952 :
名無し三等兵:2007/07/14(土) 23:29:10 ID:Pc6taov8
学力(笑い)、席次、容姿、体型・・・etcは、それぞれだが
皆それなりに腕っぷしに自信がある防女高等部学生たち。
故に、地元では「ぼうじょの学生さんには絶対手を出してはいけない」と
言われている
(多人数で独りを袋にしても、即座に友人→クラス→学年→所属科の順番で徒党を組んでやってくる
→ばれなきゃ何やっても可と言う実践主義で)
そもそも、中等部学生は滅多に学外に出ないことから、街で見かける防女学生はほとんどの場合高等部所属な訳で
しかも、公用外出で無い限り首都圏で見かけることなぞまず無いわけだが、防衛女子周辺では
「たとえ外見がどう見えようと、防女制服を着ている少女に対しては手出し不可」が不問律となっている訳だが
同時に、「防女の女は彼女には向かない」と言うとんでもない(防女学生・OGの証言)風評をももたらしている為
ますます、「カレシ・・・それって実在する生き物?」という現役防女学生を増やしている要因となっている。
308 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2007/06/26(火) 12:55:28 ID:1FrmPzYRO
保守がてら投下。怖くないけど
自衛隊には、山での訓練が年に何度もあります。
大きな演習場は大抵山麓にあり、結構深い森に囲まれています。
某地方の演習場で先輩の隊員が体験した話。
その夜、A士長は、敵から離れた場所にある、指揮所の警戒に立っていたそうです。
普段はそのような場所にたつと大体暇か眠いだけでおわるのですが、その日は思わぬ不審者にでくわしました。
木と木の間から、何者かが覗いていたのです。
まっすぐにこちらを見ている顔は、人間のものでした。
ただ、髪の毛のないその頭のサイズは、体の3分の1ほどもあったと言います。
明らかに敵役部隊の人間でも、味方でもありません。
しかしながら、警戒に立っている以上は不審者を放置出来ません(先輩すげぇwww)ので、銃を構えてA士長は誰何(問い質す事です)したそうです。
「誰か」(誰だ、の意味)
しかし答なく、その大きな顔は、じっとこちらを見ています。
もう一度、誰何するもやはり「それ」は答えませんでした。(もしかしたら、「だれか」の意味が分からなかったのかもしれませんがwww)
しばらく相対したあと、彼は人間と思えない早さで走りさっていったそうです。
954 :
名無し三等兵:2007/07/16(月) 11:55:04 ID:RDH1AyRO
メイド科とかで、シンジケートの情報を本人自覚無しに握って
女子少年院に入った輩から情報を引き出す為に、法務省経由の依頼で
適当な罪状を捏造して潜入するのとかもいたりして。
でもって、メイド科だから強襲科と違いカバーストーリが
「家出して援交相手を探してホテルへ行って金だけ奪って逃げてた」という
一見おとなしめの少女。
身の上話で防女では珍しくもない悲惨な幼少時の境遇を語って
それなりに受け入れられて・・・・
でも、任務を果たしたら二度と彼女らとは会うことは無い。
これが、できる精神力があるからメイド科(諜報・防諜課程専攻所属)学生
なのであって。
955 :
名無し三等兵:2007/07/19(木) 13:45:25 ID:XTAzry7R
ここで一発SSの投下は無いものか!
