1 :
名無し三等兵:
戦闘機カコイイよな
2 :
名無し三等兵:2005/08/11(木) 23:53:00 ID:???
糞スレニゲットだぜ!!
3 :
名無し三等兵:2005/08/11(木) 23:55:05 ID:???
3なら明日のサマージャンボで一等げっと!
4 :
名無し三等兵:2005/08/11(木) 23:55:13 ID:???
<丶`∀´>ウリが微笑みの亀甲縛り4様ニダ
5 :
名無し三等兵:2005/08/11(木) 23:56:26 ID:???
どうおもうよ
戦闘機が一番だよな
6 :
名無し三等兵:2005/08/11(木) 23:58:24 ID:???
B-2が(・∀・)イイ!!
7 :
名無し三等兵:2005/08/12(金) 00:02:39 ID:f0aBGPk5
ラプターが出てこなかった(´・ω・`)
8 :
名無し三等兵:2005/08/12(金) 00:17:10 ID:0H6Aebye
嘉手納基地フル活用ジャマイカ・・
潜水艦も来てるのか?
9 :
名無し三等兵:2005/08/12(金) 01:32:13 ID:???
10 :
名無し三等兵:2005/08/14(日) 02:54:12 ID:???
11 :
名無し三等兵:2005/09/23(金) 22:41:25 ID:???
/■\
( ´∀`) ぬるぽり
(__)_)
ah~
13 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 02:23:03 ID:???
14 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 03:09:19 ID:???
了解、配置につきます。
でもご本尊のハリケーン氏が気づかないと……
ま、そこら辺は夏休みスレを適時誘導つきでageておけば
気付くでしょう。毎日チェックしているようですし。
しかし、我々の約束の地はいずこやら。
16 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 03:46:59 ID:???
>>14 本尊はタイフーンだろ
大西洋産熱帯低気圧と一緒にしてやるなと
>>15 そんなもんは無い
過疎スレを次々と喰い潰すイナゴの如き未来が我等の宿命だw
つーことでグループ名は「タイフーンと愉快なアバドンs」をキボン
17 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 03:49:22 ID:???
そして軍板住民に「見ろよ、黒死病のお通りだ」とか言われるわけだね
18 :
タイフーン ◆i3FjaNbBfI :2005/10/15(土) 05:27:46 ID:qGHJ3j3q
どうもです
なんだか変なことになってるみたいですねorz
19 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 08:23:02 ID:???
>タイフーン エルサレムは遠いなw
20 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 08:29:28 ID:???
>>18 まあ「カンプグルッペ・ノエル」シリーズを早く投下してくれよ
21 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 08:39:28 ID:???
誰かカンプグルッペ・ノエルの編成と人員の転載キボン
あと話の展開も教えてエロい人
22 :
タイフーン ◆i3FjaNbBfI :2005/10/15(土) 09:28:58 ID:qGHJ3j3q
>>20 今日中には投下しますスマソ
スレ移動の問題で何もせず、ご迷惑をおかけしますた・・・以後気をつけます
23 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 09:31:38 ID:???
47 名前:名無し三等兵 投稿日:2005/10/14(金) 19:20:06 ID:???
本部が6人(運転手、車長兼本部班長、通信手二名、伝令二名)
ノエル小隊が3x5で15名。
戦車中隊○○が人員のみ完全で戦車22台x5で110名。武装は戦車から外したMGとMP40、拳銃。
あと、砲塔だけの4号とか。
降下猟兵はほぼ完全で120名ぐらい。
重装備中隊は実質小隊規模で30名前後。
駆逐戦車小隊はヘッツァーに4x3の12名、ヤクトが6名だから18名。
工兵小隊は50名。
ロケット砲一個中隊が100名ぐらい? 自衛用のMG分隊なんかは抜きね。観測班はもちろんいる。
迫撃砲中隊は4門x5名で20人。観測班はなし。
自転車中隊が80名ぐらい。
整備回収小隊は24名。
空軍の連絡小隊が12名。
計585名、まあ人数だけなら一個大隊規模か。
贅沢にするなら、戦車中隊を完全編制にして、四号戦車Jと三突の混合装備で12台ぐらいにする。
あと榴弾砲中隊1コと、完全な歩兵中隊がもう一つ。輸送中隊もほしいところ。
歩兵二個中隊、戦車一個中隊、重戦車一個小隊、砲兵一個中隊に付属部隊なら十分贅沢だろう。
48 名前:名無し三等兵 投稿日:2005/10/14(金) 19:21:27 ID:???
しまった、対空部隊を忘れてた。
混成対空中隊一個、ハーフトラック搭載20mm四連装4台、88mmが2門、これ以上は無理かな。
編成・人員転載〜
24 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 09:35:46 ID:???
51 名前:タイフーン ◆i3FjaNbBfI 投稿日:2005/10/14(金) 20:07:07 ID:???
敵の学園ですが、社会主義派生徒会と自由主義派生徒会の覇権争いが一応沈静化し、主人公らの学園と戦うため休戦状態(後々内乱が起きる)
装備は社会主義派がWWUソ連、自由主義派がWWU米軍となっています。
今の段階では自由主義派は中立を宣言していますが、後々介入する可能性があります
68 名前:タイフーン ◆i3FjaNbBfI 投稿日:2005/10/14(金) 22:21:47 ID:E9zJplZc
最初戦うのは赤軍の方で、ヤンキー生徒会(米軍)との抗争で疲弊していた所を狙われて奇襲攻撃されてしまいます。
展開と思われるものを転載〜
25 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 09:40:44 ID:???
26 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 09:48:00 ID:???
>>23 >>24 トンクス
前半ソ連、後半アメリカか。負けるだろw
勝つ(負けないで終わる)にはどうすればいいよ?
27 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 09:52:56 ID:???
28 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 10:05:06 ID:???
キャラに関してはまだなんとも〜
GI魔法少女
>一人称「俺」のクレイジー魔法少女(もちGI)登場希望
>魔法少女「てめぇの戦いよりジジイのファックの方がよほど気合い入ってるぜ」
>「朝はコーヒーに攻撃魔法の香りだ」
>「OK、ファッキしようじゃねえか(股を開く)」
赤軍魔法少女
>マジカルPPsh41を持って督戦する魔法少女とかでるのかしら?
>赤軍魔法少女「命令に従わなかったものは射殺する! この線を一歩でも下がった者も射殺する!」
>「行くぞ同志諸君。悪しきファシストとヤンキーを叩き潰すのだ。進め!」
のような案がいくつかあるばかりです〜
あとイタリア軍の
--⌒--
ヽ| 'A` |ノ
|__|
| |
投降マン
くらい?
29 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 10:20:01 ID:???
30 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 11:08:11 ID:???
また移動したのね・・・
>タイフーン氏、海の戦いはないのかな?
31 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 11:42:30 ID:???
>>30 確か前スレに重巡出るとか。さすがに船はキツいだろ
32 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 11:47:08 ID:???
今まで出た兵器ってどんなのあった?
33 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 12:41:21 ID:???
ネーベルヴェルファー、虎、王虎、18tハーフトラック
スツーカ、フォッケの対地攻撃・掃射型、Hs219、希望としてはFw189だったかの
観測機
パンツァーシュレッケ、パンツァーファウスト、突撃小銃は出たな、MP44はどうだったか
忘れた。
重巡はクーアラントからの撤退をやりたいのでプリンツ・オイゲンとか
欲しいという話だった。
34 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 13:00:15 ID:???
35 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 13:22:46 ID:???
SS職人カモーン
36 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 13:49:45 ID:???
保守
37 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 13:58:22 ID:???
>35 お題を出さないことにはプロット設定職人も来ないと思われ。
38 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 14:07:32 ID:???
>>37 悪かったorz
高地を制圧するため降下した義昭たち。だが下には魔法少女とT34の混成部隊が待ち構え、義昭らは苦戦を強いられる。そこへ重戦車小隊と突撃砲が・・・
39 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 14:09:59 ID:???
市街地北部に連なるやや急な斜面のある丘陵地帯にあるうらびれたお堂。
巨大な召還陣を完成させるため/巨大な守護陣を完成させるため
それぞれの目的で魔法少女側と生徒会SSは部隊を派遣する。
魔法少女側の不意をつくかのように降り注ぐ砲弾。そして狙撃兵。
一方、生徒会SSは魔法少女が召還したものの、放置されてしまっていた
悪魔が操る野犬や烏の群れに苦しめられていた。
果たして、先にお堂に着くのはどちらか。
40 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 14:19:42 ID:???
>38 早朝に高地の小さな畑に降下する降下猟兵中隊。
この高地にある水源池を召還獣の養殖池にするとの情報を得て、水源池の
管理施設を占領することであった。
が、使用した地図が古く、事前情報も誤っており、そもそもこの高地には
池がなく、放置された雑木林と果樹林の広がる荒れた里山で一部で耕作が
行われているに過ぎなかった。
このため、同時に投下された重装備の回収にも手間がかかり、ダムの
爆破のために投下された無線操縦車とケッテンクラートは壊れてしまって
いた。
41 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 14:25:03 ID:???
一方、高地を見上げる市街地では魔法少女側のT-34装備部隊が出動し
里山に通じる要所に配置されていた。山に入る勢子役は人間よりも
嗅覚の優れた山羊頭や犬頭に与えられた。
地図も道もない地形でしかも補給も不明な状況で陣地を応急で作らざる
をえない主人公側はこの見慣れぬ敵相手に苦戦。やがて、夜となると
高地に潜んでいるため夜明かりでますます不利となった。
42 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 14:31:07 ID:???
そのころ、戦線では敵の無線傍受により予備の機甲戦力が吸引されたらしき
ことが判明。主人公たちが泥水を啜り、睡眠、弾薬、食料の不足に堪えつつ
人外と戦っている中、直ちに限定的な反撃を実施することとなった。
このため、物資の空中投下はさらに先延ばしとされた。
結果、 女隊長の虎戦車が絶大な威力を発揮して味方戦線に突き出た
こぶとなっていた敵の強化陣地を強襲し奪取したことで、山すそのT-34部隊は
戦線へとはせ参じ、包囲網にできたほころびから主人公たちは味方戦線へ
たどり着くことに成功する。
43 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 14:48:36 ID:???
>>42 乙!
ノエルと「お姉様」と呼ぶ女部下の出会いキボン
原隊が全滅して泣きながら逃げたところをノエルに助けられる、みたいな
なんか、魔法少女vsドイツ第三帝国軍スレがまだゴミ箱に残っている
(携帯では見れる)のですが、PCでは人大杉なようです。
そこで、どなたかにログをとって頂きたいのですが、よろしいでしょうか?
45 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 15:24:18 ID:???
自分は丼炒飯氏の302工兵中隊と義昭らの絡みが見たい。
設橋に命をかけ砲弾の中作業を続ける工兵中隊、最初バカにしていた降下猟兵たちはその勇気に感服し、彼らを守るため必死に戦うみたいな感じの。
>>43 開戦後初の大規模な機甲部隊と魔法少女の攻防が始まり、○○戦車小隊の美晴は初の実戦で召喚獣の激しい攻撃を受け四号戦車を破壊され、たった一人生き延びた。
涙を流しながら一人さまよっている時、ノエルの重戦車小隊が彼女の前に現れ、美晴はそれに同行することになった。
まあそれが「お姉様!」の始まりですw
>>44 ログを取ってくるにはどうすれば?(自分も携帯です)
47 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 15:33:42 ID:???
>43 第11実験航空騎兵中隊に所属していた女部下。同中隊は航空偵察、観測、
野戦救急、空挺、空中砲兵(ロケット弾で)などの実用化のため作られた
ヘリ部隊だった。実験部隊のため所属機もまちまちで、その中には女部下が
こつこつと開発していた高層ロボット飛行船も含まれていた。
最終的な構想では、センサーを兼ね、船体の剛性維持、ヘリウム密閉、
熱反射ができる賢い皮膚を備えた飛行船を野外に展開可能な炉で
綿アメのごとく作り出して戦術運用することまで考えられていたのだが、
残念なことに同中隊の母体である某高校では政治的な流動化が進行
していた。
48 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 15:47:48 ID:???
高層飛行船の実験機本体が完成したものの、操縦ロボット(航空機の
アビオニクスから流用の予定だった)が間に合わず、簡単なトリム装置
と自分で取り付けられるカーナビにラジオを持ち込んで試験飛行にあたる
女部下。
離陸と同時に突風にあおられ、急上昇する気流に機体を持ち上げられ
機体はきしみ、装備が脱落し、風船おじさんさながらに漂流する憂き目となるが
持ち前の楽天性を発揮し、やれる手当ては全てやったあと、持ち込んだ
サンドイッチなどを食べる女部下(漂流がどうしてもいやなら
陸地の上に着くように計算しながらヘリウムを抜く、圧縮すればいい、
ただし、そのための計算は自前でしなければならないけど)
一方、女部下を送り出した実験中隊は武装解除されていた。某校には
バドリオがいたのである。つまり、寝返りである。
ラジオで事態を把握した女部下はやむをえず、洋上に出て篭城。
飛行獣が来る可能性を考えて雲の上に出て(魔法少女側にとっては
酸素不足となる高度)、補給は魔法少女側の船舶を空中から脅迫(
なぜか20mm機関砲とか50kgの対人用爆弾などは積んでいたとかか?)し
吊り下げ籠で物資を貰うなどしていたが、ついに限界となり、
流れ上、生徒会SS側に交渉の上、合流したのだった。
ちなみに
おねえ様と女隊長を呼んだのは篭城中聞いていたラジオ放送のDJが女隊長
だったから。
49 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 15:57:33 ID:???
>>48 ノエル「今日のリクエストは名無し擲弾兵さんの、ハッピー☆マテリアル」
某校がSS降下猟兵に壊滅させられる絵が頭に浮かんだなw
50 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 16:06:55 ID:???
>>49 GJ!ノエルはDJからカンプグルッペの指揮官かいw
前スレに義昭の妹がどうたらとあったけど、それ絡みの話が見たい。
作戦行動中の義昭らの前に一人の少女が現れ、彼に抱きついた。
義昭の義妹であり、大のお兄ちゃんっ子である。
その時魔法少女とJS2の合同部隊がカンプグルッペを襲い、ピンチに陥る。
壊滅の言葉が脳裏をよぎった瞬間、義妹は魔法少女に変身して兄を守るような話
51 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 17:28:57 ID:???
職人乙 できればコテハンを・・・
>49 某校の寝返り工作を察知した生徒会SSでは対策を纏めきれずにいた。
一部では強硬占領、一部では軍に顧問団を派遣しての属軍化、はたまた
これを機に講和工作のラインとして中立化など様々な立場が計画を平行して
進め、某校側でもさらに内部で路線対立がありまことに混沌とした情勢だった。
そのころ、主人公の降下大隊は某校に整備委託していたタンテとフォッケ
アハゲリスを受領するため主人公を隊長とする整備支援分遣隊を同校に派遣
し、日夜整備実習を兼ねた作業に取り組んでいた。
そこに虎戦車で本部からの極秘封緘命令を携えて現れる女隊長
(まぁ、DJは工廠あたりの慰安放送だったことにでも)。
内容は、SS生徒会側による同校の放送委員会、放送部、生徒会などの
一挙占拠と生徒会SS同調派への速やかな移管。月曜朝に生徒が登校して
来るまでにクーデター並みの精度で制圧し、新政権を樹立しなければ
ならない。一方、生徒会SSと別系統の組織である体育会諜報局では中立化路線の見地から
突撃砲大隊を送り込み、同校要人に野外生徒集会で中立宣言を出させる
準備を進めていた。
>50 手際よく放送室を占領し、続いて生徒会金庫および会計および生徒会印鑑、
生徒会議事録および書記を押さえたものの、携帯電話網へのウィルス混入と発現
は生徒会SSの手落ちで失敗。包囲される主人公たち。
すると、拘束されていた放送委員会の一人が主人公の妹と名乗り、手助けを
申し出るのだった。
同盟側は早速、魔法少女率いる機甲偵察部隊、M-8グレイハンドだっけとかを
送り込んできた。突撃砲大隊はこれに対して戦闘を開始。撃退できたものの
状況の混乱はさらに酷くなり(戦闘に巻き込まれたパン屋の主人が抗議、
これに対して学校出入りを狙うホカベンの営業が法外な申し出をし、付近の小学校
のPTAが抗議集会を開き、上空には各校の中継ヘリが飛び、怪しげな
サバイバルショップオーナーがグッズを売りに来て、校内の避難品用倉庫を
勝手にあけると市役所から防災課職員が抗議と立ち入り検査というか現況確認
に来てという具合)、この混乱にまぎれて主人公は脱出し、しかも
第11航空中隊の装備を接収することに成功したのだった(重戦車に牽引させた)
帰途、混乱の原因はなぞの妹の混乱の魔法、或いは魔法の暴発にあると
本人は主張。真相不明。
56 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 18:20:07 ID:???
>プロット太郎様 GJ!やはり義昭はスコルツェニーだなw
57 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 18:24:24 ID:???
58 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 18:27:22 ID:???
これアニメ化しねぇかな?
59 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 19:04:53 ID:???
主人公がうなずくと、窓辺に立っていた副官が信号弾を拳銃から発射。
すると女隊長の虎戦車が88を建物に一発撃ちこむシーンを希望。
60 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 19:20:34 ID:???
赤軍女戦車兵は東北訛り
女戦車兵「○×△□(訛っている)」
魔法少女「我々の軍隊は多民族で編成されているのか・・・orz」
61 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 19:54:38 ID:???
62 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 21:10:01 ID:qGHJ3j3q
第一話
ファシズム生徒会率いる稲葉学園と魔法少女擁する白石学園の争いの主導権は奇襲攻撃で戦端を開き電撃戦を成功させた稲葉から、今や魔法少女たちの優勢に変わっていた。
河川に進出した魔法少女たちの出鼻を挫くために空挺降下する降下猟兵大隊の中に、生徒会武装SS少佐石沢義昭の姿もあった。義昭は武装SS降下猟兵設立のオブザーバーとして作戦に参加していた。
だが大隊は降下中、魔法少女が放った召喚獣や魔法による攻撃を受け散り散りになり、バラバラになって地上に降り立った。
魔法少女たちは容赦のない攻撃で降下猟兵を攻め立てる。なんとか仲間と合流した義昭は彼らから「大隊長が行方不明、あなたが指揮を執ってほしい」と懇願した。
義昭は戦線を駆け回って兵士たちを集め、なんとか反撃を試みることに。
63 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 21:12:26 ID:???
すみませんエロサイトの名前だと思ってしまいますた。
第一話
魔法少女側にはブレスを吐くドラゴンが一匹、これが主力らしく一般生徒の影は見えなかった。
他にも魔法少女はいるだろうが、少なくともドラゴンの近くには確認できない。「ならWGは一人だろう。田中と秋刃はMGで援護、残りは俺についてこい!」残っているのは義昭を含め、たった七人だけ。
義昭らはパンツァーファウストを持って駆け出した。三人がドラゴンの注意を引き、義昭と軍曹がドラゴンを操る魔法少女を狙う作戦である。
召喚獣は魔法少女のすぐ近くにいなければ充分に意志を理解してくれないからだ。
放たれたロケットがドラゴンの右目を抉り、魔法少女が姿を表した。
「神様神様・・・」義昭は魔法少女を背後からパンツァーファウストの筒で殴打し、気絶させるが、ドラゴンはまだ健在だった。
その時、乾いた砲声と共にドラゴンが吹き飛ぶ。火消しの重戦車小隊が到着したのだ。
この戦いは一応稲葉の勝利に終わったものの、それを維持する戦力は彼らになかった。
第一話 終
駄文スマソ
ガンガン突っ込んでください
66 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 22:11:11 ID:???
さて、タイフーンのSSが投下されたな
67 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 22:15:32 ID:???
タイフーン氏乙
>プロット太郎様 カンプグルッペ・ノエル創設話などキボン
ノエルと義昭が仲間集めに奮闘し、勝手に虎をエリート部隊から奪ったり、そいつらと乱闘して圧勝するとか
68 :
名無し三等兵:2005/10/15(土) 22:32:13 ID:???
>タイフーン氏 荒削りだがGJ!
>>64 タイフーン氏乙です。
三手に別れて攻撃するシーンですが、
MGを2丁保有してるなら、1丁は囮役に回し、援護班を
班長(指揮官級が就く。話の都合上、副官になるか)
MG手
弾薬手
とした方がよいでしょう。
それから、ドラゴンが片目無くした時点でWGが義昭らの前に現れた理由を教えて下さい。
あと、PFはロケット砲ではなく無反動砲ですので、
「弾頭が」右目を抉るわけです。
そういえば夏休みスレにフリッツXのことを書いたんですが、ご覧になりました?
70 :
名無し三等兵:2005/10/16(日) 02:18:34 ID:???
>62 降下中でなくて、搭乗していた輸送機が攻撃を受けてという元の描写のほうが
良いかも。
>67
女隊長は整備を受けている虎戦車の状況をみるため整備隊へ、主人公は
部隊の交代で休養のため後方へ同行する。古びた簡易鉄道の終点に
線路から降ろされた貨車や自動車を倉庫代わりにして作られた整備拠点では
物資の山が出来ていたが、前線に効率よく送り出すことができないでいた。
そのころ、後方はるかの司令部では補給参謀がパワーポイントで
ジャストインタイム、カンバン制による補給システム導入と民間主導
導入、そしてバーコード管理により工廠から蛸壺までの完全な物資管理
をしたことをグラフで説明していた。
つまり、補給を前線部隊の要請と要請量の予測に従い流すことで
滞貨を低減させ補給に携わる問題を解消するという狙いだったわけだが。
現実は、整備隊に修理部品が届かぬか、或いは輸送部隊が十分にいないため
届けられない状態となっていた。このため前線部隊では様々な物資が不足。
一方、現在主人公らが作戦している地域では魔法少女側の便衣兵が活動しており、
状況はさらに悪化していた。トヨタのランドクルーザーに12.7mmや14.5m重機関銃を
搭載したテクニカルでただでさえ補給部隊の改革により削られたトラック輸送中隊が
襲われ被害が出、さらには鉄道への襲撃もみられるようになっていた。
このころ、後方では戦務支援部隊と戦闘部隊、戦闘支援部隊の師団内での
人員比率、さらには学校教育、休暇、師団より上部組織、師団、独立旅団など
の人員比率を示す円グラフをパワーポイントで見せ、レーザーポインターで
要点を示しながら参謀が熱弁をふるっていた。曰く、牙と尾の比率、
全ての兵、士官がまず歩兵としてうんぬん。
さて、女隊長も虎の変速機の部品が不足していることを整備隊で知り、主人公は
好きなうまい棒でもなんでもいいけど嗜好品、ただしタバコは嫌いなので除く)が
不足している事を知り、補給部隊の帰路護衛をかねて同行することに。
#たぶん、女隊長も帰郷休暇を取っていたんでしょう。戦線は膠着状態
だったんだろう、おそらく。
くねくねと曲がった線路(戦線の前進と後退にあわせてつぎはぎし、砲弾穴が
空きすぎている地帯は迂回し、高低さはぐるりと回って対応するため)を
後方へと故障したトラックや馬車の部品を載せた列車が単線上を進む。
#簡易鉄道でトラックを積めるかは知らんけどそこはそういうことで
と、列車が停車した。鉄道線路の踏み切りに味方の重戦車が止っていた
のだ。線路際をトラックが進み、客車内で偉そうな将校が元気そうな兵隊を見つけては
荷台に荷物ごと乗せている。どうやら、この付近で前線が破られ、あわてて
火消し部隊を編成しているらしい。有無を言わさずトラックに載せられる
主人公と部隊。志願する女隊長。
>>69 WGが姿を見せたのはドラゴンが大きなダメージを負い、戦闘続行が可能か不可能かの瀬戸際になったからです(不可能なら自分が攻撃される前に違う召喚獣を呼ぶ)
あとフリッツXは読みますた トンクス
>プロット太郎様 乙&GJ!
このあと、いろいろあって補給部隊とのコネを元手に火消し部隊から
戦闘団へ成長していくという話になるといいなぁと。長くなりすぎてすまんです。
78 :
名無し三等兵:2005/10/16(日) 06:25:58 ID:???
森林での闘いを勝利したカンプグルッペ・ノエルだったが、彼ら自身も大きな痛手を受け、
その補給と再編のために後方に下がることになった。おりしも負傷者多数のために人手
が不足し、ついでに捕虜の構想も任される。その中には義昭と死闘を繰り広げた魔法
少女も含まれて居た。
寒空の下の移動中、食事の為に大休止を取る義昭たち一行。義昭は烹炊員から二人
分の糧食を受け取り自分のケッテンクラートに戻ると、牽引してきた荷車の淵に座り毛
布で簀巻きにされ、先の戦闘の傷だろう額に大きな絆創膏をつけた魔法少女の前にパ
ンとシチューの入った飯盒を置いた。
「飯だ。食え」
言ってすぐに離れようとする義昭に少女が喚く。
「ちょっと! 待ちなさいよ!」
うんざりして振り返った義昭に身を起こした少女はスプーンの刺さった飯盒を顎で指して
言った。
「これ、どうやって食べろっていうのよ?」
「魔法でなんとかしろ」
「ふざけるなー!」
79 :
名無し三等兵:2005/10/16(日) 06:30:49 ID:???
義昭の言葉に少女が叫ぶ。昭義は嫌な予感に顔をしかめた。
「で?」
「あんたが食べさせて」
「……俺も暇じゃないんだ、これから部隊の連中と集まって――」
配給所の向こうにある兵士達が出入りする建物――接収された二階建ての民家で物
資の中間集積所になっている――を指して言う義昭を遮って少女が続ける。
「丁重に扱えって命令じゃなかったの? それとも……」そこで上目遣いになり、「傷物
にした女にはもう興味はないのかしら?」
義昭は溜息を吐くと自分の糧食を脇に置き、少女の飯盒を手に取った。
「えへへー。あんたって結構いい人よね」
「行っていいか?」
「ダメ」
渋面で飯盒の中身をかき混ぜ、義昭は少女の口元にシチューの入ったスプーンを突き
出す。
「これじゃ熱いじゃない。冷ましてくれなきゃ」
「なあ、行っていいか?」
「ダーメ」
義昭はふぅふぅと息を吹きかけてスプーンのシチューを冷ますと、再度少女の口元に持っ
て行く。
「アーンってやって」
「ホント行っていいか?」
「ダメだってば」
眉間に深く皺を寄せながら義昭が声を絞り出す。
「……アーン」
「アーm」
ぱくんとスプーンを加えてシチューを飲み込むと、少女は満面の笑みで言った。
「味はイマイチだけどおいしいわー♪」
ついカッとなって書いた。羞恥プレイが書きたかった。今はもう動かないおじいさんのタイガー。
つかキャラの絡みは分量が増えていけねぇや。
80 :
名無し三等兵:2005/10/16(日) 07:35:06 ID:???
治癒魔法(白魔法?)を得意とする衛生兵/軍医な魔法少女ってのもいいかなと思うた。
んでもって仲間が負傷して拘束された敵の尉官の治癒を任されるが、
いろいろ乳繰り合ううちに双方ホの字になり、手に手を取りあって逃避行するとか。
エンディングは二人で手漕ぎのトロッコを漕いでまっすぐ伸びた二条の軌道を走ってく。
81 :
名無し三等兵:2005/10/16(日) 08:03:32 ID:???
>>80 つ[隊長は倒れてる]
富士見ファンタジアの旧作だが剣と魔法で現代風軍隊な迷作だ
やってる事は十字軍で、基本的にマヌケ話なんだがw
で、呪符魔法の衛生兵な巨乳姉さんが出てくるぞ
82 :
名無し三等兵:2005/10/16(日) 08:29:14 ID:???
魔法アパムの話キボン
SSの事務係として平凡な毎日を送っていたアパム。
だが趣味の魔導研究はその域を超えており、魔法の専門家としてカンプグルッペ・ノエルに編入される、みたいな
アパム「命令書は・・・」
ノエル「書いたわ(今書いた命令書を渡す)」
市街は戦時の党大会のため、厳重な警備の中大掛かりな準備が進められていた。
高射砲塔や阻塞気球の群れに吊るされた垂れ幕、巨大な党会場に準備された探照灯。
そして、党大会にあわせて挙行されるスポーツ大会、ワーグナーの楽劇の準備。
そんななか、ベルリン大学(適当な名前に直すこと)の博物館島分室では今日も蔵書の点検と補修に
分類に明け暮れている男がいた。
女隊長は休暇で古巣の工廠を訪れ、新型戦車が組み立てられているのを
目撃する。その車両はE-100。すでに車体が組みあがりあとは砲塔が
送られてくるのを待つばかりとなっていた。党大会の観閲式で披露の予定
だという。前日にはモックアップと実車を総統に見せて説明する手はずと
なっている。
主人公はベルリンで足止めを食らっていた。鉄道が爆撃のため不通となり
休暇期間中に郷里に戻れそうにも無いのだ。あてもないままウンターリンデン
を歩いてると馴染みの顔にあう。観閲式の行進に参加するため呼び寄せられた
部隊に所属しているのであった。
男が担当している蔵書は古いプロイセン貴族の農園の書庫から出たもので
大半が東方十字軍の記録や東方殖民都市の建設に関する契約、年代記、
そのほかイェルサレム、ローマへの旅行記などだった。当然のごとく
分類のため東欧の地理をスラブ語で研究することとなり、このため、各部隊の
補助戦闘員や、各部隊からもいろいろ取材することがあった。
最大の問題は蔵書の一群にあるイデッシュ語の写本だった。
どうやら、ポグロムから逃れたラビのものらしいがどうやら
内容はカバラの秘術を書いているようだ。それに気づいて悩む男。
SS長官が魔法に執心なのは周知だが、そこに至るまでの関門は
極めて厳しく、また、ユダヤ人が身辺から消えていることの意味は
彼の周囲でもうわさされている。下手に分類し報告すれば蔵書が
抹殺される可能性もある。そして、内容を把握するにはラビの
タルムードの知識が大きく助けとなるのは間違いない。
どうやら、博物館にいるままではこれ以上の前進は望めない
ようだった。彼は研究の庇護者を探していた。ユダヤ人に理解があり、
戦線において大きな範囲で活動し、しかも確実に成果を持って
生還できる部隊。
そのとき、フォルキッシャーベオバハターに写っている美形の女士官が
ふと眼に入った。観閲式の行進にも参加するという。彼は直接会ってみる
ことを決意した。
女隊長は腐っていた。自分の戦車小隊は観閲式で観客スタンドに入る前に
ガス欠となった車両の穴埋めに使われるというのだ。虎戦車から部隊章に
砲身の撃破マークを消す事を指示される一同(折角後方で整備してもらって
新品同様になっていたのに)。
党大会の3日前、黒眼鏡にトレンチコートで目つきは鋭く、もともとは熊の
ような首をしていたであろうが、今は肉が丸くついた背の高い男、ついでに
顔も縦に落花生のような感じの野郎が尋ねてきた。長官官房でアパムの
調べている蔵書について照会があるという。手渡された文書では翌日に
出頭することを命じられていた。どうやら、特別列車で明日長官がベルリンに
来るらしい。出頭場所は中央駅だった。照会の内容は簡単なものだったが
調べている蔵書の一覧の提出が最後に求められていた。ラビの委ねた文書は
不ぞろいの紙葉であったからまとめて雑多な断簡とすることで切り抜けられる
はずだが、と迷うアパム。が、いやな予感がして蔵書を本館の地下蔵書室に
移すことにした。退勤の時刻は既に夜だった。総統閣下の誕生日を祝うため
の大会にまねかねざる客、モスキートが単機で飛来。(航続は足りるんだろうか)
高射砲塔のシェルターに逃れるアパム。主人公は偶然会った妹と
同じシェルターに逃れていて、妹はアパムがシェルターの隅で広げていた
文書を目撃する。
翌日、アパムは昨夜の空襲が駅の中央指令室(あったんだろうか?)に
命中。SS長官の特別列車の入線が党大会本日に遅れた事を知る。
そして、問題の文書が出た農園を空軍の大立者が主人公の部隊の休養別荘として
部隊に与えたことも。
女隊長は意外な成り行きに驚いていた。古巣の工廠で砲塔開発側の
メーカーから派遣される予定だったクルーが単機空襲のため到着せず
至急、電動駆動式のマウスを操縦し(彼女はフェルディナントを
なだめすかすことができた)総統に披露する栄誉を与えられたのだ。
一方、主人公は自称妹に動物園、博物館、大学、大学付属博物館、史料館と
引きずり回されていた。行く先行く先で頑固に粘るかと思えば、解説書きに
手を滑らせてはさっさと次へ向かう少女に手を焼く主人公。
はてには関係者のみ立ち入り可の通路へとどんどん入り、ついには
地下の書庫へ。
書庫から出てくる冴えない男。男は主人公の襟元(軍服を着ていると
色々特典のある世の中なのだ)をみて驚く。世にも珍しいSS降下猟兵の
徽章だ。そして、それこそはかの荘園の所有者である部隊である。
かくて、主人公は男性に女隊長を紹介し、女隊長は総統に会い、直訴し
アパムはめでたく主人公らと行動をともにすることになりましたとさ。
どんとはらい。
92 :
名無し三等兵:2005/10/16(日) 11:54:44 ID:???
乙! もう学園じゃねぇw
もし良かったら前あった突撃砲娘法子(だっけかな)の活躍を・・・
確かノエルのライバルと呼ばれ、二大ヒロインと恐れられる法子タソ。
ある時ノエル隊がピンチに陥り、法子は渋々(内心焦りながら)救出に向かう
職人様乙ですた
第二話は今夜投下します
とりあえずメインキャラの設定を
石沢義昭
稲葉学園生徒会武装SSに所属する少佐であり、現在高二。イメージ的にはSPRのミラー大尉で、職務に忠実な性格。
元々は学費稼ぎのために戦う義勇兵だったが、戦局の逼迫から正式に生徒会入り
如月ノエル
稲葉学園生徒会武装SS中佐、第五〇八重戦車大隊長。スーパーモデル級のスタイルと美貌を有し、虎戦車一台で召喚獣八体を撃破したことで騎士十字章を与えられた。イメージは女バウアーで。
94 :
名無し三等兵:2005/10/16(日) 13:54:28 ID:???
魔法少女他、女性の軍人軍属を収容した収容所で繰り広げられる
鬼婆のような所長とその仲間達が所内で縦横無尽に活躍する話書いてもよい?
例:魔法少女Aさん(14歳)の場合。
・生爪をはがした両手足を煮えたぎる油の中に突っ込む。
・両足に大人一人分の重りを付けて、髪を編んで梁からぶら下げる。
・水車に全裸の体を縛りつけ一昼夜回し続ける。
・真っ赤に焼けた火箸を全身に押し付ける。
・気絶したり眠りかけたところですかさず冷水をかけて叩き起こす。
・仲間の名前と居場所を話すことを強要し鈍器で首から下を滅多打ちにする。
・獄死した仲間の死体を食うか死を選ぶかと選択させる。
とまあ、軽いところではこんな感じだけどいかがっすか?
95 :
名無し三等兵:2005/10/16(日) 14:07:38 ID:???
96 :
名無し三等兵:2005/10/16(日) 14:34:41 ID:???
>>94 所長は舞HIMEの静留みたいなのがイイ!
普段はのほほんとしているが、実は超Sの女所長
97 :
名無し三等兵:2005/10/16(日) 15:09:31 ID:???
>94 書くのはかまわないがここにはリンクを張るだけにして欲しい。
どっちかちゅうと読み手を選ぶ類の話になりそうだから。
読み手の心理的幅にあわせて拷問の内容をうまく入れ替えて
うまく怖がらせれば成功するんかなぁ。
98 :
名無し三等兵:2005/10/16(日) 17:16:55 ID:???
義昭はSS降下猟兵所属だけど、装備とかどうなんだろう?混ぜた感じ?
第二話
「女ヴィットマン」の異名で白石から恐れられる如月ノエルと合流した義昭を始めとする降下猟兵の残存部隊は休む間もなく、次の戦場へと赴くこととなった。白石の親衛空挺師団の一部が稲葉の補給基地を制圧し、魔法少女と機甲部隊が合流するため急行しているというのだ。
司令部は敵が強力になる前に叩くことを決意し、基地から最も近い場所にいる、最も信頼できる人物ノエルに一時的な現場の指揮権を与えた。
ノエルは手始めに突撃砲一個小隊(三号突撃砲一、ヘッツァー二)を自らに編入し、その他にも撤退する部隊を次々に仲間に加え「カンプグルッペ・ノエル」を編成する。
義昭ら降下猟兵二十名もタイガーにタンクデザントし、出撃した。
カンプグルッペ・ノエルは全く抵抗を受けずに進み、補給基地からほど近い場所へ到達した。
偵察に向かった義昭と軍曹はノエルに報告する。
「警戒兵もいない」
「奴ら、こっちの食い物で宴会してます」
「・・・いいわ。たっぷりと教育してあげる」
奪った飲料水やスナック菓子で宴会を楽しむ白石の生徒たち。政治将校や魔法少女がいない久々の時間を楽しむ。
その時迫撃砲やネーベルヴェルファーが彼らの頭上から降り注ぎ、タイガー戦車がテントを破壊して突進、なだれ込んできた歩兵が白石生徒を襲い、瞬く間に制圧してしまった。
だが勝利を掴んだかと思ったのも束の間、T34と魔法少女の混成部隊がカンプグルッペ・ノエルを襲撃するのだった。
>>98 義昭はSSのまま(同じ装備に迷彩服)で、SS降下猟兵は降下猟兵と同じです
第二話終わりです
質問なんですが、ソ連軍は独軍攻撃機を何て呼んでいたんでしょうか(ヤーボみたいに)?
乙age
>タイフーン氏 投下お疲れ様
>プロット太郎様
リクエストですが、義昭に妹が「自分は魔法少女である」ことを告白するSSなど作って頂けないでしょうか?
今日はあまり人来ないな・・・
>92 季節は冬となり、魔法少女側は春の準備攻勢まで蠢動することは
ないと判断され、重戦車中隊は小隊ごと、あるいはチームごとに戦線に薄くばら撒かれ
火消しに使われていた。このため纏まった機甲予備を作るため突撃砲旅団が
編成され戦線に送られてきたが戦線は小康状態にも関わらず次第に消耗する
状況が続いていた。
突撃砲旅団とは言っても実質戦力は突撃砲大隊1個のみ。魔法少女側では
さらに砲威力と装甲を増した中戦車が続々と登場している中、3号車体では
いろいろと限界があった。戦線全体で振り回して使われる突撃砲旅団の場合、その限界は直ちに重い枷となって乗員たちに
のしかかってくる。ことに歩兵が弱体な状況においてはそうだった。
歩兵を失うべきか、突撃砲旅団を磨り潰すべきか、本来は二者択一の関係でないのだが
現実としては支援部隊の不十分な突撃砲兵により重い負担がかかっていた。
最もそれで時間を稼いだところで精鋭な擲弾兵が続々と戦線にはせ参じる状況は
同盟側諸校の状況を見る限り期待できなかったのだが。
かくて、同じ火消しの役割を果たしているにも拘らず軍直轄の重戦車部隊と
突撃砲部隊との間にはある種の感情の摩擦が生じていた。これは突撃砲のエースを
重戦車部隊へと引き抜かれた後ではより大きな溝となりつつあった。
と、ここまで「死闘! 北方軍集団」をみてでっちあげ。たぶんこんな感じ。
このあと、重戦車中隊の拠点が敵の重砲に狙われて要修理車続出。
ノエル頭を抱える。突撃砲の法子たん来て砲兵としての本業発揮。敵の
観測点に制圧射撃して突撃。数少ない歩兵とともに敵の高地を奪取。
という感じかな。
或いは
重戦車が後退する戦線ゆえ河向こうに取り残され、あわや車体を爆破して
乗員のみ後退かという決断を迫らされたとき、重戦車には通れぬ橋を
わたって法子登場。重舟橋を動かす間援護でもいいかも。
>>110 リアルタイムで読んだ 乙!
