1 :
超甲巡マンセー :
2009/02/15(日) 03:27:38 ID:??? 対艦巨砲主義の仇花、各国中型戦艦での最強を軍事板の皆で決めて欲しい。
ノミネートされるのは世界各国の
排水量:3万トン以下
兵装:16インチ砲以下 尚、魚雷は可
選択範囲:WW2終結までに竣工した艦及び計画艦含む
勝負方法:一対一のガチンコ勝負。昼夜一年365日いずれの場所・季節の指定は無し。
論客、建艦馬鹿、厨房、来る物は拒まずだ。存分に語ってくれ。
詳細は
>>1-10 だ
2 :
超甲巡マンセー :2009/02/15(日) 03:28:16 ID:???
中部大西洋 1945年 某月某日 「撃墜!!」 アルバコアと思われるイギリス機が、黒煙を吹いて海面へ落下。海水を撒き散らしながら海中 へ沈んで行った。 旧退化したソードフィシュに替わって大英帝国が採用した艦上雷撃機だが、戦闘機に追い 込まれては分が悪い。 英雷撃機を次々と落としているのは、ブロッシュMB152、旧式ながらも7.5mm×2丁、20 mm×2丁の威力は目覚しい物が有る。 「上空!! すべて味方機です!!」 対空見張り員が叫ぶ 既に艦隊の上空には黒煙を吹き上げる英雷撃機だけしかおらず、護衛の シーファイアは海底である。(尚、ブロッシュも8機が落とされているが護衛駆逐艦に拾い上げ られている) 「「ベアルン」のパイロットには後でリベラ・デル・ドゥエロを奢るとしよう、感謝状よりは、そっちの方が 喜ばれるだろう」 そういったフランシスコ・デ・パウロ少将だが、すぐに口元を引き締める 「空の敵は片付いた、次は目の前の羊を刈り取る番だ 艦長、洋上の敵はどうだ??」 「接近中です。 艦影 4。 距離 22100m 」 「目標の船団は?」 「敵艦隊の後方に退避中、敵駆逐艦。 煙幕の展開を始めました」 艦長のファン・デ・べルボン・イ・ビッテンベーグ大佐が、双眼鏡から手を離さずに報告する。 なお、耳は伝声管に押し当てたままである 「いけるかな??」 「充分に行けますよ、今すぐに取り掛かれば」 「よいだろう −−掌信号長、カナリアス・バレアレスへ伝えよ。 『我へ続け』と」
バウロの命を受け、ビッテンベーグは矢次ぎ早に号令を発する 彼の覗く大型双眼鏡には 4隻の艦影が移っている。 見張り員に寄れば一番大きな艦影は旧式巡洋艦カヴェンデッシュ 級だ。その19.1cm砲は仏の装甲巡洋艦に対抗する為に造られたもので最大射程19300m、 建造当時は何処の装甲巡洋艦もアウトレンジ出来るとされていた。其の単装砲を七基装備して いる。 「目標! 最後尾のカヴェンデッシュ級。 主砲左舷砲撃戦」 「左32度、敵巡洋艦」「諸元入りました」「主砲1番 良し」「主砲3番 良し」「主砲4番 良し」 「撃ち方 始めィ!!」(同時に警報ブザーが鳴り、甲板の水兵が物陰に隠れる) 一瞬の閃光の後、艦全体を包む砲煙。轟音が海面を打ち、砲弾は飛翔し、遥か20000m 以上の海面を叩いた。 「近弾!!!」 弾着観測→電探諸元を元に距離と方向偏差を加えて第二弾、第三弾と砲撃を加える。 「敵艦発砲!!」 彼方の艦影が赤白い閃光を発する。数十秒後、砲弾が飛来。 水中が上がるもまだ遥か手前だ −お返しに撃ち返す、第6斉射で夾叉弾が出た。 向こうの弾丸は未だこちらには届かない 相手はやはりカヴェンデッシュ級のホーキンズだった その19.1cm砲ではこちらまで砲弾を届ける事は出来ない。直後、砲撃音 「命中しました!!」 水柱の間に直撃の閃光を見出し、艦橋内に歓声が沸き上がる。 巨弾を浴びたホーキンズは 激しく黒煙を上げつつ傾斜を強めつつある。
2話 巨弾。そうパウロ少将が指揮する艦は、戦艦だった。 スペイン海軍の誇る弩級戦艦「エスパーニャ」級のハイメ一世(U) 基準排水量:14450トン。列強の弩級艦思想に便乗して計画された物で、「世界最小の弩級 艦」として後世に伝わっている艦である。 だが、船体が小粒でも主砲は立派なもので30.5cm (L50)連装四基を全部甲板に一基、艦橋と煙突の間右舷よりに一基、煙突と後檣の間左舷 よりに一基、後部甲板に一基搭載している。 竣工時には10.2cm単装砲20門と47mm単装 砲4基が有ったが、フランスでの修理・近代化改装にて10.2cm単装砲を8門に減じ、替わりに 10.5cm連装高角砲4基を艦中央部に集中配置し、他には37mm連装機銃8丁を各砲塔上に 装備している。機関も「ラ・メルポメーヌ」級の物を流用し15500PSから22500PSに向上し、最 高速力も19.5ノットから21.5ノットに上がっている。 後は装甲厚増加に伴い、船体にバルジ 追加と、揺動対策にキールの大型化をした位である。 通商破壊艦としては不向きだが、スペイン沖を我が物顔で通行する英国船団を襲うには絶好の 艦だ。 ハイメ一世がホーキンズを打ち据えている間にカナリアス・バレアレスも砲撃を開始し、20.3 cm砲計16門を撃ちまくっている。 目標は、接近中の通称B級駆逐艦のバシリスク、ビーグル、 ブリリアントの四隻、健気にも彼女らは船団を守ろうと煙幕を張りつつスペイン重巡を備砲で牽制 している。 ハイメ一世とカナリアス・バレアレスが標的としているのは勿論英船団だ。
シンガポールからイギリス本土へ戦略物資を輸送中のIK14船団。 完熟訓練をかねて通商破壊作戦任務中だったフランシスコ・デ・パウロ少将は同盟国独逸から 同船団の情報を入手。ただちに艦隊を急行させた。 IK14船団は補足可能な位置を航行して いたが、海図を睨むパウロ少将は眉をひそめた。IK14がブレストを発した味方船団に極めて 近い航路をとっていたからである。 パウロの予想通り、実際に両船団はきわどい距離で会敵した。 英の植民地であるシンガポー ルは英国にオーストラリア経由で米国から買い付けた物資を支援する。そして独仏は燃料事情の 逼迫したイタリアを支援する。二つの船団ルートがスペイン沖で交差するのだ今日のような事態が 起きなかったのは、奇跡に近い。 普通なら小規模の護衛しか持たないために「申し訳」程度の戦闘 で済むが今回は英船団には「レゾリューション」が、仏船団には「ベアルン」が居た為、戦闘が生起した。 幸い、「ベアルン」からの先制雷撃隊が「レゾリューション」の艦首に魚雷2本、B砲塔付近に60kg 爆弾3の損害を与えた為にR級戦艦は速度を落として落伍したが、英護衛空母艦載機と「ベアルン」 の戦闘機との戦闘が続いた所にスペイン艦隊が登場したのである。 「敵、巡洋艦沈黙」 ハイメ一世は30.5cm砲弾を5発命中させ、ホーキンズを炎上させた。 カナリアスは接近して 来た駆逐艦バシリスクを撃沈、バレアレスもビーグルに20.3cm砲弾2発を命中させたが、反撃 の魚雷を1発を食らってしまった。 ビーグルもブリリアントも反転し、煙幕の中へ後退して行った。 本来ならばハイメ一世もカナリアスも敵を追撃する所だったが、機関区にダメージを受けたバレ アレスを放って置く事は出来ず、止む得ずカナリアスにバレアレスの消火を手伝わせ、旗艦だけを 船団攻撃に向かわせた。
護衛の巡洋艦や駆逐艦ですら歯が立たなかったのである。船団の貨物船やタンカーは煙幕を 盾に脱出を図ろうとしていたが、その速力はせいぜい10数ノット。逃げ足の遅い羊達は狼に狩り 取られる運命だった。 せめて一時にやられまいと散開するがその中に突き進むスペイン艦隊。 ハイメ一世は30.5cm、10.5cm連装高角砲、10.2cm単装砲、果ては37mm機銃まで 撃った。それ程肉薄しての戦いだった。 砲撃を受けた貨物船は炎上し、高角砲弾や機銃を浴び たタンカーは強烈な火炎を吹き上げ、大西洋を赤一色に照らしあげた。 「近くに護衛空母も居るはずだ、沈めてドイツ人に借りを返すぞ。 敵空母を探せ」 パウロはパイプの煙を火炎のように吹きつつ言った。 修羅場と化した海上をハイメ一世が突き 進む、遅れて、バレアレスを帰還させたカナリアスも突き進む。 高揚感が艦隊上層部を駆り立て 、英雄感を募らせて行った。 だが、待て。 フッドを屠った独首脳部も思わぬ副兵に足を切断され損傷を被り、渋々「ライン演習」を中断せざ るを得なかった。残りの獲物をあきらめて退却せざるを得なかったのではないか。 まさに同じ事がパウロたちの身の上に起ころうとしていた。僚艦カナリアスから 「敵 駆逐艦 発見」の報告がパウロに入る。 スペイン戦艦の見張り員は目を凝らすが、敵艦は見つからない。海上に立ち込めた黒煙が視界を 奪い、漂い続ける船舶の残骸がレーダーの死角を作り出したからだ。 否、それ以前に奢りが有った。 「「駆逐艦だと?? われわれが探しているのはそんな小物ではない、『空母』だ!!」」 という意識である。 だからこそ対応が遅れた。英駆逐艦ビーグルが黒煙から飛び出し、僅か 6200mから魚雷を放って来た時も、咄嗟には反応出来なかった。
発射された魚雷はビーグルから8本、ブリリアントから4本。 雷跡が扇形と成って、ハイメ一世 に迫ってきた。 「面舵一杯!! いや、取り舵40!! 機関全速!!!」 炎上しつつ近づいて来るタンカーを見ながらパウロ少将は急いて指示を訂正した。 急速転舵、 弩級戦艦ハイメ一世が波頭を切り裂き回頭する。一本は輸送船に止めを刺し、3本はかわした。 助かった。 と、そう思った瞬間、別の魚雷が白濁した海面の下を突進して来た。 号令を発する 暇もない。 衝撃が下から付き上げ、パウロ達を床に叩きつけた。大音響と不気味な振動が艦を襲う。 ハイメ一世、右舷後部に魚雷1 被雷。 艦長達は直ちに防水処理を指令。乗員達が慌てて船体 を駆け巡る。 悪夢は続く。 ビーグルの放った12cm砲弾が、次々と周囲に落下。内数発がハイメ一世に直 撃するがかろうじて舷側装甲に弾かれる。 ただ、衝撃が乗員達に精神的ダメージを与える。 すかさず、副砲に攻撃命令が下されたが、前述の残骸船舶と黒煙が視界を阻み、思ったように 駆逐艦を狙うことが出来無い。 結局スペイン艦隊の反撃はカナリアスが戦列に戻るのを待たねば成らなかった。重巡は主砲に よる砲撃を開始、ブリリアントに直撃一発を与えた。 英駆逐艦2隻はこれ以上の深追いは厳禁と ばかり、再び黒煙の中へ退避。カナリアスも旗艦の損傷を心配して深追いはしなかった。 流石に危機感を感じたパウロ少将は、一時撤退を指示、戦況を把握すべく、戦艦と重巡を戦場 から脱出させた。
4話 11/11 23:21 ハイメ一世はエスパーニャ級の三番艦として1921年に竣工した。 スペインの、その長い歴史において、一時は「太陽王国」「七つの海を支配する国家」として名を 馳せていたスペイン海軍だが、十六世紀イギリス艦隊に敗れてから没落の一途を辿った。植民地 を奪われ、今は沿岸防備に徹するのみである。 だが、1908年。 非効率な海軍工廠を、英造船資本導入によるスペイン造船会社に改組し 、これにより弩級戦艦の建造を命じた。これがエスパーニャ級で、英造船会社の設計により、主要 材料等は全て英国に仰いで建艦された。 ただ、各国の弩級艦並にするとドックの大きさに制限 が有るため、現有ドックの拡張工事が必要になる為、止む無く16000トン程度の世界最小の 弩級戦艦と言うよりか、海防戦艦的なものに成ってしまった。 それでも、主砲配置は同時期の ネプチューン級を踏襲しており堅実な設計と言える。 ただ、姉妹船エスパーニャは内戦の影響で大破着底しており、ハイメ一世も味方からの誤爆を受け、 自陣営の港でWW2まで放置されていたのである。彼女は朽ち欠けるかと、誰もが思った。 だが、陸軍大国フランスを倒し、欧州では海洋国家イギリスを降伏一歩手前に追い込んだドイツ 第三帝国が、かつての太陽王国スペインに同盟を持ちかけた事で状況は変わった。
アドルフ・ヒトラーがフランシスコ・フランコ将軍に交渉を持ちかけた結果。 スペインへの各種 兵器の貸与と既存艦艇の近代化が認められた。其の時、フランコ将軍はドイツにフランスの 中型戦艦を要求したが、居合わせたフランス代表が難色を示した。ヒトラーにしても地中海と インド洋で英東洋艦隊への抑止力に成っているダンケルク級は易々と貸与する事は出来ず、 結局は戦艦級の貸与はスペインの働き次第を見る事によって判断する事になり、替わりにフラ ンスでの「ハイメ一世」の全面近代化改装に漕ぎつけたのである。 同時に、旧態化した巡洋艦も改良しドイツ製の射撃完成レーダーと新型魚雷を搭載している。 その後、半年間の独仏士官による訓練により、ようやく2級海軍並の練度が期待できる様に なった。(フランスからユダヤ系軍人の派遣が決まった事も練度の向上に一役買っている) 装備だけを渡したドイツに対し、専ら教師役に徹したフランスはスペイン海軍を自国の艦隊 編成に組み込む様な事はせず、訓練終了後は指揮権をスペイン海軍に返還した。 当初、スペイン海軍はドイツ・フランス海軍と共に作戦に加わろうとしたが、いかんせん主力の ハイメ一世の速力と航洋能力に問題があり、遂行能力に問題があるのと、せっかく修理なった 主力艦と重巡を失うことへの心配から。結局がスペイン沿岸の防衛程度しか仕事は回って来な かったのだ。 戦艦一隻に足して巡洋艦は2隻が付いた。カナリアス級のカナリアスとバレアレス である。バレアレスは内戦時に自国駆逐艦の雷撃を受けて沈没してしまったが、同盟締結時に ドイツより地中海で鹵獲した重巡ケント級「サフォーク」を譲渡された。奇しくもケント級はカナリアスの 母体となった艦であり、基本構造が似ていたために古参兵のなつきも良かった。
「撃沈確実 18隻か、内一隻は巡洋艦。 一気にスコアを伸ばしたな だが、こちらの被害も侮れん。」 戦果報告を聞いてもファン・デ・べルボン・イ・ビッテンベーグ艦長の表情は優れない。ハイメ一世は 敵駆逐艦の雷撃を受けて12センチ砲弾8発と53.3cm魚雷を受けていた。 特に深刻なのは魚雷だ。 左舷後部に命中した事により左舷機械室に浸水。非装甲区画による浸水が相次いだ為に速力の低下 は免れないだろう。 「作戦の中止を本国へ打電せよ」 フランシスコ・デ・パウロ少将が決断する。唯一と言っても良い主力艦だ。本国の司令部も良い顔は しないだろうが無理は言って来ないだろう。 それにIK14船団には壊滅に近い打撃を与えているのだ。これ以上欲張っても大した戦果も上がら ないだろう。 「速力はどうだ??」 「16ノットまで回復しました。運用長の報告によれば、18ノットを超えれば補修箇所に再び浸水の危険 性が有るそうです。」 ビッテンベーグ艦長は密林のような眉を顰めて答える。革命の折に革命派に組し、このハイメ一世に 補されて約一年。商戦狩りも三度目(二度は仮装巡洋艦にて)だが、これ程のピンチは 初めてだった。 幸いいまのところ沈む恐れは無いが、問題は位置だった。どの港からも離れているのだ。 進むべきか、戻るべきか。 どちらにも味方と敵がが待っている。進めばドイツ・フランス本国艦隊と英国本国艦隊。戻ればフランス 地中海艦隊・イタリア海軍と英国地中海艦隊。 「とりあえず一番近いところに味方が居る。昨日、作戦協力した船団だ。まだ追いつける」 昨日は空母「ベアルン」の艦載機と上手く連携する事が出来た。 ベアルンは建艦中止した戦艦「ノルマンディー」級の船体を利用した物で 基準排水量:31200トン 全長:194m 全幅:32m 速力:30ノット 搭載機:40機(半分を甲板に置く)。 飛行甲板の長さが短く、実用性に乏しかったが。ドイツとの空母建艦の為の技術交換の為にカタパルトの 技術を手に入れ、現行の戦闘機、雷撃機が運用できるようになった。 ベアルンと合流すれば、その対潜哨戒の傘に入ることができる。眼下の敵に対する脅威も 薄れるはずだ。
「名案ですな。しかし、反対します」 短い首を振るビッテンベーグ艦長。パウロも特に意外そうな顔はせず、先を続けさせた。 「本艦は既にイギリス海軍最大の攻撃目標となっており、合流すれば味方船団に危機が及ぶ事 にも成ります」 「ふむ、貴官の言う事ももっともだ」 既にイギリスがハイメ一世を捜索している事は、既に無線の傍受にて関知していることだった。 通商破壊戦には一般には仮装巡洋艦や潜水艦を使うのが一般的だ。 隠密性、それに効率から言っても潜水艦が通商破壊に向いているのも明らかだが、各国とも 水上艦を同じ任務から引退させようとはしなかった。 レーダーや航空機の発達によってWW1 の様な大活躍は不可能になっているにも拘らずでもある。 水上艦を投入するのは、その力と存在感をアピールする為だ。敵国にプレッシャーを与え、自国 民を鼓舞する。それは隠密行動が主体の潜水艦には出来ないことだ。だからこそ、イギリスは ウォースパイトやレナウンを、ドイツはビスマルク・ティルピッツとシャルンホルストを、フランスは リシュリュー・ジャン・バールやストラスブールを大洋に放つのである。 水上艦が敵の目を引き付ける事によって、友軍の通商破壊艦艇の仕事がやり易く成る事も大き な理由だが、やはりパワー・プロジェクションこそが水上艦の最大の役割ともいえる。
最も、それは諸刃の剣でもある。通商破壊の水上艦が敵の手にかかって沈められてしまえば 正反対の結果になってしまうからである。敵の士気は高揚し、自国民は憔悴する。 だからこそ、通商破壊艦の運用には慎重を期さざるを得ないのだが、ドイツ・フランス・イタリア の姿勢は積極的だった。 「脱出方向は北だ」 パウロの判断に今度は異論は無かった。北− −−北に行けばフランスやドイツの傘に入ることが出来る。 東方ースペインに戻れば、通商破壊をしている「ジャン・バール」を追いまわすイギリス大西洋 艦隊が待ち受けている事は間違いない。 旧式のR級戦艦が2.3隻、唯一の16インチ砲艦 ロドネーの南下も考えられる。(第二次ライン演習でネルソンはリシュリューに大破され修理中) 入港できる港が限られるので、大英帝国の低速艦でも補足可能なのだ。 南にいけばジブラルタルからのイギリス地中海艦隊が待ち受けている。KG5級の二隻とレナ ウンが待ち受けている。 北に行けば ドイツ本国艦隊のビスマルク、プリンツオイゲンとUーボート。フランス本国艦隊 のクレマンソーとシャトールノーと基地航空隊の傘に入ることが出来る。イギリス本国艦隊も考え られるが、味方が多いほうが安心だ。 「本国の司令部は良い顔をしないだろうが、反対もしないだろう」 協定を結んでいる枢軸海軍の港では、避雷箇所の修理も可能だった。だが、作業は相手任せ になる為に、どの程度待たされるかが解らない。次の作戦行動も立てられない以上、上層部が 喜ばないのも確かだが、帰港途中に撃沈されるよりかはマシだろう。
「北に向かっても油断は出来ない。もし、追ってくるとすれば何があるか」 パウロが言うと、副官が海図の上に敵艦を示す駒をばら撒いた。 「追撃戦となるとR級とネルソン級といった、低速戦艦は除外されますし、距離も遠すぎます。 フッドが海底から戻ってきたと言う情報は聞きません。クイーン・エリザベスとバーラムはアレキ サンドリアに、マレーヤはインド洋に、ヴァリアントよレパルスはセイロンで修理中。」 「ウォースパイトは??」 「修理は既に終わっているそうですが、ジャン・バールに痛めつけられたので港から出てくる気配は ありません」 「怖気づいたか、気に食わんな。出くわすと厄介なキング・ジョージ・五世級はどうなんだ??」 「キング・ジョージ・五世、デューク・オブ・ヨークはスカパフロー。プリンス・オブ・ウェールズはU− ボートに沈められました。アンソンとハウは修理中です」 「新戦艦のライオンとサンダラーは??」 「もう船体の儀装は終わっているらしいですが、砲塔は載っていないそうです。通商路を独仏伊で 締め上げておりますので資材が足らないのでしょう。後、1年は実戦は無理でしょう」 「ジョンブルを甘く見ないほうが良い、奴らはこちらが思ってもみなかった行動に出るからな」 「艦隊型空母は、本国周辺、地中海、インド洋、と 分散しております。しかし幾らなんでもフラ ンス本土の近くまで空母を近づける事は無いと・・・ おっと、甘く見てはいけないのでしたな」 「もっとも大きな脅威は潜水艦。それに通商破壊作戦中の巡洋戦艦だな。この低速の艦 では、巡洋艦にすら振り切れん。奴らに見つからないうちにフランスへ逃げ込んでしまおう。 フランスに着けば、クレマンソーやシャトールノーが有る。彼らの応援が有れば、 まだまだ大英帝国に一泡も二泡も吹かせられる」 パウロがパイプに火を点し、一服をつける。それを横目にビッテンベーグが呟く 「いやいや・・・まだその前の段階だ。果たして本艦らが無事に辿りつけられるか・・・」
翌日 前路を警戒するカナリアスの後ろを、ハイメ一世は追っていた。たった二隻のスペイン艦隊の 北進である。 大西洋の波は刻々と高さを増し、カナリアスのマストが上下に揺れる。その艦尾が 跳ね上げる波浪は細かく散り、重巡の姿は霧の中を駆ける様であった。ハイメ一世自身も艦首 から潮煙を吹き上げ、船体に不釣合いな12インチ砲塔までもが飛沫を浴びていた。 空の大部分を占めていた初夏の綿雲も、驚くべき速さで千切れ飛んでいく。鋭い風を受け、戦艦 の信号索は悲鳴のような声を上げていた。 「悪天候は願ってもいない事だ。飛行機は飛べなくなるし、潜水艦も海面近くには居れまい」 双眼鏡を覗きながらビッテンベーグ艦長はほくそ笑んだ。視界もずいぶん悪くなっており、それ だけ発見の確立も落ちるという事だ。 「思ったよりもツキはあるようだな」 航続距離の短いカナリアス(15ノットで8000海里)は海が荒れる直前に味方船団と合流した 際にタンカーから補給を受けていた。もし、順序が逆ならば、今ごろは時化の中で立ち往生して いた筈だ。 避雷によってハイメ一世の速力は18ノットに制限されている。それでも、まだ普通の商船等よりも 遥かに速い。仮に追跡してくる艦艇が有ったとしても。この波浪では難儀しているだろう。 「艦長、パウロ少将がお呼びです」 副長に言われて、ビッテベーグは嫌な予感がした。公室に出頭すると、直ぐにその予感が的中し たことを知った。 悪天候が味方をしてくれることは確かだが、天候など全く意に介さず追ってくるものがあった。 電波だ。
目に見えない「電波」と言う敵が、ハイメ一世を追いかけ、圧力を加えていた。 「イギリス軍は、本艦を沈める為に多くの潜水艦を出撃させているそうだ」 パウロは机の上の無線信号文の束を掌で叩いた。 「どちらの情報ですか?」 「どちらかもだ、本国からもイギリス軍からも」 「そんな解りきった事を、また煽らなくてもいいものを」 「いや、それだけではない。奴らは、戦艦を含む有力な討伐部隊を本艦退治に差し向けている そうだ」 「戦艦の艦名は?」 「公表されてはいないな」 「出来ないからですよ、そんな艦は存在しないのです」 「しかし、ウォースパイトの位地だけは、まだ掴めてはいない」 「そうでしたな・・・」 ビッテンベーグ艦長は固い表情のパウロ少将をまじまじと見詰めた。 「少将、たしかにウォースパイトが追ってきている可能性も有ります。38.1cm砲対30.5cm砲 の戦いでは、苦戦を免れません。速度も出ない上に味方は重巡のみ。圧倒的にこちらが不利だ。 しかし、今そんな事を憂いて考えて消耗する事こそ、奴らの思う壺ではないでしょうか」 「偽電か、そうかもしれんな」 「我がスペインがイギリスの後塵を拝する事にもなったのは、奴らの狡猾な知恵による物です。 年端の行かない洟垂れ少女を女王に仕立て、我が国を欺いた奴らをそう簡単には信じては 成りません。警戒は必要ですが、それ以上に過敏になることはありません」 「分かっているよ、艦長」
本当にそれならば良いが、と、思いながらビッテンベーグは円に切られた外の暗鬱な海の景色に 目をやった。 隠れ蓑に成ると思っていた天候だが、良い事だけではない様だ。まったく、気が滅入って来る。 大英帝国に一泡吹かせると息巻いていた少将が僅か一日でこの有様とは。 「おや?」 机の上の電文綴りを目にしていたビッテベーグはワザと弾んだ声を出した。 「悪い事ばかりじゃない。本艦を援護する為に味方の潜水艦も集まっているそうじゃないですか」 「通商破壊戦に出てる一等潜水艦ばかりだ。U−ボートが10数隻、ルドゥタブル級が数隻か」 「それにフランスの領海に近づけば、奴らだってそう簡単には」 「それはそうだが−−−」 パウロの声は途中で遮られた。 砲声、すぐ近くだ。
暗灰色の洋上に閃光が走る。耳がまた衝撃で痺れている内に、次の発砲音がした。 先行するカナリアスの砲撃だった、近距離の海面に8インチ砲をぶっ放している。 「カナリアスから通信。潜望鏡を発見との事です」 「潜望鏡?」 たったいま味方潜水艦の話をしたばかりだ。まさか同士討ちではないのか? パウロは急いで カナリアスに射撃中止を命じ、見張り員を増員して海面の監視を行わせた。 「ソナーの反応は?」 「反応なし」 「聴音状況悪し」 重巡の砲撃の余波だ。いや、それ以前に海が荒れている。 「全艦、対潜警戒を続けよ」 ビッテンベーグ艦長は舌打ちをした。「対潜音響戦闘管制」こそ発令しなかったものの、見張り員を 強化させた。一時間ほどその態勢を取らせらたがカナリアスが見つけたと言う潜望鏡も、撃沈の 証である重油や破片も発見できず、怪しげな水深音もキャッチできなかった。 流木の見間違いと言うことで騒動は落ち着いた。見間違い自体は良く有ることである。特に緊張 し、精神に余裕が無いときには。 その後の丸一日、潜水艦発見の報告が五度あり、警戒配備が繰り返されたが、いずれも誤報で 有った。二日後、消耗したスペイン将兵の前についに敵が出現した。第一波は海でなく、空で あった。
18 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 03:41:06 ID:wZU6hIy1
「電探(RDF)に感!」 0535時。電探伝令の声に、ハイメ一世の環境が緊張する。 「小編隊。左舷から近づく。高度500.敵味方不明」 「鳥ということはあるまいな」 ( ゚∀゚ ) 「まさか、電探に引っかかる鳥が居ますか!」( ゚Дメ) 流木を潜望鏡と間違えるのは訳が違う。ビッテンベーグ艦長は対空戦闘準備を下令した。 「友軍という事を示す連絡は無いのだな」 「もうこちらも見えている」 左40度方向。双眼鏡の中に数奇ずつに別れた小編隊が映っていた。全部十数機と言った所だ。 低空を飛んできたため、電探にかかるのが遅れたのだ。 昨日まで続いていた曇天も、既に回復している。すっきりとした青空だが、接近してくる飛行機の 挙動を見ては、とても爽快とは言い難かった。 攻撃機はさらに高度を落とし、編隊を扇状に広げ て来る。 「雷撃機だ! 対空射撃、急げ!」 ビッテンベーグが叫ぶ 敵は英国海軍のバラクーダ艦攻。少ない機数から行って、英国の護衛空母の搭載機を差し向け て来たのだろう。 大型の艦隊型空母をフランス沖くんだりまで接近させるのは考え難い。恐らくは 船団護衛の油送船改造空母から発艦したものだろう。
(後にIK14船団からの物と解る。商船空母は発艦作業を終えた所にUボートにより大破させられた) 少数とは言え、雷撃機は脅威だ。今回はベアルンの戦闘機が護衛をしてくれるわけではない。 「撃て!!」 30.5cm砲に眼一杯俯角をかけて斉射する。海面が弾け、大きく盛り上がる。水柱で雷撃機を 墜とそうと言うわけだが、バラクーダは既に懐に飛び込んでおり、主砲の斉射は一回だけに留まっ た。 「敵機、魚雷投下!」 「雷跡左35度! 向かってきます」 「面舵!!! 一杯!!!!」 雷跡を睨みつつ、回避運動。同時にハイメ一世は対空射撃を撃ち出した。 ハイメ一世は前述の通り、副砲の一部を下ろして対空砲を増加している。10.5cm連装高角砲 4基と37mm連装機銃8丁は大型巡洋艦にとって充分な装備だ。 追従するカナリアスも10.5 cm高角砲と37mm機銃と13.2mm機銃で応戦。二隻は激しく弾幕を張り巡らせる。が、撃墜 できたバラクーダはたったの2機だけだった。 一方、バラクーダ艦攻も練度が低く、ヒヤリとした のは左舷を掠めていった最初の一本だけで、残りは魚雷は見当違いの方向へ疾走して行ってし まった。
0542時。初戦は7分ほどで終了し、英軍機は帰頭。 0712時。またも英軍機が姿を表した。機種は今度はウォーラス飛行艇一機のみで対空射撃の 届かないところを回っているだけだ。 触接機だ。スペイン海防戦艦の位地や様子を逐一自軍に報告しているのである。 目障りだが、打つ手は無い。水上機は積んでいないので、追い払う事も出来ない。 「いっその事、主砲を撃ってみては」 と、砲術長からの意見具申もあった。 ハイメ一世の主砲は26300mの射程を誇るが、巨弾が 当たるのは駆逐艦までの大きさまでで、航空機などの小さい的を狙うのはあまり得意ではない。 「確かに届きはするだろう。だが、当たりはしない。砲弾の無駄遣いだ」 撃って追い払いたいと言う誘惑はあったものの、流石にビッテンベーグ艦長は現実的だ。 「それより、フランスに連絡を取って、迎えを呼んだ方が良いでしょう。ここらの海で同盟国の艦艇 が沈んでは、ダルラン提督(フランス外相も兼任)も寝覚めが悪くなるはずだ。なに、こちらの位地 は既に敵さんに知られているわけですし無線で呼んでも差し支えは無いはずです。」 ビッテンベーグの具申にパウロ中将も頷き、援軍要請は直ちに実施された。 それから3時間あまりが経過した、1014時。上空の敵機が去り、緊張が緩んだのもつかの間。 水平線の向こうから近づきつつある物が有った。
「電探に感! 複数の艦艇」 「マスト6本、40度、26500!!」 電探、続いて見張り員からも報告が入る。 敵か? 味方か? パウロ少将は貴下の二隻に取り舵を命じた。同航戦の態勢に占位する。 「通信は無いか?」 「何も入っておりません」 無線も発光信号もなし。先方がさらに距離を詰めてくるのを見たビッテンベーグは総員戦闘配置 を命じた。 「ちっ、敵の方が早かったか」 右主砲戦用意を下令するビッテンベーグ艦長。緊張感を孕んだ時間が、じりじりと経過していく。 やがて見張り所は先方の変針状況に加え、艦種までも伝えてきた。 「巡洋艦3 駆逐艦3」 「巡洋艦はカヴェンデッシュ級1、リアンダー級2の模様」 「またカヴェンデッシュ級か」 数日前に砲をかわしたホーキンズの同型艦のフロッピシャーだった。19.1cm単装砲7基を搭載 した旧式艦。 残りの二隻は軽巡リアンダーとオライオン。共に15.2cm連装砲4基搭載。英巡洋艦の煙突は 大体が三本で、一本しかないリアンダー級の見分けは直ぐにつく。 残りの三隻はC級駆逐艦のクレセント・クルーセイダー・シグニットの三隻だった。
このクラスは戦前の1937年にカナダ海軍に譲渡されたのだが、大戦がはじまると再びイギリス が引き取り、船団護衛に使用していたのだ。 (頻繁にカナダとイギリスの間で軍籍を変えていたので、まるでコウモリの様だと、フランスが 抗議していた) 「やはり船団護衛の部隊から分派されてきた物と見えます」 「敵戦闘艦、24000mを切ります」 「射撃用意を完成せよ」 二対六の闘い、ビッテンベーグの頭にあったのは「先手必勝」の一念だけであった。乱戦で懐に 飛び込まれて被害を受けたのだ、あの卑怯者をちかづけてはいけない。 「方位盤、良し」 「撃て!」 轟音と共に1番主砲が火を噴く。猛烈な爆風が艦橋の遮風硝子をビリビリと揺さぶる。それが止ま ぬ内に着弾。2発の30.5cm砲弾が海水を威勢良く吹き上げる。 「艦を回せ」 今のままでは艦首の2門だけしか指向できないので、回頭をする。が、敵艦が逃げるそ振りを 見せる。前のホーキンズは敵わぬまでも果敢に応射して来た物だが、今回の敵は数で勝っている はずなのに、煙幕を展開しつつ転舵した。 「見敵必殺の伝統も廃れたと見える」 「追撃は可能かね?」 パウロ少将の問いに、機関長から19ノットまでならば可能と返事が来る。海面が穏やかな為に 僅かだが速力が回復してきている。
「よし、追撃だ」 ハイメ一世も増速して追い駆ける。 僚艦のカナリアスは30ノットの快速を飛ばす事が可能だが、パウロはその手綱を引き締めた。 重巡だけが突出しては万一に各個撃破になる。チャンスを与えるだけである。 それに、今はフランスの港に入る事が先決であり、敵の撃滅は二の次だ。30分ほど追い駆けて 反転。 ところが、敵はこちらが追い駆けるのをやめると、途端に追撃を仕掛けてくる。そしてスペイン 艦隊は相手をする、逃げる、追い駆ける。そんな事が二度三度、起きてスペイン艦隊首脳部の 苛立ちが頂点に達する頃。 「命中! 命中です!」 射撃指揮所から弾んだ声が入ってきた。 ハイメ一世の砲弾が落下した辺りに、巨大な水柱が上がっている。それが崩れたときに、敵巡洋 艦が無残な姿を晒していた。 軽巡リアンダーが30.5cm砲弾の直撃を浴びたのだ。轟火と黒煙、そして傾きかけた船体が 遠くからでも断末魔の悲鳴を望遠鏡に映せている。 苛立ち始めていたスペイン艦隊首脳部たちが、歓声を上げ始める。 だが、直後。歓声が消えぬうちに時体は一変する。電探室からの報告を聞いた一同は、顔から 血の気が引いていくのを実感した。 「電探に感! 大型艦です。0度方向(真正面)電側距離27000m!」
現れたの敵輸送船団なのか? いや、英艦隊の指揮官が、あれほどの危険を冒したのだ。 味方の船団を危機に陥れる失策をするはずが無い。 相手は戦艦だ。追撃をしていたはずのスペイン艦隊は実は英戦艦の待ち受けるポイントに誘導 されていたのだ。 「敵はウォースパイトか?」 「戦艦ですが、艦形不明。一隻のみです、20ノットで接近中」 「攻撃目標を敵戦艦に変更」 「了解。取り舵。右主砲戦用意、的側急げ」 ビッテンベーグ艦長が早口で指示する。 厄介な事に成った。相手が何級であろうと、イギリス戦艦で有る以上、ハイメ一世よりも大きな 主砲を積んでいるに違いない。 通商破壊艦の鉄則にして、強敵に出会ったときの鉄則として、快速を生かして撤退をするに 限るのだが、今のハイメ一世は16ノットしか出ない。(全力発揮でも逃げられるかは微妙だが) 更に、敵に背を向ければ。艦尾に二門しか指向出来ない。砲配置が背負い式でない為に 舷側の砲塔二基四門が遊んでいるのだ。主砲配置のデメリットが出るのはこういう局面だ。 パウロとビッテンベーグは敵の頭を抑えて全力射撃をしつつ、離脱すると言う戦法に出た。 (丁字戦法)
当然、イギリス艦隊も気付いて、軽巡部隊を前に出し、増速する。面舵を取って同航戦の用意。 「敵戦艦、変針。増速」 「敵艦はロイヤル・サブリン級の模様」 「何!、R級が何故こんなところに?」 接近、変針して見せた敵艦はまさにR級戦艦の特徴を有していた。三脚艦橋、直後の一本煙突 、後檣。イギリス戦艦の中では最もシンプルな艦容である。(ネーム・シップのロイヤル・サブリン級 以下、全てRで始まる名前のためにこう呼ばれる) パウロたちが驚いたのは、全く予想していなかった局面での対峙だったからである。もし、ハイメ 一世を追撃してくるのであれば、高速艦の筈だった。低速で旧式のR級戦艦では万が一にも取り 逃がす可能性がある。しかし、パウロの前に現れたのはR級戦艦−−−「レゾリューション」で あった。 何もおかしいところは何も無い。比較的新しいKG5級はいざと言うときの為に本国にて温存されて いるが、R級のような旧式戦艦は気軽に船団護衛に使用されることが多い。そしてレゾリュ−ションは 船団護衛に用いられたが、先の戦闘で「ベアルン」の艦載機の雷撃により損傷した為に大事を取って 船団よりも早く本国に帰還する途中に遭遇したのである。 そんな事を見落としていたとは、パウロ達がいかに、追い詰められていたかの証拠と言えるだろう。 レゾリュ−ションは、本国帰還前にハイメ一世包囲網の連絡を受けて東進。それと連携する英艦隊 の巧妙な誘導作戦により、ハイメ一世はまんまと戦艦の前におびき寄せられたのである。
旧式の為に、英海軍内では「棺桶戦艦」「旧弩級戦艦」「大型護衛艦」とまで言われているR級だ。 一年半前のジブラルタル沖海戦では、姉妹艦のロイアル・オークがフランスの戦列艦ダンケルクに 撃沈されている。 それでも、この局面に置いては強敵である事は間違いは無い。レゾリュ-ションの 主砲は、ハイメ一世よりも強力な15インチ八門。速力は損傷を受けているとは言え、22ノットでハイメ 一世よりも早い。(同じ魚雷一本でも、艦のサイズとダメコン能力で差が出る) 「敵軽巡洋艦、変針、増速。本艦の前面に回りこみます」 沈没しかけている軽巡リアンダーの横をすり抜けて、フロッピシャー、オライオン、C級駆逐艦三隻が ここぞと言わんばかりに攻撃位地に占位している。 ハイメ一世を誘い込んだ手腕と言い、味方戦艦に対する支援行動と言い、流石は一世を風靡した 英海軍である。 パウロ少将は臍をかんだ。 「孤立無援、味方はカナリアスだけか」 「枢軸潜水艦が集結中のはずですが」 「それよりフランス海軍は何をしているんだ?」 募る危機感が幕僚達の口からこぼれる。フランスの玄関口に、何故に敵の戦艦(しかも手負い)が うろつく事が出来るのか?
それはフランスとイギリスとドイツとの微妙な力関係が齎したものだ、両国のいびつな戦力的関係が 英独仏のひしめく海域に空白をもたらしたのだ。 「『カナリアス』から入電。我、前敵掃討に入る」 先行する重巡洋艦は、退路を断とうとする敵艦隊の先頭艦に狙いを定めた。 本来なら、ハイメ一世の主砲と共同でレゾリュ-ションに対抗したいところだが、退路を塞ごうとする 小物も無視するわけにはいかない。痛し痒しだ。 0950時。カナリアスは、果敢に発砲を開始した。目標は最大の脅威と思われたフロッピシャーで ある。狙われた同巡洋艦も応戦。互いの中興警報が盛んに火を噴き、相手を海底に引きずり込もうと している。 20.3cm砲8門対19.1cm砲7門の戦い。数字を見るだけなら、僅差だが、両者の間に は10数年の開きがあり、建艦技術・用兵思想に違いがある。それは砲の速射性や射撃管制装置の 差となって現れた。 砲戦開始後第2斉射目でカナリアスに夾叉が出た。フロッピシャーは未だに見当違いの方向を着弾 させていた。 第五斉射後には直撃弾二発が命中。第二煙突と後部甲板に砲弾を受けたフロッピシャー は、煙路を破壊され、脱出用のカッターを消し飛ばされ、後部機械室にダメージを受けた。 数千度の熱を持つ業煙が単装砲に取り付いていた水兵を焼き、甲板を炎上させる。 直後、遊爆した魚雷により、フロッピシャーは炎上する。 一方、未だ無傷のオライオンが距離を詰め、射撃を開始。15.2cm砲八門が轟然と火を噴出す。同砲は 戦艦ネルソン級の副砲を改良した物を用いており、最大射程は23300mであり、射程では 戦艦であるハイメ一世とほぼ互角である。
一方、ハイメ一世も射撃照準を整えて応戦する 「主砲、撃ち方始め!」 測距に耳を済ませていたビッテンベーグ艦長が号令を発する。 警報ブザーが鳴った後に、ハイメ一世は主砲を斉射。轟音と共に、連装4基の咆哮が砲弾を吐き散ら す。 それが達しないうちに敵戦艦レゾリュ-ションも有効射程距離に達し、砲撃開始。 はるか20500m先での閃光を確認した見張り員が緊迫した声で応じる。 「弾着!」 遠方の水柱を観測中に、敵砲弾の落下音が聞こえてくる。身構える一瞬。直後、近くの海面が弾け、 大量の海水が豪雨のようにマストの先まで叩きつける。その高さ24m以上。大口径砲同士での 神経のすり潰しあい。 「旧式ながら、向こうもやるわい」 双眼鏡片手に、パウロ少将が眉根を寄せた。確かにR級戦艦は「棺桶戦艦」と呼ばれるほどの旧式 だが、英国海軍は電子兵装を惜しげもなく積み込み、強化をしていた。 それは「第一次世界大戦の遺物」や「博物館行って良し」と味方からも言われながらも、一線として 英空母で活躍するソードフイッシュ雷撃機にも当てはまる。 第一次大戦時建造の旧式巡洋艦も改良し、世界に先駆けて防空巡洋艦への改装も行った。どの様 なものでも戦力化して使い潰す。イギリスならではのしたたかさだ。 旧式二隻の英西の戦艦同士の一騎打ちが続く、発砲の度に砲音は洋上に轟き、互いの砲弾が宙を 貫く。
「着弾の閃光を確認!。命中、命中です!」 1025時。ハイメ一世の第五斉射が、レゾリュ−ションをとらえた。 30.5cm砲弾の一発が第一砲塔の上板を叩き、測距儀を破壊。同時に二発目が左舷中央部に 命中。ケースメイト式の副砲三門が破壊される。 歓声に湧くハイメ一世の艦橋。だが、それから一分も経たない内に、今度はレゾリュ-ションの 15インチ砲弾数発がハイメ一世に降り注ぐ。 一発は前部兵員室を斜めに抉り、海中で炸裂して浸水を巻き起こし。一発は第二砲塔の天蓋を 掠めて行ったが、ショックで砲塔が外れ、旋回不能になってしまった。深刻なのは最後の一発で、 砲弾自体はかすりもしなかったが、補機室に浸水を引き起こし、4つの砲塔を旋回させる水圧が出せなく なってしまったのだ。これにより、斉射出来るのは4門までで、あるいは砲塔一つずつの交互発射しか 出来ないのだ。 最初の夾叉によって、ハイメ一世は早くも火力の25%、実質50%を失ったのだ。 「ひるむな!!照準は合っている! 火力は半分が残っていればそれでいい!!」 ビッテンベーグ艦長が檄を飛ばす。
第一、第三砲塔で斉射し、一拍置いて第四砲塔が火を吹く。打ち続けるうちに、数発の命中が 出た。うち一発が英戦艦のX砲塔の砲身に当たり、ショックで両方の砲身を捻じ曲げる。 更に鋼鉄のハードパンチが交わされる。互いに高角砲やマストや副砲など、弱い部分が次々と 失われる。至近距離での打ち合いの為に、15インチ砲では水平弾に成り、的の小さいスペイン 弩級戦艦に当てる事が難しくなり、一方12インチ砲では最大射程距離ギリギリの為に高落下角 弾となり、数値以上のダメージを英戦艦の弱装甲部に与える。 だが、両者には決定的な違いが有った。一歩は戦艦として建艦された30000トンの戦艦であり 、一方は海防戦艦として建艦された物だと言う事を。スタミナや耐久性には大きな開きがあり、 時間と共に劣勢が明らかになる。 「索敵電探に感!距離32000!大型艦1 小型艦4!!艦隊です!!」 「くっ!!味方か!!敵か!!!」 「電探、ロストしました!!」 アンテナをくくり付けた後檣が、砲弾に吹き飛ばされたのだ。むしろ、この状況で今まで持っていた のが奇跡に近い。
「カナリアスからの応答ありません!!」 唯一の味方である条約型重巡も苦闘していた。カナリアスは戦闘のはじめから1対4で善戦して いたが、オライオンに前部砲塔二基、C級駆逐艦に3方向から攻められ、後部砲塔、高角砲、果て は機銃までを乱射していた。 オライオン、クレセント、クルーセイダ−に次々に命中弾を与えたが、カナリアスも被害を受けて いた。イギリス前衛艦隊も多くの射弾をスペイン重巡に与えていた。 カナリアスは巡洋艦としては航続力・航海性には優れているが独重巡の様に防御力に優れる わけではなく、四隻がかりの集中砲撃を浴びてはたまった物ではなかった。 4基ある主砲塔は2番砲塔以外の三基を潰され、マストや煙突は倒壊。そして艦全体を覆う 紅蓮の炎。 まだ健在な高角砲や2番砲塔で戦っているのは感嘆すべきだが、重巡の命運が尽きかけ、沈む のも時間の問題であった。 「カナリアスの乗員たちも、似たような目でこのハイメ一世を見ているのだろうな・・・・・」 硝煙がたなびく海面を見やり、パウロ少将が呟いた。 「カナリアスも戦っております。そして本艦もいまだ三基の主砲塔と三基の高角砲が健在です」 ビッテンベーグ艦長が硝煙でがらがら声になった喉から、声と闘志を絞って返す。 だが、艦は 艦長の奮闘も虚しく、測距儀とレーダーをやられては命中弾を出す事もおぼつかない。
「敵戦艦の様子はどうか」 「2万mを切りました、なおも接近中」 「近づいて止めを刺そうと言う訳か」 「なあに、奴も相当ガタが来ているはずです、少将。近づかないと相手もよく見えないくらいに」 ビッテンベーグは直も強気で双眼鏡を握る。その身体には無数の鉄と硝子の破片が突き刺さり、気力 で立っているという感じだ 双眼鏡の視界の向こうから、黒い艦影が近づいてくる。細かいディテールは分からないが、戦艦なら ではの重厚な姿が見て取れた。ふてぶてしいまでの大きさ。 「こんなフランスの庭先で白旗を揚げる訳にも行かぬな。一番、四番砲、良く狙って撃て」 ハイメ一世が死力を振り絞って砲撃する。だが、非情にも砲弾は目標から500mも離れて水柱を上げ るだけに留まった。 レゾリューションが応射。悲鳴にも似た金属音が鳴り響き、艦橋に居る者が壁や舵輪に叩きつけられ る。敵のマーク1 15インチ砲弾が艦のどこかに命中した様だが、もはや被害報告すら入って来ない。 いや、ただ一つ解っている被害がある。頭を打ったパウロ少将が気絶した事だ。ビッテンベーグは衛生 兵に命じて少将を担架で医務室へ運ばせた。
英戦艦は更に砲音を響かせてハイメ一世に死への砲弾を浴びせてくる。 「くそっ」 ビッテンベーグ艦長は全身の痛みをこらえて立ち上がる。そうだパウロ少将が居ないこの艦橋で下士 官を支える者は俺しか居ない。俺が立たないでどうする。 だが、砲弾が右舷に着弾し水柱が上がる。至近弾。大量の海水のシャワーが弾丸となって艦全体に 降りかかり、甲板の死体や残骸を海に洗い流す。 「万事休す。ココで沈めばドイツ・フランスへの嫌がらせにはなるか・・・・・・・・・。」 ドッゴォォォォオオオオオオオオオンンンンンンン!!!!!!!!!! 砲声が響き渡る。 「後方に艦隊接近、砲撃開始しました!!大型艦が3 中型艦が3 小型艦12!!」 「奴ら・・・・・艦隊を呼び寄せたか・・・・・たかが弩級戦艦一隻に・・・・・ まぁ良い、ハイメ一世を造った奴らが自分でカタをつけるんだからな・・・何だ?」 ビッテンベーグの思惑と異なり、砲弾を浴びせられているのはレゾリューションの方だった。大きな水柱 が16本、それより小型の物が9本・・・・ ハイメ一世は撃っては居ない、ましてやバレアレスでもない。 「どう言うことだ?仲間割れか?」 悠然と走っていたレゾリューションは水柱だけでなく、火柱にも包まれていた。遠目にも艦が次第に 艦首寄りに傾いていくのが見える。水線下の破口が衝撃によって広がったのだ。 「大傾斜・・・・沈没! 敵戦艦、轟沈!!轟沈です!!!」 艦後部を高々と持ち上げて沈んでいくレゾリューションだったが、なおも砲激に襲われ、艦が沈む前に 大破壊音と共に爆沈してしまった。 凄惨なスペイン艦隊の甲板上に歓声が沸きあがった。傷ついていた乗員達も、立ち上がり、歓喜の 輪に加わった。キスを交わす者も居る。
突如、主力のレゾリューションを撃沈された前衛部隊は明らかに狼狽した。他の艦の多くが被弾して おり、それにドイツ空軍も何時やってくるか解らない。第一、霧の向こうに未知の艦隊が居る。 長居は無用だ。 慌てた彼らは攻撃を中断し、反転。北上して行った。スペイン艦隊に追う力は残さ れていない。 「カナリアスにが沈む前に近づけろ、酷いな。よくあれで浮いていられる物だ。 ・・・・・・・・しかし、何だったんだ?味方なのか?」 ビッテンベーグは次第に近づいて来る艦隊を見やった。 先頭の艦は巨大な主砲塔を前甲板に二基集中させている。後続のやや小ぶりくらいの艦も同じ様式 だ。三番目の艦は3連装砲塔を前に2基、後に一基積んでいる。 そして、重巡と軽巡が駆逐艦を引き 連れてやってくる。 「あれは・・・・・先頭の二つはフランス艦だ、後ろの一隻はシャルンホルスト級だろう。そうか、彼 らはやって来てくれた・・・・」 実は独仏共同で通商破壊戦の演習を行う予定でブレスト港に集結していたのだ。 リシュリュー級 三番艦「クレマンソー」と改ダンケルク級「シャトールノー」や防空軽巡「ギッシャン」、ブレスト工廠にて 不調だった機関を換装した「シャルンホルスト」と重巡「プリンツ・オイゲン」が、フランコ将軍からの救援 要請に応じたヒトラーとダルランから任を受けて急行したのだ。 「やれやれ、やっぱり頼りに成るのは『友軍』と言う事かい」 ビッテンベーグ艦長は近づいてくる独仏練習艦隊へ向け、敬礼を送った。 フランス沖の鼻先にて行われた海戦は結局の所、執拗に追っ手を差し向けた英海軍の敗北となっ た。スペイン艦隊に大打撃を被らせた物の、代わりに貴重な主力艦一隻を失い、更に西独双方に有効な 取引材料が出た結果。スペイン艦隊が復興するまで最新鋭の仏軍艦2隻と、完調に成った独通商破 壊艦隊がスペイン沖に展開する事と成ってしまった。 これにより、大西洋沿岸の航路が更に狭められ、大英帝国の台所は更に惨憺となり、今後の建艦 計画に闇をもたらす事になるのだった。
35 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 04:01:28 ID:???
東京条約締結 1935年1月、英米日独仏伊露西軍縮会議により以下が決定された。 今後、各国は現条約を10年間に渡り、厳守する事とする。 艦種:装甲艦 基準排水量:28000トン 主砲:16インチ以下 最大速力:25ノット以上 艦種:戦艦 基準排水量:35000トン以下 主砲:14インチ以下(厳守) 最大速力:20ノット以上 なお、装甲艦以下の艦艇には排水量の制限は設けない物とする。
36 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 04:03:19 ID:???
1927年のジュネーブ軍縮会議の失敗をうけて1930年に開かれた ロンドン軍縮会議は、英米が日本の要求 (補助艦比7割)を認めた事も あって、二度めの海軍軍備制限条約が結ばれ、ワシントン海軍軍備 制限条約の延長と、補助艦保有比率などの制限が加えられた。 しかし、この条約には仏、伊、露(三国とも、比率6割を主張し、結果 的に決裂した。裏にはフランスとロシアとイタリアの裏取引が有ったと されている。)が内容に不服として批准せず、再度、1935年に東京で 海軍軍縮会議が開催された。 同会議では"ワシントン海軍軍備制限条約"の更なる延長と修正と 強化が提案されていた。会議の焦点は開催国日本と、初参加のドイツの 動向であったが、会議は意外なほど順調にすすみ、1ヶ月を待たずに 批准が執り行われた。 今回の批准は、英米日仏伊独露の七カ国で、保有艦比率も 英:10、米:10、日:7、他の4国は5.5とされ、主砲最大口径上限 14インチ、基準排水量35000トンまでとされた。また、艦齢20年を 超えるものについてはロンドン軍縮会議の規定を破棄、条約実効後に その基準内での代艦が認められた。
37 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 04:04:13 ID:???
悪夢の一夜 第一次海戦 「長門」中破後離脱(山本五十六重傷) 「ノースカロライナ」大破後に自沈(キンメル以下参謀死亡) 大破「霧島」(戦線離脱) 小破「伊勢」「日向」 撃沈「加賀」(「コッドフィッシュ」の雷撃、五本)、「龍驤」(250kg爆弾三、魚雷一本) 大破:「テネシー」「カリフォルニア」「ウェストバージニア」 小破:「コロラド」「サラトガ」 第二次海戦 撃沈:「扶桑」「山城」 大破:「陸奥」「霧島」「伊勢」「金剛」 中破:「比叡」 撃沈:「赤城」「蒼龍」「飛龍」「隼鷹」(雷爆換装の隙を着かれる) 中破:「ニューメキシコ」「ミシシッピ」「アイダホ」「レキシントン」「レンジャー」 小破:「コロラド」「ペンシルヴァニア」「アリゾナ」「ヨークタウン」「エンタープライズ」「ホーネット」 撃沈:「テネシー」「カリフォルニア」「ウェストバージニア」「サラトガ」 日没後、双方共に残存艦艇を率いて離脱
38 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 04:05:09 ID:???
