【生か死か】こんな第三帝国は嫌だ!15【婚姻届け】
1 :
名無し三等兵:
2 :
名無し三等兵:2009/11/18(水) 07:28:01 ID:???
初めまして。
以前、3のくせに「2get」と書き込んでしまい、「1000万年ROMってろ!」と言われてしまった者です。
言われた通り1000万年間、沢山沢山ROMりました。
ユーステノプテロン、キノナータス、オポッサム、猿から人類への進化…
オルビドス期、ジュラ紀、白亜紀・・・・
途中、「なぜこの時期に?」と書き込んだ三ケ日原人に反論しそうになったり、「ウパー」という北京原人に切れそうになりもしましたが、言いつけを固く守り、唇を咬んでROMに徹しました。
そして現れては消えていく文明。繰り返される悲劇、数え切れないほどの戦争…生と死、生と死。
人々のささやかな幸せ、愛と憎しみ。
1000万年経った今、晴れて縛め(いましめ)を解かれた私(わたくし)が、2get出来るチャンスに今っ!恵まれました。感動で…私の胸は張り裂けんばかりです。
天照大神様、見てらっしゃいますか?
それでは、1000万年の歴史の重みと共に、キーを叩き壊すほどの情熱をもって打ち込ませていただきます。
2get!
3 :
東條英機:2009/11/18(水) 07:32:09 ID:???
『ヒデキ☆かんげき』
する同盟国首相。
4 :
名無し三等兵:2009/11/18(水) 08:42:57 ID:???
こんな第三帝国は嫌だ
「旧日○軍のようにトップが演説しない姿表さないうえに弱いドイツ軍。」
5 :
名無し三等兵:2009/11/18(水) 11:10:30 ID:???
「新スレですか……新スレでも」
「ここにいたのか、さぁ行くぞ!今日も37oの射撃音は素晴らしいぞ」
新スレも相変わらずの人外大佐と、諦めのつかないドクターでした
6 :
名無し三等兵:2009/11/18(水) 15:29:39 ID:???
7 :
名無し三等兵:2009/11/18(水) 16:57:39 ID:???
総統閣下にぃーー!同情ーーっ!
8 :
名無し三等兵:2009/11/18(水) 17:34:17 ID:???
「前スレで、モスクワを攻略したのか?モスクワを攻略したのか?
グデーリアン、どうなのだ!」
電話越しに詰問する総統閣下
9 :
名無し三等兵:2009/11/18(水) 17:38:28 ID:???
Ju 87 Gに250kg爆弾を四つ、1.5t爆弾まで搭載して出撃するルーデル
10 :
名無し三等兵:2009/11/18(水) 20:52:12 ID:???
>>9 投下できないまま被弾したが、後席は放っといて
さっさと脱出する人外大佐。
11 :
名無し三等兵:2009/11/18(水) 21:24:25 ID:???
仕方ないので1.5t爆弾に跨って落下していくガーデルマン
「ひゃっほう〜!これであの人外からおさらばだぜ!」
12 :
名無し三等兵:2009/11/18(水) 21:50:54 ID:???
だが何故か生還するガーデルマン。
本人曰く、「何が起こったのか分からない。」
13 :
名無し三等兵:2009/11/18(水) 22:04:41 ID:???
牛乳を飲まないとへにゃへにゃになってしまうルーデル
14 :
名無し三等兵:2009/11/18(水) 23:42:39 ID:CdUoZ6ME
まだエヴァが来てないので、AVとエロゲを同盟国からの輸入をここぞとばかりにする、総統閣下
15 :
名無し三等兵:2009/11/19(木) 00:28:54 ID:???
>>14 そのためにUボート部隊が根こそぎ動員となり、頭を抱えるデーニッツ
16 :
名無し三等兵:2009/11/19(木) 00:40:39 ID:???
チャーチル「見逃してやるからこっちにもいくらかくれ。なんなら代金立て替えるよ。」
17 :
名無し三等兵:2009/11/19(木) 08:24:34 ID:???
>>16 全く趣味に合わないモノを掴まされて激怒し、
Uボート殲滅を命令するチャーチル。
18 :
名無し三等兵:2009/11/19(木) 11:15:08 ID:???
デーニッツ「おかしいな、熟女と未亡人が好きと情報部から聞いたが」
レーダー「○鬼六が不足していたんだよ」
19 :
名無し三等兵:2009/11/19(木) 12:08:00 ID:???
>>18 フリーデブルク「ランポ・エドガワやジュンイチロウ・タニザキに執筆を依頼しては?」
20 :
名無し三等兵:2009/11/19(木) 17:24:52 ID:???
新スレ記念に
>>6の行進曲と共に
レーム兄貴率いる薔薇族突撃隊が、ブランデンブルグ門をくぐって行進する。
‥‥全員が全裸&フル勃起!
21 :
名無し三等兵:2009/11/19(木) 18:41:39 ID:???
ガーデルマンを憐れに思い、せめてもの慰めにと
大佐を双子に改造してみたメンゲレ
「お前の基準で考えてんじゃねぇよ!」
見た事のない形相でメンゲレに殴りかかるガーデルマン
22 :
名無し三等兵:2009/11/19(木) 20:18:30 ID:???
同じ医者でも前線で地獄巡り、回数券付き、をした軍医少佐の方が修羅場の数で
圧倒的なため、瞬殺されるメンゲレ。
23 :
名無し三等兵:2009/11/19(木) 21:20:16 ID:???
メンゲレを後部銃座に放り込むガーデルマン
ルーデル:「今度の奴はおとなしいな」
24 :
名無し三等兵:2009/11/19(木) 23:46:19 ID:???
気がつくと機体後部が重くなっていることに気づくガーデルマンと、
後部銃座を飛行中にせっせと双子に改造するメンゲレ先生。
25 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 00:25:34 ID:???
こうなりゃついでに、とガーデルマンも双子に改造するメンゲレ。
結果、人外大佐とドクトルのコンビが二組誕生。
翌日、ソ連から戦車が消滅した。
26 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 00:28:18 ID:???
スターリン「地上を走って狙われるのなら、地下を走れば良いんじゃね?
何なら、スツーカよりも速い速度で飛んでも良いぞ」
27 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 06:17:10 ID:???
空はWルーデルにより18機(うち2人はエースパイロット)が落とされ、残りはWハルトマンがおいしくいただきました。
地底はW電動博士の玩具でトンネルが崩落しました。
28 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 07:43:55 ID:???
「じゃあこれなら良いだろ!」とWルーデルを
双子美少女に改造するメンゲレ先生
「だから中身が同じなら意味ないんだよ!」
Wガーデルマンの突っ込みにも止まらない先生
29 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 10:43:24 ID:???
Wルーデル(美少女)「「私たち、二人一緒じゃだめですか?」」
スターリン「世界が滅びるわ!」
30 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 11:30:52 ID:???
とりあえず黄金柏葉剣付ダイヤモンド騎士鉄十字勲章の2つめの授与できて満足する総統閣下
31 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 15:12:42 ID:???
「あんな小娘にデレデレしちゃって! 私には何もくれないのかしら?」と
恨めしそうな目で総統を見つめるエヴァ。
32 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 15:35:44 ID:???
空っぽの箱をエヴァに送る総統閣下
33 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 16:46:25 ID:???
それがアルプスの清浄な空気という贈り物だったことをエヴァが知るのはかなり後のことでした。
34 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 20:47:54 ID:???
缶詰『アルプスの清廉な空気』
35 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 23:19:55 ID:???
「エヴァのおっぱいは?」
「ぷるんぷる〜ん」
が合い言葉の総統官邸
36 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 23:29:08 ID:???
「大佐、最近自分は生まれてきたこと自体間違いじゃないかと感じているんです。」
少々鬱なスツーカ・ドクトルこと軍医少佐。
37 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 23:33:39 ID:???
>>36 「さあ一緒に地団駄を踏もう!」
熱く勧誘するグデーリアン
38 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 23:49:08 ID:???
>>36 「ばかな!生命は実に素晴らしいものだ!2つ同じ命が並ぶともっと素晴らしい!」
たぶんに自分の趣味を入れつつも意外とまっとうなことを言うメンゲレ先生。
39 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 23:49:38 ID:???
美少女ルーデルA「鬱になっている暇はないわよ、ガーデルマン」
美少女ルーデルB「出撃するわよ、ガーデルマン」
美少女ルーデルA「ちょっと、ガーデルマンと出撃するのは私よ」
美少女ルーデルB「何言ってるのよ、私がガーデルマンと出撃するのよ」
さながらラブコメのようなやり取りをするWルーデルの背後で
世をはかなみ木に縄を準備するガーデルマン
40 :
名無し三等兵:2009/11/20(金) 23:55:54 ID:???
「ああ、みんなが行ってしまう…
シャルノブスキー、待ってくれ。ヘンシェル、見捨てないでくれっ」
夢中で追いかけるガーデルマン
41 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 00:06:29 ID:???
三途の川の渡し用に回数券どころかToicaをもっていて、往復自由な状況にあるガーデルマン。
何度でもこの世とあの世を行き来できる。
「…彷徨えるオランダ人…」
更に鬱になる。
42 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 01:25:04 ID:???
「え〜とT-34/76が34780台でT-34/85が22559台でT-34ベースの自走砲が13170門、これを公式戦果の519で割ると…」
なんかとんでもない量産計画を考える白衣の悪魔。
43 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 01:31:05 ID:???
「美少女ルーデル量産化の暁には戦況は一変する!」
絶叫する総統閣下
44 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 01:47:04 ID:???
考える事も放棄し、部屋でただうなだれるだけのガーデルマン
廊下には量産化美少女ルーデルの足音が響く……
45 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 01:59:53 ID:???
「もうやだこんな独逸」
もの凄い勢いで国外逃亡したガーデルマン
46 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 07:55:18 ID:???
一方、武装親衛隊では美少女ヴィットマンの量産を計画していた
47 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 10:16:53 ID:???
>>41 ルーデル :「ガーデルマン、オランダ人だったのか?」
ガーデルマン:「突っ込むところは其処ですか」
48 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 10:27:06 ID:???
「美少女ルーデルは15才未満か、以上か?(;´Д`)ハアハア」
GPUの組織全力を挙げて調べさせるベリア長官。
49 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 10:30:45 ID:???
「ユーティライネンもシモ・ヘイヘも女性化しません」
同盟軍の病気に感染しないよう、先手を打つマンネルハイム将軍
50 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 10:41:02 ID:???
盟邦の話を聞き、坂井三郎の量産化を本気で検討を始める大本営
51 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 15:07:07 ID:???
だがしかし、量産されたのは辻ーん
52 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 15:44:57 ID:???
「美少年ルーデルは作らないのかな」
‥‥byレーム兄貴
53 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 17:24:21 ID:???
「何でも良いですから、さっさと先行試作体でのテスト終わらせて量産体の製造を
始めりゃあ良いんですよ。」
ぷんすか、むくれているドクトル。
軍医少佐がどちらかというとアーデルハイトに変化しつつあるのに気がついたゲーリング。
54 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 17:51:41 ID:???
クールメイ戦隊に転属を直訴するガーデルマン
「しかし貴官は…」
「戦闘機のパイロットでも格納庫の掃除係でも何でもいいですから転属させてください!」
55 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 18:34:38 ID:???
念願叶って転属するも、何故か同じ部隊にいる大佐。
56 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 18:43:25 ID:???
カタヤイネンと仲良く格納庫の掃除に勤しむガーデルマン
ルーデル :「なあ、出撃しようよ」
ガーデルマン :「掃除の邪魔なんでどいてください」
きっぱり断られ、すごすご出て行くルーデル
カタヤイネン :「なんだい、あの人は?」
ガーデルマン :「気にしなくていいよ、ただの人外だから」
カタヤイネン :「へえ」
57 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 19:54:50 ID:???
>>49 > 「ユーティライネンもシモ・ヘイヘも女性化しません」
同盟軍の病気に感染しないよう、先手を打つマンネルハイム将軍
が、ついやってみたくなってカタヤイネンを量産化してしまい、搭乗員の損耗率はゼロになったものの
機体の損害が急上昇という微妙な結果となるフィンランド空軍
58 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 21:50:33 ID:???
「というわけで、出撃すると飛行機壊すからって掃除係に廻されたんです」
「ほう」
仲良く格納庫の床を箒で掃いているガーデルマンとカタヤイネン
59 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 21:55:00 ID:???
ガーデルマンが相手にしてくれないので、
仕方なくそこら辺にいたフィンランド兵を後部銃座に放り込んで
出撃するルーデル
「名前は?」
「スロ・コルッカ」
60 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 23:15:40 ID:???
「あーもう!モスクワ以外ならどこでもやるから、そいつら引っ込めてくれ!」
マジ泣きでヒトラーに詫び入れるスターリン。例によって地団打を踏むグーデリアン。
61 :
名無し三等兵:2009/11/21(土) 23:23:56 ID:???
「勝っちゃった・・・・・・」
スターリンからの予想外の告白に呆然とする総統閣下
あまりにも予想外な出来事だったので却って途方に暮れているようだ
62 :
名無し三等兵:2009/11/22(日) 08:02:38 ID:???
実は仲の良い二人の独裁者を見て、悔しがるヒデキ☆
63 :
名無し三等兵:2009/11/22(日) 13:46:10 ID:???
「あ、あの、はじめまして。アドルフ・ヒトラーといいます」
「こ、こ、こ、こちらこそはじめまして。よ、ヨシフ・スターリンっていいます」
「てってててってt、天気いいですよね今日」
「あああ、あ、でも寒くってさむってごめんなさいっ!」
「そ、そんなことないですよぉ!ま、ままままっま、前からお名前のほうはかねがね」
「そそそs、そちらこそすんごく有名で羨ましいなあ、かっこいいなあって前々から」
まるで童貞と処女のお見合い状態な独裁者お二人様のモスクワにおける初会合でのひとこまである。
64 :
名無し三等兵:2009/11/22(日) 15:39:16 ID:???
「お、おのれ!モスクワをこの手に収めずにおくものか!」
首脳会談真っ最中なのにモスクワに攻撃を開始してしまったグーデリアン
65 :
名無し三等兵:2009/11/22(日) 17:11:20 ID:???
「昨日と今日とでそう簡単に変わってたまるか!」
相変わらず空気の読めない大佐も爆撃を続けているぞ!
66 :
名無し三等兵:2009/11/22(日) 18:26:30 ID:???
「行っちゃいましたねぇ。」
「行っちゃったねぇ…」
デッキブラシ片手に離陸していくルー様機を見送るガーデルマンとカタヤイネン。
「帽子振った方が良いんじゃないか?」
「帝国陸軍じゃないしね。」
67 :
名無し三等兵:2009/11/22(日) 18:34:52 ID:???
ルーデルを止める為に、急遽パイロットとして呼び戻されるカタヤイネン
「なんにせよ、戻りたかったんだろう?良かったじゃないか」
「はい、有り難うございます!一緒に頑張りましょう!」
「……一緒に?」
「後ろに乗って下さい!出撃しましょう!」
「いやいやいや、待って待って待って」
68 :
名無し三等兵:2009/11/22(日) 19:08:47 ID:???
「結論的に、貴官には人外特性のある軍人を呼び寄せる気質がある…」
もっともらしい言い方で解説するメンゲレを、まずは撃ちのめすガーデルマン。
舩坂も瞬殺できそうな勢いだった。
69 :
名無し三等兵:2009/11/22(日) 22:42:44 ID:???
「そもそも君は戦闘機乗りだろう。単座戦闘機に二人は無理だよ!」
「でも、もう出撃しちゃったし」
「んじゃこの飛行機は…SB-2か!」
腹立ち紛れに伸びてるメンゲレにもう一発食らわすガーデルマンであった。
70 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 07:02:32 ID:???
「五月蝿いエスベーだな、墜してくれるわ!」と
37mm機関砲をぶっ放しながら向かって来るルー様。
「危ねえ!・・・まあ、弾数少ないから避けてたら撃ち尽くすだろ」と二人組。
しかし、いつの間にかルー様のスツーカG型は100発弾倉に魔改造されていた!
「なんでそれで飛び回れるんだよぉ」と泣きベソをかくガーデルマン。
目の色変えて空戦に応じるカタヤイネン・・・
71 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 10:59:05 ID:???
で、地上ではT−34のスクラップが撒き散らされていく、と。
72 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 11:31:24 ID:???
キツイ夜のお勤めをすっぽかして、立飲み屋で出来上がっている総統閣下
73 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 14:44:42 ID:???
「ルーデルが111人いればT-34なんて絶滅する!チハタンなら4人で十分だ!!」
立ち飲み屋の親父に絡む総統。言っていることに間違いはないが…
74 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 17:05:20 ID:???
「とりあえず生きてるな、俺たち」
機体中穴だらけ、エンジンが両方とももげたSB-2の中で座り込む
ガーデルマンとカタヤイネン
「どうする?」
「掃除の続きでもしよう」
75 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 17:40:49 ID:???
…
>>74を昔懐かしい「髪の毛ちりちりアフロ、顔中すすけて、操縦服ぼろぼろ」の
ドリフのコントで脳内再生してしまった40代以上の人間が多数居るぞ。
…私もだけど。
76 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 17:44:20 ID:???
「親父、生ビールもう一杯」
カウンターに、タンッとジッョキを叩きつける総統閣下。
「旦那、もういい加減にしてまわんとあかんがネ…。」
「うるしゃあガ。飲まんとおれんで、っカんのだワ。」
額に青筋が卍マーク型に浮いている。
77 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 20:46:38 ID:???
「なーんで総統閣下が名古屋弁やのォ?」
真面目に悩む大島大使(岐阜県出身)
「そんな細かァこと気にしとったらあかんげ。」
妙におおらかな宮崎繁三郎中将(同じく岐阜県出身)
ダメだ、同じ岐阜でも東濃のオレには岐阜,西濃の方言よくわからんw
78 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 21:04:01 ID:???
某えねえちけーのBSでやってる「奥様は魔女」に出てくるクラビッツの奥さん、
21世紀の今なら名古屋弁か尾張弁でまくし立てても良いような希ガス…
79 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 21:16:03 ID:???
>>74 > 機体中穴だらけ、エンジンが両方とももげたSB-2の中で座り込む
> ガーデルマンとカタヤイネン
そんな機体を新品同様に再生してしまうタンペレ国営工場の魔女たち
80 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 21:29:12 ID:???
「ってか、搭乗機がその状態で、肋骨の2〜3本折った状況で、ついでに言えば
野戦病院のベッドで唸っていたはずなのに再出撃したコトのある俺って、人間の
カテゴリーからはみ出してるよね…」
かける言葉が思いつかないカタヤイネン。
81 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 23:06:20 ID:???
ルーデル【単位】
戦車の数を表す単位。1ルーデル=519両、4ルーデル≒1チハタン
82 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 23:39:28 ID:???
>>79 「ここに機体を持ち込めばもっと凄いスツーカができるんじゃないのか…?」
大佐はなにやらよからぬことを思いついた模様。
83 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 23:57:36 ID:???
「後席なんて取っ払って、その分弾積むぞ!アイツは掃除の方がいいみたいだしな!」
拗ねてとんでもない事を言い出した大佐の要求を
完全にこなしていくタンペレ国営工場の魔女達
「止めなくていいのかい?」
「止める必要がどこにあるんだい?」
仲良く掃除をしながら傍観するガーデルマンとカタヤイネン
84 :
名無し三等兵:2009/11/23(月) 23:58:35 ID:???
格納庫に「ルーデル立ち入りお断り」と大書するフィンランド空軍とクールメイ戦隊
85 :
名無し三等兵:2009/11/24(火) 00:07:06 ID:???
「このスツーカは、角度90度で降下可能です」
「それは凄い!早速試さねば」
颯爽と離陸していくスツーカ大佐
「ただ90度で降下すると角度を変えられないので…あれ、いない」
86 :
名無し三等兵:2009/11/24(火) 19:41:53 ID:???
>>85 「地球に特攻するって…?」
「あの大佐ならやりそうだね。まあ、したところでクレーターの中心で『こんな柔な機体に
乗せるとは何事かっ』って、怒っていそうだけどね。」
さすがのカタヤイネンも苦笑いするしかない…。
87 :
名無し三等兵:2009/11/25(水) 01:10:30 ID:???
案の定大破するスツーカ。
案の定軽傷で済んでいるルーデル。
「後始末が大変だから、ごみを散らかさないでくださいよ、全く」
「いいからさっさと助けろ」
なんだかんだで見捨てられないガーデルマン。
88 :
名無し三等兵:2009/11/25(水) 01:31:46 ID:???
助けたルーデルを病院に放り込んだ後、格納庫に戻って掃除を続けるガーデルマン。
「大丈夫だったか?」
「ルーデルは軽傷だったよ」
「いや、機体の方だよ」
「粉々だった」
「そうか…残念だったな」
「全くだ」
揃ってため息をつくガーデルマンとカタヤイネンであった。
89 :
名無し三等兵:2009/11/25(水) 02:00:33 ID:???
翌日、早速復帰するルーデル
「ガーデルマン、出撃するぞ!」
「だから掃除の邪魔だって言ってるだろう」
昨日の今日で退院している事には一切突っ込まないガーデルマンに
「お前もルーデルと同じ穴の狢じゃねぇか」と言いたくて仕方のないカタヤイネン
90 :
名無し三等兵:2009/11/25(水) 02:15:34 ID:???
「そもそもだな、出撃したくてもスツーカが無いぞ」
「!?」
ナメクジに塩をかけたより速やかにヘナヘナになるルーデル。
91 :
名無し三等兵:2009/11/25(水) 02:17:03 ID:???
突如眼を光らせて飛び出していくルーデル。
「いったい何を感づいたんだ?」
「まさか!」
あわてて電話に飛びつくガーデルマン。
「もしもし、クールメイ戦隊ですか?そっちに危ない人が行ったんで注意してください!」
92 :
名無し三等兵:2009/11/25(水) 15:19:09 ID:???
>>88 「本気で手間と金をつぎ込めばなおらねえ機体なんて世の中にひとつもない」
「破片一つ残ってりゃモトの形のオコしてやるよ・・」
ヤバげなことをうそぶくタンペレ工廠の人々。
93 :
名無し三等兵:2009/11/25(水) 20:29:28 ID:???
>>92…他
「わかったよ、銃後にも人外がたくさんいるからフィンランドは露助共と
ガチでタイマン張れるのか…」
「認めたくないけど、そのようだね。」
自分が人外に寄っていくのか、人外が寄ってくるのか、ますます分からなく
なっているガーデルマン。
「君だって、自分でヒトのカテゴリーをはみ出してる、って言ってたぜ。」
内心、今度全損事故起こして、それでも無傷に近い状態だったら、オレも仲
間入り確定だなぁ、と思っている、それなりに謙虚なカタヤイネン。
94 :
名無し三等兵:2009/11/25(水) 23:05:41 ID:???
これ以上人外を生み出さない為に、国外追放されるガーデルマン
95 :
名無し三等兵:2009/11/25(水) 23:52:08 ID:???
「かわいそうに、我が国に迎え入れてあげよう」と、
スターリンに拾われそうになるガーデルマン。
と、その背後から聞き覚えのある声が。
「待ってくれ、ガーデルマン。俺が悪かった、見捨てないでくれ!」
96 :
名無し三等兵:2009/11/26(木) 00:54:21 ID:???
ロシアには流石に行きたくなかったので、丁重にお断りしてトルコに逃走するガーデルマン
97 :
名無し三等兵:2009/11/26(木) 11:06:33 ID:???
ルーデル「すみません、トルコにかくかくしかじか。御礼に何でもいうことを聞きましょう」
ヒトラー「わかった。エヴァに頼んでおく」
悪魔が悪魔と契約した瞬間だった
98 :
名無し三等兵:2009/11/26(木) 12:38:50 ID:???
「これこれこういう訳で、非常に困っているんです」
「まぁ、酷いパイロットね。分かったわ、私に任せて」
こっちはこっちで破壊神を召喚していた
99 :
名無し三等兵:2009/11/26(木) 13:27:14 ID:???
トルーマン「ついに悪魔と破壊神が動き出したな」
オッペンハイマー「では我々の出番ですな」
ハル「(原爆ぐらいで何とかなる相手じゃないだろう)」
その頃ガーデルマン氏はトルコのお風呂でいろんな意味でリラックスしていた。
>>100 「東洋の神秘?今が1930〜40年代だとしたら、その手のサービスは
まだ受けられないはずだ。」
と、ベルリンの裏風俗を書きまくった筋金入りのマザコン、エーリヒ・ケストナー。
「おい、リチャード大学院生、今度は対閃光防護眼鏡なしの観察はできんぞ。」
内心、失明の恐怖を感じていたファインマン大学院生、すなおにオッペンハイマーの
忠告を受け入れることにした。
トルコで睨み合う悪魔と破壊神、いま正にその頭上に爆弾が落とされた!
「香ばしくて美味しいけど、もうちょっと塩味が欲しいわね」
「ふむ、スツーカには不要ですな。あんな物では戦車は潰せん」
全く動じない人外に頭を抱えるトルーマン
大体予想通りの結果だったハル
とんでもない悪魔と契約してしまったと頭を抱える総統閣下
大体予想通りの結果、むしろもっとやれ!と思っているガーデルマン
総統閣下:「最近ケストナーという名前をよく見かけるが、あれはなんだ?」
宣伝大臣:「ああ、彼ですか?我が宣伝省が雇ったエージェントです」
総統閣下:「ちょっと待て。その割には好き勝手な事を言ったり書いたりしてるじゃないか!」
宣伝大臣:「まあガス抜きですな。このスレに反ナチが出入りできる訳がないでしょ?」
相手にしてもらえなくてしょんぼりする同志鋼鉄男。
「大気が炎上するくらいの爆発なら良かったんですかねぇ。」
淡々と爆発の威力について計算しているリチャード・ファインマン大学院生。
「出来るか。動いただけでも良しとしないとな。」
It worked とつぶやくのが精一杯だったオッペンハイマー。
「原爆が完成しました」
「よし実験だ」
「どのようなテストをやりますか?」
「そうだな。艦艇に対する威力を確認したいから、キール運河に浮かんでるグナイゼナウを使おう」
例によって後先をあんまり考えてない独第三帝国の博士たち
>>104 その実、宣伝省の文書を偽造しまくって生き延びたのも、筋金入りのマザコン、
エーリヒ・ケストナーでもある。
早々に亡命した文壇仲間からはナチスに迎合したと糾弾されてはいたが、最も
ナチスの自分に対する評価を利用したのも彼である。
「おい、パウル、嵌められてるじゃね〜の。」
「何言ってるんです、私が奴に煙に巻いたかのような錯覚を与えるように仕向
けたんですから。」
…こいつこそ、「ああ言えば上祐」だなぁ…、と確信する偉大なる伍長閣下。
トルコ上空をBV 141で飛行するガーデルマンとカタヤイネンとメンゲレ
謹慎中のパットン「トルコが騒がしいそうだな?」
お目付け役「ドイツ軍が侵出したようですが。」
「ふむ。トルコ言えばだな・・・
−以下 トルコの戦史についての講釈2時間−
・・・という訳だ。ワシもいくつかの戦いに参加したのだが。
今回も暴れてやるから、アイクに頼んどいてくれよ。」
「はあ、一応伝えておきます。」
「で、どんなドイツ野郎が来たのだ?」
「詳細はわかりませんが、ドイツ最強の・・・その、
化物とか人外とか呼ばれているモノと、その仲間達だという噂ですが。」
「何ィ、ドイツ最強だと?
ワシが出なくちゃ話にならんじゃないか!
化物だか人外だか知らんが、ワシは軍神の生まれ変わりだ!
メタメタに叩き潰してやる!」
(精神病院に隔離するよう進言しようかな・・・)
本気で考えるお目付け役。
「お前みたいなモノに転生した覚えはない。」
その頃山形県米沢市一帯に大音声が轟いた。
「…ってか、某の方が貴様よりよっぽど用兵の妙を心得ておる」
それではまずいからと鳩を送る同盟国
ヒデキ「何故鳩を?」
小磯「鳩は出雲の軍神の使いだからな」
鳩山一郎「だからって……離せ離せぇぇぇぇ」
山本「鳩って八幡宮の神の遣いでは?」
米内「ま、統帥権がなんやら野次を入れて内閣を潰した罰だ。いけにえにはちょうどいい」
>>105 「私でよろしければお相手してさしあげますから、
立て替えっぱなしだったマヤコフスキーの香典と、
私の『メキシコ万歳』の制作費早く払って下さい」
グルジア髭に申し出るエイゼンシュテイン。
金が絡むと怖れを知らないあたり、流石にユダヤ系だ。
>>114 気がついたらしっかり金を払っていた自分にすごくむかつき、ものすごい勢いで粛清命令書に
サインをしつつ自分を戒めるグルジアのおっちゃんと、
あー、このおっさんまただようぜーな仕事増えてばっかじゃんよ、と心の中で文句を言いつつも
なぜか心がうきうきしている冥府魔道まっしぐらの某ロリコンおじさん。
116 :
名無し三等兵:2009/12/01(火) 07:35:12 ID:SIJuN5p4
フルシチョフ「ロリコンが喜んでいるってことは」
ブレジネフ「発電所おやじのとこの予算が削られたな」
カガノヴィチ「まぁ飲め、付き合ってやろうじゃんか」
マレンコフ「どーせどーせ」
ロリコンのおじさんとなぜかウマが合うらしいルーデル氏。
ガーデルマン「だめだこいつら、(ry」
と言いつつ何もする気のないガーデルマン氏。
彼はいまだトルコのお風呂でくつろいでいる模様。
「禁アルコール、ってのを除けば最高だね。」
それは仕方ないか…
>>118 なんてあきらめて風呂上りでレストランに向かうと目の前にビールが登場。
「そか!トルコって酒が飲めるんだった!」
山盛りのトルコ料理(※世界三大料理の1つ)と本場とは異なるビールに
ご満悦のガーデルマン氏であった。
もちろん、ボラれているのは言うまでもない。
羊の選別に熱心に取り組むメンゲレと、
難しい顔をしてシシュ・ケバブをかじるカタヤイネン
その隣のテーブルにマレンコフとカガノヴィチが。さらにその斜め三つ後ろには辻ーん(オリジナル)がいたのに誰も気がつかなかった
食事とビールにご満悦なガーデルマン
食欲が満たされ、段々と眠くなり……
目が覚めるとスツーカの後ろにいた
前には勿論人外大佐がいる
スツーカの後ろということで、吹き流しとして曳航されるガーデルマン
ガーデルマンを救いに慌てて離陸するカタヤイネン
離陸しようとした所をスツーカが急降下
次の瞬間もの凄い勢いで衝突するスツーカとカタヤイネン機
結果は死者無し、軽傷者3名
「病院になんていられるか!出撃するぞ!」
「1日くらい我慢したらどうだ?」
「うぅ……国に帰りたい……」
三者三様、仲良くベッドに並ぶ大佐とドクトルとカタヤイネン
ゲッベルス「いっそあの三人をまとめて運用しますか」
ヒトラー「が、三人乗りで急降下できる機体はないのかな」
エヴァ「んー、スツーカは二人乗りだしね」
ガーランド「心辺りはありますけど……」
シュペーア「あれは資源の無駄遣いですぞ」
ハインケル「ふえっくしょん!誰かこの欠陥機を貰ってくれないかな」
エイカー「もしあれが"グライフ"を入手し空対空に使われたら……」
ドゥーリトル「33本のロケット弾、B-36でさえ『空飛ぶ棺桶』になるな」
スターリン「6トンの急降下爆撃機に75o装備などで前線に出られてみよ」
ジューコフ「一日で一ルーデルは損害がありそうですな」
アントニー「閣下が植民地の連中に焚き付けるからこうなったのですぞ」
チャーチル「わかっておる。ハリス君、"グランドスラム"の使用を許可する」
ハリス「よし、コクレーン!直ちにダムバスターズの出動準備だ!」
こうしてヨーロッパで最も長い一日が始まる……訳がなく
人外大佐「ええい、またエンジンが火を噴きおった」
ドクトル「はぁ、また脱出ですか」
フィンランド人「ちょっと名前ぐらい……オレの悪運が酷いのかな」
順調に数を減らしていました
>>128 > ヒトラー「が、三人乗りで急降下できる機体はないのかな」
某同盟国海軍航空技術廠「双発で宜しければありますよ。きっちり三人乗りで急降下もできる機体が。あ、雷撃もできます」
トルコ上空をのんびりBV 141で観光飛行するルーデル、ガーデルマン、カタヤイネンのご一行
「いやあ、この飛行機の眺めは最高だな!」
「たまにはこういうのも悪くないな、うん」
「そうですなぁ」
そこに「この眺めをそのままに急降下爆撃ができるならどうだね?」とフォークト博士の悪魔の囁き
もちろん、見事に右ストレートを打ち込むドクトル。
「抉るように打つのがコツだ。」
博士はボスポラス海峡の向こうにまで吹っ飛んでいた。
「…って、大佐、何、フルスロットルで操縦桿押し込んでるんですかっ」
振り返ればお約束の光景。
たまたま通り掛かった船に拾われて、紆余曲折の末、
日本に着いたフォークト博士。
「やあ、土井君、久しぶり。手伝おうか?」
「トプカピ宮殿に突っ込んでも、私はたんこぶ一つで済むんだよなぁ。」
諦観という語彙を体得しているカタヤイネン。
「ひょっとしてカタヤイネン氏に乗ってもらえれば
着陸失敗で流石のエヴァもダメージを受けるのではないか?」
と思いつく総統閣下
「カタヤイネン氏以上に人外なエヴァ嬢がその程度でどうにかなると思えませんが…」
裏拳の練習をしつつ答えるマンシュタイン氏。
「原爆すら通用しない化け物に"グランドスラム"だけでは」
「なら"クラウドメーカー"はどうだ。完成してないがな」
「それでも命中させなければ。水平爆撃では命中する確率が低いぞ」
「なら急降下して……やつがいる!」
人外の悪魔と契約を結びたがっている連合国の皆さんであった
「では、ドイツ国総統に話を通して、
例のスツーカにクラウドメーカーを搭載して貰えばいいのですな。
…ドイツまで行って」
誰が猫の首に鈴を付けるのか状態に陥った連合国の面々
「六人乗りスツーカって作れないかな?」
「何のために?」
「楽しいじゃないか」
ドイツ人って変わってるなぁ、としみじみ思うカタヤイネン
>>139 「ドイツとの交渉窓口が欲しいと聞いて」
戦闘機で突っ込んでくるヘス。
>>140 「作ってみたよ!」
と、スツーカを3座化した上に双胴にした
Ju87Zを持って来たユンカース社。
(また余計な事を・・・犠牲者が増えるな)
と嘆息するドクトル
>>142 「犠牲者はオレと…他誰だ?ハッ!」
最初から自分が犠牲者に入っていることに気が付いたドクトル。
「ということで、俺はまた旅に出たのだ」
「貴方も大変ですな」
地中海を機帆船で密かに進むドクトルとカタヤイネン
「てか、付き合わせてしまって申し訳ない。」
意外と美味しいフィンランド軍の携行糧食をつつきながら語り合う二人。
「着陸のたびに全損、だなんて揶揄されるよりはずっと良い。」
フィンランド軍携行糧食の美味しさに気をとられて暗礁に乗り上げ、
機帆船をしっかり全損させた愉快なお二人さま。
そこへ何かに呼ばれたかのように突っ込んでくる同盟国の某戦艦改装空母。
ガーデルマン、カタヤイネン、岡田次作の三氏がこの妙な事態に黄昏ている中、
「ケワタガモでも食うかい?」
と、ヘイヘが颯爽と現れた!
