1 :
名無し三等兵 :
2012/02/01(水) 17:54:41.97 ID:???
2 :
名無し三等兵 :2012/02/01(水) 21:26:00.32 ID:???
3 :
名無し三等兵 :2012/02/03(金) 18:24:40.22 ID:???
4 :
名無し三等兵 :2012/02/03(金) 19:19:37.68 ID:???
『戦場のサブちゃんとゴン』という本を図書館で読んだ 内容は満州崩壊後の開拓団の少年と愛犬ゴンの物語 少年は長春?で病死し、愛犬のゴンが凍てつく原っぱに放置された少年の遺体に、 寄り添い死んでいくという話
5 :
名無し三等兵 :2012/02/03(金) 23:48:12.32 ID:???
そういう話を聞くたび せめて食い散らかして逃げ去ったくらいしてくれと思う 上野動物園の象から ベルリン動物園のペリカンのアブーまで トラウマだ
6 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 00:49:54.04 ID:???
新スレなのでネタ投下 「山本五十六と海軍航空: 海軍機関大佐の回想とアルバムから」 個人アルバムの出版。キャプションは1〜2行で少なめ、 読む側に知識が必要登場人物の説明もあまりできていない。 ただ、珍しい写真は多い。捕獲米軍機、B-17のハリボテ、 そして九九式飛行艇(九七大艇や二式ではなく、双発の九九式)の 非常にクリアーかつデティールがわかる写真。これは貴重な一枚だろう。 まあマニアなら見て損はない。
7 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 11:12:36.60 ID:???
9 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 12:13:45.24 ID:???
書評スレは全部自分のものとでも思ってるのかな?
10 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 14:46:06.88 ID:???
11 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 15:04:30.87 ID:???
憎しみで頭おかしくなっちゃった人だからスルー推奨 ヲチしたければ最悪板にどうぞ
12 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 15:22:46.92 ID:???
13 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 15:41:28.43 ID:???
歴史群像アーカイブの新作、帝国陸軍 南方作戦を読まれた方はおりますか?
14 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 17:53:37.76 ID:???
>>13 これまでと同じく隔月刊「歴史群像」掲載記事のまとめだよ。
15 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 17:57:16.70 ID:???
グイド・クノップの『ヒトラーの共犯者』でも、あのアーヴィングの 著書(未邦訳のゲーリングとゲッベルスの伝記)が参照されているんだな。
16 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 18:05:32.65 ID:???
軍事書じゃないが、今月出たクノップのドイツ史本、シュタウフェンベルクのヒトラー暗殺と 彼の仲間による新政府樹立が成功していた場合の仮定分析がやや楽観的過ぎてると思った。
17 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 18:38:12.78 ID:???
>>7 アメリカ海兵隊のドクトリンの訳者のか明日買いに行くか
18 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 19:36:36.55 ID:???
>>16 どんなことになってるか今度見てこよう。
ウィキペディア見たけどマスコミ上がりだから読みたそうに書く人なのかねぇ。
記事見ててなんかサイエンスエンターティナー思い出したよ。
19 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 21:59:24.08 ID:???
グローリーみたいな南北戦争物が製作されないかな。 そうすれば歴史群像アーカイブで南北戦争ものが出るだろうし、 他にも翻訳とかも多数出版されるに違いない。
20 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 22:06:40.09 ID:???
第一次大戦ものの映画やってると思ったけど、あんまり関連書籍は出てないよね
21 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 22:18:55.32 ID:???
戦火の馬ならまだ始まってないぞ。3/2だ。
22 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 22:28:34.44 ID:???
>>21 おう、これは失礼。WW1ものが並ぶといいなあ
23 :
名無し三等兵 :2012/02/04(土) 22:34:59.04 ID:???
服装倒錯者・・・いや南北戦争再演倶楽部総力のロン・マクスウェルの 「ゲティスバーグ」を越える南北戦争映画はないだろうな ともかく歴史的戦闘に対する威厳とか風格が半端じゃない 日本が同じシヴィルウォー撮っても太秦演技でだめだめになってしまう
24 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 09:02:24.34 ID:???
パンツァーマイヤー戦記って完全版とかいうのがあるそうだが、 昔の学研とかフジ出版社の奴と比べてどこらへんが完全になっているのかな。
25 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 11:51:06.69 ID:???
グイド・クノップの著書がまた出たのか。クノップは日本でも人気だな。 彼の本が多く邦訳されてるのは、内容だけでなく、ジャーナリズム畑の 人だから文章が学者のそれより平易で訳しやすいという大人の事情もあるのかな?
26 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 13:58:38.37 ID:???
児島襄 著『天皇の島』古本屋でget。 ペリリュー島戦がコンパクトにまとまってて良い本だな。 そういえば、児島襄の本も店頭からすっかり姿を消してしまったな
27 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 15:06:48.74 ID:???
大宅壮一文庫を利用しまくったジャーナリストだからな 80年代以降の著者の本を読むくらいなら まず児島を読むよ
28 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 17:32:11.90 ID:???
>>10 書評スレで書いたこと全部を自分への返事と思い込んでる、ってこと。
草むしりとゴミ拾いだけやってろって感じ。
>>28 手堅いでしょう。偏向は・・・宮崎映画見て気にする人居ないでしょう(今更)。
それと同じです。
流石に帝政ドイツにスキンヘッド登場とかないと思うけど。
『武器輸出三原則入門』信山社 同じ著者の前著『輸出管理入門』を入手したくて本屋に行ったが無かったのでこれを購入。 この本は2000円前後だったが輸出管理入門は4200円で高いです。 輸出管理本や貿易実務本には書式のフォーマットなどを示して本当に仕事につかえるように 書かれたものがあるが、この本は実証研究と提言本。 副題は「神話と実像」。スタイルは神話(俗説)批判。 著者は1973年生まれなので、幼いころ自明のものとして受容した平和教育への疑問を強く持ったと考えられる。 また、平和主義の教条性は巷間指摘されることなので、それに対抗するためにマニュアル本が欲しかったのだろう。 冒頭で「神話の世界の住人になってない人はまだ安心」と書いている辺りに、そうした意識を感じる。 なお、本書の便利な点は冒頭で神話を19個設定し、逐条批判のスタイルをとっているところ。 わざわざ該当ページに誘導までしてある。 批判スタイルの本の中でも、基本的な箇条書きの整理が出来てない本もある ので、それに比べれば本書は読みやすさに心を砕いてて良心的と言える。 神話批判については著者の意見も交えながら、実証的である。 資料には国会会議録が多く使われているが、オーラルヒストリーやノンフィクションのような方法で 当の防衛、通産、外務官僚の証言を拾ったり、月刊朝雲、国防、軍事研究、通産ジャーナルから この話題を抜き出すというパターンは殆どない。
問題は「誰が神話を言っているのか」についてはソースが不完全であること。 批判本にはありがちな欠点である。 かつて全く明示しないことを信条とする本もあったし(反論が嫌だったのかな)、 その手の方針を評価する無能な機会主義の書評家がいた位だ (今でもそいつのツイッターで脂肪分ギトギトのこってりツイートが拝聴可能。余り公言してないがオタク集団「原発ゴミ」にも協力していると推測される)。 さて、本書についてチェックすると、 神話1〜7:該当ページ付近にはソースを見つけられず 神話8「三原則のために国際武器共同開発が出来ない」は遠因に外務省の答弁 神話9「三原則の例外化は憲法違反」福島瑞穂 神話10〜12:該当ページ付近にはソースなし 神話13「武器輸出は悪だ」は53ページにあるが13ページに社会、公明議員2名、71ページにも類似の懸念が載っている。 神話14「日本は武器輸出をしたことがない」首藤正彦、犬塚直史 神話15「世の中に役に立つものが武器であることはおかしい」:ソースなし ※ただし15は三原則というより教条平和主義であり、誰でも反論できる類の神学論争である。 著者の捻った回答は参考になるが、これが模範的な答え方とは思わない。 神話16「自動車の輸出であっても軍事利用なら三原則に抵触」:ソースなし ※ただし北朝鮮軍向けトラック輸出に対して社会党が賛成していた事実を指摘 神話17「軍事用途であれば輸出を禁止するのが三原則」直上に社会党議員の記載あり 神話18,19は対米関係の例外扱いに関する神話だがソースなし。 精読すればソースが見つかる個所はもう少し増えるかもしれない。 細かいことに拘る五月蠅い奴がいるのでこの点を付記しておく。 随所に挿入される小ネタにも事欠かない。湾岸戦争で中国の武器輸出に抗議したところ、 サウジにも輸出しており抑止力の一助になったと反論されるくだりは古典の逸話を読まされている気分にすらなる。 小ネタの多くはトピックという小欄に纏まっているが、田英夫が発展途上国から武器の必要性を説かれて困った話など、本文中で紹介されるものもある。 ただ、上記神話の主張者のチェックからして、保守側への切込みは甘い。
あと一か所、19ページ「原発事故でロボットが活躍できなかったのは日本の軍事研究が大学で忌避されたから」という議論をしているが、これは間違い。 確かに今回の事故で米軍のロボットが投入された事実はあるが、『原子力eye』2011年11月号では、日本の原子力開発の間違いとして、 せっかく本誌で1990年年代末にロボット開発を取り上げているのに、成果に結びついてないことが挙げられている。 ネットを漁ればこのロボットが後継機も作られず2006年頃廃棄された話は何度かニュースになっており、 「軍事研究の忌避のため」という理解は明白な間違いであり、只の自滅的行為であることが分かる。 なお、廃棄を指示した際の首相は塩津計の言う「天災政治家」小泉某だったそうだが、詳細は知らない。 原発ゴミのような人種が今回の事故でありもしない神話を幾つかばら撒いてるが、 神話批判をする者としてこのような神話を創造するのは如何なものかと思う。タカ派の技術オタクに利用されないように、気をつけることが大事。 文春新書のケビン・メア本の体験談とは一見似ているが全く性質の異なる話である。
33 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 19:01:42.15 ID:???
十年以上、捨て置いた渡部昇一「ドイツ参謀本部」を暇潰しに読んだら 以外に面白く、最後まで読んでしまった 大昔、やはりここで「学研のゲルリッツ本のぱくり」と叩かれていたけど そうなのかね?
34 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 19:20:39.16 ID:???
軍事書籍ではないけど「ルーマニア史」文庫クセジュ白水社を購入。 良くも悪くも淡々と紀元前からチャウシェスク政権崩壊後までを書き綴ってる感じで 美文ではないけど良書って感じか。
35 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 20:07:02.27 ID:???
>>33 日本の出版界では秦郁彦の負けというのがデフォ
36 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 20:11:46.60 ID:???
そうか・・・10年前のお前ら(俺も含め) じつに軽薄に叩きまくったものだな
37 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 20:22:06.21 ID:???
秦氏によってどの点がパクリとされ 渡辺氏がどの様な反論をしたのか 詳しく教えて
38 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 20:25:37.90 ID:???
でもゲルリッツ読んだ後読んだから、薄く感じたなぁ。 戦間期に関してはゲルリッツも薄いと思ったけど概説だから仕方ない。
39 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 20:40:12.65 ID:???
>岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM 何だコレは?
40 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 20:50:08.60 ID:???
41 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 21:06:46.15 ID:???
>>34 差し支えなければ教えていただきたいのだけど、
海軍関連の記述ってありました?
前スレで指摘していた。『命令違反が組織を伸ばす』読み直し始めた。 やはり栗田のくだりはおかしいな。 「32隻の艦艇を投資されていた」で終わらせているが、その投資が計画達成に 充分な内容であるかについての言及は無し。P244 1回目の反転をタイミングを乱すものとして批判している。この点は事実だが、 反転すらせずに進撃を継続した場合、米軍が史実通りの反応を示す保証はどこにもない。 245ページでは偶然米軍が小沢艦隊を発見し、そのため栗田は進撃を再開したと書かれているが、栗田は小沢艦隊の動きを知らず、小沢艦隊の行動は最初から囮を企図したものなのだから、偶然という言葉の使い方がおかしいだろう。 「敵に発見されるように動いている」のだから。 それに続く246ページの結論付けは更に異常さを感じさせる。 まず、レイテ湾に進撃しても(菊澤の言う全ての戦力を以ってしても) 目的を達成できる可能性は殆どゼロである事を無視。 続いて大和は結局無駄遣いに終わったことまで栗田の責任にしているが、 これが実際には神の横車による不必要な出撃だったとも評されている点は無視。 長門が核実験で哀れな最後になった点をデメリットとしているのは更に意味不明。 マニアの趣味心理と何か違うのか、これ。 勿論艦隊乗員の価値についても何ら言及せず。 細かい事だが、2回目の有名な反転については、 「自分で決めた」という証言と小柳らの「幕僚と相談して決めた」という 証言の2通りがある。しかしこれに触れた218ページでは栗田が決めた説だけを 採用。そしてカビの生えたような「突っ込めば勝てた」説の開陳に続く。 そもそも、栗田の判断は命令違反なのか。
>>40 誹謗中傷が生きがいの僕ちゃんは書評のひとつでもしようね。
後『命令違反が組織を伸ばす』第1章のインパール、大本営の心理について推測しているけど、証明できる証言が挙がってないので説得力に欠ける。 それまでの研究にて大本営での人間関係が分析されていると知っているのなら、 その資料を駆使して結果を出して欲しいなぁとも。 それに、心理状態の説明に南太平洋とビルマ情勢を比較しているが、ビルマと関係が深いのは大陸のはずだがな。 と言う訳でLans殿、悪いけど「民間研究家が陥るような作戦背景に関する誤理解は少ないのではないか」とは思えませんわ。 巻末の参考文献は民間でも読もうと思えば読めるものばかりのように見えます。 民間で出版された書籍も何冊も入ってますね。 官製史書というのは(日本の例位しか知らないが)戦史に限らず自軍に対しては当たり障りない記述が多くなる傾向がある けど、代表的な戦史叢書自体、引用方法などの不明瞭さから問題点を指摘されてるし(校正過程まで含めれば執筆者の一部からすら不満が出てる)。 その点は民間研究者にも酷いのがいるとは思うけど、戦史本だと 「この本さえあればばっちり」って戦役は中々無いというのが雑感かなぁ。
45 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 21:45:15.81 ID:???
46 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 21:51:25.91 ID:???
>>45 まぁ書評の批評も荒れる原因になるんで、せっかく彼がコテ付けてるんだし
>>12 のスレでやった方が良いかと。
47 :
名無し三等兵 :2012/02/05(日) 22:58:40.69 ID:???
>44 私は「命令違反が組織を伸ばす」ではなく【組織は合理的に失敗する】について書いていました。 >と言う訳でLans殿、悪いけど「民間研究家が陥るような作戦背景に関する誤理解は少ないのではないか」とは思えませんわ。 本自体を勘違いしたのは貴官の自由ですが・・・ 申し訳ありませんが、該当書籍を読んでの感想をお願いできればと思います。 同じ著者だからと、別の本を読んで、これと同じだろうという感想をされても、こちらも返答に困りますので。 参考文献に関しても2冊が同じ文献を参考にしてるかどうかも、「命令違反」の方を読んでいない私には判断つきかねます。 なお、少なくとも「組織は道理的に失敗する」に関しては防衛論文なども入っておりました。 本は書いた人間が同じでも、テーマの違いや視点の変化、情報収集環境や吟味の時間など、さまざまに変化すると思っています。 私は、ある本の調査が未熟だからと、同じ著者の他の書籍も同様とは思いませんので。 なお、前スレ>815でも書いてあるとおり、私は全面的に菊澤氏を信頼しろなどとは書いておりませんし どうも、菊澤氏はテーマの主眼が変わると、踏み込みが甘いような気がしないわけではありません。 が、少なくとも「組織・・・」については、私は高く評価します。 (読みにくい本ですが、読みにくいから内容や分析がダメという訳ではないと思いますので) 以前、良書スレにも書きましたが、私は、柘植、キヨ、落合、三野だと言って、名前だけで全部ダメという判断もしません。 確かに注意すべき部分も多いですが、意外と、どこかには見るべき部分もあったりしますので (初心者にはお勧めしませんが・・・)
49 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 12:04:40.26 ID:???
岩見は「一見公正にみせた」偏見の塊だからな
50 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 13:31:51.95 ID:???
菊澤研宗氏の本は「組織の不条理 なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか 」他数冊しか読んだことは ないけど、基本的には新制度派経済学を手法を単純に援用した分析なので、先に経済学の知識があると粗い 部分目につくのも確かです。 これは個々の記述の調査というよりも氏の本に共通する分析視角の問題です。 そういうわけなので、菊澤氏の本は、経済学に軸足をおいて評価するなら、桶狭間は奇襲ではなかった、とか ミッドウェー海戦の運命の5分間は虚構だった、と言われて素直に驚いてくれる人向けの内容と同じレベル だと思います。 ただ大枠で見れば参考になる部分も多いので視野を広げるには悪い内容ではないと思いますが。
51 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 14:30:45.94 ID:???
なんかしらんが、オレも電波浴したのでカキコ。 PHP「連合艦隊戦艦12隻を探偵する」 半藤一利・秦郁彦・戸高一成 まぁ、著者(鼎談者か)を見てもらえれば、 大体は察せることと思う。 ・霧島はワシントンに一方的に負けたダメ戦艦 ・源田実は戦闘機出身なので、爆撃機は要らないと思っていたのだろう ・大和は魚雷3本食らったらアウトのダメ防御 個人的なお気に入りはこの辺り。 さすがにこのスレにくる人は引っかからない本だろうけど、 ネタにと思って立ち読みするのもお勧めできない。 本屋の書架の前で生暖かい笑みを浮かべる人になっちゃうから。
52 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 14:39:34.48 ID:???
その3人や保阪正康の昭和史がテーマの対談本って、ほとんど 内容が重なってるよな。特に保坂と半藤の対談。
53 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 14:42:44.67 ID:???
>>大和は魚雷3本食らったらアウトのダメ防御 秦や半藤はともかく、長年戦艦大和を研究していて、大和ミュージアムの 館長も勤めている戸高が、こんな誤認も甚だしい主張をしてるとはな。
54 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 15:37:40.99 ID:???
>>52 保坂&半藤は黄金タッグだよね。
店先でトリアージできるので便利な組み合わせだ。
55 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 17:15:49.57 ID:???
>>48-49 犬と所沢一派はお断りって前スレで決まったんだ
お前個人に恨みがあるわけじゃないが、ルールなんでこのスレには
もう来ないでくれよな
56 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 18:11:53.47 ID:???
>誹謗中傷が生きがいの僕ちゃんは書評のひとつでもしようね 一派はJSF始めろくに本読んでないから無理無理www
57 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 19:23:05.07 ID:???
58 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 19:37:15.96 ID:???
>>57 誘導クンっていつもこのスレ監視してるの?
いつ働いてるの?
今日の戦利品。 『銃・病原菌・鉄』(上・下) 文庫化キターーーーー。 草思社が最近、文庫を創刊したので、今までの草思社の単行本も手に入りやすくなるかも。
60 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 21:36:44.23 ID:???
単行本で読んだが文庫買おうかなぁ・・・
61 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 21:39:06.32 ID:???
ところで同志、既読本の文庫版を買うのは良いのですが、未読本はいかがなさるので?
62 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 21:57:45.58 ID:???
>>61 物資の備蓄が多いに越した事はない。
ただ、部屋スペースの関係で今後は電子化が進んで欲しい
63 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 22:33:26.31 ID:???
文庫化を機会に読み始めてる。最初はつっかえてたんだけど途中から面白くなるタイプの本だね。 文明が発達する過程を色々な視点で書いてるので、架空の世界設定を考える時の参考にもなるんじゃないかと思う。
64 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 23:00:31.53 ID:???
サイに乗った騎兵が襲撃してくる話ですね
>>48 私は上述の件もあって菊澤氏を全面的には信頼していないので、
印象に残った本のことを出したのです。
最初に本を勘違いしたことは謝罪しますが。
『組織は合理的に失敗する』についても本日入手して読み始めたところなので暫くお待ちを。
ただブログを見たときにも感じたけど、菊澤の提示した理論自体は興味深いものなので、
どこに当てはまるかは、読者が考えた方が良いと思います。
66 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 23:15:52.61 ID:???
>>59 犬と所沢一派はお断りって前スレで決まったんだ
お前個人に恨みがあるわけじゃないが、ルールなんでこのスレには
もう来ないでくれよな
>以前、良書スレにも書きましたが、私は、柘植、キヨ、落合、三野だと言って、名前だけで全部ダメという判断もしません。 それは知りませんでした。仰る通り、やたらめったら全否定もするものではありませんね。 (スレ住人にも誤解されてるが、原発ゴミにしても筋の通った話もしているのは知ってるが、 むしろそういう正確な情報で得た信用を悪用し、スネ夫のように悪質な嘘を混ぜたり 全力で責任回避のテクノロジーを行使したり夜郎自大な点を決定的に批判しているだけ) 三野氏と言えば、世艦でベトナム戦を連載していたころは手堅い人だという感想を持ちましたね。
68 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 23:19:41.55 ID:???
69 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 23:20:27.99 ID:???
70 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 23:25:41.17 ID:???
>>41 自分は34ではないけれどこの本について補足して置くと
この本は後書きまで入れても149ページしかない正に入門書で
そこに紀元前の民族の起源から、WW2後の共産党政権崩壊までを
記載しているので軍事関連の記述は極大雑把です
WW2関連に14ページを割いているのである程度の戦局の移り変わりと
それに伴う国内の政治状況を知るには良いですが、それ以上のことは
"Third Axis, Fourth Ally"のような英語の書籍を読む必要があると思います
71 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 23:26:59.42 ID:???
72 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 23:46:48.18 ID:???
>>70 あぁ、ありがとう。
やっぱり洋書をあたるしかないんですね。
とはいえ、あくまでオレのニーズにあわないだけで、
良書は良書の様子。
高額でもないですし、本書も購入しようかと思います。
どもども、でした。
73 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 23:48:47.71 ID:???
なぜか 病原菌の上と 文明崩壊の下だけがあるが、どうしたもんかいのう。
74 :
名無し三等兵 :2012/02/06(月) 23:51:54.08 ID:???
75 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 00:17:48.79 ID:???
銃・病原菌・鉄はアマからも弾着。 さすがに束が厚い。 文庫版のあとがきは3ページと簡易なもので、 内容・翻訳についても特に言及は無し。 ハードカバー持ってる人は買い直す必要はないかもね。
76 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 00:23:08.17 ID:???
どうでもいい話だが。 ハードカバーは解説がいのに文庫本には解説がつく、ってのは、なんか納得いかないw
読み始めたと言ってる傍から何だけど 妙に軍事的なラインナップが充実しているソフトバンク新書から『銃の科学』が出た。 時代は変わったよなーって思う。 昔の産経でもここまであけすけな本を出したりはしなかった。 で、類書の安価でハンディな入門書を見かけないこともあり、非常にお買い得だと思った。 パラ見程度だが、自衛官上がりであの89本の著者なら大丈夫じゃないかな。 本当に科学科学した解説がてんこ盛りだ。
78 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 01:26:23.13 ID:???
自炊って文庫本とか雑誌はいいけど、ハードカバーをばらすのは抵抗があるな
79 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 01:45:21.25 ID:???
銃・病原菌・鉄か……よく調べていてなるほどと思ったけど、民族の気質とかは関係ないのかなと気になったな。
80 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 06:43:54.04 ID:???
そもそも、それを排除する事が背景にある訳で
81 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 11:32:39.51 ID:???
民族の気質とか前提にしたらレイシスト同士の応酬が続くだけじゃん そういう議論を側面から一掃したのがポイント
82 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 13:36:21.00 ID:???
>>67 三野正洋?
三野正洋なら朝日ソノラマの「戦闘機対戦闘機」が手元にある
この本はエアワールドに連載された
戦闘機対戦闘機、猛禽類の戦いをまとめたもの
この本の中で戦闘機の性能を数式から得られる指数で表現していたり、
あえて名機といっておいてフルボッコしたりまぁ面白い
とりあえず戦闘機の誕生から移り変わりまでさらってあるし、まあ、良い本
83 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 14:26:20.84 ID:???
>>79 はバカなんだね…自分では賢いと思ってるからよけいたちが悪い
84 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 16:40:39.34 ID:???
>>80 もしかして、それに関して何か書いてあった?
85 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 18:03:21.96 ID:???
銃・病原菌・鉄 資源へのアクセスが容易で、動物を使役する内に病原菌耐性を身につけてそれを広範囲に伝播させやすい 地域に住んでる人々が世界を征服しました。 文明崩壊 発展した文明でも、資源を使い尽くすと滅びます。 ジャレド・ダイヤモンドの著作の主張ってのはシンプルだからな。その結論にいたるまでの経路に説得力を持たせて おもしろくするために長いわけで。
86 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 19:03:17.17 ID:???
岩波文庫あたりからプロコピオスの『戦史』邦訳されないかな。
87 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 19:48:50.00 ID:???
岩波にこね作って入社していろいろ文庫化してくれ。
88 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 20:48:56.39 ID:???
無駄に煽るのはヤメレ
89 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 20:52:40.05 ID:???
岩波には実利論再刊して欲しいな。
90 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 21:03:25.81 ID:???
電子出版とかしたらどうですかいねえ。 昔のやつとかは訳がよくわかんなかったりするから訳しなおしてほしいけど。
91 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 21:20:40.09 ID:???
実は昔からインスマスふうの顔なんですが 青心社にコネ入社できますか?
92 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 22:51:27.00 ID:XxSQxhu1
93 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 23:20:55.39 ID:tYSZyo4S
みなさまにおたずねいたします。 クラウゼヴィッツ『戦争論』に挑戦しようと思っているのですが、翻訳では、 清水多吉訳(中公文庫BIBLIO) 日本クラウゼヴィッツ学会訳(芙蓉書房出版) 篠田英雄訳(岩波文庫) のどれを選べばいいでしょうか。 アドバイスをお願いします。
94 :
名無し三等兵 :2012/02/07(火) 23:31:34.74 ID:???
テリー・クラウディ「スパイの歴史」 ラムセス二世から1980年代までの諜報の歴史や手口を豊富なエピソードで綴った本。 流石に80年代までなんで、最近のクラッキングとかはなし。 一般向けに書かれているものの、二重スパイとかのややこしい話が多くて歯ごたえあり。 一次大戦開戦直前にイギリスがドイツの諜報網を壊滅させる話は爽快。 KGBは中身が空洞になったボルトとかに紙片を入れる手口が好きとか、 モサドのスパイがシリア軍の前線基地に植え込みを作らせて目印にする話も面白い。 「カトリックの国では女性と聖職者を使え」なんてアドバイスも出てる。
95 :
名無し三等兵 :2012/02/08(水) 00:18:51.50 ID:???
>>93 みんな翻訳元の版がばらばらで、それぞれが自分の元版こそ正しいと主張していてややこしい。
確か過去スレで翻訳について議論になった記憶があるな。
個人的には清水訳で読んだけど、割と読みやすかった記憶がある。
篠田訳はぱらぱら見ただけだけど、古いだけに固い印象。
学会訳は全訳じゃないので注意。
96 :
名無し三等兵 :2012/02/08(水) 00:25:24.02 ID:???
ドイツ語を学んで独語版を読むのが一番忠実だよ! だよ!
>>82 三野氏のならば当方は〈兵器ハンドブック〉湾岸戦争、フォークランド/マルビナス紛争を所持してる。
フォークランドに関してはかなり良く載っている。
特殊部隊モノならば特殊部隊ジェドバラもかなり良かった。
ウィル・アーウィン(著)、村上和久(訳)
パットンが電撃戦出来た理由やmaquisとの連携の仕方も良く載っている。
98 :
名無し三等兵 :2012/02/08(水) 00:55:41.26 ID:???
