ミサイルどっかーん!

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1棄車保帥 ◆jGok8klrco
どっかーん!どっかーん!
戦争ってミサイルどっかーん!ってやるんでしょ?

ミサイルどっかーん!
ミサイルどっかーん!
ミサイルどっかーん!
2>>1へ:2010/11/10(水) 10:50:37 ID:???
3名無し三等兵:2010/11/10(水) 10:56:15 ID:???
ダイナマイトどんどーん!
4棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/10(水) 10:57:50 ID:cROd8ONL
☆ミサイルには戦術ミサイルと戦略ミサイルがある。
・戦術ミサイルは戦場に於ける敵の兵器、兵站路、軍事施設などを攻撃するもの。
・戦略ミサイルは遠隔地にある敵対国の指揮・管制施設、核兵力、通常兵力、戦争支援産業を直接攻撃するもの。

戦術・戦略ミサイルの両方共に主力となるのは弾道ミサイルである。
弾道とは、銃弾や砲弾が発射された瞬間から弾着までの放物線上の飛行経路のことであり、
弾道ミサイルも弾道のような放物線状の飛行経路で飛翔するため、そう呼ばれる。

弾道ミサイルには、弾頭として通常弾頭、核弾頭、生物・化学弾頭、運動エネルギー弾頭といったものが搭載される。

陸上から発射される弾道ミサイルは、射程により、
・大陸間弾道ミサイル(ICBM Intercontinental ballistic missile) 射程5,500km以上
・中距離弾道ミサイル(IRBM Intermediate-Range Ballistic Missile) 射程3,000〜5,500km程度
・準中距離弾道ミサイル(MRBM Medium Range Ballistic Missile) 射程1,000〜3,000 km程度
・短距離弾道ミサイル(SRBM Short-Range Ballistic Missile) 射程1,000 km以下程度
のように分けることができる。

このように射程によって分けることができるが、これはあくまで目安であり、
はっきりと定義づけされているのは、射程5,500km以上の大陸間弾道ミサイルしかない。
これは、アメリカとソ連によってSALT(戦略兵器制限交渉)で定められた。
5,500km以上という数字はアメリカ本土の北東国境とソ連本土の北西国境を結ぶ最短距離であり、
これを超えるものが、大陸間弾道ミサイル(ICBM)であると定義された。
5棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/10(水) 11:14:26 ID:cROd8ONL
用途により分けられる戦術ミサイルと戦略ミサイルには次のようなものがある。

☆戦術ミサイル

・地対地ミサイル 地上から発射し地上目標を攻撃する。
・空対地ミサイル 航空機から発射し地上目標を攻撃する。
・空対空ミサイル 航空機から発射し航空機を攻撃する。
・地対空ミサイル 地上から発射し航空機を攻撃する。
・艦対空ミサイル 艦艇から発射し航空機を攻撃する。
・艦対艦ミサイル 艦艇から発射し艦艇を攻撃する。
・空対艦ミサイル 航空機から発射し艦艇を攻撃する。
・対戦車ミサイル 戦車を攻撃する。

☆戦略ミサイル
地上から発射し地上目標を攻撃するミサイルは地対地ミサイルであるが、
ある程度以上射程距離がある戦略目標を攻撃するものは、戦略ミサイルと呼ぶ。
潜水艦から発射するものもある。

・中距離弾道ミサイル
・大陸間弾道ミサイル


場合によっては、
中距離弾道ミサイル、準中距離弾道ミサイル、短距離弾道ミサイルを
戦術ミサイルと戦略ミサイルの中間に位置する戦域弾道ミサイルと呼ぶこともある。
6棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/10(水) 11:21:15 ID:cROd8ONL
飛行経路によって以下に分類することもできる

・弾道ミサイル 放物線状の弾道軌道で飛行。
・巡航ミサイル 主翼と尾翼を持つ航空機形でほぼ水平に飛行する。空気のないような高空は飛べない。
7棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/10(水) 11:22:10 ID:cROd8ONL





                 どっかーん!




 
8棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/10(水) 11:43:58 ID:cROd8ONL
ミサイルには、それを運搬し発射するための発射母体=プラットフォームと呼ばれるものが存在する。
陸上ではジープなどの車両である。
大型ミサイルの場合は専用のTEL(Transporter-Elector-Launcher)と呼ばれる発射車両により、
運搬、起立、発射が可能になる。
海上では、各艦艇、潜水艦がプラットフォームである。
航空では航空機が発射母体である。

プラットフォームに専用の発射装置(ランチャー)があってはじめてミサイルを発射することが可能となる。
実戦配備のためにはミサイルとプラットフォームの相性を何度も確かめる必要がある。
ミサイルにとって発射母体は重要なものである。
9棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/10(水) 11:46:57 ID:cROd8ONL
 





                 どっかーん!