タイフーン氏に何かアドバイスをw
>99 たぶん たんくでさんと だと思います。でもロシア語は知らないので
タイフーン氏が正しいかもしれませぬ。当方もSSは作れずプロットをどうにか
乏しい知識で作っているだけ(例えば、突撃砲旅団が歩兵師団の戦車猟兵部隊
とどのような関係にあったか知らないし、特定の歩兵師団が掴んで離さなかった
だろうかというのも知らない)なのでとても参考になります。
んで、親衛空挺師団相手の場合、突撃砲3両と重戦車数両に降下猟兵大隊残部だけ
ではちょっと仕事がきついかも? これは相手の実際の規模次第だけど。
>>104 サバトに誘拐(以前の記憶を抹消されて)洗脳&ヤク漬けされた後、
主人公の前に冷酷な魔法少女となって帰ってくるってのはダメか?
そういや、たしか、自衛隊の場合は北海道に第1戦車群ちうのがあって
方面隊の予備として各師団へ戦車連隊を出すことになってた時代が
ありました。その後、この混成団構想というのがあって、機甲旅団的な
ものを作ることになり、この第1戦車群から戦車連隊が第7機甲師団の
前身へと移管されたという歴史があるなぁ。なんとなく戦車と歩兵師団の
関係でみると面白いかも。
携帯の液晶が壊れた……
で、代替機を借りたものの、充電器がイカレとるのは魔女の婆さんの呪いですか?
>>99 >>112 「デサント」が正解かと。(綴り失念)
>>114 そういえばまだ第1戦車群ってあるそうです。任務の性格が変化してないのかどうかは知りませんが。
突撃砲兵に各旅団の戦歴が載っているはずだから
ちょっとみてみたほうがいいかもしんない。
無能な働き者の政治将校がいるようだな。
とりあえず、なぜ夏休みスレは見逃されたのにここは駄目なのか、
我々がなぜ新規にスレ立てせず、過疎スレや糞スレを再利用するのかを理解しているのか、
ということが非常に疑問ではありますが。
夏休みスレはスレタイから夏厨隔離雑談スレと認識されたからでしょう。
台風とここは明確に語るべき物のタイトルが付いてるのでスレ違い、板違いとされたと。
再利用に関しては認識外なんでしょう。
事の前後に関係なくスレ違いか否かだけで判定しているかと。
いや、もしかしたら我々を軍板のユダヤ民族と知っての狼藉かもしれませんが。
前者はともかく、後者なら自治を中心とした軍板住人に、
我々がいよいよ黒死病扱いされ始めたことになりますが。
生きたスレに感染してるわけじゃないですし、それはないとは思いますが……思いたいなぁ
とりあえずはまだ落ちてない夏休みスレに連絡所を設けるくらいしかないですかね
うーん……いっそのことしたらばBBSでも借りて、そこを「約束の地」にするかなあ……
遅レスだが、
突撃砲旅団は実質大隊規模とあるが、ありゃ突撃砲だけなら単なる「大隊」だ。
確か
本部中隊
突撃砲中隊x3
随伴装甲擲弾兵中隊x1
整備中隊
で構成されるのが「突撃砲兵旅団」で、装甲擲弾兵中隊がなくなると「突撃砲旅団」だったか。
ちなみに装甲擲弾兵中隊は「第4中隊」とも呼ばれた模様。
あと、突撃砲旅団は基本的に軍直轄部隊か軍団直轄部隊で、随時歩兵師団に配属(全力あるいは中隊単位)
だったはず。
>>112 あくまで親衛空挺師団の一部です(五十人ほど)
またユダヤ化してきましたが、何卒よろしくお願いします
>>127 敵はソ連生徒会なのか
魔法将校「同志生徒会長、母校白石に栄光を!アゴーイ!」
第三話
空挺師団と合流すべくやってきた敵機甲部隊。ノエルは慌てることなく、自らの小隊と突撃砲小隊に対戦車戦闘を下令した。
戦車隊はまっすぐ並んでこちらへと向かってくる。魔法少女はいるようだが、ノエルの視界には入っていなかった。
「距離600、RP装填。先頭の長砲身を狙いなさい」
「はいお姉様」
タイガーが先頭のT34/85の機銃口を狙って発砲、撃破に成功する。
続いて隠蔽されていた三号突撃砲とヘッツァーの攻撃が車列の脇から襲い、最後尾のT34を撃破した。
だが優勢もここまで、魔法少女が出現したことで戦局は一変する。氷魔法を使い、冷凍ビームや氷の刃、ミサイル状にした氷でカンプグルッペを攻撃してきたのである。
瞬く間にタイガー一両と七名の歩兵が戦闘力を失った。
魔法少女がこちらを圧倒する間、敵戦車は停止した先頭車両を強引に押し出しつつあった。
第三話
高い機動力を誇る(魔法少女には様々な個体差があり、この場合は機動力が高く攻撃力は平均値の個体だった)魔法少女を戦車砲で狙うのは難しく、ノエルは携帯電話に叫ぶ。
「少佐、早くあれを始末しなさい」
「再会したばかりの幼なじみを殺す気か!?」
義昭とノエルは幼少の頃から付き合いの長い仲で、SS入隊を期に音信不通であった。
「今の私は上官よ?命令には従いなさい」
タイガー戦車の砲身が降下猟兵へ向けられる。
「もう知らねぇぞ!」
義昭は仲間五人を引き連れて走り出した。走り出してから、部下にやらせれば良かったと後悔する。氷のバリアを張り、戦車が狙いを定めるとすぐさま飛び上がって回避する魔法少女。
義昭は着地した瞬間を狙って引き金を引いたが、弾頭はバリアに阻まれてしまう。軍曹や仲間の放ったパンツァーファウストも阻まれ、SMGの掃射も効果がない。
だが義昭は活路を見いだした。魔法少女は軍曹たちに気を取られている、義昭はスコップを引き抜き、魔法少女に忍び寄り、強烈な一撃を浴びせた。
魔法少女は怒りの形相を血で染めながら義昭に振り向く。
義昭は捕獲品のガバメントをホルスターから抜き取り、スライドが止まるまで撃ち続けた。魔法少女はその場に崩れ落ち、泣き出した。
結果的に戦闘は稲葉の勝利で終わり、カンプグルッペ・ノエルは無傷のT34六両と補給基地の物資を「戦闘中に紛失」としてごっそり頂くことに成功した。
タイフーン乙
こんなSS希望
前に出たGI魔法少女対カンプグルッペ・ノエルの戦い。
冬休み攻勢で稲葉に押される中、一人称「俺」の魔法少女が戦線崩壊を食い止める
>>131 あえて空軍パイロットを。「稲葉の黒い悪魔(厨臭くてスマソ)」と呼ばれ魔法少女を次々に叩き落とすエースと、彼に対抗意識を燃やす白石のエースの物語。
ある時エースは魔法少女と死闘の末相打ちになり、不時着。そこには撃墜した魔法少女がいた・・・
>>134 我々の運命みたいなもんですわ。
>>135 本家自治スレがアレな状況なんで、実質こちらが自治スレになっている模様。
>>136 まあ削除されたらまた糞スレ探して乗っ取りますかw
丼炒飯氏はタイフーンを支援してくだされ
>>136 軍板のユダヤ人だからな、このスレの住人は
まあ何ですな、新規にスレ立てせず、削除依頼にも粛々と従っている点を、
自治を行う方々には考慮して頂きたいものです。
142 :
名無し三等兵:2005/10/17(月) 12:42:04 ID:DDPnRZkb
ageちまったスマソ
>>143 いやいやw これからもタイフーンを生暖かく見守ってくださいな
さて、カンプグルッペ・ノエルは六台のT34をゲットしたわけだが、やはり使うのかな?
別に流浪の民にならんでも、タイフーン氏が望めば
文芸創作なりなんなりにスレ立ててもいいっすよ●持ちだし。
逝った先で「軍ヲタ出てけ」とかやられたら目も当てられないんだが
>>146 漏れはここでいいかと思う(ユダヤは別としてw)
捕獲したT34は使うんジャマイカ?義昭がガバ使ったり、史実でもやってなかったっけ
つーか、板違いを自覚しながら自治を挑発しているあたり、膿みたいなアニヲタ荒らしと同じ臭いがするね。
多少の脱線なら容認してもいいかなと見物にきたけど、こりゃ共存は不可能だな。
下手糞め
つか悩んでる間に創作文芸板にスレ立てしてみては?
もし自分で立てるのがイヤなら、テンプレさえもらえりゃ
俺が代わりに立ててくるよ。
>>115の誘導だけどさ、誘導理由の明示とかあっても良いんじゃね?
特に線引きの根拠とかさ
ちと不親切だと思った月曜の午後
このまま軍板内を放浪すっと、過疎スレの掃除になったりしてw
鯖負担軽減ローラー作戦とか名付けたりしてな
>>146ですが
>>153それはちょっと思ったw 結果的に過疎スレ削除を加速する結果になるんじゃないでしょうかw
冗談はともかく、過疎スレ接収→削除依頼→別のスレへ
を繰り返すと、そのたびに脱落者が出てだんだんタイフーン氏に助言する人間が減るのではないか、と。
それはそれで、中高のクラブ活動みたいで面白くはありますが、創作支援という意味では助言者は多い方がいい、
つまり避難所的な場は必要なのではないかと。
テンプレについてはよく分かりませんが
スレ名:「【タイフーン】ドイツ軍装備生徒会VS魔法少女【支援】」
テンプレ:
軍事板タイフーン氏の小説を応援するスレの避難所です。
設定、プロットなどについて助言していきましょう。云々
みたいなのでよいのでしょうか? まあタイフーン氏が今のままで良いというなら引っ込みますが。
>>154 コテハン名がスレタイに入っていると、運営側に発見され次第
削除されてしまうっす(晒し可能板除く)。
つか、原住民に目を付けられて荒らされても困ってしまうので、
スレタイはおとなしめの方がいいんじゃないですかね。
どうも皆さん、自分のせいですみませんorz
創作板の方にスレを立てて頂けると嬉しい(携帯なので)ですが、軍板にも残してもらえれば・・・
ワガママみたいなこと言ってスマソ
では、
スレタイ 【創作】ドイツ軍装備生徒会VS魔法少女【支援】
テンプレ
軍事板で絶賛妄想中の小説「ドイツ軍装備生徒会VS魔法少女」について語るスレの避難所です。
設定、プロットなどについて意見を出し合いましょう。云々
こんな感じですか。テンプレについては修正願います。
スレ立てはタイフーン氏と夜組みさんの意見を伺ってからにします。
すいません。
>>158は
>>146です。
だらだら書いている間にタイフーン氏、丼炒飯氏が書き込まれていたので、
話がちぐはぐになってしまいました。
>以前どなたかが似たようなスレタイで軍板に独立スレを立てましてね。
>各所から苦情を呈された経緯があるのですよ。
>せめて「創作支援スレ」のような、再利用可能なスレタイにしたほうが
>よいのでは。
知っています。
というか、初心者スレと創作質問スレにタイフーン氏が最初のカキコをしたときから見ていますし。
とりあえず私のスタンスは、
「このスレで語り合うのが好きなので、別に軍事板にこだわらず、安心して話せる場が欲しい」
「そのためならば、●持ちの利点を活かして、いつでもスレ立てする用意がある」
「ただし、タイフーン氏の意見を最大限尊重する」
です。
と、書いたとたん避難所が出来ましたねw
丼炒飯氏乙です。とりあえずスレ立ては控えます。
>>159 丼炒飯氏乙です ほんとにすみません・・・
>>165 丼炒飯氏がまだ準備作業をしている可能性もあるので
念のため板管理人(丼炒飯氏)のGoサインを待った方が宜しいかと。
今から10時くらいまで用事がありますので、
皆さん自由に作業開始して下さい。
お待たせして申し訳ないです。
これからはどちらをメインにしていけばいいでしょうか?
当分はしたらば側の拡充がメインじゃないですかね。
過去の創作物をうpしたり、やることは色々ありそう。
つー事で、総員撤退じゃなくて転進準備!w
過去作品のうpは誰が?
余裕ができたので出先より書き込み。
>>173 当スレ並びに夏休みスレに関しては私がログを持っております。
台風スレは有志の方にログを取って頂きました。
下のスレは本スレにてログ保存を依頼致しましたが、
報告がないので、誰もログを取っていないと思われます。
ここどうするよ
そして誰もいなくなった?
とりあえずここを利用して、でイイと思う。
でT34なんだが、一応ドイツ軍の規定では捕獲した敵の装備は上に報告しなきゃならんのだが、
とにかく兵器不足に悩んだ前線部隊は報告せず、勝手に使い続けるパターンが多かったらしい。
ただ、そうすると保守整備がほとんど出来ないので、結果として使い捨てになる。
出来ればうるさ型の生徒会委員長(もちろん眼鏡娘)に勝手に使ってるT34を見とがめられ、
いいんちょ「上層部に報告します!」
そこへ敵襲。戦場の現実に打ちのめされる委員長。
ノエル「これが戦争さ。ようこそ地獄へ!」
みたいな展開がベタだが好きだ。
個人的にはこっちに母屋、向こうを離れにした方がよいと感じますが、
皆様のご意見は如何に。
>180
同志、私も同感であります。
あ、
>>180の「こっち」ってのは2ch全体のことです。一応。
>>181 とりあえず夏休みスレの浪費はやめてくれんか?
いざって時の連絡ポイントになると思うんでな
>183
いや、すまん。
一応、したらばができて、連絡所はもういらないかな? と思ったもので。
他の人の異論がなければ、今度はこっちに投下するよ。
>>179 それならパンターが壊れて動かなくなるシーンとかも欲しいな
SS投下はこちらでOKですか?
>>179 てか魔法少女がT34/85持ってるのに驚きw練度は低いみたいだが(親衛空挺師団も)
>>186 ここでいいと思われ
第四話
臨時編成された戦闘団は週末には帰還し、義昭たちは一学生に戻った。
学校で宿題やレポートを片付けていたある日、生徒会室通称「狼の巣」からメールが届く。すぐさま生徒会室に出頭せよと。
生徒会室にはノエルと、小学生ほどの少女の姿があった。小さな独裁者と言われる稲葉学園生徒会総統、水無月京子である。
衛兵を下がらせた京子はにこやかに笑ってカンプグルッペ・ノエルの健闘を称え、戦闘団を正式に発足させることを伝えた。
通常の指揮系統に捕らわれることなく、団長個人の裁量に動く独立遊撃部隊を。
そして京子は義昭の河での戦いを取り上げ、新たに発足されるSS降下猟兵大隊の大隊長に任命すると言い、義昭は困惑の声を上げた。
「いえ・・・総統閣下、自分は・・・」「あなたに拒否権はありません。以上です」
第四話
ノエルはすぐさま行動に移った。歩兵部、砲兵部、機甲部、戦車駆逐部に連絡を取り、片っ端から戦闘団に引き入れ始めたのだ。定数割れや充足の目処が立たない部隊はかなり多い上、ノエルは総統から好きに戦力拡大をしても良いという許可を得ていたのだ。
一方の義昭はSS降下猟兵に志願した生徒たちとの顔合わせを行っていた。校防軍、SS、そして降下猟兵から志願した人数は百人少しで大きく定数割れを起こしていたが、これぐらいで丁度いいかなと義昭は内心安堵した。
彼は昔、白石本校を直前にして指揮を執っていた大隊を全滅させられ、それが原因で左遷(降下猟兵のオブザーバーに)されてしまった。
左目を眼帯で覆った義昭に、SS降下猟兵たちの視線が集まる。
「諸君らは武装SS降下猟兵、SSの降下猟兵だ。生徒会役員としての精神と戦士の魂を共に持っていとほしい」
言い終えた後、付け加える。
「固い話はこれまでにして、今日は親睦会だ。五分後に学生食堂に集合。解散!」
投下終了です
カンプグルッペ・ノエルの編成は以前作って頂いた編成表の○○戦車中隊に捕獲T34六両を加えたものです
タイフーン乙
>プロット太郎氏 某校の学園祭に招かれた総統が裏切りにあって軟禁され、SS降下猟兵が救い出すSSキボン
193 :
タイフーン ◆i3FjaNbBfI :2005/10/18(火) 14:16:10 ID:bTpBulYk
この後カンプグルッペ・ノエルは市街地で数ヶ月包囲されていた味方を救出に向かうんですが、撤退戦における戦法(?)など教えて頂ければ・・・
市街地は敵に完全包囲され(Pakフロントなどはし)、味方の戦力は一個戦闘団のみです
面白いよ>タイフーン
ただし戦闘団が正式な編成になるならカンプグルッペじゃなくて「旅団」にした方がいいんじゃあ。
カンプグルッペ・ノエル→独立装甲旅団ノエル(ただし実態は変わらないので兵士たちはカンプグルッペと呼び続ける)
というのは、本物のヒトラーも1944年の秋に
「戦車師団はいざ戦闘のときには部隊をばらして戦闘団にするんだろ? なら最初から戦闘団を固定編成にする方が合理的!」
と言って独立した戦車旅団(戦力は戦車大隊1コ、歩兵大隊1コ、戦車駆逐と工兵中隊1コ)を大量に編成させた事があったから。
国防軍は反対したんだけど(戦力として中途半端なんで。実際戦場では砲兵力が不足してすぐ壊滅した)、部隊の数が増えてヒトラーは喜んだらしい。
だからノエルたちも(そんな部隊編成するぐらいなら、壊滅した部隊に物資を送れよ!)と思ってるけど言えない、みたいな。
まあ、生徒会長京子たんが有能という設定なら別に無視してくれていい。
>>194 どうもですw
そうなんですか・・・
あと京子はヒトラーより遥かに優秀です、あと軍事にあまり口出ししません
>192 某高等専門学校では公開特許情報をもとに新型突撃砲の開発が
進められていた。金属元素によるセラミックをオートクレーブで
焼き、巨大な一枚板の装甲を作るとともに装薬、炸薬、弾頭などライフル砲
を開発し、一挙に第三世代に相当する装甲による防護力と強力な火力を
備えた突撃砲により同盟内において主導権を握るのが目的である。
61式、74式の用途廃止車を入手し、主力戦車をやがては作ることを
考えたものの、FCSの開発にまでは手が回らず固定式砲塔により重量を
軽減し、駆動系、足回りの負担を軽くすることを優先した選択であった。
一方、調達されている物資、設備類から開発されている車両の内容を
推測した生徒会SSは危機を感じていた。仮に開発が成功すれば、すればだが
虎をはじめとする重戦車は意味を失い、学校間の力関係は大きく変動する。
が、開発が進展するには解決すべき問題は多いはずである。例えば、
安全な装薬の開発にしても、或いは砲身の生産にしても。従って
生徒会SS側も参加しての暫定的車両の開発を提案することで技術の進み具合
を把握する路線に執行部は傾いた。それを合意するための儀式としての
総統の学園祭出席と首脳外交であった。
魔法少女側も新型戦車の入手を考えていた。しかもより直接的な
形で魔法を使って。工学的知識を持つ者が支援すれば戦車工場の
技師らの持つ知識を読心術により読めるはずであった。
或いは心を操って余分に戦車を作らせてもよいはず。
裏切りに値するほどのものを魔法少女側が高専に提供できるのか、
そして裏切ったあとに関係の維持を保障できるものはあるのか、
最後にこの戦争が終わったのちにどのような状況が望ましいのか、
いずれも微妙な問題であるが決断に使える時間は長くはなかった。
奇妙な事に高専の首脳部も自校の開発能力とどの程度まで新型突撃砲が
完成されているのかを把握しないまま、生徒会SSとの交渉は進んだ。
そして、その外野に置かれた者らには独自技術の一方的な流出という形で
危機感が醸成された。彼らにとって総統の訪問はまさに千載一遇の機会で
あり、生徒会SSに対する反発が魔法少女側への好意、そして陣営を切り替える
動機の一つとなっていた。
総統の随行員ら、事前の設営担当、護衛、同行する使節団。これらと
うまく切り離して独自技術保全強硬派が総統の身体を確保できる状況。
それは、総統が新型突撃砲に乗り込んだ瞬間であった。
(中略) 総統は車内で拳銃を突きつけられ拘束。新型突撃砲は
そのまま学園祭の中で人ごみを突き抜けて魔法少女側の領内へと暴走。
それを食い止めようと、様々な手段で擱座させようとする主人公たち。
(ピアノ線をキャタピラに絡ませる、木材を動輪に突っ込む、オイルを
坂道に撒く、急遽道路を爆破して対戦車壕を作る、虎戦車による弱点射撃で
キャタピラを切る) 果たして総統を無事奪還することはできるか?
乞うご期待。
>>200 乙、GJ!
総統はフルメタのテッサみたいな感じかな
プロット太郎様乙です
私からもリクエストなんですが、是非ともパイロットの話を書いていただけませんでしょうか?
無人操縦ではなく、自らスツーカG型を操り魔法少女を仕留める秀敏(仮) ある日魔法少女の大攻勢が始まるが、稼動機はスツーカ一機のみ・・・だが秀敏は果敢に出撃し、多数のT34やスターリン戦車を破壊して味方部隊到着の時間を稼ぐことに成功する。
魔法少女じゃなくて赤軍少女になってるオカン
ノエルは虎乗ってるわけだが、女が乗るなら豹も悪くないんジャマイカ?
そこのところどう思う?
女で豹(柄)だといや〜んな感じw
>>205 女部下「なんでパンターを組み入れないんですか?」
ノエル「なんかね・・・違うのよ」
女部下「違う?」
ノエル「かわいくないの」
豹は虎に比べて前面装甲に思いっきり重量を割いているので、
仮想戦記なんかで活躍するより明らかに大量に破壊されてるしなあ。
砲も75mmL70は88mmL56とほぼ同等のスペックらしいが、遠距離だとやはり不安。
あんまりヒーローっぽくないんだよね。
なんつーか、結構実力はあるんだけど、ピンチにはヒーローに助けてもらうかませ犬というか。
個人的には好きなんだけど。
あと、操縦ははるかに虎よりむずかしいと聞いた。半クラを使わないとまともに旋回できないとか。
↑
あ、つまり豹は側面、後面が薄いのね(砲塔の後側面がとくに。キャタピラを張って補助装甲にしてるけど、それでも弱い)
砲塔の旋回速度も遅いから、ちと弱点が多すぎる感じ。虎より整備製がいいわけじゃないし。
安いけどw
【女性】如月ノエルを語るスレ【戦車殺し】
【教えて】魔法少女を捕虜にしますた【エロい人】
【SS?】石沢義昭ですが休みがありません【降下猟兵?】
【我らが】京子タソにハァハァするスレ【総統】
【精鋭】カンプグルッペ・ノエルを応援するスレ【希望】
魔法少女をレイープした椰子の数(992)
>>208 なるほど参考になったw
M10偽装パンター出てこないかな・・・
age
明日携帯止まるのでカキコできるの明後日になるかもしれませんスマソ
>202
某高校グライダー部。ゴムカタパルトを使用し旧式の機体をわずか数十メートル地上滑走
させるのがせいぜいのため、一日に2回飛行できれば御の字である部活。広大な
土地を使うことからグランド使用を巡り他の部活との折り合いはあまりよくなかった。
秀敏(仮)はそんなグライダー部の中でも異色の存在だった。黙々と体力トレーニングに
励み、グライダーに搭乗する順番には拘らず、休日もトラックを回る彼は
正直周囲から孤立していた。
転機となったのは、魔法少女との戦争だった。グライダー部は大きく拡充され
装備は無動力機から動力機、それも着陸速度が100km毎時を超えるレシプロ機。
当時の部長や会計たちは何を考えたのかリノのレーサー機を購入したから
次々とパイロットたちは墜落するか、或いはこの地獄に見切りをつけて
航空大学や飛行学生へと転身していった。残ったのは頑丈な機体と
行き場も無く、ただ飛行機に愛着を感じる連中と傍からは何を考えているのか
分からない秀敏だけだった。
秀敏が搭乗員となるのを支持したのは、近接航空支援を受ける側の
生徒会SS諸部隊だった。航空優勢絶対確立派だった部長たちと違い、
彼は暇さえあれば市内、学園内をジョギング、自転車でくまなく周り、
しかも実家は魔法側にあったから戦場の地理を歩兵の側から体感していた。
ピザ屋の宅配のように落として欲しい番地と、地上部隊の番地を言えば
正確に適切に爆弾を配達してくれる存在は地上部隊にとってかけがえのない
ものであった。
一方、秀敏にとってもただ独りで腕を磨きつつ、誰にも邪魔されずに
行動し、しかも味方からは感謝されるという環境は願ったりかなったりであった。
気をよくして後輩にも対地戦術を教え込み、赤軍縦列に対して交互に
牽制しつつ攻撃を仕掛ける技を開発し、さらにはFwとの協同攻撃、Fwによる編隊
護衛の調整なども彼は進んで行った。
そして、
戦線が膠着 → 敵の補給路の固定 → 狩場が決まる
戦線が流動化 → 敵の機甲戦力が開豁地に → 狩りの時間
という形で秀敏たん大活躍。
そして、赤軍の春季大攻勢が開始された。敵の飛龍の隙を縫うように
地上すれすれを飛び1.8t、SC1800とかかな?を抱いて橋梁破壊、
或いは敵司令部強襲、敵水龍攻撃に駆け回る彼。赤軍は過剰なまでに
戦力を少数の経路に注ぎ込んできた。対空火網も充実していたが、
それには薄明と薄暮の出撃に太陽方向からの攻撃と、死の旋回を
せずに味方の観測により通り魔と化すことで対応。やがて、敵の
攻勢正面に虎が投入されて鉄床となり、ここに攻勢は頓挫。敵は
同盟側の市街地に取り付くことなく冬季の間かかった準備と泥濘前の
準備攻勢を無駄にしたのだった。
皆さん、盛り上がっているところを水を差すようで申し訳ありませんが、
このスレの後を考えないと。削除人さんのペースを考えると、
早くて今週末には削除されるわけですから。
>204 豹は黒騎士伝説での大活躍がいいですね。4号H型なんかもなかなか
いい感じです。
>218 次すれを探しといたほうがいいっぽいですね。
突撃砲旅団と突撃砲兵旅団の話ありがとうございました。
1944年に擲弾兵中隊がついている編制とついていない編制とが
ネット上にあったので事情がわかんなくて不思議に思っていました。
>>219-220 いや、いつまでも過疎スレを渡り歩く真似はできないでしょ、ということです。
短期間にスレを転々とすれば、脱落者を生みやすくなるでしょうし、
軍板内の理解も得難くなるでしょう。
どこかに定住地を見つける必要があるわけです。
何故前スレの削除依頼が通ったのか、何故自治の間で我々の話が上るようになったのか、
そこを考慮すべきです。
我々の本義はあくまでも「タイフーン氏の創作支援」なのですから、
望むと望まざるとに関わらず、徒に敵を増やしかねない行動はすべきでないかと。
>>221 カキコできますた
丼炒飯氏、またお世話になります。今週末には削除ですか・・・
>>223 いっそ「創作支援スレ」立てた方がいい希ガス
>>222 削除人さんの巡回ペースが1〜2週間程度なので、
削除依頼の出た日を考えると、早くてそれくらいでは、ということです。
>>223-224 創作板への移民はどれだけ付いて来てくれるか、
あまり軍事に詳しくない人が紛れてアレなことにならないか、
というのが懸念材料だったり。
かと言って、軍板にスレ立てしても周囲の理解を得るとは到底思えないわけで。
ううむ、悩むなぁ……
>>225 不安ですが、試しやってみては・・・
タイフーン氏にはなんて言えばorz
>>225 ドイツ軍装生徒会VS魔法少女 の創作を支援するスレ
……脊椎反射で「ラ板に帰れ!」とか言われそうだなあ
>>227 だよなぁ(汗)軍板に残るのが一番だけど、今の状態では・・・
test
タイフーン流浪の旅は続く・・・
>225
軍板っぽくて、一見してそれとわからないタイトルのスレならなんとか見逃してもらえないだろうか?
「特殊仮想戦記スレ」とか「軍事板 特殊SS専用投下スレ」とか。
ところで、前スレ>940あたりから投下したSSの続き、どこに投下すればいいんでしょうか……
夏休みスレはダメと言われるし、このスレは削除されそうだし……
「特殊仮想戦記」
ソレダ!
>>232 ここでいいと思われ SS保管庫できるらしから
架空戦記総合スレにも誘導が出てたしなぁ
タイミングが悪かったのと根拠とか経緯とかが無かったんで、
突っ込みと勘違いされた上に華麗にスルーされてたけど
向こうのスレでもあったけど、削除撤回ってナシなの?
さてどうするよみんな
第五話投下します 削除撤回を切に願って・・・
第五話
ノエルの尽力によって一個大隊規模にまで膨れ上がったカンプグルッペ・ノエルは第九独立装甲旅団と改名され、総統直々に新しい命令を受けた。
「オターキン・グラードで包囲された第二軍救出作戦の先頭に立ち、突破口を開け」
学園都市最大の電気街、柊街。稲葉は夏季攻勢の際ここに逃げ込んだ魔法少女の排除に手間取り、逆に包囲されてしまった。幾度となく救出作戦が展開されたものの、全て失敗に終わっていた。
今は空軍が必死に物資の空中輸送で第二軍を保たせてはいるが、稼動機の少なさから疲労は頂点に達していた。
自らもオターキン・グラードで戦ったこともある義昭はSS降下猟兵の強者たちに言う。
「俺たちは地上部隊に先行して敵陣後方に降下、オターキン・グラードへの突破口を開く。何か質問は?」
降下猟兵全員が大声で答えた。
「ありません、少佐殿!」
「全員タンテに搭乗しろ!」
救出作戦が始まった頃。白石側、オターキン・グラード近郊の野戦基地。
「同志中佐、この街はいつ陥落するか具体的に教えてくれ」
顔に大きな傷が横切る長身の女将校は煙草をくわえながら、オターキン・グラード戦区を任されている指揮官へと歩み寄る。
指揮官が口を開こうとした寸前、日向奈緒美は傷が入ってなお美しい顔を歪め、「私は具体的にと言ったんだぞ?あとできませんでは配慮がない。同志生徒会長は速やかな勝利を望んでいる」
指揮官は震える声で返答する。
「明日・・・明日までには必ず」
奈緒美は残念そうに肩を落とし、茶目っ気のある笑いを浮かべた。
「えぇ〜、できないとか無理です、とか言うと思ってたのにぃ。マジカルトカレフが無駄になっちゃった」
奈緒美は背を向け、車へと歩いていく。「もし無理だったらすぐに連絡してね。同志政治将校が迎えに行くから。じゃ、期待しないで待ってるわ〜」
投下終わりです
自分は諦めませんよw
>234
ごていねいにありがとうございます。
自分としては、できれば軍事板のスレに投下したいと考えている次第であります。
なので、スレ立てが認められるか、否か、もう少し時間を置いて様子を見ることにします。(その間に続きを書きためます)
ダメだった場合はしたらばの方に投下することにします。
いまさらですが、乙です。
>235
というわけで、少し様子を見ます。
あと、一つ皆さまに質問。
九七式57ミリ戦車砲とケーニッヒスティーガーの88ミリ戦車砲の連射速度は、それぞれ何発/分くらいなんですか?
>>248 虎2のKwK43は6〜10発/minです。九七式五糎七戦車砲はちょっとわかりません。
タイフーン可哀想で泣けてきたな SS投下前の文章あたり
どうもです
質問なんですが、スターリン戦車の弱点などがあれば教えて頂けないでしょうか?
一クール目最終話の「ツンデレ作戦」ラストにスターリン戦車が登場します。
義昭は地雷でキャタピラを破壊した後、車体によじ登って中に手榴弾を投げ込んで撃破するんですが・・・
>>251 速度が遅い、装薬と砲弾が分離式かつ重いので主砲の発射速度が遅い、
くらいかな。
>>252 トンクス あと前部装甲厚など教えて頂ければ
タイガーでは分が悪すぎますよね?カンプグルッペZbvみたいになる・・・
>>255 どうもすみませんorz
次スレ議論・・・また削除されたりは(汗
>>257 いえいえ、今度は削除されないようにする為の議論ですから。
ツンデレ作戦ハゲワロス
>プロット太郎様にリクエストを
敵本国に迫る稲葉だったが、冬将軍の到来で攻勢頓挫。
魔法少女の反撃が伸びた補給線を襲い崩壊の危機が迫る中、ヤークトタイガー一台で攻勢を食い止める士官(三枝京介)の話を
>249
ありがとうございます。思ったより早いですね。
ツンデレ作戦の内容を・・・
第三次オターキン・グラード戦と同時期に行われた反撃作戦で白石側主力が学園都市中心部から大きく突出することになった。
稲葉学園はこの突出部を左右から挟撃して主力を壊滅させ、戦局の巻き返しを狙うのだった。京子はこの作戦を容認したが、参謀たちは「今は休養が必要」として反対したものの、突出部が要塞化されつつあるという事実を突きつけられ渋々容認した。
作戦は最初に降下猟兵の全てを投入して白石側後方を遮断。間髪入れずに機甲部隊を投入、包囲網へ迫る敵を撃破する。
あとは包囲された敵を色々とやって壊滅させるものです(元ネタはツィタデレ作戦ですw)
こうしたほうがいい、ここはおかしい、という点がありましたら、どんどん突っ込んでくれると嬉しいです
ノエルと義昭の階級を設定しようと思ったのですが……
武装SSの戦車中隊長と戦車小隊長、それと戦車長、史実だとそれぞれどのくらいの階級になりますかね?
保守
>266
お願いだからageないで……
ただでさえ、難しい時期なんだから。
>>267 過敏になっているのは判るが、嫌がらせに反応するのは止めよう。
>>265 タイフーン版だと ノエル中佐に義昭少佐だよな
詳しくはわからんスマソ
あとageたやつ氏ね
ノエル「ツンデレ作戦なんて知らないわよ!・・・でも・・・語ってあげてもいいんじゃない?か、勘違いしないでよ・・・私は別に・・・」
【雌雄を】ツンデレ作戦実況スレ【決する】(222)
【ノエル】どちらが好き?【奈緒美】
【鬼】奈緒美タソに脅されたヤシの数→
【究極】義昭とノエルの恋を応援するスレ【カポー】
京子総統です。質問ありますか?
【ヲタ】オターキン・グラード攻防戦を語れ【魔法少女】
タイフーンと共に苦難を乗り越えていくスレ
>タイフーン氏 影ながら応援しています
>プロット太郎氏
是非ともホウキに乗った魔法少女対ウーフーの夜戦なんかを作って頂ければ・・・
稲葉対白石の決戦「ツンデレ作戦」一日目の夜、魔法少女は包囲網をこじ開けるため夜間に空から攻撃を加えた。
それを止めるため出撃する、創設されたばかりの夜間戦闘機隊。その一人、高橋直己(仮)の戦いなど
ウーフー、魔法少女の斜め下に張り付くパンツ丸見え
直己「見ろよ○○(副操縦士の名前)、白だ」
○○「自分は黒が好きです」
DODODODODO!
>>274 滝沢聖峰(漢字間違ってるかも)の漫画思い出したw
なんかガンダムのMSVみたいに世界が広がっていくなぁ・・・
今MGS3やったら義昭が死んだ仲間たちの墓の前で残った右目から涙を流して敬礼するシーン思い浮かんだ
宿営地で夜ごと道ならぬ恋を育む兵士と魔法少女の話(notエロ)と。
主人公、女隊長、義妹(間者・魔法少女)の日常とではどっち読んでみたい?
>>277 女隊長の日常。
だが魔法少女との恋も見たい
今更ながら魔法少女を接近戦で倒す義昭萌え スコップ殴打にガバ連発とは・・・
いい加減誰かツンデレ作戦にアドバイスをしてやれよw
丼炒飯氏来ないなぁ
プロット太郎氏マダ〜
最近過疎だなw
>>264 では僭越ながら。
とりあえず、どんな作戦でも「奇襲」を前提に立てるものです。
この作戦では突出部の要塞化が進んでいるという以上、「最初から稲葉学園側の攻勢意図は見抜かれている」と考えざるを得ません。
だからこそ早く攻撃を、というのは「遅巧より拙速」という孫子的発想では正しいでしょうが、奇襲ではなく強襲になった場合、
攻撃部隊は少なからず酷い損害を被るでしょう。
とくに、準備が整った地域に降下するパラシュート部隊は全滅を覚悟する必要があると思います。
ならば、逆に「突出部を側面から刈り取る」ように見せかけ、白石の戦力を突出部の両側面に誘致した後、
「正面から突出部を押しつぶす」方がいいのではないでしょうか。
大戦末期のソ連軍がこのような作戦(バグラチオン作戦だったか、識者の訂正求む)をとっています。
あるいはチタデレにおけるマンシュタインの主張のように、先にソ連軍に攻撃させ、それを機甲部隊の機動防御で殲滅する「後の先」
という手もありますが。
>>265 中隊長ならSS大尉(SS高級中隊指揮官)、小隊長ならSS少尉か曹長(SS中隊指揮官、SS上級小隊指揮官)
戦車長はSS軍曹(SS上級小隊指揮官)ぐらいがいいと思います。
>>285 トンクス
「突出部を正面から潰す」のは参考になりましたが、やはりこういう場合は機甲部隊がいいんでしょうか?(制空権は完全に稲葉が握っています)
あとマンシュタインの戦法について教えて頂ければ・・・
>265
サンクス
ところで、そのカッコ内の(SS高級中隊指揮官)とかというのは……
普通に大尉、中尉、少尉、准尉、下士官、兵と何か違うのですか?
>>286 俺も詳しくはないが、マンシュタインはチタデレ作戦の直前、南方軍集団長に着任し、
コーカサスからドイツ軍を撤退させつつ、ソ連軍の反撃を押し止めていた。
ほぼこれと同じ事をもう一度やろうとしたわけ。
つまり、ソ連軍の攻勢が始まれば、前線部隊は遅滞戦闘を繰り広げつつドニエプル川まで後退。
↓
ソ連の補給線がのびきり、攻勢部隊が息切れしたところで、温存していた機甲部隊で反撃。
↓
ソ連軍を包囲殲滅
というわけ。
広大なロシアでは、占領した土地の広さはあまり重要でない、いったん土地を放棄して作戦の自由を確保しようとするマンシュタインに対し、
ヒトラーはこの点を理解せず、硬直した防御戦術、敵の堅陣に向かって機甲部隊を真正面から突入させるといった愚策を強制した。
なお、正面から潰す場合もちろん機甲部隊。出来れば白石の予備戦力を側面に誘致して、敵の機動反撃を阻止できればベター。
また、制空権がない状態で攻勢に出るのは危険。とくに後方をかく乱されたら攻勢の勢いが鈍る。
悪天候が続く時期を狙うとか、一時的にでも航空優勢を確保するとか、何らかの手段が必要だろうと思う。
>>287 SSには国防軍と違う独特の階級の呼び名がある。だからSS大尉は正確ではなく、SS高級中隊指揮官。
SS隊員はわずらわしいし、混乱するから正式な階級を使わなかったと一般に言われているが、
逆に国防軍(特に陸軍)に対するエリート意識から、これみよがしに使う部隊もあった。
(例としてはカリウスの自伝ティガー戦車隊に出てくるSS11義勇擲弾兵師団の兵士がそんなタイプ)
「武装SS 階級」でぐぐれば対応表がでてくる
ごめん、制空権は稲葉が握ってるのか。勘違いしてた。
>>288 >>289 どうもありがとうございます
稲葉は制空権を全力で奪取し、数の不利を航空機で穴埋めしようとしています
突出部を正面から潰すとなると、降下猟兵は出番なくなりそうですね・・・。ただの歩兵に(汗
ツンデレ作戦の戦場は市街地じゃないですっけ?
機甲部隊突っ込んでも大丈夫なんでしょうか?
>>290 は自分ですた
正面から潰す場合なら、カンプグルッペ・ノエル(機甲兵力強化版)は薄くなった正面に突入する鉄槌的役割です
>288
ありがとうございます。
へぇ、階級の名称が普通と違うのか……
制空権は握っているけれど全体的には劣勢か…。
航空戦力を引き付ける囮部隊、囮目標を使って航空戦力を引き付けて、
その間にこっちの主力が敵の地上部隊を撃破するってのはどうよ?