>82 その対決シリーズの数式と分析には賛否両論ががが >97 そのハンドブックシリーズにはベトナム戦争と朝鮮戦争もあるので探すと吉 あとWW1海戦の「死闘の海」も良いです。 さらに、三野氏はアフガン本も書いてます。分析はおいといて当時の報道資料集としては確実に便利です。 (詳細経過などは鳥井氏のアフガン本の方をお勧めします) >ALL まだ読んでませんが、良さげなのを買ってきたので速報 「中国の海洋戦略にどう対処すべきか」太田文雄・吉田真(芙蓉書房出版) 中国の最近の全般ドクトリン/海洋戦略/組織などを紹介しつつ対策を提言 といっても対策は内容に20%くらいの分量、対策よりも中国海洋戦略の分析に重点が置かれています。 なんか防衛白書の補足説明版な感じもしますが、最近の海自の中国に対する見方の一端が伺い知れる書籍ではないかと。 著者は元情報と元海幕の人ですね(現防大教授) これの陸空軍版も出ないかなぁ…特に陸希望
>>87 は「岩波」って単語で拒否反応示す緑色サイトの人みたいだね。
>>100 たんに今話題の岩波の求人のネタじゃないの?
>>101 後付の言い訳みっともないぞw
他人に後付呼ばわりするならまず自分が後付やめるんだな。
俺… コテをはずした岩見が現れるのを見ると カツラがずれた爺さん見てるようで、いたたまれないんだ
なに言ってるんだこいつ
そしてお決まりの同一人物認定。 ほんとに進歩のないやつらだ。 まさにゴミ。
ここまで俺の自演 さあさっさとノルマを消化するんだ
>99 >「中国の海洋戦略にどう対処すべきか」太田文雄・吉田真(芙蓉書房出版) 悪い本じゃないと思ったが、今年になって防衛白書や防衛研究所の出版物から の無断引用が行われていたのが明らかになったのが残念
最近本を買っても読もうとする意欲が減って辛いわ。昔は何時間も読んでいられたのに・・・
>>97 実家の押入れの奥にフォークランド紛争のも入っていたかもしれません。
着眼点が良いタイプの著者がこの分野でもいますが、三野氏はそういう方かも。
>ALL
嫌ってる人間達が居るのは否定しません。
承認欲求を抑えられずに自演をしたことも認めます。
だけど、折角自分のスレがある訳ですし、ある程度それを活用することや、
ここはあくまで書評がベースだという事位は覚えましたわ。
そういう訳で変なのはスルーで。嫌ならコテ付なんでNGに入れといてください。
和解を期待してもいいのかね?
輸出管理論よりワンランクは抑制するのを目標にしますよ。 あと自演云々は別スレの昔話です。今来てるのじゃない。
>あと自演云々は別スレの昔話です。今来てるのじゃない。 岩見さん 俺はこれ見て何を言えばイイの? 最後の悪あがき? ホントに期待してイイの? なんどもいうけど岩見自身が私怨を撒き散らさなければイイの 明日からの君の行動に注視し、期待してる 今までは水に流してやるから自演はやめてくれ それだけだよ、君に言いたいのは
>>95 ありがとうございます。
とりあえず清水訳を買ってみようと思います。
>>109 タモサン論文じゃないけど、どうも自衛隊出身の方は、
著作権や参考文献など論文書きのルールを意識してない方がいて惜しいよね。
すごくわかりやすいなあと思って読んだ後、
裏を採ろうと戦史叢書見たら解説まる写しだったとか、悲しくなる。
組織内で使う教材の類なら、
防衛省謹製の資料をコピーした文章でも、内容さえ正しければ済むんだろうけど。
部外に対しても発信の機会がある士官なら、
大学生の卒論程度のお作法は学んでもらわないと、恥ずかしいことになる。
ガチの軍事大学が無いから仕方ない それにしても論文の書き方くらい大学出てれば知ってるはずだと思うけどね
>>99 「死闘の海」は文体からしてメインの執筆は共著者の人ではないかと思うよ。
三野氏の地中海の戦いは頂けなかった タラント奇襲を伊海軍の責任のみ追及して空軍に関しては何も語ってなかったし (本土の要港なんだから空軍が防空の責任を負うのが筋だと思う。海軍航空隊は1930年代に空軍に吸収されたし、開戦時に海軍の燃料が空軍に持ってかれたし) それにしても英軍が事前偵察もなしでぶっつけ本番で奇襲やったりリットリオが魚雷1本で沈没したりとかちょっと酷いんじゃないの? ローマ沈没も伊側が20分に渡る応急処置を行ったのにそれも言明してないし 後イタリア人にしてみりゃ余計なお世話だと思うが軽巡に古代ローマの将軍の名前をつけてたことにも文句言ってたな 全般的に見てイタリアとイタリア海軍への偏見が見て取れる本だったわ とは言えこれ以外に地中海方面の海戦について書かれた本ってないんだよなあ イタリア軍入門とか第二次大戦海戦辞典とかでは一応触れられてるけどさ
>109 なので >なんか防衛白書の補足説明版な感じもしますが な訳です。そのあたりを含み、補足資料という位置づけで取ると良いのです。 ただ、疑問としてあるのは「無断引用」部分の一部は本人達が書いていた可能性もありそうな (それでも義理は通しておく必要はありますが、その辺りは書いてないだけで、内部であれば実は内部で済んでる可能性も) (ただ、その場合でも出典を明記しなかったのは残念ですが)
>119 「海戦 連合軍対ヒトラー」ドナルド・マッキンタイア(早川書房) 大西洋と地中海が中心、主に英軍側から書かれてますが その為に、地中海関連も充実(英軍は地中海を重視してましたので) なお著者本人はWW2時は大英帝国海軍の対潜作戦に従事してたり 後、地中海関連なら木俣氏の朝日ソノラマ「撃沈戦記」シリーズにも結構関連章ありますよ。 大英帝国ばんじゃーい
英軍視点の地中海ものだと、
ジョン・ウィンゲート『イギリス潜水艦隊の死闘』早川ノンフィクション文庫も。
イギリス視点の本では、イタリア軍は馬鹿で臆病なやられ役として描かれてる。
ドイツ軍爆撃機が凶悪な敵として描かれているのは対照的。
まあ、
>>109 は不満かもしれんが、英軍の実感ではあるんだろうな。
木俣氏の本だと、『大西洋地中海の戦い』というのも光人社NFに入ってる。
撃沈戦記は、『欧州海戦記』1巻・2巻という形で、再構成した本が入手し易い。
早川書房の「海戦」炭鉱本は、以前、ブクオフで見かけたけど 「本はもう増やさない」「文庫本のみ買って、読んだら処分する」の こう思考を一般常識、市井の人に近づけようと努力した時期があってな 購入を見送った 今は後悔している たしか早川書房戦記単行本では、 ビルマで活躍したウィンゲート空挺旅団の和訳も昔あったはずだが
>>123 デリク・タラク『ウィンゲート空挺団』 ですね。
著者はウィンゲート兵団の参謀長。
ウィンゲートへの英国での評価が戦時中と一転して低落してる時期の本で、
スリム第14軍司令官あたりへの反論本という色彩があります。
あれ?密林で『ヨムキプール戦争全史』にプレミアが…。 見敵必戦、見敵必戦。
パトリック・コバーンの「イラク占領」で、著者がバグダットの古本屋の親父に 「あんたの本、売れ行き好調だよ」と言われるシーンがあるんだが、 # 当然アラビア語訳の海賊版 そーゆー時って、著者はどーゆー気分なんだろ?
燃やしたくなるだろう
手塚治虫が韓国で似たようなこと言われてその上「うちの出版社は良心的な方ですよ」 と来て憤慨した話を思い出した。 一方で、ヨーロッパの有名音楽家が石丸電気の青焼き (90年代にクラシックで流行ってたライブの海賊版)を漁り、 店員が滝汗の中自分の録音を喜々として大人買いしたという話もある。 ま、指揮者は変わり者が多いのでこれは例外かもしれん。 一番燃やしたくなるのは自国でそこそこ成功収めた軍事学の権威が 自衛隊の内部資料で勝手に邦訳されてるのを見たときと想像。 功名心は満足してるので、敵愾心しか残らないw
>自衛隊の内部資料で勝手に邦訳されてるのを見たときと想像。 >功名心は満足してるので、敵愾心しか残らないw ん?どういうこと?
自衛隊が無断で外国の文献パクるのはこのスレでも何度も出てくる話。
出てきたっけ
>なんどもいうけど岩見自身が私怨を撒き散らさなければイイの このスレでの自演はやめて 他のスレで全力で支援を撒き散らすことにしたようです マジうぜえ
邦訳して資料にされるのって海賊版が店頭に並ぶのとは全くの別物だよね
防衛大ってガチの軍事大学じゃないの? 一応テキストブックとか、いいの出してるじゃん
>>135 自衛隊の幹部養成機関と
学問としての軍事学を研究する機関とは
違うぞな
まさに学問としての軍事学をやってる人もいるんじゃないかなと ようは防衛大内部でも学究とそうでないのが両方いて、 学者が軽んじられているってだけなんじゃないの
タモさん問題とか見ると とてもそうは思えん
「名著で学ぶ戦争論」とか「名著で学ぶインテリジェンス」みたいなガイドブックは、 いずれも防衛省防衛研究所の人たちが書いてるよね? 俺が想定してたのはこういう基礎作業なんだけど まさにガチの軍事学を日本に根付かせようとしている人たち
引用もわからないたぐいの連中が多いのもわかる 軍事系が強い桜美林大学とかも、ぶっちゃけFランだしな
うーん、なんかなぁ・・・よし口直し投下しよう、そうしよう。 尼でFM安いよ、安いよ。 "Air Assault Operations: The Official U.S. Army Tactics, Techniques, and Procedures Manual Attp 3-18.12 (FM 90-4), March 2011" U. S. Army Training and Doctrine Command; ペーパーバック; ¥ 1,311 "Tactics: The Official U.S. Army Field Manual FM 3-90 (4th July, 2001)" U. S. Department of the Army; ペーパーバック; ¥ 2,230 "Combined Arms Operations in Urban Terrain: The Official U.S. Army Tactics, Techniques, and Procedures Manual Attp 3-06.11 (FM 3-06.11), June 2011" U. S. Army Training and Doctrine Command; ペーパーバック; ¥ 1,715 とまあ、こんな感じw やっぱりネットで読むだけじゃなく、本として買ってこその書籍スレ住人なり (そして積むのもお約束)
積むだけなら買わないで 古新聞を書籍の版に切って 重ねていれば良いじゃん
Some books are to be tasted, others to be swallowed, and some few to be chewed and digested. さて、積む行為はtastなのかswallowなのかchew & digestなのか
>143 つ「保存」 ネットである程度公開されてるとはいえ、いつまでも公開されてるとは限らない訳で… 事実、イラク戦争直後に一部のFMが急に非公開指定になった事例もあります。 え?全部落としておけば良いだろって?マンドクセ
>>139 後者はナカテル率いる情報史研究会の面々が主な執筆者だよ。その中には
小谷賢さんなど防衛研究所の人もいるけど。
>>145 もちろん知ってる
ようするに、防衛研究所には、
基礎レベルがお寒い中、がんばって軍事学をやろうとしている人もいるんじゃないの?と
タモさんその他の件はアレすぎるけど
確かにこれはなんだかなあ
>>144 英米の情報公開制度では、機密文書は作成から2、30年経過したら原則自動的に公開されることになってるけど、
情報機関のそれはその期間が過ぎてもされないこともザラにあるそうだしな。あのツィンメルマン電報事件の
史料をイギリスが公開したのも、実に2005年だし。
911の後大量破壊兵器の製造資料が簡単に公文書館でアクセスできるようになっているって 指摘があったけど、ああいうのも後々見れなくなるのかね
一度は公開された文書がまた非公開になったケースは普通にあるよ。
次期大統領しだいだと思うよ
なので本として積んでおけば大安心 (まて
それだったらさ、 一人がみんなのために 代表して積んでおけばおkだと思うよ。 One for all, all for one.
このスレ住人が分担して積んでおけばいんじやない? それならば非公開化されても問題ない。
>>135 防大見てると旧軍の江田島海軍兵学校の教訓をなにも生かせてないんだなってつくづく思うわ
防大は、単なる初等幹部候補生の養成学校ですよ。 幹部教育の幹部学校は別にありますし。 大学とは名が付いていても外国のウォーカレッジとは、 まったく性格が違います。
あ、幹部候補生学校は別にあるので、あくまでもその候補生を養成します。
「ジエイタイガー」「ボウダイガー」って言ってる人が 具体例を出してこないのはなんでだろ
バニー&タイガー
>>156 ちょっと前に防衛大学も防衛医大と同じように違約金とるみたいなニュースがあったけど、
個人的にはあそこに学士資格あげるのどうかと思うなあ。
あげなきゃより絞って人材が取れると思うし。
161 :
名無し三等兵 :2012/02/09(木) 17:59:53.21 ID:Qo4SbdKB
162 :
127 :2012/02/09(木) 20:04:10.30 ID:???
すまん、状況説明が足りなかった。 著者のパトリック・コバーンは英国誌インディペンデントの記者。 湾岸戦争時からバグダットに住んで記事を送ってる。 「売れ行き好調な本」は「灰の中から」。 経済制裁下のフセイン政権と、イラク市民の生活を描いたドキュメント。 バグダットの古本屋街はフセイン時代、地下出版の根城で何度も当局の手入れを受けてる。 もちろん、性的ではなく政的な意味で。 占領統治時代もテロが活発で、出版・流通も麻痺してる。 コバーンの著作が読みたきゃ海賊版しかない状態。その海賊版もエジプトからの輸入品。 まあ、バグダットにも神保町みたいな町とおまいらみたいな奴がいるって事で。
いざとなれば積本防御陣地で当局に抵抗するおまえらか・・・
火炎放射器で…
当局に抵抗するような人はもっと違う本読んでるでしょきっと。
腹腹(ry 薔薇の(ry 「華氏451からはじめる当局への抵抗のしかた」
えっ? 軍事学にも反体制的な研究方法があったっていいんじゃね? 御用学問かい?
毛沢東とかゲバラとかか
それはある意味よその国の「当局」を持ってくる行為でもある。特に毛沢東は。
別に読者が影響受けるのは中国の思想に限った話でもない。
講談社文庫の自衛隊指揮官という本では
サリン事件の時に出動した部隊の関係者に「米軍のマニュアルではこうなってますが」
と記者が問いかけるシーンがある。
それに対して「んなもん知らんよ。自分らはこういうふうに考えたまでだ」と答えている。
ま、軍事学で体制や反体制の線引きをするのもどうかと思いますが。
当局を必要以上に持ち上げたり落としめたりするのは似たようなもんだわなぁ。
>>132 >>直近では109や116とかかな。
>>164 本ってすごく燃えにくいのだ。
うちの爺さんの葬式では棺桶に資本論入れたそうだが、なんか専用の器具かなんかで扇形に開きっぱなしになるように固定したとか聞いた。
でも火事に遭うともらい火で半焼でもヤケと水でボロボロになるよ。
このスレの住人は本をかばおうとやけどを負うタイプの人々が大勢いそうだな。 読了本なら知らんが。
ホームセンターで耐火金庫見て、自炊した成果物位なら保管出来るかなとは思った。 とは言え金庫の中もかなり高温になるのでその対策も必要かもしれんが。
>>170 爺さん何でまたそんな本を。研究者か何か?
>>170 俺は聖書を入れてやろうとして葬儀屋に止められた
>>170 紙がいくら可燃物でも、隙間無く折り重なってる書籍じゃ酸素が廻らないから燃え残るのも無理はない罠。
でもそういう専用の器具があるって事はやっぱり需要も多いんだろうね…
178 :
170 :2012/02/10(金) 01:07:27.33 ID:???
>>174 山村工作隊のころからの筋金入りの共産党員でしたので。
で、おまいらは死んだら何の本突っ込んで貰うの?
棺桶に入れず人目を避けて燃やしてほしい本なら沢山・・
ここ2、30年あたりの防衛費の細かい内訳が書かれた本ってありますか?
>>183 いくらなんでもその質問はないんじゃない?
1950年の警察予備隊を「防衛費元年」ととらえたら、その歴史は約60年。
これで自分が何を知ろうとしているのかがわかるでしょ?
ちゃんと知りたいのなら、1年づつ会計報告を追っていくほうが
結局は近道だよ。
燃やす前に俺がもらってやるからくれ。
HDDが燃えるわけないっしょ
今年はフォークランド戦争から30年の年でもあるから、日本でも関連書出ないかな? ちょうど最近、同諸島を巡ってにわかに緊張が高まってるし、近年防研が研究に着手してるように、 フォークランド戦争は日本にとって島嶼防衛を考える上で示唆に富む事例だし。
西側装備同士の激突、対艦ミサイルによる艦隊攻撃、あと蛇の目とか蛇の目とかそれに蛇の目とかか フォークランド戦争の総記的な本ってどんなのがあるだろう?
「空戦フォークランド」
>>170 本燃やすほどの火力にしたらお骨も亡くなっちゃいます・・・・・
うちの爺さんのお棺に文庫本いれたら綺麗に燃えて跡形もなかった >170はハードカバーのガチ
>>189-190 「湾岸戦争兵器ガイドブック」
”湾岸戦争”って銘打ってあるけど半分ぐらいはフォークランド紛争に触れてる
後は
「現代紛争史」
「海戦フォークランド」「フォークランド戦争」
って本もあるな
「もし湾岸戦争のイラクの独裁者がドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
伊東寛氏が新書を出していたので買う。 長年の仕事での努力が実りましたね。余り世に問える世界ではないのに。
197 :
名無し三等兵 :2012/02/11(土) 02:05:47.11 ID:tHoBPq/5
よそで範囲がでかすぎると言われたので、専門的なスレでお願いします。 ノンフィクションではなく、フィクションで、海外作家でベトナム以降ものを 書いている人を紹介してもらえないでしょうか?
トム・・・
>>197 創元ノヴェルズ(レーベル自体がもうないか)とか二見文庫とかを探せばいいんじゃね?
正直作品としての質は保証しかねるが。
ファーストエアとか懐かしいな。
【閉店のお知らせ】
ジュンク堂書店新宿店は、平成24年3月31日(土)をもちまして、閉店させていただくことになりました。
昨年来多くのお客さまから、当店の存続のご要望をいただいておりましたにもかかわらず、
力及ばずご期待にお応えできませんこと、誠に申し訳なく存じます。
2004年秋のオープン以来7年余の営業でございましたが、皆様から暖かいご支援、ご愛顧を賜りましたことを、心より御礼申し上げます。
http://www.junkudo.co.jp/tenpo/shop-shinjuku.html
>>200 一度しか行ったことがないんだが、岩波新書、中公新書、文庫クセジュがずらりと揃っていて
うっとりしながら見詰めたものだ。
閉店前にお悔やみの意を込めて何か買いに行こうかな。
>>200 品ぞろえ豊富な店舗だっただけに、ショックなニュースだな。在庫はどうなるんだ?
また池袋利用に戻るか… 紀伊国屋が店舗面積を生かしていないのと対照的で、良い店だった
兵器関連の誤訳が過去スレで指摘されていたハルバースタム『ザ・コールデスト・ウインター』 だけど、増刷分では訂正されてるの?
これで新宿の大型書店は、紀伊国屋とブックファーストだけになってしまうのか。
ブックファーストはいまいちだし 紀伊国屋本店は上下の移動が面倒だから困る
そう考えると、増々ジュンク堂新宿店の閉店は大損失だな。
東京駅丸善と、神保町古本店群に何時でも 寄れる俺には隙は無かった。 ・・・と言いたいところだが、金が無かったorz
難波の2店舗+梅田のジュンク堂で大概の物は揃うから有り難い
kindleがdocomoで発売か…
住んでる環境が狭いので日本語書籍が出揃うようになったらkindleも欲しいな。 でも軍事系の本を出す出版社がそれに乗るかどうか・・・
英語力をあげて米国版を読めばいい
>>202 取次に返すんじゃないの?
ジュンク堂は自店で在庫持ってるの?
返品不可の岩波の書籍はどうするんだろうな?
>>214 まだ2階構成だった頃からラインナップに惹かれて良く通ってましたわ。
それを言い出すと増床前の池袋本店時代も懐かしい。
6階の時事コーナーを見れば分かるけど、あの本屋は思想的に左側なのかな。
三省堂や紀伊国屋でもやらないようなけばい企画が目立つんだよね。
多摩地域の購買層に合わせてるのかも知れないが。
旭屋がノンポリ、ブックファーストが中道保守、丸善が教養派、グランデが右寄り、
各分野でもそれぞれ知恵を絞って本を並べているのを見ると、
今でも実物を見聞して購入する意義を思い知らされますわ。
ジュンク堂ってまだメインの取り次ぎは大阪屋だっけか?
あの本屋はISBNコード無し、日販に乗らない品ものでも収集対象にしているからなぁ。 この間はコミケの評論系で出してた同人誌にコード振っただけの小冊子まで置いてありました。 でもグランデが強化している趣味の洋書はまだまだですね。
>>210 同感。
今仕事で沖縄(旧石川市)に来てるけど、市内に品揃えが良い本屋がないわ。
ジュンク堂クラスの本屋なんて那覇か豊見城まで出ないとないからねぇ…orz
ドラゴンクエスト位売れてるゲームでも発売日は延期したことあると記憶。 電撃戦の幻も出るの遅かったし、シーパワーの世界史なんて結局完結しなかった。 で、何で書評スレに。
>>222 福岡でも軍事関連の本はジュンク堂や紀伊国屋のような大型書店を除けば悲惨なものだから。
下手すりゃメロンブックスの方が扱いが多いような気がするw
902 :岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM :2012/02/11(土) 20:19:55.66 ID:HCehweAc0
>>898 『プルトニウム』は軍事科学の入門書的な機能が期待できるから書評スレで紹介した。
査察は所沢に対しての揶揄が入ってるが、あくまで本書の一部を構成するに過ぎない。
でもって、俺が書評スレで紹介する時は
・安い
・絶版ではない
というのが一つの基準にしている(スレで前から書いてることだ)。
まぁ確かに、数日前に「詳細な」という単語が所沢の書評に入ってることに気づいたが、
それでも、NPTの成立過程が記述されている本が不適切であるかのような書評はどうか。
軍事板的には、NPTの成立過程もまた重要な内容ではないのかと思う訳で。
それと、この本1冊あればばっちりとも言ってない。
前一冊で戦争のすべてが分かる本は無いかという質問があったが、
「そんな本は無いが」とある人が回答している。
それと同じで、入門書的な位置づけの本を読んだら、
後は詳細な内容が記載されている書籍やレポートをどんどん探していけばいい。
今度は余所のスレで言い訳か。
>>225 せっかく別スレで使い分けしてくれてるのにコピペすんなよ。
せっかくNG登録してるのに…
中心部に紀伊国屋X2とジュンク堂、三省堂とその他地元の本屋、 ついでにゲーマーズ、虎の穴、メロンブックスと揃ってる札幌は恵まれているのか。
同じ本重ねて買っちゃったらどうしてる?
>>229 恵まれすぎてると思う。
自分は222だが、10年前に沖縄の某離島で仕事してた時に本屋の存在の有り難さを痛感した。
軍事関連の書籍どころか普通の本屋すらないんだもん…
入ってくるのは週刊誌くらいでそれも雑貨屋に。
月一で沖縄本島に渡る時か通販頼みだったからなぁ…
>>231 買ったばかりならレシート持って他の本に替えて貰いに行く
中心部は確かに恵まれてる
237 :
234 :2012/02/11(土) 22:01:33.50 ID:???
>>235 禁断の技
ただ買って間もなく(一日とか)なら受け付けてくれる時もあるよ
店員(店)には評判悪いだろうけど
つうかブラックリスト入りだろうね
>>237 トンクス
それはきついなぁ
もう店員に顔と嗜好覚えられちゃってるからなぁ
>>238 そこまで店に通い詰めてるなら店員に取り置きを頼みなよ
買ったか買ってないかが完全にわからないワケではないでしょう?
240 :
238 :2012/02/11(土) 22:14:20.13 ID:???