これ以上人外が増えても困るので、黙々と機帆船の修理に勤しむ
ガーデルマンとカタヤイネン
「なあ、後部銃座は要らないんじゃないか?」
「すまん、つい癖で…」
>>149 よく見たら機帆船のエンジンがユンカース製で、思わず機関室の床に突っ伏してしまうガーデルマン
その時颯爽と現れるルーデル
「探したぞ、さぁパナマ運河を爆撃にいくぞ」
「パナマ運河ってここからどれだけあるんですか!」
「心配ない。同盟国から飛行機を三機収納できる潜水艦を頂き……貸してくれた」
「……ごめんなさい。同盟国の方」
「残りの二機に俺達を乗せる気じゃないだろうな」
「だな」
ルーデル:「さあパナマ運河に向かうぞ!ってあれ?」
別の潜水艦に拾われていたガーデルマンとカタヤイネン
「この潜水艦なんてお名前で?」
「アップホルダー」
「おい!何してる、ガーデルマン。さっさと後ろに乗れ!」
「あの、飛行機は3機あるんですが・・・」
「んなもん誰か他の奴に任せとけ。お前と俺は一蓮托生だ!」
「(一蓮托生、って。何かあったら、この人だけ生き残りそうな気がする・・・)」
「話し相手がいないと眠っちまうからな、ガハハ!
航法は頼んだぞ。」
「嫌だぁ、他の飛行機に乗るぅ!」
暴れるドクトルを担いで、黙って大佐の後ろに放り込む
同盟国のどん亀乗りの皆さん。
154 :
153:2009/12/10(木) 19:05:52 ID:???
>>152を見落としてた orz
153は適当にすっ飛ばして下さい。
「てめーら全員、魔女の婆さんの鍋に叩き込まれて『偽ウミガメのスープ』に
されちまえっ。」
>>153,
>>154に関わらず毒づくドクトル。
カタヤイネンはさておき、さっさと次の獲物を探しに出かけてしまったヘイヘ。
>>155 「アレ、俺だけ一人?」
さておかれたカタヤイネン。
「とりあえず、基地に帰って掃除の続きをするか…」
久しぶりにお国に帰って格納庫の掃除を始めようとするカタヤイネン
掃除道具入れを開けると
「…何やってるんですか?」
「お願い、かくまって」
「潜水艦か飛行機か知りませんが、どうやって逃げ出してきたんです?」
「それも聞かないで」
哀願するガーデルマン
「しかしこのままだとまた見つかっちまいますよ?」
「うーむ、あの人外の探知能力は異常だからなぁ」
「そうだ、変装してみては?」
「いいアイディアだ!」
なんのかんの言って苦労人どうし、気が合う二人であった。
「えーっと、まずは髭をつけて」
「白髭か、これはいい」
「次にこのズボンと靴を履いて」
「赤と白のお揃いだな」
「次はこのコートを着て」
「こいつも赤と白だな。なんだか目立ちすぎじゃないか?」
「却って印象が変わって気づかないもんですよ。最後にこの帽子を被って」
「これも赤と白だな。なあ、ひょっとしてこれ…」
>>159 そしてトナカイの着ぐるみで現れる大佐。
「さあ、イワンにプレゼントだ。橇の用意はできてるぞ」
「いちおう、我がフィンランドはサンタクロースの故郷なんだけど…」
言い終わる頃、真っ赤なお鼻ではなく、「真っ赤なプロペラスピナー」の
スツーカは颯爽と離陸していた。
「だいたい、3.7センチだってイワンのブリキの棺桶には勿体ないくらいの
プレゼントだしな。」
「天国行き、ってのは…」
「連中の行き先は魔女の婆さんの大鍋と決まっている。さあ、おしゃべりしている暇はないぞ、
行動体制に入る。」
橇…それは赤緑白のクリスマス迷彩とイルミネーションを施したJu87G。しかも足回りは雪道でも安心なスキッド仕様…
かくして橇に乗って出かける三人
「おかしい!この橇はいつになったら離陸するんだ?」
「いや普通、橇は空飛ばないから…」
「あのジジイは確かに飛ばしてたんだが」
その頃、スツーカに乗って家に帰るサンタクロースさんの姿がありました。
「何だと!これはJu87Gじゃないのか!?」
「俺の眼にはトナカイ用の橇に見えるが」
「あ、こんな所に『Ju87G』って書いてある」
橇の席に小さい字で『Ju87G』と書いてあるのを見つけるカタヤイネン
「プレゼントだと言って、騙したなあのジジイ!」
一方、本国ドイツでクリスマス中止に向けて関係各者に必死の働きかけをする総統
「クリスマスには、クリスマスには『あれ』と二人で過ごす約束があるんだ…!」
ボルマン「どうしてそんな約束をしたんです?」
ヒトラー「おまえは『あれ』にNeinと言えるのか?」
キング「大統領!ドイツよりクリスマス中止の要請です」
トルーマン「何をたわけた事を」
アイゼンハワー「いえそれが」
「クリスマスを中止せよ。さもなくばエヴァと一緒に世界食べ歩き旅行に出掛ける所存である」
「赤い星が故障引退するだと。ざまあみろ!」
全世界の阪神ファンを敵にまわす総統閣下
168と総統を道頓堀に投げ込んだ上で頭を丸め、平謝りするナチス首脳陣。
陛下「頭を丸め……か」
ヒデキ「?」
スターリン「わが国にはクリスマスなど存在しないが?」
共産主義の恐怖である。
>>168 「総統に代わって、
帝国の医学・科学・魔術を総動員して必ず完全復帰できる要に致しますわ!」
と宣言するエヴァ総統夫人。
何故か総責任者はポルシェ博士
>>172 ナチスの広報に盛り上がった阪神ファンも担当者氏名を見て大いに盛り下がる。
「鬱出汁能」
心斎橋からヌーの大群のごとく身投げし始める。
仁科「電動だからいけないのだ。これからの時代は原子…」
湯川「あの〜日本中の野球選手が自殺しているニュースが入りましたよ」
メンゲレ「非対称か電動かロケットか三角かどれがいいかね」
アイヒマン「失敗したらシャワーを浴びてもらうだけなんだけどね」
ピカード「ちょっと収容所を爆撃してきます」
テイト「トールボーイはいるかい?」
>>167 クリスマスを中止したら降伏しても良いと日本から連絡が
陛下「医学、科学は分かるが(魔術)は何かな?」
ヒデキ「さあ?」
香淳皇后「皇居内では欧州の外術などお試しにならないように。」
昭和帝「良宮の謂い様、尤もである」
なんせ、日本国神道の総元締めだし。
>>176 「そんなにミサに行くのが嫌なんだろうか……」
よく判っていないドゥーチェ。
ってか、ミサの後のお振る舞いが目当てでまじめにクリスマスミサに預かっている
ドゥーチェ。…教皇さまに叱られてしまへ。
「クリスマスといえば俺の書いた飛ぶ教室だろ」
最近出番がないのでドレスデンのママからお叱りの手紙が来たケストナー
チャーチル「アントニー君。次期首相は君に決定だが、今回に限り早めにそうだな…クリスマスに交代しないかね」
アントニー「それまでに悪魔と破壊者と人外を何とかしてください。あれがこの世にいる限りおちおち寝ることもできません」
>>176 >>179 キング「フン、ジャップも事の重大さを分かっている様だな。」
トルーマン「それで、中止すべきかね?」
アイゼンハワー「議会は何と言ってるんです?」
トルーマン「日本が降伏するのは良い事だが、クリスマスを中止するのも惜しいとさ。」
アイゼンハワー「しかし何故イタリアは降伏する様子が無いんでしょうね。」
キング「あれは何も分かってねぇだけだ。」
クレープス「街はクリスマスムード一色。通りはイルミネーションで埋め尽くされています。大手百貨店はこぞってキャンペーンを実施。クリスマス商戦も激しさを増す一方です。
総統「クリスマス中止のお知らせは流してあるだろうな?」
クレープス「マインフューラー・・・流しましたが・・・」
ヨードル「はっきり言って、誰も相手にしていません。効果は望めないかと・・・」
総統「・・・・・」
「また干されたのかい?」
わざわざドレスデンからプレゼントを抱えてベルリンにやってきたイーダ・ケストナー夫人。
「クリスマス中止とかって新聞に載っていたのと関係あるのかね?」
高等中学生に対するみたいな詰問のされ方に鬱になるエーリヒ。
ちなみに、大卒後、ライプチヒの新聞に就職した後でベートーベン生誕何周年かの特集に
ヤヴァイ風刺詩を投稿して干された前科がある。
186 :
名無し三等兵:2009/12/12(土) 12:24:33 ID:WNJk3ezt
エヴァ「へぇ、マンハッタン風のクラムチャウダーって今流行りのトマト鍋風なんだ」
グレートル「姉さんはそっち?私は変わったところでロードアイランド風かな?」
イルゼ「こらこら、二人とも行く前からはしゃぎ過ぎよ」
ヒムラー「会話だけならかわいい女の子みたいなんですがね」
ゲッペルス「半歩で大西洋を跨ぐ女など……いて欲しくは無いがな」
ヒトラー「早くクリスマスの中止を…」
ボルマン「心中察します」
「エヴァがいない間に都市計画を推進できるかな?」
地味に仕事を進めようとするシュペーア。
なぜか総統を吊るす台の建設まで都市計画に入っていた。
そこに入ってくる総統。
「あぁ、シュペーア君か。君だけだよ、職務に忠実なのは。」
「いえ、その、私に出来ることをやってるだけで・・・」
「そうかね?私は疲れた。
実はそろそろ総統の地位を誰かに譲ろうかと考えているんだが、
どうだい、シュペーア君。君なら上手くまとめてくれそうだが。」
「ととと、とんでもない!
私はただの建築家ですから。総統なんて無理です。」
「そうか、残念だな。まあ、考えておいてくれ。
ところでそれは例の都市計画かね?」
「! ・・・はい、近頃忙しかったので、あまり進んでいませんが。」
「いや、素晴らしいよ。その真ん中にある台は何かな?」
「!!! ・・・そ、それはですね、あの、その、
そうです!総統の偉業を記念して、何か像を置こうかと」
「ふむ、それはイイな。芸術家に像のアイデアを提出させるか。
いや、自分でデザインしてみるかな。
うん、少しやる気が出てきた。ありがとう、シュペーア君。」
「いえいえ、お役に立ててなによりです。」
総統が出ていった後、その場にへたり込むシュペーア。
「へたり込んでいる暇はないぞ。」
お約束の台詞に振り返ったら、清掃員姿のスツーカドクトル。
「後席に推薦するぞ。」
「結構です。」
と言った後で卒倒するシュペーア。
「エヴァをルーデルの後部座席に乗せたら無敵じゃね?」
「なら、エヴァを投下した方が更に効果的だよ」
こっそりブラックジョークを飛ばすルフトバッフェの皆さん
「今気付いたんだが…ヒトラー総統が総統の座を誰かに譲った上で、
新しく総統になった奴が『アドルフ・ヒトラー』を国外追放すれば
ドイツだけは万事解決じゃ…ウワナニヲスルヤメあwせdrftgyふじこlp;@」
そんな事を思いついたものの、
どこからとも無く現れたKGBかCIAかMI6かの工作員に消されてしまったドイツ国の名もない国民
「エヴァを追放してくれないかな・・・」と
ボソッと呟いてしまった後に、慌てて回りを見回す総統。
>>192 そこでなぜか目があってしまう軍需相。
慌てて目を逸らすとその視線の先には…
全裸にサンタ帽の突撃隊幕僚長が…
北米防空司令部はマジで目標に対して攻撃の命令を下した。
「クリスマス中止なんてことになったら、Santa Trackingの名目で引っ張った
予算が執行停止されちまうぞ。」
世代がモロ違うけど、B52の大群が大西洋を越えた。
しかし行く手にはブラウン三姉妹が
追加予算にほくほくなルメイと、大事なときに予算が減って落ち込むアイゼンハワーであった
トルーマン「……まだ米ソ冷戦も始まっていないのにB-52はないだろう」
スパーツ「アイクはともかく、ルメイも第20航空軍司令ですしね」
アーノルド「……ひょっとすると歴史が変わるのかもしれませんが」
トルーマン「!?」
ルーズベルト「安心しろ、B-52は全てミス・ブラウンの口内に消えたそうだ。という訳で後は任せた」
>>198 「ミス?」一斉に顔が青ざめる側近たち。
「ええ?え?俺なんかまずいこと言った???」嫌な予感に襲われるルーズベルト大統領。
1940年代、まだ女性権利が弱い時代、結婚した、あるいはそう思い込んでいる女性には
「ミセス」と言うべき時代。
全ての女性には「ミス」とつけても良い21世紀だったら俺、助かったのかも知れないな、
と気づいたときにはワシントンは轟音と嫌な揺れに襲われていたのだった。
総統閣下:「これぞエヴァの有効活用である!」
>>200 頭に大量のB-52の残骸をぶちまけられる総統閣下。
中に乗っていた人は(以下略)。
202 :
名無し三等兵:2009/12/16(水) 00:54:20 ID:V58qcCqb
うんこ ぶりぶり
「ブス・ブラウンとでも言っておけば良かったのに」
遠く東洋で嘯く石原莞爾
空気を読まずにインド亜大陸にてイデオンを発掘してしまう大英帝国博物館調査チーム。
ガクブルなマウントバッテン総督、ネルー、ガンジー。
>>204 報告を聞いたチャーチル「極東の島国ならそういうのを解決してくれるだろう」
>>205 しかし、東洋の島国からはアフロヘアの少年が派遣されてきただけだった。
物凄く嫌な予感がするのでアフロヘアの少年を丁重に島国にお返しして
巨人を埋めなおす英国とインド
クリスマスの準備に忙しいガーデルマンとカタヤイネン
「手伝うことない?」
「ありません。さっさとイワンのブリキの缶詰潰しに戻って下さい。」
なーんか、いじいじしている人外大佐。
「おーい、樅の木が届いたよ。」
カタヤイネンがすっ飛んできた。
「クリスマスなんぞという退廃的な催しは粉砕してやらねばならぬ!」
スターリンの命令一下、フィンランドに押し寄せるソ連の大軍
「うむ、クリスマスなんてぶっつぶせ!」
協力してフィンランドに攻め込む独(男)軍
「クリスマスを護れ!」京都の花札メーカー任天堂は「重狙撃機関銃」を密かにフィンランドに持ち込んだ、あの男に渡すべく…
>>212 さらに、ドイツの国家元帥と、イタリアのドゥーチェの所に
サンタクロースセット一式を送付していた。
選定の条件は体格だったようだ。
「とするとトナカイ替わりのHe111Zでは足りないな」
「うむ、新たにHe177Zを作りマウスでも運べるようにしないと」
ヒトラー「だから、クリスマスは中止せよって言ってるのに〜」
かくして「独ソクリスマス中止条約」が締結されたのであった。
陛下「これ東条、国内の動きはどうなっておる」
ヒデキ「(……言えない。札幌雪祭りの準備に雪かきと、おでんの材料を集めに走っているなんて言えない)」
吉田「とりあえず、アメリカにはクリスマスを中止して世界破滅への道を辿らないのであれば講和に応じるとは言ってあります」
米内「所詮、クリスマスなどおもちゃ屋とケーキ屋の…」
井上「しっ!我々のスポンサーに聞かれたらどうするのですか」
山本「(スポンサーなのか。タ○ヤか○セガワあたりかな)」
高木惣吉「(ア〇シマやフ〇ミあるいは〇ットロードかも…)」
>>216 実のところ、「なんで私の誕生日は12月23日なんだ。」
とカレンダーを睨んでいる日継ぎの御子がいる。
「まとめて祝えるから、って狙ってお産みになったのか?」
>>216 杉山元「ん?おでん?ヒデキめ…あれをやるつもりなのか?」
だが彼は家で嫁がおでんの準備をしていることを知らない。
「12月後半生まれは大体がクリスマスと誕生日を一緒にされるんだ……」
なにやら暗い顔のドクトルは12月25日生まれだったりする
「よし!じゃあとびきり大きな花火で盛大に祝ってやろう!」
あくまで善意の大佐の発言に、ドクトルの顔はますます暗くなる
ヒトラー・スターリン共同声明
「本年以後、クリスマスなどという愚劣かつ破廉恥な催しを実施しようとする国家は、
独ソ連盟共通の敵とみなし、直ちに宣戦を布告する!」
「どうすりゃいいんだ…」
苦悩するマンネルハイム将軍
エヴァ三姉妹共同声明
「クリスマスを中止しようとする国家は、
エヴァ三姉妹の敵とみなし、直ちに攻撃を開始する!」
スターリン:「ど、どうするんだ?」
ヒットラー:「あわてるな、エヴァに三人もの姉妹なんぞいない」
スターリン:「つまり?」
ヒットラー:「あれは偽物だ!」
直後現れた並エヴァ・萌エヴァ・EVAの三姉妹にヒットラーを生贄として捧げるスターリン。
※ロリエヴァはNKVDがおいしくいただかれました。
>>224 「物足りないわね。」
「そうね、足りないわ。」
「・・・おいしそう」
見つめられるスターリン
>>224 「並エヴァってことは大エヴァとか特エヴァとかいるのか?」
「そんなおぞましいものをよく想像出来るな」
「普通エヴァの方が良かったんじゃね?」
「アレのどこら辺に普通なところが!?」
総統と首相が酷い目にあってるのを尻目に熱心に討議をくり広げる
独ソ合同参謀会議の皆さん
「だったら松エヴァとか竹エヴァとか梅エヴァとかいたりしてなーw」
「おめー、寿司じゃねーんだからさあwww」
「寿司っちゃあ、知ってます?ヤポンの寿司のイクラって、ロシア語で魚の卵て意味なんすよっ」
「おめー博学だなーwww。飲み足りてねーな、飲めよ飲めよ飲めよ飲めよwww」
「ドイツワインうめー」
「ウオツカきついけどうめー。あキャビアあるキャビアキャビアキャビア」
「やっぱ本場のビール最高っすねwww。…。ぐぇええっ!」
なぜか忘年会モードになっている独ソ合同参謀会議の皆さん。
まあ年末だし。
>>228 「よーし、このままクリスマス会経由で忘年会まで突っ走っちゃうぞ〜」
…誰だ、乗りすぎてるのは。
>>228 >「だったら松エヴァとか竹エヴァとか梅エヴァとかいたりしてなーw」
総統閣下:「見切り品エヴァとか型落ちエヴァならいる訳だが」
>>230 燃えないゴミの日に独ソ合同参謀忘年会で出た酒瓶と一緒に捨てられた総統閣下。
ちなみにベルリン清掃局は燃えないゴミではないと判断、「このゴミは回収できません」
シールを総統閣下の額に貼り付けて去ったという。
「なぜソ連が参加しているのに我々は参加できないのか?」
共同声明を出す日米英伊のクリスマス反対派の喪男参謀たち。
>>231 そういえば、ウィーン市清掃局の清掃工場は造形作家フンデルトワッサーのもの凄い
デザインで完成したけど、環境負荷が日本の清掃工場より二桁は小さいそうな。
>>232 日「我々は元々引っ込み思案というか、女性の扱いにはどうも苦手な文化だし」
英「我々も紳士道を極めるあまり、どうにも色気の無いことは認める」
米「我々も肉体至上主義なのは否めない。だが、お前はおかしい」
“Born to love woman”な文化なはずのイタリアでの喪男参謀の存在に改めて疑問を覚える
日英米の喪男参謀のみなさま。
米国喪男参謀:「我が戦略爆撃隊の出撃準備はできている」
仏国喪男参謀:「未完成だが、戦艦リシュリューとジャンバールが出撃可能だ」
日本喪男参謀:「我々は97式中戦車、それにイ号I型乙無線誘導弾を投入できる」
英国喪男参謀:「我々はパンジャンドラムの大量投入を提案する」
伊国喪男参謀:「我々はパスタを準備した」
「彼らの装備は前時代的だが、ここまで揃うと多少厄介だな」
「うむ、航空戦では十分に逃げ切れる自信はあるのだが。彼らの装備では1日で地球を1周することは無理だ」
「さて、作戦を練りますか。本番まで後3日。油断は禁物ですぞ」
独ソだけでなく、米仏日英伊の喪男連合軍への攻撃に備えるフィンランド駐在サンタクロース軍。
「お〜い、カタヤイネン、居るかぁ?」
「はい、ここにおりますが」
「前線を希望してたよな。喜べ、参加できるぞ。
はい、これ、識別用の制服。」
「はあ、赤白とはえらく派手ですな。
ん?何ですかこの白いフサフサは。まさか・・・」
「そいつは口の回りに付けといてくれ。
さあ、厳しい戦いになるぞ!」
カタヤイネンが着替えながらふと隣をみると、何故か一緒に着替えをしているガーデルマンが。
「何をしてるんだ?」
「一緒に出撃する」
「気持ちは嬉しいが、それは不味いだろう。ドイツは独男軍なんだし」
「アレらと一緒にされたくない」
>>234 「うるせー、競争が激しいからあぶれるのも多いんだよ!」
伊国喪男参謀の並々ならぬ覇気に気圧される日英米の喪男参謀のみなさま。
>>238 「お前、そいつとは出撃するのか?」
物陰でハンカチを噛むルーデル
「放っておいていいのか?」
「なにが?」
知らない振りをするガーデルマン
いつの間にか、冬季迷彩の上からトナカイの絵を描いた
スツーカが用意されているフィンランド某基地。
「俺は一体どうすべきなのか…ガーデルマンと共に戦うべきか…いや祖国は裏切れない…
…だが今の喪男達たちはドイツの代表と言えるのか…そもそも俺は独身じゃないし…
…しかしソ連と共に戦うなどというのは考えただけで身震いする…
…それでも、独ソクリスマス中止条約は紛れもなく我が総統閣下が締結されたものだ…
…まて、フィンランドでは橇に乗らにゃならんが、ドイツでは我が愛するスツーカに乗れる!
…だが後部銃座は誰に任せる?…俺の後部銃座を任せられる人間は地上広しといえどもそうはいない…」
悩みどころが多い人外大佐
「ビールと牛乳たらふく飲んで寝てて下さい。」
意外に冷たくなれるスツーカ・ドクトル。
>時速30,000キロ
の根拠が新幹線の運転最高速度のおよそ100倍、といういい加減さが楽しい。
秒速8.3`…もう少しで衛星軌道を超えられるな。
1985年の映画「サンタクロース」にその片鱗を感じるな。本来8頭立て、状況に応じて
赤鼻のルドルフをオプションで装備して9頭、のはずのところ、6頭立てで音速を超え
て見せたり、逆宙返りでタイミングをとって空中分解した飛行体の乗員を空中でキャッ
チしたりと、マジパネェ機動を見せている。
と言うわけで、大佐、ちょっと挑戦して見せて下さい。
鬼嫁が怖くてクリスマス中止を発表出来ない宣伝相。
ナンパした女の子とクリスマスを楽しむ為に北アフリカからあるイケメンが北欧に飛んだ。
パーティー好きな国家元帥の命でサンタ護衛作戦を発動するドイツ空軍。
クリスマスに向けて出撃準備に忙しい各種EVA‥‥
EVA零号機(イルゼ)
EVA初号機
EVA弐号機(グレーテル)
萌EVA
ロリEVA
幼女EVA
電動EVA
ロケット装備EVA
潜水艦型EVA
原子炉搭載EVA
‥‥何か色々ある。
「俺もまぜろ!」と、
三角定規を持って駆け付けるリピッシュ博士。
昔、着ていた飛行服を持ち出して無理矢理着た国家元帥。
しかし、乗れる戦闘機はJu88しかなかった…
陛下「(潜水艦型エヴァ)とはなんだろう?
ヒデキ「海軍が知ってるかと・・・」
海軍に丸投げする東條首相
↓↓↓
繁太郎「陸軍の〇ゆ艇のようなものかと…」
↓↓↓ブーメラン
「ダイエットに良いからって北海で泳いでいるエヴァじゃないかなあ」と総統閣下。
ちなみに既に敵味方関係なく巡洋艦3、駆逐艦12、潜水艦8、輸送艦37が何らかの被害を受け、
商船漁船の被害数知れずというのはいつもながらの悩みのタネ。
「ところで、『ママがサンタにキスをした』とか云うクリスマスソングがあるよね。」
突然スツーカドクトル。
「ああ、知っているけど、急になんだい。」
微苦笑を浮かべるカタヤイネン。
「うん、あれ、『パパがサンタにキスをした』、だったら、どんなもんかな、って。ふとね。」
「少佐、疲れてるね。」
総統「なあ…」
軍需相「なんです?」
総統「サンタクロースよりエヴァにクリスマスプレゼントの配達をやらせたほうが効率的なんじゃないか?」
軍需相「…それを誰がエヴァに言うんです?」
チラッ
総統の視線の先にはおべっか使いのカイテル元帥の姿が。
ヒデキ「そういえば、今日は俺達の命日だな」
広田「んだんだ」
武藤「早いもんですな」
デーニッツ「……」
「好きなものは最後にとっておくのがいいのよね♥」とのたまうエヴァ嬢を彼方に眺めつつ、
何故にここまで丈夫に産んでくれたのかと父母を恨むカイテル元帥。
なお、エヴァの視線の先には戦艦大和。
「艦長。同型艦なのにひどく人気がないことが、まさかこんな幸運に結びつくとは思いませんでしたね」
「正直、今まではちょっと悔しかったんだけど、こんな幸せな気持ちになれるとはな」
戦艦武蔵の艦長になって良かった、本当に良かったと猪口艦長。
>>259 「艦長、信濃から通信です」
つ「禿同」
>>228 「サンタ?なあにちょろいちょろい。任せとけ。ガッハッハ」
酔った勢いでフィンランドに単独突撃かますメレツコフ参謀総長。
何度やっても懲りない奴だ。
>>261 国家元帥率いるドイツ空軍に粉砕される赤軍。
大量の車両を破壊し上機嫌なルーデル隊。
北アフリカに比べて弱い敵戦闘機をフルボッコするマルセイユ。
「のってるねぇ」
「ほんと。クリスマス気分で戦死させられる将兵が好い面の皮だ。」
フィンランド風のクリスマスディナーをつつきながら、スツーカドクトルと
究極の不運なパイロット。
「ま、堕とされるのもイヤだし、大佐の後席で堕として歩くのも大変だし。」
「出撃イコール全損、って云われないのもいいや。」
そんなドイツ空軍にサンタさんからオーバーテクノロジーの航空機がプレゼントされました。
国家元帥にはAC-130
ルーデル隊には多数のA-10とアパッチ。
マルセイユにはF-14D
ガーランドにはF-15D
「A-10とかって、単座らしいね。」
「いいことだ。オマケに2秒も引き金を引き続けたら、弾切れらしいし。」
「サンタクロースも分かってるねぇ」
3本目のワインが空になった。
>>265 ルーデルは復座のアパッチを選んだ。
もちろん、後部座席はドクトルの指定席だ。
「いっぺん、云ってみたい台詞があった…」
「なんて?…w、それと誰に?」
ちょっと見得を切るスツーカドクトル
「私は医者であって、石屋じゃない。…てね。(爆)」
「どこかで聞いた気がするが、ま、ワインのせいだな。もう一本取ってくるよ」
カタヤイネン、お約束通り空瓶につまづいた。
「おっとと、おおかた顔を打つところだった。」
つまずいたカタヤイネンは、たまたま立っていた棒?にしがみつい・・
・・・たと思ったら、そこにはサンタのズボンが膝までずり下がり
カタヤイネンを上から見下ろしているマンネルヘイム元帥の姿が。
「さっ、あなた。世界食べまくりの旅に出発よ」
「お義兄さん、早く早く〜」
「義弟君ってば、そんなに照れちゃってお姉さん本気にしちゃうぞ」
「あ、あのその……そうだ今日はデーニッツ君の亡くなった日なのでまた日を改めて」
「そうなの?じゃあ明日ね」
「楽しみね」
「うふふ、お姉さんがいろいろ教えてあげる」
「一日では……誰か助けを」
「つか、総統。勝手に人を殺さないでください。死ぬのは50年近く先ですよ」
>>268 「私にも一杯くれないか?」
気にした様子もなく丸出しのままのマンネルハイム元帥。
その一杯を一杯を飲み干すと、
「事故はこれくらいにしたまえ。」
やはり丸出しのまま去っていくマンネルハイム元帥。
ガーデルマン:「君のところの大将は凄いなぁ」
カタヤイネン:「ソ連と何処やらの国の両方にいびられながら舵取りしてるんだからね。
鍛えられてるのよ」
ガーデルマン:「すまん(汗)」
>>269 総統閣下:「デーニッツ君、君の回想録は10年と20日間、というそうだが…
一日が50年、にしてあげようか?」
「総統!ご無事でしたか!」
「あぁ、なんとかな」
「しかし、どのような方法で」
「まぁな」
「うっうっパトラッシュが可哀相よ」
「ぐすっぐすっ。姉さん、なんでなんで死んじゃったの」
「うぐっうぐっ、二人とも泣いちゃだめだ……うわーん」
フランダースの犬の最終回(クリスマスの日に絵の前で死ぬあれ)を見て感動する姉妹達であった
「オランダはとっくに我がドイツ領土なんだが」
苦笑する総統閣下
「マンハッタンの夜景は綺麗ね。」
カサブランカ級をポリポリつまみながらささやくエヴァ。
「ベルリンの夜景だって綺麗だぞ。着弾の閃光、曵光弾の光の矢、サーチライトの光の束。この世の物とは思えない幻想的な光景だ。」
やけくそ気味に返す総統。
エヴァ「あの像いいわね。うちの庭に飾りたいわ。持って帰ってもいいかしら。ね、いいでしょ?」
総統「自由の女神像か。そりゃお前が直接ルーズベルトに言えば断られることはないだろうが、さすがにあれはまずいぞ。
フランスに同じのがあるから、帰りにフランスに寄ってそれを持って帰ろう。」
エヴァ「本当?嬉しい♥ さ、ダーツゲームしましょ。」
ガトー級をダーツの矢にしてダーツゲームを楽しむエヴァ。
エヴァ「明日はハワイのキラウエア火山で戦艦フォンデュね。トロリと溶けたところが最高に美味しいのよね。楽しみだわ。」
総統「ははは。好きなだけ食べたまえ。わしは菜食主義だから食べられないのが残念だがな。」
クリスマスを満喫しているエヴァと、それなりに楽しんでいる様子?の総統であつた。
>>274 「んああ、だよなーチョビヒゲおやじがよぉっ!てめーがオランダ占領してくれたおかげでこちとら家出れねーんだよぉっ!」
「ちょ、なななな、なんですか君は?」
「んあぁっ?てめーに言う筋合いはねーんだよぉっ!」
「いっ!痛いイタイいたい!ヒゲ引っ張んないで…」
「うぜぇえんだよぉ!おっさんはよぉっ!変なヒゲと頭してんじゃねぇよぉっだせぇっんだよぉっ!」
「う、うわぁぁぁぁああああっっっっっっ!」
突然、総統官邸に乗り込み悪態をつきつつ虐待を始める、アムステルダム在住の日記を書くのが
大好きなA.F.嬢。どうもずーっと家に閉じこもっていたせいでひどく柄が悪いご様子。
というところで、
「うちの表札返せよ、ゴルァ!」
な収容所へ行けや、ゴルァ、とは言い返せない伍長閣下。
「俺って女運が悪いのかな・・・」
と、うなだれる総統。
「そのかわり男運は最強じゃん♪」フォローになっていないフォローをするアニキ幕僚長。
総統閣下:「俺の女運より質の悪いものは男運以外にない」
「まぢで伍長に任ずる、っていう辞令だそうかな?」
と、揶揄され続けてきたのに我慢できなくなってきたボヘミアのお方。
その頃同盟国海軍では正月の鯛をげっとするため、どこもかしくもF作業の真っ最中であった
ガーデルマン「だからってスツーカに下駄を履かせるのは」
ルーデル「燃料タンクにもなると思ったのだが」
カタヤイネン「……バルト海で鯛は釣れるのか?」
>>277 「亜鵜首毘津収容所」とペンキで書いたDQN書体で上書きした看板を返す心優しいA.F.嬢と、
それを受け取ってユダヤ人問題も重要だけど教育問題も重要なのかもなあ、と悩むヒムラーさん。
ケス「美少女かどうか知らないけど、少なくとも少女だし、映画のネタにする?」
チャ「考えさせてもらうよ。なんか、イヤな予感がするし。」
UFAの喫茶室でのガチロリコンと筋金入りのマザコンの会話。
>>283 「ってか、ARBEIT MACHT FREIの表札なんだけど、返してよ。」
涙目なメンゲレ。
ガーデルマン「つまり死ねば楽になるって訳か」
そろそろやばいドクトルでした
「大丈夫だ、死んでも地獄で一緒に急降下しよう!」
この生を真っ当して絶対に天国に行ってやると誓うガーデルマンであった。
「タルタロスというのは地獄の最下層だそうで、人間の感覚じゃ殆ど無限の深さだそうだから、
急降下し続けても底に着かなくて、大佐にとっては心行くまで急降下を満喫できるんじゃな
いかな。」
「私に底まで一緒に行け、って言うのか?」
「…すまん。」
スツーカドクトルと究極の壊し屋パイロットの会話。
直訳した語感が気に入って、カーチスSB2Cに興味を抱く人外大佐
>>289 「37mm積めるのかなぁ…」
とりあえず現実論を開陳するガーデルマン。
「タンペレに持ってったら何とかしてくれるんじゃない?」
自分が後ろに乗る訳じゃない気楽さから適当ぶっこいてみるカタヤイネン。
しかしルーデルに与えられたのは、おばあちゃんの買い物籠ことフェアリー ソードフィッシュであった。
>>291 「何だこれ、急降下出来ないじゃないか!