956 :
名無し三等兵:2007/07/20(金) 22:01:18 ID:q0W64qUU
957 :
名無し三等兵:2007/07/21(土) 13:55:42 ID:M3uxZuib
この学校の教育課程(両用科を除く)にはパラシュート降下はあるのだろうか
せめて、強襲科の本科くらい(狙撃班と違い飛び道具が無い)
はやってもらいたい
成績優秀者5人は学園祭でのデモジャンプ
さらに、大会参加・海外遠征もあり
958 :
夏季特別訓練:2007/07/21(土) 14:09:54 ID:M3uxZuib
ある、夏の朝、強襲科のメンバー数人がグラウンドをランニングしていた。すでにシャツもブルマも汗でぬれていた。
「あや、あの教官どう思う。狙撃班の松原教官の習志野時代の同僚らしいが、うちの学校には合わない感じがするわ。」
「さつきはそう思うのか。私は、彼女みたいな教え方する教官がここに1人ぐらいいてもいいと思うわ。彼女は彼女なりのやりかたでやってきたのだから。」
「でも、現在の所属は広報センターだぜ。いくらスカイダイビングの第一人者だったからとはいえ、教官を離れて何年も経っているんだぜ。」
「源田学生・白峰学生おしゃべりを辞めてまじめに走りなさい。」と、教官がマイクで注意する。
「やばい、仏の教官を怒らせてしまった。」二人は話をやめ、あわてて走り出した。
959 :
夏季特別訓練2:2007/07/21(土) 14:55:31 ID:M3uxZuib
夏期休暇に入る数日前
強襲科3号生の源田さつき・川野辺ミキ・白峰アヤ・立花琉奈の4人は教官室に呼ばれた
教官室には先任教官のほか2号生の風間史織、さらに狙撃班の松原教官のほか、30代の女性が一人がいた。
風間学生は鳳学生のルームメイト兼副官として、彼女を支えていた。今回鳳学生は海外研修の為不在で、風間学生が今回の作戦のの指揮官を勤めることになった。
「源田さつき以下合計4名、只今到着しました。」
960 :
夏季特別訓練3:2007/07/21(土) 15:04:54 ID:M3uxZuib
「遅いぞ、いつまで待たしているのだ。」
教官がさつきの頭を叩いた。
「すみません。」4人が謝った。
「君たちにスカイダイビングの特別訓練を受けてもらう。訓練目標は、学園祭でのデモジャンプの成功。松原教官の横にいるのは武内飛鳥2等陸尉、防衛大学校を出て習志野では松原教官と同僚だった。訓練は厳しいかもしれないが、脱落しないこと。」
「はじめまして武内です。訓練は厳しいかもしれませんが、楽しくやりましょう。」
最後に降下小班の班長に任命された風間学生が、「防衛女子校の名に恥じぬようにがんばります。」と、誓いの言葉を話し終了した。
961 :
夏季特別訓練4:2007/07/21(土) 15:14:52 ID:M3uxZuib
教官室から出る学生たち。
全員、今年の夏休みが消えたことでショックを受けていた。
特に、沖縄出身の琉奈は夏休暇時は実家の漁の手伝いをしていた為、ショックが大きかった。
肩を落として歩く琉奈にリーダーの風間学生が声をかける。「夏休みがつぶれるのつらいけれど、新しい技術を習得できるのだし、大きなチャンスかもしれないわ。」琉奈もこのことを前向きに考えようとしていた。
962 :
夏季特別訓練5:2007/07/21(土) 15:24:28 ID:M3uxZuib
いよいよパラシュート降下訓練が始まった。
まず、習志野駐屯地で基本の空挺降下訓練を受けていた。
2号生の風間学生3号生時代の1月に空挺訓練を受けた為、復習する形だったが、残りの4人は初体験だった。着地時受身の訓練のときから、白峰学生と立花学生は体中に痣と傷を作っていた。「こんなことやってられないわ。」
アヤは何度も弱音を吐いていた。
「アヤ、着地はこうするのだ。」柔道の心得のあるミキが手本を見せた。アヤと琉奈はミキの真似をすることでやっとの思いで、基本訓練に合格した。
963 :
夏季特別訓練6:2007/07/21(土) 15:43:40 ID:M3uxZuib
訓練開始から5日後
朝のミーティングのとき武内教官から5人に
初降下することが伝えられた。
演習場にC−1が止まっていた。空挺装備を着用した5人。
輸送機に乗り込む。
高度350m、扉が開く、武内教官が自動策をつけていく。
