晩飯食って少し立ち直ったぞー
まず画像の説明から
ttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up29696.png.html これは約200m、500m、1000m、1500mでのM51APC(APCBC-T)の垂直RHAに対する貫通力
実際にはそれぞれ200,550,1100,1650ヤードの値だからね
1mm単位で丸めた貫通力はそう外れてないと思うが存速は参考程度でひとつ
砲口直前 : 884m/s : 77mm
約 200m : 835m/s : 74mm
約 500m : 768m/s : 71mm
約1000m : 692m/s : 64mm
約1500m : 625m/s : 54mm
グラフが3次曲線してるが数字にはまだ現れてないから
単純に距離が長くなるほど貫通力の低下が激しくなっとる
このグラフの波打ちは仮帽の破砕なんかも関係してくるのかねぇ
英語Wikiだのgva.freeweb.hu/weapons/usa_guns2.htmlで500yardsで0°に対して61mmって出ていたが
この表ではそんなことはなく71mmとなってることに注意
イギリスの2ポンド砲APCBCと同じで、重たい弾を高速で弾き飛ばすことで
近距離でも50mm級のAPみたいな貫通力を得ている
お暇で日本以外の商工警報好きな方は30°のも調べると楽しいかもしれず
至近でも5cmkwk38のPzgr.とかPzgr.39と大して変わらない
砲身寿命への影響が気になるなあ>M51APC
M79はM74の間違い 他にもいろいろ誤字ったりしていたがキニシナイ 試製47mm仮帽弾との比較もした方が良かったかな まあ、いずれにしろ使われなかった砲弾と作られなかった砲弾の比較なので意味はないけど
誰得
戦車マガジンで「統計学的に見ると、戦車は前方60度の角度から攻撃を受ける場合が一番多い」と書いてあったんだが、 三式が「600mに於いてM4戦車の正面を貫徹しうるも命中角の関係上その公算は僅少」と判断されたのはこのせいだったんだろうか
突っ込んだら負け
>>953 M51APCと言っても改良が色々あってウィキペディアなど多くの文献で
貫通数値として載せられているものは1944年の米軍資料が元だっけ
その頃の弾種は1943年末頃から登場した「M51APC B2」という弾だね
それ以前に「M51APC B1」とかあったようだけどよう分からん
M51APC B2だと初速2700fpsだっけか
>>953 の画像にM51B1 or B2 mv=2,900ft/s とデカデカと書いてある件
今tanknetの掲示板見たら2,900fpsの間違いだったメンゴ
昔読んだ掲示板の記憶だけでレスするもんじゃないな ・M51APC B1とB2では弾頭先端形状が微妙に違う ・M51APCで置き換えようとしたがM74AP(2,600fps)の生産数の方が多かった
>>964 氏
>>952-953 は
>>873 の資料
1945年の米軍資料「Terminal ballistics data, volume III, bombs, artillery, mortar fire & rockets.」
とアジ歴の陸軍技術研究会資料から引いてきたんだわ
pdfから画像に抜粋して作業したわけ
前回は安価しといたのについ書き忘れてたすまんすまん
で米軍としてはB1とB2はおんなじ曲線で示してる
性能には変化ないとみなしてるんじゃないかなーと
なぜかというと76mmM1の場合結構僅差なのにわざわざ2種類の曲線が引いてあるから
もっとも76mmM1A2砲自体が原因で変化するのか
M1A2だけ別砲弾なのかはちょっと即断できない
多分砲による違いだとは思うが・・・
M74の方が多かったのは
上のほうでも書いたけど多分M51の性能が半端だったせいだろうなー
太平洋戦線ではチハが主力として前面に出てくるまではAPで十分だったし
大西洋戦線じゃM51でもIII号IV号の前面が抜けなくて37mm自体イラナイ子になってたから
ちっちゃい歩兵砲の用途ならHEとAPとキャニスターで十分だもんね
M3対戦車砲は太平洋戦線の地形でも歩兵が牽引可能で多用されたから 言われてみればそっちの砲弾需要もあるのよね 少し硬めの小型バンカー程度ならAPで射撃する機会も多かったのかも
>>966 まあAPでチハの貫通試験してみた程度には持たせてたんだろーな、と
ムクだから軽掩蓋破壊とか苦手そうだけどね
わざわざ徹甲榴弾作って配布するほど困ってもなかったんだろうなあ・・・なんて考えたり
968 :
暫編第一軍 :2013/10/19(土) 14:03:38.18 ID:???