あ、でも3人乗れるな。誰を乗せようか?」
騒ぐ大佐と目をそらす関係者。
その背後へ、コソーリとフェアリー・バラクーダを押してくる英國工作員達。
「ソードフィッシュは一応急降下できるはずなんだが」
「黙ってろ!」
秘密を漏らしそうになった英国工作員の口を慌てて塞ぐガーデルマンとカタヤイネン
「どこに捨ててこようか。」
「フィンランド湾?いや、故郷の海を汚すようなことは出来ないなぁ…」
簀巻きにした英国陸軍諜報部員の処理方法を考えている、かなり人外な二人。
とりあえず英国工作員はアルカトラズ島に送って一件落着。
「ということで出発だ!」
「やっぱりこうなるのね」
「どうして俺まで」
かくしてフィンランドの空に地獄の買い物カゴが舞い上がった。
なんだかんだでレーダーとロケット弾積んでいるから侮れないソードフィッシュ。
こうして今日もソ連から戦車師団が一つ消えた…
惨憺たる結果に、納品の決まっていたスピットファイアをキャンセルしてまで、
ソードフィッシュのレンドリースを葉巻デブに求めるグルジア髭
「この機体、ちょっと頑張れば急降下もできるし、小回りも効くし、頑丈だし、爆弾も魚雷も積めるしなかなかいいな!」
上機嫌のルーデル
「敵の戦闘機、来てくれないかなぁ・・・」
なんて考えてるドクトルの後ろで、
何かガチャガチャやってる壊し屋。
「何をやって・・・って、何だそれ!?」
「ああ、武装だけドイツのヤツに換えたみたいだな。
13mmの連装が付いてるよ。」
(余計なことしなくていいのに・・・)
中席で沈んでるドクトル。
ガーデルマン「しかし、イワンの露助共にソードフィッシュを操れるのか、心配だったんだけど」
カタヤイネン「籠詰めって言うか、機体自体がモロトフのパン籠になっちまうんじゃないのか、って
思っていたけどね。」
「ゴミ出しのことまで考えているとは、少しはイワン共も知恵を使うことを覚えたな。」
赤い星の付いたソードフィッシュを1ダース程、三枚におろしてご機嫌な大佐。
「死神、め…」
赤い星のソードフィッシュの護衛についていたポクルイシュキン
なぜか彼の機体もがたがただったりするw
「どうしてこうなった」
「…ってほどでもないな」
「むしろよくある事」
祖国の空で鉤十字と赤い星をつけた買い物カゴが入り乱れて戦っているのを見て、
別に驚きもしないフィンランド空軍のパイロット達
墜落した独ソ両軍のソードフィッシュを黙々と回収するフィンランド空軍地上部隊の人々
それを当たり前のように余り物のイスパノ・スイザや鹵獲品のクリモフに換装して再生するタンペレ工廠の人々
「なんだ、道理で君が次から次へと全損事故やらかしても困らないんだ。」
感心しているガーデルマンに、
「いや、マヂで『厨房皿洗い見習いに補する』って辞令貰いかけたんだから、
止めてくれよ」
恥ずかしがるカタヤイネン。
「ってか、第一次大戦中にソッピーズ・キャメルを落としまくったイギリスの
パイロットがいた気がしてね。」
「あれ、犬じゃねぇ〜のさ。」
原作者は確か米国陸軍の二等軍曹。
「おお。もうこんなに機体が揃っているのか!休んでいる暇など無いぞ!」
引きずられていくガーデルマン。
「…さーってと、掃除に戻るか。」
ガーデルマンの恨めしげな視線を横に、ほうき片手に逃げていくカタヤイネン。
しかし、彼が掃除をするとなぜか物が壊れていくのだった。
307 :
名無し三等兵:2009/12/29(火) 02:08:23 ID:SzPI8JGe
カタヤイネン :「そういえば、ドイツの空軍大臣にイギリスが勲章を送ったって話を聞いたんだが」
ガーデルマン:「何でイギリスがうちの大将に勲章を?」
カタヤイネン :「俺も詳しくは知らないよ。ただ聞いただけさ」
ガーデルマン:「で、何て勲章を?まさか、ビクトリアクロスとか?」
カタヤイネン :「たしか、ディッキンメダルとか言ってたな」
>>307 「エヴァにもやってくれないかな・・・」
何故か話を聞いて、恐ろしいことを呟く総統。
資材が足りないから、有刺鉄線の代わりに5m間隔でエヴァの等身大ポスターを掲げる帝国兵。
「良く判らんが、くれるというなら貰うにやぶさかではない」
敵味方など細かいことには頓着しない大人物の元帥閣下
>>308 「差し上げるのはやぶさかではないが、授与は貴殿がやってくれるのかね?」
何とか逃げたいチャーチルと英国王室の面々。
「そもそも正式の依頼でもなんでもないんだから無視しておけばいいんだよ!」
怒鳴りつけるチャーチル
一方その頃
元帥:「ということでイギリスに行って参ります」
総統:「…本気?」
元帥:「無論です。なあに奴ら、敵国に勲章を受け取れに来れんだろうとタカをくくっておるのですよ。
そこを優雅に英国本土に舞い降り、きゃつらの本拠に堂々と乗り込んでやれば!
チャーチル以下の連中をギャフンと言わせ、世界中が我が第三帝国を称える事間違いなしですぞ!」
色々と大丈夫かいな、と思わざるをえない総統閣下
ヒムラー:「オレが行くよ」
シュペーア:「それだったらオレが」
ヘス:「じゃあオレが行く」
ヒムラー&シュペーア:「どうぞどうぞ」
その場のノリでブリテン島へラストフライトする副総統閣下
ヘス :「あんた何しに来たんだ?」
ゲーリング:「何をいうか、俺が主役なんだぞ!」
すっかりその気の元帥閣下であった。
ロンドン直行便のV2を用意し、待機するブラウン。お肌はツヤツヤのテッカテカである。
>>315 だがゲーリングはでかすぎで弾頭に納まらなかった。
当然のように押し込まれるヘス。
さてどちらが先にロンドンに到着するのだろうか?
「勲章受け取りにきてやったぞ!」
Bf110から堂々と姿をあわらすゲーリング
その後ろのV2の中でタッチの差で遅れをとってくやしがるヘス
「あ〜あ、来ちゃったよ、2人も。来んなと言ったのに。」
ただでさえ欝陶しい顔をさらに曇らせて嘆息するチャーチル。
「捕虜にしても、逆にドイツの為になりそうだから、
さっさと返してしまえ!」
「さぁて、まずロンドン見物しなきゃな。そうだ、ダウディング君にも会わないと。」
勝手に滞在計画を立てるメタボ元帥。
まずは瓦礫の前でVサインをしてみるモルヒネデブ元帥。
「次は、フラウ・ヘンダーソンの劇場だな。次のレヴュウは何時だ?」
ガイドブック片手に軽やかに歩み去る元モルヒネ中毒患者。
今年も総統官邸を貸し切りで行われたBL即売会。
V2で来たうえに、ナチスの軍服を着ていたので
タコ殴りに遭うヘス。
一方、勲章をたくさんぶら下げているのに
珍妙な服のせいで本物のドイツ軍人とは気付かれず、
仮装芸人と間違われてる、元・戦闘機乗りかも怪しい元帥。
仮装芸人としての人気が急上昇、その勢いで捕虜収容所のドイツ軍パイロットたちへの慰問に訪れる丁稚元帥
「ほほう、ここがイギリスの捕虜収容所か。なかなか小奇麗なんでないかい。
っと!足元が崩れた。強度不足か?
まったく、我が空軍の勇士たちをもてなす建物だというのに、手抜きがあったら許さんぞ!」
その体重でせっかく捕虜たちが掘ってたトンネルを踏み抜いてしまう元帥閣下
で、その時のトンネル工事の方法をブリテン人(ひと)達にパクられて、ノルマンディー上陸作戦
直前に貴重な兵力を脱走者の捜索に裂く羽目になるのは、もう少し後のことである。
自業自得か?
「さていよいよディッキンメダルの授与式だ」
誠に威風堂々とした風体でイギリス中枢部に乗り込むゲーリング元帥
「本気で来たのか」
人生最高の渋面を造るチャーチル
「例の、グリースガンとやらはあるか?」
「え?」
いぶかる側近達。
「ふん、クラウツ共が儂の肖像権を無視して作りやがったポスターがあるだろ、
あれを儂直々に再現してやる。」
呆れる側近達に、
「こう見えても小火器の扱いは出来る。実弾込めてこい。あのビヤ樽みたいな
腹になら、確実にぶち込める。」
と言い放つチャーチル。
「ダメです、それは出来ません」
「何故だ!」
「それが…ドイツが
『交戦中の敵の元帥に勲章を授与するとは敵ながらアッパレ、
我々もこの快挙に同意する』
などと言って今回の授与式を大宣伝しておりまして」
「国内外から報道関係者も多数詰めかけております。その前で首相自らスプラッタショーを行うのは…」
「おのれ…」
コケにするつもりが上手く利用されそうになってることに気づいたチャーチル。
その背後にはドイツ宣伝省の剛勇無双、獅子奮迅の大活躍があったのは
言うまでもない。
授与式に列席する過去のディッキンメダル受賞者達
で、苦虫かみつぶした勢いでそこにいた犬を蹴飛ばすチャーチル。
「首相!その犬はヴィクトリア勲章叙勲者…」
慌てて止める側近にさらにむかついた顔で言い返す。
「ふん、その叙勲者に言っておけ、ペットの犬なんぞ連れてくるな…って、アイテっ。」
叙勲者は自分の牙で無礼な内閣総理大臣の行為に報いた。
威風堂々たる様子でディッキンメダルを受け取るゲーリング元帥
祝福する過去の受賞者達
「…ディッキンメダルの受章対象が霊長類に拡大された、ということか。」
医務室で狂犬病の血清を打って貰いながらぶつぶつ言っているチャーチル。
「ったく、あのデブが空軍の元締め、というんなら、ミツバチや蝶だって
航空兵力として動員できるな。」
と極東の島国の囃子ことばのような一言をつぶやいている。
>>333 このチャーチルの呟きを人づてに聞いたゲーリング。
「飛行機を使うものは全て空軍のものだと日ごろから言っているんだがな…羽が付いていれば同様だ。」
レーダー元帥の苦悩の日が続いていることは知らない様でみんな知ってる。
空母がいつまでたっても完成しないことも含めて。
威風堂々と凱旋帰国するゲーリング元帥
いつの間にか忘れられていたヘス副総統
「逆に考えればあのドイツに帰らなくても済むのか」
前向きに考える副総統
かくして威風堂々と帰国した元帥閣下
総統:「で、勲章もらってきたの?」
元帥:「もちろん!我がドイツ第三帝国の勇名を高からしめてやりましたぞ!」
高からしめたのは色々と違うんじゃないかなぁ、と思う総統閣下
総統:「で、授与式はどうだった?」
元帥:「なかなかの盛況ぶりでしたぞ!やんごとなき各位も臨席し、報道関係者も鈴なり状態で」
総統:「ほう。他に気づいたことは?」
元帥:「なんだかペットを同伴していた人が多かったですな」
…知らないことはいいことだ、と思う総統閣下
>>336 そのヘス副総統に総統から手紙が届いた。内容は一言、
「予も連れ出して。」
副総統からお返事着いた。
「ヤダ」
と一言だけ書いてあった。
仕方がないからお手紙書いた。
「付き添いにエヴァを送るから帰っておいで」
「お願いだから、助けてェ!」
英国に亡命願いを提出する副総統。
>>342 「ヘス君。君はバカかね?…うぉぉおぉっ!このセリフ、一回言ってみたかったんだよなあ!」とご満悦な総統閣下。
で、某0士から告訴状が届く、と。まあ、パクってるのは向こうなんだけど、生き
ている方が勝ちなんだろうな。
しかし、キムタクのヤマトなんか、太陽系を出る前に坊ヶ崎沖以上の情けなさで
轟沈しそうな気がして仕方ない。
>>343 「何でもいいからとっととこの書類にサインしてください。」
そういいながら軍需相の差し出した書類の内容は、
エヴァによる総統吊り下げ台の建設案及び許可書だった。
レンはそうとう本気でハク姉さんを怒らせちゃったようです。
>>345 「サインかぁ…。同じ伊武さんが出ている作品でも、どちらかつーたらヤマトよりスネークマンショーだよなあ、
このスレの俺って」と凄く悲しい顔でサインをする総統閣下。
こっそり「エヴァのつり下げ台」に書き直しておく総統閣下。
「マインフューラーも日々の激務でお疲れなのだろう」
気を利かせて誤字を修正する党官房長。
「余計なことすんじゃねーよ!」
官房長官の首を絞める総統閣下
で、現場に降りてきた書類のタイトルは「エヴァ様がぶら下がるために総統閣下をぶら下げる
つり下げ台の施工について」だったりする。
元日本ハムのイースラーの物真似をするゲーリング元帥
>>352 だがその物真似は明らかにウインタースだった。
落下ボタンを握りしめて待ち構える総統閣下
正月も終わったんで通常ペースで出撃を開始するルーデル。
ソ連軍は大迷惑。
「1月1日から仕事しなかっただけでもありがたいと思って欲しい。」
どこの国の流通業界だよ、と心の中で突っ込む軍医殿の前席でそうおっしゃっている大佐殿。
「頑張ってねーー」
ルーデルとガーデルマンを見送ったあと格納庫の掃除に取りかかるカタヤイネン
「掃除をしている暇はないぞカタヤイネン、出撃だ!!」
ガーデルマンに引きずられてソードフィッシュに押し込まれるカタヤイネン
「いい加減、言おうと思ってたんですがね、私はフィンランド軍人であって、第三帝国軍人じゃ
ないんだから、いい加減付き合わせるの止めて…」
「君がスオミの国のヒトなのは知ってるけど、ヒトのカテゴリーの境界線を踏み越えてるんだから、
いいんだよ。」
話の腰をばっさり折るのも平気になってしまった軍医殿。
「それとも、鎮静剤でも打ってあげようか?」
そこだけは医療従者らしい一言。
「お前が悪い!」
「いいや、あんたが悪い!」
別世界に来てまで喧嘩を続けている加賀と雪風
ガーデルマン:「空母欲しい?」
カタヤイネン :「要りませんよ」
ガーデルマン:「じゃあ雪風は?」
カタヤイネン :「断じて要りません」
ゲーリング :「空軍所属の空母なんてイイな!」
名無し空軍士官:「そうですな。搭載機は何にいたしましょう?」
ゲーリング :「決まってるじゃないか。メッサーとスツーカだ!」
ガーデルマン:「何か悪寒がするのだが。」
ゲーリング:「少佐、医者の不養生、とも言うなぁ。健康に留意してくれたまえ。」
…自分で自分に「軍務に適さず」って診断書書きたくなってきた…。
ため息をつくスツーカ・ドクトル。
理解ある仲間に助けられ、除隊できたガーデルマン。
しかし、書類偽装でタイーホされ、連行。
「ま、いいか。ヤツの後席より収容所か刑務所のほうがマシだろうし。」
・・・と連れて来られたのは前線。「え、何で?」
「待ってたぞ、ガーデルマン。出撃だ!」
聞きたくない、聞き覚えのある声。
「どうして・・・取調べも裁判もして無いのに!」
「総統に会ってな、頼んだんだよ。『後席がしっかりしてないと、
敵と味方の区別が付き難いですからなぁ』とつぶやいたら、
すぐに見つけ出してくれたんだ。
まあ、いろいろ悩みはあるだろうけど、遠慮せずに俺に相談しろよ!」
(うぅ、人外から逃れるには、神か悪魔にでもすがらないとダメか・・・)
ガックリうなだれるガーデルマン。
スツーカの排気筒にジャガイモを入れてみるガーデルマン
>>364 > (うぅ、人外から逃れるには、神か悪魔にでもすがらないとダメか・・・)
神:「残念ながら私の任期中には…」
駄目元で日本駐在武官を志望してみるガーデルマン
>>367 なぜか許可が出た。ただし大佐が同行すると言う条件で。
大佐が話を聞きつけ、日本の「艦爆の神様」と対決したがったためだった。
かくして楽しいUボートの旅に出る三人組
「行くぞ、ガーデルマン!」
「…甘かった」
「何で俺まで!?」
これ以上飛行機壊されたらたまらん、という理由で無理矢理在日フィンランド武官にさせられてしまった某ついてないエース。
>>366 ガーデルマン:「大天使ミカエルは武人の守護聖人だそうだね。」
カタヤイネン:「一般にそういうね。」
ガーデルマン:「それなら、後席を替わってもらえるよう、神様にお祈りしてみよう。」
で、堕天使の長、ルシファーに「地獄担当替わってやる」と強引に申し入れるミカエル。
「地獄のような体験より、地獄そのものの方がまだましだ。」、そうな…。
といいつつ、植民地やブリテンの哨戒艇や駆逐艦にまとわりつかれることもなく、極東へ
順調に航行を続けるU−×××号。
カタヤイネン:「海軍に転属願い出せば良かったかな。」
ガーデルマン:「下駄履き機乗りってのもあると思うけど…」
>>370 ルシファー「ちょwおまw天国の支配とかもう良いからwww」
ベルゼブブ「ああいう手合いは地獄に来るから・・・」
ミカエル、ルシファー「「!?」」
カタヤイネン :「飛行機に乗せろ、急降下させろぉぉぉぉっ、て叫いて暴れてるけど大丈夫なの?」
ガーデルマン:「医学的見地から言えば、禁断症状だな」
潜水艦の中に閉じ込められて珍しく弱っているルーデル大佐
で、発令所に乗り込み、
ルーデル:「急速潜行!!!!トリム90度だっ」
と勝手に命令する大佐。
操舵手:「無茶です。第一、真下向けたり出来ません」
ルーデル:「いいから艦首さげよ、潜るんだ、海底まで行けっ」
操舵手:「圧壊しちゃいますってばっ」
騒いでいるルーデルの頭を一発ぽかりとやって黙らせる
生命保険ことクレーマー少佐
「今度やったら魚雷発射管に押し込んで射出しますから」
…流石のルーデルもおとなしくなったようである。
ガーデルマン:「打ち出されても、そっちのほうが楽しいんじゃないのか?あの人の場合。」
カタヤイネン:「って、死ぬよ普通。」
ガーデルマン:「そうかい?だったら、魚雷管室に行って打ち出し方を習ってこよう。」
カタヤイネン:「ごめん、下らないことを言ってしまった。」
ま、枢軸国の構想倒れ兵器をパクるのが好きな植民地軍がサブロックを思いつくのもこのあたりかららしい。
早速魚雷発射室に行って発射方法を科員に教わるガーデルマン
尋常でない迫力にUボート乗りたちも思わずドン引き
「露助の戦車の150輌くらいしか潰さなくて、助かったんだな。私は。」
薬剤師試験の受験勉強にいそしむ某鋼鉄の猛虎使い。
「しかし、どうやれば私の戦果の5〜6倍の戦車を潰せるんだ?」
「なんか、今度は沈められそうな気がしてきた。」
「なにを弱気なことを言いやがって。」
うんざりした表情の加賀。ほんとに雪のように白くなっている雪風。
「戦闘妖精より恐ろしい魔王が来そうな気がして…」
「なまはげは小正月のはずだよ。それにありゃ、最上とか出羽とか、そっちの担当だし」
クレーマー :「お連れの人たちはだいぶ大人しくなったようですな」
ガーデルマン:「まあルーデル大佐も海の中じゃ勝手が違うみたいで、本調子じゃないようです」
クレーマー :「もう一人のフィンランド空軍の人は?」
ガーデルマン:「彼はその…暑さでちょっと参ってます」
途中ごちゃごちゃしながらも、無事日本に到着する大佐一行。
カタヤイネンの悪運が発動しなかったのは本人が暑さに参っていたためだろうか?
「急降下したい急降下したい急降下したい急降下したい」
いい加減精気が抜けきって念仏のごとく唱えている大佐。
信心深い人なのだなぁ…と妙な所で勘違いする出迎えの帝国海軍士官。
「おなかの急降下!」というビ〇フェルミンの宣伝に反応してしまう大佐。
カタヤイネン:「外の空気は美味しいなぁ…。ところで、よく大佐を射出しないで我慢できたね。」
ガーデルマン:「というか、発射管がどーにも調子悪くてね、技術員がいろいろやっても直らなくて…。
そんな状態で人外を撃ったら、艦が危ないって言うから諦めたんだよ。」
…オレのせいじゃないよね、ちゃんと浮上して日本に着いてるし…
究極の壊し屋パイロット、冷や汗がどっと出た。
「あ、飛行機だ!乗せろ、急降下させろぉ〜」
伊-8に搭載された偵察機を見て早速騒ぎ出すスツーカ大佐
「アレ、小さい割に風防長いけど、何人乗れるの?」
何となく答えはわかるが、恐る恐る聞いてみるドクトル。
「大佐の体格(と、態度)を考慮すると、一人が精一杯です。」
空気を読んでるんだか読んでないんだかよくわからない回答をする整備兵。
無論この名も無き整備兵、後々大佐の後席にぶち込まれることになる。
「畜生、いつか殺してやる…」
愛知航空「なんか、急降下できる水上機の製作を依頼されたんだが」
川西航空「しかも三人乗りで潜水艦搭載可能が第一条件らしい」
航空技術廠「いっそ、銀河を下駄履きにするか?」
とりあえず、晴嵐を三人乗りにしてみました
「例の三人組が無事に日本に到着したとのことです」
「そうか」
自分も一緒に行けば良かった、とため息をつく総統閣下
>>386 「三人乗りって、誰が乗るの?」
現実逃避に必死なカタヤイネン。
「急降下だけなら単座で十分でしょうに…」
無駄と知りつつも言うだけ言ってみるガーデルマン。
「そうだ、俺フィンランド大使館に行かないと!」
運良く言い訳?を思いついたカタヤイネン
「じゃ、じゃあ俺は、その…そうだ、ドイツの仮装巡洋艦の乗組員を訪問しなきゃ」
無理矢理用事を思いつこうとするガーデルマン
>>387 エヴァ「アドルフ、何か日本が恋しくなったわ」
総統「あっそう・・・・・・」
同時刻、日本の麻生元首相が何故か急にくしゃみをするのだが、特に関係は無い
「なんなら、桜花って言うのはどうかな…」
殆どやけくそで言うガーデルマン。
カタ:「…たぶん、B-29だけがまとめて墜ちて、本人は生還するんじゃないの?」
ガー:「熱核爆弾でも難しそうだなぁ。」
狂戦士が覚醒したかのような言われ方をするルーデル。
>>390 「朕の持ちネタを勝手に使うとは、誠に遺憾である。」
あっそうネタの総元締めが額に菊水の怒り筋を浮かべながら宣うた。
ということで日独開戦
後に「あっ、そう。戦争」と呼ばれる戦いの始まりであった
>>394 が、総統からの「エヴァを日本に派遣することにしました。」
と言う一言で戦争は終結してしまった。
俗に言う「一言終戦」である。
「これを機会に日独両国が連合軍に加入することを期待していたのだが…」
天皇の深慮遠謀を知らず短慮に走った総統の大失敗であった。
>>391 時代的にはオヤジさんじゃないかなぁ…あっそうセメントあたりのオーナーの。
>>385 規制のおかげで書けなかったんだけど…
佐藤少佐ならまだ可能性はあるだろうけど、ルーデル大佐を某陸曹が殺そうなんて、
冗談じゃなく、彼ひとりで地球の軌道を変えるくらいの大仕事だと思う。
間違って某スレから届けられるカビの生えた鏡餅
エヴァの頭を直撃したカビの生えた鏡餅
エヴァ「アドルフ、やっぱり日本に行ってくるわ。ちゃんと挨拶しなくちゃね。」
「あんた一体なんて言う名前ねん?」
「カタヤイネンです」
「ほう、カタヤイさんやな」
「いやですからカタヤイネンです」
無事に日本上陸を果たすも、担当者が関西出身者だったため苦労している
ついてないエースどの
「どぉもぉぉぉ〜」(両手をたたきながら入場)
「カタヤイネンですぅ〜」
「ガーデルマンですぅ〜」
「二人あわせて」
「人外ヤネンブラザーズですぅ〜」
「ってわし、最後ヤネンちゃうやん」
「ほんだらガーデルマンやねんって言うたらええやんやねん。ここ大阪やしやねん」
「ちゅうか、なんや君、無理やねんつけてへん?もうちょっと大阪弁勉強せんかいな」
「そないなこと言うたってわし、外人やしやねん」
「また言うてるしぃ〜」(バンッ!と相手の胸をたたく)
なんか変なバイトを大阪で始めた人外な方々。
「おいここに、ガーデルマンは来なかったか!?」
「知りまへんがな〜」
「あたしら、ただの芸人ですぅ〜」
「そ、そうか。では失礼する」
猛特訓の甲斐あって、猛烈な勢いで飛び込んできたルーデルの目を
誤魔化すことに成功した準人外ブラザーズ
後に戦地慰問団に抜擢され、戦技指導のため前線へ派遣されていたルーデルと戦地で
ばったり再開する準人外ブラザース
>>405 「カタヤイネン、君は雪国の出身だから仕方がないかもしれないが、ギャグが滑ってるぞ。」
なぜか妙に笑いに厳しいルーデル。
カタヤイネン :「俺のギャグは滑ってるって…」
ガーデルマン:「気にするな、彼は自分の判る分野じゃないと笑わないんだ」
カタヤイネン :「例えば?」
ガーデルマン:「急降下中に石を投げるとストーンと落ちる」
試しにそのまま人外大佐に言ってみるカタヤイネン。
のたうちまわって笑う大佐。
ガーデルマン:「な、言ったとおりだろ?」
笑いのツボも人外なのか・・・ と、妙に納得するカタヤイネン。
カタヤイネン :「大変です、列車が橋の上からもの凄い勢いで落ちました!」
ガーデルマン:「急行か!」
お忍びで見に来た昭和天皇「・・・わざわざ漫才をやらせるためにドイツとフィンランドから彼らを呼んだのかね?」
同じくお忍びの東條「いえそういうわけではありませんが、どうしてこうなったのか・・・・・・」
>>409 「やべぇ、腹筋が…笑い死ぬ…!」
なぜかその現場にいた「艦爆の神様」ことE少佐。
彼の笑いのツボにも入ったらしい。
急降下の魔神と艦爆の神様を病院送りにしたことで、
取り調べを受ける準人外ブラザース
一方、雷撃の神様はカタイヤネンの「魚っ!」という言葉で腸捻転を起こしていた
人外達に病院に呼び出され、24時間体制で
ネタを披露する羽目になった準人外ブラザース
梅津「とりあえずあの女を笑わせたら無罪釈放ね」
東条「それはよい。素晴らしい案だ」
嶋田「死刑執行かよ」
山本「貴様でもそう思うか」
エヴァ :「猫を飼いたいの」
ヒトラー:「駄目だ、犬にしなさい」
既にベルリン全体がわんわんどーぶつえんと化している。
というか、東方まるごとわんわんどーぶつえんこそが総統閣下の野望であった。
「なぁ…」
「なんです?」
「準人外ブラザーズってひとくくりにされてるけどさ…」
「そうですね。」
「君のその強運と言うか悪運は間違いなく人外なんじゃないかなぁ…」
「いや、あなただって…」
自分は普通だと思ってるガーデルマン。
あんたもそうかわんねーよ!、と内心思っているカタヤイネン。
しかしそれでもたたなかった総統閣下
カタヤイネン :「(゚∀゚)/ ブリ」
ガーデルマン:「(゚∀゚)/ ハマチ」
カタヤイネン :「(゚∀゚)/ ブリ」
ガーデルマン:「(゚∀゚)/ ハマチ」
東の同盟国の最新の芸の習得に勤しむ準人外ブラザーズ
>>420 「だってさ、どんなに良い薬使ってもさぁ、相手g…」と言うところで言葉が途切れた総統閣下。
髭をポワロと交換してこの窮地を乗り切ろうとする総統閣下
ベルリンに降る雪を眺めながら俳句を一句ひねり出す総統閣下
ブロンベルクとフリッチュを呼び出し、
「えっちなのはいけないと思います」と説教する総統閣下
ブロンベルクとフリッチュに
「えっちしないのはいけないと思います」と説教される総統閣下
ち
ば
>>426 待ってましたとばかりに闖入するレーム兄貴。
ブロンベルクとフリッチュ、レーム、そしてヒトラーの4Pを眺めながら、
これをどのように宣伝に使うか考えを巡らせるゲッペルス
430 :
総統閣下:2010/02/16(火) 02:05:06 ID:???