「降下開始。」班長の史織から空へ飛び出していく。
次はさつきの順番だった。しかし、彼女は高所恐怖症であった。
なかなか飛び出さなかった。教官も途方にくれていた。
するとミキが怖がるさつきの尻を蹴飛ばした。すると彼女は空に飛び出していった。その後、残りの3人も順次空へ舞っていった。無事着地する5人、「初降下おめでとう。」そこには松原教官の姿がいた。
しかし、さつきは浮かない顔していた。彼女は降下時のショックで失禁していたのだった。あわてて、テントの中に隠れ、着替えていた。
夕方までに無事5回の空挺降下が終了した。
武内教官からは合格のサインをもらった。
翌日は駐屯地の夏祭りだった。
駐屯地の中庭に降下した隊員の姿を見て、彼女たちは新たな誓いを立てた。
964 :
夏季特別訓練7:2007/07/21(土) 16:25:29 ID:M3uxZuib
再び、防衛女子校の校庭、
武内教官はストップウオッチで5人の5000m走の時間を計測していた。
風間、川野辺、立花の3人は比較的まじめに走ってい
たが、残りの2人がちんたら走っていた。
「源田学生、白峰学生。こちらに来なさい。あなたたちはリミッ
トの30分を超えた為、罰として、遅れた秒数分だけの腕立て伏
せをしなさい。この前の源田学生みたいに失禁するわ。」
二人は、あわてて腕立て伏せをはじめた
タイムリミットを越えていたため約180回もやる羽目になった。
「どうやら、訓練を私たちはなめていたみただわ、狙撃班の雑賀
さんから聞いていた武内教官は仏を信じたのが悪かった。」
一方、他の三人は空中姿勢・動作、リップコードのひきかた、パ
ラシュートが開いた後のキャノピーの操作方法など、すぐ降下で
きるところまで来ていた。
昼前、さつきたちも他の3人に追いついた。
「これから、ペーパーテストを行う。合格した学生から順番に昼
食に入ること。昼食後、いよいよ初降下だ。
降下場所は福井県の演習場だ。いよいよあなたたちもスカイダイバーの仲間入りだ。」
ペーパーテストは史織、アヤ、さつき、ミキは難なく合格したが、琉奈だけが何回やっても合格点に達しなかった。
彼女はプレッシャーがかかっていた。「琉奈。これが正解よ。」ミキが答えを見せる。
彼女は、暗記した。そしてテストに臨んだ。やっとのことで合格した。
965 :
夏季特別訓練8:2007/07/21(土) 17:19:47 ID:M3uxZuib
昼休み、彼女たちは本を読むもの、音楽を聴くもの、
睡眠をとるものとまちまちであった。
彼女たちは数時間後にスカイダイバーの一員になることになっていた。
13時、召集がかかる。
校庭にはCH−47が止まっていた。
「これからいよいよ初降下を行う。高度1100mから飛び出し、
高度計を見て、すぐリップコードを引くこと。パラシュートが
開いたら、風をつかみ着地すること。」
彼女たちは教官の言葉に頷いていた。
彼女たちに降下道具一式が渡される
彼女たちは装着する。心臓の鼓動が早くなってきた。
へりに搭乗する。彼女たちは緊張していた。
見かねたと教官は史織に円陣を組むように指示した。
6人で円陣を組んだ。大空に飛び出し地上に帰還することを誓った。
スピードが落ちパイロットから降下地点上空に到着したとアナウンスがあった。
教官が大空に飛び出す。その後5人の学生も順次、大空に舞っていった。
地上では数人の男が彼女たちの初降下を見守っていた。彼らは、自衛隊の
特殊作戦群のメンバーだった。この訓練は彼らの訓練に合わせて計画されたものだった。
966 :
夏季特別訓練9:2007/07/21(土) 17:46:31 ID:M3uxZuib
地上に無事着地した5人、いきなり放水の歓迎を受けた。
「初降下おめでとう。しかしこれは第一歩にすぎない
これから約半月、みっちりと鍛えるわ。あと、言い忘れたが
私の隣にいるのが、特殊作戦群第一班班長の武内隼人一尉だ。
今回の訓練計画の立案者だ。よろしくね。」
実は教官と班長は夫婦だった。彼女も結婚前は習志野の空挺団で
自由降下の教官をしていた。そのときに職場結婚をして異動したのだった。
半月の間、日の出から日没まで、パラシュート降下の猛特訓が続いた。
彼女たちは演習場の目標地点にいかに正確に着地できるようになっていった。1週間たつと5人で誰が一番正確か競い、外れた距離に応じて罰金を払うようなルールを決めていた。