>>240 衝動に駆られて店員に取り置き頼めw
寸止めロックンロールだ
>>197 ヒコーキが好き:リチャード・ハーマンJr「第45航空団」
戦車が好き:ハロルド・コイル「武力対決」
潜水艦が好き:トム…
あれだ、店頭で「あーあったー」と思って 買ってかえったらアマゾンからも同じ本が着いたりとか、 別にフツーだろ。
そうなのか。 続き物のマンガで同じ巻を買い間違えたことは何回かあるけど、 軍事本でそういう買い間違いはないな。 「○○の話が書かれてるのはこれ」って意識があるからかな。 ま、随時処分を繰り返してなお蔵書1000冊オーダーの人は違うのかもしれんけど。
>>243 (なかなか発送にならない)Amazonの方は後からキャンセルでいいや、と思ってたらそんなときに限って発送準備中になってる罠orz
2年くらい前に出た本なんかだとやっちゃうんだわ。 中途半端に昔の本って、ときどき見つけちゃうんだよ、店頭で。 逆(?)にNF文庫の新装版を踏んじゃったことはないなぁ。
若かった頃は全然間違えたりしなかったんだけどね。 年取ると、何年も探していた古書を見つけて大喜びで買って帰ったら あ、そういえば3ヶ月前に発見して買ってたな・・・ みたいなことがおこるようになったよ。
俺は新刊ばっか買うからな 基本、見敵必殺しなくてもイイんだ そこが皆とは違うんだろな
今はもちろん違うけど、高校生の頃までは、他人が読んだ本をわざわざ買うということに 軽い抵抗感があったなぁ。一種の潔癖感というか。 あと、表紙がラミネート風につるつるしている場合(雑誌の表紙とか) 、劣化でつるつる感が味わえないのが不満だったw
『日中戦争 一兵士の証言』 自慢話が多い印象。また、失敗した人を名指しで批判するのはなあ…
名指しせずに批判するのはかえって陰湿と感じる。
>>250 「イギリス潜水艦隊の死闘」
思い出した
あれ、上巻は苦労の連続で読み物としても非常に楽しいんだけれども
マルタ島の戦力が充実した下巻になってからは、単なる戦果発表会って感じになってつまらなかったんだよな
死線を潜り抜けた人(上巻)と温くなった戦場で活躍した人(下巻)って感じで
下巻は単なる褒め合いの見苦しい同窓会のように感じて嫌だった
苦労してない人ほど見苦しい自慢話する、って俺の勝手な偏見かも知れないけど
故事に学びビジネスに応用する、といったジャンルは日本の出版市場では 昔から成立している。アナロジーとして旧軍との比較もありふれている。 他の著者を全否定する気か、この著者。 で、著者の言う「正統派研究者」って誰ですかね。名指しが必要と思うのはこういう時。 ま、ヒントらしきものは302ページにある。著者自身が「軍事組織には企業組織に比べて極端な事例が多く」 と思っていることだ。結局上手に摺合せできなかったんじゃないの? とは言え、インパールの章では野中氏や磯部卓男氏の名前が脚注で提示され、それに対して 「完全合理的な人間を仮定し、そのような完全合理的な行動を理想とし、 理想と現実とを比較して現実が非合理であったと批判しているに過ぎない。」 と主張(125ページ)。 ここ、違和感ありまくりだなぁ。 批判者が牟田口に期待していたのは「完全合理性」ではなく、 菊澤氏が紹介しているような、他の参謀達が持っていた程度の「限定合理性」ではないのかな。 批判者は牟田口に「神のような能力」を求めていた訳ではなく、常識的に 期待していい程度の能力ではないのかね。まして陸大出の実践経験者ならば。 牟田口自身の行動も「名誉欲」などをコストと見立てて「合理的な行動」と言い換えているようだが、 何か狐に化かされてる様な感じ。 結局著者も248ページで「神がかり的信念」という言葉で表現せざるを得なくなってる。 むしろ、作戦に反対していた参謀達が 「合理的に沈黙」していく過程の説明の方が説得力を感じる (ただし、反対者の首を飛ばすという牟田口の行動も留意が必要だろう)。 132ページに情報の非対称性とあるが、これは組織に対してと言うより、 牟田口など数名の個人が不愉快な事実を知らされても「拒否」したという性格だろうな。 73ページにもあるように、大本営にも反対者がいた。
>>253 冒頭に↓が抜けてた。
今『組織は合理的に失敗する』を読んでる。
「従来の分析では「不条理な行動は異常な環境下でのみ発生する」
(=日常では発生しない)という分析が幅を利かしていたのだそうだ。
本文中に何度かそんな主張が出てくる。2ページ、125ページ、208ページ等。
という訳で、 「従来の分析では「不条理な行動は異常な環境下でのみ発生する」 (=日常では発生しない)という分析が幅を利かしていた」 というのは、まず、誇大宣伝と言っていいだろう。 この本の中に出てくるアドバースセレクションの事例としては、 民間企業の例の方がより的確に思える。10章も良い例。 ただし、228ページのソニーはどうかな。 不条理の例としては、エピローグで扱ってる開戦経緯の方は得心できた。 牟田口という特定個人による要素による影響が小さい出来事だからかな。 253-254ページ。ま た 片 道 燃 料 か 。ははは。 272ページ、「日本では会社に個人が損害を与えた場合、その個人の存在価値は殆ど無視される」 いやぁ、海外企業見てるとそうでもないような。これは結構微妙な表現。 残せば残したで学者は「学ばない組織」とか批判するだろうし、 そもそも個別事例で国情を判断するべきじゃないと思うんだが。 301ページ。後書き。戦争中に肯定的な態度を取ったせいで、『失敗の本質』が出るまで 経営学者が戦争を取り上げない風潮があったということだ。意外な話。 そして、『失敗の本質』のような本を書きたいと念願していた著者。 かえってこの辺に興味があるなぁ。
ゲルリッツ「ドイツ参謀本部」上巻読了 渡部昇一「参謀本部」と読み比べると、確かに何行かは 渡部先生は目を通したろうし、そこから自説を敷衍したろうという部分もあるけど 所詮、史実だからな 参考図書としてあげてない点が、若干姑息な気もするし、だから秦先生も「パクリ」云々 口走ったんだろうな ただシュリーフェンプランを原案通りにせずに、小モルトケが「縮小改悪したからドイツは 早期対仏殲滅をできずに仏露2正面作戦の悪夢に突入した」とあるけど それはさすがにゲルリッツも否定しているはず WW1戦史って知識皆無で読み初めだけど 渡部先生の本は、結論としてビスマルク退陣のあたりで息切れして若書きなんでしょうね
>255 >253-254ページ。ま た 片 道 燃 料 か 。ははは。 タンクの底をあさって帰り分も給油したというのは有名ですが、はたしてこの議論をしていた士官達にどれほどの意味があったでしょうか? 軽巡1隻と少数の駆逐艦を従えたのみで、米艦隊に突入する行為において。 このくだりの本意は片道特攻を覚悟した士官達のものなので、実はこの間違いはたいした意味はないと思います。 読者のイメージに特攻という状況での心理などを把握する助けになれば十分ではないかと。 >いやぁ、海外企業見てるとそうでもないような。これは結構微妙な表現。 本文に「日本では」と書いてありますし、日本の企業風土に対する記述部分であるので あくまでも、古くからある典型的な日本企業の企業風土として「日本の会社では〜」を捉えるべきではないでしょうか? つまり日本に進出した外資系で海外的企業風土を持つものは対象から除外すると捉えた方が適切と思いますが、どうでしょう。
ジュンク堂新宿店閉店てマジかーorz 歴史系やノベルスでは新宿・神田・秋葉原なんかの中で一番だったのに…… 閉店前に我慢してた本を買わせてもらうか…… 近所の書店でも買い支えんといかんなー
>>258 直接には店の収益悪化じゃなく、大家さんの都合みたいですけどね。
>>257 確かに、当該節が意図する「批判的精神を(嫌でも)持たざるを得なくなった人たち」
の例ではありますね。
企業の方に関しては失敗してもそれが犯罪的でない限り、リトライの機会が与えられる例もあり、
反対に中堅のベテラン社員を育てず、「戦略」を売り物にして
簡単に切りたがる米国企業もあるんじゃないかなと思ってまして。
軍事で言えば、南雲提督の場合です。ある意味小沢提督も。
ま、当該節で出ている社員の異様な忠誠については日本特有かも知れません。
ただこの辺はもう少し統計的な手法があるといいなと思ってます。
>>259 かつてのアソビットシティに似てますね。
東京は大変文化的な都ですね。
ジュンク堂で買いたいのなら、湘南新宿ラインで藤沢まで来いよ。 と思ったが、やっぱりダメだ。来んな。あそこはオレのものだ。
>>258 地元の買い支えは重要だけど…
近所の一軒で歴史軍事が縮小して依頼、残りの一軒(の歴史軍事)を買い支えるつもりで取り寄せとかも頼んでいるのだが、凄く面倒臭そうに対応されるorz
若い店員さんなんか「今時、客注かよ!?」位の顔付き。
「アマゾンを利用されると早いですよ」と言われた事も…まぁ、親切心からだと解釈したけど、具体名を出さんでも。
バイトにしてみれば面倒なだけだからな
高齢者層はそうでもないんですよ。 俺の親父は軍事雑誌を準定期購読してるんだけど、大体近所の個人経営の書店に取り寄せで頼んでる。 俺の親父位かと思ったら、AURAでの長門編集長のインタビューを見るとそうでもなさそうだ。
>260 >簡単に切りたがる米国企業もあるんじゃないかなと そういう企業もあると思います。 しかし、今回の考察では大勢を論ずるものですし。 日本企業にだって例外はあります、当然外国企業にも例外はある訳ですが そこに拘ると、全体としての考察や概観は出来なくなりかねかせん。 >ただこの辺はもう少し統計的な手法があるといいなと あの本も、まだ完成形ではないですし、この論自体未完成であると思いますし しかし視点は面白いので今後に期待。 (ただ迷走中に思いますが・・・なので迷い出す前の最初のこの本が一番お勧めにもなるのです)
263の話は客側の話じゃなくて、売る側の意識の変化のことじゃろ。
>>267 アレは
読解力が著しく低い人なので
スルーするが吉
>>267 一部の軍事雑誌の版元も「IT格差」の影響を受けている「客」を意識しているのですよ。「売る側」とは本屋だけを意味しないですから。
ひょっとしたら書店でもそういう層を切り捨てない方向で存在感
を出しているところはあるかもしれません。
某地方系のチェーン店では地域の自費出版本を良く取扱ったりしています。
軍事は地域性が出しにくいので横須賀、呉、長崎、舞鶴以外は中々やりにくいでしょうがね。
>>272 申し訳無いが誘導厨は都合が悪くなると誘導するバカさ加減を直してくれんかな
スレの空気的に考えて場違いなのは原発ゴミのほう
岩見に書評関連以外のコメント付ける奴も原発ゴミ言い出す奴も全部隔離スレに出て行け。
>>219 ジュンク堂と丸善と大日本印刷とTRC でグループ作ってるから大阪屋はむしろ敵陣営かと。
書籍スレに関係あることだからこっちで書くけど 940 :最低人類0号:2012/02/12(日) 14:04:26.26 ID:z7sxm8fS0 本棚に本並べて満足するタイプだね。 もちろん、本人が自分を収集家と認識した上でやってるなら問題ないんだけど。 書評家気取りなんてするから…。 分を弁えるって大事だね。出来ることと出来ないことを選り分けられないと、岩見みたいになる。 これって書籍スレ住人全否定だな。 あげくに同一人物認定とかもうバカという言葉すら生ぬるい。
276 だから隔離スレで書いてる事をわざわざ持って来るなボケナス。
なんかいろいろヤヤコシイのな。まぁ、そんなら止めとくわ。 ところで、「聯合艦隊軍艦銘銘伝」を寝しなに 読んでるんだけど、しみじみ良い本だよな。 オレが持ってるのは普及版だけど、いろんな知識を堪能できるというか。 自衛隊の艦にも触れてるけど、海自オンリーで こういう趣旨の本が出たら欲しいな。
>>279 御一行様は本なんて一冊も読んでないんだろ。
教祖のJSFすら立ち読みで済ませてたし。
数万冊の御仁を除いても、最上層の数千冊持ってる書籍収集家サンに比べたら 俺は持ってる本は一桁少ないと思う。下宿に300程度。実家に500〜600位じゃないかな。幅40cmで2m、奥行き30cm程度の本棚でも文庫なら500冊位は余裕で入るでしょう。B5、A4サイズでも300程度は行ける。 だからこそ保管場所ひとつとっても、苦労がしのばれる訳です。 やっぱり自分が基準に見てしまう面はあるので、 自分以上膨大な投資をしていて、家族との場所取り、家計との相談などを 乗り越えて、生活が順調に回っている方達は凄いと思います。
岩見いわくゴミクズで原発ゴミでご一行様の俺が書評書くよ J.S.ナイ「国際紛争」 ご存じナイ教授の超有名本。俺が読んだのは第5版。 大学1年生向けの講義を書籍化しただけあって、内容はそこまで専門的ではない。 (むしろ高校生の政治経済副読本にいいんじゃないか?というぐらい) 基礎的事実を基に、「どう国際関係を考えるか」という解説。池上さんに性質は近いかも。 軍事的知識→論考のステップアップにぜひ読んでおきたい一冊だね。 巻末のお勧め本一覧も役に立ちそう。
前スレのジュットランド沖海戦の資料を探してた者ですけど ようやくダン・ファンデルバットのドイツ艦隊大自沈 入手完読しました 英独の建艦競争から第一次大戦、ジュットランド海戦、講和そしてスカパブローでの自沈までが判り易く書かれて読みやすかった 特に興味深かったのが休戦から自沈までの英独間の動きだった この辺の描写は他の資料だと大体3〜4行で済まされてるもんで 和書からそろそろ洋書に手を出してみようかな とりあえずamazonで検索をかけて見たけどjutlandで検索したら500件以上もヒットしてどれを見たらいいのか判らんw 後自分は英語を余り解せんので図解や写真が大目の奴があれば是非ご教授願いたく存じます ついでにWW1の英独の主力艦の図説のような洋書があれば教えて貰いたいと思います。 海人社の近代戦艦史、イギリス戦艦史、ドイツ戦艦史は既に保有していますので…
NGしてる 名無しで同じようなことを同じような口調で同じ時間に言う人は物理的にNGできないけどね
某氏はいつになったらそのバレバレのカツラを外してくださるんでしょう そんなの見せられる身にもなってくださいよ
某氏はいつになったらその重度の妄想を治してくださるんでしょう そんなの見せられる身にもなってくださいよ
>>267 書店側の話しとして書いたのですが、客側の「無ければ通販で」みたいな意識の変化を受けての書店側の変化かもしれませんね。
まぁ、それぞれの書店で考え方も違うでしょうが。
実際、実家近くの書店は今も客注には積極的です。
定期購読誌や客注本は昔から無料配達してくれていて、しかも発売日では無く、入荷した日に配達してくれるサービスぶりw
それ目当てで、少年ジャンプを定期購読していた友人もいました。
店頭渡しだと、早くても発売日の前日からしかダメでしたが…まぁ人の目も有りますし。
>>289 なんか良い話やね。その実家の近くの本屋さん。
うちの実家近くにも懇意にしてた個人経営の店があったけど、
もう廃業したらしい。
昔は注文自体を直接版元にして、受け取りは指定の書店で、
なんてサービスもあったし(ネット通販のコンビニ受け取りと変わらん)、
本質的には変わらんのかもしれんけど、
現実の小売店が消えていくのは寂しいもんやね。
ウチの近所の本屋は 昔から殿様商売で 本が売れない今でも殿様商売だ 売れなくても金には困ってないんだろ 因果なもんだな
そういうお店は近所の学校、役所、大企業等に納入してるんじゃないんですかね。 大口の需要があるから店頭の商売が上手くいかなくても何とかなっちゃうんですよ。
>>293 いやなんか、地元への利益還元の流れかなぁと思って
ステマしてみたの。ツンデレ風味で。
だから来るなよ、絶対に来るなよ!
抄録とか抄訳を止めさせたい もう遅いけど 史料価値下がるよね 歴史学者ならそこまで考えて欲しいよね
あと原注と参考文献一覧の省略も止めてもらいたいよ。 その本の価値を著しく下げる。どうしてもページ数の制約で 省略しなければならない時は、版元HPのその本の紹介ページに PDFファイルの形で載せて欲しい。既にそれを実践してる出版社は あるけど(五月書房など)、ほんの一部だし。
>>109 まあ芙蓉は「例のあの本」を出した出版社だからな。あんな内容の本を
書いた著者は論外だが、出版にゴーサイン出した芙蓉の良識も
疑ってしまう。担当編集者はちゃんとチェックしてるのかな?
>>285 つ Campbell著 Jutland: An Analysis of the Fighting
プルトニウムといえば、小学館の『プルトニウム人体実験』がマンハッタン計画の もう一つの暗部を暴いていたな。
岩見浩造って誰ですか? 著名人?
>>301 結局、戦史叢書の改定ではなくて
コレになっちゃったのかな?
タイトルも微妙だなぁ
>>301 戦史叢書では「大東亜戦争」の呼称を採っていたのにな。
>>戦争を指導した大本営や上級部隊の意思決定や動向に焦点を当てて検証したい
『戦史叢書』では殆んど触られていない兵站や衛生、情報戦も取り上げて欲しかったな。
>>305 長門、五十鈴に乗ってた祖父も普通に
「大東亜戦争」と言っていた。
当時の政府が命名した呼称にすべきと思う。
だから、戦争指導重視で戦史叢書とは重複しないって前から書いてたやん。
いや戦史叢書でも、兵站や衛生、情報戦はほとんど取り上げられてないから、 取り上げても重複しないよ。
戦争の名称なんかどうでも良い 重要なのは中身
日本人が 絶対勝てない相手に 成り行きで戦争して負けました >中身 3行ですんでしまうがな…
そんな事言ったら世界史だって 人間が 色々あって 今も戦争しています で終わってしまう…
>>306 著しく実態から乖離していなければ人口に膾炙した名称でいいんじゃないかな。
日露戦争を正式に「明治三十七乃至八年戦役」と呼ぶべきだという人は少ないと思うし。
ポリティカル・コレクトネスが云々とか言い出すと切りがないからな でも朝鮮語か韓国語かの統一はさっさとしておいて欲しい…
賢く戦えば 戦争に 勝てます クラウゼヴィッツを3行でまとめてみました
勝てる相手と 戦えば 勝てます 孫子を3行で(ry
大日本帝国を 批判する奴 みなサヨク 戦争論(小林版)を(ry
すべては 海軍の無理解が悪い バカヤロー 「海上護衛戦」を(ry
遠征して 反撃をしりぞけて 戦後処理もしてきた 「ガリア戦記」(ry
古典的名著を三行で語るスレはここですか?
来た 見た 勝った 元ネタはカエサルだったのか
>320 訂正 「3行で」の元ネタはカエサルだったのかw
腹が 減っては いくさはできぬ 「補給戦」(ry
グルーシー 何時になったら 来るのやら 「セント=ヘレナ覚書」(ry
決勝点 兵力つぎ込め できるだけ ジョミニ
思えば 遠くに 来たもんだ 「アナバシス」(ry
戦争に 行ったら嫁(予定)に 逃げられた 「ジューコフ元帥回想録」(ry
国体はゴジされたぞ 朕はタラフク食ってるぞ ナンジ人民飢えて死ね (ry
>>320 来た、見た、買うたの喜多商店
昔の関西ローカルCM思い出したわ
何その『帝国戦争標語集』 先日購った本。 『戦時経済体制の構想と展開』(荒川憲一著/岩波書店刊) 第1次大戦の結果、総力戦という概念が生まれたが、これを日本の軍部がどの様に 受容し、実際に大戦間期から太平洋戦争に至るまで、どの様に消化しようとしたのか、 と言う命題を経済史的に捕えようとした本。 著者は防衛大学教授で戦争経済が専門の元一等陸佐。 なので、岩波にも関わらず、妙な思想的拘りは無い。 『「大東亜共栄圏」経済史研究』(山本有造著/名大出版会刊) 上記が戦争経済に焦点を当てたのに対して、こちらは日本の植民地、そして大東亜共栄圏 を展開した後の「数量経済史」に焦点を当てたもの。 朝鮮や台湾などの公式的な植民地と満州国について軽く触れた後、その後の日本の政策を 大きく、大東亜共栄圏、大東亜金融圏、南方圏の3つに分けてそれぞれの勃興から終焉まで を論じている。 『中国海軍と近代日中関係』(馮青著/錦正社刊) 清末の北洋海軍から、日清戦争後の海軍再建、その再建期に於ける日本海軍の役割、 米国の関与、中華民国初期に於ける米国からの海軍再建借款履行に対する苦境と挫折、 東北海軍の発展と日本との関係について述べた論考集。 今まで余り光の当たっていない部分だけに、面白そうな命題。 『フランコと大日本帝国』(フロレンティーノ・ロダオ著/晶文社) 主に、フランコ政権成立後の日本とスペインの外交関係について述べた本で、今までその 実態が余り知られていなかった日本の対米諜報網の全貌や、中国やフィリピンを巡る日西 両国のせめぎ合いなどが赤裸々に描かれている。 意外に枢軸国と雖も、一枚岩では無い事がよく判る本だったりする。
職場と同じ場所に小さな本屋のテナントが入っていて、急ぎでない本はできるだけそこで取り寄せるようにしてるんだけど、 今月出版された本を先週注文したら、「月末に重版がかかるので入るのはそれからになるそうですけどどうしますか?」って。 もう版元や流通も小さな書店は相手にしてないのかねえ・・・
>>329 あの「本当に幹部自衛官になっていた」荒川さんが本出したのか。
ネットで講演の資料読んだら英の地中海重視について書いてて
結構面白かったから買ってみよう。
ドンパチより物流とか経済のが面白くなってきたからか、
他のもなんか面白そうだ。
経済なんてちゃんと勉強した訳じゃないから余り分からないなりに読んでるけど。
良い情報ありがとう。
大井『海上護衛戦』は、客観的な叙述で、軍令部と連合艦隊の海上護衛軽視を激しく批判し、 この分野の古典的名著とされてるけど、その分大井の当事者意識が欠如してるという欠点があると思う。 海上護衛を担当する部署の参謀だった以上、大井にも戦時中の大量の輸送船とその船員の喪失の 責任の一端はあるのに。
主観的な思い入れだらけの回想録が横行する中、 あの筆致は貴重だろ
大井の記述を当事者の希薄として批判する意見は刊行直後から旧海軍関係者内に 存在してるよ。 特に大井は海上護衛総隊で最有力な参謀だっただけに、連合艦隊と軍令部への 批判は自己正当化と見る向きもあったのだろうね。
現場の人間の愚痴として読んだんだがまずかったかな
いいとこ探しの方がよっぽど自己弁護になると思うが
大井篤自身、「海上護衛戦」を匿名で書いた若書きと自己否定しているよ 詳しくは朝日文庫収録・大井篤「連合艦隊の功罪」参照 要はそもそも海上護衛戦に回すソースで マルサン計画=対米瞬間建艦比率 7割5分海軍=連合艦隊が昭和16年12月に出来たから 永野修身も対米開戦を上奏できた 海上護衛戦をやるくらいの国なら、そもそも対米開戦してないよって話
>>338 朝日文庫の何というタイトルの本に収録されている論考ですか?>>大井「連合艦隊の功罪」
>>340 「大井篤 連合艦隊の功罪」でググったら出てきたぞ
120 :最低人類0号:2012/02/13(月) 02:40:31.13 ID:dPAfWv660 270騒動か…… 一見情強気取ってた軍板のコテハンどもも、 結局、「自衛隊幹部」と言う肩書きで簡単に騙されるような、 権威主義的な情弱に過ぎなってのが浮き彫りになった騒動だったな。 Lansも蟹も韓流ブームで踊ってるおばはんと本質は何もかわらんわ。
>>329 眠い人は所沢にここの書評でカネ儲けしないよう説得しろよ。
それとも御一行様お得意の、お仲間の失態に対する隠ぺい姿勢ですか?
>コテハン叩きでちまちま削除要請出していきたいところだね 信者には批判もただの叩きに見えるんだろうな。
>>333 それは面白い視点ですね。
私は逆に、客観性を装って作者の主観が埋め込まれている可能性を疑ってしまいます。
敢えて大井氏を批判的に読むのであれば。
戦時の屈辱をバネとしたのでしょうが、戦後結構油っこい仕事をやってる方ですしね。
>>343 ツイッターやmixiで暴れてる人はコテなんかつけて来ませんよ。
>>283 のように匿名でも自分から言うのすらまだいい方。
そうそう、この間ワンコインで超良い本を買いました。
割と新しい本。軽い立ち読みチェックを自分からサイトに収録した末
「間違ってすいませんでした」とか宣伝されたくもないんで
ある程度読んでから感想書きます。
塩津計の書評なんか批判するからだよ。 このまま「計画的に」全削除を増やして降伏しなかったらカスミンコースだろうな。
歴史群像アーカイブvol.23買ってきた。 ところでこのシリーズはこれで終了なのかね? 巻末の次号予告が「大日本帝国の興亡シリーズ」になっているのだが…。
22 :最低人類0号:2012/02/14(火) 15:09:08.92 ID:BecwcTju0 >ただ、所沢氏にだけは謝罪すべきだよ >岩見に一番期待しているのはたぶんあの人なのに、奴は自作自演という形で裏切ったんだから・・・ 何だこれ? 所沢乙としかいいようがないなw 所沢はアンチのレスでも良レスがあれば載せるぞ。 それがまとめサイトでありアフィリなんだから。 こう書くと岩見の自演といわれるんだろうが、 所沢アンチは相当数いることは覚えておくべき。 常見問題批判スレは軍板に何年も前からあるし、 常見問題検証サイトまで出来てる。
23 :最低人類0号:2012/02/14(火) 15:16:06.21 ID:BecwcTju0
ちなみに所沢が嫌われてる理由はこんな所。以下検証スレから転載。
919 :名無し三等兵:2012/02/11(土) 23:29:12.88 ID:???
>>916 ttp://www28.atwiki.jp/dog_kensyo/pages/18.html#id_2292faad 所沢にはまったくモラルが無いな。
↓カスミンに対する罵詈雑言をそのまま載せてる。
「十分勤まらない」なんてのはどういう判断基準でものを言ってるんだこの無知バカめ
多いというなら比較先を指定してから言え痴呆症
なんでこういうときだけWikiを無視するのかね,このキチガイは.
920 :名無し三等兵:2012/02/11(土) 23:34:07.04 ID:???
>>919 初質のレスを転載しただけで自分が直接カスミンを罵倒したわけではない・・
なんて言い訳が通じると思ってる所沢の幼稚さには脱帽だよ。
さすが岩見に「岩ダム」なんてあだ名を付けただけのことはあるw
所沢とか岩見って言われても、他で何やってる奴か知らねえし興味ねえよ なんでこんな流ればっかなんだよ もうこのスレ巡回先から外すわ
まあそう怒らずNGを活用しましょう 紛争が起こる場所は高い確率で資源が埋まっているのですぞ
資源というか埋まっているのは書籍じゃないか
埋まっているのは書籍ではない。 書籍に我々が埋まっているのだ。
イイ流れだw
>>352 いつかまた(・∀・)ノシ
俺はNG駆使してもう少し粘ってみます
>>355 誰が上手いこといえとorz
まーリアルに埋まったらガチで死ぬけどな
本に埋もれて天寿を全うし、生まれ変わって紙魚になる それがここの住民の望む最期と聞いたけど?
権力者になって国民全員に軍事書籍の購読を義務づける これが望みです
権力者になる過程が勿体ない そんな暇あったら積読してるの読むわ
>>358 悪くないが私の頃には、紙魚ロイドは電子書籍の夢を見るか、となりそうだな。
うわあああああああ また誘惑に負けてしまいました こんなにも誘惑に弱い人間の中から権力者を排出してはいけない
>>361 西暦20XX年、日常的に使用する書物のほぼ全てが電子化され、紙媒体は博物館や図書館の奥で見るものになった未来。
書籍データを違法コピーし頒布を行う犯罪者は「紙魚」と呼ばれ、著作権者に多大な被害をもたらしていた。
その「紙魚」を取り締まる文化省知的財産保護局書籍課に主人公が配属された日から、この物語は始まる……。
とり先生お元気そうで
防衛費を増額してその全額を軍事関連の書籍の助成金へと注ぎ込む
諜報機関(翻訳部門)にも予算を……。
高木俊朗の「インパール」改訂版を読んだ 弓の師団長柳田元三が可哀そうすぎる 無駄口司令官に罵倒され続け、最後にシベリアで死んだ 死人に口なし
>>368 ま、あくまで小説なので、高木の本でインパールを語るのは、
坂の上の雲で日露戦争を語る類だと思っていただければ。
あれは小説ではないんだが。 読めば普通に取材してるのが分かりそうなもんだがね。 文中に○○の遺族にあったとか書いてるのに。 それとも何時ものお客さんかね。
小説だって取材するよ
司馬は自分で小説って認めてるが、 高木は一言でもそんな断り書きしてたっけ。
「ノンフィクション小説」というものが「小説」の一つのジャンルだという意味では 小説だと思うが、基本的には事実関係にもとづいた戦記だろう。
司馬遷だって歴史書みたいなフリをした小説を書いている。
推論をごく自然に混ぜて断定調で見てきたように書いてあるので、歴史資料としての価値はないだろうけどね。 そういう意味でなら小説の仲間だろう。
やっぱブラヴォー・ツー・ゼロくらい迫真じゃないといかんのか
しかし、ビルマ方面軍の河辺が、かつての盧溝橋事件当時の旅団長だったとは で、牟田口連隊の大隊長が餓島で戦死した一木清直とは皮肉だね
推論の部分は結局「だろう」と出てしまうでしょう。 そこにソースを併記しているかによる。 高木本だと、連隊史に当たったとか国会図書館に取材したとか書かれてるからね。 そういう部分が気に入らない連中ってのがいつの時代にもいるんでしょうね。 ソース提示の処理がいい加減なことは叢書でも指摘されてるし、 ちょっと前の書き込みにあった一部官製研究者の本も同じです。 また、高木氏の場合、菊澤氏のように研究のために引用する人も後を絶ちません。 大岡昇平氏なんかも種に使われるタイプですな。 結局、権威君が「匿名掲示板で箔付けにそういうことを言いたい」という 動機が一番触れられたくない真実でしょうね。 自分の気に入らない言論は根底から除去してやると言う下心ですよ。
>>375 高木氏が指摘すると価値がなくて
関係者に聞き取りすらできたか怪しい時代の研究者が
事実関係について史料批判やクロスチェックの過程を示していないのに、
高木本を資料に仮説を立てると評価されるということなら、いびつだと思います。
>>374 司馬自身は歴史書だとは言って無いかと。
何かの後書きで、歴史小説に架空の人物を登場させたところ、新資料でも発見されたのかと思い込んだ読者から、詳細に付いて責っ付かれて閉口した、みたいな事を書いていたよ。
別の後書きでは、諸説有る時は小説として面白い方を取るとも。
381 :
380 :2012/02/15(水) 21:37:00.99 ID:???
>>374 よく見たら、司馬違い・・・
すみませんでした。
「ノンフィクション」というくくりでは、程度の差はあれ「悪魔の飽食」が一番近いかもね。
レーベルは別として、建前としては史実として書かれてるんでしょ、あれも。
>>379 それはまともに検証しないで使ってる研究者が駄目駄目ってだけの話じゃない?
