要は船が足りないんだよ。どこの国もそうだけど、
平時は外国傭船で国の海運の7割をまかなっていると考えなければ、
外国傭船の母国。
英、米、ノルウェー、ギリシャ、オランダ・・・・・。
最近は、護衛艦艇のことよりも、護衛対象である商船の方がダイスキになってきた・・・
>>950 戦前直前の時期、日本は世界でも有数の新型高速貨物船保有国だったんじゃないの?
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>>956 955じゃないけど、国家主導の日本がスクラップ&ビルドで新型商船を充実させる一方、
アメリカが船腹量だけは多いものの、そのほとんどが船齢20年オーバーの老朽船で、
1922-37年の合計で、外航商船各種合わせて30隻ちょいしか作ってなかったってのは、
大内建二「戦時商船隊」(光人社NF文庫) P160-161 あたりに記述がある。
ただ、 「 リ バ テ ィ ー 船 物 語 」の中で触れてるんだな、これがw
アメリカの、戦争が始まった後の建造能力を全く見積もっていなかった、という見事なオチがつく。
>959
その造船所、1922-37の間は何の仕事しとったんだ?
まさか設備は放置プレイ、中の人は解雇状態でで20年、なんてことないだろうな。
パナマとかリベリア船籍で作ってんじゃないのか?
それは書いてないが、造船工業界が極度に疲弊したとは書いてあるな。
ボロ船の修理と、軍艦新造の仕事で、倒産しないぎりぎりに食えてたってところじゃないのかな。アメリカじゃ国営工廠で軍艦作らんから。
世界恐慌が始まったのは29年でしたっけ?
1920年代前半は第一次大戦の後の引き締めで低迷
そこから第二次大戦までは不況で造船どころじゃなかったとか。
>>962 そんな所です。WWTで2500隻、800万総トンつくったのがまるまる余剰船舶になって、どんどん老朽化していくのを始末できないうちに世界恐慌だそうで。
1936年に商船法で、有事の際の徴用を前提に、建造費の33〜50%を国が負担、
基本線図から主機関、各種部品類を全て国家規格で統制した上で、
10年間で500隻建造する計画を、1939年wに始めたとたんWWU.
WWUで、戦後の使用を考えたヴィクトリー級貨物船を、438隻 333万総トン
戦争中の使用だけ考えたリバティー級貨物船を、2712(!)隻 1944万総トン
ほか大型空母20隻以上、巡洋艦40隻以上、護衛空母100隻以上、DD/DE700隻以上…
日本の戦時急造船は1340隻。ただし大半は1000総トン未満。
一方リバティー船は 7 0 0 0 トンの同一形式で統一。日本の建造総トン数、リバティー船の1/5以下…
…どこのどいつだ、こんな化け物に喧嘩吹っかけようと考えた奴…
1936年くらいまでは不況で船が余りまくっていたんだよ。
繋留したまま稼働していない船が世界中に有り余っている状態で
商船を新造している余裕なんて無かったんだと思う。
リバティー船なんてアレだろ、粗製濫造の代表みたいなもんで、何もしなくて勝手に沈むドロ船だろwww
泥船でも数が多けりゃ問題なし!
沈む/沈められるのをはるかに上回るペースで就航してたんだし。
>何もしなくて勝手に沈むドロ船
何かしても前に進まない2TL輸送船。
966>
大統領でもぶん殴ってやるけど、溶接個所が脆性破壊起こす鋼材は勘弁な。
貨物船を油槽船に改造しまくってたんだな。
あー、川崎型油槽船は海軍が使うの前提だし、
給油艦くらい自前で揃えろや海軍。
千隻、一千万トンくらいはなければ何の役にも……
民需分をがっちり守ったら軍が外に出ていけないなんて状況がデフォの国ですぞ?
平時に揃えられる船舶は、平時の需要を満たす分だけだし。
戦時建造計画の甘さと、損害見積もりの甘さ。
まじめに見積もったら「戦争しちゃだめ」という結論しか出てこないですから……
>>965 新造船の船底から上を見たら、木漏れ日が差していた戦標船の百倍はマシだと思うが。
日本の戦時急増船は焼玉式エンジンで作っていたと記されていますが
焼玉式とは、石炭で動くタイプ?
違う
>>975 内燃機関の一種。
スパークプラグの代わりに、「焼玉」をバーナーなどであぶって、燃料に点火する。
始動時以外は、燃料の燃焼時の熱で焼玉の温度を保つ。
リバティ級は戦時急造だけど、構造はしっかりしてるからね
戦後も長く使ってて、日本の商船となったのも有るし
今でも記念艦扱いだけど実働のやつなかったか?
>978
ジェレミアオブライエン。
アレでも彼らとしては使い捨てに近い割り切り設計じゃけんどの。
近い、じゃなくて戦争が終わったら売却するなりボロいのはスクラップにするなり、適当に処分する使い捨てだけど、リバティ船。
…それがあの完成度というのが、WWUのUSAクオリティ。
日本の戦時標準船も、戦後に大改造して使ってた奴が
鋼材不足が厳しかったからなんだろうけど、普通に考えれば新造の方がマシな大改造
全面2重底にして肋材増設、甲板2重張り・・・
結局は優先度の設定の問題でしょ。
一刻も早く大量の輸送船を送り出すのが何よりも優先されたのだから
何十年ももつ必要なんてまるでなし。
初期のは溶接の問題があったものの、焼き玉よりはずっと頼りになる。
>>982 アメリカも日本も同じ価値判断で大量生産し、
その結果が「そのつもりはなくともウン十年使えるリバティ船」「戦時中すらまともに動かない戦標船」……
日本の戦標船でも、20世紀末まで生き残っていたのがあるらしいが。
まあ、例外中の例外を出しても意味ないか。
>>984 第一次と第三次の戦標船は質が高かった。その代わり量が作れなかったが。
第一次で質はそれなり、量が作れないyo!
↓
では量を増やすための設計にしよう。質がひどすぎるyo!(第二次)
↓
では質の方をやっぱり改善しよう。量が作れないyo!(第三次)
質と量とを両立できない悲しき日本。
リバティー船もブロック構造のせいか
ぽっきり折れたのがあったが
ちゃんと改善されたって聞いた
鋼鈑の低温暴露での脆性破壊が原因<リバティー級の船体折損
鋲構造だと接合部を超えて亀裂が育つことはないのですが、溶接だと接合部を超えて成長します
現在は鋼材が改良されておこりにくくなってますが、当時の鋼材ではしかたがない
溶接不良が原因の場合もありますが
1980の北海油田のリグ転覆事故も、溶接不良からの脆性破壊だったような
山本七平「日本はなぜ敗れるのか」の第二章「バシー海峡」
を読むと、戦時の日本の海上輸送の悲惨さがよくわかる。
比較対象のレベルが高すぎるだけのような気がするけど
日本軍の海没者は36万人前後
20世紀の軍隊でこんな多くの海没者を出したのは日本軍だけ?
>>990 第一次大戦も合算して良いならイギリスもかなりひどいことになってる気がする。
ところで次スレは?
第三版が出ました。
第三版が出ました。
第三版が出ました。
多分戦争における海没者は、日本が第1位
次にローマ帝国だな、第1次ポエニ戦争の時に万単位の海没者出している
元寇は?
潜とれるか?
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。