『エヴァの尻は豚の尻』
「なら胸はどうかしら?」
総統閣下をハグするエヴァ。
ベルリン市民の出勤の合図である。
「日本て平和だよな…」
「あの人さえいなければもっと良かったんだけど…」
なんだかんだで日本を堪能している準人外ブラザーズ
納豆におそるおそる挑戦してみる準人外ブラザーズ
「これ喰うとお腹にガスがたまらないんだってさ」
「へえ」
春期攻勢に向けて準備を着々と整えるグデーリアン
納豆を堪能して、そのまま日本人でも嫌がる人がいる芋焼酎・クサヤ・鮒寿司・ハチノコ・ザザムシを平然と平らげ、
別の意味で伝説を造る準人外ブラザーズ
「ジャガイモとパンばかりのUボート乗りに比べたら恵まれてるとは思わないか?」
とのたまうデーニッツ。
「やめてください、臭う食べ物なんて。タダでさえ臭いのに。
とりあえず換気のために浮上!」
浮上してきたところに襲い掛かった駆逐艦が、
開いたハッチから漏れ出す芳しい空気だけで撃退されたのは秘匿さるべき事実である。
あっさりエヴァと結婚してしまった総統閣下
「離婚という手がある!」
「慰謝料はお金では払い切れないわね…。払えるとするとあなたの(ry」とつぶやき、
恐怖のあまり、その場で卒倒どころか一時的な心肺停止状態に陥る総統閣下。
ゲーリング:「総統!」
ヒットラー :「おお、ゲーリングか…」
ゲーリング:「しっかりしてください!」
ヒットラー :「君に我がドイツを委ねようと思う…頼まれてくれるな?」
ゲーリング:「判りました!」
ヒットラー :「あと、そこの糞女も君に差し上げるから、よろしく頼む」
ゲーリング:「え」
次の瞬間、会心の笑みを浮かべてあの世に旅だったヒトラー
ゲーリング「まずい、これはまずいことになった・・・。連合国やソ連がベルリンを占領するよりもまずすぎる・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・これしか無さそうだな。」
ゲーリングは教会に向かい、神と牧師の前で言った。
「主よ、天国に行ったか地獄に行ったか存知ませんが総統をすぐに戻してください。
さもないとあの女が総統の魂を引き取りに向かいます。」
>>442 「頭を使えよ。聞かなかったことにすればいいだろ」
流石宣伝大臣、悪知恵が働く。
>>443 ゲーリング「いや、ホントはそうしたかったんだって」
ゲッベルス(ホントかよ…)
ヒムラー(嘘くせー…)
ゲーリング「部屋にあの女がいたからしょうがないだろ」
「オラァっ!寝てる場合かぁっチョビ髭っ!」と思う存分キックを入れられたため、
不幸にも蘇生してしまった総統閣下と、それを知ってこの世には神が存在するんだと、
長い人生で初めて神に感謝したゲーリング。
「ヤアショクン。ナニヲオドロイテイルノカネ?」
「あ、あれ?」
「ゲーリングクン、キミモイッタンドウシタンダ?」
「め、メカになってる!?」
ゲーリング「誰だよメカ総統なんて作ったの」
ゲッベルス「こんなことを考えつくのはあいつしか…」
と言う会話を壁に隠れて聞き、久しぶりの出番を心待ちにしているあの博士。
「今度こそ総統閣下を飛行式に改造するチャンスだぞ!」
「ええお兄様、もちろん無尾翼式で!」
スタンバイを始めるホルテン兄妹
「ナチスの理想…。金髪碧眼…。生まれ変わった総統閣下にはこうなっていただかないと」と、
アウシュビッツより様々な「医療道具」を持って汽車に乗り込むメンゲレ先生と、
「宇宙(そら)だよ、宇宙。総統閣下が目指す場所は!」と、
過酸化水素水入りタンクとケロシン入りタンクを積んでベルリンへ急ぐフォン・ブラウン博士。
しかし、最初に到着したのはリヒャルト・フォークト技師だった。総統閣下の運命はどう成る?
「形はともかく、動力はだな、モーターじゃないと・・・」
遅ればせながら準備をしだすフェルディナンド電動ヲタク博士。
オールスター戦開始!?
>>448-451 久々のドイツ変態博士軍団大集合にワクワクしているゲシュタポの皆さん
ヒムラー「総員検挙でよろしいですね」
総統閣下「ウン、キミニマカセタヨ、チョウカン」
実は腹話術師に操られている総統閣下
ボルマン「その腹話術師とは私です」
なぜかお呼ばれしたが、危険を感じたので
噴射装置を作動させて去っていくクルト・タンク博士
「私は建築家ですよ?」
変態博士たちを横目に見ながら呟くシュペーア。
こっそり自宅を秘密基地に改造するシュペーア
>>456 「頼む、暫くの間でいいから匿ってくれ」と転がり込んで来る総統閣下
カタヤイネン「君は行かないのかい?」
ガーデルマン「私は博士だが変態ではないからな」
ルーデルの相方が勤まるなら十分変態じゃないか、とは言わない優しいカタヤイネン
「”毒は毒をもって制す”という言葉があるが、ありゃ嘘だな。」
と、シュペーアの部屋で愚痴る総統。
毒は何をどうしても毒でしかない
ヒトラーがエヴァに抱かれる寸前の遺言である
「毒なら不味かろうか苦しかろうがあの世にいけるじゃないか」
悟りを開きそうになっている総統閣下
総統閣下には強力な解毒作用があるのではないか…とふと思いついた某主治医
463 :
名無し三等兵:2010/03/05(金) 00:43:06 ID:Cnxfu1Jb
そういえば、総統閣下って昔、梅毒になったよね。
と思いだした宣伝相
ゲーリング「毒をもって毒を制すのいい例を見つけましたぞ」
つ【ルーデル&ガーデルマン】
ヒムラー(空気読めや)
「ヒトラーの秘密の生活」によれば
「総統はホモで、ゲリとおかかえ運転手との関係も世間に言われるような
正三角な三角関係ではなく、実はバイな運転手をめぐる叔父と姪の三角だ
ったのだ」
というものらしい。面白いけど、どこまで信じてよいのだこの話・・・
アイゼンハワー「という話を流せというのですね」
ルーズベルト「その通りだ。これで嫉妬に狂ったエヴァが動くはず」
キング(バレなきゃね)
マッカーサー(今のうちにフィリピンに逃げるか)
ニミッツ(ハワイまでなら一緒に逃げるか)
「これが世に言うセカンド・インパクトです。これにより北米大陸は消え海になりましてな。あの頃は私も若くて…」
老歴史教師の退屈な話は続く。
「悪魔の話をすれば悪魔が来る、という奴ですなぁ」
「すると、エヴァの話をすると?」
「悪魔も逃げる」
新ネタ開発に勤しむ準人外ブラザーズ
>>467 「そろそろ北米大陸海を抜けます。緯度・経度から判断して旧サンフランシスコあたりですね」
「燃料、持ちますかね?」
「どーかなー。よくわかんね。ま、何とかなるんじゃね?」
「まだ太平洋横断が待ってますけど」
「無理っぽいかなあ…」
「無理ですね、どう見ても」
「だから北極海を抜けようと行ったんですよ」
「だって寒いじゃん、あそこ。暖かい方がいいよ。うん、絶対良い。エヴァ様バンザイ!」
「こんなところで媚び売っても仕方ないでしょ」
艦内漫才をしながらたぶん遠回りしてるU511のみなさん。
トルーマン「結果この有様だ。与えられた罰にしては余りに大きすぎる。
旧北米大陸跡に広がる死の海。まさに死海そのものだよ」
アラスカ合衆国アンカレジDCにおける演説である。
エヴァ:「ごめんなさい、我慢できなくて、つい…その」
北米大陸潰しで忙しくて我慢していたが耐え切れずエヴァが「つい…その」チリ海岸で大放尿したことが原因による津波で残存米太平洋艦隊が終結していたハワイ諸島も消滅した。
474 :
名無し三等兵:2010/03/07(日) 17:28:22 ID:EghdGSPQ
>>473があまりにも酷いのでゲシュタポに逮捕を命する総統閣下
>>474 「こんな第三帝国は嫌だスレに下品なレスは不要だ」とつぶやく総統閣下と、
やっぱここは『ヒトラー総統、バンザーイ!』って言うべきなのかなあ、
でも最新版のアレは酷かったしあんなのと一緒ってのもどうかなあ、
と、ちょっと躊躇するナチス首脳陣や国防軍のみなさん。
D総統の中の人が「たんつぼ小僧」とか「はんたまきれた」とかやってた時点で
最初のやつも品なんかあったもんじゃないと心中つぶやくラジオ大阪リスナー
とりあえず話題を変えようとする総統閣下
「エヴァはどんなパンツ履いてると思う?」
ちょうどそこに、
「♪鬼のパンツはいいパンツ、強いぞー強いぞー!」
と大声で歌う同盟国の坊主が通り、青ざめる総統。
479 :
名無し三等兵:2010/03/08(月) 07:19:57 ID:+6by5h0b
これに影響され80年代某アニメ風に虎ビキニになったエヴァの電力でうはうはなP博士。
「アドルフおしおきだっちゃ!」ビリビリビリ!
「助けろメガネ!そこのナチコスのメガネ!」
「マイン・フューラー。これはコスプレなどでは御座いません」
エヴァ親衛隊を兼任するヒムラー。
以後チビと呼ばれるゲッベルスと角刈りと呼ばれるへス、温泉マーク呼ばわりなレーム。
「この建物はこうして…」
「U-ボートの配置はこうして…」
その様子を一生懸命見ないように、聞かないようにしているシュペーアとデーニッツ。
こうして1939年8月31日、第二次世界大戦前日は何度も繰り返す…あぁ美しき夢見人!
by大島中毒大使
「いいこと思いつきました!世界中の国と同盟結びまくれば戦争しなくて済みます!あぁ、何てアタマいいんだろう、俺!!」
口角泡を飛ばして喚きまくるリッペントロップ外相。
同盟諸国からエヴァの廃棄を求められて困り果てる総統閣下
>>486 「できるモンならとっくにやってるよ!ならおまいらも協力しる!」
逆切れ気味の相当閣下
そのとき世界中をドイツにすれば戦争しなくて済むと天才的ひらめきが!
「我が国にはいったい何人の天才が居るのだろう・・・」
頭を抱えるシュペーア
「君も建築の天才じゃないか!」
天才博士一同ににこやかに取り囲まれて逃げ場のないシュペーア
「おめでとう!」
「おめでとう!」
「おめでとう!」
「…ありがとう」
「おめでたい奴らだなぁ」と、ニヤニヤしながら通り過ぎるゲーリング。
「ゲーリングを好きにしていいぞ」
博士達におもむろに告げる総統閣下
「これ、スターリンやんか!、ゲーリングちゃうで?!」
ヒムラーが止めた時には体の大半が鋼鉄の人になっていたスターリン。
「なぜわしがここに?」
憮然とした表情のスターリン
「なんで俺がこんなところに!?」
クレムリンでおったまげるゲーリング
「鉄の男と鋼鉄の人つながりじゃないかな。
ところで、ゲーリングは俺にひどい事したよね。」
足が薄くなって御登場のウーデット局長。
>>494-495 「スターリン同志がドイツの科学者の手によって本当に鋼鉄の人になったそうです」
との報告を受け、心の中で「チッ」と舌打ちをするクレムリンの面々と、
ルビヤンカの地下室でKGBの面々に筆舌に尽くしがたい「接待」を受けているゲーリング。
>>497 その「接待」で色々と目覚めるゲーリング
「瞬間物質移送機の試験が、想定外の結果を示したようだ」
冷静にコメントを述べる某博士
どうやって二人を差し戻すか、
政治的でなく物理的な問題に頭を抱えるモロトフとリッベントロップ。
とりあえず鋼鉄のボディーに「ゲーリング」と書いてみる
間違ってエヴァの足に「怪獣」と大書してしまう大島大使
>>502 エヴァは漢字を読めなかったのでその場は事無きを得た
しかしその後・・・
>>503 なんと、ただの人になってしまった!
総統「ってなったらいいよね。」
軍需相「そんな事言われても…」
両者とも吊るされながら語っていた。
市民はいつもどおり生活している。
ベルリンは平常営業中だった。
「なあ、”奴”よりこっちのほうがいいんじゃないか?」
「そうだな。アホだけど俺らの思う通りに動きそうだし、ちょっとおだてりゃ調子に乗りそうだ。」
クレムリンの中の人達の評価が変わってきた飛ばない豚。
「日本の格言では、何とかもおだてりゃ木に登る、と言いましてな。」
なぜかドイツで呟いている大島大使。
行政機関としてマトモに機能し始めるクレムリン。
内燃機関がマトモに駆動し始めるスターリン。
戦闘機偏重、それも単機同士による運動戦に特化した機体設計を見境無く命じられ
アタマを抱えるポリカルポフ、イリューシン、ツポレフ、ミコヤン弟
「こっちのベリヤは素晴らしい。幼女に手を出すような下品な真似をせずに職務に励んでいる。
これは今日の粛清リストだ。期待しているよ、同志」
と鋼鉄のスターリンに言われ、なんだか気分が良いヒムラーさん。
「非実在青少年」を規制する命令を下す総統閣下
「ご心配なく、退廃芸術はとうに国外へと叩き出されております」 さらりと返すヒムラー。
「うむ、よくやった!」
ヒムラーを激賞する総統閣下
>>509-511 ゲッベルス「その時はあんな悲惨な事になるとは夢にも思わなかったのです・・・」
総統閣下「妙なナレーション入れるな!!」
「非実在青少年規制法案」に引っかかったルーデル
ルーデル:「なんでだ!」
担当官 :「戦果も行動も、実在しているとは到底思えん」
「非実在青少年規制法案」に引っかかったヒ總統
ヒトラー:「なんでだ!」
担当官 :「あんな奥さん、実在しているとは到底思えん」
全力で規制されようとする総統閣下
「そうだ、あんな奥さん実在しないんだ!そうだと言ってくれ!」
「失礼、奥さんじゃなくて飼い主でしたな。」
冷静に言い放つ担当官。
「飼い主でも支配者でも名状しがたき者でもなんでもいい、とにかくエヴァは存在しないのだ!」
担当官に堂々たる演説をぶちかます総統閣下
翌日、見事に自分の存在が無かったことになる我等が総統
「やった、ついにこの世から消滅できる!このスレもこれで終わりだ!」
歓喜する総統閣下
「・・・と、このように、総統閣下は存在すると同時に存在しないこともありうるわけです。
まさに古典物理学的発想からは想像もつかない不確定性原理の所作とも申し上げましょう」
と、帝国が誇るハイゼンベルグ博士による量子力学的説明で確率的存在とされ復活した総統閣下。
「嫌だっ!私は因果地平の彼方に旅立つんだ!」
泣き叫ぶ総統閣下
「ラジウムとガイガーカウンターと青酸ガスの発生装置、それと総統を一つの箱に放り込んどけばいいんだ」
と亡命先でつぶやくシュレーディンガー博士
二分の一の確率に賭けて箱に閉じこもる総統閣下
「総統閣下。実はですね、ガイガーカウンターは青酸ガス発生装置に繋がっていなくてですね、
おまけにラジウムより発生する放射線の量は1時間も浴びるとかなりまずい量なんですよね」
と外から声をかけるハイゼンベルグ博士と、真っ青な顔をして慌てて飛び出す総統閣下。
その軌跡はまさに霧箱に描かれるα線のようだったと言う。
「まて、放射線浴びつつければティル・ナ・ノーグに行けるんじゃね?」
眼を輝かせて箱に戻ろうとする総統閣下
「たぶん、謎の大怪獣になってエヴァに食われるだけなんじゃないかな…」
と某日本の映画関係者。
大放射線怪獣ヒトラ
怪獣ツインテールになった、とおもいきや、
髪型がツインテールになっていた総統。
ベルリンで大暴れする大放射線怪獣ヒトラ
「パターンちょび髭!総統です!」と叫び、わくわくしながら出撃するエヴァと、
この後繰り広げられる惨劇を予想して少々うんざりするベルリンのみなさん。
放射能パワーのおかげか、いつになく善戦する大放射線怪獣ヒトラ
迷惑なのは二大怪獣の間で逃げ回るベルリン市民の皆さんである。
こんな事もあろうかと!
鉄人スターリンに遠隔操作装置とジェットを付けたP博士とブラウン博士。
もちろん操縦者は、半ズボンの某ショタ少年である
「戦うならドイツ国外でやってくれりゃいいのに」
ぼやくヨーデル将軍
ヨーロッパ大陸を巡業して、毎週違う敵と戦う怪獣ヒトラ。
>>533 「ヨーデル将軍、早くビッグヨーデルになって戦うんだ!」
「…」
とりあえずアルプスあたり独特の歌唱法で歌を歌ってみるヨーデル将軍
>>536 アルプスに響き渡るヨーデル将軍の奇声に、
これは中立侵犯に当たるのか頭を抱えるアンリ・ギザン将軍
そんなこと放っといてチューリヒに来ないように祈れよ、とヒトラ&エヴァ・ヴィシー巡業に戦々恐々としつつも突っ込むペタン。
直後、準備の為に『箱』に放り込まれたのは言うまでも無い。
遂にヴィシーにやってきたヒトラ&エヴァ。
ペタン「ようこそいらっしゃいました。フランスに来られたとの事ですが、ここはフランスではないのです。
今ド・ゴール君やジロー君のいるところがフランスなのです。」
名を捨ててフランス本土の崩壊を防ごうとするペタン。
それじゃあとりあえず海を渡らないとな、
ということでヴィシーから文字通りまっすぐ英仏海峡へと向かいはじめるヒトラ&エヴァ
一方、欧州から二大怪獣を出さないため
史上最大の上陸作戦の決行を余儀なくされる連合国
「怪獣対策ならあの国の協力も得るべきだ」
というわけで連合国は怪獣を何とかすれば講和に応じると日本に打診した
某準人外アドバイザーその1:「あの怪獣というか、あの人たちに関わるのは止めた方がいいと思います」
某準人外アドバイザーその2:「うっかり手を出すと酷い目にあいますよ〜むしろ怪獣の矢面に立たされちゃったりしちゃったりして」
某準人外アドバイザーその1:「連合軍のメンツを潰すのもまずいので、言い訳は考えた方がいいかもしれませんね〜」
某準人外アドバイザーその2:「出撃する度に飛行機を潰す奴のせいで真っ当な航空戦力がないんだ〜、とか」
某準人外アドバイザーその1:「あとは当たり障りのないアドバイスをしておくといいでしょう」
某準人外アドバイザーその2:「極秘情報『ヒトラは野菜好き!』、とかですね」
「欧州情勢は複雑怪奇過ぎるので総辞職させてください」
現実逃避に入る東條某
「アメリカにはキングコングとか言う怪猿が居たはずですが、
もし、二大怪獣と戦うとなったら、率直に言ってどのくらい戦えますか?」
とアメリカに責任転嫁する近衛某
ホワイトハウスからの電話。
ルーズベルト「オーソン・ウェルズ君かね?ルーズベルトだ。
以前君が放送した宇宙人で何とか怪獣に対抗できないかね?」
未だにあれがラジオ番組だと理解していないようだ。
>>543 小磯「自分だってこんな状況で首相なんか嫌ですよ」
米内「だからって私に振ること無いだろ」
小磯・米内「「近衛君、首相やらない?」」
近衛「嫌でおじゃる!もう首相はうんざりでおじゃる!!」
小磯「ちょw落ち着けwww」
米内「やっぱりここは東條君だな」
「とりあえず私は侍従長のままでいいようだ…助かった」
遠くからそっと様子を見つめる鈴木貫太郎。
>>540 二大怪獣によって荒野と化すヴィシー以東のフランス国土
海軍から鈴木、米内、中曾根
陸軍から阿部、東条、小磯、東久邇宮
鉄道省から佐藤
外務省から幣原、吉田、芦田
大蔵省から池田、福田、宮沢
満州で戦々恐々な岸
昭和天皇「これでは戦争どころではない、早々に連合国との講和を・・・」
チャーチル:「慌ててはいけない、海が苦手なヒトラはドーバー海峡を渡れない!」
>>552 イーデン「仮に泳げなくても海の底を歩いてやってくるのでは?」
チャーチル「忘れようと思っていたのにそれを言うな」
「かくなる上は、朕が股肱の臣を害した陸軍の叛徒どもに全てを担わせてはどうか」
意外とダークなことを考える昭和帝
しかし主立った叛徒は刑場の露と消えてしまい、回り回って小林盛夫二等兵に大命が下った。
準人外1号:「海が怖いならそもそも海辺に近づかないよな」
>>555 真崎「何故一兵卒にやらせるのだ!」
岡田「だったら君やって良いよ」
宇垣「陸軍(というか私)としては海軍の意見に賛成である」
若槻「我々も君しかいないと思っている」
平沼「ワシはもう年だし、前に内閣を投げ出しちゃったから…」
真崎「前言撤回するから首相は勘弁してくれ!!」
逃げ損ねた一部の人達
>>555 おもむろに二大怪獣の前で落語を始める小林二等卒
逃げ回っていた人々からつまらないとの突込みを受けるも、
「やってるほうも面白くないんですから。」
だが二大怪獣の足を止めることには成功したようだ…
とりあえず足止めしてみたものの、撃退は出来ない小林首相。
「まずいな、もう後継者を考えないといけないのか。逃げないような奴居るか?」
「・・・なあ、辻が居たよな?」
「辻か!」
辻政信、まさかのソビエト亡命が伝えられたのは
この翌日のことであった。
いなくなっても惜しくない人材だから、と言う理由で後任に選ばれる牟田口中将
唐突にヒトラに芸者遊びのイロハを説きはじめた牟田口首相
翌朝、牟田口が国会議事堂の屋根に吊り下げられた状態で発見された事は言うまでも無い
「ドイツまで何しに来たんだろう」
困惑する大島大使
困惑する大島大使をほっておいて、ハンブルグの飾り窓で思う存分羽を伸ばす牟田口首相。
「ハンブルグは海沿いだからヒトラも来ないしな!」
流石悪知恵だけは働く牟田口首相
昭和帝「そうか、無駄口まで逝ってしまったか・・・」
近衛「彼は牟田口です。それにまだ死んではおりません」
昭和帝「これではきりが無い。君か誰かが代わりを務めたまえ」
近衛「ええっ!!??」
昭和帝「この際だ。実質的な総理を君か誰かが勤めて彼の名前で政策を出せば良い」
昭和帝苦渋の決断であった
「それ、何て言う朝廷と幕府っゴフンゴフン」
思わず口を滑らす近衛首相代理補佐
「なんか、この国も大変になってきたなぁ。」
「じゃあ、国に帰るか?」
「いや、まだ此処に居よう。」
まだ日本に居た漫才コンビ。芸能界から政界への野望はまだ、無い(はず)。
「余はエヴァを心から愛しておるぞ!」
4月1日なのを良いことにとんでもない事をかましてみる総統閣下
「四月馬鹿ってえのは、四月一日だけ馬鹿をやるから可笑しいんであって
日頃馬鹿やってる人が嘘ならべても面白かあないですな」
高座から身も蓋も無い一言を総統閣下に突き刺す小林二等兵こと小さん師匠(前首相)
「そして、どうして俺は伯林で、こんな政治喜劇映画を撮っているのだろう?」
怪獣映画を撮らせてやると独逸まで連れて来られた円谷英二。
「エヴァの生態を撮るだけで超一流の怪獣映画になりますた…」
怪獣映画と言うと危険なので、エヴァのドキュメンタリーという事にして公開。
ビビった評論家が円谷監督を絶賛してしまい、
大いに敵愾心を燃やすレニ・リーフェンシュタール。
敵愾心のあまり、変態博士たちのドキュメンタリーを制作し始めるリーフェンシュタール女史。
第一回目はポルシェ博士。
ディルレヴァンガー「私は何人待ちかね?」
暇なので猫虐めに精を出すディルレヴァンガー博士
あまりの数の猫を虐めたせいで、逆に猫又に虐められるディルレヴァンガー博士。
しかし、その猫又もエヴァの前では借りてきた猫同然。
メンゲレと協力して人為的に猫又を作り出したディルレヴァンガー
l>─-<! ,, うりゅー♪
=(・)ω ・=)ニニ三彡
~ ̄ ~ ´
>>576 リーフェンシュタール「少々お待ちいただいております。番外編のガーデルマン少佐の撮影が先ですので。」
最初は渋っていたものの、リーフェンシュタールからお題を聞いて
撮影に熱心に協力しだしたガーデルマン少佐
お題:「急降下病治療の治癒の実践について」
カタヤイネン「まだアレが治ると思ってるのかい?」
ガーデルマン「この世に治らない患者はいないんだ!」
カタヤイネン「……君も大概病気だよ」
カタヤイネン「君は鬱病じゃないか?」
ガーデルマン「誰が撃つ病だ!それはあの人外だ!」
真面目な会話なのか、漫才を続けてるのか、微妙なこのコンビ。
一方その頃
ルーズベルト「そういえば昔、病院に行ったら風邪だと言われて、次の日に行ったら小児麻痺だと言われたんだよ」
トルーマン「大統領、医学は常に進歩しているんですよ」
>>583-584 「シュタイナーが爆笑してたよ。俺が『再装填の仕方が分からない』と言った時以上に」
と語るシュトランスキー大尉
「何か、今月にエヴァとの結婚式と拳銃自殺するような気がするんだが・・・・。」
どこぞの未来からの電波をキャッチした、総統閣下
しかし、エヴァに毒薬やピストルが効果がないのを思い出す総統。
「私なら急降下爆撃で一発だ!」
颯爽と現れるスツーカ大佐
そして爆弾を片手で受け止めるエヴァ様。
爆弾を珍味と認識しているエヴァ
「信管が美味しいわ」
重いガソリン缶を持って右往左往する羽目になるリンゲ君(イケメン)
「煙草ってどんな味がするんだろう?取りあえずマッチを摺るんだよな。」と初めての煙草を吸おうとする総統。
その後ろでは、重い缶を持って右往左往させられてフラフラになったリンゲ君が足元の小石に蹴つまづいて、ガソリンを盛大に総統にぶちまけていた。
「なんかしらないけどかるくなったぞ。よかったよかった。それにしてもあたたかいなあ。はるだからかなあ?」
かなりボケたことを叫びつつ、スキップで地下壕に戻るリンゲ君(イケメン)と、
ガソリン缶も軽いだろうけど、君の頭の中も相当軽いようだなあと思う総統閣下(炎上中)。
「あら、次は丸焼きのお肉かしら」
と舌なめずりするエヴァ様。
あやうし、総統!
ヒムラー「心配ない、こんなこともあろうかとヘスに頼んでアウシ○ビッツで佃煮を作るよう指示してある」
ヘス「誤解されやすいんで、ヘース表記にしていたんじゃなかったか?」
というかドイツに佃煮があるなんて知らなかった大島大使と牟田口首相であった
醤油漬けにされて逆さ吊りにされた総統を見て以来日本食ブームに沸くベルリン市民。
照り焼きが大流行。
「これは立派な暴力行為だな。よし、これで離婚裁判に勝てるぞ!」
あくまで前向きな総統閣下
ティーラック法務大臣「あんた独身じゃん」
「そうなんだった。余は独身なのだ!」
軽やかなステップを踏みながらベルリン中を駆け回る総統閣下
フライスラー「仮にも総統たる者が女性に責任を取らないとは、何と破廉恥な!」
人民法廷長官がお怒りのご様子
仕方がないと婚姻書にサインをしようとした総統
(紙に書いた約束は燃やせば証拠隠滅だからな)
しかし、ペンにはインクではなく醤油が詰めてあった
たちまちエヴァににおいで察知された婚姻書
どうなる?
「ルーデル君、君にこれをあげよう!」
裏にルーデルへの感状を書いてスツーカ大佐に渡す総統閣下
ガーデルマン:「そんなもの貰って来るなよ(汗)」
ルーデル :「何をいう、総統閣下直筆の感状だぞ!」
胸ポケットに感状をしまい込んだ人外大佐。
今日もスツーカで東部戦線を飛ぶ。
しかし、いつもと違うのは、その後ろからエヴァが追って来ること。
いつにも増して叫ぶソ連兵たち
「こっち来んなー!!」
「閣下、日本から贈り物だそうです。」
「ほう、いい香りの調味料だな。なんという名前かね?」
「同志スターリン、醤油というそうでして、」
スターリンとベリヤの会話は永遠にそこで途絶えた。
空からエヴァが飛んできたからである。
空にはルーデル以下のスツーカ隊、
地上にはエヴァ。
赤軍の悪夢ここに極まれり。
せめて海には何もないだろう、と海軍に殺到するロシアの皆さん
海岸に到達したロシア人が見たものは
駆逐艦「雪風」
を率いるヒゲの木村。
うっかりキスカと間違えてたっぷり積み込んだ赤軍を、これまたうっかり間違えて降ろした先は、
皇居のお堀であった。
皇居のお堀で増殖する外来種赤軍にブチ切れるやんごとない生物学者
石井「やんごとなき方よりマルタを賜るとはなんという僥倖」
いろいろやってるうちに、大量のロシアン・フランケンシュタインが出来上がった。
これでエヴァに対抗できるか!?
「フランケンシュタインの怪物とは、創造者に牙むく存在ではなかったろうか…」
血も凍るような絶叫を聞きながら呟く昭和天皇
「確か原作では花嫁を所望していたそうだが…彼女はどうか?」
昭和天皇直々の縁談を泣きながら辞退するロシアン・フランケン
半死半生の石井の体を担いでカムチャッカ半島方面に去っていくロシアン・フランケン
溥儀「・・・それで、ロシアン・フランケンとやらは満州には来ないのだな?」
梅津「カムチャッカに向かったそうです」
溥儀「そのままこちらに来なければ良いんだが・・・。ところで甘粕」
甘粕「何ですか?」
溥儀「あれのドキュメント映画は撮らないのか?」
満映の総力を挙げた大作、
「大怪女エヴァ対ロシアン・フランケン」!!!