それか航空戦力=戦闘機、軽爆撃機の類だけだったらいっそのこと、
暴れさせるだけ暴れさせて後から味方が送り狼でバッサリとか。
いずれにしても敵さんが空と陸で連携してなければこちらはいくらでも打つ手はあると思う。
一番いやらしいのは空からがっちりアタマ押さえつけられてるところを、
敵の地上部隊がダメ出し掛けてくること。こうなると目も当てられない。
>>295 参考にします
ツンデレ作戦でカンプグルッペ・ノエルの虎三、豹六、ヘッツァー二、ヤクトパンター一がT34/85、KV−1及び召還獣の波状攻撃に晒されるんですが、これに耐えるにはどのような戦法を取ればいいでしょうか?
考えている中では空爆(スツーカ、He219、フォッケ)で数を少しでも減らし、アウトレンジから砲撃を加えて撃破するというものです
今考えたのは敵の勢力をできる限り自陣に誘い込んで伸ばすこと。
伸ばすってのは敵の中心から最前線までそれこそを一直線に。
出来れば谷間や狭隘な地域を抜ける一本道で自分らからは見下ろせるようなとこ。
市街地なら予め鉤状に曲がりくねったルートを設定してそれ以外は
進入することが出来ないような戦車返しや鉄柱を埋めるとかね。
で、敵がもう十分に伸び切ったところでアタマとケツをメッタ打ちにして押さえつける。
あとは陸から空から叩くってのはどう?
召還獣=攻撃機兼偵察機とすると、こちらが誘い込もうとしてるってのを
何が何でも隠し通さなければいけないわけで、
そうするとこっちもわざと狭隘路を通って逃げるふりくらい取った方がいいかもね。
>262 様付けはいりませぬ。というかリクエストばかりしてないで
SSプリーズなりよ。
冬季装備、あるいは前線への輸送力の不足と冬季が思いがけず早く到来したことで
苦しむ生徒会SS側。そんな中、前線でカリウスの泥の中の虎を読む男がいた。
ウクライナだろうか、ソヴィエトロシアの平原の中を伸びる一本道を何列にも
並んで延々と行軍する縦列の写真を見てため息をつき、終章近くのヤークトタイガー
の評価を読んでため息をつき、埃と手垢ですっかり染め上げられたページを
見て三度ため息をつく。
そう、彼は三枝京介(仮名)。泥将軍に敗れて大地に車体を埋めた
狩り虎の脇に天幕を張って二日目である。
不要不急の実験的戦力とみなされ、湿地帯と化した敵すらもいない地点に
投入され、あげくのはてにスタックした戦車のお守りをするとなれば
いい加減気が滅入り、大学の入学願書でも書き始めそうなものだが、
本人にとっては天国であった。フランスかロシアかアメリカの博物館か
拝めないはずの戦車に触れる喜び。誰にも邪魔されず好きなだけ読書が
できる環境(彼は戦車長だった)、1941年の東部戦線の冬季を思わせる
状況を再現してくれる上層部。問題は指輪物語の映画版のごとく、敵が
アジア系であり、頑健なスラブ系などどこにも見当たらず、自分も
金髪碧眼の北方ゲルマン系ではないことだが、運命はそこまで手配して
くれないものである。いずれにせよ、戦線にまでこの状況でこれたこと、
わずかな間とはいえ戦闘行動をしたことで目的は半ば達成できたといえた。
あとはどうにかして戦車を払い下げて退役するだけである。そのためには
昇進とその前に無事の生還が必要なわけだ。
ここまで書いて丸枝中尉にとても似ているなぁと思った。
誰かがうまく仕上げて軌道修正してくれるといいなぁ。
さて、問題は、1 敵の歩兵に見つかるとまずい。2 にも拘らず
敵と戦い、戦闘力を評価するデータが手に入ると非常に先行きがよい。
3 味方歩兵はいない。 4 戦闘可能となるにはスタックした状況から
脱出する必要がある。5 戦車を今失えば、おそらく戦車乗りになれる
ことは二度とない。当然昇進の道も閉ざされる。というか帰れるだろうか?
知る限り、携帯のバッテリーを充電できる機械は狩り虎の中にしかこの付近
にはない。6 回収部隊はなぜかこない。7 おそらくどこかで手違いが
あったのだろう。 8 寒い。二度と泥の中には入りたくない。
まとめると泥の中に入らず、車両を回収し、勝てる見込みが十二分にある
戦闘をして味方戦線までたどり着くと大成功である。
>>300 偶然通りかかったカンプグルッペ・ノエルに引っ張ってもらい、スタックから脱出。適当に戦って味方戦線に到達。
その障害となるのは、車体が埋まっていること、回収装備の不足、
少数の敵歩兵の餌食となりそうなわが戦力、味方への道が不明であること。
しかし、である。考えてみるとこの状態は戦争騒ぎが始まってから
初めての休暇といえた。くだらない几帳面さと人格的圧迫と単純粗暴な
人々に顔をあわせず気ままに本を読める生活。(この時代の装薬を燃やすと
どうなるんだろうか) 車体を軽くするため砲塔外に取り出した装薬は
十分にある。したがって指がかじかむということはない。
一方、そんな彼を双眼鏡で眺めている男がいた。魔法少女側の某校
漫画研究部歩兵隊長(仮名)である。その視線は三枝が手にした本と
それから砲塔の細部、そして周囲を何度も順繰りに眺め回していた。
ということで、実は趣味が一致する両者は交渉により戦線から離脱。
オタク生活を楽しみベルトリンクラリーだっけに向けて英国へと旅立つの
です。白石と稲葉の上層部はこの事件とその真相を理解して驚愕し
戦争は停止し、再び歩兵教練の日々が始まるのでした。どんとはらい。
>273
生徒会SS諜報部電子情報隊は情報保全隊と並ぶ凄腕ぞろいだった。つまり、
ウルトラ情報を生み出すほどの通信傍受能力があり、敵のコンピュータ網に
対して超限戦を仕掛けることができ、そしてその能力を戦争にまともに使う
ことがないだけの良識があった。
さて、同部の主だった連中がゲーセンに出かけたのちも一人通信記録のログ
(魔法少女側の携帯通話記録)で検索をしている男がいた。高橋直己(仮)、
実に勤勉な男である。といっても彼は対戦相手を探しているに過ぎなかった。
つまり、彼は魔法少女の一人の熱狂的なおっかけであり、それが嵩じて
彼女を落としたいと望んでいたのである。そのため、TVで音紋を採取し、
携帯番号とメーカーを割り出し、敵の魔女飛行隊の編成を調べ、その作戦
を彼我の記録を突きあわせて推定し、その繰り返しで次第に精度を
あげて目標と高度とったもろもろを推測できるようになっていた。
どうやって対戦するか?
彼には優れた先輩たちの残してくれた財産があった。フライトシムと
連動する実機である。弾はBB弾。機体が衝突さえしなければ問題は
何もない。かくて、今夜もうーふーは出撃するのだった。おしまい。
投下お疲れ様ですた
広がっていく世界
第六話
オターキン・グラードへ向かう中ノエルたちは空軍高射砲部隊と擲弾兵の敗残兵を編入した。
一方その頃降下猟兵大隊は降下地点に偶然居合わせた魔法少女一個小隊に出くわし、後方の寸断どころではなくなっていた。
輸送機から投下された重装備(ゲルリッヒ砲やPak)は投下地点を外れてしまい、降下猟兵たちは苦戦を強いられることとなった。それでもパンツァーシュレッケ二、多数のパンツァーファウストとMGを回収に成功。
必死になって装備をかき集めた大隊は義昭が最前に立って反撃に出た。
「第二小隊はあの火炎野郎を始末、俺と第一小隊はカマイタチを殺る!」
魔法少女側の中核は火炎放射機ばりに炎を撒き散らすものと、空気の刃で降下猟兵を切り裂くものだ。
義昭は呟く。
「神様、今までお祈りしたことはありませんが私をお守りください・・・」
「軍曹!」
頭を叩いて返答が返ってくる。パンツァーシュレックを構えた義昭はカマイタチに狙いをつけ、軍曹は頭を下げた。
だが、放たれた弾頭をカマイタチは空気の刃で障壁を作り、直撃を防いだ。
>>308 第二小隊と戦っていた魔法少女がカマイタチを罵倒する。
「しっかりやりなさいよ、蟷螂女!」
「・・・貧乳」
「なんですって!?」
カマイタチの反撃を覚悟していた義昭と軍曹は喧嘩が終わらないうちにパンツァーシュレックの再装填を急いだ。
軍曹が弾頭を落とし、義昭が怒鳴る。
「俺を殺す気か!?」
「自分だって死にたくありません!」
第二小隊の放ったパンツァーシュレックが魔法少女の背中を捉え、炎の壁がダメージを軽減する。
魔法少女はカマイタチに激突。
義昭は一瞬のチャンスを見逃さなかった。ためらわずトリガーを引く。
が、カマイタチは魔法少女を投げて盾にし、爆風の中から突進してきた。両手に気流をドリル状にして。
その時、対空機関砲の射線がカマイタチを捕捉し、空気の壁をぶち破って戦闘不能に追い込んだ。
携帯電話が鳴り、同時にキャタピラの音。タイガーだ。
「ひどくやられたわね。大丈夫?」
「とりあえず生きてる・・・いつもいつも間に合うとは限らない・・・」
投下終了です
昨日はツンデレ作戦についての支援ありがとうございました
また質問なんですが、独軍の使用していた対地大型ロケット(ネーベルヴェルファーではなく)の詳細を教えて頂けないでしょうか?
稲葉の砲兵部はロケット砲が主力なので・・・
カマイタチたんはクールな魔法少女だな(;´Д`)ハァハァ
カマーイ達は召喚獣と違うのん?
>>312 カマイタチみたいな攻撃をしてくる魔法少女だからだろ
ふむん。特定的に書いてあったので召喚獣かと思ったのだが……
別に三姉妹の方が萌えるからとか違うですよ?
索敵・拘束担当の長女、機動・火力担当の次女、兵站担当の三女とするとして
おさんどん少女の三女は捕虜確定か
戦っているのは長女か次女か?
ツンデレ作戦の稲葉投入兵力はどれぐらい?白石はかなり投入してそうだけど
今までわかったツンデレ作戦内容
・制空権は稲葉が堅持
・突出部は要塞化(まだ未完成)
・作戦は「突出部を挟撃して包囲」と「突出部包囲と思いきや正面突破」の二案
・カンプグルッペ・ノエルは機甲兵力を大幅増強して突破口を開く
誰か補足よろ
>297に便乗して
自軍に対して優勢な兵力を持つ敵を倒すべく全面対決を避けて、
兵站を伸ばすだけ伸ばして補給が追いつかなくなったところで
「方面別に分けて同時に叩く」か、「一番弱そうなところから順に叩く」か、
どっちが良いと思う?
こんばんは 今夜もお世話になります
前書いたかもしれませんが、義昭とノエルは幼い頃からの幼なじみです。まあ「結婚の約束」なんてしてる仲で、ノエルの方が年上です
SSマダ〜?チンチン
>298〜
を読んで電波を受信。
ポルシェ・ティーガーの問題のあるところを教えていただけませんか?
機関や懸架装置に問題があるとのことですが、どなたか詳しいことを……
あと、ティーガーの航続距離が190kmあるのに対し、ポルシェ・ティーガーのそれが80km程度しかないのは、なぜでしょうか?
P虎ってディーゼルエレクトリックの奴だっけ?
あれは[発動機-発電器-モーター]な構造だから機関重量が重いのよ
従来式なら[発動機-ギア]で済むからな
重いから他の搭載量が制限される
砲と装甲が削れなければ減らされるのは燃料だ罠
それに駆動機関が3つ在るからメンテも大変
無段階変速や電線によるレイアウトの自由さなんぞ軽く吹き飛ぶデメリット
しかしそれがDr.ポルシェの斜め上方向の愛情だから始末に負えないw
>タイフーン エレファント出して・・・
ポルシェ=狂人ってことでFA。
女の子に似合う独戦車ってなんだろう?
ノエル姉は虎だが
三突短砲身
>>326 エキセントリックな趣味人と言えw
>>327 女の子に似合うのは三凸
って、振り出しに戻るだがや orz
どうにも女の子にとかいうとでかいか小さいかになるなぁ
W号シリーズは普通すぎるし、T号・U号もなんか違うんだよなぁ
>>329 W号H型
ノエルは姉御肌だから虎でいいと思われ
今までカンプグルッペ・ノエルはどういう場所で戦ってきたの?
教えてエロい人
タミヤから模型化された奴か? SdKfz251の両側面に取り付けたり、固定砲架から撃つ奴。
なんちゃらラーメンw だったはず。
「歩くスツーカ」はあだ名なんだよな。
>>336 ヴォルフラーメン?
しかし、ロケットオンリーで砲兵戦力になるのか?
てかさ、稲葉学園V2とか使わないの?
んで、ネーベルヴェルファーには6砲身の奴と多連装の奴。
そして、砲弾にもいろいろ種類があるらしい(炸薬、焼夷剤)、
ヴェルフラーメンとかスツーカツゥフースとか呼ばれているsdkfz251の車体側面に
砲架を取り付けている奴とかあるらしい。
でも、あんましロケット頼りだとあれじゃん、突撃砲兵の母体が
手薄になっちゃうきがするよん。
今、列車砲発射までの時間を稼ぐ義昭たちが頭に浮かんだ
FFZのヴィンセントみたいに、仲間でも変身(化け物に)する奴がいたら面白いかも
なんでか知らんけど、戦闘の真っ最中に通り掛かりの焼き芋屋目指して
突進する(ある意味別の戦い?)女隊長と魔法少女の構図が浮かんだ。
さらにスーパーの特売でメンチ切ったり、バーゲンで乱闘したりと。
なんか面白そうじゃねえかなと思って書き込んだ。
>>343 それを呆然としながら見つめるSS降下猟兵たちw
>>342 いやいや忍者娘だろ
そーいや夏休みスレにあった王虎対チハのSS続き読みたいな
345 :
名無し三等兵:2005/10/22(土) 17:57:22 ID:TXCGdqt8
ぬるぽ
ていうかさ、義昭やノエルのキャラ掘り下げ誰かキボン
実は女隊長も魔法少女とか
>>346 それはタイフーン氏のお仕事ですヨ
我々はアドバイスが任務ですぞ
とりあえず義昭とノエルは「いい関係」なわけだな
こんばんは
>プロット太郎氏 貴方の投下したSSを元ネタにした展開を入れたいんですが、いいでしょうか?
あと皆様から「こうした方がいい」という意見などございましたら、遠慮なくお願いします
>350 タイフーン氏
もともとあなたが作られた世界に乗って遊ばせて貰っている側です。
元ネタにしてくださるのはうれしいです。また、私はおおざっぱな
プロットで遊んでいるだけで、SSの域には描写面でもその他でも
達しておりませぬ。粗筋とでも呼んでくれるとうれしいです。
<意見
あるとすればもちっと戦闘場面を詳しく描写してくれるとうれしいです。
文だけで戦場の状況を表すのは難しいかもしんないですが、ことに
地形なんかを要領よく表現するのはあれかもしれないけど、描写がうまく
いくとその後の話をその舞台で作るときに見取り図が頭の中に入っている
みたいにうまくいくかもしれないと思うのです。
>>351 ありがとうございます
私からSSのリクしても構いませんか?
>352 SSというほどの描写の練りこみがないので粗筋とかプロットとか
呼んで欲しいなり。それとリクエストはどなたからでも大歓迎なり。
だけど打率10割は無理かも知んないので、期待せずに待ってて下され。
>>353 では
とある村にたどり着いたカンプグルッペ・ノエル。だがそこには魔法少女の小隊が占拠していた。
ノエルは村にはまだ民間人もいるとして魔法少女に休戦を持ちかけ、承諾される。
最初は警戒していた両者はひょんなことから意気投合、宴会へと突入。
いつも戦闘ばかりなのでほのぼのをお願いします
ツンデレノエルの告白SSきぼんぬ!
隊設立からしばらく仲が悪くなっていた二人。
部下らは隊の行動にも差し支えが出るとして、ノエルの告白を全力で支援する。
結果はもちハッピーエンドでw
>354 >355
冬季に虎の進撃軸偵察に出かけたノエルと義昭。思いがけぬ吹雪のため
帰路を見失い、対峙する両陣営がかわるがわる占領した村へとなんとか
たどり着く。村の建物の半数は焼け落ちて土台の石組みと深い穴倉のみと
なり、残りの建物にも戦闘の痕が残っていたが、そんな様子は
吹雪のためかすかに分かるだけ。さて、問題はどちらの陣営が
今この村を手にしているかだったが、見張りも外にいないであろうし、
車両も すまんがここで寝る。
仮に一時とはいえ休戦したからって
敵味方の恩讐越えて宴なんてできるもんなのかね?
>>357 まあ、ほのぼのもいいだろう
村を舞台に地獄絵図も悪くないがなw
続き 這う這うの体で一軒に入り屋根と暖炉があるのを確かめると
持ってきた携帯燃料で火を起こし、雪を掬って湯を沸かし、寝床を
黙々とこしらえる二人。どうやら、外の吹雪はますます激しく
なったようだ。
と、扉が開き誰かが入ってきた。暗がりにかすかな暖炉の明かり
だけで表情は分からない。コッフェルを暖炉際で寝袋に入ったままで
乾杯するように差し出すノエル。すると相手は近づいて背負っていた
毛布が巻きつけられた小銃を義昭に手渡し、その傍らに荷を降ろし
飲み物を受け取るなり飲み干すと寝支度を始めた。
乏しい食料を分け合い食事を始める一同。やがて、薪が無くなりそうに
なるとおしげもなく小銃の木床をくべる客。ノエルと義昭はその小銃が
魔法少女側の武器であることを見た瞬間悟っていたが二人とも何も言わない。
客は低い声で歌いだし、歌詞は分からないが二人にもなじみの調子だった。
二人も自分たちの歌詞で唱和する。不思議と凍傷になりかかった手先や足先が
暖かくなる義昭。
やがて客はいつのまにか眠り、二人も眠り、朝起きると客は既に
出かけた後だった。
ワクワクテカテカ
>タイフーン氏 ラブコメも是非入れてw
さっきタイフーン氏のSS読んだんだけど、義昭ってとんでもないヘマやらかして左遷されたのねw
あと魔法少女はパンツァーファウストが効果的と
魔法少女に有効だと思われる武器
・拳
・銃床
・スコップ
次点はパンツァーファウストでの殴打と45口径の滅多打ち
>364 微妙だけど、苦手という描写よりは魔法を使うために隙ができて
そこに付け込まれると弱い感じのほうがいいかもしれない。
そいと格好はどうなんだろねぇ。セーラー服かいな。そいとも
他の兵隊に混じって同じ格好して隠れているかな?
プロット太郎氏乙
総統がロリっ子ということにハァハァしてまつ
戦いとラブコメの板挟み (・∀・)イイ!
今日もお世話になります
>>365 魔法少女は基本的にセーラー服です 稲葉の教本では「変身中の発光時、呪文を唱える隙に接近戦で仕留めるべし」という一文もあります
違う格好してたらすごい勢いで狙撃されそうだが……
ひと目で「それ」とわかる格好の方が士気向上のためにいい気もしないではない。
そろそろ魔法少女の一般的なスペックを規定しておいてもいいのかもしらんな。
>>368 魔法少女のスペックですか・・・(汗
魔法の威力は魔法少女の体調や精神状態で変化し、魔法の使いすぎはエネルギー切れ(気絶もしくは死亡)
ちなみに義昭たちは実弾を使うことになりますた
魔法少女の装具はどんなものがあるんでしょう?
魔法の杖を常備とかお札やルーンを刻んだ石を持っているとか、
身代わり人形のおかげで三回までは死ねるとか。
それともそういう補助具なしで魔法が使えるのかな?
>>370 杖や装具を使用する者もいますが、ほとんどは生身です
>369 使うことになりますた
ってところに不安を感じたり。ご自分の作品なんだから断言してぷりーず。
>371 やはりスール制度の導入でロザリオなんかをこう代々引き継いで
欲しかったり。ごめん、もう流行ってませんね。すんません。
>>372 実弾を使います (すみませんorz)
変な質問なんですが、一個大隊は幾つの小隊で編成されているんでしょうか?あと一個小隊は何名で構成されているんでしょうか?
基本的な質問スマソ
例えば、対戦車中隊が歩兵大隊に1個入っている時代とかあるし。
第1次世界大戦だと機関銃の扱いが歩兵の戦列中隊とかと別になってた
気がする。最近だと対戦車ミサイルに迫撃砲あたりがどの階梯で
歩兵部隊に入ってくるかが色々。そんで、部隊の足が徒歩か
ヘリかパラシュートを使うか、兵員輸送車か歩兵戦闘車かでも違う。
ナチスドイツの場合だとググレバでてきますよん。
トンクス 小隊長を決めようと思ったので
京子はこれから出番ありますのでw
ロリっ子総統ハァハァ
外見がロリなだけだけか真正ロリか
それが問題だ
>>378 内容見るに多分外見ロリw
あえて義昭にハァハァしてやる!
>>378 京子は車椅子で(事故で両足義足)す
稲葉は生徒会長の独裁政権とうたってはいますが、実質的には自由な校風です
義昭は一家心中で家族を失い、その後稲葉の初等部に(ノエルも一緒だった)入学、中等部二年の頃武装SS入り、義勇兵師団で活躍し騎士十字章を授与されました。
白石本校攻略戦で大隊を全滅させられ左遷、降下猟兵にオブザーバーとして派遣、第一次オターキン・グラード戦に参加して左目を失う。
その後しばらく降下猟兵と行動をともにし、新設されたSS降下猟兵大隊長に任命された・・・。
というものです
ノエルは初等部時代からSSの前身的組織に所属、中等部時代に装甲教導団で機甲部隊のアグレッサーとして活躍。
開戦後は戦車中隊長になりW号H型で各地を転戦(この間に個人戦車撃破二両)
白石本校攻略戦で部隊が損耗しきった後にタイガー戦車実験中隊長に任命され、火消しに駆け回った。
白石の夏季攻勢が始まると中隊戦力が一両になるまで奮戦し、美濃輪村の遭遇戦ではタイガー二両、三号突撃砲一両の戦力でT34四、T34/85二、KVー1三を仕留めたのに加え魔法少女五人を捕らえ「女ヴィットマン」とまで呼ばれた。
ちなみに義昭とは五歳の頃からの付き合い
義昭は施設育ち? それともノエルの家に引取られたりしたのかしら?
全寮制の小学校だったりする?
>>382 ノエルの家に引き取られました。義昭はノエルを姉(幼少のころは)と思っています
>>373 ナチスドイツの陸軍編制は細かく変わってるが、大きな理由としては将校の不足というのが大きい。
たとえば、3コ歩兵中隊からなる歩兵大隊だと、大隊長(少佐)と歩兵中隊長(大尉)、小隊長(中尉か少尉)が
合計1+3+9=13人。ライン(指揮官)以外の将校も必要(大隊本部中隊長とか)。
これに例えば対戦車中隊を一個つけると、対戦車中隊長と各小隊長三人で、四人将校がいる。
ところが、各歩兵中隊に対戦車小隊をつければ中隊長が一人浮く。
もっと分割して、各歩兵小隊に対戦車分隊をつけることにすれば、小隊長三人分も省ける。
分隊長は速成教育の下士官か、戦場任官の兵長をあてれば、人員不足を補えるというわけ。
しかし、下位の部隊に戦力を分散すれば、その分打撃力が落ちるし、予備兵力として運用するのも難しい。
戦闘時には対戦車中隊は各歩兵中隊に分散配置され、対戦車中隊長の仕事がなくなったとしても、
「大隊長が前線近くの戦闘指揮所で指揮を執り、、本部中隊長が予備指揮所、対戦車中隊長が後方指揮所を担当」
という配置をとれば、どれか一つ指揮所が砲爆撃で吹っ飛ばされても、大隊の指揮系統を維持しやすい。
つまり、様々な部隊をまとめて、戦闘時に下位部隊に配分する方式だと、柔軟性が上がるが大量の人員が必要となり、
下位部隊にあらかじめ必要な部隊を配属しておく方式だと、人を節約できるが、柔軟性や、生存性は低下する。
末期ドイツ軍は、二番目の方式を多用したが、それも下級将校の不足から。バルジ戦の頃には中隊長が少尉とか軍曹なんてのがざらだったので。
こういう理由をさらりと紛れ込ませておくと、ただ編制表丸写しよりリアリティが増すと思う。
>>384 thx!
稲葉は慢性的な人員不足に陥っている設定なので参考にします(人員は優秀だが)
白石は人こそ多いが無能揃いな上、士気も高くありません
戦車の話を書いていて思ったのですが、戦車の中の人は、夜寝るときはどうしてるんでしょうか?
やっぱり戦車の中で寝るんですか?
それとも、テントか何かを装備しているんでしょうか?
>>386 たとえば前線で防御任務についているなどのときは、戦車の中で。
起きてる人間が交代で砲手席につく。敵襲があれば、正規の砲手と交代せず、そのまま戦闘。
各乗組員が互換訓練してないと悲惨なことに…
後方で待機中だが、敵の砲兵の射程内にいる場合、戦車の下に浅い壕を掘って寝たりしたらしい。
直撃でもない限り死なないし。横になれるし。
(似たようなケースで、前線にいる戦車の車体の下を包帯所につかったりするそうな)
テントを張るのは後方で演習中とか、そうとう安全なケースのみだと思う。
>387
なるほど、サンクス。
戦車の中で5人も寝られるのかな? と思って質問しました。けっこうなんとかなるんですね。
ありがとうございます。
>>385 少数の優秀な人員で構成された軍隊は、弱点も多い。(最近の米軍とかはとりあえず例外として)
たとえば優秀な中隊長に率いられた新米ばかりの歩兵中隊が敵陣へ斥候班を送るとして、
「中隊長自身斥候班を率いれば、十分情報を集められるだろうし、成功率も上がる
しかし、中隊長がもしその時戦死すれば、中隊の指揮能力は壊滅する」
かといって、
「速成の小隊長や、あまり経験のない下士官に率いられた斥候班を送れば、
中隊長戦死の危険は回避できるが、斥候自体が失敗する可能性が高まり、
またまともな情報収集が出来るか怪しい→したがってその後の戦闘が不利になるかもしれない」
その辺、(指揮官を失った状況、あるいは事前情報の不備)主人公たちの機転でなんとか互角に持っていく、
というのがドラマ的にはいいかもなー。
ただ、この方式は戦況をひっくり返すのは難しいだろう、いずれジリ貧だし。
あと、中隊長として優秀でも大隊長として、あるいは連隊長としては無能ってのはよくあること。
武装SSは優秀な若者を戦場で無意味に使い捨てる傾向があるくせに、戦闘指揮官として優秀というだけで
高級部隊の指揮官に抜擢ってのが好きだったようで、国防軍より無駄な損害を出している。
>389
ありがとうございます。ちょっとだけ待っていてください。
主人公と、ロシア系の亜麻色の髪の魔法将校、アジア系黒髪のメガネっ娘、ゲルマン系の少女が、ポルシェ・ティーガーで旅をする短編を思いついたので、そっちを先に書いて投下しますんで。
魔法少女のドタマを1km先から50キャリバーで撃ったら
コンクリに落としたスイカのようにキレイに爆ぜますか?
皆様お久しぶりです。
>>392 以前見た写真では射出孔付近はエラいことになってましたが、
爆ぜる、という感じではなかったです。
近距離ならともかく、1km程度なら質問のようにはならないのではないでしょうか。
>>394 おひさー
>プロット太郎氏 ノエル姉が騎士十字章授与されることとなった美濃輪村の戦いのSSをリクします
>392
終戦後、マスコミに戦時国際法違反とスッパ抜かれたあと、
戦中の事情など考慮されること無く白日の下に引き釣り出されるのがオチ。
…って言ったら身もフタも無いんだろうな(汗。
>>396 ま、厳密にはハーグ陸戦条規ではそんなことは書いてなかったりするわけですが。
マスコミはそういうことは言わないでしょうね。
>395
美濃輪村の遭遇戦
タイガー二両、三号突撃砲一両の戦力で
T34四、T34/85二、KVー1三を仕留めたのに加え
魔法少女五人を捕らえ「女ヴィットマン」とまで呼ばれた
ここまで細かいところができてるんならタイフーンさんのほうで
SSができかかっているんでは?
タイフーン氏、原作者なんだからワクテカしてないで自身でも書いてくださいよw
つまづいたので、ちょっと質問。
ドイツの戦車は基本的にすべてツィンメリットコーティングがなされていると考えて差し支えありませんよね?
ツィンメリットって、言ってしまえば泥粘土の親戚みたいなものですが、このツィンメリットの上から、マジックペンで字を書くことはできますか?
>399 ヒロインの人物紹介にも盛り込まれているエピソードなので
脇から書いちゃうのは気が引けるのです。
>400 紙をはっつけるか、白い布を引き回してそこにマジックペンで
書いてもいいんでは? いや、肝心の知識がないものですいませぬ。
水性塗料のカモフラージュなら現地で上からやっているみたい。
でも油性とかのマジックだとどうだろ?
ツィンメリット……が施されたのは1943年の9月以降生産された戦車、突撃砲、駆逐戦車。
自走砲、装甲車には施されていない。1944年9月に廃止。
また、野戦修理工場に持ち込まれた1943年9月以前に生産された戦車にも施された。(前線レベルではしてない)
あとコーティングの上から迷彩塗装を施すので、ペンで字を書くことは出来るだろう。
ドイツ軍の塗料はガソリンやオイル類で溶くことが出来るんだから。
司馬遼太郎がアバディーンとかソミュールとかにいって
油性マジックで落書きをして貰わえばばっちりですね。
モスクワだっかにあるマウスがある博物館の名前を忘れてしまった。
第八話
オターキン・グラード前部の陣地突破に成功したカンプグルッペ・ノエル。
ノエルは後続部隊の進撃を待たず第二軍の救出を開始した。「ヲタの広場」と呼ばれる市街の中心部に集まった第二軍兵士たちとすぐに合流に成功し、トラックだけでなく戦車や突撃砲の上にまで兵士を乗せ市街から撤退を始めた。
義昭やノエルの予想に反し、第二軍兵士らの士気は高く装備は充実していた。彼らは残された都市機能を最大限に生かして戦いに利用、ゲリラ化して白石の大兵力を足止めしていたのだ。空軍必死の輸送活動と航空支援にも彼らは感謝を述べた。
しかも敵は疲弊し、その士気は極めて低くなっているというのだ。
だが、ノエルは都市からの撤退を優先させた。一戦闘団にやれることは限られている。
ただ彼女は楽園をただくれてやる気はさらさらなかった。
「義昭、第二軍の兵士と協力してライフラインを全て潰しなさい。電気、ガス、水道、何もかもよ!」
>403
あら、たった一年だけなんですか!? 1943年って、時期もずいぶん遅い。
ドイツ軍をあつかった本では、頻繁に出てくるのに…… ずいぶん意外だ。
>コーティングの上から迷彩塗装を施すので、ペンで字を書くことは出来るだろう。
なるほど、コーティングというから、一番上に施すものと勘違いしてました。
ありがとうございます。
SS降下猟兵たちは分隊単位に別れ、各所に爆薬を仕掛けていく。第二軍が提供してくれたものだ。突然爆発音が鳴り響き、兵士たちは窓の外を見やる。
「おいおい、誰が赤軍呼んだんだ?」
「俺は呼んでない。よしSSの旦那、仕留めよう」
第二軍所属の軍曹は不敵に笑う。
「パンツァーファウストは?」
「校防はそんなもん使わん。これだよ」手榴弾を差し出し、軍曹は言う。
「俺たちはこいつで戦車を仕留める」
「・・・勇敢だな、あんたら」
「いやいや、パンツァーファウストも嫌いじゃないが、使い方忘れちまった」
義昭は分隊の三人をビルに残し、軍曹と共に下へと降りた。降りるなり、地響きが埃を落とし、ガタガタと壁が崩れていく。
「随伴歩兵はいない。カモだな」
「待てっ!」
軍曹は走り出し、T34に短機関銃を発砲した。
戦車の砲塔が軍曹を捉える前に、彼は車体によじ登ってハッチを開け、手榴弾を放り込んだ。
爆発が起き、戦車兵の上半身が吹き飛んでくる。
「ブラボー!どうだ少佐、これが校防流よぉ」
ちなみに校防とは校防委員会のことで、国防軍的な存在です
武装SSとはあまり仲が良くありません(上層部だけ)
戦車兵Aパーツが空を飛んでますが、人死に出てもいいんですか?
>軍曹は走り出し、T34に短機関銃を発砲した。
戦車の砲塔が軍曹を捉える前に、彼は車体によじ登ってハッチを開け、手榴弾を放り込んだ。
爆発が起き、戦車兵の上半身が吹き飛んでくる。
「ブラボー!どうだ少佐、これが校防流よぉ」
ここはどうだろう。アメリカ戦争映画にはよくハッチから手榴弾…なんてシーンがあるが
実際戦車によじ登るのはかなり大変だよ。車高を考えたら分かると思うけど。
動いてたらなおさら。回ってるキャタピラには足をかけられないし。
短機関銃を撃つ必要もないと思う。敵にこっちの存在を気づかせるだけだよ。
個人的にはT34vs肉弾ドイツ兵なら「戦争のはらわた」のジェームズ・コバーンの手を薦める。
つまり、なんらかの原因でスピードが遅くなったところに、皿型対戦車地雷(時限信管をつけた奴)
を喰らわせる方法。実際フリスビーみたいな要領で対戦車地雷を投げて、敵戦車のデッキに乗せる、
というのはドイツ軍でも兵士に教えていたはず。
(歩兵学校とかで教えたわけではなく、戦場にマニュアルと将校を送って、学習会を開いていたようだ)
>>410 その映画ってもしやチ○コ噛みちぎられて死ぬシーンがあったやつですか?
うん。そこだけ取り出すとコメディに聞こえるが。
あれはまあ、ドイツ軍マニアなら誰でも一回ははまる映画なので、色々参考になるとオモ。
>>413 近くのゲオになかったので遠出してきます
ドイツ版のスターリングラードにも肉弾で対戦車攻撃するシーンが
ありましたね。
人死にありがまずい気がするなぁ
嫌展になりまくる気がする
究極超人Rの部室攻防Rみたいに、首から札下げて
「私は死人です」
トイレに行くときは学級委員に許可をもらう。
>>416 そうかもしれません・・・
ただ、「人死なしで戦争」というものができるかどうか・・・
部室攻防Rってなんだorz
部室攻防戦な。そもそも実弾使ってマジ撃ちしてたら人死にでるわな。
つーか、いっそのこと実物の性能に限りなく近い「ペイントボール」で戦ってることにするとか?
>>421 ペイントボールですか 最初はエアガンだったんですが・・・
うーん。
魔法少女が出てるくらいなんだし「実弾使ってるけどなぜか人死が出ない」でいい気もする。
>>423 そうですね 一応蘇生魔法とか使える魔法少女も存在してるんですが
さてどうするタイフーン
>>404 つ「クビンカ」
かれこれ10年程前にそこの展示車両を収録したモデルアート別冊が出てたりします。
>>407 梅本弘『流血の夏』にISU-152を捕獲するシーンがありますが、
そこではまず収束手榴弾でキャタピラ切断して、後方よりこっそり近づいたような。
激しく記憶モードですが。
>>424 自分がどうしたいかが最も大事ですよ。
>420
ちなみにオレの話だと、一つは人死になし、一つはなしです。
人死にナシの話は、>419のおっしゃる究極超人Rを参考にしてます。
アリの話は、ヒロインの死にネタが使えると言う利点があったりします。ま、参考までに。
>427
違った。一つがアリで、一つがナシだ。
皆さんレスどうもです
色々考えて、「実弾を使っているのになぜか当たらない」にしようと思います
というわけだ諸君
いや、そうすると戦車砲弾も当たらなくなるんでないかい?
「なぜか死なない」とかではダメかな?
魔法で守られてるとか、ワーナー・ブラザースのアニメみたいに「なぜか死なない」w
唐突に思い浮かんだネタを
数え切れない数の王虎が配備されたカンプグルッペ・ノエル
義昭「よくこれだけの代物を・・・」
ノエル「学園長にお願いしたの。お尻を鞭で叩いてあげたらすぐ承諾してくれたわ」
義昭「どんな関係なんです?」
ノエル「あえて言うなら、女王様と奴隷かしら」
義昭は少佐だけど、毎回死にそうになってるよなw
階級こそ少佐だけど、実質小隊クラスの指揮官だしなぁ
命令違反と部隊壊滅の咎で飛ばされたらしい。
外部の方にキャラとか物語のロードマップとかのまとめがそろそろ必要かねぇ?
>>437 とりあえずオターキン・グラード攻防戦、ツンデレ作戦と続く。
>>438 つ【稲葉の護り作戦】
義昭って絶対人間関係に疲れてそうw
ツンデレ上官にロリっ子総統、それに敵は魔法少女・・・
稲葉の護り作戦は第二クールで行われるかもしれません
質問なんですが、ツンデレ作戦中にカンプグルッペ・ノエルが列車砲の護衛につくんですが、義昭たちがすべきことはなんでしょうか?
戦力は稲葉が虎二、四号駆逐戦車一、降下猟兵三十です 武器は重迫にパンツァーシュレッケ等。
敵は魔法少女一個中隊です
通常列車砲は戦線のはるか後方にいる。
というのは列車砲は基本的に超射程を生かした間接射撃する兵器だから。
もし白石がその列車砲をつぶしたいなら
1.ひそかに観測班(特殊部隊)、航空偵察などで列車砲の位置を突き止める
2.空爆か砲撃で叩く
の二つになり、防衛のための戦車や歩兵の出る幕はない。
だから例えば「後方の町で休養中のノエルたち。その近くに列車砲が。
さらに列車砲を爆破するため白石の空挺部隊が町に潜入→戦闘」
のパターンだろうか?
どっちかと言えば、防衛には対空砲と迎撃機が重要だろう。
>>441 前書いた波状攻撃で損耗したノエルたちは戦力回復と補給を行うため一旦後方に下がります
補給を終えたのも束の間、迎撃網を突破した魔法少女が列車砲を破壊するため迫ってきた・・・というものです
>442 その場合は列車砲の護衛はそれ専門の部隊がいるだろうから
列車砲に補給する拠点や列車砲への補給に使われる線路など鉄道を
守ることになるのでは。
慌てて山間部のトンネルへ砲列用の引込み線から逃げ込もうとする
列車砲を含んだ編成に乗り込んで護衛という形でもいいかもしれない。
トンクス
ツンデレ作戦で包囲された敵を列車砲で痛めつけるシチュがやりたかったので
また質問なんですが、
「連中勝ったと思ってるな」
「それでは教育してやるか」
の元ネタは何なんでしょうか・・・
ヴィレル・ボガージュでの戦闘でミヒャエル・ヴィットマンと僚友のバルタザール・ヴォルが発したとされる台詞。
一等自営業氏の作品でよく使われる。
>>446 どうもすみません(汗
今から白石の上層部は内輪もめを始めるんですが、末期症状の組織を描いた映画などはないでしょうか?
ヒトラー最後の一二日間は見ました
国会中継でも見るといいよ
内輪もめで末期症状の組織を描いた映画なんて、
そんな見ててムラムラするものあるのか?
>>451 まあ参考にすると思われ
つ【死霊のえじき】
>448 海上護衛戦は本だった。映画じゃないなぁ。
オリバー=ストーンのプラトーンとかはかなり酷い状態。
そいと
バッファローソルジャーズもいいかも。でもこちらはあれだ、
戦争に負ける直前ってわけじゃないですね。
書籍なら
キャッチ22なんかもいいかも。でもこれはバッファローソルジャーズと
似ているか。
>>452 見ましたw敬礼するゾンビが出てきましたね
>>453 プラトーンは小学二年か三年に見ました。バーンズとエリアス。明日借りて見まつ
白石敗北が決定した件について
やる気のある魔法少女達が軍の実権を握って反撃するんじゃない?
となると白石がアルデンヌ攻勢か
上で上がった「戦争のはらわた」もある意味末期症状の上層部(といっても連隊だが)を描いている。
レマゲン鉄橋も忘れずに
白石学園冬の大攻勢かぁ・・・
レマゲン鉄橋……と書こうと思ったら書かれてるし!
立場的にも稲葉が枢軸で白石が連合じゃないっけ、一応?