>>382 >「悪魔の飽食」
中学の時あれ読んで、中身を信じて読書感想文に書いて褒められたのは日教組絡みもあったのかとあとから思った。
あれがノンフィクションじゃないと知ってからの事ね。
…未だに覚えてるのが中露の女学生や女教師を(自主規制)して写真を部隊内に廻したとかいう下りだったり(ボソ
…あの頃は穴があれば入れたい年頃だったからなぁ…(ボソ
>>380 坂の上の雲は例外みたいだけどね
本人が「フィクションを禁じて書くことにした」なんて言ってるんだから
まぁそれはwikiで知ったことだけど
●●ほどXXの奴は空前絶後であろう いや、いいんだけどさ 歴史科学を装った講談本だと思えば 早い話、203高地に28サンチ砲をすえつければ 樽に石を落とす如く、旅順艦隊を沈めらる・・・だとう? いいからすえつけてみろ 203高地山頂に あの北側急斜面をひっぱって 24時間以内に これは命令じゃ
落ち着け、この軍事関係の稀覯本をあげるから落ち着け
>>382 「悪魔の飽食」は「ノンフィクション」とうよりも古典的な「告発本」の体に近い気もする。
個人的にノンフィクションで技術や戦記と聞くと柳田邦男とか吉村昭をイメージする。
当時デパートに『悪魔の飽食展』なるものを見に行った記憶が…
デパートでそんな言葉を聞いてもお腹いっぱいになるイメージしか出ない…
>>387 なるほど。高木本も、たんたんと史実に迫ると言うより、
隠蔽された真実を暴くって感じで、告発本なのかなと思った。
黒雪もそうか
松本清張なんかもそんな感じの本を書いてるな
松本清張の陰謀論は嫌い。
>>384 作者が錯覚による個人的恨みを陸軍(≒乃木)に反映させてる時点でアウトだ
軍事書籍ではないけど、作家やジャーナリストの書いた歴史書やノンフィクションというと、外国人では レムニック『レーニンの墓』やモンテフィオーリ『スターリン』が塩川伸明にHPで酷評されてたな。 前者はピューリツァー賞、後者は英国文学賞の歴史書部門をそれぞれ受賞しているのに。
パウル・カレルもこのカテゴリーってことでいいんだよね
このスレの精神は見敵必読だったはず あの人はダメ、この人はダメ、というのは、 他でやってほしいなあ どういうわけか 近頃書評よりそういうレスが増えたね なんでだろ
ステマですよきっと
『海軍反省会3』がいよいよ明日出るけど、版元の紹介ページでも 触れられてる、大井篤の池田清『海軍と日本』への猛反論と、 自他ともに認める帝国海軍きっての親ドイツ派小島秀雄の 戦時中のドイツに関する発言の内容が激しく気になる。明日が待ち遠しい。
「戦闘技術の歴史」の4巻はまだ出ないのか…
『海軍反省会3』get 今日から晩飯は毎日牛丼…
>>401 4月に武器の図鑑が出る予定だから、併せて出る可能性はあるんじゃない?
『戦闘技術の歴史』は執筆陣が西洋軍事史が専門の欧米人なためか、 イスラム世界の軍事に関する記述はあまり無いのが残念な所。 オスマン帝国のイェニチェリとかは取り上げられてたけど。 東洋は最終巻で取り上げられるからまだいいけど。
エアワールド(エアワールド社) 航空ファン(文林堂) Jウイング(イカロス出版) 航空情報(酣燈社) ほとんど素人ですがこの中でオススメはどれですか?
記事の濃さでいくと Jウィング<航空ファン≦エアワールド<航空情報 Jウィングは年中F-X・タイマン対決・初心者向け記事やってるイメージしかない、あの逆神が定期コラム書いてるぐらいだし…
Jウィングは写真集
積んでたハードカバーを2冊崩したがどっちも当たりだった 『スナイパー 現代戦争の鍵を握る者たち』 実戦に参加した米軍の狙撃手(主に陸軍歩兵師団と海兵隊)のインタビューを中心にする本 ベトナムからイラクまで、現場の話が大量に載ってるのがよいところ スナイパーは少数で隠密行動するので対テロに有効なようだ 夜中のうちに都市に潜入、IEDを埋めている武装勢力を狙撃、救援を呼んで帰還というのが基本戦術 救援が来ないとか、基本一匹狼なので上官に嫌われ戦術を理解されないとか、いろいろ大変な模様 新型弾薬(Mk262)のおかげで、M16/M4が700m級の狙撃銃として使えるようになったなんて話もある 『潜入工作員』 イスラエルの特殊部隊もの(タイトルと違って潜入工作はほとんどない) 特殊部隊というと英米ばかりになってしまうが、イスラエル軍が別角度からの相対的な視点を与えてくれる たとえば著者の所属していた部隊では、映画みたいな突入(ダイナミックエントリー)を行わないそうだ スピード命だと誤射が起きやすいので、テロリストを確保するときも事前に警告してからゆっくり突入するんだとか 訓練は脳筋のSEALsがボーイスカウトに見えるほど過酷(訓練から帰るバスの中で毎日2時間殴り合いをしたりとか) 訓練と任務で攻撃的、抑鬱的になった著者はまともな社会復帰も難しくなる 最後はPMCを作って昔の仲間を集めましたとさ
永野修身が終戦後、米軍の取り調べの中で、日本は米国の科学と技術力を侮っていた と述べている記録フィルムをNHKのドキュメント放送で見たことがあるが、これは永野 に限らず、海大、陸大出身の軍人の多くに見られた驕りであろうか その点、レイテ海戦で反転した栗田提督は冷静沈着な判断により、結果的に多くの将兵 の命を救った。
411 :
名無し三等兵 :2012/02/17(金) 17:48:00.77 ID:9azXwCd/
>>404 そもそも自国語以外で、つまり英語でアジア圏の軍事史発表する機会がどれだけあるのか。
偏るのもやむを得ない
つまり404は欧米人を若干侮っていると
413 :
名無し三等兵 :2012/02/17(金) 20:15:33.85 ID:bhHsZdzt
各国の著名な軍事思想家 面倒くさいので一人づつ 独:クラウゼヴィッツ 仏:ジョミニ 英:リデルハート 伊:ドゥーエ 米:マハン 露:トゥハチェフスキー 西:? 蘭:マウリッツ 中国:孫子 日本:小幡景憲 印:? 土:? 波斯:? 伯:? 朝鮮:? どう考えても欧米以外の軍事史を研究する価値は低い
『回想の横空夜戦隊』の著者、今月4日に亡くなったとのこと。 R.I.P。
WikiでLos688が削除した 牟田口を評価する意見 英軍ウィンゲート旅団参謀長のデリック・タラク准将は次のように牟田口を高く評価した。 『日本の15軍牟田口中将も、その作戦指導については、全くといってよいほど、イギリス側から評価されていない。 彼はその最後の作戦(インパール作戦)を除いて、その主要な戦闘の全てにおいて勝利を収めている。 インパールの戦いはワーテルローの戦いと同様に「非常に際どい」時期があった。 しかし、牟田口将軍はナポレオンの場合よりもはるかに優勢な敵を相手にして戦ったのである。 私は彼が生前、その戦いぶりについて日本国民から評価されたことを知って、うれしく思う。』[30]。 アーサー・パーカー中佐は牟田口への手紙で次のように牟田口の作戦を評価した。 『貴殿は四月の段階で、あと一個連隊-特に宮崎ないし田中程度人物の指揮下にある連隊- を有していたら、 貴殿はインパール攻略に成功していたでしょう。 しかしながら、やはり最良でかつ安価な成功は、一個連隊がディマプール に突入する事により達成されたでありましょう。』[31]。
軍事思想家というより軍事学者の方が適当ではないか。
414から幼稚臭が
水木しげるの「ヒットラー」 ヒットラー伝の粗筋をパッと把握するには良いマンガだと思った。
>>416 えげれす人が人を評価する時ってのは完全に相手を見下してる時、って思うのは俺の根性がまがってるからでしょうか
>415 そうですか。 黒鳥さんは亡くなられましたか。 ご冥福をお祈りいたします。
そもそもエゲレス軍人が牟田口を褒めたことがある、という事実がどこまで一般的だったと言えるのか 非常に疑問だが。どの位疑問かてーとイタリアパスタクラスにね。 対牟田口だとソースがあいまい。 ジョンフェリスのように普通に「無能」つってる例もある。 デリックタラクは牟田口を褒めてるそうだが、 これは空挺師団のリスキーな性質を考えれば日本軍を誇大評価せざるを得ないのではと 考えることも出来そうだし、「一般には評価されてないが俺は評価する」という意味合いだ。 スリムもそうなんだよね。最初は他の将軍ほど人気が無かった。 だから、「俺は凄い」アピールのためには敵を必要以上に評価しなければならん誘因があった。 皮肉というよりプライドと生活のために近いのでは? 日本にも「敵のネームバリューに頼った」重症例が居る。落花何某の諜報将軍様。 アーサーの場合はやはり前線の自軍弁護のためという内向き解釈を目にしたことがある。 ま、パスタ伝説を懲りずに繰り返すのであれば、それは読者に任すが。
>>420 曲がってると思う。トップギアや数本のエゲレスドラマを見て思ったのは、
連中の批判というのは単に大阪人のようにどぎついと言うだけで、
皮肉的に褒めるというのは、むしろ日本的な感性に近いと思う(性悪小役人系のね)
性悪小役人根性の持ち主に事欠かない軍オタにこの話が受けてるのが一つの傍証。
>>420 あんぐろさくそんって「敵はこ〜んなに強かった。だから、それに勝った俺Tueeeeeeeeeeeeee!」みたいなのあるよねw
日本がかかわった戦争への接し方にもあるけど。
>>424 まるでプロレスの世界だなw
いや俺はプロレスファンじゃないから画一的なイメージかも知れんが
どこの国でも公刊戦史は粉飾だらけだが、イギリスは特にひどいと思う。 WW2海軍のロスキルなんて、自軍の損害に往々にして触れてなかったり。
読んだことないのを承知で言うけど(知らないんで書名を教えてほしい位ですね) 英軍は我が軍と比べると功績のネタにも事欠かないのではないかと思います。 ドイツは敵としてもレベルが高いですし。 一方、戦史叢書も都合の悪い話はしないという批判はよくされるところでしてね。
牟田口中将殿 小生はただいまデリーへの進軍という題名の本を書いておりますので、貴殿のお言葉は 非常に貴重なものでございます。 この本は完全に客観的なものにする予定であり、英国人の見解と同様、 日本人の見解にも、同じ重要性を与えるつもりです。 ご存知のように戦記物の大部分は作家の国にどうしても形よりがちです。 といいますのも、作家は相手方の見解をあらわす十分な資料を 得ることが出来ないためです。 まず最初に申し上げたい事は、日本兵が勇敢に、かつ全力を尽くして戦った ことは、疑う余地がないということであります。 貴殿の優秀な統率のもとに、インド攻略作戦は九分通り成功しました。 アーサー・バーカー
無能な人間をワザと褒めて、 もっと無能にしようというイギリス人の陰謀ですよ
そもそもエゲレス軍人が牟田口を褒めたことがある、という事実がどこまで一般的だったと言えるのか 非常に疑問だが。どの位疑問かてーとイタリアパスタクラスにね。 対牟田口だとソースがあいまい。 ジョンフェリスのように普通に「無能」つってる例もある。 デリックタラクは牟田口を褒めてるそうだが、 これは空挺師団のリスキーな性質を考えれば日本軍を誇大評価せざるを得ないのではと 考えることも出来そうだし、「一般には評価されてないが俺は評価する」という意味合いだ。 スリムもそうなんだよね。最初は他の将軍ほど人気が無かった。 だから、「俺は凄い」アピールのためには敵を必要以上に評価しなければならん誘因があった。 皮肉というよりプライドと生活のために近いのでは? 日本にも「敵のネームバリューに頼った」重症例が居る。落花何某の諜報将軍様。 アーサーの場合はやはり前線の自軍弁護のためという内向き解釈を目にしたことがある。 ま、パスタ伝説事件を懲りずに繰り返すのであれば、それは読者に任すが。
>>420 曲がってると思う。トップギアや数本のエゲレスドラマを見て思ったのは、
連中の批判というのは単に大阪人のようにどぎついと言うだけで、
皮肉的に褒めるというのは、むしろ日本的な感性に近いと思う(性悪小役人系のね)
性悪小役人根性の持ち主に事欠かない軍オタにこの話が受けてるのが一つの傍証。
>430の文面をそのまま受け取ると、本の参考資料なり証言の引用許諾なりを求めた 手紙のように見えるね。 そういう性質の手紙だとすれば、とりあえずのよいしょ位は普通にするだろうね。 「あんたの愚劣極まりない失敗を、俺様の本に載せてやるからありがたく思え」なんて 書く奴は、普通はいない。
>>434 トップギアの最大の難点は、自国でごく普通の価格帯の車をほとんど作れていない、
自国製品を紹介できないという屈折した所にあるんだと思う。
たまに超高級車やマイナー車を出すくらいだもんな。
>>432 無能な人間ほど、つうか自信の無い人ほど他人からの評価に弱いんだよな
俺はこれから関わる人がどんな人間かを知るための方法として使ってる
牟田口将軍はものすごい自信にあふれた人柄ですからね。 死ぬまで自分を信じきった根性の持ち主。 並の知性の持ち主であれば途中で自分を疑ってしまうところです。
周りの人間からどれほど批判されても自分の正義を信じる精神。 良し悪しにかかわらず、人間として凄いとは思う
すごい・・・人格障害です
441 :
437 :2012/02/18(土) 14:13:16.21 ID:???
>>438 こう言い直すわ
無能なのに自信過剰で「現状の他者からの評価は不当である」と自信を無くしかけている人はおだてに弱い
彼の場合はこうだろ
むっちーの人気に嫉妬
むっちーと辻ーんの人気は永遠に不滅です
>>436 ありゃ全世界的にこき下ろす番組だから、そこも含めてのギャグなんじゃね?
これ以上は該当キモスレでやるべき
『昭和の名将と愚将』 責任感、リーダーシップ、戦略の有無、知性、人望…… 昭和の代表的軍人22人を俎上に載せて、 敗軍の将たちの人物にあえて評価を下す。 ______ ___________ V ヽヽ〃 / ヽ〃 真珠湾奇襲プシュ! ( _) | | シコシコ・・・ シコシコ・・・ | | /⌒⌒⌒ヽ/~ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ /⌒ヽ⌒ヽ___ | ∴ヽ 3 ) / ゝ | / _ ゝ___)(9 (` ´) )j / 丿ヽ___,.───|彡ヽ ―◎-◎-| ハァハァ… / ) (彡 | / _/ \____/ ↑ 昭和史に詳しいw 作家の半藤一利大先生 www
そもそもTop Gearが普通の価格帯の車なんてほとんど取り上げて無(ry
>>443 ハットリくんが仲間にして欲しそうにそちらを見ています。
>水木しげるの「ヒットラー」 >ヒットラー伝の粗筋をパッと把握するには良いマンガだと思った。 ん? あの本のヒトラー、フィクションだよ?
フィクション化をこうむってないヒトラーってそんなに見ないぞ 本人写ってる時ほど怪しい リーフェンシュタール謹製の映像とかも
水木先生のヒットラーはハードカバー版に掲載された 霊界ロケットで荒俣先生と一緒にヒットラーに会いに行く話しが 他の版でカットされてるのが残念
ロバート・B・テクスター著『日本における失敗』 GHQの文民職員だったらしいが、なんだこの上から目線 敗戦直後の本とはいえ、読んでてムカつくわ
海軍反省会の3と第三次中東戦争全史を本の壁の補強に買ってきた。 海軍反省会のほうは、海軍の視点で、ドイツからの日独関係を分析するって章と、その後の章の黛さんの 「日本海軍の砲戦での命中率は米軍の3倍、3倍、3倍!!!」の熱弁のくだりが面白いと思う。 本棚の肥やしとして購入したんで、全部読むのは大分先になるだろうけど。 ヒトラーが日本を信用してないけど、それって原因は大島さんがドイツに都合のいい日本像をあっち(ドイツね)で 吹きまくったからじゃねーか? とか疑念を持ってたりして、中々おもしろい。 海軍とドイツで期待した人、ちょっと読んだ限り、メイドさんの話は出てきませんから、残念! 黛さんの熱弁には大井さんが「でも、米海軍って砲戦で負けてもやり直しが利きますよね」とか冷めたツッコミを 入れたりしてるあたりがクスリと笑える。 中東戦争の方は目も通してない。まあ、両方ともその内いつかは読めるだろう、多分。
勝者は何だってできるから、負けないようにしようね、って話 そう考えるとイラク戦争とかは最早アメリカにとって勝利では無いんだろうな
イラク戦争ってすでにベトナム戦争以上の失敗だろ 第一次湾岸戦争の堅実な成果を台無しにした
>>452 黛大佐が通常の3倍の元祖だったのかwwwwww
「通常の三倍の命中率です!」 「通常の三倍だと? 重巡であの砲撃は無理なはずだ…」 「…ハルオだ」 「え?」 「ハルオ・マユズミ大佐だ…」
命中率3倍の話は、それが事実かどうかよりも 大佐艦長ほどの立場の人が戦技レベルの術力に 過剰な何かを夢見ている点が問題だと思う。 戦意が強いとか、闘志に溢れるというのとは 根本的に異質のものを感じるんだよね。
個人的に反省会は後智恵であぁだこうだ言ってる印象があるというのはおいとくとして 命中率3倍がどういう文脈で出てきたか気になるから買ってみるか 3倍命中させられるからと言って1対3で戦えるわけじゃなし
百発百中の砲一門は百発一中の砲百門にかつる!が決め台詞になってしまう時点で 数学的にもどこかおかしいし。
海軍反省会は、黛大佐と大井参謀が同じ部屋で議論するという 異次元空間が出現しかねない本だからな・・・今後も何が飛び出すか
海軍の話が続いてるのでついでに大内センセの「失敗だらけの船の歴史」 この所マンネリ感があった大内本ですが、今回はかなり良かったのでは。 コンクリート製ヨットとか、同一出力での外輪船とスクリュー船の綱引きなど、 初耳な話ばかりで楽しめました。
それと、ボーイングが戦前に作ったジュラルミン製のフェリー話もなかなか面白い。 こういうのあったんですね・・・
大井篤いつもクールで笑える
465 :
332 :2012/02/18(土) 21:32:03.93 ID:???
『戦時経済体制の構想と展開』 入手して読んでるけど面白いわこれ。 経済学分かる人とか、当時の日本の資源入手・輸送について興味ある人 良かったらちょっと立ち読みで捲ってみてくれ。
でも海軍反省会ってすごい部分あるよな。 アナログテープで「トヨテーサン」と聞こえるのを 豊田貞次郎に脳内変換できるとか ちょっと軍オタでも無理ゲーの域にあると思う。 そりゃ知ってる人はすぐわかるんだろうが、オレは自信ない。
せっかくなら音源をCD-ROMかなにか本とセットにして欲しい。 発言の口調まで知りたい。
>>467 だよねえ。編集すら不要で、音源まるっとデータ化して聴取しやすい媒体で出ないかね。
海軍反省会 ↓ 海軍反省会音源CD付きディレクターズカット版 ↓ 海軍反省会ノーカット完全版 これで3回売れるのでは
映画やアニメみたいな商法やめろよw
/ ̄ ̄\ / _ノ \ | ( ●)(●) | (__人__) 国を挙げての戦争に、水上部隊の伝統が何だ! | ` ⌒´ノ 水上部隊の栄光が何だ!馬鹿野郎! | } ヽ } ヽ、.,__ __ノ _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、 /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_ 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、 . i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::! /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|::: ____ / \ / ─ ─\ / (●) (●) \ 私はその時横須賀鎮守府にいたから関係ねぇ | (__人__) | 日本海軍のぉおおお命中率はぁぁぁあ米軍の3倍!3倍!3倍! \ ` ⌒´ / ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、. : | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
まあ米軍と同じ土俵で戦ったら3倍だろうが何だろうが 結局負けるからね ベトナムみたいに戦ったらどうなってたかわからないが…
命中率3倍をいかして人口も3倍になれば良かったのにね。
あの命中率三倍って水中弾効果で命中界が三倍に拡張されるから「命中率三倍」なんだよね
最強の狙撃手 (アルブレヒト ヴァッカー著)読みました。秀逸。 ・体験談はすごいなあ。自分が最前線にいるような感覚を覚える。読んでるだけでこっちまで腹が減ってくる。 映画化希望。 ・ドイツは大戦中盤まで狙撃兵を重視していなかったのか。そのくせオートバイ狙撃兵とか開戦前からあるから ややこしい。 ・小銃弾の炸裂弾って物があることを初めて知った。 ・見た目は良いドイツ軍アノラックって実は期待はずれの服だった。ショボーン。 ・一番驚いたのが狙撃が数十から300メートルの距離で行われていた事。予想外の近距離。 ・ソ連軍が500メートルの距離まで迫っているのに家から離れようとしない民間人。君らの足は飾りか? ・戦争が終わったと思って油断していた奴は教育されちゃった。我家に帰るまでが戦争です。
家に帰るまでが戦争です。 「昨日と今日で、そう急に変わってたまるものか、たちまち撃退――二時間ほどで目的の飛行場周辺に至る」
『大東亜補給戦―わが戦力と国力の実態』(中原茂著)読了。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4562011505 タイトルにある補給に関して、単に部隊への輸送のみならず、その後方の生産力、基礎工業力を含む国力全般についても焦点を当て、太平洋戦争を中心に概説した本。
1981年発行と意外に新しい。ちなみに著者はこの後にもう一冊同じような本を書いている。
著者は大阪陸軍幼年学校を出たあと陸士を39期で卒業、その後砲工学校高等科へ進んだのち東大工学部電気工学科を卒業し、陸軍造兵廠で勤務した。
その後1939年に陸軍省軍務局軍事課資材班に所属、以降1945年まで大本営兵站総監部参謀・第14課員、陸大兵学教官、企画院調査官を兼任した。1945年、第15方面軍参謀として終戦。終戦時大佐。
著者としては大正デモクラシーや諸外国に言いたいこともたくさんあるようだが、日中戦争期の日本の引き際の見誤りと、太平洋戦争開戦前からの陸海軍(特に作戦系)のグダグダには言いたいことが腐るほどあるらしい。
数多くのグラフや図表を使いながら、大日本帝国の国力・兵力の趨勢を追っていく。
大正期の不況と軍事予算圧縮時代が終わり、満州事変が勃発して以降、日本の国力は次第に成長していった。
しかし日中戦争期に入ると、整備途上の国力・兵備で長期戦争に突入したため、兵器生産のための動員が鉄鋼を含む基礎工業生産を圧迫し始め、早くも1938年を境に総合的な工業力は減少に入る。
これが太平洋戦争期に顕在化し、後述する輸送の問題と合わせて民需のみならず兵器生産にも影響が生じるようになった。この指摘は興味深い。
また大正期に陸軍予算を圧縮していたためその期間の装備更新が滞ったのみならず弾薬備蓄も少なく、日中戦争開戦後の1937年度の兵器費のうち56パーセント、
翌38年度の兵器費の76パーセントが弾薬に充てられ、火砲・戦車・航空機といったその他の兵器生産を圧迫していた。
1937年、企画院が誕生すると、軍需と民需に物資を振り分ける物資動員と、民需の資材を最大限活用し基礎国力を拡大する生産力拡充という二つの計画を企画したが、経済も戦況も変動するため計画作りは当然難航、改定が頻繁に行われた。
さらに後になると各国の経済制裁や陸海軍の軍備計画の都合に振り回されて、おもに民需がガリガリと予定から削られていく。
479 :
478 :2012/02/19(日) 04:28:51.61 ID:???
また著者は1章を割いて、当時のアメリカの過小評価とドイツの過大評価について力説する。 そして著者は、開戦検討時、後述するような希望的観測を条件に開戦を承諾するのではなく、もう少し強く主張していればよかったと後悔し謝っている。 太平洋戦争開戦前の計画では軍は一段落したら徴用船を民需用に戻すと約束したのにこれを守らず企画院の運輸担当者は怒り狂い、加えてミッドウェーや中部ソロモンの戦闘による消耗補充のためさらに民需は削られる。もちろん生産拡充計画は達成できない。 企画院(軍需省)はそんな状態の中、必死に効率化(例えば1943年の軍需省のもとでの陸海軍航空機生産の一本化)などに努力しつつ、 大本営政府連絡会議で協議と妥協を重ねながら陸海軍の軍備計画の内情もよくわからないまま(企画院も兼任する著者が海軍の航空機工場を初めて見たのは1942年末のことだった)物資配分を決定していたが、 ついに1944年に鋼材の配分に関して陸海軍合計の総量を決めるから、あとは適当に決めろという投げやりな状態になってしまった。 陸海軍合わせて99万トンの配分で両方の軍務局長まで乗り出して協議に40日を費やし、結局航空機と同様折半、ただし7500トンを陸軍が海軍に譲渡するということでようやく決着した。 場合によってはこれに両軍内の軍政・軍令の対立が加わるから手におえない。両者の生産統合が実現するのは1945年3月であり、最後まで真の総力戦体制は確立しなかった。 1944年からは航空機生産を絶対優先としたが、輸送力・輸送量の低下が同年後半から深刻になり、1945年に入ると各地への空襲や輸送網寸断も加わって、もはや兵器を生産することが不可能という状態に陥っていた。 さらに農林水産物生産も最盛期の7割程度に落ち込んでいた。 一方で、日本語として読みにくい部分が割とあったほか、誤字と思われるものも少しあった。また最初に参考文献が示されているが、多数のグラフや表に関して個々の引用が明示されてはいない。 また出版年的に古い認識が書かれている部分もある。 しかし軍事面だけでなく、広く産業一般を含む国全体としての工業力あるいは国力というものがどのような状態にあったのか・どうしてそうなったのかを手軽に知ることができる意味で、本書の意義は大きいだろう。
結局採用されなかった6.8mm弾の経緯なんかについて書いてる書籍はないでしょうか?
>>476 >オートバイ狙撃兵
その「狙撃兵」はスナイパーじゃないよ
>>478 >早くも1938年を境に総合的な工業力は減少に入る。
太平洋戦争勃発前から国力が下り坂なんだよね
>>478 >日中戦争開戦後の1937年度の兵器費のうち56パーセント、
>翌38年度の兵器費の76パーセントが弾薬に充てられ、
>火砲・戦車・航空機といったその他の兵器生産を圧迫していた。
日中戦争が始まっちゃうと、軍事費は増えても弾になって消えちゃうから、
新装備への更新がそうそうできなくなっちゃうんだよね。
>>478 長文、お疲れ様でした
手に入れられる手に入れられないは別として
こういう本は経済学知らなくても読めるもんなんでしょうか?
>>478 の本は、今の視点で考えるならば、
>>329 で上がっている
『戦時経済体制の構想と展開』
『「大東亜共栄圏」経済史研究』
と併読するとよさそうだね
「戦時経済総動員体制の研究」がほすぃ
>>444 この間の放送で日産リーフは誉めてたぞ
案の定電池切れで車押しながら、「これが未来の車だ」と言ってたが
>>488 >電池切れで車押しながら、「これが未来の車だ」
これぞエゲレス人w
>>485 >>478 の本はその方面の知識がなくても読めるよ。
ただ例えば1944年の年間数値と1945年の年間数値は意味が違ってくるとか、そういう統計の読み方は必要。
あとこの本が参考にしてる統計とかに当たるならそれなりに知識が必要なんではないかなあ。
>>489 一応、軍板つながりで。そのリーフが出た回のトップギアでは、
アフガンで両脚を失ったメンバー3人で義足チームを作って
ダカール・ラリーに出場するって話も。
義足なのでクラッチを気づかずに踏んでしまうクセがあって
いろいろ苦労していた。義足の可動部分に砂が入る事も改善しないといけないとか。
最初に出たレースでは、一般車部門の2位。さすが軍人。
>>488-489 &
>>491 なんつうか、こう…
いちいち引っかかる言い方&やり方しか出来ないんだろうね、えげれす人は
素直に普通にやると「普通にやるなヨ! 捻りが足りないヨ!」ってツッコミが入るお国柄なんだろうか
同じ事をアメリカ人がやったら反感しか買わないんだろうけど、英国人だから許せるというか… これが人徳か 凋落した国には大口を叩く権利があるんです
>>492 > いちいち引っかかる言い方&やり方しか出来ないんだろうね、えげれす人は
えげれす人だからなw
>>491 なんだか
岩石オープンとタンクGTを思い出した
好きだったなタンクGT
wikiる前は岩石オープンをトロッコオープンと勘違いしてたし
権利があっても使うかどうかはその人次第なのです
Top Gearでイギリス語るとか正直バカとしか…
触手で日本語る外人おるんやし いいじゃまいか
戦記物の感想文である国をステレオタイプに評するのもTV番組と同程度に滑稽と思うがね。 ただでさえ軍オタは思い込み伝説を量産してきたんだから 同好の趣味者とは言えほいほい信用する訳がない。 ネットで馴れ合ってるようなオタなら尚更。
冗談で言ってるのに本気で受けとるバカが多すぎ
人は7割だか8割を(言葉でなく)表情で意思疎通してるって教えられた事がある。 逆に言えば言葉だけのやりとりなんてそんなもんじゃないかな。 だからこそ幅を利かすコミュ障もでて来る。 まぁ同好の士とは言え他者であるという一点は良くかみ締めておくのが無難。
人生の大半はジョークとダジャレです 冗談を冗談と受け取れない人は人生損してる悲しい人です ヌル〜しませう
戦艦大和に関しては、原勝洋さんと戸高一成さんの著書のどちらが よりオススメの良書?