 
10棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/10(水) 11:58:13 ID:cROd8ONL
11名無し三等兵:2010/11/10(水) 20:55:04 ID:3hZzU7ui
ぐるぐる
12棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/12(金) 15:07:47 ID:9GfzXATv
13棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/12(金) 17:26:11 ID:9GfzXATv
初期の戦略ミサイル運用は単純なものだった。
ミサイルを横向きに格納しておき、
発射時には格納庫の屋根を開き垂直に立て、液体燃料を注入してから発射していた。

やがて、地下サイロ方式に移行する。
地下に掘った竪穴にミサイルを垂直に立てて待機させておくのである。

タイタンTはサイロ内に待機はしていたものの、
発射時にはエレベーターで地表に運ばれ液体燃料注入後に発射された。

タイタンUは貯蔵可能な液体燃料を搭載することで、燃料充填や移動無しでサイロ内からの発射が可能になった。
発射時の噴出ガスはダクトを通じて地上に排出された。

ミニットマンVは貯蔵可能な固体燃料を搭載することでサイロ内からの発射が可能になったが、
発射時の噴出ガスを排出するためのダクトが設けられなかったために、
発射ガスの高温でサイロが破壊され、再使用が不可能という欠点があった。

このようにミサイルサイロ内でエンジンを点火する方式をホットローンチ方式という。
通常ホットローンチ方式は、サイロ内でミサイルのロケットエンジンに点火されるため、
サイロ内部が高温のロケットエンジンの排気に晒されて損傷・破壊されてしまう欠点があった。

その後、コールドローンチ方式が開発される。
高圧ガス(水蒸気等)によりミサイルをサイロ外へ射出し、
サイロ外の一定の高度に到達した時点でエンジンを点火する方式であり、
サイロはミサイル発射後も機能に問題を生じることが無く再利用が可能とされていた。
14棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/12(金) 17:55:27 ID:9GfzXATv
人工衛星によりサイロの位置は敵国にほぼ完全に知られるようになったが、
サイロの堅固化が図られ、近くで核爆発が起きても破壊されないほど強固な防御能力を有している。
いくらミサイルサイロが頑丈であっても、人工衛星により敵国にサイロの位置が把握されていて、
敵国の戦略ミサイルの誘導精度の向上により核弾頭が直撃すれば破壊を免れるのは難しい。
これにどのように対処すれば良いのか?
相手からミサイルを隠すことは可能なのか?

ミサイルを常備発射可能な状態で移動させることができれば良いのである。

地下サイロ方式の発射装置でも、
複数のサイロ同士をつなぎその中で絶えずミサイルを移動させる方式が研究されている。

また、移動式の発射装置がある。
原子力潜水艦は長時間、自由に海中を移動できるため発見が困難であり、
たとえ自国が確証破壊された場合でも報復行動が撮ることができ、
敵国に対してきわめて大きな抑止力を有している。

陸上ではTELという特殊車両に戦略ミサイルを搭載することで移動させ、
常時発射が可能となる。
ロシアのSS-25シックルは射程10500kmのICBMであり、TELに搭載可能だ。

鉄道を利用することで、発射装置及び発射管制室、
運用要員の居住室、超長距離無線設備、電源設備までを揃えた列車編成で運搬し移動する方法もある。

しかし、陸上に於ける移動方式は潜水艦よりも発見されやすく、
地下サイロ方式よりも命中精度に劣るという欠点がある。
15:2010/11/13(土) 21:47:14 ID:???
地下サイロって、一度利用したら再利用の可能性、というか必要あるのかな?
使った後には敵は消滅してるワケだし…
16ハインフェッツ ◆L81ZQG5HXc :2010/11/13(土) 23:24:52 ID:???
コールドローンチ方式のは想定してるんでしょうね。
17棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/15(月) 09:51:20 ID:9x/mRY5V
核戦略思想には「懲罰的抑止」と「拒否的抑止」の二つの系譜が存在する。

懲罰的抑止。
潜在敵国に先制攻撃を受けた場合に、
潜在敵国の政治・経済中枢都市を報復目標とする核攻撃(カウンター・バリュー)を加えるという
懲罰的な報復の脅威により潜在敵国の先制核攻撃を抑止するというもの。