少し前に防弾鋼板の品質低下の可能性について話題になりましたが、関係しそうな資料が整理できました。 「日本の防弾鋼板覚え書」にある不貫限界速の実射データグラフでは、一式徹甲弾の第T種鋼板に対する90°射撃は意外に良い成績を収めています。 しかし、試作BK(防弾鋼板)を使用したもので「90°射撃の成績は必ずしも規格値を満足していないものもある」と本文にあり、一考の余地があります。 そこで同資料で別に明かされている防弾鋼板の射撃条件(対弾性能の規格)と比較してみます。(今回は第T種鋼板のみ) 「不貫限界速」グラフ 例A 47mm砲対50mm鋼板 t/d1.06 400m/s FM0.92 例B 37mm砲対35mm鋼板 t/d0.95 450m/s FM1.085 例C 37mm砲対25mm鋼板 t/d0.68 205m/s FM0.626 例D 75mm砲対50mm鋼板 t/d0.67 341m/s FM1.158 例E 75mm砲対80mm鋼板 t/d1.07 441m/s FM1.078 「防弾鋼板 射撃条件」 37mm砲対25mm1-2 t/d0.68 340m/s FM1.057 37mm砲対30mm1-2 t/d0.81 386m/s FM1.058 37mm砲対30mm1-1 t/d0.81 366m/s FM1.003 37mm砲対35mm1-1、1-2 t/d0.95 423m/s FM1.04 37mm砲対40mm1-1 t/d1.08 487m/s FM1.089 47mm砲対50mm1-1 t/d1.06 487m/s FM1.119 47mm砲対50mm1-2 t/d1.06 416m/s FM0.958 ※1-1は低温焼き戻し、1-2は高温焼き戻しの物と思われる。
969 :
暫編第一軍 :2013/10/19(土) 14:05:39.66 ID:???
「不貫限界」とは異なるにせよ、「射撃条件」も少なくとも貫通されないことが条件の筈です。 「不貫限界速」の例の内、37mm砲対25mm鋼板は明らかに「射撃条件」を下回っており、 規格を満たしていない例であるとがわかります。 同様に、47mm砲対50mm鋼板のそれは、 もし「不貫限界速」グラフの50mm鋼板が低温焼き戻し板であったとしたら、 かなり規格を下回り、高温焼き戻し板だった場合には僅かに下回ると評価できます。 75mm砲による第T種鋼板「射撃条件」は資料にはありませんが、近いt/dの例でFM(修正値)を比較すると、 50mm板は規格を満たしており、80mm板も高温焼き戻し板であったとしたら規格を満たしており、 低温焼き戻し板の場合には僅かに規格を下回ることになりそうです。 以上より、例Cのみが目立って性能の低い防弾鋼板だったものの、他の例では規格を満たしているか、 又は僅かに劣る程度で大きく性能の劣る防弾鋼板ではないと見られます。 しかし、これまであまり議論に現れなかった製造法の違い、低温焼き戻しか高温焼き戻しの違いが、 防弾鋼板の対弾性能に違いとなって現れることは憶えておいたほうが良さそうです。 今後触れる機会があるかも知れませんが、 47mm砲一式徹甲弾の限界速度データにかなりの違いが出ている理由の一つになっている可能性があります。
話の腰を折ってしまい恐縮だがアジ歴から資料をいくつか。 別紙其5 昭和20年度調達兵器品目員数表 戦車、牽引車、自動車、燃料 C12121804100 「補給部品整備計画 昭和20年度」という簿冊の中にある史料。 チト車チヌ車に対戦車自走砲の車台の整備計画が印刷されているほか、 手書きでチハ車を車台に九六式十五榴と十榴を搭載する自走砲の整備計画が加筆されている。 九六式十五榴の方は試製五式十五糎自走砲なんだろうが、十榴の方はなんの車両だろう? 試製「ホリ」砲修正機能弾道性試験計画 1945年6月に行われる予定だった試製十糎戦車砲の改修後の試験計画。 しかし試験の方の史料が見つからない…
チハ+十榴ならホニ2じゃないの
972 :
暫編第一軍 :2013/10/19(土) 20:48:25.47 ID:???
十榴はホニUではないでしょうか。
>>970 カッコ付きで(自走砲他)って書いてある事を考えると、単純にホニ車Uじゃないですかね?
どうやら昭和二十年度火砲調達計画に十糎自走砲を170門調達する予定があったらしい(佐山本 歩兵砲・対戦車砲他)ので
それと合わせると大体数字的にもあってますし。
974 :
970 :2013/10/19(土) 21:24:08.92 ID:???