原氏。ただ、原氏も色々出しているのでどれを買えば良いかは他の評者にお任せします。 情報戦については講談社メチエの平間氏の本、 建造についてはやはり講談社の前間本は基本に欠かせないでしょう。 価格と入手性も手頃です。 戸高氏が半藤系と対談した本はWikiで「俗論」のソースが必要になった時の材料にでもしといた方が。 『戦艦大和の博物館』は「普通の大和の本」ではないから購入したけど、 まだ読み始めてないので、書評はしません。
横だけど工法とか工程管理から見た大和の本なかったっけ?
510 :
名無し三等兵 :2012/02/19(日) 22:09:26.77 ID:l/n6oM+E
>>509 だからそれが前間さんの本。
誕生・戦艦大和 だったかな。上下巻で
西島造船官が出て来る奴
大和のハードウェアそのものなら松本喜太郎の「軍艦大和 生涯の技術報告」が基本だと 思う。
結構前に読み終わってたんだけど、もう一度パラパラと見てみたら意欲が湧いてきたので感想 もうさんざん書評は出たと思うけど 『ロボット兵士の戦争』 P・W・シンガー氏の2009年の本。最新の話題だから既に多少古くなってる記述があるかも。 内容は、題名に反して情報化と戦争の話題全般を扱っているが、原題がWired for Warなので問題ない。 むしろロボットそのものよりも、その導入やネットワーク化による人間の方の変化が中心とも言える。 全体としては二段構成で、1部で現状をまとめて、2部で将来を予想する、みたいな形、かと思えばそうでもなく、 1部はロボットの技術や思想に焦点が当てられてて、2部はそれを受け容れる人間側に焦点が当てられてる感じ。 実際に使われる軍用ロボットがどういうものか、という解説から入って、どのような企業がそれを開発しているのか、 技術者はどのような人たちなのか、軍はどのようにそれを援助しているのか、どのような考えで軍用ロボットの 開発に携わるのか、などを詳細に情報収集して記述している。 ネットワーク化による変化では、有名な無人機のパイロットの話(人が死んだり死なせたりするのを見た後に、PTAの 会合にいかなければいけない)を始めとした前線と後方の距離の話や、人間とロボットの心理的距離の話 なんかが詳しく載っててSFのネタに丁度いい感じ。 単純に読んでて面白かったし、誤訳もあんまりない感じだし、参考文献はきっちりついてるしで、個人的には大満足。 とりあえず何か開発で成果を出したいならお金を与えないとね、ってのはよく理解できた。 以下、全然本題とは全然、全く、これっぽっちも関係ないんだけど、やたらと心が反応してしまった部分。 「会場も象徴的だ。未来を実現しようとしている機関の年次総会は、(中略)アナハイムで開かれる」 同書. p.210.
アナハイム=穴の家、か。 『機関』がホモである可能性があるというのか・・・
どこの誤爆だ狂気のマッドサイエンティスト・・・
ソフトスキンの軍用カーデザインの変遷について描かれた本ってありますか? 広い時代の、そう言った車両の資料だけ集めてあるのでもいいのですが。
軍用オートバイについて纏められた本は無いでしょうか? 役割の変遷とか今後の方向性とか…
青いナイフに 集めたムーンライト
行き場無くしたおまえを 写す十字架
あなたの瞳は冷たすぎるから
『補給戦』以外で、鉄道が戦争で果たした役割を論じている 日本語文献は何がオススメでしょうか?
後は木村 和夫 って人がシベリア鉄道について軍事史学で発表しているみたい。
>525 ぬお、まさか続く人がいるとは… >ALL向け さて、昨日「PanzerLeader70's」の参考資料にあったので検索したところ中古が安かったので衝動買いした 「Encyclopaedia of the German Army in the 20th Century」到着 中身は、WW1〜現代(80年代前半)までの独軍の概略を網羅したもの WW2は全師団名と構成主要連隊名明記、あと各時代の主要な装備の写真や三面図 あまりマニアックなのは無いですが現代独軍のレオやマルダー以外の資料って少ないのでそれなりに重宝しそう (工兵車両や軽車両、輸送車両などの面で) ただ、一つ予想外の弱点が… こいつも分厚いハードカバー鈍器の類だったか…ソフトカバーだと思ったんだけどなぁ… (同時到着の「The dictionary of modern war」も…まあこれは辞書だからそれなりの厚さは覚悟してましたが…) でも、同書のシリーズには英軍もあるらしい… これもちょっと欲しいなぁ…
書籍を紹介していただきたく書き込みました。 戦略レベル、戦術レベルについては、 旧軍の教範や米軍の公開資料、戦史などで勉強し、 だんだんとイメージが出来るようになってきたのですが、 実際の戦闘がどのように行われるのかが今一つ分かりません。 分隊や小隊レベルの戦闘がどのように行われるのかを 学ぶのに良い書籍を紹介していただけないでしょうか?
>527 「米陸軍戦闘マニュアル〜コンバット・リーダーズ・フィールドガイド」編訳:柘植 久慶 原書房(絶版) 「米陸軍戦闘マニュア2〜機械化歩兵のすべて」 訳:高井三郎 原書房 米陸軍コンバット・リーダーズ・フィールドガイドの第10版(1987年版)の抄訳 歩兵分隊〜小隊指揮官あたりに向けて書かれたもので、時代的にM2ブラッドレー機械化歩兵部隊を中心として書かれている。 FMとFCをベースとし小部隊に特化した具体的な記述が多く、戦車との共同から即席兵器の作り方や救護方法までも掲載 2はその前のM113機械化歩兵小隊のFMの抄訳 ------------ 「コンバット・バイブル―アメリカ陸軍教本完全図解マニュアル」(1巻2巻で十分)著:上田 信 日本出版社 図解でみる新兵教育書みたいなもの。判りやすく書かれているので、初心者に最適。 しかし、書かれている事は陸上部隊の基本なので中級者以降も手元においてあると便利。 1は個人〜分隊戦闘 2は小隊〜中隊規模 ------------ 「コンバット・スキルズ 1・2・3」 ホビージャパン 前述の「米陸軍戦闘マニュアル」(上級)と「コンバット・バイブル」(初級)のちょうど中間に位置する戦術解説本。 図や写真が多く、どちらかというと軍オタ向きというよりサバゲー者を対象に書かれた解説書かもしれない。 なぜか内容は英軍を参考にした記述が多いw そういう意味では、前述2冊が米軍式なので、英米の微妙な違いが興味深いです。
>527 コンバットスキルズ補足(目次的に紹介) 「COMBAT SKILS -戦闘マニュアル-」 ホビージャパン発行 第1章:狙撃(米海兵隊) 行動準備/目標選択の優先権/狙撃技術 第2章:市街戦(米陸軍) 移動の原則/射撃位置/建造物突入の原則/建造物の掃討 第3章:ゲリラ戦(南アフリカ軍) ヘリ強襲/アンブッシュ/追跡&対追撃 第4章:歩兵戦闘(英陸軍) 射撃と移動の基本(分隊)/戦闘準備/パトロール基地の設置/防御陣地構築/索敵偵察行動 第5章:特殊作戦(米陸軍特殊部隊&海軍SEALS) 潜入/強襲・待ち伏せ/空挺作戦/降下地点の確保/海からの攻撃/河川強襲 第6章:機械化歩兵(米陸軍) 車輌機動/接敵前進/攻撃 第7章:攻撃ヘリ(カナダ&西独) ヘリ攻撃の原則/攻撃目標の優先順位/攻勢的展開計画
>527 補足編 続き 「COMBAT SKILS 2 -戦闘マニュアル-」ホビージャパン 第1章:後方治安維持(英陸軍) OP地点の選択/監視要領/道路封鎖/車両検査 第2章:待ち伏せ(英陸軍) 待ち伏せの設定/襲撃/対アンブッシュ/対戦車伏撃任務 第3章:夜間戦闘(英陸軍) 夜間移動/夜間攻撃の計画/夜間戦闘要領/ 第4章:都市部での戦闘(英陸軍) 原則と実戦/家屋掃討要領/街路掃討要領/建造物の防御/村落の防御 第5章:迷彩と隠蔽(英陸軍) 人間のカモフラと隠蔽/車両のカモフラ 第6章:地雷(米陸軍&英陸軍…クレイモアは米軍、他は英軍が主体) クレイモアの敷設/地雷敷設/地雷原のポイント/地雷の種類/地雷の発見/ブービートラップ 第7章:戦争捕虜(英陸軍) 捕虜の確保/捕虜の取り扱い/潜行と捕縛/取調べ/捕虜収容所/脱走・救助・開放 (捕縛以降は自分が捕虜になった場合のマニュアル)
>527 補足つづき 「CONBAT SKILS 3 -戦闘マニュアル-」ホビージャパン 第1章:ジャングル戦(米陸軍&英SAS) 戦場特性/対ゲリラ/ジャングルの支配/キャンプ攻撃 第2章:歩兵戦闘技術(英陸軍)…個人〜分隊規模の行動について 敵陣の突破/計画攻撃/森林での戦闘/撤退要領/戦術移動/GPMGの使用/ 浸透戦術/戦闘判断/パトロール計画/命令の出し方 第3章:グループ戦闘技術(英陸軍)…諸兵科連合戦術:小隊〜中隊 突破対処/防御戦闘/援護部隊/機動防御/陣地防御戦 第4章:ゲリラ戦(ローデシア軍&英軍)…対ゲリラはローデシア、国内治安は英軍 対テロ作戦/ブッシュ地帯の情報作戦/ブッシュパトロール/ファイアフォース戦術/車両機動/ 基地防衛(国内防衛)/ソ連特殊部隊の標的/防衛の要点
>527 後はお約束の 「歴史群像アーカイブA ミリタリー基礎講座 戦術入門」学研 最初の章が、歩兵分隊〜小隊を扱ってます。
こういうのって種本があるのかな?
入手性などはコンバット・バイブルが手軽だけど、コンバット・スキルズはどことなく英国人っぽいユーモアもあっていい本だよね。 などといいつつ、Lansちんのばくげとずさー
orz
>527 また、フィクションではありますが 機甲科士官が書いた 「第三次世界大戦−チームヤンキー出動」ハロルド・コイル(二見文庫) は戦車中隊〜小隊規模の戦闘をよく描写していると各所で評価されています。
>533 種本?そりゃあ当然、各国の教範(つかチームヤンキー以外は上記全部そうですよ) 教範は師団〜個人レベルまで各レベル毎に存在しますし。
もしかして『機甲戦の理論と歴史』って切れかかってる? 昨日本屋で迷って買わなかったんだがアマゾンがこわい
>538 だから(ry
絶版になった本も大きい本屋だと普通に残ってたりするけどな。 あと「機甲戦の〜」は先週あたりに新宿のブックファーストで見掛けた
ちゃんと見たら本屋で見掛けたのか。とりあえず迷ったら買うのが基本
愛と欲望の杜聖
>>524 その木村さん本は売っていますか?
是非読みたいものです
自費出版の例だが『正説 レイテ沖の栗田艦隊』はAmazonで無かったけど 他のサイトでは在庫切れになってなかった。 で、先週本屋で注文したら普通にあったよ。 わざわざ送料ぼられて「良」状態の古書(しかも定価以上)を買わなくて良かったよ。
現代戦の小隊以下レベルの戦術(バウンディングオーバーウォッチなど)が多く載っている書籍をご存知ないでしょうか。
>>545 似たような論文を「軍事史学」で読んだ希ガス。
すぐにでてこねー
最近はアマゾンよりもe-honで注文して近所の書店で受け取るようにしている。 そこの書店読み聞かせ会とか地元の人の個展とか開催して結構頑張っているので 少しでも支援していかないとなと思っている。 最近でも「銃・病原菌・鉄」」の文庫本をオススメ本のポップをつけて平積みしてたっけ。
某所の論争を見ている方は察しつくかもしれないが、 以前紹介した『プルトニウム』でも査察を扱った項の最後に登場している人物だ。 核査察に関しての当事者本の著者としては、これ以上ないですなぁ (後述するように、もう一段下位の実務家の本も和訳されている)。 実のところ、『プルトニウム』は1990年代で終わっており、 イラク問題を受けて作られた追加議定書を扱うにも、UNSCOMの査察を総括するにも まだ早すぎた点がある。査察の他に、大量破壊兵器開発を制約するための キャッチオール規制も、未整備だったしね。 一方、核不拡散関連の制度解説本、レポート、白書は多々あり、2000年代以降の状況を知ることはできる。 査察の有効性について考察した研究もある。 しかし、本書の価値は「査察を実際に不穏な国に実施した際の記録」であるという点にある。 マニュアル的な本とはそこが違い、記述に血が通ってくるわけだ。 その意味では、本書のような本こそ、「詳細な」査察記録と言える。 「書評家」が「○○が無い」と嘆いてる場合、その書評家自身に問題があることが多いが、実際には 日本という国は、こういった分野でも、文献を「最低限」揃えて世間に問うことは上手く、読む側にも 情報収集という点でのリテラシーが問われる(とあるバカ共のザル監視網と言ったら!)。
ブリクス氏は元々、IAEAを退職した頃から本を書きたいと考えていたものらしく、また、話の必然性から、 序盤70ページほどは1990年代の査察活動(国連はそのためにUNSCOMという組織を作った)に当てられている。 冒頭部にはオシラク空爆に対するIAEAの姿勢もあり、『プルトニウム』で著者が述べていた。 「警察官ではない」という言葉には、歴史的な含みがある引用であったことが分かる。 この冒頭二章が個人的には興味深かった。 UNSCOMはIAEAと組み、査察活動を実施し、初期を中心に大きな成果を挙げたそうだ。 良く指摘される空間サンプリングの重要性の話は出てきた覚えはない。 重要なのは核開発を目論んでいた機材、文書を押さえることとされていたそうだ。 また、UNSCOMは列強の情報機関と近すぎたため、中立性を損なったと90年代末に猛烈に批判され、 UNSCOMの解体につながったたという。 実際、査察情報を提供する見返り目当てに接近してきた機関があり、 143ページにはUNMOVICにも似たような情報共有の要望が出されていたことが書かれている(著者は拒否した)。 三章からはイラク戦争前のUNMOVICによる査察の話にスライドしていく。 人選、機材の手配での苦労や工夫など、この辺は小ネタにも事欠かない。 果ては国連の機関が投宿したホテルが特需に沸いていたとか、観察記としても面白い。 また、会った元首クラスの人物の発言と主張から、思考を推量する過程も興味深いものがある。 個人的には、シラクの慧眼は光るものがあった。この件では情報機関を正しく活用できたようだ。 だが、査察と戦争を総括した最終章を除いて、本の後ろ半分(目分量)位は2003年年明け以降の記述。 査察の準備を始めたのは2002年の春頃だったので、後ろに行くほど時間の進みが遅くなる構成だ。 俺は、太平洋戦争と違って、それほどイラク戦争の開戦経緯にこなれた知識を持ってないので、 正直、似たような交渉と査察活動の報告が延々と繰り返されるのを読んでると疲れてくる。
その査察活動だが、イラク戦争で大した根拠もなくアメリカに肩入れしまくった連中には苦い記述が続く。 まぁどことは言わないが、批判できる相手が小林よしのり位しか残らなかったせいで、 戦争の展開を丁寧に追うことなく、日頃嫌っている右翼雑誌のWillまで動員して、 異様に自己正当化と珍説批判だけ充実させた変なサイトを見ていては、 決して分からない実情が書かれている。 ま、ああいう連中はドヤ顔で唾飛ばしながら「パワーポリティックスだ!何が悪い!」とか喚いて 自分が大統領にでもなったかのような態度をとるクズだから、どうしようもないけどね。 査察団の結果に正面から疑問を呈したのはアメリカ只1国だけ(P318) 一国の政府から史上初めて向けられた根拠のない批判(P331)等。 この一国がイラクのことではないのは、言うまでもない。 結論はシンプル。湾岸戦争以降の査察活動は極めて有効であり、イラクの大量破壊兵器開発能力は 完全に抑制されていた、というもの。UNMOVICの活動を見ていると、一部の例外(274ページのミサイルの廃棄など) を除き、屋上屋を重ねる感が伝わってくるものであり、127ページには、1994年以降は文書しか見つかっていない 旨の指摘がなされている。つまり、UNSCOMと組んだ初期の査察が殆どの成果を挙げていたのであろう。
本編以外で気づいた点。 【1】 260ページから2003年2月の安保理会合の様子が書かれている。理事国の外相達が直接討論したそうで、 日頃は大使に指示を出して大使達は演説原稿の確認をするのだそうだが、この日は指示者自身が討論したため、 各国の政策の流れこそ逸脱してないものの、その場で原稿に頼らない発言が交わされたという。 逆に言えば、外国でも官僚制のくびきがあることが分かる。 【2】 274ページから数ページ続くアルムードミサイルの廃棄の描写。イラク側は様子を撮影して公開しないように 希望し、そのように取り計らったのだという。理由は、イラク側は自主開発にプライドを持っており、 要は壊されるのが忍びなかったのだそうだ。この点からも、万事仰々しく押し付ける姿勢が、結局はマイナスに 繋がっていることが分かる。何、日常でも良く目にする光景だ。 【3】 また、『戦争報道の内幕』を読んだ方なら自然に理解できるだろうが、マスコミの信用に疑問が投げかけられてるのは 洋の東西を問わないようだ。我が国の西洋かぶれがクオリティペーパー扱いしたがるNYTだのWPだのが、発言を捏造したり 、観測目当てのいい加減な記事を書いていたことが批判的に挙げられている。著者も何度か標的になったほか、 何度も会談相手となったライス氏も報道被害にあった旨、紹介されている(284ページ)。 【4】 また、90年代の査察にかかわった人物でも、デビッド・ケイという査察官の描写からはやや功名心のある人物像が 感じられた。アメリカ人だからか、主張は米国よりで終始著者を批判(中傷に近い)したという。 一方で、スコット・リッターというUNSCOMの査察官は、映画顔負けの査察作戦を実行して結果を出したことが 本書で紹介されている。なお、スコット氏の本は開戦前に合同出版より出ているのだが、査察により大量破壊 兵器は破棄されたと、ブッシュ政権には批判的だ。出版元は平和人権系のところだが、興味深い話でもあり、 この本も予約した。
ま、色々書いたが、イラク戦争の横顔を眺めるのに使っても良し、過去の紛争や査察の研究に役立てても良しと、 600円(送料込)でコレクター品を入手したにしては十二分に読み応えのある本だった。 今のIAEA事務局長は日本語を母語にしている。退職後、ブリクス氏のような、忌憚のない回顧録を期待したい。
妙に有名だなと思って調べてみたらスコット・リッターは猥褻行為や賄賂など問題のある人物なのか。 うーむ。
以外と有名な事実ですの!?♪。
別に書評だからそんなに目くじらたてなくてもいいんじゃないか?反原発のめんどくさそうなんではなくて一応核兵器関連っぽいし。 NGしちゃったから真面目には読まんが。
原発の本は(軍用関連の記載ない限り)別の場所で書評。 反原発本は似たような内容が多く、選ぶのに苦労するが、書評するならやっぱり別。 そもそも親原発だって別の意味で色々面倒くさいが、 軍に関係ないのに(日本の原発なら尚更)やたらめったら評していいことにはなるまいに。
>>559 イワミンです。
書評も文献探しもしない奴が何ほざいてんだw
と名前欄を名無しで言っておく。
>>468 釘宮の吹き替えで出してほしいの (´・ω・`)
若本の方が…
>>466 当事者たちと仕事してた戸高氏ならではかもしれない。
分からないことは質問してたらしいし、爺ちゃん達も
それが嬉しくていろいろ教えてたらしい。
きっと家では話す相手、特に息子孫がいなかったのかもしれない。
>>560 書評と称して憎悪剥き出しの私怨晴らしを
いつまでもこのスレで許容するわけには行かないよ
これは誰が書いた「書評」でも同じことだ
あ、すいません。 忘却作用っす。全部記憶してらんないんす。心療内科的には海老ングハウスっす。 夜書評したのは下記。 ハンス・ブリクス『イラク大量破壊兵器査察の真実』DHC,2004年 著者はイラク戦争前にイラクの査察を担当していた、 国連の大量破壊兵器査察団(UNMOVIC)の団長を務めた人物。 ちなみに1981年から1997年まで16年IAEAの事務局長を務めています。
ここに常駐してるコテ回答者は名無しに説教されるようなチーチーパッパじゃないんだし、私怨のコテ叩きも大概じゃね?
いや、釘宮さんてだれ? まだご存命の方? なんにせよ、吹き替える必要がいまひとつわかんないっす。
>563 発症者発見、どうしてこんなになるまで(ry
くぎゅ?
573 :
516 :2012/02/22(水) 13:42:42.92 ID:???
スルー><; もしかして軍用オートバイの話題は禁句なんですか?
オートバイバイ
>573 残念ながら… 多分、あまり詳しい人がいないだけではないかと… >572 だまれ感染者め 俺は完治したんだ、再発なんぞしてたまるか。
無理することはないんだよ?さぁこっちおいでよ
Louise! Louise! Louiseaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaahhhhhhhhhhhhhhh!!! yarghh...uh...aaahah-! AaAAAAA!!! LOUISELOUISELOUISEaaaaAAAAaaa!!! Ae...sniffsniff! sniffsniff! sssssaaahsssssaaah.. smells good.... sniff gasp! I can haz sniffsniff pink blonde hair de Louise Francoise?! sniffsniff! Aah! No! I want fluffing! fluff! fluff! Hair hair fluff fluff! Scratch scratch fluff fluff... Kyunkyunnkyui!! Louise-tan was so kawaii in vol.12 of the novels!! AaaAA...AAA...AhAaAAA!! FaaAAAnng! Congrats on the 2nd season of the anime Louise-tan! AaAAAAA! So cute! Louise-tan! Kawaii!AaaAAA! 2nd volume of the comics were grea...nnNrAGGggghHH!! Nyaaaaaargh!! UGyaaaAAAAA!!! Nnnnnnyyyyuuuurrrrgggghhhh!!! Comics...................... AREN'T reality!!! ?...what about the novels and the anime.... LOUISE I S N' T R E A L????? AAAAArgggghhHH!!! Uwaaaaaaannn!! NononononoNONONONONO! EEeeeeaAAAA!!!! HGGGGrrrrruuyynnnnnNN!!! Halkeginiaaaaaa!! You! BASTARDS! I'm quitting! I'm QUITTING REALIT...Y....huh!? She's...looking? Louise-chan on the cover is looking at me? Louise on the cover IS looking at me! Louise... at me! Louise-chan in the pictures in the book are looking at me!! Louise-chan in the anime is talking to me!!! Phew... reality ain't so bad after all! Yessssss! Wheeeee!! YEAH!!! I have Louise!! I've done it Ketty, I can do it alone!!! C..comic... Louise LOUISE-CHAAAaaaaaAAaaAAAN!!!!!!!! HyaaAAAaaaAaaaAAaA!!!!! Ahahaah...ahahaaahhhhahaAnn! Si, Siesta!! HenriettaaaAAAAAAaAA!!! TabithaaAAAAA!! u....uuuu..sniffsniffuuuUUU!!! May my love reach Louise!! May my love reach Louise of Halkeginia!
He is gone...
>>573 一次戦前後ならblindés&matérieにあるけど
二次戦は専門家に任す
>>573 体系的な本自体が無いのかもね。
WW2のドイツ限定ならDoerflerから出ているPodzun-Pallasの再版本とかが有るよ。
(物に寄ってはSchifferから英語版が)
軍用オートバイだけでは無く、軍用自転車の本も出ているし、装甲擲弾兵の本にもオートバイ狙撃兵の事が少し載っている。
問題は、ハードと編制は載っいるけど、実際の運用面に付いては期待薄。
編制の記述が運用の記述に当たるのだろうけど・・・記述自体も体系的では無いし。
>>573 MILITARY MOTORCYCLES OF WORLD WAR 2
Roy Hunt Bacon
>>536 あれは在独カナダ軍ですけどねー
カナダ軍を扱ってる本て「カナダの旗の下に」以外でありましたっけ
>583 在独カナダ軍のは「チームヤンキー」じゃなく 「第三次世界大戦 崩壊への道」ケネス・マクセイ(朝日ソノラマ) だったような… こっちは確か大隊戦闘団規模なので、ヤンキーより一回り大規模のはず。 チームヤンキーはヤンキーの名が示す通り在欧米軍のお話
2月25日(土) 10:50〜11:15 NHK総合 目撃!日本列島「僕は沖縄と出会って…〜20歳の不発弾処理〜」 目撃!日本列島「僕は沖縄と出会って…〜20歳の不発弾処理〜」 激しい地上戦が行われた沖縄で今も多く発見される不発弾。 その処理のため、他県から赴任した陸上自衛隊の若手隊員に密着。沖縄の歴史と現状とどう向き合ったのか伝える。 戦争から67年、激しい地上戦が行われた沖縄には、今も2200トンの不発弾が埋まっていて、 処理には今後80年かかるともいわれる。この処理にあたっているのが、陸上自衛隊の第101不発弾処理隊だ。 番組では、この部隊に沖縄県外から赴任した若手隊員に密着、初めての沖縄や、危険な現場に何を感じたのか、 避難を強いられる住民たちの姿や沖縄の歴史とどう向き合ったのかを描く。【語り】塚本高史(2012年02月25日)
>「第三次世界大戦 崩壊への道」ケネス・マクセイ(朝日ソノラマ) もちろんカナダ軍兵士が全員で きこりの歌を合唱するエピソードもあります
>>568 いゃあ岩見先生の博識ぶりには畏敬の念すら抱きます
史学のプロフェッサーかなと推察します
岩見先生はこのスレの唯一の良心ですね!
これから自衛隊が特集される番組をここで紹介していいですか?
>>583 WW1での日系カナダ人部隊を扱った「黄色い兵士たち」ってのが有ったよ。
今年はミッドウェー&ガダルカナル70年だけじゃなく、フォークランド戦争30年、 キューバ・ミサイル危機50年の年でもあるだから、当事国ほどではないにせよ、 日本でも関連書の新刊&復刊があるといいけど。
>まぁどことは言わないが、批判できる相手が小林よしのり位しか残らなかったせいで、 >戦争の展開を丁寧に追うことなく、日頃嫌っている右翼雑誌のWillまで動員して、 >異様に自己正当化と珍説批判だけ充実させた変なサイトを見ていては、 >決して分からない実情が書かれている。 先生!そんなクズ野郎のサイトなんてとっとと潰しちゃいましょうよ
>>584 近くの書店で古書フェアをやっていてちょうど購入して来た。
ちなみに購入したのは
「第三次世界大戦 崩壊への道」
「菊と龍 祖国への栄光の戦い」
「戦う陸軍農耕兵」
合計1070円
>菊と龍 「花と蛇」なら
>>569 言いたい事はもっともだが
彼は別
日本語が怪しい
以前に
モノが分かってない
それらしい事は言うが中身が無いから何言ってるかサッパリわからない
これは知性が足りない人間の典型的な症状
俺は社会人にモノを教える仕事をしてるから痛いほど良くわかる
>ここに常駐してるコテ回答者は名無しに説教されるようなチーチーパッパじゃないんだし
こういう無批判な姿勢は良くない
批判の為の批判はよくないのはわかるが、批判の為の批判をしてるのは残念ながら彼自身
彼への期待はすべて裏切られる
仕方ないからNG推奨
こんな事言いたくないんだ、わかってくれ
>>596 意味がわからん
もう少しわかりやすく書いてよ
>俺は社会人にモノを教える仕事をしてるから痛いほど良くわかる
先生という人種にも欠陥があるよ。
>>597 俺も分からなかった。
彼自身が「それらしい事は言うが中身が無いから何言ってるかサッパリわからない 」状態。
書評自体は理解できるレベル(勿論賛否は別)。それ以外の部分に問題がある。
ウザいからいいよ
600 :
596 :2012/02/23(木) 00:32:21.72 ID:???
