南雲忠一中将を再評価するスレ(止)

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579GF長官
>>578の続き

詳しくは航跡図(>>373)の通りですが、嶋崎隊のうち1機が射点を外して
しまったため、3本の魚雷がヨークタウンの左舷後方から接近する。

Enemy torpedo planes came in over and through our protecting fighters
and scouts and fire was opened at 1118 by the bearing 5-inch batteries.

The enemy torpedo planes separated into small groups almost immediately
after fire was opened. Three dropped torpedoes from the port quarter,
followed closely by four on the port beam. When the first three torpedoes
hit the water Captain Buckmaster applied full right rudder and rang for
emergency flank speed.

「敵雷撃機は、我が戦闘機及び哨戒機の防衛網を突破して接近して来た。
対空砲火は1118時(日本時間0918時)に砲門を開き、5インチ砲が火を噴いた。

同時に敵雷撃機は小隊に分離し、3本の魚雷を左舷側から投下した。
その瞬間、バックスマスター艦長は”面舵一杯”を号令し、機関室に最大戦速を命じた」

公刊戦史だけに、余計な脚色のない淡々とした戦闘記録ではありますが、
英語の文章からも、緊迫感が伝わってきますね。
改めて、艦長ってすごい”仕事”なんだなと思った次第であります。