化学兵器を全面的に使用する可能性が極めて
高いことを物語っていると思いますーっ
 そして、たんなる自動車化歩兵では、こうした戦争に対処することはまず絶対的に不
可能であることも、おわかりいただけることと思いますーっ

 全面的にABC兵器を使用した戦争に対処できるのは、対NBC防御能力を完備した
装甲戦闘車輛で編成された機甲部隊だけですーっ ですから、もし日本に着上陸侵攻
を企てる敵国が存在したときにっ、ABC兵器を使用すれば確実に勝利できると判断し
たならば、アメリカからのあり得るかもしれない報復核攻撃の可能性と天秤にかけて
判断を下すことになると思いますーっ これは、日本の国防の実際面での問題の解決
に関して、日本の主体的な意思は存在していないとゆことになりますーっ

 もし、69式が本格的に対外的に脅威となる軍事力の整備を行うとしたら、まず第一
に師団規模の機甲戦力を長期間にわたって海外に展開し戦闘させることができる海
軍力を整備すると思いますーっ とゆか、海外渡航能力のない機甲戦力は、ほとんど
脅威とはならないのではないでしょーかっ?
18669式:2001/05/04(金) 22:09
>>160
 いえいえ、69式は好きでいっぱい書いているだけですから、そのように恐縮され
てしまうと、かえって困ってしまいますーっ(笑) これからもよろしくお願いいたしますーっ

 69式が対ロシア、対中国関係を緊密にするならば、それ以上に対米関係を緊密
にし、その事を強調しなければならない、と主張しているのは、実は外交努力は友
好国に向けてこそ精力的に行わなければならないと考えているからですーっ
 基本的に、同盟国というのは、互いの利害がなんらかの形で一致しているから結
ばれているだけの関係ですーっ 当然、いつ同盟関係が一方的に破棄されるかは、
その時その時の政治的経済的状況によって変わってくる問題ですっ ですから、互
いの同盟関係を維持するためには、互いの主権者に対し、その同盟関係が必要不
可欠であることを納得させ理解させなければなりませんーっ
 ですから、対中国、対ロシア関係を好転させるよう積極的に日本が動くということ
はっ、アメリカに対して日本が独自の意思に基づいてアメリカの国際戦略から逸脱
して行動するのではないか、とゆ疑惑を抱かせる恐れがあるのですーっ ですから
当然日本は、アメリカにそのような疑惑を抱かせ、日米同盟が揺らぐことが無いよう
に努力しなければならないと思いますーっ
 日英同盟が英国から破棄されたのはっ、結局日本が第一次大戦時に、英国にとっ
て最も重要な局面で同盟国としての義務を果たさなかったためであると、69式は
判断しておりますーっ 具体的には、西部戦線への陸軍師団の派遣と、本国艦隊へ
の金剛型高速巡洋戦艦の派遣を拒否したこと、ですーっ これが英国にとってどれ
ほどの痛手であったかはっ、アメリカの大規模な陸軍兵力の派遣が行われるまで
ドイツ軍を押し返すことができなかった事実や、ジュトラント沖海戦の展開を見れば
明らかなのではないでしょーかっ?

 おっしゃる通り、中国ロシアとアメリカが対立姿勢を示しているときに、わざわざそ
の仲介に動くということは、ある程度日本がアメリカから独立して極東の政治的情
勢に関与することを主張することになりますーっ そして、日本の地政学的利点とゆ
ものは、結局はアメリカから見た中国とロシアの封じ込めのためとゆ程度のもので
あり、日本にとってはむしろ北と西から潜在的敵国の軍事的圧力を受けなければな
らない、とゆよな意味となると思いますーっ
18769式:2001/05/04(金) 22:31
>>157
 はいっ、独ソ不可侵条約が短い期間で破棄される結果となったのはっ、結局は
ドイツとソ連の東欧政策がぶつかったからだと思っていますーっ

 例えば、ルーマニアを例にあげますとっ、第一次世界大戦に連合国側として参
戦することでかつてロシアが奪ったベサラビア地方を取り返しましたーっ これは
独ソ不可侵条約の結果、英仏との友好関係を持つことでドイツやソ連、それに、
トランシルバニア地方をルーマニアに奪われたハンガリーに対抗してきたかの国
にとって、敵性国家に包囲されるとゆ状況を生み出しましたーっ
 そして、フランスが西方戦役で崩壊しますとっ、ルーマニアは第一次世界大戦
で得た成果を全部ソ連に取り戻されてしまった上、スラブ系住民の多い北ブコビナ
地方まで奪われてしまいましたーっ ちなみに、ハンガリーやブルガリアも、奪われ
ていた領土をどさくさにまぎれて取り返しておりますーっ(笑)
 この結果、ルーマニアは親独派のアントネスク将軍を大統領にいただき、国王を
退位させ、ドイツ軍のルーマニア国内進駐を要請して、ソ連との国境をドイツ軍で
強化するとゆ方策を取りますーっ

 こおした西方戦役でソ連が中立を維持した代償として東欧での覇権を確立しよう
とする動きは、当然ドイツの背中に銃口を向けるのと同じ意味合いを持ちますーっ
結果として、独ソ両軍は大規模な陸軍部隊を展開させ、国境をはさんで対峙するこ
ととなりましたーっ これは、もはや事実上独ソ不可侵条約は無効化したことと同義
ですーっ(笑) 結局、1941年の開戦は、そゆ意味では必然であって、ドイツから手
を出さなかったとしても、今度は多分ソ連が手を出していたと思いますーっ(笑)