世紀の傑作になるのは疑いもない、しかし…
「いや、我が手には余りますな」
自らが怪人だけあって、人外どもの危険性をあまりにもよく知っている甘粕であった。
溥儀「チッ、残念(そうか、賢明だな)」
甘粕「・・・本音と建前が逆ですよ、陛下」
とはいえ、国策映画会社を率いる立場としては大ヒットを狙いたい甘粕。
「怪物モノかあ。こういうのが得意そうな人となると…、そうだ!」
その頃、妙な悪寒に襲われ頭がくらくらしてきた円谷英二。
さりげなく逃げる昭和の妖怪
カムチャツカにも何となく居づらくなった赤色フランケン隊は仕方なくシベリア経由でアラスカに。
「ハッピーバースデー・トゥー・ミー」
今日一日、誰も自分の誕生日に気づいてくれなかったことに傷つきつつ
一人でバースデーケーキを前に自分で自分をお祝いする総統閣下(実は寂しがりや)
>>621 そのとき、どこからともなく聞こえた「ハッピーバスーデー・トゥ・ユゥ・・・」
「その声は?ゲッベルス?」
徐々に増えていく歌声。
「それにその声はヒムラー?それにヘス!デーニッツ!ボルマン!それにゲーリングも!」
やがて大コーラスとなる歌声。
「何だみんな私の誕生日を忘れていなかったんだ!ありがとう!本当にありがとう!私は本当に嬉しい!」
嬉しさのあまり涙声で叫ぶ総統閣下。
--
「なんか泣きながら寝ていますよ」
「悲しいことでもあったのかね?しかし独りで誕生日を祝うとはね」
「私の上司ではありますが…、正直、哀れですね」
総統閣下を起こさないようにそっとドアを閉めるボルマンとリンゲ。
そして目の前にはろうそくの消えた誕生日ケーキ。
「同志司令官、今日はヒトラーの誕生日だそうですが」
「なるほど。では心ばかりのプレゼントをくれてやるか」
燃えさかるベルリンの市街地に、昨日より多めに榴弾とカチューシャ贈るジューコフ
かなり嫌な性格の奴だ
「そこまでやらんでもいいだろうに」
無駄な抵抗を避けて進撃するコーニェフ将軍
「ハッハッハッー!突撃突撃突撃、前進前進前進!ベルリンだぁ〜!」
味方の屍の山も気にせず、ひたすら猛進するジューコフ。
ジューコフがこれだけ大胆になれたのは、例のアレがベルリンを留守にしてアイスランドで火遊びをしていたからである。
ジューコフ「同志副司令官。君はポーランド系だからなかなか実感わかないだろうが、
30越えのロシア女というのはね、それはそれは恐ろしい怪物なんだ」
ソコロフスキー「エヴァなんかは慣れっこという訳ですか」
ジューコフ「私の母は生きた馬を片手で締め上げてたからね」
多少のことでは動じない猛女の子・ジューコフ
「じゃあ、エヴァも何とかしてくれないかな…」
噂を聞きジューコフに電報を送る相当閣下
>>627のアイスランドをアイルランドと勘違いして慌てるデ・ヴァレラ
「アイスランドって言うから寒いと思ってたんだけど、草原ばかりなのねぇ・・・」と
実は勘違いでアイルランドで大暴れしていた例のあれ。
反英感情から枢軸側参戦の意見も強かったアイルランドの世論を
一気に反ナチズムに傾かせ、デ・ヴァレラの中立政策の後押しを
結果的にしてしまった「例のアレ」
貧しいアイルランドがどれだけ被害を被ったのかは想像すら絶する
エヴァの大小便で土地が大変に肥えてしまったアイルランド
>>629 方面軍参謀長マリーニン「夫人を人質に引き渡すことを条件にヒトラーが休戦を申し入れてきましたが」
ジューコフ「『バカめ』と言ってやれ!」
マリーニン「は?」
ジューコフ「『バカめ』だ。どこの世界に爆弾を差し出して和を乞う敗者がおるか」
硝煙たなびくブランデンブルグ門に仲良く逆さ吊りされる
総統&ソ連邦英雄(共にWWTでの上等兵あがり)
ブランデンブルグ門をブランブランフューラー門に改名してはどうかと提案するゲッベルス。
>>635 チュイコフ「ルビヤンカやコリマでもなかなか見られない見事な逆さづりですね」
ジューコフ「なあに。皮屋の小僧だったころ、親方や先輩にされた折檻に比べりゃまだまだ」
チュイコフ「とはいっても顔が赤紫色になってきてますよ同志」
ジューコフ「頭が鬱血したんだろう。同志、ちょっと耳の後ろ切って血を抜いてくれんか」
チュイコフ「あんたは馬ですか」
ジューコフ「コサックたる者、馬とは一心同体! って同志ブジョンヌイも言ってたなあ」
やはりあまり動じてない苦労人・ジューコフ元帥
逆さ吊りのままでも眠れるが、夢のなかにママンが出て来て
絶叫してしまうジューコフ。
「頭なんかがあるから血が下がって来た時に鬱血して困るのよ。こう言う風にすればいいのよ。」と「最終解決マニュアル(貨物船2杯のサンプル付き)」を
送られて恐怖のあまり全軍引き連れてモスクワに全速力で逃げるジューコフ。
「ハッ!夢か」
「カルーガの馬殺し」と異名をとったママンの登場する悪夢から覚めホッとするジューコフ。
ふと隣を見ると、逆さづり仲間の元バイエルン軍上等兵(伍長勤務)が真っ青になっている。
目の前には、「最終解決」されたツォーの動物色々を生のまま貪り食う「例のアレ」の姿が…
「焼くなり煮るなり調理した方が美味しくいただけますかと・・・」と必死の思いで嫌味を言うジェーコフ。
「確かにそうね。でも煮るには大鍋がいるし、とりあえず焼いてみようかしら?」と口から火を吐き一気に
最終解決された動物他と一緒にベルリンの街を焼き始める例のアレ。
「ネロ指令って別にあれに言った覚えはないんだが…」と息絶え絶えに呟く元伍長。
「よぅし、私の出番だ!」と、久々に軍需相から建築士の顔に戻った、
やる気満々のシュペーア氏。
リハビリに積み木を始めるシュペーア氏
シュペーア氏の積み木で作った「ぼくのかんがえただいべるりん」を見せられて
かなり困った様子の総統閣下。
とはいえ、積み木だけで作った大ドームは結構な力作だ。
誰にも相手にされないので銀河英雄伝説のDVDを見る総統閣下
総統「なんだ!ミッターマイヤーの嫁のエヴァはかわいいじゃないか!」
疾風ウォルフの嫁の可愛さに総統閣下は相当カッカされてるようだ
総統「エヴァ、ちょっと未来に言って銀河帝国ラインハルト王朝がある惑星フェザーンに行ってきなさい。あそこのご飯は量も質も良い物だ。ついでにルーデルも連れて行くと良いだろう」
銀河帝国に宣戦布告する第三帝国
銀河と総統の歴史がまた1ページ
646 :
名無し三等兵:2010/05/01(土) 09:34:17 ID:ItxYVxaO
やっと念願の宇宙ロケット製作を命じられ一旦は喜んだものの
その命令内容が「外宇宙航行して帝国軍と戦える宇宙戦艦を作れ」
というマンガみないなものだったためorzなフォン・ブラウン
そんな彼の苦衷を気にをも留めず
「宇宙戦艦とは宇宙を飛ぶ船。飛ぶ以上は空軍のもの」とほざくモルヒネデブ
誰も自分の命日に気づいてもらえずますます落ち込む総統閣下
>>646 「ではあれも空軍のものということで」
これ幸いとエヴァを押しつける総統閣下
あれを軍の最高司令官直轄にするデブ元帥。
エヴァ直轄担当元帥としてその名を轟かせるゲーリング
「私は空軍の司令官ですが、全軍の最高司令官はあなたですよ」にこやかに訂正する微笑みデブ元帥
「だから空飛ぶ物は全部おまいら空軍のものなんだろ!?」
切れ気味に叫ぶ総統閣下
「じゃあ空を飛びさえすりゃあモンティ・パイソンだって私の管轄下だってんですか」
訳の分からん切り返しをするモルヒネデブ元帥
「その通りだ。ソ連では魔女の婆さん達も空軍の指揮下にあるそうだ」
微妙に歪曲された情報を元に強引に話を進める総統閣下
「婆さんより女の子のほうがイイなぁ」
GWに魔女っ娘アニメのハシゴをしながらつぶやくロリコン大佐。
「ちなみに空軍は総統の指揮下にあるので、空を飛ぶ全ては空軍の物ですが、その空軍は総統の物です。」なんだか禅問答じみてきたデブ元帥。
「ゲーリング君、君はその、汚物を始末しなくてはいけないとき、直接自分の手で触るかね?」
「それはもちろん、手袋なりなんなりしますが」
「おお、我が手袋よ!」
ゲッベルス(スタッフの笑い声)
巨大な手袋の指先から紫色に変色した頭だけを出して逆さ釣りにされる総統・副総統・モルヒネデブ・ハイニ叔父さん・宣伝笑に目もくれずに通勤するベルリン市民。
人選からもれてほっとするデーニッツ元帥(総統暫定臨時代理心得事務取扱)
同じくボルマン
同じくヒトラー
同じくシュペーア
>>660-663 誰にも気づかれないで済んだかと思いきや、
「「「いやいやいや」」」とデーニッツ、ボルマン、シュペーアによって中に戻されてしまったのであった。
「お前ら総統に対する敬意はないのか!」
激怒するヒトラー
デーニッツ「勿論総統は1人しかおられないわけですから」
ボルマン「我々は総統閣下に忠誠を尽くします」
シュペーア「しかしエヴァ様がおられますので・・・」
ヒトラー:「だからエヴァは空軍に所属させたろ!あれの管理というか、調教はゲーリング、君の責任だ!」
全力で責任転嫁を試みる総統閣下
「陸地を活動するものは、陸軍の所属であるべきではないか?」
久々にまともっぽいことを言うゲーリング。
総統 :「アレはそれを飛ばないとでもいうのか?」
ゲーリング:「あの図体では難しいのでは?」
>>689 「飛べばいいんでしょ?簡単よ!」とつぶやいた後、
ベルリン→モスクワ(ホップ)→ワシントン(ステップ)→ベルリン(ジャンプ)と
5分ほどで戻ってきたあれ。
とりあえず海は関係ないと距離を置きたがる独海軍首脳部
急いで「飛行とは、自らの揚力によって飛翔することである」との
定義を追加するゲーリング。
しかし嫌な予感しかしない。
>>672 「あたしねっ!脚力だけじゃなくて鼻息でもくしゃみでも、それからぁそれからぁ、
ふーっとしても飛べるのっ!」と無邪気にはしゃいでいろんな方法を用いて、
成層圏まで数秒以内で飛んでみせるあれ。
どうも空軍に入りたくて仕方ないようだし、ついでながら可愛いとみせかけたくて必死だ。
「可愛いエヴァか…」
「萌えエヴァ」「ちびエヴァ」「ぷちエヴァ」の予想図を見てため息をつく宣伝省閣下
征服戦隊ドクサイジャーのリーダーの座をめぐって、
レッド・スターリンともめるブラック・フューラー
イエローエンペラーとブループレジデント、グリーンクィーンも加わり5人揃ってポーズを決めた瞬間にゴールドエヴァにぷちっと踏まれてしまう征服戦隊ドクサイジャー。
エヴァ「あれ?何か踏んじゃった?」
「むむ、ここはナチス戦隊ゲルマンジャーの再結成が必要か?」
悩む総統閣下
「再結成したところであれに勝てると思っているのかね?」と言うヒンデンブルクの声が聞こえた総統
新規結成に当たり、ゲルマンジャーの新しい名称を募集する総統閣下
ちなみに宣伝省閣下の案は「ナチス戦隊ゲルマンジャー檄!」だ。
「『ハートキャッチゲルマンジャー!』! これしかない!」
文脈をまるで考えない某モルヒネデブ。
「僕はもっとゲルマンジャー」
こっそり呟くボルマン
「で、貴公はこのような混沌とした戦隊をどう扱うつもりかね?」
と言うフリードリヒ大王の声を聞いた総統閣下。
前回のメンバーを確認してみる総統閣下
ヒトラーレッーーーーード!
レーダーブルーーーーー!
グーデリアングリーーーン!
ゲーリングイエローーーー!
ポルシェピーーーーーンク!
「色が駄目だったんだろうか?」
「いや、色とかそういう問題ではないと…」
何とかつっこんで見る軍需相。
「それより場面ごとに大きさが変わるのに、実物大と謳うのはおかしくないですかな」
とマジレスするゲッペルス。
ヒトラー:「エヴァの実物大ってどれくらいだったっけ?」
アインシュタイン:「私には到底説明できない。が、相対性理論の範疇外であることだけは確かだ」
ハイゼンベルク:「それは人の手には余ります」
神様:「その問いに答えるには、我はあまりにも無力だ…」
悪魔:「俺に振らないでくれ!」
>>687 悪魔「だいたいあれ、あんたが作ったんだろ!神様なんだろ?何でも創造したんだろ?」
神様「あー、都合の良いときだけ俺にふりやがって。知るかよんなもん、勝手にできたんだろ?」
ハイゼンベルグ「我々は神が造りたもうた物理法則を解き明かそうと悩む人間でありますが、勝手にできたというのはちょっと…」
アインシュタイン「ですな。統一理論への道と言い、全く難しい問題を出すものです神様というのは」
状況がかなり悪い神様。
エヴァの報告書を十字を切りながら暖炉にくべるピウス12世
ピウス12世「残念だが我々の神だけでは手に負えないようだ。他の教派や宗教とも協力し合うべきであろう。」
ニコニコ動画に定期的に「総統閣下シリーズ」を投稿するヒムラー
一方でYouTubeに転載しまくるチャーチル
エヴァの指先に宇宙を何個のせられるか、熱心に討議する宗教学者の皆さん
取り敢えず「我が国の現人神とは無関係である。」
との声明を出す、某極東の島国。
>>683 「ねぇねぇ、エヴァブラウーーーーーン!、ってのはどう?」
と、いきなり話に割り込んできたエヴァに、心底驚く総統。
「お前が戦隊の相手のラスボスなんだが」とは言えなかった。
フォン・ブラウン(私もブラウンなんですが…なんて今言ったらまずいよな)
エヴァに超合金合体ロボ科、悪役女王科の入隊願書を持って来る総統閣下。
一方、極東の島国では「愛国戦隊大日本」と言う何処かで聞いたような戦隊が組織されていた。
「ああ、美人で可憐でか弱かったころのエヴァが…」
そのまま無限ループに突入する総統閣下
>>698 「今なにか総統が凄く重要なことを言った!」
エヴァが美人で可憐でか弱かったという発言に驚きを隠せないナチス高官のみなさま。
驚きのあまりスレが一週間以上止まってしまったのは言うまでもない
モズリー「ドイツは滅茶苦茶だしイタリアもダメダメです。
いっそのこと我々が『正当なファシスト』だと宣言しませんか?」
フランコ「厄介事は御免被る。」
サラザール「そもそもうちはファシストじゃないし…。」
ペタン「右に同じ。」
>>701 「ファシズムよりフェチズム…」
突撃隊本部から筋肉を誇示する妙なポージングとともにそんな呟きが聞こえてきた。
モズリー「アッー!」
フランコ「オウ、ホットガイ!」
サラザール「これはレームでああこっちはモズリーですね間違いない」
ペタン「何だこれは…たまげたなぁ」
公園のベンチでツナギを着てスタンバる同志エジョフ
そこを通るレーム。
ウホっ。
ドイツからの報告を受けた平沼首相
「欧州情勢は複雑怪奇」と天を仰ぐ。
707 :
名無し三等兵:2010/06/08(火) 04:14:37 ID:QPyfNtE/
最近出番がないカタヤイネンとガーデルマン
ガーデルマン「いや、出番がないぐらいが丁度い…」
ルーデル「ここにいたのかガーデルマン!さぁ、生殖機能を使った非生産的な行為を止めにいくぞ!」
カタヤイネン「いってらっしゃ…」
二人「「お前もだ!!」」
たまには役目をかえてみようということで、操縦席に座ったガーデルマンと
後部銃座に付くルーデル
>>708 「あれ。オレのポジションは?」
「…まあいいや。格納庫の掃除に行くか。」
これ幸いとばかりにそそくさと逃げ出すカタヤイネン。
「お〜い、ヒコーキ直ったぞ!そこのパイロット、ちょっと飛ばしてみてくれんかね?」
と、無理矢理スツーカに乗せられるカタヤイネン。
ちなみにG型だ。
一ヶ月後立派なスツーカエースとなったカタヤイネンの姿が!
>>710-711 「あれ、これ確か複座だったよね?誰が俺の後ろに乗ってたんだっけ?」
彼の不運は後席の人が全て背負い込んだようだ。
A.H伍長勤務上等兵「なんで私が……まぁアレよりはまし…かなぁ?」
一方その頃
地団太のし過ぎでできた大穴に落ちてしまったグデーリアンは独ソ両軍の救助を受けていた
グデーリアンの地団駄で大被害を受けたモスクワ地下鉄
モスクワ地下鉄に慎んでお悔やみを申し上げる鉄ヲタゲーリング。
「そうだ、地下鉄でイギリスに攻め込めば良いんじゃね?」
またひらめいたらしい総統閣下
その地下鉄計画が、現在の英仏海峡トンネルの元計画であることは
歴史の闇に葬られてしまった。
同様に青函トンネルがモスクワ地下鉄と東京地下鉄を繋ごうとする遠大な計画の一環であったことは
歴史が隠し通してきた日露秘話である。
朝鮮半島北部からトンネルを掘り始める金日成、金正日親子。
目指すはりんかい線への相互乗り入れ。
しかし、すでに先客がいた
「そうだ!反共の教義掲げて政治家に取り入り、海底隧道掘る名目で大金引き出しゃ大儲けじゃね?」
天からの啓示で対馬海峡トンネルを思いつく若き某教祖
とりあえず政治献金稼ぎに壺やら多宝塔やら行商してみる
>>720 だが、次男は一生懸命舞浜に向かってトンネルを掘り始めた。
>>723 平壌から舞浜までのトンネルを完成させ、さらにロスアンゼルス→マイアミまでのトンネルも
完成させた某まさお君。次に目指すはパリだ。
トンネル掘り名人のまさお君をヘルメット党に勧誘する
ヘチ総統と地底海人ゼス
土木工事のプロとしてスターリン閣下に呼び出されてモスクワで土木工事をやる金日成率いるパルチザン。
大戦終結後、東側とのトンネル競争に負けるわけにはいきません!
我々も自由と正義を守るため太平洋と大西洋をぶち抜くトンネル工事を即座にするべきです!
と直訴するマッカーシー上院議員と、
やっかいなこといいだしやがってと内心むかついているルーズベルト大統領。
その頃、北アフリカではルクレルク率いるラクダ騎兵部隊がリビア打通に成功していた。
それを聞いた日本のM将軍は水牛を使った作戦を思いついた。
「ラクダか…。肉体労働は召使い任せの白人らしい発想だな」
後にライバルとなるルクレルクの行動を知り、
自転車と徒歩によるライチャウ山系打通をなぜかこの時思いつく
若き中学教師ボー・グエン・ザップ
自分だけ打通出来ずにモスクワの目の前で地団駄を踏むグデーリアン。
>>730 一方、極東のM将軍は、インパールを抜けないにもかかわらず芸者を上げてどんちゃん騒ぎをしていた。
もう一人のM将軍は、それこそインパールの手前で静かに地団太を踏んでいた。
>
>>731 そのM将軍は砂漠でルクレルク率いるラクダ騎兵部隊が砂漠を打通出来たなら食料豊富な密林を打通出来ると言い張り続ける。
山下将軍も自前で騎兵を、と取り合えずそばにいたナマケモノのい跨ってみた。
ナマケモノ騎兵は22世紀後半頃には大陸を打通する予定だ。
その頃、大陸の反対側では、総統が最も信頼するブロンディを指揮官とする武装親衛隊ワンコ(犬好きに悪い人はいない)義勇師団が編制されつつあった
735 :
毛沢東:2010/06/22(火) 15:22:01 ID:???
>>733 ナマケモノは紅衛兵が美味しくいただきました。
>
>>734 そのブロンディを美味そうなものを見る目で見る金日成率いる朝鮮パルチザン。
>
>>736 その金日成を美味そうなものを見る目で見つめるエヴァ・ブラウン。
因みに金日成は何故見つめられるか勘違いしている様子だ・・・
一方その頃、スターリングラードでは…
噴出した怒りはやがて酷寒の大陸を点火する
「死守命令だァ?コノヤロウ!てめェが死守しろよ!」
欲望は理性をも狂わせ命令無視という越えてはならない一線さえも侵してしまう
「昏睡ジューコフ!野獣と化したパウルス」
サカリのついた第6軍の腰づかい、スターリングラードに響きわたる阿鼻叫喚のアエギ
モスクワにて
「同志スターリン閣下、放っておいて良いのですか?」
「かまわん。たぎるのは良いことだ。ところで、今日のお相手は君かね?」
「・・・はい。」
ベルリンでは
総統「見ろ、やればできるじゃないか!パウルスを国家元帥に昇進させて
黄金柏葉剣ダイヤモンド付騎士鉄十字勲章を授与しよう」
ゲーリング「ちょw早まらんでくださいwww」
レーム「あれを映画化すれば国民の士気が上がるぞ」
リーフェンシュタール「・・・考えとくわ」
エジョフ「そういう事ならNKVDはエイゼンシュテインを提供しましょう」
フーバー「ならばうちはハリウッドを協力させよう」
その頃、フランス、マジノ線地下要塞総司令部では…
なんとガムラン大将が占星術をしていた。
呆れて、やけっぱちで戦車をかき集めてロンメル率いる師団に突っ込むドゴール大佐。
742 :
名無し三等兵:2010/06/27(日) 22:05:45 ID:1UiO/R3r
それでは聴いてください!私の恋はクソゲドロヘド大便MIXチンポゴリラ!
743 :
名無し三等兵:2010/06/30(水) 07:53:28 ID:TyewKhu8
>>742をシベリアの木を数える仕事を命ずる書記閣下
一方連合艦隊はチリの海岸から艦底から突き出した4本の足で上陸し、歩行しながら遠くパラグアイを目指して侵攻を開始した。
南米大陸を連合艦隊の下駄の足音がこだまする。
連合艦隊に著作権料を要求する海底帝国ホンダワラ
「車長さん車長さん」
「オットーとハーマンはあるかい?」
「さっき使っちゃったでしょ…」
「にょろーん…」
モスクワ手前で地団駄踏んでる人の横で交わされた戦車兵たちの会話。
総統「カイテル君、戦況はどうかね?」
カイテル「何も大きな動きはありません、平穏そのものです」
「平穏…なんて素晴らしい…」
感涙に咽ぶは軍需相、スツーカドクトル、運の悪いフィンランド人のパイロット。
ドクトル「なあ…」
フィンランド人「なんです?」
ドクトル「この平穏にあの人がいつまで耐えられると思う?」
フィンランド人「考えるのはよしましょう…きっとロクな事がおきない」
ドクトル「ゴメン…」
「そうだ、”へいおん!”というのを制作しよう!」
突然、○いおん!厨になってしまった総統。
「まさか、レニ女史にやらせるつもりじゃないだろうなぁ・・・」
と頭を抱えるゲッペルス。
「やらせて。」
にこやかにほほえむ女流監督
一方、ハリウッドではディズニーが、
「ならば我々は”らき☆すと”だ!」
とぶち上げていた。
大統領「タバコ業界とタイアップかね…」
大統領閣下は乗り気ではない御様子。
「あいつ、子供のためとか言っておいて、タバコがらみとは腰が据わらん
ヤシだなぁ…」
ま、自分のロリコン癖を棚に上げて批判する、チャールズ・スペンサー・C氏。
京都某花札屋法務部隊をレンタルして待機中の京都動画屋本舗
法学者として法務部隊同士の戦いにwktkしているフォン・デア・ハイテ大佐。
「やはりここは第三帝国とベルリンフィルの総力を挙げて、の○めカンタービレですよ」
横からいらん口をはさむナチ党員ヘルベルト・フォン・某
そんなカラヤンの前に立ちはだかり
「ベルリンフィルは俺のもんだ、引っ込んでろ若造」と
総統からクリスマスに貰ったコーヒー豆を投げつけるフルトヴェングラー
「やっぱ、入党しなくて正解だったな。」
のうのうと言い切るスツーカ大佐。
「と言いつつ、水銀党の入党審査申請書を送ってましたよね。」
「…みてた?」
スツーカ・ドクトルは、さて、何派だろう。
759 :
名無し三等兵:2010/08/30(月) 16:51:11 ID:qV5Uvq6j
とりあえず保守
総統「ゲッベルス。ずいぶん最近は静かだな・・・」
宣伝相「ですな」
総統「昔は良かったな。我がドイツが誇る変態博士の数々、暴れまわるエヴァ、それに間抜けな各国指導者たち」
宣伝相「今となっては懐かしい、ですか」
総統「うむ、否定はしないよ。そう言えばスターリンスレがずいぶん伸びてるな」
宣伝相「今、パート140です」
総統「この違いは何だ?我々は飽きられたのか?20世紀前半を翻弄し、今なお各国に影響を残す
国家社会主義は過去のものというのか?」
宣伝相「真面目に分析するとこのスレは完全ネタスレなのに対し、あちらは20年ほど前まで世界の東西を分割し、
今なお残滓が国家単位で残っている共産主義に興味を持つ共産趣味者スレにもなってますから、
軍ヲタでなくとも書き込める材料が多く、スレが伸びやすいのでしょう」
総統「そんなもんかねえ・・・。寂しいねえ・・・」
宣伝相「でも総統閣下、ニコニコではいまだ人気者ではないですか。おっぱいぶる〜んぶる〜ん」
総統「やめてくれないかね?恥ずかしいし、そもそも私がバカにしか見えない。まあ、復興を待とう」
もはや砲声も聞こえぬ静かなベルリンで、皆のネタを心待ちにしている総統閣下。
総統「それとも、いっそのこと、みんなで水銀党にでもくらがえするか。」
「ごはんはおかず党」を立ち上げたフィンランド人とスツーカドクトル
資金協力は日本海軍と日本陸軍であった
「我が軍の糧食は泥水と草だ!」と、資金提供に異議を唱える一派が現れて
派閥争いが勃発する某国陸軍。
赤繋がりで真紅に党を乗っ取られるソ連共産党の皆さん・・・
ヨシフ!紅茶を入れて来なさい。
スターリン「はい」
ベリア「幼女・貧乳(*´Д`)ハァハァ」
即、粛正されるベリア長官。
「後顧の憂いも無くなったし、新秩序建設に励むべし。」
さっそく独逸各地のNSDAPの表示をDNMPに差し替える作業が始まった。
「党組織は?」
「看板代えるだけでまんま使えるだろ。」
印刷屋と看板屋限定の特需が発生。
昔取った杵柄とばかりにバイトに勤しむH氏。自作と銘打てばいいのに(経費削減的な意味で)
混乱に乗じて名を上げようと、モントゴメリーが野心的な作戦をゴリ押し。
その名も「コミケットガーデン作戦」
期日までに会場を押さえられるかどうか、
作戦前から懸念する声が・・・
>>762 「辛そうで辛いやっぱり辛い」ラー油で一儲けを企むスツーカドクトル
>>768 「つらそうでつらいやっぱりつらい…?」
誤読するドクトルの前任者たち。
770 :
名無し三等兵:2010/09/15(水) 18:37:18 ID:vRlAp0Ev
「おお、何か美味そうな飲み物があるな」
ラー油の入った瓶を持ち上げると、止めるまもなく一気飲みしてしまったスツーカ大佐
七三頭とチョビヒゲが義務付けられる第三帝国。
>>769 「誤読じゃないよ…。軍務中のコト思い出したら、まんま、だった…」
ため息をつくスツーカ・ドクトルにかける言葉もない前任者達。
「しかし、あの人、味覚までぶっ飛んでるとは思わなかった。」
ラー油のお代わりを探している大佐を見ながらつぶやく。
肥満と薬物中毒と貪財が義務づけられるルフトバッフェ
>>773 そしてルフトバッフェの構成員の方々はゲシュタポとクリポの皆さんの餌食に
ただし、某スツーカ大佐と関係者の皆さんはいつも通り
いそいそとハピ粉を納入する某国輸送部隊。
間違ってパピコを納入してしまう某国輸送部隊。
だが前線に届いたのはラー油だった。
「さっきの飲み物のお代わりはまだか?」
ドクトルをせっつく大佐。
(スーパー味覚音痴かよ…)
「その間に戦車潰しでもしててください。」
と、つい言ってから後悔するドクトル。戦車潰しに付き合うのは自分しか居ない。
もちろん、前任者達はとっくにどこかへ行方をくらませているし…
ラー油の牛乳割りと牛乳のラー油割りのどっちが上手いか、試飲に余念のないルーデル大佐
同盟国の某スレより送り込まれた非対称紫電改
>>780 「エンジンが細かすぎね?あと私にもラー油とやらをくれないか?」
マトモなこととおかしいことを言うフォークト博士
「ラー油を潤滑油に採用すれば…」
怪しく眼を光らせる独逸の誇る発動機関連の皆さん。