はじめはかなりターゲットから離れていたが、日が経つにつれ
正確に着地できるようになった。
ある夜、史織は班長に呼ばれた。
彼らも、彼らなりに彼女らを評価していた。
「これが君たちの記録だ。10日でこれだけ上達している。明日は訓練最終日だ。うちのメンバーも記録会に参加しないか。」
彼女は、「明日朝報告する。」と、答えた。
彼らはアキュラシー競技の日本代表経験者がいたが、
世界レベルにはからはかけ離れていた。
しかし、彼女たちのジャンプの正確さには驚いていた。
「飛鳥、彼女たちは驚くべきほどのスピードで上達している。
彼女たちをJrの国際大会に参加させたいと思う。君のほうから
要請してくれ。」
「了解。ねえ隼人、明日の結果次第で、彼女たちを総合火力演習に参加させたらどう。15歳のヤマトナデシコもここまでできる
ということを世界に知らしめるのよ。
私も彼女たちを宣伝に使うよう上司に要請するつもりだわ。」
967 :
夏季特別訓練10:2007/07/21(土) 18:02:25 ID:M3uxZuib
翌日、いよいよ最終日
特殊作戦群は恒例の記録会で締める。
彼女たちも今回参加することになった。
2週間で100回近くの降下した。
上空2500m「みんな行くわよ。」史織は後輩に声を掛ける。
「了解。」ミキ、アヤ、さつき、琉奈そして、史織の順で
空に舞う。
彼女たちは1ヶ月で見違えるほどの成長を遂げていた。
5つのパラシュートの花が開き、ターゲットの中心に下りてくる。特にさつきは高所恐怖症だったことを忘れていた。
着地すると拍手が沸き起こった。
彼女たちの持ち前の運動能力と精神力でこの訓練を乗り切ったのだった。
いよいよ訓練が終了した。
「彼女たちの胸に自由降下終了のバッヂがつけられた。
さらに、彼女たちに新品のヘルメットとジャンプスーツ、パラシュートなど降下道具一式がプレゼントされた。
5人を代表して副班長のミキが礼をした。
いよいよ学校に戻るヘリが時間が来た。
彼女たちは早速、新品の降下道具をつけた。
パイロットに学校上空からジャンプすることを話す。
そのころ学校には、強襲科(狙撃班を含む)のメンバーが
集合していた。
968 :
夏季特別演習11:2007/07/21(土) 18:16:45 ID:M3uxZuib
一方学校の校庭には、彼女たちの凱旋を待つ
強襲科のメンバーがいた。
この中で鳳玲子だけは複雑な思いを持っていた。
この企画は玲子をメインに計画されていた。
実を言うと彼らの使用しているパラシュート
”ワイバーン”は彼女の実家が経営している企業で
製造されていたものであった。性能試験と宣伝をかねて
彼女にジャンプさせようと考えていたし、メンバーの選考も
彼女が絡んでいた。
しかし、彼女が、防衛省の懸賞論文主席に選ばれ、
海外研修に行くことになり、ルームメイトに譲ることになった。
しかし、彼女たちの評判を聞き、ある意味ホッとしていた。
そのころ松原教官宛に電話がかかってきていた。
発信人は特殊作戦群群長の大森一佐からだった。
「君のところの学生を総合火力演習に参加させたい。
あと彼女らが卒業したら、うちで引き取りたい。」
彼女は、余りのことで気絶してしまった。
その頃、鳳と狙撃班3号生の小川、雑賀、東野、ディナの4人は
花束を持って待機していた。狙撃班にしても川内リナという
有名人がいるが、これ以上に反響呼ぶ学生がいることに衝撃を受け、複雑な感じだった。
969 :
夏季特別訓練11:2007/07/21(土) 18:36:47 ID:M3uxZuib
上空2500m
真下には舞鶴港が見える
艦船が数隻停泊していた
CH−47の中には
黒のフルフェイスのヘルメットを被った5人の少女がいた。
左手につけた高度計を見ていた。
彼女たちは学校の方角をみていた。
史織が先任教官と無線で更新する。
「こちら風間、高度2500m上空、まもなく降下します。」
「了解。」
学校上空にさしかかった。史織は下を見る運動場には30人くらいの
同級生がいることが確認できた。
ヘリが減速する。
彼女が合図を出すと後輩から順に大空に舞う。
一方地上では、彼女たちの勇姿を見ようと同級生だけでなく、後輩もグラウンドに出てきた。
パラシュートが開く、彼女たちのパラシュートは白をメインに