拒否的抑止。
敵の先制核攻撃に対して攻撃、防御両方により敵の軍事的、政治的目的の達成を拒否する能力を有することで、
敵に目的達成のコストを認識させることで敵の先制攻撃を抑止すること。
敵の核戦力を破壊するための攻撃(カウンター・フォース)に重点がおかれている。
2002年に米国家安全保障戦略が、
懲罰的抑止が効果の無いようなならず者国家(懸念国家)やテロ組織に対して、
これらの危険な集団の攻撃能力を先制攻撃によって無力化するという戦略を打ち出した。
これも拒否的抑止の概念に入る。
敵の弾道ミサイルの破壊や迎撃することなども拒否的抑止の概念に入る。
このように拒否的抑止には、敵の戦力を無力化(拒否)するための攻撃と防御の両手段がある。
18棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/15(月) 10:28:23 ID:9x/mRY5V
米国に於ける核戦略。

「大量報復戦略」
米国が核兵器を独占し、潜在敵国に対して圧倒的に優位だった時代。
この戦略はソ連の軍事侵攻に対して、即時に大量の書く報復を行うという意志を明確に示す(威嚇)することで、
ソ連の侵略を抑止するという戦略。

「柔軟反応戦略」
1957年にソ連が人類初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功し、
米国が軍事技術の優位の自信を覆し全米をパニックとソ連に対する恐怖に陥れた。
スプートニク・ショックと呼ばれるこの衝撃は、
米国の核戦略を「大量報復戦略」から「柔軟反応戦略」へと転換させた。
「柔軟反応戦略」はソ連の侵略が直ちに米ソ全面核戦争につながることを嫌ったマクナマラ国防長官が、
西欧諸国に採用させたものであり、ソ連の軍事攻撃の状態に応じ、
NATO側が「通常戦力による抵抗→戦術核の使用→戦略核の使用」
という段階的(エスカレーション)な対応策を持つという抑止戦略。
この戦略は西欧諸国にとっては拡大抑止力(戦略核エスカレーション)を保証する戦略として位置づけられるが、
米国にとっては戦争の限定化、抑制に重点が置かれ、
米欧間での戦略上の重点の差が
米欧間のデカップリング(防衛コミットメントの認識格差)議論を生じさせ摩擦要因にもなった。
19棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/15(月) 10:52:13 ID:9x/mRY5V
「MAD(相互確証破壊)戦略」
1960年代末までにソ連の核戦力に追いつかれたと認識した米国は、
「相互抑止」という概念を生み出し、新たな核戦略として「MAD(相互確証破壊)戦略」を位置づけた。
1965年、マクナマラは確証破壊戦略を発表し、
ソ連が抑止による緊張状態を破り先制攻撃を仕掛けてきた場合、
米国は対都市・産業の報復核攻撃を行い、ソ連の人口の三分の一と工業力の三分の二を破壊し、
ソ連を国家的にも社会的にも復活できないようにする、という構想を立ち上げた。
つまり、相手国の先制核攻撃から生き残り、反撃によって相手国に耐え難い損害を与える報復第二劇能力を、
双方が持つことで、相互に核使用が行いがたい状況(相互抑止)に置くこと。

MAD理論では、第一撃で相手の報復能力を無力化する能力や、
自国の非脆弱性を高める積極防御能力(弾道弾迎撃ミサイル<ABM>の構築など)を追求することは、
相手側に核戦争に劣勢であると認識させ劣勢解消のための先制核攻撃を誘因を高めると考えられ、
双方が第一撃に脆弱であることが求められる。

MAD理論が採用された背景には相互抑止状態が現出したなかで、
米国の軍拡を抑制する政策を正当化するという国内的要因があった。
また、MIRV化の技術進展によってもはやABMシステムの構築は不可能になったという認識があった。


「核戦争遂行勝利戦略」
もともと、米国ではソ連の膨張を抑止する側であり、抑止される側でないため、
相互抑止状態に対する対抗が強く、
ABM制限条約締結後も運用戦略においてはカウンター・フォースを重視する拒否的抑止の考えが採用されていた。
1970年代SALT(戦略兵器制限交渉)/ABM制限条約体制下においてソ連の核軍拡が明らかになったことで、
米国は事実上MAD理論を否定し、レーガン政権下で「核戦争遂行勝利戦略」を採用していくことになった。

またレーガン政権は構想段階ではあったものの戦略防衛(SDI)を重視する方針を示すことで、
攻防両面に優位な態勢を築く方向性を明示し、ベススメルトヌイ元ソ連外相をして、
「冷戦の終りをもたらしたのはレーガン大統領が推進したSDIだった」といわしめたように、
結果的に冷戦の勝利を導いた。
20棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/15(月) 10:52:59 ID:9x/mRY5V
 





                 どっかーん!




 
21棄車保帥 ◆jGok8klrco :2010/11/15(月) 10:53:50 ID:9x/mRY5V
 





                 どっかーん!




 
22棄車保帥 ◆jGok8klrco
怖い