南雲中将、空母機動部隊の護衛の水雷戦隊を率いて夜戦に突入する。 同時期、オランダ艦隊も夜戦開始 第三次海戦 撃沈:「飛鷹」「翔鶴」 大破:「メリーランド」 中破:「ヨークタウン」「デ・ロイヤル」「ジャワ」 小破:「ウィレム・フォン・オラニエ」 撃沈:「レキシントン」「レンジャー」「エンタープライズ」「ホーネット」 真珠湾への帰還途中に日水雷戦隊の奇襲に遭い、米巡洋艦・駆逐艦の 奮闘犠牲により大破ですむもウェーク島・真珠湾内部で着底。 着低:「ニューメキシコ」「ミシシッピ」「アイダホ」「ペンシルヴァニア」「アリゾナ」 同海戦にて航空攻撃により撃沈された戦艦存在せず。「戦艦には戦艦」「空母は 脆弱で主力にはなり得ず」の戦訓が両国海軍に生まれる。 「戦闘時の雷爆装転換は危険」「対空電探の開発を急ぐ」「指揮官不在時の行動 マニュアルの作成徹底」「艦隊の対潜水艦・対水雷戦隊への対策」 が世界中の 海軍への戦訓となる。
39 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 04:06:43 ID:???
>伊勢日向 そういえばトラック島でへたれこんでいる扶桑姉妹とひゅーがタソはどうする? 西の「トゥーロンの悲劇」ばりの着底劇を見せている彼女達だけど場所が場所 なんで、工作艦が「朝日」と「明石」しかない状況でどうすんだろうかと・・・ 自力回航したのは以下の5隻 「長門」:艦橋倒壊、主砲、機関、船体異常なし。中破。 「陸奥」:二番砲塔ターレットに16インチ砲弾2、機関半存、大破。 「金剛」:大破、修理中。 「伊勢」:5番、6番砲塔大破、推進軸三本損傷、大破。 「榛名」:海戦初期に「コッドフィッシュ」より雷撃2触雷。大破 「瑞鶴」:6インチ砲弾七発、5インチ砲弾十数発、飛行甲板・格納庫炎上、中破。 トラック島でヘタレ込んでいるのは以下の三隻。ま、へんくつ氏の言うとおり喪失同然ですな。 「扶桑」:1番、4番、5番砲塔損傷。魚雷一本、命中弾無数、大破着低。 「山城」:1番、2番砲塔大破。艦首に大量注水、後檣倒壊により3番、4番砲塔旋回不能、命中弾無数、大破座礁。 「日向」:命中弾多で炎上、機関大破、行動不能。 他に重巡は「青葉」「妙高」「足柄」「鳥海」「利根」大中破、軽巡は「龍田」「北上」 「五十鈴」「川内」「夕張」「最上」が大中小破判定。新造艦で現行で使えるのは 戦艦は「大和」「武蔵」、軽巡が「阿賀野」「能代」「矢矧」「大淀」と航空機運搬船 (護衛空母)「氷川丸」「春日丸」「日枝丸」「祥鳳」「瑞鳳」「龍鳳」が実戦済み、 「樫原丸」「出雲丸」「八幡丸」「純鷹」が改装中。 空母の速力が遅いのがネックだが、「鳳翔」を合わせれば中型空母4隻と小型空母 7隻ずつで機動部隊が3つ編成できる。 戦艦戦力では北米に負けるが、航空戦力は日本優勢で五分に持ち込める。ただ、 損傷艦の修理と改装空母の竣工まで攻め込まれなければの話だが。
40 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 04:09:06 ID:???
>>330-331 デンマークは図体のでかい戦艦よりかは島間の狭い水路を機雷封鎖したり、水雷艇をつっこませての戦いを
方針としているんで海防戦艦は飾りだよ。ついでに言うとフレゼリク8世は1912年に亡くなったデンマークの
王様の名前。
で、問題のフネは隣国スウェーデンの協力で作られた海防戦艦。スウェーデンがスヴェリエ級の代艦として
弩級戦艦建造を計画していたんだが建造する前に他国の艦を替わりに建造して建艦ノウハウを得ようとする
スウェーデンと北欧同士、親交を深めたいデンマークの思惑が重なってできたものだと過去スレで設定が
決まっている。うん、設定なんだ本当にすまないと思っているわけではない。
背景はスウェーデンの外相リカルドさんが北欧四カ国に提唱した「北欧中立」、史実では申し訳程度にフィン
ランドが応じただけだが、この世界ではトルステインを含む五カ国が結集し相互防衛協力同盟が締結された。
史実のペーダースクラム級の2隻を潰して、ペデル・スクラム級の倍の排水量の7〜8000トンくらいの船体に
ボフォーズ製長砲身28.3cm砲を4門積み、速力30ノットで走れる艦として計画している。気候の厳しい北欧の
海を考慮して全備砲を砲塔に収め、砕氷構造を持つ艦首、船体中央部の塔型の艦橋、前後対照に配置された
武装などはフィンランドの「イルマリネン」級海防戦艦されているものと思う。アイディアの出所はアルザス氏の
洋書から1936年に計画されたスウェーデン海軍の海防戦艦案だから、信用できる筋の情報だと思う。
他には南部連合がチリ向けに建造されていた水雷艇5隻(ドイツのメーヴェ型に相当)とフランスから商船構造
の掃海艇エラン型6隻を購入した。航空機は南部連合製のカントレル6(ブリュースターF2Aバッファローの南米
生産版)60機とダグラスA-20ハボック攻撃機を購入予定
ちなみに1944年時点で連合側はイギリス本当に近いトルステインのみ、中立を保っているのはスウェーデン。
デンマーク、フィンランド、ノルウェーは枢軸陣営
41 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 04:09:54 ID:???
まず列強 大日本帝国 前弩級戦艦:2隻 「敷島」「肥前(旧「レトヴィザン」)」 弩級戦艦:2隻 「河内」「摂津」 超弩級戦艦:8隻 「金剛」「榛名」「比叡」「扶桑」「山城」「伊勢」「長門」「陸奥」 北部アメリカ合衆国 弩級戦艦:4隻 「デラウェア」「ノース・ダコタ」「フロリダ」「ユタ」 超弩級戦艦:7隻 「ニューヨーク」「テキサス」「コロラド」「ノースカロライナ」「ワシントン」「サウス・ダコタ」「アラバマ」
42 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 04:10:20 ID:???
イギリス 超弩級戦艦:18隻 「アイアン・デューク」「マールバラ」「センチュリオン(ベンボウ)」 「クイーン・エリザベス」「ウォースパイト」「ヴァリアント」「マレーヤ」 「リヴェンジ」「ラミリーズ」「ロイヤル・サブリン」「レパルス」 「デヴォンシャー」「マンマス」 「遠野”ネルソン”秋葉」「ロドネー」「キング・ジョージ五世」「アンソン」「ハウ」 ドイツ 弩級戦艦:6隻 「ラインラント」「ポーゼン」「リュッツオウ」「アドミラル・シェーア」 「アルトルージュ”ケーニヒ・アルベルト”ブリュンスタッド」「フォン・デア・タン」 超弩級戦艦:4隻 「シャルンホルスト」「グナイゼナウ」「ビスマルク」「ティルピッツ」
43 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 04:10:46 ID:???
ヴィシー・フランス 弩級戦艦:3隻 「ディドロ」「ヴォルティール」「コンドルセ」 超弩級戦艦:8隻 「ブルターニュ」「ノルマンディー」「ラングドック」 「ダンケルク」「ストラスブール」「リシュリュー」「ジャン・バール」「クレマンソー」 自由フランス 弩級戦艦:3隻 「クールベ」「オセアン」「パリ」 超弩級戦艦:2隻 「サヴォワ(旧:ヴァシレフス・コンスタンチノス)」「ロレーヌ」
44 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 04:11:13 ID:???
イタリア 前弩級戦艦扱い(※):3隻 「ピサ」「サン・ジョルジョ」「サン・マルコ」 超弩級戦艦:11隻 「コンテ・ディ・カブール」「カイオ・ジュリオ・チェザーレ」「カイオ・デュイリオ」 「フランチェスコ・カラッチオロ」「クリストフォロ・コロンボ」「エンリコ・ダンドロ」「レジナ・マリア」 「ヴィットリオ・ヴェネト」「リットリオ」「ローマ」「インペロ」 ※主砲口径は25.4cmなので東京条約で保有制限に引っかかった 南部アメリカ連合国 弩級戦艦:2隻 「ジョン・C・ペンバートン」「ジョージ・E・ピケット」 超弩級戦艦:11隻 「トーマス・J・ジャクソン」 「ルイス・A・アーミステッド」「ジェームズ・E・B・スチュアート」 「アルミランテ・ラトーレ」「アルミランテ・コクレーン」 「マシュー・F・モーリー」「リチャード・S・ユーエル」 「ロバート・E・リー」「ジェームス・ロングストリート」「スターリング・プライス」「ルイス・A・アーミステッド(U)」
45 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 14:03:10 ID:???
なんて厨クサいスレタイだ・・・ 隔離スレ認識でよろしいか?
46 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 15:12:58 ID:???
47 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 16:31:19 ID:???
イギリスはよっぽどインコンパラブルの設計案が惜しかったらしく、第二次ロンドン軍縮条約締結を睨んで
基準排水量28000トン台で12インチ〜13.5インチ砲を搭載する準主力艦の原設計図にインコンパラブル級を
使ったのがあるね。
985 :983:2009/02/14(土) 02:54:37 ID:???
>>984 このスレでデボンシャー級として使われた物とサイズはほぼ同じです。
12K型戦艦
水線長:185.93m
全長:192.7m
全幅:31.9m
吃水:不明
基準排水量:28150トン
兵装:30.5cm(50口径)連装砲四基、15.2cm(50口径)単装砲12基、10.2cm(45口径)連装高角砲4基
機関:アンドレ式重油専焼缶6基+パーソンズ式ギヤード・タービン4基4軸推進
最大出力:80000hp
最大速力:27ノット(計画値)
装甲
舷側装甲:254mm(水線部)、127mm(水線上部)
甲板装甲:139mm(弾薬庫上面)、50mm(水面下隔壁)
砲塔:318mm(前盾)、216mm(側面)、146mm(天蓋)、216mm(後盾)
司令塔:254mm(側盾)、114mm(天蓋)
パーペット部:279mm
航空兵装:1機、カタパルト一基
乗員:1100名
48 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 16:32:16 ID:???
986 :名無し三等兵:2009/02/14(土) 03:49:28 ID:???
イタリア大改装ド級戦艦らの対抗馬みたいですな。
987 :名無し三等兵:2009/02/14(土) 13:20:50 ID:???
>>985 実際、もし竣工しても大した脅威にならないのでは・・・・? シャルンホルストとは永久のライバルとでも評価されるんだろうか・・・・?
988 :983:2009/02/14(土) 16:21:41 ID:???
>>987 軍縮条約により艦歴20年が経過したものは廃艦にして代艦を建造できるものと
されたので他国の旧式戦艦も同条約により似たような艦になると思われたそう
です。
つまり、仏はクールベ級やプロバンス級を潰してダンケルク級を、アメリカは
14インチ砲戦艦ズを潰してアラスカ級を作らせるようなものなので
日本も金剛扶桑伊勢を潰して超甲巡になるなど、戦艦のコンパクト化を図る
予定でした。
49 :
名無し三等兵 :2009/02/15(日) 20:52:37 ID:???
この世界ではサウスダコタ級がさいきょう。
50 :
名無し三等兵 :2009/02/16(月) 01:16:35 ID:???
>>987 シャルンホルイストって以外にでかいんだなあと初めて知った
51 :
名無し三等兵 :2009/02/16(月) 03:12:11 ID:???
>>987 火力の割りにシャルンホルストは巨大です
52 :
名無し三等兵 :2009/02/23(月) 16:14:12 ID:???
「デヴォンシャー」 =□ =□ < =○=○■○=○= ●● ) =□ =□ (連装主砲塔:≡○ 副砲:=□ ゜艦橋:■ 煙突:●) ■超海防戦艦 ワイマール条約によりドイツは往時とは比べようもない弱小海軍になったと言われる。主力艦は時代遅れ となった準弩級戦艦五隻と最初期の弩級戦艦二隻を保有しているに過ぎないし、砲塔形式では無い軽巡 洋艦6隻を持つでしかないドイツは三流海軍に墜ちたと言えるだろう。 しかしバルト海では、革命の影響で稼動大型艦が皆無になったソビエト連邦。そもそも大型艦など欠片も 保有していない北欧諸国に対しては以前として、有力な戦力であった。(注1) さらに、1933年にデビューした装甲艦「ドイッチュラント(二代目)」は軽合金と電気溶接を巧みに組み合わ せた軽量な船体、長砲身11インチ三連装砲、軽量高出力高燃費のディーゼル機関を組み合わせた 「ポケット戦艦」として世界各国の注目を浴びた。排水量一万トン台ながら、「ジュットランド海戦」で恐るべき 耐久性能を見せ付けたドイツ海軍の軍艦だから「防御能力もそれなりにあるのだろう」と諸外国に思わせて しまう出来であった。ドイツとしては海防戦艦を造るつもりであったが、軽量化を狙ってディーゼル機関を積ん だために要求性能よりも航続性能が向上してしまい、攻撃力と高速性能を併せ持ち、防御もそこそこ有る フィッシャー式巡洋戦艦もどきが出来上がってしまったのだ。 しかし、諸外国は「ポケット戦艦」としての性能ばかりに目が行ってしまい、この小さな装甲艦を自国の艦 艇を脅かす存在として認識してしまった。「砲撃力と防御で巡洋艦を圧倒し、速力で戦艦から逃げる嫌な 艦」。そういう評価を下してしまったのだ。そして諸外国は対応策に忙殺される事になった。(注2)
53 :
名無し三等兵 :2009/02/23(月) 16:17:31 ID:???
■無い物は出ない だが対応に苦慮する国々もある。それは先述の北欧諸国。列強諸国なら対策はいくらでもある。だが彼ら には超弩級戦艦も強力な巡洋艦もない。希少鉱物資源に恵まれ、資金力もあるトルステインはいち早く、 世界中に強力な大型巡洋艦と大型駆逐艦を発注したし、スウェーデンはスヴェレージ級の経験を元に、巡洋 戦艦と大型巡洋艦の建造に着手した。しかし、艦艇の多くを輸入に頼るノルウェーには金に物を言わせて 発注競争をしたり、自前で大型艦が建造できるわけでもない。 慌てて軍備拡張宣言を出して取り揃えるしかない。しかし飛行機や戦車や水雷艇はイタリアやイギリスか ら購入して何とか体面が付いたものの、大型艦はそうはいかない。何しろ大型艦を作るには年数が要るの だ。デンマークはスウェーデンに発注したが、ノルウェーはどこに頼る?フランスとイタリアは子供の喧嘩みたい に建艦競争を繰り広げていて、とても頼めそうに無い。頼むべきはこの世界で一番に大型艦を造って輸出して いるところ・・・イギリスだ!!! 英国政府や造船所は快諾してくれた。イギリスでも先の大戦で、自国の戦艦はグルグル回って標的艦になる し、巡洋戦艦は造っても造っても片っ端から撃沈されてしまい、造艦先進国としての諸外国からの信用丸ツブレ で、大手顧客の南米海軍からの巡洋艦の依頼(注3)だけで輸出部門は食い繋いでいる状態であった。 そのため、”小口”のノルウェー海軍の依頼にも快く応じてくれたというわけである。 要求性能は「主砲は30.5cm砲以上で防御は独11インチ砲に耐えうるもの。速力は26ノット以上、排水量は 1〜2万トン台、そして安く!」という物であった。これは、ナッソー級の28.3cm砲、ガングート級の長砲身 30.5cm砲よりも威力のある主砲に対抗するには必要最低限な要求であり、それに献金してくれる国民に 対しての視覚的効果も狙った。
54 :
名無し三等兵 :2009/02/23(月) 16:57:58 ID:???
それに対する英国の回答はオライオン級の解体により余った「Marks I 34.3cm(45口径)砲」。 これを連装砲塔型式のままで前甲板と中甲板に艦橋を挟み込むように背負い式で2基ずつの計4基8門 搭載することとした。これならば倉庫に予備砲身のストックが山積みになっているし、信頼性も問題無しで 砲塔も何十基組み上げたか解らない程の実績がある。 副砲は被弾時の被害軽減を考えてケースメイト式配置をやめ、軽巡洋艦「リアンダー級」で搭載した 「MarkXXIII 15.2cm(50口径)砲」を連装砲塔形式で4基を、艦橋と機関区の両脇に一基ずつ搭載し た。他に対空兵器として10.2cm(45口径)単装高角砲を艦橋脇に一基ずつ、煙突と後部砲塔の間に 一基ずつの四基とした。 防御装甲は、東京条約後に解体された戦艦の装甲を使用することで低コストに抑えた。舷側装甲は16度 傾斜した254mm装甲を水線上部に張り、その上端に合わさるように水平装甲も102mm装甲を張った。 装甲板は再利用にあたって、被弾や割れがないものを選び、これをヴィッカーズ社にて表面焼入れ処理を 再度行った物を使用した。水雷防御は装甲下端部からバルジが設けられ、油層と水層と空層を組み合わせ た三層構造とされた。 機関は重巡洋艦ケント級の物を若干改造したものを用いてコスト削減に努め、出力100000馬力、速力 31ノットを発揮した。航続性能は狭いバルト海で迅速に行動するために17ノットで5500海里程度に設定 された。艦橋構造はレナウン級を模した六角型の箱型艦橋の上に三脚檣を組み合わせたシンプルなものと し、全長が199mで全幅は26mと、排水量に比べて全長が長く、巡洋艦のような優美な印象はタイプシッ プとされたレナウン級を凌ぐ物であった。 竣工した艦は「ハラルド・ハールファレ」と名づけられた、優れた直進性能とバルト海一の巨砲はノルウェー 政府を満足させ、三隻建造されるというドイッチュラント級に対抗するために二隻が追加発注された。 しかし、その後の鉄鉱石の値段割れで資金難となり、船体だけ完成された「トール」と「スコジョルド」は結局は 英海軍に売却され、「デヴォンシャー」「マンマス」と改名された。
55 :
名無し三等兵 :2009/02/23(月) 17:00:05 ID:???
船体は既存の英国巡洋戦艦よりも小型ながらも、船体構造は「ネルソン級」が現れるまで最新型で、防御 力にも優れていたこの艦を、巡洋艦戦隊を率いて敵通商破壊艦を追尾する艦として建造再開することとし た。その事はWW1において、シュペー艦隊に追撃をかけ、華々しく散った装甲巡洋艦の艦名を引き継がせ たことからも伺える。しかし、自国で使用するに当たって、旧式になりつつあった三脚檣構造を持つ艦橋は 最新型の塔型艦橋へ、砲塔形状も馬蹄型から垂直に切り立った箱型に変更された。この艦の建造資料は 後にクイーン・エリザベス級やレナウン級の近代化改装に応用される事となった。(注4) 注1:赤化ソ連をバルト海内に押さえておくための戦力として連合国側は妥協したようだ。条約締結後の ナッソー級は未だジュットランド海戦の痛手が癒えておらず、戦力外も同然で、ワイマール・ドイツ海軍 は準弩級戦艦が主力であった。 注2:イギリスは福祉予算四割を主張する議会を抑えて既存の巡洋戦艦の近代化改装に走り、フランスは 予算を渋る議会を説得して「ダンケルク」級を獲得し、イタリアは薮蛇で廃艦の決まっていた弩級戦艦 の近代化改装に奔走する羽目になった。 注3:それさえも1930年代中期には南米各国で亡命ドイツ海軍技術士官の指揮のもと、巡洋艦や駆逐艦 の自力建造が可能になってしまい、注文が激減してまった。しかし、駆逐艦や砲艦の設計依頼や貨客 船の発注は第二次大戦前夜まで続いた 注4:この時、凝ったマンマス級の設計変更が無ければ、ロイヤル・サブリン級の近代化改装は遅れなかっ ただろう。と、最近の研究で指摘されている。
56 :
名無し三等兵 :2009/02/23(月) 17:01:36 ID:???
「トルテンスギョルド」 水線長:199m 全長:206m 全幅:26m 吃水:7m 基準排水量:18300トン 常備排水量:20170トン 満載排水量:-トン 兵装:Mark V 34.3cm(45口径)連装砲4基、MarkXXIII 15.2cm(50口径)連装砲4基、 10.2cm(45口径)単装高角砲4基、1923年型4cm(40口径)ポンポン砲4連装8基、62.2 cm 水中魚雷発射管6基 機関:アドミラリティ式重油専焼三胴缶8基+パーソンズ式オール・タービン4基4軸推進 最大出力:100000hp 航続性能:17ノット/5500海里 最大速力:31ノット 装甲 舷側装甲:254mm(VP内、傾斜角16度)、76mm(VP外) 甲板装甲:102mm(VP内)、38mm(VP外) 主砲塔装甲:279mm(前盾)、109mm(側盾)、109mm(後盾)、109mm(天蓋) パーペット部:381mm 司令塔:355mm 航空兵装:- 乗員1.314名
57 :
名無し三等兵 :2009/02/23(月) 17:03:02 ID:???
「デヴォンシャー」「マンマス」 水線長:199m 全長:206m 全幅:26m 吃水:7。2m 基準排水量:18700トン 常備排水量:21300トン 満載排水量:26000トン 兵装:Mark V 13.5インチ(45口径)連装砲4基、MarkXXIII 15.2cm(50口径)連装砲4基、 10.2cm(45口径)連装高角砲4基、4cm(40口径)ポンポン砲4連装8基、53.3 cm 水上魚雷発射管4連装2基 機関:アドミラリティ式重油専焼三胴缶10基+パーソンズ式オール・タービン4基4軸推進 最大出力:100000hp 航続性能:15ノット/7200海里 最大速力:30ノット 装甲 舷側装甲:254mm(VP内、傾斜角16度)、76mm(VP外) 甲板装甲:130mm(VP内)、25mm(VP外) 主砲塔装甲:279mm(前盾)、109mm(側盾)、109mm(後盾)、109mm(天蓋) パーペット部:356mm 司令塔:203mm 航空兵装:水上偵察機2機、カタパルト1基 乗員1.314名
58 :
名無し三等兵 :2009/02/24(火) 12:19:27 ID:???
>>47 主砲が12インチ砲で軽装甲にしたQE級みたいですな。速力27ノットは難しそうですな。
59 :
名無し三等兵 :2009/02/24(火) 13:05:46 ID:???
>全長が199mで全幅は26mと、排水量に比べて全長が長く、巡洋艦のような >優美な印象はタイプシップとされたレナウン級を凌ぐ物であった。 タイプシップとされたレナウン級は、全長が242mで全幅27.4mなのでは?
60 :
47 :2009/02/24(火) 15:32:00 ID:???
>>58 あくまで軍縮条約で戦艦の小型化がされると思って設計された試案
なので実際に建造されるときはもっと煮詰めるでしょう。
他国の同クラス艦と比べて速力が2〜3ノット落ちるのは英国戦艦の
宿命ですね。
61 :
名無し三等兵 :2009/02/24(火) 19:41:23 ID:???
>>59 デボンシャー級(つーか、イギリス軍縮条約艦)はレナウンよりも幅狭いのに注目
線図に起こすとわかるが全長に比べて幅が狭く13.5インチ連装砲の小型とあいまって
ダンケルクよいも細く見える。
62 :
名無し三等兵 :2009/02/24(火) 20:21:20 ID:???
・・・・話が見えん。 どういうネタなの?
63 :
名無し三等兵 :2009/02/24(火) 21:39:14 ID:???
アイオワとか大和とかの大戦艦ではなく、主力の中でも一歩引いた「中型の戦艦」に萌えるスレッドです。 で、上の小説っぽいのとか、架空戦艦は史実でおジャンになった第二次ロンドン条約が締結されたら? というネタで構築された世界のものです。
64 :
名無し三等兵 :2009/02/27(金) 17:36:03 ID:???
ユトランド沖海戦後、オライオン級、KGV級、ID級、エリン等をQE級並の速度にする事は、 可能だったのだろうか? 高速戦艦QE級は、元々15インチ主砲艦ではなく、ID級の主砲塔を4基にして高速化する案 だったとされる。
65 :
名無し三等兵 :2009/02/27(金) 18:07:52 ID:???
第一次大戦中に、エジンコートとカナダ級が巡戦に改装されたのならば、おそらく レナウン級よりも早く完成して、ユトランド沖海戦にも間に合ったでしょうな。 エジンコートは開戦時に既に竣工していたが、カナダ級はフォークランド海戦 の頃もまだ建造中だったとされる。第一次大戦では巡戦が大いに活躍したので、 カナダ級が戦艦と空母として完成されてしまった事は、勿体無い事ですな。 エジンコート 連装12インチ砲塔7基→5基 速力22ノット→28ノット カナダ級 連装14インチ砲塔5基→4基 速力22ノット→27ノット
66 :
名無し三等兵 :2009/02/27(金) 20:30:05 ID:???
>>65 >エジンコート 連装12インチ砲塔7基→5基
ちょwwwwwwwおまっwwwwwwww
片舷火力14門がウリなのに、火力を弩級艦以下に戻してどうするwwwwwうぇっうぇっwwwwwwww
67 :
名無し三等兵 :2009/02/27(金) 20:58:18 ID:???
エジンコートとカナダ級は、戦艦としては防御力が不充分なので、舷側装甲帯などを 増厚して、速力22ノット→21ノットの英海軍仕様の戦艦にすべきでもあったろう。 エジンコート 装甲帯9インチ→12インチ カナダ級 装甲帯9インチ→13インチ
68 :
名無し三等兵 :2009/02/27(金) 21:45:45 ID:???
>>63 12インチ砲が、前ド級戦艦マジェスティック級の主砲として採用され、普及する以前には、
各国海軍では13インチ以上の大口径砲が、戦艦の主砲に採用されていた時代がありました。
排水量の制約により、低乾舷や露砲塔にせざるえないので、小型軽量の12インチ砲に
シフトしたとされますが、当時1万6千トン以上の排水量を容認したのならば、英海軍は
13.5インチ砲で、米海軍は13インチ砲のまま改良し続ける事となったと思われます。
ド級艦は12インチ砲を多数搭載したわけですが、排水量2万トンで連装16インチ砲塔2基
みたいな方向性もありえたわけです。
69 :
名無し三等兵 :2009/02/28(土) 13:23:19 ID:???
副砲に20センチや25センチを採用し始めた時点で照準が難しくなってるから ドレッドノートみたいな艦は日本もイタリアもアメリカも計画してるし避けられなかったと思う
70 :
名無し三等兵 :2009/02/28(土) 14:55:31 ID:???
R級から13.5インチ砲のまま発展したら、ド級艦?はオライオン級サイズからスタートせざるえなくなったのだろうな。
71 :
名無し三等兵 :2009/02/28(土) 16:12:34 ID:???
>>69 フランスもダントン級の設計案に30.5cm連装砲塔を菱形配置したのがあるから主砲統一は避けられなかったようだね。
72 :
名無し三等兵 :2009/02/28(土) 16:19:41 ID:???
>>69 所謂準ド級艦は、日清戦争で定遠級と三景艦の主砲が役立たずであった事を
戦訓としたアンチ巨砲の産物であり、ド級艦への発達途上の過程ではなく、
ド級艦とは正反対の設計思想の産物だったのだそうです。
12インチ砲の発射速度が遅いので、より発射速度が速い砲を中間砲や副砲
として装備して、巡洋艦以下に対抗する為に開発されたのだそうです。
準ド級艦の極端な例として、イタリアのレジナ・エレナ級があります。
レジナ・エレナ級は、12インチ砲をたった2門しか搭載していません。
73 :
名無し三等兵 :2009/02/28(土) 17:02:06 ID:???
造ってみたら使いづらかったという定説は翻せるの?
74 :
名無し三等兵 :2009/02/28(土) 17:34:37 ID:???
スウィフトシュア級や米独戦艦の大口径副砲は、やはり失敗作でありましょう。 速射砲を極限まで強化しようとしましたが、重砲弾の人力装填なので速射を持続 出来なかったとされます。
75 :
名無し三等兵 :2009/02/28(土) 18:17:03 ID:???
むかーし、このスレでダントンの24cm砲は中間砲か副砲かで揉めていたな… 24cm砲が機力装填式の速射砲で副砲でFAとなってへんくつ海軍好き涙目なってた 記憶が。
76 :
名無し三等兵 :2009/02/28(土) 18:22:10 ID:???
77 :
名無し三等兵 :2009/02/28(土) 18:54:39 ID:???
>>71 >>75 菱形配置と言えば、仏の前ド級戦艦は、30.5cm砲と27cm砲の中間砲どころではない二巨砲混載艦でしたな。
78 :
名無し三等兵 :2009/02/28(土) 19:47:50 ID:???
>>77 準弩級戦艦の走りとも言えるし、それを言うなら
ドイツの最初の弩級戦艦は砲身の長さの異なる主
砲を混載しとりましたなぁ
79 :
名無し三等兵 :2009/02/28(土) 21:16:10 ID:???
仏装甲艦の30.5cm砲と27cm砲、それぞれ別メーカーで軍が配慮したという事なのかな? 鹿島と香取、スウィフトシュアとトライアンフとかが、それぞれアームストロング社製と ヴィッカース社製である様に配慮したのだろうか?
80 :
名無し三等兵 :2009/02/28(土) 22:23:35 ID:???
>>78 どちらかと言うとそれらは、河内級の先駆者みたいですな。
インディアナ級とかが、準弩級戦艦の走りみたいですな。
81 :
名無し三等兵 :2009/03/01(日) 05:45:13 ID:???
>>76 エジンコートの方は巡戦だが、カナダ級の方は戦艦のままのようですな。
カナダ級の方が、開戦時建造中だったから、改装し易かったはずですな。
ライオン級とタイガーは、フッドとレナウン級があるので、金剛級のように
高速戦艦にせずに、速力の方を可能な限り強化して、重巡キラーにした方が良さそうですな。
ライオン級 連装主砲塔4基→3基 装甲帯9インチ→6インチ 速力27ノット→35ノット
タイガー 連装主砲塔4基 装甲帯9インチ→6インチ 速力29ノット→33ノット
82 :
名無し三等兵 :2009/03/01(日) 20:05:42 ID:???
>81 >ライオン級 連装主砲塔4基→3基 装甲帯9インチ→6インチ 速力27ノット→35ノット ただでさえ弱い火力と防御力を犠牲にしてもイギリスの機関ユニットの実力では35ノットは難しいですな
83 :
名無し三等兵 :2009/03/01(日) 20:59:32 ID:???
ライオン級らは、レナウン級以降の次世代巡戦ほど船体が細長くないので、 レナウン級以上の馬力にしても、レナウン級以上の速力が難しいでしょうな。
84 :
名無し三等兵 :2009/03/02(月) 19:46:04 ID:???
大改造後レナ公てライオンやVGと全く同じもの
85 :
名無し三等兵 :2009/03/02(月) 20:47:45 ID:1hXXpUh4
86 :
名無し三等兵 :2009/03/03(火) 20:39:10 ID:???
>>85 SSじゃなくって、スレッドそのものだね。
昔の軍事板にゃ週末ごとに『祭り』って言って、スレッドの住人が固有の役割を
演じる”遊び”があってね日本厨と米国厨の双方で連合艦隊と太平洋艦隊の
つぶし合いをやったのさ。
昔はスレッドのログがあったんだけど、2ちゃんねるが消滅するって問題が
あった時代に、鯖を縮小するドサクサでスレッドごと消失しちゃったんだ。
87 :
名無し三等兵 :2009/03/03(火) 23:16:55 ID:???
なんと勿体無い・・・・
88 :
名無し三等兵 :2009/03/04(水) 04:01:41 ID:???
いや全く(汗
89 :
名無し三等兵 :2009/03/04(水) 20:33:13 ID:???
>>86 それのおかげで現在の米太平洋艦隊はイギリス艦隊の1/4しかない・・・・
大西洋艦隊は旧式戦艦と軽空母しかないし・・・・
90 :
名無し三等兵 :2009/03/04(水) 20:47:44 ID:???
日本厨と米国厨が暴走して連合艦隊と太平洋艦隊が壊滅して スレ住人がみんな唖然としてたな。
91 :
名無し三等兵 :2009/03/04(水) 21:37:39 ID:???
うむ、幸いにして英地中海艦隊がその頃には壊滅していたから枢軸国の木っ端艦隊に加えて ペタン・フランス艦隊を東洋に回航してやる羽目に(笑 地中海を蹴りだされたイギリス東洋艦隊と小競り合いになったな
92 :
↓ :2009/03/04(水) 22:46:57 ID:???
現在も健在な巡洋艦以上の全主力艦を 艦種、艦級、国別に一覧表にしてキボンヌ!! ↓
93 :
名無し三等兵 :2009/03/05(木) 16:08:27 ID:???
>>92 巡洋艦はパッと見、無理だが戦艦や空母なら出せるが?
ちょい待ってて過去スレ漁ってくる
94 :
まず列強 :2009/03/05(木) 16:40:50 ID:???
大日本帝国 前弩級戦艦:2隻 「敷島」「肥前(旧「レトヴィザン」)」(「朝日」は工作艦、「三笠」は記念艦) 弩級戦艦:2隻 「河内」「摂津」 超弩級戦艦:8隻 「金剛」「榛名」「比叡」「伊勢」「長門」「陸奥」「大和」「武蔵」 修理中だが浮いてる<「扶桑」「山城」「日向」 建造中:「信濃」「甲斐」 軽空母 「鳳翔」「祥鳳」「瑞鳳」「龍鳳」 正規空母 「瑞鶴」「純鷹(旧:インドミタブル)」 航空機運搬船(護衛空母) 「氷川丸」「春日丸」「日枝丸」「樫原丸」「出雲丸」「八幡丸」
95 :
まず列強 :2009/03/05(木) 16:43:54 ID:???
北部アメリカ合衆国 弩級戦艦:4隻 「デラウェア」「ノース・ダコタ」「フロリダ」「ユタ」 超弩級戦艦:11隻 「テキサス」「コロラド」「ワシントン」「サウス・ダコタ」「アラバマ」 修理中だが浮いてる<「ニューヨーク」「ニューメキシコ」「ミシシッピ」「アイダホ」「ペンシルヴァニア」「アリゾナ」 軽空母:6隻 「ラングレー」「ロング・アイランド」「インディペンデンス」「ベロー・ウッド」「プリンストン」「スラバヤ」 正規空母:2隻 「ヨークタウン」「ワスプ」
96 :
まず列強 :2009/03/05(木) 16:44:36 ID:???
イギリス 超弩級戦艦:20隻 「アイアン・デューク」「マールバラ」「センチュリオン(旧:ベンボウ)」 「クイーン・エリザベス」「ウォースパイト」「ヴァリアント」「マレーヤ」 「リヴェンジ」「ラミリーズ」「ロイヤル・サブリン」「レパルス」 「デヴォンシャー」「マンマス」 「遠野”ネルソン”秋葉」「ロドネー」「キング・ジョージ五世」「アンソン」「ハウ」 「ライオン」「サンダラー」 軽空母:2隻 「アーガス」「邪武”ユニコーン”」 正規空母:7隻 「魔鈴”イーグル”」「カレイジャス」「グローリアス」「アークロイヤル」 「イラストリアス」「ヴィクトリアス」「フォーミダブル」 護衛空母:5隻 「カンパニア」「プレトリア・カースル」「アーチャー」「アタッカー」「ストーカー」
97 :
まず列強 :2009/03/05(木) 16:47:04 ID:???
ドイツ 弩級戦艦:2隻 「ラインラント」「ポーゼン」 装甲艦:4隻 「リュッツオウ」「アドミラル・シェーア」 「アルトルージュ”ケーニヒ・アルベルト”ブリュンスタッド」「フォン・デア・タン」 超弩級戦艦:4隻 「シャルンホルスト」「グナイゼナウ」「ビスマルク」「ティルピッツ」 軽空母:2隻 「ライン」「ポツダム」 正規空母:2隻 「グラフ・ツェッペリン」「マックス・インメルマン(旧:ペーター・ストラッセル)」
98 :
まず列強 :2009/03/05(木) 16:48:22 ID:???
ヴィシー・フランス 弩級戦艦:3隻 「ディドロ」「ヴォルティール」「コンドルセ」 超弩級戦艦:8隻 「ブルターニュ」「ノルマンディー」「ラングドック」 「ダンケルク」「ストラスブール」 「リシュリュー」「ジャン・バール」「クレマンソー」 軽空母:1隻 「コマンダン・テスト」 正規空母:4隻 「ベアルン」「フランドル」 「ジョッフル」「パンプルーヴェ」
99 :
まず列強 :2009/03/05(木) 16:48:55 ID:???
自由フランス 弩級戦艦:3隻 「クールベ」「オセアン」「パリ」 超弩級戦艦:2隻 「サヴォワ(旧:ヴァシレフス・コンスタンチノス)」「ロレーヌ」 軽空母:3隻 「マルティニーク(旧「バイター」)」「ギュイヤンヌ・フランセーズ(旧「チェイサー」)」 「レユニオン(旧「ストライカー」)」
100 :
まず列強 :2009/03/05(木) 16:49:53 ID:???
イタリア 前弩級戦艦扱い(※):3隻 「ピサ」「サン・ジョルジョ」「サン・マルコ」 超弩級戦艦:11隻 「コンテ・ディ・カブール」「カイオ・ジュリオ・チェザーレ」「カイオ・デュイリオ」 「フランチェスコ・カラッチオロ」「クリストフォロ・コロンボ」 「エンリコ・ダンドロ」「レジナ・マリア」 「ヴィットリオ・ヴェネト」「リットリオ」「ローマ」「インペロ」 ※主砲口径は25.4cmなので東京条約で保有制限に引っかかった 軽空母:1隻 「スパルヴィエロ」 正規空母:3隻 「マーカントニオ・コロンナ」「フランチェスコ・モロシーニ」 「アクィラ」
101 :
まず列強 :2009/03/05(木) 16:52:56 ID:???
南部アメリカ連合国 弩級戦艦:2隻 「ジョン・C・ペンバートン」「ジョージ・E・ピケット」 超弩級戦艦:11隻 「トーマス・J・ジャクソン」 「ルイス・A・アーミステッド」「ジェームズ・E・B・スチュアート」 「アルミランテ・ラトーレ」「アルミランテ・コクレーン」 「マシュー・F・モーリー」「リチャード・S・ユーエル」 「ロバート・E・リー」「ジェームス・ロングストリート」「スターリング・プライス」「ルイス・A・アーミステッド(U)」 空母は確かイギリス海軍のイーグルっぽいのが6隻あったはず
102 :
101 :2009/03/05(木) 16:54:38 ID:???
スペイン 弩級戦艦:1隻 「ハイメ一世」 オランダ 弩級戦艦:1隻 「ウィレム・フォン・オラニエ(旧:モルトケ)」 ノルウェー 超弩級戦艦:1隻 「ハラルド・ハールファレ」※イギリスの「デヴォンシャー」の同型艦 トルコ 弩級戦艦:1隻 「サルタン・スルマン1世(旧:エイジンコート)」
103 :
101 :2009/03/05(木) 17:58:41 ID:???
ギリシャ 超弩級戦艦:1隻 「サラミス」 スウェーデン 海防戦艦:3隻 「スヴァリイェ」「ドロットニング・ヴィクトリア」「グスタフ5世」 弩級戦艦:2隻 「オーディン」「トール」 デンマーク 前弩級戦艦:1隻 「フレゼリク8世」
タイ王国 超弩級戦艦:2隻 「トンブリ」「スリ・アユディア」 軽巡洋艦 「タクシン」「ナレスアン」 重巡洋艦 「ルワン(旧「ペンサコラ」)」「ラーマ五世(旧「ヒューストン」)」 ベトナム共和国 超弩級戦艦:2隻 「シャトールノー」「アレイ」 大型巡洋艦:4隻中2隻完成 「フォルバン」「ダヨ」 航空機運搬船 「アラミス」「ダルタニアン」 オーストラリア=ニュー・ジーランド同盟 巡洋戦艦:2隻 「オーストラリア」「ニュー・ジーランド」
105 :
列強か微妙 :2009/03/05(木) 22:11:30 ID:???
ソビエト連邦 前弩級戦艦:2隻 「ポチョムキン」「スラヴァ」 弩級戦艦:6隻 「ガングート」「マラート 」「セバストーポリ」「ヴォルヤ」 「クロンシュタット」「セヴァストーポリ」 超弩級戦艦:1隻 「ソビエツキー・ソユーズ」 中国 超弩級戦艦 「海皇」「海龍」「海威」 巡洋戦艦 「鎮東」 軽巡洋艦 「威西」 雷龍型駆逐艦(英国H型駆逐艦のノックダウン生産) 「雷龍」「雷虎」「雷中」「雷乾」「雷坤」「雷離」「雷坎」「雷震」「雷良」「雷巽」「雷兌」
106 :
巡洋艦 :2009/03/05(木) 23:35:01 ID:???
大日本帝国 重巡 「青葉」「妙高」「足柄」「鳥海」「利根」 装甲巡洋艦:6隻 「浅間」「常磐」「八雲」「吾妻」「出雲」「磐手」 軽巡洋艦:10隻 「龍田」「北上」「五十鈴」「川内」 「夕張」 「最上」 「阿賀野」「能代」「矢矧」 「大淀」
107 :
巡洋艦 :2009/03/05(木) 23:36:16 ID:???
北部アメリカ合衆国 軽巡洋艦:14隻 「ミルウォーキー」「デトロイト」「シンシナティ」「ローリー」「リッチモンド」「コンコード」「トレントン」「メンフィス」 「ブルックリン」「フィラデルフィア」「ホノルル」 「オークランド」「フリント」「ツーソン」 重巡洋艦:6隻 「ソルト・レーク・シティ」「シカゴ」「オーガスタ」 「ポートランド」「ニュー・オリンズ」「タスカルーサ」 大型巡洋艦:5隻 「アラスカ」「ハワイ」「グアム」「プエルト・リコ」「サモア」 装甲巡洋艦:6隻 「バルティモア」「ボストン」「ピッツバーグ」「セント・ポール」「アルバニー」「ロチェスター」
108 :
巡洋艦 :2009/03/05(木) 23:38:22 ID:???
ドイツ 重巡洋艦:4隻 「アドミラル・ヒッパー」「プリンツ・オイゲン」「ザイドリッツ」「ポンメルン」 軽巡洋艦:8隻 「エムデン」 「ケーニヒスベルグ」「カールスルーエ」「ケルン」 「ライプチヒ」 「ニュルンベルグ」 建造途中<「ウィースバーデン」「アウグスブルグ」
109 :
巡洋艦 :2009/03/05(木) 23:39:49 ID:???
ヴィシー・フランス 重巡洋艦:5隻 シュフラン級「シュフラン」「コルベール」 フォッシュ級「フォッシュ」「デュプレ」 アルジェリー級「アルジェリー」 軽巡洋艦:12隻 「デュゲイ・トルーアン」「ラモット・ピケ」「プリモゲ」 「エミール・ベルタン」 ラ・ガリソニエール級 「ラ・ガリソニエール」「ジャン・ド・ヴィエンヌ」「グロアール」 「マルセイエーズ」「モンカルム」「ジョルジュ・レイグ」 建造途中<「ド・グラース」「ギッシェン」 航洋モニター 「ジャスティス」
110 :
巡洋艦 :2009/03/05(木) 23:41:09 ID:???
自由フランス 重巡洋艦:3隻 デュケーヌ級「デュケーヌ」「トゥールヴィル」 アルジェリー級「マダガスカル」 軽巡洋艦:4隻 「ジャンヌ・ダルク」 「ゲイドン」「コンデ」「ヴィラル(旧「マルセイエーズ(T)」 航洋モニター 「リベルテ」「デモクラシー」1940年6月自由フランス海軍に所属。
111 :
巡洋艦 :2009/03/05(木) 23:56:11 ID:???
イギリス 重巡洋艦:8隻 「ロンドン」「エセックス」「ブリストル」 「ベリック」「カンパーランド」「ケント」 「ヨーク」「エクゼター」 軽巡洋艦:18隻 「エメラルド」「エンタープライズ」 「アキリーズ」「エイジャックス」 「ホバート」 「アリシューザ」「オーロラ」 「ニューキャッスル」「バーミンガム」「グラスゴー」「シェフィールド」 「リヴァプール」「メルボルン」 「ベルファスト」「エジンバラ」 「ケニア」「デリー」「セイロン」 ※1943年まで
112 :
巡洋艦 :2009/03/05(木) 23:59:44 ID:???
イタリア 重巡洋艦:7隻 「トレント」「トリエステ」 「ザラ」「フューメ」「ゴリツィア」「ポーラ」 「ボルツァーノ」 軽巡洋艦:11隻 「アルマンド・ディアス」 「ライモンド・モンテクッコリ」「ムツイオ・アッテンドーロ」 「エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ」「エウジェニオ・ディ・サヴォイア」 「ルイジ・ディ・サヴォイア・デュカ・デグリ・アブルッチ」「ジュゼッペ.ガリバルディ」 「アッティリオ・レゴロ」「ジュリオ・ジェルマニコ」 「シピオーネ・アフリカーノ」「ボンペオ・マーノ」 ※1943年まで
113 :
巡洋艦 :2009/03/06(金) 00:01:04 ID:???
ソビエト連邦 重巡洋艦:6隻 「キーロフ」1939年竣工バルト海艦隊所属 「ヴォロシロフ」1941年黒海艦隊に所属 「マキシム・ゴーリキー」1941年竣工バルト海艦隊所属 「モロトフ」1941年黒海艦隊に所属 建造途中<「カガノヴィッチ」「カリーニン」 軽巡洋艦:7隻 「クラスヌイ・カフカズ」1936年黒海艦隊に所属 「クラスヌイ・クリム」1941年黒海艦隊に所属 「チェルヴォナ・ウクライナ」1927年黒海艦隊に所属 チャパエフ級(エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタの準同型艦) 「チャパエフ」1937年黒海艦隊に所属 「ゼレズナコフ」1939年黒海艦隊に所属 「クイビシェフ」1942バルト海所属 「フルンゼ」1942バルト海所属
114 :
巡洋艦 :2009/03/06(金) 00:02:26 ID:???
ギリシャ 装甲巡洋艦 「イェオルイアス・アヴェロフ」(ピサの準同型艦) 「イェオルイアス・アヴェロフ」1911年本国艦隊に所属、1944年連合軍地中海艦隊に所属、 1972年記念艦 大型巡洋艦:2隻 「アテネ」「パレス」 スペイン 重巡洋艦:2隻 「カナリアス」「バレアレス(旧:サフォーク)」 軽巡洋艦:4隻 「プリンシペ・アルフォンソ」「アルミランテ・セルヴェラ」「ミグエル・デ・セルヴァンテス」 「メンデス・ヌネス」
乙!! さあ潰し合いの再開だ!!
116 :
115 :2009/03/06(金) 00:59:17 ID:???
つか、図上演習の結果はアメリカ陥落WW3終了まで行ってるがログに起こす前に 鯖縮小のゴタゴタでまとめられていない。
>「遠野”ネルソン”秋葉」「 ↑ ↑ コレってなんだよ!? てかエロゲのキャラみたいで激しくキモいんだけど!!!
>>118 あー、いや、このスレッドの住人のお遊びでメルティブラッド(初代)のキャラを自分の好きな戦艦に当てはめて
戦艦の「キャラ付け」をするというもの。
英国担当と独逸担当や日本担当は聖闘士星矢やメルブラ厨だったから艦名に反映されてる。仏蘭西担当のアルザス氏やイタリア担当の超甲巡マンセー氏は
生暖かく見守っていた。
>>119 コレですな
「遠野”ネルソン”秋葉」級
(HmS ネルソン/メルティ・ブラッド(渡辺製作所)/遠野秋葉/超弩級空母大和)
≡□
< 目○ <■> ○目 <● ●□≡□≡ )
≡□
(主砲塔:≡○ 副砲:≡□ 艦橋:■ 煙突:●)
☆条約違反戦艦?!
大英帝国海軍の主力戦艦。本来の後継ではなかったが、主力艦としての重責をよく果たしている。平面で
構成された主砲塔や船体形状の”扁平”ぶりと、「G3」計画巡洋戦艦に匹敵する絶大な攻撃力で知られ、
世界七大ヒロイン(BIG7)の一クラスに数え上げられる武勲艦である。また、第二次大戦終盤に劇的な変化を
遂げ、ダークサイド的人気を誇る艦である。
1930年に決裂したワシントン条約会議は大英帝国に大衝撃を食らわせた。アメリカは楽観主義者なこと、
フランスはあてにならないこと、そしてさらに強大な戦艦が必要だということ。そして新設計の砲の開発が進んで
いることが唯一の救いだった。
それを完成後に搭載できるようにターレット径は助長性を持たせて設計し、トップヘビーを招きかねない大きさと
重量になるので三基搭載は諦め、艦橋を挟んで背中合わせで、主砲塔を二基を前甲板と中甲板に並べた。(注1)
船体は公式には基準排水量35000トン型と公表されたが実質5万トンを超える巨艦として設計された。
見た目は散々検討された「N3」の縮小型と言ってしまえばそれまでだが、大英帝国の建艦技術を駆使して成し
うる限りの軽量化と防御力の向上を目指している。(注2)
BIG7の一員たる本級の最大の特徴である「1922年型 40.6cm(45口径)砲」は、WW1での戦訓とドイツ の賠償戦艦のデータを踏まえ、軽量砲弾を高初速で発射するタイプが選択され、これを英国海軍初の多連装砲 である四連装砲を採用した。新型砲塔の形状は傾斜部が皆無で、背が低くて側面部が切り立った形状だが、 これは従来のように強く傾斜させては遠距離砲戦時に大落角弾と装甲の角度が合致し容易に撃ち抜かれる 恐れがあるため、再び前弩級戦艦のように垂直に近い角度で張られたのである。(注3) 砲塔重量は英国海軍にとって未曾有の1480トン。この四連装砲を2基8門搭載した。これは、「大口径砲塔 集中配置による防御区画短縮」と「大口径多連装砲塔による砲塔の巨大化」を天秤にかけたギリギリの線である。 この砲のバーペットは後で「45.7cm三連装砲塔(モデル1922)」との換装を想定してやや余裕を持たせて設計 されており、正に「視線の及ぶ限りのものを(砲撃により)燃やし尽くす」攻撃力を得、これにより門数の不足を 補って余りあるものであった。(注4) これを艦橋を挟んで背中合わせに一基ずつ前甲板と中央甲板に配置した。装填は伝統の自由装填方式で 仰角に関係なく、毎分2発の発射速度を得た。最大仰角は40度、俯角は3度で、929kgの砲弾を最大仰角で 34750mまで飛ばすことが出来た。砲塔の駆動機構は運用経験豊富な水圧方式を引き続き採用し、実戦でも 確実な動作を保障した。
副砲はこれまた新設計の「1925年mark5型 15.2 cm(50口径)3連装砲」を採用し、対空攻撃も可能なよ うに最大仰角が75度、対潜水艦攻撃用に俯角が10度に設定された。また、砲弾はドイツ式の薬莢式を選択し、 多種多彩な砲弾が用意された。各砲弾には用途により、英国紳士らしい詩的な名称を付けられた。(注5) 門数の足らない主砲を補う役目から、A砲塔背後に間隔をあけて並列に二基、煙突の背後に背負い式で二基 の計四基12門を装備し、前方方向に6門、左右に9門、後方に向けて6門が指向できた。伝統の水雷装備は、 艦首に潜水艦の様な水中魚雷発射管を片舷三門の計六門を装備し、62.2cmと言う巨大な魚雷を発射でき た。他に、対空装備としては艦橋の両脇と煙突の両脇の四箇所に2基ずつ12cm(40口径)単装高角砲を 計8基装備し、他に4cm(40口径)ポンポン砲を四連装砲架で8基搭載した。 防御方式は対艦防御の強化を進め、舷側装甲は「フッド」から受け継いだ傾斜装甲を採用し、最厚部は381 mmにもなる装甲板を18度の角度に傾斜させた。それを水平防御として機関部と弾火薬庫の上部に159mm 装甲の両端部で接合させた。更に、水線下に断片防御用の20mm(25度傾斜)装甲を配置し、これによりブ厚 い一枚目の装甲を射抜いた弾片や衝撃で飛び散った装甲から内部を防御する方式を採った。 水線下の防御はインナーバルジ方式を採用し、液層と空層を組み合わせた合計四層(空気+水+空気+燃料) で火薬庫と機関区を防備する。英国海軍曰く「最上級の装い(装甲)を纏うのが高貴なるものの嗜み」という訳で ある。
艦橋は旧来の華奢な三脚檣ではなく、菱形の断面を持つ塔型の重厚なもので、二層に重なった射撃指揮装置を 頂上部に載せ、フランス人の皮肉と巨砲の爆風をものともしない強度と風格を備えている。主砲用の8m測距儀を 装備する方位盤は爆風避けの弓形のカバーがかぶせられ、その形状から「カチューシャ」と兵からあだ名された。 それは厚さ35mmの装甲で造られ、機械式計算機アドミラリティ・ファイア・コントロール・テーブル(略してAFCT)は 機銃弾等から守られ、そのためにどの様な状況下でも冷静な判断が下せると喧伝された。(注6) これらの装備を詰め込んだ四万トン近い巨艦を30ノットの高速で走らせるために、B型駆逐艦で採用された海軍式 重油専焼缶にパーソンズ式直結タービンを組み合わせた結果12万馬力を発揮し、四枚羽で直径10mもある巨大な スクリューを回し公試で31ノットを発揮した。しかし高出力な半面、信頼性を欠き。度々、缶の蒸気管破裂や長距離 航海時のタービン異常振動が多発した。そのため行動時は黒塗りの工作艦が付随する必要性があったという。 しかし、高速性能を小型の機関で得た代償として燃費は決して良くは無く、速力16ノットで4900海里と、同世代の 新戦艦に比べて半分から2/3程度の航続性能しかなかったが、燃料補給ならば世界各地に散らばる植民地で行え るために心配無用とされた。そのため、燃料補給の頻繁さから艦隊内部では「ざる」「酒豪」と呼ばれた。 なお、英国戦艦として当然の装備として、全士官室に紅茶ポットを暖める電気加熱器が標準装備されている他、 水兵用の喫茶室が艦橋内部に設置された。ティー・タイムをゆるりと過ごすのが英国海軍軍人の嗜みであり、それは 戦場においてもかわりはない。なお、本艦のために茶葉のブレンドを趣味とする軽巡洋艦「アンバー」艦長が度々、 お茶の用意を戦場(!?)でも行った。
注1:二番砲塔の旋回角度は左右合計で320度もあり、近代海戦では敵に横列陣で突撃する事はなく、近距離 砲戦では縦列陣での片舷を向けての砲激戦のため、問題はないと設計側で判断された。しかし、やはり運用 側にとっては艦首方向に向けられる火力が4門だけというのは不安だったらしい。 注2:艦橋構造材には積極的に軽合金を採用、水線下構造には(昔は装甲板だった)H鋼鉄が採用され、船体サイ ズを考えれば異常に建造費が高価なものになってしまった。 注3:「第一次ライン演習」において、ビスマルクの救援に来たリシュリューの高初速重量弾はほぼ水平に近い角度で 飛んできたため、まともに前盾に着弾した砲弾は『煉瓦を砕くように』装甲を叩き割り、火力を半減させた。 思惑通りの防御とはならなかったようだ。 注4:第二次大戦末期にようやく、新設計45.7cm砲の特殊砲弾「対艦炸裂焼夷徹甲弾」が間に合い、装甲を抜いて 敵艦の内部から焼き尽くす凶悪な攻撃力を得た。砲弾内部には赤い紐状の炸薬が詰まっており、メドゥーサの 髪のように炎のワイヤーが檻の様に伸びる事から「メドゥーサ・ケイジ・レッド・メイン」と呼ばれた。英仏海峡決戦で は防御に優れる「ストラスブール」を一撃で大破させている。 注5:対空炸裂弾の「鳥を落とす」、対地用焼夷弾の「獣を焦がす」、軽量高初速型弾の「月を穿つ」等。 注6:実際は発熱がはげしく、ささいな出来事(障害)で冷却器が真っ赤になり、それほどでもなかったらしい。その瞬間 上昇速度たるや、「食事中で水兵が立てる食器の音で上昇する」と揶揄された。
==竣工時== 水線長:-m 全長:221.5m 全幅:31m 吃水:10.0m 基準排水量:34.000トン 常備排水量:38.000トン 満載排水量:-トン 兵装:1922年型40.6cm(45口径)4連装砲2基、1925年mark5型 15.2 cm(50口径)3連装砲4基、 1925年mark8型 12cm(40口径)単装高角砲8基、1923年型4cm(40口径)ポンポン砲4連装 8基、1923年型mark 1 62.2 cm水中魚雷発射管6基 機関:ヤーロー式重油専焼缶8基+パーソンズ式直結タービン4基4軸推進 最大出力:136000hp 航続性能:16ノット/4.900海里 最大速力:31ノット 装甲 舷側装甲:381mm(VP内、傾斜角18〜22度)、75mm(VP外) 甲板装甲:159mm(VP内)、76mm(VP外) 主砲塔装甲:406mm(前盾)、203mm(側盾)、228mm(後盾)、203mm(天蓋) パーペット部:381mm 司令塔:355mm 航空兵装:3機 乗員1.314名
==1944年改装後== 水線長:-m 全長:221.5m 全幅:35m 吃水:11.0m 基準排水量:35.990トン 常備排水量:39.700トン 満載排水量:48.500トン 兵装:1939年型45.7cm(45口径)3連装砲2基、1925年mark5型 15.2 cm(50口径)3連装砲 4基、1925年mark13型 10.2cm(45口径)連装高角砲10基、ボフォーズ4cm(56口径)機関砲 4連装8基、エリコン20mm(70口径)連装機銃36丁 1923年型mark 1 62.2 cm水中魚雷発射管6基 機関:ヤーロー式重油専焼缶8基+パーソンズ式直結タービン4基4軸推進 最大出力:136000hp 航続性能:16ノット/3.600海里 最大速力:29ノット 装甲 舷側装甲:381mm(VP内、傾斜角18〜22度)、75mm(VP外) 甲板装甲:159mm(VP内)、76mm(VP外) 主砲塔装甲:460mm(前盾)、381mm(側盾)、381mm(後盾)、279mm(天蓋) パーペット部:381mm 司令塔:355mm 航空兵装:-機 乗員:1.754名
>>126 全長:221.5m
全幅:35m
基準排水量:35.990トン
常備排水量:39.700トン
満載排水量:48.500トン
兵装:1939年型45.7cm(45口径)3連装砲2基
最大出力:136000hp
航続性能:16ノット/3.600海里
最大速力:29ノット
装甲
舷側装甲:381mm(VP内、傾斜角18〜22度)、75mm(VP外)
甲板装甲:159mm(VP内)、76mm(VP外)
主砲塔装甲:460mm(前盾)、381mm(側盾)、381mm(後盾)、279mm(天蓋)
パーペット部:381mm
司令塔:355mm
このスペックは果たして技術的に可能難解な!?!