彼女たちのシンボルカラー(史織:赤、ミキ:ロイヤルブルー、さつき:ライムグリーン、
アヤ:レモン、琉奈:ネオンピンク)のラインが入っていた。
彼女たちは校庭の中心に着地する。
「おめでとう。」鳳玲子と狙撃班4人がメンバーに花束を渡す。
彼女たちは先任教官と訓練に関して根回しをしてくれた松原教官に
訓練終了の報告を行う。
すると、松原教官から
「特殊作戦群本部から来週総合火力演習に参加するようにとの指示があったわ。
当然参加よね。」
5人は敬礼して、「参加します。」と答えた。
彼女たち全員が、事の重大さを認識していた。
970 :
夏季特別訓練12:2007/07/21(土) 18:42:10 ID:M3uxZuib
その夜、彼女たちは1ヶ月ぶりに自分の寮に戻った。
さつきはこの1ヶ月にあったことを回想していた。
高所恐怖症発覚、失禁、ちんたらランニング、罰の腕立て伏せ
これらもすべて良い思いでなっていた。
総合火力演習、学園祭これらからの目標に向かい新たなチャレンジが
できるように感じた。
翌日、校長に訓練終了を報告する。
校長からは総合火力演習で防衛女子校の名を恥じないようにととの
訓示を受けた。
そして今日から新たな目標に向かい彼女たちは歩き始めた。
971 :
名無し三等兵:2007/07/21(土) 18:45:58 ID:M3uxZuib
これでSSストーリー終了です
尚、2つめの11は12
12は13の間違いです
昔、あるイベントで女性スカイダイバーだけのデモジャンプを
見たことがあり、いつかこの話を書いてみようと思っていましたが、やっと書けました。
近日中に総合火力演習や学園祭など彼女たちの活躍を書くつもりです
972 :
夏季特別訓練12:2007/07/21(土) 18:49:21 ID:M3uxZuib
彼女たちのチームの名前は
ワイバーンギャルズにしようと思っています
(変更の予定あり)
投下に感謝!
・・・投下訓練の話でしたし(笑)
974 :
夏季特別訓練14:2007/07/22(日) 12:49:28 ID:0UaC8zAW
その夜、琉奈は机に向かっていた。
訓練中は3号生4人で1つのテントの中で過ごしていた為、プライバシーがなかった。
机の上には今日使用した降下用具一式が置いてあった。
彼女はこれを見て小さいときのある出来事を思い出していた。
彼女は、満月の夜「この子を育ててください。」との、メモとともに
ある離島の船着場に放置されていた。そして今の両親に育てられていた。
彼女の名前の琉奈は琉球の琉を使っているが、月の女神ルナにも掛け合わせていた
彼女は、野山や海を駆けずり回っていた。ある日、墓参りの帰り親とはぐれてしまった、
しばらくすると、運動場に入っていた。そのとき彼女は空から人が降ってきた。
あわてて泣き出す彼女、転倒し気を失ってしまった。ここはアメリカ軍の演習場だった。ちょうど特殊部隊の訓練中だった
”大丈夫”と彼女に降下してきた金髪の女性が声をかけた。
しばらくして彼女はベッドの上にいた。
”ここはどこ”と琉奈は付き添っていた金髪女性にきいた。
”ここは演習場の上の医務室よ、気を失っていたあなたをここへ運んだのよ”
”私は立花琉奈、お姉ちゃんは何してたの””私は空からパラシュートで降りてきたわ”
”お姉ちゃんすごい、わたしにもできるの””大きくなったらできるわ。”
”絶対にやってみる。”彼女は、この学校の入学試験の面接のときも
”スカイダイビングをやってみたい”と、面接官に話したくらいだった。
彼女の目から涙がこぼれていた。
翌日、同室のミキは彼女が机の上で物思い耽っていた理由を聞いた。
すると琉奈は昔の思い出を話し始めた。
ミキの目にも涙がこぼれていた。
975 :
名無し三等兵:2007/07/22(日) 12:56:22 ID:0UaC8zAW
974は昨日の番外編です
彼女たち5人はこれから総合火力演習に参加させる予定です
976 :
名無し三等兵:2007/07/23(月) 21:03:14 ID:957SECcM
下がったのであげ
977 :
名無し三等兵:2007/07/24(火) 01:31:53 ID:LcRJOeSB
978 :
自殺道具:2007/07/26(木) 19:17:50 ID:???
