F-22 総合スレッド 21機目

このエントリーをはてなブックマークに追加
960名無し三等兵
ここからどうぞ
次期F-Xについて考えるスレ 24機目
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1226061079/733


現在、岸の下で実証機研究に取り組むエンジニアは約百人。
半数は岸と同じくF2開発を経験しているが、残りは初の戦闘機開発の現場となる。
「国産戦闘機開発に巡り合う幸運は二十年に一度あるかないか」そう語る岸は若いエンジニアたちにそのありがたみ

自ら培った技術・ノウハウを伝えながら「ゴーサイン」を待ち続けている。
F2の量産が終わり、実証機を本格的な次世代国産戦闘機へと移行させる動きが具体化しない今、
岸が最も恐れているのは戦闘機づくりに欠かせない特殊な技術・ノウハウの伝承が途絶えること。

自動車でいえばF1に相当する高度なハイテク技術の集積体である戦闘機づくりでは、
時に「言葉では表せない勘や洞察力」が必要

になる。次を担う若い世代がそれを本当に引き継いでいけるのか。

「あと一、二年が(技術を継承し続けられるかの)勝負。
時間は本当に限られている」高まる危機感を抑えながら、岸は「FSXを知らないエンジニア」たちと実証機「心神」が大空に飛翔する日に備えている。

日経夕刊8日