>>460 ツンデレ作戦後は戦力差が一変しそうです
おはようございます
>>459 レマゲン鉄橋は見ました。最後独側の指揮官が銃殺されてしまうやつですね
>>460 稲葉と平井工業(かつてのB工業)が同盟軍 白石と諸校が都市解放軍と称されています
463 :
07031041902313_ad:2005/10/24(月) 13:13:03 ID:FiHZPLgL
^^<ぬるぽ
敵の第五列が混ざっているようだな
すげぇコテハン どうすりゃなるんだ?
つ「携帯から節穴さん」
>>468 名前欄にfusianasanと入れると自分のホストが出るのですよ。こういう感じで。
どうもです 昨日はレスありがとうございました
質問なのですが、包囲した敵を壊滅させる効果的な方法にはどういったものがあるでしょうか?
ツンデレ作戦中に正面突破を図る稲葉に対し白石は左翼と右翼の部隊を増援に送りましたが、その間に稲葉側の機甲部隊が両翼から突入、包囲網を築きます。
白石は包囲網を破るため圧倒的な数の召喚獣と機甲部隊を投入、数で劣る稲葉はアウトレンジからの砲撃で食い止めます。
こちらの砲兵戦力はネーベルヴェルファーに対地ロケット、列車砲一です。あとスツーカ、FW190、He129、JU88(フリッツXorミステル)、爆装Me262が三機ずつです
味方の砲兵部はカチューシャと遠距離攻撃魔法で壊滅、ロケットが主力です
>>471 前段のみ簡潔に。
最も基本的な戦術として、包囲環にわざと穴を開ける方法があります。
この穴を黄金橋(golden bridge)と呼びます。
敵はこれに気付くと、まず小部隊を以て通過を試み、
成功すると次第に部隊規模を大きくし、遂には一気に本隊の撤収を試みます。
そこで敵本隊が黄金橋を通過しようとしたところを待ち伏せして襲撃、撃破した後追撃します。
この戦術のポイントは、本隊が通過するまで根気よく待つ、
いかに黄金橋の設定を見抜かれないようにするか、ということです。
そもそも「圧倒的な物量」が投入できるなら包囲することができん気がするが
>>473 包囲網の中の敵<<<<外の敵だと思われ
>>471後段
>正面突破を図る稲葉に対し白石は左翼と右翼の部隊を増援に送りましたが、
その間に稲葉側の機甲部隊が両翼から突入、包囲網を築きます。
これを読む限り、稲葉軍は突破を試みつつ包囲をしている印象を受けますが、
普通はそういったことはしません。
というのも、突破作戦というのは力任せに正面攻撃を行うものであって、
強大な戦力の集中を必要とします。とても同時進行的に包囲を行える程の
戦力を回す余裕はないでしょうし、あったとしてもその際の戦力格差は
相当なものになるので、白石側の指揮官が突撃馬鹿でもない限りは
決戦を回避するでしょう。
通常は突破口を開いた後に後続部隊が穴を拡げ、包囲するのです。
レスどうもです
>丼炒飯氏 そうなんですか・・・
正面の敵に対応した白石側の後方がたまたま開き、前線指揮官が現場の判断で包囲を命じたことになってるんですが
そんなことしたら両翼の敵と突破した敵から挟まれまっせ
>>477 包囲部隊は脱出、救出部隊も向かってくるとなると・・・orz
ツンデレ作戦の内容練り直してきます
でも「ミス」や「焦り」というものもあるからな
最終決戦でカンプグルッペ・ノエルの面々が敵本校の頭頂に稲葉学園の旗を立てるシーンが思い浮かんだ。
赤旗は焼かれ、投降した魔法少女や白石生徒たちを戦車にまたがった稲葉生徒が何とも言えない表情で見つめ、もはや敵も味方もない・・・みたいな
義昭は積極的に前に出て戦うけど、実際のところ少佐や大佐でこんな真似する奴いたのかね?
>482 パンツァー=マイヤーとかかなぁ?
あとはフォン=ヒューナースドルフとかの戦闘団長なんかも
戦車に乗って、結構前に出てます。
陸でなく空だったらもっといるんだけどそれは全然別か。
ザイツェフのほうのスターリングラードの敵役は少佐でしたっけ?
>>483 ケーニッヒ少佐か 確か子供を使って情報を得てた
義昭隊は大隊とは名ばかりで中身は小隊、やっは指揮官がしっかりやらないといけないと本人も思っているのかな?
あとパイパー(多分ノエルの元ネタ?)
ロンメルもアフリカで前線に出てって攻撃の指揮を執ることがあった
らしいですね。砂漠を転がる草めがけて機関銃を撃つように命じたとか
いう話があるはず。
きっと下士官は義昭を止めるのに必死なんだろうなw
そして義昭はノエルを止めるのに必死とw
あとラムケ親父を忘れずに
狙撃兵話の方の少佐は確か狙撃兵の養成教官で後方から引っ張り出されたんじゃないっけか?
飛ばされた義昭とは立場が違うな。
そいやバンド・オブ・ブラザーズのウィンターズも本部中隊(大隊だっけ?)付きになって
部隊の指揮が取れず、ムラムラしていたシーンがあったな。
イラクの米軍は大隊長(中佐)が前にたって戦闘している例がありますよん。
具体的にはゲリラを追跡してて撃ち合いになって負傷したり。
とか、イラク軍の顧問としてレンジャーの教官(中佐)が行って
パトロールしてて撃ち合いになったりとか。
>>486 軍曹さん「少佐やめてください!あなたは大隊長・・・」
義昭「うるせぇ!指揮官は一番前に立って戦うもんだ」
別室
義昭「中佐やめてください!あなたは戦闘団の・・・」
ノエル「うるさいわねぇ。指揮官は最前線で戦う!基本なのよ!」
義昭「いやさ・・・怪我とかしたらマズいですよ!」
ノエル「あんたに心配されるほど落ちぶれちゃいないわよ!さっさと準備しなさい!」
義昭「(;´Д`)」
ノエル「・・・でもちょっと嬉しいかな・・・。ありがと」
義昭「(・∀・)ニヤニヤ」
>>487 ケーニッヒの元ネタ?になったのも大佐だったような
あと降下猟兵のハイテ大佐もいる
スコルツェニーは戦ったっけか?
つ【ベーケ少佐】
>>489 もっとこう、公私の線引きがしっかりしてる方がいいな。
公の時は敬語で私の時は碎けた感じで。
義昭「やめてください、中佐!あなたは戦闘団の指揮官なんですよ?」
ノエル「戦闘部隊の指揮官が最前線で戦わなくてどうする!基本だろう!」
義昭「ですから……怪我とかしたらマズいでしょう!」
ノエル「君に心配されるほど落ちぶれちゃいない!さっさと準備しろ!」
義昭「(;´Д`)マッタク、言い出したら聞かなねぇんだから……」
ノエル「……ありがと (・∀・)ニヤリ」
義昭「(;`Д´) からかうなよ!」
ノエル「(´∀`) フフフ」
なんかツンデレじゃなくなった気がするが、まぁいいか
>>493 よしやってみよう
ノエル「少佐、私個人の命令を伝える」義昭「なんでしょうか中佐殿」
ノエル「一回しか言わんからよく聞け」
ノエル深呼吸
ノエル「私と付き合え」
義昭「なんです?」
ノエル「・・・い、一回しか言わないって言ったじゃない!バカ(顔真っ赤)」
義昭「すみません聞こえませんでした(申し訳なさそうに)」
ノエル「付き合って・・・」
義昭「了解しました一緒に整備部品をもらいに行きましょう(意図はわかるが流す)」
ノエル「・・・懲罰部隊行き」
義昭「(;´Д`)」
義昭の余裕が気に食わない
というのはダメですか?
>>495 ノエル「少佐、私個人から命令を伝える」
義昭「なんでありますか?中佐殿」
ノエル「私と付き合え」
義昭「へっ?」
ノエル「聞こえなかったか?私と付き合うんだ」
義昭、顔を真っ赤にして手を振る。
義昭「いや、あの・・・整備部品を取りに行くのでありますか?」
ノエル「貴様は馬鹿か?付き合うという意味を理解していないようだな」
ノエル、うつむく。
義昭「中佐殿?」
ノエル「・・・一緒にいてほしいの」
義昭「自分でよろしければ、一向に構いませんが・・・」
ノエル「では少佐、普通の義昭に戻り私に同行せよ」
義昭「・・・ああ」
ノエル「性欲をもてあます」
義昭「うえっ、うひぃぃぃぃ!?」
>>498 二人で夜道を歩く二人。空には数え切れない星が輝いている。
義昭「小さい頃を思い出します」
ノエル「今はプライベートなんだから、固くならないでよ」義昭「・・・すみません」
ノエル「ほら!もっと自然でいいの」
義昭「ひ、久しぶりだな・・・こういうのは」
ノエル、満面の笑みで義昭の手に抱きつく。
ノエル「ねぇ、こうすると本物の恋人同士に見えない?」
義昭「そ、そうだな・・・」
ノエル「恋人同士だろ、とか言いなさいよー!」
義昭「え、あう・・・」
ノエル、義昭の前に立って手を首にまわす。
ノエル「明日からまた戦場だけど・・・。私の想いが義昭を護るわ・・・」
ノエル、義昭に口づけ
ノエル「弾避けのおまじない」
義昭「あお・・・ノエル。煙草臭い」
ノエル「Zbvに転属」
ごめんタイフーン(汗
前に出すぎだ! 後退しろ!
>フォン=ヒューナースドルフ
それで思い出した。オターキングラード解放作戦の参考文献としてお勧め
「奮戦!第六戦車師団」(大日本絵画)
スターリングラード包囲を外側から打ち破ろうとした「冬の嵐」作戦の詳細な記録。
タイトルは子供だましだが(原題は「スターリングラードまで48キロ」)、
著者が実際この師団の戦車中隊長だったので、実戦の雰囲気はばっちり。
上の大佐どのはこの師団の戦車連隊長でヒューナースドルフ戦闘団を率いていた。
まさにノエルの立場にいた人。
なお、この本大変売れなかったらしく、在庫に「宮崎駿監督絶賛!」という帯をつけて再度売り出したという経緯あり。
気弱義昭ハゲワロスw
話戻るけど、独軍にはホント少佐やら大佐やらで戦う人多いな まるで(自主規制
>>501 明日本屋に逝ってきます 降下猟兵のなんたらイーグルスは読みました
ノエル×義昭のSS投下してくれた方ありがとうございます
ちなみにノエルの身長は180、義昭より大きいです
なんでオターキングラードっていうんだ?
>>504 最初はただの電気街(アキバみたいな)でしたが、都市に逃げ込んだ魔法少女を追って稲葉第二軍が侵攻。泥沼の市街戦がスターリングラードを思わせたこと、あちこちに点在する萌えからオターキングラードと称されました。
都市の一部が廃墟と化した後も三度に渡る攻防戦が展開され、稲葉第二軍は包囲されたものの長い間持ちこたえることに成功。
作品全体から昔の戦争映画の香りがしますねw
おはようございます
質問なんですが、総統が最前線を訪問して前線部隊と触れ合うシーンを出す予定なのですが、実際にこのようなことはあったんでしょうか?
日本なら
つ[海軍甲事件]
>507
ある。流石に銃弾が飛んでくるところまではいかなかったが1941年までは結構前線までヒトラーは出かけてた。
なにより本人が「私は一兵士の出身だ」というのを誇りにしてたから。
野戦飛行場までタンテでいって、野戦炊事車で作ったシチューを兵士と食べたり。
兵士も結構気さくに迎えてる。写真撮ったり、サインもらったり、上半身裸だったり。
なんつーか、最高司令官を迎えるというより、アイドルの追っかけみたいな雰囲気。
>>509 どうもです アイドルでもある京子総統は(軍の指揮系統に口出ししたりはしませんが)慰問活動を積極的に行っている設定です
義昭は女が苦手でOK?
あとノエルみたいに女戦車兵なんていないんだろうな・・・実際
甘い。
WW2のソ連には実際に女性戦車兵がいたし、近年では英国王室の王女(確かアン王女だったか)が
スコーピオン偵察戦車の搭乗員だった。しかも王女は戦車長ではなく運転兵w
>>512 ソ連は女性パイロットもいたしな独だと強制収容所の看守しか思い浮かばないw
ノエル、義昭をベッドに縛りつける
「や、やめてくれ」
「教育してあげるわ」
まあそれは置いといて、ソ連には女戦車兵にスナイパー(十代のもいた希ガス)、女パイロットだからねぇ・・・
どうもです
今本編書いてるんですが、日常感を出すにはどのような描写を入れればいいでしょうか?
今のところは
・週明けに宿題に追われ、協力して始末する校防委員と生徒会SS
・ケッテンクラートで登校
ですが・・・
>ケッテンクラートで登校
うはwwwwテラ通いタスwwww
前線か後方(それこそ学校で授業を受けてるとか)にもよりますが。
日常感なら基本は飯でしょう。
他のクラスから員数合わせにパチってきたりとか、無駄に部隊間で競争して負けた方が奢ったりとか。
前線ならタコツボの中やら移動中の戦車の上で気になる異性とかアイドル、
はやりのテレビやラジオの話を益体も無くするのもありかと。
>>516 今は学校生活です
前線だとタコツボの中でノートパソ広げて2chしたり、異性についての話。
後方だと生徒同士格闘技したり、捕虜と談笑したりです
捕虜と言っても「門限の厳しい寮で生活してる」程度だったりして。勉強とかは普通にしてそうですな。
捕虜になった全国模試一桁の秀才君/さんに勉強勝負を挑む稲葉のガリベン君/さんとか。
それをネタに賭けをするその他生徒とか。
>>518 稲葉には捕虜専門のクラスもあります(一般生徒だけですが)
その中には△木馬隊(トロイの木馬を元ネタ、敵に化ける)の訓練教官をしている生徒もいます
△木馬隊が冬の攻勢が活躍するわけだな
WTMの王虎を見ながら妄想しちまった
日常って何あるかねぇ
>>520 W号ラング出てきましたw
>>521 あとは
・放課後に訓練がなくなって喜ぶ
・購買部で校防とSSが揉める
・「今週の一人」として活躍した生徒が校内新聞及び校内放送の取材
・ノエルや魔法少女のプロマイド販売
・捕獲装備の転売屋・転属願いを却下されて凹む
最前線に現れた侵入者ならぬ珍入者で両軍ともに目が点になるようなのがいいな。
サーキットにポ○チン丸出しで飛び込んだり、沿道から走者に抱きつく香具師のような。
>>523 前出てきた投降マンだなw
密かにノエル×義昭に期待している俺が来ましたよ
>>523 あとスツーカ乗りの大佐が義昭に宿題終わったかと聞かれ、「案ずるなよ。俺はもう半年近く鉛筆を握ってない」と言うシーンがあります
>>524 義昭とノエルの関わりはシナリオのメインなので
誰か
>>493あたりの続きかSS(プロットか?)投下キボンヌ
彼女(親友)が上官なんて実際にあるもんか?
おはようございます
日常案などありましたらお願いします
質問なんですが、陸軍(歩兵)から見てルフトバッフェはどう思われていたんでしょうか?
両手に花で女子生徒に囲まれるパイロットを見てSSや校防委員たちが悪態をつくシーンがあります。
ちなみにスツーカ乗りの秀敏大佐は「歩兵は友人だ」と思っています
モルヒネデブの子分じゃね?
悪いのは国家元帥閣下なんだけどな、
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのが世の常って事で
モルヒネ国家デブ元帥の行状なんかは有名なんで割愛しとこ
>>529 空軍元帥はドジっ子の委員長です
ルフトバッフェはエリートの集まりで美形も多いので女子生徒から人気が高く、パイロットも妙なエリート意識を持っています)
スツーカ大佐は老け顔で人気ありませんがw
妄想してみた
ルフトバッフェのパイロットに群がる女子生徒を横目で見ているノエル
義昭「中佐殿、何を見ているんでありますか?」
ノエル「あんな美形、私は嫌いだ」
義昭「そ、そうでありますか」
ノエル「私は少し汚れている方がいい。特に女が苦手な、降下猟兵の旦那がな」義昭「は、はあ」
ノエル「・・・アンタは食えない奴ね」義昭「(;´Д`)」
どうもです
生徒会のキャラ設定を投下
水無月京子
稲葉学園の生徒会長、実質的な最高指導者と言われるが、本当のところ祭り上げられた存在に過ぎない。
それでも京子は彼女なりに自分にできることを(前線慰問等)を積極的に行い、人気は高い。昔自殺未遂を図ったことがあり、その際に両足を失って車イス生活を送っている。
立花優香
稲葉学園生徒会武装SS長官。高等部三年に所属、メガネをかけたキツい感じの女子生徒だが捨て犬や捨て猫を拾うのが趣味という変わった嗜好を持つ。
白石学園や魔法少女に対してはある種憎悪にも似た感情を抱いており、強硬派の一人。
青葉ゆかり
稲葉学園空軍元帥。元々は学級委員を務めていたが、生徒会人事異動で何を勘違いしたか空軍元帥に。見ている方が慌てるほどのドジっ子ではあるが、持ち前の真面目さと有能な部下のおかげで仕事をきちんと進めている。
なぜか外国語に長け、各種兵器の買い付けのため海外派遣されることも多い。
稲葉学園って女の子多いんだなw
義昭「大佐、宿題は終わりましたか?」大佐「そんなことはどうでもいい。先週日曜に左足が義足になってしったニヤニヤ」義昭「(;´Д`)」
高校生ルーデルテラワロスwwwww
ふと思いついたネタ
十二月の大攻勢を前にしたカンプグルッペ・ノエル
王虎が配備され、士気は否応なしに高まっていた。
ノエル「少佐、少し話がある」
義昭「なんでありますか?中佐殿」
ノエル「クリスマス一緒に過ごそうという約束、果たせそうにないな・・・すまない」
義昭「うえっ、うおい・・・き、気にしないでください!(内心(´・ω・`)ショボーン」
ノエル、義昭の意志を読み取る。
ノエル「クリスマスは白石で過ごす!出撃だ!」
こうしてカンプグルッペ・ノエルは強力な防衛線をことごとく破り、燃料・弾薬切れにも構わず前進したのでした
すまん(汗
こんばんは
>>533 稲葉はどちらかというと女子の比率が高く、極度の女性恐怖症である義昭は毎日ビクビクしながら生活しています
あと義昭の左目はノエルを交通事故から庇った際なくしたことに変更しました
質問なのですが、スツーカを投入するために不可欠な点などを教えて頂ければ・・・
低速のため戦闘機に狙われないようにする、くらいしかわからないものでorz
秀敏大佐は戦車破壊26台、撃破召喚獣八匹のスツーカエースです
このスレは盛り上がったり過疎ったりだな
539 :
名無し三等兵:2005/10/26(水) 21:37:56 ID:/Wz7tIG0
ぬるぽ^^
ドジっ子元帥「いけない!Me262を戦闘機として使ってって伝えちゃった・・・」
>>537 対空砲火にも弱いため、確か大戦後半は
「Fw190Gなど戦闘爆撃機でまず掃射」「次にJu-87で攻撃」のパターンだったはず。
何しろソ連軍は高射砲からピストル、フライパンまであらゆる武器でドイツ空軍を迎え撃ったからなw
>>541 トンクス
ツンデレ作戦の中にFwやMe262のパイロットが爆弾投下後戦闘機として戦うんですが、実際のところこのようなことは行われるんでしょうか?
久々にプロット太郎氏にリクを
片足を失ってもなお戦い続ける秀敏大佐のSSキボン
魔法少女の夏季攻勢、護衛戦闘機もなく単機で地上を埋め尽くす召喚獣に立ち向かうスツーカ・・・
直後に空戦に巻き込まれて、自衛のため…つうならまだしも、
「あー、爆撃行ってきて。ついでに制空権もとってきて」
というのは無理。
爆弾やロケット弾を積めば、その分燃料は減って滞空時間は減るし、燃料消費も増えるし。
爆撃後少なくなった燃料を振り絞って戦うぐらいなら、
護衛戦闘機つけておいて、爆撃機は帰還させ、護衛機が残って戦う方がまだ…
(それでも、帰りの護衛はどうするって話になるけどね)
>>544 わかりました
話の中でパイロットが「俺たちは二つの役割なんて果たせない・・・」と呟くシーンがあるもので
まあ、これは大日本帝国海軍の例になるけど、マリアナ沖海戦(あ号作戦)で
ゼロ戦に250kg爆弾を装着して
「敵空母の甲板を破壊」「その後は敵戦闘機と戦う」
という作戦は実際行われた。
でもパイロットの錬度が低くてそもそも無理だった上、レーダーで補足され、米軍機に襲われて散々な目にあってる。
250kgの錘をつけた戦闘機なんてただの的だから。
それに爆装してない普通のゼロ戦も護衛として飛んでるし、爆装ゼロ戦の任務はあくまで爆撃で、あとの戦闘はおまけだろう。
おはようございます
>>546 わかりました どうもです
SSは今夜あたりに投下します
稲葉は女性社会か
女性の軍人ってどんなのいたっけ?
カンプグルッペ・ノエルはラブコメなのか?教えてエロい人
>>548 女性パイロットならハンナ・ライチェくらいしか(詳細は知りませんが)
>>549 ツンデレ作戦が終わったらラブコメ編に入るかもw
質問なのですが、ツンデレ作戦でノエルが京子から意見を求められ「信頼性の低いパンターは利用価値がありません。それならW号の方がいいです」と答えるシーンがあるんですが、パックフロントを突破する際の能力は虎と豹どちらの方が高いんでしょうか?
白石のパックフロントは攻撃魔法(75o対戦車砲と同程度)と対戦車ライフルで構成されています
>550 パックフロントに有効なのは砲兵と航空支援だと思われ。
戦車のみで突破を図るならば、パンツァーフロントで試してみる
のがお勧め。それで一線のみで構築されている陣地について
模擬体験してみて、これが複数重なっている場合や、こちらの
背後を取るように陣地が構築されている場合などを考えてみる。
究極的には対戦車砲狩りがうまい人が脇にいるか、自分の
車に乗っているほうが、車の種類よりも重要なのではあるまいか。
ちなみに豹と4号だったら豹のほうが評価は高いと思われる。
これはヒトラー=ユーゲント師団の戦史での両者の扱いの違いを
見るとそう思う。実際には豹が出来なかった仕事を4号がこなすシーン
(ヴィリー=ジーゲルが乗っていた)などもあるのだが。
Pakは伏撃命だから歩兵を使って位置を曝露させるが吉か?
位置さえ分かれば迂回も撃破もできようし。
>>552 乙であります!
>>551 パンツァーフロントは1だけ持ってます 今からしてみます
>>552 乙です 本当にありがとうございます!
>>553 義昭たちをパックフロントの偵察に向かわせたりしたいんですが・・・
PS2をもっているならパンフロB型を買うんだ!
市街攻略もあるし陣地攻略もある。おまけに投降マンも拝めるぜ!
ドンパチしてる学生以外の大人…教師だの一般市民だのは何してはるの?
>>556 市民はドンパチやったら避難するし怒るわな 教師とかは普通に生活していると思われ
>>555 今はMOHやってるのでorz
>>556 教師は基本的に一般の業務を続けています。
学園都市にはあまり一般市民は住んでいません
この話って海軍なし?
>>559 海軍は・・・まだわかりませんスマソ
質問なんですが、ネーベルヴェルファーでスターリン戦車を破壊(近距離目視照準)することはできるんでしょうか?
話の中で降下猟兵たちが戦線を突破した親衛戦車軍を迎え撃つシーンがあるもので
>>560 SS降下猟兵でも「緑の悪魔」なのかな?
>>560 初速が遅いから無理だと思われ。
もともと間接攻撃専用みたいな武器だし。パンツァーシュレックやパンツァーファウストとは根本から弾頭も違う。
当たっても跳ね返るか、表面で爆発して終わりか。そもそも直接照準器が無いし。
少なくとも実戦でそんな使い方はしてない。
>>562 トンクス MOHで列車砲破壊してたのを見まして・・・
>>561氏の質問ですが、SS降下猟兵も緑の悪魔と呼んでいいんでしょうか?
MOHってやったことないんだけど、ネーヴェルヴェルファーの直接射撃があんの?
ま、あれ割とランボー系ゲームで雰囲気重視とは聞いてたけどね。
あと、「緑の悪魔」は連合国の兵士(たしか米軍が北アフリカで)つけたあだ名なので。
1942年当時としては珍しく、緑系の迷彩服を着てたから。だから、白石の兵士がそう呼びたければ呼べばイイ。
>>564 近づいてボタン押すだけですが(汗
あと名前については義昭の白石側コードネームが「稲葉の黒ウサギ」となっています
>>565 SS降下猟兵が「稲葉の黒ウサギ」の方が
>543 夏の遅い夕日を浴びた油が反射する湖面の上を低空飛行する
ロービジ塗装のJu-87D-5(アドバンスド大戦略で見かけた型番なので
細かい意味は無いよん)。秀敏のイリジウム携帯が振動し、エンジンの
震えの中(スツーカの機内がどんだけうるさかったか知らん)、符丁を
組み合わせたメールが表示される。
それをちらっと眺めて読み取ったかと思うと操縦桿を軽く左右に振り
(スツーカの操縦の仕方は知らん。ペダルと操縦桿かな?)翼をかすかに
振動させる(低空でこれをやっていいんか?)。右旋回をする秀敏の
機体を見つつ、僚機が背後上空から左手の翼と一直線に並ぶ位置に
滑り出てくる。
手信号でなにやら指示する秀敏。それをみて翼をバンクさせて応じる僚機。
湖岸を目指して相変わらず低空飛行で近づくスツーカ2機。破壊された
鉄道土手とその際のラブホテル、簡易旅館、ビジネスホテルの群れに
ちょっと離れて低層アパートを超える際、翼の下面にロービジでヘルメスの
杖が書かれているのが眼に入る(普通ここにパーソナルマークは
書かない。機首の横とかだよなぁ)
金物屋のある坂、仕舞た屋の並ぶ○○銀座通りの上を瓦や電柱の高さで飛ぶ
機体。喉にあてたマイクで携帯でなにやら話す秀敏。
やがて、街の郊外となる。大型駐車場付きのショッピングセンター。
新しい複車線道路。ドライブスルーがいつも混んでいるファーストフード。
そして、道路の交差点は砲弾穴だらけとなり、四辻の建物が壊され、
均され、鉄板が敷かれて迂回路となっている。
新興住宅団地がある傾斜面に沿ってスロットルを開けつつ(左手?は
どっちに動くんだろう、前か? 後ろか?)急上昇する2機。市街を見晴らす
段丘の高層団地の頭に出て、左反転し地上を確認。携帯のボタンを押すと
そのまま地上に突っ込む。サイレンが聞こえる。
地平線がひっくり返り、見る見る視界に広がる地表。土壌が剥き出しと
なった斜面に蹲る得体の知れない獣。
ふと浮き上がる機体。翼から離れて一直線に落ちる黒い物体。
機体を引き起こしそのまま低空で遁走する2機。
召還獣の個性化と、兵器へのなぞらえがあるといいかも。
でも空を飛んでいる飛行機からみたらあんまし動かない黒い大きいもので
終わりそうだしなぁ。
おはようございます
>>571 個性化ですか
パックフロント用の召喚獣→伏撃のため全高が低く、発見されにくい。武装は対戦車魔法のみ(75oPakと同程度の威力)
制空戦用召喚獣→
防御力は低いが高機動、単体ではFwに劣る性能だが数押しやYakとの共同作戦で対抗する
防御用召喚獣→魔法少女の支援なしでバリアを張り、主に防御陣地の穴埋めに使用される。虎配備前の稲葉は88oや105o野砲で対抗した。
地上作戦用召喚獣→白石で最も多用されるベヒーモスやカトブレバスの類。接近戦では高い戦闘力だが、遠距離攻撃武器は一切有していない。これと機甲部隊による物量戦が白石の得意分野。
ざっと挙げてみました
>プロット氏 乙です
支援
燃料投下されないかなぁ・・・
Youが投下しちゃいなYO!!
第九話
SS降下猟兵大隊は分隊単位で第二軍と協力してライフラインの破壊を続けてはいたが、オターキングラード内部に突入した白石側部隊の攻撃は激しさを増していた。
彼らも稲葉側の目的に気付いたらしい。戦車こそ肉薄攻撃で破壊できたが、魔法少女の介入は事態を悪化させた。
市街地で交戦中の部隊は分断されてしまう。
義昭は携帯電話に叫ぶ。
「各部隊は地下下水道を通って市街地から脱出、経路はメールで送る!」
かつてオターキングラードで戦った時、義昭は負傷者として都市から運び出された。
その際に使用されたのが下水道であり、脱出ルートは義昭の携帯に残してあった。
「少佐、逃げるのか?」
「勝利への撤退だ。軍曹」
一方オタの広場を抜けて負傷兵を運んでいたカンプグルッペ・ノエルの重戦車小隊と戦車中隊。
突然捕獲T34が炎に包まれ、パニックが起きた。
ノエルは全く動じることなく、ティーガー戦車の射撃手、真由に言う。
「ブラウ2がやられたわ。敵は?」
「距離400、遠距離攻撃型ベヒーモス。随伴歩兵及びWGはいません、お姉様」
「ブラウ8、負傷兵を黙らせなさい。当てなければ発砲も許可するわ。RP装填、距離400」
88o砲弾が装填される。
「装填よし!」
「照準よし!」
「撃て!」
口にエネルギーを充填していたベヒーモスの頭を88o砲弾が貫き、鮮血が飛び散る。
「トドメよ。HE装填、装填完了次第発砲を許可する」
発砲と同時にベヒーモスが吹き飛び、瞬く間に姿を消す。こちらの世界にいられなくなるほどのダメージを受けたのだ。「ティーガーを倒したかったらドラゴンでも持ってきなさい!」
燃料が投下されたぞ!各員配置につけ!
ネ○ま見てて思いついた(義昭に妹がいるという仮定で)
入浴中の降下猟兵たち
「チン○が一番デカい奴が少佐の妹とファックできるらしい」
一同「なんだって!」
隊員「俺だ!」
隊員「長さなら俺が一番だ!」
隊員「俺の皮被ってる・・・orz」
隊員「黒んぼは嫌いだろうな」
>>タイフーン氏
よし、的確な射撃だ!
>>579 それを知った義昭が
「もし妹の半径10メートル以内に近付いてみろ。弾と竿を切り取って貴様らの家系を絶ってやる!」
とのたまうわけですね。
エイトボール「最初は俺だ」
義昭「トゥー・ブークー、トゥー・ブークー」
FMJ
まあそんな日もあろう。
あえて、ノエル×義昭のラブコメSSをリクします
PAM!
むしろ魔法少女に蹂躙された砲兵隊の奮戦キボン!!
>>584 とりあえずツンデレ作戦後はほのぼの&ラブコメ編を・・・
あらすじ
ツンデレ作戦終了後、稲葉と白石の戦線は一時的な膠着状態に突入。
双方共に戦力の再編や補充を急ぐ間ではあったが、奇妙な平和が両校の間に発生しつつあった。
カンプグルッペ・ノエルの面々は毎日退屈なパトロールや捕獲兵器の物色をしながら日々を過ごしていた。
ある日パトロールから帰り、寮で寝ていた義昭は自分の布団の中に尻尾の生えた少女が寝ていることに気づく。
悲鳴を上げながらルガーを撃ちまくる義昭。
「待って、待ってください!」
「PAMPAMPAMPAMPAMPAM!」
「私はあなたの妹です!」
内容としては学園祭(党大会)とかノエルと妹の戦いとかですね
思わぬ良スレ
尻尾ってぇのは前から生えてるのか後ろから生えてるのかで
受け取る意味合いがだいぶ変わって来るんだがなぁ…。
劇場版Z見てきますた
>>588 尻尾は後ろからですwイメージ的にはギルティギアのディズィーでつ
ここ三日くらい戦線は膠着状態に陥っているな
>590 SS職人が足りんですね。それが一番の問題。
タイフーンさんの頑張りに期待かのぅ。
職人さんって今何人くらいかな
極東三等兵さん、タイフーンさん、プロット太郎くらい?
>592 世界観は所詮人によって違うみたいなんでタイフーンさんが
好きなように取捨選択して作っていくのがいいんではないかと。
例えば召還獣の個性化も兵器になぞらえるか、すごい昔の大砲みたいに
一匹ずつ渾名があるとか、教会の鐘のように声が違うとか、あるいは
召還の仕方もいろいろあるとか、悪魔の眷属だとかいろいろできるでしょ。
今までタイフーン氏が投下したSSを骨組みにしてプロット氏や三等兵氏が弄ってみるのは?人物描写とかをプラスしたりするとか
どすか、タイフーン氏
あまつさえ夜中に人の部屋上がりこんどいて、
さらに尻から尻尾生やしてあなたの妹だと宣まうのは
この口かと小一時間いぢめてやりたくなるような登場だな。
>597 そう感じたらあなたなりの登場の仕方をSSで書いてくれるとうれしいよん。
>>596 携帯からだとできることも限られるので・・・そういった視点からも作って頂けたらいいな、とは思います
>>597 とりあえず義昭は冷静さを取り戻してお茶を振る舞いますが、そこにノエルが・・・
カンプグルッペ・ノエル ラブコメ編プロローグを誰か書いてくれぇ
「まず隗よりはじめよ」
ジョン・レノンの言葉だ
向こうで思いっきりスルーされたんで改めてこちらで質問。
SSのまとめって作品毎にまとめるか、それとも作者毎か、
どちらが判りやすいですか?
皆様のご意見お願いします。
作者別の方がよろしいかと。作品もおおむね作者で分かれているでしょうし。
妹「私は・・・」
義昭「だから尻尾はなんだ。尻尾は」
おはようございます
質問なのですが、部隊を全滅させてしまった場合隊長にはどのような処罰が下るんでしょうか?
義昭は懲罰部隊に送られるかSS降下猟兵大隊の隊長になるか迫られて、最初は前者でしたがノエルに「責任を感じるならケジメをつけなさい」と言われたことで降下猟兵入りを決意します
SSマダ〜 チンチン
職人不足は深刻だなorz
国によっても違うが、その指揮に著しい欠陥があったと判断される場合
「軍法会議→処分決定」の流れを取る。
完全な包囲下にあって、それでも戦闘を続け、部隊は全滅、隊長と少数の部下が生き残った…
といった、命令違反でもなく、指揮に欠陥もない、どうしようもな勝った場合、旧日本軍ならまだしも、
通常の軍隊では軍法会議ではなく、直属の上官などで軽い処分で済ませると思われ。
軍法会議を開くのは、例えば旧軍では反乱、抗命、敵前逃亡、上官殺害などなど、
かなりの重罪だけ(軍法会議ざたになれば、かけられた将兵の上官などの責任問題にもつながるから)
すくなくとも懲罰部隊とエリートの降下猟兵、どちらか選べなどということはありえない。
懲罰部隊はその名のとおり、入る事自体が罰、しかも不名誉と全軍に認識されているものだから。
だから、不可避な状況で義昭大佐の率いる連隊が全滅、義昭に罪はないが名目上罰する必要があり、
略式の前線裁判(ナチスには確かあった)で少佐に降格、予備役編入のところ、ノエルのはからいで転属命令…
てな具合ではどうでしょう?
>>607 自分ががんばらなければなりませんよねスマソ
>>609 トンクス 義昭は最初中佐にしておきます
ノエルとの関係について
義昭は昔ノエルを庇って交通事故に遭い左目を失いノエルも大火傷を負いました。
義昭は彼女が火傷を負ったことは自分のせいだと苦悩し続け(ノエルは気にするどころか感謝していますが)ており、幼なじみではなく「上官」としてしかノエルと関わることができないでいます
後付け設定なので・・・orz
職人常時募集中
来たれ仲人
>>603-604 では、作者別という事で。
>>612 本当は302の続きとか書きたいのですがねえ。時間無いっす。
皆様もキボンヌのみでなく、積極的な投稿お待ちしてます。
>>614 忙しいところ申し訳ないが、テンプレのようなものが必要な気が
302とは?詳細キボン
まぁ本人が語ってくれるに違いない?
本人カモーン
流れ切ってスマンが、自分の幼なじみが女戦車長になってたらどう反応すればいいんだ。
長身で自分よりデカいんだぜ・・・
オタクの聖地、萌えの殿堂である秋葉原。が、その実態はなお多数の
無線、電子部品、パーツ屋などが密集している街だといっていい。
白石側某校ロボット部は毎週末のごとく、秋葉原に部員が繰り出して
モーターメーカーと交渉したり、新種のセンサーを求めたりしていた。
が、なんの変哲もないオタクの風貌の彼らを監視する者が一人。
同じくオタクファッションに身を包んだ義昭である。
最近、夜間に前哨陣地が襲撃される例が相次ぎ、これは
白石側の夜間行動が活発化しているということであった。その原因
としては、兵士の吸血鬼化、夜行性の召還獣の運用、そして夜間暗視装置の
導入が考えられた。義昭は最後の可能性を追って電子部品のメッカへと
潜入し白石側を監視しているのである。
なお、内戦が行われている地域の外であり、当然日本の官憲の眼は
厳しいため銃器、刃物は携帯していない。
ここで秋葉買い物遠征をする萌え系オタクの典型的な行動をあげる。
1 部室、地元のファーストフード、駅などに携帯メールを用いて集合。
2 集合といっても全員が揃うまで待つ事はしない。流れ的に集合し、かつ
どんな時間帯でも既に先行隊がいる。
3 電車で移動。車内では周囲を見つつもオタクな会話。この時点では
一般的でまだ仲間内の濃い話題などは出さない。
4 到着。ここで昼食前の軽食を購入することあり。駅前ラジオ会館へ。版画売りのおねえさんを
物珍しげにみるなんてはしたないことはしない。
5 ゲーセンに吸い寄せられる。ネット対戦のカードを携行しているので
暫くそれをやる(クイズ、対戦格闘、カード対戦型など)
6 エロげーの中古ショップを巡る
7 PCのパーツをウィンドーショッピング
8 ここで昼食。一行の面子にあわせて店を選択。少人数であれば
駅前デパートなどか。平日と休日ともに大人数では席が空いている店が
少ないので分散することあり。ラーメン屋の行列に並ぶこともある。
9 メイド喫茶で暫く足を休める。昼食をファミレスで取る場合は
しばらく休む事もある。
これに高額な買い物(パソコンとか)をする場合、カードショップで
対戦をする場合、メイドショップのイベントに参加する場合、御徒町や
上野でお好み焼き、もんじゃ焼き、回転寿司へと流れる場合、地元学生街
の居酒屋にゆく場合などが組み合わさり、ともかく一日のうちに多数の
店を巡る。しかも各店内を隈なく歩き回るかと思えば一箇所で動かない
など尾行するのがともかくめんどくさい連中。それがオタクである。
ということで、義昭と部下たちの白石秋葉購買ルートの調査はかなり
時間がかかるものとなった。秋葉原は徒歩で行動するのが原則であり、
車両を複数投入して尾行を交代させる、あるいは交通の流れを読んで
先行させるなどの技術を使えないことも響いた。
そこで、対象とする部の行動パターンを読んで、立ち回り先の店
のバイトに入る、メイド喫茶の常連になりひそかにメールしてもらう、
秋葉の街頭監視カメラ網のデータへのアクセスをひそかに行うなど
して、やっと怪しい動きを掴んだのである。
対象者は某校ロボット部の副会計(実質的には同部ロボット製作チームの一つを
中心となっているひと)。前日に管理している口座に多額の入金が確認され、かつ、
秋葉原で贅沢な食事を楽しむために普段は立寄っているコンビニによらず
自宅に直帰したこと、そして、秋葉の地図をウェブで詳細に検討していたことが
確認されている。これはこれまでにない行動パターンであり、おそらくは
何らかの取引の決済が秋葉原周辺にて行われるものと予想された。
乙 カンプグルッペ・ノエル 〜アキバ強襲〜 でつか
当日、大きなディパックに手提げ紙袋複数をしまい自宅を出る姿が確認された。
直ちに義昭の班は追跡行動に入った。携帯傍受部隊もてぐすをひいて
稲葉の諜報部門が入居する学校寮にて待機する。彼の好むゲーセンの
中世風ファンタジー迷宮戦闘ゲーム網へも休業中のゲーセンから侵入。
所在確認の補助とする手はずも整えた。本人のブログでも常連のコメンテーター
となり、心理状態と使う語彙体系に認識のフレームは把握済みである。
(ロボット製作ブログから大学受験ブログ、エロげーブログへとたどり着く)
追跡活動の規模を推定されぬよう、目標は行動の確認に絞られた。
本人との接触はさらに心理的な、あるいは金銭面、経済面の弱点を
理解し、家庭や学校、趣味などで共感しあえる立場になってからである。
かくて、今日も義昭はせっせとゲーセンに通ってはカード型
中世風ファンタジー迷宮ゲームに勤しむのでした。おしまい。
>630 予定では秋葉を守る万世橋署にちくり、逮捕してもらうとか
往復のどこかで拘束するとか、こちらがわに取り込むとかします。
今回はひたすらネットと秋葉でばれないように付け回すだけ。
>621 タイフーンさんをはじめ誰が続きを書いてもいいわけで。
というか続きじゃなくて、基本的には荒い筋に過ぎないんで、
まぁ、はっきりいうと誰でも考え付く内容です。なのでそれが
誰かの手で生きるのはうれしいです。
>>632 GJですた いつもながら乙!