諜報部員や特殊部隊員は
捕虜になったり、正体がばれそうになったときは
秘密を守るため、隠し持っていた毒薬を飲み自殺する
これはこの学校の強襲科などの特殊部隊系のメンバーや
情報・諜報科のメンバーも極秘任務に参加するときには携行している
しかし、彼女たちは未成年、苦い青酸化合物の錠剤やカプセルを
砕くことは難しい(苦すぎて吐き出した学生もいた)
そこで、彼女たち用にイチゴ味のオブラートを巻いてみたり
ラムネの粉を混ぜてみたり、ガムの中に混ぜてみたりと
いろいろなタイプのものが開発された
彼女たちはキャンデーやガムをかむ感覚で自殺するため、
あまり苦しんだ様子を見せない
つい最近も情報科と諜報科の学生が某国のスパイ船に潜入中に
正体を見破られキャンデーに偽装した薬を飲み自殺した
彼女たちの死に顔はきれいで穏やかだったという
変なネタを投入してしまってすみません
彼女たちのSSにもこういう話が出てきてもおかしくない
そんな暗い話はちょっと…
980 :
名無し三等兵:2007/07/27(金) 20:11:19 ID:PZ9txKga
反防女プロバガンダにマジレスかっこ悪い
まぁ、リアルではあるけど読みたいかと言われると別問題になっちまう罠
978です
このネタは子供の飲む薬が苦くならないように
シロップを入れたり、イチゴ味にしているという話を聞いて
着眼した設定です。本当にこんな毒薬があったら怖い
敵の基地に潜入した、防女諜報科学生と情報科学生
とりあえず、敵の機密書類を奪取し、暗号にして本部に送る、
無事脱出かと思われたとき、敵のわなに引っかかる
拷問を受けるのは必死、下手すると死刑になる可能性がある、
一人が通信機を破壊するとともに、爆発物を自分の体に巻きつける
もう一人は袋の中からキャンディーを2個取り出す
しかし、これは自殺用の毒薬だった。
二人はキャンディーを噛み砕き、数分後に絶命、倒れた衝撃で爆弾が爆発
基地は炎上、敵の野望はついえた
なんてネタを考えたけれど暗くなるな
本物の特殊班ならともかく学生にそこまでやらせるかね?って言う疑問がこの流れ見ててあるんだが。
それこそ防女OBのやることじゃないのか?