>>127 >>128 技術的に可能も何も、平賀譲を教えた設計者ジョージ・サーストンの手による設計案にあるんだから
1930年代のイギリスだったら、予算がつけば可能だそうだよ。
130 :
タイ担当 :2009/03/06(金) 20:56:26 ID:???
>>129 >>130 そうかも試練がでも18in砲で3万トンクラスだと反動が大きすぎて標準が狂いそうなんだが・・・・その武装だと最低でも機銃は4万トン台の後半ぐらいは欲しい。
>>131 >4万トン台の後半ぐらいは欲しい。
満載排水量が48000トンあるんだから行けると思うが?
全幅だってバルジつきで35mもあるんだから
>>131 それのネタにはもう一つあってよ、大和の設計原案にこんなのがある。
昭和10年8月1日案
常備排水量:50.059トン
全長:221m
全幅:36m
吃水:10.1m
速力:24ノット
武装:46cm砲3×3で史実のネルソン配置
15.5cm砲3×4
12.7cm高角砲2×6
防御力:46cm砲に対し20,000mから27,000mの距離で安全
「遠野”ネルソン”秋葉」の防御力と武装は大和原案より劣っちゃ
いるが、船体サイズも似通っているしじゅーぶんに建造可能とも
言えるんが?
>>133 信じがたいスペックだなおい!!ソースをうpってくれい
135 :
133 :2009/03/07(土) 02:33:33 ID:???
>>134 簡単に手に入る資料ならば光人社の「日本海軍軍艦写真集 大和・武蔵・長門・陸奥」の
12ページ参照
>南部連合の空母 イギリス式巡洋戦艦やデケェ装甲巡洋艦をイーグルみたいな空母に改装しているはず。 艦載機はアメリカからノックダウン。 イギリス担当が貸与を申し込んでいたが断られていた。
>>133-135 “A140-K”のことだろうが、最前部砲塔は三連装じゃなくて連装だよん。
138 :
133 :2009/03/12(木) 13:04:10 ID:???
>>137 あー本当だ(汗
主砲ハイチはネルソン配置だかキュっとすぼまった艦首側のみ連装砲塔だ(汗
訂正サンクス
>「遠野”ネルソン”秋葉」 その世界の最大口径が英仏伊の38.1cm砲戦艦なわけだから、46cm砲戦艦なんか持ってこられて勝てるのか? 舷側381mmで傾斜装甲とか、史実のヴァンガードやサウスダコタよりも高防御力じゃねーかwwww
エロゲ伽羅キチョい……
>>140 エロゲっつーか、格闘ゲームだわな。コテハン同士で図上演習やってた頃のネルソンにはそんな属性付いていなかった。
単なる18インチ砲6門となる大戦艦だった
ドイツ条約型戦艦「アルクェイド”ビスマルク”ブリュンスタッド」 (アルクェイド・ブリュンスタッド/月姫/『朱い月』歌月十夜/TYPE−MOON/超弩級空母大和) ○白紙からの出発 東京条約に加盟し、晴れて堂々と戦艦が作れるようになったドイツだが「戦艦、のようなもの」と言われる程度 の能力でしかない「ドイッチュラント」級や「肥大化した装甲巡洋艦」と言われる「アルトルージュ”ケーニヒ・アル ベルト”ブリュンスタッド(以下「ケーニヒ・アルベルト)」級しか造っていなかったドイツには、実に20年ぶりの 純粋な戦艦建造である。しかし、かつての大艦隊を建造した先人の多くは天に旅立たれたか、生活のために南 米に旅立ってしまった。まだ若い彼らには余りにも経験が少なかった。しかし、まったくの白紙からの出発と言う わけではない。彼らには先人の残した設計図や資料が託されていたのだ。 それは”遠い未来への遺産”。(注1) 彼らはその中から、未完成ながらも第二次ジュットランド沖海戦で「クイーン・エリザベス」級や「ロイヤル・サブリ ン」級の装甲を叩き割りまくり、最後には華々しく散った「バイエルン」の設計図を新世代のドイツ戦艦のタイプ シップとして選んだのだった。期待の新型戦艦の仮称艦名は「F」とされた。
○建造までの概要 先の東京条約によりドイツの保有枠はフランス・イタリア・ソビエト連邦と同じ41万トンの保有枠が割りあてら れたが、その内には二隻の準弩級戦艦と二隻の弩級戦艦が含まれており、この旧式艦を後20年は保有せざるを 得ないものだった。しかし、三隻の装甲艦に加え、四隻の装甲艦が就役ないし建造中で、残りの建造枠はまだ潤沢 であった。同条約により建造できる戦艦の基準排水量は35000トンまで、主砲は14インチと『厳守』されていたので 設計能力の限界と照らし合わせて主砲は13インチ砲を選択し、防御は舷側防御300mm、水平防御100mm、 速力31ノットとした。なお、この際に14インチ砲(以下35cm砲と称す)の搭載も検討されたが、充分な装甲を施すと 排水量が38000トンに達し、予算的に難しいために見送ることとした。しかし、既に仮想敵国フランスは15インチ砲 戦艦2隻を持ち、次の戦艦は確実に14インチ砲を積んでくることが容易に予測出来たたため、対抗上として35cm砲 の採用が再検討されることとなった。 その折に、フランスとの軽艦艇建艦競争により、船体を軽量化するノウハウを得たイタリアから技術提供を受けた のと、大砲製造技術の飛躍的な進展(注2)により、35cm砲を積んでも船体サイズは35000トンを越えずとされ、 兵器局からも新型主砲開発による建造の遅延も半年遅れで済むと言う回答を得られたため、レーダー大将は「F」級 戦艦の主砲は35cm砲として設計を行うこととして1935年6月9日に承認。以後、本級は35cm砲戦艦として 数々の試案が検討されることとなった。 機関は当初の設計ではターボ電気推進方式を検討していたが、従来のタービン機関よりも重量が嵩み、仮に 「ケーニヒ・アルベルト級」と同等の防御を施しても主装甲帯は二番砲塔から三番砲塔までに限定されるという試算が 出て問題となったため、同年11月に舷側防御を対13インチ砲防御に抑える対処案が検討されたが、最終的には ターボ推進機関を諦めた事と、軽巡洋艦「ライプチヒ」級で試験されていた電気溶接使用範囲の拡大に伴う軽量化に より、初期の対14インチ砲防御が可能になるという研究結果により問題解決となった。(注3)
砲塔形状は「ケーニヒ・アルベルト」級から受け継いだ16面体である。前盾は列強各国が避弾経始を考慮して強く 傾斜する傾向にあったのに対し、本級は垂直に切り立っており、前盾装甲360mmにかなりの自信を持っていた事が 伺える。 防御様式の基本は「バイエルン」級を踏襲しているが、”遺産”により第二次ジュットランド沖海戦での「バイエルン」級の損傷リポートによる戦訓から、水平防御の改善が盛り込まれた。舷側防御は本級のために新開発されたヴォタン鋼で 木板の上に320mm装甲板をボルト留めとした。当初は均質鋼板で350mmの予定であったが、製鉄技術の向上で ヴォタン鋼で320mm有れば同等の対弾性能が出せたために厚み自体は抑えられた。甲板装甲は主装甲板の上端部 と接合する形で同じくヴォタン鋼で180mm、下端部には170mmとした。取り付けは傾斜せず、旧来と同じく垂直に 張られた。新世代の「戦艦の王者」たる存在には小細工は無用という自信が伺える。船体長の68%を占める舷側装甲 帯は「みだりに素肌を晒すことのない王族」としての威厳を見せ付けた。(注4)
武装はドイツ兵器局が自信を持って送り出す「35cm(47口径)砲」。ポスト・ジュットランドで主流であった高初速砲を 更に発展させ、610kgという重量級の砲弾を高性能炸薬で初速830m/sで撃ち出す事により、既存の装甲を「肉塊」 同然とするほどの威力を誇った高初速砲である。最大仰角は欧州艦として平凡な30度で設定しているがドイツ海軍では 主砲の必要仰角は20度程度で充分と考えており、主砲による対空射撃は考慮していないためである。 副砲は前級から受け継がれた「15cm(55口径)砲」だが、前級において連装砲塔と単装砲架を混載し、取り回しに 問題があったため、本級においては副砲も全て連装砲塔としており不具合を解消した。ちなみにこちらも最大仰角は 37度程度で対空砲としての能力はない。 小うるさいメカジキを落とす役割は、やはりお下がりの「10.5cm(65口径)連装高角砲」、これを前後艦橋と副砲塔の 間に四基ずつの計八基搭載した。 機関は前述のターボ推進機関からディーゼル機関までが検討されているが、前者はスペースと重量を取る割に電路を 切断された場合は行動不能になるのでアウト、後者は燃費に優れるが、新戦艦に相応しい高速を出すのには不向きで あるため、結局は従来どおりに高圧缶とタービンの組合せとした。ワグナー式重油専焼高圧缶12基とブラウン・ボベリー 社ギヤード・タービンを組合せ、ドイツ戦艦伝統の三基三軸推進で機関出力150180ps、直径4.8mのスクリューを 回して速力30.8ノットを達成している。
○白の姫君 本級は1935年計画艦として、準弩級戦艦「ハノーファー」の代艦としてブローム・ウント・フォスはハンブルク造船所で 1937年1月7日に起工した。1939年2月14日にヒトラー首相の臨席する下、名前の元となった先の大戦の英雄、ビス マルクの孫娘であるドロテア・フォン・レーヴェンフェルトの命名により進水式が行われた。 そして1940年8月24日にエルンスト・リンデマン大佐の指揮下で就役した。就役後はハンブルグよりキール運河を 経由して、ゴーテスハーフェンに回航され、公試で数々の好成績を叩き出した。その後は再びキール運河を通って 生まれ故郷のハンブルク港に戻り、建造所での最終儀装で10.5m主砲用測距儀や各種装備品を積みこみ、1941年 1月に儀装を完了した。同年5月5日に、カイテル参謀総長とともに訪問した時の権力者、ヒトラーが気高くも白一色に 塗装された「アルクェイド”ビスマルク”ブリュンスタッド」を一目見るなり、思わず「白の姫君」と、漏らした言から、後に 本艦を扱った書籍には必ず用いられるフレーズとなった。(注6)
史実でも可能性のあった第二次ジャットランドだが発生していた場合、英独の主力艦数差は更に開き質的差さえ縮まる。 ジャットランド後ドイツ艦は特に改装はしなかったが、イギリスはドッガーバンク後にドイツが導入したのと同様な防焔対策を施したのみならず弾薬庫に装甲を追加している。 無邪気にバイエルン大活躍ってのはちょっと難しい。 更にヴォタン鋼も均質鋼の一種だし。 突っ込みどころ満載だね。
注1:ここから軽巡洋艦「エムデン」、巡洋戦艦「ケーニヒ・アルベルト」、航空母艦「グラーフ・ツェッペリン」らの、 戦後のドイツ海軍を支える艦の基礎が生まれたとされる。 注2:南米へ亡命したドイツ士官が、向こうで大砲製造技術を指導し成功させた功績の見返りとして英米の大砲 製造の最新技術の資料をドイツに送ったとされる。英米は金を出させるだけ出させて、真面目に教えない からこうなる。 注3:なお、最初にターボ推進案を出した設計士官は親類にフェルデナント・ポルシェ社の人間がいたと言うこと を付け加えておく。 注4:これに対し、集中防御と傾斜防御に特化したフランス戦列艦は「大事なところはしっかりガードした身持ち の固いレディ」と米国の書籍に称される。 注5:この誤認事件の原因は、開発初期のメートル波レーダーの性能もさることながら、開戦前にブラジルより 購入した駆逐艦グループで、その設計は英国駆逐艦「H」級のコピー五隻であったためである。そのため、 接近してても見張り員がドイツ艦と気付けなかったのも一因として挙げられる。 注6:原則的に艦船は男性詞になる日本とドイツの中で、本級は例外的に女性詞になった。なお、本級の竣工 で前級の「ケーニヒ・アルベルト」も注目され直し”黒の姫君”と呼称される事になる。
==竣工時== 水線長:213m 全長:227m 全幅:30.4m 吃水:9.3m 基準排水量:33500トン 常備排水量:-トン 満載排水量:-トン 兵装:35cm(52口径)連装砲4基、15cm(55口径)連装速射砲6基、10.5cm(65口径)連装高角砲8基、 37mm(83口径)連装機関砲8基、20mm(65口径)4連装機関砲2基、 機関:ワグナー式高圧重油専焼缶12基+ブラウン・ボベリー式ギヤード・タービン3基3軸推進 最大出力:138000ps(標準蒸気圧時出力)、150170ps (高加圧時出力) 航続性能:16ノット/9300海里 最大速力:30.8ノット 装甲 舷側装甲:180mm〜320mm〜170mm(VP内船体中央部)、145mm(第一甲板舷側部)、45mm(水線下部) 甲板装甲:100〜120mm(主甲板弾薬庫上)、80〜100mm(主甲板舷側傾斜部)、50mm(最上甲板部) 主砲塔装甲:360mm(前盾)、200mm(側盾)、290mm(後盾)、130mm(天蓋)、180mm(天蓋傾斜部) 副砲塔装甲:100mm(前盾・側盾・後盾)、20mm(天蓋)、35mm(天蓋傾斜部) 司令塔:320mm(前盾)、300mm(側盾)、200mm(後盾)、220mm(天蓋) パーペット部:340mm(甲板上部)、220mm(主甲板部) 航空兵装:アラドAr196A-3水上偵察機4機+カタパルト一基 乗員:1192名
>ジャットランド後ドイツ艦は特に改装はしなかったが、イギリスはドッガーバンク後にドイツが導入したのと同様な防焔対策を施したのみならず弾薬庫に装甲を追加している。 それを施してさえ、やっとWW1開始前のドイツ戦艦に及びもつきませんが何か?
しかも、ここのは第2次にイギリス艦隊の救援に日本の「金剛」型やフランスの「ノルマンディー」に現れているからね…
……ワケがわからん……
過去スレが見れれば役に立つ話題なんだがな。 一部の古参の憩いのスレッドと化している。 かくいう小生もそのスクツの一人なのであるが。
>>153 過去スレの有用な情報なら学研の「世界の戦艦」に転載されているからそっち買え。
>>155 > 過去スレの有用な情報なら学研の「世界の戦艦」に転載されているからそっち買え。
この話は2ちゃん軍板でよく見かけるが本当なら年数的にとっくの昔に過去ログになってるはず。
何度も出される話だから誰かが過去ログ見つけててもいいはずなんだが。
ウソをウソと見抜けぬようでは
158 :
153 :2009/03/17(火) 15:31:16 ID:???
ヒント:スレが開始したのは前世紀
でもネットやWindowsができる以前の話を2ちゃん発だと言いきった人がいたりしたから軍板は。 今ひとつ信用しかねる。
>>160 信用しないのも一つの手。ホントを嘘と信じるものねw
更にカラクリがあるからね さてさて
無知は恥だが、無学は恥ではない。 軍事板の軍艦系の頂点に立つコテハンの言葉だよ 学研のライターさんを激高させた言葉でもあるがねw
>>156 あの時代は学研の某氏が資料を訳して出版するよりも先に超甲マンセー氏やアルザス氏が訳してスレに連載したから
似てしまったんではないかとw
まぁ、アルザス氏が訳し間違えた所と同じ箇所を学研の人が間違えたのは面白かったけどさw
ホントの事書いちゃってもいいかな? でもそう信じてるならそれでもいっか。
167 :
164 :2009/03/19(木) 01:42:39 ID:???
おっ、興味あるね。 まだ現在のように「中型〜」とか名づけられる前からスレッドにいるんだが・・・ どういう情報かな?
民主党スレのコテハンがまた荒らしにきやがったのか?
葛城山の一言主さんも相も変わらずしつこいことですね(苦笑
そもそもここが小国の海軍軍備に萌えるスレだったことを覚えているのは9人かそこらっしょ ドイツよりもフランス、イタリアよりもスペイン、ポルトガルの装甲艦、北欧の海防戦艦、 内陸国家となったハンガリーの河川艦隊、帝政ドイツのタンガニーカ湖艦隊でスレが消費されて いた頃が懐かしい・・・・
>>170 >ドイツよりもフランス
ちょっと待て。WWUなら明らかにドイツ海軍<フランス海軍だろう・・
172 :
170 :2009/03/20(金) 21:13:16 ID:???
>>171 いや、メジャーかマイナーかの差wwwwwwwwww
10年前だったらドイツはメジャーでフランスはマイナーっしょ?
昔も今もドイツ軍基地外の方がフランス軍基地外より圧倒的多数。 同様にビスマルク基地外は昔も今も腐るほどいるがリシュリュー基地外はごくわずか。 とゆう事じゃまいか。
>基地外 基地外呼ばわりとは戴けない・・・・ 私はビスマルクがタダ単に好きなじんちくむがいな弱い人間なんです。 それにフランス艦オタはここ数年で生息数が数倍に増えてきたように思えるけどなあ・・・・。
いちいち軍艦にアニメやら何やらのキャラ名付けてキモい・・・
>>175 ドイツやイギリス戦艦に流れるはずのご新規さんがフランスやイタリアに流れている傾向にありますな。
>>176 いやならば見るな
>>177 だったらスレタイにアニオタ専用とでも入れとけアホが。
普通に中型?戦艦を語りたい奴からすればうっとおしいんだよ。
では中型戦艦を語ろうとするか
しかし何故に中型?? コスパ高くないのに……
条約により大きいのが作れない:ドイッチュラント 経済的理由:ダンケルク 工期的理由:コンテ・デ・kブール&カイオ・ドゥイリオ ライバル国が作ってるから(作っていない:アラスカ級
中型戦艦てどのぐらいの規模までを言うの?? 基準排水量3万トン?(シャルオーバー) 満載排水量4万トン?(シャルオーバー) 基準排水量3万5千トン?(ノースカが入ってくる) 主砲は356mmまで?(レナウン/О級は?)
基準排水量3万5千トン未満で主砲口径16インチ未満かな?
>>185 過去スレの定義で言うならば「その国でもっとも大きい戦艦よりも小さいクラス
もしくは、巡洋戦艦とか海防戦艦とか型遅れの戦艦だがその国でもっとも強い戦力」
があたる。だからスペインのエスパーニャ級やポルトガルのヴァスコ・ダ・ガマや
南米ABCのWW1型戦艦も該当する。
大和級、アイオワ級、フッド&ヴァンガード、ビスマルク級、リシュリュー級、リットリオ級よりも小さい全ての主力艦が該当すると言う事か
>>188 そゆ事。
ただ、日本は大和型を秘匿して長門型を宣伝していたんで、それよりも小さい金剛・扶桑・伊勢がこのスレでは該当。
ノースカロライナ&サウスダコタは??
>>190 アイオワが就役するまでは大戦艦じゃない?過去に扱ったけど
そもそも最大戦艦は含まれないという点がおかしい。とゆうか中型戦艦という分類自体に問題があるやうな……
小型戦艦、大型戦艦の定義もはっきりしないのに中型戦艦という分類を作るのに無理がある。
自信満々に定義を
>>189 が言ってはいるが、
中型と定義してる伊勢型戦艦は満載4万t越えだがコレで中型ねぇ。基準でも35000t越えなんだが。
あと大和型を秘匿してるから長門型除外とか意味分からん。長門外したいだけのこじつけじゃん。
>>193 いや、ぶっちゃけると長門型とか大和型は戦艦スレッドで扱ってもらえるのに、扶桑や伊勢はカヤの外でかわいそうじゃんw
>>193 16インチ砲戦艦を中型に分類するのも無理な気がするがどうよ?
とりあえず一番強い(と思われる)チュウガタセンタンを一隻決めようや!!!
世界の先端となる中型戦艦を決めるのですな
>>196 とりあえず、近距離ならほぼ無敵のシャルンホルストを推しておく。
>>198 近距離番長ならストラスブールが火力・防御力共にトップレベル
200 :
193 :2009/03/24(火) 01:33:39 ID:???
>>194-195 その意見には同意なんだがはっきりとしたレギュレーションが無いのが問題だと思うんだ。
現状では口径、排水量共に基準がはっきりしてないし。
201 :
182 :2009/03/24(火) 15:38:30 ID:???
>>200 14インチ砲以下にすりゃおさまりが良いんだが、そうすると15インチ砲を持つレナウン級はどーすんだかって話題になって揉めるからな
ってか過去に揉めて巡洋戦艦スレが別個にたってたw
202 :
193 :2009/03/24(火) 19:46:23 ID:???
>>201 巡洋戦艦スレってそんな理由で出来てたんか…まぁそれはともかくとして、
スレ仕切ってた古参もだいぶ消えた事だし基準はしっかり定めんとまた揉めるぞ。今の所候補は3つか?
A案 16in砲基準3万t以下
日本戦艦全滅、米確実なのはワイオミングだけ、独ポケ戦のみ
英旧式戦艦も改装後はアウト。伊は改装旧式戦艦、仏リシュ以外OK。フランス最強だな。
B案 14in砲基準3万5千t以下
日は金剛、米は改装後Nメキシコまで、独シャル、
英はIデューク復帰しないと全滅、伊は改装旧式戦艦、仏リシュ以外OK
多少甘めに見ると扶桑伊勢型もOKだが同じ事するとイギリスはKGV型が入る。
C案 各国最強戦艦以外の戦艦
日は長門、米はサウスダコタ、独シャルンホルスト、英KGV、
伊改装旧式戦艦、仏ダンケルク 日米頂上対決になるな。
>>202 >スレ仕切ってた古参もだいぶ消えた事だし
30人位でOFF会した時に誰かが旧軍の図上演習の教本持ってきて、それをTRPG風にアレンジしたのが
この世界の始まりだが、現在はこのスレに居るのは6人かそこらじゃ?
204 :
名無し三等兵 :2009/03/24(火) 21:44:49 ID:8lNQ7E53
扶桑とプロヴァンスが戦ったら扶桑は圧勝できる?
>>204 火力、ガタイ、防御力すべてにおいて勝っているからな竣工時ならまだしも、近代化改装後の最終版だったら仏戦艦で手におえるのはダンケルクから上だな
WW1型戦艦とはいえ14インチ12門の火力は侮れない。
後、このスレは基本sage進行でお願い。E-mail欄にはsage必須ね
クールベ級とプロヴァンス級を廃艦にして、ノルマンディー級やリヨン級、巡戦ジル案が竣工してたらなぁ…フランス海軍不憫すぐる(ノ_・。) イタリア海軍が軍拡orイギリスとの関係悪化があったら実現したかも
仏海軍と英海軍とでは状況が著しく異なるので、クールベ級とプロヴァンス級を 廃艦にする事は自殺行為ではないだろうか? 不要となったフランチェスコ・カラッチオロやマッケンゼン級、ボロディノ級の 船体を仏海軍で活用すれば良かっただろうな。
このスレッドの世界だとノルマンディー級は設計途中に38サンチ8門で竣工し、カラッチェロ級も2隻就役しとる。 過去スレで海戦やってた
完成しなかった幻の船はなし?KG5なら13号あたりが対抗馬として 適任かと。
>>209 ノルマンディー級は元の設計が13.5インチ4連装3基のはずだが、8門とはどういう改装をしたんだ?
あと海戦ってどういう判定したの?
サイコロとか?
212 :
209 :2009/03/26(木) 17:46:04 ID:???
>>211 >ノルマンディー級は元の設計が13.5インチ4連装3基
いや、コテハンさんの情報によると建造途中に38cm3連装3基案や中央砲塔廃止して
ガスコーニュ級みたく38cm四連装砲を前1基後1基で32000トン案とかあったらしい。
ここのノルマンディーはそれを採用。大砲は史実ではWW1末期には52cm列車砲を実戦
投入していた実績があり、陸軍も広く使っていた38cm(L46)砲を流用したとか
>あと海戦ってどういう判定したの?
日本の旧軍の図上演習と同じくサイコロ使ってコテハンさん達がやったのを
小説風に書き起こしたもの。
中小国の軍備を考えてた時代のが面白かったよな ベルギーを要塞で囲むと共にコンゴに砲艦艦隊こしらえてたネタとかw 過去スレで「設定」「設定!」とか騒いでたコテハンがいたが、OFF会の 図上演習を叩きだされた連中だろw まったくもって見苦しいw
面白いのか知らんが要塞と砲艦の撃ち合いってスレ違いもいいとこだな。
215 :
213だよ :2009/03/26(木) 20:14:33 ID:???
>>214 >スレ違い
過去レス見てくれりゃ判るがこのスレッドは元々中小国の軍備を考察するスレッドで
三流国家の海軍と陸軍に超詳しいコテハンが集って神スレッドになった。
だから、海戦ばかりじゃなく陸戦も図上演習していた。ベルギーとフランスが粘ったお陰で
ドイツがフランスにまるっきり進駐できず、攻勢限界が1941年に起きてスレッドが止まりかけた覚えがある。
ドイツ陸戦厨は火病つし、イギリスとアメリカ担当はフランスごとドイツを滅ぼそうと無差別爆撃したり
とか裏話が
下手すると独仏戦でドイツ崩壊でWW2は終結していたかも知れんなw
>>215 ログ見てみたがベルギーやらコンゴ砲艦艦隊なんぞ無いが・・・どこの話だ?
元々中小国の軍備を考察するスレ?ねこたまから派生したオリ艦スレの流れじゃないのか?
(最強巡洋艦→戦艦並に→せめて2万t以下にしようぜ→戦艦並みにしたいから他のスレでやるぜ)
大体それがスレ違いである事になんの違いがあるんだよ。
神スレと言うはは良いが初代から使い回しの
>>1 の規定ガン無視で風呂敷広めまくって収拾付いてないだけだろ。
>>214 >面白いのか知らんが要塞と砲艦の撃ち合いってスレ違いもいいとこだな。
おーい、志村ー
>>213 はベルギーと言う国の軍備を考えた結果だぞ。
ベルギー陸軍:ベルギー国境線に要塞建設に全力を注ぐ
ベルギー海軍:植民地コンゴに砲艦艦隊作る程度
どっこにも要塞と砲艦が撃ち合うとかレスは入っておらん(笑
>>217 分かった分かった。どっちにしてもスレ違いなのは全く変わらんな。
揚げ足取れてそんなに嬉しいか?
>ベルギーと言う国の軍備を考えた結果だぞ
「中小国家の軍備をでっちあげるスレ」でも作ってやれ、としか言えんな。
>>218 >「中小国家の軍備をでっちあげるスレ」でも作ってやれ、としか言えんな。
いや、だからそういうのが好きな連中の隔離スレだったわけだ。
10年前はフランスとかイタリアとかソ連は
そんな、2ちゃんねる閉鎖とか騒いでた時期に巡洋戦艦とかイタリア戦艦とか中小国の軍備妄想とか 個別にスレを立てたら削除人にスレストされるのがオチ。 だからそういう住人の憩いの場としてこういうスレッドが立った。 まぁ、民主党スレの蟹さま達みたいに空気を読まずにネタスレ乱立していたら荒らされた挙句難民板に 追放こかれたんだろうが・・・
>>219 いつからそうなったのかまでは良く分からんが、なぜ適したスレ名や
>>1 を作らない?
古参から言えばログと空気嫁で終わらせる気だろうが過去ログがなかなか復旧しない現状からすればかなり無理がある。
>>220 その時代にスレ乱立が困難だったのは分かるが、未だに
>>1 のテンプレすらマトモに作ろうとしないのはどうかと思うんだ。
というか初代スレ当初まんまじゃん。テンプレ見て中小国の軍備まで含むなんて誰も思わんぞ。スレ違いと言われて当然だろ。
>民主党スレの蟹さま カニ?なんだうまいのか?
つ旦 おまいら餅つけ
>民主党スレの蟹さま 名無しロサ・カニーナと呼ばれる民主党スレッドの常連。 かつて軍事板で『慶祝スレッド』と呼ばれる上質のネタスレッドの参加者であった人。 そして、過去にここの前身である「中小国家の軍備をでっちあげるスレ(仮)」スレッドを荒らしたグループのリーダー
>>221 むしろ”荒らし”が来ないように意図的に名前を変えて解らないようにしているんだよ。
>>224 言い訳にしても無理がありすぎ。スレタイに"戦艦"とか人気ワード入れて何言ってんの。
本気で言ってるんだったら2レス目くらいに注意書きでも入れとけ。
226 :
1 :2009/03/28(土) 14:42:38 ID:???
>>225 これでも三回は場所を変え、名前を変えているんだが・・・現在のスレ名にしてからは荒らしが来なくなったんで
ゲン担ぎで続けている。
どうもコテハンさんが、慶祝スレッドのコテハンに話でもつけたらしいな。
それからだな、民主党スレッドが一日に何度も建つようになったのは・・・・
なるほど・・
>>226 仮にも「第二次大戦中の中小国の軍隊、兵器を語るスレ」とか今でもあるのに、
ゲン担ぎでスレ違いの内容で延々と居座りとか少しは身勝手だと思わんのか?
コテハンだか知らんが誰とナシつけたか知らんがスレは古参の私物じゃない。
>>228 いやいや、中小国の軍備以外にも中型戦艦やら海防戦艦の話題とかもALL OKよ?
それにこのスレは君の愚痴を聞くための場でもないしねw
無理矢理スレタイに戻そう 最強の中型戦艦は次の内どれだ? ダンケルク、シャルンホルスト、レナウン、アラスカ、超甲巡、カイオ・ドゥイリオ、クロンシュタット
>>230 火力で言えば舷側貫通力のダンケルクか甲板打撃のアラスカの2トップ。他は五十歩百歩
防御力だと一転してシャルンホルスト優勢で次にくるのが
ダンケルク>クロンシュタット>カイオ・ドゥイリオ>アラスカ>=超甲巡>レナウン
と思う
>>229 スレ違い全開で好き勝手しといて偉そうに・・・
カイオ・デュリオってそんなに防御力高かったか? 改装後もそんなに装甲厚自体は変わらないし、改装に一番手間と金をかけた水中防御はプリエーゼ・シリンダーだし。
>>232 その前に、そんな荒らしに狙われてる状態で軍事板から最悪板や難民板とかに移動したり
名前を変えたりしてスレッド存続を図った先人にたいする礼儀はないのかね?
君はこのスレッドにネタとか知識とかもらたしたのかい?
>>233 >カイオ・ドゥイリオ
近代化改装のときに老朽化した装甲板を入れ換えたり、機関や武装の軽量化で浮いた重量で防御範囲を広げてる
無傾斜とはいえ舷側250mmに甲板135mmはアラスカや超甲巡よりも重装甲と言えるし
何より”戦艦設計”のドゥイリオは巡洋艦設計のアラスカやレナウンや超甲巡よりもしっかりしている。
プリエーゼ・シリンダーの欠陥はあれど、下の三隻の水雷防御は巡洋艦に毛が生えた程度。
>>234 最悪板や難民板で中小国の軍事やってたのか?結構な事ではあるが、ここは難民収容施設ではないのは確かだ。
ただスレ存続図るのはあんたらの勝手であって礼儀を払う事ではない。
というか中小国の軍事=中型戦艦スレでは断じてないのにだらだら居座って先人に礼儀とか何様だ。
ネタ?知識?それをやる前に中型戦艦の定義をはっきりしようと試みたがとんだ異物が出張ってねぇ?
237 :
234 :2009/03/29(日) 15:57:04 ID:???
>>229 >>236 おまいら、落ち着け。
ようやく平和が訪れたこの時代におまいらが荒らしになってどーする(呆
239 :
236 :2009/03/29(日) 18:47:32 ID:???
>>237 別人だったか済まん。区別がつかなんだ。
だが揉め事に別人とはっきりさせんで首突っ込んで八つ当たりだ!は無いぞ。少なくとも
>>234 に思う事は変わらんが。
こっちはあくまでこのスレが何を語る所なのかをはっきりしたいだけ。一応
>>202 で定義を出してみたんだが。
240 :
235 :2009/03/29(日) 20:27:53 ID:???
>>239 とりあえず厳しい定義を決めるとこれ以上の揉め事を招きそうだから
あいまいに中型戦艦とかに関わることを語るスレッドで良いんじゃマイカ?
241 :
239 :2009/03/29(日) 20:45:33 ID:???
>>240 中型戦艦?に関わる事を話す、ならいいとおもうよ。
全く関係ない内容の覆面スレってのでなければ。
>>242 その映像を見ているとダンケルクは主砲塔1基あたり4門のうち左右の2門ずつ発射しているね。
連装四基の砲塔ごとの交互発射をやっているんだろうか。
イタリア戦艦の迷彩は、1943年の休戦で連合国に抑留されている時代のものだね。
戦艦はリットリオ級にアンドリア・ドリア級、巡洋艦はカピターニ・ロマーノ級も写っているし
駆逐艦から海防艦や小型潜水艇まで映っているのが眼福眼福
>>235 広げてるかなあ?
イタリア弩級戦艦2クラスの舷側装甲250mmは中央の第3砲塔部のみでそれも水線部のほんのわずかな高さで上半分は220mmでお茶を濁してる。
他4つの主砲塔は水線部230mm、上半分は中央砲塔と同じ220mm。
つまりメインは220mm。
これは改装後も変わらないどころか中央砲塔撤去したために主砲塔弾薬庫の最大装甲厚は230mmになってしまった。
背後に傾斜甲板を持っているものの実質強度、防御範囲ともにアラスカやクロンシュタットには及ばないと思われる。
水平装甲も改装後メインとなる80mm甲板は機関部と第2、3砲塔の半分までしかカバーしていないためWW2戦艦としてはかなり心もとなく弱い。
機関部はそれなりに期待できるが肝心な主砲弾薬庫はかなり辛いものがある。
イタリア改装戦艦は防御面では垂直・水平ともに弱体。
その真価はやはり高速性と美しいフォルムにあり。
245 :
243 :2009/03/30(月) 20:24:50 ID:???
>>244 >実質強度、防御範囲ともにアラスカやクロンシュタットには及ばないと思われる。
だがアラスカやクロンシュタットは巡洋艦船体だぜ。
イギリスから装甲板を買い、イギリスの技術者が組み立てた船体がロシア人が組み立てた
クロンシュタットに及ばないとは思えんな
イタリアのはもともと単なる弩級戦艦、艦齢が幾つになるのやら。 化粧直ししようが老朽化した船体にそんな期待するのは酷でしょ。
>艦齢が幾つになるのやら。 ダンケルク誕生時艦暦23年のお姉さんですね
>>247 ここのスレのネタだとカラッチオロが就役していたら、そっちを近代化改装するだろうなw
カラッチョロは近代化改装なしでノルマンディーと互角に戦える火力が魅力だね
巡戦ジル案とレナウンならどっちが優秀?
火力・防御力ともにジル案だろうな
>>250 レナウンが竣工当時か近代化後で大分戦力が変わるかも
ダンケルク>近代化レナウン>ジル案>竣工時レナウン
253 :
名無し三等兵 :2009/04/08(水) 20:16:10 ID:IZDNKa7l
>>252 改装後ジル案はどこに入るんだろうか?
フランス海軍はクールベ級やプロヴァンス級を見る限り戦艦の近代化がそこそこ上手い
よって30kt超で金剛以上の防御力を誇る優秀艦になるかも
254 :
252 :2009/04/08(水) 20:26:42 ID:???
>253 定期age乙、次からMAIL欄に”sage”入れてちょ >改装後ジル案 ジルくらいの強力な戦艦だと機関とか砲塔とかいじくって新戦艦並みの戦闘能力が与えられるだろうに 何しろダンケルク作るよりもジルを存続させた方が敵には厄介な艦になる。 改装の規模がブルターニュくらいならば近代化レナウンよりも格上程度だが、機関を巡洋艦とかのアンドレ缶とパーソンズ式ギヤード・タービンの組み合わせならば速力31ノットの高速戦艦となるな。 防御もフッドよりもよっぽどマトモだし。
255 :
名無し三等兵 :2009/04/08(水) 20:36:18 ID:rOfqzTr6
改装中にドイツに占領されるんですね
>>255 sageてくれ、頼むから
改装時期にもよるがプロバンスの次くらいの時期ならばドイツ侵攻前には脱出できる。要はダンケルク級建造と相殺してジル級を改装すりゃ良いだけの話。
R級VSプロヴァンス級 QE級VSノルマンディー級 ネルソン級VSリヨン級 レナウン級+フッドVS巡戦ジル案 KGV級VSダンケルク級+リシュリュー級 ライオン級VSアルザス級 計画艦入れてもフランスに勝ち目なさげ
ノルマンディー級からリヨン級は38cm三連装と換装する案があるからな そうすりゃリヨンは空前の38cm三連装4基12門だぜネルソンに手数で勝てる
ジルよりもフッドは最大装甲厚こそブ厚いが、WW1英国巡戦の常として装甲”帯”ではなく 装甲”紐”としか言えん狭い防御範囲だ。 それに引き換えジルの装甲様式はビスマルクと変わらない薄くても広範囲を覆うもの。 仮にビスマルクと殴りあう状況に陥った場合には英国巡戦よか仏式巡戦のが生存率は高い。 あっ、メルセルケビルみたいな状況では判らんよ? こっちが反撃できず、一方的に殴り つけられる状況下はイレギュラー。
フッド級よりも巡戦ジル案の方が、マッケンゼン級やボロディノ級の対抗馬みたいですな。
>>258 手数で勝てるって言っても、モンタナが大和に勝てるかって話と同じなわけで…
正直微妙
勝つ為に絶対に必要なのは相手の交戦意思を挫く事。大口径砲弾でバイタル を抜くなぞは二の次。バイタル以外でも幾らでも壊れて不味い部分は有る。 よって大艦巨砲主義なぞとひとくくりにされるが内実はいろんなアプローチ が為された訳で、比較的小口径の多数搭載だって充分な妥当性がある。 ただし戦艦自体に疑問符をつけない限りにおいてだが。
>>258 WW1フランスの砲身製造能力だと42cm40口径連装砲4基というルートもあるな。
能力はWW2でドイツ軍に鹵獲されセバストポリ要塞戦に投入されて要塞線をチーズに
したことからも伺える。
モンタナなんてないしな。超大和型と戦っててくれ
モンタナはつまらん。やはりさいきょうの3万トン艦は われらが、戦艦土佐級でしょう!! アレ基準3万5千トンてサバ読めないかなあ……
>土佐 竣工時長門とダンケルクの船体寸法が似通ってるんだが、長門がタライでダンケルクが菱形みたいな艦形なんかな? 基準排水量35000トンでは速度犠牲にしない限りは14インチ12門から先は無理と結論でているからなあ・・・
戦艦土佐級は、主砲塔を5基も搭載して、長門級と同じくらいの速力を発揮出来る機関を搭載出来たのだろうか?
>>267 9万馬力だけど、機関スペースが長門とあまり変わらん。計画排水量超過しない限り26ktは大丈夫。
土佐級は、長門級と同じ主砲塔4基ならば、速力27ノット以上は余裕だったのだろうな。 対空装備以外ならば、ほぼ第二次大戦レベルに到達する事が可能だったのだろうな。
よくいる扶桑型伊勢型三四番砲塔撤去厨の亜種か
長門でも136000馬力の新型タービンを搭載する余地はあった。しなかったけど おかげで陸奥は機関性能低下して・・・
土佐型の主砲配置は逃げる時に有効に使えそうだね
ザイドリッツとかもパルチアンショット用みたいだね。
>>272 当時の戦艦は低速だから斜め前方を平走する戦法
後部6門に対して敵艦が8門艦なら前部4門、12門艦でも前部6門で互角
舷側装甲が比較的薄いのも正撃にはならない予定だったから
>>102 >オランダ
>弩級戦艦:1隻
>「ウィレム・フォン・オラニエ(旧:モルトケ)」
モルトケっつーと、トルコのヤウズ・スルタン・セリムの片割れ?
何でオランダが巡洋戦艦持ってるの?確かナッソー級の一隻もらっても維持できずに解体しとらんかった?
>トルコ
>弩級戦艦:1隻
>「サルタン・スルマン1世(旧:エイジンコート)」
ゲーベンはどうしたの?どうなったの?
>>276 過去スレから孫引きだが、この世界のww1では「ゲーベン」と「ブレスラウ」は
よせば良いのにトルコまで逃げる途中でフランス領北アフリカを艦砲射撃しに
のこのこ行ったのが運の尽き。
すぐ近くの港で植民地兵を本国へ輸送するため護衛に出向いていた仏地中海
艦隊の主力にとっ捕まってプロバンス級戦艦と装甲巡洋艦6隻に袋叩きにあって
哀れ「ゲーベン」は地中海の藻屑に(合掌)しかし、「ブレスラウ」は旗艦を見捨てて
トルコに逃げ込んで武装解除。
で、史実ではイギリスが弩級戦艦と超弩級戦艦を接収してトルコ人大激怒になって
しまったが、この世界のトルコの海軍大臣が「ギリシアがきな臭いから今できているの
だけちょーだい」と、接収される前に受け取りに来た。
イギリスも数だけは足りとる弩級戦艦よりも、超弩級戦艦の保有を優先して
「サルタン・スルマン1世」をトルコに引き渡した。ただし、主砲塔の製造が間に合わ
なかったんで引渡し時には30.5cm砲は7基中5基しか載っておらんかったそうな。
さらに、結局超弩級戦艦は乗員の訓練も済んでいるのにイギリスが接収。これには
トルコ人も大激怒。
後は史実どおりトルコがドイツの軍門に下ってトルコ敗戦らしい。
でWW1後の戦後処理でドイツ大艦隊を接収したが、イギリス海軍は周到に監視要員を
派遣して自沈を未然に阻止。そして連合国の各国に主力艦は次々と配分、オランダは
そのおこぼれに預かったが南米海軍との駆け引きにより弩級戦艦を南米送りにして
まんまと巡洋戦艦を手中に収めたそうな。
278 :
272 :2009/04/18(土) 15:42:15 ID:???
>「サルタン・スルマン1世 ギリシアがドイツ製戦艦サラミスだっけかを持っているそうだが、その釣り合いか?
戦艦 サラミス <=○=○■● ●■○=○= ) 1912年にギリシア海軍がドイツはフルカン社に発注した超弩級戦艦。艦名はギリシャがペルシャに圧勝した 「サラミスの海戦」に因む。宿敵オスマン・トルコがイギリスより購入したという弩級戦艦に対抗すべく主砲は 2インチ上を行く14インチ砲を選択したが、この時点でドイツには14インチ砲はなく、砲塔は別個でアメリカに 発注するというややこしい調達方法を採ったが、1914年10月に進水したものの艤装途中にWW1が勃発。 主砲塔はイギリスが購入しイギリス海軍のモニターに流用されてしまった一方で、一隻でも戦艦がほしい ドイツは船体を「ティルピッツ」と名付けて建造を続行、建造が予定されていた巡洋戦艦「マッケンゼン級」用の 35cm砲を搭載する予定であった。そのため、1916年にはほぼ完成していたが、主砲塔を「マッケンゼン級」に 優先配備したため水上機母艦兼宿泊所として未完成で終戦を迎える。 戦後の連合国への賠償でギリシャにヘルゴラント級の一隻があてがわれるが、賠償艦と引き換えに 「サラミス」の完成をイギリスに要求。イギリスに回航されて1920年にようやく完成。主砲塔から機銃に至る まで武装は超弩級戦艦から航空母艦「イーグル」へと改装された戦艦のをそのまま搭載した。そのため、船体と 機関はドイツ製で武装と射撃照準装置がイギリス製というややこしい事になっていたのだが、それまでのギリシャ 海軍主力艦「イェロギオフ・アヴェロフ」など、船体と機関はイタリア製なのに主砲のみイギリス製で射撃管制装置は フランス製という更にややこしい代物だったので、この位の違いは乗員には受け入れられていた。
==竣工時== 全長:173.7m 全幅:24.7m 吃水:7.6m 基準排水量:19500トン 常備排水量:-トン 満載排水量:-トン 兵装:Mark I 35.6cm(45口径)連装砲4基、15.2cm(50口径)単装速射砲12基、 76.2cm(45口径)単装高角砲2基、53.3cm水中魚雷発射管2基 1931年:Mark I 35.6cm(45口径)連装砲4基、15.2cm(50口径)単装速射砲12基、 10cm(47口径)連装高角砲4基、37mm(54口径)連装機関砲4基、53.3cm水中魚雷発射管2基 機関:シュルツ・ソーニクロフト式石炭専焼水管缶20基+パーソンズ式(高速タービン2基&低速タービン2基)4軸推進 1931年:ヤーロー式重油石炭混焼缶16基+パーソンズ式ギヤード・タービン4基4軸推進 最大出力:37000hp(1931年:40000hp) 航続性能:15ノット/3500海里(石炭:3000トン) 1931年:15ノット/5200海里 最大速力:23ノット(1931年:23.7ノット) 舷側装甲:250mm(VP中央部)、110mm(VP端部)、75mm(VP外水線部) 甲板装甲:75mm(主甲板) 主砲塔装甲:250mm(前盾)、250mm(側盾)、200mm(後盾)、180mm(天蓋平面)、200mm(天蓋傾斜部) 副砲:200mm(舷側) 司令塔:250mm(側面部)、180mm(天蓋部) パーペット部:330mm (甲板上)、254mm(甲板下) 乗員:1050名
281 :
279 :2009/04/19(日) 17:07:49 ID:???
過去スレより世界各国への振り分け。史実と違う点はWW1で撃沈されたと思ってくれ。 詳しくは知らん 戦艦 ケーニヒ (イギリス) 、クローンプリンツ・ヴルヘルム (イギリス) 、 カイザー級 カイザー (イギリス)、カイゼリン (アメリカ) 、ケーニヒ・アルベルト (イギリス) ヘルゴラント級 ヘルゴラント(オランダ)、オストフリートランド(アメリカ)、チューリンゲン(フランス)、オルデンブルク(日本) フィリブス・ウニーティス級 プリンツ・オイゲン(フランス)、テゲトフ(イタリア) エルツヘルツォーク・フランツ・フェルジナンド(イタリア)、ラデッキー(アメリカ) 巡洋戦艦:デアフリンガー (自沈) 、ヒンデンブルク (自沈)、ザイドリッツ (自沈) 、モルトケ (オランダ) 軽巡洋艦:ケルン (アメリカ) 、ドレスデン (アメリカ) 、カールスルーエ(アメリカ)、 ケーニヒスベルク (フランス) 、レーゲンスブルク(フランス)、コルベルク(フランス)、 シュトラールズント(フランス)、ノヴァラ(フランス)、 ピラウ(イタリア)、グラウデンツ(イタリア)、シュトラスブルク(イタリア)、 サイダ(イタリア)、ヘルゴラント(イタリア) ブルンマー (ポルトガル)、ブレムゼ (ポルトガル)、 半ば水没:エムデン 、ニュルンベルク 、フランクフルトは浮揚修理後南米に売却。 ※:イギリス取得艦は後に南米に売却
アイゴー!ドイツは第一次大戦の敗戦でもうイギリスには追いつけないニダー! アイゴー! 誰か!ドイツに新型戦艦とか建造する技術を教えてニカ! なんとか1950年代にイギリスに追いつきたいニダ! <ヽ`△´> ファビョーン!
ギリシャやデンマークまで戦艦を・・・
大塚好古が自己のサイトでWikiのビス記事に反論してます。 反論するなら学研「世界の戦艦」の本スレからの盗用疑惑について説明して欲しいです。
>>285 今更ここで相手にするにはつまらないネタだ
別に放置してもかまわんよ?
>>285 またsoryaの友人たちが嵐に来ても困るしね(笑
やっぱりジョーダン先生の本じゃねーか!<大塚
>>285 大塚に恥の概念があったらアルザスさんや超甲巡マンセーさんたちにスペシャルサンクスとして「2ちゃんねる軍事板の有志」と書き加えるだろうな(笑
この期に及んでも言い逃れしようとしてる馬鹿に何言っても無駄だろw
>>287 慶祝スレの勢いでスレッド無駄遣いされても困るしね(w
あいつら、さばが強化されたのをいいことに、今は民主党スレッドで同じ事をやっているんだから救えねぇ(w
このスレの設定でオスマントルコ海軍の艦艇を教えて栗
>>292 弩級戦艦「サルタン・スルマン1世(旧:エイジンコート)」
前弩級戦艦「トゥルグート・レイス」
装甲艦「メスディエ」
防護巡洋艦「メジディエ」「ハミディエ」
駆逐艦サムスン級4隻
潜水艦「ムカッデメイ・ハユル」2隻
砲艦5隻
<=○=○■●=○○=●=○○=○= ) ==1923年完工時== 水線長:203.6m 全長:204.7m 全幅:27.1m 吃水:8.2〜9.1m 基準排水量:-トン 常備排水量:27850トン 満載排水量:30860トン 兵装:30.5cm(45口径)連装砲7基、15.2cm(50口径)単装速射砲18基、 10.2cm(45口径)単装高角砲8基、3ポンド単装砲4基 53.3cm水中魚雷発射管単装3門(魚雷10本) 機関:バブコック・ウィルコックス式石炭・重油混焼水管缶22基+パーソンズ式直結(高速・低速)2組4軸推進 最大出力:34000hp 航続性能:10ノット/4500海里(常備)、10ノット/7000海里(満載) 燃料(石炭):1500トン(常備)、3200トン(満載) 最大速力:22ノット 装甲 舷側装甲:229mm(VP内)、152mm(最上甲板2番〜6番主砲塔) 102〜152mm(艦首尾)、20mm(水密区画装甲) 甲板装甲:38+25mm(ヴァイタルパート内)、25mm(VP以外) 砲塔:305mm(前盾)、203mm(側面)、76mm(天蓋傾斜部)、51mm(天蓋平坦部)、254mm(後盾) 副砲ケースメイト:152mm 司令塔:305mm(側面)、102mm(天蓋) パーペット部:229mm(甲板上部)、76〜51mm(甲板下部から弾薬庫までテーパー) 航空兵装:2機、カタパルト一基 乗員:1300名 同型艦:1隻
295 :
294 :2009/05/16(土) 03:19:52 ID:???
上のはイギリスから建造途中に引き取ってきた状態の、で下のはほぼWW2突入時
<=○=○■●=○○=●=○○=○= )
==1923年完工時==
水線長:203.6m
全長:204.7m
全幅:27.1m
吃水:8.2〜9.1m
基準排水量:-トン
常備排水量:27850トン
満載排水量:30860トン
兵装:30.5cm(45口径)連装砲7基、15.2cm(50口径)単装速射砲18基、
10.2cm(45口径)単装高角砲8基、3ポンド単装砲4基
53.3cm水中魚雷発射管単装3門(魚雷10本)
WW2時:ブレダ37mm連装機関砲8基、オチキス13.2mm連装機関砲10基追加
機関:バブコック・ウィルコックス式石炭・重油混焼水管缶22基+パーソンズ式直結(高速・低速)2組4軸推進
最大出力:34000hp
航続性能:10ノット/4500海里(常備)、10ノット/7000海里(満載)
燃料(石炭):1500トン(常備)、3200トン(満載)
最大速力:22ノット
装甲
舷側装甲:229mm(VP内)、152mm(最上甲板2番〜6番主砲塔)
102〜152mm(艦首尾)、20mm(水密区画装甲)
甲板装甲:38+25mm(ヴァイタルパート内)、25mm(VP以外)
砲塔:305mm(前盾)、203mm(側面)、76mm(天蓋傾斜部)、51mm(天蓋平坦部)、254mm(後盾)
副砲ケースメイト:152mm
司令塔:305mm(側面)、102mm(天蓋)
パーペット部:229mm(甲板上部)、76〜51mm(甲板下部から弾薬庫までテーパー)
航空兵装:2機、カタパルト一基
乗員:1300名
装甲配置図は下記URL参照。とてもじゃないが35.6cm砲を持つ「サラミス」どころか、下手すると弩級戦艦相手にも怪しい装甲。
ttp://photo.starnet.ru/Thematic_Wallpapers/Korabli_i_suda/Lincory_i_linkrei/Agincourt/pages/Agincourt-18.htm
>>294-295 WW2突入時にも石炭焚いてんのかよw
>パーソンズ式直結(高速・低速)2組4軸推進
(高速・低速)って何よ?
298 :
294 :2009/05/16(土) 14:47:53 ID:???
