南雲忠一中将を再評価するスレ(乎)

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191GF長官
>>190の続き

「<回想>印度洋機動作戦の章」でも指摘しましたが、
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/566

「日本海軍はワシントン海軍軍縮条約以来、米英両国に対する決定的な数的 劣勢を
克服するため、戦うならば必ず敵艦を沈める事をドクトリンの中核に置いてきた。」
上記の戦術思想が搭載兵器にも表れていると感じた次第です。

山口少将の意見具申を却下した南雲長官に対して、
「先に艦爆隊だけでも出して米空母を叩くべきだった。
飛行甲板が損傷すれば空母は戦闘能力を失う。
あくまで全力出撃にこだわった南雲は空母戦術を知らないド素人」
との批判が定番であります。

しかし、南雲長官は本当に、こんな空母戦術の基本すら知らなかったから
具申を却下したのでしょうか。
その決断の背景にはもっと考察すべき余地が残されているように思います。