>>587 > 速度17,500 mph (約28,000 km/h、7.8 km/s)で飛行する衛星に向け
大気圏外の「人工衛星」が標的だったんだな。
読み落としていたよ。
てっきり大気圏内を飛翔する「模擬弾頭」だと思い込んでいた。
人工衛星ならその速度も不自然ではない。
ただし、イージス艦やミサイル艦が発射数をそのまま撃墜数として扱えるかと言えば違う。
理由は
>>562と
>>572。
・ 自衛隊の迎撃ミサイルは中国人民解放軍の中距離弾道ミサイルよりも速度が遅い。
・ 艦艇(自分の近海)に向けて飛んで来る物体への迎撃能力であり、別座標で軌道予測できない弾体を撃墜する機能ではない。
・
>>545は、撃墜対象の確認から発射までに要した時間が不明 = 時間をかけなければ軌道計算と先回りはできない。
・
>>545は、撃墜対象1個に向けて1発を撃っただけであり、連射により複数対象を一括して同時に撃墜した実験ではない。
・ 自衛隊には中距離弾道ミサイル 130発を同時に軌道予測する機能が無い。
障害物の無い一定の軌道を周回するだけの人工衛星を追尾し、迎撃ミサイルを先回りさせて撃墜する行動と、
発射確認から着弾まで8分間しかなく、なお且つ着弾の寸前まで着弾地点の予測ができない状況下で、
迎撃すべき弾体よりも速度の遅いミサイルによって「限られた追尾時間」で着弾地点に先回りした迎撃を実行するのは不可能。