>>296 >パーソンズ式直結(高速・低速)2組4軸推進
WW1時のタービン機関は現代の減速するための歯車が作れなかったから回転数の異なるタービンを複数つないで走らせていた。
この場合は高速回転型と低速回転型二個で一組な、WW1末期には巡航用のタービンを含む三基一組のが巡洋艦から戦艦まで乗せられてた。
>WW2突入時にも石炭焚いてんのかよw
トルコは貧乏国だから・・・
平時の維持にも発電や艦内の動力は蒸気機関が必要になるんで高い重油よりも国内で算出する安い石炭を使った方が安い。
史実の列強でさえも植民地で使う巡洋艦にゃ航行用とは別個で石炭専焼缶を積んでるのがあるよ(エゲレスとかフレンチとかJAPANとか
299 :
294 :2009/05/16(土) 17:27:54 ID:???
>>294 間違った。WW1突入時のスペックはこちら。
==1913年購入時==
水線長:203.6m
全長:204.7m
全幅:27.1m
吃水:8.2〜9.1m
基準排水量:-トン
常備排水量:26800トン
満載排水量:29200トン
兵装:30.5cm(45口径)連装砲5基、15.2cm(50口径)単装速射砲20基、
7.6cm(50口径)単装速射砲10基、3ポンド単装砲4基
53.3cm水中魚雷発射管単装3門(魚雷10本)
機関:バブコック・ウィルコックス式石炭・重油混焼水管缶22基+パーソンズ式直結(高速・低速)2組4軸推進
最大出力:34000hp
航続性能:10ノット/4500海里(常備)、10ノット/7000海里(満載)
燃料(石炭):1500トン(常備)、3200トン(満載)
最大速力:22ノット
装甲
舷側装甲:229mm(VP内)、152mm(最上甲板2番〜6番主砲塔)
102〜152mm(艦首尾)、20mm(水密区画装甲)
甲板装甲:38+25mm(ヴァイタルパート内)、25mm(VP以外)
砲塔:305mm(前盾)、203mm(側面)、76mm(天蓋傾斜部)、51mm(天蓋平坦部)、254mm(後盾)
副砲ケースメイト:152mm
司令塔:305mm(側面)、102mm(天蓋)
パーペット部:229mm(甲板上部)、76〜51mm(甲板下部から弾薬庫までテーパー)
航空兵装:2機、カタパルト一基
乗員:1300名
購入金額:2,725,000ポンド
同型艦:1隻
イギリス工事遅延で主砲が中央部の主砲塔2基をありあわせの装甲板で覆って
トルコに回航さした。(史実では全て乗るのを待っていたら接収されたw
別にエジンコートが届いても、エリンが届かなけりゃ積年の恨みでイギリスと敵対はするんだよね。 ゲーベンがエジンコートに変わっても瑣末事項w
>>293 >装甲艦「メスディエ」
ちょwまだ装甲艦なんかWW2に使っているのかよwいい加減退役させたれやw
>
>装甲艦「メスディエ」 ちょっと待て、昔のログでWW3でパナマにいたよな?
304 :
299 :2009/05/21(木) 12:57:20 ID:???
>>301 過去ログによると1908年にイタリアのアンサルド社で徹底的に近代化改装
やって装甲巡洋艦に化けてますな(笑
史実で木砲になってる主砲はアームストロング9インチ砲シングルマウント
2基に、装甲板は鉄から鋼に、機関はジュゼッペ・ガリバルディのを搭載。
トゥルグートレイスと組んでロシアの装甲巡洋艦と撃ち合いやって勝ってる(笑
>>303 WW2前に貴重な舷側装甲を持つ"装甲巡洋艦"として、外交的理由で再び
イタリアで近代化改装実施して、機関換装やら対空火器積んでおりますな。
WW2ではイギリス劣勢を見て枢軸側に転がり込んでソ連やイギリスみたく
ドイツとフランスに滅ぼされないで済んだようですな(笑
WW3でパナマくんだり行ったのも枢軸国内での”お付き合い”でしょうな。
恐らく枢軸軍で最も古いフネかと。
305 :
303 :2009/05/22(金) 20:46:18 ID:???
>>304 あれ装甲艦だったのか、同人誌の挿絵にダンケルクやシェーアーの後ろに単装砲塔のっけた古めかしいのが移ってたから
てっきり海防戦艦か前弩級戦艦か何かだと思ってたわw
ここの物語は大ちゃんのアレとちがって、ちゃんとWW3終了までまとめられて同人誌として発行されているからね。 再販の予定は無いそうだけど(笑
>>305 >シェーアー
あれ?アレッテ
ケーニヒ・アルベルトじゃなかったっけ?主砲を38cm(47口径)3連装換装後の
横から見たシルエットがポケット戦艦にクリソツな
ここのネタって同人誌になってるの? KWSK
8年前から6年前にかけてRSBC風のイラストをつけた同人誌になってでてたよ 800円だったと思う
>>309 マジっすか、読みたかった……そのサークルさん、今でも活動してるの?
それとも、その時だけ有志がサークルとして参加・出版しただけ?
311 :
307 :2009/05/30(土) 00:48:39 ID:???
>>310 >それとも、その時だけ有志がサークルとして参加・出版しただけ?
スレッド連載分とOFF会での図上演習が溜まった分だけを出してたみたい。
ここ5年は出ていないと思う。
312 :
309 :2009/05/30(土) 14:39:58 ID:???
このスレで告知していたわけでなく、別用でコミケに行ってたら突然あったんだからなあ まぁ、ここは慶祝スレッドの連中が粘着していた時期だから下手に告知なんかしたら慶祝スレッドの 連中に荒らされていただろうけどw
375 : 【army:1131】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 :2009/06/02(火) 23:07:31 神 ID:??? >331さん ていうか、当時のメインの参加者のほとんどが、PTSDにかかるほど、あのスレは異常でしたから。 というわけで、ですがスレが、慶祝スレの代替品だと思っていたりします。普通に生活しながらできる範囲で ネタをいじって遊ぶ、という点で。
軍板の他のスレッドを散々荒らして偉そうに…
315 :
名無し三等兵 :2009/06/13(土) 23:08:39 ID:9QIhHgUz
このクラスならフルンゼが最強でしょう。
316 :
名無し三等兵 :2009/06/14(日) 11:42:57 ID:pKmZ4nsM
ミサイル搭載巡洋戦艦は反則ニダ
なんか化石みたいなスレだな。何年も前のネタを発掘しては生ぬるーく語り合う、の繰り返しじゃん。 しかも過去ログが教条化してるから新参はとても参加できないな。古参なんかもりあげろよ。
318 :
名無し三等兵 :2009/06/15(月) 00:37:41 ID:/UeI8+2Z
マターリしていると一言でいえば?
>>318 援護はありがたいがsage進行でよろしく。
320 :
319 :2009/06/20(土) 17:11:43 ID:???
sage失敗したwwwwwwww
>>315 それは確かに反則だw
厨房(中型戦艦)のケンカに格闘術を叩き込まれたプロの軍人が殴りこみ
するくらいには反則だw
レゲンダが使えるのならば「ミサイル戦艦」のアイオワ級でさえ一方的に
イチコロで撃沈できる対水上打撃力の化け物だからアレ。ソレ無しでも艦
に固有の中間誘導できるヘリ乗っけてる分はっきり有利。
対空火器もアイオワがグラニートを探知撃墜するのは絶望的なのに対して
キーロフはハープーン相手にしても一定の対応は確実に取れる。
>>315 >>320 このスレのネタではWW3後も生き残った列強の戦艦が史実のアイオワ級みたくミサイル戦艦化
したというのがあったなw
シャルンホルストがキーロフ化、ダンケルクとかがイージス艦と化してて吹いた覚えがw
アメリカの原子力潜水艦が中型戦艦に襲いかかるも、逆に対潜ミサイルや対潜魚雷で沈められると言う結果に
>>322 >ダンケルク
コテハンさんが描いたポストWW3改装後の戦艦でソ連海軍の軍艦みたいに
レーダーとミサイルてんこ盛りの独海軍に比べ、フランスはスマートな外観と
なっていたな。特にダンケルク級とリシュリュー級は後部に主砲塔持ってない
からヘリ格納庫とヘリ甲板となってて「デカい護衛艦」となってたな。
アメリカ東部海軍で生き残ったコロラド級も改装後アイオワみたいな外観になっ
てたな。
324 :
312 :2009/06/23(火) 21:38:21 ID:???
>>322-232 慶祝スレッドから来た厨房が「どんだけ改造してもうちのスレッドの“大和”にゃ勝てない」とかのたまったんで
コテハンさん達が“本気”を出して改装した結果、欧州戦艦がえらい事になったな。
内田さんの欧州大和シリーズのアルティメット・ワンでさえサシの勝負では独仏伊の主力艦ならどうって事ない。
アイオワやライオン相手なら第三次改装後のビスマルクやリシュリューやリットリオで勝てる位に。
>>324 あの当時はミサイル戦艦とか流行ったから…
>>324 それを言ったらこっちの「遠野“ネルソン”秋葉」級にはそっちのネルソン級は勝てねえだろ
足は金剛並みに速いし火力は大和の2/3だぞ
327 :
名無し三等兵 :2009/07/11(土) 07:58:20 ID:FJ1AKosZ
シャルンホルストを38cmに換装すれば、いいだろうに。
328 :
名無し三等兵 :2009/07/11(土) 13:05:18 ID:gf4RNb5V
いや、まず金剛級を38cm砲化すべきでは?
>内田さんの欧州大和シリーズのアルティメット・ワンでさえ >サシの勝負では独仏伊の主力艦ならどうって事ない 詳しく
>>329 このスレッドの世界は戦艦のサイズが35000トンで主砲14インチで厳守されたという設定で考察されたんだけど。
イギリスが空気読まずにネルソン級を後に18インチ6門に換装出来るように設計され、WW2末期の枢軸国英国
侵攻輸送船団に18インチ砲ネルソン級が突っ込んできて独仏伊日の14インチ砲戦艦が倍の数でフルボッコにして
ネルソン級を倒し、輸送船団を守ってイギリスを倒したんだけど・・・。
その経験から長砲身とかEXチャージとか使ってもやはり18インチには勝ち難いってのが戦訓として得られたんで
条約明け後の枢軸新戦艦
独:H42、87000トン46cm連装四基→50.8cm連装四基、速力32ノット
仏:アルザス級、基準69800トン、46cm三連装三基、速力32ノット
伊:リソルジメント級、基準72300トン、46cm三連装三基、速力31ノット
日:紀伊、基準67000トン、46cm三連装三基、速力27ノット
とかになってアメリカのモンタナ級と戦う事となっている。戦艦は空母
艦載機で潰せよって話になるだろうが
この世界は艦船とか設定だが、そのデータを元に図上演習で戦訓を導き出す
んだが日米艦隊決戦は夜戦で戦艦同士の殴り合いで双方壊滅、欧州戦は空母戦を
出来るのが英仏くらいだが戦艦級への航空機単独による撃沈はWW2でついぞ起きなかった。
だからこの世界での航空派は肩身が狭い。太平洋も大西洋も戦艦同士の殴り合いで負けた
方が滅んだから「艦隊決戦に負けない戦艦を作る」という常識ができてしまった。
>>330 足りないな。一番重要な各国の超戦艦の要目と詳細説明が無きゃ
>内田さんの欧州大和シリーズのアルティメット・ワンでさえ
>サシの勝負では独仏伊の主力艦ならどうって事ない
の証明には全くなってないぞ。
そこで出てる少ない情報では内田大和が51cm砲9門搭載の10万t級戦艦ってだけで勝つ見込みはない。
コテハンの本気と言うからにはもっと何か捻りがあるんだろ?
>>331 うん、レーダーとか計算機は内田さんのアルティメット・ワンと互角で防御力は皆対20インチ防御なのよ
でもね、核を持っているのは別にアメリカだけじゃなくてね、独仏もなのよ・・・
>>332 要目と詳細説明は?無いのか。
>レーダーとか計算機は内田さんのアルティメット・ワンと互角
こんなチープな説明では到底何が互角なのか、本当に互角なのか理解できんのだが。
モロパクリでもなければレーダーとか計算機が大した情報なしに互角と言い切れる理由が他に思いつかん。
>防御力は皆対20インチ防御なのよ
H42以外6〜7万t級でモノによっては32ktまで出せて対20in防御って時点で怪しすぎるんだが。
というか数値データは無いの?無くて対20インチ防御って言える根拠は?
あと、100歩譲って対20in防御があったとしても20inSHS9門の攻撃力に及ばん時点で負けてるが?
>>330 あーあれか、その数値は初期値だよな。
>>331 よ、内田の大和も成長したように、紀伊もグロース・ドイッチュラントもアルザスもWW3を経て“成長”したんだよ。
アルティメット・ワンの持っている能力は米独仏日も持っているし、各国の砲術技術に基づく隠し玉がまだある。
>>335 どっちかーつーと、内田のアルティメット・ワンの方がここのアルザスのパクリなんだよな(笑
ヘカトンケイルとかトランジスタ・グラマーとか名前を変えてはいるけど、過去スレッドからのパクリ。
さすが学研(笑
>>336 はぁ…何度聞いたらまともな説明が出るの?また元の文やら数値無しか。
パクリ?仮にもいっぱしの商業誌が2chスレパクリと言うわけねぇ。無いとはいえんが。
だが確認すら出来んdat落ちのログを、たったの一度も文章を上げずにパクリ(笑)とかいわれても笑えんわ。
というか結局あんたまともにログとかデータ持ってないの?
それで5年位?前の思い出でそんなハッタリかましてるの?アンタの方がよほど笑えるんだが。
340 :
334 :2009/07/14(火) 01:14:55 ID:???
いや、ここでスペックとか書いたらまた内田の飯の種になってしまうだろ・・・常識から考えて・・・
>>338-339 ここは中型の戦艦スレッドなんだから本スレッドの流れを持ってきてココで喧嘩するなよ。
戦艦の巨大化よりもWW2前に作られた戦艦をいかにWW3でも戦えるようにするかの方が萌える人たちの憩いの場だったからのう。
船体延長やバルジ取り付けによる船体のジャンボイジング改造に始まり、射撃計算機の電子化、武装の換装と砲弾の裏設定etc・・・
全部かいていたら同人誌にでも出した方がいい分量になっちまうわな。
>>334 だったら最初から出せませんすいませんで済ませよ。
>>330 以降かすかな思い出にすがってふざけた振りしてるだけじゃねぇかよ。そんなに人が持ってない情報自慢したいか。
大体ちょっと遡ったって昔妄想した艦のスペックコピペしまくってばかりだろこの懐古スレは。
散々引っ張って今更パクられるから嫌だだぁ?自意識過剰も大概にしろ。
>>341 火種バラまいてんのは古参なんだが?出せもせん資料の自慢とか喧嘩もいいとこだぞ。
343 :
322 :2009/07/14(火) 04:26:37 ID:???
まぁクリティカルな会話はIRCでやっているから良いんだけどね
>>342 夏コミ落ちて同人誌が出せなかったからうっぷんたまってるんだよみんな
ごめんね、過去ログとか集めて再編成してまた同人誌だすからね、ごめんね。
同人誌は何かのパクリだったり知識や考え足らずで大したものじゃなかった。 見せろと大騒ぎしたり盗用されるともったいぶるほどの情報も価値も無い。
パクられるのがヤだからログは上げたくないけど同人誌は出したりとか、 本当かどうか疑わしいが荒らされまくって逃げて身を隠した先がよりにもよって戦艦スレとか、 ここの古参?連中の思考回路は常軌を逸してるな。 んでクリティカルな会話はIRCって、そのままそこに引っ込めば良くね?
346 :
341 :2009/07/14(火) 21:07:09 ID:???
>>345 >本当かどうか疑わしいが荒らされまくって逃げて身を隠した先がよりにもよって戦艦スレとか
ノンノンノン、このスレッドの大本は中型戦艦。中小国の軍備とか陸戦やりたいやつらは慶祝スレッドの連中に荒らし潰された落ち武者組。
だから現在のスレタイこそがここの大本だよ。
そこん所重要、いいかな?
スレタイを読めない新参が居着いてるようだな あぁ、もう夏休みなのか
>>347 スレタイが読めないことに関してここの古参に勝るものも居ないがな。
>>344 ここのイミフな事平然と言い出す古参になりかわって解説してくれると嬉しいな。
考証が甘かろうがなんだろうがそういうの聞くのが好きなんで。
>>346 >だから現在のスレタイこそがここの大本だよ。
>そこん所重要、いいかな?
過去ログの掘り返ししかやってない、新規が仕切り直ししようとすると残党だかなんだかが邪魔をする。
結局定義なんか決めんでやろうぜ〜結局昔のコピペ、オマケに詳しく聞くとパクられるwからイヤイヤ。
全くもってスレタイ通りの内容になってない老害スレと成り果てとるようにしか見えないけど、なんでかな。
353 :
名無し三等兵 :2009/07/15(水) 07:34:58 ID:Q9faPJTT
>>351 で、自分からは何もネタ出しもせずに旧い参加者を批判だけして俺偉い?
>>355 で、自分からは何もネタ出しもせずに新しい参加者を批判だけして俺偉い?
357 :
355 :2009/07/16(木) 17:12:11 ID:???
いや、俺は新参何だが・・・
>>357 知らんがな(´・ω・`)
新参が新参いじめて楽しいか?というか新参が人を新参呼ばわりとは笑わせてくれる。
361 :
357 :2009/07/16(木) 21:50:52 ID:???
漏れら新規組がガーガー言うから古参の人が警戒して情報出してくれないんじゃないか?
まぁ、
>>344 さんは同人誌のデータを出してくれるらしいけど(笑
362 :
名無し三等兵 :2009/07/16(木) 21:52:52 ID:3lYaD2S6
よーしくそったれ、新兵のルーキー共!!!(なに)
>>361 "クリティカルな会話はIRCでやっている"とか平気で言う連中に随分と性善説な思考だな。
所詮古参として偉ぶってはいるが、古参としてまともに新しいネタも情報を出すで無し、
爺むさい思い出話だけここに書きなぐる老害をアテにする気も無くなった。
それはそうと
>>344 に期待w
>>362 ご新規さん、ここはsage進行で頼む。
古参には常識のマナーだしな?
過去スレッドにあったライオン級「サンダラー」の地中海通商破壊戦の顛末はどうなったん?
>>365 それよか、ライオンはダンケルクに沈められたのかな?
戦艦大和にイージスシステムをつければ終わり。
>>368 一体何が終わるんだ?
ここの古参wのパクられると困るらしい戦艦の説明?
じゃあエスパーニャ級についての考察でもするか? 日米仏独伊の列強のは殆ど設定固まっているみたいだし、残るところはWW2で体よく枢軸国のおこぼれにあずかったスペインしか 残っていないはずだしょ?
>>371 前スレあたりでレゾリューションと戦っていたが、あのサイズで15インチ砲に
たたかれたら即撃沈じゃね?
>>372 図上演習の悪い癖だな。廃艦所要弾量から逆算して「撃破されてるけど浮いている」のを「戦闘続行可能」と踏んだんだな
>>373 修理して六ヵ月後に再びドック送りだからな、イギリス製の船体にフランス製の装甲と機関と武装を乗せかえるんだから性能は上がる罠
>>372 >たたかれたら即撃沈じゃね
いや、主砲塔と甲板防御強化した時に船体延長とバルジ貼って少し大きくなってる。
それでも対14インチ防御あるかは不安だがアルミランテ・ラトーレ程度の防御はある
んじゃないか?
376 :
名無し三等兵 :2009/07/28(火) 08:55:15 ID:KCJJLF0f
>>3 >>34 スペイン海軍巡洋戦艦 エスパーニャ三世
基準排水量35000トン 全長242m 全幅27・5m
最大速力:35ノット 主機関:ディーゼル/スチームタービン複合方式
主砲47口径38・1cm砲 連装3基6門
副砲55口径15・5cm砲 連装3基6門
高角砲65口径10・5cm砲 連装4基8門
装甲;舷側甲帯180mm 甲板:75mm
>>376 朝にageんな。
それと、そんな艦を作るくらいならWW2後にドイツからO級巡戦を買えばいい。
378 :
名無し三等兵 :2009/07/28(火) 18:55:40 ID:zJiY/qTO
>>376 スペイン海軍巡洋戦艦 コンキスタドール級
基準排水量32500トン 全長222m 全幅31m
最大速力:30ノット 主機関:スチームギヤードタービン4基
主砲45口径35・56cm砲 連装4基8門
副砲50口径14cm砲 単装8基8門
高角砲45口径10・2cm砲 連装6基12門
装甲;舷側甲帯180mm(10°傾斜) 甲板:75mm
最高の妄想でもコノぐらいだろ厨房wwww
381 :
名無し三等兵 :2009/07/29(水) 00:10:46 ID:33MoZsdl
>>380 金剛改装後の装甲薄くしただけじゃんwww
まさに厨房の浅知恵www
だったか↑が最高のちゅうがたせんかんを提案してくれよ。な!早く早く!
>>378 >>381 だからageんなwwwwwwwwww一週間に一回程度浮上で良いからこのスレはwwwwwww
よし、自分が他で上げた艦をうpしてみよう。 超甲巡「天城」型 基準排水量22500t 満載排水量27500t 全長200m 全幅26.5m 機関出力120000馬力 最大速力30.5kt 航続距離18kt/7500浬 燃料搭載量4500t (機関は高雄型重巡と同じモノを10%デチューン) 主砲 45口径四一式35.6cm連装砲 3基(砲身は予備の流用(あれば)、砲塔は設計極力使い回しの新造) 高角砲 40口径八九式12.7cm連装高角砲 6基(大和型に準ずる) 機関砲 九六式25mm機銃3連装8基 水上機 3機 装甲 舷側180mm/15度傾斜 甲板95mm 砲塔前面250mm 砲塔天蓋100mm (重巡相手に防御区画は完全に抜かれない、程度の装甲) とにかくやっすくがコンセプト。 史実を見るとこんなもんでも十分だった気がせんでもない。
>>384 スレ的にはGJ!
装甲艦枠で建造できる排水量なのもグッド!
>>384 ダサいショボイ、よって軍令部の命により却下。
387 :
384 :2009/07/30(木) 01:25:49 ID:???
>>385 批判やツッコミは一向に構わんのだがあくまでスレタイに則ってうpした艦なんで、
古参の古典の世界設定に準拠させるのだけはやめてほしい。
正直ここの古参の存在をあまりよく思ってないんで。
ていうか、基準排水量3万トン迄良いってテンプレにあるんだから3万トン一杯で設計したら??
389 :
384 :2009/07/30(木) 21:58:36 ID:???
3万tまでokだからと言ったって、ギリギリに仕上げなきゃならん理由も無いでしょ。 そもそも3万t一杯にする目的が薄いんだが。純然たる新戦艦とは土俵が違うし。 まぁでも気が向いたらリミット一杯でやってみるよ。案は無い事もないし。
私的最強戦艦【基準排水量3万トン以下クラス】 基準:30,950トン(公表3万トン) 公試:35,770トン(常備34,885トン) 満載:37,937トン 水線長 210.7 m 全長 217.5 m 全幅 31.4 m 吃水 公試時 9.7 m 主缶 ロ号艦本式缶8基 機関 艦本式オールギヤードタービン:4基4軸推進 出力 130,000shp 速力 約30kt 航続距離 18kt/7,000浬 兵装 主砲 3年式 41.0cm砲 連装3基6門(長門型から大改装時に撤去したもの) 高角砲 89式12.7cm高角砲 連装8基16門 機銃 96式25mm対空機銃 3連装20基60挺 96式13.2mm対空機銃 4連装10基40門 防御力 舷側: 130〜265 mm (最大−20°傾斜) 甲板: 120〜135 mm(主甲板)、40 mm(断片防御甲板) 主砲塔: 380 mm(305+75 mm)(前盾)、245 mm(側盾)、210 mm(後盾)、165 mm(127+38 mm)(天蓋) 連装高角砲塔: 20 mm(前盾)、20 mm(側盾)、20 mm(後盾)、20 mm(天蓋) バーベット部: 320 mm このスペックでどうだ。大鳳/111号艦ぐらいは犠牲になるかも試練が・・
>>390 中々いい感じのバランスなスペックですな。
ただ、超甲巡と同規模の武装でその装甲では3万tで収まらないのでは?幅広めで甲板装甲にかなり重量を食う。
馬力も新戦艦並み、主砲塔3基で幅があると新戦艦並みに装甲強化に重量がかさんでしまう。
機関スペックを妥協してるが、重要区画は狭められても重量にはそう貢献しないわけで。
新しいのでけたよ〜。前のと違って豪華だぞ。ゲテモノだけど。 大日本帝国海軍 装甲艦「飛騨」型 要目 基準排水量 29,900t 満載排水量 34,200t 全長 189.8m 全幅 31.8m 機関出力 102000HP(艦本式タービン4基4軸) 最大速力 26.5kt 航続距離 18kt/6000浬 燃料搭載量 4,500t 主砲塔正面装甲 457mm 主砲塔天蓋装甲 152mm 舷側装甲 305mm/19度傾斜 甲板装甲 146mm 主砲 94式45口径41cm砲 3連装 2基(前後各一基) 高角砲 89式40口径12.7cm高角砲 連装8基 機銃 96式25mm機銃 3連装8基 水上機 3機 (シルエットはサウスダコタ-第2主砲塔+小さくなった大和の艦橋。ポケ戦+大和÷2でも良い)
続き(解説) 中型戦艦規制の3万t制限で極限まで対艦戦闘能力を追求した戦艦。 あまりに偏った設計方針は無条約時代の新戦艦のテストベッドとして行き着いたとされている。 艦の前後に主砲塔を各1基づつ配置し、極端なまでの短躯というかなり特異な形状の戦艦である。 3連装砲塔の採用により砲塔数を減らし、限界まで船体を短縮、その上でギリギリまで重要区画を縮め、 バイタルパートを48%(水線長91.5m)にまで圧縮し、新戦艦並みの防御力を確保した。 直接防御力は3万t制限の中型戦艦の中でも随一であり、 本級に搭載されている新型41cm砲に対し2万mから2万5千mの安全距離を持つまでに至っている。 非重要区画が全体の半分を占める為こちらからの被害も懸念されるが、船体区画を細分化し、隔壁も従来よりやや厚めに することで対処可能であると見込んでいる。 主砲は新造の41cm砲であり、本級以外にも長門型にも搭載される予定である。 無条約時代に突入した際には、次期主力戦艦(5万t、41cm砲9門予定)にも搭載される見込みである。 本砲は米新型16インチ砲に対し対舷側では同等だが対甲板ではかなり劣る為、超重量弾を開発中である。 このように攻防性能では中型戦艦中屈指の性能を誇る本級であるが、しわ寄せとして航行性能がかなり制限されてしまっている。 新型機関を採用したもののあまりに過酷な制限だった為出力10万馬力が限界であり、主力戦艦群より速いとは言え、 30kt前後の他国中型戦艦に対して明らかに鈍足である。また舵の効きもあまり良好とは言い難い。船幅が広い為、 安定性だけは高いのが唯一航行性能で褒められる点である。更に当然の如く居住性も劣悪であり、 船員からは規律の厳しさも相まって「岐阜監獄」などと陰口を叩かれたらしい。 史実新戦艦とすらガッチガチの殴り合いが出来る中型戦艦を目指してみた。さぞかし使いにくい艦となる事請け合い。
>>292 訂正
×大日本帝国海軍 装甲艦「飛騨」型
○大日本帝国海軍 戦艦「飛騨」型
軍令部は最低40サンチ砲8門以上を要求してきそうだな!折角40サンチ積むならさ
>>395 貴様、天皇陛下に腹を斬らせるつもりかぁ!!
こりゃフッドよりひでぇことに
>>395 お前は引き算が出来んのか?40cm砲8門以上って、4万t近くあっても何かを犠牲にせんと無理なんだが。
最もバランスが良い部類のサウスダコタですら両用砲配置に無理があり、速度も遅め。
まして3万tとなると速度を27kt前後としても防御は重巡にしては高めのレベルが関の山。軍令部の責任者サマは打ち首モノだな。
サウスダコタでも基準38000t近いからな。実際は
>サウスダコタでも基準38000t近いからな。実際は だからここのリシュリューは実はダンケルク級の原案の一つを基にして33500トンの対15インチ防御のを 高角砲多目、16インチ三連装を14インチ四連装にしたのを採用してるよん。 ここのビスマルクも元はマッケンゼンとバイエルンのミックスだし、ヴェネトもアンサルド社の3万トン型13.5インチ方戦艦 が元ネタ。
>>400 古参の思い出自慢なんていらねぇんだよ。
どうせ細かいデータはパクられちゃうから挙げられないんだろ?
だったらさっさとチャットに帰れや老害!
確かにあとから来た誰も参照できないネタにこだわるならミクシィにでも移った方がいいんじゃないかな。
>>403 さすがにこの過去スレのソースなんか持ってません。
そんなに誇らしいソースなら公表してくださいよ。
>>403 アンサルドのアーカイブご覧になった事ありますか?
本当に多くの資料抱えてる人ほどどこまでいっても「あれが欲しい、これが足らない」と思うから満足しないし浅薄な自慢なんかしないですよ
>>406 ベネト級の選考案はいくつあると(ry(wwww
ヴェネト程度で舞い上がってるんですか。 こりゃダメだ。
>>407 ここのクズ古参は浅薄な自慢が大好きなようだがね。
>>400 とか、ソレより前の内田氏にパクられた(自称w)とか言ってた奴とか。
詳細も出せないのに自慢したがるクズなんて永遠にIRCから出てくるなと思うね。
オマエラ全員死んで来い。スレ汚しだボケが
結局ここは何をするスレなんだ?
>>404 本スレになってから新参が幾つか新しい戦艦案を出してるんですが、
古参は目新しいネタを何も出してないわけで。荒れる元になった自慢は良くやってたけど。
困った時は初心とゆうか1のテンプレ通りでいいんじゃない。 懐古するのはいいけれど詳細も出さずに自慢されてもワケわかめだし、それを考えた本人が自慢するならともかくROMってただけの人が自慢するのはお門違い。 本人なら差し障りない程度に内容は書けるだろうし。
>>405 昔自慢してる奴は手元に何も無いのにカラ自慢してる人と、
データ持ってるけどあまりに素晴らし過ぎて流用されてしまうんで人様にお見せできない人しかいないようで。
どっちにしても自慢はするけどデータは見せない人しか居ないようですよ。
どんなに頼もうが公開だけは絶対にしない(出来ない)んで頼んでも意味が無いようです。
実艦や各国海軍の試案や各社の私案なら自慢のしがいもあると思うけど、たかが素人(ディープな人もいるかもしれんが)の想像がそんなに貴重で自慢になるのかいな 不思議です
>>417 なにをいうてんの? 素人が考えた戦艦でバトルのがこのスレだろ?? 脳みそ腐ってるのか???
>>417 実際あった各国海軍の試案だけでなんて古参でも語ってないんだが?
手を加えてオリジナル要素が入れば即素人の妄想だぞ?
お前の頭の悪さが不思議ですよ。
いや、それがパクられると大変とか後生大事に抱えて公開しないのが不思議に思えたので。 自分の想像ならみんなに見てもらってこそだと思うのですがおかしいですか?
>>420 ここの古参って、
史実の計画案を元にした艦=パクられちゃダメ!な自分の完全オリジナルと言い張るキムチ臭い人たちなんで。
史実を参考にしたものを更に参考にされるとパクリだ!とか頭の腐った事平気で言ってるしね。
自分の想像ならみんなに見てもらってこそってのは普通の趣味人には当てはまるが、
ここのセコい古参は被害妄想が酷いので人に何かを伝える事などできないそうですよ。
>>421 古参がタラタラと過去の作品が参照できなくなってもオリ世界話続けてたからだろう。
どのみち今となってはスレ的にもテンプレ的にも古参は邪魔って事だ。
>>422 >ここのセコい古参は被害妄想が酷いの
ハイハイ学研ライター乙w
>>420 >いや、それがパクられると大変とか後生大事に抱えて公開しない
荒らしの湧いている現在は公開していないっていうのが現状じゃ?
何、火病ってるんだよ
>>423 パクられたパクられたって言ってるのココの古参なんだけど。
頭大丈夫?、ってああダメに決まってるか。
>>424 古参に都合が悪い=荒らし、ってか?古参って何もしないのに偉いねぇ。
4番艦になって以来古参が新しいものをロクに出してないんですが。
明日から頑張る、とか言って何時までたっても何も出来ないニートみたいだね古参って。
火病?パクられたニダ!とか言ってる古参に言ってるの?それなら分かるがね。
>>425 じゃあおまいさんは新しいねたを出したのかい?
>>426 425だが、実はいっぺん出させてもらった。古参サマと違って稚拙ではあるかもしらんがね。
まぁ本スレでは新しい事を何一つ出来なかった古参になんか言われる筋合いも無いが。
次はお前の番かな?それとも逃げるかな?
とにかく現状は全くテンプレにあってないのにそのままテンプレ書き換えてないのが一番悪い。 誰でもウェルカムとテンプレで書いてるのに中に入れば一見さんお断り、テンプレにそった話もお断りでは単なる新人いじめにしかなってない。 そんなに昔通りにやりたいならちゃんとテンプレを一見さんお断りとか書き換えないと。 それを怠ってるのに文句言うのは筋が通らない。
430 :
426 :2009/08/02(日) 01:56:58 ID:???
>>427 奇遇だな、俺もネタフリはしたぜ?
新参が乗って来なかったがな?
どうせ、中型戦艦とか関係なく、実際はスレッド乗っ取りたいだけなんだろ?
431 :
427 :2009/08/02(日) 02:58:23 ID:???
>>429 ハズレだよアホw
>>430 こっちはスレの仕切りなおししようとしたら古参に邪魔されたがね。
よほど古参はここを別荘にし続けたいらしい。
こっちが実際はスレッド乗っ取りたいだけ?お前ら古参のモノ私有スペースじゃないんだよココは。
そういうあんたはここを古参のゴミ捨て場として占有し続けたいだけだろ?
チャットで生暖かく交友深め合えばいいだろうにヤダヤダ。
>>428 全くもって同意。
随分昔から
>>1 は変わってないんで余程古参とやらは面倒臭がり屋だったらしい。
そのくせ古参はここを自分たちの専用スレと勘違いして今日に至る。
古参サマは新規がスレタイとテンプレ見て入ってくるという事すらまともに認識できない位ボケてるらしい。
看板の立て方が悪いのに新参が入ってくるとそりゃもう勝手抜かすのがココの古参。まさにボケ老人。
>>431 >ハズレだよアホw
別におまいがハズレと言ってもジサクジエンの2chだ別人だと言う保障はどこにも無いw
436 :
408 :2009/08/02(日) 15:44:43 ID:???
いや、433も434も俺なんだが…べつに別人だなんて言っていないし… 人が寝ている間に勝利宣言されても困るんだが…
437 :
408 :2009/08/02(日) 15:56:20 ID:???
>>366 過去スレッドから拾ってきた。
第二章 獅子は未だ牙を閉じず
第二章
2002/4/11
第1話
星一つ見せぬ闇夜の下、灯火管制された艦隊が静々と進んでいく。
先頭を従者のように進む防空巡4隻と、それに連なる8隻の駆逐艦。そして、後方を進む艦はある種の、
独特のシルエットを持っていた。
排水量にして4万トン近くある巨大な船体は不自然に喫水が浅く、巨大な箱型艦橋と簡略化された後部
三脚檣。そして、本来は砲塔が収まるべき場所は甲板装甲と同じ厚みを持つ装甲板が張られ、代わりに
13.3cm連装両用砲を甲板上に所狭しと並べられている。
それは、大英帝国期待の新型超弩級戦艦「ライオン」。本来は45口径16インチ砲三連装三基九門を
装備したドイツのビスマルク。フランスのリシュリュー。イタリアのヴィットリオ・ヴェネト級を火力で凌駕
できる大戦艦と成る筈だった。
だが、独仏伊の通商破壊戦に起因する戦略物資の欠乏と、バトル・オブ・ブリデンの後遺症で壊滅した
海軍工場の復興が遅々として進まず、16インチ砲を乗せる事が出来なかったのだ。
その為、既存の15インチ砲やKG5級の14インチ砲を載せる事を考慮されたが、R級やKG5級が
度重なる艦隊戦で消耗するに至って、砲身や装甲板の生産が難しくなった為、遂には主砲さえも載せる
ことが出来なくなってしまった。だが、逼迫した戦争状態は未完成の戦艦でさえ休ませてはくれない。
何故なら、船団護衛用に重宝していたR級戦艦「レゾリューション」を、先の「ブレスト沖海戦」において
失ってしまった為、船団護衛に使える手駒が減ってしまい、追加要員がわりで半ば強引に護衛艦隊に
編入されてしまったのだ。海軍では期待の新戦艦が備砲もないのでは話にならないとして、建造停止して
しまったダイドー級用に過利生産された13.3cm連装両用砲を常用8基の所に14基も追加し、合計24基も
載せたのだ。
>>436 だれも別人とも同一人物とも言っとりゃせんわ。
>>433 >>434 どちらの発言もバカですね、って言ってるだけだよ。そんな事も分からん位バカなの?
大体何を言おうが別人だと言う保障はどこにも無いwって事はお前が何言おうと同一人物という保証も無いw
自分の発言の意味すら分からんの?やっぱりバカじゃん。他になんて言えばいいんだ?アホのがいい?
その、戦艦としては妙に「真っ平」然としてしまった甲板を見やりながら、エドワード・グロッグ艦長が呟く。 「今晩が新月で良かったですなあ・・・、月一つ無い夜ならば、忌々しいダンケルク級やカイオ・デュイリオ級に 襲われる事もなさそうですな・・・」 それに、窓の外を見つめていたベンボー司令が答える 「往時は、世界の海を制していた我が大英帝国海軍も、今は二級海軍に地中海と大西洋の制海権を奪われ、 風前の灯か・・・。まさか、大英帝国最強戦艦が「大型護衛艦」となって竣工される事になるとは・・・・ フィッシャー提督も驚きだろうな・・・」 「まったくです、物資欠乏のために主砲塔も載せられないとかで・・・・ 二番艦の「サンダラー」は先日沈んだ レゾリュ−ションの予備の15インチ砲塔を連装で三基積むそうです・・・・・」 顔を下げたままで拳を握り固める参謀長。 「まぁ、体の力を抜きたまえ。近々本国で大規模な輸送船団を本国に送る準備が進行している。これが通れば、 同じく主砲も乗せられていない三番艦の竣工も早まるだろう。ココで私たちが輸送船団の輸送を完了させる 手伝いを極東ですれば、イギリスは、後半年間は戦える鉄鋼と油を手に入れることが出来る。 田舎海軍に我ら 大英帝国の底力を見せ付けてやろうじゃないか。」 「まったくです! だが、この「ライオン」とダイドー級4隻と護衛駆逐艦二戦隊が有れば、極東艦隊も一大戦力に 成りましょう。」 「うむ、一つの攻勢も仕掛ける余裕が有るだろうな」
第二話 岸壁にて儀装状況を見守るベンボー司令とエドワード・グロッグ艦長 「まさか・・・・・・・・・このような姿を晒す事になるとはな・・・・・」 「『無い』よりかはマシですが・・・・・。この場合は『有って』もイヤですね・・・・」 シンガポールのセレター軍港にて、改装を受けている「ライオン」。船団護衛時には「真っ平」だった前後甲板に 「砲塔」を載せる工事をしているのだが・・・・ 「まさか・・・・大型巡洋艦の砲塔・砲身とはな・・・・・・・」 「昨今の物資欠乏のため・・・・・恥を忍んで・・・・・・・ですね」 太平洋の要、シンガポール・セレター基地工廠でも、物資欠乏は大問題であった。燃料となる重油は無尽蔵に 自由オランダ領で産出されてはいるが、鉄鋼は本国かアメリカから持ってこなければ成らない。 だが、その鉄鋼を積んだ船の多くは独仏伊の通商破壊艦隊によって沈められるか、拿捕されているのだ。 幸い、アメリカとの裏取引によって、大巡「アラスカ」級の砲塔・砲身を秘密裏に輸入する事が出来た。本来は基地 に据えつけて要塞砲として使用するはずだったのだが・・・ 「でも、一応の格好はつきましたよ」 「格好だけでいくさが出来るか・・・、と言っても、大型艦の無いココならばコレで充分か・・・・」
第2.5話 来月には輸送船団「IM12船団」が出航する事になる。この輸送船団が本国に辿り付けば本国は半年間は 充分な作戦を行動を行う事が出来、ライオン級の三番艦も竣工出来るのだ。 そうすれば、英本国離脱作戦の足掛けに成るだろう。 それと、輸送作戦と同時に、失敗してしまったタラント湾空襲を再び行う。 前回は低速の空母機動部隊は、たまたま進路上を進むイタリア漁船に発見され軍に打電されてしまった事で、 急遽迎撃に上がった伊戦闘機隊と基地対空砲火に遮られて失敗してしまった。 (不運は続き、帰路には「イラストリアス」がUボートに雷撃を受け、大破してしまった) 「今回は、向こう(戦艦・空母)が囮で、こちら(護衛艦隊)が主力ですからな・・。せいぜい引っ掻き回してもらい ましょう。」 「うむ、彼らには悪いが今回は犠牲になって貰う、だが、次こそは我らが海戦の主力となって、枢軸軍に目に物を 見せてやるのだ!」 彼らが基地で自分勝手な世間話をしている頃。太平洋には「帰ってくる者」が居た。
第3話 洋上を東に向けて進む艦隊が見える。前方には駆逐艦と大型駆逐艦が哨戒を勤め、その後方に6インチ砲を 7門積んだ奇妙な巡洋艦、そして三脚檣の戦艦が続き、更に後方には「まっ平ら」の艦容を持つ船が続いていた。 戦艦マニアが居たならば、その艦隊の奇妙さに首を傾げただろう。 大型駆逐艦は「トロンプ」、巡洋艦は「デ・ロイヤル」級軽巡、仮想敵国の日本の古鷹級のカウンターとして建造 された。その後方の艦は「ネヴァダ」級戦艦。さらに後方は「インディペンデンス」級軽空母だ。 だが、何故米艦隊が東へ向かうのだろうか? もし、洋上に国旗に詳しいものが居たならば、奇妙な点に気付いた だろう。戦艦のマストに翻るは「赤・白・青」の横帯が描かれた国旗。 そう、この艦隊はオランダの艦隊なのだ。 独逸軍の侵攻により、国を追われたオランダ女王率いる首脳陣と一部の軍人達、アメリカに亡命した艦隊が、 友邦国イギリスの危機に立ち上がったのだ。そして、今一、欧州戦に乗り気でない世論の為に、英国への支援を 大っぴらに行えないアメリカが、オランダの「失われた国土の回復」を紳士的精神により支持すると言う「大義名分」に より、オランダ艦隊に旧式艦・補助艦艇を貸与して太平洋に送り込んだのだ。 「言ってみるものですな・・・・ まさか、戦艦と空母を一隻ずつくれるとは・・・・・・」 「うむ、やっとアメリカも重い腰を上げたようだ」 旧「ネヴァダ」現「ゼーゴイセン」の艦橋でカレル・ドールマン中将が呟く。 「これだけの戦力が有れば、独仏伊東洋艦隊も一捻りでしょう」 「うむ、正しいオランダに戻すのは、植民地に根拠地を作ってからだな。 その為には・・・イギリス東洋艦隊と協力し、サイゴンに巣食うドイツ潜水艦隊と フランス東洋艦隊を潰す必要がある。」 「先行きの見えない、苦しい戦いに成りますな・・・・」 「だが、我らは帰ってきたのだ。取り戻すために・・・・」
第四話 1945年初頭 サイゴン ドイツ極東潜水艦隊司令部 酷暑の中、司令部の地下の情報部での会話 「おいおい、何だこりゃ」 偵察機が撮って来た数枚の偵察写真を虫眼鏡で覗き込んでいたハンス・リッター中尉が興奮した声を上げた 「どうした? ライオン級の2番艦がやってきたか?」 分析科の上司、シュバルツ・フォン・エーベルバッハ大尉が、「本物」のコーヒー片手に覗き込んで来た。 「いえ、そうではないんです。アメリカさんが重い腰を上げたようですよ。 腰抜けの逃亡者に強力な玩具を与えたようです。」 最初の写真はシンガポール・リンガ泊地周辺の物で、数隻の戦艦と巡洋艦が停泊している。その中には新鋭 「大型」護衛艦「ライオン」の姿も有る。 「次がコレ。フィリピン近海で撮った物です」 第二グループの束を渡す。ろくに煤煙処理もしていないがために盛大に黒煙を上げて単縦陣で突き進む艦隊が 写っていた。 「なるほど、駆逐艦や巡洋艦はオランダ製だが、大型艦は違うな。戦艦は「ネヴァダ」。 空母は「インディペンデンス」級だな」 ネヴァダは1916年竣工の海軍休日前の旧式超弩級戦艦だ。艦暦29年のベテラン戦艦で、余りの旧式のせいで、 サウス・ダコダ級が一線配備されたに大西洋艦隊に帰されたために「悪夢の一夜」で沈まずに済んだ艦である。 それが、オランダ艦と共に進軍してきている。何処に来る?当然、此処に来るだろう。 「そして、コレを見てください」 ハンス中尉の渡した報告書を見るエーベルバッハ大尉 「こっこれは! オーストラリア−イギリス間の大規模船団輸送計画??普段役に立たない諜報 部も、たまには役に立つな」 「特別に、私のコネで入手した奴です。まだ本国でさえ届いては居ない、最新情報ですよ??」 「なるほど・・・・貴官もこのような辺境で終わりたくはない、そうだろう」 「ええ、その件に関しては大尉のお力もいただきたく・・・」 「うむ、本国の重い腰をあげる前にこっちで早く準備が出来るぞ、でかしたぞ 中尉!」
第五話 「いいぞ・・・・・いいぞ・・・・・・キターーーーーーー!!!!!」 ココは独潜水艦「U−44」艦内、潜望鏡を覗き込みながら、奇声を上げているのは、クルツ・フォン・エーベル バッハ中佐。ちなみに分析科のシュバルツ・フォン・エーベルバッハ大尉の従兄弟である。 「大型艦航走音探知しました! 数20! 方位270度、距離33000! 速力25ノット以上!」 聴音室からの報告が入る、狭く蒸し暑苦しい司令塔に緊張が張り詰めて、薄暗い中で疲労にあえいでいた 第三帝国乗組員に緊張の一線が張り詰める。 1週間前、極東司令部からの出撃命令を受け、サイゴンの潜水艦隊基地から出撃したが、命令は 「敵輸送船団を補足し、之を撃沈して混乱させよ」 だけなのだから最近では忍耐強い乗組員も少々ダレ気味であった。そんな折の大型艦発見。艦内の志気は急遽 ヒートアップする。 「あ・・・・あの・・・・・・・艦長、『英国』の輸送船団がみえるのですか?」 この辺りで船団を組んでいるのは交戦中のイギリスと、厄介な事に中立を保っている南部連合くらいだ。 今日の午前中にも、輸送船団を発見し攻撃しようとしたが。実は南部連合の輸送船(同じ船会社の船舶がただ連なって いただけ)だった為、今の輸送船団もスコアに入らない可能性がある。 「船団?そんなものはどこにもない。いるんだ、あそこにでかぶつがなァアアア!!!!!! 間違いない。アレは英の『ライオン』だ。立派な戦艦だぞ。」
「『ライオン』?」 副長の声が裏返った。おかしい、アレは主砲も乗っていない。大型汎用護衛艦のハズだ。 訝しがる副長は、艦長に潜望鏡を譲って貰い、自分の眼で確認する。 長船首楼構造の船体に大型の3連装砲塔が三つ、箱型の艦橋にレーダーが載ってて、ゆうに28ノットは出ているで あろう。我が国の「ビスマルク」に劣らない勇壮な姿だと不謹慎ながらに思う。 「どうだ、英の主力艦だ。あれをやる。総員、戦闘準備!!艦首発射管室、雷数四、射角1、 距離3000!。焦らずに急げ」 艦内を速やかに移動する乗員。久しぶりの大物だ、過去にPoWを群狼戦術で屠った時以来だ。 「艦長、いけません。我々の主任務は輸送船団の攻撃です」 と、言いつつも副長の目は笑っている。 艦長は至極真面目な顔で答える。 「いや、ココで奴を叩いておかねば仏印の我が水上艦艇では太刀打ちできん。向こうが油断している今こそ、チャンスだ」 「発射準備完了しました」 水雷長の報告に思わず舌なめずりをする艦長。 「発射管注水」 「発射管注水しました」 「発射管扉開け」 「発射管扉開きました」 最高のタイミングで艦長は下令する 「撃てェエエエエエエエエィィィィィ!!!!!!!!!!!!」
ライオンの見張り員が驚愕の表情で叫ぶ 「左舷15度、雷数四!!! 距離1500m、魚雷きます!!!」 「何ィ!!!」 ベンボー司令が叫び、続いてエドワード・グロッグ艦長が対応を叫ぶ 「急速転舵!!面舵一杯!!急げ!!」 排水量4万トンの戦艦が軋みながら回頭する。だが、遅すぎた。 轟音、水柱、大振動。全艦乗員全てが転げる 「左舷一本!!艦首に命中!!」 「応急処理班、処置急げ!! 右舷注水、傾斜回復に努めよ!!」 だが、艦首に触雷した一本は幸いにして垂直装甲が衝撃を弾き返した(艦が左舷側に傾いた為、 装甲帯が水線より潜った為と、独潜水艦の魚雷が調定深度が浅かった為。) 「左舷艦首浸水するも航行に支障は無し! 隔壁に歪み発生するも許容範囲内!!」 応急処理班が逐次報告してくる反応に思わず安心するベンボー司令 「さすがだな・・・・魚雷の一本では我が艦は沈む気配も無い」 「我が大英帝国の造った艦です。魚雷の一本や二本で沈んでしまっては面目が立ちません」 「だが、この艦も無数のダメージを追っている。このままでは今後の作戦行動に支障をきたすな。 一刻も早く、リンガに戻るか」 「艦長、第二次攻撃はなさらないのですか?」 「無駄だ、敵は速力30ノットの高速戦艦。それに護衛の駆逐艦が引き返してきた、長居は無用 だ、攻撃とは『攻撃は大胆に、撤退は慎重に』行うのが吉だ。サイゴンに戻るぞ。戦闘日誌に記録 しておいてくれ、「ライオン級戦艦に魚雷二本命中。撃沈に至らず」我々の今回の戦果にしては 上出来だ。さて、総員対衝撃用意!。怒り狂った馬鹿がしこたま爆雷を降らせてくるぞ」
第七話 「聞いてるのか、ガリバルディ、アヴェローフ!! 昼間っから、女の話をしてるんじゃねぇ!!」 S・デュモン飛行長の激が飛ぶ。 「しかも、今は任務説明の真っ最中だ。よっぽどいい女なんだろうな??」 「もちの論です」 「とーぜん」 J・ガリバルディ中尉、S・アヴェーロフ中尉、二人とも平然と答えたので待機所が爆笑の渦に包まれる 「救いようのない色ボケ連中だ。ほかにも昨晩の酒が残ってる奴や、寝てる奴が居たら、そいつの 耳の穴をボーリングして、瞼をかっ開いて、良く俺の話を聞ける様にしろ!!」 飛行長の大声で、椅子の上で寝ていた奴も、二日酔いで頭を抑えてる奴も跳ね上がる 「ここは航空母艦『スパルヴィエロ』の艦内。お前達は戦闘雷撃機のパイロットだ。解ったか! これから行われるの演習ではない。実戦だ、目標は戦艦(コラッツァータ)『ライオン』! いつまでもだらけていると、女も抱けなくなるし、酒も飲めねぇぞ!!解ったかゴルァ!!」 最初はだらけていた搭乗員達も段々と、目が据わってくる。ギアがTOPに入ったのだ イタリアが極東の戦いに参戦したのは、昨年五月に、ライバル国のフランスがドイツと共に仏印に通商破壊用の 極東艦隊を派遣した為だ。以後、フランスとは地中海への輸送ルートを巡っての手柄争いが続いていた。 とは言っても、双方共に基地航空隊、潜水艦基地、駆逐艦、巡洋艦等を使っての通商破壊くらいで、大型艦は 滅多に出撃する機会が無く、たまに出ても、空振りに成ってしまい、乗員達がだらけてくるのは自然の摂理であった。 だが、今回だけは事情も違った。 昨夜のうちに英艦隊がU−ボートに捕捉され、魚雷二本を受けて損傷を受けたという。損傷を被った戦艦『ライオン』が シンガポール・リンガ泊地へ向かっているという。既にサイゴンを出港していたイタリア第二航空艦隊に、ドイツから 応援要請が発せられていた。
第八話 コレは好機だ。 『ライオン』は極東最大の戦艦であり、欧州でも有力な戦艦だ(どの国も16インチ砲が未搭載だと言う事は未だ 掴んでいない)。先月には姉妹艦の『サンダラー』が、地中海でイタリアの高速戦艦『アンドレア・ドレア』を撃沈して いる。(伊公称:第二次タラント沖追撃戦) 地中海に生息する『ライオン』級高速戦艦は「大独伊仏西露同盟」でさえ手を焼く存在なのだ。その一隻を今、 「隅っこ艦隊」と呼ばれる伊極東航空隊が捕捉しようとしている。 『スパルヴィエロ』の飛行長ならずとも緊張はしようという物だ。 飛行長が地図板を使って説明を始める。 「『ライオン』の現在位置はココだ。奴が30ノットの全速で逃げれば、難なく海軍基地に帰りつく事が出来るだろうが、 「U−44」の雷撃でさしもの『ライオン』級も20ノットがやっとらしい。 我らが『スパルヴィエロ』の艦載機なら追いつける。お前たちの手の届く距離に奴は居る。この場に居られる事を 神と、我らが総統(ドゥーチェ)に感謝するんだな。」 「おおっ」っと、どよめきが上がる。 確かに、この場に居るのはイタリア軍でも限られた人間だ。何故なら、『スパルヴィエロ』は イタリア海軍の第二の空母で、「独仏伊」極東艦隊唯一の空母であるからである。
第九話 長い間、基地航空隊だけで充分と考えていたイタリア海軍だったが、仮想敵国フランスが空母「ベアルン級」2隻を 保有するだけならまだしも、艦隊型空母「ジョッフル級」を計画した事により状況は変わる。奴らよりも優位に立つ為に こちらも艦隊航空兵力を持つべきだ。鈍重な爆撃機では無理なんだ。 1936年。海軍は客船「ローマ」を接収し、航空母艦への改修を行う事になった。それが姉妹艦『アクィラ』だ。 当初は簡単な工事で済ませて補助空母にする筈が、関係者の熱意が上層部を動かし、本格空母への道を歩ませた。 ジェノバのアンサルド工廠で行われた工事は客船としての上構を全て取り払い、全長を超えるような飛行甲板を設置し、 近代的な煙突と一体化した艦橋と、大掛かりな物となった。また、艦内も細かく区切られ、沈み難い構造と成った。 (間接防御方式)更にバルジを装着し、魚雷対策にコンクリートを充填した。 右舷中央に設けられた艦橋と煙突、ドイツからもたらされたカタパルトまで装備された広い甲板。 『アクィラ』はイタリア海軍が始めて手掛けたとは思えないほどの完成度の高い空母となった。 御披露目の観覧式にて飛行機が、『アクィラ』に着艦した時は居合わせたヒトラーとムッソリーニが起立、拍手喝采した ほどだ。
第10話 だが、二番艦として客船『アウグストゥス』を接収して同様の改装をする筈だったのだが、『スパルヴィエロ』と名付け られたものの、姉貴分の『アクィラ』に資材と費用をぶん取られて、改装案よりも質素な艦となってしまった。 コストダウンはあちこちに現れ、全通式の飛行甲板こそ有れど、前端部から艦首へ向けての部分は、幅が5m程の か細い物と成ってしまった。(これは艦首に置かれた対空砲の射界を確保する為だと言われる) また、島型の艦橋は装備されず、飛行甲板の前端部に艦橋が設けられた。対空砲も同様で、当初 「15.2cm単装砲6基、10.2cm単装砲4基、機銃少々」と言う要目だったが、流石に「対空武装が貧弱」だと言う 訳で、途中で 「100mm(47口径)連装高角砲6基、13.2mm連装機銃8丁」に変更された。 甲板は全長204m、格納庫は全長140m弱でその上部にのみ船体幅と同等の飛行甲板を持ち、それから艦首へ 向け、前述の細長い射出甲板が有り、中央部に『アクィラ』と同型のカタパルトが装備された。 ちなみに格納庫後端から艦尾へは、飛行甲板は存在せず、全体的に飛行甲板長は183mである。 (飛行甲板の形状は英の「アーガス」を参考にしたと思われる) 更に特異なのはエレベーターで、飛行機の形状に合わせて「十字型」をしており、実用最小限の大きさしかない為に 大型の雷撃機は運用できない状態である。これは同じく英国の「イーグル」を参考にしたものと思われる。 機関部は客船時代のままで、ディーゼル機関で18ノットを発揮する。煙突は設計では飛行甲板下両舷に排出する 方式だったが、『アクィラ』に倣って右側に傾斜煙突を設け、指揮所を組み込んだ。そして機関区を魚雷から守るために 機関区と同じ長さのバルジを設けた。
飛行長は搭乗員の顔を見回した後、満足げに頷いた。 「ようやく自分たちに課せられた使命の重さに気付いたか、だが、これは好機でも有る!お前達、「スパルヴィエロ」 航空隊の活躍如何によっては、枢軸内の位置付けも変わるかも知れん。綺麗なねーちゃんと遊ぶ金が欲しくば、 せめて戦艦に魚雷を一本でも当てるこったな」 「魚雷一本? 飛行長もココロザシが低いですなー」 「撃沈ですよ、一撃必殺、主力艦撃沈。それ以外は考えられませんな」 ガリバルディ、アヴェローフ両名が声を合わせて応え、後ろの搭乗員仲間も頷きあう 「ほう、さしもの色ボケ共も、気合が入ったらしいな」 「当たり前ですよ。良い女が掛かっていますからねー」 結局の所、女が動機だった。ラテン系らしいと言うべきか・・・・ ガリバルディ、アヴェローフ、サンソン、ヴェルトの四人の飲み仲間が、サイゴン港の酒場に遊びに行った際、四人が 四人とも心奪われた美女が居たのだ。だが、彼女は一筋縄では行なかった。 「あたしは度胸の有る男が好きなのさ。そう、敵の船を一番でっかい船を一人で沈めちゃうような、あんたらにそれが 出来る?」 大きな胸を突き出し、見事の啖呵を切って見せた。 「ライオン」なら彼女の出した条件に充分見合う。ここで沈めないわけには行かない。
第12話 「なるほどな、後の二人に対して、お前達は有利な位置にいるわけだ。 だが、手柄を焦って、馬鹿な真似をするなよ? 敵は対空装備を重視した艦らしい。高角砲を24基も積んでいるらしい。それに、向こうにも空母が二杯もいる、更に 場合によっちゃ基地戦闘機が飛んでくるぞ? 少しは頭を冷やしてから行くんだな。・・・サイゴンの酒場か。で、何て言う店なんだ?」 ずうずうしく聞いてくる飛行長を軽くいなすガリバルディ 「駄目駄目駄目ェ!!! 飛行長のようなオジンは、彼女は好みじゃないですよ」 ガリバルディは断言し、それにアヴェーロフもそれに頷いた。 「取り合えず、候補は俺、ガリバルディ。フランス野郎で大砲屋のサンソン。ドイツっぽで水雷屋のヴェルトの四人。 だが、勝って、『サラ・メロー』をモノにするのは俺だ!!。お前やサンソンには絶対に負けん!!」 「それはこっちの台詞だ!!お前やサンソンには絶対に負けん!!」 「おいおい、もう一人のヴェルトって奴はどうなんだ?」 「眼中になし。ですな」 またもガリバルディは断言し、アヴェーロフも頷いた。これは、これで、志気が高いと言えるのであろうか・・・ 「飛行長、いつに成ったら、「ライオン」への攻撃にいけるのですか?」
第13話 「こいつは・・・・ちょっと・・・・難しいかも知れんぞ」 「何ですって?何故なんですかい、砲術長!!」 ポッシ砲術長の言葉に、サンソン・エーデンブロイ中尉は噛み付いた。発令所の砲術スタッフの誰もが似たような 気持ちだったが、サンソンの反応の速さに誰もが驚いた。 「おい、落ち着け、サンソン」 砲術長が言った 「いくらこの「ダンケルク」が31ノットの高速艦でも、追いつけないものは追いつけないんだ。いくら射程41700mを 誇る33cm砲でも、弾丸が届かないことは確かなんだ。出来ないものを幾ら悔やんでも、時間の無駄というものだ」 砲術長は艦の作戦室にて、「ライオン」に追いつくのは難しいと言う偵察情報を得ていた。それを砲術スタッフに 伝えた途端の騒ぎだ。 「しかし、悔しいじゃありやせんか。ようやくこの『ダンケルク』がアジア最強の戦列艦だと言う事を証明する矢先に、 また空振りだなんて!!」 そうだ、そうだ、と、巻き上がった声をピエール砲術長が制した。 「悔しいのは俺だって同じだ。何度も地上の司令部には泣かされて来た。本音を言えば、ハラワタが煮えくり返って いるんだ」 砲術長の言うとおりだった。
彼らの乗る「ダンケルク」は、ダンケルク級のネームシップだ。「トゥーロンの悲劇」の後、同地で浮揚・修理・改装 された折に、戦訓により指摘された防御力不足は姉妹艦ストラスブールと同等の装甲を取り付けられ、最新型の 射撃用電探の装備と対空火器を強化した。その実力は確かで、地中海ではリシュリューを痛めつけた事のある 「ロイヤル・オーク」を撃沈している。 フランス海軍は対英開戦前にクールベ級二隻とブルターニュ級三隻、ノルマンディー級二隻とダンケルク級二隻が 有った。そのうち、クールベ級とブルターニュ級は1910年代の竣工で砲力も弱い。1920・30年代に各艦とも逐次 近代化改装を行ない、速力は27ノットに増加したが欧州のレベルでも一線級とは言い難い。 それに対し、欧州で覇権を狙うドイツ海軍の挑発が有ったが、厄介なのは陸軍くらいで海軍は前時代の遺物の弩級 戦艦しか保有していないので、大して危機感は抱いていなかった。 だが、ドイツがポケット戦艦『ドイッチュラント』級を竣工して自体は一変する。 弩級戦艦並の主砲に長大な航続能力、 既存の戦艦では追いつけない速力。厄介な存在だ。 だが、これは「好機」となった。軍予算をマジノ線や陸軍の装備に持っていかれて、小艦艇の整備しか出来ない仏海軍 にとって、いいカンフル剤となった。 世論を上手く利用したフランスは新型戦艦の予算を獲得し、『ダンケルク』級を起工 させた。だが、これで欧州の均衡が崩れた。 当のドイツは強力な対抗艦が出現した事に驚愕した。待て、ポケット戦艦の防御力は軽巡並だぞ、いきなり巡戦を持ち 出してくる奴があるか。まずい、装甲巡洋艦では巡戦に勝てない。結局、ドイツはD級装甲艦「ケーニヒ・アルベルト」級 4隻を起工せざるを得なかった。 いい迷惑なのはイタリアで、大慌てで旧式戦艦四隻の近代化改装に乗り出し、更に『ヴィットリオ・ヴェネト』級を計画、 起工して対処する羽目になった。 その後、中型戦艦の波は世界中に広がり、日本、アメリカ、ロシアが其れにならった。英国は建艦競争に無関心を装った が、R級の近代化を放り出して「レナウン」級と「フッド」級の近代化改装を進め、ノルウェー向けの中型戦艦を買収した事 がその答えだろう。
「おっと、肝心な事を言っておかなくてはならないな。まだ希望がなくなったわけではないぞ。『ライオン』が足を引きずって いるお陰でイタリア海軍が空母機動部隊を出撃させるそうだ。連中が更に打撃を与えてくれさえいれば、こちらも追いつけ る。砲戦が出来るんだ。」 大砲屋にして見れば藁にも縋るような思いだが、希望には違いない。希望は捨てなければ見続けられるものだ。 発令所内の空気が緩和された。 ところが、そんな中に居ても浮かない顔をしているのが先ほどの中尉である。 「どうした、サンソン? 聞いていなかったのか?」 「いえ、そんな事はありません。」 「航空母艦(ポルタアヴィニヨン)の連中が信用ならないか、我が軍に比べて実績が無いのは仕方がない。だが、こんな 奴らでも活躍してくれなければ、奴らの存在意義がない。また空軍に引き戻されたくなければ、奴らも必死になってやって くれるだろう・・・・とは思っている」 自国の機動部隊ならばまだ安心できるが、相手がイタリアなので語尾が濁る砲術長必死。・・・・・・・・・・そう、確かに そうだろう。サンソンは飲み仲間の顔を思い浮かべた。 ガリバルディとアヴェーロフ。あいつらも死に物狂いになるだろう。こんな極東の港町にはまともな女の居る酒場はそうは ない。同じラテン系の血を持つ奴らのことだ。この時ばかりは本気になるだろう。 サイゴンで会った、『サラ・メロー』の為ならば。 もし、あの二人が「ライオン」を沈めてしまったならば? いや、そんな事はありえない。欧州では航空攻撃だけで戦艦が 沈んだ事は一度としてない。イタリア人にできる物か。 そうだ、奴らに出来るのは精々が俺のアシスト役くらいの物だ。「ライオン」の足を止め、俺に花を持たせる役回りに 決まっている。そういや、もう一人居たな、ドイツのヴェルトか、あいつの出番はもう無いな。奴の居る潜水艦が「ライオン」 に魚雷を当てた功績は認めるが、足の遅い潜水艦ではもう追いつけない。芋潜水艦は港で控えていろ 「砲術長」 はらりと態度を変えるサンソン 「『スパルヴィエロ』の連中を信用していますよ、仲間じゃないですか!」
456 :
408 :2009/08/02(日) 17:35:25 ID:???