>>597 すまんが該当のスレに書き込む
そっちに来てくれ
ここまで酷いコテハンは前代未聞だが、怪物を生み出した一端に オブイェクト系の一部オタクの行状があることも否定できず。 ある意味ではそっくりだよ。
さっきの文は少し変だったみたいだ 勢いで書いて推敲せずに送信したからな 今も酔ってるから文がオカシイかもだがw 俺は 「私怨のコテ叩きも大概じゃね?」 に反応した 俺が言いたいのは 「正常なフリしててもこういう手合いはスグに暴れるから擁護(らしい)ことはするな」 「肥大化した自己を持つ者は自分を擁護する者が出てくると隠していた自己肥大化願望がスグに出てくる」ってこと スグに見抜かれる自演までして自説を擁護する人間は基本的に自己の意見に追随する、または自己に都合の良いように見える意見を、 その発言の真意を考えずに自己に都合よく解釈するってこと つまりは一般論である 「人を批判するばっかでは良くない。その者の人間性はさておいても発言の内容が正しければ良いじゃないか」 っていうのを見ると 「コイツは俺を無批判に受け入れる人間だ」と都合よく解釈するタイプの人間だってこと だから相手はしても擁護(らしきこと)はしない方が良い コイツは「自分の話を聞いてくれる人=自分の全てを受け入れてくれる人」って受け取るタイプの人間だから
ごめん まちがえた
最悪板かどっかで静かにヲチしててくれよ、わけわかんねえクドいのが自治厨気取りで表に出しゃばると一層倍にウザいから。
>肥大化した自己を持つ者は自分を擁護する者が出てくると隠していた自己肥大化願望がスグに出てくる」ってこと は分かるけど、 >スグに見抜かれる自演までして自説を擁護する人間 については疑問。 所詮想像に過ぎないが、本当に書き込んでない節がある。 文体もそうだが、それ以上に関心というか根本的に何か違うんだよ。
ていうか、酒飲んでネットしないほうが良いと思うぞ。 良くも悪くも「外と繋がってる」のだから。
はい 反省してます
俺は酔ってないぞ! 酔ってないぞ!酔ってないぞ!よっれらいろ!
ガソリンニ ヨウタ
酒は飲め飲め 飲むならば
611 :
名無し三等兵 :2012/02/23(木) 16:29:14.87 ID:g3QByUZS
質問です シリアの軍事関係について いい本はないでしょうか? お願いします
ガダルカナルを全面撤退するとき残置された将兵がいた なんでも川口支隊の歩124連隊の宮野少尉他数十名が撤退援護部隊として 残されたが、宮野以下の消息は戦後も全く不明である
ジョン・アンタルの朝鮮半島炎上ってのを古本屋で見掛けて、一応買ったんだが、読んだ人いる?
これは俺のエゴな意見だけど、岩見浩造はNGしてるし、彼の批判先も知らんから下手に反論とかあってもスレの流れが見難くなるだけなんだよな。 俺もスレ汚しになってしまったので書評も書き込みたいが、最近読み終わった本はチャタレイ夫人の恋人だ。積み本崩しは進まない……。
BLOOD, STEEL, AND MYTH: The II.SS-Panzer-Korps and the Road to Prochorowka 届いたんで、12日のとこをちょっと読んでみた クルスクの戦い―戦場写真集 南部戦区は持ってないんでアレだけど 師団史ではよく分からない第2SS連隊がソフホーズ・オクチャブルに展開してて、 252.2高地にパイパーの第3大隊と第6戦車中隊が守ってたとか書かれてて、鼻からうどんだよ まあ、おもしろいから興味があったら買っとけ Hell's Gate出したRZMの本だから大日本絵画が日本語版出すかも
>>614 お前も軍事関連に絞れ。
また奴がつつきに来るぞ。
ムカつくことに書評自体は軍事に絡めてくるからな…
topgearで延々引っ張るとかはねーな。 あれも奴の工作が混じってるなら別だけど、同時期にLansちんがネタ振ったりすっから。
初質スレから誘導 280 :名無し三等兵:2012/02/23(木) 21:42:14.93 ID:I6aMqWEc 何故日本では先の大戦に関する将官クラスの人物の回想録が、 他国に比べて少ないでのしょうか?佐官クラス以下特に兵卒だった人物の それは無数に出てますが。
敗者があーだこーだ言っても清くないって思うからじゃないの? あと、前線にいた将官は戦死したり自決したり戦犯になったりしたしね 戦後の軍事アレルギーもあって、回想録を出しても叩かれたり…… あと、同じ敗戦国ドイツは出世が早かったから将官の回想録が多いってのもありそうだ
まず、機密が絡んでくること、言い訳に聞こえてしまうこと 余命の短かった人もいること、語る手段がなかったこと(本書くの下手とか) 色々あるんじゃないかな。
そもそも、他国と比べてそんなに少ないの? 仮に少ないんだとして、もともと軍人に限らず 日本で一般に回想録のたぐいが少ないんであれば、 むしろ下士官兵の回想録が多いほうが不思議なことなんでは?
『ヨーロッパ史における戦争』 (マイケル・ハワード)という本を読んで、軍事の発展の歴史に興味を持ちました。 でもこの本、陸軍に偏っていて、海軍の発展・変遷があまり書かれていませんでした。 そこで質問なんですが、海軍の発展・変遷の歴史について書かれた本を教えてください。
>>619 そもそも日本は偉い人が回顧録を書くって習慣が無いのは、一つ影響してるかもね。
その代わり、誰でも日記をつけてるけど。
だから、欧州の偉い人は半ば義務的に回顧録を出版する。
あと日本では1960年代に戦記ブームがあったんだが、
この時期に将官で回顧録をかけるほど元気な人が残って無かったのもあるかもね。
短い雑誌記事程度なら、そこそこ出てるけど。
代わりに、この時期は中堅士官が元気で、その人たちの書いた本が多く出てる。
その後、戦時中に若かった人が晩年に入った時、
つまり1970年代末から1980年代に自分史出版ブームが来て、
ここで日記をもとにした下級将兵の戦中回顧録が相当数出てるんじゃないかな。
「ザ・メイン・エネミー前巻」書評 冷戦末期のCIAとKGBの諜報戦を描いた本 作者がCIA勤続30年で、幹部を勤めていただけあって内容は凄く詳しい。作者は本の中でも主要人物として登場する。 尾行を巻く方法や、エージェント獲得、どうやって情報を得ていたのかも具体的に書かれているが、それよりも個人的な興味をひいたのは、大物亡命者ユルチェンコについて。 彼は将官昇進目前のKGB第一総局大佐というエリートだったのだが、ちょっと病気で弱気になったことと妻や子供を捨てて昔付き合っていた不倫相手(ソ連外交官の妻)と自由に恋愛したいというアレな理由から発作的に亡命してきた。 CIAもこの亡命者によって大規模な情報漏洩を複数発見して裏切り者を見つけることが出来たので、彼の精神を安定させて今後も生かすべく、ユルチェンコの恋路を全力バックアップすることを決意。 CIAの護衛班を引き連れ、カナダ政府をも巻き込む大恋愛作戦を行うのだが…この結末はご自身の目でみてね!
初質280が情報不足かと。
>620 ドイツの場合は非ナチな事を証明する自己弁護とNATOへの就職活動という側面もあったからな。
>>627 国防軍は悪くないって主張のために、組織的に書いてたって話をどっかで読んだ記憶。
『国防軍潔白神話の生成』 にその辺のことは書いてあったと思う。 でもまあ、回想録については文化の違いが大きい気がするよ。 欧州だと昔の人も回想録をたくさん出してるしな。
日本は回顧録より死後の伝記が多い気がする。 ○○伝記刊行会(編)みたいな形で、意外とマイナーな人も出てる印象。
加藤寛治海軍大将は日記が纏められて出版されてるね。 今村均陸軍大将は本人の回顧録も出版されているが、やたらに伝記が多い。
>>624 積極的に本書かれたのは辻ーんと源田さんかなあ。
ユルチンコの恋路
>>629 WW2以前の欧州の回想録、もっと翻訳されて欲しい。
その時代書き方なのか、ナポレオン戦争物とか読みづらくて・・・
まぁ自分の英語スキルがお寒いからだけどorz
中東では独裁者の回顧録がベストセラーになったこともあるというのに
>>625 >この結末はご自身の目でみてね!
ベアデンさん、ステマお疲れさまです
「アフガン諜報戦争」では
ベアデンについて
割と辛く書かれてなかったっけ?
日本では敗戦時に、軍や外務省が公文書特に機密文書を多く焼却処分 しましたが、ドイツでも同様のことがなされたのでしょうか?
>>632 ムッチーも当時の事を沢山文章にしてるよ!してるよ!
>>639 してないのよ。ムッチーも死ぬ数年前まで謹慎してたからな。
短い雑誌記事1本か2本書いたのと対談記事1本、テレビインタビュー1回?
国会図書館で2回録音を受けたのと、そんときの原稿30枚をまとめた小冊子。
あとは戦前に書いた「武経入門」という小冊子1冊。
自分の尼の欲しいものリストは、和洋書共に戦史しか登録していないけど、 「あなたのリストに入っている他の商品を買った人は、こんな商品も買っています」に、 『経済学 名著と現代』 『コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった』 が出て来るのだが・・・ これは、このスレの住人の購入結果が反映されてるのかな?
>>640 「俺は悪くない」って趣旨の駄文バラまいてたじゃん
>>641 あれはアテにはならない
間違って一回でも踏むと反映されるっぽいし
名前の類似ってやつでも反映してくることがある
>>642 それが死ぬ2年位前の話。
国会図書館がやったオーラルヒストリー録音の発表原稿として1964年4月に作ったもの。
それのコピーを、翌年の7月のビルマ従軍者の大会や2年後の本人の葬式で配った。
そもそも牟田口が自己弁護をするきっかけになるイギリス軍中佐からの手紙をもらったのが、
死ぬ4年前になってからで、牟田口が動きだしたのはそこから。
70代半ばで病気で死にかけで失意のどん底の爺さんが、
かつての敵方から過分なおほめをいただいて、舞い上がっちゃったわけだな。
たまたま戦記ブームも重なって、
NHKのインパール番組絡みで取材を受けたり(1965年夏)、
『丸』に対談記事が載ったりしたわけ(1964年末)。
国会図書館の件はたまたま1963年に盧溝橋の件でインタビュー録音を求められたとき、
ついでにインパール作戦も聞いてくれないかとムッチーから頼んで、1965年に実現したもの。
死に際に雪辱を求める私欲と、このままだと自分の死で「真相」が闇に消えるという使命感で、
必死になってやったことなんだろうなと思うよ。
>>644 そこらへん網羅した牟田口の評伝を誰か書いてくれないものか……。
わりと売れるんじゃないのか 軍事に詳しくなくてもムッチーのこと知ってる奴多いしな
そのムッチーの言い分を真に受けて インパール作戦を正当化したような主張が 酷使様に見られるのは何でだろ? 幾ら酷使様が不勉強の代名詞とはいえ あんな作戦を擁護するってのは セルフ・ネガキャン以外の何物でもないと思うんだが
>>644 そんな話は聞きたくなかった。
自分の間違いを終始認めず、部下を罵倒し続けて、一言も謝罪しないで、
ジンギスカンハウスを経営する鬼畜ムッチーでいて欲しかった。
>>649 しかもね、件の手紙をもらう前の年に独断撤退した佐藤幸徳が死んでるんだが、
その葬式に牟田口は出かけて、遺族に自分が悪かったと頭を下げて詫びてるんだぜ。
それが、わずか1年後に変な手紙もらったせいで、大暴走しちゃうんだから、
差出人のイギリス軍中佐ってのは、なんとも罪作りだと思うのだよ。
晩節を汚すのは本人のパーソナリティでしょ。
>>648 インド解放の大東亜聖戦の大義と、大逆転できた惜しかった話に酔うんでしょ
ブリテン人の毒電波当てられたボケ老人のうわごとに、酷使様が大興奮
なんつうか、不幸の手紙の連鎖
なにそれ
酷使笑うないつか来た道、牟田口笑うないつか行く道だな
むっちーの話は盛り上がるな 若干スレ違い気味だが
陸軍作戦は、ほら、学卒ライターが召集されブルジョアから内務班の下層に突き落とされるから 恨みも深いんでしょ 海軍の場合は、伝記記者は学卒志願で短期現役士官とかで わりといい目も見ているから阿川さん
元将官だと遠藤三郎陸軍中将がいるな 自伝「日中十五年戦争と私」の副題が「国賊・赤い将軍と人は言う」 ノモンハン事件後の損害復旧とか、航空軍需部門とか、そういう日本の限界を見てきちゃったから、 日本は近代戦をできる国ではありませんという結論に行ったという 重慶無差別爆撃に反対して海軍と対立した話なんかが書いてあって面白かった
ぶっちゃけ本当に何の関係もない興味もない第三者の目から見ないと冷静な評価なんてされてないに決まってる でも何の関係もなく興味もない第三者はわざわざ調べてそれについて書かない どんな伝記でも回想録でも色眼鏡がかかってると思って読みましょうね、ってのは当然の話かと
>>656 その点、海軍でも特務士官が書いた本はわりと海軍エリート批判が辛辣な気がするね。
>>644 ああ、あれそういう経緯なのか。
詳細感謝する。
本が書かれた経緯というのも重要であるな
>>640 葬式の時に配った自己弁護の同人誌があるだろ。
ムッチーはたしかインパール作戦関連以外だったら、もういくつか文章書いてるはず。 シンガポール作戦のときの話をなんかで読んだ。
福田和也『乃木希典』(文春文庫)読了 司馬遼太郎を頂点に、詩人将軍、演技性人格、軍人として無能といわれた人物の再分析 上記毀貶を肯定しながらも、演技性人格の動機として、 武家の家系に生まれながら虚弱と罵られた人物が 維新、国軍創設のさなか、武家出身の連中に疎外されつつ 30代後半のプロイセン留学で、「軍人の本文の一つは徳義の実現」 「(秋山兄弟の軍事科目や、森鴎外の軍事医学同様)これを国軍に導入するのが私の使命だ」と 帰国。まあ自己実現の目的を見出したという事 陸軍省への報告書でもそう書いて、以降、留学前の遊び人から一転、旅順戦、殉死までの性格の一環を描く。 ・・・いや、なんでもない内容にみえるけど司馬遼太郎その他、多くの研究者が膨大な生活史を「状況証拠」にして 乃木の殉死に至る精神史を「憶測」しているけど 本人がとりあえず、「こうなりたい」と明治20年代に書き残し、明治37〜8年、そう行動し、明治45年に原理に従って自決したという 簡潔明瞭な内容に、ちょっと目を開かれたわ
「こうなりたい」っていう書き残しから、「そう」行動した、っていうのの 「こう」と「そう」が同じだと結論づけるのは憶測の一種だと思うけど…
いくらなんでもそれは難癖すぎw
なんか日露戦争スレと同じ流れみたわ いやだなあ
>>666 この人、批評は面白いけど自作はいつもどこかが変なんだよね
「アフガンの男」がAmazonでぼろぼろな評価なんだけどなんでだろ 潜入前の下準備とか詳しく書かれてるし アクションが皆無で地味って言われてるけど現実の潜入捜査もあんなもんじゃないの?
探偵物だってゴミ漁りとか郵便物の窃盗とか盗聴とか盗撮とか リアルなお仕事内容なんて書かないだろ
>>672 黒玉ねぎの潜入日誌とかトイレ掃除の業務報告書だもんな。
「戦争の犬たち」は下準備の話しが面白かったけどね。
リアルだよね、リアルじゃ戦争準備の序盤でFinってしまったが。
赤道ギニア軍って強かったのかいな
帝国の終焉「スーパーパワーでなくなった同盟国・アメリカ」 アメリカの現状が面白い。軍事から福祉へのシフトが急激に始まっていると。 砲弾の代わりにケーキが届いたというベトナム戦争の思い出話なども。 ただ、海軍のアベンジャー乗りだったパパブッシュを 「空軍」パイロットとしているのはどうなのかな。
州空軍にもいたよ
>>678 ぐぬぬ、合ってましたか。内容は軍事的に突っ込んだ話は少ないですが
著者の情報源から得られる全体的な見通しはなかなかスジが通っていました。
アメリカはもはや中国と戦争する気はほとんどないと。
グアム移転どころかオーストラリアへ。
さて、日本は危ういですなあ。
どうせ中国も戦争する気は少ないだろ 覇権握りたいだけで
ただのパワーゲームだよね
だからどっちももし戦争になった場合に勝てる戦力を整えておいて、戦争に持ち込ませない様にしてるんだろ。 アメリカが本当に戦力引き上げるんならもうモンロー主義ばりに引きこもるんじゃないかなと思う。
帝国の終焉の続き。 中国はアフリカ開発にかなり入れ込んでますが、 満州鉄道を真似た政策であるとともに、 人まで送り込んじゃってアフリカの混乱の原因になっている。 中東について イラン情勢などは既知ですが、 中国との一番の違いは、中国は人口抑制を真剣に考えているが、 中東は人口を増やし続けている。これはやがて大きな問題になっていくと。
中国脅威論者の中には、ただの先制攻撃厨みたいなのが多くてなえる そのせいでまっとうな警告が機能しにくい
インド辺りに比べればよくやっているという話だが、食糧政策的にギリギリまで増えているし、それは必ずしもマイナスではない(極東ロシアへの圧力なんかに使える)が、少子高齢化やら黒孩子やら問題山積だけどな。 国家上げて取り組んでる西部大開発(食糧増産のためのインフラ整備を含む)が順調ならなんとかなるけど、トラブると影響がデカい
686 :
名無し三等兵 :2012/02/25(土) 19:37:28.42 ID:I3lk+gWN
ここで聞いていいか迷ったのですが。 明治初期から太平洋戦争終結までの日本陸海軍の兵員数と軍艦の総トン数をまとめた年表が 載っている本でお勧めというと何があるでしょうか。既出でしたらすみません。 日清戦争の際に7個師団が編制されていたとかは分かるのですが、具体的にどれくらいの兵員数 なのかが分からないもので。よろしくお願いします。 もし、他のスレがあるのでしたら、紹介して下されば幸いです。
グイド・クノップ『100のトピックで知るドイツ歴史図鑑』 ヒトラー暗殺未遂事件の項目で、無条件降伏や戦後の分割占領は 免れなかっただろうと前置きしつつも、もしシュタウフェンベルクのヒトラー暗殺と、 彼の同志のクーデターによる暫定政府樹立が成功していたら、その時点で 間違いなく戦争は終わっていた、その分犠牲も少なくて済んだ、ドレスデン爆撃も ベルリン攻防戦も無かったとクノップは主張しているが、やや楽観的な仮定分析だと思った。 彼らは西側とだけ講和して、ソ連との戦争は続ける構想だったから、仮にヒトラー暗殺と 暫定政府樹立に成功していたとしても、直ちに戦争終結が実現したかどうかは疑問だし、 何よりクーデター派には国内に支持基盤を欠いていたから、ドイツ国民の支持を得られたかどうかも疑問。 最悪、イタリアの二の舞、親衛隊との内戦や、第二の「匕首伝説」の誕生など、戦後に禍根を残す結果に なっていた可能性の方が高かったと思う。
>>686 福井静夫「日本の軍艦」はおさえとけ
原典ともいえる一冊だ
念のため 今の目でみればかなり怪しい記述も多々あることは断っておく だがそれでも、読んでおくべき一冊だよ
今唐突に気になったんだけどアジア太平洋戦争で沈められた船による海洋汚染を評価した本とか存在するのかな
>687 一応ドイツは、不幸にして対露対仏の二正面作戦になった場合は 全力を持って片方を潰し、返す刀で反対側を叩くシュリーフェンプランの伝統もありますし 1917年にはロシアの単独講和で、西部戦線で一大攻勢をかけた歴史もありますので ・・・でもまあ確かに後世の俯瞰でみれば願望かもね
>>687 >グイド・クノップ
聞いたことがある名前だとおもったら、『ヒトラーの共犯者』の人か。
デーニッツやシュベーアあたりまで極悪人扱いしてて違和感を感じた記憶があるなぁ。
『ヒトラーの戦士たち』でも、ヒトラー暗殺計画に参加しなかった軍人を、 臆病者、ナチスの潜在的な共犯者扱いしていたからな>>クノップ 叙述手法以上に、こういった歴史解釈の方に賛否は多いだろうな。
>>691 過去の歴史はドウであれ、当時の国際情勢では、英米がそんな虫の
いい内容の講和を受け入れた可能性はかなり低いだろうな。いずれにせよ、
シュタウフェンベルクらが英米とだけ講和して、対ソ戦は続ける考えだった
のは事実だから、もしヒトラー暗殺&暫定政府樹立が成功していたら、間違いなく
早く戦争は終わっただろうというクノップの主張は、説得力に欠ける。
695 :
名無し三等兵 :2012/02/25(土) 21:44:58.67 ID:pq698wO9
在日米軍基地の住所(と言うのかなあ)?は、カルフォルニア州の一部扱いであるようです。 カルフォルニア州の飛び地扱い。 そこまでは分かったのですが、では在韓米軍基地や在独米軍基地等々、はどうなっているのでしょうか? やはりカルフォルニア州の飛び地なのか、それとも米国の別の州の飛び地扱いなのか。
696 :
695 :2012/02/25(土) 21:46:05.60 ID:pq698wO9
すいません。誤爆しました。
『世界王室物語』と『王家を継ぐものたち』では「ギド」・クノップと表記 されていたな。>>グイド・クノップ 検索の手間が増えるっての。
誤爆になんですが、そういうときは「所在地」が一般的な言い方だと思います。
>>682 「ウィー・アー・ヤマオカー!!!!1」位の転換がないとちと難しい。
>>646 その辺の経緯は高木氏の『抗命 インパール』(文春文庫版)に全部載ってますよ。NHK特集でも佐藤中将を批判したとかね。
週刊産経や○で自己弁護とかは磯辺卓男氏が自費出版した本に引用されてます。まだ現物を見た事はありません。
そういう話を華麗にスルーする性癖が官製史書にはあるので、民間研究家は大事なんです。
唐突で申し訳ありませんが 以下の2つを知るのに有用な書籍・雑誌・サイト等がございましたら、教えていただけますでしょうか @通常兵器を用いた現代戦の具体的な流れ (例えば他国を攻めるならまず最初に巡航ミサイルなどで 指揮系統の破壊を狙う といった手順 間違ってたらすみません) A兵器の世代 (例えば戦闘機ならF22は第5世代、F4は第3世代というような、同じ種類の兵器 の大まかな世代分け) (※最初にご質問した初心者歓迎スレにて誘導があったため、了解の旨を先方にお伝えした後 こちらのほうで質問させて頂きました 一部ですが文章は改変してあります)
>>652 加えて、命令違反を称揚する方向で取り上げると、指揮統率に悪影響という考えが結構あるようです。
命令違反と言う観点からの批判は戦後も根強いですから。
恐らくですが、旧軍、陸自系の方の中には、佐藤中将を賞賛する方向から左翼の浸透工作でも警戒していたのではないですか。
ちなみに、産経の牧野弘道氏はコヒマ攻略論者で命令違反批判者ですが、牟田口については否定的評価としています。まぁメジャー誌で書くにはその辺が限界でしょう。
酷使様の推進役といえば、軍事研究で連載していた太田と言う歯科医ですが、
あの人が社会的にどういうポジションにいるかといえば、自衛隊の協力団体
に関わってる民間の研究家な訳で、軍オタにも如何にもいそうなタイプですわ。
そういや、防研上がりの菊澤氏も佐藤中将の命令違反が良いか悪いかについては、『命令違反が組織を伸ばす』で、明言を避けていますね。
何か言うとまずい事情でもあるのかな。何せ空気を読むのに長けてそうな方ですから。
>佐藤中将を賞賛する方向から左翼の浸透工作でも警戒していたのではないですか。 自己レスだがそういや安田浩一っていうジャーナリストもツイッターで偽牟田口に挨拶してたっけなぁ。やっぱそう見えるんだと感心したもんだ。
>>701 Aのジェット戦闘機についてなら、
学研の「世界のジェット戦闘機FILE」が安くて
けっこう網羅的なので入門書としては良いと思います。
705 :
701 :2012/02/25(土) 23:34:58.22 ID:???
言い忘れたが、牟田口の好きな物は 1勲章 2女 3新聞社
何してん
>>707 あきまへん
わてら死にとうない
はよう帰りたい
安1等兵
山下英一郎『シリーズ制服の帝国』では、シュタウフェンベルクらに かなり厳しい評価がされていたな。
エセ保守・四馬鹿 ホラ吹き詐話師(半藤、保阪、秦、立花)=通称3H+T 日中戦争を勃発、泥沼化させ、対米戦争で大損害を出した張本人の 戦犯・山本五十六の根本的な罪を黙殺し ひたすら東京裁判史観を肯定して、特定軍人罵倒によって 感情論で陸軍悪玉論を扇動・宣伝するしか能が無い 金儲け目当てで大嘘の近代史を語る似非保守・詐話師カルテット(半藤、保阪、秦、立花)= 通称3H+T が関わった幼児向け童話・昭和史に、 史実など微塵も無いwww
ここでいくら叩いても渡部が学者仲間から声もかけられなくなったのは変わらないから<ため息
●満州国建国を、建国当時のアメリカは支持していた(共和党政権)
アメリカ(世論と議会)は日本と戦争する気はまたくなかった。
アメリカは議会で野党になったとはいえ、過半数に迫る共和党が
反ソ、親日で日本を支持していた。
それを山本五十六がハワイを奇襲攻撃したことによって、
全米世論を反日にしてしまった。
1932年、フーバー大統領と共和党は満州国を承認する法案を議会に提出する準備を進めていた。
与党共和党は、ソ連を国家と承認せず、逆に満州国を国家として承認するする方針だった。
しかし大統領選でルーズベルト(左派・民主党 親ソ)に敗れたため反故にされた。
そして民主党ルーズベルトは共和党の反対を押し切りソ連を国家と承認した。
以下引用
日米開戦に先立つ前の時期、共和党は日本よりもソ連を警戒しシナの共産化を怖れており、
日米開戦には否定的な主張をしていた。
当時、共和党のフーバー元大統領は「ソ連を助けて参戦することは、共産主義を世界に捲き広げることになる」と主張し、
真珠湾攻撃に至るまでは共和党議員のほぼ全員が対日戦争に強く反対しており、
「対日圧力を中止せよ」と民主党のルーズベルト大統領を批判していたのだ。
大統領時代にフーバーは、満州事変に対して「日本に経済制裁を加えよ」という民主党や
ヘンリー・L・スチムソン国務長官(共和党員ながら容共・親中反日であったために、
後のルーズベルト政権でも陸軍長官に起用)の主張を一蹴している。
また1932年10月の閣議においてフーバーは、ソ連によるシナ赤化工作を警戒して
「アメリカは日本と久しく深い友好関係にあったし、日本の立場をも友好的に見なければならない」という覚書を提出し、
満州事変は日本の正当な治安維持措置であり日本は共産主義の防波堤だと力説している。
http://jpn.yamato.omiki.com/documents/two_america/4-2.html
みなさま、アホの岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM を撃沈させるために 山本五十六 及び 半藤一利 を徹底して叩きまくりましょう。 こいつらこそが日本の癌です。
>>706 >2女
ではなくて
2メーマ(女)とか書いてあったのをどこかで見た気がする遠い昔の思い出。
【山本五十六こそが日本を破滅に導いたA級戦犯】 ■日中戦争 勃発、泥沼化 (海軍の予算拡大が目的) 海軍次官・山本五十六は、陸軍と対等の予算獲得のため大量の爆撃機配備をもくろみ その宣伝のため脅威をあおり中国空爆を計画した。 海軍の南京爆撃は盧溝橋事件以前から準備していた、中国に対する計画的な侵略戦争。 当初は敵飛行場を標的にしたが、山本が開発した96陸攻は防弾装備が皆無で旧式の敵戦闘機に撃墜されまくり、直ぐに都市無差別爆撃に切り替える。 第二次上海事変を機に4ヶ月にもわたって南京への猛爆は敢行された。 山本五十六が中心となって強行した南京無差別爆撃こそが日本の暴走の始まりである。(日中戦争泥沼化) そしてこれこそが全中国人を反日で団結させ、世界を敵にまわす結果を招く。戦略的な効果は殆ど無く日本の被害は増大。 ルーズベルト大統領は海軍の南京無差別爆撃を世界に向けて非難。(隔離演説) アメリカ大統領が歴史上初めて、日本を強烈に非難した。 (満州事変でさえもアメリカ大統領が日本を批判したことは一度も無かった。) ■対米開戦 米英不可分論によって対米戦争を主張し、対米脅威論を流布し海軍全体を強行に対米開戦に決意をさせた。 皆の反対を押し切って米国本国であるハワイ、西海岸を奇襲。 戦争に参戦しないというルーズベルトの公約は反故にされ、日本支持だった共和党までが対日、対独全面参戦を支持。 米国世論は反戦から参戦支持に豹変し、アメリカを総力戦に無理やり突入させた。 国の方針(対米英蘭蒋戦争終末促進に関する腹案)では、米国との和平を視野に入れていたが、 海軍のハワイ奇襲(東条首相ら政府は知らされていなかった)によってそれは絶望となった。 ■その他疑惑 海軍の外務省に対する無通告による真珠湾奇襲の要求は、山本五十六が圧力をかけたのではないかという疑惑がある。 野村大使と海軍の不正な関係も疑いがある。偽りの外交による騙し討ちは、山本五十六が主導した可能性が濃厚。
演説はよそでやってくれないかなあ
>>717 くだらん演説は他でやれ!