義昭とノエルのラブコメをリク・・・ウワナニスルヤメ
第十話
オターキングラードからの撤退に貢献したカンプグルッペ・ノエルは本校ではなく、空港へ向かうよう通達された。
ノエルは空港周辺に集結する稲葉側部隊を見て、思わず感嘆の声を上げる。
「あるところにはあって、いるところにはいるのね」
「ルフトバッフェは解散したかと思ってましたけど・・・。スツーカにジェットですよお姉様」
「飛ばなきゃ意味ないわよ。予算食いのクセに」
空港にはスツーカ、Me262、フォッケウルフ、He219等様々な機体がかき集められていた。下手をすると、稲葉学園航空兵力の全てが集結させられているかもしれない。
それにしても空港の警備は厳重だった。空には常時戦闘機が上空警戒、地上には完全武装のSS隊員達が目を光らせている。
義昭はティーガーを降り、兵士に問う。「随分厳重な警備だが、何があったんだ?」
「うるせぇなぁ・・・って失礼しました少佐殿!とんでもないお客が来るのであります」
「とんでもないお客?」
「総統閣下であります」
第十話
空港に降り立った生徒会総統、水無月京子は大歓声を受けながらタラップを降りた。
京子はプロパガンダ放送の撮影や騎士十字章の授与をそこそこに済ませると、オターキングラード戦の功労者であるカンプグルッペ・ノエルの面々に面会を求めた。
義昭は嫌がったが、総統と友人でもあるノエルは彼を強引に連れていくのだった。無理やり手を引くノエル。
「勘弁してください中佐殿・・・」
「そう言うな少佐。いい加減女性恐怖症も直すんだ」
「て、手に胸が当たってます・・・」
「バカ、はり倒すわよ」
第十話 終
カンプグルッペ・ノエルはスレ住人の皆様で弄ってくれて構いません 色々な見方ができればいいと思います
>プロット氏 いつもご苦労様です
>丼炒飯氏 まとめサイトありがとうございます
さあ、本編が投下されたな ツンデレ作戦マダ〜
投下したら改行大杉で弾かれてしまった・・・無駄に長すぎたらしい(泣)
まとめサイトの方に書き込みに行きます。
第十一話
京子と会食に望んだ義昭とノエル。
会食とは言ってもメニューはシチューとパンという質素なものだったが。
「今日は前線の皆さんと一緒に、ということで・・・」
京子は衛兵を下がらせた。よほど二人を信頼しているらしい。
「あの・・・お二人はどうして戦っているのか、考えたことはおありですか?」義昭は少し考えた後、不安そうに答える。義昭は極度の女性恐怖症なのだ。
「自分は学費を稼ぐためです。少なくとも、社会主義がどうとかファシズムがどうとかとは考えていません」
「ノエル中佐は?」
「私は自分にやれることしているだけです。武装SSの一兵士として」
納得したような表情を浮かべた後、京子は会食を再開させた。
「そう・・・ですよね。ありがとう」
その夜、東部戦線の指揮官たちに命令書が届いた。
第三次オターキングラード戦と平行して行われた反撃で稲葉は戦線を押し返し、白石側戦線が大きく突出する形となった。
稲葉生徒会はこの突出部分を攻撃する「ツンデレ作戦」を立案した。
メールによる一般公募から採用された作戦内容は突出部を左右から挟撃すると見せかけ、正面から一気に押し潰し分断された敵を各個撃破するというものだ。
カンプグルッペ・ノエルにはノエルの予想通りパンツァーカイルの先鋒を命じられ、機甲兵力が増強されW号戦車と三号突撃砲、W号駆逐戦車が配備された。
ノエルはいつもは見せない表情で義昭に呟く。
「不安で押しつぶされそう・・・」
「あっ、うえっ」
「私・・・大丈夫だよね・・・」
「あうう、あい」
「なんでそこで「君なら大丈夫だ」とか言って抱きしめたりできないのよ!」
「も、申し訳ありません中佐殿!」
「・・・バカ」
投下終了です
質問なんですが、機甲兵力を増強するにあたってどれぐらいが丁度いいんでしょうか?
今の考えではW号三、三突五、W号駆逐戦車三で考えています
パンツァーカイルをとっての突破作戦なら、突撃砲や駆逐戦車のような固定砲塔より
戦車の方が必要になるから、四号多い目の方がよくないか?
結局前後左右から撃たれまくるわけだし。
>>644 戦車不足で突撃砲を穴埋めにしている設定には無理がありますか ノエルは虎を望んだんですが、数が足りなくてW号で我慢(豹は投入見送り)です
W号多めにしておきますトンクス
646 :
名無し三等兵:2005/10/31(月) 19:10:58 ID:yVgZlfj7
ぬるぽ^^
WWUの独軍に女性兵士いたっけ?
>647 フェリーパイロットはどうだったかなぁ?
高射関係のサーチライト、聴音機などのあたりはいますね。
女性の産業動員もシュペーアが出てくるまであまり積極的では
無かったと聞いたことがあります。
プロパガンダなどではゲルマンの母という感じで
出産の奨励はあったようですが。
ほかに可能性があるのは敗戦間際の人狼部隊くらいかなぁ。
ソヴィエト軍だと女性戦闘機パイロットとか夜間爆撃部隊(複葉機ね)
とか狙撃兵とかここでよくでてくる戦車兵とかいるそうで。
夜間爆撃部隊は朝日ソノラマで文庫本があります。
>643
どうも筆が進まないので、代わりにネタを一つ
ドイツでは女性が第一線で戦うことは法律で禁止されていたそうですが、法を破って男装して戦線に参加した女性も存在します。
ベルリン郊外に住んでいたエレナは、幼児の頃から自分を男と信じ、男の行動や職業にしか興味がなかった訴え、兵役志願した。
これは性別が誤られたのではないかと、守備隊は彼女を診察するため専門家のところに送る。
結果、「彼女は内的体質や精神生活で男性的性徴がずっと勝っており、戸籍を男子に変更できなくもない」と判定され、兵役志願を許可されたらしい。
別の例では、オーストリアでは、ルブリンの一地方司令官の妻が、勇気と英雄的行動で、カルパチアで崩れかかった戦線を食い止め、兵士達を鼓舞し再び攻勢に転じさせたとして、フランツ・ヨゼフ勲章を叙勲してます。
たぶん、このスレ的に一番おもしろいのがハンガリー軍のテレステン監視所の病院の話。
過労でぶっ倒れた男装の兵士を医師が診察したところ、なんと女性であることが発覚。
調べると、ブタペストの良家の16歳の少女だった。
なぜ男装してこんなところにいるか? と聞くと、答えは
「お兄ちゃんの出征についてきたの…… 大好きなお兄ちゃんと離れたくなかったから……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
……ちょっと待てと小一時間妹萌えw
上、>647あてでした。>647氏スマソ。
てか、このスレ妹ネタってオーケーだったのかな……
ダメだったら板違いスマソ、と先に謝っとく。
タイフーン世界では女性兵士が一般的な存在のようですし
男装ネタは微妙かもしれませんね。
捕虜を撃ち殺そうとした自分を制止する兄に向かって一言
「どいてお兄ちゃん、そいつ殺せない!」
女性兵士は一般的ですが、男装している人間もいるでしょう。なにせ広い世界観ですので・・・
おはようございます
前に出たスツーカ乗りの秀敏大佐を女性キャラに変更するんですが、かのルーデル大佐のエピソードや名台詞などを教えて頂けないでしょうか?
長身美形で左足義足、豪胆な性格の女性キャラという設定(ルーデル大佐を女にしたようなな感じ)です
おはようございます。
ぱっと調べた感じ、こんなのがありました。
アメリカ兵「英語が話せるか?それからナチ式敬礼をするのはやめてもらいたいとのことだ」
ルーデル「ここはドイツだ。英語が話せたって、ドイツ語以外はしゃべろうと思わない。
どんな敬礼をしようと君らの知ったことではあるまい。われわれはドイツ軍人としての敬礼法を教わり、
それをそのままやっているだけの話だ。スツーカ隊は空の戦いで破れはせぬ。われわれは囚人ではない。
ドイツ兵はすべての戦闘に負けたものではなく、ただ物量の重圧に屈したにすぎない。
……ま、そんなことはどうでもいい、身体を洗わしてもらいたい。それから何か食べ物がほしい」
(終戦時、アメリカ軍に投降したときのやりとり)
また、連合軍の将校から捕虜収容所の惨状を撮った写真を見せられても、臆することなく
「(そんな事実は)全然知らない。だが、戦争の常だ、多少のことはやむを得まい。
いつの時代、どこの国でも悲惨なことは起こり得る……ドレスデン、ハンブルグその他の都市で
(君たちの)四発爆撃機が襲来した後には、もっと大きな死骸の山が築かれた。
罪もない女や子供が無数に虐殺されたのだ。君たち紳士がこのような写真に関心を払うなら、
東の方に行ってみるがいい。写真ではない実物が現に東方の蛮族の手によって行われているのだ」
あと、かなりの総統閣下スキーだった模様。
>>654 ありがとうございました
とんでもない大物ですね・・・
キャラが立ってますよねぇ。
まぁ、ルーデルに関してこれ以上の事は識者を待つとして……
なんか稲葉にはモデルかロリッ子しかいないイメージなんですがw
>>656 よく考えたらそうですがw 軍人を女体化するとそうなるかな、と
著名なドイツ軍人がアレな感じですしね。
ああ、カリウスとケルシャーコンビも欲しくなりますなぁ。
>>658 ノエルは女ヴィットマンですw
パイパーもモデル級になりそうですし・・・ハルトマンなら
パイロットと戦車乗りしかいないw
仕方ないっちゃ仕方ないですが、なんとも痒いですな
>>660 男キャラ(中隊長や小隊長)も作らなきゃなりませんしね
強い女性を多く出したいので・・・参考になる軍人などいませんかね?
>>661 女性化してみたらイイ!軍人でしたスマソ
>661 イスラエル軍みたく女性兵士が教官、男性兵士が前線に出るってな
ところもありますね。
衛生、工兵、会計、民政、心理戦、輸送、需品、通信とかから女性の比率を高くする
のがいいのでは?
サマワにも女性自衛官が行っちゃう世の中だし、かわぐちかいじの
ジパングだと護衛艦にも衛生関係で女性が乗っちゃう時代なんで
創作の上ではもちっと急激でいいかもしれないけど。
>>663 ノエルや女ルーデル(仮)大佐は後方で働く女性たちの憧れという設定にしてみます
稲葉は女性の割合が多いので
>>654を女言葉にしてみると・・・ 大佐も義昭好きな設定でw
>>665 大佐「何と言われようと私は義昭が好きなんだ」
義昭「(;´Д`)」
SSで後方で軍を支えている人の話をきちっと作るといいかもしんない
ですね。召還獣によるなぞの負傷を頑張って治療する話とか、
工兵は302中隊ものがあるから、あとは輸送とかか。
>>667 話自体はBOBのように一話完結です 工兵中隊を助けるエピソードや衛星兵から見た戦争なども作りたいなと
女ハルトマンで話を考えた。
稲葉学園のエースパイロットである○○が撃墜され、敵地に墜落してしまった。彼女が捕虜になってしまえば士気の
面からも問題が出る。
そこでカンプグルッペ・ノエルに○○救出のため出撃せよとの命令が下る・・・
空軍だから義昭の部下に○○の恋人とかいてもおもろいかも
女ハルトマンはどんな感じかな?
女性化して参考になるならパンツァーマイヤーなんてどうだ?
スーパーモデル級の美少女がウヨウヨいる稲葉学園テラカヨイタス
性格もスーパーモデル級だったらテラコワス
>>672 女ヴィットマンに女ルーデル
ガクガクブルブル
ルーデルって戦後登山家だよな? 山岳部の女子生徒(ry
極東の名無し三等兵氏のSS、あらすじだけでも教えてちょ
こんばんは
女ルーデル大佐の設定をうpします
華菱有紀
稲葉ルフトバッフェのスツーカ乗り、稲葉高等部二年生。
開戦直後の白石本校空爆で1000q爆弾を校舎に見舞ったことで注目を浴び、その後もレーダー基地破壊や対召喚獣戦に活躍。
山岳部の活動中に落石事故で左足を失うもすぐに復帰、G型に改修されたスツーカで再び戦場へ舞い戻り、ツンデレ作戦の直前には戦車破壊122、召喚獣52、戦闘機3を撃墜するという驚くべき戦果を記録している。
また大の総統ファンでも知られ、京子とは義足同士仲がいいらしい。
髪はライトブルー、身長は165くらい、スリム(貧乳)
現在の階級は大佐
何度もすみません(汗 申し訳ないんですが、携帯から見れる降下猟兵などの画像はないでしょうか?
いつもすみません
今日のドラマは参考にするなよw
>タイフーン モデルキャラばかりでなく普通のキャラもな
スレ住人でキャラを妄想してみようではないか、諸君
>>681 そうですね・・・ 大変厚かましいんですが、住人の皆様からキャラクターを募集したいんですが・・・
軽駆逐戦車ルッチャーを駆る漫才兄弟ルッチャーブラザース。
スペイン宗教裁判のようにどこにでも駆けつけるぞ
「最高時速90kmで呼ばれなくても飛び出てジャジャ〜ン!」
「計画車輌ですからー」
「ヘッツアーより速い!ヘッツアーより軽い!」
「正面装甲20ミリですけどー」
「主砲は2門、連装でお得!」
「低圧砲ですけどー」
「秋水一閃だ!」
「スレッドが違うぞ兄者」
七卵生双生児の整備兵兄弟姉妹。
仁、義、智、信、勇、あれあとふたつはどうしよ?に一字、通字の名前。
でも顔は普通ちゅうかむしろ目立たないほう。家が自動車工場か鉄工所。
トラクターとかコンバインとか精米機とかの整備もやる。
>>682 それは必要あるキャラなんですか?不必要にキャラ作ると収集つかなくなるような。
そういえば知らない内に秀敏が女になってる……
>>684 そのノリだと徳、礼ですかね。冠位十二階+1になりますけど。
>>685 ゲストキャラみたいなものです SS書くとき参考になったりすれば
おはようございます
>丼炒飯氏 ガンダムのMSV戦記のように世界観を広げたかったので 大佐はちょい役で出てきます
朝から質問なのですが、マジカルPakフロント突破の際降下猟兵を投入するにはどのようなものがあるでしょうか?
今の考えでは地上から夜間陣地内に侵入、破壊工作の後擲弾兵の突破口を開くというものなんですが・・・
戦車と敵弾兵で前面を圧迫しつつ、降下猟兵を陣地のすぐ後方に降下させる。
で、Pakを後方から蹂躙して陣地に穴を開け戦車と合流し、左右のPakは無視して前進。
敵は分断されるのを恐れて後方に下がろうとする。
その敵部隊に混じって行ける所までひたすら突貫。
というのはどうでしょ?
敵の予備陣地や戦車隊は後退する味方部隊のせいで身動きがとれなくなるので
その隙に突破しまくるわけですな。
ただ、攻撃開始と同時にこの作戦は読まれるので、後方の敵戦車隊が駆けつけるまでに
Pakを抜くことができるかという敵陣地の厚みや時間の問題があると言う事。
また、味方もろともこちらを撃破しようとされると、足を止められて消耗戦になる恐れがある事でしょうか。
まぁ、そもそも降下できない状況なら意味ないんですが。
>>688 制空権は完全に稲葉が握っており、作戦には稲葉ルフトバッフェが総力を挙げています。そのため連合軍ばりに航空支援を受けられるため、降下は可能です
ただこの場合早く戦車と合流しないと危なそうですね(汗
キャラ
名前:沼袋 三郎
職業:降下猟兵の空挺砲兵中尉
特技:105mm榴弾砲のスリング掛け、砲側直接照準射撃、不発弾処理
性格:粘り強く温和
年齢:未設定
性別:男性
こういうテンプレートがあるといくらでもできるかなぁ?
キャラ 如月ノエル
特技 機甲部隊の指揮
職業 高校生
年齢 一八?
性別 女
性格 勝ち気で一途
キャラ 石沢義昭
特技 CQB
職業 高校生 降下猟兵
年齢 十七
性別 男
性格 真面目だが極度の女性恐怖症
692 :
宣伝部長:2005/11/02(水) 16:38:03 ID:/1AiJNJB
職人様カモーン
稲葉学園(独軍)と白石学園(魔法少女)の戦いを舞台にしたSSを書きたいヤシ大募集中!
ageんなアホ
義昭とノエルって任務中は部下と上官、普段は姉貴と弟分かな?
あと小ネタを
義昭がエロビデオ観賞中、ノエルが入ってくる
義昭「ああ・・・これはですね中佐殿」ノエル「構わん。私も見よう」
義昭「・・・(汗」
ノエル「少佐、これは尻に入れているのか?」
義昭「(;´Д`)」
>>694 義昭自身は過去の負い目もあって上官と部下の関係でいたいんですが、ノエルはそれを嫌い普段から積極的に友人として接して(恋愛感情もあるが)います
質問なんですけれど、攻勢の合間夜間にすべきことにはどのようなことがあるんでしょうか?
ツンデレ作戦では負傷者の移送や夜襲、夜戦(ウーフーやMe262)とホウキ魔法少女の空中戦などのシーンがあります
今日はどんな燃料が投下されるかワクワクテカテカ
第十一話
ツンデレ作戦の舞台となる田園地帯。カウントダウンが始まり、各地から集結した砲兵部の火砲及びロケット弾が白石側陣地に降り注いだ。時を同じくして二個機甲軍が突出部の左右から突入したが、その進撃はすぐさまパックフロントに食い止められてしまう。
防御魔法の壁で戦車は足止めされ、巧みに隠蔽された対戦車砲や光学迷彩魔法で隠れた魔法少女の肉薄攻撃が部隊を消耗させる。
それに反して正面から突入したカンプグルッペ・ノエルは比較的少ない抵抗で陣地を突破しつつあった。
降下猟兵が陣地後方に落下傘降下、正面からは擲弾兵と強力なパンツァーカイルを持ってパックフロントを押しつぶしていく。
白石陣地の中では降下猟兵が対戦車砲を次々に破壊し、魔法少女を接近戦で仕留め、その間に機甲部隊は防衛線突破に成功した。
戦線後方に待機していた白石親衛戦車軍、その実質的な指揮官である奈緒美は上層部の命令を無視して前進を開始した。「同志政治将校殿、やはり命令に従った方が・・・」
「いちいちうるさいやつだなおめぇは!馬鹿の命令なんざ聞いてたら戦争に勝てないべ!全車前進せぇ!」
「同志政治将校・・・」
「なんだ」
「我が校は全国の都道府県から生徒が通ってるんですが」
「それがどーした」
「お願いですから標準語で喋ってください。興奮すると東北弁になるのはわかりますが・・・」
「ああすまん。全車前進!薄汚いファシストどもを叩き潰すのだ。進め!」
寂しいねw
>698 この程度なら東北弁とは言わないと思う。せいぜい茨城弁あたりかな。
意志疎通不能なほどバリバリの津軽弁とかどうよ
>>700 すみませんorz 東北弁よくわからなかったもので
>>694 誰かそれ題材にしたSSキボン 会話主体みたいな感じでw
女性が苦手な義昭はエロビを鑑賞できるのか?
>>705 直接触れ合うのが駄目なんじゃね?エロビは見れるがノエルはダメとw
義昭 「ノエル……ノエル! ハァハァ……」
ガラッ!
ノエル「全て聞かせてもらったわ、義昭!」
義昭 「Σ(;´Д`)!?」
ノエル「罰として貴方には女子寮で私の世話をしてもらいます」
義昭 「Σ(;゚д゚) 〜〜ッ!!??」
>>705 >>706 義昭は女性が極度に苦手ですがエロビやエロゲは平気でできる不思議な一面があります
話の最初義昭はノエルを幼なじみと全く知らず、家に招待され体に残る火傷の跡を見せたり義昭の左目にまつわる逸話をノエルの口から聞いたことで彼女の本性を知ります
ちなみに口調ですが、任務中は軍隊らしい調子で普段の生活の中では砕けた感じです
>>707 続き!続き!
>>708 ノエル(まだ本性はわからない)「少佐、その左目はどこで?」
義昭「白石本国です中佐殿」
ノエル「嘘が下手だな・・・」
服を脱ぎ始めるノエル・・・誰か続き書いてw
こんばんは
質問なんですが、SS降下猟兵は降下猟兵と同じ服装や装備でいいんでしょうか?
義昭は迷彩スモッグに迷彩カバーをヘルメット(降下猟兵用)にStg44装備です
あと降下猟兵は中隊に縮小、小隊長二人のキャラを今妄想中ですw
SSワクテカしてます(汗
最近プロット太郎氏来ないね
最近やけに過疎っているの希ガス
BHDみたいなMGコンビとかどうだい?タイフーン
海苔多商店。米軍放出品や最近では東ドイツ軍の崩壊後各種軍装品を扱う
業者中もっとも有名な店である。稲葉白石戦の開始により軍装界が受けた
大変化を蒙る業界にあっていち早く新潮流に乗った店であった。
店頭にはノエルやスツーカエースの制服が飾られ、ガラスケースには
義昭の顔写真(ナチスドイツのそれのように修正済みセピア色)が彼の
得た勲章の複製ともに鎮座し、そしてドイツ軍のMG42や突撃小銃が
店内にはところ狭しと並べられ、土日には本物を並べる博物館がサバげー
好きの高校生を集めていた。
そう、信じがたいことに彼らは生物婦女子の対象となっているのである。
そればかりでなく、さらに信じがたいことにはサバげーの域を超えて
実際に戦闘に参加しようという高校生がいたことである。西武新宿戦線
異常なしの世界を実地で行く若者たち。これに先に気づいたのは稲葉でなく、
白石であった。彼らは地方の進学校にある制度、4年生(浪人のための
予備校を公立自らの手で行う制度。名目上は同窓会が経営主体であるのだが
講師、教材など一式は公立高校の教師が引き受けている)を応用し、
全国各地から内戦に参加するため入学、転学してきた高校生、浪人生、
専門学校生、アニメ学校生徒などをここに編入し、歩兵訓練を施しては
戦線に送り込んだ。
さて、オタクはオタクを兼ねるのである。ここに義昭のおっかけでコスプレヤー
で同人でしかもサバゲーをやるボクッコがいた(こういう人が本当に
成立するかについては知らぬ。)
彼らにとって、義昭とノエルは己の愚かさとそれを悟らされたのに
認めないというプライドの対象であり象徴であった。そして、ある者は
彼を超えることでその精神的な境遇から抜け出そうとした。
かくて、義昭を狩る同人イベントが白石側でひそかに準備された。
義昭の弱点、それは実家が白石領内にあることである。年末の大イベント
でお泊り券(銃弾と爆薬は無料支給、野外でドイツ軍、ソヴィエト軍の
世界を体験できる!!)が配られ、その売り上げは実にスターリン戦車
1個旅団分に相当した。
その動きを知った稲葉側は驚愕した。自らのプロパガンダ戦略に乗じた
見事な手である。が、本人流出厳禁の制約を同人兵が見事に守ったため
すでに義昭は正月を実家で過ごすため兵舎を出、白石領内に入った後で
あった。
久しぶりの実家。どうせ理解されず説明することもできない世界。
下手すると厄介な宣伝ごとに巻き込まれかねないことばかり待ち構え、
まぁ、早い話がベトナム帰還兵のそれとまったく変わりないところへ
放り出される義昭。駅前では稲葉白石内戦反対の寄付金と署名集め、
左翼政党が演説をし、その傍らではなぞめいた民族楽器を演奏する
一団に、やたらと金がかかってそうな楽器をそろえたロックバンド。
そして、車のバックファイアに驚いて物陰に伏せそうになる自分。
うちに帰れば予備校のパンフと転入学の話が待っている。
自分の普段いる世界の戦争とはまったく関係なく、それでいて口は
出してくる世界。その両者をつなぐ物を帰省する連中がどうやって
見つけるかは大きな問題だが、それは各個に任されていた。戦地の
ストレスをどう解消し、平和な世界に順応させるのか、それは戦争が
普段ない世界、銃のない世界の住人にとって大きなハンデである。
そこで、正月の帰省を実家に帰らず、観光地や温泉に旅行したり、
あるいは海外に銃を撃ちにいき、あるいはさらに厳しい傭兵の世界、
あるいはイラクの基地従業員に応募して学校に帰らないなどする連中も
いた。義昭の場合は寝カフェであった。
ということで驚異の情報収集力と歩兵訓練で学んだ仕掛け爆弾に狙撃で
義昭が平和な世界で休暇をつぶそうとする間、絶えず襲撃を仕掛けてくる
同人兵士を撃退する話。の予定。続きは自分で書いてどぞ。
GJ!
やっぱり最後は原隊に戻ってきて
「正月の間どうだった?」「なに、いつも通りさ」
という会話で締めですね!
乙ですた 義昭・・・
あとは商店が白石と因幡の軍服を売るにいたるまでの経緯とか
現代版の徴募隊の話なんかも書けそうですね。
一方、白石と稲葉はなぜ内戦を始めたのか、地元の反応はどうだったのか
などについてもいろいろとできそう。地元の自治体がこう町おこしで
最近そういう小説があったけどね。自治体から偵察員に命じられて
偽装夫婦やるって筋の。半年くらい前かに書店に並んでたかな?
おはようございます
>>725 乙です参考になりました ありがとうございます
稲葉と白石は開戦する前に一度小規模な紛争を起こし(結果は痛み分け)、それに危機感を持った稲葉が白石に対する武力侵攻を開始しました
第十二話
パックフロント内部の白兵戦は熾烈さを増していた。
対戦車砲の驚異は去ったものの、陣地内では擲弾兵と降下猟兵中隊が魔法少女とクロスレンジでの死闘を繰り広げていた。
戦車隊は歩兵の支援に向かいたいところだったが、今だ健在のSU−100自走砲とゴーレムが協力して稲葉を食い止めていた。
「真由、早くあれを仕留めなさい!」
「無理ですお姉様!向こうはゴーレムに守られてます!」
「少佐聞こえる?あの自走砲をなんとかしてちょうだい。支援に向かおうにも近づけないわ」
義昭はすぐさま行動に移り、携帯電話から航空支援を要請した。
すぐさま上空待機のFW190が翼下のロケット弾をゴーレムに放つ。
だが砂の巨人は体の一部を失ってなお前進をやめない。
「駄目だ、効いてないぞ!」
「バケモノめ!」
「こちらブラウ1、カノンフォーゲル聞こえますか!?」
「任せて。一発で仕留めるから」
聞き慣れたサイレン音、スツーカだ。翼下に37o砲を備えた機体は稲葉最強のタンクバスター華菱有紀大佐の乗機。
放たれた37o砲弾はゴーレムの頭にある文字をその頭ごと吹き飛ばし、行動を停止さする。
降下猟兵たちは歓声を上げてスツーカに手を振った。
「ありがとうございます大佐殿、助かりました!」
「いつでも呼んで。サイレン鳴らして駆けつけるから!」
第十二話
100o砲が砲塔をかすめ、ノエルは必死で恐怖を押し殺す。
「邪魔はいなくなったわ!RP装填次第発射!」
が、放たれた砲弾はSU−100の低い車体をかすめた。
「外れた!?」
「次弾装填急いで!各車、あの駆逐戦車を集中攻撃!」
「装填よし!」
「仕留めたらキスしてあげるから、次こそ仕留めなさいよ真由!」
「はいお姉様!」
今度こそ真由はSU−100に命中弾を見舞うことができた。
爆発が起き、逃げ出した搭乗員が擲弾兵に捕らえられる。
「やっぱりあなたは最高の戦車兵ね、真由」
「ありがとうございます、お姉様!」
乙 ラブコメマダ〜?
避難所にも書いたが最近タイフーン氏へのレスが減少しているようだ
>>730 ま、そんな時もあるさ
>プロット太郎氏
最近女化した有紀タソの逸話キボン 左足を失ってパイロット生命を断たれたかに見えた有紀。だが彼女は新しい翼を得、タンクバスターとして復活を遂げる・・・みたいな
732 :
名無し三等兵:2005/11/05(土) 11:41:05 ID:WwUyAbzb
良スレハケーン
東北や九州生まれで編成されたSS義勇兵師団(ボソッ
とりあえずタイフーン氏の質問に答えるw
>>710 確か現実のSS降下猟兵の迷彩パターンは少し違ったはず。
実家に資料置いてあるんだけど…とりあえずそこまで小説で書くことはないのでは?
あとstg44は重いので、降下任務では使えないかも。
ナチスの降下猟兵は武器はコンテナに入れて別に投下するからな
まあその辺あまり厳密に考えることは無いと思うよ
>>734 ありがとうございます
武器は別にコンテナで投下され、毎回拾うのに苦労したりもしますw
迷彩服の件は普通の降下猟兵やSSも出てくるのでスマソ
この話って舞台は日本なの?
教えてエロい人
スツーカがサイレン付けてたのはいつごろまでなんだろうと思ったり。
脚についてるんだったかな。取り外しができるはず。
>731 女性になっちゃってちょっとイメージ修正が必要ですか。
ルーデル大佐の場合はG型に乗った時期はどのくらいだったんかな。
夜間爆撃なんかも結構やってるはずでえす。つうか、頭の中で
体を孤独に鍛えるとっつきにくいあんちゃんというイメージができたんで
そこから、なんだろうなぁ、ガンバスターのどじっ子少女とかか?に
変わったんだろうか。そいとも名前からしてお嬢様路線じゃろうか。
>736 タイフーンさんに聞かないとわからにゃい。
日本かなぁ? そんな気がしてた。
>>737 華菱有紀は活発で明るい性格ですが、一方で日々体を鍛え戦法を考える努力家でもあります
友達付き合いはルフトバッフェよりも歩兵部や整備部と仲良し、総統ファンクラブの会長もしています
>>736 一応日本です パラレルワールドの方がいいかなと迷ってますがorz
ルーデル大佐ってFW190に乗っていましたっけ?宜しければ教えてください
ルーデルはJu-87専門だったはず。
というか、1943年にはJu-87を運用する飛行中隊はルーデル隊だけだったような希ガス。
ちょっと調べるから明日(今日)の夜にでもまた。
>>737 サイレン付はB型まで……だったような。R型は無かった筈。
すんまへん、資料が実家なんでうろ覚えっす。
プロット太郎氏の作品大好きけれど、ときたま会話主体SSなんてのも読みたいな ほのぼの話(ノエルと真由とかの)
745 :
名無し三等兵:2005/11/06(日) 15:54:12 ID:SBzjoeGY
この話フルメタみたいやな
741です。
とりあえず訂正。Ju87についてはルーデル隊だけっとことはない。
>>741は嘘でした。
1943年−45年に東部戦線にあった地上攻撃航空団(SG)は1、2、3、5、77SG。
ルーデルは第2SG指揮官で、Ju87装備状況は、44年には半数以上がFw190 45年も約半分がFw190
参考までに
1SG:44年には半数がFw190 45年には完全に機種変換
3SG:44年全てJu87 45年は全てFw190
5SG:44年半分がFw190 45年解隊
77SG:44年半数以上がFw190 45年一個中隊のみJu87
で、その他の隊は1945年には夜間攻撃中隊以外Ju87を使っていなかったので、2SGのみが昼間爆撃にJu87を使っていた可能性がある。
あと、飛行特性が全く違うFw190をルーデルが乗ったとは思えない。
と思ったらごめん。1945年3月にはFw190−D9に乗ってた。
再度訂正です…
>>746 詳しくありがとうございました
有紀だけのエピソードも作りたいんですが航空機の仕組みとかよくわからないもので・・・orz
やはりスツーカとFw190ならFwが圧倒的に性能上でしょうね・・・
>>748 対戦車攻撃力だけならスツーカ(37o付き)だな
ここで小ネタ
白石本校で戦う稲葉と白石生徒たち。
記者「第七SS機甲軍と共に白石本校からお送りしています!ここはとんでもない場所です!魔法少女たちは我が校の生徒たちを・・・」
兵士A「逃げろ、殺られちまうぞ!」
記者「ウワァァァ!」
PAPAPAPAPAPAPAPA!
なにその召喚獣に真っ二つにされる記者
軍事評論家 虎山宗次(名前は適当。リアルにいる人の名前を想起させるのは避けたほうが
ええと思われ)。白石、稲葉内戦の戦局の推移をモーニングショーで予測したり、
ついでにイラク戦争の今後について黒と白の間には広大な灰色の領域が広がる
のでぇすなどと言っちゃう人。普段の商売はプロモデラーとサバゲー銃に
サバイバルグッズの販売に翻訳本の編集、翻訳、校正、仮想戦記小説の執筆、
編集、ゲームシナリオライター、アニメの考察、声優などなんでもやっちゃう。
実は白石側の某校の卒業生である。実は彼の脳内では自分こそがこの内戦の
筋書きを書いた人である。
ポーランド国境で夜更けに待機する少女たちの姿から、ミスサイゴンの最後の
ごとく、UH-1で稲葉本校屋上から脱出する美少女たちの姿まで全て脳裏に完成
しているのである。古今東西のあらゆる戦争映画の要素を盛り込み、軍事オタクを
うならせ、そして、その全てに通じ、時宜にかなった冷静な解説をする自分。
そのはずだったんだがと彼は振り返る。現実にはなぜか白石側陣地で
肩撃ち式対空ミサイル、個人携帯対空誘導弾の一つ、SA-16(別にどれでも
いいかも。レシプロ機でも十分に赤外線は発しているだろうし)を構えて
待ち構えているのだった。相手は彼の筋書きをたびたびぶち壊してくれた
スツーカ。
彼の筋書きでは稲葉ではとっくに前線から退いてFW190FやG系列に交代している
はずだった。が、現実には鈍足でたいした装甲も、防御機銃もない機体で
大戦果をあげる少女(当然、彼の怒りを冷ますほどの美少女ではない)が
いるのだった。そして、彼のオキニ(こんな言い方ほんとにすんのかいな)
の白石側美少女を重度の火傷で後方送りにし(彼の目論見では赤軍美少女
戦車兵写真集を発売する予定だった)たことで決意を固めた。スツーカ、
必ず落とすべし。
ということで、取材ちゅうことで機材一式に紛れてスティンガーでも
なんでも持ち込んでスツーカを待ち伏せるのです。んで、執念が実って
見事撃墜。
>744 会話ですか。暇があったらやってみるべ。
スツーカエースは左翼を吹っ飛ばされつつ川か湖に不時着。
あやういところで、飛行艇に救助され、後送。左足は複雑骨折で
手術したものの右足と比べて短くなる。かなぁ。で一応おしまい。
リアルタイムで見ました 乙です
秀俊女の子化の件ではすみませんでした
また小ネタ
度重なるストレスにキレてしまった義昭
GEVOVOVOVO!(MG42)
義昭「逃げる奴は魔法少女だ!」
仲間「(;´Д`)」
義昭「逃げない奴は訓練された魔法少女だ!」
ノエル「(・∀・)ニヤニヤ」
義昭「戦争は地獄だぜ!フハハハハハ」
向こうのスレにも書いたんですが、カンプグルッペ・ノエルのツンデレ作戦編が終わった後も話を広げたいんですが、宜しいでしょうか?
760 :
名無し三等兵:2005/11/06(日) 22:29:53 ID:SBzjoeGY
ぬるぽ^^
>756 これからは名前とキャラに拘らず役職でキャラを呼称して書こうかなぁと
思ってます。あんまし萌えとか良く分からんのです。
>759 書ける舞台が広がるのは歓迎なり。
>>761 そう言って頂けると幸いです
カンプグルッペ・ノエル編の次は擲弾兵物語パンツァー・タナカ(仮)かSS山形県人義勇兵師団の物語を作ろうかなと
>スレ住人の皆様 世界観をどんどん広げていきましょう これからもよろしくお願いします
第十二話
稲葉学園側部隊は敵陣地を正面から浸食して攻勢一日目を終えようとしていた。カンプグルッペ・ノエルはその立役者ではあったが、既に損害は多大なものになっていた。
パックフロントの餌食となりW号戦車八台、その他三台が戦闘不能に陥り、ノエルのティーガーも対戦車砲や対戦車ライフルによる損傷が激しい。
夜、義昭はノエルの元へと向かった。
「中佐。コーヒーです、どうぞ」
「・・・ありがと」
「中佐はもう休んでください。無理しないで・・・」
「無理するわ。無理ってのはこういう時にするのよ」
と言いつつも、ノエルはふらふらと姿勢を崩しかける。
義昭は慌てて駆け寄り、彼女の背中を支えた。
「お願いですから眠ってください。あなたがボロボロじゃどうしようもないです」
「いつからそんなに偉くなったのよ、少佐」
「なんとでも。・・・その・・・あなたが・・・いえ、なんでもありません」
「ウブなのは変わらないわね。そういうところも好き」
ノエルは手を払ってテントへと歩いて行き、義昭は彼女を呼び止めた。
「あの・・・」
「何?」
「他にはどんなところが好きですか、中佐」
「作戦が終わったら教えてあげる!」
白石は魔法少女による夜間爆撃を敢行した。
陣地内に陰徳された発着場所から、ホウキにまたがった魔法少女が続々と発進。目標は稲葉のロケット砲兵陣地である。「なんで今まで気付かなかったんだ!?」
早期警戒機のアラドから、司令部へと敵大編隊接近を伝えた。
対する稲葉は夜間爆撃隊の発進を取り止め、各地からかき集められた夜間戦闘機を送り出す。
Me262、ウーフー、Ju88からなる編隊。
指揮官は稲葉のジェット機エース誉小峰大尉である。
魔法少女を死角から狙い撃ったMe262は格闘戦を避け、一撃離脱戦法を仕掛ける。
「ホリドー!」
「数が違いすぎます大尉!」
「弾がなくなるまで戦うんだ」
すみません、やはり航空機の知識ないです(汗
北朝鮮の武力偵察局。所属が党か軍かは知らない。麻薬を捌いたり、銃や
偽札を密輸したり、人を北へ連れて行くなんて仕事を一手に引き受ける組織である。
彼らにとって稲葉白石内戦はまさしくイラクにおけるアルカイダinメソポタミアの
役割を演じる好機であった。内乱の長期化、地域的拡大に激化、対立を
調停する組織に対する攻撃、それと平行して麻薬、偽札の取引を両陣営側と
行い、さらには北朝鮮製の優れた兵器(AK-47とか国産できるし、T-62とか
T-55とかT-34/85とかあるし、レシプロ機だってあるし、さらには兵隊だって
いくらでもいる)と彼らにとって活躍の余地はずいぶん有りそうである。
問題は海を隔てていることだったが、それも長年の工作により、各界に
浸透している同胞の活躍によりクリアできる。
ということで直接行動も絶やさぬ使節団を両校にそれぞれ極秘で
送り込むことに決したのであった。
所詮、高校生の作り出した組織である。食い詰め国家の狂気と軍隊としての
貫禄を見せ付ければ内乱自体の主導権を確保する事もできるのではあるまいか。
そう、使節団の長とその通訳は考えていた。問題は自衛隊と公安であったが、
内戦地域に浸透しさえすればこの両者は問題無い。そして、日本の海外線は
長大で変化に富んでおり、これまでの浸透の実績からしてなんら困難はない
はずであった。
コースは北朝鮮の清津、ウラジオストック、サハリン南部、北海道北部の
蟹密輸ルートと北朝鮮の元山、釜山、中国の上海、台湾、沖縄、宮崎の
シラス漁業ルートが選定された。一行は見本品の銃器各種に自衛用の
SA-16、そしておなじみ半没潜水艇などを搭載した偽装漁船で任務達成を
党書記肖像の前で誓い、旅路についた。
んで、以降をはしょると北部ルートは先行偵察班を降ろして
沖合いで待ってるとき、余市のミサイル艇隊の迎撃を受けて
ロシア領内へ引き返す。
南部ルートは海保の新造艇と出くわして、自動追尾20mm機関砲の威嚇を
受けつつ逃走。自爆。ということで白石領内には厄介な飢狼が潜む
ことになったとさ。
>>768 GJ!短編のネタに使うかもしれません
新キャラ紹介
誉小峰大尉
稲葉学園第42戦闘航空団所属の高校二年生
開戦からしばらくはBf109を操り地味な戦果を上げていたが、左遷同然に配属された夜間戦闘機隊で才能が開花。
配属当日にウーフーで五機のYAKとIL−2を撃墜し、魔法少女の弱点である下方からの攻撃で少なくないWGを葬った。
稲葉ルフトバッフェでは有紀に並ぶ逸材ではあるが、魔法少女のパンツを撃墜マークとしてとする点はいただけない。
ツンデレ作戦にはMe262(夜戦型)で参加し、さらにスコアを伸ばしている。
プロット氏乙
やっぱ人少ないから、創作板にも立てたほうがいいかなと言ってみるテスト
771 :
名無し三等兵:2005/11/07(月) 17:00:53 ID:OSmnb4DF
ツンデレノエルの告白SSを期待してます
>770 たぶん軍事板のみで細々とやってくほうがいいと思われ。
職人が少ないと思ったら自分も書く、これ最強なり。
創作板住人で軍事関係に興味がある人で、かつこのすれを知らないという
のはちょっといないんじゃないだろうか。
>>773 そうなのか・・・スマソ、漏れは書けない人間です
避難所でも書いたが、「軍事板総合SS投下スレ」を作るのは駄目?