キリの良いところで飯食いに行って来る
457 :
408 :2009/08/02(日) 22:16:49 ID:???
第16話 その酒場を先に発見したのは、ヴェルト・ケーニギン中尉だった。サイゴン港の奥でひっそりと店を構えて いるのを、ドイツ人的探求力で発見したのだ。 他の三人を連れて行ったのは、ある種の危険を悟ったの かもしれない。三ヶ月前の休暇の時に、四人はその店へと向かった。途中には、予想通りの障害もあった ものの、店にたどり着いた途端に、そうした苦労は吹き飛んだ。その店の看板娘の『サラ・メロー』は予想 以上の上玉だったのである。 単にグラマーで、艶やかな女ならば本国の酒場からあぶれて来たので一杯いるが、目の前の女は無邪気 な10代と近寄り難いが、それが魔法のような魅力を称えていた。 「あたしを抱きたいならば、度胸は有るんだろうね? 敵の船を、自分の力で沈めてしまうような、あんたらに それが出来る度胸はある?」 こういわれた瞬間に、四人は敵同士になった。 もっとも、それは表面上で、水面下でイタリア組は結託していたようだ。理由は、「枢軸派」か「準枢軸派」かだ。 当初からイタリアはドイツと手を組んでいたが、ドイツにとってイタリアは貴重な兵站を無駄使いする厄介者で、 むしろ豊富な資源と充実した施設を持つフランスの方が相棒にふさわしい。 だが、最初から同盟を組んでいたイタリアにはフランスとドイツがくっつくのが面白くない。それは、幹部同士の 付き合いから下士官同士のつき会いのあいだまで及んでいた。
458 :
408 :2009/08/02(日) 22:18:44 ID:???
「シチリアの泥棒猫め、奴ら二人が水面下で手を組むならば、俺は本当に水面下で勝負してやる」 潜水艦U-54に乗り込んでいるヴェルトは、そうやって闘志を燃やしていた。もちろん、「ライオン」追撃戦の話は 知っている。サラを振り向かせる好機だ。 独逸東洋艦隊は、独地中海艦隊司令部から情報を受け取ると、直ちに哨戒網を展開した。基地航空隊は 言うに及ばず、通商破壊に繰り出した潜水艦隊にも、ライオン探索の指令が飛んでいる。水上部隊も、全力 出撃に近い物だった。 ポケット戦艦「リュッツォー」重巡「ザイドリッツ」を中心とする第一グループ。 前弩級戦艦「シュレヴィヒ・ホルシュタイン」「シュレージェン」「ツェーリンゲン」を中心とする第二グループが 出撃をしていた。(第二グループがやたら旧式艦ばかりだが、モニター艦と宿泊艦代わりに本国から派遣されて 来たものであり、略奪した船団を基地まで引っ張ってくる護衛として使われている)
ところが、ろくに情報の集まらない段階で第一グループは引き返されてしまう。「ライオン」の補足が困難と判断 し、第二グループをも撤退命令が飛んだが、すぐにまた「スパルヴィエロ」艦載機による攻撃要請が発令された。 二転三転する命令は、三軍に少なからず混乱をきたしている。 「まぁ、今に始まった事ではないがな」 発令所で海図を睨みながら、潜水艦長のブレイラウ少佐が言った。 「司令部は大鑑を大事にしすぎる。まるで硝子細工の様に。危なくなると直ぐに撤退させる、軍艦の仕事が 危険な事は当たり前なのにな(苦笑」 「まったくです、戦艦は船団が運んできた貴重な油を食いつぶし、空母だって空軍の借り物を乗せている連中 です。いつ返してくれ、と言われるか、解ったもんではないです」 ヴェルトが言った。例の三人に対する敵視は恋敵だとか、枢軸国としての派閥だけに限らないらしい。
「自分たちは、連中とは別の線から当たってみる。多分、こちらの方が確実だが、中尉には危険な仕事を 押し付けてしまうな」 「艦長、軍艦の仕事に危険な事は・・・」 「当たり前だったな(笑」 ブレスラウはヴェルトの背中を「ポン」と、叩いた。 実際、開戦以来、ドイツ海軍で戦果と呼べる成果を着実に上げているのは潜水艦隊のみだった。開戦時に 東洋に24隻と言う多数の潜水艦を派遣したドイツ海軍は、大型艦と違ってそれらを惜しみ無く戦場に投入 していたからだ。 ブレイラウ艦長の指揮する「U-54」は今年だけでも九隻の獲物を屠っており。その中には英国巡洋艦 「カヴェンディッシュ」も含まれている。10隻目の獲物が敵主力艦。それも「戦艦」と来ればいうことはない。 「機影を発見! 敵機330度方向!!」 レーダー員の慌しい声が、司令塔に聞こえる。敵だ! ここはすでに大英帝国軍の制空権だ。 「急速潜行! 防水処置急げ!」 ブレスラウ艦長が叫ぶ。 北西の空から現れたのは、珍しい複葉機だった。布張りの翼がバタバタ揺れている。恐らくは哨戒任務を 帯びた空母艦載機だろう。曇天を背に、爆撃機の姿がみるみるうちに大きくなってくる。まるで、死を運ぶ怪鳥の 様に見えた。ドイツ海軍の潜水艦でさえレーダーを装備している物は未だ少ない。敵機に気付くのが送れ、撃沈 された同胞は数が知れない。幸い、この艦は試験的にレーダーを装備できた。水上艦に搭載されているもの より精度は劣るが、無いよりずっとマシだ。
防水が確認されると、「U-54」はベントを開いて潜行を始める。海水の流れる音が司令塔に響き、動力は 既に電気推進に切り替わっており、全力稼動中だ。 「深度10メートル、20メートル・・・・」 震度計の針がじりじりと回る。相手が飛行機だと、魚雷を撃って反撃するわけにも行かない。 去ってくれるのをじっと待つしかない。 「艦長、いざとなれば『荷物』は捨ててもらっても構いませんが」 「心にも無い事を言うな、大丈夫。俺のカンならすぐに居なくなる。終ったらさっさとずらかろうじゃないか」 ブレスラウは今度は、ヴェルトの背中に手型がつくほどの力で背中を叩いた。 危険と隣り合わせ、船底一枚、その下は地獄。同時にそれは潜水艦乗りの誇りだった。 「着水音を確認」 聴音手が報告する。怪物の咆哮のような音が聞こえてきた。爆撃機が投下した対潜爆弾の炸裂音だ。 水中爆発の不気味な振動が船体を揺さぶる。ヴェルトはじっと息を殺して待った。
「RDFはまだ回復しないのか?」 ベンボー司令が苛立ちながら叫んだ 「はっ、後少々で・・・・・・・・・・・後25分以内には完了するものと・・・・・・・・」 エドワード・グロッグ艦長もまた、苛立たしい声で答える 「それまでは周囲の見張りを厳戒に、特に対空監視を怠るな。いつ、何時にフランスの爆撃機が襲来するか 解らんからな」 ベンボーは念を押した。もちろん、そうした司令は三十分前に艦長が下したのだが・・・、乗員達は前夜からの ダメコンで疲れ果てている。集中力の途切れた時が一番怖い。せめて、電探が回復すれば少しは乗員の 負担が軽減するのだが・・・。 グロッグ達を憔悴させているのは、時折傍受できる独逸軍の通信だった。イタリア海軍やフランス海軍を けしかけて、この「ライオン」を追わせているらしい。 巧緻に長けた独逸軍のことだ、単純なイタリア軍上層部や威信回復を望むフランス海軍は競って付けねらう 事だろう。それとも、わざと解読できるような欺瞞情報をながしているのか? 平文はともかくとして、解読 できる文章が3/5にも達するのが気に掛かる。それでも、追っ手の中にフランス海軍の 「ダンケルク」、ドイツの「リュッツォー」+前弩級艦四隻が混じっているのが気に掛かる、今の「ライオン」は 12インチ九門。 13インチ8門と11インチ6門+16門を擁する敵艦隊に劣勢を強じいられている。
ベンボーは窓の向こうを、ぐるりと目を向けた。終冬の海原に僚艦たちが波頭を切っている。 軽巡「ダイドー」「エメラルド」 駆逐艦「エクスプレス」「エレクトラ」「エンカウンター」。 対潜警戒の 「之の字航行」をしている駆逐艦群、昨日の戦いに生き残った艦らだが「ライオン」同様に被弾し、 傷付いているものが殆どだった。巡洋艦が搭載している電探は信頼性に乏しい旧式で、最新型を 搭載している「ライオン」の物が故障しているのが正直、痛い。 「追っ手の中に本当に仏海軍の「ダンケルク」が居ると思うかね?艦長?」 「違う索敵海域の情報を故意に流すというのは考えられなくも無いですが、「ダンケルク」に関して は欺瞞の必要もないかと思われます。追っ手が「ダンケルク」であろうと無かろうと、今の我々の 選択肢はシンガポールに帰還するしかないのですから」 「それはそうだ」 「ほかの可能性としては、「ダンケルク」の名を強調する事によって本艦を振り向かせようとして いるのかもしれません。それにより逃げた場合は「英海軍恐れるに足らず」として貴下植民地での 奴らの宣伝材料となってしまいます。」 「私はウグー中将とは違うよ」 ベンボー司令は吐き捨てるように言った 故人を悪く言う気は無いが、半年前に戦艦「レゾリューション」を指揮していたウグー中将は戦闘 指揮官として無能だった。 レヴェンジ級の姉妹艦で、輸送船団を率いていた「レゾリューション」を 女王陛下より預かっておきながら、ブレスト沖の戦いから戻ってくる事は無かった。せめてもの救い は、二つに分けていた船団の一方が無事に帰港出来た事だが、それは船団を率いていた護衛の 巡洋艦の士官の優秀性を示すだけの物であって、ウグーの中将の有能さを示した物ではない。
当初は仏輸送船団の護衛である「ベアルン」を沈めようと、護衛の旧式巡洋艦と護衛駆逐艦と共に突っ込 みすぎたために、「ベアルン」から飛来した雷爆撃機隊により攻撃され、一時的に行動・通信不能になって しまった。その結果、足の遅い残存輸送船団の一方がスペイン艦隊により捕捉・壊滅させられ、その汚名を 注ぐという個人的名誉の為、躍起となってスペイン艦隊を追いまわし、まんまと独仏通商破壊艦隊の包囲網 に入り込んで艦隊ごと壊滅させられてしまった。 WW1型の戦艦では、最新鋭の条約型戦艦クレマンソーや改ダンケルク級、シャルンホルスト級に集団で 撃たれてはたまるまい。 「今は敵と戦うときではない。艦長は一戦交えてみたいかね?」 「性能面で引けをとるとは思えませんが、昨日のダメージが残っております。乗員達の疲労もありますし、 提督の決断に意義はありません。」 「ありがとう、エドワード艦長。 ・・・・・・・・・・決断か、私はウグー中将のことを悪くはいえないかも しれない」
ベンボーは、もう一度、並走する僚艦に目をやった。「エメラルド」の第一砲塔のあった場所にはスクラップが 乗っていた。弾火薬庫に注水したお陰で誘爆は免れたが、吃水が下がり、足は遅くなっている。 「ライオン」も艦首に飲み込んだ海水のお陰で舵の効きが悪い。機動力の低下は電探の損傷よりも深刻と いえた。 「被った損害の割には、戦果は皆無だ。ましてや「サイゴン支援船団」壊滅という目的は果たせなかった。 今回の襲撃は大失敗だな」 「ひとつやふたつの負け戦を気にしては、戦争などは出来ません。」 「私は失敗と言ったのであって、敗北を認めたわけではないよ・・・・。 いかんな、ウグーの霊にでも 取り憑かれたか」 心霊主義者の様な事を行って、苦笑いをするベンボー中将。
地中海・インド洋での戦いは基本的に英国の輸送船団を壊滅か拿捕し、奪った物資を本国へ送る事 への繰り返しである。その為、互いに足の引っ張り合いをする事になる。当然、輸送船団の規模やスケ ジュールは伏せられるのだが、逆にわざと情報を流して敵を誘い出すと言う手もある。 こうした作戦が成功した例を挙げれば、もっとも多く語られるのは43年後半に生起したオラン沖海戦で あり、その立役者となったルミラ・ディプレ中将であろう。中将は高速戦艦「ダンケルク」に将旗をかかげ、 三隻の戦艦を伴って、誘い出されて来た英地中海艦隊と交戦した。この戦いでダンケルクは巡洋戦艦 レナウンを射距離3万から初弾夾叉し、続く砲撃戦で撃沈して各国の注目を浴びた。 勝因として水中から英艦隊を翻弄した独逸のU−ボートや、肉薄し魚雷を叩き込んでくる伊の水雷艇の 存在(ウォースパイトに距離500mから魚雷を叩き込んだ猛者も居る)もあるが、やはりディプレ中将の 作戦立案能力による所が大きい。英仏両軍の海上兵力を比べてみると、質的には互角だが、量では 英海軍が有利であることは明らかである。その点が英側の慢心に繋がり、足元を掬われる事と成った。 仏側がこの一点に戦力を集中してくる事が考えられなかったのだ。 今回は別のパターンだ、シンガポールへのタンカー護衛を終えたライオンは、現地で新たな作戦命令を 受けた。仏印へ向かう輸送船団を攻撃せよ、と言う物だった。仏印に配備される新型戦車を載せて いると言う。ベンボー中将は危険を嗅ぎ取ったが、本国からの命令には従うより無かった。
地中海・インド洋での戦いは基本的に英国の輸送船団を壊滅か拿捕し、奪った物資を本国へ送る事 への繰り返しである。その為、互いに足の引っ張り合いをする事になる。当然、輸送船団の規模やスケ ジュールは伏せられるのだが、逆にわざと情報を流して敵を誘い出すと言う手もある。 こうした作戦が成功した例を挙げれば、もっとも多く語られるのは43年後半に生起したオラン沖海戦で あり、その立役者となったルミラ・ディプレ中将であろう。中将は高速戦艦「ダンケルク」に将旗をかかげ、 三隻の戦艦を伴って、誘い出されて来た英地中海艦隊と交戦した。この戦いでダンケルクは巡洋戦艦 レナウンを射距離3万から初弾夾叉し、続く砲撃戦で撃沈して各国の注目を浴びた。 勝因として水中から英艦隊を翻弄した独逸のU−ボートや、肉薄し魚雷を叩き込んでくる伊の水雷艇の 存在(ウォースパイトに距離500mから魚雷を叩き込んだ猛者も居る)もあるが、やはりディプレ中将の 作戦立案能力による所が大きい。英仏両軍の海上兵力を比べてみると、質的には互角だが、量では 英海軍が有利であることは明らかである。その点が英側の慢心に繋がり、足元を掬われる事と成った。 仏側がこの一点に戦力を集中してくる事が考えられなかったのだ。 今回は別のパターンだ、シンガポールへのタンカー護衛を終えたライオンは、現地で新たな作戦命令を 受けた。仏印へ向かう輸送船団を攻撃せよ、と言う物だった。仏印に配備される新型戦車を載せて いると言う。ベンボー中将は危険を嗅ぎ取ったが、本国からの命令には従うより無かった。
地中海と違って、未だインド洋では陸上兵力による対決は行われていない。だから、こちらでは前世紀の 遺物と言うべきインディペンデンス重戦車と言う物も配備されていたりするが、仏印にいる諜報員からの 報告では、独逸の四号戦車や仏のシャールD1Bis(四号戦車ノックダウン生産版)が少数だが ドイツ−ソ連−サイゴン経由で続々と配備されており、着々と陸上戦力で押されつつある。もし、奴らが 強化された陸上戦力に物を言わせて中立国であるタイを落とし、陸伝いにシンガポールに攻め込んで来ら れたら、弱体な陸軍では到底防ぎきれまい。だからこれ以上奴らを強化させないためにも、危険を顧みずに 向かわなければ成らなかったのだ。 ベンボー中将は、東洋艦隊の主力から余裕のある戦力を率いて北進。練度の高い独伊爆撃機隊による 空襲の心配が無いように深夜、突入を試みた。戦艦「ライオン」の他に重巡「エクゼター」「コーンウォール」 「ドーセットシャー」、防空軽巡「ダイドー」駆逐艦「エメラルド」「エクスプレス」「エレクトラ」「エンカウンター」 の合計9隻の有力な艦隊である。装甲艦が一隻と巡洋戦艦が一隻しかない独東洋艦隊など、これくらいで 一蹴できうるだろう。 と、思われていたのだが、悪い予感はやはり的中する。ドイツ・イタリア・フランス艦隊が待ち受けていた。 リンガ泊地で停泊中のライオンを、現地人のスパイが独東洋諜報部に通報されていたのだ。 儀装網くらいで大艦を隠すことは出来なかったのだ。第一次ライン演習時の仇を取る機会をドイツ海軍は 待っていたのである。
469 :
名無し三等兵 :2009/08/03(月) 00:05:53 ID:Iqx/HMR6
古参がクソ迷惑な大発狂中です。 ここの古参ってホントロクなことしないな。 過去スレのURL張れば済むだろバカ。一辺死んでやり直せ。
またピペドBか 灯台の恥晒しが!
地中海と違って、未だインド洋では陸上兵力による対決は行われていない。だから、こちらでは前世紀の 遺物と言うべきインディペンデンス重戦車と言う物も配備されていたりするが、仏印にいる諜報員からの 報告では、独逸の四号戦車や仏のシャールD1Bis(四号戦車ノックダウン生産版)が少数だが ドイツ−ソ連−サイゴン経由で続々と配備されており、着々と陸上戦力で押されつつある。もし、奴らが 強化された陸上戦力に物を言わせて中立国であるタイを落とし、陸伝いにシンガポールに攻め込んで来ら れたら、弱体な陸軍では到底防ぎきれまい。だからこれ以上奴らを強化させないためにも、危険を顧みずに 向かわなければ成らなかったのだ。 ベンボー中将は、東洋艦隊の主力から余裕のある戦力を率いて北進。練度の高い独伊爆撃機隊による 空襲の心配が無いように深夜、突入を試みた。戦艦「ライオン」の他に重巡「エクゼター」「コーンウォール」 「ドーセットシャー」、防空軽巡「ダイドー」駆逐艦「エメラルド」「エクスプレス」「エレクトラ」「エンカウンター」 の合計9隻の有力な艦隊である。装甲艦が一隻と巡洋戦艦が一隻しかない独東洋艦隊など、これくらいで 一蹴できうるだろう。 と、思われていたのだが、悪い予感はやはり的中する。ドイツ・イタリア・フランス艦隊が待ち受けていた。 リンガ泊地で停泊中のライオンを、現地人のスパイが独東洋諜報部に通報されていたのだ。 儀装網くらいで大艦を隠すことは出来なかったのだ。第一次ライン演習時の仇を取る機会をドイツ海軍は 待っていたのである。
>>469 >過去スレのURL張れば済むだろバカ。一辺死んでやり直せ。
過去スレッドでは最後まで貼られていないんだよアホンダラ
同人誌から写した完全版貼ってやるから待ってろアホンダラ。
投入された艦艇は次の通りである。 超弩級戦艦 「ダンケルク」「コンテ・ディ・カブール」 前弩級戦艦 「シュレヴィヒ・ホルシュタイン」「シュレージェン」「ツェーリンゲン」 装甲艦 「リュッツォー」 重巡 「ザイドリッツ」「シュフラン」「コルベール」「デュプレ」「ザラ」「フゥーメ」 軽巡 「エムデン」「ケーニヒスブルグ」「エミール・ベルタン」「ラ・ガリソニエール」 「ルイジ・ディ・サヴォイア・デュカ・デグリ・アブリッチ」「ライモンド・モンテクッコリ」 駆逐艦 14隻(護衛駆逐艦・大型駆逐艦含む) 艦隊に前弩級艦が入っているのは、練習艦であった「ホルシュタイン」と海防戦艦兼護衛艦隊所属であった 「シュレージェン」「ツェーリンゲン」を独東洋艦隊が本国に無理を言ってかき集めたためだ。 (実際は物資を引き取りに来た護衛艦隊を無理やりに編入させた物だった。) 護衛駆逐艦は船団護衛用の簡素な装備と充実した対潜装備を施した低速の駆逐艦である。大型駆逐艦は 伊仏が巡洋艦の補助戦力として整備した排水量2000トン前後の駆逐艦で、砲力と雷装、凌波性で他国の 駆逐艦の性能で凌駕していた。
のちに「サイゴン沖海戦」と呼ばれたこの戦いは、立ち上がりから枢軸側に有利だった。 戦艦が5対1、11インチ18門+12.5インチ10門+13インチ8門に対し、英国側は12インチ9門 (枢軸側にはまだ16インチ9門と思われていた)と言うハード的優位に加えて基地戦闘機による弾着確認と いうソフト的な優位にも立っていたからだ。 ライオンも射撃管制レーダーを備えているが、この時点で電探が不調で、本来の性能を出し切れて居なかった。 その為、この海戦では結果として現れた。独仏戦艦が射距離3万から射撃開始するまで、イギリス側は枢軸艦隊 を発見できていなかったのである。たちまちのうちに露払いを務めていた「ケント」が被弾・炎上し、それに照らされ た旗艦「ライオン」も水中に包まれた。 枢軸艦隊の攻撃は熾烈を極め、巡洋艦と駆逐艦は雷撃を仕掛けてきた。英国艦隊は崩壊してもおかしくは なかったが、そうはならなかった。 ベンボー中将の冷静かつ的確な指揮ぶりと、「ライオン」の轟堅な防御力による所が大きい。もしも旗艦が最初の 一撃で指揮不能になっていたり、戦闘不能になっていれば英国東洋艦隊の命運はそこで終わりになっていたはず である。だが、「ライオン」が浮いていたからこそ、「高速列車が鉄橋を通過するような雄叫び」の様な音を出して 降り注ぐ砲弾の雨の中、ベンボーは落ち着いて『撤収』命令を出す事が出来た。 彼は「レゾリューション」の指揮官のように自分のプライドの為に傷を広げるような事はしなかったのだ。
そうした指揮官の意をくんだのか、英国海軍士官の冷静な仕事振りは見事なものだった。敵の巨弾が降り 注ぐ中を、追射しつつ後退。沈没しつつある「ケント」を陰に駆逐艦が素早く横付けし、乗員を救出しつつ敵軽巡 に対し追射して牽制すると言う「離れ業」を行い、撤収を無事に完了させたのである。 賞賛に値する。実際、戦後に発刊された第二次大戦海戦記の多くがこの「サイゴン沖海戦」に頁を割いている のだ。 結局、「サイゴン沖海戦」で沈没した英国艦は重巡「ケント」、駆逐艦「ミストラル」「ミレイユ」の三隻のみで、枢軸 側は重巡「ザイドリッツ」が左舷後部に駆逐艦の雷撃を喰らって大量浸水、中破と言う有様だった。 (艦尾の接合部に命中) 朝日と共に終結した枢軸艦隊は、あまりの戦果の少なさに驚愕した。 だが、「ライオン」を始めとする英国艦の無数のダメージを帯びている事は確かである。枢軸艦隊司令ハンス・ノル トマン中将は、直ちに追撃を命じた。ドイツ海軍の狡猾さとヴィシーフランス海軍の恨みの深さには定評がある。 仏印基地航空隊の航空機を総動員させ、Uボートによる哨戒網を強化させた。ついには訓練中だったイタリア空母 「アクィラ」までも動かした。 死地を脱したかに見える英国艦隊だが、枢軸軍の魔の手からはまだ逃れられたわけではなかった。
「主砲は九門共に使用可能か。・・・・・・だが、今のこの艦は戦闘できる状態ではないな・・・今は『逃げの一手』に 徹するほかあるまい」 修理状況を知らせる報告を受けたあと、ベンボー中将はそう呟いた。 「まったくですな」 エドワード・グロッグ艦長が溜息をついた。 対16インチ用装甲を被せられた「ライオン」は先程の海戦で喰らった無数の砲弾の多くをことごとく弾き返した が、「ダンケルク」か「リュッツォー」のどちらかは知れないが、中距離から放たれた砲弾が一旦、艦の手前に着弾 し、驚くべき事に水中を魚雷のように進み、水中のバルジを突き破って機関区にダメージを負わせたのだ。 (戦記では「悪夢の一弾」「ビスマルクの怨念」「黒い悪魔」と、紹介されている) そのため、速力は24ノットまで落ちた上に、衝撃で射撃管制用電探が故障し、独仏に比べ性能の劣る測距儀に よる光学砲撃に切り替えなければならなかった。 艦の水上部に厚い装甲を張り巡らした代償として、対水雷防御は御世辞にも優れた物とは言えず、ネルソン級に 比べれば進化したと言っても、中々に設計どおりの防御力は発揮してくれなかった。 「もっとも、そのおかげで対艦防御能力は卓越した物となっておりますが、それでも痛し痒しと言ったところですな」 艦政本部もその点を考え直しているようだ。現在建造中のライオン級の第二番艦「サンダラー」は同設計だが、 第二グループは舷側装甲を若干減じて艦の幅を増やし、速力を犠牲にして対水雷防御をより強固な物になる らしい。こうなると同型艦とは呼べない新型艦である。
「後から追ってくる敵か・・・」 ベンボーは指で海図をなぞる指を止めた。このまま何事も無く、セレター軍港に逃げ込めれば万歳だ。 しかし、このままやられっぱなしでは『見敵必殺(サーチ・アンド・デストロイ)』を必定とする英国海軍の名に 恥じる気がする、それに、一手をしかける余地も有りそうだ。 「追撃してくるフランス艦隊の「ダンケルク」を我が制空権下におびき寄せるわけですか。乗ってくるでしょうか? 意外と彼らは大胆かつ、慎重ですが?」 「”立ち往生”しているように見せかける。それでも乗ってこなければ諦めるまでだ。上手くすれば怠慢な空軍の 護衛つきで帰れる。奴らもプリンス・オブ・ウェールズの時には絞られたからな・・・ それに、”居候”も使おう。貴重な資材と油をただでくれてやっているわけでもないのでね。」 PoWが東洋艦隊に編入された当時、空軍は軍港まで護衛するはずだったが、たどり着いた時には攻撃隊により 海中に没した戦艦の乗組員を探す羽目になり、英国首相直々の叱咤を受ける事になった。 (「私の生涯に置いて、これほど無能な空軍は見た事が無い」とスピーチするまでに) ちょっとした思い付きのつもりだったが、それはベンボー自身にも思いもよらない展開を齎した。 あと、『もう二息』で英勢力下に達する地点で、「ライオン」は待ち構えた。将兵たちも一丸となって、前夜の借りを 帰そうと、意気込んでいた 「対水上・対空監視電波探信機。復帰いたしました!」 テレトークによる報告が入ると、ライオンの艦橋が沸いた。が、長くはつづなかった。 「接近中の編隊を確認! 二方向からやってきます。方位は・・・」 「たしかに治ったようだな・・・」(−□卅;) 突然に入った報告に、ベンボーは空を見上げた。 「釜の圧力を上げろ! 総員、対空戦闘配置!急げ!」
「後から追ってくる敵か・・・」 ベンボーは指で海図をなぞる指を止めた。このまま何事も無く、セレター軍港に逃げ込めれば万歳だ。 しかし、このままやられっぱなしでは『見敵必殺(サーチ・アンド・デストロイ)』を必定とする英国海軍の名に 恥じる気がする、それに、一手をしかける余地も有りそうだ。 「追撃してくるフランス艦隊の「ダンケルク」を我が制空権下におびき寄せるわけですか。乗ってくるでしょうか? 意外と彼らは大胆かつ、慎重ですが?」 「”立ち往生”しているように見せかける。それでも乗ってこなければ諦めるまでだ。上手くすれば怠慢な空軍の 護衛つきで帰れる。奴らもプリンス・オブ・ウェールズの時には絞られたからな・・・ それに、”居候”も使おう。貴重な資材と油をただでくれてやっているわけでもないのでね。」 PoWが東洋艦隊に編入された当時、空軍は軍港まで護衛するはずだったが、たどり着いた時には攻撃隊により 海中に没した戦艦の乗組員を探す羽目になり、英国首相直々の叱咤を受ける事になった。 (「私の生涯に置いて、これほど無能な空軍は見た事が無い」とスピーチするまでに) ちょっとした思い付きのつもりだったが、それはベンボー自身にも思いもよらない展開を齎した。 あと、『もう二息』で英勢力下に達する地点で、「ライオン」は待ち構えた。将兵たちも一丸となって、前夜の借りを 帰そうと、意気込んでいた 「対水上・対空監視電波探信機。復帰いたしました!」 テレトークによる報告が入ると、ライオンの艦橋が沸いた。が、長くはつづなかった。 「接近中の編隊を確認! 二方向からやってきます。方位は・・・」 「たしかに治ったようだな・・・」(−□卅;) 突然に入った報告に、ベンボーは空を見上げた。 「釜の圧力を上げろ! 総員、対空戦闘配置!急げ!」
メディタレニアン・ブルーと呼ばれる地中海独特の青には敵わないが、インド洋の海も悪くは無い。これが哨戒中 ならばピクニック気分の彼らだが、英艦隊を追尾していた仏爆撃機からの誘導を受けつつじっと海面を見詰めて いたガリバルディ中尉は、ついに目指す目標を見つけた。 「二時の方向に戦艦のマストを発見!」 興奮を抑えきれない声だ。ガリバルディの報告を聞いた編隊各機は、機首をそちらに向けた。訓練の時には見せ なかった機敏な動き。皆、ガリバルディと同じ気持ちなのだ。 近づくに連れ。輸送船や標的艦などではない、軍艦独特な艦影がはっきりしてきた。巨大な箱型艦橋と舷側に ズラリと並べられた対空火器。見間違えようの無い、「ライオン」だ! (実際には、先にライオンと接触した哨戒中の仏爆撃機からの交信を受けてからやって来れた。爆撃機は燃料的に 折り返し地点ギリギリだったので後に避退している) 索敵機からの情報を元に、母艦「スパルヴィエロ」を発艦しておよそ30分。なんとか目標にたどりついたようだ。 第一関門突破に、ガリバルディはほっと胸をなでおろした。イギリスもそうだが、空軍が設立されると飛行機に関する 運用権はすべて空軍に移管されてしまう。洋上偵察に使用される機体さえも空軍の管理下におかれ、海軍にとって 不都合極まりない。 航空母艦を持つイギリスでもそうなのだから、母艦の持たないイタリアでは更に深刻であった。 (20年間の暗黒の時期を経た後、艦隊航空隊を復活させ、自分達の翼を取り戻した。だが、その間のツケは大きく、 現在も艦載機の調達には苦労している。)
B・ムッソリーニの後押しを受けた空軍は、独自に海洋航空部隊を持ち、それは偵察部隊、爆撃部隊、戦闘機 部隊の三つに分かれて編成されていた。地中海に長く伸びた半島と言う地理的条件により、長らく基地航空隊 で充分とムッソリーニは考えられていたが、指揮系統の違う地上基地からの運用では解決できない問題があり、 肝心なときに間に合わない事が多い。何年にもわたる協議の結果、イタリア海軍は艦船搭載の水上偵察機と 地上の偵察部隊の指揮権を得る事が出来た。そして、航空母艦(ポルタエーレイ)「アクィラ」「スパルヴィエロ」の 就役にあわせて、ようやく艦載機の調達にも成功したのである。 したがって、ガリバルディ中尉たちも元は地上基地勤務出身であるが、海洋航空部隊勤務だったので、洋上 航法そのものには自信があるが、動かない地上基地と揺れつつ走る洋上基地からの発進には大きな違いが 有り、会敵できるか不安があったのだが、その不安も一掃できた。 「ライオン」は見るからに韜晦行動は取っていない所を見ると、友軍の索敵機には気付いていなかったと見える。 恐らく、電探にダメージを受けていたのだろう。 「よし、これでサラの唇はいただきだ」 「そうは簡単にいくか、15度方向、上方に敵機だ」 つけっ放しだった無線機からアヴェーロフ中尉からの肉声が流れてきた
「貴様、アヴェーロフ! 寝言もいい加減にしろ、15度だと?」 確かに幾つもの機影が近づいてくる。二十機はいそうだ 「どうせ、フルマーだろう」 位置的に考えて、イギリス空軍の短発攻撃機だろう。だが、予想を裏切られたのは以外にも、最初に気付いた のは英国側だった。 「デファイアントだと!!!空軍の連中は何を考えているのだ!!!!」 叫ぶベンボー中将。無理も無い、ボールトンボール・デファイアント戦闘機は名こそ戦闘機だが、主な武装は 背面に付けられた7.7mm四連装動力機銃塔だけだった。 英国空軍の新戦術構想において、『戦闘機に動力旋回銃座を搭載することで操縦士は操縦に専念でき、また 前方固定火器よりも広い射角を持つため攻撃・防御両方に使用できる』といった着想により前面機銃は 取り付けられなかったと言う曰くつきの欠陥機だ。 (流石に実戦で使用するにはあんまりなので現地改良で翼面下に7.7mm単装機銃を二丁追加している) それと、フルマー副座戦闘機も六機ばかり付随しているが、焼け石に水であろう事は容易に想像できた。 「戦闘機隊に告げよ、『当艦は独自に対空砲火を打ち上げるので、射程距離に入らぬように戦え』」と、あの 旧式機では逆にこっちが撃墜しかねん」 額の汗をぬぐいつつ、指示を出すベンボー
イタリア戦闘雷撃機隊も思わぬ敵の弱体から、落ち着いて指示を出す。 「各隊、攻撃態勢に移れ。いいか、獲物を下ろしたら速やかに上昇に転じて味方のフォローに回れ、一人二役だ。 それを忘れるなよ」 攻撃隊長の声を聞いて、ガリバルディは舌を出した 「いけねぇ、いけねぇ、獲物を忘れていた」 今回、「スパルヴィエロ」を発艦した二十機は全て最新鋭のフィアットG55Sだ。フィアットG55SはフィアットG50の 性能向上型である。最高速度は630kmを記録し、なおかつ旋回性能も高くバトル・オブ・マルタに参加したG55は 数多くのスピットファイアやマートレットを地中海に落とした。 S型はそのG55の機体強度と速度に注目した軍が重量930kgの魚雷を抱けるようにした、その艦上雷撃機型で ある。戦闘機を雷撃機の代用をさせる事により、欧州空母共通の弱点である「艦載機の数が少ない」と言う欠点を 補う事が出来た。 「とは言え、重い獲物を抱いた状態ではフルマーやデファイアントでさえ厄介だ。ここは早い者勝ちだな」 敵機との遭遇の可能性が低い事、いざとなれば魚雷を捨てて戦闘機に早変わりできる事から、二十機で雷装して いないのはたった二機である。この二機が副座戦闘機を抑えている間に攻撃を済ませる必要がある。
列機にバンクサインを送って、スロットルを引くガリバルディ。ところが、考える事は皆一緒で、攻撃隊は いっせいに高度を落として英国戦艦に群がっていく。うち、何機かは魚雷を落として、護衛に加わる撃墜狂も いた。途端に上空で英戦闘機が数機、火を噴く。 (彼らのおかげで、雷撃機隊は落ち着いて攻撃に専念する事が出来た) いかに魚雷を落とせば無敵状態になれると言っても、雷撃直後は無防備状態に近い。上空から覆い被され れば高速機のG55Sでも振り切れない。それを解っているからこそ、皆が皆、攻撃を急いでいた。 最も、別の不純な動機から突進していく物も二名ほど居たのだが。 「ガリバルディ! 手前ェ!ゴルァ!! チームワークと言う物を知らねーのか!」 「知るか! 早い者勝ちだ!ォルァ!アヴェーロフ!」 「ライオン」から対空砲火が上がってきた。 「ライオン」を中心に輪形陣を組んだダイドー級巡洋艦や駆逐艦が一斉に対空砲火を撃ち上げてくる。 13.3cm連装両用砲やポンポン砲が火を噴き、舞い降りてくるイタリア機の間で炸裂する。 「砲術長、対空要員は何しているのだ、雷撃態勢に入っている機があるではないか!」 叫ぶベンボー中将。しかし、砲術長は余裕を持って答える。
「ご心配には及びません!雷撃は回避できますし、その間にのろまの雷撃機も落とします」 「しかし、敵は我が国のアルバコアよりも優速だぞ」 「新兵器があるのです!」 自信満々に答える砲術長。そして、部下に伝声管で命令する 「UP ファイア!!」 箱型の射出機から一基辺り9個の筒状のロケット弾が発射される。それは雷撃機の頭上で炸裂。 パラシュートを尾部に付けた筒状の物がバラ撒かれる。 「UP−−−Unrotated Projectileです。中将閣下」 「空中機雷・・・・? 対雷撃機用の爆雷か?」 「面白い試みだが、エドワード艦長。こいつは当らないぞ」 「えっ」 UPが完全に展開する前に雷撃機はすり抜けてしまい、編隊の最後部でもたついていた一機が尾翼を引っ掛けて 木っ端微塵になっただけであった 「OH! 一機だけだと!!」 「着想は良い、だが相手がシュツーカや爆撃機相手だと思ったのが間違いだ。砲術長、ここは膠着状態の地中海 と違い、実質の最前線なのだ。生ぬるい大西洋や地中海の常識はここでは通用せんぞ。」
「ライミーも必死だな」 そんな攻撃ではイタリア雷撃機の突進を食い止めることは出来ない。これまでイギリス戦艦を襲う雷撃機と いったら、Ju87や双発爆撃機のSM79等だったのだが、それらに比べて、フィアットG55Sのスピードは桁違い だった。そのために射撃指揮がどうしてもワンテンポ遅れてしまう。 弾幕の密度でカバーしようにも、昨晩の枢軸艦隊との戦闘で稼働対空火器の数が半減してしまった。もし、日米 艦隊決戦時の両雄の対空砲火の現場に居たら土砂降りと小雨ほどの差に思えただろう。どちらにしても一弾とて 当れば雷撃機にとっては致命傷に違いないのだが・・・。 射点に達したと見るや、G55Sは次々と魚雷を投下する。空母艦載機としては新参だが、魚雷は歴史のある老舗 ホワイトヘッド社製のもので信頼性は高い。 雷跡を発見した大戦艦ライオンは、左右に艦首を振りながら疾走する魚雷を交わしていった。エドワード艦長の 見事な操艦だった。海面に刻まれたリヴァイアサンのウェーキ(航跡)が、鮮やかな回避運動を海原に映しこんで いた。そのウェーキを追うように突っ込んだのがアヴェーロフ中尉率いる三機小隊だった。 「野郎、推進器を狙う気だな」
出遅れたガリバルディは舌打ちをした。いかに大戦艦といえども推進器や舵には装甲は貼れない、その存在 こそがアキレス腱なのだ。 海面スレスレの超低空高度から、アヴェーロフ小隊は果敢に接敵していく。その中の一機が、まるで見えない 拳に打ち据えられたかのように、墜落。水しぶきをあげて波間に消えた。 40mmの機関砲弾を喰らっては一たまりも無い。ライオンは主砲が小型な反面、それを補うかのごとく両舷に 13.3cm両用砲と船体後部甲板に中小火器をずらりと並べ、帆船時代の舷砲を思わせる様相に成っていた。 さらに艦尾には機関砲を積み、防御していた。その機関砲回廊の一弾に打ち据えられたのだ。その仇を討つが ごとく、残った一機とアヴェーロフ中尉が、魚雷を投下。シュルシュルと、雷跡が艦尾に向かって伸びていく。 機関砲を操作する対空要員も雷跡めがけてさかんに機関砲弾を打ち込んでいくが効果が無い。 すわ命中か、っと・・・ガリバルディ中尉は息を飲んだ。 だが、二本の魚雷はイギリス戦艦の艦尾を掠めていくに留まり、波間に消えた。艦尾と言う小さな目標に命中 させるなど、そうそうドラマみたいな事は起き得無いのだ。
>>過去スレッドでは最後まで貼られていないんだよアホンダラ だから全文直張り?お前の頭に脳味噌は入ってないのかボケ! ちったあ工夫ってモンを知らんのか?死ねよバカ。
488 :
名無し三等兵 :2009/08/03(月) 02:06:45 ID:s6mIy24d
糞スレさらしあげ
出遅れたガリバルディは舌打ちをした。いかに大戦艦といえども推進器や舵には装甲は貼れない、その存在 こそがアキレス腱なのだ。 海面スレスレの超低空高度から、アヴェーロフ小隊は果敢に接敵していく。その中の一機が、まるで見えない 拳に打ち据えられたかのように、墜落。水しぶきをあげて波間に消えた。 40mmの機関砲弾を喰らっては一たまりも無い。ライオンは主砲が小型な反面、それを補うかのごとく両舷に 13.3cm両用砲と船体後部甲板に中小火器をずらりと並べ、帆船時代の舷砲を思わせる様相に成っていた。 さらに艦尾には機関砲を積み、防御していた。その機関砲回廊の一弾に打ち据えられたのだ。その仇を討つが ごとく、残った一機とアヴェーロフ中尉が、魚雷を投下。シュルシュルと、雷跡が艦尾に向かって伸びていく。 機関砲を操作する対空要員も雷跡めがけてさかんに機関砲弾を打ち込んでいくが効果が無い。 すわ命中か、っと・・・ガリバルディ中尉は息を飲んだ。 だが、二本の魚雷はイギリス戦艦の艦尾を掠めていくに留まり、波間に消えた。艦尾と言う小さな目標に命中 させるなど、そうそうドラマみたいな事は起き得無いのだ。
「雑な攻め方をしやがって・・おっと、それで良いんだアヴェーロフ(笑)」 恋敵の失敗に思わず本音が出てしまうガリバルディ。 両軍共に歯痒い戦いだった。高性能戦闘雷撃機G55Sを与えられたイタリア軍パイロットだが、いかんせん 空戦の技能はあっても雷撃機として技能が足りなかった。 空戦ならば取るに足らないフルマーやデファイアントが護衛戦闘機隊により数を減らしたといえども、絶えず 上空をチラついていてはどうしても集中力散漫になるのも致し方ないことだった。 目標に対しての両舷同時攻撃(アンヴィル・アタック)、攻撃後にもう一度雷撃態勢に入っての牽制攻撃など、 コンビネーションを多用すれば勝機もあったろうが、それを実行するだけのゆとりがないのだ。 これではせっかくの性能も猫に小判だった。 いや、それでも敵戦艦撃沈に闘志を燃やす男が居た。 「艦尾は無駄だ!前に回るぞ!」 ガリバルディは列機に指示を出した。 「大丈夫だ!あの馬鹿でかい大砲は俺らを打つためのものじゃない!」 半ば、マインドコントロールのように喋り捲るガリバルディ。誰だって怖いのだ。理屈から言えば正しいのだが、 小山のような30.5cm砲塔に向かっていくのは度胸が居る。 (欺瞞の為に砲塔に木製のカバーを付けている。砲塔の大きさに比べ、主砲が細長く見えたが、バレなかった ようだ)
>>488 どうした?じゃあこっちに負けないネタフリが出来るのか?
餓鬼はとっと寝て母ちゃんの黒ずんだ乳首でもしゃぶってろ(w
「アゴスティーニ!!」 二番機をつとめていた上飛曹の機体が一瞬にして蜂の巣になって落ちた。フルマーの主武装は主翼に装備され た7.5mm機銃八丁だ。戦闘機の武装に30mm機関砲が登場している今では大火力とはいえないが、それ でも風防に打ち込まれたらひとたまりもない。アゴスティーニ機はコクピットを真っ赤に染めて落ちていった。 「くっ!!」 ガリバルディはスロットルを開けた。急上昇に転じる為だ。上昇能力はこちらが上のはずだが、それでも立ち上が りの位置が悪かった。振り切る間に、フルマーの機銃弾が追いかけてくる。 「当るかよォ!」 届かない、縦の旋回荷重がかかっているために弾丸がおじぎしている。イギリス軍パイロットもそれに気付き、 さらに肉薄してきた。発砲!! 曳光弾がすぐ脇を抜けて飛んでいく。何も痛みを感じない即死だったろうが、アゴスティーニのような最後は 御免だ。幸いコクピットは無傷だが翼面に何発か食らったらしい。いやな弾着の衝撃を感じた。一気に引き 剥がして反撃に転じようとしたのだが、計算が狂った。機体が思ったように動かない。舵の効きが悪くなって いる。そこに曳光弾の帯が飛んできた。
殺られる! ガリバルディは喉が干上がるのを感じた。せっかくイギリス戦艦をやっつけたのに、こんな所で死ぬのは御免だ。 目を閉じると、またあの女が現れた。こんな状況だというのに妖しく笑っている。 何がおかしいんだ?サラ!!( T∀T ) 「呼んだか??」( ゚∀゚ ) 「お前なんか呼んでない! アヴェーロフか?」煤i ゚□゚♯ ) 無線機から聞こえてきた悪友の声に我に返る。本来のフィアットG55Sはフルマーなど足元にも及ばない戦闘機だ。 アヴェーロフ中尉はガリバルディ中尉機を追いかけていくフルマーに20mm一丁、12.7mm機銃二丁の火力を 集中させたのだ、受けたほうは溜まった物ではない。 つかの間でも死神のようにおもえたフルマーは火炙りとなって海に落ちていった。 「大丈夫か?ガリバルディ、錯乱しているようだったが」 「錯乱だと? いまごろしゃしゃりでてきやがって。まあ、いい。アシスト代金として手ぐらいは 握らせてやる。何の話かはわかっているだろうな?」 「解っているさ、だからお前のはしゃぎっぷりが滑稽なのさ」 「何だと?」 「見てみろ、しぶとい事に奴は未だに浮いたままだ」 ガリバルディは下を見下ろして絶句した。イギリス戦艦は未だ健在だった。水柱を被った艦首を沈めて、速度こそ 落としている物の、未だ盛んに対空砲火を撃ち上げている。
495 :
408 :2009/08/03(月) 02:46:47 ID:???