985 :
名無し三等兵:2007/07/28(土) 16:25:21 ID:TJT7sguh
あー、上の”色々”は70年代に左翼が捏造し、一部の新聞や週刊誌に
掲載された「反防女宣伝文」の一つな。
基本的に防衛女子校は、学歴と資格を給料をもらいながら習得できる
基礎訓練校過ぎないのだが、旧帝国陸海軍の特務機関員養成組織のように
宣伝され、しかも真実として流布された。
・・・ただ、上記のような行動を当時の共産国が行っていたのは事実で
ひめゆり会も反論時に根拠として持ち出している。
・・・・ちなみに、理由がなんであれ在学生が死亡したら、防女がもつ
権限と独立性を剥奪しようとする勢力の良い口実となるので、当時、
いじめが原因で自殺率が向上していた娑婆の学校より、遥かに死亡する
学生は少なかった。
(ほとんど、ゼロと言っても良い)
強襲科3号生メンバーの初登場編
さつき・ミキ・・・・きゃっとふぁいと
莢・珠子・・・・・・狙撃手の本領
アヤ・・・・・・・・危険なアネキたち
ディーナ・・・・・・
>>767 麻真・・・・・・・・
>>917 琉奈・・・・・・・・
>>959
988 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 17:04:50 ID:Df/pFhT0
都内にある鳳財閥の所有の飛行場
そこにはジャンプスーツを着た2人の男性と
1人の少女がいた。
「お嬢様、いよいよ初降下をします。」
1人の男が彼女に降下道具一式を装着させる。
彼らは鳳家の私設警護隊のメンバーだった。
今日は、彼女に自由降下を体験させる為だった。
彼女は防衛女子校陸上要員強襲科2号生
彼女は、校内の自由降下班育成要員に選抜されていたが、
防衛省の懸賞論文に彼女の論文が優秀賞をとったため、
急遽、海外軍事施設見学旅行に行くことになり、
同級生に自由降下要員を譲ることになった。
「もし、海外に行かなかったら、総合火力演習に参加できるのに。」
彼女は、悔しい思いをしていた。
彼女は学業・運動成績で入学からずっと1位を取ってきたので、
自分に出来ないことはないと感じていた。
セスナ機の中、迷彩服風ジャンプスーツを着た男が、
「お嬢さん、飛び出したら、私の合図でリップコードを引いてください。」
と、彼女に指示した。
彼女はうなずく。
高度3800m、富士山の頂上より高い高度、
セスナ機のスピードが落ちる。
インストラクター役の2人の男とともに彼女は、
大空に舞った。
彼女は、インストラクターに教わった通りの動作を行う。
高度計を確認した。そして、迷彩服の男が合図を出すと、
リップコードを引く。パラシュートが開く、
そして、空の散歩を楽しんだ後、着地した。
着地した後、その男から
「お嬢さん、どうでしたか。」と、聞かれた。
彼女は、「カレーニン、楽しかったわ。」
と、その男に返した。彼は、ロシアの特殊部隊出身で、
スカイダイビングの世界選手権にも優勝したこともある人物だった。
翌日、彼女は一人は彼の設定した過程をクリアする。
彼女は一人で飛び出す。完璧に着地を繰り返した。
「お嬢様の使用しているパラシュートは鳳財閥が制作した
ワイバーンという種類のものです。あなたの所属している強襲科の象徴を
モチーフに使っています。これから防衛省に売込むとお父様から聞きました。」
彼女は、今回の計画が防衛省と鳳財閥が絡んでいることを感じていた。
その日の夕方、彼女は同級生の史織に電話をした。
彼女は、玲子の代わって自由降下要員に選抜されていた。
「ねえ、史織、自由降下の訓練順調にいってる。」
「今のところは順調よ。休暇中も遊撃班の忍に頼んで、アメリカ軍の
パラシュートチームと一緒に飛んでいるわ。」
「実は、私も家のボディーガードにスカイダイビングを教えてもらったわ。
落ち着いたら、私とあなたと忍の3人で飛ぼう。」
史織は、驚いて様子を見せていたが、
「了解。」と、短く返した。
「あなたたちが、東富士行くために、マイクロバスを用意したわ。
小田原駅に付けとくわ。」
「有難う。」史織は、短く答え電話を切った。
玲子は史織と一緒に自由降下することを楽しみにしていた。
お嬢様玲子のSSです。
史織や3号生がSLの方法での初降下だったのに対して、
玲子はAFFでの初降下にしてみました。
モツカレー
995 :
名無し三等兵:2007/07/30(月) 01:37:14 ID:2f2GY8qE
スレ伝統のエロス溢れるSSが投下されなかったな・・・
次スレへの投下を希望しています。
996 :
名無し三等兵:2007/07/30(月) 08:43:00 ID:A4m2JwQJ
うめたて
埋め埋め
998 :
名無し三等兵:2007/07/30(月) 10:58:56 ID:SqKMnPkL
no, This is a tom.
999 :
名無し三等兵:2007/07/30(月) 11:35:56 ID:dqyOHhQE
999
1000 :
名無し三等兵:2007/07/30(月) 11:37:06 ID:dqyOHhQE
1000
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。