「こら、私の分を掠めようとするんじゃない。」
スツーカ大佐に睨まれて平然としていられるヤシは居ない。
「ったく、自分の分はきちんと自分で調達しないと。」
ラー油で動くエンジンを開発してしまったワルター博士
お気に入りのラー油を掠め取られそうでいらつく大佐。
「…子供の手の届かないところに置くべきだったなぁ」
悔やんでも悔やみきれないスツーカ・ドクトル。半分やけで後席から
機銃を乱射してみることにした。
落っこちてきたのはついてないエースことカタヤイネン氏
「何ををするんだ!」
「すまん」
「ラー油の安定供給のために、蒋ちゃんと手を組まないかな・・・」
と、総統に進言しようか悩み出す大佐。
ラー油をぶん投げて戦う東部戦線の兵士達
塩漬けラードを投げ返す労農赤軍兵士。マローズの凍結対策もばっちりだ
泥濘と油まみれの東部戦線
戦場が
>>790の有様の最中、スツーカ大佐はスツーカ・ドクトルの前に後席に放り込んだ整備士にワインセラーならぬラー油セラーを作らせていた。
勿論、掠め取ろうとする奴対策も万全で、隣にはミルクセラーもある。
嬉しそうなスツーカ大佐の後ろでは、スツーカ・ドクトルが部屋の片隅で鬱になっていた。
戦後、これが一般家庭に普及して整備士の彼の名が歴史に刻まれると同時に、スツーカ大佐伝説に一ページが加えられるのは、スツーカ大佐もスツーカ・ドクトルも整備士も知る由はない。
それでなくても大変な東部戦線がさらに大変になって地団駄を踏むグデーリアン将軍
地面を覆う油、脂、アブラの上で地団駄を踏んでしまった為にスッテンコロリンのグデーリアン将軍
>>791 「ラー油の次にサーロが来たか、よし私は…」
ストックしたミルクから乳脂肪を分離しバター作りを始めるスツーカ大佐
「ラー油、ラード、それに友邦から送られたバージンオリーブオイルか。で、これでV2を飛ばせと」
ペーネミュンデでさすがに頭を抱えつつもとりあえず出力の計算に励むフォン・ブラウン博士。
「素直にピザでも造った方がいいんじゃね?」
食に関しては一家言あるイタリアのドゥーチェ
「砂漠のパスタは連合国側のプロパガンダを信じたヤシのせいで広まった話らしいけど」
「なんか、本当にあった気がしてきた。」
鬱を引きずるドクトルと、世界一不運なパイロットの会話。
「イタ飯屋でも行こうよ。ピザだけが伊太利料理じゃないし。」
「うん…」
重い腰を上げた。
「V2用に使うとしても、酸化剤が要るんだけど…」
と言ってたら、食用油精製メーカーから
「酸化した脂肪分は食用に適しません」
と突っ込まれて、
(うぜぇ…、こいつら燃焼させたろか…)
むかつくヴェルンハー君。
「プロフェッソール、酸敗した油分は胃によくありませんよ」
としたり顔で言われてますます胃が重くなる。
>>797 イタメシ屋で注文したペペロンチーノがラー油で造られてて悶絶するガーデルマンとカタヤイネン
>>797 という事で、ベルリンでも大繁盛しているというイタリアンレストランチェーン・「ドゥーチェ」にやってきた、自らもまた人外である事を知らない憂鬱なスツーカ・ドクトルと世界一不運なパイロット。
店名で何か嫌な予感がしたが、気のせいだと思って入ってみたら、アメが出迎えた。
何だか嫌な予感がして、店員をよく見れば、店員は全員イタリア兵達で、ロンメルがどやしつけて動かしている。
ドゥーチェはロンメルの目を盗んで奥で仕込みをしつつパスタを頬張っていた。
取り敢えず、更に憂鬱になった二人はこのまま出て行くにもいけないので何かを食べる事にした。
「エルウィン閣下は偉大だなぁ。」
「ヘタリア兵があんなにてきぱき働いてるなんて。」
まあ、本質的に変わらないんで、美女が居れば気の利いた声をかけずには居られないのだが、
それでもキリッと前掛けを締めて舞うように店内を行き交っている。
「…戦地じゃないからじゃネ?」
「あと、どうも閣下を入れてホールは12人で回してるみたいだし。」
監督プラス11人の計算かw
その頃、厨房ではヨーロッパで最も危険な男とその仲間達が商品のワインを飲み散らかして出来上がっていた。
何も言えないドゥーチェは、気を紛らわす為に新しいパスタの事を考えながら仕込みをしていた。
ヘス「で、なんでワイン2ダースとチーズ2キロ半の請求書が回ってきてるんだ?」
ドゥーチェだって仕事するときはするのだ。国家の大計は分からなくても、
店の会計には厳しいから。
ヘス「排水量の逆数に士気が比例しているってのは、ほんとか?」
スツーカ・ドクトルはボロネーゼ、世界一不運なパイロットはシチリアの新鮮魚介パスタを頼み、やっとラー油から解放されたかと思いきや、スツーカ・ドクトルのボロネーゼが食べるラー油が隠し味になっていて、スツーカ・ドクトルは絶望した。
因みに、「ドゥーチェ」の看板メニューだ。
一方、ロンメルはイタリア広場直送ジェラートが来ない事に苛立っていた。
そのイタリア広場直送ジェラートは、ロンメルのどやしから解放されたイタリア兵達のおやつになっていた。
「輸送担当の実家は分かるか?」
ロンメル将軍が人事担当者を締め上げる。
「…あ、少々時間いただければ…。でもなぜ?」
「分からんのか?仕事放り出して遊んでるアホを母親直々に叱ってもらうのだ。」
「あー…」
「ふん、マンマに『二度とジェラート買ってやらないよ』と言われて平然としていられる
ヘタリア兵が居たら、即刻焼却炉送りだ。いや、ドクトル・メンゲレに処分を頼むだけだ。」
「はぁ…」
「言っておくが、私も聖母に泣きつきたい気分なんだよっ。」
ロンメルのどやしから解放され、幸せいっぱいでイタリア広場直送ジェラートを堪能していたイタリア兵達の元を訪う者が居た。
「ロンメルだ!!!」
「イギリスだ!!!」
ビビるイタリア兵達だったが、よくよく見たら相手はスツーカ大佐だったので、仲良くジェラートに舌鼓を打つのだった。
で、ジェラートに夢中なヘタリア兵どもの後ろに立つマンマ達。今度のクリスマスはプレゼントなしで
過ごすしかないようだ。可哀相に…
「なんか、日本大使館の駐在武官が『我が国には山葵入り氷菓というものがありまして』とか
余分なことを大佐に吹き込んだらしい。」
「って、軍医少佐、さっきアイスクリーム屋の大将が救急車に乗せられていったのと関係あるの?」
「ああ、我らがSG2隊長殿がホースラディッシュ入りのジェラートの試作を強要したせいらしい。」
「ら、ラー油は?」
「ラー油風味アイスが大将に止めを刺しちゃったそうだ。」
「スツーカの後席に座るのと比べたら、まともな人間ならラー油風味アイスのドカ喰いを選ぶかも…」
「すまんね、まともな人間に分類されなくて。」
「あの人もおふくろさんに怒鳴られたらおとなしくなるのかなぁ…?」
現実逃避に走るドクトル。
カタ:「ラ・マンチャの男でしたっけか?」
ガー:「何が?」
カタ:「その、不可能を夢見る、ってアリアがあるのは。」
ガー:「フィンランド人というか、スオミライネンてときどき、氷点下80度以下くらい
冷たくなれるね。」
カタ:「80度くらいで文句言ってたら、我が軍の耐寒訓練には参加できませんよ。」
ガー:「素で応えるなよ…」
大佐母「こらっ!何やってるんだいハンス!」
大佐「かーちゃんごめんよぉー…」
ガー「…」
カタ「…」
ありえないものを現実に見て絶句するガーデルマン、カタヤイネン両氏。
大佐姉1「雷が鳴るとずっとお母さんのスカート掴んで怯えていた少年も」
大佐姉2「今や立派な爆撃王に!……あと他にもね♪」
大佐 「やめてー!姉さんやめてー!」
姉二人にさらにいいように弄ばれる魔王さま
泣きながらドクトルの襟首を引っつかみ、戦場へと逃走する大佐。
カタ:「あの二人には悪いけど、ジェラート全部もらおう。」
三人分、バニラとストロベリーとチョコとなめてたら、
「なめてんじゃねぇっ!」
砂漠の狐が世界一不運なパイロットをどやしつけに来た。
>>814 懲罰はドゥーチェの店の倉庫清掃だった。
「なんか倉庫とか格納庫とかの清掃になれてきたよなぁ…それでもあの二人と飛ぶよりましなのかなぁ?」
「在庫の確認も手伝ってもらうよ。」
国家百年の大計は別として、追加発注にロスが出ないよう、結構きびしく
チェックしているドゥーチェ。
「ったく、ワインの在庫を飲みつぶした糞ダワケがいるからかなわん。」
〜戦車潰しより、こっちの方が大変だよ…。しかし、ドゥーチェ、すっかり
雇われ店長が板についてるなぁ…〜
砂漠の狐と国家指導者のタッグに付き合わされて閉口している某パイロット。
その頃、戦場に引きずられていったスツーカ・ドクトルは、後席で「後でこっそり大佐のお姉さん達に連絡を取って昔の事を沢山聞き出して色々切り札に使ってみよう……」とぼんやり思っていた。
その日は、ソ連軍にとって最低最悪な日だったと言う。
>>817 訂正 誤「その日は」→正「その日も」
「…今日はあいつ、かなりムキになってなかったか?」
更地となった戦場の外れでのソ連軍将兵の会話。
クレムリンではガーデルマンが核弾頭以上の強力な兵器を手にしようとしている
コトも露知らず、ヨシフ君が粛清に励んでいた。
819 :
名無し三等兵:2010/09/23(木) 08:57:07 ID:yTnOtB6u
ラー油を使った火炎瓶を作成するロシア軍
名付けて「ヒロヒト・カクテル」
>>819 「ちげーよ!ラー油は中国原産だよ!」と猛抗議する毛沢東と蒋介石。
後の中ソ紛争の原因だが、それはまた別の話。
至急電
「大佐母&姉がラー油を入手した模様。」
ラー油の牛乳割りに、コーラとサルミアッキとシュールストレミングを投入してみるカタヤイネン
「これで勝った」
「あの人がこれでぶっ倒れると思うかい?」と、いつの間にかカタヤイネンの背後に居たロースマンが涙目で問いかける。
が、「んなもんやってみなきゃ分かんねえだろ」と一蹴するカタヤイネン。
スツーカの音がしたので、カタヤイネンはロースマンの襟首を引っ掴んで物影に隠れ様子を伺う。
予想通りに、ラー油の牛乳割りサルミアッキコーラシュールストレミングミックスを発見し、戦闘後の一杯とばかりに一気に飲み干すルーデル。
カタヤイネンはルーデルがそれを飲み始めた瞬間に勝利を確信したが、飲み干した後はものすごく美味しそうな表情で以後何も無かったので、ルーデルが居なくなった後に疑問に思いつつ再現して二人で試飲したら、口に含んだ瞬間に意識が途切れた。
二人は目が覚めてすぐ、ものすごい形相のガーデルマンに怒られ、基地ではサルミアッキとシュールストレミングの持ち込みが禁止された。
「どうして自分の周りにはおかしな人間ばかりが集まってくるんだ!!」という絶叫が響き渡った、がルーデルは「あのラー油の牛乳割りのおかわりは何処か」と夢中で基地を探索していた。
ガーデルマンは悲嘆に暮れていた最中、壊れた壁の壁と壁の隙間から一冊の分厚い日記帳を見付けた。
日記帳を取り出し、埃やら汚れを払ってみると、もう消えかかっているがシャルノブスキーの名前が書かれていた。
「中尉、やってみなきゃ分からないことは多いけど、やっちゃまずいことだってあるんだから。」
へろへろのロースマンに言われてうなずくしかない世界一不運なパイロット。
「ごめん、下手に何かやるとぶちこわす体質には変化無いみたいだ。」
「あ、大佐がこっち来ます。」
「口を動かす前に手を動かせって、怒鳴ってるけど…」
「中尉の地獄のカクテルを探してるんだ、自分逃げますっ。」
…地獄のカクテル、本国に提案してみようかな?マンネルハイム元帥なら採用
してくれそうだし。露助に呑ませてやれ…
にやにやしている世界一不運なパイロット、大佐が襟首に手を伸ばしているの
には気づいていない。
一連の光景を見ていた極東の島国の大使と駐在武官。
「スツーカ大佐が大丈夫なら、我が国でもこれを取り入れられれば士気が上がる!!」と限りなく恐ろしい希望に怪しく目を輝かせた。
「サルミアッキとシュールストレミングは輸入するにはリスクが伴いますので、代用として蜂の子、くさや、納豆、島豆腐などに変えて出しましょう!!」と駐在武官は頼もしい笑顔で提案する。
「それは名案だ!!!」と大使は意気揚々と早速本国に連絡した。
これが後世の極東の島国に伝わる「昭和ゲテモノ飲料ブーム」の発端だったのは、別の話である。
一方極東の島国では…
完成品を飲んでみたつじーん。
「個性的な味だな…はっ、今なら小銃で飛行機を撃ち落せそうだ!」
同じく飲んだむっちー。
「輜重に牛馬を使えば不要になったあと食料にできる!オレって天才!」
色々と神がかりになった原因はこれだったようだ。
頼むから聖上にお召し頂こうだなんて思いつかないでくれよ。
海洋生物学者に恨みがあるなら別だけど…
皇居のお堀にこっそり特性液を流してしまう豊田大将
豊田大将がふと気がつくと、宮内省の方々がいつの間にか隣に居た。
直後の豊田大将の失踪に、日本国内では色々な噂が流れた。
その頃、ガーデルマンはロースマンの秘密基地で、ルーデル母&姉に電話をかけて小さい頃の話を色々と聞き出してロースマンに記録を取らせた後に、分厚い辞書数冊を片手にシャルノブスキーが遺した古ぼけた日記を解読していた。
何故か日記の文章が、日本語とドイツ語の複雑な組み合わせで記されていたのだ。
同時刻、世界一不運なパイロットはスツーカ大佐に「あのラー油の牛乳割りをもう一度作れ」とせっつかれて困っていた。
気絶している間に、ぶちギレたガーデルマンがメンゲレの元にシュールストレミングとサルミアッキをドラム缶に詰め込んで送り付けてしまった上に、基地内持ち込み禁止になったので、ロースマン命名・「地獄カクテル」を作ろうにも作れなくなってしまっていたのだ。
さらに後、ニュルンベルクにて。
「Drメンゲレはなんと凄まじい毒物を使わせたものか。」
「人間業ってレヴェルじゃね〜ぞ」
「成人に対する致死量も、材料もわずかな数量で済むとは…」
どうやら、双子好きのドクトルは「地獄のカクテル」の使い方や使う場所を
間違えたらしい。
「有罪確定だな。」
審議は満場で一致した。
ただ、チクロンだのサリンと違ってその製法についての情報が米・ソ両国に
流れたがどうかは、不明である。
スツーカが飛んでこないので安心して休息する赤軍。
最近の流行は異国産の、何やら赤い飲み物だ。
「まったく、カンパリソーダをアホみたいに消費しやがって…」
お約束の通り、ソ連軍将兵の中に流行っていたのはカンパリのウォッカ割りに
炭酸水を加えた飲み物であって、ルーデルお気に入りの謎の液体ではなかった。
「で、クレムリンは請求書を払ってくれるのか?」
「グーデリアン将軍に聞いてみるか…」
なんか、砂漠の狐と国家指導者、馬が合うようだ。
その頃のクレムリン。
スターリンが秘書からの報告を聞き、故郷のグルジアワインをまるまる一本飲み干してから言った。
「私の故郷のグルジアワインがまずいと言うならば、反革命分子として粛清だな」
恐ろしい速度で、恐ろしい枚数の粛清書類が作られる。
赤軍大粛清の始まりであった。
請求書は、未だに内心で恐れる秘書のポケットの中だ。
戦場では、自分に自分で死亡フラグを立てた事を知らぬ将兵達が、まだカンパリのウォッカ割りに炭酸水を加えた魅惑の赤い飲み物を堪能していた。
酔いまくっているように見えて、これでも彼等はシラフだ。
普通の人間であれば、とうに急性アルコール中毒を起こして倒れている量を嬉しそうに消費するのだから……。
その頃砂漠の狐は、幽霊のごとくスターリンの執務室に侵入し、幽霊のごとく離脱した。
デスクにカンパリの請求書を残して。
流石「幽霊師団」の師団長だ。
「私も水銀党に入党できるかなぁ。」
いつ取り寄せたのか、入党審査申請書を眺めているドゥーチェ。
「おいおい、ファシスト党はどうするんだ。」
「あんなダサイ団体、飽き飽きしたよ。」
「(苦笑)党首自身が言うかい。」
エプロンをキュッと締めながら苦笑いしているロンメル将軍。
「黒シャツ隊は、そのままSSにでも編入してもらえるかもね。」
「そりゃ好いけど、閣下、クレムリンは金くれたかい?」
「ルーブルで払うって言うんだよ。どうしよう。」
「踏み倒す気満々じゃないか。便所紙にもならないじゃないか。」
漸く、意地でシャルノブスキーの日記の最後の部分を解読したガーデルマン。
分厚いノートを抱えたロースマンと久々に出た外は爽快なものだったが、笑顔にはどことなく黒いものがあった。
ガーデルマンは、核弾頭以上の武器を手にしたのだ。
ガーデルマンが自分の秘密を握ったとも知らぬルーデルは、まだカタヤイネンに詰め寄っている。
カタヤイネンは、ふと目を逸らした時に、片隅に何だか水玉の紙に包まれた瓶を見付けた。
「カルピス」と書かれているそれを見て、「あれを煮るとか何とかしてみれば、どうにか代用出来るんじゃないか?」と思い立った。
「おい、カタヤイネン君。伝票の整理は終わったのかい?」
そこに現れた砂漠の狐。
「ちょうどいい、君にも倉庫整理を手伝ってもらうぞ。」
カタヤイネンが何かをぶち壊しにする前に大佐とカタヤイネンを引きずっていくドゥーチェ。
>>832 「つーか普通にウオッカに唐辛子入れた方がよくね?」
故郷ウクライナのペルツォフカ(唐辛子入りウオッカ)をクールに飲み干す撃墜王コジェドゥーブ
大佐:「やだっていったら?」
引きずられながらドゥーチェにすごんで見せたところで、
ドゥーチェ:「御母堂にお聞きしたんだが、大佐は部屋の片付けが得意だったそうじゃないか。」
狐:「姉上たちも自分たちの部屋もきちんと片付けてくれたって、褒めてらしたぞ。」
大佐:「あ、え、いや、…」
初めてJu87-Gの操縦桿握ったときより青い顔になる大佐。シンデレラ並みの経験が脳裏に
再生される。ちなみに脳内走馬燈の演出はリーフェンシュタール女史。
大佐:「閣下、金柏葉剣ダイヤモンド付騎士鉄十字章いりませんか?」
狐:「いらねーよ。俺、柏葉剣ダイヤモンド付騎士鉄十字章持ってるし。」
大佐:「んじゃ、コンプ狙いと言うことで、どーです?」
狐:「仕事しようぜ、大佐。」
ドゥーチェ:「騎士鉄十字章、安いな−。はいこれ、在庫台帳。」
カタ:「…鉛筆下さい。」
倉庫は広かった。
小さい頃のシンデレラ並の片付けの記憶が蘇り、何処か青く浮かない表情で倉庫を整理していくルーデルと、在庫台帳と睨み合うカタヤイネン。
浮かない表情をしていても、小さい頃の片付けテクが染み込んでいるので、広い倉庫の整理も順調にこなしていく。
「あー、流石片付けが得意なだけあるわ」
「何も言うな。あと、そこのワインは今日の分だから下手に触るな」
「へいへい」
そこはかとなく怖いルーデルに少したじろぎつつも、カタヤイネンはデザートのカントッチョなどの在庫確認をしようとしたら、棚に頭をぶつけ、その衝撃で棚の上に置かれていた小麦粉の袋が落ちてきて、それに埋もれてしまった。
>シンデレラ並みの過去
ルーデル姉gT「ハンス、ベッドの上、片しといてね。」
ルーデル姉gU「それと、洗濯物。かあさんが畳んでくれなかったから。」…ゴッチャリ
ルー姉1「ねーちゃんの下着に発情してんじゃねーぞ。」…グリグリグリ
ルー姉2「終わったら、本棚と机もね。」
ルーデル母「ハンス〜、姉さんたち終わったら、階下来て−。地下室からジャガイモの袋、上げてきて。」
ルー姉2「ほれ、さっさとやる−っ」
ルー姉1「あんたの晩ご飯でもあるんだからね。って、こら、折り目が崩れてるっ。」ペチッ
ルー姉2「ねえちゃん、打つことないじゃん。」
ルー母「ハンス、ハンスーッ。かあさんが切れる前に降りといでっ」
ルー姉1「かあさん、ごめーん。鈍臭いおとうと君だもんで、しょろしょろしてんのよ。」
ルー姉2「だからぁ、ブラウスは3段目だってばぁ、覚えなさいよ。」…ゲシッ
ルー母「ハンスーッ、晩飯抜き、ケテーイッ」
兄より優れた弟がいないかどうか、知らないが、姉に頭が上げられる弟は、その存在が確認されていない。
倉庫から響くスツーカ大佐の絶叫を知らず、沢山のサンプルを前にアメと一緒にレストランの新メニュー考案に夢中なドゥーチェ。
新しいメニューは、彼らが「日本版パスタ」と解釈している蕎麦と饂飩がメインだ。
「ふー危ない危ない…」
何事も無かったかのように小麦の袋の下から這い出してくるカタヤイネン。
大佐の絶叫は何かトラウマを刺激する物があっただけの様だ。
>トラウマ
ルー母:「それで、ハンスは?」
ルー姉1:「した。」
ルー姉2:「うん、した。」
ルー母:「したって、どこよ?」
ルー姉1&2:「崩れた洗濯物の下。」ユビサスナ
ルー母:「ああそう、って、あんたたち、何、洗濯物の上に座り込んどるのっ?」
ルー姉1&2「だって、ねーぇ」カオ ミアワセテ ンジャネェヨ
ルー母(洗濯物の山に向かって)「今夜はそこで寝るといいよ。(ルー姉1&2にむかって)さ、
晩御飯だよ。さっさと降りておいで。」
ルー姉1&2:「はーいっ」
よっと…
ルー姉1:「ほっとおいてもいいかなぁ。」
ルー姉2:「大丈夫でしょ。死にゃしないって。」
ルー姉1:「だよねー。」パタパタ…
…マジで一晩放置しやがった…
「うまいじゃないか。パスタがスープの中で泳いでるなんていう代物は初めてだったが。」
「閣下、「はし」使えてるねぇ。わたしなんか、フォークだよ。」
「…う、うむ。むぐむぐ…。この単純に魚介類に由来するでもない風味は何だろうね。」
「あーと、「だし」、だそうだ。干した鰯とか鯵とか、何種類使ったかな?」
砂漠の狐とドゥーチェ、ついでにホール係のヘタリア兵、
「ひぃ、ふぅ、みぃ、よぅ、いつ、むぅ、なな、やぁ、今何時で?」
「なんだよそれ?」
「マンマに教えて、また作ってもらおっ。」
開店時間が迫っているのにかかわらず、蕎麦とうどんで盛り上がっている。
「で、この薄黒いが、野原の風味満点のパスタを打ったのは?」
「は、自分であります。」
蕎麦打ち名人も養成中のようだ。
「…んー、いいねぇ。冷製でも温製でも旨いね、ドゥーチェ。」
「グラッチェ。しかし、どうアレンジしてやろう。」
「ウィンストン、情報が入った。イタリアが新たな食品を開発したらしい」
「ふむ、何だね?大統領閣下」
「その言い方は止めてくれたまえ。何でも小麦粉またはそば粉をベースとしたヌードルで、魚スープに入れて食すものらしい」
「ふむ、栄養を取るのに合理的に思えるな。我々もやってみよう。ファシストどもに負けてなるものか」
さっそく小麦粉とそば粉を混ぜた状態でパスタマシーンで麺にして、手身近にあった鱈や
キャットフィッシュ等、適当な魚をぶち込みぐつぐつ煮込んで悪臭を放つスープのようなものに、
できあがったばかりの生麺をぶち込んでみるチャーチルとルーズベルト。
「うむ、良い匂いだ」
「さっそく食べてみよう」
やはりこと食に関してはイギリス人とアメリカ人は最悪だった。
「さっき『時蕎麦』をやっていたお馬鹿が居たが、二八蕎麦の語源を知っているかね?」
丼鉢を洗いながらロンメル元帥。
「ああ、調べたんだけど、よく分からなくてね。」
食に関しては拘る代わりに探求心も旺盛なドゥーチェ。
「本国でも分からないらしいが、蕎麦粉のみでは麺として形成し難いんで、つなぎ、つまり
増粘材として小麦粉を加えるそうだ。」
「ははあ、その割合かね?閣下。」
「ああ、おおむね2対8だそうだ。」
「うーむ、蕎麦粉のみ100%に拘った試作品が今ひとつ旨くなかったのもそのせいかなぁ。」
丼を拭きながら、ドゥーチェ。
「まあ、閣下の場合は二八じゃなく、八八だね。」
「8.8 cm FlaKか…。対空高射砲で戦車を攻撃するなんて卑怯だ、とか言われた話か。」
「あ、私、好いこと言ったかな?」
開店時間、過ぎてるんですが…。在庫台帳を抱えたまま呆然としている世界一不運なパイロット。
>>846 「なんだそのうどんや蕎麦の食い方はッ!すすり方がなっちゃいねぇッ!」
どこからか現れた極東の島国の駐在武官団。
挙句の果てに粋と野暮について砂漠の狐とドゥーチェに説教をしだす者まで現れた。
「だからもう開店時間を過ぎてますけど…」
この呟きを聞かれ、ええいこの野暮天めと説教をされ出す世界一不運なパイロット。
ところで、ヘタリア兵たちと言えば、折角の盛り上がりに盛大に水を差されてむくれている。
「なんだよ、あいつら。いちいち、ケチつけてんじゃねーよ。」
「旨いものは旨いって、もりもり食べて、ビシバシ働いて、きれいなね〜ちゃんを口説いてこその
人生じゃないか。」
「教育してやるか。」
11人程度のイタリア人が食い物の恨みで戦うと、某島国の軍隊なら1個師団くらい相手にできる
レベルの狂戦士と化すことを、砂漠の狐はよく知っていたが、素麺の産地で言い合っている程度の
武官たちは知らない。
「ついでに、連中じゃあ、素麺と冷や麦、饂飩の違いも知るまい。いい機会だ、きっちり教育して
もらった方がいいな。」
「閣下、一仕事しよう。今気がついたんだけど、開店時間過ぎてるよ。」
「そうだな、支度していれば兵たちもホールに出られるし。」
「あと、大佐とパイロットは?」
「厨房を手伝ってもらおう。呼んでくるよ」
蝶ネクタイと白の前掛けかがすっかり板についた元帥閣下。究極の壊し屋パイロットを正座させている
将官を一発で黙らせると、
「ニールス、そっち持ってくれ。このまま厨房の生ゴミ入れに入れちまうぞ。」
「はあ。」
「で、その後君は引き続いて厨房で任務に当たってもらう。」
「分かりました。」
「ま、皿を割っても叱らないから、安心して励んでくれ。」
てきぱきと下命する。
その頃のスツーカ大佐は、暫く出撃していないので、急降下症候群や出撃中毒といった禁断症状が出始めていた。
そんな時に、「ふはははは、ソ連人民最大の敵が倉庫番してやんの!様になっていて実に滑稽だ!!」と通りがかりのレフ・シェスタコフが腹を抱えてスツーカ大佐を笑っていた。
直後、スツーカ大佐が槍投げの要領で投げたイタリアワインの空き瓶が彼の顔にクリーンヒットしたのは言うまでもない。
「こんな方法で倒してもすっきりしないな」
倉庫の地下、季節の飾りなどを保管してある物置きに縛り上げたソビエトの英雄を放り込んで、やっぱりスツーカ大佐は浮かない顔をしていた。
「ところでさ、ドゥーチェってこんなに良く働く人だっけ?」
「仕事の範囲が小さきゃ何とかなるんだろ。誰かが国家の大計は分かってねェって言ってたぜ。」
「だったらドゥーチェなんて仕事とっとと辞めちまやいいのに…」
「分かってねェからドゥーチェなんて続けてられるんだろ。」
「お…綺麗なセニョリータのご来店だ。俺が行くぜ。」
「いや俺だ。」
「オレだ。」
美女が来ると収拾が付かないヘタリア兵たち。
お約束のように不運なパイロットが騒動に巻き込まれている。
大佐は参加し損ねて機嫌が悪かった。
>大佐は参加し損ねて機嫌が悪かった。
クリスマス用の樅の木でシェスタコフをしばき倒していたら、
「大佐、伸びてるヤシに八つ当たりするなんて、かっこ悪いですよ。もっとスマートに生きましょうよ。」
と、ストライクゾーンの広さにモノを謂わせて、孫どころか曽孫の居そうな老婦人を丁重に扱ってチップを
せしめているヘタリア兵に諭されて、どうして好いのか分からなくなっているスツーカ大佐。
「お客様と一緒に楽しむのが基本です。」
そりゃそうなんだけど。
>ところでさ、ドゥーチェってこんなに良く働く人だっけ?