ホニUのことが頭から欠落してた… あと試製「ホリ」砲修正機能弾道性試験計画のレファレンスコードは A03032093800ですごめんなさい。
975 :
970 :2013/10/19(土) 21:28:10.23 ID:???
あとこれも一応 94式37粍砲射撃表 昭和16年11月〜18年5月 C13021236700 九四式三十七粍砲と、一式機動四十七粍砲の射撃試験結果をまとめた簿冊。 アジ歴の階層上は朝鮮だが、中身は伊良湖での試験結果。
よく考えてみると 戦車に支援要請出すか引きつけての攻撃じゃないと撃破できないチハって、太平洋戦線ではかなり厄介な相手なんだろうな 昼飯の角度取られたら、歩兵が持ってる37mm砲じゃ300mでも抜けないんだから
バ、バズーカ(小声)
バズーカの有効射程はお察し……
そこで500mから60度傾斜装甲32mmを貫通するPTRSをですね
いや、M51の在庫持ち出してくるだけでいいからw
6ポンド砲もあるし
太平洋正面の陸戦に関する限り、ではあるけれど。 基本的にないものを持ってくるだけで済む(言うほど簡単ではないにしろ)のが米軍さんですから。
>>976 チハは登場する戦場が少ない…
米軍と戦ったのは両フィリピン戦とガダルカナル、サイパン、硫黄島、沖縄かな?
主要な戦いにだけ登場するティーガー的存在。
ニューギニアのチハ部隊(ニューブリテン除く)ってどのくらいあったんだろう ビルマ・フィリピンと比べてあまり聞いたことないよね
チハ級がティーガー的存在って どんだけ貧乏臭いんだよw
二等輸送艦の登場が一年早けりゃな
米軍から見た四式十五糎自走砲の評価ってどうなん? ホニと同一視してるとか?
>>984 戦車連隊でニューギニアに部隊を派遣してるのがラバウルの戦車第8連隊だけだから、
多分チハはニューギニアには行ってないんじゃないかなあ。
ハ号はラビ攻撃とかビアク島防衛とかで戦闘してるけど。
あと地味にニューブリテン島西部で捜索第51連隊(壊滅後第17師団戦車隊に)が戦闘してるんだな。
軍の評価は知らんが英語圏の本でホロに最低の評価付けてるのがあったな
機甲スレリサイクルするか。
>>989 Japanese tank and antitank warfare, Special Series, no. 34.
ttp://cgsc.contentdm.oclc.org/cdm/singleitem/collection/p4013coll8/id/2917/rec/1 1945年8月、日本降伏直前に書かれた、日本軍戦車と対戦車戦闘についての冊子。
戦闘したり写真資料が手に入った日本軍のAFVについてはおよそ全部網羅されてる。
これ以前の史料で存在が示唆されてる3式中戦車とかは出てこないけど、
フィリピンに行く途中で海没したホニUが推測として出てくる。
自走砲ではホロとホニTが写真付きで解説されてるけど、
チハよりも厚い正面装甲を持つ上にホロよりも乗員・装備の防護がきちんとしていて、機動性が素晴らしい、
とホニTの評価が非常に高い。
逆にホロはあまり記述が無く、乗員防護が弱いと書かれてるくらい。
>>991 世界「最悪」の兵器みたいな名前のやつ?
そういえばアメリカに展示されいる四式ホロの車内画像が 一杯ある海外サイトがあったがどこだったかな
肉薄攻撃にくらべれば絶対人道的だけどな
>>996 実戦投入されたらM10みたいに後からカバーつけたかしら
ksk
>>992 天蓋装甲部分はホニIの方が狭い(切り欠きがあるから)し
強いて言えば側面の装甲板がホニIの方が広いくらいか……?
まあ装填作業の関係なんだけど、操作人員が一応装甲板に守られる率が高いのはホニIの方か……。
あんまり変わらん気がするけどなあ。
>>997 いや実戦に投入されてますってw
臨時編成だけど。
1000 :
999 :2013/10/23(水) 06:19:32.34 ID:???
>>992 読んでみた。
In contrast to the Type 38 15-cm self-propelled howitzer, the self-propelled gun appears to be provided with an interior mantlet.
It is also provided with an armored recoil mechanism and can probably be operated safely under frontal small-arms fire.
ここが比較部分かな。
防盾前面の開口部の有無のことを指してるみたいだ。
ホニIには内装防盾があるけどホロ車にはないもんねえ……。
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