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V
ヽヽ〃 /
ヽ〃 真珠湾奇襲プシュ!
( _)
| | シコシコ・・・ シコシコ・・・
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/⌒ヽ⌒ヽ___ | ∴ヽ 3 )
/ ゝ |
/ _ ゝ___)(9 (` ´) )j
/ 丿ヽ___,.───|彡ヽ ―◎-◎-| ハァハァ…
/ ) (彡 |
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昭和史に詳しいw 作家の半藤一利大先生 www
全て岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM が悪い
>>701 1は戦史を紐解きつつ戦術やドクトリンを調べるのがいいと思う。
2はwikiを見たらいいんじゃね?
評判の良い歴史群像アーカイブの「ミリタリー基礎講座戦術入門」、WW2の方ばかりが取り沙汰されるけど、 2の「現代戦術への道」の方はどうなんだろうか
内容は良さそうでしたよ。資金逼迫のため当面買えませんが。 歴群もそろそろ新しいライターを発掘して毛色を変えて欲しいとは思うけど、 そうそう良質のライターが製造できる訳でもありませんからね。
>>717 くだらん演説は他でやれ!
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ヽヽ〃 /
ヽ〃 真珠湾奇襲プシュ!
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/ ) (彡 |
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昭和史に詳しいw 作家の半藤一利大先生 www
てか、逆じゃない? 2がWW2で、3が現代戦術
>>690 “アジア太平洋戦争”てなんぞ?最近の流行り?
729 :
516 :2012/02/26(日) 17:56:14.31 ID:???
返事が遅くなって申し訳ありません、皆さんレスありがとうございます。 やはり軍用オートバイ関連となると運用云々や軍当局の要求する車両の仕様等を語るよりもカタログ本的な「昔こんな軍用バイクがあったよ」みたいな奴が多くなっちゃうんですかねぇ。 一応何冊か私も取り寄せてみたのですが Motorcycles at War: Rare Photographs from Wartime Archives (Images of War) Gavin Birch (著) ISBN-10: 1844154084 ISBN-13: 978-1844154081 タイトルどおりのカタログ本、当時の写真の中からバイクがらみをまとめました的体裁。 British Forces Motorcycles 1925-45 Chris Orchard , Steve Madden (著) ISBN-10: 075094451X ISBN-13: 978-0750944519 英国車オンリー、一部レストア車や戦後の画像が混じっている為誤解を招きそう。 The World Encyclopedia of Military Motorcycles: A Complete Reference Guide to 100 Years of Military Motorcycles, from Their First Use in World War One to the Specialized Types of Today, Featuring Ov Pat Ware (著) ISBN-10: 0754819604 ISBN-13: 978-0754819608 いろんな車両が見たいという方には良いかも、ただし古株のミリオタ氏に見せたところ「(大半は)どこかで見たような画像」との事 皆さん情報ありがとうございました、私ももう少し検索範囲を広げて探してみます。
731 :
名無し三等兵 :2012/02/26(日) 19:13:09.43 ID:7zHk07vM
>>686 です。
688さま、ありがとうございます。「日本の軍艦」を探してみます。
それにしても、陸海軍の兵員数と言うか、定員の推移が分かる資料というのは、
やはりないのでしょうか。こまめに書籍等の細部を調べていくしかなさそうですね。
>>690 本は知らんが、ウルシーで回天に食われた給油艦ミシシネワの事例とかはわりと有名だな。
向こうで今年出る予定とのビーヴァーの第二次世界大戦の通史は、 著者がイギリス人だけに、ヨーロッパ戦線メインで、太平洋はビルマ方面 メインの可能性もあるな。
>>711 渡部?渡部昇一のこと?
あの人は歴史学者じゃないから専門家は相手にしてないんじゃない?
相手にした自称専門家は大体敗れ去ってるみたいだけど
>>731 防衛省の研究所に問い合わせてみるのはどうでしょうか?
試みに、JACARでちらっと検索してみましたが、断片的なデータしか出ませんでした。
(フランスからある年の海軍人員の問い合わせを受けて、答えている公文書など)
じっくり探せば出て来るかも知れませんが。
古代ローマの戦争や兵器だと 古代ローマ軍団大百科、古代ローマの戦い、戦闘技術の歴史 古代編がオススメ。 (。・_・。)ノ しかし、値段が張る。 定価が古代ローマ軍団大百科は\13000、古代ローマの戦いは\4500、戦闘技術の歴史 古代編は\4500する。 当方は図書館から借りたが買うか検討中。
>>736 氏には、テルマエ・ロマエを読んだ感想を是非伺いたいw
>>728 京都的には
本願寺を巡る毛利と織田の水軍の戦い
>>737 まだ読んでは無い。
湾岸戦争とベトナム戦争の機甲部隊の話だと熱砂の進軍もいい。
第二次大戦のクレタ島攻防戦に関しては、あのアントニー・ビーヴァーが 丸々一冊このテーマに割いた著書出してるから、白水社あたりから邦訳でないかな?
そういえば戦闘技術の歴史って近世編はもう出てたのか。 中世編が面白かったから近世編も図書館で探してくるかな。
>>722 返信が遅れましたが、ありがとうございます
ウィキは戦闘機や戦車については世代の記述がありましたので、
参考にさせて頂いております
戦史はあまり触れたことがなかったのでそちらのほうの本も参照したいと思います
ありがとうございました
別スレで戦闘技術の歴史良かったって書いたら、萌えるなんたらと大差ないとか内容が微妙とか酷評されてへこんだ
どこがどう良かったのかを説明し、 他の本と大差ないならどう大差ないのか、 微妙ならどう微妙なのか説明を求める、 それが書評板の人間というものでしょう! いや、よく知らないけど
板ではないだろ
いつかは板にしてやろうという気概で頑張っていきたいのです。 まあ実際書評板とかできても、軍事関係の書評は軍板で、とかなりそうな気も…
>>743 萌えミリはライターの文章でしかないから、
その種のまともな学術書の方がずっといいよ
どくそせんなんかにも言える
どっかの板(鉄板や世界史など同類系じゃないところ) に本のスレッドが出来てたけど、明らかに 事実関係に固執したり、細部に拘ったりする軍板の習慣には合わなそうだった。 感情論が幅効かしてたし。軍オタみたいに変に理屈で言い訳しないのは良いかも知れんが、歯の浮くような空理空論が多くて得る物は無かったなぁ。 何だかんだいっても軍板は肌に合う。 話を書評に戻すが、木元氏はまた戦車隊の本をNFから出してましたね。 安いのですぐ買ってしまいました。やっぱ文庫本最高!
戦闘技術の歴史と内容が大差のない萌える何とかって何なのよ
>>742 私が言うのもなんですが、出典や脚注の多い記事を参考にされる方がよろしいかと思います。
自衛隊の兵器で例示すると、89式小銃や戦車は手堅いかと。
ああいう充実したタイプの記事も最近は増えてますんで。
記事のベースになった文献で貴方にとって良い掘り出し物もあるかもしれません。
読者にもよると思うけど。 何の予備知識もない人間にいきなり学術書はキツイ場合も多い。 一次資料はもっとキツイ。
雑誌記事と学術本の間くらいの位置だな 読みやすくそこそこ濃い。絵はいろんな意味でおまけ。
中学生高校生位の層があれで興味持ってくれるならそれはそれで良いと思いますけどね。>漫画 ぶっちゃけ自分がその年齢で読んでた本だって学術書に比べりゃ全然だよ。 当時からコンバットコミックみたいなのはあったけど、あれでも ストーリーの都合上解説を端折っている話は意味が分からなかった。 でもガキにも分かるように書いてある本は珍重したもんだわ。
どくそせんはけっこう濃かったな 絵はおまけってのはそのとおりだとおもう
戦闘技術の歴史は学術書なのか? すごい読みやすいし、初心者向けだよ
>>755 日本で一番内容がまともな軍事全般を扱う書籍は?
↓
イカロス出版のアレとか
割と笑えない事態
戦闘技術の歴史と同じ分野で萌え本ってでてたっけ?
多分無いかと。 入門用とか、掘り下げ程度が同じとか、そんな意味かな?
>>758 そんなもん無かったと思うがな。
仮にあったら話題になるだろ
駆逐艦に興味あるんだけど、オススメの本ある? 国籍はどこでもいいけど、日本語に訳されてるやつで
>>761 WW2なら、第二次大戦駆逐艦総覧という訳書がある。
>>762 実はもうすでに持ってるw
ブラジルとかペルーのやつまで載ってて凄いけど、その分内容が薄いなぁと感じた
堀元美の「駆逐艦―-その技術的回顧-」とかはどうよ。 海軍造船官の本だから日本海軍中心の記述になるが。
木元さんの『前進よーい、前へ―陸上自衛隊戦車部隊』が 『戦車隊長―陸上自衛隊の機甲部隊を指揮する』っていう名前で光人社NF文庫になってるね。 追記はしてないが改訂はしてるようだ。
>763 【日本水雷戦史】木俣滋郎(図書出版社) 【日本駆逐艦物語】福井静夫(光人社) とかもどうよ って、そういえば「世界巡洋艦物語」が積んだままだったの思い出した…
>>761 もう持ってるかもだが
海人社増刊
「日本駆逐艦史」
「イギリス駆逐艦史」
丸メカニック「軍艦メカ 日本の駆逐艦」
Arms & Armor Press
"English Destoyers of World War I"
>767 ムック本を持ってくるなら、学研が艦型別に何種類かだしてような… 松型とか陽炎型とか秋月型とか
>>735 さまへ
686です。やはり、そこまでしないとダメかもしれませんね。
余り商業的に売れそうな分野ではないですし、
どうもありがとうございます。
3月に岩波から仏独の歴史家が共同執筆した第一次世界大戦の通史が 出るとのこと。通史だから軍事面以外の記述(銃後の暮らしなど)も 少なくないだろうし、著者が仏独の歴史家だから西部戦線メインだろうけど。
ベルギーの扱いが気になるところだな
週刊 駆逐艦! 毎週1隻をピックアップ! その艦の性能から戦歴、こぼれ話などを漏らさず隈なく解説!! 全刊そろえれば世界のすべての駆逐艦を完全制覇!! 付録は特製「雪風」金属パーツ 毎号そろえれば1/100雪風金属模型が完成! ♪ディアゴスティーニ
東部戦線メインの第一次世界大戦本って日本語でもある?
ロシア人の歴史家ないしはノンフィクション作家が書いた、東部戦線&ロシア軍メインの 第一次世界大戦の良書の日本語版も出して欲しいところ。
2014年に向けて日本でもWWI本のラインナップが増えると良いのう。 最近は外国語出来る趣味人は容易に海外資料もアクセスできるし、 それを上手いことまとめて解説本を作ってくれればなおよし。
イタリア人の歴史家が書いたWWIイタリア戦線本や、トルコ人の歴史家が 書いたWWI中東戦線本もラインナップに加わるといいんだが。 これらの戦線ものは、ガリポリの戦い以外日本では手薄だし。
2014年の第一次世界大戦開戦100年の翌年は、第二次世界大戦終戦70年が 控えているからな。日本の出版社では、後者に向けた関連書の新刊&復刊の方に より力を入れてそうだけど。
マイケル・ハワードの薄い本とか出ればいいのに(WW1の)
薄い本と言われると別のあれが思い浮かんで…
軍板ってちょっとホモ多くないっすかねぇ…
>>783 そんなことないよ
その認識を改めるためにテーバイの神聖隊に体験入隊して来なさい
ホモ船団について詳しく書いてある本は無いですかねぇ
このままじゃヒ船団生き残りがホモ船団になっちゃうヤバイヤバイ
そう・・・。そのまま飲みこんで。僕の45口径46cm砲・・・
ドイツ連邦軍より先進的な板はここですね
>>788 ドイツ連邦軍って、そうゆう所なの?
アッーってやつ・・・
ブックオフじゃ値段高い方
北海道日本ホモファイターズの悪口はそこまでだ。
この流れなら言える 軍内での同性愛をネタにした(薄くない)本はないでしょうか・・・
皇軍はホモ行為なんてしてたら銃殺されそうなイメージだが
そろそろ独立戦争の時期かな…
アメリカなら同性愛者の権利何とかでありそうだがなぁ。 ぶっちゃけあんなの認めると、同性愛者を男の隊舎に放り込んだだけでも 女性兵士の隊舎にやる気満々の男を放り込むようなもんで、周りが偉い不憫な希ガス。
>>780 2015年はヒトラー自殺70年の年でもあるから、それに向けて日本でも、
翻訳物中心に伝記やヒトラー関連の文献の出版も相次ぎそう。
フィクションになるんでしょうが、ゲイ雑誌で旧軍物ってのは確立したジャンルだったみたいですね。 M検ネタってのが昭和30年代に流行ったらしいです。 戦記ブームと関係があるのかはわからないですが。
>>798 別に同性愛者がみんなやる気満々とは限らないだろ…
同性愛者カワイソス(´・ω・`)
これだけじゃなんだから昔の雑誌の別冊だけど本を紹介。
『ソビエト・ロシア戦闘車両大系(上)』 古是三春著 グランドパワー2003年10月号別冊
名前の通りの本だが、とにかくマイナー車輌から試作車まで網羅的に紹介している本。
各項目には写真か、最低限絵が付いていてわかりやすい。
日本語でこれ以上網羅的な本は無いんじゃないかなあ。
ただし稀に写真と説明の組み合わせが間違ってたりするんで注意が必要。
上巻は1次大戦から第2次世界大戦まで。
『昭和二十年夏、僕は兵士だった』にトラック島の主計将校の話が載ってたんだが、 ホモに目覚める軍属が多かったと話してた
昔は褌だからな ホモだったら好きな奴の盗んでクンクンできるな
こんなガチホモがいるスレに一緒にいられるか! 俺は一人で寝るぞ!
犯られる前に排除!になりそうな気がする
こんなホモだらけのところにいられるか! 宗主板に抗議してくる!
なんだこのスレの流れは…たまげたなァ てか始めてきた人がこの流れを見たら誤解されるだろ
何気に皆ノリノリでw
たまにこのスレ開いてる時に笑心者スレかブリテンスレと勘違いするときあるな。
>>801 上下巻とも持ってるけど良いよねアレ
「これ、何て車輌だっけ…」とパッと調べるのに向いてる
正誤表は下巻の巻末に載ってるんだよね
>>811 やあ、同志、カーテンの交換は順調かね?
>>812 下巻に正誤表ついてるのか
古本探すか…
上巻の正誤表が下巻に付いている本を見ると何時も思う、 「下巻の正誤表は何処に?」 途中から一枚物の正誤表が付けられて流通し出したのを何かで気が付いて、送って貰った事も。 今ならネット上に有るんだろうけどね。
むしろネットで正誤表出せばいいやと出版社が考えて、テキトーな校正で出版される展開
電子書籍化が進んだら、訂正は自動アップデートになんのかねぇ
洋書で、2巻に1巻の正誤表、3巻に2巻の正誤表と言う本が有って、 再版時に、各巻にその巻の正誤表が付く編集に変わった。 各巻で完結するとは言え、本文を修正する気は無いのかと。 版組を変えるのが大変なのは判るけど・・・
謎の1セント硬貨 真実は細部に宿るinUSA 向井万起男 宇宙飛行士向井さんの旦那のエッセイ集、経歴に似合わず文体は椎名誠系統 んで、軍板に関連というとキルロイ参上編。2chAAの始祖ともいえるグラフティとKILROY WAS HERE!のラクガキ定型句wの発祥に鉄の女ロージー(腕まくりのポスターの人)のエピソードを絡め新たな伝説を作り上げてしまった。 兵器だったり戦略だったりハードの部分はグノタの領分なのだが、ソフトスキン(フォークロア)の調べ物というかこのあたりは軍事素人(マキオちゃんは観察力洞察力が切れる人ゆえ素人扱いはどうかともおもうが)のなんだろうという思いつきと行動力は侮れないとおもった しかしあえて言わせてもらおう、チアキちゃん?マキオちゃん?・・・・・リア充爆発しろ。と
中公文庫のピーター・パレット『クラウゼヴィッツ』、 BIBLIO版と初版の違いは、 兵頭二十八のエッセイの有無ということでよいのでしょうか?
『チタンのおはなし』 鈴木敏之 森口康夫 著 日本規格協会 本当は工学系学生とか技術者向けの本みたいだけど、チタン自体が軍事と関係が深いのでちょくちょく軍用機とかの話がでてくる。 例えばF-15を1機製造するために約29tのチタン合金素材が購入されるけど、完成した機体に部品として載ってるの5tだけで、残りは加工の際に削れたりなんだりで失われちゃうとか、そんな感じの話。 チタンがどんな部材に向いてて、どんな環境まで耐えられて、どういう理由でコストがかさむのかという話は軍用機オタとして知っていても損はないはず。ガスタービンエンジンにも使われるし。 他にも耐食性とかでいろんな産業で使われてるから、そういう方面の話が好きな人にも面白いと思う。 あと引用文献と参考文献にそれぞれ2ページずつ振ってて、しかも参考文献にチタンについて調べたい人向けの本とかのマークが振ってあって、これほど親切な参考文献は見たことがない。
>>819 へーそんな本があるんだ。
近場の向井千秋記念館に、タマーニチアキちゃんが来ることがあるので、
ふれあいの機会にサインでも入れてもらおうかなw
今日は面白いことがあったなぁ。 非軍事系の某出版社(A社)の書籍をAmazonで探したら、古書を定価以上で売っていたので、 A社のサイトにメールを送って在庫無いか問い合わせた。 そしたら、その本はA社で在庫していたのでそのままA社に注文した。 この時、A社の別の本についてもついでに問い合わせした。 そしたらこの本はA社で在庫切れしていて、 ふと思い立ってAmazonを検索したら在庫が残っていたのでAmazonで注文した。 一度市場に放出すると、どっちの市場に残ってるか分からんのだねぇ。
>>823 マルチすんな
つーかここはお前の日記帳じゃねーよ
823って、尼で某氏のハンドルネームを出して中傷してた人?
前々スレで馬本について書いた者ですが 光人社から馬本が出ましたネ 『軍馬の戦争―戦場を駆けた日本軍馬と兵士の物語』(土井全二郎) この土井さんなんですが、海事関係の専門だったのに、飛行機でも 戦車でも、馬でもナンでもありですな、最近。 そのうち軍ホモ本でも書くんじゃないでしょうか。
そうそう、土井さんはクジラも詳しかったけど、 SSについて日本人を啓蒙するようなものを何か 一発書いてほしいですネ。
シーシェパード?
>>824 このスレは書籍購入について語るスレだからねぇ。
最悪板に書いた方が誤爆なわけだし、そもそも、あそこは射爆場だから謝罪の必要はないかと。
(むしろんなこと知ってる時点でお前さんの出所が分かる。書評は?)
ちなみに昨日買ったのは専門書が得意な出版社だった。
軍事関連書籍でも、「定価とさして変わらない古書の横で新品が見つかりました」
みたいな可能性は転がってるだろうねぇ。
ついでにもう一つ。
葬式鉄と同じ心理で、最近は、
都心に出た日はジュンク堂新宿店に寄ってみるようにしているのだが、
店頭で注文依頼の相談をしたら、
今月末で閉店なので確実に取りに来れるかを聞かれた。
池袋店で受取とかに出来ないのかねぇ。
>>829 その内容はノイズ。自分のブログでやってくれ。
馬で思い出したけど、今でも「大和煮」と称して実は馬肉の缶詰があるんだね。 アレはアレでそれなりにウマいw ノザキの牛缶は分量の割りに価格が高いからね。 帝国陸軍の牛缶は米兵にも人気だったらしいね。復刻缶が出ないかね。
書評は大変ありがたいが、いいたいこというための免罪符として使うのはどうかと
サクッとレビューしてみる。 『軍馬の戦争―戦場を駆けた日本軍馬と兵士の物語』 副題どおり、基本的にエピソード集。 日本陸軍の軍馬政策などを横断して語るような内容を期待してはいけない。 ただ前線の兵隊と軍馬のエピソードだけではなく、銃後で軍馬を送り出した人々の 生の証言を採取しているのは価値があるかもしれない。 本書単独ではただの「お涙頂戴」にすぎないが、『富国強馬』あたりと合わせて 読むとバランスがよいかもしれない。
00円でゲットしたNF文庫をさくっとレビューしてみる。 「隼のつばさ―比島最後の隼戦闘隊」 (宮本 郷三/光人社NF文庫) タイトル通りフィリピンに展開した飛行第30戦隊の1パイロットの回顧録だが、 ぶっちゃけ空戦シーンとかは一切なし。(看板に偽りあり?) 筆者は甲幹で工兵学校に入校してから航空に転科した士官で、 昭和19年夏に戦地の戦闘機隊に着任しているが、技量未熟と判断されて 実際に空戦には参加する機会がなかった。 だからその内容の多くを占めるのが比島で米軍の航空機におびえながら ひたすら地上を逃げ惑う描写。 再編成で一度内地に戻りながら再進出したのはいいが、飛行機にありつけず 味方部隊との合流を目指して比島をさすらう姿は物悲しい。 結局比島からの脱出に失敗して敗戦まで残留することになるのだが、 翼を失ったパイロットの悲哀がひしひしと伝わってきた。 余談だが、突入したはずの敷島隊の関大尉と出会ったと言うのはいくらなんでも……。
この謎は 俺が解く! じっちゃんの名にかけて!
>>831 熊本県民「馬肉はキロ単位で買うのが常識」
じゃあ、自分も今日ブックオフで拾ってきた本。
木俣滋郎「孤島への特攻」(朝日ソノラマ、1982年)
大戦後半に米海軍の泊地になってたウルシー環礁への
回天による玄作戦及び銀河による丹作戦(梓特攻隊)がメインの本。
彩雲による偵察とか、伊400型による嵐作戦などの周辺作戦も取り上げられてる。
巻末には特攻隊員の名簿付き。
特攻以前のウルシーの泊地化までの経緯をざっと読めるのが、面白いと思います。
日本側がウルシー放棄したときに置き土産で機雷を仕掛けた話とか。
>>835-836 関大尉じゃないが、
桜花の発案者は、公式記録では終戦後に私兵特攻に出て死んでるところ、
実は死に切れず隠遁生活を送ってたらしいね。
>>830 じゃ、今後本棚の収納法とか古書市の話は言うに及ばず、
車番組やホモの話を必要以上に散らかすのもやめてな。
そういう偏向的な注意の仕方は不快だから。
『イラク戦争―元国連大量破壊兵器査察官スコット・リッターの証言』
定価でもそこそこなので一応注文していた。それを読了。イラク戦争前の出版。
著者はUNSCOMの査察官。自分だけ褒めず、優秀な同僚は褒めている。
ブリクスと違い、味方情報機関の利用には結構肯定的なコメントもあり。
戦争の展開も予想。戦死者数、膠着などは的を得ていると言えなくもないが、
それがフセインが政権を維持したうえで起こるかのように書いた部分については、
結果から言えば杞憂だった。
性犯罪は著者のような海兵でもありがちだろうし、とりあえずイラクとは関係ないだろうが、
イラク系アメリカ人から40万ドル貰った件の言い分については巻末で説明。
問題は下記
・著者に対して読者が政治士官ごっこしながら読まなければならないこと
・しかしイラクに実際ゴミみたいな残存物しか無かった(著者の主張は概ね当たった)こと、
・ネットで調べてみると、近年はこのような査察を実施していないイランに対しても、
著者の腰が引けていると思われること
要はこの人ちょっと甘い所もあるけど、第5列として単純に切れるかというとそうでもないかなと。
ま、イラク側から見れば、40万ドルで買えるものは歓心程度との評価も可能か。
しかし、映画をつくらせて本当にヒットすると思ったのか。
それとも資金提供者は本当に憂国感情だけで突っ走ったのか。
出身国滅亡の瀬戸際なら或いは、と思わせているところがまた歯切れが悪い。
核に関してはイラクでは当て嵌まったものの、カーン博士の例を考えると (この時点では全貌が明らかでなかったとは言え) 著者が述べている査察を支える技術に寄せている信頼はちょっと・・・という感じ。 後何となくだが、ネオコンの出鱈目ぶりに日本の役所や業界が変な神話や風説を弄んでる時と似た既視感を感じた。 また、この本のインタビュー部分では技術的な話も幾らか出てくるので、 その真贋を見極める必要があるが、良いBC兵器の本を探さないと比較が出来ない。 BC兵器というと中公新書のは買って持ってるが、「製造」「ものづくり」という観点で掘り下げた物があると いいなぁとは思う。そんなの市場にそうそう流れるとも思わんがな。
軍事書籍って独語と仏語どっちのほうが役に立つんだろう
PythonとRubyどっちにしよう?って聞くようなものだろう 両方共覚えるのだ
>>844 まずラテン語を覚えれば良いと薬師寺涼子が言ってたw
>>847 欧州語を3か国語以上読もうと思ったら、それがいちばん早そうな希ガス。
漏れは、英→独→仏の順だが、だんだん楽になってった。
最初にラテン語覚えてたら、あとはどれもその応用って感じで
楽なんだろう。
ラテン語を覚えればイタリアスペインポルトガル語は楽だろうな
みんなロシア語を忘れていないか
ロシア語は聞き取りはそう難しくないんだが読み書きがダルい
ギリシャ語「・・・」
日本語だろ 軍事といえば欧米みたいな風潮があるが 日本こそが真の武の国だから 正確に言うと武の国だっただけど 宣教師がびっくりするほどだったんだからね
しかし軍板に武の国だったころの日本を重点的に調べてる人って多くはないわけで。
>854 世界各国、右翼が知能水準ではDQN扱いの理由を考えろ。
それは左派がインテリぶって印象操作しているだけだろう。
>>854 みたいなのは思想的に右とか左とかいう問題ではない。
啓蒙主義の伝統を重視したほうが知的に頑張るのは事実 右派は反知性主義と結びつくから、そこが大きな弱点
そういうのは右とか左とかそういう問題ではないと思うがなぁ…。
軍事好きなら右派だろって決めつけるたぐいの左派は嫌いだけど、 実際にそういうやつもけっこういるからね 「九条教徒www」みたいなことを、けっこう見識ある人も述べるから、 思想が絡むと頭が悪くなる論者って多いと思うわ
そりゃそういう奴の問題であって。 そういう奴をピックアップし始めりゃ右も左もなんぼでもサンプルが出てくるんだから。
おっもくそ右傾化したアメリカ共和党の大統領候補選出で、候補者が真正のバカと、バカのフリをしなくてはならなくなっている エリートだけになってしまった時点で、少なくともアメリカの右には明確に反知性主義的傾向があると思う。 あとリベラルな経済学者のクルーグマンがバカにしてたけど、共和党が強い州のほうが共和党が切ろうとしている社会保障に 依存してる有権者が多いんだってな。自分の足場を自分で掘り崩してどうする、アメリカ共和党支持者。
認識に誤りがある 右左で問題になるのは知性ではなく理性 左は人間の理性を信頼する傾向 つまり話せばわかる的思考 だから演繹的思考で以ってイデオロギーを基準に物事を考えがち 右は人間の理性に懐疑的にである傾向 つまり本当に話せばわかるのか的思考 だから帰納的思考で以って歴史の積み重ねから物事を考えがち あくまでそういう傾向があるというだけ なんだけどこれも絶対的なものではない ポルポトは文字が読読めるとか眼鏡を掛けているとかそんな理由で「知識人」を片っ端から殺した つまり右だろうと左だろうと考えてる人は考えてるけど考えていない人は何も考えていない
うちの近所の共産主義者は農家ばかりだ。
古是三春氏は共産主義者だったよね 「日本共産党が唱える理論は徹底してリアリズムに立脚していると思っていた」(ノモンハンの真実) なーんて書いてるのを見てびみょーな気持ちに襲われました
ポルポトはフランスで詩の研究とかやってたんだよな
左も話しても全く理解しないけどな。自分の論こそ正しいって奴ばっかりだ。
リアリストが一番という奥山真司的結論で行きましょう
理念型の話 だからよく議論とか話し合うとか説得とか納得とかいう言葉を使いたがるだろ?