 それで、権力者が決断すれば、結果として核攻撃は行われる、と仰いますけどっ、
きちんと政治的経済的判断を下せる国家指導者であるならば、日本との経済的関
係による国内経済の安定と、それを失った結果の戦後の経済混乱を天秤に載せて
利害を考えてみると思いますーっ とゆか、そゆうふな思考を潜在的敵国に強制す
ることができた時点で、十分成果はあると思いますーっ
 勝利の要諦は、意思と戦力の集中にありますーっ 戦後の混乱を許容しつつ、現
在の戦争を戦い抜く、とゆよな戦争指導は、かならずどこかでほころびを生み出すと
思いますーっ

 結局、敵に核兵器の使用を躊躇させることができた時点で、日本はなんとか外交
的に対処が可能になりますっ これは、十分以上に大きな成果ではないでしょうかーっ?
188名無し三等兵:2001/05/04(金) 23:37
age
189名無し三等兵:2001/05/05(土) 16:03
age
190名無し三等兵 :2001/05/06(日) 14:29
age
191名無し三等兵:2001/05/07(月) 15:13
GW終了、再開!
192270:2001/05/07(月) 15:18
69式さんの文章を詳しく読ませていただき、夜帰宅してからにでも
私なりに発言させてください。
193270:2001/05/07(月) 21:38
69式さんへ

竹島の問題は国際的な問題解決の速度で考えれば、やんぬるかな韓国
の支配地域です。自国領土を宣言して軍隊を駐屯させ国際的な審判を
仰ぐことも拒否していますが、あれが韓国の「対日対等意識」のシン
ボルであり、あの領土を失うことが「対日敗北」の象徴にさえなりかね
ない事実がある限り、日本が経済力や軍事力でこれから処理を図ろうと
することは、戦略的に韓国の軸を日本にとって望まない方向へ振れさせて
しまうジレンマを伴います。
この問題については解決時期を逸したと個人的には考えます。将来対応
以外に現時点ではないのではないかと…。

ロシア軍のドクトリンですが69式さんがおっしゃるように「ある局面」
においてABC兵器の利用を考える可能性があります。化学戦を実施する
際は事前に相当の準備が必要でして、展開部隊の布陣などから「やる気」
を推測して態勢を整える時間はあるのですが、広範囲、長時間滞留する
ガス攻撃を前線後方におこなわれた場合、策源からの補給路が寸断され
ますから装備、弾薬面で不利になります。あと前線にガス攻撃がおこなわれ
た場合、4型防護着を着用しての戦闘には限界がありますから戦線崩壊の
危険もあります。
この問題についてはたしかに準備不足の感がありますね。対ABC能力がたかい
装甲車両の調達、および新型防護着の開発(現在実施中)が急務ですし、
対化学戦部隊の強化も重要です。
機甲戦力の海外展開は不可能ですね。国家の方針として放棄した部分の
問題だとおもわれます。我が国が機甲師団を1つしか整備しない理由は
渡洋敵部隊の着上陸侵攻に持久の後、機動打撃力をもって反攻を同盟国
部隊とともに実施するいう、任務の達成に必要であるからなのです。

3項はおっしゃるとおりです。同盟国の重要視が必要ですし、相互依存性の
強化が重要です。国土防衛の対処計画に増援同盟国軍が明記されている
以上、日本は同盟国に対する自己犠牲もいとわない行動力も時として必要
ですし、有意義です。ただし「そこに国益があるのか」の見極めに則った
方向性、つまり完全追従にならない意思の表明も大切ですね。

ドイツがバルバロッサ作戦の発動時期においてソ連が戦備準備を実施して
いたのは疑いの余地がありません。ソ連参謀本部予測より1年ないし1年半
早く独ソ戦が開始されたものと思慮されます。戦車工場および航空機製造
ラインの増設、弾火薬類の増産、予備役兵の動員時期、士官学校の定数増員、
極東部隊の迅速転用などから逆算してそうおもいます。
なおソ連が描いていた主戦場は東欧諸国であり、その確保が目的であった
でしょうから第2次大戦のように米英仏と共同でドイツ本国まで攻めこむのでは
なく、目的を達成してドイツと講和し優位な状況で東欧諸国を共産主義国化し
、米英仏独を戦わせておくという青写真考えたのだと思います。
194名無し三等兵:2001/05/08(火) 00:23
age
195名無し三等兵:2001/05/08(火) 13:45
アメリカと中国の仲が悪くなることは、日本にとってこんなにいいことはない。
逆にアメリカと中国が本当に仲良くなったら、日本は…by田原そーいちろ
196名無し三等兵 :2001/05/09(水) 14:15
age
197名無し三等兵:2001/05/10(木) 17:02
第二次朝鮮戦争の勃発は特需景気を呼び僕のような就職浪人はたくさん救われます。
198名無し三等兵:2001/05/12(土) 09:04
>>197
気の毒だが、50’の朝鮮戦争の時のようにはならないと思います。
経済がボーダレス化してるので。
199ミリ屋哲:2001/05/15(火) 21:05
現在優良スレage実施中
200名無し三等兵:2001/05/15(火) 21:08
みなさんマスかいて早く寝ましょう・・・・
201名無し三等兵:2001/05/17(木) 03:12
>>193
嘔吐ガスなど非殺傷型のBC兵器の実戦での使用は戦争法規や国際的慣習から見てどうなんでしょうか?
202名無し三等兵:2001/05/17(木) 03:49
嘔吐している人間を撃つのは非人道的と思われ。
笑気ガスで楽しく昇天させるが良し。
203トキ
>>202
北斗有情拳?ですな。