魚雷の命中により激しく揺さぶられる「ライオン」の艦橋で、羅針盤や艦長席にしがみつくエドワード艦長とベン ボー中将。艦首を水中が覆い、機銃員を波が洗っていく。 「おのれ・・・・単座戦闘機に雷撃をさせるとはなんと言う奴等だ・・・・ 敵ながらあっぱれと言うほかは無いな」 「被害知らせ!」 「艦首水線下に魚雷一避雷!! 進水量大!! 現在ダメージコントロールパーティーが応急処置を行っており ますが、反対舷でも先の避雷個所から再び進水が始まっております!!」 「やむを得ん。後部注水区画に注水!! 艦の平衡を保て!! 機関長、速力は何ノット出せる?」 伝声管に叫ぶエドワード艦長。 「現状芳しくありませんね、機関を振り絞って20ノット。これが精一杯です。機関は3/4残っておりますが、 艦首の抵抗が激しく。無理に出せば進水が悪化するでしょう」 「そうか、すまない。基地に帰還するまでの辛抱だ、頑張ってくれたまえ」 英国戦艦の機関は燃費が悪く、また機関出力も計画時の性能が中々でなかった。今回は吃水が沈降している 上に艦首に破口が開いているのでなおさらである。 「まずいな・・・・泊地に帰る前に枢軸艦隊が追いつくか、こちらが沈むかのどちらかだ不味いぞ・・・」
「さすがは我がヴォットリオ・ヴェネト級の対抗艦だ。魚雷の一本では沈む気配も無い・・・もっとも、吃水が 激しく沈降しているが・・・」 「感心している場合か、サラはフランスのサンソンか、もしかしたらジャガイモのヴェルトの物になったら・・・」 すべての攻撃は終了していた。「ライオン」に命中していたのはガリバルディの放った一本だけ。 空の戦いは一段楽しており、駆逐艦は撃墜されたフルマーやデファイアントの乗員を拾うのに手一杯だった。 八つ当たりの相手もいないこの場所にこれ以上留まる理由もなかった。 貴重な燃料を消費するだけだ。 「大丈夫だ、サンソンにしろ、ヴェルトにしろ、上手く行くとは限らない。」 「いやにあっさりしているな」 「帰投命令が出ているからな、命令違反にでもなれば休暇も取れなくなる。サイゴンの酒場にいけなくなれば 元も子もないからな」 「違いない」 「それには命あっての物種か」 「機体は大丈夫か?」 「あちらこちら風通しがよくなったが飛行には問題ない。それよりも機位を失ってないか」 「母艦の位置は見失っても、あの女の店の場所は覚えている」 「違いない」 初陣を終えたスパルヴィエロ戦闘雷撃隊は、翼を翻して一路、スパルヴィエロ目指して飛んでいった。
ここの古参のマナーって最低だ・・・
>>497 スレごとにマナーや風習は異なるもの。民主党スレッドなんてコテハンの書いたファンタジー小説の脳内ヒロイン談義を延々夜中やってスレッド潰ししてたりするだろ?
もしくは戦艦スレッドでの不毛な罵り合いとか
ソレはソレ。コレはコレだろう? 相対評価で「最低」じゃないと言いたいのかしらんが、だからといって 絶対評価で「最低」じゃないって主張するのは欺瞞とか議論のすり替え とかいうヤツにしか思えんな。
「ガリバルディにアヴェーロフ、いいアシストだったぜ。あの女の手は握らせてやろう。 ヴェルト? やつは自分の指でも噛んでいればいいさ」 サンソン・エーデンブロイ中尉はご機嫌だった。 スパルヴィエロ戦闘雷撃機隊の攻撃によって、枢軸艦隊はついに「ライオン」を補足する事に成功したの だった。ガリバルディ中尉が命中させた魚雷は、「ライオン」の艦首に破口を生じさせていた。浸入した海水は 当然、英国戦艦の動きを鈍らせる。無理の速度を上げようとすれば、より多くの海水を飲み込むことになり、 内部隔壁を破損させる恐れが有った。ボイラーのダメージとあわせて、「ライオン」は二重の足枷をはめる事に なったのだ。 触接機からの報告を受けた戦列艦「ダンケルク」は、速力30.5ノットの快速を飛ばして追撃。 護衛の巡洋艦や大型駆逐艦さえ振り切ってしまうかのような勢いだった。 すでに独仏伊の双発爆撃機と戦闘機の出撃が報告されている。慎重な本国の司令部はダンケルクに撤収 命令を下すに違いない。それが発令される前に決着をつける。欧州最強条約型戦艦の座を勝ち取る為に。 艦全体からそうした気迫がみなぎっていた。 なかでも、一番に燃えているのはエーデンブロイ中尉であることは言うまでも無い。 「わたしは度胸のある男が好きなのさ。そう、敵の一番でっかいモノを一人で沈めちゃうような・・・ あなた達にそれができる?」 サラ・メローの艶やかな唇はそう言った。
ひとりで・・・ もちろん一人でだ。俺がいなけりゃ、ダンケルクの主砲は真価を発揮しないんだからな。 ダンケルクの艦橋トップ、主砲射撃指揮所に陣どるサンソンは胸を張った。 もちろん、ひとりでというのは思い上がりである。魚雷を当てたガリバルディにしろ一人の力ではない。 乗機の整備員、攻撃機隊に参加した搭乗員ひとりひとり、窮地を救ったアヴェーロフなど無数の人間の働きが 背後にあった。中型戦艦ダンケルクといえども千人以上の人間がその働きを支えているはずである。 と言っても、照準機の向うに敵艦隊を追うサンソンに今その話をしても無駄であろうが・・・・・。 ダンケルクに将旗を掲げるレジス・ジャンスール中将は、全艦に砲雷撃戦用意を発令。転回中の英国艦隊に 対して同航戦、右砲戦となるように指示した。戦闘序列は「ダンケルク」を先頭とした重巡「シュフラン」「コルベール」 「デュプレ」の単縦陣である。それに軽巡「エミール・ベルタン」「ラ・ガリソニエール」がそれぞれ大型駆逐艦5隻ずつと 駆逐艦を3隻ずつの二派に率いて、敵艦隊に突撃していった。 対するアームストロング・ベンボー中将のイギリス艦隊は軽巡「ダイドー」「エメラルド」と続き、駆逐艦「エクスプレス」 「エレクトラ」「エンカウンター」が間合いを詰めるべく前進してくる。その間に「コーンウォール」「ドーセットシャー」が入り 旗艦の「ライオン」は最後尾だ。サイゴン沖の枢軸艦隊との戦闘よりかは戦力差は小さい。ほぼ互角と言ってもよい だろう。だからこそ勝負を挑んできたと言うべきか。
「旗艦が殿か・・・・」 レジス・ジャンスール中将は、敵将ベンボーが臆病者では無い事を知っている。 「互角ではないさ。『ライオン』は昨晩からの一連の戦いでダメージを負っている。足を引きずったままでは味方 巡洋艦の足さえも殺してしまうからな。だから殿なのだ。いざとなれば己を犠牲にして巡洋艦隊を逃すつもりらしい。 見事な覚悟だが、こちらもトゥーロンで散った仲間の仇を討たねばならんのでな・・・・この戦いは・・・・勝つ!!」 「敵前衛、煙幕を展開中」 「悪あがきだな、ロイヤル・ネイビーはもっと潔いと思っていたが・・・シュフランとコルベールに薙ぎ払わせろ!!」 「弾着観測機、敵上空に到着」 飛んでいったのは双発戦闘機ポテ631だった。ブレゲーやモランソルニエに比べると鈍重だが、弾着観測に 用いるには贅沢な機体だ。それを「パンプルヴェ」から発艦した護衛戦闘機が護る。 何か間違った運用だと思うのは気のせいだろう。取り合えず、これで煙幕が有っても、ある程度の砲撃効果が 見こめる。 「畜生、晴れろ、晴れろ、晴れろォ!!」 こちらは飛行機に頼るつもりなど無い。照準機を覗き込むエーデンブロイ中尉は、洋上に張り付いた白と黒の煙に 文句をいい続けた。そして・・・・ 一陣の風が吹く
見えた! 煙幕の上から艦橋を発見した。風のおかげで煙突や後檣なども姿を表した。 ライオンだ! エーデンブロイ中尉と旋回主は照準機のレンズの中の敵戦艦を睨みつつ、射撃装置を回す。ハンドルの 動きが、主砲の旋回角度と俯仰角度となって各砲塔に伝わっていくのだ。 「ライミーども! 旧式艦(ブルターニュ)を沈めていい気に成るなよ。このダンケルクが相手だ」 測距データが集められ、52口径の長砲身砲が敵戦艦を捕らえた。 「目標! ライオン! 距離28000」 一番、二番砲塔から弾んだ声が帰ってきて、ポッシ砲術長は頷いた。スゥ・・と息を吸ってから艦長 からの号令を復唱する。 「撃ち方始めェ!!」 この時を待っていた。射手エーデンブロイが警報ブザーを鳴らし、引き金を「引いたか引かないか」の 絶妙な力で引く。 四連装二基、戦列艦(バーティマン・ドリーニュ)ダンケルクの33cm砲八門が猛然と火を噴いた。 閃光で目の前が真っ赤になる。腹の底まで震えるような轟音に一瞬、息が詰まる。茶褐色の 膨大な砲煙が檣楼の脇を流れていった。 遥か二万八千米の空間を飛翔していった八発の砲弾は、海面を叩き割り、驚くほどの水柱を立ち昇ら せた。弾着修正のために水柱を凝視するエーデンブロイ。 「至近弾。上げ、三度。方位角そのまま」 「敵艦、発砲!!」 閃光を確認した見張り員が叫ぶ こちらが再装填する間に、ライオンも撃ちかえして来た。砲弾が超音速で大気を切り裂きながら落下して くる。ダンケルクの右舷前方、僅か420mのところに落下。流石に初弾から近いところに落としてくる。
「馬鹿な!初弾から至近弾だと!!」 驚くベンボー 艦全体を水柱によって起こったシャワーが降り注ぎ、甲板を洗う。 「信じられん。沿岸海軍とばかり思っていたフランス海軍の戦艦が我が英国戦艦に互角するほどの 練度を見せるとは・・・・ オラン沖海戦でのレナウンの轟沈やブレスト沖海戦の話もあながちデマでは なさそうだな・・・。」 「ダンケルクは我国のネルソン級と同様に、中央部に主砲を集中しておりますからな、集弾性は良好の ようです。」 「次はこちらの番だ。主砲、装填完了次第、射撃開始せよ。ロイヤル・ネイビーでは経験の無い遠距離 砲戦だがしくじるなよ。」 「植民地人どもの造った砲ですが、どれほど使えますかな? 植民地人どもめ・・・ 確かに戦艦の砲を 融通してくれと言っては見たが、よりにもよって大型巡洋艦の主砲とは!!」 「憤るな艦長。彼らも黄色人種との戦いで、主力艦のほとんどがハワイの工廠入りか海の底だ。損傷 した戦艦を直す為に本国の工廠では嬉しい悲鳴だと聞く。最も、そのおかげで彼らの国の経済は立ち 直りつつあるそうだがな・・彼らは自分たちがよければそれでよいのさ。」
このライオンに搭載された305mm50口径砲は米国製なのだ。本来は米国に406mm砲を、なければ 356mm砲を要求していたのだが向うも台所事情も厳しいらしく、やってきたのは大型巡洋艦の主砲だった のだ。だが、射程の長い砲は大歓迎だ。 オラン沖開戦の時は3隻がかりで「ダンケルク」を撃ちかけていたのだが、いかんせんWW1型の短砲身砲 では25000mを超える遠距離では弾道が安定せず、夾叉したものの12斉射264発中命中したのはたった の2発だった。 時代は違えどジュットランド海戦のウォースパイトとドイツ艦隊の関係だったにも拘らず。でもある。 この時、ベンボーは装甲巡洋艦「マンマス (U)」の艦橋で水柱に包まれる「ダンケルク」を駆逐艦隊と共に 近距離で見ていたが、水柱は敵艦を包み込んでいる物の、日本でいうところの「下駄に履き」とも言う状態で、 命中弾は望むべく状態ではなかったのだ。 唯一、サマービルの座上する「レナウン」が着実に命中弾を出してはいたが、同時に33cm主砲弾1発を 中央部に受けて煙突が倒壊。黒煙で後続艦を隠したその直後、2番砲塔を貫いた一弾が装填中の砲弾を 道連れに爆裂。火炎は弾薬庫に突き抜け火柱と共に「レナウン」はこの世から消えてしまった・・・ 「主砲弾、装填完了! RDF索敵完了!!」 ベンボーの回想は報告の声と共に脳内から消え去った。 『復讐の女神 ダンケルク』に沈められた幾多の同砲の仇を取る為に・・・この一声にわが命を賭する。 そして、叫んだ 「撃てェ!」 轟音! 英国製15インチ42口径や16インチ45口径の砲に比べれば、反動も火焔も控えめだが、確かな"手ごたえ"と ともに9発の12インチ砲弾は敵艦めがけて飛翔していった。
雷鳴のような敵の砲声が消えぬうちに、ダンケルクは第二斉射を放った。後続のシュフランとコルベールも射程に 入ったため砲撃を開始し、敵軽巡二隻も追射。戦艦同士が巨弾を投げあう間に、多数の中小口径弾が割り込んだ。 幾多の砲声が重なり合い、おびただしい量の砲煙と水煙が海面に立ちこめる。その中をエーデンブロイの目が 弾着を追いかけ、修正の報告に耳を済ませた。 「馬鹿野郎が!!」 せっかく夾叉弾が出たというのに、ダンケルクが回頭を始めた。諸元の変更を迫られ、エーデンブロイは怒号を 放つ。重巡が撃ち始めたときには水柱の大きさで観測がついたが、砲の土台そのものが向きを変えては台無しだ。 獅子の雄叫びののような「ライオン」の砲声が消えぬうちに、「ダンケルク」は第三正射を行った。後続の重巡洋艦 「コルベール」「デュプレ」も砲撃を開始し、敵二隻の巡洋艦も応射で返礼してきた。戦艦同士が巨弾を投じあう間に 小中口径砲弾の激しい応酬が巻き起こった。 数多の砲声が重なり合い、インド洋の空気を研ぐその様は地中海の戦いにも引けを取らない。幾多の水中と水煙の 中をエーデンブロイの眼は的確に弾着を見分け、修正の報告を聞き分けた。 「こん畜生!」 せっかく挟叉弾を送り込んでいるというのに、ダンケルクが回頭を始めた。緒元の変更を迫られ思わず悪態をつく エーデンブロイ。巡洋艦同士が打ち合いを始めたときは水柱の大小で見分けがついたが、砲のプラットフォーム 自体が動いては台無しだ。 原因は敵前衛の放った数本の魚雷であった。緒元を一定にするためにも双方。巨弾の中でもじっと耐えてきたが、 さすがに魚雷を食うとなると回避せざるを得ない。英国製魚雷はダンケルクの航跡を掠めて消えていった。
「こっちの前衛は何をやっている!」 もちろん遊んでなどいない。軽巡「エミール・ベルタン」と大型駆逐艦三隻は、「ダンケルク」に接近する不届き者に 鉄拳制裁を与えている真っ最中であった 「この島国の夜這い野郎が!うちのお嬢さんに手出すとはいい度胸だ!!」 「このカエル食いの裏切り者が!田舎娘に教育してやる!馬の骨はすっこんでろ!!」 双方、快速を利して突っ込んでくる。接近戦だ。フットワークが決め手のライト級ボクサーが互いに無数のパンチを 叩き込む。六インチ四インチ、果ては高角砲や機銃までも動員しての撃ち込み合いである。敵はやはり旧式駆逐艦 三隻を従えた軽巡「ダイドー」「エメラルド」。大西洋を舞台に覇権を競う双方海軍の対照的なポリシーが見える戦い の構図であった 「性能は二の次でも質よりも数」(英国・北米・南米) 「その戦場において質で相手を凌駕する」(日本・フランス・イタリア・ドイツ) 条約による制裁により、第一次大戦において大量に作った駆逐艦・軽巡洋艦をライオン級三隻の船体と引き換えに 失った英国は往時より心細い予算で列強とは一線を画す量産性重視の艦船を整備して優位を保ってきた。 一方、地中海を挟んで「遅れて来た戦闘国家」イタリア海軍に対抗して「ブリキ艦」と呼ばれた旧来の設計理念を 捨て去り続々と革新的な艦艇を増やしたフランス。ここの戦いの趨勢によって何が正しいかが決まるかに 見えた。
>>498 それ、マナーでも風習でもローカルルールでもないダメダメな例じゃないか
全然援護射撃になってない
509 :
名無し三等兵 :2009/08/03(月) 19:35:56 ID:s6mIy24d
ボケ老人の垂れ流しスレをさらしあげ。
>>509 失礼な、ここの最も旧い人で海自で四十路だぞ
つか、夏厨AGEんな。
どうせ新参は荒らす事でしか自己主張ができんわなぁああああああ(ゲラゲラゲラ
511 :
408 :2009/08/03(月) 20:10:42 ID:???
英仏の巡洋艦は船体を白く塗っており、外見は優雅だが戦いは熾烈を極めた。数と火力で押し潰さんとする 仏巡洋艦に対して武装のすべてを総動員して勇気と肉薄で対抗する英巡洋艦。 何時しかライト級ボクサーの戦いは第六ラウンド、クリンチで殴り合う様へと変化した。軽巡「エミール・ベルタン」 と大型駆逐艦三隻の砲撃を浴びて、軽巡洋艦「エメラルド」が炎上してみるみるうちに足を落としていく。 「ダイドー」も至近弾の水柱で艦長以下、濡れ鼠だ。シャワーの返礼、とばかりに応射。 一弾が「エミール・ベルタン」の煙突を吹き飛ばし、排煙効果が落ちたため速力が落ちた。 さらに破片が射撃管制装置を狂わせた。急速に速度と発射速度が落ちたフランス軽巡に対し、二隻の駆逐艦が 接近、昨晩に沈められた「ミストラル」「ミレイユ」の仇とばかりに砲弾と魚雷が放たれた。パリモードを誇った フランス軽巡は魔法の切れたシンデレラのようによたよたと僚艦の後ろへと姿を消した。 その隙をついて英国重巡洋艦「コーンウォール」「ドーセットシャー」の二隻はダンケルクに向けて突撃して来た。 そうはさせじと、仏重巡「デュプレ」は隊列を乱すのを覚悟で抜け出してきた。
船体後部に主砲塔を持たない旗艦を庇うためだ。煙幕を展開しつつ、盛んに八インチ砲弾を打ち込んで来る。 「コーンウォール」「ドーセットシャー」も応射する。だが、昨晩の戦いで電探に損傷を受けているために的確な パンチが出ない。煙幕の切れ目を探しているうちに、より多くの砲弾が降り注いできた。ダンケルクが船体後部 に装備した三基の13cm四連装副砲のうちニ基を向けたのだ。 こちらは20.3cm砲8門に対して向こうは13cm8門。英国側は火力では優位に立ってはいるが、仏戦艦は 射撃指揮装置は後部艦橋でも列強主力戦艦並みの測距儀と射撃指揮装置が奢られているのだ。 さらに高初速砲弾を半自動装填機で毎分20発も撃ち込まれ、「華奢そうなレディを悪戯しようとしたならず者が、 何時の間にやら襟首締められ往復ビンタの後、鳩尾に膝蹴りを連続で叩き込まれた」かのように艦橋といわず 主砲塔、煙突、後部マストに砲弾を打ち込まれ、砲弾は機関区を突き破った。 さらに「膝が崩れた所に横っ面に回し蹴り。そのまま川に”飛ぶ”」かのように舵機装置が壊れた「コーンウォー ル」はダンケルクから離れるように急速蛇行、そして火炎が弾薬庫に回って爆沈した。 その有様に双方の巡洋艦と駆逐艦の乗組員は余りの惨さに息を呑み、一瞬、射撃が止んだという逸話が残って いる。そして、ダンケルクの後部測距儀がこちらに向き始めているのを見た「ドーセットシャー」はろくに狙いもつけ ずに魚雷を放って撤退。魚雷はかすりもせずに明後日の方向を泳いでいった。 そう遠くない所には「ライオン」の12インチSHS砲弾が水柱を上げている。これ以上の肉薄は、味方の砲撃の 散布界に巻き込まれては危険。と、「ダイドー」以下のE級駆逐艦も倣う。結局、英仏の最前線での砲戦は互いに 命中弾を上げただけで、決定打がないままに終わった。だが、「ダンケルクの恐怖」は口伝によって英駆逐艦乗り の胸に刻まれたという。
「『エメラルド』炎上!」 「やつら、数を頼りに袋叩きか・・・ メルセルケビルの意趣返しか!」 しかし、英国巡洋艦隊は錬度の高さを見せて、「エミール・ベルタン」を袋叩きにする。 「手すきになっている重巡洋艦二隻にあのフランス戦艦を攻撃させて、巡洋艦隊を二分しましょう!」 意見具申を行うグロッグ。無言でうなづくベンボー。直ちに並走していた重巡「コーンウォール」 「ドーセットシャー」2隻も前方に展開している戦いに突っ込んで行く。こちらの意を察知したのか、「ダンケルク」に 追従していたシュフラン級重巡洋艦が隊列から抜け出して旗艦の前に出てくる。 「馬鹿め、押しつぶされるのが落ちだぞ」 悪鬼のような笑みを浮かべるグロッグ。だが、それに呼応して「ダンケルク」の後部測距儀が英国重巡を睨むかの ように旋回を始め、それに追従して副砲塔も狙いを定める。 「愚かな、貴様の副砲は旋回速度が遅いことはすでに知っている。無駄なことを・・・」 しかし、グロッグの予想に反して、測距儀と副砲塔は流れるような動きで敵重巡洋艦を補足し射撃を開始した。 敵戦艦の艦尾が爆発したかのような火炎と砲煙が噴出すとともに、副砲弾は「コーンウォール」に大多数が突き 刺さった。浮かぶ廃墟と化しつつある巡洋艦の艦尾で立て続けに爆発が起きると蛇行をはじめ、急速に「ダンケ ルク」から離れて、ついには火柱とともに爆沈して果てた。ライオンの艦橋の首脳陣は絶句していた。先ほど前衛 部隊が軽巡洋艦「エミール・ベルタン」を撃破して溜飲を下げたばかりだった。
「『コーンウォール』・・・撃沈されました・・・・」「『ドーセットシャー』避退して行きます!」 「馬鹿な!完全に死角からの突撃だった! アイツの副砲が対応できないことはメルスエルケビルで証明済み だった筈だ!」うろたえるグロッグ。 ダンケルク級の弱点・・・。後部に集中した副砲を叩けば遊爆により推進・操舵系統にダメージを与えられると 目論んで突撃を命じたが・・・、ダンケルク級の13cm四連装半自動砲は設計段階で砲塔に重防御を与えたために 航空機の速度に追従できないことがネックであったが、大修理の折に砲塔旋回モーターを強力なものに変えた為に 機敏な追従が可能になった事を英国情報部がつかんでなかったのだ。 禿頭に血管を浮き上がらせながらベンボーが叫ぶ。 「くっ、巡洋艦の砲が駄目ならば戦艦の主砲でカタをつけてくれる!サルヴォー!!サルヴォー!! (斉射!!斉射!!)、砲身が焼ききれても構わん!!ダンケルクを仕留めろ!!」 焦りでセオリーには無い命令を下すベンボー。しかし、突然の衝撃につんのめり、さらに次の衝撃で引っ繰り返る。 「何事だ !」
「命中!! 命中です!!」 ダンケルクの艦橋が、トップの射撃指揮所が沸きかえった。ひっきりなしに響く砲声の中、眼を測距儀に、耳を 報告に集中していたエーデンブロイ中尉は一瞬、何の事かわからなかった。 だが、測距儀の中の敵艦中央部が激しく黒煙を上げているのに気付いた。ライオンに直撃弾を与えたのだった。 「やったぜ!」 生まれてから今までに味わったことの無い高揚感を感じた。ライオンの速力は確実に落ちている。こちらの攻撃 が損傷を与えている証拠だ。勝てる。大英帝国最新鋭の戦艦を屠るのはこのダンケルク。痛快だった、栄誉と 賛美は我がフランスのものだ。 ブザーと共に次斉射を送り込む。水柱が天に届かんと立ち上る中、火炎が後部甲板を舐め始めたライオンに 三番砲塔に命中の爆炎を確認。今や獅子の名を持つ戦艦は艦後部を覆い尽くす程の黒煙をたな引かせながら 懸命にAB砲塔で応射していた。いける。ライオンを沈めれば、あの女も約束を果たすしかないだろう。 エーデンブロイの脳裏にサラ・メローの美しい顔が蘇る。あの時以来、脳裏にこびりついて離れないイメージだ。 彼女は笑っていた。だが、どこか悲しい笑いだ。 「何が悲しい?!! もう一歩なんだぞ!!!」 「どうした、中尉!」 エーデンブロイの異常に気付いたポッシ砲術長が怒鳴った 「あの女が・・」 「女? 戦闘中に何をitte・・ぐわっ!!」 ポッシの声は衝撃にかき消された。鈍い金属音の後に突き上げられるような衝撃。手応えからして中小口径の 砲弾と言うことが解った。軽巡洋艦の砲弾が立て続けに当たったらしい。 だが排水量3万トンになろうかというダンケルクには対したダメージにはならない。 「しっかしりしろ中尉、女のことを考える前にライオンを沈め・・・・うぉっ!!」 またも衝撃がやってきた。先ほどとはけた違いだ。エーデンブロイやポッシ、射撃指揮所の誰もが床や壁に叩き つけられた。怒声やうめき声があちらこちらから聞こえてくる。
「ライオン」の30.5cmSHS砲弾の一発が艦橋の基部に命中したのだ。至近弾によって跳ね上げられた海水が 海面から30mくらい有る射撃指揮所にまで降り注いできた。彼我の距離は既に23000mを切っていたが、この 距離でのUSA製12インチ(50口径)砲の水平貫通能力は約102mm、対する「ダンケルク」の主甲板装甲は 改装により合計厚は160mmを越えており強固な装甲に覆われた艦橋基部は粉砕されてはいないが、その周辺 にあった高角砲や対空機関砲は大きなダメージを受けていた。 慌ててダメコンに水兵が走り回る。戦闘艦橋にいた司令部や艦首脳部たちも無事と言うわけには行かない。 激しく振り回された幕僚達が戦闘艦橋から担架の上や肩を借りて運び出されて行った。 その中で、歴戦の有志たるレジス・ジャンスール中将はあれほどの衝撃でも両足でしっかりと立っており、前を 見据えながらも冷静に命令を下した。「撤退」とただ一言。 水煙と水柱の中で「ダンケルク」は回頭を始めた。前衛部隊の「ラ・ガリソニエール」と五隻の駆逐艦も煙幕を 展開しつつ呼び戻され、敵艦隊は遠ざかってゆく。 「もう一息で勝利出来るに!!」 なおも吹き上がる水柱の彼方に小さくなって行く「ライオン」の背を睨んで、エーデンブロイが吼える 「腰抜け提督がァ!!!!」 「馬鹿者!!」 ポッシがエーデンブロイの頬を殴り飛ばした。 「本艦の後ろをよーく見てみろ」 砲術長が背後を指差した。切れた唇から血を吐き捨てつつエーデンブロイは眼を見張ることになる。
後方から幾多の艦影が見えた。ドイツの装甲艦みたいな艦橋を持った軽巡洋艦や籠マストを立てた戦艦が 島影から飛び出して来た。セレター軍港からライオンを迎えにやってきたオランダ東洋艦隊の生き残りだった。 後ろにはまだ修理中ながら出陣してきたR級戦艦二隻の姿も見える。 更に、両艦隊の上空では「パンプルヴェ」艦載機とスピットファイアとの空中戦が始まっていた。 イギリス機には布張り複翼雷撃機のフェアリー=アルバコア雷撃機に加えてブラックバーン=スキュア急降下 爆撃機、フェアリー=バトル軽爆撃機も飛来して来た。 オランダ空軍のマーチン社のB−10爆撃機の姿も見える。 「もう少しでライオン級を撃沈できると、俺も思っていたが・・・ ここはすでに奴らの庭も同然だ。俺達は釣られ たんだよ。ぐずぐずしているとライオンを撃沈できても、こっちもスクラップにされちまう・・・ そら、番犬どもが追いかけてきた。さっさと副砲を撃たんか!!」 後方から蘭軽巡「ジャワ」が追いかけてきた。さっきの最初の衝撃はこの艦の砲弾だったのだ。お返しに後部 副砲をお見舞いしてやる。「コーンウォール」同様、蜂の巣にされたオランダ軽巡洋艦は艦首を吹き飛ばされて 行き足が遅くなった。歓声をあげる暇などない。スキュア爆撃機の落とした250kg爆弾が艦首付近に水柱を 上げだしたのだ。 「いい夢を見ていたらしいな、え?」 脂汗を流しつつ必死に測距儀を覗いているエーデンブロイにポッシがニヤリと笑った。 「夢!?」 間断なく聞こえてくる砲声に炸裂音。怒号と呻き声。洋上を漂う砲煙と煙幕。燃え盛る駆逐艦から転げ落ちる 水兵たち。波名に漂う人間は敵なのか味方かもわからない。 あの女・・・・ サラはこの風景を見透かしていたのだろうか・・・ そう思えてならない。あの、無邪気でどこか もの悲しげな瞳。 「夢? いや、こんなものが夢であるはずがない・・・・」 エーデンブロイは自分に言い聞かせるかのように一人呟いた。
「砲雷撃でエミール・ベルタン級軽巡洋艦一大破、大型駆逐艦二を撃沈。航空攻撃でシュフラン級重巡洋艦一 撃沈(コルベール)。駆逐艦一を撃沈か。」 ビンタン島沖での戦闘報告を一読したアームストロング・ベンボー中将は指でレポートを弾いた。勿論、戦果は それだけではない。 航空爆撃で「ダンケルク」以下何隻もの艦艇に命中弾を出し、フランス海軍機(パンプルヴェ艦載機)およそ6機を 撃墜した事が確認されている。 ライオンを囮に、フランス艦隊を誘い込んだ甲斐があったようだが反省点も有る。商戦改造空母しかもたないイタ リア海軍の航空隊が予想外の能力を発揮したことや、空軍やオランダ艦隊の誘引が遅れたことによりライオンの 被害を拡大してしまったこともある。 「エメラルドとコーンウォールを失ったか。それに居候たちのスマトラ級軽巡洋艦一が撃沈。デ・ロイテル級軽巡洋艦 一中破、植民地人製のネヴァダ級戦艦一中破か」 逃げるフランス艦隊を足止めしようと、果敢にも巡洋艦隊だけが突出したオランダ艦隊は巡洋艦が各個撃破され、 追いすがる「ネヴァダ」は航空攻撃で燃え盛る仏大型駆逐艦二隻から、決死の雷撃を受け魚雷二本を喰らい、よた よたと傾斜しながら戻ってきた。現在は「デ・ロイテル」ともども米国から貸与された浮きドックと工作艦の最初の 利用艦となっている。 「おっ、ご苦労だった、グロッグ君。本艦の具合はどうかね?」 中将は長官公室に入ってきたエドワード・グロッグ大佐に声をかけた。 「ダンケルクの33cm砲弾が6発、後は巡洋艦の砲弾が8発。中央部から艦後部に手酷くやられており、特に33cm 砲弾が貫通し爆裂したX砲塔がスクラップです。しかし、何といっても深刻なのは艦首にもらった魚雷ですな。詳しい ことは明日にでも潜水夫を潜らせてみないと判りません。恐らくはドック入りせねばならないでしょう。」 「そうなると、修理には三ヶ月かそこらはかかりそうだね」 「ダンケルクにも痛打を与えています。そう簡単には太平洋最強の名を名乗らせませんよ。ヒットラーやムッソリーニに 宣伝材料は与えはしません。」
「なるほど、まだライオンは浮いている。ビンタン島沖での戦闘だけを見れば負け戦ではない。しかし、これは サイゴン沖から総合的に見れば結局は我が軍の戦略的な敗北だったのだよ。戦術的な引き分けによって体面を 守ったに過ぎん」 ベンボーは机に両肘を突き、指を顔の前で組んだ。指の間からシンガポールの夜景を見る。港湾と山の間に マッチ箱のように密集した建物は暗く沈黙したままだ。灯火管制は、開戦第一日目から今日まで続いている。 「最強戦艦なんていう物は世界が条約に縛られているあいだは存在しないのだよ。皆、外見は違えど中身は 似通ったフネばかりだ。人間が入る器を数多く作った国が最後にモノを言うのだよ。」 「それはそうですが」 「・・・とは言ったものの、飾りとしての器は必要だな。本艦は三ヶ月以上動けず、プリンス・オブ・ウェールズは 既になく。サンダラーの訓練終了はまだまだ先の話だ。例の作戦のためにはひとまずは浮揚修理が完了した レパルスに将旗を掲げることとしようか」 例の作戦とは仏印の攻略であった。開戦以来、仏印に駐留する枢軸東洋艦隊がシンガポールを目の敵とした 様に、イギリス海軍は仏印を目の上のこぶとして来た。同地を枢軸国が抑えている限り、輸送船団をオーストラリア からスラバヤ島南部を大きく迂回して航行させねばならず、本国への戦略物資の輸送を時間的にかなり阻害して いた。サイゴン港から出撃するU−ボートや日本潜水艦により絶えず水中からの脅威に怯えなければならないの だった。 反対に仏印を攻略出来れば、オーストラリアで足止めを受けているタンカーや輸送船を一気に本国へ回航でき、 本国で物資不足で建造が遅れている護衛駆逐艦や巡洋艦や護衛空母の完成を早めるばかりでなく、燃料不足で 遅れを取りつつあるバトル・オブ・ブリデンを勝利に変えることも出来るのである。イギリスはそれを早めるためにタイ を刺激させて仏印を攻撃させた事もある。
「なるほど、まだライオンは浮いている。ビンタン島沖での戦闘だけを見れば負け戦ではない。しかし、これは サイゴン沖から総合的に見れば結局は我が軍の戦略的な敗北だったのだよ。戦術的な引き分けによって体面を 守ったに過ぎん」 ベンボーは机に両肘を突き、指を顔の前で組んだ。指の間からシンガポールの夜景を見る。港湾と山の間に マッチ箱のように密集した建物は暗く沈黙したままだ。灯火管制は、開戦第一日目から今日まで続いている。 「最強戦艦なんていう物は世界が条約に縛られているあいだは存在しないのだよ。皆、外見は違えど中身は 似通ったフネばかりだ。人間が入る器を数多く作った国が最後にモノを言うのだよ。」 「それはそうですが」 「・・・とは言ったものの、飾りとしての器は必要だな。本艦は三ヶ月以上動けず、プリンス・オブ・ウェールズは 既になく。サンダラーの訓練終了はまだまだ先の話だ。例の作戦のためにはひとまずは浮揚修理が完了した レパルスに将旗を掲げることとしようか」 例の作戦とは仏印の攻略であった。開戦以来、仏印に駐留する枢軸東洋艦隊がシンガポールを目の敵とした 様に、イギリス海軍は仏印を目の上のこぶとして来た。同地を枢軸国が抑えている限り、輸送船団をオーストラリア からスラバヤ島南部を大きく迂回して航行させねばならず、本国への戦略物資の輸送を時間的にかなり阻害して いた。サイゴン港から出撃するU−ボートや日本潜水艦により絶えず水中からの脅威に怯えなければならないの だった。 反対に仏印を攻略出来れば、オーストラリアで足止めを受けているタンカーや輸送船を一気に本国へ回航でき、 本国で物資不足で建造が遅れている護衛駆逐艦や巡洋艦や護衛空母の完成を早めるばかりでなく、燃料不足で 遅れを取りつつあるバトル・オブ・ブリデンを勝利に変えることも出来るのである。イギリスはそれを早めるためにタイ を刺激させて仏印を攻撃させた事もある。
「命中!! 命中です!!」 ダンケルクの艦橋が、トップの射撃指揮所が沸きかえった。ひっきりなしに響く砲声の中、眼を測距儀に、耳を 報告に集中していたエーデンブロイ中尉は一瞬、何の事かわからなかった。 だが、測距儀の中の敵艦中央部が激しく黒煙を上げているのに気付いた。ライオンに直撃弾を与えたのだった。 「やったぜ!」 生まれてから今までに味わったことの無い高揚感を感じた。ライオンの速力は確実に落ちている。こちらの攻撃 が損傷を与えている証拠だ。勝てる。大英帝国最新鋭の戦艦を屠るのはこのダンケルク。痛快だった、栄誉と 賛美は我がフランスのものだ。 ブザーと共に次斉射を送り込む。水柱が天に届かんと立ち上る中、火炎が後部甲板を舐め始めたライオンに 三番砲塔に命中の爆炎を確認。今や獅子の名を持つ戦艦は艦後部を覆い尽くす程の黒煙をたな引かせながら 懸命にAB砲塔で応射していた。いける。ライオンを沈めれば、あの女も約束を果たすしかないだろう。 エーデンブロイの脳裏にサラ・メローの美しい顔が蘇る。あの時以来、脳裏にこびりついて離れないイメージだ。 彼女は笑っていた。だが、どこか悲しい笑いだ。 「何が悲しい?!! もう一歩なんだぞ!!!」 「どうした、中尉!」 エーデンブロイの異常に気付いたポッシ砲術長が怒鳴った 「あの女が・・」 「女? 戦闘中に何をitte・・ぐわっ!!」 ポッシの声は衝撃にかき消された。鈍い金属音の後に突き上げられるような衝撃。手応えからして中小口径の 砲弾と言うことが解った。軽巡洋艦の砲弾が立て続けに当たったらしい。 だが排水量3万トンになろうかというダンケルクには対したダメージにはならない。 「しっかしりしろ中尉、女のことを考える前にライオンを沈め・・・・うぉっ!!」 またも衝撃がやってきた。先ほどとはけた違いだ。エーデンブロイやポッシ、射撃指揮所の誰もが床や壁に叩き つけられた。怒声やうめき声があちらこちらから聞こえてくる。
ベンボーの言う忌々しい魚雷が追加でもう一本、命中していた。さらに艦首の破壊口から飛び込む形で、である。 艦内で炸裂した魚雷は衝撃でダメコン箇所の応急材を吹き飛ばし。水線下の破壊口、三箇所から同時に海水を 飲み込みはじめたのである。 ライオンの乗員たちは丸二日におよぶ戦闘の連続で疲れ果てていた、重軽傷を負った兵も多数、陸上の病院に 搬送された、爆発音を聞いても耳鳴りと思ってベッドで毛布をかぶったままの者もいた。応急処理班が駆けつけた 頃には通路に海水が溢れ始め、基準排水量4万5000トンの“条約違反戦艦”は静かに沈降を始めていた。 「よし、二本とも命中!!」 巨大な艦影から二本の水柱が立ち昇るのを見て、ヴェルト・ケーニギン中尉は、すばやく潜望鏡を下ろした。 爆発の衝撃波が水中を駆け抜け、乗艦を揺さ振った。潜望鏡を上げていたのはほんの数秒だが、ヴェルトは 「ライオン級」の撃沈を確信していた。 「諸君の献身的努力に感謝する」 中尉は部下たちの顔を見回した。かすかな照明光の下、入り組んだ配管に見える顔はわずか2名である。いずれも 汗まみれの顔に高揚感と緊張感が見て取れた。 「あとは脱出するだけだ、生きてかえって報告しよう。ブレスラス少佐に、故郷の家族に・・・・」 もちろん、ヴェルトは心の中で付け加える。『ざまあみろ、カエル食いにマカロニ野郎ども、サラは俺のものだ』、と 「深度及び進路このまま、全速前進!」
大胆不敵! ヴェルト中尉は、海中からセレター軍港に侵入し、停泊中のライオンに雷撃を敢行したのである。 だが、ヴェルトがのっていたのはブレスラウ少佐の「U-54」ではなかったのか? もちろんU-54が二人乗りということはありえない。昨年のうちにイギリスに貸与されたガトー級の1隻を鹵獲した 大型潜水艦であるU-54は前甲板の単装砲を撤去し、替わりに小型潜水艦の係留装置を取り付けていたのである。 イギリス軍の対潜哨戒機の攻撃を逃れたブレスラウ艦長はバタム島沖合に浮上。夜陰に隠れてヴェルトらが乗り 込んだ「ジーフント」を送り出した。日本海軍の甲標的にヒントを得て改造が行われたが、結果は上々で9隻の撃沈を 挙げていた。もともと近距離攻撃を想定していた「ジーフント」は軍港に侵入して敵主力艦を撃沈するという最大級の 仕事を成し遂げたのである。 「前方、感三、いや四・・・ 推進音、真上を通過していくか・・・ 右、推進音感度一 ・・・左感度三・・・」 なにぶん、人数が二人しかいない、一人で二役も三役もこなさなければならない。ヴェルトの脳内にはセレター軍港の 様子が手に取るように解る。「ライオン」を沈められたイギリス軍がコルベットや駆潜艇を繰り出して対潜掃討に躍起に なっている事だろう。その”犯人”探しは執拗なものになるだろう。傍らの部下が青くなっている。 「気にするな、やつらが一斉に動き出した今こそがチャンスだ。」 あくまでも生きて帰るつもりのヴェルトが採った作戦は、脇目も振らずに港外に突進する事だった。普通の潜水艦ならば 海底に沈座し、ほとぼりが冷めるまで待つことも出来るが、ミゼェット潜水艦では電池残量や酸素ボンベが小さいために 真似できない。助かるためには一刻でも早く、敵軍港から立ち去る他ないのである。 「・・・防潜網のラインを通過します」 小型潜水艇の利点を生かし、来る時に見つけた防潜網の隙間を潜り抜ける。ドイツ潜水艦水兵の熟練した技だから こそ出来る行動だった。 「もう一息だ」
ヴェルトはそう言うが、無数のサーチライトの光芒が海面を照らし、駆潜艇の出す推進音がレシーバー無しでも耳に 入ってくる。この状況下でも”もう一息”と強がりを言えるヴェルトの精神に部下は舌を巻いた。 「左、推進音、二・・・・あ、着水した!」 ヴェルトが慌ててレシーバーを耳から外す。すかさず水中爆発の衝撃波が船体を揺さ振る。 「威嚇投射だ。このまま全速前進! 浸水がないか注意していろよ」 爆雷を落としている間は、捜索側もレシーバーから耳を外しているはずである。ドイツ水中艦隊の一員ならばこの 瞬間でさえも好機と考えなければ一人前と呼べない。 「し・・しかし!」 「死ぬときは一瞬だ、戦乙女に抱かれて天国へいける」 爆発の衝撃が何度も小型潜水艦を揺さ振るが、潜水艦はドイツ的頑強さで耐えていた。水面で破壊音が聞こえる。 どうやら駆潜艇同士で衝突したらしい、間抜けな奴らだ。ヴェルトはぼんやりと考える余裕ができていた。ヴェルトに は死ぬ気などこれぽっちもない。生きて、サラの店に行く。それだけが彼を動かしていた。 サラ ヴェルトの脳裏に、サイゴンの裏通りの店であった女の顔が映える。あの晩以来、頭にこびりついてしまったイメー ジだ。おれがさいしょにみつけたんだ、属国の三人はオマケに過ぎない。出会いが印象的だった証拠に、サラの 期待に応えたのは俺一人じゃないか、そうだろう?彼女は笑っていた、だが、どこか遠くを見る目をしていた。 「何を見ているんだ?」 サラは答えてくれない。代わりに爆雷の炸裂する音が追ってきた。
「何故、何故!! 貴様らがついてくるんだ!!!」 陽はとうに落ちて、「東洋のパリ」と形容される街並みは闇に沈んでいる。自然の齎す闇だけではない、軍港のある サイゴンもまた灯火管制が敷かれているのである。 「暗ければ、それなりの味ってものがあるものさ」 「やってる、やってる。この蒸し暑い中、外で盛んなことだぜ」 「ソクトランやツダウムの陸式の連中だろう。休暇の一分一秒は砂金のごとく貴重だ」 「詩人だな・・・・ 何故、貴様らがついてくるんだ??!! その貴重な休暇の、貴重な時間を使って!!」 執念で帰還した男。ヴェルト・ケーニギンが振り返って怒鳴った。相手はイタリアのアヴェーロフ中尉とガリバルディ 中尉、フランスのエーデンブロイ中尉であるのは間違いない。 「『ライオン』を撃沈したのは俺なんだ!! おまえたちにその資格はない!!」 前髪を櫛でかきあげながらエーデンブロイが返した。 「ほう、いってくれるじゃないか、ドイツっぽ。おまえの潜水艦(スーマラン)の小っぽけな魚雷で大戦艦が沈むかよ、 あらかじめ俺が「ダンケルク」の砲で半殺しの状態にしてやったから『ライオン』は沈んだんだ。」 フランス海軍戦列艦「ダンケルク」の砲手、サンソン・エーデンブロイは言った。 「その前にイギリス戦艦に魚雷を当てて足止めをしたのは誰だと思っているんだ?それがなけりゃ、「ダンケルク」は 射程距離内に収めることは出来なかったぜ?」 「そういうお前がここに立っていられるのは、フルマーを撃墜してやった俺がいるからだ。」 イタリア海軍航空母艦「スパルヴィエロ」から発進して攻撃を仕掛けた飛行機(ピロータ)乗り、J・ガリバルディ中尉と S・アヴェーロフ中尉が言った。
「屁理屈ばかり捏ね回しやがって、お前達が何と言おうと、俺がライオンを撃沈した事実は変わらないんだよ!!」 「ほーう、事実ねえ・・・」 三人は顔を見回しながら思わせぶりに笑った。ガリバルディが新聞を尻ポケットから出しながら言う 「あんな浅いところに着低させたって、トゥーロンで自沈したブルターニュみたいに時間があれば浮揚して修理できる んだよ!! 新聞(ジョルナーレ)は戦意高揚のために書き立てるのは仕方がないが、立派なドイツ海軍の軍人様 ならば自分から撃沈したとは言えないよなあ?」 新聞にはヒトラー総統以下の幕僚に囲まれて、激励されるドイツ東洋艦隊の司令の姿が映っていた。 「口の減らないやつらだ・・・全く、イタリア人て奴らは・・・ まぁ、いい!! こうなったらサラ自身に決めてもらうまで だ!!それなら文句もあるまい!!」 ヴェルトが振り向いて、再び店に向かって大股で歩き出すと、三人は互いの顔を見合わせ、頷いた。最初からこう する作戦であった。 商売を含んだ即席カップルには目もくれず、四人は裏道に入った。たいして歩かないうちに、がらりと街の表情が 変わる。サラの店は看板さえも出していない。 店に入る資格があるのは、ごく僅かな常連だけだ。いや、そのはずだったのだが・・・・
ヴェルトが立ち止まった。店の入り口にいくつかの人影が見えたのだ。 「先客か?」 四人はいぶかしげな顔をした。今日、サラは俺(たち)のために店を開けてくれていたのでは? 「『ライオン』以外に大型艦が沈んだか?」 「いや知らん」 「あれば新聞やラジオが騒ぐはずだ」 「ならば資格は俺(たち)しかないはずだ」 かまわず、店の中に入ろうとした四人だが、急に顔色を変えて後ずさった。店の前にいた人影が煙草に火をつけた のだった。闇の中に浮かび上がったのはそれぞれは良く見知った顔だったのだ。 「艦長!!」 「砲術長!!」 「飛行長!!」 ブレスラウ、ポッシ、デュモンといった上官たちも飛び上がった。まさか、ここで部下たちに会うとは思ってもいなかっ たようだ。咥えたばかりの煙草がポトリと石畳に転がり落ちた。
「珍しいことに、けっこう繁盛しているみたいじゃないか」 「そうね、腰を悪くしても飲みにやってくる人もいるくらいだから」 皮肉を言われ、男は苦笑いをしながらグラスを傾けた。まさか、砲撃を受けた際に衝撃で腰を痛めて動けなかった ことまでこの女は知っているのだろうか?底の知れない女だ。さすが「魔王」と呼ばれた将軍の娘だ。海軍の情報網 でさえこの女には手の届く存在だとでも言うのか カウンターから店の外を伺っていた女主人が振り返った。ランプの明かりの中から肩まで垂れた亜麻色の髪が良く 映えていた。 「作戦から帰ってきた兵隊さんがいつもよりも多いみたい。」 「作戦が一段楽したからな。上陸許可を得た兵がいつもより多い。」 銀髪を垂らした男がキューを磨きながら答える。 「サイゴン軍港が損傷を受けた艦の修理で大あらわだよ。」 ゆでたまごをほお張りながら小柄の陰が答える 「大戦果というお祝いもあるからね・・・・ これでお宅の政治家さんも傲慢なヒトラーに対していいたい事がいえるね」 「おいおい、君が怖い女だという事は知っているが、まさかそっちの線でも知り合いがいるんじゃなかろうね?」 「さぁ?」 サラは薄笑いを浮かべた。 「それよりも今回の『英雄』さんがやってきたみたいだね。私も店に出なくちゃ。顔を見られたくなければ早く着替えて裏口から出ることをお勧めしますよ? クラウス・f・シュットガルト ドイツ東洋艦隊司令、レジス・ジャンスール フランス海軍提督、ルイジ・コロンビーライタリア海軍提督?」
530 :
408 :2009/08/03(月) 21:34:28 ID:???
つー事で「ライオン」は着底で「ダンケルク」は中破。 英戦艦が着底するまでやたらタフなのは、昔の戦艦スレッドではライオンはアイオワをしのぐ堅艦というイメージの名残だと思う。 ライオン級 ==1938年計画時== 水線長:237m 全長:242m 全幅:32m 吃水:9.3m 基準排水量:40550トン 常備排水量:-トン 満載排水量:46400トン 兵装:40.6cm(45口径)三連装砲3基、13.3cm(50口径)連装両用砲8基、 2ポンド(40mm)八連装ポンポン砲6基、48連装UP6基 機関:海軍式重油専焼三胴缶8基+パーソンズ式オール・ギヤードタービン4基4軸推進 最大出力:120000hp 航続性能:10ノット/14000海里 最大速力:29ノット 装甲 舷側装甲:374mm(0度傾斜)、140mm(VP以外)、22mm(水密区画装甲) 甲板装甲:149mm(ヴァイタルパート内)、124mm(VP以外)、12.7mm(スプリンター防御) 砲塔:374mm(前盾)、250mm(側面)、174mm(天蓋)、149mm(後盾) 副砲塔:37mm(前盾)、25mm(側面)、25mm(天蓋) 司令塔:75mm(前盾)、112mm(側面)、50mm(天蓋) パーペット部:360mm 航空兵装:4機、カタパルト一基 乗員:1680名 同型艦:2隻 「ライオン」1942年竣工 「テメレーア」1944年竣工、1645年本国脱出船団の護衛 「コンカラー」1943年解体 「サンダラー」1943年竣工、地中海で撃沈(仏艦隊)
531 :
名無し三等兵 :2009/08/03(月) 22:19:16 ID:s6mIy24d
さあ、みんなにみてもらえ。
532 :
408 :2009/08/03(月) 22:22:56 ID:???
で、同人誌記載分の一つは終わり。
533 :
408 :2009/08/03(月) 22:23:56 ID:???
>>531 ageんなアホンダラ。まったく最近の新参はみんなこんなのばっかりで・・・(ため息
反論できないとAGE入るからな。
こんだけ長文連投してアホンダラじゃねぇよ408。 古参ってだけで何やってもいいとか本気で思ってんのかよ。最低だな。
408のおっさんはソース出せ言われたから出しただけとちゃうん?
>>530 > 530:408(sage)
> ライオン級
> ==1938年計画時==
> 装甲
> 舷側装甲:374mm(0度傾斜)、140mm(VP以外)、
137mm(VP内舷側装甲下端)
> 甲板装甲:149mm(ヴァイタルパート内)、124mm(VP以外)、12.7mm(スプリンター防御)
149mm(弾薬庫)、124mm(機関部)
> パーペット部:360mm
「バーベット」部:374mm
間違いが多過ぎる。
バーベットってチューペットの仲間ですか?
装甲厚の間違いは資料によるものとしてしょうがないかもしれないが、どこを指してるか理解しないで書いていて恥ずかし過ぎる。
>>403 > 403:名無し三等兵(sage)
> 2009/08/01(土) 18:38:10 ID:???
>
>>401-402 > ろくにソースも持っておらん小僧に言われる筋合いなどないな(笑
パーペットってどんなソースにのってるのかな?
ヴァイタルパートを理解していない。
他人を小僧呼ばわりして嘲笑する自称古参の実力がこれですか?
これをコピペや盗用する人は己の無知をさらすだけですから、とんだ杞憂でしたね。
>>536 ソース出せと言われたら関係文章全部直張りするのか?
小学生以下の行動だぞそれ。
欧州大和などウチのパクリ!とか言って詳細は?と聞かれたら何一つ出さんかったのにな。
結局回りの事など何一つ考えず、ボケた爺猿がクソ垂れ流しながらマスかいてるだけだろ。
>>537 おまいは資料を丸写ししていると思ってるのか
やっぱり新参は罵倒しか垂れ流す事ができない(笑
>>540 やめとけよ、新参は俺らを怒らせて不用意にネタ出しさせて乗ったやつを叩いて遊んでいる夏厨だって
古参の垂れ流すクソを舐めるマゾが多いスレですね。
>>543 口汚い言葉で罵る事しか存在価値の無い夏厨乙w
>>540 > 540:408じゃないが(sage)
> 2009/08/04(火) 01:23:38 ID:???
>
>>537 > おまいは資料を丸写ししていると思ってるのか
どこが間違ってるかわからないんですか?
数字はある意味どうでもいいんです。
軍艦、戦艦ファンなら間違えない基礎的な事を理解してないのがまずいんです。
丸写しやコピペでないのらなおまずい、なお恥ずかしい。
>>545 ここの古参は人の言うことは全く聞かないサルなんで、
言っても無駄だと思いますよ。
凄かったのは当時カキコしたりオフ会やってたコテハンや名無しさん達で、単に端で見てただけの人達は関係ないから。 ただ見てただけの人達は確かに古参ではあるけども、空気を共有していただけで自分達も凄いと勘違いしてるだけ。 図らずも今回のコピペとその前後の応酬で自称古参さん達の実力の底が割れたと。
保存してりゃ誰でもコピペで出来る事でしかないのにね。 しかも「怒涛の連投」で「ありがたがれ」ときたw
>>408 は別に「ありがたがれ」とか書いていない件w
>>549 >>548 は408のあまりに常識に欠ける連投、非難轟々でも押し売りの如く勝手を尽くす行動をそう思ったんでは?
自分も同じように思うが。もっと言うと公道でやるオナニー。死ぬほど迷惑だ。ていうか死ね408。
>>550 >死ね408。
何もしないのが死ねまでゆう?
>>551 なら何もしないどころか人に迷惑を掛けまくるバカは何一つ言って欲しくないね。
408は同人誌の文を書き写し、(同人誌のライオンのスペックとは違うけど)初期状態の 「ライオン」のスペックも併記したんだからその労力は買うぜ?