ベニート・ムッソリーニじゃなく、ベンツィーニ・ナポロニ(「チャップリンの独裁者」のキャラ)と
ごっちゃにされてるかも。でも、自業自得のうちだ。
もちっと頑張れば各地のヤ●ザを一掃できてたんだぞ……
と、自らの働きをアピールしようと考えるドゥーチェ。
手足は蕎麦打ちに余念が無い辺り、流石である。
もちろん、自ら余計な事をしなければもっと巧く行っていた。
そんな事は棚の上の棚の上の棚の上である。
ストライクゾーンの広さにモノを言わせて老婦人をオトしているヘタリア兵に尤もな事を言われてどうしたらいいか複雑な気持ちになっているスツーカ大佐の近くを、シェスタコフを探しているスターリングラードの白薔薇が通り掛かる。
そこに材料やなんかを取りに来たヘタリア兵が彼女を見逃す筈もなく、仕事を放棄して声をかけて口説き始めた。
そんな時、暫く出番が無い総統閣下は、エヴァから逃れる為にドゥーチェの店の前で客寄せのオルゴールを奏でるコックの人形のフリをしていた。
>スターリングラードの白薔薇
空の上じゃ男勝りの百戦錬磨かも知れないが、一定以上の美女を口説かせたら向かうところ
敵だらけのイタリア人にとっては、男性経験ゼロにも等しい安全パイに過ぎない。
「あのヤロ〜…」
「テーブルで話し込んでんじゃねーよ。」
「客の回転が落ちるってんだ。次の目標が入ってこねーぞ。」
「いいさ、30過ぎたら一気に崩壊するのがスラブ女。後で泣くがイイ。」
「さて、俺は5番テーブルの子供連れに照準する。料理上がったかな。」
改めて髪を直し、蝶ネクタイを整えて再出撃に挑む。そのへん、撃墜されたその足で誰かを
後席に放り込んで離陸した大佐に負けていない。
「フィンランド空軍にも似たようなヤシは居ただろ。」
その頃のフィンランド。
「まいったな。こりゃ食いきれねえよ」とシモ・ヘイヘが困った顔をしていた。
襲い掛かって来るケワタガモを赤軍兵と一緒に撃っていたら、ケワタガモを取りすぎてしまったのだ。
アレンジしようにも、アイディアは尽きている。
「駄目元でドゥーチェのところに送ってみよっか?」とスロ・コルッカが言うので、「そりゃいいや」とケワタガモをドゥーチェのところに送ってみた。
「ありがたいことにただで食材が来たんだが…」
「まさにカモだけにカモンカモンって所かい?」
「ドゥーチェ、そりゃだめだよ…日本人でもう少しマシな事を言うと思うが。」
「とりあえず、カモの毛皮はサルバトーレ・フェラガモに送ったら何か作ってくれるかもしれないね。」
「ドゥーチェ、だからその親父ギャグを何とかしよう…」
ボケ倒すドゥーチェと嫌々つっこむ砂漠の狐。
ギャグは最悪だが料理は最高だったと言う。
一方その頃のロンドン
ジョージ6世「暇だなチャーチル」
チャーチル「暇ですね。ドイツ軍も動きが鈍いようですし」
ジョージ6世「暇だから何か料理でも作るか?」
チャーチル「暇潰しにはなりそうですな」
ジョージ6世「とりあえずそのジンを空けてからにするか」
チャーチル「いえいえ、これはマティーニですぞ(ドライ・ベルモットのボトルを横目で見ながら)」
「どうかなぁ、なかなか好い鴨肉だったんでね。見よう見まねだったんだが。」
「で、なんていう料理?」
「まんま、鴨南蛮饂飩。出汁の旨味がよく効いてると好いんだが…」
「…この、これは葱だね、こいつがほんのり甘くてスープの味が引き締まってる感じだ。」
で、ケワタガモの鴨南系統のメニューが壁に並び、どの辺がイタ飯屋か分からなくなりつつある
「イタリアン・レストラン・イル・ドゥーチェ」である。
「最近のドゥーチェ見てると、地元の町内にある定食屋の大将みたいでさ。」
「あ、言えてる。でも、賄いとか結構旨いし、文句はないね。」
「まあ、そうだけど、ウチの近くのリストランテのシェフの方が旨いモノ喰わせてくれるよ。」
「おまえ、確か、サンジミャーノの出だったなぁ。田舎料理に舌が慣れてるようじゃ情けね〜ぞ。」
「サンジミャーノのタワケでも、マントヴァのボケに言われたかないだろうな。」
「バドヴァの鈍テン野郎は黙ってろって。」
ヘタリア兵、一番の問題の「我らが町が世界一」症候群の発作を起こしてしまったが、
一喝されてしまった。
「おい、喧嘩してる暇に味見手伝え。」
ドゥーチェ、今度は加賀料理の代表格、「治部煮」に挑戦したらしい。
その頃のルーデル家。
ルー姉1:「ハンスがこんな珍妙なものにハマっているなんてねぇ。意外と美味しいけど」
ルー姉2:「最近人気の「ドゥーチェ」のパスタの隠し味にこれが使われているって新聞の特集に出ていたわよ。何かひねられないかしら」
ルー姉1:「ただ食べ物に入れるだけというのはつまらないわね」
ルー姉2:「ねー」
ルー母:「あら、極東の同盟国で生キャラメルっていうお菓子が人気だから、どうにかして固形にするってどうかしら?」
ルー姉1・2:「お母さん、それよ!!」
サイフェルダウ銘菓・「生ラー油キャラメル」誕生の瞬間である。
ルー父:「……ハンスは一体軍で何をしているんだ?」
「って、親父から手紙来たんですけど。」
「すなおに自分がやってるコトを箇条書きして返事するしかないだろう。」
「信じてくれますかね、閣下。」
「信じるも信じないも、ロシア西部の平原がT34のスクラップで敷き詰められて
いたり、戦艦と巡洋艦が底の抜けたバケツ見たくなっていたり、全部ホントのこ
とだし、だいたい自分でやったことだろう、大佐。あ、野戦病院脱柵して、該当
者不詳の戦績を挙げたってのがバレルと、怒られるのか、父上に?。」
悪いことはできない、という、良い見本。
「看板の事なんだけど。」
と、ドゥーチェ。
狐:「どしたの?」
ド:「綴り、あれで好かったかと思って。」
〜Ristorante Italiana Il Duce〜
「うちのリーダーは元カールトンホテルの料理人なんだが…」
不毛な料理帝国主義戦争を見かねて思わず参戦しかかるファン・バン・ドン。だがしかし
「白人どもにうまいもん食わす義理もないか」とのどまで出かかった名前をぐっと飲み込む。
隣では、戦争は上手だが料理は下手なボー・グエン・ザップが、かゆを半煮えのまま焦がしていた。
「ノー・パサラン!ファシストに死を!」
いきなり後ろからドゥーチェの頭をフライパンで強打する「戦う人民の料理人」ことジャック白井。
函館出身だけあって得意技はカニ、鮭をふんだんにつかった海鮮料理だ
ド:「分かったから、何か作って見せてくれよ。あーいて…」
材料のありかを教えると厨房に追いやるドゥーチェ。たんこぶで済んでいるあたり、
ただ者ではない。
狐:「日本人ていうのはもう少し礼儀正しいと思っていたけど。」
ド:「やだよ、礼儀正しく叩き切られるなんて。」
狐:「だが、彼はフランコ相手に戦っていたんじゃないのか?」
ド:「おいおい、あんな右翼と一緒にしないでくれ。共産主義者は嫌いだけど、
ヤンキーの手先みたいな反共主義者じゃないよ、私は。」
狐:「偏見かも知らんが、大西洋の向こうの住人のアカ嫌いは原理主義的なところがあって、
却って危険だな。」
ド:「ルーデル大佐みたいに地元にちょっかい出されて怒ってる、って方が遙かに健全だよ。」
狐:「戦車を1個軍団分つぶされた連中に言ってみなよ。」
ド:「それもごめんだよ。それだけつぶされる前になんとかすりゃ好いんじゃないのか。」
狐:「そりゃそうと、ケワタガモ、兵たちに羽むしらせてるんだけど、まだ500キロ以上ある。」
そろそろ、伊太利料理店の看板に暗雲が漂い始めているようだ。
あまりの量にこらえ性の無いヘタリア兵に不満が溜まり始めた、が…
「黙って仕事をしろ!」
と言う怒声とともに何か親の仇…というか親が仇の様な表情で羽をむしる大佐を見て首をすくめた。
「えーっと、アレをここに持ってきてこれをあそこに持って行って、と。」
涙の倉庫番スペシャルドゥーチェの店編をリアルで実行中のカタヤイネン。
…詰むと何かペナルティがあるようだ。
「これが邪魔なんだよ、どーしよ」
ドゥーチェの店の前で客寄せのオルゴールを奏でるコックの人形、台座が邪魔で
あと5手くらいで片付きそうなステージが止まってしまい、悩んでいる。さすが
世界一不運なパイロット。
「なにか、隠しアイテムとか無いのか?」
人形をひっくり返しても、特に何も出てこないようだ。
「おーい、チャールズ・スペンサー・C・jr」
「って、フルネームで呼び捨てにする人も珍しいが、こんにちは、ドゥーチェ」
「我がリストランテへようこそ。ところで、相談なんだけど、」
「って、お酒も食事も最高ですけど。」
「そりゃ結構。私が腕をふるったからね。実は貴男に頼み事があってね。」
「はあ。」
「君の映画の」
「配給権でしたら、UAを通して下さい。」
「そうじゃなくて、キャラクターを買いたいんだが。」
「はあ?放浪紳士は頃されたって売りませんよ。」
「トランプは要らないよ。そうじゃなくて、ベンツィーニ・ナポロニのキャラを買いたいんだよ。」
「…まじで?」
「ああ。なんか、面白いし、第一・私がモデルなんて、最高じゃないか。」
…この人、何かが違う…
ガチロリコンには分からない何かが世の中にはあるようだ、とは筋金入りのマザコン、エーリヒ・ケストナー。
そんなこんなで料理帝国主義戦争が繰り広げられている中、ガーデルマンは実家で核弾頭以上の威力を有するルーデル秘密文書ファイルと共に実家でゆっくりしていました。
「あの人に振り回されて出撃しなくてもいい……この平和が、いつまでも続くといいな……」
自室のベッドの上で温かい布団をかぶってぼんやり思ったのでした。
しかし、肝心のルーデルのストレスがピークをとうに過ぎている事は、すっかり忘れているようだ。
ルー父:「この非常時に遊んでいるようじゃ問題だし、手紙の内容についても問いただしたいし、
ハンスに面会してくる。」
ルー母:「そしたらこれ、差し入れてあげて。」
〜サイフェルダウ銘菓・「生ラー油キャラメル」〜
核弾頭そのもののような「人民最大の敵」用の点火栓が送り出された。
あと5手くらいのところで、店先に飾ってある客寄せのオルゴールを奏でるコックの人形の台座に阻まれたカタヤイネン。
人形をひっくり返しても何も出てこないので、近くの植木を探ってみる。
すると、半分土に埋もれた倉庫のワインボトルがぴったり収まる木箱が見付かったので、ほっくり返して開けてみる。
「おいおい、何だこりゃ?」
中には、「美味しく食べてね!」とイタリア語で書かれたタグが付いたオパールのように七色に輝く何だか怪しい中身の小さなボトルと、賞味期限があと少しの未開封の「ねるねるねるね」が入っていた。
>オルゴールを奏でるコックの人形
総統閣下が絶賛アルバイト中。
ドゥーチェに頼み込んで、毎日開店から閉店まで店先でコックの格好をして客寄せのオルゴールを奏でる総統閣下。
最初は筋肉痛に苦しんでいたが、最近徐々に慣れてきた。
先程、世界一不運なパイロットが自分をひっくり返したがエヴァに見付からない事を考えてひたすらにオルゴールを奏で続ける。
今の悩みは、「今年のクリスマスにもう一度「独ソクリスマス中止条約」をもう一度締結するかどうか」である。
「そう言えばドゥーチェの店先の人形、誰かに似てるような……もしかしてちょっと変わった?ていうか最近総統閣下居なくない?」とはベルリンの若者の間での最近熱い話題である。
「総統閣下がいないのとエヴァが暴れないお陰で仕事がはかどります…」
物凄くクリエイエティブに活動する軍需相&海軍総司令官。
極東の島国では相変わらず航空機の配分で熱いバトルが繰り広げられていた。
「だから蕎麦は汁をつけすぎてはいけないんだ!」
「何を言うか!それでは味気が足りないではないか!」
「馬鹿者!汁をつけすぎては蕎麦の風味が飛んでしまうぞ!」
失礼、蕎麦の汁の配分で熱いバトルが繰り広げられていた。
ド:「なんかなぁ」
狐:「どうしたの」
ド:「今度は伊太利抜きでやろうぜ、とかいうけど、あの国だってヤンキーと喧嘩するのに
つるみたくないよ。」
狐:「たしかに。ヤーパンのカイゼルもあんなのが軍幹部じゃ、いやだろうな。」
ド:「教育してやりたいね。」
狐:「ヴィットマンSS大尉を呼ぼうか?彼の教育方法は一見乱暴だが、確実だ。」
ドゥーチェ「虎薬局の店長は?」
ロンメル「まだ薬剤師試験のための講座に通っている最中だよ。」
ケワタガモの羽を、何故か苛立つスツーカ大佐に睨まれながら毟り続けるヘタリア兵達。
びびりながら羽を毟り続けていると、ふわりと海の幸の香りが漂ってくる。
「何だ?すんげーいい匂いする」「ドゥーチェの料理じゃないな」などとぼそぼそ言葉を交わす。
「ファシストめ、この料理で腰を抜かせてやる!」
その時の厨房では、戦う人民の料理人・ジャック白井が猛烈な勢いで腕を振るっていた。
その姿は、阿修羅そのものだ。
「何であんな怖い人居るんだよ!」
「ドゥーチェが何か作ってみろって此処を教えたんだとよ。怖いけど、料理すげえ」
厨房担当のヘタリア兵達は、ジャック白井を遠巻きにビビりながら見つめていた。
白井「味見したい?賄いは同志にしか出さねえことにしてるんでね」
よくわからんうちにガリバルディ大隊に志願してしまうヘタリア兵
>>881 「大隊規模でも師団とガチンコできるんだから、は通用しないんだよな。」
「師団対師団じゃ、絶対負ける。」
「伊太利の兵法って、なんなんだろ?」
女房子供や恋人、実家を守ると思えば、鬼神と化すが、「お国のため」は
そのきっかけにならないのが、ヘタリアーナクゥヲリチー。
「いや、国……ってさぁ」
「俺らトスカーナだし」
「むしろナポリ人救出とかに全力だせるドイツ人って何なんだと」
ややメタい会話に興じるイタリア兵を目にし、
アレを一応はまとめたドゥーチェって実はすごくね? と首をひねる総統閣下。
もちろん、オルゴールを鳴らす手は休めない。
狐:「よーっく、わかった。」
アフリカ軍団指揮官の元帥より、ホールマネージャーの方が板につきつつあるロンメル。
狐:「取りあえず、この店のために働いてくれるか?」
兵:「はあ…」
狐:「ドイツにも可愛い娘はいるし、第一ベルリンは国際都市だ。諸君らの器量なら可愛い
娘を連れて故郷に錦を飾るのも、まんざら無理じゃあるまい。」
兵:「です、よ、ねー。」なんとなくwktk
狐:「故里の母上に、『こんな好い娘が嫁になってくれるって』と、胸を張って報告するのはどうだ?」
兵:「いいねぇー…」
狐:「では、これより開店っ、総員配置っ」
兵:「Si、Signóre!」
ヒ:「…やっぱ、人を使わせたら、ロンメルは一番だな。…クーデターに引き込もうとした椰子の方が
馬鹿だったと。」
日本国は大阪の某人形の研究を始めているのは、もちろん、変態独逸博士軍団。
その影でカタヤイネンが伝票の山と格闘していた。
倉庫番で詰んだ結果がこれだった。
「…でも本当のペナルティは飛行停止だったんだよね。あれ?どっちにしても最近飛行してないよ。」
この事実に気がつきげんなりするカタヤイネン。
しかしこのときに書類に慣れていことが戦後に役に立つのだから人間何が幸いするか分からない。
「伝票が終わったら、今度は植木にこの電飾を飾ってくれ」
伝票の山との戦いが終わったカタヤイネンにロンメルから託された次の仕事は、あと少しに迫ったクリスマスの下準備の電飾の飾り付けだった。
電飾は、結構な長さである。
「……此処に本当にハンスが居るのか?」
同じ頃に、サイフェルダウ銘菓・生ラー油キャラメルを携えたルー父が「ドゥーチェ」の前に佇んでいた。
総統閣下が扮する客寄せのオルゴールを奏でるコックの人形の足元とオルゴールの上にゲン担ぎの意味で小銭やお菓子が置かれているのは、日本の駐在武官団が始めたとも在独日本人が始めたとも言われているが、それはまた別の話である。
「父さん。今や欧州一のレストラン『ドゥーチェ』の社長に出世したよ!」だの
「空軍じゃ国家元帥の上の『大元帥』になったよ」だの
70年代のコメディドラマみたいなつまらん嘘を田舎の親父に吹き込んでいたルーデル
狐:「だから、正直に書けと…」
ド:「まあ、最初っから厨二病の末期症状だなんて、普通の親御さんは想像しないよ。」
狐:「とはいえ、ふかし過ぎだ。」
ド:「さて、フォローするのかい、閣下?」
狐:「仕方なかろう、曲がりなりにもルフトヴァッフェ有数のエースだし。」
ド:「なんか、三者面談でもやるみたいだ。」
狐:「学業優秀、素行不良、ヘボな学園ドラマかよ。」
ロンメルがルーデルの元へ向かっていた頃、ルーデルとルー父はテーブルを挟んで口論になっていた。
「ロンメル元帥は「ドゥーチェ」のホールマネージャーで……と言うかロンメル元帥が引きずって」
「嘘を吐くんじゃない、ハンス!ロンメル元帥がホールマネージャーをされている訳ないだろう!」
勿論、息子はケワタガモの羽を毟りながら至って真面目な表情でとんでもない事をさらっと言いまくるので、ルー父はカンカンに怒っている。
「伊太利じゃ怖いのはマンマと相場は決まってるけど。」
「独逸じゃ親父さんかい?」
ホール担当のヘタリア兵たちもルー父の剣幕にビビっている。
「…てか、うちのマンマの方がもー少しこわい。」
「ああ、親父がヘソくって呑みに行ってるのがバレた時なんか、兄弟して
部屋で毛布にくるまったことある。」
その後ろで大きなため息。
「冗談じゃなく、ギムナジウムの最上級生の進路相談をするみたいな気分だ。」
振り返るとロンメル・ホールマネジャー兼生活指導担当兼人事担当兼、ついでに、
アフリカ軍団担当元帥。小脇にファイルを挟んでいる。
「君らは仕事し給え。ケワタガモがまだ300`は残ってるぞ。」
「Si、Signóre…」
厨房では伊太利ワインに嵌ったジャック・白井がワイン蒸し用の白ワインで真っ赤になっている。
>>887 しかも
「父さん!こちらで名門貴族の令嬢と結婚を前提に交際してます」
などとさらに余計な見栄をはったものだから
「ハンス様のお嫁さんになるのはオラだべ」と、
幼馴染みの娘までが押しかけ女房覚悟で上京してきた
>>891 「嫁候補って、例のょぅじょ?」
「らしいよ。」
と、ヘタリア兵共。
狐:「ようこそ、リストランテ・イル・ドゥーチェへ。私が当店ホール担当を拝命しております、
エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメルです。」
糊のきいたシャツに蝶ネクタイ、胸元に輝くのは柏葉剣ダイヤモンド付騎士鉄十字章、プレスの効いた
スラックスに白の前掛け姿もりりしい元帥に挨拶されて、さすがに静かになるルーデル父。
カタ:「そーか、大佐はバツイチでしたっけね。」
ドゥ:「嫁は大事にしないと。」
…確かに、嫁はスペインに亡命させたけど、自分は愛人とぶら下がり健康法を実践してたな、このヒト…
もう、歴史の前後がこんがらがって、同じニーベルングでも、某0士の方になっているベルリン。
市民はそんなコト気にしないで、通勤・通学している。
「でも、最近、総統閣下がつり下げられてるの、見た椰子いるか?」
「あー、そういえば見たこと無いような気がするぞ。」
「それより、中間試験終わったら、ドゥーチェの店逝こうぜ。」
「喪前、追試は好いのか?。」
何やら騒がしくなってきたリストランテ・イタリアーナ・イル・ドゥーチェ。
その一方で、ガーデルマンの家では……。
ガーデルマン母:「あなた、エルンストがふらりと帰ってきてから今までずーっと引きこもったままなの!(涙目)」
ガーデルマン父:「あの真面目で活発なエルンストが?……何か変な病気にでもかかったんじゃないのか?軍をクビになったという話も全く聞かないし……」
安逸に浸りすぎて両親に心配されていた。
二階の部屋では、心配の種になっている息子本人が軍務の夢を見てうなされ、ベッドから思いっきり転げ落ちた衝撃で起きた事は、両親は知らない。
「遠路、ご苦労様です。」
「いや、どうも、息子が迷惑をかけているんじゃないかと、心配で。」
「いや父上、ルーデル大佐は我が独逸国防軍にとって、欠かせない人材です。なに、少々通常の
将兵と違った行動をとることはありますが、我が国を押しつぶそうとする輩を押し返そうとし
ているわけで、決して誤った行動をしている訳ではありませんから、ご安心下さい。」
「そういって頂けると、確かに有り難いのですが…」
125l、三者面談になっている。
三者面談になると、子供の発言というのは無いに等しいので、ケワタガモの羽毟りを休んで黙って牛乳を飲むスツーカ大佐。
片手間に父親が持ってきたサイフェルダウ銘菓・生ラー油キャラメルをめざとく見付けて食べているのだが、それを自分の母と姉達が作っている事は全く知らない。
「しかし、この、敵の戦車を518両も撃破したとか、大げさなことを書いてきまして…」
「あ、それですか。実は、小職の方でOKLに問い合わせてみたのですが、残念ながら、かなり不正確な数字であることが
分かりました。」
「こらっ、ハンス、お前、正直にしろって、あれほど言ったのに、何うそをついてるんだっ!」
ル:「嘘なんか言ってないよ…」
「と言いますか、OKLに依りますと、大佐の戦車撃破についてですが、確認されたものが518両であって、
不明瞭ながら大佐によるものと考えられるものや同僚、部下の戦果とされるもののうち、大佐が自らの
戦果を譲ったと見られるものなどを加えますと、800輌を超えるのではないか、とのことで。」
「ハンス、正確に報告しなくちゃならないことを、なんでそんないい加減なことをしたんだ?えっ!」
ル:「だって…(涙」
ロンメル:「我が国の為の獅子奮迅の活躍はとても有難いのですが、一つ困った事がありまして……」
ルー父:「何でしょうか?」
ロンメル:「負傷して入院しても、病院を抜け出して出撃するのです」
ルー父:「ハンス、それは一切聞いとらんぞ?どういう事だ!」
ロンメル:「それと一緒の話なのですが、前に墜落した時はガーデルマン少佐が肋骨を三本折る大怪我をしたにも関わらず無理矢理戦場に引きずっていって……気持ちは理解出来ますが、しっかり休んで万全の状態で復帰して頂ければと……」
ルー父:「お前は部下にまで迷惑をかけているのか!」
ルーデル:「正直、休んだら負けだと思ってる!!!(涙)」
「子供の頃に姉のお医者さんごっこに毎度患者役で付き合わされて酷い目に遭ったから病院が怖い」と言えなかった。
ロンメル:「とにかく、病院というのはおとなしく寝ていて、怪我なり病気なりが治るのを待つところなんだが、
どうも、理解してくれていないみたいで。」
ルー父:「…ため息…」
ロンメル:「いつかは軍医が『8週間の安静、加療を要す』旨の診断書を出して、入院させたことがあるのですが」
ルー父:「早速、脱柵ですか…」
ルーデル:「入院初日に抜け出したりしておりません閣下!。」
ロンメル:「そりゃ知っている。該当者不詳の戦車の破壊記録は大佐が入院して、5日目から報告されている。」
ルー父:「…総統閣下も勲章を下さった相手がこんなアホとは思っておられないでしょうに…(涙」
ルーデル:「勲章を頂いたのは、とうさん、嘘じゃないからっ。」
ルー父:「怒)では、持ってきて見ろっ」
ドゥ:「勲章って、ルーデル大佐も軍服の前身頃が痛むくらい貰ってるだろ?」
ヘタ:「全部つけると、後ろ身頃に回り込むんじゃないですか?」
ドゥ:「知らねーぞ、何が起きても。」
ヘタ:「そりゃいいですけど、ドゥーチェ、ジャッポネーゼの料理人が最高の一皿ができたから、
食べに来いって、厨房でドヤ顔してるんですけど。」
ドゥ:「忘れてた。さっきからいい匂いがしてて、気になってたんだけど。」
ドゥーチェとヘタリア兵、三者面談を余所にジャック・白井の腕試しに付き合うことにした。
ルーデル大佐はというと、休憩室の私物ロッカーからいろいろ引っ張り出している。
「「「うーまーいーぞ!」」」
口から何か謎の光線を吐き出しながらジャック・白井の料理に舌鼓を打つドゥーチェ他ヘタリア兵たち。
ロッカーからありったけの勲章を引っ張り出しドヤ顔をしている大佐。
父上もようやく納得したのか、矛を収めたようだ。
ルー父「部下には迷惑をかけるんじゃないぞ…」
砂漠の狐「さあ、大佐。業務に戻ろうじゃないか。」
そういってホールに戻る砂漠の狐。何か仕事が違う気がするが、もはや誰も気に留めていない。
ルー父:「しかし、どこぞのフィギュアヲたくとか言うのじゃないか」
ルーデル:「なんでー」
ルー父:「だって、2級鉄十字章から始まって、1級、ドイツ十字章、騎士鉄十字章、
柏葉付騎士鉄十字章、柏葉剣付騎士鉄十字章、あげくに柏葉剣ダイヤモンド付
騎士鉄十字章と揃って。全部揃うと何かもらえるのか?」
ルーデル:「コンプするの、大変だったんだぞ。」
狐:「総統閣下に啖呵切ったの、誰だと思ってる。」
ルーデル:「はぁ?何のことですぅ?」
狐:「これだよ、これ、黄金柏葉剣ダイヤモンド付騎士鉄十字章。」
ルーデル:「あー、それ、激レアものですよー、丁寧に扱って下さいよ。」
狐:「言っとくけど、この上に大鉄十字章もあるんだがな。」
ルーデル:「んなの、あるんですか?隠れアイテムとは、総統閣下もお茶目ですねー」
狐&父:「ぜったい、違うっ!!!!!」
「本音を言うと、ルーデルにあげた黄金柏葉剣ダイヤモンド付騎士鉄十字章が隠しアイテムみたいなモンなんだけどな……」
そう心の中で呟き、今日も客寄せのオルゴールを奏でるコックの人形の仕事をする総統閣下。
一方、カタヤイネンは電飾に絡まれて動けなくなっていた。
ルーデル:「あと、私としてはプール・ル・メリット勲章も欲しかったんですけど。」
ルー父:「欲張りめ。」
…第1次大戦に大佐が従軍してたら、欧州の歴史はどうなってたかな…、と保持者。
ルーデル:「閣下、交換しませんか?」
狐:「はあ?何、言ってるんだ。」
ルーデル:「あれ、すごくきれいじゃないですか。七宝でしょう?あの青は。ほー、しーぃ、なーぁ。」
狐:「キャラを崩壊させてまで下らないこと言ってると、話、蒸し返すぞ」
ルー父:「ハンスもいい加減にしろ。…しかし、ちょっと待て。ハンス、さっき、閣下が
何か言いかけていたようだったが。」
ルーデル:「何もないでしょう、閣下。」
狐:「じゃあ言ってやるが、激レアの黄金柏葉剣ダイヤモンド付騎士鉄十字章、って、言いにくいっ、
とにかく、それを授与すると総統閣下が仰ったときに、クソとんでもないコトを口走った空軍
大佐が居たような気がしてならないんだが、知らんかね、ハンス・ウルリッヒ・ルーデル空軍
大佐殿?」
またまた血の気が引く戦車襲撃馬鹿。
カタ:「あー、終わった。向こう三軒両隣、電気ついたら、無茶きれいになりますよ〜。」
ご近所にも手伝って貰ってクリスマスの電飾を取り付けて戻ってきた、究極の壊し屋パイロット。
カタ:「で、なんでそこのテーブルの上で騎士十字勲章コレクションがカタカタ言っているんですか?」
907 :
>>906:2010/10/21(木) 17:50:55 ID:???
戦車襲撃馬鹿以下…
ヘタ1:「何やってるんですか。」
カタ:「うん、飾り付け。」
ヘタ2:「どう見ても蜘蛛の巣に捉えられているようにしか見えないんですけど。」
カタ:「そりゃ奇遇だ、僕もいまの状況がそんな感じだと思っていたんだよ。」
ヘタ1:「で、公現節(1月の第1日曜、一応この日まではクリスマスの飾りをする)まで
そうしてるんですか?凍えますよ。」
カタ:「ご心配ありがとう。だけど、ベルリンのクリスマスなら、本国のと比べたら、春の
陽気みたいなもんだし。」
ヘタ1&2:「なんか言ってるよ…」
まあ、絡んだままでは近所迷惑なので、ご近所の手を借りて助け出すことにしたヘタリア兵。
その瞬間、ベルリン中に「この、大馬鹿者ぉぉぉ!!!!!!!!」とルー父の怒声が響き渡った。
息子はもとより、ロンメルと電飾に絡まっているカタヤイネンとカタヤイネン救出作業中のヘタリア兵達とご近所さん達はびっくりしてフリーズしてしまった。
「で、ものは相談なんだが、シニョーレ・C。」
「なんなんです…(苦笑」
「うん、そこに作家先生も居ることだし、ひとつ、ルーデル大佐で映画撮ったらどうだい?」
まだイル・ドゥーチェにいるガチロリコンの俳優兼監督兼脚本家と筋金入りのマザコンの小説家が
店長と話し込んでいる。
隠しメニューの様な顔をしてジャック白井の料理を持ってきているベンツィーニ・ナポロニのモデル。
「しかし、爆撃機乗りの大活躍なんて、私の柄じゃない。」
「何言ってるんだい、大佐の活躍なんて、映画化したら上質のコメディになっちまうぜ。」
「はあ?」
>>907 「彼の電飾に絡まった姿を見ていると、ノモンハンの時の我が軍の戦車を思い出すよ…」
偶然通りかかった極東の島国の駐在武官の独白。
「いいから手伝ってくれよ。」
ヘタリア兵のつっこみ。
ヘタ3「ってか、ロンメル元帥にしばき倒されて、何人か生ゴミ入れに頭突っ込んでたはずだけど。」
電球を傷つけないよう、丁寧に、丁寧に作業しているからなかなか外れないが、鷹揚として作業している
ヘタリア兵。ご託を並べるしか能のない某国武官はさっさと追っ払う。
ヘタ4「おれ、次の世界大戦はジャポンとつるまない国で従軍するんだ。」
ヘタ2「イタリアって国が残っていたら、そうしてくれよ。えーと、こっちを引っ張るのか?」
蜘蛛の巣か、龍の巣か知らないが、何とかほぐれてきた。
カタ「次は知らないけど、次の次はこん棒と石の塊でド付き合うことになる、って誰か言ってたよ。」
ヘタ1「はいはい、アインシュタイン博士ですかねぇ、中尉、申し訳ないですが、右肘を引いて下さい。」
ちなみに、電飾に通電すると、世界一不運なパイロットのフラグにより、全ベルリン市が停電する。
「あれが噂の料理店か・・・」
賑やかな店に忍び寄る黒い影・・・
もとい、白い軍服をきた美食家?ゲーリング。
通り過ぎる時にチラッと見たオルゴールに、どこかで見たような顔が。
「総統!?・・・なんだ、人形か。びっくりさせんなよ。
それにしても総統、何処に居るんだろう。最近見かけないなあ。」
ゲーリングを見て、擬装がバレないか心臓バクバクしながら
人形のフリを続ける総統。
ハンスをこんなにしてしまったのは、モルヒネデヴの演説というのがアンサイクロペディアにおける
見解らしい。
基本に戻ってエヴァ虐待に勤しむ総統閣下
「仕事に戻ろうよ。」
早速ドゥーチェが看板人形を取り返してしまった。
「極東の島国のエンターテイメントに、夫婦がおもしろおかしい会話を披露するものがあるって、
シニョーレ・Cが教えてくれたんだ。」
「中欧だと人形劇団がそういう設定でやることあるよ。」
と、筋金入りのマザコン作家。
とはいえ、いくらドゥーチェでもエヴァとアドルフなんて夫婦漫才のプロデュースをする才覚はない。
「だから極東の同盟国からその種のエンタテイメントの専門家を招聘することにしたんだ。
紹介しよう、こちらがシニョーラ・セイ・ヨシモトだ。ジャポーネのオオサカという街で、亡き御夫君の跡を継いで
大手の芸能プロダクションを経営している女性だ」
カタ:「オオサカの…?」
去年の冬の記憶が戻る世界一不運なパイロット。
しかし、総統と愛人のコンビをプロデュースしようという発想、やはり常人ではない。
>>402あたりの記憶ね。
わざわざスレの内容を確かめてきたヘタリア兵。
ケス:「別に、実際に婚姻関係になくても夫婦として出演してもかまわないんでしょ?」
ドゥ:「シニョーラ・ヨシモトによるとそのようだ。まあ、法的にちゃんとした夫婦がその後の紆余曲折で離婚して、
それでも同じ舞台に上がる場合も、お互いを唯一の配偶者として最後まで演じきる場合もあるそうだ。
…まあさ、男と女のことじゃないか、信頼関係にあるのが一番だろ。」
ケス:「うちの両親は見事な仮面夫婦で、だいたい私だって同じ町内の医者が父親らしいんですから。」
ドゥ:「それも、極端だなぁ。」
出番が来るまでうまい棒を囓って待っているカタヤイネン
新人夫婦漫才コンビに稽古をつけるフラウ・ヨシモト
「このエヴァって娘はどつき漫才のツッコミとしては最高やな。これほどの素質のある娘はめったにおらんわ」
エヴァにどつかれた総統が劇場の2階席背面の壁にめり込んでいることは言うまでもない
壁の補修作業を押し付けられるのはもちろん、ついてない御仁。
このまま塗り込んでしまった方がお互い幸せではないか、という疑問は飲み込んだ。
預かった独人夫婦を修業のため、早逝したイケメン浪曲師・宮川左近(三代目)の愛弟子にして
実力派の評判も高い左近丸(二代目、後に左近襲名)に預ける吉本せい
2人の芸名は当然、「宮川アドルフ・エヴァ」だ
ケス:「戦争以外のことだと、全地球でも一品ですね。日本人は。」
チャ:「技術開発を戦争に使おうって考えないのも、すごいと言えばすごい。」
ドゥ:「クリスマスディナーショウの企画を立ててくれるって、ショーラ・ヨシモトと
契約できた。トリは無理でもオオギリと前座か二枚目を頼みたいんだけど。」
チャ:「なんか、母が倒れた頃のことを思い出すなぁ。」
ケス:「カバレット風の演出で好ければ、脚本とかやりますよ。私の場合、バイエルン風に
なっちゃいますが。」
どこかの総統の「クリスマス阻止作戦」はあらゆる方面から逆に阻止されることがほぼ決定。
胸をなで下ろしている中に北米防空司令部の幹部が含まれているのは、アメリカのルー様には
秘密だ。
ディナー券の販売については、取りあえず、Ristorante Italiana Il Duceか、ファシスト党
または国家社会主義ドイツ労働者党改め新ドイツ水銀党までお問い合わせ下さい。
ドゥーチェからのお願いでした。
ゲー「イル・ドゥーチェの前に貼ってあるポスター、イギリスのチョップリンだか何とか言う舞台芸人に
似ていると思ったけど、ちょっと違うんだよ。」
空軍省執務室で幹部達に、わざわざ、ポスターを掲げて説明するモルヒネ先生。
…目を盗んで剥がしてきたのか?…
…店員がヘタリア兵共だし、あるぞ…
…だが、確かあの店にはロンメル元帥が赴任しているはずだが…
…元帥の目を盗んだとしたら、ゲーリング閣下もすごいぞ…
「そこっ、聞こえてる。盗むかっ。空軍関係に掲示するからって言って、分けて貰ってきたんだ」
まあ、だロウな、と思っていたら、案の定。
「で、幹部は最低10枚な、チケット買え。」
その頃、イル・ドゥーチェ…
狐「気がついてくれて好かった。全く、いつもの軍服姿で何やってるんだか。」