777 :
小ネタマン:2005/11/07(月) 19:17:43 ID:???
ベッドに縛られた義昭。目の前にはノエルと真由
真由「もう元気になってますね(股間を見ながら)」
ノエル「そうらしいわ、じゃあ教育してあげなきゃね」
義昭「((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
新職人(゚д゚)キター
>エロい人 マルダーVが活躍するSSが見たいとです 敗残兵が集まって魔法少女に立ち向かう、みたいな もうダメぽという時、カンプグルッペ・ノエルが助けに来る。みたいな
>>778 エロくはないですがw 私から投下します
白石本校前面で稲葉が敗退してから一週間後。
稲葉学園は凄まじい勢いで戦線を後退させ、各地で白石に対する遅延行動を開始した。
稲葉校防軍第七戦車駆逐中隊最後の車両、マルダーVを操る豊川曹長らは単独田園地帯で待ち伏せていた。
「距離500、AP!撃て!」
彼らは半月に渡って草むらから砲弾を放ち続け、多数のT34を撃破してはいたが・・・。
「ねぇ先輩、俺たちいつまでここにいるんでしょうか?」
「火消しが来るまでな」
「聞き飽きましたよ・・・」
稲葉学園は常に兵力不足に悩まされている。
ティーガーやブルムベアを配備している部隊もあるが、それら
はごく少数、機甲兵力の不足はパンツァーファウストやパンツァーシュレッケで満たされている。
豊川の乗るマーダーVも正直言ってまとも
な兵器ではないと本人は思っているが、手榴弾片手に肉薄攻撃するに比べればいくらかマシだろう。
「先輩、なんですかアレは!?」
豊川は驚愕した。
紫の巨体に角を生やしたベヒーモスと、その脇に滞空する小柄の少女が視界に入った。
「あれがWG?」
「冗談キツいぜ。AP装填!」
豊川は魔法少女の存在を信じない。そんなものは存在しないからだ。
少なくとも彼の中では。
「照準よし!」
「撃て!」
7・62cmPAKが火を吹く。KVとて撃破できる。
だが砲弾はベヒーモスに傷一つ付けられなかった。
「バリア!?」
「魔女の婆さんの呪いか!次弾装填」
再び放たれた砲弾も、怪物を捉えることができない。
ベヒーモスと魔女少女が隠蔽されたマルダーVに気付いたらしく、こちらに視線を向けた。
豊川の背中に悪寒が走り、脂汗が額に浮かぶ。
この続きは明日投下します(まだ考えがorz)
設定変更の点が
舞台はパラレルワールドにある、日本に非常によく似た国にある学園島。
そこでは魔法学校白石学園と第三生徒会に支配された稲葉学園の戦いが続いている、というものです。
兵器についてはレストアか、パラレルワールド内で勝手に設定を変える(例、ティーガー→防御魔法を破り、いかなる魔法も通さない重戦車として開発) 案があります
スレの皆様、何か案があればお願いします
頼むからどんなに人が少なくても新スレを立てることだけはしないでくれ。
新スレで集まるご新規さんより、この手のスレを潰そうと手薬煉引いてまってる
自治厨の流入&妨害、果ては削除以来までろくでもないのが湧いてくるから。
こっちも落ち着いたら駄文投下するんで辛抱してくれ。
>>782 てことはまた過疎スレ再利用になるわけですかね
それもウマウマと餌を与える事になりそうだよなぁ
第十三話
夜が明けた。
結果的に白石稲葉の夜戦は双方の撤退という形で幕を下ろした。
早朝四時をもって稲葉学園はツンデレ作戦を再開、ロケット砲兵陣地からネーベルヴェルファーとグランドスツーカが白煙を残して放たれた。
義昭たち降下猟兵は地上部隊としてタンクデサントし、敵の中央突破を狙う。
「注意、前方六時に敵戦車!」
「歩兵は全員降車、散開!真由、砲塔基部を狙いなさい!」
「はいお姉様!」
戦車兵個人の技量なら稲葉が圧倒的に上だ。
そのため稲葉はアウトレンジから撃ちまくって少しでも数を減らし、接近された場合は歩兵で対処するということになっている。
「いくらでも来ますお姉様!」
「無駄口叩く前にやることやりなさい!」
敵戦車は倒しても倒しても、次々に湧いてくる。
スツーカ、He129、FW190の対地支援も空しい。
ノエルは一時後退を決意した。
「最後の先でいくわ。全車後退!」
正面が後退したことで戦局は変化を起こした。
白石は後退を敗走と思い込み、左翼と右翼の戦力を正面に回した。
これは大きな間違いであり、左翼稲葉第八機甲軍がフェルディナンドを先頭にしてPAKフロントを突破。
右翼の第五機甲軍も遅れること二時間突破に成功した。
マルダーV編は後日投下します
ではノシ
788 :
名無し三等兵:2005/11/08(火) 11:16:05 ID:fnFPqiOH
ありがとうタイフーン!フェルディナンドを出してくれてw
戦闘もいいが人間ドラマも見たいですな。避難所のSSみたいなのも好きだけれど、例えばカンプグルッペ・ノエル陰の功労者ネーベルヴェルファー隊やハチハチ砲兵物語とか
個人的には早く302工兵中隊の続きが早く見たいですがw
789 :
小ネタマン:2005/11/08(火) 15:19:59 ID:???
市街地で待機を命じられた二人のSS降下猟兵
兵士A「なぁ、お前現国の宿題・・・」
敵出現!
兵士B「危ない!PAPAPAPAPAPAPAM!(MG)」
兵士A「耳元で・・・」
兵士B「くそ!後ろだ!PAPAPAPAPAPAPAM!」
兵士A「あうう」
兵士B「宿題がどうしたって?」
兵士A「アーアー聞こえない(;゚Д゚)」
B・H・D!! B・H・D!!
おはようございます(`・ω・´)
>>789 BHDは見ました ヘリパイロットを助けに降下した二人(ゴードンとシュガートでしたっけ?)が印象に残ってます
>>779の続きを投下
何発砲弾を叩き込んでも、ベヒーモスは動きを止めない。
結界に阻まれてしまうからだ。
魔法少女は遊んでいるかのように笑みを浮かべ、
「踏み潰しちゃうぞぉ、ファシスト!」「逃げろ!」
豊川はマルダーから乗員を下ろし、自らも脱出した。
もうダメかというとき、火炎放射機を持った兵士が間に入り、紅蓮の炎でベヒーモスを焼き払う。
「あちちちち!」
魔法少女が怯んだ隙に逃げようとする豊川たち、その前に戦車が立ちはだかる。長砲芯75o戦車砲を搭載した四号戦車H型だ。
「新型か!?」
ハッチが開き、長身の女性SS将校が出、切れ長の瞳を豊川らに向ける。
「遅れて悪いわね。火消しに来たわよ」火消しと女性将校に豊川は心当たりがあった。
美人の女性将校が火消しとして各地を転戦し勇名を馳せていると。
「随伴歩兵もなしに単独で来るとは・・・」
ノエルは不敵に笑う。
「教育してあげなきゃね」
魔法少女はベヒーモスのダメージを回復させた後、反撃に出た。
ノエルは擲弾兵にベヒーモスと魔法少女の分断を命じた。
魔法少女を倒すには白兵戦が最も効果的は戦法である。
「マジカルマジカル○×△□・・・」
「くたばれ!」
モーゼルのストックで魔法少女は後頭部を殴打され、うずくまる。
「お、女の子を殴るなんて最低だよ!」「うるせぇ!」
ノエルは真由に伝える。
「WGを始末したわ。榴弾着発、APは効かないわ」
「は、はいお姉様!」
「落ち着いて狙いなさい」
75o戦車砲が放たれ、一撃のもとにベヒーモスを打ち倒した。
唖然とする豊川の前で召喚獣は光に包まれて消え、文字通り消滅してしまった。「助かりました大尉殿」
「いいってことよ。ところであなたたち、石沢義昭って知ってる?」
「いえ。どんな奴です」
「可愛い幼なじみをほっぽりだしてどっか行ったオオバカ野郎よ」
こんな感じになりますたw この頃ノエルは戦車教導団に所属、火消しのノエルとして活躍中 まだ真由とは出会ったばかりです
ではノシ
794 :
名無し三等兵:2005/11/09(水) 11:26:39 ID:GJH2IOiu
ノエルの元ネタはバウアー中尉でつか?
ヴィットマンということになっているが、色々混じってると思われ
そろそろ対戦車地雷持って肉弾攻撃しそうだなぁ
>778
谷間を流れるコンクリ護岸で固められた川を見下ろす丘陵の住宅団地に豊川曹長の
率いる小隊は布陣していた。谷間に面する斜面は手入れする者もいない雑木林で
はあるが、川に掛かる橋と対岸を見下ろすことはできた。
対岸でこちらと同程度の高さに窓のある建物まで曹長の私物のレーザー測距計付双眼鏡によれば、
3200m丁度。対岸には増水時には水没するにも関わらず宅地開発された川原が
広がっているせいで遠い。橋はその川原住宅団地を土手と高架で抜けてこちらへと
繋がっている。
小隊の任務は橋の左右1kmを守る歩兵中隊(ハンドボール部第1小隊、第2小隊、
マネジャー小隊)を支援すること。これまでのところ、敵に動きはない。
>>797 確か「個人戦車撃破二両」とノエルのキャラ紹介にあった希ガス ということはベーケ少佐だな
歩兵中隊は士気も旺盛。付近の百円均一ショップのおかげでこまごまとした装備も
充実していた。マーダーが回されるということは敵の戦車が来ると上の誰かが考えている
ということだが、それも立派な国道橋(一桁国道のそれ)が戦区に通っているのなら
むしろ当然と言えた。敵はせいぜい明け方に台地のそこここに砲弾を1発か2発
打ち込んでくるだけで、川を渡って偵察を送り込んでくることすらなかった。
おかげで陣地造りははかどった。国道の切り通しをコンクリ側壁ブロック
と1t土嚢(本当にあるよん↓参照)で閉塞し、
h
ttp://www.pp-daito.co.jp/waku1tdonou.htm 橋脚に穴をドリルで開けて爆薬を仕掛け、橋桁の車線毎に二重に導火線を
引き回し、旧道は螺旋鉄条網と倒壊家屋でふさぎ、そしてマーダーのために
丁寧に場所を選んで1両あたり3箇所も車体を隠せる穴をほった。そして、
射界を広げるため斜面の枝を間引き、歩兵陣地にはナイトウォッチを仕掛け等々。
ナイトウォッチつうのはセンサーライトなり。これも百円ショップで購入。
季節は梅雨に入った。夜通し降り、靄がかかった中、豊川曹長は団地の
未分譲地や放置された低層アパートの砂利敷き駐車場に掘った隠蔽陣地を
巡回する。土が粘土質のためか水が溜まったり、穴の側壁が崩れて泥に
なり、車体が斜めになってしまいそうな(砲塔が水平でないと照準しても
弾が逸れる)ところがないか、そして敵の放った砲弾の着弾穴を見て回るの
である。途中で会う歩兵は相変わらず士気が高いが、いささか暇を持てあま
しているようにも思えた。あちこちの戦区に回される戦車猟兵と違い、
彼らはまだ実戦を経験していない。
あと数日この雨が続けば重機を呼び戻して穴を浚ってもらうほうがいいかも
しれない。もし来たときまでに人力で浚えていたら、歩兵の壕をコンクリで
固められるよう拡張するのに回ってもらおう。国道の閉塞については特に
上から言われていることはないから、アスファルトをもっと剥がして
穴を開けてもいいし。
陣地の見回りを終えて小隊の待機陣地(住宅団地の裏側、国道への
取り付け道路沿いにある斜面のガソリンスタンド脇の空き地)に戻ると
各車とも点検を終えて、エンジンを暖めていた。自動車部に伝手がある
おかげでエンジンはなにやら今の自動車かトラックの奴らしい。
変速機も調子が良いし、何よりキャタピラの音は仕方ないものの、排気音
と黒煙が目立たなくなったが気に入っていた。
気温は高くなりそうだが、一日中雨のようだとノートパソコンでネットに
繋いでいた部下が報告。補給トラックは燃料をガソリンスタンドのタンクに
入れて、弾薬は降ろして帰ったとのこと。見回りに最近時間を掛けすぎている
んだろうかと曹長は自問した。部下がしっかりしているので補給部隊も
下手なことはしないが、やはり自分が立ち会うべきでないだろうか。
小隊長の枠が空いているせいで下士官の自分に負担が掛かりすぎているのが
問題なのだが。
並びの歩兵中隊指揮所に顔を出すと、思いがけぬことに、ハンド部の部長が黙って副部長と
顔を見合わせていた。機密ネットに、このあたりで敵がミストドラゴンを
召還し投入する可能性があるというウルトラ情報が掲載されていたのである。
すると、この靄は竜が吐き出した霧なのだろうか。曹長も彼らも召還獣は
見た事すらなかった。
続きはまたあとで。
乙&GJ!
>>799 誰やとw義昭がスコルツェニー元ネタにしてるのは知ってるけど
807 :
名無し三等兵:2005/11/09(水) 14:09:25 ID:GJH2IOiu
>>806 自営業閣下のツンデ・・・じゃなくチィタデレ作戦にでてくるよ
>プロット太郎氏 いつも楽しませてもらってます
キャラクターの掘り下げSSも作らないとなぁ・・・
ともかく、河岸の小隊に連絡を取るのが先決である。そう、曹長は判断し、
部長に向かって(階級はたしか少佐か中佐、稲葉では部活の役職付きに階級が
乱発された一方で、しかも、その際の基準はその部が普段獲得している予算
のみだったのだが、豊川曹長らが典型である各学級の帰宅部を母体とした
部隊は冷や飯を食わされてきた)、丁寧に勧めてみた。
「各小隊に連絡を取り、変わったことがないか聞いては?」 部長もやや
気を取り直して携帯をいじりなにやら話し始めた。副部長はミストドラゴン
についてネットで調べているが、どうにも商業RPGにMMOの奴しか掛かって
こないでいる。
歩兵中隊本部は大隊指揮無線網、師団指揮無線網、師団情報網、砲兵指揮網
などがそれぞれ流れており、副部長は無線を聞きながら必死にネットをしている。
部長は話を終えて、別の携帯でボタンを押して話し出した。どうやら偵察小隊を
率いて川岸まで見に行くつもりらしい。
曹長も駆け足で隣の天幕に戻り、各車の車長を集めた。移動する先は
切り通しの左側台地背後の丘。国道沿いのこの位置では敵砲兵が国道を前進する
部隊を支援して移動弾幕射撃を撃った場合、巻き込まれる可能性があった。
(だったら、はじめからそんな位置のガソリンスタンドなんか使わなければ
いいのに)
ふと思いついて朝の補給で受け取った弾薬トレーラーを牽引することにした。
移動は副部長には伝えたが、部長の携帯は繋がらない。小隊のPCの友軍位置表示
装置が生きていれば、こちらが移動していることは分かるし、中隊ネットにも
その旨書き込んだが気になる。燃料もトレーラーで貰えば良かったのだがと
あれもこれも後悔することが多い。戦車ならマーダーの主砲で正面装甲を貫徹
できない奴はいない。召還獣は不明点が多すぎる。小隊で集中射撃して
弱点に当たるのを祈るか、所詮獣であることを願うしかない。
移動を開始して、国道の切り通しが見える坂まで来たところで、携帯に着信。
部長からだ。”至急、川岸陣地に全車両で来られたし。竜発見”
切り通しをこのまま下り、こちら岸の川原に下りる側道をゆくのが一番
近いが、靄の中とはいえ、普段から敵の砲兵が弾を落とすあたりである。
さらに陣地を強化しだしてから作った障害もあるから一列でそろそろと
走らねばならない。戻って団地に切断された旧道の場合だと、折り返しが
あるものの川風に吹かれることはない。で、支援する相手の歩兵中隊長
の要請はやはり断れない。が、はたしてマーダーの能力と使い方をわかって
いるんだろうか(実は筆者が一番分かっていないが)。川岸で敵戦車と
打ち合ううちに砲兵が修正をあわせて集中射撃受けると、辛いし、
どっちかちゅうと、橋の上を煙幕を張って押しわたる戦車を斜め横から
丁寧に撃ち取るのがいいんだが。
銃撃や爆発の音は聞こえてこない。中隊ネットでも何も言っていない。
相変わらず靄は晴れない。旧道を降りることにした。切り通しをちょっと
くだり、右側の台地に上る道を使い、住宅団地の中を抜ければ時間を
短縮できる。途中には射点をいくつか選んで杭も撃っておいた場所が
あるから変更にも対応できる。問題は旧道のつづら折りの坂を下りている
ときだが。一両ずつ降ろすしかあるまい。
と、装填手が奇妙な声を洩らして上を指差した。つられて見上げると
何か高速で飛ぶもの、やがて人が座り込んだままで空を飛んでいる、
手が斜め前の何かを掴んでいる、人は服を着ているように見えない、
ことに気づいた。。高速で軌道を変えながらも旋回している。「撃ちますか?」
「待て、操縦手、静かに後退。見えない位置へ」。言われるまでもなく
後ろの2両がそろそろバックしだしていた。歩兵陣地も撃たないでいる。
やがて、上空を飛ぶ少女は切り通し縁の下に隠れて見えなくなった。中隊ネットで
報告するまもなく、目撃報告が相次ぎ何匹飛んでいたのか分からない。が
風体は一致。総合すると水着のみを着たガタイのいい女が箒に跨って
自在に飛行していたらしい。話に聞く魔法少女だろうか。セーラームーンじゃ
なくて、ダーティペアなんだろか。キャッツアイのほうがまだありそうだがと
考え込む曹長であった。
「うぉぉ。キャッツアイ、覚悟!」とか言ってみたいような気もすると
語ったのは後日のことになる予定だとどうにかした頭の隅で声がする。
そこにもう一度携帯がなる。歩兵の中隊長から。「再び要請。対岸の
水門を狙える位置へ全車両を送られたし」
水門なら川岸陣地に下りなくても狙うことができる。そこいらに
竜がいるんだろうか。「小隊全車へ。駄菓子屋の陣地に入り、水門を
注視」操縦手がアクセルを踏み込み、ギアが次々と切り替わる。
(マーダーってギア何段なんだろ? 昔の戦車ってやたら段がある気が
するけど)
駄菓子屋陣地。正確に言うと、元駄菓子屋で今は低層アパートだが
名前が駄菓子屋時代のまま、むぎや荘の1号棟から3号棟(駄菓子屋にして
農家で、最近は駐車場の隅の納屋兼農機具小屋兼昼間の隠居所
で煙草と無農薬野菜をおばあちゃんが売っているのだ)の前に設けた
陣地である。このおばあちゃんは白石の軍票(パソコンで印刷して使う。インフレにならん
のだろうか)を快く受け取ってくれる稀有の人である。
この駐車場からだとほどよい高さで砲身を覗かせて、しかも、車体を
左右に振ることができ、さらにはおばあちゃんが砲弾と弾薬をパチンコの
カタに預かってくれる(駄菓子屋には釘のぬるい古いパチンコが付き物
である)ので、補給もばっちりである。
強引にバックしたせいでタイヤが怪しいトレーラーを気にしながら
(実際、トレーラーを引いたキャタピラ車両が坂道でバックしたら左右に
振れてタイヤが擦れるんだろうか?)坂上で切り替えして、団地の中をダッシュ。
とここで眠たくなったのでまた後日。
>808 こちらこそいつも楽しませてもらってます。タイフーンさんのSSが
多いと職人さんも増えてくれるんじゃないでしょうか。話が増えれば
そこから広げられるネタも増えるってな感じです。だといいなぁ。
おはようございます
>プロット太郎氏 階級の件はこちらでも使わせていただきます
819 :
名無し三等兵:2005/11/10(木) 09:09:44 ID:7Qu3kviq
うはwwwwwこの話テラオモシロスwwww
ノエルが女ヴィットマンなら、他にはどんなキャラが作れるかな?(女ルーデルはいるらしいが)
>818 はい、どぞ。
続き
すぐに駄菓子屋アパートが見えてきた。おばちゃんが土手の上に立って
川を見下ろしている。朝が早い人だと感心する間もなく、双眼鏡を大事に
抱えて飛び降りてその脇に急ぐ。おばあちゃんは声も無く川岸を指してみせる。
川は靄というよりも、白い霧に包まれている。しかもその霧は向こう岸で
なにやら動いている。水門のあたりから新たな霧が次々と押し出されてくるような
感じだ。
と、風がかすかに上流から吹いてちょうど薄くなった霧が動いた瞬間、
上に引き揚げられている水門扉の前に異様な黒いものが見えた。
二つの赤い眼に横に長い裂け目から伸びる赤い舌。鎌首をもたげた蛇のようだ。
つまり、ミストドラゴンとは大蛇のことらしい。それが、水門の水路一杯を
塞いで首まで覗かせて、口の上からたびたび霧を吹き出している。
曹長の背後では操縦手と砲手が無駄の無い動作で車両の位置を動かして
砲の向きを定めている。豊川の双眼鏡が向けられている方向をみて、照準を
覗きこみ、砲手が息を呑む気配がエンジンの振動越しに伝わってきた。
(ほんとだろか? 雰囲気ってことで)。気を取り直して豊川はメールを
歩兵中隊長に送る。「ワレ、対岸水門に竜を発見。攻撃許可求む」
さきほど、飛んでいた箒の女は先行偵察だろうか。ともかく、このオロチ
を撃退すれば霧も晴れ、橋を進んでくる相手も丸裸になる。問題は敵砲兵だけ。
ここで続きはまたあとで。
学園対決ものなら、是非とも学園祭を
続き
リングオブファイアだと機甲予備が戦線に加入して戦力比を修正してくれる
ところだが、増援は来るだろうか。オロチはツチノコのような形状でなければ
非常に長そうである。おそらく水門の向こうの水路に召喚して、ひそかに
川に入れてこちらに渡る気だったのだろう。発見できたのは運が良い。
オロチというより、キングオブキングスのサーペントに近いかもしれん。
さてと、召喚した奴が見当たらない。となると弱点であろう眼と口に
できるだけ連射するしかなさそうだ。おばあちゃんはいつの間にかアパートの
管理人室に消えている。空き室に柱を入れて畳を上げて簡易防空壕にしたから
(パチンコのカタで手伝わされた)そっちかもしれないが。
装填手が中隊ネットで竜のアイコンをサーペントに変えてUPしている。
隣接の戦区のマーダーを剥がして持ってくるのは無理かもしれない。
(実は豊川曹長は対戦車猟兵中隊長兼第1小隊長兼中隊先任軍曹。で、
やってることは第1小隊長が中心、脇の戦区には第2小隊が居て同じく
橋を守っている)
歩兵中隊長から返信。「攻撃開始ヨシ」
豊川は砲手に水門扉を窮屈そうに潜り抜けている部分に照準をあわせるよう
伝えた。2号車と3号車には口を狙わせる。各車、照準ヨシ。
(ここらの言葉は正しいってことはないだろうし、雰囲気なり。調べるには
昔の戦記物小説をよまんことにはだめか)。再び蛇が鼻息で霧を吹き払った。
その新たな霧が広がる前の一瞬を狙って、3両はそれぞれ初弾を放つ。
装填手はすでに次弾を床(戦闘室の床は砲弾で一杯。即応弾用のラック
だけでは足りないのが経験上分かっている)からとりあげて抱え込んでいる。
飛翔音に続いて、しばし置いて爆音。すばやく防盾に伏せていた顔をあげて
双眼鏡で蛇を見る。変化は感じられない。打ち続けるよう大声で怒鳴り、
マーダーから飛び降りて離れたところで次弾を砲が放つ。双眼鏡を構えて
蛇をみる。霧は爆発でだいぶ吹き飛ばされている。蛇は様子が変わらない。
弾着。爆煙とともに鱗らしいものが光を反射しながら舞うのが見える。
ほかに変化は無い。対岸全体をすばやく見回したがやはり変化は無し。
どうやら、蛇は水門から動き始めたようだ。75mm徹甲榴弾ではあまり効き目がない。
と、曹長はやにわにマーダーに飛び乗り、砲手に水門扉上部を狙うよう叫んだ。
そして、マーダー各車の砲手の耳元で叫び、指差して目標を指示する。
砲身がかすかにうごき、再び連射開始。その間にも蛇の体はうねるように川へと
繰り出されていく。
蛇は頭を水中にもぐらせたらしい、水面には巨大なこぶが突き出ている。
水門はついに塔の基部の鉄筋があらわとなり、水門扉が斜めにかしいだかと
思うと水面に斜めのままおちかかり止まった。うまく蛇にのしかかっただろうか。
「撃ち方やめ」 身振りで示しつつ声を張り上げて伝える。砲身にかかる
水滴が水蒸気となるのがみえるようだ。装填手は息を切らしている。
(ここまできてマーダーに装填手が何人乗っているか知らない事に気づいた。
車長と兼任だったら、砲手が頑張ったということにしよう。)
水面に盛り上がるこぶが左右に引っ張られるように低くなった。水に潜った
ということか。
(水門扉は油圧かなぁ。レールが変形するかもしれないし、ワイヤーだと
したら吊り下げているところを精密に狙うところだったんだろか。調査不足なり)
マーダーはすばやく陣地変換。曹長はノートPCと携帯にデジカメで現況を撮影。
中隊ネットに掲示。川岸陣地からの画像をみると一応、体から体液らしいものが
流れていたようだ。今は水面近くまで頭をもたげて動かないでいる。
幅は上体だけで道路1車線分くらい。直径ならその3倍くらいはありそうだ。
これまでのところ、霧を鼻から吐くのが確認されたのと、潜水するときに
水を呑んだらしいことが分かっている。
次は最後に白燐弾を撃つべきだろうか。皮膚が出ているなら効くかも
しれないが、流水に潜られれば効果はなくなる。
それにしても召喚した奴の姿はいまだに見えない。水門あたりに潜んでいる
かと思ったが。水門扉の上部に左右に細長く乗るコンクリの部屋の窓に
人の姿は無い。もっともあれだけ砲弾が命中したのだから窓から顔を覗かせる
気には当分なれないかもしれない。階段はおそらく左右にあるから、今頃
水門塔から出て別の場所を探しているのではないだろうか。蛇が非活発なのも
それで説明がつく。もっともこちら岸に渡ってきたとして建物に身を巻き付けて
締め上げるぐらいがせいぜいではないだろーか。
最後にもう一度水門扉のおちかかった水面のあたりをよくみてから、次の射点へ
小走りで向かったとき、対岸から大きな音、何かが金属に激しくぶつかるような
音が聞こえた。自分が爆発に巻き込まれたのでないことを体の表面がこわばりつつも
教えてくれる。慌ててダッシュになりながら自車の脇で双眼鏡をのぞくと、
水門扉がさらにかしいでいる。どうも、何かが水門扉を向こうから叩いている
感じだ。音が採れるか不安だが、一応携帯を空中にかざして録音。扉は
またしばらくたつとまた揺れて、ついにゆがみが分かるほどとなった。
すでに各車とも砲を水門に向けている。この音の主以外、対岸では
活動が見当たらない。しばしの静寂の中、ふとなにかが駆けるような
音がしたかと思うとこれまでよりも一際大きな音がし扉が歪んだままで
弾けとんだ。咄嗟に各砲手は砲弾を放つ。が、弾着するまでの間に
音の主は川面へ躍り出ていた。
巨大な牛のような化け物。その背中には人、さきほどの半裸、妙齢、
言うまでも無く女性が手綱らしいものを握り締めてなにやら声をあげている。
水を渡る牛? 足元をみると蛇が体を水面すぐ下に連ねているらしい。
つまり、生きた沈下橋である。
砲兵が撃ってこないのも合点がいく。あくまで隠密の渡河なので調整が
できていないのだ。或いは何かフラグが立ったら事前の目標に注ぐつもり
なのかもしれないが。いずれにせよ、事態の変化に対応できる余裕は無かった
らしい。
剛毛を水に濡らしつつ一気に牛は河を渡る。素早過ぎてこちらの砲弾は
修正が間に合わず後方に着弾する。
思ったよりも歩幅が大きい。そして軽々と跳躍する。無理に蛇を使わず
とも国道橋の障害を乗り越えられたのではあるまいか。砲手は砲を回し
こちら岸のコンクリ護岸を超えた瞬間を狙うようだ。ふと、思いついて
国道橋をみると、歩兵らしきのが渡っているのが見える。こちらだけでも
押さえられればそのうち牛は住宅団地の中で押し包んで狩れるかもしれない。
川岸陣地は沈黙している。
牛はこちら側護岸の陰に入った。これを外せば次からは高速徹甲弾の間合いで
台地縁にあがったところを撃つしかない。姿をみせた瞬間にあわせようと
緊張する雰囲気に全員が入り込んでいる。
(今思ったけど、牛は泳げるのね。蛇をわざわざ持ち出す必要ないや)
遅い。と、土手の一角があらぬ方向で削れ、続いて黒い巨大な影が
飛び出した。不意をつかれつつもあわてて砲を旋回する砲手たち。間に合わない
と思いながらもなんとか撃つが、着弾するまでの間に牛は台地裾の住宅地へと
姿を消した。音がしないぶん、追うのが難しいが各車とも必死で探す。
あの牛を仕留めるには37mm対戦車砲や短砲身の歩兵砲で潜んで
至近距離から撃つのが良いかもしれない。膂力で運んで位置に付ける
ほうが自走よりも有利などということがあるだろうか。
豊川は榴弾を橋上の歩兵の先頭にはなって陣地変更するよう命じた。
正確な弾着で敵の歩兵が吹き飛び、あるいは倒れ伏せたまま動かなく
なるのを確認して後退する車両に乗り、すばやく考えをめぐらせた。
これなら川岸陣地に戦闘開始前にいき、土手越しに水平射撃を食らわせる
ほうが撃破、撃退できる可能性が大きかった。それはともかく、こちらの
発砲位置をみて牛が斜面を上がるのを罠に駆けるにはどこがよいか。
小隊の背後に回るか、牛の足をたよりに国道の切り通しを突破するか、
相手はどうも攻撃の調整などは全然考えていないように思えるから、歩兵が
足止めされたことは計算に入れることができない。あくまで散々撃ってきた
砲を狙ってくるはず。こちらが自走できると敵は偵察で分かっただろうか。
川岸陣地を狙って来る事も考えられる。この場合、裾の住宅地を手当たり次第に
破壊していぶりだす事を狙うのではないだろうか。牛は水門から扉をちぎった
あとだというのに蛇の上を足元をもつれさせることなく渡ってみせた。まだまだ
元気だと見ていい。間に合わないが、隣の小隊を呼ぶべきか。と、装填手が
肩を叩いてノーパソの画面を目の前に突き出した。
中隊ネットに増援ありと出ている。虎小隊に擲弾兵小隊が眼に入る。
地図で友軍位置表示装置をみると意外と近い。敵が裾で好き勝手やるとしても
時間はないわけだ。ならば、あとは自分を守り、敵歩兵の頭を押さえれば
良い。
しかし、戦車よりも機動力があり、音も出さず、燃料はどうなんだ、たぶん
いらないってのはずいぶん反則だ。台地上の歩兵中隊の迫撃砲小隊が撃ち始めた。
たしかダーティペアだとでかいクリスタルをイヤリングにして耳にぶら下げて
いたのが通信機だった。半裸の騎手は歩兵を守るため、迫撃砲を潰しにいく
だろうか。ともかくこちらに惹きつければ川岸陣地はばれずにすむ。
とここで古墳陣地についた。林の中に丸い小さい丘が草むらに半ば隠れて
ある。その周りの起伏を利用して穴を掘ったのだ。どうも堀があったらしく
土を動かすのが楽だった。ここからはこちらの岸の宅地も良く見える。
牛はどこだ。歩兵の指揮官が寄ってきて牛の位置を教えてくれる。建物の
陰から陰に移動しているらしい。迷ったが各車の間隔を広くして配置する。
川岸陣地から対戦車班を出しているだろうか。中隊ネットにはべつにその旨は
UPされていないが、携帯がGPS対応でない歩兵は友軍位置表示装置に点が現れない。
陣地の背に素早い獰猛な牛に居座られるのはいやなはず。中隊長が偵察小隊
と一緒にいるから自らパンツァーシュレックで肉迫攻撃の可能性もある。
迫撃砲の発射音が最後に立て続けにしたかと思うと途絶えて居るのに気づく。
敵歩兵は橋をあきらめたようだ。ふと蛇を探すと水門のあたりにこぶが
並んでいる。どうやら水中でとぐろを巻いているらしい。
同軸機銃を撃っていぶりだすというのもマーダーだとできない。
信管を設定して頭上で榴弾を爆発させていぶりだせるだろうか。
日本軍装備だったら、重擲弾筒があったんだがあいにく、鹵獲装備にも
入っていない。歩兵小隊長に榴弾で曳火射撃をやることを伝える。
小隊長は早速携帯で話し、すぐさまこちらに向かって言うには
川岸陣地付近で待ち伏せを準備しているとのこと。白石の対戦車ライフル
を使うらしい。
一両に命じて高速徹甲弾を榴弾と入れ替え牛の位置を双眼鏡で測る。
屋根一つ、通り一本違えば建物に弾片は遮られて効果がないが、ともかく一発
撃ってみる。近くに撃ったせいか斜面を爆音が駆け上がり意外と大きな音。
続いて獣のうなるような声がしたかと思うと、弾が炸裂した手前の家が
揺れ、壁が内側から膨れたかと思うと庭に何か黒い物が飛び出して、次の
家に吸い込まれ、一階の壁を飛ばされた家は耳障りな音を出しながらかしぎ
隣家の1階の屋根に二階の屋根を引っ掛けるようにして止まった。盛大な
埃が舞い上がる。これが連続してこちらに向かい、その先端はあっというまに
斜面の家並みに突入。
血相をかえて装填手は抜き出したばかりの弾を砲尾に押し込み、安全装置を押す。
(あるんだろうか?あるとおもうけどなぁ)斜面の手前側の家まで距離は
牛の足なら数秒だろうか。次発はたぶん間に合わない。
と、別の車両が弾を撃った。砲手が緊張に耐え切れなくなったのか。
いや、間合いを広げるため家を壊そうとしたのかもしれない。見る暇も
ないが歩兵も対戦車火器を構えて壕で息を凝らしているはずだ。
牛は家と家の間の狭い路地から飛び出てきた。熟練の手わざで砲を旋回させ
つつ狙いを付け、期せずして一斉に砲弾が放たれる。砲尾が後退すると
同時に装填動作を開始する装填手たち。牛の轟きが砲の発射で麻痺した耳の
骨と体に伝わる。歩兵がパンツァーファウストを放つのが視界の隅にみえる。
なおも近づく轟き。牛はうなり、よだれをたらしながら突っ込んでくる。
そして頭を低くし、角を差し伸べ、豊川は拳銃を取り出し手を突き出して、
ここで眠たくなったので続きはまたあとで。というか長くなっちゃった。
SS投下したい方、どぞ言ってくだされ。タイフーンさんすまんです。
>>846 いえいえw ずっと見てましたよ 面白かったです
第十四話投下です
第十四話
第八機甲軍と第四機甲軍は白石後方で手を結んだ。包囲網の完成である。
作戦は一気に最終局面へと突入し、ツンデレ作戦は第一段階の「ツン」(左翼と右翼から攻めれど見せかけ正面突破)から第二段階の「デレ」(正面に両翼の戦力が移動したことで防衛線が手薄になり、
両翼を突破。こちらは当初予定されていなかった)に移行、大戦二度目の大包囲戦が始まった。
カンプグルッペ・ノエルには例のごとく攻撃の最先鋒を任され、戦力確保にノエルは奔走、ヤクトタイガー小隊と二個戦車小隊を仲間に加え、更に擲弾兵
中隊を義昭らSS降下猟兵大隊の残余三十人と行動を共にすることになった。
「いいみんな、行くわよ!」
真由を筆頭にした女性兵士たちは、
「はいお姉様!」
戦車小隊と擲弾兵たちも、
「姉御について行きます!」
平井工業から派遣された
302工兵中隊の面々は、
「ノエル姉さんとならどこにでも!」
「全員搭乗!」
それぞれタンクデサントする生徒たちの全てが、持てる勇気を振り絞っている。ティーガーに揺られながら、
ノエルは義昭に口を開いた。
「義昭は怖い?」
「ええ。胃が痛いですよ」
「少しは励ましてよ。私だって怖いんだから。でもね・・・」
「は
白石は包囲下の部隊を切り離して戦域から撤退し始めた。
追撃しようにも多数の魔法少女が展開した防御結界の影響で阻まれ、稲葉は追撃を断念し包囲下の白石を徹底的に叩き潰すこととなった。
後に「ツンデレ・ポケット」と呼ばれることになる田園地帯を舞台に魔法少女たちの破滅が始まったのだ。
降伏勧告を無視した以上、もはや手加減する必要はない。
>丼炒飯氏 すみません、302工兵中隊勝手に使ってしまいました(汗
投下終了ですノシ
GJ!!GJ!!
おはようございます
カンプグルッペ・ノエル、ツンデレ作戦編もあと少しで終わりです
質問なのですが、対戦車壕における戦いで工兵にはどのような役割が与えられるんでしょうか?話の中ではトーチカの爆破や鉄条網をこじ開けたりするのですが・・・
他には敵前にて地雷や障害物を吹っ飛ばしたり、
ショベル付き車両で堀を埋めたり、火炎放射器で中の人を焼いたりとかでしょうか。
他に誰か識者キボン。
853 :
名無し三等兵:2005/11/11(金) 11:29:45 ID:UiZEgKR7
爆薬で戦車吹っ飛ばしたりもしてる
それにしてもノエルタソの人気ぶりは凄まじいなw
模型雑誌ですが、「パンツァーグラフ」の四号戦車特集号(vol2)に戦闘工兵の記事が載ってますよ
誰か義昭及びノエルのキャラ詳細キボン
>856 確か前すれにありました。こちらは画像をきぼん。いや、でもなくても
いいっす。好きにSS書いてるうちにタイフーンさんが固めるっしょ。
続き
一方、救援となる虎小隊+擲弾兵小隊は4車線国道を快走して戦場騒音が
聞こえる位置まで来ていた。擲弾兵は珍しくもT-34改造(砲塔をとっぱらい、
20mm機関砲を付けた兵員輸送車に乗っている、カンガルーとかラムみたいな
もんだけど、勝手に今考えた ちなみに砲塔はどこかでトーチカになっている
だろう)。さて、救援先の中隊NETに入ると、川の敵岸水中にキングオブキングス
のサーペントのアイコン、自軍岸の台地裾住宅街にシカゴブルズのアイコン、
そして国道橋の上に歩兵の赤アイコン。カーソルを歩兵アイコンにあてると
(アイコン、アイコンうるさいっすね)
剣山に雷光を生け、その雷光にはモズのはやにえの如く戦車が突き立てられている
部隊マークが出てくる。白石側のどっかの華道部が主幹の歩兵部隊らしい。
川中にいる竜はミストドラゴン。画像添付をみるとネッシーなのか?
