南雲忠一中将を再評価するスレ(乎)

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189GF長官
>>188の続き

陸用爆弾では用途に応じて信管も選択されますが、通常爆弾は丙信管(遅動0.2秒)
が用いられます。
同じ空母を攻撃するのでも、GP爆弾の0.01秒と比べると、大きな差がありますね。

「戦艦や重巡洋艦の弱点は、下甲板の弾火薬庫に砲弾が飛び込んで誘爆を引き起こす
ことである。あるいは魚雷で舷側や艦底に穴を開けられ、浸水することであった。
だから日本海軍の通常爆弾は、この艦底攻撃を強く意識して弾体を厚くこしらえ、しかも
0.2秒という長い遅動信管(丙信管)が付けられるようになっていた」

そもそも米海軍には航空爆弾で戦艦を沈めようという発想はなく、急降下爆撃の対象と
なるのは、敵主力部隊の前衛に出て来る空母や巡洋艦であった。そして、それらも撃沈
するためではなく、戦闘能力を奪うことに重点を置いていた。
190GF長官:2011/01/04(火) 20:36:50 ID:???
>>189の続き

例えば、珊瑚海海戦においてヨークタウンは25番通常爆弾が1発命中していますが、
艦底近くまで貫徹して爆発しています。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/327

「珊瑚海でヨークタウンが九九艦爆から食らった1発の通常爆弾が、デッキ4層を貫いて
爆発しているので、専門家すら、これは真珠湾で投下された戦艦の徹甲弾改造の爆弾
だと結論付けたのであった」

まさか、艦船攻撃用の爆弾でここまで貫徹力があるとは想像もしなかったのでしょう。