その自分で書き足した部分がまずいんだが
無駄どころか迷惑極まりない、マイナスの労力の発揮だな。 いや、大した労力だよ。
>>408 どうせなら「サンダラー」の話ものせてくれるとありがたい
いい加減にしろよ懐古。
>>408 中国海軍の話もお願い。同じ本に載っているはず
ゲス野郎
>>408 のお蔭様でこのスレは乞食スレとなりました。
皆さん思う存分
>>408 にタカりましょう。ゲスなんで喜んでやってくれるそうですよ。
>どうせなら「サンダラー」の話ものせてくれるとありがたい 前スレにあったからコピペしてくれるんじゃね?408がさァ。 考えたら転載&コピペで代々回ってるスレだもんな。 底が知れたりだわw
>>560 は?「サンダラー」の話はスレッドでまだ出ていないぞ?
これだから新参は
563 :
名無し三等兵 :2009/08/09(日) 18:22:50 ID:X3ZqdZhf
そしてまた408の絨毯爆撃を呼び込もう、と言うわけですね。 張る張るバカ、クレクレバカと来たもんだ。
古参サマは今のスレの状況を見て思ってるんだか。 まぁどうせチャットに引き篭もって身内だけであざ笑ってるのんだろうな。
566 :
5年目だが :2009/08/10(月) 21:35:53 ID:???
>>565 今年も夏が来たなぁ・・・・とさびしく思っている。新人さんも結局はageて荒らす事しかできない子たちばっかりだと
前スレから覗いてるがロクな香具師いないじゃないか。 長文投下してたのも結局転載なんだろ?オナニーマンセーな奴ばっかり。
>>567 >長文投下してたのも結局転載なんだろ?
前スレッドに投下されたが完結されていなかったやつを同人誌から書き写して最後まで見せてくれた。
転載っちゃ転載だが、完結まで書き写したその労力は認める。
>568 行為自体に問題があるのに、その労力を評価するというのは 脱獄犯を誉める様なもんだが菜w穴掘りの労力を誉める訳だ。
>>569 なあに次スレッドが立ったときの即死回避に役立つ
>>566 古参サマは四番艦になってからロクに何もしとらんのに偉そうでございますね。
古参(もどき)の方が余程しょうもない事しかしないんだが、そっちはスルー?
何、身内かばってんの?どこまでいっても老害の集まりだな。
>>571 キミもここで老害批判するんなら、老害とは違うネタを出す事ができるんだろう?
>>572 ネタもスレの仕切り直しもやってはみたが、
古参サマが邪魔するわなんのってね。変革を嫌い何もしない。まさに老害。
ここの古参まがいも、元は
>>573 のように新ネタを出したり、仕切りなおしをしたが結局は古参の仲間入りをした口だが
>>574 やだよwあんなわけの分からん連中とつるむなんて考えたくも無い。
ここの古参って…あれだろ?専用チャットのチケット持ってる人間の事だろ?
あとは精々古参崩れだろう。
古参:専用チャットを持っている存在 古参まがい:変革や仕切り直しを訴えるも結局は灸体制に迎合してしまった存在 新参:ネタも出さずにage荒らしに加担する存在
>>577 あんた古参贔屓が過ぎるな、まがいですか?
古参:専用チャットに引き篭もり。たまに来てはここをゴミ捨て場にしている老害。パクリパクリ!と鳴く。
古参まがい:老害に迎合して何となく思い出話に乗っかったりコピペ荒らし位しか出来ない、若年性痴呆。
新参:ネタ出した自分はここに入る筈だが。古参批判すれば荒らし認定ですか?そうですか。
そもそも古参とやらは何もエラくねえしな。 このスレの「栄光」とやらも、このスレから巣立ったアルザス なり何なりの功績だろ? そのくせ新しいハナシが出れば「この世界では」と脳内or同人 ソースでしょうもない事ばっかりのオナニー三昧だもんな。
さもスレのローカルルールの如く「この世界では」とかいうわりにまとめサイト一つ作らんからな。 スレタイ変えない、テンプレ作らない、まとめない・・・何年もやってたのに何だこれ。 その癖主要人物が出てったから何も出来ないのに未だに偉ぶる。 新参のネタを「この世界」とやらに準拠させようとする。新参がそんな事知ったこっちゃないのにな。 ここの古参サマは最悪の連中だな。
>>579 本来別に長くいたから偉いというわけでもないのに古参に対して、
「先人にたいする礼儀はないのか?」とか言うマジキチが本当に生息してるからびっくりした。
あるわけないじゃんw奴らからすれば古参だか先人だかは敬意を払って当然の存在らしい。
ここの古参やらまがいって本当に何かキちゃった連中みたい。チャットで薬の流通でもしてるんだろうか。
>>581 お前が出てけや。古参サマを崇めなきゃ出てかなきゃいかんとかイカレてんのかお前は。
だって、おまいら戦艦の話も出来ずに文句かageかしかしとらんやん
>>584 ならおまいが皆が楽しめる戦艦の話でもして下さいよ。
出てけ、とかお前も文句しか言わんじゃないか。その位考えろよ。
じゃあ古参の連中でも設定で詰めていないスペイン戦艦の話にでも戻るか
>586 ぺラヨのハナシでもするか? タンブルホームとダイヤ型配置なカネー砲と舷側最厚450mmの装甲と 角舷窓が素敵な娘。 ソコはエスパーニャだろって?アレの何処が「中型」だ?といけずしてみる。 もっともぺラヨも出生当時は堂々たる「装甲艦」だが。
>>587 おーペラヨか。イギリスが主敵なお国柄であの当時、大型艦を発注するならフランスしか残っておらんかったからな
前弩級戦艦時代のタンブルホームのキツい船体はコルセットでキュッっと絞ったご婦人のウエストを思わせるよなw
漏れも好物だw
そう言えばあれの主砲は日本に輸出された三景艦の主砲と同じモノだが、こっちは日本と違って問題なく運用されて
いるのはやはり、東洋の新興海軍とアルマダを作り上げたスペイン海軍としての下地があってのモノか。
さて、中堅層?も戦艦議論し出したし、新参も提案しましょうか。 中型戦艦とは何か?について。以前議論したときも正直まともな統一見解が出ていませんので。 A案 16in砲基準3万t以下 スレタイ。日本戦艦が一隻も入りませんな。 B案 14in砲基準3万5千t以下 イギリスが一隻も入りませんね。 C案 各国最強戦艦以外の戦艦 これも一部の人が挙げていた。日本は大和、長門除外という考えもあるらしいが… D案 16in砲28000t以下or14in砲35000t以下。一定速度以上と言う特殊な条件も付く。 古参の世界による設定。こう見るとかなり特殊。 E案 特に決めない 臨機応変とも言うが大和やらモンタナまで話に入ってきて普通の戦艦議論になってしまう。
>588 バーベットとは正にご婦人のモニョモニョなイミだった希ガスだけど それはさておき、どんがらがちゃんと大きいもんね(ただし仏本家の 装甲艦も傾くのは居たが)。 その上に日本は「どうしても定遠のシタデルをブチ抜きたいのじゃあ!」 という事で貧乏性起こしたか、装薬フルチャージで撃っていたらしい。 そりゃガタもきます罠。 機関がお天気屋なのはあの頃じゃ当たり前の仕様w
ペラヨは本来は3隻調達する予定だったが、ウィキペにもあるがドイツへの対応として 装甲巡洋艦インファンタ・マリア・テレサ級を3隻造ったのは有名な話。 その主砲の28cm砲は実はペラヨの姉妹艦の副砲の流用で、絶対数の少ない戦艦不在時の 主力艦の代わりとしては装甲巡洋艦の最強の火力だなぁ・・・と 同じ砲をカルロス5世にも積んだが。 それ以前のクリストバーコロンとプリンシベ・アストリウスは24cm単装砲2門でその 採用理由が「イギリス製の大砲なんか積めるか!」と言うプライドからだったとゆー =■●ノシ 小型の船体に無理やり大口径砲積んだ代償として単装砲形式になったうえ、砲塔でなくて 露天砲になっちゃったという・・・
時期的には無理に砲室構成せずバーベットさえ頑丈ならいいんじゃね? な、のどかな頃だったから露砲塔でも特にハンデでもないかな。 アドミラル級や旧R級なんかもありゃ、装甲砲塔で大失敗したフッド卿 みたいなのも居るし。 しかし英国製なんか積めるか!とはなかなか男前やねぇ。どーいう心境 の変化がエスパーニャやカナリアスやセルバンテスになったんだろw
とりあえずE案だけは無しの方向で。 古参世界の押し付けが悪化するんで。
>>593 >どーいう心境の変化がエスパーニャやカナリアスやセルバンテスになったんだろw
エスパーニャ級の艦名にもなったアルフォンソ13世の鶴の一声からだね。
こっから味のある独特のデザインからイギリス風になったんだが、設計担当のフィリップ・ワッツの暴走で
軽巡洋艦に単装砲と連装砲を組み合わせてみたり、スペイン国内のドックの大きさに合わせて戦艦を設計したりと
オーソドックスから程遠い独自の進化が始まっちゃったりするw
>>589 D案だけはありえん。
今更スレタイをあっちにあわせる必要も無い。
いっそ3万t14インチ砲以下とかは? っと思ったけどろくなもんが残らんな。
間をとって排水量37,500トン未満主砲15インチ以下というのはどうでしょうか?
>>598 15in規制はイギリス以外どこも認めないと思うぞ?
しかしまた37,500tって…間どころか無茶苦茶でかくないかな。
条約あけの新型戦艦並だよ?
満載でだよ?
>>600 なんでまた…普通は基準排水量でしょうに。
602 :
名無し三等兵 :2009/08/18(火) 21:44:12 ID:UQzeARD/
支援あげ
満載排水量37500t、15inと定めた場合(ワシントン条約時) 英-全戦艦最大口径主砲、燃料搭載量も少なく一人勝ち 米-主砲はちょっとけしからんが同じく燃料搭載量が少ないので許せる範囲 日-紅茶野郎の頭をイスでかち割った後会場を出る 仏伊-しらんがな(´・ω・`) 新戦艦入れると…日米揃って条約違反の艦を造りそうだな。
598氏案の条約型戦艦を設計してみますた。 満載排水量37500t 全長222m 全幅32.5m 主砲 45口径381mm砲(性能は仏38cmに準拠) 3連装3基 両用砲 40口径127mm高角 連装8基 機銃 25mmか13.2mmを約40門 機関 高圧缶8基 タービン4基 出力 154000hp 速力 30.3〜30.8kt 燃料 4200t 航続 16kt/7000浬 装甲 舷側300mm、-19度傾斜 主甲板155mm(弾薬庫 145mm(機関部
>>605 満載35,000tのダンケルクと大して変わらない大きさでその性能は無理がありますよ?
満載48,000tのリシュリュー並みのスペックですよ。
元々リシュリュー型自体スペック過剰の気があるのでこれはちょっと…
この機関、防御なら主砲をダンケルク級の33cmにしてもやや過剰かな?というくらいです。
試み自体は興味深いので頑張ってください。
A案は16in積んで3万tというのは相当厳しいな。
16inは6門までしか積めないのは当然として、防御を頑張ると
>>392 みたいに機動性が死ぬ。
30kt出そうとすると大型巡洋艦並みの装甲しか貼れない。
30kt位出して装甲もそれなりにしようとすると16in4門位しか積めないぞ。
↑設計に厳しくなれば、われらが日本海軍艦政本部のまさに出番だな!
>>606 おそらく、公試排水量が38,000平賀トンなら実現可能なのではw?
>>608 公試排水量なら無理すりゃ可能だろうが…
ピーキーな機関、やたら防御範囲の狭い装甲とかなら。
無理せず造った方がよっぽどマシだぞ。
3万t16in砲搭載の中速重甲艦あげた人がいた時に、 8門は積め!とか言ってた軍令部サマが居たな。積めるわけねぇだろバカが!と思ったが。
条約失効後に中型戦艦を使い続けるほうが厳しいよな
>>611 日本で一番活躍したのが金剛型、イギリスではQE型な件。
それは両者とも一番旧式だったから、使い捨てできたからだろ。
実際活躍してるし何も問題は無いだろ。 使い捨てできるからこそ中型戦艦?の価値があるってもんだ。
大型戦艦はもったいない病を発症し易く、遅効性で何時薬効(竣工 して工廠を)出るのか判りゃしねえとくらあな。 現実に全く役にたっとらんからな。中型戦艦以下の「総」投射弾量 =手数で事が足りてしまっている。 1発1t前後が必要だったためしが無い。陸上の永久築城相手には それでも非力すぎだしな。
>>614 “主力”でないこそ、発想の趣くままに改装もできるってこったw
今
>>616 が良い事を言った!
自分もなんか中型戦艦らしく思い切った艦を考えてみるよ。
…新型艦になるかも知れんけどw
>>605 案を修正してみた。
基準排水量 31,900t(公表31,000t)
満載排水量 37,500〜38,000t
全長220m
水線長212.7m
全幅31.8m
主砲 45口径381mm砲(性能は仏38cmに準拠) 3連装3基
両用砲 40口径127mm高角 連装8基
機銃 ボフォース40mm機関砲32〜40門
機関 高圧缶8基 高圧タービン4基
出力 134,000〜135,000hp
速力 29.9〜30.4kt
燃料 4,100t
航続 16kt/7200浬
装甲 舷側280mm、-18度傾斜 主甲板150mm(弾薬庫 140mm(機関部
主砲塔 380mm(前盾 152mm(天蓋 司令塔400mm(最厚部
まだトップヘビーですかな
619 :
618 :2009/08/20(木) 21:13:54 ID:???
>>618 恐らく、前回から大した軽量化になってないかと。
特に重量の嵩む主砲と甲板装甲がそこまで強力だとそんなものでは済みません。
リシュリュー型が実際の所基準38,000t前後はあるであろう事を考えると、
(ウィキの基準35,500tで満載47,500tというのは非常に胡散臭い。燃料除いて5000t強も積む消費材など無い筈)
この要目でも基準35,000tは越えるのではないでしょうか。
そこにあるように基準32,000t程度で済ませたいのなら、
主砲を33cmにするか、装甲-特に甲板装甲を大幅に削るか、
機関出力を大幅に下げて重要区画の大幅短縮化が必要だと思われます。
案を上げてくれる方は非常に貴重です。ぜひ頑張ってください。
621 :
620 :2009/08/21(金) 00:40:33 ID:???
>>619 おお…これ日本艦だったんですね。てっきり仏艦だと思ってました。
絵にしてくださるとは非常に有難い。デザインも結構スマートでいいですね。
ただ、問題点として、日本基準だと機関スペース(第2〜第3主砲塔間)が狭すぎるのでは?
缶8基タービン4基、135,000HPで戦艦用というと巡洋艦鈴谷のデチューンしたもの(金剛型)が相当します。
しかしこの機関、鈴谷を見るに機関長が80mはあります。
この絵を見ると、機関スペースが70mちょっとしかないので、この機関が入らないであろう、と推察します。
議論が盛り上がってまいりましたが、どうも1つに決めるのではなく複数案にすると良いのかな? 主砲口径-最大排水量スライド制なんてどうでしょう。 満載排水量は誤魔化しが効き易く、条約制限としては向いていないと思うので基準排水量で。 -中型戦艦規制-排水量上限及び口径上限が以下の三条件のいずれかを満たすものである事- 条件A 主砲口径16inch以下、基準排水量30,000t以下 条件B 主砲口径15inch以下、基準排水量32,000t以下 条件C 主砲口径14inch以下、基準排水量35,000t以下 どうでしょうか?何か意見がありましたらどうぞ。
条件Cに一票
624 :
622 :2009/08/21(金) 01:46:34 ID:???
>>623 いや、今回の提案は条件ABCのいずれかを認めればOK、という制限はどうか?
という話ですので。
625 :
618 :2009/08/21(金) 04:36:38 ID:???
ちょっと思ったのですが、主砲口径をインチに拘る事をなくせば日米仏も納得するのではないでしょうか? イギリスを含め主砲を新規開発しなければならなくなるように、 14.96inch=つまり正380mmで、基準排水量は3万トン+10%増量ということで、33,000トンまでというのはどうでしょう? 日本やドイツ海軍をアシと封じたいのなら、さらに満載排水量39,000トン以下という項目も追加してもおもしろいですね。。。
それ、意味ないです
>>625 >主砲口径をインチに〜
日本の長門型主砲が410mmとなっているように、多少の誤差は黙認されています。
わずか数ミリ位になると砲門に定規当てないと分かりませんし、そこまでは誰もやりたがりません。
だから、1mm減らして正380mmきっかりで、というのはあまり現実的ではありません。
>日本やドイツ海軍を封じたいのなら
史実ベースで考えるならドイツ海軍など枠自体認めない事もできるから問題ないとして、
満載排水量で規定すると長距離航海が宿命付けられているアメリカもいい顔はしてくれません。
まして日本はイギリスより戦艦に2,3千t多く燃料を搭載しており、満載排水量比では相当不利。
日本を納得させるには余程の譲歩が必要でしょう。
しかも消耗品の搭載量など非常にごまかしが効きやすく、条約規制としても適切とは考えにくいです。
日本を無理に承諾させても確実に誤魔化すでしょうし、それに対しての確認は不可能でしょうね。
628 :
618 :2009/08/21(金) 11:32:09 ID:???
ではどのように?
630 :
618 :2009/08/21(金) 13:11:02 ID:???
複雑ですな。ちゃんと条約締結国が規約を守りますかな?
実際の軍縮条約も見れば結構複雑ですよ? 少なくとも、1mm単位で確認しないと成立しない口径条項や、 タンク一杯燃料入れてるか確認しないと成立しない満載排水量規制よりは難易度が低いと思うのですが。
632 :
618 :2009/08/21(金) 17:05:06 ID:???
なるほど、私は認識が甘かったのですね。 全長制限とか全幅制限とかも条約としては×な条項ですな。。。
>全長制限とか全幅制限 当時の日米戦艦の全長/全幅の比率が全く違うので折り合いが付かないかと。 仮にどちらか全長全幅どちらか片方だけ規制するとやたら長かったり異常に太い戦艦が出来るだけでしょう。
634 :
618 :2009/08/21(金) 18:01:44 ID:???
3万2千トン級主力艦の範例 日本海軍 金剛級戦艦 基準排水量 31,980〜32,270トン(改装後) 全長 222.65m 全幅 31.02m 吃水 9.7m 主罐 艦本式罐8(榛名11)基 主機 蒸気タービン4基4軸136,000〜137,000馬力(改装後) 最大速力 29.75〜30.5ノット(改装後) 航続距離 9,800〜9,950浬(18ノット時)(改装後) 乗員 約1,300名(改装後) 兵装 35.6cm45口径連装砲4基 15.2cm50口径単装砲8基(最終時) 12.7cm40口径連装高角砲6基(最終時) 機銃 25mm3連装機銃28基、同連装2基、同単装22挺 カタパルト1基 水上偵察機3機 装甲 水線203mm 甲板19+83mm 弾薬庫甲板 19+114mm(改装後) 最もバランスが良いか。しかし旧式化しており、能力に限界近し。
795号艦型甲巡洋艦 全長:240m 全幅:27〜28m 吃水:8.8〜9.2m 基準排水量:31,800〜32,000トン 常備排水量:-トン 満載排水量:-トン 兵装:1940年型31cm(50口径)三連装砲3基9門、10cm(65口径)連装高角砲8基16門、25mm(60口径)機関砲三連装4基12基、13.2mm(76口径)機銃四連装2基、61cm四連装水上魚雷発射管2基(搭載しない可能性有) 機関:艦本式重油専焼缶8基+艦本式オールギヤード・タービン4基4軸推進 最大出力:170,000〜175,000hp 最大速力:33.1〜33.4ノット(推定) 装甲 舷側装甲:190mm(内装式?-20度傾斜?) 甲板装甲:125-130mm 航空兵装:水上機3機、カタパルト1基 おそらく最も新しい設計か。-20度もの傾斜舷側装甲。大重量31サンチ砲弾により、威力はほぼ仏34サンチ砲に匹敵するか。 大型高圧主機関に技術的トラブルを抱える可能性も。
アラスカ級戦闘巡洋艦 排水量 基準:28,900〜29,700トン、 満載:約35,000トン 全長 246.4m、水線長:241.25m 全幅 27.7m 吃水 9.2〜9.72m 機関 バブコック&ウィルコックス式重油専焼缶8基 +ジェネラルエレクトリック社製2段減速式ギヤード・タービン4基4軸推進 最大出力 150,000hp 最大速力 33ノット(計画)実質32ノット弱 航続距離 15ノット/12,000海里(計画時) 燃料 3,710トン 乗員 1,800名 武装 30.5cm(50口径)3連装砲3基 12.7cm(38口径)連装両用砲6基 40mm(56口径)ボフォース 4連装機関砲18基 エリコン20mm(70口径)機関銃34門 防御 舷側:229mm(主装甲部、10度傾斜) 127mm(水線面下部) 甲板:71〜76mm(主甲板) 25mm(断片防御甲板) 主砲塔:325mm(前盾) 133〜152mm(側盾) 127mm(天蓋) バーベット部:279〜330mm 司令塔:269mm(側盾) 127mm(天蓋) 航空兵装 水上機4機、カタパルト2機 基準排水量3万トン未満では最強クラス。SHS最強。状況によっては金剛型に打ち勝つ可能性も。主砲は45口径40.6cm連装砲に換装可能か?
アラスカ級って性能の割には排水量ないよね…
>>638 超甲巡と比べると理解できるレベルですよ?
機関技術に日本より勝りながら出力が小さく、
舷側装甲の2倍強の重量を喰う甲板装甲が断片装甲込みでも超甲巡より20mm以上薄い。
その分アラスカは舷側装甲が40mm程厚いですが、傾斜もゆるいですしこんな所だと思いますよ。
>>634 別に
>>622 は一案に過ぎないので、使ってみるも無視するも批判するも賛同するも自由ですよ。
こちらも他の人の書き込みに対し意見、批判、賛同等の行動をするだけです。
一応スレ終了近くになったら
>>1 変更の案として出すつもりはあります。
641 :
634 :2009/08/22(土) 00:24:45 ID:???
>>640 了解です。自分としては、16inch砲はあえて封印若しくは装備しても6門まで。
15inch砲搭載艦は基準33,000トンまで
14(13in/13.5inも)inch砲は34,000トンまで、
11/12inch砲搭載艦は35,000トンまで、
なお条約締結後たとえ失効や脱退しても5年間は主砲塔をより強力なものにすることは禁止。
どうでしょうか?
>>641 そうすっと日本とかイタリアはドンガラだけ35000トンで実は隠れて16インチつみそうだなw
643 :
640 :2009/08/22(土) 01:38:26 ID:???
>>641 では意見を言わせていただきます。どうするかはご随意に。
・まずもって14(13in/13.5inも)とか11/12inchと言った書き方は分かりづらい上軍艦規制としてそぐわないです。
はっきりと○○inch以下、と書いた方が良いでしょう。
・16in砲の扱いが不明確。無くすのか砲門数規制なのかはっきりと。またなぜこれだけ排水量規制ではないのかも不明。
・幾らなんでも1000t刻みと言うのはかなり問題。設計誤差で普通にはみ出すレベルです。
・"主砲塔をより強力なものにすること"が不明瞭。口径?砲身長?砲塔装甲?仰角?
・最大4in口径拡大して排水量デメリットが2,000tではスライド制の役割として弱すぎると判断します。
というかわざわざこの制限内で11インチ砲搭載35,000t戦艦を造るか?というの微妙。
・"条約締結後たとえ失効や脱退しても5年間は〜禁止"の条項は全く意味がありません。
失効とは条約期限が切れて無効となる事。脱退とは条約を守らない為にする行動。
とりあえず、規制条項なんで極力あやふやは止めましょう。
あとで変えるにしても、まずハッキリと書きましょう。
>>641 中型戦艦なのに基準排水量が主力艦と同一なのはってねぇ・・・?
旧設定で敢えて主力艦よりも排水量が小さいのはあくまで“中型戦艦=準主力”としての制限なんです。
イギリス担当の人は其処を逆手にとってレナウン姉妹をエクササイズして装甲艦枠に入れることで戦艦の
保有枠を広げたりしましたが・・・。
>>644 旧設定じゃなくて一部の古参ワールドの設定だろ?
勝手にスレの公式ルールだったみたいに言うな。従来の公式は
>>1 だ。
で、どうするんだ?
>>646 何が?言いたい事が微塵も伝わらんぞ。
古参ワールドが公式と認めてもらえなくて僻むならチャットにでも入れさせてもらってアッチでやれ。
条約案なら既に幾つか新案が出てるだろ。このまま議論が進行するだけだ。
648 :
古参 :2009/08/23(日) 01:46:46 ID:???
そうか?ならば
>>1 を今までのルールに書き換えておこう。それで解決だろう
もう無条約時代でいいじゃん。予算の問題で中型戦艦しか造れねーだろーからなw!
650 :
634 :2009/08/23(日) 09:38:15 ID:???
むむむ、厳しいご指摘ですな。 条約の拘束力については不勉強でしたが。。。 改正私案 条項1、中型戦艦とは、各国の最大主力艦よりは概ね小さいものを言う。 条項2、中型戦艦の制限排水量は基準排水トンで32,000トン以下 条項3、15インチを超える主砲を搭載する場合は、その門数の総数が6門を超えてはならない。(単装6基でも可) 条項4、主機関区画にデッドスペースを設けてはならない。条約失効後に機関増強を防ぐ為、査察団を完成した艦の機関区画に受け入れる。 これでどうでしょう?
>>650 ではでは。
条項3、英主力艦の殆どがこの項目以上(15in2x8)となり、各国から反対必至です。
更になぜ15inからなのか?当時主力艦に15in載せてたのが英と負けた独ぐらい。
幾らなんでも英びいきが過ぎる条項ですね。
条項4、査察団を完成した艦の機関区画に受け入れる。絶対不可能です。自国の技術を全世界にばら撒く事になり、誰も賛成しません。
外観からの写真撮影すらスパイの対象なのに艦内部の監査は正直ありえません。
また、機関出力の増強は機関技術の向上によるものが大きく、デッドスペースが無くても出来ます。
日本では金剛型がその最も分かりやすい例ですね。
>>651 訂正
×条項3、英主力艦の殆どがこの項目以上(15in2x8)となり、各国から反対必至です。
○条項3、英主力艦の殆どがこの項目以上(15in2x4)となり、各国から反対必至です。
まず自分の妄想したい艦が先にありきだからおかしな制限になってしまう。 これはこのスレの昔もそうだけど。 いったん我欲は捨ててもう少し現実に則した条約を考えた方がいいのかも。 それに水を差すようだけど、大抵の妄想艦は現実に各国で試行錯誤していたものに実現性も奇想性でも負けてるし。
>>653 その意見には賛同するが、我欲を〜とか現実的に〜とか言うなら、
あなたが"現実に則した条約"というものを見せていただきたい。
こちらも頑張って平等に考えてるつもりなので。
それは結局史実で締結された条約や検討されたものにつきる。 素人の考えた条約や架空艦は本職の上をゆくものにはならない。 妄想を逞しくするのは確かに楽しいけれど資料にあたってみると我ながら恥ずかしくなってしまうよ。
トゲのある言い方になってすまない。 でもこのスレ、1のテンプレ見てまさか個人の仮想艦スレだとは思わなかったんだ。 実在艦や計画案の中型戦艦を俎上に載せてあれこれ楽しむスレかと思った。
657 :
634 :2009/08/23(日) 16:51:21 ID:???
なるほど指摘氏の勘違いですか。 でも、14インチに制限すると帰って英の既存の旧式戦艦郡の存在感が増すのでは…? 日本とアメリカをイギリスと同じ土俵にならべるのなら15インチ砲にしてみるのも一興だと思ったのですが…… >自国の技術を全世界にばら撒く事になり、誰も賛成しません。 外観からの写真撮影すらスパイの対象なのに艦内部の監査は正直ありえません。 また、機関出力の増強は機関技術の向上によるものが大きく、デッドスペースが無くても出来ます。 まさに仰るとおりですね。認識が甘かったようです。
>656
別段仮想艦スレと決まってるわけでもそこまで縛りを入れようという訳でもないのです。
ただ、
>>1 の制限だと一般的に中型と思われる艦でもかなりはみだすので(改装後の日米全滅とか)、
もうちょっとスレタイに即した指標が出来ないか?と議論しているだけです。
別に完成した規制からはみ出す話題をたたき出す、といった意図もありません。
本当かよ?
基準排水量32,000トン
38.1センチ砲8門の高速戦艦の一私案
一応金剛型の代艦という設定です。
基準排水量 32,100〜32,680トン(開戦後小改造で増加)
全長 227.5m 全幅 30.8m 吃水 9.63m
主罐 艦本式罐6(島風型と同型をデチューン)基
主機 蒸気タービン4基4軸135,000〜136,000馬力
最大速力 29.8〜30.3ノット
航続距離 8,400浬(18ノット時)(実際値は9,500〜10,000浬)
乗員 約1,400〜1,500名
兵装
主砲 38.1cm45口径連装砲4基
副砲 15.2cm50口径連装砲4基(開戦後撤去)
高角砲 10.2cm65口径連装高角砲8基(開戦後10基)
対空機銃
25mm3連装機銃20基、同単装12挺、13.2mm連装機銃4基
カタパルト2基
水上偵察機3〜4機
装甲 水線 210mm(-20度傾斜)
主甲板 15+110mm(機関部)
弾薬庫甲板 15+125mm
司令塔側壁 390mm
主砲塔
前盾 410mm 天蓋部 165mm
ちなみに艦影はコチラ
ttp://gazo6.com/0up1/src/gazo62936.png
>>660 金剛代艦なんだから威力の大きい砲をっていうのはわかるけど
それなら新規作成の381mmよか長門と同じ410mm(砲身重量はほぼ同じ)のほうが良くない?
あと長10センチは開戦までに間に合わないと思う。対艦攻撃力も良くないし、12.7cmでよくない?
>>661 >>650 氏案
によると16インチ砲の場合は6門までとある。軍令部が8門以上装備汁とゴリ押ししてきたら、15インチのSHSという手もあると思うが、
>長10センチは開戦までに間に合わない
こまけえことは気にするな!!
663 :
名無し三等兵 :2009/08/24(月) 00:13:31 ID:hm5ZOMhI
>>660 相変わらずかっこいい…自分もこういうの書けるようになりたいものです。
・機関
確かにそれなら入るでしょうが、元が当時の日本ではオーバースペックも良いトコの機関。
10%デチューン位では機関の信頼性は相当低いでしょう。
また、大和の場合を見ても駆逐艦のユニット2基組んで減速等すると相当重くなります。
贔屓目に見ても1から造ると思われる超甲巡と同等の機関重量程度にはなるのでは。
・副砲
30.8mしかない幅に大型主機があり、連装副砲塔も側面にあり、では幅が足りないでしょうね。
連装副砲塔を側面配置したければもう少し幅を広げる必要があると考えます。
・主砲
これだけ装甲が厚く、新型15inとなると軽く造っても900t程度にはなります。
つまり、超甲巡と同等レベルの砲塔が1基と副砲塔追加。遙かに武装重量が多いです。
弾薬込みで、超甲巡と比べ主砲・副砲合わせて1500t程重くなります。
・装甲
防御範囲は超甲巡と比して幅がやや広く、長さがやや狭く、ほぼ同じ位。
そこに装甲強化が船体全体に一割近い強化。これだけで500t位は重量が増すでしょう。
・重量
武装、装甲重量合わせて初期状態でも34,000t程度にはなりますね。
こまけえコトは気にすんな!!
665 :
661 :2009/08/24(月) 00:43:55 ID:???
突っ込みだけなのはアレなので考えてみたら変な方向に・・・ 日本海軍超甲巡試案 基準排水量 31.500トン 全長240m 全幅24m 機関等は史実と同じ(ただし機関出力は16,5万馬力と見積もり) 最大速力33ノット 兵装 主兵装 61cm5連装魚雷発射管6基 主砲 50口径20cm連装砲6基12門 副砲 40口径12.7cm連装高角砲8基16門 機銃 25mm3連装機銃20基 カタパルト2基と水偵2+2機搭載 装甲 舷側205mm(20度傾斜)甲板100mm 主砲塔前面125mm天蓋25mm なんというか文字道理に『超』甲巡になってしまいました。 こんなんでもいいんでしょうか?
>>664 > こまけえコトは気にすんな!!
ならば、さいきょう戦艦スレへどうぞ
中型戦艦てのは武装、装甲、速度のうち少なくとも一つは捨てなきゃ成り立たない。 3万5千トンでも全てを兼ね備えるのは無理だった事をお忘れの方が多いようだ。 当時の流れ的に排水量制限は主砲口径からある意味逆算してる所もあるから、ぶっちゃけ14インチかそれ以下に制限しちゃった方がいいような。 16インチ載せようと思ったらどうせまともな艦にはならないし。
>>665 8in連装6基…図面見ると12in3連装3基より30m近く重要区画が伸びます。
色々と厳しいのでは?
主兵装を魚雷にし、砲兵装は中小艦艇撃退用の中口径に留めた雷装戦艦は帝政ロシアが末期に試案を出してます。
671 :
669 :2009/08/24(月) 20:30:02 ID:???
そういう事ではなくて、配置上重要区画が大幅に伸びるので、 防御重量がかなり増すとかそういう事を言いたいのです。 また、全幅がこれだけ短くなると、全体の重量自体は相当軽くなり、 全体重量の大軽減と装甲重量の増加により艦のバランスが破綻します。
そう言う事ではなくて、奇抜性の点でも既に実例があるため意味が無いと。 もちろん兵装や機関の配置と言う点でも破綻してませんし艦容もまとまってます。 プロの仕事ですから。
浮力足りなくね
魚雷を主武器にする戦艦てのはどういった作戦計画や運用に基づくものなのかな? 日本海軍のばやい酸素魚雷だからなおさら殴り合いはヤバいだろうし。 条約下ならわざわざ貴重な戦艦枠使ってそんなキワモノ造るのはもったいないし。 普通に水雷戦隊揃えた方が運用もコストパフォーマンスも上だろう。
>>672 実例があるからやる意味無しってのはあまりにぞんざいな意見だと思います。
ドイツの水雷戦艦案は見たことがありますが
>>665 との共通点と言えば魚雷一杯積んでる戦艦という事くらい。
十分に検証に値する物だと考えます。
だからなぜにそうゆうゲテモノ艦が必要なのか、単に想像する事に意義があるなんて話じゃないだろうに。 単にスペックだけの羅列では何の説得力も無い上、必要性抜きにしても実現できそうもないからおかしいって言われてるんじゃないの?
>>675 > 十分に検証に値する物だと考えます。
よし、面白火葬艦ならなんでもオーケーなんだな
>>676 単にスペックだけの羅列では何の説得力も無いと言うのは分からんでもないのですが、
バランスのあるスペックも説得力ある解説も両方出せる人などそういないのですが。
>必要性抜きにしても実現できそうもないからおかしい
そこはどうすれば現実的なスペックとなるか指摘してあげれば良いだけでしょう。
頭ごなしの否定にこそあまり意義を感じないです。
>>676 >単にスペックだけの羅列では何の説得力も無い上、必要性抜きにしても実現できそうもないからおかしいって言われてるんじゃないの?
てめーは黙ってろタコ!!
だから安易なそういうのは さいきょう戦艦スレッド てのがあるからそっちでやればいいじゃない なんでここをさいきょう戦艦スレ分室にする必要があるんだ?
>>677 >よし、面白火葬艦ならなんでもオーケーなんだな
火葬過ぎて見るとこないと相手にされないし、
最低限自分の分かる限り可能な内容にするという意思も無い出鱈目スペック艦はスルーがオチ。
>>680 戦艦に雷装=安易というアンタも相当安易な考えだと思うぞ。
大和に魚雷のせようか?なんて話も合った位の日本なら可能性はゼロとは言えんのだが。
少なくともサイズは中型戦艦といえるモノだし、デカい重雷装重巡と思えばそれほど不思議でもない。
要目の整合性はあまり良いとはいえんがな。
大和に載せるメリットよりデメリットの方が大きいとごく常識的に判断したからボツったんだろうに。 で、その大和は魚雷が主兵装なのか? でもって大和なんて引っ張りださなくともWW1当時は実際に魚雷搭載した戦艦ばかりだが。 実際には戦艦が雷撃する機会は皆無だしデメリットが大きいから雷装は全廃の方向に向かった訳だが。 しかしみんなそんなに雷装戦艦が好きなのか?
戦艦は臆病者だから魚雷は不要なんだよ 日本の重巡は勇敢にも駆逐艦の先導して突撃した ここぞ重装甲の使い道と探照燈を照らして自らおとりを買って出る 実際はたいした装甲ではないけど駆逐艦よりは重装甲、身を挺して駆逐艦を守る立場にある 戦艦は逃げ腰の砲戦ばかり、そのくせ一番重装甲、何のための装甲か! そんなに撃たれるのが怖いなら戦艦やめちまえ!
>>683 大和の雷装についての常識的な判断って何だ?冒険を怖がったからと言う可能性は?
魚雷発射管を戦艦から取っ払った理由として、機会がどうと言っているが、何故機会がなくなったかといえば
砲戦距離が魚雷の射程を遙かに上回ってしまったのが特に大きい。
だが日本には酸素魚雷がある。これだけで雷装しない理由が大幅に緩和される。
よって雷装戦艦にもわずかながら可能性が残るわけだが。
谷甲州先生が新刊ですごいの出したぞ
射程じゃなくて運動性能が低いから有効な射点につけないのが戦艦だろうに ずっと運動性能の高い駆逐艦でさえ雷撃機会を得るのは大変なのに
射程延伸による命中率低下は艦砲より著しいからね、魚雷は。 酸素魚雷は雷速も向上しているとは言え目標到達時間は砲弾と比較にならないほど長い。 射程距離だけ取り上げたとしても無理な話で史実で大和に搭載しなかったのはごく正常な判断。
ネルソンが凄い口径の魚雷を艦首発射管で装備していなかったか?
>>690 確か62.2センチ水中発射管2門積んでましたね。
あと、条約明けでもシャルンホルスト級やティルピッツが魚雷発射管を積んでいます。
正直、WW2時にも魚雷積んだ戦艦の実例があるのに、なぜ雷装戦艦は全否定なのかよくわからないですね。
それらは相手を沈黙させた後の最後のトドメ用でしょ? 雷装戦艦と言う以上は主兵装として魚雷を搭載しているものを指してるのだから、補助兵装に魚雷積んだからって雷装戦艦とは言わないでしょ。
>>692 従来型魚雷ですら補助としてなら十分に積む余地があり、
手には強力な酸素魚雷がある。なら主力兵装として…と考える道筋はあるはずですが。
そう考える可能性はゼロなのですか?
>>687-688 運動性ねぇ。間接防御と並んで具体性にかける用語だな。
速度は駆逐艦並みで十分な物だし、応答性、旋回速度は射数で補えると考えても不思議ではないが。
距離っつったって日本戦艦でまともに戦艦と撃ち合えた霧島の砲戦距離ってどの位だか知ってて言ってるのかね。
というかさ、君たち一応の理由位は付く発想に偉いしつこく絡んでるけどさ、
そこまで言うなら君たち一体どれほど凄くて現実的な架空艦を出せるんだ?
延々と頭ごなしに人の案否定するならさぞ凄いものが出来るんだろうな。
それを言ったら何書いても批判できないただの妄想たれながしになるだけ。
殴り合いする艦に魚雷を載せるのは考えもんだぞ。 重巡でさえ魚雷搭載の可否は各国海軍頭を痛めたとこなんだから。それに酸素魚雷は普通のより更に危険性高いし、射線を増やすのは弱点を増やす事と同意義だし。 戦艦は建造費も維持費も半端じゃないんだから、そうゆう実験的発想で造れない。 それでなくても帝国海軍はビンボーなんだから。
>>694 > 694:名無し三等兵(sage)
> 2009/08/25(火) 22:54:54 ID:???
> というかさ、君たち一応の理由位は付く発想に偉いしつこく絡んでるけどさ、
説明よろ
やれやれ。ここんとこ批判屋ばかりだな。ちったぁ自分でネタ出してみろよ。苦労が分かるぞ?
ちなみに俺は出したがね。うち一つが
>>392 。まぁご高説たれる人から見れば愚にもつかん駄作だろうがね。
>>695 人の案にケチつけまくる以上なんか自分でも出してみろってのが出来ないなら批判もほどほどにするべきだろ。
それだけだ。改善案出すでも無しにケチ付けるだけなら妄想垂れ流す奴の方が何倍かマシだ。
>>696 扱い的にもスペック的にもこの艦は大きい重巡だろ。戦艦とは非なるものだ。
大体何かにつけて挑戦しまくりじゃん帝国海軍って。重雷装重巡だの陸攻だの超巨大戦艦だの。
>>697 流れが読めんなら消えろ。否定したけりゃハッキリ言ってみろよ。
自分他の雷装支持説が話にもならんというならそんなお前の素晴らしい案を上げてみろ。
何言ってんの、ここは2ちゃんだぞ
批判されるのがイヤなら自分でHPかブログでも立てたら。 上質なネタは賞賛されしょうもないネタは叩かれるのがにちゃんねる。 俺がどこそこのカキコしたってのもナナシでは意味がないし無粋なだけ。
>>699 2ちゃんだから何書き込んでもいいってか。荒らしと変わらんな。
>>700 否定するしか能が無いお前は最悪板にでも行け。ネタが何だろうが否定しか出来ない奴がいて面白くなる筈も無い。
無粋?否定屋が言えた義理かよ。正気を疑うね。ロクなアイデア出さずに全否定の方がよほど無粋だわ。
大体端から人の話信じないならハンドルつけたって「偽装だろ」とか言うんだろ?意味無いじゃん。
レッテル貼り乙 魚雷戦艦が割りの合わないものとまともな主張してる事が否定屋? お前こそ非常識な妄想垂れ流しを注意された事、もしくは今後非常識な妄想垂れ流しするのに釘をさされた事に腹を立ててるだけのお馬鹿さんだろうに。
>>701 なんかね、言いたい事はわかるがここを光栄の出鱈目ゲーム鋼鉄の咆哮みたいにしたいわけでもないのだろ?
雷装戦艦だした人も単なるお茶目で書いただけでここを火葬戦艦スレにしたいわけじゃないと思うのだが………
>>702 おまいもおちつけ
軍板は創作のネタ師が少ないから2ちゃんの傾向知らないのやら耐性ないのが多いのよ
>>702 否定しか能のない奴に事実言うと逆切れすんだ。さすが能無しなだけはある。
無理無駄無意味と否定ばかりして改善案も別の案も出せなきゃ否定屋としか言いようがないな。
レッテル張り?そうか違うのか。じゃあ何か案出せよ。出せなきゃ事実だろうが。馬鹿には分らんか?
大体自分はあくまで雷装艦を支持しただけで提案者じゃない。
最もお前みたいなやつはこういう事絶対に聞かないよね。どうせ人の意見は否定しかできんのだろ?
>>703 一応の建造理由がつくぐらいの説は出しただろう?それを火葬とは酷い話だな。
確かに雷装戦艦は異端だろう。しかし元のアレの要目見るにむしろ巡洋艦の方に近く、雷装の可能性はより高い。
もっと言うと、100%現実的で手堅い艦しかダメで、史実の艦の劣化コピーでなきゃダメなのか?
それじゃあ火葬艦スレよりはるかにしょうもない劣化コピー艦スレになるだけだろうに。
イヤな奴、アホは奴がいっぱいいるのが2ちゃんねる。アホなレスは鰈にスルーすれば済む話でしょうが......
>>698 > 扱い的にもスペック的にもこの艦は大きい重巡だろ。戦艦とは非なるものだ。
> 大体何かにつけて挑戦しまくりじゃん帝国海軍って。重雷装重巡だの陸攻だの超巨大戦艦だの。
もしかしてこれがその理由なのか?
さすがにこれでは俺もついてゆけない。
>>705 > もっと言うと、100%現実的で手堅い艦しかダメで、史実の艦の劣化コピーでなきゃダメなのか?
> それじゃあ火葬艦スレよりはるかにしょうもない劣化コピー艦スレになるだけだろうに。
雷装戦艦こそ史実の艦の劣化コピーじゃないか。
史実艦より優秀なのか?
役に立つのか?
>>708 史実の劣化コピーならなんで火葬なんだよ。火葬なのか劣化コピーなのかハッキリしろ。
史実艦より優秀かどうか?優秀じゃないかもね。それに何の問題がある?
史実艦より優秀じゃないとボツなんて自分ルール知らんがな。
そんなに優秀な艦でなきゃ駄目なら手前が出してみろよ。どうせ口だけ君には無理なんだろうが。
そういえば古参に喧嘩売ってたのも
>>705 じゃないのか、口調的に。
前回も今回も気持ちはわからないでもないが、日本海軍はチャレンジャーだからわけわかんないものでも作るだろうって発想だけはいかんわ。
あまりにも日本海軍バカにしすぎだろ。
突然で悪いけど中型戦艦の規格を決める話に戻りませんか??
ごめんなさい その規格と言うのはなんらかの軍縮条約との理解でいいのかな? でもって時期的には、と言うかズバリ何年に締結された設定なんでしょう? 我々の知る史実上での事なのか、あるいはなんらかの改変があった世界なのか。
>>710-711 逃げ口上全開だな。そっちもさんざん吹っかけといて言い訳できなくなったらそれか?
今更被害者ぶってんじゃねぇよ。
あと日本海軍を馬鹿にした覚えなんかねぇよ。
日本海軍は何一つ冒険できないとかぬかすお前の方がよほどか馬鹿にして…というか馬鹿だな。
で、結局なにも出せずに逃げるのね。
>>712 今の所出てた条約案まとめ
A案 16in砲基準3万t以下
・現行スレタイ
B案 14in砲基準3万5千t以下
・第2次ロンドン軍縮?
C案 各国最強戦艦以外の戦艦
・条約としては使えない設定だと思われる
D案 16in砲28000t以下or14in砲35000t以下、一定速度以上
・古参ワールド設定
E案 排水量上限及び口径上限が以下の三条件のいずれかを満たすものである事-
条件A 主砲口径16inch以下、基準排水量30,000t以下
条件B 主砲口径15inch以下、基準排水量32,000t以下
条件C 主砲口径14inch以下、基準排水量35,000t以下
提案者
>>622 F案 条項1、中型戦艦とは、各国の最大主力艦よりは概ね小さいものを言う。
条項2、中型戦艦の制限排水量は基準排水トンで32,000トン以下
条項3、15インチを超える主砲を搭載する場合は、その門数の総数が6門を超えてはならない(単装6基でも可)
提案者
>>650
B案が一番史実に近くて、EとFが一番遠いと言うかゲーム的? 人気は後者だろうけど手堅くBを推したい。
B案だと普通の戦艦になりすぎるんでないかい? 英はまんまKGV、米は36p砲4x3のノースカ、仏は36cmリシュリュー、 独は13inのビスマルク原案、日は…金剛代艦藤本案14in4x3版か? いずれにしろ、史実新戦艦が主砲ちょっと小さくなるくらいの差しかない。
EかF案だな。F案の主砲が一定口径以上は6門までというのはなかなか無い設定。非現実的だけど
実は3万5千トンてのは悪くない数字だと思うんです。 現実の基準排水量3万5千トン級戦艦は軒並みかなり超過してましたし一番制限に近いKGVは一番ダメな戦艦になっちゃったのは皆さんご存知の通り。 ただ軒並み超過の原因は条約脱退国が出てエスカレーター条項発動の可能性が高かったのが大きかったのではと。 条約が生き続ける可能性が高い場合、例えば重巡は制限を尊守しようとする傾向が強くきちんと守られた艦が多数を占めました。 ですから大戦開始の兆しがもう少し遅く条約脱退国がない状態が続くならば3万5千トン以下が尊守される可能性が高く史実と違った戦艦のありようも模索できるのではないでしょうか?
>>721 >例えば重巡は制限を尊守しようとする傾向が強くきちんと守られた艦が多数
妙高、高雄、最上、ザラ……
そこらへんも超過させようと思って超過したんだっけ 本邦の場合、平賀のパープリンが建造現場の常識知らなかっただけだし
パープリン言うなw
>>723 平賀一人の責任にしてパー扱いはないだろ常考。
カッ詰めた設計しないと到底実現できない性能の要求が問題だし、
おまけに妙高なんて平賀が海外に言ってる間に勝手に魚雷追加されてたり。
>>725 平賀が先に勝手に削っちゃったのを復活させただけ、では。
パーはないにしても煙突事件とかはひどすぎるし。 最近、金剛代艦でも煙突やらかしてたらしい事がわかったし。
>>726 削ったから辛うじて一万tに(計画では)納めたんだぞ?
無理な注文の上に設計改ざんまでしといて、
平賀が悪い!は無いわ。
関係ない話で荒れる事もない。
その話続けたい人は巡洋艦スレか派生議論スレへどうぞ。
>>721 は取りあえずボツと言う事でいいのかね。
なんだそれ…
日本の条約違反は国民性だから守らせるのは無理。 過去にも日本艦オタからしてスレのルールを守らないようなのが多勢だったから 条約締結国を日本にして[守らなければ天皇自ら腹を切る!」までやってようやく 守らせたからなー。 ただ、英国厨が空気読まずにネルソンで条約違反やらかしたが・・・
どういう状況でも条約遵守を前提とするのは難しいね、って事で、 重巡の話は終わりでいいでしょ。
>>732 だな、条約型重巡洋艦スレッドのPart2を立ててそこで、って話だ
とゆう事は条約違反も見込んで条件付けしろと。 う〜ん、難しいなあ……
三万五千トンだとどの国も守ってないし。 一番ひどいのがドイツでついでイタリア、フランス、アメリカ、イギリスの順。 日本は逆に脱退前提の大和だから守る守らないと関係ない。
尊守しない前提だと条約規定は単なる目安にしかならない… それとも史実の超過率を国別にだしてそれを各国にあてる、とかしてみる?
逆に全列強が条約を遵守する方法を考えてみるとか。 …自分にはとても思いつかない。
海軍軍縮条約案 主力戦艦は主砲口径12.0インチを超えるもの。 その保有比率は米英8:日:5:仏伊:2.75:独:2.4 基準排水量30,000トン未満、主砲口径20.4cm以上12.0インチ以下の艦種はすべて「準戦艦」とする。 その保有は重巡洋艦の隻数比率を各国5:5:3:1.8:1.8:1.45に制限することを了承することを条件に 無制限に保有可能とする。 結論。 アラスカ大量建造でアメリカの一人勝ち。 日本、イギリスブチキレ 以上。
アラスカ運動性悪いから雷撃のカモ
万能戦艦などありえない 米も高速戦艦と中速戦艦の二種類作った 機動性と防御攻撃力のどっちを優先する? 選べるのは一つだけだ、欲張ると二兎を追う者になる バランス良く設計しました、だから機動性も攻撃力も中途半端です=アレとかアレな
だから中型戦艦は35000t型よりよっぽどハードル高いよね。 何を捨てるのかが悩みどころ。 ぶっちゃけどっかの国が一隻作っちゃえばそれに対抗するために似たようなコンセプトばかりになっちゃうんだろうけど。
>>737 違反国は違反分の排水量だけ保有数を減らされると言うのは?
>>742 それは楽しいし公平だけど、いかんせん現実には無理。
超過した国は超過してないって言い張ったらそれまで。
だからこのスレで自作艦提出する場合、超過までリアルに再現して織り込むのか、そこは目をつむって尊守の方向でいくのか。
第二次ロンドン条約規定 大型戦艦は基準排水量33,001トン以上60,000トン以下 中型戦艦は基準排水量10,001トン以上33,000トン以下 主砲口径はそれぞれ最大で16.14(410mm)インチまで、 なお、従来の大型戦艦の代艦建造を行う場合。中型戦艦は大型戦艦一隻につき二隻分として新造できる。 シンプルにこれでいいじゃん。
>>742 大昔は艦船の大きさを求める計算式を知ってるコテハンさんが計算して超過するかどうかを算出してくれたよなw
確か日独仏伊米は何とか条約以内に入ったはず。
>>744 シンプルかなあ…
だいたい33000トンてそれまでの感覚なら十分大型戦艦だし、戦艦二段階枠と言うのも変な話。
もちろんその後の大和やなんやらを念頭においての事なんだろうけど、この条約時点ではそんな未来はわからないので普通に一段階枠でいいのでは?
大和は燃料タンク必要なサイズに減らして舷側及び甲板装甲10mm減、減った燃料タンク分スリム化するだけで60000tに収まるはず 大きすぎた燃料タンクのおかげで4000t大きくなってしまっているとの記述有り
竣工してから判明した事を設計時点で反映させるのは不可能。 それをやったらある意味なんでもありになってしまう。
>>747 燃料減らすといっても精々2,000t分が限界だし、
その分タンク小さくして4,000tも小さくなるというのは眉唾ものだな。
空母に改造して軽くなると計算してバルジを小型化したけれど結局かわらず浮力が減ってしまった信濃とかあるからそんなにうまくいかないみたい。
>>743 条約違反を疑われた国以外の複数の国の査察を受け入れなければ条約違反として排水量を削られるとか
>>751 それは手の内さらす事になるからどこの国も賛成しないような気が。
>>747 とゆうか六万トン規定とかになった場合、君が自分で六万トン大和案をだしてみればいいんでないかい。
史実の大和の改正案ではなくて最初から六万トンで計算して造りましたで。
国力の差がとんでもなくあって更に査察される側が国際的に孤立してる場合。 海軍軍縮条約の頃の条約参加国には当てはまらないような。
時代の違いもあるが、 現在においてもアメリカが重要軍事施設に中東や露中の査察を入れるか?というと絶対に無理。 相互監査ってそういうことだぞ。湾岸戦争のアレなんぞ弱い者いじめだから成立する話。
そうそう あえて列強中孤立がちな弱いものと言うと有色人種の我が国になってしまう。 しかもしょっちゅう排水量超過しがちだし… 査察は日本が不利なんでなかった事にしていただけないだろうか。
日本が弱いったって今の腰抜け日本とは違って下手なごり押しすると椅子蹴飛ばすぞ。 有色人種だから一方的に監査!なんて事になればまず条約脱退。英米としても良い事にはならん。 あと、相互監査が成立すれば日本も結構メリットはあるぞ。 なんたって欧米列強の優れた技術を盗み取る絶好の機会だしな。技術に劣る日本としてはありがたいだろう。
アメリカも3千トンくらいは普通にオーバーするから査察には反対すると思う
>>758 いや、技術流出もイヤだし賛成する国はないって。
日本の場合は当時一番工業技術が低いから他の国の艦の細部技術見ても真似できない事が多い。 逆に日本のアイディアは見るだけで盗まれる可能性が高い。 やはり日本は査察反対すべき。
査察に賛成する国ってどこだよ
WW2前だとイギリス・アメリカ・フランスの圧力が高いからWW1でコケたドイツと元イギリスの配下だった日本とイタリアが弱いな
いっそ現実的要素無視してあくまで条約制限超えたら没と言うことで、 案を出し合ってみるとか。 どのみち相当詳しい判定者が必要だが。
>>764 >どのみち相当詳しい判定者が必要だが。
昔ならばコテハンさんがいたから出来たが、今の軍事板の技量では難しいな。
>>765 やはりドイツの技術力では4連装は無理だったか…
>>767 無理と言うよりやる必要ないだろ。
33cm4連装の代わりに38cm3連装の方が強いだろうし。
3連装もまずやらない、ポケット戦艦のは省スペースのため仕方なくだし。 ドイツの大口径艦砲は安全性や砲弾干渉を避けるためか砲身間隔をかなり広めに取るので元々3連装以上の砲架は不向き。
>>768 >38cm3連装
いや、砲身の太さを見る限りドイッチュラントかシャルンホルストの主砲だぞ?