ブルズは暴れ牛のようだ。
アイコン画像を非機密ネットから取り込めるって余裕があるというか、
それは置いといて、補給要請と青部隊表示装置の過去データからみて
マーダー小隊は小隊3両を束ねて集中射撃をしては小隊丸ごと陣地を変えて
撃つの繰り返しのようだ。歩兵は1個小隊が川岸、1個小隊ずつ切り通し
左右の台地縁、中隊本部、迫撃砲小隊は住宅団地裏。中隊長は今川岸にいる。
偵察小隊もそこ。歩兵に損害は出ていない。弾薬消費は迫撃砲小隊のみ。
マーダーは今右側台地縁の小隊陣地内にいる。となると中隊無線網で
歩兵中隊長に到着を伝えて、マーダー小隊に合流か。左岸は歩兵が撃っていない
から敵は居ないと判断しよう。擲弾兵は下手に近づけると乗り物のせいで
友軍に誤射されかねないから切り通しで待機。
さてとまずネットで挨拶をしておくか。熟練の早業で砲塔上で片手で
携帯をさばくノエルである。初対面だし、ここはやわっこくいくか。
(^-^*)/コンチャ! ノエルダヨ テヘヘッ(*゚ー゚)>
アソビニキチャッタ テイウカダッシュシテトンデキタヨ≡≡≡ヘ(* ゚-)ノ
ナニシヨッカ (・_・?) ノエル、ココイラハジメテナノo(^^o)(o^^)oワクワク
トラ3両 カンガルー5両モイルヨー((( ^o^)ー(( ^o^)ー
ノエル18歳。稲葉のネットアイドル。その原動力はこの筆まめにあった。
(上のメールは誰かに書き直しを希望。)
続いてと、「中隊命令。状況。ベヒモスと推定される敵召喚獣が此岸
にて行動中。敵歩兵は国道橋にて渡河を試みている。友軍は陣地を堅持。
任務。歩兵陣地を強化する。続いて敵召喚獣ベヒモス、ミストドラゴンを
撃破。各隊。虎小隊はワレに続き切り通しを前進。右手の召喚獣を
台地縁のマーダーと連携して撃破する。擲弾小隊は切り通しの上がりきった
地点にて下車。応急防御陣地を構築。中隊副官。位置は擲弾兵小隊。戦区担任の中隊と連絡、
その後、大隊網を傍受。中隊段列。歩兵中隊本部陣地へ移動し負傷者後送に備える。
以上。各隊 受信通知せよ」
まさにこの瞬間、暴れ牛こと黒い牛、背中に半裸妙齢の乗り手を乗っけた
鉄牛は台地裾の宅地から急崖を跳躍しつつ駆け上り、マーダーに角を食らわせん
としていた。
が、マーダー小隊にも古墳陣地を守る歩兵小隊にもこの突撃をUPする
余裕はなかった。川岸陣地ではMG42を橋上に向けつつ、一方では水面を
監視するので手一杯。中隊長は台地裾を走る道路沿いで召喚獣を待ち伏せ
しているからこれもネットはみていない。
虎1両とカンガルー5両を残し、虎3両は切り通しを下り始めた。弾薬と燃料を
積んだトラックは切り通し手前で住宅団地裏へ入る。そのとき、切り通し右手
台地で一斉に発砲音がし、多数の爆発音に機銃の連射音が続いた。
慌てて、詳細地図を見直すノエル。右手台地には切り通し縁に沿い、上がって
いく舗装道路がある。マーダーが居れば大丈夫だと思うが、75mmの音は
途絶えている。不用意に近づいても同士討ちになるが、それはこのまま
下り続けても同じ事。
中隊ネットには中隊長のかわりに副長から返信。切り通し左台地の歩兵小隊も
続いて台地右での戦闘を伝え始めた。
(今考えたら、大隊の予備でいたのかな。ボスニア内戦みたく戦線が長いくせに
狭いのかもしれない。段列を動かす必要はなかったか。戦車とカンガルーだけ
きて片付けたら帰ればいいもんね)
操縦手の右肩を足でそっと押しつつ、
「小隊。右の傾斜路をあがる。牛に注意」 虎はギアを入れ替えつつ
黒煙をあげて傾斜路へと方向を変える。中隊ネットで陣地図を見ては
顔をあげて、周囲を見を頻繁に繰り返すノエル。装填手と砲手も周囲を
見張っている。前方では小銃の射撃音がやや収まってきた。と、青部隊
位置表示画面からマーダー小隊各車のアイコンが消える。状況は悪いようだ。
砲手と装填手に砲塔に潜るよう伝え、自分もハッチを天蓋上げの状態にして
眼から上だけ出すことにする。
住宅団地への取り付け道路はどうやら畑道を少々拡幅して舗装をしただけ
らしい。砲身が電柱にあたりそうだ。陣地オーバーレイをみるとマーダー用の
車体隠蔽陣地なら各所にある。これを利用して待ち伏せするか。切り通しを
見張る歩兵陣地も書かれているが、これまでのところ一人も会わない。
「装填手、弾種は?」「徹甲榴弾です」「無線手。歩兵小隊との連絡急いで」「砲手、右手に
砲を回す」矢継ぎ早に指示を出す。
牛が歩兵小隊とマーダーを蹂躙している。自車は救援にいくとして
2号と3号は組んで互いに全周警戒しつつ、待ち伏せ。擲弾兵は呼ぶか。
住宅地に潜んでいるなら眼が欲しい。国道を突破されるのは避けたい
から4号は分隊を付けて残す。迫撃砲はこの状況では撃ち込めないだろう。
後退しているであろう歩兵小隊残余に当たる。どっちにしろ、橋の敵歩兵を
押さえる頼りの綱だし。こっちも同軸を気軽に撃てないか。
信号弾をあげてみる? ネットに頼りすぎた。陣地戦で長距離狙撃だと
思ってたからな。牛がどう反応するか。それにしても敵の砲兵は何を
しているのだろう。
戦車が砲塔を回せるスペースさえあれば、あとはどっちが先に見つけるか。
照準は気にする必要が無い。これほどに視程が短ければ弾が落ちることは
ありえない。陣地オーバーレイに最後にマーダー小隊がいた位置を重ねる。
「操縦手、全速」「2号車、3号車。台地縁きり通し角の陣地で警戒待機」。
エンジンのうなりが高まり、雨風が強めに吹き込んでくる。こわばった首筋の
筋肉にも雨だれがあたる。「擲弾兵。1個分隊を右側台地へ送れ。牛を捜索する。
歩兵小隊に注意」 銃声はもうしない。わずか数分間で抵抗が途絶えたのか。
それとも牛は突破して奥に突き進んだのか。右台地縁の陣地を潰しつつ、左岸
陣地を潰しにいく場合は私の前に出る。迫撃砲に気づいていたら切り通し鼻の
虎に当たる。台地裾に下りるなら、2号と3号が見て仕留められる機会がある。
川岸の陣地が生きているなら敵歩兵はこちら岸にはまだいない。牛の大きさ、
音、武器はなんだろうか。
流れ切ってすまんが、避難所にタイフーン氏が投下したようなSSキボン
↓ ↓ ↓
再開ドゾー
>867 長々と済みませぬ。今晩で終わりまで行く予定。
そもそも、魔法少女は好きに動く。こちらの組織的戦闘力を論理的に
破壊していくという思考は無い。好きに狩り、好きに食べ、好きに眠る。
その意味では非常に優遇され、今月の歴史群像によると個人天幕に
バーがあったルフトヴァッフェのエースみたいなものだろうか。もっとも
編隊を組んで動くということはないが。こちらとしては単独で動く重戦車
と対決する感じになる。問題は機動性とその神出鬼没ぶり、そして
目をつけられる可能性だが。
古墳陣地(そう陣地オーバーレイには書かれている)のあたりには
雨の中煙があがり、爆発音がしだした。擲弾兵が来るのを待つべきか。
火の回りを止められないということはやはり蹂躙されたのか。切り通しで
連絡がつくと考えて台地下に回ろうとしたのは失敗だった。
かがんで短機関銃を戦闘室床下の箱から取り出すと、砲手がとがめる
ような目つきで振り返る。が、敵がどこに潜んでいるか分からない以上、
これしか方法は無い。砲手が砲塔を3時に回す。
(車長は右よりだったっけ。砲手が左前? 無線手が車体右 操縦手が
車体左 装填手が左後ろ 3時に回すと砲塔の上を歩くのか?)
車長ハッチから出て、車体後部デッキから地面に降りる。
エンジンの音は出来るだけ絞っているが、残念なことにはそれでもよく
聞こえることだろう。雨だれが生温い。角の民家の庭先に入り、生垣の
隙間から先を伺う。
いない。次の民家まで路地を駆ける。水溜りがしぶきとなって服に掛かる。
と、ブロック塀を超えたところで、隣家の庭から声がする。「戦車乗りか」
「虎で来た」「牛が近くに居る。案内する」
モーゼル騎兵小銃(短)を構えた歩兵が先に立って家並みの間の路地を小走りに
抜けていく。通りを2本抜けて二階建て民家に入り、階段をあがってそっと
窓から見る。草むらが小山のように盛り上がっている上に黒いものが寝そべっている。
その傍らではガタイのよい女がその黒いものを撫でている。風の向きで
虎の走行音が聞こえなかったのだろうか。いずれにせよ機会だ。
姿勢を低くしたまま下がり、あとは戦車まで駆け戻り、操縦手に早口で
経路を伝える。
砲塔を2時に回して暖気の回転速度のままゆっくりと角を曲がる。
ここから50m先の小山の上に牛はいる。
「行け」 操縦手がアクセルをがんと蹴る。同時にギアを滑らかに
あげていく。車体が震え砲身上の雨だれが一斉に揺れ、流れ出す。
装填手は次弾を抱えて足を踏ん張り、私は耳を澄ます。歩兵の小銃の音は
聞こえない。敵は動かずにいる。
黒い影が視界に飛び込んできた。牛の頭部だと認識する。眼がなく
瞼が降りていると理解した瞬間、私も眼を瞑り砲塔の上に置いていた
短機関銃の引き金を引いた。牛が吼え、砲手は砲塔を正面に回し始め、
牛が飛び、そして牛が眼を開いたのが分かる。その瞬間、轟音。
牛の視線は閃光と発射煙に遮られ、呪縛が解ける。カトブレバス。
砲口から吹き出した爆風で少女が牛の背から弾き飛ばされるのが
見える。背中へ捻った体を戻しつつ私は石のように硬い皮膚が剥がれる
のを感じる。女が半裸なのもむべなるかな。服も石化するらしい。
豊川は気づくと遊底が後退したままの拳銃を手に倒れていた。
どこかで打ったらしいからだのふしぶしが痛む。五体満足では
あるようだ。内出血はあるだろうが。マーダーは砲を吹っ飛ばされ、
車体がひっくり返っている。部下は? 無事な者もいるようだ。
負傷者も多いなと一人目を車体下からなんとか引きずり出しながら
考える。耳に音が戻ってきた。エンジンが鳴っている。
誰かが駆け寄ってきて手助けをしてくれる。
こうして陣地は辛くも守られたのだった。損害は歩兵小隊1個壊滅。
対戦車猟兵小隊はマーダー3両とともに後送。敵の損害は魔法少女捕虜1名。
推定で歩兵小隊3個が大きな損害を受けている。
おしまい。
乙!ノエルのキャラ構築等に役立てます
874 :
名無し三等兵:2005/11/12(土) 11:49:54 ID:Xt2VhcAC
プロット太郎氏乙 タイフーン氏のツンデレ作戦に出てきたフェルディナンド乗りの話を希望します
875 :
小ネタマン:2005/11/12(土) 19:01:15 ID:???
突然目覚める義昭、慌てて股間をチェック
ノエル「・・・どしたの?」
義昭「い、いや・・・夢の中でチ○コを噛みちぎられたもので・・・」
ノエル「義昭ってそういうところ変よね(´・ω・`)」
義昭「(ズボンの中を見ながら)どのへんがです?」
ノエル「噛みちぎってあげる(#゚Д゚)!」
森の戦いで勝利したSS降下猟兵
兵士A「ほい、ほい(捕虜魔法少女たちに食べ物やジュースを配る)」
兵士A、魔法少女に質問。
兵士A「あんたどこの中学出身だ?」
魔法少女「○○中学だけど」
兵士A「まじかよ!俺と一緒じゃん!」
>873 参考にしてくれるのはとてもうれしいです。こっちはあんまし
設定とか取り込めないで、ほんとはパズルみたいに要素取り組んで
三題話みたいにできるといいんだけどちょっとわがままなところがあり、
すみませぬ。
>874 左翼機甲軍で先頭にたってPAKフロントを粉砕する話ですね。
一等自営業さんが砲身から機関銃を撃つ話を書いてましたね。エンドウマメ
みたいに弾がはじかれちゃうとか。史実ではモーデル元帥(このころは
まだなってないかな?冬2回越してるからなってたかな。火消しの実績積む
チャンスはいくらでもあったろうし)が北から攻めて使い方間違ったとか
あとで機関銃積んだとか、そういえば、象太郎さんちゅう人が居て
車両番号まで追跡してたスレがあったんだけど、今もいるのかなぁ。
クルスクは写真集が今本屋に出てますね。そいとヴィレルボカージュの
戦いだけに絞ったヴィットマンの本が出てます。
第一五話
包囲された白石を蹂躙する中、突如カンプグルッペ・ノエルに危機が訪れた。
「あ、あれはなんですかお姉様!」
白石の新型、JS−2重戦車のお出ましだ。数にして六両、しかもWG付きである。
こちら側の戦車が砲撃を始めるが、既に四号は二台を残し戦線離脱、突撃砲に至っては全て後退を余儀なくされている。砲弾は砲塔を見事に捉えるが、その一発たりとも装甲を貫けない。
ノエルはすぐに航空支援を要請、駆けつけたスツーカが瞬く間に二台を仕留めたが、今度は白石の召喚獣に追い散らされてしまう。
義昭は随伴歩兵なきスターリン戦車に近づいてパンツァーシュレッケで撃破したが、そこに魔法少女が立ちはだかる。
放たれた攻撃魔法、誘導される氷の刃が義昭を狙う。
「第二小隊はスターリンを、第三小隊は戦車隊を!」
義昭はこの魔法少女・・・奈緒美の強い圧力を感じていた。今まで白石本校やオターキングラードの戦いを経験した義昭は奈緒美が怪物じみた人間だと痛感した。
だが、そんなことを考えている場合ではない、義昭は部下に叫ぶ。
「中井と紀伊田原は小隊のMGで援護、良樹と多村!ありったけのパンツァーファウストを持ってこい!残りはついてこい!」
大隊と言っても中身は小隊、二十人かそこらだ。掛け替えのない仲間たちである。
MGの掃射をバリアではじく奈緒美に義昭たちは果敢に戦いを挑む。
「○×○×〜」
義昭はバリアの後ろから奈緒美に迫り、スコップで後頭部を殴りつける。
「イテッ!」
奈緒美はつねられたような感じで頭をポリポリとかく。
「畜生!」
「はいあぼーん」
義昭は吹き飛ばされ、地面に叩きつけられ、わき腹に氷の一撃を受けてしまう。
投下終了です
>プロット太郎氏 ヴィットマンの本は立ち読みしましたw
左翼から突破したフェルディナンドは稲葉第622SS重駆逐戦車大隊です。大隊長は高山英彦大尉で、ドッペリ部隊からの叩き上げ。
高山大尉は部室に篭ってパソコンでgoogle earthを弄っていた。
SS諜報部の呉れた画像よりも、はるかに使い勝手がよく精度も高いからである。
それでも、自分の歩いている辺りを見て比較すると物足りないところが多かった。
仮に大尉にUAVが与えられて、好きに飛ばせたとしてもその不満は解消するわけも
なかった。画像解析ソフトやリモートセンシング技術で植生の解析ができれば、
或いはできるのかもしれないが、地盤が戦車の通過を許すか、これらの情報では
心もとないのである。偵察員がいれば解決するが、いくら時間があり、装備が
あったとしても敵が塹壕を掘っているところの情報まではとってこれない。
いずれにせよ、全体の攻撃との関係で今回はきちっと進撃軸と目標到達時期
まで決められているのでその中でうまくやりくりするしかないのだが。
それにしても、偵察部隊があればせめて敵の陣地前までの経路について
余計な心配はしないですむのだがなぁ。
さてと、日本で最大の閲覧回数を誇る某巨大掲示板でも見てみるか。
大尉はにやっと笑いながら専用ブラウザを起動させた。稲葉白石板。
板住人は葉石板とでも呼ぶだろうか、のスレ新着一覧とざっと見る。
例によって虎の弱点を連呼する人、ノエルや義昭の巨大AAを張る人が
またスレを建てたようだ。元気だねぇ。
ついで、前回閲覧時からのレスをキーワードで検索。打ち込んだ言葉は
フェルデイナント、ついで、象。該当無し。ふむ、622 駆逐ではどうかな。
該当無し。折角の新兵器なんだけどなぁ。虎より主砲は長いし。白石にも
ドイツ軍オタクくらいいるだろうに。続いて、白石側が出没しそうな
板に対象を広げてみる。お国自慢、町BBS、高校生活、軍事、自衛隊、ナイフ、
サバゲー、いずれも該当無し。削除人に稲葉の諜報部が潜り込んだというか
むしろ削除を引き受けたというのは本当なのだろうか。ある意味プロの
2ちゃんねらーというわけだが。まあ、だとしたらご厄介になるようなことは
辞めておこう。仕事増やすのも悪いし。しかし、意外にも爆弾を作ったり、
銃を乱射したりする高校生が増えないのはなぜかねぇ。戦争が倫理を引き上げる?
人間の行動をナショナリズム?この場合は愛校精神が強く律する?だとすると
勝った時と負けた時は酷い事になりそうだが。
さて、それではと、生徒会SSに提出する文書作成を再開。
まず、ハエ取り紙各号の戦果について。ついで、隊員のネット学習システムでの
成績結果について隊長から纏めて報告。それからなんだったかな。CDはどこに
行ったかな。なんか肝心なのを忘れている。そうだった、お見舞いの手紙を
家族に書くんだった。昨日病院であったばかりだけど。でも、これは文例に
頼るのが嫌でかといって嘘っぽいのも嫌で一番難しい。定番では負傷した
状況、隊員の中でいかに仕事場の柱として、個人面の交流なんかも押さえて、
そして復帰の願いに静養して力を付けて欲しいみたいなことを書くんだけど、
本人ピンピンしてるからなぁ。3日以上の入院で必ず一通書くって規定は
誰が決めたんだ。笑われるのは俺なのに。いや、その程度で済んだことを
ありがたく思うべきなのか。歩兵部隊なんかだと部隊が文字通り潰滅して
手紙書いたのは再建した部隊の書記だっていうのがあるらしい。こっちは
駄々っ子のおかげで助かったわけだ。
で、それから手書きで書かなきゃいけない文書もあるんだよな。
戦闘報告書なんかタイプ打ちをさせているところもあるらしい。
もっとすごいとこだと、口頭命令を全部、録音しといてあとで
筆記するんだそうだ。これってどのくらいのとこまで対象なんだろう。
こんど噂の部に聞いてみよう。どうもどこか上のほうに記録魔がいる
らしい。そうだ、勲章も最近他の部隊でどんどん出してたな。うちも
同じくらいには張り合っとかないと皆が残念がるだろう。貰って
どうにかなるもんでもないけど、一応形としてな、別にうちも活躍してない
わけじゃないし。一応、与えられたものは使いこなせたってのは諸々の
事情を考えるとそれなりに凄いことだと思うんだが。
それにしても、補給品の請求を頑張って書いたのに音沙汰も無いってどういう
ことだろう。早く修理パーツを呉れないと象さんが走ってくれないんですが。
ポルシェタイガーの部隊なんてほかにあるんかな。エンジンは船舶用の
ディーゼルを積んでいるって言ってたな。ヤンマーの営業所なら近いじゃない。
軍票で買うわけにはいかないにしても遅い。そいともまた書類の不備とかで
突っ返されるんだろうか。
(同人ものの王道。独白と内心の描写。2chの窓を開けながら書類仕事)
そうだ、外出・外泊許可書の様式を変更するって通知があったんだった。
今の奴は全部反古にして新しく印刷しないといけないんだった。と、
プリンターはどこだったかな。インクが切れている予感がする。
というか、電源入れても動きませんね。ネットワークに接続している
プリンターはあるなぁ、だけどどこにあるんだろう? 名前からすると
野球部かな、ballとか名前に入っているし。一枚だけコンビニで
印刷してコピーするかな。ついでに夜食も欲しいし。まてよ、書式が
B-4で用紙を節約したいから、う? Bだっけ? そいともAだっけ。
B-5じゃだめだったかな。用紙のサイズまで通達で指定されてたかな。
でも、裁断機はコンビニには置いていないなぁ。ハサミで切るのはめんどい。
隣に借りるか。でも暫く前にドアが閉まった音がしてから物音してないや。
うーん、いないだろうな。待てよ、このCDの書式のところだけPDFにして、
必要があるやつは自分でDLして印刷して書き込んで貰えばいいんだ。
通達だとどうなんだ、用紙を準備しなきゃいけないのか? 用紙ならあるけど。
でも、このプリンターが明日の朝に直っているっていうか動くのが前提だし。
教務あたりのレーザープリンターって繋がっていないのかな。
紙はあるんだけどなぁ。まてよ、フェルディナントの車両間情報システム
だっけ、名前忘れた。にプリンタが付いていなかったかな。つうか、
どっかの画面にプリンターのアイコンがあった。あれに出力すると
どうなるんだ? 車内のどっかにプリンターがあるんだろうか。どこに?
単にプリンターを接続するときの画面に入り込んだだけだったのかなぁ。
そーいや、プレステが接続できるらしい。パンツァーフロントを車内で
やったそうだ。きっとファンだったんだろう。俺は別にそんなこだわりは
ないからFFとかDQとかでいいや。あれ、何を考えていたんだっけ。
喉が渇いた。コーヒーが呑みたい。
っと、このCDを持って、小銭はあるな、むっ、このCDって取り扱い注意?
ラベルが貼ってあるな。誰かが貼ったのかな。いや、ハンコまで押してある。
じゃ、部室から持ち出せないんだ。渡されたときその場で読んで印刷すれば
良かった。じゃ、フロッピーディスクに入れるかな。にしてもいまどき
外出許可くらい携帯のメールで処理してくれないのかなぁ。たぶん、移動
中継局が不足しているせいだね、きっと。怪我とか診察の届出なんて
朝礼のときにそのまま電話で済むじゃん。どっかは書類仕事だけになって
楽なんだろうけど。あれ、フロッピーに入れたほうに文例が書き込まれている。
なんで? 操作ミスった?やり直し。おかしいな、誰だこの人。うちの
部にはいないよ、こんな名前。
考えがだんだん焦点結ばなくなってきたな。すきっ腹にコーヒーは無茶だな。
なんか食べよう。食べると眠たくなりそうだ。辞めておこう。なんだっけ。
そうだ、プリンターだ。プリンターの修理、購入、ほかに貸してもらう、
手書きで書く。おっ、通達に赴任挨拶が入っている。誰だ? 知らないなぁ。
作戦直前に人事をやるってのはどうして? まぁいいや。いつもやっている
範囲内の事だけこなしておいて明日の朝に印刷はなんとかしよう。誰か
顔を出してくれるかもしれないし。
こうして、3週間前から溜まっている事務仕事を大尉は始めた。
部隊休暇初日夜のことである。まずは作戦報告書からやろう。
(ここで作者が眠たくなったので落ちます。明日はうまくいけば
作戦報告書の口調で書けるかな? どうでしょうねぇ。本人にも分からない。
そいえば、筒井康隆に探偵の報告書控えって体裁の小説がありました。)
まさか戦闘なし?
それはそれで新しい切り口ですね〜
このSSってツンデレ作戦中の話だよね?カンガレフェルディナンド
戦ってくれw
新キャラの紹介を
奈木トオル
第400SS降下猟兵大隊第二小隊長である軍曹 陽気で軽い性格の高校一年生、空軍降下猟兵出身で何気に古参兵 捕獲武器が好きでモシン・ナガンやppsh41を愛用している
雪原加奈子
第400SS降下猟兵第三小隊長の曹長の中学三年 鬼教官として恐れられる女生徒 新兵イビリが何より好き 言葉遣いは非常に汚い
896 :
名無し三等兵:2005/11/13(日) 13:21:06 ID:Ymwufcc0
ちょ、中三で教官っておkなのん?
>>897 SSでも古株の中学生ですw CQBが得意、女性ですが義昭はなぜか平気で接します
あと前出た捕獲T34の件で噛みつく委員長の設定も
狗上千里 稲葉学園二年一組学級委員、生徒会SS補給将校 気苦労が絶えない真面目な性格で、メガネを外すと美人さん。
成り行きからカンプグルッペ・ノエルの補給を担当することになる
敢えて女ばっかしやん、と突っ込みを入れる。
>>900 前線部隊には男性キャラもいます(汗 これから男も増やしていくので・・・
保守
プロット太郎マダ〜?
スレは再利用でいいと思いまつ
避難所にあったみたいに創作板と軍板両方でいんじゃね?
906 :
小ネタマン:2005/11/13(日) 20:38:42 ID:???
義昭の誕生日・・・
ノエル「プレゼントよ義昭。ほ、ほら!(紙袋を手渡す)」
義昭「ううっ、うええい・・・ありがとう」
ノエル「どう?」
つ【姉、ちゃんとしようよっ!】
義昭「( ゚Д゚)ポカーン」
ノエル「不満なの!?」
義昭「(つよきすが欲しかったなぁ・・・)」
(時系列が混乱している) >904 すんません。今日はちょっと遅くなった。
どうして俺はこんなに気持ちが落ち着かないんだろう。それに大隊の事務室
ともなれば結構人がいるのに、あっ、それは休日だからか。なんかうきうきしている。
そうか、俺は嬉しいんだ。なぜ? だって、部下が一人も死ななかったから。
そうかそれもそうだよなと納得したところで眼が覚めた。
(同人王道その2 夢オチ)
気づくと彼はgoogle earthで故郷をみたまま眠っていたのだ。
画面は数年前の彼の地元を写していた。幼稚園、小学校、怖い犬が居た家、
同級生の家、夏に西瓜を一切れくれたおじさんの八百屋、塾のあったあたり、
中学とその前の接骨院に小児科、歯科。初めてCDを買った店。中学で一緒
だった子の住んでいる高層マンション。校外体験学習で行った郵便局。
そして、代行運転のバイトをしていたタクシー屋。夜は更けている。
明日には大隊は作戦前の集合地域へ移動する。経路は既に一度偵察済みだ。
そーいや、アーヴィングもフェルディナントについて語ってたな。
こうすりゃ、北部からの攻めが順調に行っただろうとか。ふと高山大尉は
思い出した。
重突撃砲は自走して集結地まで行く手はずになっている。整備班や
回収班に本部の指揮戦車、それから支援の15cm突撃榴弾砲ブルムベア、
そして警護の擲弾兵に自前養成の戦闘工兵部隊、それから弾薬、燃料
補給トラックなども車列に加わる。車間距離をあけて一般車が追い越し
できるようにしなければならない区間もあるから、走行時間は長くなり
そうだ。操縦手は交代して、ほかは準備に忙しかった分眠らせるとして
車上に一人頭を出して前後の交通を監視したり、地図を確認したり
しなければならないだろう。まさかと思うが、お立ち台となっている
歩道橋から白石の第五列が投擲してくる可能性も有るし。
そこで、やっと自分もきちんと寝ておかねばならないことを思い出した。
ほかの奴を眠らせるのはきちんとできたんだが。自己管理が未だ甘いか。
そう思いつつ高山大尉はPCの電源を落とし、部室の寝袋に入り込んだ。
(今日はここまで。はたして戦闘までたどり着けるか。その前に
車長、砲手、装填手、操縦手、無線手ばかりでなくフェルディナントには
もう一人乗員がいるらしいことが戦車研究室の資料で発覚。第二装填手?
そいとも車上整備員?政治委員はないよな。そうだ、ティーガーの車長
ハッチは砲尾の左側ですよ。砲塔の上には滑り止めの加工とかされていた
んだろうか。ツィメリットコーティングはされてないだろうしなぁ。雨で
鉄は滑ると思う)
第一六話
奈緒美はゆっくりとした足取りで迫ってくる。
一か八かの賭けに義昭は出た。
「や、やめてください!私はしがない労働者です、ファシストではありません!」
奈緒美の足にすがり、懇願する。
「私は毎日上司にいじめられる冴えない高校生です」
「はっ、はぁ!?」
パンツァーファウストを持った仲間が奈緒美の背後に回る、奈緒美は気付いていない。
義昭は腰にしがみつく。
「い、稲葉は大嫌いです!白石は大好きです、だから・・・」
パンツァーファウストが放たれ、とっさに結界を展開。
その隙に義昭はホルスターからガバメントを抜き、
「馬鹿が死ねぇ!」
マガジンが空になるまで撃ち続けたあと、奈緒美を押し倒してマウントから殴りまくる。
「ご、ごめ・・・マジギブ・・・」
「連れてけ!」
「ゲシュタポに引き渡してやるからな」「・・・それだけは勘弁」
ノエルのタイガー小隊(三台)は最後のスターリン戦車に苦戦を強いられていた。「アハト・アハトが弾かれる?!」
「喋ってる暇があれば撃ちなさい!各車、スターリンを集中射撃」
「お姉様、二号車がやられました!」
その時、爆発するスターリンのキャタピラ。
「誰が撃ったの!?」
「降下猟兵ですお姉様!」
「AP装填、照準は砲塔基部」
「照準よし装填よし!」
「撃て!」
「命中!」
この日の午後をもってツンデレ作戦は終了。
作戦中に様々な変更があったが、結果的に白石三個軍が包囲網の中で壊滅した。
この勝利で稲葉と白石の戦力は互角となり、稲葉学園は安心して中間テストを迎えることになる。
カンプグルッペ・ノエル編 一応終わり
とりあえずカンプグルッペ・ノエル編は終わりです
人物補完SSや短編等はこれからも投下していきます
義昭の行動が主人公とは思えない件についてw
女のマウントとって殴打とか絵面テラヒドスw
てか、ファウストでふっ飛ばされなかったなぁ
>>913 元々「悪役を主人公に」がコンセプトだったので(汗
少し変更するかもしれません
続き
夜明けになった。いよいよ前線へ移動だ。今日の日没には小隊ごとに分かれて
燃料と整備点検を受け、乗員は地形慣熟のため偵察を各車別に行うことになっている。
象にとっては初戦である。訓練期間中は雨は余り降らなかったが梅雨入りになってから
実戦を迎えるのがやや心配である。いっそ、エンジングリルの上に傘でも
かけておこうかと思う。雨より怖いのが泥詰まりだが、今日は舗装道路を
外れることはない。集結地の広い都市郊外型公園でも芝生地ではなく、もともとは
帝国陸軍の飛行戦隊がいた飛行場の滑走路を道路に転じたところを使う。
google earthでは路肩に広くコンクリが敷かれているのがみえる。
象のエンジンは無事始動した。燃料、潤滑油、バッテリー、整備道具一式、具砲弾、機銃弾、煙幕弾、予備のペリスコープ、
土工具一式(鋸、エンピ、丸スコップ、鶴嘴、掛け矢など)、ワイヤー、予備履帯、
予備転輪、予備前照灯、展張式車体偽装幕、交通標識、ロープ、予備点火プラグなどの
部品、全て揃っている。個人装備も各車毎に車外に並べて点検した。足りないものはない。
続いて、回収班、整備班、警護小隊、戦闘工兵小隊、交通統制小隊、弾薬・燃料小隊も見て回る。
定刻になり、無線で指示を出すと警戒前衛と交通統制小隊が門を出た。
続いて、各中隊の選抜乗員と直接支援の整備班が集結地に向けて出発。
そして、いよいよ、本隊が象を数両置きに挟んで出て行く。
最後に後尾隊が警護小隊、携帯無線中継隊とともに出発したのを見届けて、
自分もキューベルワーゲンで出発(せいかくにはローバーミニか
シティターボとかの古い奴、或いはシビックか? それともサニーかなぁ。
小型車のほうがいいかな。まぁともかく気分の上ではキューベルワーゲン)。雨はやんでいる。街道は青葉が
まぶしく光り、風も心地よい。戦争やるにはもったいない季節である。
そもそも高校生が軍服を着て昼間から自動車を運転するのは妙な話だ。
そして、高校生同士が内戦やっているのはもっと妙な話だが、それが現実
なのだ。さてと、ゲーセンやコンビニで管を巻く奴はいないと思うけど
ちょっと見ておいた方がいいかな。このところ部隊も膨れ上がったしな。
白石の軍票を使って顰蹙を買うのもまずいというのは繰り返し言ったつもり
だけど念には念を入れといたほうがいいだろう。と、考えて規定の経路を
逸れて郊外のバイパス道路からわき道を一本入り、国体道路に繋がる
広い道路に出た。このあたりで遊んじゃうと午後ぎりぎりに宿営地に入る
ことになる。遊びたいのは分かるけど、下手するとテント泊まりになるよりは
今進んでおいたほうがいいわけだし。
コンビニ、カラオケ、ファミレスなどの駐車場の車を見ながら
ゆっくりと車を走らせる。いないなぁ。結構みな行儀がいいんだな。
それとも学校の近くでは遊び飽きたのかな。取り越し苦労だったか。
そう結論して元の道筋に戻る。時間は大丈夫。交通統制班が
この先の交差点で待っているはずだ。違法駐車が日常化していて
車線が一本塞がっているのが当たり前のところだから苦労しただろうなぁ。
丁寧に労ってもばちはあたらない。つまり交通統制とは一般車を締め出して
ほかの道路に誘導するのではなくて、一般車が円滑に通行できるように
部隊の車列をうまく待機させ、交通整理し、そして違法駐車をしようとする
ドライバーにはほかに車を止めるようお願いする仕事である。
>>909 フェルディナントは装填手が二名。
88mmL71は砲弾が重いので、この砲を積んだ駆逐戦車(ヤクトパンターとフェルディナント)は装填手が二名になりますた。
だから同じ砲を積みながら、装填手一名の王虎は圧倒的に砲撃速度が遅かったわけで。
あと、上面が滑りやすいのはいうまでもなく、かといって何の対策もしてなかったようです。
戦車の上から滑り落ちて怪我したり、走ってる戦車から落ちて踏み潰されたり…
そういう理由で死傷した戦車兵はそうとういる模様。
921 :
名無し三等兵:2005/11/14(月) 17:27:40 ID:gwjtfVRP
>タイフーン氏
ツンデレ作戦終了おめ
>プロット太郎氏 高山編ワクワクテカテカ
922 :
小ネタマン:2005/11/14(月) 17:39:35 ID:???
>>913 ま、本当のツンデレ作戦はこれから始まるんでしょうw
ノエル「ふ、ふん。くたばらなかったみたいね?まあ、あなたなら当然でしょうけど(ツンツン)」
義昭「(;´Д`)」
ノエル「もう・・・心配したんだからね・・・。あなた無理しすぎなんだから(ツンとデレの狭間)」
義昭「(;゚Д゚)」
ノエル「大好きな人がいなくなったら嫌。私は義昭が大好き・・・(デレデレ)」義昭「(゚Д゚)ポカーン」
次スレどうするよおまいら
>920 ありがとうございます。装填手でしたか。昔AFVinteriorというサイトが
あったんだけど閉鎖しちゃったんですよね。全部DLしておけば良かったです。
続き
トラブルが起きたことはこれまでないけどそれでも気をつけるように
再三繰り返している。要は車列が通過する時刻よりもずっと前に交通統制、別名を
駐車移動お願い班を出動させ、できれば市営、県営の無料駐車場券を持たせること
なんだけどなかなか難しい。レッカー車で勝手に牽引したりするわけにはいかないし。
そもそも車列の移動経路選択に問題があるんだけど、それは全体の作戦計画とか
そういうのが絡むしなぁ。たぶん、駐屯地が移転しない限りこの問題は続く。
>923 テンプレは創作仮想戦記総合スレ案でどうでしょうか。
交差点では交通統制班の車両のほかに見慣れぬ車が止まっていた。
近くのコンビニに車を入れて少年ジャンプ(マガジンでもスピリッツでも
オリジナルでもヤングアニマルでもなんでもいい。一応全員で回し読みが
できそうな奴。)を買い、ついでにトイレを借りる。青い照明の中、一応
中を点検する。店員もごく普通の顔をしているし、迷惑をかけた奴は
いなかったのだろう。外に出ると交通統制班長の軍曹が見慣れぬ軍服を着た
奴を案内してきた。階級は大尉だろう。各校によって階級章や階級制度自体が
まちまちなのではっきりとは分からないが。敬礼すると答礼してくる。
「高山さんですか」と内ポケットから名刺を取り出してくる。
自分もそれにあわせて名刺を出し、先方のを見ると宿営地を引き受けてくれる
学校の参謀だ。全般計画、将来作戦、移行作戦担当というのが良く分からないけど
政軍関係の印象がある。今度の作戦はいつ始まるかは分からないがその北部翼の
戦力の要となる部隊を出す学校の参謀が何の用だろうか。見当がつかないので
どうしてもぎごちなくなる。不審な感情を先方は目ざとく気づいた様子で、
「今度の作戦の前に一度お伺いしようと思って、今日こちらに用事があった
もんですから」などと言い出す。
「いえいえ、こちらこそ今日そちらについたら挨拶に参らなくっちゃと
思っておりました」とこちらも丁寧に応じてみる。
「丁寧に申し訳ないです。実は大隊長さんの意見を伺いたいと思うことが
あって、今日こちらに参ったのです。詳しい事はどこか座れる場所でお話
したいのです」 話は長くなりそうだった。厄介な内容でなければいいが。
車に積んであるものが一応大事なのでその旨を告げるとそれではどこか
適当な駐車場でと返事してきた。しかし、先方も作戦発動を前にして
忙しい身だろうに目的がさっぱり分からない。
近くの市営体育館駐車場の隅に車を止めると相手の切り出した話は
まとめると実は当方の手違いで宿営地が足りない。重突撃砲という
ことを甘く見ていた。そこで急遽、地元から営地を借りたのでそちらに
変更して頂けないかということだった。当初の予定のところでも
部隊が納まらないということはないが、どうもそちらだと先方の
話したくないというか察して欲しい事情で都合が悪いらしい。
明日以降の移動についてはその代わりできることは何でもさせて
頂く。距離はそれほど変わらないから作戦計画にも支障はきたさない
はずと最後に言い添えてくる。部隊を今日中に小隊毎に分けて
作戦集合地域に直接入れて、補給支援を頼むというのはどうだろうか。
それにしても道路長を見る限り、部隊を一列に並べても大丈夫なようだったが。
その点を問い質すと、今日こちらで車列を拝見して最後に確認したのですが
実は先日不意に航空攻撃を受けまして、穴が開いてしまって、そして
宿営を予定していた旅館が従業員の福利厚生のために海外旅行ということに
なってしまいまして、だそうだ。宿の方はいざとなれば天幕でどうにか
できるが車両の駐車場所がないのでは確かに困る。移動計画を緻密に
立てたのにこだわってこれから一緒に戦うとこの偉い人の顔を潰すのは
賢いとはいえないだろう。現場の一存で計画を変更したで通じるんじゃ、と
思いつつ、変更先の場所を聞いてみた。相手は顔を明るくしながら、
ディスプレイをみつつ、(車両のボンネット自体がどういうからくりか地図を
表示したのには驚いた)で数回懐でごにゃごにゃやると出てきた。
この内戦で工事が中断しているバイパスの高架下とその付近の巨大な
パチンコ店にその駐車場を確保したようだ。水と電気にガスが使えるし、
近くにはスクーターでいける距離に24時間スーパーもある。
「おせっかいとはおもったが」、念のため偽装用の藁やバラクーダも手配済みだそうだ。
これはどっちにしろ、公園道路で使うためのものだったが、パチンコ店の駐車場に止める
車両には使えるだろうと思ってと言ってくれる。相手も困っているというか
むしろ偶然に振り回された被害者と言える。承知しないわけにはいかない。
変更先への移動計画を立てるとすると、と考えなくてはと言い出すと
相手は待っていたように道路オーバーレイを投影した。65tの象では
通りにくい道路に強化済みの橋梁などが図に既に盛り込まれている。
先方の学校でもうちと同様のシステムが使われているらしい。参謀がわざわざ
来た理由の半ばはこの作業のためだったのだろう。
今日移動する部隊のどれかにひょっとするとその部隊に間違って
こちらがとまるはずだった道路を割り当ててしまったのかもしれない。
それにしてもあらかじめ見当をつけていたにせよ、経路の設定は
スムーズだった。どうやら、大隊の車列をみただけで大体のことは
分かったのか、それともきちんとした資料を持っていたのだろう。
道路などのデータは相手の地元なので細かいところは信じるしかないし、
おそらく実際とは多少は違うだろうが、自分の頭に入れた地図と
食い違いはない。
丁寧にお礼を言って自車に戻ると携帯が着信ありになっていた。
先遣の宿営地設営隊からだ。内容はほぼ予想できる。掛けると
相手はすぐに出た。どうも参謀の部下と途中で会い、話を持ちかけ
られたらしい。多少引っかかりを感じながらも経路の変更を告げ、
すぐにデータを送信すると約束した。交通統制班の班長にポイントを
指示して、各部隊に連絡するのに集中した方が良さそうだ。
新たな経路は今の経路から東に逸れるから位置確認をしても多少
前後が入れ替わったり、迷子が出るだろう。それをうまく拾い上げる
ため連絡を密にする必要がある。
今日はここまでなり。次スレはちょっと上でテンプレを探します。
おはようございます
次からは稲葉の護り作戦編を投下します
第一話
ツンデレ作戦終了から二ヶ月が経過した十一月後半。
各地で稲葉は反撃に成功、冬休み前には再び白石本校を射程内に収めた。
稲葉は白石本校に対する第二次攻勢を年明けに決行するとして、生徒たちには長期休養を与えた。
度重なる勝利に奢った稲葉はもはや白石に攻勢に出る余力がないと判断したからだ。
そのため戦線は一時的にではあるが薄くなり、いくつかの地域には部隊が配置されなかった。
稲葉は勝利を確信していたのだ・・・
エリート中のエリートであるSS降下猟兵大隊ではあるが、期末テストに関しては見るも無残な結果に終わっていた。
「義昭・・・どうすれば0点なんて採れるの?」
「中佐、七点分は書きましたけど、どうせなら0点のほうがいいかなぁ・・・と」
「どういう判断基準なの」
義昭の成績はまだいい方だ。他の隊員の成績も悲惨なことになっている。
前線配備が長い部隊だから、比例して授業の公欠席日数も増える。
「なんで中佐は学年四番なんですか?」「あたりまえじゃない!私は稲葉きってのパンツァーリーダーであり、プロポーションも完璧な可憐な美少女なのよ!」「最後は違うと思いますが・・・」
「うっさいわね!」図書館の机に身を乗り出すノエル、胸が揺れる。
「ほぉぉぉ・・・」
「どこ見てるのよ!まあ、見たいんならいくらでも・・・じゃあなくて!この私が一緒にいてやるんだから、ちゃんと勉強しなさい!」
ノエルは義昭に勉強を教えてやるらしい(義昭は頼んでいないが)。
その時、校内放送が鳴る。
「緊急召集!各生徒会役員及び各種部員は速やかに部室に集合!」
935 :
名無し三等兵:2005/11/15(火) 09:11:52 ID:x0X1+hSp
タイフーン乙
義昭ウラヤマシスwww
どうもです あるキャラクターがカンプグルッペ・ノエルの雑用係的な役職につくんですが、軍隊でいうとどのような役職になるんでしょうか?
