南雲忠一中将を再評価するスレ(止)

このエントリーをはてなブックマークに追加
640GF長官
>>639の続き

さて、ここで南雲長官になり切って考えて頂きましょう。

@第一次攻撃隊により米太平洋艦隊主力はほぼ壊滅
A母艦航空機の喪失は僅少なるも、損傷機多数
B米機動部隊の所在は不明
C敵哨戒機の触接を受けた模様
D帰投中の攻撃隊が追尾され、本隊の位置を知られるかもしれない
Eハワイの陸上機による反撃を受ける恐れあり
F付近海面の敵潜動静は不明
G日没まで3時間余り(第二次攻撃隊を出しても収容は夜間となる)
H天候は悪化の傾向

これだけの”悪条件”が揃っているのに、現場に留まり第二撃を行うのですか。
それだけの価値が、石油タンクや港湾施設にはあるのですか。
周辺海域の索敵計画は?(全周索敵なら20機は必要。水偵だけでは足りない)
直衛機は何機用意するのか。
その上で、攻撃兵力はどれだけ確保できるのか。
施設破壊のためには、どれだけの爆弾が必要なのか。
艦爆の25番陸用爆弾の破壊力がどれほど有効なのか。
水平爆撃の命中率は訓練ですら10%程度だが、どの程度の戦果が期待できるのか。
仮に索敵機が米艦隊を発見した時の対応は?(まさか兵装転換を行うのか。日が暮れるぞ)

いったいどんな”勝算”があるのか、ぜひ伺いたいものですな!