11インチじゃ火力低下じゃねーか
H39の船体だったら無理すれば16インチ三連装つめそうな気がするが…… シャルだって16インチ連装が積めそうだけどなあ……
15インチ連装でさえ過大で喫水深くなりすぎに。 同武装のO級が紙装甲になった理由のひとつ。
>>771 > H39の船体だったら無理すれば16インチ三連装つめそうな気がするが……
>
弾薬庫も1.5倍になるからドイツ式設計だと防御計画が成り立たなくなる。
なるほろ
>>773 識者とお見受けするが、その辺の解説をお願いしたいです。
>>775 単純に門数が1.5倍になるから弾薬も増えるだろう
>>776 そういうことじゃなくて、
「"ドイツ式設計だと"防御計画が成り立たなくなる。」の所について聞きたいのですが。
他の海軍に比べてバイタルパートの短縮や縮小って考えが希薄って事じゃね? 同規模の主砲をのっけるのになんかやたら排水量大きくなるとゆうか。 確かに間接防御は強力だけど直接防御はバランス変だし。
20インチ搭載艦案を比較するだけでも、日米とドイツでは理解できない隔たりがあると思う。
>>779 日…6門搭載。防御強化で大和以上の重量になる筈。7万t超になりそう。
独…デカいとは言え8門搭載、しかも恐らく長砲身。とはいえ12万tはやっぱデカいか。
ただH44の防御配置って未だにビスの延長だから20inに耐えられるか怪しい。
>>780 イビリス君がヘボ16インチ砲しか持ってないので無問題ですww!!
むしろH44は建造始めた時点でドイツ敗戦確定だろ ずっと現実的で規模の小さなH39でさえ建造中止で良かったねなんだし
改良型O級巡戦 全長243m 全幅31m 基準排水量32,500t 満載排水量40,000t 主砲 47口径38cm砲連装3基6門 副砲/高角砲 65口径105mm高角砲又は45口径127mm両用砲連装8基16門 機関 主缶 高圧缶8基 主機 ギアードタービン4基 4軸推進 機関出力 156,000〜160,000shp 最大速力 32kt前後 装甲 舷側225mm(弾薬庫部で最大14度傾斜) 甲板装甲100mm+上甲板30mm 主砲塔前盾360mm 同天蓋135mm 司令塔最厚部340mm これをH級に替えて8隻ほど増産いたします!!
>>783 砲塔15inに換装したシャルンホルスト…を無国籍風味にしたような艦だな。
両用砲、タートルバックなし傾斜装甲。船体より厚い装甲。一枚重視の甲板装甲。
ホントに独逸艦のつもりか?コレ。
>>784 ×船体より厚い装甲
○船体防御の総計より厚い砲塔装甲
いずれにしても、もう少しその国の艦の特徴をつかんで欲しい。
副武装(主砲は言うまでもなく)や兵装全般、その国で使用してるものか開発中の物にした方がよりらしくなると思います。
O級はタートルバックなしが一般的な解釈。 タートルバックあり説もあるけど少数派。
両用砲を採用しようとする気運はWW2ドイツ海軍には皆無みたい ビスマルクやシャルンホルストと同じ対艦砲と対空砲の二頭仕立てでかまわないんじゃないの
>>787 何を持って一般的とか少数派とか言ってるのか全く不明だが、
手元の資料では80mmの傾斜部を持つ、とあるな。
>>788 ドイツが…というより両用砲と言う発想はむしろ少数派。当時は米英くらいだ。
しかも英は成功しているとは言い難い。しかも両国のように護衛艦艇が豊富にある国でないと選択肢としても難しい。
ドイツが両用砲搭載する可能性も必要性も低いな。
>>790 お前の中では資料の信憑性は質でなくて数で決まるのか?
O級の内部傾斜装甲に言及してない資料だとビスマルク級のそれすら無かった事にしてるものすらある。
検証がザルな資料なんかどれだけあってもしょうがないぞ。
質と言いつつ書名が出ない件
難癖付けるやつは署名どころかまともなこと一つ言えない件
ところで機関についてのツッコミはないの? 自分的には信頼性から言ってディーゼルやめたのはアリだと思う。 が、航続力と燃料搭載量の調整が難しいから重量設定が面倒。
なんか荒れやすいな、このスレ。 だが今回のO改に関しては難癖じゃなくこうした方がより説得力があるとゆう提言ばかりじゃないか。
難癖つけてるって>793の事だろ。 何一つ価値のあることを言う事すらできないのにケチつけるのだけは一丁前。 タートルバックが無いと言いたいなら、○○という書籍の…までやらんでいいからそれを説明すればいい。 シャルンホルストの改設計型なんだから記述が無い=タートルバックが無い、ですむ筈が無い。
>>796 提言というよりこのO改がどれだけ独設計から離れているか、の説明じゃないか?
全部取り入れると原型のO級に戻ってしまう罠。
というかこのO改って殆ど主砲換装したアラスカ級じゃん。
バレましたか…
アラスカ級って曲がらないから価値ないのに・・・
>>799 アラスカ自体は同様の艦の中では中々の出来の艦だから(アメからすれば要らない子だったけど)モトにするのはいいと思います。
ただ、実際のO級やシャルンホルストなどとの数字や構成のすり合わせをもっとやってそれっぽくすれば良かったと思います。
一枚装甲重視、両用砲、傾斜装甲、オールタービン。これだけやるとやはり「独艦じゃなくね?」と言われてしまいます。
むしろこれなら「どういうわけか独逸に鹵獲されたアラスカを改装した戦艦」、といった解説にした方がそれっぽいかも。
アラスカは3万トン以下のクラスではさいきょうの戦艦なんジャマイカ??
>>803 火力…従来の14in砲にせまる威力を持つ新型12in砲
防御…船体防御で舷側10度傾斜227mm、甲板計100mm
何が不満だ?このクラスで30kt以上の高速でこの攻防性能なら上等だろう。
これ以上なんぞそう望めんぞ?あえて言えばダンケルク級が上かも知れんがどうにもスペック倒れ臭い。
せめて舵2枚つけとこうよ ただでさえ3万トンクラス長船体なのに
じゃあそれが結論ということで、荒らすか最強伝説が誕生しますた。
えらく気が早いな。一応ライバルとの比較検証くらいしようぜ。 各国の3万t級新鋭高速巡洋戦艦たち(未成含む) ・日-超甲巡 アラスカに比べ舷側装甲が薄く、甲板装甲が厚いが似たり寄ったり。雷装する予定だったなんて説も。 ・独-シャルンホルスト このクラスでは随一の防御力を誇る。ただ機関の信頼性がよろしくないのと砲威力が劣るのがネック。 ・独-O級巡洋戦艦 防御力が他と同レベルに下がり、代わりに砲が強力に。機関の信頼性は更に怪しい。 ・仏-ストラスブール(ダンケルクより装甲が強化) 重防御と旧式15inに匹敵する強力な砲を搭載。スペック的には最強だが性能倒れ疑惑のよく挙がる艦。 ・蘭-1940年巡洋戦艦案 米独伊の混合設計が当たったかシャルより軽くてシャルに迫る攻撃力、シャル以上の防御、34ktの高速となかなか。最大の弱点はオランダの艦であることか。 ・ソ連-クロンシュタット型 伊設計のアラスカ、といった感じの艦。まともな建艦能力無いのに54口径の長砲身砲、アイオワ以上のハイパワー機関。無理と言うよりもはやネタ。
アラスカがなんだかんだで一番マシそうなんだが・・・・
そうかね?自分はストラスブールを一番に挙げるが。 攻防性能でストラスブールはアラスカを一回り上回る。 仏艦の信頼性云々は不利な状態で殴られたらどこの国でも起こりうる話。 米新戦艦なんてまともに殴られたのはサウスダコタくらいで、やはりそれなりの問題を起こした。アラスカとてどうなることか。 そういう事まで鑑みるとストレートに攻防で強いストラスブールが勝つと思うね。
アラスカ級Wiki 本級の船体設計は当初は戦艦と同様に設計されていたが、予算の問題により途中で巡洋艦式の船体設計に改められた。 そのため、船体の形状は建造しやすい平甲板型船体となっており、艦首は強いシア(甲板の傾斜)とフレア(波を下方に 落とすための窪み)を持つクリッパー・バウとなっている。また、本級の船体形状は縦横比率が7:1と、異常に細長い。 そのために荒天時の操舵性・凌波性は同クラスの軍艦の中で最も悪く、直進安定性が良すぎて舵の効きがタンカー並に 悪く、在籍時は艦隊行動を乱す問題児であった。これは元々の設計が巡洋艦式で高速を出し易い船体形状であるためと、 舵の配置方式は新戦艦に採用されたツイン・スケグ(スクリュー軸にフィン状の構造物を付け、スクリューの背後に舵を 配置する形式)ではなく、巡洋艦と同じく艦尾に一枚の舵を1基取り付ける形式を採用しているためでもあるので、純粋に 砲撃時の安定性も考慮される戦艦と比べるべきではないかもしれない。
Nice boat.
ストラスブールとアラスカかあ………アラスカ竣工したころにはもうストラスブール海の底じゃんかvv……
そんな事言い出したら未成艦は全除外、シャル、ダンケ姉妹も事実上戦闘不能。 アラスカしか居ないじゃんかw 相手が居ないから最強!とか言うか?流石に寒いぞ。
アラスカ級は建造計画数6隻! まさに数の暴力である!! (だがそれがイイ!!)
よかったな。まあタンカー代わりにはなるだろ 艦隊を組む時は単艦でヨロシク
取り合えず建造された艦の攻防スペックを比較してみる。対象はアラスカ、シャルンホルスト、ストラスブール <砲性能> 貫通力の差はやはり口径相応と言った所。 舷側貫通力は対敵姿勢を考慮して1割程度の減少を考慮する必要あり。 ・シャルンホルスト 28cmSKC/34 弾重量330kg、初速890m/s 対舷側 18,288m-291mm 対甲版 18,288m-48mm ・アラスカ 30.5cm/Mk8 弾重量517kg、初速762m/s 対舷側 18,288m-323mm 対甲版 18,288m-77mm ・ストラスブール 33cm/Model1931 弾重量560kg、初速870m/s 対舷側 23,000m-342mm 対甲版 23,000m-105mm <防御性能> 数値は最厚部の物。 ・シャルンホルスト 舷側 船体350mm-170mm+105mmタートルバック、砲塔正面360mm バーベット350mm (船体350mmはタートルバックと殆ど位置がずれており、タートルバックは170mmの水線下部と重なる) (170mm+105mmタートルバックの部分はほぼ水没する為あまり考慮できない) 甲板 船体80mm+50mm、砲塔天蓋180mm ・アラスカ 舷側 船体229mm/10°、砲塔正面325mm バーベット330mm 甲板 船体76mm+25mm、砲塔天蓋127mm ・ストラスブール 舷側 船体283mm/11.5°+16mm、砲塔正面360mm バーベット370mm 甲板 船体弾庫140mm+40mm、船体機関115mm+40mm、砲塔天蓋160mm
ストラスブールの舷側装甲って245mmじゃなかったっけ?
<総合評価> 貫通距離はあくまで概算です。 ・シャルンホルストvsアラスカ アラスカは船体舷側防御を1万8千m位で貫通されるが、砲垂直防御は1万2千m位まで耐える。 水平防御はほとんど安全。 シャルは上部船体舷側防御及び砲垂直防御を1万4千m位で抜かれる。 水平防御は船体が2万4千m位で抜かれそう。 砲・水平防御はアラスカ優勢だが、アラスカは船体垂直防御を主要砲戦距離で守れないのが痛い。 全体で言えばややシャル有利と言える。 ・シャルンホルストvsストラスブール ストラスブールは船体舷側防御を1万4千m位で抜かれ、砲垂直防御は1万を割り込まないと抜かれない。 水平防御は数値上抜かれない。 シャルは上部船体舷側防御及び砲垂直防御を2万m位で抜かれる。 水平防御は船体が2万3千m位で抜かれそう。 ストラスブールは距離1万5千m以遠なら安全。 シャルンホルストは2万m〜2万3千m以外は危険域。ただこの距離だとストラスブールはもっと安全。 全般的にストラスブールが優勢。 ・アラスカvsストラスブール ストラスブールは船体舷側防御を1万5千m位で抜かれ、砲垂直防御は1万4千m位でぬかれそう。 水平防御は2万7千m位で船体甲板部をなんとか抜けそうだが、この距離で命中はまず望めない。 アラスカは船体舷側防御はほぼ全距離で抜かれ、砲垂直防御を2万2千m位で抜かれる。 水平防御は船体が2万3千m位で抜かれそう。 ストラスブールは距離1万5千m以遠なら安全。 アラスカは安全域無し。船体防御が低めなのがかなり響いている。 全般的にストラスブールが優勢。 以上の事から、攻防スペックのみを比較した場合、やはりストラスブールが一段上。 船体が太めで砲集中配置なため、砲発射プラットフォームとして見てもストラスブールは優れている。 逆にアラスカは低速重量弾、船体細めという条件からプラットフォームとしてはイマイチ。 殴り合いならやはりストラスブールが優れていますね。
>>817 いえ、ストラスブールは283mm+16mmです。
ダンケルクの方がが229mm+16mm=計245mmです。
っていってもバイタルのごく一部分だけでしょ。>283mmてかストラスブールって基準で30,000トン超えてなかったっけ??
>>820 ごく一部?もう少し分かりやすく説明していただけないと問題点が分かりません。
そう言う事を言い出すとシャルなんか舷側主甲帯の殆どが水没してますね(水面上の主装甲帯高さわずか1.2m)
アラスカも船体垂直断片防御取っ払ってますからスプリンターに弱いです。
あと、ストラスブールは常備排水量で31,687t。基準排水量なら3万t以下では?
フランス野郎死ね
>>822 反論できんから罵倒って低能すぎるなお前。
フランス艦は不細工な艦が多くて萎えるわマジで!
リシュリュとジャンバルよかマシだろうさ
>>826 お前の糞下らん審美眼評価など知らんわ。
>>830 さっさと首つって死んで社会に貢献しろ。ダニが日本の資源食いつぶしてるんじゃねぇ。
>>832 何もネタ出しも出来ず氏ねとしかいえない半端脳は家に帰って勉強でもしてろ厨房(笑
フランス艦が強い、という事になるととにかく認めたくなくて、でも大した知識も無く、
そのくせ言い負かされると
>>822 みたいな罵倒しかできないクズが粘着してるんじゃ話にもならんわ。
>>836 死ねワイン野郎。ケツをホリホリしかできねークソゲイ戦艦に用はねーーんだよ!!!
>>818 なにげにこのスレに書き込むのははじめてかも。
NAaBではダンケルクの砲弾はえらく斜撃性能が悪く設定されており、対敵姿勢がつくと貫通力はシャルに毛が生えた程度に落ちますね。
後、船体垂直防御の上部を撃ち抜かれるというのはシャルにとって致命傷でしょうか? 結局防御甲板で止まるわけですし。
それに砲塔は装甲が貫通されなくてもリングサポートが歪むなどして使用不能になることもありますし、砲塔数が少ないというのは欠点に数えてもいいかもしれません。
シャル対ダンケルクなら有利とはいえないまでも対抗可能、ストラスブールでも一方的に撃ち負けるかどうかは微妙だと思います。
基本的に砲塔の潰しあいになると思うので、運次第で覆る程度の差だと思いますがいかがでしょう?
838に追加。
シャルの最大の問題点は、排水量が30000tを超えているため
>>1 の中型戦艦の定義に該当しないことではw
840 :
836 :2009/09/24(木) 21:41:51 ID:???
ほら、
>>837 がまさにそうだ。
アンチ仏厨はこんな屑しかいない。
>>838 >船体垂直防御の上部を撃ち抜かれるというのはシャルにとって致命傷でしょうか? 結局防御甲板で止まるわけですし。
舷側上部を抜かれると甲板に止まるのは確か。ただ構造上相当奥へ行く。防御上よろしいはずはありません。
砲塔付近だとバーベット直撃コースでそれこそバーベットが持っても砲が動かなくなる可能性が高い。
煙路や艦橋基部に直撃すると一撃で致命傷になりかねない。まったくもって問題ですが?
>それに砲塔は装甲が貫通されなくてもリングサポートが歪むなどして使用不能になることもありますし、
さすがに無理が過ぎる意見ですね。
重装甲砲塔が貫通されなくとも使用不能になるような損害を軽装甲砲塔が喰らったらぶち抜かれて余計に危険です。
下手すれば誘爆してそのままあの世行きですね。
>砲塔数が少ないというのは欠点に数えてもいいかもしれません。
これも少々強引かと。
砲塔が多い=その分砲塔への被弾面積が多く、少砲塔なら当たってもさして問題無い位置に砲塔が来るのだから有利なはずはありませんね。
そして砲塔が増える=危険部位が増え、防御しなくてはならない区画が増え、防御がどうしても手薄になる。究極的には扶桑ですね。
砲塔を増やし、数による火力残存性をもって有利を勝ち取りたいなら日重巡位の思い切りをしなくてはなりません。
少ない砲が防御を持ってしても耐えられない…など言う前に全面的に手薄な方が危険な事を軽視しすぎかと思います。
ストラスブールに比してシャルンホルストは武装重量が軽く、なおかつ排水量が多く、
タートルバックで強度材をかねるなど、防御重量面で相当有利なのにあの程度な事を忘れてはいけませんよ。
仏新戦艦の問題点は、なにより4連装が無体に重い事、そして後方射界がゼロな事に尽きます。
この点は、やはり冒険が過ぎたのかも知れません。
煙路や艦橋やバーベットへの被弾はどんな戦艦でも起こりうることで、特筆することではないと思います。甲板で止める構造はそれらが起こりやすくなるという点で、舷側で防ぐ方がベターなのは当然です。 シャルの防御の重量効率が悪いのはもちろん承知しています。しかし絶対値として、シャルの防御はそんなに薄いでしょうか? シャルのかなりの近距離でも機関や弾火薬庫に敵弾が突入することがない、というのはドイツ式防御構造がすべてを捨てて獲得した無視できない利点です。 砲塔も前盾は同等、バーベットも20oの差でしかありません。 砲塔数の多さが砲塔への被弾率上昇、装甲防御の効率悪化につながるのは事実ですが、一方で砲塔数が少なければそれだけ少ない命中弾で全主砲を喪失するというのも事実です。 ストラスブールは最低二発必要で、前部発電機室を潰せれば、あるいは火災が発生し初期消火に失敗すれば、一撃かもしれません。シャルは三発必要です(DOY戦では一撃で前部二基が沈黙したような気もしますが)。 たとえ一基の差でも残存性は確実に変わるのではないでしょうか。 多ければよいというわけではありませんが、少なければよいというものでもないと思います。 誤解なきようにはっきり書いておきますと、シャルがストラスブールより優れているという気はありません。 ただ、鎧袖一触とはいかない相手ではあると、主張するものです。 一応こちらでも考察してみたので書いておきます。
シャル対KCn/A垂直装甲貫徹力NAaB準拠。(5000m、10000m、15000m、20000m)
垂直装甲:518o、414o、328o、264o
傾斜12度:470o(91%)、376o(91%)、297o(91%)、231o(88%)
傾斜24度:396o(76%)、315o(76%)、244o(74%)、183o(69%)
%は垂直装甲との比較。24度は対敵姿勢考慮。
同
ttp://www.navweaps.com/準拠 。
10000m/348mm、15000m/280mm、20000m/225mm、25000m/194mm from "German Capital Ships of World War Two."
このデータはL/4.4徹甲弾とRPC/32装薬を用いてクルップ装甲(昔のKC?)に対して撃角70度(20度)で行われた戦前のクルップの実射試験に基づいているとのこと。
なおRPC/32装薬は後により強力なRPC/38に変更されたということで、実際より遅い初速でのデータなのかも。
ちなみにNAaBで傾斜20度の昔のKCに対する貫通力を計算すると以下の通り。
10000m/384o、15000m/300o、20000m/229o、25000m/173o
ttp://www.navweaps.com/にあるもう一つのデータ 。
0m/604mm、7900m/460mm、15100m/335mm、18288m/291mm、27432m/205mm from "Battleships: Axis and Neutral Battleships in World War Two"
米軍計算式による計算値ですが、多分砲弾と装甲の性能は米軍と同等とみなして計算されています。
最後に私が計算したデータ。無視してよし。
0m/634o、5000m/501o、10000m/411o、15000m/327o、20000m/258o、25000m/202o、30000m/170o
以上をもとにストラスブールの対シャル安全距離を考えます。 傾斜装甲と対敵姿勢についてはNAaBの低下率を信用して他のデータに適用します。 舷側装甲:最大13000m、最小9000m。 砲塔前盾:最大13000m、最小9000m。 バーベット:最大10000m、最小8000m。 舷側はテーパー装甲のため当たり所次第では少し遠くても抜けるかも。 砲塔前盾は効果が低くなるので仮に350oとみなし、敵艦に指向されるので対敵姿勢も無視しています。バーベットは垂直装甲に対敵姿勢と円筒形で、仮に傾斜12度の数値を使っています。 14000m以上を保って戦えば、ストラスブールの装甲がシャルに貫通されることはまずありませんね。
ストラスブール対KCn/A垂直装甲貫徹力NAaB準拠。(5000m、10000m、15000m、20000m)
垂直装甲:650o、546o、457o、381o、(25000m/300o)
傾斜12度:500o(77%)、401o(74%)、318o(70%)、246o(65%)
傾斜24度:373o(57%)、312o(57%)、257o(56%)、208o(55%)
%は垂直装甲との比較。12度は対敵姿勢考慮。24度は参考。
同
ttp://www.navweaps.com/準拠 。
0m/713mm、23000m/342mm(水平88o≒3.47in)、27500m/292mm(水平110mm) from "Battleships: Allied Battleships in World War II"
米軍計算式による計算値ですが、多分砲弾と装甲の性能は米軍と同等とみなして計算されています。
私が計算したデータ。無視してよし。
0m/730o、10000m/540o、15000m/463o、20000m/371o、25000m/319o
こうして見るとどれも似たような数値ですね。
以上をもとにシャルの対ストラスブール安全距離を考えます。 対敵姿勢についてはNAaBの低下率を信用して他のデータに適用します。 舷側は当たり所次第では遠くでも抜ける、前盾は350o、バーベットは傾斜12度扱い、などは上と同じです。 舷側外側:14000-13000m前後。 砲塔前盾:22000m前後。 バーベット:14000-13000m前後。 ストラスブールの対シャル安全距離。 舷側装甲:最大13000m、最小9000m。 砲塔前盾:最大13000m、最小9000m。 バーベット:最大10000m、最小8000m。 シャルがストラスブールの舷側と砲塔を抜けるようになる距離は、ほぼシャルの舷側外側とバーベットを抜かれるようになる距離と同じ。 10000m以内ならばストラスブールの垂直防御が無力化するのに対し、シャルは甲板まで含めればそうとう近距離でも耐えるのでシャルが優位に立てます(それまでに砲塔が潰れてなければ)。 一方14000m以上を保っていればストラスブールは水中弾や舵直撃などのクリティカルヒットが無い限り安定して有利に戦えます。 23000mから25000mでは互角ですね。26000mくらいでなければシャルの甲板は抜けません。26000以上なら再びスト有利ですがその距離では当たらないでしょう。 うーん、あれ、シャルを擁護するはずだったのに……こ、根性で突撃すれば、勝てるかも。かもよ? 駆逐艦の魚雷に気をつけて!
>>842 >煙路や艦橋やバーベットへの被弾はどんな戦艦でも起こりうる
×どんな戦艦でも起こりうる=どの艦でも可能性は同じ
○どんな戦艦でも起こりうる=舷側主甲帯が低くて主甲板装甲も低位置だと可能性は相当高まる
あえてシャルに対して言うのは、構造上殊更に煙路や艦橋やバーベットへの被弾が発生しやすいから。
つまり、弱点と言って差し支えないのです。
>しかし絶対値として、シャルの防御はそんなに薄いでしょうか?
軽武装かつスケールメリットに助けられているわけで。絶対値で小兵相手にどっこい以下な辺りで問題。
小さい方が悪い!とか言うとKGVに負けた言い訳が全く出来なくなるわけで。
>シャルのかなりの近距離でも機関や弾火薬庫に敵弾が突入することがない
そこまで行くまでに砲戦能力を大抵喪失する→サンドバックの耐久度レコード賞
これが後世の自慢以上にはそう意味が無いから、各国は他の選択肢を目指したのですが?
第二帝国時代ならまだしも、駆逐艦の護衛すらまともに付けられない国がやってはダメでしょう。
>一方で砲塔数が少なければそれだけ少ない命中弾で全主砲を喪失するというのも事実です。
×命中弾=砲塔に必ず当たる、というゲーム的前提以外では全く事実足りえません。
砲塔数が少ないと艦に命中しても砲塔に当たる確率が低い、つまりその分有利になります。
砲塔への命中弾が同数の場合なら砲塔が多い方が有利と言うにも、
小砲塔艦と船体から砲塔まで同レベルの防御という前提が必要。何かを犠牲にしなくてはできません。
>ストラスブールは〜火災が発生し初期消火に失敗すれば、一撃かも 消火失敗=誘爆撃沈って、砲塔や弾火薬庫の投射面積が大きいシャルの方が可能性高いのにそれ言ったら自爆ですよ? もっと言うとヴァイタル自体が相当広いシャルは一撃終了の可能性を多く秘めているわけで。 >鎧袖一触とはいかない相手ではあると、主張するものです。 それは勿論。運に期待しないでまともに殴り合えばストラスブールも中破以上にはなるでしょうね。 運が向けばシャルが勝っても不思議ではないでしょう。運が向けば、ですが。 ・安全距離分析への指摘 実に細かくてよく出来た分析だと思うのですが、ちょっとだけ。 >26000mくらいでなければシャルの甲板は抜けません。 シャルの船体甲板装甲は80mm+50mm。一枚の130mmでは無いので防御力は下がりますよ。 23000m位で限界域であると思われます。
水線長:287.2m 全長:297m 全幅:39.5m 吃水:10.8m 基準排水量:68600トン 常備排水量:72600トン 満載排水量:84600トン 兵装:46cm(45口径)三連装砲三基、15.2cm(52口径)三連装自動両用砲三基、 10cm(55口径)連装自動両用砲12基、57mm(60口径)連装自動両用砲12基、 37mm(60口径)四連装機関砲8基 機関:アンドレ式重油専焼高温高圧強制循環缶10基+パーソンズ式二段階ギヤード・タービン4基4軸推進 最大出力:266500hp 航続性能:20ノット/14000海里 最大速力:32ノット(公試時:34ノット) 装甲 舷側装甲:450+60mm(20度傾斜)、50〜170mm(VP以外)、100+60mm(水密区画装甲) 甲板装甲:200mm(ヴァイタルパート内)、170mm(VP以外)、60mm(最上甲板)、90mm(スプリンター防御) 砲塔:520mm(前盾)、450mm(側面)、240mm(天蓋)、300mm(後盾) 副砲塔 前盾:240mm(70度傾斜)、側楯・後盾:150mm(80度傾斜)、天蓋:240mm(5度傾斜) CIC:650mm パーペット部:450mm(側面)、240mm(天蓋) 航空兵装:ヘリ8機 乗員:2560名 同型艦:4隻
水線長:248.7m 全長:251m 全幅:35.5m 吃水:10.7m 基準排水量:約48000トン 常備排水量:約54000トン 満載排水量:約60000トン 兵装:正38cm(45口径)4連装砲三基、15.2cm(52口径)三連装砲三基、 10cm(45口径)連装両用砲12基、37mm(60口径)連装対空機関砲16基、 13.2mm四連装機関砲10基以上 機関:アンドレ式重油専焼高温高圧強制循環缶10基+パーソンズ式二段階ギヤード・タービン4基4軸推進 最大出力:266500hp 航続性能:20ノット/14000海里 最大速力:32ノット(公試時:34ノット) 装甲 舷側装甲:320〜350mm(16度傾斜)、152〜70mm(VP以外)、100+60mm(水密区画装甲) 甲板装甲:170mm(ヴァイタルパート内)、120〜140mm(VP以外)、50mm(最上甲板)、 主砲塔装甲厚:430mm(前盾)、450mm(側面)、240mm(天蓋)、300mm(後盾) 副砲塔装甲 前盾:240mm(70度傾斜)、側楯・後盾:150mm(80度傾斜)、天蓋:240mm(5度傾斜) CIC:650mm パーペット部:450mm(側面)、240mm(天蓋) 航空兵装:ヘリ8機 乗員:2560名 同型艦:4隻
水線長:248.7m 全長:251m 全幅:35.5m 吃水:10.7m 基準排水量:約48000トン 常備排水量:約54000トン 満載排水量:約60000トン 兵装:正38cm(45口径)4連装砲三基、15.2cm(52口径)三連装砲三基、 10cm(45口径)連装両用砲12基、37mm(60口径)連装対空機関砲16基、 13.2mm四連装機関砲10基以上 機関:アンドレ式重油専焼高温高圧缶8基+パーソンズ式ギヤード・タービン4基4軸推進 最大出力:175000〜180000hp 航続性能:20ノット/9000海里程度 最大速力:29〜30ノット(過負荷公試時:31ノット程度) 装甲 舷側装甲:320〜350mm(16度傾斜)、152〜70mm(VP以外)、45〜80程度mm(水密隔壁装甲) 甲板装甲:170mm(ヴァイタルパート内)、約100mm(VP以外)、50mm(最上甲板)、 主砲塔装甲厚:430mm(前盾)、270mm(側面)、195mm(天蓋)、270mm(後盾) 副砲塔装甲 前盾:240mm(70度傾斜)、側楯・後盾:150mm(80度傾斜)、天蓋:240mm(5度傾斜) 司令塔:350mm パーペット部:405mm(側面)、 航空兵装:水偵3〜5機 乗員:2000名以上 同型艦:4〜6隻
バーベット
856 :
853 :2009/10/03(土) 20:08:30 ID:???
すまん。しっかりチックしてなかった。。。てか副砲装甲もオバか戦艦>850案のままだったし・・・・ OTL
>>856 大型戦艦のスペック挙げて何したいんだお前?
ここは中型戦艦のスレなのに……
スレタイも空気も読めないアホは消えろ。
>>850 誰が難民板でやっていた時のアルザス級のスペック貼れって言ったよw
同人誌で出すまで貼るなつったろwwwwアホンダラ
>>860 落ち着け、まだ第二、第三形態は漏れていないから・・・・
あれがバレると内田の大和が魔進化する恐れがあるから・・・
アホ馬鹿言ってる奴が一番マヌケ。いっそ「中型」をスレタイからとればいいんだよ!!
>>862 テメェが一番マヌケなんだよ。よその戦艦スレに行けバカ。
>>864 結局それか。消えろ。さもなくば死ね。
どっちもできないなら戦艦スレで珍説ぶちまけて爆死してこいよアホ
>>850 あたりの名前も書かれて無い戦艦って、
ひょっとしてずっと前に古参?が言ってた内田大和にも勝てるとかいう、アレ?
どう考えても負けとるとしか思えんのだが、古参くずれの言うことだしやっぱ吹かしだったのかな。
どうせ逃げるか「もっと進化するもん!」とか言い逃れするんだろうが、なんでこんな半端なことするかね。
よく見たら居たよ。
>>861 みたいなくずれ。
わしの超戦艦は108形態まであるぞ!ってかww
またパクパク言ってるし、鳩ポッポの嫁じゃねぇんだからよwww
>>868 はいはい、クズはさっさと死んでね。
お前みたいなクズでも一丁前に地球資源を消費するんだから早く死んでよ。
>>869 ゴミ以下の蛆虫はさっさと肥しになってくれよ頼むからw!
>>370 害虫君、ムリして人語使い続けると頭パンクするよ?
>>871 蛆虫チョン野郎は早く半島に帰りなさい。てかボットン便所に帰りなさい早く!!
>>873 蛆虫君、ウジの分際でカキコできるのは凄いね。
でも人間世界では君程度の低脳では底辺にもたどり着けないよ。
875 :
名無し三等兵 :2009/10/15(木) 22:16:08 ID:+Gpat7Vz
>>876 やっぱり限度を超えるとド下手糞な日本語もまともに喋れなくなるんだね。
某スレで下らないコピペ繰り返してたウジ蟲クンとパターン同じだね。
少しは頑張って昆虫レベル位に成長したら?
>>878 そんなにムキになるトコ見ると本当にウジ虫君だったんだね。
ウジから1ミクロンくらい進化してみようよ。ごめんね過剰な要求しちゃって。
だから中型戦艦についての考察をしようぜw ま、新人には無理な話だがw
>>879 死ねウジ蟲死ね消えろって言ってんだろ目障りだ。
>>881 ウジ虫君、落ち着いて!日本語乱れてるよ!
血が上っちゃうとウジ虫レベルの極小脳味噌だと正確な日本語が使えないよ?
真珠湾時のずいかくが64機だから結局 積める数は関係ないんだな。 そう思うと多少格納庫小さくしてでも装甲つけてもいいかもね。
あちゃ、失敗。
どうしてこうなった
>>886 はいはい、自己紹介は良いからさっさと巣にお帰り。
>>888 ウジ虫クン並のパターンだね。それとも同一人物?
どっちにしろ同レベルだしまぁいいけど。
>>890 うわぁ、ホントにウジ虫クンだったよ。
ウジには難しいかもしれないけど、そろそろ句読点の使い方くらい覚えてくれない?
どうしてこうなった……
893 :
名無し三等兵 :2009/11/04(水) 11:40:23 ID:8G3+7obj
罵り合いは止めましょうよ。 中型戦艦について語るスレじゃないですか。
中型戦艦同士の殴り合いもこうであったのであろうか
896 :
名無し三等兵 :2009/11/04(水) 23:45:13 ID:TvXUGUbA
はいはい、リセットして『タイガー級』。 これから再開。
中型戦艦なんて何の意味があるんだ? 高くつく割に重巡キラーにしかならない。 ドイツとフランスでのみ通用する半端艦。 重巡も普通に半端艦だが、中型戦艦は輪をかけて意味がない。 アラスカ級よりデモイン級のが余程マシだし、戦闘力も上。
898 :
名無し三等兵 :2009/11/05(木) 20:59:10 ID:VaZ02fwL
いやいや、先の大戦で活躍したのは艦齢30年の金剛級。 装甲の脆弱性より高速性能は評価されるべきで、機動部隊随伴に最適。 米海軍でも随伴は重巡と駆逐艦だし、そもそも艦隊同士での砲撃戦は考えにくい。 扶桑級となると使えないどん亀、これを航空戦艦にした伊勢級はどうすればイイのかって感じ。
>>897 フランスのダンケルク級は当時の米英仏で詰めていた条約に基づいてあのサイズになった。
同時期にエゲレスも34.3cm連装4基の縮小フッドを設計している。ま、米仏と違って高性能機関
が造れないから設計段階で終わったがなw
>>898 >扶桑級となると使えないどん亀、これを航空戦艦にした伊勢級はどうすればイイのかって感じ。
sageろ。当初は扶桑型を航空戦艦にする気だったらしいが、火薬庫自爆をやらかした伊勢型を
航空戦艦にしたて上げたようだなw。
900 :
名無し三等兵 :2009/11/06(金) 04:25:08 ID:Y9b6maVD
扶桑級、伊勢級の主砲12門って、、、正気とは思えない。 一基1500トンとして18000トン、、、金剛級より短い船体だから船幅でカバーし、非力な機関では低速にならざるをえない。 12門の主砲を統合管制により時差発射するならともかく、同目標に斉射したら転覆しそう。 設計思想と運用構想をお伺いしたい。
一門千五百トンて、その前提が既におかしいと気づかないのかな?
14インチ12門は当時の標準だろ。
というか14インチ以上の戦艦とそれ未満の戦艦では戦力価値が異なる気がするのだが
>>900 sageろ。日本語読めないのか?
まずはsageろ、話は其れからだ
>>900 何の裏づけも無しに1門1500tという妄想から考察に入る。
その発想が正気とは思えない。 しかもsageもできない。
連装砲塔1基が1500トンなら分からんでもないが1門1500トンは流石にありえない
連装砲塔1基800t前後だったかと。41センチ連装で1100tくらい。 副砲、弾薬他武装関連の新造時排水量の18%のため装甲重量が犠牲になってたのは確か。 2回の改装によって装甲重量が大幅にアップしてるのでその状態でのバランスはとれてるかと。 12門斉射については長門の8門斉射と同程度。船体規模もあまり変らないんで問題ないでしょう。 米SHS9門斉射のほうがよほど問題かと。
英海軍のように大量配備可能なら5基10門にしたでしょうが予算がなく設計変更した伊勢型と合わせても4隻しか建艦予定がなかったので砲数が多いのは仕方ないでしょう。 米14in艦も途中から12門艦ですし。速度は設計時戦艦では最速の22,5ノット、クイーンエリザベス級がでてきた為伊勢型は23ノットに改めてますが金剛型との速度差は新造時、最終時とも5ノット。 連携運用が可能な範囲に収まってます。
ちなみに金剛型は武装重量、装甲重量ともに12in英式巡洋戦艦を大幅に上回る対排水量%になってます。 舷側装甲は最大8inですが広い範囲に6in装甲が張られており砲塔前面や砲塔基部装甲も巡洋戦艦としては厚め。 船体重量、機関重量が船体サイズの割りに軽く作られておりライオン型の舷側装甲9inには数字的には負けてますが 装甲巡洋艦の主砲である8in〜10in砲に対しては充分対抗可能な装甲でした。 ジェットランド海戦の結果不足が露呈しましたが問題は舷側より甲板及び砲塔天蓋装甲だった為「英式巡洋戦艦だったから轟沈した」 というのは間違いで防火シャッターの不備が英独巡洋戦艦の帰結を左右したと考えます。 ちなみに独巡洋戦艦は生き残りましたが復旧不能といっていい状態でした。
独巡戦は15インチで殴られた艦もいるはずだから仕方ない…w
>>910 独巡戦も12inで天蓋破られて砲塔壊れてるんですが。13,5inや15inもありましたが50〜70mmくらいしか厚みがないんで
戦艦同士でも舷側装甲関係なく轟沈したり大破しただろうというのが当時の日本海軍の見解。
結果、巡戦、戦艦の防火シャッター整備、長門以降の設計では甲板装甲及び砲塔天蓋装甲、砲塔基部装甲強化、速度強化が行われ舷側装甲は重量増大を防ぐ為か抑え気味です。
ああ、復旧不能について言っただけだ、スマンw
>>907 41cm連装1,100tって長門改装後の重装甲版だべ。竣工時は1,000t切ってるぞ。
しかし何の確証も無しに出鱈目な重量出してイミフ計算始めたり、
同世代の艦との比較も考えずに扶桑はドン亀!とか言うage三等兵は、昔の紫○にそっくりだな。
>>913 キサマおバカだな、砲撃戦をしない戦艦の比較に意味あるのか?
加えて「航空戦艦」ってなんだ、着艦できない913にぴったしだな。
柱島で人柱にでもなってろ!
>>914 皆に突付かれまくったからって切れるなよドシロウト。
ああ、お前はシロウトじゃなくて飛行機で着艦できる程のすっごい軍人さんだっけw
はいはい、凄い凄い。良いからさっさと病室に戻れや。
>>906 1500tの連装砲って18インチで大和より砲塔装甲が薄い・・・13号艦ですかね
だけどあれは実際は41センチになる予定だったはず
頼むから罵り合はやめてくれまいか
>>916 あの46cm砲、砲弾は1360kgと軽量かつ、砲門ごとの装弾数想定はわずか60発だったとか。
仮に無理に装備しても実用レベルだったか怪しい。艦性能もそうだけど砲も絵に書いた餅っぽい所がある。
仮に13号艦が建造されたとすると、やはり改天城or改紀伊型になってたんじゃないか?と思う。
もしかしたらサウスダコタ型対抗で41cm12門艦になるかも知れんが…
建造する為には朝鮮を独立国にして旧戦艦群を無理やり購入させ(運用は日本)搾り取るしかないがな
大ドイツの前にスレの流れなど関係がない! シャルンホルスト級戦艦がフランスのダンケルク級戦艦に対抗する意図で造られたことはよく知られている。しかし同級の計画時、33p砲を艦の前部に集中配置したダンケルクに28p砲で対抗するために、主砲後部集中配置が提案されたことはあまり知られていない。 ここに紹介するのは恐らく本邦初公開となる、計画のみに終わった奇想天外な主砲後部集中配置戦艦である。 砲塔後部集中配置戦艦A案:突撃装甲艦"D" 基準排水量:35000t、満載排水量:38000t 全長:230m、全幅:30m、喫水:7.5m 主機:ワグナー高圧缶12基、ブラウン・ボベリー式ギアードタービン166000馬力(過負荷全力時) 航続力:15kts/9000浬、最大速力:32kts(過負荷全力時) 主砲:28p54.5口径砲SKC/28(3連装3基9門。後部集中配置) 副砲:15p55口径砲SKC/28(連装6基12門。前部集中配置) 装甲 舷側:艦前半部360o、後半部200o 上甲板:艦前半部60o、後半部30o 下甲板:艦前半部80o(傾斜部120o)、後半部50o(傾斜部130o) 砲塔:前盾120o、天蓋70o、バーベット100o
同艦の狙いはその要目からも一目瞭然である。 艦の後部に重量物である主砲塔を集中配置し、前部はカウンターウェイトも兼ねて重装甲とする。後部は比較的軽装甲にとどめてあるのは、この艦が敵艦を発見次第へさきから猛然と突進し至近距離での砲撃戦に持ち込むことを意図しているからだ。 突進中は重装甲の艦前半部と上部構造物を遮蔽物として軽装甲の砲塔を防御し、敵艦の垂直装甲を戦艦主砲としては小柄な28p砲でも貫徹できる距離まで接近して初めて側面をさらし発砲する。 上部構造物を盾とすることには懸念も示されたが、接近砲戦を旨とする同艦には高所にある前鐘楼射撃指揮所は重要ではないと考えられた。 もちろんその距離では軽装甲の同艦の砲塔も撃たれれば破壊されてしまうが、より重装甲であろう敵艦の砲塔も同じ条件であるため不利とはならない。 それどころかドイツ式船体内装甲配置の利点である至近距離からの砲撃には強いという点が遺憾なく活かされ、主砲口径に勝る敵艦に対しても有利に砲戦を進めることができる。 建造に当たっては機関が艦の前部に来てしまうため、推進軸が非常に長大となってしまうことが問題視された。この点に関してはついに机上では解決せず製造現場の努力に期待するしかないとされた。この点が同艦が実際に建造されなかった一因であろう。 それでもドイツ的精神に溢れたこの戦艦が実際に建造されずに終わったのは無念の極みであると言うしかない。 参考文献:民命書房「大西洋の彼方に私は幻のTバック戦法を見た! かもしれない」
砲塔の直下に動作機関と弾薬庫があることをお忘れなく。まさか、弾薬の搭載なきハッタリ戦艦?
弾薬は安全じゃないワンショットライター戦艦なんだろ
コンセプトは凄く面白いね。だけど… まずもってそんなに無茶な手で接近したら司令所やら機関やら艦首やらぶち抜かれて速度出なくなるんじゃ? んでフルボッコ。 あと、主艦橋無しで各所ボロボロ、しかも旋回した後砲撃戦となると、 (というか艦橋なんぞ盾になる強度など無いし、後部艦橋も吹っ飛ばされたらどうするんだろ?)) 敵はずっと狙い定めて撃っていて、しかも殆ど消耗していない。旋回後も当分先に被弾しまくるだろ。 接近戦だから持たんだろうなぁ。 ちなみに某所で同じように仮想の主砲後部後集中配置のドイツ戦艦を見た事があるが、 あっちは弱い物イジメの時は前方の副砲を使って前進しながら狩まくり、 強力な敵が出てきたときは後部主砲を撃ちまくりながら全速力で逃走する、という物だった。 まだこの方が分かるな。
925 :
名無し三等兵 :2009/11/09(月) 07:56:55 ID:L2Thayq0
>>907 日本の14インチ連装砲塔の重量は、新造時の金剛型のが約600t。改装後684t。
伊勢や扶桑の改装後のが約700t。
長門の主砲塔は新造時860t、改装後約1020t
すまんsage忘れた
>>922-923 ドイツだからなんとかなるさ。
>>924 だから一応艦前半を装甲厚くしたりしてるけど、まあおっしゃる通りになるんじゃないかとw。
艦橋は非装甲でも信管を作動させられればきっと奥まで行かない……ことを期待。
それでもドイツだから何とかなるさ。ネタだから。
保守
ドイツだから全艦沈没
サルベージにより浮上
そして人工衛星か
スーパーチャージでなければ威力に大差ない スーパーチャージで演習しないから当たらない(スーパーチャージでは120発うてるかどうか) ジレンマ多すぎ
933 :
名無し三等兵 :2009/11/28(土) 12:48:44 ID:XBg+1j8F
戦歴からいえばウォースパイトだね。
ビスマルクだろうがJK
ビスマルクは中型か?
ビスマルクは厨型
誰がうまいこと言えと(ry
設計思想は古くても、空母機動部隊に随伴し、防空艦として活躍した金剛級が最も実用的だった。 出し惜しみした、大和級は敵航空機の餌食だし、ドン足の扶桑級、伊勢級は陽動作成の囮だし、ビッグセブンの長門は晒し者だし、いいとこないじゃないか。 いさぎよく戦ってこそ、戦艦だろ。
939 :
名無し三等兵 :2009/12/06(日) 01:03:20 ID:zOjpbRt6
>>938 それを言ったらアイオワ級だって大戦中はろくに戦果をあげられなかったじゃないか。
そうだよ。戦艦が効果的だったのは、対地・対空の艦砲射撃。 特に、空母の防空に運用できる高速戦艦と巡洋艦は活躍でき、速度の遅い戦艦は後方待機のまま。 もし、戦艦が有効で活躍したならWW2以降でも主役のはず。
アンダーソン飛行場艦砲射撃みたいなのが理想的な使い方なんだろ。
米軍みたいに設営能力高い相手ではそれさえもあまり効果的ではない。
潜水艦で待ち伏せされるから対潜能力の無い日本には厳しいな
おぉ、良識派登場。
決論:伊勢級航空戦艦 戦艦、巡洋戦艦、高速戦艦に否定的な意見に対する消去法。航空戦艦は、貨物船にもなるし、北号作戦で活躍したし、、、
航空戦艦伊勢もいいが純国産戦艦『扶桑』が素晴らしい。 西村さんと一緒に奮戦したから。 主砲も沢山あっていい。柱島で晒し者になるより、カコイイ、、、
主砲は5基で設計しとけば無理がなかった
だな。三連装五基にするべきだった。
じゃあ1基を撤去すればイイ?
38センチ砲8門にしとけばよかったのに……
超高巡の出力絞って長さも少し短く31ノット程度、幅広げて舷側装甲厚くして 41センチ連装3基で35000tでどーよ
↑3万豚以下でないと、、、
>>952 それだと、3万6〜7千トン、16インチ3連装砲×3基、対16インチ防御、速度28ktのダコタの方が割安になってしまう。
せめてチョイケチなアラスカ
全長240m、基準29,000トン、12インチSHS用3連装砲×3基、対13インチ防御、速度31kt
にして数を稼ぐベきだね。
>>953 全長215m 全幅31m 11万馬力 29ノット 41センチ連装3基 基準3万トン
これ以上は無理っぽ
>>954 ダコタは装備過剰だし日本近海では波があるから無理
現実をみなきゃ
それにダコタは27ノットだし
>>954 舵の効かないアラスカは駆逐艦の魚雷で始末できるんで評価外
条約基準35000t 16in縛りなら日本は実質4万トン超える戦艦造っただろうな
技術が不足だし、英みたいに直接優先で間接、水中をけずれば、 基準排水量39200t 全長222m 全幅32.4m 機関出力128000馬力(136000馬力) 主砲41cmL45砲三連装三基9門 副砲15.2cmL60連装6基12門 高射砲12.7cmL40連装8基16門 機銃25mmL50三連装8基24門 舷側装甲350mm傾斜20度 甲板装甲150mm 最高速力28.2ノット(28.6ノット) 改装で副砲撤去、高射砲10cmL65連装12基24門 機銃ボフォース40mmL56.2四連装8基か連装16基32門
>>960 の設計は藤本先生と平賀先生にやって貰い、ボフォース機銃のライセンス製造
の権利も貰う事、
更に
>>960 の航続力は16ノットで10000浬或いは18ノットで8000浬だ。
日本海軍の新型条約型戦艦 薩摩型 同型艦『薩摩』『上総』『志摩』『能登』 基準排水量39,900t 全長249.5m 全幅36.6m 機関出力136,000馬力(過負荷151,600馬力) 主砲94式40サンチL45砲 連装4基8門 副砲14.0cmL50 3連装4基12門 高射砲12.7cmL40連装8基8門 機銃25mmL50 3連装8基24門 舷側装甲330mm傾斜20度 甲板装甲150mm 最高速力28.0ノット(29.37ノット) 改装で副砲撤去、高射砲12.7cmL40連装10基20門 機銃ボフォース25mmL60 3連装20基 連装10基 計70門 艦橋は金剛代艦平賀案とほぼ同じ、誘導煙突、球状艦首、大和坂も採用。
94式40センチって46センチじゃん 4万トンに収まるわけねー
ちなみに
>>960 の主砲は八八艦隊の3年式41cm砲を三連装砲塔に搭載した。
>>963 は真面目に造ったら4万5千トンクラス。アウトレンジで963案の一方的勝利で糸冬了。
無理に4万トン以下で作ったら自艦の砲力に耐えられず自壊だろ
一応対空火力とレーダー装備は
>>960 が上ですが。
40mmボフォース機銃舐めるな!
970 :
名無し三等兵 :2009/12/18(金) 23:24:39 ID:6u7kpu0V
どうせ、戦艦なんか作んないからチタン製ということで3万豚以下にしとけば?
そりゃ現代に戦艦造れないし意義もないが現代設定じゃないし
それにチタンで軍艦造るバカもいない。火災に弱いから鋼鉄が一番安価かつ効率的 対艦ミサイルには5〜6inの厚さでケプラー張っておけば一応耐える
チタンで船殻造ったら同クラスのフネが4隻分は造れるだろうな 火災対策は電装まで及ばないからフネが耐えても現代じゃ廃艦 数揃えたほうがまし
ぢゃあ、泥船でつくれば、、、
3万トンで現代技術で予算無制限なら船体は普通にステルス船型従来工法 高性能発電機積みまくって各種電子装備充実させて精度、威力の高いレールガン装備するわ
目指せ秒速5km・・・は初速だと大気との摩擦が無茶だから初速マッハ10くらいで
水中から対艦弾道ミサイルで攻撃する潜水戦艦を提案。
>>977 どうやって弾道ミサイルで狙うような遠距離の敵を発見するんだ?
対艦弾道ミサイルってどこが研究している?
中国が似たようなの研究してるな>対艦巡航ミサイル
対艦巡航ミサイルはわかる。ロシアもたぶんやってる速くてもマッハ3かそこらだ 弾道がつくと短距離でもマッハ7〜中距離で大気圏出るから秒速4〜5kmになるだろ 全然似てないつーの
ついでに教えてあげると対艦巡航ミサイルとかの高速長距離ミサイルは敵艦隊がいそうな海域に撃って艦船はミサイルに自力で見つけてもらわないとならないから 目標付近で急上昇したり旋回したりしないと捕捉可能性が低速の対艦ミサイルよりレーダー能力低いから(近接してる時間の問題で同じ性能のレーダーだと速度2乗分の1)
ちょっと待て今晩中に次スレッド立てる気かwww
983 :
名無し三等兵 :2009/12/20(日) 03:03:46 ID:IGaWWdkr
巡航ミサイル:ジェット 弾道ミサイル:ロケット
更にネタ投下だ戦国から海外進出して江戸時代に西太平洋、東南亜細亜植民地化した、 産業革命で先進資本主義帝国主義列強の技術進歩すると。 中型条約巡戦葛城、笠置、阿蘇、生駒、 基準排水量38500t(40500t) 全長235m 全幅32.4m 機関出力150000馬力(35気圧ボイラー)(164000馬力) 最高速力31ノット 航続力18ノットで8000浬 船体は電気溶接ブロック工法の全溶接船体 主砲三年式41cmL45砲三連装三基9門 副砲15.5cmL60連装6基12門 高射砲12.7cmL40連装6基12門 舷側装甲350mm傾斜20度 甲板装甲150mm 機銃25mm三連装8基24門 改造で副砲撤去、軽巡洋艦に転用。 高射砲10cmL65連装10基20門 機銃ボフォース40mmL56.2連装26基52門 25mm三連装8基24門に強化。
ボフォースは重いからそんなに積むの無理だろ
日本の3連装砲積むには32,4mは狭いんじゃね それとボフォース40mm連装はエリコン25mm3連装よりかなり重いぞ
そこは史実みたいなビンボーじゃ無い。 先進国日本の設定だし、英史実ネルソンやG3インビンシブルは32mで16インチ三連装三基 載ったから技術をパクってコピーしたり、ライセンス英三連装技術を身につけて。 更に防御を英式に直接重視、関節、水中を削ればなんとかなりそう。 更に電気溶接ブロック工法で戦艦建造技術あれば、 てRSBCの同クラスの高千穂は此れよりトンデモ技術艦だぞ!
間違えた東南亜細亜植民地の先進工業国日本の案は
>>985 ね。
英3連装も米3連装もたいしていいもんとも思わんが。
>>963 案が
一番つおいネ!! 主砲だけ見てやるとさ!!
994 :
名無し三等兵 :2009/12/21(月) 06:03:54 ID:c9Q5PuuF
サージョンストン卿の御出座〜
>>960 が一番まっとうだと思う。残り二つはスペックおかしい
47500tの13号艦にも46センチは乗らないだろって言われてるし
>>985 はそんな大馬力エンジン積むなら船体伸ばせよって感じ
条約明け中型戦艦、三河、駿河、備前、豊後、和泉、越後 基準排水量公表38,000t(改造後40,950t) 全長220.92m 全幅33.07m 機関出力102,000馬力(30気圧罐×6基、タービン×3基、3軸推進)(114,800馬力) 最高速力公表27ノット(29.2ノット) 航続力18ノット/9,500浬 船体は一部に電気溶接ブロック工法のリベット/溶接船体 主砲三年式41cmL45砲連装三基 6門(公表) 94式46cm砲連装三基 6基 副砲14.0cmL50 3連装2基、連装4基 14門 高射砲12.7cmL40 連装4基 8門 舷側装甲340mm傾斜20度 甲板装甲170mm 機銃25mm三連装8基24門 改造で舷側副砲撤去 高射砲10cmL65連装 10基 20門 機銃保式40mmL56.2 4連装20基80門 これだな。落しどころは。
まあ連装ボフォース26基とかいうんだったら4連装20基のほうが置き所はあるか。 3軸推進は効率よさそうだが舵はどうなんの
H級と同じ構造かな? 旋回性能は悪そうだけど操舵を失うことはなんとしても避けたいね。(日本艦にあるまじき考え?)
既出かもしれないが、ボフォース4連装、1基あたり諸々のものを含めた重量は10トン程も在るそうで。 だから、簡単には沢山積めないそうですね。 戦艦サウスダコタで、ボフォース4連装沢山積んだら、可也の鈍足戦艦になってしまったそうです。
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