あと避難所にもカキコしましたが、次スレはまた再利用でいいと自分は思います
>>雑用係
大隊本部中隊長、あるいは段列隊長、または本部付き曹長か准尉だと思われ。
>>937 ありがとうございます 雑用係長(仮名 男)は変人ばかりの戦闘団に配属され気苦労が絶えません
雑用では洗濯や掃除、携帯の充電などを行う予定です
変人を量産したのは俺かもしれない(汗。
>941 いや、まだまだ未熟なもんで組織とか上下関係とかを出して
その中で動機ちゅうかなぜこの人はこういう風に戦い、こういう風に
行動するのかってのが説明しにくい。そこで、孤独で組織と切り離して
あるいは多少背を向けてこつこつと戦う変人を量産しちゃったかなぁと
反省したのでした。今書いているのも受け入れ側の参謀が高山大隊長を
説得する話の持ちかけ方とかかなりまずいですしねぇ。実際には
相手の出方を見ながらもっとうまくカードを切っていくでしょ。
作戦一緒にやる仲だし。
>>941 いえいえ(汗 プロット太郎氏に設定の面では助けられたりしてます 細かいこと気にせず頑張ってください
誰かラブコメ書いてくれるエロい人いないかなぁ・・・(スマソ、漏れはだめぽ)
タイフーン氏、ラブコメ分が足りないそうですよー
それはそうと稲葉の砲兵隊が壊滅したのはいつごろだったんでしょう?
専用板にて再利用の方針でしたか。失礼しました。
>943 女性兵士と男性兵士が一緒にいる世界ですもんね。あるんだろうなぁ。
いつもドンパチしているわけじゃなくて訓練とか待機の時間も長いだろうし。
つづき
幸いだったのは朝の通勤時間帯に入っており、象はそれぞれ予定通り
ラッシュを避けるため借り上げられた駐車場や、あるいは公共施設の敷地
(登校する小学生に交通安全を訴えるゲートガードとして)に居たこと
だった。移動中だったら経路の変更を伝えるだけでも一仕事だったろう。
選抜乗員たちはすぐさま新経路の偵察に取り掛かり、無事に大隊は移動を
再開することができた。高山大尉は内心、回収戦車よりも象の増産を
強く進めた本部の姿勢を危ぶむものがあったのだが、これまでのところ、
18tハーフトラックを使わずに済んでいる。とはいえ、手元に置いて
一緒に進んだほうが安心できたのは確かだった。
参謀は移動再開を見届けると、低姿勢で挨拶をよこして辞去していった。
アクセルを踏んでも音がしない。ハイブリッド駆動の車らしい。どうにも、
かすかな苛立ち、してやられたという感じが拭えず大尉は珍しく戸惑った。
それにしても昨晩の夢は正夢なのだろうか。そうなるにはあの参謀が関わっ
ている気がする。実現を阻害するほうにか介助するほうであるかは分からないが。
大隊が代替の宿営地に入ったのは計画通りの時刻だった。パチンコ店は
閉店してからさほど経っていない様だ。鋸屋根の工場を模して建てられており、
正面は大きなガラス張りで、内に入ると左右に折り返すように階段があり、
2階に分かれている。床が絨毯敷きなのがありがたい。絨毯は退色している
だろうが、照明の光量を抑えてあるので分からない。湿っていなければ十二分だ。
高架下に車両を並べ、工事車両や資材置き場に見せかけた偽装をし終わる頃に
受け入れ校のトラックが数台現れた。○×高校給食室とアルミ車体に書かれている。
兵らは一様に面食らった顔立ちで、作業の手が止まった者もいる。大尉も
顔が思わず期待でにやけるのを押さえつつ、手がおろそかになるのは隠せなかった。
みるまにトラックはパチンコ店の前に整列し運転手と助手がきびきびと降りて
貨物ドアを開け、テーブルを運び出している。一同が不意を突かれたことには
そのおそらくは全員がおそらくは自分たちと同年齢の女性であることだった。
そこにいたって、大尉は顔を一変させ、かいがしく食事の支度をする一行に
つかつかと歩み寄っていった。
炊事兵、炊事補助兵?の一人がそれをみて大尉に寄ってきた。どうやら
指揮官らしい。黒髪を帽子に纏めて徽章を付けている。参謀のことがあって
からネットで調べたのだが、少佐である。軍事板で少佐と言えばあまり
芳しい記憶には繋がらないのだが、現実には士官不足で大隊を指揮している
大尉と少佐との間には大きな差がある。つまり、佐官とは何らかの部活で
指導的立場にあるものということだからだ。それが女性とくれば相当
鼻っ柱の強い、挫折知らずではないか。真面目そうなのがさらに話の
持って行き方をどうしたものかと思わせる。
>>944 稲葉砲兵戦力は白石本校攻略戦の際、白石の反撃で壊滅。オターキングラード攻防戦には歩兵を支援するため市街地に投入され(ベルリン戦のソ連軍みたいな感じで) さらに消耗 ツンデレ作戦時には大半がロケットで代用されています
ラブコメ編は避難所にw
>プロット太郎氏 新スレはどちらで?
951 :
名無し三等兵:2005/11/16(水) 10:22:16 ID:e6wyvPHk
こちらは埋めないの?
夏休みスレもまだ残ってるんだよね。さすがに埋めた方がいいと思うのだけど……
約束の地のほうに投下しているSSの続きを、夏休みスレ次いでここに落として、埋め立てようと思うのだがどうだろう?
(ちなみに夏休みスレに以前落としたSSは、どうにも詰まってしまって、今は約束の地のほうのSSを優先してます)
向こうに移行したから、漏れはいいと思う
>956-958
どうも。では週末の定期投下は、夏休みスレ、次いでこのスレにすることにします。
埋め
極東さんいつ来るのかな?
その夜は、興奮気味でずっと寝付けなかった。
いくら練習飛行といっても、前線飛行場で実戦機に乗って初めて飛ぶとなれば、興奮しないわけは無い。
しかも、ずっとまえに教練過程で機上作業練習機で飛んで以来、長らく飛んでいないのだ。
しかし、嬉しいのと同時に、同じくらい不安もあった。
教練を終えてから、だいぶ時間が経っている。
機上での操作を忘れていないか心配だ。
なにより、ヘマをやって有紀大佐を失望させたくは無い。
飛行服一式をくれたということは、それだけオレに期待してくれている証なのだから、なんとかそれに答えてあげたい。
そんなことを考えていて、ずっと寝付けず、朝起きられるか心配だったが、幸い時間ぴったりに目が覚めたのは不思議だった。
顔を洗ったり歯を磨いたりと朝の雑事を済ませて、有紀大佐にもらった新品の飛行服に袖を通したとき、問題が起こった。
ゴーグルやブーツなどの小物は大丈夫だったのだが、肝心の飛行服のサイズが合わないのだ。
有紀大佐のサイズに合わせられているらしく、自分にはあまりにも大きすぎる。
有紀大佐は、身長が190cmくらいの長身だが、俺は四捨五入してようやく170cmの身長しかない。
オレより頭一つ分大きいのだ。
有紀大佐は新品と言っていたが、おそらく有紀大佐が自分のためにストックしておいた新品を俺にくれたのだろう。
その気持ちは嬉しい。気持ちだけもらっておけば良かったと思ったが、後の祭りである。
自分の汚れた飛行服を着ていくことも考えたが、それでは有紀大佐は良い顔をしないだろう。
しかし、皮の余ったトドみたいなだぶだぶの服を着て行っても、それはそれで良いことはなさそうである。
少し悩んだすえ、やっぱり有紀大佐にもらった新品でだぶだぶの飛行服を着ていくことにした。
パラシュートをつければ、あれは身体に固定するときに、身体じゅうを服の上からベルトで締めるものだから、なんとかなると考えたのだ。
それでも、ジャケットの方は、俺が着るとまるでオーバーコートみたいになってしまうから、置いていく事に決めた。
こんな見苦しい格好は見られたくないので、なるべく誰にも見つからないようにこっそりと兵器廠に向かう。
朝早いので、基地内は閑散としていて、歩哨以外に人影が見当たらない。
さいわい誰にも見つからずに、すばやく兵器廠までいって、パラシュートを受け取ることができた。
(それでも兵器係に大笑いされてしまった)
兵器係に手伝ってもらって、身体じゅうにパラシュートのベルトを巻きつけると、思ったとおり、ずっと動きやすくなって、見た目もずいぶんマシになった。
兵器係に礼を言って、今度は飛行場へ出る。
スツーカのところでは、整備兵が給油作業を行っていた。
「あ、おはようございます」
「おはよう、有紀大佐はもう来てるのか?」
「いえ、まだ見ていません」
そんなやり取りの後、オレも作業を手伝って、37ミリ砲弾を機関砲に詰めたりしていた。
両翼の機関砲に弾をこめて、次に前方機銃に弾を込めようとしたとき、車椅子の有紀大佐が姿をみせた。
「おはようございます」
「うん、おはよう。少し遅れたかな?」
そう言って時計を見る。
時間はちょうど予定通り5時30分だ。
「いえ、ぴったりです」
「そのようだ。さて、では少尉、ちょっとこっちへ……」
手招きするので、整備員にあとの作業を任せて、有紀大佐のそばに行くと、ややゆっくりした動作で車椅子から立ち上がった。
俺よりも頭一つ大きな長身で、俺を見下ろす。
「気をつけっ!」
急に有紀大佐が大きな声で叫んだ。
オレはかなりびっくりしたが、反射的に背筋をから指先までをピンと伸ばして、直立不動の姿勢をとる。
有紀大佐は少し怖い顔をして、おもむろに一枚の紙を懐から取り出して広げる。
「桜坂龍之介空軍少尉、本日をもって第六六襲撃航空団、司令部飛行班指揮官機の後方機銃手を命ず。異論はあるか?」
「はっ、ありません」
俺が緊張気味に答えると、有紀大佐は「よし……」と一言呟くと、またニッコリと笑って、車椅子に座りなおした。
「形式はこれで終わりだけど、これからよろしくな。私はこんな身体だから、龍之介には何かと迷惑をかけてしまうかもしれない。そのときは申し訳ないけど付き合って欲しい」
「いえ、オレは経験不足ですから、オレの方がお世話になることがたくさんあると思います。そのときはよろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げると、有紀大佐は
「……そういうことなら遠慮しないでみっちり仕込んでやるが、良いんだな?」と意味ありげに笑う。
背筋がヒヤッとするものを感じたが、まさか「やっぱり堪忍してつかぁさい」などと泣き言をいうわけにもいかず
「はっ、よろしくお願いします」ともう一度繰り返した。
そのうちに、スツーカは給油作業を終えて、暖機運転のためにエンジンを回し始めた。
少し鈍重なエンジン音が響く。
操縦席に座ってエンジンスロットルを動かしていた整備員が、親指を立てた拳をこっちに向かって突き出してみせた。
計器類も万全、すべて異常なし、という意味だ。
整備員が操縦席から降りてきて、入れ替わりに有紀大佐が乗り込もうとするが、片足が義足のせいでうまく乗れない。
普通、搭乗するときは、まず主翼に乗って、そこを足場にして操縦席に入るのだが、片足義足では踏ん張りが利かないのである。
イモムシが転がるようにして這い上がるのならできないことも無いだろうが、それではあまりにもカッコがつかないので、オレが先に主翼に上がって、有紀大佐を引っ張り上げ、そのまま肩を抱いて操縦席に入るのを助けてやった。
「早速世話になったな。ありがとう」
有紀大佐が操縦席に座ったのを確認してから、オレはひとまず主翼を降りて、回っているプロペラに注意しながら、機体を点検した。
飛行前の機体の確認は、非常時以外は必ずやることになっている。
異常が無いことを再び確認して、それを有紀大佐に報告してから、後方機銃手席に飛び乗った。
そのころには、もうエンジンも暖まっていて、プロペラは快調に回っている。
時計を見た。5時57分。
機体はゆっくりと滑走路へ向かう。
思ったよりも揺れは少ない。
太陽はもう空の四分の一くらいのところまで上がっていて、飛行場の東からまぶしい光を送ってくる。
空は快晴。風は微風。空を飛ぶにはもってこいの日だ。
「龍之介、飛ぶぞ、用意は良いか?」
「はい」
俺が答えるとは、有紀大佐はスロットルを目一杯にあげた。
機体は急に速度を上げて、滑走路を走る。
俺は後ろ向きに座っているから、向かって前向きに加速度が掛かって、ベルトが身体に食い込んでくる。
加速度は思ったよりもずっと大きく、練習機とは比べ物にならないくらい大きい。
どれほど速度が出たのか分からなかったが、まだ滑走路の中ほどまでしか来ていないのに、機体がふわりと浮かび上がった。
後ろ向きに流れていた周りの景色が、今度は斜め後方に遠ざかっていく。
高度7000フィートに達したところで、機は水平飛行に移った。
飛行場は、ずっと下の方に小さく見えて、その周りを広大な平原が広がっている。
地平線の方を見ると、まだ朝もやが残っていて、空と地平線の境界がぼやけて見えた。
「気分はどうだ?」
「さっきから感激しっぱなしですっ!」
俺がそういうと、有紀大佐が苦笑するのがわかった。
「左90度変針、針路60度、訓練空域へ向かう」
「訓練空域ですか?」
「飛行場上空は他の飛行隊の邪魔になるからな。少し離れた場所に移動する」
「了解」
有紀大佐は機体を大きく旋回させ、針路を合わせてから直線飛行に移った。
左上方に太陽があって、それがまぶしい。
訓練空域は飛行場から五分ほどのところにあった。
おそらく飛行場から15kmほど離れたところだ。
目を凝らして見ると、まだ遠くに飛行場が見えていた。
「龍之介、つかぬ事を聞くが、急降下や宙返りをしたことはあるのか?」
「練習機でならありますが、第一線の機体でやったことはありません。あ、それと、この機体は急降下ブレーキがないので気をつけてください」
「わかった。じゃあこれから訓練を始める。気持ち悪くなったら、吐く前に教えてくれ」
「はい」
答えた途端、機体が急降下をはじめた。
地平線が見えなくなって、代わりに真っ青な空が視界いっぱいに広がって、急に重力を感じなくなった。
オレは後席に座っているから、後ろ向きに背中から落ちていくような感覚に襲われる。
イスの背もたれにもたれかかって、そのまま後ろにひっくり返る感じに近いかもしれない。
あるいはジェットコースターに後ろ向きで座るようなものか?
背筋がぞわぞわして、冷や汗が流れる。
人間は、自分の視界の無い方向に体が持っていかれようとするのを、本能的に嫌う。
なんら訓練を受けずにバック転をしようとしてみれば、本能的に体が拒否するのを身を持って実感するだろう。
普通の人なら人間の身長くらいの高さでも拒否反応を起すのに、オレは千フィートもこの後ろ向き落下につき合わされるのだ。
いくら訓練したとはいえ、気持ちの良いものではない。
おそらく6、7秒ほど急降下したところで、機体が反転し今度は急上昇を始めた。
その間、ひどく大きな加速度が掛かって、座席に押し付けられる。
機体がきしむ音が聞こえた。
壊れてしまうのではないか? と不安になったが、俺の心配をよそに、機体は難なく加速度に耐えた。
当然だ。このスツーカは頑丈な急降下爆撃機なのだ。
加速度が掛かっていたのは長い時間ではなく、降下した分に比べたら、上昇は小さいものだった。
有紀大佐はこんな感じで、調子がよさそうに30分くらいこの空域をクルクルと飛び回っていた。
「義足の調子、よさそうですね」
「ああ。飛行機の操縦では思ったほど不自由しないな。そろそろ地上襲撃の訓練に移るか。……龍之介、下を見てみろ」
有紀大佐は機体を斜めに傾けると、そのまま螺旋階段を下りるようにクルクルまわりながら高度を下げ始めた。
機体が斜めになったので、ほぼ真下が見える。
何があるのだろう? とよく観察すると、ななめ下方に戦車が見えた。
「あれは、T−34?」
「そうだ、敵の主力戦車だ」
なぜこんなところに?
驚くよりも不思議に思った。戦線は100キロも彼方なのだ。
「T−34が、なぜこんなところに居るのですか?」
「よく見てみろ」
高度が徐々に下がってくるにつれて、戦車がよく見えるようになってきた。
避弾傾始を考慮して斜めに取り付けられた装甲や、車体に比べて小ぶりな二名用砲塔などが確認できる。
車体全体がすすけたように真っ黒になっていて、各部が赤茶けてさびているのが見えた。
もうずっと前に壊れた戦車らしい。
「見えたかな。あれは緒戦でわが軍が撃破した戦車だよ。あれを目標にして襲撃訓練をやる」
高度が500フィートくらいまで下がったところで、有紀大佐はスツーカの翼をひるがえして、襲撃訓練に入った。
戦車の後方から、低空で突進する。
しかし、いざ37ミリを撃つ位置になったところで、急に機首を上げて、退避してしまった。
「どうしました?」
「義足では細かい操作に違和感があって、思ったより微妙な操作が難しいみたいだ。低空でミスするとそのまま墜落しかねない。今の高度は義足でやるには、ちょっと危ないと思ったんだ」
少し悔しそうな声だった。
やはり義足では生の足には及ばないらしい。
有紀大佐は、機体を大きく旋回させて、まだ先ほどと同じように、戦車を目標に見立てて襲撃行動をとる。
今度は、さっきの倍くらいの高度だったが、それでも地面まで100フィートもない。
そのまま一直線に戦車に向かって突っ込んで行き、戦車を飛び越える直前になって、「ドン」と音がして機体が揺れた。
37ミリ砲を撃ったのだ。
命中したかどうかは後席からは確認できなかったが、有紀大佐が悔しそうに舌打ちしたところをみると、どうやら外れたらしい。
戦車を飛び越して高度を上げ、スツーカが安定したところで、急に有紀大佐に呼ばれた。
「龍之介、37ミリは何発積んでいる?」
「片方の機関砲に十二発、両方合わせれば二十四発です」
このスツーカは37ミリ機関砲を片翼に一丁ずつ、あわせて二丁搭載している。
「そうか。発射速度は?」
「毎分140発撃てるってことになってますが、実際は100発ほどです」
「100発? それでもけっこう早く撃てるんだな」
「この37ミリは、もとは高射機関砲ですから。3.7cm高射機関砲をほとんどそのまま乗っけてるんです」
「なるほど、早いはずだ」
そう言って、有紀大佐はまたスツーカを旋回させて、戦車に向かって降下した。
今度はドン、ドン、とニ撃を戦車側面に撃ち込む。
次は、いままでよりずっと大きく旋回して、戦車から距離をとって突入し、ドンドンドンと三撃をみまった。
「ふーむ…… ダメだなぁ。一航過では二発が限度か」
有紀大佐がつぶやく声が聞こえた。
戦車を飛び越えて旋回し、回り込んで後方に一撃。
それから、再び高度をとって機体を水平飛行に移した。
「龍之介、訓練目標を変えるぞ。別のところにいく」
「別の場所ですか?」
「ああ、静止目標ばかり狙ってもおもしろくない。動目標を撃てるように、地上部隊に頼んでおいたから、そこに行くんだ」
有紀大佐の言葉を聞いて、少し不思議に感じた。
今日の飛行が決まったのは昨日だから、地上部隊に訓練に協力するよう話を通したのは早くても昨日になる。
たった一日で、そこまで話を通せるものだろうか。
例えできたとしても、地上部隊の方の訓練準備が間に合うのか。
まさか、自軍の戦車を的にするわけにもいかないだろうし……
俺が考え込んでいると、有紀大佐に
「どうかしたのか?」と聞かれた。
「いえ、なんでもないです。それより、燃料は大丈夫ですか?」
「この機体の航続距離はどれくらいだ?」
「燃料満載で千キロくらいです」
「というと普通のスツーカより短いのか。……えっと、問題なさそうだ。地上部隊のところまで、往復しても400キロ足らずのはずだ。まだ700キロ飛べるくらいの燃料は残っている」
「わかりました」
「よし、では針路60度、巡航速度」
「了解、針路60度 巡航速度」
復唱してから、自分の航空チャートに時間と一緒に『針路60 巡航』と書き込んだ。
「おそらく一時間も掛からないと思う。今七時だから、むこうに着くのは八時くらいか。ところで龍之介、お腹すいてないか?」
「腹ですか? ええ、腹へってます」
オレは率直に答えた。
今日は朝早かったので食堂が空いておらず、朝飯を食べられなかったのだ。
昨日の夕飯を食べてからあとは、何も食べていない。
「じつはサンドイッチを持ってきてるんだ。よかったら食べないか?」
「えっ、いただけるんですか!」
「二人分持ってきてる。最近は訓練飛行では飛行食を支給してくれないから、食べ物も自前で用意しないといけない。軍もケチになったよ」
有紀大佐は愚痴を言いながら、背中越しにサンドイッチの包みを渡してくれた。
お礼を言って受け取ると、さっそく茶色い紙の包みを開けてみる。
中はトマトと野菜のハムサンドが二つ、タマゴサンドが一つ、ジャムバターサンドが一つ。
おいしそうである。
酒保で購入したものではなさそうだ。
「有紀大佐、自前ってことは……」
「ああ、私が自分で作ったものだよ。朝早すぎて酒保はやってなかったし、自分以外でやってくれる人は居ないからな。……味の方は、龍之介の口に合えば良いんだけど」
そう言われて、見た目はうまそうだが、さて味はどうだろうか、と思って、まずハムサンドを食べてみた。
心のどこかでおそろしく不味いものを期待していたが、食べてみるとパン屋のそれと同じくらいおいしい。
「うまいです。これなら店が開けますよ」
「そ、そうかな? ……いや、からかわないでくれよ」
「いえ、ほんとにうまいですよ」
有紀大佐は照れているようだったが、事実、おいしいのだから仕方が無い。
オレはすぐにハムサンドを食べてしまい、次にタマゴサンドに手を出して、最後にジャムバターサンドを口に放り込んで、あっという間に全部食べきってしまった。
もちろん空腹だったからというのもあるが、それを差し引いてもなかなかの味だ。
しいて言えば量が少ないのが難点だが、成長期の人間の胃袋を満たす量を飛行機に持ち込むのは無理というものだ。
食べ終わってから「ごちそうさまでした」と言うと、有紀大佐は
「あれ? もう食べ終わったのか?」と聞くので、
「全部、腹の中です。すいません、ほんとに腹が減ってたんですよ」と答えた。
「口に合ったのならよかったよ。ところで、食後の紅茶はどうかな?」
「いただきます」
ちょっと図々しくそう答えたが、有紀大佐は特に気にする様子もなく、紅茶の入った魔法瓶を渡してくれた。
紅茶は少しさめていたけど、オレは「ぬるいお茶がどうのこうの」と気にするほど教養が無いので、カップ一杯の紅茶を飲んで一息ついて、「ああ幸せだなぁ」などと気の抜けたことを考えていた。
腹もふくれてノンビリした気分で、特に代わり映えしない景色を眺めながら、40分ほど飛行する。
ときどき眼下に、兵站や汎用トラック、砲兵陣地などが見えたので、上空を旋回してお互い手を振ったりしたが、有紀大佐は
「陣地の偽装がなってない!」と不満そうな声でつぶやいていた。
しかし、訓練に行くはずなのに、地上の状況は前線に近づいていく感じなのが、どうにも解せなかった。
「有紀大佐、これから訓練に行くんですよね?」
「もちろんそうだ。どうかしたのか?」
「前線に近づいている気がするのですが…… さっきの見えた重砲は、射程が20キロくらいですよ。もう前線までいくらも距離がないのでは……」
「協力してくれる地上部隊が居るのが前線近くなのだから仕方ない。それに『最前線』ではないからそれほど心配するな。対空砲と戦闘機で守られた橋を爆撃しに行くわけじゃあないんだ」
有紀大佐は「う〜ん、アレは大変だったなぁ」などとつぶやきながら、「心配するほどのことはない」と言うが、
『対空砲と戦闘機で守られた橋を爆撃しに行く』のと、今回の『訓練飛行』を同列に比べて「大丈夫」と言うあたり、オレとはまったく次元の違う話をしているので、よけいに不安にさせられる。
ただでさえスツーカは鈍重な飛行機なのに、この機体は200kgもある機関砲を積んでいるのだ。
もし敵戦闘機に出会うようなことがあれば、おそらく一撃の下に叩き落されてしまう。
そして、飛行機は敵戦闘機の出没する空域に、たった一機で飛行している。
あきらかに訓練飛行の範疇を超えているように思う。
しかし、「引き返しましょう」とは言えなかった。
敵戦闘機に会うのは嫌だが、有紀大佐にヘタレ扱いされるのも嫌だ。
ため息をつくと、東の空を眺めた。
敵機が来るとすれば東の空だから、そっちを重点的に見張れば、きっと敵がこのスツーカを見つけるより早く敵を見つけられる。
そうして距離が離れている間に退避行動をとれば、航続距離の短い敵戦闘機は深追いしてはこないだろう。
それでも敵がきたら、足元に格納していた旋回機銃で、オレが敵を撃ち落すのだ。
そんなことを考えながら、敵を撃つ手順を頭の中で反芻した。
安全装置を解除し、遊底を動かして初弾を薬室に送り込み、敵に狙いを定めて引き金を引く。
大丈夫、問題ない、と自分に言い聞かせ、さっそく東の空をにらみ始めたところで、有紀大佐が急に
「龍之介、ちょっと下を見てみろ」などと、出鼻をくじくようなことを言う。
「なんだと、この野郎!」と内心毒づきながらも、「なんですか?」と言って地上を眺めると、ちょうど真下に、わが軍の戦車や装甲車が見えた。
指揮通信車と思しき車両や、普通の自動車もいる。
どこかの機甲部隊の司令部らしい。
自走対空砲が車両部隊を守るように散開して配置についており、こちらに砲口を向けて、狙いをつけている。
なんともいえない嫌な感じがした。
味方のものだとわかっていても、対空砲を向けられるのは気持ちのよいことではない。
「下の地上部隊が、訓練に協力してくれる地上部隊ですか?」
「ああ、そうだ。私の友達が指揮官をしてる戦闘団の本部だよ」
有紀大佐がそう言ったところで、地上から無線が入った。
『上空のJu87へ、所属を知らせ』
『第六六襲撃航空団、司令部飛行班指揮官機、有紀空軍大佐だ。連絡は行っているはずだ』
『はい、報告を受けております。……訓練標的は、ここから方位1-2-0に18キロ地点です』
『了解。協力に感謝する』
有紀大佐は無線が切れてから、もう一度上空を旋回して、地上の兵士達に手を振ったあと、指定された方位に機首を向けた。
18キロの距離なら、巡航速度でも10分とかからないだろう。
しかし、航空チャートに書き込んだ情報と現在地を地図で見ると『方位1-2-0に18キロ地点』というのは、あきらかに敵の領空に入っている。
「おかしい!」と思って、何度も見なおし計算しなおしてみたが、結果は変わらない。
「有紀大佐…… このままだと敵の領空に入ります」
「ああ、だから見つからないよう高度を下げている。今100フィートだ」
根本的にズレた答えだった。
やはり俺と有紀大佐とでは、モノの考え方が違うらしい。
「そういうことを言っているのではなくて…… スツーカ一機で敵機に出会えば、簡単に叩き落されてしまいますよ。今日は晴れているから見通しもよくて、見つかりやすいです」
「そうだ。だから超低空を飛んでいるんだ。大丈夫、戦闘機というのは下方視界がほとんどない。まず見つかる心配はないよ」
「訓練飛行なのにやりすぎではないかと言ってるんです」
「たいしたことないさ。……それとも怖いのかな?」
挑発的な物言いにカチンときて、そうさせるためだとわかってはいたが、すぐに
「そんなことありません」と怒鳴ると、有紀大佐は“待ってました”とばかりに、
「なら問題ないじゃないか。後方の見張りをよろしくな」と言って、オレは納得のいかないものを感じつつも、うまく言いくるめられてしまった。
それから10分間は、俺がこれまで生きてきた人生のうちで、もっとも緊張した時間だった。
味方戦闘機の支援もなくたった一機で敵の領空を飛んでいる。
タチの悪い冗談のようなことが現実に自分の身に降りかかっていた。
オレは足元の機銃を掴んで、手元に手繰り寄せた。
それで何が変わるわけでもないが、手元に機銃があるだけでも、いくらか気がまぎれる。
敵が支配する空を見上げながら、有紀大佐はやっぱり頭がおかしいのではないかと思った。
それほど戦争が好きなら、一人で飛んで一人で死んでくれ。俺を巻き込むな。
基地に戻ったら(もし生きて戻れたらだが……)、強引にでも後方機銃手を辞めさせてもらおう。
いくら空が飛べるとしても、キチガイ女のお嫁さんになるなど金輪際お断りだ。
そんな感じで腹を立てていたせいだろうか、恐怖心はまったくなくて、逆に『有紀大佐の肝を冷やす程度に、敵機の攻撃でもないかな』と密かに期待しながら、スツーカの後方180度を見張っていると、有紀大佐がクスクスと不気味に笑っている声が聞こえた。
しまった! まさか今まで考えていたことを、全部口に出してしまっていたか!? と思って、恐る恐る
「ど、どうしたんですか?」と尋ねると、
「敵だ」と短い言葉が返ってきた。
ああ良かった口に出してなかった、と思う反面、「敵」と聞いて穏やかでないものを感じた。
ラボーチキンだろうが、ヤコブレフだろうが、そんなことは関係ない。
敵のどんな戦闘機にしたところで、このスツーカを容易く仕留めるのに十分な性能を持っているのだから、気付かれないうちにズラかるしか生き残る術はない。
「やっぱりマズかったんですよ。見つかる前に逃げましょう」
「うん? 何を言っているのだ? 狩人が鴨を見つけたとき、いったいどうすると思うんだね?」
「そりゃ、撃つに決まってます」
「当然だ。戦闘用意!」
有紀大佐はそう叫んで、スロットルをしぼった。
エンジン音が鈍く小さくなる。
最初、有紀大佐が何を言ってるのか、まったく分からなかった。
狩人である敵戦闘機は、鴨であるスツーカを、黙って見逃すようなことはしない。
有紀大佐の言うように「当然」のことだ。
だからこそ、見つかる前に逃げなければいけないのに、「戦闘用意」とは何事だろうか?
落ち着いて考えてみれば奇妙な事だった。
こんな基本中の基本は、有紀大佐だってわかっているはずだ。……彼女のイカれてない限り。
それでもオレはわずかな希望をかけて、
「有紀大佐、敵機は何機いますか?」と聞いてみる。
「敵機? 敵は飛行機ではない。戦車だ、T−34だ」
「えっ?」
急にそう言われて、オレはすぐに意味を理解することができなかった。
つまり、有紀大佐が「敵」と言ったのを、オレは勝手に「敵戦闘機」だと勘違いしていたのだ。
有紀大佐は本当は「敵戦車」を、すなわち「鴨」を見つけていたのに。
「龍之介は戦果確認をやれっ! 始めるぞっ!」
有紀大佐が大きな声で怒鳴った。
思いもよらない流れの中に放り込まれて、何がなにやらわからないうちに、「ドンドン」と37ミリ砲の砲声が鳴り響く。
オレは、何とかして状況を把握しようと、顔をコックピットガラスに押し付け、できるかぎり地上を見ようとした。
37ミリ砲の砲声の一瞬後に、もっと別の「ドカン」という大きな音が響いて、真っ黒な煙が上がる。
機を傾け、煙を回避してその横を通り過ぎたとき、オレは初めて自分の戦っている相手を見た。
そこにはT−34という、鋼鉄の獣の群れがいた。
背すじがゾクッとして、体が震えた。
群れの真ん中に、爆発して大火災と黒煙を噴き出しているトラックの残骸があった。
トラックは弾薬と燃料の輸送車両だったらしい。
37ミリ砲弾の攻撃力をはるかに超えて、ほとんど原形を留めないほどにバラバラに散らばってしまい、近くにいた戦車三台を巻き込んで、まるでそこだけ魔女の釜が出現したようだった。
スツーカは群れを飛び越え、再度襲撃行動に入るため、一旦そこから距離を置く。
すると、ようやく後席のオレにも、敵の部隊の規模が見えてきた。
戦車大隊規模の集団だ。
戦車70〜80両が、無造作に地上に散らばっていた。
軽い横向きの加速度を感じながらスツーカは大きく旋回し、もう一度戦車集団に向かって突進する。
今度はそこらじゅうから機関銃が撃ちまくられた。
飛び交う曳光弾は、まるで地上から空へ流れる不思議な紅の流れ星のようだ。
有紀大佐はそんなことはお構いなしに、流星雨の下へ機体を滑り込ませると、「ドン、ドン」と、今度は少し間をおいて、37ミリ砲を連射する。
有紀大佐の狙った戦車は、狙ったとおりに薄っぺらな天井部分を撃ち抜かれ、とたんに弾薬が誘爆し、まるでシャンパンのコルク栓のように、砲塔が何十メートルも空を飛んだ。
オレは興奮して、心臓が早鐘のように鳴っていた。
あっという間に、五台の戦車と一台のトラックが、スクラップになってしまったのだ。
「よしっ! 帰るぞ」
「えぇっ?!」
まだ獲物はたくさんいる。
それなのに有紀大佐は基地のある方向に機首を向け、スロットルを全開にして急速に戦場を離脱した。
「なぜ、逃げるんですか? まだあんなにたくさん……」
「37ミリは片側で12発しかないんだろう? それなら、もう弾切れだよ。それに長居すると戦闘機を呼ばれるかもしれない。ところで、戦車は何台潰したかな?」
「はっ、五台です」
「だったら、もう良いじゃないか。『訓練』にしては十分だろう?」
「く、訓練……ですか?」
「そうだよ。実戦訓練だよ。何度もそう言ったじゃないか。これは訓練だって」
開いた口がふさがらない、とはこういうことを言うのだろう。
オレは呆れてしまって、何も言うべき言葉が見つからなかった。
初めて搭乗したスツーカG型の最初の飛行で、たった一機で前線まで出て行き、二航過で戦車五台をスクラップに変えてしまったあげく、『訓練にしては十分だ』などという人間など、どこをさがしても彼女以外いないに違いない。
俺は基地に帰投するまで、半ば放心状態でボーっとして後席に座っていた。
精神的にひどく消耗して、ついさっきまで「単機で危ない」だの「キチガイ女」だのと考えていた自分が、馬鹿みたいに滑稽で肝っ玉の小さい人間みたいに思えた。
アレだけ派手な立ち回りを演じて、戦車五台を潰してから五分と経っていないのに、
「おっひるゴハンは、な〜にかな〜♪」などと上機嫌で調子っ外れた鼻歌を歌っている操縦席の人物は、オレなんかが一生かかってもたどり着けない境地にいるんだと思う。
コックピットガラスの向こうで、空はどこまでも青く広がっていて、太陽はスツーカの後席にも暖かな光を届けてくれる。
今、オレの目には、周りのすべてのものがなんだか大きく映っていた。
そして漠然と、もう少しだけ有紀大佐の後方機銃手を続けてみようと思った。
というのは、有紀大佐についていけば、オレも大きなものに仲間入りできるような気がしたからだ。
――おわり (もしかしたら続く……かも?
987 :
名無し三等兵:2005/12/17(土) 23:12:10 ID:SZ/Zt7gV
お待ちしておりました。面白かったですよ〜
ヒコーキ物ってやっぱり爽快感があっていいなぁ。
変な話なのですが、
どうも自分は「飛行機が飛んでいる」という行為をうまく文章化することが出来なくて昔から悩み事だったり。
戦車とか陸戦系はなんとなく想像がつくのですが。
続き(次回作?)も、期待しております
すすいませんあげてしまいましたOTL
>「飛行機が飛んでいる」という行為をうまく文章化することが出来なくて昔から悩み事だったり。
これは俺も同じです。毎回毎回これで良いのかな?と自問自答して悩んでいます。
想像するしかないっていうのが、苦しいですね。
陸戦と違って、映画でもほとんど扱われず、パイロットの手記くらいしか資料がないので。