ヘタ6「はあ、電飾の飾り付け中に堂々と持って行こうとしたものですから。」
狐「それも情けないが、赤字はこれで免れる。さて、あの飛べない豚はどのくらい売ってくれるのかな」
ヘタ5「閣下くらいですね、あの方にタメ口きけるのは。」
狐「我慢していただけだ。」
926 :
名無し三等兵:2010/10/24(日) 10:26:43 ID:4Nunq7fc
「五行以上の書き込みは読めん!」
偉そうに言い放つ総統閣下
「おい、アド、お前、なに、というか、誰に向こぅて威張っとんねゃ。あ?10年早いで、ァホンダらぁ。」
師匠に叱られるちょび髭君。
「あ、えろう、すんません。なんや、誰ぞにコケにされた気がしましてん。」
「知るかいな。な、お前らな、社長に目ぇかけて頂いたんやさかい、舞台で恩返しできるように
ならんと、ホンマ、子供さんにもコケにされるで。ほな、もいっぺん、頭からさろうてみて。」
意外なことに、ブラウン嬢がミス・ワカナを「お姐さん」と慕って、懸命に稽古している。
「そういやあ、最近倉庫の奥から物音がするんだよな」とヘタリア兵7。
「あ〜、そう言えば誰かが声が聞こえたとかで血相変えて逃げてきたとか」とヘタリア兵8。
その元凶は……
「はぁ、はぁ……やっとさるぐつわが切れた……。ちくしょ――――!!!ソ連人民最大の敵めぇえ―――――!!!!こんなカビくさい小屋にぶち込みやがって!!!!!脱出したら全力で潰してやる――――――――!!!!!!」
倉庫にぶちこまれっぱなしのレフ・シェスタコフだった。
同じ頃に、その事を知らずにジャック白井が新料理を作る為に必要だからとどやしつけられてワインを取りに来た入口付近のヘタリア兵がビビって店に逃げていった。
同じ頃、極東の島国の大使と駐在武官達はげっそりしているルー父の前でプール・ル・メリット勲章を含めた勲章ミニチュアを売り込んでいた。
勿論、素材は本物と一緒で職人が丹精込めて手作りしたものである。
「私が欲しい訳じゃないっての…」
空気はすうもの、キリッな連中を前にルーデル父の嘆きは深い。
「プール・ル・メリット勲章の青が此処まで綺麗に出るなんて……。あ、黄金柏葉剣ダイヤモンド付騎士鉄十字章もある!」
嘆き呆れる父はさておいて、息子はノリノリである。
「いやぁ、その青を出すまで苦労しました。で、本当は箱を開けるまでのお楽しみになっているのですが、ルーデル大佐には特別にシークレットを含めたフルコンプセットをお渡ししたくてですね……」
あの手この手でスツーカ大佐を乗り気にさせる極東の島国の大使と駐在武官達。
日本大使館では既に、鉄道やお菓子もミニチュア化して「小さな世界シリーズ」を発売中で、一部マニアには大好評だ。
ルー父が沈んでいた頃、ルー姉達はガーデルマンの家にやってきていた。
半世紀後の極東の島国でいう「レンタルおねえさん」の先駆けであった。
「さて、ハンス、」
「何ですとうさん?」
大人買いしてニコニコの大佐に。
「そこへ座れ。元帥閣下からお借りしたファイルだが」
「ぎくっ」
分かり易く顔色が変わる大佐。
「心当たりはあるようだな。よし、言い訳を聞いてやる。…まず、第2急降下爆撃航空団第III飛行大隊に
転属してからだが、ボルシェビキ共の戦艦を沈めたのは好いが、お前、投下時の手順を無視して爆弾を
落としたみたいだな。」
「…だけど、沈めたよ、ちゃんと。まあ、アカ共の艦なんてブリキのタライみたいなもんだから、連中、
適当に傾斜を直して砲台代わりにしちまったけど。」
「だがな、1d爆弾の最低投下高度は3000フィートとなっているのに、お前は900フィート前後で落とした
そうじゃないか。」
「当たったから…」
「そういう問題じゃなかろう、爆風に巻き込まれてお前まで落ちていたらどうする積もりだったんだ?。大事な
爆撃機もだが、お前と後席の機銃手まで落ちちまったら、後が続かんだろうが。それと、こっち、その次の日
だかに別の戦艦を攻撃したとき。」
「まいったよー、戦友達もガンガン当てたのに、ぜーんぶ、不発でやんの。ったく、整備兵、なにやtt…」
「だからお前は大馬鹿だっ!、というんだ!!!、ハンス。急ぐときだからこそ、確認の励行が必要なのに、
確かめもせずに上がっていった、お前のミスじゃないかっ!。…ああ、あの頃の上官だったステーン
大尉殿にどう謝ればいいのか…」
ちらっ見たファイルの厚さから、お説教の長さが想像されてしまい、ぞっとする爆撃野郎。
「ククククク、見ちゃあいられないな。」
よせばいいのに、シェスタコフ、人民最大の敵の様子を窓越しに眺めている。
「あんなヤツを恐れなくちゃならないなんて、我が赤軍の恥だが、それを差し引いても
いい眺めだ。高級学校の生徒じゃあるまいし、閻魔帳を突きつけられて父親に説教さ
れるとは、情けない男だ。」
って、覗きをしているのに気がついたレニングラードの白い薔薇に嘆かれている。
「Signorina、そんな顔をなさらないで。ああ、薔薇の花がしおれたようだ。」
見え見えの台詞だが、ヘタリア人が口走ると、妙に似合っているから不思議だ。
「俺の彼女は『』スターリングラードの白百合だ」
「遠くから薔薇が百合に見えるのはしかたないとして、祖国の都市名間違うな同志」
「ああ、僕のリージャ、そんな見るからにチャラいヤツに引っかかるなよ」
この場に色々突っ込みを入れたいものの、生来の奥手で言い出せないソ連邦英雄、アレクセイ・ソロマチン
ヘタ7「えーっと、ドゥーチェ、なんだかよく分からないんですが、店の回りを
スラブ系の変なヤシがうろうろしてるんですよ。」
ヘタ8「もう、みんなビビってまして。」
ドゥ「ああ、さっきから私も気になって居てさ。あ、そーだ、ジャポネの料理人、
彼に料理して貰うか。」
責任転嫁の名人でもあるドゥーチェでした。
「ねぇ、ねぇゲーリング元帥閣下。」
「気持ち悪いな、で、ルーデル大佐何かね?」
「いやあ、騎士十字章はコンプできたんですが」
「黄金柏葉剣ダイヤモンド付きはお前さん専用だろーが。」
空軍省執務室、ディナー券の束とポスターを前にした会話。もちろん、この大佐殿も
空気は吸うものキリッ派なので、ウザッたく思っている空軍相なんか知ったこっちゃない。
「いえね、大鉄十字章も欲しいなぁー、なんて。」
「やるかっ、戦車潰し基地外。」
「実はね、フライシュマンのICE、それもエキスペリメンタルのセット、増結車入りで
5輌セットを手に入れましてね。」
分からないヤシは分からないだろうが、1990年頃の限定モデル。ついでにモルヒネ先生は
汽車ヲタの気もある。
「ぎく。おい、ちょっと卑怯だぞ。」
「何がデスか?」
ICE・Tの15輌セットとICE・U8輌×2セットは持っていても、エクスペリメンタルは持っていない
元帥、撃墜寸前である。
フライシュマンのICEエキスペリメンタルセット増結車入り5輌セットを取って大鉄十字章を手放すか、大鉄十字章を守ってフライシュマンのICEエキスペリメンタルセット増結車入り5輌セットを諦めるか激しく逡巡するモルヒネ元帥先生。
何も言わずに怪しい笑みを浮かべてモルヒネ元帥先生を真っ直ぐに見つめるスツーカ大佐の目は、モルヒネ元帥先生にファイナルアンサーを迫っている。
一方、ガーデルマンの家にレンタルおねえさんとしてやってきたルー姉達は……
ルー姉1:「エルンストくーん、一緒に日本大使館のアップルパイ食べましょう?」
ルー姉2:「日本のアオモリっていう北の町で作った美味しい林檎を直送して作っているんですって。今、ベルリンで密かに人気なのよー」
ガーデルマン:「あとで食べるので、ドアの傍に置いておいて下さい!!何がなんでも絶対に部屋から出ません!!!(涙)」
ガーデルマン説得大作戦を開始していた。
ガー:「って、窓でなにやってんすかっ。」
ルー姉1:「えー、入れてくれないんだもーん。」…バキッ
ルー姉2:「ハンスは前線で他所のお宅に窓から入ろうとして怒られたらしいけど、
よいしょっと。…おネエさんたちはちゃーんと、パパさんとママさんに許可
もらってるからぁ。」
ガー:「いや、ぜーったい、違いますって。」
レンタルおねえさん発祥の地では、美少女が窓から潜り込んでくるのもありなんだが、
軍医少佐殿は、残念ながら知らない。
ちなみに、年齢的に美熟女じゃネ?、という意見も、後々のために聞いておこう。
ルー姉1:「さて、紅茶で好かった?」
ルー姉2:「おっきく切ってあげるね。」
…一家そろってぶっ飛んでた…。
ガー「ああもうわかった、戻ります、戻りますからあなた方も帰ってください」
姉2「あら復帰するの?それは良かったわ」
姉1「ちゃんと戻るか付いていきますからね」
ガー「戻る場所は戦場ですよ?ついでに待っているのはあなたの弟か手足が吹き飛んだ怪我人達です」
姉2「怪我人?」
ガー「ええ、私一応 軍 医 ですから」
姉1「じゃあ私最適じゃない!」
ガー「へ?」
姉1「だって私看護婦だもの!グロ耐性も技術もあるから戦地でも病院でもOKよ」
藪をつついてドラゴンを呼び出した軍医少佐殿だった
ガー:「何か私って、間違ったコトしてますかねぇ…」
ルー姉1:「何悩んでるのっ」
ルー姉2:「エルンスト君、立派なドクトルだし、ハンスもいろいろ助けて貰ってるじゃん。」
ルー姉1:「そーだーよー、ハンスだって、ドクトルが居なかったら、いまごろ石の下だしぃー」
ルー姉2:「それにぃ、エルンスト君て、騎士十字章貰った立派な軍人さんじゃなぁーい、悩むことなんか無いじゃん。」
…対空高射砲で被弾して、不時着したとき、止め刺しとけば好かったのかなぁ…
ルー姉1:「ほら、泣いてたら、アップルパイに塩味がついちゃうってばぁ。」
ルー姉2:「食べよ、食べよぉよー。」
…主よ、あなたの任期が延長されることを望みます…チクソーッ
大天使ミカエル「主よ、あの辺の軍人の担当外して下さい。」
神「却下。お前が抑えないで誰が面倒見るんだ。」
ミ「…こいつ…」
ミ「じゃあ、誰かサポートにつけて下さい。」
ルシファー「ミカエル、ちょっと説明してほしーんだけど、なぁ、なんで俺が
ここにいるんだよ。俺、300万年くらい前にそっちとの交渉、
終わってるんだけど。」
ミ「主の思し召しだ、諦めろ。」
ル「やだよ。あんな街基地と付き合えるかっ。」
ミ「根性なし…」
「「インド独立の為なら悪魔とでも手を結ぶ」なーんて言ってた奴が居たなあ」
といきなり思い出す東條のヒデキちゃん。
ベルゼブブ「いいよ、手を結ぼうじゃないか。ただし、1個大隊で1個師団を壊滅させられる
連中と一緒だけど。…俺的には、ホントのところ、パスしたいんだけど…」
ルシファー「お前までへたれて、どーすんだよ。」
「店の周りをうろついてる露助をどうにかしてほしい?」
ドゥーチェと砂漠の狐に頼まれたジャック白井。
現在、厨房係のヘタリア兵達に料理道具を扱うに際しての心得を講義していたところである。
因みに、第一回目の今回は「包丁を扱う時の心構えと手入れ」である。
最初は面倒臭がっていたヘタリア兵達は、メモを取って真剣に聞いている。
「いいじゃねぇか。おい、講義は一旦休憩だ。露助を退治したら続きを始めるぞ」
そう言うと、今し方まで研いでいた包丁とドゥーチェを殴った凹んだフライパンを持って外に出た。
「しかし、ソ連人民最大の敵は電車のおもちゃを抱えて何処に行ったのだ?……まあいい、植木に隠れて待ち伏せしてやろう」
ドゥーチェの営業妨害になっている事を知らないレフ・シェスタコフ、脱出した倉庫にあった造花をいっぱい付けて植え込みに紛れている。
季節外れの花だらけなのが怪しさを引き立たせて、全くカモフラージュになっていない事に気付いてはいない。
ヘタ9:「シニョール・シライ、なんか、キモい花が咲き乱れまくったりしてるんですが。」
ヘタ10:「ルッシーには季節感てヤツが無いんだよきっと。」
ヘタ11:「だけど、向日葵はないと思うんだが、この季節。」
ヘタ8:「ソフィア・ローレンは俺の嫁、キリッ」
ヘタ1〜7および9〜11:「デ・シーカはまだその映画を撮っちゃいないっ!。あほぅ」
白井:「さてと、羆料理なんて初めてだなぁ。」
>>914で総統閣下が虐待していたのは、エヴァはエヴァでも「ちびエヴァ」だった。
「あどりゅふなんてきらい!ぜったいゆゆちゃないんだかりゃ!!」
ちびエヴァが泣きながら稽古上がりのエヴァに全てを報告している事を、メンゲレとモレルに治療されている総統閣下は知る由もない。
>>945 ルー姉1&2「「エルンスト君に任せればいいのに。」」
ガーデルマン「医師免許、返上したい…(涙)」
非情事態に備えて完璧な準備を整えるポルシェ博士。
ガーデルマン:『そうだ。あの人に振り回されるようになってからこっそり免許と博士号返上の書類を用意していたんだ!』
はたと思い出し、書類が仕舞われている机の引き出しを開けるガーデルマン。
……だが、そこにある筈の書類もペンも無かった。
嫌な予感を感じつつ振り向くと、ルー姉1が書類を、ルー姉2がペンを持って楽しげな表情でガーデルマンを見ている。
ルー姉2:「エルンスト君、ちゃんと仕事にいかないとだめだよー」
ルー姉1:「返上するのは、簡単かも知れないけどぉー。」
ルー姉2:「これはおねえさんたちが預かっときます。」
…返せとも言えず、呆然と立ち尽くすガーデルマン。
ルー姉1:「それに、エルンスト君が博士号や医師免許返上しても、
ハンスはちょーっとも気にしないで、キミのこと引っ張り
出しに来ると思うよ。」
ルー姉2:「だよねー。ってかさぁ、あの子にそんな事気にする頭無いしねぇ。」
ルー姉1:「うぅーん、残念っ。」
…振るなよ、ぜったい俺たちに振るなよ、振るんじゃねえぞっ、振ったらただ置かないからな…
大天使と堕天使の長がダ○。ウ倶楽部ばりのメタな台詞をつぶやき続けている。
『ひ、羆料理だと?!冗談じゃない!!』
植木で待ち伏せしてるレフ・シェスタコフ、一気に冷や汗が出てくる。
「おーし、植木掻き分けるぞ」とジャック白井が季節外れの花が咲き乱れる怪しい植木に手をかけようとしたその時だった。
「待たれい、そこな無礼者!」
ヤケクソで一芝居を打ってみたシェスタコフ。
ジャック白井は少し驚いただけだが、ヘタリア兵達には絶叫して腰を抜かす程の恐怖だったようだ。
「我輩は花の王である!今はお忍びで花の精霊の世界でも噂の「ドゥーチェ」の味を堪能しに来たのだ!!」
「ルーデルを倒しにきたのに、自分は今何をしているのか」と恥ずかしい気持ちが込み上げてくるが、ヘタリア兵ならこれでビビるだろうという気持ちを奮い立たせて芝居を続ける。
「花の王だって」
「俺らの料理は精霊の世界でも人気なのかぁ……」
シェスタコフの芝居に乗せられるヘタリア兵達。
しかし、
「んな訳ねーだろ!!」
とジャック白井のフライパンスマッシュがヘタリア兵達の頭に炸裂した。
「そこのお客さんも! 最後尾はあっちですよ!」
二時間待ちの列から白い視線の集中砲火。レフ・シェスタコフ撃墜の危機。
最後尾の看板持ちと行列の整理券配布係は極東の島国の駐在武官達。
粋と野暮についての説教などのやりすぎでロンメルに怒られた結果がこれだった。
その頃、極東の島国では鍋料理が美味しくなるこれからの季節に備えて「ヒデキ☆おでんクラブ」の会議が開かれていた。
ヒ総統(絶賛オルゴール演奏中)「…クリスマス阻止作戦そのものを阻止されないようにする作戦て
無いのかな…グスシ;;;」
ジャック白井「…ったく、露助ってのは、季節感はねーし、芝居っ気はねーし、何なんだいったい。」
子猫のように首っ玉をつかまれてうなだれている赤い撃墜(爆笑)王。
>>952 「ただいま列の最後尾はこちらになっておりまーす!」
「列進みまーす!走らないで、ゆっくり前進してくださーい!」
「列は4列でお願いしまーす!」
なんだか妙な方向で列捌きが上手い極東の島国の駐在武官団
「で、どうしてほったて小屋を作るんだよ?」
世界一不幸なパイロット、ルーデル目当てにやって来た従軍記者パイロット・ニールマンとその仲間達の指導と協力で倉庫の近くにヘタリア兵達と一緒にほったて小屋を作っている。
釘を打つつもりが、自分の親指を思いっきり打ち込んでしまい、腫れ上がった親指に分厚く包帯が巻かれていたり、誰よりも汚れていたりするのはお約束。
「ほら、犬や猫には小屋が必要だからさー」
そう言いながら内部撮影用カメラをウキウキで組み立てるニールマン。
傍らには「シェスタコフ観察日記」と書かれた真新しいノートがある。
ニールマンの仲間達の指導ですぐさま出来上がった小屋の扉には、ジャック白井の揮毫で「シェスタコフ」「露助注意」という札が一緒にかかっている。
「犬や猫って、俺、あいつが猫には見えねーんだけど」
「猫じゃなければシベリアンハスキーじゃない?躾出来ないって噂だし」
疑惑の目の世界一不幸なパイロットと、楽しげな従軍記者パイロットの視線の先には、木に縛り付けられ、ジャック白井に研ぎたての包丁を突き付けられて睨まれている赤い撃墜(爆笑)王レフ・シェスタコフの姿があった。
>>952 今年もまた、体を拘束されて熱々のおでんを口に押し込まれる季節が来たと
戦々恐々のヒデキ
ドゥ:「出汁の使い方も覚えたし、極東の同盟国の国家指導者のために「鍋もの」に
挑戦するとしようか。」
ヘタリア兵を助手に大鍋をコンロに掛けるドゥーチェ。
どこぞの料理下手島国の連中よりはまともなものができそう。…かな?
ドゥ:「うるさい。」
「ところで、シライとやらは米国共産党員だから、ロシア兵とは仲間じゃないのか?」
NY市民集会で主婦達にスパゲッティのおいしいゆで方をレクチャーしながら、
ふと素朴な疑問を口にしてしまうフィオレロ・『リトルフラワー』・ラガーディア
シェスタコフ:「まさか日本人が居るとは……」
ジャック白井:「露助よ、料理っつーのもファシスト共を倒す武器になるんだぜ?」
シェスタコフ:「では、あのすましたソ連人民最大の敵も倒せるのか!」
ジャック白井:「おうとも。俺はさっき此処の奴らに美味いと言わせたばかりだぞ。その内、同志を連れて来て向かい側に料亭作ってやる。だが、お前がやるならその季節感の無さと芝居っ気の無さを改善しろ」
撃墜王やめますか?
料理の道に入りますか?
アヤコ「だいたい。アメリカ共産党にアングロサクソンしかいないと思うのが間違いよね」
エータロー「共産主義は国際主義なんだから、全世界の無産階級が集って当たり前だもんね」
アヤコ「一国一党制度ってやつがいけないんだと思うの」
エータロー「一国だけでの社会主義なんておかしいよ」
アヤコ「それにしても、ジャッキー元気でやってるかしら」
エータロー「ヨーロッパで店出すとか手紙が来たけど、スペインで何かあったのかな?」
安全なNYに住んでるからといって、ソ連じゃつぶやくのさえ憚られることを口走る石垣夫妻
大島大使から折り鶴の折り方を教わっているヒトラー総統
「そろそろクリスマスだから、明日はこれ着てね」
折り紙教室開催中の大島大使と総統閣下の前にいきなり現れたドゥーチェ。
ドゥーチェから総統閣下に渡されたのは、サンタクロースセット一式(フィンランド・タンペレ工場謹製)である。
「ところで、さっきから色紙折って何やってんだよ?何か面白いのが転がっていたりするけど……。店の装飾に使えたりするかな?」
ドゥーチェが折り紙に興味を示したようです。
ロンメル:「やっぱり、あの人は道を誤ったんじゃないのか?」
ヘタ5:「ですかねぇ。」
ロンメル:「いきいきとあちこち駆け回ってるじゃないか。」
ヘタ4:「ドゥーチェにはリストランテの大将が一番なんですかねぇ。」
ロンメル:「かもしらん。…さて、料理が上がったぞ。」
ヘタ3:「はい、3番テーブルあがりましたー。」
狐・ヘタ4・5「「「おまちどうさまーっ」」」
ヘタ2:「…元帥閣下もホールマネジャーが板に付いてるけど。」
ヘタ11:「しかし、プール・ル・メリット勲章を下げたホールマネジャーに給仕して貰うってのも、
意外に微妙だなぁ。」
その頃、ガリバルディ大隊にはジャック白井から「料理道具一式揃えて料理人の格好してベルリンに来い」という手紙がきていた。
勿論、何を揃えていいか分からない者が多いので別紙にきちんとチェクボックス付きの一覧表が添えられていた。
ガリバルディ大隊の戦友達が急に移動を開始したのを見て
「ファシストの罠に違いない。我々がイタリアの同志を援護しなければ!」
崇高な同志愛にのっとり、急遽料理道具一式揃えて料理人の恰好してベルリンに向かうイギリス人大隊
ガー:「ベルリンまで、2等、大人三枚。」
結局、ルー姉2人とベルリンに戻ることにしたドクトル。
ルー姉2:「エルンスト君、無理しなくて良いんだよ。」
ガー:「何がですか?この世の中でルーデル大佐と付き合うことより無理なことはないですけど。」
ルー姉1:「2等じゃなくって、3等で良いのに。」
ガー:「ああ、そっちですか。うん、良いんですよ、帰省時の証明書があるから割引で3等並みの金額で
買えますから。さて、ああ、君、そちらのご婦人達の荷物を頼むよ。」
しかし、なんでああと第三帝国国防軍の将校の制服ってのは無闇に格好良いんだろうか。
「大脱走」見ててつくづく思いました。
で、赤帽に声をかけると、自分の年季の入ったトランクを下げ、背筋を伸ばしてホームを歩く軍医少佐殿。
外見だけは最高。
ベルリンではクリスマス前のカオスが最高潮に向かいつつあることは、まだ知らない…。
汽車は快調にベルリンに向かう。
混沌渦巻く事を全く知らぬ、脱ひきこもりをむりや……ではなく、自力で果たしたスツーカ・ドクトルとレンタルおねえさんの先駆けになったルー姉達を乗せて。
ルー姉1:「あ、持ってきておいてすっかり忘れてた!」
ルー姉2:「そうそう、あれあれ」
ガーデルマン:「あれって?」
がさごそと小さな紙袋から何かを取り出すルー姉1。それは……
ルー姉1:「はい、ウチで作って好評のサイフェルダウ銘菓・生ラー油キャラメル!」
ルー姉2:「ご近所でもすっかり人気なのよねー。辛そうで辛くなくてコクがあるって!!ベルリンまで長いから皆で食べましょう」
ガーデルマン:「嫌だあああああああああ、家に帰るううう!!!お――――ろ――――せ――――!!!!(涙)」
係員:「お客様、危険ですからおやめ下さい!お客様ああ!!」
ホームシックを発症したスツーカ・ドクトルをよそに、汽車はベルリンに真っ直ぐに向かっていく。
ルー姉1「前から不思議だったんだけど、帝国鉄道公社(DRG)の荷物車って、犬小屋が
付いてるんだよね。」
…これはマヂ。荷物車の車内は荷物室が2〜3室、貴重品用保管室、乗務員室があって
その隣にワンコのマーク付きの小さい扉で仕切られた小部屋がある。旧リリプットあたり
の製品だときちんと再現されている。手荷物扱いで旅客が持ち込んだお犬様を乗せるため
らしい。
ルー姉2「まあ、鉄道の事情は知らないけど、あってよかったじゃん。犬小屋。」
想像通り、詰め込まれているのはドクトル。ほんとの子犬みたいにガクブルしている。
車掌「しかし、自分を携行品扱いしてくれ、と言われたときはどうしようかと…」
手荷物掛「あのまま緊急停車して運転事故の報告するよりは、マシかと思いますがね。」
ルー姉1「さてと、自分たちのアプテイルに戻りましょ。」
ルー姉2「エルンスト君には悪いけど、生ラー油キャラメル、食べちゃおか。」
いろんな事情を乗せた列車はほぼ定時でベルリンへの鉄路をたどる。
一方、そのベルリンのとある別荘では、鉄道模型オタクの太っちょ元帥が
自分で作った(作らせた)レイアウトで脱線が多発することにイライラしていた。
「だぁ!なんでまともに走らんのだコイツは!」と模型に当たろうしたが
すんでのところで思い留まり、
改めて巨大レイアウトを眺めてニヤける。
「ふむ、夏の情景もイイが、今の季節に合わんな。
冬景色のも作っとこっかなー♪もうすぐクリスマスだしぃ」
何となく孤立してるようだが、それなりに幸せそうな様子の元帥閣下。
「おっ、ドゥーチェの店先の人形、やっとクリスマス仕様になったか」
「電飾はクリスマスに点灯だと。今年はいいクリスマスになりそうだ」
「いいクリスマスって、その頃のお前は今のままだと追試の山と出ていく追試代で涙目になってるだろ。そう言えば、総統閣下はクリスマスになったら戻ってくんのかな?」
「さーあ?」
いつものベルリンの風景でした。
「主たる原因は、NEM規格に基づく車輪でなく、NMRA規格のものを使用していたためです。」
わざわざDRGの技術部門から技師を派遣させて調べさせた結果がこれ。
「えー、だって、NEMだとフランジが高すぎて、実感的じゃないじゃん。」
と、ぶーたれるモルヒネ元帥。茶漉しで白のパウダーをふるって雪景色の演出中の手を止めて報告を聞いている。
技術陣はわざわざ開発したHOスケールの軌道検測車のデータを見せながら説明を続ける。
「その割にカーブ半径が400ミリ以下の部分が多いんですが」
「そのほうが有効長とか取れるじゃん。」
「あと、路盤の水準が出てない区間が、特にカーブの立ち上がり付近に多いですよ。」
「やっぱ、水準器は本式のやつを買った方が良かったかなぁ。」
真剣に悩み始めた元帥を見ながら、当然技術陣の考えることは一つ。…こんなヤシが空軍の総元締めで、
我が国は大丈夫か?…
「しかし、悩むなあ。実感をとるか走行性をとるか、か。」
極東の島国の軍幹部とはまた違った面でこれは鉄道基地外の永遠の悩みだ。
「それゃそうと、DRGの方でチケット買ってよ。」
イル・ドゥーチェのクリスマスコンサート、まずまずの売れ行きらしい、そうだが…
そして汽車は、混沌のベルリンに到着した。
駅には、既にガーデルマンの気配を探知してルーデルが待機している。
しかし、ルーデルにはガーデルマンの気配と一緒に探知した嫌な予感が何かは分からなかった。
「ああ、着いたのか……」
手荷物係に犬小屋から出されるガーデルマン。
犬小屋から軍人が出てくるというあまりに珍しい光景に、市民に変な目で見られている事には気付いていない。
「何処に行っていたんだガーデルマン!さあ出g」
「あら、ハンスじゃなーい!久し振り〜!!」
「鈍臭いあんたが出迎えなんて気が利く事をするなんて、珍しいわねー」
構内に、ルーデルとガーデルマンの絶叫が響き渡ったのは、言うまでもない。
>>972 到着したのは多分、Zoologischer Garten Hof、動物園駅だな。
旅客「ちょっと、駅員さん、ものすごい声がしたけど。」
旅客「いくら動物園が近所にあるって言っても、逃げて来たりしないよね?」
駅員「ええ、いま確認中ですが、動物が逃走してきたようなことはございません。」
いろいろな意味で構内に喧噪が広がっている。
大佐「姉さんが……姉さんがしかもダブルで……(ガクガクブルブル)」
少佐「大佐が……大佐がいい笑顔で(ガクガクブルブル)」
姉1「男の子って良いわよねえ、言葉がなくても通じ合えるんですもの」
姉2「ええ、日本の方から送っていただいた御本の通り、男の友情って本当にすばらしいわあ」
姉1「このまま戦場まで行けたらもっと素敵な友情物語がみられるのかしら?」
姉2「ずるいわお姉さま、素敵なネタ……もとい、素晴らしいお話があったら聞かせてね?」
どこかで変な日本文化が流入したなんてとうの軍人さんたちは知らない……
「夏のルーデル×ガーデルマン本は完売よ。冬はハルトマン×バルクホルン本で逝くわよっ!」
何かニコニコしているドゥーチェ。
「後々のこともあると思うので、あらかじめ聞いておきますが、何があったんです?」
ロンメル元帥、少々警戒気味。
「あ、気を遣わせてしまって申し訳ない。」
長靴の国の人、必ずしもKYではないが、時として国際的にトンチンカンなことをやるだけである…
冬戦争の時に突然戦略物資をフィンランドに送り込もうとしたり。
「実はね、申請が通ったんだ。」
聖ペトロ十字、いわゆる逆十字の封緘が付いた封筒を楽しげに掲げてみせるドゥーチェ。
さすがの砂漠の狐も陽炎たつ灼熱の大地が目の前に広がるのを感じたが、そこはそれ、ぐっと怺える。
「って…、新独逸水銀党の入党審査ですか?」
「その通り。一足早いクリスマスプレゼントだね。」
…国家ファシスト党はどうするつもりなんだよ、この人…。ヘル・Cのキャラとかぶって、苦情を申し
立てられるんじゃないのか?
ヘス「我が第三帝国がグチャバラになりつつあるのに、総統閣下はどうされたんだ?」
知らん。
>>975 「……やんちゃ爆撃王×包容力のある軍医だなんて年下×年上を外さず、
且つ上司×部下、後発の年上の魅力と無闇な高学歴の天然ボケ受まで盛り込むなんて
お姉さまさすがだわ……」
自分の弟だとかいろんなことを無視しまくってる強烈な大姉ちゃんに
感服しまくりの中姉ちゃんだった
っつーかこんな姉ちゃんがやってくりゃ過呼吸になっても致し方ない大佐と
過呼吸の大佐を真面目に面倒を見て尚更彼女たちの妄想の泥沼にハマる軍医少佐
軍医少佐「うん、やっぱり戦場に女の人は連れていけませんよねー(血涙」
……誰か助けて上げてください
神「却下。」
悪魔「だが断る!」
姉↑「年下受けハァハァ」
姉↓「年下やんちゃ攻ハァハァ」
軍医「大佐ああああああああ・゜・(/Д`)・゜・。早くあの人達追い返してええええええええええええ」
大佐「相手にするな。スルーしとけ・・・・・っていうか相手すんな!!頼むから相手すんなああああ!!
神にも悪魔にも見放されて泣くしか無い二人の明日はどっちだ
ルシファー「あいつらに付き合わなくていいかと思ったら、安心して腹減ってきた。」
ミカエル「今月は財布に余裕あるから、奢ってやる。」
ル「とりあえず、あんがとさん。」
ミ「その代わり、行くのはイル・ドゥーチェだけど。」
ル「…」
ロシア占領の暁にはベルリン地下鉄とモスクワ地下鉄を繋げようともくろんでいる総統閣下
>>977 エヴァとのどつき漫才から逃亡中。
総統「やばい、逃げ切れない!変装してやり過ごさないと・・・」
と、周りを見回すと、ちょうどチ○ドン屋が通り掛かっていた。
総統「君、君!その衣装を貸してくれ、頼む!」
借りた衣装は、赤白ストライプの上下に、同じ模様のトンガリ帽。
黒ブチ眼鏡と太鼓も借りて、完璧♪
料理店の前で、得意の人形擬態で風景に紛れる。
・・・後のく○だおれ人形のルーツである。
ベルリンと大阪、どっちの総統が本物だ? w
…考えてみたら、水銀燈閣下に全権委譲したんだっけ。
少々メタなことを思っている伍長閣下。マヂデ?
日本の小惑星探査機「はやぶさ」のサンプルリターンカプセル内から微細とは言え
小惑星イトカワ由来の粒子が確認されたとのニュースに接し、腕がむずむずし出している
独逸変態博士軍団の面々。
W・v・ブラウン「…すいませんね、A4じゃ単独での大気圏離脱がやっとです。」
しかし、誰も聞いちゃいねぇ。
>>986 カタヤイネンを尋ねていって熊と鉢合わせになるスツーカドクトル
「いや、ぼく、ウサギですから。はい、NKVDの人にそういわれましたから、間違いありません。」
訪問者がソ連人民最大の敵と知って、使い古されたアネクドートで応えてしまうクマさん。
「いや、もう、クマったな・・・」
ベタベタなオヤジギャグに、その場は一気に氷点下60度まで下がる。
危うし、カタヤイネン。
ちなみにドクトルは平気だ。
>>981 ルー姉1:「そう言えば、お父さんの手紙にドゥーチェの社長になったって書いてあったわよね?」
ルー姉2:「本当なら折角ベルリンに来たんだから食べさせてよね!」
今まさに地獄へ急降下中のスツーカ大佐。
当然、二人の姉を連れて行けば、今度はロンメルと四者面談なんて事にもなりかねない。
ルー姉1:「で、日本の方に教えて頂いた専門絵描き道具で「マンガ」というのを描いてみる事にするわ!」
ルー姉2:「お姉ちゃん、確か昔学校で褒められていたよねー。最近だと解剖学のだったっけ?」
雑談の間に逃亡を試みるスツーカ大佐。しかし……
ルー姉1:「ハーンースー、あんたも手伝うのよ!(ガッシ!)」
ルー姉2:「さあ、ドゥーチェまで案内しなさい!!」
捕まってしまい、案内するしか無くなったスツーカ大佐。
もう表情が死んだように見える。
一方、ベルリンの外れでは、ジャック白井とガリバルディ大隊の仲間達が再会を喜んでいた。
ジャック白井:「……で、何で呼んでないイギリスの同志達まで来てるんだ?」
同志1:「ああ、何か知らないけど勝手についてきて……」
それを聞いたジャック白井は「それはそれで邪魔しなければまあいいか」と、こっそり買い取っていたドゥーチェの向かい側の空き店舗の見取り図を広げて作戦会議を始めた。
彼らの店は、昼間は「しらい屋」で、夜は「イタリアンダイニング・ガリバルディ」という二つの顔を持つ店にするという計画だ。
この営業スタイルが、半世紀後の飲食店営業スタイルに多大な影響を与えたのは、また別の話である。
>>990 そのまま熊を引きずって帰ってしまうスツーカドクトル。
冬眠できないのでのこのこついていくカタヤイネン。
次スレのタイトル案を募集してみる総統閣下
案:
【熊と】こんな第三帝国は嫌だ!16【スツーカと私】
>>991 「せっかくここまで来たんだ。厨房の実務は我らに任せてくれ同志。ウナギ料理には自信があるんだ」
希望あふれる新店舗の未来を地獄に落としかねないとんでもない言を吐くイギリス人大隊
【主役は最早】こんな第三帝国は嫌だ!16【ルーデル姉妹】
【エヴァは】こんな第三帝国は嫌だ!16【すでに空気】
>>992 「はぁ、あの大佐のお姉さんねぇ……」
道中でガーデルマンの話を聞き、憂鬱な気分になるカタヤイネン。
「こっちだってこのまま冬眠したかったよ……。姉弟共々ぶっ飛んでいるとは想定外だった……」
ずるずると熊を引きずるガーデルマン。目から塩水が……。
「見たいような見てみたくないような……」という好奇心がカタヤイネンの中に沸いている事は知らない。
その頃……
「あどりゅふにゃにちてるの?」
折角変装したのに、ちびエヴァに見破られていた。
その傍には吉本せい。
勿論、連れ戻されたのは言うまでもない。
因みに、ちびエヴァの口調はBJのピノコからです。
>>994 「やめてくれ…ついでに言うとジャガイモはケツに突っ込むモンじゃねェ。」
イギリス人に対して正しく間違った解釈をしているジャック白井。
1000なら新スレで伍長閣下が主役に返り咲き
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。