日本潜水艦総合スレッド 29番艦

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27甲谷 ◆tVomVu6aICMr
>>5
防衛産業にとっては、むしろ円高はプラスなんだけどね。
材料調達は楽だし、ライセンス契約も割安で済むから。

>>12
潜水艦は一般競争入札には適さないのだけど、
随意契約悪、一般競争入札善みたいなイメージが防衛省に限らず全省庁に蔓延しているからな。
国内産業の保護育成の観点が抜け落ちているから困ったもんだ。そもそもGDP比からして防衛費が少なすぎる。

>>9 >>15
原潜は音がうるさいから、日本近海の状況では原潜よりも
AIPシステム搭載の通常動力潜水艦の方が有利かも知れない。

日本の「そうりゅう」型は、海自の鬼要求を全部みたしたAIPシステム搭載艦だから。
再循環を続けても、いつかは放出する必要のある燃焼ガスは、
排出時の振動・音も基準をクリアしているし、
日本独自の燃焼ガス圧縮装置で深い深度でも排出できるし
赤外線による海面の微小な温度変化による潜水艦探知も出来ないうえ
潜望鏡深度で放出しても海面に気泡は届かない。
哨戒ヘリを使った実艦実験でも、信号弾で自艦の場所を教えても静粛性が高すぎて探知困難でしたw

今はAIP本体はコッカムス社製だけど、より性能向上した独自国産AIP機関の目処も立っているし、
液体酸素貯蔵技術確立の途中で、液体水素貯蔵技術実現可能性も見積もれ、
スターリング機関の後継になる燃料電池実現も、いくつか技術的課題が残るだけになった。

ここまで来ると、海自が固定翼機を運用できる正規空母を含む艦隊を保有して、
その艦隊直衛にあたる潜水艦が求められる段階にならないと、海自原潜の必要性をあまり感じられない。