え? 軍板の右派とはT-72神を崇める者、すなわち戦車万能論者で、 左派とはA-10神の僕、すなわち航空機絶対論者ではなかったのか?
>>868 奥山真司こそ、「九条教wwww」と言ってる奴の一人
地政学の紹介はいいけど、横綱がどうのみたいな電波はマジどうでもいい
チャンネル桜系の酷使だったのかよって感じ
政治思想板行けよ
>>870 これエイプリルフールネタじゃないのか。ついに来たか。
戦史叢書電子化も期待できる?
電子化の入札していませんでしたか
ま、この10年での変化を考えると次の10年でまた凄い世界になってそうではある>出版 紙の本のラインナップはいつまで持つのかなぁ。 国会図書館の複写には全然使えないデジタル化資料と違って 金さえ出せば綺麗な画質で読めるだろうし。 アナクロな俺はCD普及期のレコードマニアみたくなってしまうのか。
ちなみに国会図書館に最近行きましたが、システム変更のせいで まだ待機列が凄いことになってました。土曜でも40分待ち。 午後は殺気立ってましたね。 以前当日利用者カード使いまくってた人も登録作業があるのでつらいです。 以前から登録してる人はカード更新だけ(番号もそのままだったかな?) なので、数分で終わりますが。 あと雑誌は10冊まで借りられるようになった反面、 記事単位での複写申請が出来なくなりました。 借りてしおり挟むかデジタル化資料から印刷するしかないです。 業界から圧力かかったのかな?連載物を単行本にしてるところにしてみれば、 ああいう仕組みは天敵ですからね。
いや岩見殿、オレたちゃいいんですよ死ぬまで紙の本に固執しても。 残しても喜ぶ子孫がおらんだろうなと思うだけで。 …いや、ミリオタみたいな子孫が生まれれば別ですけどね。
今日、本屋に行ったら 『日露戦争、資金調達の戦い: 高橋是清と欧米バンカーたち』(新潮選書) が発売されてました。板谷敏彦著。 日露戦争と資金、ありそうなテーマですが以前のは概説本でちょっと扱うか モルガン家など少しテーマ設定がずれてたんですよね。 直球の本はこれ以外知らなかったので、 私が以前から待望していたテーマで出たのは嬉しいです。 坂の上の雲ブームも福音はあったようですなぁ。 半年以内に購入したいものです。 もう一冊いいな、て思ったのが 『冷戦 アメリカの民主主義的生活様式を守る戦い』 (有斐閣Insight) 佐々木 卓也著 冷戦をテーマにした概説本ですが、立ち読み数分の見立てでは、 軍事戦略と外交の成分が多めと感じました。 各章の参考文献欄も充実の一言に尽きます。 これ、少し前に出てるみたいですが、読まれた方書評上げていただけると幸いです。
>>878 紙しか無かった時代の感覚で未だにこびりついてるのが、
強烈な「飢え」ですね。
ある本が欲しくても本屋何件通い詰めても無い。
図書館で相談したり蔵書目録をめくって
遠くの街に置いてあるのを見つけた時のあの感覚と言ったらもう。
逆に、「今まさに欲しいテーマの本」が見つからない
(実は世にあるけど自分は知ることがかなわない)が故に、
色々想像力を働かせることにも頭を使ったと思います。
その辺の強烈な欲求が書痴への道に嵌めたのかな。
今の人のアニメやドラマをコンプリートする感覚とは似て非なるものですよね。
>>860 九条教徒ってなんかかっこいいな
白蓮教徒みたいな
>>882 ソ・フィン戦争ものって少ないから読んでみたい。しかし妙な話だけど、軍事本にしては安い価格に不安を感じる。まさか抄訳じゃないよな・・・あるいはネットで有名な人物だからもとが取れるって思ったのか
>軍事本にしては安い価格に不安を感じる 大日本絵画に染まりすぎたんだよ
元帥大将・山本五十六閣下! 見事に真珠湾奇襲を成功に導いた その卓越した統率力! ______ ___________ V ヽヽ〃 / ヽ〃 真珠湾奇襲プシュ! ( _) | | シコシコ・・・ シコシコ・・・ | | /⌒⌒⌒ヽ/~ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ /⌒ヽ⌒ヽ___ | ∴ヽ 3 ) / ゝ | / _ ゝ___)(9 (` ´) )j / 丿ヽ___,.───|彡ヽ ―◎-◎-| ハァハァ… / ) (彡 | / _/ \____/ ↑ 昭和史に詳しいw バカ作家の半藤一利大先生 www
>>871 RPG信者は何処に行けば良いのでしょうか・・・
>887 同人誌でRPGの使用マニュアルを訳したものが出てたなぁ。 もしくは、押犬監督の所へ
>>888 それ聞いてサークルのサイトみたけど
RPGどころかM14やAK47みたいな銃はもちろん
アメリカ軍の陣地構築マニュアルとかIED対策マニュアルまで売ってるのな
ミリタリー系同人の存在は知ってたけどなめてたわ……
>>870 出版、本屋、印刷屋との付き合いが濃くて、
今まで電子書籍に対して否定的な立ち位置だった読売新聞が
どういう記事書くか、これからどういう視点になるか興味がある。
決して肯定派ではないのだけど、アンケートで収集世代広げて
結果を否定に持って行くやり方は勉強になった。
>>874 このスレで期待されていると思しき絶版の電子化とかニッチを掘り起こす
方向には中々行かないと思う。
ただ、今から本出す人が出版社経由にならないで、
自費出版、とかになれば有象無象玉石混淆色々出るかもしれない。
もっとも、自費でやってもAppstoreとかアンドロイドマーケットとかに預ければ
売り上げの4〜6割は持って行かれるわ、その他色々で
手元に来るのは2割3割ってとこらしいから、売り上げ重視だとやらないだろうけど。
___ ヽ=☆=/ ∩( ・ω・)∩ ・・・ ─┬=====┬─┬─┬ ヽ┴-----┴ 、/_ / ==||:|: :|: 「r-┴──o ____________ |:|:__ :|: ||--┬┘ ̄ |ミ/// / ~~|ミ|丘百~((==___ └┼-┴─┴───┴──┐~~'''''-ゝ-┤ ((◎)~~~O~~~~~O~~(◎))三)──)三) ゝ(◎)(◎)(◎)(◎) (◎)ノ三ノ──ノ三ノ
>890 とらのあなにまで売ってたりするのよね。 狭い需要ではあるのだろうけど、ぜひとも掘り出して欲しいものだわ。
オットーカリウス著「ティーガー戦車隊」読み終えました。 勇者たちが登場する一方で、 ドイツ軍、SS、そしてドイツ国民内のの無能者・卑怯者もたっぷり登場しますな。 これまでにもドイツ軍人として第2次大戦経験した人の本は何冊か読んだけど、これほど身内に 厳しい話は初めてだ。カリウスのイライラが伝わってきます。 良い本なのだが、地図が少ない事と、文そのものが読みにくいのが難点です。 原文が悪いのか、訳が悪いのか、直訳しすぎたのか。 「ファルージャ 栄光なき死闘」並に読みにくかった。 「擲弾兵」「SS戦車隊」「最強の狙撃手」は読みやすかったのにね。
海上護衛戦の92年版と01年版って中身は何か違うの?
>>891 今までは自費出版するのに100万円くらい、それも全国流通は微妙だったのが
いきなり元手ほとんどゼロで、いきなりそのカテゴリーのトップ売上に
なる事も可能なわけだよね。
惜しまれながら引退されたあの方が、自費で電子出版で再降臨、って事にならないかなあ。
出版社を通さないなら価格も自由に設定できるんだろうし。
極めて貴重な資料、その代わり1冊10万円、なんて事も可能。
今まではそういう話しても出版社に相手されなかったけどね。
自費で電子出版は、今なら無料でできるよ パブーとか有名所かな
じゃあ今後必要なのは、物を書けるけど自力で電子出版するまでのIT力がない人の 出版までの手伝い&営業する人だな。
自力で書く能力がなくても、英語力やドイツ語力がある人は 海外の名著のライセンス買ってこれるなら翻訳して電子出版しまくれるぞ。
印刷する本と違って、一回がんばって訳せばそれが何十年も流通し続けるわけで。 1冊1冊がそんなに売れなくても、100冊1000冊翻訳して電子出版しておけば 何もしなくても毎月それなりの収入になっていくだろう。 それを自分用の年金のつもりにすればいい。
文字列の電子化って、ポエム放流とサーバーのクラッキング・改変防止に閲覧保存メンテナンスを維持することを同等に考えているのはどうかとおもう 数年でガジェットだのストレージだのは改変し上位互換性が薄れていというのに・・・・・ たとえば、誰が読んでも納得できるように文字列(絵)を本(漫画)という状態へ並べ替えるのは編集者あってのこと
編集が必要なくらい文章構成下手なら、適当に書いた後に 編集屋に外注すればいいだけじゃない?
質問いいかな。 「モントゴメリー回想録」の訳者「船坂弘」って、あの船坂氏? wikipediaの著書一覧には含まれていないんだが・・・
>>906 「舩坂 弘」の事でいいんなら、
訳者紹介に『英霊の絶叫』『玉砕』『聖書と刀』などの著作があるって
書いてあるからそうじゃないかと
あの人、翻訳までしてたのか。
やっぱりそうだったか、サンクス 本屋建てちゃうくらいだからよほどの本好きだったんだろうなあ
北海道の「狭い」は本土の「比較的広い」に相当するとか何とか
>>902 ,903
シッタカするな馬鹿が。
海外パブリッシャーに翻訳出版オファーするときは、
予定初版印刷部数と予定定価案、印税%(部数により区分する)案
の交渉があるんだよ。
個人でしかも電子出版だけなんて、どこの出版社が相手にするものか。
個人での電子出版は、あくまでも自著ということになる。
海外の出版事情はよく知らないが、日本と同じく出版社が広範な独占契約を結んでるのか?
著作権が切れたニッチなニーズのある未翻訳書籍を翻訳して電子出版すれば細々とでも商売になるかな…… と思って調べたら、特例で70年以前に出版された未翻訳本なら翻訳権取得しなくてもOKなのね 引退後の暇潰しでとか、勉強のために往年の名作を翻訳して出版とかありかな
>>896 >これほど身内に厳しい話は初めてだ。カリウスのイライラが伝わってきます。
著者が成果を挙げており、スネに傷持つ身ではないからでしょう。
大抵の人は失敗するから味方の下手を目にしてもそこまで率直に言えなくなるのではないかと。
>>913 はい、まず913さん1冊目をお願いします
翻訳はともかくとして、会報の類にチャンスあり。 会報などは公表50年過ぎれば、電子出版可能かもしれない。 まだ電子書籍のイロハがよくわかんねーけどな。 1962年以前の会報の古本1冊ゲットして、電子書籍化すれば・・・ スキャンしてOCRかけて、電子書籍化すれば読みたい人は多いのでは。
出版はチラシと同じ道をたどるだろうな。 今まではチラシ1枚作るのにも印刷屋に頼んでたのが 家に一台プリンタ置くようになってきて、今じゃそのプリンタすらいらん。 コンビニにデータ持っていってカラーレーザー印刷できるようになった。 出先で印刷できるので、部数足りない時はコンビニ駆け込んで印刷。 本もどんどん出版社に頼らなくなっていくな。 仕事でも毎日のようにPDFファイル作成してるし。 PC使える社会人なら誰でもできるレベルだよ。 自分の書いた物をPDF等にしておいて一番著者に有利な販路に投げ込めばいいんだろ?
>>913 戦時加算もあるから、慎重に調べたほうがいいよ。
俺はもうそれに向けて動き出してる お金取れるレベルの訳だと思ってないから販路には出さないけど ホームページでの公開ぐらいは考えてる
まあ、金取るとフィードバックは起こるでしょうね。 『金出したのにこの品質はナンだ! やっぱり読むものは出版社の 編集かかってナンボだな』みたいな。
>>920 そりゃ今でもお金出す以上は、編集者にはきちんと仕事してもらいたい。
>>914 >>896 身内に厳しい話はそう珍しくもないんじゃない?
確かにカリウスは珍しい例だけど
味方に厳しい奴は大抵は自分の事は棚に上げるどころか神棚にまで上げてる
自分に功績ないのに他者を貶める奴なんかごまんといる
三郎さんですか?
>>920 某社の本など毎ページに複数箇所、誤字脱字がある。
もう終わってるよ、プロ出版の仕事は。
出版社に就職し、編集に配属され、全然興味のない分野の編集をやらされてます。 軍事って何?誰が読んでるのこれ?まあ給料もらえてるからいいけど。 よりは ヘタクソだけどその分野に人生の全てを注ぎ込んだ素人の文章 の方が読む側は面白いかも知れぬ。
今更だが久保田浪之介「トコトンやさしいミサイルの本」日刊工業新聞社B&Tブックス。 俺とおまいらじゃ評価が正反対だろうなあ。 おまいら「当たり前の事しか書いてねーじゃん、ガキむけだな」 俺「これだよこれ、こーゆーのが欲しかったんだよっ!!!!」 ミサイルの基本から現在の課題までを、豊富なイラストで分かりやすく説明してる。 全部で約150頁、うち半分近くがイラスト頁なんで手軽に読める。 赤外線・GPS・レーダーなど誘導方式の種類と特徴、 対空・対地・対艦ミサイルに必要な能力と方法、 対戦車ミサイルと対艦ミサイルの弾頭の違い、 大陸間弾道弾と近距離ミサイルの操舵の違い、 固形燃料と液体燃料で何が違うかなど、素人向けに懇切丁寧に解説してる。 お陰でやっとエグゾセとヘルファイアの違いがわかったぜ。 理論的な方面に焦点を充ててる半面、実際のミサイルの名前や仕様などはあまり出てこない。 軍事系の本って敷居が高くて概要を掴むのに向かない大半なんだが、 こーゆー素人向けの本が沢山出ると嬉しいなあ。
図説古代の武器・防具・戦術、図説古代ローマの戦いをジャングルで購入した。 ガリア戦記やゲルマニア、同時代史、年代記、ユダヤ戦記欲しいな。
>>926 Wikipediaいじってて思うんですが、
そういう概念解説的なものって必要がある一方で、
ちゃんとしたのを書こうとすると案外難しいんですよね。
個々の兵器は分かりやすい正解があるから、何をどう書けばいいのか簡単。
人に説明するのって難しい事だから
ウィキは説明下手な人に限って 他人の編集にインネンつけてくるよね
そういえばこの前本屋で立ち読みした『図解 ガンファイト』も
>>926 みたいな本だな。
詳細はアマゾンの内容説明に任せるけど、創作する人を意識して書いてるみたい。
ところどころ笑いを取る方向にも走ってて銃素人の俺にはそこそこ面白かった。
「腹腹時計」を思い起こすナ。
「腹腹時計」は実用書だからちょっと違う
ホントにアレで作れんのかw パラディン社のマニュアルとどっこいじゃないのか
腹腹時計って映画の方かと思ったw 一時期よくポスター貼ってあって、監督が警察のお世話になっていたり、 映画観た観客から言葉の袋叩きにあっていたな。
『正説 レイテ沖の栗田艦隊』を入手。とりあえず要所のみ読了。 感想。新証言が390-392ページに盛り込まれており、ヤキ一カ電は実在したであろうとほぼ確定出来ると思った。 要はこれまでの議論は電文の証拠=受信記録という議論に拘り過ぎだったが、この本のように受信記録を基にした メモやノートまで対象にすれば、確かに大和以外の場所でも受信した証拠となる(更に補強する証言も豊富)。 また、各種電文が何故残っていないのかについての説明や戦史叢書の「味方機が自軍の艦隊を追いかけて」といった記述の背景も得心できた。 その他にも「こういう取り方もあるのか」といった点が多く盛り込まれている。同じ戦いでも記述者によって細かな事実が変わるのは書痴なら 誰でも経験済みだと思うが、この本の特徴的なところは、今までの俗説批判本(福田本、佐藤本、左近允本)等とも違った論理によって栗田長官を 擁護している場面がまま見受けられることだ。 特に、405ページの示唆は大切。米側の25日の揚陸状況は記録がまちまちではっきりしていないという記述のことである。 私は「恐らくアクションレポートは残されているだろう」位は思っているが、この宿題を指摘した史家を文字で見たのは初めて。 名無し時代から2chで言及していたが、聞いた風な栗田評のレスで埋め尽くされ、相手にされなかったので悔しい思いをしてきた。 未解明な点をリストアップしない戦史家の悪癖と言える。私も2007年から疑問に思ってきたが、この疑問が活字になったのは嬉しい。 是非戦史家にはこの宿題を片付けていただきたいものだ。ま、英語の本なら指摘例はあるかもしれないけどね。
>名無し時代から2chで言及していたが、聞いた風な栗田評のレスで埋め尽くされ、相手にされなかったので悔しい思いをしてきた。 お前の場合は、コミュ障のせいじゃねーの?
ただし、疑問に思ったところもある。 *西村艦隊については勇戦を称えるあまり、オルデンドルフの弾切れ説を採用しているが、 フィールド本や大岡本、佐藤本を読めば、残弾数は明記されている筈である。この点については著者が間違いだと思う。 *360ページ、戦艦の主砲を上陸軍の殺傷に使うことについて躊躇があった旨、著者に語っているそうだが、 これが本心であるのかは疑問。それは栗田長官が逃げ腰だからという理由ではなくて、 開戦劈頭上陸作戦に何度も参加し、ベンガル湾で輸送船狩りを指揮した一人であり、 ガ島への砲撃作戦も実施、当時はそれなりに戦果を挙げたと思われていたから (その戦果を否定するのは日本では平成に入って出た『まさか物語』まで無かったと思う。)。 もし本当に戦術判断ではなくそういった「武人の精神」で海戦の最中に躊躇があったのなら、 別の意味で指揮官としての適性に疑問が沸く。 個人的には俗論で言われる程不適な人物と思っていなかったので、残念な材料だったね。 *394ページで「固く沈黙」「弁解しない精神」と述べているが、 ではGHQ参謀二部歴史課への受け答えや児島本は何なのか。 児島氏はテープまで持ち込んで3回にわたりインタビューしている筈である。 *巻末でどちらが勝ったかは歴史が評価すると述べているが、 これは文学表現としても許容範囲外だと思う。勇戦しても負けることは往々にしてある。
また巻末参考文献欄に記されている書物に児島襄、細谷四郎、小島清文、佐藤和正、左近允尚敏、都竹卓郎、カール・ソルバーグ各氏の著作が挙げられていない。 例えば、著者は発信元について南西方面艦隊を強調しているが、栗田長官は細谷氏には陸軍機からのものと語っている。他の著作も当事者の一人だったか、 当事者に取材して書かれた著作ばかりであり、これらと異なる記述についてどのような見解をお持ちなのか、興味があるところである。 381ページに巻末リストにない小島本が挙げられていることを見ると、このリストは「著者がある程度は信用するに足る本」と判断した本のリストなのかもしれない。 なお、伊藤氏とのやり取りの真相は『悲劇の提督』ですでに文章化されており、同書を知っていれば言及したはずだろうから、児島本は知らない可能性もある (地方新聞での連載が元だしね。もっとも、まだ本書を全部読んでないので本文中で言及あればこれは撤回)。 出来れば他の本に比べてソースに特徴がある神野正美、岩佐二郎にも目を通していただきたいところであるが、 それは難しいかもしれない。 現状、戦闘詳報はアジ歴で確認することが出来るが、著者はアテネ版を使用されているので、 最新情報の入手には難があったことも推量される。
>>937 1944年10月25日の米第7艦隊の揚陸状況と砲火支援群の動きが特定できる資料の提示でもいいわ。
まだ見たことないんでね。何せ英語は中学の頃から成績が悪かったもんで。
>>942 その答えは流石にない。
まずは書評を書き込むべき。
ここに居ついてるアンチは本に興味があるわけでもなさそうだし、何がしたいんだろうなw
ま、荒れそうな内容は隔離スレでやってくれ。本人も「俺のスレ」って言ってるくらいだし。 …仕事が忙しくて、年末買った「勇者の海」まだ手つかずなのに…orz
>>945 絡んでおいて次に隔離スレに追い出そうとするのがアンチの策略ってわけだな。
NGしといた
>>947 「ここはお前の日記じゃない」とでも言えばいいのか?
ああ、ちょっと前と全く変わらんな… 岩見登場→反発する奴が絡む→アンチだ何だ言い出す名無しの擁護が連続して出てくる→しかたなく隔離に誘導→追い出す気かとキレる
岩見も自分を擁護してる名無しを止めてやれよ そういう名無しの行為が岩見自身への評価を落としている訳なんだから
>>949 仕方なくじゃなくてそれを最初から狙ってやってるようにしか見えないんだがな。
ぶっちゃけ他人を罵る類の自己主張なしでもレビューを書けると思うんだが、 この人ってここでの書評がメインの自己表現ってことなの? 研究職につくか、本出せばいいのに 有益な情報も、ウザいノイズのせいでかなり台なしになる
>>951 そう思うなら他人のせいだとそう思ってればいいよ。
そんな態度が逆に岩見の立場を悪くするのに気付かないならね。
ちょっと早く帰れたから「勇者の海」後書きだけ見てみた。
…以前言われてたけど、本当に前編なんだな。この撲殺できそうな厚さで…orz
>>952 上の書評のどこにそれがあるんだよ>他人を罵る類の自己主張
なくてもアンチはからんでくるわけだが。
955 :
名無し三等兵 :2012/03/06(火) 00:01:25.40 ID:YHqYapC9
質問させて下さい。 第一次大戦終了時にスカパフローに沈んだドイツ戦艦の引き上げを題材にした日本語の書籍ってご存じないですか?
>>954 残念だが日頃の行いのなせる業だろ。
書評を免罪符に他人の罵倒始めたり、他人に「書評は?」って言ったその口で日記書き始めたりしてりゃ住人の感情がどうなるか理解できないほど
岩見は人の気持ちが分からない?
>>953 たかが800ページ足らずで鈍器扱いとは片腹痛い
>>957 まぁ総覧とかなればもっとページ多いからねぇ…
しかし正月から2ヶ月休みのない身じゃあのページは見るだけで心を折ってくれるorz
まるで食べる前から食欲を萎えさせる、今は亡きCoCo壱の1300gカレーのように…
上記書評で幾つか疑問点を挙げたが、以前本スレで他の人が指摘していたように、 あくまで実証的な態度の上での推量という形を取っている姿勢は自分自身が見習いたい位。 綿密性や証言のオリジナリティ、推察の巧みさなど、本としての出来はとても良い部類に属する。 (ただ一方で、レイテ島に置いてきぼりにされた大岡昇平のような立場から見れば、 大和に砲撃して貰いたかったという渇望も理解出来る。これは、もうどうしようもないことだね。) そういえば、ジャーナリズム批判の話が冒頭に載っていた。 本で描写されている(視覚上の)姿と実際の姿が大いに異なるとね。 このことで思い出したのは90年代に刊行された歴史群像太平洋戦史シリーズの 最終巻『連合艦隊の最後』に載っていた「敗北提督の戦後史」だった。 後の『大和型戦艦2』での原勝洋氏の比較記事と違って、 「敗北提督の戦後史」を書いた亀井氏の持論には納得出来る点が多かったが、 使われている写真を見ると、ちょっと貧相に、しかも写真の枠に対して 顔がでかでかと映っている。 これが良くない。 ではどのような写真が良かったのか。それは本書を読んで確認して貰いたい。 私は、あの写真を選んだことは何より良かったと思う。
>>954 ある種の著者に対する政治的なスタンスその他に対する余計かつ感情的な論評がウザいんですよ
>>960 お前からもお前擁護してる名無しに言ってやれよ
いちいちカッカせずにスルーしろって
政治を語りたいなら ですがスレで やればいいのに
『共同研究 戦友会』以来の、戦友会を取り上げた本が出るな。
戦友会研究ノート 戦友会研究会 著
>>戦友会とは、軍隊での戦闘体験を共有した仲間が作った団体で、アメリカにもあるが、
戦後日本社会にできた戦友会は、数と規模、そして会員の情念と行動力の強さから日本独特の社会現象だ。
これまで研究対象にされなかった戦友会への聞き書きによって、軍隊や戦争への感情、死んだ戦友への心情などを
60項目で浮き彫りにして実像を明らかにし、戦争・戦後体験の継承をめざす。
ttp://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-2046-2 著者陣には、『共同研究 戦友会』と同じ人が何人かいるな。
966 :
名無し三等兵 :2012/03/06(火) 00:56:54.25 ID:cKngccwo
>>958 自沈ではなく引き揚げに関して調べたいのですが、やはり日本語では無いですか・・・
ありがとうございました。
というか質問するタイミングを間違えたようですね。雑談に埋もれてしまう。
>>966 むしろ船舶板などのほうが
回答を得られやすいかも
海戦を政治だとか言ってる時点でどっちが感情的なんだか。
>>968 誰もあの書評に限定して
政治といってるわけじゃない
読解力ないのを見ると
本人か?
本人なら
隔離スレでゆっくり話を聞こうか
>>966 ドイツ艦隊に限定しなければ二次大戦後にマニラ湾の沈船を引き揚げた記録を
日本サルベージが出版していたはずだよ。
条件が違うけど、サルベージ作業の方法とかは参考になるかもしれない。
>>935 あれはアレな監督の存在を含めての企画だからな。
>>969 君がNGすればいいだけだと思うけど。
正直、認定乱発しにくるだけならうざいんで帰ってくれないかな。
そして昨日の晩の書評があの1冊だけなのも事実。
そら、荒れてれば過疎るっちゅうねん